約 2,858,777 件
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/20600.html
宮本絵美子 東映アニメーションプリキュアワークス 魔法つかいプリキュア! オフィシャルコンプリートブック 発売日:6月26日・3月18日 『魔法使いプリキュア!』のキャラクターデザインを手がけた 宮本絵美子氏の初のイラスト集!! 版権イラストはもちろん、設定資料や本編の原画なども大量に収録! ファン必携の一冊です! ここを編集 2016年2月放送開始。Go! プリンセスプリキュアに続くシリーズ第13作。第14作にキラキラ☆プリキュアアラモードが、劇場版に~奇跡の変身!キュアモフルン!がある。 http //www.toei-anim.co.jp/tv/mahotsukai_precure/ シリーズディレクター 三塚雅人 原作 東堂いづみ シリーズ構成 村山功 キャラクターデザイン 宮本絵美子 美術デザイン 増田竜太郎 色彩設計 佐久間ヨシ子 撮影監督 白鳥友和 CGディレクター 小林真理 編集 麻生芳弘 音響効果 石野貴久 録音 川崎公敬 音楽 高木洋 アニメーション制作 東映アニメーション 脚本 村山功 山下憲一 伊藤睦美 坪田文 鐘弘亜樹 演出 三塚雅人 鈴木裕介 暮田公平 座古明史 政木伸一 芝田浩樹 平山美穂 中島豊 佐々木憲世 三上雅人 小山賢 岩井隆央 土田豊 村上貴之 広嶋秀樹 鎌仲史陽 絵コンテ 越智一裕 中島豊 門由利子 平山美穂 黒田成美 田中孝行 三塚雅人 大塚隆史 作画監督 爲我井克美 松浦仁美 フランシス・カネダ アリス・ナリオ 稲上晃 赤田信人 五十内裕輔 渡辺奈月 上野ケン 河野宏之 伊藤公崇 中谷友紀子 青山充 藤崎真吾 宮本絵美子 ■関連タイトル 魔法つかいプリキュア! Blu-ray vol.1 プリキュア20周年アニバーサリー プリキュアコスチュームクロニクル 増補改訂版 上北ふたご プリキュア20周年記念イラスト集 Futago Kamikita×All Precure 宮本絵美子 東映アニメーションプリキュアワークス わたしたちは、ぜったい負けない! ふたりはプリキュア名言集 魔法つかいプリキュア! 設定資料集 決定版 魔法つかいプリキュア! オフィシャルコンプリートブック 魔法つかいプリキュア! 2017年 01 月号 アニメージュ 特別増刊号 魔法つかいプリキュア! キューティーフィギュア+ 食玩・ガム プリキュア エンディングテーマコレクション 2004~2016 DVD付 プリキュア オープニングテーマコレクション2004~2016 期間生産限定DVD付 映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法! Blu-ray特装版 OP&EDテーマ DVD付き初回限定盤 魔法つかいプリキュア! リンクルステッキDX おしゃべり変身モフルン 魔法つかいプリキュア! バトンタッチリンクルストーンセット プリコーデドール 魔法つかいプリキュア!キュアミラクル1 だいすきプリキュア! まほうつかいプリキュア プリキュアオールスターズ ファンブックはる・なつ 魔法つかいプリキュア! まるわかりだいずかん 魔法つかいプリキュア! へんしんシールえほん rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Switch ゼルダの伝説 Tears of the Kingdom Switch 世界樹の迷宮Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ HD REMASTER Switch ピクミン 4 大友克洋 Animation AKIRA Layouts Key Frames 2 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女 1 ONE PIECE FILM REDデラックス・リミテッド・エディション 4K ULTRA HD Blu-ray Blu-ray 劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 完全生産限定版 Blu-ray 映画『ゆるキャン△』 Blu-ray 【コレクターズ版】 Blu-ray ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! Blu-ray 天地無用!GXP パラダイス始動編 Blu-ray第1巻 特装版 天地無用!魎皇鬼 第伍期 Blu-ray SET 「GS美神」全話いっき見ブルーレイ Blu-ray ソードアート・オンライン -フルダイブ- メーカー特典:「イベントビジュアル使用A3クリアポスター」付 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Blu-ray Memorial BOX 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち Blu-ray BOX 特装限定版 地球へ… Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 神風怪盗ジャンヌ Complete Blu-ray BOX HUNTER×HUNTER ハンター試験編・ゾルディック家編Blu-ray BOX BLEACH Blu-ray Disc BOX 破面篇セレクション1+過去篇 完全生産限定版 MAZINGER THE MOVIE 1973-1976 4Kリマスター版 アニメ・ゲームのロゴデザイン シン・仮面ライダー 音楽集 テレビマガジン特別編集 仮面ライダー 完全版 EPISODE No.1~No.98 MOVIE リスアニ!Vol.50.5 ぼっち・ざ・ろっく!号デラックスエディション ヤマノススメ Next Summit アニメガイド おもいでビヨリ アニメ「魔入りました!入間くん」オフィシャルファンブック 『超時空要塞マクロス』パッケージアート集 CLAMP PREMIUM COLLECTION X 1 トーマの心臓 プレミアムエディション パズル ドラゴンズ 10th Anniversary Art Works はんざわかおり こみっくがーるず画集 ~あばばーさりー!~ あすぱら画集 すいみゃ Art Works trim polka-トリムポルカ- つぐもも裏 超!限界突破イラスト&激!すじ供養漫画集 開田裕治ウルトラマンシリーズ画集 井澤詩織1st写真集 mascotte 鬼頭明里写真集 my pace 内田真礼 1st photobook 「まあやドキ」 進藤あまね1st写真集 翠~Midori~ 声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ 三石琴乃 ことのは 亀田祥倫アートワークス 100% 庵野秀明責任編集 仮面ライダー 資料写真集 1971-1973 金子雄司アニメーション背景美術画集 タローマン・クロニクル ラブライブ!サンシャイン!! Find Our 沼津~Aqoursのいる風景~ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会[復刻版] 梅津泰臣 KISS AND CRY 資料集 安彦良和 マイ・バック・ページズ 『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』編 氷川竜介 日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 Blu-ray THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th Anniversary Celebration Animation ETERNITY MEMORIES Blu-ray おいら宇宙の探鉱夫 ブルーレイ版 Blu-ray 映画 バクテン!! 完全生産限定版 アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~ Blu-ray BOX 初回生産限定版 はたらく細胞 Blu-ray Disc BOX 完全生産限定版 Blu-ray 長靴をはいた猫 3作品収録 Blu-ray わんぱく王子の大蛇退治 Blu-ray 魔道祖師 完結編 完全生産限定版 魔道祖師Q Blu-ray Disc BOX 完全生産限定盤 にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】 Blu-ray 鋼の錬金術師 完結編 プレミアム・エディション Blu-ray付き やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。完 限定版【同梱物】オリジナルアニメ Blu-ray「だから、思春期は終わらずに、青春は続いていく。」
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1720.html
140文字SS:HUGっと!プリキュア【14】 1.はぐっと小咄 なぞ肉は偉大なのです/かおす 「カップヌードルなのですー!」 「謎肉祭りはまだでしょうか」 「ルールーも謎肉ですか」 「シーフードヌードルのエビも捨てがたいのですが、なぜ、エビ祭りはないのでしょう」 「…正体がわかってるからじゃないですか?」 「謎ネギ祭り...」 「ありません!」 2.はぐっと小咄 皆さんお大事にお過ごし下さい/かおす 「えみる、今日はことのほか寒いですね」 「昨日大寒だったのです!」 「それは?」 「一年で一番寒いといわれているコヨミなのです」 「おおさむ..」 「ダイカンです」 「…5分…」 「違います」 「どうやら呼ばれたようだな」 「呼ばれてないから」 「どちらかってーと暑苦しーオヤジっすねー」 3.はぐっと小咄 ついんらぶ/かおす 「カップヌードル」 「はいー? 昨日やったばかりでは?」 「3分間待つ...ボンカレーとどっちが先でしょう」 「3分と言えばウルトラマンなのです」 「ボクシングの1ラウンドもですが」 「私から始めるかルールーが言い出すかでこんなに変わるのですね」 「3分たちました」 「いただくのです!」 4.はぐっと小咄 やっぱどっか残念な人/かおす 「フリッターと聞くとイルカを連想します。なぜでしょう?」 「イルカですかー?」 「それは私から説明しよう」 「トラウム」 「あれは私が少年だった頃、フリッパーというイルカが出てくる海外テレビ番組が…」 「そんなくだらないネタで貴重な字数を..」. 「わんぱくフリッター^^」 「帰って下さい 5.はぐっと小咄 なんでやねん/かおす 「仕方ありません。ルールー、あと2週間頑張るのです!」 「そうでなくても出過ぎです」 「無敵のコンビなのです!」 「ふたりともボケですが」 「えー? そうだったんですかー?」 「なんでやねん」 「…だめですねー」 「はい」 6.はぐっと小咄 とける季節/かおす 「チョコがべたつく季節になったのです」 もぐもぐ 「ルールー,上手ですね」 「銀紙がついていますので」 「…ぎんがみ」 「違うのですか?」 「いえ,そーなのですが これがこう うまく…」 「こーやってはがすといいですよ」 「...これなら大丈夫なのです!」 「ほっぺた…は黙っておきましょう^^」 7.くらいあすしゃ2 おとなも夢を見るのだよ/かおす チャラリートとダイガンとパップルなんだがね ..オマージュか 世代が知れるね ともに永遠の... 逆転いっぱつまんと行きたいところだね …君は昔からそうだったな 8.【競作2022】春のSS祭り2022:やる気かごはん はぐっと一発! やる気のごはん/かおす 「ルールー、お茶碗に山盛りですね( ̄▽ ̄;)」 「やる気のごはんです」 「インチキなのです!」 「こっちのお皿に山盛りのごはんは?」 「ごはんのやる気です」 「じゃあ、このおひつからこぼれんばかりのごはんは」 「やるきにあふれた…」 「もういいのです!」 9.【競作2022】はぐっとごはん/かおす 「なんかお祭り本番になったら疲れてしまったのです」 「えみるもですか」 「どうしても安易になるのです」 「そういわれても………システムエラー」 「ふー。もう5回目でしょうか」 「打ち合わせではここは、前科五犯というはずでは」 「却下なのです!」 10.【競作2022】春のSS祭り2022 はぐっとやゆき/かおす 「えみる なんかみんなでキーワードを連呼すると楽しそうですよ」 「はいー? じゃあ、やる気なのです! さ、はな先輩!」 「え? やる気だよー! ほまれ!」 「やる気ねえ..。はいさあや」 「やる気です。ハリー」 「わ、わいか? やる気やで はぐたん」 「やゆきー」 「きゃわたーん♡」
