約 2,858,876 件
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/841.html
140文字SS:フレッシュプリキュア!【5】 1.ラブせつで『普通の尺度』/ねぎぼう 「ラブが今度ラビリンスでツアーだって」 「せつなちゃんに会うんだ?」 「その後はラビリンスの出身者がいる世界を回るから、せつなも帯同するって。 『世界に通じる愛』と『ラビリンスの皆を笑顔にする』って随分大きなスケールなのね」 「ラブちゃんとせつなちゃんにとってはそれが普通の尺度なのよ」 2.ラブせつで『それ以上は許さない』/ねぎぼう キュアピーチに白い敵が次々と押し寄せてくる。倒しても倒してもその数は増えるばかり。 「覚悟しなさい」 「それ以上は許さないから!」 “ば○え~ん“ “うわあああ~“ ――「私の勝ちね」 「パッション強すぎ」 すごろく空間でのぷ○ぷよ対決。敗者は一回休みか勝者の命令に従う。 勿論選んだのは…… 3.ラブ&美希 「心を鬼にして・・・」/一六◆6/pMjwqUTk パジャマパーティーからの帰り際、ラブが駆け寄ってきた。 「美希たん、さっきはありがとう。それとゴメン。手、痛かったよね?」 心を鬼にして友達の頬を張った。 その手の痛みは、彼女の方がよく知ってる。 「なぁに言ってんの!」 ポンと叩いた肩の向こうで、ラブが拳で想いを伝えた少女が微笑んでいた。 4.ラブせつで『嘘、だったりして』/ねぎぼう 「ごめんなさい、せつな。ニンジンもちゃんと買いました」 「おばさまにもね」 「ついでにピーマンも買いました」 顔が青くなるせつな。 「嘘、だったりして」 脱兎の如く逃げ出す。 「もーっ、私から逃げられるとでも思ってるの?」 「捕まえて、くれるよね?」 『こあくま』の悪戯に今度は顔が赤くなる。 5.ラブせつで『夢、だったりして』/一六◆6/pMjwqUTk 「せつな」 「ん?」 「せつな」 「なぁに?」 何度呼んでも足りない。大好きなせつなと一緒に暮らせるのが嬉しくて。 その名前は舌で甘く溶け、少しだけ胸がキュンと痛む。 (夢、だったりして) 「せつなぁ!返事して」 「ずっとしてるじゃない」 だから確かめさせて。 この幸せが、ちゃんと現実だってことを。 6.ラブせつで『嘘、だったりして』/一六◆6/pMjwqUTk 「せつな」 「ん?」 「せつな」 「なぁに?」 声も表情も全て嬉しそう。 私と暮らせて夢みたい?私こそ幸せ過ぎて現実感無いわ。 「せつなぁ!返事して」 「ずっとしてるじゃない」 (嘘、だったりして) わざと心の中で呟いて思わず笑った。 ラブの嘘なんてこの現実よりずっとありえない――そう思える自分に。 7.ラブせつで『きっとそれで正解』/ねぎぼう 「きっとそれで正解だよ!」 「どして?」 「せつながそれでいいと思ったんだよね?だから、大丈夫だよ!」 「……そうね、ラブ。精一杯頑張るわ!」 迷う私をこうして引っ張ってくれた。 正解があるとは限らない、この世界で知ったこと。 自分が選んだ答えを信じて頑張る、この世界で学んだ大切なこと。 8.フレッシュプリキュア・イース「紅蓮」/一六◆6/pMjwqUTk お七という少女が火事を起こし罰として寿命を奪われる――この世界の昔話。 恋人に会いたい一心? 嘘。本当は全てをぶち壊したかったのよね。 刹那の関係を。蘇る笑顔を。変わっていく心を。 だが私は違う!メビウス様のために今日こそ決着を付ける。 紅蓮の闘志に瞳が燃える。 それが哀しみの炎とも知らず。 9.ラブせつで【 ひとめぼれ 】/ねぎぼう 「あの子が近い内に私達の敵になる」 『水晶玉』の表示は元々長期戦による疲弊に対する警告。 ならば、変身アイテムを奪うことで「長い付き合い」も絶ち切れるし、ゲージも満たされる。 「あの子と戦わなくて済む」という甘い感傷、 ましてやそれが「ひとめぼれ」によるものでは断じてない、筈だった。 10.ラブせつで『そうだったっけ、覚えてないや』/ねぎぼう 「そうだったっけ、覚えてないや。あたし頭悪いし」 (私がラブを傷付けていたのに) 「せつなはあたしのことで悩まなくていいんだからね」 優しさと強さを湛えた目。 かつて正視できなかったその目が今は滲んで見えない。 「せつなって、泣き虫だね」 涙声のラブ。 「何いってるの?ラブもじゃない……」
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/1011.html
「リズム!」 「メロディ!」 「おのれ、プリキュア…ブラックホール様の力の前に平伏すがいい!」 「!」 「これ以上、あなた達の好きにはさせません!」 「プリキュアの美しき魂が…。」 「邪悪な心を打ち砕く!」 「プリキュア・マーブルスクリュー!マックス!」 「うわあああああっ!!」 浄化される女王 「精霊の光よ!命の輝きよ!」 「希望へ導け、二つの心!」 「プリキュア・スパイラルスター・スプラッシュ!」 「なにいいいいいいっ!!」 浄化されるサーロイン 「プリキュア・サファイアアロー!」 「プリキュア・エメラルドソーサー!」 「プリキュア・ファイヤーストライク!」 掻き消すムシバーン 「プリキュア・プリズムチェーン!」 「プリキュア・シューティングスター!」 浄化されるムシバーン 「トイマジンの幸せになった姿を利用するなんて絶対に許さないんだから!」 「ハピネスリーフ!セット!パイン!」 「プレアリーフ!ベリー!」 「エスポワルリーフ!ピーチ!」 「ラブリーリーフ!」 「ラッキークローバー・グランドフィナーレ!」 浄化されるトイマジン 「サラマンダー男爵を使っての悪行の数々!私、堪忍袋の緒が切れました!」 「出ました、堪忍袋!」 「プリキュア・シルバーフォルテ・ウェーブ!」 「プリキュア・ゴールドフォルテ・バースト!」 「プリキュア!」 「シャイニング!」 「フォルテッシモ!」 浄化されるサラマンダー男爵 「フリージング…。」 「プリキュア・パッショナート・ハーモニー!」 「…ブリザード!」 「何故だ!?俺たちは最強のコンビだと言うのに!」 「はああああああっ!」 「うわああああああっ!!」 浄化されるフリーズン・フローズン。 フォームチェンジするブルーム・イーグレット 「精霊の光よ!命の輝きよ!」
