約 4,045,029 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/48237.html
登録日:2021/05/31 (月曜日) 17 14 00 更新日:2024/04/30 Tue 01 54 23 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 S.T.A.R.S. アルバート・ウェスカー クリス・レッドフィールド サムライエッジ ジル・バレンタイン スターズ バイオハザード バリー・バートン ラクーン市警 レベッカ・チェンバース 壊滅組織項目 特殊部隊 警察 Special Tactics And Rescue Service. S.T.A.R.S.とは、バイオハザードシリーズに登場する組織の名称。 概要 ラクーンシティで増加傾向にあった都市型テロ犯罪や多様化していく組織犯罪などの特殊案件に対処すべく、1996年に市の治安強化及び環境改善を目的として立ち上げられた『明るいラクーン21計画』の一環として発足された。なお、本計画の出資者はラクーンシティの支柱でもあるアンブレラ社である。 その独特な運用方針から、参入するメンバーはそれぞれに特殊技能を持った者で構成されている。参加者はスカウトやアンブレラ社からの推薦などで参入した者が多く、文字通りプロフェッショナルな集団と言えるだろう。 待遇も破格で、専用装備のサムライエッジが支給されており、一部の隊員はカスタマイズして使用している。(ただしリメイク以前の初代バイオではベレッタが制式採用銃となっている) 更にショットガンやグレネードランチャー、ボウガンやロケットランチャーなど実戦部隊にしては派手な装備を有している。 指揮系統も所管轄から独立しているため独自行動が可能など特権的な部分も多い。 彼らのオフィスも警察署内の2階に位置し、専用の鍵も厳重に保管されている。 メンバー メンバーはアルファチームとブラボーチームでそれぞれ6名ずつの計12名で構成されている。 それぞれに、LDR(リーダー)、PM(ポイントマン)、BUM(バックアップマン)、OM(オムニマン)、RS(リアセキュリティ)の役割を与えられている。各人数は必ずしも1名という訳ではなく、2チーム共にRSが2名在籍していた。 ■アルファチーム + ... アルバート・ウェスカー(LDR) 生物工学に明るく、元陸軍技術将校の来歴を持つ。アルファチームの隊長であると同時にS.T.A.R.S.の総指揮を執る。 アンブレラから推薦された経緯を持つ冷徹な男で、隊員からの信頼も厚い。 クリス・レッドフィールド(PM) 元アメリカ空軍のパイロットで航空機の操縦技術が高く、射撃の精度も非常に高い。 タフネスで勇敢かつ正義心溢れる漢だが、まだゴリラではない。 バリー・バートン(BUM) 元空軍兵かつSWAT出身の経歴を持つガンマニア親父。火器の補充と整備を担当していた。 彼のデスクはモデルガンがあるなど生粋で、ガンショップのケンドとも旧知の仲である。 ジョセフ・フロスト(OM) 武器の整備担当で、赤いバンダナを巻いた頭部が特徴。 洋館事件の調査開始直後にケルベロスの群れに襲われ死亡し、アルファチーム最初の犠牲者になってしまう。 ジル・バレンタイン(RS) デルタフォース訓練課程を履修済みという高学歴。対トラップ・爆発処理要員で、小説では父親から盗みの技術を教わったという過去も持つ。 キーピックによる開錠技術やグレネードランチャーなどで助かったプレイヤーも多いのでは。 ブラッド・ヴィッカーズ(RS) 化学防護要員だが作中ではヘリのパイロットをしていた。臆病で銃の扱いも未熟な彼がどうして受かったのか疑問視する声もあったらしいが、3作中では数日間ラクーン市街を生き残った実績もあるため伊達ではないらしい。 S.T.A.R.S.採用試験のポスターの顔になるなどリメイクでは優遇され、漢と評されるようになった。 ■ブラボーチーム + ... エンリコ・マリーニ(LDR) ブラボーチームのリーダー。実績・人望共に高く、アンブレラによるウェスカーの推薦が無ければこの男が総指揮を執っていたと評されている。 勘にも優れていたらしく、部隊内の裏切り者を告発する寸前で暗殺されてしまう。 ケネス・J・サリバン(PM) 化学博士号を授与されている化学防護要員で、洋館内で最初に目にする死体。クリスと同格の立場なはずなのにどうして……。 リメイク版のカメラ映像はブレッブレで目によろしくない。 リチャード・エイケン(BUM) 通信要員。年齢が近いレベッカの良い兄貴分として振る舞っていたのか、洋館内部では激励する姿も見られる。しかしヨーンの攻撃で毒を患ってしまう。 彼より彼の持つショットガンに価値を見出すプレイヤーが続出していた。 フォレスト・スパイヤー(OM) 整備・対電脳犯罪担当。洋館のテラスでカラスに襲われ死亡しており、ジルを操作しているとグレネードランチャーが手に入る。 いわゆるフォレストゾンビで、リメイクの2周目では非常に厄介な敵となって洋館中を走り回る。 エドワード・デューイ(RS) ヘリコプターの操縦士……なのだが、何故か洋館事件の際はケビン・ドゥーリーという警官が担当していた。黄道特急事件でゾンビかケルベロスに襲われ、後にゾンビ化してしまう。 PS版1でジョセフが拾った手首以外に 0に至るまで一切の存在感が無く(なんと説明書の隊員紹介でハブられている上に攻略本にも容姿の設定が載ってない)、いざ出てきたと思えば僅かな登場のみという不遇中の不遇。 レベッカ・チェンバース(RS) 飛び級で大学卒業を成し遂げた期待の新人。化学・薬品に関する豊富な知識を持つ衛生要員で、バックパックは救急キットを持っていた。 長らくクリスのサポートとしての限定的な操作しかできなかったが(*1)、0で遂にメインキャラへ昇格する。 登場作品 バイオハザード(初代) 物語開始直後から、先遣隊であるブラボーチームが消息不明となったためアルファチームが現場へ急行するシーンから始まる。 しかし不測の事態でアルファチームのジョセフ・フロストが死亡し、逃げ込んだ先の洋館内部ではブラボーチームを中心に多数の死傷者を生む惨劇が起こる。更にチームの隊長であるウェスカーの謀反や、S.T.A.R.S.を用いた戦闘実験が行われていたなど衝撃的な事実も出てくる。 最終的に脱出できたのは、クリス、ジル、バリー、レベッカ、ブラッドの5名のみであり、この事件で組織は壊滅同然の状態になってしまう。 バイオハザード0 ブラボーチームの足跡を辿る作品で、新人隊員のレベッカ・チェンバースを操作して進む。 原因不明のエンジントラブルから始まり、死刑囚脱走の調査と並行して黄道特急事件に巻き込まれるなど未成年の新人には荷が重すぎる数々のトラブルを乗り越えていく。 レベッカが調査する施設には隊長のエンリコも洋館による前に来ていたなど、僅かだが掘り下げがあった。 バイオハザード2 クリス・レッドフィールドの妹のクレア・レッドフィールドが兄の消息を掴むべくラクーンシティへ入る。 そこでラクーン市警のマービン・ブラナーの口から、『S.T.A.R.S.は洋館事件で気が狂った集団だ』など前作からの期間で同僚たちからかなり冷遇されていた様子がうかがえる。 また作中のファイルや署長の発言から、選抜警察隊の強化やアンブレラへの調査に対する妨害工作をされていたようで、隊長含め多数の死傷者を出したのも相まって組織としても弱体化が極まっていた。 警察署内にあるS.T.A.R.S.オフィスに入る事ができるが、組織人数に対して圧倒的に狭いスペースや机の数など突っ込み所がある。 ただメンバー全員が写った写真やクリスの日記、バリーの机には銃のカスタムパーツが散乱し、ジルの机には恋人と思われる写真、レベッカの物と思われる救急ポーチ、ウェスカー秘蔵のレベッカの写真があるなど名残は非常に感じる。また、壁にかけられたクリスのジャケットは前作の隠しコスチュームである。 バイオハザードRE 2 旧作とほぼ変わらないが、ファイルや証言の類がほぼ無いため情報量は圧倒的に少ない。 オフィス内部はレイアウトが若干リメイクされ、武器庫の新設やジルの机上にあった写真が犬に変更されるなどアレンジが成されている。だがウェスカーが所有していたレベッカの写真は健在で、今作では机の奥深くにあるなど念入りに隠しているようだ。 また、S.T.A.R.S.のメンバー補充を考えていた様で採用試験のポスターが署内に貼られている。 バイオハザード3 LAST ESCAPE メンバーのジル・バレンタイン及びブラッド・ヴィッカーズが登場。 ヨーロッパへ向かったクリスらと違い、一人残って捜査を続けていたジルはラクーン事件に巻き込まれる。その最中でS.T.A.R.S.をつけ狙うネメシスと会敵し、ブラッドを殺害された上しつこく追われる事となる。 S.T.A.R.S.オフィスでキーピックの回収をしたり、各メンバーのその後の動向が垣間見れるなど情報は豊富だった。 バイオハザードRE 3 旧作とほぼ同じだが、アンブレラ社の妨害工作が顕著なうえジル自身もヨーロッパへ出立する直前だった。更にブラッドが初代で一人逃走した事を悔やんでいたり、その他市警の同僚らの風評も悪くないなど変更点も多い。 ただS.T.A.R.S.オフィスにジルが立ち寄る事は無く、アンブレラ私設部隊U.B.C.S.のカルロスとタイレルが立ち寄ってオフィス内PCのハッキングをしている。その際にオフィス内の物色も可能。 バイオハザード アウトブレイク プレイアブルキャラクターの一人であるケビン・ライマンが、2回もS.T.A.R.S.試験に落選した設定がある。 基本スカウトや推薦でしか参加理由が語られなかった(*2)S.T.A.R.S.において、試験による参入方法が語られたのは地味だが重要な情報である。後の事を考えると連続して落ちたのは運が良いのかもしれない。 バイオハザード5 新組織BSAA(バイオハザード)が登場し、その参画メンバーの中枢にクリスやジルなどの旧S.T.A.R.S.らがいる事が判明。 バイオハザードⅡ アポカリプス 実写映画。 こちらでは設定が改変されており、S.T.A.R.S.隊員は大量に存在するようになっている。ジルも登場するが初期からゾンビの対処方法を知っている節があるため洋館事件に似た騒動に巻き込まれた可能性が高い。 その他の隊員は主に街中にある銃砲店で登場。10名以上で立て籠もっていたが、偶然通りかかったネメシスの評価試験対象となり見事に全滅してしまう。 バイオハザード(小説) ブラボーチーム救援に駆けつける前のミーティング回りが描かれている。しっかりチームの指揮をするウェスカーなど組織立った言動が垣間見える。 追記・編集はS.T.A.R.S.試験に合格してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] リチャードはアンブレラ・クロニクルで見せ場ができたな -- 名無しさん (2021-05-31 18 05 45) レベッカは1の時点で「操作可能キャラ」ではあるんじゃ? -- 名無しさん (2021-05-31 18 31 45) PXZ2では追跡者が律儀に「S.T.A.R.S.・・・!」→「BSAA・・・!」と訂正するシーンも -- 名無しさん (2021-05-31 20 11 24) ケネスやエンリコはDS版の対戦モードで操作できたね -- 名無しさん (2021-06-01 07 20 40) フォレストゾンビは慣れるとただ鬱陶しいだけの存在に -- 名無しさん (2021-06-01 20 38 06) オムニってどういう意味だ? -- 名無しさん (2021-06-02 05 19 54) ↑ 機器の操作や重火器の整備・運用などを行う。 -- 名無しさん (2021-06-02 14 45 10) ↑ 続き らしい -- 名無しさん (2021-06-02 14 46 40) ↑3接頭辞(omni-)で、「全ての」「一括の」といったような意味合い。個人としての専門分野は別として、部隊の一員としてはなんでも屋、マルチプレイヤーって意味合いじゃないかな。 -- 名無しさん (2021-06-02 14 51 21) 物凄い精鋭集団なのか地方警察の選りすぐりレベルなのかイマイチはっきりしない。裏の設立目的を鑑みれば前者よりっぽいけど。 -- 名無しさん (2022-04-28 18 07 18) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1356.html
biohazard4(Part2) ページ容量上限の都合で2分割されています。 14-56~63・397~403、 15-560~571、 16-9 56 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 28 11ID j/OQTgGv 電力制御室に入り、奥の電力制御レバーを下ろすとエレベーターへの電気供給と同時に 何故か入り口のシャッターが閉められてしまい、開けようとすると天井裏のベルデューゴが 両目を「キラーン」とか光らせながら見参。 エレベーターが到着するまでの四分間を、部屋の中にも置いてあった ボンベを利用したりしながらともに仲良く過ごすハメに。 ある程度時間が経過するとシャッターが開くので、 後は通路を逃げ回りながらエンジョイ鬼ごっこ。 見事四分逃げ切り到着したエレベーターに乗れば右腕にサヨウナラです。 液体窒素使うとダメージが数倍に跳ね上がる…ていうか跳ね返しがなくなるので 倒すことも出来ますが大量に弾が要ります。 ちなみに凍った瞬間マグナムを叩っこみまくるとベルデューゴの体が四散する。 なぜか倒さなくてもこれ以降右腕は出てきません。 エレベーターに一緒に乗ってスイッチを押しても上の階につくと 乗ってなかったことにされてるので(戻ってリベンジも可) エレベーターに乗れない呪いにでもおかされてるのでしょう。 「アメリカの犬一匹に手を焼いているようだな」 なんか特撮に出てくる悪の秘密基地みたいな部屋の、悪の親玉御用達のような 玉座に座っているサドラー。 「サラザールのお遊びには付き合っておれん」 とおかんむりな様子の彼は、眼前に控えていたベレー帽のムキムキアーミーマン 「クラウザー」にアシュリーをサラザールの元から連れてくるよう命令。 ついでにレオンの始末も命令する。「ついで」ってお前…。 57 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 30 07ID j/OQTgGv エレベーターが到着した先は謎の採掘場だった。 途中に落ちていたルイスのメモで、それが初代城主により封印されていた寄生虫 「プラーガ」の発掘現場である事が分かる。 足を踏み出すごとにそこら辺にいる村人から「オッパイのペラペラソース!」と 意味不明な後ろ指を差されまくるがそのたんび入ってきた梯子まで逃げ戻り、 梯子の上でひたすらナイフを振って落ちていく村人の悲鳴を堪能する 例のごときチキンプレイを敢行。 道を塞ぐ大岩を壊せるダイナマイトを手に入れるため、 ダイナマイトの入ったトロッコを呼び出そうとスイッチを入れるものの、途中までしか動かず ブレーカーが落ちてしまったので、反対側の高台に登り奥のブレーカーを操作。 中央の開けたところに戻ると正面側の高台から颯爽と飛び降りて得物にエンジンを入れる、 あんまりかっこよくないデモと共に「オッパイの以下略(訳:お前をバラバラにしてやる!)」 の叫び声が一番シャレにならない相手、チェーンソー男が登場。 が、いかんせん出てくるのがものすごく遠い場所なので 「キューブの描画能力って結構すごいよねー」とか呟きつつライフルで射殺するだけです。 もう一度トロッコを操作しダイナマイトを入手。岩を爆破して先に進む。 てかこんな苦労しなくても「工事用の爆発物でもないと壊せそうにない」とか メッセージが出る割にこの岩実はロケットランチャーを使えば一発で壊せるのですが、 今回のロケランは一発使い捨て。もったいな杉なのでやりません。 ダイナマイトの爆風を至近距離で浴びても、平気で「へあ!」とか飛び起きるレオンを 楽しんだ後は溶鉱炉へ。(生死の基準がつくづく謎だ) 部屋の中ほどまで進むと奥の扉が開いて二体の巨人が現れる。 二体同時の戦いをコストパフォーマンス的に三秒で諦め、溶鉱炉開閉装置を操作して 部屋中心の床下溶鉱炉の扉を開き、先着一名様を煮えたぎる炉の中へご案内。 この溶鉱炉、落とすまでは何度も操作できるのに、一匹落とすと安全装置が働いて 二度と使えなくなってしまう謎の不親切設計なので、もう一匹とはしょうがなく素直に戦います。 溶鉱炉が閉じきるまでは、うかつに側へ近づくと穴に落ちた巨人に掴まれて ダブル一粒三百メートルみたいな格好で心中するハメになるし、 実は一匹を相手にしている間もう一匹は心優しくもぼけーっと順番を待ってくれているので どっちが楽かはビミョーなところ。 58 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 32 32ID j/OQTgGv 溶鉱炉を抜け、山道を進んでいくと虫の大軍に襲われる。 が、地下水路を抜けてからこっち、虫は何故かステルス能力を使わない 半分が優しさで出来ている存在と化しているので今やタダの空飛ぶ宝石です。 途中の洞窟にあるスイッチを押すとうざい位に虫が湧きまくるが、 狭い所を一列になってやってくるので化物相手に春麗ばりのキック連打で切り抜け、 (マジで何のゲームだ…)スイッチ操作で灯ったライトの熱で熔けた扉を通り、 鎖で吊るされた巨大分銅が規則的に落ちるドッスン通路へ。 ドッスンしてきた直後に張り付いてダッシュするだけで何のヒネリもなく普通に通過。 奥の棺を調べると実はエレベーターだったそれが作動し、地下からの脱出となる。 エレベーターを降りた先の廃屋で「エイダからの手紙」を発見。 思いっきり口紅のあとがむっちゅーとついてます。何考えてんだあの女。 レオン達に殖えられた虫は、成体になる前なら外科手術で取り出せるかもしれない。 だがその可能性は低い、多分アシュリーの方が先にやられる。 その時どうするか、覚悟だけはしておけ、とのこと。 そ、そんな欝展開… 望 む と こ ろ だ。 こちとらバイオクオリティにしっかり肩まで漬かって百数えるくらいのアレですよ? どの位か更に具体的に言うと、この先の焚き火でマターリしている村人達の輪の真ん中に 手榴弾を平気でかろやかにスローインする位。 (しかも再犯。一回目は城でマターリお祈り中の信者に略) 59 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 34 14ID j/OQTgGv 村人たちが守っていた、獅子の像が掘り込まれた扉には何かをはめ込む穴があり、 「我に生け贄を捧げよ」と書かれている。 「生け贄」とやらを入手すべく脇の廃屋のクランクを回して現れた梯子を下り、地下へ向かう。 「この先に獅子への生け贄を捧げる」と書かれた親切すぎる石碑の脇を抜けると トラバサミが大量に仕掛けられた岩窟に到着。 どこからか響いて来るチェーンソーの音に不安を覚えつつも何事もなく うじゃうじゃ出てくる村人を全員倒し、音の出所を探すと 岩窟の二階の窓辺にチェーンソー男を発見。 しかし何故か彼は梯子を下りてこずにひたすら二階で窓に向かって突進してくるだけなので 「もうっ、チェンったら。思い込んだら一直線なんだから☆」 と生温かい目で見守りつつターンターン(ry 一階にもチェーンソー男がもう一匹いるのですが、この先には トロッコに乗り込むと線路の先でゆらゆらしている村人さん(×3)を見つけ、かすかにテンパる →取り合えず銃殺後、トロッコの発車レバーが明らかに手が届くところにありながら 何故か銃で撃って発車する方式になっておりしかも弾が当たりにくく更にテンパる →案の定発車した直後に右から左から村人たちが無賃乗車してきてますますテンパる →これだけでも糞忙しいのに更にボタン押しで避ける低い鴨居(?)みたいなのまで 挿入されて程よくテンパった所で途中駅の村人がレバー引いて緊急停車、 大量の村人が乗り込んできて次々触手化、完全に収拾がつかなくなる →ヴォンヴォン…ヴルルルル(チェーンソーの音)でアワワワワ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル となるバイオ4屈指のロマンチックポイントが控えているので そんな構ってさんは相手してられません。 60 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 40 12ID j/OQTgGv 二階で手に入れた「封印の鍵」を使って岩窟を抜け、寄生虫が邪魔する針天井 (今回ズル不可)を通り過ぎた後はいよいよ例の難関に突撃。 でも上に書いていたのは実はまだ前半で、レバーを撃って発車→また大量の村人が(略) 次々触手化で(略)んでチェ(略)鴨居が(略)うああああああああー(AAry となった末にトロッコがなんたらツイスターみたいなスパイラルを描き、 (貨物放り出されるだろ普通…)崩れ落ちた線路を辿って奈落にダイブ。 ボタン押しでジャンプして対岸にしがみつき、A連打で這い上がってようやっとクリア。 奥の岩屋で「生贄のモニュメント」を入手、開いた岩戸をくぐって梯子を上り、何とか地上に生還。 さてこれから焚き火のところに戻って獅子の扉を開かねばな…と辺りを見回すと、 そこはさっきの入り口の脇だった…おさるの電車かよ…orz 扉の先は旧館へ続くエレベーターだった。 旧館へ入ったレオンを巨大なサラザールの像が出迎える。 バカじゃないのあの城主…(゚д゚)となりながらも像の前の水上通路を進もうとすると、 邪教徒がレバーを動かして通路を水中に落としてしまう。 同時に像が動き出し、 ┐(´ー`)┌ショウガナイヨネーみたいな動作で左手を上下し始めた。 …今までに受けたどんな仕打ちよりもなんか遥かにまさる屈辱を感じつつ、 手に飛び乗って像の動く手を切り替えたりして二階三階へ飛び移り、 レバーを操作しなおして通路を戻し、像の足元前でおもむろにスナイプ体勢に入ります。 何故って一歩歩き出したとたんに後ろの像が動き出し、カクカク走って追っかけてくるから。 スコープ最大ズームでも見えにくい扉の錠前を無事シュートして落としたらレッツダッシュ開始。 ボタン連打で像から逃げる最中にも左右のパルテノン神殿にでも飾ってそうな柱が 次々気安げにしなだれかかってくるので気は抜けません。 てか岩から逃げる時とかデルラゴ水泳(湖に放り出されたらスイミングでボートまでランナウェイ) の時もそうなんだけど、ボタン連打で逃げる行動って どんどん激しい連打を要求されるのに比例してレオンの行動がどんどん速くなっていくので 最後のほうとかレオンの走りがなんか面白い!すごい面白いよこれ! …誰だよこんな変な仕様採用したの…ora 61 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 42 52ID j/OQTgGv 扉を連打の影響で思いっきり蹴り開けると深い谷に架かった橋に出た。 (今回アシュリー編も含め扉の開け方が選べる。ボタン一回押し→そっとあける。 連打→蹴り開け。アシュは突き飛ばし開けみたいなの) 背後の像がチョップで壁をぶっ壊したついでに橋もぶっ壊しながら谷底へ落ちていくのを ボタン連打で橋ダッシュ→なんか数分前に見たようなやり方で向こう岸に大ジャンプ →A連打よじ登りで回避。 というか来るか来ないか分からない侵入者の為に館一つパーにする罠を わざわざ前もって建造しておくなんて流石貴族はお金持ちかつ暇人ですね。 実は備えが役立って嬉しくて仕方ないだろう今。 てかサドラー大統領から金取る必要ないんじゃ…。 色んな思いに苛まれつつ対岸の塔の扉を開けると広間に響く拍手の音。 「よくたどり着けましたね、スコット君」 「またお前か」 「左腕」を従えたサラザールに、レオンは頭痛を堪えるように眉間を押さえた。 いや自分ちなんだからいるだろうそりゃ。 というか前も言ってたけどスコット君て誰。(素でSWATだと思ってたよレオンのミドルネーム) アシュリーはこの塔の頂上で「聖なる洗礼」を受け、自分達の仲間になるのだと言うサラザール。 お前のやっていることはテロだ、と吐き捨てるレオンに 「流行り言葉でくくれて安心しましたか?」 サラザールは左手を振り上げた。彼女とは別の「洗礼」をレオンに施す為に。 62 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 44 17ID j/OQTgGv が、その手が振り下ろされる事はなかった。 レオンが放ったナイフが、サラザールの掌を壁に縫いとめていたからだ。 突き立ったナイフ、そして流れ出す血を見てサラザールがわなわなと震えだし、 引き攣るような悲鳴を上げる。彼の慌てぶりを鼻先で笑うレオン。 が、その時主人の恐慌をよそに、「左腕」が昆虫のような奇妙な指でナイフを掴み、 振り向きざまに投げ返した。 レオンが上体を反らして飛来した凶器を危うく避けると(ボタン押し) その隙にすすり泣きながら直通エレベーターに駆け込んだサラザールは、 追いすがるレオンを後に残し、「左腕」とともに塔の頂上へ逃げ去ってしまう。 邪教徒たちが通路に落とす、数百キロはありそうな馬鹿でかい樽をナイフ一振りで破壊したり、 五人乗っただけで機能停止する、どう見ても貨物用なのに異常なほど最大積載量が少ない 工業エレベーターを利用しつつレオンはサラザールを追いかける。 塔の最上階にたどり着くと、そこには肉で出来た分厚い花弁から消化液を垂らした、 異様な巨大植物が壁に埋まるようにしてはびこっていた。 植物の前にしつらえられた祭壇の前に立ち、こちらを振り返ったサラザールは 「残念」と駆けつけたレオンをあざ笑う。 「洗礼」は既に終わり、アシュリーは島へと連れ去られたと言うのだ。 「あなたの強い意志に対して私も敬意を払ってあげましょう」 四隅に異様な色の炎が焚かれた祭壇の階段を登るサラザール。 祭壇の上で振り返った彼の、大きく広げた手足を、背後の植物から伸びた肉の蔦が絡めとる。 きょとんと植物を見上げる「左腕」(カワイイ…)ももろともに、二人は花弁に飲み込まれた。 息を呑んで見守るレオンの前で再び花弁が開かれ、 怒涛の勢いで吐き出された何かが祭壇を破壊する。 左眼だけしかない、竜のような長い首。 そいつが身震いすると、蟻に似た細い一対の下顎の間から消化液がぼたぼたと滴り落ちた。 レオンの背後の扉に鉄格子が落ち、植物の脇の二つの扉を破って現れた両の触手の間で かみ合わされた骨格が開いて、その中で化物として生まれ変わった 左腕のないサラザールが、怖気立つような産声を上げる。 その真紅の両目を睨み付けたレオン。 「また化物か」 僅かに引いていた身体を戻し、生物としては常識外れの巨体を相手取っているにもかかわらず、 むしろ脅しつけるような仕草さえ見せて歩み寄る。 「少々飽きたが付合うか」 63 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 48 07ID j/OQTgGv さて、サラザール戦ですが、オプションつきのボスにありがちなお約束、 オプション(もと「左腕」であるところの首の眼)を攻撃して弱点(サラザール)を露出させ、 ダメージを与えて倒す。というパターンになっています。 正直色んな理由でラスボスよりキツイ相手なのですが(即死攻撃・無限ザコ・ ボタン押し避け攻撃・おまけに肝心の眼がフラフラフラフラ動きやがって全く攻撃当たらん) 「自業自得で死ぬ!これ以上のハリウッドオチがあるかーーーー!!」ということで ムービーが終わった途端、サラザールんちからケッパってきた(普通に展示していた…) ロケランを使い一撃(眼はマグナムで二撃か?)で死んでいただきます。 凄まじい悲鳴を上げて絶命するサラザール。 その身体は見る間に溶け、地響きを上げて崩れ落ちた植物の下から 塔の裏側へ続く扉が姿を現した。 連れ去られたアシュリーの後を追うすべを探して塔を降りたレオンは、 地下の船着場に人の気配を感じ、銃を掲げて油断なく近づく。 モーターボートの運転席に座ったエイダが振り返り、にやりと笑ってレオンに尋ねる。 「どうする?(Need who right,handsome?かな?)」 思わず息を漏らしたレオンは銃を下ろし、唸るように呟いた。 「オーケイ…」 以上。あと実質1チャプター!御目汚しお許しを! 397 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/04/19(火)05 37 19ID lzxOTj7H ヒソーリ復活。バイオ4行きます… 靄がかかった薄暗い海の上、波を蹴立ててボートが疾走していく。 行く手に浮かぶ島の姿が次第にはっきりしていくのを、レオンは助手席に頬杖をついて 無言で眺めていたが、ふいに運転席のエイダに無言のまま「ん!」と身を乗り出し、 彼女に再び何らかの説明を求めようとする。それを「ん?」とニッコリ笑顔でかわしたエイダ、 同時に急ハンドルを切ってボートをドリフト(?)させながら岸壁に寄せ、 遠心力で海上に放り出されそうになったレオンが慌てて座席にしがみ付いている内に 崖上に向けてザイルを発射。 「私は用があるから。またね、レオン」 Σ(゚Д゚;)ハァ!?と呆気に取られるレオンを後に残し、ドレスのスリットから 色っぽくフトモモをチラつかせつつ大ジャンプ、またしても姿を消してしまう。 直後脱出の際に彼女が蹴りつけた衝撃でボートは大回転。 泡を食ってレオンがハンドルに飛びついたものの結局間に合わず、 船はその側面を岸壁にゴッツンコ。 しかし一応は何とか止まったボートの運転席に身体を投げ出し、思わず「なけるぜ」と呟くレオン。 (実際は「Women…」つってる。2でよく言ってた「女って奴は」から来てる?) 島に上陸したレオンの腰で響くビープ音。