約 3,309,170 件
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1359.html
バイオハザード5 詳細ストーリー:part50-236~244,258~264、当WIkiの連絡用掲示板内、差し替え・追加スレッド-182-206 1レス要約:当WIkiの連絡用掲示板内、差し替え・追加スレッド-207 237 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 32 37 ID YQurpzL60 【オープニング】 時は西暦2009年。あの忌まわしい洋館事件から既に10年が経過していた。 アンブレラは崩壊したものの、アンブレラの残した生物兵器は闇市場に流れてテロリスト 達に利用され、世界にバイオテロの脅威が蔓延していた。 アンブレラが理事企業を務めていた事での責任問題を恐れた製薬企業連盟は、対バイオ テロ特殊部隊「B.S.A.A.」を組織。 B.S.A.A.隊員は日々繰り返されるバイオテロとの戦いを続けている。 今作の舞台は灼熱の大地、アフリカ。 B.O.W.の闇取引を行っているという闇商人リガルド・アーヴィングの逮捕作戦が今まさに 開始されようとしていた。隊長ダン・デチャントの号令の元、B.S.A.A.アルファチームは アーヴィングが闇取引現場に使用するとの情報があったキジュジュ自治区のとある廃ビルを 包囲、退路を塞ぎ、突入を開始する。 同じ頃、その廃ビルの中では不思議な光景が広がっていた。 一人の黒人兵士がうずくまっている。その目は明らかに何かに怯えている。 そして彼の周りをゆっくりと歩き回る人物。仮面を付け、フードを目深にかぶり、 ローブで体全体を包んでおり、性別はおろか表情、髪型さえ窺い知れない。 やがて黒人兵士が絶叫を上げると彼の目からは光が消え失せ、その体から黒い蛭状の 謎の生物が次々と出現し…。瞬く間に彼の全身を覆っていくソレを静かに見下ろし、 仮面の人物は去っていった。 ほぼ同時刻、アフリカのキジュジュ自治区入り口に到着したB.S.A.A.歴戦のエージェント、 クリス・レッドフィールドは、不慣れなアフリカの地で彼をサポートする為にB.S.A.A.の 現地支部から派遣された黒人女性の新パートナーと対面していた。 「ようこそアフリカへ。シェバ・アローマよ」 新たな相棒との紹介を済ませながらもクリスの脳裏に浮かぶのは何度も死線を共に乗り越え てきた恋人以上と言えるほどに大事な相棒-ジル・バレンタインの墓標…。 この世界は命を掛けてまで守る価値があるのだろうか…? ジルを失った痛みから、最近のクリスはそんなネガティブな疑問を考えるようになっていた。 その答えはまだ見つからない。 ただ、それでもまだ1つだけ確かな思い。俺にはやらなければならない事がある! - オープニング 終了 - 続きます 238 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 35 56 ID YQurpzL60 【用語紹介】 B.S.A.A.:BioterrorismSecurityAssessmentAllianceの略。対バイオテロ特殊部隊 トライセル:製薬企業連盟の理事も務める大企業。CG映画「ディジェネレーション」でも最後に少しだけ登場 アンブレラ:言わずと知れた悪名高き巨大製薬企業 プラーガ:前作のヨーロッパで見つかった寄生生物。寄生された人間はガナード(家畜)と呼ばれていた プラーガ・タイプ2:プラーガ改良版。寄生時間は約10秒。寄生された人間はマジニ(悪霊)と呼ばれる ケネディ・レポート:前作主人公がヨーロッパで巻き込まれた一連の事件をレポートにまとめたもの。 ウロボロス:世界のバランスを変えてしまう何かだという噂。 【登場人物紹介】 クリス・レッドフィールド:ちょっとドジだが妹思いでタフな主人公 シェバ・アローマ:B.S.A.A.アフリカ支部の優秀なエージェント。クリスと組むもう1人の主人公 リカルド・アーヴィング:B.O.W.を闇市場に供給する死の商人。表向きはトライセル社員。 仮面の人物:仮面/フード/コートに身を包んだ謎の人物 ダン・デチャント:B.S.A.A.隊員。アルファチームリーダー ジョッシュ・ストーン:B.S.A.A.隊員。デルタチームリーダー レイナード・フィッシャー:B.S.A.A.隊員。潜入工作員。肉屋 カーク・マシソン:B.S.A.A.隊員。本部への連絡中継/ヘリ操縦士 デイブ・ジョンソン B.S.A.A.隊員。車運転士 ジル・バレンタイン:クリスの元相棒。公式には既に死亡している。 墓標には「B.S.A.A. Jill Valentine 1974-2006」と刻まれている。 -----------ここから本編 【Chapter 1】 入り口で非武装チェックを受けた後キジュジュ自治区内に入ったクリスとシェバ。 B.S.A.A.本部より無線で作戦指示。アルファチームと合流し、アーヴィング の逮捕に協力せよとの事。 自治区内は目つきの悪い黒人達でいっぱい。何故か2人が近づくと通行人は足を 止めて腕を組みながら2人に力一杯ガンを飛ばしてくる。 正直怖いので先を急ぐ。本部からの指示通り、事前に現地に潜入しているB.S.A.A. 工作員と会う為に肉屋へ向かう。 しかし途中で道端に置かれていたラジオの音声が聞こえ、2人は足を止めた。 現地の言葉で誰かが喋っている。声は興奮しているようだ。でもぶっちゃけ何を 言っているのかは全然分からない。 しばらくそれを聞いてからふと気が付くと、あれだけ居たはずの通行人がただの1人 も居なくなっていた…。ラジオの内容のせいだろうか? 考えていても分からないのでとにかく肉屋へ。 239 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 37 21 ID YQurpzL60 肉屋に着くと潜入工作員レイナード・フィッシャーがすっかり現地人に溶け込んだ 格好でお出迎え。2人は彼からハンドガンを受け取る。 治安の良くないこの地から早く撤収したいぜとぼやくレイナード。 シェバが銃の整備をしつつ、アルファチームとの合流ポイントを聞き出すと、広場の 向こうに奴の取引現場があって、合流もそこだと教えられた。 レイナードはふと、「ウロボロスを知っているか?」と2人に問う。 その名はB.S.A.A.でも噂程度に広まっており、2人も一応知っていた。 噂では、正体は不明だが 世界のバランスを変えてしまう 何かだと言われている。 クリスがそう答えると、レイナードはアーヴィングを捕らsえる事がその噂程度に過ぎない ウロボロスを解明する為の第一歩らしいと話す。 そして気を付けろよと忠告し、レイナードは肉屋を出て行った。 アルファチームと合流する為にまずは広場を目指す2人。 途中、民家から悲鳴が聞こえたので立ち寄る。 民家では1人の男が別の2人の男に組み敷かれ、押さえつけられていた。 単なる喧嘩?のようにも見えるが様子がちょっと違う。男2人は組み敷いた男の口から 何かを無理矢理飲みこませている。 躊躇いながらもクリス達が一応銃を向けると2人は逃げていった。 残された男を介抱しようとしたクリス達だがその手を乱暴に振り払われ、男は喉を おさえて猛烈に苦しみ出す。数秒もすると男は顔中の穴という穴から血を流し始めた。 そしてそのままガクンと俯いたかと思うと突然クリス達に襲いかかってくる! 思わず発砲するクリス達。 倒れた男を見下ろして、ゾンビでは無さそうだなとクリスは呟いた。 後にクリスは「ケネディ・レポートに出てきたガナードに特徴が似ている」と発言している。 # 本編中は出てきませんが、道中の補足資料からこの男はプラーガ・TYPE2に # 寄生された事が分かります。今後このような状態を現地の言葉でマジニ(悪霊)と呼びます。 民家から出た途端、多数のマジニによる熱烈な歓迎を受ける。 慌てて近くの建物に入り、ドアを塞ぐ2人。 # 弾薬に余裕があるなら全滅させる事もできます。 ヘリで待機中のB.S.A.A.本部中継、兼空中支援隊員のカークに無線連絡するも これはある程度想定内だったらしく、そのまま合流地点へ迎えとの指示。 仕方ないのでその建物内部から地下を通って広場へ向かう。 240 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 39 07 ID YQurpzL60 広場近くの建物内に入る。 と、広場ではスピーカーを持ったサングラスの男(ラジオの声の主)を中心にして集会が 行われていた。 集まっている自治区の住人は誰も彼もがマジニでありかなり興奮しているようだ。中央の スピーカー男が扇動しているらしい。 扇動者の隣には超巨大な斧を持った処刑マジニと数人のマジニに押さえつけられて暴れて いるレイナードの姿が…。レイナードはどうやら正体がバレたらしく、捕まってしまったようだ。 扇動者が目で合図すると処刑マジニは巨大斧を振り上げる! シェバは焦って救出を試みようとするが、もう手遅れとばかりに静かに制止するクリス。彼も 無念そうだ。 そして斧は勢いよく振り下ろされた。一斉にマジニ達が大歓声を上げる。 扇動者は満足気に周囲を見回して歓声を受け止めていたがここで建物の窓から見ていたクリス達 に気が付いた。 扇動者が再び何事かを叫び、こちらを指さす。一斉に振り向くマジニ達。見つかってしまった。 興奮しているマジニ達が見逃してくれる訳もなく、ラッシュが始まった。 無線で救助を要請するクリス。撃っても撃っても次々とマジニ達が沸いてくる。 マジニ達は各々武器を持って襲いかかってくる。 広場の出口も塞がれてしまった。このままでは弾薬が尽きてしまうのも時間の問題だ。 何体倒したか分からない程時間が過ぎて焦り始めてきた頃、ついに救助要請の返答が無線で伝えられた。 カークのヘリが到着したらしい。カークはヘリからRPG-7を撃ち込み塞がれた広場の出口を周囲のマジニ ごと吹き飛ばす。窮地に一生を得たクリス達は無線でカークに礼を伝え、先に進んだ。 広場を出て少し進んだところでSOS無線が入る。 逮捕作戦展開中のアルファチーム隊長ダン・デチャントからだ。何か得体の知れない化け物に 襲われているらしい。ただならぬ様子で救援を訴えた後、通信は切れてしまう。 合流を急がなければならない。 途中でマジニではない金髪女性からの2度に渡る悲痛なヘルプ要請を聞くがどちらも(強制的に) 助ける事が出来ず、マジニにされてしまって襲われる悲しいハプニングがあったりしたが、 合流ポイントの廃ビルに到着。 しかし様子がおかしい。何やらコールタールのようなどす黒い液体?が壁から垂れ、異常な臭い を発している。さらに先に進むとアルファチーム隊員の遺体が何体も見つかった。 2Fの奥でデチャント隊長を発見。瀕死だったがまだ生きている。 虫の息だが何とか話を聞く事が出来た。 「すまない、アーヴィングには逃げられた。これは罠だったんだ…」 とデチャントは苦しそうに言う。罠とは何の事か? 何とか敵のPCから奪ったというHDDをクリスに渡し、デチャントは息絶えてしまった。この時、 周囲を警戒していたシェバは走り去る人影を目撃するが、逃げられてしまう。アーヴィング だったのだろうか? 合流するはずだったアルファチームが全滅してしまい、途方にくれたクリス達はカークに無線通信。 とりあえずアルファチームが持ち込んだデータ転送機器が1Fにあるのでそこから本部へHDDデータを 転送せよとの指示。 241 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 39 57 ID YQurpzL60 廃ビルなのに何故か動くエレベーターで1Fへ下り、途中で拾った鍵で鍵のかかったドアを開けようと した瞬間、真っ黒な気持ち悪い人型の化け物が天井からドサっと落ちてきた。よく見ると無数の黒い 蛭のようなものが波打ちながら集合して人型を構成しているようだ。 アルファチームを全滅させた化け物はこいつだと瞬時に悟って銃を構える2人。しかしいくら弾丸を 撃ち込んでも倒れる様子が無い。 # 何故ならムービー中に倒されるはずが無いボス戦だからですw 化け物は腕?に相当する部分をまるで触手のように長く伸ばしてクリス達を襲う。 都合良く設置されていた焼却設備で化け物を燃やして解決。この謎の化け物は熱に弱いらしい。 # 大量の弾薬などがあれば一応射殺も可能です。 倒れた化け物から黒い蛭は消滅し、後には人らしき体が残った。しかしその体もやがて溶けていき、 最後には何も無くなってしまった。元は人間だったのだろうか…。 もう少し早く着いていればアルファチームは助かったかも…と悔やむシェバに、俺たちは運よく 生き残れただけだ、もし合流出来ていても結果は分からなかったと謙遜するクリス。 データ転送機器に到着し、HDDデータを本部へ転送終了。 たった2人だけになってしまったクリスとシェバは揃って作戦の再検討を本部に要請する。しかし 返ってきた答えは「作戦続行」だった。増援チームを送る、アーヴィングは鉱山に向かうと推測 されるので早速追えと。2人の反論も空しく通信は切られてしまった。 「やはり隊員は使い捨てか…」 ぼやいて不満を隠せない2人だが上の命令に逆らうわけにもいかず、渋々鉱山へ向かう。 その頃、転送機器の周辺に仕掛けられていた監視モニターを経由して車中からその様子を見ていた 人物が居た。誰あろうアーヴィングと仮面の人物である。 取引場所を密かに変更した上で、B.S.A.A.をおびき寄せて全滅させるための刺客として用意した怪物 「ウロボロス」がこの2人に倒されてしまったことを理解したアーヴィングだが、不敵ににやりと笑う。 まだ打つ手はあるのだ。仮面の人物に車を出せと命じ、車は静かに走り出した。 - Chapter 1 終了 - 続きます 242 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 42 03 ID YQurpzL60 【Chapter 2】 クリス達は鉱山を目指し、港を通過。ここで再びマジニの大群に襲われ、今度は頼んでもいないのに 再びヘリ上のカークにRPG-7撃ち放題で豪快に支援される。 礼を言って先を急ぐ2人だが、しばらく進んで山道に入ったところでカークのヘリが飛行生物に襲われ 墜落していく場面を目撃。キペペオという変種の飛行型プラーガの仕業だった。 道中にあるヘリの墜落現場へ到着した途端、バイクに乗った多数のライダーマジニの待ち伏せに遭う2人。 数度の奇襲を何とか回避したものの、焦りからシェバの銃が弾詰まりを起こし絶体絶命の大ピンチに! ライダーマジニがシェバに襲いかかろうとしていたその時、突然マジニが銃撃で吹き飛ばされた! 振り向くとそこにはライフルを構えたB.S.A.A.隊員の姿が。 さらに次々と狙撃を受け、1人また1人と倒されていくマジニ達。いつのまにかB.S.A.A.隊員が周囲の あちこちに展開していて各所から狙撃しているようだ。 # 隊員を各所に展開している余裕があるならもっと早く助けてくれよ…死にかけたぞ… # とクリスが思ったかどうかは定かではありませんw 最後のライダーマジニも倒れ、襲撃は終わった。 窮地を救ってくれたのは増援のB.S.A.A.後方支援部隊デルタチームだった。 隊長ジョッシュ・ストーンと堅く握手を交わし、礼を言うクリス。 シェバはジョッシュの事をよく知っているようだ。聞けば彼女がB.S.A.A.に入りたての頃の教官だったらしい。 「俺たちのチームの妹みたいなもんだ」 ジョッシュはシェバの事をそう説明して笑った。 さて、落ち着いたところで状況を確認する。 HDDデータの解析を終えた本部の結論では、やはりアーヴィングは鉱山に向かったという事で 間違いないらしい。デルタチームはまず自治区周辺の鎮圧を行うのでクリス達は先行して鉱山へ 向かってくれとの事。本部で解析済みのHDDデータに入っていた情報を記録したメモリカードをクリスに渡し、 デルタチームは移動を開始した。 受け取ったカードを携帯端末に差し込んで情報を確認するクリス。 そこにはどこかの研究施設の画像と共によく見慣れた女性の画像があった。 クリスにとって見間違うはずがない、それはジルの姿だった。 「やはり…」 ジルは生きている。クリスは内心でそう確信する。 元々このアーヴィング逮捕の作戦の裏にはジルの情報がほんの僅かに見え隠れしていたからこそ、彼は 自分からこの作戦への参加を希望したのだ。 だが、突然黙って考え込んでしまったクリスへ声をかけるシェバに、適当に誤魔化して歩き出すクリス。 これは私事だ。今の作戦とは直接の関係はない。今はアーヴィングを捕らえる事を優先しなくては。 243 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 42 46 ID YQurpzL60 駅から坑道を経由して鉱山へ。 鉱山入り口にある建て物の2Fのドアから、内部に人の気配を感じた2人は銃を構えて突入する。 はたしてそこにはアーヴィングが居た! 銃口を向けて動くな、と警告するも慌てて銃をこちらに構えるアーヴィング。 「あなたがアーヴィングね!?」「さーて、誰だったかなぁ」 「覚悟しなさいテロリスト!」「テロリストじゃない、俺はビジネスマンさ」 シェバの警告におどけた様子で適当な返事をしながらも声が裏返っており、顔と銃をせわしなく 動かして全然余裕の無いアーヴィング。正直、小者のようだ。 これは楽勝と2人が思った瞬間、窓を割って煙幕手榴弾が投げ込まれた! 相手がアーヴィング1人だと思っていたクリス達は不意をつかれ、アーヴィングと3人で激しくむせて 咳き込む。さらに窓を割って仮面の人物が乱入。煙の中でアーヴィングの腕を掴み、「急げ」と 指示する。仮面の人物が初めて発したその声は女性のもののようである。 アーヴィングは「あばよ!」と笑いながら仮面と共に窓から出て行った。 急いで窓から外を見渡すも、2人の姿はもう見あたらない。 アーヴィングを追跡する為の手がかりは無いかと、突入時に彼が見ていた資料に目を落とす。そこには 地図があり湿地帯にある油田に丸印が付けられていた。ここに向かったのだろうか。 建物を出るとマジニの団体様襲撃。さすが鉱山、ダイナマイトを持った危険なマジニが多数出現する。 さらに、コウモリベースの大型B.O.W.ポポカリムに襲われた。 大型取引の為にアーヴィングが用意していた大事な商売品だが、クリス達への腹いせに放ったらしい。 だがさっくりと撃破。最後は格好良く構えたクリスのハンドガンが3発火を噴き、ポポカリムは崖下へ 転落していった。 戦闘を終えたクリス達の元へ1台の車が到着。運転手はデルタチームの隊員デイブだ。デルタチームの元へ クリス達を運んでくれるというので遠慮無く車に乗り込む。 車中で本部に無線連絡。デルタチームと合流して油田に向かうと伝えた。 無線を切った後、またしてもライダーマジニ多数出現。車を追跡され、斧だの火炎瓶だの色々と飛んでくる。 車に配備されていた機銃で撃退開始。気分はここだけシューティングゲームだ。 # どうでもいいけど突然のドリフト運転で無意味に味方へダメージを与えるのはやめてください、デイブ。 ライダーマジニの追跡を振り切った車はデルタチームとの合流地点に到着。しかし、またもや様子が変だ。 あちこちの壁がぼろぼろに破壊され、さらにデルタチーム隊員の遺体がそこかしこに…。これでは アルファチームの時と同じだ。 狼狽したデイブは車を停め、無言で仲間の遺体に駆け寄る。 そこへ巨大な人型B.O.W.ンデスの襲撃!デイブはあっさりと踏みつぶされてしまった!さらにクリス達へ も襲いかかるンデス。デルタチーム壊滅の犯人はこいつだ。家族同然のチームの皆を殺されたシェバは 怒りに燃えてクリスと共にデイブの車にあった機銃を構えた。 またしてもシューティングゲームと化してしまったが、ンデスを撃破。こいつは前作のエルヒガンテを B.O.W.として改良したものらしい。ポポカリム同様、闇取引の目玉商品であった大型B.O.W.をアーヴィングが デルタチームを全滅させる為に放ったのだ。 # ちなみにこの戦闘は手持ちの火力ある武器も回復薬も一切使えず、移動も出来ない強制機銃戦闘なので、 # 難易度の高いゲームモードでは最難関のボスと言われています。 244 :BIOHAZARD5:2010/03/25(木) 13 43 30 ID YQurpzL60 アルファチームもデルタチームも壊滅してしまった。 デルタチーム隊長ジョッシュの姿は見あたらなかったが、この状況では絶望的だろう。 またも2人になってしまい、もうこれ以上、B.S.A.A.としての作戦の続行は不可能だ、そう判断したクリスは シェバに撤退を促す。 クリスも同じく撤退するものと思っていたシェバは、クリスが1人でこの作戦を続行すると聞いて驚く。 クリスには退くわけにはいかない別の事情があったのだ。やっと掴みかけたジルの情報だ。ここで手放す事は 断じて出来ない。アーヴィングを捕らえればきっと何か判るはずなのだ。 クリスはシェバに初めてジルの事を話す。死んだはずの大事な友人の画像がアーヴィングの持っていた データの中にあった。だからそれを確認するまで自分は撤退しない。だがその件はシェバには無関係だ。 B.S.A.A.としての作戦は中止だからここで撤退しろ、今なら引き返せると。 本当はそれだけが理由ではない。口には出さなかったがジルとの経験からクリスは目の前で相棒を失う事を 極度に恐れていたのだ。あの辛い経験は二度としたくない。何かあっても自分1人の方がまだ納得できる。 しかし、当然撤退するだろうと思っていたクリスの予想に反してシェバはそれを拒否する。彼女にも クリスの今の相棒としての意地がある。それに家族同然のデルタチームの仲間を殺された。このまま 引き下がるわけにはいかない。 押し問答があったがシェバは頑固だった。 クリスは苦い顔をすると説得を諦め、その辺にあったボートを拝借し、シェバを伴って湿地帯へ移動を開始した。 - Chapter 2 終了 - 続きます 259 :BIOHAZARD5:2010/03/26(金) 18 41 14 ID vLn6h7Do0 【用語紹介2】 プラーガ・タイプ3:プラーガ改良版。身体能力が向上したが巨大化するケースや女性に定着しないなど欠点も多い 始祖ウィルス:T、G、T-Veronicaなど数々の危険なウィルスのベースとなったRNAウィルス 【登場人物紹介2】 アルバート・ウェスカー:クリスの宿敵。数々の事件で表裏問わず活動し、多数のウィルスなどを所持 エクセラ・ギオネ:トライセルアフリカ支社の女社長。他人を見下しプライドの高い性格 オズウェル・E・スペンサー:元アンブレラ総帥。神になるのが夢らしい。今まで隠れていた -----------ここから本編 【Chapter 3】 湿地帯をボートで移動中、シェバはクリスにジルの事を尋ねる。 クリスは語り出した。あの無念の思い出を。 -2年前、B.S.A.A.隊員だったクリスとジルは、長い間身を隠していたアンブレラ総帥 オズウェル・E・スペンサーの居所判明の情報を入手し、スペンサーの身柄確保作戦に自ら名乗りを上げる。 その真の目的はスペンサー自身ではなく、長年行方が分からなかった宿敵、アルバート・ウェスカーの 情報をスペンサーから得る事だった。 しかし雷鳴轟く悪天候の中、スペンサー邸に潜入した2人が最奥の部屋で目にしたものは、あまりにも 想定外の光景と言わざるを得ない。床に転がったスペンサー老人の遺体、そして窓の外を眺めて黄昏れる ウェスカー本人… 呆気に取られる2人だったが、元々はウェスカーを探す手がかりを得る為にここへ来たのだ。そのウェスカー が目の前に居る! すぐさま銃を構えるクリスとジル。しかしウェスカーは何の躊躇いもなく余裕の表情で歩み寄ってくる。 発砲。発砲。発砲。しかし当たらない。当たらない。当たらない。 マトリックスばりの動きで残像さえ残しながらウェスカーは弾丸を華麗に全て回避。そのまま2人に近づき、 ジルを周囲の本棚に向かって激しく吹き飛ばす。 さらにはクリスをボコボコにし、振り回し、机に叩きつけ、クリスは衝撃で身動きとれなくなってしまった。 そのクリスの首を掴んで片手で軽々と持ち上げるウェスカー。クリスも重量級なのに恐るべき怪力だ。 その怪力でもって、首を締められ続けるか、ポキっとやられたらクリスは一巻の終わり。それを悟ったジルは 「ダメ!」と大きく叫ぶと、自分のダメージを無視してウェスカーに向かって全力で走り、タックルを仕掛ける。 その決死のタックルにはウェスカーも抵抗できず、クリスを落としたウェスカーとジルの体は勢いのまま 窓を割って外へ放り出されてしまった。 窓の外は底が見えないほどの深い崖。2人の姿はもう見えない。 後には崖下へ向かって相棒の名を呼ぶクリスの悲痛な叫び声だけが残された… その後のB.S.A.A.による崖下の捜索では、遺体はおろか遺留品の1つまで見つからず行方不明とされ、 後日、規定によりジルは公式には死亡として扱われる事になる… # この事件の詳細は追加シナリオ『LOST IN NIGHTMARES』で語られますが今回は割愛します。 260 :BIOHAZARD5:2010/03/26(金) 18 42 35 ID vLn6h7Do0 しかし、クリスはジルの遺体を見たわけではない。望みは最後まで捨てていない。 一方、シェバもクリスに問われ、自分の事を少しだけ語った。 家族をアンブレラの起こした「事故」で失ったのだと言う。もちろんただの事故ではない。例によって 生物兵器開発の実験を隠蔽する為の仕組まれた事故で、だ。 彼女もまた、アンブレラ、ひいては生物兵器開発を人一倍憎む犠牲者だったのだ。 その思いはクリスも言わずもがな。2人には仕事として以上の絆が生まれ始めていた。 湿地帯には先住民族が住んでいる。油田へ向かう為にはその居住区を抜けていかなくてはならない。 居住区に進入すると、ご多分に漏れず、既にマジニ化している先住民の大歓迎を受けた。しかも 何百年前だと言いたくなるほどの部族衣装(例えば上半身裸に腰箕で槍持ちなど)を身に纏って。 そしてこれまで戦ったマジニより手強い。 # 道中で入手する補足資料から分かる事ですが、先住民はプラーガ・TYPE3に寄生されています。 # TYPE2との違いは身体能力が強化されている事で、手強いのはそういう理由です。衣装については # やはり現代では普段からこんな格好な訳ではなく今ではお祭りの時くらいしか着ない、昔の戦闘衣装 # のようです。ちなみにTYPE3は女性には定着率1割以下だそうで、ここで登場するマジニは全部男性。 # それにしても、先住民達の貯め込んだ沢山の金銀財宝を根こそぎ持っていってしまうクリス達も # 正直どうかと思いますw 先住民マジニの攻撃を凌ぎつつ油田に到着。油田のすぐ脇にはトライセルの医療用仮設テントが あったが、これと言った感想も無い為スルー。 油田に入ると出来すぎなほどに都合よく遠方にアーヴィングの後ろ姿を発見。油田の仕掛けを 解きつつ急いで後を追う。 油田の奥の部屋に入ったところで、2人は懐かしい顔に出会った。 デルタチーム隊長、ジョッシュだ。生きていたのだ。 他のデルタチームのメンバーは全滅と聞き、激しくショックを受けるジョッシュ。 そんな状態なのに2人は何故撤退しなかった?と聞かれ、友人を捜しているのだとクリスに代わって シェバが答える。 しかしジョッシュこそ何故こんなところに居るのだろうか。 問いかけるがその答えは彼にも分からない。 マジニとの戦闘中に気を失い、気が付いたらここに居たのだと言う。 ハテナマークが3人の頭上に浮かんだその時、突然ドアが閉まり、マジニ達の襲撃が始まった! ジョッシュを囮にしたアーヴィングの罠だったようだ! 閉められたドアを横にあるコンピュータの操作でジョッシュがセキュリティ解除する間、クリス達は 彼の護衛をする。 # マジニが真横に迫っても一心不乱に操作を続けるジョッシュ。ある意味立派です。 何とかドアが開き、3人は脱出に成功した。 261 :BIOHAZARD5:2010/03/26(金) 18 43 24 ID vLn6h7Do0 息を整える3人。ジョッシュは退路を確保、クリス達はアーヴィングを追うということで二手に別れた。 油田から桟橋に出ると、小型ボートと巡視艇を発見。どちらも出港するところだった。小型ボートには 仮面の人物が、巡視艇にはアーヴィングが乗っている。アーヴィングはクリス達に気がつくと 「ショータイムだ、楽しめ!」 と笑って艇は桟橋を離れていった。直後に始まった震動!油田が爆破されようとしている! カウントダウンが開始された。 桟橋の反対側でジョッシュが脱出用のボートを用意していた。カウントダウン終了までにボートまで 辿り着けば油田の大爆発を背に無事脱出成功となる。 # アーヴィングは実は表向きはトライセル社に所属し、この油田の所長です。闇取引は裏の姿。 # しかし既にこの油田の埋油量は枯渇しかかっていました。 # 事故にみせかけてその事実を隠蔽する事と、追ってくるクリス達を始末する為の一石二鳥を狙って # 油田爆破に及んだ事が補足資料に書かれています。 いい加減アーヴィングとの罠付き追いかけっこにも飽きてきたものの、ジルに関する手がかりは彼しかない。 見失ってしまった巡視艇だが、まだそう遠くには行っていないと判断してボートを走らせるジョッシュ。 各所で閉められた水門を開放しつつ、マジニと戦闘しつつ、前進。 いつのまにか周囲はろくに先が見えないほどの濃霧に覆われていた。 何気なくボートを操っていたジョッシュは、霧の中から突然現れた巡視艇に驚き慌てて 舵を切るが間に合わず衝突。 転覆は免れたものの体勢を崩したところに巡視艇から機銃照射。 「無茶しやがる!」雨のように降り注ぐ銃弾の中でクリスはぼやく。 機銃を操るマジニをハンドガンの的確な射撃で仕留め、乗り移る為にボートは巡視艇との 併走を開始した。 一方、その時のアーヴィングはと言うと。 艇に乗り込もうとしているB.S.A.A.を把握していながら逃げもせず甲板上で苦い顔をして立ち尽くしていた。 脳裏に浮かぶのはつい数時間前の出来事…。 実はアーヴィングは油田に戻ってきた時、そこに隠していた自分の多額の個人資産を持ってこの件から 降り、高飛びしようとしていた。 しかし仮面の人物がそれを悟り、逃がさぬとアーヴィングに詰め寄る。 「エクセラのオモチャのくせに!」 アーヴィングは抗うが、仮面の人物は意に介さず彼を締め上げた。 「責任を取れ」 仮面の人物は静かな口調でそれを繰り返す。 正式な取引商品ではない流出B.O.W.を闇市場に流していたのはアーヴィングが自分の金稼ぎの為に独断で 行った事である。そしてそれがもとで、B.S.A.A.にこの件を嗅ぎつけられた。 また、B.S.A.A.の追っ手を始末する事にも立て続けに失敗し、大事な取引に使うはずの大型B.O.W.を 2体(ポポカリムとンデス)も失った。その責任を取れと言っているのだ。 アーヴィングは必死に抵抗するが、仮面の人物は相当な力で首を締め上げているらしく、びくともしない。 観念したアーヴィングは分かったと返答。仮面はアーヴィングを地面に下ろした。崩れて咳き込む アーヴィングに、容赦なく仮面の人物は薬品の入った注射器を突きつける。 「使いなさい」 それは、一度人体に打ち込めば巨大な力を得る代わりに外見も怪物となって人間である事を諦めなければ ならない悪魔の寄生生物、支配種プラーガの卵であった… 262 :BIOHAZARD5:2010/03/26(金) 18 44 07 ID vLn6h7Do0 甲板上でクリス達はアーヴィングに銃口を向ける。 「観念しなさい!」 しかし、アーヴィングはそれを聞く耳を持たず、自暴自棄になって独り言を呟き続ける。 「誰のおかげで多額の資金を稼げたと思ってんだあいつら…」 「どいつもこいつも俺の邪魔ばかりしやがって…」 まるで3流悪役の台詞だが、アーヴィングはもうやけくそ気味で覚悟を決めていた。人間辞める覚悟を、だ。 仮面に渡された注射器を自分の首に打ち込む。途端に変化を始めるアーヴィングの体。 # 成体プラーガを口から入れたわけではないのに即寄生と変化が始まった理由はよく分かりません。 # 更なる改良型?それとも支配種プラーガの特性? 笑いながら湖に飛び込むアーヴィング。次に湖面に現れた時にはもう巨大な魚っぽい水棲怪物となっていた。 即死の噛みつき攻撃を引っさげて、ひたすら笑いながら襲いかかってくるアーヴィング。 クリス達は艇の機銃と迫撃砲を使って迎え撃つ。 撃破すると水棲怪物の口の中に居たアーヴィングの本体は甲板上に放り出される。 水棲怪物の体はそのまま水の中に沈んでいった。半分化け物と融合したままのアーヴィングは断末魔の 呻きをあげてのたうち回っている。一応銃口を向けるものの、もう抵抗は出来ないだろう。 「B.S.A.A.か。おめでたい連中だぜ。もうすぐ世界は変わっちまうってのに」 瀕死のアーヴィングはそう言って苦しそうに笑った。 「エクセラの奴、二流品を寄越しやがって…」 意味不明な事を口走っている。 ジルの手がかりをこいつから得なければいけない。もう死にかけているアーヴィングに焦るクリスは 矢継ぎ早に質問を飛ばすが、アーヴィングはまったく答えようとしない。 気が触れてしまったのか、もう会話が通じないのだ。狂ったように勝手な独り言を呟くだけ。 イラっとしたクリスは時間の無駄だと呟き、撃ち殺そうと銃を構える。 慌てたシェバは彼を制止した。「クリス!」 とその時、まともな会話が通じなかったアーヴィングが初めてその言葉に反応した。 「クリス?お前はクリスって名前か?」 そのまま笑い出すアーヴィング。何がおかしいのか大笑いだ。どうやらクリスの名前を知っていた様子。 「クリス、お前の求める答えがこの先の洞窟にあるぜ?」 急に馴れ馴れしく友人と話すようにアーヴィングは言う。 「先に逝ってるぜ、あの世でまた会おうクリス!」 そう言い残して闇商人の体は溶けていった…。 - Chapter 3 終了 - 続きます 263 :BIOHAZARD5:2010/03/26(金) 18 45 29 ID vLn6h7Do0 【Chapter 4】 ジョッシュの操るボートに乗り、アーヴィングの言う洞窟に到着した3人。 そこであの仮面の人物が乗っていた小型ボートが停泊しているのを確認する。 ここに来ているのは間違いないようだ。 クリスとシェバの2人はボートを停めてもらい、洞窟内部に上陸する。 ジョッシュは別行動で応援を呼んでくると言い、ボートでそのままUターンして洞窟から出て行った。 洞窟を進む2人。 歩きつつ、ふとシェバは思い出したように言う。 「アーヴィングが エクセラ って名前を言ってたでしょ?」 「ああ」 「実はその名前にちょっと心当たりがあるの」 B.S.A.A.を組織した製薬企業連盟。もちろんB.S.A.A.に対して一定の発言力が あるわけだが、その中でも連盟の理事企業であれば極めて強い権限をもつ。 その理事企業の1つ「トライセル」のアフリカ支社の女社長が エクセラ という名前だったと言う。 「もちろんただの偶然の一致かもしれないけど…」 考えても答えは出ないので保留にして先に進む事にした。 洞窟の奥は遺跡になっていた。それも広大な遺跡だ。 アフリカに長く住むシェバにとっても、こんな巨大な地下遺跡の話は聞いた事もない。 遺跡を進んでいくとまたしても先住民マジニに出迎えられる。 しかもこの遺跡はトラップや自動装置だらけだ。 まるで映画インディジョーンズの世界に迷い込んでしまったかのように 落とし穴やら疑似エレベーターやら接触すると爆発する巨大な火の玉やら、 虫眼鏡を応用したような光を集約して撃ちだし当たると即死する巨大な疑似レーザー砲やら、 紐を引くと自動で階段が出現したりと古そうなのに大がかりな仕掛けがてんこ盛りである。 遺跡の奥にある何かを守る為なのだろうか。 おまけに鉱山で1度戦った事のあるB.O.W.ポポカリムがここにも居て襲われた。 だがB.O.W.が放ってあるという事はここが生物兵器に関連がある事の証明でもある。 クリス達は1つまた1つと、戦闘したり罠を解除したりして苦戦しながら先に進んでいく。 一方その頃。とある研究施設の1室。 ソファに座っている妖艶な露出高めの女とサングラスの男の2人。男とは誰あろう、 クリスの宿敵、アルバート・ウェスカーその人である。 女はウェスカーの腕に注射を打ちながら言う。 「積み込みはほぼ終わったわ。もうすぐ飛び立てる」 ウェスカーは適当に「そうか」と返事をした。 「あのプラーガって商品はすごいわね。最初は半信半疑だったけど」 「そして今はウロボロスも完成した」 女はウェスカーの返事を待たず、饒舌に続ける。 「これでお前のトライセルでの地位も安泰だな」とウェスカーが彼女の次の言葉を先読みして言った。 女はトライセルの関係者のようだ。だが彼女は首を振りそんなものにはもう興味が無いと言う。 264 :BIOHAZARD5:2010/03/26(金) 18 46 24 ID vLn6h7Do0 「貴方には優秀なパートナーが必要だわ」 そう言ってウェスカーにしなだれかかる。 「そして私にはその資格がある。私は貴方の世界で生きていく」 ウェスカーは女の顎を掴んで「そうだな」と呟いた。キスでもするのか…と思いきや、 掴んだ顎を横へ冷たく突き放す。女は大いに不満そうだ。 そこへ仮面の人物から「B.S.A.A.が侵入しました」と告げられた。 女は先ほどのささやかな仕返しとばかりに「貴方のお友達、クリス・レッドフィールドよね?」 と意地悪く言う。少しくらいウェスカーの苦い顔を見てやりたかったのだ。 だがウェスカーは応じない。「計画の遅れは認めない」と冷たく女に告げ、追い払う。 お喋りに興じる暇があるならやるべき事をやれと言っているのだ。 女は返事をせず、悔しい表情で仮面の人物と共に部屋を出て行った。 1人残ったウェスカー。あのスペンサー邸での出来事をフラッシュバックさせながら 「感謝しておこう、スペンサー」と呟いた。 その視線の先には、「UROBOROS」と書かれた巨大なミサイルが多数存在していた…。 遺跡を抜けたクリス達。その目の前には大きな花畑が広がっていた。 地下なのに…。思わずシェバは呟く。天井の隙間から光が少しだけ差し込んでいる。 そこに咲いている花は1種類だけ。それも2人が見たこともない花のようだ。 「アーヴィングの言った答えとはこれの事か?」 声に出してみるが、当然どこからも回答は返ってこない。 呆気に取られていたが、ふとクリスは花畑の周囲に置かれていた機材に気が付いた。 その機材は…長年放置されていたせいか汚れが酷いが、汚れを手で払ってみると 見覚えのある白と赤の傘マークが出てきた。忘れもしない、アンブレラのマークだ…! するとこの花畑はアンブレラ絡みなのか…? さらに見回してみると、反対側にはトライセルの設備も見つかった。 アンブレラとトライセル…一体どういう関係なのか。エクセラという名前も手伝って、 2人の中でトライセルへの疑いが強くなっていく。 # 補足資料で判明しますが、この花は始祖花といい、別名は「太陽の階段」。 # 食すると高い確率で死亡しますが、死ななかった場合は不老不死とも言える人外の力を # 得られるそうです。この花から抽出したものが「始祖ウィルス」で、過去にアンブレラが # 開発したTやG、T-Veronicaなどの数々の危険なウィルスのベースとなった超強力なRNAウィルスです。 # 前述の遺跡の数々の罠は全てこの花を守る為に先住民達が長い年月をかけて造りあげたものです。 - Chapter 4 終了 - 続きます 182:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 32 50 ID ??? Chapter5 研究施設 遺跡の最奥、『始祖花の祭壇』とでもいうべき場所。そこにはアンブレラのロゴが入った 給水設備があった。この花を栽培するために、水を供給しているもののようだ。 そこに落ちていた書類によれば、どうやらここは元々はこの花を祭った原住民の遺跡で、 この先はアンブレラがこの花の研究のために作った施設に繋がっているとのこと。 施設は40年も前に作られたもので老朽化が激しいうえ、アンブレラ倒産でかなりの間 放置されていたものの、最近になってトライセルが修理改築し再利用しているらしい。 (なぜか知らないが、遺跡以外で育った始祖花の中には始祖ウィルスが誕生しないため、 始祖ウィルスを抽出・研究する施設はこの遺跡の真横に作らざるをえなかったそうだ) 研究施設に踏み込む。始祖花が入った培養カプセル、TRICELLのロゴの入った最新式のPC。 データを見ると、トライセルがアンブレラの研究を引き継ぎ、始祖ウィルスも応用して 様々なB.O.W.を作っているらしい。そして「ウロボロス」もまたここで作られたようだが、 そのウロボロスがいったい何なのかまでは資料からはいまいち読み取りきれなかった。 B.O.W.『リッカー』の改良型の群れに襲われながらも、なおも先に進んでいく二人。 エレベーターで下がると、巨大なサイロ状のフロアに出た。天井も床も見えないほどの 非常に深い縦穴型エリアで、壁には規則正しくびっしりとカプセル状の設備が並んでいる。 この設備には見覚えがあった。あのジルの写真にあった場所に間違いない。 …とそのとき、偶然にもひとつのカプセルが動作した。アラーム音とともに、カプセルが 前にせり出し、蓋を開けて、中に入っていた「失敗作」を、ただ無造作に「破棄」した。 183:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 33 29 ID ??? そう、ここは世界中から誘拐してきた「実験材料」を「保管」「管理」している施設。 数え切れないほど壁面に並んだカプセルには、ひとつひとつすべてに人体実験に使われた 人間やら、これからB.O.W.へと改造される人間などが収められているのだ。 「……ひどい」 シェバは怒りと悲しみの篭った声で、搾り出すようにつぶやいた。 クリスはフロア中央にあるコンソールに飛びつき、「JILL VALENTINE」を検索する。 数秒後、検索の結果、ひとりの女性が表示される。その顔は間違いなくジルのものだった。 画面に「ACCESS」の文字が表示され、立っていた足場が下へと移動していく。 ……が、突然エラーが出る。「なぜ?」と驚くシェバだが、理由はすぐにわかった。 甲殻類をモチーフにした巨大B.O.W.『U-8』が襲い掛かってきたのだ。 甲羅の隙間を狙って攻撃した隙に、口の中に手榴弾を放り込み、内部から爆破して撃退。 エラーは解除され、足場は再び移動を開始し、ひとつのカプセルの前に二人を案内した。 ゆっくりと動作し、開け放たれるカプセル。……しかし、その中身は既に空だった。 「クソ!」と悔しがるクリス。その瞬間を見計らってか、嘲笑う女の声が響き渡った。 184:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 34 06 ID ??? 驚き振り返ると、コンソールパネルの画面表示が切り替わり、妖艶な美女が映し出された。 クリスたちは知らぬことだが、彼女はウェスカーと共にいた、あの怪しげな女だ。 「エクセラ・ギオネ!」 その顔を見てシェバが驚く。アーヴィングから「エクセラ」という名前が出てきたときに 予想はしていたとはいえ、まさか本当にトライセル・アフリカの代表が黒幕だったとは! 「製薬企業連盟幹部のあなたがどうして!」 「聞き分けのない人に教えると思う? とっくに撤退命令が出てるはずでしょ?」 とエクセラはなおも嘲笑う。これで、B.S.A.A.の作戦がテロリスト側に筒抜けだったのも、 B.S.A.A.上層部が明らかに無謀な作戦続行を命令してきたのも、すべて合点が行った。 なんのことはない、B.S.A.A.の親会社がテロリストの親玉だったというわけだ。 「いい加減ヒーローごっこは終わりにして帰りなさい?」 激昂する二人を華麗に無視して、エクセラは言いたいだけ言って通信を切った。 「あの女狐、何か知ってるようね」「捕まえて聞き出す!」 先ほどの巨大B.O.W.といい、通信といい、タイミングがよすぎる。こちらの行動を、 直接見張っていなければできないことだ。エクセラは間違いなくこの施設内部にいる。 そう確信した二人は、追い詰めるべくさらに奥へと進んでいく。 185:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 34 35 ID ??? さすが重要拠点だけあり、敵の防備も厳重だった。敵はすべて戦闘力の高いType3マジニ、 しかも鉄製アーマーやAK-74アサルトライフルで武装している。 戦争さながらの銃撃戦を繰り広げながら、ひたすらエクセラを追いかける。 途中、ベルトコンベアでなにかを焼却炉にどんどん運び込んでいるエリアに差し掛かる。 黒ずんだ人型の「それ」は、さきほど見たようにカプセルから下に投げ捨てられて、 自動でこの焼却処理施設に運び込まれて「処理」される仕組みになっているようだった。 もはや人ではなくなったその人たちに近寄ると、最後の力を振り絞って襲い掛かってくる。 アンブレラとトライセルの非道な行いに心を痛めながら、クリスたちは先へ進む。 ……と、妙な部屋に着いた。椅子のようなものがあり、そこに男が座らされている。 「偉いわ、よく辿り着いたわね、お二人さん」 と、奥側の部屋からマイクで語りかけてくるのはエクセラだ。 その傍らには、例の、フードと仮面で正体を隠した謎の人物が控えている。 「ご褒美に教えてあげるわ。ウロボロスが何なのか知りたかったでしょ?」 追い詰められた焦りは微塵もなく、エクセラは余裕たっぷりに二人に語りかける。 と、座っていた男が立ち上がる。その体を突き破り、黒い触手状のものが突き出ている。 「やはり、新型のB.O.W.……! こんなものをテロリストに!?」 「貧しい発想力ね。これは売り物じゃないの」 シェバにウロボロスを単なる生物兵器扱いされて、エクセラは不愉快そうに解説を始めた。 186:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 35 36 ID ??? 「“賢者の石”……そういえば分かるかしら? 優れた遺伝子を選り分け、進化を促す…… 私とあの人の夢の結晶…… あの人の願いそのもの……」 うっとりと陶酔しながら、ウロボロスの性質を語るエクセラ。あまりに突飛な内容に、 「進化!? なにを言っているの!」 とシェバは叫んだ。しかしエクセラはそれには答えず、ニヤリと笑ってつぶやいた。 「もう少ししたら思い知ることになるわ ……全人類がね」 と、男が突如苦しみ始めた。体中から溢れ出す黒い触手に飲み込まれ、形を失っていく。 「残念、いいセン行ってたと思うんだけど。あの人の世界に住めるのは、資格のある者だけ」 男のその変異を見て、エクセラは意味深につぶやき、そのまま去っていく。 そして男は、黒い触手と黄色い核で構成された、グロテスクな怪物へ姿を変えてしまった。 この怪物には見覚えがある。以前出会った、アルファチームを全滅させたあの怪物だ! 偶然にも火炎放射器が用意されていたため、以前と同じように、火炎で焼き殺す。 何度焼いても復活してくるが、とにかく何度も繰り返し、ようやく始末することができた。 「『進化』や『資格』って、一体何をしようとしてるのかしら……?」 「偉そうなことを言っているが、やっていることはテロリスト以下だ!」 シェバの疑問を、クリスが力強く一刀両断する。二人はエクセラを追い、奥へと進んでいく。 187:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 35 59 ID ??? パソコンで残されていた資料などで、ウロボロスの性質が少しずつだがわかってきた。 ウロボロス・ウィルスは生物の体に入ると、その遺伝子情報を読み取り、適合した者には 遺伝子変異による進化をもたらすが、適合しないものは苗床へと変えてしまうのだという。 その苗床はさらに周囲の有機物を飲み込もうと活動する性質がある。 今まで何度か戦ったあの黒い触手のような怪物は、ウロボロスに適合せずに飲み込まれて しまった者たちの変わり果てた姿なのだった。 敵の武装はますます強力になり、銃だけでなくロケットランチャーまで持ち出してきた。 さらに以前出会ったリッカーβや、節足動物のB.O.W.『リーパー』まで配置されている。 激化する戦闘を制しつつ進んでいくと、また周辺の建造物が遺跡風の石造りになってきた。 どうやら地下の研究施設を通り抜けて、また地表近くの遺跡まで戻ってきたらしい。 通り抜けたこっち側の遺跡はトライセルのロゴの入ったエレベーターが設置されており、 もともとの遺跡を改築して施設の一部に転用していることがはっきりわかる作りである。 「そこまでよ、エクセラ・ギオネ!」「しゃべってもらうぞ!」 見覚えのある背中に追いつき、銃を突きつけて叫ぶクリスとシェバ。 しかしエクセラは余裕を失わず、二人を小馬鹿にしたような態度をまったく崩さない。 と、そこにフードの人物が奇襲を仕掛けてきた。人間離れした身体能力で、二人を圧倒。 クリスが隙をついて発砲するも、銃弾は仮面を弾いただけで体にかすりもしなかった。 連続バック転で間合いを取るフードの人物。銃を構える二人。睨み合いの形になった。 188:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 36 22 ID ??? 「……相変わらずだな」 聞き覚えのある声が響いた。階段の上から、サングラスの男がゆっくりと降りてくる。 「ウェスカー! やはり生きていたのか!」 「スペンサー邸以来か? あの時の3人が再会したんだ、もう少し嬉しそうな顔をしろ」 驚きと怒りを篭めて叫ぶクリスに、ウェスカーは余裕を崩さず、冗談めかして答える。 「……3人だと!?」 その言葉にクリスは動揺と隠せない。 「やれやれ……鈍い男は嫌われるぞ?」 ゆっくりと、謎の人物の顔を隠すフードをめくるウェスカー。あらわになったその顔は…… 「……ジル!?」 「愛しのジルとご対面だ」 ウェスカーの嘲笑うようなジョークを合図に、ジルはフードマントを脱ぎ捨て、電光石火の 跳び蹴りをクリスに叩き込んだ。すぐさまシェバも投げ飛ばし、クリスの喉を締め上げる。 立ち上がってクリスの救出に入ろうとしたシェバは、ウェスカーの肘うちに吹き飛ばされた。 「今日は気分がいい、少し相手をしてやろう……ちょうど2対2だ、なあジル?」 ウェスカーの言葉に従うように、ジルは殺意の篭った形相で二人を睨み付けてきた。 189:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 36 49 ID ??? Tウィルスを投与しているウェスカーは、まさに超人的な能力でクリスを圧倒した。 弾丸はことごとく回避し、パンチやキックも殺人的な威力を見せる。 ジルもなんらかの薬品が投与されているようで、非常に高い身体能力を見せた。 正面からやりあっても勝てない! クリスらは遺跡の構造を使って、死角から不意を撃つ 作戦に変更する。が、頭に何発か鉛弾を撃ち込んでいるにもかかわらず、ウェスカーは まるで弱ったそぶりさえ見せない。もはや彼は本物の化け物となってしまったようだ。 「少しはヤルようになったと思っていたが、所詮はこんなものか」 ウェスカーは突然、興味を失ったかのように戦いを中断し、そのまま立ち去ろうとする。 「待て、ウェスカー!」 追いかけようとしたクリスとシェバだが、ジルに蹴り飛ばされ、投げ飛ばされてしまう。 「無様だな、クリス…… 大切な相棒に邪魔されて、俺に触れることすらできん」 ジルに右腕の関節を完全に締め上げられて動けないクリスを、ウェスカーが嘲笑う。 「ジル、俺だ、クリスだ! しっかりしろ、ジル・バレンタイン!」 クリスは必死に呼びかけた。すると、ジルは一瞬正気に戻り、関節技を解いた。 「この状態でまだ抵抗する力があるとはな…… だが、それも徒労だ」 不愉快そうにつぶやいたウェスカーは、手元の端末を操作した。再び苦しみだすジル。 ほんの少しだけ優しい青色に戻った眼が、また再び狂気の赤へと染まっていく。 「遊びはここまでだクリス、俺は忙しい、せいぜいジルと仲良くやってくれ」 言い捨てて立ち去るウェスカー。その後を追おうとしたクリスだが、ドアが行く手を遮った。 190:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 37 25 ID ??? 「ああああァァァァアアアアア!!!」 獣じみた叫びをあげて、ジルは身に着けていたバトルスーツの胸元を破り開く。そこには、 見るからに怪しい赤く光る機械が、肉に食い込むようにして装着されていた。 「あれを取れば、もしかして……!」 一縷の望みにかけるクリス。ジルに必死に呼びかけながら、胸元の機械を狙って銃を撃ち、 二人がかりで押さえつけて機械を引き剥がす。 何度も何度も繰り返し、ようやくジルの体から機械を引きはなすことに成功した。 よろよろと倒れたジルに駆け寄り、助け起こして揺さぶるクリス。 「クリス…… ごめんなさい……」 意外に思うほど、ジルの意識は明瞭だった。しかもシェバの名前まで知っているようだ。 どうやら胸に着けていた洗脳装置から出ていた薬品は、意識までは奪わぬ物だったらしく、 ジルは洗脳されていた間の記憶もはっきりと残っているらしい。 ウェスカーとエクセラの傍で彼らが話していた内容を聞いていたジルは、ウェスカーの 計画がどれほど恐ろしいものかを知っていた。このままでは、何億という人が死ぬ! 「ウェスカーを追って! クリス、あなたしかいないの! もう時間がない!」 ジルの体を心配し、置いてはいけないと躊躇するクリスだが、ジルは力強く言った。 「私は大丈夫…… 相棒が信じられないの?」 その言葉に、クリスはついにうなずき、前に進むことを決意する。 191:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 38 23 ID ??? #ずいぶんとあっさり洗脳とけたなジルさんよぉ、と疑問に思ってしまった人もいるかと #思いますが、そのへんの裏設定はFILESで補足(という名の言い訳)がされてます。 #簡単に要約すると、2年前、転落したジルはウェスカーの手で救出されて冷凍保存される。 #その際、ジルの体から強力なウィルス抗体が発見されて(バイオ3で感染したから)、 #なんとその抗体がウロボロス・ウィルスの開発に重要な役割を果たすという皮肉を招く。 #その後、抗体を持つゆえウィルスの実験には使えないので、洗脳薬「P30」の実験台にされ、 #ウェスカーとエクセラの“玩具”として生かされ、現在に至る、とのこと。 #「P30」は強力な洗脳効果と身体能力増強効果があり、後遺症もないというものだが、 #持続時間が極端に短いという欠点があるおクスリ。 #欠点を補うには、専用の機械を使って間をおかず注入し続ければいいんじゃないか? #というアイディアが思い浮かんだので、ジルの体を使って実験してみよう!となった。 #機械をはずしたらすぐに薬の効果が切れて洗脳が解けた、というわけです。 #ちなみにジルの髪の色がブラウンから突然金髪に変わったのはこの薬の影響とのこと。 192:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 38 48 ID ??? Chapter6 タンカー ウェスカーを追うクリスとシェバ。エレベーターを使って地表に出ると、そこは港だった。 そこには大きなタンカーが止まっており、ウェスカーらが乗り込んでいるのが見えた。 「これ以上好きにはさせん! 乗り込むぞ!」 二人は船が出港する前になんとか甲板へ進入、敵を蹴散らして船室へと突入する。 「広い船…… ウェスカーを探すのも一苦労だわ」 「心配ない。俺が追ってきたと知れば、ヤツのほうから姿を現す」 不安げにつぶやくシェバだったが、クリスには確信があった。 「憎まれているからな」 そう、クリスにとってのウェスカーがそうであるように、ウェスカーにとってのクリスも、 不倶戴天の因縁の相手なのだ。その決着が近いことを、クリスはひしひしと感じていた。 階段を下りドアを開けると、なにやらトランクをいじっているエクセラに出会った。 銃を突きつけると、あわててトランクを閉めて、後ろ手に隠した。今までの態度と違い 切羽詰った形相なのは、初めて護衛なしの単独行動で二人と向き合っているからか。 またしても逃げられてしまったが、彼女は持っていたトランクのひとつを落としていった。 開いたトランクからは、なにやら毒々しい色の薬のようなものがこぼれ落ちた。 エクセラが逃げるときにドアにロックをしていったせいで少し回り道を強いられた。 しかし、追い詰めていることに変わりはない。とにかく進んでいくクリスとシェバ。 193:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 39 15 ID ??? 場面変わって、ウェスカー。 エレベーターに乗り込むクリスとシェバの姿を、モニタールームで確認している。 「……やはり追ってきたか、クリス。“始まり”の祝いだ、死に場所を用意してやる」 いつものように、低く冷たい声でつぶやくウェスカー。 その思考は知らず知らずのうちに、2年前のスペンサー邸での出来事へと飛んでいた。 オズウェル・E・スペンサー。アンブレラの創業者にして、あらゆる事件の黒幕。 ウェスカーは、アンブレラ崩壊後(いや、実際はもっと以前から)ぷっつりと姿を消した この老人が欧州の古城に身を潜めていることを、調べに調べてようやく探し当てた。 「……戻ったか」 しかし、生命維持装置つきの車椅子に座った老人は、男の突然の訪問にも驚くことはなく、 むしろ暗い喜びにも似た表情で迎えた。 ウェスカーは困惑した。かつてアンブレラに所属していたころも、そして今回も、この 老人は、小柄な体に似合わぬ「謎の存在感」でウェスカーを圧倒し続けてきたのだった。 ウェスカーの今回の訪問の目的はただひとつ。スペンサーの「真の目的」を知ることだ。 アンブレラ社を設立し、世界各地で巨大施設を建造しては、さまざまな大規模犯罪までも 行って、B.O.W.と各種ウィルスの開発に執着を見せたのはなぜなのか? 金儲けだけが目的なら、もっと簡単に儲ける方法はいくらでもあったはず。と言うよりも、 各種施設建設や犯罪のもみ消しの手間やコストを考えたら、B.O.W.開発はむしろ赤字だ。 194:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 39 39 ID ??? その疑問を尋ねるまでもなく、老人は己の野望をウェスカーに向かって訥々と語りだす。 それはまるで遺言のように、己の後継者に己の業績を引き継ぐかのように。 「始祖ウィルスによる新人類の創造。 ……新たな夜明けだ」 と老人は言った。スペンサーの目的は「人類の進化」を促す理想のウィルスの作成だった。 始祖ウィルスの、劣った遺伝子を排除し、優れた遺伝子をより分ける性質。これをもとに、 優れた人類を選別し、進化の次のステージへと進める性質まで高めたウィルスを作る。 そして進化した「新人類」が作る理想郷にて、「神」を名乗ること。それが老人の目的。 当然、その過程でたくさんの人間が死ぬだろう。しかし死ぬ連中は劣った遺伝子を持った、 “資格のない”人間である。そいつらのことなど、老人は気にもしていなかった。 そして老人は、ウィルス開発と同時に進められたもうひとつの計画についても語りだす。 優れた遺伝子を持つ人類。しかし、それらが必ずしも自分の意に沿う人間とは限らない。 だから、作る。老人の意に沿う、優秀な遺伝子を持つ優秀な人間を。最初から。人工的に。 何百人という優秀な子供たちを管理下に置き、それぞれに最高の能力と最適の思想を授け、 理想郷を支える人材を育成する。その計画の名は「ウェスカー計画」。 「……俺の才能は、作られたものだった、と?」 老人の話を聞き、ウェスカーは眉をひそめた。しかし老人はそれに気づかず独白を続ける。 195:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 39 58 ID ??? 数百人の「ウェスカー」は、いずれも優秀だった。そして試験は次の段階に入る。 「試作段階のウィルスを投与する」。それが老人の課した“ふるい”だった。 ある者には薬と偽って投与し、ある者には強引な手段を使って強制的に投与し、…… ……そしてある者には、自分の意志で自分の体にウィルスを投与するように仕向けた。 しかしこの試験を通過できたウェスカーは数少なく、ほとんどすべてが、死ぬか、壊れた。 スペンサーが満足いくだけの適合を見せたのは、アルバート・ウェスカーただ一人だった。 しかしそのアルバートも、洋館事件を境に闇に姿を消してしまう。 だが用心深いスペンサーは、こういう事態に備えて、ちゃんと保険をかけていた。 ウェスカーたちは、スペンサーに「謎の存在感」を感じるように心理に刷り込まれている。 時が経てば、必ずこの存在感に屈して、ウェスカーのほうからスペンサーに会いに来る。 老人はそう確信しており、そしてそれは事実となった。 すべてを語り終えた老人は、軽く咳き込みながら、よろよろと立ち上がる。 「私の寿命もあと僅か……神の資格を持ちながら肉体の限界に逆らえぬとは、皮肉なものよ」 そしてすべてを聞き終えたウェスカーは、右手を握り直しまっすぐに老人に歩み寄ると、 「神か、なるほど…… 俺が引き継ごう」 一瞬の躊躇いもなく、手刀を突き出し、老人の体を貫いた。 196:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 40 23 ID ??? 「神の資格? 笑わせるな。その言葉を口にしていいのは、真に力のある者だけだ」 すでにピクリとも動かない、枯れ枝のような老人の体を投げ捨て、見下しながら呟く。 ウェスカーは心の底からそう思った。この老人は自分では何もできない弱者。他人を使い、 金を使い、小細工を使い、人を動かすことしかできない単なる妄想狂に過ぎなかったのだ。 神の資格とは、自分の力で成し遂げてこそ得られる。そう、真に力のある人物こそが…… ……回想は終わり、意識は今に戻る。 「資格、そう資格だ。俺には“ウロボロス”がある」 自分に言い聞かせるように、ウェスカーは静かにそうつぶやいた。 一方、クリスとシェバ。エレベーターを降りて、再び甲板へと出る。 と、そこにはマジニの死体が山と積まれていた。ぱっと見50、いや100はあるだろうか? なんなのかと思う間もなく、今度はその陰から、見慣れた人影が現れる。 エクセラだ。素早く銃を構える二人だが、しかしなんだか彼女の様子がおかしい。 「どうして… あなたのために… すべてを捧げたのにぃぃ……」 苦しそうに腹を押さえながら、誰かに対する恨み言を言っている。 《クリス、いるんだろ!?》 そこに、スピーカーから声が響いた。声の主は言うまでもなく、ウェスカーだ。 《今夜ウロボロスは世界に放たれる。60億の悲鳴とともに、新世界は“始まる”のだ!》 197:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 40 56 ID ??? 「どうしてよアルバァァトぉぉ… 一緒に世界を変えるって言ったじゃない!」 エクセラは苦しみながらウェスカーに呼びかける。しかし答えは返ってこない。 「仲間じゃなかったの?」 「ヤツにとっては違う、いつだってそうだ」 シェバの疑問に、クリスはそう断言した。かつて部下だった自分が一番よく知っている。 《エクセラ、やはりお前には資格はなかったようだな。最後の仕事をくれてやる》 「アルバーァァト!!」 エクセラの悲痛な叫びとともに、その口から、体から、触手が噴き出す。ウロボロスだ。 その触手は、マジニの死体の山へ伸びる。ウロボロスは、近くの有機体を飲み込み苗床に 変える性質がある。山と積まれた死体すべてが瞬く間に黒い触手に飲み込まれていき…… 濁流のように、はじけた。際限なく巨大化を続ける触手。二人は慌てて走って逃げた。 何とか船室内に逃げ込んだが、ウロボロスの勢いは止まらず、どんどん侵食を続けていく。 とんでもないデカさだ。クリスらの手持ちの銃火器では、とても対抗しきれそうにない。 船橋まで上がると、そこにはアンブレラ製の衛星兵器の存在を記したファイルがあった。 ロケットランチャーに似たデバイスで攻撃対象を指定、トリガーを引けば軍事衛星からの ピンポイント攻撃がされるらしい。これがあればなんとかなるかもしれない! 船橋上部に行き、衛星攻撃を中央コアに何度も撃ちこみ、巨大ウロボロスをなんとか撃破。 ……もしウェスカーの計画が実行に移されたら、この巨大ウロボロスの比ではない規模で たくさんの人間が飲み込まれ、襲われることになる。そうなったら、対処のしようはない。 ウェスカーは、本気で世界を滅ぼすつもりだ。 198:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 41 43 ID ??? 船橋に戻りモニターを確認すると、なんとこの船には爆撃機が積まれていたことがわかった。 ウェスカーは、爆撃機のミサイルにウロボロス・ウィルスを詰め込んで撃つつもりなのだ。 まずい、と青ざめるクリス。一度飛び立ってしまえば、撃つ前に撃墜しても、ミサイルごと 堕ちてウィルスが蔓延してしまうことに変わりはない。あれを飛び立たせたら終わりだ! そのときジルから連絡が入る。ジルはジョッシュと合流して遺跡から脱出、今はクリスらを 船から脱出させる手段となるヘリを確保している最中とのこと。 まあそれはさておき、ジルが伝えたかったのは、ウェスカーの身体の秘密だった。 ウェスカーの超人的な身体能力はウィルスによる効果だが、実際はかなり不安定なもので、 安定させるための薬を定期的に投与しなければならないらしい。 「じゃあ薬を打たせなければ……!」 と思いつくシェバだが、残念ながら既にさきほどその薬は打ってしまったらしく、当分は 安定状態でいられる、とのこと。しかしジルにはあるアイディアがあった。 「その薬、分量を間違うと危険らしいの! 過剰摂取はヤツにとって毒と同じなはずよ!」 エクセラが持っているはずの“PG67/AW”という薬を探すように、とジルは言う。 「……クリス、これ」 と、シェバは1本の薬を取り出す。先ほどエクセラが落とした薬を1本押収していたのだ。 毒々しい赤い色の薬には、真っ赤なラベルで“PG67/AW”の文字。 「……試してみる価値はありそうだ」 199:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 42 04 ID ??? 大慌てでエレベーターで降りていく。 先ほどのウロボロスの影響か、あるいはウェスカーが行なった時間稼ぎと証拠隠滅工作か、 タンカーの機関部で火災が発生しており、隔壁が閉まって行く手を遮っている。 しかしグズグズしている暇はない。二人は敵を蹴散らして、爆撃機の格納庫へと急いだ。 爆撃機前に到着。そこにはウェスカーがいた。追いついた! 「ここまでだ、ウェスカー!」 銃を突きつけるが、いつものとおりウェスカーは余裕ある態度を崩さなかった。 「ほうっておけば消えてなくなる……やはり貴様はそんな都合のいい存在ではないな」 いや、いつもとは違う。普段はサングラスの奥に隠れている暗い瞳が、今は憤怒と殺意に 赤々と光っていた。珍しく好戦的に二人に飛び掛るウェスカー。 相変わらずの超人的な身体能力で、クリスとシェバのふたりを圧倒した。 「なぜこんなことをする! ウロボロスで世界を滅ぼすつもりか!」 「私が手を下さずとも世界は破滅に向かっている! これは破壊ではない、救済だ!」 クリスの問いかけにウェスカーは尊大に答え、ふたりをたやすく投げ捨てる。 やはり、強い。正面からではとても相手にならない。 と、そこでシェバの懐からあるものが零れ落ちた。……“PG67/AW”。 こいつに賭けるか! クリスは諦めずに立ち上がり、シェバもそれに同意する。 「ここまで来たことは褒めてやる、クリス。だが諦めろ、俺を止めることはできん!」 「知ってるだろう、諦めは悪いタチでな!」 因縁の対決は、クライマックスを迎えた。 200:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 47 46 ID ??? ウェスカーの化け物ぶりは相変わらず、正面からの銃弾はことごとく回避されてしまう。 正面からが無理なら、以前遺跡で戦ったときのように、死角から攻撃するしかない。 クリスらは照明を落として暗闇を作りだし、そこから狙撃することにした。 偶然にも爆撃機近くにはロケットランチャーが備え付けてあった。それをちょっと拝借し、 ウェスカーがこちらを見失い、手持ち無沙汰に演説をぶっている隙に撃ち込んでやる。 しかしウェスカーはなんとロケットランチャーを素手で受け止めてしまう。 だが、それで慌てるほどクリスはヤワな男ではなかった。ウェスカーが抱えている弾頭へ、 すぐさま銃弾を撃ちこんで炸裂させた。さしものウェスカーもこの爆発は効いたようで、 両膝をついて倒れこんだ。その隙を見逃さず、“PG67/AW”の針を胸へと打ち込む! 薬が効いたらしく、よろよろとよろけ、頭を抱えて苦しむウェスカー。 トレードマークのサングラスを投げ捨てて、爆撃機へと一目散に走り出した。 「逃がさん!」 滑走路を動き出す爆撃機。クリスは閉まりゆくハッチに飛びついて、シェバに向けて手を 伸ばす。シェバもギリギリのところでなんとか間に合い、二人は爆撃機内部に侵入する。 ……しかし、爆撃機はついに離陸してしまった……! 201:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 48 08 ID ??? 「……貴様らを甘く見すぎたようだ、クリス……!」 爆撃機内部にて、ウェスカーは獣が唸るような声を搾り出した。 (おそらく爆撃機の操縦はオートパイロットに任せているのだろう) ウェスカーの瞳はどす黒い赤に変色、頬もこけ、口も獣が牙を剥くような形になっている。 薬によって抑えていたウィルスが暴走しているのか、次第に人間らしさを失っていく。 「もうお前を助ける味方はいないぞ、ウェスカー!」 「味方など必要ない! 俺にはウロボロスがある! もうすぐウロボロスの発射高度に 到達する! ウロボロスは気流に乗って世界中に広がり、新たな時代が幕を開ける!」 「俺はその創造主……『神』になるのだ!」 狂気的な野望を語り、天井や壁まで使った戦い方でふたりを攻め立てるウェスカー。 その様子は、もはや完全な化け物としか形容のしようがないものだった。 やはり戦いでは勝ち目がない。こうなったら、ウェスカーを外に追い出すしかなかった。 「あのレバーだ! 援護してくれ!」 クリスがレバーを引き下げると、後部ハッチが開いた。内部の空気がものすごい勢いで 外部へと放出されていく。三人の体も例外ではなく、ふわりと宙に浮いた。 「つかまれ!」 クリスが叫ぶ。クリスもシェバも、なんとかハッチ内の柱にしがみついて耐える。 ウェスカーもまた投げ出されるまいと、シェバの足を掴んだ。振りほどこうとするシェバ。 しかしウェスカーの握力と腕力が相手では勝ち目はないことは明白だった。 202:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 48 25 ID ??? その瞬間、シェバの瞳に強い意志の光が宿ったように見えた。その瞳は、クリスにとって 決して忘れることができないものだった。2年前の映像がフラッシュバックする。 自分を犠牲にしてウェスカーを止めることを決意した、あのときのジルと同じ瞳だ……! ゆっくりと、シェバが柱を離した。自分ごとウェスカーを爆撃機の外に放出するために。 「ダメだ、シェバ!」 もう二度と、相棒を目の前で失ってたまるものか! クリスは自分の危険も省みず、堕ち行くシェバに飛びついてその腕を掴む。間一髪だった。 「貴様らも地獄へ道連れだ!」 今までの大物ぶったクールな様子もどこへやら、三流悪役並のあがきを見せるウェスカー。 「堕ちるのはあなただけよ!」 クリスに支えられ、片手が自由になったシェバは、銃弾をウェスカーへと撃ち込んだ。 堕ちていくウェスカー。そして爆撃機も、バランスを崩して予定高度に達せず堕ちていく。 ふらふらと下がっていく先は、奇跡的にも、孤島にある活火山の火口だった。 この極限環境には、ウロボロスが感染するような生物はいないし、ウロボロス・ウィルス 自体もおそらく生存できないだろう。バイオハザード発生の危機は、回避されたのだ。 203:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 49 02 ID ??? ぼろぼろの体を引きずり、爆撃機から火口へと降りるクリスとシェバ。 ……しかし、まだ終わってはいなかった。 「やはり貴様を最初に始末しておくべきだった……クリィィィス!!」 もう一人、ぼろぼろになりながらも、あの男もまだ生きていた。そう、ウェスカーである。 おそらく、投げ出されてもなんとか爆撃機の外壁にしがみついていたのだろう。 「……貴様だけは……殺す!!」 野望が潰えたウェスカーは、いまやただ仇敵クリスを殺すことしか考えていなかった。 ウロボロス・ウィルスを詰め込んだミサイルに、躊躇なく自分の右腕をぶちこむ。 もはや見慣れたあの黒い触手が、ウェスカーの右腕と上半身を覆っていく。 さすがは自らを神の資格ありと豪語するだけあり、ウェスカーはウロボロスをうまく制御 しているようで、右腕の触手の先にミサイルの破片を絡みつけ、ドリル状の武器として 活用するという器用な真似さえ行なっている。 いままで戦ってきたウロボロスと同じく、弱点となるコア部分がウェスカーの背中にある。 しかしその弱点は、ウェスカーが攻撃のために触手を伸ばしたときにしか露にならない。 周囲は溶岩、ウェスカーの一撃を食らったら、確実に落ちて即丸焼けになってしまう。 ギリギリの戦いを続けるが、いつまで経ってもウェスカーは弱るそぶりをみせない。 204:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 49 30 ID ??? しかし、ウェスカーより先に、足場にしていた岩が崩れた。溶岩へと落ちるウェスカー。 そこに、上空にヘリが現れる。乗っているのは、ジョッシュとジルだ。 「つかまって!」 縄ハシゴが投げ下ろされ、クリスとシェバはヘリへとよじ登った。 「クリィィィィィス!!」 溶岩に体半分漬かっても、ウェスカーはまだ死んでいなかった。触手を伸ばしてヘリへと 絡みつけ、墜落させようと振り回す。 「クリス、シェバ、あれを使って!」 ジルは後ろに備えてある武器を指差した。そこにあるのは……2つのロケットランチャー。 「準備はいいか、相棒?」 「ええ、いつでも」 ふたりが構え、撃ち出した弾頭は、まっすぐにウェスカーへと飛んでいき、爆発。 「……死んでいった仲間のぶんよ!」 シェバは威勢よく啖呵を切り、クリスとジルと見詰め合って微笑んだ。 205:BIOHAZARD5 勝手に続き:2010/08/28(土) 09 49 54 ID ??? ……四人を乗せたヘリコプターは、ひたすらに海を行く。 「……終わったな」 「……ええ」 「ようやくね」 クリスの言葉に、シェバとジルが応じた。 (この世界は、命をかけてまで守る価値があるんだろうか?) かつてクリスは、そんなことを考えたこともある。しかし、今は違う。 (仲間の返してくれる笑顔、それだけでも価値はある) クリスは、ふたりの大切な相棒の笑顔を見て、そう思った。 水平線から太陽が昇ろうとしている。 悪夢の夜は明けた。今日もまた、世界は新しい朝を迎える……。 The End 206:BIOHAZARD5 ウェスカーの演説集:2010/08/28(土) 09 50 27 ID ??? 「クリス、考えたことはないか? この世界は人間が多すぎると!」 「優秀な人間は一握り、そのほかのクズは重石にすぎん」 「重石を捨て去れば、人間はもっと身軽になる! そのためのウロボロスだ!」 「ウロボロスに選ばれた真に優秀な遺伝子……」 「それこそ進化を授かるにふさわしい、新時代の遺伝子なのだ!」 『その新時代で、王にでもなるつもりか、ウェスカー!』 「ふふふふ、お前も所詮その程度か? ひとついいことを教えてやろう、クリス。 俺は『王』になどならん…… 俺は『神』になるのだ!」 「なぜわからん、クリス!? こんなくだらない世界のどこがいいというのだ!?」 「より強く、より高位の存在が生き残る自然界のルール(ナチュラル・セレクション)!」 「人類は永年、その決まりから外れてきた」 「どこへ行っても争い…… そして汚染…… 薄汚い人間、人間、人間……!」 「傲慢なお前たちは、裁かれねばならん!」 『黙れ! 貴様にそんなことを言う資格はない!』 207:BIOHAZARD5 1レス要約:2010/08/28(土) 09 51 11 ID ??? 主人公クリスは、B.S.A.A.という対バイオテロ特殊部隊のエージェントである。 世界中でバイオテロと戦うのと同時に、現在は2年前に生死不明となった相棒のジルの 手がかりを求め、誰よりも精力的に世界各国を飛び回って活躍していた。 今回の任務は、アフリカのキジュジュ自治区へ潜入、行われる生物兵器の裏取引を検挙し、 また「ウロボロス計画」という謎の言葉に関する情報を収集することである。 現地で新相棒のシェバと合流、他のチームと連携をとろうとするが、しかしテロリストに 情報が筒抜けだったらしく、待ち伏せされて壊滅的打撃を受け、任務は失敗に終わった。 だがそんな中でもわずかに手に入った情報の中には、捜し求めていたジルの情報があった。 クリスとシェバはあきらめずに前進し、旧アンブレラの研究施設を発見する。 そこに立ちはだかるのは因縁の宿敵ウェスカーと、B.S.A.A.のスポンサーの社長エクセラ、 そして彼らに忠実に従うフードと仮面の謎の人物……洗脳されたジルだった。 ジルを洗脳の呪縛から解き放つと、彼女は「ウロボロス計画」とはなにかを教えてくれた。 ウロボロスとは、適合する遺伝子に進化をもたらし、それ以外を飲み込み増殖するウィルス。 ウェスカーはそれを世界中にばら撒いて、幾多の屍の上に自分の望む世界を作り出す気だ。 そんな暴挙は許さないと、クリスとシェバはウェスカーを追いかけてその野望をくじく。 ヤケになったウェスカーは、自らにウロボロスを宿らせて怪物と化して襲い掛かってきたが ロケットランチャーで撃退。クリスら3人の、BIOシリーズを貫く長い因縁に決着が着いた。
https://w.atwiki.jp/baiolive001/pages/26.html
