約 2,720,647 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2436.html
ドラゴンボール 神龍の謎 【どらごんぼーる しぇんろんのなぞ】 ジャンル アクション imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。高解像度で見る裏を見る 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 1.25MbitROMカートリッジ 発売元 バンダイ 開発元 トーセ、D D 発売日 1986年11月27日 価格 4,500円(税抜) 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント ライフ回復が運ゲーやたら強いヤムチャと兎人参化途中から原作完全無視 ドラゴンボールゲームリンク 概要 特徴 問題点 ゲームバランスの問題 その他の問題点 評価点 総評 その後の展開 余談 概要 もはや知らない人の方が少ないであろう超有名マンガ『ドラゴンボール』を題材にしたアクションゲーム。 本作はファミコンのドラゴンボールのゲーム作品第一弾となる(*1)。 特徴 基本はトップビュー画面のアクションゲーム「大移動的遊戯場面」。 所々にアイテムが置かれている隠し部屋「神隠的秘密場面」がある。 ボス戦など、一部のステージはサイドビューのアクション「大活劇的格闘場面」になる。 ステージ間にはビジュアルシーンである「漫画的会話場面」が発生する。 十字キーで移動、ボタンで攻撃とジャンプ アイテムを取る事によりリーチの長い如意棒攻撃や、飛び道具であるかめはめ波(回数制限付き)を放つ事も出来る。 ライフと制限時間が兼用 画面左上に表示されている「POW」というのがそれで、時間経過とダメージで減少。0になるとゲームオーバー。 最大値を増やす方法は特定ステージクリア時の神龍への願いのみ。 願いの中の「パワーをUPする」を選ぶと体力上限が250になり、その際、最大値まで回復する。 敵を倒すとホイポイカプセル(アイテムボックス)が出現することがある。 中身は以下の通り。 骨付き肉、ケーキといったPOW回復アイテム 如意棒、からまん棒(一定時間棒で回転攻撃ができる)・かめはめ波を撃てるようになる甲羅・スーパーかめはめ波を撃てるようになる赤甲羅等の攻撃アイテム 「?」マーク(得点アイテム) コウモリ(敵キャラ、要するにハズレ) 筋斗雲(ステージの先の方までワープ) カプセルハウス(体力上限を上回る体力回復&貯まっているかめはめ波が全体化(パーフェクト)かめはめ波1発と交換になる) ギャルのパンティ(移動速度上昇アイテム) 敵を倒す以外に、隠し部屋にもホイポイカプセルは配置されている。これを取らずに出ると二度と取れない(入りなおしてもカプセルは消えている)。 ステージ構成は以下の通りで、後半はオリジナルとなる。 第1部「孫悟空と仲間たち」(ステージ1~6):コミックスの1、2巻をなぞった流れ 第2部「カンフー大会」(ステージ7~10):原作マッスルタワー編の敵を交えながらのカンフー大会編。舞台はクリリンの出身である多林寺(おおりんじ)。 第3部「MB軍総攻撃」(ステージ11~14):全オリジナルで舞台は宇宙に。 出現するボス敵は鳥山明氏が本作用に描き下ろしたもの。「宇宙一の殺し屋クリリアン」、インディアンのような格好をした「ジャングル王ビンボ」等。 セーブやパスワードによる中断機能はなし。 コンティニューは可能だが、ステージ11以降でゲームオーバーになった場合、ステージ11からの再開となる。 問題点 ゲームバランスの問題 運要素の強すぎるライフ制 POW回復手段が一部の例外を除きランダムである為、雑魚が回復アイテムを落とすことを祈りながらとにかく急いでダメージを食らわないように進むしかない。 一部の例外を除き確実にカプセルが配置されている隠し部屋は体力回復の面で非常に重要で、隠し部屋でありながら場所の把握はクリアに必須レベル。なのに、運が悪いとカプセルから敵が出てくる。 隠し部屋というだけあって見た目では判別がつかないため、場所を把握するまでは壁や障害物をしらみ潰しに探す羽目になる。 本作の悟空は食べ続けないとすぐに空腹に見舞われる設定のため、POWは時間経過でも減少する。原作で言う「腹減って力(りき)出ねえ」危険と常に隣り合わせであり、運悪く肉やケーキが出ない状態が続けばゲームオーバーは免れない。 さらにこのライフの問題が大きくなるのが11面以降。 11面は酸素がない宇宙ゆえにPOWの減り方が2倍になる。代わりにPOWが増える酸素ボンベが配置されているが、回復量が少な過ぎるため、焼け石に水。加えて11面以降は敵がカプセルを落とす確率が非常に低くなる上に、隠し部屋も少なくなる。おまけにカプセルの中身も肉すら出にくくなり、ケーキに至っては絶望的な確率。 前述の通り、コンティニューの仕様もここからきつくなり、11面以降にコンティニューすると、どこまで進んでいても11面からのスタートとなり、しかも道中の神龍への願いで体力の最大値を増やしていても、「POWの初期値が100、最大値150で11面の最初から」となる。ついでにこのステージ11は、ボスが面倒な兎人参化。コンティニューする度にこいつを倒さなければならない。 つまり、体力回復がより一層厳しくなるのに体力上限が落ちた状況で面を戻されてコンティニューという、クリアさせる気がないとしか思えない仕様なのである。行けるところまで行くのではなく最終ステージまできちんとクリアしようと思ったら、いっそ最初からやり直してライフ最大値を増やした状態を維持しつづけるのを目指す方がよっぽど早い。 ボスも強敵や初見殺しが多い。 ステージ3のボスのヤムチャは「ジャンプキック→立ちパンチ→立ちキック」というコンボの形で「狼牙風風拳」を使ってくる。 何故か立ちキックの後も少しの間攻撃判定が残っている事に留意する必要がある。さらに、この一連の攻撃はなかなかダメージが大きい。 更にステージ3開始と同時にドラゴンボールを奪って隠す、蜂の居る部屋に配置する、本人もステージ中に二度に渡って立ちはだかる、自分の部屋の鍵も隠す、などこれでもかと関門を与えて来る。そのため、ステージ3はクリア工程が多くステージ1、2に比べて難易度が急上昇しており、初心者の壁となっている。確かに原作では悟空が(空腹時で力が出なかったとは言え)初めて手こずった相手だが、ここまで本気で潰しに掛かってくるとは…。 ステージ5及びステージ11のボスは兎人参化。原作通り「触れた者が人参になる」敵のため、触れただけで一撃でゲームオーバーになる。それを知らずにジャンプキックや如意棒なしでのパンチを出すと泣きを見る。 ただ、いずれも対決時にボスステージ内に必ず如意棒が置かれているので、事前に用意しないと詰む心配などはない。ステージ5ではだいぶ遠い位置にあるのだが、そのステージは全ステージ最大数となる膨大な量のホイポイカプセルがあるのでそれまでに如意棒が1つも出ないことはまずない。ステージ11で如意棒を持っていなかった場合、「如意棒がねぇとあいつをやっつけられねぇんだ!」という台詞の後でステージのど真ん中のすぐ取れる位置にこれ見よがしに配置されているのはシュール極まりないが…。 ちなみに、連発はできないが如意棒がなくてもかめはめ波で倒すこともできる。もちろん上記の通りステージ5ではまずそれまでに用意できるし11でもスグ取れる位置にあるのであまり必要ないが。 ステージ7からのカンフー大会での対戦相手、クリリンとヤムチャはわかるが、あとの2人が、なぜかメタリック軍曹とブヨン。カンフーまるで関係無し。 ブヨンは画面右上の壁を破壊して、冷気を引き込んで凍らせるという原作に準じた戦い方をしないと倒せない。ゲーム中には一切ヒントもない。頭を攻撃するとダメージエフェクトが出るがこの方法では倒せないのでただのトラップである。壊す壁も見分けがつかないので、原作を知っていても分かり辛い。知らないとどうすればいいか分からない上、何故倒せたのかも意味不明。第一、そこは雪山のマッスルタワーではなく多林寺では…。 また、このメタリック軍曹とブヨンのみ正規のリングで戦っていないので大会としてどうかというツッコミどころもある。ただ、ブヨンに関して言うと、他と同じリングで戦うと無敵になってしまい、ゲームにならないので、仕方ないが… ラスボスは一番右端まで引っ込むと悟空の攻撃が何をやっても届かなくなるというまさかの安地持ち。 一応かめはめ波さえあればなんとか撃破は可能だがラスボスは攻撃を30回当てないと勝てない上、悟空と一定以上距離があると絶対に回避不可能なレーザー砲3連発を飛ばしてくる。 