約 4,225,131 件
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/22894.html
テイルズ オブ クレストリア ―咎我ヲ背負いて彼は発つ― + 目次 概要 コメント 関連リンク関連項目 被リンクページ 概要 商品名 テイルズ オブ クレストリア ―咎我ヲ背負いて彼は発つ― 分類 アニメ 初リリース日 2020/10/21 販売/出版 神風動画 シナリオ 熊谷純 プロデューサー 田川智美 原作 バンダイナムコエンターテインメント コメント 関連リンク 関連項目 被リンクページ 関連商品:テイルズオブクレストリア ▲
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1161.html
テイルズ オブ ヴェスペリア ・要約版:part43-324,325 ・詳細版(途中までで中断し別の方が引継ぎ再開、それも2部までで中断していたが3部の概略が1レスで書かれ完結):part40-429~435、part41-63~70,473~484、part43-323、part48-368~377, part51-369 ・詳細版(途中まで):part44-10~20 324 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/01/16(金) 00 15 50 ID yvkYU8xU0 基本的には 腐敗した帝国やギルドなどの人間社会の話 人間が起こした環境破壊とそれを治していた魔物など世界全体の話 が絡み合って進んでいく 前提:世界の根源であるエアルという力 それを利用して動く魔導器のおかげで人は生活を豊かにしていった ・泥棒を追って旅をする主人公:ユーリ ・帝国での陰謀を騎士に伝えるため旅をする姫:エステル 偶然出会い、行き先が同じなので一緒に水戸黄門の旅を続ける ↓ 旅をする中で様々な経験をし、世界を見るうちに ・帝国腐敗しすぎててもうだめぽ ・エステルに普通じゃない力がある ということがわかる ↓ ・帝国外勢力:ギルドを作って世の中の変革に力を添えよう ・ギルドへの初依頼「エステルが自分の力が何なのか探りに行く、その護衛」 325 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/01/16(金) 00 16 43 ID yvkYU8xU0 ↓ 探ってみてわかったこと ・エステルの力はエアルを乱す力だけど、癒しの効能があるのでエステルはどうしても使いたくなっちゃう ・魔導器は同じようにエアルを乱す力だけど、人間はそれに頼らずには生活できない ・エアルが乱れると全ての生き物、引いては星に害が及ぶ ↓ この現状にエアルの調整に尽力していた魔物がキレて 魔導器はともかくまずエステルを殺すと言うので、殺さなくても力を無害化できる方法を探る ↓ 一方帝国では。 帝国を変えようとしていた騎士団長が腐った現状に絶望して世界征服することで世界を平定しようとしていた そのための力として、巨大装置を手に入れようとする騎士団長 エステルはその力が装置の鍵の代用品になるとして攫われてしまう ところが彼がその装置を起動すると、力が手に入るはずが世界を滅ぼす現象:星食み:が出てきた 星食みもまた、エアルの乱れが起こしたもの ↓ エステルを取り戻し、騎士団長を倒して帝国の混乱が収集したのはいいが、星食みのおかげで今度は世界全体が滅亡の危機に。 とにかくエアルを制御できる力を作ろうとしていたら、想定外にも精霊ができた 精霊はエアルを乱すことなく力を発揮でき、なおかつエステルの力を制御する力ももっていた ↓ 精霊の力を使って星食みを撃退 エアルを乱す魔導器も全てあぼーん 相当不便になったけど世界を滅ぼさないためには仕方ないのでがんばって生きていきましょう 終わり 429 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/21(木) 21 56 34 ID rSGuy8Fq0 テイルズ オブ ヴェスペリア 投下第1回いきます。 主要登場人物 ユーリ・ローウェル 主人公。帝都の下町に住む21歳の青年。 騎士団に所属していたが、現在は騎士団を辞めている。 皮肉屋な面があるが、困っている人をほっておけないため人々から慕われている。 エステル(エステリーゼ) ヒロイン。お城で出会う貴族の令嬢。 フレンの知り合いで、彼に会うために旅を始める。 フレン・シーフォ ユーリの親友。騎士団所属。 帝国を変えるため、内部にとどまり続けている。 ラピード ユーリの相棒の犬。 カロル・カペル ギルド「魔狩りの剣」に所属する少年。意外と博識。 リタ アスピオに住む魔導士。 レイヴン 胡散臭いおっさん。 ジュディス クリティア族の槍使い。 万物を構成する力「エアル」と、そのエアルによって駆動する魔導器(ブラスティア)に支えられる世界テルカ・リュミレース。 人々は街を巨大な結界で包むことで魔物の進入を退け、安全に暮らしていた。 旧文明の遺産である魔導器を管理する帝国は、時とともに腐敗の一途をたどり、 それに反発した人々は自由を求めて互助組織ギルドを結成した。 互いに衝突を繰り返し、双方による複雑な社会を形成していった。 そして十年前、人魔戦争と呼ばれる戦いが終結し、先の皇帝が崩御した。 以来、皇帝の座は空位となっていたが、世界はおおむね平和に見えた… 430 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/21(木) 21 57 19 ID rSGuy8Fq0 そして現在。 帝都の下町にある水道魔導器(アクエ・ブラスティア)が大量の水を噴き上げ、壊れてしまった。 溢れた水の処理のために呼ばれたユーリだったが、水道魔導器の魔核(コア)がないことに気づく。 魔導器の修理を頼んだという「モルディオ」が怪しいとにらんだユーリは、貴族街にあるモルディオの家へ行く。 そこで一人の男を見つけ、追いすがるが、騎士団のデコボココンビ、アデコールとボッコスが立ちはだかった。 二人を一蹴したユーリだったが、そのまま騎士団に捕まり、城の牢屋へ入れられてしまった。 隣に入れられた囚人に脱出の方法はないか尋ねるユーリだったが、知らないと言う。 そのうち、その男が牢屋から出されることとなったが、「女神像の下を調べろ」と助言を残し、牢屋の鍵を落として去っていった。 鍵を使い、牢屋を脱出したユーリは女神像を探すため、城内をうろつく。 慌しい城内で一人の女性と出会う。 彼女はフレンに会いたいと言い、ユーリは彼女をフレンの私室に案内することになる。 どうやらフレンに危険が迫っているらしい。 フレンの私室に辿り着いたユーリたちだったが、謎の男が乱入してくる。 二人で力を合わせ、暗殺者を退けたが、フレンはどこかへ旅立った後だった。 フレンを追いたいという彼女、エステルの願いを聞いたユーリはとりあえず彼女を着替えさせるため、彼女の私室へ行く。 着替えてきた彼女と一緒に女神像の下から脱出したユーリは、 追ってくる騎士団に下町の人たちが絡んでいる間に相棒のラピードを加え、帝都を脱出したのだった。 帝都を飛び出した2人と1匹は、フレンの行方を追うことにする。 騎士団の巡礼に出たのなら、ハルルの街にいるはずだというエステルの言葉から、ハルルへ向かうことにした。 ハルルまでの途中にあるデイドン砦に辿り着いた一行。 そこは結界がなく、「草原の主」が魔物を引き連れて襲ってくる場所だった。 運が悪いことに、その草原の主が現れ、人々が避難を開始する。 逃げる途中、こけてしまった子供たちを助けるために飛び出したエステルを追うかたちで一緒に助けに行くユーリ。 助けた子供が落としたぬいぐるみを取り、ギリギリで砦の内側に逃げ込むことが出来た。 2人の前に「ギルド・ド・マルシェ」のボスを名乗る女性が現れ、仕事を持ちかける。 そんな暇はないとユーリは断り、彼女から「ハルルに行くならクオイの森を通れ」とアドバイスを貰う。 431 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/21(木) 22 00 00 ID rSGuy8Fq0 クオイの森へ辿り着いた二人と1匹。 エステルの読んだ本によれば、ここは呪われた森なのだという。 さっさと通り抜けようという一行は、森の出口で小さな男の子と出会う。 興奮している少年は、巨大な剣を振りかぶってくるが、ユーリがその剣を折って落ち着けと諭す。 落ち着いた少年はカロルと名乗り、ギルド「魔狩りの剣」に所属していると語った。 何やらエッグベアを倒すのが目的だったらしいが、出ないなら仕方ないとハルルまで同行することになる。 ハルルは巨大な樹と一体化した結界のある町だった。 その樹が枯れてしまう時期があり、その間は結界が使えないという。現在がその時期だった。 しかもその隙を狙って魔物が進入し、フレンがこれを退治したのだという。 カロルによれば、花が咲かない原因は、街を襲った魔物たちが流した血を樹が吸ってしまったことで、 それを浄化しなければ花は咲かないという。 浄化するためにはパナシーアボトルが必要だが、それを作るためにはエッグベアの爪などの材料が必要なのだった。 それを仲間たちにも信じてもらえなかったカロルは、一人で何とかしようとしていたのだった。 ユーリはカロルの言葉を信じ、一行は材料集めをはじめる。 クオイの森でエッグベアを倒し、材料をすべて集めた一行はパナシーアボトルを作ることに成功する。 パナシーアボトルを樹の根元に撒くが、一向に花が咲く様子はない… エステルが花が咲くよう祈ると、突如彼女の体が光を放ち、たちまち花が咲き、結界が復活した。 一連の騒ぎが収まり、フレンがどこへ向かったか問うユーリに長は東に向かったという。 下町の魔導器の魔核を奪ったモルディオがいるというアスピオも東にある。 ユーリたちはカロルを加え、アスピオを目指す。 アスピオでモルディオの家に辿り着くが、どこにも魔核らしきものはない。 そこへ一人の少女が入ってくる。 彼女はリタ・モルディオと名乗り、自分は魔核を奪っていないと主張する。 彼女は潔白を証明するため、盗賊団がいるらしいシャイコス遺跡へ一緒に行くことを提案する。 シャイコス遺跡の奥で一人の魔導士らしき男を見つけたユーリたちは、その男が起動させた巨大な人型魔導器と対決する。 人型魔導器ゴライアースを倒したユーリたちは魔導士を捕まえた。 そいつによれば、魔核を集めている男がカプワ・トリムにおり、下町の魔核を奪ったデデッキもそこにいったのではないかという。 ユーリは付いて来るというリタを一向に加え、すでにハルルへ戻ったというフレンを追うかたちで一路ハルルへ戻る。 432 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/21(木) 22 01 23 ID rSGuy8Fq0 ハルルの街に着き、ユーリたちが直したという結界を見たいというリタ。 咲いた樹を呆然と見上げる。 そこへ長がやってくる。彼によれば、すでにフレンは旅立ち、カプワ・ノールにいるらしいことを知る。 街を出ようとする一行の前に、あの騎士団のデコボココンビが現れる。 彼らによれば、ユーリが指名手配を受けているという。彼らを軽くあしらったユーリたちは、カプワ・ノールへ行くため、エフミドの丘を目指す。 エフミドの丘に辿り着いた一行だったが、そこに設置された結界魔導器が竜使いと呼ばれる者に破壊され、 そのために騎士団がやってきていた。 結界魔導器を調べるために強引に近づいたリタのせいで獣道を行くことになってしまう。 途中、襲ってきた魔物を倒したユーリたちは無事エフミドの丘を抜けてカプワ・ノールへ辿り着く。 カプワ・ノールへ辿り着いた一行は、街の執政官が圧政を強いていることを知る。 どうやら街の執政官に子供を人質にとられ、返してほしくばリブガロという魔物のツノを持って来いといわれたらしい。 さらにユーリは、城で襲ってきた暗殺者と一緒にいた赤眼の男を見かける。 みんなと別れ、ヤツらが消えた路地へ入ったユーリを赤眼の男たちが襲った。 そこへフレンが現れ、ユーリを助けたのだった。 フレンと共にエステルたちのところに戻ったユーリ。 宿に入ったエステルは、事情をすべてフレンに話したのだった。 そこへフレンの部下が現れる。 どうやらラゴウのやっていることを調査していたらしい。フレンは強制捜査を行うつもりらしい。 執政官のことをフレンに任せたユーリたちは、街の外に出てリブガロを探す。 無事、リブガロのツノを手に入れた一行は、夫婦にツノを渡し、フレンがどうなったのかを見に行った。 しかしフレンは突っぱねられてしまったらしい。 なんとか執政官の屋敷に忍び込めないかと探る一行。 そこへ城の牢屋でユーリを助けてくれた男、レイヴンが現れる。 彼もどうやらラゴウに用があるらしく、協力を持ちかけてくる。 433 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/21(木) 22 02 47 ID rSGuy8Fq0 だが、レイヴンはユーリたちを囮にし、まんまと屋敷へ侵入した。 ユーリたちは彼が乗ったエレベーターの横にあるエレベーターに乗ったが、それは地下へ降りるものだった。 地下に閉じ込められたユーリたちは、そこに魔物が飼われていること、 魔物に食べられたと見られる骨が散らばっていることに気づく。 地下内であの夫婦の子供を保護したユーリたちは、ラゴウを追っていく。 辿り着いた先には巨大な魔導器が存在していた。 それは街に圧政を強いるため、船を出させないために天候を操るための魔導器だという。 そこへあの竜使いが現れる。竜使いは魔導器を破壊し、去っていった。リタはその行動に激昂する。 逃げ出したラゴウを追う一行は、ラゴウの船に飛び乗る。 そこに現れたのはギルド紅の絆傭兵団(ブラッド・アライアンス)のボス、バルボスだった。 どうやら彼が魔核の盗難を指揮していたらしい。 バルボスはラゴウと共に脱出し、そこへ城で襲ってきた暗殺者ザギを呼ぶ。 ザギを倒した一行だったが、ラゴウたちは取り逃がしてしまった。 沈む船に乗っていた少年を助けたユーリたちは、フレンの指揮する船に救助される。 カプワ・トリムに辿り着いた一行が救出した少年は、実は次期皇帝候補の一人ヨーデル殿下だった。 しかもラゴウはフレンの取調べを受けたが、証拠不十分となってしまう。 街中で情報収集をしたユーリは、レイヴンに出会い、紅の絆傭兵団らしき一団が廃都カルボクラムにいるらしいことを知る。 レイヴンと別れ、紅の絆傭兵団を追うことにしたユーリたちはカルボクラムを目指す。 カルボクラムに辿り着いた一行だったが、そこにいたのは紅の絆傭兵団ではなく魔狩りの剣だった。 カルボクラムに入ろうとするユーリたちに警告をしてきた少女ナンは、ハルルの一件で逃げ出したと勘違いされたカロルにクビを宣言する。 どうやら彼女はカロルの大切な人らしい。 手がかりを求め、カルボクラムを捜索するユーリたちは、地下で逆結界に封じられた巨大な魔物を発見する。 そこへ現れた魔狩り剣は、その魔物を開放し、襲い掛かった。 だがそこに竜使いが現れ、魔狩りの剣を牽制する。 襲い掛かってきた巨大な魔物をユーリたちが相手にすることになる。 434 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/21(木) 22 04 09 ID rSGuy8Fq0 なんとか魔物を撃退したユーリたちは、地上へ戻る。 地上に戻った一行を、騎士団のキュモール隊が待ち構えていた。 キュモールは帝国の姫、エステルを取り戻し、ユーリたちを殺すつもりだった。 しかしそこへデコボココンビの所属するシュヴァーン隊の副隊長ルブランたちが現れた。 彼らにより、ユーリたちは逮捕される。 新興都市ヘリオードに連行された一行は余罪を追及されていた。 そこへ騎士団長のアレクセイが現れる。 彼によれば、ヨーデルの救出、エステルの護衛をしたとのことでお咎めなしとなったのだった。 エステルは帝都へ戻るらしい。 宿へ入ろうとしたユーリをアデコールとボッコスが追いかけてきた。 2人は正々堂々と勝負し、勝てば免罪を認めようという。ユーリはあっさりと勝利した。 宿の前にいたフレンとヨーデルと話した後、ようやくユーリは宿で休むのだった。 朝起きると、なにやら街中に設置されている結界魔導器の調子が悪いらしい。 リタが調べているとエステルがやって来た。騎士団が修理を手配しているとのことだった。 一行は騎士団本部にいるフレンに会いに行く。 フレンに魔導器の修理を申し出るリタだったが、その時、振動が街を襲った。 どうやら魔導器に何かあったらしい。リタは一人で突っ走る。 広場に出ると、結界魔導器から大量のエアルが出ていた。 大量のエアルは人体に対して毒になる。 リタは何とかエアルの放出を止めようと魔導器を調べる。 そこへエステルがやってきた。彼女はハルルの樹を直した時のように光り輝いていた。 なんとか魔導器を直すことに成功するが、その瞬間、衝撃波が2人を襲った。 エステルは無事だったが、リタがぐったりして目を覚まさない。 435 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/21(木) 22 05 35 ID rSGuy8Fq0 宿に部屋をとり、エステルがずっと治癒術をかけている。 このままではエステルも倒れてしまうと心配するユーリだったが、彼女は平気だと告げる。 無理しないように言い、ユーリは立ち去った。 廊下に座り込んでいるカロルと話すユーリ。 何も出来なかった自分にがっくりしているカロルをユーリは励ます。 カロルはユーリに一緒にギルドを作らないかと持ちかけてきた。ユーリは考えておくと返答した。 部屋に戻るとリタが起きていたが、エステルが疲れて眠ってしまっていた。 リタと話し込むユーリ。そのうちエステルが起きてくる。 リタはエステルに、もう魔導器を使って治癒術を使うフリはやめていいと語る。 驚くエステル。 そこへあの竜使いが現れた。 竜使いはユーリたちに攻撃をしかけてくる。 だが、すぐに立ち去ってしまった。結局、話は打ち切られてしまった。 次の日の朝、エステルは帝都へ帰ることになった。 ユーリたちはこのままギルドの街ダングレストへ行き、紅の絆傭兵団の情報を集めることにする。 エステルを待っているはずのフレンを探すが、どこにもいない。 そこへアレクセイが現れる。 彼によればフレンは別の用事ですでに旅立ったという。 さらにリタに昨日の魔導器の暴走について調査のため、ケーブ・モック大森林に行って貰いたいという。 リタはそれを承諾し、エステルも同行したいと願い出る。 結局、ユーリが護衛をすることで同行を許可された。一行はまず、ダングレストを目指す。 今回はここまで。 63 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/23(土) 01 16 08 ID R6qRZNbQ0 テイルズ オブ ヴェスペリア 2回目いきます。 ダングレストへ辿り着いた一行。どうやらここはカロルの故郷らしい。 バルボスの行方を知るためにはどうすればいいか問うユーリにカロルは「ユニオン」へ顔を出すことを奨める。 ユニオンとは、5大ギルドと呼ばれるギルドが集まり、他のギルドを統括する組織らしい。 だが、バルボスの率いる紅の絆傭兵団もその5大ギルドのひとつ。ヘタをすればユニオンを敵に回してしまう。 すべてはユニオンの元首『天を射る矢(アルトスク)』のボス、ドン・ホワイトホースに会ってからだとカロルは言う。 ユーリたちはドンへ面会するため、ユニオン本部へ赴く。 街の広場まで来たとき、ギルドの人間と思しき2人組みがカロルへ絡んできた。 カロルを馬鹿にする彼らを見てユーリとリタがケンカを売りそうになる。 しかし、突然街に響いた鐘の音に、男たちは去っていった。 カロルによれば、それは魔物が来たときに鳴らされる警鐘らしい。 心配はいらないというカロルだが、街を護る結界が突如消失してしまった。 ユーリたちも魔物を止めるため、男たちの後を追う。 とてつもない数の魔物を撃退するユーリたち。だが、段々と圧されはじめる。 そこへ現れたのは大柄の屈強な老人だった。その男こそ天を射る矢のボス、ドンらしい。 さらにフレンも現れ、騎士団も手を貸すという。 だがドンは、自分たちで帝国を抜け出したからには騎士の世話にはならないと言い、突っぱねる。 その態度に感嘆するユーリとカロル。そこへリタとエスエルが現れ、結界魔導器の下へ案内するように言う。 結界魔導器の前では番人らしき男が死んでいた。 リタはすぐに魔導器の修理に取り掛かろうとする。 しかし、あの赤眼の集団が魔導器を直させまいと攻撃を仕掛けてきた。結界魔導器を止めたのはコイツラらしい。 ユーリたちは赤眼たちを倒し、魔導器を修復することに成功した。 残った魔物はフレンに任せ、ユーリたちはユニオンへ行くことにする。 64 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/23(土) 01 17 12 ID R6qRZNbQ0 ドンに会おうと、ユニオンの番兵に取次ぎを願うが、ドンは魔物の群れを追って行ってしまったと言う。 ユーリは街で情報収集すべきだと判断するが、リタは先に調査を終わらせるため、ケーブ・モック大森林へ行くという。 エステルと2人だけでは危ないということでユーリたちもついていくことにする。 その会話を、レイヴンが屋根の上から盗み聞きしていたのだった。 ケーブ・モック大森林へ辿り着いた一行。 リタはヘリオードで魔導器が暴走した時の感じに似ているという。 そこへレイヴンが現れる。 ユーリたちは警戒しつつも、同行することを許す。 慎重に森を探索する一行はようやく森の奥へ辿り着く。 そこではやはり大量のエアルが放出され、ヘリオードと似た状態になっていた。 一行の退路を絶つかたちで現れた魔物と戦うユーリたち。 魔物を倒したはいいが、同じ魔物に四方を囲まれてしまう。 そこへ奇妙な剣を携えた白髪の男が静かに降り立つ。 彼が何かを行った次の瞬間には魔物たちは消えていた。 レイヴンは彼を「デューク」と呼んだ。 デュークは「エアルクレーネには近づくな」と警告する。 彼が言うには、エアルクレーネとは世界に点在するエアルの源泉のことらしい。 ユーリが礼を言うと、すぐに立ち去ってしまった。 リタはデュークの剣の力を「リゾマータの公式」ではないかと推測する。 リタは調査を進めるため、他のエアルクレーネを探すことを提案する。 とりあえずはダングレストへ戻り、ドンに会うことでまとまった。 65 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/23(土) 01 18 26 ID R6qRZNbQ0 ケーブ・モック大森林から出ようと入り口まで戻るが、その時魔物の大群がやって来た。 なんとか隠れてやりすごすが、魔物が来た方向にはドン・ホワイトホースたちがいた。 どうやらエアルの暴走が止まったため、魔物たちも元に戻ったらしい。 手柄を誇るカロルに、ドンは「そういうことは胸にひそめておくものだ」と諭した。 さらにドンは、ユーリたちと一緒にいるレイヴンに気づく。どうやらレイヴンも天を射る矢の一員らしかった。 ユーリはドンに頼みを言おうとするが、ドンは急用が入り、ダングレストで聞くと告げて立ち去った。 ユーリたちも後を追うことにする。 ダングレストへ戻り、ユニオン本部のドンの部屋へ入ったユーリたちは、ドンの前に立つフレンを見つける。 フレンもどうやらバルボスに関してドンに用があるらしい。 フレンはユニオンと紅の絆傭兵団の盟約の破棄、および討伐を協力するため、ヨーデルからの密書を持ってきていたのだ。 ドンも乗り気であり、いざとなればノードポリカの闘技場を収めるベリウスにも協力してもらうと意気込む。 ドンは密書に目を通し、レイヴンに読んで聞かせるように言う。 「ドン・ホワイトホースの首を差し出せば、 バルボスの件に関しユニオンの責任は不問とす」 それが密書の内容だった。 ドンはフレンを牢屋へぶち込むよう部下に命令する。 さらに帝国との全面戦争を宣言する。 帝都に戻り、真相を確かめるというエステルをなだめ、ユニオンを後にする。 広場に来た時、ユーリは財布を落としたと言い、一人ユニオンへ引き返した。 66 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/23(土) 01 19 17 ID R6qRZNbQ0 ユニオンの地下牢でフレンに話を聞くユーリ。 彼が言うには、ユーリたちと別れたあと、あの赤眼たちに襲われたらしい。 その時、書状をすりかえられたのではないかと言う。 騎士団とギルドを衝突させるため、ラゴウの仕組んだと推測する。 ユーリはフレンに書状を奪い返すよう言って牢を開け、代わりに自分が中に入った。 フレンが去った後、ドンが牢の前に現れる。 ドンは偽の書状と黒幕がいることを察していた。 黒幕をおびき出すため、あえてギルドの連中を煽ったのだった。 立ち去ろうとするドンにユーリは「なぜギルドを作ったのか」と問いかける。 ドンの答えはシンプルだった。