約 2,407,478 件
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2661.html
後編 3月1日。桜並木の下で同じ学年の女子たちが泣きながら友人たちとの別れを惜しんでいた。 今日は卒業式、あたしは式の後すぐに部室棟へと向かった。朝のうちにみんなに言ってある、式が終わったら部室に集合するように、と。 あたしが扉を開けたときにはもうみんな集っていた。 みくるちゃんは一年前に卒業してたけど、今日はあたしたちの式を見に来ると言っていたので部室にも呼んでおいた。みくるちゃんは一年ぶりの懐かしいメイド服を着てみんなにお茶を配っていた。 有希は相変わらず座って本を開いていた。キョンと古泉くんは会議用の机に着いて話をしていたようだった。 あ、古泉くんのブレザーのボタンが一つ外れてる。やっぱり古泉くんだし、女子に目を付けられてたんだろうな。きっと第二ボタンを寄越せと迫られたに違いない。 キョンは、やっぱりボタンはきちんと全部付いたままだ。そりゃあ古泉くんはともかく、キョンがそこまで女にもてるはずないもんね。 それからあたしたちは学校を出て、みんなでSOS団最後の市内探索を行った。 その後はカラオケに行ったりして日が暮れるまで遊びつくした。 楽しかった。今日だけじゃなく、このSOS団のみんなと過ごした高校の3年間全てがとても楽しいものだった。 それだけに、これでお別れになってもうみんなと会えないと思うと、胸が痛くなるほどに心苦しかった。1年生の頃、夏休みが終わらなければいいなと思ったことがあった、あれを何倍にも強くしたときのような気持ちになった。 でもまた高校の3年間を繰り返したいとは思わなかった。輝かしい思い出はもうそれだけであたしの心を一杯にしてくれた。 古泉くんも、みくるちゃんも有希も、キョンもみんな掛け替えの無いあたしの友達。一緒に過ごした月日はあたしが忘れない限りいつでもあたしの中にある。だからもう一度繰り返す必要なんてない。あたしはもう満足だった。 別れ際、キョンの制服のボタンを一つ貰っておいてやった。どうせ誰にも欲しがられなかったあまり物でしょ、哀れだからあたしが貰ってあげるわと言って。キョンはぶつぶつ渋りながらも、制服のボタンをちぎってあたしに差し出した。 もうみんなと、キョンと会えないんだ。だから一生大切にするよ、キョンの第二ボタン。 それから月日は流れた。あたしはその間いろいろな事があったように思うが、実は悲しいほどにほとんど何もなかった。 卒業して大学に入ってから、あたしはすぐに大学での生活に物足りなさを覚えた。 何も面白いことなんてない。 新入生歓迎の合同コンパではたくさんの男が言い寄ってきたけど、どいつもこいつも判を押したみたいに同じ顔をしていた。男も女も、私の目には八百屋の店先に並んでるカボチャぐらいにしか映らなかった。 授業が退屈なのは高校までと一緒だけど、自由な時間が多いのがあたしにとってはかえって苦痛だった。どうせ一緒に遊ぶ友達なんていないからだ。 大学のサークルには全部仮入部してみたが、これも成果なし。どれもこれも普通すぎるくらい普通の人間が集っているだけだ。 なければ自分で作ればいい。そう思っても、その言葉を伝える相手すら今のあたしにはいなかった。こんなことなら、大学のランクを下げてでもキョンか古泉くんと同じ大学に行ってればよかったかもしれない。 そう、あたしにとって大学のネームバリューなんてどうでもいいことだった。別に将来出世してお金持ちになりたいわけでもないんだから。 あたしにとって大切なのは人生を楽しむことだったはず。それもただ娯楽に酔うだけの楽しみじゃない、もっともっと素敵な物を見つけて、この世界で誰もできないような愉快な体験をすることがあたしの目的だったはずだ。 なのになんで今あたしは一人でいるんだろう。これじゃあの頃と、高校に入ってSOS団を作るまでの一人ぼっちだった頃となにも変わらない。 高校でも結局宇宙人も未来人も超能力者も見つからなかった。 でも、あの3年間はそんなこと気にならなくなるくらいに楽しくて、毎日が輝いていた。 それはなぜ? 真っ暗だったあたしの世界に光を与えてくれたのは誰? 孤独な世界で一人立ち尽くしていたあたしに手を差し伸べてくれたのは一体誰? 気づけばあたしはまた一人ぼっちだった。 あたしは朝起きなくなった。起きたくなかったから。 大学にも行きたくなかった。ずっと一人でいたかった。 本も読まなくなってテレビも見なくなった。身の回りの全部に対して関心が持てなくなっていた。 3月、後期の授業が終わって留年の告知を受けたとき、もう大学は中退することにした。 家では部屋に閉じこもって、食事も母さんに部屋の前まで持って来させた。 なにやってんだろう。こんなの駄目だよ。はじめはそう思っていたが、やがて自分の事にすらあたしは関心を失っていた。 そこから先の数年間は毎日同じことの繰り返しだった。 起きては寝るの繰り返し。ネットの遊びを覚えてからは退屈しなくなったが、結局は同じこと、あたしは動物園のオリの中にいる動物と同じように、ただ毎日起きては部屋の中だけで動き回ってまた眠ることを繰り返していた。 ある日父さんが怒ってあたしに出て行けと怒鳴った。 あたしは言われた通りに、何も持たずに家を出た。 玄関の扉に向かって小声でごめんなさいと呟いたが当然返事は戻ってこなかった。 あてもなく街をぶらついた。 寒かった。寂しかった。辛かった。 もういっそ死のうかと思った時だった。あたしはその光景を見て最初夢を見ているんじゃないかと思った。もう頭がおかしくなって、幻覚を見てるんじゃないかと考えた。 キョンがいた。ちょっと身長が伸びてたけど、顔つきもしゃべり方もあの頃と変わらないままで、キョンがあたしに話しかけてきた。 