約 2,067,774 件
https://w.atwiki.jp/haruhioyaji/pages/120.html
その男、文系につき 口上に、ハルヒスレSSまとめwikiに収録の、 「涼宮ハルヒのリラックス」「涼宮ハルヒの結合」、「涼宮ハルヒの電磁波」みたいに、医学論文を縦横無尽に引用してエッチを語るハルヒに萌えなのだが、これに対して、無駄な文系知識を開陳してドツボにはまって殴られるキョンの姿を受信した。 などと書いてあるのだけれど(笑)、991@Haruphilic SSさんがブログでご指摘のとおり、キョンの雑学/ムダ知識って、本や辞書の中にエロい言葉を見つけると赤鉛筆で線を引く(笑)ことによって培われた感じがしますね。 ちなみに、「四つ目屋のネット・ショップ」は実在します。リンクを貼っても、しょうがない気がするけれど。「落語の舞台を歩く」という内容充実サイトにも「落語四つ目屋の舞台を歩く」に登場(あ、艶笑落語につき18歳未満は閲覧禁止とある)。このサイトは(そういう意味ではなくて)勉強になります。 さて、どこだったかで見たハルヒ系SS(探したらVIPのあま〜い短編10にありました)で悪の船で捕まって処刑されそうになるハルキョン、「死ぬ前になにかしたいことは無いか?」「結婚させろ」「おいおい」「公海上では船長にその権限があるはずだ」という下りが出てくるのがあって、ハルヒが「キョンって以外に物知りなんだ」と素直に感心しているのがありました。ハルヒ、デフォルトより素直すぎる(笑)。古い映画マニアの親父さんなら一言で切って落とすところです。 「なんだ、『アフリカの女王』(←いい映画です)のパクリじゃねえか」 いや、知識ネタは難しいなあ。 で、このSSが元になって、辞書シリーズが始まることになります。 SOS団がカラオケへ行く これは、ひどい(笑)。SSじゃなくて、そのあらすじメモですね。そのまま投下したんですね。 笑ってる場合じゃないが。 ついてるMADは投下後、スレで教えられ、まとめサイトではまとめの人がYouTubeから探して貼ってくださいました。ありがとう、まとめの人。 歌をネタにSSを作ろうとすると、いつも失敗しますね。別れの歌が多すぎる。 でも、火をつけられそうな失恋話をいつか書いてやる(笑)。静かに燃える親父書きでした。 ツンデロイド 結末をはっきり書くかどうかは、よく考えるんですが、ハルヒスレは読み手の目が肥えてるから、書きすぎない方がいいや、とこれもぶった切ったんですが、あとで妹ちゃんのセリフでフォローしました。 敷いてあった客用布団が、さっきまでツンデロイドがいた押し入れにしまわれているのがポイントです。ここ、試験に出ます(笑)。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2843.html
雑談室へ 雑談室過去ログに戻る 過去ログ48ロック完了。 -- 管理人 (2007-07-28 14 52 08) 管理人さん、超乙カレー -- 名無しさん (2007-07-28 14 52 54) 乙です。 -- 名無しさん (2007-07-28 14 54 16) 乙O乙団 -- 名無しさん (2007-07-28 14 55 00) 管理人さん乙です。 -- 名無しさん (2007-07-28 15 09 55) 乙でござい -- 名無しさん (2007-07-28 15 34 41) 7ゲッティングベイベーwwwwww 管理人さん乙カレーwww -- 名無しさん (2007-07-28 16 13 21) カレー -- 名無しさん (2007-07-28 17 28 18) 管理人さん乙カレー。 -- 名無しさん (2007-07-28 17 39 53) 管理人さん乙です。 最近ゲッター減ったな -- 名無しさん (2007-07-28 17 48 02) だな。そして俺は上がってたあま~い短編に萌えている途中。どうでもいいな -- 名無しさん (2007-07-28 18 10 07) そんなこんなで… 12分朝倉 -- 名無しさん (2007-07-28 18 27 18) SSみながらバイト先から乙。 隣町の花火大会のせいでヒマ~ -- 名無しさん (2007-07-28 18 59 57) ↑乙ww -- 名無しさん (2007-07-28 19 33 39) 淡々とラブコメをこなす喜緑さんに惚れた -- 名無しさん (2007-07-28 19 56 33) ↑同じくwやっぱりワカメは良いww -- 名無しさん (2007-07-28 20 03 02) えみりたん出番少なさすぎ -- 名無しさん (2007-07-28 20 15 10) ↑少ないからこそいいんだ -- 名無しさん (2007-07-28 20 20 21) ↑↑だからこそ二次創作で愛でるのだよ -- 名無しさん (2007-07-28 20 22 18) だけどやっぱりわかめなら「えれべーたー☆あくしょん」が一番かわええと思った。…なし? -- 名無しさん (2007-07-28 20 46 32) ↑同意wノロケっぷりがすごいよなw 会長の男前?な台詞には吹いたがww -- 名無しさん (2007-07-28 20 52 13) 実際本編での会長と喜緑さんの関係ってどうなんだろうな。 あからさまな敵ってわけじゃないし… -- 名無しさん (2007-07-28 21 21 09) ↑俺は利害関係が一致しているだけで、お互いプライベートなどは一切かかわりがないと思っている。 -- 名無しさん (2007-07-28 21 30 26) 正直な話、喜緑さんは会長以外のカップリングが想像できない。キョンや古泉はともかく百合に走っても無理なんだけど…… -- 名無しさん (2007-07-28 21 40 32) 会長×えみりんは固定だろwww個人的にやってほしくないのが生徒会の誰かをオリキャラとして登場させてえみりんとフラグ成立みたいなSSだな。 -- 名無しさん (2007-07-28 21 54 49) 悪辣シリーズはプリン、「喜緑さん」はアナルに投下された奴だからな。味の違いはあって当然だろうし、俺はどっちも楽しんでるよ -- 名無しさん (2007-07-28 22 00 53) 喜緑さん×コンピ研部長も無しか? -- 名無しさん (2007-07-28 22 16 25) ↑↑↑↑同意。理由なんかないけどそういうことってあるww -- 名無しさん (2007-07-28 22 18 00) 悪辣系は好きだが、個人的に「喜緑さん」のえみりんの方がしっくりくるかも。 -- 名無しさん (2007-07-28 22 20 02) 放送局の喜緑さんが好きだwスレ違うけど。 -- 名無しさん (2007-07-28 22 31 20) どうでもいいかもしれんが夏祭探偵で喜緑さんに彼氏がいるとあるが、それは会長だろうか… -- 名無しさん (2007-07-28 22 32 39) 会長とは呼ばれてないだろうけど、同じ存在だろうな… -- 名無しさん (2007-07-28 23 01 33) ↑↑会長以外に該当が思い浮かばないな。 -- 名無しさん (2007-07-28 23 04 45) 〜●<実は僕だったりするんです。たまにはヘテロもいいかな,と思いまして。 -- 名無しさん (2007-07-28 23 08 21) 工場長もといコンピ研部長の可能性はいかほどか‥ -- 名無しさん (2007-07-28 23 30 52) ↑3%位? 日本負けたな。。。 -- 名無しさん (2007-07-29 00 17 09) ●<この暑さ、たまらねぇ!! -- 名無しさん (2007-07-29 00 21 11) 桃色空間キタww物凄いキョンハル信者だったな。俺もそうだからすごい参考になる。にしても古泉やってくれたなww色々とww -- 名無しさん (2007-07-29 01 13 38) もしアナルで俺が垂れ流した喜緑さんのSSというかなんというかよくわからん奴を 保存してる酔狂な人いたら「喜緑さん」にがんがん追加してくださいな。ここ一ヶ月分しか 保存してなかったんでこれしかあげられなかったんだ。 -- 名無しさん (2007-07-29 01 28 26) 桃色空間バロスwwwww -- 名無しさん (2007-07-29 02 04 08) 桃色の作者愛してるw -- 名無しさん (2007-07-29 02 10 47) 桃色素晴らしいwwww -- 名無しさん (2007-07-29 02 12 33) 「桃色空間の作者とSSの好みが全く一緒でウボァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」 「ハデスコイズミーーーーー!」 -- 名無しさん (2007-07-29 02 17 05) 森たんのディープキスして想像ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ -- 名無しさん (2007-07-29 02 47 53) グサデレシリーズは外伝以外まったく甘さ無いwww -- 名無しさん (2007-07-29 03 08 34) 「会話の途中で、「ウボァァァァァ!」 「ハデスコイズミーーーー!」 この流れは間違いなく流行る。それこそほっきょうをしのウボァァァァァ!」 「ハデスコイズミーーーー!」 -- 名無しさん (2007-07-29 03 38 40) グサデレの無糖っぷり吹いウボァァァァァ! 「ハデスコイズミーーー!」 -- 名無しさん (2007-07-29 04 34 42) 桃色空間作者何様すぎwww こんな共感持てる奴初めて見たわ -- 名無しさん (2007-07-29 06 52 04) 「桃色で紹介されてたやつ何個か読んでみたけどアホみたいに後味悪いやつが一ウボァァァァァァァァ!」「ハデスコイズミーーーーーーー!!」 -- 名無しさん (2007-07-29 07 00 27) ● この流れが流行っている限りまともな会話になるとは思えまウボァァァァァァ! 「ハデスコイズミーーーー!」 -- 名無しさん (2007-07-29 07 16 51) グサデレは甘さよりも、よくここまで書いたものだと感心したwww -- 名無しさん (2007-07-29 09 33 28) 「ハデスコイズミーーーーー!」 -- 名無しさん (2007-07-29 09 39 06) やはり皆ハデスコイズミに恐れをなしてウボァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!「ハデスコイズミーーーーー!」 -- 名無しさん (2007-07-29 13 19 32) 森さんのディープキスと脱ぎたてパンツなら命投げ出しても欲しいけど森軍曹のはいらないなwww本当の本当は欲しいけどねwwwww -- 名無しさん (2007-07-29 13 27 17) 古泉の携帯の着信音ほしいwwwwww -- 名無しさん (2007-07-29 14 35 22) この森さんのキャラのままでの古森がみたいww -- 名無しさん (2007-07-29 15 04 50) ↑森さんひどいSwwむしろ森古だろwwww古泉が不憫すぎるww -- 名無しさん (2007-07-29 15 21 52) 森大佐の主張に100%同意したところで物凄いおヴァカな質問していい? 扁桃腺ってどこ? -- 名無しさん (2007-07-29 15 28 11) ↑ググれw -- 名無しさん (2007-07-29 15 38 12) ↑前略サンクスっ!!ヽ(TーT)ノ -- 名無しさん (2007-07-29 16 05 21) ↑↑↑なんて読むかすらわからない俺はゆとり -- 名無しさん (2007-07-29 17 33 20) へんとうせん -- 名無しさん (2007-07-29 17 46 10) ↑「マジレスは良くなウボァァァァァ!」 「ハデスコイズミーーー!」 -- 名無しさん (2007-07-29 17 49 50) そんなもんコピペしてググれや -- 名無しさん (2007-07-29 17 55 06) 扁桃腺って喉にあるアレじゃウボァァァァァ! 「ハデスコイズミー!」 -- 名無しさん (2007-07-29 18 20 06) 正直携帯からだから終盤のネタは切れてて見れてなウボァァァァァ! 「ハデスコイズミー!」 -- 名無しさん (2007-07-29 19 34 01) リンパ腺と扁桃腺の差がわからなウボァァァァァ! 「ハデスコイズミー!」 -- 名無しさん (2007-07-29 20 10 19) つくづく夏だな… -- 名無しさん (2007-07-29 20 13 55) 荒れなきゃいいんでない? この状況を楽しんで流せれば真のビッパウボァァァァァ! 「ハデスコイズミーーー!」 -- 名無しさん (2007-07-29 20 18 25) この流れで言うのはどうかと思うけど、 いろいろ読んでて気づいたというか思いついたというか・・ 古泉に言わせるとハルヒは神でってことになるけど、 ハルヒだけでなくキョンも自覚なき神で、しかも古泉たちはハルヒにキョンは神で・・ って説明してたらどうだろう? ついでに、何かの事件でお互い発覚してしまって・・ なーんてプロットが思いついたんだが、自分には書けそうもないなと思うんで、 ここに放置してみたり。 -- 名無しさん (2007-07-29 20 24 34) ↑ハルヒの世界の外側ではキョンが神でってのは、たしかどっかにあったけど 同格だと面白そーじゃないかな? とても甘くなるだろうがw -- 名無しさん (2007-07-29 20 26 11) 神パワーがあるのはハルヒだけど、それをコントロール出来るのはキョンなんだから、ある意味キョンも神と言えるかもな。 二人で一つってかんじ?甘ーーーw -- 名無しさん (2007-07-29 20 32 59) 神様のインフレということで キョン=天空神、ゼウス ハルヒ=結婚の神、ヘラ 長門=知の女神、エルダ みくる=美の女神、アフロディーテ 古泉=光明神、アポロン -- 名無しさん (2007-07-29 20 36 22) グサデレってのは照れ隠しに相手を刺殺してしまうものだと思ってたが違うのか -- 名無しさん (2007-07-29 21 13 31) ↑↑ハルヒ=ヘラは良いね、嫉妬深そうだ。 ただキョンが浮気者かどうかは謎だ。 -- 名無しさん (2007-07-29 21 35 05) ↑あちこちにあるSS見るとそうとしか見えないw フラクラとか種類はたくさんだがww -- 名無しさん (2007-07-29 21 36 25) 佐々木をwawawa忘れることなかれ ハルヒVS佐々木のガチ神バトルみてみたい -- 名無しさん (2007-07-29 21 41 47) キョンも無自覚神って話はいけると思うな。 ただ、この場合二人で一つとは大分違うと思うんだが。 -- 名無しさん (2007-07-29 21 46 12) じゃあ、俺も物凄いおヴァカな質問をひとつ ハルヒってキョンが初めてなんだよね 初めてがペットボトルだと桃色空間どころじゃないんじゃないか -- 名無しさん (2007-07-29 21 47 02) 薔薇色空間? -- 名無しさん (2007-07-29 21 59 58) ペットボトルって末広がりで、先は細いじゃないか -- 名無しさん (2007-07-29 22 06 58) じゃあキョンの先は細いのか? -- 名無しさん (2007-07-29 22 09 07) ペットボトルって500mlだよな?2リットルじゃないよな?そんな馬キョンじゃないよな? -- 名無しさん (2007-07-29 22 09 32) ↑同じことを考えた俺がいる -- 名無しさん (2007-07-29 22 10 48) キョンが浮気モノならとっくに図書館に行ってるハズなんよな…… -- 名無しさん (2007-07-29 22 47 34) みくるの「古泉くんを信用しないで」みたいな発言ってあったけ? -- 名無しさん (2007-07-29 22 50 10) ↑溜息の話だね。焼きそば喫茶の割引券を渡したあたりに書いてあるよ。 -- 名無しさん (2007-07-30 08 25 30) 正直一番信用出来ないのは未来人じゃないか? ハルヒ=時空の歪みなんだろ? 排除したいと思っても不思議じゃない -- 名無しさん (2007-07-30 09 39 16) それを言うなら統合思念体。ハルヒはあくまでも観察対象なんだしこれからも静観が続くとは限らんと考えればある意味一番危険。もし量産型朝倉シスターズ二万人が一斉に襲ってきたらさすがに長門だけでは勝てん希ガス。つかハルヒ周辺の組織はどこも信用ならんだろ。コンピ研以外www -- 名無しさん (2007-07-30 09 50 43) 様々な組織が一斉にハルヒ排除を試みる→唯一の味方キョンが目を虚ろにし淡い光に包まれながら覚醒→2人は新世界の神に なんてヲチを原作に期待する -- 名無しさん (2007-07-30 09 55 36) ↑↑ それなんてメタルクウラ?w -- 名無しさん (2007-07-30 10 12 36) ↑↑↑正直キョンフィルターで信用感あるように見えるだけで 実際は裏団の奴らと似たようなもんだよな。 -- 名無しさん (2007-07-30 10 30 51) それでも古泉とキョンのうほっな愛の絆ははっぱカッターでもきれないキガス -- 名無しさん (2007-07-30 11 05 09) ホモヲチは無いわ -- 名無しさん (2007-07-30 11 17 54) 森ハートマンさいこうアァァァァァァァァ 「ハデスコイズミー」 -- 名無しさん (2007-07-30 11 31 40) 朝倉「じゃ死んで♪」グサッ キョン「うっ……ぼ,僕は死にましぇん!あなたが好きだかるぁー!」 朝倉「えっ…キョン君…(///」 というグサデレ最終回を予想した -- 名無しさん (2007-07-30 11 41 01) ↑↑↑↑ホモオチはマジないわー -- 名無しさん (2007-07-30 12 09 31) 実際のとこ古泉ってどうなんだろうな -- 名無しさん (2007-07-30 12 13 31) ↑ネタ(?)が普及しててあちこちでガチホモがデフォになってる気がする。正直どうなの。 -- 名無しさん (2007-07-30 12 16 38) 男性向け作品だしホモはないと思うが。 つか原作でホモなんて笑えない‥ -- 名無しさん (2007-07-30 12 22 27) ↑まったくだwwギャグにもならんわwwwwでもヘテロ古泉よりホモ泉を主張する人のほうが圧倒的に多いんだろうなぁ -- 名無しさん (2007-07-30 12 26 12) まぁ現に匂わせるような言動してると言えばしてるがな つか今の古泉のキャラって演技だろ?実際のことなんて分からないんじゃね -- 名無しさん (2007-07-30 12 45 34) と言うよりながるんがそこまで考えてない気がする -- 名無しさん (2007-07-30 13 12 47) 単にホモスキーが嗅ぎ付けただけか -- 名無しさん (2007-07-30 13 27 26) 普通の古泉が好きな人もいる -- 名無しさん (2007-07-30 13 30 15) 長古は不動さ -- 名無しさん (2007-07-30 13 35 54) ↑激しく同意 -- 名無しさん (2007-07-30 13 38 33) ハルキョン 長古 となれば朝比奈さんは… ハッ!?中河かっ!! -- 名無しさん (2007-07-30 13 51 02) いや、あえて山根dウボァァァァァ! 「ハデスコイズミー!」 -- 名無しさん (2007-07-30 13 59 46) ↑↑↑↑あんたいいこと言った!! -- 名無しさん (2007-07-30 14 41 50) 朝比奈さんは未来に帰って未来の長門とレズレズでしょう?w 既にいくつかキョンの子孫とか血族の末裔とかでてるしね -- 名無しさん (2007-07-30 15 17 57) 長古も好きだけど古みくも案外悪くない。けど本命は古鶴 な俺は浮気者? -- 名無しさん (2007-07-30 15 35 18) ↑大丈夫さ 俺もハルキョンと佐々キョンどっちも好きだ -- 名無しさん (2007-07-30 15 59 00) ↑↑昔は古鶴だったけど今は立派な古長古派です。古みくもおいしくいただきます -- 名無しさん (2007-07-30 16 29 14) ↑↑↑↑それはともかくそういう時は百合百合っていわないか?どーでもいい? -- 名無しさん (2007-07-30 16 30 51) 自分は某長古SSを求めて此処に来た。今なら森ハートマン軍曹のように長古を語れる。それ位好きだ。 他にもハルキョンも佐々キョンも古みくも会長×えみりんも堪能してるぜ。 -- 名無しさん (2007-07-30 17 17 35) あえて言おう。古長派であり、百合派であると。 ついでに言おう。↑↑↑よ。古泉のポジションはどうなっているんだと。(誤字だろうけどさ) -- 名無しさん (2007-07-30 17 32 52) 誤字かどうか知らんがこういう表記もあるよな -- 名無しさん (2007-07-30 17 42 01) 佐々キョンが一番 -- 名無しさん (2007-07-30 18 39 35) さんざん煙たがられているが、俺はあくまでキョン×みくる -- 名無しさん (2007-07-30 18 49 58) 佐々キョンはハルキョンと違って恋愛感情を持ってないのがいいよね 一番好きなカプだ けどSSでは佐々木→キョンのばっかなんだよね… それも悪くないんだけど自分は親友同士の関係で遊んでる二人が見たいなぁ -- 名無しさん (2007-07-30 19 02 45) ↑↑谷口探偵のみくる×キョンは好きだな -- 名無しさん (2007-07-30 19 22 18) 佐々木←キョン→ハルヒって有りか? -- 名無しさん (2007-07-30 19 28 02) 佐々木はあくまで親友だろうな。そんな俺は国木田→佐々木とか考えてる。 -- 名無しさん (2007-07-30 19 51 31) 個人的に佐々キョンは淡々としてるけど何処か切ないイメージ。でもそこがいいと思う。 -- 名無しさん (2007-07-30 20 04 24) まぁ俺としては 俺×長門がベストかな あぁどっかに長門落ちてないかなぁ( ´⊇`) -- 名無しさん (2007-07-30 20 11 21) ↑↑↑中学時代からの佐々木に対する淡い恋心か、とてもキョンには言えないな。 -- 名無しさん (2007-07-30 20 13 01) 長キョンこそが埼京なり -- 名無しさん (2007-07-30 20 29 40) でも国木田は佐々木を変人扱いしてたからどうだろうね〜 -- 名無しさん (2007-07-30 20 33 08) ↑それもまたツンデレ -- 名無しさん (2007-07-30 22 05 09) メイン級のヒロインが主人公以外とくっつくのが許せない俺はどう考えてもエロゲ脳。 -- 名無しさん (2007-07-30 22 12 20) なるほど、つまり 国木田→佐々木→キョン←ハルヒ←谷口 ってわけか つくづく罪な男だなキョンは -- 名無しさん (2007-07-30 22 15 24) さらに 古泉→長門→キョン←みくる←不特定多数の一般生徒 も追加すればキョンを中心に十字ができるな。 -- 名無しさん (2007-07-30 22 19 43) もうそれが現実だったらキョン殺されても仕方ないんじゃね? そんな俺は谷朝倉派 -- 名無しさん (2007-07-31 00 05 13) そこで岡部×国木田と行ってみるテスト -- 名無しさん (2007-07-31 00 14 03) そういえば雑談室通いで涼宮ハルヒの推薦知らんヤシっている? -- 名無しさん (2007-07-31 00 28 48) ↑ノ ↑↑↑谷朝俺もだww -- 名無しさん (2007-07-31 00 33 35) ここであんまり古みくをみないのは俺がちゃんと探してないからか? -- 名無しさん (2007-07-31 00 35 53) 鶴×古の俺 -- 名無しさん (2007-07-31 00 41 01) 森×新川もなかなか好kウボァァァァァァ! 「ハデスコイズミーーー!」 -- 名無しさん (2007-07-31 00 49 21) ↑↑↑いやどうだろうな?確かにここにはそんなになかったと思う。あっても軽めの短編が多い 俺も古みく好きだけどその原因は他のとこのSSだったな -- 名無しさん (2007-07-31 01 54 22) 俺はもっと古キョンがあってもいいと思うな -- 名無しさん (2007-07-31 02 09 14) 流れ切ってすまんが、ミッドナイトコーリングはやばいな。 自分の黒歴史と被って身悶えしてる… -- 名無しさん (2007-07-31 02 37 34) いまあがっているカントリーロード 読むたびに言葉にならん温かいものが湧き上がってくる ミッドナイトコーリングもいいな -- 名無しさん (2007-07-31 02 46 14)
