約 1,738,157 件
https://w.atwiki.jp/rakatonia/pages/62.html
いよいよ第四試合。 ネスツ編の主役、K'が登場しました。原作よりK'の協調性はあげてあります。 理由は…見りゃわかりますよ。じゃあマキシマさん、お願いします。 あれ?どうしたんですか~?なんで無視するんですか~?マーキシーマさーん! マキシマ「五月蝿いんだよ!俺は静かにしろっていいたいんだ!今度やったらM2型マキシマキャノンを ぶち込むぞ!」 いいから誰かコールして下さい。 クーラ「じゃあ私がやるよ!一回戦第四試合、真っ黒X真っ黒!」 K'「始まるぜ。」 骸「前回めんどくさがってやらないっていいませんでしたっけ?」 レザースーツの青年が気怠そうに呟く。 「めんどくせえ…なんだって俺がこんなトコに来なきゃなんねエんだ?」 それに対して明らかに普通ではない格好の大男が 「まあそう言うな、一種のデモンストレーションだ。」 と言い、続けて軍服に身を包んだ少女も 「そうそう、下手に私たちに手を出すとえらい目に遭うよ…って大々的に見せつけてやらなきゃ。」 とフォローする。しかし当の青年は 「うざってえ…」 と愚痴るのをやめない。そこへ大きな少女の声が割って入った。 「ねえねえK'!この人凄いんだよ!セーラもおじさんも見てよこの人!」 栗色の髪のレザースーツを纏った少女が頭一つ分背の高いレザースーツの青年、K'の手をつかんで言う。 サングラスをかけた顔からは一見これといった感情が見受けられないがよく見ると顔がほんの少し赤くなっていることがわかる。 「登録はウィップなんだからセーラは無し、お願い。」 軍服の少女ーウィップが訂正し、おじさんと呼ばれた大男が少し悲しそうに 「あのなあ、クーラ、俺のことはマキシマって言ってくれよ。頼むから、もう本当に30過ぎたからおじさんはくるモンがあるんだ。 で?そのガキは?」 「ああ、この人?この人は犬って言ってね、変身するの!」 クーラがK'の腕をつかんだまま手をぶんぶんと振り回し、はしゃぐが、どこか連れてこられた犬という青年は所在なさげに呟く。 「オレ、どうすりゃいいんれすか?」 「あ、そうだそうだ!犬!あれやってよ!あの、サッとやってガオ~ッてなるヤツ!」 「なあ!?じゃあ、しょーがねえけど…じゃあ…そこのおっさんにかけて…これ!」 犬が歯の形をした何かを歯に重ねると犬の体が変化し、まるでゴリラのようになった。 「ね?凄いでしょ!?この人、変身するし…おじさんみたい!」 ごついマキシマとゴリラ風の犬、二人のシルエットがよく似ているのでクーラがはしゃいでいるがウィップは 「そうかしら?」 と首を捻り、マキシマは 「どこがだあ!全然似てねえだろうが!M2型ぶっ放してやろうか!」 と叫ぶがK'に比べればマシである。K'など右手から今にも炎を出しそうになっているのだ。 「テメエ…いっぺん焼いてやろうか…」 「ん゛あ゛あ゛っ!?無駄にこええ!分かったよ!ササッともう一つだけ使って消えるぜ!カンガルーチャンネル!」 脚力が上がった犬が大きく万里の長城の遙か彼方に飛んでいった。 「もう!何でいつもこうなのよ!」 クーラに叱られたK'は 「す…すまん…」 と小さくなった。 一方の犬はと言うと 「あっれえ~…?骸さ~ん!かーきピー!バカフラーン!どこ~!?」 チーム黒曜のメンバーの彼は他のメンバーを探し始めた。数秒後、放送で呼びつけられた犬はそこへ行く途中で迷うのであった。 「で?あの犬とか言う野郎…対戦相手だって知ってたのか?」 「知らないよ。」 「そうか…」 クーラとK'がボソボソと対戦相手をチラ見しながら話している。 その対戦相手も 「犬…どういうつもり…?」 「全く…手間がかかりますね…」 「らってしょーがないれしょ!?こんな広い上に人もいっぱいいるんれすもん!」 「犬ニーサン、つくづく落ち着きのない人ですねー」 『さあ、両チームいろいろ揉めていますがメンバー紹介に移りましょう!まずはK'チーム!』 「あっ!K'!始まったよ!」 「分かってる…」 『まずはサイボーグのあの方!ご存じ鋼のヒューマンウエポン!80%機械のモミアゲゴリラ!マキシマ選手!』 「M2型ぶち込むぞゴラァ!」 『続いて紹介するのは氷の美少女、クーラ・ダイアモンド!』 「やったあ!私ほめられちゃった!」 「良かったな。」 『次はストライカーのムチもといウィップ!』 「大佐かアンタは!」 『最後は先鋒にしてリーダー!Kを超える者!孤高の狼、K'ッ!』 「俺一人で十分だ…」 「カッコイイよK'!」 「そ、そうか?」 『続いてチーム黒曜!先鋒はダウナーなヨーヨー使い、柿元千種!』 「…‥」 「千種、何かコメントしなさい。」 「ハイ…がんばります…」 『次鋒、ワイルドビースト、城島犬!』 「ヒャッホー!」 『ストライカー、イタリア産青森リンゴ、フラン!』 「ミーはリンゴですかー?」 『リーダーは冥界からの使者、幻惑のパイナッ…幻惑のオッドアイ、六道骸!』 「犬、貴方のせいですよ。」 「へ?」 ドギャアアアッ! 「キャキョーン!」 『それではラウンド1!チクサ!バーサス!ケイダッシュ!READY…』 『FIGHT!』 「俺一人で十分だ…」 「すぐ壊す…」 千種がヨーヨーを取り出した、しかしその時にはK'がすでに懐に滑り込んでいる。 「シャラアアアッ!」 「ぐ…」 蹴り飛ばされた千種に向けて右手を突き出し、K'が全力で突撃をかける。 「ヒートドライブ!」 「がッ…」 圧倒的戦闘力を持ってしてK'が千種を秒殺した。 「さあ、次はテメエだ…焼き殺してやるから覚悟しな…」 「何か怖いんれすけど!?」 「そりゃそうだ、怖く見えるように言ってんだからな…」 そう言いながらK'はサングラスを犬に向けて投げつける。 「イテッ!