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推薦作品:ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち 媒体:ゲーム 長所:有名タイトルのため把握は比較的楽 短所:メインシナリオがとてつもなく長い(最短で14時間弱) ループorTPを起こす要因、状況(複数回答可): 台座に石板のかけらをはめこむことにより、それが過去への旅の扉となる 入手難度:★☆☆☆☆ 低→中→高 条件を満たす三人(もしくはそれ以上でも可):主人公、キーファ、マリベル(台座に石板をはめた)、オルゴ・デミーラ(すべての元凶、石板を作った)
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848 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2009/08/18(火) 21 59 40 ID yDWbDrEh0 b 849 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2009/08/18(火) 22 00 02 ID LYch63mzO ブレス1 850 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2009/08/18(火) 22 00 05 ID yDWbDrEh0 bof2 851 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 02 05 ID YXStkinh0 BOF3 852 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 05 32 ID vNkNngwX0 なにこれ 853 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 10 42 ID aHlnqmtrO 踏み逃げか? 854 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 11 45 ID YXStkinh0 紹介文ちゃんと貼れよな それよりゲームタイトル略すのってどうなのよ? ブレス 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ブレス (Bres) は、ケルト神話に登場する神の一人。 七歳の時には十四歳位の大きさに成長したといわれる。 片腕を切り落とされた事により、王の資格を失ったヌアザに替わり王となる(当時は体に不具合のある者は王になれなかった)。 そしてダグザの娘のブリギッドを妻に迎え入れた。 しかし、国民の期待とは裏腹に、次第に圧制を強いていった。 七年後、腕を取り戻して王位に復帰したヌアザにより国外追放にされる。 困り果てたブレスは父エラサのいるフォモール族の元に行き、そしてその王になる。 855 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 13 32 ID cvAMM7p5O ブレスオブファイアかとおもた。 856 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 18 03 ID yxZRbov00 00秒ぴったりでないのは久し振りだな 857 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 20 02 ID vNkNngwX0 この場合どうする? ブレスってゲーム…あるの? 858 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 24 46 ID oMFGSkCQ0 22 30にもう一度書くのがいいと思う 859 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 26 32 ID aHlnqmtrO もしくは一番手を無効で二番手を採用か 860 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 27 02 ID YXStkinh0 普通に考えて2番目のゲームじゃね? 861 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 28 27 ID 7JUD4h1D0 一応DSでそういうタイトルのゲームがあるがそう考えてもRPGではない 862 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 29 35 ID HXt6kPI20 848-850は同じやつだろ とりあえず出てきて何か言えよカス 863 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 30 12 ID zoO1BelO0 んじゃドラゴンクエスト2 864 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 31 42 ID 7JUD4h1D0 サブタイトルとかまで一字一句入れろとまでは思わないけどさ せめてタイトルを聞いたことがない人でも判るレベルでは書いて欲しい 865 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 31 57 ID zoO1BelO0 どうなんだこれ wiki貼っていいのか 866 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 36 25 ID xELez4HL0 BOFって書いてあるから、多分ブレスオブファイアでいいんじゃない?多分・・・ 獣人の足が逆関節のキャラ絵をみてビックリした記憶がある。 867 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 37 49 ID JHAXTDcO0 もうドラクエ2でいいよ 踏んだ奴は踏み逃げだろ 868 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 41 37 ID zoO1BelO0 wiki 『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』(ドラゴンクエストツー あくりょうのかみがみ)は、 エニックス(現スクウェア・エニックス)より発売されたゲームソフト。 ジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)。 日本では、1987年1月26日にファミリーコンピュータ(ファミコン、以下FC)用ソフトとして発売され、 翌年にMSX、MSX2にも移植された。 その後、リメイク版としてスーパーファミコン(以下SFC)用ソフト『ドラゴンクエストI・II』、 ゲームボーイ(以下GB)用ソフト『ゲームボーイ ドラゴンクエストI・II』に収録されている。 2000年代後半に入ると携帯電話用アプリ(iアプリ、EZアプリ (BREW) 、S!アプリ)としての配信も 行われるようになった。 869 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 43 00 ID YXStkinh0 リメイクは糞だったな 870 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 47 30 ID c9qmLa/Y0 ファミコン版よりはやりやすくはなってると思うけどなw やっぱりあの難易度が(;´Д`)ハァハァ 871 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 48 08 ID xELez4HL0 何が凄いって、携帯で出来るよ。って言われて衝撃を受けた記憶が強いw だってFCとかSFCでしたよ! 872 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 48 56 ID c9qmLa/Y0 アプリの方がグラフィック綺麗だよな 873 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 49 31 ID w4tZqZXi0 リメイク(SFC)はFC版のバランスの悪さが改善されてて良かったと思うけど。 874 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 49 41 ID JHAXTDcO0 序盤主人公一人で大量のドラキーと戦うゲームだったな 875 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 53 02 ID tjKFdlY/0 的確すぎてワロタ 876 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 57 32 ID Dhfz7Bqv0 呪文を覚えない主人公のせいで序盤からやけに難易度高かったな 877 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 58 01 ID hhgiL+S70 主人公一人の時(最初の大陸)は敵3体までだったと思うが 878 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 58 43 ID 7JUD4h1D0 アトラス、バズズ、ベリアル、ハーゴンからシドーへの流れが好きだった シドーはFC版が一番絶望感を与えてくれたな 翼でステータスを隠す的な意味で 879 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22 59 07 ID tjKFdlY/0 いや~さがしましたよ 880 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23 01 02 ID B1wNEycB0 ハーゴンを倒した後「ふぅ…これで終わった」と思ったらもう一体出てきたのに驚いた 今ではラスボスは変身するのが当たり前になったけど 881 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23 01 21 ID bE0X9LAH0 やくそうを必ず買わないといけなかったからな。 882 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23 10 13 ID LZThxi8S0 2ヶ月ちょっと経ってるからルール上はありだけど、ドラクエ2既出だね 883 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23 10 53 ID R82eoqmQ0 ドラクエ2は、ジョジョ2部と似た熱さがある。 ドラクエ3は、ジョジョ3部に似た完成度がある。 884 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23 18 57 ID tjKFdlY/0 5部が好きです 885 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23 19 21 ID 2WfQrqlZ0 発売前に紹介記事を見て、 後ろに仲間がいる時バックは出来るのか? 仲間を連れて袋小路には行ったらどうなるのか? と、要らん心配をした。 886 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23 20 05 ID Yb4lNB8GO 次スレはタイトルを正確に書いてなきゃ無効って感じ? 887 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23 27 50 ID yxZRbov00 はかぶさのつるぎのやり方が思い出せません 888 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23 34 10 ID zVF5ORw90 886 判別できなきゃアウトでいいんじゃね? 早めにWiki情報貼ってくれれば略称でも十分だが、今回のは判別できん。 889 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23 45 16 ID vNkNngwX0 略称でも通じたらおkじゃないかな? 890 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23 57 12 ID TdzAW5cs0 DQFF板からきました。 おおなめくじが強かったり、やくそうが24Gもして 幼稚園児にはいささか難しいゲームでしたが、 小4くらいにはクリアしたと思います。 その間に3クリアしてたけど。 891 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23 58 33 ID yxZRbov00 GOWとかACとかだと分からんね 本当に取りたきゃ分かるように書くだろうけど ロトの鎧のHP回復が無くなっててショックだった wktkしながらベギラマ使った時のポカーン。でも全体攻撃になってて吃驚 水の羽衣を2つ作る方法を知って愕然 無限増殖でマドハンドと戯れ ロンダルキアの洞窟の容赦の無さVS意地でもマッピングとかしない俺 そしてブリザードのザラキで全滅 892 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23 59 23 ID HXt6kPI20 なぜドラクエ2で決定なのか・・・ ルールもテンプレもどうでもいいって感じだな 893 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 00 02 59 ID iRTp6ngj0 迷うことを前提とした調整だよな 2周目だと金の鍵を拾ったあたりから地獄の稼ぎが待っている 894 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 00 09 00 ID TvOwT+xx0 復活の呪文の大予言 http //www.nicovideo.jp/watch/sm7883523 895 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 00 15 19 ID TBnCMqR70 FC版を異様に持ち上げてリメイク版をこきおろす懐古厨がいらっしゃらないな 896 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 00 22 03 ID xT7fyjiJ0 金だけは簡単に稼げるからレベル上げが億劫になるんだよな まぁミンクのコートいらないから金もそこまで困らないんだけど 897 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 00 25 48 ID XOvyGd0H0 実際どうなの ロンダルキアの洞窟~雪原は、リメイクだと難易度大幅↓なわけ? 898 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 00 31 18 ID nHfhB37qP ベギラマ強化とWザオリクで普通にやれば全滅しづらいのは確かだと思う 裏技で世界樹の葉複数持ちすれば尚更かと レベル低いと逃げられないから極端な低レベル攻略は難易度↑ 899 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 00 31 57 ID xT7fyjiJ0 ロンダルキアは一度落ちた落とし穴が開いたままになってる こちらの火力が上方修正されたこともあって戦闘も楽は楽 ベギラマやベホイミの威力アップはでかい あとサマルトリアの王子が光の剣持てたんだっけ はやぶさ止まりだったのが火力向上してる 900 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 00 33 42 ID e4QvOtVq0 892 個人的には2番手を採用するべきだと思うけどね 今回は略称でもめてるだけにそれもまずいかなと思うわけです 次回以降はどうするんだろうね。2番手でいくか30分後に再びやるのか 901 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 00 42 48 ID mp7msfCX0 常識的に考えて2番手 過去にそういうことがあった 902 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 00 45 46 ID wC/+uF7l0 ブレスオブファイアと思って喜んだら踏み逃げかよ! ドラクエは1作もやったことがない 903 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 01 02 26 ID e4QvOtVq0 901 その辺もテンプレに入れるべきかもね 略称に関しては判別できるものはOKで、微妙なのは3分以内に正式なタイトルを含む説明文を書き込むとかそんな感じでどうでしょう 904 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 01 04 22 ID QCAulDYL0 ドラクエはJRPGの古典だから、数作はやった方がいいと思うけどなあ。 合わない人の代替はFFぐらいかなあ。 905 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 01 14 32 ID LgTJHo/r0 ふっかつのじゅもんで何度泣かされたことか、 あれさえなければプレイ時間が2/3で済んだはず…… 906 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 01 15 33 ID CZQJNiPO0 普段は二番手で良いだろうけど、今回のは二番手もダメじゃない? ってか1~3番手まで同じ人だろw 907 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 01 41 17 ID TRvv8nW5O 879 コロス 908 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 02 49 49 ID EExWQfd50 踏み逃げは蹴られても仕方ない つーか、今回のお題取りはいったい何があったんだ 結局複数回線の一人がシリーズ並べて遊んだだけで 他に誰も居なかったのか まあ俺も取ろうとしなかったけど 909 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 04 02 49 ID J5j46uic0 904 俺は鳥山明のモンスター絵が受け付けなくてやってない。 バンザイして舌出してりゃいいってモンじゃねーよ、と思うんだが、どう? 910 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 04 43 20 ID 9TAcOvup0 そういう人もいるだろうな。 911 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 07 26 24 ID ZbBtWuIa0 30分後の臨時ルールはないだろうw でも判別不明なのを除いたら次がコレだから俺は流れに任す。 今後は分かる名前か、せめて後フォローで異論のでないお題であって欲しい。 912 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 08 19 37 ID TifmgGAW0 仕切り直しとか無駄に複雑化するだけだからなぁ 今回も 849-851は揃って略称フォローなしの無効票と考えればドラクエ2が一番最初の有効票 二番手を採用する慣例にちゃんと則ってるしこれでいいんじゃない 913 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 08 28 08 ID ivRg+Uj40 だよなあ、ほんとに語ってほしかったらちゃんと紹介貼るしフォローもするだろう そういったことを考えに入れずに「何故2番手にしないのか」「ルールはどうなった」 とか思考停止意見ほざいてるアホを見ると失笑せざるを得ない 914 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 08 32 45 ID NlhAg+Ut0 次回からちゃんとタイトル書けばいいだけの話。 あと取ったやつは紹介までちゃんと貼れ。 915 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 09 31 12 ID TifmgGAW0 紹介wikiの丸写しなら別にいらないけどな 知らないゲーム以外まず読んでないし それより先陣切って語ってくれるほうがいい 916 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 09 37 13 ID j/zFrGvf0 語ってくれない、単なる愉快犯の踏み逃げを防止するためのwikiだろ? 917 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 10 19 28 ID e4QvOtVq0 913 何でわざわざ喧嘩売るような書き方するのさ 今回はたまたま2番手3番手も同じ人物と思われるってだけで間違った事はいってないでしょ ガチガチに縛らなくてもいいけどある程度ルールを決めて守らないと今回やBUSHINの時みたいに荒れるじゃない 918 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 10 21 00 ID FTQk7nQd0 マイナーなゲームのときだけ語って宣伝ぐらいしてってほしいな 好きなゲームだから持ってきたんだろうし 919 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 11 11 42 ID mp7msfCX0 ブレスオブファイアだとすると別にマイナーゲームでも無いような… 920 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 11 53 25 ID FTQk7nQd0 だれがブレスをマイナーだと言った いちいちこんなちんけな説明求めんな 921 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 11 54 13 ID FTQk7nQd0 流れ的に―とか言い訳はしなくていい 922 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 12 45 01 ID A98O2HHb0 このスレって荒らすの簡単だよなあ 923 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 16 15 29 ID 2JYqskgp0 905 DQ2、桃太郎伝説、覇邪の封印が俺的三大心が折れるパスワード 924 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 16 29 35 ID ovSOp2z90 黄金の太陽のパスワードは酷かった 925 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 16 41 24 ID EExWQfd50 PCEのネクロマンサーも物凄かったらしいね ところでDQ2は精霊ルビスの初登場(?)回でもあるんだな 結局何者だったんだろう、ルビスって 926 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 16 51 18 ID KJvX4tIA0 DQ2はラブソング探してが超名曲だから、一番楽だっただろ。 最初に戻る前に急いで打ち込んで、4ケ所ぐらい間違ったりしてワロタ。 そのうち、間違え易い文字が分かり、書き間違いすら適当に修正出来るようになる。 俺は女神転生のアルファベットの方が苦手だった。 927 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 17 06 54 ID ZbBtWuIa0 当時音無でプレイしていたから 紋章探しがきつかった 928 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 17 34 32 ID rdDTMjAJ0 925 アレフガルドとは別の世界があって、元々のルビスはそこの名家のお嬢 ↓ なんかいろいろあって魔王の大本みたいなのが復活 ↓ 世界崩壊 ↓ 魔王が火山の火口から別の世界へ逃走 ↓ ルビスとその恋人ロトも後を追いかける(この時ルビスは死亡して精霊化) ↓ 精霊ルビスがアレフガルドを創造 ↓ 精霊ルビス&ロトの子孫たちと魔王の戦いは今も続く ←今ココ かなりうろ覚えだが、小説の精霊ルビス伝説で語られたのはたしかこんな感じだったはず。 火口が別世界に繋がってるあたり元々ルビスがいた世界=3の上の世界じゃないかと思うんだが、 そのあたりは明確には語られてなかった気がする。 929 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 17 45 27 ID mp7msfCX0 928 明文化されてなくてもそこまで書かれてたら確定な気がするがw ロトと同じ世界の住人だったってことだろ? まあでも魔王が別世界に逃亡とか3とは異なった設定だし、あくまで伝説ってことか DQはそろそろもう一回ロトか天空シリーズでやってもいいと思うなぁ FFが12でイヴァリース持ってきたし 930 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 17 55 47 ID CZQJNiPO0 DQ9って天空関係あるんじゃね? CMで天空城出てたし 931 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 19 33 24 ID vnOh2Gdb0 ルビスについてはDQ6にも隠れキャラみたいな感じで出てくるが、ロト編のと同一人物? ロト編の最新作はキャラバンハートなんだよな あのDQ2アフターは個人的にはあんまり認めたくないんだけど 932 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 19 50 33 ID 10lAKuEF0 世の中にはパスワードで「へ」と「ヘ」を使い分けるゲームもあるからなぁ 933 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 20 03 36 ID rdDTMjAJ0 929 ごめん、ざっと読み返してみたら大分違ってた。 ・上の世界(イデーン)=元々精霊たちが住んでいた世界、下の世界(アレフガルド)=元々人間たちが住んでいた世界 ・ルビスは元々炎の精霊の一族、ロトは大地の精霊と人間のハーフ ・魔王はルビスとロトに火口に落とされた結果アレフガルドへ ・ロトはアレフガルドに下りた後人間と同程度の寿命になり、転生を繰り返して魔王と戦い続けている=ロトの子孫たち? 931 キャラバンハートの方は知らんが、漫画ドラクエモンスターズ+の後日談は個人的に好きだったりする。 まぁ、こっちは完全に非公式だが。 934 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 20 10 11 ID rdDTMjAJ0 933 追記 ・ルビス伝説のロトと3のロトは別人(おそらく転生後のロト=3の主人公) 935 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 20 12 34 ID Bce4fFwq0 913 そういう書き方をすれば荒れるかも知れないと考えに入れていないのが失笑 936 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 20 18 44 ID UzBP8U1N0 ルビスは小説版で補完されてるのか 表紙絵いのまたむつみの本だっけ? あれ出たのは公認でも設定は小説オリジナルの非公式かと思ってた 当時ガンガンで連載されてた漫画版も同様に 937 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 20 19 30 ID mp7msfCX0 934 そうなると、なぜ勇者は真の魔王がいるアレフガルドじゃなくて 上の世界に転生したんだろう… 王様がくれる初期装備の貧弱さ並に不思議だ 938 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 20 25 03 ID 9TAcOvup0 937 最初からいい装備を与えるのは、小学生に小遣い5万円あげるようなものなんじゃないか 939 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 20 47 47 ID e4QvOtVq0 ルビスはアイテム物語とかだともう少し違った設定だった気がする 王様のくれる初期装備に関しては財政逼迫説や魔王との協定説とか色々あるけど 時系列が3より後の作品ではロトと同じように送り出す事による一種のゲン担ぎではないかと推測している今日この頃 940 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 20 49 35 ID vnOh2Gdb0 1:ラダトーム出身の自称勇者はたくさんいるので適当にあしらった 2:ハーゴン一味に気づかれないように目立たない格好でひっそり出発する必要があった (実際、村人とかは王子だと気づいていないみたいだし) 3:そもそもアリアハン大陸には大した武器防具が無く、他大陸との国交も断絶している (リメイク版のバスタードソードは国宝級と解釈) 941 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 20 53 36 ID rdDTMjAJ0 936 一応公式設定らしい。 937 さあ? ルビスがゾーマに捕まってるところを見るとあの時代はかなり劣勢だったようだし、 3主人公の前にゾーマに返り討ち→仕方なく上の世界で力を蓄えてリベンジ、だったりするのかもな。 942 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 21 19 08 ID UzBP8U1N0 2の初期装備の銅の剣の奮発感は異常だった 装備無しだとスライム3匹にすら勝てないのが、これ1本で無双状態と化す 逆に言うと銅の剣で充分だったんだよな、初期装備としては 倒せりゃ稼げて強くなれるわけで、強くなれるのが勇者の証、みたいな 初代DQは、王様の謁見部屋に閉じ込められていて 宝箱から鍵取って扉を開けるという、若干不自然な状態で始まるけど あれはスタッフが試行錯誤の末に作り上げた、優れたチュートリアルだったのだと 石ノ森漫画を読んで知った 943 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 21 26 20 ID nHfhB37qP 941 ルビ伝もアイテム物語系も非公式だよ 後書きの記述はエニから出たから公認だねー程度の意味 944 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 21 37 41 ID vnOh2Gdb0 「非公式」ってのはエニックスとは無関係な同人誌とか個人サイトのことだろ。 ルビス伝説にしても知られざる伝説にしても4コマにしても、 エニックスが「公式」に発表した読み物であることは間違いない。 もちろん「公式」であろうが、ゲーム本編の設定と互換性があるとは限らないが。 945 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 21 50 11 ID Lce1FuPV0 942 ドラクエが今でもやっぱり凄いのは、堀井のテキストや鳥山の絵やすぎやまの音楽だけじゃなく、綿密に練られた戦闘バランスなんだよな。 鋼の剣のダメージ、ギラのダメージ、全体魔法を覚えるタイミング。 検証してるサイトを見てなるほどと思ったわ。 時々叩かれる2だが、当時から圧倒的なゲームバランスだった。 946 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 21 53 47 ID 8SQ9/f1z0 ただロンダルキアへの洞窟以降は納期に間に合わせるために バランス調整してなかったらしいけどなw むしろそのマゾさで印象に残った感が 947 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2009/08/19(水) 21 57 21 ID htT1uz+Q0 テストプレイヤーが上手すぎたせいで難しいままゴーサインが出ちゃったのはFF3だったっけ?