「帝国のルールでは自分が護りたいものを護れないから」。 ドンは人質を逃がした責任をとるよう言って立ち去った。 外に出たユーリはエステル、カロルと合流した。 2人が言うには、紅の絆傭兵団を見かけ、リタとラピードが追っているという。 リタたちと合流し、紅の絆傭兵団のいる建物へ突入する。 中にはバルボスとラゴウがいた。2人はなにやら言い争っている。 どうやらバルボスが魔核ドロボウを指揮していたことや「塔」を勝手に建てたことが気に入らないらしい。 そこへ踏み込むユーリたち。 バルボスの命令で傭兵たちがユーリたちを取り囲み、襲いかかろうとする。その時、大砲の音らしきものが聞こえた。 このままでは騎士団とギルドが衝突し、双方が壊滅的打撃を受けてしまう。 騎士団が壊滅すれば評議会が台頭し、帝国を支配するだろう…それがラゴウの目的だった。 騎士団とギルドがにらみ合う草原に、馬の蹄の音が響く。 フレンが書状を取り戻すことに成功したのだ。 どうやらラゴウが帝国側への根回しに失敗していたらしいことも功を奏したようだ。 バルボスは巨大な銃型の魔導器を使い、攻撃を仕掛けてきた。 そこへ現れたのは、あの竜使い。 竜使いはバルボスの魔導器を弾き飛ばし、ユーリたちを救った。 バルボスはチェーンソーのような魔導器を取り出し、それで空を飛んで逃げていく。 追おうとする竜使いに、ユーリは一緒に乗せてくれるよう頼む。 竜使いは無言で乗れと示した。ユーリは後ろに座るが、スペースが足りないため、みんなを置いていくことになる。 67 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/23(土) 01 20 10 ID R6qRZNbQ0 ユーリは竜使いと共にバルボスの後を追い、巨大な竜巻の中にそびえる塔を発見する。 竜巻を起こしているらしい巨大な歯車で構成された魔導器を竜の攻撃で破壊し、内部へ降り立つ。 そこへバルボスがやって来た。 対峙する二人。 突如放たれた炎が竜使いを攻撃した。 竜から落ちた竜使いを心配するユーリ。炎を放ったヤツラを見つけ、切り伏せた。 だが、バルボスの持つチェーンソー魔導器から、今度は衝撃波が放たれ、ユーリの武器を弾き飛ばした。 竜使いともども、塔─ガスファロスト─の中の一部屋へ閉じ込められるユーリ。 そこには塔を建設するために連れて来られたと見られる連中もいた。 その中の一人がユーリたちを連れて来た傭兵に「早く出して欲しい」と懇願する。 刃物を抜いて脅す傭兵からじいさんをユーリは庇う。傭兵はユーリに斬りかかった。 咄嗟にかばったのは竜使いだった。鎧が砕け、片方の目が見えている。 傭兵が立ち去り、竜使いはその重苦しい鎧を脱ぎだした。 中から出てきたのはクリティア族の女だった。 なぜ自分を庇ったのかと問うユーリに、彼女は「バウル─相棒の竜─を助けてくれたから」と答えた。 また、なぜ魔導器を壊して回るのかと問うと「壊したいから壊している」と語る。 ユーリは彼女にもう少し協力しないかと呼びかけた。 彼女もそれに賛成する。 手がないわけではないというユーリに、彼女はその手を使えと言う。 彼女からOKを貰ったユーリは、突然彼女に殴りかかった。 途端に二人の殴り合いがはじまる。 中の騒動を聞きつけた傭兵達が中へ入る。 その瞬間を見計らい、捕まっていた人たちと一緒に脱出することに成功する。 彼女は「一発は一発だ」と言い、ユーリの頬を叩いた。 彼女は「ジュディス」と名乗り、ユーリはジュディと呼ぶことに決める。 2人はとりあえず屋上の魔導器を破壊することに決め、塔を登っていく。 68 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/23(土) 01 21 02 ID R6qRZNbQ0 塔の外壁に出ると、そこではエステルたちが戦っていた。 ドンの命令でレイヴンも一緒にいる。 ユーリはジュディスが竜使いであることを伏せ、みんなに紹介した。 そのままみんなでバルボスを倒すため、進むことになる。 みんなが進んでいくが、レイヴンだけ塔を見上げ、立ち止まった。 ユーリは一緒に行くよう促し、立ち去っていく。 レイヴンは物陰にいたデュークに話しかける。 少しは手伝って欲しいと言うレイヴンだが、デュークは「人の世にも興味はない」と言って立ち去ってしまう。 塔の屋上に辿り着いた一行の前に、バルボスが立ちはだかった。 どうやらあのチェーンソーのような剣にはまっている魔核が下町の魔核らしい。 チェーンソー魔導器での強力な攻撃の前に手が出せないユーリたち。 そのへデュークが現れた。彼は「伏せろ」といい、あの剣の力を使う。 途端、バルボスの魔導器は剣先が折れ、使い物にならなくなった。 デュークはそのまま立ち去った。 バルボスは剣を取り出し、最後の戦いを挑んでくる。 戦いはユーリたちの勝利に終わった。 バルボス「これ以上、無様を晒すつもりはない」と言い、ユーリが若い頃のドン・ホワイトホースに似ていると語る。 いつか、ユーリは世界に大きな敵を作り、やがて世界に食いつぶされる…と語った直後、バルボスは塔から飛び降りた。 ユーリは下町の魔核を無事、取り戻すことが出来た。 だが、塔から出てきた一行の中から、いつの間にかレイヴンが消えていた。 ダングレストに戻れば、いつでも会えるさ、と気楽な調子でユーリは言う。 ダングレストに戻り、フレンにバルボスのことを報告しなければならない。 騎士団とギルドの戦いも、どうやらフレンのおかげで丸く収まったらしい。ラゴウもすぐに拘束されるとのこと。 ジュディスもバウルのところへ戻ると言い、みんなと別れる。 残った一行は一路、ダングレストへ向かう。 69 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/23(土) 01 21 54 ID R6qRZNbQ0 ダングレストへ到着した一行は、騎士団に連行されるラゴウを目撃する。 どうやらまだ悪あがきをしているらしい。 戯言を言うラゴウの前に、フレンがやって来る。 帝国とユニオンとの間に友好協定が結ばれることになったと言う。 ラゴウの野望も潰え、カプワ・ノールも圧政から開放されるであろう。 ユーリは次の執政官がまともな人間であることを願い、エステルは城に戻ったら掛け合ってみると言う。 エスエルは城に帰るというが、ユーリは「まだ帰りたくない顔をしている」と指摘する。 だが、自分で決めたのならいい、と納得した。 夜、宿に泊まって眠ろうとしていたユーリのところへカロルが慌てた様子でやってくる。 ラゴウが評議会の立場を利用し、罪を軽くしたのだそうだ。 途端、不機嫌になるユーリ。 カロルはエステルに掛け合ってみると言い、部屋を駆け出していく。 ユーリはフレンに会いに、駐屯地のテントへ行く。 テントから出てきたフレンは、今回の功績で隊長に就任していた。 フレンもラゴウの罪が軽くなってしまったことを歯がゆく思っていた。 ユーリはこれで終わったわけではない、この理不尽を変えるため、もっと上に行くのだろうと諭す。 ユーリは「オレのやり方でやる」と宣言する。 その言葉を訝しむフレン。 「法で裁けない悪党……おまえならどう裁く?」 そう問いかけ、ユーリは去っていった。 70 :ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 01 22 48 ID R6qRZNbQ0 ダングレストの橋の上、男達に何やら渡して指示をしているラゴウ。 評議会の力でフレンへ厳罰を下そうと逆恨みするラゴウ。 その時、周りにいた男が斬り捨てられ、川へ落ちた。 目の前に立っていたのは…ユーリ。 虚勢を張るラゴウ。 「法や評議会がおまえを許しても、オレはおまえを許さねえ」 そう言った直後、逃げようとしたラゴウを背中から斬りつけた。 ラゴウは最期に「あと少しで、宙の戒典(デインノモス)を…」と残し、川へ落ちていった… ユーリの行動を見ている者がいた…ラピード。 ユーリはそのまま宿へ入り、次の朝を迎えた… ここまでで第一部完。 第二部へつづきます。 473 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 37 32 ID HMaogvuy0 ユーリがラゴウを手にかけた翌日、帝都へ帰るエステルをカロルとリタが見送っていた。 リタはエアルクレーネを調査するといい、今度遊びに行くと告げて去っていった。 エステルたちを見送ったカロルは宿で寝ているユーリのところへやって来た。 今追えば間に合うというカロルにユーリはそっけなく返す。 カロルは怒って出て行ってしまった。 一人愚痴るユーリだったが、突然何かの衝撃が響いた。 ラピードと共に外に出たユーリは空を飛ぶ巨大な魔物を目にする。 降りてきた魔物の元へ走り出すユーリ、カロル、ラピード。 フレンが膝をついていた。 駆け寄るユーリ。フレンはエステルを頼むと苦しそうに言う。 エステルは倒れた兵士の治療をしていた。 魔物は攻撃してくる騎士たちには目もくれず、エステルの目の前を飛んでいた。 そこへ騎士団長アレクセイが現れる。 アレクセイはすぐに部下へ指示を与えると、駆け出すユーリを引き止めた。 ユーリはそれを突っぱねる。 魔物はエステルに向かって言った。 「忌マワシキ、世界ノ毒ハ消ス」 人の言葉を話す魔物に驚愕するエステル。 その魔物に砲弾が当たった。 途端、魔物は空へ逃れる。 474 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 39 04 ID HMaogvuy0 エステルの元に辿り着くユーリ。 魔物は上空で巨大な要塞から放たれる対空砲火を浴びていた。 どうやらヘラクレスと呼ばれる帝国の兵器らしい。 ユーリはエステルに、このまま街を出て旅をつづけることを告げる。 ついてくるか帝都に戻るか、選ぶのはエステルだとユーリは言う。 エステルは旅をつづけたいと言った。 ユーリはエステルに笑顔を向け、手を差し出した。 ユーリたちはそのままダングレストの橋の上を駆ける。 途中、エステルは橋に佇むジュディスを見つけた。 エステルはジュディスを強引にその場から連れ出そうとする。 同時に、魔物はどこかへ飛び去っていった。 ユーリたちを止めようと、フレンがやってくる。 すでにダングレストの橋は途中で破壊されていた。 エステルはフレンに謝り、まだ戻れないと告げる。 ユーリはフレンに下町の魔核を投げ、ギルドを始めると告げた。 ユーリたちはそのままダングレストを後にし、ヘリオードへ向かうことにした。 ある程度進んだ森の中で一行はしばしの休憩をとることにした。 その間、ギルドのことを決めることになる。 結果、ギルドの掟やジュディスも加わることが決まった。 休憩が終わり、ギルドとしてはりきるカロルを抑え、ユーリはエステルの今後を問う。 エステルはあの魔物を追いたいと言った。 だが、一行には何の手がかりもない。 そこへジュディスが割ってくる。 あの魔物の名はフェローというらしい。 彼女は以前、あの魔物をデズエール大陸のコゴール砂漠で見ていたという。 475 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 40 10 ID HMaogvuy0 一人でも行きそうなエステルを見かね、ユーリがこれをギルドの初仕事にしようと言う。 カロルも承諾し、エステルをあの魔物に会わせることに決定する。 出発しようとカロルを気勢をあげるが、彼の考えたギルド名「勇気凛々胸いっぱい団」にエステルが反発した。 結局、彼女の案により「凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)」という名で決まり、一行はようやく出発したのだった。 まずは船を調達するため、トリム港へ向かう。 トリム港へ向かう途中、ヘリオードに着いた一行は、街が以前より閑散としていることに気づく。 ヘリオードには以前から突然人がいなくなるという噂があった。 ほっておけない顔をするエステルを見かね、調査をはじめることになる。 が、すでに夜遅いため、宿屋で休んでからということになった。 夜、皆が寝静まった頃、一人宿を出て行く足音。 それに気づいたユーリは、足音の主を追いかける。 街を眺めるジュディス。 ユーリは初めてジュディスの故郷、あの一緒に飛び回っていた竜について聞いた。 あの竜の名はバウルというらしい。戦争中、彼に救われた彼女はそれからずっと一緒にいるらしかった。 何の戦争かと問うユーリを、ジュディスは誤魔化した。 そして以前、この街でジュディスがバウルと共に現れた時のことを尋ねる。 ユーリはエステルが狙いだったのだろうと指摘した。彼女は狙ったことを否定しなかった。 嘘は得意じゃないという彼女に、ユーリは釘を刺した。彼女も、もう二度とエステルを狙わないと言う。 結局その場はそれで終わりとなった。 翌朝、以前暴走した魔導器を調べておくことにした一行。 特に問題もなく、暴走もしてないらしい。 そこにあのノール港でラゴウに脅されていた夫婦の妻と息子が現れた。 なぜ父親がいないのかと問うエステルに、妻は三日前から行方不明になっていると話した。 心当たりはないかと問うユーリに「いなくなる前の晩に貴族になるためがんばろう」と言っていたと話す妻。 街が完成した時には貴族として住める、という彼女にエステルが「それはおかしい」と指摘する。 どうやらそれを言ったのは、あのキュモールらしい。 いてもたってもいられなくなったエステルからの依頼により、ギルドは次の仕事として夫探しを引き受けたのだった。 476 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 41 10 ID HMaogvuy0 調査の結果、街の下層部があやしいとにらんだ一行は、仲間の一人が見張りの兵士を連れ出し、エレベーターで下層部へ向かうことにした。 (ここは誰を選ぶかで展開が微妙に変化) 見張りの兵士を色仕掛けで誘い出し、殴って気絶させた一行は、怪しまれないよう兵士の鎧を拝借した。 そこへ突然、別の兵士がやってきて鎧を来た仲間を連れて行った。捕まえていた魔導士があばれて困っているらしい。 後を追うユーリたち。 騎士団本部へ入ると、兵士たちが倒されていた。 その中心に立っていたのはリタだった。 なんとかリタを落ち着かせ、事情を聞く一行。 どうやら魔導器が気になったため、調査の前に立ち寄ったらしかった。 しかし、リタは夜中、下層部にある労働者キャンプに魔導器が運び込まれていることを知り、忍び込んだらしい。 そこでは街の人々が騎士に脅され、強制労働させられていたのだという。 リタによれば、兵装魔導器が運び込まれているらしく、戦い準備を進めているのではないかという。 まずは当初の予定通り、下層部へ行くことになる。 エレベーターの近くに来た時、逆側からキュモールと一人の男が歩いてきた。 隠れて様子を伺う一行。 二人が話す内容によれば、キュモールはアレクセイの命令を無視し、こんなことをやっているという。 一緒にいる男は『海凶(リヴァイアサン)の爪』を率いていると言った。 キュモールは男を「イエガー」と呼び、ユニオンを倒して騎士団長となる野心をのぞかせた。 二人はそのままエレベーターで下層部へ移動していった。 イエガーはユーリたちが隠れていることに気づいているらしかった。 二人を追って下層部へ着いた一行。 そこであのイエガーが、以前襲ってきた赤眼たちに指示をしているところを見つける。 すぐ近くで働いている男が倒れ、キュモールが叱責する。 その男はあの夫…ティグルだった。 耐え切れなくなったユーリはキュモールに向かって石を投げつけた。 ようやくユーリたちに気づくキュモール。 エステルを見て驚くが、途端に本性を現し、エステルを始末すると告げ、イエガーを差し向けてきた。 477 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 42 11 ID HMaogvuy0 イエガーを退けたと同時にフレンがやって来たと騎士が告げる。 イエガーが二人の少女─ゴーシュとドロワット─を呼び、煙幕を張って逃走した。 ほぼ同時にやって来るフレン。 ユーリ達はティグルのことをフレンにまかせ、イエガーたちを追うことにする。 しかし、すでにキュモール達は見当たらず、逃げられてしまった。 ユーリはそのままトリム港へ行く方向で話を進めるが、エステルはキュモール達を追わないのかと言う。 ジュディスはエステルが本来の目的を忘れていることを指摘する。 謝るエステル。フォローするユーリ。 話を把握できていないリタはフェローや凛々の明星について説明しろという。 そこにいつの間にかレイヴンが加わっていた。 なぜここにいるのかと問うユーリだったが、レイヴンはトリム港の宿で事情を説明するという。 トリム港についてユーリ一行。 宿屋でレイヴンの話を聞くと、どうやらユニオンとしてはエステルがぶらぶらしてるのを放っておけないため、 監視役としてレイヴンを派遣したのだという。 一連の事情がわかり、エステルを心配するリタだったが、結局エステルの意思を尊重した。 レイヴンは他にもデズエール大陸のノードポリカを治める『戦士の殿堂』の長ベリウスへの手紙を託されていた。 手紙の内容は、あのフェローのことらしい。どうやらベリウスはフェローについて知っているらしかった。 ユーリ達もベリウスに会うことに決まり、その日はそれで解散となった。 翌日、リタは別にやることがあるはずなので、どうするのか話しているユーリ達。 そこへやって来るリタ。 エアルクレーネの調査をするはずだったのではと問うと、ケーブ・モック大森林については報告済み、 あとは旅をしながら調査をつづけるつもりだったらしいので、一緒に来るという。 港へ向かうと、途中でヨーデルと会った。 どうやらユニオンとの友好協定のことでドンと話し合いに行く最中らしい。 ヘラクレスのこともあり、うまくいっていないらしい。 ユーリはヨーデルがヘラクレスのことを知らなかったことに疑問を持つが、騎士団の指揮は皇帝でなければできず、 今のヨーデルにはその権利がないのだった。 皇帝を継げばいいというユーリだったが、今のヨーデルには帝位を継ぐことができないと言う。 なぜかと問えば、皇帝になるには『宙の戒典(デインノモス)』という帝国の至宝が必要との話だった。 だが、『宙の戒典』は十年前の人魔戦争のおりに行方不明となっており、それが現在、皇帝の座が空位となっている事情だった。 478 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 43 13 ID HMaogvuy0 ヘリオードに向かうというヨーデルを見届けた一行は、港へ船を調達に行く。 交渉へ行く途中、船乗りたちが怯えながら逃げ出しいるのを目撃する。 そこには、以前デイドン砦で出会った『幸福の市場(ギルド・ド・マルシェ)』のボス、カウフマンがいた。 もしかすれば、彼女なら船を出してくれるかもしれないというカロルに従い、一行はカウフマンと交渉する。 彼女はユーリを見つけると、一つ仕事をしないかと持ちかけてくる。 どうやらこの季節、魚人の群れに襲われるため、商品を運ぶことができないらしい。 以前から契約していた傭兵団はボス(バルボス)が死んだため、現在使えなくなっているとのことだった。 結局、相互利益ということで船の護衛をした後はその船を貰えることになり、護衛を引き受けたのだった。 船の上を行く道中、カウフマンから『海凶の爪』の話を聞くユーリ達。 彼らは兵装魔導器専門のいわゆる死の商人のギルドらしかった。 その兵装魔導器をどこから仕入れているのかも謎だという。 話の途中、船が揺れ、魚人の群れが襲ってきた。 魚人の群れを撃退ユーリ達。 こき使われると嘆くレイヴンは『聖核(アパティア)』も探しているのに…と口にする。 どうやら『聖核』を探すのはドンからの指令らしい。 もう大丈夫だからと、カウフマンは船の針路をユーリたちにまかせた。 船を進めていると、だんだんと霧が深くなってきた。 霧の中から一隻の船が現れ、ユーリ達の船にぶつかった。 船は沈まなかった。 ぶつかってきたのは古い船だった。人の気配もない。 船体には「アーセルム号」と書かれている。 と、突然アーセルム号からフィエルティア号(ユーリ達の船)へ架け橋が降ろされた。人影は見当たらなかった。 船を出せというリタだったが、船の動力である魔導器が動かず、逃げることができない。 幽霊船を調査するしかないと判断したユーリだったが、カウフマンの抗議から乗り込むのは数人となった。 メンバーを選出し、内部へ侵入したユーリ達は姿の見えない敵に襲われる。 敵を倒しつつ探索をつづけるユーリ達だったが、突然シャッターのようなものが降り、閉じ込められてしまった。 その頃、外では幽霊船のマストが折れてしまっていた。 残ったメンバーはユーリ達を心配し、自分達も突入することを決意する。 479 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 44 14 ID HMaogvuy0 内部を探索し、ユーリ達と合流した一行。 しかし入ってきた扉が閉まってしまい、別の出口を探すことになる。 辿り着いた先は船長室らしき場所。 そこには船長らしき人の遺体が机に倒れていた。すでに白骨化している。 傍らにおいてある航海日誌らしきものに目を通すユーリ。 アスール暦232年 ブルエールの月13 それは帝国ができるずっと以前、少なくとも千年以上前の暦だった。 日誌には船が漂流し、船員達は空腹で倒れていったことが書かれていた。 そしてこの船の目的が「ヨームゲン」と呼ばれる街へ『澄明の刻晶(クリアシエル)』を届けることだと。 その『澄明の刻晶』は、ユイファンなる人物から貰った小箱に収めてあるらしい。 『澄明の刻晶』の入った箱は遺体が大事そうに抱えていた。 だが、箱は開くことができなかった。 それどころか、退魔の力を持つと書かれていた『澄明の刻晶』は魔物を引き寄せ、戦うことになってしまう。 魔物を倒したユーリ達。 『澄明の刻晶』を船長に返すというカロル達だったが、エステルがヨームゲンへ届けてあげたいと言い出す。 ジュディスが再び批判し、それにリタが食いかかる。 結局、旅をしながら多少手伝う分には問題ないということでおさまった。 と、その時レイヴンが外に煙のようなものを見つける。 どうやら船の動力が直ったことを知らせる発炎筒のようだった。 ユーリ達は幽霊船を脱出し、ノードポリカへ急ぐのだった。 ノードポリカへ辿り着いた一行。 港へ着くと、一人の男がカウフマンに声をかけてきた。 男の名はラーギィ。ギルド『遺構の門(ルーインズ・ゲート)』のボスだった。 レイヴンの説明によれば、帝国の遺跡発掘の手伝いをしているギルドらしい。 リタは『海凶の爪』に魔導器を横流ししているのでは、と怪しむが、カウフマンは完全にシロだという。 一行はベリウスに会ってからコゴール砂漠へ向かうことにした。 闘技場にいると思われるベリウスを訪ね、闘技場へ赴く。 480 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 45 23 ID HMaogvuy0 ベリウスのいるらしい部屋の前に立つ男に声をかけたユーリたちだったが、 男─ナッツと名乗った─は約束がなければ通せないという。 だがレイヴンがドンの名前を出したことで、ナッツは用向きを承るという。 レイヴンはドンに直接渡すよう言われたと告げると、次の新月の晩に来るよう言われた。 ドンの使いが来たことを伝えてもうよう言い、一行は砂漠の情報を集めることにした。 とりあえず、もう遅いため、その日は休むこととなった。 夜、港に立つエステルの元にユーリが現れた。 フェローから言われた言葉がまだ耳から離れないらしい。 ユーリはエステルが世界の毒には見えないと言い、エステルも少しは気分が晴れたのだった。 ふと、空を指したエステル。 夜空に一際輝く星が見える。 それが『凛々の明星』だという。あの星には一つの伝承が残っているらしい。 かつて、世界を災厄が見舞い、それに立ち向かった人々が次々と命を落としていった。 皆が倒れ、力尽きたとき、ある兄妹が現れた。 兄妹は力を合わせ、世界を災厄から救った。 妹は満月の子と呼ばれ、大地に残り、兄は凛々の明星と呼ばれ、空から世界を見守ることにした。 伝承を聞いたユーリは今度カロルにも聞かせてやろうと言い、エステルにも早く帰るよう促して宿へ帰ったのだった。 翌日、情報集めに街中を歩いていると、二人の男が武器を抜いて言い争っていた。 それを止めようとしているのはあのラーギィ。 そこへユーリがジュディスが割り込み、その場は収まったのだった。 ユーリ達に礼を言うラーギィは、ユーリ達の腕を見込んで一つの願いを持ちかけてきた。 が、誰にも聞かれたくないのか、闘技場のほうへ走っていった。 481 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 06 18 26 ID HMaogvuy0 ラーギィを追い、闘技場へやって来たユーリ達。 彼によると、『戦士の殿堂』を乗っ取ろうとしている男がいるため、倒してほしいのだという。 なぜそんなことに関わろうとするのか聞いたリタに、ラーギィは闘技場遺跡の調査をさせてもらっているからだと答えた。 