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/1969.html
「全てを破壊し、全てを繋げ!」 【番組名】 仮面ライダーディケイド 【読み方】 かめんらいだーでぃけいど 【放送開始】 2009年1月25日 【放送終了】 2009年8月30日 【話数】 全31話+劇場作品2作品+客演多数 【東映公式サイト】 http //www.toei.co.jp/tv/decade/ 【前作】 仮面ライダーキバ 【次回作】 仮面ライダーW 【あらすじ】 「世界の[[破壊者]]、ディケイド。9つの(いくつもの)世界を巡り、その瞳は何を見る?」 1人の少女、光夏海はある夢にうなされていた。それは「ディケイド」という謎の仮面ライダーにより、大勢の平成ライダー達が倒される衝撃の内容だった。 そして、彼女の世界に崩壊の危機が訪れたとき、記憶喪失の居候、門矢士の自分を捜す旅が始まる。 平成仮面ライダーの記念すべき第10弾作品。遂に2桁の大台に乗るとともに過去9作の歴代平成ライダーとの夢の共演が話題となった。 最大の特徴は主人公が変身するディケイドが過去9作の平成主役ライダー及び、その派生フォームに変身できるという点で、同時期に稼動が始まったガンバライドとの連動が図られている(ガンバライドの筐体のカードスキャン部分が、ディケイドライバーになっている等)。 当初は平成ライダーとのクロスオーバーだけであるはずだったが、予想以上の反響があったことから、放送後半においてはアマゾンなどの昭和ライダーや当時放送中だったスーパー戦隊とのクロスオーバーまで行われた。 主に商業的な理由で、これまでほぼ同時に開始して終了していたスーパー戦隊シリーズとの放送時期をずらすために、テレビ放送は変則2クールである全31話で終了している。 しかも謎はほぼ解かれず、全ての平成ライダーから排除しなければならない破壊者認定されたディケイドが彼らと激戦を繰り広げる中終了し、直後に完結編である『MOVIE大戦2010』の予告が流れるという特撮では前代未聞の最終回であった。 後に再放送で別バージョンが公開され、現在はセブンイレブン限定で発売されたDVDで見ることもできる。 公式の時系列では、第1話~アマゾンの世界→『オールライダー対大ショッカー』→ライダー大戦の世界→第1話冒頭に戻り、そこからここまで何回かループ→『MOVIE大戦2010』となっており、パラレルではなく全ては繋がっているとされている。 TV本編、オールライダー、MOVIE大戦それぞれで辻褄が合わないことや矛盾があまりにも多く、鳴滝の正体など全く説明されなかった謎が他の平成ライダーと比べてもあまりにも多いため、本当のところがどうなのかは放送終了し2年以上経った現在も一切不明である。 2012年4月に公開される映画「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」では海賊戦隊ゴーカイジャーのゴーカイレッドと共に中心的存在として登場するとされている。 他にも仮面ライダー大戦など士本人が登場する客演も数多い。 特に平成ライダー総決算として作られた仮面ライダージオウには客演にとどまらず、劇中でも重要なキャラクターとして参加しており、海東大樹までもがパワーアップアイテムを引っさげて登場。 物語の重要な役どころとして活躍すると共に、カメンライドでジオウに変身、ラスボスがディケイドのアナザーライダーと、美味しい立ち位置を得ている。 ともすれば主役であるジオウの存在感も食いかねない活躍だったが、ソウゴら魔王陣営も負けずに濃いドラマを展開していった結果、「仮面ライダージオウという物語」の結末を見届けて再び旅に出たと思われる。 ディケイド、門矢士の旅は今もなお続いているのだろう。
https://w.atwiki.jp/precurespec/pages/13.html
メンバー 美々野くるみ(ミルク)/ミルキィローズ CV:仙台エリ 月影ゆり/キュアムーンライト CV:久川綾 剣崎真琴/キュアソード CV:宮本佳那子 氷川いおな/キュアフォーチュン CV:戸松遥 十六夜リコ/キュアマジカル CV:堀江由衣 琴爪ゆかり/キュアマカロン CV:藤田咲 ルールー・アムール/キュアアムール CV:田村ゆかり 香久矢まどか/キュアセレーネ CV:小松未可子 スペック ランクはS(極めて高い)→A(高い)→B(やや高い)→C(普通)→D(やや低い)→E(低い)→F(極端に低い) ?(不明) -(無し) 名前 性格 学年 学力 運動神経 家族構成 部活動・郊外活動など 弱点・短所 将来の夢 くるみ 高飛車 中2 A A なし なし 腹黒 なし ゆり 厳格・切れ者 高2 S S 父(行方不明中)・母※1 ※2 特に無し 植物学者(小説版) 真琴 不器用 中2 ? A なし※3 アイドル歌手 人間界の常識に疎い なし いおな ストイック 学年 A A 姉・祖父※4 空手(家業) 金銭的な所に神経質 なし リコ 強がり 中2 S(座学のみ) C 父・母・姉 魔法学校の生徒 魔法が上手く扱えない(後に克服) 魔法学校教師→魔法学校校長(最終回) ゆかり 気まぐれ・したたか 高2 S S 祖母※4 スイーツショップ務め 特に無し 茶道とスイーツを世間に広める※5 ルールー 理性的 中2 S※6 S※6 父にあたる人物(ドクター・トラウム) アイドルユニット・お仕事体験 食べ物に執着しがち 未来世界の復興 まどか 頑張り屋 中3 S A 父・母 生徒会長・弓道 プレッシャーに弱い 宇宙開発特別捜査局 ※1…父・月影博士は終盤でサバーク博士の正体である事が判明。正気に戻りゆりと再会を果たすもデューンの攻撃で消滅、死亡した。小説版では下の名前が「英明」と明かされた。 ※2…作中では部活に入っているかの描写は見られなかったが、小説版では中等部の頃に陸上部に所属していた事が触れられている。 ※3…両親がいたが真琴の幼少期に事故で他界した事が語られている。 ※4…両親もいるが存在が触れられたのみで作中には一切未登場。 ※5…夢は明確に語られたが、数年後のエピローグでは海外らしき場所に佇んでいる描写があった。オフィシャルコンプリートブックでも他のメンバーと違って唯一「何をやっているのかわからない」とされており、後の彼女がどうなったのかは視聴者側の想像に任されている。 ※6…アンドロイドであるため、厳密には有機生命体の尺度では判定不能とした方が正しい可能性がある。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/oreyomesakusei/pages/87.html
製作者 せんべい カード名 仮面ライダーディケイド 属性 神 星 5 種族 戦士族/仮面ライダー ATK 2000 DEF 2000 効果 このカードは戦闘で破壊した相手モンスターも攻撃・守備力をコピーできる。 このカードが戦闘で破壊したモンスターは墓地に行かず、除外される。 PRポイント コピーの能力は本編のディケイドの平成ライダーになれる効果で 破壊したモンスターが除外される効果は、冬の映画でディケイドが破壊したライダーカードになる効果にしました。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3583.html
――アークルが、警告を伝えている 夜の時間が過ぎても、世界に光が戻ることは無かった。 人々の希望となる太陽の輝きは、雨雲によって遮られている。 暴風雨が町を遅い、微かな暖かみすらも奪っていた。 その中で、人々は恐怖で震えている。 理由は、たった一つ。 クウガに瀕死の重傷を負わせたグロンギが、未だ何処かに存在しているから。 未だに嵐は暴れ回っている。 まるで、全てのものを飲み込もうとしているように。 膨大な雨粒によって、風は凍てついた冷たさを持っていた。 しかし、辺りの空気はそれとは裏腹に、膨大な熱を持っている。 町に作られたあらゆる建造物は、次々と爆音を鳴らしながら崩壊した。 それによって、辺りは一瞬で地獄絵図と変わる。 人々は瞬く間に、炎の犠牲となった。 白い衣服を纏ったグロンギは、無造作に腕を翳す。 そこに感情という物は、何一つとして込められていない。 グロンギにとっては、息をするのと同じ行為。 故に、これを行う理由など考える必要がなかった。 強いて言うなら、決戦までの時間潰し。 グロンギがどれだけリントを葬っても、何も感じない。 あたりの肉塊が黒く焦げた炭となり、異臭を発する。 それは、雨や風で流れる物ではなかった。 鼻が曲がるような匂いが漂う中、グロンギは佇んでいる。 屍の山となった町に残るのは、静寂のみ。 やがてそれを打ち破るかのように、グロンギの宿敵が姿を現した。 リントを守る戦士、クウガ。 ――来たんだね 今度は僕と同じになれるのかな―― グロンギは、期待を抱いていた。 宿敵が、自身と同じ究極の存在になっていると。 一度敗れて再び現れたからには、今度こそ本気で戦える。 ――だったらあそこで待ってるよ―― それらの思いを胸に、グロンギは淡々と告げた。 自分一人の笑顔のために。 リントや同族の笑顔を、そしてクウガの笑顔を犠牲にして。 ――思い出の あの場所でね―― その一言を残すと、グロンギは闇の中へと消えていった―― ――未確認生命体第0号 「――ウガアアァァァァァァッ!」 「ッ!?」 突如、叫び声が鼓膜に響く。 それによって、脳内で流れる光景に意識を集中させるクウガの目が、一気に覚めた。 彼の前では、マイティキックを受けたハンマーバンキが、金槌を振り上げながら迫っている。 そして、巨大な鉄塊が振り上げられた。 反撃の為に立ち上がろうとするが、間に合わない。 「クウガッ!」 ハンマーバンキとクウガの間に、一つの小さい影が入り込む。 それは両腕を交差させて、無慈悲に下ろされる金槌を受け止めた。 クウガの前には、キュアピーチの小さな背中が現れる。 「くっ……!」 「ラブちゃん!?」 攻撃を受け止めたキュアピーチの顔は、苦痛で歪んでいた。 ハンマーバンキの一撃による衝撃が、彼女の身体を通って地面を揺らす。 その際に、両腕の神経から全身に痛みが伝わっていった。 かつて町を破壊し、ゴーオンシルバーに瀕死の重傷を負わせた圧倒的な力が、彼女に襲いかかる。 手応えを感じたハンマーバンキは、拮抗の体制を維持したまま右手を振るった。 巨大な鉄球は容赦なく、キュアピーチの懐に沈み込む。 