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2872.html
ハルキ「東中出身、涼宮ハルキだああああああ!!!!俺は只の人間に興味はねえ!!!! この中に、宇宙人、未来人、異世界人、超能力者が居たら、俺んとこに来いっ!以上だ」 キョウ「!?」 ハルキ「……なんだ?てめえ、用でもあんのか?」 キョウ「な、ないけど……(うわあ、無駄に熱いカッコいい人だなあ……)」 ハルキ「ふんっ」 キョウ「ね、ねえ!初っ端の自己紹介のアレ、何処まで本気だったの?」 ハルキ「自己紹介のアレってなんだ」 キョウ「だから、その、宇宙人がどう、とか」 ハルキ「お前、宇宙人なのか?」 キョウ「……違うけどさ」 ハルキ「違うけど、何だ」 キョウ「……何でもないです」 ハルキ「だったら話しかけんな。時間の無駄だ」 WAWA子「ちょっと、キョウ。あんた、この前涼宮君に話しかけてたわよね?」 キョウ「え……う、うん」 WAWA子「止めておいたほうがいいわよ、アイツ。どうしようもない変人だから」 キョウ「?変人?」 WAWA子「そ。変人。校庭にさ、『NERV』のエンブレム描いたり――」 くに子「あー、それ知ってる!新聞に出てたよね、確か」 WAWA子「そうそう!あの時はもうびっくりしたわよお。それでね――」 キョウ(WAWA子って、無理があるわよね?) キョウ「ねえねえ」 ハルキ「何だ」 キョウ「ハチマキの色が毎日違うのって、宇宙人対策?」 ハルキ「……いつ気付いた」 キョウ「毎日見てるんだもん。わかるよ、それぐらい」 ハルキ「そうか。……ほう。そうかそうか…………ん?」 キョウ「へっ?どうしたの、まじまじと顔なんか見て……」 ハルキ「俺は、お前と何処かで契りを交わさなかったか?」 キョウ「ちちち、契りぃ?な、ないわよ、そんなこと」 ハルキ「な、何ッ!?」 キョウ(そんなに充血した目を見開かないでよ……) キョウ「告白して来た女の子全部振っちゃったって、本当?」 ハルキ「誰に聞いた?……どうせWAWA子か誰かだろうが、本当だ」 キョウ「一人くらい、付き合ったらよかったのに。カッコいいんだし」 ハルキ「お前にとやかく言われたくないが……正直、奴らは普通すぎだ。つまらんのにも程がある」 キョウ「そうなの?」 ハルキ「ああ。俺の求める者とは大きく違っていた。やはり宇宙人かそれに準ずるなにかでないと、燃えねえ」 キョウ「は、はあ……(やっぱりカオスね、この人)」 WAWA子「キョウ!あんた、何の魔法使ったのよお!」 キョウ「なによイキナリ」 WAWA子「アタシ、涼宮君があんなに長く話しているの見た事無いわよ」 キョウ「そ、そうなの?」 WAWA子「驚天動地ね……」 くに子「ま、キョウは昔から変な男の子が好きだからねえ」 キョウ「ちょ、ちょっと!」 くに子「なんか、秘訣でもあるの?」 キョウ「秘訣う?」 朝倉涼太「だったら、僕にも教えてくれないかい?」 キョウ(委員長、眉毛太い!!) ハルキ「部活?」 キョウ「うん。全部に仮入部したんでしょ?なんかいいのあったらさ、教えてよ。参考までに」 ハルキ「ダメだ」 キョウ「ええっ!?……なんで?」 ハルキ「そうじゃない。どの部も中身がまるでダメだ」 キョウ「そうなの?」 ハルキ「ああ。高校にも入ればちょっとはマシになると思ったんだが、これじゃあ中学ン時と変わりねえ」 キョウ「でもさ、今ある部活で満足しないでどうするのさ」 ハルキ「あ?」 キョウ「うっ…(怖い顔!!)…えと、だからね、(以下略」 ハルキ「あー、うるせえな。んなこと知るか!」 キョウ「もうっ……やれやれだわ……」 ハルキ「うおおおおおおおおおっっっ!!!!!!!これだあああああああああああああああっっっ!!!!!!」 キョウ「って、うわあああ!(ゴチン)」 ハルキ「ククク、わかったぜ。なぜ俺はこの様な単純な事に気付かなかったのだろうか!」 キョウ「うう……頭痛いじゃないの……」 ハルキ「うるせえ。クククク……そう。無いんだったら自分で作ればいいんだああああああああああああああ!!!!!」 キョウ「何を?」 ハルキ「部活に決まってるじゃねえか!」 キョウ「……そ、そう……」 ハルキ「なんだなんだあ?もっと喜べよお!この熱い発見を!みなぎってきたあああああああああ!!!!!」 キョウ「今授業中なんだから静かにしてよお……」 キョウ「もうっ!こんな所に呼び出して何よっ!」 ハルキ「ふっふっふっふ。俺に協力しろ、キョウとやら」 キョウ「へ?」 ハルキ「俺は部室を見つけ、所属する熱い人員を発掘する」 キョウ「……」 ハルキ「キョウは手続き関係の云々を揃えてくれ。分かったか!」 キョウ「……」 ハルキ「返事わあっ!」 キョウ「は、はいいっ!」 ハルキ「よろしい。では、放課後に」 キョウ(だから怖い顔しないでよお……) キョウ「セーラーの襟掴むなんて、デリカシー無いんじゃないのお!?」 ハルキ「うっせえ!それより、部室が決まったのだ!」 キョウ「どこよ」 ハルキ「ここだああああああああっ!!!!!」 (ばたあんっ!) キョウ「ここって……」 ハルキ「文芸部だぜっ!」 キョウ「……略奪したの?」 ハルキ「バカを言うな。ここの責任者とはきちんと漢の契りを交わしたぜ。紹介するぞっ!」 長門 「……長門勇気だ。」 キョウ「(物静かな男の子ね。本読んでるし)えと、いいの?もらっちゃっても」 長門 「構わない」 キョウ「そ、そう……」 ハルキ「つーわけで、明日からここに集合だからな!こなかったら、ぶっ飛ばす」 キョウ「女の子に言う台詞じゃないでしょ、それ」 翌日。 キョウ「えっと、長門君」 長門 「……」 キョウ「何、読んでるの?」 長門 「(魁!男塾)」 キョウ「おもしろい?」 長門 「熱い……。実に熱い」 キョウ(長門君もなの?帰っていいかしら、私……) ハルキ「待たせたなあ、諸君!!!!!」 キョウ「!?!?」 長門(相変わらず……熱い) キョウ「い、イキナリびっくりするじゃないの!」 ハルキ「黙れ」 キョウ「うっ……(だから怖いっての!)」 ハルキ「今日は新メンバーを連れて来たぜ!こいつだああああああああっ!」 ※※※「あがあっ!せ、背中を押さないで!」 キョウ(なによ!めっちゃ美形じゃん!!!!じゅるる) ハルキ「紹介しよう。二年の教室で女子共とうつつをぬかしていた、」 みちお「えと、朝比奈みちおって言うんだけど……って!なんで鍵を閉める!」 ハルキ「黙れ、よれよれもやし」 みちお「なにいっ!?」 ハルキ「つーことで、俺がリーダーのハルキ。色は赤だ。後はあっちの長門。色は青。コイツはキョウ。色は……ベージュ?」 キョウ「ベージュて!てか、色って何よ、涼宮君!」 ハルキ「ちなみに、みちおはサーモンピンクだからな」 みちお「……はあっ!?」 キョウ「ちょ、ちょっと!なに言って――」 みちお「いい」 キョウ「へ?」 みちお「なかなかいいですね」 キョウ・長門(こいつもか!!!!!) ハルキ「コイツも熱い奴に違いないから連れてきたのだ」 キョウ「あきれて物も言えないわ……」 長門 「塾長!!!!」 一同 「……」 長門 「……続けてくれ」 みちお「決めた。入るよ。これがこの時間平面上での必然っぽいし」 キョウ「即決ね……(時間平面て、何?)」 みちお「しかし、文芸部って、何をするところなんです?」 ハルキ「ここは、文芸部じゃねええええええええええええええええっ!!!!!!!(バキッ)」 キョウ「こ、黒板にヒビが……え、えと、とりあえず、違うそうです。 ――ホントに何するの?」 ハルキ「まだ秘密だ。五人目の戦士が集まっていないからな」 キョウ・みちお「はあ……」 ハルキ「しかし、名前なら考えた!」 長門 「シャッフル同盟?」 一同 「……」 長門 「……続けてくれ」 ハルキ「コホン。発表しよう…… 『世界を大いに暑苦しくするための涼宮ハルキの男組』!!!!!! 略して、『チーム・SOS』だああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!」 キョウ(もう少しひねるとかしないの、涼宮君……?) みちお・長門(熱い……!!!!!) ハルキ「つーことで、ウェブサイト作るか!」 キョウ「は?」 みちお「ウェブ?なにそれ?旨いの?」 長門 「……(今日の本は『琉球カラテ虎の巻』)」 キョウ「えーと、パソコンも何にもないのよ?無理でしょうが」 ハルキ「俺に任せとけ。みちお!キョウ!殴り込みだああああああああああああああ!!!!!!!」 みちお「う、うわあああああっ!!!!!」 キョウ「襟は止めてくれたのね。何故だか小脇に抱えられてるけど……(///)」 ハルキ「うおらあああああっ!珠沢ぁ(?)!!!!出てこいや!!!!!」 コンピ研「な、なんですかああ!?」 キョウ「す、すいませ~ん」 みちお「(失神)」 ハルキ「俺は回りくどいのが嫌いだ!よって、ここに要求する!おとなしく俺達のパソコンを返せ!!!!!」 一同 「な、なんだってーーーーー!?」 コンピ研「ちょ、ちょっとまってよ!アタシ達のパソコンなんだからねっ!馬鹿な事言わないで!」 ハルキ「黙れ、キシリア・ザビ!」 コンピ研「は?」 ハルキ「てことで、出撃だ。サーモンピンク」 みちお「え?あ、ああ。そこのお嬢さん?」 コンピ研「あ、アタシ?(///)」 みちお「そう。キミだ……ちょっと、パソコンが欲しいんだよね、僕達」 コンピ研「えっっと……いいよっ!」 ハルキ・キョウ「さすが美形」 キョウ「なんだかんだで、サイト作ったわ。えっへん」 ハルキ「ない胸を張るな」 キョウ「むか#」 ハルキ「……ほう、なかなかいい出来だ」 みちお「さすがキョウちゃんだね」 長門 「……GJ」 キョウ「えへへ、照れるなあ♪」 ハルキ「うおっし、んじゃあ、サーモンピンク!着替えるぞ!」 みちお「へ?うわ!やめろ!ズボンはまずいって!アッー!」 キョウ「ちょっと!何やってんのよっ!きゃああああっ!」 長門 「廊下に出ているといい……って、言う前に行っちゃった」 ハルキ「男なら、フンドシ一丁に限る!なあ、サーモン!」 みちお「……もうお婿に行けない……」 キョウ「で、そんな妙な格好で『チーム・SOS』所信表明のビラを配りに行った、と」 ハルキ「おうよ!」 みちお「……死にたい……」 キョウ「で、担任の岡部他数名に止められた、と」 ハルキ「ああ。あいつらは、俺達の熱さがわかってないのさ。クソがああああああああ!」 キョウ「発狂しないの。やれやれ」 長門 「……カマキリ拳法……実用性に欠ける」 一同 「………」 長門 「続けてくれ」 ハルキ「あ~~~~~~~~~つまらん!俺は帰るぞ!だっふんだ!」 キョウ(慣れていくのね……自分でもわかるわ) みちお「ああ、青春は何処へ……」 ハルキ「転校生、ダーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」 キョウ「うひゃあっ!?び、びっくりさせないでよ!」 ハルキ「いやあ、転校生が来ないものかと思っていたのだが、本当にきたらしいぞ」 キョウ「はあ……」 ハルキ「じゃ、ちょっくら引き入れてくる」 キョウ「え、ちょっと!……行っちゃった」 長門 「やはり、熱い……」 みちお「だな」 キョウ「どっから沸いて出た」 キョウ「涼宮君、おそいなあ」 みちお「転校生を引きずり回してんだろ?たぶん」 キョウ「そうなのかなあ?……あ、役満じゃん!」 みちお「あれれっ?負けちゃったよ……いくらだっけ?」 キョウ「五万円」 みちお「高いよ……」 ハルキ「へええええええええええいいいいっ!!!!ゥおまちいいいいい!!!!!!即戦力の転校生を連れて来たぞ、メンバー諸君!!!!!その名も――」 古泉百合子「えと、古泉百合子ですっ!ガチレズじゃないです!」 キョウ(お、女の子!?) みちお「ほほう。へえ。ふうん」 長門 「ホルスタイン……」 ハルキ「こいつもSOSに加入してくれるそうだ!!!つーか、加入しろ!!!あ、色は黒な。黒百合。ブラックサレナ」 百合子「でも、ここって、何する所なんです?」 キョウ「そうよ。私達も知らないんだから、そろそろ教えてちょうだいよ」 みちお「うむ」 長門 「許可を」 ハルキ「おお、みんな、やる気だなあ!よおし、発表するぜぇ!我々『世界を大いに暑苦しくするための涼宮ハルキの男組』の 活動目的は…… キョウ(男組なのに女が居るのは突っ込んだらダメよ) ハルキ「宇宙人、未来人、異世界人、超能力者を見つけ出し、共に闘う事だアアアアアアアアアアああ!!!!!!!!」 キョウ「全世界沈黙なんて、私、言わないわよ、杉田さん!!!!!」 ハルキ「つーことで、今週末はみんなでアドベンチャーだかんな!!!!」 キョウ「はいっ!?」 長門 「これ」 キョウ「?貸してくれるの?」 長門 (コクリ) キョウ「あ、ありがとう……」 長門 「じゃ、よろしく」 キョウ「かえっちゃった……(この百合漫画、どうしろっての?)」 キョウ「『午後六時、ミツワスポーツジムにて待つ』、ねえ。本の栞って、もう少しマシな呼び出しができないのかしら」 長門 「やっと来たな」 キョウ「うわっ!……物陰から突然現れないでよ!」 長門 「……話がある」 キョウ(そのまえに人の話を聴け) 長門 「あがってくれ」 キョウ「う、うん。ここ、長門君のマンション?」 長門 「肯定だ」 キョウ「……今日の本はフルメタ?」 長門 「肯定だ」 キョウ「……」 長門 「コホン。まずはプロテインを飲んでくれ」 キョウ「飲むか!」 長門 「……千鳥。俺が、怖いか?」 キョウ「相良はいいから、話って何?」 長門 「では話そう――この銀河を統括する、熱血統合思念体によってつくられた、対有機生命体爆熱用ヒューマノドインターフェース。それがこの俺だ」 キョウ「は?」 長門 「俺の仕事は、涼宮ハルキを観察し、入手した熱血を統合思念体に報告する事」 キョウ「?????」 長門 「生み出されてから三年間、俺はずっとそうやって過ごしてきた。これまでのハルキの熱血っぷりは至って平凡だった」 キョウ「……」 長門 「しかしだ。最近になって無視できないイレギュラーな女が現れた。――それがお前だ」 キョウ「……あんた、大丈夫?」 長門 「大丈夫。俺はスペシャリストだ」 キョウ「フルメタはもういいから」 長門 「すまん、ちど――」 キョウ「帰っていい?」 長門 「ダメ。謝るから」 (数分後) キョウ「……要するに、長門君は宇宙人で、涼宮君はとんでもない人ってこと?」 長門 「肯て……コホン……そう」 キョウ(付き合いきれんわ、こりゃあ) 長門 「そしてお前は、リーダーの鍵」 キョウ「鍵?」 長門 「そう。三年前以来の、新たなる熱血爆発の鍵だ」 キョウ(もう爆発してるような気がするのはアタシだけ?) ハルキ「第一回、『チーム・SOS』市内アドベンチャーだああああああああああああああああっ!!!!!!!」 キョウ「う、うるさいってば!」 みちお「熱いな……」 長門 「……熱い」 古泉 (ああ、キョウタソ……かわいいなあ、もう……) ハルキ「まずは作戦会議だ。そこの喫茶店で話し合いだっ!ちなみにキョウ!おまえの奢りだからな!!!」 キョウ「ちょっ!な、なんでよ!?」 ハルキ「集結時間に遅れたのは貴様だ」 キョウ(理不尽な……やれやれ) ハルキ「恒例の組み分けを行うぞおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」 キョウ以外「おおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!」 キョウ「周囲からの視線が痛い……」 ハルキ「このクジを引けぇ!貴様らぁ!」 みちお「は~い」 長門 「分かった」 古泉 「わあい♪」 キョウ「やれやれ」 みちお「いやあ、キョウちゃんと一緒の組だねえ」 キョウ「うんっ……(ラッキーっ!!!!!じゅるる)」 ハルキ「いいか、キョウ。デートじゃないんだ。遊んでたら……」 キョウ「わかってるわよ、もう」 ハルキ「ふんっ。行くぞ、ブラックにブルーよ」 長門 「熱いねえ」 古泉 (ううん、キョウタソと一緒じゃなきゃつまんないよお) みちお「あー、どうしよっか?」 キョウ「とりあえず、お散歩でもしましょうか……(///)」 キョウ「なんですとお!?」 みちお「だから、俺、未来人なんだ」 キョウ「今時、そんな事言っても女の子は落とせないわよ」 みちお「ううん、マジなんだけどなあ。涼宮ハルキの観測に来てるんだけど、俺」 キョウ「……へ?」 みちお「まあ、信じなくてもいいよ。とりあえず、言っておきたかったから」 キョウ「はあ」 みちお「あの熱い男が、時間の歪みの真ん中に居たんだよね」 キョウ「三年前の?」 みちお「御名答。でもって、キョウちゃんは彼に選ばれたのさ」 キョウ(似たような話をどっかで聞いたわね) キョウ「組み分けの結果、午後は長門君と一緒に市内を探索する事になったわ」 長門 「説明乙」 キョウ「……インターネットに毒されないほうがいいわよ?」 長門 「自重する」 キョウ「はあ……あっ、そうだ。なんか、信じてもいいわよ、あの話」 長門 「そうか」 キョウ「で、図書館で何するの?」 長門 「これを読む」 キョウ(それは……一級建築士資格取得……WHY?) 『woooooooooooooooooo!!!!!fuck Me fuck me!!!!!!!!!!!』 キョウ「ふぎゃあああああっ!!何!?地震!?へ!?ああ、ケータイ……」 客 「じーーーーーーーーーーーっ」 キョウ「す、すいませ~ん(あれれ!?マナーモードにしてたはずなのにぃ!)」 ハルキ『おいキョウ!今何時だと思ってんだ!!』 キョウ「ごめんっ!寝てた!」 ハルキ『ああ!?ざけんなよ!?すぐ集合だかんな!』 長門 「どうしたの」 キョウ「あはは……そろそろ行こうか?(長門君、何冊借りるのよ、建築関連の本ばっかり)」 長門 「カードありがとう」 キョウ「いいのいいの。気にしないで(なんで図書カード持ってないのよ……おかげで時間が――)」 ハルキ「遅いんだよてめえら!!んあ!?」 キョウ「ひいいいいい!ごめん、涼宮くん」 ハルキ「ったく。罰金だ!!」 キョウ「あう……」 みちお「あ、あはは……ええと、キョウちゃん?」 キョウ「ほえ?」 みちお「一方的とはいえ、話聞いてくれてありがとな。んじゃ、ばいばい」 すたすたすた キョウ(……悪い気はしないわね……(///)) ハルキ「おい、キョウ。お前一日中なにしてたんだ?」 キョウ「うぐ……そ、そういうあなただって、何も見……ていうか、このアドベンチャーとやらの目的は何?」 ハルキ「熱血探しにきまってんだろが」 キョウ「なによそれは……」 ハルキ「もういい。とにかく、月曜日は反省会だからな!な!」 キョウ「――はあい」 その後。 キョウ「……わ、わたしの自転車が……撤去ですって?」 キョウ「うぐう…きょうも暑いわ……」 ぱたぱた ハルキ「俺も仰げ」 キョウ「いや。自分でやって」 ハルキ「ぬうう……」 キョウ「あなた、幸せの青い鳥のお話、知ってる?」 ハルキ「それがどうかしたか」 キョウ「いや、なんでもないケド」 ハルキ「じゃあ聞いてくんなよな。クソッ」 キョウ(ううう……また怖い顔してる……) 放課後。 さっさと部室へ。 キョウ「古泉さん」 古泉(わ、わ、わ、キョウタソがあたしに話しかけてくれた///) キョウ「もしかして、あなたも、涼宮君についてのお話があるんじゃないの?」 古泉(わたしのことじゃなかった……;;) キョウ「う、なぜ涙目!?」 古泉「ふふっ。お察しの通り、わたしは超能力者です。そう呼んだほうがいいでしょうね」 キョウ「む……(やっぱり涼宮くんて、只者じゃないようね)」 古泉「ほんとはね、こんなに急に転校してくるつもりはなかったんだけど、状況がかわっちゃったからね。まさかあのお二人が、涼宮ハルキとこうも早く結託するとは思いませんでしたので。まあ、詳しい事はいずれキョウちゃんにも教えてあげるっ!その……見せたい物も……あるし(///)」 キョウ「!?なにをっ!?」 古泉「ひ・み・つ。うふふ」 キョウ「ひっ……(なるほど、ある意味熱血と言うわけね)」 古泉「ふふふっ。かわいい。――私の所属する『機関』にはね、ほかにも超能力者がいるの。もちろんこの学校にもいーっぱいエージェントがいるのよん」 キョウ「はあ(気をつけなきゃ、貞操がやばそうね)」 古泉「そしえわたしたちは、三年前の発足から、彼を監視しています。発端はその三年前。そのとき何かがあった。わたしに超能力が芽生えたのもその時なの」 キョウ「また三年前ね……」 古泉「それでね、わたしたち、彼の事を『神様』だと思ってるの」 キョウ「な!?(神様にされちゃったわよ、涼宮くんっ!) 古泉「わたしと、みちお君と、長門君。三人とも、彼が望んだからここにいるのよ。わたしたちの仕事は、彼の意志によって世界が――キョウちゃんとわたしの世界が壊れないようにしているのよ」 キョウ「(なにをおっしゃるウサギさん!?)――まあ、それはいいとして、あなた、何か超能力見せてみなさいよ」 古泉「くすん」 キョウ「泣くな!」 古泉「だってえ……わたしたちはある特定の状況下に置かれないと力を発揮できないのよ」 キョウ「例えば?」 古泉「そうねえ。そのうちわかるわ。それにしても……一番不思議なのは、あなたよ(///)」 キョウ「ど、どういうイミで……?」 再び部室。 みちお「ったくう。なんで俺が執事の格好なんか……ブツブツ」 じー。かちゃかちゃ。ぬぎぬぎ。 キョウ「(ばたん)ただいまー。古泉さん、用事で帰るってさ……」 みちお「……!!」 キョウ「ごごごご、ごめんなさああああい!!!」 みちお「ほら、お茶だよ、キョウちゃん」 キョウ「あ、ありがとー」 みちお「へへへっ!どういたしまして!」 長門「じーーーーーー」 キョウ「な、なに」 長門「なにも」 キョウ(けっきょく、涼宮君こなかったなあ)