あにすんれす…」 「終わりにしようぜ…オラオラオラアアアアアアアアッ!」 サングラスが当たって少したじろいだ犬に向けて恐ろしい程の気迫と右手の炎を乗せた連打が襲いかかる。 「じゃあな…ヒートドライブ!」 「んぎゃあああああああ!」 犬を思い切り吹き飛ばすがK'はこの程度で済まさない。 よろめきながらも立ち上がった犬に向けて歩いて行き、すれ違ったところで止まる。 「黒だよ…」 「んあ?何か熱い…」 犬のモスグリーンのジャケットから少しずつ炎が漏れる。次の瞬間 「真っ黒ォ!」 大爆発。犬は声もなく気を失った。 「やりますね、あの犬がここまでさくっと…というか貴方から半端じゃない殺気を感じるのですが…」 「テメエら…戦って気付いたが俺らと同類だろ。」 「と、申しますと?」 「とぼけんじゃねえ、人体実験の被検体さんよォ、気付かねえとでも思ったか?俺と同じ臭いがするんだよ…」 ほう。と骸の目が細められる。右目が漢数字の刻まれた紅、左目が吸い込まれそうな青のオッドアイ。 その持ち主の青年が訝しむように尋ねる。 「では貴方もエストラーネオに?おかしいですね、僕の知る限り貴方のような人間はいませんでしたが…」 んだそりゃ?K'はそう呟くと 「俺らを改造したのは3年前に世界を騒がせた組織さ。ネスツだよ、ネ・ス・ツ。分かるか?」 「ほう…エストラーネオ以外にもそんな腐った組織が存在するとは…腹が立ちますね。」 「だろう…?さて、ご託はもう良いだろう、かかってきな。」 「ええ、では最初から…」 骸はそう言うとイヤリングから藍色の炎を纏ったフクロウを呼び出した。 「本気で行きますよ!ムクロウ!形態変化!」 骸の握った三叉槍にフクロウが同化して錫杖のような武器になる。 「まずは幻覚抜きの格闘戦といきましょう。」 「こっちも炎は無しだ。」 骸の右目に刻まれた漢数字が四になり、右目に紫の炎を宿す。そして凄まじい速さでK'に肉薄し、錫杖を振り下ろす。 右手のグローブでそれを受け流し、左のワンインチを放つ。 それを体を少しずらしてかわす。いなし、打ち込み、躱し、受け流し、叩き付け、蹴り上げ、突き、横に薙ぐ。数分間 の均衡を経て骸が少し距離をとった。 「では今度は幻覚有りでいきます。」 言うやすぐに錫杖を地面に突き刺し、暗闇に無数の一から六までの漢数字を刻んだ瞳が浮かぶ空間が形成された。 <幻覚を見せられると言うことは知覚のコントロール権を剥奪されたことを示す。> 「何ッ!?」 つまり…という声が響き、暗闇に六人の骸が現れる。 「「「「「「為す術もなく遊ばれるのみ…ですが、6対1で戦うだけに留めましょう、 ただし、本体は一人。貴方に見つけ出し、一撃で沈めることができますか?」」」」」」 そう言って躍りかかる骸。しかしK'は表情を崩さずに左手に赤い指輪をはめて不敵な笑みを浮かべた。 「ああ、見つけられるワケねえ、だが、一掃なら出来る。ちょっと前に相手したヤツからの戦利品のお陰でな。」 そして右手にネスツに移植された草薙の炎を、左手に指輪から迸る紅蓮の炎を宿し、一気に地面に叩き付けた。 「「「「「「何ッ!?」」」」」」 六人の骸がまとめて吹き飛び、一人を残して消え失せる。 「やりますね…まさか僕に…」 そう言って残った骸が右手を目の前にかざす。 「このスキルを使わせるとは!」 手を下ろすと骸の右目には五の文字が浮かんでおり、体に黒い斑点が現れる。 「なッ!?…一撃だけだぜ」 「分かっていますよ。どのみち人間道は長時間の使用に向かない。一撃で終わらせましょう。」 そして二人が駆け出す。 ちょうど中間のあたりでぶつかり、二人が離れる。 「黒だよ…」 とK'が呟き、骸が顔色を悪くしながら 「ふ…やりますね…僕が…」 と呟いた。 次の瞬間K'の「真っ黒ォ!」の声と共に骸の胸元で爆発が起こった。そしてその一瞬後K'の左肩から血が噴き出した。 しかし骸は倒れ、K'は倒れなかった。 『勝者、K'チーム!』 「いつつつつ…おい、マキシマ!何でもねえっつったろうが!」 左肩への処置を終えたK'はそれでも心配そうになにくれと様子を聞くマキシマに向けて怒鳴り声を上げ、そして痛そうに 顔をしかめた。 「そら見ろ。お前は前から無茶しすぎるんだよ。傷口を焼いて止血して包帯巻いて…それで済むわけ無いだろうが!」 「何もしねえよかマシじゃねえか!フザケてんのか!?」 喧嘩し始める二人にクーラが 「まあまあ、落ち着いてよ二人とも!K'も大ケガしなかったし、勝てたし良かったじゃん!」 わずかに頬を染めたK'はバツが悪そうに首肯した。 (ああ、なるほど…協調性が上がった原因はこれか。) K'がクーラに恋心を抱いているのを見抜いたマキシマは二人の兄貴分として見守ってやることに決めた。 ちょっとした出来心とにじファンの読み専常連だったところからいくつかカップリングさせてみました。 今回出たのはK'Xクーラです。どうやら二人とも関係は良好なようですね。 幕間でも仲の良さを発揮してくれるはずです。台詞ないけどね。 それでは次回予告! ヴァリアーチームVS炎の一匹狼チーム! 一回戦第五試合 KOFの顔、八神庵、手のかかる連中と共に来る!ご期待下さい!では! スクアーロ「それじゃあ次回も死ぬ気で見ろお!見ねえと三枚におろすぞお!…って…ボオオオオオオス!っつーか 俺以外誰もいねえのかよ!」 ご愁傷様です。
https://w.atwiki.jp/rakatonia/pages/64.html