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/16.html
ふたりはプリキュア&Max Heart レス番号 作品タイトル 作者 備考 MH1 真夜中の微笑 恵千果◆EeRc0idolE R18 Max Heart どんなに心がなぎさに焦がれても、その微笑みに抗うことなど出来ない。瞳の奥に強い想いを宿した、夜をも統べる、その優しい微笑に。 全262 「陥落まで、あと...」 Mitchell Carroll 波の音のリズムに合わせて、高鳴る鼓動、近付く距離、コミューンからの声……?なぎさのドキドキ、最高潮! 競作51 迫り来るもの 一六◆6/pMjwqUTk 小さな部屋のベッドで眠る、ひかりとひかる。光と闇、古より対立してきた二つの力も、今は――。全ての“命”が、こんな風に寄り添えたらいいのに。ポルンの予知した、ちっちゃくて黒いたくさんの何か。それはひかりの問いに答えるかのように、空から優しく舞い降りた。 競3-50 『MY JUMBO DREAM』 Mitchell Carroll なぎさったら。ちょっと宝くじ買っただけでしょ?いや、サラダファミリーくらい大きなたこ焼き屋って、それ、サラダじゃなくてサグラダファミリアだから。え……何も、そんな風に考えなくても。それはちょっと妄想し過ぎ……って、なぎさ~! 競5-17 あま~いおやまをつくりましょ 金丼亭猫好 へ?新しいメニュー?何かのイベント?って……無理無理無理っ!ありえないでしょ、そんなの! 2月半ばのタコカフェで、響き渡るなぎさの絶叫。果たしてそのワケとは……!? 競9-7 『5.3』 Mitchell Carroll 「どうしたの?その前髪」学校で友達に質問された、ひかりの前髪。引っ込み思案の彼女が前髪をセットし直す理由とは……? 「TAKO CAFE」の怒涛の一日が始まります。
https://w.atwiki.jp/ochiwiki/pages/926.html
プリキュアの歌 青菜の持ち歌。彼が歌うプリキュアの歌は数種類あるが、筆者は初代のやつが一番好きである。 詳しくは、青菜がプリキュア上手すぎる事件を参照のこと。
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/2917.html
【名前】 ディケイドバズーカ 【読み方】 でぃけいどばずーか 【登場作品】 仮面ライダーディケイド 【分類】 専用武器 【所持者】 仮面ライダーディケイド 【詳細】 仮面ライダーディケイドの専用武器。 雑誌「てれびくん」のスペシャルDVDで登場。 仲間の「小野寺ユウスケ」が製作する「てれびくん」の付録のおもちゃが実際のバズーカへと変化したもの。 紙製の必殺武器として使え、マゼンタカラーの発光砲弾を標的へ撃ち出す。 付録の製作が敵側との戦闘中、間に合うかどうかで、物語の結末が変わってしまう(明確には視聴者が選択する)。 DVDには、実際に組み立て式ディケイドバズーカの付録が同梱されている。
https://w.atwiki.jp/crossnovel/pages/107.html
空から降りてくる銀色の怪人。 その怪人は姿を変える、士たちには見覚えのある姿だ。 仮面をつけ奇妙な形をした銃を持った戦士、仮面ライダーディエンドだ。 ようやく来たか、と士はため息混じりに呟きながら椅子から腰をあげる。 後ろではユウスケとプリキュアたちが何時襲いかかれても反応出来るように身構えている。 「貴方……!」 「おっと、お前らは話したいことは山積みだろうがな。悪いが直ぐに終わらせて貰うぞ」 『全てを一つに……!』 「あんまり、こいつはいい気がしないんでな」 士とフュージョンが同時に腰元からカードを取り出す。 士は一枚のカード、フュージョンは四枚のカード。 それぞれがドライバーにカードを挿入し。 「変身!」 士はキレのある声を上げ、フュージョンは無言でトリガーを引いた。 ――――― KAMEN RIDE ―――――― ―――――― DECADE ――――――― ――――― KAMEN RIDE ―――――― ―― BLADE GALLEN CHALICE RENGEL ―― 仮面ライダーディケイドへと、士は変身する。 パンパンと手を払いながら、フュージョンを見据える。 ブレイド、ギャレン、レンゲル、カリスの四人のライダーをフュージョンは召喚する。 吸収したディエンドライバーを使った『カメンライド』だ。 知識を元に自らの分身として作り出したレプリカとは強さが違う。 その四人のライダーがそれぞれのプリキュアたちへと向かっていく。 露払いと言うのだろうか、四人のライダーによって距離を取られディケイドとクウガと夏海の三人とフュージョンが向かい合う。 『仮面ライダーディケイド……強き力の持ち主……私と、一つに……!』 「やれやれ、そのためにこんなことをするとはな……ユウスケ、下がってろ」 「士!」 「一対一が好きなんだろ? お前は夏みかんと一緒に別の敵を警戒してればいい」 戦闘力のない夏海のことを言われるとユウスケは何も言えない。 士の言うとおり万が一他にも敵がいた場合、最も危険なのは夏海だ。 渋々といった様子で下がっていく。 「さて……」 そのユウスケの様子を見てから、フュージョンへと向き直る。 だが、フュージョンはディエンドライバーのトリガーを引き既に攻撃を行っていた。 