約 3,183,515 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/50303.html
登録日:2022/01/23 Sun 11 14 26 更新日:2024/06/22 Sat 04 32 48 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 B.O.W. E型特異菌 E型被験体 エヴリン カビ カビ人間 クソガキ クローン バイオハザード バイオハザード ヴィレッジ バイオハザード7 ババア ババアロリ メスカビ モールデッド ラスボス ロリ 出来損ない 加害者にして犠牲者 加害者にして被害者 哀しき悪役 孤児 孤独 幼女 急成長 救いがない 田畑ゆり 老婆 誰より愛情を渇望していた女 諸星すみれ エヴリンとは、『バイオハザードシリーズ』の登場人物。初出は『バイオハザード7 レジデント イービル』。 CV:諸星すみれ 概要 『7』の舞台であるベイカー邸の住人と思わしき、10歳ぐらいの少女。長い黒髪と黒いワンピースが特徴。 主人公イーサンの前に度々現れては幻のように消えていくが…。 この先は『バイオハザード7』および『バイオハザード ヴィレッジ』のネタバレを含みます。ご注意ください。 お前も家族にしてやる そうしたらきっと少しはお行儀よくなるよね その正体は『7』のラスボス。 コネクションがH.C.F.の協力の下に開発した生物兵器E型被験体こと『E-001』である。 少女の外見をしているのはタイラントと同じく社会集団に紛れ込ませることを目的としているため。 「他者を殺すことなく支配下に置く」ことをコンセプトに、人間の胚に特異菌のゲノムを組み込んで造られた生物兵器であり、 『7』本編及び前日譚であるDLC『Daughters』にて、自身の体に組み込まれたE型特異菌を操ってバイオハザードを繰り広げた。 性格はよくも悪くも見た目相応で、最初のバイオハザードを引き起こしたのも「退屈で外に出たかったから」という子供らしい理由。 「家族」というものに対して強い執着を見せており、中米行きの貨物船でミアに懐き「ママ」になって欲しくなる。 そして「家族が欲しかった」という理由で優しくしてくれたミアと、助けてくれたベイカー一家を感染させて支配し、 更に家に立ち寄った者を次々に襲わせては「家族」にしようと試みていた。 しかし結果は良くてモールデッド化、最悪死亡というのがほとんどで、成功した例はベイカー一家のみだった。 そのベイカー一家でさえも「家族」というにはかけ離れた、エヴリンに逆らえない傀儡同然の存在でしかなく、 ルーカスですら「あれが家族って、お前らあの子にどんな教育をしたんだ?」とコネクションにメールを送る(*1)ほどに歪な家族ごっこという有り様。 当然エヴリンは満たされることはなく、自分の母親代わりであるミアを利用し、その夫のイーサンを「家族」にするべく行動を開始する。 とはいえ、家族観以外はそれなりにまともな子供であったのも事実であり、嫌われることを人一倍に恐れている。 ミアからはっきりとした拒絶の言葉を投げ掛けられショックで絶句し、イーサンの抵抗にも悲しんでいるようだった。 イーサンをベイカー家に誘い出したのも、イーサンとミアという『パパとママ』が欲しかっただけであった。 能力 自身の体からE型特異菌を生成して操り、感染者の洗脳及び殺害を行う精神支配型B.O.W.。 幻覚や幻聴などを引き起こし精神を蝕みつつ自我を奪い、自発的に協力・奉仕する仲間へと変貌させる。 感染した時点で特異菌を通じて離れていても言動などを読まれ、エヴリンに逆らう事が出来ない状態となる。 ただし完全に支配できるまで時間が掛かり、それまでは元々の知能や自我・意識も保たれているが、異常に攻撃的でヒステリックになる。 また自身は真菌の塊であるため、人体破壊で倒す事は不可能に近く確実に殺す方法でしか倒せない(*2)。 菌の特性により精神が保存される為、一度感染した者の精神内で生き永らえ感染者に影響を与え続けることも可能。 感染者の耐性次第ではあるが任意に一気にカビに侵食させて塵と化す事もでき、血清を打った後でも石灰化させられる。 逆にある程度耐性がある者を超人化させたり、死んで間もない遺体からなら死者蘇生のようなことさえ可能。 ただし感染者の耐性が一定以上あると自我を奪えなかったりと、支配能力が効かない場合がある。 他にも人間を後述の「モールデッド」のようなクリーチャーに変えたり、菌を集めて触手を生成したりもしている。 まとまった菌糸さえあればゼロからモールデッドを生成する事も可能である。 まとめると 自らE型特異菌を無尽蔵に生成して操り、感染させられる。 特異菌感染者に幻覚や幻聴を見せて洗脳する。 同感染者の表層意識を読み取る事ができる。 同感染者に耐性がなければ生かすか殺すかはエヴリンの自由。 同感染者に少しでも耐性があればモールデッドという怪物に変える事ができる。 同感染者にある程度耐性があれば不死の再生力と特殊能力を与えられる。 同感染者に一定以上の耐性がある場合、自我を奪う事はできない(*3)。 同感染者が特異菌適合者であれば、例え死亡していても菌で補い蘇生する事ができる。 ただの死体を菌床にしてモールデッドに作り変える事ができる。 菌糸を集めてモールデッドや物理的な触手を作り出す事ができる。 単純な物理的外傷では死なず、死んでも菌がある限り精神はその中で生き続ける。 …と、めちゃくちゃしつこくて厄介だがB.O.W.としての能力が安定しない。 また「特異菌を操る」「感染源」ということ以外の能力はこれといって見られず、素の身体能力は見た目相応の模様。 一応、幻覚を見せる以外に衝撃波のようなものを放ったりもした(*4)が、致死の幻覚に比べれば気休め程度の威力ではある。 とは言え過去作で例えるなら明確な自我を持ったレポティッツァのようなものなので、普通の人間からしてみれば脅威以外の何者でもない。 ちなみに追加DLCで判明する事だが、極稀に感染者の自我や記憶を引き継いだ「同一人物」を生み出す事も出来る。 もっとも普通の人間として再構築できるわけではなく、モールデッドの亜種のような存在になってしまうが。 モールデッド エヴリンの操るカビ状の特異菌によって生み出された「カビ人間」。 従来のシリーズにおけるゾンビの立ち位置となる雑魚クリーチャー。 見た目は一見すると人型だが眼球はなく黒く穴が開いており、鋭く異様に発達した牙と爪で攻撃してくる。 身体は植物の蔦と菌糸が絡み合っているようなもので構築されており、関節等の接合部は非常に脆い。 とはいえ作中では“大型肉食獣に匹敵する“とされているだけはあって、見た目よりも耐久性は高い。 少なくともバイオシリーズの雑魚敵の中ではかなり手ごわい部類に入ると言っていい。 ただし知能は低く弱点である頭部を守る仕草はすれど、ドアを開けたり梯子を上ったりはできない。 また特異菌の集合体故に、モールデッドに少しでも傷をつけられた人間は感染者になってしまう(*5)。 通常の銃撃なら何発も耐えるが、ラムロッド再生阻害弾を撃ち込めば1発で仕留めることができる。 弱点 レポティッツァ同様、放置すると自壊するという性質を持っている。 このため保全用化学物質と安定化化合物を定期的(最長でも六ヶ月以内)に注入しなければならず、メンテを怠ってしまうと通常の25倍の早さで老化してしまうという致命的な欠陥がある(ちなみに暴走した場合の保険なのか本人は知らなかった) 更にエヴリンを「処分」するため、確実に殺すことができる毒薬として「E-ネクロトキシン」が用意されていた(*6)。 その効果は超即効かつ劇的であり、体内の特異菌を瞬く間に壊死させて短時間で絶命せしめることが可能。肉体は泥のように半液状に溶けて溶解する。 また能力の影響力は非常に不安定で、イーサンやゾイのように感染していても支配が及ばない者もいる。 拉致された行方不明者は皆モールデッド化しており、ベイカー家のように本来のコンセプト通り「奉仕する人間」となる方が極という始末。 特異菌を通じて読めるのも表層の言動のみであり、感染している演技に騙されたりミアの真意も言葉にされるまで見通せていない(*7)。 続編では原種が村全体を100年以上支配している(しかも感染者も普通の人間のまま意識だけ操作)のも、エヴリンの劣化コピー具合に拍車をかけている。 バイオハザード対策に血清による治療方法も用意されており、感染リスクについても対応されている。 ちなみにルーカスは血清を投与した結果、例外的に再生能力はそのままに正気を保つ事に成功した。 もっとも感染が全身に及んでいた場合、血清の効果で感染者自身も死亡してしまうので完璧とは言えないが。 手遅れの患者に血清を注射した場合は細胞が石灰化してしまい、最終的には砕け散ってしまう。 このため劇中のレポートでも「治療というより感染者の処分に用いるのが適当」と書かれている。 尚、ラストのエヴリンにとどめを刺したのは対B.O.W.用拳銃「アルバート-01」に装填された血清弾によるもの。 このように彼女を製作したコネクションはばっちり対策を用意しているなど有能。見習えアンブレラ。もう遅いけど。 総じて不確定要素が多すぎる為、B.O.W.として使うには難がある。 活躍 『7』本編の3年前、BSAAがエヴリンの存在を嗅ぎ付け、奪取もしくは駆除のために動き出したことを知ったコネクションは、エヴリンを別の拠点に輸送すべく彼女をタンカーに乗せた。 しかし監禁期間が長すぎたこと、及び父親代わりの工作員であるアランのミスによりエヴリンは暴走。 「クソガキ」呼ばわりしたアランを殺害、脱走を試み船内でバイオハザードを引き起こすと、ミア以外のコネクション関係者を死に追いやった。 その後、運良く(悪く)ジャックに拾われベイカー邸に侵入。「みんなもらった」とゾイに告げ、一家とミアに菌を感染させて支配下に置いた。 しかし、コネクションの手を離れてしまったことで急激な老化を抑えることができなくなってしまい、 イーサンがやってくるまでの3年間(*8)に歩くこともままならない老婆になってしまう。 尚、老婆になる以前は監禁状態のミアにたびたび会いに行っており、ルーカスからは「ママが恋しい」と言われていた。 そう、何度も目にした神出鬼没の老婆が今のエヴリンの姿。こちらは諸星すみれではなく田畑ゆりが演じる。 更にイーサンの活躍によりジャックとマーガレットを倒され、ミア(*9)を血清により解放されてしまう。 それでも『パパとママ』を手に入れるため、ボートで逃げるウィンターズ夫妻を襲いイーサンを拉致する。 だがイーサンはミアにより救出された挙げ句、E-ネクロトキシンを手に入れられてしまう。 廃屋に戻ってきたイーサンに幻覚を見せて悪あがきするが屋根裏まで追い詰められ、遂に最終決戦となる。 廃屋での対決 ボス戦ではまず、幻覚である少女の姿で強烈な風(衝撃波)を放ってくる。 なお、風はまともに喰らうとかなり痛いのでタイミングを合わせてガード。 じりじりと近付いてE-ネクロトキシンを打ち込めば第一段階は終わり。 どうしてみんな私を嫌うの…? E-ネクロトキシンを打ち込まれると幻覚が解除されて老婆の姿を露にする。 泥のように崩壊していくも最後の悪あがきといわんばかりにベイカー邸中の菌と融合し巨大化。 呪詛の言葉を吐きつつ泣きじゃくりながらイーサンに襲いかかり、追い詰めていくが、 そこにクリス率いる新生アンブレラの援助を受けたB.S.A.A.が到着。 血清弾が装填されたアルバート-01によって止めを刺され、全身を石灰化させてその呪われた人生に幕を閉じた。 続く『バイオハザード ヴィレッジ』では更なる背景が明らかとなる。 『ヴィレッジ』のラスボスであるマザー・ミランダの目的「死んだ我が子、エヴァとの再会」を果たすために作られたプロトタイプであり、 エヴァの器を造り出す実験も兼ねていたらしく、特異菌とエヴァの胚を材料に造られていたことが判明する。 「エヴリン」という名前も「エヴァ」のもじりである。 つまりエヴリンはエヴァのクローン、もしくはミランダの次女とも言うべき存在なのだが、ミランダにとってはエヴァの器以上の興味はなく、エヴリン自身にはほとんど興味を示していない。 