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The 29nd talk ~火花~ 『体育館に来て欲しい』 僕の事を知らない者が見た時…この光景は告白をする男子と呼ばれた女子の光景に見えたであろう 僕が真斬君に呼ばれたのは放課後の事であった、理由は知らされては居なかったが… 『(きっと大切な何かなのだろう…うん…そうに違いない)』 そう思っている自分と 『(何でそんな所に…?まさかいけない関係?!)』 と誰かさんの思考が乗移ったかの様な自分が其処には立っていた。 挙句の果てに… 『主…無いとは思うが妙な思考を…』 『抱くわけ無いでしょ!!…まったく…』 とパートナーであるブイモンにまで言われる始末…僕ってそんなに女の子に見えているのだろうか? それは嬉しい事であり…同時に悲しき事であった そして僕は一歩一歩…ゆっくりと廊下を歩み続ける…そして体育館のドアに手を掛け… ゆっくりとその戸を開… 『月 銀狼覚・・・』 何か変なのが居た…そして凄い力で開け様としているのが分った 咄嗟の事で動揺していたものの、僕は思いっきり戸を引き開けられない様にする 僕は必死の思いでドアを引くが…その努力も虚しく散る事と成るまで時間は掛からなかった… 【バン!!】 どうやらこう言う時だけは凄まじい力を発揮するらしい… 僕の体は悲しきがな中へ放り出される様に成りながら体育館内へと入る事と成る 『うぅぅ…痛いぃ…』 地面に思いっきり叩き付けられた私の体は所々が痛く…立ち上がり難い状況であった 『今度こそ…月…』 『撲殺…!!』 僕にその剣(竹刀)を振りかざすも先程と同じ状況下に彼は置かれる事と成る 籠手を器用に叩くその一振りは僕の記憶に深く刻み込まれる事と成る事をまだ誰も気付いては居なかったが… 『よ…っと………ほぅ…中々振り回しやすいじゃないか』 そう言って中に舞った竹刀を手に取り振り回しているのは…僕と似た外見をした… いや…僕の様に女子に間違えられる事は無いか…元は僕と同じ姿をしていた少年が其処に居る 『駄目だねぇ…戦いから逃げちゃ…まっ…それが御前らしくて…良いんだけど…な!』 彼は変わり果てた僕の姿を見て如何思ったのだろうか…? 昔は神将と言われ…互いに剣を振るう道を進んでいた者の姿がこの様な姿で哀しんだだろうか…? 昔と違い…心の朽ち果てた…もはやマリオネットと化した僕の姿を哀れんでいるのだろうか? 答えは分らなかった…そう…彼が僕と再び遭い見える…その時までは… 『此処に呼んだ理由…話してなかったな…?』 『ふっ…ふぇ…?…あっ…はい…』 なんとも気の無い返事だと自分でも呆れてしまう 『理由は単純…且つ明確…【Mirage Field】の試験テスト』 『えっ・・・?』 僕は驚きを隠せないで居た…ミラージュフィールド…そう呼ばれた空間…それは何度も聞き…哀れんだシステム… 元々は軍事目的で作られた残酷な世界…いや…唯、膜を張り…攻撃を無力化する空間を作り出しているだけ… 世界と言うには少々意味が大きく逸れ過ぎているかも知れない… 旧人は…ある時は是を盾とし…又ある時は…兵を育てる為の空間とし…戦乱を悪化させる道具としていた物… 『分かっていると思うが…時代の移り変わりからデジモンとも真に共存できる世界を作らなくては成らない…』 『分かっています…その為にはこの様な空間に限定されるが…このシステムは必要不可欠なのですね…』 彼の言いたい事は全て分かった…単純な事だ…是から実践演習に近い物を始めると言っているのだ… 平たく言い過ぎているかも知れないがそれが現実なのだ… 『では…お手柔らかに…』 そう言うとポケットからデジヴァイスを取り出す 詳しい事を記憶する気は無いが…時期型デジヴァイスの【ic】シリーズと呼ばれる系統らしい… そしてその小さなモニターから光が発せられ…光が当たりし地面から具現化したフレームが展開され 歯車の形をした可愛らしいデジモンが現れる 『・・・』 出てきてもその歯車は物言う事は無かった…そう…僕の姿を見るまでは… 『…!!やぁやぁ…美しいお嬢さん』 『おっ…お嬢…さん…?』 思わずドキッとしてしまうが、他にも女性が居るのだろうと自分を落ち着かせながら周りを見る。 居ない… 僅かに抱いた?希望も虚しく最悪の結末?がそこには残っていた 『(そのお嬢さんって・・・私の事以外無い!?)』 『いやはや…行き成りお嬢さんとお呼びしたものですから少々動揺されていらっしゃるのかな?』 『えっ…いや…その…』 私は女じゃないですよ!!・・・と反論出来たかもしれない。 しかし僕は反論していなかった…何故?と聞かれても自分でも分からないのだが… 『ハグルモン…分かっていると思うが…』 『はいはい、お嬢さん相手に力を出すのは私の主義に反しますのでね』 『そう言う事じゃなく…』 そこまで言って真斬君も何も言わなくなる…そうか… 何を言っても駄目だから諦めの意味で言いたい事も言わなかったのか…と考えてみる だがそれ以上に…デジモンと…人とが共存できる世界にこの様な機械が有る事が私を苦しめていた… 『ブイモン…お願い…(結局何も変わってないじゃない…人も…世界も…!!)』 