約 3,727,638 件
https://w.atwiki.jp/shirayuu/pages/53.html
Ubuntu 10.10 からこのページでは,最低限(いつも必ず行っている設定を記述していきます)。他の細かい項目については別ページを設けようと思います。 Ubuntu 10.10 日本語リミックス版のインストールの個人的な設定を書いていきます。リリースノートを読んでからオプションの設定、インストールをするのかを決定すると良いかと思います。 ZDNet Japan にて、図解付きでかつ詳しくインストール手順が紹介されています。http //japan.zdnet.com/news/os/story/0,2000056192,20421397,00.htm 困ったことがあれば、Ubuntu 日本語フォーラムが役に立つかと思います。 インストール直後 sudo 周りroot のロックを外す(root の有効化)sudo コマンドで root になる。 sudo コマンド時パスワードを求められないようにする 便利なパッケージ群 コンソールを使いやすくする。様々なパッケージのインストールibus の設定 zsh,mlterm,screen の設定 インストールしたエディタ、ページャーの反映 man 日本語化ページの確認 フォントのインストールM+IPA フォント以外のインストール M+IPA,MigMix,フォントのインストール キーボードのキーマップを変更する英字配列に変更する Shift-JIS,EUC-JP 環境を認識させる。 日本語ディレクトリ(デスクトップなど)を英語に一括で変更するデスクトップなどのディレクトリ名を任意の名前に変更する テキストログインに変更するテキストログイン後の注意点 インストール直後 インストール直後は、ubuntu のアップグレードから行うのがよいかと思います。 $ sudo apt-get update $ sudo apt-get upgrade $ sudo apt-get dist-upgrade sudo コマンドを実行するときにパスワードが求められますが、これは自分がログインしたユーザのパスワードをタイプします。 sudo 周り ubuntu では、管理者権限のコマンド例えばapt-get を正しく実行させるためには、スーパユーザ(管理者権限)での実行が求められます。そのため、apt-getコマンドでも $ sudo apt-get ~ と必ず頭にsudoコマンドを付けます。 このあたりの思想は、Ubuntu Tips/その他/suとsudoについての長所と短所を読むと理解できるかと思います。 root のロックを外す(root の有効化) これらの設定は推奨されません。 以下のコマンドでロックを外せます。 $ sudo passwd root これで、パスワードを入力し有効化にします。そのあと、 $ su - とタイプし、作成したrootのパスワードを打ち込みます。 sudo コマンドで root になる。 先ほどのルートのロックを外すの方法でも可能ですが、root を有効にしたくないけど root になりたいという場合には、 $ sudo -i でスーパーユーザになれます。 sudo コマンド時パスワードを求められないようにする これらの設定は推奨されません。 sudo コマンドを打つとき、いちいちパスワードを打つのは面倒だ。という場合には、 $ sudo visudo とコマンドを打ってファイルを編集します。このとき、特に変更がなければ、一番上には GNU nano 2.2.4 ファイル /etc/sudoers.tmp といった感じになると思います。これは、nanoというエディタでメモ帳のように文字を打つことができます(ただし、マウス機能はサポートされていません)。矢印キーで、一番下に移動して、以下の文面を最終行に追加します。 ユーザ名 ALL=NOPASSWD ALL たとえば、hogeユーザなら hoge ALL=NOPASSWD ALL となります。保存はControl+O、編集終了はControl+Wです。 自分のユーザが明確に分からない、知りたいといった場合は $ id uid=xxxx(hoge) gid=xxxx(hoge) 所属グループ=いろいろ となります。 これを参考にして、自分のユーザ名を見つけましょう。 便利なパッケージ群 様々な便利と思われるパッケージ群がインストールされます。実行しておいて損はないかと思います。主に動画周りがインストールされるみたいです。 $ sudo apt-get install ubuntu-restricted-extras コンソールを使いやすくする。 様々なパッケージのインストール インストールするパッケージは以下の通り パッケージ名 説明とか mlterm 軽快な多言語ターミナル mlterm-tools mlterm を右クリックすると設定画面が出てきます vim Unix系2大エディタ emacs Unix系2大エディタ manpages-ja manページ日本語版 manpages-ja-dev manページ日本語版の開発者向け? lv 多言語ページャー nkf テキストファイルの文字コード変換 zsh 標準でインストールされている Bash より強力なシェル screen 一言で言えば、タブ型ターミナルにしてくれる ibus-mozc google日本語入力のオープンソース版 こいつらを一気にインストールするので以下のコマンドを打ち込みます。 $ sudo apt-get install mlterm mlterm-tools vim emacs manpages-ja manpages-ja-dev lv nkf zsh screen ibus-mozc -y -y オプションは同意画面なしでインストール。emacs のバージョンは23です。バージョンなど気になる人は、 $ apt-cache [show|showpkg] パッケージ名 で調べる。 ibus の設定 ibus-mozc をインストールして、標準の変換サーバを mozc にしたいときは $ killall ibus-daemon # ibus kill $ ibus-daemon -d -x # ibus の起動 $ ibus-setup と打ち込み、 ibus-setup を起動させます。 そして、タブのインプットメソッド→インプットメソッドの追加→日本語→mozcを選択し追加をします。そして、mozc を一番上に持ってこれば mozc の優先順位が一番となります。 zsh,mlterm,screen の設定 各ページを設けます。そこで設定を見て下さい。 zsh 環境への移行 $ zsh で zsh が起動となりますが、ログインする度にこのコマンドを打つのは面倒です。そこで、 $ chsh -s /usr/bin/zsh とデフォルトで使用するシェルを移行できます。この操作は慎重にすべきです。 インストールしたエディタ、ページャーの反映 update-alternatives を活用して、デフォルトで使用される(Windows で言う関連付けに属するもの)エディタ等を変更します。 $ sudo update-alternatives --config editor # エディタ ## 実行するとこのような画面が出ます。 