約 3,044,953 件
https://w.atwiki.jp/ekkusuz/pages/206.html
孝治は翌朝、スーツェーモンから呼び出しを受けたため、オブサーバー室に向かった。 「緊急のクエストとは…一体なんだ?」 「現在、旱砂漠の遺跡にて、長年封印されていたファラオモンが復活しようとしている。そのファラオモンは以前大量のデジモンを拷問してきた。そして、その力の大きさ故、倒すことが出来なかったため封印された」 「除去すればいいんだな?二度と、同じことが繰り返されぬように…」 「その通り。他のユニオンからも優秀なテイマーが集まっている。ブロンズテイマーで緊急クエストを申しだされたのはこれが初だ。くれぐれも無茶だけはするな」 「……わかった」 孝治はすぐにポータルへと向かった。 禁じられた地、旱砂漠へと向かうべく…。 Evolve12『復活! 遺跡の王ファラオモン』 そして、その旱砂漠へと辿り着いた。 「ここが…旱砂漠…。この暑さ、普通じゃない…」 数秒ほど立っているだけなのに、もう汗がダラダラと流れてきた。 「早く終わらせた方がいいな…。グリムモン、D-サポートの中はどうだ?」 「駄目だ…この中もかなりヤバイ…」 どうやら、この地は全てを狂わせるらしい。 孝治は急いで言われた遺跡の中へと入っていった。 あまりの暑さにピラミッドのような形だというのも気付かず。 中は外よりかはまだマシだったが、それでも暑さは異常なもの。 「グリムモン、さっきよりどうだ?」 「あぁ…さっきよりマシだ。この中のクーラー装置も復活している」 「D-サポートが作動する温度は最大で約45度以下か…」 孝治は暗くなってきたので、D-サポートのライトシステムを使って歩きやすくした。 歩いている内に、何かが歩いてくる音に気が付いた。 孝治はすぐに右に向かう通路の壁際に隠れて、その様子を伺った。 そして、歩いてきたものは、包帯を体中に巻きつけた、銃を持ったデジモンだった。 ~データ解析~ マミーモン 世代:完全体 種族:アンデッド型 属性:ウィルス種 詳細:全身を包帯で包んだミイラのようなデジモン。愛用の銃『オベリスク』で敵を討つ。『ネクロマンサー』の異名を持つ。 必殺技:ネクロフォビア、スネークバンデージ 「どうする?どうやって奥へ進む?」 グリムモンが密に孝治に聞いた。 「…スーツェーモンの話を聞く限り、ファラオモンの強さが今まで戦ったどんな奴よりも上だという事が分かる。無駄な戦いは避けたい…」 孝治はグリムモンにそういうと、別のルートから回った。 しかし、何処に行ってもマミーモンがぞろぞろと歩いている。 そして、遂に孝治は気付いた。 「まさか…!俺は奴等と戦いたくないがために、ファラオモンに近づけないのか!?」 「どういうことだ!?」 「俺が今まで奴等を避けてここまで来たが…ここは、さっき初めてマミーモンに出くわした場所だ」 「つまり、グルグル回ってた訳か…」 孝治はマミーモンと戦うことを決意した。 「そういうことだ…あまり力を使うなよ?『グリムモン!リアライズ!』」 グリムモンが実体化された。 「力を最小限に利用し尚且つ一瞬でケリをつけろってか?出来ないこともないが…難しい…」 「つべこべ言わずに行け!」 孝治はグリムモンを押した。 「うわっと!!」 そして、マミーモンの視界に入ってしまった。 マミーモンがグリムモンを睨んでいる。 「ハ、ハロ~…」 「…『ネクロフォビア!!』」 銃から攻撃が放たれた。 『コールヤンマ!!』 そして、最小限のパワーでデリートすることに成功した。 『データスキャニング!!』 孝治は念の為、マミーモンのデータをロードした。 「この中にどうやらいるみたいだな…ファラオモンが…」 「早く行こうぜ!暑くて死にそうだ…」 そして、彼等は中へと入っていった。 