凄まじい音と共に、衝撃によって彼女の体は呆気なく吹き飛んでいった。 「キャアッ!」 悲鳴と共に宙を漂った後、地面に叩きつけられる。 数回ほど跳ねてしまい、全身の至る所に掠り傷を作った。 敵の攻撃で、キュアピーチは鈍い痛みを感じてしまい、その場で蹲ってしまう。 そんな彼女の様子など気にせず、ハンマーバンキは二発目を叩き込もうと、迫ってきた。 金槌が少女を叩き潰すために、振り下ろされようとした瞬間。 「させるかあぁぁぁぁっ!」 突如、ハンマーバンキの頬に衝撃が走る。 それは微々たる物だったが、攻撃を止めさせるには充分な威力を持っていた。 立ち上がったクウガは、キュアピーチを守るために、勢いよく拳を放つ。 彼の一撃は敵の顔面に命中し、攻撃を中断させた。 キュアピーチに意識を集中させていたハンマーバンキにとって、クウガの攻撃はあまりにも予想外。 体がよろめいた末に、地面に倒れてしまう。 その一方で、クウガは倒れたキュアピーチの元へ駆け寄った。 手を差し伸べて、立ち上がらせる。 「ありがとうございます、クウガ!」 「ラブちゃん、大丈夫!?」 「あたしなら全然、大丈夫ですよ」 明るい笑みを見せながら、キュアピーチは感謝の言葉を告げる。 そのまま彼女は右手の親指を立てて、クウガに向けた。 「だってあたし、プリキュアですから!」 キュアピーチは力強く、サムズアップのポーズを取る。 それはまるで、先程自分を助けてくれたクウガのように。 彼女の行為には、感謝と敬意の思いが込められていた。 モエルンバと風のエルの攻撃から守ってくれた、クウガに感謝の感じて。 そんな彼の勇気と優しさに、敬意を感じて。 その二つを右手に込めながら、キュアピーチは親指を立てたのだ。 自らに突き出されたサムズアップを見て、仮面の下でユウスケは笑顔を浮かべる。 「そっか……じゃあ、心配無用だな!」 「はい、頑張りましょう!」 クウガは先程のように、キュアピーチにサムズアップを向けた。 それを終えると、二人は戦う敵に顔を振り向かせる。 そして、視界の先にいるハンマーバンキとモエルンバを目指して、素早く走り出した。 途中、巨大な金槌と複数の炎が襲いかかるが、彼らはそれを軽々と避ける。 キュアピーチはハンマーバンキの、クウガはモエルンバの懐にそれぞれ潜り込んだ。 「「でやあっ!」」 二人の雄叫びが、重なる。 同時に、彼らは自らの拳を敵の身体に叩き込んだ。 衝撃によって、ハンマーバンキとモエルンバは息を吐き出しながら、大きく後ろに吹き飛んでいく。 数秒後、異形達の巨体は地面に叩きつけられた。 「はあぁぁぁぁぁぁっ!」 ディケイドは地面を蹴って、リュウガに迫る。 叫びと同時にライドブッカーを横に振るい、漆黒の装甲を切り裂いた。 リュウガは呻き声を漏らすと、衝撃によって背後に飛ばされていく。 同じタイミングで、トーマはECディバイダーの弾丸を放ち、ドラグブラッカーに命中させた。 蓄積されたダメージによって、竜の巨躯も勢いよく落下する。 その重量によって、大地が微かに揺れた。 「ガハアッ!?」 スコルプの喉から、悲鳴が発せられる。 シンケンレッドの烈火大斬刀を使った一太刀が、厚みのある皮膚に食い込んだ。 その一方で、銃声が辺りに響く。 ディエンドが利き手で握る拳銃を、風のエルに目がけて引き金を引いた事によって、鳴った音。 空に漂うアンノウンは、仮面ライダー達に意識を向けていたので、反応することが出来なかった。 放たれた弾丸は、次々と風のエルの身体を貫いて、その度に体勢を崩していく。 暴風雨のような衝撃に耐えられず、体力を完全に失ってしまい、叫びながら地面に激突。 やがて、アルハザードの闇が生み出した六体の怪人は、一ヶ所に集まっていた。 それに立ち向かう六人の戦士は、横一列に並ぶ。 彼らの前に、ディエンドが召還した仮面ライダー達も、一人ずつ出てきた。 「こうなったら……!」 ディケイドは、脇腹に戻したライドブッカーの蓋を開き、一枚のカードを取り出す。 その表面に描かれているのは、彼が旅の中で渡った世界で巡り会った、仮面ライダーの姿。 彼が手に取ったカードが意味するのは、必殺の一撃を放つ為の手段。 かつて、仮面ライダーWと共にスーパーショッカーを打ち破るため使った、究極のライダーカード。 いつものようにディケイドは、それをディケイドライバーのバックルに差し込んだ。 『FINAL FORM RIDE』 そして、いつものように電子音声が告げられる。 聞き慣れた声と同時に、ベルトから眩しい光が放たれた。 直後にディケイドは、バックルのサイドハンドルを押し込む。 『ALL RI、RI、RI、RIDERS』 ディケイドライバーの中央には、仮面ライダーを象徴する九つの紋章が浮かび上がった。 刹那、ディエンドの呼び出した戦士達の体から、金色の光輝が発せられる。 六人は、この意味を瞬時に察した。 ディエンドを除く全員は、両腕を真っ直ぐに伸ばし、背中を掴む。 「ちょっとくすぐったいぞ!」 ディケイドは、目の前に立つキバの背筋を、両手で横に広げた。 「ちょっとくすぐったいぞ!」 シンケンレッドは、目の前に立つブレイドの背筋を、両手で横に広げた。 「ちょっとくすぐったいですよ!」 キュアピーチは、目の前に立つ龍騎の背筋を、両手で横に広げた。 「ちょっとくすぐったいぞ!」 クウガは、目の前に立つアギトの背筋を、両手で横に広げた。 「ちょっとくすぐったいぞ!」 トーマは、目の前に立つファイズの背筋を、両手で横に広げた。 「痛みは一瞬だ!」 ディエンドは、目の前に立つ響鬼の背筋に、ディエンドライバーを向けた。 銃の引き金を引くと、黄金の光線が放たれる。 そのまま、響鬼の背中を貫いた。 すると、六人の仮面ライダー達は、次々と体の変形を開始する。 ある者は膨れるように全身が大きくなり、ある者は背中から新たな武装が現れ、ある者は両股を大きく開いた。 瞬く間に進んでいく変化は、すぐに終わりの時が訪れる。 ディケイドの前に立つキバは、キバットバットⅢ世を象ったような、巨大な弓へと姿を変えた。 その名は、キバアロー。 シンケンレッドの前に立つブレイドは、ブレイラウザーと瓜二つの形を持つ、巨大な剣をへと姿を変えた。 その名は、ブレイドブレード。 キュアピーチの前に立つ龍騎は、己が使役するミラーモンスターと酷似した姿の、真紅に輝く巨大な龍へと姿を変えた。 その名は、リュウキドラグレッダー。 クウガの前に立つアギトは、自身の愛器であるマシントルネイダーとよく似た、金色と赤を基調とした超高速マシンへと姿を変えた。 その名は、アギトトルネイダー。 トーマの前に立つファイズは、銀色の煌きを持つ三つの銃口が備わった、巨大なビーム砲へと姿を変えた。 その名は、ファイズブラスター。 ディエンドの前に立つ響鬼は、音撃戦士の頼れる仲間と呼ばれるディスクアニマルの外見をした、赤い鷹へと姿を変えた。 その名は、ヒビキアカネタカ。 ファイナルフォームライド形態と呼ばれる姿へと、仮面ライダー達は変わっていた。 六人は彼らと共に、それぞれの敵に視線を向ける。 互いの視界が交錯する中、リュウガはカードデッキから一枚のカードを取った。 そして、ブラックドラグバイザーに差し込む。 『FINAL VENT』 トーンの低い音声が、辺りに響いた。 それが意味するのはディケイドと同じく、最後の一撃。 リュウガの身体は宙に浮かんでいき、その周囲をドラグブラッカーが旋回する。 数メートルの高さまで到達すると、暗黒龍は漆黒の炎を吐き出した。 その勢いを受けて、黒い火炎を纏った蹴りを、リュウガは放つ。 迫り来るドラゴンライダーキックを前に、ディケイドはキバアローを構えた。 そして、リュウガと同じようにトドメの攻撃を放つ為の、カードをライドブッカーより取り出す。 キバの紋章が描かれたライダーカードを、ディケイドライバーに差し込んだ。 『FINAL ATTACK RIDE』 中央の赤い宝石が、より一層輝く。 ディケイドはサイドハンドルを、軽く叩いた。 それにより、キバの世界を象徴する黄金色のマークが、ベルトに浮かび上がる。 『KI、KI、KI、KIVA』 力が体中に流れていくのを、ディケイドは感じた。 人間とファンガイア。 二つの種族の血を引く、仮面ライダーの力が。 ディケイドはキバアローの弦を、左腕で力を込めて引っ張っていく。 すると、矢の先端から眩いほどの光が、放たれていった。 「キバって…………」 キバアローから、声が聞こえる。 その途端に、弓矢を縛り付ける封印の鎖、カテナが音を立てて吹き飛んでいった。 そして、翼を羽ばたかせるかのように、銀色のプレートは開かれていく。 ――それはまるで、仮面ライダーキバへと変身したワタルのように。 「いくぜぇっ!」 拘束具の下に埋め込まれていた、三つの魔皇石が輝いた。 その一方で、凄まじい勢いでリュウガの蹴りが、空中より迫る。 炎が鎧に突き刺さる一方で、ディケイドは弦を握る手を離した。 すると、キバアローより一本の弓が、リュウガを目掛けて放たれていく。 ――それはまるで、仮面ライダーキバへと変身した紅渡のように。 かつてディケイドが、旅の途中でキバと心を通わせたことによって生み出した技、ディケイドファング。 何者にも止めることの出来ない、闇を切り裂く弓。 それは漆黒の炎を纏う、リュウガとて例外ではなかった。 「ガアアァァァァァァッ!?」 黒い仮面の下から、悲鳴が発せられる。 しかし瞬時に、爆音によってかき消されてしまった。 ディケイドファングの一撃は、リュウガを貫くだけでは止まらない。 その後ろで飛んでいた、ドラグブラッカーにも着弾したのだ。 爆風より現れた矢は、龍の黒い皮膚に沈み込む。 そのまま、一気に体中の筋肉や骨を砕き、突き破るように背中から現れた。 ドラグブラッカーもまた主のように、轟音と共にその巨体が粉砕されていく。 爆風による衝撃を、ディケイドは感じていた。 「……いくぞ」 シンケンレッドは二本の巨大な刀を、その手に取る。 右手には、炎を纏う烈火大斬刀を。 左手には、雷を纏うブレイドブレードを。 どちらも自分の背丈を上回る長さであり、とてつもない重量を誇る。 しかし、彼はそれを難なく携えた。 外道衆との戦いを乗り越え、己を鍛え上げたシンケンレッドには、造作もない。 そのまま対峙するスコルプを目指して、地面を蹴った。 「フン、二刀流になったところで私に勝てると思ったかあっ!」 蠍の異形は、吼える。 勢いよくその拳を、敵に振るった。 対するシンケンレッドは、ブレイドブレードを横に薙ぎ払う。 直後、彼らの一撃は激突し、火花を散らせた。 「グウッ!?」 スコルプの顔が、苦痛で歪む。 体勢が、微かに崩れた。 これは好機。 シンケンレッドはそう判断すると、二発目を放つために、右腕を振るう。 烈火大斬刀の燃え盛る刃は、瞬く間にスコルプの体を切り裂いた。 「ハアッ!」 しかし、それだけでは終わらない。 火炎がスコルプに纏わり付く中、ブレイドブレードによる追撃を加えた。 雷が迸る音と、大気が切り裂かれる音が唸る。 その重厚感溢れる骨格が、大剣によって傷が付いた。 確かな手ごたえが、感じられる。 だが、この程度でやられる敵ではない。 硬直の隙を突いて、連続で攻撃を叩き込む必要がある。 シンケンレッドは更なる一撃を与える為、烈火大斬刀を振り下ろした。 彼の一閃は、スコルプの巨体を縦に切り裂く。 火花が飛び散り、僅かに後退した。 「デェアッ!」 一歩踏み込みながら、シンケンレッドは叫ぶ。 金属特有の輝きを放つブレイドブレードで、左斜め下に一閃。 続けざまに、烈火大斬刀で右斜め下にスコルプの身体に、傷を刻んだ。 あまりの攻撃速度に、敵は反応できない。 そのまま為す術もなく、大きく吹き飛んでいった。 シンケンレッドは、一旦攻撃を止める。 それは、スコルプを見逃すという訳ではない。 最後の一撃を放つ為。 彼は、両腕に力を込めた。 