そのエヴァの器たりえなかったためか、ミランダからは出来損ないの烙印を押されてしまっている。 そして…。 バカみたい、お前…。 ストーリー終盤、ミランダに心臓をえぐり出されて死亡したはずのイーサンが見た幻覚に出現。 彼の身に起きた残酷な真実を告げ、「動けるわけがない」とさんざん煽り倒した。 しかし彼女の言葉と裏腹にイーサンは立ち上がり、愛する娘ローズを救うべくミランダとの最期の決戦に挑む。 『ヴィレッジ』のエピローグにて、成長したローズが謎の黒服男から「エヴリン」と呼ばれているが…? 『シャドウズ オブ ローズ』 前述の通りイーサンの意識の中で生き続けていたエヴリン。 その後イーサンが死亡したことで、イーサンの記憶共々クリス達が採集・保存していた菌根の一部と同化した。 DLC『シャドウズ オブ ローズ』では菌根の記憶の第二階層であるベネヴィエント邸を模した世界を乗っ取ることに成功。 イーサンや仮面の公爵、ミランダと同様に死者の意識が混ざり合った菌根の記憶の世界で尚強い自我を保ち続けていた。 『両親から愛された上に力もあるローズ』に対し『愛されず失敗作な自分』の境遇を嘆いており、ローズを逆恨みしている。 ベネヴィエント邸にやってきたローズのアイテムを速攻で全没収。 動くヴィンテージ人形やミア人形達を使役したり黒領域を発生させたりしてローズを妨害し、前作のラスボスらしく大暴れする。 最後はローズと超能力バトルを繰り広げるが、イーサンの妨害に遭いローズを取り逃がす。その後は仮面の公爵やイーサン共々末路は不明。 菌根にアクセスさえしなければこれから先ずっと無害なのか、菌根の世界でイーサンと殺し合っているのか… もしくは菌根の世界で力を蓄え続けていて今後のシリーズにも出てくるのか、それはまだ分からない。 余談 バイオハザードシリーズでは珍しい、「造られた命であるが故の悲哀」を押し出したキャラクター。 その境遇から本編での悪行を知ってもなお同情するプレイヤーは少なくなく、某イラストサイトでは『特異菌感染者の聖地』なる巡礼用タグまで作られている。 とは言え、もとから異常者だったルーカスを除き平穏な家庭であったベイカー一家の人生を狂わせ、何の罪もない大勢の人々の命を奪っていったのも事実。 イーサンの「化け物」という評価は間違っていない。 「精神が子供のまま肉体だけ成長しなければならなかった」キャラクターの先輩として、リサ・トレヴァーとアレクシア・アシュフォードが存在する。 前者とは「行動原理が家族に由来」、後者とは「クローン技術によって産み出された人造人間」という共通点がある。 ちなみに、ベイカー邸のダンジョン化にはリサの父親ジョージの関連企業が関わっているという奇妙な縁がある。 ラスボスながらも実質イベント戦であるため、バーキン第5形態やサドラーと並ぶシリーズ最弱ラスボス候補としてあげられることも…。 しかしバイオハザードシリーズのラスボスとしては間違いなく最年少(*10)。 最初の外見こそ10歳ほどだが、上記の通り急激に老化するため本当に3〜4歳だった可能性もある。 精神の幼児性に加えて満足に動けない年老いた体、幻覚や衝撃波を喰らっても平然と距離を詰めてくるイーサン…どっちが化けモンだ 更にE-ネクロトキシンと血清弾を装填したアルバート-01……と自身の弱点・欠点を徹底的にメタられた結果であり、万全な状態であればもっと強かったかもしれない。 追記・修正はエヴリンの「家族」にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ヴィレッジでメスガキなりに応援しにきたっていうコメントに笑う -- 名無しさん (2022-01-23 11 22 50) ちなみにパンツは白 -- 名無しさん (2022-01-23 12 19 37) よしんば何事もなく実用段階まで持ってけたとしても、子供を社会集団に紛れ込ませて任務をさせるってのは失敗しそうな臭いしかせんのだよなぁ… -- 名無しさん (2022-01-23 12 37 15) ミランダもエヴリンも家族の為ならいくらでも人を犠牲に出来る点は似てるし、そういう意味では二人は母娘と言えるかな -- 名無しさん (2022-01-23 13 13 18) 「お前も家族にしてやろう」なんて言ってたっけ?「お前も家族にしてやる そうしたらきっと少しはお行儀よくなるよね」じゃない? -- 名無しさん (2022-01-23 13 34 16) お前も家族にしてやろうか(デーモン閣下の声で) -- 名無しさん (2022-01-23 14 49 59) 見た目はババアで中身はロリだから、ロリババアならぬババアロリ -- 名無しさん (2022-01-23 15 12 05) あのタイミングで倒されなくても数年で老化限界に達して本体は死んでたんじゃないだろうか。本体が死んでも自我と知性の無いカビのコロニーだけは残るだろうけど。あとベイカー一家とミアが精神支配されていた状態でエヴリン本体が老化で死ぬとどうなるのか気になるね -- 名無しさん (2022-01-23 15 39 38) 時系列的にエヴリン死後のDLCでもモールデッドは活動してるからあの狂気の家族のままだったんじゃないかな… -- 名無しさん (2022-01-23 16 28 21) 実際ジャックは生きてたし、ゾイは仮死状態どまりだったからなあ ジャックのあの状態を生きてたといえるのかは分からんが -- 名無しさん (2022-01-23 16 43 26) 偶然イーサンとミアとベイカー家が抗体持ってた可能性はあるけど、素質次第である程度自我が保てて寿命の問題もない耐久オバケのカビ人間を作れるならただの大量破壊兵器扱いより凄いのでは。まあエヴリン本人の性格がまだ問題ありなんだけど -- 名無しさん (2022-01-24 01 57 35) 特異菌は巨大な統合ネットワーク生命だからエヴリン個人の肉体が滅んでもイーサンに感染していた菌が人格の部分的バックアップになって幻覚エヴリンとして出たりローズの中のエヴリンを作ったりしたのかもね -- 名無しさん (2022-01-24 04 20 29) 7作中では最序盤から出てくるけど、ベイカー家の祖母(故人)とミスリードさせるようになってるんだよね。 -- 名無しさん (2022-01-25 07 17 31) 合法ロリの逆は違法ババアなんてネタあったけど、あらゆる意味でピッタリなのが笑える -- 名無しさん (2022-01-25 15 07 50) そういや車椅子でいろんなとこに移動してるのはどうやってたんだろう。大量のカビに乗って運ばれたりしていたのか? -- 名無しさん (2022-05-29 23 16 54) またボスとして立ち塞がるとかしぶとすぎるなコイツ -- 名無しさん (2022-10-29 21 20 38) Shadow of Roseのエヴリンは7よりは強かったな -- 名無しさん (2022-10-29 23 55 35) SoRドナ邸の精神攻撃は異常 -- 名無しさん (2022-10-31 22 12 48) ↑まぁほぼ自分と同じような状態のローズが家族に愛されてることに対する嫉妬だろうなぁ…おまえは誰にも愛されないと追い詰めるつもりだったんだろうが、逆に家族の愛を証明する結果になったが -- 名無しさん (2022-10-31 22 18 21) SoRのエヴリンはローズに八つ当たりして絶望の淵から這い上がったと錯覚しようとした単なる愚か者って感じだった -- 名無しさん (2022-11-01 00 34 28) 八つ当たりは八つ当たりなんだけど産まれた時点でその後化け物になろうが少なくとも父には愛してもらえるであろうローズ -- 名無しさん (2022-11-10 13 23 12) 途中になっちゃった ローズと比べて能力すら劣化ってのは憎いだろうにローズに害しかないミランダの計画の邪魔してるし愚かというよりは哀れって感じたな -- 名無しさん (2022-11-10 13 28 06) これからも誰からも愛されることなく菌根の中で生き続けるのは、可哀想すぎる。 -- 名無しさん (2023-02-01 22 34 23) このサイトに限らず「かわいそう」という評価が出るあたり、子供型で作成したコネクションの開発方針は正しかったんだな。 -- 名無しさん (2023-02-01 22 51 38) どちらかと言えばカプコンの開発方針じゃないか?wウェスカーやアレックスじゃこうはいかん -- 名無しさん (2023-02-16 20 12 37) 実際哀れだしね。イーサン達からは容赦なく嫌われてるしいい塩梅でしょ 作中で同情的だったのジャックぐらい? -- 名無しさん (2023-03-09 10 47 27) ローズに対しては敵意剥き出しだけど、イーサンに関しては家族にしようとしたり発破をかけたり微妙に情がある感じなんだよな。多少なりとも父性を感じてたのか? -- 名無しさん (2023-04-06 17 41 43) BOWとして作られたから当然っちゃ当然だけど根本的に性格最悪だよねコイツ。まぁ菌根のネットワークの中で誰からも愛されない自我を保ち続けなきゃいけないのは沢山の人命を弄んだコイツに相応しい末路だけど -- 名無しさん (2023-06-04 02 16 08) ゲームのボスとしては弱いけど、打たれたら死ぬはずのEネクロトキシン食らっても変異してる時点でヤバイし更にラムロッド成長阻害弾何発もぶちこまれてやっと無力化した…と思ったら特異菌と一体化してて生きてるとかしぶとすぎるんだよな -- 名無しさん (2023-06-18 01 04 51) 8で協力してたら最終的にローズの姉として迎えられてたのではと思う -- 名無しさん (2023-11-05 15 00 50) シリーズ最弱ラスボス間違いなしだな(撃ち続けてるだけで勝てるから) それと余談の項にあるアレクシアとの共通点ちょっと違うんじゃないか?デメントで例えるならアレクシアはロレンツォ達と同じクローン技術で産まれたけど、エヴリンは言うならデビリタスのようにホムンクルス的に造られたってとこでは? -- 名無しさん (2024-05-11 18 13 58) 状況的にイーサンや今後クランシー一行のように誤ってベイカー家に迷い込む人が続出した場合も考慮して即時排除は妥当だけど、今思えば化合物やネクロトキシンを投与しなくてもエヴリンっていずれ自滅してたから放置安定だったんじゃない?そう考えるとエヴリンはシリーズラスボスでは珍しく生殺与奪を組織に握られてたと言える。 -- 名無しさん (2024-06-12 20 13 54) ↑いやー、どうだろう。見た目は確かに老婆だし老化してるのは確かだけど、そもそも死んでも菌の中で生きてる状態だし寿命で死ぬってあり得るのかね?データをロード出来る事を知らなかったから実行しなかっただけで、それこそ菌糸で◯ーサンみたく新しい肉体を用意したんじゃないかな… -- 名無しさん (2024-06-12 21 05 07) ↑仮に老衰死せず、老衰しても兵器して普通に機能するのならファイルに化合物投与必須の注意書きしないのでは?忘れガチだが、エヴリンは元々兵器として造られたのに加え、ミランダから出来損ない呼ばわりしてるのはそういうことじゃないかと。コネクション的に後々改良という名のアップデート修正で化合物投与欠点を補おうという体だったのかもしれんが -- 名無しさん (2024-06-19 22 27 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gokeproject/pages/6.html
