約 4,195,670 件
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2405.html
それまで体が動かなかった反動で、あたしは目を覚ますと同時にがばっと起き上がった。カチンコチンに固まっちゃってたのよね。情けないことに。 しばらくは冷静になれなかったわ。一瞬で周りの景色が変わったみたいだったし、いままで目の前にいたはずのアイツの姿も消えてる。 アイツの姿を目で探して、ようやく気づいたわ。ここはあたしの部屋。いまあたしが座ってるのはベッドの上。膝の上には乱れた布団が乗ってて、あたしは制服じゃなくていつものパジャマを着てる。外はまだ真っ暗。そう、この奇妙な体験はぜんぶ夢だったってわけ。 でも、夢だったと理解するまでにも数秒かかったわね。だってホントにリアルな夢だったんだもの。あたしはなぜかアイツと二人だけで学校にいて、外は昼なのか夜なのか分からないけど一面灰色に染まってて、そのうちなんか青い巨人みたいなのが現れたと思ったら学校を破壊し始めて……。 夢の最後、アイツはあたしにキスしてきた。 はっきりと覚えてる。アイツがつかんだあたしの肩には、まだその不自然な握力と体温が残ってる気がするくらいだし、この動悸も鎮まる気配がない。変な汗のせいで、パジャマが体に貼り付いて気持ち悪いわ。そして何より、アイツと重ねた唇もなんだか湿ってるような感じがするんだもの。 ………。 しばらく呆然としていたけど、落ち着いてきたらなんだか腹立ってきたわ。 いくら夢の中のこととはいえ、いったいアイツは何なの!神聖なるこのあたしの許可も得ずに無理矢理あんなことしてくるなんて、死刑を100回宣告してもまだ足りないほどに重罪だわっ!それにあたしもあたしよ!なんでこんな変な夢見ちゃったのかしら!夢は深層心理の反映だとかなんとか言うけど、これがあたしの願望だなんて絶っっ対に認めないんだからねっ!そりゃ途中までは、ちょっと珍しい体験だからわくわくしてたけど、あんな結末を注文した覚えはこれっぽっちもないわ! これもぜんぶアイツのせいよ! 羞恥と怒りのあまり悶絶しそうになり、あたしはせっかく落ち着いた呼吸をまた荒くすることになった。ぼさぼさの髪をさらにわしゃわしゃと掻き乱したせいで、いまあたしの頭はすごいことになっているわね、きっと。 ……バカバカしいわ。 アイツも、あたしも、この夢も。 もう乱れた髪や布団を正すのも嫌になって、あたしはそのまままた布団を被った。もうさっさと寝てやるわ。くだらないことであたしの貴重な睡眠を阻害しないでよね!まったく。 ………。 …………。 ……………。 今夜のあたしはどうかちゃったのかしら。 どれだけ強く長く目を閉じていても、ちっとも眠れやしなかったわ。だって、瞼に浮かんでくるのはさっきの夢ばかりなんだもの。目を閉じて、口を半開きにして迫ってくるあいつの気色悪いマヌケ顔になんて、ハイキックの一発でも見舞ってやるところだわ。 ……油断してたはずはないのに。 そう、あたしはあのとき油断してたはずがない。だってアイツはあの直前にも、変なことを口走ったのだから。 ―――いつだったかのお前のポニーテールはそりゃもう反則的なまでに似合ってたぞ。 何がポニーテールよ。何が反則よ。突然そんなことを言いはじめたアイツに、あたしは普段と違うものを感じてた。ううん、それ以前に、アイツはなんとなくおかしかった。灰色の世界に閉じ込められた状況なのに、部室で平気な顔してお茶飲んだりして。……そりゃ、夢なんだから変なところがあってもしかたないのかもしれないけど……。 