別の人間が上に立ち、街との縁が切れれば、『始祖の隷長(エンテレケイア)』に申し訳がないという。 『始祖の隷長』について聞くカロル。 『始祖の隷長』とは、かつてこの街を作った古い一族であり、『遺構の門』と街の渡りをつけてくれたらしい。 レイヴンがその乗っ取りをしようとしているのが誰なのかを聞くと、それは闘技場のチャンピオンだとラーギィは言う。 真っ向から挑んできたため、『戦士の殿堂』も手を出すことができないらしい。 早い話が大会に出てその男を倒してほしいというのだった。 その男の背後には『海凶の爪』がいるとラーギィは言う。 『海凶の爪』はベリウスを倒し、ギルドの制圧をしようとしているのだと。 キュモールならそう考えると踏んだユーリ達は、出場することを決める。 結局、ユーリが出場することとなった。 大会がはじまり、順調に勝ち進むユーリ。 ついにチャンピオンとの対戦となる。 そこへ現れたのはフレンだった。フレンがチャンピオンだったのだ。 どうやらラーギィに一杯食わされたらしい。 フレンは騎士団の任務でここにいるという。 戦いつづける二人。茶番はやめないかというフレンだが、ここでやめると大ブーイングになるというユーリ。 そこへ、一人の男が乱入してきた。再びやって来たザギ。 ザギは左腕を魔導器に変え、ユーリを殺すためだけにやって来たのだった。 加勢に入るエステル達。 ザギを退けると、ザギの左腕の魔導器が暴走し、闘技場で見世物として使う魔物の檻を破壊した。 ザギは苦しみながら逃げ出し、ジュディスが追いすがろうとするが、エステルが魔物に攻撃され、倒れた。 ユーリ達はまず魔物を倒すことにした。 482 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 06 19 29 ID HMaogvuy0 魔物を倒し続けるが、その数に疲弊していく一行。 その時、エステルの体が光を放った。 エステルが持っていたあの幽霊船で手に入れた箱のせいらしい。 と、突然やって来たラーギィがエステルから箱を取り、走り去った。 闘技場はフレンと騎士団に任せ、ユーリ達はラーギィを追うことにする。 ジュディスとラピードが先行しているらしい。 闘技場から出たところでジュディス達と合流し、ラーギィが街の外へ逃げたことを聞く。 まだラピードが追っているらしい。 ラーギィがなぜこんなことをしたのか考える一行だったが、ラピードとラーギィを追うことにした。 街の出口近くでラピードと合流。 ラーギィの匂いがついたものを使い、匂いで追うことになる。 ジュディスによれば、西の山脈は旅支度がないまま越えることはできないため、追い詰められそうだという。 準備を整え、ラーギィを追いすがる。 洞窟の前に辿り着いた一行。 カロルによれば、この洞窟は「カドスの喉笛」と呼ばれる危険な場所なのだという。 すぐにラピードが物陰に隠れていたラーギィを発見した。 追い詰めたユーリ達だったが、そこへ『海凶の爪』の戦闘員である赤眼達が現れた。 赤眼達を一掃した時にはすでにラーギィは逃げた後だった。 ユーリ達は逃げたラーギィを追い、カドスの喉笛の奥へ進む。 ようやくラーギィに追いついたが、突然エアルが活性化し、行く手を阻んだ。 どうやらここもエアルクレーネらしい。 逃げ出すラーギィ。 だが、突然洞窟が揺れ、天井から巨大な魔物が現れた。 魔物はおもむろにエアルを食べ始め、食べ終わったときにはユーリ達の体が動かなくなっていた。 ピンチかと思われたが、魔物はそのまま去っていった。同時に金縛りも解けた。 同時に逃げ出したラーギィ。 エアルクレーネが気になるリタを促し、ラーギィを追う。 反対側の出口近くでコウモリの群れに行く手を阻まれていたラーギィからラピードが箱を取り返した。 追い詰められたラーギィは、突然口調が変わり、次の瞬間『海凶の爪』のボス、イエガーとなっていた。 イエガーはラゴウの死体がダングレストの川下で発見されたことを告げ、ああはなりたくないと言う。 イエガーはゴーシュとドロワットを呼び、その場をまかせて逃走した。 483 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 06 20 34 ID HMaogvuy0 イエガーが去ると、ゴーシュとドロワットが相手をしていたコウモリたちが集まり、一匹の巨大な魔物になった。 その魔物、プテロプスを倒し、怪我をした二人をエステルが介抱しようとするが、二人は拒否する。 再び煙幕を張り、二人は逃走した。 煙幕には臭いも含まてあったため、ラピードでも追えなかった。 二人が出て行った出口はコゴール砂漠に繋がっていた。 エステルはフェローに会いに行くという。 護衛を引き受けたからにはほっておけないというカロル。 リタは反対したが、近くにあるオアシスの町で一息つくことで決定した。 ジュディスの言う砂漠の街マンタイクへ到着した一行。 なぜか人が少なく、騎士ばかりが目立つ。 一旦、自由行動をし、それぞれ今後のことを決めることにした一行。 宿屋前で集合するが、突然エステルが仕事の報酬として何かを差し出した。 エステルはここで皆と別れ、一人でフェローに会うことにしたのだという。 ユーリは突然、『凛々の明星』の掟である「義を持って事を成せ。不義には罰を」を口にした。 エステル一人を危険な場所へ行かせるのは不義であると言い、エステルに協力するという。 カロルやジュディス、レイヴンも賛成するが、リタはエステルを行かせるのを反対した。 しかし、エステルの意思が強固であることを知り、結局全員で砂漠へ行くこととなったのだった。 砂漠へ行く準備として宿屋で人数分の水筒を用意してもらうことになった一行は、そのまま宿に泊まることにした。 夜、街の雰囲気について話し合うが、そのまま休んだのだった。 翌朝、宿屋の主人から水筒をもらった一行は、騎士たちについて話を聞く。 あれは街の住民を監視しているのだという。その理由もわからないらしい。 最近、この街にも執政官がやって来たらしい。 何でも、ノードポリカでベリウスを逮捕するため、騎士団が動いているらしい。 主人の話によると、ベリウスは十年前の人魔戦争の裏で糸を引いていたという話だった。 訝しむジュディス。 そこへ騎士がやって来たため、話はそこまでとなった。 484 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 06 21 46 ID HMaogvuy0 オアシスで水を汲んだ一行。 その近くで子供を捕まえている騎士を見かけ、ユーリが飛び出していってしまう。 エステルがやって来たため、なんとかその場を凌ぐことができた。 子供達─アルフとライラと名乗った─に話を聞くと、フェローの調査として連れて行かれた両親を探すため、砂漠に行こうとしていたのだという。 ジュディスが二人の両親を探すと説得した。 子供達は仕事の報酬として、大事にしているガラス玉をくれたのだった。 なぜフェローを探しているのか、街を外出禁止にしているのか、分からなかったが、 まずはコゴール砂漠へ行き、街のことは帰ってから調べることにした一行。 砂漠に入り、暑さでまいってしまうユーリ達。 まず、子供達の両親を探してからフェローを探すことに決まる。 と、その時、フェローの鳴き声が聞こえ、フェローがこの砂漠にいることが確認できた。 砂漠の中間地点まで辿り着いたところで水も少なくなり、へばってしまった。 が、カロルが近くに水場を発見し、一休みすることになる。 休憩が終わり、探索をつづける一行。 砂漠の出口近くで倒れている二人の人間を発見し、エステルの治癒術で治療した。 水をほしがる二人に水筒の水を分け与え、どうやら二人がアルフとライラの両親らしいことを確認する。 二人だけで返すのは危険と判断し、近くにいるらしいフェローの鳴き声を頼りに進むユーリ達。 砂漠の出口へ辿り着くと、突然気味の悪い魔物が襲い掛かってきた。 なんとか勝利をおさめ、エステルはなぜかその場に舞い降りたフェローの羽を手にする。 限界にきていたユーリ達はその場に倒れてしまった。 薄れゆく意識の中、ユーリはカドスの喉笛で出会ったあの魔物の姿を見た… 323 :ゲーム好き名無しさん:2009/01/15(木) 23 57 45 ID VVKOLDDX0 すいません、テイルズ オブ ヴェスペリア途中まで書いた者ですが。 諸般の事情から続きが書けなくなってしまいました。 大変申し訳ないのですが、他の方、お願いいたします。 368 :ゲーム好き名無しさん:2009/12/20(日) 21 47 40 ID R1kIgfh10 テイルズオブヴェスペリア投下します。 物語の1部、2部の途中までは他の方が詳しく記述してくださってるのでその続きから。 意識を失ったユーリ達が目を覚ますとヨームゲンと呼ばれる村にいた。 以前遭遇した幽霊船の船長が目指していた村の名前だと気付き、澄明の刻晶を届ける相手を捜す。 澄明の刻晶の箱を開ける鍵を持った女性ユイファンを発見。だが彼女の話と幽霊船の日記の話が合わない。 (幽霊船の日記は1000年以上も前に書かれたのに対し、ユイファンはその幽霊船の船長が旅に出て3年しか経っていないと言う) 澄明の刻晶を賢人に届けて欲しいと頼まれ、訝しがりつつも賢人のもとへ。賢人の家にいたのはデューク。ひとまず澄明の刻晶を渡す。 彼によると澄明の刻晶は『聖核(アパティア)』と呼ばれるもの。デュークは剣を用いて聖核をエアルに分解してしまう。 事情をよく呑み込めないユーリ達。デュークは説明する気は無いらしい。 ユーリ達は諦めてアルフとライラの両親をマンタイクに送る。するとマンタイクにはキュモール隊がいた。 キュモールはマンタイクの住人や自分の配下を無理矢理砂漠に送り出しフェローの捜索をさせていた。アルフ達の両親もキュモールたに砂漠に放り出されて行き倒れたと言う。 カロルが帝国の馬車をこっそり破壊し出発は延期された。だが時間稼ぎにしかならない事は明白。 宿屋でキュモールの行いについて話し合う一行。レイヴンの「バカは死ななきゃ治らない」という言葉が頭から離れない。 皆が寝静まった後、ユーリは1人行動を開始。キュモールの寝室に侵入する。 部下もおらず(ユーリが予め倒したと思われる)必死に逃げるキュモール。 キュモールは追いつめられ命乞いをする。恐怖のあまり足を踏み外し流砂に呑み込まれてしまい、助けを懇願する。ユーリは冷たく言い放つ。 「お前はその言葉を、今まで何度聞いて来た?」 断末魔をあげて流砂に消えて行くキュモールを見下ろすユーリ。 ユーリは背後から声をかけられる。そこにいたのはフレン。 場所を変え、オアシスの前で話す2人。フレンはユーリがラゴウを暗殺した事に気付いていた。 個人の感情で人を砂漠のは罪人の道だ、悪人は法で裁くべきだと主張するフレン。 ユーリは法で裁けない悪党がいるから自分が手を汚すと主張する。自分が罪を犯す事で救われる命がある。罪人の道を自分をもう選んだと言う。 フレンはユーリが罪人の道を行くのならユーリを止めると仄めかしたその時ソディアが報告に現れる。 フレンが目を反らした間にユーリは姿を消した。 隠れるユーリのもとにエステルが現れる。エステルはフレンとユーリの一連のやり取りを聞いていた。 ユーリが近付くとエステルは思わず一歩引いてしまう。自分が怖いかと問うユーリ。エステルはユーリの手を労るかのように取った。 翌日、フレン隊の到着によち住人迫害を犯していたキュモール隊は捕縛されマンタイクは解放されていた。そしてキュモールは行方不明という扱いになっている。 新月が近いのでノードポリカのベリウスに会いにいくことに。 ノードポリカに戻ろうとするが途中カドスの喉笛が騎士団によって封鎖されていた。洞窟ではフレン隊が魔物を用いて検問をしている(魔物を調教し通行人を脅していた様子) レイヴンが魔物を暴れさせ、騎士団が混乱した隙に乗じて突破。 途中でシュヴァーン隊のルブラン、アデコール、ボッコスが哨戒にあたっていた。レイヴンが「気をつけ!」と声を張り上げるとルブラン達が一斉に気をつけをする。 その隙に突破し、無事カドスの喉笛を抜けることに成功した。 369 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 50 02 ID R1kIgfh10 ノードポリカに到着、丁度約束の新月の夜。ベリウスに会いに行く。 ベリウスの部下ナッツを通してベリウスと面会。統治者ベリウスの正体は狐のような姿をした『始祖の隷長(エンテルケイア)』だった。 エステルはベリウスに満月の子、世界の毒についての話を尋ねる。その時魔狩りの剣が闘技場に潜入。 ベリウスに魔狩りの剣のボス、クリントが挑む。ベリウスは自分は大丈夫だからナッツらを助けて欲しいと頼み、ユーリ達はナッツ救出に向かう。 魔狩りの剣は魔物を倒す事を信条とするギルド。ベリウスを魔物とみなし討伐すると言う。レイヴンは魔狩りの剣と行動してる青年を見つけて驚く。 ナッツを助けると負傷したベリウスとクリントが現れる。 ベリウスを治そうと治癒術をかけるエステル。ジュディスの制止の声も間に合わず、ベリウスに治癒術がかけられる。途端ベリウスが苦しみだす。始祖の隷長にとってエステルの治癒術は猛毒だった。 暴走したベリウスは自分を殺してくれと懇願、彼女を倒すことでようやく暴走は収まった。 愕然とするエステルを慰めるベリウス。自分を癒そうとしてくれたその心を大切に。そう言ってベリウスは息絶えて後には聖核が残った。 聖核を欲する魔狩りの剣と交戦するユーリ達。その中でエステルは自分が殺してしまった、自分が世界の毒、誰も救えない…とショックを受けていた。 ユーリはエステルの目の前で自分の腕を斬りつける。反射的にユーリを癒すエステル。 「ちゃんと救えたじゃねぇか」 ひとまず退散しようとフィエルティア号に引き返すユーリ達。だが途中、フレン達がユーリ達を足止めする。フレンにより、ユーリがラゴウやキュモールを屠った事が皆に明かされてしまう。しかしユーリは怯まず、魔物を使った封鎖など、らしくないフレンの行いを責める。 帝国を変えようと騎士になった。それなにのお前がやってる事は自分達が嫌いだった帝国のやってることそのものだ。ユーリの言葉に立ち尽くすフレンを他所に船に引き上げる。 出航しようとするとレイヴンが魔狩りの剣と行動していた青年ハリーを連れてやってくる。 彼はドンの孫であり天を射る弓の一員だが、偽の情報を掴まされベリウスに攻撃を仕掛けさせてしまったらしい。 ユーリがラゴウ達を暗殺した事に対し複雑な心境のカロル。さらに、ジュディスが突然フェエルティア号の動力である魔導器を破壊してしまう。 各地で魔導器を破壊していた竜使いがジュディスだと悟り驚愕するリタ。ジュディスは一方的に別れを切り出し、相棒の竜バウルに乗ってどこかへ飛んで行く。 幸い予備の魔導器があったため再出発。凛々の明星の今後に一抹の不安を覚えるユーリ。 聖核をベリウスの盟友のドンに渡すためダングレストを訪れるとベリウスのギルド『戦士の殿堂(パレストラーレ)』が押し掛けていた。 ドンが『海凶(リヴァイアサン)の爪』のアジトに向かったと聞いて背徳の館へ。館の奥でイエガーと対峙するドンを発見。 ノードポリカで魔狩りの剣とハリーがベリウスを襲った騒動の裏には海凶の爪が関係してると見抜いたドンは単身イエガーに対決を挑むがイエガーには逃げられてしまう。 ドンに聖核を見せるユーリ達。ドンはベリウスがこんな姿になってしまったと悔やむ。聖核について尋ねようとするが、ドンはもう時間が無いと言う。 襲ってくる海凶の爪。レイヴンがドンのために時間稼ぎしてくれと頼む。ユーリ達が海凶の爪の相手をしてる間にドンはダングレストに戻る。 ユーリ達がダングレストに戻ると一騒動が起きていた。 戦士の殿堂のボス、ベリウスが天を射る弓のハリーが原因で死んだ。それにより戦士の殿堂の報復が始まろうとしていた。それを防ぐには天を射る弓が相応の代償を払わねばならない。つまり、ドンの首を差し出すことに。 悲しむカロルを諭し、広場で自決をしようとするドン。ドンは全員にに「これからはてめぇの足で歩け」と言い放つ。 ハリーが自分の責任だから自分も自害すると駆け寄るが、レイヴンが「バカ野郎が!」と殴って止めた。 ドンが介錯を頼むが介錯人は現れず、ユーリが名乗り出る。ドンはユーリを損な役回りと言い、お前のこれからを見たかったと呟いた。ユーリはあんたの覚悟を忘れない、と告げる。ドンは自分の腹に刃を向けた…。 370 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 51 52 ID R1kIgfh10 ドンの死によって戦士の殿堂とユニオンの衝突は避けられたが、ダングレストは大きな支柱を失う。 ドンに認めてもらいたかった、ドンが憧れだったというカロルはギルドに対する意欲を失っていた。ユーリはお前の夢だったギルドはそんなものかと強くカロルを説得する。 カロルがいなくても凛々の明星は止まらない、ユーリは1人でも凛々の明星を続ける事を告げる。ユーリが去った後、カロルは1人咽び泣いた。 ユーリはギルドの掟の重さを痛感し、ジュディスの処遇について考える。 ジュディスの行き先の情報を掴んだユーリ達はテムザ山に行くことに。だが、カロルが姿を見せない。心配するエステルとリタ。 ユーリはカロルなら大丈夫と船に向かう。船を出航させようと言うところでカロルが乗り込んでくる。 カロルはボスと胸を張って言えるようになるまで自分をボスと呼ぶのはやめて欲しいと頼む(今までユーリがカロルをたまにボスと呼んでいた) レイヴンによるとテムザ山は10年前、『人魔戦争』と呼ばれる大きな戦が起こった戦場跡(レイヴンは戦争の当事者らしい)。 人魔戦争とは人と魔物が戦った戦争。人の勝利に終わったが生存者はほとんどおらず、帝国が情報操作している為に真相を知るものは少ないらしい。 道中、魔狩りの剣を叩きのめしているジュディスを発見。うちのギルドのメンバーに手を出すなと脅し魔狩りの剣を撤退させるユーリ。 ギルドを裏切る形で別れたジュディスへのけじめをつけに来たユーリ。ジュディスは理由を話すからついてきて欲しいと言う。 ジュディスすら場合によっては許さないと言うユーリに、カロルは何かを思う。 山頂で自らの行いについて語るジュディス。 ヘルメス式魔導器と呼ばれる魔導器を開発したヘルメスという科学者がいた。 ヘルメス式魔導器は通常の魔導器よりも高出力で技術の革新になるはずだったが、同時にエアルを大量に消費した。結果、各地のエアルクレーネは消費されたエアルを補う為に異常にエアルを放出するようになる。 始祖の隷長は脅威に気付き、ヘルメス式魔導を壊し始めた。人がそれに抵抗し、戦に発展した。それが人魔戦争だった。 ジュディスは始祖の隷長に代わりヘルメス式魔導器を壊してきた。 リタは何故今まで言わなかったのか、1人で世界を救ってるつもりかととジュディスを責める。 そこに魔狩りの剣のティソンとナンが現れる。 近くにジュディスの相棒バウルがいると踏んだ彼らはバウルを始末しようとテムザ山に現れたらしい。 カロルの制止も虚しく2人と戦う事に。2人を気絶させた後バウルのもとに向かう一行。 バウルは若い始祖の隷長であり、成長のために数日動けなかった。始祖の隷長にとってエステルの治癒術は毒。苦しむバウルを癒せぬことを歯痒く感じるエステル。 やがてバウルが成長し、巨大な鯨の姿になる。バウルに乗ってテムザ山を後にする一行。 疲労で眠りにつくジュディスの回復を待つ。世界のためとはいえギルドを裏切ったジュディスについて考えるユーリとカロル。 翌日ジュディスが目覚めた後、話し合いが再開される。 魔導器は大気中のエアルに干渉して世界を乱す原因だが、ある程度までは始祖の隷長が体内に蓄積することで世界のエアルを調整できる。 しかし始祖の隷長の聖核を手に入れようと人間が始祖の隷長を狙うようになり、今では役目を果たすのも難しくなっている。 (始祖の隷長が死ぬと聖核ができるので、高密度エネルギーである聖核を欲しがる人物はたくさんいる) また、以前ジュディスがヘリオードでエステルを狙ったのはエステルの治癒術がヘルメス式魔導器と同じくエアルの乱れの原因になるからだった。 ジュディスはフェローと約束した。人間であるエステルを見極める時間が欲しい。もし害のある存在ならば、エステルを殺す、と。 それを知っても尚エステルは自分のことを知るためにフェローに会いたいと言う。 371 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 53 05 ID R1kIgfh10 バウルに乗ってフェローのもとへ。リタは執拗に止めるがエステルの覚悟は揺るがない。 エステルはフェローに自分の力、満月の子のこと、世界の毒とは何かを教えて欲しいと訴える。もし自分が生きる事が許されない存在なら死んだっていい、でも何故死ななければならないのか理由が知りたい。 フェローは語り始める。満月の子の力はどんな魔導器よりも大量のエアルを消費し、エアルクレーネを刺激する。 リタはエステルの力が世界に及ぼす影響に勘付いていた。自分の仮説が間違ってて欲しかったと悔やむリタ。 世界を救おうとするフェローのとエステルを救おうとするユーリの主張が食い違うが、ジュディスが仲裁。 エアルを抑制する方法を捜させて欲しい、その前に世界が限界に来るようならジュディスがエステルを殺すという約束でフェローは納得する。 ユーリはエステルの「死んだっていい」という発言に苛立っていた。二度と言わないよう忠告する。 魔導器は古代に創られたもの。ならば昔も同じようにエアル関連で問題が生じたはずだと、その手がかりを求めフェローの言っていた「罪を受け継ぐ者」を捜す。罪を受け継ぐ者とは魔導器を創りだしたクリティア族と結論づけ、クリティアの街ミョルゾを目指す。 アスピオにいるクリティア族がミョルゾを知っている可能性があるとリタが言う。ユーリ達はアスピオを目指す。 カロルはジュディスがギルドの掟を破ったけじめについて、みんなで罰を受けようと提案する。 ジュディスが1人で世界のために行動していた、知らなかったとはいえカロルは仲間であるジュディスを助けなかった。仲間に協力しなかったことは一人はみんなのために、みんなは一人のためにという掟に反する。 そしてユーリも自分の道だからと仲間に話さないことがあった、それは仲間のためにならない。だから皆、罰を受ける必要がある。 正しいことをしてるのに掟をやぶったから罰を受けるべきかカロルはずっと悩んでいた。だから皆で罰を受けてやり直そうと提案する。 カロルの提案を皆が受け入れる。罰の内容は休まずクリティア族を捜すこと。 クリティア族のトートに出会い、ミョルゾへの行き方を教わる。 ミョルゾへ行くためにエゴソーの森へ。ミョルゾへ行く交換条件として、クリティアの聖地であるエゴソーに入り浸る集団を排除して欲しいと言われる。 エゴソーの森を守る騎士達は騎士団長直属の部隊だった。突然襲いかかってくる。 山頂に設置された兵装魔導器で狙撃されるがエステルの力をで事無きを得る。だが、エステルの力は感情に反応して無意識に発動するようになってきている。 兵装魔導器を止めようと山頂をめざす。兵装魔導器の技師を捕らえ機能停止させようとするがもう1台の魔導器に狙われる。その隙に技師に逃げられるが、リタが機能を停止させる。 文字通り死ぬ気で頑張るリタに感嘆するレイヴン。レイヴンも人魔戦争で死にかけたのだろうと言うユーリ。 「死ぬ気で頑張るのは生きてる奴の特権だわな。死人にゃ信念も覚悟も……」言った後茶化すレイヴン。 リタが2台目の兵装魔導器を停止させる間に騎士達と応戦するユーリ達。魔導器停止には時間がかかり、皆の疲労の色が濃くなっていく。 ならばいっそ魔導器を壊そうとするリタだがエステル達が止める。仲間に支えられ、リタが魔導器の機能停止に成功。騎士団が引き上げていく。 トートから受け取った鐘を鳴らすとミョルゾが出現。 ミョルゾは始祖の隷長に包まれた空を浮遊する空中都市だった。バウルに乗ってミョルゾへ。 372 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 54 55 ID R1kIgfh10 ミョルゾで長老に会う。クリティア族は魔導器を創った一族だが、大昔に捨てたらしい。 長老によると魔導器に使われる魔核は聖核を砕いたものだという。 さらにミョルゾの伝承を調べると、大昔に魔導器がエアルを乱し災厄を招いたという伝えがあった。 乱れた大量のエアルは星喰み(ほしはみ)となり世界を包む。その後、始祖の隷長と人間が力をあわせて星喰みを鎮めた。満月の子の犠牲を以て。 クリティア族はそれ以降、魔導器を捨てた…。 ショックを受け、姿を消すエステル。エステル不在のまま話をまとめるユーリ達。全ての魔導器は星喰み出現の危険をはらむものであり、ヘルメス式魔導器も満月の子も危険の一部に過ぎない。 全ての魔導器が危険の原因だが人は簡単に魔導器を捨てられない。 魔導器を使ってもエアルを消費しなければいい…リタがハッとする。リタ達魔導士が求める究極の到達地点「リゾマータの公式」 確立されればエアルの制御が容易になり、エステルも世界も無事になるかもしれない。 レイヴンはリゾマータの公式に辿り着くことこそが夢物語だと言って部屋を出ていってしまった。 