約 4,410,918 件
https://w.atwiki.jp/yaru_hikari/pages/48.html
▽タグ一覧 ウルトラマン オリトラマン 男 科学班 科学者 ここでは、人間体とウルトラマン本来の姿双方記載する。 できない夫 ,/ ヾ ヽ ヽ、 ` -- - _ ヽ ヽ . / ,/ ,_、 .| 、 `ヽ `.ヽ_ i i / ./ .ヽ ヽ i、 ヽ、 、 ヽ-ー´ l / / i i i ヽ ヽヽ ヽ ヽ ヽ l | l i l | ∧ .lヽ .i `丶、 ヽ .ヽ ヽ、 ./ .l i .`i.二-.ll _ ヾ、ヽ .ヽ,, -ー`,ヽ、 .l .i`iヽ /. lヾ._込=アヽヽ ヽヽ´_込ツ_ア`ヽ、 l、 .l .l ./ ∧ .|. .ヽ` ヾ | . l .i.i ./ .ヽi .| i.l .| .ヽ .l. l .l i / l/ ヽ、 ヾl .ヽ、ヽ ,l ∧ / // / i l ヽ ヽ、 l .// ヽ ` ´,/.ソ i i ヽ ヽ ./ / ヽ 丶 ̄.`ゝ . /´| l .l ヽ ヽ / / ヽ、. ゙゙ / | i iヽ\ ヾ / { / .i l,´.|.ヽ / _.-i / / ヽヽ ` . l i / / .l.`ヽ, ` - ‐ ´, - ‐´ .l / / `l `ヽ `l // / ./.i l l l./ l i / / / / ./ i .l i , -´i / / / _./,./ .i , ./l . i ./ // i ./ / ,/ .// .l i .l l . l / / .i .i ./ / 年齢 21000歳 性別 男 所属 科学特捜隊科学班 出身 光の国 変身 ウルトラマンゼス 変身アイテム 不明 AA:イングラム・プリスケン(スーパーロボット大戦シリーズ) 【概要】 第2話において、遺跡にエネルギー不足となって石像化したまま安置されていたが、やる夫達に救助された光の国の恒点観測員。封印されていた影響で体内の光エネルギーが完全に枯渇しいる為、救出後はウルトラマンに変身できなくなっており、太陽から光エネルギーを供給しない限り地球人の姿のままである。太陽に"至近距離"で当たってエネルギーを吸収するか光の国の戻ってプラズマエネルギーの光を吸収するかしないと変身できない。ただし変身できても元々非戦闘員なのであまり役には立たないとの事。 遺跡から救助された後に初めて食べた蕎麦が好物になった。 科特隊が設立してからは四葉財団から派遣された科学者兼研究者兼発明家である「できない夫博士」として科特隊に所属しているが、やる夫やプリキュアなどの彼がウルトラマンであることを知っている者には、人前以外ではそのまま「ゼス」と呼ばれている。 第2話でスペシウムミサイルを短時間で作り上げてしまうほど工作技術に優れており、元の次元にあった道具や兵器などを次々と製作・提供している(実は設計など線を引くのが苦手)が、実はほとんどが原作に出てきた科特隊兵器のパクりである。ただし、初代マンに登場したイデ隊員が自分の発明が戦争の元になることを恐れて実物と設計図を破棄したことに敬意を表して彼が作ったレーザーガンを真似せず、科学班の三博士と共に自力で作ると決めている。ロボット技術については戦争利用を恐れてあえて秘密にしている。 上記の通り変身して共に戦うことはできない(だから"できない"夫なのか・・・!)が、仲良くなった怪獣を連れて来ればカプセル怪獣として使えるように、カプセルを作ってくれるらしい。ポケ○ンとか言ってはいけない。他にも依頼さえすればウルトラランスなども作ってくれるとの事。なお第47話の時点でカプセルの大量生産が可能となっている。 一見クールだが、ほのかが科学の実験に失敗して火災(ボヤ程度)が発生した際に「ほのか、尻拭いよろっ!」とか言って逃げ出したりなどお茶目(?)な性格をしている。また異性経験がない為、女性への接し方に疎い所があり、それがやる夫の女性関係のトラブルを助長している。 ウルトラマンゼス ∧ | | ___| |__ /| V |\ / |ニ! ● .!ニ|ヽ l┌―-、`V´, -―┐! | \_・〕 | 〔・_/ | l | | | ´ |. l ヽ―/ .l ヽ  ̄ / ∧ _ _/ / ● `ヽ | | | l /´ ヽ | l l | ヽ_⊥-‐ 、 ヽ _,l- 、  ̄/ l ∠ヽl´ |_ / ̄ `l_-‐ ´ `-‐´  ̄ヽ --‐' 身長:不明 体重:不明 所属 恒点観測員 種族 ブルー族 AA:当スレオリジナル 【概要】 ゼスのウルトラマンとしての姿。