苦々しい思いを誰にも悟られぬ様…心の奥底に封じ込めながら… ハグルモンの時と同じ様に…データが構成されながら現れる 彼の姿は…何処か恐ろしく…そして何処か…誰よりも優しい感じがしていた 構成され…その赤い目が見つめる先の者に対し…彼は言い放つ 『来い…我が相手をする…手を抜けば…命を保障する気は無い…』 『おやおや…随分と血の気の多い様で…良いでしょう…血の海にご招待しましょう…』 その瞬間…背筋がゾクッとし張り詰めた空気が辺りに広がる… 『小手調べに…ハグルモン,進化!!』 その声と共にハグルモンの体がデジヴァイスから現れた時と同じ様に光に包まれ新たな姿へと変貌する 体は時計の様な姿に…しかしその肉体に秘められた物は先程とは比べ物に成らないほどであった 『通常進化【Evolution】…且つ曲者に…か…』 そのとき俺の頭に一つの声が聞こえる…いや…蘇ったといった方が正しいのだろう… ~ブイモン…僕は信じてるよ…君なら使いこなせる…って…~ 『主…今なら使っても良いよな?』 彼の声に対し私は頷く…今の彼なら…きっと…封じ続けてきた剣を抜いても問題ないのだから… 『抜かせて貰うぞ…護る為の…剣を!!』 彼の澄み切った声が辺りに木霊する時…その剣は忽然と姿を現す… それは誰もが見た事の無い…奇妙な程黒く…少し刀身が透明な剣…その輝きを見た時…真斬君が声を荒げる!! 『それは、まさか…クァンタムウェポン(quantum Weapon)!?』
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第九話「スパイダモンVSグレネードガルゴモン」 さまざまな卑怯な手を使い、真治たちを翻弄するスパイダモン。 しかし、テリアモンが進化し、グレネードガルゴモンへと進化し、追い詰める。 だがその時、スパイダモンはドラえもんたちを盾にするという暴挙に出た。 スパイダモン「クク・・・どうする?」 真治「野郎・・・」 しかし、いきなりグレネードガルゴモンがビーム砲を撃ち始めた。 スパイダモン「な、なにぃ!」 真治「ば、バカ!何やってんだよ!」 しかし、その光条は、スパイダモンではなく、木を狙っていた。 ビームは狙いと寸分狂わず、木を打ち抜いた。正確には、木に張り付いたスパイダモンの糸を、である。 グレネードガルゴモン「さぁ、早くアグモンたちを!」 真治「分かった!」 その糸はすぐに解かれた。 真治「アグモン、大丈夫か?」 アグモン「・・・大丈夫・・・ちょっと眠いけど・・・」 光「全く、のんきねぇ・・・」 真治「さて、形勢逆転だな。どうするんだ?」 そして愛もドラえもんのスイッチを入れた。 ドラえもん「ううん・・・どうもこの小説、よく僕のスイッチが切れるなぁ・・・」 真治「いけるか?アグモン。」 アグモン「もちろん。いつでも進化できるよ。ドラえもんの道具で満腹になったからね。」 スパイダモン「こいつはまずいな・・・あばよ!」 スパイダモンは糸を使って逃亡した。 アグモン「あ、まて!」 そう言ったころにはもう姿は見えなかった。 プロットモン「ものすごい逃げ足ね・・・」 真治「とりあえず、追っ払ったんだからいいじゃねぇか。」 愛「そうね。」 ― 一方 ― 孝「ここどこだぁ?」 コエモン「さっきから同じところを歩いてるような気がする・・・」 両人とも迷っていた・・・ そして、真治たちも歩き始めていた。名刀電光丸も、穴の開いた靴も、復元光線で修理していた。 真治「あれ?あそこにいるの、孝じゃないのか?おーい、何してんだぁ?」 孝「これが遊んでるように見えるか?」 真治「見えねえことも無いが?」 孝「やかましい!こっちは道に迷ってんだよ!」 光「威張って言うことでもないでしょ。」 コエモン「とにかく・・・腹減ったァー」 テリアモン「そういえば、僕も・・・」 ドラえもん「じゃあ、ここで、昼ごはんにしよう。グルメテーブルかけ!」 そこで、思い思いの食べたいものを食べる。 真治「さて、腹も一杯になったことだし・・・さっきから気になってるんだが、ありゃなんだ?」 孝「確かに・・・塔みたいだがなぁ・・・」 アグモン「あ!あそこになんか書いてある」 真治「どれどれ・・・」 ドラえもん「読みにくいなぁ・・・なになに、D-アーミー・幻想の森支部・フォレストタワーだって。」 孝「なんだよ、そのD-アーミーって。」 真治「少なくとも、軍隊ってことだよな。」 ???「そこ!何してる!」 孝「誰だ?」 男A「侵入者か!?」 真治「いや、先に俺たちの質問に答えてくれねぇ?」 しかし、真治の突っ込みも虚しく、 男B「ええい!面倒だ!始末しよう!やれ!スナイモン!」 男A「お前もだ!クワガーモン!そして、俺たちは衛兵だ!」 真治「やっと質問に答えてくれたな。片手間に。」 孝「ゴチャゴチャ言ってねぇでさっさと戦うぞ。やるぞコエモン。」 真治「分かったよ。いくぞアグモン。」 アグモン「OK!進化!ムシャグレイモン!」 コエモン「腹ごなしだな!進化!ハヌモン!」 ムシャグレイモン&ハヌモン「いくぜ!」 真治「へぇぇ、コエモンも進化できるのか。」 孝「当たり前だ!ところで、プロットモンと、テリアモンは?」 真治「テリアモンのほうが進化できる。」 ハヌモン「怒髪天!」 ムシャグレイモン「ソニックフレイム!」 クワガーモン「ギャア!」 スナイモン「グワァア!」 なんと、二体とも一撃で消えてしまった。 真治「よ・・・」 孝「弱すぎる・・・」 男AB「く、くそう!お、お前らなんか大佐に倒されてしまえ!」 とか何とか言いながら、二人とも消えてしまった。 真治たちはアグモンたちを退化させた後、スナイモンとクワガーモンのカードを拾い上げ、門に入った。
