約 252,625 件
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/5060.html
386: ライスイン :2017/12/31(日) 22 48 15 1940年12月9日 大英帝国首都ロンドン 日本大使館 「まさか旧式とはいえここまでイギリスに供与するとは・・・。」 「まあ一応負けてもらっては困るからな。」 「連中は”もっと寄越せ”とか”もっと派遣しろ”の大合唱ですよ。」 駐英日本大使館の一室、完全に「掃除」された密談用の部屋で遣欧総軍司令官の杉山大将、遣欧艦隊司令官の南雲中将、 そして交渉の為に急遽派遣された吉田茂の3名が苦々しい顔で密談していた。 彼らは連合国向けの供与兵器リストを見ながら連合国(主にイギリス)の強欲さに呆れかえっていた。主な初期供与兵器だけでも ○陸 ●97式中戦車(初期型):50両 (若干装甲が薄く、装甲の傾斜も浅い) ●92式軽戦車:100両 ●須天短機関銃(日本版ステンMk2):10万丁 (供与用に態々生産した物で史実より遥かに高精度で確実に動作する) ○海 ●若宮型護衛空母:4隻 (試験的に商船を改造して建造された護衛空母。性能はロングアイランド相当) ●天龍型軽巡洋艦:天龍 龍田 (英本土で主砲を高角砲に換装、魚雷を撤去し爆雷投射機を追加) ●江風型駆逐艦:2隻 ●峰風型駆逐艦:4隻 ●改峰風型駆逐艦:3隻 ●論風型駆逐艦:9隻 ○空 ●96式戦闘機(初期型):70機 ●97式双発戦闘機:20機 ●100式重爆撃機「連山」先行量産型:20機 (正式量産型より若干性能が低い) と負けてもらっては困る為、旧式の在庫処分も兼ねた大盤振る舞いとなっていた。代償として英国側からは資源供給や市場参入、油田の共同開発や 技術公開する事が決められていた。 「”今回”は陸戦部隊も派遣するんですね」 「実戦経験・戦訓確保と容易に裏切られないようにするためだな。」 また戦闘部隊も先のフィンランド派遣義勇軍と合わせて陸軍3個師団(うち1つは戦車師団)と海軍陸戦隊1個旅団、艦隊も金剛型戦艦4隻と空母飛龍・蒼龍が追加で派遣。 航空隊も戦闘機を100機以上(一部は烈風や飛燕)を送り込んでいた。 「陸軍は主に中東戦線へ投入予定で既にアレクサンドリアへ到着し訓練中です。陸戦隊は万が一に備えます。」 「最悪戦闘機の追加派遣はしないといけないかもしれん。例え戦局がイギリス不利になってもチャーチル爆死さえ防げばなんとかなるだろう。」 日ソ同盟の憂鬱 第3話「バトルオブブリテン」 英米の求めに応じてドイツに宣戦布告し連合国入りした日本は続々と欧州へ戦力を派遣していた。またソ連も戦闘機・地上攻撃機などの航空部隊を義勇軍として派遣。 それと同時に ●BT-5快速戦車:400両(増加装甲装着) ●BT-5U支援戦車:100両(短砲身76.2㎜砲を搭載した火力支援型) ●T-26軽歩兵戦車:300両 ●19-K 45mm対戦車砲:300門 ●M1909/37 122mm榴弾砲:100門 ●PPSh-41短機関銃(先行生産型):10000丁 及び各種弾薬、ウォッカやスピリタスといった嗜好品を含んだ大量の物資が中東戦線へと送られていった。 もとも日ソ両国はただ支援するだけでなく、モズリー(MMJ英国支部長)やケンブリッジ5(コミンテルン(萌)系)を通して様々な工作を行っていたが。 387: ライスイン :2017/12/31(日) 22 48 48 1941年1月29日 大英帝国首都ロンドン 日本大使館 「援軍を得た途端に大胆になったものだな」 杉山は援軍や支援物資を得た事で強気になったイギリスを嘲る。 援軍・支援物資を得た事とアジア方面から戦力を転出することが可能な事、そしてスペインが中立を宣言した事でジブラルタルが安全になった事で攻勢に転じたのだ。 ?アフリカではコンパス作戦を発動。受け取った戦車を使用して全面攻勢に出たイギリス軍は12月末までには英字ぷとからイタリア軍を叩きだして逆侵攻を行い イタリア領リビアのトブルクまで占領。エチオピアも1月半ばには解放していた。無論イタリア軍も日本の増援を察知して援軍到着前にアリエテ戦車師団・リットリオ戦車師団 及びチェンタウロ戦車師団を中核とするイタリア第1装甲軍団(※1)を始めとした有力な部隊をリビアに派遣していたが一連の戦闘で山下友情率いる日本帝国アフリカ軍団によって 壊滅させられている(※2)。 また?アフリカでの戦局が有利になった事でイギリスはエジプトにショートスターリング爆撃機200機を派遣してイタリア本土爆撃を開始。同時に多数の潜水艦を派遣しての 通商破壊も行い始めた。これらの攻勢で戦局が不利になったばかりか本土爆撃儲け、リビア陥落の可能性が出て来た事で遂にムッソリーニはヒトラーに泣き付いた。 「まったく・・・ドゥーチェも困ったものだ。」 ヒトラーはイタリア軍の惨状に呆れかえったが一応同盟国であるし万が一イタリアが寝返るか陥落すれば直接ドイツ本土に侵攻可能になる。このためヒトラーも支援を約束したが 現実では戦車など装甲兵器の供与や戦闘機部隊の派遣が精いっぱいだった。原因は地中海の制海権が連合側に握られていた事である。その要因が・・・ 時は遡り、1941年1月1日00:01 イタリア本土 タラント軍港 「対空見張りも厳として。よろしくねっ!」 「第一次攻撃隊、発艦っ!」 新年あけたばかりのタラント軍港に飛龍・蒼龍から飛び立った攻撃隊が来襲。遣欧艦隊によるタラント軍港攻撃作戦「審判」作戦(※3)が発動された。 レーダーは存在せず高射砲の数もそれほど多くなく、深夜ゆえに戦闘機隊の警戒も行われていないなど様々な要因が重なり攻撃は完璧な奇襲となったのだ。 「くぅ・・・かなりのダメージが、でもリットリオ、このくらいでは、沈みは・・・しません!」 飛龍・蒼龍から飛び立った97式艦攻や97式艦爆が800㎏や500㎏の徹甲爆弾及び航空魚雷で軍港内の艦艇を攻撃し始め、各艦が緊急出航を始めるも間に合わず次々と被弾・被雷していった。 これ等の攻撃で戦艦リットリオが大破着底しヴィットリオ・ヴェネトが小破(後部砲塔旋回不能)。コンテ・ディ・カブールとカイオ・デュイリオは辛うじて無事だったがその後に飛来した 第2次攻撃隊によって多くの補助艦が撃沈され軍港も機能を損失した。 「航行可能な艦は直ちに出港せよ、艦列を整えてアンコーナ海軍基地へ向かう。」 タラント駐留の艦隊司令官アンジェロ・イアキーノ中将はヴィットリオ・ヴェネトの艦橋から命令を下す。 現時点で航行が可能な艦は 戦艦: ヴィットリオ・ヴェネト(旗艦) コンテ・ディ・カブール カイオ・デュイリオ 重巡: ポーラ ザラ 軽巡:ライモンド・モンテクッコリ ムツィオ・アッテンドーロ ルイージ・カドルナ 駆逐艦:マエストラーレ級 4隻、 ダルド級 5隻 だけであった(※4)。 388: ライスイン :2017/12/31(日) 22 49 24 「他の艦隊と合流すればまだ戦える。」 イアキーノ中将は士気を高めるべく部下を鼓舞する。だが軍港を出て暫くすると・・・。 「撃ちます!Fire~!」 「やった!待ちに待った夜戦だぁー!」 金剛型4隻を中核とした打撃部隊が軽巡洋艦川内以下の水雷戦隊と共に襲撃してきたのだった。 この攻撃に艦・人員共に消耗していたイタリア艦隊は最後の意地でヴィットリオ・ヴェネトが金剛を大破させる戦果を上げたものの壊滅し イアキーノ中将も艦と運命を共にした。この結果、イタリアは本土周辺の制海権を損失。援軍・の望みが断たれたリビアのイタリア軍は 1月末にトリポリ近辺まで押し込まれ、ヴィシーフランス軍の増援で辛うじて持ちこたえている状態であった。。ドイツが援軍を阻止しリビアで優位に立ったことに喜ぶイギリスであったが 同時にそれはドイツが援軍として用意した兵力や資材を他に転用することが出来るという事でもあった。 1941年2月2日 ベルリン 総統官邸 「全力を挙げてロンドンを空襲する、そして選抜した降下猟兵と残存のブリテン・ナチス(※5)を使ってチャーチルを暗殺するのだ。」 「「総統閣下・・・本気ですか?」」 会議の為に集まったナチス首脳部に対してヒトラーはロンドン空襲とその隙を突いたチャーチル暗殺を命令する。その突拍子もない内容に ブラウヒッチェやレーダーは唖然とし、ゲーリングやヒムラーが思わず聞き返してしまう。 「対ソ連戦を控えている以上、これ以上の消耗は避けなければならない。強硬派のチャーチルを始末すれば弱気になるはずだ。勿論飛行爆弾V-1(※6)も投入する。」 ヒトラーの言葉を聞いた首脳部の中にはそれは一理あると思う者も居たが大半が簡単にいくとは考えていなかった。 また開発に成功し量産体制に入ったばかりの画期的な飛行爆弾の投入にも数が十分でなく鹵獲の棄権を考えて投入を躊躇う者も多かった。 「総統閣下、連中がそれでも停戦に応じなかった場合は・」 ゲーリングがイギリスが停戦に応じなかった場合の対応を聞こうとヒトラーに話しかける。 「生物化学兵器を使用した無差別攻撃を行うと通告する。余としては実際に使用したくはないが講和に応じなければ・・・。」 ヒトラーの言葉を聞いた首脳部は一斉に顔を青ざめた。だが顔が紅潮し血走った眼をした今のヒトラーに反攻すれば確実に粛清される。 こうして誰も反対する事無くロンドン空襲とチャーチル暗殺が決定された。 1941年2月25日、未明からロンドンは激しい空襲に晒されていた。ドイツ軍が飛行爆弾V1をロンドン目掛けて発射したからである。 投入されたV-1は合計700発。その内25発が発射に失敗、55発が途中で失速、200発が目標を大きく逸れ、30発ほどが迎撃。結局ロンドン及び近郊に命中したのは 390発前後であったが今までにない”無人で飛行する爆弾が飛んでくる”という恐怖にロンドン市民はイギリス空軍や陸軍高射砲部隊も混乱し満足な迎撃態勢が 取れなかった。因みにV-1はすべて日本軍が撃墜していて通常型に偽装した早期警戒機型の連山4機をを飛ばして効果的な管制をを行った成果であった。 そして夜が明ける頃、ドイツ軍の空襲は本格化した。Ju88などの空軍機に加えてFw200や飛行艇などの海軍機も動員され、迎撃側を飽和させる為に一気に投入された。 「こちら第501戦闘航空団、保有戦闘機の8割を損失。」 「ロンドン東部のレーダーサイトが破壊されました。」 「敵の勢いが止められないっ!!」 ソ連国境の防衛やイタリア派遣部隊を除く稼働する軍用機の大半を投入したドイツ軍の猛攻の前にイギリス軍は押されていた。更に復讐に燃えるヴィシーフランス軍機も加わり 状況はさらに悪化していく。 「些か不味い状況だな。」 空襲下の首相官邸でチャーチルが苦々しく呟いた。 389: ライスイン :2017/12/31(日) 22 49 55 「日本の航空隊やソ連義勇空軍の活躍で辛うじて持ちこたえている状態です。」 主将の呟きに官邸付きの空軍将校が状況を説明する。 「ありがたい事だな・・・、だが我々と彼らは何時からこんなにも差が付いたのだ。」 日本は96式戦闘機の他に少数だが烈風や飛燕を持ち込み、ソ連もMIG-3やLa-5FNといった純国産の最新鋭機を少数ながら派遣。これらの活躍で ロンドン中心部は辛うじて持ちこたえていたのであった。そんな時・・・官邸の外で大きな音がした。 「首相閣下、官邸前道路にドイツ軍爆撃機が墜落しました。」 官邸警備の陸軍兵士が大急ぎで執務室に駆け込んで知らせに来た。その知らせにチャーチルは思わず執務室を出て墜落した爆撃機を見に行こうとする。 「危険です。」 護衛の制止を振り切って玄関を出たチャーチルは中庭から爆撃機を見詰めた。ドイツ軍の爆撃機・・・He177(※7)は機体の損傷は少なく、撃墜されたというより 不時着した様な状態であった。そんな時、He177の機体の一部が吹き飛び、中から完全武装のドイツ空軍降下猟兵10人前後が飛び出し官邸に向かって攻撃してきた。 彼らはロンドン攻撃に投入された降下猟兵の中で奇跡的に撃墜されずにロンドン中心部に到達でき、事前情報に基づいて官邸前の道路に撃墜を装って強行着陸 したのだった。 「閣下、早く中に避難を」 護衛に急かされて官邸内に避難するチャーチル。幸いにも降下猟兵は少数で官邸の警備や続々と駆け付けてくる部隊をもってすれば全滅は時間の問題であった。 「ん・・・あれは?」 チャーチルに視線の先には赤十字の腕章を付けた若いメイド(※8)が救急箱を手に駆け寄ってきた。その様子にチャーチルは外の負傷者の救護だろうと判断した。しかし・・・ 「ハイルヒトラーァァァァッ」 そのメイドは血走った眼でヒトラーを称える言葉を叫ぶとチャーチルに飛びついた。そして救急箱の中身・・・高性能爆薬が炸裂する。 こうしてチャーチルはメイドに爆殺されこの世から退場。連合国とドイツの戦争は急展開を迎えるのであった。 ※1:イタリアが保有する3個戦車師団(大半が国産豆戦車かドイツ供与のチェコ製軽戦車)で編成された機甲打撃部隊。 ※2:戦車師団1・機械化歩兵師団2+αで構成され、主力である第1戦車師団「黒色槍騎兵」は97式中戦車のみで構成された現時点で世界最高の打撃力を持つ戦車部隊である。 ※3:日本版ジャッジメント作戦。本来はイギリスが行う予定であったが空母の損失が多く、残った空母も船団護衛に投入しなければならない状況から代わりに有力な 空母と艦載機を有する日本の遣欧艦隊が作戦を実施した。 ※4:生き残った艦艇は他にも多く存在したが大破~中破状態していたり燃料不足で動けない艦ばかりであった。 ※5:その名の通りイギリスにおけるナチス党。戦争勃発後に非合法化され徹底的な取り締まりを受けたが少数の残存勢力がロンドン市内に潜伏している。 ※6:開戦前にフィーゼラーの工場を視察したヒトラーが偶然提案資料を見て英本土攻撃に仕えると判断し優先開発命令を出していた為、ロンドン攻撃に間に合った。 ※7:He177の試作機を輸送機に改造した機体。爆撃能力を削除し乗員保護の為に装甲を厚くした。ロンドン攻撃には10機が投入され内1機が首相官邸への強行着陸に 成功した。 ※8:首相官邸勤務のメイドでブリテン・ナチスに思想的にも下半身的にも洗脳された挙句、機会を見てチャーチルと爆死する様に命じられていた。 390: ライスイン :2017/12/31(日) 22 53 03 ~予告~ 戦争を主導していたチャーチルの死亡により士気が極度に低下したイギリスはMMJやK5達の必死の活動もむなしくドイツと講和。そして国土復興の為と称して形ばかりに市場開放を行い、 支援の代償及び代金を日本に支払おうとしなかった。この日英の関係悪化を見たロングはイギリスに多くの支援を行うと共にソ連に接近を図る。。さらに日本との戦争を望むロングは 莫大な援助の代償として日本からイギリスに供与された軽巡天龍・龍田を譲り受けた上で奉天軍に供与し、日本近海を遊弋させるという極めつけの挑発行為を行う。 しかし日ソの”同志達”によってニューヨークのとある場所で行われている悪魔の研究が暴露された事によりアメリカは大混乱に陥って行く。 次回”黒き死の降臨” 掲載お願いします。
https://w.atwiki.jp/gunshooting_love/pages/230.html