そして、キョンはあたしと一緒に暮らしたいと言った。彼の優しさが身に染みて、あたしは思わず泣き叫びたいほどの気分になった。夢なら覚めないで欲しかった。 それからの生活はあたしにとって楽しいものになると思った。 だけど、実はそうじゃなかった。 辛かった。すごく苦しかった。 両親になら迷惑をかけるのも気にならなかった。怒鳴られて家を追い出されても構わないと思えた。 でもキョンの迷惑になることはあたしにとってこれ以上無く心苦しいことだった。 もしキョンがあたしを怒って、もうどうでもいいと放っておかれたらどうしようと考えた。それはあたしにとって最も恐ろしいことだった。そうなったらあたしはきっと生きていく気力すら無くしてしまっただろう。 何度も頑張ろうとした。何度も何度も、あたしの壊れた心に火を灯そうとした。早くキョンに迷惑をかけないで済むようにしようと思った。 だけど上手く行かなかった。部屋に引き篭もっている生活を楽しいと思ったことは一度もない。だけどそれ以上の事をする気力がどうしても湧いてこなかった。 でもキョンはそんなあたしを一度も怒ったりしなかった。あたしはキョンが眠った後、彼に向かって何度も頭を下げて感謝した。こんな優しい人、世界中探してもキョンだけだ。こんなにあたしを大切にしてくれる人なんてきっとどこにもいない。 部屋の掃除をしろと言われたときも、彼があたしのためを思って言ってくれているとわかった。だから頑張ろうと思った。頑張って、キョンを喜ばせたいと思った。 だけど、いざ片付けを始めようとしたとたんに体から力が抜けていった。信じられない、ただ床に落ちたゴミを掃除しようとしただけで、強烈な倦怠感と疲労に襲われて動けなくなってしまった。 何事に対しても気力が続かない、これがあたしの病気、以前両親に連れて行かれた病院でのカウンセリングで言われたことを思い出した。 『無気力疾患』そう呼ばれる状態だそうだ。あたしは今、心の燃料が全くゼロになって、何もすることが出来ない状態でいると医者から聞いた。その事を改めて思い知らされた。 あたしは泣いた。声を上げてわんわん泣いた。こんな、落ちてるゴミを拾ってゴミ箱に入れるという簡単な事すら満足にできないのがどうしようもなく情けなくて。 あたしが何も出来ずにいる間にもうキョンが帰宅する時間になっていた。必死の思いでなんとか部屋中の物を全て集めて見つからないように隠した。こんな子供みたいな手段で誤魔化せるわけないと知りながらもそれ以上のことがあたしには出来なかった。 もう殴られてもいいと思った。キョンにとことんまで怒られて、呆れられて、そして家を追い出されればいいやと思っていた。こんなあたしに生きてる価値なんてないと理解していたから。キョンにも見捨てられていいと思った。 そうなったらもうあたしがこの世界で生きていく理由なんてない、だからひっそり誰にも見つからないように死んでしまおうと決めていた。 だけどキョンはあたしを許してくれた。あたしに対して怒る気持ちが無いわけじゃなかったんだと思う。それでもキョンはあたしに手を上げることも、出て行けと罵ることもしなかった。 それからもキョンはあたしのために色々なことをしてくれた。あたしは彼のおかげで変われた。救われた。もう全く役に立たなくなって、捨ててしまうしかないと誰もが思うだろう壊れたあたしを、キョンは拾いあげてぴかぴかに磨いて修理してくれた。 いくら言葉を尽くしてもこの恩を伝えることはできないと思う。あたしのキョンへの思いを伝えようとしたら愛しているという言葉すら軽すぎるほどだった。 告白しようと思っていた。 こっそり仕事を探していた。それが見つかって働けるようになったら初めての給料でキョンにプレゼントを買って、好きだって、ずっと一緒にいたいって伝えようと思っていた。 そんなある日、両親が訪ねてきた。 あたしを連れ戻しに来たと言った。当然あたしはそんなのに聞く耳を持つつもりなんてさらさらなかった。 あたしは今の生活に満足している。キョンが帰れというならいざ知らず、父さんと母さんがなんと言おうと関係ない。絶対に帰らないつもりでいた。 キョンだってきっとあたしとの生活をまんざらでもないと思っているだろうとあたしは感じていた。あたしは迷惑の掛けっぱなしだが、それも最近ではだいぶキョンのために色々なことが出来るようになってきた。 だからキョンさえ「いいよ」と言ってくれるなら、あたしはいつまでもずっと一緒にいたいと思っていた。 でもキョンはあたしを両親の元に引き渡すと言った。あたしは愕然とした。世界が足元から崩れていくような感覚があった。 キョンはあたしといて楽しくなかったの? あたしはずっとキョンと一緒にいたかった。でもキョンはそう思ってなかったの? でもそれも当たり前だ。あたしがキョンにしてることなんて、生活の全てをまかせきりにしてキョンに負担と迷惑をかけることだけだった。 キョンもひょっとしてずっと我慢してたのかもしれない。別にあたしのことをどうも思ってなくて、本当にこれでようやく解放されると思っていたのかもしれない。 あたしは大人しく両親に連れられて家に帰った。久しぶりに見たあたしの部屋はきれいに片付けられていた。でも、あたしにはここが自分の家とは思えなかった。あたしの帰る場所はもうキョンの元だけだと思っていたのに。 でもそう思っていたのはあたしだけ。キョンはあたしに家に帰ったほうがいいと言った。 元の生活に戻ってからは全てが順調だった。 会社に入った時は、中途採用ということで紹介され、その日にあたしのための歓迎会まで開かれた。 大学生だった頃、朝起きて大学に行くことが苦痛でしょうがなかったのに、今あたしは普通に早起きして出勤していた。 職場の人たちもみんないい人ばかりだった。働いてお金をもらえることにはとても充実感を感じられたし誇りに思えた。 だけど、全然幸せじゃなかった。 