未だに変身すらしていない士に向かって、だ。 これで仕留めた、とはさすがにフュージョンは思わない。 海東大樹の記憶の中にあった『仮面ライダーディケイド』はそれほど簡単な相手ではない。 それに答えるように、前方から機械音が響いた。 ―――――― KAMEN RIDE FAIZ ――――――― ―――――ATACK RIDE ACCEL FORM ―――――― 「ったく、気の早い奴だ」 ファイズのアクセルフォームへと変身してフュージョンの攻撃を避けていた士。 それどころかフュージョンの後に回っている上に、追撃と拳を振るう。 アクセルフォームの超高速運動はたった十秒間だが、フュージョンを仕留めるには十分な時間だ。 『ふん……』 「なっ!?」 だが、フュージョンは液体状になることでその超高速の攻撃を防ぐ。 この一撃で動きを止め、ファイナルアタックライドにより決めようとしていたディケイドにとっては予想外の出来事。 その動揺に突き込まれフュージョンの振るう拳によって吹き飛ばされる。 「ちっ!」 衝撃を逃がすように柔らかく着地しながら、ディケイドは仮面ライダー響鬼のカードを取り出し素早くディケイドライバーに差し込む。 ―――― KAMEN RIDE HIBIKI ――――― 「はぁっ!」 『考えることは同じと言うことか……』 仮面ライダー響鬼となったディケイドは音撃棒・烈火を振り烈火弾を飛ばす。 グニャグニャと姿を変えるフュージョンには単純な打撃技よりも炎などの方が有効だと思ったのだろう。 フュージョンはディエンドライバーのトリガーを引きその炎を撃ち落とす。 「これでどうだ!」 烈火弾が撃ち落とされたことから、ディケイドは口から紫色の炎である鬼火を吹き出す。 だが、それも液体状となり位置を変えるだけで防ぐことが出来る。 所詮ディエンドと同じ戦法か、とフュージョンが内心で溜息をつくと機械音声が響いた。 ―――― KAMEN RIDE RYUKI ――――― 『むっ……』 フュージョンが液体状からディエンドへと姿を戻したときには既にディケイドの姿は消えていた。 なるほど、先程の鬼火は視界を封じるためのものかとフュージョンは得心する。 「はぁ!」 その得心すると同時にタコカフェの屋台の窓から仮面ライダー龍騎の姿をしたディケイドが飛び出してくる。 鏡の中の世界、ミラーワールドへと侵入することが出来る龍騎の力を使って奇襲をかけたのだ。 龍の頭部の形をした篭手・ドラグクローを嵌めた腕で殴りかかる。 『ぐぅ!?』 身構えていなかったフュージョンの後部に直撃する。 ここでようやく見せた隙を逃さないとディケイドは次々に拳と蹴りでフュージョンへダメージを与えていく。 そして動きが鈍ったと見破った瞬間に気合を込めた蹴りで、フュージョンを後方へと吹き飛ばした。 「はぁぁぁぁぁぁ……はあ!」 息を長く吸いながら引き下げた右腕を思い切り突き出す。 ドラグクローから一つの炎球が猛スピードで飛び出し、フュージョンへと突き進んでいった。 直撃を食らったフュージョンはのたうつように顔を俯かせる。 「これでトドメだ」 そのフュージョンを眺めながら、ディケイドは何処からかケータッチとコンプリートカードを取り出す。 コンプリートカードをケータッチへと差し込み、タッチパネルを順に押していく。 ―――― KUGA ――――― ―――― AGITO ――――― ―――― RYUKI ――――― ―――― FAIZ ――――― ―――― BLADE ――――― ―――― HIBIKI ―――― ―――― KABUTO ―――― ―――― DEN-O ―――― ―――― KIVA ―――― 低い機械音声で仮面ライダーの名が発声させられる。 ケータッチにあるそれぞれのライダーをモチーフにした紋章を押した後に、左にあるボタンを押す。 ―――― FINAL KAMEN RIDE ―――― 全てのボタンをタッチしたディケイドは相変わらず堂々とした姿で仁王立ちする。 フュージョンは先程の攻撃を受けてまだふらついている。 ―――――― DECADE ――――――― クウガ、アギト、龍騎、555、ブレイド、響鬼、カブト、電王、キバ。 それぞれのライダーのカードが胸から両肩にかけて伸びるように現れたホルダーに収まっていく。 そして、その9つのカードに反応するようにディケイドのカードを額のホルダーへと差し込まれていく。 それを確認したディケイドは、素早くディケイドライバーを右腰へと差し替え、ケータッチを腰へと装着する。 マゼンダ色をあしらった黒と銀のスーツを着た戦士。 これこそが仮面ライダーディケイドの最強フォーム、コンプリートフォームだ。 「……」 遠目からフュージョンの戦いを見ていたプリキュアたちにも、コンプリートフォームからとてつもない力を感じ取れた。 自分たちが限界に追い込まれて出す全力と同等は間違いなくあるだろう。 そのコンプリートフォームとと相対しているというのにフュージョンは身じろぎもしない。 ディケイドはそんなフュージョンの様子が気にくわないのか、眉をひそめながらケータッチを取り出す。 フュージョンは、とにかく固い。 動きや単体での破壊力ならばディケイドの方が上だが、液体状の身体に対して打撃では確かなダメージが入っていないのだ。 だから最強フォームでさっさと終わらせる、そう目で語りながらケータッチのアギトの紋章をタッチする。 ―――― AGITO・FINAL ATACK RIDE・SHINING ―――― 「はあああああああああ……!」 ソードモードとしたライドブッカーを腰だめに構え、ディケイドは息を吐きながら構えた。 ディケイドによって呼び出されたシャイニングアギトもディケイドと同じように構える。 フュージョンは何が起こるのかを理解している。 だが、身動ぎ一つしない。 「はああ!」 ディケイドとシャイニングアギトが剣を振るう。 