概要 2013年5月5日にニコニコ動画にて公開されたゴケプロジェクト映像部作品二作目。前作「Defense fromバイオハザード」の前日談で、時系列的には前作の3年前という設定。今回はより「ゲームらしい動画」を作るというテーマで製作。ちなみに原作バイオハザードとは無関係。バイオハザードの他にDEAD SPACEやディノクライシスなどの他のホラーゲームの要素も入っている。 ストーリー 2014年7月、「製薬企業アンブレラの創始者の一人であるジェームス・マーカスが大西洋の孤島で何かの研究を行っている」という情報が特務防衛機関NPCのスパイよりもたらされた。NPCワシントン支部はEグループに「博士の奪回と島で行われている研究の特定」という指令を下し、派遣を決定した。 しかし任務開始の二日前、情報を流したスパイから救難信号が送られそのまま通信が断絶。そのためGグループとの合同の任務になり、指令にスパイの救出が加わった。Eグループの隊員であるヘンリー・F・オズボーンは仲間と共に島を訪れるが島の施設には人の気配が無く、夥しい数のゾンビがいるだけであった・・・。 登場人物 ヘンリー・F・オズボーン本作の主人公。NPCワシントン支部Eグループ所属。配置は主任戦闘員。年齢 26 血液型 O。元海兵隊。任務中は常に「セキュリティースーツ」とよばれる戦闘用スーツを着用している。拳銃から散弾銃まで様々な武器の使用に長けており、生存技術も高い。しかし、今回の事件で彼の人生は大きく変わることになる。 サラ・マルカム NPCワシントン支部Eグループ所属。配置はシステムエンジニア。年齢 28 血液型 B。情報工学の専門家にしてある程度の化学知識もある。主にエレベーターやドアのハッキングを行い、オズボーンをサポートする。ある程度の戦闘技術も持っている。 ジェイコブ・ローランド NPCワシントン支部Eグループ所属。配置は隊長。年齢 38 血液型 O。元陸軍。高い戦闘能力と豊富な知識、鋭い洞察力を持つ。 トム NPCワシントン支部情報部所属。島の工業施設に警備員として潜入しており、そこで偶然にもマーカス博士を発見し本部に報告する。しかし島で発生したバイオハザードの際、本部に救難信号を送って行方不明になる。 ジョンストン・チェン NPCワシントン支部Eグループ所属。配置は主任戦闘員。Bace1の詰め所におけるゾンビとの初遭遇でゾンビに喰われ死亡する。 本作の最初の犠牲者。オズボーンの発言から彼の相棒だったことが伺えられる。 登場クリーチャー
https://w.atwiki.jp/bzspirit/pages/1263.html
「バイオハザードIV アフターライフ」(原題:Resident Evil Afterlife)は、2010年に公開されたアクションホラー映画。 冒頭部に渋谷の東急百貨店東横店が映るシーンがあり、壁面に『MAGIC』の巨大看板が映っている。 映画版予告 関連商品 Blu-ray DVD DVD Blu-rayセット DVD Blu-rayセット(スチールブック仕様) コレクターズBOX(数量限定フィギュア付) Blu-ray Blu-ray(3D版) DVD DVD UMD 外部リンク 映画『バイオハザードIV アフターライフ』公式サイト 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/otomadstar/pages/1062.html
▽タグ一覧 アナウンサー ゲーム実況 バイオハザード ロケットランチャー 死的オールスター 若本規夫 音MAD素材 ニコニコで【鈴木史朗はバイオハザードがうまい】タグを検索する 概要 アナウンサーの鈴木史朗がバイオハザード4をプレイする映像。 2008年元旦に「カワズ君の検索生活」で放送された。 長らく特定の名前のない素材であったが、「大山のぶ代はアルカノイドがうまい」にちなんで付けられた「鈴木史朗はバイオハザードがうまい」というタグが定着した。 「死ねぇ~」「ロケットランチャーでぶっ殺しましょう」等普段の鈴木史朗からは想像も出来ない言葉を織り交ぜながら淡々とプレイする。
https://w.atwiki.jp/gabarta/pages/37.html
バイオハザード(のひと兄貴)
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/1911.html
今日 - 合計 - バイオハザード コード:ベロニカ完全版の攻略ページ アクション ホラー 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] バイオハザードコードベロニカ攻略 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] バイオハザードコードベロニカ攻略 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2021年03月12日 (金) 12時56分39秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7870.html
バイオハザード RE 2 【ばいおはざーど あーるいー つー】 ジャンル サバイバルホラー 対応機種 プレイステーション4Xbox OneWindows(Steam/Microsoft Store)プレイステーション5Xbox Series X/S 発売・開発元 カプコン 発売日 【PS4/One/Win(Steam)】2019年1月25日【PS5/XSX】2022年6月14日【Win(MS Store)】2024年1月16日 定価 8,500円(税込) プレイ人数 1人 レーティング 通常版 CERO D(17才以上対象) Z VERSION CERO Z(18才以上のみ対象) 廉価版 2019年12月13日/3,990円(税込)(*1) 判定 良作 ポイント シリーズ人気作の良リメイクやや高めの難易度と優れたリプレイ性国内版はCERO Z版でもプレイに影響する規制 バイオハザードシリーズ 概要 あらすじ システム・特徴・原作からの変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 この惨劇に 喰われるな 概要 『バイオハザード』シリーズ2作目で、1998年にPS1で発売された『バイオハザード2』のリメイクに当たる作品。 国内版タイトルの「RE 2」は『2』の「Remake」という意味と、海外版タイトルの『RESIDENT EVIL 2』とのダブルミーニングである(*2)。 商品展開は『7』同様、マイルドな暴力表現に緩和されたCERO D(17歳以上対象)の通常版と、より過激な暴力表現となっているCERO Z(18歳以上のみ対象)の「Z Version」の2種類が用意された。 原作は初代『バイオハザード』から引き継がれた「場面毎に固定されたカメラアングル」と「ラジコン操作」による操作体形だった。 だが、本作は一般的なTPSの操作体系を持つ、アクション性の高い3Dアドベンチャーゲームとして再構成された。 あらすじ 製薬メーカー「アンブレラ」の企業城下町である「ラクーンシティ」は、ここ数日外部からの連絡が取れない状況となっていた。そんな中、ラクーン市警に新たに配属される事になった警官「レオン・S・ケネディ」は、連絡の途絶えた警察署に向かう。その道中で彼は、ラクーンシティ警察署に勤務する兄を探しに来た大学生「クレア・レッドフィールド」と偶然出会い、行動を共にする。ゾンビであふれかえる街の現状を目の当たりにした2人は、アクシデントで離れ離れになるが、再会を約束し、それぞれ独自に街からの脱出を図るのだった。 システム・特徴・原作からの変更点 原作通り、主人公はレオンとクレアの2人。未知のウイルス汚染によってクリーチャーに埋め尽くされた「ラクーンシティ」からの脱出が目的となる。 それぞれ最初の周回は「1stシナリオ」と位置付けられ、片方でクリアした際にもう片方の主人公の「2ndシナリオ」が遊べるようになる。シナリオの大筋は変わらないが一部の謎解きや進行ルートが変わり、2nd限定で「大型拳銃」というそれぞれの専用拳銃が追加される(*3)。また、原作と同様に最終ボス「G 第5形態」とは2ndシナリオでしか戦えない。 なお、この2ndシナリオは原作の「裏」に相当するが、1stシナリオとのザッピングは存在しないので整合性はほとんど取られていない(*4)。 主人公達の設定が変更された。 レオンは赴任直前に待機命令を出され、その後警察署との通信が途絶えたため不審に思い行動、という設定に落ち着いた。ちなみに、オリジナルでは「恋人に振られたショックでやけ酒した結果、盛大に遅刻する」という情けない理由だった。 エイダはFBI捜査官を自称してラクーンシティに潜入し、協力者のベンに接触を図ろうとした事になっている。 彼女の「恋人」という設定だったジョンは本作では言及されないが、次回作に意外な形で登場する。 地下研究所への入口だった工場が削除。代わりに孤児院が追加された。 基本的な操作システム 原作のカメラアングルは場面毎に固定で、「カメラアングルを問わず方向キー↑↓で前後退、←→で旋回」というラジコン操作だった。本作では右スティックで視点を動かせるようになり、左スティックを倒せば画面で見たままの方向に移動きるようになった。 L2ボタンで装備中の銃(メインウェポン)を構え、R2で射撃する。エイム中は移動が遅くなるが、画面がズームされ、狙いを付けやすくなる。弾頭は銃口からではなく画面中央の照準から発射される仕様。普通に撃つ分には問題ないが特定場面では意識した立ち回りが必要になる(後述)。 L1ボタンではサブウェポンを構える。手榴弾を投げる時等に使い、コンバットナイフでの攻撃もこの状態から行う。サブウェポンは、『1』と同じく敵に掴まれた時にノーダメージで脱出できる「ディフェンスアイテム」としても任意に使用できる(後述)。 基本的にはオーソドックスなTPS、または3Dアクションゲームに近く、直感的で分かりやすい操作方法となっている。半面シリーズ自体があくまでホラーゲームであるため、『4』以降お馴染みだった体術は廃止、ステップやローリング等の強力な回避行動もない。 アイテム アイテム欄は初期状態で8箇所、ステージ中でサイドパックを入手することで2箇所ずつ、最大20箇所まで拡張できる。 アイテムを調べる際、『初代』同様に3Dモデルを動かして調査するようになった。これを駆使した謎解きも存在する。 警察署には窓が開いている場所があり、ランダムでゾンビが外から入ってくるが、木材で塞ぐことで侵入を阻止できる。 メインウェポン以外のアイテム、回復アイテムやサブウェポンを任意に捨てることが可能になった。 『0』のアイテムを置くシステムと一見似てるようにも思えるが、あちらと違い一度捨てたアイテムは再取得不可能になる。ちなみにキーアイテムは使用後まで捨てられないため間違える心配はない。 スタンダードアイテムは廃止されたが、謎解きはそれに合わせて調整されており、ゲーム面において不自然、不便となる事は無い設計となっている。 武器関連 原作の武器カスタムを踏襲。カスタムできる装備が増え、クレア編でも各メインウエポンを強化できるようになった。 ハンドガンはどちらの主人公も種類が増加。クレア編ではクロスボウが削除され、代わりにサブマシンガンが専用装備になった。グレネードランチャーは焼夷弾と硫酸弾だけになったが、代わりにハンドガンをパーツで強化することでマグナム並みの威力の弾薬を使用・切り替えできるようになった。 原作では入手時期の遅さ・燃費の悪さ・有効な敵の少なさから影の薄かった火炎放射器は、本作では使い勝手が大幅に改善。入手時期が少し早くなった他、強化すれば燃費も良好で、継続ダメージにも優れるためボスキラーとして高い評価を受けている。 スパークショットは、相手に電極を撃ち込み、ボタンを押し続ける事で電気を流し持続ダメージを与える仕様に変更。最後までチャージすると極大放電によって大ダメージを与えられる。癖は強いものの、使いこなせば雑魚からボスまで幅広く対応できる。 サブウェポンとしてコンバットナイフ、閃光手榴弾、破片手榴弾を使用可能。また、先述の通りディフェンスアイテムとしても使用でき、敵に掴まれた際に入力操作をすることで、敵を振りほどきつつダメージを与えられる。