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/899.html
ハルヒ「ちょっとキョン!コンビニでプリン買ってきて!みんなの分もね。」 また回避不能の強制イベント発動か。だが一応否定はしておくか。 キョン「何で俺が行かなきゃならん。食いたいなら自分で(ry」 ハルヒ「何度も言わせるな!アンタはSOS団の雑用(ry」 こうして俺はコンビニに向かうためにこの坂道を下っているわけだが、いいかげん俺もストレスが溜まってきたぞ。 ハルヒを不機嫌にさせて閉鎖空間とやらを発動させないためにも耐え忍ぶのが俺の使命なんだろうが そろそろ限界に近い。どうにかしてあの天上天下唯我独尊女に一矢報いたい。 コンビニでプリンを買い、坂道を登りながらハルヒにどのような仕打ちをしてやろうかを考えた。 あまりやりすぎると世界が崩壊させられるかもしれんしな・・・。 よし、これにしよう。 俺の考えたハルヒへの復讐プランは、ゴキブリやカエル、蜘蛛やミミズといった女子が 嫌う小動物をハルヒの団長机に入れておき、ハルヒが開けたときの反応を見るというものだ。 そこ、笑っていいぞ。小学生レベルのイタズラだが、あの神様に対して度の超えたイタズラを しちまうと先も述べたとおり世界が終わりかねないのでね。触らぬ神に祟りなしとはよく言ったものだが、 すこ~し触る程度なら大丈夫だろう。 部室に戻って団員の皆様にプリンをお配りしてやった。 団長様はお礼の一つも言わずに うっれしそうにプリンをむさぼっている。 今に見てろ。その自慢に満ちた面を恐怖に歪ませてやる。 ハルヒがゴキブリやカエルなんかにビビるとは到底思えないがそれでも何か反応は示してくれるだろ。 部活が終わったあと、チャリで近所の川辺までカエルを捕りに行った。この季節だ、いくらでもいるだろ。 欲を言えばでかいウシガエル的なものが欲しかったが、さすがに捕まえるのに苦労しそうだし、明日の部活まで 自分の部屋、教室で保存するのは忍びない。アマガエルを数匹水槽に入れて川辺を後にしようとすると、 イモリが俺の靴に乗っかっていた。 キョン「お前も俺の復讐に協力してくれるのか。よしよし」 イモリも捕まえて水槽にブチ込んでやった。思いがけない収穫だ。 家に帰り、次はゴキブリや蜘蛛を収穫しようと家内を隅々まで探索したが、こういう害虫は出てきてほしいときに 出てこないもので、なかなか見つからなかった。いらん時に出てきて人を驚かせるくせに、調子のいい奴らだ。 だが代わりに面白いものを発見した。カマドウマだ。これはいいぞ。適度に気味が悪い。あの事件のこともあって、 俺には余計に気味悪く見えたが、それでもこの状況においては嬉しい誤算であり、二つ目の水槽にブチ込んだ。 その後も庭にいたコオロギやらバッタやらを捕獲して、その日は終わった。 ベッドに入って明日のハルヒの驚く顔を想像すると興奮して眠れなかった。本当ガキだな俺は。 こんなものでも少しは驚いてくれるだろう。 淡い期待を胸に、眠りについた。 翌日は少し早く置き、3つ目の水槽に土を詰めてその中にミミズを入れた。 三つの小さい水槽をサブバックに入れ、学校へ向かった。坂道をこんなに軽やかな気分で登れるのは貴重だ。 教室に入るとハルヒが既におり、案の定サブバックの中身を問われた。 ハルヒ「アンタなんでカバン二つも持ってきてるの?」 キョン「ああこれか?部活まで内緒だ。楽しみにしてろよ」 ハルヒ「何何?アンタからサプライズを提供してくれるなんて珍しいじゃない!そのサプライズの内容次第ではアンタを ただの雑用から格上げして雑用王に認定してあげるわ!期待を裏切るようなことしないでよね。」 プククw 何をうれしそうにしてるんだこのアホはw このバッグの中にお前を違う意味で驚かせるサプライズが ウヨウヨ・ガサガサしてることも知らずにw ヤバイ、余計に楽しみが増してきた。 授業が終わった後、俺は本日掃除当番のハルヒに部室の鍵をもらい、急いで部室に向かった。 全速力で走ったね。だって部室に既に誰かが居たら計画を実行できないじゃないか。 頼む、俺が一番であってくれ! ドアを開けるとそこには・・・・よかった!誰もいない! 俺はカバンの三つの水槽を取り出し、団長机の引き出しを開け、水槽の中身を全て机の引き出しの中にブチまけ、閉じた。 プッククw やっちゃった! もう後戻りはできない。ハルヒの奴、どんな顔するだろうな。 そうこうしてるうちに暇な団員どもがぞくぞく揃い、朝比奈さんのお茶を飲みながら古泉のバカとゲームをしてハルヒを待った。 古泉「どうしたんです?今日はやけに機嫌がいいじゃないですか。便の切れでもよかったのですか?」 キョン「今日は面白いものが見れるぞ。お前も楽しみにしておけ。」 朝比奈さん「えー何ですか面白いものって?教えてくださいよ。」 キョン「それをここで言ったら面白さが半減しちゃいますからね。」 長門「・・・・・・」 ガチャ ハルヒ「ヤッホー!遅れてごめーん! キョン! 早くアンタの持ってきたサプライズを見せて頂戴!」 キョン「ああわかった。まあその前にお前も座れよ。」 ハルヒは100万ドルの笑顔で走って自分の机に向かい、座った。 すごい嬉しそうな顔だなw その顔が数秒後には崩れると思うとたまらないぜw 古泉達も興味津々そうにしている。 ・・・それにしても、笑顔のハルヒって可愛いな・・・ 毎日こんな顔でいてくれてたら俺もこんなことは考えなかったのによ。 いっつも いっつも 俺のことを雑用係だとか言ってコキ使いやがって。 喫茶店でも毎週毎週おごらされてて俺の財布は重くなることがない。 おまけにコイツの機嫌を損なうと世界が終わるときたもんだ。そのせいで俺は表立って反論もできない。 だが今日だけは! 焼け石に水程度の反乱だが、それでもお前に一矢報いてやるんだ。 俺のサプライズを受け取れ! キョン「俺の持ってきたサプライズだが・・・ハルヒ、机の引き出しを開けてくれ。」 ハルヒ「あら?この中に既に入れてあるのね? 何かな~・・・?」 ガラッ! 机からカエルが飛び出し、ハルヒの手にくっ付いた。 イモリがカサカサと机の中を這い回っている。 カマドウマがハルヒの胸に飛び移った。 コオロギがハルヒの頭に飛び移った。 バッタが飛び出し、部屋中を飛び回っている。 ミミズが机の中でウニョウニョと這いつくばっている。 ↑これらは全て一瞬の出来事だ。 ハルヒは机を開けると同時にこれらの攻撃を同時に受けた。 ハルヒ「 ヒッ! キャアアアアアアア――――――――――――ー―ー――――――ッ!!!!!」 ハルヒは↑のように叫びながら、両手を上に挙げ、体を後ろに反るように驚いてた。 その反りようは凄まじく、そのまま椅子とともに後ろに転倒した。 ガタン!と凄い音がした。 キョン「ギャハハハハハハハハハハ!ww ・・・アハ!アハ!アハー!ブハハハハハハハハハ!」 俺は年甲斐もなく大笑いしてしまった。だってあのハルヒが悲鳴あげて驚いてるんだぜ?w おまけに椅子ごと派手に転倒しやがったw まさかここまでの結果になるとは思わなかった。 机の向こう側でハルヒがどんな表情や格好をしているか知らないが、きっとすごく惨めな姿になっているに違いない。 キョン「おいみんな見たか!?w あのハルヒの驚き方w」 すると机の向こうからすすり泣く音が聞こえてきた。 ハルヒ「・・・・・クスン・・・・・・・・クスン・・・・・・・・・・・」 みくる「涼宮さん・・・」 朝比奈さんがハルヒに向かって走り出した。するとハルヒが本格的に泣き出しやがった。 ハルヒ「う・・・う・・・ ふええええぇぇぇぇぇぇぇぇんん・・・・・・・・・・」 ハルヒは両手で顔を覆って泣いていた。 その泣き方ってのが幼稚園児の女の子が本気で泣いてるときの泣き方に似てて、コイツは本当に恐い思いをしたんだなあと思った。 ハルヒ「うう、うう、 うええん・・・・ グスッ グスッ」 みくる「涼宮さん、今日は帰りましょうか。一緒に帰りましょう」 朝比奈さんがキッと俺を睨んでから、顔を抑えて泣いているハルヒを抱きながら部室を出て行った。 古泉「さて、僕も失礼させていただきます。バイトが忙しくなりそうなのでね。どっかのバカが器の小さいテロを行ったせいでね。」 そう言って古泉も溜め息をして出て行った。 長門「・・・・・・・」 長門は無言で俺に近寄り、ポンと肩を叩いてくれた。長門、お前は優しい奴だな・・・。 長門は俺に何かを差し出した。こ、これは・・・ おしゃぶり と 紙オムツ ! 長門も出て行った。 俺、やりすぎたのかな・・? 復讐は上手いこと成功したというのに、何故かスッキリしない。 あんな風に泣かれちゃうとはな。アイツも普段は強気で男勝りに振舞ってても、やっぱり女の子なんだな・・・。 あんなに楽しそうにしていたハルヒの笑顔を壊してしまったことを俺はすごく後悔していた。 やっぱりアイツの泣き顔なんか見ても面白くない。 いつも笑顔で元気にバカやってるアイツが好きなんだ。 今になって自分がガキ臭い阿呆なことをしてしまったことに気付いた。 明日は素直に謝ろう。 翌日、教室にて ハルヒは既に教室に来ていた。いつものように頬杖をついて窓の外を眺めていた。 キョン「ようハルヒ」 ハルヒ「・・・」 キョン「昨日は・・・ゴメンな。」 ハルヒ「いいわよ別に。あんなもので驚いて泣いちゃうあたしもあたしだわ。こんなんじゃ街中で不思議を発見しても まともな対応ができないわね。少し自分の身の程を知ったわ・・・。」 担任が来たので俺は前を向いた。 ハルヒはとくに怒ってる様子はなかったが、すごく悲しそうな表情をしていた。 俺の下らないイタズラのためにハルヒはすっかり落ち込んでしまったようだ。 ハルヒはその日の放課後の部活に顔を出さなかった。 古泉もバイトがあるらしく、俺の頭を撫でて「いい子にしてるんでちゅよー僕ちゃん」と言ってから帰っていった。今日だけはコイツに頭が上がらない。 神人狩り頑張れ。 みくる「キョン君、涼宮さんにはちゃんと謝りました?」 キョン「謝りましたよ。でもハルヒは怒ってなかったんです。あのくらいで驚いた自分が情けないと言ってて、それで元気がないんです」 みくる「そうですか・・・。何とか元気付けてあげられないかな・・・」 長門「パーティー」 キョン「え?」 長門「涼宮ハルヒが生誕したとされる日が近い。いわゆる誕生日というもの。」 古泉「涼宮さんは誕生日を友人に祝ってもらったのは小学生のころが最後らしいですね。中学では誰からも祝ってもらえなかったようなので 誕生日に対してトラウマがあり、今まで僕たちに誕生日のことは黙っていたようです。ここで僕たちが祝ってあげれば、 きっと喜んでくれますよ。」 キョン「お前いつ戻ってきたんだよ」 古泉「つい先ほどです。神人もだいぶ落ち着いてきたので僕は監視の任務に戻れと。」 みくる「でもいいですねパーティー。やりましょうよ。」 あいつに笑顔が戻ってくれれば幸いだ。一肌脱いでやるか。 俺達はハルヒにバレないようにパーティーの準備を進めた。場所は長門のマンション。 今回のことで気付いた。俺はアイツのことが・・・ この気持ちをハルヒへのプレゼントとともに伝えよう ―パーティー当日― キョン「ハルヒ、俺今日部活休むわ。」 ハルヒ「アンタも?今朝古泉くんと有希からも欠席の連絡を受けたわよ。いっぺんにこんなに休むなんて、 アンタ達部活サボって遊びに行く気でしょ!?」 キョン「そうじゃねえって。」 ハルヒ「勝手にしろ!」 ハルヒはそっぽ向いて俺と顔を合わせてくれなくなった。 ハルヒ、今日はお前に最高のサプライズをプレゼントするよ。前回のとは比べ物にならないぜ。 授業が終わると同時に俺は長門のマンションへ向かった。 ハルヒを呼び出すのは朝比奈さんの役目だ。 数十分後 古泉「クラッカーの準備はいいですか?そろそろ来ますよ。」 キョン「ああ」 ガチャ パーン パーン パーン! 「誕生日おめでとう!」 ハルヒ「え?ちょ、何なのアンタ達!」 キョン「今日はお前の誕生日だろ?」 ハルヒ「でもあたし、誰にもそのこと言ってないのに」 キョン「えーと、あれだ。お前の生徒手帳を拾ったときに、見たんだよ」 古泉「すみません涼宮さん、部活をちょくちょく休んでしまって。全部これの準備をするためだったんです。」 長門の部屋はハルヒの誕生パーティー用の装飾品でいっぱいになっていた。 猫マンをかたどった切り絵や、宇宙人の絵などが壁にたくさん貼ってあった。 ハルヒ「・・・ありがと・・・」 キョン「ん?」 ハルヒ「ありがとうって言ってんのよ! さっさとあたし、栄えある涼宮ハルヒ様の生誕記念パーティーを始めなさい!」 まあパーティーと言っても鍋をやったりゲームをやったりバカ騒ぎをしただけだ。 朝比奈さんからは猫マンのでかいぬいぐるみ、長門からは怪しげな黒魔術の本、古泉からはホラー映画のDVD数本をプレゼントに 貰ったハルヒはご機嫌だった。 キョン「最後は俺か・・・。ほら、受け取れよ。///」 丁寧に包装された四角い箱だった。 ハルヒ「・・・開けていい?・・・」 キョン「ああ。中に手紙も入ってるから」 ハルヒは優しく包装紙を剥がし、神妙な面持ちで箱のフタを開けた その中には・・・・ パーン! パパーン! パパパン! カサカサカサカサカサカサカサ ハルヒ「キャアアアアアアアァァァァァァァァーーーーーーーーーーー!!」 ハルヒがフタを開けると火薬のようなものが爆発音を鳴らし、さらに10匹ほどのゴキブリがワサワサと出てきた。 「バーカ」と書かれた紙が箱の中に入っている。 ハルヒ「いや・・・イヤ――――――!!」 キョン「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハ!w」 ハルヒ「う・・う・・・うぇぇぇぇぇぇんん・・・・」 また泣いたよコイツw 本当泣き虫だな。 みくる「大丈夫ですか涼宮さん?恐かったね・・・。帰ろ?」 ハルヒ「うううう・・・・」 古泉「ふ~っ・・・。それでは僕も途中までご一緒しますよ。」 ハルヒ・朝比奈さん・古泉は仲良く三人で帰った。 キョン「あ~疲れた。長門、お茶いれてくれるか?」 長門「帰って」 キョン「え?」 ドシャッ! 俺は外に投げ出された パーティーの翌日 ハルヒに話しかけても反応がない。無視かよ。 放課後、部室に入っても誰も俺と口を聞いてくれない。 キョン「おーいおい、昨日は悪かったって」 ハルヒ「それじゃ、今日はSOS団定例会議を行います」 キョン「なあハルヒ?」 ハルヒ「古泉くん、あの計画は進んでる?」 キョン「え?なになに?古泉、計画ってなに?」 古泉「はい涼宮さん、みんなでハワイに行って不思議を探索するツアーの計画は順調です。」 キョン「ハワイかー。よーし水着を買って(ry」 ハルヒ「メンバーはあたしにみくるちゃんに古泉君に有希に・・・あと鶴屋さんも連れて行きましょう。谷口と国木田も 荷物持ちにさせるために誘いましょう。以上でいいかしら?」 長門「異議なし」 俺はSOS団に居場所を無くした。 次第にクラスでもシカトされるようになり、SOS団における俺の役割だった雑用は谷口と国木田の役割になっている。 教室でもハルヒと谷口と国木田は仲が良い。 俺はというと、谷口や国木田にすらシカトされる、クラスにおける嫌われ者になってしまった。 全ては俺が調子に乗った挙句に起こるべくして起こった罰。 みんなも調子に乗りすぎには気をつけような。 完 Bad END
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1588.html
Short Summer Vacationで泣きそうです -- 禁則事項 (2006-09-12 21 44 23) 本スレで意見するのもなんでしたので、こちらで。良作品の数々、各作者さんにGJ! -- 名無しさん (2006-09-13 09 10 54) Short Summer Vacationで泣いてしまいました・・・書いた人は神!良作サンクスwww -- 名無しさん (2006-09-13 18 36 11) Short Summer Vacation を間違えてエピローグから読んだ俺は負け組。でも良かった -- 名無しさん (2006-09-14 01 38 24) Short Summer Vacationの作者GJ!ただ、キーワードが意味なくね「夏」って単語が入ってればそればいいの? -- 名無しさん (2006-09-15 00 46 39) お題は「夏」だけど、管理人さんも連想するものならOKとか難しく考えるなって言ってたし。S.S.Vも最後の短い夏休みを書いてたんだし良いんじゃない?あまり季節に関係ない話だったとは思うけどな -- 名無しさん (2006-09-15 13 40 37) 俺の勝手な解釈だが、おそらく、セミの寿命とキョンの余命、その余命の間の濃い生き方をシンクロ(?)させたんだと思う。何かにつけてセミが出てくるし、作中でハルヒが「セミは地上にいる2週間~」とも言ってるし、そう考えると夏である必然性が出てくるのでは?って、俺深読みしすぎだな・・・、吊ってくるわ。 -- 名無しさん (2006-09-15 14 13 02) SSV、どうせ死なないですむんだろとか思ってたんですけどね。 不覚にも泣いた -- 名無しさん (2006-09-18 21 24 30) 指輪物語も企画作品だったんですね!これも自分が投票した他作品に負けない力作だと思いました。乙です。 -- 名無しさん (2006-09-19 11 32 16) 自分はSSVが好きですが、ほかの作品も負けず劣らずよくできていますね。職人の皆様、管理人さん、本当に乙です。 -- 名無しさん (2006-09-19 16 34 57) Short Summer Vacationはいろんな意味で本作品よりも文才が感じられるかもしれません。本業の方ですか?と思うほど感動する物語で涙が出ました。お疲れ様ですほかの職人さんの皆様もご苦労様です -- 名無しさん (2006-10-01 18 55 29) 遅まきながらすべて読みました。良作ばかりでよかったです -- 名無しさん (2006-10-12 22 02 59) 涼宮ハルヒの微笑はよかったと思うよ。アレは最近じゃ俺の中で1位だね。 -- 名無しさん (2006-10-13 01 06 00) ショートサマーバケーションがとても感動できました。神職人ですね。GJです! -- 名無しさん (2006-11-09 15 47 59) SSV見た。べ、別に泣いたんじゃないんだからね!目にゴミが…入っただけなんだから(´;ω;`) -- 名無しさん (2006-11-09 21 36 34) 涼宮ハルヒの微笑は本作の最終話にしても良いくらいの出来でとてもよかったです。『Short Summer Vacation』はもう泣きすぎて目痛い。本心から幸せに逝ってほしいと願えた。 -- 名無しさん (2006-11-19 13 03 05) チャック谷口って「ナンパしようぜ!?」が元ネタ?俺の中でかなりヒットしてるんだけど -- 名無しさん (2007-02-06 23 59 14) 違うよー。どこが発祥だったかな、プリンやアナルではないと聞いた。 -- 名無しさん (2007-02-07 00 55 40) SSVはエピローグが泣ける -- 名無しさん (2007-02-19 01 08 33) SSVを何度も読み直しているが・・・絶対泣く。すばらしい作品に出会えて感謝。-- 名無しさん (2007-02-19 01 27 42) 朝比奈みくるのクーデター、読ませてもらいました。相当のハラハラもので、2話連続位脳内再生したほど、ですね。相変わらず機関は力が強いですが、もし国内の大規模テロが起こるとしたら、とも思ったり。 -- 名無しさん (2007-02-19 02 57 42) ここは夏企画の感想用ページですぜ -- 名無しさん (2007-02-19 04 27 05) short Summer Vacationホントに最高。マジで泣ける -- 名無しさん (2007-02-19 07 57 27) SSVのキョンってなんで死んだの -- 名無しさん (2007-02-20 03 16 15) 死んだ理由はわかりません。そこが解決しないのが唯一の欠点だとも指摘されてたな -- 名無しさん (2007-02-20 03 34 52) すげぇ。ふつうに感動した。長門のとことか良いよね。作者はまじで神。本当にGJ -- 名無しさん (2007-05-27 22 41 57) SSV読んだが、久し振りに悲しみで泣いたよ。たぶん、耳元で『妹忘れちゃおしおきよ』が鳴らなかったら声出して泣いただろうな。 -- 名無しさん (2007-05-27 23 31 16) SSV見て久しぶりに泣いた・・・キョンの死は心臓麻痺かなんかで解釈してる自分がいた。しかし、このSSは神だと思う。マジでGJ!書いてる人は本職でノベル出してるんじゃないかな?板違いだけど、「悩みの種」「キョンの死」「10月8日曇りのち雨」?でも泣いたけど、これはそれ以上だったSSV書いた方に乾杯-- 名無しさん (2007-05-28 00 13 26) ShortSummerVacation……。こんな良作SSを今の今まで知らなかったorz涙を堪え切れないとかCLANNAD以来かも……。いやもう本当にいい作品ですね。 -- 名無しさん (2007-05-28 00 25 52) うーんどうしてもメインキャラより谷口、国木田あたりにいっちゃう俺って……でも、面白かった俺もあんな友達欲しいな〜それで、一度はいってみたいナンパしようぜ! -- 名無しさん (2007-05-28 00 36 07) 企画部屋のSSを初めて読んだ。