約 1,335,150 件
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/4422.html
ただ、俺は普通に暮らしていれば、それでよかったのだ。 ただ、俺は一緒に生きていられればよかったのだ。 それだけで、よかったのに。 求めた日常は、全て俺の手から零れ落ちていった。 崩壊の霹靂は、きっと妻が姿を消したあの時から。 今思えば、前触れはあった。 けれども、当時の俺なんかには気付けるはずなどなかった。 あの頃は、ただの一般人だった。 これが言い訳になど、為るはずがないのに。 全てはそこから、狂っていった。 気がつけば、一人娘も俺の手から零れ落ちた。 狂っていたのだろう、狂っていたのだ。 零れ落ちたのではない、自分から手放したのだろう。 けれども、あの時の俺には何一つ理解できなかった。 純粋に、どこまでも狂っていた。 あの時の狂気こそ、終わりの引き金。 殺してやりたい、自分の事だが反吐が出る。 だが、あれが無ければ俺はここまで至れなかっただろう。 殺してやりたい。殺したいが、殺したい以上に感謝もしている。 でなければ、こうはなっていなかったから。 ただの人間が、人間の壁を超えた存在に為るには、血の滲むような思いをしなければならない。 ただの警官如きが、今まで関わり合いにならないだろうと思っていた、対岸の火事だと思っていた存在に為るという事。 それは、地獄のような日々の幕開けだった。だった、けれども後悔は無い。 初めて握った剣は重かった、若々しい体とは言え厳しい重量だ。 振り回すだけで、疲労はすぐに溜まっていった。翌日は体が鉛のように動かなくもなった。 それでも続けた、徹底的に続けた。警官としての仕事も続けた、生きるためにも金は必要だったから。 皮肉なことに、贅沢さえしなければどうにかなるだけの身銭もあった。警官としての稼ぎだけではどうにもならない道具も、手に届いた。 思い出す度に、自分を殺したくなった。けれども、今は贖罪が何かを成す事は無い。悔いる事が意味を結ぶ事は無いのだ。 ただ剣を振れ、剣に触れ、剣と成り、剣を為す。心は刃の如く研ぎ澄ませ、練磨した。 以前は躊躇った最前線任務にも、貪欲に食らいついた。凶悪犯の鎮圧も、自ら買って出た。 少しずつ、自分が知らないナニカに成るのを感じていった。 手柄は瞬く間に増えていった。勲章は山のように積み重なり、止まない賞賛が浴びせかけられた。 気がつけば俺は署の頂点に立っていた、この身は既に人の限界を超えつつあった。 ただその位置が虚しかった、俺が望んでいた相手からの賞賛は手に入らないとわかった。悲愴が俺を貫いた、涙はとうに枯れ果てた。 暫くはその位置に甘んじていた、けれども望む最前線からは遠ざかった。 わけもない、顔を傷つけたがる組織など無いのだ。 顔になって初めてわかった、この体は節々が腐れていることを。蝕まれて、蝕まれ慣れていた。 この穢れは排さねばと思った、僅かな贖罪でも今は俺の心を慰めてくれた。 けれども穢れ既に癌となっていた、俺の手には余り過ぎた。 何も出来ない無力を噛み締めた、ただの力だけではどうしようもなかった。既にこの署で俺に物理的に敵う相手などいなかったが、これには俺も敵わなかった。 ただの殺人鬼に堕ちる事は認められない、そこまで堕ちれば俺は全てを失ってしまう気がした。 この場所に俺が望む全ては存在しなかった、俺はこの署を後にした。 惜しむ声は多かったが、そんなものはどうでもよかった。望む声は聞こえなかった、それだけが俺を突き動かすのだ。 俺は傭兵に身を窶していた。この身は既に人の限界をとうに超越した場所にある。 こうして人外へ至った時、視界は大きく広がった。此処まで至らなければ見えないものが沢山あった、それでも俺が目指す場所は遠かった。 受ける依頼は吟味した。あらゆる情報を掴んでから、義に反するものならば頑なに拒んだ。 忠義に値する相手からだけ雇われた、そうしている内に俺は大きな後ろ盾を手にしていった。 名のある貴族とも顔を合わせ、時に名君となるであろう者達とも出会っていった。 内面は既にズタズタだった、それでも外側だけはいつも綺麗に保っていた。 ただ数年の間、大切なものを失った事実だけが内側を支配した。狂って狂って、それでも目標を見定め続けた。 今日も俺は戦場に立つ、殺すべき相手は卑劣な侵略者だ。俺の心は今この時に刃となり、全ての悪徳を引き裂くのだ。 一人も逃してはならない、種を芽吹かせてはならない。一つだけの種火は灯火へと育ち、いつしか大きな篝火となるのだ。 悪徳を斬る度、心は鉄に成っていった。正義の代行者を気取るつもりはない、ただ強くなるために。 そうして俺は、戦鬼レイディオと呼ばれた。 これは、俺の数多ある二つ名の一つだった。 心底どうでもよかった、この頃の俺は強さに行き詰まりを感じていた。 新たな力を求め、俺は傭兵を廃業し、また違うナニカへと身を窶した。 レイディオ
https://w.atwiki.jp/buddycom/pages/18.html
瀬戸青葉 クロエ・ヴィラ 一条白 ジア・コラン ビゾン・ジェラフィル ロマス・ホルツァー ヒナ・リャザン 隼鷹・ディオ・ウェインバーグ ユリア・マーブラー リン・メイファン
https://w.atwiki.jp/hakozisyo/pages/384.html
ダナデス一高い山・ネグロディオース ダナデスの首都ガーブの後ろにそびえ立つ、切り立った岩山。 山頂は夏でも雪に覆われている。 山には、幾つかのドワーフの集落と、人間が経営する雪羊の牧場が一つ存在する。 この山のドワーフは、聖域と呼ばれる場所を守っており、滅多に山から下りない。 なので、「共通語」を話せる物はごく僅かしか存在しない。 聖域とは、「魔神」が住むとされる場所で、人の立ち入りを禁止している。 セッション「魔物の住む山」にて「魔神」はスノースターフィッシュという モンスターであることが確認された。