うっかりミスが即完全詰みに直結 ステージ5は如意棒がなくて詰むことはないが、人参のある隠し部屋に入って、人参を取らずに出てしまうとホイポイカプセルの場合同様再び入りなおしても人参は消えているので人参を4本揃えられなくなり(ボスの部屋が開かない)詰みとなる。 ステージ4にも詰みポイントはあり火が消えて以降は、どの隠し部屋でも入ると牛魔王の城の扉を開く鍵がランダムで出るのだが、これをうっかり取らずに出てしまうと、その後二度と鍵は現れないのでこれも詰みとなる。 一応、一度出てしまってカギを逃しても同じ部屋に連続で8回入ると8回目に必ずカギが出るようにはなっている。ただしその間も体力は減るので体力がギリギリだと詰んでしまう。 念のために書いておくが、上記のような難易度だが、クリア不可能なゲームではない。 雑魚を限りなく無視し、ボス撃破もパターンさえ組めばそこまで難しいということはなくなる。そこまでが大変なのだが。 また当時は全般的に高難度なゲームが多かったので、本作が特別目立ったものではなかった。 その他の問題点 ビジュアルが全体的に貧相。 ドラゴンボールが揃った時の「口パクと同じ周期で手足をバタバタさせて喜ぶブルマ」等は、当時のグラフィックの水準を考えても相当酷いレベルである。 主人公の悟空は何故か常に半笑いを浮かべた気の抜けるグラフィック(しかも髪型がおかしい)。同じように半笑いのヤムチャと笑顔で殴りあう姿は不気味である。 マイは原作でも乗っていたメカに搭乗しているのだが、コクピットの中にマイの顔だけが描かれており、マイの生首が入ったメカにしか見えない。 ブヨンは割と細かく描かれている。何故か色が緑になっているが。 ラスボスに至っては、「先行者」を先取りしたかのような灰色のロボットである。 1996年に鳥山氏がデザインを担当した『トバルNo.1』のホムに似ているという指摘もある。 鳥山氏が本作用にデザインしたアシュラロボが作中に見当たらないので、鳥山氏のデザインと全く似ていないが、ひょっとするとラスボスはアシュラロボなのではないかとも推測される。 かめはめ波の仕様に難がある 上位種を入手するとそれ以上の種類でしか弾数が増えなくなる。つまり赤甲羅を入手すると、以後、通常の甲羅では弾数が増えなくなる。 その為、うかつに強力な甲羅を入手すると、かめはめ波の弾数を増やしづらくなり、攻略が面倒になってしまう。 ただし入手の際には弾数を引き継げるので、通常のかめはめ波を10発撃てる状態で赤甲羅を入手すれば、スーパーかめはめ波の弾数は13になる。 超レアのカプセルハウスの場合、赤甲羅でも増えなくなり今までストックしていた分もパーになるというある意味ワナと思えるほど。 また、強力な遠距離攻撃手段であるかめはめ波だが、ボス戦においては全ての攻撃が同一ダメージとして扱われる為、殴りにいける相手に対しては使う意味があまりなく、使いたい相手には弾数消費がつらい。 神龍への願いがネタとトラップばかり まずステージ6クリア時に有用なのは前述の「パワーをUPする」のみ。というか、ライフ上限を上げられるこれを選ばないと以降のプレイが非常にきつい。 「みらいをみる」はステージ11以降のステージを見た後、本当にステージ11からスタートするワープ効果だが、体力上限を上げない状態で終盤ステージをやる破目になる。 「タイトルのドラゴンをうごかす」はタイトルの神龍を動かすだけ、「ギャルのパンティーがほしい」は過去のステージ間イベントの使い回しでパンティを見るだけである。その為、「どれを選べばいいか分からないから取り敢えず原作再現」してみようと思って「ギャルのパンティおくれ───っ!!!!!」と願うと見事に棒に振る羽目になり、その時のピラフ並の虚脱感と怒りが味わえる事請け合い。 全ステージクリア時はクリア時のデータで1面から再スタートする「ゲームをつづける」以外は、選択肢によって多少違う会話シーンが出た後エンディングに突入するだけでほぼ変化はない。 全ステージクリア時に上記の「タイトルのドラゴンをうごかす」を選べば神龍が動いているタイトル画面がエンディングの代わりになる……かもしれない。 原作無視の展開 発売時期的(*2)に仕方ない面ではあるが、違和感は強い。 天下一武道会ではなく「カンフー大会」。しかも上述した通りそこに無理にレッドリボン軍のキャラがねじ込まれていたり、ドラゴンボールを求めてぬぁんと宇宙にいってしまったり(*3)と滅茶苦茶過ぎるオリジナルストーリーがよくツッコまれる。 カンフー大会ではクリリンとヤムチャと戦うが、原作の天下一武道会(悟空初参加の第21回)ではこの2人は悟空と戦う事無く敗退した(*4)ので、ある意味本作で対決が叶えられたとも言える。だとしても後半戦のチョイスは完全に謎だが。 ストーリーの先行きが不透明な中で最新の原作展開のキャラをできるだけ出そうという姿勢は良いのだが、一方で本来の天下一武道会に出てきたキャラは完全に無視されているので、原作再現の優先順位としては疑問が残ってしまう。 ステージ6のピラフ大王編までは(大筋は)比較的原作に忠実な内容なのだが、何故かステージ4のフライパン山編は「山の火を消すために亀仙人を呼んでくる」部分しかイベントが無い。牛魔王、チチとの絡みは全面カットで、彼等は台詞も無い敵キャラでしかない(後述)。 亀仙人を呼んで来る理由も、炎が激しくて先に進めないからというだけであって、別に牛魔王親子は関係ない。 従って、ステージ4は「炎を消して山を登り、牛魔王親子を倒してドラゴンボールを奪う」という原作とはかけ離れた展開となる。しかもチチは2人登場する。双子か?しかしその割にブルマの身代わりにされたウーロンが亀仙人に「パフパフ」するシーンだけはしっかり再現されている。 キャラの扱いも雑。 牛魔王、クリリン、メタリック軍曹、ブヨンはボスキャラとしては登場するがイベントシーンには一切登場しない。しかも後者2人は上述の通り何故かカンフー大会の対戦相手にねじ込まれている。 カンフー大会では亀仙人に「第〇回戦の相手は〇〇じゃ」と告げられるが、ストーリーに登場しているヤムチャ以外は本当に名前を言うだけ。原作未読者置いてきぼりである。メタリック軍曹とブヨンが居る時点で原作読者も置いてきぼりだが。 ピラフ大王は一応イベントに登場するが、戦闘後にドラゴンボールの在り処を白状するのと、エンディングのメッセージのみなので、原作を知らないと誰なのかも何故戦っているのかも理解できない。 そもそもピラフ一味が登場するステージ6はそれまでのステージと違って、開幕イベントが無く唐突に始まるので尚更理解を妨げる。 チチ、シュウ(*5)、マイはただの雑魚敵としての登場である。登場するだけマシと言えなくもないが、元々敵のシュウとマイはともかく、原作で当初から悟空と仲が良く、しかも(当時は本当に結婚するかは分からなかったとは言え)悟空の未来の嫁でもあるチチすらその辺の雑魚と一緒というのはこれ如何に…。悟空さ…ひでえだよ…。と言うか原作でチチを殴り倒したのはヤムチャである。 シュウもチチ同様に2体登場する。一方、マイは1度きりの上、メカを破壊された後の生身で逃げるグラフィックが(2面の村娘と殆ど同じだが)用意されていたりと微妙に優遇されている。しかし攻撃らしい攻撃もせずうろうろするだけなので、大抵スルーされる。 プーアルも雑魚敵扱いだが、イベントシーンには僅かながら登場している。つまりこれらキャラはプーアル以下の扱いという事に…。 その一方で、原作ではすぐに退場した兎人参化は上述したように2ステージに渡ってボスとして登場するし、イベントもしっかり用意されている優遇ぶりである。 ゲームオリジナルキャラにしても、宇宙一の殺し屋「クリリアン」はわざわざイベントシーンで呼び出されるが、別にボスでも何でもないただの特殊な雑魚敵に過ぎない。しかも最終ステージで再出現する。 名前がモロに似ているので原作ファンは「クリリンのことか───────っ!!!!!」と思うかもしれないが、その実態は4本の腕を持つ宇宙人で、頭ぐらいしか似ていない。しかも鳥山氏のイラストで持っている槍とヌンチャクはゲームに反映されていない。 ラスボス戦前にはM・B軍将軍という鳥山氏書き下ろしキャラが登場するがこれまた雑魚扱い。それでいてラスボスは前述の通り「先行者」を先取りしたかのような灰色のロボット…。 原作を別としても適当な展開 細かいシーンは端折っているもののピラフ大王編まではまだ原作に沿った展開なので理解しやすい。カンフー大会も出場者が無茶苦茶とは言え戦うだけなのでそこまで大きな問題は無い。しかし以降のオリジナル部分はイベントもそっけないものばかりになり、展開自体もいい加減になっていく。 ステージ12は2回あるボス戦をクリアすると何の脈絡も無くドラゴンボールが手に入る。 しかもこのボスのバブラーは倒さず通過するだけでクリアできる。にも拘わらず「よくあのバブラーを倒したのぉ!」と褒められる。 