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カオス「妙なモノくれやがって・・・テレビ電話か?・・・!!」 僭称「カオス君・・・聞こえるかい?・・・今、人間界は危機に陥っている・・・正体不明の・・・恐らくデジモンと思われるデジモンが現れたんだ・・・佐々木君と空神君が必死に応戦しているが、とても敵う相手ではないんだ・・・もし既に沙樹を奪還しているならば、すまないが、戦う準備を済ましておいてくれ。・・・頼んだぞ。」 カオス「急用ができたぜ。俺も加勢する。」 レーザーバーモン「急ぎか・・・つーか、最初からそうしろってんだ!」 カオス「俺には俺なりの考えがある。フリーズインパクト!」 レーザーバーモン(ソイツが力を発揮するのは、暫く先だな・・・) 第17話 「半」 カオス「悪ィな。」 カオスは、データと化したネオガーゴモンに詫びる。 レーザーバーモン「おい、カオス。」 レーザーバーモンが、カオスを呼ぶ。 カオスは、右手と左手を擦り合わせながら応答する。 カオス「あ?これから急いで敵のいるトコに行かんきゃなんねーのに、何よ?さっさと済ましちまえよ。」 レーザーバーモン「・・・千財沙樹は後にしろ。」 カオス「はぁ!?何でよ。」 レーザーバーモン「さっき僭称に聞いたろ。正体不明の未確認デジモンが出現して、街をボロボロにしてるってよ。」 カオス「それは聞いたケドよ・・・デミカオスモンだかが待ってくれるっつーのかよ?」 レーザーバーモン「どうだかな。だが、そういうコトを伝えるなら、必ず刺客を送り込んでくる筈だろ。だから、その刺客の伝令が来るまでは、あっちで奮戦してて大丈夫ってコトよ。」 カオス「刺客が来るって確定したわけじゃねぇだろ・・・」 この大事な話に、険しい顔をしたレーザーバーモンの思い言葉が終止符を打った。 レーザーバーモン「人間一人と世界、どっちが大事だ?軍人なら優先すべきはわかるだろうが。」 カオス「チッ・・・わーったよ。チャチャゴン達も苦戦してるみてーだしな。」 レーザーバーモン「満場一致な。っつっても、二人しかいねーけどよ。じゃ、ゲート開くぜ。」 ゲートが開き、カオスは中を覗きながらこう言った。 カオス「おう。・・・そういえば、俺等っていつから仲間になったん?」 レーザーバーモン「・・・俺に与えられた役は、お前の力試しと護衛。そして、ソイツ・・・デジヴァイスを渡すこと。俺と戦った時、ただものではないと思ってそれを渡したんだが・・・奴との戦いで、改めてお前の強さがわかったぜ。ソイツは、お前が苦戦しない限りは使わないだろうが、一応持っときな。」 事を理解したカオスは、改めてゲートを見つめ直す。 カオス「・・・そうかよ。じゃ、行きますか。」 ゲート内 カオス「・・・そういえば、アイツ・・・俺が、デミカオスモンだかの分身だかなんだとか言ってたが・・・何かわかるか?」 レーザーバーモン「知ってるぜ。分身っつーより、もう一つの身体な。」 カオス「詳細頼む。」 レーザーバーモン「お前とデミカオスモン・・・元は、一つのデジモンだったんだ。カオスモンっつーデジモンな。カオスモン自体、『一体の』デジモンとして数えていいのかどうかわからんがな・・・そのカオスモンだが、デジタルワールドの中心原理・・・セントラルドグマでは絶対に有り得ない、存在し得ない特異・・・所謂『バグ』だった。デジタルワールドに存在するバグは、非常に寿命が短い。デジタルワールドの管理システムが放つバグを排除するプログラムが走るからな。あくまで、セントラルドグマに沿って推測しただけだけどよ。その現実を拒んだカオスモンは、2体のデジモン・・・その2体がなんつーデジモンかは知らんが、そいつ等を取り込んで更なる力・・・そのプログラムにも対抗できる力を身につけようとしたが、元々が不完全な存在であって、それを超える不完全な存在になろうとしたために、デジタルワールドのホストコンピュータ・イグドラシルが、危険な存在として処理しようとして、進化途中にデジコアを4つに分けたんだ。バラバラな組み合わせだけどな。カオスモンの元のデジモン、バンチョーレオモンとダークドラモンのデジコアを2等分ずつにし、その内の一つずつを結合させ、お前が誕生したんだ。