約 4,756,440 件
https://w.atwiki.jp/eternalknightswiki/pages/158.html
1 【特殊&成長目安0-48(子竜)】←いまここ 2 【成長目安53-93(竜)】 3 【成長目安98-143(竜王)】 ここは全モンスターのうち、特殊モンスター3体と成長目安0から48までのモンスター33体に関する各種情報を載せたページです。 モンスターの並び順はモンスター一覧のページと同じです。 各モンスターの項のテンプレは以下の通りです。 (モンスター名) 略称:(一般的でない略称も混ざっていることがあるので注意) HP: 成長目安:(そのモンスターを倒し続けた時に到達しうるレベルの目安。魔法使いは表示に+4) 初出:(そのモンスターが初めて登場したシリーズ名。MG=モンスターゲート、MGO=モンスターゲートオンライン、EK=エターナルナイツ、EC=エルドラクラウン) 紹介文:(モンスターの公式の紹介文) 特徴: 主な生息地: (モンスターの説明文) 情報募集中! このページはEK1Wikiの同名ページを基に作成しました。なのでモンスターの説明文はEK2以降の追加モンスターについては少なめです。 些細なことでもいいので知っていることがあればどんどん情報を加筆・修正して下さい。 なお、モンスターの説明文以外のテンプレの情報は、ページ作成時にこのEK4Wikiや公式サイトなどを参考に全モンスター分埋め直しましたので、情報の正確度は高いはずです。 特殊ミッソン ブラックビーン ピンクプーニャ プーニャ(緑) プーニャ(黄) ネム リザード キーノ パルーン キラービー クリッキー ザッソン モコ シリンガー ホッピー パックル ドングリッキー タートルン スケルトン リックス コモール カードガード キラーホッピー サキュバス スターバグ リリベル ケムンパ スピット スピット(小) カニン マジックハット ポレン プリースト(青) ポルタ カブー オニセンボン サボテーン ゴブリン バルチャー キャンドロ ピョンガルー ベビードラゴン スピアント ゆきわらし ギアコプター リスタプーニャ コメント 特殊 ミッソン 略称: HP:1? 成長目安:? 初出:EK2 紹介文:幻のミッションモンスター!その実態はザッソンの雌株というウワサも… 特徴:ミッション限定モンスター。変化系無効。逃げるように移動する。 主な生息地:『ミッソンを探せ!』のミッション発動中、ダンジョン攻略中に時々出現 ダメージさえ与えればターゲット獲得となるので、余ったFやMFなどで撃墜しておきましょう。 パニックの同士討ちやトロッコでの轢殺など、自分のLVが一切上がらない撃破方法でも問題なし。 ブラックビーン 略称:黒豆 HP:60(ステータスリングで確認、プーニャGと同じ) 戦士サンダー3発分(マジミサ9発HITだと生き残る) 成長目安:? 初出:MGO1 紹介文:めったに見かけない黒のビーン。ちょこまか逃げるが、レアアイテムを持っていることも…!? 特徴:逃げるように移動する。倒すと★1以上のカードを落とす。ガーディアンを倒した時のレアアイテムが出る様なので、★5変化系を落とす可能性もある。攻撃魔法の耐性はガーディアン仕様だがガーディアンリングには反応しない。 主な生息地:FORTUNE、その他全てのダンジョンに低確率で出現 割としょっちゅうメテオやH100を落としたりするお茶目さん。しかし★5出現率がわずかに存在する以上、出現した以上は確実に倒しておきたい所。 モンゲでは顔にバリエーションがあり、サングラスをかけていたり顔まで真っ黒だとレア率が高いと言われていた。 ピンクプーニャ 略称:ピンプ HP:黒豆と同じ 成長目安:? 初出:MGO1 紹介文:ピンクのプーニャは幸運の証!是非倒してみてね! 特徴:倒すと★4以上のカードを落とす 主な生息地:ダンジョン攻略中に超低確率で出現 本当に存在するのか怪しいほどの出現率。しかし遭遇画像などはネットで散見されるので、確実に存在します。 落としたカードが★4だととてもガッカリすると思います。今となっては★5アイテム以上に珍しい存在かも。 以上の3体が特殊モンスター。 ここからは成長目安の低い順に記載する。 プーニャ(緑) 略称:緑プ HP:9 成長目安:-7 初出:MG1 紹介文:最初に現れる軟体動物。 たいしたことはないが甘く見過ぎるのは禁物。 特徴:なし 主な生息地:簡単な城、クリエイト城の1F ドラクエでいう、「スライム」。 最弱のモンスターで、HP、攻撃力ともに低い。 群れてきても落ち着いて1匹1匹倒していこう。 成長目安が-7と、カードレベルが非常に良い(成長目安が通常の+4~5の)魔法使い以外ではデスなどでレベルが-3以下になった場合でないとまず成長できず、無理してまで倒す意味はほぼない。 百害あって一利なしなお邪魔的存在とも言える。 ファイナルの一部の城では、これを障害物替わりに利用してサイクロプスやカオスから逃げ回るテクニックがある。 ダメージは喰らうものの、強敵にシバかれるよりは遥かにマシなのでワープ床のように必要経費と割り切ろう。 プーニャ(黄) 略称:黄プ HP:10 成長目安:3 初出:MG1 紹介文:プーニャの色違い。緑プーニャより強いのが自慢。 特徴:なし 主な生息地:大抵の黄城、OPAL ドラクエでいう、「スライムベス」。 緑プーニャと比べ若干強化されているが実質たいしたことはない。ほんの少しだがレベルも上がるので、入った当初、眠った黄プーニャを見つけたら倒しておくと良いかもしれない。 余談だが、最もモンスターカード化の条件が厳しく、上級者でもこのモンスターのダブルを持っている人は思いのほか少ないようだ。見つけたら大事にとっておこう。 直接ダブルモンスターを拾うより、モンカショップか防衛報酬の方が入手経路としては現実的。 ネム 略称:羊 HP:10 成長目安:3 初出:EKB 紹介文:眠るのが大好きな羊のモンスター。うっかり起こさないように気をつけよう。 主な生息地:HELMET1F 配置された時点では必ず眠っているモンスター。 普通の睡眠状態と異なり、隣接するように移動すると必ず目を覚ますという特徴がある。 慣れないうちは素通りしようとして起こしてしまったりするが、強さはキーノ並のため驚く程度。 なお、ヴァンパイアハンターの引き寄せで倒しきれなかった時は隣接しても起きないことがある。(通常の睡眠モンスターを攻撃したときと同じ起床率)スリソが発動した時は寝た直後に起きるが、すぐに反撃されない。 最もモンスターカード化の条件が厳しく、プーニャと違って入手手段も限られる。 単モンならNIDHOGGで拾える可能性があるが、ダブルは下手するとリスタドラゴン以上のレアカードの可能性がある。 リザード 略称:リザ、トカゲ HP:10 成長目安:8 初出:MG3 紹介文:倒しても蘇ってくるやっかいなトカゲ。それほど強くない。 特徴:倒した地点から数ターン後に復活。別のリザードの死骸や予兆の上で倒すと復活を阻害出来る 主な生息地:UNIQUE、SILK 初期から登場するモンスターだが、倒しても一定ターンで復活してしまう厄介なモンスター。 HPや攻撃力はたいしたことはないのだが、復活したリザードに通路で挟まれたり、部屋の中で囲まれたりすると大きなダメージをうけてしまう。倒したあとはシッポが落ちているため、そこの上に別のリザードをかぶせるように倒そう。そうすることで何匹かぶせても復活するリザードは1匹だけになり、囲まれるリスクを最小限少なくすることができる。 余談だが、モンスターの予兆が発生しているところでリザードを倒すと、その予兆に巻き込まれて復活はしてこない。沸いてきたモンスターもリザードだと減った気はしないだろうが、別のモンスターが沸いてきた場合、復活を阻止し、消滅させることが可能だ。上級復活系モンスター「ゾンビ」「フェニックス」でも可能なためテクニックの一つとして覚えておくといいだろう。 キーノ 略称:茸(きのこ) HP:10 成長目安:8 初出:EK1 紹介文:陽気なステップを踏んで近づいてくるキノコ。体当たりをしてくるぞ。 特徴:なし 主な生息地:MANTIS 黄プーニャと比べ、気持ち程度攻撃力が強化されたエタナからの新モンスター。 ほとんど黄プーニャと能力的な違いはないが、レベル上昇の上限はこちらの方が高いため、序盤のレベル上げには最適と言えるだろう。 パルーン 略称:風船 HP:10 成長目安:8 初出:EKL 紹介文:ダンジョンを漂う風船クラゲ。破裂させると風圧で飛ばされてしまう。 特徴:プレイヤーの直接攻撃で倒した場合、1マス後ろへ吹き飛ばす 主な生息地:LAVER 覚えておきたいのは「倒して吹き飛ばされた後に他のモンスターの移動と攻撃が行われる」点です。 後述のママルーンでもそうだが、瀕死の状態でパルーンを倒し、吹き飛ばされた後に他のモンスターから攻撃を食らって TRY AGAIN、ということを常に控えておくべき。 後ろが滑る床、何か仕掛けのある床、といった場合はなおさらです。 マジックカードで倒した時は吹き飛ばされません。 キラービー 略称:蜂(はち)はえ HP:11 成長目安:13 初出:MG1 紹介文:巨大なハチの魔物。群れをなしていないときなら怖くない。 特徴:なし 主な生息地:黄城の序盤、緑城の1Fなど たいした特徴を持っていない蜂のモンスター。 HPや攻撃力も、黄プーニャと比べ若干強化された程度なので初期状態でも十分戦える。序盤のレベル上げのためにしっかりと倒していこう。 LV0の魔法使いなどはたまに3発かかる点にだけは注意。 ちなみに、カード化すると5匹に増える(強さは変わらない)。 余談だが、MGにおいては狂気城で数多のギャンブラーを屠ってきた伏兵でもある。 HP30しかなく、狂気で25点→青ポで20回復→再度25点でピッタリTRY AGEINという寸法である。 クリッキー 略称:栗 HP:11 成長目安:13 初出:EK3 紹介文:いがぐりを持った栗のモンスター。長い棒で遠くから攻撃してくるので注意しよう! 特徴:遠距離攻撃(2マス) 主な生息地:CHROME 現状(EC3)、遠距離攻撃持ちの中では最弱。 ザッソン 略称:草(くさ) HP:11 成長目安:13 初出:MGO2 紹介文:普段は地中に埋まっているかわいいモンスター。踏みつけると襲ってくるぞ。 特徴:初期状態では地中に埋まっており、プレイヤーかモンスターが通過するとその後から地上に現れる 主な生息地:JET、STREAM、CUJAM プレイヤーやモンスターが踏みつけたりすると浮上し攻撃してくるモンスター。 逆に言えば踏みつけなければ攻撃してこない。しかし、簡単に倒せるのに対し、レベル上昇の上限はそれなりにあるため、わざと浮上させて倒すのもありだろう。初期状態で楽に倒せてレベルもあがる。用がなければ無視してさっさといくのもありである。そこは状況を見て判断しよう。 余談だが、一見1匹しかいないように見えても実は何匹も重なっていたりすることがある。その場合、1匹現れ、その場所が空いたら重なっていた分どんどん浮上する。階段の上などにいるザッソンなどはたまにそうなっていることがある。何匹出てくるかという興味本分でやってみるのも面白いかもしれない。ただ、あまり無駄に浮上させていると囲まれてしまうこともあるので注意。 モコ 略称:犬 HP:11 成長目安:13 初出:EKT 紹介文:小さいながらも責任感は人一倍。自分のテリトリーを守り抜くワン! 特徴:自身の居る部屋から出ようとしない。徘徊タイプは部屋の外周につかないように動き回る 主な生息地:WALTZ、PIANO モコが湧く城の階段部屋は犬だらけになっている可能性あり。対処策としてのMFは確実にキープしたい所。 ちなみに、部屋に入ったターンは隣接しても滅多に攻撃されないので不意討ちされる恐れはほとんどない。 モンスターダッシュ床などでムリヤリ通路に入った場合、適当な部屋へ行こうとする。 シリンガー 略称: HP:11 成長目安:13? 初出:EC3 紹介文:注射器のような見た目をしたモンスター。鋭い針で体力を吸い取ってくるぞ。 特徴:ドレインソードのように、一定確率でダメージ時HPを回復 主な生息地: EC3で追加された新モンスター。 エフェクト発生時、プレイヤーに与えたダメージに関わらずHP全回復します。 プリースト系と違って回復行動ではなく、ドレインソードのような処理なので、運が悪いと数ターンでも倒せないこともあり得る。 HP低いのでファイヤー系カードで対処しましょう。 ホッピー 略称:鳥(とり) HP:12 成長目安:18 初出:MG2 紹介文:単独では向かってこない臆病なモンスター。通路に呼び込んでから倒せ 特徴:部屋の中では単独で隣接してこない 主な生息地:RARE、GRAMPUS 、PERIDOT 部屋の中では単独で襲ってこないモンスター。 臆病というより賢いという感じにも見える。2匹以上モンスターが集まると、取り囲むように隣接してくるので注意が必要だ。 通路に逃げると追ってくるので、そこで撃破するといいだろう。