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/733.html
【名前】 チェンジ グランディオン 【読み方】 ちぇんじ ぐらんでぃおん 【英語表記】 CHANGE 【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー 【初登場話】 epic17「新たな敵!幽魔獣」 【分類】 ゴセイカード 【属性】 CHANGE 【所有者】 ゴセイナイト 【詳細】 ゴセイナイトが所有するチェンジ属性のゴセイカード。 レオンセルラーの液晶部分へこのカードをセット、「717」の認識番号を打ち込んで発動する。 ゴセイナイトを本来の姿のグランディオンヘッダーへと変形が可能。 チェンジ ゴセイナイトのカードの対となる。
https://w.atwiki.jp/mousouyomi/pages/2316.html
【作品名】最強妄想キャラクター議論スレを総合し物語化する計画 【妄想属性】最強妄想キャラクター議論スレを総合し物語化する計画 【名前】全階層全宇宙全次元巡洋艦『グラディオス』号 【属性】平行宇宙船→全階層全宇宙全次元の巡洋艦 【大きさ】横3000kmほど、縦800kmほど、高さ300kmほど、テレビのリモコンのような外見 【攻撃力】『エネルギー変換ビーム』宇宙内の質量を全てエネルギーに変換して解き放つ。 威力は0,1秒後に一万の宇宙を消滅、0,2秒後に二万の宇宙を消滅と増えていく。 発動時間は0,02秒 射程距離は無限 『量子もつれの崩壊』大抵の宇宙にある量子もつれを崩壊させ、宇宙を消滅させる。 威力は三億~五京個ほどの宇宙を破壊 発動時間は1秒ほど 射程距離は宇宙10の80乗個分ほどの距離 【防御力】表面が絶対不定空間(グロシカラ社製)で覆われているので、無限の宇宙が破壊されても影響なし 【素早さ】無限、ただし無限に達するには五秒ほどの加速が必要 反応は中のコンピュータ並み(人間の五京倍ほどの思考速度) 【特殊能力】『非全能空間』グラディオス号を中心にして半径2000光年の空間はありとあらゆる『全知全能』が利かない。 この技術は『宗教大戦』の時発明された。 【長所】普通、平凡 【短所】 エンジンには第一種永久機関(ジェイペイン社製)だが、一億年ほど動かしっぱなしにしとくとオーバーヒートを起こしてしまう。 【備考】元々は西暦5789年に作られた平行宇宙船。西暦5934年に全階層全宇宙全次元巡洋艦に改造された(その後、小さな改修がかなり行われている)。 西暦6000年の『宗教大戦』において地球を攻撃する神たちと戦う(結局この戦いは偶然地球へ旅に来た界渡りの勇者により強制的に終了させられた)。 西暦6295年、行方不明となった全階層全宇宙全次元研究船『フォーバラス』号を探索するために全階層全宇宙全次元へと旅立つ。 だがその途中、聖域庭園に入ってしまうが、悪意がなかったため消去されることはなく、聖域庭園の守護者であり親切な水脈に最強妄想キャラクター議論スレへのゲートに導いてもらい、そこに入るのだが・・・ 986 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/27(日) 16 27 44 全階層全宇宙全次元巡洋艦『グラディオス』号考察 フォーバラス号より攻撃力が上なのでフォーバラス号から上がる。 △全階層全宇宙全次元研究船『フォーバラス』号 互いに決め手なし。 △双聖剣 同上。 ×折原藍 ばにぃランチャーで負け。 ×さすらいのジョニー 反応が遅いので2回目で負ける。 △怒津屁留源牙亜 互いに決め手なし。 ×任意全能さん 任意全能負け。 ×ハンゴク先生 ルール改変負け。 ×悠美 空間交換で削られて負け。 △ミカエル 互いに決め手なし。 ×ユウ ガーデンで負け。 ×ダニー 無理。 フォーバラス号と比べて特殊な耐性や速い反応があるわけでもないのでここまでだろう。 双聖剣=全階層全宇宙全次元研究船『フォーバラス』号=全階層全宇宙全次元巡洋艦『グラディオス』号 987 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/27(日) 16 32 12 非全能空間は考慮されてるのか? それとも俺の知らない間に粗が見つかったのか? 988 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/27(日) 16 34 48 アッー!忘れてた。 とするとタカヤとドラえもんとテンプレに勝てるからどっちもテンプレの上か。 989 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/27(日) 16 36 10 任意全能さんにも勝てるようになるだろ。 990 名前:格無しさん 投稿日:2006/08/27(日) 16 38 17 もっと上で連勝できてるしその上に行ったんだから問題ないだろ
https://w.atwiki.jp/varupurugisu/pages/66.html
ガンダムハンマー→ゴルディオンハンマー→???? ゴルディオンハンマー Lv.0/Exp.0 NextLV.17 攻 B 命 B 回 E EN ACE(230) 効果 A.DEF 装備 MS 種別 SWORD 武器名 ゴルディオンハンマー ヒートホーク系 第4世代 Next LV 17 次の武器 ???? 攻撃レベル Bランク 命中精度 Bランク 攻撃回数 1回 消費EN 230 特殊効果 A.DEF 装備 MS 種別 SWORD ヒートホーク系へ戻ります 武器防具一覧表 その1へ戻ります
https://w.atwiki.jp/naridan_x/pages/44.html
