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日時 2012年8月10日(金) 場所 横浜駅近郊のとある居酒屋 参加人数 8人 課題書 「皇帝のかぎ煙草入れ」ジョン・ディクスン・カー/井上一夫訳、駒月雅子訳(新訳版) 東京創元社 レポート +クリックで表示 読書会参加者のレポートを紹介します。未読の方はご注意ください。 ・tkdさんのレポート +クリックで表示 前回惜しくも一票差で課題から漏れましたところのジョン・ディクスン・カー『皇帝のかぎ煙草入れ』、満を持してのご登場でございます。 ついでにもう古典大会にしちゃえ! ということで、クリスティが大好きなわたくしことtkd(本名ミエミエだな)と、若さに似合わず古典好きの幹事O青年とで結成されたチーム・クリスティが、予断と偏見にみちみちた「オススメ・クリスティ!」のプレゼンテーションを行なう予定。 まずは、『皇帝の…』の感想を交換。 O青年はいつも素敵な資料を用意してくれますが、今回は気合いの入りようが違っていて、課題図書のみならず、ギデオン・フェルもの、ヘンリ・メリヴェールもの、ノン・シリーズもの、それぞれのおすすめまでも。私は『火刑法廷』のほかフェル博士ものを一つ読んだことがあるはずなのだが、すっかり記憶を喪失していたので助かります。いずれHMにチャレンジします。 ―新訳(駒月雅子)と旧訳(井上一夫)、双方読んだ参加者多し。えらい。でも、特に新訳の方が読みやすいということもなかった模様。部分的にはむしろ新訳の方が古風で上品なくらいでは? → あ、でも、旧訳「脳震盪」で新訳「脳挫傷」なので、そこは後者の方が実際を表しているでしょう。「脳震盪」ではいかにも軽い。 ―近所の二軒の鍵が同じって、ひどくね? → いやでもほらそれは、別荘地だし、おそらく当時は、上流階級同士の間では防犯の必要なんてなくて、鍵は「外部」すなわち強盗目的のビンボー人たちを防ぐ目的さえ果たせばよかったんじゃないですか?(知らないけど) → えー。ただのミステリ的ご都合じゃないの? ―ふだんのカーはもっと怪奇趣味なのに、この作品ではそういった要素を全く排していて、だから誰にでも読みやすいってことですよね。「ちょっと本気出せば本格も書けちゃうオレ」なカー? ―「肝心の部分」に至るまでの描写は、どうともとれるように工夫してあるし、そもそもタイトルの「かぎ煙草入れ」からして既に、読者に意識を植え付ける作戦が始まっているとも言える。そのあたりはさすがです。赤い鰊もばらまいて。 ―あれ、ちょっと待って下さい。このトリック、クリスティもこの数年前に使っているって先ほど気がついたんだけど、そう考えてみれば、動機までソックリじゃないか!! え、えええ・・・パク・・・オ、オマージュ。オマージュで。 (筆者注 : 気になって検索したのですが、日本語だと、類似を指摘したブログが一件見つかったのみ。うそーん。みんな、もっと騒ごうぜ? あ、皆さんネタバレをおそれてタイトルを挙げないだけでしょうか、今わたくしがしているように。それにしても私の中でカーの評価が急激に冷え込んでしまいました。だってクリスティの方がギスギスした人間関係が面白かったし。) ―主人公のキャラがなー。いかにも「ザ・男好きのするオンナ」って感じで、どうもなあ。「はすっぱな女に見えるけど、実は純真なのよ」っていう説明がまた、くだくだしいんですよねえ。(女性一同、うなずく。) ―でもいいコなのに男運悪くてかわいそう。 ← やさしい読者もいたものだ。 ―ところで、かぎ煙草って何? という素朴な疑問が。え・・・は、鼻から吸い込むんじゃないの? それは麻薬ですか? (筆者注:ご参照(Wikipedia「タバコ」)。やはり鼻から吸い込むようです。紙巻きたばこといい、水ぎせるといい、外国の喫煙ってヴァリエーション豊かですね。) ―イヴがトビーの10円ハゲに気づいてキレる描写がよかった。意味が分からん。 まあ、なんだかんだのハッピーエンドだ。よかったネ! ということで、カーについてはそんな感じでした。 それから、各々平素はどのように古典と親しんでおるのか? ということについて皆さんから一言ずつコメントをいただきましたが、まあそれは興味深いとはいえ個別の話ですので、話題はクリスチィへ。 クリスティに関しては、ミス・マープルもの、エルキュール・ポワロもの、ノン・シリーズもの、それぞれにつき、読むべき作品を5-10-10ずつ選定。いやー、この選定作業は楽しかったです。決めかねた。 でも、先に面白いものばかり読んでしまったら、後でコンプリートしようとなったときに(え? ならない?)