There are 5 choices for the alternative editor (providing /usr/bin/editor). Selection Path 優 Status ------------------------------------------------------------ * 0 /bin/nano 40 auto mode 1 /bin/ed -100 manual mode 2 /bin/nano 40 manual mode 3 /usr/bin/emacs23 0 manual mode 4 /usr/bin/vim.basic 30 manual mode 5 /usr/bin/vim.tiny 10 manual mode ## デフォルトで使用するエディタの番号を指定する ## 好みに合わせる。今回は、vim.basic なので、'4' Press enter to keep the current choice[*], or type selection number 4 $ sudo update-alternatices --config pager # ページャー ## ページャーも同様の手順で設定する。 man 日本語化ページの確認 man コマンドで各種ヘルプを閲覧できます。ls コマンドを閲覧したければ $ man ls とタイプします。実は、C言語の関数もみることができて $ man printf で分かります。 フォントのインストール 様々なフォントをインストールすることによってより見栄えを良くします。インストールするフォントは、 フォント名 パッケージ名など 備考 M+ Font Bitmap xfonts-mplus フリーフォント IPA フォント otf-ipafont IPA から提供されている完成度が高いフォント IPAex フォント otf-ipaexfont IPA から提供されている完成度が高いフォント IPA モナフォント ttf-ipamonafont IPA にAA(アスキーアート)を見栄え良くするため調整を施したフォント VL ゴシック ttf-vlgothic M+フォントにいい感じで固定幅フォントにしてくれる M+IPA http //mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/ からダウンロード M+ と IPA フォントの合成 MigMix http //mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/ からダウンロード M+ と IPA フォントの合成 M+IPA フォント以外のインストール ubuntu では、apt 簡単にインストールできます。以下のコマンドを続けて打ちます。 ## フォントパッケージのインストール $ sudo apt-get install -y xfonts-mplus otf-ipafont otf-ipaexfont ttf-ipamonafont ttf-vlgothic ## フォントの反映 $ sudo xset fp rehash # ビットマップフォントの反映 $ sudo fc-cache -fv # 特定の場所にインストールされたフォントの反映 # 場所はコマンドログ参照 M+IPA,MigMix,フォントのインストール とにかくページに行きます。 M+IPAフォントは、 http //mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/download.html を参照にしてうまいことダウンロードして下さい。MigMixは、http //mix-mplus-ipa.sourceforge.jp/migmix/ を参照にしてうまいことダウンロードして下さい。 さて、ダウンロードがうまくできれば(Firefox でアクセスして保存を選択)、 $ cd ダウンロード $ ls -1 MigMix-1P-1M-20100626.zip MigMix-2P-2M-20100626.zip mixfont-mplus-ipa-TrueType-20060520p1.tar.bz2 となっていると思います。全部解凍してフォントフォルダに移動させます。 $ unzip MigMix-1P-1M-20100626.zip $ unzip MigMix-2P-2M-20100626.zip $ tar jxvf mixfont-mplus-ipa-TrueType-20060520p1.tar.bz2 と解凍する。まずは、MigMix-1P-1M $ cd MigMix-1P-1M-20100626 $ mkdir MigMix1P1M $ mv -v *.ttf MigMix1P1M/ $ sudo mv -v MigMix1P1M/ /usr/share/fonts/truetype/ $ cd ../ つぎに、MigMix-2P-2M $ cd MigMix-2P-2M-20100626 $ mkdir MigMix2P2M $ mv -v *.ttf MigMix2P2M/ $ sudo mv -v MigMix2P2M/ /usr/share/fonts/truetype/ $ cd .. 最後に、M+IPAフォント $ cd mixfont-mplus-ipa-TrueType-20060520p1/opfc-ModuleHP-1.1.1_withIPAFonts_and_Mplus/fonts/ $ mkdir MPlusIPA $ mv -v M+*IPA*.ttf MPlusIPA/ $ sudo mv -v MPlusIPA/ /usr/share/fonts/truetype/ 確認のため、/usr/share/font/truetype/ディレクトリへ行ってみます。 $ cd /usr/share/font/truetype/ $ ls -la drwxr-xr-x 2 hoge hoge 4096 2010-10-19 02 49 MPlusIPA パーミッションが変なので、 $ sudo chown -R root root . として、もう一回確認 $ ls -la root root になっていたら、 $ sudo fc-cache -fv でインストール完了。 $ fc-list | lv で確認して下さい。 キーボードのキーマップを変更する Caps Lock と Control(Ctrl) を入れ替えるだけで Emacs,シェルなどの操作がずいぶんと楽になります(シェルは Emacs系のキーバインド)。入れ替えるためには、xmodmap コマンドを使います。ただ単に入れ替えるだけなら、 $ gedit ~/.Xmodmaprc !!#### gedit 画面 ######### !! Caps Lock と Control キーを入れ替える remove Lock = Caps_Lock remove Control = Control_L keysym Control_L = Caps_Lock keysym Caps_Lock = Control_L add Lock = Caps_Lock add Control = Control_L と~/.Xmodmaprc へ保存します。再ログインするとどの .Xmodmaprc を適応するか尋ねられますので、作成したファイルを選択します(Gnome で確認)。 英字配列に変更する キー配列を英字配列に変更したい人は、 $ setxkbmap -model us -layout us と打ち込みます。