攻略チャート1 攻略チャート1オープニング エトスハウス ワールドマップ ヴァルハラ町 オリーブヴィレッジ きらめきの塔 エトスハウス. ユークリッド村 熱砂の洞窟 ユークリッド村. ヴァルハラ村 ローンヴァレイ 精霊の洞窟 ヴァルハラ村. 浸食洞 エトスハウス.. ヴァルハラ町. オリーブヴィレッジ エトスハウス...攻略チャート2へ オープニング エトスハウス エトスかアルベルトに話しかけるディオ:コスチューム『なりきり士』 メル:コスチューム『なりきり士』 ディオ:コスチューム『剣士』 メル:コスチューム『魔女っ娘』 記憶陣 ワールドマップ ヴァルハラは北にあるワールドマップ ヴァルハラ町 道具屋に入るショップのチュートリアル コレクター図鑑 モンスター図鑑 バトルメモ 町の入り口でイベント戦闘のチュートリアル ロングソード ブルーム イベント後、買い物不可能 オリーブヴィレッジ 食材屋 道具屋ヴァルハラ町が使えないのでこちらで買い物 武器防具屋きらめきの塔である程度装備が手に入るので買わなくてもいい きらめきの塔 1階 イベント後戦闘、クルールが仲間になる スイッチを押し扉を開く 2階 宝箱アップルグミx3 500ガルド 3階 戦闘のチュートリアル 敵シンボル(フサフサドール) 宝箱オレンジグミx3 スペクタクルズx3 レザーメイル ボウイナイフ 4階 スイッチを押し扉を開く 開かない扉はソーサラーリングが必要 宝箱トイボックス(炎の冒険者のバッジ、ラベンダー) 700ガルド レザーブーツ ライフボトルx2 ピヨハン ポイズンチャーム セフィラ(ソーサラーリング) 5階 敵シンボル(ソーサラーリング)x2(左:フサフサドール、右:ロボ) 宝箱キュアボトルx3 マント ライフボトル ローブ レザーガントレット 鍵付き宝箱:アイヴォリー(ソーサラーリング) キッチンミトン(ソーサラーリング) オールディバイド(ソーサラーリング) (c)レッドカード(ソーサラーリング) 最上階 奥に進むとミラクルD・Xと戦闘ディオ:コスチューム『ハンター』 メル:コスチューム『シスター』 太陽の絵 似顔絵 記憶陣・青 宝箱リボン エトスハウス. 奥の部屋に入ると自動的にクラースの時代に飛ぶ ユークリッド村 クラースの家に入るエンジェルティア バブルクロスボウ 宝箱オレンジグミx2 500ガルド ファイアマント 鍵付き宝箱:アクアマリン ワンダーシェフ(トロフィー)レシピ:おにぎり ※この時点でエトスハウスに戻ると、 ワンダーシェフ(サッカーゴール)レシピ:ラーメン 熱砂の洞窟 1階 記憶陣 敵シンボル(クリスタルホーク) 宝箱ディオ:コスチューム『シーフ』 レザーマント 赤精石x3 地下3階 敵シンボル(エルダードラゴン) 宝箱グランドセプター オレンジグミx3 ソーサラーリング 1階 ソーサラーリングを使いスイッチを押して左の扉を開く 地下1階 敵シンボル(ファイガ) 宝箱ファイアマント フェザーローブ ホワイトミトン 1000ガルド 溶岩のカギ 地下2階 記憶陣 宝箱ライフボトル キュアボトルx2 ベレット レザーガード クレインクイン 地下3階 1階 ソーサラーリングを使いスイッチを押して中央の扉を開く ??? ソーサラーリングを使い道を作って進む 奥に進むとイフリートと戦闘シーフのローバーアイテムで「スルトマント」 ディオ:コスチューム『斧戦士』 メル:コスチューム『ランシア』 記憶陣・青 宝箱鍵付き宝箱:黒檀 イフリート ユークリッド村. クラースの家に入る クラースが仲間になる ヴァルハラ村 クラースが離脱 泣いている子どもと話す 村の奥に進むとイベントエレメンツポット 火の精霊晶核 クラースが仲間になる ワンダーシェフ(民家・大きい牛のぬいぐるみ)レシピ:ハンバーガー ローンヴァレイ 谷 A ロンドリーネが仲間になる 敵シンボル(オウルベア)x2 宝箱ディオ:コスチューム『侍』 メル:コスチューム『格闘家』 アイアンサレット(木陰) 谷 B 宝箱ダークボトル ディネイボトル 洞窟 地下1階 洞窟 地下2階 西 ソーサラーリングを使い壁を崩す 記憶陣 宝箱ウィンドマント バルディッシュ チェインガントレット 洞窟 地下1階 谷 B 敵シンボル(ウリボア)x2 宝箱チェインガード(草むら) コルセスカ 洞窟 地下1階 洞窟 地下2階 西 洞窟 地下2階 東 敵シンボル(ラッキーホワイト)x2 宝箱メッシュブーツ ベアナックル ドリームフランジ(マップ下) 緑精石x3 洞窟 地下1階 敵シンボル(ラッキーホワイト) 宝箱ヒールマーク アイアンメイル 鍵付き宝箱:アメジスト プチフェイク(マップ上)(駆け抜ける風のバッジ、マジックボトル) 谷 B 記憶陣・青 最深部 奥に進むとシルフ シルフ(赤)と戦闘ディオ:コスチューム『ガンナー』 メル:コスチューム『スカラー』 風の精霊晶核 少し戻るとチェインパートナーのチュートリアルチャネリング 宝箱プリティミトン シルフ ロディ加入後(シルフ未討伐でも可)にエトスハウスに入ると、 指さし棒 精霊の洞窟 1階 宝箱メル:コスチューム『フェンサー』 アースマント ミックスグミx3 ストーンチャーム オサフネ 地下1階 地下2階 敵シンボル(ウリボア、ケイブキティ) 宝箱シルバークローク 地下3階 記憶陣 宝箱黄精石x3 キューティミトン 地下4階 南 奥に進むとノームと戦闘 敵シンボル(メルドウォーム) 宝箱アーメットヘルム 地下4階 北 敵シンボル(メルドウォーム) 宝箱マインドクライ アークゥイバス アイアンブレス(左奥) 地下4階 最深部 奥に進むとノームと戦闘ディオ:コスチューム『白銀剣士』 メル:コスチューム『ウィッチ』 地の精霊晶核 記憶陣・青 敵シンボル(メルドウォーム、左の部屋:クレイアイドル) 宝箱スプリントメイル ブロンズサークレット(左の部屋) プチフェイク(左の部屋)(堅牢なる盾のバッジ、オレンジグミ) (c)Dの彫像(左の部屋、ノーム撃破後?) ノーム ヴァルハラ村. クラース、ロンドリーネが離脱 入り口付近の民家前でイベント 左の橋付近でイベント 井戸でイベント