その瞬間、双剣から輝きが放たれる。 右手に握る烈火大斬刀からは、膨大な炎が。 左手に握るブレイドブレードからは、膨大な雷が。 それぞれ、闇を照らす光となるように、輝いた。 「ヌウッ……!」 スコルプは、眩しさのあまりに目を細める。 一方でシンケンレッドは、二本の刀を構えながら、大きく前進した。 ――それはまるで、仮面ライダーブレイドへと変身した剣立カズマのように。 「双刀――――!」 一陣の風となるような勢いで、駆ける。 一歩、また一歩進むごとに、地面が揺れているようだった。 シンケンレッドはスコルプとの空いた距離を、一瞬で詰める。 無論、敵はそれを黙って見るだけではない。 異形の発達した拳を、素早く放つ。 だがシンケンレッドは身体を横へずらし、紙一重の差で回避した。 そして、彼は左腕を高く掲げる。 「――――雷炎の舞ッ!」 雷が迸るブレイドブレードを、一気に振り下ろした。 左斜め下に、新たな傷が作られていく。 続けて、右手に握る烈火大斬刀を叩き込んだ。 その二発の攻撃によって、スコルプの胸部に×字を描くような、深い傷が刻まれる。 そして、シンケンレッドは身体を半回転させた。 ――それはまるで、仮面ライダーブレイドへと変身した剣崎一真のように。 「グアアアァァァァァァァッッ!?」 必殺の連続攻撃を受けたことによって、スコルプは絶叫をあげた。 その瞬間、膨大な雷と炎が傷口より、巨体の中へと進入する。 それらは体内を駆け巡り、スコルプの体組織を次々と焼いていった。 双刀・雷炎の舞。 ブレイドブレードと烈火大斬刀を扱うシンケンレッドが、二刀流で戦うことによって成せる、必殺技。 アンデットの力によって生まれた雷と、モヂカラによって生まれた炎。 これら二つを帯びた大剣は、絶大なる切れ味を誇る。 それは、スコルプの硬質感溢れる骨格だろうと、容易に両断出来た。 シンケンレッドが敵に背中を向けた途端、轟音が聞こえる。 二つの異なる力は、スコルプの中で暴走を続けた結果、巨躯を跡形もなく吹き飛ばしたのだ。 「はあああぁぁぁぁぁっ…………!」 キュアピーチは息を吐きながら、ゆっくりと腰を落とす。 両腕を前に突き出して、円を作るように左側へと振っていった。 そんな彼女の周りを、リュウキドラグレッダーは旋回する。 ――それはまるで、仮面ライダー龍騎へと変身した辰巳シンジのように。 「悪いの悪いの…………」 両足を大きく開いて、力を込める。 リュウキドラグレッダーの動きと合わせるように。 彼女の前に立つモエルンバは、自らの身体を炎そのものへと変えた。 そして、キュアピーチを焼き尽くそうと、飛びかかる。 「飛んでいけえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっ!」 しかし、飲み込まれることはなかった。 キュアピーチは咆吼と共に、渾身の力を込めて跳躍する。 高く、何処までも高く。 それに合わせて、リュウキドラグレッダーも宙を舞い、彼女の周りを旋回し続けた。 ――それはまるで、仮面ライダードラゴンナイトへと変身したキット・テイラーのように。 「チッ!」 モエルンバは舌打ちをしながら、上を向いた。 その僅かな時間で、キュアピーチは既に遙か上空にまで昇っている。 苛立ちを覚えながら、モエルンバも跳び上がった。 対するキュアピーチは、空中で身体を捻り、一回転をする。 そして左足を曲げ、右足をモエルンバに向かって真っ直ぐに伸ばした。 「ドラゴンプリキュアアアアアアァァァァァァッッッッッッ!」 彼女は大きく叫ぶ。 そんなキュアピーチの背後にリュウキドラグレッダーは回り、その口を大きく開いた。 プリキュアと無双龍の身体が、重なる。 リュウキドラグレッダーは口から灼熱の爆炎、ドラグブレスを放った。 その勢いを受けると同時に、キュアピーチの細い足へエネルギーが纏われていく。 彼女の身体は、神速の勢いでモエルンバに向かっていった。 ――それはまるで、仮面ライダー龍騎へと変身した城戸真司のように。 「キイイイイィィィィィィィッッッッッッッッッッックッッッッ!」 「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!」 キュアピーチとリュウキドラグレッダーの叫び声が、重なる。 ドラグブレスは彼女の身体を包みながら、轟音を鳴らした。 急降下によって、冷たい烈風が肌に突き刺さる。 しかし、ドラグブレスの熱によって、冷気は相殺された。 金色のツインテールは大きく揺れ、鼓膜が震えていく。 彼女の跳び蹴りは、ミラーワールドで戦う仮面ライダーの必殺技に、とても酷似していた。 ドラゴンライダーキックとよく似た、灼熱の蹴りと。 キュアピーチとリュウキドラグレッダーが力を合わせたことで、初めて使えるこの技には名前が存在する。 その名は、ドラゴンプリキュアキック。 「ああああああああああっ!」 「チャアアアアアアアアッ!」 キュアピーチとモエルンバの距離は、猛スピードで縮んでいく。 五十メートル、二十メートル、五メートル、一メートル。 互いに神速の勢いで、接近していた。 灼熱と灼熱は辺りの空気を焼き、地面に引火する。 隕石の如く突撃したキュアピーチの足が、遂にモエルンバに到達した。 そのまま高速の勢いで、炎を切り裂いていく。 数秒の時間が経過した後、二人のいた地点が凄まじい轟音と共に、大爆発を起こした。 衝撃によって大気が吹き荒れ、辺りは容赦なく振動する。 そんな中、広がる爆風の中から、一つの影が飛び出してきた。 それは、モエルンバに向かって蹴りを放ったキュアピーチ。 炎から現れた彼女は、地面に着地する。 この結果が示すことは、ただ一つのみ。 爆炎を纏ったキュアピーチの蹴りが、モエルンバの灼熱を貫いた後に、勝利したことだ。 現に、徐々に流されていく爆風の中から、敵が現れる気配はない。 一息ついたキュアピーチの元に、リュウキドラグレッダーが降りてくる。 「ありがとう!」 彼女は力を貸してくれたミラーモンスターに、感謝を告げた。 そんなキュアピーチの言葉に満足したのか、リュウキドラグレッダーは鳴き声で返す。 「はあっ!」 クウガは跳び上がると、アギトトルネイダーの上に着地した。 両足を付けた途端、二つのブースターから青い光が発せられていき、前進を始める。 百kmを超える凄まじい速度で、敵に向かっていった。 標的となったハンマーバンキは、ただ黙っているわけではない。 クウガをマシンから引きずり下ろすため、右腕の鉄球を飛ばした。 しかし、彼が乗るアギトトルネイダーは左に移動し、それを回避する。 そのまま、ハンマーバンキへの突進を続け、一気に激突させた。 この衝撃によって、異形の巨体は大きく吹き飛んでいく。 一方で、アギトトルネイダーは加速しながら、大きくUターンを行った。 「はあぁぁぁぁぁぁっ…………!」 マシンの上に乗るクウガは、大きく腰を落とす。 そして、アマダムから右足に封印エネルギーが流れるように、念じた。 力は踵を通って、アギトトルネイダーにも伝わっていく。 その瞬間、彼の右足とマシンが黄金色の輝きを放った。 同時に、クウガを象徴する巨大なマークが、アギトトルネイダーの先端に浮かび上がる。 ――それはまるで、仮面ライダーアギトへと変身した芦川ショウイチのように。 「グッ……!?」 起き上がったハンマーバンキは、眩い光を受けて、腕で顔を隠した。 封印エネルギーによって生まれる輝きを放ちながら、アギトトルネイダーはその速度を上げていく。 前方より吹きつける風を受けるクウガは、思い返していた。 自分が今、力を貸して貰っている仮面ライダー、アギトの世界の出来事を。 (あねさん…………ショウイチさん…………!) 既にこの世にいない、八代藍に瓜二つな顔をした、八代淘子。 そんな彼女の大切な人である、芦川ショウイチ。 望まないアギトの力を手に入れて、突如として姿を消したショウイチ。 グロンギやアンノウンから人々を守るため、彼を待ちながらG3システムを作り続けた八代刑事。 その顔が脳裏に浮かんだ瞬間、マシンは更に速度を上げていく。 まるで、八代とショウイチの二人が、クウガに力を与えているかのようだった。 アギトトルネイダーに刻まれた紋章が、両足に集束する。 エネルギーが集まるのを感じると、彼はアギトトルネイダーの上から跳び上がった。 そのまま勢いよく、ハンマーバンキに跳び蹴りを放つ。 ――それはまるで、仮面ライダーアギトへと変身した津上翔一のように。 「だあぁぁぁぁぁぁっ!」 重力に引き寄せられたクウガの蹴りは、ハンマーバンキの胸部に叩き込まれる。 三十トンを超える衝撃によって、背中から地面に倒れた。 しかし、それだけでは終わらない。 キックを受けたハンマーバンキの身体は、引きずられるように地面を転がっていく。 摩擦が生じることによって、大量の火花が飛び散った。 たった今、ハンマーバンキが受けた一撃には、クウガだけでなくアギトの力も混ざっている。 マイティライダーキック。 クウガの封印エネルギーと、アギトのオルタフォースが複合した、奇跡の技。 それら二つが混ざったエネルギーが、ハンマーバンキの中で暴れ続ける。 「ガ……アッ………!」 苦痛の呻き声を漏らしながらも、よろよろと起きあがった。 しかし、今更もう遅い。 その瞬間、クウガが蹴りを打ち付けた胸に、紋章が浮かび上がった。 同じように、ハンマーバンキの頭上へ、光り輝く輪が出現する。 それに伴って、鋼鉄で出来た皮膚に亀裂が走り、中から電流が漏れ出した。 やがてハンマーバンキの巨体は、爆音と共に粉砕される。 まるで、断末魔の叫びのようだった。 『『EC DIVIDER EXCEED CHARGE』』 轟音をかき消すように、電子音声が響く。 それはトーマが手にする、二つの武器から同時に放たれていた。 彼はファイナルフォームライドを行った後、ECディバイダーをファイズブラスターの上に乗せる。 その瞬間、銃剣と大砲は一つの武器として新たに生まれ変わった。 ECファイズブラスターと呼ばれる、巨大なビーム砲へと。 両手で抱えながら、トーマはその砲口を怪人の群れに向けた。 彼は自らの中に宿る魔力を、大砲に注ぎこむ。 すると、ECファイズブラスターから、真紅の閃光が放たれ始めた。 ――それはまるで、仮面ライダーファイズへと変身した尾上タクミのように。 「いくぞっ…………!」 力を込めるトーマの体から、オーラが放たれた。 それに伴うかのように、彼の体を包む戦闘防護服が、形を変えていく。 黒い刺青は広がり、腰からはマントのように棚引く布が生成され、身体を守る装甲は形を変え、刃物の付いた盾が左手に装着された。 漆黒の装甲は禍々しい形状になると、トーマは自身の中から力が溢れるのを感じる。 これはディバイダーの特性によるもの。 その力を得た者は本来、武器に潜む猛毒によって凄まじい破壊と殺戮の衝動に襲われ、殺戮マシーンとなる運命を背負わされるはずだった。 しかし、それは以前の話。 旅の途中で士と出会ったことで、トーマはその呪縛から解放される。 それ以降、彼にとってディバイダーは世界を殺す毒ではなく、頼れる力と変わったのだ。 今から放とうとする技は、その証。 「ディバイド――――」 トーマは言葉を紡ぐ。 彼が抱えるECファイズブラスターから発せられる紅い光は、更に強くなった。 それを真っ向から受けた怪人達は、眩しさのあまりに視界が遮られ、足を止めてしまう。 「――――フォトンッ!」 巨砲のトリガーを引いた。 直後、ECファイズブラスターの中で融合された二つのエネルギーが、解放される。 ディバイドフォトンと名付けられた、必殺の光線が。 砲口からは放射されたそれは、闇より現れた怪人の群れへ向かっていく。 高速の勢いで一直線に進むレーザーは、異形を次々と飲み込んだ。 ――それはまるで、仮面ライダーファイズへと変身した乾巧のように。 「GA……………ッ!」 