https://w.atwiki.jp/tasdouga/pages/46.html
タイトル(コピペ用) ドラゴンクエスト3 ジャンル RPG このページを編集 海外タイトル Dragon Warrior III 発売日 1996/12/06 動画を追加 シリーズ ドラクエシリーズ TASVideosForum 現行最速 -表示 国内版 ここを編集 記録 1 07 15 追記回数 83035 Player AK TASVideosページ - TASVideosStatus - 転載元 - 分割リンク part2,part3,part4 マイリスト - 備考 Movieファイル 解説 その他 -表示 過去最速 +表示
https://w.atwiki.jp/dq5mon/pages/122.html
覚える特技 習得Lv 覚える特技 習得LV 覚える特技 6 あまいいき 10 やけつくいき 7 さそうおどり 13 もうどくのきり 8 かえんのいき 15 はげしいほのお 装備 装備系統:Fタイプ 耐性 軽減率 攻撃系 状態異常系 良く効く ×1 メラ・ギラ・イオバギ・デイン・炎 ルカニ・メガンテ 普通に効く ×4/5 ヒャド・吹雪 毒 効きにくい ×1/3 マヌーサ・ラリホー・ザキメダパニ・麻痺・1ターン休み 効かない ×0 マホトラ・マホトーン 特定レベルでのステータス 時期 Lv 最大HP 最大MP 力 素早さ 身の守り 賢さ 運の良さ 経験値 初期 4 130 0 83 43 45 10 15 4070 5 145 0 86 44 46 12 21 6947 あまいいき習得 6 160 0 90 46 47 15 27 12077 さそうおどり習得 7 170 0 94 47 47 17 28 21227 かえんのいき習得 8 180 0 99 49 48 20 30 36685 やけつくいき習得 10 230 0 115 54 49 25 31 92134 もうどくのきり習得 13 272 0 121 55 49 28 32 204119 はげしいほのお習得 15 300 0 125 57 49 30 33 298179 20 325 0 136 58 49 30 34 533328 25 350 0 147 59 49 30 35 768478 30 375 0 158 60 49 30 36 1003627 35 407 0 172 62 52 31 37 1277097 最終 40 450 0 190 66 60 35 40 1747141 理論上最高値 510 0 209 67 60 38 42 主人公との比較 ※公式ガイドブック準拠、全て最速加入 レギュラー使用を前提 主な状況 ドラゴンマッドのLv 主人公のLv 備考 加入直後ネッドの宿屋周辺 Lv4経験値 4070 Lv22経験値 70543(70680) ドラゴンマッド撃破で主人公の経験値+137 あまいいき習得 Lv6経験値 12077 Lv22経験値 (78550) さそうおどり習得グランバニア山の洞窟 Lv7経験値 21227 Lv23経験値 83021(87700) かえんのいき習得試練の洞窟 Lv8経験値 36685 Lv24経験値 97061(103158) やけつくいき習得エルヘブン Lv10経験値 92134 Lv27経験値 150623(158607) もうどくのきり習得封印の洞窟 Lv13経験値 204119 Lv31経験値 256388(270592) はげしいほのお習得イブール戦 Lv15経験値 298179 Lv33経験値 325732(364652) 経験値+702で主人公Lv34 クリア後1開始 Lv18経験値 439268(441469) Lv37経験値 507942 経験値+44829でドラゴンマッドLv19 最高レベル到達 Lv40経験値 1747141 Lv52経験値 1812518(1813614) 経験値+95999で主人公Lv53 仲間率 1匹目 2匹目 3匹目 1/16 1/64 1/64 評価 時期 評価 備考 序盤 ===== 中盤 ★★☆☆☆ 高めの攻撃力とHPを誇るが、身の守りやダメージ耐性が低いので意外と脆い。ドラゴン系の特徴で装備に金がかからないので、頭数の補充やツナギとしては優秀。 終盤1 ★★☆☆☆ HPと力がどんどん伸びる。氷の刃で火力も十分。だが脆い。 終盤2 ★☆☆☆☆ この辺りで激しい炎を覚えるが、総じて脆い上に素早さも低い。そろそろ引退時。 クリア後1 ★☆☆☆☆ 高めの力と激しい炎。HPもここまで伸びれば多少は戦える。だが、回復役にとっては迷惑極まりない。 クリア後2 ★☆☆☆☆ HPと力はやや高めだが、それだけではどうにもならず。他は全て中途半端。もうだめぽ。 寸評 LV上限はそれなりに高く特技もレベル15までに覚えるが、成長はやや遅め。 HPと力は最終的にそれなりの水準にまで伸び、状態耐性も全体的に強めだが 素早さ、身の守り、ダメージ系耐性が×。装備が貧弱なので、それで弱点を補う事もままならない。 後手に回りやすく、物理でも特技でもダメージを貰いやすくと、何をさせても消耗してしまう。 言い換えれば腐った死体やドロヌーバの上位版のような性能だが、終盤以降で使い続けるのは難しい。
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EXP 10 ゴールド 10 獲得アイテム やくそうキメラのつばさ 生息地 ウォルロ地方キサゴナいせき
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/36800.html
登録日:2017/05/05 Fri 23 41 26 更新日:2024/05/22 Wed 13 47 03NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 1989年 80年代テレビアニメ 89年秋アニメ 90年代テレビアニメ 91年冬アニメ DQ アニメ カブキロックス ドラクエ ドラゴンクエスト ドラゴンクエスト 勇者アベル伝説 ファンタジー フジテレビ 剣と魔法の世界 勇戦戦魔 勇者アベル伝説 夢を信じて 徳永英明 打ち切り 未来をめざして 竜 脳筋パーティ 虹のBRAND NEW DAY 虹の都 よぉーし、ドラクエするぜ! 「ドラゴンクエスト 勇者アベル伝説」とは、フジテレビ系列にて放送されていたTVアニメ。 なお、本放送時のタイトルは「ドラゴンクエスト」のみであり、勇者アベル伝説という副題はDVD化の際につけられた。 全43話であるが、その構成は当時としては特殊な分割3クール製。 理由は、32話までの時点であえなく打ち切りの憂き目にあってしまったため。詳細は後述。 放送期間は、1~32話が1989/12/02~1990/09/22。 33~43話までが1991/01/11~04/05となる。 タイトルを見ればわかる通り、RPGの大御所ドラゴンクエストシリーズを元としており、 勿論本編もドラゴンクエストに登場するモンスターやアイテム、魔法などが多数登場。 キャラクター原案がシリーズでお馴染みの鳥山明のため、登場人物の外見も本編のキャラたちと比べてもドラクエらしさに溢れている。 中には発売されたばかりのドラゴンクエストⅣ 導かれし者たちのキャラクターもゲスト出演した。 しかし、その一方でオリジナルの要素や、複数の作品に登場する名称だけを借りた別物として描かれているものも多い。 ゲームとは近すぎず、遠すぎない世界観を目指した結果らしい。 登場する地名など、ベースとしてはDQ3が最も近いようだ。 悪のモンスターは宝石から生まれ、倒すことで宝石に戻る=お金が手に入るという理由付けを描いたり、作中のアイテムが後年ゲームで登場するなど、ドラクエらしさも損なわれてはいない。 呪文の効果は現在のゲームとは異なるものが多く、バギは閃光弾や光の刃を飛ばすものになっているし、ギラは話によって炎になったり雷になったりと一定していない。またギガデインをヤナックやムーアが使用している。 動画や人物作画は今でいうところの作画崩壊してる点もあるが、建物や自然といった暖かみがあり幻想的でノスタルジックな背景描写は現代からしてもハイクォリティ。というか当時の手描きアニメだからこそできた表現ともいえる。 スタッフロールには「マンガ連載:週刊少年ジャンプ」とあるが、これは「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の事を指しており、アベルの物語がコミカライズされたわけではない。 また、遥かに発達した末に滅んだ古代文明がキーとなっているという点では「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」に通じる部分もあるが、これが連載されたのは1991年であり、アニメより後の話である。 【あらすじ】 【登場人物】◯アベルのパーティ ◯アベルの協力者たち ◯バラモス軍 【打ち切り】 【テーマソング】 【あらすじ】 田舎町アリアハンに暮らす、元気な少年アベルと発明好きの少女ティアラ。 二人が15歳の誕生日を迎えたその日、アリアハンの湖の底に沈んでいた竜の伝説の石板を発見した。 しかし、ちょうどその時、上空に巨大な浮遊要塞が出現。 中から現れたモンスターによって、ティアラはさらわれてしまう。 なんとかアベルも要塞に乗り込むも、中にいた魔王バラモスに歯が立たず、敗北してしまった。 要塞から抜け出すことには成功したアベルは、ティアラを取り戻すため、友人のモコモコと共に旅に出る決意を固めるのであった。 【登場人物】 ◯アベルのパーティ アベル CV 古谷徹 本作の主人公。一人称はオイラ。 アリアハンに暮らすごく普通の少年であり、勇者オルテガの息子。 呪文は使えない。DQ2で言えばローレシアの王子に相当。 見た目は上半身ほぼ裸というラフな服装だったが、途中からは、勇者らしい恰好をするようになり、最終決戦では伝説の鎧を纏う。 ボサボサ気味の長い髪と中の人のおかげで、あるZ戦士を思い浮かべる視聴者も多いとか。 青き珠を守るグロウ族の末裔であるが、彼自身は漁師をして生活している。 幼馴染のティアラには強い想いを抱いていて、彼女のためならどんな危険も恐れず立ち向かっていく。 モコモコ CV 桜井敏治 アベルやティアラとは幼馴染の少年。 職業は力持ち。……職業? 口癖は「モコッチ」。 ふとっちょで怪力、大喰らいという分かりやすいパワーファイター。 戦闘でも巨大な石の棍棒やおおかなづちで戦う。 隙は大きいが当たればボスクラスの強敵にも大打撃を与えられる、会心の一撃が得意。 精神的にまだ未熟な部分も多く、一行をピンチに追い込むことも多々ある他、一度アリアハンに戻った際に家族から「家が恋しくなって旅に出られなくなるのでは」と心配された。 物語終盤、バラモスが竜の血を飲むのを阻止するために命を落とした……かに思われたが、気絶しただけで済んだ模様。 彼の身に着けていた骨の帽子は、後に「ドクロのかぶと」としてゲーム本編に逆輸入されることとなる。 ヤナック CV キートン山田 旅の途中でアベル達が出会った男性。 見た目は口ひげにターバンと、DQ3の男商人のような姿だが、これでも立派な魔法使い。 ただし魔法使いといっても、作中では回復魔法、補助魔法にも長けた魔法全般のエキスパートであり、実質の役割としては賢者が近い。 魔法の「ざる」に座っているおかげで、いつもぷかぷかと浮かんでいる。 酒と女には目がなく、デイジィにもよくちょっかいを出している。 しかし年の功ともいうべきか、物事を見定める力はパーティの中でも随一であり、モンスターであってもいたずらに撃退することはしない。 スタミナの種を食べると暴走する。 デイジィ CV 三田ゆう子 男勝りな性格の女剣士。 名称が「デイジー」で表記されることも。 金にうるさく、宝石モンスターを倒して宝石を集めている。 しかし、それはかつて商人に売り飛ばされた弟トビーと妹ルナに再び会うためであり、そのために旅も続けている。 ネズミだけは大の苦手で、見ると某青狸よろしく動けなくなってしまう。 出会った当初はアベル達をひよっこ扱いしていたものの、物語中盤からアベルに好意を寄せ始める。 その為、ティアラと出会った時には敵対心を燃やすこともあったが、彼女のアベルへの想いを感じ取って身を引いた。 最低限の鎧と兜を身に着けただけの軽装であり、下半身はほぼ無防備。 俊敏な身のこなしと優れた剣技の持主であり、旅を始めて間もないアベルに剣術の稽古を付けた。 比較的マイナーなアニメでありながら彼女だけは非常に人気が高く、DQ3の女戦士と肩を並べるほどといっても過言ではない。 ◯アベルの協力者たち ティアラ CV 勝生真沙子 本作のヒロイン。 赤き珠に選ばれた聖女で、ボーン族の末裔。 発明好きで、風の翼(風に乗って飛ぶハングライダーのようなもの)などを作り上げた。 また、歌も好きで彼女の歌はドドンガ達の心をひきつけた。 チチ、カカ CV 青葉美代子、嶋方淳子 ティアラのペットであるスライムの夫婦。 水色の方が夫のチチで、ピンクの方が妻のカカ。 チチはアベルと、カカはティアラと共に行動する。 アベルとティアラには彼らの言葉が分かる。 物語の終盤には子供も7匹生まれ、親子で合体してキングスライムとなって(ただし冠はない)バラモスに立ち向かった。 ドドンガ CV 郷里大輔 バラモスの元でティアラの世話をしていた、太った犬のようなモンスター。 どんくさくて頭もよくないが心優しい性格で、ティアラにも丁寧に接した。 しかしあくまでバラモスの宝石モンスターであるため、清らかな水に弱いうえ、バラモスの魔力で正気を失い襲い掛かってくることもあった。 だが、その戦いの末にティアラの力で体内から宝石を取り除かれ、清らかな水にも触れられるようになる。 物語終盤、ジキド将軍のベギラゴンからティアラを庇い、その命を落とした。 友達の宝石モンスターにリザードマンのガガンボとオークのボロンガがいるが、彼らもティアラ達を助けるために命を落としている。 バハラタ CV 鈴置洋考 カジノで出会った海賊の男性。悪徳商人のみを襲う義賊である。 アウトローでありながら義に篤い男であり、魔物の現れる危険な航海にも付き合う。 ザナック CV 大竹宏(33話まで)、龍田直樹(33話以降) ヤナックの師匠である魔法使いであり、古代エスターク人の生き残り。 バラモスとの戦いでメガンテを使用した事により倒れるが、彼の持っていた賢者の杖は弟子のヤナックに受け継がれた。 ミネア、マーニャ CV 長畑由美、吉田奈穂 ご存知モンバーバラの姉妹であり、発売されたばかりのDQ4からのゲスト出演。 マーニャは悪魔の騎士に捉えられており、ミネアは老婆の姿にされてしまっていた。 老婆の姿でも心優しく接してくれたアベルに、ミネアは好意を抱くこととなる。 マーニャに関しては寝てる時こそ大人しいものの、目が覚めれば笑顔の似合う明るいイメージ通りの性格となった。 ちなみに、アリーナもゲスト出演するもののほぼモブ同然の扱い。 ◯バラモス軍 バラモス CV 渡部猛 浮遊要塞ガイムを根城とし、世界中を死せる水で埋めている魔物たちの長。古の都エスタークの民の怨念により生まれた。 竜の生き血を飲み、永遠の命を得ることを目的としている。 DQ3に登場した太ったプテラノドンのような見た目から一転、DQ5に登場するライオネックのような長い手足に翼の生えた、悪魔らしい外見。 かなり大胆なリデザインであるが、おそらくDQ3未プレイのプレイヤーへの配慮のためか。 後にゾーマと一体化して更に禍々しい超魔王バラモスとなるが、伝説の装備を身に纏ったアベルに押されたことで、ゾーマに見限られ、ゾンビのようなボロボロな姿となった。 ムーア CV 柴田秀勝 バラモスの側近で、ムヒョヒョヒョという笑い声が特徴。 