2度目のドラゴンボール探しは悟空1人で行く訳だが、何故かいつの間にかブルマとウーロンと合流しており、悟空も何も言わず最初から同行していたかのように旅を続ける。 終盤で亀仙人と再会するイベントでは「この奥に鍵がある」→「ただではやらんぞ」という理解に苦しむ展開になっている上に、フライパン山での「パフパフ」シーンがまんま使い回されている(*6)。 最終ステージ開始の時点ではドラゴンボールは4個で、残り3個は最終ステージのボスラッシュで一気に手に入ってしまう。しかもそのボスはクリリンや牛魔王と言った面々。なぜいるし。 終盤の展開はレッドリボン軍ならぬ「MB軍」との戦いのはずだが、それはゲーム中では一切語られない。最終ステージ「コンペイ塔」(*7)もブルマが唐突に「さあ!これが最後の決戦よ!」と言い出すだけで説明も無し。そしてラスボスは「先行者」を(ry。 一方、1面の中盤でブルマが山賊に攫われてから救出するまでの間、時間が経つにつれてブルマに文句を言われ、時間が掛かり過ぎるとブルマにマシンガンで撃たれてライフが減るという謎要素がある。何故こんな所は作り込んであるのか…。と言うか縛られて捕まっている状態なのにどうやって撃った? しかも文句を言われる画面に切り替わると、出現していたホイポイカプセルが消えてしまうという迷惑仕様。 あっさりとしたエンディング ラスボスを倒した後は(願いが違うだけで)一度目の神龍召喚とまるで同じイベントが繰り返される。 そして願いを叶えた後はピラフ大王が「この次はきっと…」「これからどんな冒険が待っているか、それは鳥山先生に任せといて…」などと語るのみで、後はスタッフロールも無くタイトル画面に戻るだけ。「タイトルのドラゴンをうごかす」を選べば(ry そもそも2度目の冒険は願いを叶える為ではなく、孫悟飯の形見である四星球を取り戻す為だったはずだが…(*8)。 BGMは単調で曲数も少ない。 タイトル画面ではFC音源で再現された「魔訶不思議アドベンチャー!」が流れるも、本編はイベント、ステージ、ボスとそれぞれ決まった一曲ずつしか流れない。ステージ曲は一応、カンフー大会で別曲が用意されているがその程度。後はアイキャッチとゲームオーバーのみ。 どの曲も単調且つループも短いので飽きやすい。おまけに画面を切り替える度にまた最初から流れる。 また、処理落ちが起こるとBGMまで処理落ちする。 評価点 アクションゲームとしての出来自体に破綻は無い。 ゲームバランスが大味という問題はあるが、敵を倒しアイテムを入手し進んでいくという基礎の基礎部分は当時の標準レベルの出来ではある。 操作性も悪くなく、全方向スクロールのアクションに加え、一対一の対戦型格闘、障害物を回避してゴールを目指すアスレチック型アクションなど、当時としてはアクションは多彩であり、それらを一つのゲーム内で実現出来ていたという点に関しては十分評価出来る。 規模はまちまちだが、ただ敵を倒して進むだけではなくステージ毎に異なるギミックを配置し、プレイヤーを退屈させない工夫もある。 ウーロンやピラフと言った戦闘能力の無いキャラとのボス戦は「隠れているのを見つけ出して捕まえる」「トラップを掻い潜って追い詰める」など原作の設定を潰さない仕掛けになっているし、兎人参化の仕様も原作をしっかり再現した結果である。ブヨンに限っては中途半端に再現しようとして上記のような事になっているが…。 飛び飛び且つ終盤がいい加減ではあるが、ストーリーが理解できるようにイベントシーンが用意されている。 前半に限って言えば原作の大凡のストーリーは理解できる。亀仙人やウーロンとの出会い、フライパン山の火を消すシーン、兎人参化との戦いなど原作のシーンをある程度は再現している。 亀仙人にパンティを見せるシーンは普通にパンティを見せるだけに変更。流石に原作のノーパン披露は無理だったか。 総評 ゲームバランスに大きな難があり、グラフィックもチープ、開発時期の関係で原作無視の無茶な展開が続く……とキャラゲーの「悪いお手本」のようなゲームである。 しかし、ドラゴンボール初のファミコンソフトだった事は大きく、操作性等のアクションゲームの基礎部分の出来は悪くなかったこと、ラストまでのクリアがそれほど重要視されていなかった時代背景(*9)等の影響もあって、本作はミリオンヒットタイトル(125万本売れたらしい)を達成し、ジャンプ漫画が原作のファミコンソフトのうち、最も売れた作品となった(*10)。 並外れた原作人気の高さと共に、当時のおおらかな(?)家庭用ゲーム業界の状況が窺える。 その後の展開 ドラゴンボールのゲームは少し空いて1988年8月に『ドラゴンボール 大魔王復活』を発売。 この作品でドラゴンボール系RPGのスタイル「カードシミュレーションバトル」を確立することとなり以後の作品に引き継がれ、ある意味これが実質1作目のようなものとなる。 余談 「神龍の謎」というタイトルについて 神龍に会うことがこのゲームの大目的の1つとなっている。神龍の登場画面を写真に撮って送るとゲーム後半の攻略本になっている巻物を貰えるキャンペーンも行われていた。 とはいえ、これが大目的であるというような描写はゲーム中になく、隠し要素として遠回しに謎を明かす事すらも無い。 また原作まで含めても、神龍そのものに謎があったり、それを追及するとかいった展開は特に見られない(*11)。そのため「いったい何が謎だったんだ?」と、多くのプレイヤーたちは首をひねった。 発売当時アニメはマッスルタワーの戦い真っ只中でだった。 何の脈絡もなくブッ込まれているメタリック軍曹やブヨンは単にアニメ展開に合わせたファンサービス要素と思われる。 ファミコンでは『ドラゴンボール』を題材としたゲームが合計7作あるが、本作を含め全ての開発がトーセ(プログラム、サウンド関連。大魔王復活以降デザイン等はD D)である。 後になって多少粗さはあるが出来のいい作品も出たため、初の『ドラゴンボール』作品となった本作で得た経験は無駄では無かったと言えるかも知れない。 当時、原作では宇宙の「う」の字も無い世界観でありながら本作で「ドラゴンボールを求めて宇宙に旅立つ」というオリジナルストーリーを展開した訳だが、後のシリーズでは悟空達の戦いの舞台は宇宙まで広がっていく事になり、ある意味本作はその先駆けと言えなくもない。 後の原作漫画における「フリーザ編」の物語の動機が本作と似ており、また、オリジナルアニメ作品『ドラゴンボールGT』の前半のシナリオが「宇宙に散らばったドラゴンボールを探す」という物であり、更に鳥山氏原案の続編『ドラゴンボール超』もまた「ドラゴンボールを巡って宇宙で戦いを繰り広げる」展開があるため、本作はそれらを予言していた………のかもしれない。 海外でも発売されたが、当時はまだ北米でのドラゴンボールの知名度が無かった事や商標の関係から、フランス版『Dragon Ball Le Secret du Dragon』以外は『Dragon Power』という、『ドラゴンボール』とは別作品となっている。 『Dragon Power』では悟空は本物の猿に近い外見に、亀仙人はいかにも「仙人」らしいやたら荘厳な姿になっていたりと、初期構想の原点である『西遊記』でも意識したかのようなデザインに変更されている。その一方でブルマを始めとする他のキャラはそのままであり、さらに主人公の名前が「Goku」なので『西遊記』をモチーフにしたとしても中途半端だが。しかしその仙人も説明書では亀仙人その姿となっている。(参照) ブルマが亀仙人にパンティを見せるシーンは、教育上の配慮か原作を知らない海外のプレイヤーには理解出来ない為か修正されている。しかしそれはひっくり返したパンティを微妙に書き換えてサンドイッチという事にしており、「サンドイッチが大好きな世捨て人」という強引な設定にされた仙人がそれに大喜びする、というなんとも微妙なシーンになっている。 『ドラゴンボール』とは関係無くなったため、「魔訶不思議アドベンチャー!」も使えずタイトルとイベントシーンの曲は全く別の中華風BGMに差し替えられている。 理由は定かでは無いが、7面~10面のカンフー大会編がバッサリカットされている。これは海外で唯一『ドラゴンボール』として発売されたフランス版も同様である。 同じく初期を題材としたゲーム『ドラゴンボールDS』でも本作同様にフライパン山編で牛魔王とチチと戦うシーンがある。 しかし牛魔王は原作(アニメ版)通り、悟空を財宝を狙う盗人と勘違いして襲って来るのであってすぐに打ち解ける。勿論、悟空がドラゴンボールを奪い取るなんて事は無い。チチも「パニックに陥った所を落ち着かせるため」とちゃんと理由付けがされている。 ピラフの城ではシュウ、マイとも戦うが、本作のようなザコではなくしっかりボスとしての登場である。 本作エンディングで「この次はきっと…」と言っていたピラフとその部下は原作ではその後、ピラフマシンで悟空に挑むも返り討ちに遭い、更に後にピッコロ大魔王を復活させるもただ利用されて飛行船から落とされる形で退場する。