その斬撃は一閃の光となってフュージョンへと突き進んで行く。 フュージョンは、動かない。動かなければ斬撃を防ぐわけるがなく。 その攻撃はフュージョンへと見事に直撃した。 「……呆気ないな」 斬撃が確実に当たったことによりシャイニングアギトが姿を消す。 一人取り残されたディケイドは実感のこもらない言葉でポツリと漏らす。 それこそ言葉通り呆気ないのだ。 一度はプリキュアたちを圧倒し、ディエンドを吸収したにしては簡単すぎる。 だが、終わるときはそんなものなのかもしれない。 「士、危ない!」 そう思いながらディケイドはベルトに装着したケータッチを外していく時、後方からユウスケの声が響く。。 切羽詰った声色から、ディケイドは何が起こったと尋ねるよりも防御の姿勢に構える。 「地面に影が出来てる……上からか!」 そう呟きながら素早く上空へと視線を移す。 そこには巨大な水たまりのように姿を変えたフュージョンが居た。 斬撃を受けて出来た爆発の瞬間に、無事だった部分を液体状として素早く上空へと移動したと言うことか。 身体を液体化させれる敵とはこれほど面倒だったのか、とディケイドは軽く舌打ちをする。 (どう攻撃が来る……? まあいい、こちらから仕掛ける!) ディケイドはライドブッカーをガンモードへと変化させ、トリガーを引きフュージョンへと射撃する。 だが、ディケイドが攻撃を仕掛けたと同時にフュージョンは銀色の触手へと姿を変える。 数十本はあるだろう触手だ、その触手が猛スピードで迫っている。 幾つかはディケイドの攻撃で撃ち落とされたが、いかんせん数が違いすぎる。 触手のうちの一本がディケイドの腹部へと直撃し、動きが鈍った瞬間を狙い撃ちされるように次々と触手が襲いかかってくる。 「士! くそっ、変身!」 やがて痺れを切らしたようにユウスケが走りながらの変身で向かってくる。 そして、中心に居る触手たちの大本の、触手が枝ならば枝を支えている幹となる円球へと向かってライダーキックを撃つ。 リントで唯一の戦士としてグロンギなる敵と戦ってきたクウガのパワーは強大だ。 押されるようにフュージョンの動きが止まる。 ディケイドは『よくやったユウスケ!』と珍しく人を褒める言葉を発してもう一度ケータッチを取り出す。 ユウスケがクウガへと変身して戦局に参加した以上、夏海に危険が及ばないよう直ぐ様ケリを着けるべきだ。 故に、ファイズのブラスターモードかハイパーカブトで一気に焼き払うのが有効だと判断したのだ。 斬撃のような線の攻撃ではなく、超火力による面での攻撃。 手馴れた動作でケータッチのボタンを押していく。 「……なんだ?」 だが、一向にケータッチは反応しない。 何が起こったと目を丸くさせながら、何度もボタンを押すが一向に反応を示さない。 ネガの世界で手に入れたからこちらケータッチが使えなくなったと言う経験は一切ない。 「まさか……あの触手に力を吸い取られたのか!?」 ふとその可能性が思いつく。 フュージョンは全てを一つにと口うるさく言っており、その触手による攻撃を何度も受けた。 その隙にケータッチに触れられ、その力を吸い取られたのだとしたら。 力を吸い取ることが出来る、とはわかっていたがここまで簡単に吸い取られるとは思っていなかった。 『仮面ライダークウガ……なるほど、素晴らしい力だ……クウガ、貴様も一つに!』 「はぁ!」 そんなことを考えている隙にも、フュージョンはその姿をディエンドの姿へと変えてクウガと戦っている。 癪ではあるが、ここはクウガと手を組んで戦うのがベターだろう。 『仮面ライダーの力、頂くぞ』 「士! ここは協力して……」 「分かっている、いちいち言うんじゃない!」 そう言いながらディケイドはフュージョンの左へと向かって走り出す。 クウガはその姿を見て頷くとディケイドとは反対方向、フュージョンの右へと向かう。 挟み撃ちの形にするつもりなのだ。 「一気にいくぞ、ユウスケ!」 ディケイドはライドブッカーから一枚のカードを取り出す。 ディケイドの仮面をモチーフにした紋章が描かれたカードだ。 それはディケイドが持つ最高の威力、ディメンションキックを放つために必要なライダーカードだ。 カードをディケイドライバーを差し込む。 ―――― FINAL ATACK RIDE ―――― 「おう!」 クウガもそれに頷き、腰を落として光を右足に集めていく。 そして、その光が十分に集まるとフュージョンへと走り出す。 マイティフォームのクウガが持つ力を右足に集中させたライダーキックだ。 その二人のライダーが必殺技を放つ姿を眺めながらフュージョンは、僅かに身体を身構えるだけで動きはしない。 ――――― DE DE DE DECADE ―――― 「はああああああああああ!!」 二人のライダーの最高火力による挟撃。 並の怪人なら二回殺しても余りあるほどの威力だ。 フュージョンもその威力の恐ろしさは十分に分かる。 だからこそ、ライダー達の足との接触面を斜面のように変えて力を逃がしていく。 全ての力を防げるわけではない、ダブルライダーキックはそれほど甘いものではない。 だが、フュージョンは並の怪人ではない力を持っている上にエネルギーを吸収するというタイプだ。 『くっ……がぁ……あああああああああああ!!!』 苦しみに悶えるような叫びを上げながら、フュージョンの身体が膨らんでいく。 パワーを吸収しきれていないのか、とディケイドとクウガは判断してより強く足に力を込める。 エネルギーを吸収出来るとは言え、何時かはパンクは存在する。 その証拠にプリキュアたちの必殺技も吸収しきれなかったためにフュージョンは負けたのだ。 『はああああああああああああ!!!』 「なっ!?」 「うわぁ!」 だが、今はディエンドライバーとケータッチの力を吸い込んだ完全な状態。 そしてライダーキックも僅かに威力が流れている。 