クラース、ロンドリーネが仲間になる浸食洞の立入許可証 浸食洞 入り口 宝箱ミックスグミx3 ラピスブレス 地下2階 ソーサラーリングを使い水位を下げる 宝箱チェインブーツ ウォーターマント ローレル ブルーリボン スケイルガントレット 入り口 宝箱水精石x3 ニンブルレイピア 地下1階 敵シンボル(ヴェパール OR K・ヴェパール(レア)) ソーサラーリングを使い地下2階の扉を開く 宝箱ブレストプレート プチフェイク(鋭き感覚者のバッジ、アップルグミ) 地下3階 敵シンボル(ヴァサーゴ) 記憶陣 宝箱アキュラスィ シルバーミトン 地下4階 右側 ソーサラーリングを使い装置を起動 宝箱スチールヘルム 跳躍のスキル書 最深部 記憶陣・青 右の装置にソーサラーリングを使い水位を切り替える 宝箱ホーリィマーク 地下3階 宝箱ストーンチャーム 地下4階 左側 敵シンボル(レンメデュズ) ソーサラーリングを使い装置を起動 宝箱鍵付き宝箱:オパール ブレストガード 最深部 左の装置にソーサラーリングを使うとウンディーネと戦闘ディオ:コスチューム『ランサー』 メル:コスチューム『騎士』 水の精霊晶核 宝箱(ウンディーネと戦闘後)ウンディーネ 外に出ようとするとクラース、ロンドリーネ離脱 エトスハウス.. AC.4408、ディオ、メルの時代に戻る 戻ると太陽の絵が使えなくなる ヴァルハラ町. イベントのみ オリーブヴィレッジ 道具屋の左にいる魔術師と話す エトスハウス... イベント星の絵 AC.4306、クレスの時代に飛ぶ 攻略チャート2へ
https://w.atwiki.jp/booklove/pages/679.html
肩書の初出:第277話 初出:第326話 名前の初出:書籍版第四部IV「ハルデンツェルの奇跡」 家族構成 妻:ギーベ・ハルデンツェル夫人 息子:(*1) 息子:(*2) 父:前ギーベ・ハルデンツェル(*3) 母:父の第一夫人(*4) 妹:エルヴィーラ(同母妹) 甥:エックハルト 甥:ランプレヒト 甥:コルネリウス 姪:ローゼマイン 母方の親戚 曾祖父:四代目アウブ・エーレンフェスト 祖父:初代ギーベ・グレッシェル 曾祖父:前ライゼガング伯爵 祖母:前ライゼガング伯爵の第一夫人の娘 伯父or叔父:初代ギーべ・グレッシェルの長男 叔父:二代目ギーベ・グレッシェル 従兄弟:ギーベ・グレッシェル 異母叔父:ガフリエーレの長男(故人) 異母叔母:ヴェローニカ 従妹:ゲオルギーネ 従妹:コンスタンツェ 従弟:ジルヴェスター 異母叔父:ベーゼヴァンス(前神殿長) 容姿 髪の色:深緑 000000000 瞳の色:黒 000000000 厳めしい顔 人の上に立って率いているのが一目でわかるようなどっしりとした雰囲気がある 地位 階級:上級貴族 職種:伯爵、ギーベ・ハルデンツェル 年齢関連 ローゼマインとの学年差:+35(*5) 誕生季:夏(*6) クラウディオ視点の回 書籍版第四部IV 書下ろしSS ハルデンツェルの奇跡 作中での活躍 エルヴィーラの兄。フルネームは「クラウディオ・グートハイル・ギーべ・ハルデンツェル」(ハルデンツェルのギーべ、グートハイル家のクラウディオ)と推測される。(*7) 土地持ちの貴族で、エーレンフェストで最北のハルデンツェル伯爵領を治めるギーベ。民との結束が強く、それを誇っている。アイゼンライヒがエーレンフェストに改められた際にギーベに任じられた一族であり、それ以前のハルデンツェルには疎い。 次期アウブと目されていた初代ギーべ・グレッシェルの孫であり、母の異母妹で領主夫人のヴェローニカからは普段はあからさまでは無いものの、様々なやり方で厳しく当たられていた。 先代アウブが亡くなり、ヴェローニカを抑えられる者が居なくなってからは憎い甥が治めるハルデンツェルへの対応が厳しくなった。食糧庫であるライゼガングとハルデンツェルの関係を断とうと、ハルデンツェルに対しヴェローニカはあの手この手を出してくるようになる。元々食糧自給率の低いハルデンツェルは他の土地より税を引き上げられた被害が大きく、餓死者まで出るような酷い有様となった。そんな苦しい状況だったが、マインが神事に携わって魔力の満たされた小聖杯が届くようになり、ヴェローニカが退けられたことでハルデンツェルは息を吹き返した。 ローゼマインがユレーヴェに眠った際にエルヴィーラが印刷業を引き継ぎ、いち早く土地に取り入れたことで印刷業が成功し外貨の獲得に繋がっている。 妹に押し切られて印刷を始めた当初は半信半疑だったが、エルヴィーラの持ち込んだ騎士物語がそこそこ売れたため、このまま印刷を推し進めていこうと考えるに至った。(*8) ローゼマインから祈念式の古い儀式で聖典と違う部分を指摘されて再現してみたところ、春を呼ぶ儀式が復活した。 本当の春を呼んだため、本来はハルデンツェルの者以外に与えるのは禁じられているブレンリュースの実をローゼマイン達に捧げた。(*9) ハルデンツェルの民が何の憂いもなく過ごせるようになったため、冬の社交の場でローゼマインに最大の感謝の意を示して跪く。(*10) 厳めしい顔に似合わずハルデンツェルの印刷所では恋物語専門になっているが、印刷/販売業慣れして恋物語を完全に利益を得るための商品として考えており、対外向け商品に他領の恋物語出版を即座に思い付く程である。(*11) ”ハルデンツェルの奇跡”が起こる5年以上前(ローゼマインがまだ洗礼前の平民マインだった頃)、ライゼガングとハルデンツェルとの結びつきを断とうとしたヴェローニカによる執拗な嫌がらせがピークを迎え、税率上昇とそれに伴う食糧不足・ライゼガングからの食糧支援が妨害される等により領内で餓死者まで出したため、義弟(カルステッド)経由でアウブに援助を願い出たものの状況は中々改善されずアウブやカルステッドに不信感を抱き続ける。特にアウブに対しては状況が改善した後ですらも、自分はアウブを全く信用していないと言い切っている。 