魔法の扱いに長けていて、ヤナックとは壮絶な魔法戦を繰り広げた。 また、常に泡のようなバリアの中に隠れており、たいていの攻撃は通じない。 「竜の生き血の残りでもすすれれば」という下心があるものの、バラモスには絶対の忠誠を誓っている。 しかし、バラモスが竜の攻撃から身を守るために彼の体を盾としたことで、無残な最期を迎えた。 なお、緑の体に黒いぶちが付いたでかいカエルのような外見がムドーに酷似しているが、彼の方が登場はずっと先である。 ジキド将軍 CV 森功至 死せる水で満たされたカプセルを頭にかぶっている、バラモスの幹部。 かつての上司だった親衛隊長ジャーク将軍が、ゾーマを鎮められずにバラモスに粛清された事をきっかけに、親衛隊員から将軍に昇格した。 残忍で狡猾な性格で、その実力も魔法、剣技、ともに非常に高く、幾度となくアベル達を追い詰める。 カプセル内の死せる水が無ければ活動できないというわけでなく、カプセルを割られても活動可能。 部下のシーザーオライオンをドラン王国の王に成り替わらせて国民を苦しめたり、オルテガやアドニスを利用するという、人間の心を利用した作戦も厭わない冷血漢。 またオルテガ、トビー、ドドンガと、アベルのパーティの仲間達を3人も殺している。 だが、功を焦りすぎた事が仇となって作戦失敗が続いた結果、バラモスからの信頼は徐々に揺らいでいく。 最後はバラモスを裏切り竜の血を手にしようとするも、アベル達に敗れ、バラモスの手で粛清された。 アドニス CV 堀川りょう どこかの引換券のような銀髪の美剣士。 人間でありながら、ジキド将軍の部下として暗躍。 アリアハン王からの使いとしてティアラに近づき、彼女から聖杯を奪った。 アドニスというのは花の名前から取った偽名で、本名はトビーであり、デイジィの探していた生き別れの弟。 デイジィを庇う直前に一度だけデイジィを「姉さん」と呼ぶ。 しかし、デイジィの心に負担を残さないためか、最期まで自身がトビーである事は認めず、デイジィには「あんたの弟が生きていたら、ジキドの手下になどなってはいない」と言い残して息を引き取った。 なお、妹のルナに関しては人買いにさらわれた後、残念ながら衰弱死してしまったらしい。 鳥山明つながりで言えばドラゴンボールに登場するトランクスにも外見が酷似している。登場順で言えばトランクスが似ているというべきか。 そして担当声優の堀川りょうはご存じの通りベジータ役も務めているため「トビーと同じ声のキャラに、トビーとそっくりの子供が生まれる」という、偶然ではあろうがアベル伝説も知る人間にとっては若干縁を感じないでもない展開になった。 ハーゴン CV 真地勇志(第一部)、永井一郎(第二部) バラモスの配下である将軍の1人。ゲームのハーゴンと名前もデザインも同じ。 レイアムランドの侵攻を担当。炎を操る。 ピンチになるとシドーの姿になる。 将軍は他にも、大魔道(ゲーム版4の大魔道と名前もデザインも同じ)、デスゲーター(ゲーム版バラモスに酷似)、名称不明の将軍(ゲーム版ゾーマに酷似)、マギャン将軍(北部地方を統括するエスターク人の将軍。ハーゴン達よりも前の話で一度だけ登場)がいるが、いずれもアベル達とは戦っていない。 ゾーマ バラモス軍の黒幕。 エスターク人の怨念の集合体で、かつての栄光を取り戻すためにバラモスを尖兵として操る。 実体のない無数の怨霊といった存在で、ゲームのゾーマとはまるで異なる。 が、鳥山明氏のデザインし、没となったゾーマ第2形態が元となっているのかもしれない。 宝石モンスター 本作に登場するモンスターで、バラモスが宝石から生み出した存在。 倒すと宝石の姿に戻ることと、死せる水ではない清らかな水に触れると死んでしまうことが特徴。 なお、宝石モンスター以外にも自然発生したモンスターも存在している。 【打ち切り】 残念ながら、この作品を語る上で欠かせない要素となっているのがこちら。 強力な裏番組や度重なる野球中継による放送中止の結果か、視聴率が振るわず、32話であえなく打ち切りとなってしまった。 だが、ファンからの熱い要望によって関東圏でのみ完結編となる33話以降が放送された。 1990年初頭にインターネットなど存在するはずもなく、関東圏以外に住んでいた当時のちびっこは、そもそも完結編の存在を知らないということも多かった。 なお、話の区切りとなる32話はTV放送版とソフト版で異なっており、2つの展開が存在することとなる。再放送ではソフト版のものが流された。 TV放送版のストーリーは、数十年後のティアラと思しき老婆が、アベルやティアラそっくりの孫に昔話を話して聞かせるという、分かりやすい途中終了ものである。 本筋としては数多くの仲間が戦いの中で犠牲になっていくという壮絶なもの。 また、2009年に千葉テレビにて放送をされるも、6話放送後に「放送権利の問題で急きょ放映できなくなりました」とHPにてアナウンスがあり、再放送も打ち切りとなっている。 どこの何が引っ掛かったのかについては現在も不明。 これ以前に行われたローカル局での再放送では最後まで行われていた。 勿論、DVD等の映像ソフトが発禁になっているというわけではなく、近年は動画配信サービスも充実しているため、興味がある方は是非探してみよう。 2017年現在はアニマックスでHDリマスター版が時折放送されている。 2022年現在はdアニメストアでも配信中。 【テーマソング】 ◯OP 33-43話 未来をめざして(アベル(古谷徹)) ◯ED 1-26話 夢を信じて(徳永英明) 27-32話 虹の都(カブキロックス) 33-43話 虹のBRAND NEW DAY(ティアラ(勝生真沙子)) OPについては1-32話までは存在しておらず、メインテーマのアレンジが流れるだけに留まっている。 どれも良曲揃いだが、中でも特筆すべきは「夢を信じて」 これは徳永氏のシングルの中でも最高の売り上げを誇っているほどの人気曲。 しかし、その反面、自身の作詞ではない、アニメのタイアップ曲が売れてしまったことが、シンガーソングライターとしてのプライドに傷をつけてしまった。 その結果、徳永氏自身、長い間この曲を自身の曲と認められずにいたという。 しかし近年では、そのあたりのわだかまりは解消されたらしく、2013年の紅白歌合戦ではなんとこの曲を披露するまでになった。 追記・修正は竜の生き血を飲んでからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最終回は何回も観返した。 -- 名無しさん (2017-05-05 23 48 24) 自分はディジィよりティアラ派…なんだけどネットではこちらの意見は肩身が狭い… -- 名無しさん (2017-05-06 00 03 29) 良く言われるようにティアラは「普通の女の子」であり過ぎたが、デイジィちゅわんは「戦闘力・女性性ともに正にヒロイン」だったからなぁ・・・ -- 名無しさん (2017-05-06 01 02 06) なんか回想っぽいのが入ったのは覚えてるけどありゃあ打ち切りだったのか… -- 名無しさん (2017-05-06 01 26 56) ムヒョヒョ笑いは脳内再生余裕なくらい覚えてるけど、バラモスが全く思い出せない -- 名無しさん (2017-05-06 03 20 31) 何故かデイジィがアベルを背負うというシーンだけを異様に覚えていた…w -- 名無しさん (2017-05-06 03 34 31) デイジィの中の人が夢を信じて歌ってるの知ってびっくりした -- 名無しさん (2017-05-06 06 10 31) ↑原曲のピッチをあげるとデイジィっぽく聞こえるって奴だっけ -- 名無しさん (2017-05-06 06 46 04) ヤナックがデイジィに某エロ装備を着せようと奮闘するも失敗に終わったエピソードが忘れられん… -- 名無しさん (2017-05-06 19 01 41) 正直当時最強の呪文だったギガデインを勇者じゃないヤナックがあっさりとした演出で唱えていたのが拍子抜けだった。 -- 名無しさん (2017-05-06 20 12 57) モンスターが持ってる武器が骨製だったのが印象に残ってる。禍々しい雰囲気を出したかったんだろうけど、デザイン的にはいまいちに感じた記憶がある。 -- 名無しさん (2017-05-06 21 05 01) 後のジョーカーシリーズにも通じる要素があるようにも感じた。死せる水(マ素)や宝石モンスター(マデュライト)という感じで -- 名無しさん (2017-05-06 21 23 26) 荷車と鳥捕られたリリパット族がモコモコの投げた代金の入った袋見た途端笑顔になったのは笑った -- 名無しさん (2017-05-06 21 24 51) デイジィは戦士と言うよりは盗賊なのだが、当時は盗賊の職が存在しなかった。 -- 名無しさん (2017-05-07 00 30 26) 第1部で語られたように、モコモコが戦死したから、ヤナックとデイジィも戦死すると思っただけに、最終回で生きていたことが判明したことは、嬉しくも、少し拍子抜けした。 -- 名無しさん (2017-05-07 17 31 31) ひょうがまじんと大目玉(漢字表記)の強さは異常 -- 名無しさん (2017-05-08 01 43 34) 読み聞かせ最終回はニャル子さんWでもネタにされてたな。 -- 名無しさん (2017-05-08 01 52 00) ↑×7 橋のロープを切るのに肋骨みたいな武器使ってるのはめっちゃ切りにくそうに見えたw -- 名無しさん (2017-05-13 10 48 19) 怨霊ゾーマもそうだけど、作中に出てきたリザードマンもDQ3時代の同名の没モンスターに似てた -- 名無しさん (2017-05-27 10 23 08) 2期OPでヤナックが踊り子の尻見て鼻血、しかも落ち込んでるのが変だ。積極的にタッチしてニヤニヤしてそうなエロキャラなのに。 -- 名無しさん (2017-06-26 11 47 24) 実際の所はアベル→戦士、モコモコ→武闘家、デイジィ→盗賊、ヤナック→元遊び人の賢者 -- 名無しさん (2017-09-13 18 08 59) ↑↑あのシーンは多分夜営中にヤナックが見た夢で『かわいこちゃんのお尻ウッヒョー!⇒なんだ夢か…』でガッカリしてるんだと思う -- 名無しさん (2017-09-16 03 46 56) ↑2 職だとピンとこなかったのでキャラクターで言えば、アベル:ローレシア王子、モコモコ:劣化ハッサン、デイジィ:強化引換券、ヤナック:ロウってイメージ -- 名無しさん (2019-04-15 15 24 41) 徳永氏「極端な話、タイアップは本職でない声優とかに歌わせたってヒットするんだ。ミュージシャンにとってこんな白ける客がいるか…」牧野アンナ「…」 -- 名無しさん (2021-02-07 17 10 00) このアニメの話をすると大抵ケンカになるので個人的には良い思い出が1つも無いアニメだったりする -- 名無しさん (2021-07-19 19 09 53) DQの冒険・探索部分のアニメとしては本当に良く出来たアニメだと思うがなぁ。BOX買ったのもあって何回も見返してる。 -- 名無しさん (2021-07-19 20 25 45) 原作では目立たない武器なのに「小さな傷ひとつ付ければそこから凍りついて氷像化する」というえげつない武器になってたふぶきのつるぎ -- 名無しさん (2021-09-25 01 22 45) ダイ大がリメイクされたけど、このアベル伝説はこの時代に作られたこの作風なのが良いからリメイクはしないでほしいな。まあ心配しなくてもされないだろうけど -- 名無しさん (2022-03-13 07 58 54) 「放送権利の問題で急遽放映できなくなりました」とは一体・・・ -- 名無しさん (2022-07-28 00 58 54) 蒼天のソウラ最終回で「夢を信じて」の歌詞が使われた。わからなくて調べてしまったわ -- 名無しさん (2022-10-21 20 41 49) ダイ大のロン・ベルクが光魔の杖を最高傑作と言われて白けたエピソードって、夢を信じてが売れてプライドが傷ついたという徳永氏の心境が元ネタだったりするのかしら? -- 名無しさん (2023-07-02 00 22 19) ドドンガって死んだままだっけ? -- 名無しさん (2023-07-02 00 39 34) ドラクエ最盛期とはいえ当時はまだアニメ見る大人なんて一部のオタクくらいだろうし売れたのは実力だと思うけどな。 -- 名無しさん (2023-07-02 01 11 59) ゲーム原作のテレビアニメとしては桃太郎伝説と並ぶ最初期に当たる。どちらもゲームとはほぼ別物だが、別物なりにこちらの方がゲームのエッセンスを抽出しようとしているのは見て取れる。 -- 名無しさん (2023-07-02 01 20 45) 名前 コメント
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ドラゴンクエストモンスターバトルロードⅡ 魔王 ここでは3回戦に出てくる魔王を紹介する。 3回戦のだしかたはドラゴンクエストモンスターバトルロード 基本に書いています。 ドン・モグーラ img76a6dc6fzikazj.jpeg ステータス ○○ 1P戦 2P戦 HP 2500 4000 力 275 315 賢さ 47 77 身の守り 32 32 すばやさ 109 110 技 赤 ダブルブロー 敵単体 2回攻撃 物理 打撃 青 のどじまん 敵全体 1回攻撃 特技 打撃 つよい属性 暗黒、風、雷 弱い属性 灼熱、光、打撃 基本経験値 ★☆☆ 魔剣士ピサロ 0118-mb2-01.jpg ステータス ○○ 1P戦 2P戦 HP 4900 6100 力 423 463 賢さ 82 112 身の守り 95 95 すばやさ 89 105 技 1 ジゴスパーク 敵全体 1回攻撃 呪文 雷&暗黒 2 暗黒の闘気 見方1体 1回攻撃 特技 テンションアップ 3 神速の剣技 敵単体 1回攻撃 物理 打撃&暗黒 4 凍てつく波動 敵全体 1回攻撃 ? 勇気を減らす&全ての効果を消す。 5 冷酷な剣技 敵全体 1回攻撃 特技 打撃&暗黒 6 煉獄魔斬 敵全体 1回攻撃 特技 打撃&暗黒 つよい属性 暗黒、雷 弱い属性 灼熱、炎、爆発、氷、風 基本経験値 ★★☆ ※倒すとデスピサロ出現。 怒りの魔人 mg02.jpg%23ref ステータス ○○ 1P戦 2P戦 HP 2500 4100 力 278 318 賢さ 64 94 身の守り 140 140 すばやさ 32 46 技 赤 アンガーパンチ 敵単体 2回攻撃 物理 打撃 青 怒りのせんぷう 敵全体 1回攻撃 特技 炎 つよい属性 氷、打撃 弱い属性 炎、風 基本経験値 ★☆☆ ウルトラキメラ ryuo.gif ステータス ○○ 1P戦 2P戦 HP 2300 ? 力 ? ? 賢さ ? ? 身の守り ? ? すばやさ ? ? 技 赤 ついばむ 敵単体 2回攻撃 物理 打撃 青 ブリザードダイブ 敵全体 1回攻撃 特技 氷 つよい属性 氷、風、 弱い属性 打撃、灼熱 基本経験値 ★☆☆ 闇の化身竜王 ryuo.gif ステータス ○○ 1P戦 2P戦 HP 4600 5800 力 ? ? 賢さ ? ? 身の守り ? ? すばやさ ? ? 技 1 闇へのいざない 敵全体 1回攻撃 特技 混乱 2 ベギラゴン 敵全体 1回攻撃 呪文 灼熱&暗黒 3 竜王の杖 敵単体 1回攻撃 特技 暗黒 4 凍てつく波動 敵全体 1回攻撃 ? 勇気を減らす&全ての効果を消す。 5 冷酷な剣技 敵全体 1回攻撃 特技 打撃&暗黒 6 煉獄魔斬 敵全体 1回攻撃 特技 打撃&暗黒 つよい属性 氷、風、 弱い属性 打撃、灼熱 基本経験値 ★☆☆