HPや攻撃力もさほど高くないので初期状態でも戦えないことはない。しっかりと撃破してレベルを上げていこう。 余談だが、部屋の中の障害物を使うことでホッピーと、ほかのモンスターの同時の隣接を防ぐことが出来る場合がある。障害物がなくても新たに出現したモンスターの位置と、元からいるホッピーの位置次第では囲まれることなく、出現したモンスターを撃破し、通路に戻ることが出来る場合も存在する。そうすることで被害を最小限にとどめることが可能だ。ホッピーだけが「2匹以上モンスターが集まると向かってくる」という性質を生かし、立ち回ってみよう。絶好のポイントがあるかもしれない。囲まれる前にいろいろ試して考えながら動いてみよう。 図がないとわかりにくいので本項では省くことにする。 パックル 略称:兎(うさぎ) HP:13 成長目安:18 初出:MGO1 紹介文:ダンジョンに迷い込んでしまいそのまま居ついてしまったウサギ。好奇心旺盛で冒険者をみるとタックルしてくる。 特徴:なし 主な生息地:CITRINE、GARNET 戦士LV0なら稀に2発で倒せない可能性があります。マホなどでは案外強く感じるでしょう。 ドングリッキー 略称:団栗(どんぐり) HP:13 成長目安:18 初出:EKL 紹介文:網を持ったどんぐりのモンスター。自慢の網で冒険者を捕まえて引き寄せるぞ! 特徴:遠距離引き寄せ(2マス) 主な生息地:TANZANITE 虫採り網を装備したクリッキーで、2マス離れた距離からこちらを網で引き寄せてきます。 強さはそれほどではないものの、通路に逃げることができず集中砲火を食らう可能性もしばしば。 キラーホッピーやリリベルと並んで「こいつのためにMFを使わされる」こともあるでしょう。 タートルン 略称:亀(かめ) HP:13 成長目安:18 初出:EC2 紹介文:小さくてとても臆病なモンスター。硬い甲羅に身を隠し、武器攻撃を弾き返す。 特徴:数ターン毎にガード状態になり、直接攻撃を無効化する。 ガード中は直接攻撃を無効化しますが、数ターン待つか攻撃すればガードを解いてくれます。 仲間の遠距離、ダッシュ、地雷は有効。リスタ系が無効化する物は大体有効と思われます。 ガード中は向こうから攻撃しないので警戒するような特徴ではありませんが、転がる岩も防ぐという意外な性能が。 スケルトン 略称:骨(ほね) HP:14 成長目安:23 初出:MG1 紹介文:ガイコツの化け物。自分の体力に注意してしっかり倒していこう。 特徴:なし 主な生息地:FINE、PURE、DEAR等色々 序盤に出現する基本種系のモンスター。しっかりと撃破し、レベルを上げていこう。 青城辺りから1Fの初期配置にいる城が増えてくるので注意。 リックス 略称:箱 HP:14 成長目安:23 初出:EK2 紹介文:冒険者を驚かすのが大好きな箱形モンスター。斜めに移動できないので、うまく移動して倒そう。 特徴:斜め移動ができない 主な生息地:ONYX1F パニックなどの状態異常中や仲間として使った時は斜めに移動する。 コモール 略称:子土竜、コモ HP:14 成長目安:23 初出:EK4 紹介文:気まぐれにひょっこり顔を出す小さなモグラの子。穴掘りの腕は一人前だ! 特徴:出現時は地中を移動し、攻撃の対象とならない(マップには表示される)。ランダムで地上に現れる 主な生息地:IVORY 出てほしくない時に出てくる印象が多いですが、スケルトン級の強さなので所詮それだけ。 カードガード 略称:カード、ガード HP:14 成長目安:23 初出:EKB 紹介文:マジックカードを護衛する兵隊のおもちゃ。ダンジョン内を巡回しているよ。 特徴:アイテムの上へ移動する。 主な生息地:ROSELITE EKBで登場した変則的な動きをするモンスター。 プレイヤーと隣接していない限り、アイテムの上への移動を優先する。(アイテムの上に居る場合は不動) 不動モンスターとなるためウザいかと思いきや、アイテムの上に乗っている状態のカードガードに対してこちらから近づいた場合は初ターンは攻撃を受けないため、そんなにいやらしい敵でもない。 ただしアイテムに乗ったターンやアイテムにのっていない状態のカードガードに近づくと攻撃されるため、アイテムに移動中のカードガードはそっと見守るほうが吉。 待機型のカードガードが既にアイテムの上に乗っており、部屋に入るなどして反応させた場合、なぜかアイテムごと移動する場合がある。 ボス部屋ではわりと起こる現象である。 なお、ガーディアンであってもアイテムへの移動を優先するため、階段上に配備されても部屋にアイテムがあれば猫まっしぐらでいなくなる。 キラーホッピー 略称:紫鳥(むらさきどり)、キラホ HP:15 成長目安:28 初出:MG3 紹介文:1マス離れたところからでも襲ってくるズル賢いホッピー。かなりやっかいだ。 特徴:遠距離攻撃(2マス)。部屋の中では単独で隣接してこない 主な生息地:SQUALL、CITRINE 部屋の中では単独で襲ってこないモンスター、ホッピーの強化版。 単独では向かってこないホッピーの嫌な特徴はそのままに、1マス隔てたポイントから自分は近づかないで飛び跳ねて攻撃してくるずる賢い特徴も加わっている。HPや攻撃力などは、たいして変わらないのだが、取り囲まれると無傷で通路に戻ることがホッピー以上に困難になる。見かけたら群れて来る前にさっさと倒しておいた方が賢明といえるだろう。例によって通路に戻って確実に撃破だ。 こちらから近づいて倒すようなことになってしまった場合、アイテムにファイアーや、単体の状態変化系があるのなら逆に使ってしまった方がHP節約にも役立つことが多い。通路から離れた部屋の端っこに落ちているアイテムを拾いに行くときは、常に通路に目を光らせておこう。 敵の視界が広い城だと急激に手強くなる。その場合、通路の出口の角を挟んだ所で待ち構えるように。 サキュバス 略称:サキ、女(おんな)、夢魔(むま) HP:15 成長目安:28 初出:MG3 紹介文:フロアを飛び回っているセクシーなモンスター。落ち着いて倒そう。 特徴:フロア内ワープ 主な生息地:MARBLE、CHEEK、CASTANETS フロアの部屋から部屋へ飛び回るセクシーなモンスター。セクシーと言うにはちょっと小さいか HP、攻撃力自体はそこまで怖くないだろう。レベルさえある程度上がっていれば問題ないと言える。 このモンスターの特徴ともいえる「ワープ」は、プレイヤーと隣接していないとき、なおかつ部屋の中で行う。そのため、2匹のサキュバスに囲まれたとき、その状態で部屋の端っこまで逃げるとワープしていなくなることもある。上手く使えば囲まれた状況から逃げられることもあるのでいろいろ試してみよう。 サキュバスのワープ行為は、ガーディアン時にも行っているようで、ガーディアン戦でも隣接していなければ飛んでいってしまう。 サキュバスGと戦いたくないときはあえて逃げてみるのもいいかもしれないが、逆に他の敵と戦っている時にサキュバスに乱入される場合も… 黄城オーブの早回しとして有名なCHEEKでは全階層に初期配置としている(加えて成長難)ため、どれだけ対処できるかがカギとなる。 なお、LVは35なので入った直後は強敵表示が付く。 余談だが、BUSY城など「アンデッド系のモンスターが多い城」でもなぜか登場する。どう見てもアンデッドではなさそうなのに。 スターバグ 略称:星、虫 HP:16 成長目安:28 初出:EK3 紹介文:テントウムシ型のメカ。冒険者を触角センサーで感知し、ブースターで体当たりしてくるぞ。 特徴:なし 主な生息地:脱出、CHROME 異様に硬いので、ケムンパと思ってかかった方が無難。戦士10LVぐらいでは十分3発かかるぐらい硬いです。 リリベル 略称:蔦(つた) HP:16 成長目安:28 初出:EKT 紹介文:森の中で出会ったのは悪戯が大好きな妖精。伸びるツタに捕われたらもう逃げられない! 特徴:徘徊タイプのリリベルに隣接した場合、移動が出来なくなる。そのリリベルを倒すか状態異常にかけるなどの手段で脱出可能 主な生息地:IOLITE1F、HUMMING 捕まった後、リリベルを倒さずに逃げる手段はダッシュやテレポなど、ごく一部のアイテムカードのみ。 MFで焼き払うのが最も手っ取り早いので、彼女の居るフロアではきっちり用意しておきたい所。 ちなみに、モンスターバインドに捕まってる間は捕獲してこない。 また、バルチャー等に引き離された時も束縛が解除される。 ケムンパ 略称:煙(けむり) HP:17 成長目安:33 初出:MG1 紹介文:モクモクした体でしつこく襲ってくる。ファイア攻撃が有効だ。 特徴:なし 主な生息地:OPAL、SMOKYなど色々 序盤に出現する基本種系のモンスター。 HP、攻撃力などこれといって特筆する特徴は持っていない。 入った当初では2確はまず無理なため、ファイアーがあるのなら使って撃破する方が得策である。 ちなみに、敵がケムンパしか出てこないSMOKYという城がある。 スピット 略称:スピ、火(ひ)、炎(ほのお) HP:1 成長目安:? 初出:MGO1 紹介文:攻撃すると分裂する不思議な火の玉。通路で戦わないと囲まれてしまうぞ。 特徴:攻撃するとスピット(小)に分裂 主な生息地:METAL、QUARTZ、OBOE4F 攻撃すると2匹の小さなスピットに分裂するという特異な特徴を持ったモンスター。 どんなにレベルが高い状態でも一撃では倒すことが出来ず、必ずダメージを1回分はうけてしまう。また、部屋の中で攻撃すると分裂し囲まれることになる。 ファイアーなどで分裂させてもプレイヤーと隣接していなければまた結合し、元にもどる。嫌な特徴が多く、確実にプレイヤーの体力を削る、まさに凶悪なモンスターである。 ひとまず通路に戻り、分裂した時に囲まれるのを防いだ方が得策。分裂後のスピットはスピット(大)よりも攻撃力が低く、HPも同ランクのモンスターと比べると低いため1確になりやすい。 しかし、分裂させたあとはスピット(小)が反撃してくるためダメージは避けられない。どうしても戦いたくない時は眠らせてしまうのも有効だ。アイテムと相談して行動するといいだろう。 余談として、仲間モンスターがスピットに攻撃し分裂させたあとはなぜか反撃してこない。仲間モンスターを連れているときは、スピットを隣接させて、わざと空振りさせ、仲間モンスターを先に攻撃させるのも一つのテクニックである。分裂したスピットは周りを囲むだけで反撃してこないため、あとは分裂したスピットを仲間モンスターと一緒に倒すだけである。分裂後はHPが低いためさっくり倒すことが出来るはずだ。 他にはポイズンでも同じ事が可能。M毒で大スピットを分裂→MFで小スピットを一掃、とすると気分良くスピットの群れを撃破出来ます。 小ネタとして、周りに空きがないと分裂せずに(小)になる。 反撃は喰らうが数は増えないので、隣接敵がいたら通路に2歩移動してスピットが前になるようにおびき寄せてから攻撃する方法もある。 小スピットでも1確にできない序盤では役に立つテクニックである。 スピット(小) 略称:小スピ HP:15 成長目安:33 初出:MGO2 紹介文:分裂したスピット。一匹一匹は体力も少ないが、部屋で分裂させるととにかく厄介! 特徴:攻撃をしないで2体が隣接すると、結合してスピットになる 主な生息地:METAL、OBOE4F プレイヤーに攻撃を加えられるうちは、そのミニスピットは結合に参加しません。 ミニスピットを2匹以上放置するとまた大スピットが生まれる可能性があるので、その場できちんと掃除したい所。 カニン 略称:蟹(かに) HP:17 成長目安:33 初出:EK1 紹介文:壁際を移動するカニのモンスター。壁から離れないけど近づくと攻撃されるよ。 特徴:壁に沿って移動する。起きてる場合は必ず徘徊タイプで出現 主な生息地:SLOTH、GARNET 壁際を移動するカニのモンスター。 壁際を移動するため、やり過ごそうと思えば簡単にできる。戦いたくない、もしくは戦う必要のないときは無難に隣接を避けよう。ただ、あまり見逃していると通路で挟まれたりする。レベルが上がるのなら倒しておいた方が良いだろう。 カニンは堅そうな印象があるが、そこまでHPは高くないため倒そうと思えば簡単に倒すことができる。初期の状態では2確は無理なため、ファイアーを打ち込んで撃破するか、見逃しておくか。そこはアイテムと相談して判断しよう。 侍の連斬り補正の餌食にしやすい敵。 マジックハット 略称:帽子、ハット HP:18 成長目安:33 初出:EK4 紹介文:手品が得意な帽子モンスター。位置を入れ替えられてしまうぞ! 特徴:攻撃と同時にプレイヤーとの場所を入れ替える 主な生息地:SPINEL1F ダメージを受けた後、どんな状態になるか予測しづらい相手。逆にハットだけがわんさと来ても案外なんとかなる事も。 部屋に多数の敵→通路に戻って戦闘、とする際のこいつは要警戒。多数の敵がいる部屋に引きずり込まれます。 2歩下がって入れ替えられても通路に居られるようにすること。 入れ替えられた時は移動先のカードや階段に反応し、氷床はそのまま終点まで滑ってしまう。 