通信が回復したのだろうか? しかし無線機の画面に登場したのは相変わらず顔色悪いローブ男サドラー…今度はお前かorz アシュリーもエイダも居ない、寄って来るのはムサい男のみのこの状況で、 (村のオバちゃんはいろんな意味で女じゃありません) この上キモイおっさんとマンツーマンでねっちり語り合いたくねぇよ!ヽ(`Д´)ノ 俺のハニガンを返してください…orz(ヒント:エンディングまで出てこない) という筆者の内心をヨソに、意気揚々とサドラーにサラザール打倒を告げるレオン。 「いい加減にあきらめてアシュリーを返したらどうだ」と降参を勧告しますが、 そこで「うんわかった」などと言う物分りのいい悪者はいません。当然の如くサドラー様は 「勘違いだ。あんな小物を倒したくらいでは、私を倒すのは無理だと思うがどうかね」 と相変わらずの悪人ヴォイスでそれを拒否、 「サドラー、お前も小物だ」切り返すレオンに 「我が虫篭の中でもがくがいい」と悪の高笑いを上げて通信を切ってしまう。 398 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/04/19(火)05 38 49ID lzxOTj7H どこからか響いてくるアシュリーの叫び声を頼りに崖沿いの道を進んだレオンは、 敵に担がれて島内の基地らしき建物の中へ連れ去られる彼女の姿を目撃。 崖の道は基地の手前で一旦途切れていて、その先には数棟の見張り小屋があり、 サーチライトの光がそれらを照らしながら往復している。 オーケー、あれに当たってはいけないのですね。よーし…とタイミングを計ってジャンプすると、 着地した途端、ライトは思い切り向こうに行ってるのにもかかわらずサイレンが辺りに鳴り響き、 見張り小屋からわらわらと敵のみなさんが現れました…ライト関係ないのかよorz ここから敵の様相が再び一変、迷彩服に顔にはペイントというゲリラ崩れみたいな格好に。 防具も現代らしく鉄カブトが登場、そして武器にはなんと これまでになかった近代武器、スタンロッドが! …銃じゃないんだ… それ以外の人も普通に今まで通りの村人とか信者と同じ斧とか矢とかトゲトゲ鉄球で襲ってくるし… 弾はそこら辺に落ちてるのに銃無いのか しかし、扉に近づくとベレー帽をかぶった一際逞しいアーミーマンが登場、 「欲しかったのはコレだろ?」とばかりにガトリング砲で撃ちまくられるので これを何とかしつつ見張り小屋の上にある反射板を操作、 アシュリーが連れ去られた扉の脇から出ているレーザーを 反対側の受光装置に照射するよう向きを変えて扉のロックを解除、 懐かしい巨大岩落下トラップをボタンで避けたりしつつ先に進みます。 基地裏口から厨房へ。 ブラブラしてる腐肉の塊の間を抜けながらめぼしい物はないかと室内を物色していると、 突如脇のデカイオーブンから火ダルマの敵が飛び出してきて死ぬほどビックリさせられる。 後でオーブンを調べるとレオンが「…何で中に人が?」と至極もっともな突っ込みを。全くだよ! (村でもやってましたが彼は他にも流しを見て「ちゃんと掃除しろよ」と呟くなど 結構小姑並みに細かい性格の様子) 厨房を抜けると再び「へーぷ!りおん!」とひたすら元気に叫び続けるアシュリーの声が。 何か鳥山某大先生がデザインしたようないでたちのアーマー男をブッ倒して 声の元に駆けつけてみると、それは残念ながらスピーカー越しのもの。 壁に据え付けられたモニターの中で、鉄格子の嵌った扉を叩き、必死に助けを求めるアシュリー。 その背後に兵士が歩み寄り、彼女を床に引き倒した。 399 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/04/19(火)05 40 55ID lzxOTj7H 思わず身を乗り出したもののどうにもできずレオンが見守っていると、 今更のように監視カメラの存在に気付いた兵士は仲間に指図、 壁際のスイッチが切られるとモニターは沈黙してしまった。 が、レオンは敵を「マヌケが」と嘲笑(英語では「Amateurs…(シロートが)」彼はプロらしいです。 まあ実際プロなんだろうけど)、彼女の救助を心に誓う。 敵が全く出て来ない不気味なT字路を進むと手術室に到着。 中には更に二つの小部屋があり、片方の部屋のガラス越しに手術台の上に横たわる 奇妙な死体のようなものが見える。 そちらの部屋は内側に何か引っ掛かっているらしくドアが開かないので 反対の部屋の端末を操作、ロックを開いて部屋の中を調べるとルイスのメモが出てくる。 それによると寄生虫の応用実験により生まれた空飛ぶ虫や巨人のような、 しかしそれとはまた一線を画した生物が他にいるらしい。 「リヘナラドール」というその実験体は破壊された体組織を瞬時に再生させる事が出来、 倒すにはサーモスコープで体内の寄生虫をピンポイントで狙う必要があるとのこと。 イヤな予感を覚えつつ、部屋奥の兵士の死体から「冷凍室のカードキー」を入手、 部屋を出ようとすると案の定どっかから「ガシャン」と物音が。 そして案の定BGMが物凄ぇイヤな感じに変化しました…。 自動ドアをダッシュで抜けようとすると案の定そこに待ち受けていたさっきの死体、 リヘナラさんに心を込めたラリアットで歓迎される。 400 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/04/19(火)05 43 26ID lzxOTj7H サーモスコープを持っていない今、この歩く水死体に対抗する手段は 大量の弾丸しかないので、当然ダッシュ逃走。 しかし当然部屋を出た途端、さっきまで誰も居なかった筈の糞狭い通路にて、 連中の変質者みたいなブタッパナ呼吸に出くわすイヤ展開が待ち受けています。 それも何とかスルー、冷凍室に辿り付くと部屋の中心には冷凍されたリヘナラが吊るされており、 硬く凍りついたバルブハンドル付きガラス扉の中のサーモスコープを入手するには 冷却装置を止めなければならないという自ら自分の真下の落とし穴のスイッチを 押すかの如き選択を強いられる。 「ま、ガンバw」と言わんばかりに部屋入り口に置かれたライフルの弾を使い、 サーモスコープ入手と同時に(部屋のロックも同時)床にぼとっと落ちてきたリヘナラを どうにか退治してロック解除、冷凍室の鍵をゴミ処理場の鍵に書き換え、ゴミ処理場へ向かう。 (余談ですがサーモスコープを装着して落ちてる金塊とか弾丸見ると体温があります …ばかりか生きてるみたいに脈打ってます。何で出来てるんだこのペセタは。 あとこれで溶鉱炉を覗くと何故か人間より体温が低く表示される場合があり、ますます混乱を煽る) ゴミ処理場に入るとすぐにクレーンの操作版があり、 ガラスの向こうでは敵がマターリとだべっている。 ま…まさかねぇ…と思いつつもクレーンを操作すると 敵は迫り来るクレーンの影にも気付かずあっさり掴まれ奈落へポイ。 その後何故か残った奴らは地面に体育座りしてガクブル。 あ…アホですか君ら…orzとなりつつもクレーンゲームに興じた後に管制室を通り過ぎると、 またしてもアシュリーの叫びが。 駆けつけると通路の先にさっきモニターに映っていた鉄格子の扉と、 こんどこそ生のアシュリーをようやっと発見。 しかし扉の鍵を探してやむなく「無言で」その場を立ち去る事になる。 (待ってろ、今助けてやるとか言うセリフは何故か一切無い) 研究室に入ると奥のモニターが点灯、八頭身のオナモミ(河川敷とかに生えてる 別名くっつき虫とか言うあの植物)みたくなり、いちいち何かされるごとに全身の棘を伸ばして ウニみたいになる新生リヘナラが登場する。 腹の所にあからさまに怪しい光る物体を持ってるので 伸びる腕にとっ捕まえられてトゲトゲに優しく抱きしめられたりしつつ退治。 やっぱりアシュリーの監禁部屋のキーだったそれを持って道を引き返す。 (この時反対側の行き止まりに向かうとそこは管制室になっていて、 レオンが無線で助けを呼ぼうとするものの謎の妨害電波のせいでうまく行かず 「デム!」と叫ぶ隠しイベントが見られます) 401 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/04/19(火)05 45 59ID lzxOTj7H 鉄格子の前まで戻るとさっきまで散々大騒ぎしていたアシュリーの声が聞こえない。 取り敢えず扉を開いて中に踏み込むと、何のことはない、奥で疲れて座り込んでいるだけだった。 エエエエ~(AAryじゃさっきの兵士sは何だったんじゃい… ともかく駆け寄ってきた彼女に「大丈夫か?」と無事を確認、 頷くアシュリーを背後に、レオンは逃避行を再開する。 脱出口を探して踵を返したその時、窓に嵌まった鉄格子の隙間を抜けて、 暗闇の向こうからレオンの鼻先へ、ふわりと紙飛行機が飛んできた。開いてみると、 「気付いてると思うけど、ゴミ処理場の廃棄口からなら、ここを抜けられるかもね」 それはエイダからの手紙だった… ていうかひょっとしなくても村からずっとレオンのことストーキングしてませんかエイダさん… なんか最早ホラーなカンジにすら見えてきた前回同様のキスマークを脳裏から振り払いつつ、 とにかくアドバイスどおりゴミ処理場まで後戻り。 ついさっき敵のおっちゃんたちをクレーンでつまんで落とした穴を恐る恐る覗き込み、 「くさい…」と鼻を押さえるアシュリー。 「ああ」事も無げに答えてレオンは彼女に意味ありげな視線を向ける。 それを受けたアシュリーは「うそ、イヤよ」と首を振るが、 「行くぞ」尻込みする彼女の手を捕まえたレオンは有無を言わさず廃棄口へダイブ、 アシュリーの上げたけたたましい悲鳴と共に、二人は暗闇の底へと落ちていった。 ガラクタの上に無事着地した二人。 さっさと立ち上がり埃を払うレオンに「ムチャしないでよ」とアシュリーは怒りをぶつけるが、 レオンは「君の尻なら大丈夫だ」とさりげにルイスよりヒドいセクハラ発言をかまして涼しい顔だ。 腹を立てながらも起き上がろうとするアシュリーにレオンは手を貸すが、 「なにこれ」と背後を振り返って顔をしかめる彼女の体の脇にあったものを見て表情を変え、 「早く行くぞ」とアシュリーの身体を素早く引き起こす。 ちょっと先へ進むとお約束どおりにさっきアシュリーの脇に落ちてたリヘナラさんが蘇って 追っかけてくるのですが、右腕だけでもあんなトゲトゲの上に落っこちて 何ともないアシュリーの身体は尻だけじゃなくきっと全身が超合金で出来てるに違いありません。 この後彼女と力を合わせてコンテナを押したり鉄球を操作したり操作してもらったり シャッターの下くぐってもらってその先のレバー上げてもらったり (目の錯覚かな?レオンでも余裕でくぐれる高さだよ…?)二人でタイミング合わせて 同時ボタン押しにチャレンジしたりして道を開いた後、 (途中の小汚い倉庫では「こんな所で飯食うなよ」というレオン様の 相変わらずスルドイ小舅ツッコミが見られます)ブルドーザー置き場へ。 402 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/04/19(火)05 48 21ID lzxOTj7H 荷台に昇るとアシュリーが「私に任せて!」とか何かスゴイセリフをさらっと抜かした後 運転席に座り、エンジンスタート。 …昨今の娘さんってのは普通に特殊免許持ってたりするもんなんですか? まー相変わらず考えてもしょうがない疑問はほっといて地下のドライブへゴー。 が、やっぱりすんなりと行く訳はなく、工事車両だからかアシュリーが異様に安全運転なのか このブル物凄ぇスピードが遅い。 どのくらいかっつーと道の脇や上から次々押し寄せる無賃乗車キボンのヒト達を 易々と気前良く乗っけちゃうくらい。自然こっちは満員電車状態を避けるため 「無賃乗車してくるのはよく訓練されたガナード(ムシに乗っ取られたヒトの総称)だ! 無賃乗車してこない奴は…そんなんいねーよ!フゥーハ(ry」とばかりに のべつ幕なし弾を撃ちまくるハメになります。 挙句の果てには後ろから前から暴走ダンプが突っ込んできて後ろのは何とか撃退したものの (さすがにこの状況で狙撃はムチャだと製作側も思ったのか車体に攻撃当てるだけでいい) 前のはツッコまれてアシュリーがハンドルを切りそこね、壁を壊してブルがパーに。 しょうがなく壊れたブルは放置して壁の中の部屋のドアを開け、 進んでいくと階段の上に待ち受けたサドラー様のお姿が。あんたエスパーですか… 「お前たちの中にあるモノを強く感じるぞ」 振り返りながら言うサドラーに駆け寄ろうとするレオン。 が、サドラーが左手を突き出すと途端に胸の中に激痛が生じ、レオンは床に蹲ってしまう。 「抵抗しても無駄だ。子は親には逆らえないのだよ」 含み笑いを漏らしながら歩み寄ってきたサドラーが、次にその腕の狙いを 「さあ、こっちへ来いアシュリー」 もがくレオンの隣へ滑らせると、一瞬息を呑んだアシュリーはかくりと首を垂れ、 一拍の後に瞼を開けたときその瞳は真紅に染まっていた。 床にくず折れたまま必死で呼びかけるレオンの声も全く耳に入らない様子で 彼女はサドラーの元に歩み寄っていく。 アシュリーの背中にレオンは咄嗟に発信機を投げ、 それに気付かぬまま彼女の手を取ったサドラーは姿を消した。 その後漸く痛みから回復したレオンは、二人が去ったドアを睨みながら苦い声で呟いた。 「同化が始まっているのか…」 403 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/04/19(火)05 49 32ID lzxOTj7H 先程レオンが助けを求めようとして果たせなかった管制塔。 「レオンの始末はどうした?」 両手の間でナイフを弄んでいるクラウザーの前には、 腕組みをしたエイダが壁に寄りかかっている。 「てこずってるわ。サンプルは?」 「やつが持っている。サドラーはこっちの意図に感づいているようだ」 低くエイダが答えると、手に握ったナイフの輝きを確かめながら 同じく低い声でクラウザーは言葉を返し、壁際の彼女に睨むような視線を寄越した。 「…やっかいね」エイダが言って、その視線を避けるように背中を向けると、 「俺もウェスカーもお前の事を信用はしてない。変なマネはするなよ、殺すぞ」 クラウザーがナイフをその背中に向けてくる。 しかしエイダは彼の仕草が見えているのかいないのか、 「あら、ウェスカーとのつき合いは私の方が長いはずよ」 その恫喝をあっさり鼻で笑い飛ばした。 「まあ、いい。いずれハッキリさせてやる」 ナイフを再び宙に投げ上げ、逆手に握りなおすクラウザー。 それにエイダは相変わらず背を向けたまま、 「楽しみにしてるわ」 振り返りもせず気だるげに手を振ると、ドアを開けて出て行った。 閉まる扉を睨みつけ、クラウザーはいかにも不愉快そうに鼻を鳴らした。 続きまー。次で終わりの予定ー。 561 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水) 17 35 55 ID jo/jZjnc 遅くなりましたがバイオ4ラス1行きます。 入り組んだ配管が壁一面を埋め尽くした機械室。 作業用リフトで中二階に上がり、金網の通路を進んでいたレオンがふと立ち止まって 肩のホルダーからナイフを抜いた。 彼の背後、音もなく現れた何者かの気配を察知しての行動だった。 だが、獲物を構えながら素早く振り返った視線の先には何も無い。 当惑して構えた腕から僅かに力を抜いたその刹那、宙を飛び、天井のパイプで反動をつけた襲撃者が 彼の頭上めがけて飛び込んでくる。 レオンは一回転してそれを逃れ、(ボタン押し避け)素早く手の甲で頬についた傷を拭った。 構えたナイフの切っ先から獲物の血を滴らせつつ、ゆるゆるとベレー帽の男が立ち上がる。 「久しぶりだな、レオン」 「クラウザー…」 レオンは敵の正体に驚きの色を見せた。 これまでにそんな供述はカケラもありませんでしたが二人はお知り合いのようです。 「二年前、事故で死んだはず…と言いたいのか」 ゆっくりと円を描きながら間を詰める二人。 「お前か、アシュリーを連れ去ったのは?」 「なるほど…やはりオレとお前はコインの裏表と言うわけだ」 561 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 36 58ID jo/jZjnc 歩みを進めながらも油断なく彼の手元から視線を外さないレオンとは対照的に、 まるきりあさっての方向を眺めながら、察しがイイ、とクラウザーはナイフをくるくる回しますが、 何で「コインの裏表」なのか、そもそも「二年前の事故」とやらが何かも一切説明はないまま 突然振り向いたクラウザーのバックハンドスイングを避けたレオンは(ボタン押し) 上段の薙ぎ、突きで反撃。そのいずれをもクラウザーはかわして目的を問うレオンへ大きく踏み込み、 十字に切りつけた。(ボタン押し)たたらを踏み、後退したレオンに 「サドラーが育てたサンプルが欲しいだけだ」答えるや否やナイフを持ち替え、 空になった手を振りかぶるフェイクを交えた攻撃を仕掛けてくる。(ボタン) それを構えたナイフで防いだレオンが「アシュリーは関係ないだろ!」 息を荒げて叫ぶとサドラーにアメリカ人である自分を信用させる為だ、と返し、 直後クラウザーは足元のドラム缶をレオンに向かって蹴り飛ばした。(ボry) 飛来したドラム缶の陰に隠れた攻撃を仰け反りながらナイフの峰で流すと レオンはそのままの勢いで宙に身を投げ出し、一回転して階下に降り立つ。 背後に同じく着地したクラウザーが身を起こした。 「たったそれだけの為に…」 声を震わせたレオンが斬りかかり、暫し斬撃の応酬が続く。 体を捻りつつ、宙で右手から左手にナイフを持ち替えたレオンのトリッキーな一閃で、 クラウザーの胸元に赤い線が走った。それを見下ろして笑うと、彼はレオンに駆け寄り(ボ… ってストーリーパートぐらい落ち着いて見させて下さい! 早押しに気を取られる余りこの後腕をひねられて蹴り飛ばされたレオンに クラウザーが馬乗りになって、ナイフ喉に突き立ててくんのをボタン連打で必死に防いでる頃にゃ、 そのうっすら聞いたような気がする話すら八割方内容忘れてるよ! 飛びかかってくる前になんか「これもアンブレラの為」 とか言ったような気がしますがそれも最早記憶の彼方ですよ! 更にどこからともなく現れたエイダさんが銃でクラウザーのナイフを弾き飛ばしてくれた時も 話がハンパで終わる事よりむしろ「これでボタン地獄から逃れられる」とホッとする始末です。 レオンに蹴りつけられた腹を押さえながらクラウザーは 「やはりどこかのメス犬だったか」 エイダを見上げ、中二階から彼に銃を向けたエイダは憎憎しげな視線に 「分が悪いのはそちらのようね」 と微笑んだ。しかしクラウザーは向けられた銃口をものともせず、低く笑い声を上げると 人にあるまじき跳躍力で天井近くまで飛び上がり、エイダとは反対側の通路に着地。 「もがいたところで―――この島から生きては出られん」 睨みつけるレオンに向かって捨て台詞を残すとその場を退場する。 彼と入れ替わりにレオンのもとに飛び降りてきたエイダが 「知り合いだったようね」 尋ねるとレオンはクラウザーの残したナイフを抜きながら 「昔の連れさ」と答え……工エエェェ(´д`)ェェエエ工 だったらもっと驚けよ!余りのそっけなさにキライな奴かと思ってたよ! 何で「お隣の斉藤さん(仮名)はヅラだった!」程度のどうでもいいビックリなんだよ! ひょっとして俺の知らない間にバイオ3・9とかが絶賛発売中ですかって位の 壮大な決別ストーリーを含んだ旧知の仲っぽいんですが「んなこたどーでもいい」と言わんばかりに 「そろそろ目的を教えてくれてもいいんじゃないか?」 スゴイあっさり話を逸らしてしまうレオン様。…あの、ひょっとしてほんとに出てますかバイオ3・9…? 562 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 38 19ID jo/jZjnc レオンの問いにやっぱりエイダが答える事はなく、 「またね」と彼女は彼の目の前をすたすた通り過ぎると軽やかに手摺を飛び越え、立ち去ってしまった。 それを見送るレオンの腰で通信機がサドラー様からのコールを告げる。 「わざわざこの島まで来たゲストを退屈させる訳には行かないからね」 と「旧友との再会」をわざわざお膳立てしてくれた親切なサドラー様は 「……そうだ、いい事を思いついたぞ。せっかくだからアレにも貴様の相手をさせてやろう」 この上更に何かイヤデスマッチを企画されているご様子。 しかしその思わせぶりな一言を 「アレとかコレとか、ボケが始まっているのか」 と無粋なレオンに突っ込まれ、言葉に詰まった挙句、 「せいぜい楽しむといい」ごまかし笑いもそこそこに会話を切り上げてしまった。 イヤミが小舅に敗北する悲しい瞬間を目撃した後はいかにも怪しい射出口が壁に並んだレーザー通路へ。 ていうかここ、映画版バイオをご覧になった方なら誰でも思わず笑ってしまうような部屋です。 人によって相当な温度差があるだろうなっつー笑いですけど。(平らかに言っちゃえば同じトラップ) しかし映画では屍の山を築いたレーザーもここではただレオン様の カッコよさを見せ付ける舞台装置に過ぎません。 いや、実は通れた時にはレオンの屍の山がひっそり築かれてますがそれは見ない方向で。 (余談ですがここまで映画に似せるなら死ぬ時もサイコロステーキになるのかなーと思ったら ただ普通に吹っ飛ぶだけ。まぁ考えたら技術とか倫理とか色々な問題でなる訳なかったな) ちゅーか最初のタイミングですり抜ける二回とボタン押しの一回目(飛び込み前宙)はともかくとして、 「俺らなら水平懸垂みたいな地味い避け方はさせねーな!」という製作のおたけびが聞こえてきそうな 後半三回のボタン押しアクションはマジ人間業ではないんですが。 (二連続バク宙後、直床にへばりつき&壁走り) 特に最後のロック解除待ってるときの奴とかウォールハイクとは言え 五メートル位空飛んでんですけど…大統領警護官とは改造人間しかなれない職業なのですか? さて、レーザー通路を通り抜けると、またもや何か見たことのある場所に。 さっきレオンが島に来る前、サドラー様がクラウザーに命令してた、 例の日曜の朝テレビつけたら映ってそうな部屋です。 奥にある無意味に高い背もたれが付いた椅子の背後に行くと自動ドアになっていて (惜しい!せっかく意味ねぇ燭台が椅子の左右にあるんだから火ぃともさせる仕掛けとか作りゃいいのに) 中にはいかにも「悪のひみつきち」らしい一人用エレベーターが。(丸い手すりが付いてる奴) しかしそれに乗る前に椅子の周辺を調べると 「?」という気になる選択肢が出てくるのでAボタンをポチッとな。 するとレオンが椅子に腰掛けて足を組み、サドラーよりもむしろ様になった悪巧みスマイルで 肘を突くとカメラが一気にロングになって 「今はこんな事をしている場合ではない」 というツッコミが天から降ってくるというナゾの腰砕けイベントが発生します…何これ。 563 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 39 23ID jo/jZjnc なんかもうヘナヘナになった足を引き摺りつつ地下道を進むと 謎の巨大コンテナが吊るされた崖に出た。 「アシュリー…」先刻彼女の背中に取り付けた通信機を道脇の水溜りの中から拾い上げ、 レオンが唇を噛み締めていると突然地響きが起こる。 焦って辺りを見回していると、いきなり岩壁を砕いて現れた、顎が二つに割れて 手がムチ状になったフリー●様の上半身に、ムカデの下半身をくっつけたような化物に 空中コンテナの中に突き落とされ、 「あー、サドラーが言ってた『アレ』って『コレ』かぁー…」と レオンいわくの「ボケが始まっている」人みたいに呟く間もなく狭い通路を 『アレ』に追いまくられつつ右往左往する事に。 『アレ』はこの時点では倒せず一定以上ダメージを与えると天井裏に逃げてしまうのですが、 その後は油断していると天井から伸ばされた触手により通路の上に引きずり上げられ、レオンの足が 釣りたてのイキのいいお魚のようにびくびくんッ→シーン、となるのを見るハメになりますので、 それをボタンで避けつつ「通路脇の緑のランプを射撃後、安全装置を解除」×2すると カウントダウン開始、カウント終了と同時に崖下へと落下するという 何の為だか用途がイマイチよくわかんない三連コンテナの内部を奥へ奥へと進みます。 最後のコンテナの端までたどり着いた所で何故か都合よく上から下がってきた フックに飛びつき脱出、コンテナ諸共落ちていく『アレ』を尻目に崖上に無事生還を果たしますが、 道端に「さぁ、頑張ってくんな!」とばかりに景気よく並べられたアイテムの数々に 一抹の不安がよぎります。 全然嬉しくない予想を微塵も裏切らず、数歩進んだ所でムカデの下半身を駆使しながら 『アレ』ががすがす崖の下から再登場。 新たに生やした背中のハサミ攻撃や地中攻撃を避けつつ ドラム缶や通路に仕掛けられた鉄格子のギミックを使用してやっとこ倒した『アレ』には 『U-3』というれっきとした何か未確認物体ライクな名前があるのですが、 サドラー様が『アレ』ってしか言わなかったしこの後もファイルなどでの説明が特にない為、 レオンの中…つか攻略本関係読まないプレイヤーの中では彼の名は一生『アレ』のままです。 サドラー様…罪なお方だ。 野営地を通り過ぎ、遺跡に足を踏み入れたレオン。 「あの女と関係してるとはな…」 崩れかけた柱の間を進む彼の影のように、数間離れた石柱の間からクラウザーが歩み出た。 「アシュリーをどこへやった?」 「知りたいか?あのゲートの先だ」 足を止め、険悪な声色で言い募るレオンにクラウザーは低い笑いを交えて答え、顎をしゃくった。 「開けるには3つの紋章がいる」「クラウザー、何を企んでる?」 含みありげな言い草にレオンは問いを発したが、 「1つは北…そして1つは東」 クラウザーは構わず喋り続け、 「もう1つがお前ってわけか?」察したレオンがその言葉を繋いだ。 「しかも、行動パターンは限られている」 クラウザーの構えたマシンガンの狙いを 「それはどうかな」すかさずレオンは手鉤を投げつけて逸らし、過去の疑問は今回も相変わらず 置き去りでプレイヤーポカーンのまま、両者は激しいバトルの舞台へ突っ走って行きます… 待って二人とも! オ レ を 置 い て い か な い で ! ! 564 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 40 24ID jo/jZjnc 「アンブレラを復活させてどうする?」 「狂った世界のパワーバランスを変えるのだ」 遺跡の東にて、黒豹のレリーフを手に入れたレオンが尋ねると、 獲物を構えつつその背後に歩み寄ってきていたクラウザーは片手を広げた。 「狂った人間にバランスなどとれない」 手にした鍵を宙に投げ上げながら、レオンが厳しい目をやると、 「まともな人間に今の世の段取りはムリだ」 クラウザーはナイフを彼に見せ付けるように体の前に突き出してみせた。 ここで戦闘中にクラウザーとの会話イベント(シカト可能)。 「じっとしてないで出て来い!」と屋根の上から呼びかけたクラウザーに 「ハメようとしても無理だ」とレオンが返事すると 「ギャグも分からなくなったのか?」という謎のお言葉を貰う。 (こいつのギャグは分からん)と困惑するレオン様ですが、 前半で出てた敵の襲来に対するお前のサンドイッチ発言も充分ワケ分からんと思うがいかがか。 クラウザーを一旦退けた後は遺跡の北へ。 ここから新たな敵として、明らかに出るゲームを間違えている妙に可愛いらしいチビロボが登場します。 (プレイの仕方によってはこの前からでも出てくるが) ここでしか出現しないのでこいつらは多分クラウザーのお供って事なんだろうが、 サドラー様に生身の兵隊貸してもらえなかったのか、それともよっぽど人望が無いのかクラウザー… チビロボ(正式名称:シーカー)に追いかけられていると通路の上からクラウザーが 「お前は何のために戦っているんだ」と答えようのない事を聞いてくる。 が、愛と勇気…じゃないロボだけが友達の寂しい元同僚を無視るのは余りに可哀想なのでお返事。 「さあな、トラウマかもな」投げやりな態度のレオンに 「フン、アンブレラか」とクラウザーは鼻を鳴らす。 遺跡の北、塔の上。 外縁の床から鷲のレリーフを拾い上げたレオンは、道を戻ろうとして 崩れ落ちた石壁の上から見下ろしているクラウザーに気付いた。 「あと1つだ、クラウザー」 レオンの言葉に再び鼻を鳴らしたクラウザーは 「決着をつけるか」構えていたマシンガンを投げ捨てた。 怪訝そうに眉を寄せたレオンの前、掲げたクラウザーの左腕が見る見るうちに変貌していく。 レオンが息を呑み、身を引く間にも肥大した腕の内部から肉を破って巨大な刃が現れた。 「これが、寄生体の力だ!」 篝火を照り返して輝く、巨大な銛と化した腕を誇らしげに見せ付けるクラウザーに 「地に落ちたな、クラウザー」レオンは低く吐き捨てた。 565 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 41 34ID jo/jZjnc 戦闘開始直後のクラウザーのジャンプ攻撃をボタンで避け終わると同時に 塔の回りに大量の時限式爆弾が仕掛けられていることが発覚、三分間のカウントダウンが始まって、 「さ、三分!?Σ(゚Д゚;)」ってなるのですが、さすが三分間のリミットは伊達ではありません。 腕を羽みたいに広げてガードしながら近寄ってくるのを見ながらナイフで下段攻撃 →怯んだ所を上段攻撃ってやってるだけで余裕で倒せるという 散々引っ張った割には中ボス中屈指の弱さです。疲労が溜まってたんだね…(ノД`) ってか謎の全てを放りっぱにして死ぬなクラウザー! 俺は何か無意識のうちに途中で二人の過去に関するファイルを見逃したり ムービーをスキップしたりしちゃったのでしょうか? 死んでも回想シーンとか何も始まんないよクラウザー! いや、死体調べたレオンに「…クラウザー。昔はいいやつだったが…」とか 取ってつけたようにしんみり言わせてもダメだから! 