今だからわかる。人って絶対に一人では生きていけない生き物なんだ。 野生のウサギは一匹でもたくましく生きていけるが、人に飼われてかわいがられたウサギは、ある日いきなり一匹だけで放置されると寂しくて死んでしまう。 あたしもそう。中学生のとき、一人で尖がってたときは孤独なんて全然平気だったけど、人のぬくもりを覚えてしまったから、もう一人ぼっちの孤独には耐えられないんだ。 たとえこうやって働いてお金を稼いで、色んな人からよくしてもらっても辛かった。もう一度あの頃に、無力なあたしだった頃に逆戻りしても、またキョンと一緒にいたいと思った。 そうだ。それがいいよ。全てうっちゃって、会社も辞めて、家を飛び出して、またキョンのところに戻ろう。きっと優しいキョンはまた暖かくあたしを迎えてくれる。 ねえ? いいよねキョン。あたしキョンのことが好きなの。もう一人ぼっちで生きていくのはいやなの………… 『俺はお断りだ。なんでまたお前の世話をしてやらにゃならんのだ面倒臭い。もうニートなハルヒの世話をするのは懲り懲りなんだよ』 キョンの声が聞こえた気がした。 そんなひどいことをキョンがあたしに対して言ったことは一度もない。でも内心はずっとそう思っていたのかもしれない。 キョンはあたしに言った、実家へ帰るべきだと。つまりもう一緒にいたくはない、と。 本当はすごく迷惑してたんだ、あたしが気づかなかっただけで、キョンはあんな生活ちっとも楽しくなかったんだ。 じゃなかったら引き止めてくれたよね。でもそうじゃなかった。キョンはあたしを手放した。あたしはキョンがいなくちゃ生きていけない、けどキョンにとってあたしは必要なかった。 気づいたら部屋に入ってきた母さんが金切り声のような悲鳴を上げていた。あれ? なんであたしの腕からこんなに血が出てるんだろう? どうしてあたしは右手にカッターナイフなんて握ってるんだろう? なんでもいいか。だってもう生きてたって辛いだけだもん。みんなに迷惑かけるだけだもん。 もっと早くこうしてればよかったのかな。 キョンもあたしの事なんて早く忘れて、いい女の子を見つけて幸せになってね。 あたしの意識はそこで途切れた。 俺の聞き間違いでなければ、電話口から響いたハルヒの母親の言葉は確かにこう聞こえた。『ハルヒが自殺した』と。 公衆電話から掛けているようだった。俺が落ち着いてください、何があったのか詳しく話してくださいと言うと、母親はひどく取り乱してまた泣き出してしまった。 ぶつりと電話が切れた。俺はどうしていいかわからなかった。 とりあえずハルヒの家に掛けてみたが誰も出ない。 受話器を置いてしばらくその場で立ち尽くしていると、また電話が掛かってきた。すぐに出た。電話口から聞こえてきた声はハルヒの父親のものだった。 「久しぶりだね、妻はだいぶ混乱しているようだ…………まあ私もそうだが……まさかこんなことになるなんて思ってもみなかった…………」 「ハルヒはどうしたんです!? その……自殺したと、聞いたんですが…………」 「医者の話では命に別状は無いらしい。部屋で手首を切って血を流しているハルヒを妻が見つけたんだ、すぐに病院に連れて行った、今は眠っている。妻は腕から血を流すハルヒを見たショックでだいぶ錯乱しているようだ」 ハルヒは生きている。それを聞いて俺は腹に溜まった息を吐き出した。 だがよかったとは言えないだろう、ハルヒが手首を切って自殺しようとしたという話だ。 「一体……何があったんです……?」 「…………わからない。私には何もわからない。ハルヒは会社に勤めるようになって、全てが順調だったのに……。昨日だってハルヒは朝早くに働きに出て夕方に普通に帰ってきたんだ……なのになぜ…………?」 「とにかく俺も今すぐそっちに向かいます。ハルヒがいる病院は市立病院でいいんですね?」 父親は「ああ」と言った、それだけ聞いて俺は電話を切った。そして服も着替えずに家を飛び出して駅に向かった。新幹線に乗れば今日中には向こうに到着できるだろう。 その時、俺がどうしてハルヒのいるところに行こうと思ったのかはよくわからない。ただ、俺が行かないといけない気がした。 病院に着いたときにはもう夜も遅かった、その日はもう面会時間を過ぎていたが、身内だと言って入れてもらった。 個室のベッドに横になったハルヒは腕に軽く包帯を巻かれているだけだった。傍らにはハルヒの両親もいた。ハルヒは仰向けになっているが眠ってはいないようだった。 「ほらハルヒ……、キョンくんが来てくれたわよ……」 「……………………なんの用?」 ハルヒは天井を見たまま口だけ動かして言った。 とりあえず大事ではないようでよかった。自殺未遂の原因も今はどうでもいい。ただハルヒが無事だったことが嬉しい。 「あたしの事を聞いてわざわざ向こうから来てくれたの? ご苦労なことね……」 「当たり前だろ。お前が怪我したって聞いて家でのんびりしてられるか」 そう、当たり前の事だ。電話してやれば古泉や長門も朝比奈さんもすっ飛んで来るに違いない。 「…………大きなお世話よ……」 ハルヒはぷいっと寝返りを打つようにして、俺に背中を向けた。 「ちょっとハルヒそんな言い方……!」 「キョン、あんたにとってあたしって何なわけ? 別に家族でもなんでもない、高校の同級生でただの友達ってだけでしょ?」 「そ、そりゃあ……そうだが…………」 違う。そうじゃないだろう俺。ハルヒは俺にとって特別な存在だ。決してただのお友達だとかいう関係じゃなかったはずだ。 「あんたにも色々迷惑かけたわね、もういいから、帰ってよ。あたしの事なんてほっといて…………」 俺は大人しく病室を後にした。今日はハルヒも精神的に参ってるんだろう。明日また出直そう。今日は実家の方に泊まることにするかな、最近親と妹にも会ってなかったからな。 そう思って病院を出ようとした時だった。