ユーリ達は危険分子であるヘルメス式魔導器をつくり出している黒幕を捜すことに。聖核を狙ってる連中を追っていけば見つかる。話がまとまったその時、どこかで転送装置が作動する。 レイヴンとエステルが同時に姿を消した。訝しがる一行。 ユーリの脳裏にエゴソーの森でのレイヴンの発言がよみがえる。 『死ぬ気で頑張るのは生きてる奴の特権だわな。死人にゃ信念も覚悟も…』 初めて会った帝都の地下、騎士団長アレクセイが直々に迎えに来て釈放されたレイヴンの姿。なんでこんな時に思い出す、ユーリは苦々しげに呟く。 エアルの流れを辿ってエステル達の行方がヨームゲンの辺りに向かったと判明、ユーリ達はバウルに乗って砂漠へ。 ヨームゲンは廃墟となっていた。不思議がるユーリ達はデュークを見かける。デュークはカドスの喉笛で見た魔物と一緒にいた。同時にアレクセイが登場。 そこでユーリ達が遭遇してきた数々の事件。バルボス、ラゴウ、全ての黒幕が元を辿るとアレクセイによるもの判明する。 フレン隊が到着。フレンはアレクセイが謀反を起こした事が信じられない様子。 イエガーが登場し、アレクセイは去って行く。アレクセイにユーリ達を始末するよう言い渡されたイエガーだが、彼はエステルはバクティオン神殿にいると言って去っていった。 ユーリはアレクセイにまんまと利用されたフレンを責める。フレンの口からアレクセイの暴挙が明かされる。 ヘリオード、マンタイク、キュモールの行動、ヘルメス式魔導器の開発、聖核の回収、全てアレクセイの命令だったという。 ヨーデルの護衛に向かったフレンと別れ、ユーリ達はエステル救出にバクティオン宮殿へ。 373 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 56 13 ID R1kIgfh10 バクティオン神殿に向かうとそこではヘラクレスが始祖の隷長アスタルを攻撃していた。アスタルはバクティオン神殿の中に逃げ込む。 神殿に乗り込んだユーリ達の前にアレクセイが現れる。捕らえたエステルの力を強制的に引き出して攻撃。ユーリ達は倒れて意識を失ってしまう。 そこにソディア率いるフレン隊が駆けつけ救われる。フレンがユーリを助けるよう寄越したらしい。 ソディアがユーリを敵視する。何故ユーリのような人物がフレンの友人なのだとあたる。ユーリの存在はフレンのためにならない。ソディア達はその後すぐにフレンの合流すべく引き返して行った。 神殿の奥には結界が設置されて通れない。そこにエステルを殺しにきたデュークが現れる。 エステルを何としても助けるというユーリに、デュークは自分の剣を渡す。剣は『宙の戒典(デインノモス)』と呼ばれるもの。宙の戒典があれば結界を解けるらしい。 アレクセイとエステルの元にたどりつく。アレクセイはエステルの力を使いアステルを殺して聖核を入手した。 続けてエステルの力を使ってユーリ達に攻撃を仕掛けるが、宙の戒典の力で中和する。 アレクセイはもともと宙の戒典を欲していたが入手できなかったためエステルで代用しているらしい。 自分の力で皆を傷つけてしまうことにエステルが絶望する。 そんな中アレクセイの部下である親衛隊が現れる。その中からシュヴァーンが登場。ラピードが激しく吠える。 「……やはり犬の鼻はごまかせんか」 シュヴァーンの声はユーリ達のよく知る男の声のものだった。 天を射る弓の幹部であり、エステルをさらいアレクセイに引き渡したレイヴン。彼の正体は騎士団ナンバー2シュヴァーンだった。 ユーリ達に剣を向けるシュヴァーン。交戦の最中、シュヴァーンはわざと攻撃を受け、倒れる。 斬られた部分、はだけた胸に魔導器が埋め込まれていた。シュヴァーンは10年前の人魔戦争で一度死んでいた。アレクセイが心臓代わりに魔導器を埋め込んだことで蘇生させられたと言う。 突然神殿が崩れ、閉じ込められた。アレクセイはユーリ達をシュヴァーンと一緒に生き埋めにするつもりらしい。 ようやく訪れた死、と動こうとしないレイヴンをユーリは叱咤する。レイヴンは観念したようで脱出路を作るがその時天井が崩れる。 身を賭してユーリ達を逃がすレイヴン。アレクセイが帝都に向かったと告げる。ユーリ達が脱出した後、シュヴァーンの支えていた天井が崩れる…。 レイヴンの死を悼む仲間達に檄をとばすユーリ。 神殿の入り口でルブラン達と遭遇。彼らはシュヴァーンを捜していた。生き埋めになったことを告げるユーリ。呆然とするルブラン達をよそに帝都へ。 バウルで帝都に向かう途中ヘラクレスを発見。ヘラクレスにアレクセイがいると踏んで侵入を決意。砲撃が薄い左後方側から侵入する。 侵入するとそこにはルブラン隊がいた。そこにレイヴンが颯爽と登場、驚くユーリ達。 レイヴンは部下のルブラン達にアレクセイの部下を片付けるよう命じ、ユーリ達と同行を希望。駄目ならこの場でユーリ達に殺されても構わないと。 ユーリはギルドのケジメとしてレイヴンの命を預かった、勝手に死なさないと宣言。1人1人がケジメとしてレイヴンに鉄拳制裁を与えた。 アレクセイがいると思われた制御室に到着すると、ザギが急襲。ヘラクレスは囮でアレクセイはここには居ないらしい。 ザギを倒しヘラクレスを停止させるが、ザギが復活してヘラクレスの装置を破壊。ヘラクレスが誤作動を起こす。 その時イエガー達が突然現れてユーリを救出、ザギを倒す。イエガーはアレクセイが帝都にいると告げて去って行った。 ヘラクレスの動力を断つため動力室へ。動力室では聖核とエアルが暴走し、エネルギー主砲に集まっていた。主砲が放たれれば帝都ザーフィアスが粉々になる。 宙の戒典でエアルの暴走を止めることに成功するが、既にエネルギーが集まってしまい主砲が発射されてしまう。その時フレンの指揮により騎士団の船がヘラクレスに体当たりし、軌道を変え、ザーフィアスは難を逃れた。 ヘラクレスを発ちザーフィアスを目指すユーリ達。バウルに乗って帝都に行くとザーフィアスの結界が解けていた。 アレクセイによってエステルの力が暴走。エステルは苦しみ、嘆く。 ユーリはエステルの手を取ろうと手を伸ばす。エステルもまたユーリの手を取ろうとするが、手が届く前にユーリは吹き飛ばされてしまった。 「これ以上…誰かを傷つける前に… お願い 殺して」 エステルの悲痛な叫びが聞こえる。ユーリ達はバウルごと吹き飛ばされてしまう。 374 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 57 17 ID R1kIgfh10 カプワ・ノールの近くに不時着し、重傷を負う。身体を休める為にカプワ・ノールへ向かった。バウルは傷つき、しばらくユーリ達を運べそうにない。 ノール港では上空にエアルが溜まって赤くなり住人がパニックを起こしていた。 そこでティグルと再会、医者を紹介してもらい休憩する。 情報収集するユーリ。ヘラクレスの主砲によりエフミドの丘付近が道が消滅していて通れなくなり、ノール港は孤立してしまった。 ザーフィアスへの迂回路を探るが、船は騎士団が全て持って行ってしまい船も出せない。 八方ふさがりのユーリ達にティグルが提案する。海岸から続くゾフェル氷刃海では流氷が道になり、遠回りだが帝都に行けるという。 ゾフェル氷刃海、足場となる氷のあちこちに武器が刺さってた。冷たい海を巨大な魔物が泳いでいる。 途中で活動停止したエアルクレーネを発見。その時魔物が急襲、魔物の攻撃によりエアルクレーネが活性化する。 とっさにユーリがカロルを突き飛ばしカロルは難を逃れるが、濃いエアルによりカロル以外は身動きが取れなくなる。 カロルに逃げろと叫ぶユーリ。カロルは仲間が魔物に襲われようとしている所を目の当たりにする。 「ボクがやらなきゃ……今やらなきゃ… 今やらなくていつやるんだぁ!!」 勇気を奮い立たせ魔物に挑むが手も足も出ない。何度も何度も吹っ飛ばされ、その度に起き上がる。 ついに武器がはじかれ丸腰になってしまうカロル。頼むから逃げてくれと叫ぶ仲間達。 カロルはみんながいるから、後ろにみんながいるから大丈夫とあくまで魔物に立ち向かった。 カロルは遠くに大剣が氷に刺さっているのに気付き、魔物に向かって駆け出した。カロルの姿ユーリ達の死角に消えて、打ちのめされた音がした。 次の瞬間、空高くふっ飛ばされたカロルがユーリ達の目に映る。その手には大剣が握られていた。 「ボクの勝ちだ!」 上空からのカロルの急襲に魔物が怯み、エアルクレーネが制止。その隙に全員抜け出す。皆の力を合わせて魔物を倒す。 戦闘後、気が緩んで意識を失うカロルを気遣うユーリ達。眠るカロルにユーリが「ありがとうな、首領(ボス)」 しばらくして目を覚ましたカロルはドンの言葉を思い出す。「仲間を守ってみろ、そうすれば応えてくれる」その意味が分かった気がすると言う。 それがお前の見つけた答えならきっと正解だ、と励ますユーリ。一方、リタは先のエアルクレーネがエアルの乱れの制御の手がかりにならないかと考ええていた。 帝都の前にハルルを訪れる。カロルが熱を出し、休む場所を捜す。 ハルルは帝都から逃げて来た人の避難先となっていた。だが、避難した人が貴族ばかりなのを気にするユーリ。 ヨーデルと遭遇。ハルルに避難民を受け入れるようはからったのは彼だった。 帝都はエアルが暴走し人が住めない場所になってしまった。そんな場所に下町の人間が取り残されてしまったという。 宿屋に戻るユーリ達。帝都を包み込む程のエアルの暴走、全てアレクセイがエステルに負担をかけているらしい。エステルはもう無事では済んでいないのかもしれないと不安がるリタ。 ユーリは風に当たると言って宿屋を後にする。ついてくるラピード。 ユーリはヨーデルと遭遇する。ヨーデルはエステルの身を心配していた。 エステルは強い力を持っていたため評議会に担ぎだされた。そしてその力は世界の災いとなる。事によっては騎士団はアレクセイだけでなくエステルを討つこともあるかもしれない。 ユーリは帝都に向かう途中エステルのことを思い出す。少し休憩するとラピードに言って、眠りにつく。 目を覚ますとカロル達から攻撃される。勝手に1人で帝都を目指したユーリを責める仲間達。 ラピードがカロル達を連れて来たらしく、カロル達はユーリ1人で帝都に行かせないという。全員で最後まで行こうと決め、再出発した。 最悪の場合エステルを討つことになる、討たねばならないかもしれない。その決断を決めあぐねる仲間達。ユーリは1人覚悟を決める。 375 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 58 37 ID R1kIgfh10 帝都は異常に成長した植物が蔓延り、下町は覆いつくされていた。 だが城内はエアルが充満しておらず、人が普通に行動できる環境。アレクセイがエステルの力を使ってそう仕向けたらしい。 城の奥には下町の人間が避難していた。ルブラン達が下町の人間を救ったらしい。安堵するユーリ。 ルブラン達はアレクセイ親衛隊が『御剣の階梯(みつるぎのきざはし)』について話していたのを聞いていた。そこにアレクセイがいる。 御剣の階梯の頂上でアレクセイ、エステルと対面する。 アレクセイはエステルを返すと言う。だがエステルは操られていた。ユーリに刃を向ける。 エステルの力は本人の意思では制御できない暴走した状態だった。エステルが襲いかかる。 アレクセイがエステルを術式で拘束し、エステルが苦しむ。アレクセイはエステルの力を使い封印を解くという。海から巨大な建物が浮かび上がる。 その建物こそがミョルゾの伝承にある、世界の災厄を打ち砕いたという究極の魔導器、ザウデ不落宮なのだとアレクセイが高笑いする。 アレクセイはエステルをユーリ達を倒すよう仕向ける。 エステルが我に還った時自分の手で仲間を殺したと知った時の姫のことを思うと心が痛む、と嘲笑して消えた。 ユーリに再度剣を向けるエステル。 「これ以上…誰かを傷つける前に……お願い 殺して」 「今……楽にしてやる」 静かに言い放つユーリに全員が息を呑む。 エステルとユーリが一騎打ちとなる。 「帰って来い エステル!」 道具として死ぬつもりかと説得するユーリに、エステルが剣を落とす。 「わたしは… わたしはまだ人として生きていたい!!」 エステルが叫び、暴走がおさまる。空のエアルの乱れが消え去る。しかし、再度苦しみだすエステル。 リタがエステルを解放しようと解析するが、聖核の役割を果たしていたアレクセイの剣が無いため解放できない。 ユーリは宙の戒典を使うことを提案。皆に逃げるよう言うエステル。だがユーリが必ず助けると説得。エステルは笑顔を見せる。 解放に成功し、エステルの無事を喜ぶ皆。エステルはユーリの腕の中に落ちる。 「……おかえり」 「……ただいま」 ユーリはフレンの部屋でザウデ、アレクセイのことについて話す。ユーリはアレクセイ打倒のため明日ザウデ不落宮に挑むという。 ソディアの報告によりヨーデルに帝国の全権が委ねられる決定が下されたこと、フレンが団長代行と昇格が伝えられる。 ユーリはフレンを祝う。フレンはエステリーゼ救出はユーリのおかげと言うがユーリは細かいことはいい、と部屋を後にする。 それぞれ休んでいる仲間達と話すユーリ。 ジュディスはフェローにザウデについて訊いていた。 ヘルメス式魔導器を壊していた時は色々あることを考えないで済んでいたとユーリに打ち明ける。アレクセイ打倒を誓う。 ラピードが見つけて来た下町の住人の道具の修理を請け負っていたカロル。カロルは自分でもやれることをやっておきたいと言う。 エステルの身体の術式を解析しようと悩むリタ。エステルは帝都から出るとエアルが乱れてしまうらしい。エステルを自由にする方法を模索していた。 城の地下牢でくつろぐレイヴン。1人考え事をしていたらしい。今まで考えずにいた、だから考え直す、エステルからケジメを受けたことを話す。 翌日、フレンと別れ皆と合流する。 リタから宙の戒典を渡される。エステルの制御は上手くいったらしい。また、ジュディスはフェローからの警告を告げる。ザウデに触れてはいけない、と。 だが、エステルの姿はない。リタはエステルはもう戦えないという。エステルの力を抑えるため、レイヴンと同じく生命力を動力にした。 生活する分には問題無い。しかし術技を使えば生命力が削られてしまう。 そこにエステルが現れる。自分も連れて行って欲しいと。 最初はこれで普通に暮らせると思った、しかし皆が世界のために命懸けで戦おうとしてるのに自分だけ何もしないわけにはいかない。一緒に連れて行ってほしい。 ユーリ達はエステルの意志を尊重し、受け入れる。リタは1人で無理しないことを条件に甘受する。 バウルの怪我も癒えたのでバウルに乗ってザウデを目指す。 376 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 59 26 ID R1kIgfh10 ザウデの警備は厳重だった。侵入経路を考える一行。そこにフェローが現れて囮となってくれる。フェローの力をもってしてもザウデには手も足も出なかった。その隙に低空から到着。 通風路からザウデ内部に侵入し、途中アレクセイの親衛隊を倒しながら進む。そこでイエガーが登場。 イエガーは単身勝負を挑んで来た。ドンの仇を取るというレイヴン。イエガーの胸にもレイヴンと同じく魔導器が埋め込まれていた。イエガーは息を引き取った。 その様子をイエガーの側近ゴーシュとドロワットが見、去って行った。後味の悪さを抱きつつアレクセイを目指す。 途中フレンと合流。相変わらずソディアから敵視されるがここは協力した方がいいと、フレン隊と一緒に行動。アレクセイのもとへ。 アレクセイは元は騎士の鏡とも言える存在だったのに何が貴方を変えたのかと問うフレン.アレクセイは何も変わっていない、やり方を変えただけとせせら笑う。 今の帝国の在り方に不満を持ったアレクセイはザウデという絶対的な力を使い世界を1つにしようとしていた。エアルも始祖の隷長も関係ないアレクセイが覇権を担う世界を創ると。 全員が反発し、勝負を挑むがアレクセイの攻撃がユーリを狙う。フレンがユーリを庇うがフレンが膝をつき、ソディアがユーリを睨む。 アレクセイの足元が動きだし、上昇する。アレクセイのいる足場に飛び乗るユーリ達一行。 ザウデの頂上にてアレクセイとの戦闘に勝利する。そこには巨大な魔核があった。アレクセイが傷つきながらもザウデを発動させてしまう。 空の巨大な何かの塊が出現。それはミョルゾの神話に伝えられていた災厄、星喰みだった。 ザウデとは災厄を打ち砕いたのではなく、封じていた魔導器だった。自分自身の手で世界の破滅を呼び寄せてしまったと狂い笑い、絶望するアレクセイ。 アレクセイはもう駄目だと笑い続ける。もっとも愚かな道化が自分だとは、と自嘲する。その時巨大な魔核が降ってくる。涙を流してアレクセイは魔核に押しつぶされた。 ユーリはかろうじて逃げるが魔核を隔てて皆と別れてしまう。星喰みを眺めるユーリのもとに駆け寄る音。 フレンかと思って振り返った瞬間ユーリは腹を刃で貫かれた。眼前にはソディアの姿。 ユーリはザウデから転落し、海に落ちた。 377 :ゲーム好き名無しさん:2009/12/20(日) 22 01 43 ID R1kIgfh10 以上で2部終了です。 3部は後日投下します。 ミスして368のタイトルを入れ忘れてしまいました、申し訳ないです 369 :TOV:2010/06/10(木) 23 24 41 ID nlvPqiav0 埋めついでにTOV。 2009年12月20日の分の続きから。 ユーリは目覚めたら帝都の自分の部屋にいた。デュークが助けてくれたらしい。 貸していた宙の戒典を回収するために助けたらしく、剣を回収してデュークは素っ気なく立ち去った。 その後を追おうとしたユーリの前にラピードとエステルが現れる。ラピードはユーリがいるとわかっていたらしい。 そのままみんなと再合流すると、リタがエアルを制御する方法を思いついたと言いだした。 そのためにドンが持っていたベリウスの聖核が必要だったのだが、ハリーが盗まれたという名目で貸してくれた。 それを持ってゾフェル氷刃海に行くと、エアルの変換器を作るつもりが、それ以上のものができた。 聖核を経て始祖の隷長が転生した存在、精霊ウンディーネを生み出して、さらにエステルの力も制御してくれた。 精霊はエアルを制御する存在だから、精霊がいれば星喰みをどうにかできるのでは?と新たな希望が生まれた。 ザウデの魔核が本格的に壊れて星喰みが世界中の空を覆うなか、最低限必要な四属性の精霊を生み出す。 ウンディーネの他にフェローがイフリート、グシオスがノーム、クロームがシルフに転生する。 デュークのことを前から知っていたクロームの話によると、デュークが人間嫌いになったのは人魔戦争時に 彼の友であった始祖の隷長エルシフルを帝国が裏切って殺したためであるらしい。 それで人間を信じられなくなったデュークは、人間すべての命を使ってでも星喰みを倒すつもりのようだ。 四属性の精霊が揃ったので、精霊の力を収束する機械を作るためにカプワ・ノールへ行く。 宿屋に泊ったところで大きな振動があり、慌てて外に出てみればアスピオのあたりから変な建造物が現れた。 精霊たちはそれをタルカロンの塔と呼んでいた。デュークはタルカロンの塔で人間の生命力を吸収し、 それをもって星喰みを倒すつもりなのだ。 さらに、そこへユーリを探してソディアたちがやってきた。 フレンがヒピオニア大陸で危ない、という話を聞いてフレンを助けるために向かうことになる。 魔物のあまりな量の多さに、リタが作ったばかりの精霊の力を収束する機械を使わせてもらうことにする。 なんとかリタが作った機械のおかげで魔物を撃退することはできたものの、星喰みに使うにはとても出力が足らなかった。 四属性の精霊だけではなく、世界各地に無数にある魔導器の魔核を精霊にして数で補うしかない。 魔導器がすべて使えなくなるのだから、帝国やギルドの人間に話してこうするしかないと理解を得ることに成功する。 リタが世界中の魔導器の魔核を精霊に転生させるシステムを組んでいる一方、ユーリはフレンと話す。 自分の功績とされていることのほとんどはユーリのやったことだとフレンはいうものの、ユーリはそんなつもりはない。 言葉で上手く伝わらないのでいっちょ戦い、自分たちはお互いに手の届かないところがあり、それを補い合っているのだと 再確認した。 タルカロンに向かい、途中にいたザギを倒し、最上階にいたデュークと対決する。 精霊の力で星喰みを倒せるのだとしても、それは人間に都合のいいように世界を造り変えているわけで、 デュークはそれを何たる傲慢かと非難して結局相いれずに戦うことになる。 なんとかデュークを倒し、精霊の力を星喰みにぶつけたもののあと少し足りない。 エルシフルの望んだものは生きとし生けるものすべての安寧――そのために人は変わっていけるのか、と ユーリたちの行動を見ていたデュークが星喰みを倒すために宙の戒典で助けてくれた。 彼の助力でなんとか星喰みを倒すことができたのだった。おしまい。 10 :ゲーム好き名無しさん:2009/02/05(木) 22 08 11 ID 7PikbEU+0 一月にテイルズオブヴェスペリアの執筆予告をしたものです 途中かけのがあるようですが、初めから投下します 前の人すみません 11 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/05(木) 22 18 11 ID 7PikbEU+0 登場人物のあたりは前回の人と同じでいいと思います 第一部から ある日帝都の下町の水道魔導器(アクエ・ブラスティア)が故障してしまう ボロい魔導器しか与えられていない下町だ、毎度のことかと様子を見に行くと 魔導器の魔核が盗まれていた。魔導器は魔核がなければ動かないというのに… ユーリは情報を元に貴族街の「モルディオ」邸へ行くが、不法侵入に家捜し、騎士団との衝突と無茶が祟って捕まってしまう。 生活に必要不可欠な水道魔導器を壊れたままにはしておけない。 隣の牢のうさんくさいおっさんから「モルディオ」は学術閉鎖都市の天才魔導師だという情報を聞き出すと彼は脱獄し、城の外を目指す。 城から街へ抜ける途中、身なりのよい女性が騎士に追われているのに出会った。 ユーリが彼女を助け事情を聞くと、彼女はユーリの親友でもある「フレン」に会いたいと懇願してきた しかしフレンは既に城にはおらず、ユーリをフレンと勘違いをした赤眼の暗殺者に襲われる始末。 確かに異常事態なのは間違いないようだ。 「お願いします!助けてください!今の私にはフレン以外に頼れる人がいないんです。せめてお城の外まででも…」 エステリーゼと名乗るこの女性はどうしてもフレンに直接会って伝えなければならないことがあるという。 ユーリは相棒のラピード(犬)と合流しモルディオを追って学術都市へ、エステルはフレンに会うためハルルの街へ、 方角が同じため彼らは協力し、城を抜けて共に旅をすることになった。 呪いの噂があるという怪しいクオイの森を抜け、もう少しでエステルの目的地ハルルの街に着こうというところで一人の少年が飛び出してきた。 カロル・カペル。魔物討伐を専門にするギルド「魔狩りの剣」に所属する少年。 自称、魔狩りのエースであるカロルは森の出口である魔物を狙っていた。 目的地ハルルの街の結界魔導器は、巨大な樹と絡み合って複雑な構成をしている。 ところがこの街の名物にもなっているこの巨大樹が枯れてしまい、結界魔導器の力が失われて街は魔物に襲われていた。 フレン率いる騎士団が魔物を撃退したが、彼は魔導器の不調を調べるため発った後だった。 カロルはこの樹を治す除毒薬を作るため、素材に必要な魔物を刈ろうとしていた。 ユーリ達がこの方法について探っているとカロルが意外そうに驚いた 「信じてくれるの・・・?」今までの失敗から気を取り直して素材になる魔物を狩り、 薬を完成させて樹の根元に撒くカロル。しかし樹は反応は見せるものの回復しない。 街中が失意に飲まれる中、エステルは花が咲くよう祈る。すると光が発し樹は花を咲かせ結界が回復してしまった。 この力が何なのか、本人すらもわからずただ感激する中で城で襲ってきた赤眼の暗殺者たちを目にする 街の人に迷惑はかけられない。その上フレンは既にこの街にはいない。 強がっては見せるものの一人が嫌らしいカロルを加え、学術都市へと向かう。 12 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/05(木) 22 30 59 ID 7PikbEU+0 学術都市は帝国直属の魔導研究機関。許可がないものは立ち入り禁止だった。 犯罪まがいの手口で忍び込み、ようやく会ったリタ・モルディオは魔核泥棒の件はいいがかりだ、自分は無実だと主張する。 彼女にとって魔導器は何よりも大切なもの。自分が魔導器にそんな扱いをするなんてありえない。 論より証拠、と彼女は身の潔白を証明するため窃盗団のいる遺跡へ同行することを提案する。 遺跡に同行すると魔核泥棒の一味を追い詰めることに成功した。下町を襲った泥棒ではなかったが情報を得ることができた。 「港町にいる隻眼の大男が魔核を集めている。下町の魔核もおそらくそこにある。」 泥棒の件で疑ったことをリタに謝罪し、ハルルへ戻ろうとする一向 だが共に戦ううちにリタはエステルが不思議な力を使うことに気付いていた。 (エステルの力は自分の研究の手がかりになるに違いない…) 彼女はエステルの力が治したという大樹を見るという口実をつけ同行を申し出る。 