「昔」をミジンコ程も教えてもらってないこっちとしたらニボシみたいな目で 「ふーんそーなんだー(CV:お塩御大)」って呟くしかないから! 普通にカウント止まんないし、開いた通路の奥の扉に追い立てられるようにレリーフ使って 次のエリアに移動しても(しないと死ぬ)背後で「どかーん」て音がするだけで回想シーンとか以下略。 せめてかつての仲間に「ラン、レオン、ラン!フハハハハー」て笑いながら銃乱射してきたり、 塔の上から突き落として這い上がろうとするレオンの手の甲笑いながら 足でぐりぐりするまでになったワケだけでも教えて頂きたいんですが! もうペンタゴン食堂(仮名)でしょっちゅう最後のヤキソバパンをレオンに目の前でかっさらわれてたとか テキトー極まる理由で構わないから! ちゅーかここに来る直前のクラウザーのメモで 「サドラー俺のこと信用してなかった(´・ω・`)」とか、 「レオン始末してサンプル奪ったらエイダの死体もろともウェスカーのところに送ってやる」とか 今更な決意表明させてないで、これを 「サドラーに密かに命じられてクラウザーの過去を調査してた間者のメモ」 とかにしてりゃよかったのに…。 しかしなんぼ目を凝らしても今までに張られた意味ねぇ伏線の先が見えることは これ以降も全くありませんので、きっと伏線自体が 「大事なのは未来サ!過去なんて気にしてもしょうがないヨ!」という カプからのアツいメッセージだったんだと自己催眠をかけつつ先に進む。 と数歩も行かないうちにサドラー様から通信。 「正直始末に困っていた」クラウザーを倒してくれたことについてイヤミっちく礼を言ってくる。 「私がアメリカ人を信用するとでも思ったのか?」 とか話した数秒後に「それにしても奴を倒すとは放っておけない男だ。同化が完了したら 私の警護を担当させてやろう」などとレオン(アメリカ人)に対しのたまうサドラー様… うん、わかってるよカプ!過去は振り返ってもしょうがないよネ! ちょっつ前に見つけたサドラーのファイルに 「幹部レベルの人間は、うかつに増やせん。何故なら支配者側の『プラーガ』 (多分レオンたちが殖え付けられた奴)は人間の意識がそのまま残るから、 いつでも私を裏切る事が可能だからだ」とか書いてあったことももちろん気にしたりなんかしないヨ! …気にしろよ頼むからorz 566 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 42 50ID jo/jZjnc しかしせっかくの申し出も「悪いが先約があるんで」と駅前のキャッチセールス並みにあっさりと断られ、 サドラー様「軽口叩きまくって死んでいくがいい」とまたしても悲しい負け惜しみと共に通信終了。 何か威厳なくなってきてるぞサドラー様。てか「まくって」って… 意外なイマドキ言葉に脱力しながら歩を進めると、前方の砦に大量に集まった兵士達の姿を発見。 かつてなかった大量の飛び道具を携えた敵の待ち伏せに、慌ててバリケードの影に身を隠し、 舌打ちしたレオンだが、不意に起こったローター音にふと顔を上げた。 と同時に上空から強力な明りが彼目掛けて降り注ぐ。レオンは眩しさに一瞬額に手をかざしたが、 すぐに明滅する通信機に気付いてワイヤレスインカムを装着。 「やっと来たか」どこか不満げな、しかし安堵の色濃い呼びかけに 「(道が込んでたんで)遅くなってすまん、援護する」と 回線越しにしれっと答えるや、攻撃ヘリはまっしぐらに飛び去っていく。 ガソリンタンクを鼻先で押し倒し、敵を下敷きにしたのを手始めに、 ヘリは搭載されたバルカン砲で一体を舐めるように射撃、ガソリンに引火した爆発で 砦の1つが丸々吹っ飛んだのに 「スゴイので来たな」呆れ混じりにレオンが言うと、 「オレはマイク。よろしくな」デモンストレーションを終えたヘリのパイロットは笑みを含んだ声で自己紹介をした。 えー…鳴り物入りで登場したマイク君ですが、ぶっちゃけ言ってしまうとイージーとか ここに来るまで死にまくったとかならともかく、普通はあんま役に立ちません。 無意味にうるさく空飛んでるだけ。 まぁ、とっくに通り過ぎたところを爆破して「やったぜ!」とかはしゃいでる位は 微笑ましく見守ってあげるとしても、人の進路上に機関銃ぶっ放しながら (しかもそれが誰かに当たる訳でもない)「じゃまだ!」を連発されるのには流石にかなr …ほんの少しイラッと来たので、あの武器商人にさえ 「ストレンジャーストレンジャー、そいつは反則だ、反則」と言われた バイオ恒例の二周目以降限定武器、無限ロケランで軽くたしなめてみる事にします… が、よしんばルイスん時みたいな特殊死の演出でも見られるかと半ば以上期待していたのですが、 大抵の敵なら一撃で降参するこいつの弾を何発当てても「どこ撃ってんだ!」と怒られるだけで ヘリは小揺るぎもしやがりません。ええい!ヤツはバケモノか! マイクの援護を受けてシャッターを開き、砦の上層部に達したレオンを無数の敵が取り囲んだ。 絶体絶命かと思われたが、その時崖下からヘリの勇姿が登場。 「伏せろ!」と叫んだ途端にレオンの反応も待たずバルカンで一斉掃射(殺す気か)。 咄嗟に柱の陰に飛び込んだレオン以外の岩棚の上の人影は全てなぎ払われた。 銃器の沈黙を待って避難場所から顔を出したレオンが恩人に呼びかける。 「帰ったら一杯やるか」と言うレオンに「いい店があるんだ」と答えるマイク。 今なんかスゴイヤバイセリフを聞いたような…とか思っていると案の定変なフラグが立ってしまったらしく、 会話が終わるや否や背後からロケット弾が飛来、ヘリは墜落&爆発炎上してしまいました…。 血相を変えて崖っぷちに駆け寄ったレオンはヘリの惨状を見て、その後に振り返り、 弾を撃ちつくしたRPG-7を下げて立ち去る兵士とローブ姿を目にする。 ぬう…この俺がロケラン二十発以上当ててもかすり傷すら負わせられなかったヘリを あんなにもあっさりと!新たな強敵の登場です!…てかどう見てもタダのザコだけどな。 567 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 44 21ID jo/jZjnc 「サドラー、お前だけは許さん」と呟くレオンの下にこの機を逃さず当のサドラーから通信が。 本当にこの人は昨今の育児をおろそかにしがちな母親よりも遥かに濃密な レオンとのコミュニケーションを心がけていますね。 怒り心頭のレオンに「目の前に蝿が飛んでいたら叩き落すだろう?それと同じ事だ」 と言ってのけたサドラーは、人と虫の命を同列に扱う彼を嫌悪するレオンに 「力を手にすれば貴様も理解できるようになる」と嘯き、 レオンは「…寄生体を取り除く理由が一つ増えたな」と本人を前にサドラー打倒を宣言する。 この後崖下を覗くとレオンが「サドラーめ…この借りは必ず返すぞ!」 と決意するのですが…借りなのかこれ?まぁそれはほっといて旧施設内へ。 が、通路を僅かも行かぬ内にレオンの足取りが覚束ない物へと変わる。 再びその身を襲った異常に苦しむ彼の後ろからエイダが現われた。 「大丈夫」と気遣う彼女に一旦は荒い息の下から何とか頷いたレオンだったが、 苦痛が落ち着いたかに見えた彼はゆっくりと振り返り、だしぬけに腕を伸ばしてエイダの喉を掴み上げた。 苦悶するエイダを、微笑にも似た表情を浮かべて見つめるレオンの瞳は真紅に染まり、 うつろに見開かれている。今にも彼女の首が折れるかと思われたその時、 エイダが咄嗟にフトモモのホルダーから抜いたナイフをレオンの腿にグサーリ→容赦ない急所蹴り の強烈コンボを炸裂させ、レオンは地面に転がり、正気に返った。 「すまない」ふらつきながら立ち上がった彼は、取り出したウイルス進行緩和剤をあおり、 (まだ飲んでなかったのかよ!Σ (゚Д゚;)) 何とか息を整えつつ「早く寄生体を取り除かないと」エイダは深刻な声を漏らしたが、 レオンが「その前にアシュリーを救い出す」と反論。了解したエイダが二手に分かれることを提案し、 レオンは立ち去る彼女を見送ったのだった… てか今股間押さえて悶絶したいの必死で我慢してるんだろうな…偉いぞレオン(ノД`) さて、この後通りかかった牢獄のゴミ箱を開くと謎の袋がバタバタもがいているという 意味不明な隠し(?)イベントに遭遇します。 別に何か攻撃をしてくる訳でもないこのバタバタ袋には体温があり、明らかに生物なのですが その中身を確認する事は出来ず、ただ何らかの武器で倒した(って言うのか?)後、 「何だこいつは…」っていうレオンのセリフが出るだけ。 中身の正体には「なんかの実験体(牢獄内に似たような袋←(こっちはもう死んでる)アリ)」 「実は生きていたルイス」「序盤の犬」「マイク」「エイダ」 と諸説あるのですがこんな縛り口にまでみっちりアンコが詰まってておまけに死ぬとき 変な痙攣しながら「ギジュウウウ…」とか言うエイダ嫌だ。(てか生きてるし) 旧施設内カプセル実験室にて、ついにアシュリーを見つけ出したレオン。 しかし、巨大なカプセル内の椅子に固定された彼女に駆け寄ろうとした彼に 「もう少しで偉大な力が手に入ると言うのに…死にたいようだな」静かな声が掛けられた。 立ち止まり、振り返ったレオンは扉の脇に立ったサドラーに向けて 「アシュリーは返してもらう」肩をそびやかしたが、直後マトリックスばりの動きで 地を滑ってサドラーがレオンに急接近。その掌底がレオンを宙に吹き飛ばした。 カプセルの壁にたたきつけられ、床で咳き込むレオンに、左手を掲げながら ゆっくりと近づいていくサドラー。だが、彼の胸板に突如としてけたたましい音と共に 無数の弾丸が着弾する。中二階に陣取ったエイダが艶やかな微笑を閃かせ、 硝煙を吐くマシンピストルを携えていた。 568 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 46 26ID jo/jZjnc 「レオン、今よ」彼女の声に促され、漸く立ち上がったレオンは一つ頷くと カプセルの排出ボタンに拳を叩きつけ、半ば意識の無いアシュリーをその内部から助け出す。 が、二人の前に、雨あられと銃弾を受けながらも倒れることのなかったサドラーが立ち塞がった。 彼が低い唸り声を上げるとその両手の血管が奇妙に脈動し、 指先から吐き出された弾丸が床で微かな音を立てた。息を呑むレオンに 「早く」エイダが厳しい声で命じ、我に帰ったレオンはアシュリーを伴い、駆け出していく。 その後を悠然たる歩みで追うサドラー。エイダが回廊を駆けてその背後に集中砲火を浴びせたが、 全く効果が無い。状況を見て取ると、エイダは舌打ちでもしたげな表情で射撃を一旦中断したが、 僅かに顔を上げ、何かをその瞳に捕らえるや、彼女は照準を上方にずらして再びトリガーを引く。 レオンたちが通過した扉の上、そこには大量の石油缶が配置されていた。 石油の引火により破壊された扉を後に、レオンたちは道を急いだ。 途中でルイスのファイルを発見。教団は宿主の意思で寄生体を取り除けないようにする為の 研究の一環として、逆に寄生虫を取り除く方法についても調べていた。 で、成体になる前なら特殊な放射線で取り除けるが、虫の苦痛が伝わる事により 意識障害を起こす可能性があり、もし成体になっていた場合は宿主も死んじゃうらしい。 おお、今迄ひたすらアシュリーを取り返すか連れてあちゃこちゃうろうろするかのみに 時間を費やしていましたが、いよいよ虫を取り除くパートに入ったようです。 とか思いながら次の部屋へ入ると何か変な機械がある。 「これの事?古いけど大丈夫なの?」と尋ねるアシュリーをよそに レオンは何か歯医者さんみたいな設備に近寄り、 「まずオレが試す。そっちを頼む」とさっさと椅子に腰掛けてしまう。え?え? 両腕が固定され、アームが付いた電磁メスのような器具が動き出した。 肋骨らしき物が映ったホログラフ映像を前に、 「本当にいいの?」とアシュリーは不安げに言ったが、レオンは硬い声ながらも 何の躊躇いもなく「ああ」と答え…え、ナニコレまさか…と俺が思う間もなく 「わかったわ。いくわよ」とアシュリーは溜息交じりにボタンをポン。 電磁メスの間にバチバチイナズマが走って心配そうに見つめるアシュリーの前で レオンが何かしばし苦痛にもがいた後ぐったりと椅子に横たわり、肋骨ホログラフの真ん中で うにょうにょのたうってたモノが粉々になりました。えーと。これって、ひょっとして… 「立てる?」駆け寄ったアシュリーが問うと レオンは「ああ」と擦れた声で答えながら拘束具から開放された手首の調子を確かめ、 「死んじゃうかと思ったわ」安堵の息を漏らしたアシュリーは 椅子から身を起こしたレオンに深呼吸を一つして、 「次は私の番ね」って…えー…なんかよう分からんが寄生虫、取れちゃったみたいです… …イ 可 ィ ! ? Σ (゚Д゚;) プ…プレイ時間にして二十時間近くも引っ張っといて あっさりこんな道端に適当に置いといたような機械で!? しかも虫外せないようにわざわざ研究してたはずなのに何でこんな素人でも 「簡単操作でラクチン、ポン!」で虫除去出来るような機械があんの!? もう衝撃の余りアシュリーの、家族に聞きとがめられたら言い訳のしようが無いくらい 激しくエロイ喘ぎ声とかもロクに耳に入らんですよ! オマケにマップがファイルの部屋→廊下→虫取り機の部屋という 短期決戦にも程がある構成になってますので物凄い勢いで置いて行かれる事請け合いですよ! 569 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 48 03ID jo/jZjnc 虫を除去した後に椅子から起き上がったアシュリーがこっち見るまでに妙な タメ があって 「お、ファイルの『意識障害』とやらは伏線だったか?」 と僅かに期待するものの見事に裏切られて「これで安心だ。さあ、家に帰ろう」だしorz 更に機械調べた時のレオンの「仕組みは分からんが助かって良かった…」にトドメを刺されて ヘナヘナになりつつ部屋を後に…すると、さっきチャプター終わってセーブしたばっかなのに、 タイプライターが置いてあり、オマケに武器商人がいます。あれれ? 更に少し進むとレオンが「様子が変だ」と言い出しアシュリーを置いて一人で先に。アレアレ?ま、まさか? エレベータで上階に上がると建設現場らしき場所の鉄骨にかなりムチャな姿勢で吊るされた エイダがいて、サドラーが右手を突き出しつつこちらに向かって歩いてくる。 それを鼻で笑い、レオンはこれ見よがしに足を踏み出した。 あんな見紛いようない一本道に寄生虫除去装置置いといた癖に、 レオンの中に居るはずの虫が操れない事に「ムゥ!?」とか唸るサドラー様。 「無駄だ、サドラー」レオンは抜いたナイフをサドラーに向かって突きつけて、 次の瞬間それを宙に向かって投げうった。 (この時のナイフはクラウザーとの最初の対決の時手に入れたヤツらしい。芸が細かいですね) 投擲されたナイフは過たず、エイダを戒めたロープを切断、 「大丈夫か?」と資材の上に落ちたエイダをレオンは気遣い、エイダはそれに頷く。 不意にサドラーが含み笑いを漏らした。 訝るレオンにサドラーは「君も分かっているだろう?今やアメリカ人が勝つなどというのは ―映画の中だけのクリシェなのだよ」(クリシェ=フランス語で常套句=お約束、って意味だってさ) 大きく一歩、こちらへ近寄ったサドラーは 「ケネディ君、私は君が気に入った。褒美として君の幻想に終止符を打ってあげよう」 朗々と叫び、裂けるほどに大きく口を開いた。 その口腔の内部は普通の人間のものとは違い、乱杭歯の間で異様に巨大な眼球が蠢いている。 異形の正体を現したサドラーを前に、しかしもうバケモノにはとっくに慣れっこなのか 「エイダ、下がってろ」レオンは大して慌てる様子も無く声を投げ、 エイダは素早く身を起こして彼の言葉に従った。 えっと、ひょっとしなくてもラスボス戦? …えー、ここまでの地理を確認しますね。 ファイル部屋→廊下(敵が出るのここだけ)→虫取って→廊下→アシュリー置いてサドラーと対決… スピード解決にも限度ってもんがあるぞカプ…orz 落ち込んでてもしょーがないので足四本のタカアシガニ (中心にサドラーの胴体アンド長い首アリ)と化したサドラー様と潔く対決。 一定時間で開閉する二つの鉄橋を通って鉄骨等を行き来しつつ、 レバー操作で鉄骨をサドラーの上に落としたりドラム缶の爆発に巻き込んだり、 或いは膝にくっついた目を攻撃したりして座り込ませ、弱点の首に付いた目玉にボタンで 「よじ登る」で攻撃ってやってると、敵の体力が半分になった所で エイダが2ん時みたいにロケランを投げ込んでくれます。(投げ込む時のセリフもほぼ一緒) 別にこれ使わなくても倒せるのですが、何より楽だし(照準が相当ズレてても命中って事にしてくれる) ド派手なムービーが挿入されるので素直に使用。 しかしこんだけ威力あんならエイダ、自分で使えばいいのに…。 570 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 49 54ID jo/jZjnc 黒焦げになった巨体の脇に転がった寄生虫のサンプル(恐るべきケースの強度で何故か無傷) を拾い上げたレオン。その後頭部に拳銃が突きつけられる。 「悪いけど、それは頂くわ」 「エイダ、わかってるのか。これが何かを」 ゆっくり立ち上がりながらレオンは彼女に左手の中身を預け、 ケースを受け取ったエイダは両手を上げた彼に向けて涼やかに微笑んだ。 その笑みに応えるようにローター音が響く。音の出所を探してレオンが反射的に振り向くと、 その視線がそれた隙にエイダは素早く駆け出した。 レオンが彼女の姿を再び捉えたときには、エイダは両腕を鳥さながらに大きく広げ、 鉄塔の上からダイブしている。鉄塔の端へ駆け寄ったレオンが見たものは、 爆音を上げるヘリの後部座席で優雅に膝を組んだエイダの姿。 「悪いようにはしないわ」身を乗り出しながらひらひらと手にしたサンプルを振ってみせ、 「エイダ!」叫ぶレオンに彼女は 「あなたも早くこの島から出たほうが良さそうよ」抜け抜けと言い放つや、 もう片方の手に持ったPDAのキーを押した。同時に三分間のカウントダウンが始まり(また三分か!) 「押すなよ」と思わず突っ込むレオンに「これ、あげるわ」エイダが何かを投げて寄越す。 キャッチした手の中のものにムッツリと見入っているレオンに、 「じゃあ、またね」まるで何でもない日常の挨拶のように小さく手を振って、 エイダのヘリは昇り始めた朝日の向こうへ飛び去っていった。 「なけるぜ(Verycute…)」片手を挙げた愛らしいテディベア。 ジェットスキーのキーホルダーに付いたマスコットを薄曇りの空に揺らし、 レオンはいかにも不機嫌そうな低い声で呟くと鍵を握り締めて踵を返した。 エレベーターの下で待っていたアシュリーに「急ごう、島が吹っ飛ぶ」早口で言うが早いか、 レオンは彼女がその意味を飲み込む間もなく脱兎の勢いで駆け出した。 さて、ここからバイオ恒例の「爆発を控えたステージから脱出」です。 操作可能になった地点から完全一本道の通路(敵もいない)をダッシュで通過すると 地底トンネル→地下水路の入り口と繋がっており、 はしけにエイダが用意しといてくれたジェットスキーが止まってるのでこれで逃げる事になります。 てか、「猛スピードの乗り物の後部座席に女の子乗っけて」、「後戻り不可な洞窟の中」を、 「タイムカウント気にしながら」「鍾乳石や崩れる岩を避けつつ」脱出って… ものすっっっっごいデジャヴ感じるんですが。更に途中で背後から何か(この場合は水) が迫ってきて無理矢理スピードアップ要求されたりなんかした日にゃ 操縦席に銀髪で赤コートの悪魔狩人の幻覚見ちゃいますよ? ただ、こっちは障害物にちょっとでも当たったりスピードアップ怠ったりすると あっさりゲームオーバーになってしまいます。この辺りに、悪魔と人間の違い …て言うか、神谷と三上の違いを感じます。 後小ネタ。洞窟内には何箇所かジャンプするポイントがあるのだが、 この時LR押しっぱにしてるとレオンがジェットスキーごと側宙やバック宙を見せてくれます。 さすが余裕だなレオン様。まぁジェットスキー乗る時も「hang on,sweetheart!」とか言ってるしね…。 無事に洞窟の中から脱出するものの、爆発の勢いで洞窟から吹き出した奔流に 思い切り吹き飛ばされ、アシュリーがジェットスキーから転落してしまう。 慌ててアシュリーの姿を探すレオンの背後にアシュリーが浮上。 波間を浮き沈みしながら必死に「レオン!」と叫ぶのに気付き、 振り返ったレオンはかすかに唇を吊り上げた。 「さぁ、帰ろう」機体の上にアシュリーを引っ張り上げる。 「ええ、任務完了ね、レオン」 エンジンをスタートさせようとしたレオンに息を弾ませ、アシュリーが語りかける。 「まだ君を本国に送り届ける任務が残ってる」ちらりと背後を振り向いてレオンは答えた。 571 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 52 00ID jo/jZjnc 黒煙を上げる島が次第に波濤の彼方へと遠ざかっていく。 「よかったら、その後の任務も頼もうかしら」ためらいがちな声でアシュリーは尋ねたが、 「残念だ」レオンに苦笑を返されて「そう言うと思ったわ…」彼の背中に顔を伏せた。 「ところで、あの女の人誰なの」 しかし、声を震わせたのも束の間、諦めてないのか立ち直りが早いのか、 彼女はビミョーな事をなつっこく尋ねてくる。 「聞いてどうする」レオンがやれやれといった感じで問い返すと、 「ねぇ。教えてよ」アシュリーはダダをこねるように声を高くした。 「俺の心の中にある幻影かもな…」 誰に言うともなくレオンは呟き、きょとんとしているアシュリーににやりと笑いかけると アクセルを思い切り開いて波の彼方へ進路を取った。 結論。レオンの中にはまだ虫が残っていたようです。 EDはアニメ「MONSTER」風の紙芝居で前半は幸福な村の生活が紹介されて (レオンがしょっぱなにブッ殺した村のおっちゃんが子供にギター聞かせてるよ…。・゚・(ノД`)・゚・。 あと「キエー」言うて襲ってきた人が子供のお話聞いてあげてたり(?)とかな…) 後半では教会が村に現れ、村人達が変貌していく様子が描かれている。 (変わっちゃった他の村人に押さえつけられて村人が寄生虫打たれてる(実験?)とか、 椅子にもたれてぐったりした子供の脇で母親らしき女の人がスプーン(ひしゃく?) 手にしてニヤリ…とか)BGMもオルゴール→何かおどろおどろしいのに変化。 エンデイングの後何か、このゲームの著作権関係はラクーン市警によって守られてます。 守んない子はスターズがお仕置きに行くヨ!みたいな注意書きが出る。(ウロだから違ったらゴメン) 注意書きが出てる最中にビープ音。通信が回復してハニガンが映し出される。 何故かメガネしてない。メガネの事を聞くレオンに「それより任務は?」と返すハニガン。 ターゲットを保護してこれから帰還するというレオンをハニガンが「おめでとう」と祝福。 ここでレオンが「メガネをとるとかわいいな、帰ったら電話番号を教えてくれ」と いきなりナンパ男に変貌。ハニガンに「まだ任務中でしょ!」と叱られ 「なけるぜ…(Storyofmylife:うまく行かないもんだね、ってこと?)」とボヤいて 今度こそ本当に 糸冬 。 後小ネタ(?)ハニガンのメガネなんでないの?この演出不自然 →アレ?エイダも途中でメガネ(何か普通のサングラスってより色んな機能付いてる 偏光グラスっぽかった)無くしたよね? →両方黒髪っていうのもこうなると何か怪しい →んでエイダ=ハニガン?とか言われる事もありますが別に公式でそんな話も出てないし 真相はスタッフが語んない限り藪の中です。同一人物だったら面白いんだけど、 まぁ声の人違うしな。以上。 更にも一個小ネタ。 本編を一回クリアすると遊べるエイダ・ザ・スパイ。 エイダを操り孤島入り口から施設内を敵を倒しつつサンプルを集めて進むミニゲーム。 五つ集めて劇中でレオンが助けを呼ぼうとしてた電波塔までいけばクリア。 「サドラーに感づかれたわ」とか謎の男と話してる割にはラスボスはクラウザー。 別に本編とは関係ないっぽ。最後まで行くとエイダが迎えのヘリ内で謎の男 (実はウェスカー)とテレビ電話。「クラウザーはどうした?」「死んだわ」「やはり小物だったか」 と言う可哀想な会話の後「これでアンブレラ復活の目処が立つ。世界のバランスを変えるその時が来た」 とか言ってウェスカーが高笑いする。そんだけで特に意味なし。 9 バイオハザード4 短いバージョン ◆l1l6Ur354Asage2005/06/08(水) 20 58 58 ID 04COrv4f 短縮バージョンを忘れてた~。 前提。アンブレラは潰れました。 攫われた大統領令嬢を救い出す為彼女の目撃情報があったスペインの寒村に向かった 2の主人公レオン。(現在は警官辞めて合衆国エージェント) が、話を聞こうとした村人に何故か突然襲われ、乗ってきた車(案内の警官付)も破壊されてしまう。 (警官たちは行方不明になるが後に村人に殺された事が判明) 以降も異様に凶暴な村人たちに襲われまくりながら村の奥に潜入したレオンは、 そこに閉じ込められていた謎の男ルイスを救い出すものの、話を聞く間もなく 現れた村長に昏倒させられルイス諸共山小屋に閉じ込められてしまう。 何とか山小屋を脱出したレオンは(ルイスは一足先に雲隠れ)村の教会で遂に大統領の娘 アシュリーを発見、救助に成功。しかしその折に現れた村を支配する土着宗教の教祖サドラーにより、 彼の狙いが「力を世に示す」(早い話が世界征服)事(アンド金)であり、その為にアシュリーの身体に サドラーの操り人形となる寄生虫を植え付けた事が判明する。 そして気を失っていた際レオンの身体にもそれは植えつけられていた。 村人たちの凶暴性や辺りに現れる化物も教団が寄生させた虫によるものだった。 辛くも教会を脱出したレオンはアシュリーを連れ、寄生虫の駆除法を探して探索を開始、 途中村長を倒し実は鍵だったその義眼を使い村を脱出、謎の古城に潜入する。 しかし古城の城主サラザールもまたサドラーの部下だった。 古城の仕掛けに嵌りアシュリーとはぐれたレオンは、かつて共にラクーンを脱出しようとしたエイダと 邂逅する。が、彼女は一連のウイルス事件の影で暗躍していたウェスカーの走狗となっていた。 エイダを問い詰めるレオンだが結局その目的を聞き出せないまま彼女に逃げられてしまう。 またルイス(実はサドラーを裏切った寄生虫の研究員)とも再会。 寄生虫の研究に加担していた良心の呵責から彼は危険を顧みず寄生の進行を遅らせる薬を 手に入れてくれたが、その為にルイスはサドラーに殺され、同時に彼が入手していた 寄生虫のサンプルをもサドラーに奪われる。アシュリーを助け出したもののその後サラザールに攫われ、 彼女は教団の持つ孤島に連れ去られてしまった。化物となったサラザールを倒したレオンは エイダの助けにより孤島に上陸。アシュリーを取り返したがこれまでに寄生虫の一体化が かなり進んでおり、現れたサドラーにより手も足も出ずまたしてもアシュリーを攫われてしまう。 アシュリーを探し孤島を探索するレオンはかつての戦友クラウザーに会う。 しかしクラウザーもまたウェスカーの部下となっており、アンブレラ復活の為 サドラーのもつ寄生体のサンプルを狙って彼の元に潜入しているのだという。 寄生体により変貌したクラウザーを倒した後にエイダのサポートを受けてアシュリー奪還。 しかし代わりにエイダが捕らわれの身に。その後寄生虫除去装置を発見し二人とも虫を取り除き、 弱点をなくした後に怪物化したサドラーと対決。(そん時エイダも助けた)サドラーを倒したが エイダにサンプルを奪われる。エイダが仕掛けてた自爆装置で島が爆発する中 エイダがくれたジェットスキーで島脱出。で糸冬了です。
https://w.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/1395.html
【ゲーム】バイオハザード4(Wii) 【作者名】なぎさ 【完成度】完結(08/06/22~11/04/11) 【動画数】52 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/7183302 【備考】最終回動画が事情によりマイリストに入れられないようなので以下に記載する。 【最終回リンク】 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/629.html