すると、大部屋に中心で、黄金の棺桶がゆっくりと開いている。 「まさか…あの中にファラオモンが…?グリムモン!貫通力の高い攻撃を!」 『コールバード!!』 しかし、棺桶を貫通するどころか、弾かれてしまった。 「何!?俺のコールバードを…」 そして、棺桶が完全に開いた。 中から黄金のデジモンが出てきた。 「あらら…出てきた…」 グリムモンがショックを受けたような顔で言った。 「ふぅ~…漸く復活できた…」 ファラオモンは孝治とグリムモンの存在に気付いた。 「貴様らか…我が復活を妨げようとしたものは…」 ~データ解析~ ファラオモン 世代:究極体 種族:魔人型 属性:ウィルス種 詳細:古代デジタルワールドで絶対的な権力を持っていたとされるデジモン。棺桶の蓋は稀に盾として使う。 必殺技:ネクロミスト、トゥト・アンク・ラィル 「グリムモン!かなり強いぞ…コイツ!」 「あぁ…分かってる!」 「ハァアアアア!!我が力よ!灼熱の『バーンストライク!!』」 グリムモンと孝治の足元に赤い魔方陣が描かれた。 「ッ!?まずい!グリムモン!その魔方陣から離れろ!!」 グリムモンと孝治は素早くその魔方陣の範囲から外れた。 その魔方陣から炎が吹き出たのだ。 「殺戮の『イービルスピア!!』」 グリムモンと孝治はなんとも無いと思った。 しかし、次の瞬間…。 「グアァァァァァァァ!!」 「孝治!グウォァァァァァァァ!!」 彼らの体に、鋭い槍で無数に突付かれる様な激痛を感じた。 「フッフッフ…絶対的権力を持つ私に抵抗してくるとは…」 孝治とグリムモンは立ち上がった。 「クッ!…どうやら…力は本物らしいな…」 孝治がグリムモンに言った。 「あぁ…だが、この程度で終わらせるか!『コールバード!!』」 グリムモンは左手の碇を飛ばした。 しかし、いつもなら体を貫いているが、ファラオモンは左手の棺桶の蓋でそれを弾いた。 「何!?」 「殺戮の『イービルスピア!!』」 「走れ!グリムモン!!」 孝治とグリムモンはファラオモンに向かって走り出した。 「灼熱の『バーンストライク!!』」 孝治とグリムモンは手前に転がることで、ギリギリでバーンストライクを避けた。 しかし…。 「殺戮の『イービルスピア!!』」 イービルスピアが彼等を再び襲う。 「「ウアァァァァァァァァァァァァ!!」」 「灼熱の『バーンストライク!!』」 ダウンした彼等に下から炎が襲い掛かった。 「「グアァァァァァァァァァァ!!」」 「フハハハハハハハハ!!この私に…勝てるわけがなぁ~い!!」 果たして、孝治とグリムモンは圧倒的な力を持つファラオモンを前に勝利を手にすることは出来るのだろうか。
https://w.atwiki.jp/redigitize/pages/55.html
データ 必殺技 スキル 進化進化条件 進化前後 その他 データ 世代 究極体 形態 - 属性 データ 性質 格闘・大気 寝起き 07 00~00 00 [[トレーニング]]適正 - 好物 - 必殺技 名称 フルムーンブラスター 威力 610 性質 - 射程 ・ 効果 - スキル 大気2,4,6,7 格闘1~7 機械2 進化 進化条件 HP4000、攻撃400、防御400、素早さ600、体重40以上、育成ミス5以下、スキル数40以上、しつけ90以上、内6つ 進化前後 進化元 ワーガルルモン マッハガオガモン その他
https://w.atwiki.jp/redigitize/pages/92.html
データ 必殺技 スキル 進化進化条件 進化前後 その他 データ 世代 成熟期 形態 - 属性 ワクチン 性質 大気・格闘 寝起き 04 00~19 00 [[トレーニング]]適正 - 好物 - 必殺技 名称 スピニングニードル 威力 370 性質 - 射程 ・ 効果 - スキル 大気 2 自然 1~5 格闘 1、3 進化 進化条件 MP800 賢さ80 素早さ80 体重30以上 育成ミス1以下 スキル数35以上 しつけ90以上 内3つ 進化前後 進化元 キャンドモン テントモン ピヨモン 進化先 メガシードラモン メガドラモン ガルダモン その他
