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雨の降りそうな金曜日。俺はいつも通りとも言う平な日々をのうのうと暮らしている。 「はい、どうぞ」 にっこり微笑んでお茶を差し出してくれる朝比奈さん。ありがとうございます。相変わらずの甘い舌ッ足らずですね。とは言わないが。 「いえいえ」 ドキッとするような笑顔を見せて古泉と長門にもお茶を渡して歩き出した。 一口啜って一息。やっぱり美味いよなぁ。いっそ商標登録でもしてこのお茶売れるんじゃないか? ロリ巨乳のメイドが入れた茶、なんつってね。安もんのお茶でも倍で売れると思うんだがな。 「どうしました?手詰まりですか?」 正面に座って五目並べの相手をしているのは古泉。と言うかこいつ以外は誰も相手をしてくれないわけなんだが。 あと卓上ゲームを持ちかけてくるのがこいつだけなわけだ。 「んな訳ねーだろ」 お前に負けを認めるなんてありえないぞ。さっきから五目並べようとするばかりで俺の妨害が疎かだ。そこら辺に四目並んだ黒い目。後一目で終わるがあえて長引かせている。 普通なら何か裏があるのではと勘ぐった方が良いんだろうが、こいつ相手にそんなのは必要ない。戦略と言うものを知らないからな。頭の回転に付き合ってやるわけだ。 と、長い思考を終わらせてパチリと石を置く。ゲームオーバーだ。 「また負けてしまいましたね」 サワヤカノンフライ。カロリー0の笑顔はノーセンキュウ。いつも言っているがもう少し戦局を見極めて石を置け。 「わかってはいるんですがどうも苦手でして」 その笑顔がわざとらしいから俺は勝った気になれないんだよ。 「それはそれは。失礼しました」 くそっ。ぜってー喧嘩売ってるぞこのやろう。例えるならこいつはブルータスだ。いつ裏切るかしれたもんじゃない。善人だったとしても無意味なスマイルと役作りが信用ならん。 「………」 もう一度勝負しましょうと持ちかけてくる古泉の斜め後ろには一人黙々と本を読み漁る長門の姿が。こいつはいつだって無口を決め込んで話しかけても要領を得すぎた超ド級の難解な用語をベラベラと吐いて捨てるように喋りやがる。 誰かるびを振るついでに説明も付け加えてくれると嬉しい。 にしても今日は一人足りないような気がする。なんでって静かだからな。 パタパタと雑務をこなす為部室内をウロウロする朝比奈さんに、静かに本を読みページをめくる音しか立てない長門、そしてまた碁石を集めなおして一手打つサワヤカ笑顔のイケメン野郎古泉にそれに応えるように石を置く俺。 平和だな。平和だ。へいw…… 「みんなー!重大ニュースよ!!!」 ……ああ、そうだな。この平和を壊すのがお前だもんな。 忘れてたんじゃない。忘れていたかったのが本音だろう。そして重大ニュースなんて持ち込まないで「暇だわ!」と言って入ってきてくれたほうが助かるわけなんだがなー。 「この新聞見て!今日の新聞なんだけど凄いことが書いてあるのよ!」 って聞いちゃいねーし。毎度マイペースでトラブルメーカーな顔とスタイルは抜群な涼宮ハルヒの放課後であった。 終わりっと… 「ここよここ!ほら見てよキョン!」 こいつ。せっかく良い具合に異常な日常の始まりで締めくくろうとしたと言うのに。碁盤の横に新聞を叩きつけられたせいで石の配置が変わってしまった。 笑顔で片付けるな古泉。やり直しがそんなに嬉しいか。まったく……で?何が凄いんだ? 「これ!『廃墟群に謎の巨大生物が現れる!』」 まじまじとハルヒの指差す新聞の記事を見つめる。そこには白黒の写真に大きく不自然な形状の影が廃墟と廃墟の間に写っていた。 「たしかに、これは異様ですね。奥の廃墟だったとしても形が不自然すぎます」 まるで俺の心の中を代弁するように古泉が記事を覗き込みながら解説する。俺の心を代弁するな、と言うムカつきと同時に俺の判断は間違っていなかったと安堵。 「そうでしょ!?やっぱりSOS団である以上これは調べなきゃいけないわ!」 だろうな。こんな記事持ってきてその発言がないのはハルヒが頭を強打しない限りありえないだろうな。 「ふえぇぇ…怖いですよぅ~」 話を聞いただけでもうなみだ目の朝比奈さん。駄目だ。可愛すぎる。 「大丈夫よ!なんとかなるわ!」 その根拠が一体何処から来るのか教えて欲しいものだ。古泉はもう言うまでもあるまい。すでに日程の算段を立てていやがる。『機関』云々より単にハルヒと同じ趣味を持った同類なんじゃないのか? 「で?キョン?今週の日曜は暇かしら?」 俺がいつも暇だと分かって聞いているのか?確かに暇だ。休日なんてこいつに呼ばれないかぎりシャミセンの爪を切るか本を読んでごろごろしているかしかないわけだ。 そして今週の日曜はもう終わってて明後日の日曜は来週なのが常識だぞ? 「ああ、暇だな」 その答えがそんなに嬉しかったとは思えないが、満面の笑みを浮かべて決行を言い放った。 ってちょい待て。朝比奈さんと長門の予定は聞かないのか? 「ああ、いいのよ。みくるちゃんは強制参加だし有希はどうせ暇でしょ?」 コクリと小さく頷く長門。本当にいいのか?と言っても意味はないだろうな。いつものことなんだし。そして悲しいが朝比奈さんの扱いもいつもと同じだ。 「そんなぁ~」 朝比奈さん…兎のようなつぶらな瞳で俺に救いを求めないでください。でもここは助け舟を出すのが常識だろう。男として。 「朝比奈さんは日曜に予定ないんですか?」 その質問に少し首を傾げ、 「いえ、特にありませんけど……?」 あのー、朝比奈さん?俺の助け舟を数秒で沈められてはとても困るのですが? 「じゃあ問題ないわね?なら明後日にいつもの場所に集合!じゃあ今日はこれで解散!」 そう言い残してさっさと帰っていくハルヒ。特に活動を休日にしているSOS団は団長が早々に帰る事なんて日常茶飯事だ。ただあいつはいつも部室でどうやって時間を潰しているんだろうか。 夕焼けの明かりもゆっくりと沈み始めた頃に長門の本が音を立てて閉じる。もうそんな時間か。 さぁて帰るか、と朝比奈さんと古泉に続いていくように部室から出て行こうとしたときに、 「待って」 長門に突然呼び止められた。こういうときはあまり良い事がない。とりあえず俺の想像で聞いてみる。 「日曜の活動のことか?」 コクリと頷く。ジッと見つめるその目は相変わらず無機質で冷たい目。 「ちょっと待ってて」 突然席を立つ長門。てっきりまた難しい言葉の羅列を聴かされるんだろうと思っていたが何も無くて内心ガッカリ。やっぱ俺って非日常的なことを求めてるんだなーと妙に納得させられた。 「お待たせー」 む?何故朝比奈さんの声が?振り向くと出ました大人バージョンの朝比奈さん。相変わらずの自称教師をイメージした服装で登場。 「なんで朝比奈さんが?」 ニッコリ微笑む朝比奈さん(大)はゆっくり部室の中に入りキョロキョロと辺りを見回した。 「この前に来た時と全く変わらないわねー。ずっと変わらなかったのは確かなんだけどね」 懐かしそうに少し目を細めている姿は心臓の鼓動を高鳴らせた。 微かに差し込む夕焼けのオレンジ色の光に照らされ、髪をかき上げる姿は鼻血が出るんじゃないかと言うくらいドキドキしてくる。ここで鼻血を出したら死んでもいい。恥で死ねる。 「で…今度はどんな用ですか?」 くるりと振り向いた朝比奈さん(大)の表情は逆光でよく見えないが深刻なことを話そうとしていることは雰囲気で感じた。 「私と……長門さんと一緒に、日曜まで来てくれませんか?」 ………ちょっと待て。ちょっと待てよ?いつもなら過去に戻って何かをする、と言うのが定番なんだが今回は未来に行くだって? 「今のあなたと、日曜日のあなたの力が必要なの」 同一人物二人の力を使うだって?とにかく、大方のことを教えてほしいんですけど…… 「そうね…禁則事項に引っかからないように触りだけ教えるわね?」 コホンと小さく咳払いをして教師のように腕を組んで話を始める朝比奈さん(大)。 話を聞いてはいるが腕によって押し上げられた大きな胸に目がいってどうも落ち着かない。そこを見るなと言われるのは無理難題だ。円周率を必死に唱えても無理なほどのボリューム。 揉みてぇ…… 「あなたが未来に行くって事は、未来にいるキョン君の方が分かっているってことは分かる?」 ええ。それは俺でも分かります。今の俺が状況を知らないで行くわけで、そこにいる俺は未来に行った後ってわけですからね。 「そういうこと。だからどういうことになっているかは教えられないけど、未来にいるキョン君の言うことを聞けば大丈夫よ」 ピコンと指を立てて笑顔を見せる朝比奈さん。その笑顔で死ねそうです。 「じゃあ、準備は良い?」 一体何を準備しろと言うんですか。ナイフとかでも持っていった方がいいんでしょうか。レーザーガンとか支給してくれてもいいような事態なんでしょうか。そして長門を忘れていませんか? 「………私はここ」 背後の声に驚いて思わず飛びのいた。近づくなら気配を出して近づいてくれ。寿命が5分は縮んだぞ。 「大したことじゃない」 そういう事言うな。俺には重要な五分だったんだぞ? 「……そう」 分かっていたがその反応は少し寂しくなるな。長寿自慢をされた気持ちでなんだか自分がいたたまれない。 「じゃあ、行くわよ?キョン君は目を閉じてね」 何度目になるだろうか。耳元に朝比奈さんの声を近く感じる。その吐息で心臓が飛び出しそうになるのを押さえ、何度目かの酔うような感覚で俺は未来へ向かった。 ただいつもと違ったのは、右手に長門の左手が握られていたことだった。 今日も酔ったなぁ。 ただ日頃居酒屋に通ってほろ酔いでフラフラ歩いて家路について子供にセクハラ発言して妻にこっぴどく怒られてそのままソファで眠る中年のおっさん。 なんていいもんじゃない。いや、そんな社会の荒波を生きているおっさんもいいもんじゃないが、こっちは重度の乗り物酔いに近いからな。 「ンく……キョン…」 誰だ。俺を呼ぶのは…って、この舌足らずな声は朝比奈さん……だよな? まだグラグラ揺れている頭をゆっくり起こして瞼をゆっくり開ける。 「あ、キョン君。大丈夫?」 目の前に朝比奈さん(大)が……なんか配置がおかしい気がするぞ。なんで真上に朝比奈さん(大)の顔があるんだろうか? 「足が痺れちゃった…」 少し舌を出して笑っているが、足が痺れたとな?つーことはだ。朝比奈さんは足を痺れる体勢+俺の目の前に朝比奈さん(大)の顔=…… 「うわぁ!す、すいません!」 理解が遅すぎたが、間違いなく膝枕と言う夢のようなシチュを俺は眠りながら味わっていた。なんで体を起こしてしまったんだ。勿体無さ過ぎるぞ俺。 大丈夫よ。私が勝手にやったことだから」 そんな胸キュンな笑顔を見せないでください。またそのスベスベの太腿にルパンのようなダイブですがりつきたくなるじゃないですか。 「んー……あと10分でみんなが来る時間ね。その前に行かないと…」 まだ立ち上がれない俺を横目に、朝比奈さん(大)は立ち上がり、時計を気にしている。 あれ?そういや長門の姿を見ていないんですけど? 「長門さんなら大丈夫。先に用事をお願いしているから」 そうか。心配することはないってことか。そもそもこういう時に長門を心配するほど俺に余裕はあったか? 答えはNO。こんな時は俺は非常に頭を使わなきゃいけないってことだ。なら、仕方なくも一大事なら頭を使うとするか。 それで、俺は一体何をすれば良いんですか? 「キョン君には……そうね。詳しいことはこの時間にいるキョン君に聞けばいいわ。簡単に言えば、涼宮さんを退屈させないようにしつつ、ジョン・スミスがあなたと別人であると示すことなの」 それはちょっと俺に不都合だな。 これでも長門の親玉の情報なんちゃら体やら古泉の所属する組織やらを恐怖のどん底に叩きつけられる必殺の合言葉が『ジョン・スミス』だ。 それを自分の手でわざわざ封印する気には正直朝比奈さん(大)の潤んだ瞳で頼まれてもウンウンと頷けるもんじゃあない。 だってそうだろ?この俺の手で世界が変わるかもしれない。この俺の一言で長門が助かるかもしれない。 そう考えたら封印するのは勿体無さ過ぎる。 「それは、規定事項ですか?」 聞いてみると、俺の予想通りに朝比奈さん(大)は首を横に振った。 「規定事項なら頼む必要なんて無いわ。そうじゃないからお願いしているのよ。以前長門さんと一緒に未来の足掛かりを作ってくれたでしょ?」 ええ。やりましたね。人の足をイタズラで怪我させたり、亀を川に放したり、変なものを匿名で送ったり。 「それと同じこと。あなたにやって初めて成立するの」 なるほど。じゃあ最後に二つ質問です。これが初めての試みなんですか?そしてこれは未来に関わる重大な事なんですか? この質問は少し答えにくかったのか、妙に悩んでいるようだ。 前者の答えは分かっている。『いいえ、何度も行っているわ』じゃなきゃおかしいんだ。そうだろう?朝比奈さん(大)は、その時間の俺と協力してくれとかその時間の俺に聞いてくれとか言っているんだ。 これから会う未来の俺が知らないほうがおかしいだろう? だが後者は答える事が憚られるはずだ。いくら信用のおける人間相手でも、未来が狂うような重大なことだと明かせられる訳が無い。何も知らずに行動してほしいはずだからな。 「一つ目の質問の答えは、いいえよ」 当然だな。 「でも二つ目の答えられません」 やっぱり禁則事項に引っかかるんですね。 「ええ……」 申し訳なさそうな顔をさせてしまった。ううん…まさかそんな顔をさせてしまうとは思わなんだ…… 「そんな顔をしないでください。分かっていて聞いたようなものですから」 そうは言ったが半分嘘。答えてもらえるだろうか、と思っていたのも事実だからな。 「あっ!いけない……ごめんねキョン君。そろそろ私は戻らなきゃいけないの」 どうやら時間をおしてしまったようだ。申し訳ないです朝比奈さん(大)。 「じゃあ行くわね。この一件が終わった頃に迎えに来るから」 ニッコリと花も恥らうどころか鼻血のオンパレードが起こりそうな見たものの胸を貫く笑顔を残して朝比奈さん(大)が遠ざかって行く。 「あ、朝比奈さん!」 なんで呼び止めるんだ俺!後で会うのに止める必要はないだろう!でも朝比奈さん(大)は分かっていたようにピタリと足を止めてこちらに振り向いた。 何を言えって言うんだ。言うこと無いぞ。そろそろ(大)って付けるのが面倒になってきましたよ、と言うのはさすがにまずいからな… 「今、本当に何歳なんですか」 はい以前聞きましたよ。同じ事聞いてバカだろうって思ったんなら否定はしないが衝動に駆られて止めたんだから言っておく必要があるだろう。 センスの欠片も無いのはほっといてくれ。 当の朝比奈さん(大)は小さく「もぉ…」と色っぽく呟いて、初めて会ったあの時と同じように、誰もが故意に落ちそうな笑顔で決めてくれた。 「禁則事項です♪」 さぁどうしたものか。とりあえず説明していなかったこの俺のいる場所のことでも考え直しておこうか。テッキリ忘れていたんだよ。