何もないはずの場所で何かにぶつかって俺は足を止めた。 「うぷっ……」 なんだこりゃ? 病院の出口には見えない透明の柔らかい壁みたいなものがあった。 振り向いてカウンターを見ると受付の人がそこにいた、ただし眠っている。さっきまで今日の診察に関係したものと思われる書類を眺めていた受付係の人は机に突っ伏すようにして寝息を立てていた。 よく見ると、その奥には床に転がって眠っている看護師の姿もあった。どうして? 手術用の吸引麻酔がガス漏れでも起こしたのか? まさか……。いや、まさかじゃない、間違いなく原因はハルヒだ。俺は走ってさっきまでいたハルヒの部屋へと戻った。 しかし、そこにハルヒの姿はなかった。いるのは椅子に座ったまま目を閉じて眠っているハルヒの両親だけだ。 「どこに行ったんだハルヒ……」 心当たりはあった、思いつきたくも無かったが……。ハルヒは自ら命を絶とうとしている。それもきっと突発的な理由じゃあなく、本当にどうしようもなく死にたいと思っていたんだ。 だからあいつはきっとまた死のうとしている。だったら向かう先は大体見当が付く。屋上だ。 俺は廊下を思いっきり走った。病院内では走らないで下さいとの立て札が見えたが無視した。どうせみんな眠っちまって起きないんだから。 エレベーターが動いていた。それも一直線に上へ上へと進んでいる。乗っているのはハルヒで間違いないだろう。俺は階段を使って上がることにした。 1段抜かしで階段を駆け上がりながら俺は思った。なんで俺だけ眠らされていないんだ? 他の人たちはみんな寝ていた。それはハルヒが自分のすることを邪魔されたくないと思ったからだろう。 なら俺は? なんで俺だけをハルヒは無意識のうちに邪魔者の中から除外していたんだ? さっき部屋で会ったときも、あれほど邪険に扱って、さっさと帰れと文句まで言っていた俺をなぜ? そんなの決まってる。ハルヒはきっと本当は俺に帰ってほしくなんかなかったんだ。そして、本当は死にたくもないんだ。俺に止めてほしいと、助けてほしいと願っているんだ。 毎日デスクワークばかりで運動不足だった俺の体が屋上階に辿り着いたときには、ハルヒの乗ったエレベーターはとっくに屋上へと着いた後だった。 まだ手遅れじゃないはずだ。外への扉を開けたとき、ひんやりとした空気が流れ込んできた。空には月も星も見えない、その真っ黒な空の下、安全用に張られたフェンスの向こう側にハルヒの姿があった。 「ハルヒ!!」 俺が声を掛けると、ハルヒは振り向いて俺を見た。 「なによ……まだいたの?」 半分だけ開いた気力の感じられない目を向けて、小さな声でハルヒが言った。 「ハルヒ……聞いてくれ。俺はお前が好きだ、本当はずっと一緒にいたかった。だから死ぬな。また一緒に暮らそう」 「…………キョン、ありがとう。でも無理しなくていいよ。今、あたしが死にそうだから、それを止めたくて言ってるだけなんでしょ?」 ハルヒは目に涙を浮かべて、自嘲するようにして言った。 そう思うのも無理はない。だが本心から思っていたことだ。俺はハルヒが好きで、ずっと一緒にいたいと思っていた。 今のハルヒは何を言っても聞く耳を持ってくれないだろう。だから、俺は言葉じゃなくて別の方法でハルヒに俺の気持ちをわからせることを選んだ。 「……っ!? ちょっとキョン! あんた何してんの危ないわよ!!」 俺はハルヒの立っている場所から離れたところのフェンスを乗り越えて外側の縁に足をかけた。 下を見ると吸い込まれそうになった。滅茶苦茶高い。落ちたら間違いなく即死だろう。たとえすぐ目の前が病院でも関係ないくらいの大怪我をするに違いない。 そう、神様が奇跡でも起こしてくれない限り。 「ハルヒ、俺はお前を愛してる。その証拠としてここから飛び降りてやる」 「はあっ!? 馬鹿言ってんじゃないわよキョン! 昔のアホなドラマの見すぎなんじゃないの!? なんであんたが死ななきゃいけないのよ!!」 大丈夫、多分助かる。ハルヒが本当に俺に死んでほしくないと願っているなら、絶対に死なないはずなんだ。 とはいえ、本能的な恐怖は拭い去れない。足元に広がる光景はあまりに説得力を持って俺に死の予感を訴えかけてきた。勝手に足がガタガタ震えているのがわかった。 「ね、念のため聞いておくが、ハルヒも俺の事嫌いじゃないよな? 好きとまでは行かなくても、死んでほしいと思うほど嫌っちゃいないよな!?」 「な、なに言ってんのよ……!? そりゃあ、あたしだって……あたしだってあんたのこと好き! 大好きよ! 本当はずっと一緒にいたいって思ってるわよ!! でも……それじゃあんたが迷惑するだろうと思って…………!」 「そりゃあ嬉しいな。だけど、ひょっとして今俺が死にそうだから、無理して嘘ついてるんじゃないだろうな?」 「なに言ってんのよバカ! 本気よ! あたしはあんたとずっと一緒にいたいって思ってたのよ!!」 「だったらそこで見てろ! もしお前が本当にそう思ってるなら、俺は助かるはずなんだから!!」 こんなことしてなんになる? しかし滅多にありゃしないぜ、お互いがお互いを本当に想っているかを確かられることなんて。俺は覚悟を決めてロープ無しバンジージャンプを決行しようとした。 だがその時ハルヒの様子が変わった。ハルヒは俺の頭がおかしくなったことを嘆く意味か、それとも本気で俺のことを心配してか、ついに声をあげて泣き出してしまった。 「う……うええ、ひぐっ、わかったわよ。あたし信じる、キョンのこと信じるから、死なないで……お願い…………」 「は、ハルヒ……」 ハルヒは金網を掴んだまま、その場に泣き崩れた。 「す、すまないハルヒ……その、少し悪ノリが過ぎたかもしれん」 考えてみればハルヒは俺が落ちたら当然に死ぬと思っているんだ、そりゃあ泣くだろう。俺の安全がハルヒの力によって保障されている(かもしれない)ことをハルヒは知らないんだから。 「バカ……本当にバカ。