東京ドイツ村 ユーポーランド 住所 千葉県袖ケ浦市永吉419 アクセス こちらを参照。 営業時間 10時~16時50分 最終確認日 2018/06/15 設置機種 ガンブレードNY(SD) クイック&クラッシュ クライシスゾーン (SD) タイムクライシス3 (SD) タイムクライシス2 ザ・警察官 新宿24時 ※未稼働 その他(メンテ等) 山中のゴルフ場予定地を開発した巨大テーマパークで、入園料・駐車料が別途必要。ゲームはクレーン系を除いて1プレイ100円。園内は一方通行の周回道路兼駐車場が設けられているほどに広大で、ゲームコーナーの「ユーポーランド」は園内の出口寄りにある。店員さんが非常に親切で、店が空いている状態でお願いすればテストモードで設定確認・照準調整・デフォルト設定への変更を行える。 但し公共交通機関の便が悪い他、閉店時間もだいぶ早く、閉店時間となるとゲーム中でも電源を落とされるので注意が必要。 2018/06/15ガンブレードNYはライフ5、タイムクライシス3は2P側のみの稼働、クライシスゾーンは難易度MEDIUM(制限時間35秒)。タイムクライシス系はいずれもライフ9設定で、ガンブレードNYとクライシスゾーンは振動有。クイック&クラッシュの弾数は30発設定。 ガンブレードNYの1P側のトリガーの初期応答が少し鈍い点以外に問題は無く、いずれも普通・快適にプレイが可能な状態であった。 +2018年以前の状況 2014/12/31 ガンブレードNYはライフ5、タイムクライシス3は1人プレイ専用で工場出荷設定(難易度NORMAL、ライフ数4設定)、クライシスゾーンは制限時間40秒、ライフ9設定。 クイック&クラッシュは照準が僅かにズレており狙いが付け難い。 タイムクライシス3は照準は問題無く、1P、2Pともにブローバック機構が動作するが、ペダルを強く踏み込む必要あり。2P側のみダメージ時のエフェクト色が緑色設定。 クライシスゾーンは反動機構が微弱ながら動作するものの、照準が下に極端なまでに大きくズレており、ペダルも強く踏み込む必要がある。 2015/9/6 設置ガンシューに変更は無かったが、クライシスゾーンの極端な照準ズレとペダルが修理され非常に良好な状態となっていた。クライシスゾーンの難易度設定が、制限時間50秒(難易度VERY EASY)、ライフ5設定へと変更されていた。 タイムクライシス3はペダルをさらに強く踏み込む必要があった。 2015/12/31 9月時から設置ガンシューに変更は無し。難易度設定などもそのままだった。照準状態はタイムクライシス3の2P側が右にズレている程度で、それ以外は正確な状態だった。 ただタイムクライシス3の2P側、クライシスゾーンのペダルの状態が悪化し、稀に踏んでも攻撃態勢にならず、離そうとしてもそのまま戻らなくなる不具合が発生していた。 タイムクライシス3の1P側はその様な問題は無いものの、ブローバック機構が壊れてしまっているのか、ブローバック時に奇妙な音が鳴る。 クイック&クラッシュは照準がさらにズレており、正確に構えても当たらない様に感じた。 2016/05/31 12月時から状況に変更は無かったが、タイムクライシス3の2P側のみ電源が落とされておりプレイ不可となっていた。 2017/07/15 2016年5月以来の訪問だったが、タイムクライシス3を除くほぼ全てのガンシューの状態が大幅に改善されていた。タイムクライシス3とクライシスゾーンはライフ9で難易度はノーマル設定となっていた。タイムクライシス3は2P側のみの稼働で、連射時に稀に空撃ち扱いになる事以外は問題無し。 クライシスゾーンは画面隅の色焼け以外はほぼ完璧な状態だったが、隣のリアルパンチャーの音が大きく、人によっては集中力を削がれるか。 ガンブレードNYとクイック&クラッシュも正常に遊べる状態であった。
https://w.atwiki.jp/imaska/pages/300.html
■千早の第三帝国興亡記 - 『Hearts of Iron 2 Doomsday』 原作ゲーム あらすじ ドイツの皆さんアドルフ・ガーランド アルベルト・ケッセルリンク ヴァルター・シェレンベルク ヴァルター・シュミット ヴィルヘルム・フォン・レープ ヴィルヘルム・フランツ・カナリス ヴェルダー・メルダース ヴェルナー・ハイゼンベルク ヴェルナー・フォン・ブロンベルク エアハルト・ミルヒ エーリッヒ・ハルトマン エーリッヒ・フォン・マンシュタイン エーリッヒ・ヨーハン・アルベルト・レーダー エルヴィン・フォン・ヴィッツレーベン エルヴィン・ヘンシェル エルヴィン・ロンメル エルンスト・ガーデルマン エルンスト・リンデマン オットー・スコルツェニー ギュンター・リュッチェンス クラウス・ハイン クルト・シュトゥデント クルト・ホフマン ゲルト・フォン・ルントシュテット ゲルハルト・バルクホルン 親衛隊員 戦車兵 鼠の艦長 U-101艦長 ハインツ・ヴィルヘルム・グデーリアン ハインリッヒ・ヒムラー パウル・ヨーゼフ・ゲッベルス ハンス・ウルリッヒ・ルーデル ハンス・パウル・オスター ハンス・ヨアヒム・マルセイユ ハンナ・ライチュ ヒャルマル・シャハト ベアテ・ウーゼ ヘルマン・ヴィルヘルム・ゲーリング ミハエル・ヴィットマン ヨアヒム・フォン・リッベントロップ ヨーゼフ・"ゼップ"・ディートリッヒ ラインハルト・ハイドリヒ ルートヴィッヒ・ベック ルドルフ・ヴァルター・リヒャルト・ヘス レニ・リーフェンシュタール アイルランド(エール)の皆さんイーモン・デ・ヴァレラ M・J・コステロ アメリカの皆さんジョン・エドガー・フーヴァー チャック・イェーガー アルゼンチンの皆さんロベルト・マルセリーノ・オルティス アルバニアの皆さんゾクー1世 イギリスの皆さんアルバート・フレデリック・アーサー・ジョージ・ウィンザー ウィンストン・チャーチル ウォリス・シンプソン エドワード8世 オズワルド・モズリー コズモ・ラング ジョン・F・C・フラー ダグラス・バーダー デイビッド・ロイド・ジョージ マーサ・ゲルボーン イタリアの皆さんヴィットーリオ・エマニュエーレ3世 ジャン・ガレアッツォ・チャーノ ベニト・ムッソリーニ オーストリアの皆さんクルト・シュシュニック リーゼ・マイトナー オランダの皆さんヴィルヘルミナ ヘンドリックス・コレイン スイスの皆さん アルベルト・マイヤー スペインの皆さんフランシスコ・フランコ チェコスロバキアの皆さんエドヴァルド・ベネシュ ミラン・ホッジャ 日本の皆さん石原莞爾 江草隆繁 大島浩 近衛文麿 辻政信 村田重治 フランスの皆さんアルベール・サロー アンリ・フィリップ・ペタン ココ・シャネル スンスンおじさん ピエール・クロステルマン フィリップ・ルクレール フランソワ・ダルラン ハンガリーの皆さんホルティ・ミクローシュ ブルガリアの皆さんキリル ボリス3世 ベネズエラの皆さんエレアサル・ロペス・コントレラス ベルギーの皆さんレオポルド3世 ポルトガルの皆さんアントニオ・デ・オリヴェイラ・サラザール アントニオ・オスカル・カルモナ 満州国の皆さん川島芳子 南アフリカの皆さんジェームズ・バリー・ミューニック・ヘルツォーク ルーマニアの皆さんイオン・ヴィクトル・アントネスク カロル2世 用語ウィーン裁定 英仏によるドイツ分割案 エドワード8世即位式 エビングハウス大隊 協力・協賛 ジョージ6世[コメント][宣伝] ダブルペタン[タグ][コメント] ちーちゃんファンクラブ Tihaja(チハヤ) T ファシズム魔法主義少女CHI☆HA☆YA Blau Puppe(青い人形) Blau Vogel(青い鳥) ベルリンの俎板 ルーデル防御 ■千早の第三帝国興亡記 - 『Hearts of Iron 2 Doomsday』 原作ゲーム Hearts of Iron 2 Doomsday あらすじ 失恋により、765プロに居場所がなくなったと感じる千早。そんな時、物置部屋であのマシンを起動させてしまう。気がつくと、そこは1936年のドイツだった。 ドイツの皆さん アドルフ・ガーランド 空軍パイロット。第26戦闘航空団所属。コールサインは「MAUS1」(鼠)。 空戦スタイルはドッグファイト型。 ちーちゃんファンクラブの会長を務めている。 たまたま暇だったのか、PV作りのために空軍基地を訪れたゲッベルスに協力するが、彼と宣伝省の事は嫌いなようだ。 スペイン義勇軍「コンドル軍団」の第一陣としてスペイン内戦に送られた為、千早のライブを見ることはできなかった「サイリュームは流石にいらないか」。 1939年4月に北海洋上で行われた演習に参加。村田から日本海軍機がまともなラジオを持たずに黒板とチョークでやり取りしていることを聞かされて驚く。 村田とは千早の事でも意気投合し、「国境を越えた友情」で結ばれた。 英国に向かう千早の護衛を行い、誕生日ライブのハートマークの事を明かす。それに対して「何かお礼がしたい」と言う千早に「スピットファイアが欲しい」と答える。 入隊時の筆記試験でカンニングをしたとメルダースに思われていたが一夜漬けだった。 マルセイユと共にベアテに無届けの模擬空戦をする事になったが、3分で墜とされた挙句機体を大破させてしまった為にミルヒに絞られる。 アルベルト・ケッセルリンク 第二航空艦隊司令(ハンブルク)。 英軍機の狙いがライブ会場の千早だと気づく。 ヴァルター・シェレンベルク カナリスの後任の情報大臣。 「若いが優秀」ということでカナリスから推薦されるが、初登場時に春香の真似をした自己紹介を行い、千早以下全閣僚と会議に参加したヴィルヘルミナとコレインをドン引きさせる。 「巷では綺麗な空軍大臣だの、綺麗なSS長官といったあだ名があるようなので、自分もそれにあやかろうと思った」とのことだが、レーダーには呆れられ、リッベントロップには「空気を読め」と言われ、ヘスにはスルーされる。バッドコミュニケーション。 シニカルな性格で、ヒトラーの「大ドイツ主義」「東方生存圏」、千早の「護るべきモノの為に戦え」というスローガンを笑うが、千早が心の底からそれを実現しようとしているのを見て、それを裏からサポートすることにした。 ヒムラーとゲーリングから、フランス内のパルチザンの取締りを内密に命じられる。 ヴァルター・シュミット U-1聴音、三曹。 ヴィルヘルム・フォン・レープ A作戦集団司令官、陸軍中将。 英本土上陸の一番乗りを果たすが、その後千早に胸の話をした為ヒムラー率いるSSとシュトゥデントに追われる。彼の部下曰く「ナチュラルに喧嘩を売る男」。 その後何事も無かったかのように千早のピンチにシュトゥデントと共に現れる。 ヴィルヘルム・フランツ・カナリス 国防軍情報部部長。 海軍の増強を喜ぶレーダーに自宅まで来られたので千早の執務室に逃げてしまった。 何でも知っているかのような千早の言動が気になり、日本に頼んで彼女の素性を探ってもらうが、手掛りは掴めなかった。 「スペイン建築に興味のあるオーストリアに住む友人の土木技師」の為にスペインへの船便を用意したところ、スペイン内戦に敗れたフランコを連れて帰ってきた。 情報部が入手したモズリーとサローの会話の内容を知り、千早の暗殺とクーデターを計画(暗殺部隊の指揮を担当)。 千早が領土要求を撤回した為に計画を中止したが、ハイドリヒが止めなかった為にスコルツェニー率いるエビングハウス隊に暗殺者の排除を命じ、保安警察の確保とベルリン市内の通信網への介入、パレードの中止の進言を行ったが間に合わなかった。 ポーランド併合後、一連の責任を問われて更迭される。後任にシェレンベルグを推薦し、千早に「道を違えず、心を折らずに祖国を導いて欲しい」と頼み、去った。 ヴェルダー・メルダース 空軍パイロット。 ちーちゃんファンクラブの会員。 ガーランドと同じくスペイン内戦に赴いたが、第二陣(出発は第一陣の1週間後)であった為に千早のライブを堪能できた。 ガーランドとは悪態を吐き合えるほどの親友で、「入院見舞いは何がいい?」等と傍目から見ると酷いことを言っているが、彼なりの励ましなのであった。 1939年4月に北海洋上で行われた演習に参加。 ライブ乱入作戦では作戦主任を務める。 ヴェルナー・ハイゼンベルク 物理学者。 SDによって連行され、シェレンベルクの案内でイギリスの研究施設を調査する。 調査の結果、核研究施設であることが判明し、既に持ち出されていることも判明したが、幸い生成には至らなかった様だ。 ヴェルナー・フォン・ブロンベルク 陸軍元帥。 ヴィッツレーベンの後任の陸軍司令官。 ゲーム的にはスキル3の攻勢持ち元帥で、閣僚としても必要物資-15%と非常に優秀。 エアハルト・ミルヒ 空軍中将。 ちーちゃんファンクラブの会員ではなく、ガーランド達の暴走に手を焼いており、胃薬が手放せない。 胃薬の消費量が増えた為にグデーリアンに苦情を言うが、グデーリアンもゲーリングも余り助けにはならないようだ。 エーリッヒ・ハルトマン 空軍パイロット。 ちーちゃんファンクラブの会員。 エーリッヒ・フォン・マンシュタイン 陸軍少将。 グデーリアンから「師匠」と呼ばれる。 勤務時間中はグデーリアンに敬語を使う(グデーリアンが参謀総長であり、階級も上の為)。 「(千早の力量を疑っているがドイツと千早のどちらか一方が欠いただけで全てが瓦解するので)悩んでいます」と言うグデーリアンに「お前は結婚していたろ」とボケをかます。 エーリッヒ・ヨーハン・アルベルト・レーダー 海軍総司令官。ヨハンの会名誉会員。 大艦巨砲主義者であり胸のある方が良いようだが、千早に9393されてからは空母の建造でも喜ぶようになった。 艦種よりも海軍の増強が嬉しかったのか、喜びのあまり海軍の人間に片っ端から自慢して回った。 グラーフ・ツェペリンが就役した時には嬉しくて写真を撮りまくった。 「体調不良」の為、1939年4月に北海洋上で行われた演習に参加できなかったが、その直前にヴィルヘルミナから「Z艦隊開発記」をプレゼントされて以来、彼女の名を聞く度にパニックを起こすようになった。 戦力差からアシカ作戦(英本土上陸作戦)には終始反対であったが、ドイツがイギリスを屈服させるのは今しかないと言う千早の説得に応じ、自ら艦隊を率いる。 エルヴィン・フォン・ヴィッツレーベン 陸軍総司令官。 開戦に伴い、前線で指揮を執る。 実は腰が悪く、フラーとの会見後にぎっくり腰で入院 職務不可能となる。 エルヴィン・ヘンシェル ルーデルの嘗ての相方で、試験部隊に配属後はハンナの相方としてスツーカの37mm砲の試験を行っている。 エルヴィン・ロンメル 第7装甲師団師団長。 1939年9月1日に、ファンである兵士達の為に閲兵して欲しいと千早に頼み、受け入れられる。 閲兵では「Panzer Lied」を歌わないゲーリングに一緒に歌ってはどうかと聞き、「私は空軍の人間だぞ?」と言う彼に「だからどうしたのです?」と返した。 エルンスト・ガーデルマン Ju-87スツーカの後部機銃手兼オペレータでルーデルの相方。 ちーちゃんファンクラブの会員。 ライブ突入作戦では文字通り丸一日ルーデルの訓練に付き合わされる。 ルーデルと共にスツーカで、ライブ会場を狙った英軍機と戦う。 ドーバー海峡でもやっぱりルーデルの相方として、ルーデルが歌う「星間飛行」の替え歌に英海軍将兵と一緒に合いの手を入れている。 エルンスト・リンデマン 海軍大佐。 空母グラーフ・ツェペリン艦長。 オットー・スコルツェニー カナリスの「友人の土木技師」(元・オーストリア人)。 部下のエビングハウス隊と共にスペインへ潜入して、幽閉されていたフランコ将軍をドイツに連れ出した。 モズリーとサローの密談を盗み聞きする。 エビングハウス隊を率いて保安警察の暗殺者を殺害したが、千早の狙撃を止めることができなかった。 リッベントロップとウィンザー公夫妻の護衛を担当する。 ギュンター・リュッチェンス バルト海艦隊司令。 1939年4月に北海洋上で行われた演習では旗艦シュレジェンが爆弾3発、魚雷2発を受けて航行不能の命中判定を受けてしまう。 クラウス・ハイン U-1艦長、大尉(イラストはTれよ工房)。 ヴィルヘルム・グロストフ号が米海軍の臨検を受ける間、ウィンザー公をU-1で匿った。 クルト・シュトゥデント 空軍空挺部隊司令官。 ちーちゃんファンクラブの会員。 ライブ突入作戦では放送室突入の為に降下猟兵1個中隊を投入。本当は空挺降下させたかったが、スタジアムに潜伏させることにした。 作戦は成功したが、クーデターかと思ったSSに連行されてしまった。 