カプセル怪獣マッドサンダーを所持している。 この姿で石化していて、正確な年月は不明だがかなり長い年月に渡って封印されていた。 元々は光の国の科学技術局に勤めており、ヒカリと同僚というかなりの古参ウルトラマンだったが、とある事情(詳細は未だ明かされていない)で恒点観測員に転職し、様々な星を渡り歩いていたがプリキュア達がいる次元に迷い込んでしまった。どういった経緯で迷い込んだかという記憶は失っており、唯一思い出せるのはゼスが【宇宙の怨念を吸い込む者】と呼ぶ存在に出会って石化して封印された事だけで、それ以外の事は恐怖で覚えていないらしい。ゼスの予想ではプリキュア達がいる次元のさらに過去の時代に放置し、遺跡に封印したのではないかとしている。 かつてウルトラの父からクリスマスプレゼントに「ガジェットツール」と名付けられた、腕に装着して自分の使いたい工具に変形するという不思議な道具をもらったことがある。ただし、科学局を退職してからは光の国にある自分の家に大事に保管しているので地球では使えない(多分サイズ的にも問題がある。)上にそもそもウルトラマンに変身できないので持ってきてもどの道使えない。
https://w.atwiki.jp/jakaz/pages/16.html
リストが編集できない場合 携帯からのアクセスなどで通常の編集ができない場合、ここにコメントで表明してください。 最新の5件を表示しています。 名前 コメント すべてのコメントを見る Goodbye day
https://w.atwiki.jp/acquisition/pages/91.html
更新雑感 30日目 この後に仮更新が始まってしまいますので書きますっ。 格闘魔術20はアルゲバルでした ここからは格闘魔術は未知の領域です… シャルロット戦は風撃Lv2の威力を見せ付けて終わりましたっ。 誤って魔衣を上げてしまったのが悔やまれるところですっ… 風衣も出来上がりましたのでこれで何とかっ! 後は格闘マナと装飾を合成できそうな人さえ見つかればと思いますっ… 依頼がほとんどないと静かな更新ですっ。 二週間ぐらい空いてるといろいろ忘れてしまいますけどっ。 メッセージ交流 偽島オフはいつも知らないうちに終わってますっ 継続情報 LAST Up 1/15(火) 1/1には終わりましたっ。 初取得できない&マスターできない 高速治癒辺りが気になりますっ。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/acquisition/pages/79.html
更新雑感 22日目 迷光戦。 必殺技を反射されました。 …これではなにもいうことがありません。 あと少しの確率が拾えない現在でした。 メッセージ交流 気合が足りない感じです。 継続情報 LAST Up 10/17(水) 終わりましたっ。 初取得できない&マスターできない 何かマスターしたいですねっ 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/8398.html
134 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/12(木) 11 25 29.55 ID pBOkfykC0 123 似たようなことをH県のコンベでやられたわwそっちはもっと香ばしかったけどw 思い出しついでに簡単な報告しとくわ 初心者卓かつ初期作成キャラで依頼がゴブリン退治にいって行方不明になった冒険者の捜索 依頼のあった村にいって行方不明になったという森にいったら発見 声をかけようと近づいたら「フォースイクスプロージョン」 なんとか生き延びた面子がセージチェックでノーライフキングと判明、逃げる事もできず全滅 GM&主催者曰く「この程度のセッションもクリアできない人にTRPGの免許は発行できない。二度とTRPGしようと思うな」 「君らの名前等はSNS、FEAR他にも送っておくし他のサークルにも連絡しておくから今後一切イベントには参加できないと思え」 とのお達し 今ならプライバシーの侵害やらなんやらで問い詰めてやったんだが当時は危うく信じるところでしたw そんな若かりし日の苦い経験。