そして、お前の仲間・・・佐々木獣牙には、バンチョーレオモンのもう片方のデジコアと、ダークドラモン除いた不明の2体の内の1体のデジコア1/2を結合、空神一将にはダークドラモンの1/2、不明のデジモンのデジコアの1/2を結合させ、デミカオスモンには不明の2体のデジモンのデジコアを結合させた・・・何故このような組み合わせにしたかはわからんが・・・」 カオス「なげーなげー・・・こんがらがってきたって・・・」 レーザーバーモン「まぁ、こうしたコトで、4つのデジコア全てが、有り得る存在になったんだ。このデジモン達の融合なんて聞いたことがないけどな。」 カオス「・・・っつーコトは、俺は本当はデジモンだってコトか?」 レーザーバーモン「まぁ、まとめるとな。でも、お前は人間の姿をしている。それどころか、心も人間だろ?別にいいだろ。」 カオス「・・・そうな。さて、チャチャゴン、カズ、待ってろや!」 街は、浄土と化していた。佐々木はビルの壁に身体が埋もれ、カズは瓦礫の下敷きとなり、僭称は土の力を操り、何処と共に対策を考えていた。 佐々木「・・・」 佐々木は既に意識が無かった。 ???「人間・・・何故私を創った・・・何故私を進化させなかった!」 僭称「マズイ・・・このままでは・・・」 すると、瓦礫が微かに動き、数秒後、瓦礫の中からカズが復活した。 カズ「遊びは終わりだぜ、アポカリモン!俺を憶えてるか?」 アポカリモンと呼ばれるデジモンが、カズの方を向く。すると・・・ アポカリモン「・・・!貴様は・・・何故そこにいる!?奴と融合してから行方知らずになった筈・・・」 アポカリモンがカズの方を向いたとき、カズは違う姿になっていた。 蒼い装甲に身を包み、右腕には、切っ先が妖しく光る槍を武装している・・・そして、背には、橙色のオーラを纏う白く透き通った翼が着いている・・・ アポカリモン「ダークドラモン・・・!」 ダークドラモンV「おっと・・・今はダークドラモンではない。俺のデジコアは、ダークドラモンとヴァロドゥルモンのデジコアが合わさって一つになった・・・ダークドラモンの力の方が強くて、外見はこうだがな。今の俺の名は・・・『ダークドラモンV』だ!」
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第五話「アグモン進化!ムシャグレイモン!!」 ドラえもんは、ギガルモンの技に封じられてしまう。反撃を試みるが、全く攻撃があたらない。 その間にも、ドラえもんが危機に陥ってしまっている。果たしてどうするのか? ぎゃあああああ・・・ ドラえもんの悲鳴が聞こえる。さっきからずっとやまずに叫んでいるのだ。 男「さぁ、どうする?」男はあざけるように笑った。 真治「くそうっ・・・」 ギガルモン「げへへっ!デスバキューム!!」 孝「うぇ?」 真治「!?」 なんと、キラーボックスの中に孝、愛、光が吸い込まれていった。 たまたま吸引の範囲にいなかった真治とアグモンとコエモンたちがが吸い込まれずにすんだのだ。 真治「やべぇな・・・」 アグモン「どうする?真治?」 コエモン「孝たちが危ない!!」 真治「いや、孝は多分だ大丈夫だ。あいつの生命力は化け物なみだから。それより、愛や光たちが心配だ・・・」 ギガルモン「スライスアタック!」 ギガルモンが大きな鎌のようなものを投げてきた。 真治「こんにゃろ!!」 真治は「電光丸」でなんとかしのぐ。 ギガルモン「やるようだな・・・でも、弾くだけじゃかてねぇぜ!ひゃはは!」 真治「ちっ・・・」 アグモン「ベビーフレイム!!」 炎の玉を連射する。コエモンたちも援護を始めた。 ギガルモン「ひゅ~。さすがに危ないな・・・でも、当たらなきゃいみねぇぜ!」 そのとき、孝の悲鳴が聞こえてきた。 孝「ぎぃやあああぁぁぁぁ!!!」 真治「あいつ一体何見てんだ?」 アグモン「それどころじゃない!さっさと倒さないと、皆が危ない!!」 真治「俺がコイツたおさなきゃ、どうにもなんねぇ!」 その時、持っていた機械が輝いた。 真治「なんだ?」 アグモン「真治!その光を俺に!」 真治「どうして?」 アグモン「いいから早く!よく分からないけど、それがあれば、勝てる気がする!」 真治「よし、わかった!頼むぜ!」 アグモンがその光を浴びた。 アグモン「アグモン進化!!ムシャグレイモン!」 刀を持ち、鎧をまとったグレイモンが光から出てきた。 ムシャグレイモン 鎧をまとったグレイモンの亜種。日本刀「桐龍」(きりゅう)を持ち、戦う。 必殺技は炎をまとった剣を敵に叩きつける「灼熱一閃斬」。 ほかにも、高熱の炎を高速で放つ「ソニックフレイム」を持つ。 ムシャグレイモン「ソニックフレイム!!」 高速の炎をギガルモン避けきれなかった。 ギガルモン「ぎゃああ!」 ムシャグレイモン「いまだ!灼熱一閃斬!」 ギガルモンに炎の刃が迫り、捕らえた