SSとは仲が悪いかと思いきや、千早の胸の話をしたレープをSSと共に追いかけることも。 クルト・ホフマン バルト海艦隊旗艦、戦艦シュレジェン艦長。 1939年4月に北海洋上で行われた演習では爆弾3発、魚雷2発を受けて航行不能の命中判定を受けてしまう。 ゲルト・フォン・ルントシュテット 第2軍団司令官、陸軍大将。 ロンドンを訪れた千早と行動を共にするが、バッキンガム宮殿には入らなかったようだ。 ゲルハルト・バルクホルン 空軍パイロット。 ちーちゃんファンクラブの会員。 ガーランドと同じくスペイン内戦に赴いたが、第二陣(出発は第一陣の1週間後)であった為に千早のライブを堪能できた。 1939年4月に北海洋上で行われた演習に参加。ガーランドと村田の「友情」に呆れる。 ファンクラブによる誕生日ライブ乱入作戦「ちーちゃんのBirthday」の語り手である。 親衛隊員 言わずと知れたSS隊員。 「ちーちゃん」の随行を誰がするかで揉めたり、怪しげな警護を行う辺りが色々な意味で親衛隊である。 しかしハイドリヒのように、全ての親衛隊員が千早に忠誠を誓っているわけでもないらしい。 戦車兵 第7装甲師団に所属するロンメルの部下達。 千早の大ファンで、ラインラントで彼女の閲兵を受けた際にサインを貰ったり一緒に歌を歌ったりするが、暗殺部隊の襲撃を受ける。 鼠の艦長 鼠なのに何故か潜水戦隊のエース。 シンバルとタンバリンの区別が付かない。 画像も本動画に提供している。 U-101艦長 艦長と呼ばれたうp主、隻眼艦長とも。 40年8月2日、ロイヤルオーク、ヴァリアント、ウォースパイトを食った。 ハインツ・ヴィルヘルム・グデーリアン 国防軍参謀総長。 千早の力量に対して非常に懐疑的だったが、マンシュタイン(昼休み中)から「力の限り総統閣下を支えるのが軍人としての責務だ」と諭される。 ハインリッヒ・ヒムラー 内務大臣兼親衛隊長官(但し、内務大臣はヘスが実質兼任)。 一番最初に千早に対して熱烈に忠誠を誓う。 ジョージ5世の葬儀に向かう千早を連隊規模で護衛(随行)しようとしたが、基準を厳しくした為に師団レベルに至らなかった事を謝罪する。 「随行に1個分隊もいらない」という千早の反対を受け入れ、随行要員を決めるじゃんけんに参加した。 それ以外は割とまともである(ナチス的な意味で)。 決して、ハイドリヒ・ヒムラーではない。 パウル・ヨーゼフ・ゲッベルス 国民啓蒙・宣伝大臣。 ゲッ「ぺ」ルスではない。 総統が少女になったことも宣伝に利用する。OP(PV)も彼と宣伝省の手によるもの。しかし陸海軍の映像が無かったり(歩兵や旧式艦・補助艦ばかりで全く見栄えがしないので)、空軍も協力した覚えが無いのに勝手に映像を使われたりしたので三軍からの受けは悪かった。 ライブと聞くと黙ってはおれず(プロデューサー的な意味で)、落ち込む千早と彼女を勇気付けるゲーリングのやり取りを見てドラマ化を考えたり、千早の着替え中に入ってきたりするなど自重しないが、千早の力量に感心する一面も。 ヴィルヘルミナと共に、千早主演の映画「蒼海の歌姫或は千早の航海日誌」の脚本と演出を手がけた。 ハンス・ウルリッヒ・ルーデル 空軍パイロット。 ちーちゃんファンクラブの会員。 ライブ突入作戦の為の訓練を8時間ぶっ続けで行った後、食事と整備が終わった後さらに訓練を行った「1日はあと16時間もあるんだ」。 対地攻撃機であり、戦闘機の相手など問題外に機動性の低いスツーカで、ライブ会場を狙った英軍機と戦う(ルーデルならこれくらい朝飯前)。 ドーバー海峡では「星間飛行」の替え歌を歌いながらスツーカで英戦艦を沈めている。 ハンス・パウル・オスター 国防軍情報次長。 カナリスの命令で保安警察とSD(親衛隊情報部)の監視と旧SAにハイドリヒによる千早暗殺の情報を流した(保安警察への牽制として)。 ハンス・ヨアヒム・マルセイユ 海軍パイロット。クラウゼヴィック戦闘航空団、黄色中隊指揮官。コールサインは「GELB14」(黄色の14) 空戦スタイルは一撃離脱型。 ハンナとベアテを口説き、戦闘機乗りのベアテに模擬空戦を挑むが2分15秒でベアテに墜とされる。 ハンナ・ライチュ 空軍少尉、テストパイロット。 ヘンシェルと共にスツーカのテストを行っている。 ヒャルマル・シャハト 経済・軍需大臣。 ベアテ・ウーゼ 空軍少尉、テストパイロット(イラストは鼠の艦長氏)。 コールサインは「KAETZCHEN」(子猫) 普段は寡黙だが戦闘時は性格が変わるようだ。 ヘルマン・ヴィルヘルム・ゲーリング 空軍総司令官。 しかし周りからは「モルヒネデブ」と馬鹿にされているようだ。 「総統が少女になった」と第一報を伝えた為、会議に集まった面々にボコられる。 千早と遭遇してから1ヵ月で、モルヒネをやめてWW1時代のハンサムな姿になった。 身も心もきれいなゲーリングであり、千早に対して紳士的な態度で接する。 どうやら、「第三帝国興亡記」は彼の記録のようである。 「1人のファンとして、1人の紳士として、手助けしたい」とライブ突入作戦を認め、全面的な協力を申し出る。 連合艦隊の空母航空隊から訓練教官を招いたり空母搭載機を海軍の管轄にする事は、空軍としては不満だったが、千早には逆らえなかった。 降下猟兵が参加する為1939年9月1日の閲兵に参加。その際に千早と兵士達が歌う「Panzer Lied」を一緒に歌ってはどうかとロンメルに勧められるも「私は空軍の人間だぞ?」と一度は断るが、彼に「だからどうしたのです?」と返されて歌うことにした。 その直後に保安警察暗殺者の襲撃を受け、彼も負傷する。 開戦で落ち込む千早を勇気付けるが、閣僚の殆どが廊下の外で二人の様子を伺っていた。 痩せて以来パイロットとして操縦桿を握るようになったらしく、総統専用機(Fw200)は彼が操縦している。 ミハエル・ヴィットマン 第7装甲師団所属の戦車兵。 仲間から千早の「護るべきモノの為に戦え」というスローガンに対して「何の為に戦うか」と聞かれ、「総統閣下の為に戦う」と答えるが、ラインラントでフランス戦車と戦い、車両を破壊され仲間も戦死してしまう。 仲間の死を悲しんでいたところを千早に声を掛けられて自己紹介するが、千早は彼の事を知っていた(嘗てPに教わったらしい)。 ヨアヒム・フォン・リッベントロップ 外務大臣。 リッベン「ド」ロップではない。 父親が娘を諭すように千早に接することもある。 千早のライブに興味はあるようだ。 フロリダでウィンザー公と会談を行い、イギリスに戻って復位する事を決意させる。 ヨーゼフ・"ゼップ"・ディートリッヒ 第1SS装甲師団LKT(如月千早親衛隊)師団長。 ラインハルト・ハイドリヒ 保安警察長官、SS中将。 カナリスとベックの計画を聞くが、「勤務中ではないし小娘(千早)に忠誠を誓っているわけでもない」と彼らに答えたばかりか計画への協力を申し出る。 結局領土要求は撤回されたが、フランス軍が侵攻を決定したことを理由に、部下の保安警察を率いて千早の暗殺計画を実行する。 暗殺失敗後は、暗黒王の側近として登用される。 ルートヴィッヒ・ベック 陸軍大将。 情報部が入手したモズリーとサローの会話の内容を知り、千早の暗殺とクーデターを計画(戒厳令発動時の各施設の制圧の指揮を担当)。 千早が領土要求を撤回した為に計画を中止したが、ハイドリヒが止めなかった為にOKWに戻り陸軍によるベルリン市内の警備を指揮した。 ルドルフ・ヴァルター・リヒャルト・ヘス 副総統。自称「政府首相」(ゲームの仕様上、「政府首班」である為)兼「実質的な」内務大臣。 「ヘス、或いはヘス、またはヘス」と呼んでほしいとのこと。 それなりにユーモアがあるようだ。 「彼女が落ち込んでいるのが気になるんでしたら声をかけてやったらどうですか、貴方が彼女と一番親しいのだから」とゲーリングに伝えるあたり、彼も彼なりに千早を気遣っているようだ。 空気を読めない相手のスルー能力の高さに定評がある。 ティーシャクとマニアックな会話をする一面も。 レニ・リーフェンシュタール 映画監督。 ゲッベルスとは仲が悪い。 エドワード8世即位式の映画を撮影するがボリス3世の頭が眩しくて上手くいかない。 アイルランド(エール)の皆さん イーモン・デ・ヴァレラ 元IRAのアイルランド首相(ティーシャク)。国名(エール)と役職名(ティーシャク)に拘りがある。 ダブリンでSASの襲撃を受けるが難を逃れる。 千早に南アフリカの件を伝え、ドイツとエールの不可侵条約を持ちかける。 M・J・コステロ アイルランド陸軍司令官。 (スタッフの笑い声) アメリカの皆さん ジョン・エドガー・フーヴァー アメリカ連邦調査局(FBI)長官。 FBIでアメリカ滞在中のウィンザー公を監視していたが、公がイギリスに戻ろうとした為に米海軍に協力を要請する。 チャック・イェーガー 合衆国陸軍航空隊パイロットだが、英国空軍の指揮下に入っている。 ライブ会場の千早を狙うが、千早の歌声を聞いてドイツ人が本気になる理由を理解する。 アルゼンチンの皆さん ロベルト・マルセリーノ・オルティス アルゼンチン大統領。 アルバニアの皆さん ゾクー1世 アルバニア王。 イタリアに併合されるが、傀儡国家の王として存続を認められたようだ。 イギリスの皆さん アルバート・フレデリック・アーサー・ジョージ・ウィンザー 言わずと知れた暗黒王。 兄エドワード8世が王冠よりも女性を選んだ為に即位し、ジョージ6世となる。 即位前(ヨーク公時代)に、父ジョージ5世の葬儀に訪れた千早とゲーリングに会っている。 勇み足で戦争を始めたサロー(フランス)を「計画を乱した罰」として見捨てる。 ロンドン陥落に伴い王室と政府は脱出したかと思えば、ただ1人バッキンガム宮殿で千早を待ち受ける。ゲーリングとヒムラーをあっという間に倒して千早に迫り、プロポーズ(?)をするが断られて消え失せてしまった。 ウィンストン・チャーチル 英国首相。 ドイツに英本土上陸をされロンドンとその周辺を奪われるが「我々は、最後まで戦う」と演説を行う。 ウォリス・シンプソン エドワード8世(ウィンザー公)の妻。エドワードは彼女と結婚する為に退位する事になった。 アメリカに滞在していたが、リッベントロップの説得を受けた夫と共にイギリスに戻った。 エドワード8世 父ジョージ5世の後を継いで王になるも、ある女性と結婚することを選んで退位する。 退位宣言後は式典なども有耶無耶のまま新妻と共に新大陸に引っ越してしまった。 その後ウィンザー公としてアメリカに滞在していたが、ドイツによる英本土占領後に訪れたリッベントロップの説得で妻と共にイギリスに戻り、王の座に返り咲いた(国名 グラスゴー・イギリス、首都 グラスゴー)。 オズワルド・モズリー イギリスのファシスト指導者にして、ジョージ6世の側近。 フランスの政治家で対独強硬派のサローと接触し、対独戦を持ちかける。 コズモ・ラング カンタベリー大主教。 エドワード8世の即位式を行う。 ジョン・F・C・フラー グラスゴー・イギリス陸軍総司令官、中将。 ヴィッツレーベン、グデーリアンと停戦条約を結ぶ。 ダグラス・バーダー 両足が義足の、英国空軍エースパイロット。 ライブ会場の千早を狙うが、千早の歌声に感心する。 デイビッド・ロイド・ジョージ グラスゴー・イギリス首相。 マーサ・ゲルボーン BBC特派員。 ドイツの攻撃を受けるロンドンから実況中継を行う。 イタリアの皆さん ヴィットーリオ・エマニュエーレ3世 イタリア国王。 ジャン・ガレアッツォ・チャーノ イタリア王国外相。 ベニト・ムッソリーニ 言わずと知れたファシスト党党首にしてイタリア王国首相。 独日伊防共協定調印式会場で千早を口説き、会場にいたカナリスに呆れられる。 グデーリアンから「戦功を上げたら閣下のライブにご招待」と言われて張り切ったのか、アルバニアのみならず、ギリシャ全土とスエズを占領してしまった。 オーストリアの皆さん クルト・シュシュニック オーストリア首相。 ドイツによるオーストリア併合(アンシュルス)に抵抗するが、ドイツ側の恫喝と政治工作の前に屈服する。 リーゼ・マイトナー 物理学者。 SDによって連行され、シェレンベルクの案内でイギリスの研究施設を調査する。 イギリスが研究していた物をシェレンベルクに説明する。 オランダの皆さん ヴィルヘルミナ オランダ女王。 ドイツが満州国を承認したことをきっかけにして川島芳子×千早の「爽やかな純愛ノベル」を執筆する(ドロドロしたのも好きだが)。他にも色々と千早ネタを考えていたので、某事務員の前世なのではないかという声が視聴者から上がっている。 その後、ドイツと不可侵条約を締結するために列車でドイツに向かった。 1939年4月に、枢軸同盟締結を兼ねて北海洋上で行われた演習も観戦している。 その際にレーダーに贈ったプレゼントの感想を聞きたがったが、彼は「体調不良」で演習に参加していなかった。 開戦における千早の演説を「50点」と評価した。 ベルギー国王レオポルド3世に「城塞の闇~エバン・エマールの夜中劇~」を送りつけて統治の協力を取り付けた。 ゲッベルスと共に、千早主演の映画「蒼海の歌姫或は千早の航海日誌」の脚本と演出を手がけた。 シェレンベルクの警備をものともせず、千早と川島の会見を見に来て大喜び。 ヘンドリックス・コレイン オランダ首相。 色々と「夢見がちな」女王を引っ叩く事も辞さない。 スイスの皆さん アルベルト・マイヤー スイス連邦大統領。 スペインの皆さん フランシスコ・フランコ スペインの将軍で、ドイツ・イタリアの支援を受けてスペイン共和国に対して反乱を起こす。 その後イギリスの援助を受けた共和国軍に敗れて幽閉されていたが、「カナリスの友人の土木技師」がスペインに潜入して彼をドイツに連れて行った。 千早がスペインとの戦争を避けた為に指導者として返り咲くのはまだまだ先のようである。 チェコスロバキアの皆さん エドヴァルド・ベネシュ チェコスロバキア大統領。 ズデーテン問題を解決するためミュンヘンに向かうが、その直前にチェコスロバキアがドイツを破り欧州を平定する夢を見る。 千早の提案(チェコスロバキアを解体してスロバキアを独立させ、チェコは高度な自治権を与える条件で併合)に、チェコ領内における旧チェコ警察の警察権の承認と彼と千早の連名で公文書化した物の全世界への公表を加える事を条件にチェコスロバキア解体を受け入れる。 以後は政界から引退して彼女の生き様を見守ることにした。 ミラン・ホッジャ チェコスロバキア首相。 ミュンヘン会談をボイコットするよう勧めるが、大統領としての使命を全うしようとするベネシュを止める事はできなかった。 日本の皆さん 石原莞爾 辻政信と共に満州で川島芳子に会い、ドイツが英本土攻略をせずに日本がアメリカと戦うのを阻止する為にドイツへの訪問を依頼した。 江草隆繁 帝国海軍パイロット(大尉)。 ドイツ海軍航空隊を指導する為、1939年4月に北海洋上で行われた演習に参加。ガーランドと村田の「友情」に呆れる。 大島浩 駐独大使。 カナリスに頼まれて千早の素性を調べるが、素性を掴むことはできなかった。 近衛文麿 独日伊防共協定の日本側代表。 独日伊防共協定調印式会場で千早と会う。 辻政信 石原莞爾と共に満州で川島芳子に会い、ドイツが英本土攻略をせずに日本がアメリカと戦うのを阻止する為にドイツへの訪問を依頼した。 村田重治 帝国海軍パイロット(大尉)。通称「ブーツ」。 ドイツ海軍航空隊を指導する為、1939年4月に北海洋上で行われた演習に参加。 ガーランドとは千早の事でも意気投合し、「国境を越えた友情」で結ばれた。 フランスの皆さん アルベール・サロー 対独強硬派であるフランスの政治家で、ドイツの周辺国家の併合や軍備増強に反発してドイツとの早期戦争を望むがルブランに受け入れられなかった。 モズリーと接触し、彼の持ちかけた取引を受け入れて開戦に持ち込む。 しかし千早が開戦の条件であった領土要求を撤回していた為、表向きは「一政治家の独断」としてイギリスから支援を受けることができなかった。 