死んじゃったらどうにもならないじゃない……このバカキョン……」 ハルヒ、今まで飛び降りようとしていた奴の台詞じゃないぞそれ。 俺は慎重にフェンスをよじ登って内側に戻った。ハルヒも同じ様にして戻ってきたが、こっちを見るなりいきなりダッシュで向かってきて、俺に体がくの字に曲がるほどの強烈なボディーブローをかましてくれた。 「うごっ!?」 「それはあたしを心配させて泣かせた分の罰よ! ドロップキックじゃないだけ有り難く思いなさい!」 今までのしおらしい態度は全部フェイントかよ、せめて平手打ちくらいにしておいてほしかったな。 そう思って顔を上げると、そこには涙を浮かべて真っ赤になったハルヒの顔があった。 「でも……嬉しかったわ。……だから、これはその分のご褒美よ…………」 そう言って、ハルヒは俺に顔を近づけた。 『ベタ』 「平べったい」が語源、誰もが予想できる展開やオチを指す。「ベタな話」「ベタなギャグ」など、お約束とも言われる。まあ具体的には今俺がやってることだ。 昔、ハルヒと共に迷い込んだ灰色世界での事を思い出した。しかし閉じた目を再び開いたときの俺の視界に映ったのは、夢オチを知らせる自分の部屋の天井ではなく、頬を赤らめてこっちを見るハルヒの顔だった。 それからの事を端的にまとめて話そう。 ハルヒは会社を辞めた。会社側としてはハルヒの仕事の能力を高く評価していたから、引っ越してもそこから近い支社にいてほしいと要求したとの話だった。 だがハルヒは自分の意思で退社することにした。給料は一年目にして俺よりも遥かに高額だったのに勿体無い。ハルヒがいらんならそのポストを俺によこせと思ったほどだった。 そしてハルヒはまた無職となって、俺と二人で暮らすようになった。 まあただ今のハルヒは世間的にニートと呼ばれる部類の人間ではなくなった。とあるところに永久就職することになったからだ。もちろんその職場に定年退職なんてない。死ぬまで一緒にいること、それが俺とハルヒの共通の仕事になった。 そういうわけで当初の目的とは全く違った形ではあるが、俺のニートハルヒ更正プログラムはこうして終わりを告げたのだった。 完
https://w.atwiki.jp/dangerousss4/pages/268.html
裏試合SS一覧 このページではダンゲロスSS4裏トーナメント参戦キャラクターのマッチング表、および投稿された試合SSへのリンクを表示します。裏トーナメントの詳細については裏トーナメントを参照してください。 裏試合SSへのリンク このページには、裏トーナメント開始時点で敗退したキャラクター、または本戦における結果が反映されたキャラクターが含まれる可能性があります。ネタバレを回避したい方は、先に試合SS一覧の各試合をご覧になってください。 試合結果がすぐに見えないよう、多めの空行を入れてあります。ご了承ください。 以下、表第一回戦までのネタバレを含むおそれがあります。 裏第一回戦 試合SS 戦闘空間 対戦キャラクター名 試合公開ページ 【現代】刑務所 善通寺眞魚 梶原恵介 試合公開ページ 【過去】桜並木 リュネット・アンジュドロー 廃糖蜜ラトン 試合公開ページ 【現代】避暑地 にゃんこ師匠 日下景 試合公開ページ 【過去】劇場 菊池一文字 紅井影虎 試合公開ページ 【現代】オフィスビル 純粋天使・須藤四葉 ツマランナー 試合公開ページ 【過去】闘技場 上毛早百合 刻訪結 以下、表準決勝戦までのネタバレを含むおそれがあります。 裏第二回戦 試合SS 戦闘空間 対戦キャラクター名 試合公開ページ 【古代】原生林 日下景 補陀落とろろ 真野海人&ネオ 試合公開ページ 【過去】港湾 梶原恵介 折笠ネル PTA少年・雲類鷲ジュウ 試合公開ページ 【過去】田園 古沢糸子 飴石英 廃糖蜜ラトン 試合公開ページ 【過去】図書館 ツマランナー 鈍亀の継嗣 本葉柔 試合公開ページ 【現代】温泉旅館 菊池一文字 刻訪結 以下、裏第二回戦までのネタバレを含むおそれがあります。 裏準決勝戦 試合SS 戦闘空間 対戦キャラクター名 試合公開ページ 【現代】マンション 古沢糸子 PTA少年・雲類鷲ジュウ 試合公開ページ 【過去】ディスコ 本葉柔 日下景 試合公開ページ 【過去】神社 刻訪結 刻の辻斬り 以下、裏準決勝戦までのネタバレを含むおそれがあります。 裏決勝戦 試合SS 戦闘空間 対戦キャラクター名 試合公開ページ 【過去】地下墓地 刻訪結 古沢糸子 本葉柔 以下、裏決勝戦までのネタバレを含むおそれがあります。 エキシビジョン 試合SS 戦闘空間 対戦キャラクター名 試合公開ページ 【現代】変電所 綾島聖 古沢糸子
https://w.atwiki.jp/medoxu3no73da/pages/19.html
チーム創設時からのメンバー 実力、貢献メダル、交換実績、どれをとってもチームトップクラス チームバトルで四連続一位を取った好成績も残している。 チームの人事管理長を勤めており、基本的にメンバーの勧誘や交渉などは彼がやっている フルコースを見ても分かるとおりかなりの課金者であり、おこぼれをもらっているメンバーもいる
https://w.atwiki.jp/moemoequn/pages/90.html
リンク けいおんSS (敬称略) あふぃからにげて 新作けいおんSSをまとめたサイト。カルーアでの語りもまとめてあります。 SSなSPECIAL レイアウトの可愛いけいおんSSまとめブログ。禁書SS等もまとめてあります。 トランすゐマー / ダークサイド・ムーン 玩具のレビューブログ。けいおんSSも充実していて多くのカテゴリに分けられてます。 和なひと時 和ちゃんのSSをまとめているブログ。SSスレの他に定期的に立ってる「和ちゃんスレ」内に投下された作品も載せています。 戻る
