約 4,786,355 件
https://w.atwiki.jp/yugihonsure/pages/449.html
本スレ用語一覧>カリスマデュエリスト Vジャンプ遊戯王記事内に登場するキャラクター(コスプレ)。 同雑誌の記事で遊戯王を紹介している。 UC(ウミウマコーポレーション) DA(デュエルアカデミー) 5C's(ファイブシーズ) デアル といった4陣営が存在している。現在はゼアルの放送に合わせてデアル陣営がメイン。 コスプレ対象のキャラデッキを使うことが多いが、 ストラクチャーデッキや、環境トップのレシピをアレンジしたデッキを使うこともある。 また、ジャンプフェスタなどのイベントや公認大会に運営側として顔を出すことも(*1)。 一部のメンバーは『先ヨミ!ジャンBANG!』に出演したり、隠しキャラ扱いでTFなどのゲームに登場したりしている。 メンバーによってデュエルの腕はまちまちであり、カイザー海馬やシロノス、コイン・トス之助のようにルールや環境に比較的詳しい者もいれば、 千丈目のようにプレイングミスを連発して自らネタにするような者もいる。 また、Vジャンプの公式ページにてデュエル動画を公開している。 過去には効果処理や裁定を誤ってデュエルを進めていたこともあるが、そういうミスも含めて楽しめるような構成である。 また一部のメンバーは淫夢語を多用しており、彼らも本スレを見ているのではないかと言われている。 2013年4月号のVジャンプでは彼らのトークンがおまけとして登場した。 UC陣営 カイザー海馬 DA陣営 千丈目 シロノス 5C's陣営 流星 キング・ジャアク カーリーなのさ ジャンボ牛尾 デアル陣営 コイン・トス之助 オモシロ・ジョーク 出世及びフェードアウトしたカリスマ ごんぶとり遊戯=デュエ・ルア=デュエ・ルカ=てつを イノソ モクマ ビックリ5 下連雀三姉妹 勇気三十代 関連項目 Vジャンプ ジャッジー コメント欄 ジャンボ… -- 名無しさん (2012-08-21 19 45 24) こいつらってKONAMI社員なのか、集英社社員なのかどっちなんだ? -- 名無しさん (2012-10-06 23 26 48) VJ編集者説が有力 -- 名無しさん (2012-10-28 14 19 05) カーリーなのさ可愛い -- 名無しさん (2014-01-06 05 55 50) なのさ可愛いよなのさ -- 名無しさん (2014-01-12 15 11 31) まだ続いてるのかな セブンスは知らんな -- 名無しさん (2021-04-09 17 27 41) MDでも逝ったか -- 名無しさん (2024-06-28 09 24 22) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/27626.html
登録日:2012/01/26(木) 01 45 49 更新日:2024/09/15 Sun 15 14 38NEW! 所要時間:約 23 分で読めます ▽タグ一覧 FE FEクラスリンク やっつけ負け イケメン エピタフ キルソード クラス ソドマス ソードファイター ソードマスター ソードマスターヤマト ←ではない ファイアーエムブレム ポニテ 侍 兵種 分身 剣士 剣聖 剣豪 待ち伏せ 必殺 流星 流星剣 紙装甲 裏切り者 過去の栄光 剣士、及びソードマスターとは、『ファイアーエムブレム』シリーズに登場するクラス(兵種)のひとつ。 ▽目次 【概要】 【主な運用方法】 【主なキャラクター】■暗黒竜と光の剣/紋章の謎(リメイク版含む) ■外伝/Echoes ■聖戦の系譜 ■トラキア776 ■封印の剣/烈火の剣 ■烈火の剣 ■聖魔の光石 ■蒼炎の軌跡/暁の女神 ■覚醒 ■if ■♯FE ■FEH ■風花雪月 ■エンゲージ 【概要】 【剣士】 華麗な身のこなしで剣を自在に操る、「傭兵」と人気を二分する本作の花形ユニット。 そもそも『紋章の謎』までは剣歩兵ユニット全てが「傭兵」だったのを、『聖戦の系譜』以降は軽装な「剣士」と重装な「傭兵」に分けたといういきさつがある。 作品によっては傭兵やソードファイター、侍として扱われる事もある。 力は低いが、それを補って余りある素早さと技で敵を斬り伏せていく。 また「キルソード持ちのイケメン剣士」は、赤と緑の騎士に並ぶファイアーエムブレムの名物である。 って言うか剣士は例外なく美形じゃないですか畜生! トルード 「呼んだ?」 因みに長髪で必殺率の高い剣を持っている敵はナバールのオマージュなのか説得で寝返って味方になることが多い。 肝心のナバールはFC版だと「傭兵」で髪も長髪というには微妙な長さだったりしたが。(「長髪」「剣士」第1号は『外伝』のディーン) 【ソードマスター】 戦いの中で達人の域に達した剣士が「英雄の証」等でクラスチェンジした姿。 大抵の作品で速さの基本値と上限値が最高のため追撃が基本であり、回避率も高い。 クラス補正によるCT率の上昇や強力な奥義によって爆発的な火力を誇ることも多い。 「聖戦」以降からクリティカル時のアニメーションがカッコよすぎて濡れる。 【主な運用方法】 【長所】 乱戦での切り込み役 素早さを生かして、大胆に敵陣の真っ只中に放り込んでみよう。 敵の攻撃をヒラリとかわし、確実にダメージを与えてくれる。砦や森の中に配置したり、武器補正や支援効果で回避を更に上げてやればより効果的。 武器の三すくみが登場してからは斧使いが相手ならさらに高い回避率を発揮できるようになった。 代表的な斧使いである戦士や山賊はHPや攻撃力が高い代わりに技や守備が低いため、避けて当てるのが得意な剣士にとってはまさに絶好のカモ。 ただし、基本的に序盤から騎馬兵など相性の悪い槍使いや命中率の高い剣を使う敵が多く登場するため過信は禁物。 ただ『聖戦』『トラキア』『封印』だと普通にスキルや必殺による高火力で倒せてしまうことも多いのでソードマスターなら無理押しでも何とかなる。 囮 HPや守備力や魔法防御が低い為、必然的に敵の目が集めやすくなる。 よく避けるので「サンダーストーム」等の厄介な遠距離系の魔導書を使い切らせるのにも適任。 時には削り役に 力が低いので敵を倒しきらずに残す事が出来る。速さが高いので、追撃されるのが怖い相手にも効果的。 必殺がでてSATU★GAIしちゃうのはご愛嬌。クラスチェンジで必殺補正が付く場合は削りとしてはかえって確実性に欠ける格好となる。 【短所】 事故率が高い 剣士の主な死因。 敵陣に突っ込ませるとは書いたが、あんまり調子にのってヒャッハーしてると乱数に嫌われて一瞬でおだぶつ……というのはよくある話。 確率は所詮確率なのであまり過信しないように。俗に言う「やっつけ負け」も似たようなもの。 意図しない必殺で倒してしまったせいで相手をする敵が増え、そのために死ぬというケースは高い攻撃性能の裏返しであるために切っても切れない。 力が低い 削りに関しては長所だが撃破役としては短所でもある。 急な増援の対処など迅速な敵の処理が求められる状況では上述の通りアーマー系等の固い敵相手だとキルソードや銀の剣を使っても辛いことが多い。下手したら必殺が出ても倒せない。 「アーマーキラー」等があればなんとかなるが特効ボーナスが弱い作品では辛い。 なおシリーズで時々登場する「大剣」系統は威力は高いが重くて命中率が低いという、斧と類似、あるいはそれを極端にしたような性能であることが多い。 剣士が使うと力の低さを武器の威力で補い、武器の命中の低さは技でカバーできるが、重さの軽減に力や体格の高さが求められるシステムだと長所の速さが台無しになりがちなので注意。 守備も低い 事故率と被るが、正直脆い。相性の悪い槍で2回くらい刺されればまず昇天する。 『烈火』『聖魔』では「ソードキラー」なる斧の特効武器も出現。3すくみ逆転と補正アップ、斧としては破格の命中90のおかげで、自慢の回避も生かせずにかち割られることが多い。 あまり調子に乗らないようにしよう。なおソードキラーという名義で傭兵と勇者と対象とした特攻武器は紋章の謎でも剣として存在する。 攻撃の幅が狭い 使用武器が剣のみなので、3すくみのある作品では数や種類の多い槍使いに対抗する手段が限られる。 スタッフが警戒しているのか、手槍や手斧のような手軽に間接攻撃ができる剣も存在しない作品が多い。 そういった間接剣は使用者を選ぶ魔法剣や伝説の武器として設定されやすい傾向にある。 ▽主な剣武器 [部分編集] 槍や斧に比べて威力が低い代わりに軽くて命中率が高い。 鉄の剣 基本となる武器。 威力は低いものの、初期の作品では槍や斧に比べて命中率が高く軽いという長所が際立っていた。 最近では斧の命中率上昇で相対的に地味になったり、斧使いの守備向上で十分削り切れないことも。 必要に応じて上位の武器や特効武器と使い分けたい。 鋼の剣 鉄よりも威力が高いが、命中率が低く重い鋼シリーズの一つ。 剣士の攻撃力の低さを補いつつ、命中率の低さは剣士の技でカバーできる。 ただし重さを体格で軽減するシステムの場合、せっかくの速さが殺されてしまう場合がある。 『聖戦の系譜』では剣レベル補正の無いパラディンであるアレク・ノイッシュが最後まで使用する。 銀の剣 鋼よりも威力が高い上に軽量化された強力な剣で、剣士系の速さを活かした追撃と合わせて高い火力を出せる。 敵としても銀の剣持ちソドマスは守備の高いジェネラルでさえ大ダメージを受ける可能性のある危険な相手。 武器を繰り返し修理できる『聖戦』では主人公親子の主力武器として序章から終章まで活躍する。 GBAシリーズでは闘技場の死亡フラグとして有名。 半端に守備の高いユニットで入り浸り→「賭け金は850Gだ。やってみるかい?」→ぎんの剣装備のソードマスター→リセットor降参する前に追撃&必殺で撃沈は定番。 鉄の大剣 威力が高めだが、命中が低く重いという「大剣」シリーズの基本形。値段も高い。 鋼の剣が似たような特徴を持つが、こちらの方がより極端な傾向にある。 命中は技で補えてもその重さのせいで剣士よりオグマ系のガタイの良い傭兵向きの武器というイメージが強い。 なお、初登場にして剣優遇が極まった『聖戦』では命中こそ斧より低いものの、同ランクの槍と同威力かつ重さが半分という強力な系統。 『蒼炎』や『暁』では力で重さを軽減できるので使い勝手が良くなっている。 『暁』ではこれに相当するポジションの武器として「長槍」や「戦斧」も登場した。 『エンゲージ』では大剣系の仕様が大幅に変わり、戦闘時は必ず後攻・追撃不可になる代わりに敵を一マス後ろに吹き飛ばす「スマッシュ」が使用可能な武器となっている。 鋼の大剣 普通の剣の中では威力がかなり高いものの、命中の低さと重さがダントツ。 『封印』でははじめて手に入る村で宝剣と讃えられているのだが実際の微妙な性能との落差から「宝剣(笑)」として有名で、ディークぐらいしか使いこなせない。 もしくはあえて攻速を大きく落としてダメージを調整する為の錘に使うかである。 一方蒼炎では「銀の剣に次いで高い(汎用武器上位クラス)威力」「耐久35」「力で重さを軽減可能」「武器レベルCで使いやすい」「鋼の剣と同額の700ゴールドで、銀の剣の半額以下」 とあらゆる要素が非常に強く、ノーマルでは店で買えるので大活躍することも。 銀の大剣 普通の剣の中では威力の高さ・命中の低さ・重さ共に突出した武器。聖戦以外だと耐久力もかなり低い。 しかし高級品なので売却用や資産価値確保用として扱われることも多く、技と体格に優れた勇者でも斧で十分なこともあるのである意味鋼の大剣より微妙。 『聖戦』では必殺を付与させる有力候補ともいえるかなり強力な武器。 キルソード 剣士の代名詞である必殺の出やすい剣。威力もそこそこあり序盤では大助かり。 技の高さや作品によってはソドマスの必殺補正と合わせてまさに「必殺」の名に相応しい切り札となる。 作品によっては「倭刀」「シャムシール」といった剣士系専用の上位種が存在する場合も。 細身の剣 初出の『聖戦』では鉄の剣の性能を全体的に上回る使い勝手の良い武器。 以降のシリーズでは鉄の剣よりもさらに軽くて命中が高い代わりに威力で劣るようになった。 しかし、体格で劣るペガサスナイト用に使える細身の槍に比べるとこちらはあまり使い所がない。 『暁の女神』以降はリメイクや一部作品を除いて「青銅の剣」に置き換わるようになることが多い。 『エンゲージ』では下記の「青銅の剣」と同じ性質を持ち、護身に向く。 青銅の剣 『暁の女神』より登場した最下級の剣。 作品によっては必殺やスキルが発動しない特殊効果がついていることがある。 そのため、攻撃力よりかはやっつけ負け防止や確実な削りに使用される。 『if』では装備車の必殺回避率を上げるという事故防止効果がついた。 勇者の剣 連続攻撃可能な勇者シリーズの1つ。 追撃や必殺の得意なソドマスの4連攻撃により、よほど固い相手でもなければまず死ぬ。 防御力は低いが必殺率が高い・強力な敵専用武器を振りかざすという敵を安全に倒す時に便利。 なお『封印』では敵専用で、トライアルマップでも使えなかった。 アーマーキラー 固いジェネラルの鎧すら紙切れのごとく切り裂ける(一部例外あり)アーマー系特効武器。 聖戦の系譜のみ、「ざんてつの剣」と名前が違うが役割は同じ。 能力や3すくみ的にアーマーと相性最悪な剣士にとっては特に重要な武器。 ドラゴンキラー こちらも攻守に優れるドラゴンマスターやマムクートといった敵に有効な特効武器。 終盤の敵にドラゴン系が多い作品では、これを持ったソドマスが神器系持ち並に活躍することも。 斬馬刀/長柄刀 こちらはパラディンなどの騎馬ユニットに有効な特効武器。 アーマーキラーやドラゴンキラーに比べると登場頻度が少なめ。 ランスバスター/逆刀 GBAシリーズで登場した3すくみを逆転させる剣。槍に強くなるが斧には弱くなる。 初登場の封印の剣以外では3すくみを逆転させた上で2倍にする効果がある。 射程1武器を剣しか持てないクラスは剣士系に限らず多いので、彼らにお守り代わりに持たせておくと良い。 特に手槍系に対しては持ってるだけで回避の上がる減らない防具になる。 ifでは逆刀の名義で登場している。こちらは槍と暗器に強く、斧と弓に弱くなる。 魔法剣シリーズ 代表的なのは、初代『暗黒竜』の時から存在する雷の剣「サンダーソード」。 多くの作品では使用者の魔力+武器威力、ある時は固定値と相手の魔法防御でダメージを計算し、魔法と同様に間接攻撃も可能。 剣士にとっては貴重な間接攻撃手段だが、いかんせん魔力が物足りない剣士系では攻撃力に欠ける。 聖戦・トラキアなどではスキルと組み合わせてとんでもない運用が可能になる。魔力成長率5%とかでさえ持たせるに値することもある程。 GBAシリーズでは物理職には魔力が存在しないため、特殊な仕様が多くなる。早い話がとても使いづらい。 【総括】 長所と同じく短所もそれなりにあるが、強力なユニットには違いないので1人いれておけば間違いはない…はず。 回避率が高く守備力が低い、撃破は必殺・奥義頼みと言う偏った性能なので、ゲームバランスの影響を強く受けやすい。 特効補正が弱い上に守備の高い槍使いの多い蒼炎や、そもそも命中/回避の計算式の都合でたとえ相手が斧使いであっても回避に期待できない新暗黒/新紋章など、 敵が硬くて必殺、奥義が出ても大したダメージにならない作品や回避よりも確実に敵の攻撃を受け止められる耐久力が求められる受けゲー寄りの作品では途端に弱くなってしまう。 作品ごとに強弱の変動がもっとも激しい部類なので、先入観ばかりで見るのは難しいようだ。 【主なキャラクター】 剣の神器が度々登場することもあってか、高貴な血統のキャラが多め。 また傭兵や軍属でも求道者・武人的な立ち振る舞いがよく見られる。 ■暗黒竜と光の剣/紋章の謎(リメイク版含む) 当初はまだ傭兵と同一扱い。なので詳しい概要は傭兵を参照。 全体的に使いやすいユニットではあるが、FC版『暗黒竜』だとメリクルがマルス専用だったので武器が呪いありのデビルソードでも17、次が銀の剣の12と威力が低く、 力上限が全員共通で20のため、育て切っても終盤のマムクート達など固い連中相手だと少々きついところがあった。 『紋章の謎』ではメリクルソードが使えるようになり、ドラゴンキラーもあるのでかなりマシに。 DS版リメイクでは前述のナバールとラディが剣士系に変更となった。 リメイク版の「新暗黒竜」では命中に、「新紋章」では回避に+10の補正がつく他、クラス固有の速さが補正値・成長率共に非常に高い。 受けゲー寄りだが再攻撃が発生しやすい為、ファミコン版の頃から速さの重要性が高いゲームなので当然頼りになる。 リメイク版の最高難易度でも速さカンストした上級ザコがひしめく環境なので、追撃されず戦える点は特に重要。 