フランス敗戦時に開戦の責任を取って自決。 アンリ・フィリップ・ペタン フランス敗戦に伴い、コンピエーニュの森で千早と休戦協定を締結する。 ココ・シャネル ファッションデザイナー。 千早のドレスのデザインを手がける。 制服を「作業服」と馬鹿にしている。 スンスンおじさん タイトル画面の中央、ゲームタイトルの後ろに隠れている人物。 ナチスドイツ軍のパリ入城のゲーム動画内で、スンスン泣きながら見送ってるパリ市民。(名前の出展はHoI2Datawikiより)。 ジャック・シラク(前フランス大統領)に似てなくも無いが、別人。 1939中篇その1の冒頭で前回までのあらすじを説明する。 本動画でも、シャンゼリゼ通りで行われたドイツ軍の行進を泣きながら見送った。 ピエール・クロステルマン フランス空軍パイロット。 近くまで攻めてきたドイツ軍と戦おうとするが、整備班長の説得を受けてMB.152でイギリスに脱出。 フィリップ・ルクレール フランス陸軍士官。 シャンゼリゼ通りで、パリに入場したドイツ軍の行進を泣きながら見守る市民(スンスンおじさん)に「泣かないでください」と声を掛ける。 フランソワ・ダルラン ヴィシーフランス副首相。 ハンガリーの皆さん ホルティ・ミクローシュ ハンガリー王国摂政、海軍提督。 ウィーン裁定で領土要求を行うが千早に反対された為に、領土要求を撤回する代わりにハンガリーの中立を宣言する。 ブルガリアの皆さん キリル プレスラフ公、ボリスの弟。 ノリが良く、ボリスを「兄貴」と呼ぶ。 ボリス3世 ブルガリア国王、キラッ☆ その見事な頭から放たれる「ボリスフラッシュ」でコンスタンツァを獲得した。 ダラム大聖堂では撮影用の光を反射して撮影の邪魔になった。 ベネズエラの皆さん エレアサル・ロペス・コントレラス ベネズエラ大統領。 ベルギーの皆さん レオポルド3世 ベルギー国王。 ドイツに降伏後はオランダ政府の協力下で旧ベルギーの内政を委任される。 大のドイツ嫌いであったが、ヴィルヘルミナ女王から「城塞の闇~エバン・エマールの夜中劇~」を贈られて協力する気になったらしい。 ポルトガルの皆さん アントニオ・デ・オリヴェイラ・サラザール ポルトガル首相。 アントニオ・オスカル・カルモナ ポルトガル大統領。 満州国の皆さん 川島芳子 満州国安国軍総司令官。陸軍大将。 満州で活躍する「男装の麗人」。顔は真と瓜二つ(イラストはTれよ工房)。 ウィルヘルミナ女王が書いた「爽やかな純愛ノベル」にも登場する。 石原莞爾と辻政信の依頼を受けてシベリア鉄道でドイツに向かった。 南アフリカの皆さん ジェームズ・バリー・ミューニック・ヘルツォーク 南アフリカ首相。 英連邦の一員であったがドイツとの停戦に合意し、エドワード8世の即位(復位)式に向かう途中で乗っていた客船が英駆逐艦の攻撃と臨検を受けた結果(本当にこの順番だった)、停戦を覆してしまった。 ルーマニアの皆さん イオン・ヴィクトル・アントネスク ルーマニア首相、陸軍元帥。 夢見がちなカロル2世に呆れ気味? カロル2世 ルーマニア国王、バルカン半島帽子の会名誉会員。 大ルーマニアを夢見る国王。ソ連の親ルーマニア政策とドイツの介入でベッサラビア、トランシルヴァニアを失わずに済んだが、ボリスフラッシュでコンスタンツァを失ってしまった。 本動画やWikiでは特徴的な帽子を被っているが、Hoi2では帽子を被っていない。 用語 ウィーン裁定 ウィーンで行われた東欧諸国の領土裁定会議。 史実ではルーマニア領である北トランシルヴァニアをハンガリーに、南ドブロジャ(コンスタンツァ)をブルガリアに割譲し、裁定前にソ連がベッサラビアを獲得してしまった。 しかし本動画ではソ連が親ルーマニア政策を取った為ベッサラビアを獲得しない上に、ドイツがルーマニアを支持した為にハンガリーは北トランシルヴァニアを得られなかったが、その代償としてハンガリーは中立となり、ブルガリアはボリスフラッシュでコンスタンツァを獲得してしまった。 Hoi2でもハンガリー、ルーマニア、ブルガリアを併合してハンガリーとブルガリアを先に独立させるとトランシルヴァニアがハンガリー領となり、コンスタンツァがブルガリア領となってしまう。 英仏によるドイツ分割案 チェコスロバキア解体とドイツ、オランダ同盟締結後に、モズリーがサローに持ちかけた案は以下の通り。ドイツが更なる領土要求を行った時に宣戦布告。 イギリスはエッセンからキールまでの北部工業地帯を支配。 フランスはフランクフルトアイマン以南を支配。オーストリアは傀儡なり直接支配なりフランスの好きなように。 ドイツはそれ以外の領土を「ソヴィエトに対する防波堤」兼「英仏の武器や装備の顧客」として領有。 結局ドイツは領土要求を行わなかったが、1939年9月1日にフランスとベルギーがドイツに対して宣戦を布告した。 エドワード8世即位式 1941年1月15日にダラム大聖堂で行われた即位式の参列者は以下の通り。コズモ・ラング(カンタベリー大主教) エドワード8世(イギリス国王) 如月千早(ドイツ第三帝国総統) ルドルフ・ヘス(ナチス等副党首) ヨアヒム・フォン・リッベントロップ(ドイツ第三帝国外務大臣) ヴィルヘルミナ女王(オランダ女王) ヘンドリックス・コレイン(オランダ首相) 大島浩(駐独日本大使、大日本帝国代表) 川島芳子(満州国代表) ヴィットーリオ・エマニュエーレ3世(イタリア国王) ベニート・ムッソリーニ(イタリア王国頭領、しかもカラー) ジャン・ガレアッツォ・チャーノ(イタリア外務大臣) ゾグー1世(アルバニア国王) フィリップ・ペタン(ヴィシーフランス首相) フランソワ・ダルラン(ヴィシーフランス副首相) カロル2世(ルーマニア国王、、バルカン半島帽子の会名誉会員) イオン・ヴィクトル・アントネスク(ルーマニア首相、陸軍元帥) ボリス3世(ブルガリア国王、キラッ☆) キリル(プレスラフ公、ボリス弟) アントニオ・デ・オリヴェイラ・サラザール(ポルトガル首相) アントニオ・オスカル・カルモナ(ポルトガル大統領) フランシスコ・フランコ(スペイン国粋派首相) アルベルト・マイヤー(スイス連邦大統領) イーモン・デ・ヴァレラ(アイルランド首相) エレアサル・ロペス・コントレラス(ベネズエラ大統領) ロベルト・マルセリーノ・オルティス(アルゼンチン大統領) グラスゴー・イギリスを認めた国枢軸国ドイツ スロヴァキア オランダ イタリア アルバニア 大日本帝国 満州国 蒙古自治連合政府 中立国バチカン ルクセンブルク ルーマニア ブルガリア ユーゴスラビア ヴィシーフランス ポルトガル アイルランド スイス スウェーデン ノルウェー デンマーク フィンランド トルコ ベネズエラ アルゼンチン ハンガリー(但し書簡のみ) ソヴィエト連邦(但し大使館員すら参加させず) 亡命政権などスペイン国粋派 ベルギー コモンウェルスとアメリカが承認しなかったのは言うまでも無い。唯一南アフリカは承認しかけたが、脅されて承認を翻した。 エビングハウス大隊 史実では国防軍情報部と国防軍最高司令部の支援を受け、国防軍の管轄下に編成されたコマンド部隊。 作中では、スペインのファシスト指導者であるフランコ将軍奪還、下記のBlau Puppe作戦と、それに次ぐ千早の暗殺阻止などの作戦を行う。 欧州で最も危険な男、オットー・スコルツェニーは、この部隊の指揮官である。 協力・協賛 本動画の協力・協賛は以下の通り。イラスト協力Tれよ工房 鼠の艦長氏 照明協力ブルガリア国王ボリス3世 撮影協力ニコニコ潜水戦隊の面々 「加工された真実をお届け」ドイツ公共広告機構 「大砲をクリエイトする企業」クルップ社 「戦車砲のグローバルスタンダード」ラインメタル社 「未来へ羽ばたく鋼鉄の翼」メッサーシュミット社 「超音速のパイオニア」ハインケル社 「常識はずれた新技術、それが私達だけのオリジナル」ポルシェ社 「純度100%の真心、マラカイポオイル」大統領エレアサル・コントレラス 「闇夜を照らす電子の眼」「とある京急の行先変更(逝っとけダイア)」ジーメンス社 「フタエノキワーミー!フタエノキワーミー!シズカニセイッ!!」ブローム・ウント・フォス社 「欧州に響くディーゼルの歌声」MAN社 「兵士達の相棒」モーゼル社 「匠が集う、空母開発の最前線」フォッケウルフ社 "聖地"アムステルダム・ビッグサイト 「サークルの強い味方。〆切りはイベント前日まで」デ・ハスケ社 天使とダンスだぜ! ドイツ空軍ちーちゃんファンクラブ 「ドイツ産業界のカルテット」IGファーベン社 ドイツ陸軍 ドイツ海軍 ドイツ空軍 武装親衛隊 大日本帝国海軍航空隊 ジョージ6世[コメント][宣伝] 史実のジョージ6世は、決して本動画を含む架空戦記で書かれるような暗黒王ではなかった。 その所為か、本動画ではジョージ6世(コメント)が暗黒王の設定に対して泣き言を述べているが、チェンバレン(コメント)もチャーチル(コメント)も「我慢してください」「諦めてください」と言うばかり。 ダブルペタン[タグ][コメント] 独仏休戦協定を締結する為にコンピエーニュの森に用意された「休戦の客車」で、千早とペタンが一堂に会したことから付けられたタグ、コメント。 ちーちゃんファンクラブ 空軍の千早ファンで構成されるファンクラブ。 会長はアドルフ・ガーランドで、ゲーリングも彼らの行動を認めている。 千早を宣伝に利用するゲッベルスと宣伝省を嫌っており、同じく親衛隊をも嫌っていると思われる。 千早の誕生祝に彼女のライブに乱入する計画を立てる。計画は以下の通り。2月24日1200に始まるライブのクライマックスに、ガーランド率いる戦闘機隊が乱入してスモークで会場上空にハートマークを描く。 それと同時に別働隊が会場の放送室に突入して、これが空軍からのプレゼントであることを明かす。 一方英軍も空爆で彼女の誕生日を祝おうとしたが、ファンクラブの奮闘で撃退された。 ライブも乱入作成も大成功に終わったが、クーデターかと心配したSSとミルヒ司令官に絞られたようである。 それでも次の年もやるつもりのようだ。 Tihaja(チハヤ) 兵士達の間でよく歌われる歌。 本来の名前は「Erika(エリカ)」で、ロンメル曰く「花の名前と故郷の恋人の名前をかけた歌であったが、いつの間にか千早の名前で歌われるようになった」とのこと。 T Tれよ工房の絵師。 本動画ではアイキャッチのイラストや川島芳子のキャラデザを手がけている。 画力が残念なことに定評がある。 ファシズム魔法主義少女CHI☆HA☆YA オランダ王女ウィルヘルミナの妄想。 変身時には右手の中指と薬指と曲げて、「キラッ☆」というらしい。 Blau Puppe(青い人形) 情報部が入手したモズリーとサローの会話の内容を知ったカナリス、ベック、ハイドリヒが発案した、千早の暗殺及びクーデターの計画名。 千早が更なる領土要求を行った場合に発動される予定であったが、1939年9月1日にメーメルとダンツィヒの返還要求を撤回した為に計画は中止された。 しかし、計画に参加予定であった国防軍とSSの部隊に連絡をつけることができたものの、ハイドリヒと彼が率いる保安警察の実行部隊を止める事ができなかった。 そこでカナリスとベックは一転して彼女を護ろうとしたが、襲撃を完全に止められずに彼女は意識不明に陥り、その場に居合わせたゲーリングも負傷している。 その直後にOKWからフランスとベルギーが宣戦布告したとの情報が入っている。 Blau Vogel(青い鳥) ガーランドもこの曲を鼻歌で歌う。 ベルリンの俎板 鼠艦長が英本国艦隊を発見した時発信した電文の宛先。 メタ的に、誰宛なのか一目瞭然だが、誰もそれを公言することは出来ない。 呼び鈴がうるさいな、今タグ編集で忙しいのに…ちょっと玄関見てくる…。 ルーデル防御 スツーカで襲い掛かるルーデルに取る英海軍の防御戦法(詳細不明)。 しかし、その程度で彼を止めることはできなかった。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/6497.html
991: ライスイン :2020/10/21(水) 16 43 52 HOST g219-100-239-052.scn-net.ne.jp 1940年9月25日 上海 在沖米軍司令部 「閣下、中国軍の第12波攻撃を撃退しました。」 「市内の暴動を制圧、但し弾薬の消耗が大です。」 上海の在中米軍司令部では総司令官のスティルウィル中将に戦闘の結果が報告されていた。 8月末に米本土で大規模なバイオハザードが発生。それに伴い感染拡大阻止に全力を阻止でいるアメリカを見て、掌を返いしたかのように奉天軍は在沖米軍及び在中アメリカ人に 襲い掛かっていたのだ。名目としては ”疫病の中華への浸透阻止” ”中華搾取への報復” を掲げていた。上海沖に停泊していた米アジア艦隊支隊の軽巡マーブルヘッドと駆逐艦2隻はほぼゼロ距離まで接近してきた”中華英雄艦隊”の奇襲攻撃で撃沈。 これを合図として奉天軍は上海へと侵攻を開始した。ただアメリカにとって幸いな事に大規模演習と将来の対日戦へ向けて膨大な武器弾薬が運び込まれており、同時に パットン少将指揮下の第1騎兵師団(※1)を演習の為に呼び戻していたおかげで奉天軍の度重なる攻勢を撃退できていた。また郊外の飛行場を保持できていた事も幸いした。 「援軍はどうなっているのですか?」 第1海兵師団を率いるヴァンデグリフト少将がスティルウィル中将に尋ねた。しかし・・・ 「本土からは疫病感染が確実な為に援軍は来れない。フィリピンからはアジア艦隊と2個フィリピン師団が、ハワイからも太平洋艦隊と1個師団が来るそうだが・・・大幅に遅れるとの事だ。」 本土からは当然の事ながら援軍は出せない、その為ハワイとフィリピンから軍を派遣するのは理解できたし準備に時間がかかるのも当然だ。 しかし何故大幅に遅れるのか・・・司令部の皆が疑問に首をかしげているとスティルウィル中将は語りだした。 「日本が領海通過を拒否している為に大幅に迂回しなければならない為だ。更に日本企業が取引を拒否している為に近場・・・特にフィリピンでは物資調達に困難とのことだ。」 「何故です、人道上の危機だというのに。日本人は外国人とはいえ女子供が暴虐にさらされて良いというのかっ!!」 司令部要員に一人が日本の領海通過や取引拒否について怒りの声を上げる。 「疫病を領域内に入れない為だというが・・・本音では奉天と組んで散々嫌がらせ・・特に女学生への暴虐を止めなかった我らを信用できないとの事だ。」 その言葉を聞いた司令部の面々は今更ながらに政府の命令とはいえ日本に対して奉天軍と組んで日本へ嫌がらせした事を公開していた。特に女学生の乗った避難船を襲撃した 英雄艦隊の拿捕を阻止した件は日本側を酷く激怒させており、領海通過を拒否させていた。 「今東京の在日大使館を通して交渉中だ、最悪女子供だけでも助けなければ・・・」 在日米大使館を通して領海通過を認めてもらう様に交渉中だと明かすスティルウィル。最悪市民・・・特に女子供だけでも助けなければと悲痛な決意をする。しかし・・・ 「た・・・大変です、上海外縁部に奉天軍が接近中です。無理矢理徴兵したと思われる市民や多数の暴徒も伴い、数は100万以上と推測されます。」 「市内の〇〇地区で暴動が発生しました。しかも地区の武器庫が無数の暴徒に襲撃され、大量の武器が奪われた模様。」 「港湾地区で大規模な毒ガス攻撃です」。 彼らの先は暗かった。 日ソ同盟の憂鬱 第5話「どくそせん」 992: ライスイン :2020/10/21(水) 16 44 45 HOST g219-100-239-052.scn-net.ne.jp 1940年10月1日、世界は混沌に陥っていた。アメリカ本土は疫病の感染が必死の努力にもかかわらず拡大し、外に出る力を無くしつつあった。