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通常版の場合での被害総額 オムニバス 初音ミクのベスト~memories~ ~impacts~ 2500円 ナムコ アイドルマスター ディアリースターズ 6279円 任天堂 ポケットモンスターハードゴールド 4800円 任天堂 ポケットモンスター ソウルシルバー 4800円 スクウェアエニックス キングダム ハーツ 358/2 Days 5980円 少年マガジン ブラッディ・マンデイ 全巻 440円*11 ジャンプ NARUTO -20巻 410円*20 スクウェアエニックス ドラゴンクエストIX 星空の守り人 5980円 SEGA ぷよぷよ7 5040円 ナムコ めっちゃ! 太鼓の達人DS 7つの島の大冒険 5040円 講談社 エア・ギア 420円*3 セガ BLEACH DS 4th フレイム・ブリンガー 5040円 KONMAI ラブプラス 5800円 ヤングジャンプコミックス LIAR GAME 全巻 530円*10 ジャンプコミックス PSYREN 410円*7 少年マガジンコミックス FAIRY TAIL 440円*17 富士見文庫 生徒会の一存 588円*2 被害総計額 82385円 この金額はあくまでも通常版購入の場合の計算です。 これが初回限定版や特典付き版の場合だと 軽く13万円は超えます。 13万円という金額は750円でアルバイト生活をしている人で計算すれば 約174時間働いて手に入る金額です。 1日9時から15時まで働いたとして 約1ヶ月働いてやっと手に入る金額です。 こんな大金をたった数分のダウンロードでどんどん働いている人の努力を無駄にして行く人をあなたは許せますか?決して許してはいけません、学校側やK.T本人に反省、謝罪の意が見られるまで一歩も引いてはいけません。総力を結集してがんばりましょう。
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レジェンドモード 歴代ドラゴンクエストシリーズのストーリーをなぞっていくモード。 レジェンドモード各クエスト レジェンドモードの特徴 ランク評価ポイントの要素 各クエスト レジェンドクエストI 01/15(金)~よみがえる伝説~前期より稼働中 レジェンドクエストII 02/12(金)~よみがえる伝説~後期より稼働中 レジェンドクエストIII 03/12(金)~怒れる大地~前期より稼動中 レジェンドクエストIV 04/09(金)~怒れる大地~後期より稼動中 レジェンドクエストV 05/14(金)~逆襲の魔王~前期より稼動中 レジェンドクエストVI 06/11(金)~逆襲の魔王~後期より稼動中 レジェンドクエストVII 07/09(金)~勇者たちの挑戦~前期より稼働中 レジェンドクエストVIII 08/06(金)~勇者たちの挑戦~後期より稼働中 レジェンドモードの特徴 プレイルール装備するアイテムや仲間モンスターに制限はないアイテムやモンスターの選択で評価ポイント等も変化なし 使用できるSPカードはプレイしている作品の登場人物のカードのみ プレイ料金は、2章ごとに100円 冒険の書を使用することで、プレイを中断し、次の機会に続きから再開可能 任意で4章以上続けてプレイすることが可能続けてプレイした際は、冒険の書への記録は最後の一回のみ 2章ごとに使用するチームを変更可能 クエストクリア1度全章をクリアすると、そのクエストの最後の魔王戦からプレイを開始できるようになる(途中までプレイした記録がある場合はリセットされる) プレイの内容によってランクが決定 高ランクを取ると、そのクエストの大魔王を2Pバトルで使用可能になる(後述) 大魔王関連魔王・大魔王の行動パターンはバトルロードとレジェンドモードでは異なる 魔王・大魔王の「いてつくはどう」で減らされるゆうきの量が少ない(攻撃1回で取り戻せる) ドラゴンクエストIX、モンスターズジョーカー2との連動は発生しない 冒険の書の討伐回数は記録される ランク バトルの内容によって、評価ポイントを得られ、全8章を終えた際の合計値によってランクが決定される。 Sランク以上を達成すると、特定のモンスター6体を順番に2Pバトルにてスキャンすることで、Sランク以上を達成したクエストの大魔王を使用することができるようになる。 (エスターク、ダークドレアムはレジェンド大魔王カードによる召喚のみ?) ランク 必要ポイント EX 200~ S 180~199 A 150~179 B 0~149 評価ポイントの要素 評価ポイントの要素は、各クエスト・章によって異なっている。 各章に限界ポイントがあり、それを上回ることはできない。 詳細はそれぞれのクエストのページを参照。 各章共通要素 獲得ポイント バトルに勝利した 5 SPカードを使用した 5 とどめの一撃を放った(2,4,6,7,8章) 5 特定の条件を達成した 10 ↑3竜王もハーゴンも奇数章でオーブもちですが -- (はぐメタ) 2010-08-06 16 15 30 後に配信のレジェンドクエストは今までと内容が変わる模様。(レジェンド1は全7章らしいが、あくまでも噂)また、新SPカードの王女の愛(1)、魔力覚醒(2)があるが、これも使うかという疑問も付く。 -- (勇者しゃま) 2010-08-06 16 53 19 ↑変わります Vジャンの絵ではⅠでドラゴン単体で出てました -- (はぐメタ) 2010-08-08 18 06 22 ビクトリーのレジェントクエスト1、どうやら、200点だけではEXは取れないみたいです。(私は200点でSでした) -- (テリス) 2010-08-20 21 31 49 ↑私は200点でEXでしたよ?どこかで負けてませんか? -- (うどんげ) 2010-08-20 21 43 46 ↑↑どこかで負けてコンティニューした場合は200点でもSランクです。負けそうになってリセットするのはOK。 -- (名無しさん) 2010-08-20 23 13 51 ビクトリーのレジェンドクエストⅡのシドー戦、 -- (名無しさん) 2010-08-21 00 25 54 ↑×2 確か第6章で1度負けてコンティニューしました。間違いなくEXが取れなかった原因は、それだと思います。ありがとうございました。 -- (テリス) 2010-08-22 21 48 45 ビクトリーのレジェンドクエストは常に勇気0スタートだけど、オーブの最大値は通常と同じところが今までと違う。後述は魔王、大魔王戦で殆ど4ターンで満タンになってくれるため、嬉しいです -- (勇者しゃま) 2010-09-08 09 49 48 なぜか、わかりませんがバトルに勝ったのに4ポイントしかもらえません?どういうことでしょう -- (最悪~~~~~~~~~) 2012-08-16 21 24 10 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 【どらごんくえすとふぉー みちびかれしものたち】 ジャンル RPG 高解像度で見る 裏を見る 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 4MbitROMカートリッジ 発売元 エニックス 開発元 チュンソフト 発売日 1990年2月11日 定価 8,500円(税抜) プレイ人数 1人 セーブデータ 3個(バッテリーバックアップ) 判定 良作 ポイント 新シリーズ1作目AI初搭載だが命令出来ない単なる勧善懲悪でないストーリーキャラの人気はシリーズの中でも高い ドラゴンクエストシリーズ 概要 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談~ネタ要素 キャラクターに関するネタ 裏技・バグなど その他 概要 ドラゴンクエストシリーズの第4作目にして、『I』~『III』の「ロト3部作」から世界観を一新した「天空シリーズ(*1)」の第1作。 FCで出された最後のドラクエであるとともに、中村光一がディレクターとして直接開発に関わった最後の作品となった(『V』ではスーパーバイザー(監修の様な立場)として参加)。 ロト3部作はストーリーだけでなく「RPGの面白さを浸透させる」ために段階を追って製作されたもので、それによりRPGというジャンルは一躍有名となり、フォロワーも数多く登場した。 シリーズの目的を果たし、ロト3部作の人気に押されて登場した本作では、「ドラクエならではのRPGの進化の方向性」を打ち出すべく新たな試みが行われた。 特徴・評価点 全5章のオムニバス形式 本作のシナリオは1章ごとに主人公と舞台を変えながら展開するオムニバス形式で展開され、第1章~第4章の主人公たちが、第5章で勇者のもとに集結するという構成になっている。 下記のように章が進むごとに難易度やシナリオの特殊性は上がり、各シナリオがRPGのチュートリアルとしての機能も持つ。 また、「未熟な勇者を熟達した仲間が支えていく」という仲間の合流に必然性を持たせる展開となっている。 どの章も単体でもミニRPGとして十分楽しめる内容になっており、比較的短いプレイ時間で仕切り直しとなる事や章毎に基本戦略や仕樣の変更があるので、常に新鮮な気持ちでプレイしやすい。 更に4章までの各章に一つずつ、物語の重要ワードが存在している。 + 長いので格納 第1章「王宮の戦士たち」 バトランド王国の領内で相次いで子どもたちが行方不明になる事件が発生。王宮戦士のライアンは王の命を受け、事件の解決に挑む。 ライアンは最初のシナリオという事もあってかは魔法は使えないが肉弾戦に強い上に初期能力も高め、途中で加入するNPCのホイミン(*2)は戦闘力に乏しいがホイミによる回復が得意。このため複雑な戦術は必要ないし、難易度もそこまで高くない。オーソドックスというよりは『I』同様のシンプルスタイルとなっている。 「勇者が活動する前に抹殺するため、暗躍する魔王の手先」「人間に友好的な魔物の存在」「ただ魔王に忠実に従うのではなく、独自の思惑の元に立ち回る魔王の側近」といった、これまでのドラクエとは趣を異にする描写があり、今作の方向性を暗に表現することに成功している。 第2章「おてんば姫の冒険」 サントハイム王国の王女アリーナは格闘が得意なおてんば姫。武術大会の噂を聞きつけたアリーナは父の目を盗んで城を脱出。心配してついてきたお付きの僧侶クリフトや魔法使いブライとともに冒険の旅に出る。 アリーナ(物理攻撃)・クリフト(回復呪文・補助呪文)・ブライ(攻撃呪文・補助呪文)の3人パーティーとなるが、各自の能力はライアンより低めに設定されているので戦闘難易度が高くなっており、『II』と同様に役割分担が必要になる。 序盤こそお忍びの旅をする姫とその付き人…と言ったよくある展開だがその中にも伏線がちりばめられており、唐突な終わり方もあって魔王側の描写を引き立たせている。 第3章「武器屋トルネコ」 レイクナバに住むトルネコは大きな町で店を開くことを夢見る見習い商人。町の近くの洞窟にお宝が隠されていると聞きつけたトルネコは、宝を見つけ出そうと冒険に出るのだが…。 目的の関係上、武器防具を仕入れたり宝物を入手したりしてお金を稼ぐことに重点が置かれており、ダンジョンは全てクリアしなくても問題なく、これまで何気なく倒していたモンスターが意外なアイテムを落としたり(*3)フィールドで旅の商人とエンカウントしたり(道具屋か宿屋のどちらか)、ちょっとしたミニクエストもある、サブキャラクターを雇って財宝のある洞窟探索等、ボスもおらず極端な話レベル1でもクリアすることが可能という様にTRPGやフリーシナリオRPGを意識した造りになっており、今作の章の中でも当時のドラクエとしても異色のシナリオである。 雰囲気も他の章と比べてシリアスさがほぼ皆無でほのぼのとしており、シリアスさを増してくる次章以降のエピソード前の箸休め的な立ち位置にもある。一方で、これまでの章とは一見無関係のようでいて、以前の章で登場したライアンやアリーナの軌跡を垣間見れたり、さりげなく魔王の行動が本格化してきた事をうかがわせる台詞等、本編に関わる描写も抜かりなく入っている。 第4章「モンバーバラの姉妹」 踊り子のマーニャと占い師のミネアは、モンバーバラの町で営業を続けながら父の仇を探し続けていたが、仇はなかなか見つからなかった。業を煮やした2人は仇を求めて情勢不穏なキングレオ大陸を旅する。 序盤は魔法使い系のマーニャと僧侶系のミネアという後衛2人旅になる。これまでの経験を活かさないと厳しい旅になる。途中から戦士系のNPCオーリンが加入するが、それでも難易度はやや高め。 物語の核心を担うキーワードが登場するエピソードゆえに敵の悪行も本格化してより深く描かれていくことになり、身内の仇討ちというあらすじも相まって、シリアスかつ憂鬱な展開が多くなる。 第5章「導かれし者たち」 主人公は山奥の村で育てられた勇者。あることがきっかけで目的もないまま村を出ると、その先で出会ったミネアに勇者としての自らの使命を知らされる。 これまでは一地方や一大陸で終わった冒険も世界すべてに広がり、先の章で操作していた仲間たちと出会いながら魔王討伐を目指していく。これまでの集大成で王道的なシナリオながらも、本作の勧善懲悪ではない独特の暗さや冷たさがちりばめられている。「馬車」「AI」など本作を象徴する戦闘システムにはここから触れることとなる。 本作のオムニバス形式は、上記の通りチュートリアル兼仲間キャラクターの背景を描くというシステムとストーリー的な意味のほかにも、 「RPGで最も楽しいタイミングと言われる序盤~中盤を連続して遊ぶことができる」「伏線や設定を多方面から描写する事で深くプレイヤーに印象付ける」という意図の下で設計されており、RPGでしばしば指摘される「長すぎて過去の展開や伏線を忘れてしまう」「中盤以降に中だるみする」「最後までプレイする気力が萎えてしまう」という問題に一石を投じる試みとなっている。 馬車による大人数での冒険 第5章では最大10人が同時に仲間になる。 これは新作情報で初期から公開されていたが実際にはメインキャラの「導かれし者」8人が揃った後はそれとNPC1人の9人であることが圧倒的に多い。 10人パーティを実現するにはメインキャラ8人以外にNPCが2人必要となるのだが、それはパノンとルーシアを同時に入れた場合のみで、しかも当該のケースは意図的にやろうとしない限りまず起こりえない(*4)。 戦闘に参加できるパーティは前作同様4人であるため、残りのキャラクターは馬車に乗せて連れ歩くこととなる。 前作のように特定の施設まで戻らなくても、町の中や馬車の入れない一部のダンジョン以外なら、いつでもパーティの編成を行うことができる。 ただし、戦闘中は1ターンに1人ずつしか交代することが出来ない(これは次作『V』で改善された)。 戦闘中に現パーティー全員が死亡すると、編成の先頭から順に4人が自動的に飛び出して総入れ替えとなる。 章によっては、"導かれし者"以外のキャラがパーティーに加わることもある。第1章のホイミン(ホイミスライム)や第4章のオーリンなど。彼らはNPC(ノンプレイヤーキャラクター)と呼ばれる。 NPCの装備は固定で、アイテムを所持・装備させることが出来ない。更に経験値でのレベルアップもしない。またホイミンやロレンスなど呪文を使えるキャラもいるが、呪文を使用できるのは戦闘中のみで移動中に任意には使えない。 また戦闘時、NPCは常にAIによって自分の判断で行動するため、コマンドの手動入力や「さくせん」による指示の影響を受けない。 細かく言うと、通常のAIと違い敵モンスターと同様の挙動であり、キャラごとに行動パターンが設定されているため、下記の「学習」は出来ないが、ある程度考えて動くようセットされている。 