イベントの結果を記録 編集 イベントの結果を記録【PS2,PS3,PC,XBOX360,Wii,GC】バイオハザード4HDリマスター発売記念 バイオハザード4拳銃王(2011/11/12/ 20 00~25 00)結果発表 【PS2】バイオハザードOB サバイバルタイムアタック(2010/12/18 21 00~24 00)結果発表 【PS】 バイオハザード2 レオン表ハンドガン縛り (2010/08/08 20 00~24 00)結果発表 【PS】 バイオハザード クリスナイフ縛り (2010/05/02 20 00~23 00)結果発表 【PS3 xbox360】 バイオハザード5 the mercenaries DUO BSAAクリススコアタック大会 (2010/01/09 20 00~23 00)結果発表 【PS2 GC wii PC】 BIO4 第二回バイオハザード4拳銃王 (2009/10/24 19 00~24 00)結果発表 【PS3 xbox360】 BIO5 第二回バイオハザード5DUOマーセナリーズ大会 (2009/09/05 19 00~21 00)結果発表 【PS3 xbox360】 BIO5 俺達がBSAAだ! リアルトゥルートラスト選手権 (2009/08/16 19 00~22 00)結果発表 【PS SS】 バイオハザード ジルナイフ縛り (2009/07/18 20 00~23 00)結果発表 【XBOX360.PS3】 第一回バイオハザード5DUOマーセナリーズ大会(2009/05/23 20 00~23 00)結果発表 バイオハザード4 拳銃王コンテスト(2009/02/28 19 22~24 22)結果発表 第一回バイオハザード4 The Mercenaries レオンスコアアタック大会(2008/11/8 20 00~22 00)結果発表 第二回バイオ4 大富豪決定戦(2008/08/30 20 00~24 00)結果発表 バイオハザード4 大富豪決定戦(2008/08/16 20 00~24 00)結果発表 バイオハザード4 タイムアタック(2008/06/28 19 00~24 00)結果発表 バイオハザード4 タイムアタック(2008/06/21 19 00~24 00)結果発表 【PS2,PS3,PC,XBOX360,Wii,GC】バイオハザード4HDリマスター発売記念 バイオハザード4拳銃王(2011/11/12/ 20 00~25 00)結果発表 ルール ・使用可能武器はハンドガン、レッド9、パニッシャー、ブラックテイルの4種(体術可、ナイフ可、投擲可) ・対象機種:GC、Wii、PS2、PC、PS3、Xbox360 ・制限時間:5時間 ・難易度:自由 ・順位:制限時間終了時の到達地点>命中率>撃退数 ・ペナルティー:難易度イージーの場合死亡1回(命中率-1%)難易度アマチュアの場合死亡1回(命中率-2%) ・スペシャルコスチューム2禁止 順位 プレイヤー 機種(難易度) 命中率 撃退数 死亡回数 クリアタイム 備考 1 pocky151氏 PC(プロ) 100% 615 2 04 38'11" 2 胎児氏 PS3(プロ) 98% 285 0 02 38'07" 途中参加 3 服部氏 XBOX360(プロ) 94% 466 3 04 53'00" 4 bsbs氏 XBOX360(プロ) 89% 426 7 04 22'05" 右腕撃破 5 |ω・`)氏 XBOX360(プロ) 89% 387 6 04 07'34" 岩死5回 6 貿易氏 PC(プロ) 84% 364 16(0) 04 24'21" コマンド表示縛り 7 岩王氏 PS3(プロ) 83% 333 1 03 17'25" 8 はざお氏 Wii(プロ) 82% 500 1 04 34'26" 9 へたれ氏 GC(アマ) 81% 308 8 03 20'59" 10 生チョコ氏 GC(プロ) 76% 434 26 05 51'59" 戦場タイムオーバー(参考記録) 実況者の方々、お疲れ様でした。 多元鏡さん、鏡さん、本当にお疲れさまでした。 Back to TOP△ 【PS2】バイオハザードOB サバイバルタイムアタック(2010/12/18 21 00~24 00)結果発表 ルール ・制限時間3時間 難易度ノーマル オフライン HDDなし ・抽選の結果ステージとキャラは発生(ジョージ)、巣窟(ジム)、決意(アリッサ) ・ステージをクリアしたときのタイム、生存人数に応じてポイントをつける 各ステージタイム、1位10P、2位8P、3位6P、4位以降1P クリア時の生存人数、3人10P、2人5P、1人1P クリアできなかったステージは0点 順位 プレイヤー 発生 巣窟 決意 合計ポイント 1 1154氏 07 38(3人) 07 44(3人) 20 13(3人) 60P 2 サイトー氏 09 05(3人) 10 37(3人) 27 17(3人) 54P 3 |ω・`)氏 09 12(3人) 10 42(3人) 48 44(3人) 43P 4 へたれ氏 14 34(3人) 27 32(1人) 死亡 13P 5 2500氏 09 59(3人)*タイムオーバー 未プレイ 34 21(1人) 7P 実況者の方々、お疲れ様でした。 多元鏡さん、鏡さん、本当にお疲れさまでした。 Back to TOP△ 【PS】 バイオハザード2 レオン表ハンドガン縛り (2010/08/08 20 00~24 00)結果発表 ルール ・制限時間4時間 ・キャラはレオンで表シナリオ(ノーマル)、使用できる武器はハンドガンのみでどこまでいけるか競います ・クリアした場合はクリアタイム、死亡した場合は進行具合とそこまでのタイムで順位を決めます。 ・制限時間内なら何回でもやり直しokです。死亡した場合は最初からになります 順位 プレイヤー 機種 クリアタイム/到達地点 備考 1 飛び入り 1154氏 ePSXe 1 14 33 リザルト画面では1 11 12 2 (・A・) ◆oOrD15apUg氏 ePSXe 1 15 12 リザルト画面では1 12 30 3 て ◆jEkMA7sAzc氏 PS2(PS版) 1 19 17 リザルト画面では1 15 45 4 本番氏 GC 1 20 22 リザルト画面では1 09 07 5 やらないか氏 PS2(PS版) 1 22 32 リザルト画面では1 18 58 6 よしお氏 GC 1 24 05 リザルト画面では1 12 39 7 左曲がり氏 SSSPSX 1 24 50 リザルト画面では1 21 35 8 |ω・`)氏 PS3(ゲームアーカイブス版) 1 44 01 リザルト画面では1 40 24 9 貿易氏 PC 1 47 39 リザルト画面では1 30 40 10 きんつば氏 PS3(ゲームアーカイブス版) 2 30 35 リザルト画面では2 26 53 11 服部氏 PS3(ゲームアーカイブス版) ワニで死亡 死亡後もタイムアップまで頑張りました 実況者の方々、お疲れ様でした。 多元鏡さん、鏡さん、本当にお疲れさまでした。 Back to TOP△ 【PS】 バイオハザード クリスナイフ縛り (2010/05/02 20 00~23 00)結果発表 ルール ・制限時間3時間 ・キャラはクリスで使用できる武器はナイフのみでどこまでいけるか競います ・クリアした場合はクリアタイム、死亡した場合は進行具合とそこまでの タイムで順位を決めます。 ・制限時間内なら何回でもやり直しokです。死亡した場合は最初からになります 順位 プレイヤー 到達地点 実時間(ストップウォッチ計測) 備考 1 hQcZWxSc0氏 クリア 1 11 27 リザルト画面では1 05 46 2 やらないか氏 クリア 1 27 09 リザルト画面では1 22 43 3 │ω・`)氏 クリア 1 48 35 リザルト画面では1 44 16 4 胎児氏 クリア 2 13 03 リザルト画面では2 10 28 5 左曲がり氏 地下倉庫 1 35 42 ブラックタイガー戦で死亡 6 鶴瓶氏 中央廊下 1 46 32 プラント42撃破後、ウェスカーと再開してタイムアップ 実況者の方々、お疲れ様でした。 多元鏡さん、鏡さん、本当にお疲れさまでした。 Back to TOP△ 【PS3 xbox360】 バイオハザード5 the mercenaries DUO BSAAクリススコアタック大会 (2010/01/09 20 00~23 00)結果発表 ルール 制限時間は3時間。使用キャラBSAAクリスで二人一組のコンビを組み、4ステージの合計スコアで順位を競います。 順位 プレイヤー 集会場 集落 古代遺跡 監獄 合計 1 おっかけ&胎児 836,108 607,722 658,396 605,838 2,708,064 2 │ω・`)&mist 789,454 568,972 626,269 567,801 2,552,496 3 bsbs&TSK 774,002 552,929 638,229 555,857 2,521,017 4 ぷるるん&まさお 739,759 387,432 373,454 365,452 1,866,097 実況者の方々、お疲れ様でした。 多元鏡さん、鏡さん、本当にお疲れさまでした。 Back to TOP△ 【PS2 GC wii PC】 BIO4 第二回バイオハザード4拳銃王 (2009/10/24 19 00~24 00)結果発表 実況時の2chスレ(圧縮してます) ルール 使用可能武器はハンドガン、レッド9、パニッシャー、ブラックテイルの4種(体術、ナイフ可) 制限時間5時間でどこまで進めるかを競います サラザール、サドラー、鐘等のダメージ判定の無い部分に連射し命中率を稼ぐ行為を禁止 順位は制限時間終了時の到達地点>命中率>撃退数で決定します 難易度選択はプロ(自由だったのですが全員プロでした) 順位 プレイヤー 機種 クリアタイム/ 到達地点 命中率 撃退数 死亡回数 備考 1 nakky氏 Wii 04 27'25'' 99% 529体 2回 2 胎児氏 GC 04 37'28'' 98% 591体 5回 初期ハン縛り 3 服部氏 Wii 04 35'32'' 93% 421体 4回 村は初期ハン。城以後はブラックテイル 4 │ω・`)氏 Wii 04 28'04'' 91% 473体 2回 5 土星氏 PS2 04 12'52'' 90% 343体 3回 初期ハン・パニ・赤9 6 サイトーさん氏 Wii海外 04 22'05'' 89% 441体 2回 初期ハン縛り 7 bsbs氏 GC 04 53'11'' 88% 494体 6回 8 紐パン氏 PC 04 08'12'' 88% 314体 9回 初期ハン・パニ・ブラックテイル 9 ハニガン氏 PC 04 42'13'' 86% 482体 3回 10 便所蜂氏 GC 04 21'57'' 85% 340体 18回 11 ◆WXSTOhazao氏 GC 04 34'00'' 84% 459体 1回 12 きんつば氏 PC 5-4 戦場B --% ---体 --回 13 DAIGO氏 PS2 5-3 クラウザー戦 --% ---体 --回 14 寝るお氏 GC 5-3 U-3戦 --% ---体 --回 篭城戦まで初期ハン。それ以後はパニッシャー 15 おっかけ氏 GC 5-2 鉄球部屋 --% ---体 --回 50分遅れスタート 15 やらないか氏 GC 5-2 鉄球部屋 --% ---体 --回 1時間24分遅れスタート 17 有野係長氏 PC 4-4 サラザール戦 80% ---体 --回 ハンドガン4丁 18 ぷるるん氏 PS2 4-1 右腕前 --% ---体 --回 19 鹿苑寺氏 Wii 4-1 ガラドール2体戦 --% ---体 --回 機種・縛りなどご存知の方は編集お願い致します。 実況者の方々、お疲れ様でした。 多元鏡さん、鏡さん、本当にお疲れさまでした。 Back to TOP△ 【PS3 xbox360】 BIO5 第二回バイオハザード5DUOマーセナリーズ大会 (2009/09/05 19 00~21 00)結果発表 ルール 二人一組のコンビを組み、DUOで指定の4ステージをプレーして合計得点を競います。 順位 プレイヤー 船首甲板 監獄 集落 実験施設 合計 1 鹿苑寺&TSK 683,181 759,325 702,738 460,997 2,606,241 2 bsbs&kiwami 710,546 762,185 616,428 505,491 2,594,650 3 おっかけ&527 ◆.XI.7Ac3r 675,333 640,708 714,608 469,257 2,499,906 4 │ω・`)&Neocha 520,542 578,449 662,148 416,664 2,177,803 5 まさお&mist 496,406 691,441 381,435 523,759 2,093,041 実況者の方々、お疲れ様でした。 多元鏡さん、鏡さん、本当にお疲れさまでした。 Back to TOP△ 【PS3 xbox360】 BIO5 俺達がBSAAだ! リアルトゥルートラスト選手権 (2009/08/16 19 00~22 00)結果発表 ルール 二人一組になりリアルタイムアタック形式でクリアタイムを競います 難易度ベテラン、リスタート禁止、制限時間3時間 ロケットランチャー、ロングボウ、ガトリング使用禁止 順位 機種 クリアタイム プレイヤー 1 xbox360 02 18 54" リヲン+TSK 2 PS3 02 35 00" おっかけ+助っ人氏? 3 xbox360 02 41 38" まさお+写生 Back to TOP△ 【PS SS】 バイオハザード ジルナイフ縛り (2009/07/18 20 00~23 00)結果発表 ルール ・制限時間3時間 ・キャラはジルで使用できる武器はナイフのみでどこまでいけるか競います ・クリアした場合はクリアタイム、死亡した場合は進行具合とそこまでの タイムで順位を決めます。 ・制限時間内なら何回でもやり直しokです。死亡した場合は最初からになります 順位 プレイヤー 到達地点 実時間(ストップウォッチ計測) 備考 1 やらないか氏 クリア 1 20 00 リザルト画面では1 15 56 2 胎児氏 クリア 1 20 34 リザルト画面では1 16 25 3 便所蜂氏 クリア 1 32 46 リザルト画面では1 28 38 4 │ω・`)氏 クリア 1 38 53 リザルト画面では1 34 28 5 KOOL氏 培養槽の部屋 1 43 30 タイラントにやられ終了。尚、イベント開始時にPS2が壊れイベント中にPSone購入TAを行った 6 量産型リヲン氏 動力室通路B 2 36 10 キメラにやられ終了 7 おっかけ氏 研究員個室B 2 48 36 ゾンビに囲まれ食され終了 実況者の方々、お疲れ様でした。 多元鏡さん、鏡さん、本当にお疲れさまでした。 Back to TOP△ 【XBOX360.PS3】 第一回バイオハザード5DUOマーセナリーズ大会(2009/05/23 20 00~23 00)結果発表 二人一組のコンビを組み、DUOで全ステージをプレーして合計得点を競います。 オンラインコープを用いた大会のテスト的な意味もあります。 ルール 制限時間は3時間 キャラは自由 DUOで全ステージやっての合計スコアで順位を競う 順位 プレイヤー 機種 集会所 鉱山 集落 古代遺跡 実験施設 ミサイル施設 船首甲板 監獄 合計 1 写生&ねおちゃ 箱○ 755,527 631,576 632,333 668,125 296,971 767,495 646,991 711,383 5,110,401 2 │ω・`)&リヲン 箱○ 795,601 640,079 631,644 648,727 423,926 760,174 464,283 546,064 4,910,498 3 まさお&kiwami 箱○ 785,205 597,819 465,061 496,009 500,266 626,171 605,787 473,772 4,550,090 4 bsbs&mist 箱○ 766,103 519,023 420,098 504,794 320,471 645,228 504,589 574,895 4,255,201 5 ねるお&キッド PS3 247,458 146,983 111,000 177,844 86,450 109,610 132,690 94,430 1,106,465 (敬称略) 多元鏡さん、鏡さん、実況者の方々、本当にお疲れさまでした。 Back to TOP△ バイオハザード4 拳銃王コンテスト(2009/02/28 19 22~24 22)結果発表 (大会ポスター) ルール 使用可能武器はハンドガン、レッド9、パニッシャー、ブラックテイルの4種(体術、ナイフ可) 制限時間5時間でどこまで進めるかを競います サラザール、サドラー、鐘等のダメージ判定の無い部分に連射し命中率を稼ぐ行為を禁止 順位は制限時間終了時の到達地点>命中率>撃退数で決定します 順位 プレイヤー 機種 クリアタイム/ 到達地点 命中率 撃退数 死亡回数 備考 1 ラドック氏 Wii 04 01'45'' 94% 555体 0回 ヌンチャクなし 2 リヲン氏 PS2 03 41'53'' 93% 298体 6回 初期ハンドガン縛り 3 エラー氏 PC/RE4 04 41'39'' 91% 399体 5回 お宝の地図の宝全取り 4 服部氏 Wii/海外 04 38'23'' 88% 426体 2回 5 2x5氏 GC 04 02'00'' 88% 412体 1回 ハンドガン+レッド9 6 おっかけ氏 PS2 04 35'44'' 87% 471体 12回 7 寝るお氏 GC 04 51'34'' 85% 504体 4回 8 |ω・`)氏 GC 04 24'49'' 85% 470体 0回 9 bsbs氏 GC 04 41'05'' 85% 470体 9回 10 便所蜂氏 GC 04 51'40'' 85% 434体 8回 パニ+ナイフ 11 ハニガン氏 PC 04 47'36'' 82% 424体 3回 12 KOOL氏 GC chapter5-2 --% ---体 --回 13 kitten-blue氏 GC chapter4-1 --% ---体 --回 *2時間遅れで開始 * さうす氏 PS2? *リタイヤ --% ---体 --回 *体調不良により 多元鏡さん、鏡さん、実況者の方々、本当にお疲れさまでした。 Back to TOP△ 第一回バイオハザード4 The Mercenaries レオンスコアアタック大会(2008/11/8 20 00~22 00)結果発表 レオンで全ステージをプレイし合計スコアで競います ルール 制限時間2時間で使用キャラはレオン ステージセレクト&リトライ自由 終了時間十分前に始めたプレイは最後までプレイしてOK 順位 プレイヤー 機種 村(Village) 城(Castle) 砦(Base) 港(Water World) 合計 備考 1 |ω・`)氏 Wii 181,800 139,730 167,650 120,010 609,190 2 bsbs氏 GC 159,550 141,330 155,370 147,770 604,020 3 ハンサム氏 GC 166,300 147,770 150,440 132,440 596,950 4 おっかけ氏 PS2 118,860 142,380 114,110 127,690 503,040 途中参加 5 QP氏 GC 124,720 119,710 103,090 93,860 441,380 途中参加 6 やらないか氏 GC 104,200 83,480 109,340 52,000 349,020 途中参加 7 リヲン氏 PS2 78,630 112,130 72,400 69,450 332,610 途中参加 8 ハニガン氏 PC 87,070 82,410 73,370 64,110 306,960 9 DAIGO氏 PS2 23,000 28,000 14,320 17,700 83,020 途中参加 多元鏡さん、鏡さん、実況者の方々、本当にお疲れさまでした。 Back to TOP△ 第二回バイオ4 大富豪決定戦(2008/08/30 20 00~24 00)結果発表 ゲームクリア時の最終的な金額を競います。 クリア後のデータをロードし、最初の武器商人で必要ならアイテム売却。 売却後の金額にリザルトの結果を計算してください。 ルール 制限時間は4時間。 リトライ禁止。 計算方法は以下の通りです(計算後の金額が最終的な金額となります) 死亡回数×-10000PTAS 時間経過1分(端数切捨て)×-10000PTAS(前回から変更) 順位 プレイヤー 播種 クリアタイム 超過タイム 死亡回数 最終ポイント 備考 1 ラドック氏 Wii 3 56 20 - 0回 1755400-(10000*0)-(10000*0)= 1755400 射的封印、ラストロケラン未使用 2 量産型リヲン氏 PS2 3 59 24 - 9回 1667380-(10000*0)-(10000*9)= 1577380 3 bsbs氏 GC 4 05 45 5分over 2回 1644120-(10000*5)-(10000*2)= 1574120 チェン・エルヒルート両方選択 4 |ω・`)氏 GC 3 58 13 - 0回 1560320-(10000*0)-(10000*0)= 1560320 5 ハンサム氏 GC 4 03 35 3分over 5回 1618960-(10000*3)-(10000*5)= 1538960 多元鏡様、実況者の方々、本当に本当にお疲れさまでした。 Back to TOP△ バイオハザード4 大富豪決定戦(2008/08/16 20 00~24 00)結果発表 ゲームクリア時の最終的な金額を競います。 クリア後のデータをロードし、最初の武器商人で必要ならアイテム売却。 売却後の金額にリザルトの結果を計算してください。 ルール 制限時間は4時間。 リトライ禁止。 計算方法は以下の通りです(計算後の金額が最終的な金額となります) 死亡回数×-10000PTAS 時間経過1分(端数切捨て)×-5000PTAS 順位 プレイヤー 播種 クリアタイム 超過タイム 死亡回数 最終ポイント 備考 1 量産型リヲン氏 PS2 4:04 4分over 7回 1682560-(5000*4)-(10000*7)= 1592560 無改造・初期体力でクリア 2 bsbs氏 GC 4:10 10分over 0回 1439390-(5000*10)-(10000*0)= 1389390 ノーコン 3 ハンサム氏 GC 4:21 21分over 5回 1355670-(5000*21)-(10000*5)= 1200670 ルールの把握ミスで、4時間経過の時点でアイテム全売却によるロスあり 4 イカ氏 GC 4:33 33分over 8回 1361980-(5000*33)-(10000*8)= 1116980 途中ハニガン氏によるオリンピック野球中継&イカ氏本人も野球観戦 * ラドック氏 Wii - - - - 落雷による電源落ちで棄権(代理でイカ氏が急遽途中参加) 多元鏡様、実況者の方々、本当に本当にお疲れさまでした。 Back to TOP△ バイオハザード4 タイムアタック(2008/06/28 19 00~24 00)結果発表 順位 クリアタイム プレイヤー 結果 備考 難易度 機種 1 02 36'55" ラドック 命中率:81% 撃退数:336 死亡回数:0 ロケラン禁止 PRO Wii 2 02 48'55" |ω・`) 命中率:76% 撃退数:339 死亡回数:2 PRO GC 3 03 17'26" リヲン 命中率:82% 撃退数:267 死亡回数:12 初期ハン+ロケランのみ PRO PS2 4 03 17'42" ハニガン 命中率:80% 撃退数:340 死亡回数:6 PRO PC 5 03 19'01" ハンサム 命中率:81% 撃退数:359 死亡回数:7 ロケラン禁止 PRO GC 6 03 27'33" QP 命中率:83% 撃退数:371 死亡回数:3 ロケラン禁止 PRO PS2 7 05 32'08" 遂蔵 命中率:71% 撃退数:333 死亡回数:55 PRO PS2 多元鏡様、実況者の方々、お疲れさまでした。 Back to TOP△ バイオハザード4 タイムアタック(2008/06/21 19 00~24 00)結果発表 (大会ポスター) 順位 クリアタイム プレイヤー 難易度 機種 1 02 19'43" ラドック PRO Wii 2 02 45'31" 2×5 PRO GC 3 02 46'47" リヲン PRO PS2 4 02 57'01" ハンサム PRO GC 5 03 00'17" |ω・`) PRO GC 6 03 22'04" bsbs PRO GC 7 04 29'55" ハニガン PRO PC 8 次回の配信に期待下さい04 41'27" 4-1終了でタイムアップ 遂蔵 PRO PS2 多元鏡様、実況者の方々、本当に本当にお疲れさまでした。 Back to TOP△
https://w.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/1825.html
【ゲーム】バイオハザード0(wii) 【作者名】スパーク 【完成度】完結(08/07/27~08/09/17) 【動画数】33+1 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/7727623 【備考】 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hatsusuke/pages/441.html
バイオハザード0 HDリマスター 公式サイト http //capcom.co.jp/bio0hd/ja/index.html 機種 プレイステーション4 発売日 2016年未定 定価 パッケージ版:未定 / DL版:未定 ジャンル サバイバルホラー 発売元 カプコン 開発元 不明 オフラインプレイ人数 未定 多人数プレイ要素 未定 年齢区分 審査予定 初回特典 未定 限定版 未定 備考 2002年11月21日に発売されたゲームキューブ版「バイオハザード0」のリマスター版 プレイ画像 PV
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/628.html
biohazard4(Part1/2) ページ容量上限の都合で2分割されています。 12-264~276・473~479・667~670、 13-30~36・290~297、 14-55 264 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 01 46ID cBT2xCYc オープニング 1998年のラクーンシティの惨劇以降の話がレオンの独白によって語られる。 1~現在までの流れをざっと説明。 既出情報のみ。あとラクーン壊滅後、政府がアンブレラに対して業務停止命令を出し、株価暴落の末 アンブレラは事実上の崩壊に追い込まれたらしい。 んで六年後。 「アンブレラをぶっ潰す!」とか2のエンディングで息巻いてた新人警官レオン君は、 警官辞めて特殊訓練受けた後、大統領のシークレットサービスになってる。 (まだ実務経験はなし。こうなるまでの経緯は3のシークレットで説明済←シェリー人質に取られたから) 警護する筈の大統領の娘がさらわれちゃったので、目撃情報があったヨーロッパの片田舎(スペイン)へ。 地元警官の運転する車の中から物語が始まる。 後部座席のレオンの素性を詮索する警官二人(ヒゲ メガネ)。 署長命令で運転手兼案内人にされたのが余程癇に障ったのか、警官たちはキチ○イアメリカン、 カウボーイ野郎等の罵倒とも取れる呼びかけを駆使し、車内がいい感じにギスギスした雰囲気に。 なんか捜索も手伝ってくれるのか怪しいっぽい。 霧が出てきた山道の途中で車を止めて立ちションする警官(ヒゲ)。 その周りを巡るようにして観察する何者かの視線。 「何だよ…急に冷えてきやがった」とボヤく警官。 ていうか何でこの時寒くなったのかの謎はクリアした今でも解けてません。 多分ふいんき(何故ryモノだったんだろうが何だったんだろうこの演出。 警官は途中でふと辺りを見回すのだが、 結局は「気のせいか…」とお約束に呟いて車に乗り込みエンジンスタート。 265 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 05 02ID cBT2xCYc 吊り橋を渡りきった車の周りにはさっきよりもひどくなった霧が。 警官によると、ここから先が大統領の娘らしき人物の目撃情報があった村らしい。 「様子を見てくる」というレオンに対し、警官たちは案の定、 「俺らは車を見張っておくぜ(ちょっと考えて)駐禁とられたくねぇし」と席を立とうともしない。 こんな山奥で駐禁って…( ´A`) 「駐禁ね、まあ、そうだな」とイヤミっぽく同意するレオン、 「グッドラ~ック♪」とヤな節回しで見送る警官に、車を降りしな「なけるぜ」と毒づく。 (このセリフ、今回何度も出てくるのだが英語ではそういうようなことは言ってない。日本語版だけの口癖? この時は英語では多分「やれやれ、誰なんだよこいつら(何の為に来たんだ?)」、 とか何とか言ってるとオモ) 直後にどこからか通信が入った。相手はハニガンと名乗る引っつめ髪に眼鏡の知的美人だ。 今回レオンのサポートをしてくれるらしい。 今回のターゲットである大統領の一人娘「アシュリー・グラハム」の名前を確認した後、 「デートに誘う相手を間違えたことを連中に思い知らせてやるか」と不敵に嘯くレオン。 ハニガンはアシュリーを拉致した犯人について調べてくれるそうだ。 通信を切った後、道なりに進むと脇に木造の民家が。 先に進もうにも住民の物らしき軽トラが道を塞いでいるので、とりあえず情報収集のために民家に入る。 266 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 07 16ID cBT2xCYc 居間の暖炉に火をくべている男を見つけたレオンは声をかけるが、聞こえていないのか 男は背中を向けたまま作業を続けている。すぐ脇にまで歩み寄ると男が振り返ったので、 レオンは取り出したアシュリーの写真を見せながら 「この娘のこと何か知らないか?」と問いかけたが、初老の男はレオンにはわからない言葉 (多分スペイン語)で怒ったように何か言うばかり。 考えてみればスペインの山奥山にそうそう英語が解る人間がいるはずもなく、 埒が開かないと悟ったレオンが息をつき、「お邪魔のようだな。出てくよ」と写真をしまおうとした刹那、 男が背後に立てかけてあった手斧を掲げて切りかかってきた! 咄嗟に飛び込み前転で攻撃をかわしたレオンは銃を向け、「動くな!」と叫ぶが それで止まる奴なんか居ないのがバイオクオリティ。 もっかいだけ警告した後容赦なく男に銃弾をブチ込んだレオンは、急発進したエンジン音に気づき、 「サドラー様…」とか何とか呟きながら動かなくなった男に背を向け、慌てて背後の窓の隙間を覗き込んだ。 見ればさっき道にあった軽トラがレオンが上ってきたばかりの坂道をがたごと下って行く。 更に左右に視線を走らせれば、手に手に何かしらの武器を持った村人たちが近づいてくるのが見える。 坂の下からは警官たちの悲鳴、そして何かがクラッシュした音が。 (余談ですがこの時の警官の最後の言葉が「来たー!」なのは…いえ、何でもありません) そこにタイミングよく通信が入り、「どうしたの、レオン?」とハニガン。てめーどこで見てやがった。 ともかく村人に襲われたことと今の状況をレオンが説明すると、村の中心に向かうことを指示される。 発砲を許可されたのでガンガン撃ってくことにします。 ていうかさっきもう許可前なのに既に撃っちゃったんですが。 この後さっきの暖炉を調べてみると薪に混じって人骨が火にくべられているのがわかり、 更に部屋の奥の棚に蛆のわいた大量の頭蓋骨が発見できる。 267 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 09 46ID cBT2xCYc 家を出ると村人が次々襲ってくるが最初の村人含め、別に体が腐っているわけでもなく、 普通の人と変わりない。 謎は解けないまま更に道を進んでいくと、どこからか犬の悲しそうな鼻声が。 鳴き声の元をたどると白い犬がトラバサミに足を噛まれて苦しがっている。 かわいそうなので罠を外してやると、犬は身震いして恩人に愛想も振らずに とっとと走っていってしまった。…まぁいい。 犬はほっといて村の中心までやってくると大きな焚き火が焚かれていて、 その周りで数人の村人たちがなんかカッポレとかジャッドンとか歌?っぽい物を歌いながら (音痴以前にとてもじゃないが歌には聞こえんのだが…)農作業をしている。 ここで双眼鏡が使えるので、製作者さんのご好意に甘えて焚き火の周辺を思う存分ズームで見てみる。 …なんかものすごく見覚えのある人が火の中で串刺しにされてるんですが。 あれは…ああ、ここまでレオンを送ってくれた警官(ヒゲ)です(´A`) 五分ほど前、あなたはレオンにグッドラックと言ってくださいましたが グッドラックはむしろあなたの方に必要でしたね…。 とか感慨にふけっていてもしょうがないので先に進むと当然の如く発見されて 前後左右からハンパない数の村人(武器装備済み)が集まってくる。 入ってきた扉から出ようにも、外から押さえられているらしくびくともしない。 ここで一定時間持ちこたえるか一定数の村人を倒すとどこからか鐘の音が鳴り響く。 一斉に音の方を振り向く村人たち。武器を落とし、何事かぶつぶつ言いながら去っていく。 そのうちの一人が囁くように言った。 「ロード・サドラー…」 268 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 13 27ID cBT2xCYc 誰もいなくなった村の広場。 「どうなってる…?ビンゴなのか?」一人残されたレオンは困惑しきって呟いた。 そこにハニガンからの通信。 レオンが警官の死体を発見したことを告げるとハニガンはその場にとどまることは危険と判断、 村の北側からの脱出を指示する。 ちなみに火の中の警官を調べると「一緒に行動していれば…」とレオンが悔やむセリフが出ますが、 そうなったらそうなったでレオン様のみカッコよく危機から脱出する展開になっていたかと思われます。 村北側の出口に向かう前に家の中を調べて見ると、食事の後はあるのに料理はどれも腐っていて とても人間が食べたとは思えず、一体彼らはなんなのか、更に謎が深まる。 開かない扉があるのを気にしつつ、村中央広場を抜け、農場地域へ。 小屋の中でメモを発見。 合衆国のエージェントが近々この村に調査に来るので例の者と接触しないように注意せよとか書いてある。 例の者とやらは農場の北の廃屋に監禁してあるらしい。親切な誰かのメモどおり早速行ってみる。 途中坂の上から転がされる岩をA連打で避けたりしつつ、 ブービートラップが大量に仕掛けてある廃村に到着。奥の荒れ果てた屋敷に入ると、奇妙な物音が聞こえる。 音の元を探すと奥のクロゼットがドンドンと音を立てていた。 レオンが用心しいしい銃を構えながら扉を開くと、中からヒッピー風の男が転がり出てくる。 村人たちとは違う、普通の人間のようだ。 269 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 14 56ID cBT2xCYc 後ろ手に縛られて芋虫のようにもがいている男の口のテープを取ってやり、 「ゆっくり剥がせよ」とぼやくのを無視してうつ伏せに転がし、戒めを解いてやる。 「あんた、奴らとは違うのか?」 作業の途中、男が顔をねじ向けて疑わしげに訊いた。 「いや。あんたはどうなんだ?」 ロープが解け、身を起こした男はレオンの問いには答えないまま 「一つ大事なことを聞かせてくれ」手首をさすりながら言う。 「…たばこあるか?」 真面目な会話を期待したのは間違いだったようだ。 あきれながらも「ガムなら」とかえすレオン。お前もガムとか持っとるんかい…。 と、その時、凶暴な唸り声と共に村人二人が現れた。 「ヤバイ!」彼らの背後に響く重々しい足音に、男が顔を引き攣らせる。 「ここのボスだ!」「なに!」 村人たちの後ろから大股に歩いてくるのは二メートル以上はあろうかという大男だった。 先手必勝とばかりにレオンは大男に素早く駆け寄り、後ろ蹴りを放ったが、 大男はレオンの足を片手で易々掴み止め、次いでレオンを天井近くにまで高々と跳ね上げてしまう。 宙を飛んだレオンはクロゼットを巻き込みながら男の上に落下、そのまま気を失ってしまった。 「弱き人間よ…我らの力を授けてやろう」 薄闇の中から伸びる手には、注射器が握られている。 注射器の針は気絶したレオンの首筋に突き刺され、レオンはその瞬間だけ僅かに顔を上向けるが やがてまた首を垂れてしまう。 その様子を見ながら、豪奢なローブ姿の男が陰気な笑い声を上げた。 「やがてお前もこの力の魅力に逆らえなくなる…」 注射器のハンドルが握りこまれ、シリンダーの中の卵がするりとレオンの体内に入り込んだ。 270 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 17 24ID cBT2xCYc レオンはハッと目を見開き、辺りを見回す。 そこは埃の積もった小屋だった。 先刻の廃村とはまた違う場所らしく、戸外では激しい風が吹き荒れている。 身動きしようとして、先程の男と背中合わせに縛り付けられていることに気づいたレオンは、 男の体をゆすり上げながら声をかけた。 手元にかけられた鎖が耳障りな音を立てる。 「オレを助けるはずじゃなかったのかよ」 うめき声を立てて目を覚ました男はしかめ面で文句を言った。 「この村はどうなってるんだ?」お返しとばかりにシカトしてレオンは尋ねたが 「あんたアメリカ人だろ。何しに来た?」と男は相変わらず質問を質問で返し、答えようとしない。 レオンが手元を動かすと、男が悲鳴を上げて「…イテーなあ、お前誰だよ」と今更のように訊くので、 嘆息したレオンは名乗ってポケットから取り出したアシュリーの写真を見せ、 「この子を探しに来た。知らないか?」と言ったがやはり男は答えず、 「あんた何者だ?警官にしちゃドロ臭くないし」更にレオンの身柄を詮索する。 レオンが言葉を濁すと「当ててやろうか…彼女、大統領の娘だろ」男はあっさりと推理を的中させた。 「なぜ知っている?言ってもらおうか」男が敵だとしても、自分と一緒に縛られている以上、 相手も自分もどうしようもない。鼻をならしてレオンが訊くと 「超能力…」男は答えかけたが半眼のレオンに気が付いて笑い声を上げた。 「ウソに決まってるだろ、アミーゴ。本当は奴らが大統領の娘を教会でどうとかって…」 がらがらと何かを引きずる音。 身長をゆうに超えるハルバードを地面に垂らした村人が、 よろよろと二人の監禁された山小屋に向かって歩いてくる。 血にまみれた服と顔。村外れの民家で最初にレオンに襲い掛かってきた、あの初老の村人だった。 271 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 20 44ID cBT2xCYc 「そういうお前は?」「ルイス・セラ。ただのハンサムなプーさ」 レオンの問いに、今度は正直に答えたルイスは、元マドリッドの警官だったという。 なぜ辞めたかとレオンが尋ねると、憎まれ役にはもう飽きた、正義の味方なんて割に合わない仕事だと。 それを聞いたレオンの顔が憂鬱そうな陰に曇った。 「俺も元警察官だ…一日だけな」「オレより根性なしだな」呆れた横顔を向けたルイスだったが 「配属初日からラクーンシティの事件さ」続くレオンの告白に驚いて顔を振り向ける。 「それってアンブレラ事件か?」彼にとっては何がしかの興味を惹かれる話だったらしく、 頷いたレオンを肩越しに確認すると更に体を捻るようにして 「警察のラボでウイルスの―――サンプルってヤツを見…」言いかけたが、その声が不意に途切れた。 重い金属を引きずる音。 「Tevoy…amatar…(殺してやる)」呟きながら戸口に現れた村人を見て、虜囚二人の顔が一気に青ざめる。 必死で起き上がろうとするも、縛り付けた鎖が邪魔で上手くいかない。 「なんとかしろ!元警官だろ!」「お前もな」この期に及んで言い争う元警官二人。醜いです。 (ちなみに英語では「何かしろ!警官!」「お先にどうぞ!」つってる?) ここでボタン押しイベント。失敗すると当然即死。 成功→「今だ!」振り降ろされた槍斧に合わせ、タイミングよく腕を戒める鎖を引っ張った二人。 二人の間で鎖が砕け、地面を転がったレオンを執拗に村人は追い、再び斧を振り上げる。 飛びかかってきた村人にレオンは地面に倒れたまま足を突き出す。 レオンのキックにリフトされた村人はそのまま弧を描いて前方の壁に激突、 首の骨を折って今度こそ絶命した。 ルイスは直後、慌てて山小屋を逃げ出して行き、レオンは一人取り残される。 そこへハニガンから通信が。 272 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 23 16ID cBT2xCYc レオンはルイスから仕入れた「アシュリーは教会にいる」という情報をハニガンに告げ、 村のどこかにある筈の隠し通路を探して中央広場に戻ることにする。 小屋の外は渓谷になっており、あちこちを村人がうろうろしている。 どうも農場に貼ってあったメモに記されていた、 将来的に例の者…つまりルイスを移送する予定だった警戒が厳重な場所に、 一緒くたにつれてこられたのらしい。接触させちゃマズいんじゃなかったのか? 監禁に際して、ファー付きジャケットは取り上げたのに 装備は一切取り上げてない村人の迂闊っぷりに感謝しつつ、 ここで初めて登場する武器商人からライフル買って、 山小屋外壁の隙間から見張り打ち落とすスナイパープレイするなり いきなり山小屋から出て正面突破するなりで渓谷を抜け、その奥の廃屋を通り過ぎると、 水晶の仕掛けで封じられた屋敷の裏口に着いた。 仕掛け扉の奥の寝室には村の家に掛けられていた物と同じ、 ローブを着た陰気な男の肖像画が飾られている。 ベッドの上に残されたあの大男の村長のメモにより、レオンが生かされたままルイスと共に 監禁されたのは「サドラー様」とやらの命令によるものだったこと、彼らにも正体を掴めていない 「第三の組織」が暗躍していることがわかる。 サドラー様は万一ルイスがレオンと手を組んだりしたら、その時に生じる隙を 第三の組織が突くであろうことを逆に利用して組織の者を炙り出し、 陰謀を未然に防ぐおつもりに違いない、その為にわざと今、あえて危険を冒しているのやもとか何とか 村長は一人で突っ走った想像をしている。 更に家捜しを続け引き出しの中から「紋章のカギ」を発見、寝室を出る。 273 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 24 23ID cBT2xCYc 階下から漏れる話し声に意識を集中させていたレオンは、背後に迫っていた気配に気づかなかった。 ハッとして振り返ったときにはもう遅く、 身を転じきるより早く村長の大きな手がレオンの喉元を一掴みにして、 必死で足をばたつかせるのをものともせずにじりじりと吊り上げていく。 気道を締め付けられ、まともに声を上げる事さえかなわないレオンを 「ふん…」村長は赤と青、色が違う左右の目の片方を歪めて観察する。 もがくレオンの苦しげに瞬く瞳。 その色が彼本来の物とは違う、明らかに異様な真紅に染まりつつあった。 レオンの瞳に起こった異変を確認するや否や、村長は彼の体を、子供が飽きた玩具にするように 無造作に放り投げた。 床に落ちたレオンは尻餅をついたまま、それでもなお懸命に踵で村長から遠ざかろうとする。 「同じ血が混じったようだ」 即席の絞首台から開放され、新鮮な空気を求めて必死で喘ぐレオンに村長は指先を突きつけた。 「だがおまえは所詮よそ者。覚えておけ。目障りになるような事があれば、容赦はしない…」 遠ざかる足音を聞きながら、レオンはふらつきながら立ちあがり、 「同じ血?」擦れた声で霞む脳裏に村長の奇妙な言葉を反芻した。 274 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 27 42ID cBT2xCYc ハニガンからの通信。 この事件の裏には、この地方に昔からあるロス・イルミナドス(光明与えられしもの)という宗教団体が 一枚噛んでいるらしい。 「ロス・イルミナドス?噛みそうな名前だな」顔をしかめたレオンが村長に遭遇したものの なぜか村長は自分を殺さずに逃がした事、その際残した彼の謎の言葉を報告すると、 ハニガンは「同じ血が混じった…ちょっと気になるわね」何事か考える風だったが、 レオンに「だが今はそんな事を考えている場合でもないだろう」(自分で振ったくせに…)と先を促されると 教会へ急ぐ事を指示して通信を切った。 