ポレン 略称:花粉 HP:17 成長目安:33 初出:EC2 紹介文:両手の鎌が特徴的な花のモンスター。倒すと花粉を撒き散らし、周りの敵を眠らせるぞ! 特徴:通常攻撃で倒すと周囲8マスのモンスターが眠る(G、リスタ系には無効) 倒すと隣接していた敵を眠らせてくれる。 ただしファイアーなど攻撃魔法で倒すと効果が発動しないので注意。この辺の仕様はマインに似ていますが、ポレン同士で「誘爆」はせず眠るだけです。 プリースト(青) 略称:青プリ、青プ HP:19 成長目安:38 初出:MG2 紹介文:カンテラ片手にダンジョンをうろつく司祭。体力を回復する能力を持っているぞ! 特徴:時々自身のHPを回復する 主な生息地:ONYX1F、MARBLE 体力回復の能力を備えているが自分の体力回復しか行えない為、2発で倒せるならそこまで恐れるモンスターではない。ただし撃破にもたついていると他のモンスターに挟まれる危険性があるので注意。 ファイアーでも倒せるので手持ちに単発ファイアー等があれば使っていこう。 戦士だと大体LV20程あると2確に倒せるようになってくるので、これよりレベルが低いならファイアー等の攻撃カードを使うとポーションの温存ができ楽になる。 ただし攻撃力の低い職だと相手しづらい(マホの場合、LV30でも3発かかる可能性が十分ある)。 余談だが、カード化すると赤プリになるため、クリエイトで出現枠として指定できない。 ポルタ 略称:ポル、幽 HP:20 成長目安:38 初出:EK2 紹介文:恥ずかしがり屋のオバケの子。近寄らないと姿を現さない、こっそり隠れているから注意してね! 特徴:3マス以上先では透明。マップにも表示されないが、サーチ状態ならマップに表示される 主な生息地:SPINEL2F 一番引っ掛かりやすいのは次の部屋に向かう時。最短なら3ターンで背後からポルタが来てしまうので、この場合は通路で2匹ほど敵と出会うと追いつかれます。 しかしどれだけ警戒してもサーチ以外にまともな対処法は無いので、囲まれた際の対抗策となるカードは持っておきましょう。 カブー 略称:株(かぶ)、木(き) HP:20 成長目安:38 初出:MGO2 紹介文:切り株から生まれたモンスター。なんか違うゲームでも出ていたような・・・。 特徴:なし 主な生息地:OPAL 愛嬌もある切り株モンスター。 攻撃力はケムンパとほとんど変わりないようだが、HPがケムンパと比べ若干高い。ケムンパの2確が安定しないレベルだと堅く感じる時もあるだろう。HPが20なのでファイアーを使うと一撃で撃破出来るギリギリの範囲内。そのため、集団で現れてもマルチファイアーで一掃してしまうことも可能だ。 ちなみに説明文後半の『違うゲーム』とは同社のメダルゲーム「ギガドレイク」。 ゲーム内容はバトルスロットにモンスター育成要素を加えたような感じだったと思う… オニセンボン 略称:針、鬼(おに)、フグ HP:20 成長目安:38 初出:EKT 紹介文:一歩ごとに針を出したりしまったり。針をまとった状態と戦うのはとっても危険! 特徴:徘徊中は1ターンごとに攻撃力大(針がある)・攻撃力小(針が無い)を行き来する。状態異常中の他、移動したのに形態が変化しない場合がある(条件不明) 主な生息地:HARP2F 針が出ている時は戦いたくない相手。針が無い時はカモ同然ですが、通路での不意打ち強打は侮れないダメージを受ける場合も。 針が出ていてもあと一撃で倒せるなら、そのまま攻撃してターンを節約しましょう。 寝ているオニセンボンはその状態を維持するので、針が出ていないものはLVに応じて倒してレベルを貰っておきましょう。 針が出てる方は一発で倒せない限り無視。 モンスター正体不明の城では針が出ているかどうか判らないので非常に危険。 上位種の九尾狐も同様なので注意。 サボテーン 略称:サボ・仙人掌 HP:19 成長目安:38? 初出:EC3 紹介文:陽気なサボテンが自我に目覚めたモンスター。直接攻撃すると針が刺さってしまうので注意! 特徴:通常攻撃すると固定ダメージ5を反射(受ける) 主な生息地: どんなに高いダメージや低いダメージだろうが、通常攻撃すると5ダメージを反射してくるEC3の新モンスター。 反射ダメージは仲間モンスターには無効。 ブレードビーストと同様、ラックシールドとラフタリアのハイドミラージュは発動時反射ダメージを無効化できる。 HPは低いので、同期のシリンガーと同じようにファイヤー系カードで対処しましょう。 ゴブリン 略称:ゴブ、ゴブ男 HP:21 成長目安:43 初出:MG1 紹介文:強力な剣と頑丈な体が特徴。序盤で出てくる強敵だ。 特徴:なし 主な生息地:AMETHYST等色々 指し示すとおり、序盤の強敵ともいえるモンスター。 HPや攻撃力が高めのため、あまりにレベルが上がっていない状態で出会ってしまうと3確、4確と大きなダメージを受けてしまう。また、魔法使い以外はファイアーでは一撃で倒すことができないため、マルチファイアーを持っている状態でも囲まれると危険だ。 HPが21のため、ファイアーを撃っておくと必ず1撃で撃破が可能だ。部屋にたくさんゴブリンがいる状態でマルチファイアーを使い、通路に逃げて1匹ずつとどめをさすという戦法は有効といえるだろう。ファイアーを持っている状態なら、1マス離れている状態の時に使っておき、近づいてきたゴブリンにとどめをさすという戦法も有効だ。いつもファイアーを使わずにいるプレイヤーにはスキル上昇のポイントになるため、意識して使ってみるといいだろう。応用が利くので慣れればポーションの節約にも役立ち、生存率が上がるだろう。 バルチャー 略称:鷹(たか)、バル HP:22 成長目安:43 初出:MGO1 紹介文:羽を広げて襲いかかる怪鳥。攻撃されると吹き飛ばされるぞ。 特徴:攻撃と同時にプレイヤーを1マス吹き飛ばす。バリアなどでダメージを無効化しても吹き飛ぶ 主な生息地:MANTIS、SOUL ホッピーと比べ大型の鳥モンスター。どことなく顔つきはニワトリに近い。 HP、攻撃力はゴブリンとさほど変わりないぐらいなのだが、特徴として攻撃を受けると同時に1マスはじき飛ばされてしまう。その後、バルチャーが近づいてくるのに1ターン必要なことなどから、モンスターにとっては時間稼ぎ、という感じにも見て取れる。20回攻撃を受けると20ターンも時間をかけることになり、そのあいだ、燃える床の城では燃える床が増えたり、強敵度の高い敵が現れたりとこのゲームにおいては見えないところで厄介になってしまうこともある。 特にバーサーカーは、一マス飛ばされると反撃が出来ない為、序盤の天敵とも呼べるだろう。ゴブリンよりタフなうえに厄介な能力付きという、よく考えるとちょっと理不尽な存在。 はじき飛ばしてくるため、自分から近づくと意味もなくダメージを受けることになる。はじき飛ばされるのが嫌だからとわざわざ壁に隣接する手間などで囲まれてしまうおそれもあるため、このはじき飛ばし攻撃を逆利用してしまおう。例えば、はじき飛ばされた時に、ポーションなどで回復させ1ターン分の動きをあえて利用し、近づかせる。こういった動きをとるだけで1ターン分の不利を限りなく0にすることが可能だ。1回攻撃はしてみたが、とてもあと1回で倒せそうにない。こんな時はファイアーを打ち込んで撃破する手もあるだろう。壁際にいるのならばあえて移動せず、アイテムカードに使えるものがあるのならば使い近づかせる。こういった動きをマスターすると、敵にであう確率が間接的に減っていくことになるだろう。 余談だが、実はこのはじき飛ばし攻撃。囲まれていたら便利なこともある。これを利用することで囲まれていた状態から脱出するテクニック、および、間接的に1対1にして戦うテクニックが存在する。通路に戻ることが出来ない状態で囲まれた時は、壁に背を向けて戦うということの方が不利かもしれない。そこはよく考えてから動いてみよう。 また、スピードアップと絡めることで不動敵である巨大モンスターの攻撃を喰らわずにダメージを与える事ができる。もちろん、バルチャーの攻撃は喰らうが、巨大モンスターに比べれば微々たる量なので必要経費と割り切ろう。 同様に、DRUM(EKTの3ボス)でミニマムをかければ解除されない限り(弾き飛ばし→ダッシュ床による体当たりで)低出費でボスを倒すことができる。 キャンドロ 略称:キャン、蝋燭(ロウソク) HP:22 成長目安:43 初出:EK3 紹介文:魂を宿したろうそく。周囲を明るく照らしてくれる。 特徴:視界外の暗い部分でも、自身と周囲1マスの敵などが見える 主な生息地:CHROME 事実上のお助けモンスター。照らされる範囲は『見える範囲』ではないのでマルチ系の範囲にはカウントされません。 キングダム大戦にGとして置くと挑戦者は助かるんじゃないかな?という考え方もありますし、実際に助かる場面もあります。 しかしキャンドロGは弱くは無いので意外に痛いダメージを受けてしまいます。 ピョンガルー 略称:ピョン HP:22 成長目安:43 初出:EC 紹介文:自慢のジャンプで追いかけてくる傭兵カンガルー。キックも痛いぞ! 特徴:スキップ移動(2マス)する。 いっつもスキップ移動をする訳ではなく、プレーヤーとの直線距離が一マスしかない時は普通の移動をします。 このモンスターの厄介な所は、斜め移動をしながら逃げようとすると、たとえ一歩で隣接するの距離でも斜めに飛んできて真横に来る習性があるので、モンスターを引き連れての立ち回る時はくれぐれも気をつけて。 ベビードラゴン 略称:ベビドラ、子竜(こりゅう) HP:23 成長目安:48 初出:MG2 紹介文:成長前のドラゴンなのでそれほど怖くはない。離れていても炎を吐くので注意。 特徴:遠距離攻撃(2マス) 主な生息地:MANTIS、PURE ドラゴンタイプの最弱モンスター。 最弱のドラゴンといっても一応、炎も吐く。が、ベビーなためか有効範囲は通常の遠距離攻撃(5マス)と比べ、2マスまでしか届かない。遠距離攻撃の感覚はキラーホッピーと同じと見てもいいだろう。 ベビードラゴンから離れているのならば、ファイアーを使い近づかせて倒すという手も使えなくはないだろう。あいだに障害物を挟む形にすれば遠距離攻撃は受けずにファイアーを使うことが出来る。だが、ゴブリンが2確で倒せるというレベルならば近づかせて倒す方が手っ取り早いかもしれない。 あまり攻略とは関係のない話だが、ベビードラゴンは成長するとキングドラゴンになるのではないかと考えられる。翼がドラゴンやリスタドラゴンにはないため、翼もあるドラゴン、すなわちキングドラゴンの子供、という風に考えられる。余談の中の余談として(笑) 余談として、GBA2では人語もしゃべるマスコット的存在でもある。 スピアント 略称:蟻、槍蟻 HP:23 成長目安:48 初出:EK1 紹介文:兵隊アリ。仲間を見つけると連結して集団で近寄ってくる。長蛇の列になるとやっかいだぞ。 特徴:複数隣接すると隊列を組み攻撃力UP。3匹以上連結していると先頭の槍が巨大化する(列が長くなるとその長さに応じて攻撃力が上がる) 主な生息地:PICCOLO5F、BARYTON2F 同族がいると一列に連結してこちらに向かってくる。長蛇の列になると、とてもやっかい。 スピア系があれば楽勝なのだが…。 ただしスピアントは列を組んでいると一体ずつしかプレイヤーに向かってこない特性もある。 そのため部屋内でスピアントが大量に向かってきている場合、本来は危ない状況ではあるが、仲間モンスターがいれば無傷で蟻の大群を全滅させる事ができるのでこの特性を覚えておくと役に立つ時も来るかもしれない。 ゆきわらし 略称:雪 HP:24 成長目安:48 初出:EK4 紹介文:氷の国からきた妖怪の子。地面を凍らせていたずらするのが大好き! 特徴:通過した床が10ターンの間凍った床になる 主な生息地:IOLITE2F 通路でも生成した滑る床は見えるので、ちゃんと凝視しておくと不意討ちを避けられる場合も多々。 警戒する時はダッシュせずにじっくり進みましょう。 ギアコプター 略称:歯、ギア HP:24 成長目安:48 初出:EKT 紹介文:ダンジョン内を監視する飛行型警備ロボット。侵入者を発見すると排除にかかる! 特徴:なし 主な生息地:IOLITE5F ベビードラゴンよりも攻撃魔法の的にはしやすいので、しっかりFの餌食にするのが理想。 隣接戦闘は結構強いです。 リスタプーニャ 略称:リスプ HP:23 成長目安:48 初出:EKL 紹介文:プーニャだからといって油断はできないぞ!光るバリアであらゆる魔法攻撃を無効化してしまう。 特徴:マジックカード・ピエロ波動・地雷・ダッシュによる攻撃無効(ウルトラ系を除く) 主な生息地:TANZANITE 文字通り、マジックカードによる攻撃を無効化するプーニャ。プーニャというよりもむしろリスタールの下位種と見る 方が正解でしょう。 直接攻撃だけで捌けるのが理想ですが、場合によってはスピードアップ、テレポート、コンボなど「自分を助ける」カー ドが必要になることを忘れずに。 1 【特殊&成長目安0-48(子竜)】←いまここ 2 【成長目安53-93(竜)】 3 【成長目安98-143(竜王)】 コメント ページ作成感謝。一部加筆をしましたが、このままではページがあまりに縦に長過ぎるように思います。なのでページそのものを3か4つに区切るといいかも知れません。 -- 名無しさん (2013-04-25 22 03 43) ページを作成した者です。反応が遅くなりすみません。多くの加筆・編集大変ありがとうございます!頑張ってページを作ってよかったです。ページ分割については賛成です。実は私もページを作った時点で長いと思っており、それでも様子見でまずは1ページで作ってみましたが、大丈夫そうなのでとりあえず3分割しようかなと思っています。 -- 名無しさん (2013-05-05 02 47 54) 特に問題がなければ、明日5/5深夜1時(5/6午前1時)頃から分割作業を開始しようと思います。編集がかぶると色々と面倒なことになるので、すみませんが他の皆様はその付近の時間帯はこのページの編集を控えて頂けると助かります。 「その時間帯は困る」など、何かご意見がありましたらすみませんが作業開始までにこのページにコメントして下さい。 -- 名無しさん (2013-05-05 02 48 38) 1時間遅れましたが特に問題もないようなのでそれでは分割作業を始めたいと思います。作業が終わったらまたここにコメントしますので、それまでこのページの編集はお控え願います。 -- 名無しさん (2013-05-06 02 04 12) 無事分割作業完了しました。もうページ編集しても大丈夫です。 -- 名無しさん (2013-05-06 04 06 35) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dq10_dictionary/pages/157.html