罪と罰の後日談、罪と罰って完結してたっけとか思ってしまったしかしSSVは目に生理食塩水をためずにはいられない… -- 名無しさん (2007-05-28 22 15 12) たった今SSV読み終えた。最高の作品だと思う。本編のエンディングこれでいいんじゃね?後半ほとんど泣きっぱなしで目がはれてしまった・・・ -- 名無しさん (2007-07-13 04 13 17) ↑のおかげで企画作品に気付くことができますた本当にありがとうございました -- 名無しさん (2007-07-14 19 42 03) 今SSV読み終えた俺の読みでは、ハルヒが葬儀で泣かなかった理由は、キョンが『俺が死んでも泣かないでくれ』的なことを言い、キョンの死因はデスノート(平野絡みで)あれ?右目から生理食塩水が……? -- 名無しさん (2007-07-15 23 13 19) ↑ほんとに読んだのかよww本編で言ってるよ…何はともあれShort Summer vacation泣けました。でもこうはなって欲しくないです。 -- 名無しさん (2007-08-04 21 37 39) オレは一高校生ながらリアルで友人の死を体験してるわけだが…なんか…よくワカランが…SSVには共感を覚えるなぁ。うん、みんなもダチは大切にしろ -- 名無しさん (2007-08-06 01 04 58) Ssvって長編?短編?どこにあるんだ?みんなの感想みてもう一回見たくなったよ -- 名無しさん (2007-08-08 04 31 35) トップページ→メニュー→企画部屋→夏企画、だったかな? -- 名無しさん (2007-08-08 07 08 45) SSV見てみたけど…全く関係ないところだが古泉がガチである必要性はあったのか?いやいい作品だったけど。キョンの心理とか鬼気迫るものを感じたし -- 名無しさん (2007-08-08 07 22 50) ↑×2 サンクス、早速見てきたいやー中編でもう涙でてたんだがwww -- 名無しさん (2007-08-08 16 07 22) 涼宮ハルヒシリーズには全く興味がなかったが、涼宮ハルヒの微笑を読んでから、涼宮シリーズに対する印象が変わった。傑作だったと思う。素晴らしかった!あれだけの物を書くのは大変だったと思います。お疲れ様、ありがとう! -- 篠崎 (2007-08-25 15 24 43) 俺は涼宮ハルヒの微笑が一番いいと思う。谷川顔負けのクオリティだと思うね。 -- 名無しさん (2007-08-25 16 12 51) Yも結構前に涼宮ハルヒの微笑を別西都(http //17.xmbs.jp/saw0ta/)で読んで面白かったんで原作の小説を読む気になりますた(`-●Д●-) -- 名無しさん (2007-08-25 16 25 36) ↑それ無断転載サイトあとここは企画SSの感想を書く場所であって微笑信者の避難所じゃないんだがな -- 名無しさん (2007-08-25 16 37 57) 肉じゃがおもしろかった -- 名無しさん (2007-08-25 17 21 18) ↑あんたもっと違うよwww -- 名無しさん (2007-08-25 17 43 24) ボケか自演か天然か -- 名無しさん (2007-08-25 17 45 05) 無断転載とか言ってる輩何故無断転載だと言い切れる?なら此処はどうだ?-- 名無しさん (2007-08-25 19 09 52) もちつけ。ここは議論する場でもない。 -- 名無しさん (2007-08-25 19 13 19) 古泉+長門とか見る気しね〜古泉はガチホモ 報われないキャラでいいものを…とアンチ古泉が申し上げます。 -- 名無しさん (2007-08-25 19 21 07) 死ね。とりあえずよそでやれ。ここはそういう場所じゃねえ。 -- 名無しさん (2007-08-25 19 40 10) 指輪物語も最高 -- 名無しさん (2007-08-28 16 53 45) SSVのラストのキョンのセリフを読むのと同時にGod Knows…聴くと切なくて泣かずにはいられなくなる…。 -- 名無しさん (2007-08-29 18 57 15) ↑そのコンボはまさに「神」 -- 名無しさん (2007-08-31 01 50 53) なんでかは知らないが古泉長門物が最近凄く多いな。-- 名無しさん (2007-08-31 07 37 46) 微笑はいいんだけど長門エンドが気に入らん キョンハル命ですから -- 名無しさん (2007-09-24 14 13 41) SSVは・・・無理。切ない。GJ。 -- 名無し (2007-09-24 16 15 05) SSV、微笑ともに最高だったマジ泣ける(;-;) ところでSSVでのキョンの死因って実際なんだったんだろうな。 長門に直せないってことは通常の病気とか怪我じゃないだろうし・・・ あの状況で突然死ぬってのは一体・・・ -- 名無しさん (2007-11-30 23 26 09) やべ・・・ここがあったのに雑談所にSSV感想書いちゃったよ・・・ しかしハルヒに超能力がらみの真相を告白したのだから死なないように出来たんじゃないかって思えてきたんだがどうなのかな。 -- 名無しさん (2007-12-01 00 06 56) ↑ 細かいことは気にしちゃダメだ。SSVは名作。それでいいじゃないか。 -- 名無しさん (2007-12-01 00 38 38) 微笑は大作 すごい良く出来てると思う SSVは神 本当に素晴らしかった こんな感動できる作品に出合えて嬉しい 心より作者を尊敬します -- 名無しさん (2007-12-01 00 52 30) ↑↑↑ ハルヒの力が弱まったから長門が待機モードになったんじゃない? -- 名無しさん (2007-12-01 07 19 31) ↑×3&↑ そうだね、その通りだ。オレってヤツは・・・名作を汚す所だったよ。 気づかせてくれてありがとう!! すまん、逝って来る(;´Д⊂ -- 名無しさん (2007-12-01 10 19 02) SSVは長門が長門っぽくなかったな。 勿論泣いたよ。すんげぇ泣いたよ -- 名無しさん (2008-05-14 18 13 57) やばい SSVは神だ! 本気で号泣した(´;ω;`) あとは 涼宮ハルヒの微笑も良作!あれも泣いた -- 名無しさん (2008-09-14 20 39 56) 俺は人が死ぬ事で感動を呼ぶ話ってあんまり好きじゃないな。 確かに切ない系の感動は演出し易いけど。 映画やドラマとかでも誰かが死んだってなったら またかって感じで一気に冷めちゃうんだよね。 勿論、微笑なんかは原作に出てきてる部分を上手く使いながら ストーリーを編み上げてる所が凄いとは思う。 -- 名無しさん (2008-09-14 21 48 54) ヤバい! SSVマジ涙(ρ_;) -- 名無しさん (2011-04-08 20 05 25) 涼宮ハルヒの微笑・・・ 泣いた -- ななし (2011-04-16 19 41 24) レスポンスが不正と表示されて微笑とかShort Summer Vacationがみれないですorz -- 名無しさん (2011-04-17 02 24 40) ↑の続き 管理人さんどうか見れるようにしてください!SoftBankです。ページをもっと細かくわけることは出来ませんか?汗 -- 名無しさん (2011-04-17 02 26 37) PCで見ればいいじゃん -- 名無しさん (2011-04-17 14 35 33) めっちゃすごい -- akasa (2011-04-30 15 47 21) SSVは神作だがキョンの死因が分からないのが唯一の欠点(泣いたけど) 涼宮ハルヒの微笑は………正直あれが驚愕の変わりでもいいレベル -- 名無しさん (2011-08-08 21 23 29) 何でキョン死んだんだろ? てっきり車にひかれるのかと... でも面白い!泣ける!小説家いけるよあれ! -- キョン大好き (2012-03-19 18 31 39) 連続ごめん。 SSV最高だよー! ごめん、これ言いたかっただけ。 -- キョン大好き (2012-03-19 18 33 26) 久々にサイト来て、時間かけてここ最近上がってるやつ読んできたけど地味に面白かったのは分身かな。 タイトルバレはアレだったけど -- 名無しさん (2012-06-04 00 14 58) ssvはネ申! 缶コーヒーふたつと10月8日も(・∀・)イイ! -- 名無しさん (2012-06-05 19 16 07) 上に書いてたてあるやついくつか読んだ。 分身、指輪、缶コーヒーどれも面白かった! -- 名無しさん (2012-08-17 00 01 34) 缶コーヒー -- 名無しさん (2012-08-22 20 27 53) 長門有希の憂鬱シリーズがぱねぇっす -- 名無しさん (2012-08-27 11 20 22) Short Summer Vacationと微笑読みました。 Short Summer Vacation、ぶっちゃけハルヒネタじゃなかった方が良かった気がする。 ハルヒがキョンが死ぬ事を納得する流れが急すぎるのが残念。 微笑はよく出来た話だったと思います。ストーリー的にはよくある展開な気もしますが きれいに原作の複線を回収したのが凄い。 -- 名無しさん (2012-10-16 02 00 35) ハルヒが死なないでって 言うから死ななかった 的なオチを予想してたよ -- 名無しさん (2015-02-01 05 42 00) ここしか書くとこないから一言 避難所落ちてる -- 名無しさん (2015-02-22 17 39 21) 落ちてるってか、わいわいKakikoが死んだからもう復活しない -- 名無しさん (2015-09-01 03 47 28) ここももう終わりってこと? -- 名無しさん (2015-11-15 14 21 45) 誰か見てる?ロダにトップ画像うpしといた -- 名無しさん (2015-12-15 03 26 51) 面白かったけどこんな辛気臭い結末ハルヒには似合わない。 キョンがあまりに最強すぎたのも萎えた。矛盾点も多いし。 -- 名無しさん (2016-06-15 06 00 29) すげぇ良かったです。 職人さん天才♪♪ -- フェンリル (2016-06-20 15 08 07) もう見てる人もほとんど居ないだろうし更新も一年全くないけど。 微笑を筆頭として軌跡やら機械知性体たちの輪舞曲やら、他にもハルヒのSSは名作揃いでした。 感動と興奮をありがとう。 -- 名無しさん (2018-09-10 01 24 46) カクヨムにいるよ -- 名無しさん (2018-09-16 23 41 40) 高校時代よく読んでました。26歳 -- 懐かしい (2018-10-28 21 53 40) だいぶ遅れてハルヒシリーズにハマった者だけどここにくれば沢山の名SSを読むことが出来て本当に感謝しています。ありがとう! -- 名無しさん (2018-11-25 03 12 17) まだ時たま動いてることに感動します。 ここを見ると青春時代に戻れますね -- 名無しさん (2018-12-12 23 51 34) 新刊が出て、またブームが来ることを! -- 最近はまった高校生です。 (2019-01-25 01 59 18) ↑ここにハマるとは… もはや逃れられんぞ -- 名無しさん (2019-08-22 06 51 58) topのgifが死んでるのを見て、ああほんとに色々と時間が流れたんだなって実感した。 最高だったよ -- 名無しさん (2019-12-06 23 28 16) 上にもあったけど、ここに来ると青春を思い出すと同時に、止まってしまった時間に悲しくなる。 あの頃はキョンやハルヒと同い年だったのに、気付けば30手前になってしまった。 -- 名無しさん (2020-01-06 00 31 29) すごく久々に消失を見て、ここのことを思い出して来ました 懐かしいSSを読んで当時を思い出して切なくなった 自分も年を取ったなあ -- 名無しさん (2020-01-10 00 14 59) まだここに人がいるとは…(困惑) -- 名無しさん (2020-01-23 23 57 02) SSの本文が全く読めなくなっていま。荒らしでしょうか? 残念… -- 名無しさん (2020-02-15 11 56 44) 数日前までは普通に読めてたのに、読めなくなってる。 めっちゃショック。 -- 名無しさん (2020-02-16 10 52 53) Wikiなのでサーバにバックアップがありました。 これから余裕を見つけてロールバックします。 -- 名無しさん (2020-02-29 00 01 28) 天才か???? 感謝しかない、ありがとう。 楽しみにしてます。 -- 名無しさん (2020-02-29 15 46 48) 数ヶ月ぶりにのぞいたら貴重なSSが消えてて悲しかったです。 SSの復旧楽しみに待ってます。 -- 名無しさん (2020-03-04 21 10 08) 数年ぶりに来たら読めなくなってるな リンクは検索されるからデータ自体はあるんだろうけど、時の流れを感じるなぁ -- 名無しさん (2020-03-05 15 22 24) 読めないの俺だけじゃなかったのか。 面白いSS多かったのに残念だ...。 -- 名無しさん (2020-03-05 21 56 11) えっ、まさか読めなくなってしまうなんて…ショックが大き過ぎる 復旧することを心の底から祈っています -- 名無しさん (2020-03-05 22 53 38) Wiki形式なので、サーバに過去の編集履歴が全て保存されています。 1 PCのブラウザからアクセス 2 左上の「表示」タブから「編集履歴(バックアップ)」をクリック 3 「ソース|最新版」の「ソース」に遷移する 4 削除される直前の版のhtmlソースが読める htmlが平文で保存されてるので、一枚ずつ再書き込みすると復活できるのかな、と。 かなりの枚数なのでどうやって自動化したのもか… -- 名無しさん (2020-03-06 19 40 55) 自分お手伝いしてもいいですかね?メンバーじゃないんですけど... 編集履歴には載ってないけど消えているってのも多くありますが、ソース自体は見つけられたので 多分全部復元できますね。時間さえあれば -- 名無しさん (2020-03-07 00 56 44) よろしくお願いいたします。心強いです。 -- 名無しさん (2020-03-07 02 22 48) 空いた時間にちょこっちょこ(自分が読みたいものと、人気作を)復旧 させていってます。 管理人さんがいないと復旧できないとこもあるんですけどどうしましょう... -- 名無しさん (2020-03-07 23 30 30) SSの復活を・・・ -- 名無しさん (2020-03-10 01 45 30) ほんとや!見ようと思えば編集履歴からみれる… 復旧をお願いしますね… -- 名無しさん (2020-03-11 17 44 48) スマホでも復旧できますね。 お手伝いします。 -- 名無しさん (2020-03-11 17 59 49) おおおお、だれか復旧手伝ってくれてるーーー。すごい勢いだ。 1人で心細かった....ありがとうございますッ -- 名無しさん (2020-03-11 23 47 18) 共に頑張りましょう! 普通の短編のリンクを見つけたのでよかったら。 https //w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/276.html -- 名無しさん (2020-03-11 23 51 40) これいちいち編集履歴からソース引っ張ってこなくても 編集モード切り替えるだけで復活しますね。それが救い -- 名無しさん (2020-03-11 23 55 05) 長編・涼宮ハルヒのリンクです。 どうぞ活用してください。 https //w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/510.html -- 名無しさん (2020-03-12 01 11 35) 長編のリンクです。編集画面ですがここから閲覧できます。 https //w.atwiki.jp/haruhi_vip/?cmd=backup amp;action=show amp;pageid=12 amp;num=1 -- 名無しさん (2020-03-12 01 13 28) 短編のリンクです。 https //w.atwiki.jp/haruhi_vip/?cmd=backup amp;action=show amp;pageid=16 amp;num=1 -- 名無しさん (2020-03-12 01 50 15) あげないと更新したページに埋もれちゃうので。 -- 名無しさん (2020-03-12 13 59 29) 長編 ハルヒ1 復旧終了 ハルヒ2 現在復旧中 -- 名無しさん (2020-03-13 00 29 46) 甘い短編終了。 -- 名無しさん (2020-03-13 22 17 23) うおお… ちょっと見てないうちに大変なことになってたんですね 手伝えるなら自分も手伝います -- 名無しさん (2020-05-17 01 00 52) これ、本格的にやるなら復旧方法に関するページを作ったほうがいいかもですね。 そしたら自分みたいにふらっと立ち寄った人間も復旧作業に参加しやすくなるかも。 明日以降暇なときにやってみます。 -- 名無しさん (2020-05-17 01 08 11) いや、違うな… すでに避難所ができてるんですね。 連投しまくってごめんなさい。 -- 名無しさん (2020-05-17 01 17 47) 短編・長編の最新版を編集履歴のソースからコピーして新規ページ化してみました。 避難所ができていてもやっぱり本家の保守作業は続けていきたいな・・・。 -- 名無しさん (2020-05-23 09 52 40) いまageられてた古泉一樹の休日めっちゃいいですね。 うなったわ -- 名無しさん (2020-06-09 15 51 42) 佐々木「憂鬱だ」の短編読んだけど本当に泣いた これ原作超えたんじゃないか?と思うくらい良かったし凄い切ない気持ちになった いくら頑張ってもキョンと結ばれる事がないのにそれを認められない佐々木が愛おしかった 作者さんいい作品を本当にありがとうございます -- 名無しさん (2020-06-15 02 05 20) 佐々木「憂鬱だ」を書いた作者さん。もし宜しければ私と同人誌を出してもらえませんか? 私はこの作品に感動しどうしてもこの作品を漫画にし世に出したいと思いました。作画は私がやりますのでどうか原作を書いていただけないでしょうか。 私は美術大学に通うただの学生です。作画のクオリティに関しては保証できませんが精一杯努力します。 ご興味があれば「minami@wanko.be」のメールアドレスにご一報ください。 いつまでもお待ちしております。 この場でこのような発言は不適切かもしれないので気分を害された方々には深くお詫び申し上げあげます。 -- 名無しさん (2020-06-15 02 44 18) 2月末に絶望して以来、久し振りに開いた。読みたかったSSの復旧方法が分かって感動した。ありがとう、復旧作業を続けてくれている方々。 -- 名無しさん (2020-06-25 23 40 08) そういや、長門有希の憂鬱シリーズの作者さんがカクヨムにおって、涼宮ハルヒの経営IIが読めるんよね 未だにこの時代のSS作家さんが動いてるのを見るとちょっと感動する。 -- 名無しさん (2020-07-02 09 42 36) 今ここの作品を全て復旧させた避難所が作られています。もちろんここも復旧させたいですけどね -- 名無しさん (2020-07-13 21 47 50) 避難所すごいですよね、管理人権限のSSもすべて復旧されてる ただ、色んな人の手でちょこちょこ復旧されていくこのサイトを見るのも、これはこれで楽しかったりw -- 名無しさん (2020-07-14 11 24 01) 避難所作る前はちょこちょこ復旧してたんですがね、サボっちゃうました。自分も復旧 に微力ながら協力させてもらいます!! -- 名無しさん (2020-07-15 20 35 38) 避難所作ってくれた人もここを復旧してくれてる人たちも本当にありがとう。 おかげで昔のSSを読むことができました 微笑は最高! -- 名無しさん (2020-07-17 07 08 49) こんなに最近のコメントがあって嬉しい!!涼宮ハルヒSS最高 -- 名無しさん (2020-07-17 23 19 34) https //w.atwiki.jp/haruhi_vip2/ 避難所のURLです -- 名無しさん (2020-07-27 21 19 16) これ、ちなみに避難所ってどうやって作ったのでしょう? 今後同じようなことがあった時のために、向こうの管理人さんがいらっしゃればよろしければ教えていただきたいのですが・・・。 -- 名無しさん (2020-08-15 10 12 10) 避難所を作ってくれた方を知ってるのでちょっと話してみます。 教えてもらえるのかわかりませんが・・・ -- 名無しさん (2020-08-17 23 03 38) あげ -- 名無しさん (2020-08-21 02 44 22) 聞いてみた結果『使い回せない専用のプログラムを書いた』そうです。 もともと自分ともう一人が手動でこのwikiの復旧をしていたところで その方が避難所を作ってくれた というのがことの経緯になります -- 名無しさん (2020-08-22 17 32 22) なるほど! そうだったんですね ありがとうございます! 次回もし同様の事態に陥った際は、お二方が再臨されることを織姫と彦星に祈っておきます笑 -- 名無しさん (2020-08-22 23 28 58) 16年後に現れましょうかね笑 まあ私はほぼ毎日このwikiにお世話になってるんですけどね -- 名無しさん (2020-08-23 19 43 59) ここのコメ欄歴史が詰まっててすげえ 未だに動いてんのもすげえ 何が言いたいかって言うと、ハルヒってすげえ -- 名無しさん (2020-08-25 22 50 01) それな -- 名無しさん (2020-08-30 22 38 21) 涼宮ハルヒの新刊きたーーーーーーー -- 名無しさん (2020-08-31 16 25 04) 直観キタアアアアアアアアアア!!! 