すると、閉じカッコ(]) や バックスラッシュ(\) キーが人によっては満足しないことがあります(HHKB US 配列を使っている場合など)。 そこで、xmodmap を使ってこれを修正します。 $ gedit ~/.xmodmaprc.us !!##### US 配列の細かい設定 ##### !! 日本語キーボードの 「¥」に [\と│を割り当てる] keycode 132 = backslash bar keycode 51 = Return ここで、どのキーコードがどのキーかを調べるには、xev というコマンドを使って確認してみてください。 $ xev @IT キーコードを調べるには: http //www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/222dikeycode.html Shift-JIS,EUC-JP 環境を認識させる。 以下コマンドで一気に確認。 $ cd /var/lib/locales/supported.d/ $ echo "ja_JP.EUC-JP EUC-JP" | sudo tee -a ja $ echo "ja_JP.EUC-JP EUC-JP" | sudo tee -a local $ echo "ja_JP.SHIFT-JIS SHIFT-JIS" | sudo tee -a ja $ echo "ja_JP.SHIFT-JIS SHIFT-JIS" | sudo tee -a local $ sudo locale-gen $ locale -a | grep ja ja_JP.eucjp ja_JP.shiftjis ja_JP.utf8 以下の三つが確認できれば成功してます。 ja_JP.eucjp ja_JP.shiftjis ja_JP.utf8 これは、一体どうやって使うかというと。例えば、使用するアプリケーションが EUC-JP 環境に依存しているとします。その際、ターミナル上で入出力の際に EUC-JP で打ち込む必要が出てきます。そのときに、 $ export LANG=ja_JP.eucjp と打ち込むと EUC-JP 環境へと移行します。このコマンドを入力したターミナルは EUC-JP 環境となります。 日本語ディレクトリ(デスクトップなど)を英語に一括で変更する ターミナル上で $ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update とタイプします。すると、Updatestandardfolderstocurrentlanguage? と問われるので、UpdateNames を選択してディレクトリ名を変更します。 デスクトップなどのディレクトリ名を任意の名前に変更する 前セクションで、ディレクトリを英語にしましたが、接頭が大文字です。これが気にくわないので小文字(任意のディレクトリ名)に変更します。~/.config/user-dirs.dirs を変更します。 $ cd .config/ $ vim user-dirs.dirs ### ${HOME}/.config/user-dirs.dirs XDG_DESKTOP_DIR="$HOME/desktop" XDG_DOWNLOAD_DIR="$HOME/downloads" XDG_TEMPLATES_DIR="$HOME/templates" XDG_PUBLICSHARE_DIR="$HOME/public" XDG_DOCUMENTS_DIR="$HOME/documents" XDG_MUSIC_DIR="$HOME/music" XDG_PICTURES_DIR="$HOME/pictures" XDG_VIDEOS_DIR="$HOME/videos" とこのようにすべてのアルファベットを小文字にします。 テキストログインに変更する テキストログインの方がウインドウマネージャーやらなんやら、柔軟に設定が行えます。次のページを参考に致しました。https //forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=8223 /etc/default/grub を編集する。 sudo vim /etc/default/grub ## /etc/default/grub ## GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT を以下のように変更する #GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash" GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="text" と変更後 $ sudo update-grub $ sudo update-grub2 で反映させる。 再起動すると、 hostname login などと表示されるが、ユーザ名とパスワードをタイプしてログイン後 $ startx でグラフィックなインターフェースが開きます。 テキストログイン後の注意点 audio グループに属さなければログインできなくなります。したがって, $ sudo adduser you username audio とaudioグループに入ります。hoge ユーザならば $ sudo adduser hoge audio となります。 参考になるかもhttps //wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuStudioTips/Hardware/FirewireAudio https //wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuStudioTips/Install/UbuntuStudioUpgradeFromUbuntu
https://w.atwiki.jp/netlist/pages/14.html
Vine Linux に関するメモ
https://w.atwiki.jp/tasha/pages/27.html
トップページ Linux コマンド reboot 【reboot】 Linuxの再起動コマンド。rootユーザで使う。 # reboot 例)# reboot
https://w.atwiki.jp/aerocats/pages/45.html
有料ディストリビューションであるRed Hat Linuxの開発元「Red Hat」が支援するFedora Projectによって開発されている。 半年に一度という驚異的なスピードでバージョンが上がっていく革新的なディストリビューション。 常に最新技術を盛り込むことを開発目的に据え、Linuxで新しいことをするには一番向いているディストリビューションかもしれない。 反面、13ヶ月しかないメンテナンス期間に不満の声もある。 リリースが短期で行われるため「バグが多い」とも言われるが、「Fedoraを使う以上それは承知のうえ」とする声もある。またはそれが楽しい一面なのかもしれない。 Fedora系の特長 Fedoraにもyumコマンドというパッケージ管理ツールが組み込まれている。 書籍などの説明ではこのyumコマンドが多いため、初めてLinuxに触れるのであれば情報量も多く、勉強しやすいディストリビューションだろう。 クライアント用途傾向が強いため、サーバ用途では敬遠されがちだが、使い方次第なので一概には「サーバには不向き」とは言えない。