今回は殺伐とした回になります。ようやくもう一人KOFの顔役、八神庵が登場しました。 性能は爪と炎の融合なんで八咫烏と闇払いが同居してたりするのですがお気になさらず。 それでは、打倒ツナのヴァリアーチーム対京死ね&ツナ咬み殺す&ゼロ様の敵!&腐れネスツ全滅しろな炎の一匹狼チーム。 シナリオに書く一回戦の最後の試合になります。ではどうぞ。 庵&XANXUS「…くだらん…」 スクアーロ「結局俺かよ!!始まるぜええええええ!」 「チーム戦か…くだらないね。いいよ。僕らは三人でストライカーをやる。それで手は出さない。問題ないよね?」 白い上質なシャツに黒いネクタイという出で立ちのトンファーを握った少年が赤毛の男に聞く。その両脇で 黒髪に白いメッシュの青年と白髪の男が諫めるような声を上げる。しかし当の赤毛は 「ふん、構わん。どのみち皆自分以外は人数あわせだ。そうだろう?雲雀。」 「まあね、ボス猿とはもうやったし他も敵じゃないからね。八神庵。貴方に一回戦は任せるよ。」 「ふん、いいだろう。手出しは無用だ。」 白いメッシュの青年が白髪の男に向けて 「俺は構わない。クリザリッド、アンタはどうだ?」 「俺も構わない。ただし、危なくなればネームレスが助けに入る。俺達にとっても敗北は困る。ネスツの残党 は未だにのさばったままなんでな。構わないな?ネスツを完全に壊滅させる。ゼロだけでなくイグニスまで俺 を裏切ったんだ。許せるはずがないだろう?」 目付きを鋭くするクリザリッド。そして四人は会場であるギースタワー最上階の舞台へと踏み出した。 「お゛お゛い゛!おせえじゃねえかあ!雲雀が無茶でも言いやがったのかあ!?」 スクアーロの大声が四人を迎え、ベルの 「案外あの赤毛が雲雀と喧嘩したのかもよ?ししっ。どーでもいいけど。」 XANXUSとマーモンは何も言わずに実況に早く始めろという視線を送っている。 その殺気混じりの視線に怯えながら実況が試合開始を告げた。 『そ…それでは一回線第四試合をここギースタワーからお送りします!まずはメンバー紹介!』 庵たちのほうに視線を送り、 『焔の一匹狼チーム!まず紹介するのは元ネスツのお二人!Жことコードネーム、ネームレス!黒炎使いの戦士! そしてもう一人の元ネスツ!イカしたロングコートのクリザリッド!』 「おい…ネスツってこんなにメジャーだったか?」 「あの宇宙ステーション落下事件で一躍有名になっちまってる。仕方なかろう。」 「それもそうだ。」 『続いて市長よりもえらい!並盛最強の男!雲雀恭弥!何故群れるの大嫌いというこの人がこの大会に出たのでしょうか!』 「・・・・・」 『そしてリーダーにして先鋒!草薙京、二階堂紅丸と並ぶKOFの顔!暴走する本能!三種の神器!彼の出ないKOFなどKOFじゃない! 超常連の八神庵!』 「長い…いいからさっさと奴らの紹介に移れ。」 『は…ハイ!ではヴァリアーチーム、先鋒はイタリア裏社会における恐怖の象徴!残虐なる切り裂き王子!ベルフェゴール!』 「ししっ。かるーく相手してやるよ。」 『次鋒は傲慢と残虐の凶暴なる鮫、S・スクアーロ!』 「う゛お゛お゛い゛!!!!覚悟はいいなあ、雲雀に赤毛エエ!」 『ストライカーの強欲蛙マーモン!』 「ムム…蛙はボクじゃないよ…」 『リーダーは傲慢と憤怒のライガー!XANXUS!』 「赤毛…なめやがって…かっ消してやる…」 『では参りましょう!イオリ!バーサス!ベルフェゴール!READY…』 「しししっ針千本のサボテンにしてやるよ。」 「俺に沈められてからだ。」 『FIGHT!』 ベルがその声と同時に駆け出してナイフを指の間に挟み、拳を繰り出す。 それを体を沈めて躱し、 「百式!鬼焼き!」 紫炎を纏った裏拳で大きく吹き飛ばす。そしてそのままの勢いでベルを地面に叩き付け、床ごとベルを殴りつける。 「あ゛ッ…が…」 「闇削ぎ!」 そのまま紫の火柱を立て、叩き付けたベルを吹き飛ばす。そしてそこへ向けて大きく走り、頭をつかみ、床面に叩き付け、 今度は爆発で吹き飛ばして追いかけ、二連のショートアッパーからの突き落としで脳震盪を無理矢理引き起こし、ベルを沈めた。 「フン、くだらん。この程度か。カス鮫はこうはいかんだろうな?」 「お゛い゛!なんでその名前を知ってる!?」 「ふん、まさか本当に言われていたとはな…まあいい、すぐ楽にしてやる。」 「へっ!そのスカした態度、気にいらねえ、三枚におろしてやる!」 スクアーロの峰打ち用模造刀が空気を裂き、庵の炎が模造刀に向けて放たれた。 「変わった炎じゃねえかあ゛、雲属性でもねえのに紫とはなあ゛!」 「属性?なんのことだ?これは八神家の炎だ。だが、そんな事はどうでもいい。XANXUSとかいうのとも戦わねばならん。さっさと 終わらせるぞ。」 「そうだなあ…行くぜエエッ!!!来い!アーロ!」 スクアーロの傍らにどこからとも無く水とも炎ともとれるエネルギー体を纏った鮫が現れ、庵を睨み据える。庵も両腕を顔の前に 持って行き、腰を落とす。 「ディルヴィオ・ディ・スクアーロ!」 アーロと共に激しく空間を噛み千切るような突きを繰り出しながら突進するスクアーロ。 「遊びは終わりだ!」 素早くスクアーロの懐に飛び込み、突きが当たる前に鋭い爪で引き裂く。 「ごああッ!?」 「泣け!叫べ!」 容赦なく両の爪で斬撃を喰らわせる庵。やがてスクアーロの首を掴んで引き上げる。 「そして…」 アーロが主の機器に突っ込んでくるのも一瞥のみであえて気にしない庵。しかし。 「死ねエ!」 禁千弐百拾壱式八稚女。三種の神器の一角を担う八神家、その名に禁の字を冠するオロチの力を使った奥義だ。 「ごあああああああッッ…!」 アーロが消え、スクアーロも倒れた。凄まじい強さで人間を超えるとすら称される独立暗殺部隊ヴァリアー。 その三強の内二人がたった一人のカタギに倒されたのだ。XANXUSと互角といってもいい程の実力である。 「次は貴様だ。」 「ダハッ!こいつはいいぜ、沢田綱吉をかっ消す前に最高のエキシビションマッチがあるじゃねえか!」 「お褒めにあずかり光栄だが、勝つのはこの俺だ。すぐ楽にしてやる。」 「行くぜ…!」 XANXUSが両手に光球状の黄色い炎を灯し、庵も両手に紫の炎を灯す。 「貴様のも変わっているな。