膨らんだ身体からエネルギーを弾け飛ばし、ディケイドとクウガにカウンターを食らわす。 『ふ、ふはははは! 素晴らしいぞ仮面ライダ―!』 僅かに息を切らしながら、フュージョンは吹き飛ばした二人の戦士の力を称える。 ディエンドライバーだけを吸収した、あるいはケータッチだけを吸収したフュージョンならば受けとめきれなかったかもしれない。 ゴキリゴキリと首を鳴らしながら、ディエンドライバーを天空へと飾す。 そして、一枚のカードをスロットに挿入し、機械音を響かせる。 ―――― ATACK RIDE BLAST ―――― 「ぐぅああ!!」 「おおっかぁ!!」 ディエンドライバーから飛び出た幾つもの弾丸がディケイドとクウガに追い打ちをかけるように降り注ぐ。 ライダーキックを弾かれたことによる反動で、身動きの取れない二人はまともに直撃してしまう。 それをフュージョンは冷ややかな目で見下ろし、僅かに一歩踏み出しディエンドライバーをある方向へと纏める。 その方向にはバラバラにしていたプリキュアたちが一箇所に集まりブレイドたちを押している。 フュージョンとしても十七人ものプリキュアをブレイドたち四人のライダーで倒せるとは思っていない。 とは言え、プリキュアたちも四人の仮面ライダーを相手では直ぐに倒せないだろう。 恐らく一箇所に集めて全員の必殺技で一網打尽にするはずだ。 フュージョンの予定通り、ブレイドたちはプリキュアたちを足止めした上に一箇所に集めている。 一枚のカードを取り出す。仮面ライダーディエンドをモチーフにした金色の紋章が描かれたカードだ。 そして、そのカードをディエンドライバーへと差し込み、ゆっくりとプリキュアたちへと銃口を向ける。 ―――― FINAL ATACK RIDE ―――― その機械音と共にブレイドたちの姿がカードとなっていく。 突如として消えた姿にプリキュアたちが戸惑いを見せるが、フュージョンは構わずにトリガーを引いた。 「くっ……危ない!」 ――――― DI DI DI DIEND ――――― ケータッチの力とプリキュアの必殺技とこの街に住む全ての人達の存在。 それらを吸い込んだフュージョンの力によって補強されたディメンションシュートは17人のプリキュアたちをなぎ払っていく。 不意打ちになったためブルームとイーグレットも満と薫もルミナスもバリアを張ることが出来なかった。 『きゃああああ!!』 巨大なビーム状となったディメンションシュートにより、プリキュアたちをなぎ払っていく。 無防備に構えていた所への最大火力だ、無事で済むわけがない。 フュージョンは吹き飛ばされたプリキュアたちを眺めて満足するように頷く。 そして、銀色の身体を一つの塊へと巨大な球体へと変えていく。 その身体をゆっくりと上空へと登っていき、十メートルを超えた瞬間にドーム状へと球体から柱が降り注ぐ。 「これ……って……!」 この風景に既視感を覚えたキュアピーチが呟く。 あれはフュージョンがプリキュアを取り込もうとした時と同じだ。 だが、ピーチは立ち上がるのが精一杯だ。 「超変身……! とりゃああああ!」 ドラゴンフォームに変身したユウスケが、高い跳躍力を生かして空中に浮いた球体の上に乗る。 手に持ったドラゴンロッドで球体へと向かって差し込む。 『ぐぅ……!?』 「こいつでも……食らいな!」 ライドブッカーをガンモードに変化させ、銃弾でクウガのフォローを行う。 ディメンションシュートの直撃を免れていた、クウガとディケイドはフュージョンへの攻撃を開始する。 たとえボロボロの身体であろうと決して引かない。 その姿は確かに歴戦の勇士と呼ぶに相応しい姿だった。 だが、フュージョンもせっかくのチャンスを逃すようなマネは避ける。 ここで有効な戦略は何かをフュージョンは考える。 ディエンドの記憶を探り、何がこの二人に有効か、それを考え、直ぐに対策は見つかった。 『全てを、一つに……!』 水銀の球体となったフュージョンの身体から飛び出た十数本の触手。 ディケイドの銃撃、クウガのドラゴンロッドによる切り落としで幾つかの触手が切り落とされる。 だが、二人の身体にダメージを積もっていたこともあり、攻撃を免れた触手が存在した。 「きゃあ!?」 その触手は一直線に、安全だと思っていた位置に居た光夏海を絡めとっていた。 「夏みかん!?」 ディケイドは銃撃を中断させる、と言うより中断せざるを得なかった。 夏海を吸収せずに盾にするようにディケイドへと向けたのだ。 人質の形を取られてしまい、ディケイドだけでなくクウガの動きも止まり、その隙を狙われ振り落とされてしまう。 「くっ……夏海ちゃん!」 着地しながらフュージョンに取り込まれようとしている夏海へとクウガが悲鳴のような声を投げかける。 もう一度攻撃を仕掛けようとするが、ディケイドと共にフュージョンの触手に追撃を受ける。 ダメージの深い身体に追い打ちをかけられ、ついに膝をついてしまう。 「士くん! ユウスケ!」 それを確認した後に、フュージョンは助けを求めるように、けれども攻撃を受けた二人を心配するような叫びを上げる夏海を取り込んだ。 『もう一度、弱らせる……さすれば、仮面ライダーとプリキュアは一つに……』 低い声を出しながら、フュージョンは再び仮面ライダーディエンドの形を取る。 そうして、腰元から一枚のカードを取り出す。 カードの絵を見なくても分かる。 フュージョンはディメンションシュート、もしくはブラストを撃ってくる。 「皆! 一箇所に集まって!」 ボロボロの身体に鞭を打ってパッションが叫ぶ。 パッションの変身アイテム、アカルンが持つ固有能力の瞬間移動。 それを使って逃げることは出来る。 倒すことができない以上、逃げざるを得ないと判断したのだ。 それに反論する人間はいない、何よりも全員が心身ともにボロボロだった。 ―――― ATACK RIDE BLAST ―――― だが、一瞬だけフュージョンの方が速かった。 