とにかく!アイツは変だったのよ!いつもと何か様子が違ったの!それなのに……。 普通、飛び起きたときに見ていた夢は、瞬時に忘れてしまうことが多い。でもあたしの頭からは、その記憶がこびりついて離れそうにない。 あたしの警戒が甘かったっていうの?そんなことは断じてないわ!あたしはこう見えて、いいえ、見たとおりとっても敏感な女なんだからっ!でも、それなのにそれなのにそれなのにっ!なんであいつのあんな攻撃も避けられなかったのかしら!それどころか、完全に固まっちゃって身動き一つ取れなかったなんて、このあたし、夢の中の出来事だったとはいえ一生の不覚だわ!もうこれを原因にして、原稿用紙50枚分の遺書さえ書けちゃいそうな気がするわね。 どれだけ振り払おうとしても、夢の中でのアイツの声と、あの感触が甦ってくる。ストーカーでもあるまいし、つきまとってくるんじゃないわよ! ……何がポニーテールよ。何が反則よ。 あんたのやってることのほうが、よっぽど反則だわ。 結局、本当に、本っ当に許しがたいことだけど、あたしはそのまま朝まで寝付けなかった。今日ばかりはその役目も無意味になってしまった目覚まし時計を止めて、ぼんやりとした頭のまま、いつもの朝を取り戻そうとベッドから起き上がる。 顔を洗い、あまり入らないご飯を無理矢理飲み込んで、歯を磨き、そのまま洗面台でブラッシング……していた手を、あたしははたと止めた。 ………。 嫌よ。 するわけないじゃないの。たかが夢の中でアイツにそう言われたからって、誰が次の日の朝からホイホイしていってやるもんですか。だいいち、長さがまだ全然足りないわ。切ったのはついこの前だったんだから、またできるようになるには相当な時間がかかるのよ。それに、夢の中での話じゃないの。あいつが本当にそんな趣味をもってるかどうかだって怪しいんだし。 ……ちっ、違うわよ!アイツが本当にそんな趣味してたとしても、あたしは絶対にしていってやんないわ!あたしは、いまの髪型が、気に入ってるんだから。 一回一回呼吸をするように、自分に言い聞かせる。鏡の中のあたしは、まだ顔がほんのり赤く、でも寝ていないせいか変なところが白く、要するにあまりいい顔をしていなかった。いつも輝いているはずのあたしの綺麗な瞳も、今日はなんだかちょっとだけ、ほんのちょびーっとだけ、濁って見える。こんな顔で学校へ行くんだと思うと、それだけで陰鬱な気持ちになるわね。 ……何やってんだろ、あたし。バッカみたい。アイツのバカが伝染っちゃったのかしら。 またブラッシングを再開するけど、どれだけ開き直ってみても、昨日の夢が頭をわんわん駆け巡って、消えてはくれない。 あたしは鏡の中のあたしを睨みつける。眼光がいつもよりも弱っちぃ気がする。熱があるときみたい。今日アイツが学校に来たら、思いっきり怖い顔をして睨みつけてやるための練習なのに。 なんてのはもちろん嘘。 たっぷり1分間ぐらい睨めっこした後、あたしはしぶしぶ、でも一瞬また躊躇ってから、結局、予め洗面台に置いてあったゴムに指をかけて、口にくわえる。 これで朝一番に何も言ってこなかったら、あいつ後ろからぶん殴ってやるわ。 学校にはいつもどおりの時間に着いた。あまりご飯を食べなかったせいで家を出た時間は早かったけど、学校までの坂道にその分の時間を取られちゃったわ。ホント、こんな日はきっと一日中ツイてないに決まってるわね。どこかに、運勢を回復してくれる魔法の呪文が書かれた秘伝書でも落ちてたらいいのに。 あるはずもない秘伝書を探しにあちこち見てまわりながら登校するような元気もなく、あたしはそのまま校門をくぐり、1年5組の教室、窓際いちばん後ろの席に座り込んだ。