アニメではマジュニア編の後のオリジナルエピソードで再び登場したが「サイヤ人編」以降を描く『ドラゴンボールZ』では原作通り登場せず、いずれにせよ「この次」以降もやはり駄目であった。 『ドラゴンボール超』ではようやくドラゴンボールを集める事に成功するも大分歳を重ねていた為に若返りを願った所為で3人とも子供になってしまい、その後、悟空達の仲間になる形で初登場から30年近い時を経てレギュラー化を果たしている。マイに至ってはトランクスのガールフレンドになり、「未来トランクス編」ではヒロインに抜擢されるというまさかの昇格ぶりでファンを驚かせた(*12)。 その為、結果として本作はチチに加えてマイと、メインキャラの未来の嫁が2人も雑魚敵として登場している事になる。勿論、制作段階でそんな事が予測できるはずも無いが。 『ドラゴンボールGT』では再登場時の設定が全く異なるが、こちらは原作や『超』と直接は繋がらないと言われているので問題無いのだろう。 『ドラゴンボール改 サイヤ人来襲』では、一部のイベントや中ボス戦で本ソフトのBGMが流れる。 『ドラゴンボールDS2 突撃!レッドリボン軍』では本作がおまけモードとして収録されるというサプライズが起こった。 こちらに収録されている本作では、ポーズ中にいわゆるカカロットコマンドを入れる事によって回数限定でライフが全快になるという裏技が追加された為に運ゲー要素が薄まっており、若干クリアしやすくなっている。 また、2013年発売のニンテンドー3DS用ソフト『バンダイナムコゲームス PRESENTS Jレジェンド列伝』の収録ソフトの1本としてそのまま移植され、こちらはヒント機能や中断セーブが追加されている。 更には2018年に発売された「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン」の収録ソフトの1本としてそのまま移植された。 このように年月が経ってから移植の機会に度々恵まれており、これらは本作が単純にクソゲー扱いされている訳ではない事の証左と言えるだろう。
https://w.atwiki.jp/dbz_rpg/pages/66.html
ドラゴンボールZ RPG 攻略wiki ※注意:当wikiの内容は攻略wikiの性質上、いわゆるネタバレに相当する情報が含まれています。ゲーム未クリアの方などネタバレを踏みたくない方は、以下のリンク先の閲覧に注意して下さい。 ※攻略wiki関連のページは誰でも編集可能です。 ※新規のページが必要な場合はこちらを編集して使ってください。[予備1 | 予備2 | 予備3 | 予備4] [ 攻略チャート | Sコンボ | スキル | 追加技 | お助けカード | カード合成 | 敵の情報 | FAQ | BGM一覧 ] 製作攻略板―[ その1 | その2 | その3 | その4 | その5 | その6 | その7 | その8 | その9 | その10 | その11 | その12 | その13 | その14 | その15 ] 専用掲示板(ネタバレ不可)―[ 現行スレ(その16) ] or (ネタバレ掲示板) ※本スレはその15までがCGP内、それ以降は専用wikiの掲示板にあります。 ※※専用掲示板の本スレはネタバレ厳禁(修正パッチや更新確認などのために見に来る人優先)です。ネタバレ含む投稿は専用サイトに用意されているネタバレ可の掲示板へ。 ※※不具合や要望等は、よくありそうな質問、仕様、既知の問題 / 今後改善したい事にある既知の内容を確認の上、専用フォームから、あるいは要望掲示板へ、行うようにしてください
https://w.atwiki.jp/otomadstar/pages/1248.html
▽タグ一覧 テレビアニメ ドラゴンボール 宇宙人 少年ジャンプ 映画 音MAD素材 ニコニコで【ドラゴンボール】タグを検索する 概要 週刊少年ジャンプで連載していた鳥山明の漫画、およびアニメ作品。 7つ集めるとどんな願いでも1つだけ叶うという玉「ドラゴンボール」をテーマに、主人公の孫悟空が活躍する。 ニコニコ動画では「ドラゴンボールZ」に登場するブロリーが人気で彼に焦点を当てた動画が多い。
https://w.atwiki.jp/ketudekaseizin/pages/25.html
imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 第1話
https://w.atwiki.jp/matomehameln/pages/23.html
ドラゴンボール 【作品名】小白鬼の冒険―ショウバイグィのぼうけん― 【作者名】りるぱ 【URL】https //novel.syosetu.org/6191/ 【原作】ドラゴンボール 【地雷条件又は注意事項】 序盤における空白行多用/作品タグ参照 【あらすじ・概要・感想】 鶴仙人に弟子入りする前の餃子に憑依 雰囲気は全体的に重く、シリアス方面を強める要因として安易と囚われる可能性のある出来事などもあるので注意 その他の印象として、個人的には全体的に原作における中華系の要素を強めている印象を受けた 表現の手法としてか一話目に空白行の多用が目立つが、三話目以降は乱用とも取れる空白はほぼなくなるので、作品を切る理由として空白があるならそこまで読み進めても良いかもしれない 多少なりともご都合主義があるもののドラゴンボールの雰囲気に相反している程酷い訳ではなく、逆にギャグ的な雰囲気は出ているかもしれないと思える程度 上記の要素に耐性があり、文字数が多くてある程度シリアス傾向を求めている人向けとも言えるような作品 【作品名】僕たちは天使になれなかった 【作者名】GT 【URL】http //novel.syosetu.org/45362/ 【原作】ドラゴンボール 【長さ】中編 【状態】連載中 【あらすじ・概要】劇場版ドラゴンボールZ風小説 【地雷要素又は注意事項】 過去捏造 GT要素をぶちこんであること オリ主タグがついてるが映画やアニオリで出てくるストーリー上重要なオリキャラみたいな感じ セルゲームとブウの間の話ということでマジで劇場版ドラゴンボールにありそうなストーリーに惹かれて読んだ 当然、悟空は登場しないのでメインはベジータと悟飯 開幕王子が惨敗という実に劇場版らしい導入に笑った 強いて言えば敵の設定に難があるけど劇場版ドラゴンボール作品群を許容出来てる人には問題ないレベルかと 【作品名】とある姉サイヤ人の日記 《本編完結》 【作者名】丸焼きどらごん 【URL】https //novel.syosetu.org/93590/ 【原作】ドラゴンボール 【長さ】長編 【状態】完結 連載中 【概要】or【紹介理由・感想】 ベジータの姉に転生した主人公が頑張る 無印前から始まり、超の未来トランクス編まで終わっている名作 主人公が兎角魅力的で、とある人物との絡みが最高! 【作品名】MrサタンZ 真の英雄 【作者名】寅好き 【URL】https //novel.syosetu.org/10548/ 【原作】ドラゴンボール 【地雷条件又は注意事項】 セルゲーム以後が分かりづらい。キャラも別人みたいになる。 【あらすじ・概要・感想】 ミスターサタンが魔人ブウと一緒に逆行して、セルゲームでセルに一矢報いようとする話(途中まで)。 反省するサタンがいい人で応援したくなる。Z戦士を褒めてくれてうれしい。 ただ、セルゲーム以後は惰性で戦うだけで、あまりおもしろくなさそう。 セルゲームまでが8点だとすると以後が3点くらい。 でも、セルゲーム終了までが十分に楽しい。 【作品名】Dragon Ball KY 【作者名】だてやまと 【URL】https //novel.syosetu.org/4135/ 【原作】ドラゴンボール 【地雷要素又は注意事項】サブキャラ逆行による原作改変 【あらすじ・概要・感想】 クリリンとヤムチャが主人公。 老人になったクリリンとヤムチャの2人が、過去に戻って人生をやり直せれたらなぁと黄昏てたら、本当に過去に戻ってしまった話。 原作よりもサブキャラの戦闘力が大幅にUPしてるんで、良い感じで活躍してるのがいい。 特にサイヤ人偏はそんな感じかな。 おもろかった。 ちなみにタイトルのKYは多分、クリリンとヤムチャの事だろう。 空気嫁や危険予知ではないと思う。
https://w.atwiki.jp/dragonballz/pages/58.html
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/50846.html