biohazard4(Part2) ページ容量上限の都合で2分割されています。 14-56~63・397~403、 15-560~571、 16-9 56 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 28 11ID j/OQTgGv 電力制御室に入り、奥の電力制御レバーを下ろすとエレベーターへの電気供給と同時に 何故か入り口のシャッターが閉められてしまい、開けようとすると天井裏のベルデューゴが 両目を「キラーン」とか光らせながら見参。 エレベーターが到着するまでの四分間を、部屋の中にも置いてあった ボンベを利用したりしながらともに仲良く過ごすハメに。 ある程度時間が経過するとシャッターが開くので、 後は通路を逃げ回りながらエンジョイ鬼ごっこ。 見事四分逃げ切り到着したエレベーターに乗れば右腕にサヨウナラです。 液体窒素使うとダメージが数倍に跳ね上がる…ていうか跳ね返しがなくなるので 倒すことも出来ますが大量に弾が要ります。 ちなみに凍った瞬間マグナムを叩っこみまくるとベルデューゴの体が四散する。 なぜか倒さなくてもこれ以降右腕は出てきません。 エレベーターに一緒に乗ってスイッチを押しても上の階につくと 乗ってなかったことにされてるので(戻ってリベンジも可) エレベーターに乗れない呪いにでもおかされてるのでしょう。 「アメリカの犬一匹に手を焼いているようだな」 なんか特撮に出てくる悪の秘密基地みたいな部屋の、悪の親玉御用達のような 玉座に座っているサドラー。 「サラザールのお遊びには付き合っておれん」 とおかんむりな様子の彼は、眼前に控えていたベレー帽のムキムキアーミーマン 「クラウザー」にアシュリーをサラザールの元から連れてくるよう命令。 ついでにレオンの始末も命令する。「ついで」ってお前…。 57 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 30 07ID j/OQTgGv エレベーターが到着した先は謎の採掘場だった。 途中に落ちていたルイスのメモで、それが初代城主により封印されていた寄生虫 「プラーガ」の発掘現場である事が分かる。 足を踏み出すごとにそこら辺にいる村人から「オッパイのペラペラソース!」と 意味不明な後ろ指を差されまくるがそのたんび入ってきた梯子まで逃げ戻り、 梯子の上でひたすらナイフを振って落ちていく村人の悲鳴を堪能する 例のごときチキンプレイを敢行。 道を塞ぐ大岩を壊せるダイナマイトを手に入れるため、 ダイナマイトの入ったトロッコを呼び出そうとスイッチを入れるものの、途中までしか動かず ブレーカーが落ちてしまったので、反対側の高台に登り奥のブレーカーを操作。 中央の開けたところに戻ると正面側の高台から颯爽と飛び降りて得物にエンジンを入れる、 あんまりかっこよくないデモと共に「オッパイの以下略(訳:お前をバラバラにしてやる!)」 の叫び声が一番シャレにならない相手、チェーンソー男が登場。 が、いかんせん出てくるのがものすごく遠い場所なので 「キューブの描画能力って結構すごいよねー」とか呟きつつライフルで射殺するだけです。 もう一度トロッコを操作しダイナマイトを入手。岩を爆破して先に進む。 てかこんな苦労しなくても「工事用の爆発物でもないと壊せそうにない」とか メッセージが出る割にこの岩実はロケットランチャーを使えば一発で壊せるのですが、 今回のロケランは一発使い捨て。もったいな杉なのでやりません。 ダイナマイトの爆風を至近距離で浴びても、平気で「へあ!」とか飛び起きるレオンを 楽しんだ後は溶鉱炉へ。(生死の基準がつくづく謎だ) 部屋の中ほどまで進むと奥の扉が開いて二体の巨人が現れる。 二体同時の戦いをコストパフォーマンス的に三秒で諦め、溶鉱炉開閉装置を操作して 部屋中心の床下溶鉱炉の扉を開き、先着一名様を煮えたぎる炉の中へご案内。 この溶鉱炉、落とすまでは何度も操作できるのに、一匹落とすと安全装置が働いて 二度と使えなくなってしまう謎の不親切設計なので、もう一匹とはしょうがなく素直に戦います。 溶鉱炉が閉じきるまでは、うかつに側へ近づくと穴に落ちた巨人に掴まれて ダブル一粒三百メートルみたいな格好で心中するハメになるし、 実は一匹を相手にしている間もう一匹は心優しくもぼけーっと順番を待ってくれているので どっちが楽かはビミョーなところ。 58 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 32 32ID j/OQTgGv 溶鉱炉を抜け、山道を進んでいくと虫の大軍に襲われる。 が、地下水路を抜けてからこっち、虫は何故かステルス能力を使わない 半分が優しさで出来ている存在と化しているので今やタダの空飛ぶ宝石です。 途中の洞窟にあるスイッチを押すとうざい位に虫が湧きまくるが、 狭い所を一列になってやってくるので化物相手に春麗ばりのキック連打で切り抜け、 (マジで何のゲームだ…)スイッチ操作で灯ったライトの熱で熔けた扉を通り、 鎖で吊るされた巨大分銅が規則的に落ちるドッスン通路へ。 ドッスンしてきた直後に張り付いてダッシュするだけで何のヒネリもなく普通に通過。 奥の棺を調べると実はエレベーターだったそれが作動し、地下からの脱出となる。 エレベーターを降りた先の廃屋で「エイダからの手紙」を発見。 思いっきり口紅のあとがむっちゅーとついてます。何考えてんだあの女。 レオン達に殖えられた虫は、成体になる前なら外科手術で取り出せるかもしれない。 だがその可能性は低い、多分アシュリーの方が先にやられる。 その時どうするか、覚悟だけはしておけ、とのこと。 そ、そんな欝展開… 望 む と こ ろ だ。 こちとらバイオクオリティにしっかり肩まで漬かって百数えるくらいのアレですよ? どの位か更に具体的に言うと、この先の焚き火でマターリしている村人達の輪の真ん中に 手榴弾を平気でかろやかにスローインする位。 (しかも再犯。一回目は城でマターリお祈り中の信者に略) 59 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 34 14ID j/OQTgGv 村人たちが守っていた、獅子の像が掘り込まれた扉には何かをはめ込む穴があり、 「我に生け贄を捧げよ」と書かれている。 「生け贄」とやらを入手すべく脇の廃屋のクランクを回して現れた梯子を下り、地下へ向かう。 「この先に獅子への生け贄を捧げる」と書かれた親切すぎる石碑の脇を抜けると トラバサミが大量に仕掛けられた岩窟に到着。 どこからか響いて来るチェーンソーの音に不安を覚えつつも何事もなく うじゃうじゃ出てくる村人を全員倒し、音の出所を探すと 岩窟の二階の窓辺にチェーンソー男を発見。 しかし何故か彼は梯子を下りてこずにひたすら二階で窓に向かって突進してくるだけなので 「もうっ、チェンったら。思い込んだら一直線なんだから☆」 と生温かい目で見守りつつターンターン(ry 一階にもチェーンソー男がもう一匹いるのですが、この先には トロッコに乗り込むと線路の先でゆらゆらしている村人さん(×3)を見つけ、かすかにテンパる →取り合えず銃殺後、トロッコの発車レバーが明らかに手が届くところにありながら 何故か銃で撃って発車する方式になっておりしかも弾が当たりにくく更にテンパる →案の定発車した直後に右から左から村人たちが無賃乗車してきてますますテンパる →これだけでも糞忙しいのに更にボタン押しで避ける低い鴨居(?)みたいなのまで 挿入されて程よくテンパった所で途中駅の村人がレバー引いて緊急停車、 大量の村人が乗り込んできて次々触手化、完全に収拾がつかなくなる →ヴォンヴォン…ヴルルルル(チェーンソーの音)でアワワワワ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル となるバイオ4屈指のロマンチックポイントが控えているので そんな構ってさんは相手してられません。 60 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 40 12ID j/OQTgGv 二階で手に入れた「封印の鍵」を使って岩窟を抜け、寄生虫が邪魔する針天井 (今回ズル不可)を通り過ぎた後はいよいよ例の難関に突撃。 でも上に書いていたのは実はまだ前半で、レバーを撃って発車→また大量の村人が(略) 次々触手化で(略)んでチェ(略)鴨居が(略)うああああああああー(AAry となった末にトロッコがなんたらツイスターみたいなスパイラルを描き、 (貨物放り出されるだろ普通…)崩れ落ちた線路を辿って奈落にダイブ。 ボタン押しでジャンプして対岸にしがみつき、A連打で這い上がってようやっとクリア。 奥の岩屋で「生贄のモニュメント」を入手、開いた岩戸をくぐって梯子を上り、何とか地上に生還。 さてこれから焚き火のところに戻って獅子の扉を開かねばな…と辺りを見回すと、 そこはさっきの入り口の脇だった…おさるの電車かよ…orz 扉の先は旧館へ続くエレベーターだった。 旧館へ入ったレオンを巨大なサラザールの像が出迎える。 バカじゃないのあの城主…(゚д゚)となりながらも像の前の水上通路を進もうとすると、 邪教徒がレバーを動かして通路を水中に落としてしまう。 同時に像が動き出し、 ┐(´ー`)┌ショウガナイヨネーみたいな動作で左手を上下し始めた。 …今までに受けたどんな仕打ちよりもなんか遥かにまさる屈辱を感じつつ、 手に飛び乗って像の動く手を切り替えたりして二階三階へ飛び移り、 レバーを操作しなおして通路を戻し、像の足元前でおもむろにスナイプ体勢に入ります。 何故って一歩歩き出したとたんに後ろの像が動き出し、カクカク走って追っかけてくるから。 スコープ最大ズームでも見えにくい扉の錠前を無事シュートして落としたらレッツダッシュ開始。 ボタン連打で像から逃げる最中にも左右のパルテノン神殿にでも飾ってそうな柱が 次々気安げにしなだれかかってくるので気は抜けません。 てか岩から逃げる時とかデルラゴ水泳(湖に放り出されたらスイミングでボートまでランナウェイ) の時もそうなんだけど、ボタン連打で逃げる行動って どんどん激しい連打を要求されるのに比例してレオンの行動がどんどん速くなっていくので 最後のほうとかレオンの走りがなんか面白い!すごい面白いよこれ! …誰だよこんな変な仕様採用したの…ora 61 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 42 52ID j/OQTgGv 扉を連打の影響で思いっきり蹴り開けると深い谷に架かった橋に出た。 (今回アシュリー編も含め扉の開け方が選べる。ボタン一回押し→そっとあける。 連打→蹴り開け。アシュは突き飛ばし開けみたいなの) 背後の像がチョップで壁をぶっ壊したついでに橋もぶっ壊しながら谷底へ落ちていくのを ボタン連打で橋ダッシュ→なんか数分前に見たようなやり方で向こう岸に大ジャンプ →A連打よじ登りで回避。 というか来るか来ないか分からない侵入者の為に館一つパーにする罠を わざわざ前もって建造しておくなんて流石貴族はお金持ちかつ暇人ですね。 実は備えが役立って嬉しくて仕方ないだろう今。 てかサドラー大統領から金取る必要ないんじゃ…。 色んな思いに苛まれつつ対岸の塔の扉を開けると広間に響く拍手の音。 「よくたどり着けましたね、スコット君」 「またお前か」 「左腕」を従えたサラザールに、レオンは頭痛を堪えるように眉間を押さえた。 いや自分ちなんだからいるだろうそりゃ。 というか前も言ってたけどスコット君て誰。(素でSWATだと思ってたよレオンのミドルネーム) アシュリーはこの塔の頂上で「聖なる洗礼」を受け、自分達の仲間になるのだと言うサラザール。 お前のやっていることはテロだ、と吐き捨てるレオンに 「流行り言葉でくくれて安心しましたか?」 サラザールは左手を振り上げた。彼女とは別の「洗礼」をレオンに施す為に。 62 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 44 17ID j/OQTgGv が、その手が振り下ろされる事はなかった。 レオンが放ったナイフが、サラザールの掌を壁に縫いとめていたからだ。 突き立ったナイフ、そして流れ出す血を見てサラザールがわなわなと震えだし、 引き攣るような悲鳴を上げる。彼の慌てぶりを鼻先で笑うレオン。 が、その時主人の恐慌をよそに、「左腕」が昆虫のような奇妙な指でナイフを掴み、 振り向きざまに投げ返した。 レオンが上体を反らして飛来した凶器を危うく避けると(ボタン押し) その隙にすすり泣きながら直通エレベーターに駆け込んだサラザールは、 追いすがるレオンを後に残し、「左腕」とともに塔の頂上へ逃げ去ってしまう。 邪教徒たちが通路に落とす、数百キロはありそうな馬鹿でかい樽をナイフ一振りで破壊したり、 五人乗っただけで機能停止する、どう見ても貨物用なのに異常なほど最大積載量が少ない 工業エレベーターを利用しつつレオンはサラザールを追いかける。 塔の最上階にたどり着くと、そこには肉で出来た分厚い花弁から消化液を垂らした、 異様な巨大植物が壁に埋まるようにしてはびこっていた。 植物の前にしつらえられた祭壇の前に立ち、こちらを振り返ったサラザールは 「残念」と駆けつけたレオンをあざ笑う。 「洗礼」は既に終わり、アシュリーは島へと連れ去られたと言うのだ。 「あなたの強い意志に対して私も敬意を払ってあげましょう」 四隅に異様な色の炎が焚かれた祭壇の階段を登るサラザール。 祭壇の上で振り返った彼の、大きく広げた手足を、背後の植物から伸びた肉の蔦が絡めとる。 きょとんと植物を見上げる「左腕」(カワイイ…)ももろともに、二人は花弁に飲み込まれた。 息を呑んで見守るレオンの前で再び花弁が開かれ、 怒涛の勢いで吐き出された何かが祭壇を破壊する。 左眼だけしかない、竜のような長い首。 そいつが身震いすると、蟻に似た細い一対の下顎の間から消化液がぼたぼたと滴り落ちた。 レオンの背後の扉に鉄格子が落ち、植物の脇の二つの扉を破って現れた両の触手の間で かみ合わされた骨格が開いて、その中で化物として生まれ変わった 左腕のないサラザールが、怖気立つような産声を上げる。 その真紅の両目を睨み付けたレオン。 「また化物か」 僅かに引いていた身体を戻し、生物としては常識外れの巨体を相手取っているにもかかわらず、 むしろ脅しつけるような仕草さえ見せて歩み寄る。 「少々飽きたが付合うか」 63 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/03/24(木)02 48 07ID j/OQTgGv さて、サラザール戦ですが、オプションつきのボスにありがちなお約束、 オプション(もと「左腕」であるところの首の眼)を攻撃して弱点(サラザール)を露出させ、 ダメージを与えて倒す。というパターンになっています。 正直色んな理由でラスボスよりキツイ相手なのですが(即死攻撃・無限ザコ・ ボタン押し避け攻撃・おまけに肝心の眼がフラフラフラフラ動きやがって全く攻撃当たらん) 「自業自得で死ぬ!これ以上のハリウッドオチがあるかーーーー!!」ということで ムービーが終わった途端、サラザールんちからケッパってきた(普通に展示していた…) ロケランを使い一撃(眼はマグナムで二撃か?)で死んでいただきます。 凄まじい悲鳴を上げて絶命するサラザール。 その身体は見る間に溶け、地響きを上げて崩れ落ちた植物の下から 塔の裏側へ続く扉が姿を現した。 連れ去られたアシュリーの後を追うすべを探して塔を降りたレオンは、 地下の船着場に人の気配を感じ、銃を掲げて油断なく近づく。 モーターボートの運転席に座ったエイダが振り返り、にやりと笑ってレオンに尋ねる。 「どうする?(Need who right,handsome?かな?)」 思わず息を漏らしたレオンは銃を下ろし、唸るように呟いた。 「オーケイ…」 以上。あと実質1チャプター!御目汚しお許しを! 397 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/04/19(火)05 37 19ID lzxOTj7H ヒソーリ復活。バイオ4行きます… 靄がかかった薄暗い海の上、波を蹴立ててボートが疾走していく。 行く手に浮かぶ島の姿が次第にはっきりしていくのを、レオンは助手席に頬杖をついて 無言で眺めていたが、ふいに運転席のエイダに無言のまま「ん!」と身を乗り出し、 彼女に再び何らかの説明を求めようとする。それを「ん?」とニッコリ笑顔でかわしたエイダ、 同時に急ハンドルを切ってボートをドリフト(?)させながら岸壁に寄せ、 遠心力で海上に放り出されそうになったレオンが慌てて座席にしがみ付いている内に 崖上に向けてザイルを発射。 「私は用があるから。またね、レオン」 Σ(゚Д゚;)ハァ!?と呆気に取られるレオンを後に残し、ドレスのスリットから 色っぽくフトモモをチラつかせつつ大ジャンプ、またしても姿を消してしまう。 直後脱出の際に彼女が蹴りつけた衝撃でボートは大回転。 泡を食ってレオンがハンドルに飛びついたものの結局間に合わず、 船はその側面を岸壁にゴッツンコ。 しかし一応は何とか止まったボートの運転席に身体を投げ出し、思わず「なけるぜ」と呟くレオン。 (実際は「Women…」つってる。2でよく言ってた「女って奴は」から来てる?) 島に上陸したレオンの腰で響くビープ音。通信が回復したのだろうか? しかし無線機の画面に登場したのは相変わらず顔色悪いローブ男サドラー…今度はお前かorz アシュリーもエイダも居ない、寄って来るのはムサい男のみのこの状況で、 (村のオバちゃんはいろんな意味で女じゃありません) この上キモイおっさんとマンツーマンでねっちり語り合いたくねぇよ!ヽ(`Д´)ノ 俺のハニガンを返してください…orz(ヒント:エンディングまで出てこない) という筆者の内心をヨソに、意気揚々とサドラーにサラザール打倒を告げるレオン。 「いい加減にあきらめてアシュリーを返したらどうだ」と降参を勧告しますが、 そこで「うんわかった」などと言う物分りのいい悪者はいません。当然の如くサドラー様は 「勘違いだ。あんな小物を倒したくらいでは、私を倒すのは無理だと思うがどうかね」 と相変わらずの悪人ヴォイスでそれを拒否、 「サドラー、お前も小物だ」切り返すレオンに 「我が虫篭の中でもがくがいい」と悪の高笑いを上げて通信を切ってしまう。 398 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/04/19(火)05 38 49ID lzxOTj7H どこからか響いてくるアシュリーの叫び声を頼りに崖沿いの道を進んだレオンは、 敵に担がれて島内の基地らしき建物の中へ連れ去られる彼女の姿を目撃。 崖の道は基地の手前で一旦途切れていて、その先には数棟の見張り小屋があり、 サーチライトの光がそれらを照らしながら往復している。 オーケー、あれに当たってはいけないのですね。よーし…とタイミングを計ってジャンプすると、 着地した途端、ライトは思い切り向こうに行ってるのにもかかわらずサイレンが辺りに鳴り響き、 見張り小屋からわらわらと敵のみなさんが現れました…ライト関係ないのかよorz ここから敵の様相が再び一変、迷彩服に顔にはペイントというゲリラ崩れみたいな格好に。 防具も現代らしく鉄カブトが登場、そして武器にはなんと これまでになかった近代武器、スタンロッドが! …銃じゃないんだ… それ以外の人も普通に今まで通りの村人とか信者と同じ斧とか矢とかトゲトゲ鉄球で襲ってくるし… 弾はそこら辺に落ちてるのに銃無いのか しかし、扉に近づくとベレー帽をかぶった一際逞しいアーミーマンが登場、 「欲しかったのはコレだろ?」とばかりにガトリング砲で撃ちまくられるので これを何とかしつつ見張り小屋の上にある反射板を操作、 アシュリーが連れ去られた扉の脇から出ているレーザーを 反対側の受光装置に照射するよう向きを変えて扉のロックを解除、 懐かしい巨大岩落下トラップをボタンで避けたりしつつ先に進みます。 基地裏口から厨房へ。 ブラブラしてる腐肉の塊の間を抜けながらめぼしい物はないかと室内を物色していると、 突如脇のデカイオーブンから火ダルマの敵が飛び出してきて死ぬほどビックリさせられる。 後でオーブンを調べるとレオンが「…何で中に人が?」と至極もっともな突っ込みを。全くだよ! (村でもやってましたが彼は他にも流しを見て「ちゃんと掃除しろよ」と呟くなど 結構小姑並みに細かい性格の様子) 厨房を抜けると再び「へーぷ!りおん!」とひたすら元気に叫び続けるアシュリーの声が。 何か鳥山某大先生がデザインしたようないでたちのアーマー男をブッ倒して 声の元に駆けつけてみると、それは残念ながらスピーカー越しのもの。 壁に据え付けられたモニターの中で、鉄格子の嵌った扉を叩き、必死に助けを求めるアシュリー。 その背後に兵士が歩み寄り、彼女を床に引き倒した。 399 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/04/19(火)05 40 55ID lzxOTj7H 思わず身を乗り出したもののどうにもできずレオンが見守っていると、 今更のように監視カメラの存在に気付いた兵士は仲間に指図、 壁際のスイッチが切られるとモニターは沈黙してしまった。 が、レオンは敵を「マヌケが」と嘲笑(英語では「Amateurs…(シロートが)」彼はプロらしいです。 まあ実際プロなんだろうけど)、彼女の救助を心に誓う。 敵が全く出て来ない不気味なT字路を進むと手術室に到着。 中には更に二つの小部屋があり、片方の部屋のガラス越しに手術台の上に横たわる 奇妙な死体のようなものが見える。 そちらの部屋は内側に何か引っ掛かっているらしくドアが開かないので 反対の部屋の端末を操作、ロックを開いて部屋の中を調べるとルイスのメモが出てくる。 それによると寄生虫の応用実験により生まれた空飛ぶ虫や巨人のような、 しかしそれとはまた一線を画した生物が他にいるらしい。 「リヘナラドール」というその実験体は破壊された体組織を瞬時に再生させる事が出来、 倒すにはサーモスコープで体内の寄生虫をピンポイントで狙う必要があるとのこと。 イヤな予感を覚えつつ、部屋奥の兵士の死体から「冷凍室のカードキー」を入手、 部屋を出ようとすると案の定どっかから「ガシャン」と物音が。 そして案の定BGMが物凄ぇイヤな感じに変化しました…。 自動ドアをダッシュで抜けようとすると案の定そこに待ち受けていたさっきの死体、 リヘナラさんに心を込めたラリアットで歓迎される。 400 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/04/19(火)05 43 26ID lzxOTj7H サーモスコープを持っていない今、この歩く水死体に対抗する手段は 大量の弾丸しかないので、当然ダッシュ逃走。 しかし当然部屋を出た途端、さっきまで誰も居なかった筈の糞狭い通路にて、 連中の変質者みたいなブタッパナ呼吸に出くわすイヤ展開が待ち受けています。 それも何とかスルー、冷凍室に辿り付くと部屋の中心には冷凍されたリヘナラが吊るされており、 硬く凍りついたバルブハンドル付きガラス扉の中のサーモスコープを入手するには 冷却装置を止めなければならないという自ら自分の真下の落とし穴のスイッチを 押すかの如き選択を強いられる。 「ま、ガンバw」と言わんばかりに部屋入り口に置かれたライフルの弾を使い、 サーモスコープ入手と同時に(部屋のロックも同時)床にぼとっと落ちてきたリヘナラを どうにか退治してロック解除、冷凍室の鍵をゴミ処理場の鍵に書き換え、ゴミ処理場へ向かう。 (余談ですがサーモスコープを装着して落ちてる金塊とか弾丸見ると体温があります …ばかりか生きてるみたいに脈打ってます。何で出来てるんだこのペセタは。 あとこれで溶鉱炉を覗くと何故か人間より体温が低く表示される場合があり、ますます混乱を煽る) ゴミ処理場に入るとすぐにクレーンの操作版があり、 ガラスの向こうでは敵がマターリとだべっている。 ま…まさかねぇ…と思いつつもクレーンを操作すると 敵は迫り来るクレーンの影にも気付かずあっさり掴まれ奈落へポイ。 その後何故か残った奴らは地面に体育座りしてガクブル。 あ…アホですか君ら…orzとなりつつもクレーンゲームに興じた後に管制室を通り過ぎると、 またしてもアシュリーの叫びが。 駆けつけると通路の先にさっきモニターに映っていた鉄格子の扉と、 こんどこそ生のアシュリーをようやっと発見。 しかし扉の鍵を探してやむなく「無言で」その場を立ち去る事になる。 (待ってろ、今助けてやるとか言うセリフは何故か一切無い) 研究室に入ると奥のモニターが点灯、八頭身のオナモミ(河川敷とかに生えてる 別名くっつき虫とか言うあの植物)みたくなり、いちいち何かされるごとに全身の棘を伸ばして ウニみたいになる新生リヘナラが登場する。 腹の所にあからさまに怪しい光る物体を持ってるので 伸びる腕にとっ捕まえられてトゲトゲに優しく抱きしめられたりしつつ退治。 やっぱりアシュリーの監禁部屋のキーだったそれを持って道を引き返す。 (この時反対側の行き止まりに向かうとそこは管制室になっていて、 レオンが無線で助けを呼ぼうとするものの謎の妨害電波のせいでうまく行かず 「デム!」と叫ぶ隠しイベントが見られます) 401 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/04/19(火)05 45 59ID lzxOTj7H 鉄格子の前まで戻るとさっきまで散々大騒ぎしていたアシュリーの声が聞こえない。 取り敢えず扉を開いて中に踏み込むと、何のことはない、奥で疲れて座り込んでいるだけだった。 エエエエ~(AAryじゃさっきの兵士sは何だったんじゃい… ともかく駆け寄ってきた彼女に「大丈夫か?」と無事を確認、 頷くアシュリーを背後に、レオンは逃避行を再開する。 脱出口を探して踵を返したその時、窓に嵌まった鉄格子の隙間を抜けて、 暗闇の向こうからレオンの鼻先へ、ふわりと紙飛行機が飛んできた。開いてみると、 「気付いてると思うけど、ゴミ処理場の廃棄口からなら、ここを抜けられるかもね」 それはエイダからの手紙だった… ていうかひょっとしなくても村からずっとレオンのことストーキングしてませんかエイダさん… なんか最早ホラーなカンジにすら見えてきた前回同様のキスマークを脳裏から振り払いつつ、 とにかくアドバイスどおりゴミ処理場まで後戻り。 ついさっき敵のおっちゃんたちをクレーンでつまんで落とした穴を恐る恐る覗き込み、 「くさい…」と鼻を押さえるアシュリー。 「ああ」事も無げに答えてレオンは彼女に意味ありげな視線を向ける。 それを受けたアシュリーは「うそ、イヤよ」と首を振るが、 「行くぞ」尻込みする彼女の手を捕まえたレオンは有無を言わさず廃棄口へダイブ、 アシュリーの上げたけたたましい悲鳴と共に、二人は暗闇の底へと落ちていった。 ガラクタの上に無事着地した二人。 さっさと立ち上がり埃を払うレオンに「ムチャしないでよ」とアシュリーは怒りをぶつけるが、 レオンは「君の尻なら大丈夫だ」とさりげにルイスよりヒドいセクハラ発言をかまして涼しい顔だ。 腹を立てながらも起き上がろうとするアシュリーにレオンは手を貸すが、 「なにこれ」と背後を振り返って顔をしかめる彼女の体の脇にあったものを見て表情を変え、 「早く行くぞ」とアシュリーの身体を素早く引き起こす。 ちょっと先へ進むとお約束どおりにさっきアシュリーの脇に落ちてたリヘナラさんが蘇って 追っかけてくるのですが、右腕だけでもあんなトゲトゲの上に落っこちて 何ともないアシュリーの身体は尻だけじゃなくきっと全身が超合金で出来てるに違いありません。 この後彼女と力を合わせてコンテナを押したり鉄球を操作したり操作してもらったり シャッターの下くぐってもらってその先のレバー上げてもらったり (目の錯覚かな?レオンでも余裕でくぐれる高さだよ…?)二人でタイミング合わせて 同時ボタン押しにチャレンジしたりして道を開いた後、 (途中の小汚い倉庫では「こんな所で飯食うなよ」というレオン様の 相変わらずスルドイ小舅ツッコミが見られます)ブルドーザー置き場へ。 402 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/04/19(火)05 48 21ID lzxOTj7H 荷台に昇るとアシュリーが「私に任せて!」とか何かスゴイセリフをさらっと抜かした後 運転席に座り、エンジンスタート。 …昨今の娘さんってのは普通に特殊免許持ってたりするもんなんですか? まー相変わらず考えてもしょうがない疑問はほっといて地下のドライブへゴー。 が、やっぱりすんなりと行く訳はなく、工事車両だからかアシュリーが異様に安全運転なのか このブル物凄ぇスピードが遅い。 どのくらいかっつーと道の脇や上から次々押し寄せる無賃乗車キボンのヒト達を 易々と気前良く乗っけちゃうくらい。自然こっちは満員電車状態を避けるため 「無賃乗車してくるのはよく訓練されたガナード(ムシに乗っ取られたヒトの総称)だ! 無賃乗車してこない奴は…そんなんいねーよ!フゥーハ(ry」とばかりに のべつ幕なし弾を撃ちまくるハメになります。 挙句の果てには後ろから前から暴走ダンプが突っ込んできて後ろのは何とか撃退したものの (さすがにこの状況で狙撃はムチャだと製作側も思ったのか車体に攻撃当てるだけでいい) 前のはツッコまれてアシュリーがハンドルを切りそこね、壁を壊してブルがパーに。 しょうがなく壊れたブルは放置して壁の中の部屋のドアを開け、 進んでいくと階段の上に待ち受けたサドラー様のお姿が。あんたエスパーですか… 「お前たちの中にあるモノを強く感じるぞ」 振り返りながら言うサドラーに駆け寄ろうとするレオン。 が、サドラーが左手を突き出すと途端に胸の中に激痛が生じ、レオンは床に蹲ってしまう。 「抵抗しても無駄だ。子は親には逆らえないのだよ」 含み笑いを漏らしながら歩み寄ってきたサドラーが、次にその腕の狙いを 「さあ、こっちへ来いアシュリー」 もがくレオンの隣へ滑らせると、一瞬息を呑んだアシュリーはかくりと首を垂れ、 一拍の後に瞼を開けたときその瞳は真紅に染まっていた。 床にくず折れたまま必死で呼びかけるレオンの声も全く耳に入らない様子で 彼女はサドラーの元に歩み寄っていく。 アシュリーの背中にレオンは咄嗟に発信機を投げ、 それに気付かぬまま彼女の手を取ったサドラーは姿を消した。 その後漸く痛みから回復したレオンは、二人が去ったドアを睨みながら苦い声で呟いた。 「同化が始まっているのか…」 403 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/04/19(火)05 49 32ID lzxOTj7H 先程レオンが助けを求めようとして果たせなかった管制塔。 「レオンの始末はどうした?」 両手の間でナイフを弄んでいるクラウザーの前には、 腕組みをしたエイダが壁に寄りかかっている。 「てこずってるわ。サンプルは?」 「やつが持っている。サドラーはこっちの意図に感づいているようだ」 低くエイダが答えると、手に握ったナイフの輝きを確かめながら 同じく低い声でクラウザーは言葉を返し、壁際の彼女に睨むような視線を寄越した。 「…やっかいね」エイダが言って、その視線を避けるように背中を向けると、 「俺もウェスカーもお前の事を信用はしてない。