あ、該当のサークルはもう潰れています(困が野に放たれているともいう) 135 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/12(木) 11 29 28.65 ID TeqeeslF0 [1/2] 134 ちょっと創作を疑ってしまうな 136 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/12(木) 11 32 22.19 ID P0oDCe9BO 134 めっちゃ創作くさい 話作ったらアカン 137 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/12(木) 11 37 45.75 ID /FHGIbMH0 [2/2] でもこれもよくありそうと言ったらありそうな困だな。 149 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/09/12(木) 12 59 11.96 ID qTK9ZKYl0 134 SNSはSNEの間違いかな? SNEもFEARも他のサークルもそんな連絡、真に受けるところはないだろう。 むしろそんな連絡をするような所こそ距離を置きたい。 145 その選択肢をつきつけられた時点で「つきあってられるか」とPL全員で解散しても許されるレベル。 スレ360
https://w.atwiki.jp/acquisition/pages/93.html
更新雑感 32日目 遺跡外のやりとりは自分の分は成功しましたっ。 高級装飾の伝言に気づいていなかったのは申し訳ないとっ… 次回からはエリザに向かっていきますのでゆっくりとっ。 鎌鼬は別に考えることは無いかな。 技能成長についてはもう少し纏まってから、かな? かんぱくせんげん お前をPTにもらう前に 言っておきたい事がある かなりきびしい話もするが 俺の本音を聴いておけ 俺より技能が上がってはいけない 俺より持久力が上がってもいけない 敵は上手く削れ いつも全体攻撃しろ できる範囲で かまわないから 忘れてくれるな 反撃もできない男に お前を守れる はずなどないってことを お前にはお前しか できないことがあるから それ以外は口出しせず 黙って俺についてこい お前の武器と俺の武器と どちらも同じだ大切にしろ 付加合成かしこくこなせ たやすいはずだ計画を立てればいい 敵の攻撃当たるなかわせ それからつまらぬ宣言ミスはするな 俺は道連れはしない たぶんしないと思う しないんじゃないかな ま、ちょっと覚悟はしておけ PTは二人で 育てるもので どちらかが独占して 得るものではないはず お前は俺のところへ 前のPTを捨てて来るのだから 帰る場所はないと思え これからこのPTがお前の家 PTが育って宝玉をとったら 俺より先に離脱されてはいけない 例えばわずか一ターンでもいい 俺より早く離脱されてはいけない 何もいらない俺と一緒に 必殺技当てるぞ お前のおかげで いい闘技大会だったと 俺が言うから 必ず言うから メッセージ交流 土日に時間が欲しいかも 継続情報 LAST Up 08/1/30(水) 終わってますっ。 初取得できない&マスターできない 今後は初取得に縁が無いかもっ。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/acquisition/pages/50.html
更新雑感 7日目 みにでびるみにでびるみにでびる~ 次回は小隊と戦闘です。 勝てないに2000点! ソロで突破した人はとりあえず居ないし、範囲攻撃待ちかなぁ。 サイクロンが欲しい… フェアウインドウ*2 トルネードアッパー アッパーカット …で、いきます。 無理。 メッセージ交流 集団メッセは姉妹漫才。 で、初者得できないのメッセージ入れ忘れましたー リアルに忘れてました。 な ん た る ち あ 継続情報 LAST Up 6/18(月) 終わりましたっ! 初取得できない 熟練度10でアッパーカット! 直系なので初取得ナシ! まさに初取得できない。 魔術10に効率よく挙げる方法ありませんかー。 遊びネタ こぴー!さらにこぴー! ドボンジャックをやりたい人がいたら、ここにコメント付けて貰えるとやると思います。 やり方は気合か気合じゃない方法で理解出来るようにします。多分。 じゃんけんでもokですが、とっつきにくいのはいつものことです。 別にトピック建てる日がきたら真面目に考えましょう。 というか、賞品らしいものが出ませんしっ! 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/acquisition/pages/92.html