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デジモン小説特電第2回 「デジモン小説の遅れてきた神話『幾千のアポカリプス』」 第2回がやってきた。正直、このコラムの存在を忘れている人も多いだろう。別に忘れていても構わない。筆者も思い出した時に「まぁたまには書くか」とかそんな気分で書いているのだから。 さて『幾千のアポカリプス』である。筆者は気が重い。なぜかって、こんな人気作をコラムで扱うのである。ファンをたくさん抱えているし、褒めようが貶そうが「何お門違いなコト言ってんだ全然分かってねぇよ死ねエロメガネ」くらいは言われそうだ。尤もひと月くらい前に筆者は既にこの人気作の看板を汚してしまっている※1ので、今更気にしなくても良いのかもしれない。 デジモン小説界全体の、いわばマクロな視点から『幾千のアポカリプス』を語る場合、まずは「中村角煮」という作家についてしっかり語らねばなるまい。といっても彼は秘密を色々と抱えているので、ここで話せることは本当に僅かなのだが……。ものすごくざっくりと言ってしまうと、「ミドル・スクールのデジモン小説家を代表する一人」とでも言おうか。 最初のアニメ四作品が終了した2003年春以降、デジモンは最初の暗黒時代※2を迎えた。玩具展開は一気に冷え込み、「デジモンアドベンチャー」をリアルタイムで見ていた世代は大人になり、デジモンから離れていった。アニメ「デジモンセイバーズ」の放送開始などでデジモンが再び盛り上がりを取り戻した2006年までは3年間の空白があった。 こう書くと2003年~2006年はデジモンがただ下火になっただけのように見えるが、筆者はこの3年間こそ、デジモン小説界にとって非常に重要な期間だったのではないかと思う。中学生・高校生になってもまだオリジナルデジモンストーリー掲示板に貼りついていた僅かな好事家たちは、各々の力でデジモン小説を急激に成長させた。このコラムの第1回でも語った『Egg and I』の登場により、デジモン小説家たちの中で「好き勝手に自分だけが想像できるお話」を書いていればいい、という風潮は消えていった。平均年齢の上昇も、読者の目をごまかせなくなってくる一因だった。このような過酷な環境の中、それまでとは違う多くのデジモン小説が生まれた。所謂オールド・スクールの時代が終わり、ミドル・スクールの時代がやってきた。 この時代のデジモン小説の特徴として「王道作品の減少」「ダーク・ヒーローの出現」などが挙げられる。それまで続いていたアニメ作品に精通していた不文律が消え去ったことで、デジモン小説もそれまでの見えない呪縛から解放された。この時代のデジモン小説は、オールド・スクールとは違う意味で実に自由だった。小説家たちはそれまでのデジモンのルールよりも、自分の好きな小説やゲーム・アニメに発想の原点を求めた。また、「秘密組織に所属する影のトラブルバスターが主役となりデジモンと戦う」というタイプの作品※3がかなり増えた。この時期に台頭した内のひとりが中村角煮さんであり、彼は同期の多くのデジモン小説家と同様、オールド・スクールの作品とは一味違う数々の作品を発表していたのだ。 説明が長くなってしまったが、そこで今回の『幾千のアポカリプス』である。連載が開始した2009年といえば、オリジナルデジモンストーリー掲示板が終了し、NEXTが稼働を開始した激動の時期だ。しかしこの作品が持つ雰囲気は、まさしくミドル・スクールの小説たちが持っていたものだった。単なる自画自賛で終わらず、ともすれば馬鹿にされがちな、単なる二次創作である「デジモン小説」というジャンルに真摯に向き合う作品だった。 角煮さんが以前から語っていたこだわりに「デジモン小説であることの必要性」がある。デジモン小説は単にデジモンが出ていればいいという訳ではない。その話が、そのキャラクターが「デジモン以外の何か」で代替できる作品はデジモン小説ではない、というのが彼の持論だ。筆者も全く同感だが、果たしてデジモン小説のうち、全体の何割がそれに該当するだろうか?何より、ミドル・スクールの作品群は、「小説」としてのレベルは高くとも「デジモン小説」としてどうか、という疑問が沸く作品は多々あった。それまでのデジモンのルールを設定面で打ち破ってきたミドル・スクールの作品群こそ「デジモン小説である必要性」を疑問視されがちなのではないか? この問題に、角煮さんは自身の作品で回答した。「オリジナルの設定を作品の世界に加える」という、二次創作としては反則スレスレの方法を採用した。「人間の世界もデジタルワールドの一部」であり、「選ばれし子供」は「デジモンに憑りつかれた哀れな子供たち」である。アニメのファンの怒りを買ってもおかしくない設定※4だ。おまけに作品自体の構造も、時間軸が行ったり来たりするので、初見では混乱すること必至※5。何もかも、アニメしか知らないデジモンファンや、それまで王道作品に慣れ親しんだデジモン小説読者には奇怪なものであった。 しかし、これらの設定は全て、物語のクライマックスのための布石だった。角煮さんは思いもよらない内容で「デジモンの物語としての意義」を最後に用意していた。ネタバレになるのでこの場には書かないが、この回答は本当に素晴らしいものだった。勿論、ミドル・スクールの「純粋な小説としてのレベルの高さ」も、更にブラッシュアップされていた。 