最終的には同じ速さ上限30の剣使いかつ弓騎兵でもあるホースメンの方が強力かもしれないが、あちらよりステータス補正がかなり高いので素のステータスが微妙でも誤魔化しがきく。 また高難易度では一発毎のダメージが痛い上に速さがカンストしても攻撃を回避しづらい戦闘が多いため、ホースメンにはない回避補正に救われる場面もあるかもしれない。 ナバール 元祖キルソード持ちのイケメン。かつテラ子安。攻撃性能に非常に優れ、『暗黒竜』最強候補の一角。 SFC版までは「傭兵」だが、リメイク版で剣士に。『紋章』では素早さ初期値が恐ろしいことになっている。 サムトー ナバールのパチモン。旧作では傭兵。 能力は似ても似つかないが、実は育てればそれなりに使える…ただ、剣士系の短所はバッチリ出るようだが。 ナバールが死んだままEDを迎えた時の後日談はサムトーファン必見。 このサムトーはかっこいい。オグマでの説得会話も中々乙である。 アテナ 『新・暗黒竜』から追加されたユニット。 東方出身で独特な喋り方をするアジアン女性剣士。 成長率はナバールやラディほど高くはないが、育てれば十分戦力となる。 『新・紋章』でも登場するが、ルート次第では一度も登場せず終わる事も。 マリス 幻の作品『アカネイア戦記』で登場した俺っ娘な女剣士。女性扱いされると容赦なく剣を突きつけてくる。 「新・紋章の謎」で戦記が全てリメイク収録され日の目を見る事となった。 それどころか、彼女の父親含めたアカネイア戦記だけで登場していたキャラクター共々、 アリティア軍として新・紋章本編でも登場している為、新・紋章本編の総使用可能ユニット数はシリーズ屈指の数に上った。 けしからん鎧を着たナイスバディな姉御で、素の守備の成長率が0という驚きの紙装甲を誇る。 マイユニットとの拠点会話ではマイユニの性別によって会話の内容が大きく変わる珍しいキャラ。 ■外伝/Echoes 本作では3段階クラスチェンジ制であり、「傭兵」→「剣士」→「魔戦士」となっている。 ユニットの詳細は傭兵の項目を参照。 ■聖戦の系譜 従来の勇者系である「フォーレスト」と分化する形で「ソードマスター」が登場した、剣士系のデビュー作。 移動力の問題で交戦機会は限られがちな分ステータスは非常に高く、技・速さばかりか力も高いキャラが多い。 兵種スキルも「追撃」「連続」と強力なスキルが2つも付き、味方でも敵でも存在感がある。 自軍のキャラはさらに特殊剣や伝説の武器といった優秀な特性もあり、一度戦闘が始まると恐ろしいほどの強さを発揮する。 剣の性能自体も際立って高く、他の作品では使いづらさが目立つ大剣も本作では普通に強力。 威力は槍と同等で命中率は斧以下だが、重さが槍の半分程度なので回避率や攻速があまり落ちない。技の高い剣士系なら十分活用することが可能。 アイラ 親世代に登場するご存じ「流星剣」の使い手。美人。女だがたぶんキルソ剣士の系譜の持ち主。 運と守備面が頼りないが、攻めに回ればこれほど頼れるキャラはいない。緑に輝くと相手は死ぬ。 彼女の子供も非常に強力なので旦那選びは慎重にといって先延ばしにしすぎて、独身のまま親世代を終わるとソードマスターがシャナンのみになるので注意。 ぶっちゃけアイラの子供は流星剣とボーナスつき武器が本体みたいなところがあるので、誰が親でも割と強い。 かつては作中最強格のユニット2人のステータスに影響するということでそれはもうとんでもないカップリング論争ががあったものだが、 最近では親を選ばないと運用が難しくなるキャラ(セティ、レスター、アーサーなど)からカップリングを決めていくのが主流のようである。 シャナン 前半はショタ、後半はイケメン。おそらく歴代トップクラスのキルソ剣士の系譜の持ち主。 アレスと並び平民プレイの救世主。 能力とスキルは優秀だが、最初から上級職なので爆発的な伸びは期待できない。 ぶっちゃけバルムンク抜きだと厳しい。しかもバグで従弟妹達にとられることも。 実はバルムンクよりスリープの剣使いとか言っちゃいけない。 ラクチェ 子世代に登場するアイラの娘。死神兄妹の妹。 従兄を差し置いて子世代最強の女剣士。その強さはもはや言わずもがな。 おっぱいもしっかり遺伝している。というか顔が短髪のアイラにしか見えない。 それだけに、敵国のおバカ兄弟の両方から言い寄られるのも頷ける。 うまく工夫すると圧巻の50回攻撃なんてこともできる。大体その前に相手が死んでしまうので、10章のユリウス(ロプトウスでこちらの火力を下げてくれる)を相手に試される。 レイミア シレジア内乱の首謀者ダッカーに雇われた傭兵部隊の長で、本作で最初に登場する敵ソードマスター。武器はぎんの大剣。 「地獄のレイミア」と呼ばれているらしいが、本作の仕様上「追撃」は攻速差1で発動し「連続」は確率発動型スキルだが「見切り」で防げないので個人スキルを所持していないにも関わらずその二つ名に恥じない実力を持つ。 ちなみ彼女が率いる傭兵部隊は全員女性。高級で高性能な武器を持つため、先制を許さず攻めたい。 ボイス 終章の序盤で戦うことになるエッダ軍の指揮官で、どっかの泥棒の仲間のような台詞を言う。 重要キャラでも魔将でもないのにステータスがノインに迫るほど高い上、個人スキルとして「必殺」「太陽剣」も持つ強敵。 ノイン ユリウスを守護する十二魔将の一人。 同じ魔将のツヴァイを全体的に上回る能力を持ち、個人スキルも「必殺」に「ライブ」と厄介。 間接攻撃で確実に仕留めたい。 ゼノン 闘技場において8章の最終戦と終章の3戦目で相手となるソードマスター。 闘技場の敵の中でも屈指のステータスに加えて威力の高い銀の大剣を使う物理系屈指の強敵。 速さの低いキャラや斧しか使えないヨハンで戦うと地獄を見る。 ■トラキア776 特殊剣スキルが聖戦よりも発動しやすくなり、一戦ごとの戦果が上がりやすくなった。つわもの揃いである。 今作では前作で不遇だった斧のテコ入れが行われていたが、同時に前作で強かった剣も強化されているので結局剣ゲーからは脱却できなかった。 エーヴェル 序盤限定で絶対死なないという超特性を持ったユニット。 無双に捕獲にと八面六臂の大活躍を見せる。 ただし物語中盤で離脱し、終盤で復帰すると超特性は消え、能力も微妙と可哀想な立ち位置。 以前は弓使いだったという話もあるが…? マリータ 黒髪セミロング。可愛い。 そもそも剣が使えるというのがこの作品において非常に強く、専用武器やスキル習得イベント、必殺係数等、とにかく優遇されている。 中盤に低レベルで加入するためやや育成に苦労するものの、ある程度レベルが上がればそこからはどんどん強くなっていく。さらに15章のイベントで流星剣を覚えられる。 数少ない欠点として体格は低いので、盗賊団(捕獲要員)のメンバーとしては微妙。 専用武器「マリータの剣」は2回攻撃+見切りというトンデモ性能だが、これを育成用と割り切るか終盤用に温存するかでそのプレイヤーのプレイスタイルが分かるんだそうな。 シャナム 名前から分かる通り、シャナンのパチモン。値切りのスキルを持つ、リーフ盗賊団の生命線。 マリータに流星剣を目覚めさせたという実績もあるが、能力は、まぁ……うん。 紋章の謎では偽物枠のサムトーがシステム的に強かったことも相まって、今作では徹底的に弱く設定されている。 実は育成自体はかなり楽で、エリートの剣を持たせて次章のアーチや次次章のてやりをよけ続ければ簡単にレベルアップできる。そしてなぜ俺はこんな無駄な時間を……と頭を抱える(*1)。 特に上級職加入のくせに体格が小さい上に伸びないのが致命的。前線で戦わせるよりも、素直に買い出し要員として使うのが賢明であろう。歩くシルバーカード。 セリフやイベントに愛嬌はあるが、13章開始時のグレイドの台詞などを見るとやってることは割とクズ。ちなみに聖戦の系譜にもイベントで登場する。 シヴァ トラキアのキルソード剣士、サバンのシヴァ。サバンが一体何なのかは不明。 なかなかやる程度の相手に殺される、強いのか強くないのかわからないユニット。 成長率が高く「太陽剣」のスキルも優秀なのだが、マリータの影に隠れがち。 これでも三十路で、(イラストレーター曰く)イケメンではないらしい。 ラルフと顔グラを入れ替えてみると分かるが、セリフ自体はラルフの顔グラでもあまり違和感はなかったりする。 トルード 義賊集団ダンディライオンの剣士。厳ついかつすっきりした渋面と聖戦の蜻蛉取りそっくりなおかっぱロングヘアをしている。立ち絵がナイスガイ。 「見切り」のスキルを持ち、守備面も堅い性能のため、盗…実力は高い。 その素敵すぎる外見やトラキア776という作品の遊び方が幅広いことから、強さ議論でトルードの話題を出すと大体大荒れする。 そのせいで攻略動画などでもトルードを積極的に起用する動画は非常に少ない。裏を返せばプレイヤーのプレイスタイルでいくらでも評価が変わるキャラでもある。 ■封印の剣/烈火の剣 スキルは廃止されたが『封印』ではソードマスター自体に歴代最強クラスの必殺補正+30%が付与。 さらに武器の命中率が全体的に低く3すくみによる命中補正も±10%でしかなく、不利な槍も低命中なので相性関係なしに回避無双がしやすく、支援効果を活用すれば驚異の必殺100超えも可能。 属するキャラが難易度問わず強いのも追い風で、特にルトガーとフィルはハードブースト対象。 デュランダルの使い手として有力な候補であり、ドラゴンキラーでもマムクート狩りには十分貢献できるので複数起用しても良い。極めつけに三角支援も可能。 通信闘技場では移動力や間接攻撃の貧弱さ、支援効果を発生させる手間がなくなるので最強ぶりに磨きがかかる。 ソードバスター持ちバーサーカーがまるで相手にならず、ミュルグレ持ちのスナイパーや遊牧騎兵、勇者の槍持ちジェネラルがなんとか渡り合える程度。 またGBAにおける剣士系はキルソードより威力が1劣るが必殺率が5(封印では10)高い『倭刀(聖魔では「シャムシール」)』を使用できるという特権がある(烈火ではリン、聖魔ではエイリークやアサシンにCCしたコーマも使用可能だが) 性能とはそれほど関係ないが、ソードマスターの必殺時のアニメーションは非常に人気が高い。 5人に分身して連続攻撃を放つモーションは聖戦・トラキアにおける流星剣を彷彿とさせる。(もちろん、必殺時に流星剣の効果が付与されたりはしないが) 必殺率補正も相まって目にする機会が非常に多いのも人気に拍車をかけているだろう。あと女ソドマスのスリットがセクシー……エロい! ルトガー 『封印の剣』に登場。今作におけるキルソード剣士担当。 その筋のお姉様方、及び斜に構えた厨二の少年達に大人気のイケメン剣士。 歴代でもナバールに対するオマージュが特に強い。 初期値や成長率は良くも悪くも剣士だが、とにかくソードマスターになれる&支援相手に恵まれてるというだけで強キャラの筆頭格の座を掴んでいる。 特に同じ章で加入するクラリーネと支援を組むと鬼に金棒。しかも若干とはいえハードブーストまでかかる。 フィル共々あまりにもぶっ壊れすぎたため、以降の作品の剣士が弱体化することになった戦犯。歴代最強のソドマス、あるいはFEユニットという話になると大体封印の剣からは彼の名前が出される。 一応弱点としては「相手が大体死ぬ上に終盤の敵は槍使いが多いのでやっつけ負けしやすい」「間接攻撃だと強さが生きない」なんてのもあるが、ほぼ誤差の範囲である。 だが21章を正攻法でクリアしようとすると、割とこの弱点が響いてくる。 フィル 『封印の剣』に登場。後述するカレルの姪、つまりカアラの娘。 ポニテ剣士であり、戦闘ムービーではその動きが実に可愛らしい。 父親に似なくて良かったね。 HPと力でルトガーより劣るが、幸運の差で彼女の方が強くなることも多い。 ただし支援相手に恵まれておらず、結局ルトガーを優先するか併用するかになりやすい。 封印の剣には「パビスの守り」のような必殺避けのアイテムはなかったため、一時期ルトガーとカレルと支援を組んだ編成が通信闘技場の最適解としても扱われた。 ケル 兵士「…あんな男が エトルリア宰相ですか あんな男の為に われらは戦うのですか」 ケル「言うな われらは武人として その責任をまっとうすることを考えればよい」 サカルートに進んだ場合に戦う敵将。ベルン三竜将の一人ブルーニャの配下。サカとベルンの国境に位置する都市ブルガルを担当。 糞みたいなエトルリア宰相の爺の護衛という任務も嫌な顔一つせず粛々とこなす武人。 実力も高く、特に速さが脅威。ノーマル時でさえ23を誇り、ハードになると およそ27 と こちらのエースすら霞んで見える神速ぶり。同作の敵ではブッチギリで最高値。城門の地形効果もあって90近い回避を誇る。 しかし、武器がひかりの剣なのでさほど脅威ではない。 相性で有利になれる理魔法で攻めればそこそこ当たるので、それを基点に間接攻撃メインで攻めていきたいところ。 カレル 二作続けて登場。 かつては「剣魔」と呼ばれる人斬りだったが、老成してからは「剣聖」となった伝説の剣豪。 『封印』では最初から高レベルの上級職キャラで、1回しかLvアップできない代わりに成長率が異常に高い。 これは伝説の域に至った人間を表現するための手法なのだが、よくその成長率だけを切り取ってネタにされる。 ■烈火の剣 振り子調整により『烈火』では必殺補正が15%と半減し、斧を使える勇者に比べるとセールスポイントとしては微妙に。 さらに剣士系の成長率や上限を持ち倭刀も使えるロードのリン、『瞬殺』の技を持つアサシンと剣歩兵のライバルが増加。 該当ユニットの強さでも上記の兵種に差をつけられている感があり、愛以外でソドマスを使う機会が激減した。 武器の命中率の上昇と3すくみ補正が±15%になったので、「封印」のような回避無双は簡単には出来なくなり、已然数の多い槍使いに苦戦を強いられる場面が増えた。 また本作から追加された剣歩兵殺しの斧『ソードキラー』の特効対象なのでコレを持った奴はたとえ遥か格下の戦士であっても絶対に相手にしないようにしたい。ソドマスLV20でも当たって大ダメージを喰らう。 ソードキラーに有利なランスバスターを持たせてもなお脅威。烈火にはヘクトルをはじめ強力な斧使いが多いため、通信闘技場で使うことはあきらめた方がいいだろう。 リン 実はキアラン侯爵の孫娘だった草原の剣士。 上級職は剣と弓を使い分ける速攻系剣士のブレイドロード。兵種説明で「草原の剣士」と説明されている通り、剣士専用装備の倭刀も使用可能。 CC後は剣歩兵属性となるのでソードキラーの特攻を受けるようになる。耐久面はさっぱり伸びないのも相まって、ソードキラーで一撃死→ロードなのでゲームオーバー画面直行は多くの軍師が経験したはず。 典型的な剣士系成長率だが剣士系ユニットにしては力の伸びが優秀。しかし初期値は控えめなので、期待値上はそこまで高くならない。 ギィ サカ一の剣士を目指して剣の腕を磨き続ける少年で、恒例のキルソード持ち剣士。 しかし明るい性格のほか、よく背後をとられるなど未熟者としての側面が強く、成熟した実力者揃いな歴代の剣士とはイメージが異なる。 典型的な剣士系成長なのでクラスチェンジしても力が悲惨になりがちで、初期値のカレルに劣ることも多々ある。ついでに少年だからか体格が低く、CCしてもキルソで攻速落ちする。 同じ剣歩兵にも攻撃の鬼レイヴァン、全体的な成長率で勝り専用武器を持つリンがいるため、影が薄い。 また根気強く育てても終章では最強武器リガルブレイドの使い所が殆どなかったりする。 一応回避の要となる幸運はそこそこ育つので、上手く伸ばせば回避要員としては割と優秀。しかしそれでも前作のソドマスと比べると悲しくなるほど弱い。 本気で活躍させたいなら支援での補強も積極的に意識したい。 カレル 二作続けて登場。「剣魔」の異名を持ち恐れられている剣士。強者を見ると切られずにはいられなくなる困った性癖を抱えており、各地で強者と名高い人物を切り続けている。 昔は人斬りだったという話は『封印』でノアとカレルの支援A会話で僅かながら語られるため『烈火』で唐突に生えてきたというわけではない。 なお、無茶苦茶強くなったのやバアトルと仲良くなったのは妹の結婚後であり、『烈火』では常識的な強さでバアトルと絡むこともなかった。 ハーケンとは二者択一。今作ではソドマスというクラス自体がかなり抑えられているため、戦力として優秀なうえ勇者の剣を持っているハーケンの方が選ばれやすい。 その一方で剣士系同士で比べると、育てたギィより強いことも多々あるのが何とも言えない。 カアラ カレルの妹、後にフィルの母となる人物。兄を探し各地の闘技場を荒らしていた。 若干ブラコン気味。黒髪ストレート+巨乳と隠れ人気キャラ。バアトルマジ勝ち組。 出現・加入条件がかなり厳しく、存在自体知らない人もいたりとか。 しかも終盤低レベルで参入、かつ能力も微妙……っていうかはっきり言って弱いので、支援会話目当て以外で使われることはほぼない。 