驚愕以来の新刊だぞおめえらあああああああ!!!! -- 名無しさん (2020-08-31 20 17 55) 待ってた・・・待ってた・・・ -- 名無しさん (2020-08-31 23 05 53) 直観予約しましたか?私はしました -- 名無しさん (2020-09-05 20 48 08) ここ見てたら思うけど、この時代にSS書いたりしてたような層のオタクって今何をしてんだろうな。 SS文化が下火になってるけど、その代わりに出てきたものが思いつかない。 また流行ればいいんだけど・・・。 -- 名無しさん (2020-09-10 12 13 34) イラストなどは技術的にも発展してきたと思うのですがね、、、 SSは減ったかもしれませんね。いわゆるなろうの登場で二次創作 をするまでもなく自分の文学的な創作欲を満たせるようになったんですかねぇ -- 名無しさん (2020-09-12 18 18 01) 直観からSS増えてほしいなー -- 名無しさん (2020-09-16 23 29 52) ここのSS自分が生まれた時くらいに書かれたのもあるな。 直観まじで楽しみ〜 -- 名無し (2020-09-21 09 58 09) 後1ヶ月ちょっとで発売だー -- 名無しさん (2020-10-09 22 27 23) ↑×2 若い人も来てるんだなあ。これからも一緒に楽しもうぜ -- 名無しさん (2020-10-10 09 20 19) 自分はハルヒたちと同年代です!! -- 名無しさん (2020-10-15 23 51 52) 俺も同年代だったんだよなあ・・・。 -- 名無しさん (2020-10-18 10 05 06) いろんな作品の主人公たちを抜かしてきてしまった -- 名無しさん (2020-10-20 21 58 36) ハルヒたちももう30台ですもんねえ -- 名無しさん (2020-10-26 18 28 16) ↑やめ給へ -- 名無しさん (2020-10-28 13 41 56) この間なんかの動画でみたんだがキョンの語り口が全て過去を語ってる ものだから壮大な叙述トリックなのではないか?っていうのがあったけど・・・ まさか全て壮年キョンの思い出話か??? -- 名無しさん (2020-10-29 00 26 43) ハルヒでハロウィンって扱ってたっけ? -- 名無しさん (2020-10-31 23 24 48) ↑ ハルヒちゃんなら…。 この10年で急速に流行ったイベントなので、本家では扱われてない希ガス ハルヒちゃんでもハロウィンが何か鶴屋さん以外知らんかったし -- 名無しさん (2020-11-04 08 04 32) 今後に期待ってことか。本家は高二春だから登場するとしても あと2、3巻待ちそう -- 名無しさん (2020-11-04 12 52 26) あと二週間ぐらいですねー楽しみ!! -- 名無しさん (2020-11-10 22 08 01) あと一週間で発売!!!!!!!!!!! -- 名無しさん (2020-11-17 23 19 28) 涼宮ハルヒの直観今日発売!! -- 名無しさん (2020-11-25 18 42 13) まだ届かない・・・ -- 名無しさん (2020-11-27 00 04 59) 直観いいねえ。ちまちま読んでいってる -- 名無しさん (2020-12-02 01 46 22) ああ……あの頃はよかった(遠い目 -- 名無しさん (2020-12-04 12 06 37) 最近復旧作業盛んね -- 名無しさん (2021-01-11 01 42 20) 久しぶりに昔読んだSS見返したくて来ました -- 名無しさん (2021-02-04 03 37 21) 結構最近も更新されてて嬉しい -- 名無しさん (2021-05-15 01 56 09) ノスタルジー凄いな。それぞれ独自の涼宮ハルヒの 世界観があって、よく読んでたわ...。 佐々木「憂鬱だ」、微笑、分身読み直したけど やっぱどれも面白い。 -- 名無しさん (2021-06-05 22 35 30) 佐々木のSSもっと欲しいなああ -- 名無しさん (2021-06-21 01 41 04) あけましておめでとう -- 名無しさん (2022-01-16 02 40 01) めちゃくちゃ好きなのにタイトルが思い出せないSSを探しに来ましたよっと でも見つからない… -- 名無しさん (2022-02-09 08 50 48) 復旧進んだなあ -- 名無しさん (2022-08-18 02 50 23) 以前、微笑が復旧作業すらできない状態になっててもう読めないのかと諦めてたんだけど、いつの間にか復活してた!本当にありがとう!! -- 名無しさん (2022-08-20 00 54 59) 数年ぶりに見にきた。復旧させてよかった〜。こんなに見てくれてる人がいる -- 名無しさん (2024-03-16 04 46 23) すげえ、ほぼ復旧されてる やっぱいいよなここは -- 名無しさん (2024-09-05 10 48 11) この令和の時代にハルヒにどハマりして流れ着いてきました〜 -- 名無しさん (2024-09-13 23 17 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/meteor089/pages/144.html
ハルヒ「キョン、キョン恐いよキョン!」 ① ② ③ ④ 前へ 戻る 次へ 94 :名前なしなし:2009/05/06(水) 01 58 42.35 ID L16jdEMsO 翌日。十二月二十二日 「ひぃ、ひぃ、はぁっ、ちくしょーー」 これは間に合うかどうか微妙だ。担任の岡部に呼び出され進路についてチクチクと説教をされたせいで意外と時間を食ってしまい、午前授業だというのに我が母が作ってくれた弁当を食べる時間もなく駅前へと急いでいる俺だったが、そもそも光陽園と北高とでは駅までの距離に大分差があるのに集合時間を午後一時に設定するのはおかしいだろう。授業が終わってから1時間も経っていないというのに。あとで抗議してやろうかね、あやつが聞く耳を持つかどうかは定かではないが。 足や心臓の悲鳴を無視し続けて走ったせいか、なんとか集合時間に間にあうことができたのだが、すでに俺以外の全員が集まっていた。 「遅い、罰金!」 96 :名前なしなし:2009/05/06(水) 01 59 45.84 ID L16jdEMsO 冬なのに汗だくでかつマラソンした後のように息切れを起こしている俺に気遣う言葉をかけるでもなく、問答無用で罰金宣言かい。 「はぁ、はぁ、集合時間には間に合ってるはずだろ」 「たとえ遅れなくても一番最後に来た奴は罰金なの。それがあたしたちのルールよ」 「初耳だが」 「今決めたからね」 そう言ってハルヒはにやりと笑った。そういう風に笑ってた方がとっつきやすいねお前は。昨日職員室で出合ったときの八倍はとっつきやすいオーラを出してるぜ。 「な、何言ってんのよアホキョン、さっさといくわよ、あんたのおごりだからね!」 そういうとハルヒはずかずかと喫茶店に直進していった。 97 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 01 00.71 ID L16jdEMsO 「キョンくん、よかったらこれで汗をふいてください」 そう言ってハンカチを差し出してくれたのは朝比奈さんだった。いやいや朝比奈さん、あなたの小奇麗な木綿のハンケチーフを男の汚い汗で汚すわけにはいきませんよ。気持ちだけもらっときます。こんなのシャツの袖で十分ですよハッハッハ。 「昨日は本当にごめんなさい、キョンくんの記憶が無いなんてどうしても信じられなくて、気分を悪くさせるような態度をとっていたかもしれません」 「何を言ってるんですか朝比奈さん、俺が朝比奈さんに乱暴を働いたのは事実のようですから、朝比奈さんが恐がるのも無理はないですよ。態度については俺は全然気にしてませんから大丈夫ですよ。」 「でも・・・」 「朝比奈さんが気に病むことはないですよ、ほら元気出してください。ハルヒに置いていかれちゃいますよ。」 「は、はい!」 やはり笑顔の朝比奈さんは天使のように可愛いね。うん。いかん、少しでも油断したら鼻の下がのびてそうだ。 98 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 03 38.99 ID L16jdEMsO 喫茶店での俺のおごりということでいつの間にか決定していたようで、ハルヒは全く気を使うことなく高級そうな高いお茶をオーダーし、長門と朝比奈さんは気を使ってくれたのか一番安いホットコーヒー、古泉はカプチーノを、俺はアップルティーを注文した。 「なによこれ、苦っ!」 自分のオーダーした茶に文句をつけるハルヒ。自業自得だね。と、一瞬だけニヤっとした俺の表情をハルヒは見逃さなかったようで、 「キョン、あんたちゃんとジョン救出作戦について考えてきたんでしょうね。あんたから発表しなさい!」 そういえばそんな宿題があったな、と今思い出した。すまん、まったく考えてなかった。 「はぁ!?あんたやる気あんのキョン?そんなんだからいつまでもパシリのままなのよパシリ!」 100 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 05 37.88 ID L16jdEMsO 「いつまでもも何もこの団は昨日立ち上げたばかりだろうが。そもそもなぁ、お前らはジョンの消失を見ているからまだいいものの、俺はそれらの不思議現象を直に体験したわけじゃない。昨日の話だって一応信じると仮定してはいるものの心の奥底では疑心もまだ残っていてなぁ、そんな状態の俺にジョン救出だとかぬかしてもなかなか想像しずらいのだよ。ここは団長様の意見を聞きたい所だね。」 団長の意見を聞きたかったのは俺だけではなかったらしく、長門と朝比奈さんもヌッとハルヒの方を見る。 うっ、と何かつまったような反応を見せるハルヒ。さてはこいつも考えてないな。 「団長」 古泉が割って入る。俺としてはもう少しハルヒを困らせたかったのだが。 「よろしければ僕の考えを発表したいのですが、よろしいですか」 101 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 06 33.67 ID L16jdEMsO 「さ、さっすが古泉くんね。だてに副団長じゃないわ。キョン、あんたも古泉くんを見習いなさい」 古泉を見習ってニヤケた笑みを浮かべてみようかと一瞬考えるも脳内会議で即座に却下された。 「解決策といいますか、ただの分析なのですがとりあえず聞いてください。昨日も一部説明はしましたが、十二月十八日におかしくなってしまった世界についてです。世界がパラレルワールドのように枝分かれしていて、ジョンさんが何らかの影響により彼が元々いた世界から僕らの世界に迷い込んでしまい、そこから脱出プログラムを使い元の世界に戻ったのか、あるいは世界がジョンさんを残し世界が全て変わってしまい、脱出プログラムによって彼が世界そのものを変えようとしたのか、そのどちらか、あるいはそれ以外の選択肢もある可能性もありますが、とりあえずはこの二つについて考えましょう」 103 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 09 59.39 ID L16jdEMsO 何を言ってるのかねこいつは。こういう時はやけに元気になるんだな。 「前者の、世界がパラレルワールドのように枝分かれしているとすると、彼が無事に帰還できたかどうかは定かではありません。パラレルワールドですから、彼のがどうなろうとお互いの世界は独立していますからお互いに影響を及ぼすことはないと推定できます。しかし後者の場合はどうでしょうか。もし彼が時空改変に成功したとなれば、僕たちは今ここに存在しないはずです。ジョンさんにとって僕らの世界は間違った世界なのですから、彼が改変を成功させていれば彼にとっての正しい世界が再構築され、今の僕たちは存在しないことになります。」 うーん、まぁなんとか理解したことにするか。しかしマジでいい顔してやがる。反抗して俺は曇った顔をすることにする。 106 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 11 39.23 ID L16jdEMsO 「なるほど・・・つまり後者であれば、ジョンは時空改変を失敗したということになるのね」 こいつは、どうあってもジョンを次元の狭間に閉じ込めたいようだな。 「長門、お前はどう思う?」 いきなりだったが長門に振ってみた。少しは驚いたそぶりを見せるのかなと思いきや意外にも冷静に答えてくれた。 「わたしは後者だと思う。彼が消える前のパソコンの画面に表示されたメッセージに、時空改変の機会を得るが成功の保障はできないという一文があった。もし世界が前者であれば、大切なのは彼が元の世界に帰れるかどうかであり時空を改変する必要性が無い。時空改変をする必要があるのは後者のみであるとわたしは解釈した」 俺は少し驚き混じりの顔で長門を見つめる。こいつは、前に図書館で会った時や昨日の様子では、口下手で人付き合いの苦手なたよりなさそうな一少女に見えたがどうやらそれは間違いで、自分なりの意見をきちんと持っている奴のようだ。いざというときに頼りになる奴だったりするんじゃないか。ジョンは長門に絶対の信頼を置いていたようだしな。 108 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 13 21.84 ID L16jdEMsO 俺は長門をまじまじと見つめる。俺の視線に気が付いたのかうつむき、頬を朱に染める長門は結構可愛かった。ほんとに。じっと見てたかったがそれも意地悪なのでやめておいたが。 「なるほど・・・そうですね、それにもし前者であれば文芸部のあのパソコンのプログラムや栞は向こうの世界のからどうやってこちらの世界に来たかが謎です。ジョンさんがこちらに迷い込んだと同時のことだったのかもしれませんが、少々都合が良すぎるような気もします。後者であれば事前に仕込んでおけますからね」 そ、そうなのか?また頭がこんがらがってきた。見ろ、朝比奈さんも首をひねっている。 「後者の可能性のほうが高いってわけね。みくるちゃんは?何か意見ある?」 「ひぇっ、う、うーん、あ、そういえば・・・」 見事に慌ててくれた朝比奈さん。慌てた朝比奈さんも絵になるほど可愛い。この人に可愛くない瞬間なんてあるのだろうか。 「あの、わたし書道部の部活にも参加しないといけないんですよぉ。もう少ししたら引き上げ・・・ひゃぁっ!!!」 ハルヒは書道部の"しょ"の文字が耳に入った瞬間に立ち上がり朝比奈さんが座る椅子の背後に回り、いきなり後ろから抱きついた。 109 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 16 14.92 ID L16jdEMsO 「ひゃあぁぁ、ななな、何するんですかぁー!!」 セクハラ女は朝比奈さんの制服の下から手を入れ、なんと直に胸を揉み始めた。オイオイ。 「なぁにみくるちゃん、あたしの団があるってのに部活?掛け持ちは半端になるから許さないわよ。そっちはやめてきて欲しいんだけど~。」 なんという傲慢さか。まぁこいつの自己中さにおいては今更突っ込む気にもなれんが。 「そそそ、そんなぁー」 「しっかし本当に胸でかいわねぇ~。こんなかわいい顔してあたしより胸でかいなんてなんかイジワルしたくなっちゃうわねぇー」 ハルヒがスカートの裾をめくり上げ始めた所で俺は止めに入る。 「アホか。そこらへんにしとけ。他の客がみんなこっち見てるじゃねーか。」 111 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 17 33.88 ID L16jdEMsO 「なによ、あんたも触ってみる?古泉くんは?」 「ヒッ・・・」 大丈夫ですよ朝比奈さん、そんなことしません。多少羨ましかったがそう言っておくべきだろうここは。古泉も、 「遠慮しておきましょう。後が恐そうだ」 とニヤケたままに否定をする。 長門は羨ましそうに朝比奈さんを見ていた。長門・・・。 結局このあとは終始雑談で、ハルヒはゴリ押しで朝比奈さんに書道部をやめることを約束させ、全員の携帯の番号とアドレスを交換して今日はお開きとなった。しかし、全く進展しなかったな。 「明日も同じ時間に集合ね。キョン、あんたは特に時間に気をつけなさいよ。あたしはともかく、他の団員に迷惑がかかってるってことを忘れないことね。あとジョン奪還作戦についてもちゃんと考えてきなさいよ、じゃねー」 そう言ってハルヒはB zの"いつかのメリークリスマス"を口ずさみながら帰っていった。そういやもうすぐクリスマスだな。 113 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 20 09.85 ID L16jdEMsO 俺は長門と途中まで一緒に帰った。思ったことを正直に言ってみることにした。 「正直、お前が自分の意見をはっきりと述べた時には驚いた。てっきりお前は口下手な奴だとばかり思っていたからな。まぁこういう表現もどうかと思うが、見直したぜ、長門。」 長門は少し照れた様子で、少しの間の後に、 「・・・・・・・・わたしも、知りたいから」 「ジョンのことか?」 「そう。彼にも、お礼を言わなければいけない。それと、彼に渡したいものがある」 119 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 33 23.64 ID L16jdEMsO 「渡したいもの?」 「・・・・そう」 「何なのか聞いていいか?」 「・・・・ひみつ」 長門がそれを渡したいのは俺ではなくてジョンだ。まぁなんとなくジェラシーを感じなくも無いが俺ももう高校生だ。つまらない嫉妬などはしないさ。 長門は俺の考えが読めたのかハッと顔を上げるが、俺のわかっているさ的な微笑を見て安心したのか、ゆっくりと視線を元に戻す。 頬を撫でる冬の風は冷たいが、どこか心地いい。 「じゃあな、長門」 「・・また」 しかしやっぱ冷えるね。俺は家路へと急いだ。 123 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 36 56.69 ID L16jdEMsO 翌日。十二月二十三日 俺は珍しく余裕を持って学び舎に到着し、そんな俺とほぼ同じ時間に到着した朝倉が変な微笑みを浮かべながら話しかけてきた。 「もう頭は冷えたみたいね」 どうやらそのようだ。 「驚いたわ、あなたが、私があなたを殺そうと思ったことはないかって言ってきた時にはね」 忘れてくれ。っつっても俺にはそんなことを言った記憶は無いがな。 そういえば長門は言っていたな、ジョンが朝倉は長門の同類だと言ったってことを。ということはジョンの世界では朝倉も宇宙人なのか。 「なぁ朝倉」 「なーに?」 「お前、宇宙人を信じるか?」 124 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 38 35.49 ID L16jdEMsO 朝倉はその晴れやかだった表情を一気に怪訝そうな表情に変化させ、 「まーだ熱があるみたいね」 と言い大きなため息を吐いた。そりゃそうだな。この世界には宇宙人も未来人も超能力者もいないんだ。朝倉が宇宙人なわけない。朝倉が思い通りのリアクションをしてくれたことに安心もしたが少しがっかりした。軽く手がかりのにおいがしたんだがな。スカだったようだ。 「あなた、長門さんのことはどう思っているの?好きなの?」 いきなりずいぶんと突っ込んだ質問をしてくる。好きか嫌いかで言えば、俺が長門を嫌いになる理由などない。性格的にも気が弱そうに見えて実はそうでもない部分もあることを発見したし、照れている長門は素で可愛い。だが、 「俺は長門とまともに話すようになってからまだ少ししか経っていない。恋愛感情を覚えるには早すぎる期間だ」 125 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 40 12.19 ID L16jdEMsO 「あら、そうかしら」 そう言って朝倉はクスクスと笑う。 全く、からかうのは遠慮してもらいたいね。俺は人に誇れるほどの恋愛経験などはしてないのだよ。 そういう話には自信が持てないんだ。多少開き直り気味で言うと、 「ごめんごめん、からかったつもりじゃないの。でもね、前も言ったけど長門さんと付き合うならちゃんとしなきゃ駄目よ?あの子、ああ見えて精神の弱い子だからね」 前も、ってのはジョンに言ったってことなのか?多分そうだろう。 朝倉は長門の分析が出来てないんじゃないのか?などと一瞬思ったが、だからと言って俺も長門の分析が出来ているかと言うとそうではない。出来ていると言うのは傲慢だろう。そもそも先にも言った通り、まだ長門とまともなコミュニケーションを取るようになって日が経っていないのだ。自分以外の人間の性質を断定するには早すぎる期間だと思うね。 127 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 42 36.17 ID L16jdEMsO 朝倉はまだ何か話しをしたいようだったが俺は前を向いて机に突っ伏し寝たフリをしながら考えていた。ジョン、別世界、時空改変。全く、何も思いつかんね。この午前授業は自分の脳を休めるためにあるというのに、こう考えてばかりじゃ休憩にもならん。どうせだから岡部が入ってくるまで仮眠することにした。明日は期末テストの返却日にして終業式兼クリスマスイヴ、明後日二十五日は冬休み開始日にしてクリスマス当日。 その日も半ば夢心地のうちに午前中が終り、SOS団の集合時間が近づいてくる。我が母には今日は弁当はいらないと伝えておいた。どうせ食べる時間など無いだろうからな。 しかし、集合時間に関しては地理的に光陽園の二人の方が圧倒的に有利であり、となるとビリを飾るのは俺か長門か朝比奈さんの三人に絞り込まれ、長門と朝比奈さんにおごらせるのは、最低でも俺は気が引ける。ハルヒがどうかは知らんが。気を使ってわざと遅れた方がいいかなと思いつつも今日は余裕を持って現地に到着した俺だったが、朝比奈さんと長門は既に到着していた。 俺も今日は大分早く着いたと思ったのだが、まぁ二人がこの調子なら気を遣うまでもないかもな。 129 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 43 56.44 ID L16jdEMsO 驚くべきことに、地理的に圧倒的優位に立つ光陽園の二人はまだ来ておらず、その後集合時間を二十分程度オーバーしたところで二人がやっと到着した。 