フィールドやダンジョンを歩いていると襲ってくる存在。 旧作ではランダムエンカウント方式であったが、 最近の作品ではシンボルエンカウントを用いられる事が増えてきた。 ボスモンスターは、既存のモンスターの色違い(特殊な配色や装飾をしていることが多い)もしくはオリジナルの種族が登場している。 なお、公式からのモンスターのドロップ率や弱点といったモンスターデータは原則非公開としている。 そのため、強化も弱体化もされてない呪文・特技がモンスターのバランス再調整によって弱体化したと感じる事もある。 有志達の研究によって公開しているモンスターデータはあくまで推測データという事を頭に入れておこう。 またボスモンスターを閲覧する際は、ネタバレを含む可能性があるので、 ネタバレが嫌いな方は注意しておきたい。 ピラミッドに出現する魔物は【ピラミッドの秘宝】項を参照。 なお、前作DQIXと同じく本作に登場するモンスターはDQI~Vに一度だけ登場し、その後ぱったり登場しなくなったモンスターの再登場が多い。しかし、初出の頃よりも大幅に強化されている敵が多く、舐めてかかると大ダメージを受けることも多い。(トルネコシリーズや8のスピリットボールなどが良い例) ※青字は2ndで追加されたもの。 DQI メトロゴースト、ヘルゴースト、よろいのきし、あくまのきし、しにがみのきし DQII グレムリン、ベビル、ゴールドオーク、じごくのつかい※1、デビルロード DQIII キャタピラー※1、どくイモムシ、かえんムカデ、キャットフライ、キャットバット、スカルゴン※2、バラモスゾンビ、キングヒドラ DQIV あばれこまいぬ、サブナック、フレイムドック、ひとくいサーベル、しびれだんびら、ブラッドソード、ベロベロ、プテラノドン、アイスコンドル、フライングデス、ポイズンリザード、ベビーサラマンダ、マッドルーパー、サイおとこ、ライノソルジャー、ライノスキング※3、キングレオ、やつざきアニマル、おにこんぼう、バルザック※4ギガデーモン、つかいま DQV おばけキャンドル、ともしびこぞう、さんぞくウルフ、シードッグ、ホースデビル、バルバロッサ、メッサーラ、デンタザウルス、サウルスロード、バザックス、レッドイーター、ブルーイーター、ガルバ、ゴルバ、ゴールデンゴーレム、セルゲイナス ※1 3DS版DQVIIのトクベツな石版で再登場したが、発売はDQXの方が先である為あえて記載する。 ※2 DQVに登場したのはスカル『 ド 』ン。 ※3 DQVIIに登場したのは『 ライノキング 』。 ※4 オフライン限定。姿は「バルザック+」のおにこんぼう系統。 文字順で検索する あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 その他 系統 【あくま系】 【エレメント系】 【怪人系】 【けもの系】 【植物系】 【スライム系】 【ゾンビ系】 【鳥系】 【ドラゴン系】 【物質系】 【マシン系】 【水系】 【虫系】 【???系】
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/12190.html
魔弾マジカル・ギフト P 自然 5 呪文:ナイト ■KM-このターン次に召喚する自分の進化クリーチャーを召喚するコストを5少なくしてもよい。ただしコストはそのクリーチャーの持つ文明の数以下にはならない。 ■ナイト・マジック(バトルゾーンに自分のナイトがあれば、この呪文のKM能力をもう一度使ってもよい) 作者:神風弐千 収録 DMTT-07 「騎士達の夜」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/arunau32167/pages/291.html
マジカルモンスターズ HP:http //www.famitsu.com/freegame/other/0050.html +スクリーンショット ゲーム内容の説明 関連作品 マジカルモンスターズ2 登録タグ 2D格闘ツクール95(フリーウェア) 最終更新日時 2011-08-16 20 44 45 (Tue)
https://w.atwiki.jp/volto_for_dear/pages/55.html
新モンスター 新モンスターの名前が判明! 新モンスターの名前及び姿が判明!その名は「ティガレックス」!恐竜を模したような外見と小さくなった翼、太く地上でのサバイバルを生き延びるために発達したかのような腕と脚。古龍なのか、飛竜なのかはたまた別の何かなのか? 今後どのような情報が出されるのか期待! ここで発見! これからも情報が入るだろうから、見ていて損はない!と思ってますw 更に村の様子などもちらほらと・・・・。早く発売日が発表になってほしい!!
https://w.atwiki.jp/asamistie/pages/33.html
セルリアン・ヒル ウルフ 動物(アニマル) AC14 スケルトン アンデッド AC12 オーク・ウィザード オーク オーク・ウォリアー オーク・クレリック オーク・レンジャー バグベアー・バード ゴブリノイド AC12 バグベアー・ローグ クイックフット・キャット・バーグラー ヒューマン クイックフット・シーフ フィーンディッシュ・ライオン マジカル・ビースト オレンジネーム サーラン ブリガンド・コマンダー/ヒューマン ランダム・チェスト ロティガス エンシェント・チップド・ガーゴイル/モンスタラス・ヒューマノイド ランダム ガルント オーク・クレリック/オーク ランダム カーゴス オーク・ウォリアー/オーク ランダム・チェスト ツインファング ライオン・パック・リーダー(フィーンディッシュ・ライオン)/アニマル ランダム・チェスト エボニー ナイト・スコーピオン/ヴァーミン ランダム・チェスト ※ トールオーク・スタウトフィールド 農夫/ハーフリング タングルルート・ゴージ ウルフ 動物(アニマル) AC14 スモール・ブラウン・スパイダー ヴァーミン ブラウン・スパイダー AC14 ブラック・ウィドウ ミディアム・モンストラス・スコーピオン ラージ・モンストラス・スコーピオン AC17 バグベアー ゴブリノイド バグベアー・アサシン バグベアー・ウォリアー ホブゴブリン・インフィルトレーター ホブゴブリン・ガード ホブゴブリン・クレリック オーガ ジャイアント ウォーグ マジカル・ビースト AC14 トログロダイト レプティリアン AC15 トログロダイト・シャーマン AC 15~19 オレンジネーム クラマー ザ・スレイヤー・オブ・ハンター/マジカル・ビースト ランダム シルクウィーブ スパイダー・クイーン/ヴァーミン AC23 ランダム・チェスト ヴェールスティング フェンディッシュ・スコーピオン/マジカル・ビースト ランダム・チェスト ザサック トログロダイト・ヒーロー/レプティリアン ジャラク バグベアー・マスター・アサシン/ゴブリノイド ガージャ コマンダー・オブ・スプリンター・スカル/ゴブリノイド ※ ジャナ ロスト・バーメイド/ヒューマン スリー・バレル・コーヴ オーガ ジャイアント ヒューマン・パイレーツ ヒューマン ファイアー・ケーヴ ストーン・ラン・レッド ヘル・ハウンド イビル・アウトサイダー グレイ・ウーズ ウーズ オーガ ジャイアント ブラッド・オブ・フレイム ヘル・ハウンド イビル・アウトサイダー グレイ・ウーズ ウーズ ファイアー・メフィット ファイアー・アウトサイダー グレーター・ファイアー・メフィット ラージ・ファイアー・エレメンタル ファイアー・エレメンタル スカウンダレルス・ラン レッドネーム ボス・カルジャ ミノタウロス・バーサーカー/モンストラス・ヒューマノイド ソロウダスク島 スペクター アンデッド ワイト ワイト・プリースト アーマード・ワイト ヘル・ハウンド イビル・アウトサイダー ブラウン・スパイダー ヴァーミン ブラック・ウィドウ ダークファング・スパイダー ナイト・スコーピオン ラージ・モンストラス・スコーピオン オーガ ジャイアント オーガ・シャーマン オーガ・リーダー トロル トロル・シャーマン トロル・チーフテン ウォリアー・オブ・ザ・シックス ヒューマン カルティスト・オブ・ザ・シックス オレンジネーム クルマー オーガ・コマンダー/ジャイアント ランダム バークサー オーガ・コマンダー/ジャイアント ランダム(オーガ・レアー) ティアゴン ヘル・ハウンド・ヘラルド/イビル・アウトサイダー ランダム(ヘル・ハウンド・レアー) ラース スコーピオン・キング/ヴァーミン ランダム(スコーピオンの巣) ヌーザー トロル・ガイド/ジャイアント ランダム(トロルの神殿) クレーメン トロル・チーフテン/ジャイアント ランダム(トロル・レアー) ファーレー トロル・チーフテン/ジャイアント ランダム(トロル・ダンジョン) サノリン トーメンテッド・スペクター/アンデッド ランダム (ワイト・レアー前) サーテ ワイト・プリースト/アンデッド (ワイト・レアー) グレイムーン・ウェーニング オレンジネーム ダークスティング ナイト・スコーピオン/ヴァーミン ランダム・チェスト ウェスタン・エクスカヴェーション セキュアー・ジ・エリア オレンジネーム ゼルナス アイス・フレンザー/イビル・アウトサイダー チェスト アバンダンド・エクスカヴェーション ゲート・チャンバー オレンジネーム シャーマン・テルジロット ジャイアント チーフテン・バーグスリム ジャイアント/ファイアー・ジャイアント アタラクシア・ヘイヴン ワイルド・ハイエナ 動物(アニマル) アイランド・スコーピオン ヴァーミン フェラル・レイザー・キャット マジカル・ビースト レイザー・キャット ワイルドマン モンストラス・ヒューマノイド ワイルドマン・ハンター ワイルドマン・ディガー ワイルドマン・スラル ワイルドマン・ミスティック ワイルドマン・チーフ オレンジネーム ゴレグラ ワイルド・ハイエナ・パック・リーダー/動物(アニマル) ヘルガット ブラッドサースティー・ダークファング・スパイダー/ヴァーミン ベストーレ アブオリジナル・ラスト・モンスター/アベレーション 再生 ラージ・ラスト・モンスター アベレーション アダマンティン・ディフェンダー コンストラクト ドゥエルガル・マイナー ドワーフ ドゥエルガル・サーヴェイヤー ドゥエルガル・スカウト オレンジネーム オーバーシアー・ニフニン ドゥエルガル・サーヴェイヤー/ドワーフ オーバーシアー・へギア ドゥエルガル・サーヴェイヤー/ドワーフ スカウル ヒュージ・ラスト・モンスター/アベレーション オーバーシアー・ドルーカ ドゥエルガル・サーヴェイヤー/ドワーフ デトツリス ラージ・アース・エレメンタル/エレメンタル レッドネーム フォアマン・タンレル ドゥエルガル・?/ドワーフ レストレス諸島 チャッタード・サクリファイス アンデッド ルーンタスク・ファイター ジャイアント ルーンタスク・チャンピオン ルーンタスク・オーバーシアー ルーンタスク・メイジ トロル・キャプティヴ ウォーグ・センチネル マジカル・ビースト オレンジネーム バーン・ザ・ソウル スペクター/アンデッド チェスト ルーンタスク・コマンダー ルーンタスク・ファイター/ジャイアント ブリング・ゴーラ・ファン・ヘッド オレンジネーム タコ・ザ・キラー オーガ タスクマスター・タアラム オーガ ウルケシク・ザ・シアー オーガ