ここで隠しイベント。道を後戻って村長が消えてった寝室に入ろうとすると 「邪魔したら即潰す」宣言通り、戸に手掛けた途端に村長に扉ごと銃を吹っ飛ばされて、 倒れた所にあんよプレスを食らい再度大ピンチに陥ります。 するとその時村長の背中にレーザーサイトのポインタが当たり、何者かの銃撃が。 村長が振り向くと割れたガラスの向こうに銃を構える誰かの姿が映ります。 村長はすごい勢いで窓に向かって駆け寄るのですが、 赤いセクシーなドレスを着た誰かさんは、銃をしまうとガンタイプのザイルシューター (っつーの?何か縄打ち出す装置)の引き金を絞り、素早く屋根の上に逃れます。 村長はそのまま窓ブチ破ってどっか行ってしまい、謎の黒髪美女(推定)も姿を消します。 後に残ったレオン、銃を拾って荒い息をつきながら訝しげに窓の外を見る。 その後窓を調べると「彼女は…まさか…」というメッセージが出ます。 その後村長宅を出た後(何故か村長ん家には普通の食事が用意してある)再度村中央へ。 最初は開かなかった扉を紋章のカギで開くと、墓地へ繋がる地下道に出た。 地下道を抜けると、丘の斜面に立ち並ぶ墓石の向こうに教会が見える。 が、たどり着いてみるとその扉は硬く閉じられていた。 扉の表面に何かをはめ込む為のくぼみを見つけたレオンは、手がかりを求めて道を更に進むことにする。 275 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 31 13ID cBT2xCYc 崖に沿って伸びる山道。途中の小屋で教会の封鎖に関する命令書を発見。 それによるとルイスが何かを彼らの元から持ち出しており、 それは彼らが利用しようとしているアシュリーよりも更に重要な物である事、 でもアシュリーも彼らにとって必要な人物には変わりないので、 彼女を閉じ込めた教会は「丸い紋章」で封鎖してあることが判明する。 鍵である丸い紋章は村長が持っているので、サドラー様の許可を得ないと 教会の封鎖を解く事は出来ず、また紋章のスペアが湖を越えた場所にあるが、 これはサドラー様が「デルラゴ」の封印を解いたのでよそ者には手に入れられないらしい。 親切な命令書サンキュー。でもサドラー様の許可は多分レオンには下りないので、 意地でも湖の向こうまで行かなならんようです。 あと文の最後に「あのエージェントには、すでに我々の血が混じっている。 じきに我々と同じになるはずだ。そうなれば、もうあの娘を助け出そうとする者はいなくなる…」 とか不穏な事が書いてある。ラストの「…」がなんか激しくイヤンな不安をあおります。 更にどんどん進んで不気味な唸り声が響いてくる採石場を今はどうにも出来ないままスルー、 敵がわんさと湧いてくる沼を越え、湖に到着。 湖沿いの道の一方の端に来ると、レオンは双眼鏡を取り出して湖面を見た。 不審な何かを見つけて画面をズーム。 そこにはエンジン付きのボートが浮かんでいて、 その上で何かの荷物のように村人二人に抱え上げられているのは…お久しぶり、警官(メガネ)です。 多分死んでますが。 村人たちはその後警官を何のためらいもなく湖へドボン。 「…Shit!」とか言いつつなおもレオンが見ていると、 村人たちが去った後の湖面が異常に波立ち始める。 見る間に湖底から浮かび上がってきた巨大な何物かが警官の死体をくわえ込み、 血が混じった水飛沫が高々と上がった。 慄然として双眼鏡から顔を上げたレオンの前で、 湖の主「デルラゴ」はサンショウウオに似た巨体を躍らせ、水中に消えた。 276 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 32 58ID cBT2xCYc 湖沿いの道を通ってもう一方の道の行き止まりに来るとボートが停泊している桟橋に出る。 ここでまた隠しイベント。 桟橋の上で湖に向かって水平射撃で何発か打ち込むと、 デルラゴが出てきて問答無用で桟橋ごとバックンチョされます。専用デモ有。 桟橋からボートに乗り込み、しばらく走行すると船体の下に迫る黒い影が。 次いでデルラゴが雄たけびを上げながら船の前に急浮上してくる。 辛うじて転覆は免れたものの、衝撃で放り出された錨が水中のデルラゴの体に引っかかり、 ジェットスキー状態で曳航されながらデルラゴと戦う事に。 ていうか俺はデルラゴが怖いから、ちゃんと水深が浅いであろう端っこの方を通っていたのに 何故このボートはムービーが始まるなり湖のど真ん中を元気に走っていますか? 貴様はちゃんとさっきのデモを見ていましたか? とかお約束に突っ込んでいても仕方がないので、ここは素直に なんぼでも船の中から湧いてくる魔法のモリを使って、歯の生えた両生類と戦うことにします。 苦労の末見事デルラゴに勝利。 湖の主は、無数のモリを体中に突きたてたまま湖底に沈んでいく。 が、ホッとする間もなくデルラゴの体に巻きついた船内のロープの端が、 生き物のようにレオンの足に絡みつく。 船底に引き倒されながらもナイフを取り出し、必死でロープを切ろうと試みるレオン(A連打)。 ギリギリの所で何とかロープ切断に成功、デルラゴとの心中から免れた。 先刻までの激しい戦いが嘘のように静まり返った湖面に、エンジンをスタートさせる音が響く。 ボートを再始動させたレオンは対岸に向けて進路を取った。 対岸の船着場をレオンは覚束ない足取りでよろめきながら歩いていく。 激しく咳き込んで口元を押さえた手を見ると、そこには明らかな吐血の跡が。 視界は歪み、歩く事さえ困難になったレオンは湖畔の番小屋の中にまろび入るなり そのまま気を失ってしまうのだった。 473 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/2409 44 53ID mO2Y+ae0 小屋の中。びくりと身じろぎして身を起こすレオン。ぼんやりと辺りを見回そうとすると途端に激痛が。 その体内を走る何匹もの奇妙な虫のイメージ。 触手のある、カブトガニのような甲殻を持った虫が、レオンの体内器官に取り付いていく。 二の腕に浮き上がっていく赤黒い血管を見つめるレオン。体中を血管に侵食され、そして―――。 自分自身の上げた悲鳴でレオンは目を覚ました。 のろのろと起き上がりながら体を点検するが特に異常は見当たらない。 息をつき、立ち上がったところでハニガンからの通信。 なんと六時間も気を失っていたらしい。 レオンを襲っためまいが「血が混じった」事と何か関わりがあるのでは、との懸念をハニガンは抱くが、 よく分からないが今は何ともない、と無線を切り、(ちょっとは気にしろ)レオンは任務を再開する。 小屋を調べるとベッドの上に何者かからの手紙がのっている。 手紙はこの先の滝にアシュリーを救う為に必要な物があること、教会へ戻る道に配されている 「エルヒガンテ」という何かに対する注意を呼びかけ、 「あなたの身体に起きている異変だけど、残念ながら、もう私の手には負えないわね」 という一文で結ばれている。 手紙をくれた「何者か」が誰かは女言葉だけで既にバレバレですが気にしない。 小屋を出ると外はものすごい豪雨。 雨の中を進んで滝近くまで行くと向こうから村人が歩いてくるが、途中で頭部が破裂し、 首から鋭い触手を生やして攻撃してくる。 彼らの異変は、その身体を乗っ取ったこの怪生物によるものだったのだ。 これ以降村人を倒すと何人かに一人の割合で触手が出現。 触手は攻撃範囲が広い上に二、三度撫でられただけで余裕で死ねます。泣けるほど強いです。 まあ逆に言えば彼らが人間じゃないってハッキリしたんで、 自分の中の殺人許可が下りて気兼ねなく殺っちまえるようになったっつー事なんですが。 474 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/2409 47 31ID mO2Y+ae0 という訳で、滝をせき止めて道を出現させたら襲ってくる大量の村人を容赦なく射殺して、 滝裏の洞窟の扉にはまった「丸い紋章」を入手。 ここでこのまま道を進むとボートがあって、ラクチンに採石場手前まで帰れますが、 より辛い展開がお好みなマ…じゃなくて求道者タイプの方は後戻って湖を渡り、 背中から触手が生えた犬が大挙して襲ってくるイヤ展ムービー (実際一度に出てくるのは一匹か二匹だが速いしムチャ強い)をご覧になる事をお勧めします。 採石場手前まで戻って来ると、突然通路を落とし扉で封鎖されてしまう。 戸惑っていると最初通りがかった時は閉じられていた鉄扉が開いて、 村人たちが何かを綱で引き出してきた。 綱は途中で振り解かれ、扉をブチ破って現れた巨人「エルヒガンテ」が、一抱えもある拳で 村人を次々に叩き潰して襲いかかってくる。 巨人の攻撃を華麗にバク転でかわすレオン。 巨人はレオンを憎憎しげに睨み付け、雄たけびを上げた。 しばらく戦ってると遠吠えを上げるカッコイイ前振りと共に、 最初の方で罠から助けたあの白い犬が現れ、巨人に噛み付いたり吠えて注意を逸らしたりして 一生懸命手伝ってくれます。(助けてない時は当然恩返しはナシ) おお、サンキューわんこ!恩知らずとか言ってゴメンな! ある程度ダメージを与えると背中に現れる触手(弱点)を攻撃して、巨人を倒す。 すると犬は何の前触れもなく姿を消した。 きっとDEMENTO(カプコンより四月発売予定)に出演するためでしょう。頑張ってください! 巨人を倒すと何故か自動的に落とし扉が開くので(犬が開けたのか?)、山道を戻り、教会へ。 行きがけは教会を無視して進もうとするとハニガンに怒られたのだが、 今度は村まで戻っても別に何もないので、普通に紋章を使って教会に入る。 二階にあるライトの仕掛けを操作して鉄格子を開き、奥の部屋でついにアシュリーと対面。 最初村人と勘違いして、逃げ回った挙句棒とか投げてきたアシュリーだったが、 レオンが大統領の命令でやって来た救出者と知り、目を輝かせる。 475 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/2409 50 28ID mO2Y+ae0 ハニガンに通信。アシュリーを救出した事を告げると救助のヘリを向けるので、 村から抜けるもう一本の道の先まで行けと言う。 農場の先に最初通れなかった道があったので、そこまで向かう事に。 一階まで降りると豪奢なローブを着た顔色の悪い男がレオンの前に立ちふさがった。 男はロス・イルミナドスの教祖(カリスマ)、オズモンド・サドラーと名乗り、 力を世に示す為、大統領の娘であるアシュリーを誘拐した事を告白する。 アシュリーを拉致し、虫の「種」を植え付けて父親の元に返し、アメリカをパニックに陥れる。 更にアシュリーを返す前に大統領からの「お布施」をもふんだくろうという計算だ。 「信仰か金か、どっちかにしたらどうだ」と呆れるレオン。 皮肉に対するサドラーの応えはなく、彼がレオンにも種を植え付けていたことが明らかになる。 レオンたちに植え付けた種は、孵化すればサドラーの思いのままの虜となる特別製のもの。 サドラーの言う「革新的布教」に「まるでエイリアンの侵略だな」と 嫌悪もあらわに吐き捨てたレオンの背後で扉が開き、教団の信者たちが襲い掛かってくる。 レオンは咄嗟にアシュリーの手を引いて放たれたボウガンの矢をかわし、二人は窓を破って教会の外へ。 二人とも半袖なのに顔の前で手クロスしてガシャーン…。まあお約束だけど。 教会の外には灯火を持った村人たちの群れが。 ここからアシュリーを連れたまま戦闘。 アシュリーは間違って振ったナイフが一回当たっただけでも簡単に死ぬし、 罠にもかかるので二つの命令「待て」「付いて来い」を状況によってうまく切り替えて進まなければいけない。 閑話ですがアシュリーを段差の上に立たせて武器構えて上を向くと、 ミニスカの裾を押さえて「ちょっとどこ見てんのよ!(意訳)」と叫びます。 これは意図的にやんなければならないシチュエーションなので言われてもしょうがないのですが、 爆風で吹っ飛ばされたりベリートゥベリー(よろめいた敵に近づくと出せるバックドロップ) で偶然前とか横に倒れこんだ時に言われると「このアマ…」という気持ちで一杯になります。 てか見られたくないならんなミニ穿くな!ヽ(`Д´)ノ 閑話休題。とにかくアシュリーを連れて何とか農場まで行くと、 レオンの肩車で超えた扉の向こうで、アシュリーがかんぬきを外してくれ、通れるようになる。 476 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/2409 53 16ID mO2Y+ae0 吊り橋の手前で通信。救助のヘリが何者かに撃墜されたらしいorz 「…なけるぜ(great)」とレオン。 代わりのヘリを回すので、とにかく当初の回収地点に向かえと言い残してハニガンは無線を切った。 橋を渡りきると眼前の通路から大量の村人。 「Agarralo!(捕まえろ)」背後からの叫び声に振り向けば、 同じく灯火を掲げた大勢の村人がやってくるのが見える。 「どうしよう、レオン」焦るアシュリーに(このセリフ開発途中だと「レオン、激やばっ」だったのに 何故か差し替えられてる。何か「激ヤバ」だったんだろうか)、 レオンは「このままだとサンドイッチのハムだな」と(゚Д゚)ハァ?な発言をかまして 両者の中間地点にある山小屋への避難を指示。 ざっと安全を確認した後、アシュリーを中に引き入れ、扉を閉ざしたレオンの目の前に 「レオン!」カンヌキ用の棒が飛んできた。素早くキャッチして目を凝らすと、 二階へ続く階段の前に、腰に手を当てたルイスが立っている。 見ないと思ってたらちゃっかりとこんなとこに…。 カンヌキをかけるレオンをよそに、ルイスはニヤニヤとアシュリーに歩み寄っていく。 「大統領の娘にしちゃあ、オッパイがでかいな」まんまなセクハラ発言に 「失礼ね、それとは関係ないでしょ、あなた誰?」柳眉を吊り上げたアシュリーが問うと、 ルイスは人の名を聞きたいのならまずそっちから、と応じない。 腹を立てながらもアシュリーが名乗ると「彼女は…」レオンを振り返るルイス。 どうしてここの人たちは質問にまともに答えませんか? 気遣わしげなルイスにレオンが「大丈夫だ、安心しろ(「She s Cool」で、落ち着いてるから 安心しろってことか?)」と言うとアシュリーは唇を噛んで目を逸らした。 疑わしげながらルイスが「まあいい、奴らのようになる前には兆候がある」 と会話を打ち切ろうとしたその時、 「見て!」アシュリーが息を呑んで窓の外を指差した。 板が打ち付けられた窓の隙間から、山小屋前に集まってきた村人たちの姿をかいま見て、 レオンはアシュリーに二階に隠れるよう指示、アシュリーは急いで階段を駆け上がっていく。 リボルバーを構えたルイスはレオンと頷きあい、にやりと笑って呟いた。 「ゲームの始まりだ」 477 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/2409 56 41ID mO2Y+ae0 ここではアシュリーを守ってルイスと共闘するのですが、ルイスにも攻撃が当たります。 んで攻撃が当たると当然っちゃ当然ですが凄い勢いで怒られます。 五発以上ヒットでルイスの堪忍袋の緒がブチ切れ。 「アディオース、レオーン」のセリフと共に反撃され、昇天する羽目になります。 お遊び(ゲーム)は程程にって事? 一定数の村人を倒すと「キリがない」ということで二階に移動。 二階で更に一定数の敵を倒したところで村人たちがどこかに去っていき、ノルマクリアとなります。 「忘れ物を思い出した」とルイスは再度どっかいってしまい、彼はほっといて先に進む事にしたレオン達。 山小屋の裏には落とし扉の操作機があり、「エルヒガンテと涙のハンデ有り杉再戦 (恩返しナシの上捕まったらほぼ即死の足手まとい付き)」ルートか 「村人ご一行withチェーンソー姉妹(読んで字の如くチェーンソー持って頭に包帯巻いた二人組のおばさん。 割愛してたが村にも頭に袋被った「チェーンソー親父」が居て、 攻撃が当たると問答無用で一撃死というある意味ラスボスより怖い人たち。 ちなみにUSAverだと彼らに殺られた場合、首が落ちるヤバすぎ特製死にグラになります。 日本のは崩れ落ちるだけ)と不公平団体戦」ルートのイヤ二択を迫られる(両方回るジェノサイド展開も可)。 激戦を潜り抜けて辿り着いたロープウェイ前の山小屋で、村の最終防衛についての張り紙をゲット。 「正直あのエージェントが、ここまで抵抗するとは予想外の展開だ。 我々の血によって浄化されるのを待っていれば良いと思っていたが、 このままではそうなる前にこの村が崩壊してしまう」とか書いてあります… 正直なんか村長が可哀想になってきました…( A`) レオンが来るまではみんな平和に暮らしてたのにな。(多分) 478 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/2410 00 01ID mO2Y+ae0 ともあれ折角総力をかけて待ち伏せてくれてるらしいので、 (途中に扉があるが、目で人物を特定する唐突ハイテク装置で開かない) ゴンドラに乗って彼らがいる反逆者の処刑所に向かう。 いくらも進まないうちに対面からゴンドラに乗った村人が次々に現れて、斧投げたりして大奮闘。 そっちにばかり気を取られていると、反対側の鉄塔から飛び移ってきた村人にボコにされることに。 …同情中止。 殺られる前に殺る狙撃マシンと化していると、攻撃が当たるたび 背後でガッツポーズを取っているアシュリーに気づく。 さすがUSAプレジデントの娘さんは過激ですね。 彼らが教団に逆らった者を処刑するのに使っていた納屋に到着。 警戒したレオンはアシュリーを隠れさせ、単身中へと入り込む。銃を構え、気配を探るが誰も居ない。 尚も警戒を続けるレオンの背後で不意に影が揺らぎ、次の瞬間村長の巨体が現れる。 太い腕が伸び、またしても締め上げられるレオン。 レオンの身体を梁に叩きつけ、背後を振り返った村長は、観音開きの扉のハンドルをそれぞれ両手で掴むと 飴のように捻じ曲げて、お互い絡み付けてしまった。 仰向けに倒れたまま起き上がれないレオンにのしのし歩み寄り、掌底を叩きつける村長。 ボタン早押しに失敗するとネックハンギングツリー後レオンの首がブラブラに。 成功→素早く転がったレオンは脇のドラム缶を村長に向かって蹴り飛ばす。 ドラム缶が倒れ、こぼれたガソリンが村長の足元を濡らした。 村長が振り向くより先に膝立ちになり、銃を構えたレオンは、「終わりだ」宣言するように言って発砲。 跳ねた火花がガソリンに引火し、走った炎でドラム缶が爆発、村長は炎に包まれる。 地面にダイブして身を伏せていたレオンは振り返って目を見開いた。 焼け落ちた服の下で剥き出される長い爪。 唸り声を上げるその背中に生えた二本の副腕、次いで腰椎が伸び、 怪異と見まごうばかりの正体をあらわした村長が襲い掛かってきた。 479 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/2410 02 55ID mO2Y+ae0 村長はある程度ダメージを与えると足が取れ、上半身だけになってヒョイヒョイ梁を渡りながら攻撃してくる。 なんかもーモンスターっつーか新手の妖怪みたいになった彼を倒すとその片目が取れて落ちる。 糸を引いてて、触るのもためらわれそうなこの義眼を使えばさっき開かなかったロープウェイ手前の扉が 開くのだが、地面に倒れた村長の顔をライフルのスコープでズームすると、取れた筈の左目が しっかりはまってる事にはツッコミ無用です。 とにかく衝撃で壊れた納屋の壁を抜けてアシュリーと合流、道を後戻り、扉を開いて城脇の道を進むと、 前方から村人の乗った暴走トラックが、楽しそうに隣人を跳ね飛ばしながらやってくるので ライフルで狙撃。運転手のおっちゃんを撃って急いでその場から離れるとトラックが横転、 (狙撃後ボーっとしてると巻き込まれて糸冬了)車の脇を通り過ぎると背後から村人の大群が。 急いで跳ね橋を駆け渡り、城門まで辿り着いたアシュリーとレオンは、クランクを回して橋を巻き上げ、 悔しがる村人たちを尻目に城内へと逃げ込んだのだった。 667 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0111 19 35ID iuFUQJQv 続きです…予告はもうしない俺がバカでしたとりあえず先謝っとく。 城内に逃げ込んだレオンたち。城内に入ると割とこぎれいな掘っ立て小屋があり、 武器商人が普通に武器を売っています…あんた人んちで何やってんの? まあそんな疑問は抱いてもしょうがないのでほっといて先に進む。 すると奥の見張り台で、ローブを被った怪しい人たちが何か「森へ去れー」とか 一見ヒントのような謎ワードを呟きながら(本当はMoriesvivirで「死こそ生」らしい)右往左往している …てかちょっと前に教会で襲ってきたサドラー配下の信者の人たちだ! ここもやはり安全なところではなかった…と戦慄しながらも(ウソ) 物凄く狙撃しやすい位置でうろうろしてくれてるのでお膳立て通りびすびす射殺。 城壁の階段を上っていくとやはり外の村人から連絡が行ってたのか、待ち伏せていた信者達から 投石器ででかい燃える石を投げてくるという、原始的かつ大雑っパーな手段 (ていうか味方も纏めて吹き飛ばしてますよキミたち…)で攻撃される。 なのでこっちも石から逃げ回りつつクランクで階下の大砲を引き上げて発射、 信者ごと木っ端ミジンコに城の中門を吹き飛ばす、ダイナミックかつ 城主に見咎められた暁には物凄い損害賠償を要求されるに違いないリスキー手段で反撃、押し通ります。 何時代の戦いだという気がしないでもありませんがやはりこれも気にしない。気にしたら負けです。 門を抜け、小部屋に入った所でハニガンから通信。 城に逃げ込んだが失敗だった、と信者に熱烈歓迎を受けている(確かに岩熱そうだったけどな…) 現在の状況を報告すると、「だったら…」とハニガンは何か策を講じてくれる風だったが、 肝心な所で通信が途切れてしまう。 668 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0111 20 49ID iuFUQJQv 「故障か?」とボヤきつつもどうしようもないのでうじゃうじゃ出てくる信者達をなぎ倒しつつ先へゴー。 因みにこの信者たちにもやっぱり虫が寄生しているんですが、 こちらは村人より段階が進んだ状態らしく、出現すると宿主の身体から分離して 縦歩きのカニさながらにカサカサ這いながら襲い掛かってきます。 正門前にやってくると「レオン!」と背後からルイスが登場。 貴様一体どこから入ってきやがった跳ね橋はさっき上げた筈…等という愚問は脳内宇宙にポイです。 きっとどっかに裏口があるんでしょう。 「お前らに渡す物があって…」言いかけたルイスは不意に慌てた様子で腰に手をやる。 サドラー達がレオンとアシュリーに虫を注入しただろう事をルイスは察していた。 レオンが湖畔で吐血したのは寄生虫の卵が孵化したせい、アシュリーもまた吐血したという言葉に ルイスは焦りを見せる。山小屋から彼が取りに戻った「忘れ物」とは、レオンたちの発作を 一時的に止める薬で、なんとそれを信者たちから逃げる際に落としてしまったと言うのだ。 長くなるから書いてなかったけどこの人前に自分に植えられた虫を同じ薬で除去してるらしい。 (孵化前なら虫の卵は薬で死ぬ)危険を承知で取りに戻ると踵を返すルイス。 レオンが「何故…」問いかけた言葉におっかぶせるように 「良心の呵責さ」と答え、彼は来た道を戻って行った。 城の中、謁見ホールに入るとどこからか気味の悪い笑い声が聞こえてくる。 辺りを見回してみても誰も居ない事をいぶかしみつつホール中央まで進むと、 上階の謁見台に左右にローブ姿の大男を従えた、妙な小男が姿を現す。 レオンが誰何の声を上げると中世風の衣装を着た、シミだらけの顔をした小男は、 ラモン・サラザールと名乗った。 この城の八代目城主である彼は、サドラーから「偉大なるパワー」を授かった者だという。 つまりサドラーの手下=悪い人ですね? 城門破壊が正義の必要経費として落ちそうでよかったです。 669 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0111 24 20ID iuFUQJQv 同じ虫を身体に宿す同胞としてレオンたちを待っていた、と優雅に腰を折る彼に 「一緒にするな」とレオンが不愉快げに言い放つと、 サラザールは「おやおや、威勢がいいですね」芝居がかった仕草で首を振った。 継いで彼は慇懃無礼に命令する。ひどい目に遭う前に大人しく金銭交渉の人質になれ、と。ただし。 「スコット君はお金になりません。死んでも大丈夫です」 教主と同じくがめつい捨て台詞を残して、サラザールはローブ二人とともに姿を消した。 「あいつらみたいになるのは絶対イヤ!」もっともなアシュリーの主張にレオンは頷き、 寄生虫の治療法を探す事にする。 が、先へ進みたくても道が炎を吐くイヤな像によって封鎖されているので、地下牢の鍵をとって地下へ。 牢屋の中では両目を縫い合わされたマッチョな爪付き男「ガラドール」が気持ちよさそうにお休み中。 そして牢の壁には案の定、いわくありげなレバーが。 ひょっとしなくてもアレは像の仕掛け停止装置ですね?アレを下げないと俺は先へ進めませんね? アシュリーを階段の上に置いて牢の中に入った途端、予想通り爪男がお目覚め。 「イー――ン!」とか叫びながらこっちへ向かってまっしぐら。 ダッシュで逃げたいところですが、実は彼はある程度の範囲に入りさえしなければこちらが見えないし、 でかい音立てなきゃ気づかないというキャラ立てなので、ゆっくり歩いて背後の寄生体攻撃 →イー――ン後ダッシュ逃げ→最初に戻るというピンポンダッシュプレイ全開で倒します。 どっちが正義の味方だか分からんな… 次の間に進むと水が一面に張られた大聖堂に出る。 「Wait」を駆使してアシュリーと二人でスイッチを踏んだり (てか「スイッチ踏んどいて」って命令しないでスイッチの上で「待て」って何か激しく対犬チックなんですが) 中二階でクランクを回すアシュリーを信者から狙撃で護衛したりして道を作り、逆さ像のホールへ。 このホールの中二階では武器職人の一族が射的場を開いており、高得点を出すと景品として 喋るボトルキャップやお金を貰う事が出来ます…ってほんとにアンタら人んちで何やってんの…。 実はこいつらサドラーの手下では…と思わず銃を向けそうになりますが、実際射殺してしまうと (普通に殺せる)その後そこで武器が買えなくなって自分が辛くなるだけなのでやりませんよそんなことは。 670 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0111 26 33ID iuFUQJQv ホールの通路を進むレオンの背後でアシュリーが不意に咳き込む。 再度の吐血に動揺したアシュリーは「大丈夫か」肩に掛けられたレオンの手を 「放っといてよ!」と振り払い、駆け出すがその時突然作動した鉄格子の罠が二人の間を隔ててしまう。 次々に床から飛び出す格子に奥へ奥へと追いやられるアシュリー。 荒い息をつき、咳き込みながら壁に背を押し付ける彼女の脇からバネ仕掛けの拘束具が飛び出し、 アシュリーの身体を戒めると同時に壁の回転扉が作動。 「どういうこと!?」と叫ぶ彼女を反対側へと連れ去ってしまう。 うん、まあ、「どういうこと!?」って壁に付いてた怪しすぎる飛び出し口から察しろよ、お前も。 まぁ驚きの余り見えなかったんだろうけど。 多分しゃがんだだけであっさり脱出できそうな拘束具とかも壁に粘着部分があるんだよきっと。 脳内補完になれてきた自分が悲しいです…。 「すぐ助けにいくから待ってろ!」壁の向こうへ飛びかけたレオンの腰から無線機の呼び出し音。 「ハニガン、さっきは一体…」問いかけたレオンの耳朶を、耳障りな笑声が撫で上げる。 「サラザール!…なぜお前が?」画面に現れたのは知的な眼鏡美人ではなく、 小憎らしい笑い顔の小男だった。 ハニガンからのアドバイスを遮るため回線をジャックしたというサラザールは、 アシュリーは自分たちが探し出すから気にするな、と言い放った後、 そう言えば地下に「面白い虫」を飼っていたと告げて通信を切る。 電波ジャックする程の科学力はあるのに捕らえた捕虜の居場所分からんのか…。 地下水路に足を踏み入れるとサラザールの言葉どおり、面白い、 というか見えない虫「ノビスタドール」が襲ってくる。 見えないは見えないのですが地下水路なので、水音と水しぶきで普通に居場所が判別できます。 ダメじゃん、サラザール。 地下水路を抜け、逆さ像のホール二階に出る。 シャンデリアを飛び移り、サロンへ移動したレオンの前に掛かる不気味な影。 目線を上げると階上から見下ろしているサラザールが目に入った。 「おやおや、用無しの方ですか。アシュリーはどうしました、ケネディ君」 まだアシュリーを見つけていなかったらしいサラザールの驚愕のセリフに 「用が無いならほっとけよ、じいさん」と突っ込むレオン。 ここでサラザールに関する驚きの事実が発覚。なんと老人のような顔をした彼はまだ二十歳だった。 が、そんな些事はさらりと流したエージェント・レオン。 サラザールを所詮虫けらの操り人形と罵り、自分は虫を支配していると返す相手に 「どっちにしろお前らの教団は俺がブッつぶす」と宣戦布告、怒ったサラザールに ガトリング砲信者やロケットランチャー信者を差し向けられるのだった。 30 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0310 40 16ID IiKH4amR 前回の訂正。虫の段階が一つ早かった。 城入った直後の段階では虫はでかいハサミつきイモムシみたいなカンジで信者の首から生えてる。 でも正面に立つと即死(多分)攻撃を繰り出してくるので接近戦だと触手虫より怖いかも。 後もいっこ。 ガトリング信者はサラザールよりひとつ前の部屋だったorz 回廊になってる場所で追い回してたら中央からガトリング台に乗って出てきて馬鹿撃ちされる。 上手く追い詰めたらガトられる前に倒せるけど足速いし狙撃できないんで大抵ガ以下略。 で、ガトリング部屋にあった資料によると、寄生虫を教団弾圧してた前代までの城主の封印から解き放って サドラー様に献上したバカヤロウがサラザールなんだってさ。 そんで次の部屋の絵の仕掛け(スイッチ押して絵回して絵の人数を指定人数にする) を解いたらサラザール部屋ですた。では続きドゾン。 31 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0310 40 56ID IiKH4amR サラザールの命令一下、襲ってきた大量の信徒を、時折開く小部屋から放たれる ロケットランチャーの砲弾から身をかわしつつなぎ倒し、サラザールが姿を消した扉まで辿り着くと、 そこには部屋のセキュリティスイッチが。セキュリティを解くと部屋の中央に宝箱の置かれた台が出現。 脇の小部屋の壷の下の仕掛けを作動させると台への道が現れる(ロケラン信者のおまけ付き)。 でも仕掛け作動させたその場でレオンがボケーッとしてるだけで、信者は弾撃ちつくして (一発しか入ってなかったらしい)丸腰になるので後はタダのいい射的の的に。 宝箱の中身は山羊のオブジェ。 一番最初にサラザールと出会った場所に、何かはめ込む場所があったのだが 明らかにパーツが足りないので戻らずそのまま先に進む。 扉を抜けると外壁に出る。 カラスが大量にいるが、今回のバイオではカラスは襲ってこない上に、 撃ち落とすと何らかのアイテムをくれるステキ存在。 多分照準が自動じゃないので、一旦飛び立たせてしまうと落とすのに苦労するからでしょう。 空飛ぶゼニ…じゃなくてカラス虐殺に励みつつ、開かない扉を通り越えて外壁の端まで来ると、 複雑な迷路になった庭園の入り口に出る。その時、腰の通信機が音を立てた。 32 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0310 41 40ID IiKH4amR 「Mr,ケネディ、まだ生きていましたか?」サラザールだ。 庭自慢をするサラザールに「お前の歪んだ性格が表れているな」とイヤミを言うレオン。 「その庭は私でも迷うほどです」と笑ったサラザールは(可哀想に…アホなのだな…)、 庭には「可愛いペット」が放ってある事をほのめかし、 「二匹のネズミを追い回すのに忙しい」と通信を切ってしまう。 「ネズミ」の一人はルイスだろうが、もう一人忍び込んだらしい謎の人物の事を気にしつつも、 庭に足を踏み入れるレオン。 途端に右から左から響く、荒々しい唸り声。 律動的な呼吸音と共に足音が迫ってきて、生垣の切れ目から目の前に飛び出してきたのは…イヌです! もちろんあの恩返しに来たカワイイわんこなどではなく、湖の脇で襲ってきた凶悪な方。 倒すとまたどこからか唸り声、そして駆けってくる足音が。迷路なだけにどこから襲ってくるか分からず、 バイオが「音で怖がらせるゲーム」だった事をイヤと言う程思い知らされます。 (今回は普段環境音→敵が出ると恐怖メロディというDMC方式なので) ここで筆者ちょっとズルを思いつきました。実は外壁の真下にイヌが大量にいる犬小屋があるので、 リトライを選んでイヌが出た途端、一匹倒して次のが出ない内に外壁の上に退却。 一発でイヌを倒せる閃光手榴弾を犬小屋の真ん前辺りに投げ込んでみます …檻が壊れて溢れ出たお犬様の群れが一斉に眼下の格子戸を開いて駆けていく後姿が見えます… 戸開けれんのかよアイツら…後はもうお分かりですね?( A`) 外壁の上から狙撃とか言わずもがな、ここは何が何でも倒さなければならないようです…orz ありったけの手榴弾を使った挙句庭園の端で「月の欠片(左と右)」を入手… つかここに来るまでに俺、散々迷いました…イヌ皆殺しにするほどに。 サラザールさんアホとか言ってごめんなさい。 33 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0310 42 26ID IiKH4amR 「月の欠片」を合わせて出来た鍵、「ブルームーンストーン」を使って外壁脇の寝室に入る。 その背後、絨毯を踏んで歩み寄る何者かの影。 レオンの背中に銃が押し付けられ「手を上げて」ハスキーな声が囁いた。 「女性には手を上げない主義なんだ」ふざけた返答に赤いドレスの女性が苛立ちを見せる事はなく、 「手を上げなさい」むしろ優しくさえ聞こえる声色で再度命じる。 が、彼女の押し付けた銃が、腰からやや上に狙いを移した瞬間、レオンは素早く身を翻し、 銃を持った女性の右腕を捻り上げた。 サングラスの奥の目を苦痛に歪めながらも、レオンの左手が銃に伸びるのを感じた女性は 前方に重心を預けて拘束から逃れ、同時に跳ね上げた足で銃を弾き飛ばす。 床に手を着いて倒立から片足ブリッジ。優美なアーチをその肢体が描いたのもつかの間、 風車さながらに勢いを殺さぬうちに身を起こし、さかさまに反り返った不安定な姿勢にもかかわらず 見事宙にあった銃をキャッチ。 が、伸ばした腕をそのままに、素早く振り返って背後に狙いを付けようとした彼女の喉には、 既に逆手に握ったレオンのナイフがぴたりと添えられていた。 「接近戦ではナイフのほうが速い…覚えておけ」 冷然と言い放ちながら、レオンは動けなくなった女性から銃を取り上げ、無造作に間を取りつつ 片手でマガジンを落として脇にほうり捨てる。 「レオン」六年前とはまるで違う、余裕さえ感じさせる彼の動作に、美女はサングラスを取り、 怜悧な微笑を閃かせた。「久しぶりね」 34 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0310 45 14ID IiKH4amR 「エイダ…?」だが、六年ぶりの再会に、レオンの表情が和らぐ事はなく、 その横顔は硬いまま、いや、かえって苦々しくなったと言ってもいい位だ。 「うわさは本当だったのか」「なんのことかしら?」 問いかけにミエミエの無邪気さを装い、聞き返すエイダ。 「ウェスカーの組織に入ったらしいな」 (なんとレオン、ウェスカーの事を知ってるらしい。まぁ、ベロニカで クリスに連絡取ったぐらいだから、その辺りからか?) 「よく知ってるわね」言いながらエイダはサングラスから指を滑らせる。 床に落ちた偏光グラスの表面に複雑な図形と細かな文字、そして「WARNING」の大文字が。 しっかり警告音もしているのだが音が小さすぎるのか実は頭に血が上ってるのか、 それとも六年の間に磨いたのは脊髄反射行動だけだったのか、 レオンはご丁寧に点滅までしている文字に気づかない。 「いったい何故」「聞いてどうするの?」適当に会話をはぐらかしていたエイダは、 文字が「WARNING」から「DANGER」に変わったのを視線を落としてちらりと見やり、 「こんなところで何をしている」レオンの問いに優しげだった態度を一変させて鼻をならした。 自分を窮地に追い詰めうるほどの訓練を受けた癖に、彼女が答えうるはずもない、情に流された 質問を投げる彼の甘さを笑うように。 甲高い機械音が尾を引いて響く。ここに至ってやっとサングラスの意味に気づいたレオンが そちらに目をやった瞬間、サングラスが眩い閃光と煙を発し、 彼が目の前を思わず覆った手を下げるより早く、 エイダは飛び込み前転で床の銃を拾い上げていた。 「またね」薄れ行く煙の向こう、一瞬だけこちらを振り返ったエイダの頬に蟲惑的な笑みがよぎる。 「エイダ…」レオンはそのまま、姿を消す彼女を、やるせない表情で見送る事しか出来なかった。 35 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0310 48 28ID IiKH4amR エイダが去った後、室内で「第3組織の女」のファイルを入手。 ルイスに注入された卵の存在を孵化前に彼に教えたのはエイダで、 合衆国に情報を渡したのもエイダ。彼女の狙いは「サンプル」で、 それをルイスから手に入れ、レオンが来る前に持ち出そうとしてたらしい。 ルイスはもう誰が彼の後ろにいるか分かったんで用無し。 サンプル取り戻し直後に殺っていい。とのこと。 警官退職後せっかく再就職した地元企業(?)からは抹殺命令とはつくづく幸薄いアラゴルンですね。 寝室にもしっかり武器商人がいて、マジでお前ら以下略なのですが、レオンもタンスや剥製や、 果てはベッドの上にはまってる宝石までカッぱいで彼らに即売りしてるのでもう何も言えません。 なんかサラザールも可哀想になってきました。まぁどうせボコにするんだけど。 隣の部屋は食堂。奥のベルを「チーン」と鳴らすと次の間(こっちからは入れない)の壁に 絵が出てきます。 「パンよりチキンを」「チキンの後はデザートで」と部屋中の黒板にヒントが書いてあるので、 それに従って最後の品である「ワイン」を撃つと横の扉が開き、先に進めるようになる。 が、部屋に入った途端仕掛けが作動。 鉄格子が落ちて部屋中に信者が入ってきて、止めに上から爪男(とお付きの信者)が 「イー――ン!」と降って来ます。 今回はのんびり歩いてると外の信者から火矢を射掛けられまくってハリネズミになってしまうので 速攻で倒します…出来る物なら。 実際は部屋が狭いし(真ん中は宝箱の台でほぼドーナツ通路状態) お付きは倒しても倒しても補充が来るし(一応限界はあるだろうが。しかもここから寄生虫が分離、 消化液吐いた後分離するけど、でもハンドガン一発で死ぬんでむしろ楽…なのか?ビミョー) 鉄格子の鍵を壊して出ようとするとその音で爪男に感づかれるしと三重苦です。 苦労の末皆殺しにして宝箱を開けると「宝飾のある砂時計」と普通に宝(売ると金になる)です。 なんかガッカリ。いや今回いつにも増してギブミーバレットな気がするんで… 36 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0310 52 42ID IiKH4amR 奥の部屋へ入ったレオンの背後からルイスがやって来た。 振り返ったレオンに、吉報があったのか軽く口元をほころばせ、握った両手をあげて何かを示しながら 「見つけたぞ…」。といいかけたルイスだったが、その時突然、何かに押されたように 彼の体が僅かに揺らぐ。 きょとんと目を見開いたルイスの胸元からツタとも爪とも付かぬ器官が生えていた。 否、器官の根元はルイスの背後にあり、レオンが手をつかねて見守る間にも、 苦悶するルイスを貫いたまま高く高く吊り上げていく。 ルイスの左手から力が抜け、落下していく計器付きシリンダーを 宙で受け止めたのは…豪奢なローブの袖から伸びる、青白い掌。 目的の物を手に入れた途端、器官は鞭のように一振り、ルイスを床に叩き付けた。 ルイスに駆け寄るレオンをよそに、カギ爪はするすると引っ込んで行き、 ローブの下にそれを跡形もなく仕舞い込んだ器官の持ち主が、 「サンプルさえ手に入れば用はない」せいせいしたとばかりに言い放った。 「サドラー!」怒りの声を上げるレオンに 「お前たちの処分は、サラザールに任せてある」白目の部分が少ない、奇妙な目をすがめて サドラーはローブを翻し、去っていった。 一旦はその後姿に追いすがろうとしたレオンだったが、胸に大穴を開けて呻くルイスを 放って行く訳にも行かず、彼の元に駆け寄る。脇に膝をついたレオンに、ルイスが切れ切れに語りかけた。 「…オレはサドラーに雇われていた研究員だ」 手当てに集中する余り、聞き流しかけてぎょっと目を見張ったレオンに 「サドラーに逆らったばかりに…」ルイスは無理に笑いかけ、痛みに一瞬呼吸を止める。 