更にNPCが生存していても、導かれし者全員が死亡・状態異常(麻痺か混乱)で行動不能になった場合は全滅扱いとなる。 総じて使いにくさが目立つが、導かれし者には出来ないことができる(*5)ためにキャラによっては重要な戦力だったり、そうでなくとも世界観を深めてくれる存在が多い。 AIによる「個性的な」戦闘 第5章で加入した仲間は「AI」によって行動を自動的に制御され、戦闘中は行動が完全にオートになる(*6)。勇者が直接指示することは出来ないが、次の6つの「さくせん」を通じてある程度行動をコントロールすることが可能。また、AIは戦闘ターンを重ねるごとに敵の弱点や行動パターンなどを学習するように設定されている。 ガンガンいこうぜ HP・MPの残量を気にせずに、最大限の攻撃や呪文を連発する。 みんながんばれ 状況に応じて攻撃・補助・回復を臨機応変に使い分ける。 いのちをだいじに HPが一定以下になると優先して回復呪文や補助呪文をかける。 じゅもんをせつやく MPの残量を常に気にする。呪文と同じ効果を持つアイテムを使うこともある。 じゅもんをつかうな 名前通り一切の呪文を使わなくなる。 いろいろやろうぜ 戦闘中に効果のないアイテムを使ったり、効くかどうか分からない呪文を使ったりと普段なら絶対に行わないような行動を取る。これでなければ使わないアイテムもある。 システムの進化 メニューを開く際のボタンを押してからのレスポンス速度が『III』より改善し、道具や呪文コマンド選択時にカーソルに合わせてキャラクターの所有する情報が表示されるなど、全体的なユーザービリティの底上げがなされている。 『I』にあった「とびら」コマンドが復活。 「どうぐコマンドで持ち物一覧を開き、正しい鍵を選択して使用する」必要のあった手間が大幅に軽減。 本作から重要アイテムを入手した時にBGMが鳴るようになり、「謎解きに必要なアイテムだ」と理解しやすくなった。 グラフィックの進化 前作よりも更にグラフィックが進化しており、FCのRPGとしてはかなりの高水準を誇る。立体構造の建物も登場するようになった。 『III』で削られたOPタイトルも派手めの演出付きで復活した。曲も無限ループでなく終わりのあるアレンジになった。 また、エスターク神殿及びラストダンジョンでは、シリーズで初めて背景のあるダンジョンが使用された。 暗さのある物語 「勇者と魔王の戦い」といった基本はそのままに、明るい冒険譚のイメージや王道的な勧善懲悪路線からの脱却が試みられている。 5章最序盤の旅立ちの際にはある場所を調べることで「はねぼうし」が入手できる。勇者は装備出来ない弱めの装備品で、実用的には意味がないとも言える。しかし入手時に表示される単なるシステムメッセージが、これまでのストーリーを経験してきたプレイヤーに様々な感情を呼びこむ、堀井雄二の巧みさが見られる名イベントとして知られる。 鉱山の町「アッテムト」でのイベント、人間による迫害の描写、本作のラスボスが全てをなげうち狂気に至る経緯など、プレイヤーに暗く複雑な感情を抱かせるイベントがいくつも挿入されている。また、魔王の城に潜入して内情を探るイベントや、ある場所で見ることができる「夢」など、敵側にもスポットが当てられている。 これらの描写は今までのドラクエでは経験できなかった「勇者であることの悲哀」「微妙な後ろめたさ」をプレイヤーに与えた。エンディングも解釈によっては後味の悪いものになるため、しばしばファンの間で議論の種となっている(*7)。 寄り道要素の追加 カジノ大国のエンドールの城下町にはカジノがあり、前作の「モンスター格闘場」に加え「スロットマシン」「ポーカー」の3種類のギャンブルが用意されており、ゴールドでコインを購入して遊ぶことができる。利用できるのは2章・3章・5章だが、3章ではクリア寸前になるまでカジノは休業状態となっている。物語の進行とは関係ないが、マーニャよろしく本筋そっちのけでカジノに熱中するプレイヤーが続出。後のシリーズでも定番の要素となった。集めたコインは強力なアイテムと交換できるため、カジノで遊ぶことにも意義がある。 小さなメダル「メダル王」という人物に渡すことで、メダル王がこれまでに集めたレアアイテムと交換してくれる。世界の探索という要素にアクセントがつき、これも後のシリーズで定番の要素となった。 サウンド面のこだわり 主人公が変わるオムニバス形式に合わせ、各章の主人公にテーマ曲が用意されているなど、楽曲にも力が入れられている。 曲数・収録時間では次作の『V』を凌いでおり、すぎやまこういち氏も「シリーズ中最も冒険をした(新しい感覚を取り入れた)音楽」と認めるほどのこだわりを持っている。 全曲最大で3和音構成になり、『III』まで一部の曲に使われていたノイズによるリズムパートが一切なくなっているが、どれも3和音のみでも十分に聞きごたえある曲ばかりである。 マーニャ・ミネア姉妹が主人公の第4章では、戦闘曲が3章までの「戦闘~生か死か~」から、4章冒頭でも流れる「ジプシー・ダンス」に変わる。哀感を帯びた旋律に乗せて軽快なリズムを刻むフラメンコ調の曲は、過去のドラクエには無かったタイプの曲であり、放浪の姉妹たる二人、特に踊り子であるマーニャのイメージに相応しいものとして好評を博した。ゲーム音楽史に残る名曲との評判も高い。 第5章でも、戦闘メンバーの1番手にマーニャ、2番手にミネアを出すことで聴くことができる。 金策面の苦労の緩和 本作は金稼ぎのしやすさと有用な宝箱のおかげで今までと違い、資金不足で悩まされる事が減った。 ドラゴンクエストシリーズは程度の差はあれど資金不足に悩まされる事が多いのだが、本作ではモンスターから手に入るゴールドが多めであり、5章中盤からはゴールドを多く落とす「ミステリドール」を狩る事ができるために更に資金面での不安はなくなる。 今作は8人パーティーであり、全員の装備を用意しようとするとやはり金額的に厳しくなるので、そのためにゴールド入手も多めになっているものと思われる。 宝箱から良い装備が手に入る事が多いため、金のかかりそうな勇者やライアン用の重装備も揃えやすい。戦闘メンバーの能力差によりメンバーが固定されがちなことも重なって、資金不足に悩まされる事があまり無い。 とはいえ、限られた資金の中から購入する装備を上手くやりくりするのも楽しみ方の一つであるため、その点はシリーズ内の他の作品と比べて薄いとも言える。 なお、1章~4章で稼いだ資金は次の章には持ち越せない。しかし、各章をクリアする直前に高価なアイテム、あるいはカジノのコインを購入しておけば、それらは5章に持ち越すことが出来る。 賛否両論点 主人公が中盤まで登場しない 今作の仕様上、プレイヤーが名前入力する勇者は最後の章でしか操作出来ない そして主人公の章もこれまでの章でも担当キャラがある程度各地を旅していたので既に事件を解決した跡地を旅しながら仲間と天空装備を集めてラスボスを倒すだけとなってしまっている。 勿論、今作はこれまでよりもイベントが充実し、この章でしか寄れない地域も多いが、各仲間事に1RPG分(*8)のスポットが当たっている関係で主人公である勇者の章が駆け足気味となってしまっている点は否めない。 自由編成から固定キャラクターへの回帰 キャラクターメイキングと自由なパーティ編成・転職システムでやりこみ度の充実に重点をおいていた『III』に対し、本作ではストーリー性重視の作風に転換するとともに『II』のような固定キャラクター性に回帰した。このため『III』ですでにシステムの完成を見出していたプレイヤーは戸惑うことになった。 この点については堀井雄二氏もリメイク時のインタビューで、「当時はやたら『縛りっぽくなった』と不評が多かったが、今になって『キャラゲー』として見直されてきた」と語っている。参考動画 難易度の低下 本作は装備とレベル上げで全てのボスを力押しで倒すことができ、またレベルアップに必要な経験値も少ないため(*9)、前作までと比べて全体的に難易度が低い。遊びやすさが向上したということもできるが、手ごたえのある難易度を好むゲーマーからは「ヌルい」と評されることも多い。 ただし、後述の通り、本作でシリーズ初導入されたAIには欠点も多く、ボス戦で自由操作できるのは勇者ただ一人であることから、詰みゲーを回避するための予防線として難易度を落としたという見解もある。 ラスボス戦もキャラのレベルアップが早いことや馬車が使えること、アリーナに二回攻撃可能になるキラーピアスを装備させて高ダメージを与えられること、ベホマズン、ギガデインが低燃費であることにより撃破は容易。味方が完全AIで思うように動かせないというハンデを考慮しても前作並であり、シリーズでも弱い方に入る。 PS版ではラスボス到達時の平均レベルが下がったことや、各形態の能力強化により、かなり難易度が上がった。 馬車による移動だが、街の中ではその場に馬車がいないにもかかわらず、馬車内のキャラクターも道具や呪文を使用できる(*10)。 厳密には「街・城・ほこら」と判定されるエリアでは馬車内のキャラの呪文や道具を使うことができる。問題はこれが非戦闘地域のみならずラストダンジョンなどでも通用するという事で、気付いたプレイヤーはボスの直前や、(実際に馬車と切り離される)出口を抜ける前で馬車内のメンバーに回復を任せるとかなり楽ができる。 船ごと入るダンジョンでは、船の中のみ馬車が付いてきて、船から降りると馬車が切り離されるという奇妙な挙動になる。 問題点 AIに関して ザコ戦でいちいち面倒な指示を出さなくて済む、AIの行動を見越して行動を練るといった独自の戦略性を生み出すとともに、「仲間とともに闘う」という独特のプレイ感覚を作り出す画期的なシステムではあったのだが、ファミコンの性能では限界があったのか、ストレスを生じさせる問題点も多い。 行動に融通が利かず「クリフトがボスに通用しない即死呪文のザラキを連発」に代表されるマヌケな行動が多い。プレイヤーの判断で好きなように戦術が組めない、キャラクター固有の呪文などがなかなかお目にかかれないという問題もある。 キャッチコピーでは「戦うたびに賢くなるAI」とされているが、実はこれは正確ではない。 それぞれの敵に対して学習段階が4段階あり、パーティ全員で共有、一定確率で上の段階に移行するといった学習をする。上げるにはターン数を経る必要がある。また乱数運が悪いとなかなか学習段階が上がらない。 毎ターン判定され、2段階目への上昇確率は255/256、3段階目への上昇確率は1/2、4段階目(最大)への上昇確率は1/4。 アストロンを使って数ターンやり過ごして学習を進めることも可能。 AIの学習は、1~3段階目は敵の完全耐性を一切考慮せず、4段階目(最大)になると敵の完全耐性を把握する。 学習が済んだ敵に対しては、完全耐性を持っている敵にAIがザラキを使うこともなくなる。 学習にはターン数を経る必要があるため、ボス戦では学習がなされていない状態のまま戦う状況が多い。 ラスボスなど何段階かに形態変化する敵の場合は、形態ごとに別モンスターと認識されており、それぞれターン経過しないと学習できない。 以降の作品ではこの解決案として、プレイヤーが直接行動を指示できる作戦「めいれいさせろ」が追加されている(事実上「さくせん」の仕様は形骸化してしまった)。 また次作でもAIの学習が4段階なのは同じだが、確実に毎ターン学習が進むようになり、1ターン目終了時には攻撃への耐性を認識、3ターン目終了時には補助への耐性を認識して学習が完了する。 このあおりをモロに食らっているのが呪文メインのキャラ。上記の「ボスにザラキ」もそうだが、本作では「物理系キャラにバイキルト」というバフ行動も狙って出させるのは非常に困難である。 逆にアリーナやライアンといった呪文や余計な特殊行動を持たないキャラクターは、倒した敵への二重攻撃を回避するなどAIの有利な特徴を活用してくれる。余計な補助呪文を持っていないマーニャも比較的有利な行動をとってくれやすい。しかもこれらのキャラクターはステータスも優れ、他のキャラクターと扱い易さで大きな差を生んでしまっている。 当時「使えない」扱いされていたトルネコですら、実はムダ行動がほとんど存在せず意外と使える方のキャラだったりする。 AIは学習段階を上げてなくても敵の能力値や敵の行動は全て把握しており、それらに基づいて行動する。 ブレス攻撃をする形態に対してのみ率先してフバーハを唱えるなどボスの形態変化がそれぞれ別管理されていることにメリットがないわけではない。 敵の行動時に受けるダメージ量とこちらの最大HPを比べて補助呪文の必要性を算出するため、最大HPが高くなると補助呪文の使用優先度が下がってしまう。 マホステを敵にかけて呪文無効にすることでAIが敵にかける呪文を使わないようにして、補助呪文を優先的に使わせたりすることは可能。 なお、「学習するAI」と称してはいるが、現代におけるそれとは全く異なる。挙動としては、あらかじめ用意された対応のセットをターン終了時に確率で上位のものに変更するだけであり、正確には「ザラキを何度も無効化されることで使用しなくなる」といった「学習」をしている訳ではない。 当時においても一時的な流行を見せていたニューラルネットのブームに便乗するにあたって、1990年発売のファミコンソフトの技術的な限界を考えると妥当な妥協ではあるのだが、今現在「学習するAI」と言われてイメージするような本物のニューラルネットを使ったインテリジェントな処理を期待すると肩透かしを食うだろう。 キャラクターの能力格差 5章では勇者に加えて7人ものメインキャラクターが仲間になり、勇者以外は前衛系・僧侶系・魔法系に大別されるが、同じ系統のキャラでも格差が大きいためにバランス良くパーティを組みたい場合パーティが固定されやすい。 また、馬車の入れないダンジョンでは戦闘に参加しているメンバーにしか経験値が入らないため、馬車要員はレベルアップの面でも立ち遅れ、ますます主力との差が開いてしまいがち。 よく槍玉に挙げられるトルネコはレベルアップのスピードが8人中でダントツな最速という点でカバーされているが、HPが低く強力な回復呪文が使えないミネアやAIのため豊富な補助呪文を活かせないブライはそのスピードも非常に遅いため固定メンバーから外されるとレベルの遅れは一層顕著化する。 + 役割別キャラの強弱について 前衛系(ライアン・アリーナ・トルネコ) ライアンの加入が遅すぎて、先に加わっているアリーナの前にかすんでしまう。合流時点のライアンは大抵の場合レベルがかなり低めであるため、アリーナを差し置いてライアンを使う気になりにくい。よりによって、ライアンが仲間になるのがアリーナの装備の充実しだす時期というあたり救いがない。 普通にプレイしているとライアンが仲間に加わる時のレベルは12付近なのに対し、勇者やアリーナはレベル20近くまで上がってしまっている。更にレベル22以降はアリーナのほうがレベルアップに必要な経験値が少なくなってしまう。 また、終盤ではアリーナはキラーピアスによる2回攻撃と会心率の高さにより、最強の武器であるはぐれメタルの剣による打撃やメラゾーマ、ギガデインといった最強呪文でさえ霞んでしまう程の超火力を誇る。そのため先述の勇者と並ぶスタメンの常連となっている。 とは言え、育てれば十分強いし、別にアリーナと択一というわけでもなく、両方起用することも可能。また、アリーナやトルネコほどではないがレベルアップも速く、他の仲間には追いつく事が可能である(*11)。上述の通りAI戦闘との相性の問題もあって、ライアンを使うプレイヤーは多い。また、普通にクリアするレベル40前後ならHPがメンバー中で文句なしに最強(レベル60ぐらいになるとトルネコに抜かれる)で、しかもトルネコやアリーナと違って耐性のある防具が装備できるため防御面では充分最強。あくまでアリーナがあまりにも強すぎるだけであって、ライアンも後述する他タイプの強キャラ(クリフトやマーニャ)と比べても見劣りしない強さなのである。 