https://w.atwiki.jp/ekkusuz/pages/162.html
第八話「罠」 窮地に追い込まれながらもヒポタモンを倒した孝とコエモン。 一方、真治たちは・・・ 光「全く、お兄ちゃんたらどこ行ったのかな・・・」 真治「心配しなくても、あいつなら大丈夫だろ。」 その時・・・ガサガサガサッ!!大量のドクグモンが現れる。 真治「何だいきなり!」 問答無用でドクグモンは攻撃を仕掛けてきた。「スティンガーポレーション!」左右前後からドクのある糸が飛んできた。 真治「ちっ!こういうのは孝の得意分野のはずなんだが・・・愛!光!プロットモンたちをしっかり持っとけ!」 といったかと思うと、愛と光を同時に担ぎ、飛び上がる。 見事に糸はドクグモンに直撃した。だが、その糸はドクグモンに当たると同時に腐食した。 真治「あぶねぇあぶねぇ・・・孝なら腕一本で二人を担げるんだがな・・・お陰で靴に穴が開いちまった・・・」 だが、ドクグモンは真治のほうに向かって突っ込んできた。 真治「しかたねぇ!愛!光!ここに隠れてろ!」 「電光丸」を引き抜いた。 愛「お兄ちゃん!」 真治「どこまで止められるか知らないが・・・やるしかねぇ!」 一気に斬りかかっていく。だが、ドクグモンの体に触れた瞬間、「電光丸」腐食し始めた。 真治「!?」 ドクグモンが腕を振り上げる。 ―やられる―真治は一瞬、死を覚悟した。 だが、その時、どこからともなく飛んできた無数の丸い火の玉がドクグモンを吹き飛ばした。 ドクグモン「ギャアッ!」 真治「何だ?」 だが、その火の玉が出てきた方向には誰もいなかった。 真治「助かった・・・」(一体誰が・・・) 考えているうちに愛と光が草むらから出てきた。 光「大丈夫?」 真治「ああ、なんとかな・・・」(あの炎はどう見てもアグモンじゃなかった。一体誰なんだ?) その時、 ???「お休みのところ悪いねぇ!」 真治「何だお前!」 ???「俺の名はスパイダモン!以後よろしく!」 スパイダモン 昆虫型の成熟期だ。彼にとって卑怯の言葉はほめ言葉。 必殺技は無数の糸を駆使して360度から岩を飛ばす「ナチュラルトラップ」 そして口から粘着性の糸を出して敵の動きを封じる「スパイダーネット」だ。 真治「ちっ・・・間が悪いときに!」 スパイダモン「問答無用!ナチュラルトラップ!」 多量の岩が飛んでくる。 真治「くそ!やられてたまるか!」 真治は岩をよけ、離脱する。 真治「愛!光!いったん逃げるぞ。いくらなんでも分が悪い・・・」 スパイダモン「クク・・・いいのかなぁ?いいもの見せてやるよ!」 スルスルと糸が木の上から垂れ下がってくる。なんとそこには、糸で縛られたドラえもんとアグモンがいた。 プロットモン「アグモン!」 テリアモン「ドラえもん!?」 ドラえもんもアグモンも反応しない。どうやら、眠らされているようだ。 真治「てめぇ!卑怯だぞ!」 スパイダモン「卑怯?ほめ言葉だねぇ・・・それに、俺はわざわざパートナーを連れてきてやったんだ。」 真治「なぜだ?」 スパイダモン「味方が目の前で殺されるのを見て欲しくてな。」 真治「この野郎!」 スパイダモンはまたククク・・・と笑った。 真治「趣味の悪い野郎だ。お前のパートナーはどこだ?」 スパイダモン「全部のデジモンにパートナーがいると思っちゃいけねぇ。俺にパートナーはいないんだよ。」 光「どうすれば・・・」 その時、光の持っている機械が輝きだした。それは、パートナーの進化を可能にする光だった。 