https://w.atwiki.jp/aerocats/pages/53.html
RESETボタンを押しHDDに開発用Linux(あるいは何らかのディストリビューション導入キット)を導入しようとした際、コンソール上では何も進まなくなりINFO LEDもオレンジの点滅が止まる気配がない、といったエラーが起こることがある。 この時mountコマンドで確認してもHDDはマウントされておらず、ただfdiskコマンド?で確認すると4つのパーティション?に切られていることがわかっている。 そして開発用Linuxのhddrootfs.tar.gzも展開されていないはずだ。 原因HDDの取り付け後 パーティションを切る 各パーティションをフォーマットし、開発用Linux導入完了 fdiskコマンドでパーティション解放 InitDisk1.shのチェックを抜ける パーティションを切る 各パーティションをフォーマットする /etc/melco/infoを用意する 対処 原因 一度、開発用Linuxを導入し何らかの事情で再度開発用Linuxを導入する際によく見受けられるエラーだ。 この時、共通して見られる行為は 標準Linuxからのブートになっている HDDはfdiskコマンド?でパーティション?を解放している dd if=/dev/zero /dev/sda bs=1M count=1と実行している場合もある などだろう。 ここで玄箱PROのHDDがどのように処理されているのか追ってみる。 HDDの取り付け後 まずは未フォーマットのHDDがある。 もちろんこのままではHDDとして機能はしない。(必要に応じて)パーティション?を切り、ファイルシステムを導入(フォーマット)しないと役に立たない。 パーティションを切る /usr/local/bin/InitDisk1.sh内の処理で、 fdisk ${DISK1_DEV} /usr/local/bin/PartitionDefinition を実行しパーティション?を4つに切る。 HDDの先頭512バイトにパーティションテーブルを含むMBRが確保される。 各パーティションをフォーマットし、開発用Linux導入完了 続けて/usr/local/bin/InitDisk1.shが呼び出した/usr/local/bin/kuro_lib内のFormat_EXT3関数、Format_XFS関数、そしてmkswapコマンド?でそれぞれのパーティション?を適宜フォーマットしていく。 この際に重要なのは、各パーティション?の先頭512バイトにブートセクターが置かれることだ。 ext3形式のブートセクターには何も記録されていないが、xfs形式のブートセクターの先頭3バイトには「XFS」という文字列が入る(余談だが、このためxfs形式の上からext3形式をフォーマットしても先頭の「XFS」という文字列が残る)。 この後、各種ファイルの展開などがあり開発用Linuxの導入も終わる。 fdiskコマンドでパーティション解放 HDDのマウントをはずし、fdiskコマンド?でHDD先頭のパーティションテーブルを書き換え(消去し)、各パーティション?の「壁」を取り払う。 しかしこのままであれば、基本領域であったパーティション?の中のデータそのものはフォーマットされない限り消えることはない。 ここで重要なのは「パーティション?は存在しないがsda2とsda4の先頭領域だった場所には「XFS」という文字列はそのまま残っている」という点だ。 そしてこの状態で再度の開発用Linuxの導入をするため、RESETボタンを押すとどうなるか続けてみる。 InitDisk1.shのチェックを抜ける /usr/local/bin/InitDisk1.shのXFSフォーマットチェックの方法は以下だ。 XFS_FORMATTED=`dd if=${DISK1_DEV} bs=1 count=3` ; [ "${XFS_FORMATTED}" = XFS ] ExitWithError formatted XFS_FORMATTED=`dd if=${DISK1_DEV}1 bs=1 count=3` ; [ "${XFS_FORMATTED}" = XFS ] ExitWithError formatted XFS_FORMATTED=`dd if=${DISK1_DEV}4 bs=1 count=3` ; [ "${XFS_FORMATTED}" = XFS ] ExitWithError formatted つまり、/dev/sda、/dev/sda1、/dev/sda4の先頭に「XFS」という文字列がなければ「フォーマットされていない」と見なされる。 この時のHDDの状態は下のようになっている。 /dev/sdaは存在するが先頭に「XFS」という文字列はなく、/dev/sda1、/dev/sda4に関してはそもそもそのようなデバイスが存在しない。 よってこの状態のHDDは/usr/local/bin/InitDisk1.shの初期チェックを通過してしまう。 パーティションを切る その次に待っているのはパーティション?を切る処理だ。 fdisk ${DISK1_DEV} /usr/local/bin/PartitionDefinition この処理後、HDDは以下のようになる。 /usr/local/bin/PartitionDefinitionを変更して実行しない限り、以前とまったく同じパーティション?の切り方になるはずだ。 各パーティションをフォーマットする 次に/usr/local/bin/InitDisk1.shはFormat_EXT3関数とFormat_XFS関数を呼び、それぞれext3形式とxfs形式にフォーマットを始める。 Format_EXT3関数にはチェック項目はないため、/dev/sda1は問題なくext3形式でのフォーマットが完了する。 しかしFormat_XFS関数は再度ここでxfs形式フォーマットのチェックを行う。 KEY=`dd if=$1 bs=1 count=3` if [ "${KEY}" = "XFS" ] ; then チェック対象デバイスの先頭3バイトを読み込み、それが「XFS」であれば別の処理が待っている。 この時、HDDは以下のようになっている。 /dev/sda1、/dev/sda3はフォーマットする、という意味で空白にしている。 /dev/sda2、/dev/sda4は、ちょうど先頭3バイトに「XFS」が入る形になっている。 よって次の処理を実行する。 . /etc/melco/info /etc/melco/infoというファイルを開く、という意味だが、このファイルは標準では存在しない。 製品仕様書にもあるが、 内蔵HDD(/dev/sda)が既にxfs形式でフォーマットされている場合、フォーマットは行われない。但し、/etc/melco/info内、 force_format=yesとすることで、xfsでフォーマットされている/いないにかかわらず、フォーマットを行うようにすることができる。 とのことで、任意のファイルだ。 このファイルがないため、多くは内部的にここで止まっている。 これが処理が止まり、INFO LEDが点滅しつづける原因だ。点滅を止めるmiconaplコマンドに到達していないのだ。 この図のような状態に、実際は/dev/sda1のext3形式でのフォーマットが済んでいるため、/dev/sda3以外のパーティション?はすべて手動でマウントできる。 その後で、INFO LEDを止めるため miconapl -a led_set_code_information clear とすればいい。 /dev/sda3は mkswap /dev/sda3 swapon /dev/sda3 でswapを有効にできる。 ただし、開発環境はHDDに一切展開されていないので注意が必要だ。 /etc/melco/infoを用意する これを回避するため/etc/melco/infoを用意した場合、次の処理を通る。 if [ "${force_format}" = "yes" ] ; then 確認のため10秒間のタイマーが始動 else return 0 fi (略) dd if=/dev/zero of=$1 bs=512 count=1 mkfs.xfs $1 -f /etc/melco/infoに「force_format=yes」と記述していれば、先頭の512バイト(つまりブートセクター)を消去しxfs形式でのフォーマットが始まる。 しかし、/etc/melco/infoが「force_format=no」あるいは記述がない場合、elseを通りreturn 0、つまりFormat_XFS関数を抜けさせられ、あとに続くmkfs.xfsコマンドは実行されない。 つまり、/dev/sda2、/dev/sda4にフォーマットは施されないのだ。 この時のHDDは以下。 パーティション?を切る前のファイルシステムがそのまま使えてしまうため、一見mkfs.xfsが処理されたように思えるためわかりにくいが、/dev/sda2と/dev/sda4は実は前回の開発用Linuxのままなのだ。 そこにデータが残っていれば扱うことができる。 対処 /etc/melco/infoを用意し、force_format=yesと記述しておけばいい。 ~ # mkdir /etc/melco ~ # echo force_format=yes /etc/melco/info これでFormat_XFS関数を通過できる。 現時点でINFO LEDが点滅している場合、fdiskコマンド?で全パーティション?を解放し、上の/etc/melco/infoを用意して一度再起動し、再度RESETボタンを押せば開発用Linuxを導入できるだろう。 また各種Debian化キットなどもシリアルコンソールの世話になることなく導入できるのではないだろうか。
https://w.atwiki.jp/linuxjapanwiki/pages/176.html
コメントログ作成 - 名無しさん (2020-05-27 17 31 27)
https://w.atwiki.jp/physnote/pages/31.html
Linux系(ubuntu, lucid) hardyからアップグレード ディレクトリ名を英語化 mountの仕方の変更 anthyの設定 cups-pdf ログイン画面の変更 google日本語入力(mozc) TeX警告が出る dvipsでpsがつくれない dvipdfmでpdfがつくれない firefox4の導入 chromeをシークレットモードで起動する dilloのインストール Sun Javaのインストール ネットワークの共有フォルダーのマウント 個別の問題(適当に設定したら、なぜかうまくいった系)輝度調整(VAIO SZの場合) fluxboxだとfirefox上のyoutubeで音が出ない firefoxで画像が真っ黒になる 「Shift+Alt」が「ローマ字入力/かな入力切り替え」になってしまう update-apt-xapiを無効化 ネットにつながらない Canon printer driver 野良ビルドの例 hardyからアップグレード export LANG=C sudo apt-get install update-manager-core sudo do-release-upgrade --devel-release wget -q https //www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - wget -q https //www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - sudo wget https //www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/lucid.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list sudo apt-get update 再起動するところはエンター。設定変更はとりあえずNoで。 ディレクトリ名を英語化 sudo apt-get install xdg-user-dirs-gtk LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update mountの仕方の変更 gnome-mountはgvfs-mountへ変更。 http //superuser.com/questions/131918/gnome-mount-alternative-in-ubuntu-10-04-or-how-to-mount-partition-with-normal-use gvfs-mountの使い方が分からないので、とりあえずmountで我慢。 windows領域は sudo mount -t ntfs /dev/sda1 /home/[your_name]/_disk/ sudo umount /dev/sda1 みたいな感じで。 http //furyo.on-air.ne.jp/linux/ntfs.html anthyの設定 shift-spaceで起動するように変更。 cups-pdf 使えなくなっていたので、再インストールする。 sudo apt-get install cups-pdf http //ubuntuforums.org/showthread.php?t=1468825 ログイン画面の変更 ユーザ名の非表示 gconftool-2 --direct --config-source xml readwrite /etc/gconf/gconf.xml.mandatory --type bool --set "/apps/gdm/simple-greeter/disable_user_list" "true" http //ubuntu-tutorials.com/2010/07/03/disable-login-screen-user-list-ubuntu/ パスワードの非表示 http //linuxquirks.blogspot.com/2010/04/gdm-haxx0rd.html google日本語入力(mozc) ubuntu10.04の場合 sudo add-apt-repository ppa japanese-testers/ppa sudo apt-get update sudo apt-get upgrade sudo apt-get install ibus-mozc ubuntu10.10以降は sudo apt-get install ibus-mozc だけでよろし。 # http //mypace75.blog92.fc2.com/blog-entry-695.html TeX 警告が出る 以下の警告 ** WARNING ** Failed to load AGL file "pdfglyphlist.txt"... ** WARNING ** Failed to load AGL file "glyphlist.txt"... の対処。 