変なマネはするなよ、殺すぞ」 クラウザーがナイフをその背中に向けてくる。 しかしエイダは彼の仕草が見えているのかいないのか、 「あら、ウェスカーとのつき合いは私の方が長いはずよ」 その恫喝をあっさり鼻で笑い飛ばした。 「まあ、いい。いずれハッキリさせてやる」 ナイフを再び宙に投げ上げ、逆手に握りなおすクラウザー。 それにエイダは相変わらず背を向けたまま、 「楽しみにしてるわ」 振り返りもせず気だるげに手を振ると、ドアを開けて出て行った。 閉まる扉を睨みつけ、クラウザーはいかにも不愉快そうに鼻を鳴らした。 続きまー。次で終わりの予定ー。 561 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水) 17 35 55 ID jo/jZjnc 遅くなりましたがバイオ4ラス1行きます。 入り組んだ配管が壁一面を埋め尽くした機械室。 作業用リフトで中二階に上がり、金網の通路を進んでいたレオンがふと立ち止まって 肩のホルダーからナイフを抜いた。 彼の背後、音もなく現れた何者かの気配を察知しての行動だった。 だが、獲物を構えながら素早く振り返った視線の先には何も無い。 当惑して構えた腕から僅かに力を抜いたその刹那、宙を飛び、天井のパイプで反動をつけた襲撃者が 彼の頭上めがけて飛び込んでくる。 レオンは一回転してそれを逃れ、(ボタン押し避け)素早く手の甲で頬についた傷を拭った。 構えたナイフの切っ先から獲物の血を滴らせつつ、ゆるゆるとベレー帽の男が立ち上がる。 「久しぶりだな、レオン」 「クラウザー…」 レオンは敵の正体に驚きの色を見せた。 これまでにそんな供述はカケラもありませんでしたが二人はお知り合いのようです。 「二年前、事故で死んだはず…と言いたいのか」 ゆっくりと円を描きながら間を詰める二人。 「お前か、アシュリーを連れ去ったのは?」 「なるほど…やはりオレとお前はコインの裏表と言うわけだ」 561 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 36 58ID jo/jZjnc 歩みを進めながらも油断なく彼の手元から視線を外さないレオンとは対照的に、 まるきりあさっての方向を眺めながら、察しがイイ、とクラウザーはナイフをくるくる回しますが、 何で「コインの裏表」なのか、そもそも「二年前の事故」とやらが何かも一切説明はないまま 突然振り向いたクラウザーのバックハンドスイングを避けたレオンは(ボタン押し) 上段の薙ぎ、突きで反撃。そのいずれをもクラウザーはかわして目的を問うレオンへ大きく踏み込み、 十字に切りつけた。(ボタン押し)たたらを踏み、後退したレオンに 「サドラーが育てたサンプルが欲しいだけだ」答えるや否やナイフを持ち替え、 空になった手を振りかぶるフェイクを交えた攻撃を仕掛けてくる。(ボタン) それを構えたナイフで防いだレオンが「アシュリーは関係ないだろ!」 息を荒げて叫ぶとサドラーにアメリカ人である自分を信用させる為だ、と返し、 直後クラウザーは足元のドラム缶をレオンに向かって蹴り飛ばした。(ボry) 飛来したドラム缶の陰に隠れた攻撃を仰け反りながらナイフの峰で流すと レオンはそのままの勢いで宙に身を投げ出し、一回転して階下に降り立つ。 背後に同じく着地したクラウザーが身を起こした。 「たったそれだけの為に…」 声を震わせたレオンが斬りかかり、暫し斬撃の応酬が続く。 体を捻りつつ、宙で右手から左手にナイフを持ち替えたレオンのトリッキーな一閃で、 クラウザーの胸元に赤い線が走った。それを見下ろして笑うと、彼はレオンに駆け寄り(ボ… ってストーリーパートぐらい落ち着いて見させて下さい! 早押しに気を取られる余りこの後腕をひねられて蹴り飛ばされたレオンに クラウザーが馬乗りになって、ナイフ喉に突き立ててくんのをボタン連打で必死に防いでる頃にゃ、 そのうっすら聞いたような気がする話すら八割方内容忘れてるよ! 飛びかかってくる前になんか「これもアンブレラの為」 とか言ったような気がしますがそれも最早記憶の彼方ですよ! 更にどこからともなく現れたエイダさんが銃でクラウザーのナイフを弾き飛ばしてくれた時も 話がハンパで終わる事よりむしろ「これでボタン地獄から逃れられる」とホッとする始末です。 レオンに蹴りつけられた腹を押さえながらクラウザーは 「やはりどこかのメス犬だったか」 エイダを見上げ、中二階から彼に銃を向けたエイダは憎憎しげな視線に 「分が悪いのはそちらのようね」 と微笑んだ。しかしクラウザーは向けられた銃口をものともせず、低く笑い声を上げると 人にあるまじき跳躍力で天井近くまで飛び上がり、エイダとは反対側の通路に着地。 「もがいたところで―――この島から生きては出られん」 睨みつけるレオンに向かって捨て台詞を残すとその場を退場する。 彼と入れ替わりにレオンのもとに飛び降りてきたエイダが 「知り合いだったようね」 尋ねるとレオンはクラウザーの残したナイフを抜きながら 「昔の連れさ」と答え……工エエェェ(´д`)ェェエエ工 だったらもっと驚けよ!余りのそっけなさにキライな奴かと思ってたよ! 何で「お隣の斉藤さん(仮名)はヅラだった!」程度のどうでもいいビックリなんだよ! ひょっとして俺の知らない間にバイオ3・9とかが絶賛発売中ですかって位の 壮大な決別ストーリーを含んだ旧知の仲っぽいんですが「んなこたどーでもいい」と言わんばかりに 「そろそろ目的を教えてくれてもいいんじゃないか?」 スゴイあっさり話を逸らしてしまうレオン様。…あの、ひょっとしてほんとに出てますかバイオ3・9…? 562 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 38 19ID jo/jZjnc レオンの問いにやっぱりエイダが答える事はなく、 「またね」と彼女は彼の目の前をすたすた通り過ぎると軽やかに手摺を飛び越え、立ち去ってしまった。 それを見送るレオンの腰で通信機がサドラー様からのコールを告げる。 「わざわざこの島まで来たゲストを退屈させる訳には行かないからね」 と「旧友との再会」をわざわざお膳立てしてくれた親切なサドラー様は 「……そうだ、いい事を思いついたぞ。せっかくだからアレにも貴様の相手をさせてやろう」 この上更に何かイヤデスマッチを企画されているご様子。 しかしその思わせぶりな一言を 「アレとかコレとか、ボケが始まっているのか」 と無粋なレオンに突っ込まれ、言葉に詰まった挙句、 「せいぜい楽しむといい」ごまかし笑いもそこそこに会話を切り上げてしまった。 イヤミが小舅に敗北する悲しい瞬間を目撃した後はいかにも怪しい射出口が壁に並んだレーザー通路へ。 ていうかここ、映画版バイオをご覧になった方なら誰でも思わず笑ってしまうような部屋です。 人によって相当な温度差があるだろうなっつー笑いですけど。(平らかに言っちゃえば同じトラップ) しかし映画では屍の山を築いたレーザーもここではただレオン様の カッコよさを見せ付ける舞台装置に過ぎません。 いや、実は通れた時にはレオンの屍の山がひっそり築かれてますがそれは見ない方向で。 (余談ですがここまで映画に似せるなら死ぬ時もサイコロステーキになるのかなーと思ったら ただ普通に吹っ飛ぶだけ。まぁ考えたら技術とか倫理とか色々な問題でなる訳なかったな) ちゅーか最初のタイミングですり抜ける二回とボタン押しの一回目(飛び込み前宙)はともかくとして、 「俺らなら水平懸垂みたいな地味い避け方はさせねーな!」という製作のおたけびが聞こえてきそうな 後半三回のボタン押しアクションはマジ人間業ではないんですが。 (二連続バク宙後、直床にへばりつき&壁走り) 特に最後のロック解除待ってるときの奴とかウォールハイクとは言え 五メートル位空飛んでんですけど…大統領警護官とは改造人間しかなれない職業なのですか? さて、レーザー通路を通り抜けると、またもや何か見たことのある場所に。 さっきレオンが島に来る前、サドラー様がクラウザーに命令してた、 例の日曜の朝テレビつけたら映ってそうな部屋です。 奥にある無意味に高い背もたれが付いた椅子の背後に行くと自動ドアになっていて (惜しい!せっかく意味ねぇ燭台が椅子の左右にあるんだから火ぃともさせる仕掛けとか作りゃいいのに) 中にはいかにも「悪のひみつきち」らしい一人用エレベーターが。(丸い手すりが付いてる奴) しかしそれに乗る前に椅子の周辺を調べると 「?」という気になる選択肢が出てくるのでAボタンをポチッとな。 するとレオンが椅子に腰掛けて足を組み、サドラーよりもむしろ様になった悪巧みスマイルで 肘を突くとカメラが一気にロングになって 「今はこんな事をしている場合ではない」 というツッコミが天から降ってくるというナゾの腰砕けイベントが発生します…何これ。 563 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 39 23ID jo/jZjnc なんかもうヘナヘナになった足を引き摺りつつ地下道を進むと 謎の巨大コンテナが吊るされた崖に出た。 「アシュリー…」先刻彼女の背中に取り付けた通信機を道脇の水溜りの中から拾い上げ、 レオンが唇を噛み締めていると突然地響きが起こる。 焦って辺りを見回していると、いきなり岩壁を砕いて現れた、顎が二つに割れて 手がムチ状になったフリー●様の上半身に、ムカデの下半身をくっつけたような化物に 空中コンテナの中に突き落とされ、 「あー、サドラーが言ってた『アレ』って『コレ』かぁー…」と レオンいわくの「ボケが始まっている」人みたいに呟く間もなく狭い通路を 『アレ』に追いまくられつつ右往左往する事に。 『アレ』はこの時点では倒せず一定以上ダメージを与えると天井裏に逃げてしまうのですが、 その後は油断していると天井から伸ばされた触手により通路の上に引きずり上げられ、レオンの足が 釣りたてのイキのいいお魚のようにびくびくんッ→シーン、となるのを見るハメになりますので、 それをボタンで避けつつ「通路脇の緑のランプを射撃後、安全装置を解除」×2すると カウントダウン開始、カウント終了と同時に崖下へと落下するという 何の為だか用途がイマイチよくわかんない三連コンテナの内部を奥へ奥へと進みます。 最後のコンテナの端までたどり着いた所で何故か都合よく上から下がってきた フックに飛びつき脱出、コンテナ諸共落ちていく『アレ』を尻目に崖上に無事生還を果たしますが、 道端に「さぁ、頑張ってくんな!」とばかりに景気よく並べられたアイテムの数々に 一抹の不安がよぎります。 全然嬉しくない予想を微塵も裏切らず、数歩進んだ所でムカデの下半身を駆使しながら 『アレ』ががすがす崖の下から再登場。 新たに生やした背中のハサミ攻撃や地中攻撃を避けつつ ドラム缶や通路に仕掛けられた鉄格子のギミックを使用してやっとこ倒した『アレ』には 『U-3』というれっきとした何か未確認物体ライクな名前があるのですが、 サドラー様が『アレ』ってしか言わなかったしこの後もファイルなどでの説明が特にない為、 レオンの中…つか攻略本関係読まないプレイヤーの中では彼の名は一生『アレ』のままです。 サドラー様…罪なお方だ。 野営地を通り過ぎ、遺跡に足を踏み入れたレオン。 「あの女と関係してるとはな…」 崩れかけた柱の間を進む彼の影のように、数間離れた石柱の間からクラウザーが歩み出た。 「アシュリーをどこへやった?」 「知りたいか?あのゲートの先だ」 足を止め、険悪な声色で言い募るレオンにクラウザーは低い笑いを交えて答え、顎をしゃくった。 「開けるには3つの紋章がいる」「クラウザー、何を企んでる?」 含みありげな言い草にレオンは問いを発したが、 「1つは北…そして1つは東」 クラウザーは構わず喋り続け、 「もう1つがお前ってわけか?」察したレオンがその言葉を繋いだ。 「しかも、行動パターンは限られている」 クラウザーの構えたマシンガンの狙いを 「それはどうかな」すかさずレオンは手鉤を投げつけて逸らし、過去の疑問は今回も相変わらず 置き去りでプレイヤーポカーンのまま、両者は激しいバトルの舞台へ突っ走って行きます… 待って二人とも! オ レ を 置 い て い か な い で ! ! 564 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 40 24ID jo/jZjnc 「アンブレラを復活させてどうする?」 「狂った世界のパワーバランスを変えるのだ」 遺跡の東にて、黒豹のレリーフを手に入れたレオンが尋ねると、 獲物を構えつつその背後に歩み寄ってきていたクラウザーは片手を広げた。 「狂った人間にバランスなどとれない」 手にした鍵を宙に投げ上げながら、レオンが厳しい目をやると、 「まともな人間に今の世の段取りはムリだ」 クラウザーはナイフを彼に見せ付けるように体の前に突き出してみせた。 ここで戦闘中にクラウザーとの会話イベント(シカト可能)。 「じっとしてないで出て来い!」と屋根の上から呼びかけたクラウザーに 「ハメようとしても無理だ」とレオンが返事すると 「ギャグも分からなくなったのか?」という謎のお言葉を貰う。 (こいつのギャグは分からん)と困惑するレオン様ですが、 前半で出てた敵の襲来に対するお前のサンドイッチ発言も充分ワケ分からんと思うがいかがか。 クラウザーを一旦退けた後は遺跡の北へ。 ここから新たな敵として、明らかに出るゲームを間違えている妙に可愛いらしいチビロボが登場します。 (プレイの仕方によってはこの前からでも出てくるが) ここでしか出現しないのでこいつらは多分クラウザーのお供って事なんだろうが、 サドラー様に生身の兵隊貸してもらえなかったのか、それともよっぽど人望が無いのかクラウザー… チビロボ(正式名称:シーカー)に追いかけられていると通路の上からクラウザーが 「お前は何のために戦っているんだ」と答えようのない事を聞いてくる。 が、愛と勇気…じゃないロボだけが友達の寂しい元同僚を無視るのは余りに可哀想なのでお返事。 「さあな、トラウマかもな」投げやりな態度のレオンに 「フン、アンブレラか」とクラウザーは鼻を鳴らす。 遺跡の北、塔の上。 外縁の床から鷲のレリーフを拾い上げたレオンは、道を戻ろうとして 崩れ落ちた石壁の上から見下ろしているクラウザーに気付いた。 「あと1つだ、クラウザー」 レオンの言葉に再び鼻を鳴らしたクラウザーは 「決着をつけるか」構えていたマシンガンを投げ捨てた。 怪訝そうに眉を寄せたレオンの前、掲げたクラウザーの左腕が見る見るうちに変貌していく。 レオンが息を呑み、身を引く間にも肥大した腕の内部から肉を破って巨大な刃が現れた。 「これが、寄生体の力だ!」 篝火を照り返して輝く、巨大な銛と化した腕を誇らしげに見せ付けるクラウザーに 「地に落ちたな、クラウザー」レオンは低く吐き捨てた。 565 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 41 34ID jo/jZjnc 戦闘開始直後のクラウザーのジャンプ攻撃をボタンで避け終わると同時に 塔の回りに大量の時限式爆弾が仕掛けられていることが発覚、三分間のカウントダウンが始まって、 「さ、三分!?Σ(゚Д゚;)」ってなるのですが、さすが三分間のリミットは伊達ではありません。 腕を羽みたいに広げてガードしながら近寄ってくるのを見ながらナイフで下段攻撃 →怯んだ所を上段攻撃ってやってるだけで余裕で倒せるという 散々引っ張った割には中ボス中屈指の弱さです。疲労が溜まってたんだね…(ノД`) ってか謎の全てを放りっぱにして死ぬなクラウザー! 俺は何か無意識のうちに途中で二人の過去に関するファイルを見逃したり ムービーをスキップしたりしちゃったのでしょうか? 死んでも回想シーンとか何も始まんないよクラウザー! いや、死体調べたレオンに「…クラウザー。昔はいいやつだったが…」とか 取ってつけたようにしんみり言わせてもダメだから! 「昔」をミジンコ程も教えてもらってないこっちとしたらニボシみたいな目で 「ふーんそーなんだー(CV:お塩御大)」って呟くしかないから! 普通にカウント止まんないし、開いた通路の奥の扉に追い立てられるようにレリーフ使って 次のエリアに移動しても(しないと死ぬ)背後で「どかーん」て音がするだけで回想シーンとか以下略。 せめてかつての仲間に「ラン、レオン、ラン!フハハハハー」て笑いながら銃乱射してきたり、 塔の上から突き落として這い上がろうとするレオンの手の甲笑いながら 足でぐりぐりするまでになったワケだけでも教えて頂きたいんですが! もうペンタゴン食堂(仮名)でしょっちゅう最後のヤキソバパンをレオンに目の前でかっさらわれてたとか テキトー極まる理由で構わないから! ちゅーかここに来る直前のクラウザーのメモで 「サドラー俺のこと信用してなかった(´・ω・`)」とか、 「レオン始末してサンプル奪ったらエイダの死体もろともウェスカーのところに送ってやる」とか 今更な決意表明させてないで、これを 「サドラーに密かに命じられてクラウザーの過去を調査してた間者のメモ」 とかにしてりゃよかったのに…。 しかしなんぼ目を凝らしても今までに張られた意味ねぇ伏線の先が見えることは これ以降も全くありませんので、きっと伏線自体が 「大事なのは未来サ!過去なんて気にしてもしょうがないヨ!」という カプからのアツいメッセージだったんだと自己催眠をかけつつ先に進む。 と数歩も行かないうちにサドラー様から通信。 「正直始末に困っていた」クラウザーを倒してくれたことについてイヤミっちく礼を言ってくる。 「私がアメリカ人を信用するとでも思ったのか?」 とか話した数秒後に「それにしても奴を倒すとは放っておけない男だ。同化が完了したら 私の警護を担当させてやろう」などとレオン(アメリカ人)に対しのたまうサドラー様… うん、わかってるよカプ!過去は振り返ってもしょうがないよネ! ちょっつ前に見つけたサドラーのファイルに 「幹部レベルの人間は、うかつに増やせん。何故なら支配者側の『プラーガ』 (多分レオンたちが殖え付けられた奴)は人間の意識がそのまま残るから、 いつでも私を裏切る事が可能だからだ」とか書いてあったことももちろん気にしたりなんかしないヨ! …気にしろよ頼むからorz 566 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 42 50ID jo/jZjnc しかしせっかくの申し出も「悪いが先約があるんで」と駅前のキャッチセールス並みにあっさりと断られ、 サドラー様「軽口叩きまくって死んでいくがいい」とまたしても悲しい負け惜しみと共に通信終了。 何か威厳なくなってきてるぞサドラー様。てか「まくって」って… 意外なイマドキ言葉に脱力しながら歩を進めると、前方の砦に大量に集まった兵士達の姿を発見。 かつてなかった大量の飛び道具を携えた敵の待ち伏せに、慌ててバリケードの影に身を隠し、 舌打ちしたレオンだが、不意に起こったローター音にふと顔を上げた。 と同時に上空から強力な明りが彼目掛けて降り注ぐ。レオンは眩しさに一瞬額に手をかざしたが、 すぐに明滅する通信機に気付いてワイヤレスインカムを装着。 「やっと来たか」どこか不満げな、しかし安堵の色濃い呼びかけに 「(道が込んでたんで)遅くなってすまん、援護する」と 回線越しにしれっと答えるや、攻撃ヘリはまっしぐらに飛び去っていく。 ガソリンタンクを鼻先で押し倒し、敵を下敷きにしたのを手始めに、 ヘリは搭載されたバルカン砲で一体を舐めるように射撃、ガソリンに引火した爆発で 砦の1つが丸々吹っ飛んだのに 「スゴイので来たな」呆れ混じりにレオンが言うと、 「オレはマイク。よろしくな」デモンストレーションを終えたヘリのパイロットは笑みを含んだ声で自己紹介をした。 えー…鳴り物入りで登場したマイク君ですが、ぶっちゃけ言ってしまうとイージーとか ここに来るまで死にまくったとかならともかく、普通はあんま役に立ちません。 無意味にうるさく空飛んでるだけ。 まぁ、とっくに通り過ぎたところを爆破して「やったぜ!」とかはしゃいでる位は 微笑ましく見守ってあげるとしても、人の進路上に機関銃ぶっ放しながら (しかもそれが誰かに当たる訳でもない)「じゃまだ!」を連発されるのには流石にかなr …ほんの少しイラッと来たので、あの武器商人にさえ 「ストレンジャーストレンジャー、そいつは反則だ、反則」と言われた バイオ恒例の二周目以降限定武器、無限ロケランで軽くたしなめてみる事にします… が、よしんばルイスん時みたいな特殊死の演出でも見られるかと半ば以上期待していたのですが、 大抵の敵なら一撃で降参するこいつの弾を何発当てても「どこ撃ってんだ!」と怒られるだけで ヘリは小揺るぎもしやがりません。ええい!ヤツはバケモノか! マイクの援護を受けてシャッターを開き、砦の上層部に達したレオンを無数の敵が取り囲んだ。 絶体絶命かと思われたが、その時崖下からヘリの勇姿が登場。 「伏せろ!」と叫んだ途端にレオンの反応も待たずバルカンで一斉掃射(殺す気か)。 咄嗟に柱の陰に飛び込んだレオン以外の岩棚の上の人影は全てなぎ払われた。 銃器の沈黙を待って避難場所から顔を出したレオンが恩人に呼びかける。 「帰ったら一杯やるか」と言うレオンに「いい店があるんだ」と答えるマイク。 今なんかスゴイヤバイセリフを聞いたような…とか思っていると案の定変なフラグが立ってしまったらしく、 会話が終わるや否や背後からロケット弾が飛来、ヘリは墜落&爆発炎上してしまいました…。 血相を変えて崖っぷちに駆け寄ったレオンはヘリの惨状を見て、その後に振り返り、 弾を撃ちつくしたRPG-7を下げて立ち去る兵士とローブ姿を目にする。 ぬう…この俺がロケラン二十発以上当ててもかすり傷すら負わせられなかったヘリを あんなにもあっさりと!新たな強敵の登場です!…てかどう見てもタダのザコだけどな。 567 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 44 21ID jo/jZjnc 「サドラー、お前だけは許さん」と呟くレオンの下にこの機を逃さず当のサドラーから通信が。 本当にこの人は昨今の育児をおろそかにしがちな母親よりも遥かに濃密な レオンとのコミュニケーションを心がけていますね。 怒り心頭のレオンに「目の前に蝿が飛んでいたら叩き落すだろう?それと同じ事だ」 と言ってのけたサドラーは、人と虫の命を同列に扱う彼を嫌悪するレオンに 「力を手にすれば貴様も理解できるようになる」と嘯き、 レオンは「…寄生体を取り除く理由が一つ増えたな」と本人を前にサドラー打倒を宣言する。 この後崖下を覗くとレオンが「サドラーめ…この借りは必ず返すぞ!」 と決意するのですが…借りなのかこれ?まぁそれはほっといて旧施設内へ。 が、通路を僅かも行かぬ内にレオンの足取りが覚束ない物へと変わる。 再びその身を襲った異常に苦しむ彼の後ろからエイダが現われた。 「大丈夫」と気遣う彼女に一旦は荒い息の下から何とか頷いたレオンだったが、 苦痛が落ち着いたかに見えた彼はゆっくりと振り返り、だしぬけに腕を伸ばしてエイダの喉を掴み上げた。 苦悶するエイダを、微笑にも似た表情を浮かべて見つめるレオンの瞳は真紅に染まり、 うつろに見開かれている。今にも彼女の首が折れるかと思われたその時、 エイダが咄嗟にフトモモのホルダーから抜いたナイフをレオンの腿にグサーリ→容赦ない急所蹴り の強烈コンボを炸裂させ、レオンは地面に転がり、正気に返った。 「すまない」ふらつきながら立ち上がった彼は、取り出したウイルス進行緩和剤をあおり、 (まだ飲んでなかったのかよ!Σ (゚Д゚;)) 何とか息を整えつつ「早く寄生体を取り除かないと」エイダは深刻な声を漏らしたが、 レオンが「その前にアシュリーを救い出す」と反論。了解したエイダが二手に分かれることを提案し、 レオンは立ち去る彼女を見送ったのだった… てか今股間押さえて悶絶したいの必死で我慢してるんだろうな…偉いぞレオン(ノД`) さて、この後通りかかった牢獄のゴミ箱を開くと謎の袋がバタバタもがいているという 意味不明な隠し(?)イベントに遭遇します。 別に何か攻撃をしてくる訳でもないこのバタバタ袋には体温があり、明らかに生物なのですが その中身を確認する事は出来ず、ただ何らかの武器で倒した(って言うのか?)後、 「何だこいつは…」っていうレオンのセリフが出るだけ。 中身の正体には「なんかの実験体(牢獄内に似たような袋←(こっちはもう死んでる)アリ)」 「実は生きていたルイス」「序盤の犬」「マイク」「エイダ」 と諸説あるのですがこんな縛り口にまでみっちりアンコが詰まってておまけに死ぬとき 変な痙攣しながら「ギジュウウウ…」とか言うエイダ嫌だ。(てか生きてるし) 旧施設内カプセル実験室にて、ついにアシュリーを見つけ出したレオン。 しかし、巨大なカプセル内の椅子に固定された彼女に駆け寄ろうとした彼に 「もう少しで偉大な力が手に入ると言うのに…死にたいようだな」静かな声が掛けられた。 立ち止まり、振り返ったレオンは扉の脇に立ったサドラーに向けて 「アシュリーは返してもらう」肩をそびやかしたが、直後マトリックスばりの動きで 地を滑ってサドラーがレオンに急接近。その掌底がレオンを宙に吹き飛ばした。 カプセルの壁にたたきつけられ、床で咳き込むレオンに、左手を掲げながら ゆっくりと近づいていくサドラー。だが、彼の胸板に突如としてけたたましい音と共に 無数の弾丸が着弾する。中二階に陣取ったエイダが艶やかな微笑を閃かせ、 硝煙を吐くマシンピストルを携えていた。 568 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 46 26ID jo/jZjnc 「レオン、今よ」彼女の声に促され、漸く立ち上がったレオンは一つ頷くと カプセルの排出ボタンに拳を叩きつけ、半ば意識の無いアシュリーをその内部から助け出す。 が、二人の前に、雨あられと銃弾を受けながらも倒れることのなかったサドラーが立ち塞がった。 彼が低い唸り声を上げるとその両手の血管が奇妙に脈動し、 指先から吐き出された弾丸が床で微かな音を立てた。息を呑むレオンに 「早く」エイダが厳しい声で命じ、我に帰ったレオンはアシュリーを伴い、駆け出していく。 その後を悠然たる歩みで追うサドラー。エイダが回廊を駆けてその背後に集中砲火を浴びせたが、 全く効果が無い。状況を見て取ると、エイダは舌打ちでもしたげな表情で射撃を一旦中断したが、 僅かに顔を上げ、何かをその瞳に捕らえるや、彼女は照準を上方にずらして再びトリガーを引く。 レオンたちが通過した扉の上、そこには大量の石油缶が配置されていた。 石油の引火により破壊された扉を後に、レオンたちは道を急いだ。 途中でルイスのファイルを発見。教団は宿主の意思で寄生体を取り除けないようにする為の 研究の一環として、逆に寄生虫を取り除く方法についても調べていた。 で、成体になる前なら特殊な放射線で取り除けるが、虫の苦痛が伝わる事により 意識障害を起こす可能性があり、もし成体になっていた場合は宿主も死んじゃうらしい。 おお、今迄ひたすらアシュリーを取り返すか連れてあちゃこちゃうろうろするかのみに 時間を費やしていましたが、いよいよ虫を取り除くパートに入ったようです。 とか思いながら次の部屋へ入ると何か変な機械がある。 「これの事?古いけど大丈夫なの?」と尋ねるアシュリーをよそに レオンは何か歯医者さんみたいな設備に近寄り、 「まずオレが試す。そっちを頼む」とさっさと椅子に腰掛けてしまう。え?え? 両腕が固定され、アームが付いた電磁メスのような器具が動き出した。 肋骨らしき物が映ったホログラフ映像を前に、 「本当にいいの?」とアシュリーは不安げに言ったが、レオンは硬い声ながらも 何の躊躇いもなく「ああ」と答え…え、ナニコレまさか…と俺が思う間もなく 「わかったわ。いくわよ」とアシュリーは溜息交じりにボタンをポン。 電磁メスの間にバチバチイナズマが走って心配そうに見つめるアシュリーの前で レオンが何かしばし苦痛にもがいた後ぐったりと椅子に横たわり、肋骨ホログラフの真ん中で うにょうにょのたうってたモノが粉々になりました。えーと。これって、ひょっとして… 「立てる?」駆け寄ったアシュリーが問うと レオンは「ああ」と擦れた声で答えながら拘束具から開放された手首の調子を確かめ、 「死んじゃうかと思ったわ」安堵の息を漏らしたアシュリーは 椅子から身を起こしたレオンに深呼吸を一つして、 「次は私の番ね」って…えー…なんかよう分からんが寄生虫、取れちゃったみたいです… …イ 可 ィ ! ? Σ (゚Д゚;) プ…プレイ時間にして二十時間近くも引っ張っといて あっさりこんな道端に適当に置いといたような機械で!? しかも虫外せないようにわざわざ研究してたはずなのに何でこんな素人でも 「簡単操作でラクチン、ポン!」で虫除去出来るような機械があんの!? もう衝撃の余りアシュリーの、家族に聞きとがめられたら言い訳のしようが無いくらい 激しくエロイ喘ぎ声とかもロクに耳に入らんですよ! オマケにマップがファイルの部屋→廊下→虫取り機の部屋という 短期決戦にも程がある構成になってますので物凄い勢いで置いて行かれる事請け合いですよ! 569 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 48 03ID jo/jZjnc 虫を除去した後に椅子から起き上がったアシュリーがこっち見るまでに妙な タメ があって 「お、ファイルの『意識障害』とやらは伏線だったか?」 と僅かに期待するものの見事に裏切られて「これで安心だ。さあ、家に帰ろう」だしorz 更に機械調べた時のレオンの「仕組みは分からんが助かって良かった…」にトドメを刺されて ヘナヘナになりつつ部屋を後に…すると、さっきチャプター終わってセーブしたばっかなのに、 タイプライターが置いてあり、オマケに武器商人がいます。あれれ? 更に少し進むとレオンが「様子が変だ」と言い出しアシュリーを置いて一人で先に。