しかし、その場合の威力は通常使用時より低く設定されていて、消耗品としての側面が際立っており、サバイバル要素の味を存分に引き立てている。頻繁に組み付きを受ける初心者はもちろん、適切に運用すれば多大な効果を発揮できるので上級者も活用できる。 コンバットナイフに耐久値が設定された。 ディフェンスアイテムとしても機能する都合上、本作のコンバットナイフは各所で複数入手できる使い捨て武器となっている。ディフェンスアイテムとして使えば、敵がダウンした際に回収できるが、その分普通に使用するよりも耐久値を激しく消耗する。ちなみに特定条件を満たすと耐久力無限ナイフが手に入る。原作デュアルショックバージョンをやりこんだ人ならニヤリとするネタ。 消耗品となった影響か、今作のナイフは『コードベロニカ』よろしく多段ヒットするため攻撃力が高く、使い方次第ではボスに対しても有効な攻撃手段になる。一応消音武器という扱いのため、聴覚に優れるリッカーがいる状況でも有効(リッカーが他の敵と同時出現する状況は限られるが)。 弾薬の調合システムが『3』以来、約20年ぶりに復活。 本作ではリロードツールを使わず、2種類の火薬の組み合わせによって弾薬を生成する簡略化されたものになっている。入手できるガンパウダーの種類、生成できる弾薬もレオンとクレアで異なるが、入手できる場所などに違いはない(*5)。 一部のクリーチャーの設定も変更された。 ラージ・ローチは無害化。 イビーは「プラント43に寄生された人間」という設定に変更。デザインも一新され、モーションや対処法も大きく異なる強敵となった(*6)。 G成体は中型雑魚として複数体登場。詳しくは後述するが、本作にて居なくなった有毒クリーチャー達の代わりに毒攻撃を行う役になった。 G第4形態は4本の腕が2本に統合され、巨大な口腔が形成された直立歩行を行う人型の姿となっている。また、二足歩行と四足歩行を使い分ける。 タイラントは帽子を被り原作より小型化、「隠密行動用・人間への擬態」という設定がより重視されたデザインに。その分動きも早くなり、追跡性も非常に高い(詳しくは後述)。ハンクを踏まえてか、目的もGウイルスの奪取から生存者の抹殺に変更されている。 スーパータイラントは右手のみ鋭い爪が生え、弱点として心臓がほぼ露出している。『初代』のタイラントに近いデザインとなった。 難易度は「ASSISTED」「STANDARD」「HARDCORE」の3段階を用意。 ASSISTEDでは敵の弱体化やエイムアシスト等に加えて、体力が一定値まで回復する仕様になっている反面、クリア特典が解放できない。 HARDCOREでは敵の強化等の純粋な難易度向上だけでなく、サイドパックの入手量が減って綿密なルート管理を求められる。オートセーブもされなくなり、通常セーブには原作同様にインクリボンが必要になる等、かなりシビアな気の抜けない作りになる。 救済措置としてかSTANDARDで一定回数ゲームオーバーになると、難易度をASSISTEDに下げて続行するか問われる。一度下げるとその周回では変更できない。 ゲームクリアの内容によるランキングは本作でも存在 今作のランクは通常の場合クリアタイムに応じて最高Sまで記録されるが、さらにセーブ回数や一部のクリア特典武器の使用制限を満たすことでさらに上のS+ランクが記録される。HARDCOREのS+ランク獲得条件は非常にシビアで、一筋縄ではいかない。 コスチュームチェンジ 通常版コスチュームの他に、本編を1回クリアすることで「CLASSIC」という原作の服装を忠実に再現したコスチュームに変更可能。 さらに条件を満たせば、シナリオ進行と共に切り替わるコスチュームを完全に固定させる事もできるようになる。例えばレオンの場合、私服姿・制服姿・その負傷時の姿がゲームの進行によって切り替わるが、これをどれか1つに固定させられる。 「コレクターズエディション」等に同封されるDLC(後に有料配信)を適用すれば、更に細かくコスチュームチェンジを行える。中には幻の『バイオハザード1.5』の服装を再現した「ELZA WALKER」や、原作のポリゴン姿に差し変わる「 98」といったものも存在する。 エクストラコンテンツ 原作同様、「The 4th Survivor」と「The 豆腐 Survivor」もリメイクした上で収録されている。前者の解禁条件はいずれかの主人公の2ndシナリオをクリア。その「The 4th Survivor」をクリアすると後者が解禁される。基本ルールは原作と同じで、限られた物資を使って警察署からの脱出を目指す。原作と異なるのはゴール地点で、屋上から正門前に変更された。 「The 4th Survivor」主人公ハンクの詳細。武装はハンドガン・ショットガン・マグナム・サブマシンガン・ナイフ・閃光手榴弾x3・破片手榴弾x3とかなり潤沢。流石に初見クリアは厳しいが、大抵の状況に対応できるようバランスよく整っており、少し練習すれば比較的容易に攻略可能。弾薬はガンパウダーのまま保持しているため、プレイヤーの攻略スタイルにも合わせられる。 「The 豆腐 Survivor」は、豆腐のモデリングに実際の木綿豆腐をスキャンして造型するという斜め上の方向にパワーアップしている。担当声優にも、既に退社していた当時のスタッフ(*7)をわざわざ呼び寄せて新録するという徹底ぶりで話題を呼んだ。喋り方も原作よろしくハスキーボイスの関西弁であり、彼+αのみ言語選択に関わらず日本語ボイス固定。 + 豆腐を使ってクリアすると…? 操作キャラが増える。総勢5人。豆腐を含め下記に詳細を示す。 豆腐「久しぶりやで~。」原作同様ナイフのみで切り抜けていくが、大量にナイフを持ちディフェンス主体で立ち回るので原作とは少々趣きが異なる。最初のプレイアブルキャラクターであるハンクと違い、殲滅は一切考えられないため、止まらずにドンドン進むことになる。従って敵のスルーポイントやそのコツを発見しやすく、ある意味チュートリアルになっている。流石は豆腐シリーズの大先輩である。 こんにゃく「さぁぁあああ来いっ!!!!」豆腐でクリアすると使えるようになる。全身灰色で異様にテンションの高い鬱陶しい喋り方が特徴。武装はグレネードランチャーの火炎弾・火炎放射器・破片手榴弾x6。アツアツのおでんでも意識したのだろうか。文字通り火力は凄まじいものの、基本装備が継続ダメージありきであるため、即座に敵を怯ませられる手段に乏しい。継続ダメージで仕止める間合いの管理と、6個ある破片手榴弾を如何に有効活用するかが重要になる。 ういろう「よし、頑張るぞっ。」豆腐でクリアすると使えるようになる。抹茶味を意識した深緑色と、若さの目立つ控えめな喋り方が特徴。武器は破片手榴弾36個。基本的な進め方は豆腐と同じだが、殲滅力・ディフェンス回数が桁違いに高いため難易度は最も低い。その代わり1個たりとも回復アイテムを持っていないため、体力管理が非常にシビア。また咄嗟に敵を攻撃できる手段も無いが、コイツを出した頃には敵配置等は把握しているハズなので先手は容易に打てるだろう。 杏仁豆腐「オッケーデス。」こんにゃくorういろうクリアで解禁。プルプルとした白く艶やかなボディと、ノリの軽い喋り方が特徴。回復アイテムが豊富な反面、武器はガバメント・SAA・ナイフ1本と貧弱で、要は本モードにおける殆どの局面で不利を強いられる。クリアには計画的な回復や、強敵の切り抜け方に試行錯誤する事となるので、リプレイ性が高く強調されていると言える。最後に出現するキャラなので試行錯誤の面で計画立てやイメトレがしやすく、自力でクリアできた際の達成感は最も大きいと言えよう。 プリン「お疲れ様でぇす。」こんにゃくorういろうクリアで解禁。豆腐シリーズ唯一の女性(?)であり、黄色いボディと頭部に塗られたカラメルが食欲をそそる。武器はスパークショット・ロケットランチャー・ミニガン・閃光手榴弾x2と、豆腐シリーズ屈指の重装備を誇る。こちらも回復アイテムを持ってないが、殲滅能力がピカイチなのでロケランと閃光手榴弾の使いどころを間違えなければ難易度は低い。一定の緊張感を維持しつつも大火力で大群を薙ぎ払う爽快感があり、ここまでクリアしてきたご褒美という側面も併せ持った絶妙なモード。余談だが、タイラントに対してスパークショットが撃てる機会は本作の全ゲームモードで唯一ここだけである。 新モード「The Ghost Survivors」 発売翌月のアップデートで追加された、本編では死んでしまうキャラクター達を主人公に抜擢したIFシナリオの短編モード。限られたリソースを上手く活用して敵を倒すか避けるかしつつ、指定地点への到着、または指定条件の達成がクリア条件となる。全員にストップモーション風の演出や専用BGMが用意される等、アップデートでの追加ながら中々凝った作り。流石にボイスはないものの、無料アップデートでの追加モードとしては十分なものとなっている。指定地点へのルートは本編の攻略ルートを逆走するようなセッティングであり、既存マップでありながら新鮮な気分でプレイできる。 補給要素として「バックパックゾンビ」と「アイテムディスペンサー」が新たに登場する。前者はその名の通りバックパックを背負ったゾンビであり、姿勢を崩す事でバックパックの中に入っているアイテムを回収できる。後者はステージ各所に配置されているガム販売機のようなオブジェ。3つあるアイテムの中から1つだけ選択して回収できる。また、アイテムのやり繰りが重要なモードであるため、本編シナリオと違い武器(メインウエポン)を捨てられるようになっている。 このモードにしか登場しない特殊能力を持つ敵が出現し、よりアクション性とリプレイ性を強調したモードとなっている。難易度は高く、クリア記録が残らない代わりに敵配置がマイルド・物資弾薬が豊富な「リハーサル」という難易度設定が存在するほど。 このモードにもレコードがあり、達成すれば「アクセサリ」、所謂コスチュームチェンジを本モード限定で行えるようになる。その中身はリッカーやアライグマ、『7』のモールデッドと実に多種多様で、最難関のレコードを達成すると非常に嬉しいご褒美もある。 + 下記、各シナリオの詳細について 「No Time To Mourn」操作キャラはロバート・ケンド。本編では娘と共に自決を図った彼だったが、今回は「ある友人」から入った救援連絡を聞き、単身ラクーンシティからの脱出を試みる。 新たに「ガスボンベゾンビ」と「P-Zガスゾンビ」が登場。前者は赤いボンベを背負ったゾンビであり、ボンベを銃撃すると爆発し、周囲の敵に即死級の大ダメージを与えられる。バックパックゾンビと同様に、ダメージを与えてダウンさせればボンベをその場に落とさせることもできる。後者は発光する目と口から漏れる紫色のガスが特徴。噛まれると毒状態になる他、絶命時に毒ガスをまき散らすが、体力自体は低め。 「Runaway」操作キャラはキャサリン・ウォーレン(*8)。本編ではアイアンズに殺害されるが、IFでは反撃に成功し単身恋人の下へと向かう。IFでもアイアンズは死ぬのだ。 襲い掛かってきたアイアンズに、咄嗟に手に取ったナイフを使って反撃したという表現か、無限ナイフを所持している。 新たに「ペイルヘッド」というゾンビが登場。眼球のない頭部と、潤んだ白い全身が茶色く爛れたような醜悪な外見をしている。通常ゾンビよりもすばしっこい上に再生能力を持つため、多少の攻撃では怯みはしても一向に倒せない。その代わり死んだフリは一切しない。火炎放射器のような継続ダメージを与える武器か、マグナム以上の高威力の武器で大ダメージを与えることが有効打となる。あくまでIFシナリオに登場する敵だが、外見・設定共になかなか特徴的であり、次回作の『RE3』では本編にも組み込まれた。 「Forgotten Soldier」操作キャラはゴースト(*9)。NEST崩壊の余波でレオンが手放したGウイルスを偶然入手し、NESTからの脱出を試みる。あくまでIFだが、正史にしてもよさそうな結末を迎える。 崩壊間近のNEST内を進み脱出を目指すという本編と同じシチュエーションだが、特に制限時間はなく、急かされずにじっくりと攻略可能。 新たに「A装備ゾンビ」が登場。専用のアーマーを装備しており、これが装備された部位を攻撃してもダメージを与えられない。