しかしなんだ?何故俺の周りには炎使いばかり集まるんだ?京のオレンジにネーム レスの赤黒い炎、それにさっきの鮫の青い炎に、貴様は黄色、そして緑…ッ!?」 (なんだ…俺は何をいっている…!?緑色の炎など…) 庵が自分の口から出た言葉に戸惑いを覚える一瞬。その隙を突いてXANXUSが肉薄し、炎を叩き付ける。 「ッ!百式、鬼焼き!」 炎を纏った裏拳の出始めで攻撃を受け止め、振り抜く勢いで弾き飛ばす。 「百八式、闇払い!」 続いて地を這う紫炎を放つ。 「クソが!ベスター!形態変化!」 XANXUSも指輪から白い毛並みのライガーを召喚し、取り出した銃に融合させる。 「獣帝銃(ピストラ・インペリアーレ・アニマーレ)!」 そして獣の形をした銃撃で紫炎を消し飛ばす。 「やるじゃねえか。俺の一撃を返し、さらに俺に獣帝銃を出させるとはな。」 「ふん、その銃、相当な破壊力がありそうだ、だらだらとは戦えない。不本意だが一撃で終わらせる。」 「いいアイデアだ。最大出力で灰にしてやる!」 庵の炎が大きくなり、XANXUSも銃口に炎を集める。 「黄泉払い!」 凄まじい大きさの炎が周囲を紫色に染め上げる。 「決別の一撃!」 二つの銃口が並び、凄まじい炎を放つ。 二つの炎がぶつかり合い、大爆発を起こした。その瞬間。 「何イッ!?」 「あああああああああああああああああああああああああああ!」 庵が爆煙を突き抜け、XANXUSの懐に飛び込むと三本の軌跡を残す強烈な斬撃、八咫烏を見舞った。 倒れ込み、動かないXANXUS。生きていることは確かだ。 「ククククク…フフフフフ…ハアアーッハッハッハッハッハ!」 庵の三段笑いがサウスタウンに響き渡り、勝利を告げた。 少し庵にクレイジーさが欠けてるかな?ちなみに一回戦で脱落した連中も以降無料で観戦できるんで 特設ステージにいるんで登場させます。ついでにですが餓狼対中国はジョーとアンディで全滅させて餓狼の勝ち、 新世代対アンチ斎祁はアーデルハイドの一人勝ちでアンチ斎祁の勝ちです。最後に怒対ミルフィオーレはラルフの ギャラクティカをザクロがダイナソースキンで弾いちゃったせいで怒が降参しました。では次は主人公会議となります。 ツナ「それでは皆さん!」 テリー「死ぬ気で笑えよ!」
https://w.atwiki.jp/rakatonia/pages/51.html
今回と次の回はかなり短いです。 今回から監視カメラにしようかな…ベル「しししっ、それ廊下で言う台詞?」 ヤベッ!カメラは無理か… 「ボスさんよオ、あんま勝手しねえでもらいてえんだがなア。」 ボンゴレ独立暗殺部隊ヴァリアー本部、その隊長室にボスであるXANXUSと 作戦隊長であるS・スクアーロ、今はまだ一言も発していないが幹部のベルフェゴールと マーモンはいた。 「俺がボスなんだから何をしようが俺の勝手じゃねえか。」 「だとォ!?」 目をむくスクアーロにベルフェゴールがしししと特徴的な笑い声を上げて 「ムリムリ、ボスに隊長の意見が通ると思ってんの?」 続いてマーモンも 「無いね。」 と言う。 「しょうがねえなチクショウ!俺達ヴァリアーチームが優勝を掻っ攫うとするかぁ゛!」 短かったでしょ? 次は黒曜です。先に言っておきますが柿とリンゴにフクロにされる犬に合掌 それでは…次回もスク「みねえと三枚におろすぞぉ!」 いい加減にしてよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!! ベル「ししっ、おっもろいなー。バカが狼狽すんのを見るの」
https://w.atwiki.jp/rakatonia/pages/55.html
さりげにツナ×京子だけじゃなくて獄ハルもやっちゃいました。 そうなると山本だけが一人者…ムムム…親近感がわいてきたぞ! 山本「俺じゃなくて作者のせいじゃねーか!」 それは置いといて、アルバにはかわいそうだがやはりあの展開にせざるをえない。 違う展開がないか模索したんだけどね。後、彼には後書きでは喋ってもらうつもりだよ。 良かったねソワレ。 では! ツナ「本編はじまりまーす!」 『さあ、三年ぶりに開催されるKOF、だいしてKOFRETURNS!ここ、並盛中学校を始め、 サカザキ道場、東京駅前、ギースタワー、万里の長城、99決勝ステージ、Ⅹ決勝ステージ、 旧ネスツ地上基地にて一回戦の火蓋が切って落とされようとしています!ここ、並盛中学校では ボンゴレチーム対韓国チームが行われます。三年前に一度終幕を迎えた 旧KOFにおいて常連 であった韓国チームに新星、ボンゴレチームがどこまで食らいつけるかが見物です!』 テンションの高いアナウンスの後、参加チームが校庭にて火花を散らす。 ワーワーという歓声に混じって特定の人物を応援する声も聞こえる。 『さあメンバー紹介に移りたいと思います!まずはボンゴレチーム!リーダーは沢田綱吉! 並盛高校に通うごく普通の高校生でありながら一部では空を飛んだり凄まじいスピードで 只者とは思えないような人間と渡り合ったりと言った目撃情報もある謎多き人物!』 ツナくーん!がんばってー!負けたら許さないもんね!負けてきてみろ、ねっちょりコースだぞ。 『副将は山本武、中学時代六打席連続本塁打を達成した驚異のスラッガー!今回は峰打ちのみという指定で 剣術を用いての参戦です!』 「ツナは人気だけど俺は普通なのな。」 黒い短髪の山本の台詞にツナは青白い顔で 「でもねっちょりがない分そっちが良かったかも…」 山本も負けたらねっちょりだぞー 「…みんな負けたらねっちょりなのな…」 『さあ、選手の皆さんがブルーになっていますが気にせず参りましょう!先鋒は笹川了平! ライト級最強の高校生ボクサー!座右の銘は極限!ご存じ極限ライオンパンチニストー!』 「うおおおおおおお!!!!きょくげええええええん!」 