寝てないせいか、脚がもう疲れてきちゃった気がする。暑いし、動悸もまだ不自然だわ。心臓が、鞭に打たれながら無理して血液を送ってるみたい。あたしらしくもないわね。 そのままぼんやりと窓の外を見てた。学校までの道を登ってくる生徒の群れが蟻の行列みたいに見えて、あたしはその行列に向けて溜息をつく。その溜息の先に、周りの生徒よりも一段とゆっくりのんびりぼんやり歩いてくる影が見えた。これだけ離れた距離から見ても、一目で疲れてると分かる。なんでアイツは毎朝毎朝、ちっとも爽やかじゃないのかしら。 ……今日のあたしは特別なの。アイツと一緒にしてもらっちゃ困るわ。 アイツは校門の前で立ち止まったかと思うと、これから階段を昇らなくちゃいけない校舎を弱弱しい眼差しで見上げ、またとぼとぼと下を向いて歩き始めた。どうやらあたしには気づいてないみたいね。 それからたっぷり5分ぐらいかけて、アイツはようやく教室にやってきた。あたしの視線は窓の外のままだけど、その疲れきった足音を聞いただけでアイツだと分かるわね。でもアイツの視線までは分からない。あたしが目に入ったかしら。そしてこの後ろ頭が。 「よう、元気か」 その口調は、意外にもちょっとだけ爽やかだった。あたしの前の席に鞄を置く。 「元気じゃないわね。昨日、悪夢を見たから」 あたしは窓の外を見つめたまま、そう言ってやった。あたしの夢に出てきたコイツが絶対的に悪いけど、今日は責め立てようにも元気がない……ってのはちょっと嘘。ホントはあたし、いま視線を正面に戻せないでいる。なんで?なんであたしが、こんなやつにたいして敵意を込めた視線の一つも送れないのよ? あたしはそのままの表情を保って続ける。 「おかげで全然寝れやしなかったのよ。今日ほど休もうと思った日もないわね」 「そうかい」 ソイツは窓の壁を背もたれにするようにどかっと腰を下ろすと、首から上だけ90度捻って、あたしを見た。いつもこの時間はこうしてコイツと話してるはずなのに、今日はなんだか顔を見られたくない。だから、いつもよりもちょっと不機嫌そうな表情を作ってみた。だって、だってきっと疲れた顔してるに違いないし、髪型だって似合ってるか分からないし、……あんな夢の後だし。 ところが迷惑なことに、ソイツは身を乗り出すようにあたしの顔を覗き込むと、 「ハルヒ」 とあたしの名前を呼んだ。 「なに?」 不機嫌そうなオーラを出し続けて答える。こいつ、こんな日に限って話しかけてこないでよっ。さっさと前向きなさい!あんたのせいで、あたしが前向けないじゃないの! ところが、ソイツが続けた言葉は、あたしに不機嫌オーラを出し続けるのを忘れさせるほど、意外なものだった。 「似合ってるぞ」 ………。 い、いま、……に、「似合ってるぞ」って、言った? あたしはその瞬間、表情を崩さずにいられただろうか。大きなリアクションを起こしたつもりはないけど、ば、バレてないわよね?気づかれてないわよね?ああああんた、いいからさっさと前向きなさいよ! は、早くしないと……。 か、顔が……。 もう限界!顔が赤くなってんのがバレるっ!……と思うよりも一瞬先に、ソイツはあたしから視線を逸らし、体ごと黒板を向いた。ちょっと笑ってたように見えたのが気のせいであることを祈るわ。 あたしはそのまま顔も体も動かすことができず、呼吸さえも満足にできず、しばらく窓の外を見つめていたけれど、その間も視界に入ってきているはずの外の景色は、脳みそにたどり着く頃には真っ白に消えていた。 コイツがいま唱えた言葉は、幸運の呪文だったかしら……?