トルネコも前衛系ながら、ライアン・アリーナに比べると全体的に能力が劣るし、時たま命令とは違う『III』の遊び人のような特殊行動をする、ドラゴンキラーを装備出来ないなどの点から単純な戦闘要員としては使いにくい。一応、特殊行動は遊び人に比べたら役に立つが狙って出てくるものでもない。移動時には道具を鑑定してくれる便利な「みる」のコマンドが使えるが、それがあるせいで尚更死なせられないところもある。 アリーナより先に加入するので、一時的には物理攻撃要員として活躍できる期間があるのが救い。また、レベルアップが早めな点も利点。クリアレベル以降の話なので、通常プレーでは何の意味もないが、高レベル帯でのHPの成長が抜群に高いという特徴がある。 トルネコが不遇なのは破邪の剣(攻撃力45)から奇跡の剣(攻撃力100)までの間、装備できる武器が一切ないという点。メダル交換で入手した奇跡の剣をトルネコに回せば十分アタッカーとして活躍できるのだが、FC版発売当時はメダルの位置もノーヒントで集めにくく、ようやく交換した虎の子の1本は勇者やライアンに回されがちだった。 ただし前衛系に関しては打たれ強さと攻撃力の高さ、取れる行動の少なさによる安定感のために複数運用が行い易く、2人あるいは(呪文面が大きく不安になるが)全員運用する事も可能なので他の系統ほど不遇にはなりにくい。 とくに本作の勇者は前作の勇者と比べてMPが高く呪文の習得レベルも早いので、僧侶系か魔法使い系のどちらかの代役くらいは務められる。そのため、前衛系2人運用程度ならば十分実用的である。 また呪文の威力が前作から据置なのに対してキャラクターの力は前作よりも高くなっている。具体的には平均クリアレベルである40の時点で前作の同じ職業のキャラよりも20~30程高く、前作ではレベル99まで上げても武闘家以外カンストしなかったのに対し、アリーナはレベル60、勇者はレベル70、ライアンもレベル80もあればカンストしてしまう。さすがにトルネコはレベル99まで上げてもカンストしないがそれでも前作の勇者や戦士と同じぐらいまで強くなる。この点でも次回作以降顕著になる物理優遇の兆候が本作でも見え始めている。ただし、本作のそれはまだ軽度なものであり本作の呪文はシリーズでも強い方である。更に魔法職の面々は学習する必要がある難点もあり、特にボス戦などは打撃に徹してくれるこの3人+勇者で組むというのも非常に効果的。 僧侶系(クリフト・ミネア) 回復役としてのミネアはキアリー、ザオリク、ベホマラーを覚えないことからクリフトに大きく劣っている。ステータスの伸びも悪く、ことHPの成長が極端に悪いのも大きな弱点。HPは終盤でも150に満たない。 ミネアに期待できるのは力の伸びがそこそこ良い(*12)・バギ系の呪文を覚えることから攻撃役にもなれる事と、フバーハを覚えるという点。ラスボス戦でのフバーハは非常に重宝する。フバーハと水の羽衣が重なった場合、100オーバーダメージのブレスが、なんと1/3の30~40ダメージにまで低下する。ミネアの隊列は最後尾が基本なのもあり、HPの見た目ほどミネアは打たれ弱くはない。 装備できる武器の差で、クリアレベル帯を大幅に上回るレベルアップをするか、一品物かつ最強武器のはぐれメタルの剣をミネアに与えない限り、奇跡の剣装備のクリフトのほうが攻撃力は高くなってしまう。 クリフトがベホマラーとスクルトを使用する条件が異様に厳しく、普通にプレーしていても中々唱えてくれる機会がないので、実質移動中専用呪文に激レア呪文になっている。このため、戦闘中回復なら、多少回復力は落ちるが条件が緩い賢者の石のほうが頼りになる。 実は、ミネアにも「クリフトのザキ系なみにラリホー系を連発する」という悪癖があるのだが、上記の極端に低いHPやザオリクなど強力な回復呪文を習得しないことからあまり起用されなかったことでネタとしてすら認識されていない。 と、実はこの二人、どちらか片方が一方的に優れているとはいいがたい。とはいえ、この辺りの事情は、発売から時間がたって耐性の重要性とAIの特徴が分かってきたからこその話。発売当時、はぐれメタル鎧がむしろ罠といっていい防具と知っていた人間がどれほどいたのか…。 魔法使い系(ブライ・マーニャ) ブライが補助呪文重視型、マーニャが攻撃呪文重視型という位置づけなのだが、先述した通りAIがコマンド入力するという5章のシステムが痛い。 ブライが特に有用な補助のバイキルトを使う基準はイマイチ不明瞭で、思い通りに使ってくれないことの方が多い。(*13)。結果、マーニャのほうが圧倒的に使いやすくなっている。今作の補助呪文は全体的にかなり高性能(特に「スカラ」「バイキルト」はシリーズでも屈指の有用性)なだけに、なんとも勿体ない(*14)。 一定水準以下のパラメータを強化してくれる思考のため、「弱点を補強する」ことはあっても「長所を更に強化する」方向では動かない傾向が強い。 ステータス・装備品でもマーニャが上回り、例によってマーニャのほうが仲間になるのが先なため、ライアンの例と同様ブライを使おうという気になりにくい。 ブライ側の長所としては、意外と無効化されやすいマーニャの火炎系に比べ、ブライのヒャド系呪文のほうが安定して通じる。が、全体的に呪文の消費MPの少ない本作ではその恩恵を実感できる機会は少ない。 一応ブライはアリーナ、クリフトよりも僅かに早く合流する。その時点では前衛枠が行動が不安定なトルネコか息切れが目立ち始めるNPCのホフマンしかいないため、僅かな期間ではあるが前衛枠を外してブライを2人目の魔法使い枠としてパーティに加えるという選択肢もある。 余談だが、前作で散々不遇のネタにされていたヒャダインは本作では実用的な性能に調整されている。だが、ブライを積極的に使うプレイヤー以外にとっては関係のない話であって、結局影の薄い不名誉を拭うには至らなかった。 因みにブライも、クリフトのザキ系、ミネアのラリホー系と同じようにメタル系にメダパニを使いまくる悪癖があるが、元々起用されにくいためマイナー要素になっている。 一応、メタルスライムには結構効きやすい(はぐれメタル・メタルキングには効かない)ものの、メダパニが使える高レベルではメタルスライムには用なしなので実用性はないに等しい。 物語に説明不足な点がある ゲーム内では解消されないまま終わる伏線や、提示される情報が断片的すぎて理解し難い箇所も少なからず残る。 これらの解明されない謎の一部は、小説版などの二次媒体や後のリメイク版などで補足されているものもある。 + 解明されない謎の一例(ネタバレ注意) 第1章で登場したホイミスライム「ホイミン」が第5章で人間になって再登場するが(*15)、なぜ人間になったかは説明がない。 小説版および短編集「知られざる伝説」で人間になった経緯が明らかにされたが、公式設定ではない。 第2章の武術大会にピサロがエントリーしているのだが、決勝戦では姿を消しているため、彼が何のために参加したのかは不明なまま。 リメイク版では「勇者が参加すると思ってエントリーしたが、いなかったから棄権した」とピサロ自身の口から語られている。 同じく第2章のラストで突然行方不明になったサントハイム城の人々が、エンディングでは何事もなかったかのように戻ってきている。行方不明になった理由については一応ゲーム中で語られているものの、そこから何事もなく戻ってきたことについての事情は一切説明されない。 第2章は主人公が謎の解明と行方不明になった人々を探しに旅立つことを決意するという形で幕を閉じるだけに、消化不良の感は特に強い。 第4章のラストで突然登場するキングレオが何者なのか説明が一切なく、最期まで正体が判らないまま終わる。元々魔物でピサロの部下なのか、バルザックのように進化の秘宝で生まれた魔物なのかすら不明。 「知られざる伝説」や小説版では彼がキングレオ城の王子だったという設定になっており、後のリメイク版でもこの設定が逆輸入されている。 終盤、ある人物の口から勇者の父親と母親についての話を聞かされるものの、2人が引き裂かれてしまった理由が釈然としないものであり、納得のいく説明はされていない。当事者の1人であるマスタードラゴンもその件については何も語ってくれない。 小説版ではマスタードラゴンが原因ではあるものの、故意ではなく事故だったことになっている。 その他の点 耐性のある盾と鎧を同時に装備すると、盾の耐性が鎧の耐性で上書きされる(=盾側の耐性が消滅し、鎧側の耐性のみ有効になる)バグ。 例えば、ドラゴンシールドなら敵のブレス攻撃を減少させる効果があるが、同時にブレス耐性の無い鎧を装備しているとダメージが減少しなくなる。当然、鎧を装備しなければ盾の耐性は発揮されるが、守備力から考えて実用的ではない。 耐性のある盾を装備できるのは勇者、ライアン、クリフトで、勇者には全ての属性に耐性のある天空の鎧が、ライアンにはヒャド、バギ系以外に耐性のある魔神の鎧があるためそこまで影響は大きくない。 クリフトは耐性のある盾をミラーシールドしか装備できず、魔法の法衣で同等の耐性が得られるのだが、耐性が正常に機能した場合魔法の法衣+はぐれメタルの盾よりもはぐれメタル鎧+ミラーシールドの方が強い。また、それらの鎧よりも先に耐性のある盾を手に入れた場合はこのバグの影響を受ける事になる。特に早い段階で宝箱からドラゴンシールドが手に入るため、そのタイミングで被害を受け易い。 この副作用により、本来なら敵の攻撃呪文のダメージを2/3に軽減した上でダメージの1/4を相手に跳ね返すという効果のミラーシールドが、鎧を装備している時はダメージ軽減効果が消滅するため素のダメージの1/4を跳ね返すようになっており、結果的に相手に与えるダメージも本来より上昇するという現象も起こっている。メタル狩りをする時はこのダメージ量の差が決定的な差になる事も多いため、プレイヤーにとって利用価値のあるバグとも言える。 あまり意味のない一部のパラメータ 「たいりょく」がほぼ死に数値となっている。前作と同じく体力の上昇率がHP上昇率に反映されるが、ただの2重表現でしかない。 開発側も無駄なパラメータだと判断したのか、『V』以降は「たいりょく」は削除された。 「うんのよさ」は攻撃回避率に影響するが、最大で2%程度しか変わらないため、こちらも死に数値と言っていいだろう。 こちらも『V』でドーピング不可能となり、『VI』以降は削除された。 「とびら」の存在。 とびらコマンドにより前作の問題点だった開錠作業こそ改善されているものの、民家や王城の入口など鍵が必要ない扉も含めて総数はそれなりにあり、いちいちコマンドを開く必要がある点は変わっていない。城の扉を開けた際にアニメーションする演出は凝っているのだが…。 『ファイナルファンタジー』シリーズをはじめ、当時のファミコンのRPGでも進行方向にある扉は自動的に開くのが一般的であった。 「いのりのゆびわ」は移動中に使用した際の破損確率は1/8なのだが、戦闘中に使用すると何故か破損率が逆転して 7/8 もの高確率で壊れてしまう。リメイク版では修正された。 カジノの景品の1つである「ラーのかがみ」は、ほぼ無意味なアイテム。 敵の使用したモシャスを解除するという代物だが、モシャスを使う敵は終盤登場するマネマネ1種類しかおらず(*16)、しかも「てんくうのつるぎ」(強化後)を使っても同様に解除できる。仲間に持たせていても、作戦を「いろいろやろうぜ」にしておかないと使ってくれない。 入手にはコインが2500枚も必要だというのに、実質使い道は無い(*17)。売ることも捨てることもできず、預かり所を無駄に埋めるだけ。完全な罠アイテムである。 前作と前々作ではクリアに必須のアイテムだったので、本作でもキーアイテムだと誤解してコインを集めた人もいたのではないだろうか。 話題倒れの「ミナデイン」。 発売前「勇者を含むパーティ全員でMPを消費して最強のダメージを叩き出す新登場呪文」として大きな話題になり、更に発売前には『週刊少年ジャンプ』で500超のダメージを叩き出す瞬間が写真で掲載され一層話題性を強めた。 しかし実際には単純な数値上の威力こそ300~360ダメージと文句なしに最強だが単体攻撃でしかなく「15×4でトータル60消費」「勇者以外行動できなくなる」という莫大なリスクに到底見合うものではなく完全に期待外れに終わった。 仮に500超のダメージで実装されていたとしても単体攻撃ではやっぱり威力不足で実用性に乏しいには違いない(*18)のに無意味に大幅な弱体化されて本当に存在意義がないものになった。 総評 キャラクターメイキングを主軸としたやりこみ要素をメインとしてシリーズの完成形を掲示した前作から一変、キャラクターの個性とシナリオを重視した作風に転換した本作。 シナリオ・AIには賛否両論もあったが、前作からの順当な進化を感じさせる作品であり、ファミコンRPGを象徴する作品の1つとなった。 難易度は全体的に低めだが、レベルアップに必要な経験値が低いことや攻略を容易にする裏技が多いことなどから前作以上にプレイヤー層の間口を広げた功績もある。 本作で導入された新たな要素や改善されたシステムは、続く『V』でさらなるパワーアップを遂げる。 その後の展開 後にPSとDSでリメイクされた。最大の変更点は「めいれいさせろ」が追加され、AIを任意で選択できるようにしたことと「第6章」の追加だが、どちらも柱となる部分の大幅改変であったため、ある意味かなり大胆なリメイクといえる。『VII』のシステムがベースであるため、「移民の町」が追加されていたり、追加ダンジョンと一部モンスターが『VII』の使い回しだったりする。また、PS版からはエスタークとラスボス以外のボスにも専用の戦闘曲が使用されるようになった。 トルネコは、旅する商人というキャラクター性を見込まれ、スピンオフ作品『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』シリーズの主役を張ることになる。 その後も『VIII』ではライアンとゲスト出演し、『III』のリメイクではすごろく場にトルネコの格好をした老人が登場している。また、FFとDQのキャラクターが共演した『いただきストリートSpecial』では、商人という立場から重要なポジションにいる。 次作『V』とは世界観が共有されており、「天空城」「天空の装備」「マスタードラゴン」「エスターク」などの言葉が登場する。ただし、ロトシリーズのように明確なつながりがあるかと言われるとそうでもなく、世界地図は大幅に変わっているし、「天空の塔」を除いて本作の地名は『V』には一切登場しない。 『IX』では「導かれし者たち」が配信キャラクターとしてゲスト出演。中でもブライは配信クエストでちょっと役に立っている。勇者は登場しないが、コスチュームを装備品として入手できる。 『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードシリーズ』では、アーケード版では女勇者以外全てのキャラクターが登場。Wii版では女勇者も登場する。 余談~ネタ要素 1980年代後半は「ゲームといえばRPG」「そしてRPGといえばドラクエ」はまさに不動だったが、1990年はこの80年代後半の図式が崩れることになる。 上記の「自由度が大幅に失われたこと」への批判的な評価と同時期の急成長を遂げた『ファイナルファンタジーIII』によりそれまでの「ドラクエ1強体制」から「ドラクエ・FFの二大巨頭体制」に時代が変わったと言えるだろう。 ユーザー評価も『ファミコン通信』の『クロスレビュー』では前作と変わらない評価で年末の『ベストヒットゲーム大賞』を僅差ながら制した一方、『ファミリーコンピュータMagazine』の『ファミマガゲーム大賞』ではFFIIIに大敗した(*19)。また前作と比べても大幅に評価を落とした。 