「めんごめんご。終業式が長引いちゃってー」 む、お前らの所は今日が終業式か。いいな、北高よりも早い。しかし団の決まりごとにだなぁ、一番最後に来た奴がおごるってー決まりがあってだなぁ、つまり・・・ 「今日はワリカンね」 なんですとぉー! 「あたりまえでしょ、終業式が長引くかどうかなんて事前の予測は不可能だわ。あんたに予知能力があれば別だけどね」 いちいち反論するものガキ臭いので、せめてもの反撃の証にため息を大きめに吐いておく。まぁせめて遅れるならメールの一つでもよこしてくれ。 130 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 45 10.86 ID L16jdEMsO 「さぁいくわよ!今日もジョンに一歩近づくのよ~~~!」 こいつは本当にいつも元気だね。俺の妹とも引けを取らない。俺は聞こえないように、今度は素でため息をはいた。 しかし今日の会議は全く進展しなかった。古泉も昨日とは別人のように話さなかったな。代わりにいつもそのハンサム面に浮かべている微笑に苦笑の割合が多くなったのは確認できた。 「ちょっとみんなどうしたのよ!昨日の勢いはどうしたのよキョン!」 困ったからって俺に振るな。しかしここは正直な意見を言うことにした。 「うーむ、これはネタ切れと言わざるを得ないな。ジョン、宇宙人、未来人、超能力者、次元改変、いろんなキーワードについて考えてみたが、今以上に有益な情報が得られる気配は俺は感じねー」 132 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 46 16.24 ID L16jdEMsO 「悔しいですが、僕も同意見です。これ以上机の上の会議だけでは問題を解決できそうにありませんね」 朝比奈さんはさっきから考えながらぶつぶつと何かつぶやいている。 「ジョン、ジョン・F・ケネディ、ジョン・トラボルタ、ジョン・・・」 一人連想ゲームでもしているのだろうか。 133 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 48 22.80 ID L16jdEMsO 「・・・・・・・・・・」 澄んだ暗黒色の瞳がいつもより少し長い間俺を見つめた後、 「・・・・メッセージ」 メッセージ? 「あたしが書いたやつ?」 「・・そう。それをみてみたい」 ハルヒはかばんからA4の紙を取り出し太めのサインペンで織姫と彦星宛のメッセージ縮小版を書き始めた。出来上がったのはナスカの地上絵のようであり古代文明のお偉いさん方が使っていたような文字でありつまりは俺には全く意味不明な文字だった。文字と呼べるかも疑問だが。 長門はそのハルヒの書いた文字を見つめ続けた。何か引っかかることでもあるのか?長門。 「・・・・・・・」 長門はウンともスンとも言わずただ見続ける。長門はどうだ? 「どうなの有希。思い当たる節でもあるの?」 「・・・・・」 長門は何も言わず、ただ首を横に振った。 139 :名前なしなし:2009/05/06(水) 02 59 08.60 ID L16jdEMsO とりあえずここではハルヒはこういう絵を描いたということにする。 確かに、手がかりのにおいはした。これもスカだったのだろうか。続いて古泉、朝比奈さんとこのマークを見てもらったが、二人とも特に有益な意見をもたらすことはなかった。 「うぬぬ・・、完全につまったわね・・・。」 「涼宮さん、ここは一つ現地調査の計画を立ててはいかがでしょうか」 141 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 01 45.15 ID L16jdEMsO まぁ、そうなるわな。これ以上頭をひねった所でどうにかなるとは思えない。しかしあまり面倒くさいことはしたくないのだが。 「そうね・・・。ジョンに関係のあった場所を中心に何箇所かリストアップしましょう。何かある可能性が高い場所から順次調べていくのよ。我ながらいい案だわ」 提案したのは古泉だが。 ジョンに関係のある場所。やはり第1位にランクインするのは北高であろう。北高の文芸部室。栞やパソコンなどの重要物はすべてこの部屋に関係している。次いで北高の俺の教室、次いで俺の家、あとはどう続くだろう。 「北高の文芸部室については一応調べたわ、あんたが、じゃなくてジョンが消えた直後からね」 「そうですね。一通りは調べたはずですが、あの時は僕らはみんな気が動転していましたからね、もしかしたら何か見落としがあるかもしれません。僕はもう一度調査してみたく思っていますが」 なるほどな。再調査するのも悪くないだろう。俺はそこに踏み入れたのは一昨日が初だし、気になる点も無くはない。 「有希の家にもいったことがあるって言ってたわよね、ジョンは」 「長門の家か。たしか三年前の七夕の日に時間遡行したジョンが元の時間軸に戻るために長門の力を利用したって話だったな。」 144 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 06 22.71 ID L16jdEMsO 「こうしましょう。北高には冬休みに入ってから行けばいいわ。その方が時間をかけて調査できるでしょ。まずは有希ん家とあんたの家よ。明日はそうね、有希の家の調査にいきましょう!」 「まてまて、長門の意向を無視すんな。長門、大丈夫か?」 「問題ない」 明日は午後二時に駅前に集合になった。終業式が長引いた場合について、団長さんが考慮してくれたらしい。しかしウチの校長の挨拶はテンプレートにまみれているから、あまり長引くことは無いのだがね。しかし長門の家か。ジョンは行ったことがあるらしいが俺は初めてだ。なんとなく楽しみでないといえば嘘になる。 最後に古泉が言った。 「提案があります。ジョンさんの件全般についてですが、僕らだけの機密にしておくべきだと思います。そもそも人に言ったところで簡単に信じてもらえるとは思いませんが、できるだけ周りを混乱させることは避けるべきではないでしょうか」 俺も同意だね。こんなこと他人にばれたら頭のオカシイ奴だと思われちまいそうだからな。信じる奴がいるとは思えん。俺がそうであったようにな。 145 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 07 48.92 ID L16jdEMsO 「まぁ、そうね。それでいいわ」 長門と朝比奈さんもそれに同意した。 今日のハルヒはあっさりと解散宣言を出した。 「くっくっ・・・」 女共が帰路に着いた後古泉が不気味に笑う。こいつがラスボスだったのかー!なわけない。 「なんだいきなり。気持ち悪いぞ。」 「いやね、嬉しいんですよ」 何がだ。 「僕は光陽園に転校してきてから涼宮さんに気に入られましてね、あなたに会うまでも二人で行動することが多かったわけなんですが、実は最近飽きられている様子だったんですよ」 そりゃまた何で。 147 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 11 23.70 ID L16jdEMsO 「涼宮さんが僕を気に入ってくれたのは僕が転校生だからなんです。転校生という属性にのみ彼女は興味を持ったわけですね」 あいつらしいな。どうせ転校生マオとかを見て、転校生には不思議なやつが多いんじゃねーのかって思ったってー訳か。 「そうですね。多分そうなんでしょう。しかし見ての通り転校生という属性以外は全く普通なものですからね、そういうわけで飽きられつつあったんですが、SOS団のお陰でしょうね。あなた達に会えて、僕の重要性も涼宮さんの中では回復してきていますからね」 なんとか延命できて嬉しいってか。俺なら素直に喜べないね。こいつが普通かどうかって部分には突っ込まないでおく。 「それもありますが、嬉しい理由は他にあります。」 もったいぶるなよ。 148 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 12 27.46 ID L16jdEMsO 「すみません、どうも僕の話は回りくどいみたいです。よく言われますよ。涼宮さんはあなた達と出会ってからよく笑うようになりました。あなた達に出会う前は、一日のほとんどは不機嫌そうな顔で占められていましたよ。今の彼女の楽しそうな顔を見ることが出来て僕は嬉しいのです」 そう言って古泉は父親のような微笑をそのイケメンフェイスに浮かべる。 まぁ、分かる気がするけどな。誰しも不機嫌そうな顔を見るよりも笑顔を見るほうが安心する。 「そういうわけで、これからもよろしくお願いしますね」 ニヤケ度が10%上がったような微笑を浮かべながら言いやがる。俺はよろしくと言い返す代わりにフンと鼻息を鳴らした。 「ではまた明日」 「じゃあな古泉」 明日は終業式。そう思うと足取りも軽くなる。俺は家路へと急いだ。腹減ったしな。 152 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 15 04.25 ID L16jdEMsO 翌日。十二月二十四日兼クリスマスイヴ 予想通りテンプレにまみれた校長の演説と共に終業式が終り、多少は晴れやかな気分に浸かっていた俺だったが、山のような数の宿題に呆然とし、進学を志している身だから仕方ないと思い直すも、やはり休み後半で焦ることになるのだろうと予想していた。過去の長期休暇においてこの予想がはずれたことは未だ無い。 今日の集合は午後二時。終業式だというのに我が母が作ってくれた弁当を食べながら、やはり半熟のゆで卵にどう文句をつけようかと考えていた所で、ケータイに着信が入った。 涼宮か。集合時間にはまだ一時間以上あるが・・・何の用だろう。 「もしもー・・・ 「おっそーい!今何時だと思ってんの!もう皆来てるのよ!あんたも早く来なさい三十秒で!三十秒で来ないと罰金十倍にするわよ」 んなアホな。そういうとハルヒは30カウントを約10秒で数え、俺は食いかけの弁当を急いでたたみ、駅までの殺人的坂道走り降りるのだった。階段は上りよりも下りの方が足にかかる負担が大きいそうだが、下り坂道も同じようなもんなのかね。足が痛いよ全く。 「はぁ・・・はぁ・・・」 超特急で坂を下り終えた俺は力尽きたようにガクっと膝を落とす。いや疲れたマジで。日ごろの運動不足がたたっている。 156 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 18 15.72 ID L16jdEMsO 「キョン~。あたし達をこんなに待たせてくれるなんて、覚悟はできているでしょうねぇ」 ハルヒは不気味にニヤリと笑った。 「アホか。集合時間は二時のはずなのに何故に一時間以上前に到着してんだよ」 半ばあきれ風味の口調で言うと、 「何言ってんのアホキョン。集合時間なんてのはねぇ目安でしかないのよ。このSOS団の絶対的権力者である団長のあたしを、団位最下位のパシリであるキョンのせいで待たせることになるなんてあってはならないのよ!脳みそに焼き付けておきなさい!」 「昨日はあたしはともかくとか言ってなかったっけ。」 「うっさいわね、とにかくあんたは有希ん家で食べるおやつ代全額負担と一発ギャグをやってもらうわ。今のうちに考えておきなさい」 ハルヒは嬉しそうに怒鳴るという器用な技を俺に見せ付ける。一発ギャグて。 160 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 20 14.20 ID L16jdEMsO 長門は心なしか楽しそうだ。まさか俺の一発ギャグを楽しみにしているのだろうか。プレッシャーだ。 さて、ハルヒは良くてもこの人には謝っておかねばらるまい。 「すみません朝比奈さん、待たせてしまいまして」 「いえ、いいんですよ。わたしも少し前に着いたばかりですから」 そう言って微笑む朝比奈さんは大天使ガブリエルのように神々可愛い。この笑顔が見れるだけでもおやつ代は安いもんかもしれないな。 「そういえば朝比奈さん、書道部のほうは本当にやめたんですか」 気になっていたので聞いてみた。 162 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 23 07.80 ID L16jdEMsO 「は、はい」 なんと。本当にやめてきたのか。なんか悪い気がしてきたね。謝るべきはハルヒなんだろうが、この団の結成を止められなかった俺にも非はある。代わりに謝らせてもらいますよ。 「いっ、いいんですよキョンくんがあやまらなくても。大丈夫、大丈夫です」 「しかしまたなんで。書道部に思い入れが無かったというわけではないでしょう。」 「知りたいの」 「やっぱり、ジョンについてですか?」 「・・・うん。この世界で彼を知っているのはわたしたちだけでしょ。彼がもし時空改変に失敗してしまったのであれば、彼を助けてあげられるのもわたしたちだけだと思うの」 「確かにそうですが。」 「それに、わたしは何の力にもなれなかった。彼は自分の世界を取り戻そうと必死だったのに、わたしはそれに気がつけなくて、そんな彼を殴ったりもしてしまった。謝りたいの、彼に。そして困っているなら今度こそ力になってあげたい。わたしだって、家族や友達や大切な人が急にいなくなればなんとかして元に戻したいって思うはず。彼と同じ立場だったら同じような行動を取ったと思うの」 165 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 29 05.27 ID L16jdEMsO 朝比奈さんは真剣だった。それに倣って俺も真剣に考えてみる。俺だったらどうか。家族がいなくなったらどうする。友達がいなくなったら。SOS団がなくなったら。その時になってみないと分からないってのもあるが、多分俺も取り戻そうとするのだろうな。ジョンもそうしたんだし。 「こらーキョン、みくるちゃん何してんの置いていくわよー!」 ったく、よく通る声をしてやがんぜ。そんなに叫ばなくても聞こえますよーだ。 「さ、行きましょう朝比奈さん。置いていかれちゃいますよ」 「うん!」 その後コンビニでこれでもかとお菓子を買い、袋をすべて俺に持たせ、重いので半分を古泉に無理矢理押し付け、長門は新刊の文庫本を読みながら、朝比奈さんはそんな長門を微笑ましそうに眺めながら、ハルヒは先頭をずかずかと歩き長門の住むマンションに到着した。 「どうぞ」 168 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 33 07.62 ID L16jdEMsO 長門のマンションは駅からほど近いという立地でかつ3LDKくらいだろうか。結構な値段なんじゃないだろうか。俺達以外に人の気配はない。一人暮らしなのか? 「・・・そう」 「家族はどうしてるんだ?」 「・・・」 「すまん、言いにくかったらいわなくていいから。」 「・・ごめんなさい」 「謝ることないぜ、長門。」 「・・・・」 とりあえず少し安心した様子。 「おー広ーい。あんまり物とか無いのねぇ」 確かに。生活臭の無い部屋だった。リビングにはコタツが置かれているだけで他には何も無い。 窓にはカーテンもかかっていないし、なんとテレビもなかった。笑っていいともとか見ないのかこいつは。 「好きなところに座って」 169 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 34 45.06 ID L16jdEMsO そういうと長門はコタツの一角に腰を下ろした。ハルヒも全く遠慮する気配なくドカっと座る。 俺も長門のちょうど向かい側に、朝比奈さんはハルヒの向かい側に座る。古泉がふざけて俺側に侵入しようとしてきたが断固拒否した。 「いいですねぇ、一人暮らしですか。あこがれますね」 コタツが満員なのでフローリングの板の上にあぐらをかく古泉が言った。あこがれる気持ちは何となく分かるが。どうせお前は進学するんだろ?大学生になってからイヤというほど一人暮らしができるじゃないか。 「そうですね、一人暮らしにあこがれ一人暮らしを始めるまではいいものの、食事や家事などの面で家族の大切さを再確認するという話はよく聞きますが、そういう感覚を味わってみたいものです。そういえばあなたは進学を志しているのですか?それとも就職ですか?」 一応は進学を目指している身だ。成績の方はあまりいいとは言えないがな。 173 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 37 39.45 ID L16jdEMsO 「ふーん。あんたあんまり頭よさそうには見えないとは思ってたけど、やっぱそうなのね」 ったく、すこしは気を使って回りくどい言い方を学んでもいいんじゃないか? 「あたしは面倒くさいのが嫌いなの。常に直球勝負よ。フォークやカーブやシュートなんてのはあたしに言わせればナンセンスだわ」 変化球を使わずにマウンドに立つピッチャーが活躍できるとは思えんがな。と、ぐだぐだと世間話に華を咲かせる俺たちだったが、 このまま雑談していても何も進展しなそうなので、ジョンのことについて少し考えることにした。 「ジョンについてだが、長門家とジョンとの関係は、たしか三年前の七夕にタイムスリップした帰りに長門宅で三年間時間を止めてもらって元の時間軸に復帰したってー話だったな」 「そうだったわね」 一言だけ言い放ち沈黙するハルヒ 174 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 40 52.52 ID L16jdEMsO 「十九日にジョンさんがこちらに来た時の彼の様子を詳しく話していただけませんか?何かおかしい所があったとか」 古泉は長門を見て言う。 「・・・・・彼はあの部屋をみせてくれと言った」 そう言い長門は襖を指差す。 「・・・何の部屋なんだ?」 「寝室。彼はしばらく眺めていたけど、何も無いと判断しあきらめた様子だった」 ジョンは長門の寝室を見せろと言ったのか。なんかまた後ろめたい気分になる。 「あんた有希に変なことしてないでしょうね!」 からかい半分の顔でハルヒが言うが、俺じゃないだろう俺じゃ。ジョンに言え。 俺達もその部屋とやらを見せてもらうことにしたのだが、 「・・・・・・・・・・」 見事に何も無い。畳のみだ。いちおう隅の方まで見て回ったが特にめぼしいものは無い。ジョンはなぜこの部屋を見せてくれなんて言ったのだろうか。わからん。 175 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 43 27.22 ID L16jdEMsO 推測ですが、と古泉。 「向こうの世界では、例えばこの部屋には時間を止める装置があって、この部屋でジョンさんは三年間眠り続けた、というストーリーはどうでしょうか。もっとも情報が不足していますから、推測はいくらでも出来ますがそれ以上に確信を持てる段階まで進むことはできそうにないですね」 「手がかり無しね・・・」 残念ながらそのようだ。俺も沈黙する。 「まぁ、お菓子でも食べながら考え直しましょう」 苦笑混じりに古泉が言う。 そうだな。糖分を脳に回しせば何か良い案も浮かぶかもしれないな。うんそうだそうしよう。弁当も食いかけだったしなんか腹減ってたんだ。 サラダ味がハルヒに取られたので、俺はうまい棒のなっとう味を食べながら考える。 「なぁ、時空改変って具体的には何をするんだろうな」 「ふむ、何をするんでしょうね」 さすがの古泉もお手上げ状態のようだ。 「そもそも、ジョンさんの世界と私達の世界は最低でも三年前の七夕の時点では同じでした。そこはいいですよね?うわ酸っぱ!」 176 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 46 13.26 ID L16jdEMsO まぁな。三つあってどれか一つがめちゃめちゃ酸っぱいガムのうちの一つを食べた古泉だったが見事に当たったようだ。 「その日以降に何かがあり僕達の世界がジョンさんの世界よりも優位に立つことになる状況になったんでしょう。何が起こったかについては知る由もありませんが。それによく考えれば僕達にとってはジョンさんが改変を失敗してくれたほうがいいではありませんか。成功すれば僕らの存在がどうなるのかは分かりませんしね。消えてなくなるかもしれません」 よっちゃんイカを食べて酢臭くなった朝比奈さんが心配そうな顔をする。しかし確かにそうなのだ。ジョンを助けるよりも改変を阻止する方が俺達にとっては都合がいいってことになるってのは俺も考えた。 「だめよそんなの!いい、ジョンは次元の狭間に閉じ込められて困ってるのよ。あんた困ってる人を見かけたときほっとくの?手を差し伸べるでしょ普通?」 俺のサイフに手を差し伸べてほしい。 「バカ。それは自業自得でしょうが。いい、まずジョンを助けるの。その後でジョンの世界もあたしたちの世界も両立できるようにすればいいのよ」 どうやって。そんななんでも都合よくいく訳ねーだろ。それにジョンは次元の狭間に閉じ込められているって設定で決まりかい。 「それを探してるんじゃない。ったく、バカな団員を持つと苦労が耐えないわ」 178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/05/06(水) 03 47 21.54 ID G3WwxkgVO ガムかwうまい棒かと思ったw 180 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 48 40.55 ID L16jdEMsO なんだと。オイこら。えーこら。 「そういえばキョン。そろそろ一発ギャグしなさい」 う。忘れてなかったか。二本目のうまい棒、めんたいこ味を食べながらハルヒはまたニヤリとし 「あたしを出し抜こうなんて4億光年早いわ。ほら、考える時間は十分にあったでしょ。やりなさい」 仕方なく俺は立ち上がりとりあえず考えていたネタをやったが、笑っていたのは古泉のみであり、つまり古泉はいつでも笑っているので俺のネタで笑ってくれたわけではなく、朝比奈さんにおいてはついに震えだした。 俺が一発ギャグをやっている間、長門はガブリチュウを食べながら動かない石像のように俺を見つめていたが、俺がダルシムのものまねをした時に 「ぷふ」 となんとも笑ったのかどうかよく分からない効果音を発したのだが、顔を見ると笑いを堪えようとしているようにも見えたので、しめしめと思い、 「ヨガファイヤー!ヨガファイヤー!ヨガフレイム!プギャー!」 長門はもう笑ってはくれなかった。 182 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 50 20.88 ID L16jdEMsO その後、古泉がなぜか持ってきたボードゲームなりトランプなどをして盛り上がった。