段取り悪いとは言わせないからな。 ここは日曜日に来る予定のいつもの駅から電車で少し行ったところにある廃墟が乱立した廃墟群だ。サビ臭く周囲の建物はボロボロ。おまけに草はボーボーでいかにもって場所だ。 ここで多分、と言うか間違いなくあの新聞に載っていた写真が取られたのだろう。目の前の廃墟と記憶にある新聞の記事の写真を合わせる。 「で……俺はどうすればいいんだ?」 なんのこっちゃと適当に散策をして辿り着いただけと言う明らかに行動と結果。 『このポイントに向かえー』とか『この地点で合流だー』とか言うことを全くなーんにも聞かされていない。メーデー!メーデー!も役に立たん。 こういう時は重要なことを思い出していくのがいいな。 えー、まず俺はこの時間の俺と会わなきゃならないんだな。長門風に言えば接触しなきゃいけないわけだ。 「………あ、長門」 思いのほか先のことを見つけた。ここにいる、いや、一緒に来た長門から何か聞けば良いじゃないか。たしか朝比奈さん(大)に用事を頼まれているんだったな。 意外と散策は効果があったかもしれない。行った場所と行っていない場所があるというのは結構良いことなんだな。行っていないところに行けば長門がいる。 と考えるは易きことで、かなり入り組んだこの廃墟群を虱潰しに歩いていたら日が暮れちまう。 時計を確認しておこう。現在9時42分か。いつものように集合したなら10時頃にはここに着くだろう。 待て。待てよ?そう考えると先に長門に会うより、この時間の俺に会う確率のほうが高いな…… 時間は刻一刻と過ぎているんだ。もうやってやれないことはない。当たって砕けろ精神だな。 くだらない葛藤をした挙句、俺の取る行動は結局散策になってしまう始末だった。 ああ、そうだ。ここで折角だから時間と空間の理念を語ってみよう。 まず知ってるだろうが未来は不確定でいくつも枝分かれをしている。それはどれも最初は微かな違いだが、選択肢が増えるにつれて未来の数も増える。 そしてそれは何処で終わる未来かも分からない。一人一人死ぬ時が違うから未来で死を迎える時も選択肢によっては長生きするかもしれないし短命かもしれない。 そして未来は世界を見てカウントするよりも一人称でカウントする方が楽だ。無量大数を数えるか那由他を数えるかの違いだろうがな。 で、ここで考えなければいけないのはその未来は無数にあるが、その未来へ向かう過去も無数にあると言うこと。 そうすれば未来の俺が過去の俺(今の俺)のすることを知っていておかしくない。過去に行って俺が同じ事をしているのが見れるのも当然。 説明したが詳しく知りたかったら量子学を学ぶかノエインを見ろ。 と、これを説明したのはひとつの好奇心が原因だ。 俺がこの時間の俺とは違うことをしたら、この時間の俺と過去から来たこの俺の未来は重なるんだろうか。という疑問。 もし俺がこの流れの中で流れに無い動きを最初にしたとしたら…もし俺にも未来を改変することが出来るのならば…… そんな無粋なことを考えてしまったわけだ。もしかしたら心のどこかでハルヒの力が羨ましいのかもしれないな。 このときは本当にそんなことになるようなならないような事件に発展するとは毛ほども思っていなかった。 「随分歩いたな……」 歩き続けてすでに5分ほど経過しただろうか。廃墟だから下が瓦礫で歩きにくいったらありゃしない。アップダウンの繰り返しで相当足腰にきてるぞ… 何処に行けば人に会えるんだろうか。 とりあえず外の近い瓦礫だらけの廊下をボテボテと歩いていた。 「さあ着いたわよー!」 む?なんだか聞き覚えのあるハイテンションな声が右の壁一枚通して聞こえて来るんだが? 「あ、あの……本当に行くんですかぁ?」 今度は掠れた舌足らずな声が聞こえる。うーん…幻聴だよな? 「あったり前でしょ!?あんな大々的に不思議が見つかったのよ?」 やっぱり聞き覚えがあるよなー。確かいつもスランプ起こす爆風スランプを追い抜くほど走る奴の声にそっくりだ、うん。 「それにしても中々雰囲気がありますね。まさしくと言うところでしょうか」 この声は……うーん、あ!そうだ、あのニヤケ顔のハンサム野郎に似た声なんだ。 「………」 そしてこの流れから行くと不要な会話は決してしない宇宙人もいるんだろうなーあっはっはっは…… 「んな事いいからさっさと行くぞハルヒ」 お、俺の声だ。……って しまったぁぁぁあああああ!もうそんな時間なのかぁぁぁああああ! 『んー……あと10分でみんなが来る時間ね。その前に行かないと…』とかなんとか朝比奈さん(大)が言っていたな。時計は丁度10時。俺の読みは合っていたってことか。 だがこの状況を打破するのは厳しいぞ。奴らが一歩前に進むだけで俺のいる場所を隔てる壁を越えてきてしまうんだからな。 どうする!どうするよ俺!ここで欲しいライフカードの選択肢。周りは横伸びの廊下。出口は窓を除いて一つだけ。つまりハルヒ達が入ってくるスペースのみだ。 「さあ出発よ!」 駄目だ!ここで会うわけには行かないんだ!というか会ったら不思議探し以前にハルヒに見つかるのがやばい!というかスラリと伸びた白いハルヒの足が壁のこっち側に見えてるー! 終わった……あえなくゲームオーバー。リトライかコンティニューをお願いします。百円持ってきてるから。 「あ、ハ、ハルヒ!先に向こうに行かないか?こっちは写真の写っていた場所と違うからさ」 お、俺(未来)? 「どうして知ってんのよそんなこと」 「あー、いや、先に下見に来てたんだ!だからあの写真の場所が分かるしさ」 「へー……」 頑張れ俺(未来)!俺の為に頑張ってくれ!これで百円消費する必要がなくなるんだ!そんな問題じゃないわけだがとりあえず頑張ってくれ! 「だ、だから俺に付いてきてくれ。な?」 「…まあそういうなら……」 白い足が壁の向こうに戻っていったぞ。でかした俺(未来)。首の皮一枚でなんとか繋がったぜ。 ハルヒの声が遠くなっていく。ちらほらとみんなの顔が窓から見えるがこっちは見ていないようだ。って長門(未来)よ。あからさまにこっちを見るな。 「………っはぁ~~」 どうやら息継ぎを忘れて不安になっていたようだ。大きく息を吸い込んで大きなため息を吐き出す。一瞬死んだと思った。というか長門に情報結合を解除されるかと… 「………呼んだ?」 いやそんなことないぞ断じてお前に恐怖してはいないって長門!俺のことを消しに来たのか… 「…言っている意味がよく分からない」 …そうだよな。俺の思想でのことだからな。いや、気にするな。それで?どうしたんだ?と言うかお前はどっちの長門だ? 「私は一緒に来た方。あなたを案内しに来た」 案内? 「……そう」 どこに連れて行く気だ? 「あなたが行かなければ行けない所」 いや、だからそれを聞いたつもりなんだが…まあいい。とりあえずちゃっちゃと終わらせたいから案内してくれ。 「……そう」 長門は小さく頷いて廊下を俺が来た方へ進んでいく。そっちは行ったんだが、と言いかけたが何かが起きるには時間が違ったんだろう。何も言わずに着いていくか。 「……ここ」 着いた先は細いビルとビルの隙間。いや、路地裏の道と言えば良いのだろうか。とにかく暗く細い道だった。 「それで、ここでどうすればいいんだ?」 一体何をすれば良いか聞かされてもいないのに何か出来るわけないだろう。 「……今は説明できない。会ったらさっきの廊下まで逃げて」 …会うって、誰にだ?ハルヒとかそういうこの時間にいる奴らとか? 「……きた。頑張って。