更新雑感 31日目 掲載遅れてますっ。 遺跡外に戻りましたので依頼を取らなければいけませんっ…! 合成36↑と付加25というところで… 仮更新で遺跡外に来る人が分かっていますので、 早めに伝言を飛ばしてなんとかしますっ。 戦闘は… スカイスピリットにHITを下げられて散々でした。 アルゲバルの効果も物魔3.5か魔術4の単数と散々です。 目に見えない効果を探すにはちょっと難しいところ… 格闘に相性がいいとは言い切れないのが辛いところですっ。 メッセージ交流 偽島オフはいつも知らないうちに終わってますっ 継続情報 LAST Up ? ? 初取得できない&マスターできない 魔術風霊で上位が本当に出るか難しいですっ。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/luheartmony/pages/63.html
江戸幕府の初代将軍は誰でしょう? * 徳川(正しくは家康な上、徳川の選択肢が2つある。選択肢は、徳川・徳川・家康・秀忠) 江戸幕府の二代目将軍は誰でしょう? * (全て間違いになる詰み問題です。正しくは秀忠です。選択肢は、徳川・徳川・家康・秀忠) 江戸幕府の六代目将軍は誰でしょう? * (全て間違いになる詰み問題です。正しくは家宣です。選択肢は、徳川・徳川・綱吉・家宣) コーヒーの起源の伝承で、コーヒーを最初に発見したとされているのは次のうち誰か? * (全て間違いになる詰み問題です。正しくはヤギ飼いの少年です)
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1178.html
人間には知的探求心というものがある。テレビでも、知らなくてもいいような話をネタ にした番組がそこそこ視聴率を稼いでいるように、知的探求心というものは本能に近い代 物のようで、誰にでもあるものだ。特にヒマに退屈をデコレーションしたような日々を重 ねていると、本当にどうでもいいことにさえ、興味がわいてくる。 ここ最近、ハルヒは大人しい。何かを企んでいるのかもしれないが、それを決行するの はまだまだ先のことだろう。一言だけ付け加えておくが、ヒマだからと傍若無人な団長さ まが巻き起こす悪巧みを切望しているほど、オレはダメ人間になっちゃいないぞ。 それはともかくとして。 世間一般の人種が「ヒマ」と感じる状況であることは間違いない。そんな暇人たるオレ が、この安穏とした日常と決別するに適した非日常とはなんだろう、と考えていた矢先の こと。目の前に、SOS団の万能選手にして寡黙な読書大好きっ子、長門有希の姿が目に 留まった。 今更、ここで長門がどんなヤツなのかを長々と説明するつもりはない。ただ、それでも 一言付け加えるならば、こいつに出来ないことはない、ということだ。 そりゃ、空を飛んだり死んだ人間を生き返らせたりはできない……できないよな? 言 ったらやりそうで怖いから言わないが、できないものと思っておこう。 ともかく、そんな非常識なことも含めて、こいつにできないことは何もない、とオレは 思っている。 ──本当だろうか? ふと、自分のはじき出した結論を否定するもうひとつの声が脳裏に響いた。 もしかすると、何でもできる長門にも苦手なことがあるかもしれない。弱点、とまでは 言わないが、敬遠するようなことがあるんじゃなかろうか? いやいや、それはあり得ない。宇宙的トンデモパワーを使えば、オレが考えつくような ことはすべてこなしてしまうはずだ。何しろハルヒの力を拝借して時空改変さえしてしま うようなヤツだからな。 いやいやいや、それでも……。 などと頭の中で一人会議をしていても仕方がない。 「なぁ、長門」 声を掛けると、長門はページをめくろうとしていた手を止めて、表情のない顔をこちら 向けてきた。くりくりとした両目が、オレの姿をトレースするかのように捉えている。返 事くらいしてくれたっていいじゃないか。それともオレがこれから言うだろう、くだらな いことを先読みでもしたのかね? 「ものの試しに聞きたいんだが、おまえにできないことってあるのか?」 「ある」 これは驚きだ。てっきりなんでもできると思っていたのだが、はっきりイエスと答えたぞ。 