https://w.atwiki.jp/orekabattle/pages/297.html
モンスター一覧(第2章) 表注 モンスター一覧(第2章) カードNo. 属性 クラス モンスター名 入手条件 OB02-001 土 ☆ ツブレプチトマト 合 OB02-002 土 ☆ ケロゴン ア OB02-003 風 ☆ バクチガエル 対 OB02-004 土 ☆ サソーピ 対 OB02-005 土 ☆☆☆☆ サソーピオン ア OB02-006 土 ☆ ベージ 対 / B OB02-007 土 ☆☆☆☆ 古神兵サルベージ ア+合 OB02-008 土 ☆ 岩竜のタマゴ B OB02-009 土 ☆ ロック C OB02-010 土 ☆☆ ロックドン C OB02-011 土 ☆☆☆ ロックドラン C OB02-012 土 ☆☆☆☆ 岩竜ロックドラゴン C OB02-013 火 ☆☆ スライム・フレア 合 OB02-014 土 ☆☆ スライム・アース 合 OB02-015 水 ☆☆ ジャンヌ 対 OB02-016 土 ☆☆ 銃士ダルタ 対 OB02-017 土 ☆☆ 魔銃士ダルタ ア OB02-018 土 ☆☆☆ 幻銃士ダルタン C OB02-019 土 ☆☆☆ 魔幻銃士ダルタン C OB02-020 土 ☆☆ マミー 対 OB02-021 土 ☆☆ 神官イムー ア OB02-022 土 ☆☆☆ イムホテプ C OB02-023 土 ☆☆☆ 大神官イムホテプ ア OB02-024 風 ☆☆ サンダル 合 OB02-025 風 ☆☆ メタトロ 合 OB02-026 水 ☆☆ タガメ ア OB02-027 水 ☆☆☆ 狂将タガメ ア OB02-028 土 ☆☆☆ スフク・ナイル ア OB02-029 土 ☆☆☆ 砂獣ヌエ ア OB02-030 土 ☆☆☆ アヌビス 対 / 合 OB02-031 火 ☆☆☆ ルシフ ア OB02-032 火 ☆☆☆ 赤魔導ミミ 合 OB02-033 水 ☆☆☆ 青魔導シシ 合 OB02-034 火 ☆☆☆ 獄卒ゴズ 対 OB02-035 風 ☆☆☆ 獄卒メズ 対 OB02-036 土 ☆☆☆ ファヴニ ア OB02-037 土 ☆☆☆☆ 暗黒竜ファヴニール C OB02-038 火 ☆☆☆☆ 魔人イフリート B OB02-039 風 ☆☆☆☆ ロック鳥ルフ ア OB02-040 土 ☆☆☆☆ 魔王サッカーラ B OB02-041 土 ☆ 竜のズコツ 対 / B OB02-042 土 ☆ ボーン C OB02-043 土 ☆☆ ボーンド C OB02-044 土 ☆☆☆ ボーンドラゴ C OB02-045 土 ☆☆☆☆ スカルボーンドラゴン ア OB02-046 水 ☆☆☆ 英雄ジャンヌ ア OB02-047 水 ☆☆☆ ミカエ ア OB02-048 風 ☆☆☆☆ 魔人ジン B OB02-049 土 ☆☆☆☆ 獄長牛頭馬頭 合 OB02-050 土 ☆☆☆☆ 邪神サッカーラ ア 表注 記号 カード化条件 対 通常対戦で入手 B BOSS戦やその御供で入手 合 モンスター同士の合体 C Lv10無条件クラスチェンジ ア モンスター+アイテム利用のクラスチェンジ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3459.html
「あら、ヴァッシュさん。何かやけにお疲れのようだけど」 「いやぁ、ちょっとハードな生活が続いておりまして……」 それはヴァッシュと守護騎士達との運命の邂逅から数日後の事であった。 この日、人間台風ことヴァッシュ・ザ・スタンピードは闇の書事件臨時本部へと足を運んでいた。 リビングの中央に置かれた椅子に座しながら、机の上に顔を突っ伏せるヴァッシュ。 傍目には何の変哲もないマンションの一室でありながら、その室内はオーバーテクノロジーに占領されている。 だがそんなオーバーテクノロジーの数々も今のヴァッシュからすれば見慣れたもの。 彼の世界の科学技術すら超越する機器の数々を前にして、ヴァッシュは休息に勤しんでいた。 ヴァッシュのその表情にありありと浮かぶは濃密な疲労の色。傍目からでも分かる程の疲労感がその顔から見て取れる。 「疲れてる時には甘い物よ。一杯どう?」 そんなヴァッシュに優しげな言葉を掛けるはリンディ・ハラオウン。 苦笑を浮かべながらリンディは湯呑みに注がれた薄緑色の緑茶だった物を、ヴァッシュへと差し出す。 確かにその液体は甘いだろうが……疲労の回復は到底望めそうにない。寧ろ最後のトドメを刺してくれそうだ。 ヴァッシュもその液体の危険性を察知したのだろうか、俊敏な動作で机から顔を上げると思い切り首を横に振った。 「い、いや、それは遠慮しておくよ」 「あらそう? これさえ飲めば、疲れなんて吹き飛んじゃうのに」 意識も一緒に吹き飛びそうだけどね! と突っ込みそうになるヴァッシュであったが、その言葉は何とか呑み込む。 突っ込みを引きつった笑みへと変化させ、ヴァッシュは話題を変えようと口を開けた。 「で? 今日は何の用だい?」 「いえ、少しね。先日の戦闘について情報が欲しいのよ」 そう返事を返したリンディからは、それまでの何処か抜けた雰囲気は拭い去られていた。 優しげな笑みはそのままに、だがその瞳は真剣な色に染まっていた。 そのリンディの表情と返答に、ヴァッシュの表情もまた真剣みを取り戻す。 「先日の戦闘、ね……」 「ええ。あの戦いでは本当に助けられたわ。取り逃がしたとはいえ守護騎士の一人を撃墜してくれたし、アンノウンからクロノを救ってくれた……改めて御礼を言わせて貰います。本当にありがとう」 「いえいえ、それ程でもないッスよ~。仲間なんだから助け合わないとね」 座したまま頭を下げるリンディに、ヴァッシュは小っ恥ずかしそうに手を振り、謙遜の笑顔で応えた。 だが、その笑顔とは裏腹にヴァッシュの心中は穏やかではない。 世界を救う為に、強固な決意を有するシグナムを止める為に放った苦渋の弾丸。 これが最後の銃撃―――そう思って自分は引き金を引いた筈だった。 血と争乱にまみれた一世紀半にも及ぶ人生。その締め括りとなる筈だった弾丸。 それは苦悩の末に放たれた決断の弾丸だった。 なのに、だというのに、全てをぶち壊す最悪の形で―――あの男が、ナイブズが現れた。 「それで少し聞きたいんだけど……ヴァッシュさんはあの金髪の男の事を知っているの?」 その質問が成される事を、ヴァッシュは半ば予想していた。 先日の戦闘で唐突に出現したナイブズ。管理局側からすればイレギュラーでしか無いであろう存在。 そして、自分はその謎の男と口論を交わしていたのだ。 リンディから見れば、自分はナイブズに関する唯一の情報源なのだろう。 管理局側の指揮官であるリンディならば、この質疑は当然の義務だ。 「……それは……」 だが、とヴァッシュは躊躇いを覚えずにはいられなかった。 このままナイブズの事を語ってしまって良いのか。語ってしまえばもう後戻りは出来ない。 自分とナイブズとの因縁に何ら関係ないリンディ達をも巻き込む事となる。 痕跡もなく数十人もの人間を何処かへ消し去る力、クロノを撃墜した謎の斬撃……奴の力は未だ底が知れない。 危険な、余りに危険な選択だ。 「俺の口から……奴に関する事は教えられない」 そしてヴァッシュの口から零れ落ちたのは何ら意味を持たない解答。 結局、ヴァッシュはナイブズに関する情報をリンディに告げる事が出来なかった。 怖かったのだ。自分の発言一つで仲間達がナイブズの標的と成りうる事が、怖い。 こんな自分の為に涙を流して怒ってくれたなのはが、ナイブズの標的と成りうる事が、怖い。 「……ヴァッシュさん、今は一刻を争う事態なんです。どんな些細な事でも良いから……」 「駄目だ、それだけは出来ない。奴と俺の因縁に君達を巻き込む事だけは、出来ない」 頑として拒否の意志を見せるヴァッシュに、リンディは大きな溜め息を吐き出す。 髪を掻き上げ、湯呑みから緑茶だった物体を一口啜った。 「あの男が危険だという事は私にも分かるわ。だから……だからこそ、情報が欲しいのよ。ほんの少しでも良いから、勝利への確率を上げたいの。 そうでなくては、前線に立つなのはさん達が危険に晒されるわ」 リンディの言う事はヴァッシュにも理解できた。だが、それでも首を縦には振れない。 ナイブズの残虐性を知るヴァッシュには、どうしてもその情報を教える事が出来なかった。 「大丈夫だよ。奴は、僕が抑える」 口から出たのは誤魔化しにも似た、どっちつかずの言葉であった。 その解答にリンディは眉を顰めてヴァッシュを見る。 「そんな答えで私が納得するとでも?」 「いや、その顔を見る限りじゃあ納得してるって感じじゃないね」 「当たり前です。あの男は能力も実力も未知数。幾らなんでもヴァッシュさん一人に押し付ける事は出来ないわ」 迷いの一つも見せずそう言い切ったリンディに、ヴァッシュは心の中で溜め息を吐く。 人間という種が生み出す意志の強さは誰よりも良くヴァッシュが知っている。 それが善であれ悪であれ、一度決めた事は最後まで貫き通す。 大半の人間は自身の決意など容易く捻じ曲げてしまうものだが、ほんの一握りの人間はそれとは真逆に自身の決意を決して諦めようとしない。 決意を諦め易い人間と決して諦めない人間。その二つの人種が絶妙な均衡を保ち成り立たせているのが社会というもの。 そして眼前に座る女性を含め管理局に属する人間の殆どが諦めを知らない人間だ。 「心配しなくて良い。僕の身体は人より丈夫に出来てるから」 だからヴァッシュは会話を早々に切り上げ、席を立った。 話はまだ終わっていない、と声を張り上げるリンディへと背中越しにヒラヒラと手を振り、その場から退散する。 結局の決断を下す事も出来ずに、ヴァッシュはリンディの前から逃げ出したのだ。 確固たる決意の奥底に迷いの篝火をくすぶらせながら、最良の未来を夢見て、ヴァッシュは逃亡する。 その最良の未来と最悪の未来とが殆ど紙一重の位置に存在すると気付いていながらも、ヴァッシュは最良を求め続けていた。 □ ■ □ ■ そうしての逃亡劇から数分後、高町家への帰路の途中でヴァッシュは底抜けの青に染まった空を見上げながら、深く長く息を吐いていた。 身体が重りを背負っているかのように重い。 明け方はいつも通りのトレーニング、朝から夕方は翠屋でのアルバイト、夜は夜で殆ど無理矢理に参加させてもらっている蒐集活動……とてもじゃないが、身体の休まる暇がない。 というか蒐集活動が群を抜いてハードなのだ。それこそ、化け物ばりのタフネスを持つヴァッシュが悲鳴を上げるほどに。 それ程までに強いのだ、守護騎士達の主を想う気持ちが。 その想いの強さを、ヴァッシュは文字通り身を持って知っていた。 (主の為に負ける訳にはいかない、か……) ふと脳裏に思い浮かぶは、前回の戦闘時に烈火の騎士が吐き出した執念の言葉。 四肢を撃ち貫かれ、最早戦闘の叶わない身体でありながらも、彼女は決して動きを止めようとしなかった。 芋虫のように這い蹲りながら、手離してしまった自身の得物へと近付いていった。 まさに、執念。 自分の身体よりも、自身の命よりも、烈火の騎士は主を優先したのだ。主・八神はやてを。 (命を賭けてでも、全てを敵に回してでも、救いたい人) 守護騎士達の想いを考える程、人間台風の決意はより堅牢なものへと変化していく。 彼にも居るからだ。命を賭けてでも守りたい世界が、命を賭けてでも守りたい人々が。 (ナイブズの力は異常だ。そしてナイブズは俺も知り得ない、俺の身体の秘密を知っている) 自分達がこちらの世界へと来る切っ掛けとなった、ジュネオラロックでの出来事。 奴に銃口を向けた事まではハッキリと覚えている。だが、奴の手がこちらに伸びてきたその直後から、唐突に記憶はあやふやなものになってしまう。 ただ明確に覚えているのは、世界を包み込む白色の極光。 そして、気付けば自分はこの世界に居た。 あの時、あの場所で何が起きたのか。 直前まで共にいた保険屋さん達や牧師さん、あの超異能殺人力集団は無事なのか。 考えれば考える程心配ごとは尽きず、ナイブズへの畏怖の念も大きくなる。 だが、それでも、 (止めなくちゃな―――絶対に) 実の兄弟である男が、強大な悪意と共に掲げた滅びへの道。 闇の書を利用しての人類駆逐。 あの男はこの世界でも変わらない。変わらぬ悪意で、変わらぬ信念を貫き通し、自身の道を突き進む。 なら、自分だって変わらぬ道を行く。人と人との間を歩き、人と人を繋げていき、そして奴の野望を阻止する。 ただ、それだけだ。 力の差も、自分の身体に秘められた『何か』も関係ない。 絶対に止める。全てを賭けて、守り抜いてみせる。 見れば西の空が鮮やかな朱色に染まり、世界を照らし続ける太陽が地平の彼方に落ち掛けていた。 真紅に染め上げられる世界を見詰めながら、ヴァッシュは高町家へと辿り着く。 