アーマーの部位は個体によりけりで、ゴール地点直前では弾丸がほぼ通用しないフルアーマー個体も登場する(主に爆発物で撃退可能)。 「No Way Out」操作キャラはダニエル・コルティーニ(*10)、上記3シナリオをクリアすると解禁される。本モードのみ、閉所(プロローグのコンビニ)で100体の敵を殲滅する事がクリア条件になっており、要するに籠城戦である。 アイテムディスペンサーは存在しないが、バックパックゾンビから得られるアイテムが豊富・強力であり、それらでやり繰りして攻略する。一切の弾薬を入手できないので、武器は基本的に使い捨てとなるが、その代わりハンドガンが無限化されている。ハンドガンの発砲を規定数以下でクリアすると嬉しい特典があるが、その達成には敵の誘導やボンベの巻き込み等の戦略性が要求される。 上記3シナリオの特殊ゾンビは全て登場する他、A装備とP-Zの特性を併せ持った「A装備P-Zガスゾンビ」が新たにが登場する。その名の通りの難敵であり、時には3色ハーブを使った被弾覚悟のゴリ押し戦法も行う必要がある。 全くの余談だが、このシナリオはゲームオーバー画面が専用のものになっている(*11)。 評価点 「優れた操作性」と「恐怖感の維持・向上」の両立 先述の通り本作は、リメイクに伴い一般的なTPSに近い操作性へと進化しており、直感的かつ快適な操作性を実現している。一方で攻撃力・耐久性・出現数等、敵側にも全体的な上方修正が行われているため、物資枯渇の懸念も相まって恐怖感は損なわれていない。操作性が改善・向上した半面、『4』以降と比べてプレイヤー側の性能を制限する仕様変更が多く、敵と対峙した際の緊張感を強めている。 一般的な雑魚敵だったゾンビの大幅な強化。 「"ゾンビ"が最も怖い」は本作のキャッチコピーでもあるが、それに違わぬ存在感と厄介さを兼ね備えている。ある程度の間合いが取れており、かつ単体での遭遇であれば、未改造のハンドガンでも十分に対処可能な強さに調整されている。しかし、飛び掛かりと吸い込みの範囲が広く署内は閉所も多いため、複数と対峙した際が特に危なく油断するとすぐに組み付かれてしまう。 緩慢と言えど、読み辛い不規則な軌道で頭を振りながら近付いてくるため、照準を絞ったヘッドショットはなかなかに難しい。照準の絞りは発砲の度にリセットされ、それでいて前述の通りゾンビはタフなので、焦ってしまうとゾンビ1体相手でも消耗しやすい。この「照準を絞ってゾンビ1体の頭を撃つ」という単純なアクションですらシビアであり、恐怖感を上手く演出している。 非常に高い体力によるタフさと、頻繁に繰り返す死んだフリからの奇襲性。本作のゾンビはタフながらもややダウンしやすい特徴を持つ。このため従来作よりも死んだフリからの奇襲を受けやすくなった。奇襲の方法も、通りかかった際に突然唸り声を上げて飛び付いてくるというもので、倒したと思って油断していた際の衝撃は大きいだろう。もちろん、死んだフリをするゾンビに攻撃すれば本当に死んでいるか否の判別はつくが、後述の通り本作はシビアな難易度になっている。このため「本当に死んでいるゾンビに無駄弾を使うだけになってしまうかもしれない」という心理的抵抗感もプレイヤーに圧力をかけてくる。 余談だが、この死んだフリの完成度があまりにも高かったため、発売直後には「今作のゾンビは不死身だ」「倒したゾンビが復活する」という誤解すら流れたほどである。実際は単にダウン中であるだけであり、HPを0にしたゾンビが復活する仕様は存在してない。 演出面も拘られており、組み付かれた際は、ビハインドビューから首筋が噛み付かれている事を強調する専用のカメラワークに入る。加えてもしその噛み付きで死亡した場合は、抵抗虚しく首筋の肉をごっそり齧り取られるという凄惨な演出が追加される。 頭部・胴体・四肢と、計6箇所の部位毎に細かく耐久値が設定されており、破壊時の状態も部位毎にしっかりと描写の差異がある。欠損描写自体は初代から存在するが、今作のそれは非常にリアルで、規制のほとんどがゾンビ関連であるほどにゾンビの表現に注力されている。 本作のゾンビはドアを隔てていても、一定の範囲までは追い掛けてくる。この特徴を持つ敵は他にはタイラントのみである。 リッカーの表現 『バイオハザード』シリーズの中でも高い人気を誇るクリーチャー「リッカー」は、これまでで最もグロテスクな見た目に仕上がっている。今作では背面から脊椎とそこに繋がる肋骨が露出していたり、全身も筋肉や筋膜の描き込みが細かい事と後述の「濡れ」の表現が相まって、正に「全身の皮を剥ぎ取って筋肉が剝き出しになっている」という、醜悪でおぞましいデザイン・ビジュアルが最大限に表現されている。元よりハード性能が進化するほど生々しく映えるグロテスクなデザインなのだが、リメイクの恩恵を最も受けたと言えよう。 見た目ばかりではなく、実際の脅威度もゾンビと同等以上に高い。 マグナム3発分以上という凄まじい耐久力に加え、走って音を立てようものなら高威力の爪攻撃が飛んでくるなど、正面から戦うのは極めて危険な難敵としての印象が強い。その一方で、ナイフで攻撃すれば大ダメージを与えられるという隠れた仕様もあるので、音を立てずに近づくことができれば先手必勝で排除も可能…という絶妙なバランスに仕上がっている。 2ndシナリオでは、原作と同じく警察署1F西側の廊下で初遭遇する。この際、廊下手前の待合室の窓を這っていく姿が見えたり、リッカーに気付かれていない状態で観察していると原作の初遭遇時のムービーと同じモーションを取る等、ファンサービスも細かい。 タイラントとの駆け引き 原作同様に幾度となく相対する事になるタイラントは、今作では不死身のまま攻撃してくる妨害モンスターという役回りに。一度出現イベントが発生すると、以降はリアルタイムで警察署内を巡回しながら、プレイヤーを捜索・追跡してくるようになる。つまり、イベントで現れては対処するだけだった原作と違い、探索・攻略を戦略的な鬼ごっこを伴いながら繰り広げる事となる。 後述の音響効果も相まって、鬼役であるタイラントの威圧感は凄まじく、緊張感を煽る専用BGMと鈍い足跡がプレイヤーを恐怖させる。この足跡と専用BGMは攻略要素でもあり、足音で大体の距離を、専用BGMの有無で気付かれているか否かを判断できる仕組みになっている。探索・攻略・恐怖感、全ての意味でサバイバルホラーとして効果的に機能しており、間違いなく今作の目玉要素の一つと言って過言ではない。 タイラント自体は広い部屋等であれば容易に対処できるが、撒いたら撒いたで恐ろしいかくれんぼの始まりである。いつ遭遇するか分からない緊張感は、人によっては追われている時よりも恐ろしく感じられるだろう。 ちなみにリッカーだけでなくタイラントにも、原作ファンは思わずニヤリとするファンサービスが盛り込まれている。追跡からある程度振り切った状態で、警察署一階の東側廊下を北側から階段側に向かって進むと…? 動作機構・デザイン共に細かく作り込まれた銃器 ストライカー方式・ハンマー方式・ポンプアクション等、各銃器はそれぞれの機構にきちんと即した極めてリアリティの高い挙動を示す。2種類の手榴弾は安全装置を外して投擲し、火炎放射器・スパークショットは架空の銃器でありながら機能的なデザインにされている(*12)。 原作でもスタッフの推薦で採用されたVP70(マチルダ)の拘りは尋常ではなく、3点バーストのスライドアクションがとてもカッコいい。ポリマー(合成樹脂)を多用したフレームの質感もしっかりと再現されており、金属光沢を持つ他ハンドガンとの質感の違いもよく分かる。もちろんVP70だけでなく、イングラムM11(MQ11)やコルトSAA(クイックドロウ・アーミー)等にもしっかりと拘った作り込みが施されている。 本作にはフィギュアという図鑑的な要素があり、作り込まれた各銃器を動作機構のアニメーションも含めてじっくり閲覧する事もできる。反面、非常に素晴らしい再現・作り込みをしているが故に、気になる人には気になってしまう問題がハンドガンにはある(詳しくは後述)。 高難度ながらも緻密に計算し尽くされたゲームバランス・レベルデザイン 本作の難易度は、基本的にプレイヤー側は若干弱く、敵側は高火力・高耐久という調整であり、初見プレイでは相当難しく感じる。しかしゲームをクリアした後に改めて振り返ると、それが緻密に計算された、極めて巧妙なバランス調整が行われている事が見えてくる。 自衛すら覚束ないハンドガンとナイフのみでゾンビを切り抜けねばならない緊張感の中、最初に手に入るハンドガンのカスタムパーツ。登場こそ早いがすぐには入手できない、しかしリッカー出現前には入手できるという緩急が心地よいグレネードランチャーorショットガン。武器弾薬やキーアイテムが嵩張りだした頃に拾えるサイドパック。1本目の耐久度が危うくなってきた頃に入手できる2本目のナイフ。装備の心許なさに由来する緊張感と、新しい武器弾薬を入手した際のカタルシス、本作はこの匙加減が本当に上手いのである。 もちろん、装備・アイテムの入手タイミングだけが練られているのではない。タイラント初遭遇前・G成体エリア突入前・G2戦前と、難所の前にはほぼ必ず3色ハーブが入手・調合できるよう配慮されている(*13)。リッカー初遭遇前にはファイルで事前に特徴を把握でき、イビー初遭遇前にはディフェンスアイテムと炎属性攻撃に関するアイテムを配置。難しくはあるが対抗策やヒントはしっかり用意されており、かつそれを悟らせない自然な形で…という絶妙なレベルデザインである。 ゾンビと初めて遭遇するプロローグのガソリンスタンドでさえ、実はノーダメージ・弾薬消費無しで切り抜けられるように調整されている(*14)。初見プレイではゾンビとの遭遇に恐怖してあたふたするが、慣れれば余裕でスルーできることに気付く、正に絶妙である。 リプレイ性の高さ 本作は『4』以降のような、大ボリュームのチャプター制ではない。クリアまで一直線のプレイなら、TPSに不慣れなプレイヤーでも初見で数時間程度のクリアタイムになるボリュームに収まっている。これは原作と同程度のボリュームなのだが、本作は一周あたりのボリュームを抑えることで原作以上の高いリプレイ性へと昇華させている。実際にプレイすると体感できるが、慣れてくると特に意識しなくとも3時間程度でクリア可能で、この約3時間が丁度いい塩梅なのである。決して手抜きではなく、原作のボリュームを踏襲しつつ原作の美点であるリプレイ性を強調、これもまた優れたレベルデザインと言える。オンラインランキングも実装されており、今なお多くのプレイヤーが競い合っている。中には最高難易度を1時間以内で突破する猛者も…。 本作には「レコード」という一種のチャレンジ要素があり、これを達成すればコンセプトアートやフィギュア等が解禁されていく。 例を挙げると、「スーパータイラントを爆発まで5分以上残して倒す」「全てのカスタムパーツをレオン/クレア編で入手する」等。 この内のいくつかはトロフィー/実績も兼ねている。やり込み甲斐があり、本作の高いリプレイ性をより際立たせる要素と言えよう。 シリーズ恒例のクリア内容によるランク付けもレコードの条件である。最高難易度の最高ランク達成で、無限サブマシンガンのLE5が解放される。 とはいえ、全体的に見るとリプレイ性を妨げる要素が皆無な訳ではない。詳しくは後述。 高度なサウンド技術と、それを効果的に用いた場面 本作はリアルタイムバイノーラルを使い、サウンドエフェクトはどれもが立体的に聴こえる。多様な環境音や音響表現が駆使されており、5.1ch対応ヘッドフォンを用いれば敵の気配までもが伝わってくるほどのクオリティである。この聴覚効果は単なる演出や臨調感を感じられるだけでなく、ゲーム性にも深く関わっており、前述の通りタイラントへの影響は特に大きい。ヘッドフォン不使用でもゾンビのいる方向が分かるほどだが、演出面でも攻略面でも、できるだけ高性能のヘッドフォンの使用を推奨。 精密に書き込まれたリアルかつグロテスクなグラフィック ゲームエンジンは『7』に引き続き「RE ENGINE」を採用。同作の特徴・評価点であったグラフィックの優秀さは本作でも健在である。