「……それは宇宙的なインチキ込みで、あるってことか?」 「そう」 マジか。こいつにも苦手なことがあるってことなのか? いやいや待て落ち着け。それ は先に出した死者蘇生とか空中浮遊とか、そういう類なものかもしれんじゃないか。 「あらゆる事象の操作は理論的に可能。ただし、時間平面に差異を生じさせるため推奨は しない。情報統合思念体からも許可されていない」 それはつまり、かみ砕いた表現をすれば「何でもできるけど、実際にやっちゃうと困っ たことになっちゃうゾ♪」って解釈でいいのか? うーむ、そういう意味では確かに「で きないことがある」ということになるが、オレが知りたいのはそういうことじゃない。 「そういう、世の中の平穏をぶち壊すかも、って枷を抜きにしてだな、ただ純粋にできな いことがあるかないか、って質問なんだが」 「ある」 な、なんだって? つまり、あらゆるしがらみを抜きに宇宙的トンデモパワーを使って も、長門有希の辞書に不可能という文字がある、ということなのか? 「そう」。 「何ができないんだ?」 「ヒミツ」 ゆるゆると人差し指を唇に当ててそう言うと、長門は本に視線を戻した。 まさかそんな可愛らしい仕草で拒否られるとは思いもしなかったが、まぁ冷静に考えて みれば、自分の不得手なことを人に話すのもどうかと思う。 だが、ヒマにヒマを重ねている今のオレが、そう簡単に引き下がると思わないでもらい たい。長門にできないことがある、と分かった以上、それを暴いてみたいと思うのが心情 ってもんじゃないか。 とは言え、闇雲にあれしてくれ、これしてくれと言っても、すべてこなしてしまう確信 がある。これまで長門が行ってきたことを鑑みればすぐにわかることだ。何かさせるにし ても、もう少し的を絞ってやらせたほうがいい。 そうだな……これはどうだろう。 「なぁ、長門」 ひとつだけ「できないこと」に思い至って声を掛けると、長門は再びオレに視線を向けた。 「ちょっと笑ってみたりしないか?」 オレがそういうと、長門の視線は氷点下20度から、一気に絶対零度まで下がったよう な目つきになった……ような気がする。 おいおい、笑ってみろと言っただけで怒るなよ。ただ単に、いつもどんなときでも表情 を崩さないから、それが「できないこと」なんじゃないかと思っただけじゃないか。 そんな言い訳じみたことを口にすると、長門はパタンと本を閉じて──本当に些細なが らも目尻をゆるめ──微笑んだ。 それほ本当に一瞬のことだ。もしかすると、オレの願望が見せた幻かもしれない。次の 瞬間には長門はいつもの読書スタイルに戻っていたから、マジで見間違いかもしれないし、 催眠術でもかけられていたのかもしれない。 それでもだ。オレはここにいないアホ面にテレパシーを送るように心内で呟く。 谷口、おまえの評価はAマイナーらしいがな、あの笑顔が加われば、AAランクに格上 げしてもいいぞ。ちなみにオレ的AAプラスランクの美人と言えば……ま、それはどうで もいい。 さて。 となると、長門の「できないこと」とは微笑む──もっと広い定義で言えば、表情を変 える──ことではないらしい。ならば別のことかと再び思いめぐらせて……もうひとつ、閃いた。 「度々すまんが長門、ちょっと一緒に来てくれないか?」 そんな微細な呆れ顔をするなよ。すぐに済む話だからさ。 長門を部室から連れ出し、向かった先は調理実習室。放課後のここは、料理研究愛好会 が占拠していて、毎日お菓子や料理を作って喰っている。研究とは名ばかりの、食い意地 の張った奴らの根城になってるわけだ。 そう、ここに長門を連れてきたのは、こいつに料理をやらせてみよう、と思い至ったわけだ。 朝倉が表向きには転校したことになった翌日くらいにマンションに向かったとき、長門 はコンビニの弁当らしきものを手にしていた。雪山遭難のときは、ハルヒと朝比奈さんが サンドイッチを作って、こいつは喰うだけだった。おまけに二月のバレンタイン直前のと きに朝比奈さんと一緒に長門のマンションに行ったときなんて、ごちそうになったのはレ トルトカレーだ。 もしかすると、長門は料理が苦手……あるいはできないのかもしれない。そう結論づけ てもおかしくないだろう。 オレと長門が調理実習室に足を踏み入れると、妙なざわつきが室内に広がる。やれやれ、 ハルヒがいなくてもオレと長門の二人で変な空気になるのか。勘弁してくれよ。 だが、ここでめげてたまるか。