アレアレ?ま、まさか? エレベータで上階に上がると建設現場らしき場所の鉄骨にかなりムチャな姿勢で吊るされた エイダがいて、サドラーが右手を突き出しつつこちらに向かって歩いてくる。 それを鼻で笑い、レオンはこれ見よがしに足を踏み出した。 あんな見紛いようない一本道に寄生虫除去装置置いといた癖に、 レオンの中に居るはずの虫が操れない事に「ムゥ!?」とか唸るサドラー様。 「無駄だ、サドラー」レオンは抜いたナイフをサドラーに向かって突きつけて、 次の瞬間それを宙に向かって投げうった。 (この時のナイフはクラウザーとの最初の対決の時手に入れたヤツらしい。芸が細かいですね) 投擲されたナイフは過たず、エイダを戒めたロープを切断、 「大丈夫か?」と資材の上に落ちたエイダをレオンは気遣い、エイダはそれに頷く。 不意にサドラーが含み笑いを漏らした。 訝るレオンにサドラーは「君も分かっているだろう?今やアメリカ人が勝つなどというのは ―映画の中だけのクリシェなのだよ」(クリシェ=フランス語で常套句=お約束、って意味だってさ) 大きく一歩、こちらへ近寄ったサドラーは 「ケネディ君、私は君が気に入った。褒美として君の幻想に終止符を打ってあげよう」 朗々と叫び、裂けるほどに大きく口を開いた。 その口腔の内部は普通の人間のものとは違い、乱杭歯の間で異様に巨大な眼球が蠢いている。 異形の正体を現したサドラーを前に、しかしもうバケモノにはとっくに慣れっこなのか 「エイダ、下がってろ」レオンは大して慌てる様子も無く声を投げ、 エイダは素早く身を起こして彼の言葉に従った。 えっと、ひょっとしなくてもラスボス戦? …えー、ここまでの地理を確認しますね。 ファイル部屋→廊下(敵が出るのここだけ)→虫取って→廊下→アシュリー置いてサドラーと対決… スピード解決にも限度ってもんがあるぞカプ…orz 落ち込んでてもしょーがないので足四本のタカアシガニ (中心にサドラーの胴体アンド長い首アリ)と化したサドラー様と潔く対決。 一定時間で開閉する二つの鉄橋を通って鉄骨等を行き来しつつ、 レバー操作で鉄骨をサドラーの上に落としたりドラム缶の爆発に巻き込んだり、 或いは膝にくっついた目を攻撃したりして座り込ませ、弱点の首に付いた目玉にボタンで 「よじ登る」で攻撃ってやってると、敵の体力が半分になった所で エイダが2ん時みたいにロケランを投げ込んでくれます。(投げ込む時のセリフもほぼ一緒) 別にこれ使わなくても倒せるのですが、何より楽だし(照準が相当ズレてても命中って事にしてくれる) ド派手なムービーが挿入されるので素直に使用。 しかしこんだけ威力あんならエイダ、自分で使えばいいのに…。 570 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 49 54ID jo/jZjnc 黒焦げになった巨体の脇に転がった寄生虫のサンプル(恐るべきケースの強度で何故か無傷) を拾い上げたレオン。その後頭部に拳銃が突きつけられる。 「悪いけど、それは頂くわ」 「エイダ、わかってるのか。これが何かを」 ゆっくり立ち上がりながらレオンは彼女に左手の中身を預け、 ケースを受け取ったエイダは両手を上げた彼に向けて涼やかに微笑んだ。 その笑みに応えるようにローター音が響く。音の出所を探してレオンが反射的に振り向くと、 その視線がそれた隙にエイダは素早く駆け出した。 レオンが彼女の姿を再び捉えたときには、エイダは両腕を鳥さながらに大きく広げ、 鉄塔の上からダイブしている。鉄塔の端へ駆け寄ったレオンが見たものは、 爆音を上げるヘリの後部座席で優雅に膝を組んだエイダの姿。 「悪いようにはしないわ」身を乗り出しながらひらひらと手にしたサンプルを振ってみせ、 「エイダ!」叫ぶレオンに彼女は 「あなたも早くこの島から出たほうが良さそうよ」抜け抜けと言い放つや、 もう片方の手に持ったPDAのキーを押した。同時に三分間のカウントダウンが始まり(また三分か!) 「押すなよ」と思わず突っ込むレオンに「これ、あげるわ」エイダが何かを投げて寄越す。 キャッチした手の中のものにムッツリと見入っているレオンに、 「じゃあ、またね」まるで何でもない日常の挨拶のように小さく手を振って、 エイダのヘリは昇り始めた朝日の向こうへ飛び去っていった。 「なけるぜ(Verycute…)」片手を挙げた愛らしいテディベア。 ジェットスキーのキーホルダーに付いたマスコットを薄曇りの空に揺らし、 レオンはいかにも不機嫌そうな低い声で呟くと鍵を握り締めて踵を返した。 エレベーターの下で待っていたアシュリーに「急ごう、島が吹っ飛ぶ」早口で言うが早いか、 レオンは彼女がその意味を飲み込む間もなく脱兎の勢いで駆け出した。 さて、ここからバイオ恒例の「爆発を控えたステージから脱出」です。 操作可能になった地点から完全一本道の通路(敵もいない)をダッシュで通過すると 地底トンネル→地下水路の入り口と繋がっており、 はしけにエイダが用意しといてくれたジェットスキーが止まってるのでこれで逃げる事になります。 てか、「猛スピードの乗り物の後部座席に女の子乗っけて」、「後戻り不可な洞窟の中」を、 「タイムカウント気にしながら」「鍾乳石や崩れる岩を避けつつ」脱出って… ものすっっっっごいデジャヴ感じるんですが。更に途中で背後から何か(この場合は水) が迫ってきて無理矢理スピードアップ要求されたりなんかした日にゃ 操縦席に銀髪で赤コートの悪魔狩人の幻覚見ちゃいますよ? ただ、こっちは障害物にちょっとでも当たったりスピードアップ怠ったりすると あっさりゲームオーバーになってしまいます。この辺りに、悪魔と人間の違い …て言うか、神谷と三上の違いを感じます。 後小ネタ。洞窟内には何箇所かジャンプするポイントがあるのだが、 この時LR押しっぱにしてるとレオンがジェットスキーごと側宙やバック宙を見せてくれます。 さすが余裕だなレオン様。まぁジェットスキー乗る時も「hang on,sweetheart!」とか言ってるしね…。 無事に洞窟の中から脱出するものの、爆発の勢いで洞窟から吹き出した奔流に 思い切り吹き飛ばされ、アシュリーがジェットスキーから転落してしまう。 慌ててアシュリーの姿を探すレオンの背後にアシュリーが浮上。 波間を浮き沈みしながら必死に「レオン!」と叫ぶのに気付き、 振り返ったレオンはかすかに唇を吊り上げた。 「さぁ、帰ろう」機体の上にアシュリーを引っ張り上げる。 「ええ、任務完了ね、レオン」 エンジンをスタートさせようとしたレオンに息を弾ませ、アシュリーが語りかける。 「まだ君を本国に送り届ける任務が残ってる」ちらりと背後を振り向いてレオンは答えた。 571 バイオハザード4 ◆l1l6Ur354A sage2005/06/08(水)17 52 00ID jo/jZjnc 黒煙を上げる島が次第に波濤の彼方へと遠ざかっていく。 「よかったら、その後の任務も頼もうかしら」ためらいがちな声でアシュリーは尋ねたが、 「残念だ」レオンに苦笑を返されて「そう言うと思ったわ…」彼の背中に顔を伏せた。 「ところで、あの女の人誰なの」 しかし、声を震わせたのも束の間、諦めてないのか立ち直りが早いのか、 彼女はビミョーな事をなつっこく尋ねてくる。 「聞いてどうする」レオンがやれやれといった感じで問い返すと、 「ねぇ。教えてよ」アシュリーはダダをこねるように声を高くした。 「俺の心の中にある幻影かもな…」 誰に言うともなくレオンは呟き、きょとんとしているアシュリーににやりと笑いかけると アクセルを思い切り開いて波の彼方へ進路を取った。 結論。レオンの中にはまだ虫が残っていたようです。 EDはアニメ「MONSTER」風の紙芝居で前半は幸福な村の生活が紹介されて (レオンがしょっぱなにブッ殺した村のおっちゃんが子供にギター聞かせてるよ…。・゚・(ノД`)・゚・。 あと「キエー」言うて襲ってきた人が子供のお話聞いてあげてたり(?)とかな…) 後半では教会が村に現れ、村人達が変貌していく様子が描かれている。 (変わっちゃった他の村人に押さえつけられて村人が寄生虫打たれてる(実験?)とか、 椅子にもたれてぐったりした子供の脇で母親らしき女の人がスプーン(ひしゃく?) 手にしてニヤリ…とか)BGMもオルゴール→何かおどろおどろしいのに変化。 エンデイングの後何か、このゲームの著作権関係はラクーン市警によって守られてます。 守んない子はスターズがお仕置きに行くヨ!みたいな注意書きが出る。(ウロだから違ったらゴメン) 注意書きが出てる最中にビープ音。通信が回復してハニガンが映し出される。 何故かメガネしてない。メガネの事を聞くレオンに「それより任務は?」と返すハニガン。 ターゲットを保護してこれから帰還するというレオンをハニガンが「おめでとう」と祝福。 ここでレオンが「メガネをとるとかわいいな、帰ったら電話番号を教えてくれ」と いきなりナンパ男に変貌。ハニガンに「まだ任務中でしょ!」と叱られ 「なけるぜ…(Storyofmylife:うまく行かないもんだね、ってこと?)」とボヤいて 今度こそ本当に 糸冬 。 後小ネタ(?)ハニガンのメガネなんでないの?この演出不自然 →アレ?エイダも途中でメガネ(何か普通のサングラスってより色んな機能付いてる 偏光グラスっぽかった)無くしたよね? →両方黒髪っていうのもこうなると何か怪しい →んでエイダ=ハニガン?とか言われる事もありますが別に公式でそんな話も出てないし 真相はスタッフが語んない限り藪の中です。同一人物だったら面白いんだけど、 まぁ声の人違うしな。以上。 更にも一個小ネタ。 本編を一回クリアすると遊べるエイダ・ザ・スパイ。 エイダを操り孤島入り口から施設内を敵を倒しつつサンプルを集めて進むミニゲーム。 五つ集めて劇中でレオンが助けを呼ぼうとしてた電波塔までいけばクリア。 「サドラーに感づかれたわ」とか謎の男と話してる割にはラスボスはクラウザー。 別に本編とは関係ないっぽ。最後まで行くとエイダが迎えのヘリ内で謎の男 (実はウェスカー)とテレビ電話。「クラウザーはどうした?」「死んだわ」「やはり小物だったか」 と言う可哀想な会話の後「これでアンブレラ復活の目処が立つ。世界のバランスを変えるその時が来た」 とか言ってウェスカーが高笑いする。そんだけで特に意味なし。 9 バイオハザード4 短いバージョン ◆l1l6Ur354Asage2005/06/08(水) 20 58 58 ID 04COrv4f 短縮バージョンを忘れてた~。 前提。アンブレラは潰れました。 攫われた大統領令嬢を救い出す為彼女の目撃情報があったスペインの寒村に向かった 2の主人公レオン。(現在は警官辞めて合衆国エージェント) が、話を聞こうとした村人に何故か突然襲われ、乗ってきた車(案内の警官付)も破壊されてしまう。 (警官たちは行方不明になるが後に村人に殺された事が判明) 以降も異様に凶暴な村人たちに襲われまくりながら村の奥に潜入したレオンは、 そこに閉じ込められていた謎の男ルイスを救い出すものの、話を聞く間もなく 現れた村長に昏倒させられルイス諸共山小屋に閉じ込められてしまう。 何とか山小屋を脱出したレオンは(ルイスは一足先に雲隠れ)村の教会で遂に大統領の娘 アシュリーを発見、救助に成功。しかしその折に現れた村を支配する土着宗教の教祖サドラーにより、 彼の狙いが「力を世に示す」(早い話が世界征服)事(アンド金)であり、その為にアシュリーの身体に サドラーの操り人形となる寄生虫を植え付けた事が判明する。 そして気を失っていた際レオンの身体にもそれは植えつけられていた。 村人たちの凶暴性や辺りに現れる化物も教団が寄生させた虫によるものだった。 辛くも教会を脱出したレオンはアシュリーを連れ、寄生虫の駆除法を探して探索を開始、 途中村長を倒し実は鍵だったその義眼を使い村を脱出、謎の古城に潜入する。 しかし古城の城主サラザールもまたサドラーの部下だった。 古城の仕掛けに嵌りアシュリーとはぐれたレオンは、かつて共にラクーンを脱出しようとしたエイダと 邂逅する。が、彼女は一連のウイルス事件の影で暗躍していたウェスカーの走狗となっていた。 エイダを問い詰めるレオンだが結局その目的を聞き出せないまま彼女に逃げられてしまう。 またルイス(実はサドラーを裏切った寄生虫の研究員)とも再会。 寄生虫の研究に加担していた良心の呵責から彼は危険を顧みず寄生の進行を遅らせる薬を 手に入れてくれたが、その為にルイスはサドラーに殺され、同時に彼が入手していた 寄生虫のサンプルをもサドラーに奪われる。アシュリーを助け出したもののその後サラザールに攫われ、 彼女は教団の持つ孤島に連れ去られてしまった。化物となったサラザールを倒したレオンは エイダの助けにより孤島に上陸。アシュリーを取り返したがこれまでに寄生虫の一体化が かなり進んでおり、現れたサドラーにより手も足も出ずまたしてもアシュリーを攫われてしまう。 アシュリーを探し孤島を探索するレオンはかつての戦友クラウザーに会う。 しかしクラウザーもまたウェスカーの部下となっており、アンブレラ復活の為 サドラーのもつ寄生体のサンプルを狙って彼の元に潜入しているのだという。 寄生体により変貌したクラウザーを倒した後にエイダのサポートを受けてアシュリー奪還。 しかし代わりにエイダが捕らわれの身に。その後寄生虫除去装置を発見し二人とも虫を取り除き、 弱点をなくした後に怪物化したサドラーと対決。(そん時エイダも助けた)サドラーを倒したが エイダにサンプルを奪われる。エイダが仕掛けてた自爆装置で島が爆発する中 エイダがくれたジェットスキーで島脱出。で糸冬了です。
https://w.atwiki.jp/tenkai_cr/pages/453.html
バイオハザード4 カプコン ジャンル サバイバルホラー 発売日 2005年1月27日(GC) / 2005年12月1日(PS2) 価格 8190円 真剣スレの住人が天界でまったりゲームの話をするスレ35より 830 :名無しさん必死だな :2006/04/02(日) 21 45 41 ID S5KwJpRD 1年ぶりにGCバイオ4を遊んでやっぱりはまった。 面白いものはいつ遊んでも面白いな。 敵に気づかれない遠距離から狙撃したり、 首を折ったり、村人の輪の中にロケットランチャー撃ち込んだり アシュリーのパンツにハァハァしたり。 831 :名無しさん必死だな :2006/04/02(日) 21 56 04 ID Qp9szzsf そう言えば評判を聞きつつもバイオ4に手を出してないな。 一作もやった事がないんだが大丈夫?話よりもアクションにのめり込める? 誰か背中を押してくれ!(主にアシュリーのパンツとやらで) 844 :名無しさん必死だな :2006/04/02(日) 22 14 20 ID Nk9z+okf 831 おそらくGC史上最強のアクションなんで買って見れ。 完璧に構築された世界観でのめりこむこと間違いなし。お目当てのアシュリーのおパンツもスコープ越しに(*´д`*)ハァハァハァアハァ クリア後のおまけもテラオモシロス。踊り狂うチェーンソーさんに切り刻まれたあの頃・・(遠い目 …まあ買って損はしないと思うよ。 847 :名無しさん必死だな :2006/04/02(日) 22 20 06 ID xBvHBP4H ちなみにアシュリーのパンツをライフルスコープでじっくり覗いてると ばれて怒られたりしゃがんでパンツ隠されたりします。 アシュリー高いところに上らせておいて下で隠されるか隠されないか ギリギリの所で覗きまくる痴漢魔レオンが量産されるゲームでした>バイオ4 848 :名無しさん必死だな :2006/04/02(日) 22 30 39 ID qHEezoRN まあ教主様のたくましいアレがローブから覗いているのを見たときは どうしてくれようかと思いましたよ>バイオ4 849 :名無しさん必死だな :2006/04/02(日) 22 37 12 ID xBvHBP4H リトライが容易かつ復帰が早いから何度殺されてもやり直す気になるんだよなあ。バイオ4 GC版しかやってないけど、あの操作系や復帰の早さはマジで快適。 ファミコンの頃の「死んで学べ」的なアクションゲームを現代風に リスペクトして作られた感じで死ぬことが苦痛じゃないようしてるのは 偉い。 851 :名無しさん必死だな :2006/04/02(日) 22 54 36 ID /7E7Bcyc バイオ4は狙って打つのが最高に面白かった。 狙って撃つ!狙って撃つ!ああたのしい! ↑この文章だけみるとかなりヤバイ人だなww 868 :名無しさん必死だな :2006/04/02(日) 23 23 15 ID 0Cq/ixBV バイオ4は通しクリアを何周した後でも要所々々にセーブしていた ところからお気に入りプレイをするのが楽しい。 個人的にはCha1-2でのやたら好戦的な村人相手の津山三(略プレイだな。 910 :名無しさん必死だな :2006/04/03(月) 02 36 23 ID GIDxkxi0 あー、上の方見てたらバイオ4欲しくなってきた。 GCのバイオ1はラジコン操作が合わなくて、一回クリアして投げちゃったけど、 アクションが面白いんだったら大丈夫だろうか。 ビビリ屋だからセーブ回数制限がキツかったりするんだよね… エタダクはこまめにセーブも回復も出来たからクリア出来たんだけど。 誰か背中を押してくれ… 911 :名無しさん必死だな :2006/04/03(月) 02 38 45 ID wpy16l4B 910 バイオ4は主観視点的視点だからラジコン操作もやりやすい。 さらにセーブは無制限。 912 :名無しさん必死だな :2006/04/03(月) 02 39 04 ID uzw3zBYA 910 セーブは無限、コンティニューもその部屋復活で無限。 操作は今までと一緒だけど主人公の後方にカメラがくっついてるから 普通のアクションみたいにスイスイ動く。 エタダクできたならさくさくとクリアまで行けるはず。 914 :名無しさん必死だな :2006/04/03(月) 02 46 24 ID GIDxkxi0 911-912 ありがとう! これで漸く買う決心が付いたよ。 セーブ無限とはありがたい。
https://w.atwiki.jp/hatsusuke/pages/537.html
バイオハザード0 HDリマスター 公式サイト http //capcom.co.jp/bio0hd/ja/index.html 機種 Xbox One 発売日 2016年未定 定価 パッケージ版:未定 / DL版:未定 ジャンル サバイバルホラー 発売元 カプコン 開発元 不明 オフラインプレイ人数 未定 多人数プレイ要素 未定 年齢区分 審査予定 初回特典 未定 限定版 未定 備考 2002年11月21日に発売されたゲームキューブ版「バイオハザード0」のリマスター プレイ画像 PV
https://w.atwiki.jp/biocos/pages/18.html
第3回・バイオハザードコスプレサバイバルゲーム 会場 AGITO(アジト) http //blog.livedoor.jp/agito_ktec/ 第2回・バイオハザードコスプレサバイバルゲーム 会場 MMS http //mms-typed.com/index.html 第1回・バイオハザードコスプレサバイバルゲーム 会場 ユニオンベース http //desert-union.jp/union-base
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6121.html
バイオハザード リベレーションズ2 【ばいおはざーど りべれーしょんず つー】 ジャンル サバイバルホラー 対応機種 プレイステーション4Xbox Oneプレイステーション3Xbox 360Windows Vista~8.1プレイステーション・ヴィータNintendo Switch メディア 【PS4/One/PS3】BD-ROM【360】DVD-ROM【PSV】PlayStation Vitaカード 各1枚【Switch】ダウンロード専売ソフト【Win】Steam専売ソフト 発売・開発元 カプコン 発売日 全機種エピソディック配信 2015年2月25日【PS4/One/PS3/360/Win】2015年3月19日【PSV】2015年9月17日【Switch】2017年11月30日 定価(税別) 【PS4/One/PS3/360/PSV】4,990円 配信 【PS4/One/PS3】各章741円【360】各章780円【Switch】2,990円 廉価版 【PS4/PS3】2016年8月4日/2,990円 プレイ人数 1~2人 レーティング CERO D(17才以上対象) 備考 PSV/Switch版はエピソディック配信なし 判定 なし ポイント バリーがストーリーに再登場 親子で初共演シリーズ初のストーリー分割配信前作の要素や『6』からシステム改善は多数一方で前作から後退した面も散見されるやり込み要素は非常に多い バイオハザードシリーズ 概要 ストーリー 特徴・新要素 評価点 システム面(評価点) ストーリーモード(評価点) レイドモード(評価点) 賛否両論点 システム面(賛否両論点) ストーリーモード(賛否両論点) レイドモード(賛否両論点) 問題点 システム面(問題点) ストーリーモード(問題点) レイドモード(問題点) その他 総評 余談 概要 『リベレーションズ』の続編で、前作同様本編作品のタイムラインが進んでいる間に発生していた生物的脅威を描くスピンオフ。 『RV』だけでなく、『6』から引き継がれた要素が多い。 時系列は『5』と『6』の中間に当たる。 主人公はクレア・レッドフィールドとバリー・バートンの2人。 今回は1エピソードごとにクレア編とバリー編を交互にプレイする展開となる。 また、主人公に同行するサポート役のパートナーとしてクレア編はモイラ・バートン、バリー編はナタリア・コルダが登場する。 孤島からの脱出を目指す主人公クレアと、救出のために島に乗り込む主人公バリーという設定・舞台など『コード ベロニカ』を意識した要素が随所に見られる。 また、本作はクレア編とバリー編をセットで1エピソードとし、全4エピソード構成となっている。 パッケージ版が発売する約1ヶ月前から1週間に1エピソードずつ配信していくエピゾティック配信という分割販売を行っていた。 他、パートナーをメインで操作するエクストラエピソードも存在する。 PSV版及びSwitch版は全てのDLCを収録済み。 ストーリー クレア編:クレア・レッドフィールドが所属する反バイオテロNGO「テラセイブ(*1)」が突然の襲撃を受け、友人でもある新入職員モイラ・バートンと共に身柄を拘束されてしまう。 クレアは腕に奇妙な腕輪が嵌められた状態で荒れ果てた監獄のような場所で目覚める。 同じく捕らえられていたモイラと共に脱出を試みるが、そこでは他のテラセイブ職員が異形の存在に無残に殺されていた。 絶望的な状況の中、腕輪から「オーバーシア」と名乗る女性が語りかけてくる。「ヴォセクへ向かえ。そこで全てが始まる。」 バリー編:絶海の孤島へ向け洋上を走る一隻のボートには、元S.T.A.R.S.隊員のバリー・バートンが乗っていた。 突如行方をくらました娘モイラの救難信号を頼りに単身島へ上陸したバリーの前に一人の少女が立っていた。 奇妙な腕輪を付けたナタリアと名乗る少女は、異形うごめく島内を恐れる様子もなく、探索するバリーを助けてくれる。 発信元と思しき通信施設に辿り着いたバリーがモイラの名を口にすると、ナタリアは何かを思い出して呟く。「モイラは死んだ…。」 特徴・新要素 パートナーシステム 今作でもAIが操作するパートナーと2人で探索を行う。パートナーを別のプレイヤーに操作してもらう協力プレイはオフラインでは可能だが、オンラインでは不可能。 『5』と同じく、パートナーは体力が有限であるが、一定時間で回復し、体力がゼロになっても主人公が合流可能な状態であれば、動けなくなるだけでゲームオーバーにはならない。 ソロプレイの際はボタン一つでリアルタイムに操作キャラをチェンジ可能。 概要で述べたように、クレア編ではモイラ、バリー編ではナタリアがパートナーになる。 なお、従来のパートナーとは異なり、銃を扱えるのは主人公、ステージに隠されたアイテムや透明な敵を見つけられるのはパートナー、と明確に役割が決められている。 前作の「ジェネシス」にあたる隠されたアイテムを発見する機能は、モイラなら「特定の場所にライトを当てる」ことで、ナタリアの場合は「指を指す」ことで入手できる。 『RV』同様敵を倒しても弾薬を落とさないのでこれを使うことで弾薬やアイテムを確保することになる。 モイラはバールによる近距離攻撃と、ライトを敵に当てて目をくらませることが可能。この状態からは専用の追撃が行える。 ナタリアは道中拾う石で殴ったり投石をすることで攻撃できるが、バールのように常時携帯することはできず、エリアを切り替えると失う上、耐久度もあり一定回数で壊れるなど、攻撃能力はモイラより低い。 そのかわり、ナタリアは壁越しでも敵を感知する能力を持ち、後述する見えない敵や壁越しに潜む敵の居場所を知ることができる他、敵がこちらを認識して攻撃モードに入ったことも情報として確認できる。 『6』同様貯めたポイントでプレイヤーを強化するスキルを入手可能。ただし、入手さえすればキャラ毎に全て適用できるようになっている。 アイテムクラフト グリーンハーブとレッドハーブというお決まりの組み合わせ(*2)はもちろん、布・アルコール・空きビン・火薬といった単体では役に立たないアイテムが登場し、これらを組み合わせて投てき武器や回復アイテムを作ることができる。 例えば、アルコールは布と組み合わせれば回復アイテムの「消毒布」に、空きビンと組み合わせれば投てき武器の「火炎ビン」になる。 投てき武器はこれまでの手榴弾に近い強力なアイテムだが、完成品が手に入ることは少なく、大抵は素材を組み合わせて作ることになる。 素材の種類が多く、拾ったまま放置すればスペースの圧迫に繋がるため、組み合わせて有用なアイテムにすることが求められる。 スキルシステム 『6』同様にBPを消費して習得する。本編、レイドモードでそれぞれ存在する。 体術やナイフの強化、ハーブの効果増強など内容は多様である。 ダッシュ 『6』から輸入された要素で、従来作では走りに当たる入力で高速ダッシュを繰り出せるようになり機動性が上昇した。 しゃがみ撃ちと不意打ち しゃがんで体勢を低くする「しゃがみ」状態になることで武器の手ブレが抑えられる他、移動速度が低下する代わりに物音を立てにくくなるので、敵に既づかれていない状態であれば背後から接近して「不意打ち」で敵を即死させられる。 本作は、この不意打ちやナタリアの索敵を意識することで有利にすすめるステルスゲーム的な側面が強い。 視界不良状態が登場。該当の攻撃を食らうと汚物でキャラの目が塞がり、実際に画面上を汚れが覆い殆どの視野が奪われてしまう。 時間経過か前述の消毒布で回復可能。 ロックされた箱が登場。ミニゲームで封印を解除することが出来、中にはアイテムが入っている。解除はパートナーのみ可能。 『RV』で好評だったカスタムパーツによる武器強化は続投。 評価点 システム面(評価点) 『6』から改善された要素 QTEが存在しない 『RV』より後に発売された『6』ではこれが多用されていたことが大きな不評を買っており、今作でも続投しているのではないかと不安視されていたが、一切なかったことは高評価された。 正確にはある箇所で一度だけあるが、決まったボタンを連打するだけの低難度のため特に問題視はされなかった。 コンバットゲージが廃止され、体術が『RV』と同様の仕様に戻された。 スキルの取得により『RV』同様の溜め攻撃も可能。 『5』『6』に存在したダウン追い打ちも復活した。 デフォルトの操作体系は『6』に近く完全なTPS仕様だが、あちらのような複雑なものではなくわかりやすい構成になっている。 仰向け状態、スライディング、クイックショット、ローリング、武器のモードチェンジは廃止された。 ストーリーモードの場合、習得したスキルは全キャラ共有かつ自動発動するので、『6』のような煩雑さは存在しない。 ただし、特定のキャラでしか発動しない専用スキルも存在する。 あまり良い評価のなかったハーブのタブレット式がスプレーとして使う『5』の方式に戻された。 『RV』から進歩した面 弾薬上限時の拾得制限撤廃。 武器を除いた所持アイテム管理は『1』~『CV』のようなスロット式のインベントリになり、『RV』と異なり弾薬がまとめられる上限に達すると複数のスロットに分けて所持される旧式仕様。弾薬バッグで1スロットあたりの保持数を増加させられる。拡張バッグを見つければアイテムスロット数を増やすことが可能。 パートナーにもアイテムをもたせることができ、彼女らにも拡張バッグがあるので最終的に所持できるアイテム数は多目だが、クラフト素材による圧迫も激しい。 パートナーとのアイテムの受け渡しは『5』のように手渡しを経由せずインベントリ上で直接移行できる。すぐ隣りにいる必要もなく高度差も無視できる。 武器の切り替えは『5』同様に各方向キーに対応した箇所にセットする方式に回帰し、携帯機故の制限で相対的に対応キーが入れ替わっていた『RV』と比べると直感的でわかりやすくなった。 持ち運べる武器種は4種類に増えた。また、マシンピストルとアサルトライフルが別カテゴリになった。 拾えるアイテムがあるとHUDとして表示されるようになり『RV』のようにアイコンへカメラを照準せずとも取れるようになった。 『RV』では敵の攻撃の直前しかできなかった緊急回避がステップを踏むようなモーションに変更され、いつでも出せるようになった。『6』と違ってコマンドもシンプルである。 スキルによって回避も強化可能であり、全ての動作をステップでキャンセルことも出来るようになる。 グラフィックの向上。