機械音が響き、フュージョンの持ったディエンドライバーから幾つもの光弾が発射される。 「超変身!」 その瞬間、パッションへと向かっていたクウガが素早く背後へと切り返す。 ドラゴンフォームから耐久に優れたタイタンフォームへと姿を変え、タイタンソードを手に持ちアタックライドを切り払っていく。 とは言えタイタンフォームはパワーとスタミナは頭が一つ抜けているが、瞬発力は他のフォームに劣る。 全てを切り払えるわけがなく、幾つか被弾する。 だが、クウガは倒れなかった。 「ここは俺に任せて先にいくんだ! 早く!」 「ユウスケ!」 「安心しろ、士! 俺だって仮面ライダーだ! 絶対に夏海ちゃんやここの店主さんを連れ戻してくるさ!」 「おい、ユウスケ!」 士はその言葉が強がりだと分かる。 確かにクウガの力の源であるアマダムは強力なものだ、ディケイドの変身の核となるディケイドライバーと比肩するほどに。 だが、今のユウスケはそれを限界まで引き出すことは不可能だ。 ユウスケが未熟なのではなく、アマダムとはそれほど危険な代物なのだから。 士の声を無視するようにクウガは走り出す。 アカルンによる瞬間移動は既に準備が出来てしまっている、今から中止するのは不可能だ。 「ユウスケ!」 「さあ、来い!」 クウガが腰を落とし、真っ赤な複眼でフュージョンを睨みつけ、後方から士の声を聞いたその瞬間。 プリキュアたちはアカルンの力により、その場から消えていった。 ◆ ◆ ◆ . 丈の長い地味な色をしたコートと同色の帽子を被った初老の男が時計台の頂上にいた。 男の名は鳴滝、それが本名であるのか偽名であるのか、そもそも名前と言うものがあるのかすら知られていない謎の男だ。 これまでディケイドが旅したあらゆる世界に現れ、含みのある言葉をディケイド投げかけてきた男。 その鳴滝が眼鏡越しから暗闇に染まった世界を見下ろしていた。 「こうしてまた一つの世界が崩壊し……他の世界も危険に晒されてしまう……!」 誰に言うでもなく思わず口からこぼれてしまったと言った様子で、鳴滝は憎々しげにつぶやいた。 このプリキュアの世界は本来仮面ライダーが現れるわけがない世界だった。 あの騒ぎの中心にいるフュージョンも、ミラクルライトの力を吸い込もうともプリキュアに敗れるはずだったのだ。 だが、フュージョンは仮面ライダーの力を手にいれたことからプリキュアをも超える力となってしまった。 ディエンドの用いるカメンライドのようなライダーの召喚は行えないが、その知識から幾つものライダーもどきを作り出せるほどの力だ。 とは言え、そのライダーもどきたちはプリキュアやディケイド、クウガに敵うほどの力は持ち得ていなかった。 レプリカである上に、フュージョンが自身の力を分割させたのだから当然であろう。 カメンライドという手もあるが、あれにも限界がある。 だが、それもクウガのアマダムとケータッチの力を吸収してしまった今は少し事情が変わってくる。 アマダムほどの強大な力の源と一つとなったフュージョン、それが作り出すライダーのレプリカならばかなりの力を持っているはずだ。 しかも、それは何度も再生する。 幾らそのレプリカライダーをプリキュアたちが倒し続けようと、その隙にフュージョンは様々な力と一つとなっていくだろう。 そして疲労し弱体化してしまったプリキュアたちを、万全の力を持って叩き潰すはずだ。 「おのれ、ディケイド……!」 ギシリ、と鳴滝は歯を強く噛む。 ディケイドがいなければこんなことにはならなかった。 シンケンジャーの世界に続き、プリキュアの世界にもライダーが生まれてしまう。 全てはディケイドが、破壊者であるディケイドが現れたからこそ。 鳴滝は顔を怒りなどと言う言葉では生ぬるいほどの激情に染め上げる。 そして、全ての元凶であるディケイドへと、胸の内から溢れでそうなほど渦巻く感情をぶつける様に叫んだ。 「おのれ……おのれディケイドォ!」 To be next――――――――――――――――
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/1249.html
【名前】 ディケイドフォトン 【読み方】 でぃけいどふぉとん 【登場作品】 仮面ライダーディケイド 【登場話】 第11話「555つの顔、1つの宝」 【分類】 必殺技 【使用者】 仮面ライダーディケイド 【詳細】 ファイナルアタックライド ファイズのカードを使って発動する仮面ライダーディケイドとファイズブラスターの合体必殺技。 ディケイドライバーのスロットへ対応するカードをセットすることで発動する。 ファイズブラスターの上部ポインター部分からマーカーを射出し、ヒットした対象の動きを拘束。 大出力の赤い極太ビームを照射し、射線上の物体をまとめて消し飛ばす。 標的を倒した後には原典のように赤いΦの紋章が一瞬浮かびあがる演出が入る。 元ネタになったのは仮面ライダーファイズの代表的な必殺技であるクリムゾンスマッシュと、最強フォームであるブラスターフォームの必殺技フォトンバスター。
https://w.atwiki.jp/figbr/pages/85.html
キャラクター別SS追跡表 仮面ライダーディケイド № タイトル 作者 登場人物 007 Ride The Wind ◆6O/b6a0evc 仮面ライダーディケイド、仮面ライダーブレイド、ストラーフMk.2 029 ON THE ROAD ◆ACT//GA03c 仮面ライダーディケイド、仮面ライダーブレイド、デストロイア(完全体) 機能停止 ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1456.html