白髪の芝生ヘアーの了平のアナウンスや歓声に負けない叫びを聞き、隣にいた銀髪、 獄寺隼人が舌打ちして 「相変わらず五月蝿くてウゼー芝生だぜ…」 と言うとそれをかき消すようにアナウンスが 『続いて紹介するのはこの試合、ストライカーとして参戦する獄寺隼人!』 と言ったので満更でもなさそうに口を閉ざした。 『彼はイタリアと日本のクオーターで、今は日本在住ですがかつてイタリアにいた頃は ダイナマイトを自在に操り着火に煙草を用いることから二重の煙よりスモーキン・ボムの 異名をとっていた凄腕であります!』 獄寺さーん!ファイトですー!アホ寺ー!足引っ張ったらオレっちがぶっ殺しちゃうもんねー! 「ハルからのは満更でもなさそうだけどランボからのは思い切り舌打ちしてたのな。」 山本がそう言って見ると獄寺をツナが羽交い締めにして大騒ぎしている。 「放して下さい十代目!アホ牛は俺が果たします!」 「ダメだって隼人!まだ子どもなんだよ!」 「そうだぞタコヘッド!まずは落ち着くのだ!」 「オメーまたタコヘッドっつったな!ッつーかテメーには言われたくねーよ芝生!」 『さあ、大騒ぎしているボンゴレチームは放っておいて、韓国チームの紹介に移りましょう! リーダーは暴走する正義!悪は許さぬ熱い男!キム・カッファン!』 「無論、私は生涯現役で行くつもりだ!」 白い拳法着のキムの台詞に大男のチャン・コーハンと小男のチョイ・ボンゲがそれを聞いて 顔を青ざめさせる。 「オイ、俺達一生更正生活か…?」 「家内と肉屋はどうすればいいんでヤンスか…」 『続いてがっくりしている大男!鉄球暴走肉弾戦車!更正メンバーその一!チャン・コーハン! そして同じくがっくりしている小男!鉄爪竜巻大乱舞!更正メンバーその二!チョイ・ボンゲ!』 その紹介の仕方を聞き、二人は頭を抱えて 「「もう更正生活はイヤだアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」」 と叫ぶ。 全く、と銀の長髪を持つ黒い拳法着の男、ジョン・フーンが 「次は私の紹介だというのにあなたたちは…少し静かにして下さらないと。」 と説教をたれる。 『更正教師その二!暴走するアイドルオタク!人気アイドル麻宮アテナの幻覚を見て過去二度 欠場した男!ジョン・フーン!』 「その解説はないと思います…」 『さあ、どうせストライカーですしがっくりしているジョン選手は放っておいて早速チャン選手対 笹川選手、始めましょう!両者トラックの中央へ!」 その言葉に了平がガシッと両の拳を打ち合わせて進み出る。 「うむ、腕が鳴るな、チャンとやら、良い勝負をしようではないか!」 その言葉に中央にやってきたチャンは 「ぶっちゃけ俺は更正生活が終われば良いんだがな、まあ、お前とやるのは悪くなさそうだな。」 と鉄球を磨きながら答える。 『それでは行きますよ!』 「待った!」 『なんですか笹川選手?』 「少し準備の時間をくれ、最初から全開で行く。我流!形態変化!」 了平の左腕にあったバングルから装甲を纏ったカンガルーが現れ、了平の体にアーマーとなって 装備される。 「準備完了!もう良いぞ!チャン、待たせて済まんな。」 「気にすんな。俺も全開のお前と戦いたいからな。さあ、始めろ実況!」 『それでは、始めましょう!チャン、バーサス!リョウヘイ!ラウンド1!READY…』 空気が張り詰め、睨み合う二人の気迫が場の雰囲気を熱くする。そして… 『FIGHT!』 「鉄球粉砕撃!」 「極限太陽!」 鉄球と右ストレートがぶつかり合い、衝撃が客席となったトラックの外に吹き付ける。 「やるじゃねえか!」 「貴様もな!どんどん行くぞ!極限ラッシュ!」 「おもしれえ!テメエの拳と鉄球の回転と、どっちが速いか試そうじゃねえか!鉄球大回転!」 了平がラッシュを放つとチャンは鉄球を回転させて拳を完璧に防いでみせる。 「どうしたア!テメエの拳はそんなモンか!」 「まだまだァ!スピードアップだ!」 極限ラッシュのスピードが鉄球の回転速度を上回り、大きく弾く、そしてチャンの腕が大きく 上に弾かれ、懐ががら空きになる。 「面白かったぞチャン・コーハン!だがこれで決めさせてもらう!極限…」 「まだだぜ!」 了平が構えに入ったところでチャンは弾かれた勢いを利用して大きく飛び上がった。 そして叫ぶ。 「m=…えーっと…位置エネルギーはお前のモンだアアアアアアアアアアアア!鉄球大圧殺!」 「受けて立とう!極限イングラム!」 了平のステップにより分身した拳とチャンの巨体がぶつかる。 やがてガハッという声とともにチャンの巨体が地面に崩れ落ちた。 「ヌウ…楽しかったぞチャン・コーハン!今度特盛りの牛丼をたらふく奢ろう。」 「ゼエ…ハア…ハア…良いのか…?」 「無論だ!すでに俺とお前は極限と書いて友と呼ぶ関係にある!」 「楽しみにしてるぜ…」 そしてチャンが気を失うと実況が声を張り上げる。 『勝者、笹川了平!続けて戦いますか?』 「いや、俺も拳を痛めた、交代できるのであれば山本がかわってくれるか?」 「ああ、良いぜセンパイ!」 それでは、と実況が再び声を上げる。 『副将のお二人、チョイ・ボンゲと山本武、登場して下さい!ってえっ!?』 実況が驚いたのは山本とチョイがすでに刃を交えていたからだ。 「なかなかやるな、アンタ。」 「アンタもクソガキとは思えないでヤンスよ?」 言いながらも一太刀もう一太刀更に一太刀と太刀筋を重ねる。 「時雨蒼燕流攻式八の型篠突く雨」 「躱して猿突きでヤンス!」 「まだまだ!」 「次でヤンス!」 「どうだ!」 「キョキョキョキョキョ!」 やがて二人は離れて構え直す。 「そんじゃまあ…」 「小手調べは終わりでヤンスね。さあ、早くあの小僧がやったみたいに形態変化 とか言うのを見せてほしいモンでヤンス!」 