「私、同年代の友達初めてなんです!よろしくお願いします!」 表裏なく喜ぶエステルに戸惑いながらもリタが一緒にいくことに。 ハルルへ戻ると少し前にフレン達が戻ってきて港町へ発ったという。 またしてものすれ違いに、ハルルの村長はフレンからの言付けを渡す。 それは「僕はノール港へ行く。早く追いついて来い」という挑発とユーリの手配書だった… 暗殺者と騎士団というふたつの厄介に追われ、ユーリ達は港町へ。 現時点での目的 ユーリ:魔核泥棒を捕まえるため港へ エステル:フレンに会うため港へ カロル:先に行った魔狩の剣のメンバーに追いつくため港へ ラピード:飼い犬 リタ:エステルの力に興味を持ち同行 丘を越えて港へ行こうとすると、丘では問題が起きていた。 旅人の安全のため設置された結界魔導器を竜に乗った槍使いが壊して飛び去ったという。 仕方なく丘を海の見える迂回路を通ることに。帝国一般人は街から出ることが滅多にないこの世界。 広大な海に感動すると同時に、ユーリ達はそれぞれ自分達のいた世界の狭さを自覚することとなる。 「早く追いついて来い、ね。簡単にいってくれる…。」 13 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/05(木) 22 53 06 ID 7PikbEU+0 辿り着いた港では執政官が圧制をしいていて重い雰囲気だった。降り続く雨に船も出ていない。 子供を人質にとられた両親が、税のため魔物を狩りに行こうと躍起になるような場面にまで出会う。 兎にも角にもフレンに会い、エステルはようやく用事を伝えることが出来た。 しかしフレン達は帝国騎士。ユーリが罪を犯したことに対して憤っている様子だった。 加えてフレンの部下ソディアはユーリの罪状について追求する。 ユーリは自分の罪に対し魔核泥棒を捕まえるまで待って欲しいと猶予をもらい、街の事情を調べることに。 どうやらここの執政官「ラゴウ」は重税を課し、住人をいたぶって遊んでいるという。 船を出せないような降り続く雨も執政官の天候を操る魔導器のせいという話しだ。 天候を操る魔導器などありえない。リタは調査したいというが、執政官の屋敷には騎士さえ入れないらしい。 有事特権があれば強制捜査ができるというフレン達 「なるほど、執政官の屋敷に泥棒でも入ってボヤ騒ぎでも起こればいいんだな」 ユーリは屋敷に忍び込むことに決める 屋敷前でユーリが城の牢で会ったうさんくさいおっさん「レイヴン」に出会い、屋敷潜入の協力を持ちかけられる。 協力といいながら彼はユーリ達を囮にして屋敷の中へ、ユーリ達は屋敷の地下へ入れられてしまう。 屋敷の地下には魔物が巣食い、攫われた人間も同じ場所にいれられていた。そこかしこに魔物に食われた骨が散らばる… 地下をさ迷うと巨大な魔導器を見つかった。いくつもの魔導器をつぎはぎにして、確かに天候を操っている。 魔導器の妙な使い方に魔導器を愛するリタが憤慨していると、丘で話しに聞いた竜使いが現れ魔導器を壊して飛び去ってしまう。 強制調査権限を使って乗り込んできたフレン達に後を任せ、逃げたラゴウ執政官を追って船着場から船に飛び乗ると そこにはギルド「紅の絆傭兵団(ブラッド・アライアンス)」が雇われて活動していた。 どうやらこの男が遺跡で聞いた魔核泥棒の親玉である隻眼の大男、紅の絆傭兵団のボス「バルボス」のようだ ここまでユーリを追ってきた赤眼暗殺者の一人、ザギを相手にしている内にラゴウとバルボスは逃亡 沈みゆく船の船室からは少年の声が聞こえてきた 14 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/05(木) 23 21 59 ID 7PikbEU+0 少年を助けて隣の港街でフレンとエステルから話を聞くと、彼は次期皇帝候補の1人ヨーデル殿下であるとのこと。 なぜそんな人が…と話しているとそこへラゴウが現れた 街で圧制を敷き国家重要人物まで誘拐していたにも関わらず、ラゴウは堂々と登場し白を切り通す。 結局ラゴウは証拠不十分と権力行使により不問となってしまう。 権力の力はここまで大きいのか。 目の前で死に行く国民も守らず上層でいざこざを起す帝国にユーリが苦言を呈するとフレンと言い合いになってしまった 「そうやって帝国から背を向けて、何か変わったか?」 「何も変わってないのは俺だってわかってるよ…!」 帝国全体を変えないといけないというフレン、目の前の人間を見捨てられないユーリ やり切れない思いを抱えて街を歩いていると、再びうさんくさいおっさんレイヴンに会い「紅の絆傭兵団らしき集団が北の廃都へ行った」と聞く ラゴウの屋敷で騙されたばかりで怪しむものの、他に手がかりもなく、 向かった廃都にいたのは「紅の絆傭兵団」ではなく「魔狩の剣」だった。 カロルはようやく仲間に追いつけたと喜ぶが、魔狩の剣の少女ナンに ハルルから出る際ついてこなかったのは逃げ出したからだと勘違いされ、クビを言い渡されてしまう。 気にかけてた女の子から、「むかしっからいつもそう!臆病者ですぐに逃げ出してどこのギルドも追い出されて…」 と痛いところつかれた上でのクビ宣言 カロルはショックをうけ行き場をなくしてユーリ達についてくる。 廃都の地下にはエアルが充満していて、みるからに凶暴そうな魔物が暴れているという非常事態だった 魔狩の剣が逆結界で魔物を捕らえていたが、またしても竜使いが現れこの結界魔導器を破壊してしまう 暴れる魔物に苦戦していたが、この魔物は落ち着きを取り戻すとエステルをじっと見つめ、立ち去っていった。 街へ戻ろうとすると貴族で編成された騎士隊、キュモール隊が待っていた。 彼らは実は帝国の姫であるエステルを乱暴に取り戻し、賞金首であるユーリを下民扱いし殺すよう命令する。 そこへここまでユーリ達を追っていた騎士隊、シュヴァーン隊が現れて牽制し ユーリ達を捕えエステルを保護したことでその場は収まった 15 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/05(木) 23 33 50 ID 7PikbEU+0 連行された先の新興都市ヘリオードで取調べを受けていると騎士団長アレクセイが現れる。 ヨーデルとエステルという二人の皇帝候補の取り計らい、 彼らの救助と護衛という名目でユーリの罪が白紙に戻された。 皇族であるエステルはユーリ達と別れ帝都へ帰るということだ。 この日ヨーデルから聞いた話しでは、今帝国ではエステルとヨーデルどちらを時期皇帝にするかが問題になっている。 エステルは評議会の、ヨーデルは騎士団の後ろ盾を受け、騎士団と評議会がもめている状態だそうだ。 翌日、激しい振動とともに街の結界魔導器が異状を起こし、大量のエアルを発生。 リタが修理を行い魔導器を治すが、高濃度のエアルにやられリタは倒れてしまう。 騒ぎの後カロルが無力な自分に落ち込んでいた。 大人にだってできないことはあるとのユーリの励ましに、カロルは一緒に新しいギルドを作らないかと持ちかける。 「ギルドか…考えておくよ」ギルドというのは下町でくすぶっていた自分では思いつかなかった新しい可能性だった。 部屋ではリタが目を覚ましていた。 自分を看病し続けてつかれて眠っているエステルを見て、自分はエステルにどう思われているか?とユーリに問う 今まで魔導器ばかりで他人など気にしてこなかったリタも、この旅で人との関係というものを学んでいた。 ほどなくエステルが起きだしリタに治癒術を使うと彼女はこう告げる 「もう大丈夫よ、それと治癒術を使うのに魔導器を使うフリはやめていいわ」 エステルの力とは魔導器なしでも治癒術が使える力。 魔導器なしでは術技の使えない世界では相当特異なものだが、リタとユーリはこれを見抜いていた。 そこへ竜使いが現れ一方的に攻撃を仕掛け、去っていく。話はうやむやに流れてしまう。 ユーリたちはこのままギルドの街ダングレストへ行き、紅の絆傭兵団の情報を集めることになった。 帝都へ戻るエステルに挨拶をしていると騎士団長アレクセイが現れ 帝国直属の研究機関の魔導師であるリタに、先日の魔導器の暴走についての調査を依頼する。 似たような異状が起きている大森林に行って貰いたいというのだ。 エステルが自分の力も役にたつはず、同行を嘆願する。まだ旅をしていたいという彼女の密かなわがままでもあった。 騎士団長アレクセイはユーリに護衛を任せることでそれを許可した。 一行はまず、大森林への通り道でもあるギルドの街ダングレストを目指す。 16 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/06(金) 00 39 00 ID TKyKA+sA0 ダングレストはギルドの巣窟。帝都に次ぐ規模であり、五大ギルドが総括する「ユニオン」の街。 今はギルド「天を射る矢(アルトスク)」のボス、ホワイトホースが統領(ドン)である。 そして、紅の絆傭兵団も五大ギルドのひとつであった。 情報を得ようとユニオン本部へ向かう途中、魔物の襲来を告げる警鐘が鳴り響いた。 そして突然、結果が消失してしまった。地鳴りのするほどの大量の魔物が直接街に襲いかかる。 応戦していると大柄の屈強な老人が現れ魔物をなぎ倒していった。 この男こそ天を射る矢のボス、この街の元首であるドンだった。 フレン達騎士団も現れ手を貸そうとするが、ドンは「帝国の世話にはならない、自分達の街は自分達で守る」と突っぱねた。 ここは彼に任せ、魔導器のスペシャリスト、リタとともに結界魔導器へ急ぐと赤眼の暗殺者が魔導器の修復を阻止しようと襲ってきた。 彼らを倒し結界魔導器は修理したが、魔物の襲来、暗殺者と不審続きである。 事情を聞こうにもドンは魔物の群れを追っていき、落ち着きを取り戻した街にはいないことがわかる。 この間に帝国から依頼された調査を終わらせるため、大森林へ行くことにした。 そんな彼らの会話をレイヴンが密かに聞いていた。 ケーブ・モック大森林へ付くと確かに新興都市ヘリードと似たようなエアルの異状が起きていた。 そこへレイヴンが現れ同行を願う。 本当の目的を言わない明らかに胡散臭いレイヴンにユーリ達は警戒しつつも、共に奥地へ。 大森林の奥では大量のエアルが放出され、魔物が暴走していた。四方を囲まれ窮地に立たされる一行の前に、白髪の男が現れる。 彼が持っていた剣を掲げると、エアルの異状はおさまり魔物の動きも落ち着きを取り戻した。 レイヴンは彼を知っているようで「デューク」と呼んだ デュークは「エアルクレーネには近づくな」と謎の警告をして去っていく。 エアルクレーネとは世界に点在するエアルの源泉であり、この大森林のエアルの異状もそこから起こっていたものだった。 リタはエアルを鎮めたあの剣の力こそが、自分が研究して捜し求めている「リゾマータの公式」ではないかと推測する リゾマータの公式とは、 エアルの仕組みに自由に干渉することが可能にする世界中の魔導士が追い求めている現代魔導学の頂点 これまで消費する一方だったエアルを、使用し、形を変え、また還元することができるという未知の理論 リタはこの現代魔導学の頂点を追い求めていた。 エステルの力がヒントになるかもしれないとついてきたのもこの公式のためだったのだ 17 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/06(金) 00 45 19 ID TKyKA+sA0 大森林の入り口では魔物を追ってきていたドン・ホワイトホースに会った ドンに声を掛けられるレイヴンはどうやら天を射る矢の一員らしかった。 ドンは急用が入り街へ戻るという。ユーリ達の用件もダングレストで聞いてもらえるということで話がついた。 ダングレスト、ユニオン本部へ行くとフレンが来ていた。ドンの急用とは騎士団からの話だったのだ。 フレン達騎士団の用件は、ユニオンと紅の絆傭兵団の盟約破棄、および討伐の協力を仰ぐというもの。 近頃行き過ぎた行動の目立つ紅の絆傭兵団への処置を考えていたドンはこれに乗り気であり、話はうまくまとまりそうに見えた。 しかし、フレンが持ってきたヨーデル殿下からの密書には 「ドン・ホワイトホースの首を差し出せば、(紅の絆傭兵団)バルボスの件に関しユニオンの責任は不問とする」 との記述。 ヨーデル殿下がこんな密書を出すはずがないと訴えるフレンだが、 ドンは憤った様子でフレンを牢へ入れ、帝国との前面戦争を宣言した。 ユーリが1人地下牢へ忍び込みフレンにこの件について聞くと 道中あの赤眼達に襲われ、その時に書状をすりかえられたのではないかという。 騎士団とギルドの衝突を狙う例の執政官ラゴウが仕組んだことだろう。 そこまでわかっているならさっさと取り返して来い、とユーリはフレンの身代わりに牢へ入った。 実はドンも書状が偽者であるということ、黒幕がいるということに気付いていた。 黒幕をおびき出すため、血気盛んなギルドの連中を納得させるため、わざと戦争などと煽ったのだった。 牢へ来たドンはユーリに責任をとって黒幕を探し出せと言い、さらに状況を煽りにいった。 外へでるとエステル達が紅の絆傭兵団を見かけた駆け寄ってくる。 彼らが潜む建物に突入すると、紅の絆傭兵団のバルボスとあの港町の執政官ラゴウがいた。 ユーリ達が踏み込むも外では帝国とギルドの争いの音が聞こえる。 このままでは騎士団とギルドが衝突し、双方が壊滅的な打撃を受けるだろう。 騎士団が壊滅すれば評議会が帝国を支配できる。ドンが死んで主力ギルドが弱体化すれば、紅の絆傭兵団がギルドを支配できる… ラゴウとバルボスはこういった利害関係の内に手を結んでいたのだった。 一発触発の睨み合い続く草原に、フレンが書状を取り戻して駆け馳せた。 魔導器を使い逃げるバルボスを例の魔導器破壊の竜使いが現れ追おうとする。 ユーリは竜使いに足になってくれるよう頼み、仲間をおいてバルボスを追っていった。 18 :テイルズ オブ ヴェスペリア ◇l1l6Ur354A:2009/02/06(金) 02 11 43 ID TKyKA+sA0 ユーリと竜使いはバルボスを追って怪しげな塔につく。 巨大な魔導器で構成されたこの塔、竜使いは一部しか壊すことができず二人は囚われてしまった。 牢の中で改めて竜使いの姿を見ると、彼女はクリティア族の女性だった。 ジュディスと名乗る彼女に魔導器を壊す理由を尋ねると「壊したいから壊しているだけよ」とはぐらかされてしまう 意気投合した二人が一芝居打ち、牢からの脱出すると街からは仲間達がかけつけていた。 共に塔を上りバルボスと戦いに向かう。ただし、リタを含む仲間にはジュディスが魔導器壊しの竜使いだとは隠したまま。 リタにとって魔導器は特別な存在。それを壊すジュディスのことを告げて、今わざわざ事を荒立てる必要はないのだ。 屋上では見たこともない強力な武器を使うバルボス。彼の武器にはユーリが探していた下町の水道魔導器が使われていた。 そこへ急に大森林で会ったデュークが現れバルボスの魔導器を破壊して去っていく。 バルボスと戦い決着をつけたユーリは、ようやく水道魔導器の魔核を取り返すことができた。 自分の負けを悟ったバルボスはユーリは若いころのドンに似ていると話し始める いつか大きな敵を作り世界に食いつぶされる存在だと。 「悔やみ、嘆き、絶望した貴様がやってくるのを先に地獄で待つとしよう…」 言い終えるとバルボスは塔の上から身を投げ暗闇に消えていった。 目的をはたしたジュディスと別れ、ダングレストへ戻るとラゴウが糾弾され、騎士団に連行されていた。 これで帝国も安定し城の中にも安全になる。エステルは迷いながらも今度こそ帝都に帰ると告げる。 しかしその夜、今回もラゴウは評議会の立場を利用し、大した罪には問われなくなったことがわかる。 ラゴウは帝国を混乱に陥れた。人を人とも思わず蹂躙し、大勢の人間を好奇によって殺してきた。 にも関わらずラゴウを法で裁けない帝国の現状。 ユーリがフレンに話を聞きにいくと、フレンは隊長に昇格していた。 隊長になっても蹂躙される人々を助けられないと悔しがるフレンに、ユーリはそのまま上に行けと告げる 「俺も俺のやり方でやるさ…」 そしてユーリは再び悪事を企て密談していたラゴウの元へ行き、一閃の元に殺害した。 19 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/06(金) 02 15 19 ID TKyKA+sA0 次の日、リタは各地のエアルクレーネの調査のためにダングレストを去った。 エステルも街を出ようと挨拶をしていると、巨大な魔物が現れ街を襲う。 魔物はエステルに向き合うとこう告げる「忌マワシキ 世界ノ毒ハ 消ス」 騎士団が強力な兵器を持ち出し応戦し、町中は混乱に陥った 魔物を見上げていたジュディスも引っ張るように混乱の街から逃げる一向。 そんな中エステルは帝都へ戻らずにユーリ達と旅を続けたいと言う。自分にはまだ、知らなければならない世界がある。 ユーリもカロルとギルドを作るため帝都にはまだ戻らないと決心。 崩れた橋の向こうで立ち竦むフレンに彼らは一方的に別れを告げ、下町の水道魔導器の魔核を託してダングレストを後にした。 その上空を、巨大な魔物も何故か攻撃を止め、飛び去っていく…。 20 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/02/06(金) 02 20 53 ID TKyKA+sA0 第一部終了です。今日はここまで。 大きくまとめて三部までで相当長い話ですが、なるべく綺麗に簡潔にまとめるよう努力します 途中でなんですが、語句等疑問があったら補足しますのでどうぞ
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/2432.html
関連商品:テイルズ オブ ファンタジア オリジナルサウンドトラック完全版 概要 コメント 関連リンク被リンクページ 概要 ※テイルズチャンネルより転載 タイトル テイルズオブファンタジア 商品名 テイルズオブファンタジアオリジナルサウンドトラック完全版 分類 音楽CD 品番 VICL60369〜70 発売元/出版社 ビクターエンタテインメント株式会社 価格 3,255円(税込) 発売日 1999年1月21日発売 商品画像 コメント MIDIデータから新たに音源を出力し、本格レコーディング。他では決して聴く事の出来ない臨場感溢れるリアルサウンドが再びあなたを感動の世界に包み込みます。さらにボーナストラックとして「FIGHTING OF THE SPIRIT」のアレンジバージョン、アーチェ役の声優かないみか さんが歌う「Happy Happy!?」が収録されています。 関連リンク 音楽:ファンタジア 被リンクページ 関連商品:ファンタジア 音楽:Fighting of the spirit
https://w.atwiki.jp/kanonno/pages/16.html
オリジナル ファンタジア デスティニー エターニア デスティニー2 シンフォニア リバース レジェンディア アビス テンペスト イノセンス ヴェスペリア サプライズ 一覧編集 テイルズオブリバースからの出演キャラクター 秘奥義は原作の仕様(二人技)のため存在しない。 テイルズオブリバースからの出演キャラクターヴェイグ・リュングベル クレア・ベネット マオ ユージーン・ガラルド アニー・バース コメント欄 ヴェイグ・リュングベル [部分編集] 戻る 「オレは……、おまえたちを相手に手加減できるほど器用じゃない」 年齢:18歳 性別:男性 身長:183cm 体重:71kg 声優:檜山 修之 称号:剣士(職業は大剣士) 『テイルズ オブ リバース』の主人公。 ガレット村のギルドに所属していた剣士。 寡黙なタイプだが、剣の腕は確かな物がある。 村が人の住めるところではなくなったため アドリビトムへ身を寄せることになる。 原作では氷のフォルスの能力者。フェイスチャットでゼロスのヴェイグに対しての「お前も魔法が使える」発言の『魔法』はフォルスのことだと思われる。 技(vl) Lv 名称 TP 属性 倍率(ヒット数) タイプ 備考 初期 絶氷刃 7 水 150(75×2) 特技 剣に圧縮した冷気をまとわせ、そのまま斬り下ろす使いにくくはないが、強力なわけでもない。節約戦闘向け 初期 瞬連塵 13 - 225(75→50×3) 特技 剣を構えタックルで間合いを詰め下・中・上段の高速三連続突き無影衝に比べてリーチは長く消費が少ない。代わりに隙は大きい間合いを詰めるのに便利。 初期 連塵裂氷撃 21 水 460(55×7→75) 奥義 連続突きから冷気の斬撃に繋ぐ奥義クセのない奥義。大抵の状況で使えるが、水耐性の敵には封印推奨 初期 裂破衝 13 - 220(110×2) 特技 剣を交差するように振るい広範囲に渡って衝撃波を発生させる出は早いが、原作ほどの範囲を期待してはいけない 初期 凍牙衝裂破 15 水 375(125×3) 奥義 ジャンプ上段斬りと共にVの字状に氷柱が広がる攻撃出はやや遅めだが連携する分には問題ない。乱戦向き 13 絶翔斬 15 水 240(60×4) 特技 身体をひねりながらジャンプして、冷気をまとわせた剣で下から上へ斬り上げる出は早いが隙が大きい。連携推奨 15 絶空裂氷撃 21 水 460(230×2) 奥義 斬り上げの衝撃で無数の氷柱を生み出す奥義凍牙衝裂破に比べ横の範囲は狭いが威力が高い。水属性以外の敵はこれを連発するだけでバンバン葬っていける 18 衝破連牙衝 21 - 500(125×4) 奥義 交差斬りから渾身の突きで間合いを離す奥義モ-ションが長く範囲も狭いので単体向け 21 連塵斬翔剣 21 - 540(90×6) 奥義 無数の高速突きから敵を斬り上げて浮かせジャンプ斬りで敵を追撃クセがなく使い易い。擬似驟雨双破斬 24 幻龍斬 15 - 300(100×3) 特技 素早く突き抜け敵の後方へ回り込み切り刻む。目標が遠い場合は突き抜けのまま素早く移動する。出が非常に早く、機動性にも優れる主力級の特技。集団に突っ込んでボコられないように注意 26 絶空衝裂破 24 水 575(115×5) 奥義 二連続の回転斬りを繰り出す奥義出が早く範囲も広め。終了後の隙が大きいので確実に巻き込むこと 29 連塵龍影刃 24 - 470(50×8→70) 奥義 九連続で突きで敵を貫く奥義ヴェイグ流秋沙雨。背後を取りながら突き抜けるため反撃を受けにくい。囲まれないように注意 34 無影衝 21 水 320(80×4) 特技 後方へ下がり、反動をつけて剣で敵を薙ぎ払う攻撃出が早く威力も高い主力級特技。消費が大きいのと、踏み込みが弱く空振りやすいのが欠点 41 凍牙無影剣 24 水 480(80×6) 奥義 冷気を纏った強力な斬撃を繰り出す奥義素早い連続攻撃。リーチは短めだがあたればそこそこ強い。どっちかといえば魅せ技 44 幻魔連牙衝 24 - 625(75×7→100) 奥義 計8HITする神速の連続乱舞攻撃威力は高いが割り込まれやすい。連塵系に比べ、こちらは対象が小さくても当てやすい 49 崩龍衝裂破 24 水 640(160×4) 奥義 敵を斬り抜ける高速剣を繰り出す奥義1HIT当たりの威力が高い。範囲は狭いので単体で防御力の高い敵に 51 幻魔衝裂破 24 - 580(145×4) 奥義 間合いを取って真空交差斬りを繰り出す奥義原作のような範囲はないが、瞬間HIT数が多く隙も小さいため強力 55 絶空龍影刃 24 - 550(100→75×6) 奥義 高いジャンプからの斬り上げ斬り下ろし後に強烈な斬撃で追撃ヴェイグ式虎牙破斬+α。隙が小さく、背後を取るため反撃を受けにくい。対空性能もある 60 崩龍無影剣 29 水 875(175×5) 奥義 冷気を凝縮しながら構えをとり、疾風の如き突きから目にも留まらぬ速さで幾度も斬り返す。ヴェイグが使う剣の技として最終奥義にあたると思われるこの技は、並みの敵ならば瞬時に屠ることのできる威力を備える。 ※ 魔神剣 3 - 205(100→105) 特技 地を這う衝撃波を放つ。消費が少なく、またヴェイグ唯一の飛び道具(※クエストクリアで習得) 通常攻撃(vl) 原作と同じで14種類ある。 基本的にコマンドは原作と同じで、原作での←入力=N入力になっている模様。 ただし何故か→→→と入力した場合、原作では「踏み込み突き」が出るはずなのに 今回は→→Nと同じ「叩き落し」が出る模様。 一段目は↑が一番発生、範囲ともに強い。 N↓N、→↓Nは通常攻撃が出ない。 コマンド モーション 備考 N(→)、N⇒→、→⇒→、↓⇒→、N(→)⇒↓⇒→↓⇒↓⇒→、↑⇒↓⇒→、↑⇒N⇒→ 中段突き リーチ長め ↑、N(→)⇒↑、↓⇒↑、N(→)⇒↓⇒↑、↓⇒↓⇒↑↑⇒↓⇒↑ 振り上げ 発生が早く範囲も優秀。上空の敵に ↓、↑⇒↓、N(→)⇒N(↓)⇒↓、N⇒↑⇒↓↓⇒N⇒↓、↓⇒↓⇒↓、↓⇒↑⇒↓、↑⇒↑⇒↓ 振り下ろし 地面に叩きつけるように振り下ろす N(→)⇒N、↓⇒N、↑⇒↓⇒N 薙ぎ払い 無影衝のモーションでなぎ払う N(→)⇒↓、↓⇒↓、N(→)⇒→⇒↓、↓⇒→⇒↓↑⇒N(→)⇒↓、↑⇒↓⇒↓ 下段突き 小さい敵に ↑⇒N(→)、N(→)⇒N⇒N(→)、↓⇒N⇒N、N⇒↑⇒N→⇒↑⇒N、↓⇒↑⇒N、↑⇒↑⇒N 袈裟斬り 右肩から袈裟斬り ↑⇒↑、N(→)⇒N⇒↑、N(→)⇒↑⇒↑、↓⇒N⇒↑↓⇒↑⇒↑、↑⇒↑⇒↑ 上段突き 上方向に突き N(→)⇒→⇒N(→)、↑⇒N(→)⇒N 叩き落とし 小さく跳躍し、空中から敵を叩き落とす原作のダウン効果はなし N(→)⇒→⇒↑、↓⇒→⇒↑、↑⇒N(→)⇒↑ 唐竹割り 小さく跳躍し、唐竹割りを繰り出す JN(→) 空中斬り上げ J↑ 空中横薙ぎ J↓ 空中斬り下ろし 立ち回り(vl) 両手剣の攻撃力の高さのため今作の大剣使いは基本的に強く、勿論ヴェイグもその範疇。 