しゃべるな、と明らかに手遅れと分かっていながら応急処置をしようとするレオンの手を振り払い、 ルイスは身体を串刺しにされる激痛にも拘らず、開かなかった右手の中身をレオンに託した。 一時的に寄生虫の増殖を抑える薬。 あの時死の危険を覚悟してまで取りに帰った薬を、彼は今、実際死に瀕しながらも 確かにレオンに手渡した。 「サンプルが…」喘ぎあえぎ、言う間にも、彼の命が床に広がる血と一緒に流れ出ていく。 「奴らの手に渡った…取り返してくれ…」 苦しい息の下から、それでも念を押すように言い残すとルイスはがくりと仰向いて目を閉じた。 「ルイ―――ス!」レオンの叫びが辺りに響いきわたった。 最後のレオンの叫びをまんま描写すると「ルゥゥイィィィィス!」でおもしろくなっちゃうので 平板に書いた。スマソ。 あとサドラー様の器官つか触手は非常にヒワイな感じです。 案の定あっちこっちで「アレ?」とか言われてたw 290 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 05 43ID EQ2iMi7V ルイスから渡された発作を抑える薬を手に、「…この仇は必ずとる」 とルイスの死体を前に決意を固めるレオン。 そんな彼の耳に、何やら誰かが必死にもがいているような声が。 部屋中央の吹き抜けから下を見下ろすと、一階の広間に囚われているアシュリーを発見。 大回りの挙句に、彼女を捕らえた仕掛け扉の反対側へ辿り着いていたのだった。 早速部屋の中央へ張り出した謎の足場の上に駆け下りて、 ただひたすら「HELP!」と叫ぶアシュリーの拘束具を銃で撃って壊したり、 彼女に近づく邪教徒を片っ端から殲滅するイベントに突入です。 …って何で同じ部屋で無理矢理イベント起こしますかカプー! 動けるようになっても「当たったらどうするのよ」とかしか言わないし、 これではアシュリーがまるで自分のパンツにしか興味ない人非人ではないですか! 敵を全部倒しても、ルイスの末路には一切ノータッチで 「あいがったきー!あいきゃんげったうと!」 とかいって部屋出て行っちゃうし…。 オーケー、でも大丈夫。最早標準装備と化した脳内補完で「彼女の位置からでは見えなかったんだ」 ということにして(まあ実際位置的には見えない)、以降人非人アシュリー(暫定)を操作し、 レオンとの合流を目指します。 「声は聞こえてただろ」とか言っちゃダメです。さっきのはみんな凄い小声だったんだよ!多分な! 291 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 07 54ID EQ2iMi7V さて、これからしばらくバイオではお馴染み、主人公以外のキャラクタ操作パートとなるわけですが、 今回はチェンジキャラが非力というだけでなく、視点変更により更なる恐怖を味わう趣向になっています。 つまりレオンの場合カメラがキャラ斜め後方からの半FPS視点だったのに対し、 (本人が回転→カメラも回転)アシュリーはカメラ切り替え式視点(本人回転してもカメラ回転しない) となっているわけ。(注:海外Verとイージーモードだけは視点かわらないまま) つまり以前のバイオの視点に戻るだけな筈なのですが、恐ろしく動かしにくく感じ(これで余計怖い)、 人間は後戻りが出来ない生き物なのだなあと実感します。 …という訳で最初の小部屋で小一時間ひたすらランニングする怪しいアシュリーがここに。 廊下の突き当りの部屋でゆらゆらしながら立っている邪教徒さんに近づく勇気が出来次第、突撃開始。 大事な人質の筈のアシュリーに何故か本気モードで襲い掛かってくる邪教徒を、 途中に設置してあるランプ(数に限りアリ)を駆使して撃退しつつ、ハンドルを回して鉄格子を開き、 ついでにそこらじゅうの色んな金品を根こそぎ奪って奥の部屋に進む…大統領令嬢なのに。 余談ですが村人は「罠に掛かってるぞ!(スペイン語)」とか「怪我を負ってるぞ!(同)」とか 「囲め!」とか「後ろから行け!」とかレオン達の状況に応じた割と知的なセリフを喋ってくるのですが、 信者は「死ねー死ねー」とか「殺せ!」とか「つかまえろー」とかそんなんばっかです。 寄生が進んでるからでしょうか。更にある程度近づくと「ウィッヒヒヒィ」とか ナゾの笑いを発するのでキモさ倍増です。 鉄格子の先の突き当りを右側に。次の古い小部屋で四角い石板を入手。 また別の鉄格子の仕掛けを操作して、いわくありげな鎧が守る真っ暗な廊下を降り、 何でか持ってた懐中電灯(=恐怖増幅装置)で辺りを照らしながら進む。 地下に降りた突き当りに台が置かれた小広間があり、台の周りに物凄く怪しい鎧が四体立っている。 台の中の石を組みかえるパズルに何の疑問も持たず挑戦。 パズルを解き、一箇所残った穴にさっき手に入れた四角い石板をはめ込むと、 奥の開かなかった扉が開く。 292 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 11 21ID EQ2iMi7V 奥の部屋で壁に埋まった鎧の胸から「サラザール家の紋章」を手に入れると、 入ってきた扉が落とされ壁が回転。裏側の宝箱には蛇のオブジェが。 手に取った途端、お約束どおりに鎧たちが動き出して扉をブチ破り、 ガッシャンガッシャンいいながら襲い掛かってくる。 一撃喰らっただけで体力が黄色になるのでダッシュで逃走。 廊下を駆け戻ると突き当たりの鎧がハルバードを大上段に振りかざしてお待ちかね。 ボタン押しに失敗すると大ダメージのペナルティです。 避けるのに成功しても尻餅をつくし、背後からは鎧達の足音が容赦なく追っかけてくる。 これを二回繰り返して地上に帰還。 鎧はここに来る前に操作した鉄格子をもう一回操作しなおして閉じ込め、 (別に閉じ込めなくても可ですが)、さっきの突き当たりの左の部屋へ。 またまた出てきた台座にサラザール家の紋章をはめ込むとハンドルが出てくるので 石臼みたいに台座をぐるぐる回すと奥の扉が開いて梯子が現れる。 梯子を上って曲がりくねった廊下の先に何の脈絡もなく放置されていた金を 遠慮なくゲットしながら進み、鍵を外すと遂にレオンとの感動の再会です。 「よく頑張ったな」と頭をナデナデするレオンに片足を上げてぴょんと飛びつき、 「私、自分の事ばかり…」と詫びるアシュリーですが、床に横たわったルイスの事については やっぱりっちゃやっぱりですが完全シカティーヌ。 これで俺の中の彼女は人非人決定です…。 ルイスが薬を取りに戻る時、同じ感染者であるレオンをほたって 「私も連れてって!」と言い放ってしまったことも、 最早人非人アシュリーの伏線以外のなんでもないような気がしてきました。 せめて床の死体を片付けといてくれれば脳内補完のしようも…まあいいやもう別に。 泣いてないよ?泣いてないったら! さて、アシュリーがやっと帰ってきて一息ついたところで通信。 「感動の再会、お楽しみ頂けましたか?」例によってサラザールからです。 「お前が出てきたおかげでせっかくの良いシーンが台無しだ。(英語でははっきり 「俺らのラブシーン(多分)」っつってる)観客が席を立つ前に退場するんだな」 誰からかはもうわかりきってるんだからシカトすりゃいいものを、 律儀に無線を取ったレオンが挑戦的に言い放つと、 サラザールは脇役の分際でいい気になるな、自分の書いた脚本では脇役の見せ場はこれで終わりだ とこれ見よがしに甲高い笑い声を上げた。 「そんな三流の脚本に用はない」レオンが切り返すと サラザールは「ならば見せて貰いましょうか、一流の脚本とやらを。あなた自身の行動でね」 と無線を切ってしまう。 293 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 16 12ID EQ2iMi7V 何の為に通信してきたんだかよく分からないサラザールとの会話を終えたあとは、 (まあ、折角捕らえた人質の居場所を突き止められなかったばかりか(普通に さっきの場所の裏側なんだが)まんまと取り返されてしまったことが 余程悔しかったのでしょうな…)次の間へ進み、アシュリーを待たせてなんかすごくでかい オモシロ車輪のついたリフトに乗ってドラゴンの間へ突入。 左右に動く竜型の火吹き装置に乗った信者を炎をかいくぐりながら撃ち落として宝箱を出現させ、 獅子のオブジェを入手。リフトに乗ってアシュリーのところまで戻り、 お次はシ○デレラ城みたいなトロッコに乗って謁見ホールまで戻ります。 …いつからここは千葉ネズミ王国手コキ村支店になりましたかって感じなんですがここら辺。 特に竜のとこの普段これで客取ってこの城の維持費まかなってんじゃないかってくらいの アトラクション感バリバリの動きとか。 きっと何とかザ・ライドとかそういう名前が付いてるに違いありません。 謁見の間の欠けたレリーフにこれまでに手に入れた獅子、山羊、蛇のオブジェをはめ込むと レリーフのあった壁が落ち、先に進めるようになる。 再度トロッコに乗り、展示エリアへ。 部屋中央の二体の騎士像を武器展示室の四つの床スイッチのいずれか二つまで押していき、 残りのスイッチのどっちかにアシュリーをのっけて「伏せ」…じゃなくて「待て」して 最後の一つにレオンが乗ると扉が開く。 扉の中に入ると「そろそろ死んでもいい頃です」 扉の外からはどんなに様子を窺っても見えなかったサラザールが何故かそこに。 「さあ、逝ってもらいましょう」と手を振り上げると仕掛けが作動し、背後の扉が閉まると同時に 突如生えたトゲトゲを光らせながら天井が下がってくる。 294 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 19 45ID EQ2iMi7V …でもここ部屋に入る前から天井にある停止装置撃てるから四つみんな撃っといて 下がる天井にアシュリーが「NO!」サラザール「ウヒャヒャヒャ」言いながら逃走、 途端に装置停止というマヌケ展開楽しむもよし、それやんないで天井下がってる最中に サラザールが逃げた方の扉が開いてるので近づくとやっぱり扉が閉まり 「あのガキ…」と毒づくレオンに爺さん扱いの次はハタチでガキよばわりか!と突っ込むもよし。 いずれかお好きな展開で装置止めると扉が開くので、 部屋を出てサラザールが逃げた細い通路を通過、 レオンに続いてアシュリーが次の部屋へ出ようとすると鉄格子が落ち、閉じ込められてしまう。 直後に背後の壁を破壊して、トゲトゲドリルのついた掘削機が登場。 ドリルを操作している運転手二人(すごい楽しそうに「マタロー!(殺せ)」とか言ってるよこの人たち…) を射殺すると例のごとく何故か鉄格子が開くので、ライフルで即デリート。 でもドリルは止まんないで扉を塞いでしまうので部屋の中にある后の聖杯を取って、 反対側の扉から出て床スイッチ部屋に戻り、王の聖杯エリア側へ。 途中で「「サンプル」奪回完了」の書類を発見。 サドラー様の手によるルイス処刑のことが記され、サンプルの奪回を喜びつつも ルイスの死を惜しむサラザール。結構イイ奴だ。 合衆国の二人の始末を一任してくれたサドラー様の信頼に応える為にも、 何としてもアシュリーを捕まえるとけなげに息巻いている。その割にはさっきからお前も含めみんなして 全力でアシュリーを殺しにかかってる気もするが、まあ適当に頑張れ。 道を進むと鎧が立ち並ぶ廊下に出る。当然数歩進む度に鎧が槍斧を振り上げて 襲い掛かってくるのだが、我らがレオンはその都度カッコよくバク転で回避するのだった …アシュリーをその場にほたったまま。 攻撃してきた途端、鎧が壊れるから良いようなものの、 そうじゃなかったらどうすんだよ敏腕エージェント…。 295 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 22 26ID EQ2iMi7V 廊下の先の部屋の中央で「王の聖杯」を発見。 手に取ろうとすると親切に 「何かの仕掛けと連動しているようだが…聖杯を取る者に災いあれ、と書かれている」 と警告してくれるのでアシュリーを部屋の外に待機させ、勇んで聖杯ゲット。 警告通り壁の回転扉が作動し、アシュリーパートの地下で遭遇したのと同じ 歩く鎧「アルマデューラ」が襲ってくる。 頭部にある程度ダメージを与えると兜が取れ、中から寄生虫が出現。 なるほど。これで歩く鎧のナゾが解けました。え、でもじゃあさっきの設置式鎧は…? 斧振った後バラバラになる=中に何もいない→ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ となり、なんかここだけ心霊ホラーの臭いがしますよ。 ひょっとして人んちの宝をガスガス強奪していく悪い子に反応する警備ロボですか? まぁとにかく虫が出ちゃえば後は閃光手榴弾(虫は一撃で死ぬ)をポイして一掃、 居並ぶ像に全て宝石がはまってるウハウハ中央廊下へ向かいます。 (ホント、災難だなサラザール…) 廊下奥の王の像と后の像にそれぞれの聖杯を捧げ、扉の鉄格子を上げて崩れ落ちた舞踏ホールへ。 が、ホール中央の天井から下がった奇妙な物体の側を通りかかるや否や、 背後から現れた消える虫「ノビスタドール(地下水路にいた奴の飛行バージョン)」に アシュリーがさらわれ、どこかへ連れ去られてしまう。 「しまった!」と歯噛みするレオンだが、 「警護対象が空飛ぶでかい虫に拉致られる可能性」を考慮した対処法なんて、 さしもUSAのシークレットサービスマニュアルにも載ってないに違いないので どうしようもありません。 アシュリーの後を追おうにも、崩れた床の穴から虫が大量にわいてきて追跡不可能。 否応なく戦う展開になる。 ここで小ネタ。虫の海外Verの即死攻撃には首チョンパと胃液ぶっかけ(顔が溶ける)があります。 後も一つ。実は虫の巣だった天井の謎物体に攻撃を食らわすと巣を落とせます。 そりゃもう「やべ、もしかしてゲームオーバー?」くらいの勢いで。 おまけに虫も落ちてくるのですが難易度調整システムのせいか俺の場合、 (ヘタクソが死にまくると難易度が下がるのです…)落ちると同時に虫は床に叩きつけられて お亡くなりになりました。んで大量の宝石が手に入ります。 296 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 26 57ID EQ2iMi7V 虫全滅後、とりあえず先に進もうとするのだが奥の跳ね橋が上がっていて渡れない。 橋を操作する装置が壁際にあるので降ろそうとしたが、壊れているのか半端にしか作動しない。 ので橋を吊った鎖の留め金をシュート。強引に架橋して時計塔へ。 時計塔手前の橋を渡ろうとすると通信。 「私の姿が見えますか、Mrケネディ?」 「アシュリーに傷一つでも付けたら許さん(英語では「引っかき傷でも付けたら お前の骨折ったる(多分)」折るくらいで許すのか…)」 と鼻息荒く脅しつけるレオンに 「ここまで来れたらの話ですがね。待ってますよ」と言い残して通信を切るサラザール。 お言葉どおりに双眼鏡を使ってレオンがサラザールの姿を探すと、 時計塔の向こうの離宮への橋を「見えますか」つった癖に「見んなよ!」みたいな動きで 手振りながら渡っていくサラザールと、 後ろ手に縛られて赤服の側近に追い立てられているアシュリーの姿が見える。 つかあそこから見えたのか。夜なのに。肉眼で。目ぇ良いなサラザール。 そのまま進もうとすると踊り場をうろうろしている信者に見つかり、 離宮の更に先から燃える石をガンガン投石される羽目になるので、橋を渡る前に ライフルで見張りを射殺するのがこの場のセオリーですが、投石が届くのは 離宮側に面した一方だけなので、わざと放置してハリボテ並みのありえない軽々しさで石を扱う 投石部隊の人たちをライフルスコープで心ゆくまで観察するのもまた一興です。 相変わらず味方も巻き込むしこの人達の攻撃。 時計塔の裏口から侵入し、最上階まで登るとそこにはサラザールの指令書が残されており、 時計台の歯車に回転を邪魔する歯止めがかけてあることが判明。 サラザールのささやかなイジワルとか 「手の空いてる者は、かわいそうなレオン君の相手にでもなってあげなさい (これから襲い掛かってくる奴みんなヒマ人かよ)」発言よりも、 むしろ歯止めの場所と数まで親切に教えてくれるカプコンの 小学生に対するような心配りに(′A`)ウヘアとなりながらも指示(Byカプコン)通りに歯止めを破壊。 ハンドルを操作して橋の向きを切り替え、サラザールの後を追うべく離宮へと橋を架けます。 297 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 34 04ID EQ2iMi7V 襲い掛かってくる信者たちをがしがし蹴散らしながら橋を渡り、離宮へ。 扉を開けた途端爪男二匹と邪教徒の皆さんたちと目が合う。 一歩先へ進むと背後の扉に鉄格子セットでイヤな集団お見合い開始。 ちょっとでも走ると爪男が猛烈アタックをかけてくるので 「萌えれ~萌えれ~」と呟く信者の行列を引き連れて爪男の背後を突くべく 部屋中をぞろぞろ練り歩く変な祭り状態に。何の宗教ですかこれは。 とまれダブル爪男とぶつぶつ仲間たちを倒した後は離宮の奥へ。 謁見の間の扉を開けたレオンの目に、前後から槍をあてがわれ、 大股開きのマニアックな状態で跪かされているアシュリーの姿が。 いろんな意味で思わず部屋の中程まで駆け寄ると、奥の玉座にふんぞり返っていたサラザールが 「Mrケネディ。いい加減、死んでください」と肘掛のスイッチをポチっとな。 とたん何故か都合よく部屋中央の、怪しすぎる四角模様のど真ん中まで移動していた (さっきまでは四角の端にいたはず…)レオンの足元が左右にパカッとご開帳。 「No、レオン!」と叫ぶアシュリーの声をBGMにボタン入力レッツゴー。 成功すると落ちながら腰のベルトポーチから取り出した便利手鉤を壁に向かってスローイン。 「オヤッ?クシ刺しのいい響きがない」 とレトロな形の伝声管に耳を傾けるサラザールの耳元に、 (もちろんボタン押しに失敗したら「いい響き」を思うさまお聞かせする羽目になってましたよ?) ワイヤーを利用して壁面クライミングの要領で壁に立ちつつ 「手口が古くさいんだよ!」とじょうご型の集音口を射撃して最大音量で銃声をお届け。 ていうかお前のその脱出法もかなり古くさ…ゲフゲフなんでもないです。 「やりやがったな、ぶっ殺してやる!」とサラザールは口汚く罵り地団太を踏んで、 赤ローブを纏った「右腕」をレオン抹殺に向かわせ、 黒いローブの「左腕」に「儀式」の準備を急ぐよう命令する。 サラザールの怒りっぷりに、「左腕」に槍で追い立てられつつもアシュリーはレオンの生存を確信、 安堵をおぼえるのだった。 落ちてきた床は閉ざされてしまったので用水路へ降下したレオンに サラザールから通信。(だから何故取る…) 「命拾いしたと勘違いしているなら一言だけ教えておいてやる! (英語「お前は命を九つ持ってるかもしれないが」ってレオンは猫ですか?←向こうでは そう言われてるらしい)」と「右腕」を送り込んだ事を宣言するサラザール。 「右手が取れるのか?」ともっともな疑問を発しておちょくるレオンに 「お前は死ねーっ!」 ついにブチ切れてしまうサラザールなのでしたー。続く。 55 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 26 55ID j/OQTgGv いまいいかな?いっちゃうよ? なんか途中になってるみたいだし、せいぜい後二三回なんで書いたほうがいいのかな… とか思ってたが地震にゴリッと巻き込まれたこともあり、遅れましたスマン。 てかお部屋が腐海になっちゃったよママン(ノA`)(もう片付いたが) まぁそういう訳で投下します。 主観ウザイと言う人は最後に主観ナシの短いver入れるてば…。 落とし穴の真下の真暗な水辺には、教団に逆らった者達の末路か、数多くの死体が転がっている。 サラザールの残虐さよりも、むしろ常人なら五秒ととどまっていたくないようなこんな場所で 普通にレオンを待っている武器商人のすごすぎる商売根性に戦慄を覚えつつ、 梯子を昇ってエレベーター通路へ続く水路へ。 エレベーター通路を進む途中、獣のような唸りを上げながらレオンの後を追ってくる何者かの、 赤く濁った視界が挿入され恐怖を煽る。なんか壁とか走ってますよこの人…。 この壁走りムービー以後、入ってきた扉がひしゃげて元に戻れなくなる。 (武器商人死体と一緒に生き埋め…) この先の部屋二つのいずれかにでも入り通路に戻るor通路をある程度進むと グルグルいうイヤSEと共にサラザールの「右腕」、ベルデューゴ(の尻尾)が出現。 ひんぱんに襲ってくるので(要ボタン押し避け)、通路の脇の「固定が甘い液体窒素のボンベ」 を横目に見つつ、尻尾とボタン早押し合戦しながら切れかけた電気が瞬く薄暗い通路を抜け、 最奥の電力制御室へ向かう。 Part2
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1355.html
biohazard4(Part1/2) ページ容量上限の都合で2分割されています。 12-264~276・473~479・667~670、 13-30~36・290~297、 14-55 264 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 01 46ID cBT2xCYc オープニング 1998年のラクーンシティの惨劇以降の話がレオンの独白によって語られる。 1~現在までの流れをざっと説明。 既出情報のみ。あとラクーン壊滅後、政府がアンブレラに対して業務停止命令を出し、株価暴落の末 アンブレラは事実上の崩壊に追い込まれたらしい。 んで六年後。 「アンブレラをぶっ潰す!」とか2のエンディングで息巻いてた新人警官レオン君は、 警官辞めて特殊訓練受けた後、大統領のシークレットサービスになってる。 (まだ実務経験はなし。こうなるまでの経緯は3のシークレットで説明済←シェリー人質に取られたから) 警護する筈の大統領の娘がさらわれちゃったので、目撃情報があったヨーロッパの片田舎(スペイン)へ。 地元警官の運転する車の中から物語が始まる。 後部座席のレオンの素性を詮索する警官二人(ヒゲ メガネ)。 署長命令で運転手兼案内人にされたのが余程癇に障ったのか、警官たちはキチ○イアメリカン、 カウボーイ野郎等の罵倒とも取れる呼びかけを駆使し、車内がいい感じにギスギスした雰囲気に。 なんか捜索も手伝ってくれるのか怪しいっぽい。 霧が出てきた山道の途中で車を止めて立ちションする警官(ヒゲ)。 その周りを巡るようにして観察する何者かの視線。 「何だよ…急に冷えてきやがった」とボヤく警官。 ていうか何でこの時寒くなったのかの謎はクリアした今でも解けてません。 多分ふいんき(何故ryモノだったんだろうが何だったんだろうこの演出。 警官は途中でふと辺りを見回すのだが、 結局は「気のせいか…」とお約束に呟いて車に乗り込みエンジンスタート。 265 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 05 02ID cBT2xCYc 吊り橋を渡りきった車の周りにはさっきよりもひどくなった霧が。 警官によると、ここから先が大統領の娘らしき人物の目撃情報があった村らしい。 「様子を見てくる」というレオンに対し、警官たちは案の定、 「俺らは車を見張っておくぜ(ちょっと考えて)駐禁とられたくねぇし」と席を立とうともしない。 こんな山奥で駐禁って…( ´A`) 「駐禁ね、まあ、そうだな」とイヤミっぽく同意するレオン、 「グッドラ~ック♪」とヤな節回しで見送る警官に、車を降りしな「なけるぜ」と毒づく。 (このセリフ、今回何度も出てくるのだが英語ではそういうようなことは言ってない。日本語版だけの口癖? この時は英語では多分「やれやれ、誰なんだよこいつら(何の為に来たんだ?)」、 とか何とか言ってるとオモ) 直後にどこからか通信が入った。相手はハニガンと名乗る引っつめ髪に眼鏡の知的美人だ。 今回レオンのサポートをしてくれるらしい。 今回のターゲットである大統領の一人娘「アシュリー・グラハム」の名前を確認した後、 「デートに誘う相手を間違えたことを連中に思い知らせてやるか」と不敵に嘯くレオン。 ハニガンはアシュリーを拉致した犯人について調べてくれるそうだ。 通信を切った後、道なりに進むと脇に木造の民家が。 先に進もうにも住民の物らしき軽トラが道を塞いでいるので、とりあえず情報収集のために民家に入る。 266 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 07 16ID cBT2xCYc 居間の暖炉に火をくべている男を見つけたレオンは声をかけるが、聞こえていないのか 男は背中を向けたまま作業を続けている。すぐ脇にまで歩み寄ると男が振り返ったので、 レオンは取り出したアシュリーの写真を見せながら 「この娘のこと何か知らないか?」と問いかけたが、初老の男はレオンにはわからない言葉 (多分スペイン語)で怒ったように何か言うばかり。 考えてみればスペインの山奥山にそうそう英語が解る人間がいるはずもなく、 埒が開かないと悟ったレオンが息をつき、「お邪魔のようだな。出てくよ」と写真をしまおうとした刹那、 男が背後に立てかけてあった手斧を掲げて切りかかってきた! 咄嗟に飛び込み前転で攻撃をかわしたレオンは銃を向け、「動くな!」と叫ぶが それで止まる奴なんか居ないのがバイオクオリティ。 もっかいだけ警告した後容赦なく男に銃弾をブチ込んだレオンは、急発進したエンジン音に気づき、 「サドラー様…」とか何とか呟きながら動かなくなった男に背を向け、慌てて背後の窓の隙間を覗き込んだ。 見ればさっき道にあった軽トラがレオンが上ってきたばかりの坂道をがたごと下って行く。 更に左右に視線を走らせれば、手に手に何かしらの武器を持った村人たちが近づいてくるのが見える。 坂の下からは警官たちの悲鳴、そして何かがクラッシュした音が。 (余談ですがこの時の警官の最後の言葉が「来たー!」なのは…いえ、何でもありません) そこにタイミングよく通信が入り、「どうしたの、レオン?」とハニガン。てめーどこで見てやがった。 ともかく村人に襲われたことと今の状況をレオンが説明すると、村の中心に向かうことを指示される。 発砲を許可されたのでガンガン撃ってくことにします。 ていうかさっきもう許可前なのに既に撃っちゃったんですが。 この後さっきの暖炉を調べてみると薪に混じって人骨が火にくべられているのがわかり、 更に部屋の奥の棚に蛆のわいた大量の頭蓋骨が発見できる。 267 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 09 46ID cBT2xCYc 家を出ると村人が次々襲ってくるが最初の村人含め、別に体が腐っているわけでもなく、 普通の人と変わりない。 謎は解けないまま更に道を進んでいくと、どこからか犬の悲しそうな鼻声が。 鳴き声の元をたどると白い犬がトラバサミに足を噛まれて苦しがっている。 かわいそうなので罠を外してやると、犬は身震いして恩人に愛想も振らずに とっとと走っていってしまった。…まぁいい。 犬はほっといて村の中心までやってくると大きな焚き火が焚かれていて、 その周りで数人の村人たちがなんかカッポレとかジャッドンとか歌?っぽい物を歌いながら (音痴以前にとてもじゃないが歌には聞こえんのだが…)農作業をしている。 ここで双眼鏡が使えるので、製作者さんのご好意に甘えて焚き火の周辺を思う存分ズームで見てみる。 …なんかものすごく見覚えのある人が火の中で串刺しにされてるんですが。 あれは…ああ、ここまでレオンを送ってくれた警官(ヒゲ)です(´A`) 五分ほど前、あなたはレオンにグッドラックと言ってくださいましたが グッドラックはむしろあなたの方に必要でしたね…。 とか感慨にふけっていてもしょうがないので先に進むと当然の如く発見されて 前後左右からハンパない数の村人(武器装備済み)が集まってくる。 入ってきた扉から出ようにも、外から押さえられているらしくびくともしない。 ここで一定時間持ちこたえるか一定数の村人を倒すとどこからか鐘の音が鳴り響く。 一斉に音の方を振り向く村人たち。武器を落とし、何事かぶつぶつ言いながら去っていく。 そのうちの一人が囁くように言った。 「ロード・サドラー…」 268 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 13 27ID cBT2xCYc 誰もいなくなった村の広場。 「どうなってる…?ビンゴなのか?」一人残されたレオンは困惑しきって呟いた。 そこにハニガンからの通信。 レオンが警官の死体を発見したことを告げるとハニガンはその場にとどまることは危険と判断、 村の北側からの脱出を指示する。 ちなみに火の中の警官を調べると「一緒に行動していれば…」とレオンが悔やむセリフが出ますが、 そうなったらそうなったでレオン様のみカッコよく危機から脱出する展開になっていたかと思われます。 村北側の出口に向かう前に家の中を調べて見ると、食事の後はあるのに料理はどれも腐っていて とても人間が食べたとは思えず、一体彼らはなんなのか、更に謎が深まる。 開かない扉があるのを気にしつつ、村中央広場を抜け、農場地域へ。 小屋の中でメモを発見。 合衆国のエージェントが近々この村に調査に来るので例の者と接触しないように注意せよとか書いてある。 例の者とやらは農場の北の廃屋に監禁してあるらしい。親切な誰かのメモどおり早速行ってみる。 途中坂の上から転がされる岩をA連打で避けたりしつつ、 ブービートラップが大量に仕掛けてある廃村に到着。奥の荒れ果てた屋敷に入ると、奇妙な物音が聞こえる。 音の元を探すと奥のクロゼットがドンドンと音を立てていた。 レオンが用心しいしい銃を構えながら扉を開くと、中からヒッピー風の男が転がり出てくる。 村人たちとは違う、普通の人間のようだ。 269 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 14 56ID cBT2xCYc 後ろ手に縛られて芋虫のようにもがいている男の口のテープを取ってやり、 「ゆっくり剥がせよ」とぼやくのを無視してうつ伏せに転がし、戒めを解いてやる。 「あんた、奴らとは違うのか?」 作業の途中、男が顔をねじ向けて疑わしげに訊いた。 「いや。あんたはどうなんだ?」 ロープが解け、身を起こした男はレオンの問いには答えないまま 「一つ大事なことを聞かせてくれ」手首をさすりながら言う。 「…たばこあるか?」 真面目な会話を期待したのは間違いだったようだ。 あきれながらも「ガムなら」とかえすレオン。お前もガムとか持っとるんかい…。 と、その時、凶暴な唸り声と共に村人二人が現れた。 「ヤバイ!」彼らの背後に響く重々しい足音に、男が顔を引き攣らせる。 「ここのボスだ!」「なに!」 村人たちの後ろから大股に歩いてくるのは二メートル以上はあろうかという大男だった。 先手必勝とばかりにレオンは大男に素早く駆け寄り、後ろ蹴りを放ったが、 大男はレオンの足を片手で易々掴み止め、次いでレオンを天井近くにまで高々と跳ね上げてしまう。 宙を飛んだレオンはクロゼットを巻き込みながら男の上に落下、そのまま気を失ってしまった。 「弱き人間よ…我らの力を授けてやろう」 薄闇の中から伸びる手には、注射器が握られている。 注射器の針は気絶したレオンの首筋に突き刺され、レオンはその瞬間だけ僅かに顔を上向けるが やがてまた首を垂れてしまう。 その様子を見ながら、豪奢なローブ姿の男が陰気な笑い声を上げた。 「やがてお前もこの力の魅力に逆らえなくなる…」 注射器のハンドルが握りこまれ、シリンダーの中の卵がするりとレオンの体内に入り込んだ。 270 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 17 24ID cBT2xCYc レオンはハッと目を見開き、辺りを見回す。 そこは埃の積もった小屋だった。 先刻の廃村とはまた違う場所らしく、戸外では激しい風が吹き荒れている。 身動きしようとして、先程の男と背中合わせに縛り付けられていることに気づいたレオンは、 男の体をゆすり上げながら声をかけた。 手元にかけられた鎖が耳障りな音を立てる。 「オレを助けるはずじゃなかったのかよ」 うめき声を立てて目を覚ました男はしかめ面で文句を言った。 「この村はどうなってるんだ?」お返しとばかりにシカトしてレオンは尋ねたが 「あんたアメリカ人だろ。何しに来た?」と男は相変わらず質問を質問で返し、答えようとしない。 レオンが手元を動かすと、男が悲鳴を上げて「…イテーなあ、お前誰だよ」と今更のように訊くので、 嘆息したレオンは名乗ってポケットから取り出したアシュリーの写真を見せ、 「この子を探しに来た。知らないか?」と言ったがやはり男は答えず、 「あんた何者だ?警官にしちゃドロ臭くないし」更にレオンの身柄を詮索する。 レオンが言葉を濁すと「当ててやろうか…彼女、大統領の娘だろ」男はあっさりと推理を的中させた。 「なぜ知っている?言ってもらおうか」男が敵だとしても、自分と一緒に縛られている以上、 相手も自分もどうしようもない。鼻をならしてレオンが訊くと 「超能力…」男は答えかけたが半眼のレオンに気が付いて笑い声を上げた。 「ウソに決まってるだろ、アミーゴ。本当は奴らが大統領の娘を教会でどうとかって…」 がらがらと何かを引きずる音。 身長をゆうに超えるハルバードを地面に垂らした村人が、 よろよろと二人の監禁された山小屋に向かって歩いてくる。 血にまみれた服と顔。村外れの民家で最初にレオンに襲い掛かってきた、あの初老の村人だった。 271 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 20 44ID cBT2xCYc 「そういうお前は?」「ルイス・セラ。ただのハンサムなプーさ」 レオンの問いに、今度は正直に答えたルイスは、元マドリッドの警官だったという。 なぜ辞めたかとレオンが尋ねると、憎まれ役にはもう飽きた、正義の味方なんて割に合わない仕事だと。 それを聞いたレオンの顔が憂鬱そうな陰に曇った。 「俺も元警察官だ…一日だけな」「オレより根性なしだな」呆れた横顔を向けたルイスだったが 「配属初日からラクーンシティの事件さ」続くレオンの告白に驚いて顔を振り向ける。 「それってアンブレラ事件か?」彼にとっては何がしかの興味を惹かれる話だったらしく、 頷いたレオンを肩越しに確認すると更に体を捻るようにして 「警察のラボでウイルスの―――サンプルってヤツを見…」言いかけたが、その声が不意に途切れた。 重い金属を引きずる音。 「Tevoy…amatar…(殺してやる)」呟きながら戸口に現れた村人を見て、虜囚二人の顔が一気に青ざめる。 必死で起き上がろうとするも、縛り付けた鎖が邪魔で上手くいかない。 「なんとかしろ!元警官だろ!」「お前もな」この期に及んで言い争う元警官二人。醜いです。 (ちなみに英語では「何かしろ!警官!」「お先にどうぞ!」つってる?) ここでボタン押しイベント。失敗すると当然即死。 成功→「今だ!」振り降ろされた槍斧に合わせ、タイミングよく腕を戒める鎖を引っ張った二人。 二人の間で鎖が砕け、地面を転がったレオンを執拗に村人は追い、再び斧を振り上げる。 飛びかかってきた村人にレオンは地面に倒れたまま足を突き出す。 レオンのキックにリフトされた村人はそのまま弧を描いて前方の壁に激突、 首の骨を折って今度こそ絶命した。 ルイスは直後、慌てて山小屋を逃げ出して行き、レオンは一人取り残される。 そこへハニガンから通信が。 272 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 23 16ID cBT2xCYc レオンはルイスから仕入れた「アシュリーは教会にいる」という情報をハニガンに告げ、 村のどこかにある筈の隠し通路を探して中央広場に戻ることにする。 小屋の外は渓谷になっており、あちこちを村人がうろうろしている。 どうも農場に貼ってあったメモに記されていた、 将来的に例の者…つまりルイスを移送する予定だった警戒が厳重な場所に、 一緒くたにつれてこられたのらしい。接触させちゃマズいんじゃなかったのか? 監禁に際して、ファー付きジャケットは取り上げたのに 装備は一切取り上げてない村人の迂闊っぷりに感謝しつつ、 ここで初めて登場する武器商人からライフル買って、 山小屋外壁の隙間から見張り打ち落とすスナイパープレイするなり いきなり山小屋から出て正面突破するなりで渓谷を抜け、その奥の廃屋を通り過ぎると、 水晶の仕掛けで封じられた屋敷の裏口に着いた。 仕掛け扉の奥の寝室には村の家に掛けられていた物と同じ、 ローブを着た陰気な男の肖像画が飾られている。 ベッドの上に残されたあの大男の村長のメモにより、レオンが生かされたままルイスと共に 監禁されたのは「サドラー様」とやらの命令によるものだったこと、彼らにも正体を掴めていない 「第三の組織」が暗躍していることがわかる。 サドラー様は万一ルイスがレオンと手を組んだりしたら、その時に生じる隙を 第三の組織が突くであろうことを逆に利用して組織の者を炙り出し、 陰謀を未然に防ぐおつもりに違いない、その為にわざと今、あえて危険を冒しているのやもとか何とか 村長は一人で突っ走った想像をしている。 更に家捜しを続け引き出しの中から「紋章のカギ」を発見、寝室を出る。 273 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 24 23ID cBT2xCYc 階下から漏れる話し声に意識を集中させていたレオンは、背後に迫っていた気配に気づかなかった。 ハッとして振り返ったときにはもう遅く、 身を転じきるより早く村長の大きな手がレオンの喉元を一掴みにして、 必死で足をばたつかせるのをものともせずにじりじりと吊り上げていく。 気道を締め付けられ、まともに声を上げる事さえかなわないレオンを 「ふん…」村長は赤と青、色が違う左右の目の片方を歪めて観察する。 もがくレオンの苦しげに瞬く瞳。 その色が彼本来の物とは違う、明らかに異様な真紅に染まりつつあった。 レオンの瞳に起こった異変を確認するや否や、村長は彼の体を、子供が飽きた玩具にするように 無造作に放り投げた。 床に落ちたレオンは尻餅をついたまま、それでもなお懸命に踵で村長から遠ざかろうとする。 「同じ血が混じったようだ」 即席の絞首台から開放され、新鮮な空気を求めて必死で喘ぐレオンに村長は指先を突きつけた。 「だがおまえは所詮よそ者。覚えておけ。目障りになるような事があれば、容赦はしない…」 遠ざかる足音を聞きながら、レオンはふらつきながら立ちあがり、 「同じ血?」擦れた声で霞む脳裏に村長の奇妙な言葉を反芻した。 274 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 27 42ID cBT2xCYc ハニガンからの通信。 この事件の裏には、この地方に昔からあるロス・イルミナドス(光明与えられしもの)という宗教団体が 一枚噛んでいるらしい。 「ロス・イルミナドス?噛みそうな名前だな」顔をしかめたレオンが村長に遭遇したものの なぜか村長は自分を殺さずに逃がした事、その際残した彼の謎の言葉を報告すると、 ハニガンは「同じ血が混じった…ちょっと気になるわね」何事か考える風だったが、 レオンに「だが今はそんな事を考えている場合でもないだろう」(自分で振ったくせに…)と先を促されると 教会へ急ぐ事を指示して通信を切った。 ここで隠しイベント。道を後戻って村長が消えてった寝室に入ろうとすると 「邪魔したら即潰す」宣言通り、戸に手掛けた途端に村長に扉ごと銃を吹っ飛ばされて、 倒れた所にあんよプレスを食らい再度大ピンチに陥ります。 するとその時村長の背中にレーザーサイトのポインタが当たり、何者かの銃撃が。 村長が振り向くと割れたガラスの向こうに銃を構える誰かの姿が映ります。 村長はすごい勢いで窓に向かって駆け寄るのですが、 赤いセクシーなドレスを着た誰かさんは、銃をしまうとガンタイプのザイルシューター (っつーの?何か縄打ち出す装置)の引き金を絞り、素早く屋根の上に逃れます。 村長はそのまま窓ブチ破ってどっか行ってしまい、謎の黒髪美女(推定)も姿を消します。 後に残ったレオン、銃を拾って荒い息をつきながら訝しげに窓の外を見る。 その後窓を調べると「彼女は…まさか…」というメッセージが出ます。 その後村長宅を出た後(何故か村長ん家には普通の食事が用意してある)再度村中央へ。 最初は開かなかった扉を紋章のカギで開くと、墓地へ繋がる地下道に出た。 地下道を抜けると、丘の斜面に立ち並ぶ墓石の向こうに教会が見える。 が、たどり着いてみるとその扉は硬く閉じられていた。 扉の表面に何かをはめ込む為のくぼみを見つけたレオンは、手がかりを求めて道を更に進むことにする。 275 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 31 13ID cBT2xCYc 崖に沿って伸びる山道。途中の小屋で教会の封鎖に関する命令書を発見。 それによるとルイスが何かを彼らの元から持ち出しており、 それは彼らが利用しようとしているアシュリーよりも更に重要な物である事、 でもアシュリーも彼らにとって必要な人物には変わりないので、 彼女を閉じ込めた教会は「丸い紋章」で封鎖してあることが判明する。 