『幾千のアポカリプス』が凄いのは、その回答によって、オリジナルデジモンストーリー掲示板が生まれてから10年以上経つ2011年に完結した小説にして、デジモン小説界の『神話』とも呼べる存在になってしまったことだ。なってしまったというより、「自分から成った」という方が適切かもしれない※6が。傑作か駄作かを考えるよりも、まずはその「デジモン小説としての意義」を考える方が、この作品の重要性を考えるには適切なのだと思う。『幾千のアポカリプス』はそういう意味で、今後デジモン小説の歴史を語る上では外せない一作となるはずだ。 ちなみに筆者は、もちろん単独の作品としても『幾千のアポカリプス』は傑作だと思う。ただし、完璧な作品だとは思わない。何故かって、中村角煮さんにはもっと面白い作品を書いて頂きたいし、自分でも『幾千のアポカリプス』を超える作品を書いてみたいからだ。あ、石投げないで。痛いから。 文・Ryuto ※1「純真無垢のエグザミネーション」(No.2838)のこと。ご感想、お待ちしております。 ※2なぜ「最初の」と表現しているかは、お察しください。 ※3この辺りは後年の「デジモンセイバーズ」の設定を先取りしていて、非常に興味深い。 ※4最近は公式の方が古参ファンの怒りを買ってでも果敢な挑戦をしているので、その意味ではNEXTの作家はもっと頑張らなければならないのかもしれない。 ※5本文ではこう書いたが、実際はプロローグに該当する「序」と最終章にあたる「3」の間に「それまで起こったこと」を描く「1」と「2」が存在しているので、実は話は一貫した流れを持っている。 ※6執筆協力しておいて難だが、それこそ本当に最終章は「まさか本当にやるとは」の連続だった。あれをやってのけた中村角煮さんの肝っ玉には頭が下がる。
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第6話「ひきょうなDH体、フローラモン!」 ~あらすじ~旅に出た3匹は、第1の目的地ポケット村にたどりつく。そこで、宿の主、フローラモンと対決することに・・・。 「ふふん、3対1だっていうのに、どうやって戦うんだよ!」 「ふっ、私はDH体!負けるわけがない!」 「そうだぞ!甘く見ると、痛いめにあうぞ!」 「ガオモンの言うとうりだぞ!しかもあいつ・・・。」 「ひきょうなてを使ってきそうですね・・・。」 「とにかく全力で倒す!プチファイアー!」 しかし、ガブモンのプチファイアーは、かるがるとよけられてしまった。 「次はボクだ!ローリングアッパー!」 これもよけられ、ガオモンは、宿のかべに激突した。 「コノヤロー!レオクロー!」 この攻撃だけがあたった。 フローラモンは、ゆかにたおれた。 「よし、今がチャンスだ!リトルホーン!」 「ダブルバックハンド!」 「クリティカルバイト!」 3匹の攻撃が、フローラモンに直撃した。 「よ、よくもやってくれたな!」 「けっ、おまえが弱いからだよ!」 「弱い?この私が?」 「ああ、そうだよ!」 「おい、あまりちょうはつするな!」 「ゆ、ゆるさん!行け!私の部下よ!」 と、フローラモンが言ったとたん、宿の奥から、バドモンの大群がやってきた。 「まったく!どうしてくれるんだよ!」 「しょうがない!戦うんだ!」 「し、しかし・・・。」 「大丈夫!バドモンはDH体じゃない。」 「いくぞ!プチファイアー!」 「ローリングアッパー!」 「レオクロー!」 「この攻撃で、バドモンの半分がたおれた。 「残りはあと半分だ!2人とも、がんばれ!」 数分後・・・ 3匹は、みごとにバドモンを倒した。しかし、また奥から、バドモンたちがやってきた。 「これじゃあきりがない。にげるんだ!」 「はい!」 3匹は、宿をとびだした。しかし、外はもう、バドモンたちにおおいつくされていた。 「どうすればいいんだよ!」 「戦うしかないだろ!」 第6話「ひきょうのDH体、フローラモン!」 完
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The 28nd talk ~舞い降りる~ 僕が後者に入ると其処には見慣れない光景が広がっていた 別に校舎内が整理された訳でもなかった、しかし今は数多もの人とデジモン達が 一つの学校と言う枠組みの地に来ていた 『人とデジモンが共存するか…奇怪なものだな…』 何時の間にか私の口から、その言葉が漏れていた 一方ではこのような光景が広がり…もう一方では敵対する光景が広がる… 奇妙な世の中だと僕は思いながらクラスへ向かう… ~そして…ゆっくりと扉は開く…~ いつもと変わらない風景が教室内には広がっていた… 唯…一つだけポカリと空いた空白の席が目に映るまでは… 『………』 僕は無言のまま席へと向かう…途中声を掛け様とした者が居たようだが 僕はそれを振り切っていた… 僕の冷たい目線が自分の机に向けられる…それは過去を捨て去る覚悟の道標だったのかもしれない… 『…月 銀狼…覚悟なんだぜ!!』 無音の空間に音を齎したのは締め切っていた扉を威勢良く開く音と… 持ち前の瞬発力を生かしながら竹刀を此方へ向け振るう一人の青年の姿だった!! 