https://w.atwiki.jp/1548908-wdt1/pages/350.html
ニヴルヘイム10F:トランサー:トラスト・ナイツ 解説:レベル30/レシピ代0600DP 【暗黒騎士ガイア】デッキ。 攻略 ※チェック・修正・並び替え・50音順待ち 合計40枚+13枚 上級07枚 暗黒騎士ガイア×3 カース・オブ・ドラゴン 疾風の暗黒騎士ガイア×3 下級13枚 E・HERO プリズマー×2 共闘するランドスターの剣士×3 切り込み隊長×3 コマンド・ナイト×3 ならず者傭兵部隊×2 魔法15枚 サイクロン 螺旋槍殺×2 戦士の生還×2 増援 手札抹殺 龍の鏡×2 融合×2 連合軍×2 我が身を盾に×2 罠05枚 正統なる血統×2 炸裂装甲×2 リビングデッドの呼び声 エクストラ13枚 竜騎士ガイア×3 X-セイバー ウルベルム×3 ギガンテック・ファイター×2 大地の騎士ガイアナイト×3 XX-セイバー ガトムズ×2
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/32215.html
デステニー・ナイトメア R 無色 (4) D2フィールド このフィールドを展開した時、相手は自身のクリーチャーを1体、裏向きで持ち主の超次元ゾーンに置く。 自分のコマンドが攻撃した時、相手は自身の山札の上から1枚目を裏向きで超次元ゾーンに置く。 自分の超次元ゾーンの表向きのデステニー・コマンドを召喚してもよい。 《真DMEX-01 「雷帝審判」》で登場したD2フィールド。 作者 ノイン コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nicoten/pages/720.html
ナイト・オブ・ナイツ ないと・おぶ・ないつ 【楽曲】[東方] 09-06-01最終更新 random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 「ナイト・オブ・ナイツ」とは、ビートまりおによる東方Projectの二次創作(未作成)楽曲。 原曲は「東方花映塚」の十六夜咲夜戦におけるテーマBGM「フラワリングナイト」。 ノリのよさや扱いやすさからか、音楽系MADの音楽素材として人気を獲得。多様なMADが投稿されている。08年夏から秋にかけて特に人気だったが、最近はちょっと下火? 動画検索 「ナイト・オブ・ナイツ」でタグ検索 上位分類タグ ビートまりお (タグ検索 → 検索結果) フラワリングナイト (タグ検索 → 検索結果) random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 動画 sm4014273【東方】ビートまりおアレンジ:ナイト・オブ・ナイツ http //www.nicovideo.jp/watch/sm4014273 原曲 MAD sm7034136リカチャンノキゲン・サラニヨク・ナイツ http //www.nicovideo.jp/watch/sm7034136 な行の単語一覧にもどる 「楽曲」に関する単語の一覧 「東方」に関する単語の一覧 トップページにもどる - -
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/8018.html
ナイトメアの卯人【うじん】 闇文明 (1) クリーチャー:ウォークラビット 2000 ■自分の手札を公開する。 ■自分の手札に呪文がない時、このクリーチャーを破壊する。 作者:黒揚羽 フレイバー・テキスト DMB-05 「アリスエイジ」夢は悪いものが作り出す。あなたが日中に出遭った、何かがあなたの心に巣食い、よいものを悪くしていき、生まれる。 収録セット DMB-05 「アリスエイジ」-コモン 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2493.html