登録日:2022/04/09 Sat 13 20 02 更新日:2024/09/05 Thu 02 18 37NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 2013年 DB ある意味実写版のおかげ。 もうちょっとだけ続くんじゃ アニメ アニメ映画 ウイス ドラゴンボール ドラゴンボールZ ドラゴンボールZ 神と神 ドラゴンボール超 フジテレビ 劇場版 宇宙の神々編 映画 映画ドラゴンボールリンク 東映 東映アニメーション 楽しいビンゴ 渡辺雄介 破壊神 神と神 細田雅弘 超サイヤ人ゴッド 鳥山明 最強、始動。 最強、激突。 『ドラゴンボールZ 神と神』とは、2013年3月30日に公開されたドラゴンボールシリーズの劇場版。 監督はテレビアニメ『ドラゴンボールZ』で演出を務めた細田雅弘。 ●目次 概要 あらすじ 主な登場キャラクター孫家 カプセルコーポレーション 悟空の仲間達 本作オリジナルキャラクター おまけ(?) 初期案について 余談 概要 劇場版シリーズとしては第18作目、Zシリーズの劇場版としては15作目となる作品。 映画版DBとしては前作となる『ドラゴンボール 最強への道』から17年ぶり、劇場版DBZとしては『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』以来18年ぶりとなった。 監督の細田曰く、公開年の2年前に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の影響から子供に笑顔を取り戻してほしいという趣旨で企画がスタートしたと語っている。 本作の最大の特徴は、アニメ版及び劇場版シリーズとしては初めて鳥山明がストーリーを執筆しているという点にある。 鳥山自身が制作に参加した経緯としては、皮肉にもハリウッドでの実写映画版『DRAGONBALL EVOLUTION』の存在が影響しており、インタビューでは同作の制作において注意点や変更案を提示しても製作側に殆ど聞き入れてもらえなかった事や、映画の完成度に不満があった事を認めた上で、原作者としての意地を見せたかったとも発言している。なんとも皮肉な話である。 企画当初の脚本は渡辺雄介が依頼を受けて担当していたが、鳥山がその初期案を暗いストーリーだとして自ら大幅に修正する結果となった。 渡辺の脚本からは「破壊神」や「超サイヤ人ゴッド」などのワードが使われるのみで、ほぼ原型が残らなかった。 脚本が別物と化した件については後に鳥山は渡辺へ謝罪の意を示しているが、渡辺は「これがDB」として明るい作風に変更する鳥山の意向を支持する対応を見せた。 デザイン面でも鳥山が関与しており、本作では原作の最終変身形態である超サイヤ人3を上回る新形態・超サイヤ人ゴッドが登場する。 超サイヤ人ゴッドは初期は山室直儀がデザインを担当したが、そのデザイン案も「超サイヤ人3と真逆の方向性」を目指した鳥山によって手直しされたようだ。 物語の時系列は魔人ブウ編と原作最終回の間のストーリーとなっており、『ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』で描かれた要素への言及がある。 鳥山の作風や意図が強く入っているためか、歴代の劇場版DBZ作品と比べると明るい雰囲気で、敵キャラクターとの決着も異色的な結末を迎える。 特に敵味方問わず誰一人として登場人物が死亡しないというのも今作が初。 また、鳥山作品としては珍しくラブコメとしての雰囲気も入ってきていることも印象的である。 久々の劇場版DBの新作だったことや原作者が関与というアピールが話題を呼び、興行収入は29.9億円を記録するなど成果を上げた。 本作以降も鳥山が関与することを売りに新作が制作されていくようになり、DBコンテンツは商業面において再ブームの勢いを加速させていくことになる。 劇場版の次回作『ドラゴンボールZ 復活の「F」』を初めとした本作以降のDB関連作品は、基本的に本作で描かれた要素を強く取り入れている。 2014年にフジテレビ系列で地上波放送が行われた際には、未公開シーンを追加した特別版が放送された。 この特別版は後に『ドラゴンボールZ 神と神 スペシャル・エディション』として発売されている。 後に製作された『ドラゴンボール超』では、本作を「破壊神ビルス編」としてリメイクしたストーリーが展開された。 「破壊神ビルス編」では少なからず内容に差異が発生しているが、どちらが正史相当に該当する内容なのかという点については不明慮でファンの間でも見解が分かれている。 また、本作の公開当時の公式の言及や資料と『超』シリーズで描かれた描写には少なからず違和感が発生している部分がある。 主題歌はFLOWのカバーによる『CHA-LA HEAD-CHA-LA』。 挿入歌は同じくFLOWの『HERO ~希望の歌~』。 あらすじ 孫悟空が魔人ブウとの激闘を繰り広げてから4年後の世界は、完全に平穏を取り戻していた。 そんなある時、39年の眠りから気まぐれな破壊神「ビルス」が目覚め、かつて予言で聞いた謎の存在「超サイヤ人ゴッド」との対決を望む。 ビルスは宇宙の帝王「フリーザ」を倒したサイヤ人だという悟空に会うために界王の星へ向かい、一瞬で悟空に圧勝してしまった。 次にビルスはベジータのいる地球へと向かうが、その頃の地球ではブルマの誕生日パーティーが開催されていた。 北の界王からビルスの情報を得たベジータは穏便に済ませようと決意し、自身の知り合いとしてビルスをパーティーに参加させる。 ベジータの努力で穏便に済むかと思われたビルスの来訪だったが、結局地球の命運をかけた戦いに発展することになり…? 主な登場キャラクター 孫家 孫悟空 「破壊を楽しんでんじゃねぇぞぉぉぉ!!!」 CV:野沢雅子 原作では魔人ブウ編終盤から主人公に復帰したが、本作でも継続して主人公。 フリーザを倒したことでビルスに目を付けられ、出会ったビルスに試合を持ち掛けるも超サイヤ人3で完敗する。(しかもたった二発の攻撃で) その後は地球でベジータ、悟飯、悟天、トランクス、そしてビーデルのお腹にいる子供の力を借りて超サイヤ人ゴッドに覚醒。地球を破壊しようと企むビルスと激戦を繰り広げる。終盤で、挿入歌『HERO ~希望の歌~』をバックに繰り広げられるビルスとの戦闘シーンはDB屈指の名バトル。 孫悟飯 CV:野沢雅子 原作では一応主人公だったこともある悟空の息子。年齢的には大学卒業直後で、ビーデルと結婚している。 酔っぱらって銃弾を弾くという余興を始めた挙句、弾いた流れ弾をビーデルの脚に当てて怪我をさせるというとんでもないやらかしをした。 戦闘力は本作開始時点ではまだ最強クラスに位置しているのだが、アルティメット形態でビルスに挑むも完敗する。 ちなみに、当初の予告では超サイヤ人の姿でビルスに挑んでいたのだが、公開版ではアルティメットに修正された模様。 孫悟天 CV:野沢雅子 孫家の次男。悟空に酷似したその容姿を見たピラフ一味に勘違いされるという一幕があった。 ゴテンクスへフュージョンしてビルスに挑むも、尻を叩かれてKOとなる。 チチ CV:渡辺菜生子 悟空の妻。本作では酔った勢いで妻を傷付ける失態を犯した息子の悟飯に禁酒令を下した。 ビーデル CV:皆口裕子 悟飯の妻。魔神ブウと戦った時点では彼のガールフレンドだったが、その4年後である本作では既に結婚している。 酔っぱらった夫のおふざけで怪我を負い、デンデに治療を受ける最中に妊娠していた事実が判明するも、 悟飯を始めとした周囲には時機を見て告白するべく隠していた。 しかし終盤、『超サイヤ人ゴッド』の覚醒に必要な、変身者以外の「正しい心を持つサイヤ人」が一人足りない事態に陥ったため、 自身と悟飯との間に授かった子も条件を満たしているかもしれないと告白。夫や父を喜ばせると同時に、ゴッドの覚醒に貢献した。 カプセルコーポレーション ベジータ 「よくも、オレのブルマをー!!!」 CV:堀川りょう 説明不要の王子。ブルマの誕生日パーティーには不参加で修業を行っていたが、界王の報告で幼少期に出会ったビルスの存在を思い出す。 ビルスという危険を前に自身のプライドを捨ててキャラ崩壊の覚悟を決めたベジータは、ダンスではっちゃける。 努力も虚しくビルスが暴れ出した際にはブルマに手を出されたことに激怒、一瞬のみではあるが原作ラストでは追い越されていた悟空を超えるレベルの戦闘力に覚醒した。 ブルマ CV:鶴ひろみ 38歳の誕生日を祝うために豪華パーティーを開催、結果的にビルスを招くことになる。 ベジータの戦闘の最中でビルスにビンタをするも逆に返されて気絶してしまい、その姿がベジータの急な覚醒を呼び起こす。 後にビルスに行いを謝罪させ、またパーティに参加することを認めて和解した。 トランクス CV:草尾毅 パーティーに忍び込んでいたマイの若返って幼児化した外見に一目惚れし、悟天に見栄を張ってガールフレンドと嘘を付いてしまう。 