真治はその光を見て叫ぶ。 「光!それをテリアモンに当てるんだ!」 光「え?」 言われるがままに光はテリアモンに機械を向けた。 テリアモン「テリアモン進化!グレネードガルゴモン!」 グレネードガルゴモン 左手にグレネードランチャー、右手に小型ビーム砲を装備したガルゴモンの亜種。 スピードこそガルゴモンに劣るが、攻撃力は非常に高い。 必殺技はグレネードを連射する「シューティンググレネード」 得意技はグレネードとビーム砲を併用する「ショットハリケーン」だ。 グレネードガルゴモン「ショットハリケーン!」 無数の弾丸がスパイダモンに迫る。 スパイダモン「ナチュラルトラップ!」 スパイダモンは岩を盾にして弾丸を防いだ。 グレネードガルゴモン「シューティンググレネード!」 ドガガガガガ! スパイダモンが盾代わりにしていた岩が砕け始めた。 スパイダモン「ちっ・・・だがこれならどうだ?」 なんと、スパイダモンはドラえもんたちを盾にしたのだ。 真治「くそっ・・・」 グレネードガルゴモン「・・・・・」 続く
https://w.atwiki.jp/digimon_card/pages/17.html
スターター St-7 St-621 St-869 ブースター Bo-423 このデジモンから進化できるデジモン St-8 カブテリモン St-25 トータモン St-27 ゲコモン St-7 テントモン 進化条件: このデジモンは他のレベルⅢデジモンと交換されるまでダークエリアに送られない レベル:Ⅲ フレーム:青 バトルタイプ:A 種族:昆虫型 属性:ワクチン種 フィールド:NSp 攻撃A:プチサンダー:320 攻撃B:かたいツメ:250 攻撃C:まもる(Aを0に):120 能力:◎「空中」 ロストポイント:Ⅲ10 / Ⅳ10 / 完10 / 究10 テキスト:デジモンワールドの物知り博士! スターターVer.1で登場した初めてのテントモン (戦略・その他の情報等があれば加筆してください。) このデジモンから進化できるデジモン
https://w.atwiki.jp/redigitize/pages/148.html
データ 必殺技 スキル 進化進化条件 進化前後 その他 データ 世代 完全体 形態 - 属性 データ 性質 氷水・大気 寝起き 07 00~23 00 [[トレーニング]]適正 - 好物 - 必殺技 名称 サンダージャベリン 威力 520 性質 光 射程 ・ 効果 - スキル 氷水1~7 大気2~5 進化 進化条件 MP2500 攻撃300 防御250 賢さ250 体重30以上 育成ミス5以下 スキル数49以上 内5つ 進化前後 進化元 カブテリモン エアドラモン シードラモン グラウモン 進化先 マリンエンジェモン その他
https://w.atwiki.jp/redigitize/pages/156.html
データ 必殺技 スキル 進化進化条件 進化前後 その他 データ 世代 究極体 形態 - 属性 ウィルス 性質 闇・火炎 寝起き - [[トレーニング]]適正 - 好物 - 必殺技 名称 - 威力 - 性質 - 射程 - 効果 - スキル 進化 進化条件 メインストーリーでベルゼブモン撃破済み HP5000 攻撃500 素早さ500 賢さ600以上 体重40以上 育成ミス5以上 しつけ55以下 スキル数40以上 うち6つ 進化前後 進化元 ヴァンデモン その他
https://w.atwiki.jp/ekkusuz/pages/218.html