秘技と秘奥義が無いのは残念だが大剣のATKと速い攻撃速度、そして全キャラ中基本攻撃力トップと屈指の攻撃性能を持つ。 よって、前線でガンガン敵を葬っていくのが主な役割。 秘技を持たないが奥義は全般に拘束時間が長いため気にはならないだろう。 秘奥義はないものの、インフィニティジャムでかなりのダメージを稼げるので問題はない。 むしろ他キャラの秘奥義の威力を超える場合もある。TP消費が大きいのが痛いが…。 機動力やリーチも申し分なく、通常攻撃だけでも十分に戦っていける。 ただし、他の剣士系に比べてヒット数が少なくなりがちなため、鋼体の強い巨大ボス相手には攻撃時間の短い無影衝などの技で応戦するといい。鋼体削りには連塵龍影刃が攻撃時間の短さ、ヒット数(9HIT)共に優秀。 原作と違い奥義を単発で出せるので、上記のように鋼体削りには連塵龍影刃をそのまま出したり、OVLして崩龍無影剣を連発したりといろいろ遊べる。 防御面では盾は装備できないが、基本防御力も歴代トップなので結構頑丈。それでも危ないと感じたら離脱するのが吉。 同じ大剣使いのルカとは比較されがちだが、一発の火力のデカいルカと拘束力に優れるヴェイグと住み分けはできている。属性も正反対なので用途に応じて使い分けると良い。 大剣士、聖騎士が同名の技を覚えるが、主人公のものより敵硬直が長い、隙が少ないなど微妙に性能が違う。 また、装備品にメンタルバングルをつければいくらかTPを敵撃破時に回復できるのでオススメ。 お勧めコンボ(vl) (幻龍斬⇒幻魔衝裂破)×n消費TP計:39×n/原作完全再現ループコンボ。 燃費悪いのが難だがTPがある限り繋がる。 幻龍斬は←→に設定して進行方向のキーを押すと繋がりやすい 通常×3⇒無影衝⇒幻魔衝裂破⇒幻龍斬⇒崩龍無影剣消費TP計:89/Rでの主力技を全部繋げた魅せコン。 今回崩龍無影剣の溜めが短いのでコンボが繋がる。 普通に使う場合は幻魔衝裂破で切るとバックステップで距離が離れるのがいいかも。 幻魔衝裂破の後は幻龍斬を出せば次の奥義は何でも繋がるのでお好みで。 無影衝⇒連塵龍影刃消費TP:計42/ヒット数重視のコンボ。 無影衝も連塵龍影刃も比較的攻撃時間が短いので鋼体削りに向く。 OVLも溜まりやすい。無影衝は瞬連塵で代用も可。序盤から使えて便利。 通常×3⇒絶氷刃⇒凍牙衝裂破消費TP計:22(-3)/節約連携。元の火力が高いので十分に戦える。絶氷刃の代わりに魔神剣でもいい。 通常×3⇒無影衝⇒絶空裂氷撃消費TP計:42/水属性が弱点の敵はほぼ一回コンボを入れれば葬れる。メンタルバングル装備で永久機関。 VSクエスト(vl) Lv.65 HP40000(ノーマル) Lv.135 HP62500(ハード) Lv.189 HP85000(マニア)弱点:なし 得意:なし 仰け反り耐性:1 状態異常:石化無効 通常攻撃を避けてから反撃するのが基本となる。 ヴェイグの通常攻撃はフリーランで横からヴェイグの背後に回り込むように避けよう。 時計回りだと避け易い、足が遅い職は時計回りに避ける必要があるので注意。 鋼体があるのでしっかり鋼体を崩しやすい攻撃からコンボを決めること。 ヴェイグは攻撃力が高いのでコンボを受けないようにしっかり通常攻撃を避けよう。 ダウン技がない職で道具を使いたい時は 通常攻撃を回避して離れてはを繰り返しヴェイグが立ち止まるのを待とう。 オーバーリミッツされた場合、秘奥義はないが 仰け反らなくなり攻撃力も上がるので通常攻撃を回避して逃げ回ろう。 成長率(vl) Lv HP TP 物攻 物防 術攻 術防 敏捷 10 442 187 42 43 59 93 134 45 1617 289 100 93 116 203 170 50 1785 301 109 100 124 219 175 60 2120 322 125 115 140 251 185 100 3463 398 191 173 206 377 226 150 5142 485 274 245 287 534 277 250 8500 650 440 390 450 850 380 戦闘台詞(vl) 戦闘開始 「一気に勝負をつける!」 通常攻撃 「ふっ、はっ、てやっ!」 被ダメージ 「くっ!」「ぐぅっ!」 戦闘不能 「ここまでか……」 アイテム使用 「それ」 OVL 「うおおぉぉ!!」 秘奥義 秘奥義なし 戦闘勝利(楽勝) 「あっけなかったな」「初めから見えていた」 戦闘勝利(普通) 「ふう……よし」「終わったようだな」 戦闘勝利(辛勝) 「何とか…なったようだな」「ふぅ…辛い戦いだった…」 敵対時戦闘開始 「来い!」 クレア・ベネット [部分編集] 「私は皆さんみたいに、戦ったりできないもの」 年齢:17歳 性別:女性 身長:163cm 体重:45kg 声優:安田 未央 『テイルズ オブ リバース』のヒロイン。 ヴェイグと幼なじみの一般ピーポー。 ガレット村に人が住めなくなったため、 ヴェイグ達と共にアドリビトムに身をよせる。 何に対しても前向きな性格。 非戦闘キャラ(NPC)。 信頼度は設定されているようだ。 マオ [部分編集] 戻る 「だって、こんな所進むんだから明るくやってないと、みんな暗くなっちゃうでしょ」 年齢:13歳 性別:男性 身長:153cm 体重:38kg 声優:渡辺 明乃 称号:術使い(職業は魔術師) ガレット村のギルドに所属していた少年。 記憶喪失だが冗談好きで明るく活発な性格で 即興の歌を歌うのが好き。 仲間と共にアドリビトムにやってきた。 原作では炎のフォルスの能力者。 導術(m) Lv 名称 TP 属性 倍率(ヒット数) タイプ 備考 初期 フレアショット 15 火 520(520×1) 初級術 小さな火球を撃ち出し、爆発させる術推定詠唱時間:220F(約3.67秒) 初期 ウィンドエッジ 15 風 470(235×2) 初級術 真空の刃を続けて生み出す術推定詠唱時間:160F(約2.67秒) 初期 アーチシェイド 15 闇 540(270×2) 初級術 歪みの力が両側から挟みこむように引き裂く術推定詠唱時間:220F(約3.67秒) 13 エイミングヒート 24 火 1240(310×4) 中級術 灼熱弾を乱れ撃ちして敵を狙う術推定詠唱時間:約7秒 15 バーンストライク 15 火 620(155×4) 中級術 上空から火炎弾を3発降らせる術推定詠唱時間:220F(約3.67秒) 21 ネガティブゲイト 21 闇 630(90×7) 中級術 亜空間を造りだし敵を飲み込む術推定詠唱時間:220F(約3.67秒) 24 ゲイルスラッシュ 24 風 1060(265×4) 中級術 横殴りの突風で敵を吹き飛ばす術推定詠唱時間:330F(約5.50秒) 29 ガスティーネイル 21 風 940(235×4) 中級術 巨大な真空の爪で敵を切り裂く術推定詠唱時間:330F(約5.50秒) 34 フィアフルストーム 55 風 2840(355×8) 上級術 巨大な竜巻を発生させる術推定詠唱時間:740F(約12.33秒) 36 ブラッディクロス 24 闇 840(280×3) 中級術 闇の刃から生じる呪いの波動を撃ち出す術推定詠唱時間:270F(約4.50秒) 44 ブレイジングハーツ 44 火 2130(230→190×10) 上級術 巨大な火炎弾を発射し着弾の衝撃で焼き尽くす術威力倍率が非常に高く、周囲をまとめて攻撃できる。推定詠唱時間:680F(約11.33秒) 50 ディザスターロアー 55 闇 3240(270×12) 上級術 絶望の咆哮が敵を引き裂く防御不可能の術威力倍率が非常に高く、周囲をまとめて攻撃できるが、高速で移動している敵には当て辛い。推定詠唱時間:740F(約12.33秒) 立ち回り(m) 技数が少なく使える属性も限定されているが、独自性のある術が多い。 トンファーによる攻撃はリーチが短く威力も低いのでオススメできない。 しかし攻撃が素早く4HITするので護身方法としてはそこそこ優秀。前衛が駆けつけるまで頑張ろう。また、TP回復の手段としてもなかなか使える F・フレイム、F・エンチャントも存在しない上、後半になればなるほど、闇耐性のモンスターが増えていき、得意の術がほとんど通用しないことも。 元々の性能と比べても周りの術師と比べても不遇であろうキャラ。残念。 それでもエイミングヒートやブレイジングハーツはHit数・威力共に優秀なので、雑魚が密集しているととてつもないダメージを叩き出す。しかし詠唱が長いので、基本はバーンストライクやネガティブゲイトでチクチク。 ディザスターロアー、ブレイジングハーツ、フィアフルストームの威力がかなり高い。範囲はそれほど広くないのでボス戦などで大ダメージを与えたい時に。 成長率(m) Lv HP TP 物攻 物防 術攻 術防 敏捷 10 386 179 37 36 112 107 159 45 1424 278 81 70 220 234 197 50 1572 288 87 75 235 253 203 60 1868 309 100 85 266 289 213 100 3054 382 150 124 389 434 257 150 4536 466 213 172 542 616 311 250 7500 625 340 270 850 980 420 戦闘台詞(m) 戦闘開始 「ちゃっちゃといこうヨ!」 被ダメージ 「うぅ!」「うぁあっ!」 戦闘不能 「ダメかも…しんない…」 アイテム使用 「ほい」 OVL 「ふぅぅぅっ!!」 秘奥義 秘奥義なし 戦闘勝利(楽勝) 「『マオ、大活躍!』の巻き!」「余裕なんですケド?」 戦闘勝利(普通) 「やったー!」「当然の勝利だネ!」 戦闘勝利(辛勝) 「もぅ、いったいなぁ…」「ふぅ~、危ない危ない」 敵対時戦闘開始 「さぁ、かかっといでよ!」 ユージーン・ガラルド [部分編集] 戻る 年齢:40歳 性別:男性 身長:193cm 体重:108kg 声優:石塚 運昇 称号:元隊長(職業は槍戦士) ガレッド村でギルドを運営していた歴戦の軍人。 村に人が住めなくなったため、アドリビトムに身をよせる。 原作では、人間として懐が深く思いやりに溢れたよい年配として 非常に信頼の厚い人物であり従卒であるマオは父親のように慕っていたが なぜか今作では目下のものに少し偉ぶる態度を見せたり 攻撃的な発言をするなど、親分肌的な人物像として描かれている。 鋼のフォルスの能力者。派手な技が多い。 技(eg) Lv 名称 TP 属性 倍率(ヒット数) タイプ 備考 初期 旋風槍 8 風 175(175×1) 特技 槍を横に凪いだ衝撃で真空波を起こす特技 初期 裂駆槍 13 - 220(110×2) 特技 最大限のリーチで槍を突き出す特技 初期 裂風迅槍衝 21 風 460(115×4) 奥義 疾風を纏った回転突きで敵を切り裂く奥義原作と違いめちゃくちゃ移動します。タメのある幻龍斬みたいな感覚でどうぞ 初期 轟破槍 15 土 250(125×2) 特技 鋼を具現化させて前後の敵に攻撃を繰り出す特技密着して撃つと3ヒットする。 11 轟爆旋風牙 21 風 500(125×4) 奥義 地面に槍を突き立てた衝撃で旋風が渦巻く奥義発生は遅いが全方位技。 13 瞬迅槍 15 - 300(100×3) 特技 槍を左右に振り回しながら突進する特技 15 轟爆迅槍衝 24 - 570(140×3→150) 奥義 轟破槍から追撃で前後に衝撃波を放つ奥義 18 裂風瞬迅殺 24 風 580(145×4) 奥義 横斬りの真空波の後、縦斬りの真空波を加える奥義 21 瞬殺迅槍衝 24 - 630(150×2→165×2) 奥義 敵を吹き飛ばしながら、奥の敵に突きを加える奥義 29 滅殺旋風牙 24 風 690(100→115→95×5) 奥義 滅翔槍で叩き付けた地面から竜巻を起こす奥義 34 裂走天翔撃 29 - 800(250×2→300) 奥義 天高く浮かし、すかさず槍で突き更に叩き落とす奥義ダウン効果。 41 滅翔槍 21 - 370(185×2) 特技 敵を跳ね上げ、空中で追い打ちをかけて叩き落とす特技背の高い敵に使うと3ヒット。ある程度大きい敵は壁際に追い詰めて使うと3ヒットする。 44 迅雷轟衝撃 29 風 785(95→100×2→70→60×7) 奥義 打ち上げた後、地面から鉱石を跳ね上げて追撃する奥義 49 轟爆天翔撃 29 土 790(150→200→150→290) 奥義 鋼を具現化して浮かし、追撃で巨大な鋼を打ち出す奥義 51 瞬殺天翔撃 29 土 760(250→255×2) 奥義 不意打ち後、鉱石を跳ね上げて敵を吹き飛ばす奥義敵のサイズ次第で4ヒットする。浮く敵で4ヒットした場合、発生の早い攻撃で拾ってループコンボができるが4ヒットする敵はあまりいない。 前作から削除された技一覧 瞬殺轟衝撃、迅雷天翔撃、裂風爆雷陣、裂走爆雷陣、錬・鋼体装、錬・鏡銘弾、迅雷瞬迅殺 通常攻撃(eg) コマンド 名称 備考 N 斬り リーチが長く、範囲もそれなりにある。 N⇒N 突き 下方向に突く、リーチが長い。 ↓ 斬り・突き Nと同じ。 ←→ 突き まっすぐ突く、リーチが長い。 ←→⇒←→ 斬り払い 横に斬る。横に範囲が広いが小さい敵に当たらない。 ↑ 斬り上げ 斬り上げる。発生が早め。 ↑⇒↑ 突き 上方向に突く、リーチが長い。 JN ジャンプ斬り払い ジャンプして横に斬る。 J↓ ジャンプ斬り ジャンプして斬る。 J↑ ジャンプ突き ジャンプして下方向に突く。 お勧め通常攻撃:N⇒N⇒N (基本Nでいい、リーチがほしい時に1段目を←→にするぐらい。) 立ち回り(eg) 錬・鋼体装などが削られ、前作に比べて性能が劣化してしまった。 しかし槍による攻撃はリーチが長い上範囲も広く、威力も高い。行動速度も遅くはなく、意外と攻撃速度も速いほう。反面、行動後の隙が大きい技が多めなので、位置取りに気をつける必要がある。 技に関しては秘技がなく、特技と奥義は倍率は高いがクセが強めで消費も多い。 まず通常攻撃から繋がるのが瞬迅槍と滅翔槍だけで小さい敵には少し当たり難い。 裂駆槍は通常攻撃から繋がらないが、リーチが長く奇襲として使えて小さい敵にも当たるので使える方。 旋風槍と轟破槍は通常攻撃から繋がらず、裂駆槍のような使い方もできないので封印推奨。 リバース勢は全員秘奥義が搭載されておらずユージーンも例外ではないが、槍戦士という職業のおかげで使っていけるキャラ。 ユニーク槍が存在しないので頑張って性能のいいレア物を手に入れたい。 お勧めコンボ(eg) 裂駆槍⇒迅雷轟衝撃消費TP計:42/遠くから裂駆槍で奇襲して決めるコンボ。タイマン専用。 (瞬迅槍⇒迅雷轟衝撃⇒通常↑⇒N×2)×n消費TP計:44×n/浮く敵に決まるループコンボ 迅雷轟衝撃がフルヒット(11ヒット)しないと拾えないので当たり判定が大きい敵じゃないとあまり安定はしない。 通常↑はJ攻撃に化けやすいのでセミオートじゃないとかなりやり難い。 N×3でもできるがタイミングが少し難しくなる。 通常×3⇒瞬迅槍⇒迅雷轟衝撃⇒滅翔槍⇒滅殺旋風牙消費TP計:89/浮く敵に決まるコンボ 滅翔槍が迅雷轟衝撃に繋がらないのでループはできないがループコンボよりは決まりやすい。 成長率(eg) Lv HP TP 物攻 物防 術攻 術防 敏捷 10 469 187 40 39 59 93 159 20 825 224 53 51 75 124 170 30 1180 253 66 64 92 156 181 45 1713 289 86 83 116 203 197 50 1891 301 93 89 124 219 203 60 2246 322 106 101 140 251 213 100 3668 398 160 152 206 377 257 150 5445 485 226 214 287 534 311 200 7222 567 293 277 368 692 365 250 9000 650 360 340 450 850 420 戦闘台詞(eg) 戦闘開始 「遅れをとるなよ!」 通常攻撃 「ふっ!はっ!ていやっ!」 被ダメージ 「ぐぅっ!」「ぐあぁ!」 戦闘不能 「無念…」 アイテム使用 「それっ!」 OVL 「ぬああぁぁっ!」 秘奥義 秘奥義なし 戦闘勝利(楽勝) 「我が槍の前に敵は無し!」「ふん、弱過ぎる!」 戦闘勝利(普通) 「その程度か!」「他愛もない」 戦闘勝利(辛勝) 「ぬかったか…」「うぬぅ…」 敵対時戦闘開始 「お前の力みせてもらおう!」 アニー・バース [部分編集] 戻る 年齢:15歳 性別:女性 身長:155cm 体重:40kg 声優:矢島 晶子 称号:医者の卵(職業は法陣師) ガレット村でギルドに所属していた少女。 ヴェイグ達と共にアドリビトムに身を寄せている。 恋愛小説が好きで、パニールとは本の貸し借りをよくする仲。 原作では雨のフォルスの能力者。 前作では戦闘不参加だったが今回はプレイアブルキャラに。 陣術は発動直後に範囲内に入ってるキャラのみ効果発生原作と違い、陣が残ってるときに入っても意味はないので注意。 R・エリキシルやヒール・レーゲンなど後期になると神性能の術を習得する。原作のイメージやロクな技も無い初期レベルでいきなり推奨Lv30のフィールドに放り込まれる為弱く見られがちだが、育ててこそ真価を発揮する。 陣術(ab) Lv 名称 TP 属性 倍率(ヒット数) タイプ 備考 初期 パワー・クラフト 7 火 - 陣術 範囲内の味方の物理攻撃力を一定時間強化、同時に状態異常を回復する術推定詠唱時間:110F(約1.83秒) 初期 ガード・ヴァッサー 7 水 - 陣術 範囲内の味方の物理防御力を一定時間強化、同時に状態変化を回復する術推定詠唱時間:110F(約1.83秒) 初期 ライフ・マテリア 7 土 - 陣術 範囲内の味方にHP時間回復効果を付与、同時に状態異常を回復する術推定詠唱時間:約2秒 11 チャージ・ヴィント 7 風 - 陣術 範囲内の味方のTPを10%回復、同時に状態異常を回復する術基本アイテムの使えないバルバトス戦では貴重なTP回復技推定詠唱時間:110F(約1.83秒) 13 レデュース・レーゲン 13 土 - 陣術 一定時間、敵全体の物理攻撃を10%減少させる術推定詠唱時間:約2秒 15 シェイブ・レーゲン 13 土 - 陣術 一定時間、敵全体の物理防御を10%低下させる術開幕にどうぞ推定詠唱時間:約2秒 18 マインド・ガイスト 7 光 - 陣術 範囲内の味方の術攻撃を一定時間強化、同時に状態変化を回復する術推定詠唱時間:110F(約1.83秒) 21 ブラスト・レーゲン 13 土 - 陣術 一定時間、敵全体の術攻撃を10%低下させる術推定詠唱時間:約2秒 24 レジスト・ヴィレ 7 闇 - 陣術 範囲内の味方の術防御を一定時間強化、同時に状態変化を回復する術推定詠唱時間:110F(約1.83秒) 26 ガンビット・レーゲン 13 土 - 陣術 一定時間、敵全体の術防御を10%低下させる術推定詠唱時間:約2秒 29 R(ライズ)・エリキシル 21 闇 - 陣術 範囲内の味方全員を蘇生する陣を描く 蘇生機能付きヒールウィンド推定詠唱時間:160F(約2.67秒) 33 D(ドラッグ)・レーベン 8 水 240(60×4) 陣術 範囲内の敵のHPを吸収して自分のHPを回復させる術推定詠唱時間:110F(約1.83秒) 41 ヒール・レーゲン 13 土 - 陣術 味方全員の体力を50%回復する術低消費高速発動移動中にも使用可能推定詠唱時間:約2秒 44 アーツ・レーゲン 13 土 - 陣術 味方全員のオーバーリミッツゲージを8%増加する術推定詠唱時間:約2秒 49 ブレイク・レーゲン 13 土 - 陣術 一定時間、問答無用でガードブレイクできるようになる術推定詠唱時間:約2秒 立ち回り(ab) 他の僧侶系キャラに比べ攻撃力が高いが、攻撃速度が遅く、今回はそもそも杖の威力が低く攻撃役としては期待できない。攻撃術にD・レーベンがあるが術攻も低いため、これもダメージ源として期待できない。 よって今作のアニーは完全に補助に徹するキャラ。 陣術の効果は変更されており効果は持続しないがむしろこちらのほうがよいだろう。 R・エリキシルの使い勝手のよさは健在。詠唱が早く運がよければ複数同時に復活。 チャージ・ヴィントやアーツ・レーゲンの使い勝手がよく、ヒール・レーゲンは神性能。 秘奥義は無いが育てきればかなりの高性能キャラ。 AIに問題が有り、相手のレベルによっては通常攻撃しかしてくれない以下コピペ1:主人公 100 アニー 43 味方1 50 味方2 28 ⇒通常攻撃と回復のみ 2:主人公 100 アニー 43 味方1 50 味方2 27 ⇒補助系も使用してくれる 計算式1:敵のレベル(48)-アニー(43)+敵のレベル(48)-味方2(28)=25で2:敵のレベル(48)-アニー(43)+敵のレベル(48)-味方2(27)=26 検証した結果これが一番しっくりしたよ 相手よりレベルの高い味方は計算式に含まれない? 位置取りが重要なキャラなので自操作推奨。攻撃に期待できない分、補助や回復に専念できるため、案外使いやすい。 基本アイテムの使えないバルバトス戦では貴重なTP回復要員。 成長率(ab) Lv HP TP 物攻 物防 術攻 術防 敏捷 10 345 179 37 33 92 117 119 45 1279 278 81 71 181 243 154 50 1412 288 87 76 193 261 159 60 1679 309 100 87 219 297 169 80 2213 347 125 108 269 368 189 100 2746 382 150 129 320 440 209 150 4081 466 213 183 446 620 259 250 6750 625 340 290 700 980 360 戦闘台詞(ab) 戦闘開始 「気を引き締めて行きましょう」 通常攻撃 「せい、はっ、えいっ!」 被ダメージ 「あぁっ!」「きゃあっ!」 戦闘不能 「もう、ダメ……」 アイテム使用 「それっ!」 OVL 「はあっ!」 秘奥義 秘奥義なし 戦闘勝利(楽勝) 「楽勝でしたね」「さあ、はりきって行きましょう」 戦闘勝利(普通) 「反省、して下さいね」「勝てましたね」 戦闘勝利(辛勝) 「大丈夫…ですか?」「もう駄目かと思いました…」 敵対時戦闘開始 「さあ行きますよ!」 コメント欄 リバースログ02 リバースログ オリジナル ファンタジア デスティニー エターニア デスティニー2 シンフォニア リバース レジェンディア アビス テンペスト イノセンス ヴェスペリア サプライズ 一覧編集
https://w.atwiki.jp/medadictionary/pages/1992.html
リバース 登場:7 8 9 S リバース 技概要 技説明メダロット7〜メダロット9 メダロットS 技概要 メダロット7から登場した、機能停止したメダロットを復活させる技。 メダロットDS以前における、蘇生に該当する。 技説明 メダロット7〜メダロット9 蘇生と異なり、全パーツが復活するという大判振る舞い。 コレはリバースが登場した全ての作品において踏襲されている。 ただし、復活後の各パーツの装甲値は雀の涙。 防御役のメダロットを加えて使用すると、再度機能停止されるリスクを軽減出来る。 そもそも、防御役も設けずに再度機能停止される恐れのあるリバースを使う様な迂闊なメダロッターは居ないだろうが。 なお、メダロット8以降のRPG作品にはサイレントリーダーシステムが採用されているのだが、リバースのわざを持つメダロットはリーダー機にすることが多くなるため、それが即座に発覚するというリスクを持つ。 メダロットS 仕様はメダロット9までと同様。 復活時の装甲値はなおすのスキルレベルに応じてアップする。 また、ランクボーナスによってその数値は上昇する。 だが、全ての回復・復活技と同様に回復量は明確にはされていない。 ver2.6.0以前は、機能停止時に蓄積していたチャージゲージが反映される仕様だった。 ほとんどの場合、復活時のチャージゲージは最大値の100であった。 この仕様によって、チャージゲージ依存攻撃との組み合わせによるメダリーグでの使用頻度の偏りがあった。 このため、ver2.6.0へのアップデートに伴い、復活後のチャージゲージ量がゼロになる様に変更された。 この仕様変更は、メダフォースオールリバースにも適用された。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1174.html