http //krakenbeal.blogspot.com/2010/05/dvipdfmxpdferror.html http //shotoku.exblog.jp/14310139/ http //w32tex.org/current/dvipdfm-w32.tar.xz dvipsでpsがつくれない dvips使うと *** glibc detected *** dvips free() invalid pointer みたいなエラーが出る。 対処法としてPPAのdvipsk-jaを導入する。 sudo add-apt-repository ppa cosmos-door/dvipsk-ja sudo apt-get update sudo apt-get install dvipsk-ja https //edge.launchpad.net/~cosmos-door/+archive/dvipsk-ja http //blog.livedoor.jp/vine_user/archives/51628671.html dvipdfmでpdfがつくれない 以下のエラー kpathsea Running mktexpk --mfmode / --bdpi 600 --mag 1+359/600 --dpi 959 rml-jis mktexpk don t know how to create bitmap font for rml-jis. kpathsea Appending font creation commands to missfont.log. の対処。 /etc/texmf/dvipdfmx/dvipdfmx.cfg の文末に f jis-cjk.map を追加する。 # ためしに、/etc/texmf/dvipdfm/dvipdfm.cfg の文末のみに追加した場合も試してみた。が、dvipdfmを修正した場合は、pdfをつくれなかった。 https //bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/texlive-base/+bug/581770 https //forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=8281 http //d.hatena.ne.jp/next49/20090314/p5 firefox4の導入 sudo add-apt-repository ppa mozillateam/firefox-stable sudo apt-get update sudo apt-get install firefox http //ubuntuapps.blog67.fc2.com/blog-entry-244.html http //d.hatena.ne.jp/jyukutyo/20110324/1300976608 chromeをシークレットモードで起動する chromium-browser --incognito dilloのインストール sudo apt-add-repository ppa d.filoni/dillo sudo apt-get update sudo apt-get install dillo # https //launchpad.net/~d.filoni/+archive/dillo 文字化けは /etc/dillo/dillorc を~/.dilloにコピーして、 font_serif="monospace" font_sans_serif="monospace" font_cursive="monospace" font_fantasy="monospace" font_monospace="monospace" http_language="jp" に適宜修正すれば直ると思われ。 あと、gtkrc.jaも~/.にコピーしてきた方がいいかも。 一応、他のバージョンも。 https //launchpad.net/~d.filoni/+archive/dillo/+packages http //packages.ubuntu.com/ja/hardy/i386/dillo/download Sun Javaのインストール http //d.hatena.ne.jp/Yoshiori/20100505/1273040380 http //d.hatena.ne.jp/pochio_pochiyama/20100502/p4 http //d.hatena.ne.jp/Syo-Takasaki/20100502/1272758298 http //d.hatena.ne.jp/jitsu102/20110703/1309619559 ネットワークの共有フォルダーのマウント http //homepage3.nifty.com/nasunu-i/Fedora7/WinSharedFolderClient.htm sudo mount -t cifs //LANDISKIP/USERNAME/ ./LANDISKNAME/ -o user=USERNAME 個別の問題(適当に設定したら、なぜかうまくいった系) 輝度調整(VAIO SZの場合) sudo apt-get install nvclock smartdimmer -s 15 http //ubuntuforums.org/showthread.php?t=1557589 http //ubuntuforums.org/showthread.php?t=1702863 # マウスポインタが消えたので、nvclock -S -10 は使わない。 # xorg.conf があってもマウスポインタが消えたので、 # xorg.conf も削除した。 fluxboxだとfirefox上のyoutubeで音が出ない pulseaudio を削除したら、なぜか音が出るようになった。 (FMV-BIBLO MG50L, SONY VAIO VGN-SZ90PS) vlc起動したら、なぜかyoutubeで音が出るようになった。 firefoxで画像が真っ黒になる (SONY VAIO VGN-SZ90PS) http //www.daemonforums.org/showthread.php?t=2199 と同じ現象か?Xorgのbugという噂。 Option "XAANoOffscreenPixmaps" "true" をxorg.confに書き込むと直るらしいが未検証。 「Shift+Alt」が「ローマ字入力/かな入力切り替え」になってしまう (PowerBook G4) http //d.hatena.ne.jp/kambara/20080104/1199512814 http //lqwerty.blog44.fc2.com/blog-entry-246.html update-apt-xapiを無効化 sudo apt-get remove --purge apt-xapian-index http //blog.donity.com/k1/index.php/2011/02/24/update-apt-xapi%E3%81%8Ccpu%E9%A3%9F%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%B6%E3%81%97/ http //ubuntuforums.org/showthread.php?t=1062688 http //fumiokun.wordpress.com/2010/06/17/update-apt-xapi/ ネットにつながらない /etc/network/interfacesを適切にいじったあと、 sudo /etc/init.d/networking restart で再起動する。 