大貧民は俺とハルヒの壮絶な大富豪取り合い合戦の戦場と化したが結局俺が寸分の差で勝利した。 いやぁ気分がいいね。ハルヒには日ごろ世話になってるからなぁ。せめてカードゲームの場ではお返しをしたいと思っていた所なのだよ。こう見えてもカードゲームやボードゲームは得意だったりするんだぜ俺は。 「うぬぬぬぁあっ!悔しいったりゃありゃしないわ。パシリのキョンに負けるなんて、涼宮家末代までの恥ね・・・」 そこまで言うか。と本気で悔しそうな顔をするハルヒ。そんなこんなで今日も過ぎていったが、俺はふと考える。 結局今日も進展はしなかったな。 「さて、もう遅いですし今日はお開きにしますか」 と古泉。時計の針は午後八時を指していた。ったく、楽しい時間は過ぎるのが早いと言うけれど、全くその通りだね。あぁ楽しかったさ悪いか。俺も部活なり同好会なりに所属したりはしなかったからな、何か寂しかったのかもしれん。 183 :名前なしなし:2009/05/06(水) 03 51 36.13 ID L16jdEMsO 「あしたはあんたの家ね。ちゃんと掃除しておきなさいよ。エロ本とかも隠しておきなさいよ今のうちに」 そういやそうだったな。 なぜか朝比奈さんが顔を赤くし、ハルヒはニヤニヤしながら言ったが、残念ながらそんなもんは無いね。いや、無いと思う。処分したはずだからな。しかし後で再確認せねばなるまい。ハルヒはともかく他2名のレディーにそんなはずかしい物を見られでもしたら俺のクールでニヒルなキャラ像が崩壊しちまうからな。 「そうね、あんたの家に行くついでにクリスマスパーティーをしましょう。ちなみに今日のはクリスマスイヴパーティーよ。イエスキリストが生まれたのは明日なの。世間では今日の方が本クリスマスとして騒がれてるようだけどね、ちゃんと生まれた日に祝ってもらわないとキリストもがっかりするわ」 186 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 02 40.58 ID L16jdEMsO 「なっ!いきなりだなオイ。キリスト教徒でもないマルチ宗教国家である日本国の国民に祝われてもキリストは嬉しくないと思うがな。」 「何よ、どうせ何も予定無いんでしょ。あんたに彼女なんかいるわけ無いもんね。過去だってクリスマスの日に赤いハートのマークが付いたことはどうせ一度も無いんでしょう。いい機会じゃない、女の子三人とクリスマスを過ごせるって言うのよ、あんたが女の子と同じ時を過ごすなんて5兆光年早いと思うけどね、このあたしが5兆光年を埋めてあげると言ってんの。感謝しなさい」 俺の過去と女事情を的確に言い当て俺を黙らせる。しかしまぁ、反対する理由は無いね。北高の誇るプリティ天使である朝比奈さんとクリスマスを過ごせるのであれば文句があるわけなどない。 それにこいつに反対意見を提出したところで受理されるのはその予定を行った後だからな。 187 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 04 25.51 ID L16jdEMsO 「古泉くんは?明日大丈夫でしょ?」 「全く問題ありません。しかしクリスマスパーティーですか、いいですね。そうだ、バーベキューでもしましょうか。ちょうど父が新しいセットを買ってきたのですよ」 「それいいわね!決定!みんな、肉持ってきなさい!野菜はいいからとにかく肉よ!」 俺ん家の家事情をまったく無視して話を進めやがる。まぁ今更止める気は無いがな。 「クリスマスパーティーかぁ、ケーキもほしいですよね」 「いい所に気が付いたわねみくるちゃん。それよそれ、ケーキが無きゃ始まらないわ!」 バーベキューよりもそっちのが重要だろう。 「有希は大丈夫?」 「問題ない」 ということで明日は午後3時に駅前集合となった。集合時間が午後三時だから一時間前には到着していないとヒドイ目にあうな。 188 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 05 39.47 ID L16jdEMsO 「あとはなんでもいいから遊べそうな物を持ってきなさい!キョン、あんたはホストなんだからお客様をもてなす準備もしておきなさいよ。それから集合時間は守ること!以上!」 ハルヒは太陽のような笑顔で俺を見つめる。まぁいいさ、お前の暴言については逐一突っ込まないでおいてやる。こういう高校生らしい青春も悪くないさ。 「じゃあな長門、明日な。」 「また・・・」 マンションの玄関まで見送りに来てくれた長門と別れ、俺達は別々の帰路につく。ハルヒの野郎はよっぽど機嫌がいいのか、もろびとこぞりてを口ずさみながらスキップで闇に消えていった。 俺は帰り際に朝比奈さんに呼び止められた。 「キョンくん、今日はお話を聞いてもらってありがとうございます」 「お話って、あぁ、いえいえお礼を言われるほどのことじゃないですよ。聞いたのはこちらですしね。」 「えへ、じゃあ、また明日ねキョンくん」 そう言って小走りで去っていく朝比奈さんはまだ、酢臭かった。お疲れ様です、朝比奈さん。 189 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 07 05.87 ID L16jdEMsO 俺も家路へと急ぐ。確か今日の晩飯はかに玉とか我が母が言っていたからな。 あ 空から舞い降りる白き粒。こりゃ、いいクリスマスになりそうだな。全くもって。 192 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 10 11.10 ID L16jdEMsO 翌日。十二月二十五日兼クリスマス。 ここ最近は温暖化だの何だのと各国の首脳陣が言っているがその影響でか、子供の頃よりも降雪の量や割合は少なくなった気もする。しかしながら本日は雪が降り続いている。まぁいちおう降ってはいるのだが、雨に換算すると霧雨程度のもので、山間部では何センチか積もっているらしいのだが、都市部ではそうまでは至っていない。まったく半端なものだ。 ハルヒも同じことを思ったようで、 「まったく歩きにくいったりゃありゃしないわ。どうせならもっと大々的に降ればいいのに。雪合戦したりとか雪だるまつくったりとかしたかったのに!」 「おめーは子供か。」 「フンだ。なによ、日本は四季がはっきりしている国なのよ。冬なら冬らしくもっと寒くなって雪もじゃんじゃん降るべきだわ。なのに何なのよこの半端さは。政府も温暖化対策にもっとお金をつぎ込むべきなのよ。超大型のエアコンを作って地球を冷やすべきだわ」 それじゃ根本的な解決にならん。 193 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 11 08.95 ID L16jdEMsO 「なによ。みくるちゃんもそう思うわよねー」 「ひえっ、えっ、その、わたしは暖かいほうが・・・わきゃぁー、ななな何するんですかぁー」 ハルヒは後ろから朝比奈さんの体に手を絡ませ動けないようにし耳をはむはむ噛み始めた。 俺は呆れ半分羨望半分でその光景を眺めていたのだが、羨ましい思いがにじみ出ていたのだろうか。 「目がヒモみたいになってるわよ」 ハッ!いかんいかん。 長門はいつかのようにじっとに朝比奈さんを見ていた。長門。ニーズはある。お前は希少価値なんだぞ。 「そういやハルヒ、お前の荷物はやけに膨れているが何が入ってるんだ。あんまりおかしいものを持ってこられても困るぜ」 194 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 12 11.80 ID L16jdEMsO 「ふふふ、気になる?でも教えないわ。その時のお楽しみね。あたしがあんたたちを楽しませてやろうってんだから感謝しなさいよ」 どーせロクなもんじゃないな。まぁ一応期待はしておこう。 しかし珍しく今日は俺が最後ではないのだ。SOS団副団長であるニヤケハンサム野郎、古泉一樹の姿がまだ無い。時間にルーズな奴だとは思えないのだが、何かあったのだろうか。電話の一つでもかけようかどうしようかと思っていた所に、ハルヒのケータイに着信が入った。 「もしもし、あ、古泉くん?どうしたの?みんなもう来てるわよ。・・・え、あ、うん。わかった、炭ね。わかったわ。あ、ちょっと待ってキョンに代わるから」 俺に用があるのか? 198 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 15 24.10 ID L16jdEMsO 「もしもし古泉か?俺だ」 「申し訳ありません、バーベキューセットが思っていたより大きくて一人では運べそうもないので、みなさんが買出しを終えてあなたの家に着く頃にあわせてタクシーを使ってそちらに運ぼうと思います。なので買出しには皆さんだけで行ってください」 「あぁ、そういうことか。了解したぜ」 「家の方に到着しそうになったらメールか何かでご一報ください。それから住所を教えていただけませんか?」 「住所?ああ、お前は俺の家の場所を知らないもんな。というかここにいる皆も知らないが。住所だけで所在が分かるのか?」 「ええ」 こいつは郵便局員のバイトでもやってたのだろうか。そんなバイトがあるかどうかは知らんが。 「○○△△■■-189番地だ」 「ふむ、なるほどあそこですか。北高の学区の端付近ですね。意外と大変そうですね、通学」 「通学は大変だが、まぁ一番大変なのはあの殺人的坂道を登ることさ」 他校の学区の範囲などよく分かるものだ。俺なんか自校の学区でもさして興味は無い。 「なるほど。あぁ、涼宮さんにも言っておきましたが、炭が足らないのでそちらの方も買ってきてください。お願いしますね」 199 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 16 31.59 ID L16jdEMsO 適当に返事をし俺は電話を切った。 「さぁ行くわよぉ~!肉!ケーキ!肉!ほら有希も!肉!!」 「に、にく・・」 ハルヒのなすがままになっている長門と朝比奈さんをながめながら俺達はの買出しへと向かう。おまえはどんだけ肉が好きなんだと逐一突っ込みたくなるほどにハルヒはポンポンとかごに肉ばかりいれていく。これでは食いきれるかどうか微妙だ。 「あのぉ、こんなにたくさんは食べきれないんじゃあ」 カートを押す朝比奈さんが心配そうに言う。豚肉300グラム4パック、牛肉500グラム焼肉用8パック、鳥肉少々、ウィンナー一袋、ベーコン少々。これを五人、まぁ妹と母も入れたとして七人で食べきるのは確かに少々辛いかと思われるが。 200 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 17 46.22 ID L16jdEMsO 「なによみくるちゃん、ちゃんとタンパク質をとらないと胸が大きくならないわよ。それに大食いの男共が二人もいるんだからすぐなくなるわよこんなの。ねぇキョン」 と言いまた朝比奈さんに絡みつくハルヒ。朝比奈さんに限ってはその部分のタンパク質は間に合っていそうだし(ていうか脂質じゃないのか?)、俺は大食の自信は無いね残念ながら。 「・・・・・」 しかし今の話を黙って聞いていた長門は、また一つ肉のパックをかごに入れるのだった。 だが流石に野菜も入れた方がいいだろう。とりあえずキャベツとタマネギと、鳥肉もあったからネギでも買ってネギ間の焼き鳥でも作るか。 209 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 32 03.51 ID L16jdEMsO 「あーっ!何やってんのよキョン!野菜を買うなんてのは軟弱物のやることなのよ。男なら黙って肉食ってりゃいいのよ肉!戻してきなさい」 こいつは農家の人たちに謝ったほうがいい。 「何言ってる。日本人は元来野菜を食べるのに適した胃腸の構成をしているのだよハルヒ君。こう肉ばかりだと常にハイテンションで元気なお前の胃袋でもさすがに疲れるだろうよ。よって少しは野菜を入れておくのさ」 見ろ、朝比奈さんもうなずいている。ハルヒは一瞬ムスっとした顔をしたが、 「むー、まぁ、あんたがそれでいいならいいわ。あとお菓子ね!昨日食べたうまい棒うまかったわ!何味か忘れたけど。うまい棒を大人買いしましょ!あ、あと炭ね。古泉くんに頼まれてたの忘れる所だったわ!」 210 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 33 29.33 ID L16jdEMsO こいつが俺の言うことをすんなりと聞くとはな。大雪にでもなったりして。 「ん?なんか言ったキョン?言いたいことがあるならハッキリいいなさいよ」 「ん、あぁ、お前が俺の言うことを素直に聞くなんて珍しいこともあるんだなと思ってさ。可愛いところもあるじゃないか」 思ったことを素直に言ってみたね。 「なっ、なな何言ってんのよエロキョン!みくるちゃん、カートをこのアホキョンに押させなさい。キョンはパシリなんだからこういう肉体労働系は優先的にパシリがやらなきゃいけないのよ。全く大体・・・」 ハルヒはぷんすかしながら早足で進んでいく。まったく微笑ましいリアクションをしてくれるぜ。 しかしエロキョンは無いだろエロキョンは。 211 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 34 25.90 ID L16jdEMsO さて朝比奈さん、代わりましょう。かごの荷物も多くなってきたし重いですからね。 「あ、ありがとうキョンくん」 なぁに、我が天使である朝比奈さんに御両手にかかっていた負荷とあれば我が両手も万々歳で受け入れるでしょうハッハッハ。 「そこぉ、なにイチャついてんの!団内でイチャつくのは禁止!次やったら逆立ちで校庭十週の刑よ!早く来なさいカゴ係がいないと買い物ができないでしょ!」 へいへい行きますよ。ったく店内には他の客も大勢いるってのに大声で叫びやがる。恥ってもんがこいつには無いのかね。 そんなこんなで俺達は買い物を終え、ちょうど我が家が見えてきたあたりで古泉の乗ったタクシーが到着した。 「ちょうどよかった、これ降ろすの手伝って下さい」 213 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 35 50.27 ID L16jdEMsO 古泉が持ってきたバーベキューセットはかなり本格的なものだった。こりゃうまい肉が焼けそうだ。雪も買い物を終えた頃から止んだ様だし、天気もいい。ちと寒いが肉でも食えば体も温まるだろう。 てかどうせやるなら鍋とかの方がよかったかもな。冬にバーベキューはあまりやらなさそうだ。 と今になって思ったがも言わないでおいたね。みんな結構ノリノリだしな。 「とりあえず荷物を置こう。入ってくれ」 「おじゃましまーす」 ハルヒがでかい声で挨拶する。 「こんにちわぁ~、キョンくんのおともだちー?」 あー、紹介しよう。我が妹だ。 214 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 37 12.22 ID L16jdEMsO あんた妹にもキョンって呼ばれてんのねと言ってハルヒはヒッヒッと笑う。聞かなかったことにしてくれ。 ハルヒ達は母にも挨拶をし、母は俺が進学校である光陽園の生徒を連れてきたことに驚き、俺に勉強を教えてあげてはいただけないだろうかと頼み込む母にもそろそろ鬱陶しくなったのでバーベキューの準備にとりかかることにした。 「よし古泉、そろそろ準備するか。女子は食料の方の準備を頼む」 庭にセットを組み立て、炭に火をつける。意外と難しいんだな炭に火をつけるのって。 「ふう、とりあえずこれで準備はOKですね。あとは焼いて食べるだけです。しかし、先ほど買い物袋を拝見させていただきましたが、肉の量はすさまじいですね。全部食べきれるのでしょうか」 苦笑混じりに古泉が言う。 215 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 38 34.46 ID L16jdEMsO 「それを言うな。ハルヒの中では男=大食いとなっているようだ。俺達が全部食ってくれるとか言ってたぞ。いちおう聞くがお前は自信あるか?」 「無いですね。運動部の方であれば部活等でエネルギーも多く消費しますから、より多くのエネルギーを摂取するために食事の量も多くなるようですが、僕は生まれてかれこれ運動系の部に所属したことはありません。まぁ野球の経験はあるのですが。よって胃袋の大きさも人並みですね」 「俺もそんなもんさ。」 「しかし、あまり大声では言えませんが実は涼宮さんは意外と大食らいなんですよ。それこそ同年代の女性よりは大分食べますね。同年代の男性よりも食べるかもしれません。彼女が常にエネルギッシュなのはそのせいかもしれませんね」 細胞に梱包しているミトコンドリアの数が常人とは違うのかもしれんな。そのエネルギーをせめてもう少し世のため人のために使えばいいものを。 女共が一口大に切った野菜や肉を持ってきた頃には鉄板も十分温まっており、紙コップにウーロン茶を注ぎ、よし早速第一号の肉を焼きにかかろうかと思い我が箸で肉を掴もうとしたその矢先、俺の手首に衝撃が加えられた。 216 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 39 38.48 ID L16jdEMsO アウチッ!なにすんねん! 「キョン、あんた団長の挨拶も待たずに食べようとするなんて一体何を考えてんの?少しは学びなさいよ!」 「まなびなさいよー」 妹がハルヒのセリフをリピートする。ちなみに妹はというと、どうやら朝比奈さんを大分気に入ったみたいで先ほどから朝比奈さんにまとわりついている。その豊かな胸に顔をうずめ、 「みくるちゃんふわふわ~」 などとのん気な事を言っている。羨ましいなオイ。 「うふふふ」 朝比奈さんも満更ではなさそうだ。将来は保育士とか小学校の先生とか合ってそうだな。子供好きそうだし、子供からも人気がありそうだ。 217 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 41 34.47 ID L16jdEMsO 「ごほん!」 皆が一斉にハルヒの方を向く。そういや挨拶がどうとかだったな。どーでもいいが早く食わせてもらえないかな。 「さて、我々SOS団の結成からなんと今日で四日目です」 21、22、23、24、25 「五日目じゃねー・・・ 「五日目です!!!」 こいつ・・・。 「思えば色々ありました。ジョンの消失、喫茶店での会議、クリスマスイヴパーティー・・・ 確かに色々あったな。懐かしむべきほどの時間は経っていないが。 「しかしながら、ジョンに繋がる大きな手がかりはまだ発見できずにいます。これは悲しむべきことです。ジョンは今も次元の狭間で苦しんでいるというのに私達はそれを指をくわえて見ていることしかできません」 220 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 44 12.23 ID L16jdEMsO 見る事すらできていないだろ。ハルヒは虚空を見つめ空を指差し、 「我々は何としてもジョンの行方を見つけ出さねばなりません。今日はそのための英気を養うためのパーティーです。これから我々は戦場へと赴かなければなりません。みんな、今のうちにじゃんじゃん食べてエネルギーをたくわえておきなさい!それじゃ、 乾杯!」 「かんぱーい」 俺は第一号の肉を鉄板に乗せる。そういやバーベキューなんてやるのは何年ぶりだろうか。前にやったのは、思い出せないほど前のことだ。しかしながら寒空の下で食べる肉はかなり美味しかったな。 俺との肉取り合い合戦に勝利し勝ち誇るハルヒや(余るほどあるというのに)、一切れの肉を食べ終わるまでに3分くらいかける長門や、焼けた野菜に肉を包み何か朝比奈流の新しい料理を開発していた朝比奈さんや、無邪気に朝比奈さんにじゃれる妹、それらを微笑ましく見守る父親のような古泉をひとしきり眺め、俺はふと空を見る。雪雲はどこかに行ってしまったようだ。冬の空気は澄んでいて綺麗だと言うが、全くもってその通りだね。 221 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 47 16.30 ID L16jdEMsO そこには、あまねく星空が広がっていた。 バーベキューもそうだが、いつが最後だろうな。まともに星空を見たのは。 「きれい」 長門が言う。長門も同じものを見ていた。 「そうだな」 「星座、知ってる?」 長門の宇宙のような瞳が俺を見る。そういや長門に疑問系で話しかけられたのは初めてだな。 「んー、オリオン座と北斗七星くらいは分かるが、あとは分からないな。分かるのか?」 「・・・・」 長門はコクリとうなずく。 「オリオン座より南東方向に比較的明るい星がある。それがシリウス。シリウスがあるのがおおいぬ座。おおいぬ座より北東方向にある比較的明るい星、それがプロキオン。プロキオンのある星座がこいぬ座。オリオン座の一番左上の赤くて明るい星、あれがベテルギウス。シリウスとプロキオンとベテルギウスをつないだ三角形を冬の大三角という」 222 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 49 47.14 ID L16jdEMsO 長門は指を指しながら説明してくれた。冬の大三角は聞いたことあるな。シリウスも聞いたことはある。ハリーポッターに出てきたよな確か。ベテルギウスとプロキオンは初耳だ。さすが本を読んでいるだけあって物知りだな、長門。 「・・・」 照れてうつむくのかと思いきや、珍しくもそうはならずまだ黙って天を見上げている。ジョンの世界では長門は宇宙人らしいが、こっちではそんな属性は無くとも、何か通じるものがあるのだろうか、宇宙に。 俺達の話を聞いていたのか、ハルヒが、 「ねぇねぇ、オリジナルの星座を作りましょうよ!あんたの星座を作ってあげるわ!」 オリジナルって。てかお前に作ってもらっても嬉かねー。 224 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 50 58.16 ID L16jdEMsO 「なによ、あんたにお似合いのマヌケな星座を作ってあげようと思ったのに。そうね、あの星とあの星とあの赤い星でキョン座よ。どう?」 そう言ったハルヒは満点の星空のような笑顔を浮かべていた。そんな無邪気な笑顔を見ていると悪くないかなと思えてきてしまうね、キョン座ってのも。あの星とあの星とあの赤い星ってのがどれだか分からんが。赤いのはベテルギウスか? 結局肉は余った。始めから分かりきっていたことだがな。我が食卓にはここ数日間、肉の割合が増えることだろう。 冷えてきたので室内に移動することにした。