つまらないものばかり残ってしまうことになるんじゃないかー、とか、私がベストに挙げたものは、もしかしたらその他たくさんのベストじゃなかった作品の屍が肥やしになった上でのベストなんじゃないかー、だからベストだけ読んでもクリスティの魅力が十全に伝わらないんでねえかー、とか、あらぬ妄想を抱いては不安にかられて、うだうだするわたくし。相棒Oさんの「みなさんに少しでもクリスティや古典を好きになってもらえたら、われわれの任務は完了です」という、さわやかさ満点の励ましに励まされました。さわやかさをありがとう。 しかし、ここに至るまでに、カーばかりか、またしても『アイアン・ハウス』の話題が再燃したりなどして盛り上がってしまったため(ほんと、この話は終わらない)、クリスティについて語る時間はそれほどありませんでした。ですが作成した資料が十分に暑苦しい内容なので、そのくらいでちょうどよかったと思います。 その他、同時代の女流といえばドロシー・L・セイヤーズ、ディテクション・クラブつながりでアントニー・バークリーやG.K.チェスタトン、などなどなどとの比較など、古典といえども話題は尽きず、今後は新刊―古典を交互に取り上げることができたら、我々の幅もますます広がるのではありますまいか! という素敵な決意とともに、散会となりました。 ちなみに、次回スピンオフの候補は今話題の『わたしが眠りにつく前に』でーす。一足はやく原書を読んで絶賛されている方がいらして、期待度高し! その前に、9月は久方ぶりの本編『スイート・ホーム殺人事件』ですね。皆さん、お会いできるのを楽しみにしております、ではご機嫌よう! ・Spenth@さんのレポート ・カエルさんのレポート 話題 読書会で上がった本の紹介。 +クリックで表示 『火刑法廷』ジョン・ディクスン・カー/加賀山卓朗訳 ハヤカワミステリ文庫 『三つの棺』ジョン・ディクスン・カー/三田村裕訳 ハヤカワミステリ文庫 『ユダの窓』カーター・ディクスン/砧一郎訳 ハヤカワミステリ文庫 『シャーロック・ホームズの復活』アーサー・コナン・ドイル/深町眞理子訳 創元推理文庫 『タンゴステップ』ヘニング・マンケル/柳沢由実子訳 創元推理文庫(上下巻) 『青い虚空』ジェフリー・ディーヴァー/土屋晃訳 文春文庫 『愛おしい骨』キャロル・オコンネル/務台夏子訳 創元推理文庫 『王者のゲーム』ネルソン・デミル/白石朗訳 講談社文庫 『エリア51 世界でもっとも有名な秘密基地の真実』アニー・ジェイコブセン/田口俊樹訳 太田出版 『酔いどれに悪人なし』ケン・ブルーウン/東野さやか訳 ハヤカワミステリ文庫 『ブラックアウト』コニー・ウィルソン/大森望訳 ハヤカワポケットSF 『王者のゲーム』ネルソン・デミル/白石朗訳 講談社文庫 『真鍮の評決』マイクル・コナリー/古沢嘉通訳 講談社文庫(上下巻) 『本格ミステリー宣言』島田荘司 講談社文庫 『キングを探せ』法月綸太郎 講談社 『13階段』高野和明 講談社文庫 →スピンオフ読書会#5「リンカーン弁護士」 ←スピンオフ読書会#3「湿地」
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グランド・セフト・オート チャイナタウン・ウォーズ/コード 追加/情報などなどお願いします。 ここのページは誰でも編集できるようにしています。 情報を載せてくれると嬉しいです。 -- ライガ管理人 (2010-03-13 22 08 22) hhhぢ -- ヘビ (2010-03-27 09 04 10) 荒らしはやめましょうね。 -- ライガ管理人 (2010-03-28 18 37 59) -- 名無しの勇者 (2010-12-30 13 15 35) たのしい -- ねこ (2012-04-02 15 12 25) ヘリに乗りてーだれか方法などありましたら教えて下さい。 -- ドラえもん (2012-07-29 06 21 07) あ -- あそべっかなって (2012-09-07 01 07 22) 名前 コメント
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アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