【パシン!!】そして竹刀は迷う事無く振るわれる…しかし僕自身に傷は無い 『やぁブイモン…お仕事は終わったかい?』 僕の目の前で竹刀を軽々と右手で受け止める青き龍に…僕は問う 『あぁ…しかしⅳ程度を出すとはな…しかしその御陰で直ぐに戻って来れた…』 そう言うと右手を突き出し竹刀を弾く 『ⅳか…悪戯でも仕掛けたのかな…?クスッ…』 微笑する僕とブイモンの会話に着いて行けず唖然とする人々を尻目に… 『一度のミスじゃ…めげないんだぜ!!』 勇敢?(無謀?)にも竹刀を再び振るってくる青年…ブイモンも流石に不意を付かれ防ぎ様が無かった…だが… 『・・・滅殺・・・!!』 単発で青髪の青年が竹刀を振るい、僕に振り下ろされる竹刀を弾き飛ばす!! その動きは見事な者であった…流石はこの学校が誇る剣の名手… 『神谷 真斬(カミヤ シンザン)君…?』 神谷真斬…全国区で彼の名を知らぬて剣道をする者は居ないとまで言われた名手だ 機械の様な冷静さ…その裏に獰猛な獅子を秘めているとも言われる人間… そして…その弟が… 『痛てて…何するんだぜ!!真兄!!』 『・・・仲裁・・・双斬(ソウザン)・・・覚悟は良いか・・・?』 神谷 双斬…すまない…語る言葉が思い浮かばない… 『覚悟する気は無いから逃げるんだぜ!!』 そう言って双斬は廊下の様へ走ってゆく… 【パリン!!】と言う何かが割れた音と悲鳴が聞こえたのは気のせいだろう… 『怪我は無いか・・・?』 冷徹な…機械の様な感情の目が僕に向けられる… 『えぇ…ありがとう…』 『そうか・・・』 短いやり取りだった…しかし僕の身の安全が分かると同時に彼の目から僅かな優しさが浮かぶ… そんな騒がしい中チャイムの音が教室に鳴り響き皆席に座る… そして…ドアの開く音と共に現れたのはクラスメイトが知る良しも無い新担任の姿であった… 『今日から前任に代わって担任と成りました風雅 御姉と申します…以後よろしくお願いします』 そう言って丁寧に彼女はお辞儀をする…そして一つの事が脳裏に浮かんだ 『(大体の者がこれだけで惚れてしまうのだろうな…)』 その予想は見事に的中する、男子の大半…いや… 僕と真斬君以外全員が釘付けに成ったと言っても過言では無い 無論女子の大半も彼女に見惚れる事と成った…それも普通に想定できた 『生徒を把握出来ていない状況ですが…新たに入ってくる生徒を紹介させていただきます…!』 そう言うと戸がゆっくりと開き始める… そしてゆっくりと赤紙の少女は歩み始める…場違いとも思える少女の姿は何処かあどけなさが目立っていた 『今日から短い期間ですが…クラスメートに加えさせて頂く”大空 メシア”と申します。』 何処か大人びていて…そして何処かあどけない…そんな彼女は丁寧に御辞儀をする。 年を重ねる度…人は心豊かに…そして後期にハードルを受け継がなければ成らない… だが彼女にはその必要が無かった…いや…与える前に乗り越える事を捨て去られてしまったと言うべきだろうか? 親に名誉が有りそれがプレッシャーだ。と言う物ほど名誉の意味を理解していない者だ 名誉と言う者は後期を支える柱なのだ、恥じる事は無い。そして名誉と言う物は乗り越えるべきハードルなのだ。 ~しかし彼女へ人々は高すぎるハードルと悲しみを与えすぎた~ 『ぎ~ん~ろ~う~君!』 行き成り真横で声を上げられた為、考え事をしていた僕は少しビックリする。 『ヨロシクね!銀狼君!』 『うん…ヨロシク…!』 そう言うとお互い笑みを交わす、天使と天使が笑みを交わす時程…他者が嫉妬心を抱く時は無い… 昔からそうだ、嫉妬心は人の傲慢さを表す象徴だった。 恐らくこのクラスの何人…いや…十何人とまで行っただろうか?それだけの数が怒りの念を持っただろう… そう…天使とは幸福を齎す者であるが幸福に成る者では無い 本物の天使も…天使型デジモンも…皆同じ、他者の悲しみを代わりに背負うのが天使の役目 ~そして時は流れてゆく…悲しみと怒り…混沌の元に~
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第四章一話「制裁」 力を手に入れ、仲間の元へと向かう啓人とギルモン。 しかし、上の世界ではまだオーガモン、ベルゼブモン、子供たちのカオスデュークモンとの戦いが続いていた・・・ カオスデュークモン「ジュデッカプリズン!」 オーガモン「そんなもんに当たるかよ!行くぜ!オーガモンワープ進化!アシュラオーガモン!!」 アシュラオーガモン 鬼神王形ウィルス種、究極体。オーガモンが究極進化した姿だ! 四本の腕を持ち、刀を四本持っているぞ! 必殺技は四本の腕から一秒で千発の斬撃を打ち込む 「阿修羅鬼神斬」とベルゼブモン(魔王)(もしくはレオモン系(獣王))との連携技「クロスカイザーだ!」 アシュラオーガモン「阿修羅鬼神斬!」 千発の斬撃がカオスデュークモンに襲い掛かる。 ガキィィィィィィィン!金属と金属がぶつかる嫌な音がする。 カオスデュークモン「ふん・・・消せ、グラニ。」 ユゴスが至近距離で放たれる。 ベルゼブモンブラストモード(以下ベルゼブモン)「そうは行くか!