怪人達の悲鳴は、エネルギーの塊によって飲み込まれていく。 ECディバイダーによって強化された、フォトンブラッドが形成する光線は、一匹残らずその巨体を崩壊させた。 やがて、その地点では爆発が起こり、空気を振るわせるほどの轟音が響く。 光線によって破壊された跡には、焼け焦げた大地しか残っていなかった。 「KAAAAAAAAAAッ!」 ヒビキアカネタカは羽を大きく広げながら、甲高い声で鳴く。 羽ばたき始めた鷹の足に、ディエンドは左手で捕まった。 そして、闇が広がる大空へ飛翔する。 彼の行き先は、風のエルだった。 空に飛ぶアンノウンにディエンドライバーの銃口を向けて、そのトリガーをディエンドは引く。 放たれる弾丸は、闇より生まれた天使の身体を次々と貫いていった。 「ガッ!?」 喉から醜い悲鳴が、漏れる。 全身に伝わる痛みに耐えながら、風のエルは憐憫のカマサを構えて、弓を放った。 しかしヒビキアカネタカは羽ばたきながら、左右に避ける。 それによって、矢はディエンドの身体を掠ることもしなかった。 狼狽する風のエルに、反撃の弾丸が次々と降り注ぐ。 限界は、すぐに訪れた。 弾丸に身体が貫かれたことにより、風のエルは落下する。 そのまま、受け身も取れずに地面に叩きつけられた。 哀れな目線で風のエルを見下ろしながら、ディエンドは左手を離す。 彼の身体はヒビキアカネタカから離れた後、地面に着地した。 そして、腰のカードホルダーより一枚のカードを手に取る。 響鬼の世界を象徴するマークが書かれた、ライダーカードを。 『FINAL ATTACK RIDE』 音程の高い声が、銃より発せられる。 ディエンドライバーの側面に、カードを差し込んだことで起こった現象だった。 その瞬間、ヒビキアカネタカの身体が丸くなりながら縮小する。 やがて、落下した風のエルの腹部に張り付いた。 ヒビキオンゲキコの形態となって。 ――それはまるで、仮面ライダー響鬼へと変身した、ヒビキのように。 『HI、HI、HI、HIBIKI』 機械が放つ音によって、鼓膜が刺激される。 ディエンドは、青い二本の棒を腰から両手で取った。 かつて旅の途中、響鬼の世界でバケガニを倒す時に使った武器、音撃棒。 それを再び、この戦いで使おうとしていた。 風のエルは身体に張り付けられたヒビキオンゲキコを、何とか外そうとする。 しかしいくら力を込めても、びくともしない。 一方で、ディエンドは音撃棒を手の中で回しながら、腕を高く掲げる。 そのまま勢いよく、ヒビキオンゲキコを目がけて振り下ろした。 ――ドン。 「ウグゥッ!」 音撃棒が、叩きつけられる。 清めの音が力強く響き、風のエルの身体に衝撃が走った。 本来その力は、 響鬼の世界に存在する魔化魍を打ち破るために、用いられる。 しかし、アンノウンにもある程度効果があった。 ――ドン、ドン、ドドン。 手応えを感じたディエンドは、音撃棒を振るい続ける。 一度叩き込む度に、ヒビキオンゲキコから清めの音が次々と発せられた。 風のエルは震えるだけで、何も出来ない。 青い波動が、辺りに広がる。 それは響鬼の世界でディエンドが、鬼を目指す少年、アスムと出会ったことをきっかけとして手に入れた力。 ――ドン、ドン、ドドン、ドドン、ドドン。 あの時のことを思い出しながら、ただ一心に音撃棒を振った。 音撃道の意味。鬼を目指した少年くんのことを。 ――それはまるで、仮面ライダー響鬼へと変身した、日高仁志のように。 「はあっ!」 ――ドン。 「ギャアッ!」 やがて力強い掛け声と共に、最後の一撃を叩き込んだ。 それに答えるかのように、ヒビキオンゲキコもまた清めの音を鳴らす。 まるで持ち主に合わせるかのように、とても力強い音だった。 ディエンドウェイブの名を持つ必殺の奥義を受けて、風のエルは大きな悲鳴をあげる。 清めの音に、その身体が耐えられなかったのだ。 ディエンドの攻撃によって風のエルの四肢に、亀裂が生じる。 瞬時に、アンノウンは跡形もなく消滅していった。 「ふう…………」 誰かの溜息が漏れる。 それを合図とするように、ファイナルフォームライドをされた仮面ライダー達は、途端に消滅した。 戦場と化したアルハザードに、ようやく静寂が戻る。 あれだけいた異形の姿は、一匹たりとも残っていない。 しかし、誰一人として気を緩めていなかった。 ここは敵地。 いつ、何が起ころうともおかしくなかった。 六人は、不意に顔を向ける。 このアルハザードを覆っている、果てしない暗闇に。 ――――アンノウンハンドと名付けられた、絶対なる闇を。 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/28924.html
登録日:2014/06/21 Sat 22 34 07 更新日:2024/09/17 Tue 19 55 51NEW! 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 ヒーロー プリキュア プリキュアシリーズ プリキュアシリーズの○○項目 伝説の戦士 変身ヒロイン 魔法少女 アニメ『プリキュアシリーズ』に登場する伝説の戦士の総称。 全ての作品において主人公とその仲間はプリキュアに変身し悪の組織と戦う。 ◆概要 続編でもない限り作品ごとに設定は異なるが、多くは妖精たちの故郷を救う伝説上の戦士とされている。 殆どは普通の人間の少女が何らかの手段で変身するのだが、変身後はその伝説に恥じぬ驚異的な身体能力を手にする。 とりあえずジャンプしてみたら建物の高さを飛び越えてびっくりするのは初変身時のお約束。 『Yes!プリキュア5』のスタッフ向け資料では、プリキュアの身体能力は以下のように設定されている。 トラック1台分くらいのパワーのゾウが押しても平気 学校の校舎の屋上くらいまで飛べるジャンプ力 自分の胸の高さくらいまである岩(*1)を砕くことができる 美少女戦士セーラームーン以降の「戦う変身ヒロイン」の直系であるが、初代のキャッチコピー「女の子だって暴れたい」をこれ以上なく表したドラゴンボールのような格闘戦を行うが特徴。 流石に女児向けアニメという事情もあってか肉体言語一辺倒というわけではなく、浄化技(必殺技)では光線等を放つ方が多い。 作品次第では普段から光線打ちまくることも。 とはいえ精神面は変身前と大差なく、その辺が足枷になるパターンも多い。 強化用の武器は楽器、弓矢、腕時計など実に様々だが一部の例外を除き本物の武器を連想しにくいデザインやモチーフにされているのが特徴。 攻撃の描写についてはこちらも参照。 変身後は髪型と服装が大幅に変わる。 髪型は概ね変身前の面影を残しながらボリュームアップ&明るい色になり、衣装は作品ごとにだいたいデザインが統一された専用のものになる。 同じ作品に出るプリキュア同士は全員衣装に多かれ少なかれ固有の特徴を持ち、完全な色違いは存在しない。 顔や声は殆ど変わらないにも関わらず一般人から正体を見破られないのはご愛嬌。 途中から仲間になる・劇場版にしか出ない・異なる時代や国のプリキュアの中には、同作品のキャラクターとやや分かりにくい者も。 変身はアイテムを使う又は妖精の協力を得ることで可能。 認証システムの有無は作品によって異なり、中には先輩プリキュアから後輩プリキュアへ同一アイテムが継承された例もある。 その際、衣装デザインが同じになることはない(継承が確認された作品はいずれも継承されたアイテム以外に必要な物があるが)。 いずれにせよ自力だけで行うことはできないため、基本的にこれらを失った時点でプリキュアに変身する資格を剥奪されたことになる。 『プリキュアオールスターズNS2』において、いろいろな妖精が通う妖精学校の存在が判明した。 『NS3』のパンフレットでは「歴代のプリキュアのパートナーの中にも、この学園を卒業した妖精がいるんだ」と記述されており、 パートナー妖精全員が妖精学校出身という訳ではない模様。 プリキュアの正体を(関係者以外の)他人に知られてはいけないというルールは共通しているが、一部例外もある。 『ふたりはプリキュア』(『MaxHeart』)、『Splash Star』、『5』(『GoGo!』)、『ハートキャッチ』、『スイート』、『スマイル!』では、他人に自らがプリキュアである事(同時に妖精の存在も)は最後まで知られないまま(*2)で番組が終了している。 一方『フレッシュ』『ドキドキ』『プリンセス』では終盤で自ら公表し、更に『ハピネスチャージ』では変身を友人に見られてしまった、などがある。 今のところ正体を知られたことによるペナルティのある作品は少ないが「無関係な人を巻き込むから」辺りが理由の様子。ちなみに『HUGっと』では単に「その方がロマンがある」というあんまりな理由だった。 数少ないペナルティのある作品は『魔法つかい』と『スター☆トゥインクル』だが、どちらも正体がバレることが別の規則違反に抵触するがゆえのペナルティとなっている。 初期の作品(『ふたりは』と『5』)では最後に変身能力を失っていたが、現在ではオールスターズ映画などの都合もあってか前述の主人公たちは引き続きプリキュアとしての行動を続けている。 モブ登場しているサブキャラクターたち(プリキュアの家族、学校の友人と教師、TVのゲストキャラクター、その他の一般人)がプリキュアの正体と妖精の存在を知っているかは本編のそれに依存しており、最後まで知られなかった場合はそのまま知られないままとなっている。 物語を盛り上げるために、中盤で追加戦士(新戦士)が登場するのも特徴のひとつとなっている(時期や存在の有無については例外あり)。 ほぼ共通して、仲間になるまでの過程はドラマ性が強く、長期に渡り描かれている。 歴代の追加戦士で最も多いカラーは、古来より高貴の色・神秘の色であり、原色系にはない大人っぽさもある「紫」である。 実際、大人っぽいキャラクターが多いため女の子にとっては憧れの存在となり、人気が出やすい。 販促の都合でアイテムやシステムがこれまでと異なっている場合も多く、印象に残りやすい。 制作側としては、「みんなと一緒のアイテムで同じコールを揃って言わせたい」という思いも少なからずあるという。 (キュアフォーチュン仲間入り記念に、成田良美氏がプリキュアの追加戦士を紹介した、アニメージュのコーナー「ミステリアス・パープル」より) 変身後にはそれぞれ独自の名前(キュア~)が付けられる。 この法則が当てはまるのは、初期作では地球人であってもなくても人間の少女が変身したものに限られていた。 そのため光の園のクイーンの「命」であるシャイニールミナスとほぼ自在に人間←→妖精になれるミルキィローズは当てはまらない。 ……のだがキュアビート、キュアフェリーチェのように妖精から人間に転生したプリキュアや終盤で人外であることが判明したキュアエース、しまいにはキュアパルフェのようにミルキィローズと変わらず妖精と人間体を行き来できる者や果てはルールー・アムール/キュアアムールのようなアンドロイドも出てきたため最早種族の垣根を超えた存在となっている。 今のところネーミングは「無意識のうちに口走って決定する」「意識があり自発的に考える」のうちどちらか。 先述の通り、周囲の人々に正体を知られてはいけない事情もあり、変身したプリキュア同士は基本的にたとえ年上だろうが頭の「キュア」を除いた名前で呼び捨てるようになるが、言葉遣いなどは変身前と変わらない。 ただし『ドキドキ!プリキュア』では新規の脚本家が入った関係で「キュア」もくっつけていることが多い。 最近の作品では大事なシーンではプリキュアに変身していてもあえて変身前の名前で呼ぶこともある。 変身完了時や作品によっては技の発動時に作品ごとにある程度決まった口上を(ほぼ強制的に)名乗る。 本人たち的には気恥ずかしい場合もあるようで、キュアブラックが「また何か言うのか」とうろたえる場面も。 ◆各作品ごとの特徴 キャラクター名などはこちら。 番外的な戦士はこちら。 余談だが身長156cm程度設定の花咲つぼみがオールスターズでやや低めに見える辺り、女子中学生としては割と高身長揃い。(*3) ・ふたりは〜Max Heart 記念すべき初代プリキュア。 ドツクゾーンからプリズムストーンを奪還するために戦う光の使者。 プリキュアに選ばれた二人が一緒でないと必殺技はおろか変身もできない。 世界の平和は彼女らのスケジュール管理に委ねられたのだ……。 メップルとミップルが変身してできるカードコミューンもしくはハートフルコミューンで変身する。 衣装は後のシリーズと比べ幾分カッコイイ雰囲気。 しかしハートやフリルといった女の子的要素も忘れていない。 戦闘スタイルはシリーズ随一のステゴロ派。なので技は少なめ。 追加メンバーはバリア専任と尖った面子。 その分身体能力は化け物レベルで、オールスターズ映画では10000トンの船を押し返している(*4)。 ・Splash Star 変身システムは前作と同じく二人一緒でないと変身できないパターン。 幼少期に「大空の木」に舞い降りた妖精の光を見たことが資格となっている。 前作との差別化なのか、それともクレームがやはりあったのか、前半は殴り合いが少なめ。 そのうえで見栄えのよい演出を目指して、いわゆるキラキラした魔法的要素が取り入れられた。 後半は前作までの男くさい迫力バトルを踏襲したうえで、キラキラkawaiiガールズな雰囲気も失われないような独自の演出を構築。 これ以降のプリキュアシリーズの戦闘演出のフォーマットを作り出した。 スペシャルフォームでなくても単独飛行可能。バリアも標準装備。 アクダイカーンらから奪われた泉の郷の七つの泉を奪還するために戦う。 精霊の力を使って様々な特殊能力を使える。 フラッピとチョッピが変身してできるミックス・コミューンとプリキュアダイヤで変身する。 衣装は前作のイメージを踏襲しつつ少し派手な雰囲気。二人とも髪を高い位置で結い上げているのが特徴。 ・Yes!〜GoGo! ドリームコレットを使ってナイトメアを倒すために必要なピンキーを集めつつ、ナイトメアと戦う。 タイトルから「ふたりは」を撤廃。これ以降はプリキュアの人数は2人に縛られなくなる。 本作では初期は5人チームで最終的には6人となる。 レギュラーキャラだけで見れば、後述のアラモードと並ぶシリーズ最多の6名在籍である。 人数が増えたこともあってか、シリーズで初めて個別変身が可能になった。 腕時計の形をしたピンキーキャッチュもしくは携帯電話の形をしたキュアモで変身する。 変身アイテム本体のみで変身できる極めて貴重な存在。 衣装は胸元に蝶型のブローチを着けているのが共通。GoGo!では髪飾り(ミルキィローズは胸元)に薔薇があしらわれている。 ・フレッシュ スウィーツ王国に伝わる伝説の戦士。 この辺から髪型・髪色の変化が激しくなる。 本編中では管理国家ラビリンスの目論みに対抗すべく生み出された。 携帯電話が変化してできたリンクルンにそれぞれ対応したピックルンを挿して変身する。 衣装はX型の模様(刺繍?)と胸元のクローバーが共通。 パッション以外はスカートの下がモコモコのパニエになっている。 プリキュアという存在が作中の一般社会でどう認知されているかが極めて明確に描かれたシリーズである。 警察も顔パス。 「プリキュアです!」「ご苦労様です!」 追加戦士はシリーズ初の元・敵幹部。 ちなみに、今作の変身アイテムは追加戦士のものも含め全て同一であり、シリーズ初。 これは後のスイート、プリンセス、Hugっと、ひろがるスカイも同様である。 ・ハートキャッチ シリーズ初の完全に地球上で生まれるプリキュア。(妖精界のような異世界が登場しない) 世界の砂漠化を目論む砂漠の使徒からこころの花、こころの大樹を守るため歴史の裏で戦い続けた。 妖精が生み出すプリキュアの種とココロ(シャイニー)パフューム又はココロポットで変身する。 浄化技以外にも要所要所でバンク付きの小技を放つ。 衣装はどこか一箇所以上に花飾りを付けているのとチョーカーが共通。ムーンライト以外はスカートの形も同じ。 今シリーズ内でのプリキュアの歴史は400年もある。先代プリキュアや初代プリキュアなども登場。 現役プリキュア最年長の高校生も在籍。 名前も各自が決め、戦闘補助的なインストールもほぼ見られず、かなり自由度は高い。 ただし、某一名が武器を粗末に扱った結果妖精にストライキを起こされており、貸与性の模様。 ・スイート 心にハート型のト音記号を持つ者が変身できる戦士。 メイジャーランドの伝説の楽譜を不幸のメロディにしようと目論むマイナーランドに対抗し戦いつつ、 人間世界(地球)にばらまかれた音符を回収している(ちなみにばらまいたのは味方側)。 キュアモジューレにパートナーのフェアリートーンを装着して変身する。 久々に個別変身不可能なプリキュアで、仲間と一緒でもハーモニーパワー(友情力)が低いと力が発揮出来ず最悪変身解除してしまう。 逆にハーモニーが高まると強くなるらしい。 最初は2人で戦っていたが、その後追加戦士が2人加入。一人はマイナーランドから寝返った者、もう一人はメイジャーランドの王女でシリーズ初の小学生プリキュア。 追加戦士二名は単独で変身しているが、メイジャーランド出身なのでその辺融通が利く。ということにしておこう。 でも個別変身できないというよりしたくないってだけzy…… 衣装は胸元のリボンの形とスカートの多段フリルが共通。 シリーズ全体と比較してヒラヒラした雰囲気が強い。というかフリル地獄。 二次創作のみならずスタッフもグロッキー。 ・スマイル 本棚の中にあるメルヘンランドに伝わる五人の伝説の戦士。 本編中ではメルヘンランドの力の源キュアデコルをバッドエンド王国から奪還するため戦う。 基本的に誰かを守りたいという強い思いが覚醒の鍵。 プリキュアの絵本とリンクしているようだ。 それぞれが属性の力を宿しており、また1年間で追加戦士が味方側のみならず敵方にも出なかった珍しい作品。 バッドエンド空間の影響を受けなかったFUJIWARAにも資格があるかと思われたが気のせいだった。 覚醒時に突如召喚されるスマイルパクトで変身する。 衣装は上着とスカートのデザインが共通。あちこち羽をモチーフにしているが、 これはキャラデザ担当の川村敏江氏曰くマーチングバンドを意識したもの。 ・ドキドキ 本作のプリキュアたちはトランプ王国の守護騎士的な存在。つまりれっきとした職業扱い。 本編中では主にジコチューと呼ばれる怪物にされた一般人を救うために戦った。 そして後に古代の地球にもプリキュアが存在していたことがわかる。 プリキュアのルーツは地球にあり、それが異世界に渡ったようだ。 初期メンバーは妖精が変身するラブリーコミューンにキュアラビーズをはめて変身する。追加戦士は妖精枠のアイちゃんが生み出すラブアイズパレットをタッチする仕様。 衣装は個別の違いが多いものの、スカートのギザギザと胸元のハートが共通。 ちなみに変身バンクがバッチリカメラ等に映るガバガバ仕様。その気になれば誰でも正体が分かってしまうし、実際にマナは防犯カメラから引っこ抜かれた変身シーンを晒されてしまった。 「無関係者を巻き込むから」正体を明かすなと妖精がハッキリ明言しているが、最終決戦では自分から正体を名乗った。 エピローグでは総理大臣から「落下する人工衛星を止めてくれ」という依頼が直々に入ったりと、世界的に有名な存在になった模様。 「キュア~」と付く中では実質最低年齢の1歳(外見上は小4)プリキュアが登場。 ・ハピネスチャージ 地球が出自のプリキュア第二弾。 なんと世界中にプリキュアチームが存在し、それぞれの担当地域を守っているというグローバルな設定。 敵組織である幻影帝国も世界中を侵略しているため、世界中の誰でも知っている「人類種を脅かす脅威」であり、スケールが大きい。 今回のプリキュアたちはブルーが生み出した愛の結晶が反応した者が変身の資格を持つ。ぶっちゃけ抽選。 ハーフを含む日本人と異世界人以外に外国人プリキュアが本編で初めて、しかも複数人登場した。 1話時点で世界的にプリキュアの存在が認知されていることから、テレビでプリキュア特集番組が放送されていたりする特異な世界観である。 愛の結晶が変化したプリチェンミラー又は大いなる願いから生み出されたフォーチュンピアノ、そしてプリカードで変身する。 通常の衣装はどの国でも紺のベストと腰背部のウイングリボンが共通。 このウイングを展開することで単独での飛行が可能。 プリカードは幻影帝国の怪物「サイアーク」を浄化することで入手できる。 たくさんの種類があり、それぞれ異なる効果を発揮する。 各自のフィーリングと能力次第で自由に技を編み出す事が可能で、フォームチェンジ技も含めると技の数はシリーズ最多。 ・プリンセス ホープキングダムに伝わる伝説の戦士。 ディスダークからホープキングダム、ひいては世界を救うため闘う。 かつて主人公たちとは別のプリキュアも存在し、ホープキングダムを生み出したとされている。 プリキュアの設定的にはスタンダードだが、舞台がなんと全寮制のハイソなエリート学園であり、 従来作とはまったく異なるエレガントな雰囲気の作品となっている。 プリンセスパフュームにドレスアップキーをセットすることで変身。 その状態でパフュームのギミックを切り替えることでモードエレガント(必殺技モード)になる二段変身仕様。 衣装はそれぞれ花、海、星そして炎をモチーフにした裾の長い上着+ミニスカート。 モードエレガントはぶわっと広がったロングスカート(ウェディングドレスみたいなアレ)になる。 全体的に戦いを連想しにくい、その名の通り典型的なお姫様然とした雰囲気を纏っているが、実のところ思い切り敵をぶん殴ったら重い打撃音や衝撃波とともに花びら/水しぶき/星のきらめき/炎のエフェクトが派手に発生するという、これまでの泥臭さに華やかさがプラスされた二面性が特徴。 追加戦士はディスダークに洗脳されていたホープキングダムの姫君であり、敵からの寝返りはこれで3人目となる。 ・魔法つかい 魔法界に伝わる伝説の魔法使い。戦士では無いというのがミソ。 前半では闇の魔法つかい・ドクロクシーが世界を闇に包むために探し出しているリンクルストーン・エメラルドを先に見つけるため、 後半では世界に破壊をもたらそうとする終わりなき混沌・デウスマストから世界を守るため闘うことになる。 とはいえ、一応魔法は使うが、やってることはこれまでのプリキュアと変わらず肉弾戦がメインとなる。魔法(物理) スイートの初期二人以来となる二人揃っての変身となるが、今回はみらいの持っていたクマのぬいぐるみ、 モフルンが妖精兼変身アイテムとして作用し、モフルンのリボンにリンクルストーンをはめ込み、 二人と1匹が手を繋いで呪文を唱えることで変身する。 また、リンクルストーンに応じて様々なフォームに変身することが可能で、 基本の万能型、パワー型、空戦スピード型、ファンネル使用のテクニカル型とバリエーションが設定されている。 追加戦士は初期2人によって育てられた妖精の少女が2人と同じくらいの背丈に成長し、 プリキュアへと変身できるようになったが、2人と異なりフォームチェンジは用意されていない。 また、単独映画限定で、前述のモフルンが一時的にプリキュアに変身するという初の展開も盛り込まれている。 ・アラモード 地球が出自のプリキュア第三弾。 そして再び戦士ではないプリキュアとして伝説のパティシエであるという大胆設定。 そしてこの作品を最も特徴付けているのが肉弾戦を封印し、 キラキラルから生成されるクリームエネルギーと呼ばれる力を使って敵を攻撃すること。 スイーツや食べ物を扱うという性格上、それを粗末にできないから故に生み出された設定と言える。 