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ルーン系クエスト メインクエスト10完了後発生 発生順 クエスト名 探索場所 探索物 条件 報酬 1 ルーンストーン どこでも 初心者キット(大) 獲得したらキットからルーンを取り出す 金貨300・経験値30 2 ミステリオとエンジェル 書斎・図書室 白いミステリオ(書斎)・青いエンジェル(図書室) 金貨600・経験値60 3 ルーンの鏡文字 矢印に従いルーンをプレイ※1 金貨450・経験値40 4 マヤの本 ブードゥー教のネックレス作成 金貨600・経験値90 5 マヤのレリック マヤのピラミッド作成 金貨1200・経験値135 以上で完結 ※1 クエスト2完了後、マップ左上(下図参照)にルーンが現れる ベローズのお屋敷・マップ左上のルーンをクリック 目的 制限時間(5時間)内で、マップ上にあるアイテムを集める。(クリア条件があるわけではなく一旦開放したら5時間はそのまま) ルーンは探索報酬で得られる他、ショップ(ルーンのセット)で購入可能 ショップ購入は金貨使用・クリスタル使用でルーンの出現確率(ショップでキットのアイコンをクリックして確認できる)が変わるが、ルーンをプレイする主目的はクリスタルを得る事なので、クリスタルで購入するのは本末転倒。 ①左上のチェスト(銅の宝箱) 黒い石(ブードゥー教の腰布用パーツ)は5種のうちどれか1つ 運が良いとマヤのブードゥー教のブレスレット(ブードゥー教のサンダル用パーツ) 何よりクリスタル5個が確実に得られる 序盤ではエネルギージャムもありがたいし、金のタロットも貴重 経験値200と多目なので注意 ②右上のチェスト(銀の宝箱) 青い石(ブードゥー教の棒用パーツ)は5種のうちどれか1つ 運が良いとルーンの表(ブードゥー教のサンダル用パーツ) 序盤ではソーダもありがたいし、銀のタロットも貴重 クジャクの羽はアフリートの宮殿探索に必要 ③左下のチェスト(木の宝箱) 茶色い石(ブードゥー教の仮面用パーツ)は5種のうちどれか1つ 運が良いとマヤの置物(ブードゥー教のサンダル用パーツ) ルビー色のこけももはホビット小屋の探索に必要 紫のガーベラは謎に包まれた展望台探索に必要 ④ マップ上にアーティファクト用パーツが落ちていることがある (ブードゥー教のネックレス用パーツ) マヤ戦士のかぶと・マヤ戦士のシールド・マヤ戦士の槍・マヤ戦士の肩甲・マヤ戦士のマント (ブードゥー教のサンダル用パーツ) 古い金塊・マヤの花瓶 ⑤ 運が良いとルーンひとつ消して2クリスタルゲットなんてことも 補足 マップ上のすべてのアイテムを拾っても(仮にすべてのルーンを消したとしても)完了にはならない。 クリックしてマップを出すのに金貨もクリスタルも何ひとつ必要ない。入ってみて無理そうなら、5時間放置すればよい。 5時間経過したら、マップが更新される。残時間表示の右にある回転矢印をクリックすれば随時更新できるが、クリスタルが必要なので本末転倒。
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モンフォール 列伝 基本スペック 基本能力値 考察 コメント欄 列伝 アイランの伝統ある貴族の一門。弓兵軍司令。 ただ長弓を扱うことに特化したホークガルドの弓兵隊を邪道とののしり、如何なる戦局にも耐えられるよう弓騎兵の重武装化を促進した。 画家としても高名な人物であり、戦場でも合間を見てその風景を画として残す。 内治 統率 外交 探索 信仰 6 6 4 3 3 台詞 雇用時 弓の雨に敵を引きずりこんでくれよう。 退却時 むぅ、ここで退いては我が家名にドロを塗ることになるが…… 撃破時 め、名誉の戦死…か…… 待機時 + ... 各々のもののぐを点検せよ 戦場に立つ者、死の瞬間まで美しくあれ 後の世にこの戦場を絵画として残してやろう 前進時 + ... 名誉以外は何もない! さあ、突撃だ! 我らこそ真のアイランの騎士なり!! 互角時 + ... 祖国を想え!! 祖国に残した家族を想え!! さあ、我に射落とされたい者はどこにいる! 美しい戦場だ…… 優勢時 + ... 当然の勝利だ 追撃だ! 目に見える敵は全て射取れ!! 素晴らしい、最高に絵になる戦場だ……!! 劣勢時 + ... 最後の絵の具は、赤、か…… 敵に後ろを見せてはならんッ! 踏みとどまれ! それでも騎士かッ!! 