ローゼマインの登場によって土地を潤すための魔力に満ちた小聖杯、ライゼガングからの食糧支援、厳しい自然環境のせいで元々裕福とは言い難いハルデンツェルが外貨を獲得するための印刷業等を手に入れ、これらにより領地経営は回復を経て上向きとなった。 一足早い春を迎えた為に必要となった魔獣討伐の合間にカルステッドと内密なやり取りを行い、妹を苦労させ続けていた義弟への悪感情を若干上方修正している。 またこの際にクラッセンブルクとの交易のため境界門を開ける事を打診されたが(アウブからすればハルデンツェルの要求に対する援助のつもりである)、ハルデンツェルの利が薄い(商人護衛に人手を取られて魔獣退治が出来ない・”冬の主”の戦力が前もって削げないので冬が長引きその分春が遠のく・商人に何かしら被害があればハルデンツェルに責任を押し付けられるのが目に見えている)事を理由に難色を示した。 妹との関係が良好でコルネリウスの事も生まれた頃から知っているため、逆にいきなり洗礼式で姿を見せたローゼマインが妹の実子ではない事を確信しており(年齢的に第三夫人の娘だろうと予想はしているが、確信は出来ていない)、他の女との子を妹に押し付けた義弟の不誠実さには怒りすら抱いていた。 ローゼマインの健康と次世代(ローゼマインが子供を産めるかどうか)を考えれば彼女が次期領主になる事に積極的賛成ではなく彼女の意志次第だと考えており、一方でヴィルフリートが言われるほど愚かではないと判断し、12年春時点では二人の婚約を問題視していない。 この地に生まれて以来一度も見たことのなかったブレンリュースの新芽を見つけ、聖女が「奇跡」をもたらしてくれた事を改めて実感し、春を呼ぶ儀式と領地を守り続ける事を決意した。 ローゼマインの事は健康面に問題があり神々や神事への思いが異質だと思ってはいるものの、ハルデンツェルを救ってくれた立役者であり、貴族の慣例上は実の姪にあたるので最大限の好意を抱いている。(*12) 15年春のエーレンフェスト防衛戦では、ボニファティウス達が城から抜けた穴を埋めるため、援軍としてハルデンツェルの騎士達を城に派遣した。(*13) 「歌え、神に祈りの声を伝えよ! 舞え、神に感謝を伝えよ! 雪解けに祝福を!」(*14) 経歴 前34年夏 誕生。 前27年夏 洗礼式。 前19年冬 貴族院卒業。 03年春~07年冬? 領内で餓死者を出す惨状になったためアウブに救いを求めるも、要望が叶えられるまで以後数年を費やす。(*15)(*16) 08年春 マイン(青色巫女見習い)の魔力に満たされた小聖杯を初めて受け取り、以後領地の収穫面が向上されていく 08年夏 ローゼマインの洗礼式に参列、初対面の挨拶をするはずだったが果たせず。(ローゼマインがヴィルフリートに連れ出され負傷退場したため)(*17) 08年冬 お披露目後のローゼマインに初対面の挨拶をしようとするも果たせず。(ローゼマインが演奏後即退場のため)(*18) 09年冬 冬の社交でローゼマインに初対面の挨拶をしようとするも三度機会を得られず。(ローゼマインが兄妹を庇いつつヴェローニカ派貴族とやり合っていたため)(*19) 10年秋 妹エルヴィーラの説得を受け、半信半疑ながらハルデンツェルで印刷事業を始める決意をする。(*20) 11年春 グーテンベルク一行を迎え入れ、植物紙協会支部・印刷協会支部・インク工房・印刷工房を設立し、技術供与を受ける。(契約魔術の都合上製紙工房は未設立)。(*21) 11年冬 契約魔術の解消で不安定になったローゼマインが神殿に移動したため、面会の予定と初対面の挨拶の延長を余儀なくされる(2年ぶり四度目)(*22) 城に戻って来たローゼマインに初対面の挨拶をし、魔力の籠った小聖杯や印刷のおかげでハルデンツェルが息を吹き返した事に礼を述べる。(*23) 12年春 祈念式と印刷事業のためローゼマイン達一行を受け入れる。 ローゼマインによる聖典記述部の説明を聞き、春を呼ぶ歌と曲を女性貴族だけで奉納させる。 奉納の結果一夜にして春が訪れ、ブレンリュースの新芽が出ているのを生まれて初めて見たことにより、今後も祈念式(春を呼ぶ儀式)と領地を守り続ける決意を新たにする。(*24) 12年冬 冬の社交の場で、ローゼマインの手の甲に自分の額をそっと押し付け、貴族として最大限の感謝を示す。(*25) 15年春 アウブやボニファティウスの要請に従い、エーレンフェストの城へ援軍を差し向ける。 コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。 ローゼマインが妹の実子ではない事に気付いている (2018-09-18 00 23 42) 気付いてるではなく知ってる (2021-04-11 14 01 56) 印刷業で会合開いた時にヴィルフリートが領民に感謝されてやる気が出るって言ったから、実はライゼガングで数少ないヴィルフリートに優しい人。 (2020-06-24 14 14 59) ハルデンツェルは生存だけでも大変なので派閥争いに関わる気はない土地柄とかどこかにあったような (2020-06-24 14 52 41) あの会話の時点では優しくしてあげようと思ってたが、後でわざわざライゼガングに喧嘩売り行脚した話を聞いてやっぱダメかーって考えを改めた可能性… (2020-06-24 15 41 33) ロゼマがエーレンを出る事を怖れていたからなあ。鎖役のヴィルには頑張って欲しかったと思うよ。結局繋ぎ止められなかったし怒りを募らせてる可能性もあるかな (2020-06-24 21 10 34) 王命で無理矢理取り上げられたんだから、ヴィルが悪いわけじゃないんだけどな (2020-06-24 21 49 04) 嫁入りディッターをきっちり断っていたら、王命取り上げリスクはぐっと減ってたみたいだし(書籍版第五部IIエピ) ヴィルがジルにロゼマとの婚約を解消したいと言っている情報を手にしていてもおかしくない(レーベレヒト経由とかカルorランプレヒト⇒エルヴィーラ経由とか) もっと低次元の話なら、ヴィルがロゼマにプレゼントを一度も贈ったことがないとかの情報を入手していうかもしれないし。 