それまで体が動かなかった反動で、あたしは目を覚ますと同時にがばっと起き上がった。カチンコチンに固まっちゃってたのよね。情けないことに。 しばらくは冷静になれなかったわ。一瞬で周りの景色が変わったみたいだったし、いままで目の前にいたはずのアイツの姿も消えてる。 アイツの姿を目で探して、ようやく気づいたわ。ここはあたしの部屋。いまあたしが座ってるのはベッドの上。膝の上には乱れた布団が乗ってて、あたしは制服じゃなくていつものパジャマを着てる。外はまだ真っ暗。そう、この奇妙な体験はぜんぶ夢だったってわけ。 でも、夢だったと理解するまでにも数秒かかったわね。だってホントにリアルな夢だったんだもの。あたしはなぜかアイツと二人だけで学校にいて、外は昼なのか夜なのか分からないけど一面灰色に染まってて、そのうちなんか青い巨人みたいなのが現れたと思ったら学校を破壊し始めて……。 夢の最後、アイツはあたしにキスしてきた。 はっきりと覚えてる。アイツがつかんだあたしの肩には、まだその不自然な握力と体温が残ってる気がするくらいだし、この動悸も鎮まる気配がない。変な汗のせいで、パジャマが体に貼り付いて気持ち悪いわ。そして何より、アイツと重ねた唇もなんだか湿ってるような感じがするんだもの。 ………。 しばらく呆然としていたけど、落ち着いてきたらなんだか腹立ってきたわ。 いくら夢の中のこととはいえ、いったいアイツは何なの!神聖なるこのあたしの許可も得ずに無理矢理あんなことしてくるなんて、死刑を100回宣告してもまだ足りないほどに重罪だわっ!それにあたしもあたしよ!なんでこんな変な夢見ちゃったのかしら!夢は深層心理の反映だとかなんとか言うけど、これがあたしの願望だなんて絶っっ対に認めないんだからねっ!そりゃ途中までは、ちょっと珍しい体験だからわくわくしてたけど、あんな結末を注文した覚えはこれっぽっちもないわ! これもぜんぶアイツのせいよ! 羞恥と怒りのあまり悶絶しそうになり、あたしはせっかく落ち着いた呼吸をまた荒くすることになった。ぼさぼさの髪をさらにわしゃわしゃと掻き乱したせいで、いまあたしの頭はすごいことになっているわね、きっと。 ……バカバカしいわ。 アイツも、あたしも、この夢も。 もう乱れた髪や布団を正すのも嫌になって、あたしはそのまままた布団を被った。もうさっさと寝てやるわ。くだらないことであたしの貴重な睡眠を阻害しないでよね!まったく。 ………。 …………。 ……………。 今夜のあたしはどうかちゃったのかしら。 どれだけ強く長く目を閉じていても、ちっとも眠れやしなかったわ。だって、瞼に浮かんでくるのはさっきの夢ばかりなんだもの。目を閉じて、口を半開きにして迫ってくるあいつの気色悪いマヌケ顔になんて、ハイキックの一発でも見舞ってやるところだわ。 ……油断してたはずはないのに。 そう、あたしはあのとき油断してたはずがない。だってアイツはあの直前にも、変なことを口走ったのだから。 ―――いつだったかのお前のポニーテールはそりゃもう反則的なまでに似合ってたぞ。 何がポニーテールよ。何が反則よ。突然そんなことを言いはじめたアイツに、あたしは普段と違うものを感じてた。ううん、それ以前に、アイツはなんとなくおかしかった。灰色の世界に閉じ込められた状況なのに、部室で平気な顔してお茶飲んだりして。……そりゃ、夢なんだから変なところがあってもしかたないのかもしれないけど……。 とにかく!アイツは変だったのよ!いつもと何か様子が違ったの!それなのに……。 普通、飛び起きたときに見ていた夢は、瞬時に忘れてしまうことが多い。でもあたしの頭からは、その記憶がこびりついて離れそうにない。 あたしの警戒が甘かったっていうの?そんなことは断じてないわ!あたしはこう見えて、いいえ、見たとおりとっても敏感な女なんだからっ!でも、それなのにそれなのにそれなのにっ!なんであいつのあんな攻撃も避けられなかったのかしら!それどころか、完全に固まっちゃって身動き一つ取れなかったなんて、このあたし、夢の中の出来事だったとはいえ一生の不覚だわ!もうこれを原因にして、原稿用紙50枚分の遺書さえ書けちゃいそうな気がするわね。 どれだけ振り払おうとしても、夢の中でのアイツの声と、あの感触が甦ってくる。ストーカーでもあるまいし、つきまとってくるんじゃないわよ! ……何がポニーテールよ。何が反則よ。 あんたのやってることのほうが、よっぽど反則だわ。 