必殺技 (なし) 基本スペック 性別 男性 肩書き 伯爵・アイラン弓兵軍司令 種族 人間 クラス アーチナイト 雇用種族 人間 雇用クラス アーチナイト クロスボウマン 特殊雇用 無し 初期勢力 S1=アイラン S4=死亡 初期階級 S1=上士 S4=死亡 旗揚げ時勢力名 モンフォール伯国 旗揚げ時雇用可兵科 アーチナイト クロスボウマン 初期レベル S1=5 その他・備考欄 放浪時、所持金が0でない場合傭兵化することがある 保有スキル 部下に付与可能なものは【付与】、必殺技は【必殺】で表示 LV 個人習得 クラス習得 初期 【付与】パワーショットⅡ,【必殺】バリスタ建設 騎射, チャージショット,ロングソード 15 乱れ撃ち/リピーターショットのうちランダムで1つ,ロングソード+1, 突撃 25 チャージショットⅡ,ロングソード+2 リーダースキル 技術UP(25%) 訓練効果アップ(4) アシストスキル 無し 召喚スキル バリスタ建設 基本能力値 HP 1300 MP 40 攻撃 55 防御 55 魔力 20 魔抵抗 30 素早さ 40 技術 60 HP回復 0 MP回復 0 移動 180 移動タイプ 草原 召喚数 1 召喚レベル 20% exp_mul 124 耐性 斬撃 突撃 打撃 弓矢 火 水 風 地 天 暗黒 精神 解呪 神聖 +2 -2 -2 0 0 0 0 -2 0 -1 0 +5 0 毒 麻痺 幻覚 沈黙 混乱 石化 恐慌 即死 吸血 魔吸 ドレイン 0 0 0 0 0 0 0 0 -1 -1 -1 考察 全般 操作方法 オススメ陪臣・兵科・指揮官 敵対時対処法 コメント欄 意外と良識派 -- 名無しさん (2023-04-25 22 30 31) 名前 コメント
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草案 登場人物 メロエッタ:クリスティーヌ エルレイド:ラウル ウィンディ:ダロガ ダロガはペルシャ語で国家警察の長官 -- (ユリス) 2013-06-15 08 29 09
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テレビ東京系列 1900 夏期 水曜ミステリー9 スポンサーリスト7月4日 7月11日 7月18日 8月15日 8月22日 8月29日 9月19日 9月26日 休止 スポンサーリスト 7月4日 1部60秒 - 積水ハウス 30秒 - アース製薬、JRA、ダイハツ工業、(PT)永谷園 2部60秒 - P G 30秒 - KINCHO、小林製薬 7月11日 1部60秒 - 積水ハウス 30秒 - ダイハツ工業、アース製薬、JRA日本中央競馬会、(PT)永谷園 2部60秒 - P G 30秒 - 小林製薬、KINCHO 7月18日 1部60秒 - 積水ハウス 30秒 - アース製薬、アヴァンス法務事務所、(PT)ソフトバンクモバイル、(PT)永谷園 2部60秒 - P G 30秒 - KINCHO、JRA日本中央競馬会 8月15日 1部60秒 - 積水ハウス 30秒 - JRA、リーブ21、(PT)宝酒造、番宣 2部30秒 - LIXIL、P G、KEIRIN、(PT)永谷園 8月22日 1部60秒 - 積水ハウス、番宣 30秒 - KEIRIN、(PT)永谷園 2部60秒 - P G 30秒 - JRA、LIXIL 8月29日 1部60秒 - 積水ハウス 30秒 - P G、KEIRIN、(PT)永谷園、番宣 2部60秒 - JRA 30秒 - リーブ21、番宣 9月19日 1部1 30" - P G 60秒 - KEIRIN 30秒 - (PT)永谷園 2部60秒 - 積水ハウス 30秒 - 富士フイルム、JRA日本中央競馬会 9月26日 1部1 30" - P G 60秒 - 積水ハウス 30秒 - KEIRIN 2部60秒 - JRA日本中央競馬会 30秒 - LIXIL、(PT)永谷園 休止 8月8日 = 2番組編成ロンドンオリンピック ハイライト(18 59~22 00) ウソだと思ったらホントだった!30秒後に絶対見られるTV(22 00~) 9月5日 = 「アウトレイジ ビヨンド」公開記念シネマスペシャル「アウトレイジ」(~23 13) 9月12日 = ドラマスペシャル「親父がくれた秘密」(~23 08)
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概要 辻ミステリの中で、最長・最多のシリーズ。 今世紀に入り、他のレギュラーシリーズが完結したり中断したりする中、2011年まで新作がコンスタントに出版され続け、完結した。 1979年に「死体が私を追いかける(未)」で初登場したトラベルライター瓜生慎は、家出中の女子大生三ツ江真由子と出会ったことから事件に巻き込まれ、それが縁で真由子と結ばれる。 その後も、職業柄日本各地へ旅することが多い慎は、行く先々で事件に巻き込まれる。しかし、本人の意思とは裏腹に推理力に恵まれた慎は、真由子のサポートを受けながら探偵役を務めていく。 やがて、「殺人者が日本海を行く(未)」で二人は正式に結婚し、子どもの誕生が間近になった「北海で殺そう」をもってシリーズはひとまず完結する。 二人は産休を取るという名目で、徳間ノベルスにおける辻ミステリの主役は神保亜子に譲った。