見ず知らずのヴァッシュを快く受け入れ、そして平穏を与えてくれた、本当に優しい人々が集う暖かい家族。 守りたい、守ってみせる、絶対に失いたくない人達。 門を潜り抜け、玄関へと足を運ぶも其処は無人。家主とその妻はまだ働き先で汗を流している。 代わりに置いてあるは、二組の小さな靴。そのどちらとも、ヴァッシュは見覚えがあった。 (なのはと……フェイトも来てるのかな?) その片一方、茶色の革靴は家主の娘である高町なのはの物。 その横に並ぶように置かれた黒色の靴は、おそらくはなのはの親友である少女・フェイトの物。 フェイトが退院の許可を得たのはつい先日。主治医の話によると、前回の戦闘で負傷したリンカーコアも殆ど回復したとの事。 同時期に入院したクロノはもう少しばかりの休養が必要らしいが、フェイトに関しては戦闘行為も可能だと告げていた。 そして再びこの世界へやってきたフェイトは、本日から今まで通りの学校生活を再開。 晴れて戦線への復帰を果たしたのだ。 (う~ん、退院祝いでもやってるのかな?) よくよく考えてみればヴァッシュは、フェイトが負傷した前回の戦闘から一度も彼女と会っていない。 ナイブズと守護騎士との邂逅やら蒐集活動への逆強制参加やらで忙しく、入院中のフェイトを訪ねる事が出来なかったのだ。 今朝の登校時、なのはを訪ねてきた際にようやく顔を合わせる事が出来たのだが、一言ワビを入れるだけで終わってしまった。 やはり一度しっかりと謝っておいた方が良いか、と考えたヴァッシュはブーツを脱ぎ、階段を登っていく。 目指すは二人がいるであろうなのはの部屋。 部屋の前に着くと、二三回ほどのノックの後にドアノブを回す。 「や、いらっしゃいフェイト。入院中は悪かったね、お見舞いに行けなくて……ってアラ? 誰もいない」 ドアの先は静寂に包まれた無人の部屋。フェイトは愚か、なのはの姿すら無い。 玄関には確かに二人の靴が置いてあり、一階には人の気配はなかった。リビングにてテレビゲームやらで遊んでいるという訳でもない筈だ。 首を傾げながらヴァッシュはなのはの部屋を後にし、今度は自分の部屋へと足を運ぶ。 元は物置に使用していたものを高町家の面々が整頓し、ヴァッシュの部屋として用意したものだ。 部屋は狭く陽当たりも良いとは言えないが、ヴァッシュはその部屋を非常に気に入っていた。 ガチャリという音と共に扉を開け、お気に入りの部屋へと帰還を果たすヴァッシュ。 そして、帰還と同時にヴァッシュは動作を止めていた。 扉を開けると同時に飛び込んできたその光景に驚愕し、思わず動きを止めてしまっていたのだ。 「あ、あの、一体なにをなさっているのでしょうか、お二人さん?」 スチール製のベッドと小さな戸棚のみが置かれた簡素な部屋に、なのはとフェイトの二人はいた。いや、二人がいる事は別段大した問題ではない。 何がヴァッシュを驚愕に至らせているかというと、それは二人が取っている行動。 二人が取っているその行動とは――― (ど、土下座だ―――ッ!?) 土下座。 それは敗北のベスト・オブ・ベスト。 遠い島国で生まれた謝罪の最終進化系。 そのジャパン古来から受け継がれた伝家の宝刀を、何故か二人は現在進行形で行っていた。 (え、え、何これ、どうなってんの!?) 何がどうなってこんな事態になっているのか、皆目見当もつかないヴァッシュは、アタフタと二人を見ている事しか出来ない。 そんなヴァッシュへと頭を下げたまま、なのはが口を開く。 「お願いします! 私達に修行をつけて下さい!」 次いで、は? とヴァッシュの口が開かれる。 全く以て何を言っているのか分からない。 しゅぎょう? syu-gyou? 修行? 俺が? 誰に? なのは達に? いやいや訳が分からない。 っていうか、空飛んじゃったり、ビーム撃ったり、光る鎌出しちゃったり、自分よりあなた達の方がずっと凄い力持っていると思うんですが。 何これ、新パターンの葉っぱ掛け? 私達に師事できる位には頑張れよこの野郎とか、暗に言われちゃってるのコレ? 「お願いします! 私達……もっと強くなりたいんです!」 その言葉と共になのはとフェイトは勢い良く顔を上げ、ヴァッシュを見詰める。 なのは達の瞳は真剣そのもの。自虐的な考えが脳裏を埋め尽くしていたヴァッシュであるが、その瞳を見れば流石に二人の真意も分かる。 二人は本気だ。本気で自分に師事を頼もうとしている……何故かは分からないが。 (マ、マジですか?) その真剣な瞳を一心に集めるヴァッシュは、余りに唐突すぎる事態に言葉を発する事すら忘れ、呆然と立ち尽くしていた。 ―――そして、これは高町なのは、フェイト・ハラオウンの両名にとって大きな転回期となる出来事。 ―――天才魔導師達が更なる高みへと至る為の、大いなる一歩目となるのであった。 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3328.html
「…どうした?もう終わりなのか?」 「ブッ!ブラッドヴェイン!貴方喋れるの?!」 しかしルーテシアの質問に答えず同じ質問を投げかけると、小さく頷く。 既にルーテシアは罪を自分の過ちに気づき、これ以上戦いを続ける理由はなかった。 するとブラッドヴェインはルーテシアを睨みつけ、見下すような笑みを浮かべる。 「そうか…ならば後は勝手にやらせて貰うぞ!!」 「えっ?!」 次の瞬間、ルーテシアのリンカーコアに接続されていたレリックが胸元から姿を現し レリック出現と共にルーテシアの全身から魔力が溢れ出し、レリックを刺激してエネルギーを放出し始めた。 「はぁ!ああああああああああっ!!!」 「まさか!暴走!!」 ブラッドヴェインはルーテシアが使えなくなった事を知るや否や 召喚における精神・魔力の繋がりを利用して自分の魔力を送り込みルーテシアの魔力を強制解放、 そしてレリックを剥き出しにして魔力に晒す事で暴走させ、 更に暴走し溢れ出たエネルギーをルーテシアを介して自分自身に取り込み始めたのである。 「満ちる!俺の力が満ちていく!これならば!!」 力を増加させたブラッドヴェインは雄叫びを上げると、ルーテシアの後方に巨大な召喚魔法陣を広げ、 そこから半透明の膜上羽に強固な肉体を持ちヴォルテールとほぼ同じ大きさを誇る召喚虫を呼び出した。 白天王、ルーテシアの究極召喚で管理外世界における第一種稀少個体である。 だがその瞳には赤い血の涙のようなものを流していた、 それもそのハズ、本来では契約者であるルーテシアの呼び声のみ反応するのであるが 今回はルーテシアを媒介にしてブラッドヴェインが強制的に召喚してしまったからである。 そして他の召喚虫達にも異変が起き始めていた、先程倒壊した施設が立ち並ぶ地域から場所を移し 公園周辺でエリオと激戦を繰り広げていたガリューは急に苦しみ出し、 地面に膝を付くなり丸く身を屈めると体のほぼ全ての武装を解放、その後に立ち上がりその瞳からは同じく血の涙を流していた。 ルーテシアを媒介にした召喚の影響は白天王だけでは止まらなかった、 ブラッドヴェインはルーテシアと召喚虫との繋がりに侵入して自分のモノにした事により、 ガリューや地雷王すらも手中に収めたのである。 本来の主とは違う存在に使役される事、それはガリュー達にとっては屈辱以外の何物ではなかった、 その屈辱さが血の涙として表していた。 その涙を見たエリオはガリューの苦しみを救う方法は無いものか模索していた。 一方でキャロは白天王の大きさに戸惑い不安の色を見せている中で メルティーナは一人、現状の分析と対策を考えていた。 恐らくブラッドヴェインはルーテシアとの契約を利用して白天王達を、そしてルーテシアの魔力を操っていると考える。 つまりブラッドヴェインを倒せば召喚虫達を解放され、ルーテシアの魔力も収まる事が出来る。 しかしブラッドヴェインを倒すまで他の召喚虫、特にガリューは抑えなければならない、 其処でガリューの相手は引き続きエリオが行う事となった。 だが、レリックはもはやルーテシアの魔力とは関係無く暴走している。 其処でメルティーナがレリックのエネルギーを拡散し、キャロがレリックを封印する事となったのだが、 ルーテシアは白天王に護られており近付くのは容易ではない、其処で白天王の相手をヴォルテールに任せるという。 「それじゃ、ブラッドヴェインの相手はどうするんですか?」 「まぁ、見てなさい」 キャロの疑問にメルティーナは軽く答えキャロの額にデコピンをすると ユニコーンズホーンを地面に突き刺し巨大な青い召喚魔法陣を広げ詠唱を始める。 「大気と冷気の英霊よ!我橋渡しとなり願うは婚礼の儀式…汝ら互いに結びつき 其の四方五千において凝固し、我前に姿を現せ!!魔狼召喚!フェンリル!!」 すると魔法陣の中心に氷が集まり出し巨大な塊になると動物へと姿を変える。 そして氷が砕け散ると中から青い毛に覆われ真っ赤な瞳が特徴的な巨大な狼が姿を現した。 魔狼フェンリル、ミッドチルダ北部聖王教会から更に北に位置する雪に覆われた巨大な山に住む 人々からその傲慢な態度により畏敬の念を持たれている狼である。 しかし今のフェンリルはメルティーナの使役獣として契約を行っている為、 逆らう事が出来ないようになっていると自慢するように説明を終える。 「まぁ、それは良いとしてフェンリル!アンタの相手はあの不死者よ!!」 「チッ!獣使いの荒い女だ……」 一言だけ愚痴を漏らすとフェンリルは飛び出すようにしてブラッドヴェインの前に対峙する。 そんなフェンリルの行動を皮切りにそれぞれは割り当てられた相手へと赴き作戦を実行し始めた。 エリオは完全武装したガリューを目前に今のままではきついと考えエクストラモードを起動 バリアジャケットの白いコートが電気化してエリオの身を包み込み、辺りを黄色い稲光で照らす そして右手にはシンプルに小型化されたストラーダが握られており、 準備が整ったエリオは構え、右足に力を込めて地面を蹴る、 すると身に纏っていた稲光が相まって黄色い閃光となってガリューに襲いかかる、 そしてエリオの一撃が振り下ろされる瞬間、それを狙っていたとばかりに 両掌を合わせ刃を受け止めるとそのまま地面に叩き付ける。 エリオ地面との接触による衝撃で体が宙に浮く中、ガリューは追い打ちとばかりにエリオの腹部を踏み降ろす。 「ガハッ!!!」 エリオは口から血を吐き出して苦しむ中、更にガリューがエリオの頭部目掛けて踏み降ろそうとしたが、 すんでのところで右に回転しながら回避、難を逃れると起き上がりジグザグ走行で再びガリューに迫る。 エリオのジグザグ走行は残像を生み出しガリューの周りでフェイントを掛けながら走り抜くと ガリューエリオを残像ごと叩き落とそうと攻撃を仕掛け続けていた。 その中でエリオはガリューの異変に気が付いた、先程まで戦っていた際は相手を冷静に見つめ隙を付き戦法を投じていた。 だが今は目に映る全てに攻撃を仕掛けている、恐らく本来とは全く異なる命令などにより混乱もしくは暴走していると判断した。 となれば気絶させる事で一時的に命令を遮断する事が出来るのではないか? 「試してみよう!」 エリオは速度を維持しながらカートリッジを二発消費、左手に黄色い稲妻を纏わせる そして行動と合わせるようにして紫電一閃を後頭部に打ち抜く。 しかしエリオの攻撃は一撃には終わらず、右頬、背中、腰、鳩尾、最後に右胸と連続に打ち抜く エリオの攻撃によってガリューの体に黄色い稲光が立ち、至る所から黒い煙が立ち昇り 意識を失ったかとエリオは不用意に近付くと、エリオの攻撃に耐え抜いたガリューが動き出し左拳を腹部に突き刺し 吹き飛ばすと公園の中心に備え付けてある噴水に直撃、噴水は無残にも砕け散った。 そして噴水から大量の水が吹き出ている中でエリオは立ち上がり、目の前にはエリオの下へ近づくガリューの姿があった。 「くっ!紫電一閃じゃ届かないのか!」 エリオの紫電一閃はオリジナルであるシグナムの技とは異なり雷による加速重視の技 故に一発の威力ではオリジナルには劣るのであるが、 連続的に攻撃を叩き込む事によりオリジナルと大差ない威力を誇るのである。 だがそんな攻撃を耐え抜いたガリュー、今のガリューは暴走状態である為に肉体の耐久力が予想以上に高くなっている可能性がある。 つまり紫電一閃では止められない、そう考えたエリオはカートリッジを二発消費させて魔力を高め 黄色い稲妻が巨大化、辺りを黄色に輝かせると右足を踏み込み一気にガリューの懐に入る。 ガリューはすぐさま右腕を振り上げるが既にエリオは攻撃態勢に入っており、ストラーダで一気に突き始める。 その速度は刀身を確認出来ない程で黄色い閃光がガリューの体を幾重にも貫く。 エリオの攻撃にガリューは動きを止め、その隙を狙って渾身の突きを貫く。 その速度はエリオの姿すら見えぬ程に速く、ガリューを貫くように後方へと移動、 その瞬間、強力な衝撃波が発生してエリオの髪を靡かせると ガリューは力無く膝を付き前のめりで倒れ、ガリューの武装が解除され辺りは沈黙に包まれる。 その姿を目の当たりにして、ようやく気絶させる事に成功させたと実感するエリオであった。 一方でフェンリルはブラッドヴェインと対峙している中、ブラッドヴェインが先手を打ち口から業火を吐き出す。 