Canon printer driver LIPSLXはにじむ。LIPS4はにじまない。 http //cweb.canon.jp/drv-upd/lasershot/linux/lips4linux.html http //cweb.canon.jp/drv-upd/lasershot/linux/lipslxlinux.html LBP7700Cなら/usr/share/ppdにある CNCUPSIRCSERIESLJ.ppd CNCUPSIRSERIESLJ.ppd CNCUPSLBPCSERIESLJ.ppd CNCUPSLBPSERIESLJ.ppd のうち、CNCUPSLBPCSERIESLJ.ppdを使うべし。 プリンタオプションは Device Type 4 に変更しておく。詳細はマニュアル http //pdisp01.c-wss.com/gdl/WWUFORedirectTarget.do?id=MDMwMDAwMDgzODA4 cmp=ACM lang=JA を落として読め。 野良ビルドの例 (例えばgnuplotなら)${HOME}/usr/local/srcに以下をつくっておいて走らせる。 #!/bin/bash #num=4.4.2 num=4.4.3 file=gnuplot-${num} rm ${file}.* wget http //sourceforge.net/projects/gnuplot/files/gnuplot/${num}/${file}.tar.gz tar -xvzf ${file}.tar.gz cd ${file} #./configure LDFLAGS="-lncurses" --prefix=${HOME}/usr/local ./configure --prefix=${HOME}/usr/local make make install cd - rm -rf ${file} *~
https://w.atwiki.jp/blackvinegar/pages/20.html
/procディレクトリのファイルを参照すると、詳細なハードウェア情報を知る事ができる。 [参考] http //www2h.biglobe.ne.jp/~hnakamur/technolab/linux/os/hw.htm http //www.jp.redhat.com/manual/Doc72/RH-DOCS/rhl-rg-ja-7.2/s1-proc-topfiles.html
https://w.atwiki.jp/bambooflow/pages/247.html
Ubuntu9.10簡単インストールめも ここでは、wubiを使ってWindows上のパーティションにインストールする方法をメモします。 wubiはwindowsユーザのためのインストール方法で、いまのところUbuntuのみ?のものです。 windows上からインストールが可能で、わざわざLinux用のパーテーションを分ける必要がありません。通常のWindowsアプリケーション感覚でLinuxがインストールできてしまいます。 インストールするとWindowsとUbuntuがデュアルブートできるようになります。 CygwinやVMWareではグラフィック性能を十分に活かせない、でもLinuxインストールしたいが面倒なのはいや、という人にはおすすめかも。 ダウンロード ここからダウンロード。 サイトの左側のメニュー「Ubuntuの入手」→日本語 Remix CD イメージのダウンロード ubuntu-ja-9.10-desktop-i386.iso インストール まずは、isoイメージを読み込む必要があります。 方法としては, isoイメージをCD-Rに焼く isoイメージをマウントする ここでは、2番目のマウントする方法で行きます。 isoをマウントするにはDeamonToolsを使うと簡単だと思います。 使い方はそんなに難しくないので自分でしらべてね。 isoイメージの中を覗くと、次のようになってます。 wubi.exeを実行します。 UbuntuメニューでWindows内にインストールを選択して、指示に従って進めるだけです。 インストールサイズは好みでいいかと。ハードディスクに余裕がないなら10GBとかでも大丈夫そうです。 インストールが完了すると、WindowsのC ドライブ上にUbuntuフォルダが出来ます。 残念ながらWindows上からは直接アクセスはできませんが、アンインストールもuninstall-wubi.exeを使えば簡単にできます。 その他メモ ブートローダはBCDを使っている (注意)ノートPCの場合ブートローダの起動はF1とかに割り当てられているものがある wubi→Windows-based Ubuntu Installer nvidiaドライバのインストールはこちら
https://w.atwiki.jp/terragen/pages/205.html
Terragen 4.3.21現在、「VDB Export」の機能はLinux版のTerragenに限定されています。しかし、Windows 10の機能の一つ、"Windows Subsystem for Linux"を導入する事で、Windowsマシンから『Easy Cloud』のVDBをエクスポートする事が出来ます。 このガイドでは、"Windows Subsystem for Linux"の導入から、Linux版Terragenのインストール、「VDB Export」の実行までを解説します。 最後に、エクスポートしたVDBの雲を他3Dアプリケーションでインポートして確認するところまでを紹介します。 注 画像が見難い場合は、画像を別ウインドウで表示して下さい。縮小前の元サイズで表示します。 "Windows Subsystem for Linux"の導入 まず、 Windows Subsystem for Linux については、こちらを参照して下さい。新しくマシンを揃える事なく、既存のWindowsのOS上でLinuxを実行する事が出来ます。 スタートボタンから、または検索フィールドで「アプリと機能」と入力し、選択します。 パネルが開いたら、画面右側の「関連設定」にある"プログラムと機能"を選択します。 パネルが開いたら、「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。『Windowsの機能』のウインドウが開き、機能の一覧が表示されるので、"Windows Subsystem for Linux"のチェックボックスにチェックを入れます。 必要なファイルが自動でインストールされます。しばらく待つと、完了を知らせ、再起動を要求します。[今すぐ再起動]を選択して、マシンを再起動します。 再起動時にインストールした内容が再構築されます。さらにここから"Windows Subsystem for Linux"を機能させるための設定を行います。スタートボタンから「設定」を選択します。 パネルが開いたら、「更新とセキュリティ」を選択します(現在この設定は不要です)。 パネルが開いたら、左メニューから「開発者向け」を選択し、右側の"開発者モード"にチェックを入れます(現在この設定は不要です)。 