その後二人は、「ソウル発殺人物語」で息子・竜(未)を伴って復帰し、主役に返り咲く。以後、乳児ながら事件に出会うと独特の勘を働かせる竜も探偵役に加わり、1991年の「殺人「北越雪譜」(未)」までシリーズは継続した。 そして、十年以上のブランクを経て舞台は光文社文庫に移り、2002年の「北海道・幽霊列車殺人号(未)」でシリーズは再開した。 以後の作品では、中学生から高校生へと成長した竜と、そのガールフレンド中浜うずら(未)を加え、初期シリーズ以来のトラベルミステリーに探偵一家の活躍を加え、年一作のペースでシリーズは継続していたが、2011年「日本・マラソン列車殺人号」で、全シリーズは完結を迎えた。 シリーズリスト 第1期 死体が私を追いかける ブルートレイン北へ還る ローカル線に紅い血が散る 火の国死の国殺しを歌う 殺人者が日本海を行く 三陸鉄道死神が宿る 山陰ドン行に死す 鳴門に血渦巻く 北海で殺そう 第2期 ソウル発殺人物語(神保亜子シリーズ第4作を兼ねる) 大雪山発殺人物語 仏ヶ浦発殺人物語 四万十発殺人物語 殺人「北越雪譜」 第3期 北海道・幽霊列車殺人号 上州・湯煙列車殺人号 信州・高原列車殺人号 伊豆・踊り子列車殺人号 長崎・ばてれん列車殺人号 弘前・桜狩り列車殺人号 日本海・豪雪列車殺人号 甲州・ワイン列車殺人号 宗谷・望郷列車殺人号 四国・坊っちゃん列車殺人号 会津・リゾート列車殺人号 日本・マラソン列車殺人号 短編 お座敷列車殺人号(慎と真由子の新婚旅行が描かれる。「殺人者日本海を行く」の文庫版に収録)
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このミステリーがひどい! 小谷野敦 飛鳥新社 2015.8 フリーマン・クロフツ 樽 貴志祐介 『青の炎』、『硝子のハンマー』 井沢元彦 『猿丸幻視行』:水底の歌の決定的間違いを指摘。日本文藝史 小西でも指摘 西村京太郎 『天使の傷痕』、終着駅殺人事件、雷鳥九号殺人事件 赤川次郎 『ヴァージン・ロード』 9F 市立 丸谷才一 横しぐれ、樹影譚、笹まくら 伊藤計劃 ハーモニーは面白かった 広瀬正 エロス、ツィス ハインライン 時の門 広瀬の解説文「『時の門』を開く」 ヘレン・マクロイ 殺す者と殺される者 藤堂志津子 昔の恋人 辻村深月 鍵のない夢を見る 奥泉光 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活 モデル小説。近畿大学、丸谷才一、柄谷行人、松浦寿輝 北村薫 円紫さんと私 シリーズ、六の宮の姫君、美人作家は二度死ぬ、中島敦殺人事件、『太宰治の辞書』 県立 7Fキタ 市立913タ 六913タ 加納朋子 ななつのこ 光原百合 十八の夏 『こころ』は本当に名作か? (ベスト) 西村京太郎 『天使の傷痕』 県立 7FB913.6エ6 7FBニシ 筒井康隆 ロートレック荘事件 貴志祐介 硝子のハンマー ヘレン・マクロイ 殺す者と殺される者 中町信 模倣の殺意 北村薫 『六の宮の姫君』 折原一 『倒錯のロンド』
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2012年7月1日 2012年7月4日:「イタリア推理小説略史」に少々加筆を行っていたところ、ページの制限容量を超えてしまったので一部の情報をこちらに移す。 Index (4-2)現代イタリアの推理作家たち(続き)その他の作家たち (5)イタリアのミステリ賞シェルバネンコ・ミステリ大賞 レイモンド・チャンドラー賞 アルベルト・テデスキ賞 (4-2)現代イタリアの推理作家たち(続き) その他の作家たち イタリアの高名な作家であるアントニオ・タブッキ(Antonio Tabucchi、1943-2012、Wikipedia)も、1997年に発表した『ダマセーノ・モンテイロの失われた首』(草皆伸子訳、白水社、1999年)のようなミステリ仕立ての小説を書いている。 同じくイタリアの高名な作家であるダーチャ・マライーニ(Dacia Maraini、1936- 、イタリア語版Wikipedia)も、ミステリ仕立ての小説『声』(大久保昭男訳、中央公論社、1996年)を発表している。ダーチャ・マライーニは東洋学者の父フォスコ・マライーニ(1912-2004)に伴われて来日し、幼少期の1938年(「1939年」とも)から1945年までを日本で過ごした。『イゾリーナ 切り刻まれた少女』(望月紀子訳、晶文社、1997年)は1900年にイタリアで実際にあった殺人事件を検証する記録文学で、フィクションの要素はない。 