また、個々人の性格を動物に結びつけ、変身後はその動物由来の固有能力を使うこともできる。 ということでコスチュームも動物+スイーツがモチーフに。 変身アイテムはスイーツパクト。 当初は5人の個性豊かな面々、そのうち2人は久々の高校生という構成で、 彼女達がパティシエとしてスイーツ作りに励みつつ敵と戦う状況だったが、 その後元々妖精だったがパリに渡って人気パティシエとなった少女が加わり5シリーズと並ぶレギュラー6人体制に。 この他100年前に活躍していたプリキュアが登場したり、最終盤ではマスコット妖精がプリキュアに覚醒する展開も。 最終盤の展開で考えれば最終的に7人の大所帯となった。 ・HUGっと 地球が出自のプリキュア第四弾。そして実は伝説由来ではない。 というのも未来から来た不思議な赤ちゃんによって覚醒したという特殊な経緯を持つ。 その未来の世界にもプリキュアがいたというのがミソ。 そして未来の時間を止め、現代に侵攻してきた企業クライアス社を相手に、 みんなの未来を守るため戦うことになる。 肉弾戦が復活し、アスパワワという力の作用で戦う。 プリハートを使って変身し、コスチュームは子供たちの憧れの職業がモチーフに。 最初は3人で戦っていたが、その後シリーズで初めて追加戦士が2人同時加入。 そのうち一人は3人目の小学生プリキュア、もう一人は4人目の敵からの寝返りかつシリーズ初のアンドロイドが覚醒。 レギュラーだけ見れば5人体制なのだが、15周年記念作というのもあってか、過去作のプリキュアがゲスト出演したり、 名実共に史上初となる男の子のプリキュアが誕生したり、さらには最終盤で世界中の人たちもプリキュアと化す展開も。 作品全体的にかなり型破りな面も見せた。 ・スター☆トゥインクル 今度は商店街を守るため星空からやってきた戦士異世界ではなく宇宙…もとい星空界に伝わる伝説の戦士。 ということで初めて宇宙人が変身するプリキュアも登場することに(初期メンバーと追加戦士の計2名)。 今回の使命は宇宙に散らばったプリンセススターカラーペンを集めスタープリンセスを復活させ、 全宇宙を暗闇に染めようとするノットレイダーから世界を、宇宙を守ること。 初期メンバー4人は星や星座がモチーフで、それぞれに季節も隠しモチーフが含まれている。 変身シーンは変身スターカラーペンとスターカラーペンダントでコスチュームを描く物で、 シリーズで初めてプリキュアが歌って踊りながら変身する変身ダンスの要素を取り入れている。 メンバーの1人は5シリーズ以来となるハーフ設定。 追加戦士はアラモード以来の虹モチーフで、変化の能力を持つ種族となっている。 ・ヒーリングっど 今回の設定は地球のお医者さんヒーリングアニマルとともに、地球を汚染する未知の病原菌・ビョーゲンズと戦い、地球をお手当てするという設定。 異世界ヒーリングガーデンは地球によって生み出されたので、異世界由来と地球由来の折衝型と言える。 ドキドキ以来の妖精とのコンビを組む形で変身し、 初期メンバー3人はパートナーのヒーリングアニマルが宿ったヒーリングステッキを常に持って戦う形式に。 追加戦士は地球が生み出した、先代プリキュアに似た姿の精霊として登場、ヒーリングガーデンの王女ラテとパートナーを組む形になる。 見た目こそ歳上だが、地味にプリキュア史上最低年齢の持ち主(0歳)。 ・トロピカル~ジュ 今回は「大昔に人魚の国と人間の国を救った伝説の戦士」という位置付けになっており、人間のやる気のエネルギー・やる気パワーを狙う海の魔物・あとまわしの魔女たちと戦う。 指輪型アイテムのハートクルリングと、スマイル以来9年ぶりに登場したパクト型の変身アイテム・トロピカルパクトで変身する。 追加戦士は物語序盤から登場していた支援者の人魚が、初期メンバー4人と同じハートクルリングと、魔法つかい以来5年ぶりに登場となる追加戦士専用の変身アイテム・マーメイドアクアパクトで変身する。 ・デリシャスパーティ 今回は異世界・クッキングダムに伝わる伝説の戦士。 料理に宿る妖精・レシピッピを狙う盗賊団・怪盗ブンドル団と戦う。 ヒーリングっど以来の妖精とコンビを組む形であり、初期メンバーはパートナーのエナジー妖精から力を分けてもらう形で変身する。 戦闘は主に支援者が発動する特殊空間・デリシャスフィールドの中で行われる。 追加メンバーは敵に洗脳されていた生徒会長であり、専用の変身アイテム・ハートフルーツペンダントで変身する。敵からの寝返りはこれで5人目。 なお、妖精が変化した変身アイテムは従来だと「顔がついた何らかのモジュール」になることが殆どだったが、今作はモフルンとほぼ同じように、少し姿が変わっただけである。 そのため、シリーズ19年目にしてメンバーの変身アイテムが全員違うものとなっている。 (他シリーズで例えれば同時期にやっていたこれが近い) ・ひろがるスカイ! 今回は「大昔に闇の世界から空に浮かぶ王国・スカイランドへと侵攻してきた魔物達を封印した伝説の戦士」とされ、そのスカイランドから来た幼いプリンセスの力によって覚醒したという経緯を持つ。 そのプリンセスを狙っているアンダーグ帝国と戦う。 ペン型のアイテム・ミラージュペンが変化した変身アイテム・スカイミラージュにスカイトーンをセットして変身する。 追加戦士はスカイランドを滅びの危機から救ってくれる『運命の子』であったプリンセス自身が変身するが、普段は赤ちゃんの姿であり、変身時に急成長する。 ・わんだふる 闇の存在によってガルガルという怪物に変貌させられたニコガーデンの動物たち・ニコアニマルを助けるべく戦う。 ニコアニマルを保護する都合上、ガルガルとは極力肉弾戦を行わず、追跡の末に大人しくさせる戦闘スタイルが特徴。 トロピカル~ジュ以来3年ぶりに登場したパクト型の変身アイテム・ワンダフルパクトで変身する。 主人公はシリーズ初となる犬が変身する。 また、主人公とその飼い主とは別に、猫とその飼い主は別の変身アイテム・シャイニーキャッツパクトで変身する。 ◆プリキュアに力を与える妖精と、彼らの国について 基本的にプリキュアの敵に対して、プリキュアに力を与える妖精や、彼らの所属する王国等は「善」の存在とされる。 しかし近年のシリーズでは、『HUGっと!プリキュア』ではハリハム・ハリーは自らの後ろ暗い過去やはぐたんの正体という重要事項を隠していたし、『スター☆トゥインクルプリキュア』ではスタープリンセスたちは黒幕の正体やフワに対する重要事項を隠していた。 そして『ヒーリングっど・プリキュア』ではヒーリングアニマルのサルローは自分たちだけではビョーゲンズに太刀打ちできなかった事実を棚に上げて人間の罪を攻めたて、テアティーヌもまた「いざという時がくれば(地球環境が悪化すれば)人間を浄化する覚悟がある」と言いきった。 『トロピカル〜ジュ!プリキュア』の人魚族の長である人魚の女王は海の妖精くるるんを可愛がっている優しい女王様である一方、無条件に人間に友好的な訳ではない存在であり、第37話ではグランオーシャンの人魚族には「秘められた掟」が存在し、人間と関わった人魚はその記憶を消される事が明らかになった。『トロプリ』最終回ではその掟の真実とローラの選んだ決着が描かれた。 そして『デリシャスパーティ・プリキュア』でも、コメコメ達の故郷でありプリキュア達に力を与え支援するクッキングダムが、とある人物…シナモンを冤罪によって追放した疑いが持たれていた。(これについては、物語の黒幕がクッキングダム内部の人物だった事が明らかになった。) プリキュアたちに力を与える存在にも色々な事情はあるが、彼らが常に「善」で「正しき存在」ともまた限らないのだ。 妖精たちや、それに類するものたちから今後「プリキュアの敵」が現れる可能性も否定はできない。 追記修正は 二人一緒にキュアラビーズをはめたプリチェンミラーを持って「プリキュア、オープンマイハート!」と叫ぶ ↓ 全身光った状態で走りながら変身、最後にパフでほっぺを叩く ↓ 最後に「Yes! プリキュア5!!」と叫んで決めポーズ ↓ 精霊と一緒に敵を浄化、決め台詞は「お覚悟はよろしくて?」 以上を完遂してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] すみません。なんか編集上書きしてしまったかも -- 名無しさん (2014-06-22 01 31 14) 今後スケ番のピンクプリキュア出るの? 出たらどんな感じ? -- 名無しさん (2014-06-22 05 40 57) 変身前は気弱だけど変身するとポジティブな性格になるプリキュア出ないかな -- 名無しさん (2014-06-22 13 21 29) ↑どっかのあゆみちゃんとか…… -- 名無しさん (2014-06-22 20 47 11) もう何人いるんだろう…?プリキュアのバーゲンセールだ… -- 名無しさん (2014-07-14 21 45 54) 女子大生プリキュアとか幼稚園児プリキュアとか出てこないもんかな -- 名無しさん (2014-08-08 00 23 57) ↑ハピネスみたいにモブとしてのプリキュアなら出てきそう。 -- 名無しさん (2014-08-08 01 14 44) ハトプリの薫子さんに「かつてこころの大樹を研究してるときに〜」という話から大学生プリキュアの疑惑がある。 -- 名無しさん (2014-08-16 07 13 32) あんみつ小町が出た事だし、そのうち和風のプリキュアシリーズとか来てくれないかな。コスチュームは忍装束で、敵は妖怪とか -- 名無しさん (2014-08-26 00 03 51) >実質シリーズ史上最低年齢の1歳(外見上は小4)プリキュアが登場。 これってドキドキじゃなくてスイートじゃね? -- 名無しさん (2014-09-30 10 27 31) ↑いやドキドキだぞ?それよりだな、実質最年少かつ実質最年長でもあるひかりは… -- 名無しさん (2014-10-05 22 11 42) ↑あ……いや、断じて忘れてたとかそういうわけじゃ -- 名無しさん (2014-10-28 22 02 04) 不良プリキュア見てみたいでも無理だよね -- 名無しさん (2014-12-08 22 12 20) ↑凶悪な脱獄犯プリキュアとかよさそうだよね。狡猾で残忍な、いつもイライラしてるやつでさ。もちろんメインカラーは追加戦士っぽく紫で。 -- 名無しさん (2015-02-03 10 51 06) ↑それだと、見てる子たち置いてけぼりになるからパス(大友はともかくとして) -- 名無しさん (2015-02-03 13 03 49) 2↑それなんて王蛇? -- 名無しさん (2015-02-03 15 30 24) ↑3子供泣かせる気満々じゃねえかwww -- 名無しさん (2015-02-04 16 33 09) 実家が893のプリキュアってのはどうだろうか、まあ無理だろうけど -- 名無しさん (2015-02-09 21 40 37) この子達を敵に回す時は、必ずその仲間や関係者を罵ったり煽ったりしてはいけない。 -- 名無しさん (2015-03-15 23 40 08) ↑2アウトだろ…暴対法が施行されているし。 -- 名無しさん (2015-03-20 11 41 56) 何でプリキュアの追加戦士ってライダーや戦隊の2号ライダーや追加戦士みたいに途中から出て来る新キャラが殆どいないのですか? 例外か円亜久里だけ -- 名無しさん (2015-09-20 21 11 50) あと何年続くやら・・・。個人的には、あと5年は続いてほしい。 -- 名無しさん (2015-09-21 01 10 19) 出るたびにそこそこ楽しめるシリーズだが、何度見てもやっぱり初代の殴り合いが異質すぎてビビるこの頃。