「だったら…」 と山本はネックレスに手をかけて言う。 「見せてやるぜ!小次郎!形態変化!」 ネックレスから現れた青い炎を纏った燕が刀と合体し、山本自身も和服と二刀流になる。 「こうなったら峰打ち以外の手加減は…」 そう言いながら山本が鋭く踏み込み… 「出来ねえぜ!」 「お騒がせしましたアアアアアアアアア!」 チョイが遙か彼方に吹き飛ばされた。 「アッハハハ!ちょっとやり過ぎちまったのな!」 『決着ゥー!勝者山本武!』 「対象はツナに譲るぜ!」 山本がそう言って下がり、かわってツナがトラックの中央に出てくる。 「しょうがないな、じゃあ大将戦は…」 『沢田綱吉対キム・カッファン!』 「かかってこい!」 キムが構え、ツナが体を少しだけ硬くする。 「来たまえ、私が後手だ。」 「はい、では。」 ツナが凄まじい早さで近づき、正拳突きを放つ。 「早い!クッ!」 キムがそれをぎりぎりで躱し、ツナは右の拳を握りしめる。 「行きます!カッコだけビッグバンアクセル!」 コークスクリューがキムの顔面を襲う。 「やるな!だが!鳳凰飛天脚!」 顔を少しだけずらしてツナの拳を躱すとキムは真上に蹴りを放つ。 ツナもそれを少しだけ体をずらして躱すと軸足を払いにかかる。 「ぬっ!」 足が払われて体勢を崩したキムにすかさずカッコだけビッグバンアクセルを打ち込む。 「ゲハッ!グッ…くあっ!」 腹に拳が入ってひるみつつもキムはその腕を絡め取って固め、すかさず蹴りを放つ。 「ぐはっ!」 そしてツナの突きとキムの蹴りが交錯し、両方突き刺さる。 「く…やりますね…」 「ああ…君もなかなかですね…ですが…」 「ええ…負けるわけにはいきません…」 「「ここで決めます!」」 キムが片足を振り上げる。 「ネリチャギ!」 ツナはその踵落としを手の甲でずらす。 「覇気脚!」 踵落としの勢いで足を思い切りツナの脛に叩き付ける。 「グッ!」 「流星落!」 そして覇気脚の勢いでスライディング、そして踵落としに入る。 それをツナが防御、キムは続けて流星落の姿勢から前に飛び出す。 「鳳凰脚!」 「カッコだけビッグバンアクセル!」 キムの突撃を躱し、ツナは再び拳を繰り出す、単発ではなく連続でたたき込まれる 攻撃にキムがひるむと 「うまく決まるか分からないけど…カッコだけ鳳凰脚!」 膝蹴りの姿勢で思い切り飛び出し見事に鳳凰脚を真似て見せてキムを倒した。 『一回線第一試合、勝者は全ラウンド勝利の新星、ボンゴレチーム!』 なかなかやりますね、と黒い影が言った。 そこは11の影があり、暗い部屋だった。 一人がジヴァートマ、少しお遊びが過ぎるのではないか?と問うと影がもうひとつ そうだな、別にこのような大会を開かなくてもこれまでの常連を何らかのエサで釣り、 連れてくれば良いだけではないかという、それに7つの影が相づちを打つ。 いやいや、と最初に言葉を発した影、ジヴァートマが首を横に振り、量より質ですよと言う。 その後も10の影が会話を続けたが一つだけ一言も発しない影があった。 おや、とジヴァートマはその影に顔を向けて言った。 ユーダイム、貴方は何も思うところはないのですか? ユーダイムと呼ばれた彼は答えない、実動隊の人形と見なされた彼には言葉が存在しない。 いや、奪われたと言うべきだ。 (兄貴…) ユーダイムことソワレ・メイラは自分の意識で体が動いてくれないことに歯噛みした。 ソワレ「オイなんだあの終わり方!」 いやあ、アデスにとらわれちゃってる雰囲気を出そうとおもってさ。 ソワレ「ふざけんな!」 良いじゃん、最高幹部なんだよ?それにこれ以上口答えすると強制的に黙らせるからね。 ソワレ「黒ッ!」 まあまあ、じゃあ次は初出番のシモンと極限流! リョウ「死ぬ気で見ろよ!」 炎真「それじゃあね!」
https://w.atwiki.jp/rakatonia/pages/71.html
ハイ、更新! 今回は息抜きというよりは対アデス陣営の陣容を確定すると言った方が近いでしょう、 じゃあ、ゾディアック!ロック!よろしく! ゾディアック「それでは本編…」 ロック「始まるぜ!」 へえ…と京が感嘆の声を漏らした。 並盛町の廃工場から地下に潜ったところにあるボンゴレファミリーの地下アジト。 KOF参加者たちが別々に狙われる可能性を危惧したツナがアジトに参加者たちをアジトに招いたのだ。 「こんな立派なアジトを持ってるなんてな…お前一体何者なんだ?」 「ただの自警団のボスですよ。」 京の感嘆の声に続いてリョウが発した問いにツナが答えた。 それを同道していたラルフが遮って言う。 「ヘッ。よく言うぜ。マフィアのボスだろうが。」 「違いますよ。もともと自警団だったわけだし、マフィアになってから増えた外道も大半が首や粛正を終えてあります。 だからこそ晴れて自警団を名乗れるんですよ。」 いまだ憮然としたラルフをなだめるようにクラークがツナに向けて言う。 「OK、とりあえず信用しよう。教官も門外顧問機関の世話になってるらしいしな。邪険にはできんさ。言葉の真偽は やり方を見て判断させてもらおうか。」 今度はそれに獄寺が 「ああ、後で疑ったことを後悔させてやるよ。」 と返した。 「…それで…?」 白銀の髪を持った青年がロングコートの裾を揺らしてK に続きを促した。 「とぼけんじゃねエよ。テメエらも俺らと同じなんだろうが。」 「そうだ。オロチ因子の実験体。型式番号O-005、名はゾディアック・ロランジュだ。」 「ヘッ。うらやましいモンだな。テメエにはちゃんとした名前がある。そこの女もそうだろう?」 そう言って視線を向けた先にはクーラと話し込むゾディアックと同じ髪の色の女性がいる。 「ああ、一応血縁的には俺の姉…ということになるんだろうな。アネル・ロランジュだ。」 「で…そのお前らがなんでここにいる?」 「今は別室にいるが、後二人の同類とアデスに狙われてな。