その他のイタリア・ミステリの邦訳書(邦訳出版順) 作者 タイトル ニコロ・アンマニーティ Niccolò Ammaniti 1966- 『ぼくは怖くない』 ハヤカワepi文庫、2002年 ジュゼッペ・ジェンナ Giuseppe Genna 1969- 『イスマエルの名のもとに』 角川書店、2004年 ジュゼッペ・ペデリアーリ Giuseppe Pederiali 1937-2013 『霧に消えた約束』 二見文庫、2005年 マリオ・スペッツィ Mario Spezi 1945- 『連続殺人「赤い死神」』 扶桑社ミステリー、2007年 ジョルジョ・ファレッティ Giorgio Faletti 1950-2014 『僕は、殺す』 文春文庫、2007年 ルカ・ディ・フルヴィオ Luca Di Fulvio 1957- 『ディオニュソスの階段』 ハヤカワ文庫NV、2007年 ディエゴ・マラーニ Diego Marani 1959- 『通訳』 東京創元社、2007年 ジュリオ・レオーニ Giulio Leoni 1951- 『未完のモザイク』 二見文庫、2009年 エンリコ・ソリト Enrico Solito 1954- 『シャーロック・ホームズ 七つの挑戦』 国書刊行会、2009年 シルヴァーノ・アゴスティ Silvano Agosti 1938- 『罪のスガタ』 シーライトパブリッシング、2009年 アンドレア・ヴィターリ Andrea Vitali 1956- 『オリーブも含めて』 シーライトパブリッシング、2011年 ドナート・カッリージ Donato Carrisi 1973- 『六人目の少女』 ハヤカワ・ミステリ、2013年1月 ※ミステリの要素を含む文学作品、とでも形容すべき作品も含まれています。あらすじはネット上で検索してみてください。 『霧に消えた約束』は歴史小説や子供向けの読み物を書いていたジュゼッペ・ペデリアーリが2003年に発表した初めてのミステリ小説。 マリオ・スペッツィはジャーナリストで、『連続殺人「赤い死神」』は1996年に発表した初の小説。日本ではほかに、ジャーナリストの島村菜津との共著『フィレンツェ連続殺人』(新潮社、1994年)が出版されている。これはイタリアで実際に発生した連続殺人の真相に迫るノンフィクションである。 ルカ・ディ・フルヴィオは1988年にデビュー。2000年に発表した"L Impagliatore"は映画化されている(邦題『Jigsaw ジグソー』)。『ディオニュソスの階段』は2007年度『IN☆POCKET』文庫翻訳ミステリー・ベスト10の「作家が選んだベスト10」で第10位にランクインした。 短編のみ翻訳されている作家 ラーウラ・グリマルディ(Laura Grimaldi、1928-2012、イタリア語版Wikipedia)はモンダドーリ社のミステリシリーズの編集長を長年務めた人物。1980年代末から1990年代にかけて発表したいくつかのサスペンス小説が代表作である。ほかに、マルコ・トロペア(Marco Tropea)との共著で政治ミステリー小説のパロディを何作か発表している。グリマルディの邦訳は、ジェローム・チャーリン編『ニュー・ミステリ ジャンルを越えた世界の作家42人』(早川書房、1995年)に収録された「父親と娘」がある。なおこの本には、イタリアの作品ではほかにレオナルド・シャーシャ「マフィア・ウェスタン」(作者名は「レオナルド・シャッシャ」表記)、イタロ・カルヴィーノ「都市と死者」が収録されている。どれも数ページの掌編である。 カルメン・アイレーラ(Carmen Iarrera、イタリア語版Wikipedia)はスパイ小説を書く作家。『ミステリマガジン』1999年3月号に短編「助け」が訳載されている。なお、松坂健氏が2007年以降『ミステリマガジン』に毎年寄稿している国際推理作家協会の会議のレポートでは、イタリアのカルメン・イレーラ(2008年11月号)、カルメン・イラレーラ(2010年9月号)という人物が登場するが、おそらく同一人物だろう。2005年にはアメリカのミステリ雑誌『Ellery Queen s Mystery Magazine』の「Passport to Crime」コーナー(非英語圏の短編ミステリを英訳掲載する企画)にアイレーラの短編"The Wind"が掲載されている。この短編は、同コーナーの短編を集めたアンソロジー『Passport to Crime』(2007年1月)にも収録された。 (5)イタリアのミステリ賞 シェルバネンコ・ミステリ大賞 イタリア北西端のクールマイユール(Courmayeur)で毎年12月に開催されるクールマイユール・ミステリ祭(Courmayeur Noir in Festival)で授与される賞。