前作は「DSの後継機」から想像される映像としては非常に高度であったことから良い評価を得たもののやはり携帯機の範疇であり、最初から据え置き用に開発されたため細かさは段違いである。 反面、FPSが半減してしまった。 ストーリーモード(評価点) シナリオ構成面 前作『RV』では舞台や操作キャラが頻繁に変わって、メインである豪華客船の緊張感が削がれてしまうなどの批判があったが、今作では島の中だけで展開するようになっており、緊張感と恐怖を持続させる工夫をしている。 ゲームを再開すると前作にも存在した「前回までのあらすじ」のムービーや、チャプター終了時には「次回予告」のムービーも流れるなど、前作同様海外ドラマを強く意識したサスペンス調の作風、構成は健在。 クレアとモイラの目的が「敵を倒すこと」ではなくあくまで「脱出」であったり、バリー編の主なクリーチャーが旧来のゾンビに近いロトンであることなどから、直近のアクションメインとなっていたシリーズと比べ恐怖感が薄れにくくなっている。 クレアやバリーとその娘モイラの再登場 クレアは『ダークサイド・クロニクルズ』以来5年ぶり、バリー親子は『3』のエピローグ以来16年ぶりの本編登場となる。 特にバリーは派生作品にもほとんど登場しなかったため、既に現役で最前線に立つことも少ないであろう年齢での久々な本編登場は注目の的となった。 クライマックスにおいてバリーが『1』の名台詞を発するシーンがあり、初代をプレイした人へのファンサービスと取れる演出がある。クレアとバリー親子の初共演も見所だろう。 ナタリアは第一印象こそかなり頼りなげに感じるが並外れて勇敢で、賢く、役に立つ局面が多い上に無意味に足を引っ張ることもないため中々よいパートナーとなっている。 全編廃墟を舞台とした構成 過去作では洋館や豪華客船といった比較的様式美が綺麗な場所が舞台になっていたが、今作の舞台となる孤島は、集落や収容所や工場はあるものの、ほぼ全て人の手が付かなくなった廃墟になっており廃墟探索ゲームの趣を取り入れている。 従来のシリーズとは違う荒涼とした舞台において陰鬱で退廃的な雰囲気の中に不気味さが宿っており、新鮮味もある。 廃墟の元になっているのは旧ソ連文化の集落であり、廃墟 + 社会主義国家のビジュアルの相乗効果を発揮している。 本作は『2』のようなビックリ系演出を多用せず、雰囲気で怖がらせるように作られており、生理的嫌悪感の強いロケーションはその雰囲気を盛り上げることに一役買っている。 怪物のバリエーションが豊富であり、バリー編とクレア編で異なった敵が主体になっている。 やり込み要素が非常に多い 難易度はイージー・ノーマル・サバイバル(ハード)など一般的なものから、敵が一切視認できなくなる「インビジブルモード」や、制限時間内にエピソードの攻略を目指す「タイムリミットモード」といった一風変わったモードも追加されており、同じ内容でも違った感覚、プレイスタイルで遊ぶことができる。 隠し武器の種類が多目であり、例えばノーマルをクリアすれば威力が低いが無限に撃てる「ボウガン」が、ハードをクリアすれば「ドリル」が解禁される。 この他にもリザルトで貰えるポイントを交換することでキャラクターモデルを鑑賞できるフィギュアやアートワークなどを解放することができる。 特にアートワークは多くの場合別売りの書籍を購入して見られるものなので、それがゲーム内に収録されているのは嬉しいところ。 これら全てのコンプリートを目指すとなると長い時間をかけて遊ぶことができる。 ステージギミックが別パートにきちんと影響する。 『2』ではザッピングシステムがあまり意味を成していなかったが、今作は各パートの行動が後に影響する場面がいくつかある。 例えば、「前パートで敵に対して強力な罠を作動させていると後パートで回避ルートを探すことになる」、「前パートで特定の扉を開いておくと後パートで有利に探索できる」など周回時に気づくと楽しめる要素でもある。 レイドモード(評価点) 基本のハックアンドスラッシュ的な面白さは健在。キャラと武器を強化し、さらに難しいミッションに挑戦するというサイクルは中毒性がある。 本編のキャラだけでなく、過去作に登場したクリス・ジル・レオン、DLCを購入すればハンク・ウェスカーも使用可能。 ミッション数が前作から3倍近く増加、難易度も3段階から4段階に増加し、ボリュームアップしている。 前作ではキャンペーンモードの舞台がステージとして流用されていたが、本作ではキャンペーンモードの舞台に加えてレイドモード専用のステージが用意されている。 ストーリーモードに登場したクリーチャーはもちろん過去作のクリーチャーも何種か登場し、本作のシステムで戦うことができる。 プレイキャラの体力ゲージや敵撃破数などが表示される様になった。 前作のミッションクリア時にもらえるボーナスであるノーダメージボーナスが今作ではノーハーブボーナスに緩和されたため、多少のダメージなら評価に影響しなくなった。 成長要素がより増加し、固有アビリティではなくプレイヤースキルをビルドできるようになった。ほとんどのスキルがレイドモード専用である。 プレイヤーのスキルは、実際に使用する事で何らかの効果を発揮する“アクティブスキル(*3)”と、『6』のスキルシステムに近い、装備することで常時効果を発揮する“パッシブスキル”の二種類がある。 スキルはプレイヤーがレベルアップした際にもらえるスキルポイントで強化でき、最大強化後に追加ポイントを注ぎ込めば全員に「継承(*4)」可能。 武器属性の概念が登場。たとえば「火炎属性」なら当たった敵を燃やして追加ダメージを与えることができる。 ジェスチャーがかなり豊富。「行け」や「待て」という基本的なものはもちろん、「拍手」や「分からない」などかゆいところに手が届いており、果ては「トレイン」や「ロボット」といった妙なものまで数多く取り揃えてある。また、何故か謝るジェスチャーが特に豊富。 本編では登場しなかった過去作からのゲスト出演モンスターも存在する。 お馴染みハンターに加えて、前作『RV』からはメーデーさんことスキャグデッド、『5』からは処刑マジニ、『6』からはナパドゥとラスラパンネといった強敵達が大集結している。 Switch版独自の新要素 武器のカスタムパーツを自由に着脱可能。 これにより、他機種版に比べてレイドモードの快適性が大幅に向上した。 ただ、外す度にGOLDを消費してしまうので注意が必要。 新たなカスタムパーツが追加。 ハーブやレア武器の出現率を上げるものや、最大Lvのさらに上であるLvΩ、前作のレアパーツであるオートローダーなどが追加された。 ミニゲームが追加。 バリーを操作して襲い来るゾンビを倒していく横スクロールアクションゲームが遊べ、スコアに応じてBPやGOLDが稼げる。 賛否両論点 システム面(賛否両論点) 『RV』同様ストーリーモードでは体力ゲージが無い。代わりにダメージを受けると画面が汚れる仕様。 体力ゲージがないことで臨場感は増すものの、本作の舞台上暗がりで視界の悪い箇所が多いため、さらに視認性が悪くなってしまうことへの批判はある。 クレア編で登場するモブ敵「アフリクテッド」はシステムに慣れず装備的に最も乏しい序盤の敵ながら動きが素早く、走りや跳びかかりで襲い掛かってくるため攻略の難所となる。 バリー編で一般的に出現するクリーチャー「レヴェナント」の仕様についてやや賛否分かれる評価となった。 レヴェナントは見た目からではわからない体のどこかに弱点があり、そこをある程度攻撃して露出させた上で追撃しなければ倒せず(*5)、しかも個体によって弱点位置が異なる。その上戦闘力が高く、攻撃力が高くて非常に素早い強敵である。 そんな敵がチャプター1の中盤から当たり前のように大量に出てくる(*6)。 レヴェナントにうまく対処するためには、ナタリアの索敵能力で位置を調べて不意打ちで倒すか、ナタリアの感知能力で弱点の位置を見抜いて攻撃するかの二択である。 基本的には不意打ちで倒すことを前提に作られており、スニーキングキル前提のステージ構成となっているが正面対決が避けられない状況もある。 不意打ちにせよ正攻法にせよ操作キャラ変更をこまめに行わなければならず、緊張感と討伐手順の面倒さが半々と言った感じで、様々な要因で細かい作業が多くテンポ感の悪い本作のイメージを強めてしまうことになった。 また、不意打ち成功時の演出にて、弱点が本来の位置でなく背中に出現するため、設定的に矛盾はないのか疑問視もされている。弱点組織が体内を移動できるかどうかは明らかにされていない。 レイドモードではナタリアがいないので、「弱点が出てくるまで各部位を攻撃するか、炎上させて無理やり倒す」という力技頼みになってしまう。 『6』で問題視された、ハンドガンを装備した時にその都度薬室を確認する動作がそのまま継承されている。 ソロプレイではキャラを切り替えた時にもこの動作は発生するので、鬱陶しく感じる人もいる。 ただ動きが完全に止まるわけではなく移動などは可能であり、銃を構えるといった動作ですぐキャンセルできるので殆ど気にならない。 むしろリアリティがあって良いという声もある。 ビジュアル的に攻撃性や陰鬱さを感じることがある 舞台が全面荒廃していることに加え、本作のグラフィックコンセプト上コントラストが控えめで心細さや物憂い雰囲気が漂い、恐怖とはまた違った殺風景な印象を受ける。 コンセプトカラーが前作の反対色となる刺激的な赤を基調に、イエロー系、オレンジ系、黒が配色されておりUIや敵のデザインに反映されているため心理的に不安になりやすい。 拷問や発狂や苦痛を扱っているため、変異した敵の身体にも拘束や迫害の後が痛々しく唸り声も獰猛で、フィールドの随所に悪趣味な猟奇的要素が見られる。 従来とは違った方向でグロさや嫌悪感を全面に押し出している。こうした雰囲気が好きであれば楽しめるだろうし、刺々しさや邪悪さやダークさなど今までとの雰囲気の違いに戸惑うこともあるかもしれない。外伝ならではの方向性と言ったところか。 実績関連 評価点の項でもやり込み要素が多いことを述べたが、一方でこれらは「無駄に多すぎる」「細かすぎる」とプレイヤーに思わせる。 具体例を挙げると「チャレンジメダル」「リワード」「レコード」はそれぞれ別。 その内容も「ナタリアの投石を15回当てる」「モイラのライトで敵を20体怯ませる」(チャレンジメダル)、「レヴェナントの武器付きの腕を30回破壊する」「ジャンプ中のアフリクテッドを30回撃ち落とす」(レコード・実績)など要求される回数が無駄に多いものも。 チャレンジメダルは各エピソードにあるが一度で全て取るのは困難なためコンプしようと思えば大抵同じエピソードを何周もすることになる。 これらに加え、マップ中に隠された調査ポイントも複数種・数十箇所存在する。 事細かに達成項目が列挙されているのは『6』の要素が入ったことによる弊害と言える。ここまで来ると「やらされている」感が強く、全てを積極的に埋めようというモチベーションが湧いてこない。 実績を狙うとプレイスタイルが制限されるため、死亡数や命中率にすら制約のなかった『4』が懐かしがられることもある(*7)。 これらやその他の本ページで記述されている面倒な要素のためかPS4版のプラチナトロフィー取得率は2020年現在で1%を切っている。 ストーリーモード(賛否両論点) 前作に比べてやや単調な脚本 多数のキャラが入り乱れ二転三転する展開が売りだった前作『RV』に比べると、 今作ではメインキャラ数が減少した影響かどんでん返しも少なく、割と先の読みやすいシンプルな構成になっている。 レイドモード(賛否両論点) レイドモードのゲームバランス スキル継承により、最終的には好きなキャラを好きな性能にして戦える一方、前作にあったキャラの個性や「攻略しやすいキャラを探す」といった要素が無くなっている。 個別にスキルビルドする兼ね合いからか、獲得経験値が個別管理されキャラクターレベルがそれぞれ独立するようになった。 このために育成の手間が膨大になり、前作と比してプレイボリュームの水増しのようになってしまった。 新たなスキル・パーツ群も、攻略法のテンプレ化に拍車をかけている。 たとえば、セミオート式のスナイパーライフルに、弾薬所持量とリロード速度を高める「スナイパーライフルマスター」・敵を炎上させる「火炎弾」・炎上中の敵へのダメージを高める「延焼」・弾丸が敵を追尾する「誘導弾」を載せたもの(*8)が挙げられる。 他にも、手軽に敵を足止めできるビン類、自身にダメージ無効化や透明化を施す「メタルコート」「クローキング」・敵の棒立ち・同士討ちを誘う「幻惑」・超ダメージを誇る「感電重ね掛け+ロケットランチャー」など、強力な戦法が揃っている。 一応これらのスキルを全て育てようとするとかなりの労力がかかるので、序盤から無双できるというわけではない。 エネミースキル(問題点にて後述)が実装されたことで、高難易度のミッションほど接近戦のリスクが高く、強力な戦法に頼らざるを得ないという側面もある。 マップ構成や敵の配置・出現パターン 前作は基本的に船という閉鎖空間を舞台にしていることや、敵自体の設定を活かして、敵が死角に配置されていたり、隙間から湧き出すなど多彩なパターンが存在した。 そのため、的確に倒すための武器構成や立ち回りを考え、なんども挑戦し配置を覚えて倒していくことで、プレイヤーの上達を実感できるようになっていた。ノーダメージボーナスを狙うなら何度も試行錯誤を重ねることになる。 今作のレイドモードは仮想空間での戦闘シミュレーターという設定になっているからか、音がして特定の場所から敵が出現するというパターンがほとんどな上、マップが前作よりも視界が開けていることも多いので比較的簡単に出現場所で待機して倒したり、距離をとって態勢を立て直すといったことができてしまう。 マップの構成も、「入り組んだマップの最奥部へと進んでゴールメダルを割る」という構成が主流だった前作に対し、今作は「一本道の狭いマップで密集した敵を全て倒す」という構成が殆ど。 ノーダメージボーナスがノーハーブバッジへ緩和されたこともあり、試行錯誤という面はやや後退してしまった。 これはコンプリートバッジを取得することがミッションを増やす唯一の手段である関係上、仕方のないことでもある。 ミッションの難易度が上がっても、敵のレベルの上昇とスキル持ちが増えるだけのため、難易度が上がっても攻略法があまり変わらず新鮮味が薄い。 ただ、これらの変更によって気軽にプレイしやすくなったとも言える。 問題点 システム面(問題点) 一部アクションの粗 『RV』と同じ仕様上、体術のバリエーションが少ない。加えてレイドモードのキャラ間でそれの使い回しが目立つ。 『RV』に比べて演出がショボく巻き込み範囲も狭いなど、明らかに劣化している。 ダッシュに慣性が働く仕様とマップ上に障害物が多い設計が合わさり、オブジェクトに引っ掛かりやすい。 フィジカルコンバットゲージこそないものの本作にはスタミナの概念があり、ダッシュし続けるとバテてしまう。 はしごを昇降するには、近づいてアクションボタンを押した後にスティックを倒し続ける必要がある。また『6』同様に昇降中も攻撃を受け、その場合は落下して昇り直しになる。 攻撃を受けない様に邪魔な敵を遠くに引きつけたり片付ける手間が増えゲームとしてのテンポが悪くなった。 『6』同様、ライフルの照準がスティックで自由にズームできない。 女性用モーションの流用 今作では男性キャラを使用している場合であっても、女性キャラのモーションがそのまま流用されている。 そのため、バリーやクリスのような大柄な男性キャラだと違和感がある。 スティックのデッドゾーンの広さ 今作はスティックのデッドゾーン(スティックを傾けても反応しない範囲)が広いため、精密な照準操作がし辛い。 ボタン配置の問題点 PS系以外のハードでは方向キー(十字キー)は左スティックの下に配置されているため、 各方向に割り当てた武器に切り替えようとすると一旦スティックから親指を離し、キャラを立ち止まらせる必要がある。 アクションボタン アイテムを拾う、特定のオブジェクトを調べる(*9)、アイテムや項目を選ぶ(いわゆる決定ボタン)、これらの機能が3つのボタンに分散しており、非常にややこしい。 上記の「特定のオブジェクトを調べる」はキャンセルボタンと被っており、メニューを開いた直後に閉じてしまうことが間々ある。 全体マップの削除 各所の地図を入手すると画面右上にミニマップが表示されるが、マップ全域を表示する機能はない。 ミニマップの表示範囲は相応に狭く、従来作同様に各所を往復するシーンも間々ある。特にEXエピソード1では所々に時間制限があるうえ、漁村(*10)という難所もあるため非常に不便。 イベントなど途中で強制的に歩かされる部分がある 初見では悪くないが、周回を重ねると煩わしく感じる。 タイムリミットモードではここをうまく短縮しないと制限時間が厳しくなってしまう。 また公式が注目させたい部分にカメラが寄る演出も引き継がれているが、カメラ操作は元よりこれも演出中はゆっくり歩くことしかできないためゲームテンポを削いでしまっている。 AI操作時のパートナーの仕様 パートナー操作時、主人公はスキルを装備しないと発砲してくれない。スキルの発砲も弾薬を消費しない代わりに威力は低めに設定されている。 このパートナー操作時に敵に遭遇すると、スキルがなければ棒立ちかナイフで攻撃し始めるため、無駄にHPが削られ勝手に被害を拡大する。 AIは敵から距離を離したり回避などの防衛行動はしない。またモイラのライトなどで怯ませると弱い体術で攻撃され勝手に怯みを解除されるなど融通が利かない部分が大きい。 無理やり交代させられているような場面が多い。 「『RV』の隠されたアイテムを発見するためのアイテム「ジェネシス」の役割をパートナーが担っている(*11)」「2人を交互に入れ替えて障害物をどかすギミックが多い」ことから、ソロプレイでは事あるごとに交代することになるため、やらされている感が強くテンポが悪い。 AIの作りもお世辞にも洗練されているとは言えない。 前述した障害物をどかす謎解きは、『5』や『6』でAIが普通にできていたので気になりやすい。 共同作業時離れた場所にいるAI操作の味方はレスポンスも遅く、『5』『6』でもあった遠くのAIが角や障害物に引っかかる問題も残っている。 役割が決められている以上、戦闘時は主人公を操作するようにしなければならないのだが、そうなると上記のテンポの悪さも相まって、2人組にしたことによる面白さよりも面倒さの方が大きくなってしまう。 新登場のクリーチャー“グラスプ”の面倒くささ この敵は視神経に作用するガスで姿を眩まし、即死攻撃を仕掛けてくる敵(*12)。 近づくと周囲の風景が歪み始め、羽音が聞こえるようになるが、完全に姿を把握することはできず、捕まれると問答無用で即死する。さらに演出がエグいうえに長く、スキップも不可能。 ナタリアの能力で姿を視認するか、煙幕ビンなどの煙を使えば効果範囲にいる個体は目視が可能になる。しかし前者はバリー編限定、後者は投てき武器の素材に限りがある。誘引ビンにも引っ掛かるが、同じく気軽には使えない。 ナタリアは石で殴るか投石を当てることで直接ダメージを与えることが出来るが、最低難易度以外では一撃で倒せないことが多い。 NO ESCAPEではスキルを最大まで強化しても投石を3回当てなければ倒せない。 殴るためには近づかねばならず、投石をしたとしても仕留められなければ投げた場所(=グラスプの近く)まで石を回収しなければならないため、石を回収しようとしてグラスプに捕まり行動不能になることも(*13)。 ナタリアで位置を確認してからバリーに切り替えて銃で攻撃することも出来るが、その際AI操作のナタリアは「もっと右!」「近くまで来てる!」と大雑把にしか居場所を教えてくれない。 銃撃を当てても仕留められなければその場から大きく移動してしまい、またナタリアで位置を確認する必要があり更に面倒。 グラスプは常に飛行しており「基本的に平地近くを低空飛行している」とは言え微妙に高さがズレて攻撃が当たらないこともあるため、1人プレイだと操作キャラを何度も切り替える必要があり煩わしい。 難易度SURVIVAL以上だと縦軸方向にも積極的に動いてこちらを翻弄するような動きを見せる。 また、他の敵と同様最初から出現しておらず「条件を満たすとスポーン」というパターンもある。この時も当然姿は見えず、周囲の風景が歪む特徴が表れてようやく出現を確認できることも。 クレア編ではアフリクテッド系の敵が、バリー編ではロトンとレヴェナント系の敵が現れるのだが、グラスプはどちらにも出現する(*14)。 一応バリー編に多く出現するが配置の都合上ほぼ必ず倒さなければならないようになっており、登場数が少ないクレア編でも上記の特徴から居場所を推測するしかないため、安全に倒すなら煙幕ビン・誘引ビンは必須である。 + クレア編について クレア編エピソード4の登場敵はなぜかコイツだけとなっており、制限時間イベント中にまで登場。時間に余裕があるとはいえ多くのプレイヤーがダッシュするであろう先にコイツが配置されている。煙幕ビン・誘引ビンを直前に置いておくなどの救済処置すら無く、「難しい」というより嫌がらせである。 チャプターのリザルトには命中率が関わってくるため、このクリーチャーの仕様から当てたくてもなかなか攻撃が当たらない=命中率が下がりSが取れない事態も往々にしてある。 これらの要素からただ面倒なだけと不評を買った。 マルチプレイについて 『6』からかなり縮小され、ストーリーモードの協力(オフライン限定)とレイドモードの協力のみとなった。『6』で一定の評価を得た「エージェントハント」の実装を望むユーザーも多かったのだが…。 オフライン協力プレイにて2P側のオプション設定が保存されず、一時解散する(タイトル画面へ戻る)たびに設定し直す必要がある。 前作より薄まった恐怖感 今作は比較的視界の開けたマップが多く、前作『RV』のような「閉鎖的な通路を歩く恐怖」がない。 クレア編とバリー編でほぼ同じマップを進むことになるため、視覚的に飽きやすい。 天井から突然敵が降ってくるなどのびっくり系演出も少なめ。 ストーリーモード(問題点) 前作『RV』と関連性が薄い。 「テラグリジア」や「FBC」などの関連ワードがちらほらと出てくる程度。前作の関係者も登場するが、肝心の『RV』には名前すら出てこないため後付け感は否めない。 「ウェスカー」や「ウロボロスウイルス」など、関連性で言うなら寧ろ『5』の方が強い。 エピソード数が前作より少ない 全4エピソードが主人公2人分で計8話、エクストラエピソード2つを合わせても10話であり、エクストラエピソード無しで12話あった『RV』より少ない。 中にはボス戦無しで終わってしまうものもあり、肩透かしを喰らうところも。 本作の前に発売された『6』が批判はあれどシリーズ最長レベルだったこともあり比較されやすい。 ただし、評価点にもあるように様々なモードや隠し要素は用意されており、その点を加味するとボリュームそのものが薄くなったわけではない。 1エピソードあたりのマップは結構長めなので、初見プレイであれば短く感じることはあまりない。 日本語字幕と日本語吹き替え音声の言い回しが異なる部分が目立つ 『バイオハザード』ではお馴染みの、英語台本と日本語字幕との内容の乖離である。 他の作品であれば吹き替えが後付けであることや字幕の文字数に対する台詞の長さなどのやむを得ない理由が考えられるが、本作の場合は字幕と吹き替えが同時収録されている上に『RV』が完全一致していたため批判されやすい。 また、それらを避けて過去作のように英語音声でプレイするとこちらも表現がだいぶ違う。 バリーは英語だと軽口を叩くこともある。日本語のバリーがナタリアに対して「お前」と呼ぶこともあるなどぶっきらぼうな印象を受けるのに比べ、英語ではナタリアへの呼びかけで「ハニー」「スウィートハート」など小さな女の子に語りかけるアメリカのおっちゃん風の言葉遣いになっている。 日本語のモイラは「サイアク」という言葉を口癖にするキャラだが、英語では「〇uck」や「〇hit」などを多用する乱暴な言葉遣いである。若者言葉と考えれば妥当かもしれないがややニュアンスが異なる。 シナリオ内容 + ネタバレ注意 説明不足な点 「序盤でクレア達を拉致した部隊の正体やその後」「孤島から脱出したクレアが救助されるまでの日数・過程」「クレア達に投与されたウイルスの経過」などが特に説明のないまま終わってしまう。 バリーが孤島発見に半年を要した理由についてはゲーム外で説明がなされており、本編に含めるべきとの声が多数上がった。 ウイルスについてはモイラの場合だと「発症することもなかった」の本人の台詞だけで済まされている。エピローグで描かれる本作の2年後に当たる『6』当日もクレア達は健康なので問題はないと思われるが…。 サブキャラクターの扱い サブキャラの出番が少ない。前作では操作する場所やキャラが切り替わることで、サブキャラクターも印象に残りやすいよう工夫されていたが、本作はそのような演出がないこともあって印象に残りづらく、サブキャラクター自身の出番も大幅に減っている。 ペドロやエフゲニーなど見せ場はあるキャラもいるが、ジーナなど序盤ですぐに雑魚敵に殺害され退場する印象に残りづらいキャラもおり、せっかくの要素を活かしきれていないところもある。 マルチエンディング方式の意味合いの薄さ 分岐条件はあるキャラがトラウマを克服する事だがタイミングがわかりづらく、分岐後の内容も“クレア編で瓦礫が落ちてそのキャラがそれに巻き込まれて生存or死亡する”という脈絡のないもので、何故瓦礫に巻き込まれて生きているのかも特に大きな説明はない。 また「GOODEND」とは言うものの最後のオチではかなり不穏な要素が提示され(*15)、スッキリしない後味で終了する。紆余曲折あってもエンディングはすっきり終わる従来のシリーズと比べ浮いている。 悪役の動機やモイラのバックストーリーに関してもストーリー上であまり華々しく印象付けられるとは言えず、感情移入が薄めである。 本作の脚本は比較的淡々としており、特にバリー編はビジュアルが鬱々としているのもあって途中経過に盛り上がりが欠けるところがある。 過去作と違い、シナリオクリア特典のエクストラ武器を使用するとゲーム評価が「C」で固定されタイム表記もなくなる。短時間クリアや高評価クリアの助けにならず、無双プレイも虚無感を感じてしまう。 レイドモード(問題点) キャラ育成・武器強化の手間 有用なスキル群を本命キャラに付与するには、必然的に複数のキャラを育成しなければならず面倒。 各キャラをレベル50(最大値は100)まで育成するたびに新たなジェスチャーを習得・共有できるのだが、こちらもコンプリートを目指すと莫大な手間がかかる。 ストーリーモードでは武器のパーツを自由に変更できるが、レイドモードでは「有料でパーツを破壊してスロットを開ける」「有料で武器を破壊してパーツを回収する」の二択。つまり、有料なのに破壊した方は消えてしまう。 高レアリティの武器とパーツを併用すること自体にリスクが付き纏うため、『RV』の仕様と比べて明らかに不便。 前述の通り、後発のSwitch版では武器を壊すことなく、有料でパーツを回収してスロットを開ける仕様に変更された。その結果、こちらが実質的な完全版となった。 エネミースキル 接触による状態異常と撃破時の爆発が厄介な3属性、足元に毒霧を発生させる「ポイゾナス」や、カウントダウンの終了前に倒さないと即死級ダメージを受ける「死の宣告」など、近付くだけでプレイヤーに危険が及ぶものが殆どであり、体術などの近接攻撃が難易度の高いミッションになるほど使いづらくなる。 他にも正面からのダメージを激減させる「バリア」や、照準を合わせないと姿を現さない「インビジブル」(*16)、こっちの銃を落とさせる「ディスアーマー」などがある。 ストーリーモードのグラスプのように面倒くさい面の方が大きくなってしまっており、銃を好きなだけ撃ちまくれるモードのコンセプトに合っていない。 登場キャラクターの地味さ 今作は前作同様、本編に登場したキャラクターを主に使用してゲームを進めていく。しかしこの内ゲーブ、ペドロ、ジーナ、ニールの4人は本編での掘り下げ描写がほぼなく、キャラとしての魅力に乏しい。 そのため個性の強いキャラが勢揃いだった前作に比べると、どうしても見劣りしてしまう。一応クリスやレオンといった人気キャラを登場させることでなんとか華を持たせようとはしているが…。 その他 ナタリアの能力で弱点を見つける事が前提となっているレヴェナント、発症ペドロがレイドモードでも登場するのだが、ナタリアがいないため弱点がどこにあるかは分からない。 火炎ビンが有効なレヴェナントはともかく、中ボス格である発症ペドロは火力でごり押しするしかない。 ステージは大半が『6』からの流用であり、シリーズ経験者からは視覚的な真新しさがない。 『RV』ではミッション開始時と終了時に各キャラクター専用のセリフが用意されていたが、今作では廃止された。 『RV』に登場したジェシカ・レイチェル・レディハンクが今作のキャラクターであるジーナのコスチューム扱いになったため、声やモーションがジーナと全く同じになってしまった。 一応、レイチェルとレディハンクは前作でも担当声優がジーナと同じだった。またレイチェルは「ジーナと名字が同じ」「外見や役割が似ている」という共通点がある。 現在はアップデートで修正されているが、以前は武器の増殖バグが猛威を振るった。 その他 フレームレート PS4版のフレームレートは発売当初30fpsを下回る場合もある程不安定だった。現在はアップデートで改善されているが、やはり処理落ちはある所はある。 Win版は4K解像度やハイフレームレート(最高120fps)での出力に対応。推奨スペックは『6』とほぼ同等だが、こちらも最適化不足でパッチが当たるまでは推奨スペックを満たしている程度では「快適にプレイできる」とは言い難かった。 余談だが、据置機ではパッチを当てる前も後もOne版が一番安定しておりfpsも高い。 後年に移植されたSwitch版は30fpsではあるものの、カクツクことは少なく安定した挙動になっている(場面によっては60fpsの部分もある)。 PSV版について ただでさえ不安定で重いゲームな上、PSV版はハードスペックが全く追いついておらず、グラフィックに於いて大きく妥協したマルチ展開となった。 半年ほど遅れて発売されたPSV版はDLCが全て収録済みだが、据置機とは異なりストーリーモードの協力プレイが行えずWeb連動サービス「RESIDENT EVIL NET」にも対応していない。 さらに、10秒強ですんでいたロード時間が30秒前後かかる。レイドモードではロードする機会が多いためストレスがたまる。 Switch版の問題点 携帯機だがパワー不足で描画が悪いこともなく据置機版に近い品質だがロード時間がかなり長い。同世代に当たる『5』『6』の移植版と比較してもかなり長めであり、本編はもとよりレイドモードをプレイする際のストレスとなりやすい。 『RV』と違いレイドモードをオフラインでプレイする際に機内モードをオンにしていても強制的に通信チェックが入るのでテンポが悪い。 総評 バリーの本編再登場や、1週間ごとに1エピソードずつ配信する新しい配信形態で話題となった本作。 システム面の改善や正当進化した部分は多いものの、前作とのつながりが薄く説明不足なシナリオや面倒な要素の増えたレイドモードなどが足を引っ張り、前作ほどの評価は得られなかった。 「ちゃんと遊べてシリーズの血を受け継ぐ『バイオハザード』」ではあるが、周回プレイで何度もシナリオを遊ぶのを前提としている割に細かな制約や手間の多さから周回向きでない面も強い。 傑作と認められた前作と比べ娯楽性が行き足りていないところがあり、どちらかといえば既存作を遊んだことのある人向けであろうか。 一方『6』で不評だった点はほぼ改善されており、過去作で解消されなかった前振りに繋がる要素もあるのでシリーズファンなら遊ぶ価値はあるかもしれない。ただし、やるならPSV版以外で。 余談 スタッフロールには前作の開発元であるトーセのロゴが在る。同社がどこまで本作の開発に関与しているかは不明。 本作発売と同時期に『週刊少年チャンピオン』にて本作のその後のクレア達が登場する漫画『バイオハザード・ヘヴンリーアイランド』の連載が開始、単行本化された。 本作だけでなくのちの『バイオハザード・アンブレラコア』とも公式連動している。 この漫画はシリーズでは珍しく主人公とヒロインが日本人である。過去にもモブには日本人がいたり、メインキャラでも日系二世や日本国籍のキャラは登場したが、明確な日本人のメインキャラとしてはシリーズ初である。 なお、同著者による前作『バイオハザード・マルハワデザイア』は『6』との公式連動漫画でシナリオも『6』と同じ人物が務めていたが、こちらは連動元の本作と同じく佐藤氏がシナリオを手掛けている。 そのため、作画担当は同じながら作品の雰囲気は異なっている。 ちなみにこちらの作品は、前作『RV』のキャラクターであるパーカー・ルチアーニも登場している。 今作には、虫系の敵としてオオウデムシ(*17)が登場するのだが、「世界一気持ち悪い生物」の筆頭として挙げられる場合も多い本生物を今作オリジナルの生物と思っている人もおり、これが実在する生物であるとことを知って驚愕することが少なくない。