フィルを産んだ後に病死し、『封印の剣』では夫・娘・兄の支援会話にてその存在が語られる。 ロイド シリーズ恒例の仲間になりそうでならない枠。 リーダス兄弟の兄の方で「四牙」と呼ばれる実力者の一角。今作屈指の強敵。 分岐や出現時期で能力が変化するが、いずれの章でも鬼のような強さを誇る。 また、通常攻撃で必殺時のような戦闘アニメが用意されている。(*2) 本人の必殺率も相俟って攻撃モーションを見た瞬間「やべぇ必殺喰らった!」と焦ったプレイヤーは多い。 ■聖魔の光石 概ね『烈火』に準じている。 高速剣士枠という繋がりからなのか、アサシンに分岐CCすることも可能となった(*3)。 アサシンにしない限り、相変わらずソードキラーが脅威となる。特にラグドゥ遺跡をやりこむなら末永い付き合いとなる。 ヨシュア 聖魔におけるキルソード持ちの剣士。諸国を旅する傭兵で賭け事が大好きな男。 イケメンだが、力や守備の成長率が微妙…と前作のギィ以上に典型的な剣士な為強い時と弱い時の差がかなり激しい。 実は王子様であり、キャラ的には聖戦のレヴィンに似ている。 マリカ 同じく聖魔の紫ピンク髪クーデレ超絶美少女。 初期登場の武器はシャムシール。説得はジスト。ルックスにこだわりがない場合はアサシンにした方が強力。 外見と性格がかわいらしすぎるせいで忘れられがちだが、どのユニットもよく育つといわれる今作においてかなり微妙な存在。 ヨシュアと異なり幸運もよく伸びるので使えないほどではないが力が更に低く、エイリークともども(というか彼女以上に)非力すぎる。 カーライル エイリーク編14章のボス。ジャハナ王国の軍団長。 夫亡き王女イシュメアと王国を長年影から支え続け、彼女から『ジャハナの礎』と称される程の重臣だったが、彼女に惚れるあまりある人物に唆されて国を売ってしまった。でも結局女王とは結ばれなかった。 しかもその女王は直後に……。…犯した罪は計り知れないがちょっとかわいそう。ヨシュアの剣の師匠でもある。 ボスとしては速さがそこそこ高く玉座に居る為回避が高いが、ステータスは得意の速さも含めて「むずかしい」でもノーマル時のケルや初戦ロイドにさえ遥かに劣る。 装備が飛行系に特効を持つ魔法剣「かぜの剣」のため、無暗に飛行系ユニットを送らない限りは苦戦はしないだろう。 イシュメア ジャハナの女王。美しく聡明で、命にかえても聖石を守ろうとする気高さを持つ。 カーライルに粘着されたり、ケセルダに殺されたりと散々な人生。 本編では非戦闘員だが、クリア後のフリーマップでソードマスターとして加入。 追加キャラでは珍しくレベル(ソードマスターLV9)に見合う初期値を誇り、明らかにケセルダやカーライルより強い。 ただ、守備と幸運が伸びにくいことにだけ注意。 ■蒼炎の軌跡/暁の女神 『蒼炎』ではシリーズでもかなり不遇な立ち位置。 必殺補正が消滅、槍使いや守備の高い敵兵が増えた(雑魚敵から昇格したソルジャー含む)、 特効武器の効き目が2倍止まりで火力も出しづらくなった、と基本的に愛以外での採用は厳しい。 敵の幸運がそれなりの値に設定されているのも逆風で、必殺補正がない所に相手の幸運がある都合必殺頼りの戦術が全く取れなくなった。 奥義『流星』も『月光』等より発動率が低い上にダメージ半分での5回攻撃なので武器の消耗が早まる割に火力が低め(普通の必殺の方が強い(*4))、と不遇。 支援会話の補正もGBA時代から大きく弱体化したことで余計に火力が出ないように。 また主人公であるアイクがほぼ全ての面でソドマスの上位互換となってしまっている。 力の高さ、発動しやすい上に強力な奥義、間接攻撃も可能かつ守備を強化し耐久も無限の剣、とソドマスにない全てを備える。 ここに来てファイアーエムブレムの「剣ゲー」は終わりをつげ、以降味方の剣士キャラは実用面に暗い影が差すようになる。 なお、敵としては追撃が取れない速さと脆いとはいえ一撃は耐える耐久力により滅茶苦茶厄介な存在に。 当然回避率も高く、70近い回避率を誇る終盤のソドマスは狙撃持ちのスナイパーでもなければ命中100はとても保てない。 特効補正が2倍と終わっている都合上槍ジェネラルをぶつけたら簡単に無力化するのだが、そもそも集団で押し寄せる敵を捌く展開で敵の集団の中にソドマスが混ざっている場合はソドマス一体倒すために2人割かれることもあるため厄介。 『暁』では騎馬兵の弱体化や専門職の必殺補正の復活により歩兵の地位が向上。 手槍や手斧に相当する射程1-2の「風切りの剣」も登場し、間接攻撃のハンデも解消された。 さらに終盤では旋風の剣やヴァーグ・カティ、エタルドと強力な剣が多数手に入る。 これらのテコ入れにより終盤まで主力として活躍することが可能となった。 ただしアーマーキラーがないのでアーマー系の相手はハンマー持ちに任せた方が楽。 なお『流星』は元祖『流星剣』と同じくダメージ据え置きで5回攻撃となったが必殺が発動しない。 必殺が発動した方が武器の消耗を防ぎつつ相手を倒せることもあり、微妙に不遇感が残ることに。 ワユ おっぱいの成長率Sクラス。可愛い。スキルは『待ち伏せ』 『蒼炎』では力の上限が低い上に敵に槍使いが多く、必殺補正も無しと不遇の極み。 加えて、本作では女性のソドマスは男性よりも力の上限が2低いというオマケ付き。 ラルゴとの支援会話で言われたことが実際にハンデになってしまっている。 一方、『暁』では能力の向上に加えて必殺補正+20も付くため強力。 ただし『待ち伏せ』は「攻撃された時に速さの確率で発動」と弱体化している。 ツイハーク イケメンで良い人と文句の付け所がない。ケモナーだったりする。CMで見殺しにされた人。 『蒼炎』『暁』どちらでもキルソードを携えて参戦するテリウス大陸におけるキルソード剣士枠。 『蒼炎』では力とスキルの差でワユより使いやすいが、どっちにしろ剣歩兵はアイク一人で十分だったり。 一方『暁』ではワユ同様大幅に強化されており、ミカヤ軍、特に第一部において序盤から頼りになる存在。 スキル『連続』は普通に強力で「速さの確率で発動」というのも本人の能力と好相性。 地属性支援で回避力をさらに伸ばすこともできる。 ソーンバルケ 砂の中から拾って登場する唯一のユニット。 初期上級職ながら全体的に能力は高いが、幸運が低すぎるため必殺が怖い。 『蒼炎』で同じソドマスの敵将ホマサを侮った直後に必殺で死ぬと失笑モノ。 続編である『暁』でも相変わらず砂漠に埋まっている。 ヴァーグ・カティを持っているので本人を使わないならひっぺがそう。 名前がやたら憶えづらく、しかも海外版ではごく普通の名前「Stefan(ステファン)」であるという落差もあってネタキャラとして長く愛されている。 ルキノ エリンシアに仕える水色の髪が美しいおっぱい剣士。スキルは「能力勝負」 暁では一時的に主役→捕らわれヒロインと活躍。捕らわれた時に髪切られちゃった。 『蒼炎』では剣士不遇に加え、登場も遅く能力半端なため、完全に趣味キャラ。 『暁』では第2部で主力として活躍するが、成長率は技・速さ・魔防に特化している。 そのままでは使いづらいものの、極端な育ち方をするという点で拠点成長とは相性が良い。 また女剣聖の速さ・幸運の上限値と地属性支援のおかげでベオク最高の回避力を得られる。 エディ この中で唯一『暁の女神』から登場する剣士。暁の団の一員。 初期値は外見通り頼りないが、成長率は優秀なので、根気良く育てれば主力として使える。 ただし『暁』というゲームの構成自体に逆風を受けているので、本当に根気良く育てる必要がある。 こいつを育て過ぎてガリア軍が壊滅するのはよくあること。 個人スキルは『怒り』だが、仕様変更のせいで『蒼炎』時代ほど使い勝手は良くない。 北米版では第3部の拠点会話で彼専用の剣「カラドボルグ」を入手できる。 性能は威力15 命中85 必殺5 重さ8 射程1 耐久40 幸運+8。威力が高く、元々高い命中・回避もより強化される。 終章で加護を与えるほどの性能ではないものの、道中で消費するための武器としては破格の性能である。 ホマサ 『蒼炎』19章のボス。イケメン剣士一歩手前くらいの、敵将としては珍しいタイプのキャラデザ。またはソーンバルケのパチモン 剣を持つ者との戦いを喜びとするが、デインの武人らしくラグズを嫌悪する面も。 銀の剣と魔法剣ソニックソードを使い分けるが、不意の『連続』に気を付ければ対処は楽な方。 タシヨリア 『暁』2部3章のボス。エリンシアに対し反乱を起こした民兵のリーダー。 主君であるルドベックの救援を信じて最後まで戦おうとしたが……。 暁で復活した必殺補正と装備している倭刀の効果で必殺率が高く、不意の大ダメージに注意が必要だが 所詮は民兵だからなのかそれほど強くない。 制圧地点を陣取っているが、近づくと普通に動いて攻撃してくる。 うまく誘導すれば倒さずにクリアすることもできるが、そんなことをしても意味はないし貴重品の倭刀も手に入らないので、素直に経験値になってもらおう。 ■覚醒 『聖魔』と同じく剣士はソードマスターとアサシンにクラスチェンジ可能。 剣士のスキルは『回避+10』と『待ち伏せ』 ソードマスターは『流星』と剣での攻撃時の攻撃力が上がる『剣の達人』 アサシンは『滅殺』に『すり抜け』と比較的使いやすいものが揃っている。 ただ流星は『月光』や『天空』に比べると発動率の割に効果が微妙かも。 『待ち伏せ』はソーサラーのリザイア地雷にも利用できる。 ソードマスター自体は速さ最大値を誇るのだが、実際の所は割と不遇。 というのも、ソードマスターよりもアサシンの方が力が高くて弓も使える分上位互換同然なのである。 更に、間接攻撃できる剣が貴重品の「ラグネル」「アマツ」と魔法剣の「サンダーソード」しかない(手槍や手斧に該当する武器がない)のも辛く、武器節約を持たない剣士にラグネルなんか持たせられないし、かといってソードマスター専用武器のアマツは錬成できないのにほとんどラグネルの下位互換で使い勝手が悪い。 一応最高の必殺率を持つソール・カティも持てるが、こっちはこっちで肝心の威力が低く、必殺50こそあるがやっぱり神器なので錬成できない。 そして、覚醒の敵は普通に幸運も設定されているのでただの武器だと必殺はかなり出にくく、必殺補正がないソードマスターとアサシンが普通に剣で戦っても差はほとんどないというオチ。 ジェネラルやパラディン以前にペガサスで止まるため、弓を持てるアサシンの方がまだ役立つ。 ロンクー 女が苦手なフェリアの剣士。テラ子安。 キルソード剣士としては珍しく短髪で説得も不要。 技・速さの成長率は良いものの、力が伸びにくく性能的に癖が強い。 剣使いとしてはクロムやガイアに枠を奪われがちで、 根気強く育ててもサイリに劣ることも多く、婚活でも相手を選ぶ難儀な男。 技・速さ+3の補正を活かせそうな子供の父親にしたい。 サイリ 和風な女性ソードマスター。 初登場時は壁際で敵に挟まれ、まさに「助けて! ○○!」状態。おいその腰に下げた刀は一体なんだ。 上の女嫌いを差し置いてパッケージにも登場。彼と結婚させようと期待するファンを尻目に、マイユニとしか結婚できない… そもそも支援自体が少なくマイユニット(性別問わず)と自分の娘、それ以外はチキのみ。 実兄(とも少し違うが)との支援すらない有様。ヴァルム大陸編のメインともなるべき人物なのだが「和風要素をねじ込むためにいる」ような異物感が否めず、 公式サイトでのプッシュぶりに対してあまりにも扱いが悪い。せめて支援相手を増やしてほしかった。 初期上級職としてはマシな能力だが、彼女が加入する時期には既に優秀な子世代が登場していることも多いので、サイリ親のマークとの支援を回収した後は大体フェードアウトしていく。 レンハ サイリの兄者。敵将として死亡するが、DLCでは異界から別の兄者が自軍加入する。アマツは置いてきた。 他の配信キャラが過去作以上に「実は生きてた」の連発なので、唯一シビアな扱いの彼は逆に浮いている。 配信組の中でも能力が高く、同職のロンクーを殆どの面で上回る。 しかし、配信キャラの仕様上、加入が終章直前で支援もマイユニとしかできないのが残念。 妹のサイリとはDLC「絆の秘湯」で会話イベントがあるものの、やはり支援はない。 強いて言えば速さの上限が高いので他に良い結婚相手が残っていなければマイユニの婿にすると良いかも。 ウード 未来からやってきたリズの息子。邪気眼タイプの中二病。 母親のリズがペガサスナイト素質を持つため、『疾風迅雷』を継承させると剣士勢随一の強さを得ることができる。 母親が魔法系の能力なのでサンダーソードとの相性も良い。 加入する外伝で、彼で賢者に話しかけると専用武器「ミステルトィン」を入手できる。 ミストルティンじゃない。 セリス 『聖戦の系譜』の主人公だが、本作ではロード系ではなくソードマスターとして参戦。 有料DLC『異伝 王対王 決戦編』のクリア報酬の方は『疾風迅雷』持ちなので使える。 速さの上限が低いのが難点。 覚醒はクラスチェンジの自由度が高いのである程度自由に量産できる。 基本的には勇者やアサシンに兵種変更した方がステータス・装備共に優秀なことが多い。 ソードマスター自体はスキルを習得した後はお役御免になりがち。 ■if 白夜王国の兵種『侍』となり、上級職は『剣聖』か『兵法者』の二択。 暗夜王国のマーシナリー系とは対の関係。 剣士の『回避+10』は自分から攻撃した時に回避+30になる『清流の一撃』になりタイミングが限定された分効果が強力になった。 剣聖は回避補正・必殺補正が復活し、強力なクラスとなった。 兵法者は力と守備がやや高めで剣(刀)に加えて槍(薙刀)斧(金棒)を使用できる、言うなれば歩兵版グレートナイト。 スキルは戦闘後に相手の力を-6とする『力封じ』と互いに被ダメージが10増えるスキル『死線』 守備が低く回避や追撃がしやすい剣士系にとって『死線』は有用なのでこちらを経由してから剣聖にするのも手。 暗夜編以外では武器の相性を逆転する逆刀があるので槍(薙刀)や暗器(手裏剣)使いとも戦いやすい。 また全てのルートで手槍や手斧に相当する小太刀が入手できるため、間接攻撃の格差も解消されている。 武器の耐久が廃止されているのでどちらも気兼ねなく使える。 カザハナ 白夜王国第二王女サクラ臣下のお転婆侍。 力・技・速さがぐんぐん伸びる半面、HPと防御面はからっきしと言う極端な成長率。 戦う相手さえ間違えなければ活躍出来るし、巫女にもクラスチェンジ可能。 最大の問題点はリョウマが強すぎること。 ヒナタ 白夜王国第二王子タクミ臣下の侍。 成長率が上級職加入組よりも悪く剣士系ではなくアーマー系の成長傾向となっている。 剣士はスキルを覚えさせるための職業と割り切り、鍛冶や修羅と言ったクラスの方が活躍できる。 リョウマ 白夜王族の長兄で、きょうだい達をまとめる重要な役割を担う。愛称リョウマニキ。またはエビニキ。 専用武器の「雷神刀」の性能に加えて、自身の成長率も高い。ラグズ王のように敵軍が溶けていくほどの強さ。 完璧超人の頼れるアニキ。戦闘だけでなく、支援会話やDLCでも公式チートと言える活躍を見せる。 暗夜王国ではカムイが、彼と一騎打ちで戦わなくてはいけない場面が存在する。 しかも、速さの伸びが鈍ると追撃を食らうことが多く、 難易度を上げると奥義スキルまで覚えているため、死神アイラや白狼ロイドを彷彿とさせる恐ろしさ。 闘技場等で剣の道を極めた剣聖と一対一で戦うことが如何に無謀なのかを改めて思い知らされる。 ヒサメ ヒナタの息子。破天荒な性格のヒナタを反面教師として育ち、対照的に若年寄りで落ち着いた性格となった。 性格がおじいちゃんなせいかヒサメ自身の成長率は白夜軍全体でも低く、リョウマの完全劣化。 しかしヒナタと違って力・技・速さを中心に割り振りが良いので、扱いやすい。 個人スキルは「待機」コマンドを選択すると1ターンの間、魔防が+4となる『冷静沈着』 上手く使えば魔法系に対する有効な壁となる。 フウガ 風の部族の族長。坊主頭と屈強な肉体が特徴。クラスは兵法者。 全ルートでカムイ達の実力を試すために戦いを挑んでくるが、仲間になるのは透魔編のみ。 年齢のせいか成長率はギュンターに次いで低いが、終盤での加入だけあって初期値は高い。 武器レベルも高く3すくみにも柔軟に対応できるため即戦力として使える。 『覚醒』のバジーリオと同様、マイユニットと結婚した場合は子供は黒髪になる。 個人スキルはHPが満タンでない時に命中・回避が10上がる『風の血』 パラレル素質は鬼人系と修験者系で、転職するとより多彩なスキルを習得でき、武器レベルも高いため戦いやすい。 ちなみにTCGによれば若かりし頃は侍であり、当時から坊主頭だったようだ。 白夜兵 暗夜編23章で初期配置近くにいる兵法者が『力の叫び」『守備の叫び』持ち。 ルナティックではさらに『速さの叫び』『魔防の叫び』も追加されるので捕獲すれば最高の叫び役になれる。 