テイルズ オブ ヴェスペリア ・要約版:part43-324,325 ・詳細版(途中までで中断し別の方が引継ぎ再開、それも2部までで中断していたが3部の概略が1レスで書かれ完結):part40-429~435、part41-63~70,473~484、part43-323、part48-368~377, part51-369 ・詳細版(途中まで):part44-10~20 324 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/01/16(金) 00 15 50 ID yvkYU8xU0 基本的には 腐敗した帝国やギルドなどの人間社会の話 人間が起こした環境破壊とそれを治していた魔物など世界全体の話 が絡み合って進んでいく 前提:世界の根源であるエアルという力 それを利用して動く魔導器のおかげで人は生活を豊かにしていった ・泥棒を追って旅をする主人公:ユーリ ・帝国での陰謀を騎士に伝えるため旅をする姫:エステル 偶然出会い、行き先が同じなので一緒に水戸黄門の旅を続ける ↓ 旅をする中で様々な経験をし、世界を見るうちに ・帝国腐敗しすぎててもうだめぽ ・エステルに普通じゃない力がある ということがわかる ↓ ・帝国外勢力:ギルドを作って世の中の変革に力を添えよう ・ギルドへの初依頼「エステルが自分の力が何なのか探りに行く、その護衛」 325 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/01/16(金) 00 16 43 ID yvkYU8xU0 ↓ 探ってみてわかったこと ・エステルの力はエアルを乱す力だけど、癒しの効能があるのでエステルはどうしても使いたくなっちゃう ・魔導器は同じようにエアルを乱す力だけど、人間はそれに頼らずには生活できない ・エアルが乱れると全ての生き物、引いては星に害が及ぶ ↓ この現状にエアルの調整に尽力していた魔物がキレて 魔導器はともかくまずエステルを殺すと言うので、殺さなくても力を無害化できる方法を探る ↓ 一方帝国では。 帝国を変えようとしていた騎士団長が腐った現状に絶望して世界征服することで世界を平定しようとしていた そのための力として、巨大装置を手に入れようとする騎士団長 エステルはその力が装置の鍵の代用品になるとして攫われてしまう ところが彼がその装置を起動すると、力が手に入るはずが世界を滅ぼす現象:星食み:が出てきた 星食みもまた、エアルの乱れが起こしたもの ↓ エステルを取り戻し、騎士団長を倒して帝国の混乱が収集したのはいいが、星食みのおかげで今度は世界全体が滅亡の危機に。 とにかくエアルを制御できる力を作ろうとしていたら、想定外にも精霊ができた 精霊はエアルを乱すことなく力を発揮でき、なおかつエステルの力を制御する力ももっていた ↓ 精霊の力を使って星食みを撃退 エアルを乱す魔導器も全てあぼーん 相当不便になったけど世界を滅ぼさないためには仕方ないのでがんばって生きていきましょう 終わり 429 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/21(木) 21 56 34 ID rSGuy8Fq0 テイルズ オブ ヴェスペリア 投下第1回いきます。 主要登場人物 ユーリ・ローウェル 主人公。帝都の下町に住む21歳の青年。 騎士団に所属していたが、現在は騎士団を辞めている。 皮肉屋な面があるが、困っている人をほっておけないため人々から慕われている。 エステル(エステリーゼ) ヒロイン。お城で出会う貴族の令嬢。 フレンの知り合いで、彼に会うために旅を始める。 フレン・シーフォ ユーリの親友。騎士団所属。 帝国を変えるため、内部にとどまり続けている。 ラピード ユーリの相棒の犬。 カロル・カペル ギルド「魔狩りの剣」に所属する少年。意外と博識。 リタ アスピオに住む魔導士。 レイヴン 胡散臭いおっさん。 ジュディス クリティア族の槍使い。 万物を構成する力「エアル」と、そのエアルによって駆動する魔導器(ブラスティア)に支えられる世界テルカ・リュミレース。 人々は街を巨大な結界で包むことで魔物の進入を退け、安全に暮らしていた。 旧文明の遺産である魔導器を管理する帝国は、時とともに腐敗の一途をたどり、 それに反発した人々は自由を求めて互助組織ギルドを結成した。 互いに衝突を繰り返し、双方による複雑な社会を形成していった。 そして十年前、人魔戦争と呼ばれる戦いが終結し、先の皇帝が崩御した。 以来、皇帝の座は空位となっていたが、世界はおおむね平和に見えた… 430 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/21(木) 21 57 19 ID rSGuy8Fq0 そして現在。 帝都の下町にある水道魔導器(アクエ・ブラスティア)が大量の水を噴き上げ、壊れてしまった。 溢れた水の処理のために呼ばれたユーリだったが、水道魔導器の魔核(コア)がないことに気づく。 魔導器の修理を頼んだという「モルディオ」が怪しいとにらんだユーリは、貴族街にあるモルディオの家へ行く。 そこで一人の男を見つけ、追いすがるが、騎士団のデコボココンビ、アデコールとボッコスが立ちはだかった。 二人を一蹴したユーリだったが、そのまま騎士団に捕まり、城の牢屋へ入れられてしまった。 隣に入れられた囚人に脱出の方法はないか尋ねるユーリだったが、知らないと言う。 そのうち、その男が牢屋から出されることとなったが、「女神像の下を調べろ」と助言を残し、牢屋の鍵を落として去っていった。 鍵を使い、牢屋を脱出したユーリは女神像を探すため、城内をうろつく。 慌しい城内で一人の女性と出会う。 彼女はフレンに会いたいと言い、ユーリは彼女をフレンの私室に案内することになる。 どうやらフレンに危険が迫っているらしい。 フレンの私室に辿り着いたユーリたちだったが、謎の男が乱入してくる。 二人で力を合わせ、暗殺者を退けたが、フレンはどこかへ旅立った後だった。 フレンを追いたいという彼女、エステルの願いを聞いたユーリはとりあえず彼女を着替えさせるため、彼女の私室へ行く。 着替えてきた彼女と一緒に女神像の下から脱出したユーリは、 追ってくる騎士団に下町の人たちが絡んでいる間に相棒のラピードを加え、帝都を脱出したのだった。 帝都を飛び出した2人と1匹は、フレンの行方を追うことにする。 騎士団の巡礼に出たのなら、ハルルの街にいるはずだというエステルの言葉から、ハルルへ向かうことにした。 ハルルまでの途中にあるデイドン砦に辿り着いた一行。 そこは結界がなく、「草原の主」が魔物を引き連れて襲ってくる場所だった。 運が悪いことに、その草原の主が現れ、人々が避難を開始する。 逃げる途中、こけてしまった子供たちを助けるために飛び出したエステルを追うかたちで一緒に助けに行くユーリ。 助けた子供が落としたぬいぐるみを取り、ギリギリで砦の内側に逃げ込むことが出来た。 2人の前に「ギルド・ド・マルシェ」のボスを名乗る女性が現れ、仕事を持ちかける。 そんな暇はないとユーリは断り、彼女から「ハルルに行くならクオイの森を通れ」とアドバイスを貰う。 431 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/21(木) 22 00 00 ID rSGuy8Fq0 クオイの森へ辿り着いた二人と1匹。 エステルの読んだ本によれば、ここは呪われた森なのだという。 さっさと通り抜けようという一行は、森の出口で小さな男の子と出会う。 興奮している少年は、巨大な剣を振りかぶってくるが、ユーリがその剣を折って落ち着けと諭す。 落ち着いた少年はカロルと名乗り、ギルド「魔狩りの剣」に所属していると語った。 何やらエッグベアを倒すのが目的だったらしいが、出ないなら仕方ないとハルルまで同行することになる。 ハルルは巨大な樹と一体化した結界のある町だった。 その樹が枯れてしまう時期があり、その間は結界が使えないという。現在がその時期だった。 しかもその隙を狙って魔物が進入し、フレンがこれを退治したのだという。 カロルによれば、花が咲かない原因は、街を襲った魔物たちが流した血を樹が吸ってしまったことで、 それを浄化しなければ花は咲かないという。 浄化するためにはパナシーアボトルが必要だが、それを作るためにはエッグベアの爪などの材料が必要なのだった。 それを仲間たちにも信じてもらえなかったカロルは、一人で何とかしようとしていたのだった。 ユーリはカロルの言葉を信じ、一行は材料集めをはじめる。 クオイの森でエッグベアを倒し、材料をすべて集めた一行はパナシーアボトルを作ることに成功する。 パナシーアボトルを樹の根元に撒くが、一向に花が咲く様子はない… エステルが花が咲くよう祈ると、突如彼女の体が光を放ち、たちまち花が咲き、結界が復活した。 一連の騒ぎが収まり、フレンがどこへ向かったか問うユーリに長は東に向かったという。 下町の魔導器の魔核を奪ったモルディオがいるというアスピオも東にある。 ユーリたちはカロルを加え、アスピオを目指す。 アスピオでモルディオの家に辿り着くが、どこにも魔核らしきものはない。 そこへ一人の少女が入ってくる。 彼女はリタ・モルディオと名乗り、自分は魔核を奪っていないと主張する。 彼女は潔白を証明するため、盗賊団がいるらしいシャイコス遺跡へ一緒に行くことを提案する。 シャイコス遺跡の奥で一人の魔導士らしき男を見つけたユーリたちは、その男が起動させた巨大な人型魔導器と対決する。 人型魔導器ゴライアースを倒したユーリたちは魔導士を捕まえた。 そいつによれば、魔核を集めている男がカプワ・トリムにおり、下町の魔核を奪ったデデッキもそこにいったのではないかという。 ユーリは付いて来るというリタを一向に加え、すでにハルルへ戻ったというフレンを追うかたちで一路ハルルへ戻る。 432 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/21(木) 22 01 23 ID rSGuy8Fq0 ハルルの街に着き、ユーリたちが直したという結界を見たいというリタ。 咲いた樹を呆然と見上げる。 そこへ長がやってくる。彼によれば、すでにフレンは旅立ち、カプワ・ノールにいるらしいことを知る。 街を出ようとする一行の前に、あの騎士団のデコボココンビが現れる。 彼らによれば、ユーリが指名手配を受けているという。彼らを軽くあしらったユーリたちは、カプワ・ノールへ行くため、エフミドの丘を目指す。 エフミドの丘に辿り着いた一行だったが、そこに設置された結界魔導器が竜使いと呼ばれる者に破壊され、 そのために騎士団がやってきていた。 結界魔導器を調べるために強引に近づいたリタのせいで獣道を行くことになってしまう。 途中、襲ってきた魔物を倒したユーリたちは無事エフミドの丘を抜けてカプワ・ノールへ辿り着く。 カプワ・ノールへ辿り着いた一行は、街の執政官が圧政を強いていることを知る。 どうやら街の執政官に子供を人質にとられ、返してほしくばリブガロという魔物のツノを持って来いといわれたらしい。 さらにユーリは、城で襲ってきた暗殺者と一緒にいた赤眼の男を見かける。 みんなと別れ、ヤツらが消えた路地へ入ったユーリを赤眼の男たちが襲った。 そこへフレンが現れ、ユーリを助けたのだった。 フレンと共にエステルたちのところに戻ったユーリ。 宿に入ったエステルは、事情をすべてフレンに話したのだった。 そこへフレンの部下が現れる。 どうやらラゴウのやっていることを調査していたらしい。フレンは強制捜査を行うつもりらしい。 執政官のことをフレンに任せたユーリたちは、街の外に出てリブガロを探す。 無事、リブガロのツノを手に入れた一行は、夫婦にツノを渡し、フレンがどうなったのかを見に行った。 しかしフレンは突っぱねられてしまったらしい。 なんとか執政官の屋敷に忍び込めないかと探る一行。 そこへ城の牢屋でユーリを助けてくれた男、レイヴンが現れる。 彼もどうやらラゴウに用があるらしく、協力を持ちかけてくる。 433 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/21(木) 22 02 47 ID rSGuy8Fq0 だが、レイヴンはユーリたちを囮にし、まんまと屋敷へ侵入した。 ユーリたちは彼が乗ったエレベーターの横にあるエレベーターに乗ったが、それは地下へ降りるものだった。 地下に閉じ込められたユーリたちは、そこに魔物が飼われていること、 魔物に食べられたと見られる骨が散らばっていることに気づく。 地下内であの夫婦の子供を保護したユーリたちは、ラゴウを追っていく。 辿り着いた先には巨大な魔導器が存在していた。 それは街に圧政を強いるため、船を出させないために天候を操るための魔導器だという。 そこへあの竜使いが現れる。竜使いは魔導器を破壊し、去っていった。リタはその行動に激昂する。 逃げ出したラゴウを追う一行は、ラゴウの船に飛び乗る。 そこに現れたのはギルド紅の絆傭兵団(ブラッド・アライアンス)のボス、バルボスだった。 どうやら彼が魔核の盗難を指揮していたらしい。 バルボスはラゴウと共に脱出し、そこへ城で襲ってきた暗殺者ザギを呼ぶ。 ザギを倒した一行だったが、ラゴウたちは取り逃がしてしまった。 沈む船に乗っていた少年を助けたユーリたちは、フレンの指揮する船に救助される。 カプワ・トリムに辿り着いた一行が救出した少年は、実は次期皇帝候補の一人ヨーデル殿下だった。 しかもラゴウはフレンの取調べを受けたが、証拠不十分となってしまう。 街中で情報収集をしたユーリは、レイヴンに出会い、紅の絆傭兵団らしき一団が廃都カルボクラムにいるらしいことを知る。 レイヴンと別れ、紅の絆傭兵団を追うことにしたユーリたちはカルボクラムを目指す。 カルボクラムに辿り着いた一行だったが、そこにいたのは紅の絆傭兵団ではなく魔狩りの剣だった。 カルボクラムに入ろうとするユーリたちに警告をしてきた少女ナンは、ハルルの一件で逃げ出したと勘違いされたカロルにクビを宣言する。 どうやら彼女はカロルの大切な人らしい。 手がかりを求め、カルボクラムを捜索するユーリたちは、地下で逆結界に封じられた巨大な魔物を発見する。 そこへ現れた魔狩り剣は、その魔物を開放し、襲い掛かった。 だがそこに竜使いが現れ、魔狩りの剣を牽制する。 襲い掛かってきた巨大な魔物をユーリたちが相手にすることになる。 434 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/21(木) 22 04 09 ID rSGuy8Fq0 なんとか魔物を撃退したユーリたちは、地上へ戻る。 地上に戻った一行を、騎士団のキュモール隊が待ち構えていた。 キュモールは帝国の姫、エステルを取り戻し、ユーリたちを殺すつもりだった。 しかしそこへデコボココンビの所属するシュヴァーン隊の副隊長ルブランたちが現れた。 彼らにより、ユーリたちは逮捕される。 新興都市ヘリオードに連行された一行は余罪を追及されていた。 そこへ騎士団長のアレクセイが現れる。 彼によれば、ヨーデルの救出、エステルの護衛をしたとのことでお咎めなしとなったのだった。 エステルは帝都へ戻るらしい。 宿へ入ろうとしたユーリをアデコールとボッコスが追いかけてきた。 2人は正々堂々と勝負し、勝てば免罪を認めようという。ユーリはあっさりと勝利した。 宿の前にいたフレンとヨーデルと話した後、ようやくユーリは宿で休むのだった。 朝起きると、なにやら街中に設置されている結界魔導器の調子が悪いらしい。 リタが調べているとエステルがやって来た。騎士団が修理を手配しているとのことだった。 一行は騎士団本部にいるフレンに会いに行く。 フレンに魔導器の修理を申し出るリタだったが、その時、振動が街を襲った。 どうやら魔導器に何かあったらしい。リタは一人で突っ走る。 広場に出ると、結界魔導器から大量のエアルが出ていた。 大量のエアルは人体に対して毒になる。 リタは何とかエアルの放出を止めようと魔導器を調べる。 そこへエステルがやってきた。彼女はハルルの樹を直した時のように光り輝いていた。 なんとか魔導器を直すことに成功するが、その瞬間、衝撃波が2人を襲った。 エステルは無事だったが、リタがぐったりして目を覚まさない。 435 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/21(木) 22 05 35 ID rSGuy8Fq0 宿に部屋をとり、エステルがずっと治癒術をかけている。 このままではエステルも倒れてしまうと心配するユーリだったが、彼女は平気だと告げる。 無理しないように言い、ユーリは立ち去った。 廊下に座り込んでいるカロルと話すユーリ。 何も出来なかった自分にがっくりしているカロルをユーリは励ます。 カロルはユーリに一緒にギルドを作らないかと持ちかけてきた。ユーリは考えておくと返答した。 部屋に戻るとリタが起きていたが、エステルが疲れて眠ってしまっていた。 リタと話し込むユーリ。そのうちエステルが起きてくる。 リタはエステルに、もう魔導器を使って治癒術を使うフリはやめていいと語る。 驚くエステル。 そこへあの竜使いが現れた。 竜使いはユーリたちに攻撃をしかけてくる。 だが、すぐに立ち去ってしまった。結局、話は打ち切られてしまった。 次の日の朝、エステルは帝都へ帰ることになった。 ユーリたちはこのままギルドの街ダングレストへ行き、紅の絆傭兵団の情報を集めることにする。 エステルを待っているはずのフレンを探すが、どこにもいない。 そこへアレクセイが現れる。 彼によればフレンは別の用事ですでに旅立ったという。 さらにリタに昨日の魔導器の暴走について調査のため、ケーブ・モック大森林に行って貰いたいという。 リタはそれを承諾し、エステルも同行したいと願い出る。 結局、ユーリが護衛をすることで同行を許可された。一行はまず、ダングレストを目指す。 今回はここまで。 63 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/23(土) 01 16 08 ID R6qRZNbQ0 テイルズ オブ ヴェスペリア 2回目いきます。 ダングレストへ辿り着いた一行。どうやらここはカロルの故郷らしい。 バルボスの行方を知るためにはどうすればいいか問うユーリにカロルは「ユニオン」へ顔を出すことを奨める。 ユニオンとは、5大ギルドと呼ばれるギルドが集まり、他のギルドを統括する組織らしい。 だが、バルボスの率いる紅の絆傭兵団もその5大ギルドのひとつ。ヘタをすればユニオンを敵に回してしまう。 すべてはユニオンの元首『天を射る矢(アルトスク)』のボス、ドン・ホワイトホースに会ってからだとカロルは言う。 ユーリたちはドンへ面会するため、ユニオン本部へ赴く。 街の広場まで来たとき、ギルドの人間と思しき2人組みがカロルへ絡んできた。 カロルを馬鹿にする彼らを見てユーリとリタがケンカを売りそうになる。 しかし、突然街に響いた鐘の音に、男たちは去っていった。 カロルによれば、それは魔物が来たときに鳴らされる警鐘らしい。 心配はいらないというカロルだが、街を護る結界が突如消失してしまった。 ユーリたちも魔物を止めるため、男たちの後を追う。 とてつもない数の魔物を撃退するユーリたち。だが、段々と圧されはじめる。 そこへ現れたのは大柄の屈強な老人だった。その男こそ天を射る矢のボス、ドンらしい。 さらにフレンも現れ、騎士団も手を貸すという。 だがドンは、自分たちで帝国を抜け出したからには騎士の世話にはならないと言い、突っぱねる。 その態度に感嘆するユーリとカロル。そこへリタとエスエルが現れ、結界魔導器の下へ案内するように言う。 結界魔導器の前では番人らしき男が死んでいた。 リタはすぐに魔導器の修理に取り掛かろうとする。 しかし、あの赤眼の集団が魔導器を直させまいと攻撃を仕掛けてきた。結界魔導器を止めたのはコイツラらしい。 ユーリたちは赤眼たちを倒し、魔導器を修復することに成功した。 残った魔物はフレンに任せ、ユーリたちはユニオンへ行くことにする。 64 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/23(土) 01 17 12 ID R6qRZNbQ0 ドンに会おうと、ユニオンの番兵に取次ぎを願うが、ドンは魔物の群れを追って行ってしまったと言う。 ユーリは街で情報収集すべきだと判断するが、リタは先に調査を終わらせるため、ケーブ・モック大森林へ行くという。 エステルと2人だけでは危ないということでユーリたちもついていくことにする。 その会話を、レイヴンが屋根の上から盗み聞きしていたのだった。 ケーブ・モック大森林へ辿り着いた一行。 リタはヘリオードで魔導器が暴走した時の感じに似ているという。 そこへレイヴンが現れる。 ユーリたちは警戒しつつも、同行することを許す。 慎重に森を探索する一行はようやく森の奥へ辿り着く。 そこではやはり大量のエアルが放出され、ヘリオードと似た状態になっていた。 一行の退路を絶つかたちで現れた魔物と戦うユーリたち。 魔物を倒したはいいが、同じ魔物に四方を囲まれてしまう。 そこへ奇妙な剣を携えた白髪の男が静かに降り立つ。 彼が何かを行った次の瞬間には魔物たちは消えていた。 レイヴンは彼を「デューク」と呼んだ。 デュークは「エアルクレーネには近づくな」と警告する。 彼が言うには、エアルクレーネとは世界に点在するエアルの源泉のことらしい。 ユーリが礼を言うと、すぐに立ち去ってしまった。 リタはデュークの剣の力を「リゾマータの公式」ではないかと推測する。 リタは調査を進めるため、他のエアルクレーネを探すことを提案する。 とりあえずはダングレストへ戻り、ドンに会うことでまとまった。 65 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/23(土) 01 18 26 ID R6qRZNbQ0 ケーブ・モック大森林から出ようと入り口まで戻るが、その時魔物の大群がやって来た。 なんとか隠れてやりすごすが、魔物が来た方向にはドン・ホワイトホースたちがいた。 どうやらエアルの暴走が止まったため、魔物たちも元に戻ったらしい。 手柄を誇るカロルに、ドンは「そういうことは胸にひそめておくものだ」と諭した。 さらにドンは、ユーリたちと一緒にいるレイヴンに気づく。どうやらレイヴンも天を射る矢の一員らしかった。 ユーリはドンに頼みを言おうとするが、ドンは急用が入り、ダングレストで聞くと告げて立ち去った。 ユーリたちも後を追うことにする。 ダングレストへ戻り、ユニオン本部のドンの部屋へ入ったユーリたちは、ドンの前に立つフレンを見つける。 フレンもどうやらバルボスに関してドンに用があるらしい。 フレンはユニオンと紅の絆傭兵団の盟約の破棄、および討伐を協力するため、ヨーデルからの密書を持ってきていたのだ。 ドンも乗り気であり、いざとなればノードポリカの闘技場を収めるベリウスにも協力してもらうと意気込む。 ドンは密書に目を通し、レイヴンに読んで聞かせるように言う。 「ドン・ホワイトホースの首を差し出せば、 バルボスの件に関しユニオンの責任は不問とす」 それが密書の内容だった。 ドンはフレンを牢屋へぶち込むよう部下に命令する。 さらに帝国との全面戦争を宣言する。 帝都に戻り、真相を確かめるというエステルをなだめ、ユニオンを後にする。 広場に来た時、ユーリは財布を落としたと言い、一人ユニオンへ引き返した。 66 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/23(土) 01 19 17 ID R6qRZNbQ0 ユニオンの地下牢でフレンに話を聞くユーリ。 彼が言うには、ユーリたちと別れたあと、あの赤眼たちに襲われたらしい。 その時、書状をすりかえられたのではないかと言う。 騎士団とギルドを衝突させるため、ラゴウの仕組んだと推測する。 ユーリはフレンに書状を奪い返すよう言って牢を開け、代わりに自分が中に入った。 フレンが去った後、ドンが牢の前に現れる。 ドンは偽の書状と黒幕がいることを察していた。 黒幕をおびき出すため、あえてギルドの連中を煽ったのだった。 立ち去ろうとするドンにユーリは「なぜギルドを作ったのか」と問いかける。 ドンの答えはシンプルだった。「帝国のルールでは自分が護りたいものを護れないから」。 ドンは人質を逃がした責任をとるよう言って立ち去った。 外に出たユーリはエステル、カロルと合流した。 2人が言うには、紅の絆傭兵団を見かけ、リタとラピードが追っているという。 リタたちと合流し、紅の絆傭兵団のいる建物へ突入する。 中にはバルボスとラゴウがいた。2人はなにやら言い争っている。 どうやらバルボスが魔核ドロボウを指揮していたことや「塔」を勝手に建てたことが気に入らないらしい。 そこへ踏み込むユーリたち。 バルボスの命令で傭兵たちがユーリたちを取り囲み、襲いかかろうとする。その時、大砲の音らしきものが聞こえた。 このままでは騎士団とギルドが衝突し、双方が壊滅的打撃を受けてしまう。 騎士団が壊滅すれば評議会が台頭し、帝国を支配するだろう…それがラゴウの目的だった。 騎士団とギルドがにらみ合う草原に、馬の蹄の音が響く。 