バーベキューセットは物置に一時格納し、明日解体することにする。 「あんたはケーキ持ってきなさい。あ、あとあんたの部屋借りるわ。いいって言うまで入ってきちゃだめよ。古泉くんもケーキ持ってくるの手伝ってあげて」 そういうと女子共は俺の部屋に入り、何をしているのかは知らないが朝比奈さんの悲鳴が聞こえてきた。 「えええちょちょっと何するんですかー、えっ、わー、自分で、自分で脱ぎますー、わきゃぁー、うっうう」 225 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 53 21.08 ID L16jdEMsO い、一体何をやっているのだろうか。妄想だけが一人歩きするような悲鳴であったが、とりあえず朝比奈さんの無事を祈りつつ、俺と古泉はケーキを人数分切りそろえ部屋にもどる。一応ノックしとくか。自分の部屋だというのに。 「入っていいかー」 「ふっふっふ、どうぞー!」 「わっ・・・」 部屋にはなんとサンタがいた。頬を朱に染めて立っているそれは見るもの全てを幸せにしてしまうような美貌をもった美少女サンタ、つまりは朝比奈さんミニスカサンタバージョンだ。俺が絶句していると、 「これはこれは」 古泉が口を開く。 「非常によくお似合いです。申し訳ありませんがこのような常套句しか思い浮かびませんね。うん、そうですとも。とてもよくお似合いですよ」 226 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 54 15.68 ID L16jdEMsO 「でしょ!あたしの衣装センスに間違いは無いのよー!」 そういうとハルヒは朝比奈さんを抱き寄せ、愛くるしいサンタの顔に自分の頬を寄せた。 「みくるちゃん、あなたものすごい可愛いわ。これほどの可愛さなら本物のサンタと取って代わっても誰も文句言わないわ。みくるちゃんはこれからSOS団専属サンタになるのよ!いいみんな、今まで町で見かけたサンタは全部ニセモノよ!みくるちゃんこそが本物なの。プレゼントが欲しければみくるサンタにお祈りしなさい!」 「ふひー」 頼りなさそうなため息を吐く朝比奈さんだったが、いや俺はお祈りの一つや二つなら捧げてもいいと思ったね。プレゼントをよこせというのは傲慢だが。あぁ、ハルヒのかばんがふくれていたのはこの衣装のせいか。どこで手に入れたんだかな、こんな衣装。 227 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 55 31.80 ID L16jdEMsO そんなわけで俺の部屋でもハルヒの勢いは変わらず、俺達は主に古泉が持ってきたゲームで遊び呆けた。こいつはゲームマニアか何かなのかね。 ハルヒがリベンジマッチとばかりに果敢にも俺に挑んできた大貧民では、またしても俺が寸分の差で勝利を飾り、エースコンバット4のプレイヤー同士の対戦では長門と古泉の20分に渡る死闘の末古泉が勝利し、名前なんつったかな、指定された数字に手足を移動させ崩れたら負けってゲームはハルヒの独壇場でだった。ちなみにこのゲームでは俺は一回戦で長門に敗れた。手加減したつもりは無かったのだが長門は意外にも粘り強く、無惨にも俺は崩れ落ちた。こいつは結構負けず嫌いな所もあるのかもな。長門の意外な一面をまた一つ発見した気分だ。 この頃になると妹は疲れたのか、サンタ朝比奈さんの膝の上ですやすやと寝息を立てていたが、ハルヒの勢いは留まることを知らず、次は王様ゲームをする運びとなり・・・ とまぁこんな感じでいかにも高校生らしいモラトリアムなクリスマスを俺達は過ごしていた。王様ゲームについても特に執筆するほどのことは無かったが、まぁ、とある一回については俺が心に留めておきたいと思った風景を見ることができたので、それについてお話ししようか。 229 :名前なしなし:2009/05/06(水) 04 59 04.76 ID L16jdEMsO それは9回目の時だった。8回もやってるというのに俺が王様のクジを引くことは未だ無く、そのくせ4回も王様の命令を受けてしまっているという状況だったのだが、 「ふ、どうやら俺の時代が来たようだ」 「なっ、まさか」 ノリノリのハルヒが大げさなリアクションをする。 「そうだ、俺がゼロだ!」 クジが0~4でゼロの奴が王様って設定になってるわけで、コー○ギアスの主人公を真似たって訳じゃない。皆のリアクションからして誰もコー○ギアスを知らないっぽくてどこかスベった感じになったからといって言い訳をしているわけでもないぞ。いちおう言っておくが。 230 :名前なしなし:2009/05/06(水) 05 00 08.05 ID L16jdEMsO 「いやぁハルヒよ、先ほどは安部総理のモノマネをしろなんてー無理難題をよくも押し付けてくれたな。これでようやくウサ晴らしができるってもんだ」 「ほぅ、いくら王様とはいえ命令を下せるのは一人だけ。あたしに当たる確率は四分の一よキョン。大層な自信ねぇ」 確かにそうなのだが、まぁハルヒ以外に当たっても大丈夫な命令にしとこう。 「3番は」 そう言い、少しだけ間を持たせる。ハルヒが一瞬ビクッと動いたのを俺は見逃さなかった。しめしめ。 「ポニーテールに髪型変更!」 声を大きくして言うことじゃあないが、俺はポニーテール萌えなのだ。古泉で無いことを祈るが、誰だね3番は。 うっ、と反応するハルヒ。 231 :名前なしなし:2009/05/06(水) 05 01 17.53 ID L16jdEMsO 「あ、あたしよ・・」 命令ですよハルヒさん。ポニテにしてもらいましょうかね。 「な、なんであたしがあんたなんかの命令に従わなきゃいけないのよ!」 これが王様ゲームだからですよハルヒさん。そういう仕組みなんですよ。 ハルヒは10秒くらいうぬぬぬと唸っていたが観念したのか、 「分かったわよ、すればいいんでしょすれば!」 ポケットから髪留めゴムを取り出して、長い黒髪を器用に後頭部でまとめあげる。 「わわっ、かわいい。似合ってますよ涼宮さん」 と朝比奈さん。全くその通りです。ハルヒポニテヴァージョンは見事に似合っていた。俺の目には魅力度三十八パーセント増しになったように見えるぜ。 「なっ・・」 一瞬怒ったような顔をしたハルヒだったが、次の瞬間にはなんと、笑い出した。なんだなんだ、何か面白いことでも言ったか? 232 :名前なしなし:2009/05/06(水) 05 03 47.70 ID L16jdEMsO 「これはこれは、さすがと言うべきですか」 古泉までもが笑っている。どーゆーこった? 「ジョンもね、同じことを言ったのよ。あたしと古泉くんと一緒に北高に潜り込んだときにね・・・ 「やはりジョンさんは、別の世界の"あなた"なんですね。もっともジョンさんが言ったのは確か、"三十六パーセント増し"だったと思いますが」 なるほどな。さすがはジョンだ。考えていることも俺とそう違わないのだろうな。何か狙いをかわされたような気がして恥ずかしくなったね。 「はい、もういいでしょ」 そう言ってハルヒははらりとポニテをほどく。俺としてはもう少し見ていたかったのだが。 233 :名前なしなし:2009/05/06(水) 05 04 40.13 ID L16jdEMsO 「何よ、あんた命令を出すときに期限までは言わなかったでしょ。せめて今日中とか条件をつけておけばよかったのに。まったくアホね」 ハルヒは次やるわよと言いクジを手に取る。まぁいいか、網膜には焼き付けておいたから当分は忘れなさそうだ。またいつか見たいもんだぜ。 そんなこんなで夜は更けていく。さすがに午前二時を回る頃にはみんな疲れが出てきたのか、ハルヒは長門とお互いに寄り掛かるような感じで、古泉はコタツにそのまま突っ伏して、俺はコタツに足を突っ込んだまま床に寝転び、そのまま寝てしまったようだ。やれやれ、悪くない青春だと思うけどね。我ながら。 てかこいつら、お泊りするつもりだったのか? 237 :名前なしなし:2009/05/06(水) 05 10 45.08 ID L16jdEMsO 翌日 十二月二十六日 翌日、男共はバーベキューセットをかたずけ、女共は俺の部屋の片づけをしてくれた。 解散際にハルヒはこう言った。 「さて、やることはやったはね。あんたの部屋から卑猥な雑誌やビデオが出てこなくて残念だわ。見つけたら証拠として押収しSOS団パシリとして一生下働きをさせるための材料にしようと思ったのに」 そう言いハルヒは怪しくニヤリと笑った。そんなものは処分したからな。前にも言ったが残念ながら存在しないのだよハルヒ君。てゆーか掃除と見せかけてお前はそんなもんを探していたのか。 変な所いじってないだろうな。油断のならん奴だな全く。いや変な所なんて無いが。 ふーんとハルヒは鼻をならす。信じてないなこいつ。 238 :名前なしなし:2009/05/06(水) 05 11 57.97 ID L16jdEMsO 「まぁいいわ。今日はこれで解散にしましょ。まぁあんたのもてなしにしては上出来だったわ。楽しかったからね。今後の行いによってはパシリから団員その一にランクアップさせてあげてもいいわよ。がんばりなさい」 へいへい。 「明日は北高に行くわよ。みんな、ジョンのこと忘れちゃだめよ。クリスマスパーティーはジョンを助けるための英気を養うためのものだったんだからね。これだけ食べて遊べんだんだからいいアイディアの一つや二つや三つ、浮かんできてもおかしくないわ!」 「お前がジョンのことを一番忘れてそうだったがな。覚えててくれて安心したぜ。しかし明日とは急だなオイ。SOS団には休日ってもんは無いのかね。冬休みなんだから少しはゆっくりしたいよ。」 「なによキョン。パシリごときが団長様に楯突こうってわけ? 謀反の罪は重いのよ。あたしたちはジョン救出という最優先任務を背負ってるの。任務を無事遂行できるまで休むことは許されないのよ!わかった?それからあんたを団員その一にランクアップさせるって話は無かったことにするわ。それで謀反を許してやるってんだから感謝しなさいよ」 240 :名前なしなし:2009/05/06(水) 05 12 52.31 ID L16jdEMsO 「全く、初めからそんな気は無かったんだろう。やれやれ。」 「んん、分かった?」 そう言うとハルヒはヒマワリのような笑みを浮かべる。 そうだな、お前は思い立ったら即行動、途中棄権は許さない、そんな奴だったな。俺が反対意見を主張した所で通る訳など初めから無いってのはもう分かりきっていることさ。まぁいい、この際最後まで付き合ってやるよ。俺もお前らと共に見届けたくなってきたからな。ジョンの行方を。 「集合場所は駅前のいつもの場所ね。時間は後でメール回すわ。みんな、異論は無いわね」 沈黙を肯定と受け取り、 「じゃあ解散!」 242 :名前なしなし:2009/05/06(水) 05 16 09.54 ID L16jdEMsO 俺は女性陣が片付けてくれた綺麗な我が部屋に戻り、とりあえず仮眠を取ることにしたね。30分だけ。 この後、事態は急展開を迎えることになる。 前へ 戻る 次へ
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/328.html
SS一覧 作者別 ポケガイSSまとめ 「恋愛もの」 iPod擬人化 いいAVタイトル思いついた ぼく「リア充になるぜ!!」 よし!官能小説書く! 俺「ヤンデレと恋がしたい」 僕「マイスイートハニーココアちゃん」 僕「狐耳はむはむしたい」 可愛い青雲たん 女「もしもし」メリー「私メリーさん、今貴方の……」 小銭「りりあたんを脅して犯す」 小銭が再度りりあたんを脅して犯すようです ポケガイSSまとめ 「SF・バトル作品」 SSブームのようなので1つ書き物をさせて頂こうと思います♪ 「Re じゃないけど始めるポケガイ民の二次元生活」 あの蝉は11月に鳴いていた イリーガル ハム太郎「だったら壁にでも話してるのだ」 ハム太郎「バトルロワイヤル……?」 ハム太郎「今際の国……?」 ポケガイ-キチガイの野望 ポケガイ-キチガイの野望【REMAKE】 ポケガイバトルロイヤル 魔物との遭遇 ポケガイバトルロワイヤル【アポス】 ポケガイバトルロワイヤル【カタストロフィ】 ポケガイバトルロワイヤル【小銭十魔】 一方通行「実験してたら変なオッサンに邪魔された」 上条「バトルロワイヤル……?」 暇だからポケガイ住民に特殊能力付けてバトロワSS書く 暇だからポケガイ住民出演させて地球滅亡系のSS書いてみる 歩怪我医(ポケガイ)バトルロワイアル PGバトルロワイアル2011 ポケガイSSまとめ 「パロ作品」 4人の結束 D.D.D DQN「俺らとイイことしようぜぇ?」女「や、やめて……」 N「厳選…?」 【艦これ】漣「提督が基地に着任しました」 かたつむり倒して氷に近づいたら異世界に飛ばされた くれない「ポケモンマスター?」 ちょくえ「俺だけHR4…?」 のび太「ドラえもーん!ジャイアンが殴ったよー」 ぼっち困惑さんシリーズ ゆきめ「ここが学園都市かぁ」黒子「ちょっと待ちなさい」 アデクのフウロ アルス「キーファ種返せ」 アルセウス「神は言っている・・・ここで死ぬ定めではない」 アンパンマン「そんなに僕の顔って美味しいのかな……」 エマ「ここの土地で俺は」 エリナ「船乗ろうず」 ガロヤ「先輩のリコーダー盗む」 キーファの戦い コナン「ついに中学生か」 ゴレイヌ「ポケモンマスター・・・?」 サーナイト「♂として生まれたかった」 サーナイト「マスター、とうとう成し遂げました」 シータ「天空の株式会社ゲーフリ」 ジャイアン「のび太!釣りしに行こうぜ?」 スマブラからの招待状 ナツメ「ジムリーダーをやめたいと思う」 ハム太郎「それはスタンドなのだ」 ハム太郎「ロコちゃん、先にイった方が負けなのだ」 ハム太郎「ロコちゃんを助けるのだ!」(第二部) ピカチュウ「よおサトシ」 フクナガ「うわっ……私の偏差値、低すぎ……?」 ブースター「ねんがんの フレアドライブを てにいれたぞ!」 ポケガイ学園 生徒会執行部 ユウキ「あ、短パンこぞうのゴロウが勝負を仕掛けてきた」 レッド「安価でナツメさんにセクハラする」 ロックマン「いよいよ決勝戦だね!熱斗君!」 一方通行「アルテマの本?」 七夕物語ss 織姫と彦星 両津「館の調査ねぇ……」 二番煎じSS 下手で完結するかも分からないけど 兄「クレイジーサイコ妹」 剣心「職などいらないでござる」 女「ロケット団に入って二年か・・・」 小銭「風俗に行ったら電気マッサージしてくれる娘がいる」 暇だからエッチな小説書く 柴田「蒼…好きやで…」 漆黒の夜明け ~旋律の交差~ 男「慣れればなんともない。どんな状況でもね」 男なら誰でもやったことあるはずの妄想 男なら誰でもやったことあるはずの妄想-2 直江「プラグイン!ちょくえマン.exeトランスミッション!」 赤信号「なんで私はみんなに睨まれるんです…?」 野球ネタSS 阪本「オトモするニャ!」 霊夢「自衛隊?」 ポケガイSSまとめ 「パロ作品・死ネタ鬱ネタ有り」 Pax Pokegannica-探偵と呼ばれた青年- 【艦これ】青葉「青葉、見ちゃいますから」 のび太「アルジャーノンに花束を」 ジグソウ「やあジャムおじさん、ゲームをしよう」 ハム太郎、最後の戦い ハム太郎「こうしくん!」こうし「ガタガタガタガタ」 ハム太郎「ロコちゃんを助けるのだ!」 ロコちゃん「ハム太郎ー! ……し、死んでる」 一方通行「ハム太郎ォ! 明日はもッと楽しくなるといいねェェ」 中学のとき書いてた妄想ノートを派生して小説を描く。 女ソ連兵「私達の」女政治将校「大祖国戦争」 男「俺か」 ポケガイSSまとめ 「死ネタ・鬱作品」 しんのすけ「ひまわり?」 ドラえもん「え!?のび太君が人を殺した!?」 ババアロリ「ふえぇ…………」 ポケガイ殺人事件 ポケガイSSまとめ 「その他」 06~ 08年作品集 WAR・OF・THE・OTAKU 不細工の誇り 劇場版ポケガイ マンボー 怒りの砂丘 トップへ
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/5057.html
ある晴れた休日(キョン&古泉) 「LOVE」 お客様は宇宙人 ドライブ セリフ九割で展開してみた~こいずみくんはガチじゃない~ エンドレス・エラー 蝉しぐれ Kへの挽歌 カミングアウト・パニック スマイル 台風の溜息 涼宮ハルヒの創世秘話 一万年と二千年前から キョンの評価 普通?の高校生の会話 長門さんはロッテに興味を持ったようです。 コーヒーシリーズ 機関の事情 酒乱女 前兆 キョンの子育て奮闘記 彼は団の緩衝材 『ビール×月見酒×オールスター球技大会ポロリもあるよ』(喜緑さん×生徒会長) 生徒会長の不良3人の倒し方 古泉一樹の苦笑 燃えろ!球技大会! やや黒古泉 切ない同窓会 白雪姫の真相 彼岸花……その花言葉は…… ちょっとみくる救済保守 ある曇った日のこと 無限輪舞 マッガーレで保守 古泉一樹のピロートーク もしくは、長門有希と古泉一樹の作戦会議 早すぎるリハーサル。 恋ってなに? 涼宮ハルヒの作文 エチケット 世界が終わった夜 スパイゲーム 世界が始まる朝 後日談 クリスマスイブ、独り身の女二人 ハルヒ、初めての番号交換 パンジー藤原の優雅な休日 神への反逆 インターフェースのとある未来 平穏な冬の日 涼宮ハルヒの送別 ダーク・黒みくる 三人娘の結論 涼宮ハルヒの進路 光、残響、聖夜にて。 未来の初詣 長門有希の短編 流転する腕章 長門有希の書肆(しょし) before generation 失う前に 恋の編み物 涼宮ハルヒのぬいぐるみ ハルヒの反動 ……回目の2月14日 キョンだって思春期なんです St. Ballantine s Day 暖かい場所を求めて 「。」 涼宮ハルヒの霍乱? 「につき」 When she is 78. 長門有希の勝負 解釈問題 When he is 38. -What the Gran ma!- 爆発 涼宮ハルヒのあの日 「フライ、シンプル」 長門有希の春色 サムデイ・イン・ザ・スコール 猫マノイド・インターフェース曰く 朝比奈みくるの生活 キョンの懐事情 チェリーブロッサム・レイン キョン子な日々~団員との日常~ 日常・文芸部・七夕・太陽 周防九曜に捧ぐ唄 罰と愛情(鬱モノ注意) ダメ上司タマちゃん保守 涼宮ハルヒと佐々木の無題 二人の3月末日 五月の風 五月の風、ふたたび 和歌に思いを 少年は恋をしていた Any day in the rain. Live a life アンドロイドは赤く染まる アンドロイドは真夜中に歌う 寝ぐせ 一夜限りのlove song(阪中とキョン) 同じ夜(エンドレスエイト・天体観測の続き) 涼宮ハルヒの舞台裏 短編集 「オープンキャンパス」「三十路」 「秋雨」「春雨」 「蛍光灯」「メリークリスマス」 「メモ帳」 「大雨」 「死と生」「彼岸花」「ハンガー」「風車」「弥七」「花火か夏祭り」 「銀河鉄道の夜」「トトロ」「ハルキョンについて語る古泉」 「学校に行きたくない○○キョン」 「朝比奈みくるの秘密」 三枚目の短冊 雨上がりとコーヒー 思いつきのネタ ~その後~ ゆうぐれメランコリー ノクターン・ロマンス スカイブルーの恋愛写真
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/775.html
キョン無題1 キョン無題2 キョン無題3 キョン無題4 キョン無題5 キョン無題6 キョン無題7 キョン無題8 キョン無題9 キョン無題11 涼宮ハルヒの消失(偽) ハルヒ能力喪失・SOS団解散編 キョンいじめ 超能力テスト 朝倉涼子の逆襲 改造人間キョン サイレント・ホスピタル ワークテイカー・ラヴァ―ズ ハルヒの想い ~アニメ版エンディングの延長版~ 記憶喪失 影の世界 (BADEND注意) 王様ゲーム キョンの決意 想い 試験勉強 北斗のキョン 残された時間 洞窟にて 俺とハルヒと古泉の生きる道 (BADEND) 許婚と最愛の人 Another Story 涼宮ハルヒの変質 ストレンジデイ イン ザ レイン キョンの死、そしてその後 クリスマスイブ 憂鬱アナザーエンド 涼宮ハルヒの旅路 グラップラーキョン ハルヒが残した希望 1枚の写真 涼宮ハルヒの海遊 Verywhiteday お見舞い 一つの選択 『ComebackAvenger』 キョンの憂鬱 もしもの世界 看病 ある夏の日の夕暮れ 涼宮ハルヒの変貌 愛すべき日常 涼宮ハルヒの我侭 殺人鬼はそこに (グロ・BADEND注意) 10歳児 6歳児 涼宮ハルヒの退行 ディサイデッド・フェイト キョンの苦難 涼宮ハルヒの永遠 涼宮ハルヒの交替 涼宮ハルヒの日常 犬キョン キョンの告白記 変わらない世界 ハルヒが母さん!? 冗談から恋 Sleepingbeauty 解けない難問 涼宮ハルヒのトランプ 涼宮ハルヒの邂逅 涼宮ハルヒの蹴撃 箱の中 キョンとハルヒの距離 青い鳥 修学旅行の陰謀 誤解 ゲーセンに行こう 暗闇 Lost smile 余ったピース・足りない欠片 緊急脱出プログラム もしもシリーズ(勝手に) World of mind 鳥人間コンテスト 涼宮ハルヒの追憶 涼宮ハルヒの笑顔 黒キョン 【キョンの苦悩】 『涼宮ハルヒの退屈Ⅱ』 涼宮ハルヒの就活 また明日。ある晴れた日のこと。 endlessdate 「キョンの消失(仮)」 「異変」 「涼宮ハルヒの忘年(仮)」
https://w.atwiki.jp/dngssd/pages/11.html
本戦SS一覧 Season 1 {試合SS {キャラクター名 {投票結果 Rec1-1:【ストリート】STAGE チャレンジャー:張本負切洲 【ストリート】結果 モンスター:牝垣パルフェ {試合SS {キャラクター名 {投票結果 Rec2-1:【砂漠】STAGE チャレンジャー:正空寺サツキ 【砂漠】結果 モンスター:天台河原登志夫ヴィルヘルム (スクロールで次試合) {試合SS {キャラクター名 {投票結果 Rec3-1:【SASUKE】STAGE チャレンジャー:禅谷回那 【SASUKE】結果 モンスター:萩原セラフ {試合SS {キャラクター名 {投票結果 Rec4-1:【採石場】STAGE チャレンジャー:原門りんご 【採石場】結果 モンスター:冬知らずの魔女、カレン (スクロールで次試合) {試合SS {キャラクター名 {投票結果 Rec5-1:【刀林処地獄】STAGE チャレンジャー:名無し 【刀林処地獄】結果 モンスター:"傷跡の送り手“パーシリヴァル {試合SS {キャラクター名 {投票結果 Rec6-1:【溶岩地帯】STAGE チャレンジャー:柏木エリ 【溶岩地帯】結果 モンスター:十三代目武田信玄 (スクロールで次試合) {試合SS {キャラクター名 {投票結果 Rec6-2:【希望崎学園】STAGE チャレンジャー:柏木エリ 【希望崎学園】結果 モンスター:冬知らずの魔女、カレン