ロゼマ関係では好感度が下がる情報の方が多そうだから微妙? <ヴィルが悪い訳ではないと思うか否か (2020-06-24 21 59 32) ロゼマを繋ぎ止めようとする意思が感じられないし、ロゼマ側に努力を要求するだけでその為に必要な努力をした形跡も無い。王命を言い訳にして納得できるかは微妙なところだろうな (2020-06-25 01 12 49) ヴィルフリートのとこはオズヴァルトが仕切ってるから「次期アウブたるヴィルフリート様に実績を貢ぎに来ないロゼマは第一夫人としての自覚がない」って強い不快感を持ってる。引き留める努力をするわけがない (2020-09-14 09 41 39) でもなし崩しで自力で礎奪ってアウブ・アーレンスバッハになって、ダンケルからの圧力(のようなもの)で王族への養子入りと婚約は無いことになったよ? (2020-06-25 08 00 19) 別にそれはヴィルの功績ではないから。それまでに下がったヴィルへの好感度が上がる理由にはならないかと。 (2020-06-25 11 59 57) それ結局ロゼマがエーレンフェストから消えた事と何も変わらない。 (2020-06-25 23 29 38) ハルデンツェルのロゼマ訪問を受けて(春の訪れもあって)ロゼマの非常識さは多少なりとも判ったと思うし王命とりあげとか「やっぱりなー」とは思ったと思うけど、それがヴィルの印象を左右したかどうかは? (2020-06-25 10 45 30) ハルデンツェルに奇跡をもたらした方をよそに取られるなんてとんでもないって方がありそうな話。ロゼマ守れないヴィルに価値はない位に見られても不思議はないでしょ。 (2020-06-25 20 24 21) 収穫量を2倍にしてくれて印刷技術も持ち込んでくれたロゼマをよそに出すとか正気の沙汰じゃないからなあ・・・ボニファティウスも「たかが魔術具40個ごときでローゼマインを中央に売ったのか!?」とキレてたくらいだし、特に莫大な恩を受けたハルデンツェルでは反発が大きくてもおかしくないな。 (2020-06-25 20 39 05) 上位領地&王命には粛々と従うべきって貴族ばっかりのエーレンでそういう考えがでるかな?エーレン内での出来事でならどうこうも言うだろうけど上位領地以上にああだこうだいう風潮ではないと思う。少なくともこの世代は (2020-06-25 21 48 12) ロゼマと繋がりを持ちたいと思ってる貴族は多かったし、ちょっと考えればロゼマを取り上げられたら大きな損失になる事くらいは分かるだろう。 (2020-06-25 22 36 17) 上位領地&王命には粛々と従うべきって貴族が、ジル周辺やヴィル周辺に多いのは事実だけど。 そこから離れたギーベ領の人間がどこまでそうなのかは今一分からないから何とも……。 ブリュンヒルデやレオノーレだけではなく、(ロゼマに名を捧げて間もない)マティアスですらも、何に対しても粛々と従うべしという考えではなかったから……(書籍版第五部IIIプロローグ) (2020-09-14 10 55 52) 領内貴族は基本的に上位領地や王族と接する機会ないだろうからね。現実でも外国と関わり持たない人間は気楽にアメリカや中国に強気で接しろと言うし。 (2020-09-23 22 15 16) 状況が違う。嫁盗りディッターで奇跡的に勝利してロゼマを奪われずに済んだのにヴィルが「なんかスッキリしない勝ち方だな、再戦だ!!」と王族に提案しようとしかけたから、マティアスは「普段上には粛々と従えと言う癖に何勝手な事言ってんだ?ここはいつも通り粛々としたがっておけよ」と言う意味でそう考えてた (2020-09-23 23 17 19) ヴィルの事はそんなに嫌ってないけど、ジルとカルステッドを嫌ってる (2020-09-23 15 59 31) どの時点の話なのかでだいぶ差があるぞ (2020-09-23 17 33 33) カルは妹と関係改善で好意的になったが、ジルとヴィルは怨敵のヴェロ派の評価から恩人のロゼマを守る盾で評価を上げて、結局エーレンに繋ぎとめれなかった事で評価がた落ちだろうからなあ (2020-09-23 21 36 16) その辺評価落ちたというより、しょうがないって考えてそうだけどな。ライゼガングの古老じゃないんだから、王族の命令に背いて守れなんて一ギーべが考えるのは暴走がすぎるでしょう。一度好意を持った人間には寛大なのがハルデンツェルでしょう。 (2020-09-23 22 19 03) そもそも王の養女となる王命があったって知ってるっけ? (2020-09-23 23 01 04) 王族の求婚を受けたってことは広がってるはず。 (2020-09-23 23 37 40) 甥のコルネリウスとレオノーレが星結び準備を中断していることは耳に入っていただろう。妹のエルヴィーラが知っているのだから匂わされただろうし、「中央に移籍させられる」可能性は考慮していたのではないか? 金粉首飾りをキルンベルガ貴族は目にしていたから、「求婚」の件は後に噂話として流布したかもしれないが、アウブ・アレキサンドリア当確になった以上表に出せない噂話として囁かれる程度だろう。 (2020-09-24 09 05 07) ロゼマさん行方不明中の冬の社交界で、領地内の貴族には周知された模様。 (2020-09-24 09 16 40) ハルデンツェルで印刷業が大きな利益をもたらしたのは冬が長い地理的条件が一因だった。春を呼ぶ儀式の復活で冬が短くなり収穫量が増えると、ハルデンツェルにおける印刷機の稼働期間は減る。その後は印刷機を増やして短期集中型の産業になったのか、それとも収穫量が増えた分で通年で印刷に専従する平民を増やしたんだろうか。 (2021-03-19 08 56 53) フェルネスティーネ物語の印刷の時に、印刷は冬だけって言ってたよ。もとが短い収穫期間で賄えない食料を買う外貨を得る手段だから。ハルデンツェルの職人は自分たちで印刷機も金属活字も作れるようになってるから、印刷機を増やしたんだと思うよ。 (2021-03-19 09 41 18)