更に衰退するアメリカの今を好機と見た奉天軍の手のひら返しで中国大陸の米国系市民は本国よりも悲惨な状況に陥っていた。在中米軍が保持する上海とその周辺まで逃げ込めたものは何とか助かったが逃げ込めなかった者の運命は残酷であった。男は戯れに殺されるか奴隷として強制労働に従事させられ、若い女は奉天兵に愛を与える仕事に就かされた。 そして当然ながら在中資産は接収、更にその対象はアメリカ人以外の白人にも広がっていた(疫病を恐れて香港には手出ししていなかった)。 同じ頃、日本を連合国から追放し、アメリカと交流を深めていた英国と英連邦(+各亡命政府)も混沌を極めていた。彼らは支援物資と共に疫病も受け取ってしまい、それが英連邦各国に拡散。更に被害は英本土に拠点を置いていた亡命政府も多大な被害を受け幾つかが機能を停止。中には自由フランス政府(※2)の様に崩壊した所もあった。 そんな中でもドイツを盟主とする枢軸陣営は軍備増強を続け、勢力下の欧州各国をまとめ上げて欧州統合軍を編成。近い時期に実施される対ソ侵攻へ向けて着々と準備を進めていた。 因みにドイツは疫病の流入を防ぐため、英国と英連邦からの渡航を一切禁止しており、領域内に侵入した航空機や艦船は追い返すか撃沈していた。特に英国に憎悪を募らせるヴィシー政府は嬉々として英本土から逃れてくる船舶が領海内に入り次第、無警告で撃沈するほどだった。 1940年10月9日 東京・夢幻会会合場所 「アメリカ本土の惨状は凄まじいようですな。」 会合の席上で誰かが切り出した。感染の拡大で医療機能がマヒし始め、更に物資の流通が滞り始めた事によって大都市圏では市民の生活が立ち行かなくなり一部では配給制が敷かれる程の 有様であった。おまけに何所からともなく中国人が疫病の保菌者であるとの噂が飛び交い、奉天軍の手のひら返しによる惨状も相まって各地で中国人(と中国系市民)狩りが続発。 中国人側も応戦し、それを制圧しようと警察や州軍も加わる等、内戦に似た状況も置き馴染めていたのだ。 「それだけでなくメキシコにも流入し始めましたね。」 「このままだとパナマ辺りまで拡散するだろうな。」 「抗生物質は完成しているが・・・連中に分けてやる必要は無いだろうな。」 更にアメリカの傀儡政権となっていたメキシコにも疫病が侵入し、人種の区別なく感染が拡大。最悪パナマ北側まで感染の拡大が予測されていた。 また抗生物質を始めとしたワクチン類の開発が成功し、全臣民分の備蓄を目指して生産が進められていた。しかし夢幻会としては万が一ワクチンの存在が発覚し、アメリカから提供を求められても今の所は供給するつもりは無かった。 「それよりも大陸は凄まじい惨状ですな。上海へ逃げ遅れたアメリカ人は奴隷か慰み者になっているとか・・・。」 「アジア艦隊とフィリピン師団が到着して一息つけましたがまだまだ劣勢。太平洋艦隊が到着しても補給問題で挽回できるかどうか・・・。」 在中米軍ではフィリピンからの2個師団が加入した事で防御を厚くすることに成功していた(ただしフィリピン人主体の師団な為、戦闘力は低かった)。 また到着したアジア艦隊の戦艦ニューヨークとテキサスの艦砲射撃、空母ラングレー(※3)の航空支援により沿岸部に入り込んでいた暴徒を吹き飛ばし、生意気にも奇襲を仕掛けてマーブルヘッド他を撃沈した”中華英雄艦隊”を撃滅(※4)。取り敢えず一息付けていた。 但し毒ガス攻撃や損害無視の波状攻撃、そして痛みや恐怖をものともせずに突撃してくるバイオソルジャー部隊(※5)により甚大な被害を受けていた。 993: ライスイン :2020/10/21(水) 16 45 24 HOST g219-100-239-052.scn-net.ne.jp 「それはそうとアメリカ大使館から悲鳴のような救援要請が来ておりますが・・・。」 「領海通過は良いにしても疫病の流入を防ぐためにも避難民の上陸は認められないな。まったく・・・奉天軍と組んで嫌がらせを繰り返したアメリカを助けろだと、それも奉天軍から。」 会合の面々も現状のままでは最低限の人道的措置(監視付の領海通過)以外でアメリカを助けるつもりは無かった。 「外相、どうしてもというなら本国政府にこれまでの行いに対する謝罪と我が国への不当な措置を全て撤回することを決めさせてからにしてくれと言ってください。」 近衛の言葉に外相の東郷が頷く。因みにイギリスからも支援要請が来ていたが無視されていた(※6)。 「まあそれよりもいよいよ独ソ戦が始まりますね。」 「ああ、T-34/76(97式中戦車)やT-34/85、そしてKV-1A(98式重戦車1型)とKV-1B(98式重戦車2型)などを装備した大量の機甲師団、率いるのは トハチェフスキーやジューコフなどの名将たち。」 「空でもYak-9U やIl-2、海でも41㎝砲に換装した我が国が売却した扶桑型(ピョートル・ヴェリキー級)や伊勢型(ペレスヴェート級)がいますし・・・。」 「我が国も義勇軍として航空隊や潜水艦隊を派遣していますし・・・。」 幾つかの声が上がった後、しばしの沈黙の後、一同は声を併せて・・・ 「「「「「チョビ髭ざまぁっ!!!!」」」」」 1940年10月18日 独ソ国境付近 この日、ドイツが主導する欧州統合軍が遂にソ連へと侵攻を開始した。冬が近いこの時期をあえて選んだ理由、それは前年度より密かに準備を進め冬季装備が充実していた事と、これ以上時間をかけるとソ連がさらに強大になってしまうという焦りからであった。 「ソ連は腐ったボロ小屋である、一蹴りいれれば倒壊する。」 ヒトラーの命令と共にドイツ軍を中核とした欧州統合軍が一斉にソ連領内に雪崩れ込んだ。しかし・・・ 「目標・・ゲルマンスキーの戦車、攻撃開始。」 国境付近に隠匿重バンカーの対戦車砲及び車体を地面に埋めて隠れていた重戦車の砲が一斉に放たれ、次々に命中し、一撃でドイツ軍戦車を爆散させていく。 「くそうっ、イワンの連中の待ち伏せか・・・反撃せよ。」 不意打ち的な反撃により、多くの戦車を破壊されてしまったドイツ装甲師団の指揮官は部下に反撃を命じる。しかし陣地に籠った質量ともに勝るソ連軍戦車を 相手にする形になり、どんどんドイツ軍戦車はその数を減らしていく。そして更に不幸なことに 「突撃せよ、萌えを理解しないゲルマンスキーをぶっ潰せ・・・ウラーッ!!」 994: ライスイン :2020/10/21(水) 16 45 54 HOST g219-100-239-052.scn-net.ne.jp ソ連軍が編成した切り札の一つである第1親衛戦車軍団(※7)が突撃を開始するとドイツ軍は総崩れになり後退していく。ドイツ軍は反撃しようにも、攻撃は全戦線で行われており、おまけに同盟国軍は混乱と劣悪な装備(※8)で役に立たたず、その混乱に巻き込まれるようにドイツ軍も動きが鈍る。また空でも野戦飛行場に分散していたソ連軍が反撃に出て、圧倒的な物量とドイツ空軍機を上回る性能で制空権を奪還。それを機に黒死病と渾名されることになるIl-2などがドイツ軍地上部隊に襲い掛から。一連の戦闘で欧州統合軍はソ連国境から僅かに進撃しただけで叩き出され、逆にソ連軍の侵攻を許す羽目になっていた。 「何をやっているのだっ!!」 返り討ちにあった事に加えて逆侵攻を受けた事に激怒するヒトラー。然しこの後、ソ連空軍がペトリャコフ Pe-8爆撃機を使用した11月1日のプロイェシュティ油田爆撃、11月8日のソ連潜水艦による巡洋戦艦マッケンゼン(元フッド)の撃沈、オマケに伊58によるビスマルク撃沈により更にブチ切れるのだった。 ※1:対日戦を意識して編成・派遣された在中米軍の切り札。M3中戦車・M3軽戦車・M7自走砲などの最新装備で統一された優良部隊(これほどの部隊は他には本土の第1機甲師団のみ)。 ※2:ドゴールやジローなど指導層が疫病で死亡。他に率いる事の出来る有能な者がいなかった為。 ※3:対日戦に一隻でも多くの空母が必要とされた事から空母に再改装されていた。 ※4:中華英雄艦隊の全艦を撃沈。また漂流者も機銃掃射などで”処理”していた。 ※5:いわゆる薬物中毒兵。意図的に薬物を投与した上で、敵陣に突撃して生き残ればさらに上質の薬物を与えると煽って米軍陣地に突撃させた。武装は拳銃か刀剣類だが少々の被弾もものともせず突撃してくるため、阻止に大量の弾薬を消費し、一部では防衛線を食い破られて多大な損害を受けた。 ※6:本国・各植民地・英連邦各国への疫病拡大で統治機能が低下。特に植民地各地で今までの抑圧の反動や物資不足に軍の機能低下から反乱や暴動が相次いでいた。 その為、イギリスは日本に対して避難民の受け入れと武器を含む各種物資の売却を要請していた。但し代金は混乱を理由に後日支払うと主張した為、余計に日本側を激怒させていた。 ※7:所属する3個戦車師団がほぼ全てKV-1Bで構成される重戦車師団というソ連軍の切り札。また全ての車両(戦車だけではない)に痛ペイントがしてあるというある意味恐怖の軍団である。 ※8:イタリアやフランスを除いた国の装備は劣悪であった。例えば小銃や機関銃はWWIかそれ以前の物で、戦車も大半がルノーFTか良くてヴィッカース6tかドイツ供与の35・38t戦車。 対戦車火器も対戦車ライフルか25~37㎜砲で航空機に至っては仏伊やルーマニアを除いて大半が複葉機という有様だった。 いかがでしょうか?大分時間が空きましたがなんとか5話を仕上げました。 今回は主に英米の惨状と独仏戦の開始を書きました。構想では10話以内に終わらせる予定です。あとアメリカや旧連合国陣営と日ソが戦うかは今後の展開次第で現時点では決めていません。 あと描写はありませんが、ベルギーやルクセンブルクなどの亡命政府は崩壊こそしていませんが機能停止状態。またポーランド亡命政府は英米頼りにならずと一部領土割譲を前提に ソ連に対して密に協力を求めている状態です。 ~予告~ 遂に始った独ソ戦。ドイツ軍は勢いよく侵攻したものの、盛大に返り討ちにあった挙句に逆侵攻を受ける。 一方アジア方面では援軍を得た在中米軍だが損害を無視した中国側の波状攻撃に疲弊し、米本国では疫病対策の失敗で一部で無政府化が加速。 そんな中、遂に日本はドイツに再び宣戦を布告する。 次回”日本、対独宣戦” 掲載お願いします。
https://w.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2602.html
第3部 「竜の嘶き」 「ドラゴン-5」 2041年10月31日 9:30 天王寺公園神姫センター 第3フィールド森林ステージ ドドッム!!ズズズウウン!! 林のスキマから青チームの丑型がカノン砲でA飛行場に向けて散発的に砲撃してくる。 シャル「今だ!行くぞ!!」 だっとシャルたちがA飛行場の片隅に置いてある自分の武装に駆け寄る。武装は昨夜の戦艦型の砲撃によって土砂が被り半分埋まっていた。 建機型が数台、アームで必死に弾薬や武装を掘り起こすのを手伝う。 シャル「早く武装を掘り起こせ!!迎撃できないぞ!!」 リインがシャルに駆け寄る。 リイン「戦乙女型の連中が出ますよ!」 シャル「ふん、対岸の青チームの爆撃隊を仕留めるつもりだな」 ライラ「俺たちも出撃しよう!」 ライラが滑走路に走るが、滑走路は戦艦型の艦砲射撃で穴だらけ、あちこちに砲撃を喰らって炎上している神姫の残骸がごろごろ転がっていた。 シャルがライラの肩を引っ掴む。 シャル「主滑走路はダメだ!!予備を使うぞ!みんなついて来い!」 砂を取っ払ってエンジンをスタートさせるシャル。 キュキュキュ・・・ なかなか動かないエンジンにシャルが苛立つ。 シャル「さっさと動けェ!!動けってんだよォ!!このポンコツが!!」 シャルがガンと足で武装パーツを蹴り上げる。 ガキン!!ドルンドルウウングオオオオオオオオオン!! ガタガタと低い重低音を鳴らしながらエンジンが唸る。 セシル「ヨーシ、かかった!!いい娘だぜ!」 リイン「こっちも行けます!」 ライラ「いつでもOKだぜ!」 シャル「マスター!!出撃許可を!」 マスターの伊藤がすばやく指示を出す。 伊藤「申告はいい!!出撃しろ!」 グオオオオオオオオオオオオン!!! 唸り声を上げながら出撃するドラッケンたち。 チーム名「ドラケン戦闘爆撃隊」 □戦闘爆撃機型MMS「シャル」 Sクラス □戦闘爆撃機型MMS「ライラ」 Aクラス □戦闘爆撃機型MMS「セシル」 Aクラス オーナー名「伊藤 和正」♂ 27歳 職業 工場設備関係メーカー営業員 □戦闘爆撃機型MMS「リイン」 Aクラス オーナー名「伊上 直人」♂ 26歳 職業 総合卸商社営業員 滑走路にいる味方の神姫たちがバイザーや帽子、兜を振りながら歓声を上げる。 「HERE WE GO!!」 ズズウン・・・ドドン・・・ダッダダッダダダッダン!! A飛行場からすぐ近くのフィールドでは、敵味方入り乱れての激しい戦闘が行なわれていた。 騎士型「突撃ィー全神姫神姫突撃だー!!」 騎士型が剣を振り回し突撃の号令をかける。 ウオオオオオオオオオオオオオオオ!! 唸り声を上げて、突撃する青チームの武装神姫の集団。 剣や槍を構えた神姫が大地を蹴って敵味方の屍を踏み越え突撃してくる。 赤チームの陣地は、必死にライフルや機関銃で応戦する。 火器型「ち、畜生!く、くるなァくるなァ!!」 砲台型のカノン砲を喰らって上半身が吹き飛ぶ箸型、火器型の機関砲弾を浴び、穴だらけになる侍型・・・それでも青チームの突撃は止まらない。 ヤマネコ型「こいつら死ぬのが怖くないのか!?」 虎型「ひ、ひいいい!!」 騎士型「抜刀ッーーーーーーーーー!!!」 シャリンシャッリイイン!!シャリィーーーン 騎士型の号令で一斉に抜刀し、猛然と赤チームの陣地に襲いかかる数十体の青チーム突撃部隊。 騎士型「歓呼3声――――――――ウラッーーーーーーーー!!」 ウラッーーーーーーーウラァーーーーーーーーウッラァーーーーーーーーーー 砲台型「う、うわあああああ!!」 ばっと宙に飛び散るオイル、そして土煙。 あっという間に乱戦状態になり、赤チームの陣地はめちゃくちゃに蹂躙される。剣士型が火器型神姫の首を跳ね飛ばし、逃げ惑う虎型神姫のしっぽをつかみ槍を突き立てる侍型、戦車型の頭を勝ち割る紅の武装に身を包んだ戦乙女型、何度も何度も銃剣で息絶えた花型に突き立てるコマンド型・・・叫び声と金属の擦れ合う音、怒声、銃声が入り混じる。 それは何度も続く戦場の音であった。 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアア・・・・ 伊藤「・・・全機、爆弾を投下しろ」 伊藤は冷たい眼で筐体に移る戦場を一瞥するとシャルたちに指示を下す。 シャル「了解、全機につぐ!!急降下爆撃で爆撃しろ!!目標は67番丘!!」 キラッ・・・ 騎士型「!?」 騎士型が太陽の中を見つめる。 グオオオオオオオオオオオオオオオオン!!! エンジンを唸らせながら重武装のドラッケンが4機、逆落としのように急降下し突っ込んでくるのが騎士型の翡翠のような目に映る。 騎士型「ド、ドラッケン戦闘爆撃機!?」 ヤマネコ型「撃て撃ちまくれェ!!近寄らせるなァ!!」 ズンズズズン!!ドドドン!! 十字架型のキャノン砲を構えたシスター型やレールキャノンを構えたヤマネコ型が激しい対空砲火をシャルたちに浴びせる。 バキン!!カキンバンバッバン!!コーーーン! ビシバシと装甲板が吹き飛ぶが、重装甲のドラッケンの急降下爆撃を止めるには少々火力不足だった。 シャル「Drop bombs on an enemy position!!」 キュウウウウウウウウウウウウン・・・ シャルたちは一斉に爆弾を侵攻してきた青チームの神姫たちの集団のど真ん中に投下する。 ズドッドオオオオオオン!!バゴオオオオオオオオォーーーーーーン!! すさまじい爆煙と真っ赤な炎が舞い上がり、一気に数十体の武装神姫が木っ端微塵になって吹き飛ぶ。 ライラ「イッヤッハー!!」 リイン「命中!命中!!」 セシル「伊達に俺たちゃ、『竜』の名前はついてねーんだぜェ!!!!」 