ルナでは自身のステータスもある程度高く武器レベルもカンストしているので自力での戦闘もこなせる。 ??? 共通ルートの最後である5章で白夜王国に現れる透明な姿をした軍勢の敵将。 カムイを狙って不思議な力で魔剣ガングレリを爆発させ、これを庇った白夜女王ミコトは命を落とした。 ステータス画面でもフードで顔は見えないが、名前欄には王族であることを示す王冠のアイコンがある。 その正体はかつて暗夜王ガロンの騙し討ちで殺された前白夜王スメラギであり、死後ハイドラの眷属となっていた。 5章では能力が高くとも装備が小太刀なので竜化したカムイなら楽勝だが、透魔編の終盤ではSレベルの刀『葉隠』を携えた最強の眷属として立ちはだかる。 なお透魔編では魔剣ガングレリも持っているが、こちらは序盤でカムイが使ったものと違い戦闘後に自分のHPが削れるデメリットがあるためあまり使わない。 ■♯FE ナバール/剣弥代 「♯FE」に登場する剣士のミラージュと、そのミラージュマスター。 弥代は孤高にして至高の一流芸能人で、ナバールとは信頼し合っている。 剣技を披露すると絨毯爆撃マンになる残念なイケメン達。 ■FEH 赤属性。原作での使い手の多さ故か配信初期は剣歩兵の比率が高かった。 詳細は各キャラの項目で。 「傭兵」「ロード」等の剣歩兵キャラとは行動していない時の待機モーションが違うのが当初の特徴だったが、それも年月が経つにつれて各キャラ個別のモーションが当てられるようになってからは形骸化している。 ■風花雪月 初期兵種→初級職→中級職→上級職→最上級職へとCCできるシステム。 剣士は試験技能が剣術Dの初級職で、マスター習得できるのは『速さ+2』と隣接する味方と入れ替わる戦技『入れ替え』。 ちなみに傭兵は中級職に存在し、今作では力の傭兵/速さの剣士という差別化ではなく異なる階級の兵種となっている。 剣士からソードマスターを目指す場合、中級職は基本的に傭兵か盗賊を選ぶことになる。 ソードマスターは試験技能が剣術Aの上級職で、スキルは剣装備時にそれぞれ攻撃力+5の『剣の達人』と必殺+10の『剣必殺+10』、マスター習得でダメージ3割の5連撃『流星』。 『流星』は任意で出せることはよいのだがダメージ期待値1.5倍に対し武器耐久9消費が重く使い勝手はイマイチ。使うとすれば、力のヘタレやすいアッシュに滅殺を覚えさせて高い技で運ゲーすればいいんじゃないすかね。 一方で前衛としては理想的な成長率補正がかかるため、ステータス目当てに育成段階で経由するのもアリ。 専用職解禁まで選択肢の乏しいディミトリや、中級のペガサスナイトと最上級のファルコンナイトの中継ぎに迷うイングリットなどがこの目的で経由することがある。 剣士系の最上級職としては試験技能が剣術A・理学Bで『剣の達人』『黒魔法の達人』、マスターで『明鏡の一撃』(攻撃時に自分の魔防+6)を習得できる魔法剣士的なエピタフが存在している。 剣士系の最終到達点が魔法剣士という前例のない扱いに困惑したプレイヤーも多かったが、魔法剣のサンダーソードの使い手としてはトップクラスの能力。 しかし突然高レベルの理学を要求することに加え『剣必殺+10』が失われ、速さ成長率にもマイナス補正がかかる癖の強い性能であるため考えなしにエピタフにするのが正解とは限らない。 速さが下がるが魔法をサブウェポンに使えるエピタフ、剣での戦闘は強いが移動力に難があるソードマスター、ややパワーは落ちるが悪路に強いアサシンあたりから生徒の適正と先生の方針で最終クラスを選ぼう。 今作ではどんなキャラクターでもプレイヤー次第で様々な兵種になれるため、そのキャラクターの所属する学級や勢力を選ばなかった(=敵として登場する)場合のみ、そのキャラクターのデフォルト兵種を確認できる。今作でデフォルトが剣士系の兵種であるキャラクターは以下の2名である。 フェリクス フラルダリウス公爵家の嫡子であり、青獅子の学級に属する生徒の一人。クラスメイトであるディミトリ、シルヴァン、イングリットとは幼馴染である。 皮肉屋で一匹狼を気取っているが、剣術の腕を磨くことには余念がなく、強い者を見つけると手合わせをしたがる。 騎士の国であるファーガスで生まれ育ったにもかかわらず、騎士道のような考えを嫌う一面がある。 しかしなんだかんだいって育ちはいいため、目上の人に対してはしっかり敬語を使える等、行儀のよさを隠しきれていない。 キルソ剣士としては珍しく力・速さともに高い成長率を誇り、防御面も並み程度には伸びる。数少ない大紋章の持ち主であり、その効果は武器攻撃時、たまに与えるダメージ上昇となかなか有用。 想定どうりに剣士として運用してもいいが、弓や格闘も得意なため盗賊系やスナイパー、グラップラーを目指すのもアリ。 本人の成長率もあって、物理職ならどの兵種でも十分な活躍が見込める。 一応理学の才能開花が可能でエピタフにも無理なくなれるが、魔力の低さからそこまで適性は高くない。 カトリーヌ セイロス騎士団に属する女剣士。士官学生時代に大司教レアに命を助けられたことにより、彼女に対して絶対の忠誠を誓っている。二つ名は「雷霆のカトリーヌ」。 王国の貴族、カロン家の出身であるため、カロンの紋章を宿し、それに対応する英雄の遺産の一つである雷霆を得物とする。 ゲーム本編では序盤の章、「霧中の反乱」にて一足先に友軍として登場。前述した雷霆を振るい圧倒的な活躍を見せる。経験値泥棒と言ってはいけない。 彼女もまた力・速さともに高い成長率を誇り、所詮お助けユニット枠ながら高水準な成長率を誇る。クラスは加入時のレベルに関わらず上級職のソードマスターであり、彼女の得意技能も相まって終章までソドマス一本でいいだろう。 格闘も得意であり、DLCでバトルシスターが追加されたことで女性でも格闘を活かしやすくなったのでそちらを目指してみるのも良い。 ちなみに、本編とは異なり覚えているクラスが固定された状態でプレイすることになるDLCの「煤闇の章」においては主人公のクラスがソードマスターとなっている。 ■エンゲージ 下級職に「ソードファイター」があり、CC先の上級職は剣専門の「ソードマスター」と剣+槍or斧の傭兵・勇者系職「ブレイブヒーロー」の二種。 前作では強力だったソードマスターだが、今作では「下級職は一律クラススキル無し」「上級職はクラススキル1個」という仕様であり、前作にあった必殺補正や剣の達人スキルが没収されて比較的不遇職。槍や斧と違い剣には射程2の物理武器がほとんどないお馴染みの仕様も向かい風。(*5) クラススキルは攻撃後に相手の反対側に移動する「切り抜け」で、戦闘に有利になるスキルでは無いのも考慮点。本作では騎馬・飛行職と歩兵職の移動力の差は1しかなく1歩の価値が大きいため、移動系スキルは戦略的に使い手はある方ではあるが、剣を扱う職であればブレイブヒーロー等の方が優秀と判断されることが多い。クラススタイルが連携である為、チェインアタックによる削り役はできるが、同じ剣上級職のブレイブヒーローが2連続チェインアタック可能な「助太刀」スキル持ちのため、チェインアタック要員としても見劣りする仕打ち。 なお、性能とは関係ない話だが、ソードマスターの汎用衣装のデザインについてはかなり好評の模様。その点、性能は優秀だが衣装がクソダサと言われるブレイブヒーローと好対照である。 ラピス ブロディア王国出身の女性剣士。クラスは「ソードファイター」 田舎出身で仕える主君であるスタルークに想いを寄せているのであるが、本作では仲間同士のペアエンドが無いため決して結ばれない。 細身で可愛らしい容姿に反して怪力持ちという設定。初期装備は大剣で、スマッシュシステムのチュートリアル担当。 だが、怪力設定に反して力の成長率は前衛職の中で低めであり、速さが伸びるスピード型の典型的女性剣士成長。 全キャラTOPタイの速さ成長率に加えて、初期職であるソードファイターが全職TOPの速さ成長率なので、速さに関してはまず間違いなく伸びる。 加えて個人スキルは「周囲1マスに味方がいる場合命中・回避+10、必殺-10」という回避力をさらに高めるもので、回避盾の適性が高い。 剣枠には必須出撃の主人公、専用職持ちでトマホークも投げれる剣ロードディアマンド、本作屈指の高ステータス持ちのカゲツ等ライバルが多いが、個人スキルや加入する紋章士のタイミングの都合上、剣で回避盾をやるのは彼女が適任。 一方高い回避力によってブレイブヒーローの「助太刀」を最大限生かせるため、クラスチェンジ先はソードマスターよりもそちらの方が向いているとされている。 カゲツ イルシオン王国のアイビー王女に仕える侍。本作の子安枠。 初期職は「ソードマスター」で、高必殺値の倭刀が初期装備のキルソ剣士枠でもあるが、陽気でコミカルな性格のためナバール系とはかなり異なった雰囲気を持つ。 中盤加入の初期上級職キャラだが、初期値・個人成長率が極めて高く、特に初期値はカゲツよりあとに加わるキャラより高かったりする。 技・速さ・幸運の伸びが良く、初期装備の和刀の必殺補正も相まって追撃・必殺をがんがん叩き込める。 個人スキルも「自分から攻撃した時敵の回避-10」とアタッカーとして汎用性に優れたものであり、強力。 しかしながら、ソードマスター自体が前述の通り不遇職なので、複数武器が使えるブレイブヒーローやドラゴンナイトの方が力をより発揮しやすい。 追記・修正は剣の名手になってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 封印までは頭一つ抜けていたな -- 名無しさん (2014-02-22 20 39 44) 暁もそこそこ強かったよ。 -- 名無しさん (2014-02-22 20 47 28) 知ってるよ。まあ覚醒で完璧にアサシンに喰われちゃったけどね、新暗黒竜と新紋章はどんな感じだったんだろう -- 名無しさん (2014-02-22 21 07 04) 蒼炎の弱さは酷かったな 逆風しか吹いてなかった覚えが… -- 名無しさん (2014-02-22 21 11 12) おっぱい大きくて強いのは聖戦だけだな! -- 名無しさん (2014-02-22 22 14 33) 脆さに加え力の伸びも弱くなったのは封印から。以降非力さに歯止めがかからない状態が続いてる。 祖のナバールが馬鹿力で結構タフな成長だったから余計に感じる。 補正やスキルが生命線と化してるといっていいかも。 -- 名無しさん (2014-02-22 22 55 27) ところで、GBA版のソードマスターに思いっきり蹴飛ばされたら絶対骨が粉々になるよな…あいつら6体に分身できるし… -- 名無しさん (2014-04-07 17 25 17) ワユは蒼炎から暁の間の胸の発育期が半端ない。 -- 名無しさん (2014-11-17 18 20 57) すっかり産廃職である。 -- 名無しさん (2015-04-20 20 54 35) 歴代最強はやっぱりラクチェだろうな。 -- 名無しさん (2015-04-21 11 21 19) ここまで弱くなると悲しいなぁロイド辺りまでは威厳を保てたとは思うけどすっかり見る影が無くなってしまった -- 名無しさん (2015-06-25 20 04 45) ↑烈火以降も蒼炎以外の作品ではそれなりに強いぞ? -- 名無しさん (2015-06-25 21 55 47) ↑暁:剣豪は上級では最底辺レベルのユニット。剣聖もアスタルテに刺さりまくるだけでラグズなしプレイでもしない限りいなくてもいい 新暗:受けゲーの弊害 新紋:同じく 覚醒:アサシンの方が強い -- 名無しさん (2015-06-25 23 01 31) ↑新紋章でソドマスが弱いというのはあり得ない。高難易度だからこそ、速さ30と補正値の高さがこの上なく生きてくる。 -- 名無しさん (2015-06-26 16 03 19) ↑↑暁も手加減流星武装解除や超必殺率に遠距離物理剣でまったく底辺ではないが…下方修正食らいまくってる騎馬系、無限遠距離まで本気出さない魔法系方がよほど不遇 -- 名無しさん (2015-07-08 11 40 58) 暁は騎馬系が飛行系に見劣りするくらいで極端に使えない兵種はいない。終盤が大味すぎるけどね・・・ -- 名無しさん (2015-09-04 18 16 42) ifではリョウマが規格外に強い 他は…使えないわけではないが -- 名無しさん (2015-09-04 18 28 10) カザハナは使いづらさは半端じゃないけど攻撃面に優れてるし反撃はスキルや竦みを利用して回避できるから意外と強い。リョウマには見劣りするが一番歴代剣士系っぽい強さを持ってる -- 名無しさん (2015-09-16 00 22 14) 強いのはリョウマじゃなくて雷神刀だな。ぶっちゃけステータス的には剣聖ツバキの方が上手く使えるという事実。 -- 名無しさん (2016-01-06 17 06 27) オウヨは目も当てられない -- 名無しさん (2016-01-06 18 16 41) 長い髪自称男前刀・・・ifのナバール枠は海老? -- 名無しさん (2016-02-03 08 06 25) ↑×3 本人も専用武器も強いっていう方がおかしいと思う -- 名無しさん (2016-06-24 15 52 22) リョウマは初期上級としてみれば雷神刀なしでも使えるよ。パラレル含めて考えても剣聖候補はパラメーター偏ってるから攻防バランスの良いリョウマは使いやすい -- 名無しさん (2017-02-25 15 14 19) 封印の剣でもそれほど使えるわけじゃない、なんせ騎馬、ドラゴンナイトとかの 槍使いが大半を占めているからな。勇者や魔道士(ルゥ)のほうが実際使える、得意な斧相手なんて誰でも対処できるし -- 名無しさん (2017-10-06 17 06 42) 封印の有利不利補正は10%しかないから半端な槍は避ける -- 名無しさん (2018-02-18 05 25 38) まして封印の槍は命中低いし。一番高い部類ですら75、ザコ敵が好んで使うのは60以下だから、少し育てばあまり当たらなくなる。 -- 名無しさん (2019-03-13 22 43 49) 風花雪月だとエピタフの要求技能の都合、剣士系の最終職になりがち。デフォで剣の達人・剣必殺+10は優秀だし。 -- 名無しさん (2019-09-20 10 07 54) エピタフ速さの成長率にマイナス補正かかるから即クラスチェンジするかは微妙なところ。ソドマスも成長率はいいけれど剣の達人持ちでは唯一の移動力5がネック。キャラの各成長率を見てどちらで運用するかはしっかり考えておきたい。 -- 名無しさん (2020-03-01 14 25 02) 成長率もそうだし覚える魔法のラインナップも重要ね。掘り起こしてみたら実はリブローが使える(イグナーツとか)みたいなキャラはエピタフになっておくとできる仕事が増えるよね。物理職上がりだと大した回復量にはならないけど、極端な話リブロー持ってるだけで一つのステータスみたいなところあるし。 -- 名無しさん (2020-03-01 14 53 14) ケルがベルンのブルガル侵攻の際の指揮官なんて設定あったっけ? ルトガーの怨敵はディークがいつの間にかぶっ殺してた奴だったはず -- 名無しさん (2021-03-14 13 00 53) シミュレーションゲームの駒として役割を与えるなら殆どの技に一発はギリ耐えられる程度の耐久力と絶対に相手の追撃を許さない速さと高めの攻撃力でボスキラーとなるとか?って多分これ自分が使うと頼りないけど相手に使われると死ぬほど怖い奴だな -- 名無しさん (2021-07-14 23 19 14) エンゲージのカゲツは個人成長率が力(30%)<守備(40%)というソードマスター界の異端児だった。まあ大体ドラマスあたりにクラスチェンジするんだけど。 -- 名無しさん (2023-07-18 21 42 30) ↑2 それ完全にアサシンなんだけどね。だから覚醒で完全に立場がなかった -- 名無しさん (2024-06-07 11 32 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/1548908-tf4/pages/14.html