https://w.atwiki.jp/nankuse/pages/15.html
アーカイブ 引きこもりニート(2011/03/10(木)~) (2011-03-23 16 51 53) ディオスクロイ (2011-03-23 16 52 51) 2ch「ステマ」戦争 人気板が住民大移動で一気に縮小、その背景の事情と心情... (2012-01-23 03 11 20) 飲み過ぎは4兆円の損…たばこといい勝負?... (2012-02-09 17 33 21) 2ちゃんねる、警察の削除要請1000件放置... (2012-03-29 09 28 23) NHK、堀潤アナのTwitterアカウントを閉鎖へ メディア関係者から失望の声... (2012-03-29 09 28 39) 今、なんJで有名な「長谷川亮太」とは何者ですか?... (2012-03-29 18 01 35) ホリエモン&猫ひろしと☆ (2012-04-04 09 16 35) サイト名 URL サイト名 URL サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/sscopipe/pages/14.html
長女「は? 婿養子?」母「そうよ」 2012/06/18 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1332396087/ 198 : ◆WPwc2pN1N6 [sage]:2012/06/18(月) 23 20 17.23 ID FVWHZxnoo みなさん。 お疲れ様でした。 だらだら書いててすみません。 もう出ません(;´Д`) 他のSSを書いてみたりして、逃避しようとしてもうまく行かなかったり、鬱ったりしてました。 今後はもっと早くお届けできるように、楽しく頑張りたいと思います。 次は勇者SSでも。 織莉子「魔法少女と魔女が仲良くなった…?」 マーゴット「パート5だよ、織莉子!」 2012/03/07 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1331119031/ 1 :世伴 ◆SEVAN.goO2 [saga まどマギの異端SS、ここに在りだぜ!]:2012/03/07(水) 20 17 11.44 ID AxUJPKqk0 マミ「よく来たわね…もうパート5なんて驚いたわ。ふふっ、みんな見に来てくれてありがとう。感謝してるわ」 シャルロッテ「このSSを読む前に注意がいっぱいあるから、ちゃんと読んでね!約束だよ!」 ・このスレの 1はSS初心者です。誤字や脱字があることはもちろん、書き溜めもろくに出来ません。 ・魔女の性格とかはかなり想像の物と違う物かと思われますし、魔女の友好関係や過去も完全な妄想です。 ・オリジナルキャラが何十人も登場します。さらに他作品のキャラや他者様のSSのネタが混じることも多々あります。 ・さらに未来世界編では魔法少女とかの娘とか出てきちゃいます。でも大体は女の子同士で出来た子供です。 ・番外編では、気まぐれでえっちぃ展開などがあります。できるだけ直前に注意書きをしていくつもりです。 ・自己満足になりがちですが、リクエストをして頂ければ出来るだけそれにお応え致します。 たまに安価も取ります。 ・本編には登場しませんが、レスへの返答や番外編の時に度々 1や読者の方々が登場します。ここ重要です。 ・以上のように、原作ブレイカー極まりないです。この注意書きで嫌悪感が出た場合は読まない事をお奨めします。 ・前スレはこちらです↓ 事前に読んで頂けると喜びます。 【ほむら「魔法少女と魔女が仲良くなった…」】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1310218777/ 【さやか「魔法少女と」 マリア「魔女が」 エリー『仲良くなった…パート2!』】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1315307562/ 【杏子「魔法少女と魔女が仲良くなった…だと?」 ギーゼラ「今回でパート3だね」】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1321173073/ 【マミ「魔法少女と魔女が仲良くなった…」 シャルロッテ「パート4だよー!」】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1326606075/ ティロ「この説明を受けてもぜんぜん平気って人は、このスレをいっぱい楽しんでいってねー!」 フィナ「…それじゃ、この奇妙な世界線で起こる様々な出来事を…あなた達に見せてあげる」モグモグ キリカ「何故だろう、もの凄いデジャヴを感じるんだけど…」 マミ「気にする事はないわ。魔女スレにはよくある事よ」 フィナ「…それ、便利な言葉よね」モグモグ キリカ「それよりも!何で私がスレタイに入ってないんだ!? おのれ別世界の私ッ!!」 シャルロッテ「さーて、みんな! 『魔法少女と魔女が仲良くなった』を見ていってね♪」 ティロ「あーっ! ティロの台詞取らないでよぅ!?」 フィナ「…前回言ってたんだから別にいいじゃない」モグモグ キリカ「無視だなんて…もうグレてやる、あとで思いっきり織莉子に甘えてやる…っ」 男「日常」 2011/11/23 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1322054206/ 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(宮城県) :2011/11/23(水) 22 16 47.16 ID T1TQ2CLX0 男「まずこのssにて注意していただきたいことが」 1、 1はss初心者。