信じてる」 そう言い残して長門はこの道から抜け出して来た道と逆の方へ姿を消していった。 「なんなんだ…行ってる意味が全く分からんぞ」 一体どうしろと……とりあえず頭を掻いて何かが起きるのを待っておこう。 ギチギチギチギチ…… 何の音だ。来た道を見つめていたが後ろから嫌な音が聞こえてきた。ここは振り向いた方がいいのか? キュオォォォォ…… えーっと?なんの動物だ?鳴き声が聞こえて来るんだが?それよりも今のは鳴き声と言うのか? 何が俺の頭の中で勝ったか。好奇心だ。ゆっくりと後ろを振り向いて俺の思考はピタリと止まり、再起動した。 待て、待てよ?この動物は何処かで見たような…あ、そうだCMでこんなのを見たな。何だったかな。えーー…… キュオォオオオオ! そうだ!『グレムル』のCMだ!ってそんな場合じゃねえええ!! 「うわあああああああああああ!!!」 ひたすら猛スピードで路地を走り抜ける。ビルとビルの間を渡るとか卑怯だろ!なんで俺がこんな目に…恨む。恨むぞ長門!カマドウマの方がまだましだったぞ! ギチギチギチギチ…… 一体この蟲の羽音みたいな音は何なんだ!飛ぶのか!?こいつ空飛ぶのか!? だがそんなことを気にして逃げていられる場合じゃない!なんとか路地を抜け出したが右と左どちらに行こうか迷った。 『会ったらさっきの廊下まで逃げて』 長門の言葉を思い出して右へ曲がった。さっき通った廊下。この時間のみんなと会うかもと言う危険を感じたが、これはそれ以上だ。 どこまで走ればいい。どこでこの後ろの奴はいなくなってくれるんだ。ここで死ぬことはないと分かる。この時間の俺がいるんだからそれは間違いない。 「ちくしょおおおおおおお!」 必死で走ったが後ろから聞こえる羽音のような音は近づいてきている始末。まさかこの事態は禁則事項だったのか?やっちゃいけないのか?死んじまうじゃねえか! 「おおおおおっ……ぐえっ!」 突然横に引かれ廊下から引きずり出され壁際に押し付けられた。あのグレムルは俺を見失ったみたいで窓から見える姿は長い首を周囲に伸ばしながら俺を探している。 何がともあれ助かった…くらくらして視点の合っていない目に力を入れてそいつを見る。 「危なかったな。俺もかなり焦ったが同じぐらいのタイミングで助かったんだ。文句はなしにしてくれ」 どう見てもドッペルゲンガーにしか見えないんだが。違うのは私服な事だけで他は何も変わらない。瓜二つですらなく同一人物なわけだ。 いくら俺が未来を改変しに行って死にそうになった時とその二度目の改変をしに行って死にそうな俺を見た時があったがやっぱり慣れない。 「……俺?」 目の前の俺は苦笑を浮かべてこう言った。 「よう。二日前の俺」 次回予告! グレムル(らしきもの)をどうにかしたい俺(過去) やらなきゃいけないことを説明する俺(未来) 俺たち二人に指示を出す長門(未来)と長門(過去) 一体どうやって事を終えなければいけないのか! つーか(未来)とか(過去)めんどくせー! 二章
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お気に入りSS とある魔術の禁書目録 ボーイ・ミーツ・トンデモ発射場ガール IS<インフィニット・ストラトス> 鈴「あっづー……」セシリア「な、何ですのコレは……」 クロスオーバーSS 朋也「軽音部? うんたん?」 岸辺露伴は動かない-雛見沢-
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幕間SS一覧 このページではダンゲロスSS裏Raceに投稿された幕間SSを表示します。 作者 タイトル 文字数 登場キャラクター アナルパッケージホールド 夜魔口悪童(ロキ)55歳の一日 1,050字 アナルパッケージホールド怪盗ミルキーウェイ 未来少女 メリー・ジョエル 【メリー・ジョエル】キャラクター説明補完用語 955字 その他 伊藤風露(いとう ふうろ) 【伊藤風露】人工探偵に関する用語解説 2,866字 その他 久留米杜莉子(くるめ とりこ) 無題(幕間スレッド6-8) 4,099字 天ノ川浅葱アナルパッケージホールド須楼望紫苑下ノ葉安里亜久留米杜莉子カレーパン霊能者 雲水MACHI可憐塚みらい 未来少女 メリー・ジョエル *Chat Log(新世界⇔どこか) 2,842字 その他 伊藤風露(いとう ふうろ) 花烈の人 4,578字 その他 アナルパッケージホールド 無題(幕間スレッド14-15) 1,661字 天雷テスラ安出堂メアリアナルパッケージホールドMACHI可憐塚みらい霊能者 雲水久留米杜莉子下ノ葉安里亜
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親父さんと谷口くんシリーズ 光るあるところに影がある。 普段、主としてハルキョンのバカップルものを書いている親父書きですが、多分、「親父さんと谷口くん」は、ハルキョンを光とするところの影、陰画です。 原作では付き合ってるどころか告白さえしていないハルキョンですが、二次創作におけるバカップルものは、当人たちがどれほど否定しようとも、どれほど無自覚であろうとも、デフォルトが「付き合ってる」ことになっています。 一方で、原作の谷口氏は5分とはいえハルヒと「付き合った」こともある訳ですが、本シリーズの谷口くんは《永遠の恋の探求者》です。ぶっちゃけ、永遠にカップルになれないが故に永遠に恋を追い求めると運命づけられている神話的人物です(笑)。カッコイイ、でもなりたくない(笑)。 オリキャラであるところの涼宮夫妻は言うまでもなくバカップルですが、その片割れである親父さんは、図書館で偶然会った長門さんとちゃっかりお茶したりするおちゃめさんでもあります。バレインタイン・デーには「義理チョコ」を山ほど持って帰って来る、との証言もあります。 この謎のモテ(?)親父に、谷口くんが恋愛指南を受けるというのが、本シリーズですが、親父さんのアドバイスは当初、それなりに理にかなってはいても、「それができるんだったら苦労はしない」というhard to do(実行困難)なものでした。それが次第に「難しいけどやるしかない」ものに変わっていきます。 さて、谷口くんから見て、バカップル・ハルキョンはどのように見えているでしょう?本シリーズには全く出てきませんが、いくつかの対照関係が見て取れるかもしれません。 谷口くん ハルキョン 告白 受け入れられない してさえいない いちゃいちゃ 機会がない ほとんどフルタイム 喧嘩 する相手が居ない 痴話喧嘩/常に雨降って地固まる 働きかけ 常に男性側から(しかも不発) ほとんど女性(ハルヒ)側から 浮気/目移り するかも(全女性が恋人だ) あり得ない(焼き餅はイチャイチャの食前酒) はっきり言って、ハルヒは男性にとってものすごく都合のいいキャラです。 容姿端麗・頭脳明晰・諸芸万能で、それだけなら超モテ・キャラなのに、性格/行動パターンのせいで、ノー・マーク、しかも決めた相手に一途で、焼き餅焼きでツンデレで、ほとんど古(いにしえ)の「押し掛け同棲もの」の女性キャラの正規伝承者のようです。 一方、谷口くんがいかにナンパ技術を向上させたとしても、ナンパで得たものは常にナンパで失われる可能性があります。一途な女の子をナンパでゲットするのは、らくだを針の穴に通すより難しいのです。 