シャル「67番丘の爆撃完了!!これより帰還する!」 伊藤「A飛行場は今、テンペスタの機銃掃射を受けている!!気をつけろ!!」 伊藤は筐体の画面を操作して現在の戦況をシャルたちに伝える。 戦況はあまり思わしくないようだ。 必死で赤チームは青チームの猛攻撃を凌いでいるが、昨夜の戦艦型神姫艦隊の艦砲射撃の影響で赤チームの稼動率は下がっていた。 シャル「ここが一番の勝負所だ!!今頃、飛行場の上空ではこの間のテンペスタの連中が俺たちが帰ってくるのをてぐすね引いて待ち構えているだろう」 ライラ「友軍の戦乙女の連中は、昨夜の戦艦型神姫の艦砲射撃で陣地ごと吹き飛んじまったしな・・・」 セシル「残った連中でも、テンペスタの相手は厳しいだろう」 リイン「シャル、いい考えがある」 シャル「!?」 リインがシャルのそばに寄る。 リイン「いつかの戦乙女の手を使いましょう!『囮』を出すんです」 シャル「囮だと?」 リイン「ロッテ戦術です」 ロッテ戦術(ロッテせんじゅつ) ロッテは、航空戦における戦闘機の基本的な戦術・編隊構成で、2機で一つの編隊を組む手法。 ロッテはもともと旧ドイツ空軍が確立させた航空戦術であり、その後各国の軍隊でも採用されている。 戦闘機2機が相互に補い合い、ハンデとなる単機戦闘を避け、相互支援することによって敵機を撃墜・撃破することを目的とし、元は格闘戦において優位に立つために編み出された戦術である。 2機1組で分隊を組み、長機(リーダー)が攻撃・追撃を行っている間、もう1機の僚機(ウィングマン)が上空ないし長機の後方に食らい付き援護・哨戒を行う。この際、攻撃を行う長機のパイロットは後方に留意する必要がないため、攻撃に集中する事ができる。 なお戦法は現在においても尚、効率の良い戦術・隊形とされ、今日では世界中の空軍が採用している。 だが、この戦法は高いチームワークが必要となり、囮となる方が高い技量を有し危険度が増す。 シャル「だが、それでは囮となる・・・オマエが・・・」 リイン「シャル!!俺を信じてくれ!!!やれる!このチームなら!!やるなら今だ」 ライラもセシルもじっとシャルの目を見てうなずく。 シャル「よおし・・・リイン、その手を使おう!!ただし、俺も囮になる」 シャルたちは巡航モードに可変しスピードを上げてA飛行場にまっすぐ飛ぶ。 シャル「ライラ、セシルはリインと俺を追うテンペスタを狙って撃て!!」 ライラ「任せてください!!」 セシル「やってやる!!」 A飛行場に近づくと、数十機のテンペスタが飛行場に機銃掃射を仕掛け、戦乙女型のアイネスの小隊と空戦を行なっている。 シャル「行くぞ!!ヤロウ共っ!!!ついて来い!!派手におっぱじめるぞ!!!!!」 グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!! エンジンをフルスロットルで振り絞り、高高度から一気にダイブしてテンペスタに襲いかかるシャルたち。 その姿はまさしく、獰猛な竜そのものだった。 To be continued・・・・・・・・ 次に進む>「ドラゴン-6」 前に戻る>「ドラゴン-4」 トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/8543.html
139 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2023/03/23(木) 03 29 57 ID 110-130-209-191.rev.home.ne.jp [21/89] 出来たぜひゅうが先生、お望みのやつが…(斎藤隊長並感 五式砲戦車 日本陸軍は英国、合衆国、果ては滅亡してしまったソ連の技術さえ積極的に。時には技術者や工作機械ごと導入を図り続けた。 それによる各種生産、兵器開発技術の進展は大きく、戦車においては三式という一応満足すべき中戦車の量産に漕ぎ着けた。 同時にレンドリースの支援を受けているとはいえ、広範な兵科の機械化と自動車化。航空兵力の近代化と拡充。 それらもやはり喫緊として推進されている現状を鑑みれば、これ以上の大型戦車の配備は不可能に近い困難。つまり三式で限界と考えられた。 事実、三式が曲がりなりにも歩留まりよく生産が行えているのは、ロシアよりT-44の開発に携わった技術者を兵器バーターで招聘したこと。 連合軍のバスタブとなった太平洋を介して、やはり技術者ごと大量の買い付けた合衆国製の生産機械導入あってこそである。 幸いというべきか三式には17ポンド砲という高性能戦車砲が間に合い、砲塔直径や車体構造の改正でより大口径砲搭載の余裕も存在していた。 ならばこの戦争においては三式とその改良型の生産に機甲行政リソースを集中させ、米英に比べ乏しい国力の中で使える戦車の数を揃える。 それが最適解であるというのが参謀本部、機甲本部双方の了解事項であり、それは前線にまとまった三式を投入できるという形で昇華していた。 しかしながら欧州本土への反抗上陸の成功、我が法の制海権及び航空優勢確立を前にドイツ軍は装甲部隊_否、陸軍の運用そのものを転換。 徹底した機動防御戦術による進軍遅滞、もしくは反撃という形で立ち塞がり、連合軍に対して相当な出血を強いた。 これだけならば劣勢に陥った軍隊の常識的な対応であり、砲兵火力の集中や航空優勢を用いた近接航空支援で、対応は不可能ではない。 この戦術転換においてドイツ軍はパンター及びヤークトパンターという、現状の前線装甲兵力の生産効率の向上。旧式戦車製造リソースの転換集中。 更にはⅥ号b型と銘打ちながらも実質パンターの拡大型である、最大装甲150ミリと71口径88ミリ砲を併せ持つ重戦車を相当数配備。 機動突破を受けた戦場の火消し、あるいは限定的な反撃の原動力として活用を開始し、連合国の戦争進捗計画を少なからず遅延させた。 ミーティアやP-80などで対抗可能なジェット戦闘機よりも、これら重戦車たちは余程始末に負えなかった。成る程生産性と整備性では中戦車に劣る。 だがそれも軍直轄重戦車大隊という形で整備、兵站を充実させてしまえば、パンター系列に慣れたドイツ軍ならば一定の稼働率を維持できたのだ。 そして地を這う装甲車両は航空機のような軽快さはないが、森林や丘陵などの地形を用い隠蔽された場合、非常に発見が難しいのは言うまでもない。 140 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2023/03/23(木) 03 30 45 ID 110-130-209-191.rev.home.ne.jp [22/89] 果てはⅥ号b型の車体を用い55口径128ミリ砲を搭載した駆逐戦車が、中隊単位で投入されるに至り、いよいよ損害は無視できないものとなった。 既にこの頃の連合軍主力戦車は合衆国がM26、英国がセンチュリオン、我が国軍が三式とM4シリーズから一応の更新を終えていた。 そのような新型戦車_少なくともパンター系列とは互角以上に戦える車両を投入して、なおもキルレシオが際どい事となったのである。 これを受けて合衆国はM30(T30正式化版)、M34(T34正式化版)という155ミリカノン榴弾砲や長120ミリ砲を搭載した新型重戦車を。 英国もセンチュリオンへの20ポンド砲搭載と並行して、合衆国の技術協力を受けたFV214コンカラー重戦車の投入に至った。 世界第一位と第二位の海軍力を整備し、同重量の金塊を散財するに等しい戦略爆撃を行いつつ、60トンを超える重戦車を配備したのだ。 世界最大の工業大国、あるいは日の沈まぬ海洋大国の底力ともいうべきものであり、同時に我が国では真似できる所業ではなかった。 日英同盟再締結、合衆国との友好関係構築により急速に基礎工業力が発展しつつあるとはいえ、当時の日本はよく言って中堅国家である。 世界第三位の連合艦隊と四桁の陸海軍航空隊の派兵、多数の戦車と重砲を備える欧州派遣軍編成の段階で、既に限界に近い。 だが現実に地形を用い巧みな反撃を行い戦争計画を遅延させるドイツ装甲部隊の存在は、貧しい国故に日本の顔色を失わしめた。 総力戦研究所の試算によれば本来ならば昭和20年に戦を負えねば、帝国は勝とうが負けようが破産不可避だったのだ。 それを回避できているのは合衆国という巨人が齎すレンドリースという輸血故であって、本来なら破綻しているはずの財政を回しているのだ。 それ故に陸軍は今まで以上に航空優勢と砲兵火力拡充に努めつつ、三式の車体を用いた対戦車車両。 合衆国ならば戦車駆逐車、ドイツ軍ならば駆逐戦車と言うべき大型砲戦車の緊急開発に着手した。 不幸中の幸いというべきかT-44は計画段階より、赤軍砲兵隊の用いる122ミリカノン榴弾砲を搭載した駆逐戦車型の設計が存在していた。 無論原設計そのままでは力不足も良いところで、ある程度の車体拡張。そしてより高初速かつ高貫通、長射程の火砲が必須とされた。 やはり戦時であるがゆえに既に存在している高初速火砲が陸軍、海軍を問わずにほぼ全てが候補とされている。 最終的に採用に至ったのは海軍が四式の名前で開発、生産へ漕ぎ着けていた50口径127ミリ高角砲であった。 141 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2023/03/23(木) 03 31 28 ID 110-130-209-191.rev.home.ne.jp [23/89] この高角砲は合衆国から供与された護衛空母、駆逐艦、巡洋艦などに搭載されていたMk12型38口径5インチ砲の拡張型である。 Mk12は合衆国ならではの優れた冶金技術により砲身、砲室ともに軽量高強度に仕上がっており、概ねに於いて傑作砲であった。 ドイツ空軍機の高性能化を前に艦政本部、日本製鋼所等が共同で作り上げた性能改良型であり、本家のMk16に相当する砲である。 やや寿命こそ短いが砲身重量を2.4トン程度におさめ、初速は被帽付通常弾を用いて850m/sと必要十分なものであった。 対戦車戦闘ならばより軽量な弾頭の徹甲弾が主流となるため、より初速の増大を見込めることも明るい要素と言えた。 また戦闘室、主砲を固定した砲戦車であれば、原型の高角砲に搭載されている装填補助装置も、搭載は不可能ではなかった。 とはいえ原設計の122ミリカノン榴弾砲に比べれば格段に重く複雑なため、ロシア人技師の支援を受ける形で車体を拡張。 転輪一つ分の車体延長を行い、固定式戦闘室の高さも三式や三式改の砲塔よりも大きな物となった。 これでもノーズヘビーの傾向は否めなかったが、これ以上の大型戦闘車両の開発が不可能という実情が、欠点を看過させた。 駆動系はのちの六式中戦車で採用されるサスペンション、エンジン、トランスミッションが半ば試作に等しい形で用いられている。 そのためか当初懸念されたほどは機動力、不整地踏破能力は低下せず、中戦車隊に随伴できる程度の機動力は維持できた。 もっともそれは特に熟練した戦車兵が乗りこなした上での結果であり、M4や三式の系列に比べれば難物であることに変わりはない。 後の六式の駆動系が水冷ディーゼル600馬力、半自動変速機、トーションバーサスペンションという構成であること。車体構造を最大限共通化させること。 その上で兵站と整備への負担増加を抑制するという目標から、装甲については厚みよりも良好な。戦闘室正面で45度傾斜一枚板のそれに依存している。 100ミリ軽量鋼板を用いているため、傾斜を加味すれば160-170ミリ程度となり、パンテル系列の射撃は防げるが、それが限界であった。 だが海軍を拝み倒し生産ライン構築へ漕ぎ着けた127ミリ砲の火力は、これらの苦労と尽力を概ねに於いて報いるものであった。 弾頭重量23キロの被帽付徹甲弾は初速毎秒930メートルに達し、射距離2000メートルで垂直250ミリ相当の装甲を貫通。 弾道特性も良好であり、装填補助装置の恩恵により毎分4-6発の継続発射速度を維持してみせたのだ。 142 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2023/03/23(木) 03 32 29 ID 110-130-209-191.rev.home.ne.jp [24/89] これは当時の連合軍を特に悩ませていたⅥ号b型を完全にアウトレンジで、正面から撃破できる貫通力で、大重量弾故に貫通後の加害力も大きい。 その上で寸法は全高、全長ともに三式より大きくはなったものの、合衆国より供与とライセンス生産を行っている戦車用トレーラー。 あるいは車両運搬向けの戦標船で対応可能な戦闘重量43トンに収まり、輸送と兵站という双方でかろうじて破断界を免れた。 遣欧軍への動員数だけで三百万を超え、合衆国へのレンドリース返済には満鉄利権売却さえ不可避とされた帝国陸軍は、この砲戦車を制式に採用。 五式砲戦車という名前を与え、M4系列の生産ラインを整備補修のみに絞り、リソースを転換することで辛うじて月産40台の生産ペースを捻出した。 寸法や重量はまだしも大口径弾の補給。そして戦車兵に高い練度を求めることから自然とドイツ軍と同じく、軍直轄砲戦車連隊という形で配備に至っている。 前線へ到着した五式砲戦車は必ずしも兵器として理想ではなく、特に扱いの難しさや大きな車高は閉口されたが、必要十分程度の機動力の維持。 そしてドイツ新鋭重戦車を遠距離、正面から撃破できる火力は何よりも歓迎され、米英の重戦車投入と合わせ戦線押上に貢献した。 勿論戦線の前進、戦局の優勢転換は機甲以外の兵科。あるいは海軍でも為された無数の努力によるものだが、戦車隊も遅れを取らず役立ったのは事実である。 ヒトラー政権崩壊、カール・デーニッツが後継者となったナチスドイツとの終戦協定_事実上の条件付き降伏が成立したのは昭和21年末である。 その段階で完成し前線へ配備された五式砲戦車の数は、生産ライン側の習熟もあり600台近くに達し、確実にドイツの猛獣を駆除していった。 機甲戦力の主力は三式改や六式であったが、最悪の脅威を短時間に排除できる砲戦車の支援は、それら主力戦車の運用の幅も拡張したのだ。 とはいえこの砲戦車は戦時下故に許された存在であり、動員解除の上で汎用性の高さを求める平時の軍隊において、存在できる余地は小さかった。 これは六式中戦車の改良型が51口径105ミリ戦車砲への主砲換装、弾道計算機や砲安定装置の搭載などの技術進歩を遂げたこと。 ドイツより接収した技術を用い、特に対戦車ミサイルに代表されるような対戦車火器が急速に発達したことが何よりも大きい。 主力戦車の全般的な性能向上、対戦車火器の急速な技術進歩を受け、五式砲戦車は終戦と同時に生産を事実上終結している。 帝国日本の戦争経済を破綻から救った急造砲戦車は、やはり技術の進歩と緊縮財政を前に急速にその姿を消していった。 終戦からかなりの間の日本陸軍機甲部隊の主力は六式中戦車の系譜で、本当の意味での大型重MBT開発は1960年代まで待たねばならなかった。 143 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2023/03/23(木) 03 33 31 ID 110-130-209-191.rev.home.ne.jp [25/89] あとがき はい、何処から見ても和製SU-122-54です。機甲戦力を重んじる史実赤軍でも割りと短命に終わったあの駆逐戦車です。 また本車の主砲原型となった海軍高角砲は、完全国産の五式ではなくMk12を原型とした長砲身砲として、車載可能な軽量化を無理矢理こじつけました。 原型のSU-122-44/54ですらSU-100以上のノーズヘビー、重量過大と言われた戦車でしたが…アニマルシリーズを排除するため無理に無理を重ねています。 また装甲貫通力や初速については希少金属が史実と異なり、必要十分使えるという状況を勘案し、かなり下駄を履かせました。 そこまでしないとT34やコンカラーを投入した米英に対し「まともに戦争やる気あるの?」という疑念を抱かれかねないからです… 妥協とご都合主義の産物ではありますが、史実プラスアルファの日本が扱える重戦車の限界を想定してみました。ご笑覧頂ければ幸いです。 最後に…戦後夢幻世界のチハ殿に敬礼を。いや、彼らの存在を読み込んでなければマジでギブアップでした。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1727.html