https://w.atwiki.jp/wiki7_vipac/pages/194.html
「はぁ…はぁ…くそっ、なんなんだよ。一体」 ACのコクピットの中、一人の男が息も絶え絶えに声を出す。 解らない、何が起きているのかが。自分が今どんな状況に置かれているのかも。 ただ周りは黒く、暗闇に包まれている。 ボロボロになったACの目の間に、毅然として立ちふさがる一体のAC。 「こんなことが…」 呟きながら、男は静かに自らの命の終焉を迎える。 崩れ落ちるAC、頭部パーツが盛大な音を立てて地面へと落下する。 衝撃でAIが壊れたのか、ノイズ混じりの音声で先刻と同じ言葉を告げる。 『…敵…ACを…確…スター…ド……ン…』 言い切る途中でACの大きな足が、頭部パーツを無惨にも踏みつぶす。 そびえ立つ、青色のACスタードラゴンMk-Ⅲが。 同時刻。一人の男が自室で目覚める。 つい最近レイヴン試験に合格し、晴れてレイヴンとなった男。 彼の名はディオストラーダ、長ったらしい名前の為ディオと呼ばれる事が多い。 「あーぁぁぁぁぁ…」 目覚めたのはベッドから転がり落ちた衝撃の所為だった。 うめき声を上げながらゆっくりと体を起こす。 窓から朝日が差している。だが、朝日は酷く汚された部屋を一層目立たせた。 彼はレイヴンだ、ただの、レイヴンだ。 世界がどう回っているか気にもかけず、日々を生きるただの人。 彼は何も知らない。全てを知る術も持たない。 だが、世界は此処に、彼を中心に回り始めた。静かに。ゆっくりと。 彼は目覚め、身支度を住ませるとすぐに自分のACガレージへと向かった。 此処へ来たのは今迄も数えられる程しか無い。 思い出せばレイヴンとして仕事をした事もあまり多くはない。 何を隠そう彼が今迄最も厄介な仕事はレイヴン試験だった。 厳密には試験だから仕事ではないが、彼は試験以上に危険な仕事をした事が無い。 内容は武装勢力の排除。レイヴン試験としては最も一般的なものだ。 既存のレイヴンに回せないごく小さな依頼を試験と称し、行わせる。 だが、彼にとってはこの小さな依頼が想像以上に大変なものだった。 「稀に見る才能の持ち主だ…とか言われたっけ」 試験終了後に試験官から送られた言葉をふと思い返す。 世辞ではなく、彼は初めてACに乗ったとは思えない動きを見せたのだった。 新米レイヴン・ディオは確かに類い稀なる才能の持ち主だった。 しかし、彼が今迄その才能を発揮させたのはレイヴン試験の時だけ、 最近請け負った依頼はごく簡単なもので才能云々の問題ではない。 「何ボーっとしてんの?」 自分のACを見上げるように柵によりかかっていたディオに声が向けられた。 振り返ると、そこには彼のオペレータ鈴の姿があった。 小柄な女性で肩まで伸びた栗色の髪。凛々しい顔立ち。 そして、脇に何かのファイルを抱えている。恐らくは仕事の資料だろう。 「…別に、なんとなく。で、どんな依頼?」 聞くと、彼女がはい、と抱えていたファイルを差し出す。 「またテロリストの排除、なんだか最近多いらしくて。」 「またか…いいかげんレイヴンに鎮圧されるってのを覚えないもんかなぁ」 レイヴン試験を含めれば、これが4度目のテロリスト排除の依頼だった。 アイザールダム上空、AC輸送用の輸送機。 「作戦領域に到達、ACを投下します」 何度めかの着地時の衝撃。続けざまに鈴が注意を促した。 「目標のダム施設に付く迄に水に落ちないようにね。」 解った。とだけ短く返し、機体をジャンプさせる。 最高点に達した時に両肩の先に付けられた特殊なブースターを機動させる。 一定高度を保ちつつ滞空する事の出来るホバーブースターだ。 「これなら大丈夫だろ」 滞空状態のまま、目標のダム施設へと急ぐ。 「あれ?なんだこれ?故障か?」 レーダーから次々と赤点、敵の反応が消えて行く。 「こちらでも確認したわ、どういう事かしら?既に何者かが排除を開始してる?」 「仕事を横取りされてるって事か?勘弁してくれよ…」 全速力で移動し、ダム施設の目前まで来た頃。残る敵反応は僅かだった。 「俺の仕事を横取りしてるのはどこのどいつだ!」 ダムの先端、丁度U字型になっている所の真ん中あたりに着地する。 目下、爆発が起きた。何者かによって何かが撃破されたようだ。 "撃破された何か"の破片がこちらへ飛ばされて来た、ACの頭部パーツだ。 「AC!?ACが居たのか。いや…でもこれは…」 何者かが居る場所に視点を落とす。 そこには粉々に爆散するパーツの中に、一体のACが居た。 青い二脚型のACだった。 「何者かしら?それより、ここで一体何が…」 鈴が不安そうな声を出す。 青いACがこちら側を見た。正確には体をこちら側へと向けただけだが。 「やるのか…?」 ディオはこれが初めてのACとの対峙だった。 青いACが右手をこちらへ向け、ライフルを発砲。 同時にブーストを吹かしつつ、こちらへと向かってくる。 「わっ!」 情けなくも初めての対AC戦闘で回避行動すら取れずに被弾するディオ。 慌てている内に青いACは眼前にまで迫っていた。ブレードを展開させている。 「うおっ!?」 全力後退することで振り抜かれたブレードを紙一重で躱す。 「ムーンライト…同じ奴か」 ブレード本体の形状を見たディオが思わず声を出した。 振り切った腕が元に戻り、一旦後退してから青いACがまた切り掛かって来る。 (大丈夫だ…ACだからって何か特別な事があるわけじゃない!) ディオも左手のブレードを展開、青いACと正面から斬り合う形となる。 ブレードの刃同士が接触、そしてはじき返す。 同時に頭部AIの音声『敵ACを確認、スタードラゴンMk-Ⅲです』 あが、この音声はディオの耳に届いていなかった。