しかし、結果的にデートをするなど良い感じの雰囲気になっていた。 悟空の仲間達 北の界王 CV:八奈見乗児 シリーズのナレーターとしてもお馴染みの界王。 ビルスの目覚めを老界王神から聞き、黙ろうとしていたが悟空に結局漏らしてしまう。 本作では界王星がやけに小さいのは、かつてビルスがかくれんぼに敗れた際の腹いせによる結果という事実が明らかになる。 ビルスに恒例の「オッス!オラ悟空!」で挨拶を仕掛けた悟空に対して「お前ももういい歳じゃろ!」と叱るという場面も。 ピラフ一味 世界征服を企む小悪党だが、本作では肉体が幼児化してしまい、ピラフは現状に怒って逆にシュウは犬の寿命を理由に状況を受けいれていた。 貧乏生活から抜け出すため、ドラゴンボールが存在しているブルマの誕生日パーティーに潜入する。 マイはトランクスに一目惚れされたことにより、実際は年齢差が離れているコンビによる妙なラブコメの雰囲気が展開されることに。 ミスター・ブウ(魔人ブウ) CV:塩屋浩三 原作におけるラスボス。本作では改心してサタンと良好な関係を続けており、完全に悟空の仲間と化している。 パーティーで出されたプリンを独り占めしており、ビルスの要求を拒否して全部食ったことでビルスが激怒する原因となる。 原作ではラスボスだったブウもビルスにはあっさり倒されてしまった。 亀仙人 CV:佐藤正治 ブルマのパーティーに参加し、ビンゴ大会の景品に「エッチなDVD」を要求してブルマに叱られる。 後にブルマの一件で激怒したベジータの戦闘力を見て悟空を超えたのではないかと推測した。 デンデ CV:平野綾 悟飯のおふざけで怪我をしたビーデルを治療した際に、彼女が妊娠していることを把握するも口止めを頼まれる。 ミスター・サタン CV:石塚運昇 原作ではラストバトルで悟空と共に結果的に世界を救ったチャンピオン。 ビーデルの発言に勘違いしてでしゃばる様子を見せ、スペシャル・エディションでは酔ってビルスに勝負を挑もうと声を掛けた。 ピッコロ CV:古川登志夫 幼いながらもガールフレンドのいる(と嘘を付いている)トランクスを不純と認定したり、ビンゴ大会を割と楽しんでいたりと地味に面白い様子を多く見せる。 しかも歌が壊滅的に音痴という事実が判明し、悟飯以外はその歌声に拒絶反応を見せていた。 ウーロン CV:龍田直樹 スペシャル・エディション(と超)では、ビルスと地球の命運を賭けた一世一代のジャンケン勝負を行うことになる。 ヤムチャのアドバイスで臨んだ作戦も見抜かれて敗れてしまった。 人造人間18号 CV:伊藤美紀 ビンゴ大会の高価景品について気にしていた。ビルスに挑むも敗北する。 天津飯 CV:緑川光 パーティーに参加していたためにビルスが現れた際に立ち向かうも瞬殺される。 クリリン CV:田中真弓 パーティーに参加。スペシャル・エディションでは悟飯にパーティーの参加者を避難させるように指示を受けていた。 ヤムチャ CV:古谷徹 パーティーに参加しており、スペシャル・エディションでは、ジャンケンに挑むウーロンに「ブタの蹄の見た目で不意を突いてパーを出して勝つ」という作戦を提案する。 神龍 CV:内海賢二 ビンゴ大会の景品であるドラゴンボールから呼び出され、悟空達の願いで超サイヤ人ゴッドに変身する手立てを伝えた。 本作ではビルスに対して恐縮した態度を取り、敬語で話すという一面も見られる。 演者の内海賢二氏は本作公開から約3か月後に逝去されており、これが遺作の一つとなった。 本作オリジナルキャラクター 破壊神ビルス 「創造の前に破壊あり・・・」 CV:山寺宏一 本作の敵キャラ。創造を司る界王神とは対極に位置する破壊神。我儘で気分屋な性格。これまで悟空達が戦ってきたフリーザやセル、魔人ブウを遥かに凌ぐ圧倒的な力の持ち主。 39年の眠りから覚めた際に予知夢で「超サイヤ人ゴッド」を見たことや予言魚からお告げを受けて地球に降臨する。 ベジータによって知人としてブルマの誕生パーティーへ招かれてそこそこ楽しんでいたが、ブウとのトラブルから怒りを爆発させ、地球を本気で破壊しようと企む。 戦闘能力はシリーズ最強クラスと位置付けられているだけあってZ戦士とは天と地の差がある強さを誇り、映画内で倒されずに終わった珍しい劇場版ボスである。 ウイス CV:森田成一 ビルスの付き人兼保護者役の天使。独特な髪型と丁寧な口調が特徴の青年。 グルメな人物でもあり、ビルスが暴れている最中でも終始地球の食べ物を楽しんでいた。 ビルスを遥かに上回る戦闘力を持ち、DBの世界観においては上には上がいることを示した。 予言魚 CV:中川翔子 予言的中率が100%を誇るらしい魚。小さなガラス鉢の中に入れられている。 39年前にビルスにとっての強敵の出現を予言していたが、言った事実を覚えていないどころかビルスに指摘されると言ったことにするなど、適当なノリを見せる。 おまけ(?) フリーザ CV:中尾隆聖 セル CV:若本規夫 お馴染みDB2大ボスキャラ。 TVCMはこの2人による掛け合いとなっており、オールスター映画なのに自分が出てないことを嘆くセルに対しフリーザは(回想シーンだけど)出番があるからと得意げ。 …だったが、最後にセルから「声の出演はないらしいぞ」と冷静に指摘されたことには愕然としていた。 なお、上述の特別版ではセルの(やはり回想だが)登場シーンも追加されている。 初期案について 渡辺による初期脚本の内容は「18号とクリリンの結婚式が舞台」「破壊神ビルスは破壊の心を植え付ける能力を持つ悪しき存在で、サイヤ人の悪の心のルーツ」といったストーリーだったとされている。 ちょっとシリアスな感じで「善と悪」や「ヒーローとは」みたいなテーマを考えていたとのこと。 上述したように渡辺は鳥山によるテーマの改変を支持しており、修正されたストーリー内容を見て「俺は何やってたんだろうと(笑)」と反省の弁を語っている。 超サイヤ人ゴッドは山室の初期デザイン案は「マントを付けたゴツい外見」「超サイヤ人3と超サイヤ人4の中間のようなデザイン」だったと言われている。 ストーリーの時系列的には『ドラゴンボールGT』よりも前の作品となるため、その辺を意識していたのかもしれない。 余談 本作は日本映画としては史上初のIMAXデジタルシアターでの上映が行われた。 主要キャラクターは鳥山がデザインしなおしているが、特に髪型とか髪色のデザインに拘りがなかったらしく、設定画ではデザインを間違えているキャラクターが見当たる。 追記・修正は楽しいビンゴを踊ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 当時のTVCMだとフリーザとセルが宣伝してたな「お前声の出演はないらしいぞ」「なんですって!?」 -- 名無しさん (2022-04-09 13 54 24) 初期案は嫌いじゃないがドラゴンボールらしくは無いからなぁ。劇場版Zっぽさはあるが。 -- 名無しさん (2022-04-09 19 32 16) バトル挿入歌がウルトラカッコよくて大好き -- 名無しさん (2022-04-09 19 53 50) ブルマの38歳はどう考えてもサバを読んでる(悟空に出会ったのは26年以上前なので) -- 名無しさん (2022-04-09 22 18 08) ゴッドの初期デザインも何らかの形でお披露目されないかな? -- 名無しさん (2022-04-09 22 41 58) ↑2 悟空より4つ年上のはず(初登場時に悟空が12でブルマ16)だけど、メタ的には鳥山先生がその辺の設定忘れてて悟空と同い年だと勘違いされちゃったんだろうね -- 名無しさん (2022-04-10 06 20 59) 今まで項目無かったのかw -- 名無しさん (2022-04-10 12 26 07) 胎児でもサイヤ人の流れ汲んでいれば成立するなら、極端な話サイヤ人の子供身籠っている5人の妊婦?でも変身条件は満たせるなら割と緩い条件か?(但し純粋かハーフよりはパワーアップの割合は下がる) -- 名無しさん (2022-04-10 13 53 09) 初期の案には①忍び込むのは「 映画オリジナルの泥棒 」だったけど、訳合って懐かしきピラフ一味になった( ...ブルマやピッコロさんが反応しなかったのは気になったけど )②誰も死なない展開と町でのバトルが無いのは「 震災のことを配慮したから 」...だったっけ?それにしてもベジータだったら、自分にトレーニング用の攻撃マシンはきっと破壊するというイメージだったのに「 自分のパワーをコントロールして停止ボタンを押して重力トレーニングする 」...アレには驚いた....。 -- 名無しさん (2022-04-11 21 56 36) 映画、アニメ、漫画で三パターンもあるエピソード。漫画はこれ以外の映画エピソードはカットされている -- 名無しさん (2022-04-29 21 06 33) 個人的にブロリーより好き 緊張感と緩さのバランス、悟空というキャラクターの見せ方が秀逸だった -- 名無しさん (2024-08-10 21 02 23) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hdlwiki/pages/172.html