プレイヤー D1:登場キャラ D2:一般キャラクター(66人)トップス(17人) シティ(32人) サテライト(17人) 5C's デュエルしない人たち 未参加 パートナーイベント プレイヤー 名前 外見 プレイヤー 赤い帽子を目深にかぶった男 D1:登場キャラ (MA):マーカー有 (NO):ノーマル(マーカー無) (SE):セキュリティ (DS):ダークシグナー (DA):デュエルアカデミア (SA):サティスファクション (TU):強気 名前 ver 出現条件 不動遊星 (MA) 最初から (NO) ラリー・ドーソンをクリア後、不動遊星(MA)をパートナーにして志崎で変更 ジャック・アトラス 最初から 十六夜アキ (NO) 最初から (DA) TF2との連動後、十六夜アキ(NO)をパートナーにして志崎で変更 龍亞 最初から 龍可 最初から クロウ 最初から カーリー渚 (NO) 最初から (DS) ジャック・アトラスをクリア後、カーリー(NO)をパートナーにして志崎で変更 ミスティ・ローラ (NO) 最初から (DS) 十六夜アキ(NO)のクリア後、ミスティ(NO)をパートナーにして志崎で変更 鬼柳京介 (DS) 不動遊星(MA)のクリア (SA) TF3との連動後、鬼柳京介(DS)をパートナーにして志崎で変更 ディマク 龍可のクリア ルドガー・ゴドウィン 遊星(MA)、ジャック、十六夜アキ(NO)、龍亞、龍可の5人をクリア 牛尾哲 (SE) 最初から (DS) 狭霧深影(NO)のクリア後、牛尾哲(SE)をパートナーにして志崎で変更 ラリー・ドーソン 最初から 狭霧深影 (NO) 最初から (TU) TF1との連動後、狭霧深影(NO)をパートナーにして志崎で変更 D2:一般キャラクター(66人) セキュリティ6人、大人25人(男10、女15)、学生15人(男0、女15)、子供20人(男10、女10) ◎:新規キャラ、★:前シリーズの続投キャラ、☆:前シリーズの後継キャラ トップス(17人) セキュリティ2人、大人6人(男2、女4)、学生5人(男0、女5)、子供4人(男2、女2) 名前 外見 【使用デッキ】 ★茂野間ネオ セキュリティ 【メタビート】、【苦痛ワンフー】 ◎伊東拓也 セキュリティ 【レスキューシンクロ】 ★清水剛 大人男性 【最終突撃命令】、【つまづき】 ★三田川たくや 大人男性 【バウンスコントロール】 ★宇佐美彰子 大人女性 【恐竜族】、【ジュラック】 ★山本百合 大人女性 【エクゾディア】、【宣告者パーミッション】+【ウィジャ盤】 ◎シーサイド村本 大人女性 【ダイダロス軸水属性】 ◎マー・ムー 大人女性 【ビークロイド】 ★海野幸子 アカデミア女子学生 【魚族ビート】、【伝説の都 アトランティス】 ★藤原雪乃 アカデミア女子学生 【儀式天魔神】、【終焉の王デミス】 ★原麗華 アカデミア女子学生 【フルバーン】 ◎紬紫 アカデミア女子学生 【除去ガジェット】 ◎大庭ナオミ アカデミア女子学生 【ライトロード】 ◎安達庸佑 子供男子 【ライトニングパニッシャー】、【グリードバーン】、【BF】 ◎山本耕司 子供男子 【光属性機械族】 ◎龍剛院嬢 子供女子 【アームド・ドラゴン】、【ドラグニティ】 ◎安田宇里亜 子供女子 【神炎皇ウリア】 シティ(32人) セキュリティ2人、大人11人(男4、女7)、学生9人(男0、女9)、子供10人(男5、女5) 名前 外見 【使用デッキ】 ◎鈴木泰斗 セキュリティ 【ダーク・ガイア】、【クリボー帝】 ◎熊倉宙志 セキュリティ 【ハーピィ】・【アロマハーピィ】 ☆スライダー瓶田 大人男性 【亀ビート】、【マテリアル1キル】、【サイエンカタパ】 ◎中村マサヤ 大人男性 【サイレント・ソードマン】、【サイレント・マジシャン】 ◎窪田修司 大人男性 【凡骨シンクロ】、【デュアル】 ★田中康彦 大人男性 【ハイランダー】、【サイカリバー】 ★石原法子 大人女性 【次元帝】、【ジェネクス帝】 ★石原周子 大人女性 【お触れホルス】、【フロフレホルス】 ◎ペタ・ケルビン 大人女性 【サイキック族】 ★加藤友紀 大人女性 【戦士ビート】・【アサイバー】 ★吉澤由美 大人女性 【ハンデス】 ◎ケイト・モヘア 大人女性 【D-HERO Bloo-D】 ◎成田伸子 大人女性 【ゴエモン】、【ギャンブル】、【侍BOX】 ★樋口桜 アカデミア女子学生 【死皇帝の陵墓】 ★宮田ゆま アカデミア女子学生 【E・HERO】・【ネオスビート】 ◎青葉あげは アカデミア女子学生 【チューナー】 ◎ツァン・ディレ アカデミア女子学生 【六武衆】 ◎嶺開花 アカデミア女子学生 【魔力カウンター】 ◎夏乃ひなた アカデミア女子学生 【暗黒界】、【暗黒魔轟神】 ◎レイン恵 アカデミア女子学生 【アンデットシンクロ】・【アンデットワールド】 ◎メイ喜多嬉 アカデミア女子学生 【ブラック・マジシャン】、【魔法族の里】 ◎長谷部遥 アカデミア女子学生 【フレムベル】 ◎山根章裕 子供男子 【ワーム】、【ヴェノム】 ◎マーク・フリーダム 子供男子 【宝玉獣】、【レインボー・ネオス】 ◎成田山司 子供男子 【ユニオン】 ◎伊藤泰久 子供男子 【雲魔物】、【アルカナフォース】 ◎中本尊司 子供男子 【霞の谷】、【爆風ライザー】 ◎ハル・スプリングス 子供女子 【ガエル】、【氷結界】 ◎夏乃こかげ 子供女子 【魔轟神】 ◎M.A.イングリット 子供女子 【ナチュル】 ◎大久保香澄 子供女子 【もけもけ】,、【おジャマ】 ◎姫美銀鏡 子供女子 【A・O・J】・【ジェネクス】 サテライト(17人) セキュリティ2人、大人8人(男4、女4)、学生1人(男0、女1)、子供6人(男3、女3) 名前 外見 【使用デッキ】 ★沢中国正 セキュリティ 【剣闘獣】 ★矢ヵ城利之 セキュリティ 【エンジェル・パーミッション】・【神の居城-ヴァルハラ】 ◎濱田康暢 大人男性 【電池メン】 ☆KENYoU 大人男性 【コントロール転移】 ★高橋秀行 大人男性 【エーリアン】 ☆吉光誠一郎 大人男性 【アルティメット王虎】、【アームド・ドラゴン】 ★田中奈津代 大人女性 【ネフユベル】、【ネフティス】 ★風見吹子 大人女性 【ダーク・シムルグ】 ◎ノーマネー弥生 大人女性 【トマハンミーネ】 ◎マリア・アン 大人女性 【終焉のカウントダウン】 ◎ジャッカル岬 アカデミア女子学生 【門前払い光神機】、【スキドレバルバ】 ◎宮崎健太朗 子供男子 【ネクロフェイス】、【悪魔族】 ◎戦士手島 子供男子 【X-セイバー】 ◎角井敏行 子供男子 【サイバー・ダーク】・【サイバー・ドラゴン】 ◎河合都 子供女子 【ビースト】 ◎ミント・ロケット 子供女子 【ヴォルカニック】 ◎瀬良あゆみ 子供女子 【ワイト】 5C's ストーリーモードを4キャラ以上クリアで出現 名前 外見 【使用デッキ】 流星 遊星モドキ 【シンクロ召喚】 キング・ジャアク ジャックモドキ 【ドラゴン族】 ジャンボ牛尾 牛尾哲(SE)モドキ 【エンジェル・パーミッション】・【ダークモンスター】 デュエ・ルア 龍亞モドキ 【ディフォーマー】 デュエ・ルカ 龍可モドキ 【シモッチバーン】 デュエルしない人たち イベントに関する詳細はランダムイベントで 名前 備考 胡桃沢 シティ繁華街にあるショップの店員。前作のセイコさんやトメさんとは違い、ボイスはない 雑賀 裏路地にいる。情報屋 矢薙典膳 出現場所はランダム。1日1回、ジャンケンができる。勝つと絵違いのカードをくれる MC 出現場所はランダム。1日1回、5つの箱から1つを貰える。中身はレアカードやレアアイテム等。ハズレあり レースクイーン スタジアムにいる。各種トーナメントの受付係。残念ながら真ん中の女の子としか話せない。 志崎 湾岸にいる。ウラワザを使ってくれる。2008年4月10日放送の第2話「パワーインセクトデッキ!蟻地獄の罠」で遊星とデュエルした昆虫デッキ使いの瓜生の取り巻きの一人 ブリッツ サテライトのどこかにいる遊星やラリーの仲間。1日1回、パートナーの機嫌を1段階良くしてくれるかも ナーヴ サテライトのどこかにいる遊星やラリーの仲間。1日1回、200DPかアイテムをくれるかも タカ サテライトのどこかにいる遊星やラリーの仲間。1日1回、カードを10枚くれる 未参加 名前 備考 レクス・ゴドウィン 長官。モブキャラをパートナーにした時の大会の開会宣言にのみ登場。立ち絵あり。見切れているがセキュリティ勢のED絵にもいる ボマー キング・ジャアクのデュエリスト名鑑紹介文に名前だけ登場 マーサ ジャックやラリーの会話で名前だけ登場 ディヴァイン アキのストーリーで死亡済みで名前だけ登場。復活はせず ディック 名前ですら登場はしないがブリザード・リザードなど使用カードが登場 パートナーイベント キャラの個別ページまたはパートナーイベント参照。
https://w.atwiki.jp/aquarianagetcg/pages/3746.html
Character Card [[極星帝国]] [[ウォリアー]]♂/[[トライ]]♂ 2/2/2 ▼/チャージ1 この[[キャラクター]]のパワーが0の場合、≪このキャラクター≫は[[ドロー]]+1を得る。 No.EX0180 Rarity UC Illustrator [[]] Expansion エキストラエクスパンション BLAZBLUE(ブレイブルー) カード考察
https://w.atwiki.jp/ljksscenario/pages/198.html
【一日目】 『ええ、前年比50%超えです! 社長のアイディアが大当たりしましたよ、受注数も鰻上りです!』 東京は港区赤坂にそびえ立つ、巨大なオフィスビル。 その社長室において今、彼は受話器越しに部下からの歓声混じりの報告を受けていた。 先日発売した商品が大ヒットし、予想を大幅に上回る黒字額を叩きだしているのだ。 おかげで担当部署は現在、朝から大忙しの様子らしい。 「ふっ……それは何よりだ。 こちらとしても、発案した甲斐があったというものだ」 この報告に、社長―――海馬瀬人は、大いに満足していた。 彼はまだ17歳という若さでありながらも、この大手玩具・ゲームメーカー『海馬コーポレーション』を率いる敏腕経営者である。 その実力は本物であり、今やこの東京において海馬コーポレーションはその名を知る者は居ない大企業にまで発展している。 それを僅か一代で成し遂げたというのだから、彼が如何に優れた社長であるかは言うまでもないだろう。 「だが、油断はするな。 そのままの状態を維持できるよう、努力を怠るなよ」 『はい、かしこまりました。 それと社長、先月打診がありました遊園地とのコラボレーション企画についてですが……』 多忙なれどそれを苦には一切思わず。 今日も今日とて、海馬コーポレーションは充実した営業を続けられている。 つい先月には大型遊園地とのコラボレーション企画も持ち上がり、観覧車のゴンドラに社長お気に入りのモンスターをペイントした特別仕様を用意したり、 また同じくモンスターへのなりきり撮影アトラクションを社長自ら提案するなど、実に精力的だ。 『ですが社長、無理はなさらないでくださいね? 社長が倒れてしまっては元も子もありませんから』 「言われずとも分かっている。 適度には休息を挟んでいる、何も問題はない」 そんな社長を心配する声も部下から上がったが、海馬自身もそれは重々分かっている。 だからこそ適度に休息を挟み、仕事から離れ気持ちを落ち着かせる時間を作っている。 つい一週間ほど前にも、休息がてらカードゲーム―――デュエルモンスターズの大会に出て優勝を掻っ攫ってきたところだ。 海馬は若手の敏腕社長としてだけでなく、このデュエルモンスターズにおいても凄腕のトップ決闘者(デュエリスト)として名を馳せている。 今現在、彼に叶うだけの実力を持つものは果たしてどれだけいるだろうか。 (……トップ決闘者、か……) しかし。 そういった名声を欲しい侭にしているにも関わらず、どこか海馬の心には満たされないものがあった。 会社も上手くいっている、自らの出したアイディアは賞賛を浴びている、デュエルにおいても右に並ぶものはいない。 この見事なまでの結果には、勿論海馬も満足は得られている。 ならば……何故だ。 (……一体、何だと言うんだ? この渇望……心の中にあいた穴が空いたような感覚は?) そんな勝ち続けの人生が……どこか物足りなく感じてしまうのは。 己の心を滾らせてきた、大切な何かを無くしている……そんな感覚にとらわれてしまっているのは。 ◆◇◆ 「では海馬社長、私どもはお先に失礼させていただきます。 どうか、お気をつけてお帰り下さいませ」 一日の勤めが終わり、人々が帰路へと当についた頃。 海馬は提供会社との商談を済ませ、分厚い合金製のケースを片手に自社のエントランス前へと丁度戻ってきていた。 勤務時間を少々過ぎてしまった運転手に礼をしてそのまま帰宅させると、彼も今日の仕事を終える事にした。 思ったよりも商談相手とのやり取りに時間をかけてしまった。 と言うのも、相手社長がデュエリストとしての海馬のファンであり、商談ついでに是非一戦デュエルをしてみたいと持ちかけてきたからだ。 海馬としては特に断る理由もないので受けて立ったのだが、これが予想以上に時間のかかる一戦になってしまった。 もっとも、おかげで相手は大いに満足し、商談も円満に終わることが出来たのだが。 (……思ったよりも骨のある相手ではあった。 久しぶりに楽しめた……が……) しかし……海馬自身は、どこか物足りなさを感じていた。 確かに先程のデュエルは、ここ最近では一番の手応えがあるものだった。 だが、それでも……完全に満足できたかと言われれば、はっきり肯定することができない。 心の中で、何か燻っているものがあるがために……彼は求めているのだ。 あの■■との様な、死力を尽くした宿命のデュエルを…… (…………!? なんだ……今の風景は……?) ―――広大な決闘場の中央に立つ、二人の決闘者。 ―――その片方は己であり、対面に立つは赤と金が混じり特徴的な形をした髪の少年。 不意に頭をよぎった謎のビジョンに、海馬は奇妙なデジャブを覚えた。 こんなデュエルの記憶など、己の中にはない。 だが、どういうことか……この風景を、自分は確かに見たことがある。 目の前に立っていたデュエリストを、確かに知っている。 このデュエルが、己にとって何よりも重要な意味を持つものだと分かっているのだ。 (……それに……あのカード……俺の知るものとは、どこか違う……?) それだけではない。 両者が互いに持ち、場に出し合っていたカードにも違和感があった。 今現在自分達が使っているデュエルモンスターズのそれとは、デザイン等細部がどことなく異なっているのだ。 いや、それどころか……ビジョンの中で、彼等はデュエルモンスターズという単語を一切口にしていなかった。 代わりに出たものが、『マジック&ウィザーズ』という見知らぬ単語…… ビジョンの中の自分達は、どういうことかデュエルモンスターズをそう呼称していたのである。 (何故……どういう事だ? 俺は……何か、決して忘れてはならない事を忘れてしまっているのか……?) このビジョンは一体何なのか。 記憶と現実との間にある、この差異はなんなのか。 何か、絶対に無くしてはならないものを無くしているのではないか。 海馬は痛む額を右手で抑え、必死に記憶の中を探ろうとする…… 「よう……海馬社長」 その時であった。 「む……?」 背後から声をかけられ、海馬は強制的に思考を中断させられた。 やむを得ず、頭を切り替える……どうやら自分を訪ねての客のようだ。 しかし、こんな時間に訪ねてくる人物などそうはいないだろうに、一体何者が来たというのか。 ましてビジネス関係者というのであれば、こんな砕けた口調で声をかけたりはしないだろう。 確かめるべく、振り向きその者へと視線を向け…… 「何っ!?」 大いに驚愕した。 彼の目の前に立っているのは、二人組の男性だ。 片方は黒いロングコートを着て、サングラスとマスクで顔を隠した如何にもという不審な人物。 そして、もう一人が……まるでファンタジー映画の中からそのまま出てきたかのような、重厚な甲冑を身に纏う大男だ。 黒コートの男の方はまだ分かるが、甲冑の男は明らかに異質だ。 海馬が驚き声を上げてしまったのも、無理はないだろう。 (何だ、この男……あの『槍』は、本物なのか……!?) まして……その手に握られている槍に赤い血がべっとりとついていれば、尚更だ。 「主……どうやらこの男、まだ目覚めてはおらぬようです」 「だろうなぁ……令呪が見えねぇし。 だが、お前の予知が機能している以上間違いはねぇだろう」 驚愕する海馬を他所に、目の前の二人組は冷静に会話を交わしていた。 彼の様子や仕草をじっくりと見て、まるで品定めをするかの如く互いの意見を述べている。 当然ながら海馬にはその意図が分からず、困惑するしかない。 『令呪』だの『予知』だの、その意味が全く分からない単語が彼等の口からは出ているが…… 「……予知……?」 ――――――手札にある■■■■■を召喚するために必要な生贄は2体! ――――――そう……神を生贄に捧げる! 「ッ!?」 予知。 その単語を口にした途端に、海馬の頭へと痛みが走った。 