この影響かファミマガの前人気ランキングは、それまでドラクエシリーズは常に1位で2位に4倍以上の大差をつけるダントツだったにもかかわらず『ドラゴンクエストV』は1991年1月の段階では1位だったものの2位『ファイナルファンタジーIV(*20)』との差は2倍弱にとどまり、後に逆転されるなど衰えが感じられるようになった。 一方『ファミコン通信』では以降FFシリーズの猛追は受るようになったものの、期待の新作ランキングではトップをキープし続けた。またソフト売上本数ではその後も常にFFシリーズよりも上回っていた。 キャラクターに関するネタ キャラクターの個性を重視した本作はゲーム上の仕様や不具合、同時期に始まった『ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場』を巻き込んでさまざまなネタを生み出した。リメイク版に逆輸入されたものもいくつかある。 + ... ライアン お供をするホイミンに愛着がある人も多い。ライアン自身が壮年・中年の風貌をしていることもあって『4コママンガ劇場』でもその相思相愛っぷりがよくネタにされていた。 ホイミンにかなりの人気が集まったため、『V』でモンスターを仲間にするシステムが採用されるきっかけになったともいわれている。 アリーナ 『4コマ漫画劇場』で行われたDQ1~4までのキャラクター人気投票で1位に輝いたほどの人気者。「可愛い」「強い」「会心の一撃を連発してくれる」などがその理由とのこと。 後に2章を元にした漫画作品『プリンセスアリーナ』が連載されたほどなのだが…この作品に付いては後ろ暗い話題が存在する(詳細は各自検索されたし)。 クリフト いのちをだいじに→クリフトはザラキをとなえた!本作のAIの頭の悪さを象徴する有名なネタ。効かないことを学習するまではひたすら唱える。これはザキ系が「味方の被害を減らすためにもっとも効果的な行動」として選択されているためなのだが、ボス戦でザキ系を唱えてターンを無駄にする、道中でザコに連発しすぎてMPが足りなくなる…など、クリフトが回復役であることを考えるとありがた迷惑になりやすい。 「さくせん」の「じゅもんを使うな」で容易に封印できるが、今度は回復魔法まで使わなくなってしまうためたちが悪い。あまりのザラキ魔ぶりに半公式設定になってしまい、リメイク版でも優先してザラキを唱えるように調整されていたり(*21)、外伝作品でも得意呪文がザキ系になっている。これについてはプレイヤーから批判の対象ともなってしまっているが……。 よく見ると名前が「クりフト」と、リがひらがなになっている(「アりーナ」等も同様)。 本作にはカタカナの「リ」が用意されておらずひらがなと共通になっており、文字一つ分でも容量を削減するための努力である。 このような涙ぐましい努力はモンスター名でも「アークバッフアロー」や「フエアりードラゴン」などに見られる。 アリーナへの片想いゲーム中ではそれとほのめかすような台詞が一つあるだけであまりはっきりしないが、書籍『ワールド漫遊記』で「彼の好きなアリーナ」と明記され、更に『4コママンガ劇場』で再三に渡りネタにされた。リメイク版では会話の中でアリーナへの想いを聞くことができたり、アリーナに優先して回復呪文をかけるように調整されていたりする。 トルネコ DQシリーズでも一二を争うネタキャラ。ゲーム中でも「さくせん」を無視してダジャレを言ったり不思議な踊りを踊ったり転んで会心の一撃を出したり…と『III』の遊び人のような好き勝手な行動を取る。 遊び人と違い何もしないような無意味な行動は基本的に無いが、カジノに連れて行くと、試合に手を出して流れを変えることもあるなど欠点も目立つ。 特に扱いがひどいのが『4コママンガ劇場』。FE聖戦のアーダン並みかそれ以上の、愛されているのかいないのかよく分からない扱いを受けている。その活躍たるや「いらないものと判断されて気球から捨てられる」「馬車で待機したままLv50達成」「ガーデンブルグで人質になることがすでに決まっている」(*22)「ダジャレでスタンシアラ王に完敗」「太りすぎて落とし穴にフタをする」…などさまざま。初登場から二十数年、幾多のマンガ家にネタにされ続けた。 とはいえ逆に言えばそれだけファンから愛された証拠でもあり、『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』シリーズでは主役に抜擢され、日本におけるローグ系の顔の一つとなった。 リメイク版では「くちぶえ」「しのびあし」などの移動時に便利な特技を覚える様になった。 モンバーバラの姉妹 『マイコンBASICマガジン』の堀井雄二氏のインタビューによると、第5章のバルザックとキングレオに対してマーニャとミネアの魔法がかなり有効であることを公言している。表には出ないが熱い設定である。 妹ミネアに稼がせておき、自分はひたすらカジノにハマっていたマーニャのダメ人間的な行動はよくネタにされた。それに伴い「お金に弱い」という設定も。 ゲスト出演した『ドラゴンクエストヒーローズ』でのメンバー加入時の会話シーンでもこのネタが取り上げられている。パーティへの同行を渋るマーニャを彼女の性格を熟知しているかの如く言葉巧みにその気にさせるクリフトとのやり取りは必見。 他にもマーニャが身につけている踊り子の服の下半身が「ふんどし」呼ばわりと、これまたよくネタにされる。お色気キャラの割にはあまりにも扱いが酷い。 とはいえ前作の女戦士と同じく、その露出度の高さから同人作品では出番が多い。 当時フジテレビ系列で放送中だったアニメ『ドラゴンクエスト』(*23)では本作のパーティメンバーがゲスト出演しているが、ほとんどがモブ程度のチョイ役で名前も呼ばれなかったのに対し、マーニャとミネアはそれぞれの名前で正式な形で、しかも物語に深く関わる立場で登場している。 男勇者 公式パッケージイラストが発表された時から、耳に着いたスライムのピアスのインパクトはすさまじく瞬く間に話題になった。 これはシリーズでも『VI』から正式に「スライムピアス」という装飾品として実装された。 また、このインパクトの強さを物語るのが1989年にファミマガ誌上で行われた「ファミコン美少年キャラコンテスト」(13号=7月21日号で募集開始、16号=9月1日号で発表)で、まだソフト自体が発売前(発表の16号では1月予定だった)だというのにもかかわらず本作の男勇者が9位に入った。その編集部のコメントが「スライムピアスがなんともセクシー」と限られた文字数をすべてこれに費やすほどだった。 女勇者 その特徴的な髪型ゆえ「ブロッコリー」だの「ギズモ」だのさんざんネタにされた。「天空の兜かぶれねえじゃん!」というのも多数。 外部作品では男勇者の方が圧倒的に出番が多いため、女勇者は影が薄くなっている。とはいえ前作のように公式では完全な男ベースで描かれ女もそれを共用、つまり「女は実質ないも同然」というあんまりさを思えばだいぶ扱いは良い。 ラスボス ネタバレになるので詳細には触れないが、4コママンガ劇場ではこの手の美形キャラの例に漏れずネタキャラ的存在になっていたり、恋人との関係で多くのネタが描かれていた。 そのカッコよさや悲哀性などから、リメイク版でデザインが描かれ直されたことで、外伝作品では他のラスボスとは異なるような立場をもらうことが多い。 が、それが大きな賛否両論を産む事に……詳しくはリメイク版の記事にて。 ブライ こうも特徴的なキャラクターが揃いに揃っている中で、ブライのみが特に何もないことを一周回ってネタにされている。 強いて言うなら、混乱中に呪文をど忘れして本来覚えない「イオナズン」を唱えようとするも当然発動しなかったり、本来使えないはずの「スカラ」を敵に掛けてしっかり防御アップ効果が発動する等ぐらい。スカラに関してはきちんと覚えて味方にも使ってほしかったところである。 現にオールスターの『DQH』シリーズでは勇者は例外として導かれし者の中で唯一出演できていないし、これまたオールスターの舞台版でも他の導かれし者が総出演している中で登場していない。カードゲームの『DQR』でも第五弾現在未実装なのだが、同弾で実装されたカード「導かれし者たち」というカードのイラスト及び使用時のカットインでも何故かハブられるという事態が発生した。これに関しては非難の声もある模様。 やはり、頑固爺さんというキャラクター性に難があるのだろうか……? なおギャグ4コマなどでは、常識枠のツッコミ役やオチ役として重宝され出番がそこそこ多かったり、ブライの特徴的な髪型のシルエットがザコ敵の「コンジャラー」を始めとする様々なモンスターを彷彿とさせるとしてしばしばネタにされていた。 裏技・バグなど + ... 上の2つの裏技が有名で、リメイク版でもこれらのネタがセルフパロディとして取り入れられている。 838861 第5章のカジノでこの枚数でコインを買おうとすると4ゴールドで買えてしまう。これは24ビット数値のオーバーフロー(24ビットで表せる限界である16777215を超えると数値が0に戻る)現象を利用したもので、コインの値段が安すぎてオーバーフローを起こせない2章以外ではさまざまな組み合わせで安く買えるようである。 例えば第5章で838861枚購入しようとすると、本来の値段は838861×20=16777220ゴールドとなるはずが、この結果が24ビットからあふれ16777220-16777216=4ゴールドになってしまう。 コインの単価が高い第3章ではもっとループが早く、83887枚でオーバーフローが開始して184ゴールド、何度もループして838861枚だと40ゴールドになる。ちなみに3章での最安値は922747枚の24ゴールド。 なお、本作ではそもそも所持金の上限が99999ゴールドであり、コインが安い2章ですら一度に9999枚までしか購入できない筈なので、コイン購入時の桁数が6桁もあるのは明らかに設定ミスである。おそらくコイン所持数の上限が999999枚なのを購入画面にもそのまま流用してしまったものと思われる。 当然バランスブレイカーで中盤ぐらいまでならほぼシャットアウトできる「はぐれメタルの盾」が楽々入手できるのは特に有名。他に「祈りの指輪」取り放題でMPが少ないクリフトやミネアも、これを利用すれば枯渇を気にせず呪文をバシバシ使いまくれる。 PS版以降はコイン購入時の最大値が5桁(99999)に変更されたため、この裏技は使えなくなった。 なお修正されたのは最大入力桁数だけのため、通常プレイの範疇ではないがチートで838861枚を無理やり買おうとすると一応FC版と同じ現象は発生する。 また、DS版では移民の町の最終段階のカジノにて「昔は コイン 838861まいを 40G で 手に入れたりも したけどよ……。」と上記のバグをネタにした発言をする移民が登場している。 ただし何故かメジャーな5章ではなく3章での値段になっており、そのせいかスマホ版では上記の台詞が「4G」に修正された。 8回逃げると会心の一撃 正確には「1回の戦闘で8回逃亡に失敗すると以降の攻撃がすべて会心の一撃になる」。本作では1回の戦闘での4回目の逃亡が100%成功するようになっているので、実質的にボス戦でしか使えないがもちろんそこでうってつけの裏技。 基本的な原理はバトル中の状態に関連したデータのオーバーフローによる各種状態の書き換えである。製作上メモリの制約が厳しく、逃げた回数をカウントするメモリは2ビット(0~3を格納可能)だけ用意されていた。本来はこの2ビットが”11”になっていれば必ず逃げられるが、ボス戦は逃げられないためそれ以上増えていって隣のメモリビットに溢れ(メモリオーバーフロー)、8回目の逃げでメモリが”1000”となり2ケタ隣のメモリが書き換わってしまう。この2ケタ隣のビットが呪文『パルプンテ』の「チカラがみなぎってきた」効果のフラグだったため、以降は必ず会心の一撃となる。 本作のプログラマー内藤寛氏のYoutubeチャンネルで原因が語られた。 馬車がいる状態であれば、控えメンバー4人をだしておいてこの裏技を行い、全滅するに任せて主要メンバーが飛び出させれば楽に成功できる。これを知っていると、馬車がいる状態で戦えるラスボスがそれまでの中ボスより格段に弱く感じるという逆転現象が起きてしまう。 また、8回連続で逃げる必要はなく、累計で8回逃げればいいので、途中で適宜回復を挟めば8回逃げることはさして難しくはない。 さらに「時の砂」を使えば逃げた回数が4回加算される(*24)ので4回逃げるだけで会心の一撃が出るようになる。また時の砂によって無かった事になったターンに逃げた分も加算されたままなので、時の砂を使う前のターンに逃げれば実質的に3回逃げるだけで会心の一撃が出るようになる。 幻のモンスター 海のモンスターの中に通常はエンカウントしないモンスターがいる。「たこまじん」(ダゴンと同種)「じごくのざりがに」(さそりアーマーと同種)「シャークマンタ」(レイギガースと同種)「ピラニアン」(エビルアングラーと同種)の4種で、データも設定されているのだが、特定のダンジョンの出口を抜けたタイミングでエンカウントしないと出現しない。リメイク版では普通に登場するようになった。 海のモンスターには上記の他に、「シーライオン」「フライングデス」「マリンリバイアサン」など没になったものがいくつかあるが、これらもリメイク版で日の目を見ている。 「マリンリバイアサン」のみ「マリンワーム」に名称変更しての登場となった。まるで強さを感じない上に地味臭いステータスという体たらくでこのような名前は分不相応と判断されたのだろう。 本作発売当時はまだそこまでネームバリューがなかったため伝説獣から適当に名前を起用したものと思われる。本作の2ヶ月後に発売された『ファイナルファンタジーIII』で、強力な津波を操る海竜として登場し、その後すっかりそのイメージが定着したこともあってリメイク時ではさすがにそれを無視できなかったものと思われる。 たこまじんは実はソレッタの釣り人がしれっと名前を出してくることや、当初の新作情報でよく顔を出していたこともあって、むしろ出ないことに違和感を持った人も多い。 また「しじん」(ラゴスの色違いでブーメランを持っていない)、「しょうにん」(3章に登場するものと同グラフィック)というモンスター(?)も存在するがこちらはほぼすべてのパラメーターが0であるため完全な没データである。 更に「しょうにん」の行動パターンには「あまいいき」が設定されている。甘い息を吐くってこの爺さん何者なんだ…? 透明気球 海の一番北西(X,Yの座標が0,0)でAボタンを押すと、グラフィックでは見えないが気球に乗った扱いになる。これを利用して船を入手した時点でデスパレスや世界樹、ゴットサイドに行くなど大幅なシーケンスブレイクが可能になる。 扉増殖バグ 城などにある大きな扉から外に出た場合はキャラクターが開いた大きな扉の上にいる状態だが、その状態で「宝の地図」を使って地図を表示してから画面を戻すと扉が閉じたままキャラクターが重なっている状態になる。ここで「とびら」コマンドを実行するとキャラクターの向いている方向に1マス分ずれて扉が増殖して開いてしまう。 この状態でさらに「宝の地図」を使って画面を切り替えると、増殖したものを含めて扉は全て閉じる。増殖させた扉(開いた状態)のグラフィック4マス分のうち下2マスは歩ける地形になるので、また1マス分移動して「宝の地図」を使い扉を開くという動作を繰り返して扉を増殖させまくると、本来の壁などの侵入不可能な地形を塗りつぶして通路を作り出す事が出来て、通常では行けない場所にも行けてしまう。 このバグを応用することで、エンディングの直前に地上に脱出することも出来てしまう。 アイテム関連 非売品である防具「はぐれメタルヘルム」は1つでもパーティメンバーが持っている状態では敵がドロップしない。盗むでも不可能。 預かり所に預けていれば「持っていない」と判定されるため一応対策は可能だが、果たして当時気付いたプレイヤーはいたのだろうか…。 