孝治とグリムモンはボロボロの体で帰ってきた。 スーツェーモンは流石にちょっと早すぎたかと多少後悔した様子だった。 「なぁ…スーツェーモン」 「ん?」 「チンロンモンのところの白戸和磨と神田香苗っていうテイマーは知ってるのか?」 「あぁ…かなり有名なテイマーだ。1日でシルバーランクまで昇格したと聞いている…」 「そんなに凄い奴なのか…」 「彼等がどうした?」 「いや、なんでもない」 孝治はそう答え、テイマーホームに帰った。 Evolve14『新たなる力! 混沌の恐怖カオスグリムモン』 グリムモンは相当落ち込んでいた。 ここまで落ち込んでいる…というより、落ち込んでいるグリムモンを始めてみたため、孝治は心配した。 「ハァ…」 先ほどから溜息ばかりついている。 「グリムモン…」 本当に心配になってきた孝治は自分に何か出来ないだろうかと悩む。 しかし、一体どうしたら良いのか分からない。 そして、結果的に何も出来ない自分に対して、孝治も無力だと感じた。 そうした中、結論的に何も出来ない自分は余計なことをするより、そっとしておくのが良いだろうと思い、グリムモンをそっとしておいた。 そして、1時間後…。 孝治のD-サポートにスーツェーモンからの連絡が来た。 『緊急のクエストだ。すぐに来てくれ』 「行くぞ、グリムモン。『ディアライズ!!』」 孝治はグリムモンの返事を聞かず、ディアライズした。 そして、オブサーバールームへ到着した。 「来たな。今回の緊急クエストは、御前たちが依然行った町、ナノマシンシティだ。そして、そこで暴れているグリフォモンを退治して欲しい」 「わかった」 孝治は向かおうとした。 しかし…。 「スーツェーモン!」 孝治が立ち止まった。 「落ち込んでるデジモンに何も出来ない俺って…無力なのか?無力の本当の意味って…何なんだ?」 スーツェーモンは黙っている。 そんなこと考えたことも無かった。 「私にも分からん…。しかし、無力とは力がないという意味ではないと思う」 「そうか…」 迷い戸惑う孝治にスーツェーモンは最後にこう付け足した。 「迷いは心の弱さではない。迷いは新たな答え。そして、正しい答えを導き出すのに必要なことだ。迷って迷って、その挙句に正しい答えを出せるのなら、迷うということは素晴らしいものだと思う。…現に迷うことを恐れ、闇に堕ちたものもいる…」 「迷い…」 「このクエストが終わったら、必要ならば話し合おう」 「………」 孝治はクエストに出発した。 ナノマシンシティに辿り着くと、そこは以前来たときとは大分光景が違っていた。 まるで、何か魔獣に襲われたような…。 そして、その根源である合成獣のようなデジモンを見つけた。 ~データ解析~ グリフォモン 世代:究極体 種族:幻獣型 属性:データ種 詳細:頭と翼は鳥で、胴体は獣。尻尾は蛇の合成獣のような姿をした幻獣型デジモン。超音波攻撃を得意とする。頭と尻尾でよく喧嘩する可愛らしい光景も見られる。 必殺技:スーパーソニックボイス、メビウスバイト 「あれが…グリフォモン…『グリムモン!リアライズ!』」 グリムモンを実体化した。 その瞬間に、マイナスの空気がグリムモンから発せられた。 「グ、グリムモン…切り替えろ!敵がいるぞ!」 『ギャァァァァァァァ!!』 グリフォモンはスーパーソニックボイスをグリムモンに放った。 「グリムモン!今は前を見ろ!」 「ハッ!」 グリムモンは漸く我に返った。 『コールヤンマ!!』 グリムモンはギリギリで攻撃を相殺した。 「やっと我に返ったか…」 『ギャァァァァァァァァァァ!!』 グリフォモンは再びスーパーソニックボイスを放った。 『コールヤンマ!!』 しかし、今回は相殺できず、コールヤンマはスーパーソニックボイスに掻き消され、グリムモンに直撃した。 「グアァァァァァッ!!」 「グリムモン!!」 グリフォモンが勢い良くグリムモンに接近してきた。 「クッ!『コールバット!!』」 グリムモンはコウモリの群れを放ち、グリフォモンの動きを止めた。 『コールバード!!』 そして、左手の碇を放った。 しかし…。 『ギャァァァァァァァァァァァァ!!』 