デススリンガー!」 ベルゼブモンの攻撃がユゴスを相殺するも、わずかながらアシュラオーガモンに直撃した。 アシュラオーガモン「くそっ!」 樹里「私たちも行かなきゃ!マトリクスエボリューション!アサルトレオモン!」 アサルトレオモン「獣王旋陣剣!」 他のみんなも助太刀に来る。 ヤマト「メタルガルルモン!いけぇぇー!」 メタルガルルモン「グレイクロスフリーザー!」 ユージ「オウリュウモン!」 オウリュウモン「永世竜王刃!」 攻撃がカオスデュークモンに迫る。 だが・・・カオスデュークモン「ジュデッカプリズン!」 すべての攻撃を吹き飛ばした。 タケル「そんな・・・」 カオスデュークモン「死ねええええ!」 再びその閃光が放たれるその閃光が子供も、デジモンも包み込む。 子供たちが死んだ、と確信したカオスデュークモンの目が大きく見開かれた。 カオスデュークモン「き・・・貴様は・・・確かに死んだはず!いや、俺が殺したはずだ!」 ???「悪いけど、これは夢なんかじゃない。」 そこには、デュークモンが立っていた。 カオスデュークモン「ならば、もう一度殺すまで!」 次の瞬間、大地が揺れた。 デュークモン「この凄まじい威圧感と圧迫感は・・・」 ジェンリャ「カオスロード!」 カオスロード「そのとうり。でも人が姿を現す前に名前を言うなんて、いけないね。」その声は、どこか楽しげだった。 そして、カオスロードは姿を見せた。 留姫「なにを・・・」 リョウ「何をしにきた!」 カオスロード「そうカッカしちゃいけない。君たちに面白いものを見せようと思ってね。」 太一「面白いものだと?」 カオスロード「これから君たちに見せるものは現実だ。」 大輔「だったらどうなんだ!」 カオスロード「それを今から見せるんだよ。カオスデュークモン、下がってもいいよ。」 カオスデュークモン「ははっ!」カオスデュークモンは姿を消した。 タカトやデジモンたちは度重なる進化と激しい戦いのせいで体力を使い果たし、すでに退化していた。 カオスロード「さあ、これから見せよう!僕たちからのリアルワールドへの制裁を!」 拓也「制裁!?」 無数の板が子供たちとデジモン(ベルゼブモン、オーガモンを除く)を包み込む。 ミミ「な、なんなのよ、これ!」 その叫びを最後に子供たちはすっぽりと板の作った球体に包まれた。 オーガモン「やい!子供たちに何しやがった!」 カオスロード「安心しろ。子供たちに危害は加えない。」 ・ ・ 子供たちは、ここまでに恐ろしいものを始めてみていた・・・そう、あの板は一枚一枚がスクリーンだったのだ。 リアルワールドに多数のデジモンが襲撃していた。 どれも目には狂ったような光をたたえ、何もかも破壊しつくしていった。 刀を持ったデジモンが人の背中を切り裂く。 刀は、たやすく人の肉を裂き、骨を砕き、血を噴き出させた。悲鳴を上げながらきりつけられた人々は倒れ、ぴくぴくと痙攣した後、動かなくなった。 誰も悲鳴を上げなかった。いや、あまりの残酷さに悲鳴を上げることすらできなかったのだ。 獣デジモンに食いつかっれて死ぬものや、魔獣や聖獣の放つ 光に跡形も無く消し飛ぶものもいた。それが、世界中で起こっていた。自衛隊や、各国の軍が防衛に出たが、どんなに進んで強力な人間の兵器などデジモンの技の前ではまるで玩具だった。その軍人さえも次々に殺されていく。DATSや世界中のテイマーも奮戦していたが、焼け石に水だった。 このままでは全滅してしまうと考えたヒュプノスやDATSは、生き残った人々や動物を集め、世界中のゲートからデジタルワールドへと移動した。 デジモンたちも、人間や動物をを殲滅した後、デジタルワールドへと帰っていった。もちろん、初めて嗅いだ人の血のにおいに興奮して殺し合う者もいた。 そこには、もう人の死体と、お互いを殺しあったデジモンのデータくず、そして破壊された建物の残骸しか残っていなかった。それさえも、まもなく訪れた巨大な津波が押し流し、消してしまった。死んだ大地にはもう、何も残っていなかった。こうして、リアルワールドは、崩壊した・・・ 子供たち&デジモンたち「そんな、馬鹿な・・・」 続く
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※ここでは印象に残った話をランキング形式で発表しようと思います。 (第39話) 遠いところからのアングルでインペリアルドラモンの大きさと地球を 一周するのにかかる時間の短さに驚いた覚えが鮮明に残っている。 2 サヨナラ、賢ちゃん…… (第21話) 一乗寺賢のパートナーデジモンであるワームモンが賢ちゃんをデジ モンカイザーからもとの優しい一乗寺賢に戻す為に敵に突っ込んで いくシーン・・・ 3 ダゴモンの呼び声 (第13話) 八神ヒカリが自分の持つ闇につけ込まれ、異世界に飛ばされてしまう話。 ヒカリが異世界に飛ばされてしまう所をテイルモンが横断歩道を挟んで 目撃したシーンが残っている。 fじゃkljf;ぁjふぁj
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