燃え盛る市街地や、惨劇を物語る警察署等、原作の雰囲気を損なわずに、極めて緻密な美しいグラフィックに昇華されている。特に警察署は、原作を尊重しつつも絶妙にアレンジされたグラフィック・構成であり、原作ファンにはたまらない仕上がりになっている。 不快感を煽るため、汚れや水等の「濡れ」の表現にはかなり拘られており、特にゴミと汚泥が散乱した下水道のグラフィックは凄まじい。一方でそこを抜けた先の研究所は、それまでとは一転して清潔感を漂わせる雰囲気であり、かえって不気味さを煽る演出として機能している。 原作でプレイヤーから散々ツッコまれていた奇想天外な仕掛けも、原作を尊重しつつ、ある程度リアルなものとして再構成されている。また、警察署内にトイレが一切ない事もよくツッコまれていたが、こちらもリメイクに伴い、シャワールーム等と共に追加されている。 グラフィックの優秀さは折り紙付きだが、重箱の隅を突くと決して非の打ちどころが皆無なわけではない。例えば「顔面に裂傷を受けた警官の顔を観察するシーン」では、口蓋にあたる部分と裂傷部分が同じテクスチャで描写されてしまっている。凄惨な光景故に目を覆いたくなるシーンだが、解剖学的にじっくり観察してしまうと違和感は一応ところどころにはある。そこまでしないと違和感を嗅ぎ取れないというのだから驚嘆なのだが…。 ハイクオリティな映像と演出で表現されるシナリオ 原作の時点で大作映画的な物語・演出だったが、リメイクに伴い演出面が大幅強化、正に一本の映画を見ているような気分に浸れる。一部の展開や設定が若干変更されたものの、原作の人物関係や背景等は概ね踏襲。粗もなくはないが原作の物語を見事に再構成している。警察官としての使命・正義に燃える若きレオンと自らの使命とレオンへの想いに揺れるエイダ、狂った夫と娘への愛情に葛藤するアネット。そして、G生物の胚を植え付けられたシェリーの危機と、彼女を救うべく奔走するクレア等、原作の見どころが余す事なく表現されている。 本作では従来までの英語音声に加え、スペイン語・フランス語等多数の言語に対応。もちろん日本語吹き替えも収録されている。英語音声の声優は原作から変更されており、ネイティブが使うようなスラングも意図的に盛り込まれていて自然な演技になっている。日本語音声はレオン役の森川智之氏やクレア役の甲斐田裕子氏等、『ORC』等の派生作で担当した声優が引き続き担当している(*15)。洋画吹き替え経験のある声優が多く採用されていることもあり、演技面も問題ない。 設定ではそこそこ関与しているが、原作では割とあっさり死んでしまった「ロバート・ケンド」の扱いも、本作では大きく見直された。詳細は省くが、本作では「ラクーンシティの悲劇を表すキャラクターの一人」として扱われ、次回作『RE3』でもさらに掘り下げられている。 ユーザーインターフェースの大幅な改善 マップ機能は『bh1』の、未入手のアイテムや解いていない仕掛けがあれば赤に、それらを全て行えば青という仕様に変更された。さらにアイテムを入手せずに近くを素通りした場合、マップ上にそのアイコンが表示されるようになり、取りこぼしの可能性がほぼ消滅。鍵が必要なドアも、開かない事を確認すればマップ上に必要な鍵がアイコンで表示されるため、どこに行けばいいか迷う事もなくなった。 「組み合わせ」を行えるアイテムを拾った際、インベントリに入れなくてもその場で組み合わせができるようになった。例えば銃器のカスタムパーツを拾った際、「入手してインベントリを開いて装着」という手順を踏まずとも、その場でパーツの装着が可能。インベントリに空きがなくてもハーブの調合やキーアイテムの組み合わせられるため、これによる恩恵は地味ながらもかなり大きいと言える。ちなみにゲームバランスとの兼ね合いのためか、『4』と同じく弾薬のリロードだけは不可。手動リロードのみである。 主人公間の格差の改善 原作ではパートナーや使用可能な武器の違い等から、およそレオン編の難易度がクレア編よりも下回っていた。しかし本作では、パートナーはそれぞれ別パートで操作するようになった他、使用可能な武器についても全面的な見直しが行われた。勿論プレイヤーの好み・プレイスタイル・思い入れ等にもよるものの、客観的に見て難易度の差は概ね改善されたと言えよう。 大まかな傾向としては、レオンの武器は使いやすさとDPSに優れ、クレアの武器は総ダメージ量で勝るといったところ。最終的にクレアは火力過多になりがちであるが、それは時間を掛けて入念な探索を行い、全ての武器と弾薬を揃えた場合の話。アイテムスロット数の少ない難易度HARDCOREや、高ランク狙いのタイムアタックの場合、両者の武器バランスは一気に狭まる。 武器全体の性能もカスタムの存在でバランス調整が行われ、初期装備のハンドガンも最終的に終盤のボス戦にも通用する性能になる。 豊富なファンサービス 特徴で上げられている通り、原作に関連する小ネタは非常に豊富。そんなところまで拾うのかというほどの細かなネタが用意されている。特定のハンドガンを装備した際のレオンの構え方や、S.T.A.R.S.のオフィスで誰かさんの机を調べた時に「あの」フィルムが入手できる等、原作をやりこんだ人なら思わず笑ってしまう小ネタが多数。市内の看板やオブジェクトの配置等も原作を再現しており、いちいち芸が細かい。また、原作で良くも悪くも特徴的だった大がかりで複雑な仕掛けは多少のアレンジを加えつつもそのまま残されており、チェスをモチーフにした複雑な仕掛けについて「施工会社の社長がチェス愛好家」という設定を追加するなど、物語から浮き過ぎないよう工夫されている。 一方で単純なリメイクにならないよう、原作ファンの予想の裏を行くかのような「ずらし」も多い。例えばリッカーは、1stシナリオではS.T.A.R.S.オフィス前で、2ndシナリオでは1F廊下で初遭遇…という原作とは逆の構成になっている。終盤で乗ることになるターンテーブルも、原作では研究所への移動に使われたが、本作では研究所からの脱出に使われる展開に変更されている。この「原作とは逆の展開を行く」というパターンは意外にも多く、原作と照らし合わせてみるのもまた面白い。また、女神像のギミックが原作ではなく『アウトブレイク』を意識した物に変わる等、外伝系列をプレイしたプレイヤーもニヤリとできる改変もある。なお、この改変はあくまでも演出面のみで、原作経験者をはめようとする引っ掛けや、原作知識で有利になる要素等は一切無い。原作知識がきちんと楽しめる要素として機能しつつ、プレイへの干渉自体は無いという点は、リメイクとして実に良心的な配慮である。 BGMの切り替え 「コレクターズエディション」等に同封されるDLC(後に有料配信)を適用すれば、作中のBGMを原作のそれに変更できるようになる。何気ない要素に思えるが、もともと本作は原作の雰囲気を忠実に再現したリメイクであるため、変更してもびっくりするほど違和感がない。ちなみにただ変わるだけでなく、「G3戦のBGMのイントロがG3戦の開始と同時に終わる」等、流れるタイミングもバッチリ考えられている。あまりにも本作との親和性が高すぎるため、変更したままプレイして本作のBGMを殆ど知らないというプレイヤーも普通にいるほどである。勿論本作のBGMが決して悪いわけではなく、本作の雰囲気に上手くマッチさせており、原作のアレンジもある等、十分に高クオリティである。 ちなみにBGMだけでなく、カーソル移動・決定・アイテムBOXの効果音まで変更される。この細かさも地味ながら高評価ポイント。 賛否両論点 本作のキャラクターデザインは、従来作や映像作品から一転して、実在する俳優等をモデルにしたリアル指向の造形になっている。顎が割れたレオンや老けた印象のアネット、芋臭い顔立ちになったシェリー等、PV等でのビジュアル公開当時から賛否が分かれていた。特にレオンは『4』や『6』等で既に顔の造形が固まり切っていたため、拒否反応とは言わないが、困惑するファンも少なからずいた模様。一応、発売後は作品全体の完成度の高さも相まって、こういった声は沈静傾向に向かっている。 また、外見のみならず内面などにも改変が見られる。特に脇役はこの傾向が顕著。 前述の通り、上記のキャラクターと同じくクリーチャーの設定・デザインの面でも一部に大きな変更が加えられている。イビーに至ってはほぼ別物化しており、純然な植物型のクリーチャーを期待していたプレイヤーからは「原作の方が良かった」という意見がままある(*16)。 先述の通り、クレア編はサブマシンガンが標準装備となった影響か、ボウガンは削除されてしまった。無論バランスや進行面での影響がないよう作られているが、特徴的な武器だっただけに惜しいところである(*17)。 ザッピングシステムの廃止 原作のザッピングは作り込みが甘く、同じ主人公で2回仕掛けを解く等、シナリオの整合性が取れていなかったが、斬新でもあった。しかし本作ではバランスの調整が難しいと判断されたのか、「ザッピングシステム廃止」というかなり思い切った判断が行われている。同時進行ならまだしも、「別々のシナリオで敵・物資・仕掛け等を共有する」という調整が恐ろしく困難である事は想像に難くなく、本作の完成度を見れば完全廃止は英断だったと言えるだろう。しかし表シナリオでフラグを立てておかないと開かない扉といったザッピングシステムだからこそできたこともある等斬新かつ意欲的なシステムだっただけに、上手く調整して再導入してほしかった…という声は決して少なくはない。一応、シナリオ上での両主人公同士のリンクや、同ステージ中に一方の主人公では探索出来ない箇所の存在、操作キャラクターにのみ固執するような追跡の仕方をしないタイラント等、その名残りは各所に見て取れる。 隠し武器の解放条件 シリーズ恒例の最強の隠し武器は、「難易度HARDCOREでランクS+クリア」というかなり難しい解放条件に設定されている。原作では裏シナリオ限定ではあったものの、NORMAL以上の難易度は存在しなかったため、ライトユーザーには厳しい調整と言えよう。ただ救済措置として無限ナイフの使用が許されており、今回は1st・2ndを問わないため、アイテム・ルート管理を吟味すれば十分達成可能な範疇である。アクションや運よりも計画性の比重が多い設計なので、学習と努力を重ねれば必ず突破できるのは評価できる。また、今作は従来作と違ってポーズ中に時間が経過しない仕様なので、その間にルートの吟味や対策を熟考することもできる。トロフィーも「STANDARDをSクリア」「HARDCOREをクリア」だけで、トロコンにS+クリアは要求されないよう配慮されている。 若干不自然な射撃時の仕様 前述したように、発砲時は銃口からではなく画面中央の照準から弾が射出される仕様になっている。本作のゲームカテゴリはTPSだが、射撃時のみFPS寄りの形式となるせいで、接近戦や壁越し射撃等を行う際に不自然さが出てしまっている。極端な話、銃口が上を向いているのに真正面に射撃できたり、銃口が敵に密着していながら当たらないということが起こってしまう。 一応、これは「TPSの視界の広さ」と「FPSの射撃の精密性」の両方を良いとこ取りしたが故の仕様ではある。しかし『4』等の過去作のバイオを含めた"銃口から弾が射出されるTPS"の感覚でプレイすると戸惑う可能性がある。さらに射撃時にはズームする仕様のため、必然的におぞましいクリーチャーをクローズアップさせることになり、恐怖感を向上させる役割にも貢献している。 問題点 大型拳銃の性能が微妙。 先述の通り2ndシナリオでは大型拳銃を使用できるが、どちらもやや癖が強い上、総合性能としてはせいぜいカスタムハンドガンと言った程度。更に2ndシナリオでは、9mm弾の入手がガンパウダーの調合のみに限定されるため、大型拳銃の使用をある程度強制される事になる。 つまりまとめると、武器種が増えた事による恩恵に対して、アイテムのやり繰りの煩雑さが釣り合っているとは言い難いのである。アイテム欄の少ない序盤は、パウダーを調合して弾薬に変え、それを拾った弾薬とまとめてアイテム欄を確保…という管理が重要だった。しかし2ndシナリオではその管理を行いにくく、結果として(それほど極端ではないが)アイテム欄のやり繰りが難しくなってしまった。 