これは親父さん的豆知識ですが、ナンパする時は、相手の女性に彼氏がいることを前提にしなければなりません。たとえ、現実には、彼氏がいなくても、です。「彼氏がいないから引っかかった」と思われるほど、女性のプライドを傷つけるものはないからです。だから「今、付き合ってる人いるの?(→いないよ)→じゃあ、おれと付き合おうよ」というのはバカ・ナンパです(必ず失敗します)。「今の彼氏とは長いの?(→そうでもないよ。半年くらいかな)」。さあ、ここまで引き出しました。次の一手は? A.そろそろ飽きた頃じゃない? おれと付き合おうよ。 B.じゃ、ラブラブだ、一番楽しい時期だね。 正解は親父さんの手を煩わすまでもなく、Bの方です。Aでは「彼氏いないの?」の二の舞です。言外に「どうせ軽い女なんだろ」と言ってるも同然だからです。当然、ノーと言われます。 一方Bの方には、イエス/ノー、二つの答えようがあります。 (イエス)「うん、ラブラブ。毎日楽しいよ」 (ノー)「うーん、そうでもないかな」 「ラブラブ。毎日楽しいよ」では取り付く島がない? 効率を尊ぶナンパ師なら、そうかもしれません。しかし、真のナンパ道はそんなことでは開けません。ここは、相手からラブラブ話を浴びるほど聞くべきです、引き出すべきです(相手のラブラブ話を聞くスキルこそ、すべてのナンパに通じる基本スキルです)。そうすれば1、2時間ぐらいその娘とお茶することも可能です。そうして相手のラブ話で盛り上がった後、こう落とすのです。「もう、お腹一杯、食べられません。あー、楽しかった。ラブラブ・ビーム浴びまくりだよ。明日、足腰立たねえよ。ねえ……余所から見たら、今の俺たちって、すげーバカップルに見えると思わねえ?」 彼女が「え?」と顔色が変わる瞬間に立ち上がって「場所、変えようか」といってレシートを持ってさっさとレジへ。あとは煮るなり焼くなりしてください。 さて、本命の「うーん、そうでもないかな」です。どう攻めますか? 実はここまで、相手が「ノー」と答える質問を続けていることに注目です。「今の彼氏と長いの?」→ノー→「じゃあラブラブだ、楽しい時期だよね」→ノー。ここはもうひとつ、ノーを引き出す質問です。たとえば「えー、全然そんなふうに見えないよ。かわいくしてるしさ[と無理無く、混ぜ込んで褒めるわけです]。これから彼氏に会うのかと思ったよ」。 この質問にノーの答えなら、 「じゃあ、少しお茶しない(付き合わない)?」 と、普通のナンパ・トークへつながります(「時間あるんだ」とか余計なことは言ってはいけません。たとえ本当にそうであっても)。ここはしかし、ノーが続いてるので、相手はノーの態度で来るでしょう。「えー(なんであんたと行かなきゃいけないの?)」と。 だから、ここも、ノーの慣性を利用して、こちらが欲しい答えを「ノー」の形で貰える質問をしましょう。 (改良型)男「じゃあ、ちょっとだけお茶しようよ、3分だけ!ね?」→女「えー、3分じゃお茶飲めないよ」(ノーの解答)→「なら思い切って2分! いや10分! ダメ? じゃあ間をとって30分! これ以上は無理!」(ちょっと関西風なボケ・アプローチですが)これくらいやって笑わせれば、なんとかなるかもしれません。 なんの話ですか? ああ、谷口くんの話でした。 谷口くんの未来は、ナンパの先にはありません。ナンパから「真の愛」が芽生えない、という訳ではありません(そういう例は数々あります)。問題は、谷口くんが使える「出会いの機会」がナンパに限定されるという、その貧しさにあります。 だから親父さんは、そこを変えようというアプローチを提案します。地味な手段とは、そういうことです。 最終話で、谷口くんの前に現れる無口な女の子は、谷口くんがナンパしたのでしょうか?多分、そうではありません。彼女は(名前をつけてあげればよかったですね)は、「谷口さん……楽しくて、いっぱい喋る人って、……聞いてたんです」と言っています。彼女はおそらく女友達から、谷口くんを紹介されたのでしょう。谷口くんは、我々の知らない努力を通じて、異性の友人から女の子を紹介してもらえるほどの信頼を獲得するに至ったのです。 最終話での親父さんのアドバイスは、(いつものとおり)ほとんど、ことごとく空を切っています。谷口くんが思い出した親父さんの言葉は、唯一「声の大きい奴ほど、話すことで何かを隠してる。無口な人の方が、表情とかしぐさでいろんなことを教えてくれてる」というものでした。 親父さんと谷口くん その1 その2 その3 その4 その5(最終回)
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SS置き場 長門「…CPは問わない。どんどん投下していってほしい」 朝倉「キョン子とか一姫みたいな性転換系は…うーん、どうする有希?」 長門「専用スレがあるから…できれば遠慮して欲しい…」 朝倉「まあ本当の百合じゃないしね」 ハルヒ受け系 番号リスト 番号リスト 番号リスト 番号リスト 番号リスト 番号リスト 番号リスト 番号リスト 番号リスト
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放課後、キョンの居ないところで みくる「おい!!涼宮!!なにキョン君をたぶらかしてくれとんねん、ド低脳がぁ!!」 ハルヒ「すいません朝比奈先輩、でも私は恋をしてはいけないってことですか?」 みくる「だまれ!!恋するんならキョン君以外にしろ!!」 ハルヒ「すいませんでした」 みくる「そうそう、いつも通り明日は虐めてこいよ!か弱い女の子に男はひかれるんだからな」 ハルヒ「はい!わかってます」 ハルヒ「はぁ・・・・・なんでこんなことに・・・・・」 ハルヒは思いだす。 SOS団のメンバーを集めてたとき2年の教室で美少女がボーっとしてたから無理やり入れたら こんな性格だったのよねー、教室でもずっと演技してるなんてとことんキモイわ。まったく おっと、誰かに聞こえたらまずいわね。黙って帰りましょ。 それにしてもキョンと付き合いたいなー、キョンは私のことどう思ってるんだろ? 私がキョンに好きって言ったら付き合ってくれるかなー?、でもいえないよね。 恥ずかしいし、朝比奈先輩のこともあるし。 (一方その頃のキョン) 俺は今トンデモナイ事を聞いてしまったようだ・・・。 あの可憐でか弱い先輩でありながら年下のような朝比奈さんがハルヒに命令しているなんて・・・。 というかあの口調はなんだ?俺は夢でも見ているのか? これが夢だと言うのなら誰か俺の頬を抓ってくれ。 イテテテテ・・・ 自分で抓ったが何も変わらない・・・・・・。 どうやらこれは夢ではないようだ。 どうする!?どうすんのよ俺!? 次の日放課後 ハルヒ「みくるちゃん!、お茶いれなさい」(これで・・いいのよね・・・) キョン「俺にも一つお願いします。」 みくる「はーい」 みくる「どうですか?、お茶っ葉変えてみたんです」 (え??私には??) キョン「おいしいですよ」 みくる「うふふ」 (そうだ、ここで怒っとかないとだめだったわね) ハルヒ「キョン!デレっとしてないで、ホームページちゃんと変えてよ!!」 (これで安心) みくるサイド みくる「ふぇっ」(せっかくキョン君といいふいんきなのに邪魔してんじゃねえよ、あとで折檻だからな)ギロリ キョン「まてハルヒ、いったいなにを変えればいいんだよ、こんなホームページ」 ハルヒ「えっと・・・・・とにかく変えなさい!!いいわね!!」