しかしフェンリルは口から吹雪を吐き出して業火を相殺、辺りに水蒸気が舞う中で ブラッドヴェインが飛びかかるように襲い掛かり鋭利な爪が輝く右腕を振り下ろす。 しかしフェンリルは不敵な笑みを浮かべると一瞬にして姿を消し、 そしてフェンリルはブラッドヴェインの後ろに姿を現すと その口元は赤く染まり更には何かを食べているかのように動かし飲み込む。 「…不味いな、ドラゴンってのは美味ってぇのが相場なんだが……」 すると次の瞬間、ブラッドヴェインの左肩から大量の血が吹き出す、 フェンリルは通り抜けた際にブラッドヴェインの左肩を噛み切ったのである。 ブラッドヴェインは噛み切られた左肩をキュアプラムスで癒すと反撃とばかりにイグニートジャベリンを撃ち出す。 しかしフェンリルは左前足を振り抜きイグニートジャベリンを叩き落とし、またもやブラッドヴェインに襲い掛かるが、 ブラッドヴェインは右拳を振り下ろしフェンリルを地面に叩き付けると、先程と同様イグニートジャベリンを撃ち出す。 しかしフェンリルはすぐさま起き上がり右へと移動、イグニートジャベリンを躱すと 大地を蹴り一瞬にしてブラッドヴェインの背後をとり、その強靱な爪で背中を切り裂く。 だがブラッドヴェインも負けておらず、すぐさま振り向きファイランスを直撃させ、更に背中の傷を治療した。 「ちっ!手強いな」 ブラッドヴェインの肉体はフェンリルが思っていたよりも強靱で更には治療魔法によって傷口を癒してしまう。 …となれば、傷口を癒せぬようにしてしまえばいい、 そう考えたフェンリルは先程とは異なり全身に冷気を漂わせる。 そしてブラッドヴェインの周囲を跳ねるように飛び回り攪乱させると左の二の腕を噛み切る。 「舐めるな!この程度の傷など!!」 「それはどうかな?」 フェンリルは不敵な笑みを浮かべると左腕に違和感を感じ目を向け驚愕する。 何故なら噛み切られた左の二の腕は凍結しており、再生出来なくなっていたからである。 フェンリルは通常の攻撃では直ぐに再生されてしまうと考えた為、その身に冷気を纏うことによって凍結効果を持つ フロストベイトと呼ばれる攻撃方法に切り替え、傷口を凍結させる事で再生出来ないようにしたのである。 「こんなモノ!すぐに溶かしてくれる!!」 そう言ってブラッドヴェインは二の腕の凍結を解除する為、口に業火をため込むと その瞬間を突いたかのようにフェンリルは吹雪を吐き出し、ブラッドヴェインはすぐさま切り替え業火にて吹雪を相殺、 先程と同様に水蒸気が発生して二体を飲み込み、視界が悪くなっていると フェンリルは鼻を頼りにブラッドヴェインの懐に入り左前足の爪でその身を切り裂き 首元に噛み付くと、ブラッドヴェインもまたフェンリルの首元に噛み付き 首を噛み切られると判断したフェンリルは牙を離すと、ブラッドヴェインは尾でフェンリルの腹部を強打、 更に振り下ろしフェンリルを頭から地面に叩き付けた。 そしてブラッドヴェインはフェンリルに向けて手をかざし詠唱を始める。 「…闇の深淵にて重苦に藻掻き蠢く雷よ…彼の者に驟雨の如く打ち付けよ!!」 そしてブラッドヴェインの目の前には巨大な黒い球体が姿を現し フェンリルは見上げる形でその物を見つめていた。 「このまま散るが良い!グラビティブレス!!」 ブラッドヴェインが撃ち放ったグラビティブレスは吸い込まれるかのようにフェンリルに迫り フェンリルはその場から避難しようとしていたのだが、 地面との衝突の影響で頭がふらつき、起きあがるのが精一杯の状況であった。 その為になす統べなくグラビティブレスに呑み込まれ 着弾地点では驟雨の如く雷が打ち付けており、それを上空から見下ろし高笑いを浮かべるブラッドヴェイン。 「フハハハハッ!!勝ったぞ!!」 グラビティブレスが直撃した地点はクレーターとなり果て、 それを目の当たりにしたブラッドヴェインは勝利を確信し、ゆっくりと地上に降りる。 そしてその足でクレーターの元へ向かい始めた瞬間、地面から鋭利な氷の槍が姿を現しブラッドヴェインの体を貫く。 突然の攻撃に動揺を隠せないブラッドヴェインの前に、クレーターからゆっくりとフェンリルが姿を現した。 「バカな!まさか生きていただと!?」 「…流石に今の一撃はきつかったがな」 フェンリルはグラビティブレスを回避する事が出来ないと考え、体の周囲に氷を張り防御に徹した。 そして倒されたフリをしてブラッドヴェインを近づけさせて 地面を介してハウリングハザードと呼ばれる攻撃でその身を封じたのである。 そしてハウリングハザードは凍結効果も持っており、徐々にブラッドヴェインの身を凍らせ始める。 「おのれぇ!この俺様がこんな奴に!!」 ブラッドヴェインは憎まれ口を叩くも体は凍り続け、とうとう顔まで凍り付き、その顔は悔しさを浮かべていた。 そしてフェンリルはブラッドヴェインに近付くと大きく口を広げ、その首元に噛み付き砕くと 凍り付いた頭部が地面に落ちて砕け散り、それを合図に光の粒子となって消滅 フェンリルはその場を後にし、場には氷の塊のみが静かに佇んでいた。 場所は変わりフェンリルがブラッドヴェインを倒した事により、白天王の呪縛が解け温和しくなっていると同時に ルーテシアの魔力の暴走が止まったのであるが、レリックの暴走は未だ止まっていなかった。 しかも今までは魔力の暴走が結果的に障壁となりルーテシアの身をエネルギーから皮肉にも護っていたのだが 今はその魔力の暴走も停止し、魔力の障壁も無くなった為 エネルギーをその身に浴びる事になり非常に危険な状態となり キャロ達は早急にレリックを封じなければならなくなったのだ。 「ルーちゃん!今助けるから!!」 暴走により生まれたエネルギーの渦の中心部にいるルーテシアの下へ向かう為、 メルティーナはユニコーンズホーンを向け、レリックのエネルギーを拡散しつつ近付いていき その後ろにはキャロも一緒に近づいて来ていた。 そしてルーテシアの目の前まで移動しエネルギーの渦の中心であるレリックを見つけると キャロはサードモードを発動、先ずはレリックとルーテシアのリンカーコアを繋ぐ術式を解除し 次にレリックの周囲を強固な障壁、ブースデットプロテクションで囲みエネルギーを押さえ込む 続いて外側をクリスタルケージで囲い、縮小させて掌サイズにすると 最後に封印処理を施してレリックを一時的に凍結させた。 本来であれば活動している物を封印させる事は不可能なのであるが、 バリア、結界の力により外面上安定した状態にさせる事により封印処理が可能となったのである。 そしてレリックから解放されたルーテシアは力無くキャロに寄りかかり ルーテシアの姿にメルティーナは駆け寄りキャロはルーテシアの体の具合を調べた。 「大丈夫…体は何ともないようです」 ルーテシアの体は疲労感が残っている程度で止まっており 命の心配は無いと告げるとホッと胸をなで下ろすメルティーナ。 すると次の瞬間、封印処理されてあるレリックの結界にひびが入り始める、 どうやら中のエネルギーが面に出ようとしているようで メルティーナはキャロからレリックを受け取るや否や大空に投げつける、 そしてユニコーンズホーンを天に向け魔法陣を広げた。 「この!消えて無くなれ!!」 そしてユニコーンズホーンから直射砲が発射される、 その姿は細く鋭くまっすぐ伸びていき、レリックを貫くと一気に爆発、そして消滅した。 暫くするとガリューを支え歩いているエリオとフェンリルが姿を現し更にルーテシアも目を覚まし、 彼女の周りにはガリューと白天王が心配そうに見守っていた。 そして彼女の目の前にはメルティーナが座り目を向けており、ルーテシアは動揺を隠せない表情を浮かべていると メルティーナはルーテシアを強く抱きしめ、その温もりに大粒の涙を零し何度もメルティーナの名を呼ぶルーテシア。 そんな姿にエリオとキャロも涙を浮かべていると、円満な空気を断ち切るようにフェンリルは言葉を口にする。 「…貴様の目的も果たしたようだな、では俺は帰るとするか…」 「はあっ?……フェンリル、アナタの住処はもう無いわよ?」 「なん………だと?!」 此処へ来る途中でドラゴンオーブの砲撃に遭い、フェンリルの住処は無くなったと言う情報を聞いたと メルティーナは説明すると、流石にフェンリルも動揺を隠せずにいた。 …何故ならこれから先も、この女について行かなければならない事を意味し 頭を悩ませている表情を浮かべるフェンリルであった。 場所は変わり北西に存在する森林地帯の上空では、未だにトーレの戦闘が続いていた。 しかし戦況はトーレの劣勢である、しかしセッテの仇であるこの二体は命を懸けても倒さなければならない。 トーレは顔を叩いて気合いを入れ直しライドインパルスを起動、セレスの後ろをとり左のインパルスブレードを振り下ろそうとしたが、 逆にクレセントがトーレの後ろをとり、後頭部目掛けてシルヴァンスを振り下ろしており トーレはセレスからクレセントへ目標を切り替え右のインパルスブレードにてクレセントの攻撃を受け止める。 するとセレスは半歩後ろに下がり刀身を魔力で覆い突撃、ミスティックファントムで攻撃を仕掛けてくる。 しかしトーレは左手一本でセレスの攻撃を受け止めるが、今度はクレセントが半歩下がり下から上に切り上げる。 そこでトーレはライドインパルスにて後方へと移動、同士討ちを狙うが寸でのところで止まり、 トーレに向けて魔力のナイフ、サプライズスローとマジックロックを次々に投げつける。 だがトーレは両手のインパルスブレードにて叩き落としていくが、先程右肩をやられた為か右腕の動きが鈍く そこに目を付けたクレセントはセレスに足止めをお願いしソニックムーブにてトーレの右に移動、刀を一気に振り下ろし このタイミングでは回避する事が出来ないと悟ったトーレは 死を覚悟を決めた表情を浮かべながら歯噛みすると、突然クレセントの両脚が切り落とされる。 クレセントの両脚を切り裂いた正体は十字に合わせたブーメランブレードで、 トーレのピンチにセッテが最後の力を込めて投げた一撃であったのだ。 突然の不意打ちを受けたクレセントは動揺を隠せずにいると、 セッテの渾身の一撃によって生まれた隙を無駄にしないと、右のインパルスブレードでクレセントの首元を狙う。 しかしクレセントはトーレの動きに気が付きシルヴァンスを振るい、刀身はトーレ右の二の腕を半分程斬りつけて止まる。 「…このまま振るえば、アナタの右腕は切り落ちるわよ?」 「右腕一本…貴様にくれてやる!!」 トーレは躊躇なく振り切りクレセントの首を跳ね飛ばすと同時に、右腕が切り落とされる。 そして切り落とされた右腕から血が夥しく流れ落ち、血を止める為に右腕の戦闘スーツの圧力を上げて 流れ落ちる血液を止めると残りの一体セレスに目を向ける。 「よくもクレセントを!!」 「次は貴様の番だ!!」 「黙れ!片腕で何が出来る!!」 「貴様如き…片腕で十分だ!!」 トーレはセレスを挑発すると左のインパルスブレードの出力を上げ更には巨大化させる。 その中でセレスはシルヴァンスを構えソニックムーブを起動、トーレの懐に入り左から切り上げるが トーレは攻撃を受け止め更にスムーズに攻撃を受け流し、 逆にセレスの懐に入ると左拳を握り締め裏拳の応用でインパルスブレードを突き刺そうとする。 しかしセレスはトーレ攻撃が直撃する寸でのところで後ろに逃げ込み難を逃れるが、 トーレはライドインパルスにて追い掛け、追い討ちとばかりに胸元目掛けて左から右に振り払い セレスの騎士甲冑を切り裂くが本体は半歩下がっていた為傷は浅く、逆にセレスが半歩前に出て振り下ろす、 だがトーレは右足を軸に右回転、セレスの刃を交わしつつ切り上げるようにして左腕を斬り落とした。 だがセレスは怯むことなく振り下ろした刀身を切り返し、下から上へと切り上げ トーレはインパルスブレードにて受け止めるが、出力が上がらす砕け散り、胸元を深く切りつけられた。 「…これでアナタの武器は無くなった!」 確かにセレスの言う通り右腕を無くし左手のインパルスブレードも一回のみ形成できる程のエネルギーしか無い、 更に胸元には深手、相手も左腕を失ってはいるがまだ余裕があるようにも思える。 だが…だからといって引き下がるつもりもない、何か手はないか… そう考えている内にトーレはある案を編み出す、だがそれはとても危険な案で命に関わるものであった。 だが既に此処まで深手を負っている以上、命の心配をするのは愚問かもしれない、 そう自分に言い聞かせ自分が考案した案を実行するため、残りのエネルギーを左手一本に集中させる。 それを見たセレスはこの一撃に全てを掛けていると判断し、シルヴァンスのカートリッジを消費すると魔力を帯び始め先手を打つ。 魔力によって強化された速度は瞬時にトーレの懐に入り衝撃波を放ち、次に突きそして蹴り上げ、 全身に帯びた魔力が刀身に集まり嵐のように吹き荒れそのままトーレに向けて振り下ろした。 「奥義!ウィーリングリッパー!!」 するとトーレを中心に竜巻が発生してその身を切り刻みスーツもボロボロになっていく。 そして攻撃を撃ち終わったセレスは確信にも似た表情を浮かべていると、徐々に驚きの表情に変わる。 何故なら目の前にはセレスのウィーリングリッパーを耐えきったトーレの姿があったからである。 