https://w.atwiki.jp/biofive/pages/11.html
テンプレ ■タイトル :BIOHAZARD 5(バイオハザード5) ■メーカー :カプコン ■ジャンル :サバイバルホラー ■プロデューサー:竹内潤 川田将央 ■対応機種 :Xbox360 ■発売日 :2009/03/05 ■価格 :通常版・Deluxe Edition 8,800円/Limited Edition 12,800円 ■CERO :CERO D (17歳以上対象) □公式サイト ttp //www.capcom.co.jp/bio5/ □動画一覧(HDトレーラーとスタンダード画質) ttp //www.gametrailers.com/game/2036.html
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6011.html
バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ 【ばいおはざーど おぺれーしょん らくーんしてぃ】 ジャンル サバイバルシューター 対応機種 プレイステーション3Xbox 360Windows XP/Vista/7 発売元 カプコン 開発元 カプコンSlant Six Games 発売日 【PS3/360】2012年4月26日【Win】2012年7月26日 定価 【PS3/360】6,657円【PS3ダウンロード版】1,852円【360ダウンロード版】5,143円【Win】5,705円(全て税別) レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 クソゲー ポイント 化け物だらけのラクーンシティでサバゲーハンクもびっくりなゲームバランスの悪さバグを修正しないなど企業態度までお粗末 バイオハザードシリーズ 概要 特徴 評価点 問題点 ゲーム本編 演出面とシナリオの目立つ雑ぶり その他 総評 余談 その後の展開 概要 『バイオハザード』シリーズのスピンオフ。 カプコンと『SOCOM』などを手掛けたSlant Six Gamesの共同開発。 時系列は『2』と『3』の間になっているが、ストーリーが独立したパラレルワールドである。 アンブレラの特殊部隊「U.S.S.」とアメリカ政府の極秘任務を行う特殊部隊「SPEC OPS」の戦いを描く。 ラクーン壊滅事件の裏側を追体験できるキャンペーンモードでは、『ロスト プラネット 2』のようにシングルプレイではNPC・オンラインでは他のプレイヤーとのCO-OPプレイが可能となっている。 マルチプレイ対戦モードも搭載し、それぞれ「U.S.S.」「SPEC OPS」のチームに分かれて対戦する「HEROES MODE」など、最大8人(4×4)による様々なオンライン対戦を搭載している。 特徴 敵の攻撃で出血してしまい画面が赤くなりゾンビが一斉に襲ってくる、感染した場合視界が少しずつぼやけ最終的にはゾンビになってしまうなど、サバイバル要素が非常に強い。 本作独特のシステムとして、格闘攻撃から派生し一部の敵を一撃で抹殺する「ブルータルキル」と、ゾンビを盾にしてしまう「ゾンビシールド」がある。 6つの兵種が用意されており各勢力のキャラクターが1つの兵種に対応、各々が随時発動の2つのオートアビリティと3つから選択できるセレクトアビリティを習得できる。 リロード速度上昇や、攻撃力上昇に一定回数まで攻撃無効化など、戦闘向きの強力なアビリティが揃った突撃兵 ルポ / ディーアイ 特殊な光学サイトで壁ごしに敵を発見、周辺のアイテムの位置をレーダーに表示する通信兵 スペクター / パーティーガール 移動が素早く、変装や透明化まで行える隠密性の高い偵察兵 ベクター / ウィロー 味方、自らへの薬物を使った強化や治療を行う衛生兵 バーサ / ハーレー ウイルスやスモークを用いて、ゾンビからB.O.Wまで操る感染者に特化したBC兵 フォーアイズ / ショーナ 地雷や感知爆弾等を扱う爆弾のスペシャリスト、工作兵 ベルトウェイ / ツイード マルチプレイ対戦モードでは以下のモードで遊べる。 TEAM ATTACK 「U.S.S」「SPEC OPS」に分かれてチームの獲得XPを競う。XPはゾンビや敵チームを倒したり、味方を回復すると獲得でき、対戦時間である10分が過ぎるか、どちらかのチームの総獲得XPが4000に達したら終了となる。 BIOHAZARD G-ウィルスサンプルを奪取し、相手チームより先に5個のG-ウィルスを基地に持ち帰るのを競う。相手より先にG-ウィルスを5個回収するか、制限時間内に相手チームより多くG-ウィルスを数多く回収していたチームが勝利となる。 サンプルを所持しているキャラは、ダッシュの距離が短くなり、ゾンビに狙われるようになるので、いかに味方と連携して上手くサンプルを運搬するかが重要となる。 HEROES ヒーローキャラを使って対戦するモード。U.S.S.側はハンク・エイダ・ニコライ・ローンウルフを、SPEC側はレオン・ジル・クレア・カルロスから選択し相手のヒーローキャラを全滅させるか、タイムアップ時により多くのヒーローキャラが生存していたチームの勝利となる。 ヒーローキャラは倒されると復活できず、リスポーン時は通常兵を使用することになる。このルールのみ体力が非常に高く設定されている。またヒーローキャラのアビリティは、各キャラ独自の構成となっており、ヒーローキャラに対してブルータルキルを決めることはできない。 SURVIVOR 残り時間6分前後でヘリの接近連絡、残り時間が4分前後になると到着する救援ヘリに乗り込み、生き残ることが目的のモード。一応チームは分かれているがヘリの座席は4人までとなっているため、それらを敵味方問わず奪い合うので実質個人戦となるモード。 NEMESIS MODE 360版限定のモード。拠点を奪い合い、配置された拠点を占拠し続ける事ポイントを獲得していくルール。対戦時間は15分、または確保ポイントが250ポイントに達すると終了。 各ステージにネメシスが徘徊するようになり、ステージに配置された制御端末を操作する事でネメシスを味方につけることが出来る。いかにネメシスを奪えるかが勝利の鍵となる。 評価点 PS3のグラフィックでリファインされたラクーンシティ各所をキャラを自由に移動させつつ、同時に射撃することも可能な「走って撃てる」TPS仕様のシステムとなった。 下の「問題点」に記載がある通り珍妙な邦訳が目に付くものの、日本語版の声優は洋画の吹き替え経験も多い中堅~ベテラン勢が大半なので、演技そのものに概ね問題は無い。他の吹き替えでは原語ボイスを流用されやすい戦闘中の言葉にならない掛け声も吹き替えているなど、仕事自体も丁寧(ただし後述するが一部問題あり)。 レオンを担当する森川智之氏やハンク担当のてらそままさき氏など、今作からキャストが決まったキャラも多く、後の「RE」シリーズでも吹き替えている。 本作で新たに登場した看板キャラ的存在であるベクターをはじめとした、U.S.S.及びSPEC OPS隊員達もそれなりに評価はされている。 本家シリーズのラクーンシティに出現したクリーチャーが全てではないが登場する他、リメイク版『バイオハザード』のクリムゾンヘッドも登場する。 本作オリジナルクリーチャーも登場。パラサイトは小さく素早い為的が絞りにくく、ゾンビや主人公達に寄生しようとする難敵。さらにパラサイトに寄生されたゾンビやタイラントも登場する。 プレイアブルキャラクターは全員オリジナルだが、レオンやジルなど『2』や『3』のキャラクターも登場し原作キャラクターが集う「HEROES MODE」でプレイアブルキャラクターとして使用可能。 人気のあるアンブレラ工作員ハンクはキャンペーンモードでは序盤でプレイヤー達と共に行動する。 『UC』で台詞のみでの登場だったハンクを回収したヘリのパイロットであるナイトホークも今作で初めて姿を見せる。ただ今作ではローンウルフという名前で登場しており、ナイトホークは異名として扱われている。 BGMは良曲が多い。ボスに対して専用の物はもちろん、原作BGMのアレンジも収録。 原作の要素をなるべく拾おうとしている点は評価できる。 ストーリーの都合上構造が変わったりもしているが、ラクーンシティの再現度は概ね良く『2』で登場した「ケンド銃砲店」も存在。 『3』の最終盤で描かれていたタイラントと米軍の戦いも(少々違いはあるが)SPECシナリオで体験できる。 市庁舎など新たにデザインされた場所もあり、過去作では行けなかった場所へ行く事ができるのも評価点。 実銃をモチーフとした豊富な武器が用意され、武器も過去に登場した物(*1)を使ったり、過去の2Dの画像から3Dの武器を書き起こしたりと、かなり拘っている。 設置されているモニターや電球はその殆どが破壊できる。特に意味は無いが、ステージには相当力を入れている。 問題点 ゲーム本編 全体的に調整不足な出来栄え。 まずキャンペーンが既に悪い。 AIが莫迦過ぎる。プレイヤーの進行の邪魔になったり、射線上に出てきて邪魔をしては勝手に死ぬ。そのくせこちらの弾が当たると文句を言ってくる。『5』のシェバといい勝負である。 キャンペーン中に落ちている回復アイテムや、クリアランクに関わるアイテムなどはオンラインマルチプレイになっても数が増えたりせず入手した人の早い者勝ち。やりこんでいる猛者がアイテムを独り占めしたり、アイテムを回収して退出するなどのいやがらせ行為も横行した。 欠片ほどもサバイバル要素が感じられない。死亡時の蘇生はHP半分、最初に選択した武器、手榴弾と多くの装備を持って復帰できるため、わざと死んで蘇生してもらうことで装備補給するのも有効。プレイヤー側が最早ゾンビと化している。これに対してデメリットは死亡数がカウントされ、クリア時のランクが下がるだけ。 感染システムも徐々にHPが減りゾンビになってしまう…と言えば聞こえはいいが、対ウィルススプレーを吹きかけるだけで完治してしまう。HP減少も大した事はなく、回復アイテムに余裕があればいくらでも抑えられる。むしろ感染中は防御が上がる効果があり、特に体力が高く設定されているHEROSモードではかなり固くなる事から「対戦時にはわざと感染して戦うと有利」というめちゃくちゃな状態。 加えてバグまである。 “音にエフェクトがかかったままになる”軽度なものから“敵が出現せず詰む”“ボスが異常に固くなり攻撃をほぼ無効化する”など様々。 個々のステージがかなり長い。大半のステージが平均で20~30分がノルマクリアとなっていて、途中で中断もできない。チェックポイントも少ないので、ボス戦や敵とのラッシュで全滅すると最初からやり直しとなり、グダると40分ぐらいまで掛かることも。ここにバグなどの詰みが重なると、もはや目も当てられない。 難易度の調整が乱雑で、敵が非常に固い。クリーチャーならともかく通常の武装兵であるSPEC OPSや、U.S.S.の隊員たちでさえヘッドショット一発では倒せない。 硬い敵の例として、U.S.S.側の最高難易度ラスボスは頭を何度撃たれても倒れず、一発で致命傷、二発で死亡する攻撃を遠距離から連射。真正面から戦った場合確実に勝てないバランスになっている。倒す為には狙撃や後述のダウンハメをするしかない。 雑魚的でも特に凶悪なのはハンター。群れで出現した後、非常に高い体力、執拗な連続攻撃に後述のダウン攻撃を持ちあわせており、取り囲んで確実にプレイヤーを追い詰める。さらにハンターが空中から投下された際のタンクも凶悪で、プレイヤーを探知すると物凄い速度で落ちてきて大ダメージを与えてくる。難易度が上がると最終的には回避困難な即死級のダメージを与えつつ「ダメ押し」と言わんばかりにハンターが出現する。 対策としては、コントロールエネミーで完全に手駒にする。これだけ。クリーチャーに有効な火炎放射器もあるが、火炎の被弾をも無視して突っ込んでくる事がある。 その強さはゲーム中でも五本の指に入り、ステージボスをも凌駕する。ハンター戦で何度も全滅を味わわされ最終的にマルチプレイから抜けていくプレイヤーも多い。 難易度も引き上げればフレンドリーファイヤー追加に敵が異常に固くなるだけであり、シナリオの内容が変わったりはしない。ただ薄いシナリオをひたすら繰り返してプレイするだけである。 SPECシナリオではこれらに加え、より強力な装備をしたU.S.S.兵士や、殆どのアビリティが通用しない兵器類、ただでさえ厄介だった本編のボスが集団で出現。その上でより面倒なギミックを操作し、ボスの撃破もイベントを待つ必要があったりと、非常に面倒。 敵が尋常じゃなくタフなので、一発の攻撃力が高くゾンビを一撃で倒せるショットガンがほぼ必須。高難易度だと他は「ほとんど役に立たない」と言ってもいい。 ショットガンの中では、最高難易度のゾンビも一撃で倒せて、リロードと連射も早いセミオートショットガンが特に強力。 アップデートで下方修正されたのだが、その内の1つであるライオットガンはまだ実用圏内で、ゾンビを倒す事が多いキャンペーンでは必須レベルといっていい程。オンラインでは参加したプレイヤー全員ライオットである事も多く、それ程に抜きん出ている。 これに加えサブウェポンであるサムライエッジも非常に強力。主にショットガンでは対応できない敵に用いられる。連射力と威力が非常に高いので、これとDF(*2)を組み合わせれば、大抵の敵は一網打尽にできてしまえるほど。対人戦でも乱用されており、プレイヤーの間で荒れる要因の1つとなっている。 上記以外の武器は性能が低くて使い物にならない物が多い。ポンプアクション系のショットガンは連射が非常に遅く、ゾンビの群れに対応しきれず不遇。さらにDLCで購入する有料ショットガンもそのほとんどがライオットガンに劣ってしまう。 ハンドガンもサムライエッジ以外は連射力、威力共に異様に低い物がほとんど。原作では強力であったはずの威力重視のマグナム銃は、最高難易度だとゾンビすらまともに倒せない始末。結果的にゲームバランスはめちゃくちゃ。 敵の硬さに比べて所持できる弾数が少ないため、補給を受けづらいミッションや連射系の武器の場合、弾不足が深刻になりがちであるのもマイナス点。 また、敵の攻撃を受けるとこちらが吹き飛ばされてダウンすることがあるが、起き上がりにいちいち時間がかかる上、この間に無敵時間が存在しない。 ハンターに吹き飛ばされた後、再度ハンターに袋叩きにされ、ハメ技で即死させられることも少なくない。自力での脱出は不可能で、このダウンハメはプレイヤー同士の対人戦でも使えてしまう。 アップデートでダウン中に再度ダウンしないようにされたが、起き上がりに時間がかかる点は変わってないため、対人(特にHEROES)ではやはり敵を転倒させて追い打ちを仕掛ける戦法が強力である。 これを回避するには不格好なステップを繰り返し、床に何度も寝そべり敵のダウン攻撃を無効化するしか無い。『DMC2』か。 味方との意思疎通を取る手段がボイスチャットぐらいしか無いため、アイテムを譲ることすらも難しい。 キャンペーンの難易度が上がるとフレンドリーファイヤーが発生する事もあって、敵もろとも突撃した味方を爆殺してしまう事も。 3年前の『5』では互いに指示を出すだけではなく感謝の気持ちを伝えることもできたのだが。 上記に記した様に、一部無視されたクリーチャーがいる。ゾンビ改やリッカー改などのマイナーチェンジはいいにしても、クロウやイビーやドレインディモスの様に特徴的なクリーチャーが未登場なのは…。 さらに、クリーチャーを削ったせいで出て来る敵がほとんど代わり映えせず新鮮味にも欠ける。 ゾンビ犬は登場するものの出現箇所が少なく影が薄い。さらにハンターはβ型・γ型ではなく、なぜか洋館事件のα型である。 ハンターγ型については、設定の都合上出現回数が限定されても違和感はさほどないのだが…(*3)。 兵種のバランスが悪い。強力なスキルが一部の兵種に集中している。 突撃兵 リロード速度上昇、射撃ダメージ軽減、弾数無限化、火炎弾、スーパーソルジャーと5つのスキルが全て戦闘用で、対人戦では必須レベルのぶっ壊れ。その強さでクリーチャーも十分圧倒できる。 特に「スーパーソルジャー」が最大で攻撃力50%上昇に加えて5回まで攻撃無効と破格で、効果時間も60秒と突撃兵セレクトアビリティの中でも最長の効果時間を誇る。他2つのスキルも優秀なのだが、スーパーソルジャーが強力すぎる為選ばれにくい。 衛生兵 自身の回復量上昇、回復アイテムである救急スプレーを最初から所持していて、最大4つまで保持できる回復系のスキルから、感染者を治癒できクリーチャーには大ダメージを与える「キュアインフェクション」、自分にも味方にも使えるダメージ90%カットの戦闘向けスキルまで完備。専用ブルータルキルでは不足しがちの回復アイテムであるハーブを生み出すことまでできる。回復役の皮を被った万能型兵種であり、対人、キャンペーンどちらでも活躍できる強職。 工作兵 爆発物でのダメージ減少、地雷解除、セレクトアビリティは全て爆弾と極端なまでに爆弾揃い。ただこのゲームはキャンペーンの高難易度や感染した味方にフレンドリーファイヤーが発生してしまう仕様のため、安易に爆発物の使用もできず、まず真価を発揮できない。あまりにもゲームシステムに噛み合ってない性能故に採用率も低く、よくて初心者が使う程度。 一応テコ入れのつもりか、SPEC OPS側のストーリーでは工作兵でないと入れない隠し部屋があったりはする。 専用アビリティの地雷解除も使う機会が少なく、地雷は兵種に関係なく発砲で容易に壊せるため不要。専用ブルータルキルは爆弾を口に入れて相手を蹴り飛ばし数秒後に爆発とモーションが長く、この間無敵はまったく無い。むしろこちらが即死する危険性も出て来る。 通信兵 アイテムのマップ表示や、広域の敵探知を可能とする。特に対戦では猛威を振るう。反面、それしかできない。 アイテムの位置は変わらないので、何周かすれば位置を覚えられる。敵の位置も同様。キャンペーンで選ぶ意味はほとんど無く、工作兵と並ぶ弱兵種。 BC兵 クリーチャーを操ったり、ウイルスを兵士に打ち込んだりと薬物と感染をコントロールする兵種。 大半のクリーチャーに対しては完封できるのだが、スキルが通じないと通信兵と同じく、仕事が無い。ただ特定のステージでは必須レベルなのが救い。 偵察兵 足が速くなるステルスランに加え、敵のミニマップ上に表示されなくなるシャドウムーブのアビリティを持つ。どちらもキャンペーンではそれほど役に立つアビリティではないが、対人戦となれば猛威を振るう。体力の低いルールなら背後から忍び寄り上記のサムライエッジ+DFで瞬殺する戦法が非常に凶悪。 足が速いためHEROESでも逃げようとするヒーローキャラを追いかけ足止めするのにも有用など活躍の場を選ばないため、対人戦では非常に厄介となる兵種。 対戦モードもバランスが崩れているため“暗黙の了解”がユーザー間で存在している始末。 具体的にはグレネードランチャーや突撃兵のアビリティ「スーパーソルジャー」などの存在が大きい。前述のとおり吹き飛ばされると起き上がるのに時間がかかるためグレネードランチャーで相手を吹き飛ばして集中砲火する戦術が強力であり、グレネードランチャーはマップの固定位置に配置されるためルールにもよるが配置地点に籠る戦術が多くなった。 アップデートで弾数が減らされたが、威力は変わってないので依然として強力なまま。これにより弾数を無限化するガンズブレイジングと組み合わせて使用する戦法が横行した。 DLC武器だが、劣化グレネードランチャーのクラシックランチャーも存在。ただでさえ凶悪な武器をメインウェポンとして装備できることもあってバランス崩壊に拍車を掛けている。 HEROESモードではヒーローキャラのスキルが独自の構成になっているが、明らかにSPEC側が優遇されすぎている。 SPEC側のヒーローでは、ヒーローキャラ唯一のスーパーソルジャー持ちかつ高性能レーダー付きのレオンに、移動速度の速さに加え、強力な爆発アビリティで攻撃できるジル、衛生兵の優秀なアビリティを備えるクレアも非常に強い。唯一カルロスが控えめといったくらいだが、爆発物耐性に加え、クイックリロードにガンズブレイジング持ちと、撃ち合いが弱いわけではない。特にグレネードランチャーを持たせると凶悪化する。 対してU.S.S.側のヒーローは、アビリティが1つ変わった以外は弱兵種の工作兵と同じニコライ、移動速度は速いが攻撃向けのアビリティに乏しいハンク、突撃兵とBC兵のアビリティを持ちながらクイックリロードもなく、ぶっ壊れスキルのスーパーソルジャーを持たないローンウルフ。このためスパソル持ちが1人もいないと明らかに不利。唯一エイダだけが攻守共に優秀なアビリティを備えている有様。 オマケにこのモードにも厄介なバグ(か仕様)があり、HEROESモードは他のモードと比べ体力が高く設定されているのだが、途中参戦の場合この仕様が適用されず、不利な戦いを強いられカモにされてしまいやすい。 オンライン上でのラグも酷く、いつまでたっても対戦が始まらないことやフリーズなど日常茶飯事であり「対戦」という意味では最低レベルの状態。 さらに違う兵種のアビリティが使えるバグ技や特定の地形に入ると完全無敵になる致命的なバグまでもが存在しており、これらのせいで現在の対戦環境は非常にカオス。公式は修正する気が全く無いなど最早擁護不可能。 演出面とシナリオの目立つ雑ぶり 一部原作キャラクターの違和感のあるキャラ描写。 + ネタバレ あるチャプターでニコライが登場し、戦うことになるのだが、途中で唐突に「奴は目標ではない」と司令部に諭されて戦闘が強制終了してしまう。ならば戦わせる展開にした意味は?文字通りの骨折り損である。 ニコライは原作ではOPにてゾンビの集団に襲われ驚愕する場面があったり、本編でも展開次第によってはゾンビの群れに襲われ悲鳴を上げる場面があったりするなど、B.O.W.に苛まれている描写が目立つのだが、本作では「ちょっとしたオモチャを用意した」と言ってゾンビの群れをけしかける場面があるなど、なぜかB.O.W.の司令官的な役割になっている。 キャンペーンモードにおけるU.S.S.編終盤のストーリーの雑さ。 + ネタバレ 終盤に選択肢によるストーリー分岐があるのだが、選んだ選択肢によってチームが分裂する。(*4)しかも選択肢を選んだ直後に、敵味方に分かれて戦闘する内容で、分裂に至る過程の描写は一切無し。選択肢も分裂を意識させるものではないためプレイヤーは完全に置いてけぼり。 仲間割れ後の戦闘シーンには「そちらの判断はおかしい、こちらに付くべきだった」などの会話が行われるが、やはりそこに至るまでの過程が無いので唐突さが否めない。 これに関しては選択、パートナーキャラの分だけ諍いのムービーを作る必要があったのであえて省略したともとれるがそれなら態々こんな展開にしない方が良かったのでは? 何度も無茶な任務を押し付けられ、脱出を賭けた最後のチャンスを与えられたU.S.S。どのキャラクターも「生き延びるために何か策を練らなければ」と言うが、展開次第では突然「任務を達成して欲しければ契約の3倍の報酬を出せ」と、いくらなんでも無茶な取引を要求(*5)。司令部には完全に見捨てられてしまい、自力で脱出せざるを得なくなる。 ただし、「仕返しのために任務を放棄した」という旨の発言もあるため、元々アンブレラと手を切るつもりで交渉を吹っ掛けたともとれる。 なお、選択によっては原作キャラのレオンとクレアを殺害するエンディングも存在するが、ラスボスとして登場するレオンが非常に強いので、高難易度ではこの結末を見るのは至難の業である。 ボイス。 日本語吹き替えを実装しているのはいいが、戦闘中のセリフに一部原語ボイスが混じっていたり、なぜかキャラA(マスク装備の中年)の戦闘ボイスを全く声質の似ていないキャラB(マスク非装備の若者)に使い回していたり(*6)と、上記の誤訳以外にも違和感を覚える部分がある(*7)。 敵にグレネードを投げ込まれて「爆発物!」と叫んだり(*8)、「エコーシックスは動き出す」など某字幕翻訳家を彷彿とさせる珍訳も散見される。 『リベレーションズ』とは違い日本語ボイスと日本語字幕が合っていない箇所がある。SPEC OPS編で顕著。 文字数の都合もあるのだろうが、あまりにも不自然さが目立っている。これは後の『リベレーションズ2』でも改善されていない。 その他 DLCは追加シナリオだけでも定価で購入した場合、本体6657円+DLC2000円=8657円。今は兎も角当時としては非常に高額。細かな部分では色違いの追加コスチュームでも金を取る。ネメシスマルチプレイモードに至っては、何故か360のみでの専売。 「SPEC側のストーリーは1話以外は有料DLC」という、PV詐欺(*9)+ぼったくり商法。バンナムの真似っこか? 総評 新規キャラのビジュアルや『バイオハザード』の世界で銃の撃ち合いをする事を重点にしたのは良く、刺さる人には刺さるものがあるかもしれない。 しかし、いかんせん作りが甘く『バイオハザード』としてもサバゲーとしても質の悪い物となってしまったのは否めない。 パラレル設定なのが救いだが、余程の『バイオハザード』シリーズのファンでもない限りオススメできない作品だろう。きちんとした調整ができていれば、もっと評価されていた可能性はあり、色々と惜しい作品である。 余談 U.S.S.の偵察兵であるベクターだが、実は日本人という裏設定がある。実際、欧米人が中心(*10)のU.S.S.他メンバーと比べるとベクターは小柄な印象を受ける。 本作にはどれだけプレイしたかを示すランクがあったが、最高位であるランク100に到達するとゲームがフリーズ。やり込めばやり込む程遊べなくなるバグが存在した。現在は修正済み。 ランク99から100に上がるのに必要な経験値が異常に多いので到達者は少なかったが、泣く泣くプレイできなくなる被害者も多かった。 Slant Six Gamesは当初レビューで散々酷評された際も「みんなも気に入ってくれる」と何故か強気の姿勢を見せていたが、会社の経営にかなりの負担を掛けたのかほとんどの開発者に対して一時的な解雇である“レイオフ”を行った(*11)。 結局の所、本作は制作会社も認めた大失敗作となってしまい、Slant Six Gamesも2013年6月の時点で活動を終了したとの説が濃厚(参照)。 この様な有様の本作であるが、『バイオハザード』というネームバリューのおかげか同時期に発売された同社の『Dragon s Dogma』や、翌年に発売された同じく海外受注のシリーズ作品である『DmC Devil May Cry』より多い販売本数を叩き出している。 その後の展開 後に、本作と同じく化け物だらけの空間で銃の撃ち合いをする事に重きを置いた『バイオハザード アンブレラコア』が発売された。