1stシナリオをクリアしたプレイヤーなら、各アイテムの配置を大まかに覚えているはずなので、差別化・難易度調整とも取れる。しかし仮にそういった意図なら、弾数・威力・特性等の面で、もう少し性格の異なる味付けにしてもよかったのではなかろうか(*18)。結果として煩雑性だけが強調されてしまい、ここは原作と同じく9mm弾を装填する仕様の方が快適だったと思われる。 連射武器のコントロール 本作には4種類の連射武器(カスタム化マチルダ、クイックドロウ・アーミー、サブマシンガン、ミニガン)があるが、どの武器もボタンを押し続けている間はずっと連射し続ける(マチルダは3点バースト)のでボタンを離すタイミングが遅れると無駄撃ちになってしまう。 通常プレイにおいてカスタム化が任意のマチルダや、弾数の多さで弾を大量に浴びせるのが前提の武器性能であるサブマシンガンやミニガンは良いとしても(特にミニガンは最終戦前提)、クイックドロウ・アーミーは2ndシナリオで開始からクリアまで攻略の主力を担うため、この無駄撃ちの消耗は見逃せない欠点となってしまっている。 クイックドロウ・アーミーは厳密な連射武器ではなく『ファニング』というガンプレイによって連射するのだが、クレアは常にこの撃ち方で、通常の撃ち方との使い分け等は一切無い。 先述した通り幾つかのクリーチャーがリストラされてしまっている(*19)。 追加エピソードには新クリーチャーも登場するが、そもそも本編とは関係ないパラレル設定である。 勿論レベルデザインはそれに併せて開発されており、評価点の通り既存のクリーチャーはとてもよく作り込まれているので新鮮みは決して薄くないが、印象的なクリーチャーもいただけに惜しまれる。ゾンビ改やリッカー改などのマイナーチェンジはいいにしても、クロウやジャイアントスパイダーなどをREエンジンで拝めなかったのは原作ファンにとっては寂しい所。 特にモス・ジャイアントは『ダークサイド・クロニクルズ』で原作とは大きく異なる個性が与えられていただけに惜しい。 リストラとはやや異なるが、ウィリアムのGも操作方法自体が違うので戦闘内容に変更があるのは仕方がないものの、旧第4形態変形後(*20)に当たるものが無くなってしまっている。(新第4形態の外見・戦闘場所・行動パターンなどは旧第3形態(*21)の方が近い。) 1stシナリオと2ndシナリオの変わり映えの無さ 本作は主人公間の差別化は非常に上手く行われた一方で、表/裏に相当する1st・2ndシナリオの差別化は退化してしまっている。原作での表/裏シナリオは、攻略ルート・ストーリー・ボスまで細かく仕様が変更され、各パートで異なる遊び方を楽しむ事ができた。しかし本作の変更点は序盤のルート・謎解きの答え・先述した大型拳銃・最終ボスと戦える程度であり、ストーリーも殆ど変わらない。一応タイラントが序盤から出現し、1st主人公が残したメモを入手できる等の違いはあるが、原作経験者は物足りなさを感じるだろう。 本シリーズの歴史では「クレア表・レオン裏」が正史とされており、本作のストーリーもそれをベースに制作したと思われる。ザッピングといいストーリーといい、方向性を絞って開発する事で完成度を高めたのだろうが、どうしても淡白な印象は否めない。 誤解のないように付け加えるが、これらは原作のボリュームが異例なほど膨大だったが故の相対的な評価であり、決して本作がボリューム不足だという指摘ではないことに留意されたし。 先述の通り本作は、非常に高いリプレイ性を持った作品であるが、これを損なわせる要素が一部存在している。具体的にはパートナーであるエイダ・シェリーの操作パートと、レオン編におけるアリゲーターからの逃走がこれに当てはまる。 いずれも本編とは異なるゲーム性での操作を強いられる上に、原則的に1st・2nd・難易度問わず、やる事やシナリオに変化がない。エイダ・シェリーパートのみで実績解除できるトロフィーもあるが、原作と違ってメインキャラクターに渡せる弾薬を入手できる等のメリットもないため、周回を重ねる程メインパートに対する中弛みとなってしまいがち。とは言え原作再現には必要なパートでもあり、必要以上に冗長さがあるわけでもないので、このたった2点を本気で気にする人はそこまでいないだろう。 不規則要素・ランダム要素 先述の通りタイラントは、「サバイバルホラー」というジャンルを強調させる要素として効果的に機能しており、この点は好評である。しかしタイムアタックとなれば話は別。巡回に規則性が少なく、対峙した際にはアドリブを要求されるため、安定・安全な対処をしにくい。一定ダメージで一時的に行動不能にできるが、原作の弾薬ドロップが廃止されたため、タイムアタックにおける戦闘はほぼ無意味なものに。 尤も初見プレイでもなければ、この時までに各手榴弾が3個ほど入手できているため、使用に抵抗がなければ対処自体は容易に行える。更に「銃声や足音に反応する」という特徴があり、接近時には分かりやすい足音がする存在感の大きさから不意打ちは殆ど喰らわない。タイラントという要素自体は、ゲームとして非常に絶妙なバランスでまとまっている(*22)。 ある意味タイラントよりも厄介な要素が、特定キーアイテムの入手に必要な「ポータブルセーフ」という小箱の存在。詳しくは省くがランダム性が非常に強く、開錠には運と時間を確実に要求されるため、探索に水を差す要素となってしまっている。ゲームクリアに必須な仕掛けではないが、この仕掛けの解除がサイドパックの入手条件の1つなので、ゲームに慣れるほど煩わしさが伴う。特に難易度HARDCOREはサイドパックを3つしか入手できず、しかもよりによってその内の1つの入手に、この仕掛けの解除を2度も要求される。通常プレイならまだしも、タイムアタックではこのランダム性との相性が悪く、銃声という法則を持つタイラントと違い評価は芳しくない。 通常版とZ版で殆ど変わらない規制内容 先述の通り本作の商品展開は、マイルドな表現の通常版とより過激なCERO ZのZ版の2種類である。しかし、このZ版でも人体欠損等の残酷な表現の多くが削除されており、通常版と大した違いがない。これって前にもあったような…。 序盤の警察署にて、警官が僅かな隙間から助けを求めるも一歩遅く、ゾンビに食い殺されるというシーンでは、この規制の差が特に顕著。北米版では、警官が腹部から下を千切られているという衝撃的な描写だが、国内版はレーティングを問わず足を食い荒らされるのみになっている。シーン全体やボイス等に違いはないが、表現がマイルド過ぎてインパクトが薄く、北米版を知っているとどうしても味気無さは否めない。 表現のみならず、ゲーム性にも少なからず影響を与えてしまっている。先述の殉職警官は、本来ならば中盤に這いずりゾンビ化するが、国内版は下半身を失わなかったが為に通常の直立ゾンビと化してしまう。 「特定武器でゾンビの頭部を攻撃すると、稀にクリティカルが発生して頭部が吹き飛ぶ」という演出は本作にも採用されている。しかし国内版はレーティングを問わず、クリティカルが発生してもゾンビの頭部が吹き飛ばず、普通に頭部を攻撃した時と同様に黒くなるのみ。一応「通常とは効果音が違う」「大量の血液が出る」の2点で発生を判別できるが、やはり表現が単純な北米版と比較して分かりにくさは否めない(*23)。 あと、スーパータイラントの死にざまが残酷描写削除の有無でだいぶ変化しており、フル描写の北米版では「ロケットランチャーで胸から上が吹っ飛んで血をドバドバ流しながら下半身が倒れる」という最期だが、マイルド描写版だと「ロケットランチャー直撃にもかかわらず、原形とどめたまま前のめりに倒れる。」という、 どう考えてもあの化け物がこの程度で死ぬはずないだろう とツッコミたくなる展開になる。欠損描写がどうしてもだめだというのなら、「爆発後スーパータイラントが跡形もなく消えていた」とか「倒れた後ドロドロに溶けて消滅」ではだめだったのだろうか…。 なお、Win版はDL販売のみでリテールパッケージ販売がないため、日本のSteamストアではCS版と同じ表現規制が施されているが、無規制版は正規のSteamキーを扱っている外販サイトで「日本からでも登録認証可能なワールドワイド版のキーを購入する」という方法で回避できる(*24)。知識があるなら海外のMOD制作者が開発した規制解除MODを導入する手もあるが、当然ながら上記以上に正規の方法ではないため、導入は自己責任になる(*25)。 敵モンスターの死亡表現 今作はリアルさを追求するという名目で、リメイク前の敵が完全に死亡すると血が広がる表現がなくなっている。しかし、これが原因で死亡したと思った敵に奇襲される可能性がある。しかも今作はシリーズ初のナイフに耐久性があるため、死亡確認が面倒。 ゲームには直接関係しない細かな指摘ではあるが、ハンドガンは多くの種類がありながらも銃声がいずれも同じ。 同じベレッタベースの各サムライエッジならまだしも、VP70とブローニングHPで同じ銃声なのは流石に違和感を禁じ得ない。一応、使用する弾薬が「9パラか.45ACP弾か」で差別化しているが、それでもガバとSAAで銃声が同じというおかしさは残る。過去作、特に『5』は全て実銃から銃声を収録していたので、それらと比較すると作り込みの浅さ・味気なさは否めない。評価点で挙げたように、そもそもの銃器の作り込み自体は素晴らしいだけに画竜点睛を欠くというものである。 総評 シリーズでも評価の高い原作を、最新技術で現代に蘇らせた本作は、新規・原作ファン双方にオススメできる良作に仕上がった。 『CODE Veronica』以前のサバイバル要素と謎解き要素、『4』以降のTPS要素を兼ね備えた、『バイオハザード』シリーズの集大成とも言える内容である。 もちろんリメイク作品としての評価のみならず、『バイオハザード』シリーズとして、そしてホラーゲーム全体としても最高クラスの出来栄えである。 『1』では「クリムゾンヘッド」という要素によってゾンビの恐怖を演出したが、今作では変化球無しで純粋にゾンビとしてのあり方を突き詰めて恐怖感や危険性を最大限に高めた創意工夫は、ホラーゲーム全体で見ても特筆すべき評価点であろう。 現在では廉価版の発売によって手に取りやすくなっているため、興味のある方は是非プレイしてみてほしい。 余談 本作は商業的にも大成功を収めており、2019年12月時点で全世界500万本、2020年6月末時点で700万本を超える大ヒットを記録した。原作『2』の全世界売上はプレイステーション版単独で約500万本。当時とは機種数や販売方法等の条件が異なると言えど、発売からおよそ一年程度の短い販売期間で、原作を超える販売本数を記録した事は、十分に称賛すると言えるだろう。 原作の隠しクリーチャーであるブラッドゾンビも未登場だが、警察署の正門地下に彼の写真が使われたS.T.A.R.S.勧誘ポスターが貼られている。 写真の彼は新規のモデリングだったため、「出す予定があったのでは」「今後発売されるであろう『3』リメイクの予告では」等と噂された。 そして実際に、2020年4月に『3』のリメイクである『バイオハザード RE 3』が発売。原作通り彼が登場し、本作のマップの一部も使用されている。 『RE 3』の公式発表後、レオン編で立ち寄るガンショップにジルからの書置きのテキストがアップデートで追加されている。取得するとファイルに追加されるが、これを取らなくてもファイル全閲覧のレコード(及びトロフィー/実績)は達成可能。 『2』のリメイクはファンからも長年待ち望まれていて、開発側も何度も企画するも諸事情で断念を繰り返した事情がある。 そんな中で有名な話が「イタリアのファンによって『2』の非公式リメイクの開発が行われていた」という逸話である。 こちらは2014年にゲームエンジン「Unity」を用いて開発されていたが、カプコンからの要請を受けて開発中止された。 それとほぼ同時に本作の開発が進行しているという公式情報がアナウンスされたことで、『バイオハザード』ファンに衝撃を与えたのである。 なお、非公式リメイクの開発チームは後に『バイオハザード』シリーズをリスペクトしたオリジナル作品『Daymare 1998』をリリースしている。 さらに、このオリジナル作品には前日譚を描いた続編『Daymare 1994 Sandcastle』も発売されている。 本作のWin版は、画質設定の高品質側が凄まじいマシンパワーを要求し、CPU/GPUのベンチマークソフトとしても知られている(*26)。 4K出力はもちろん8K出力まで対応しており、4K最高品質の60FPS動作には発売時点でのハイエンドGPU(Turing GPU・RTX2080Ti)が必須レベル。 8K最高品質設定はハイエンドCPU(Core i9 / Ryzen 9)とハイエンドGPU(RTX2080Ti)2枚挿しでも60FPS動作が困難というモンスター級。 本作のグラフィックを流用したVR体感型アトラクション『バイオハザード バリアント レイド』が、発売同年の2019年よりプラサカプコン3店舗(池袋店・広島店・高知店)で稼働している。 一般層が遊ぶという都合上、銃撃しても血飛沫が出るだけで敵のモデリング自体は無傷という、本作の国内版以上に暴力描写が抑えられている。 2022年6月14日に本作『RE 2』のPS5/XSX版が発売された。また、同年11月11日にはクラウドで遊べるSwitch版が発売された。 2024年1月16日にはWin(MS Store)でも配信(*27)。