オレの知的探求心を止められるものなど何もない。 見知った顔の一人を捕まえて、事情を手短に説明すると、想像以上にあたりまえのこと で安心したのか、快諾してくれた。ハルヒじゃあるまいし、オレと長門が無理難題をふっ かけるわけないだろう、と言っておきたい。 「さぁ、長門。ここにある材料で料理を作ってくれ」 オレがそう言うと、長門は何か言いたそうな目つきをオレに向けてきた。無論、オレは その視線に気づかないことにした。ハルヒに学んだことだが、こういうのは有無を言わせ ぬ勢いが重要なんだ。ほかのヤツなら気づかないだろうから、特に問題ないだろう。 普段よりは長めにオレを睨むそのプレッシャーに押し潰されそうになったが、オレの知 的探求心はその重圧に耐えてくれた。長門はトコトコとまな板の前まで進むと、包丁を片 手に食材を切り刻み始めた。 怖い。怖いよ長門さん。無表情だからなおのこと怖い。 いつしか調理実習室には長門が料理する音だけが響き、誰一人として声を発することな く、その姿に見入っていた。目を逸らすと自分が調理されるのかもしれない、という危機 感が全員の胸の内にあったのかもしれない。 ほどなくして、オレの目の前に色彩豊かなとろみのある謎の料理……と言っていいんだ よな? そういう代物が差しだされた。 「どうぞ」 そう言ったきり、長門はオレの目の前に突っ立ったまま、微塵も動かずに睨んでいる。 しまった……もう少し、考えを巡らせてから口を開けばよかった。 長門の「できないこと」が料理だとすれば、当然できあがるものは世間一般の味覚とは 相性の悪い代物になるはず。そして「できないこと」をやれと言った以上、オレは相性最 悪の代物をくっつける仲人を務めなくちゃならないわけだ。 迂闊だった。そこまで考えが至らなかった自分の浅はかさを呪うばかりである。 だが仕方がない。ここまで来たら、後には引けない。辞世の句を脳裏に描き、意を決し て長門作の料理を一口……。 「おっ」 オレは美食家でも料理研究家でもないから、まろやかなコクが~、とか、ジューシーな 味わいが~、なんてコメントはできない。だから、そんな遠回りのコメントではなく、率 直な感想を言わせてもらおう。 「美味いな、これ」 見た目はややアレだが、これは美味い。クリパで喰ったハルヒの鍋も美味かったが、こ の名称不明の料理もなかなかのもの。鍋料理と比べるのもアレだが、ついつい箸が進む美 味さで言えば同じこと。今まで料理しなかったのが残念に思うほどの味わいだ。 どうやら、長門の「できないこと」とは料理でもないらしい。 場を提供してくれた料理研究愛好会の連中にも長門の手料理をお裾分けして、オレたち は文芸部部室に戻ってきた。 しかし、こうなるとお手上げだ。本人は「できないことがある」と言っていたが、こう なると一介の一般人であるオレには、長門の言う「できないこと」が何なのか、見当も付 かない。 「長門、本当にできないことがあるのか?」 その発言そのものがウソなんじゃないかとオレは思い始めた。オレが暇そうにしてるか ら、ただ単に付き合ってくれただけかもしれない。 ところが長門は、再度「ある」と言った。本当かよ……。 「アイリス・マードック」 オレが疑いのまなざしを向けていると、長門は本を鞄にしまい込んで帰り支度を整え、 部室を出る間際にそんなことを言った。 「人の名前か? それが『できないこと』と関係あることなのか?」 問うてみたが、長門は何も言わずに帰宅してしまった。結局、謎は謎のままってことな のかね? それとも、その人名みたいなのがヒントだとでも? そんな外国人に知り合いはいないんだがな……メジャーな人なんだろうか。だったらネ ットで調べればすぐに出てくるかもしれない。 ものは試しにパソコンを立ち上げ、検索してみると……なるほど、かなりの数がヒット した。アイルランド出身の作家ってことは、長門は本を読んで知ったのかもしれない。そ して、もっとも多くヒットしたのは、その作家が残した格言らしき言葉だった。 それを見て、オレはますます頭を抱えることになる。その格言とは、こんな言葉だ。 ──愛する事を教えてくれたあなた。今度は忘れる事を教えて下さい さて、これが本当に正解なのか、それとも長門流のジョークなのか……ま、深く考えず に文面通りの言葉と受け取ろう。少なくとも、オレの些細な知的探求心は、長門が「でき ないこと」とは「忘れること」と結論づけたようだ。 ほかに答えがあるのなら、是非とも教えてもらいたいね。 〆