<これが俺たちにはツンデレに見える> (おめーなにキョン君を虐めてんだよ!虐めるのは私だけにしろってんだよ!使えねえな!!) キョン「はいはい・・・」 (ほれ見ろ!キョン君があきれてるじゃねえか!) みくる「ところで涼宮さん、たしか用事があるんじゃなかったですか?」 (さっさとでてけ!!そこの読書マシーンと一緒に!!)ギロリ ハルヒ「え?・・・みくるちゃんなに言って・・・ハッ殺気!!・・・・そうよ、そうだったわ・・・・行くわよ有希!!」 みくる「じゃあ・・・帰りましょう?」 キョン「え?いいんですか?だってハルヒが」 みくる「いいんです!」 キョン「は、はい!」(なんか今日の朝比奈さん変だな) そして歩きながら みくる「もし・・・私がキョン君のこと好きって言ったらどうしますか?」 (男の子はこうゆうのに弱いのよね、知ってるしってる) キョン「え??・・・・・・・でも・・・未来とか・・・いいんですか?」 みくる「そうじゃなくて、なんて答える?」 (わかってる、キョン君は私のこと好きって答えるもんね) キョン「え・・・・・・・自分も好きって答えます」 みくる「ありがとぅ」 (よっしゃあああああああああああああああああ) キョン「えーっと、付き合うってことでいいんですね?」 みくる「もちろんです」 (決まった、第3部完!!) この日閉鎖空間があり、キョンの心はハルヒの方へと行ってしまう。
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あるとき、マフィアのボスが死に、あるとき、大会社の社長が死に、あるとき、警官が死に、あるとき、ハイジャッカーが死んでいく。すべてはある一人の男によって行われていた。その名は・・・・・キョン、またの名を『SOS13』と呼ぶ! ~第1話 すべては野に咲く茨の様に~ ここは某国の某ホテル、ここにあるスナイパーがいた。極秘裏で行われるこの会議、その内容とは?! ~会議室~ キョン「イツキ・コイズミだな」 イツキ「ええ、お待ちしておりました、『SOS13』。」 キョン「用件を聞こう」 イツキ「実はわれわれの所属している『機関』のことなのですが・・・・・少々、厄介なことがおきてましてね、その首謀者の暗殺をお願いしたいのです、これがその首謀者の写真です、名前は『ケイイチ・タマル』とその弟『ユタカ・タマル』です。」 キョン「理由があいまいだ、もっとはっきりと答えろ、それでないと任務は行えない」 イツキ「・・・・この話はあまり外部に漏らしたくないのですが・・・仕方ないですね、話します。我々の存在はほんの一握りの人間しか知りません。そのため、いつも極秘で活動しています、しかし、彼らはCIAの監査官でしてね、どうしてもこの情報をCIAに漏らすわけにはいかないのですよ、ただでさえ極秘で行っている任務が多いものでこのことをCIAが察知したらひとたまりもないのです、お願いできませんか?『SOS13』。」 キョン「あいにくだが、俺はCIAの人間と少しだけ面識がある、その二人もだ、すぐに察知される可能性がある、そのときにお前のしたことがばれても責任は終えない、それでもいいのなら、俺は任務を行う」 イツキ「感謝します、『SOS13』。」 キョン「報酬は?」 イツキ「ここに現金で500万ドル。」 キョン「いいだろう」 イツキ「お願いします、後彼らは数人のボディガードが付いておりますので注意してください。後○月○日に彼らがCIA本部に戻るので彼らが本部に付く前にお願いします。」 ~当日~ K・タマル「それでは本部に戻るとするか。」 Y・タマル「兄さん、話によれば俺たちの命を狙っている奴らがいるらしいが。」 K・タマル「心配ない、夜間のことだ、見つけることなど無理だ、たとえあの『SOS13』でも。」 Y・タマル「そうだな、じゃあ行こう(いやな予感がするが・・・・・・・)。」 ウィーン(ドアの開く音) バーン!! Y・タマル「何が起こった!」 ボディガード「あっちのほうで爆発が起きたようです!」 Y・タマル「すぐに向かえ!」 ボディガード「タマル殿!大変です!!K・タマル殿がいません!」 Y・タマル「どこに行ったのだ?!」 ボディガード「爆発のあった場所の近くで悲鳴がしましたが、もしかしたらそこに・・・・・タマル殿?どうしたのですか?!タマル殿!うわ!」 その後、爆発の起きた場所でタマル兄弟とそのボディガードの遺体が見つかった。しかし、遺体の損傷が激しいことと、爆発の原因はガス漏れが起きたことを知らなかったK・タマル氏によるライターの着火と見られ、事故死ということで処分された。だが、本当は事故死ではなかったのだが、そのことを知る人間は一人だけである。 (このSSはフィクションです) ~第2話 ウィークリーステルス~ 呼ばれない限り銃を持たない、襲われない限り銃を持たない男、その男にまた新たな依頼がやってきた!その場所は・・・・森だった。 キョン「ユキ・ナガトと愉快な仲間達だな」 ユキ「・・・・・・そう」 幹部「リーダー、いくらなんでもこの会議はしゃべらないといけませんよ~、ただでさえ、言わされることが多いし、相手はあの『SOS13』ですよ?」 キョン「俺は本人の言われたことしか行わない、したがってそれがもしガセだったら、お前たちの命はない、このことを誰かに漏らしても命はない、覚えておけ」 ユキ「・・・・下がって」 幹部「分かりました、おい、下がるぞ。」 キョン「用件を聞こう」 ユキ「最近、私を狙う奴らが多くなってきた、特にリョウコ・アサクラをリーダーとしているマフィア『ウィークリーステルス』の幹部が尾行している、その幹部とアサクラの暗殺を行ってほしい、なお、『ウィークリーステルス』の幹部には腕利きのスナイパーがいる、気を付けて」 キョン「ひとつ聞いていいか?」 ユキ「何?」 キョン「その『ウィークリーステルス』の本部は何所だ」 ユキ「おそらく察知されないように場所が変わっている、それも毎日。知らない間にもぬけの殻になっている。名前もそこからきてる。」 キョン「行く予定の場所は」 ユキ「間者をつけさせ、日を追うごとに連絡を入れてきたが、めっきり来なくなった。おそらく、気付かれた可能性が高い」 キョン「最後の場所は」 ユキ「バーの『サスペンダーズ』という所」 キョン「分かった、引き受けよう、報酬は」 ユキ「600万ドル、口座振り込みで」 キョン「もしお前が死んだ場合は」 ユキ「振り込まれない、更にあなたの行動を監視するため、間者を使い尾行させる、終わったという情報が入り次第振り込む」 キョン「それを俺に言ってどうする」 ユキ「安心できるようになるまでどのような行動をとるか気になるから」 キョン「いいだろう」 ユキ「朗報が届くことを祈る」 その後、四苦八苦しながらも、SOS13はリョウコ・アサクラ率いる『ウィークリーステルス』のアジトを突き止めた、しかし、彼を更なる試練が待ち受ける! (このSSはフィクションです) ~第3話 ステルスの撃墜~ 『ウィークリーステルス』のアジト、そこはバーの『サスペンダーズ』だった。そこを直視できるのは向かいの廃ビルしかなかった。予想以上に寂れた街であったため、人目につかなくなっていたのだ!そこでSOSは決死の暗殺に挑む! ~サスペンダーズ内部~ リョウコ「この人目につかないバーだけど、喜ばしくないお客さんが居るそうねえ」 幹部A「どうやら『ユキ・ナガトと愉快な仲間達』が腕利きの東洋人のスナイパーを読んだそうです、どうします?