同時に脳裏に浮かび上がるのは、またしても謎のビジョンだ。 天高く舞う飛行船上に備わった決闘場。 そこに立つ二人の決闘者…‥片方は、今まさに上級モンスター召喚の為に生贄を捧げようとしている己。 そして相対するは、遠き異国の地より現れた女―――未来を見る力を、『予知』の力を持つと言う女だ。 (まただ……このデュエルの記憶は一体……!!) 「ま、悪く思うなよ? 令呪が出てからじゃ厄介だからな……ああ、警備員なら全員眠らせてるから期待しても無駄だ。 目覚めちまう前に、ライバルは蹴落とさせてもらうぜ……ランサー!」 頭を押さえ悩む海馬を他所にして、二人の男達は目的を遂げるべく淡々と動いていた。 男の言葉と共に、甲冑の男は海馬へと血塗られた槍の切っ先を向けた。 そして、その次の瞬間…… ――――――ゴウッ!! 「なっ!?」 海馬は男の姿に、眼を見開き驚いた。 頭を走る痛みも謎のビジョンも、瞬時に吹き飛ぶ程の衝撃。 男は例え一流のアスリートであろうとも絶対に出せないであろう爆発的なスピードで、瞬間的に間合いをつめてきたのだ。 明確な殺意を持って、槍を突きたてようと、まっすぐに……!! 「くっ……!」 海馬は咄嗟に、その手のケースを体の前に出した。 考えなど何もない、本当に反射的な行動だった。 そうしなければ命がないと、本能的に直感出来たが故に取れた行動であり……それは正しかった。 猛烈な勢いの刺突を受けたケースは、さながら弾丸の如きスピードで海馬の手から弾き飛ばされた。 五指を走る、指が千切れるのではないかといわんばかりの振動と衝撃だった。 その痛みに海馬も堪らず顔をしかめるが……しかし、同時にそれが正解であるとも理解できた。 分厚い合金製のケースが、ビルの外壁に叩きつけられると共にいとも容易く粉砕されたのだから。 ――――――ガッシャァァァンッ!! 破壊されたケースの内部より、厳重に締まってあった海馬の魂の道具―――デッキカードと、 商談に用いた新製品『決闘盤(デュエルディスク)』が飛び出し、地にばら蒔かれた。 その光景を前に、海馬は息を飲んだ。 一度はこうして防げたが、二度目はない……次で確実に殺されると、実感せざるを得なかったからだ。 (……死ぬ……だと? こんなところで……終わる……?) 余りにも唐突すぎるこの事態を、海馬は受け入れる事ができなかった。 全てが理不尽すぎる。 自身の『運命』が……『未来』が、このような形で終わるなど容認する事が出来なかった。 (そんな事を……受け入れてたまるか! 運命も未来も、誰かに定められたものであるはずがない……俺はッ!!) ―――――――俺のプライド! そして、俺の魂! 俺の未来は俺が決めるっ!!! 「奴との……『遊戯』との決着をつけ、全ての頂点に立つ! それこそが、俺の目指すべき未来だ!! こんなところで倒れてたまるものかぁっ!!」 栄光ある未来を手にする為、朽ちる訳には断じていかない。 その強く誇り高き魂の雄叫びは、彼に全ての記憶を取り戻させた。 そして……奇跡―――令呪の発現―――は起きる……!! ◆◇◆ 「何ッ!? まさか……このタイミングで覚醒したのか!!」 「予知を覆したというのか……? それ程の強運値を持つサーヴァントとは……!!」 海馬の雄叫びと共に、その現象は起きた。 彼の手の甲へと、聖杯戦争のマスターである資格を得た証拠―――三画の令呪が出現したのだ。 それと同時に、眩い金色の光が彼の胸元へと収束してゆく。 槍兵とそのマスターは、その光の正体をすぐに察知した。 危機的状況において、令呪を発現させると同時に起きる事柄など一つしかない……即ち、サーヴァントの召喚! 「……これは……!!」 そして、金色の光が消え去った時。 海馬の前に現れたのは、光と同じ金の光沢を放つ一つの道具であった。 中央部に瞳の文様を刻まれた、逆三角形のアクセサリー。 古代エジプトの王が代々眠る墓―――ピラミッドを連想させる意匠。 海馬は、それに見覚えがあった……忘れるはずがなかった。 己が宿敵と定めた男が、肌身離さず身につけていた象徴―――千年パズルを……!! 『海馬、デュエルディスクとデッキを取るんだ!!』 「……!! その、声は……!!」 次の瞬間。 彼の脳裏へと、声が響いた―――千年パズルより、声が告げられたのだ。 それはこの千年パズルと同じく、絶対に忘れてはならなかった男の声。 そう、パズルの中に眠る偉大なる王の魂。 「遊戯……貴様なのか……!?」 海馬瀬人は、もっとも己と繋がりの深き英霊として彼を召喚したのだ。 イレギュラークラス『デュエリスト』として。 武藤遊戯が持つもう一つの人格にして、神をも従えし伝説のファラオ―――アテムを! ◆◇◆ 「仕方ねぇ、こうなった以上やるぞ……ランサーッ!!」 予想外の事態ではあるものの、ここまで来たらやらない訳にはいかない。 男はそう割り切り、ランサーが再び攻撃態勢に入った。 サーヴァントを召喚されてしまったとはいえ、召喚直後の今ならばまだ倒せる。 相手が状況を理解し切る前ならば、勝算はあるのだから。 そして逆に言えば、ここで仕留めなければまずいのだ。 海馬が呼び出したサーヴァントは、明らかに人ではない『道具』だ。 通常ではありえない、得体が知れない謎の存在を彼は呼び出したのだ。 それだけに不気味……何が起こるかわかったものではない。 『海馬ッ!!』 しかし、その槍が突き出されるよりも早く。 デュエリストの声に突き動かされ、海馬が行動を起こしていた。 地面に散らばっていた決闘盤とカードを素早く拾い上げたのだ。 『呼ぶんだ、海馬!! お前のデッキに眠るモンスターを!!』 「ふん……言われずとも分かっている!!」 そして次の行動は、デュエリストに指摘されるまでもなく分かっていた。 まだソリッドビジョンというシステムが完成を迎える以前、初めて武藤遊戯とのデュエルに臨んだあの時。 彼は千年パズルが持つ闇の力を使い、カードに描かれたモンスターを『実体化』させるという凄まじい現象を引き起こした。 否、それだけではない。 巷で流行していた携帯ゲームから単純なサイコロ、果てには鉄板焼きの道具といったモノまで。 『ゲーム』と呼ぶ事のできるあらゆるモノに、彼は尋常ならざる力を与え引き起こしてきたのだ。 そう、これこそがデュエリストの最大の力……遊戯と呼べるモノに神秘性を付与し、宝具の領域にまで高める能力だ。 そしてその力が、海馬が持つカードに適用された時……!! 「いでよ……ミノタウルス!!」 カードに秘められたモンスターは、姿を得て現界を果たす!! ◆◇◆ 「使い魔を出した……!?」 巨大な戦斧を持つ、屈強な牛人戦士ミノタウルス。 海馬がその絵柄の描かれたカードを決闘盤に設置すると同時に、それが確かな実体を成して出現したのだ。 この思いも寄らぬ敵の出現に、相対する彼等は息を飲んだ。 カードのモンスターを実体化させて使い魔にする能力……それが、海馬のサーヴァントが持つ力なのだ。 こんなとんでもない英霊がいるなど、どうして予想できようか。 「ゆけ、ミノタウルス! 敵を粉砕せよ!!」 「ちっ……ランサー!!」 襲い来るミノタウルスを迎え撃つべく、男はランサーを動かした。 力任せに振り下ろされる、強烈な戦斧の豪撃。 ランサーはそれを槍の柄で受け止め、力比べの体制に入る。 流石は屈強な牛人、並の使い魔や魔術師と比較してもそのパワーは高い。 腕に伝わる圧力がそれを如実に物語っている。 「だが……サーヴァントを相手に出来るほどではッ!!」 しかし、英霊たるサーヴァントには及ばない。 ランサーは一喝するとともにミノタウルスの戦斧を大きくかち上げ、その無防備な胴体を晒させた。 そして槍を回転させ穂先を向けると共に、一閃。 ミノタウルスの胴体へと槍は容易く吸い込まれ、その身に致命的なダメージを与える。 「ぬぅっ!?」 致命傷を負わせられたミノタウルスの肉体は、現界を保てなくなり砕け霧散する。 それと同時に、使役を行っていた海馬の身へと急な痛みと疲労とが襲い掛かったのだ。 闇のゲームにおいて、モンスターが受けたダメージはそのままプレイヤーへとダイレクトにフィードバックされる。 それはこの聖杯戦争においても同じ事……ミノタウルスを破壊されたダメージが、海馬へとそのまま跳ね返ってきたのである。 そしてミノタウルスのカードは墓地へと送られる……これでこの戦闘中は、蘇生を行わぬ限り二度と使用できなくなった。 (この痛み……そうか、遊戯やマリクどもが挑んでいた闇のゲームと同じ……!) 『海馬、気をつけろ! あのランサーは手ごわい、並のモンスターでは駄目だ!!』 「黙れ遊戯!! 貴様に指図をされるまでもない……ブラッド・ヴォルスとY-ドラゴンヘッドを召還!! そしてリバースカードをセット!!」 デュエリストからの指示を聞くまでもなく、即座に海馬は次なるモンスターを召還した。 ミノタウルスと同じ獣戦士族ブラッド・ヴォルスと、全身を機械で構成された機龍Y-ドラゴンヘッドの二体が場に呼び出される。 同時に、それに伴う魔力の消耗が彼の身に起こるも、海馬は平静にそれを受け止めている。 もし、魔術師でもなく素養も持たぬ者が今の彼と同じ事をしたならば、如何にデュエリストのバックアップがあるとしても魔力的に見れば厳しい事になっていたかもしれない。 しかし海馬には、幸運にも魔術師としての素養があった。 モンスターを使役するには問題ないだけの魔力量があったのだ。 前世―――ファラオに仕える神官セトより受け継がれてきた系譜こそが、その源なのだから。 「成る程、複数の使い魔を使役して戦う……キャスターか、或いは類するイレギュラークラスか。 一体ずつならサーヴァントを相手にできるレベルではないにせよ、複数出されると厄介だが……!」 ならばと、ランサーが地を蹴り疾走する。 海馬のサーヴァントが持つ宝具或いはスキルは、マスターが持つカードを媒介に使い魔を召喚する力と見て間違いない。 呼び出された使い魔のレベルも決して悪くはなく、複数体で襲いかかられては流石に苦戦もしよう。 使い方によってはなかなかに厄介な相手だが……しかし、欠点もある。 彼等の呼び出す使い魔は確かに強いが、しかし使役する彼等自身はどうだ。 あくまで召喚を行い指示を出すだけの司令塔……つまり、直接的な戦闘能力は皆無と言ってもいい。 呼び出されたモンスターを突破し肉薄すれば、戦う手段はない。 それこそが、海馬瀬人の欠点……!! 「ふん、プレイヤーへのダイレクトアタックに切り替えてきたか……!!」 防御に入ろうとするブラッド・ヴォルスとY-ヘッドドラゴンを弾き飛ばし自らへと迫るランサーを前に、海馬もその狙いを察した。 確かにこうしてモンスターの防御を抜けられれば、超常の力を持つ相手に自身が叶う術はない。 戦法としては決して間違ってはいないだろう。 「甘い! その程度の事を予測できない俺だとでも思ったか!!」 しかし。 プレイヤーへのダイレクトアタックは、海馬とて今までのデュエルで幾度となく経験してきた。 防御を無視してプレイヤーのライフを削る攻撃は、寧ろ常套手段だ。 故に、対策は出来ている……!! 「リバースカードオープン、破壊輪!!」 「何っ!?」 穂先が海馬を捉えようとした、まさにその瞬間。 ランサーの目前に、一枚のカードがビジョンを持って出現する。 先程、ブラッド・ヴォルスとY-ヘッドドラゴンを召喚した際に伏せておいた罠カード『破壊輪』だ。 ランサーの攻撃を引き金として発動したそのカードは、ランサーの手首へと大きな腕輪―――爆弾付きの破壊輪を強制装着させる。 破壊輪の効果は、自身に攻撃を仕掛けてきたモンスター一体を対象に発動し、そのモンスターを破壊する……!! 「グアアァッ!?」 閃光が走り、ランサーの左手首が爆炎に包まれた。 強烈な痛みと熱が彼を襲い、その動きを強制的に停止させる。 「くっ……!!」 同時に、海馬の肉体にもまた痛みが走った。 破壊輪は攻撃対象を文字通り破壊する強力な罠カードだが、同時に使用者にもダメージを与える効果を持っている。 海馬はランサーの攻撃を防ぎ手傷を負わせる代償として、この痛みを敢えて受け入れたのだ。 しかし、流石に聖杯戦争はデュエルとは勝手が違うという事か。 本来ならば攻撃してきた相手を問答無用に破壊する破壊輪の効力でも、ランサーにはダメージを与えたところで止まっている様だ。 「……成る程。 この戦いがどういったものかは、まだはっきりとは分からんが……感覚は掴めてきたぞ」 だが、収穫はあった。 撃破までは至らずともダメージを与えられた事に違いはなく、同時にカードの効力がこの戦いの場においてどれ程のものかを確かめられた。 それが分かれば、もう十分だ……後はただ一つ。 全力を持って、勝利を果たすのみ。 「ゆくぞ、槍兵よ……我が栄光の礎となるがいい!! 俺はブラッド・ヴォルスとY-ヘッドドラゴンを生け贄に捧げ、召喚する!!」 宣言とともに、ブラッド・ヴォルスとY-ヘッドドラゴンの肉体が光の粒子に変わりゆく。 そしてその粒子は収束し、新たな一つの形となる。 上級モンスターを呼び出すための生贄として、彼等下級モンスターは捧げられたのだ。 これより呼び出されるは、海馬瀬人の誇りとも言える存在。 彼が最も信頼を置く、最強のモンスター……!! 「出でよ!! 我が忠実なる最強の下僕……『青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)』!!」 決闘盤にカードが置かれ、光の粒子が消える。 そしてそこには、一体の巨大な龍が出現を果たした。 青き瞳に白く輝く肉体を持つ、伝説のドラゴン―――青眼の白龍である! 「な……なんだと……こいつは!?」 ランサーは青眼の白龍を前にし、圧倒された。 古代に存在した幻想種の中でも、特に最強とされる竜種。 それも……相対するだけで強大な力を持つとはっきり分かる存在が今、目の前に現れたのだ。 先程まで呼び出されていたモンスター達とは、格が違う。 サーヴァントを相手取るには役者不足であった下級モンスターたちと違い、この巨龍は……サーヴァントを相手取るに十分すぎる力を秘めている!! 「我が敵を打ち砕け、ブルーアイズよ!!」 海馬の命令とともに、青眼の白龍は咆哮を上げてランサーへと迫った。 巨大な翼を羽ばたかせての、猛烈な加速による突進。 その勢いに乗せたまま、青眼の白龍はその両の爪を力強く突き出す……!! 「ウオォォォォォォォッ!!??」 ランサーはその一撃を受け止めようとするも、青眼の白龍のパワーは彼を上回っていた。 踏ん張るも耐え切れず、両の踵が線を描きながらアスファルトを砕き散らしてゆく。 そして十数メートルほどランサーを押し続けたところで、青眼の白龍は力強く羽ばたき上昇。 彼を捕らえたまま、夜空へと天高く舞い上がったのだ。 「決着の時だ! 放て、青眼の白龍!!」 そして。 空中へと爪を振り上げランサーを投げ上げると、青眼の白龍はその顎を大きく開きランサーへと向けた。 そこへ集うは、全てを屠る圧倒的な力の奔流。 あらゆるものを吹き飛ばす、龍の息吹……!! 「『滅びの爆裂疾風弾(バーストストリーム)』!!」 闇夜を切り裂き、白き閃光が走った。 青眼の白龍の口から放たれた莫大な熱量を持つその光は、容易くランサーを飲み込んだ。 ランサーとてただでやられる訳にはゆかぬと、全力を込め槍を盾にし懸命に耐え抜こうとしている……しかし。 「く……グアアアアァァァッ!!」 勝敗は決した。 その力の奔流を耐えることは叶わず……ランサーの身は、空中で完全な消滅を遂げたのであった。 ◆◇◆ 「……聖杯戦争か……ふん。 非科学的にも程がある話だが、事実として受け入れねばならん様だな」 ランサーとの激闘を終えてから、しばし後。 海馬は魔力消費による疲労――下級モンスターに上級モンスターの合計三体召喚ともなれば、流石に相応の消耗になる―――にため息をつきながらも、 このイマイチ飲み込めぬ状況がどういうものなのかを知るべく、デュエリストから知る限りの情報を聞き出していた。 曰く、この東京は万能の願望器たる聖杯を降臨させる為に作り出された虚偽のゲーム盤。 自身はそのプレイヤーとして招かれたマスターであり、デュエリストはその為のサーヴァントであるとの事だ。 サーヴァントは通常、マスターと何かしらの共通点や縁を持つ者が選ばれるといい、 海馬がデュエリストを召喚したのは半ば必然とも言えることであった。 「……気に入らんな。 この俺を、デス・ゲームの盤上の駒として扱おうなどと……!」 『海馬、お前はこれからどうするつもりなんだ?』 「決まっている……この聖杯戦争の主催者に近づき、何の目的があってこの様な真似をしたかを問いただすまでだ! その為には、勝ち上がり聖杯に近づく必要がある……!!」 海馬は、自身にこの様な仕打ちをしでかしてきた主催者達がとにかく気に入らなかった。 一体何を目的としているのか、何故自分を駒として選び出したのか。 全てを問い詰め問い質した上で、然るべき報いを与えなければならない。 