四人揃って匿われている状態だが…そろそろ反撃に転じるべきかもしれんな。」 「ハッ…こっちから攻めなくても向こうから来てくれるさ。焦るだけ無駄だ。…」 「どうした?」 「ガラじゃねえな、ベラベラ喋るなんざ…」 「俺もだ…」 腰背部から山本が拳銃を抜いて二丁拳銃で放つ。 いくつかの的が同時にはじけ、吹き飛んだ。 アジトの訓練室でその光景を見ているロックは驚きのあまり目を丸くしている。 「お前…剣だけじゃないんだな…」 そう言うロックの横には六尺棒、ライフル、マシンガン、果ては木の枝や小石まで、あらゆる武器が山積みされている。 格闘戦用の武器や飛び道具、あらゆる戦局に対応できうるそれらは全て偶然通路で出会ったロックに山本が頼んで二人がかりで運んできたものだ。 「いつも携行するわけにはいかねえからなあ、ま、いわゆる保険って奴っスよ。」 「へえ…じゃあ素手でもやり合えるように、スパーリングでもするか?」 「面白そうッスね。」 ロックは普段の構え、古武術とマーシャルアーツを融合させた構えをとる。 対する山本はぎこちなさそうに構える。 「オイオイ、何も無理に構える必要はないさ。自然体が一番ならそれはそれでいい。」 「ハイ!」 先手をうったのは山本だ。 素早く懐に入り込み、突きを出す。 「セヤッ!」 ロックはそれを真空投げの動きで受け止め、踵を叩き付ける。ロックオリジナルの古武術とマーシャルアーツを組み合わせた必殺技、クラックカウンター だ、そのまま怯む山本のボディに鋭い突き、そして 「ぐうッ!」 「よく見てものにしろ!レイジングストーーーームッ!!!」 両腕を一度突き上げ、振り下ろす。そして周囲に発生した気の竜巻が山本を弾き飛ばした。 「隼人、武がどこに行ったか知らない?」 「さあ、訓練室で武器の練習でもしてるんじゃないッスか?」 「じゃあいってみようか。」 「はい。」 そんな会話をしながらツナと獄寺が通路を歩いていると向こうからテリーがやってきて二人に質問してきた。 「なあサワダにゴクデラ、お前ら、ロック見なかったか?」 「いいえ、見てないですよ。」 「そうか…」 ツナの答えに考え込むテリー。そこへ獄寺が軽く言う。 「ひょっとしたら途中で出くわしたハワードつれて訓練室にいるかもしれないッスね。」 ツナとテリーがその台詞に反応する、まずテリーが、続いてツナが苦笑し、 「じゃあ、行ってみますか?」 「ok。それが一番手っ取り早いか。」 と肩をすくめた。 そして訓練室にやってくるとツナがなにかに反応した。 「二人ともドアから離れて!」 「え?」 「へ?」 ツナの忠告に思わず目を丸くした二人は次の瞬間ドアを吹き飛ばすような雨の炎に流され、壁に叩き付けられた。 「えー…っと…こうやって…こういう風に力を移動させて…」 山本が刀を振り振り新技の撃ち方を考えている。 「そうそう、なかなか筋がいいな、じゃあ一回試してみろよ。」 隣からのロックの言葉に従い、山本が刀を振り上げる。 「よしッ!特式十三の型…雨雲返し!」 一気に振り下ろした刀から迸る雨の炎、それが訓練室内を竜巻のように暴れ回り、ドアの電子ロックをショートさせて吹っ飛ばした。 「ぎゃああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 テリーと獄寺の叫び声が通路から入ってきた。 「あ…」 「やべ…」 束の間の休息…その休息もやがて崩れ去る… 戦争開始まで… あと一週間… 本編終わり!言うまでもないですが雨雲返しの元ネタはレイジングストームです。 次回は戦力充実回!番外編と称してREBORN側とKOF側から一人ずつ古風で礼儀 正しい方を参入させます!二人ともシメてシメて。 香澄「では次回も」 バジル「死ぬ気で見てください!」
https://w.atwiki.jp/sensui_shinobu/pages/15.html
アニメをトレスした、いわゆる「手描きMAD」です。 目次 目次 GIFアニメ 静止画 コメント GIFアニメ ループ部分のみ ループ部分のみ・背景無し 静止画 コメント 名前
https://w.atwiki.jp/niger0306ro/pages/12.html
マイペットラグナロク マイペットラグナロクシリーズについて とても大好きなRO同人のシリーズで、ずっと通してプレイしていた。 巷でGMなりハンタなりの信者さんがいるらしいが、どのシリーズが好きなのかは人それぞれだろう。 ちょうど募集していたので応募してみたら、ゴーサインが出たので作ってみた。 ……筆が遅くてすみません。 マイペットウィザード 自分がROでもっとも好きな職業はプリWIZで、特にプリの数は今までのRO創作キャラ内でもダントツに割合が多い。 もっとも、それはシナリオ上で一番扱いやすい職業であるからなのだが、そのプリはすでに出ているため、WIZのほうを取り上げて作ってみた。 製作期間が本来を大幅に上回ってしまったため、あるルートがあまりにも細くなりすぎてしまったことや、RO同人であるにもかかわらずキャラを全剥きしてしまったことなどは失態に値する。 ストーリー物チックよりかは思い切り陵辱型にしたほうがいいというアドバイスも受けた。 そのかみ合わせの悪さを解消したのが下のマイペットマーチャントである。 あらすじ ラチェクは闇商人のあるグループ内で、彼らのサイクルの中で多くの少女たちの未来を奪ってきていた。 それが当然のように思えていた日々の中、商談の長引きにより彼ら闇商人たちが起こす計画に巻き込まれかけた。 火の粉を振り払うように襲撃という襲撃をかいくぐる中で、ラチェクは昔なじみのウィザードの少女と再会する…… マイペットマーチャント 当時、マイペット鈴宮はるひシリーズの打診を受けていたので、とっとと書いて仕上げた作品。 鈴宮はるひシリーズは一身上の都合で断念せざるを得なかったのだが、マーチャントは最初から最後まで勢いで書けた作品である。 セタの壊し方をどうするかを考えて、バイブシチュなSSに目を通したりして、また意欲的にこれまでのROでは思いつきにくかったような要素(ペノメナ幼生とか、ネレイドモンハウとか)を組み込んでみたりして、十分マイペットラグナロクシリーズの最後を飾れる作品にはなったと思う。 あらすじ セタは多くのお得意様を抱える、天性から商人になるべくして生まれそのまま生きている少女である。ワーグもそのお得意様の一人であったが、彼女がどこまでも義理堅い人格であることと、忘れかけていた幼いころに受けた仕打ちがセタの人生を完全にゆがませてしまうことに。