ボス。」 リョウコ「いい度胸ね、こんな場所を突き止めるなんて。よほどの根気がなければできないわ、でも、その根気ももうすぐ水の泡にしてやるわ!」 すると突然! バーーン!!!!! 幹部A「何事だ!」 幹部B「すぐ近くで爆発事故がありまして・・・・・・ 幹部A「どうした?!!うわ!」 幹部C「ボス、お逃げください!ここは危険です!裏に車を用意してますので・・・・ぎゃ! リョウコ「考えたわね、だけど詰めが甘かったのじゃないかしら?そう簡単に死ねわけな・・・・バタ キョン「詰めが甘いのはお前のほうだ」 かくして『ウィークリーステルス』は壊滅した。しかしだれがやったのか、あのステルスのごとく修羅場を駆け抜けたマフィアが壊滅したのか、その真相はなぞに包まれている・・・・・・・ (このSSはフィクションです) ~第4話 サイレントバスター~ 完全主義者に休みはない、いつも何かがやってくる。そしてまたやってきた! ???「・・・・・でなかった・・・・・・・・電話に出なかった・・・・・・・・」 この謎の男はなぜ嘆いているのか?!その理由を説明しよう。 キョン「・・・・・・電話が・・・・・・・・・・・ない」 それだけである! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ダメじゃん! キョン「!!あった、ん?着信が1件ある、リダイヤルする」 ???「やあ、キョン。何時振りかな?」 キョン「なぜお前がこの番号を知っている、身内のものや知り合いに分からないよう一切の情報を漏らさなかったのに、国木田、なぜお前がこの番号を!」 国木田「簡単なことだよ、依頼人としてかけたのだから。」 キョン「電話で話しているのもなんだから実際にあって話そう、依頼の話はそれからだ」 国木田「分かったよ、場所は○○。AM2時までに。」 キョン「分かった」 感情がほとんど表情や言葉に出ないはずのSOS、なぜなら相手は旧友、国木田だったのだ!そして彼の口から出された依頼は一体?!次回、その内容が明らかになる!! (このSSはフィクションです) ~第5話 謎はまた謎を呼ぶ、これは一種のループ~ AM2 00 某所 ここであることが行われていた。極秘会議である。 国木田「聞いたよ、君、○○国で訓練してたんだって?それに突然行方不明になるし、音信不通になるし、大変だったよ。この日が来るまでね。」 キョン「身内や知り合いに感ずかれたくなかった、ついでに言えば迷惑をかけたくなかった。それが一番の理由だ。」 国木田「だからといって行方をくらましていいのかい?行動を起こすことにしろ、どっちみち何かしないといけないんだしさ。パスポートだっていつ用意したんだい?まあ、今も持ってるんだろうけど。」 キョン「当たり前だ、そこはいろいろ手を加えてばれないようにしている、その前に、お前がなぜここに来たわけの本題に移ろうじゃないか。」 国木田「そうだね、『SOS13』。」 キョン「用件を聞こう」 国木田「ターゲットは・・・・・・・・・・この男だ。(写真を出す)」 キョン「こいつは・・・まさか・・・・」 国木田「その、まさかだよ。裏でこの国を牛耳る男として、また最大のマフィアを作り上げた男、人呼んで「ミスター・レイン」。本名はジン・ヴォエン。韓国系の男だ。」 キョン「ヴォエンファミリーの人間をなぜ狙う?もっとも、表向きは「レイニング党」か。」 国木田「裏の人間でヴォエンファミリーと聞いたら尻尾を巻いて逃げる、一般民衆がレイニング党と聞いたら歓喜をあげる、ヴォエンは両方の世界でトップを握った、だが彼は見てはいけないものを見てしまった。この「キルディング・マスター」と呼ばれていた男の本当の姿を。」 キョン「政治家をよく手に掛ける男がいるとは聞いていたが・・・まさかお前だったとはな。」 国木田「最もヴォエンのせいで僕はひどい目にあった、レイニング党の人間ばかり手に掛けていた僕が言う筋合いでもないが・・・・・実際、奴のせいでこの手は使い物にならなくなった、銃を握れなくなったんだ。僕が奴の罠にかからなければ大切なものを失くさずにすんだ。だからおねがいだ、「SOS13」。僕を・・・この怨恨をけしてくれ!頼む!金なら1000万ドルある!!」 キョン「俺は他人の私情で仕事したことはない、もっとも俺の私情でしたこともない。全てを心の奥底にしまいこみ、今までのことをやってきた。実際、知り合いの人間をここの世界に巻き込むことはなかった。似たような人間にはいやというほど会ったが。どうしようと勝手だが、俺にはお前の気持ちも分からんわけでもない。奴には借りがあるんでな。だがひとつだけ、約束してくれ。もう二度と、俺には会えない、いや、会わないと。」 国木田「ああ、僕もここからおさらばする予定でね、約束は果たせそうだよ。ありがとう、そして・・・・サヨナラだ。キョン。」 こうして、親友との決別を条件に依頼を受けたSOS13。しかし、彼に今までなかったほどの激戦が待っていた! いよいよ最終話!SOS13の運命やいかに!? (このSSはフィクションです) ~最終話 終焉、そして旅立ち・・・・・・・・・・・~ (少し本題から離れ、番外編を立ち上げようと思う、年齢不詳のキョン〔推定24,5歳〕はとんでもない場面を目にすることになる。それが5年前、彼の人生を大きく変えることになった原因、それはTVの中継で見た惨劇の場所、そこは不幸にも北高だった。登校しようとした矢先の悲劇、卒業という節目が着々とせまっていた。そんなときの事件、更には重傷者が多数いた。中には親交の深い人物も・・・・・・・・・・。搬送されたものの、目を開くことなく散ったもの、重い後遺症に苦しむもの、植物状態になったものもいた。運良くSOS団のほとんどは助かった。しかし、一人だけ、動かなかった・・・・・・・涼宮ハルヒである。彼女は不幸にも発生場所の近くにいた、更には、何者かが射撃したと思われる銃創が。あと数センチずれていれば心臓を貫通していた。ほぼ仮死状態だった。でも回復の意図はつかめていた。しかし、状況は一変、植物状態に。医者もお手上げだったという・・・・そして彼は、キョンは立ち上がった。復讐のために。4年も掛け、犯人の居場所を突き止めた。そして犯人がヴォエンファミリーのドンである事を突き止めた。彼は元「機関」の構成員だったとか。しかし彼は武力行使で神の力をとめるという危険な思想の持ち主だった。そしてその日にクーデターを起こし、神の抹殺を目論んだ。そして追手を振り切り、高飛びしたという。キョンは復讐のため、某国の軍隊に入隊、銃の扱い方を覚え、銃の改造者と知り合いになり、自分の使いやすさ、相手をしとめる威力、うるさすぎない銃声と完全抹殺の準備を進めていた。そんな彼はひとつの書置きをして去ったという。「少し用があって当分出かけます、心配しないでください、必ず戻ってくるので、後、SOS団の皆には伝えているので大丈夫です。仕送りやメールは送ってもいいが届かないと思います。お元気で。」家族はその書置きを信じたという・・・・・・) キョン「昔のことか・・・・今になって思い出すのかよ。いかんいかん、無駄な考えは死亡フラグが立っちまう。気を付けないと。しかし、国木田が俺と同じターゲットを追っていたとは・・・・・・奇遇だな。さて、行くか。」 SOS「奴らのアジトへ。」 SOS13として最後の仕事。それは因縁の相手をつぶすこと。ファミリーの壊滅である。 