その為には主催者に近づく必要があるが、現時点では主催者に関する手がかりは一切ない。 しかし……聖杯に近づけば確実に主催者との距離が近くなるということだけは、少なくとも間違いないだろう。 また、先程の男達の様に勝ち上がりを狙い襲い来る者達も現れるはずだ。 自身と同じく巻き込まれ、そして戦う意志を見せようとせぬ者ならば兎も角、好んで戦いに乗った者相手ならば躊躇は不要。 今、やるべきことは一つ……他の参加者を蹴散らし、聖杯へと近づく過程で首謀者を掴むのみ。 『海馬……』 「遊戯よ、貴様の生温い言葉を聞くつもりは毛頭ない。 俺はただ、俺の信じる道をゆくのみだ……その為にも貴様の持つその力、存分に利用させてもらうぞ!」 『……ああ、わかったぜ。 だが、お前がどうしても許せない行動をとったならばその時は……!』 「ふん、やってみるがいい。 その様な甘い考え方で生き延びられると言えるのならばな……!!」 如何に主従として選ばれたとはいえ、彼等は決して友とは成り得ない。 絆を信じ絆の力で勝利を得てきた遊戯と、絆を否定し孤高の力で高みへと上り詰めた海馬。 二人の道は、限りなく近かれども交わることは決してなかった。 それは果たして、マスターにサーヴァントという限りなく近き関係に置かれたこの場においても、変わることはないのであろうか…… 【サーヴァント】 【クラス】 デュエリスト 【真名】 アテム@遊☆戯☆王 【属性】 秩序・善 【パラメーター】 筋力:- 耐久:- 敏捷:- 魔力:A 幸運:A+ 宝具:EX 【クラススキル】 エンチャント:EX 他者や他者の持つ大切な物品に、強力な機能を付与する。 基本的にはマスターを戦わせるための強化能力。 デュエリストは『ゲーム』と称することの出来る道具ならば全て、宝具相当の神秘性を付与する事ができる。 例えばデュエルモンスターズのカードにスキル効果を付与すれば、 カードに描かれたモンスターや効果を現実のものとして出現させる事すらも可能になる。 戦闘続行:- 名称通り戦闘を続行する為の能力。 決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。 デュエリストは如何に絶望的な状況であろうとも、最後まで諦めず戦い抜く事で奇跡を起こし、幾度となく勝利を掴んできた。 ただし、マスターの肉体を寄り代として現界している現状ではこのスキルは失われており、不屈の闘志のみが残されている。 【保有スキル】 カリスマ:A 軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。 団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。 ファラオとして一国を治めてきたデュエリストのカリスマは、人が得られる最大のレベル。 神性:B 神霊適性を持つかどうか。 デュエリストは伝説のファラオの血を引く王として、かつて邪神の魂と共に封じられていた者として、 また三幻神と呼ばれる偉大な神の化身すらも操った決闘者として、このスキルを得ている。 直感:B 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。 デュエリストは窮地においても尚自身に出来る手段を模索し、逆転の一手を引き起こしてきた。 【宝具】 『千年錐(ミレニアム・パズル)』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人 デュエリストの象徴にして、その魂が封じられている彼そのものともいえる宝具。 よってこの宝具が破壊されることがあれば、それはデュエリストの消滅をそのまま意味する。 現在より三千年前の古代エジプトにおいて生み出された七つの『千年アイテム』の一つであり、その中心を成す黄金で出来た逆三角形型のパズル。 通称は『千年パズル』であり、大抵の者にはこちらの名で呼ばれることが多い。 この宝具を所有するものはデュエリストと魂を共有することになり、サーヴァントとしてのスキルが付与される他、 『闇のゲーム』と呼ばれる罪人を裁く力を手にする事が出来る。 基本的にはマスターが肉体の所有権を持つが、デュエリストがマスターの意識を奪い肉体を強制的に操ることも可能。 そして相互の理解と合意があれば、お互いに肉体の所有権を明け渡し合う事もできる。 千年アイテムは自らの意思で所持者を選ぶとされており、 選ばれなかった者は体の内側から焼かれ、炎を吐き出しながら絶命してしまうとされている。 その成り立ちは、デュエリストの父である先王アクナムカノンが隣国の軍隊に攻め込まれ絶望の危機に瀕した国を救うため、弟の大神官アクナディンに命じ作らせたアイテム。 しかしこの時、アクナディンは千年アイテムの力を高めるべく秘密裏にクル・エルナ村の住民を冥府への生贄として捧げ、黄金と一緒に溶かして製作したとされている。 その為に強い闇の力を持ち、人間の心に宿る魔物や精霊を呼び出し操るための力として使われた。 そして同時に、千年アイテムは冥界の扉を開くための鍵ともされており、全ての千年アイテムをクル・エルナ村に眠る石版に嵌めた時には封印された闇の力を手にする事が出来る。 専らこの聖杯戦争においては、海馬の持つデュエルモンスターズのカードを実体化させる形で宝具の力は発揮されている。 ただし、闇のゲームの力で実体化されたモンスターは所有者の魂と繋がりを持つため、モンスターが破壊されればそのダメージが所有者にもそのままフィードバックされる。 通常モンスターを召還する事には何ら制約はないが、サーヴァントを相手にするには実力不足。 サーヴァントを相手にも戦える上級モンスターを召還するには、通常モンスターの魂を生贄に捧げなければならない制約があり、当然ながら相応の魔力消費を要求される。 また、通常のデュエルと聖杯戦争とでは勝手が異なり、魔法カードや罠カードの効力がデュエルの時よりも低く出ることも多い。 特に魔法カードはその名称どおり、対魔力スキルをもつサーヴァントに対してはレジスト・無力化される場合すらありえる。 そして、一度使用されたり破壊されたカードは墓地へと送られる事になり、蘇生カード等を使わぬ限り戦闘終了後まで使用することはできない。 ちなみに、かつてこの宝具にはデュエリストと共に冥界の神ゾーク・ネクロファデスの魂も封じられていたのだが、 デュエリストが生前にその魂を完全に消し去った為、この宝具にはゾークの魂は宿っていない。 【weapon】 海馬が所有するデュエルモンスターズのカードを実体化させる。 原則として、海馬が原作及びアニメで使用したカードのみを使用する。 ただし、神のカード『オベリスクの巨神兵』のみは海馬がかつてのデュエルで失った為に使用することができない。 【人物背景】 三千年前の古代エジプトを統治していたファラオにして、千年パズルに眠る偉大なる魂。 そして、現代においてゲーム好きの高校生『武藤遊戯』が千年パズルを完成させた事により、 内部に封じられていた魂が彼の肉体を器として蘇った、言わばもう一人の遊戯『闇遊戯』とも言える存在。 当初はファラオとしての記憶は失われており、彼自身も己が武藤遊戯に宿った別人格だと思っていた。 あらゆるゲームのプロフェッショナルであり、圧倒的なプレイングと強運を誇る。 現代において彼は、己が周囲にはこびる悪人達に『闇のゲーム』を仕掛け、 敗北した者達へと恐るべき罰ゲームを下して制裁をする『闇の番人』として行動していた。 当初は遊戯自身も彼の存在に気づかず、彼が目覚めている間は断片的な記憶喪失状態に陥っている事もあった。 しかし、そうした日々を過ごしていく内に彼はいつしか大切な友たちとの友情を結んでいく様になり、 それに連れて闇の番人として見せていた冷酷な面も、徐々に薄れていった。 以降は、悪を許せないという気持ちこそ変わらないものの、仲間を強く思いやり正々堂々とした誇りある性格になる。 また遊戯自身も、己の中に別の人格が宿っているという事実に気づいていく。 そして、同じ千年アイテムの持ち主であるバクラとの闇のゲームを通じ、互いの存在を完全に自覚する。 以降はお互いをかけがえのない『相棒』として認め合い、協力し合いながら数多くの危機を乗り越えてきた。 そんな彼が特に現世でその名を馳せるようになった切っ掛けは、世界的なカードゲーム『マジック&ウィザーズ』の大会において ゲーム創設者のペガサス・J・クロードや宿命のライバルである海馬瀬人といった強豪達を次々に打ち破っていった事。 そして、同じ千年アイテムの所有者であるマリク・イシュタールを打ち倒し 三幻神と呼ばれる神のカードを全て揃えた事でデュエルキングの称号を得た事にある。 この偉業は後年或いは並行世界においても語り継がれており、伝説の決闘者として認知されている。 その後、彼は己が戦い抜いてきたデュエルを通じ、千年アイテムや三幻神のカードと自身の過去が深く繋がっている事実を知り、 己の正体を知るべく全ての千年アイテムを揃え、過去の記憶を再現した世界へと乗り込む。 そして記憶の世界で彼は、自身がファラオの血を引く王である事実と、どうして己の魂が千年パズルに封じられていたかを知った。 かつて彼は、世界を破滅に導こうと目論む『闇の神官』と化したアクナディンを封じるべく、己の魂と記憶を引き換えに アクナディン及びアクナディンに宿る大邪神ゾーク・ネクロファデスの魂を千年パズルに自身諸共封印していたのだった。 しかし、ゾーク・ネクロファデスはその魂の一部を封印の寸前に千年アイテムの一つである千年リングに移しており、 現代における所有者バクラの肉体を則り覚醒していた。 闇遊戯は彼との決着をつけるべく記憶の世界を用いた『闇のRPG』を行い、壮絶な死闘を繰り広げる。 戦いは苛烈を極めるも、彼を救うべく記憶の世界へと降り立った遊戯や仲間達の助成を受けて覚醒。 自らの記憶と真名『アテム』を思い出すと共に、三幻神の力を束ね『光の創造神ホルアクティ』を降臨させ、ゾークを無事打ち倒した。 そうして現代へと戻った時、彼は己の役目を完全に果たした事で冥界へと逝かねばならなくなった。 その為には『闘いの儀』というデュエルを行い、アテムに勝利することでその魂を安らかにする必要があった。 デュエルの役目を引き受けたのは他ならぬ遊戯自身であり、そして二人の遊戯は運命のデュエルを開始。 全力を出しあった末に遊戯はアテムを打ち破り、アテムは大切な絆を築いてきた仲間達に別れを告げて 安らかに冥界へと旅立っていった。 【サーヴァントとしての願い】 海馬と共に聖杯戦争の首謀者を討つ。 ただし、もしも海馬が自身にとって許せぬ行動を取ろうとした場合には、肉体の所有権を奪うことも辞さないつもりでいる。 【運用方法】 デュエリスト自身に戦う術はなく、マスターである海馬へと戦う力を付与する。 基本的には下級モンスターを召喚して相手を牽制しつつ、サーヴァントを打倒すべく上級モンスターを召喚する準備を整える。 必要に応じて魔法カードや罠カードを用い、状況を有利に運ぶ。 また、呼び出すモンスターや用いる効果カードこそ強力なものが多いものの、それを操る海馬自身は単なる人間でしかない。 その為、プレイヤーである海馬へのダイレクトアタックこそが最大の弱点であり、その点に注意して戦う必要がある。 【マスター】 海馬瀬人@遊☆戯☆王 【マスターとしての願い】 聖杯などといった如何わしい代物にかける願いなど何一つない。 気に入らぬ主催者にこの手で制裁を下す。 【能力・技能】 天才的なゲームプレイヤーであり、特にマジック&ウィザーズ及びデュエルモンスターズの腕は世界最高峰と言われている。 状況判断力・決断力に優れており、デュエルキングの称号を持つ遊戯をして「最大の強敵」と認めるほど。 若くして大企業の社長を務めるエリートだけのことはあり、文武両道。 ヘリコプターやジェット機の操縦技術も持ち合わせている。 【人物背景】 高校二年生という若さであるにも関わらず、世界的な玩具・ゲームメーカーである大企業『海馬コーポレーション』を率いる社長。 そして、世界でも五指に入るとまで言われているトップ決闘者でもある。 彼がそこまでの大人物へとのし上がったのは、過酷な過去の影響が大きい。 海馬瀬人は幼少期、両親を早くに亡くした挙句親戚に財産の全てを奪われ弟のモクバと共に施設に預けられていた。 この時の経験から『良い暮らしをする』『親のいない子供達を楽しませるための遊園地を作る』という夢を抱くようになり、 十歳の時、養子探しで施設を訪れていた先代海馬コーポレーション社長である海馬剛三郎へと 「自分がチェスで勝ったら、モクバと共に容姿へ迎え入れろ」という条件を突きつけてチェスの勝負を挑んだ。 剛三郎は世界チャンピオンに君臨する程の腕の持ち主だったのだが、瀬人は巧みなイカサマを用いて勝利を収めている。 ただしこの勝利については、剛三郎が子供相手にと手加減をしていた・イカサマを仕掛けてきた瀬戸を逆に気に入ったという諸説もある。 そうして海馬家への養子入りを果たした彼は、弟と一緒に裕福な暮らしをする事ができると考えていたのだが、 そこで待ち受けていたのは剛三郎の手による英才教育という名の虐待であった。 この事で瀬人は剛三郎への憎しみを募らせていき、皮肉にも剛三郎は自身の手で後継者ではなく最大の敵を育ててしまう結果になった。 そして五年後、瀬戸は多くの社員を味方に付けて会社を掌握する事に成功する。 この時彼は、剛三郎へと長い時間をかけてそれまでの復讐を実行するつもりでいたのだが、 逆に剛三郎は自らの敗北を認め、負けた者の末路として彼の目の前で投身自殺をしてしまった。 憎しみをぶつける相手を失ってしまった事で海馬の精神は大きく歪んでしまい、またこの件で『敗北=死』という暗い意識を持つ様になった。 以降は軍事産業だった海馬コーポレーションをゲーム・玩具企業へと転換させ、夢であった遊園地『海馬ランド』の建設も始める。 しかし、いつしか目的の為ならば手段を選ばぬ性格となり、モクバへの愛情も次第に失われていった。 そんな最中に彼は、一人の決闘者―――武藤遊戯と出会う。 当初は彼をただのクラスメイトとしてしか見ていなかったが、 彼の祖父である双六がマジック&ウィザーズにおける最強のレアカード『青眼の白龍』の持ち主である事を知り、深く関わるようになる。 どうしても青眼の白龍を手に入れたかった彼は強引にカードを奪うも、その所業を許せなかった闇遊戯に闇のゲームを挑まれ、敗北。 青眼の白龍を奪い返されると共に、自身に敗北を味あわせた遊戯へと執着するようになった。 それから後、海馬は双六以外の青眼の白龍の持ち主を見つけ出し、彼等から三枚の青眼の白龍を入手に成功する。 そして遊戯への復讐のために作り上げたデスゲーム『DEATH-T』で彼へと挑むも、仲間達の友情に支えられた遊戯に敗北。 罰ゲームとして彼が執行するマインドクラッシュを受け、悪に満ちた心を砕かれた。 DEATH-T終了後はマインドクラッシュの影響で療養生活に入るも、半年後に復活。 悪心を砕かれた影響から、傲慢でプライドの高い面こそ変わらないものの非常に誇り高き人物へと変化し、モクバへの愛情も取り戻した。 遊戯のことも憎むべき敵ではなく、生涯をかけて倒すべきライバルとして見ている。 その後、千年アイテムの所有者であるイシズ・イシュタールとの出会いを経て三幻神と呼ばれる神のカードの存在を知り、 全ての神を揃えたデュエルキングの称号を得るべく、自らの手で世界最強を決める大会『バトル・シティ』を開催する。 神の一柱『オベリスクの巨神兵』の力を存分に振るい勝ち上がるが、その最中で自身の中に謎の記憶を見るようになる。 それは彼の前世である神官セトの記憶であり、自身と『青眼の白龍』との間には前世からの深い縁があった事を知る。 そしてバトル・シティの準決勝において遊戯と決着をつけるべくデュエルを行うも、死闘の末に敗北。 彼に神のカードを渡すも、彼が唱える『絆』『友情』の力をあくまでも否定し、孤高のままに強くあるという意志を曲げることはなかった。 【方針】 聖杯に近づき主催者の正体を知るべく、戦いに勝ち上がる。 ただし、あくまでもその相手は積極的にこの聖杯戦争に乗る者のみ。 何も知らずに巻き込まれた者や自ら戦う意志を持たぬ者を手にかけるという 誇り無き行いは、己がプライドに賭けて絶対にするつもりはない。 候補作投下順 Back 上田次郎&セイヴァー Next 相田マナ&セイバー(ヒビノ・ミライ)
https://w.atwiki.jp/nightwizard2/pages/139.html
() 概要 データ傾向 クラス特殊能力一覧 ビルド メモ 概要 データ傾向 クラス特殊能力一覧 取得CL 名称 効果の概要 回数制限 前提 備考 掲載 タイミング:常時 タイミング:オート タイミング:セットアップ タイミング:イニシアチブ タイミング:クリンナップ タイミング:リアクション タイミング:マイナー タイミング:メジャー ビルド メモ