イタリア語で発表されたミステリの年間最優秀作に贈られる。 以下の受賞作一覧はクールマイユール・ミステリ祭公式サイトの「こちらのページ」が情報源。リンク先を見る限り、どうやら「シェルバネンコ賞」と呼ばれるようになったのは1997年からのようである。その前年の1996年から、ジョルジョ・シェルバネンコの娘のチェチリア・シェルバネンコ(Cecilia Scerbanenco)が選考委員の一員になっている。 1993 レナート・オリヴィエリ(Renato Olivieri) Madame Strauss 1994 Tiziano Sclavi Mostri 1995 Andrea G. Pinketts Il senso della frase 1996 カルロ・ルカレッリ(Carlo Lucarelli) 『オーケ通り』 Via delle Oche 1997 Alan D. Altieri Kondor 1998 マルチェロ・フォイス(Marcello Fois) 『いかなるときでも心地よきもの』 Sempre caro 1999 Pino Cacucci Demasiado corazon 2000 Franco Mimmi Il nostro agente in Giudea 2001 Claudia Salvatori Sublime anima di donna 2002 Massimo Carlotto Il maestro di nodi 2003 Giancarlo De Cataldo Romanzo criminale 2004 Piero Colaprico Trilogia della città di M Barbara Garlaschelli Sorelle 2005 Leonardo Gori L angelo del fango 2006 Giancarlo Narciso Incontro a Daunanda 2007 Francesco Guccini ロリアーノ・マッキアヴェッリ(Loriano Macchiavelli) Tango e gli altri. Romanzo di una raffica, anzi tre 2008 Paola Barbato Mani nude 2009 Marco Vichi Morte a Firenze 2010 Elisabetta Bucciarelli Ti voglio credere 2011 Gianni Biondillo I materiali del killer 2012 Maurizio De Giovanni Il metodo del coccodrillo 1998年の受賞作『いかなるときでも心地よきもの』はハヤカワ・ミステリ文庫『弁護士はぶらりと推理する』に収録。 レイモンド・チャンドラー賞 これもクールマイユール・ミステリ祭で授与される賞。イタリア国内外のミステリ作家の生涯の業績に対して贈られる。1988年にレイモンド・チャンドラーの生誕100周年を記念して創設され、1993年からクールマイユール・ミステリ祭で授与されるようになった。 イタリアからの受賞者は、レオナルド・シャーシャ、フルッテロ&ルチェンティーニ、アンドレア・カミッレーリ。 以下の受賞者一覧の情報源は、クールマイユール・ミステリ祭公式サイトの「こちらのページ」。 1988 英国 グレアム・グリーン(Graham Greene) 1989 イタリア レオナルド・シャーシャ(Leonardo Sciascia) 1990 英国 J・G・バラード(James Ballard) 米国 ドナルド・E・ウェストレイク(Donald Westlake) 1991 英国 フレデリック・フォーサイス(Frederick Forsyth) 1992 スペイン マヌエル・バスケス・モンタルバン(Manuel Vázquez Montalbán) 1993 アルゼンチン オスバルド・ソリアーノ(Osvaldo Soriano) 1994 イタリア カルロ・フルッテロ(Carlo Fruttero) フランコ・ルチェンティーニ(Franco Lucentini) 1995 英国 P・D・ジェイムズ(P.D.James) 1996 米国 エド・マクベイン(Ed Mc Bain) 1997 米国 ジェイムズ・クラムリー(James Crumley) 1998 米国 ミッキー・スピレイン(Mickey Spillane) 1999 2000 米国 アンドリュー・ヴァクス(Andrew Vacchs) 2001 英国 