彼自身、この仕事は一番ハードだろうと確信していた。なぜなら、ドンヴォエンは通称「ヴォエンタワー」の最上階88階に住んでいる。しかし移動手段はヴォエン専用のエレベーターと、移動式の階段だけである、しかも階段は44階で止まる為、実際にドンに会えるのは側近のみである(彼らはヴォエンからパスワードを聞いている)。そのため、空中からの射撃ぐらいしか方法がないのだが、「ヴォエンタワー」はすべて防弾ガラスのため、それは不可能である。すなわち、変装してヴォエンと接触するか、周りの目をかいくぐって88階まで気力で行くしかないのだ。ただ、彼の師匠的存在の人間ならば、防弾も物ともしなかっただろうが、彼には彼の道がある、それをSOSは知っていた、そして、後ろに人がいるのを嫌っていたことも。その東洋人は、今もどこかにいる。彼ともう一人、それがキョン、13(サーティーン)は二人いる。だが、13の名を持つものは一人で十分とも思っていた。だが、それは自らの命を捨てることになりかねなかった。だからやめたのだ。キョンはキョン、13は13だと。そして、自分は人殺しという思いを捨て切れなかったこと。キョンは、半分殉職する気で、この仕事を受けた。至近距離に長ける特注のアサルトライフルを手に。 ~ヴォエンタワー前~ SOS「勝負の引き金だ。受け取れ!」 バーーーーーーーン! 幹部A「爆発発生!場所はタワー入口!相手は・・・・東洋人一人!」 ドン「ふ、この俺を殺そうとする奴がまだいたとわな。だが甘いな、ここは鉄壁の要塞だ!」 側近「幹部Aより報告!下っ端および主力舞台全滅!幹部組も通信が途絶えました!」 ドン「アレを使え。」 側近「しかし、アレは・・・」 ドン「いいから、速く使え、さもないとお前を口を塞ぐぞ!それでもいいのか!」 側近「・・・・・・了解。」 ~タワー44階~ SOS「アレのお出ましか・・・・・はやかったな、ヴォエン。」 皆の言うアレとは男としての感情を全面的に押し出し、死に至らしめる謎のガス。それはどんなマスクを使っても、入り込む、最強の代物だった・・・・・・ ドン「あのトウゴウも、あのSOSも、これは食い止められまい。欲に燃える鬼になって死ぬがいい!フハハハハハハハハハ!」 SOS「詰めが甘かったな、ヴォエン。」 ドン「!!!何故ここに・・・・・」 SOS「何故?簡単さ。俺はあんたのそばにいたのだから。」 ドン「まさか、側近は・・・・・」 SOS「今頃、ガスの餌食となってるだろうよ。」 ドン「ふん、だがお前も詰めが甘かったようだな、爆発を起こして、自爆スイッチの作動を手助けしたのだから。さあ、撃てるなら撃ってみろ。その瞬間、お前はタワーと共に死ぬのだ!フハハハハハハハハハハハハハハハハ!」 SOS「じゃあ、これをお前に送ってやる。」 ドン「無駄だ!ハハハハハハハハh・・・・・・・・・・」バサ SOS「睡眠性ショックガン。撃てば60分で眠るように死ぬ特製品だ。哀れだな、ヴォエン。ハルヒの敵討ちだ!」 パリーン!バサッ! ヴォエンタワーのガラスは銃弾にめっぽう強いが、人の体重にめっぽう弱かった。極端すぎたこのタワーはSOSが去った60分後、爆音と共に消えたという・・・・・・その後、SOS13を見た人は誰もいなかった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ~某所~ キョン「これで終わった・・・・すべてが。これでいいんだ・・・・」ドサッ ??「・・・・・・・・・・・・・・・」 彼の最期は、あっけないものだった。誰も知らない場所で、一人のスナイパーの手に堕ちたのだった・・・・・・・ END.
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禁書SSはここに分類されます
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本戦SS一覧 このページではマッチング表、および投稿された試合SSへのリンクを表示します。 試合SS 試合SS キャラクター名 投票結果 戦場A:【線路】STAGE 転生を司る女神 投票結果 真新 初 戦場B:【水没都市】STAGE 鳥河津 ミサ 投票結果 汐名莉弥 戦場C:【キャンプ場】STAGE マリちゃん教授 投票結果 (対戦相手のプロローグに登場する一番ヒロインっぽいキャラ) 戦場D:【エロトラップダンジョン】STAGE 細木綾乃 投票結果 サイクロプス染谷 ベストSS投票結果 / ベストキャラ投票結果
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*<プロローグ、試合名等がここに表示されます> 以降に書かれた文章が、公開されるSSと同じレイアウトになります。 このページはwikiに掲載されるSSページのサンプルです。投稿前の表示テスト等にご利用ください。 ―――――――――――――――<以下がSSページ本文となります>――――――――――――――― ルビ(振り仮名)を振りたい場合は、 振り仮名(ふりがな) を使用(しよう)してください。 SS作成やアイデア整理・相談に役立ちそうなソフト・他 にゃんずプロセッサ http //www.vector.co.jp/magazine/softnews/160809/n1608091.html わかりやすい、構造的な文書を誰にでも作成できる。 リッチテキストベースのシンプルなアウトラインプロセッサ ---- Foliaro http //www.vector.co.jp/magazine/softnews/110614/n1106141.html Webページの内容やブックマークまで階層管理できる“アウトラインプロセッサ+ブラウザ” ---- NanaTerry http //www.vector.co.jp/magazine/softnews/130226/n1302261.html 自動保存機能なども備えた、リッチテキスト対応の階層型メモ帳ソフト ---- iEdit http //www.vector.co.jp/magazine/softnews/101201/n1012011.html ツリー構造とダイアグラムを自由に扱える、柔軟性の高い“アイデアプロセッシング”支援ソフト ---- XMind 7 http //forest.watch.impress.co.jp/docs/news/732890.html 中心となるキーワードから放射状の樹形図としてキーワードを配置しながらアイデアを表現・発掘していく“マインドマップ”の作成ソフト。 マインドマップだけでなく、ツリー図・魚骨図・組織図といったさまざまなスタイルの図を作成することも可能。 ---- マインドマップ作成方法 https //imindmap.com/ja/how-to-mind-map/ ---- ChatWork http //forest.watch.impress.co.jp/library/software/chatwork/ ビジネス向けコミュニケーションサービス“ChatWork”のデスクトップ向けクライアント 無償で利用できるフリープランでは、14のグループチャット、1対1のビデオ会議、5GBのストレージが利用できる。 ---- テキストエディタの比較 http //wikiwiki.jp/texteditor/?%C8%E6%B3%D3