https://w.atwiki.jp/actking/pages/117.html
バイオハザード外伝とは _ / jjjj _ / タ ∧/|,/{!!! _ ヽ、 ,/ ノ ヾ,ヘヘ/~ `、 \ `、 `ヽ. ヾ|/|/ヽノ/, ‐'` ノ \ `ヽ(´・ω・`)" .ノ/ `、ヽ. ``Y" r ' / __>-へ i. 、 ¥ ノ/ ̄/ `、.` -‐´;`ー イノ .\_ _ ノ ノ` ⌒Y⌒´ \ . ┘ │ が、つぎのしゅんかん、 センスイカンの中から 大オトコが出現。
https://w.atwiki.jp/biosix/pages/45.html
スレタイ 【PS3】バイオハザード6 Part◯◯ テンプレ1 ここから ■タイトル :BIOHAZARD 6(バイオハザード 6) ■開発・販売 : カプコン ■発売日 : 2012年10月4日 ■価格 : 7,990円(税込) ■対応機種 : PS3/Xbox360 ■カテゴリ : サバイバルホラー □公式サイト http //www.capcom.co.jp/bio6/ □公式チャンネル http //www.youtube.com/biohazard/ □RE.NET http //www.residentevil.net/ □【PS3】バイオハザード6 Coop専用スレ http //awabi.2ch.net/test/read.cgi/ogame2/1349193104/ □前スレ 【PS3】バイオハザード6 Part◯◯ ※新スレテンプレはhttp //www56.atwiki.jp/biosix/45.htmlからコピー テンプレ2 ここから Q.インストールは? A.バックグラウンドで行われる Q.CO-OPでアイテム取っても大丈夫? A.相手側では残っているので取っても問題無し(キーアイテムは共有) ちなみにスプリット(二画面は共有) Q.ゲームデータ壊れた A.XMBに戻ってゲームデータを削除する。セーブデータではない Q.初回DLCってもう手に入らないの? A.ストアにて後日販売される Q.L1R1を押すQTEの操作方法がわからない A.L1R1を同時押ししながら、L1を放して押す→R1放して押すの繰り返し テンプレ3 ここから よくある質問 レオン編 LRのよじ登りがうまくできない→Lを押しながらR押し、R押しながらLを繰り返す ラスボス戦→避雷針を拾ってゾンビに刺し、ボスを攻撃して怯ませると避雷針ごとゾンビを取り込み落雷をかませる 顔に攻撃できるようになったら避雷針を直接刺しに行くかゾンビ避雷針を顔に取り込ませる クリス編 カーチェイス難しい→×のターボを連発、直線ではRと×押しっぱなしでいいくらい ラスボスから逃げきれない→潜る障害物は必ずスライディングで潜ること ラスボス戦→攻撃してサナギになったらピアーズに攻撃指示するなどして割るとダウンするので近づいてRでナイフ追い討ち、を繰り返す ジェイク編 見つからないように進む所→虫の後ろから近づいて格闘ボタンで潰す エイダ編 首吊りタヒ体部屋の仕掛け→レバー装置は押せるのでタヒ体の下に運び、タヒ体を撃ち落としてレバーの上に落とす 空母の顔倒せない→顔に穴開けてボンベ撃つ
https://w.atwiki.jp/biohazard4unchi/pages/48.html
卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part01 2009年12月22日 19時12分 投稿 村中央手前まで 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part02 2009年12月25日 00時26分 投稿 村中央 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part03 2010年01月05日 01時00分 投稿 農場 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part04 2010年01月08日 19時10分 投稿 ダイナマイト小屋~渓谷 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part05 2010年01月14日 23時19分 投稿 廃工場~村長の家 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part06 2010年01月18日 22時48分 投稿 村中央(再)~墓地 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part07 2010年01月23日 00時44分 投稿 沼~デルラゴ 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part08 2010年01月30日 05時45分 投稿 滝~教会合流 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part09 2010年02月07日 01時06分 投稿 教会・夜墓地~夜農場 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part10 2010年02月16日 20時25分 投稿 籠城 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part11 2010年02月24日 00時01分 投稿 2-3左ルート 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part12 2010年03月08日 01時04分 投稿 2-3右ルート~城イン 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part13 2010年03月24日 21時28分 投稿 城イン~正城門前 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part14 2010年04月03日 20時21分 投稿 ガラドール~水の間前半 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part15 2010年04月12日 23時03分 投稿 水の間後半 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part16 2010年04月28日 20時01分 投稿 3-2ノビ~聖堂 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part17 2010年05月10日 19時09分 投稿 サロン~庭園 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part18 2010年05月21日 19時20分 投稿 檻ガラ~大絵画の間 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part19 2010年06月13日 20時38分 投稿 施錠~竜の間 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part20 2010年07月02日 21時05分 投稿 アルマデューラ 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part21 2010年07月16日 23時54分 投稿 ドリル~4-1ノビ 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part22 2010年07月26日 19時24分 投稿 時計塔~Wガラ 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part23 2010年08月30日 02時23分 投稿 ヴェルデューゴ 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part24 2010年09月11日 06時55分 投稿 4-2開幕~4-2ノビ 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part25 2010年09月27日 19時52分 投稿 旧城跡~トロッコ 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part26 2010年10月23日 14時36分 投稿 皿像~サラザール 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part27 2010年12月20日 00時01分 投稿 埠頭 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part28 2011年01月28日 00時28分 投稿 厨房~リヘナラたん 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part29 2011年03月12日 00時35分 投稿 クレーンキャッチャー~アシュ合流 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part30 2011年05月06日 00時04分 投稿 5-2開幕~鉄球 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part31 2011年08月11日 01時26分 投稿 地下通路~いまこん 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part32 2011年10月05日 21時45分 投稿 雄三~クラウザー 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part33 2011年11月27日 20時49分 投稿 戦場 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part34 2012年01月18日 01時05分 投稿 監獄~最終通路 卵&体術で行く、バイオハザード4の旅 part Final 2014年05月16日 20時50分 投稿 カリスマ