Soliste Echo -プリキュア スーパースターズ Ver.1.1- 予感 「…」 一瞬、口を尖らせかけた あゆみに、エンエンが首を傾げた。 「どうした」 グレルがあゆみの勉強机から見上げながら言う。 「ほのかちゃんも出ない」 「なーにやってんだ、あいつら」 腕を組んだグレルが小さな指をパタパタさせている。どこでそういうポーズを覚えたのだ、とあゆみは思った。 春が近い。恒例の、プリキュア花見大会の計画も始まっているはずだ。学校の友人から穴場を教えてもらったので、そこを提案してみようと思って美墨なぎさに電話をかけてみたが通じない。最初にかけたときは夕方だったから、夜を待ってもう一度かけてみたが同じだった。そして、雪城ほのかも出ない。ラクロス部は練習が夜にかかることもあるかもしれないが、科学部はそんなことなさそうな気がする。九条ひかりは就寝が早い、と聞いたことがあるので、おそるおそるかけてみたが、やはり出なかった。 「みんな、忙しいのかな」 「お花見より大事な用事なんかないだろ!」 エンエンの言うことが気になる。たまたま三人とも忙しかった…。学年末で、試験もあるだろうし――それはあゆみも同じだが――暇を持て余している、ということはないだろうが、それは電話に出る暇も、コールバックする余裕もない、というほどのものだろうか。 「あゆみ、どうすんだ」 「明日、もう一回、電話してみる。もうこんな時間だし」 「早く決めてもらわないと困るぞ。俺だって忙しいんだ」 「何に?」 あゆみとエンエンの声が揃うと、グレルは悔しそうな顔でそっぽを向いた。あゆみとエンエンが顔を見合わせて笑う。 「明日まで待っててくれる?」 「しょうがねぇな。俺はもう寝るぞ」 「うん。おやすみなさい」 あゆみはスマートホンを置いた。 「あゆみ…」 さすがのグレルも大きな声を出さない。いや、出せない。エンエンは不安そうにあゆみを見上げている。 翌日、学校から帰ったあゆみは、なぎさとほのかが相変わらず電話に出ないことを確認すると、日向 咲、夢原のぞみ、桃園ラブ、花咲つぼみ、とかける相手を変えていった。最後が朝日奈みらい。誰も出ない。さらに、出なかった人と生活のリズムが違う仲間――例えば、高校生の月影ゆり、小学生の調辺アコや円亜久里、仕事で学校に行っていない可能性のある剣崎真琴――にもかけたがやはり同じだった。 (どういうこと) 最初のうちこそ、「あゆみに何かサプライズを用意していて、それで電話に出ないようにしているのではないか」などとからかっていたグレルとエンエンだが、あゆみがいくら相手を変えても一人も出ない、ということがわかると、笑いが消えて行った。 (何が考えられるだろう) いや、「大丈夫だ」と思える答えは出てこない。 「ケータイじゃなくてうちにかけてみたらどうだ」 「それは…よくないかもしれない、って気がする」 想像の通りだとすれば家族はかなり心配しているだろう。そこに電話をすることはためらわれる。そして、もっと悪い想像として、家族も同じような目にあっていたり、ということはないか。 ふたたびスマートホンを手に取るあゆみ。ここは、あとで「心配し過ぎ」と笑われるのを覚悟のうえで、全員に連絡を取ってみるべきだった。 しかし。 あゆみは、名前を書きだしたノートを見ていた。何度コールしても出ないのが数人、「電源が切られているか電波の届かないところに」となったのが大半。 結論は出た。「プリキュアに何かあった」のだ。 「でも、そうだとしたら、どうして」 なぜ、あゆみ、キュアエコーが無事なのか。 それはわからない。単に順番の問題で、たまたま最後に一人残っているだけなのかも―― あゆみの背中を悪寒が走った。 (私が、最後のプリキュア?) 体がぶるっと震えた。 「あゆみちゃん」 「あゆみ!」 グレルとエンエンが机から見上げている。その温かい視線にあゆみは我に返った。 (しっかりしなきゃ) あゆみは自分に言い聞かせた。電話が通じないだけだ、と。湧き上がってくる不安と恐怖を押しつぶすように胸の中で何度も繰り返した。 だが、それは気休めのための努力でしかない。 おそらく、このまま待っていれば、敵が姿を現すはずだ。それが何者なのかはわからないが、プリキュア全員を手にかけたのだとしたら目的があるはずで、黙っているはずがない。 だが、それを待っているわけにもいかない。何かが起こっているのだ。じっとしているのは間違いだ。どうすればいい? たった一人で―― あゆみの顔が上がる。グレルとエンエンはそれを追うように見上げた。 まだ、連絡を取っていないところがある。あゆみは力を込めなおすように手を握って開いた。 スマートホンを手に取り、検索用の入力欄をタップする。思い出せ。名前はなんだった。まだ会ったことがないので、個人の番号は知らない。手がかりは店の名前だけだ。確か。 「あった、キラキラパティスリー」 あゆみは通話ボタンを押した。 呼び出し音が、一度、二度。 (出て。お願い) 三、四。 (お願い、誰か!) 五―― 《お待たせしました、キラキラパティスリーです》 女の子の声。 「いた」 《もしもし?》 「あの、私、坂上あゆみって言います」 《はじめまして。宇佐美と言います》 「宇佐美いちかさん?」 《は…はい、そうですけど》 「あの、宇佐美さんの名前は、みらいちゃんとリコちゃんから聞いて」 《みらいちゃんとリコちゃん…あぁ。はい、えっと、それで》 「私も、プリキュアなんです」 《…》 「あの、もしもし?」 《なんですとーっ?!》 Soliste Echo -プリキュア スーパースターズ Ver.1.1- 巨人へ
https://w.atwiki.jp/mikisayaka_anti/pages/24.html