853 :taka:2013/08/27(火) 04 13 05 そういえば1942年で戦争が終わったって事はああいう事なんだろうなとおもった小ネタ 目の前の執務室に座った人物との話し合いを終え、執務室を出る。 また一段と目の下の隈が濃くなり、髪が薄くなったようだ。 次は君の番なんだぞとぶつぶつ呟いていたような気がするが気にはしない。 どの道、正規戦力においては日本軍との差はもはや勝負にすらならないのだ。 あり得ない組み合わせであるが、英伊仏全ての海軍戦力を合わせても勝負になるかどうかなのだ。 出来損ないのビスマルクと僅かな巡洋戦艦、打撃を与える戦力の大半がUボートしか無い我が海軍に何が出来るというのか。 予算の大半が空陸の分野に投じられ、富嶽や核兵器、日本が既に開発したという次世代型戦闘機に対抗すべく注力を注いでいる。 元々ヒトラーは海軍に対する理解が乏しく、第二次世界大戦の最中に置いてまともに活躍したのはUボートだった。 同盟相手であるヴィシーやイタリアに機動艦隊の設立を丸投げしたのも冷遇に拍車をかけている。 我らが提督と競うように痩身になっていく軍需・軍事生産大臣によれば、陸海空全てに予算を投じるのは不可能だとの事。 万遍なく投じていけば、ただでさえ開いている日本との技術力が更に開きドイツの技術力は陳腐化してしまう。 断腸の思いで我慢してくれと言った直後に泡をふき、二匹の熊に病院へ運ばれていった彼を誰が責めれようか。 事実、ドイツ海軍の大型艦は技術開発目的での僅かな建造(予定)止まり。 正規空母は伊仏に任せるとして、大西洋航路における日本の対潜作戦用の艦隊を構築する案が高まっている。 すなわち、今後のドイツ海軍は現在の提督がかつて夢見た戦艦と空母による大艦隊ではなく。 中、小型艦、潜水艦を中核とした用途を限定する事で威力を発揮する艦隊へと変じることになる。 かつては潜水艦で英国を苦しめた自分たちが、今度は日本の潜水艦に怯える側へと転じたわけだ。 「零落れたものだ……いや、元々我が海軍はこんなものだったのだろう。 北米航路にせよ、日本の機動艦隊が本気で遮断にかかれば手も足もでない戦力だ。 幸いであるのは、今、あの海軍と我が海軍が交戦状態ではない、ただそれだけだな」 ため息を深々と吐いた男は、自分の執務室の机の上にある幾つかのプレゼントの箱を見て目を細めた。 今日は久しぶりに家族が集う日なのである。駆逐艦に乗り込んでいる長男、試験配備された新型Uボートに副長として搭乗している次男も休暇で戻っていた。 「まぁ、あの二人が無事に戦争を乗り越えられた。それは私個人の幸運というべきかな?」 今日ぐらいはレストランで美味しいものを食べ、気を抜いて家族の団欒を楽しんでも罰は当たるまい。 そう考え、彼は全てを心得た副官に事後を任せると迎えに来た車にプレゼントと共に乗り込んでレストランへと向かった…。
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/195.html
麗らかなとある春の午後、トリステイン魔法学院の第一演習場は賑わっていた。 模擬戦や広域効果魔法の練習にも使われる広大なグラウンドのあちこちで、 二年生に進級した学院の生徒たちが詠唱による術式の構築を行っている。 春の使い魔召喚の儀。生徒たちの今後を大きく占う、初春恒例の神聖なる儀式である。 「ふむ、どうやら今年もなかなかの豊作のようですね」 儀式監督の責を負っているこの学院の教師、ミスタ・コルベールは、 生徒の魔法詠唱――『サモン・サーヴァント』に応じ姿を現し始めた幻獣たちを見て呟いた。 彼の役目である儀式監督とは、生徒による召還の補佐と安全確認、 ならびに召還の手際の良し悪しを学業成績に反映させること。 とはいえそれはあくまでも名目上のもので、彼が今ここにいる理由のほとんどは好奇心だ。 召還の場に立会い、生徒たちがどんな使い魔と契約を結んだのかをいち早く知る。 それは、もう10年以上この学園に勤めるコルベールの、毎春の密やかな楽しみであった。 「バグベアーにスキュアにバジリスク……グラモンはジャイアントモールですか。 さて、タバサ君はどうしたかな」 各人の使い魔の種類の記録をとりつつ、演習場を見回す。 広い敷地の南はじ、グラマラスな体格と赤褐色の髪を持つ女学生の隣に、彼のお目当ての生徒は立っていた。 「契約完了ッと! じゃあ、次はタバサの番ね」 契約に応じて召還されたサラマンダー――色や尻尾の大きさから見て、まず間違いなく火竜山脈のものだ ――との『コントラクト・サーヴァント』を終えたキュルケは、友人である蒼髪蒼眸の小柄な少女を 振り返った。 タバサと呼ばれた少女が、コクリと頷く。 懐からやや小振りの杖を取り出し、小さく息を吸うと無造作に呪文を詠唱。 目前の地面が、光を放つ。 「召喚」 うっかりすると聞き落としかねないほどの小声で呟く。 そこには、召喚するという『意思』はない。 あるのは召喚を終えたという『事実』だけ。 彼女の声に応えるように地の輝きは眩さを増し、空中で立体を形成する。 「キュイー!!!」 やがて光が収まり消えて、後に残ったのは蒼き翼を持つ幻獣。 「これってまさか……」 「風竜(ウィンドドラゴン)」 「え、そうなの?」 「そう。名前は…………シルフィード」 少し考えてから名を呼んだタバサに、竜は甘えるように頭をこすり付ける。 そっと撫でてやりながら『コントラクト』を結ぼうとしたタバサが、不意に手を放す。 後方からの、盛大な爆発音。 「キキュー!」 「大丈夫、いつものこと」 怯えるような鳴き声上げたシルフィードに、言葉をかけて落ち着かせる。 爆発に続いて巻き上がっている煙にも、何かを思う様子はない。 「ルイズの奴、またやったのね!」 爆心地のほうを振り向いたキュルケが、呆れたように言った ハルケギニアのドイツ軍人 第一話 喋る鉄像(スピーキング・ゴーレム) 「また……やっちゃったの?」 ルイズ――爆発の原因を作った、桃色がかったブロンド髪の少女――は、顔を青ざめさせて呟いた。 貴族の名家出身でありながら、自分が魔法下手である自覚はある。 努力は、人一倍している。にもかかわらずうまくいかない。 本来意図した効果ではなく、今回のような爆発を巻き起こしてしまう。 それでも、頑張ればきっと上手くなる日が来ると信じて、決して諦めずにやってきたのだ。 そして今日、使い魔召喚の儀式の日。 期待と共に待ちわび、しかしそれ以上に隠し切れない不安を抱いて挑んだ『サモン・サーヴァント』。 しかし自分が発生させたのは、いつも通りの『爆発』。 さすがのルイズも今回ばかりは心が折れてしまいそうだった。 「どうしましたか、ミス・ヴァリエール」 「コルベール……先生」 声に、身を竦ませる。羞恥で顔を染め、俯く。 「派手な爆発で少し驚きましたが、どうやら召喚は『成功』したようですね」 「はい、私また成功して……って、成功!?」 驚いて、振り向く。巻き上げられた土煙で今まで気付いていなかったが、確かに、何かの影が見える。 煙が晴れ、明らかになったそれは……………… 「これもまた珍しい。どうやら、『ゴーレム』のようですね。詳しい姿は分かりませんが」 人の形をした『それ』を見て、コルベールは感心したように言った。 「あらルイズ、成功したんだ。また爆発したから私てっきり……」 「うるさいわね、ちゃんと召喚できたわよ!」 爆発を見てやってきたキュルケの声に、ルイズは即座に気力を復活させる。 「へー、『金属性のゴーレム』ねえ。ギーシュの『ワルキューレ』よりもずいぶんと『造形が細かい』わねえ」 「当たり前です、ミス・ツェルプストー。 召喚に応じたということは意思を持った生物、あるいはそれに類するものですから」 キュルケの疑問に、コルベールが解答。しかしキュルケは、さらなる疑問を提示する。 「でもそれにしては動かないわね。あんたの爆発で気を失っちゃったんじゃないの?」 その言葉に、周りでやり取りを見守っていたものたちからどっと笑いの声が起こった。 「召喚で、呼び寄せたゴーレムをいきなり気絶!」 「さっすがゼロのルイズ! やっぱやることが一味違う」 「別に問題ないでしょ! だいたいこのほうが『契約』しやすいじゃない!!」 顔を赤くして、言い返すルイズ。それでもその顔には、召喚を成功させたという自信が満ちている。 「まあ、それはそうですが。ならミス・ヴァリエール、早く契約を済ましてしまいなさい。 騒いでいる間に未契約なのはもうあなただけですよ」 コルベールに促され、ルイズは『ゴーレム』のもとへと向う。改めてみると、本当に『細かい造形』だ。 まるで『王宮芸術家が製作した彫刻』のように、力強い凹凸が顔面部全体にちりばめてある。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン」 詠唱によって術式を構築、それを皮膚接触により相手側にも伝達する。 「このものに祝福を与え、我の使い魔となせ!」 『ゴーレム』に唇を触れ、契約を完了――したところで、 鉄でできたその『ゴーレム』まぶたが、突然クヮッ!! と見開かれる。 「ま……まだ勝てん! 今の俺の装備では、今のドイツの科学では…… ボルシェヴィキの糞どもをロシアの地から駆逐することはまだ――」 驚いて、跳び退るルイズ。 気が付いたらしきその『使い魔であるゴーレム』は、数度まばたいてから言う。 「ん? 月が、、、二つ!!??」 「ほう、人語も操るのですか。本当に、なんとも珍しいゴーレムだ」 口をパクパクさせるルイズに対し、コルベールはあくまでのんびりした口調で言った。 「本当に、なんとも珍しいゴーレムだ」 ――ゴーレム? なんだ、それは? 「つ、使い魔がご主人様をおどかしてどうするのよ」 ――使い魔? ロシア人は捕虜のことをそう呼ぶのか? 俺は『スターリンのオルガン』を受けて捕虜になった……いいや、違う! それならば何故ボディーに破損が生じていない!? だいたい何故、ここの空には月が二つある? 意識を取り戻したシュトロハイムは、周りを見回して、うめく。 ――いったい何がどうなっている? ソ連兵はどうした? T-34は? それに部下達はどこにいった? 「ウォォッオ!!」 唐突に、全ての思考が強制中断させられる。感じる、痛み。場所は『左腕』!! 正確には『かつて左腕があった場所』が、熱と痛みを放っている!!! 「こ、これは!!」 「落ち着きなさい、すぐ終わるわ。『使い魔のルーン』が刻まれているだけよ」 「ルーン? 刻む? 貴様一体、俺の体に……いや、待て! そもそもここはどこだ? お前たちは誰だ? どうして俺はここにいる!?」 「え、そりゃあ……ここはトリステイン魔法学院で私達はそこの学生、 ゴーレムのあんたがここにいるのは、私が『サモン・サーヴァント』で呼び出したからよ」 「トリステイン魔法学院、『サモン・サーヴァント』、二つ浮かぶ月……そうか、だんだんと理解してきた、って、俺は断じてゴーレムなどではないぞ!!」 「はぁ!? その鉄の腕,鉄の手,鉄の顔、どこからどう見たってゴーレム以外の何物でもないじゃない!」 「ふっざけるナァァァ!!! このシュトロハイムは人間ダァァァ!!!」 絶叫する、シュトロハイム。だが、周りの反応はというと、 「ゴーレムよね」「ゴーレムだよな」「うん、ゴーレムだ」「ゴーレム」 「人間になりたかったゴーレム、いや、自分を人間だと思っているゴーレムか。 うん、どちらにしても全くもって珍しい。どれどれ、ルーンの形も独特だなぁ…… タバサ君、後でこのルーンの形を調べておいてくれたまえ」 「はい」 信じようとするものは、誰もいなかった。 無理もない。ここ、ハルケギニアでは、魔法技術が発達している一方で科学技術は停滞している。 シュトロハイムのような、体の半分以上が機械(=金属)で出来ている存在は、 人間とするよりゴーレムとしたほうがある意味よっぽど『科学的』なのだ。 だがこのことは、逆にシュトロハイムに正確な現状を把握させつつあった。 彼は、そうできるだけの経歴を持っていた。 『ナチスドイツ!』 それは軍人、シュトロハイムが所属している組織である! 『1943年の世界!』 それはイタリア、日本と同盟を組んだドイツが! アメリカ、イギリス、ソ連などの連合国と世界の覇権を賭けた戦争状態にあった年! 『ナチスドイツ!』 この奇妙な集団は、もともと自分たち――ゲルマン民族が――人間の中で最も進化した民族との旗印を掲げ、 それを戦略の根本とした! そして、優れた人間は精神世界をも科学理論的に支配しなければならないとした! 「占星術」! 「魔術!」 「錬金術」! 「超能力」! 「オカルト」! をも! 武器として戦争に取り入れようとしたのだった!! ちなみにシュトロハイム自身――驚異的な能力を持つとある『生命体』に対する実験に参加したことが (というより、その実験を指揮したことが)ある! よって当然、そういった分野に対する諸々の知識を、 彼は世間一般的な人間よりもはるかに豊富に保有している! その彼が! 「召喚」! 「使い魔」! 「ルーン」! 「ゴーレム」! 「魔法学院」! などといった単語を耳にした! さらには上に浮かぶ「二つの月」の存在も確認した! そこから彼が導き出した結論は――『オカルト』! ここは『オカルト』の世界!! 今はまだ分からない未知の『力』で、自分はスターリングラードからこの世界に飛ばされたのだ!!! ――だとすればこれは…………出世のチャ~~~ンス!!! ルイズから『この世界』についての詳細を聞きつつ、シュトロハイムはゴクリと息を呑む。 メイジの操る多種多様な魔法、使い魔と呼ばれる世にも不思議な動物、幻獣 (自分もまたその一体とされている点はいささかでなく不満だが)。 それらを『もとの世界』で利用することが出来るようになれば、それは戦術、戦略の抜本的転換。 それだけの手柄を立てれば、『あの任務』での失態の、名誉挽回としては十二分! 勲章はもちろん、将官への道ですら再び開ける!! ……の、だが、、、 「それはそれとして、だ。ここは一体なんなんだ?」 ルイズに連れてこられた空間を目にして、シュトロハイムは問いを発した。 「見て分かんない? 使い魔用の通常居住スペースよ」 「居住スペース……屋根がないぞ」 「別に平気でしょ、ゴーレムなんだし」 「モグラや蛙や蛇やトカゲがいるぞ」 「当然でしょ、彼等も同じ使い魔なんだし」 「食事はどうするんだ!?」 「後で持ってきてあげるわ――ゴーレム用のを!」 「…………あくまでも人間ではなくゴーレムとして俺を扱うつもりカァー!!」 「当たり前じゃない! 私はあなたを『サモン・サーヴァント』で召喚したのよ! 『サモン・サーヴァント』で召喚されたんだから、あなたは動物か幻獣。 状況から見て、喋る鉄像(スピーキング・ゴーレム)よ!!!」 にらみ合う、二人。両者とも基本性格が『高慢』なので、ぶつかり合うと止まらない。 特に今回のルイズの場合、 『シュトロハイムを人間と認める』=『平民を召喚したと認める』=『召喚儀礼に失敗したと認める』 という図式が頭の中で形成されていることもあり、絶対に譲るわけにはいかないのだ。 「だーかーらー!! 何度言ったらわかる! この俺は! この俺、シュトロハイムの体は! 我がゲルマン民族最高知能の結晶であり誇りでありィィ! 全ての人間を超えたものではあるがァァ! 本質的に人であることに変わりはないのだァァ!!」 