「いくらなんでもこれはないわ」とか「キモ過ぎる」 とか思った人はブラウザの戻るを押してください。 2、メタ発言があります。ご容赦ください。 3、更新が遅くなります。 男「まあこんぐらいか。あとは…まぁキャラの設定としては 1の知り合いなどが使われている。 ちなみに主人公の設定はほとんど作者だ。」 男「次から口調かわる」 男「じゃぁ温かい目で見てやってください。はじまりはじまりー」 68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(北海道) [sage]:2011/12/01(木) 22 38 52.96 ID WeT9ay6J0 おつおつ 相変わらず緩い感じで、超俺好みな作風ですな 次も舞ってるぜい それから 1にちょっと提言 ここには数名のツンデレアンチどもが湧いてるみたいだけど そいつらの批判なんて聞いてやる必要ないと思うんだ 作品の中で気になったところの指摘ならまだしも、ただツマランと言われても受け止めようがない しかもああいう連中は、反応してやったらすぐ噛みついてくる人種だからスルーが一番 1には自由に気楽な気持ちで書いてもらいたいなって思ったので提言しますた 長文失礼 次回期待 首相「仲いい都道府県同士でペア作って」2011 2011/10/07 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1305381936/ 396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)2011/10/07(金) 02 15 48.07 ID P/bO3VYOo 新章は近々始めますが、それにあたって作者からお願いがあります。 といっても、単に「作品の連載中、読んでる人は随時コメントをして欲しい」という、それだけです。 連載が終わってから纏めて、とかではなくて、“連載中に”コメントが欲しいのです。 ここでもmixiのコミュニティでも再三言ってることですが、私はSSの作者として、 「SSとは読者とのインタラクションの中で作っていくものである」というポリシーを持っています。 つまり、読者からの声がなく、作者が淡々と書いて投下しているだけという状況では、全く意味がないということです。 それなら「書かない方がマシ」といっても大袈裟ではありません。 特にこの都道府県SSは、本来3年前に終わっている作品を、需要があると言われて新たに書き続けているものです。 投下しても1件2件しかコメントが付かないのでは、その「需要」があるのか否かさえ曖昧になります。 全ての読者にレスを求めるのは酷な事だと思いますが、出来る限り「ROM専」というのはやめて下さい。 少なくとも、一夜投下する度に10~20件くらいのレスは付いてほしいです。 この数字は、私の考える、SSが正常に連載の体裁を保てる最低限度のレス数です。 連載を続けるにあたり、そのことだけは、皆さんにお願いします。 397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/08(土) 11 45 51.88 ID zR80sq/vo で、無視……と。 このスレで連載する必要はもうなさそうですね。 以後はmixiとサイトだけでやっていきます。
https://w.atwiki.jp/dangerousss4/pages/376.html
野試合SS一覧 このページではダンゲロスSS4野試合参戦キャラクターのマッチング表、および投稿された試合SSへのリンクを表示します。野試合の詳細については野試合を参照してください。 野試合SSへのリンク このページには、野試合開始時点で敗退したキャラクター、または本戦における結果が反映されたキャラクターが含まれる可能性があります。ネタバレを回避したい方は、先に試合SS一覧の各試合をご覧になってください。 試合結果がすぐに見えないよう、多めの空行を入れてあります。ご了承ください。 以下、表決勝戦までのネタバレを含むおそれがあります。 裏第一回戦 試合SS 戦闘空間 対戦キャラクター名 試合公開ページ 【現代】吊り橋 千葉時計草(伊藤日車) 菊池一文字 本屋文 試合公開ページ 【過去】花園 山口祥勝 メリー・ジョエル 試合公開ページ 【過去】空母 希保志遊世 上毛早百合 試合公開ページ 【現代】厨房 ウィッキーさん 色盲画家ストル・デューン 善通寺眞魚 試合公開ページ 【現代】雪蔵 柊時計草(風月藤原京) 飴びいどろ リュネット・アンジュドロー
https://w.atwiki.jp/vippokemonbwsougou/pages/147.html
内容 533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/11/01(月) 01 19 21.28 ID td9WhdFF0 [1/4] 13連敗中の幼女のわたしとぉ 6350してくれるちょっとえっちな///おにいちゃんはいないかなぁ~ えっとぉ、こーどはxxxx-xxxx-xxxxだよ? 545 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/11/01(月) 01 20 58.43 ID bUlEpzO70 [1/7] 533 おじょうちゃん、おじちゃんといいことしようか xxxx xxxx xxxx 548 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/11/01(月) 01 21 57.84 ID td9WhdFF0 [2/4] 545 ( ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) \_|_____○/ / //ノノノ人ヽ ヽ | / -‐ ー- \ヽ | || (●), 、(● ヽ / かかったな!!! | ,,ノ(、_, )ヽ、,, | ただのニートのおっさんだよ!!! \ .