https://w.atwiki.jp/jisakunobatorowa/pages/49.html
デュエリスト・ロード 「ふぅん、殺し合いなどつまらぬものに乗るような者はかかってくるがいい! 俺がたやすく捻じ伏せてやろう!ふはははははははは!」 小学校の体育館で声高らかに叫ぶ長身の男。 このような大声で叫べば、誰であれ近づいてくるのが普通なのだが…。 そんなことを気にする様子もなく、海馬は自信有り気に笑う。 海馬コーポレーションの社長である海馬は、敢えてこのゲームを叩き潰すという選択肢を取った。 純粋にゲームを楽しみたいのだ。ロードとして、正義を貫き通す為に。 それに、あの無念な男のように羞恥な姿をさらすわけにもいかない。 「これは…なるほど、確かにこれは便利だな」 まず手に取った支給品は暗視ゴーグル。 体育館の入り口から外の景色はほとんど分からなかったが、これを装着すればよく見える。 便利なものを引き当てたものだ。幸先がいい。 そして次にあったのは紅白のカプセル。 爆弾の類かと思ったが、説明によればモンスターが召喚できるとのこと。 カードゲームとは違った決闘方法かもしれない。 「俺のターン!『ゆいつおう』を召還!」 そのカプセルを天高く掲げる!そして! 何も出て来なかった。 「どういうことだ!このモンスターは生贄が必要だというのか!? そんな説明などどこにもなかったぞ」 モンスターボールは基本的に投擲しなければ効果を発揮しない。 海馬はデュエルモンスターズと同様に名前を叫んだだけであった。 故、『ゆいつおう』―ブースターは現れなかったのだ。 そのことに海馬は気付かない。 「ならば生贄モンスターを探すまでだ。俺は絶対に諦めんぞ! 全速前進DA!」 掛け声を出しながら突然走り出し、体育館を後にする。 暗視ゴーグルのおかげで入り組んだ地形も難なく突破し、新たな地を目指す。 目的は、いくらでもある。 【C-3/1日目・深夜】 【海馬瀬人@遊戯王】 [状態] 健康 [装備] 暗視ゴーグル@現実、モンスターボール(ブースター:ゆいつおう)@ポケットモンスター [道具] 支給品 [思考・状況]0:殺し合いに乗ったものを敗北させる 1:殺しはしない 2:ゆいつおう召還の為の生贄モンスターを探す ※参戦時期は不明 【暗視ゴーグル@現実】 暗闇をくっきりと見ることが出来る。 あまり遠くまでは見れない。 【モンスターボール(ブースター:ゆいつおう)@ポケットモンスター】 ブイズの不遇一角。 技に恵まれない困った子。 わざは ニトロチャージ/かえんほうしゃ/スモッグ/おんがえし No.016 ネクロマンサーの英霊 時系列順 No.018 夜の病院でもなんくるないさー START 海馬瀬人 No.045 戦慄のブルーベリー・巨人
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/237.html
「彼女」は、40代の、肥満した女性である。 そんな「彼女」は、自分の娘が何よりの誇りであった。 朝4時に出て、夜の11時まで働いている娘が、何よりの誇りであった。 なぜなら仕事をする時間が多いということは、社会に貢献している何よりの証拠だからだ。 だから、「彼女」は気付けなかった。 自らの娘が苦しみ、嘆き…だが、頼っている筈の「自分」に、何もいえなかった事を。 そして娘は一人で苦しみ、その苦しみから逃れる術を探し、見つけ出し、選んだ。 彼女は、自分が働いている場所から飛び降りた。 飛び降りた彼女は地面に激突した瞬間、その美しい顔を散らし、顔を構成していた物体が周り …いや、「彼女」に、襲い掛かり……。 「っ!!!」 「彼女」 ……ハイブリッジ・ベーチは、目覚めた。 「……また、あの夢」 ベーチは何度も見ていた。自らの娘が犠牲になる夢を。 毎回、形は違う。 だが、いつもベーチは、社会に貢献している娘を誇りに思うが…娘は何故か、死を選ぶ。 「…社会に貢献できる事 働ける事は、とてもすばらしい事 現実の貴方なら、自殺なんてせずに、私と一緒に喜べるわよね」 ベーチはいう。自分がそうあって欲しいと願って…誰もいない部屋で、一人、娘に言った。 …その場所には誰もいないのに、ベーチはただ、言い続けた。 反デュエル主義者。 彼らは今、窮地に立たされている。 なぜなら、反デュエル主義者連続殺人事件なるものが起こっているからだ。 人間から全ての娯楽を奪い、ただ仕事のために生きるべきだと思っている反デュエル主義者。 そんな彼らを、誰かが襲い、殺しているのだ。 彼らはそれを、デュエリストの仕業だと、マスメディアを利用して口々に叫ぶ。 だが、いくら叫んだところで殺人は止まらない。今日も何人か死んだ。 しかし彼らも止まらない。なりを潜めれば止まる可能性の高いその殺人に真っ向から立ち向かい…今日も誰かが殺される。 「……いつかベーチの奴も、それに殺されるのだろうか?」 極道の事務所でテレビを見ながら、ハイブリッジ・ベーチの息子 ハイブリッジ・レイジは苦笑しながら呟いた。 「殺される、だろうな?母さんは昔っから、曲がった事が嫌いだった」 だから自分は、途中まではまっとうな人間に育ち、極道に落ちても決して人情を忘れて射ない。 しかし、まっすぐな人間は、自分が曲がっても、その状態が「まっすぐ」だと思い込む。 そんな事をレイジが考えていたら、突如部屋の中に誰かが入って来る。 「レイジ、今良いか?」 「安田さん」 安田。彼は双葉皐月組に所属する代打ちの一人だ。 レイジより年下だが、組としては彼の方が先輩だ。故にレイジは彼に敬語を使い、向こうはレイジにタメ口で話す。 だが、お互い口調や態度に拘る性質ではない。もし明日レイジが安田にタメ口を叩いても、向こうは気にもしないだろう。 とはいえ、礼儀を守って損は無い。 「ええ、全く問題ありません」 レイジは丁寧に言う。 「そうか、丁度アンタにお客さんだ。 中学生くらいの、…少し肌の色が悪い嬢ちゃんだぞ」 覚えは無い。人違いではないだろうか? 「アンタの名前と特徴を完全にいわれてる、人違いとかではなさそうだぞ」 「あらら。考えを見抜かされましたか」 ポーカーフェイスには自信がある、が、そんなレイジの小さな動きを…安田は感じたのだ。 「どんな小さな事でも見逃しちゃダメだぜ、そうしなければ、銃弾は自分に飛んでくる」 安田は得意になってそういう。彼自身の持論ではあるが、レイジは共感している。 安田に案内され、事務所の応接室に移動するレイジ。 そこで彼が見た物は。 「あ、始めましてレイジさん 私は里崎文と申します!」 元気な少女だった。 だが、レイジは一瞬ドキっとする。 それは彼女の肌の色が不健康に見え、ジュースを持っている手が…腐っている体。 顔は崩れておらず、匂いも感じない。 だが、レイジは彼女を見た瞬間、「真新しい死体」を思い浮かべた。 最も少女の死体は見た事が無いが。 だが、目の前にいる死体のような少女に、敵意はないらしい。 レイジと安田はソファに座り、少女…文に質問する。 「…どうして俺の名前を?」 「なのちゃんから聞いたのです! …ごめんですが、母親さんの事も聞かせて貰いました」 「そうか…」 安田は神妙な顔をする。彼は口は悪いが、年頃の少女を目の前に卑猥な妄想をするようなデリカシーの無い男ではない。 ただ、性の対象でなくとも好き嫌いはある。どうも彼は女の子というものが苦手らしく…ばつの悪そうな顔で黙っている。 「で、俺に何の用事だい?」 大してレイジは、少し口調が優しくなっている。相手が子供だからだろう。 安田は安心した。とりあえずレイジに任せておけば安心だろう。 「…このカードを見てください」 文はデッキケースからカードを2枚取り出す。 カオス・ソルジャー -開闢の使者-。 そして、混沌帝龍 -終焉の使者-。 強力なカードではあるが、特に何も感じない。 「…普通のカードですよね。ですが、信じられないかもしれませんが、このカードは人を食らいました」 「…食った?」 「そうです、デュエリストに憑依し、自らを召喚させ…デュエルをしない人間。 …特に、ブクブクに太ったおっさんを好んで食べてましたね 今は色々あってただのカードになっていますが」 レイジはもう一度カードを見る。だが何度見ても、そこにあるのは普通のカードだ。 「……信じられないかもしれませんが、何者かがカオスと付くカードを使わせ 反デュエル主義者の魂を集めています」 「何者かって?」 「ああ!それはわかりません」 「だろうなー、わかってたらそいつの説明を先にするもんだからな」 安田はがっくり項垂れながら言う。 「で…俺に何か関係が?」 レイジは先を促す。反デュエル主義者を殺している犯人はおぼろげながらもわかった。 だが、それは今の彼には何の関係もない。 反デュエル主義者が何人死のうが関係無いからだ。 それが子供を殺す奴らなら、彼は走っただろう。 だが大人であり、同時に子供から娯楽を奪い去ろうとする奴らなら、話は別だ。 率先して処分するわけではないが、しかしいなくなった方が都合が良いのは事実だからだ。 いなくなった方が都合が良いのは事実。 …だが、しかし… 「……次、恐らく犯人は、ベーチを狙うでしょうね 何故なら、もうmayには彼女以外に、反デュエル主義者はいないからです」 それが母親だった場合……どうしていいか、彼は答える事はできなかった。 その後、文とデュエルをした。デュエリストたるもの出会ったからにはデュエルをしないとダメだからだ。 だがレイジは、デュエルに集中する事ができない。 ゲイルの効果を使って無駄にスタバに破壊されたり、シロッコの効果を使えば撃破できたところを、しなかったり…。 最終的に大差をつけられ、レイジは負けてしまった。 「…あんな話の後じゃ仕方ないですかね」 「悪い、俺が申し込んだデュエルなのに」 デュエルをすれば、少しは気が紛れる…そう思っていたレイジが甘かった。 思いが違っても、やはりベーチは、彼の母親なのだ。 「俺はどうすればいいんだろうな」 「自分で考えるしかないでしょう。 …情報をもたらした以上、私もお手伝いしますよ」 そして文は帰っていった。 安田は黙ってレイジを見つめる。彼は目で言う。 俺にも何か手伝わせて欲しいと。 そしてその答えが出るまで待ってやるぞと。 レイジは悩んだ。…母親を救う。それは人間として当たり前の事。 だが、その母親が、デュエリストの敵だった場合……人間としては当たり前でも、デュエリストとしてはどうか? それに、散々反デュエル主義者を見殺しにしておいて、今更虫が良すぎるのではないかと。 レイジは悩み、考える。 …答えが出るのは、当分先になりそうだった。 その日、街は雪で、白く染まっていた。 だが、ビル街の路地裏で、その白が赤く染まる。 「月蓮様!!」 「…血が多く出るだけで、命に別状は無い」 叫ぶメリアを、月蓮は冷たく跳ね除ける。 そして、自らを吹き飛ばした「それ」を、鋭い視線で射る。 「…我を負かすとは見事、しかし、何者だ」 「今は教えられん、だが、すぐにわかる」 「それ」は威圧感のある声で答えた。 …そして、霧のように、月蓮の前から消える。 残されたのは、カオス・ソーサラーのカード。 「……奴は一体…」 メリアの質問に答えられる者は、誰もいない。 だが、「それ」はすぐに現れるだろう。 反デュエル主義者連続殺人事件の、真犯人として……。
https://w.atwiki.jp/iguria/pages/32.html
防衛で使うのは難しいが、侵攻では器用に立ちまわることができる。 キャラアビリティ 刀威力アップLv3以上 アクティブアビリティ 峰打ち 攻撃技で無いため星のステップに邪魔されることなく行動を止めることができる。 発動率は横槍よりは高い。 一閃 命中不安定だが、当たった際は相手のパーティを壊滅状態にする必殺技。 斬り斬り舞い 先制+大ダメージ+素早さダウンと至れり尽くせりな便利技。 斬鉄剣 防衛で事故狙い。鉄壁も倒せる。 サポートアビリティ 二刀流 オートカウンターLv3 二刀流→ふんばる 二刀流は必須。あとはお好みで。 運用例 キャラ キャサリン キャラアビリティ HPアップLv3 追加:刀威力アップLv3 アクティブ 一閃 斬鉄剣 きりきり舞い サポート 二刀流 オールカウンターLv3
https://w.atwiki.jp/vipsex/pages/53.html
第一話 シャナの奇妙な冒険 ~轟の愛は砕けない~ ,,.-‐''' ̄ ̄ ー、、, ,.r" ヽ, ./ . `、. / ... ハ , .! ;i ; . 、 i、 i、 i ! /i i.i i . 、 i ; i.`; i .! i_,レ,,Lレ ,,リ,,_リ 、 |. i i(●), 、(●)、` i | | ! ,,ノ (、_, )ヽ、__ i | 幸せの指輪ください | 、. `トェェェイ | ! | `ー、,,.`ニニ´ 、,、r i i. i ハ / `i "" / .! ;; i ! i ヽ;/ヽ__ L,,,..-/ _,,,,! / ∨ 、 ! i , ` . , / .レ i ` .i i `=ヽ/=" i i ,i. i [] i. , i. i !i , , i i i ! .i. , / i i i ,. , ./ i , , i ヽ、,,__,,,,,,,_,,,,、、-|. i iー-、,,,,/ / i i l ヽ ヽヽ、_,,,、-i 第一話 完 第二話 /\___/ヽ /' ' \ . |(●), 、(●)、. | + | ,,ノ(、_, )ヽ、,, . | . | `-=ニ=- . | + \ `ニニ´ . / + /ヽ、ニ__ ーーノ゙\_ .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.| トン _(,,) (,,)_ .. /. |.. 体で払え | \ / .|_________| \ 第二話 完 第三話 ___ o ( ;;;;;_;;;;; )/ 丶.- ~;;;;;;;;;;;;;;~ -、 /~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,ヽ、 ,; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヘ l;;;;;;;;; ~' ~ ;;;;;;;;l .l;;;;;;;;;; ;;;;;;;l l;;;;;;;;;; .;;;;;;l k;;;;;;; ' ' ;;;;;l ヘ ヽ;; (●), 、(●)、. ;; ノ ∧. ,,ノ(、_, )ヽ、,, l キ `-=ニ=- / ヽ 、 `ニニ´ / / ヽ、__ ____ / / / | | /l | / /‐(▲)(▲) | | / / / | | ( / , / .| | ___,/ )--- ヽ ヽ つ ⊂---― ー---- 第三話 完 最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! ( ^ω^)「チクショオオオオ!くらえ轟!新必殺音速火炎斬!」 轟「さあ来いブーン!オレは実は一回刺されただけで死ぬぞオオ!」 (ザン) 轟「グアアアア!こ このザ・フジミと呼ばれる四天王の轟が…こんな小僧に…バ…バカなアアアア」 (┣¨┣¨┣¨┣¨ド) 轟「グアアアア」 秋葉「轟がやられたようだな…」 くま「ククク…奴は四天王の中でも最弱…」 猫姫「人間ごときに負けるとは廃人の面汚しよ…」 ( ^ω^)「くらえええ!」 (ズサ) 3人「グアアアアアアア」 ( ^ω^)「やった…ついに四天王を倒したぞ…これでシャナのいる魔翌龍城の扉が開かれる!!」 「よく来たなソードマスターブーン…待っていたぞ…」 (ギイイイイイイ) ( ^ω^)「こ…ここが魔翌龍城だったのか…!感じる…シャナの魔翌力を…」 シャナ「ブーンよ…戦う前に一つ言っておくことがある お前は私を倒すのに『エンペラー装備』が必要だと思っているようだが…別になくても倒せる」 ( ^ω^)「な 何だって!?」 シャナ「そしてお前の両親はやせてきたので最寄りの町へ解放しておいた あとは私を倒すだけだなクックック…」 (ゴゴゴゴ) ( ^ω^)「フ…上等だ…オレも一つ言っておくことがある このオレに生き別れた妹がいるような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」 シャナ「そうか」 ( ^ω^)「ウオオオいくぞオオオ!」 シャナ「さあ来いブーン!」 ( ^ω^)の勇気が世界を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!