他のプリキュアも大概ド突き合いしてるのになあ -- 名無しさん (2015-11-24 20 01 23) ↑3唐突に出てきたキャラが新プリキュアだったって展開よりも仲が悪かったあの娘がチームに新プリキュアとして入るって展開のほうが興奮するじゃん。やっぱりプリキュアは「友情」の物語だからね。あとチーム加入後より加入前のほうが(その作品の根幹に繋がる場合を除いてだが)友情ドラマを書きやすいのかも。 -- 名無しさん (2015-12-30 23 36 30) ↑12はウンコマン -- 名無しさん (2016-06-08 15 20 49) 実家がヤクザの誠実()なラブコメ()主人公があのザマでよりにもよって女児に見せるプリキュアでヤクザの子供なんてやるわけねぇ間違いなく薄い本が厚くなるだけだし -- 名無しさん (2016-09-18 02 59 22) 真の「ふたりはプリキュア」ってスプラッシュスターだよな…初代実質3人だし -- 名無しさん (2018-07-22 00 55 52) キュアがつく人外キュアも何人か出てきたな -- 名無しさん (2018-07-22 01 11 56) トロピカル〜ジュでは「伝説のプリキュアの伝説って何?」と誰もがするメタなツッコミしまくってるよね(笑) -- 名無しさん (2021-10-27 18 55 33) どれかの作品でご当地のプリキュアがいた気がする。 -- 名無しさん (2022-04-12 17 57 36) ↑ハピネスチャージだな。世界中に無数のプリキュアがいる設定で、日本以外は各国のイメージが強い姿・名前をしていることが多い -- 名無しさん (2022-04-12 18 20 36) 割と近年になって初めてプリキュアを視聴するようになって、「こいつら毎年“伝説の戦士”って言ってんな」と思っていたが、割と初期の頃から「伝説の戦士」って言ってると分かって笑ったww幾つの異世界に幾つの伝説があるんだ。 -- 名無しさん (2022-04-29 15 38 20) 今期は青キュアが初めての主人公? -- 名無しさん (2023-01-08 09 00 10) ついに男のプリキュアがレギュラーとして出て来た。その内美男高校地球防衛部やミュウミュウオーレみたく、男のみで構成されたプリキュアシリーズも出るかも -- 名無しさん (2023-02-05 21 51 00) 「Dancing☆StarプリキュアThe_Stage」で男しかいないプリキュアが出てしまった -- 名無しさん (2023-05-10 19 25 40) 第三態(鳥ツバサ、犬こむぎetc)を持つプリキュアはいいね、販促の幅が広がる -- 名無しさん (2024-06-27 16 27 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/seiyu-coversong/pages/3093.html
原曲・吉田仁美 作詞・只野菜摘、作曲・小杉保夫、編曲・Dr.Usui TVアニメ「ハピネスチャージプリキュア!」ED曲。 【登録タグ 2014年の楽曲 J-POP アニソン ハピネスチャージプリキュア! プリキュア 吉田仁美】 カバーした声優 沖佳苗 樹元オリエ 小清水亜美 三瓶由布子 中島愛 生天目仁美 福圓美里 本名陽子 水樹奈々
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/853.html
140文字SS:フレッシュプリキュア!【7】 1.「敬老の日」/一六◆6/pMjwqUTk 「何だい、敬老の日だって?年寄り扱いはよしとくれよ」 眼鏡の奥から鋭く睨まれて、幼い兄妹が俯く。 「それであんた達、何が欲しいんだい?」 「僕らのお祖母ちゃんが、ここの水飴が懐かしいって言ってたから……」 誰も気付かなかったけど、しかめ面が僅かに緩んだ。 「ふん……あと二つ持ってくかい?」 2.ラブせつで『こりないやつ』/ねぎぼう 1.「あいつに近付いて変身アイテムを奪ってくる」 2.「まあいい、何時でも近付ける」 3.(1.に戻る) それにしてもこりないやつだなイースは……まさか、あいつ自身の不幸でゲージを溜めようとでも? だが、ナケワメーケが出てるとき以外はゲージは溜まっていないぞ。 これってどういうことだ? 3.ラブせつで【 願いがかなうなら 】/ねぎぼう 大当たりって何でも願いがかなうのかなあ? もしも願いがかなうなら、もう一度あの子に会いたいな。 で、ありがとうって言うんだ。 でも……どこの子なのかなあ? 学校では見たことないし、 ひょっとして、いきなり転校生でおんなじクラスになっちゃったりするのかな!? 等と思って引く福引はまた末等。 4.ラブせつで『痛いの痛いのとんでいけ』/ねぎぼう 元気さを装うラブだったが古傷の痛みでステップもままならない。 駆けつけたせつなも見ているのが辛くなる。 ミユキと競演できる最後の舞台を目前にせつなにだけ見せた心。 「あたし、怖い」 せつなはラブの手を取る。 「痛いの痛いのとんでいけ」 祈るその肩をそっと抱き寄せる。 「ありがとう、せつな」 5.ラブせつで『何を今更、』/ねぎぼう 「せつな……怒ってる?」 本当に怒っているわ。 「本っ当にごめんなさい!」 何を今更、謝っても無駄よ。もう口をきいてあげないから。 “ちゅ” 「せつながこうして食べさせてくれたらニンジンも好きになるかも?」 「……夕ごはんにね」 「わーい!」 これじゃ怒っていられないじゃない? ずるいわ、ラブ。 6.ラブせつで『No thank you』/ねぎぼう "No thank you. We should battle by ourselves." "I got it. Good luck!" ―― 「せつな、カオルちゃんと何か話してた?」 (ごめんなさい、ラブ。貴女が大好きなこの街の人たちをこれ以上私達の戦いに、罪に、巻き込みたくないの) 7.ラブせつで【 きっとだいじょうぶ 】/ねぎぼう ラビリンスに行くことを決めた後も時々不安そうな顔をするせつな。 でもね、そんな顔をしてちゃいけないんだよ。 「きっとだいじょうぶだよ、せつなならラビリンスを笑顔でいっぱいにできるから」 そう、まずはせつなが笑顔にならなきゃ! せつなにはいつも笑っていてほしい。 あたしも……笑顔でいるから。 8.ラブせつで『1+1=1』/ねぎぼう 『1+1=1』 せつなはさっきからこの数式を前に頭を抱えている。 すると、ラブがその数式の頭に『1+1+』と書き加えた。 「あたし達って四人で一人前、だよね」 「もっと強くならないとダメなのね」 「ううん、誰がいなくなってもダメってこと」 この式に込められた思いに気付くせつなであった。 9.ラブせつで『貴方の心臓が欲しい』/ねぎぼう “貴方の心臓が欲しい”夜のテレビ映画。 余命少ない魔王がヒロインに迫る。 「心臓を渡せといわれたらそうするつもりだったの、あの頃は。 でも、寿命が終わると知ったときは……」 同じ毛布の中で震えるせつなをラブが強く抱きしめる。 「せつなの心臓、ドキドキしてる。今、こうしているからだよね」 10.ラブせつで『幸せになってよ』/ねぎぼう 「やっぱり勝手にお店は閉められません!」 「そうだね……アジの干物の煮込みとお銚子一本」 ―― 「その子は遠い国に行っちゃったんだ」 「せっかく家族になったのにですか?」 「夢を見つけたからね。幸せになってよかった……」 「うわー、きれいですね」 「笑顔で一杯でしょ。ごめん、画面濡らして」
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/862.html
140文字SS:フレッシュプリキュア!【8】 1.ラブせつで『君の傍』/ねぎぼう サウラー君の傍受したというリンクルンの通信データというのはこれね。 “せつな!今補習が終わったよ” “もう家に帰っているわよ” “ほんと?ごめん……” (ノイズ) インフィニティの話はさすがにしていないようね。 でも、サウラー君いい仕事してくれたわね。 特定できたわ。あの子たちの住家も…… 2.ラブせつで【 無理しちゃって 】/ねぎぼう 大会以来久しぶりにせつなとラブに出会った美希。 「せつなにはね、四つ葉町の楽しい思い出をたっくさん持って行って欲しいんだ」 ラブの明るすぎる笑顔。 「この街をよく見ておきたいって言ったら付き合ってくれたの。悪いことしたわ」 名残惜しさと二人でいる喜びを申し訳なさで隠す。 (無理しちゃって) 3.ラブせつで『人生で一番』/ねぎぼう 突然出逢って、探していた夢が見つかった。 再び出会えて、一番美味しいドーナツと幸せの素を知った。 本気で心配してくれた。許してくれた。やるべき事を知った。 そして、苦しんでいるのが……貴女だった。 何も出来ない?いや、そんなことない! 全てをかけるよ。 人生で一番好きになった貴女だから。 4.ラブせつで『誰にも渡さない』/ねぎぼう “誰にも渡さない……” 「ピーチはん、昨日はえろううなされとったで?大丈夫なんか?」 「……大丈夫!元気一杯だよ」 「やっぱり、パッションはんのこと……」 「わかってる。せつなの夢だもん。応援するのが家族でしょ?勿論タルトの夢も、だよ!」 (ピーチはん、家族やったらそうなんやろかなあ) 5.あゆみ&せつな「明日はコロッケよね?」/一六◆6/pMjwqUTk 「明日はコロッケよね?お母さん」 買い物に行く途中で、私の顔を見上げる紅い瞳。 明日は遅番で娘たちが夕食当番。メニューはせっちゃんの得意料理だ。 「ええ、楽しみにしてるわ」 頬を染めてはにかんだように微笑む彼女は本当に嬉しそうで――思わず心が揺らぐ。 今日はピーマン、買うのやめようかしら。 6.ラブせつで『未送信メール』/ねぎぼう 『ラブ、補習お疲れ様(^-^)』 せつなからメールが入っていた。 返信を打ち込んでいると、 「ラブ!」 「せつな!待っててくれたんだ」 ―― (そろそろスマホかなあ) 未送信メールがあることに気付く。 『ありがとう(^O^)すぐ帰るね!せつなだいすき』 あの日の思いもメールボックスに残ったまま。 *【8】-7はこの続きです。 7.ラブせつで【 もう会えないひと 】/ねぎぼう この未送信1件が気にかかったまま何日かが過ぎた。 そんなある日、けりをつけるように最後の送信ボタンを押した。 ―― 「ただいまー!あいぽん5にタダで機種変できたんだ」 「ラブ!すぐ帰るって言っていたわね?」 「あ!ごめん、そのまま送っちゃってた」 (今は、もう会えないひとじゃないんだ) 8.ラブせつで『ちょっと黙って』/ねぎぼう 「冷蔵庫の限定秋栗ドーナツ、まさか?」 「私、食べていないわよ。名前書いてたんでしょう?」 「前に読めなかったって言って食べちゃったじゃん」 「読める字書かないと」 「んも~」 「ピーチはんもパッションはんもそないに……」 「タルトはちょっと黙ってて!って、その口元に付いてるのは何?」 9.ラブせつで『迷子のお知らせ』/ねぎぼう “迷子のお知らせです” 「ママー!」 「ありがとうございます」 「よかったね」 ―― 「あたしも小さいころ迷子になっちゃってね。優しいおねえさんが一緒に探してくれたんだ。恩返し、かな?」 「あの子のお母さん、そのおねえさんじゃないのよね?」 「うん、でも、応えられるような気がするんだ」 10.ラブせつで『迷子のお知らせ』/一六◆6/pMjwqUTk 「迷子って、家族とはぐれたってことよね?」 館内放送にせつなが呟く。 「ラブ、探すわよ!」 「わ、せつな待って!」 その時子供を呼ぶ声と、ママ~!という泣き声が。 放送で言ってた服装の子が、お母さんに抱きしめられてる。 「良かった」 ホッと息をつくせつなの細い肩を、あたしもギュッと抱きしめた。