その姿に恐れを抱き半歩下がるセレスに対し、トーレは渾身の力を込めてセレスの胸元の傷を狙う。 しかしトーレの渾身の一撃は致命傷とはいかずインパルスブレードは無惨にも砕け散り その代わりとばかりにセレスは大きく振り上げトーレの左肩に狙いを定めて振り下ろす。 だがセレスはウィーリングリッパーの影響の為か思っていた程の力を出せず 左肩の肉に食い込み止まるが、今のトーレにとって十分な致命傷であった。 「どうやら此処までみたいね」 「いや………まだだ!!」 するとトーレは何を思ったか左手を胸元の傷口に突っ込み何かを引きずり出すように手を引き抜く、 そして掌の中にはコードで繋がれたままのレリックが握られていた。 「これで最後だ!!!」 トーレは正真正銘最後の力を振り絞り、拳を握ると、 セレスはトドメを刺そうと刀身で押し切ろうとしたが微動だにせず その行動を後目にトーレはセレスの傷口目掛けて拳をめり込ませる。 「ぐあああっ!!!」 「このまま!消し去ってくれる!!」 そしてセレスの断末魔を合図にトーレはレリックを暴走させて、その大量のエネルギーはセレスを中心にして徐々に広がり トーレは達成感からか少し微笑みを浮かべ光に包まれていくのであった。 「…………姉………レお姉様…………トーレお姉様!!」 (…………………セッテ?) まどろみの中…聞き覚えのある声を耳したトーレは、自分に意識がある事に気が付きゆっくりと目を開ける、 するとそこはベッドの上で、自分の横にはヘッドギアを外し病院服を着たセッテが 心配そうな表情を浮かべ自分の名を何度も呼ぶ姿があった。 そしてトーレは自分の体に目を向けると戦闘スーツは脱がされ、セッテと同じく病院服が着させられており、 上半身は包帯に巻かれ、体のあちこちにガーゼが張られ、右腕に目を向けると二の腕から先が無い為か裾が余り 左手を自分の目線まで向けると手首から先が無くなっており、包帯が巻かれていた。 そしてトーレはゆっくりと体を起こし始め辺りを見渡し、此処が医務室である事を確認すると 二人がいる部屋の扉が開き眼鏡をかけた一人の女性が姿を現す。 「流石は戦闘機人、もう目が覚めたのね?」 「………貴様は?」 トーレは目に力を込め睨みつけると、女性は笑顔で応え名を名乗る。 彼女の名はマリエル・アテンザ、周りからはマリーと呼ばれている機動六課の一員で 主にデバイスの整備などを請け負う整備員で、スバルやギンガの定期検診にも手を貸しているという。 「では私達を助けたのは貴様なのか?」 「私は処置を施しただけ、助けたのは――」 そう言うと扉が開く音が聞こえ目を向けると、其処には二人を助けた人物シャマルが姿を現す。 シャマルは思っていた以上に早く意識を回復させた二人に驚いていると、 トーレは自分達が此処にいる説明をシャマルに投げかけると、快く応じ説明を話し始める。 …時間は遡りナンバーズとエインフェリアが戦闘を行っている情報を耳にしたシャマルは、 その地域へと向かうとエインフェリアの一体、クレセントの両脚が切り取られた状況に遭遇する。 そして森の中にうつ伏せの状態で倒れているセッテを発見、治療を施し七割方治療を終える頃 トーレはセレスのウィーリングリッパーを耐え抜いた時であった。 そして眠りについているセッテから寝言でトーレの名を聞き、上空にいるナンバーズがトーレであると判断するが、 トーレは自爆を行おうとしている事を察し急いで旅の鏡を準備 そしてトーレの最後の攻撃の際に生まれた隙をついてトーレの背後に旅の鏡を配置し レリックのエネルギーが完全にトーレを包み込む前に引き寄せ、 暴走したレリックを握った左手首を斬り落とすように旅の鏡を閉じて二人を救出、 そして二人を病院に運び入れ、治療対象が戦闘機人であった為、 マリーと連絡を取り、その後マリーの手によって治療を施したのだという。 「…そうか、だが何故敵である私達を助けたのだ?」 「たとえ敵でも味方でも怪我人には違いないでしょ」 医者として怪我人を放っておくのは矜持に関わる、故に助けたのだとシャマルは話を終えると、 今度はマリーは二人に今の肉体の状況を説明し始める。 先ずセッテであるが、胸元を大きく開けた傷口は、 レリックのエネルギーを用いて強化した再生能力により、ある程度再生されていた。 だが…その代償に肉体の細胞は劣化、戦闘行動に耐えられる肉体では無くなったと言う。 しかし日常生活においては問題ないと説明を付け足した。 寧ろ問題はトーレの方である、肉体の耐久力を超えるエネルギーの連続使用 そして大きな深手に両腕の消失、更にはコードを繋いだままの自爆の影響で 基礎フレームに亀裂と歪みが生じ修復するのはほぼ不可能 現状では立つ事すらままならず、長いリハビリが必要であると告げる。 「…そうか」 「取り敢えずその両手から修理を―――」 「いや、このままで良い」 マリーの申し出を断るトーレ、幾ら意識を失っていたとはいえ敵に情けを掛けられ、これ以上掛けられる訳にはいかないと話す。 だが両手が無いままでは生活に支障が出ると告げると、セッテがトーレの面倒を見ると志望する。 今までずっとトーレに世話になりっぱなしであった、故に今度は自分がトーレの世話をする番 自分の分まで動いてくれたトーレに少しでも恩返しがしたいのだという。 セッテの決意を秘めた瞳にマリーとシャマルは折れた形で承諾すると、 もう一つ伝える事があると言う、それは二人の処分である。 管理局の意向は意識が戻り次第、ミッドチルダの混乱の関係者として逮捕すると言うものであった。 「…そうか、では潔く捕まろう」 「思っていたより素直ね、てっきり抵抗するのかと」 シャマルの言葉にトーレは少し笑みを浮かべながら自分の考えを話し出す。 今の状態で抵抗しても無駄である事は明白、しかしそれだけではない。 敵とは言え治療を施して貰った恩を仇で返すのは、戦士としての矜持に反すると答えセッテもまた深く頷く。 その言葉はマリーとシャマルを信用させるには十分足るものではあるが、一応規則である為に部屋の四方に結界を張り 出られないようにしてからマリーとシャマルは別れの挨拶と共に部屋を後にすると トーレは少し頷きゆっくりと横たわりセッテもまた自分のベッドに戻り眠りにつく。 …こうして二人の戦士は休息を得るのであった…… 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/magivaca/pages/35.html
モンスター図鑑 モンスター図鑑 番号 名前 Lv 属星 生息地 入手アイテム・備考 152 ☆ カボチおばば 6 闇 AD・魔法学校 カエルグミ・きみどり 153 ☆ シプルビル 14 闇 タビラア密林 わかばのぼうし 154 ☆ ヌーボー 16 闇 AD・タビラア密林 カエルグミ・あいいろ 155 ☆ グールドッグ 23 闇 AD・スカルゴ カエルグミ・えびちゃ 156 ☆ カブリンマ 24 闇 AD・スカルゴ こんぺいとう 157 ☆ ガルジューム 25 闇 スカルゴ ダークボム 158 ☆ くらやみとうし 25 闇 AD・スカルゴ カエルグミ・るりいろ 159 ☆ マミードッグ 28 闇 聖水のピラミッド ノロイナのしっぽ 160 ☆ マミードッグ 29 闇 聖水のピラミッド ノロイナのしっぽ 161 ☆ パンドーラ 30 闇 聖水のピラミッド ばんのうしっぽ 162 ☆ マミーマスター 30 闇 聖水のピラミッド ノロイナのしっぽ 163 ☆ マミートレーナー 30 闇 聖水のピラミッド ノロイナのしっぽ 164 ☆ ジャーファントム 39 闇 クスクス遺跡 ストームブーツ 165 ☆ アルタイール 45 闇 AD・スカルゴ カエルグミ・はいいろ 166 ☆ ブリキソードマン 48 闇 タバオ・カカの谷 ようかいアンテナ 167 ☆ のざらしウォーリアー 48 闇 タバオ・カカの谷 ウィングブーツ 168 ☆ レイヨウベアー 49 闇 タバオ・カカの谷 ウィングハット 169 ☆ メロリアン 50 闇 ルフラカン洞窟 ほしくずのローブ 170 ☆ こあくまドッグ 50 闇 ルフラカン洞窟 ダークボム 171 ☆ スピルシュラン 51 闇 ルフラカン洞窟 テクニカ・モデルS 172 ☆ デスレイザー 51 闇 ルフラカン洞窟 ウイングリスト 173 ☆ リバーシオ 52 闇 ルフラカン洞窟 ばんのうしっぽ 174 ☆ デコンベーモン 54 闇 ルフラカン洞窟 ウィングピアス 175 シャクハチデビル 55 闇 AD・スカルゴ ????? 176 ☆ ヤミナデホウキ 65 闇 グリッシーニ穴 ノロイナのしっぽ 177 ☆ ハカバケ 96 闇 グリッシーニ穴 かせきのネックレス 178 ☆ アルゲマル 98 闇 グリッシーニ穴 スペースリング 179 ☆ マジックドール 1 火 魔法学校 なし 180 ☆ スナジゴク 2 土 静かなる高地 カエルグミ・みどり 181 ☆ ロボットぞく 2 土 宇宙遺跡・ユイットル なし 182 ☆ KB 2 土 ティクゼンニ牢獄 さびたネジ 183 ☆ じょおうアリ 5 土 女王の間 なし 184 ☆ ロボットぞくLV2 5 土 宇宙遺跡・ユイットル なし 185 ☆ ロボットぞくLV3 5 土 宇宙遺跡・ユイットル なし 186 ☆ KBリターン 6 土 宇宙遺跡・ユイットル なし 187 ☆ サザエイヌ 5 水 こいびとたちのいりえ カエルグミ・みどり 188 ☆ かいぞくラッコ(赤) 6 水 万里の竜道 にじいろがい 189 ☆ かいぞくラッコ(青) 6 水 万里の竜道 にじいろがい 190 ☆ ルーブー・ソラキュー 8 闇 万里の竜道 けんじゃのぼうし 191 ☆ モーモー 10 水 タビラア密林 でこぼこはっぱ 192 ☆ かいぞくラッコ(赤刀) 13 水 タビラア密林 にじいろがい 193 ☆ トーテムボム 13 木 タビラア密林 トーテムピアス 194 ☆ クジャクカサゴ 14 水 アッサム港 にじいろがい 195 ☆ オウ・リュウキ 13 木 ハニー・ミント なし 196 ☆ ルーブー・ソラキュー 16 闇 ココデタナの岩戸 けんじゃのうでわ 197 ☆ ピスカプーク 20 闇 大地の割れ目ガパオ なし 198 ☆ SPジュンサ 20 光 大地の割れ目ガパオ なし 199 ☆ SPニトウヘイ 22 光 シシカバブ石窟 なし 200 ☆ ゴツム・ロー 24 土 シシカバブ石窟 いしあたま 201 ☆ SPショウサ 23 光 大地の割れ目ガパオ なし 202 ☆ ダブ・ハスネル 26 闇 スカルゴ なし 203 ☆ ニーベ・ケジャー 32 水 聖水のピラミッド シャンプーハット 204 ☆ SPグンソウ 35 光 聖水のピラミッド なし 205 ☆ しんぼくのわかぎ 35 木 ご神木 にわしのてぶくろ 206 ☆ びしょうじょグミ 36 闇 宇宙遺跡・ユイットル けんじゃのくびかざり 207 ☆ SPジュンサチョウ 43 光 ハラペーニョ荒野 なし 208 ☆ キジカ・ログマ 39 火 ゴゾーロップロード きあいのフンドシ 209 ☆ ナジョ・ドルーゴ 42 風 クスクス遺跡 ヒラヒラそで 210 ☆ ナゾのこうちゅう 43 光 クスクス遺跡 ようせいのティアラ 211 ☆ かいぞくラッコ(緑) 41 水 キード・モンガ なし 212 ☆ かいぞくラッコ(碇) 42 水 キード・モンガ なし 213 ☆ かいぞくラッコ(竿) 42 水 キード・モンガ なし 214 ☆ SPカンシキ 43 光 ハラペーニョ荒野 なし 215 ☆ SPケイブ 43 光 ハラペーニョ荒野 なし 216 ☆ SPザウルス 46 闇 ハラペーニョ荒野 じょうねつシューズ 217 ☆ SPカンシュ 46 光 ハラペーニョ荒野 なし 218 ☆ ビエ・マルク 48 闇 スターゲート マウンテンブーツ 219 ☆ エキウロクリュ 50 闇 タバオ・カカの谷 なし 220 ☆ ルーブー・ソラキュー 52 闇 タバオ・カカの谷 なし 221 ☆ きょだいなようちゅう 53 光 ルフラカン洞窟 なし 222 ☆ ジン・レオ 56 ルフラカン洞窟 なし 223 ☆ グミのきょじん 55 ルフラカン洞窟 なし 224 ☆ ロマシュマ 58 ルフラカン洞窟 なし 225 ☆ KBファイナル 70 土 グリッシーニ穴 なし 226 ☆ げんしのれいぼく 80 木 グリッシーニ穴 なし 227 ☆ SPビースト 90 火 グリッシーニ穴 なし 228 ☆ トケ・ビス 99 グリッシーニ穴 なし 229 ☆ よこづなホーン 13 風 フィギュア アンテナ 230 ☆ あふれるじょうねつ 28 火 フィギュア なし 231 232 ☆ Mr.モラール 30 光 フィギュア なし 233 234 ☆ オタマちゃん 32 水 フィギュア ほうすいグローブ 235 ☆ だいかぞく99 33 土 フィギュア カエルグミ・みどり 236 237 238 239 240 ☆ きまぐれサラダ 37 木 フィギュア なし 241 242 ☆ おしゃべりきふじん 39 水 フィギュア みかがみコート