https://w.atwiki.jp/yaranaio/pages/17.html
長編 蒼星石 やらない夫は静岡を駆けました。 二次創作:Silent Hill 完結済み やらない夫のFF2 二次創作:FF2 完結済み やるの助とやらない先生の大江戸日記 二次創作:大爆笑人生劇場~大江戸日記~ 完結済み ヒロイン:蒼星石・薔薇水晶 やる夫は戦慄のブルーなようです。 二次創作:機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY 完結済み やる夫には大切な人が出来たようです 二次創作:『七瀬ふたたび』(筒井康隆) 完結済み やる夫は周瑜のようです 歴史系 完結済み 蒼星石は家庭教師になるようです 二次創作:ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』 ヒロイン:蒼星石・水銀燈 やらない夫は全竜交渉に挑むようです 二次創作:終わりのクロニクル ハードボイルド・やらない夫 オリジナル 短編連作 やる夫の麻雀放浪記 二次創作:麻雀放浪記 やる夫は悪になるようです オリジナル やる夫でドラクエモンスター物語 二次創作:小説『ドラゴンクエスト モンスター物語』 やる夫は騎士として生きるようです オリジナル 完結済み やらない夫はブリーダーになる! 二次創作:モンスターファーム4 ヒロイン:できない子・蒼星石 戦国幻想やる夫ファンタジー オリジナル 完結済み ヒロイン:蒼星石・水銀燈 やらない夫はバイクの楽しさを広めたいようです オリジナル ヒロイン:蒼星石・翠星石 やらない夫は七年前の記憶を取り戻すようです 二次創作:Kanon ヒロイン:蒼星石・翠星石・泉こなた 筋肉 やらない夫達は捻れた世界にいるようです オリジナル 過去ログ直リンク やる夫のパラレル西遊記 二次創作:ドラえもん のび太のパラレル西遊記 ヒロイン:蒼星石・高良みゆき 牧場スローライフ オリジナル 過去ログ直リンク ヒロイン:蒼星石・柿崎めぐ・竜宮レナ・北条沙都子・金色の闇(ToLoveる) やらない夫はホモなようです オリジナル 蒼星石が男 最後のスレのみ別サイト やる夫は嘘を喰う 二次創作:嘘喰い
https://w.atwiki.jp/marowiki002/pages/62.html
目次 【概要】日本作品 種族 職業 中国作品 種族 職業 西洋作品 職業 種族 アラブ作品 職業 西部職業 近代種族 【参考】関連項目 タグ 最終更新日時 【概要】 古典二次創作 アンソロジー 基本的に公開しない練習用。 日本 作品 近代 中世桃太郎 金太郎 浦島太郎 一寸法師 竹取物語 平家物語 源氏物語 種族 妖怪雪女 座敷童子 鬼 天狗 九尾狐 河童 人魚 天女 職業 侍 忍者 巫女 陰陽師 山伏 奉行 刀鍛冶 大工 代官 大名 飛脚 中国 作品 西遊記 封神演義 三国志 水滸伝 種族 キョンシー 仙女 職業 武将 僧兵 導師 馬賊 西洋 作品 3匹の子ブタ 7匹の子山羊 赤ずきんちゃん 親指姫 白雪姫 シンデレラ ロミオとジュリエット 三銃士 宝島 指輪物語 フランケンシュタイン 職業 海賊バイキング 騎士 司祭 種族 天使ヴァルキリー 亜人魔女 ヴァンパイア 狼男 妖精エルフ ドワーフ 悪魔サキュンバス ホムンクルス 巨人 神 アラブ 作品 アラビアンナイト 職業 マムルーク 魔道士 商人 西部 職業 保安官 カウボーイ 賞金稼ぎ 近代 種族 アンドロイド サイボーグ ミュータント インプラント 改造人間 宇宙人 【参考】 関連項目 項目名 関連度 備考 創作/シリーズA ★★★ ファンタジー 創作/シリーズB ★★★ リアル 創作/シリーズC ★★★ ノンフィクション 創作/シリーズE ★★★ 歴史二次創作、同じく練習用 創作/創作計画のプロット ★★★ タグ 構成 最終更新日時 2012-06-16 冒頭へ
https://w.atwiki.jp/rakatonia/pages/47.html
作者よりKOFR版 OPENING ボンゴレチームの場合 OPENING 中国拳法チームの場合 OPENING ヴァリアーチームの場合 OPENING 黒曜チームの場合 OPENING おやじチームNEOの場合 OPENING ある雑誌より 一回線第一試合 動き出す影、闇の爪 本戦開始記念 美形会議 一回戦第二試合 空手対炎!空を舞う龍と大地の激突! 一回戦第三試合 KOFの主役、来る!親父狩り狩り狩り? 一回戦第四試合 真っ黒X真っ黒 設定集 一回戦第五試合 KOFの顔、八神庵、手のかかる連中と共に来る! 息抜き 主人公会議 インターミッション イタリア発、中国及び日本経由アメリカ行き 二回戦 激戦開始 インターミッション 異国で過ごす一日 大会中断 アデス来る! 戦争その① 失われた記憶 戦争その② ボンゴレ&ハイデルン傭兵部隊VSアデス&NESTS 番外編、父を探して日本→イタリア→日本 戦争その③ 開戦!アデスクローン隊来る!