注 プリキュア屑 アンチスレに常駐するさやか信者 なんでもプリキュアに例える そのプリキュアネタのしつこさは真性 杏子やほむらを嫌い、時にマミやまどかも叩きに使う 典型的なさやかは悪くない・他の奴や環境が悪いんだ思考 ただのおかしい暇人か、はたまた場を白けさせてスレッドへの興味関心を削ぎ会話を停滞させるのが狙いなのか 発言・根拠が素っ頓狂でよく前後で話したことが矛盾するため、呆れられながら突っ込まれる 以下アンチスレ住人による暫定まとめ 5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/01(水) 00 36 47.18 ID grqoewqO0ついでにプリキュア屑まとめ・突然狂ったようにさやかをプリキュアに当てはめ、妄想上の産物でしかないプリキュアさやかのセリフを語りだす。・他のキャラを叩いたりしないと言いながらまどかや仁美などの親友を『自称親友』や『緑藻』などと呼んだり、他も7つの大罪に例えたり、命を懸けてさやかに尽くせや手駒として使えばなどと戯言を吐く。・さやかへの愛を失くした悲しいアンチと言いながら自分は妄想上のさやかしか認めない、まさしくさやかへの愛を失くした悲しいアンチ。・ホストを憂さ晴らしで殺したことを『ちょっとした懲らしめ』としか思っていない、通り魔殺人を軽い悪戯程度しか認識できない犯罪者的思考。・ガイドブックや脚本を鵜呑みにせず自分なりに作品を消化と言って妄想を吐き、それが否定されると分かり合えないとか言い出す頭のおかしさ。自分だけしか理解できない妄想で他人と理解しあえるわけがないことをわからない白痴。・ホストを殺したことを正義やさやかがそう思ったからさやかの手で殺していいなどと言ってさやかを正当化。で、プリキュアは人殺し行為をしないと言いながら、さやかは一部のプリキュアキャラよりプリキュアに相応しいと言い出す矛盾を理解できない哀れな頭。・ガイドブックで直接そう書かれていることを「都合よく解釈」とか「誤読」とか言い出す日本語が理解できないおかしい頭。しかも自分はそれらを見てない。・他の作品で例えるだけならともかく、よく知らないからとかWIKIで調べたからとかなら嘘八百を書いても許されると思っている異常な頭。・織莉子となら『救世』ができる→指摘される。見滝原メンバーより聖団のほうが合う→指摘される。それについて間違えたことは素直に訂正する両親持っていると言いながら、相手には「前言を翻さないように」とか言える自分勝手。・さやかが7話でやった行動を知らないとか、さやかは正義のために契約したとか。知っているのは妄想のさやかだけの狂った頭。またかずみやおりこも明らかに見ていないか理解できてない。のに平然と嘘を吐くホラ吹き。・自分が映画上映のさやかのラストシーンとか語っておきながら「見ないとわからないからネタバレじゃない」といい、他人の映画上映前の雑誌で書かれている話を「俺が知らないからネタバレ」という。・「忠告するけど開き直りはかっこ悪いよ」と言いながら、1行前で「ああそうだよ悪いか!」と開き直っているという鳥以下の頭。・さやかのことで「因果は応報」「本人が積んだ徳の結実」と言いながら、「さやかには因果が因果通り応報してない」とか言い出す虫以下の頭。・「思いやれるような関係があれば」と言いながら、さやかに関しては「無条件に愛し許し受け入れている人」を望むというもはや頭があるかどうかも疑わしい存在。追加・実はかずみやおりこについてはコミックを持ってなく、脳内妄想と知ったかで語ってた正真正銘の屑。コミックを購入したとしても理解できるかどうか怪しい。7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/01(水) 13 51 19.91 ID PkeSJSO40というかプリキュア屑、>あちこちのスレに画像お願いしたけど>ほむらスレとさやほむさやスレすごく親切だったよこいつほむらに対しても傲慢とか陰険とか恩知らずとか上から目線とか物凄くアンチ発言をここでしてるんだが。それでアンチしているほむらのスレに乞食しに行くなんて、正に屑だな。これを恥と思わないから、こんな恥知らずな行為ができるんだろうが。乞食に恵んだ連中もかわいそうにな、まさかこんな屑とは思ってなかっただろうに。8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/01(水) 20 01 06.64 ID tkjyczdG0さやか厨のアンチほむら&仁美にドン引きして来ますたpixivにアンチ仁美ってタグあるしキャラ厨の中で一番民度が低いさやか厨注 おそらく下記のリンクhttp //www.pixiv.net/tags.php?tag=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%81%E4%BB%81%E7%BE%8Ehttp //dic.pixiv.net/comment/view/%E6%9A%81%E7%BE%8E%E3%81%BB%E3%82%80%E3%82%89?page=2http //dic.pixiv.net/a/%E5%BF%97%E7%AD%91%E4%BB%81%E7%BE%8E(評価の部分)http //dic.pixiv.net/comment/view/%E5%BF%97%E7%AD%91%E4%BB%81%E7%BE%8Ehttp //dic.pixiv.net/a/%E4%BB%81%E7%BE%8E%E5%8E%A8http //dic.pixiv.net/comment/view/%E4%BB%81%E7%BE%8E%E5%8E%A89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/02(木) 00 49 53.96 ID slOvb6nM0 1乙叛逆のさやかの方がよっぽど上から目線なんだわなそれも私は正義の側にいるという他人便りの自信という情けなさまどかと繋がってたから事情がわかったような気になってただけで円環の理から切り離されたら即、小物っぷりを晒してたし