鍵である丸い紋章は村長が持っているので、サドラー様の許可を得ないと 教会の封鎖を解く事は出来ず、また紋章のスペアが湖を越えた場所にあるが、 これはサドラー様が「デルラゴ」の封印を解いたのでよそ者には手に入れられないらしい。 親切な命令書サンキュー。でもサドラー様の許可は多分レオンには下りないので、 意地でも湖の向こうまで行かなならんようです。 あと文の最後に「あのエージェントには、すでに我々の血が混じっている。 じきに我々と同じになるはずだ。そうなれば、もうあの娘を助け出そうとする者はいなくなる…」 とか不穏な事が書いてある。ラストの「…」がなんか激しくイヤンな不安をあおります。 更にどんどん進んで不気味な唸り声が響いてくる採石場を今はどうにも出来ないままスルー、 敵がわんさと湧いてくる沼を越え、湖に到着。 湖沿いの道の一方の端に来ると、レオンは双眼鏡を取り出して湖面を見た。 不審な何かを見つけて画面をズーム。 そこにはエンジン付きのボートが浮かんでいて、 その上で何かの荷物のように村人二人に抱え上げられているのは…お久しぶり、警官(メガネ)です。 多分死んでますが。 村人たちはその後警官を何のためらいもなく湖へドボン。 「…Shit!」とか言いつつなおもレオンが見ていると、 村人たちが去った後の湖面が異常に波立ち始める。 見る間に湖底から浮かび上がってきた巨大な何物かが警官の死体をくわえ込み、 血が混じった水飛沫が高々と上がった。 慄然として双眼鏡から顔を上げたレオンの前で、 湖の主「デルラゴ」はサンショウウオに似た巨体を躍らせ、水中に消えた。 276 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/1402 32 58ID cBT2xCYc 湖沿いの道を通ってもう一方の道の行き止まりに来るとボートが停泊している桟橋に出る。 ここでまた隠しイベント。 桟橋の上で湖に向かって水平射撃で何発か打ち込むと、 デルラゴが出てきて問答無用で桟橋ごとバックンチョされます。専用デモ有。 桟橋からボートに乗り込み、しばらく走行すると船体の下に迫る黒い影が。 次いでデルラゴが雄たけびを上げながら船の前に急浮上してくる。 辛うじて転覆は免れたものの、衝撃で放り出された錨が水中のデルラゴの体に引っかかり、 ジェットスキー状態で曳航されながらデルラゴと戦う事に。 ていうか俺はデルラゴが怖いから、ちゃんと水深が浅いであろう端っこの方を通っていたのに 何故このボートはムービーが始まるなり湖のど真ん中を元気に走っていますか? 貴様はちゃんとさっきのデモを見ていましたか? とかお約束に突っ込んでいても仕方がないので、ここは素直に なんぼでも船の中から湧いてくる魔法のモリを使って、歯の生えた両生類と戦うことにします。 苦労の末見事デルラゴに勝利。 湖の主は、無数のモリを体中に突きたてたまま湖底に沈んでいく。 が、ホッとする間もなくデルラゴの体に巻きついた船内のロープの端が、 生き物のようにレオンの足に絡みつく。 船底に引き倒されながらもナイフを取り出し、必死でロープを切ろうと試みるレオン(A連打)。 ギリギリの所で何とかロープ切断に成功、デルラゴとの心中から免れた。 先刻までの激しい戦いが嘘のように静まり返った湖面に、エンジンをスタートさせる音が響く。 ボートを再始動させたレオンは対岸に向けて進路を取った。 対岸の船着場をレオンは覚束ない足取りでよろめきながら歩いていく。 激しく咳き込んで口元を押さえた手を見ると、そこには明らかな吐血の跡が。 視界は歪み、歩く事さえ困難になったレオンは湖畔の番小屋の中にまろび入るなり そのまま気を失ってしまうのだった。 473 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/2409 44 53ID mO2Y+ae0 小屋の中。びくりと身じろぎして身を起こすレオン。ぼんやりと辺りを見回そうとすると途端に激痛が。 その体内を走る何匹もの奇妙な虫のイメージ。 触手のある、カブトガニのような甲殻を持った虫が、レオンの体内器官に取り付いていく。 二の腕に浮き上がっていく赤黒い血管を見つめるレオン。体中を血管に侵食され、そして―――。 自分自身の上げた悲鳴でレオンは目を覚ました。 のろのろと起き上がりながら体を点検するが特に異常は見当たらない。 息をつき、立ち上がったところでハニガンからの通信。 なんと六時間も気を失っていたらしい。 レオンを襲っためまいが「血が混じった」事と何か関わりがあるのでは、との懸念をハニガンは抱くが、 よく分からないが今は何ともない、と無線を切り、(ちょっとは気にしろ)レオンは任務を再開する。 小屋を調べるとベッドの上に何者かからの手紙がのっている。 手紙はこの先の滝にアシュリーを救う為に必要な物があること、教会へ戻る道に配されている 「エルヒガンテ」という何かに対する注意を呼びかけ、 「あなたの身体に起きている異変だけど、残念ながら、もう私の手には負えないわね」 という一文で結ばれている。 手紙をくれた「何者か」が誰かは女言葉だけで既にバレバレですが気にしない。 小屋を出ると外はものすごい豪雨。 雨の中を進んで滝近くまで行くと向こうから村人が歩いてくるが、途中で頭部が破裂し、 首から鋭い触手を生やして攻撃してくる。 彼らの異変は、その身体を乗っ取ったこの怪生物によるものだったのだ。 これ以降村人を倒すと何人かに一人の割合で触手が出現。 触手は攻撃範囲が広い上に二、三度撫でられただけで余裕で死ねます。泣けるほど強いです。 まあ逆に言えば彼らが人間じゃないってハッキリしたんで、 自分の中の殺人許可が下りて気兼ねなく殺っちまえるようになったっつー事なんですが。 474 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/2409 47 31ID mO2Y+ae0 という訳で、滝をせき止めて道を出現させたら襲ってくる大量の村人を容赦なく射殺して、 滝裏の洞窟の扉にはまった「丸い紋章」を入手。 ここでこのまま道を進むとボートがあって、ラクチンに採石場手前まで帰れますが、 より辛い展開がお好みなマ…じゃなくて求道者タイプの方は後戻って湖を渡り、 背中から触手が生えた犬が大挙して襲ってくるイヤ展ムービー (実際一度に出てくるのは一匹か二匹だが速いしムチャ強い)をご覧になる事をお勧めします。 採石場手前まで戻って来ると、突然通路を落とし扉で封鎖されてしまう。 戸惑っていると最初通りがかった時は閉じられていた鉄扉が開いて、 村人たちが何かを綱で引き出してきた。 綱は途中で振り解かれ、扉をブチ破って現れた巨人「エルヒガンテ」が、一抱えもある拳で 村人を次々に叩き潰して襲いかかってくる。 巨人の攻撃を華麗にバク転でかわすレオン。 巨人はレオンを憎憎しげに睨み付け、雄たけびを上げた。 しばらく戦ってると遠吠えを上げるカッコイイ前振りと共に、 最初の方で罠から助けたあの白い犬が現れ、巨人に噛み付いたり吠えて注意を逸らしたりして 一生懸命手伝ってくれます。(助けてない時は当然恩返しはナシ) おお、サンキューわんこ!恩知らずとか言ってゴメンな! ある程度ダメージを与えると背中に現れる触手(弱点)を攻撃して、巨人を倒す。 すると犬は何の前触れもなく姿を消した。 きっとDEMENTO(カプコンより四月発売予定)に出演するためでしょう。頑張ってください! 巨人を倒すと何故か自動的に落とし扉が開くので(犬が開けたのか?)、山道を戻り、教会へ。 行きがけは教会を無視して進もうとするとハニガンに怒られたのだが、 今度は村まで戻っても別に何もないので、普通に紋章を使って教会に入る。 二階にあるライトの仕掛けを操作して鉄格子を開き、奥の部屋でついにアシュリーと対面。 最初村人と勘違いして、逃げ回った挙句棒とか投げてきたアシュリーだったが、 レオンが大統領の命令でやって来た救出者と知り、目を輝かせる。 475 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/2409 50 28ID mO2Y+ae0 ハニガンに通信。アシュリーを救出した事を告げると救助のヘリを向けるので、 村から抜けるもう一本の道の先まで行けと言う。 農場の先に最初通れなかった道があったので、そこまで向かう事に。 一階まで降りると豪奢なローブを着た顔色の悪い男がレオンの前に立ちふさがった。 男はロス・イルミナドスの教祖(カリスマ)、オズモンド・サドラーと名乗り、 力を世に示す為、大統領の娘であるアシュリーを誘拐した事を告白する。 アシュリーを拉致し、虫の「種」を植え付けて父親の元に返し、アメリカをパニックに陥れる。 更にアシュリーを返す前に大統領からの「お布施」をもふんだくろうという計算だ。 「信仰か金か、どっちかにしたらどうだ」と呆れるレオン。 皮肉に対するサドラーの応えはなく、彼がレオンにも種を植え付けていたことが明らかになる。 レオンたちに植え付けた種は、孵化すればサドラーの思いのままの虜となる特別製のもの。 サドラーの言う「革新的布教」に「まるでエイリアンの侵略だな」と 嫌悪もあらわに吐き捨てたレオンの背後で扉が開き、教団の信者たちが襲い掛かってくる。 レオンは咄嗟にアシュリーの手を引いて放たれたボウガンの矢をかわし、二人は窓を破って教会の外へ。 二人とも半袖なのに顔の前で手クロスしてガシャーン…。まあお約束だけど。 教会の外には灯火を持った村人たちの群れが。 ここからアシュリーを連れたまま戦闘。 アシュリーは間違って振ったナイフが一回当たっただけでも簡単に死ぬし、 罠にもかかるので二つの命令「待て」「付いて来い」を状況によってうまく切り替えて進まなければいけない。 閑話ですがアシュリーを段差の上に立たせて武器構えて上を向くと、 ミニスカの裾を押さえて「ちょっとどこ見てんのよ!(意訳)」と叫びます。 これは意図的にやんなければならないシチュエーションなので言われてもしょうがないのですが、 爆風で吹っ飛ばされたりベリートゥベリー(よろめいた敵に近づくと出せるバックドロップ) で偶然前とか横に倒れこんだ時に言われると「このアマ…」という気持ちで一杯になります。 てか見られたくないならんなミニ穿くな!ヽ(`Д´)ノ 閑話休題。とにかくアシュリーを連れて何とか農場まで行くと、 レオンの肩車で超えた扉の向こうで、アシュリーがかんぬきを外してくれ、通れるようになる。 476 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/2409 53 16ID mO2Y+ae0 吊り橋の手前で通信。救助のヘリが何者かに撃墜されたらしいorz 「…なけるぜ(great)」とレオン。 代わりのヘリを回すので、とにかく当初の回収地点に向かえと言い残してハニガンは無線を切った。 橋を渡りきると眼前の通路から大量の村人。 「Agarralo!(捕まえろ)」背後からの叫び声に振り向けば、 同じく灯火を掲げた大勢の村人がやってくるのが見える。 「どうしよう、レオン」焦るアシュリーに(このセリフ開発途中だと「レオン、激やばっ」だったのに 何故か差し替えられてる。何か「激ヤバ」だったんだろうか)、 レオンは「このままだとサンドイッチのハムだな」と(゚Д゚)ハァ?な発言をかまして 両者の中間地点にある山小屋への避難を指示。 ざっと安全を確認した後、アシュリーを中に引き入れ、扉を閉ざしたレオンの目の前に 「レオン!」カンヌキ用の棒が飛んできた。素早くキャッチして目を凝らすと、 二階へ続く階段の前に、腰に手を当てたルイスが立っている。 見ないと思ってたらちゃっかりとこんなとこに…。 カンヌキをかけるレオンをよそに、ルイスはニヤニヤとアシュリーに歩み寄っていく。 「大統領の娘にしちゃあ、オッパイがでかいな」まんまなセクハラ発言に 「失礼ね、それとは関係ないでしょ、あなた誰?」柳眉を吊り上げたアシュリーが問うと、 ルイスは人の名を聞きたいのならまずそっちから、と応じない。 腹を立てながらもアシュリーが名乗ると「彼女は…」レオンを振り返るルイス。 どうしてここの人たちは質問にまともに答えませんか? 気遣わしげなルイスにレオンが「大丈夫だ、安心しろ(「She s Cool」で、落ち着いてるから 安心しろってことか?)」と言うとアシュリーは唇を噛んで目を逸らした。 疑わしげながらルイスが「まあいい、奴らのようになる前には兆候がある」 と会話を打ち切ろうとしたその時、 「見て!」アシュリーが息を呑んで窓の外を指差した。 板が打ち付けられた窓の隙間から、山小屋前に集まってきた村人たちの姿をかいま見て、 レオンはアシュリーに二階に隠れるよう指示、アシュリーは急いで階段を駆け上がっていく。 リボルバーを構えたルイスはレオンと頷きあい、にやりと笑って呟いた。 「ゲームの始まりだ」 477 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/2409 56 41ID mO2Y+ae0 ここではアシュリーを守ってルイスと共闘するのですが、ルイスにも攻撃が当たります。 んで攻撃が当たると当然っちゃ当然ですが凄い勢いで怒られます。 五発以上ヒットでルイスの堪忍袋の緒がブチ切れ。 「アディオース、レオーン」のセリフと共に反撃され、昇天する羽目になります。 お遊び(ゲーム)は程程にって事? 一定数の村人を倒すと「キリがない」ということで二階に移動。 二階で更に一定数の敵を倒したところで村人たちがどこかに去っていき、ノルマクリアとなります。 「忘れ物を思い出した」とルイスは再度どっかいってしまい、彼はほっといて先に進む事にしたレオン達。 山小屋の裏には落とし扉の操作機があり、「エルヒガンテと涙のハンデ有り杉再戦 (恩返しナシの上捕まったらほぼ即死の足手まとい付き)」ルートか 「村人ご一行withチェーンソー姉妹(読んで字の如くチェーンソー持って頭に包帯巻いた二人組のおばさん。 割愛してたが村にも頭に袋被った「チェーンソー親父」が居て、 攻撃が当たると問答無用で一撃死というある意味ラスボスより怖い人たち。 ちなみにUSAverだと彼らに殺られた場合、首が落ちるヤバすぎ特製死にグラになります。 日本のは崩れ落ちるだけ)と不公平団体戦」ルートのイヤ二択を迫られる(両方回るジェノサイド展開も可)。 激戦を潜り抜けて辿り着いたロープウェイ前の山小屋で、村の最終防衛についての張り紙をゲット。 「正直あのエージェントが、ここまで抵抗するとは予想外の展開だ。 我々の血によって浄化されるのを待っていれば良いと思っていたが、 このままではそうなる前にこの村が崩壊してしまう」とか書いてあります… 正直なんか村長が可哀想になってきました…( A`) レオンが来るまではみんな平和に暮らしてたのにな。(多分) 478 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/2410 00 01ID mO2Y+ae0 ともあれ折角総力をかけて待ち伏せてくれてるらしいので、 (途中に扉があるが、目で人物を特定する唐突ハイテク装置で開かない) ゴンドラに乗って彼らがいる反逆者の処刑所に向かう。 いくらも進まないうちに対面からゴンドラに乗った村人が次々に現れて、斧投げたりして大奮闘。 そっちにばかり気を取られていると、反対側の鉄塔から飛び移ってきた村人にボコにされることに。 …同情中止。 殺られる前に殺る狙撃マシンと化していると、攻撃が当たるたび 背後でガッツポーズを取っているアシュリーに気づく。 さすがUSAプレジデントの娘さんは過激ですね。 彼らが教団に逆らった者を処刑するのに使っていた納屋に到着。 警戒したレオンはアシュリーを隠れさせ、単身中へと入り込む。銃を構え、気配を探るが誰も居ない。 尚も警戒を続けるレオンの背後で不意に影が揺らぎ、次の瞬間村長の巨体が現れる。 太い腕が伸び、またしても締め上げられるレオン。 レオンの身体を梁に叩きつけ、背後を振り返った村長は、観音開きの扉のハンドルをそれぞれ両手で掴むと 飴のように捻じ曲げて、お互い絡み付けてしまった。 仰向けに倒れたまま起き上がれないレオンにのしのし歩み寄り、掌底を叩きつける村長。 ボタン早押しに失敗するとネックハンギングツリー後レオンの首がブラブラに。 成功→素早く転がったレオンは脇のドラム缶を村長に向かって蹴り飛ばす。 ドラム缶が倒れ、こぼれたガソリンが村長の足元を濡らした。 村長が振り向くより先に膝立ちになり、銃を構えたレオンは、「終わりだ」宣言するように言って発砲。 跳ねた火花がガソリンに引火し、走った炎でドラム缶が爆発、村長は炎に包まれる。 地面にダイブして身を伏せていたレオンは振り返って目を見開いた。 焼け落ちた服の下で剥き出される長い爪。 唸り声を上げるその背中に生えた二本の副腕、次いで腰椎が伸び、 怪異と見まごうばかりの正体をあらわした村長が襲い掛かってきた。 479 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/02/2410 02 55ID mO2Y+ae0 村長はある程度ダメージを与えると足が取れ、上半身だけになってヒョイヒョイ梁を渡りながら攻撃してくる。 なんかもーモンスターっつーか新手の妖怪みたいになった彼を倒すとその片目が取れて落ちる。 糸を引いてて、触るのもためらわれそうなこの義眼を使えばさっき開かなかったロープウェイ手前の扉が 開くのだが、地面に倒れた村長の顔をライフルのスコープでズームすると、取れた筈の左目が しっかりはまってる事にはツッコミ無用です。 とにかく衝撃で壊れた納屋の壁を抜けてアシュリーと合流、道を後戻り、扉を開いて城脇の道を進むと、 前方から村人の乗った暴走トラックが、楽しそうに隣人を跳ね飛ばしながらやってくるので ライフルで狙撃。運転手のおっちゃんを撃って急いでその場から離れるとトラックが横転、 (狙撃後ボーっとしてると巻き込まれて糸冬了)車の脇を通り過ぎると背後から村人の大群が。 急いで跳ね橋を駆け渡り、城門まで辿り着いたアシュリーとレオンは、クランクを回して橋を巻き上げ、 悔しがる村人たちを尻目に城内へと逃げ込んだのだった。 667 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0111 19 35ID iuFUQJQv 続きです…予告はもうしない俺がバカでしたとりあえず先謝っとく。 城内に逃げ込んだレオンたち。城内に入ると割とこぎれいな掘っ立て小屋があり、 武器商人が普通に武器を売っています…あんた人んちで何やってんの? まあそんな疑問は抱いてもしょうがないのでほっといて先に進む。 すると奥の見張り台で、ローブを被った怪しい人たちが何か「森へ去れー」とか 一見ヒントのような謎ワードを呟きながら(本当はMoriesvivirで「死こそ生」らしい)右往左往している …てかちょっと前に教会で襲ってきたサドラー配下の信者の人たちだ! ここもやはり安全なところではなかった…と戦慄しながらも(ウソ) 物凄く狙撃しやすい位置でうろうろしてくれてるのでお膳立て通りびすびす射殺。 城壁の階段を上っていくとやはり外の村人から連絡が行ってたのか、待ち伏せていた信者達から 投石器ででかい燃える石を投げてくるという、原始的かつ大雑っパーな手段 (ていうか味方も纏めて吹き飛ばしてますよキミたち…)で攻撃される。 なのでこっちも石から逃げ回りつつクランクで階下の大砲を引き上げて発射、 信者ごと木っ端ミジンコに城の中門を吹き飛ばす、ダイナミックかつ 城主に見咎められた暁には物凄い損害賠償を要求されるに違いないリスキー手段で反撃、押し通ります。 何時代の戦いだという気がしないでもありませんがやはりこれも気にしない。気にしたら負けです。 門を抜け、小部屋に入った所でハニガンから通信。 城に逃げ込んだが失敗だった、と信者に熱烈歓迎を受けている(確かに岩熱そうだったけどな…) 現在の状況を報告すると、「だったら…」とハニガンは何か策を講じてくれる風だったが、 肝心な所で通信が途切れてしまう。 668 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0111 20 49ID iuFUQJQv 「故障か?」とボヤきつつもどうしようもないのでうじゃうじゃ出てくる信者達をなぎ倒しつつ先へゴー。 因みにこの信者たちにもやっぱり虫が寄生しているんですが、 こちらは村人より段階が進んだ状態らしく、出現すると宿主の身体から分離して 縦歩きのカニさながらにカサカサ這いながら襲い掛かってきます。 正門前にやってくると「レオン!」と背後からルイスが登場。 貴様一体どこから入ってきやがった跳ね橋はさっき上げた筈…等という愚問は脳内宇宙にポイです。 きっとどっかに裏口があるんでしょう。 「お前らに渡す物があって…」言いかけたルイスは不意に慌てた様子で腰に手をやる。 サドラー達がレオンとアシュリーに虫を注入しただろう事をルイスは察していた。 レオンが湖畔で吐血したのは寄生虫の卵が孵化したせい、アシュリーもまた吐血したという言葉に ルイスは焦りを見せる。山小屋から彼が取りに戻った「忘れ物」とは、レオンたちの発作を 一時的に止める薬で、なんとそれを信者たちから逃げる際に落としてしまったと言うのだ。 長くなるから書いてなかったけどこの人前に自分に植えられた虫を同じ薬で除去してるらしい。 (孵化前なら虫の卵は薬で死ぬ)危険を承知で取りに戻ると踵を返すルイス。 レオンが「何故…」問いかけた言葉におっかぶせるように 「良心の呵責さ」と答え、彼は来た道を戻って行った。 城の中、謁見ホールに入るとどこからか気味の悪い笑い声が聞こえてくる。 辺りを見回してみても誰も居ない事をいぶかしみつつホール中央まで進むと、 上階の謁見台に左右にローブ姿の大男を従えた、妙な小男が姿を現す。 レオンが誰何の声を上げると中世風の衣装を着た、シミだらけの顔をした小男は、 ラモン・サラザールと名乗った。 この城の八代目城主である彼は、サドラーから「偉大なるパワー」を授かった者だという。 つまりサドラーの手下=悪い人ですね? 城門破壊が正義の必要経費として落ちそうでよかったです。 669 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0111 24 20ID iuFUQJQv 同じ虫を身体に宿す同胞としてレオンたちを待っていた、と優雅に腰を折る彼に 「一緒にするな」とレオンが不愉快げに言い放つと、 サラザールは「おやおや、威勢がいいですね」芝居がかった仕草で首を振った。 継いで彼は慇懃無礼に命令する。ひどい目に遭う前に大人しく金銭交渉の人質になれ、と。ただし。 「スコット君はお金になりません。死んでも大丈夫です」 教主と同じくがめつい捨て台詞を残して、サラザールはローブ二人とともに姿を消した。 「あいつらみたいになるのは絶対イヤ!」もっともなアシュリーの主張にレオンは頷き、 寄生虫の治療法を探す事にする。 が、先へ進みたくても道が炎を吐くイヤな像によって封鎖されているので、地下牢の鍵をとって地下へ。 牢屋の中では両目を縫い合わされたマッチョな爪付き男「ガラドール」が気持ちよさそうにお休み中。 そして牢の壁には案の定、いわくありげなレバーが。 ひょっとしなくてもアレは像の仕掛け停止装置ですね?アレを下げないと俺は先へ進めませんね? アシュリーを階段の上に置いて牢の中に入った途端、予想通り爪男がお目覚め。 「イー――ン!」とか叫びながらこっちへ向かってまっしぐら。 ダッシュで逃げたいところですが、実は彼はある程度の範囲に入りさえしなければこちらが見えないし、 でかい音立てなきゃ気づかないというキャラ立てなので、ゆっくり歩いて背後の寄生体攻撃 →イー――ン後ダッシュ逃げ→最初に戻るというピンポンダッシュプレイ全開で倒します。 どっちが正義の味方だか分からんな… 次の間に進むと水が一面に張られた大聖堂に出る。 「Wait」を駆使してアシュリーと二人でスイッチを踏んだり (てか「スイッチ踏んどいて」って命令しないでスイッチの上で「待て」って何か激しく対犬チックなんですが) 中二階でクランクを回すアシュリーを信者から狙撃で護衛したりして道を作り、逆さ像のホールへ。 このホールの中二階では武器職人の一族が射的場を開いており、高得点を出すと景品として 喋るボトルキャップやお金を貰う事が出来ます…ってほんとにアンタら人んちで何やってんの…。 実はこいつらサドラーの手下では…と思わず銃を向けそうになりますが、実際射殺してしまうと (普通に殺せる)その後そこで武器が買えなくなって自分が辛くなるだけなのでやりませんよそんなことは。 670 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0111 26 33ID iuFUQJQv ホールの通路を進むレオンの背後でアシュリーが不意に咳き込む。 再度の吐血に動揺したアシュリーは「大丈夫か」肩に掛けられたレオンの手を 「放っといてよ!」と振り払い、駆け出すがその時突然作動した鉄格子の罠が二人の間を隔ててしまう。 次々に床から飛び出す格子に奥へ奥へと追いやられるアシュリー。 荒い息をつき、咳き込みながら壁に背を押し付ける彼女の脇からバネ仕掛けの拘束具が飛び出し、 アシュリーの身体を戒めると同時に壁の回転扉が作動。 「どういうこと!?」と叫ぶ彼女を反対側へと連れ去ってしまう。 うん、まあ、「どういうこと!?」って壁に付いてた怪しすぎる飛び出し口から察しろよ、お前も。 まぁ驚きの余り見えなかったんだろうけど。 多分しゃがんだだけであっさり脱出できそうな拘束具とかも壁に粘着部分があるんだよきっと。 脳内補完になれてきた自分が悲しいです…。 「すぐ助けにいくから待ってろ!」壁の向こうへ飛びかけたレオンの腰から無線機の呼び出し音。 「ハニガン、さっきは一体…」問いかけたレオンの耳朶を、耳障りな笑声が撫で上げる。 「サラザール!…なぜお前が?」画面に現れたのは知的な眼鏡美人ではなく、 小憎らしい笑い顔の小男だった。 ハニガンからのアドバイスを遮るため回線をジャックしたというサラザールは、 アシュリーは自分たちが探し出すから気にするな、と言い放った後、 そう言えば地下に「面白い虫」を飼っていたと告げて通信を切る。 電波ジャックする程の科学力はあるのに捕らえた捕虜の居場所分からんのか…。 地下水路に足を踏み入れるとサラザールの言葉どおり、面白い、 というか見えない虫「ノビスタドール」が襲ってくる。 見えないは見えないのですが地下水路なので、水音と水しぶきで普通に居場所が判別できます。 ダメじゃん、サラザール。 地下水路を抜け、逆さ像のホール二階に出る。 シャンデリアを飛び移り、サロンへ移動したレオンの前に掛かる不気味な影。 目線を上げると階上から見下ろしているサラザールが目に入った。 「おやおや、用無しの方ですか。アシュリーはどうしました、ケネディ君」 まだアシュリーを見つけていなかったらしいサラザールの驚愕のセリフに 「用が無いならほっとけよ、じいさん」と突っ込むレオン。 ここでサラザールに関する驚きの事実が発覚。なんと老人のような顔をした彼はまだ二十歳だった。 が、そんな些事はさらりと流したエージェント・レオン。 サラザールを所詮虫けらの操り人形と罵り、自分は虫を支配していると返す相手に 「どっちにしろお前らの教団は俺がブッつぶす」と宣戦布告、怒ったサラザールに ガトリング砲信者やロケットランチャー信者を差し向けられるのだった。 30 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0310 40 16ID IiKH4amR 前回の訂正。虫の段階が一つ早かった。 城入った直後の段階では虫はでかいハサミつきイモムシみたいなカンジで信者の首から生えてる。 でも正面に立つと即死(多分)攻撃を繰り出してくるので接近戦だと触手虫より怖いかも。 後もいっこ。 ガトリング信者はサラザールよりひとつ前の部屋だったorz 回廊になってる場所で追い回してたら中央からガトリング台に乗って出てきて馬鹿撃ちされる。 上手く追い詰めたらガトられる前に倒せるけど足速いし狙撃できないんで大抵ガ以下略。 で、ガトリング部屋にあった資料によると、寄生虫を教団弾圧してた前代までの城主の封印から解き放って サドラー様に献上したバカヤロウがサラザールなんだってさ。 そんで次の部屋の絵の仕掛け(スイッチ押して絵回して絵の人数を指定人数にする) を解いたらサラザール部屋ですた。では続きドゾン。 31 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0310 40 56ID IiKH4amR サラザールの命令一下、襲ってきた大量の信徒を、時折開く小部屋から放たれる ロケットランチャーの砲弾から身をかわしつつなぎ倒し、サラザールが姿を消した扉まで辿り着くと、 そこには部屋のセキュリティスイッチが。セキュリティを解くと部屋の中央に宝箱の置かれた台が出現。 脇の小部屋の壷の下の仕掛けを作動させると台への道が現れる(ロケラン信者のおまけ付き)。 でも仕掛け作動させたその場でレオンがボケーッとしてるだけで、信者は弾撃ちつくして (一発しか入ってなかったらしい)丸腰になるので後はタダのいい射的の的に。 宝箱の中身は山羊のオブジェ。 一番最初にサラザールと出会った場所に、何かはめ込む場所があったのだが 明らかにパーツが足りないので戻らずそのまま先に進む。 扉を抜けると外壁に出る。 カラスが大量にいるが、今回のバイオではカラスは襲ってこない上に、 撃ち落とすと何らかのアイテムをくれるステキ存在。 多分照準が自動じゃないので、一旦飛び立たせてしまうと落とすのに苦労するからでしょう。 空飛ぶゼニ…じゃなくてカラス虐殺に励みつつ、開かない扉を通り越えて外壁の端まで来ると、 複雑な迷路になった庭園の入り口に出る。その時、腰の通信機が音を立てた。 32 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0310 41 40ID IiKH4amR 「Mr,ケネディ、まだ生きていましたか?」サラザールだ。 庭自慢をするサラザールに「お前の歪んだ性格が表れているな」とイヤミを言うレオン。 「その庭は私でも迷うほどです」と笑ったサラザールは(可哀想に…アホなのだな…)、 庭には「可愛いペット」が放ってある事をほのめかし、 「二匹のネズミを追い回すのに忙しい」と通信を切ってしまう。 「ネズミ」の一人はルイスだろうが、もう一人忍び込んだらしい謎の人物の事を気にしつつも、 庭に足を踏み入れるレオン。 途端に右から左から響く、荒々しい唸り声。 律動的な呼吸音と共に足音が迫ってきて、生垣の切れ目から目の前に飛び出してきたのは…イヌです! もちろんあの恩返しに来たカワイイわんこなどではなく、湖の脇で襲ってきた凶悪な方。 倒すとまたどこからか唸り声、そして駆けってくる足音が。迷路なだけにどこから襲ってくるか分からず、 バイオが「音で怖がらせるゲーム」だった事をイヤと言う程思い知らされます。 (今回は普段環境音→敵が出ると恐怖メロディというDMC方式なので) ここで筆者ちょっとズルを思いつきました。実は外壁の真下にイヌが大量にいる犬小屋があるので、 リトライを選んでイヌが出た途端、一匹倒して次のが出ない内に外壁の上に退却。 一発でイヌを倒せる閃光手榴弾を犬小屋の真ん前辺りに投げ込んでみます …檻が壊れて溢れ出たお犬様の群れが一斉に眼下の格子戸を開いて駆けていく後姿が見えます… 戸開けれんのかよアイツら…後はもうお分かりですね?( A`) 外壁の上から狙撃とか言わずもがな、ここは何が何でも倒さなければならないようです…orz ありったけの手榴弾を使った挙句庭園の端で「月の欠片(左と右)」を入手… つかここに来るまでに俺、散々迷いました…イヌ皆殺しにするほどに。 サラザールさんアホとか言ってごめんなさい。 33 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0310 42 26ID IiKH4amR 「月の欠片」を合わせて出来た鍵、「ブルームーンストーン」を使って外壁脇の寝室に入る。 その背後、絨毯を踏んで歩み寄る何者かの影。 レオンの背中に銃が押し付けられ「手を上げて」ハスキーな声が囁いた。 「女性には手を上げない主義なんだ」ふざけた返答に赤いドレスの女性が苛立ちを見せる事はなく、 「手を上げなさい」むしろ優しくさえ聞こえる声色で再度命じる。 が、彼女の押し付けた銃が、腰からやや上に狙いを移した瞬間、レオンは素早く身を翻し、 銃を持った女性の右腕を捻り上げた。 サングラスの奥の目を苦痛に歪めながらも、レオンの左手が銃に伸びるのを感じた女性は 前方に重心を預けて拘束から逃れ、同時に跳ね上げた足で銃を弾き飛ばす。 床に手を着いて倒立から片足ブリッジ。優美なアーチをその肢体が描いたのもつかの間、 風車さながらに勢いを殺さぬうちに身を起こし、さかさまに反り返った不安定な姿勢にもかかわらず 見事宙にあった銃をキャッチ。 が、伸ばした腕をそのままに、素早く振り返って背後に狙いを付けようとした彼女の喉には、 既に逆手に握ったレオンのナイフがぴたりと添えられていた。 「接近戦ではナイフのほうが速い…覚えておけ」 冷然と言い放ちながら、レオンは動けなくなった女性から銃を取り上げ、無造作に間を取りつつ 片手でマガジンを落として脇にほうり捨てる。 「レオン」六年前とはまるで違う、余裕さえ感じさせる彼の動作に、美女はサングラスを取り、 怜悧な微笑を閃かせた。「久しぶりね」 34 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0310 45 14ID IiKH4amR 「エイダ…?」だが、六年ぶりの再会に、レオンの表情が和らぐ事はなく、 その横顔は硬いまま、いや、かえって苦々しくなったと言ってもいい位だ。 「うわさは本当だったのか」「なんのことかしら?」 問いかけにミエミエの無邪気さを装い、聞き返すエイダ。 「ウェスカーの組織に入ったらしいな」 (なんとレオン、ウェスカーの事を知ってるらしい。まぁ、ベロニカで クリスに連絡取ったぐらいだから、その辺りからか?) 「よく知ってるわね」言いながらエイダはサングラスから指を滑らせる。 床に落ちた偏光グラスの表面に複雑な図形と細かな文字、そして「WARNING」の大文字が。 しっかり警告音もしているのだが音が小さすぎるのか実は頭に血が上ってるのか、 それとも六年の間に磨いたのは脊髄反射行動だけだったのか、 レオンはご丁寧に点滅までしている文字に気づかない。 「いったい何故」「聞いてどうするの?」適当に会話をはぐらかしていたエイダは、 文字が「WARNING」から「DANGER」に変わったのを視線を落としてちらりと見やり、 「こんなところで何をしている」レオンの問いに優しげだった態度を一変させて鼻をならした。 自分を窮地に追い詰めうるほどの訓練を受けた癖に、彼女が答えうるはずもない、情に流された 質問を投げる彼の甘さを笑うように。 甲高い機械音が尾を引いて響く。ここに至ってやっとサングラスの意味に気づいたレオンが そちらに目をやった瞬間、サングラスが眩い閃光と煙を発し、 彼が目の前を思わず覆った手を下げるより早く、 エイダは飛び込み前転で床の銃を拾い上げていた。 「またね」薄れ行く煙の向こう、一瞬だけこちらを振り返ったエイダの頬に蟲惑的な笑みがよぎる。 「エイダ…」レオンはそのまま、姿を消す彼女を、やるせない表情で見送る事しか出来なかった。 35 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0310 48 28ID IiKH4amR エイダが去った後、室内で「第3組織の女」のファイルを入手。 ルイスに注入された卵の存在を孵化前に彼に教えたのはエイダで、 合衆国に情報を渡したのもエイダ。彼女の狙いは「サンプル」で、 それをルイスから手に入れ、レオンが来る前に持ち出そうとしてたらしい。 ルイスはもう誰が彼の後ろにいるか分かったんで用無し。 サンプル取り戻し直後に殺っていい。とのこと。 警官退職後せっかく再就職した地元企業(?)からは抹殺命令とはつくづく幸薄いアラゴルンですね。 寝室にもしっかり武器商人がいて、マジでお前ら以下略なのですが、レオンもタンスや剥製や、 果てはベッドの上にはまってる宝石までカッぱいで彼らに即売りしてるのでもう何も言えません。 なんかサラザールも可哀想になってきました。まぁどうせボコにするんだけど。 隣の部屋は食堂。奥のベルを「チーン」と鳴らすと次の間(こっちからは入れない)の壁に 絵が出てきます。 「パンよりチキンを」「チキンの後はデザートで」と部屋中の黒板にヒントが書いてあるので、 それに従って最後の品である「ワイン」を撃つと横の扉が開き、先に進めるようになる。 が、部屋に入った途端仕掛けが作動。 鉄格子が落ちて部屋中に信者が入ってきて、止めに上から爪男(とお付きの信者)が 「イー――ン!」と降って来ます。 今回はのんびり歩いてると外の信者から火矢を射掛けられまくってハリネズミになってしまうので 速攻で倒します…出来る物なら。 実際は部屋が狭いし(真ん中は宝箱の台でほぼドーナツ通路状態) お付きは倒しても倒しても補充が来るし(一応限界はあるだろうが。しかもここから寄生虫が分離、 消化液吐いた後分離するけど、でもハンドガン一発で死ぬんでむしろ楽…なのか?ビミョー) 鉄格子の鍵を壊して出ようとするとその音で爪男に感づかれるしと三重苦です。 苦労の末皆殺しにして宝箱を開けると「宝飾のある砂時計」と普通に宝(売ると金になる)です。 なんかガッカリ。いや今回いつにも増してギブミーバレットな気がするんで… 36 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/0310 52 42ID IiKH4amR 奥の部屋へ入ったレオンの背後からルイスがやって来た。 振り返ったレオンに、吉報があったのか軽く口元をほころばせ、握った両手をあげて何かを示しながら 「見つけたぞ…」。といいかけたルイスだったが、その時突然、何かに押されたように 彼の体が僅かに揺らぐ。 きょとんと目を見開いたルイスの胸元からツタとも爪とも付かぬ器官が生えていた。 否、器官の根元はルイスの背後にあり、レオンが手をつかねて見守る間にも、 苦悶するルイスを貫いたまま高く高く吊り上げていく。 ルイスの左手から力が抜け、落下していく計器付きシリンダーを 宙で受け止めたのは…豪奢なローブの袖から伸びる、青白い掌。 目的の物を手に入れた途端、器官は鞭のように一振り、ルイスを床に叩き付けた。 ルイスに駆け寄るレオンをよそに、カギ爪はするすると引っ込んで行き、 ローブの下にそれを跡形もなく仕舞い込んだ器官の持ち主が、 「サンプルさえ手に入れば用はない」せいせいしたとばかりに言い放った。 「サドラー!」怒りの声を上げるレオンに 「お前たちの処分は、サラザールに任せてある」白目の部分が少ない、奇妙な目をすがめて サドラーはローブを翻し、去っていった。 一旦はその後姿に追いすがろうとしたレオンだったが、胸に大穴を開けて呻くルイスを 放って行く訳にも行かず、彼の元に駆け寄る。脇に膝をついたレオンに、ルイスが切れ切れに語りかけた。 「…オレはサドラーに雇われていた研究員だ」 手当てに集中する余り、聞き流しかけてぎょっと目を見張ったレオンに 「サドラーに逆らったばかりに…」ルイスは無理に笑いかけ、痛みに一瞬呼吸を止める。 しゃべるな、と明らかに手遅れと分かっていながら応急処置をしようとするレオンの手を振り払い、 ルイスは身体を串刺しにされる激痛にも拘らず、開かなかった右手の中身をレオンに託した。 一時的に寄生虫の増殖を抑える薬。 あの時死の危険を覚悟してまで取りに帰った薬を、彼は今、実際死に瀕しながらも 確かにレオンに手渡した。 「サンプルが…」喘ぎあえぎ、言う間にも、彼の命が床に広がる血と一緒に流れ出ていく。 「奴らの手に渡った…取り返してくれ…」 苦しい息の下から、それでも念を押すように言い残すとルイスはがくりと仰向いて目を閉じた。 「ルイ―――ス!」レオンの叫びが辺りに響いきわたった。 最後のレオンの叫びをまんま描写すると「ルゥゥイィィィィス!」でおもしろくなっちゃうので 平板に書いた。スマソ。 あとサドラー様の器官つか触手は非常にヒワイな感じです。 案の定あっちこっちで「アレ?」とか言われてたw 290 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 05 43ID EQ2iMi7V ルイスから渡された発作を抑える薬を手に、「…この仇は必ずとる」 とルイスの死体を前に決意を固めるレオン。 そんな彼の耳に、何やら誰かが必死にもがいているような声が。 部屋中央の吹き抜けから下を見下ろすと、一階の広間に囚われているアシュリーを発見。 大回りの挙句に、彼女を捕らえた仕掛け扉の反対側へ辿り着いていたのだった。 早速部屋の中央へ張り出した謎の足場の上に駆け下りて、 ただひたすら「HELP!」と叫ぶアシュリーの拘束具を銃で撃って壊したり、 彼女に近づく邪教徒を片っ端から殲滅するイベントに突入です。 …って何で同じ部屋で無理矢理イベント起こしますかカプー! 動けるようになっても「当たったらどうするのよ」とかしか言わないし、 これではアシュリーがまるで自分のパンツにしか興味ない人非人ではないですか! 敵を全部倒しても、ルイスの末路には一切ノータッチで 「あいがったきー!あいきゃんげったうと!」 とかいって部屋出て行っちゃうし…。 オーケー、でも大丈夫。最早標準装備と化した脳内補完で「彼女の位置からでは見えなかったんだ」 ということにして(まあ実際位置的には見えない)、以降人非人アシュリー(暫定)を操作し、 レオンとの合流を目指します。 「声は聞こえてただろ」とか言っちゃダメです。さっきのはみんな凄い小声だったんだよ!多分な! 291 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 07 54ID EQ2iMi7V さて、これからしばらくバイオではお馴染み、主人公以外のキャラクタ操作パートとなるわけですが、 今回はチェンジキャラが非力というだけでなく、視点変更により更なる恐怖を味わう趣向になっています。 つまりレオンの場合カメラがキャラ斜め後方からの半FPS視点だったのに対し、 (本人が回転→カメラも回転)アシュリーはカメラ切り替え式視点(本人回転してもカメラ回転しない) となっているわけ。(注:海外Verとイージーモードだけは視点かわらないまま) つまり以前のバイオの視点に戻るだけな筈なのですが、恐ろしく動かしにくく感じ(これで余計怖い)、 人間は後戻りが出来ない生き物なのだなあと実感します。 …という訳で最初の小部屋で小一時間ひたすらランニングする怪しいアシュリーがここに。 廊下の突き当りの部屋でゆらゆらしながら立っている邪教徒さんに近づく勇気が出来次第、突撃開始。 大事な人質の筈のアシュリーに何故か本気モードで襲い掛かってくる邪教徒を、 途中に設置してあるランプ(数に限りアリ)を駆使して撃退しつつ、ハンドルを回して鉄格子を開き、 ついでにそこらじゅうの色んな金品を根こそぎ奪って奥の部屋に進む…大統領令嬢なのに。 余談ですが村人は「罠に掛かってるぞ!(スペイン語)」とか「怪我を負ってるぞ!(同)」とか 「囲め!」とか「後ろから行け!」とかレオン達の状況に応じた割と知的なセリフを喋ってくるのですが、 信者は「死ねー死ねー」とか「殺せ!」とか「つかまえろー」とかそんなんばっかです。 寄生が進んでるからでしょうか。更にある程度近づくと「ウィッヒヒヒィ」とか ナゾの笑いを発するのでキモさ倍増です。 鉄格子の先の突き当りを右側に。次の古い小部屋で四角い石板を入手。 また別の鉄格子の仕掛けを操作して、いわくありげな鎧が守る真っ暗な廊下を降り、 何でか持ってた懐中電灯(=恐怖増幅装置)で辺りを照らしながら進む。 地下に降りた突き当りに台が置かれた小広間があり、台の周りに物凄く怪しい鎧が四体立っている。 台の中の石を組みかえるパズルに何の疑問も持たず挑戦。 パズルを解き、一箇所残った穴にさっき手に入れた四角い石板をはめ込むと、 奥の開かなかった扉が開く。 292 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 11 21ID EQ2iMi7V 奥の部屋で壁に埋まった鎧の胸から「サラザール家の紋章」を手に入れると、 入ってきた扉が落とされ壁が回転。裏側の宝箱には蛇のオブジェが。 手に取った途端、お約束どおりに鎧たちが動き出して扉をブチ破り、 ガッシャンガッシャンいいながら襲い掛かってくる。 一撃喰らっただけで体力が黄色になるのでダッシュで逃走。 廊下を駆け戻ると突き当たりの鎧がハルバードを大上段に振りかざしてお待ちかね。 ボタン押しに失敗すると大ダメージのペナルティです。 避けるのに成功しても尻餅をつくし、背後からは鎧達の足音が容赦なく追っかけてくる。 これを二回繰り返して地上に帰還。 鎧はここに来る前に操作した鉄格子をもう一回操作しなおして閉じ込め、 (別に閉じ込めなくても可ですが)、さっきの突き当たりの左の部屋へ。 またまた出てきた台座にサラザール家の紋章をはめ込むとハンドルが出てくるので 石臼みたいに台座をぐるぐる回すと奥の扉が開いて梯子が現れる。 梯子を上って曲がりくねった廊下の先に何の脈絡もなく放置されていた金を 遠慮なくゲットしながら進み、鍵を外すと遂にレオンとの感動の再会です。 「よく頑張ったな」と頭をナデナデするレオンに片足を上げてぴょんと飛びつき、 「私、自分の事ばかり…」と詫びるアシュリーですが、床に横たわったルイスの事については やっぱりっちゃやっぱりですが完全シカティーヌ。 これで俺の中の彼女は人非人決定です…。 ルイスが薬を取りに戻る時、同じ感染者であるレオンをほたって 「私も連れてって!」と言い放ってしまったことも、 最早人非人アシュリーの伏線以外のなんでもないような気がしてきました。 せめて床の死体を片付けといてくれれば脳内補完のしようも…まあいいやもう別に。 泣いてないよ?泣いてないったら! さて、アシュリーがやっと帰ってきて一息ついたところで通信。 「感動の再会、お楽しみ頂けましたか?」例によってサラザールからです。 「お前が出てきたおかげでせっかくの良いシーンが台無しだ。(英語でははっきり 「俺らのラブシーン(多分)」っつってる)観客が席を立つ前に退場するんだな」 誰からかはもうわかりきってるんだからシカトすりゃいいものを、 律儀に無線を取ったレオンが挑戦的に言い放つと、 サラザールは脇役の分際でいい気になるな、自分の書いた脚本では脇役の見せ場はこれで終わりだ とこれ見よがしに甲高い笑い声を上げた。 「そんな三流の脚本に用はない」レオンが切り返すと サラザールは「ならば見せて貰いましょうか、一流の脚本とやらを。あなた自身の行動でね」 と無線を切ってしまう。 293 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 16 12ID EQ2iMi7V 何の為に通信してきたんだかよく分からないサラザールとの会話を終えたあとは、 (まあ、折角捕らえた人質の居場所を突き止められなかったばかりか(普通に さっきの場所の裏側なんだが)まんまと取り返されてしまったことが 余程悔しかったのでしょうな…)次の間へ進み、アシュリーを待たせてなんかすごくでかい オモシロ車輪のついたリフトに乗ってドラゴンの間へ突入。 左右に動く竜型の火吹き装置に乗った信者を炎をかいくぐりながら撃ち落として宝箱を出現させ、 獅子のオブジェを入手。リフトに乗ってアシュリーのところまで戻り、 お次はシ○デレラ城みたいなトロッコに乗って謁見ホールまで戻ります。 …いつからここは千葉ネズミ王国手コキ村支店になりましたかって感じなんですがここら辺。 特に竜のとこの普段これで客取ってこの城の維持費まかなってんじゃないかってくらいの アトラクション感バリバリの動きとか。 きっと何とかザ・ライドとかそういう名前が付いてるに違いありません。 謁見の間の欠けたレリーフにこれまでに手に入れた獅子、山羊、蛇のオブジェをはめ込むと レリーフのあった壁が落ち、先に進めるようになる。 再度トロッコに乗り、展示エリアへ。 部屋中央の二体の騎士像を武器展示室の四つの床スイッチのいずれか二つまで押していき、 残りのスイッチのどっちかにアシュリーをのっけて「伏せ」…じゃなくて「待て」して 最後の一つにレオンが乗ると扉が開く。 扉の中に入ると「そろそろ死んでもいい頃です」 扉の外からはどんなに様子を窺っても見えなかったサラザールが何故かそこに。 「さあ、逝ってもらいましょう」と手を振り上げると仕掛けが作動し、背後の扉が閉まると同時に 突如生えたトゲトゲを光らせながら天井が下がってくる。 294 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 19 45ID EQ2iMi7V …でもここ部屋に入る前から天井にある停止装置撃てるから四つみんな撃っといて 下がる天井にアシュリーが「NO!」サラザール「ウヒャヒャヒャ」言いながら逃走、 途端に装置停止というマヌケ展開楽しむもよし、それやんないで天井下がってる最中に サラザールが逃げた方の扉が開いてるので近づくとやっぱり扉が閉まり 「あのガキ…」と毒づくレオンに爺さん扱いの次はハタチでガキよばわりか!と突っ込むもよし。 いずれかお好きな展開で装置止めると扉が開くので、 部屋を出てサラザールが逃げた細い通路を通過、 レオンに続いてアシュリーが次の部屋へ出ようとすると鉄格子が落ち、閉じ込められてしまう。 直後に背後の壁を破壊して、トゲトゲドリルのついた掘削機が登場。 ドリルを操作している運転手二人(すごい楽しそうに「マタロー!(殺せ)」とか言ってるよこの人たち…) を射殺すると例のごとく何故か鉄格子が開くので、ライフルで即デリート。 でもドリルは止まんないで扉を塞いでしまうので部屋の中にある后の聖杯を取って、 反対側の扉から出て床スイッチ部屋に戻り、王の聖杯エリア側へ。 途中で「「サンプル」奪回完了」の書類を発見。 サドラー様の手によるルイス処刑のことが記され、サンプルの奪回を喜びつつも ルイスの死を惜しむサラザール。結構イイ奴だ。 合衆国の二人の始末を一任してくれたサドラー様の信頼に応える為にも、 何としてもアシュリーを捕まえるとけなげに息巻いている。その割にはさっきからお前も含めみんなして 全力でアシュリーを殺しにかかってる気もするが、まあ適当に頑張れ。 道を進むと鎧が立ち並ぶ廊下に出る。当然数歩進む度に鎧が槍斧を振り上げて 襲い掛かってくるのだが、我らがレオンはその都度カッコよくバク転で回避するのだった …アシュリーをその場にほたったまま。 攻撃してきた途端、鎧が壊れるから良いようなものの、 そうじゃなかったらどうすんだよ敏腕エージェント…。 295 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 22 26ID EQ2iMi7V 廊下の先の部屋の中央で「王の聖杯」を発見。 手に取ろうとすると親切に 「何かの仕掛けと連動しているようだが…聖杯を取る者に災いあれ、と書かれている」 と警告してくれるのでアシュリーを部屋の外に待機させ、勇んで聖杯ゲット。 警告通り壁の回転扉が作動し、アシュリーパートの地下で遭遇したのと同じ 歩く鎧「アルマデューラ」が襲ってくる。 頭部にある程度ダメージを与えると兜が取れ、中から寄生虫が出現。 なるほど。これで歩く鎧のナゾが解けました。え、でもじゃあさっきの設置式鎧は…? 斧振った後バラバラになる=中に何もいない→ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ となり、なんかここだけ心霊ホラーの臭いがしますよ。 ひょっとして人んちの宝をガスガス強奪していく悪い子に反応する警備ロボですか? まぁとにかく虫が出ちゃえば後は閃光手榴弾(虫は一撃で死ぬ)をポイして一掃、 居並ぶ像に全て宝石がはまってるウハウハ中央廊下へ向かいます。 (ホント、災難だなサラザール…) 廊下奥の王の像と后の像にそれぞれの聖杯を捧げ、扉の鉄格子を上げて崩れ落ちた舞踏ホールへ。 が、ホール中央の天井から下がった奇妙な物体の側を通りかかるや否や、 背後から現れた消える虫「ノビスタドール(地下水路にいた奴の飛行バージョン)」に アシュリーがさらわれ、どこかへ連れ去られてしまう。 「しまった!」と歯噛みするレオンだが、 「警護対象が空飛ぶでかい虫に拉致られる可能性」を考慮した対処法なんて、 さしもUSAのシークレットサービスマニュアルにも載ってないに違いないので どうしようもありません。 アシュリーの後を追おうにも、崩れた床の穴から虫が大量にわいてきて追跡不可能。 否応なく戦う展開になる。 ここで小ネタ。虫の海外Verの即死攻撃には首チョンパと胃液ぶっかけ(顔が溶ける)があります。 後も一つ。実は虫の巣だった天井の謎物体に攻撃を食らわすと巣を落とせます。 そりゃもう「やべ、もしかしてゲームオーバー?」くらいの勢いで。 おまけに虫も落ちてくるのですが難易度調整システムのせいか俺の場合、 (ヘタクソが死にまくると難易度が下がるのです…)落ちると同時に虫は床に叩きつけられて お亡くなりになりました。んで大量の宝石が手に入ります。 296 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 26 57ID EQ2iMi7V 虫全滅後、とりあえず先に進もうとするのだが奥の跳ね橋が上がっていて渡れない。 橋を操作する装置が壁際にあるので降ろそうとしたが、壊れているのか半端にしか作動しない。 ので橋を吊った鎖の留め金をシュート。強引に架橋して時計塔へ。 時計塔手前の橋を渡ろうとすると通信。 「私の姿が見えますか、Mrケネディ?」 「アシュリーに傷一つでも付けたら許さん(英語では「引っかき傷でも付けたら お前の骨折ったる(多分)」折るくらいで許すのか…)」 と鼻息荒く脅しつけるレオンに 「ここまで来れたらの話ですがね。待ってますよ」と言い残して通信を切るサラザール。 お言葉どおりに双眼鏡を使ってレオンがサラザールの姿を探すと、 時計塔の向こうの離宮への橋を「見えますか」つった癖に「見んなよ!」みたいな動きで 手振りながら渡っていくサラザールと、 後ろ手に縛られて赤服の側近に追い立てられているアシュリーの姿が見える。 つかあそこから見えたのか。夜なのに。肉眼で。目ぇ良いなサラザール。 そのまま進もうとすると踊り場をうろうろしている信者に見つかり、 離宮の更に先から燃える石をガンガン投石される羽目になるので、橋を渡る前に ライフルで見張りを射殺するのがこの場のセオリーですが、投石が届くのは 離宮側に面した一方だけなので、わざと放置してハリボテ並みのありえない軽々しさで石を扱う 投石部隊の人たちをライフルスコープで心ゆくまで観察するのもまた一興です。 相変わらず味方も巻き込むしこの人達の攻撃。 時計塔の裏口から侵入し、最上階まで登るとそこにはサラザールの指令書が残されており、 時計台の歯車に回転を邪魔する歯止めがかけてあることが判明。 サラザールのささやかなイジワルとか 「手の空いてる者は、かわいそうなレオン君の相手にでもなってあげなさい (これから襲い掛かってくる奴みんなヒマ人かよ)」発言よりも、 むしろ歯止めの場所と数まで親切に教えてくれるカプコンの 小学生に対するような心配りに(′A`)ウヘアとなりながらも指示(Byカプコン)通りに歯止めを破壊。 ハンドルを操作して橋の向きを切り替え、サラザールの後を追うべく離宮へと橋を架けます。 297 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage05/03/1510 34 04ID EQ2iMi7V 襲い掛かってくる信者たちをがしがし蹴散らしながら橋を渡り、離宮へ。 扉を開けた途端爪男二匹と邪教徒の皆さんたちと目が合う。 一歩先へ進むと背後の扉に鉄格子セットでイヤな集団お見合い開始。 ちょっとでも走ると爪男が猛烈アタックをかけてくるので 「萌えれ~萌えれ~」と呟く信者の行列を引き連れて爪男の背後を突くべく 部屋中をぞろぞろ練り歩く変な祭り状態に。何の宗教ですかこれは。 とまれダブル爪男とぶつぶつ仲間たちを倒した後は離宮の奥へ。 謁見の間の扉を開けたレオンの目に、前後から槍をあてがわれ、 大股開きのマニアックな状態で跪かされているアシュリーの姿が。 いろんな意味で思わず部屋の中程まで駆け寄ると、奥の玉座にふんぞり返っていたサラザールが 「Mrケネディ。いい加減、死んでください」と肘掛のスイッチをポチっとな。 とたん何故か都合よく部屋中央の、怪しすぎる四角模様のど真ん中まで移動していた (さっきまでは四角の端にいたはず…)レオンの足元が左右にパカッとご開帳。 「No、レオン!」と叫ぶアシュリーの声をBGMにボタン入力レッツゴー。 成功すると落ちながら腰のベルトポーチから取り出した便利手鉤を壁に向かってスローイン。 「オヤッ?クシ刺しのいい響きがない」 とレトロな形の伝声管に耳を傾けるサラザールの耳元に、 (もちろんボタン押しに失敗したら「いい響き」を思うさまお聞かせする羽目になってましたよ?) ワイヤーを利用して壁面クライミングの要領で壁に立ちつつ 「手口が古くさいんだよ!」とじょうご型の集音口を射撃して最大音量で銃声をお届け。 ていうかお前のその脱出法もかなり古くさ…ゲフゲフなんでもないです。 「やりやがったな、ぶっ殺してやる!」とサラザールは口汚く罵り地団太を踏んで、 赤ローブを纏った「右腕」をレオン抹殺に向かわせ、 黒いローブの「左腕」に「儀式」の準備を急ぐよう命令する。 サラザールの怒りっぷりに、「左腕」に槍で追い立てられつつもアシュリーはレオンの生存を確信、 安堵をおぼえるのだった。 落ちてきた床は閉ざされてしまったので用水路へ降下したレオンに サラザールから通信。(だから何故取る…) 「命拾いしたと勘違いしているなら一言だけ教えておいてやる! (英語「お前は命を九つ持ってるかもしれないが」ってレオンは猫ですか?←向こうでは そう言われてるらしい)」と「右腕」を送り込んだ事を宣言するサラザール。 「右手が取れるのか?」ともっともな疑問を発しておちょくるレオンに 「お前は死ねーっ!」 ついにブチ切れてしまうサラザールなのでしたー。続く。 55 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 26 55ID j/OQTgGv いまいいかな?いっちゃうよ? なんか途中になってるみたいだし、せいぜい後二三回なんで書いたほうがいいのかな… とか思ってたが地震にゴリッと巻き込まれたこともあり、遅れましたスマン。 てかお部屋が腐海になっちゃったよママン(ノA`)(もう片付いたが) まぁそういう訳で投下します。 主観ウザイと言う人は最後に主観ナシの短いver入れるてば…。 落とし穴の真下の真暗な水辺には、教団に逆らった者達の末路か、数多くの死体が転がっている。 サラザールの残虐さよりも、むしろ常人なら五秒ととどまっていたくないようなこんな場所で 普通にレオンを待っている武器商人のすごすぎる商売根性に戦慄を覚えつつ、 梯子を昇ってエレベーター通路へ続く水路へ。 エレベーター通路を進む途中、獣のような唸りを上げながらレオンの後を追ってくる何者かの、 赤く濁った視界が挿入され恐怖を煽る。なんか壁とか走ってますよこの人…。 この壁走りムービー以後、入ってきた扉がひしゃげて元に戻れなくなる。 (武器商人死体と一緒に生き埋め…) この先の部屋二つのいずれかにでも入り通路に戻るor通路をある程度進むと グルグルいうイヤSEと共にサラザールの「右腕」、ベルデューゴ(の尻尾)が出現。 ひんぱんに襲ってくるので(要ボタン押し避け)、通路の脇の「固定が甘い液体窒素のボンベ」 を横目に見つつ、尻尾とボタン早押し合戦しながら切れかけた電気が瞬く薄暗い通路を抜け、 最奥の電力制御室へ向かう。 Part2
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/36355.html
登録日:2017/02/27 Mon 15 37 56 更新日:2024/07/29 Mon 11 20 52 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 2017年 CAPCOM FPS NS Nintendo switch OUTLAST PS4 PSVR REエンジン Steam Xbox One XboxOne お前も家族だ お化け屋敷 アメリカ イーサン エヴリン カプコン クリス ゲーム サバイバルホラー ネタバレ項目 バイオハザード バイオハザード7 パチスロ化 ファミパン ベイカー ホラー マルチエンディング モールデッド レジデントイービル 家族 悪魔のいけにえ 感染 洗脳 すべては"恐怖"のために カプコンより発売されているサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』シリーズのナンバリングタイトル7作目。 2017年1月26日発売。 バイオハザードシリーズ20周年記念作品の第2弾。第1弾『アンブレラコア』から約半年、ナンバリングタイトルとしては約4年ぶりの発売となった。 サブタイトル「レジデントイービル」はバイオハザードシリーズの海外版のタイトルであり、本作の海外版のタイトルは『RESIDENT EVIL 7 biohazard』となっている。 このようなタイトルにした理由は、今作の内容が日本版の意味である「生物災害」と海外版の意味である「邪悪なる住民」の両方が該当するためとされる。 タイトルロゴは日本版は『BIO HA7_ARD』、海外版は『RESIDENT EVIl_』のように、7やVIIと読める部分が赤字になっている。 本作ではゲームエンジンも「REエンジン」に刷新されているのだが、何の偶然なのか"RE"が前述の"RESIDENT EVIL"の頭文字に一致している。 なお、本作はNintendo Switch向けにも発売されているが、SwitchでのREエンジン採用作品である『カプコンアーケードスタジアム』、『帰ってきた 魔界村』、MHRiseはいずれも2021年発売の作品であり、本作発売当時はまだ開発中であったため、本作のSwitch版はクラウドゲーミング方式となっている。 本作は『バイオハザード』シリーズ初の販売本数1000万本の大台に2021年9月末時点で到達したが、500万本達成は2018年第1四半期、750万本達成は2020年第2四半期。 本作発売当時『5』が持っていた『バイオハザード』シリーズのカプコン発売作品の単一タイトル出荷本数トップの座は、遅くとも2018年4月にMHWorldが800万本を達成したことにより陥落したことは確かである。 そもそもトップのMHWorldは2021年10月時点で2000万本、マスターエディション抜きでも2022年9月末時点で1850万本以上という文字通り怪物なので、どう見ても束でないと太刀打ちできないのだが ■特徴 従来のシリーズからゲーム性が大きく変化しており アイソレートビュー(一人称視点、いわゆるFPS)への変更 ホラー映画「死霊のはらわた」をモチーフとした、従来と比較して極端に狭い世界 協力プレイなし 従来のシリーズとの関連性が極端に薄い の4つがコンセプトとして掲げられている。 発売前に配信されたVR体験コンテンツ「KITCHEN」や、体験版「TEASER -BEGINNING HOUR-」ともストーリーが地続きになっている。 特に「BEGINNING HOUR」は本編とステージが共通であり、クリア特典として本編に引き継ぐことができるアイテムが入手できるのでぜひプレイすることをお勧めする。 発売後も有料DLC「発禁フッテージ(Banned Footage)」、無料DLC「Not A Hero」の配信された。 特にエクストラゲーム「ジャック 55th バースデー」(JACK’S 55th BIRTHDAY)は必見である。 ■あらすじ 主人公であるイーサン・ウィンターズには3年前に突然行方不明となった妻・ミアがいた。 捜索を続けていたある日、妻から「迎えに来てほしい」というメッセージを受け取る。 その情報を頼りにルイジアナ州ダルヴェイにあるベイカー農場の跡地に赴く。 農場主であったベイカー家の屋敷でミアと再会し脱出を試みるも、主人であるジャックに拉致されてしまう。 イーサンは電話でコンタクトを取ってきた謎の女性・ゾイの協力を得ながら、ベイカー邸からの脱出を試みる。 ■登場人物 ・イーサン・ウィンターズ CV:木内秀信 主人公。 3年前に謎の失踪を遂げた妻・ミアから突如届いたメッセージをきっかけに単身でベイカー邸に乗り込む。 基本的に彼の一人称視点で進むため、外見が確認できるのは一部のムービーのみであり、そのムービーでも顔はほとんど見えない。 確認できうる限りでは金髪の白人。体格はスマートでなかなかのイケメンである事がうかがえる。 たとえ手首をチェーンソーで切断されようが、膝から下をシャベルで切断されようがガッツで耐える。 そして謎の回復薬をかけるだけで回復し、絶望的な状況でも発狂せず銃器を巧みに扱うなど、歴代主人公の例に漏れずかなりの超人。 ・ミア・ウィンターズ CV:樋口あかり イーサンの妻。 3年前に突如行方不明となっており、本編直前に「迎えに来てほしい」というメッセージをイーサンに送ったとされる。 しかしベイカー邸でイーサンと再会した際にはメッセージを否定し、本当は「私を探さないで」というメッセージを送ろうとしていたなど不可解な行動を見せる。 イーサンとともにベイカー邸を脱出しようとするが、突如人が変わったように狂暴化し、イーサンに襲い掛かる。 ・ジャック・ベイカー CV:山路和弘 ベイカー家の主人。ベイカー農場の主でもある。屈強なハゲ。 「家族」という概念に歪で執拗な思想を持っており、拉致したイーサンを監禁して猟奇的な暴行を繰り返す。 海兵隊入隊やアメリカンフットボールの経験があることが窺われ、なんと恐ろしいことに不死身。 もともとの身体能力の高さに加えて驚異的な怪力と再生能力を持ち、ベイカー邸からの脱出を目指すイーサンを執拗に追跡する。 体験版でも登場し、アップデート前は「お 前 も 家 族 だ(Welcome to the family, son.)」という台詞とともに放たれる彼のパンチでゲームが終了する。 このためついたあだ名は「ファミパンおじさん」。 ・マーガレット・ベイカー CV:伊沢磨紀 ジャックの妻。 見た目は不潔そうな普通の壮年の女性だが、成人男性を軽く吹っ飛ばす怪力を持つ。 「家族」として招かれた者に食事を振る舞うなど世話を焼こうとする。 だがヒステリックな性格でふとしたきっかけで気性が荒くなり、苛立つと常に暴言を吐く。 特に自分の手料理(見た目からして常人なら食えたモノじゃない)を蔑ろに扱う者に対しては激しく激昂する。 戦闘時は特殊なランタンを用いて数多くの虫型クリーチャーを操る。 ・ルーカス・ベイカー CV:佐藤せつじ ベイカー家の長男。ハゲで病んだ顔つきのヒョロガリ。 幼少時から機械工作などの才能に恵まれ、発明大会で何度も賞を獲得するなど天才的な技術力を持っていた。 だが、その才能を悪用する形で巧妙なトラップや拷問器具を自作し、気に入らない者を監禁・衰弱死させる。 拉致されてきた人間をゲーム感覚で甚振り、殺害する事を楽しむ非常に悪辣且つサディスティックな性格や趣向の持ち主。 ・ゾイ・ベイカー CV:小林ゆう ベイカー家の長女であり、ルーカスの妹。ボーイッシュな黒髪ショートカットの女性。 イーサンがベイカー家に拉致された際に、彼の切り落とされた左手に応急処置をすると同時に腕時計型の機械コデックスを取り付ける。 ベイカー家の中では唯一正気を保っているようで、中庭のトレーラーハウスを拠点にしている。 自身の脱出の為に家族からイーサンを救うべく、ベイカー邸内のイーサンを電話越しにサポートする。 トレーラーハウスで彼女の下着を手に取って眺めたイーサンは素直に手を挙げなさい ・老婆 ベイカー家の祖母と思われる車椅子の老婆。 一見すると事切れた遺体のようだが、こちらの移動に合わせて眼球運動を行うなど存命であることが窺われる。 ベイカー邸の各所に神出鬼没に現れるが、ただこちらを見つめるだけで害はない。ちなみに攻撃もできない。 ・エヴリン ベイカー家の口からたびたび名前が出る少女。 ベイカー家のもう一人の娘であるようで、イーサンの前にも時々それと思わしき人影が現れる。 邸内には彼女と思われる幼い少女の写真が残されているが……。 ・デイビッド・アンダーソン CV:河合みのる 付近で頻発する失踪事件の捜査にベイカー邸へと訪れていた警察官で、階級は保安官補佐。 パンチパーマに熊髭の強面黒人警官で、疑り深い性格をしており人の話を最後まで聞こうとしない。 体験版でベイカー家から生還した男性(体験版主人公)の通報を「妄想」と決め付け、捜査を打ち切ったのも彼。 助けを求めるイーサンにまともに取り合わず、一先ずベイカー邸のガレージで落ち合うことを指示するが……。 ・アンドレ・スティックランド CV:志村知幸 本編および体験版「BEGINNING HOUR」に登場するビデオテープ「廃屋取材」に登場するテレビ局のプロデューサー。 インターネット配信用オカルト番組「スーワ・ゲーターズ」の撮影の為に、本編開始前にピート、クランシーとともにベイカー邸を訪れる。 トラブルメイカーなのか、ピートからは「2年前のアーマリロ(テキサス州?)の二の舞いはゴメン」と言われていた。 取材中に突如姿を消し、地下で遺体となった状態でクランシーに発見される。本編では地下水路に浮かんでいた。 ちなみにベイカー邸の前には彼らのものと思われるワゴン車と、番組企画書が放置されている。 ・ピーター・ウォーケン CV:落合弘治 同じく「廃屋取材」に登場するテレビ局のキャスターで、「スーワ・ゲーターズ」のMC。 オカルト番組に似合わぬスーツ姿で、かつては有名番組のキャスター(アンドレ曰く「週末の代理役」)だったらしい。 今もその栄光が忘れられないのか、「スーワ・ゲーターズ」の仕事を不服に思っており、終始傲慢な態度をとる。 取材中に失踪したアンドレを探している最中にクランシーと共に何者かに拉致された模様。 彼のその後は、VR体験コンテンツ「KITCHEN」にて……。 ・クランシー・ジャービス CV:関雄 同じく「廃屋取材」に登場するテレビ局のカメラマン。ビデオテープ内ではプレーヤーは彼の視点で操作することになる。 アンドレ、ピーターとともにベイカー邸を訪れるが、取材中に失踪したアンドレを探している内に地下で彼の遺体を発見する。 その後ピーターとともに何者かに拉致されたようだが……今作中、最も悲惨な目に合っている人。 本編にて入手出来るビデオテープ「廃屋取材」「バースデイ」だけでも悲惨だが、実は他にも散々な目にあった。 VR体験版「KITCHEN」、DLC『Banned Footage』の「ベッドルーム」「ナイトメア」「21」でその様子が垣間見れる。 ■その他の登場人物 ホフマン DLC『21』に登場。 ルーカスに捕らえられた男性。ズタ袋を被せられ、クランシーとブラックジャックで勝負させられる。 妻子がおり帰りたい一心で勝負に挑むも、敗北してルーカスが作った「スーパー残虐マシン」で殺される。 もっとも勝ったクランシーの最期を見ると多少マシな死に様とも言えなくはない。 体験版の主人公 白いワイシャツに茶色い革靴を履いた男性。何者かによってベーカー家の邸宅に監禁された。 クランシー達より後、イーサンより前にベイカー邸を訪れて拉致された事以外の素性は不明。 最終的にベイカー一家の元から脱出することに成功する。 脱出後に地元警察に通報したが、妄想や思い込みの類として処理されてしまうことになった。 女幽霊 体験版でのみ登場する謎の女の霊。 ビデオパートで度々出現するが、撮影していたはずのクランシー達には見えていない。 電話の女 体験版でのみ登場する。三階にある鳴り止まない電話を取ると一方的にしゃべって電話を切る。 内容はいくつかパターンがあるが、電話を取ると主人公はその後ジャックに殴り殺される。 「真実は記憶の中にある」「見た目に惑わされては駄目」 「本当の別れがあなたを待ってる」「でもそれに向かうかはあなた次第よ」 「どっちを選ぶかはあなた次第」「でもどっちを選んでも待っているのは……」 ■登場クリーチャー ・モールデッド ステージ内の黒いカビのようなものから発生する人型の怪物。 頭部が弱点であり、さらに肩や股関節に攻撃を集中すれば容易に四肢を切断できる。 さまざまなクリーチャーが登場した過去作と異なり、基本的にボスを除けば等身大クラスではこのクリーチャーしか出現しない。 しかし過去の雑魚敵と比較すると攻撃力や耐久力が高く、うかうかしているとあっという間に弾薬を消費してしまうので注意。 ・クイック・モールデッド 四足歩行型のモールデッド。通常個体と比較して耐久力は低いが、俊敏な動きで急所に攻撃を当て辛い。 ・ファット・モールデッド 肥満体のモールデッド。とあるポイントで中ボス枠として出て以降は要所要所で登場する。耐久力が凄まじく、体中から酸を撒き散らすので接近戦は危険。 ・食人虫 旧館でマーガレットによって使役される虫型のクリーチャー。羽虫型や蜘蛛型などの種類がある。 基本的にどの武器でも一撃で倒せるが、羽虫型の幼体と蜘蛛型は群れをなして飛びかかるため、まともに戦うにはバーナーの様に広範囲にわたる武器が必要不可欠となる。 以下、今作のネタバレにつき閲覧注意 ・エヴリン/老婆 CV:諸星すみれ(エヴリン)、田畑ゆり(老婆) 本作の事件における中心人物であり、ラスボス。 その正体は、ヒトの胚に「特異菌」を組み込むことによって誕生した「生物兵器」。 開発にあたって唯一全ての課題をクリアした「E型被験体」の第1号である。 「敵を殺すことなく支配下に置く」というコンセプトを基に、とある組織が開発した少女型B.O.W.。 カビに似た性質の「特異菌」を体内で生成し自在に操ることで、それらを周囲の人間に感染させ、精神と肉体を支配することができる。 敵地に潜り込ませても怪しまれないように10歳前後の少女の姿をしており、見た目の歳相応に無邪気な性格。 生物兵器でありながら明確な自我を持ち、精神的な幼さと研究施設で孤独に過ごした経験から「家族」への歪んだ執着を抱いている。 支配した人間に対して擬似的な家族関係を築く行動を取り、自分の世話(奉仕)をさせる形で支配する。 ただし感染の進行とともに支配した人間に対して、他者への攻撃や自傷行為を迫るなど残酷な面も見られる。 研究中に敵対組織による強奪情報が入ったために他の支部へと移送されることとなり、工作員とともにタンカー船で移送されていた。 だが途中で菌の力を使い脱走、船内でバイオハザードを引き起こし壊滅させた。 その後、船が流れ着いたところを偶然付近に住むベイカー家に保護され、一家をその能力で支配。 ベイカー家を支配してからも家族に対する執着は変わらず、彼らを利用して周辺を訪れる人々を「家族」にするべく拉致、監禁させていた。 だが実は強力な能力の副作用として細胞劣化の速度が人の数十倍となっていた。 そのままでは通常の人間の25倍の速度で老化してしまうため、劣化を抑え込む薬を投与することが必要だった。 しかし、ベイカー家に保護されて以降薬の投与が出来なくなったことで細胞の劣化が抑えられなくなり、3年という短い月日で老婆のような姿へと変わってしまった。 ベイカー家に存在する老婆こそがエヴリンの現在の姿であり、作中、所々でイーサンの前に現れる少女の姿は彼女が感染者に見せている幻覚である。 ベイカー家の本物の祖母は既に亡くなっており、まったくの別人。 イーサンを「父親」にするべくミアを利用するが、真相を知った彼に拒絶される。 遂には自らの体組織から生成された「E-ネクロトキシン」を投与されて変異を起こして暴走し、ベイカー邸を覆い尽くすまでに巨大化。 最期は血清弾が装填されたアルバート-01によって止めを刺され、全身を石灰化させて活動を停止した。 ・イーサン・ウィンターズ ベイカー邸に踏み込んだ時点でエヴリンの特異菌に感染しており、幻覚や治癒能力などにその片鱗が見られる。 最終的に特異菌の大元であるエヴリンを倒して救出されたものの、本編中に明確な治療を施されている描写はない。 その後に関してはバイオハザード ヴィレッジを参照のこと。 ・ミア・ウィンターズ 実はエヴリンを開発した組織に所属する工作員。 行方不明となった際にはエヴリンの移送任務のためにタンカー船に乗り込んでいた。 冒頭イーサンへ送ったメッセージも船内から送られたもの。 同じく工作員であったアランとともにエヴリンの「母親」として振舞っていた。 だが、アランのミスによってエヴリンの脱走を許してしまい、船内でのバイオハザードに巻き込まれてしまう。 結果的に船内で唯一生き残り、船が流れ着いた先で気を失っているところをエヴリンとともにベイカー家に保護された。 直前にエヴリンに対する忠告を書き残していたが、エヴリンがベイカー家を支配するのを止められず、自らもエヴリンの特異菌に感染してしまう。 ジャックたちのように完全に支配されてはいなかったが、感染の進行によってエヴリンの影響を受けており、無意識に操られてしまう。 イーサンに「迎えに来てほしい」とメッセージを送ったり、突如イーサンに襲い掛かっていたのもエヴリンの影響であった。 何とか正気を保とうとしていたが、血清によってエヴリンの支配下を脱しなければ脱出できない状況に陥っている。 手に入れた血清は襲撃により一本しか残らず、彼女とゾイのどちらに血清を打つかでエンディングが分岐する。 ・ジャック・ベイカー 本作を代表する敵として何度もイーサンの前に立ちはだかる。 だが、実はエヴリンによって彼女の「家族」として支配されてしまった被害者であり、本来は家族思いの温厚な人物。 バイオハザードによって壊滅し(表向きにはハリケーンによるものとなっている)、付近に流れ着いたタンカー船からエヴリンを発見。 保護したことで彼女に支配されてしまい、性格が変貌して暴力的、猟奇的な面が表に出るようになってしまう。 一度はイーサンによって止めを刺されたと思われたが、後に巨大なクリーチャーと化した状態で現れる。 最期はゾイが作成した血清の1つを投与されて完全に石灰化する。 終盤、ゾイとともに正気を取り戻した状態でイーサンの精神世界に現れて事件の真相を語り、家族をエヴリンから解放するよう懇願する。 ・マーガレット・ベイカー ジャックと同じく、本来は温厚な人物。 一家の中でエヴリンの支配の影響を真っ先に受けてしまい、本編中も彼女を崇めるような言動を取る。 本編では一度倒され、液状化して消滅したかのように思われた。 だが旧館にて巨大な蜘蛛のようなクリーチャーに変貌し復活、血清を使用されることなくイーサンに倒される。 ・ルーカス・ベイカー 彼もまたエヴリンによって支配されてしまった被害者の1人……なのだが、彼だけ事情が少し違う。 実は精神を完全に支配されてしまう前にとある組織によって血清を打たれており、超人的な再生能力を得たまま正気を保っていた。 つまり彼の猟奇的な側面はエヴリンの支配によるものではなくもとからであり、根っからのサイコパスであることが判明する。 幼少期の時点で自分をバカにしてきた友人を屋根裏部屋に監禁して餓死させる形で殺人を犯す(家族はその事に気付いていない模様) また、ベイカー家の事を調べていたアンドレからも「悪い噂が多い」と評されるだけの悪行は犯してきていた事がうかがえる。 精神を支配されていたことに嫌悪を抱きつつも、エヴリンに与えられた力を受け入れて元に戻りたいとは思っていない。 家族がエヴリンに完全に支配される中、表面上は自らも支配されているように装いつつ、組織を通じて彼女の観察や拉致した人々を用いた人体実験を行っていた。 よく見ると、彼の傍にエヴリンが現れたと思われる際には、完全に支配されているよう必死に振る舞う様子が見て取れる。 その一方で作中の狂気に至ったのはあくまで『エヴリンがきっかけで完全に箍が外れた』とも見える。 ベイカー邸がエヴリンを招き入れて狂気に陥る直前を描いたDLCでは、本来の温厚な性格の両親と憎まれ口を叩きながらも微笑ましい交流をしていた。 このDLCでは彼のパソコンにて『ムカついた事リスト』が閲覧出来るが、その項では本当にムカついた事の詳細が書かれているだけである。 その恨み辛みで復讐を企てるわけでもなく、またそのムカついた事の詳細も温かい家庭での一幕といったもの。 ルーカスに不快感を与えた家族を一切罵倒していないどころか、その不快感も軽く拗ねた程度のものである事が文体からうかがえる。 更に言えばベイカー家を支配した後に「父」「母」とするジャックやマーガレットを手駒同然に行使するエヴリンの様子を報告する際に 「あれが家族って、アンタら(エヴリンに)どんな教育してきたんだ?」とコネクションに対して皮肉交じりの批判を投げかけていた。 ベイカー家が豹変した夜のDLCの平和な序盤や、完全なサイコパスへと堕ちた本編後のDLCの序盤で見える彼のスマホの待受は『家族写真』であった。 ここからもルーカスの異常性はともかく、ベイカー邸が本来非常に幸福な家庭であったことが良くわかる。 イーサンに自ら開発したトラップによる「ゲーム」を仕掛けるがことごとく攻略され、テレビ越しに捨て台詞を吐いて以降は本編からフェードアウト。 DLC「Not A Hero」にてベイカー邸の近所の廃坑の奥深くにあるイーサンでも辿り着けなかった場所にある秘密研究所に逃げ込む。 エヴリンが倒された上、自身もお尋ね者として追手が迫っている事を悟り、観察の中で得たE型特異菌に関するデータを纏めて別の組織に身売りする事を企てる。 だが、そこへ自身を追う追手が迫っている事を知り… 元々は一般の家庭であったのにもかかわらず、ベイカー邸にシリーズ恒例の仕掛け・隠し扉などが無数に設置されているのは、 ルーカスの趣味&改装を某洋館や某客船を手掛けたジョージ・トレヴァーの関連企業が請け負ったためと思われる。 ・ゾイ・ベイカー 彼女自らもエヴリンの特異菌による支配を受けてはいるが、精神までは完全に支配される前になんとか本館から脱出していた。 しかしエヴリンの影響によってベイカー邸から脱出することはできなかったため、特異菌に対する血清を作成するためにイーサンに協力していた。 