そもそも敵がはぐれメタルヘルムをドロップする確率は1/4096と極めて低いためまず気付かないだろう。 「まどろみの剣」の追加効果はラリホー耐性を無視するため、ラスボス含むあらゆる敵を眠らせることが可能。 このためこの剣を装備できるライアンの株が上昇……するかと思われたが、AIにこの剣を持たせると、効かないことを学習するまで使用効果のラリホーマを連発するようになる。かえって使いにくくなってしまうのだった。 更に本作のまどろみの剣の使用効果の成功率はラリホーと同じなので、実際には「単体しか効果がない劣化ラリホー」である。 3章で入手できる「鉄の金庫」「銀の女神像」は、3章で入手しなければ5章で入手可能(鉄の金庫は3章のうちに取っていた場合、5章に持ち越されず消滅する)……だが、5章ではこれらのアイテムは何の意味も無いガラクタになってしまう。 「鉄の金庫」は3章では全滅してもゴールドが半分にならない効果があったが、5章ではその機能が失われている。リメイク版では金庫が既に破損していることを示唆するメッセージが追加されている。 「銀の女神像」は3章ではある人物に高価で引き取ってもらえるアイテムだったが、5章では肝心のその人物が像に対する興味を失っており引き取ってくれなくなる。 一応、アイテムコンプリートを目指すプレイヤーの場合は5章で回収し、そのまま何の意味もないこれらのガラクタを預かり所に突っ込むルートになるだろう。 ちなみに同様の各章での入手アイテムとしては、1章の「空飛ぶ靴」や4章の「静寂の玉」は5章には持ち越されずに消滅している。前者は取らないと1章自体をクリアできないため放置も不可。 ただし、「静寂の玉」は5章であるボスモンスターを倒すと100%の確率でドロップする他、4章でかなり苦戦することになるが入手せずクリアすれば5章で入手できるため、頑張れば2個にすることも可能。ただしこの場合も上記の「非売品を持っていると絶対にドロップしない」仕様があるため、事前にボスと戦って1個目を取っておくか、あるいは宝箱の方を先に取った後に預かり所に預けておく等の手順が必要となる。 なお、「静寂の玉」を増やす方法は他にも「トルネコのランダム行動で盗ませる」という手がある。この場合は盗んだ直後に全滅すればよく、根気こそ必要だが頑張ればいくらでも増やすことが可能になる。ただし、こちらも「戦闘開始時に非売品を持っていると絶対に盗めない」仕様があるため、戦う前に予め預けて1つも所持していない状態にすること。 4章のキーアイテム「火薬壺」と「乗船券」は5章になっても残っている。 「火薬壺」はまだしも「乗船券」は船に乗る時に渡すはずなのにこうして持っているということは結局ダダ乗りしたことになる。現実でも持っていれば利用しても回収されない定期券も存在するので、まんざらありえなくもない話なのだが、やはりこれが本来の形でなかったためかリメイクでは「乗船券」は5章に持ち越されなくなった。 「火薬壺」は5章になっても使ってドーンという音は出せるので「乗船券」に比べれば一応残っている理由はある。とはいうもののその音を聞きたいという自己満足な目的以外で使うことはない。4章ではその音を聞いてビックリして駆け出していた大臣も5章ではビクともしなくなっている。 せいすいについて 戦闘中に使うと全ての敵に十数程度のダメージを与えることができる効果なのだが、シリーズでは唯一メタルスライム系にも有効(一撃で倒すことが可能)となっている。このため、シリーズで最もメタル狩りによる経験値稼ぎがしやすい作品である。 バグだったためか、裏技本などでは「後期出荷版ROMでは無効」とされているが、セリフの一部が変更されている後期ROMでも同様であり、少なくとも国内盤での報告例は皆無である(海外版では無効となっているようだ)。また本作のリメイク版や以降のシリーズでも本作と同様の設定のものは出ていない。 その他 + ... CM 本作のTVCMは歴代DQの中でも、ゲーム画面やイラスト等をほとんど使っておらず、実風景をただ流すのみという(数パターンのうち、ひとつだけはスライムが合体するゲーム画面を使っている)特異な演出となっている。 中でも下記の1パターンは、「殆どが電車の走行風景」という、歴代CMの中でもかなり異質なもの。ちなみに撮影されたのは東京都の渋谷周辺と京王電鉄の京王線。 キングスライム スライムの合体によって誕生するモンスター・キングスライムは本作が初登場である。発売前は雑誌記事などで「これまでで最弱の敵だったスライムがパワーアップ!」などと盛んに宣伝されていたが…実際にキングに合体できるのは「合体スライム」と呼ばれる特殊なタイプだけであり、第4章にしか出現しない。 上記のCMでは5章で出現しているが、開発段階の映像であるためか、実際には出現しない(カジノ闘技場のある1試合でのみ登場)。 リメイク版では5章でも出現するようになった。また、モンスター図鑑でも「合体スライム」は普通の「スライム」とは別枠になっている。 発売日 前作『III』は平日に発売されたため、学校をサボる学生が続出したせいか、本作は日曜日に発売された。以降『IX』まで「ドラクエシリーズの発売日は休日」となった。 発売当日は民放で特番が組まれるほどの熱狂ぶりであった。 近年は予約販売や通販の普及により発売日を休日にする必要性が薄れていると指摘されることも多い。現に『X』では発売日が木曜日になったがその日は学校が夏休み中だったので問題がなかったためである。 延期とその影響から生じた「谷間の一年」 本作は当初1989年7月頃の発売を予定しており、当然のごとく超ビッグタイトルということもあってその年の2月頃からゲーム誌の新作情報の枠をゴッソリかっさらっていた。しかし、大幅なマップ組みなおしやロムの半導体不足など紆余曲折を経て11月、12月とジワジワ延期となり最終的に年明け後の2月まで持ち越され1989年内の発売は叶わなかった(*25)。もちろん、その間も新作情報の主役には変わりなく1年以上に亘り注目を集めていた。 その結果割を喰ったのが、1989年発売のファミコンソフト。全体的に売り上げで振るわず、ミリオンセラーは2月発売でまだ本作の新作情報の影響を受けなかった『ファミコンジャンプ 英雄列伝』のみにとどまった。他に『MOTHER』(任天堂)『ドラゴンボール3 悟空伝』(バンダイ)あたりが注目を集めたが、ソフト売上本数自体は同年発売のファミコンソフト中では上位に入ったもののミリオンに届かなかったことからわかるように、そこまで飛びぬけたものではなかった。 4月に発売された新ハード「ゲームボーイ」からはミリオンセラーが3タイトル出たとはいえ、モノクロ液晶であるなど容量の小ささもあってかファミコンソフトに比べると地味(*26)で、平凡なゲームが大多数を占めた。そのため、クオリティ自体はファミコンに比べて劣っていると言わざるを得ないものだった。 上記のソフトはいずれも、ドラクエやマリオのように「ソフト売上」「当時の人気」「後の時代から見ても高評価」すべてを兼ね備えたものとは言い切れず、そのような歴史的目玉ソフトが1つもないという貧弱さが否めないものとなった。他には、野球ゲームが前年から持ち越したブームの影響で多数発売されたが、乱造感が強く当時売れたものでも後の評価では低いものが圧倒的に多い。 その結果、前後の1988年(*27)や1990年(*28)と比べるとラインナップでの見劣りが顕著で「谷間の一年」のような印象を強めている。 反対に、これが好都合に作用したのが素人の読者評価を集計した『ファミマガゲーム大賞』。この企画は前年12月から当年11月を対象とした変則的な1年間の中での発売ソフトの中で「キャラクター」「音楽」「操作性」「熱中度」「お買い得度」「オリジナリティ」に5段階評価を付けてその平均を評価とするものだが、素人評価のためドラクエ・マリオなど高評価が一極集中するビッグタイトルがあると他の作品が相対的に低く評価される傾向にあり、この1989年度(1988年12月~1989年11月)はそんな超ビッグタイトルがなかったことで通年なら「普通に良作」程度の作品でもかなり高い評価を受けたものが多々発生した(*29)。それが以後「大技林」などにそのまま反映され見てくれでは優秀な結果が残ったため、かなりトクをしたとも言える。 『ファイナルファンタジーII』が1988年12月発売のため1989年度に回ったとはいえ、当時はまだ一大ビッグタイトルと呼べる存在ではなく、ドラクエやマリオに比べると一枚も二枚も劣る位置付けでしかなかった。そんなわけで後年ではラインナップの貧弱さから「この年はレベルが低く前年度や翌年度なら2点は低く付いていたであろう」「どんぐりの背比べの中での高評価」などと揶揄されることとなった。 公式ガイドブック 前3作同様、発売元のエニックスからガイドブックが発売されたが、本作は初の上下巻で、上巻は町やダンジョンマップなどを紹介した世界編、下巻はアイテムや敵を紹介した知識編となっていた。 後にNTT出版など、他社も同じような分冊式で攻略本を出すことになるが、本作はそれに先鞭を付けたソフトとなった。 モーニングスター 新登場武器でライアン、クリフト、ミネアが装備可能。攻撃力は33と「はがねのつるぎ(攻撃力40)(*30)」よりやや低めとこれ自体は特にゲームでは何の変哲もない武器だが、これにまつわるちょっとしたネタがある。 見た目では鎖の先にトゲトゲの鉄球がついた杖系の武器で、モンスターの「てっきゅうまじん」「オーガー」のグラが持っているものを非力な僧侶キャラ向きに小さくしたものと言った方がわかりやすい。前々作でも「じごくのつかい」「あくましんかん」が似たようなものを持っていた。他にはSNKの『アテナ』(AC:1986年 FC:1987年)でも主人公アテナが序盤に使う武器「鉄球棒」が同等のものにあたる。 このように前例がないわけではなかったが、この名称での登場は初であり当時その認知度が低かったためか発売前『ファミリーコンピュータMagazine』の新作情報では説明文では「斬れ味鋭い細身の剣」となっており全然違うサーベルのような剣のイラストが描かれていた。その後、この武器の正しい形のイラストが載せられた公式ガイドブックが発売されたり、2ヶ月後に発売されたFFIIIの戦闘グラで上記のような鎖鉄球棒の形が公になったのだが、今更引っ込みがつかなかったのかファミマガは最後までこの武器のイラストを修正することはなかった。 小説版 本作でもエニックスから小説版が発売された。著者はロトシリーズを担当した高屋敷英夫氏に代わって久美沙織氏。 巻数が前作『III』の倍の4巻構成となり、著者もそれまでSFやファンタジーを手がけてきた本職の小説家ということもあって、小説としての完成度は前3作より高い。 一方でゲーム原作とはかけ離れたキャラクター造形(僕っ娘のアリーナ等)、耽美的な作風などにより、前3作とは別ベクトルで賛否両論存在している。 「ピサロに面従腹背するエビルプリースト」は本著が初出だったが、後にリメイク版に(そのままの設定ではないが)逆輸入されている。 幻のスピンオフ 実はアリーナが主人公のサントハイム一行を題材にしたアクションゲームが企画されていたが没になり、その企画を再利用する形で版権問題を避けてオリジナルキャラに変えて出来上がったのがスーパーファミコン用アクションRPG『レディストーカー ~過去からの挑戦~』である。 主人公レディのパーティ構成や、敵キャラクターのデザイン・特徴、装備品・アイテムの効果や価格設定などといった多数の部分に本作との類似点が見られる。 抱き合わせ商法 これ以前にも行われていたことだが、売れ残りの不人気ソフトとセットで買うのでなければドラクエシリーズを販売しないという、いわゆる「抱き合わせ商法」が問題視されるようになった。 代表例として、卸売業者である藤田屋がこのソフトを小売店に卸す際に強制していた件を切掛けとして公正取引委員会が動き、法的に禁止される判決が下っている(通称「藤田屋事件」)。 これは、当時ゲームソフトは主に玩具店であり、玩具の仕入れは全て買い取りで返品不可システムだった事による末端の玩具店が弱い立場であるのが原因か(*31)。 当然この件は氷山の一角であり、これ以外にも小売店が同様の手口で販売を行っていたケースもある。 『III』のカツアゲ事件と共に、シリーズの人気を裏付ける有名なエピソードとなった。 読売新聞ラスボス掲載事件 ドラクエIV発売後しばらく経って、読売新聞に「ドラクエIVのラスボスのしょう体・~(ラスボスの名前)」という読者投稿がラスボスのイラスト付きで掲載されてしまう事件? があった。しかも、その後に多数のゲーム雑誌が転用や記事を紹介してしまい、あっという間に晒される事に。 その後、読売新聞がメーカーに謝罪する事態にまで発展する事になる。当時のエニックスが比較的ゲーム後半情報にはナーバスになっていた事もあるが、その新聞掲載がゲーム発売1カ月程で平謝りだったという。 ハイスコア廃刊の最後っ屁事件 ちょうどドラクエIVを含む「ファミコン4大RPG」と銘打たれたソフトが集中して発売されたと同時期に、ゲーム雑誌「ハイスコア」が1990年5月号をもって廃刊となったが、最後の胸の内を吐き捨てるかな様にドラクエIVをけちょんけちょんに酷評して幕を閉じた。 「仲良しこよしの勇者御一行様の世界旅行、気球の旅もあるでよ~」「ドラクエIVなんかとっとと売っぱらってFFIIIを買いましょう」等、闇を抱えた様な記事が物議を醸した。そして次の号は…出なかった。告知も何も無く、突然の廃刊に実質的な最後のハイスコアは、闇を吐き出してこの世を去って行った。 ハイスコアのドラクエに対する遺恨としては、ドラクエ2完全攻略記事を掲載すると予告してた号を事前にエニックスに訴えられてページ番号が飛んだりドラクエ2のゲーム画面が黒塗りになった状態でその号(1987年4月号)を発行する羽目になった過去がある。訴訟の影響でドラクエ2のゲーム画像をハイスコアに掲載不可になったので、その次の5月号では代わりにイラストを使って説明する形でネタバレ攻略記事を載せたりしていたが、これもドラクエ3の情報をもらうために頭を下げることになったのかドラクエ3の記事がある1987年11・12月合併号には5月号の攻略記事に対する謝罪が掲載されていた。 スマブラ参戦 2019年7月31日に有料DLCファイターとして『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にDQシリーズから「勇者」が参戦し、1Pカラーは『XI』の姿だが、カラーバリエーション扱いとして『IV』の男勇者も選択できる。 他のゲームへの影響 この時代のドラクエはJRPGのパイオニアという事もあって他の作品でも各章で仲間のパートをプレイし、最後に合流してラスボスを倒すと言うゲームが複数登場した。 ただ、ほとんどのゲームでは「主人公は最後まで登場しない」のは問題と思われたらしく、主人公の章が最初に位置付けされたりオープニングのみだが主人公を操作できる様にされたゲームが多かった。 本作のリメイク版も、「序章」という形でわずかながら勇者を操作できるパートが追加されている。 炭鉱の町アッテムト 第4章で立ち寄ることになる町でドラクエ恒例の「荒廃」した町なのだが、第5章へと進むとアッテムト鉱山の奥を掘り当てたことによって更に町の状況が悪化してしまう。歴代ドラクエシリーズの中で最も救われない例として度々話題に挙がる。 4章では鉱山のガス噴出が原因で荒廃し犠牲者が現れ死体が転がっている状態だったが5章ではエスターク神殿を掘り当てたことにより更に悪化し坑内でもモンスターの餌食になってしまい更に死者が増えている有様で終始救いが無い。 更に全滅の際に流れる曲「エレジー」が悲壮感を際立たせている。このエレジー、5章となると主人公の村の襲撃後やとある重要人物が殺される際にも流れるので鬱な気分にさせるとのことでトラウマ要素としても上がることが多い。