結局、本当に、本っ当に許しがたいことだけど、あたしはそのまま朝まで寝付けなかった。今日ばかりはその役目も無意味になってしまった目覚まし時計を止めて、ぼんやりとした頭のまま、いつもの朝を取り戻そうとベッドから起き上がる。 顔を洗い、あまり入らないご飯を無理矢理飲み込んで、歯を磨き、そのまま洗面台でブラッシング……していた手を、あたしははたと止めた。 ………。 嫌よ。 するわけないじゃないの。たかが夢の中でアイツにそう言われたからって、誰が次の日の朝からホイホイしていってやるもんですか。だいいち、長さがまだ全然足りないわ。切ったのはついこの前だったんだから、またできるようになるには相当な時間がかかるのよ。それに、夢の中での話じゃないの。あいつが本当にそんな趣味をもってるかどうかだって怪しいんだし。 ……ちっ、違うわよ!アイツが本当にそんな趣味してたとしても、あたしは絶対にしていってやんないわ!あたしは、いまの髪型が、気に入ってるんだから。 一回一回呼吸をするように、自分に言い聞かせる。鏡の中のあたしは、まだ顔がほんのり赤く、でも寝ていないせいか変なところが白く、要するにあまりいい顔をしていなかった。いつも輝いているはずのあたしの綺麗な瞳も、今日はなんだかちょっとだけ、ほんのちょびーっとだけ、濁って見える。こんな顔で学校へ行くんだと思うと、それだけで陰鬱な気持ちになるわね。 ……何やってんだろ、あたし。バッカみたい。アイツのバカが伝染っちゃったのかしら。 またブラッシングを再開するけど、どれだけ開き直ってみても、昨日の夢が頭をわんわん駆け巡って、消えてはくれない。 あたしは鏡の中のあたしを睨みつける。眼光がいつもよりも弱っちぃ気がする。熱があるときみたい。今日アイツが学校に来たら、思いっきり怖い顔をして睨みつけてやるための練習なのに。 なんてのはもちろん嘘。 たっぷり1分間ぐらい睨めっこした後、あたしはしぶしぶ、でも一瞬また躊躇ってから、結局、予め洗面台に置いてあったゴムに指をかけて、口にくわえる。 これで朝一番に何も言ってこなかったら、あいつ後ろからぶん殴ってやるわ。 学校にはいつもどおりの時間に着いた。あまりご飯を食べなかったせいで家を出た時間は早かったけど、学校までの坂道にその分の時間を取られちゃったわ。ホント、こんな日はきっと一日中ツイてないに決まってるわね。どこかに、運勢を回復してくれる魔法の呪文が書かれた秘伝書でも落ちてたらいいのに。 あるはずもない秘伝書を探しにあちこち見てまわりながら登校するような元気もなく、あたしはそのまま校門をくぐり、1年5組の教室、窓際いちばん後ろの席に座り込んだ。寝てないせいか、脚がもう疲れてきちゃった気がする。暑いし、動悸もまだ不自然だわ。心臓が、鞭に打たれながら無理して血液を送ってるみたい。あたしらしくもないわね。 そのままぼんやりと窓の外を見てた。学校までの道を登ってくる生徒の群れが蟻の行列みたいに見えて、あたしはその行列に向けて溜息をつく。その溜息の先に、周りの生徒よりも一段とゆっくりのんびりぼんやり歩いてくる影が見えた。これだけ離れた距離から見ても、一目で疲れてると分かる。なんでアイツは毎朝毎朝、ちっとも爽やかじゃないのかしら。 ……今日のあたしは特別なの。アイツと一緒にしてもらっちゃ困るわ。 アイツは校門の前で立ち止まったかと思うと、これから階段を昇らなくちゃいけない校舎を弱弱しい眼差しで見上げ、またとぼとぼと下を向いて歩き始めた。どうやらあたしには気づいてないみたいね。 それからたっぷり5分ぐらいかけて、アイツはようやく教室にやってきた。あたしの視線は窓の外のままだけど、その疲れきった足音を聞いただけでアイツだと分かるわね。でもアイツの視線までは分からない。あたしが目に入ったかしら。そしてこの後ろ頭が。 「よう、元気か」 その口調は、意外にもちょっとだけ爽やかだった。あたしの前の席に鞄を置く。 「元気じゃないわね。昨日、悪夢を見たから」 あたしは窓の外を見つめたまま、そう言ってやった。あたしの夢に出てきたコイツが絶対的に悪いけど、今日は責め立てようにも元気がない……ってのはちょっと嘘。ホントはあたし、いま視線を正面に戻せないでいる。