途中ルーカスによって拉致されてしまうがイーサンに救出され、血清を2つ作成するが片方はジャックを止める為に使用してしまった。 そのため血清を彼女とミアどちらに使用するかでエンディングが分岐する。 以下、さらなるネタバレ ・クリス・レッドフィールド CV:東地宏樹 終盤、巨大化したエヴリンに対峙するイーサンに血清弾を装填したアルバート-01を渡し、彼を救助しに来た。 エヴリンを開発した組織に敵対していると思われるが、彼が降りてきたヘリには「アンブレラ」のマークが……(従来の赤の部分が青くなっている)。 BSAA所属。アンブレラ側の要請により、アドバイザーとして作戦に参加することとなる。 ちなみに今作のアンブレラは過去に登場したアンブレラとは異なる組織で、どうやら対バイオテロ組織らしい。 主要メンバーが元アンブレラ職員であり、贖罪の意図を込めたのだとか。 とはいえ、やはり「アンブレラ」の名がつく組織に協力する事はクリス自身かなり複雑な心境らしい。 劇中でも「お前達(新生アンブレラ)を完全に信用しているわけじゃないからな」(意訳)と釘を刺している。 DLC「Not A Hero」では彼が主人公となる。見た目は違ってもやはりゴリス。 ジャストガードでカウンターを繰り出し、怯んだ相手は体術で粉砕できる。またDLC「End of Zoe」でもラストに出てくる。 ■DLC「End of Zoe」 ・ジョー・ベイカー CV:廣田行生 DLC「End of Zoe」の主人公で、ジャック・ベイカーの兄。 血清を打ってもらえず、一人彷徨ってエヴリンに殺されかけたゾイのことを助けるべく奮闘する。 かなりの脳筋で、DLCに出てくるモールテッドはほぼ全員が素手で始末されることになる。 モールデッドはおろかボスすら素手で殴り、手四つで力勝負し、パワーボムで叩きつけ、首をねじ切る。 この人が今作で一番の生物兵器ではなかろうか。 上記のクリスと合わせ、桁外れの戦闘力を見せつけて「イーサンはやっぱり一般人では?」と思わせるやばいおじさん。 銃火器はクリア特典でしか入手できないため、素手かお手製の投げ槍、作業用外骨格パーツ(左腕用)がメイン武器。 ゾイ・ベイカー DLC「End of Zoe」のヒロインであり、ジョーの姪っ子。 なお、このルートでは本編にて血清をミアに使ったのが正史として扱われている。 エヴリンにより殺された・・・と思いきや瀕死の状態で生きており、アンブレラの隊員とジョーに発見される。 なお、彼女を助けるように頼んだのはイーサンらしく、最後に電話で無事を喜び合う。 スワンプマン(ジャック・ベイカー第三形態) DLC「End of Zoe」にて幾度となくジョーを襲撃する怪物。 シダなどの草、虫が寄り集まって覆われたような巨漢。その正体は何とジャック・ベイカー。 ほとんどモールデッドに近い状態で、正常な思考は出来なくなっている。(もともと正常とは程遠いが) それでも自分なりに娘のゾイのことを思って行動しているらしく、拉致したゾイは椅子に座らせておくなど丁寧に扱っている。 ちなみにスワンプマンは「本物と同一に構成された存在」を意味する思考実験のこと。 新生アンブレラの報告書でもベイカー家の中でもジャックのみは異常な再生能力を持っていたことが記録されており、 本編にて倒されたジャックの一部がこのクリーチャーとして再生したのではと推測されている。 イーサン…項目を追記・修正にしてくれ お願いだ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 後々、ネタバレ部分を更新します -- 名無しさん (2017-02-27 15 38 16) ネタバレ部分つけてから建てなよ -- 名無しさん (2017-02-27 17 26 57) シリーズの関連性って・屋敷を建てたのが洋館や客船を設計した人の系列・屋敷内にある新聞記事を書いたのがあの街の生き残り・ラストにやってくる彼ぐらい? -- 名無しさん (2017-02-27 18 24 26) バイオに限らず長く続くシリーズは旧作ファンが老害になっていくのが残念 -- 名無しさん (2017-02-27 20 36 04) まあ、4みたいな節目的作品だし、こっからドンドン進化して欲しいよ。似たゲームは他所にも沢山あるし、良い所を吸収しながら独自性を発展させて欲しい(今作はシステム的に寂しすぎる) -- 名無しさん (2017-02-27 20 55 01) 再生能力は感染しかかってる影響だと説明出来てもイーサンガードは割と不条理な硬さだと思う -- 名無しさん (2017-02-27 21 28 32) 戦闘スキルはともかくとして、メンタルとタフネス、継戦能力は歴代トップクラスだなイーサン -- 名無しさん (2017-02-27 22 22 29) イーサンの環境適応能力と、グランシーの不憫さは異常。 -- 名無しさん (2017-02-27 22 38 29) ルーカスはDLCも含めてかなり胸糞悪い...本編中に決着がつかないのも中々歯がゆい -- 名無しさん (2017-02-27 23 08 35) ↑6もうどんなゲーム出しても賛否両論タグがつきそうだよな -- 名無しさん (2017-02-28 01 16 11) 作成乙。イーサンの超人っぷりもヤバいがクランシーも大概だと思うんだ -- 名無しさん (2017-02-28 02 29 40) テーマソングが癖になる。リピートしてエンドレスで聴いてるわ -- 名無しさん (2017-02-28 03 02 59) 一見するとバイオっぽくないけど、初代のような探索と怖さ、6のようなとんでもバトルを含まれた傑作 -- 名無しさん (2017-02-28 05 30 35) やった事は最悪だけどラスボスに同情したくなる、ミアが人として彼女と向き合っていれば違う未来もあったんじゃなかろうか? -- 名無しさん (2017-02-28 13 09 29) 「老婆はベイカー家の祖母」っていうのはほぼ公然のミスリードだったと思うんだけど…エヴリンの箇所をちょっとそんな感じに書き換えられないかな -- 名無しさん (2017-02-28 13 33 47) ラスボスって、もう数年したら寿命を迎えたのかな? -- 名無しさん (2017-02-28 14 27 00) 何で血清の材料を処分しなかったん? -- 名無しさん (2017-02-28 14 50 46) ↑エヴリンの家族だからとか? -- 名無しさん (2017-02-28 16 00 52) なんだかんだ初代が一番好きな身としては久々にバイオが帰ってきたと感じて非常に楽しめたな。5、6、RV2の流れでもう終わりかと思ったがこれだけの良作を作れるならまだ頑張ってほしいところだ。まあ上の方のコメみたいなやつらに言わせれば俺みたいなのは老害()らしいけどな。まあこういうのばっか出しててもすぐ飽きられるだろうけど今後も適度にこういうの出してくれればいいなあ。 -- 名無しさん (2017-02-28 16 29 07) 7なってから「バイオじゃない」とかいう謎文句湧きすぎなんだよなぁ -- 名無しさん (2017-02-28 18 12 24) ミアって来るなって言ってなかったっけ。 あと、ベイカー邸に向かったらベイカー家に拉致されたって面白い状況だなw -- 名無しさん (2017-02-28 18 37 51) ↑「探すな」っていうのは送られてなかったっぽい。 -- 名無しさん (2017-02-28 18 47 48) アルバート01の話がマルイから出たし、それはサムライエッジの項目で書いたほうがいいかな? -- 名無しさん (2017-02-28 19 12 01) ルーカスは続編にも出るんかね?それとも血のバレンタインの殺人鬼よろしくあのままフェードアウトとか?バイオって結構B級ホラーテイストの強いシリーズだし… -- 名無しさん (2017-02-28 20 16 06) バイオの中でも普通に名作の出来だと思った ホラーとアクションのバランスが良い -- 名無しさん (2017-02-28 21 38 45) ↑13 今回の事件の原因は他ならぬミアたちだからな・・・。ベイカー家だけじゃなくてぶっちゃけエヴリンも被害者なんだよなぁ。イーサンには悪いけどミアに何もお咎めなしなのは納得出来なかった。 -- 名無しさん (2017-03-01 01 04 32) ↑本編だけならエヴリンにも同情できるんだがなぁ…DLCやるとな… -- 名無しさん (2017-03-01 01 21 22) ミアって冒頭の映像見るに子供好きそうじゃないよね -- 名無しさん (2017-03-01 09 49 18) 勝手に生み出されて勝手に殺される悲劇の生命体とはいえ、作中の行為は紛れもなく許されざることであり、やはりエブリンは世界から淘汰されるべき怪物だと思う -- 名無しさん (2017-03-01 11 21 20) ↑やってる事がバイオ4でレオンが言ってた「エイリアンの侵略」でしかないからな。 -- 名無しさん (2017-03-01 18 37 45) 煽りコメントを削除 -- 名無しさん (2017-03-01 20 49 43) ルーカスは春のDLCでクリスに引導渡される感じかな -- 名無しさん (2017-03-01 20 53 47) ジャックは気付いて無さげだったけど、マーガレットはルーカスの異常性に気付いていた可能性高いよね ルーカスの日記で母親に連れられて頭の診察してもらった的な事書かれてたし -- 名無しさん (2017-03-01 20 55 19) エヴリンの最後は生存競争の末の敗北なんだろうな。 -- 名無しさん (2017-03-01 21 31 30) ↑3 DLCで決着つけてほしいとこではあるかなやっぱ。シリーズまたいで出すほどのキャラではないような気もするし。放置はやめてほしいけどRV2のラストみたいなのもあるしもしかするかもしれんがw -- 名無しさん (2017-03-02 00 19 36) ストーリー サイレントヒル、見た目 クロックタワー、中身 やっぱりバイオって印象受けた -- 名無しさん (2017-03-02 04 39 55) 前半1と2後半5と6な印象だった。古参も新参も満足できると思うよ -- 名無しさん (2017-03-02 04 48 17) ルーカスってサイコパスだけど感染するまでは家族とは良くやってたみたいだよね -- 名無しさん (2017-03-02 14 01 58) ↑そうか?子供の頃から周囲とは摩擦が絶えず、ゾイもいじめてたみたいだし夫妻も手を焼いてたんじゃないかね 大人になってからはもはや放置って感じでは -- 名無しさん (2017-03-02 14 14 02) DLC見る限りは普通に話しかけるし、仲良く兄妹喧嘩できるくらいに大人しくしてたようだが。ホントに、屋根裏の死体をどう始末したんだろ -- 名無しさん (2017-03-02 15 07 39) ↑6途中で聞けるクリスの通信ではルーカスを追跡するって言ってたし、イーサンのとこにきたってことは何らかしらの決着がついたからと思ってる、というかRV1,2はいい作品だけど唯一の欠点が2作品とも今後に続く伏線貼っておいて全然回収する動きがないとこだからなぁ、7はそうならず一定の決着はつけてほしい -- 名無しさん (2017-03-02 17 14 31) ヴェンデッタでクリスも巻き込まれるみたいだしそのへんで7につながる何かやんのかな?ED後に次の任務はルイジアナ州・・・な感じで -- 名無しさん (2017-03-02 17 32 38) 7はぶっちゃけ『敵と戦闘できるOUTLAST』だよね -- 名無しさん (2017-03-03 02 49 46) イーサンが一般人ぽくなさすぎて 冒頭の電話にでていた友人も何かあるのでは?と思ってしまった -- 名無しさん (2017-03-03 17 25 56) ↑5死体がバレなかったのは不思議。逆に考えてみよう、実はルーカスもそこまで悪い奴じゃなかったとか? メンタル面がだいぶ参っていて、自分は幼少期から狂っているんだと思い込もうとして、昔の日記を捏造していたとか……考えすぎかな。 -- 名無しさん (2017-03-05 22 17 59) 5のファイルに出るイーサンと今作のイーサンは別人じゃないかなと思ってる。たぶん、スタッフが忘れていて使われた可能性が…… -- 名無しさん (2017-03-09 17 09 47) 忘れてるかどうかは知らんけど、そもそも5のはイーサン・Wであってイーサン・ウィンターズとは一言も言ってないしな。本人って可能性もあるからどちらにせよ断言はできないけどね。 -- 名無しさん (2017-03-10 16 29 17) ルーカスが、マーガレットの料理の作り方にショックを受けのが -- 名無しさん (2017-03-12 22 09 51) シリーズの異色作として新鮮ではあったけど、ゲームシステムは過去の流用だし、ストーリーはいつものバイオだし、クリアしてみると物足りなかったなぁ・・ 4やリベレーションズの方が面白かった。 -- 名無しさん (2017-03-24 17 01 37) ↑異色作なのに流用? -- 名無しさん (2017-03-30 12 35 03) ミアの所属する組織ってロシアの組織なのだろうか?タンカーで入手できる銃はマカロフとPP-19だったし。ミア自体もロシア系の人の可能性がある -- 名無しさん (2017-04-04 09 05 09) ↑2 異色ってのは前半の演出のこと。 クラフトシステムは3やRV2の焼き直しだった。 -- 名無しさん (2017-04-07 19 39 40) ストーリーや演出が何となくf.e.a.rっぽいように感じる。 -- 名無しさん (2017-06-28 17 08 23) 暴走したエヴリン、なんかウロボロスに似てた気がする。あのヒジキみたいなの見てそう思った -- 名無しさん (2017-06-30 10 17 26) DLCが延期になったみたいだね -- 名無しさん (2017-06-30 10 30 50) DLCのクリスさんはやっぱりゴリスですた -- 名無しさん (2017-10-19 09 35 36) DLCにゾイの話も追加されるのか。どうなるんだろうな -- 名無しさん (2017-10-19 09 57 57) ノットファミパンおじさんvs帰ってきたファミパンおじさん -- 名無しさん (2017-12-15 19 00 34) DLCのあれはスワンプマンだから、ジャックのようでジャックじゃない何かなんだよ。ゾイへの愛情は本物なんだろうけど…… -- 名無しさん (2017-12-15 20 22 41) ジョーとデッドラのフランクさん、どっちが強いんだろ…? -- 名無しさん (2017-12-20 11 12 50) シリーズで(ウイルス・寄生体による影響もゼロな)完全生身ってのは誰かいたかねぇ?(ファミパン叔父さんも結局武装するけど) -- 名無しさん (2017-12-20 11 44 04) ファミパンvs勘当パンチ ファイッ!! -- 名無しさん (2018-01-19 20 24 41) アンブレラが更生って事はやっぱ始末されたイーサン・Wが生き延びてて…って感じなのかな、新生アンブレラ社員イーサン・ウィンターズ。 -- 名無しさん (2018-01-21 07 56 46) ジョーさん超人過ぎやしねぇかwまあ設定的に考えて3年ぐらい沼知でサバイバルしてた時に感染したからあんな超人になったんだろうけど -- 名無しさん (2018-01-23 17 49 18) ルーカスのネタバレもそろそろ? -- 名無しさん (2018-03-10 22 36 30) スイッチでクラウド版発売って急に来たな。配信三日後かよ -- 名無しさん (2018-05-22 01 47 55) 違反コメント削除 -- 名無しさん (2019-03-17 16 51 18) 何で賛否両論なんて言われていたんだ?古参新参問わず楽しめそうだしなんなら他のシリーズ知らなくても特に問題ないのに。 -- 名無しさん (2019-03-22 06 32 09) 公式で『死霊のはらわた』モチーフって発言あるけど、実際はもろに『悪魔のいけにえ』パロディでEVIL DEADモチーフとは思えないよね。制作側が頭の中でごっちゃにしてたんじゃ? -- 名無しさん (2019-08-11 18 46 06) 楽しめたとしても「これバイオでやる必要ある?」って問われたら「うーん……?」って答えるしかないような作風だからだよ>賛否両論 -- 名無しさん (2020-05-09 19 33 04) 「8」でもイーサン(?)とクリス続投か -- 名無しさん (2020-06-12 08 44 20) ↑×2ミアが凶暴化して襲いかかってくる場面とか、イーサンが腕を斬られる場面は死霊のはらわたにも同様のシーンがある。あとセーブポイントがテープレコーダーなのも死霊のはらわたで死者の魂を甦らせる呪文がテープに録音されてることのオマージュだと思う。 -- 名無しさん (2021-02-22 15 31 27) 「8」でも薬(?)ドバーで傷治してたけど、まさかまだ特異菌が治ってない? 娘さんもヤバそう?? -- 名無しさん (2021-04-17 12 51 33) ちなみに本作のアフレコで一番ビビっていたのは意外にもジャック役の山路さんである。 -- 名無しさん (2021-05-09 04 06 03) 一作越しの伏線とはなぁ・・・ -- 名無しさん (2021-05-09 08 36 53) コンセプトアートを見るとワンコも出る予定だったり、ルーカスがアート内のコンセプトで家族に対してコンプレックス抱いているとか結構紆余曲折あったんだなと。 -- 名無しさん (2021-05-09 16 20 54) 「バイオではよくあること」と流しがちだった描写がまさかの伏線になってたとは -- 名無しさん (2021-05-09 16 26 50) ↑5うん、思っていたより根深かったね… -- 名無しさん (2021-05-10 21 10 23) ↑2 今になると「だからか!」というのが実にうまい -- 名無しさん (2021-05-11 07 09 34) あのファミパン相当な威力はあったんだなって… -- 名無しさん (2021-05-13 19 08 39) ↑3 血清打たなかったからな。もしあそこでジャックに打たずに済んだとしても、イーサンなら二人を優先したはず -- 名無しさん (2021-05-13 20 40 25) 8のおかげで色々説明付いたな。イーサンは結局(少なくとも肉体的には)元々一般人で、銃器の扱いに慣れてるのも説明付いちゃったし。 -- 名無しさん (2021-06-23 09 24 40) ところで超人的な回復力の説明はついたけど、ファミパンの前にチェーンソーでぶった切られた腕くっつけてる辺り、ベイカー邸来る前から人外だったんじゃないかって気がするんだが -- 名無しさん (2021-07-13 02 09 13) 周回プレイしてたら、正直ミアゾイの2人から選択するシーンで「ミアは割と自業自得だし、ゾイを助ける義理もあんまりないし、感染してるっぽいイーサンに打ってそのまま帰っちゃダメかな」とか思ったりしたんだけど、実際あそこで血清打ってたらイーサン死んでたんだな -- 名無しさん (2021-07-13 02 37 53) 舞台版にもルーカスという名前のキャラがいたけど、7のルーカスと違って普通の人 -- 名無しさん (2021-07-14 19 42 00) 9はローズ主人公で、10でクリス主人公の完結編で良いのではとちょっと思ってる -- 名無しさん (2021-08-16 22 29 50) 7で最大のトラウマはムカデの壁…異論は認める -- 名無しさん (2022-01-31 00 38 22) バイオハザード7ってグロいって聞くけど…手切断とか? -- 未プレイヤー (2022-05-05 21 16 55) 初めてのバイオハザードが7の自分としては序盤が特に怖かったが面白かった。しかし結局血清を「あの人」に打つと色々DLC等で解った後にはこれ、どっちにとってもバッドでは?と思ってしまった(因みに初見のEDはBAD系だった) -- 名無しさん (2023-08-19 23 22 17) ゾイは3年間ルーカスを尾行して血清の作り方と装置を奪ったってことなのかな。VRで血清作るところ覗いたけどフードプロセッサーみたいのに腕と頭ぶち込んでただけで出来上がり!だったから当時は?ってなった -- 名無しさん (2024-07-29 11 20 52) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/48625.html
登録日:2021/07/11 Sun 22 57 45 更新日:2024/09/08 Sun 11 22 54NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 アーロン・ラプランテ デブ デューク トルネコ バイオハザード バイオハザード ヴィレッジ ヒロイン 商人 喫煙者 本編より先に立った項目 正体不明 癒やし系 神出鬼没 茶風林 「お待ちしておりましたよ、ウィンターズ様」 デュークとは『バイオハザードシリーズ』の登場人物。 登場作は『バイオハザード ヴィレッジ』。 CV:茶風林(日本語版)/アーロン・ラプランテ(英語版) 概要 『ヴィレッジ』の舞台となるとある寒村で行商を営んでいる男。 異常なまでに肥満体であり、着ている洋服は腹周りの丈が足りなくなり下腹の肉が丸出しになっている。 移動は箱馬車で行っており、この馬車は後ろを開くとそのまま販売所になる。 見た目通り常にどっしりと構えており、物腰柔らかで飄々とした態度を崩さない。 裏を返せば得体が知れず胡散臭いとぼけた男とも取れ、まれに慇懃無礼な態度も取る。 『ヴィレッジ』初登場のキャラクターとしては四貴族やマザー・ミランダに匹敵するほど濃い。 イーサンが来る前から村で商売を行っていたようでとある場所でデュークから古い新聞(*1)を買ったという内容の手記が読める。 また、ドミトレスク城にはデュークとの取引の予定が入ったスケジュール表が確認出来る。 商売 ゲーム中では『4』における武器商人のポジションを担っており、様々なアイテムの売買・換金、銃器のチューンナップ等を行ってくれる。 商品のラインナップや強化段階はゲームの進行度に合わせて変化し、弾薬類も一時的に在庫切れになるため入手可能数には限りがある。 換金は収集品の他、なんと敵キャラの亡骸まで買い取ってくれる。「ドミトレスク夫人の結晶像」はまだしも、「モローの複眼」まで。 品物に合わせてけっこう面白いコメントをしてくれるので本作の数少ない癒しかもしれない。ちなみに夫人のくびれに反応するあたり、性欲はあるようだ。 料理も得意で、各所で入手した食材(肉類)を持っていけばその場で自分の分も含めて手料理を造って振る舞ってくれる。 この料理はHPやスタミナの上限など各ステータスの永続上昇効果があるため、積極的に活用したい。 なお、明確に野菜類などイーサンが持ってきた物以外の食材も使われているので、ゲーム上で調達している肉以外は「サービス」として出しているのだろう。 更に情報収集にも長けており、ミランダと四貴族以外ほぼ壊滅状態の村でイーサンやローズに関する情報をかなり深いところまで得ていた。 神出鬼没なのも特徴で、ドミトレスク城や人工湖の廃屋、ハイゼンベルクの工場のエレベーター内などにもしれっと姿を現し店を開いている。 しかも、屋内で最初通った時は何も無かった場所に少し経ってから再度通り掛かると大量の品物と一緒に鎮座しており、どうやって移動してきているのかも不明。 本人曰く「商いは場所を選びません」。選ばなさすぎでは? デュークの側はセーフゾーンになっていてどんな敵も追跡をやめて去っていく。 また、『4』の武器商人と違ってイーサンに攻撃されても傷一つ負わない。 それどころか「弾の無駄遣いにはご注意を」と余裕たっぷりに忠告してくる。 これらの商売内容はあくまでも「客であるイーサンへのサービス」「ビジネスの一環」として発揮されているが、何故デュークがここまでイーサンに入れ込むのかは不明。 当初はイーサンも「何でここまで」と疑問を漏らしていたが最終的には完全に打ち解け、「世話になった」と感謝の意を示している。 本編での行動 『ヴィレッジ』本編 序盤、四貴族から逃れドミトレスク城前までやって来たイーサンと初対面を果たす。 自らが商人であること、イーサンが村の有名人であることや彼の目的が娘のローズを救出することだと知っている、と語る。 その後、城内の一室でイーサンと再会し、「娘さんがいるとすればドミトレスク夫人の自室が怪しい」(要約)と述べた。 イーサンがドミトレスクを撃破した後、村の中で三度再会。 「ローズはいなかった」と語るイーサンに対して、彼が入手したフラスクの中身こそがローズ(の頭)である、という残酷な事実をいつもと変わらない調子で告げる。 パニックに陥るイーサンにデュークは「ローズ様はまだ死んではおりません」と語り、ローズを助けたいのであれば赤い煙突の家を訪ねろと指示。 更にそこから戻ってきたイーサンにドナ、モロー、ハイゼンベルクに関する情報を提供した。 終盤、ミランダに一度敗れたイーサンを回収。イーサンなら必ずローズを諦めないと考え、彼をミランダがいる祭壇場付近まで運ぶ。 途中、目覚めたイーサンから、自身の正体について問われると、いつもの調子に戻って「それは私自身も存じかねます」と返した。 しかしその後、最後の戦いに赴くイーサンに対して「あなたはもう人の世には戻れません」といつになく真剣な口調で警告したのであった。 ストーリーにおけるデュークの出番はこれで終わり、その後の行方は不明。 DLC『シャドウズ オブ ローズ』 菌根の記憶世界に迷い込んだローズの前に「仮面の公爵」なる人物が登場しクリーチャーを嗾けてくる。 この仮面の公爵は顔を隠してる以外デュークに瓜二つの容姿をしており声も同じである。 その実態は菌根の中に記憶と意識を残していたミランダが自分と同じく蓄積されている多くの人々の記憶を編集して作り出した存在。つまりデューク本人や彼自身の記憶ではない。 多数の記憶から特定の人物を復元することを目的とした実験の産物らしいが不完全なもので、デュークに似ているものの仮面の下の顔は崩れている。 自身の形作る明確な記憶も無くただ内に生じる嗜虐性に従って行動するなど、内面もかなり歪んだものになってしまっている。 なお、ミランダ当人は別にデュークを作るつもりは無かったらしく、出来上がったのを見て「何故か見覚えのある風体」と記録している。 余談 『4』の武器商人とは昔は友人関係にあったらしく、時折彼の口調を真似て喋ることがある。 『ヴィレッジ』でのイーサンは終始孤独な戦いを強いられることになるのだが、その渦中で唯一の味方であるデュークを「狂気の村のオアシス」と呼んで有難がるプレイヤーもいる。 また、明らかにビジネスの範疇を越えた出血大サービスぶりから一部ではローズを差し置いて「本作のヒロイン」と呼ばれている模様。 上記の通りデュークの正体は最後まで不明で、考察対象としても話題が尽きない。有名どころでは… デュークはコネクションの人間説武器商人との交友、ミランダ達との取引、B.O.W.の素材の買い取りなどからの推論。フラスコの中身や救出方法なども協力関係であったから知っていた、イーサンを助けた目的は特異菌やカドゥの確保と独占のため。 ただしこの理屈ではミランダの言う事すら聞かないドミトレスクが娘の仇を前に、デュークの手前だからといって部屋に乗り込まないわけがない更にライカン達に至ってはそんな配慮をするはずがないので説明がつかない。 特異菌が見せているイーサンだけに見える幻覚で実在しない説他のキャラが誰もデュークを認識していないため、実はイーサンの幻覚+特異菌の菌根内の記憶を利用して作られた存在という話。村で出てくるデュークの名前や彼と思われる人物は別人で、ただのミスリードを狙ったもの。ただしこの説の場合、武器等が実際に手に入れられること、倒れた工場からミランダのもとまで送り届けた現象に説明がつかない。 すでに特異菌で死んだ後、菌を通じてイーサンと取引している説↑との違いは過去に実在していた人物という点。ミランダが「見覚えがある」という理由の説明にもなる。ただの幻覚ではないので商材も実在しており、取り引き後に認識させる事(ドナが装備を奪った幻覚の逆)でイーサンの手に渡る。送り届けたのはそれまで取引で集めた結晶体によって現実世界に物理干渉したという理屈。ただしこの場合、なぜ他の四貴族は死後出て来ないのか、なぜ彼だけが現実世界に干渉できたのかという説明がつかない。そしてそもそも取引をする理由がない。 デュークもまたカドゥを宿した5人目の四貴族説ドナのみ結晶体ではなくアンジーのみが残ったことから、本当のベネヴィエントは彼なのではという説。特異菌の認識阻害能力でセーフルーム内を認識できなくしていたという理屈。ここから派生してデューク=クラウディアなのではという説もある。 儀式に失敗したのもデュークが菌根に取り込まれていなかったせい…という理屈らしいが実際はローズ自身の凄まじい能力が理由と語られており、それがDLCの追加シナリオの理由にまでなっている。 エヴァの分身説上述の実在した男の幻覚説+その姿を借りたミランダの娘エヴァが母親の凶行を止めてもらいたくて手助けしたという説。ただしそんな事が出来るならデュークに扮するより、生前の自分の姿でミランダを直接説得した方がいいはずである。 デュークこそ真の黒幕説囚われていた本当のミアの怪しい挙動(不敵な笑みを浮かべるシーンがあり、EDでも夫の死の直後に何故か笑顔を見せている)からの推論。デュークはデュークでカドゥのサンプルも回収していた件などと合わせて、ミアも含め彼等が黒幕とする説。 ただしそうなるとDLCの追加シナリオの説明がつかなくなってしまう。 『ヴィレッジ』世界の外側にいる超越者説あまりに都合が良すぎるため、要するにデウス・エクス・マキナ。実際「デュークえもん」と呼ぶユーザーもいる。ただこの場合、そもそも正体でも何でもない単なるシステムと割り切るのと同じである。 …と千差万別。 ただし『バイオハザードシリーズ』にはクリア後行方不明になっているキャラが大量にいるため、彼の正体が不明のまま終わる可能性も十分ありえる。 公式が病気イメージソング『俺らこんな村いやだLv.100』では歌詞に触れられてこそいないものの、動画では間奏で初登場シーンが採用されている。 歌唱している吉幾三氏はなぜかデュークに対して「何だおまえこの野郎」と威嚇していた。 ちなみに『バイオ村であそぼ♪』には登場しない。してほしかった。 …と思いきや『ご~るどえでぃしょん』にてDLCの内容を動画配信というかたちで紹介するドミトおねぇさんに「新しく人材派遣サービスを始めました」とコメント。更にその際ドミトおねぇさんから「デュークさん」と呼ばれていることが判明した。 追記・修正は料理上手の武器商人にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] しれっと9に出て来そう -- 名無しさん (2021-07-11 23 09 31) しれっとカドゥ回収したりしてるし、順当に考えたらエヴリンとかの特異菌研究を外部に委託した際に仲介したコネクション関係の人とかじゃないの。イーサンへの態度とかからすると別に誰の味方ではないけど気に入った相手にはサービスするくらいのスタンスっぽいけど -- 名無しさん (2021-07-11 23 17 57) 茶風林さんの怪演がデュークの胡散臭さを強調してて良い感じなんだよな。デュークの作る料理が美味しそうなので一度は食べてみたい -- 名無しさん (2021-07-11 23 27 43) どこかの組織に所属するキャラにしては、あの異常肥満体型があまりにもあんまりすぎる(たとえ着ぐるみだとしても)。 -- 名無しさん (2021-07-12 00 38 21) こいつ絶対裏切るだろ、と思わせておいて何だかんだで最後まで味方だったという。最後にイーサンにかけた言葉も本心から出たものっぽかったし -- 名無しさん (2021-07-12 00 42 00) ドミトレスク夫人とも商談していたことがファイルから確認できるし、基本的に外界と途絶している村としては貴重な外部との接点だな。劇中の「ミランダはどこからローズを知ったのか」「菌目当ての「お友達」からじゃないの」って台詞に明確な答えが出てないので、その「お友達」=デュークだと思って見ていたけど、彼もスペンサーと繋がりがあったんだろうか -- 名無しさん (2021-07-12 00 56 34) バイオって結構設定後付けするからデュークの正体を聞いて「それは私自身も存じかねます」っていうのは、多分公式でもまだ裏の設定決めてないってことなんだろうなって思う。 -- 名無しさん (2021-07-12 01 29 47) デュークの正体は本当の死神のポジの貴族で。だからこそ捧げそこねたから儀式が失敗した説は割と面白い説だと思った -- 名無しさん (2021-07-12 02 29 59) 闇の波平 闇の目暮警部 -- 名無しさん (2021-07-12 06 24 01) たぶん馬車みたいなものに乗って移動してるんだろうけど荷車を引くものを見たことがないっていう謎もある -- 名無しさん (2021-07-12 09 09 53) 弾1発とかしょぼい金額のモノを売ったときのセリフが地味にイラッ☆とする。が、「あなたと私の仲ですから~」辺りのセリフはちょっと思わせるモノがある。 -- 名無しさん (2021-07-12 10 10 43) 発売前に「このキャラはデブ差別を助長している!」ってガイジンさんが騒いでた。 -- 名無しさん (2021-07-12 18 22 58) 9以降も出てほしい、そして一切設定に絡まない謎の存在のままでいてほしい。いずれ絶対本編に絡むだろうから無理だけど。 -- 名無しさん (2021-07-12 18 46 34) イーサンが初めてデュークと出会うまでに会った村人は全員死亡したんだから、デュークがイーサンは「娘を探している」だと知るにはそれこそローズが誘拐されたこと自体を知らないと無理な話なので、コネクションか、果てはBSAAの関係者と考えるのが普通かな -- 名無しさん (2021-07-12 20 35 11) ローズが主人公になった時は是非出て欲しい -- 名無しさん (2021-07-13 01 44 32) とある実況者の人格化してなんか勝手に設定作って勝手に激熱展開になってたのマジでウケた -- 名無しさん (2021-07-13 22 29 06) ↑オホッいけませんなあイーサンウィンターズ(フルネーム呼び捨て) -- 名無しさん (2021-07-13 23 23 30) 郷土料理を分け合って食べるのがほっこりする -- 名無しさん (2021-07-14 01 20 55) 癒やし系のようで突然の咳払いによるビックリ要因でもある -- 名無しさん (2021-07-14 09 40 37) 最後のやり取り本当に好き -- 名無しさん (2021-07-14 18 12 35) 個人的にはミランダの夫+菌に囚われた村人達の残留思念的な存在がデュークなんじゃないかと妄想してる。 -- 名無しさん (2021-07-15 14 05 47) ギリギリ愛嬌を感じられるキャラデザが非常に秀逸。 -- 名無しさん (2021-07-15 15 49 14) 同じヨーロッパだからか4の武器商人と知り合いだったのは納得 -- 名無しさん (2021-07-17 12 28 53) コメントでも度々言われてるが、デュークは元々村の貴族であり、コネクション又はBSAAの関係者でもあるのではと思う。ゲーム的に言えば武器商人ポジションでもあり、エイダみたいな敵か味方かわからない協力者的なポジションでもあるのではないかとふと思った。つまり4の武器商人とエイダの要素を兼ね備えてるのがデュークというか。 -- 名無しさん (2021-08-18 10 21 52) 没データのムービーでは、「とある組織」と縁があると紹介してイーサンにE-ネクロトキシンを渡すシーンが存在するけど、所詮は没なので正式設定はどうなることやら -- 名無しさん (2022-02-14 22 16 35) 9以降でローズが主人公になったらまた出て来て欲しいな。で、その時に「目元がお父上によく似ておいでです」とか言ってくれたりとか -- 名無しさん (2022-02-14 22 32 46) エブリン=ローズ=デュークだったりして、イーサンとミアの子供として生まれ変わったエブリンが自分と父親であるイーサンの手助けのために用意した仮の姿がデュークとか。あとエヴァを儀式で菌根からサルベージされるのはエブリンにとっては都合が悪かったのかもしれん -- 名無しさん (2022-03-14 19 19 38) ローズ本人だからイーサンのことも知ってるしローズが死んでいないことも分かったと、エブリンでもあり菌根本体とも深い結びつきがあるからミランダや四貴族とも知り合いだし、コネクションとも関わりがあるとか。ラストでイーサンが生きているんじゃないかってのはミランダを吸収することで手にした儀式を利用して父親であるイーサンを菌根からサルベージしたのかもしれん -- 名無しさん (2022-03-14 19 25 12) デュークって公爵って意味だし、DLCの映像とか見てるともともと村のある領地の支配者でドミトレスク城は本来彼の所有物だったんじゃないだろうかって気がしてきた -- 名無しさん (2022-06-18 07 08 34) 仮面の公爵は寄せ集めて造ってみたらなんか見覚えのあるやつっぽいクレイジーサイコが出来たというだけの話か -- 名無しさん (2022-11-15 23 26 32) BTS -- 名無しさん (2022-12-11 23 11 36) BTS視点でハイゼン工場みたいな近くまでデュークに寄れる場所で見てみると座ってるのにネメシスよりでかくてビビった。人間じゃないのは明らかではあるな。 -- 名無しさん (2022-12-11 23 13 13) SoRのデュークは、嗜虐性や7の振り子トラップで印象的だった「チクタク…」の言い方、自身のけしかけたクリーチャーが役立たずで悪態をつく様などから中身(のベース)はルーカスであるという考察もある。 -- 名無しさん (2022-12-24 17 28 49) ヴォエ! -- 名無しさん (2024-05-09 09 10 29) 世界観的な繋がりがあるっぽいモンハン世界の古龍が人に化けた姿か、あるいはDMC世界の魔人かもしれん。 -- 名無しさん (2024-06-09 17 56 25) 謎の人物のままのほうが神秘性があって良いかな -- 名無しさん (2024-07-02 20 12 16) もうバイオは何でもありなので、悪魔の公爵位(デューク)であり、正体は恐らく「パイモン」であると推測します -- 名無しさん (2024-07-13 23 20 45) 古龍説は草。そんなんだったら萎えまくりだわ -- 名無しさん (2024-09-08 11 22 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/12368.html
今日 - 合計 - バイオハザード アウトブレイク FILE2の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 12時58分19秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/evil5/pages/12.html
対バイオテロ部隊“BSAA”北米支部 クリス・レッドフィールド 年齢:35歳 種別:SOA(Special Operations Agent) 経歴:アメリカ空軍 S.T.A.R.S.(ラクーン市警察特殊部隊) BSAA創設時メンバーの一人 レベル10の行動権を与えられている。 対バイオテロ部隊“BSAA”西部アフリカ支部 シェバ・アローマ 種別:SOA(Special Operations Agent) 経歴:保護プログラム適用の為、非公開 ジョッシュ・ストーン ダン・デチャント オズウェル・E・スペンサー 製薬企業アンブレラ創始者のひとり。 創始者の中でもリーダー的存在で様々な指示を下していた人物。 厳格な性格であり、非常に冷酷な面を持つ。 『バイオハザード』シリーズで語られる一連の事件の最重要人物だが、表舞台にはほとんど姿をあらわさず詳細は謎に包まれている。 1966年 オズウェル・E・スペンサーがジェームス・マーカス、エドワード・アシュフォードらとともに生体の遺伝子を組み替えてしまう「始祖ウィルス」を発見。 1968年 オズウェル・E・スペンサーがジェームス・マーカス、エドワード・アシュフォードらとともにカモフラージュ企業である製薬会社アンブレラを設立。 アンブレラ創設後は、「t-ウィルス」の研究に乗り出す。その他、バイオ兵器の製作を指揮するが、「洋館事件」「ラクーン市壊滅事件」以降、アンブレラ社は倒産、その後の動きはつかめていない。 ウェスカー