コウモリの群れ諸共、コールバードをスーパーソニックボイスで消し、グリムモンに大きなダメージを負わせた。 グリムモンはそのまま凄い勢いで、後ろへ飛ばされた。 「グアァァッ!!」 「グリムモン!!」 孝治は飛ばされたグリムモンの後を追う。 「ウッ!…何で…俺が…」 「グリムモン!今は悩みを飛ばせ!悩みを抱えながら戦うなんて無理だ!」 「悩み…」 「スーツェーモンは悩みは正しい答えを導き出すのに必要なことだといった。俺もそれは思う。けど、それは時と場所による。下手をすれば、悩みは自分を危険に曝すことだってあるんだ!」 「孝治…」 「グリムモン。御前は自分が無力だと思っている。でも、無力なのは恥でも当たり前なことでもない。生き物皆が無力だからだ。だから、こうやって支えあってる!だからこうやって俺たちは支えあってるんだ!」 「無力だから…支えあう…」 「そうだ!」 そのとき、孝治の後ろからグリフォモンが来た。 「グリムモン…俺は、御前を信じてる!『カオスプログラム発動!!』」 グリムモンの体が赤と青に輝き始めた。 『ギャァァァァァァァァ!!』 グリフォモンはスーパーソニックボイスを孝治に向けて放った。 しかし…。 『コールドラモン!!』 赤い竜が孝治を守った。 『コールレオ!!』 そして、青い獣がグリフォモンを襲った。 「ギャァァァァァッ!!」 グリフォモンはそのまま獣に少し飛ばされた。 「孝治、大丈夫か?」 そこには、グリムモンではなく、青と赤の巨大なロボットのようなデジモンがいた。 ~データ解析~ カオスグリムモン 世代:究極体 種族:不明 属性:不明 詳細:青と赤の巨大なロボットのような姿をしたデジモン。左手のダガーで全てを切り裂き、右手のキャノンから粒子砲などを放つ。翼もほぼ完璧に成長したため、短時間だが、空を飛ぶことも可能になった。 必殺技:コールレオ、コールドラモン、コールレイナー、コールマシーンズ、マルチガトリング、クロノ・ディストラクション 「ギャァァァァァッ!!」 グリフォモンが再び襲い掛かってきた。 「頭を冷やせ!『クロノ・ディストラクション!!』」 カオスグリムモンは体から衝撃波を放った。 無論、グリフォモンは避けられるわけも無く、その攻撃を受けた。 そして、グリフォモンは深い眠りに付いた。 「どう…なったんだ?」 「深い眠りに付かせた。クロノ・ディストラクションは敵の戦意を奪う」 そして、暫くするとグリフォモンが起きた。 どうやら、今まで暴れていたというのが記憶に無いらしく、さっきまでのグリフォモンとは違い、大人しくなっていた。 カオスグリムモンもグリムモンに戻った。 「どうやら、今のカオスプログラムは1回で消えるらしいな…」 孝治が確認したところ、セットしていたカオスプログラムがなくなっていたのだ。 「いや、そんなプログラムはあるはずが無い。多分、それは仮のプログラムなんだと思う…」 グリムモンはそう思った。 グリフォモンは元にいた森に帰って、グリムモンと孝治もユニオンに帰った。 一方、とある場所にいるあるデジモンは…。 「あ!」 「どうした?」 「…グリフォモンへの洗脳が”途絶えた”」 「途絶えた?解けたんじゃなく?」 「ウン…何かが洗脳電波を妨害して、グリフォモンが正気に戻った…」 「…奴等か…」 果たして、この仮面を被り、布を羽織っているデジモンは一体…。 そして、その奥にいるテイマーのような仮面を被った人間は一体何者なのだろうか…。
https://w.atwiki.jp/redigitize_3ds/pages/199.html