なんで?なんであたしが、こんなやつにたいして敵意を込めた視線の一つも送れないのよ? あたしはそのままの表情を保って続ける。 「おかげで全然寝れやしなかったのよ。今日ほど休もうと思った日もないわね」 「そうかい」 ソイツは窓の壁を背もたれにするようにどかっと腰を下ろすと、首から上だけ90度捻って、あたしを見た。いつもこの時間はこうしてコイツと話してるはずなのに、今日はなんだか顔を見られたくない。だから、いつもよりもちょっと不機嫌そうな表情を作ってみた。だって、だってきっと疲れた顔してるに違いないし、髪型だって似合ってるか分からないし、……あんな夢の後だし。 ところが迷惑なことに、ソイツは身を乗り出すようにあたしの顔を覗き込むと、 「ハルヒ」 とあたしの名前を呼んだ。 「なに?」 不機嫌そうなオーラを出し続けて答える。こいつ、こんな日に限って話しかけてこないでよっ。さっさと前向きなさい!あんたのせいで、あたしが前向けないじゃないの! ところが、ソイツが続けた言葉は、あたしに不機嫌オーラを出し続けるのを忘れさせるほど、意外なものだった。 「似合ってるぞ」 ………。 い、いま、……に、「似合ってるぞ」って、言った? あたしはその瞬間、表情を崩さずにいられただろうか。大きなリアクションを起こしたつもりはないけど、ば、バレてないわよね?気づかれてないわよね?ああああんた、いいからさっさと前向きなさいよ! は、早くしないと……。 か、顔が……。 もう限界!顔が赤くなってんのがバレるっ!……と思うよりも一瞬先に、ソイツはあたしから視線を逸らし、体ごと黒板を向いた。ちょっと笑ってたように見えたのが気のせいであることを祈るわ。 あたしはそのまま顔も体も動かすことができず、呼吸さえも満足にできず、しばらく窓の外を見つめていたけれど、その間も視界に入ってきているはずの外の景色は、脳みそにたどり着く頃には真っ白に消えていた。 コイツがいま唱えた言葉は、幸運の呪文だったかしら……?
https://w.atwiki.jp/nikuzaka/pages/57.html
ナイトメアの選び方 すでに多く出ているナイトメアだが、実際にコロシアムで使えるのはたかだか7体程度である。しかも、各ナイトメアは効果だけでなく時間にも種類があり、状況に合わせて考慮しうる要素は思いのほか多い。 そのすべてを逐次考慮していては埒が明かないため、重要なのは自分なりに考慮の仕方を決めておくことである。ここでは一つの指針として筆者の考え方を示す。 ナイトメアの役割を決める これは特に属性メアで重要。 火 バフ・デバフ・ダメージ・劣勢で強力かつ武器種多数(杖以外)と超万能攻撃型 水 バフ・デバフはまずまず。ダメージと杖が強め 風 バフ・デバフは強め。ダメージが微妙か。 その他のメアについてもイメージを決めておくとよい。 ポピー スキレベさえ高ければ、全武器種の性能を高める万能メア。ただ、確定ではない分「スコップ全滅」には必ずしも向かないかもしれない。 ココ、鎧 相手が物理か魔法に偏っているなら、フタをして勝ちを決める上で非常に強力。 逆転メア 全属性のダメージを増加させる。バフデバフ回復には恩恵がないものの、バフ負けさえしていなければ絶え間なく大ダメージを与えることができるので、非常に強力。効果適用中に逆転してしまった場合、こちらのみメアなしでとても脆弱になってしまうので、実際に使用する際には「最後以外に使用する」あるいは「相手に再逆転される時間を与えないようにタイミングを図る」ことを心がける。「効果なし」となるところまで踏まえて使用する。撃墜時間は最大数十秒は保証されており、また撃墜を完了するのには(攻バフの乗り具合にもよるが)10秒以上は要するので、そこから「再逆転される時間を与えないタイミング」は逆算できる。 ノイン 相手が強いほど強い。相手の強い(属性)メアや序盤の立ち上がりをつぶすことを念頭に置く。 ブラン 相手のバフを抑える。序盤で相手の勢いを抑えられる。特に第一神魔へのつながりはよい。 オディオ こちらのダメージが十分に通る――できればバフ勝ちしている状況で使用したい。流れはつかめるが、徐々にバフデバフ差を詰められることを意識する。 