ドラゴンボールZ Sparking!NEO 【メーカー】バンダイ 【発売日】2006/10/5 動作報告 HDA3.0 SCPH-50000 maxtor 起動確認。問題なし HDA2.1 SCPH-50000 ブラックアウト HDL0.7c SCPH-30000 純正 暗転して起動せず。HDL0.8bでは起動確認。 HDA2.1 SCPH-55000 純正 全モード全滅 すべてブラックアウト HDL0.8b SCPH-37000 Seagate 今のところフリーズなし。 HDA2.1 SCPH-38000 maxtor 全モード起動せず HDA2.0 SCPH-55000百式 maxtor120GB インストール完了し、起動させるとブラックアウトでフリーズ HDL0.6b SCPH-30000 maxtor80GB 起動確認。問題ないようです。 商品の説明 国内出荷60万本突破の3Dアクションゲーム「ドラゴンボールZ Sparking!」の続編。バトルキャラクターは変身形態を含めて100体を 突破。「ドラゴンボール」、「ドラゴンボールゼット」、「ドラゴンボールGT」、「ドラゴンボール劇場版」の選りすぐりの超戦士たちでプレイが 可能だ。各キャラクターはもちろんフルボイス。大幅なコンボを追加することでバトルがパワーアップ。新たな必殺技の追加や演出の 強化をおこなった。 「ドラゴンアドベンチャー」モードでは、ドラゴンボールの世界を飛び回り、バトル、会話イベント、ミニゲーム、アイテム収集を楽しめる。 メインのバトルは200戦以上を用意。「ストーリーモード」では、育てたキャラクターをパスワード化。友達のパスワードを入力することで、 疑似対戦することが可能になった。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/11856.html
登録日:2011/04/19 Tue 16 15 20 更新日:2024/09/13 Fri 20 52 25NEW! 所要時間:約 8 分で読めっぞ ▽タグ一覧 (作画的な意味で)OP詐欺 09年春アニメ 14年春アニメ AKB48 BGM盗作 KAI かめかめはめ波比べる改? アニメ グッドモーニングアメリカ セルは四年前からこんな感じ ドッカン!ドッカン!つ〜いて〜る ドラゴンボール ドラゴンボール改 フジテレビ リメイク 再編集 実写ではない 改 改悪←テンポは改善 東映アニメーション 若本の悪ノリ ドラゴンボール改とは、1989年4月26日から1996年1月31日まで放送されたテレビアニメ『ドラゴンボールZ』の再編集アニメである。 ◆概要 2009年4月~2011年3月にサイヤ人編からセル編、2014年4月~2015年6月にブウ編が放送された。 制作は今までのアニメシリーズと同じく東映アニメーションが担当。 話数は、第1期が全97話+未放送1話で、第2期が全61話。 ◆主な変更点 画質、画面サイズ、音声などを最新技術でリメイク 全ての台詞を再度アフレコ 現在の放送規制に合わせての一部台詞やシーンの修正 BGM及び主題歌の一新 一部キャストの変更 アニメオリジナルストーリーなどの大幅カット 特に大幅カットによって、ドラゴンボールZ及びジャンプアニメお得意の引き伸ばしがほぼ無くなった(*1)。 次回予告も本放送時は悟空の話に悟飯の一言だったのに対し改はその回の重要キャラが声をあてている。 セル役の若本規夫氏の悪乗りや無駄に熱い17号役の中原茂の演技がポイント。 以上の変更を施し毎週日曜日朝9時から放送していた。 9時半からは『ONE PIECE』の放送があり、その間に声優が同じであるクリリンとルフィの掛け合いなんかもあった。 ◆ストーリーについて 第一期放送時、元が『ドラゴンボールZ』であるため開始はサイヤ人編から多くの視聴者が魔人ブウ編まで放送することを期待したが、人造人間編までの放送となった(*2)。 当初の予定では原作35巻ラストのトランクス(青年期)が未来に帰りセルを倒す話で終了するはずだったが、2011年3月11日に発生した東日本大震災により番組が1話休止となり新番組『トリコ』を予定通りの放送開始日にしたため、ドラゴンボールの願いを叶えトランクスが未来に帰ったところで物語は終了した。未公開エピソードもBlu-ray・DVDには収録されている。 海外では、人造人間編終了後もそのまま放送が続行されており、ブウ編が続けて放送されていた。 そして海外版DVDに日本語音声を収録する都合上、キャストによる音声収録もやや期間をあけたものの2012年の秋頃から再開されていた。 その後、トリコ終了後の後番組としてブウ編の放送が開始された。かつてのアニメデジモンシリーズに似ている気がするが気にしてはいけない。 前述の通りオリジナルストーリーはカットされたため、あの世での悟空の修行や悟飯とピッコロの修行が大幅カットされた。 ファンの間で神回と言われる悟空とピッコロの免許取得の回やガーリックJr.戦、パイクーハン戦もない。 ただし、構成の都合上カットが困難な場面はそのままとなっており、特にブウ編ではそれが顕著となっている。 ◆キャストについて 悟空やベジータらメインキャラは本放送時と同じキャスト。 天津飯やデンデなど、既に演じた声優が他界している場合は代役を起用する方針だった。 天津飯の代役は人造人間16号役でも知られるグリリバこと緑川光氏。デンデの代役はまさかの平野綾となった。 しかし、ナメック星編まではナッパ役の飯塚昭三氏やザーボン役の速水奨氏等は、現役にもかかわらずキャスティングが変更されている。これらはファンの間で賛否両論を巻き起こした。 主な例 ナッパがユニバァァァァスと叫ぶ人 バータがマサヤング ギニューが世界三大兄貴の1人と同じ などなど。 中でもリクームがCP9の1人と同じなのは賛否が激しかった。 人造人間編以降は、このような大胆なキャスト変更はなく、概ね本放送時と同じ声優が起用された。先述の通り天津飯役で既に出演していた緑川氏も元々演じていた16号を兼任した。 本作放送以降のゲームや劇場版では基本的に本作に準拠したキャストとなっており、新たにキャスティングされた声優の多くが事実上の2代目となっている(*3)。 そして、セルの一部形態(*4)の若本規夫氏の演技は多くの視聴者の腹筋を崩壊させた。お前らがギャグ役ばかり期待させるから… ちなみに、第一形態をこのような演技になったのは、本作の四年前・2005年に発売されたゲーム「ドラゴンボールZ Sparking!」から既に始まっていた。 この作品からこうなった、というわけではないし、悪乗りではなく単なる演じ分けだろう。 また、人造人間編開始前後にサタン・牛魔王役の郷里大輔氏が急逝、神様役の青野武氏の病気降板等、本作放送時点で70代以上の高齢の方が多いため止むを得ないとはいえ、キャスト関連の不幸なアクシデントがやや目立ってしまった。 界王やナレーションなどを担当してきた八奈見乗児氏も、ブウ編ではバビディやブリーフ博士を降板していた。 また2014年放送のブウ編では主要キャラのビーデルの声優が皆口裕子女史から柿沼紫乃女史に変更されており、多くのファンを驚かせたが、これは上述の通り、ブウ編の収録が2012年の秋ごろから始まった事により、皆口氏の海外留学に伴う一時休業と収録期間が重なってしまったことによるものである。 皆口氏もこの件についてはブログにてコメントしている。 なお、皆口のもう一つの持ち役であるパンの声も、柿沼が代役として起用されていた。 柿沼はブウ編での一時的な代役として扱われたため、皆口の声優活動再開後は再び彼女が担当している。 一方でブウ編の収録時期が早かった事によるサプライズ的なキャスティングもあり、2014年1月に惜しくも逝去した永井一郎氏(カリン役)や、声優業から実質的に引退状態だった辻村真人氏(大界王神役)の出演も話題となった。 ◆BGMの盗作騒動 BGMも全て山本健司氏作曲の新しいものに変更されたのだが、これは放送開始直後からファンの間では否の意見が多かった。 これだけであれば、こうしたスタッフ変更による賛否はシリーズ物の宿命で済む話だったのだが…。 しかし、放送2年目を迎えた頃から各種掲示板において、一部BGMのメロディが映画アバターのBGMのキーを変えた物ではないかというBGM盗作疑惑が指摘されるようになる。 当時は関係者が否定しこの件は流れたかのように見えたが、放送終了直前に疑惑が再浮上し今度は関係者が公式ホームページにて盗作を認めた。 