基礎データ 出現情報ザコとして出現 ボスとして出現 操作・共闘 基礎データ 世代 属性 性質 起床時間 好物 完全体 データ 自然、大気 4 00 - トレーニング適正 上昇 下降 同じのどーれだ パンチをガード マップ適正 得意 苦手 -、- -、- スキル 大気2〜3、自然1〜7、格闘3 必殺技 名前 威力 性質 攻撃範囲 状態異常 ライラシャワー 自然 524 近・中 - 進化ボーナス基準値 HP MP 攻撃力 防御力 素早さ 賢さ - - - - - - 進化条件 進化前 進化後 育成ミス回以下以上体重G以下以上HP MP 攻撃 防御 素早さ 賢さ ウッドモンサンフラウモン- リリスモンロゼモン 出現情報 ザコとして出現 なし ボスとして出現 マップ エリア スキル 備考 - - - - 操作・共闘 なし
https://w.atwiki.jp/ekkusuz/pages/149.html
第14話「ガルルモン、炎上!」 ~あらすじ~ ガルルモンに進化したガブモンは、レオモンと一緒にDH体のガードロモンとトゲモンと戦っていた。だが、レオモンがガードロモンを倒したことにトゲモンは怒りを爆発させ、レオモンとガルルモンを危機におとしいれる。 「ガハハハハハ!どうだ!苦しいだろ!」 「・・・・・」 「声も出ないか!ハハハハハ!」 「き・・・貴様・・・。」 「まだ話せるとは・・・。しつこいヤツめ!」 「うるせえぞ・・・おまえ・・・。」 「だまれ!ココナッツパンチ!」 と、トゲモンが言ったとたん、トゲモンがガルルモンの腹に、強烈な一撃をあびせた。 「ぐはっっっっっ!」 「もう少し遊びたかったが、もう終わりにしてやろう!」 「・・・くっ・・・・・!くっそー!」 「ガードロモンと同じ思いをさせてやる!」 だんだんガルルモンの意識が遠ざかっていく。 それと同時に何処からか声が聞こえてくる。 こう言っている。 『魂を爆発させろ!ガルルモン!おまえの本当の力を見せてやれ!』 は?意味不明。魂を爆発させろとか言ってるけど、爆発したら死んじまうだろーが。 と、ガルルモンは、相手に言い返すように心の中で思った。 すると、 『それなら、死ぬ気で爆発させりゃーいいだろーが。』 と帰ってきた。 また言い返す。 「分かった。でも、オレの本当の力って何だよ!それに、どうやって爆発させりゃあいいんだ?」 『おまえの本当の力は、ビクトリーモードのこと。どうやって爆発させるだと?そんなの簡単だ。心の中で念じるんだ。ビクトリーモード発動!とな。』 相手から返ってきた言葉は、驚きの言葉だった。 「ビクトリーモードって一部のデジモンにしか発動できないっていう、パワーアップする特殊な必殺技のことか?」 『ああ、そうだ。いいからごちゃごちゃ言ってないで早く発動しろ!ビクトーリーモード!』 「いちいちうるせーなー!分かったよ!発動させりゃーいいんだろ!」 『ああ!発動させろ!おまえの仲間を守るために!』 『ビクトリーモード、発動!』 と、ガルルモンが念じたとたん、ガルルモンは、自分の回りから出てきた炎の竜巻の中に包まれてしまった! 「熱っ!でも、力がわいてくる感じがするぜ!」 「き、貴様!何をする気だ!」 火の粉が空へと飛んでいく。 あっという間に炎は消え、中から炎に身を包み、赤く染め上がったガルルモンが現れた! 「うおおおおお!ビクトリーモード発動!」 ガルルモンはおたけびをあげた。 その声は、ダイヤモンドシティ全体に響きわたった。 ―シティ東部― 「うおおおおお!ビクトリーモード発動!」 「この声は・・・。ガルルモン?」 「あいつ、何をしたんだ?」 ガルルモンの声は、ガオモンたちの耳にも聞こえた。 「ガルルモンたちもがんばっているようだな!」 「はい!そうですね!」 「オレたちも負けてらんねえ!次へ行こうぜ!ガオモン!」 「はい!」 ガオモンたちは、南部へと向かっていった。 ビクトリーモードを発動させるガルルモン 南部へと向かうガオモンたち この戦い、ぜったい負けられない! 第14話「ガルルモン、炎上!」 完