スタートボタンから「Microsoft Store」を選択し、ウインドウが開いたら検索で"Ubuntu"と入力します。何種類かの類似アプリが表示されますが、無印の"Ubuntu"を選択し、[入手]ボタンを押してインストールします。(2018.12.29現在、Ubuntuバージョンは18.04.29) 『Ubuntu』を起動します。この時、右クリックでポップアップメニューから「その他」を選択し、"管理者として実行"を選択して起動します。 コマンドプロンプトのような黒地のウインドウが開きます。これがLinux画面です。初回の起動時はしばらく待っていると、"username(ユーザ名)"を聞いてきます。半角英数字で入力します。続いて"password(パスワード)"を聞いてきます。これは入力してもカーソルが動かず、入力した文字も表示されません。正確に入力し、確認のためにもう一度同じパスワードを入力します。設定が完了すると、"(ユーザ名)@(コンピュータ名) $"と括弧内が緑文字で表示されて入力待ちになります。 このままでも問題ありませんが、初期状態だとリポジトリのデータを取りに行くのが海外サーバーになっているため、下記のコードで日本サーバーに変更します。 "sudo"コマンドは権限者によるコマンドの実行を意味し、"sed"コマンドは2つの文字列の内容を置き換える働きを持ちます。 WindowsのOSと同じでLinuxも日々修正や改善が行われています。アップデートや、アップグレードを済ませておきましょう。 "apt"コマンドはパッケージ管理システムとして働きます。コマンドを入力するとサーバーからファイルをダウンロードし、自動でインストールを行ってくれます。 初期導入時はアップグレードにはしばらく時間が掛かります。途中で使用するディスク容量の追加を伺うメッセージが出ますので、"y"を入力して下さい。アップグレードが終了すると、コマンドの入力状態に戻ります。 "Linux版Terragen"の導入 事前に、"Terragen_4_Linux_43210.tar.gz (2019.12.25時点で最新版)"を用意して下さい。このガイドでは、入手したファイルは"S"ドライブの"work"フォルダに格納している前提で解説します。"()"で任意の場所を記述しますので、環境に合わせて変更して下さい。 cp /mnt/(s)/(work)/Terragen_4_Linux_43210.tar.gz .格納された"Terragen_4_Linux_43210.tar.gz"のファイルを、Linuxの仮想ドライブのルートディレクトリにコピーします。 tar xvzf Terragen_4_Linux_43210.tar.gz圧縮ファイル".tar.gz"を解凍します。場合によっては画像のように圧縮ファイルと認識してくれず、解凍せずに終了する事があります。これは".tar"、".gz"の二重に圧縮する事で起こる症状で、上手くいかない場合は下記のコマンドを入力します。エラーが出なかった場合は飛ばして下さい。解凍が始まるとファイルの展開がスクロールで表示されます。gunzip Terragen_4_Linux_43210.tar.gz二重に圧縮されたファイルを伸張し、".tar"の単純圧縮ファイルに変換します。 tar xvf Terragen_4_Linux_43210.tar単純圧縮になった事で、パラメータから"z"がなくなり、".gz"の拡張子も外れます。 ls解凍されたファイルを確認します。ホームディレクトリに「Terragen_4_Linux_43210」フォルダと、最初にコピーした"Terragen_4_Linux_43210.tar.gz"のファイルが存在します。さらにcd Terragen_4_Linux_43210で「Terragen_4_Linux_43210」フォルダに移動し、もう一度lsすると、Terragenの実行ファイルなどが格納されているのを確認する事が出来ます(フォルダ名は青文字で示されます)。 mv Terragen_4_Linux_43210 (tg4321)「Terragen_4_Linux_43210」フォルダ名が長過ぎるので、「tg4321」とフォルダ名を変更します。cp /mnt/(s)/(work)/tg4key.lic ./(tg4321)Terragenの実行ファイルが格納された「tg4321」フォルダに、ライセンスキーファイルをコピーします。 TerragenをLinux上で動かすために必要なライブラリ等があります。インストールする順番は任意ですが、下記の5つは必ずインストールして下さい。途中ユーザパスワードや、[y/n]を確認するコマンドが表示されます。正確なパスワード、"y"を入力して作業を継続して下さい。sudo apt-get install libgl1-mesa-dev sudo apt-get install libglu-dev sudo apt-get install freeglut3-dev sudo apt-get install libjpeg62 "libpng12.so.0"のライブラリをインストールするには、いったんdebパッケージをダウンロードしてからインストールする必要があります(本来、Intel CPUの場合は、"libpng12-0_1.2.54-1ubuntu1_i386.deb"が用意されていますが、UbuntuはAMD CPUをエミュレーションして作動しているようで、「Windows Subsystem for Linux」では、i386.debをインストールする事が出来ません)。 http //mirrors.kernel.org/ubuntu/pool/main/libp/libpng/libpng12-0_1.2.54-1ubuntu1_amd64.deb dpkg -i /mnt/(s)/(work)/libpng12-0_1.2.54-1ubuntu1_amd64.deb 『Easy Cloud』の作成 一旦Ubuntuは終了し、Windows上に戻ります。Terragenを起動し、お好みの『Easy Cloud』を作成します。出来上がったプロジェクトを保存します。ここでは、"vdb.tgd"と名付けて保存します。保存したプロジェクトファイルは、前工程の"Linux版Terragen"の導入と同じようにSドライブの「work」フォルダに格納した状態で解説します。 ここで注意すべき点は、VDB出力するためにクラウドレイヤーのノード名が必要になります。今回は、デフォルト名の"Easy cloud 01"のまま保存しています。 Ubuntuを起動し、LinuxのコマンドラインでTerragenを起動します。 ./tg4321/terragen -p /mnt/(s)/(work)/vdb.tgd -exportvdb "(Easy cloud 01)" /mnt/(s)/(work)/cloud.vdb ()内は任意のドライブ名、フォルダ名、ノード名が入ります。実際のコマンドラインは以下のように入力しています。 Linux版Terragenが起動すると、処理が開始します。"cloud.vdb"ファイルのエクスポートが終了するとコマンド入力状態で待機します。画像は成功した時のログです。 "cloud.vdb"ファイルをVDB対応のソフトウエアでインポートして確認します。この解説では、『 e-on Vue 』のインポートオブジェクトでVDB形式を指定して読み込みました。