ディアボ 楽器神魔後なら勢いはこちらにあるので、バフキープのために使うことも悪くない。 短メア(ミトラなど) 長メアの方が強力なことを意識する。使用してもよいが、残り時間調整に気を付ける。減衰の存在を考慮すれば、短メアは恒常的なパワーアップというより瞬間的なドーピングである。そもそもそこまでバフ負けしてしまっている以上、流れをつかめなければすぐにそのバフは失われてしまうことだろう。 ナイトメアの欲しいタイミング コロシアムの後半 シップでイノチの大部分を奪える性質上、 神魔 ただし、時間には誤差があるので必要以上にこだわりすぎない。 終盤 ナイトメアの運用 実際にナイトメアを運用するにあたって気を付けるべき点がいくつかある。それは攻める上であったり、守る上であったり様々だ。 時間配分 時間配分を気を付ける理由は2つある。1つはナイトメアのタイミングを目標タイミングに合わせるため。もう1つはラストに中途半端に時間が余らないように。 敵と自分の残りメア 自分のメアはもちろん、相手の使用メアについても把握は重要だ。特に「火メア、逆転メア、ココ・鎧」あたりは要注意か。相手の残りメアから相手の取れる選択肢を把握しつつ、対抗できる手段を模索しておく。
https://w.atwiki.jp/seriale/pages/1096.html
06/05/15(月)03 04 08 No.4449021 ■魔法少女☆ナイトメアゆめこ■ みんな寝静まった夜更け頃 マジカルパジャマに着替えてマジカル枕で眠ることによって 優しくおだやかな性格の眠里ゆめこ(12歳)の意識は夢の世界へと落ち 代わりに高飛車ツンデレ他人の夢に悪戯するのが大好きな魔法少女ナイトメア☆ゆめこに変身する 魔法の枕にまたがり夢の世界を飛び回り、手にした杖で夢をめちゃくちゃに変えていってしまう おかげで周りには不眠症の人が増えてしまっている でも目覚ましが鳴ると強制的に自分の部屋のベッドへと戻されてしまう そしてゆめこはナイトメアの間のことは単なる夢としか思っていないので 今日も呪われた魔法のパジャマと枕で寝るのだった
https://w.atwiki.jp/wiki3_sister/pages/1320.html
ジャンル/RPG 2001/2/11? 公開先 https //www.vector.co.jp/soft/win95/game/se191494.html 作品紹介 戦闘し、土地を買い闇のダンジョンを進み続ける戦闘RPG 『ナイトinナイツ』のバージョンアップ第3弾。 「食料」の要素がが加わり、おなかが減りすぎるとHPが減る。 また土地を買うと宿や神殿だけじゃなく沼地や畑も出現する。 合間に夜世界にまつわるストーリーが挿入されている。 登場人物 ○月のノード ○中天バアサン ○エドワード ○ポセイドン ○占星会・委員 ○ゲル ○月のノード ○銀のサイン ○ディアナ ○リリウス 関連タイトル 『ナイトinナイツ』 『ナイトinナイツ2』 『CRAZY COLOSEUM and ETC Games Original Sound Track ALBUM』
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/11689.html
ナイトメア・クリーチャーズ 敵 コメント タイプ1:ゴースト タイプ2:どく 1998年2月26日にPlayStationにて、ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売され、フランスのKalisto Entertainmentが1997年に開発した、ホラー調の3Dアクションゲーム。 海外ではNINTENDO64版やPC版も出ている。 敵 ダークライ:アダム・クロウリー コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 プレイヤー フーディン♂:イグネィシアス・ブラックワード クチート♀:ナディア・フォートスミス 斬撃技必須 敵 ベトベトン:ゾンビ だましうち必須 アリアドスorデンチュラ:クモ -- (ユリス) 2015-07-26 13 41 09