ジョン・ル・カレ(John le Carrè) 2002 米国 ジョン・グリシャム(John Grisham) 2003 米国 ジェイムズ・グレイディ(James Grady) 2004 英国 イアン・ランキン(Ian Rankin) 2005 米国 ジョージ・P・ペレケーノス(George P. Pelecanos) 2006 米国 エルモア・レナード(Elmore Leonard) 2007 米国 スコット・トゥロー(Scott Turow) 2008 スペイン Alicia Giménez Bartlett(アリシア・ヒメネス・バルトレット) 2009 キューバ レオナルド・パドゥーラ(Leonardo Padura Fuentes) 2010 米国 マイクル・コナリー(Michael Connelly) 2011 ギリシャ Petros Markaris(ペトロス・マルカリス) イタリア アンドレア・カミッレーリ(Andrea Camilleri) 2012 米国 ドン・ウィンズロウ(Don Winslow) 特別賞1992年:クエンティン・タランティーノ(特別賞 Special Award) 1995年:クリス・カーター(『Xファイル』などで知られる脚本家)(特別賞 Special Award) 1999年:ファーリー・グレンジャー(ヒッチコック作品などに出演した俳優)(アルフレッド・ヒッチコック生誕100周年記念賞 Speciale Centenario Alfred Hitchcock) 注1993年受賞のアルゼンチンのオスバルド・ソリアーノは、フィリップ・マーロウを登場させたパロディ作品『Triste, solitario y final』(1973)などを書いた作家。邦訳には、絵本『ぼくのミラクルねこネグロ』(アリス館、2003年)がある。 2011年受賞のペトロス・マルカリスのギリシャ文字表記は、Πέτρος Μάρκαρης アルベルト・テデスキ賞 アルベルト・テデスキ(1908-1979)は、1929年に創刊されたイタリア最大のミステリ叢書《ジャッロ・モンダドーリ》で初期から編集者を務めた人物。《ジャッロ・モンダドーリ》は英米ミステリの翻訳がメインの叢書で、2013年3月現在までに3300点以上を刊行している。創刊50周年の1979年には、その編集者としての業績をたたえてアメリカ探偵作家クラブからテデスキに大鴉賞が贈られたが、テデスキはその直後の同年5月に急逝。そこでテデスキの業績を記念して、公募ミステリ賞のアルベルト・テデスキ賞が創設された。未発表の長編ミステリを募集し、受賞作は《ジャッロ・モンダドーリ》で刊行される。1980年の初回の受賞者はロリアーノ・マッキアヴェッリ。 1999 Annamaria Fassio Tesi di laurea 2000 ジュリオ・レオーニ(Giulio Leoni) I delitti della Medusa 2001 Gianfranco Nerozzi Cuori perduti 2002 Massimo Carloni, Antonio Perria Il caso Degortes 2003 Lorenzo Arruga Suite algérienne 2004 Vittorio Paganini Il sequestro 『ハヤカワミステリマガジン』洋書案内コーナーで紹介されたイタリアの作品一覧 レビュー執筆者はすべて荒瀬ゆみこ氏。各書籍の原題などは「こちら」を参照のこと。 2008年3月号:ニコロ・アンマニーティ『えら』(1997年) 2009年3月号:ニコロ・アンマニーティ『神様の命ずるままに』(2006年) 2011年3月号:ニコロ・アンマニーティ『あたしとあんた』(2010年) →ニッコロ・アンマニーティ『孤独な天使たち』(中山エツコ訳、河出書房新社、2013年2月) 2012年8月号:ニコロ・アンマニーティ『微妙な時機』(2011年) 2008年9月号:ジャンカルロ・デ・カタルド『父と異邦人』(2007年?) ※2003年にシェルバネンコ賞を受賞した作家 2009年9月号:マルコ・ヴィキ『ボルデッリ分署長』(2002年) 2010年4月号:ジョルジョ・シェルバネンコ『ミラネーゼは土曜日に殺す』(1969年) 2010年11月号:カミッレーリ ルカレッリ『黙ってろ』(2010年) 2011年7月号:シルヴィア・アヴァッローネ『鋼の夏』(2010年) ※邦訳あり 2012年4月号:ジョルジョ・ファレッティ『女衒(ぜげん)の覚え書き』(2010年) 2013年4月号:マルコ・マルヴァルディ『数えきれない』(2012年) 「イタリア推理小説略史」に戻る