`ニニ´ . / てめぇで130勝目に到達だ!もぐ!!! /`ー‐--‐‐ー´´\ 557 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/11/01(月) 01 22 49.98 ID bUlEpzO70 548 ちくしょぉぉおおおおおおお!!! ぜってぇぶっころしてやる!!!!!!!!! 解説 バトルの結果はニートが勝ったらしい 因みにこの時冷静にこんな時間帯に幼女がいるわけないと 冷静に突っ込まれていた
https://w.atwiki.jp/munimusan/pages/20.html
【HN】 【性別】 【誕生日】 【星座】 【住んでいるところ】 【職業】 【身長】 【体重】 【握力】 【髪型】 【口癖】 【性格】 【自慢なこと】 【持っている資格】 【好きな男性のタイプ】 【好きな女性のタイプ】 【好きな言葉】 【好きな芸能人】 【好きなスポーツ】 【好きな音楽】 【愛用の香水】 【愛車】 【休日の過ごし方】 【尊敬する人】 【今一番欲しいもの】 【今一番行きたいところ】 【よく遊ぶところ】 【最近ひそかに興味があること】 【生まれ変わったら】 【世界平和に必要なのは】 【兎に角主張したい事】 【疑問に思っている事】
https://w.atwiki.jp/dngsspb/pages/15.html
SS作成方法 このキャンペーンに投稿するSSの作成方法・内容の指針を説明します。 作成するSSの大枠について 今回のゲームでは、参加キャラクターは、なんか戦うことになります。対戦相手を自慢の特殊能力で打ち倒し、戦いを制しましょう! ゲームの世界観等の詳細は基本設定をそれぞれご確認ください。 作成するSSの試合のルールについて 勝利条件は以下の通りとなります。 対戦相手の死亡 対戦相手の戦闘不能 対戦相手の降参 対戦相手の戦闘領域からの離脱(試合場による) 作成するSSの内容について キャラクターの設定や能力の応用方法について、キャラクターの設定欄に書かれていないことであっても、後づけで設定を足すことは(それが相手キャラクターに関することであっても)可能です。もちろん無理な後づけは読者を納得させるだけの説得力を持たせる必要があるでしょうから、十分に注意しましょう。 勝ち残ったSSはその時点で今回のゲームにおける「正史」となり、そのSS内で登場した新たな設定なども公式のものとなります。よかったね! SSは試合のみを書く必要はありません。執筆時間内に書ける範囲で試合の前後を膨らませてもよいでしょう。 幕間SSについて 書きたきゃ勝手に書け!!! 自キャラ敗北SSについて 今回のキャンペーンでは、「対戦した結果自分のキャラクターが敗北する」内容のSSの作成はご遠慮ください。 試合の結果として、必ず「自分のキャラクターが勝利する」内容のSSを作成してください。 プレイヤーは以上のルールを把握した上で自分のキャラクター、相手のキャラクター、地形の設定を踏まえつつ、自分のキャラクターが戦闘に勝利するSSを書いて投稿してください。 SS投稿方法 このキャンペーンに投稿するSSの投稿方法・諸注意を説明します。 SSの送信方法について 本戦SSが出来上がったら、本戦SS投稿フォームから送信してください。 フォームには以下の項目があります。 キャラクター名 メールアドレス 掲載順希望(SSの掲載順について希望があればチェックしてください。なければ空欄で構いません) SS本文 メール返送チェック(確認メールが自動送信されます。従来のGKによる確認メールの代替となりますので、必要な方は忘れずチェックを入れてください) フォームに誤作動等ありましたら、あやまだにご連絡ください。 SSの投稿時間も、この返信内容で確認可能です。投稿時間は、掲載順希望の優先権や同数得票の際の勝敗等に関係します。詳しくはこのページの下にある【同数得票について】をご確認ください 時間制限の関係上、メール宛先のミスや本文の文字化けのリカバリーは大変困難です。 本戦SSにいかなる不備があろうと、頑なな決意のもとSS公開後の修正に応じることはありません。 練習用ページ(SSページ)などを活用して事前に見栄えをチェックしつつ、早めの投稿を心がけましょう。 内容修正について 投稿されたSSは、投稿期間終了後に一斉に公開されます。 投稿期限前であれば、SSの追記や修正は自由に行うことが可能です。本戦SS投稿フォームより再度送信してください。本戦SS投稿フォームの「回答を編集」で編集を行ってください。 ただし、再送信されたSSの投稿時間は、その追記が投稿された時点として扱うことになります。 最初に投稿したSSを破棄し、別のSSを投稿することも問題ありませんが、こちらについての投稿時間の扱いも、上と同様です。 修正を含めた複数回のSS送信があったキャラクターについては、原則として一番最後に送信されたSSを正式採用させていただきます。 ペナルティについて 投稿期間を超過したSSは、下記のペナルティが与えられます。即死 万が一、対戦者全員が遅刻をした場合、両者敗北扱いとなります。 同数得票について 投票結果が同数であった場合には、投稿の早かったプレイヤーの勝利となります。 SSが公開されたら 面白かった作品に投票しましょう! 投票の仕方については次のページ【本戦投票】をご確認ください。