「うるさいわね、やかましい! そんなでたらめで嘘八百な話、信じられるわけがないでしょう!! だいたい『ゲルマン民族』って何よ、『ゲルマン民族』って! その名前自体が(『ゲルマニア』みたいで)胡散臭いのよ!!!」 「なにをぬかすかァァ!! 我がゲルマン民族こそは人類の頂点に立つべき選ばれた民であり……」 「だからそれが、胡散臭いって言ってんのの!!」 「ナニゥオォォオオ!!!!」 「なぁ! にぃ!! よぉ!!!」 いちいち書くのも面倒くさくなってきたので、五分ほど時を加速させてみる。 「コッッッッッッッノォォォォォォォォ!!!!!!!!」 「だぁぁぁ!!! かぁぁぁぁ!!!! らぁぁぁぁぁ!!!!!」 失敗した、加速のさせ方に思い切りが足りなかったらしい。 今度はもう10分……いや、15分ほど時をとばしてみよう。 「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ……」 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」 ラウンド間のインターバル休憩中か? 「つ……つまり、処遇についてはミスタ・コルベルとかいう奴による調査結果を待ってからの決定で……」 「え……ええ、そうね。ただしもしそれでゴーレムだってことが判明したら……そのときは……」 いや、どうやら何らかの形で妥協が成立したらしい。 そのままルイズは反転し、ふらふらと自分の部屋へ。 シュトロハイムもルイズが示した『使い魔居住スペース』に入り、そこにどさりと腰を下ろす。 そりゃあ、二十分以上継ぐ息も継がずに怒鳴りあっていれば、二人とも酸欠にもなろうというものだ。 腰を下ろし、そのまま薄れていく意識の中で、シュトロハイムは自分がやらねばならぬことを確認する。 ――繰り返してはならない、『あの事件』の過ちを! 繰り返せばそれは、『ドイツ国益の損失』! 『総統閣下のお怒り』!! だから、見極めねばならない。このハルケギニアがなんなのか。 ――アメリカ,イギリスと同じく、排除すべき外敵なのか。 ――イタリア,日本と同じく、組むべき盟友なのか。 ――ロシアの大地と同じく、ゲルマン民族が拡大すべき『生存圏』の一部なのか。 ――『あの生命体たち』と同じく、『人類全体』にとっての脅威なのか。 「ここがなんなのか……ムニャ…みきわ……めね……ムニャムニャ ……見極ねば……な…ら……zzz……zzZZ……グィゥェィ、ゴェォェァィ、 グィォェィー、ゴァィォェァィ、グヮォゥィー、ゴィァゥヮォー、グィァォゥェー」 なすべきことを確認をし、シュトロハイムは眠りに墜ちる……盛大ないびきを、あたりに響かせて。 ここは春のトリステイン魔法学院、寝ている間に凍え死ぬ心配も、 ソ連兵の爆撃や砲撃で叩き起こされる心配もない。 それだけでそこは、数時間前まであの『スターリングラード』にいた彼にとって ――たとえベットも布団すらもなくても――眠りの誘惑に屈さざるを得ない、最高の環境だった。 「きゅいきゅい」 「ムゴ! ムググモ!」 「チュルッチュー、チュルルッチュー」 「キュッキュリュー」 ……ちなみにシュトロハイムの盛大なるいびきは、 他の多くの使い魔たちにとってそこを最悪に近い環境にしていた。 おまけ、現在のシュトロハイム(後半部は妄想) シュトロハイム(生身) →サンタナ戦、手榴弾でバラバラに→ナチスにより機械化 →ワウム戦、輝彩滑刀のモードでバラバラに→SPW財団の助力を得て修理、対吸血鬼戦の装備装着 →飛行機から落下、大破→回収修理、装備を通常戦モードに変更 →対フランス戦、活躍するもフランス戦車の装甲を打ち破れずに苦戦、中破 →修理、火力と装甲を強化→バルバロッサ作戦(対ソ連戦)に投入 →活躍するもロシアの『冬将軍』の前に惨敗(オイルが凍結し動けなくなる) →本国輸送、修理火力と索敵能力を強化した寒冷地対応バージョンに →スターリングラード戦線へ→カチューシャの着弾に巻き込まれ、召喚
https://w.atwiki.jp/nicoap16tsubasa/pages/2949.html
パラメータ説明 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT オフェンス シュート ドリブル パス ディフェンス ブロック タックル パスカット POW SPD TEC STA CAT PUN 次LV 総合 パワー スピード テクニック スタミナ キャッチ パンチング 次LVに必要な経験値 総合力 ※LV部分等に 色がついてる場合は未確認データです。 マンフレート・マーガス[[V]ドイツ(ディフェンス型)] マンフレート・マーガス[[V]ドイツ(超ディフェンス型)](超特化) コメント ◆オフェンス型◆バランス型◆ディフェンス型◆ マンフレート・マーガス[[V]ドイツ(ディフェンス型)] 参考(ドリーム)(直リンク回避につきh抜き) ttp //static.ntsubasa.klabgames.net/images/site/common/players/player_60703.pngttp //static.ytsubasa.klabgames.net/images/site/common/players/player_60703.png 異名 ドイツの核弾頭 台詞 世界最高峰のヘディングを見せてやる! グレード ポジション LV 総合 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT POW SPD TEC STA CAT PUN 次Lv 次Lv(+) ブロンズ FW LV1 123 117 123 118 112 127 123 127 131 124 127 118 128 74 49 10 10 LV10 LV20 LV30 LV40 - ブロンズ+ LV50 - - 必殺技 ハイアングルヘッド(2) グレード ポジション LV 総合 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT POW SPD TEC STA CAT PUN 次Lv 次Lv(+) シルバー FW LV1 142 136 143 137 130 147 143 147 151 144 147 137 149 86 57 10 10 LV10 LV20 LV30 LV40 LV50 LV60 - シルバー+ LV70 - - 必殺技 ? グレード ポジション LV 総合 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT POW SPD TEC STA CAT PUN 次Lv 次Lv(+) ゴールド FW LV1 10 10 LV10 155 148 156 149 139 161 156 161 167 158 161 149 163 94 61 50 42 LV20 159 152 160 153 143 165 160 165 171 162 165 153 167 94 63 115 82 LV30 163 156 164 157 147 169 164 169 174 166 168 156 171 95 64 265 122 LV40 167 159 167 160 150 172 168 172 178 170 173 160 174 98 67 400 166 LV50 171 163 171 164 154 176 171 177 182 173 176 164 178 99 67 110 212 LV60 174 167 175 168 158 179 175 179 185 177 179 168 182 101 67 160 262 LV70 178 170 178 172 162 183 179 183 189 180 182 171 186 104 71 210 316 LV80 181 174 182 175 165 187 182 187 193 184 187 175 189 109 73 - 366 ゴールド+ LV90 184 176 185 178 167 190 185 190 197 187 190 177 193 112 76 - - 必殺技 ハイアングルヘッド(2) グレード ポジション LV 総合 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT POW SPD TEC STA CAT PUN 次Lv 次Lv(+) プラチナ FW LV1 10 LV10 LV20 LV30 LV40 LV50 LV60 LV70 LV80 LV90 LV100 - プラチナ+ LV110 - - 必殺技 ? グレード ポジション LV 総合 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT POW SPD TEC STA CAT PUN 次Lv 次Lv(+) ドリーム FW LV1 10 LV10 LV20 LV30 LV40 LV50 LV60 LV70 LV80 LV90 LV100 - ドリーム+ LV110 - - 必殺技 ? 異名 ドイツの核弾頭 台詞 世界最高峰のヘディングを見せてやる! グレード ポジション LV 総合 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT POW SPD TEC STA CAT PUN 次Lv 次Lv(+) ハイドリーム FW LV1 268 256 268 257 244 276 268 276 285 271 276 257 280 161 107 10 LV10 LV20 LV30 LV40 LV50 LV60 LV70 LV80 LV90 LV100 - ハイドリーム+ LV110 - - 必殺技 ? マンフレート・マーガス[[V]ドイツ(超ディフェンス型)](超特化) 参考(ドリーム)(直リンク回避につきh抜き) ttp //static.ntsubasa.klabgames.net/images/site/common/players/player_60706.pngttp //static.ytsubasa.klabgames.net/images/site/common/players/player_60706.png 異名 ドイツの核弾頭 台詞 世界最高峰のヘディングを見せてやる! グレード ポジション LV 総合 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT POW SPD TEC STA CAT PUN 次Lv 次Lv(+) 超特化ドリーム FW LV1 10 LV10 LV20 LV30 LV40 LV50 LV60 LV70 LV80 LV90 LV100 - ドリーム+ LV110 - - 必殺技 ? 異名 ドイツの核弾頭 台詞 世界最高峰のヘディングを見せてやる! グレード ポジション LV 総合 OFE SHO DRI PAS DEF BLO TAC CUT POW SPD TEC STA CAT PUN 次Lv 次Lv(+) 超特化ハイドリーム FW LV1 10 LV10 LV20 LV30 LV40 LV50 LV60 LV70 LV80 LV90 LV100 - ハイドリーム+ LV110 - - 必殺技 ? コメント 誤りの指摘、追加情報など、このページの内容に関するコメントのみお願いします。※未確認データをwiki編集する際はLV部分や該当項目に BGCOLOR(thistle) で色を付けて判別できるようにお願いします。 ↓能力を書きこむ際には下記テンプレの利用をお願いします。wikiに反映してくれる方の負担が減ります。 |?|LV1|||||||||||||||||| |ポジション|Lv|総合|OFE|SHO|DRI|PAS|DEF|BLO|TAC|CUT|POW|SPD|TEC|STA|CAT|PUN|次Lv|次Lv(+)| |FW|LV1|40|41|46|41|37|39|38|42|38|43|40|37|42|5|5|20||(記入例/通常) |FW|LV1|40|41|46|41|37|39|38|42|38|43|40|37|42|5|5||10|(記入例/プラス) S |FW|LV1|142|136|143|137|130|147|143|147|151|144|147|137|149|86|57|10|| -- (名無しさん) 2015-07-20 20 06 48 ---ここまで入力済み--- -- (名無しさん) 2015-08-10 21 21 16 HD+ |MF|LV1|268|256|268|257|244|276|268|276|285|271|276|257|280|161|107|-|10| -- (名無しさん) 2015-09-24 11 27 10 G |FW|LV1|152|146|153|147|139|157|153|157|162|154|157|147|159|92|61|10|| -- (名無しさん) 2015-10-28 18 35 54 S |FW|LV1|136|130|136|131|124|140|136|140|144|137|140|131|142|82|54|10|| -- (名無しさん) 2016-01-18 21 21 36 先に書き込まれてるS(総合142の方)はWYの方ではないでしょうか。 -- (名無しさん) 2016-01-18 21 22 27 G+ |FW|LV20|159|152|160|153|143|165|160|165|171|162|165|153|167|94|63||82| -- (名無しさん) 2016-02-23 17 06 52 G+ |FW|LV40|167|159|167|160|150|172|168|172|178|170|173|160|174|98|67||166| -- (名無しさん) 2016-04-07 11 39 30 G+ |FW|LV60|174|167|175|168|158|179|175|179|185|177|179|168|182|101|67||262| -- (名無しさん) 2016-04-20 09 22 43 G+ |FW|LV80|181|174|182|175|165|187|182|187|193|184|187|175|189|109|73|-|366| -- (名無しさん) 2016-05-01 23 16 47 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/mina2000gt/pages/36.html
昨日、中国語の話を書いたのだけど、深夜にドイツ語の話を。 僕のドイツ語は、大学で第二外国語で触れた程度。 しかし、時間も経ってるので、すっかり忘れました。 そんな僕が、まず目指すのは、ドイツ語検定5級と4級から。 僕が始めたのは、しっかり身につくドイツ語トレーニングブックなり。 中国語の本と違って、文法を先に説明してるので、長い時間かかるかな? 5級と4級でどのくらい実力が必要なのかを知りたいので、過去問も注文しました。 まずは、この本で、ゆっくりやっていこう。 で、ドイツ語検定は、年に2回(2013年は6月23日、11月23日)あるようなので、ゆっくりやろうと思います。 まずは、6月23日の試験で、5級と4級を同時受験しようかな。 今日は、しっかり身につくの1課と2課をやって寝ます。 発音の基本と、動詞の現在形の変格の話です。 ドイツ語は、この変格で、嫌になったのだけど、慣れちゃえばどうってことない気もしなくもない。 今日は、ちょっとやって寝ます。