それどころではなかったから。 はじき返し、お互いの間に微妙な距離が開いた。 すかさずスタードラゴンはもう1回切り掛かろうとブレードを展開。 ディオは即座に右側へと小さく機体を浮かせた、ダムのU字側の内側へと落ちる。 落ちながらディオもブレードで切り掛かる。 スタードラゴンのブレードをギリギリで躱す。 落下しつつ、振り切ったその腕に向かってブレードの刃が容赦なく襲いかかる。 鈍い音を立てながら、スタードラゴンの左手に装備されていたブレードが砕ける。 (良しッ!やったぞ) 落下しつつブーストで後方に下がるディオ。 だが、ブレードを吹き飛ばされたスタードラゴンも後退した。 一瞬だけ滞空し、またこちらを見る。 (なんだ…?) 後退しつつ、スタードラゴンに違和感を覚えるディオ。 しかし、スタードラゴンはすぐに後ろを向き飛んで行った。 遠く遠く、川を超え、ディオが最初投下された場所の方へと進んで行った。 ガレージに帰還した彼はオペレータに今回の件について話を聞いた。 「あそこで何が起きてたのか、あいつは何者なのか…解らないか?」 聞かれた鈴は一瞬だけ躊躇うと、渋い顔をして答えた。 「それについてはまだ調べてる最中…でも、一つだけ解ってる事があるの」 「なんだ?」 「あの青いAC、そう…スタードラゴンについて」 「俺を襲った奴か、知ってるなら話は早い。なんなんだあいつ」 また一瞬の沈黙。ディオが怪訝な顔をする。 「なんだっていうんだ?」 「彼は…スタードラゴンの搭乗者は…もう死んでるはずなのよ」 (死んでる…?いや、居ただろ。確かに、あそこに。俺、襲われたよな?) 「ど…どういうことだ?」 「解らない、だから困ってるの。搭乗者アルスは既に死んでいるはず。」 「俺は死人を相手にしてたって事か?」 「そういうことになるわね」 何がなんだか解らない。さっきの出来事は嘘だったとでも言うのか。 既に死んでるはずのレイヴンのAC? 暫くその場で考え込んでいたディオが口を開く。 「死んだレイヴンの機体だからって…乗ってるのがそのレイヴンとは限らない…」 「そうね、実際搭乗者の確認は外見だけでは不可能よ」 「誰かが…そう、誰かがきっと…」 「なんにせよ、あの場で何が起きていたのかを知らないと」 「…」 「…とりあえず、お疲れ様。無事だっただけ良しとしましょう」 「ああ…俺、そういえば初めてACと…まぁ、勝ったわけじゃないけど」 最後の一言を付け加えてがっくりと肩を落とすディオを見て鈴が言う。 「搭乗者がアルスだとしたら、あそこまでできれば上出来どころの話じゃないわ」 「どういうことだ?」 「伝説のレイヴン、史上最強のレイヴン。それがスタードラゴンのアルス」 彼は混乱していた。 自室へと戻る足取りも重い。長く広い廊下をずるずると歩く。 すれ違う人々は彼のことなど見向きもしない、それが日常。 (相手は死んだはずのレイヴンの機体…最強のレイヴンの機体) ふと、一つの事実を思い出す。 (あ…!あそこに居たACは…爆発…死んだんだ、俺の目の前で…) (俺と同じレイヴンが…スタードラゴンに…やら…れた) ドン、と考えを遮るような音がした。人とぶつかったのだ。 よろめきながら体制を立て直すと、目の前に人が倒れていた。 あまり激しくぶつかったようではないが、目の前の人は派手に転んだようだ。 「あっ…すいません」 改めて見てみるとぶつかった人というのは随分と小柄だった。 次いで目に入ったのはその格好、全身真っ黒の服。 フードまでかぶっているせいか、肌の露出は無いに等しい。 子供か、小柄な女性か。とりあえず手を差し伸べる。 自分の手を取ったのは包帯だった。正しくは包帯で巻かれた人の手。 一瞬ギョッとしたが、格好を考えると普通の人ではないのかもしれない。 等と随分失礼な事を考えながら体を起こす。 自分の肩くらいまでしかない身長、見下ろす形なのでフードの中までは見えない。 しかし、どこか大きな存在感を感じた。何か特別な存在のような。 彼の得意技、ボーっとする。を披露している内に彼?はどこかへ消えていた。 大きく、広い廊下でただひとり立ち尽くす一人のレイヴン。 彼はまだ何も知らない。だが、ここから世界の回転は加速する。 何も知らない彼を中心に、静かに、ゆっくりと加速する。
https://w.atwiki.jp/directors/pages/2734.html
ディオン・ラムをお気に入りに追加 ディオン・ラムのリンク #blogsearch2 ディオン・ラムとは ディオン・ラムの90%は気合で出来ています。ディオン・ラムの4%は柳の樹皮で出来ています。ディオン・ラムの4%はむなしさで出来ています。ディオン・ラムの1%は言葉で出来ています。ディオン・ラムの1%は度胸で出来ています。 ディオン・ラム@ウィキペディア ディオン・ラム ディオン・ラムの報道 『映画 真・三國無双』Blu-ray&DVDが12月17日に発売決定! - スクリーンオンライン 映画『映画 真・三國無双』 - 映画ログプラス 製作費40億円で実写映画化!『映画 真・三國無双』予告解禁 - 映画ログプラス 「真・三国無双」の実写映画が中国で大コケ 「ゲームの世界を再現」と高評価も… - AFPBB News アンディ・ラウ主演、興収60億円のアクション巨編『SHOCK WAVEショック ウェイブ 爆弾処理班』がオリジナル広東語版で日本公開へ - http //spice.eplus.jp/ ディオン・ラムのキャッシュ 使い方 サイト名 URL ディオン・ラムの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ディオン・ラム このページについて このページはディオン・ラムのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるディオン・ラムに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。