これにより、震災による放送が再開された後のエピソード及び再放送版のBGMは本放送と同じとなった(*5)。 さらに、放送開始が遅れていた海外ではBGMの再編集により放送が一時休止になる一大騒動となった。 今後発売されるDVDなども同様の処置がとられている。 ブウ編以降では住友紀人氏に変更され、新規のBGMが使用されている。 ◆主題歌 OPはこれまでDBソングを多く歌ってきた影山ヒロノブ氏によるものではないが、いずれも良曲であり、放送を重ねるに連れて慣れて行くファンも多かったドッカン!ドッカン!だった。 OP サイヤ人編~セル編 「Dragon Soul」 歌 谷本貴義 OP ブウ編 「空・前・絶・後 Kuu-Zen-Zetsu-Go」 歌 谷本貴義 ED EDもOPと同じく良曲揃い。心の羽根はAKB48が担当することになり、賛否両論となった。魔人ブウ編ではなんと5曲も存在する。 サイヤ人編~フリーザ編 「Yeah! Break! Care! Break!(ヤブレカブレ)」 歌 谷本貴義 人造人間〜セル編 「心の羽根」 歌 チームドラゴン from AKB48 魔人ブウ編 「拝啓ツラツストラ」 歌 グッドモーニングアメリカ 「純情」 歌 家入レオ 「Oh Yeah!!!!!!!」 歌 Czecho No Republic 「GALAXY」 歌 キュウソネコカミ 「Don't Let Me Down」 歌 Gacharic Spin ◆ゲーム版 ドラゴンボール改と銘打ったゲームソフトはいくつかあるが何故かストーリーがピッコロとの戦いを描いた第23回天下一武道回編からだったり、魔人ブウ編まで収録されていたものまである。ブロリーが隠しキャラとして登場する作品まであるほど。 ぶっちゃけ、ドラゴンボールと銘打っておけば良いとは口にしてはいけない。 まぁ、ドラゴンボールZと言いつつ無印やGTの内容まで入ってるゲームなんていくらでもあったしな! 「オッス! オラ悟空、みんなの力で追記・修正してこの項目も改編にしようぜ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 寝てたら久々にこれの夢見た -- 名無しさん (2013-12-30 19 21 02) 震災の時、被災者への応援イラストを描いてる人が何人もいたが、悟空が「皆待ってろ、オラが助けに行く!」と言ってるイラストに「改が終わった真の理由」というコメントが付いてた時はほほえましかったな。 -- 名無しさん (2013-12-30 20 03 33) ザーボンって書いた奴絶対主観で書いただろ、前はそこリクームだったし -- 名無しさん (2014-01-05 01 16 56) ↑自分もリクームだったのにザーボンになってておかしいと思った。良かった気のせいじゃなくて。 -- 名無しさん (2014-01-05 14 37 31) でもリクームって演技が酷いんじゃなくて、声優さんが合ってなかっただけじゃん。内海さんのおふざけ具合がハマってたからなぁ -- 名無しさん (2014-01-30 00 01 30) 俺もリクーム下手だとは思わなかった。てかザーボンはかなり下手だと思ったんだけど、あれはいいの? -- 名無しさん (2014-01-30 00 10 50) ザーボン役の人も、前任の速水さんがハマってたから合ってなかっただけだと思うよ。他の作品では普通の演技だったし。 -- 名無しさん (2014-01-30 00 16 17) 影山、メサイア「私たちが演じるリクームは何故そこまで嫌われている?」 -- 名無しさん (2014-01-30 00 46 46) ブウ編まで続いてほしかった… -- 名無しさん (2014-01-30 00 51 15) バーローゲゲゲといいなぜ早く終わったのか -- 名無しさん (2014-01-30 00 52 57) ↑2 4月からブウ編始まるぜ -- 名無しさん (2014-02-19 22 42 24) また食玩でスカウターが出るかな?サウンド付きの新型の方を再版して欲しいぜ。 -- 名無しさん (2014-04-14 21 47 01) ↑ フリーザ「戦闘力……八百万だとぉ!?」 デラックススカウター発売! -- 名無しさん (2014-04-14 23 14 21) ↑デラックスなだけに百万単位も計ることができるのか -- 名無しさん (2014-04-16 17 26 33) 計算が追いつかなくて爆発しないかな それが心配 -- 名無しさん (2014-04-16 17 29 41) ↑破片が目や耳に入ったら、その時は俺たちが財団Bをこの世から消し去ってしまおうではありませんか!! -- 名無しさん (2014-04-16 17 35 27) しかしブウ編はほとんどスカウターが出てこない件 -- 名無しさん (2014-04-16 17 37 17) そもそもメカフリーザが死んだ時点で出番終わったよ。 -- 名無しさん (2014-04-16 17 58 34) ↑劇場版を数えればターブルとアボカドが最後の所持者かと -- 名無しさん (2014-04-16 18 17 39) ↑おしい、それはジャンプフェスタでやってたオリジナルアニメでございます -- 名無しさん (2014-04-16 19 00 33) 一時期震災などの影響でセル編の最終回に当たる所があることを今初めて知りました♪そのままトリコがスタートしたとは少々驚きました! -- ドラゴンボールファン♪ (2014-05-14 22 55 21) 最終回直前の回のBGMで、「悪魔のブロリー」が流れたことには驚いた。 -- 名無しさん (2014-05-15 06 26 00) ブウ編になってから話の進みが異常に遅くなったな…何故だ!? -- 名無しさん (2014-10-18 00 50 20) 超2の覚醒シーンはせめて挿入歌だけでも入れてほしかった -- 名無しさん (2015-01-20 00 32 51) セル第1形態が音速丸になってたような レイブラじゃまともだったのに何故? -- 名無しさん (2015-01-25 22 52 06) 戦闘力5の農夫のおっさんがデジタルリマスターされて出てきたのが何気にうれしかった -- 名無しさん (2015-03-05 16 00 20) 飯塚さんはこの時出なかったから病気か、と心配になっていたがゴセイジャー以降またその声を聞くようになったね。DB超ではGT以来となるオリキャラが出るかな? -- 名無しさん (2015-05-16 17 20 00) つくづく間に入ったトリコが余計だったなこれ2年近く穴開けやがって -- 名無しさん (2016-09-18 03 49 54) これが作られた真相(と思われる裏話)を知ってビックリ。海外で大ヒットしたドラゴンボールのアニメは、誤訳のレベルを逸して全く別の内容になってるくらい英訳が酷かったらしい。東映のコネで社長になった人が放映権を獲得したのだけれど、人員もなく「英語を知らない日本スタッフがカタゴト英語で翻訳→それと作画を元に海外スタッフが"翻案"」という形で作られていたとの事(スタッフロールでも翻訳者が脚本としてクレジットされている)。それで、本来の英訳のために作られたのが本作らしい。 -- 名無しさん (2017-06-09 20 17 41) ↑ 素朴な疑問だけど改になる前の動画のアフレコ撮り直せば良いだけなんじゃないの? 引き伸ばしカットとか良い面も多いから無駄という気はないけど -- 名無しさん (2017-08-09 13 36 57) フリーザの声も潔く変えればよかったと思わんかね -- 名無しさん (2020-02-19 17 24 33) BGMの選曲ミスとタイミングがおかしいのが多すぎる -- 名無しさん (2023-07-20 20 45 54) 超への前振り的作品のイメージ。自分の少年期の作品が後の時代にも受け入れらるのはなんか嬉しいから良いけども! -- ブルマの顔ファン (2023-07-27 00 38 29) ONE PIECE改もいつかやるのかな? -- 名無しさん (2023-11-23 21 49 31) (続き)なんて言ってたら、まさかのリマスターならぬリメイク・・・ -- 名無しさん (2023-12-17 20 44 18) 元のBGMがカッコよくスピード感あったから改のBGMがどうしてもコレジャナイ感強くて残念だった -- 名無しさん (2024-09-13 20 52 25) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dbhg/pages/75.html
DG02の製品画像 2010年7月発売 孫悟空 超サイヤ人ベジータ セル(第一形態) 人造人間19号 人造人間13号 全5種