フレンが書状を取り戻すことに成功したのだ。 どうやらラゴウが帝国側への根回しに失敗していたらしいことも功を奏したようだ。 バルボスは巨大な銃型の魔導器を使い、攻撃を仕掛けてきた。 そこへ現れたのは、あの竜使い。 竜使いはバルボスの魔導器を弾き飛ばし、ユーリたちを救った。 バルボスはチェーンソーのような魔導器を取り出し、それで空を飛んで逃げていく。 追おうとする竜使いに、ユーリは一緒に乗せてくれるよう頼む。 竜使いは無言で乗れと示した。ユーリは後ろに座るが、スペースが足りないため、みんなを置いていくことになる。 67 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/23(土) 01 20 10 ID R6qRZNbQ0 ユーリは竜使いと共にバルボスの後を追い、巨大な竜巻の中にそびえる塔を発見する。 竜巻を起こしているらしい巨大な歯車で構成された魔導器を竜の攻撃で破壊し、内部へ降り立つ。 そこへバルボスがやって来た。 対峙する二人。 突如放たれた炎が竜使いを攻撃した。 竜から落ちた竜使いを心配するユーリ。炎を放ったヤツラを見つけ、切り伏せた。 だが、バルボスの持つチェーンソー魔導器から、今度は衝撃波が放たれ、ユーリの武器を弾き飛ばした。 竜使いともども、塔─ガスファロスト─の中の一部屋へ閉じ込められるユーリ。 そこには塔を建設するために連れて来られたと見られる連中もいた。 その中の一人がユーリたちを連れて来た傭兵に「早く出して欲しい」と懇願する。 刃物を抜いて脅す傭兵からじいさんをユーリは庇う。傭兵はユーリに斬りかかった。 咄嗟にかばったのは竜使いだった。鎧が砕け、片方の目が見えている。 傭兵が立ち去り、竜使いはその重苦しい鎧を脱ぎだした。 中から出てきたのはクリティア族の女だった。 なぜ自分を庇ったのかと問うユーリに、彼女は「バウル─相棒の竜─を助けてくれたから」と答えた。 また、なぜ魔導器を壊して回るのかと問うと「壊したいから壊している」と語る。 ユーリは彼女にもう少し協力しないかと呼びかけた。 彼女もそれに賛成する。 手がないわけではないというユーリに、彼女はその手を使えと言う。 彼女からOKを貰ったユーリは、突然彼女に殴りかかった。 途端に二人の殴り合いがはじまる。 中の騒動を聞きつけた傭兵達が中へ入る。 その瞬間を見計らい、捕まっていた人たちと一緒に脱出することに成功する。 彼女は「一発は一発だ」と言い、ユーリの頬を叩いた。 彼女は「ジュディス」と名乗り、ユーリはジュディと呼ぶことに決める。 2人はとりあえず屋上の魔導器を破壊することに決め、塔を登っていく。 68 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/23(土) 01 21 02 ID R6qRZNbQ0 塔の外壁に出ると、そこではエステルたちが戦っていた。 ドンの命令でレイヴンも一緒にいる。 ユーリはジュディスが竜使いであることを伏せ、みんなに紹介した。 そのままみんなでバルボスを倒すため、進むことになる。 みんなが進んでいくが、レイヴンだけ塔を見上げ、立ち止まった。 ユーリは一緒に行くよう促し、立ち去っていく。 レイヴンは物陰にいたデュークに話しかける。 少しは手伝って欲しいと言うレイヴンだが、デュークは「人の世にも興味はない」と言って立ち去ってしまう。 塔の屋上に辿り着いた一行の前に、バルボスが立ちはだかった。 どうやらあのチェーンソーのような剣にはまっている魔核が下町の魔核らしい。 チェーンソー魔導器での強力な攻撃の前に手が出せないユーリたち。 そのへデュークが現れた。彼は「伏せろ」といい、あの剣の力を使う。 途端、バルボスの魔導器は剣先が折れ、使い物にならなくなった。 デュークはそのまま立ち去った。 バルボスは剣を取り出し、最後の戦いを挑んでくる。 戦いはユーリたちの勝利に終わった。 バルボス「これ以上、無様を晒すつもりはない」と言い、ユーリが若い頃のドン・ホワイトホースに似ていると語る。 いつか、ユーリは世界に大きな敵を作り、やがて世界に食いつぶされる…と語った直後、バルボスは塔から飛び降りた。 ユーリは下町の魔核を無事、取り戻すことが出来た。 だが、塔から出てきた一行の中から、いつの間にかレイヴンが消えていた。 ダングレストに戻れば、いつでも会えるさ、と気楽な調子でユーリは言う。 ダングレストに戻り、フレンにバルボスのことを報告しなければならない。 騎士団とギルドの戦いも、どうやらフレンのおかげで丸く収まったらしい。ラゴウもすぐに拘束されるとのこと。 ジュディスもバウルのところへ戻ると言い、みんなと別れる。 残った一行は一路、ダングレストへ向かう。 69 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/08/23(土) 01 21 54 ID R6qRZNbQ0 ダングレストへ到着した一行は、騎士団に連行されるラゴウを目撃する。 どうやらまだ悪あがきをしているらしい。 戯言を言うラゴウの前に、フレンがやって来る。 帝国とユニオンとの間に友好協定が結ばれることになったと言う。 ラゴウの野望も潰え、カプワ・ノールも圧政から開放されるであろう。 ユーリは次の執政官がまともな人間であることを願い、エステルは城に戻ったら掛け合ってみると言う。 エスエルは城に帰るというが、ユーリは「まだ帰りたくない顔をしている」と指摘する。 だが、自分で決めたのならいい、と納得した。 夜、宿に泊まって眠ろうとしていたユーリのところへカロルが慌てた様子でやってくる。 ラゴウが評議会の立場を利用し、罪を軽くしたのだそうだ。 途端、不機嫌になるユーリ。 カロルはエステルに掛け合ってみると言い、部屋を駆け出していく。 ユーリはフレンに会いに、駐屯地のテントへ行く。 テントから出てきたフレンは、今回の功績で隊長に就任していた。 フレンもラゴウの罪が軽くなってしまったことを歯がゆく思っていた。 ユーリはこれで終わったわけではない、この理不尽を変えるため、もっと上に行くのだろうと諭す。 ユーリは「オレのやり方でやる」と宣言する。 その言葉を訝しむフレン。 「法で裁けない悪党……おまえならどう裁く?」 そう問いかけ、ユーリは去っていった。 70 :ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 01 22 48 ID R6qRZNbQ0 ダングレストの橋の上、男達に何やら渡して指示をしているラゴウ。 評議会の力でフレンへ厳罰を下そうと逆恨みするラゴウ。 その時、周りにいた男が斬り捨てられ、川へ落ちた。 目の前に立っていたのは…ユーリ。 虚勢を張るラゴウ。 「法や評議会がおまえを許しても、オレはおまえを許さねえ」 そう言った直後、逃げようとしたラゴウを背中から斬りつけた。 ラゴウは最期に「あと少しで、宙の戒典(デインノモス)を…」と残し、川へ落ちていった… ユーリの行動を見ている者がいた…ラピード。 ユーリはそのまま宿へ入り、次の朝を迎えた… ここまでで第一部完。 第二部へつづきます。 473 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 37 32 ID HMaogvuy0 ユーリがラゴウを手にかけた翌日、帝都へ帰るエステルをカロルとリタが見送っていた。 リタはエアルクレーネを調査するといい、今度遊びに行くと告げて去っていった。 エステルたちを見送ったカロルは宿で寝ているユーリのところへやって来た。 今追えば間に合うというカロルにユーリはそっけなく返す。 カロルは怒って出て行ってしまった。 一人愚痴るユーリだったが、突然何かの衝撃が響いた。 ラピードと共に外に出たユーリは空を飛ぶ巨大な魔物を目にする。 降りてきた魔物の元へ走り出すユーリ、カロル、ラピード。 フレンが膝をついていた。 駆け寄るユーリ。フレンはエステルを頼むと苦しそうに言う。 エステルは倒れた兵士の治療をしていた。 魔物は攻撃してくる騎士たちには目もくれず、エステルの目の前を飛んでいた。 そこへ騎士団長アレクセイが現れる。 アレクセイはすぐに部下へ指示を与えると、駆け出すユーリを引き止めた。 ユーリはそれを突っぱねる。 魔物はエステルに向かって言った。 「忌マワシキ、世界ノ毒ハ消ス」 人の言葉を話す魔物に驚愕するエステル。 その魔物に砲弾が当たった。 途端、魔物は空へ逃れる。 474 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 39 04 ID HMaogvuy0 エステルの元に辿り着くユーリ。 魔物は上空で巨大な要塞から放たれる対空砲火を浴びていた。 どうやらヘラクレスと呼ばれる帝国の兵器らしい。 ユーリはエステルに、このまま街を出て旅をつづけることを告げる。 ついてくるか帝都に戻るか、選ぶのはエステルだとユーリは言う。 エステルは旅をつづけたいと言った。 ユーリはエステルに笑顔を向け、手を差し出した。 ユーリたちはそのままダングレストの橋の上を駆ける。 途中、エステルは橋に佇むジュディスを見つけた。 エステルはジュディスを強引にその場から連れ出そうとする。 同時に、魔物はどこかへ飛び去っていった。 ユーリたちを止めようと、フレンがやってくる。 すでにダングレストの橋は途中で破壊されていた。 エステルはフレンに謝り、まだ戻れないと告げる。 ユーリはフレンに下町の魔核を投げ、ギルドを始めると告げた。 ユーリたちはそのままダングレストを後にし、ヘリオードへ向かうことにした。 ある程度進んだ森の中で一行はしばしの休憩をとることにした。 その間、ギルドのことを決めることになる。 結果、ギルドの掟やジュディスも加わることが決まった。 休憩が終わり、ギルドとしてはりきるカロルを抑え、ユーリはエステルの今後を問う。 エステルはあの魔物を追いたいと言った。 だが、一行には何の手がかりもない。 そこへジュディスが割ってくる。 あの魔物の名はフェローというらしい。 彼女は以前、あの魔物をデズエール大陸のコゴール砂漠で見ていたという。 475 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 40 10 ID HMaogvuy0 一人でも行きそうなエステルを見かね、ユーリがこれをギルドの初仕事にしようと言う。 カロルも承諾し、エステルをあの魔物に会わせることに決定する。 出発しようとカロルを気勢をあげるが、彼の考えたギルド名「勇気凛々胸いっぱい団」にエステルが反発した。 結局、彼女の案により「凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)」という名で決まり、一行はようやく出発したのだった。 まずは船を調達するため、トリム港へ向かう。 トリム港へ向かう途中、ヘリオードに着いた一行は、街が以前より閑散としていることに気づく。 ヘリオードには以前から突然人がいなくなるという噂があった。 ほっておけない顔をするエステルを見かね、調査をはじめることになる。 が、すでに夜遅いため、宿屋で休んでからということになった。 夜、皆が寝静まった頃、一人宿を出て行く足音。 それに気づいたユーリは、足音の主を追いかける。 街を眺めるジュディス。 ユーリは初めてジュディスの故郷、あの一緒に飛び回っていた竜について聞いた。 あの竜の名はバウルというらしい。戦争中、彼に救われた彼女はそれからずっと一緒にいるらしかった。 何の戦争かと問うユーリを、ジュディスは誤魔化した。 そして以前、この街でジュディスがバウルと共に現れた時のことを尋ねる。 ユーリはエステルが狙いだったのだろうと指摘した。彼女は狙ったことを否定しなかった。 嘘は得意じゃないという彼女に、ユーリは釘を刺した。彼女も、もう二度とエステルを狙わないと言う。 結局その場はそれで終わりとなった。 翌朝、以前暴走した魔導器を調べておくことにした一行。 特に問題もなく、暴走もしてないらしい。 そこにあのノール港でラゴウに脅されていた夫婦の妻と息子が現れた。 なぜ父親がいないのかと問うエステルに、妻は三日前から行方不明になっていると話した。 心当たりはないかと問うユーリに「いなくなる前の晩に貴族になるためがんばろう」と言っていたと話す妻。 街が完成した時には貴族として住める、という彼女にエステルが「それはおかしい」と指摘する。 どうやらそれを言ったのは、あのキュモールらしい。 いてもたってもいられなくなったエステルからの依頼により、ギルドは次の仕事として夫探しを引き受けたのだった。 476 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 41 10 ID HMaogvuy0 調査の結果、街の下層部があやしいとにらんだ一行は、仲間の一人が見張りの兵士を連れ出し、エレベーターで下層部へ向かうことにした。 (ここは誰を選ぶかで展開が微妙に変化) 見張りの兵士を色仕掛けで誘い出し、殴って気絶させた一行は、怪しまれないよう兵士の鎧を拝借した。 そこへ突然、別の兵士がやってきて鎧を来た仲間を連れて行った。捕まえていた魔導士があばれて困っているらしい。 後を追うユーリたち。 騎士団本部へ入ると、兵士たちが倒されていた。 その中心に立っていたのはリタだった。 なんとかリタを落ち着かせ、事情を聞く一行。 どうやら魔導器が気になったため、調査の前に立ち寄ったらしかった。 しかし、リタは夜中、下層部にある労働者キャンプに魔導器が運び込まれていることを知り、忍び込んだらしい。 そこでは街の人々が騎士に脅され、強制労働させられていたのだという。 リタによれば、兵装魔導器が運び込まれているらしく、戦い準備を進めているのではないかという。 まずは当初の予定通り、下層部へ行くことになる。 エレベーターの近くに来た時、逆側からキュモールと一人の男が歩いてきた。 隠れて様子を伺う一行。 二人が話す内容によれば、キュモールはアレクセイの命令を無視し、こんなことをやっているという。 一緒にいる男は『海凶(リヴァイアサン)の爪』を率いていると言った。 キュモールは男を「イエガー」と呼び、ユニオンを倒して騎士団長となる野心をのぞかせた。 二人はそのままエレベーターで下層部へ移動していった。 イエガーはユーリたちが隠れていることに気づいているらしかった。 二人を追って下層部へ着いた一行。 そこであのイエガーが、以前襲ってきた赤眼たちに指示をしているところを見つける。 すぐ近くで働いている男が倒れ、キュモールが叱責する。 その男はあの夫…ティグルだった。 耐え切れなくなったユーリはキュモールに向かって石を投げつけた。 ようやくユーリたちに気づくキュモール。 エステルを見て驚くが、途端に本性を現し、エステルを始末すると告げ、イエガーを差し向けてきた。 477 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 42 11 ID HMaogvuy0 イエガーを退けたと同時にフレンがやって来たと騎士が告げる。 イエガーが二人の少女─ゴーシュとドロワット─を呼び、煙幕を張って逃走した。 ほぼ同時にやって来るフレン。 ユーリ達はティグルのことをフレンにまかせ、イエガーたちを追うことにする。 しかし、すでにキュモール達は見当たらず、逃げられてしまった。 ユーリはそのままトリム港へ行く方向で話を進めるが、エステルはキュモール達を追わないのかと言う。 ジュディスはエステルが本来の目的を忘れていることを指摘する。 謝るエステル。フォローするユーリ。 話を把握できていないリタはフェローや凛々の明星について説明しろという。 そこにいつの間にかレイヴンが加わっていた。 なぜここにいるのかと問うユーリだったが、レイヴンはトリム港の宿で事情を説明するという。 トリム港についてユーリ一行。 宿屋でレイヴンの話を聞くと、どうやらユニオンとしてはエステルがぶらぶらしてるのを放っておけないため、 監視役としてレイヴンを派遣したのだという。 一連の事情がわかり、エステルを心配するリタだったが、結局エステルの意思を尊重した。 レイヴンは他にもデズエール大陸のノードポリカを治める『戦士の殿堂』の長ベリウスへの手紙を託されていた。 手紙の内容は、あのフェローのことらしい。どうやらベリウスはフェローについて知っているらしかった。 ユーリ達もベリウスに会うことに決まり、その日はそれで解散となった。 翌日、リタは別にやることがあるはずなので、どうするのか話しているユーリ達。 そこへやって来るリタ。 エアルクレーネの調査をするはずだったのではと問うと、ケーブ・モック大森林については報告済み、 あとは旅をしながら調査をつづけるつもりだったらしいので、一緒に来るという。 港へ向かうと、途中でヨーデルと会った。 どうやらユニオンとの友好協定のことでドンと話し合いに行く最中らしい。 ヘラクレスのこともあり、うまくいっていないらしい。 ユーリはヨーデルがヘラクレスのことを知らなかったことに疑問を持つが、騎士団の指揮は皇帝でなければできず、 今のヨーデルにはその権利がないのだった。 皇帝を継げばいいというユーリだったが、今のヨーデルには帝位を継ぐことができないと言う。 なぜかと問えば、皇帝になるには『宙の戒典(デインノモス)』という帝国の至宝が必要との話だった。 だが、『宙の戒典』は十年前の人魔戦争のおりに行方不明となっており、それが現在、皇帝の座が空位となっている事情だった。 478 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 43 13 ID HMaogvuy0 ヘリオードに向かうというヨーデルを見届けた一行は、港へ船を調達に行く。 交渉へ行く途中、船乗りたちが怯えながら逃げ出しいるのを目撃する。 そこには、以前デイドン砦で出会った『幸福の市場(ギルド・ド・マルシェ)』のボス、カウフマンがいた。 もしかすれば、彼女なら船を出してくれるかもしれないというカロルに従い、一行はカウフマンと交渉する。 彼女はユーリを見つけると、一つ仕事をしないかと持ちかけてくる。 どうやらこの季節、魚人の群れに襲われるため、商品を運ぶことができないらしい。 以前から契約していた傭兵団はボス(バルボス)が死んだため、現在使えなくなっているとのことだった。 結局、相互利益ということで船の護衛をした後はその船を貰えることになり、護衛を引き受けたのだった。 船の上を行く道中、カウフマンから『海凶の爪』の話を聞くユーリ達。 彼らは兵装魔導器専門のいわゆる死の商人のギルドらしかった。 その兵装魔導器をどこから仕入れているのかも謎だという。 話の途中、船が揺れ、魚人の群れが襲ってきた。 魚人の群れを撃退ユーリ達。 こき使われると嘆くレイヴンは『聖核(アパティア)』も探しているのに…と口にする。 どうやら『聖核』を探すのはドンからの指令らしい。 もう大丈夫だからと、カウフマンは船の針路をユーリたちにまかせた。 船を進めていると、だんだんと霧が深くなってきた。 霧の中から一隻の船が現れ、ユーリ達の船にぶつかった。 船は沈まなかった。 ぶつかってきたのは古い船だった。人の気配もない。 船体には「アーセルム号」と書かれている。 と、突然アーセルム号からフィエルティア号(ユーリ達の船)へ架け橋が降ろされた。人影は見当たらなかった。 船を出せというリタだったが、船の動力である魔導器が動かず、逃げることができない。 幽霊船を調査するしかないと判断したユーリだったが、カウフマンの抗議から乗り込むのは数人となった。 メンバーを選出し、内部へ侵入したユーリ達は姿の見えない敵に襲われる。 敵を倒しつつ探索をつづけるユーリ達だったが、突然シャッターのようなものが降り、閉じ込められてしまった。 その頃、外では幽霊船のマストが折れてしまっていた。 残ったメンバーはユーリ達を心配し、自分達も突入することを決意する。 479 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 44 14 ID HMaogvuy0 内部を探索し、ユーリ達と合流した一行。 しかし入ってきた扉が閉まってしまい、別の出口を探すことになる。 辿り着いた先は船長室らしき場所。 そこには船長らしき人の遺体が机に倒れていた。すでに白骨化している。 傍らにおいてある航海日誌らしきものに目を通すユーリ。 アスール暦232年 ブルエールの月13 それは帝国ができるずっと以前、少なくとも千年以上前の暦だった。 日誌には船が漂流し、船員達は空腹で倒れていったことが書かれていた。 そしてこの船の目的が「ヨームゲン」と呼ばれる街へ『澄明の刻晶(クリアシエル)』を届けることだと。 その『澄明の刻晶』は、ユイファンなる人物から貰った小箱に収めてあるらしい。 『澄明の刻晶』の入った箱は遺体が大事そうに抱えていた。 だが、箱は開くことができなかった。 それどころか、退魔の力を持つと書かれていた『澄明の刻晶』は魔物を引き寄せ、戦うことになってしまう。 魔物を倒したユーリ達。 『澄明の刻晶』を船長に返すというカロル達だったが、エステルがヨームゲンへ届けてあげたいと言い出す。 ジュディスが再び批判し、それにリタが食いかかる。 結局、旅をしながら多少手伝う分には問題ないということでおさまった。 と、その時レイヴンが外に煙のようなものを見つける。 どうやら船の動力が直ったことを知らせる発炎筒のようだった。 ユーリ達は幽霊船を脱出し、ノードポリカへ急ぐのだった。 ノードポリカへ辿り着いた一行。 港へ着くと、一人の男がカウフマンに声をかけてきた。 男の名はラーギィ。ギルド『遺構の門(ルーインズ・ゲート)』のボスだった。 レイヴンの説明によれば、帝国の遺跡発掘の手伝いをしているギルドらしい。 リタは『海凶の爪』に魔導器を横流ししているのでは、と怪しむが、カウフマンは完全にシロだという。 一行はベリウスに会ってからコゴール砂漠へ向かうことにした。 闘技場にいると思われるベリウスを訪ね、闘技場へ赴く。 480 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 05 45 23 ID HMaogvuy0 ベリウスのいるらしい部屋の前に立つ男に声をかけたユーリたちだったが、 男─ナッツと名乗った─は約束がなければ通せないという。 だがレイヴンがドンの名前を出したことで、ナッツは用向きを承るという。 レイヴンはドンに直接渡すよう言われたと告げると、次の新月の晩に来るよう言われた。 ドンの使いが来たことを伝えてもうよう言い、一行は砂漠の情報を集めることにした。 とりあえず、もう遅いため、その日は休むこととなった。 夜、港に立つエステルの元にユーリが現れた。 フェローから言われた言葉がまだ耳から離れないらしい。 ユーリはエステルが世界の毒には見えないと言い、エステルも少しは気分が晴れたのだった。 ふと、空を指したエステル。 夜空に一際輝く星が見える。 それが『凛々の明星』だという。あの星には一つの伝承が残っているらしい。 かつて、世界を災厄が見舞い、それに立ち向かった人々が次々と命を落としていった。 皆が倒れ、力尽きたとき、ある兄妹が現れた。 兄妹は力を合わせ、世界を災厄から救った。 妹は満月の子と呼ばれ、大地に残り、兄は凛々の明星と呼ばれ、空から世界を見守ることにした。 伝承を聞いたユーリは今度カロルにも聞かせてやろうと言い、エステルにも早く帰るよう促して宿へ帰ったのだった。 翌日、情報集めに街中を歩いていると、二人の男が武器を抜いて言い争っていた。 それを止めようとしているのはあのラーギィ。 そこへユーリがジュディスが割り込み、その場は収まったのだった。 ユーリ達に礼を言うラーギィは、ユーリ達の腕を見込んで一つの願いを持ちかけてきた。 が、誰にも聞かれたくないのか、闘技場のほうへ走っていった。 481 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 06 18 26 ID HMaogvuy0 ラーギィを追い、闘技場へやって来たユーリ達。 彼によると、『戦士の殿堂』を乗っ取ろうとしている男がいるため、倒してほしいのだという。 なぜそんなことに関わろうとするのか聞いたリタに、ラーギィは闘技場遺跡の調査をさせてもらっているからだと答えた。 別の人間が上に立ち、街との縁が切れれば、『始祖の隷長(エンテレケイア)』に申し訳がないという。 『始祖の隷長』について聞くカロル。 『始祖の隷長』とは、かつてこの街を作った古い一族であり、『遺構の門』と街の渡りをつけてくれたらしい。 レイヴンがその乗っ取りをしようとしているのが誰なのかを聞くと、それは闘技場のチャンピオンだとラーギィは言う。 真っ向から挑んできたため、『戦士の殿堂』も手を出すことができないらしい。 早い話が大会に出てその男を倒してほしいというのだった。 その男の背後には『海凶の爪』がいるとラーギィは言う。 『海凶の爪』はベリウスを倒し、ギルドの制圧をしようとしているのだと。 キュモールならそう考えると踏んだユーリ達は、出場することを決める。 結局、ユーリが出場することとなった。 大会がはじまり、順調に勝ち進むユーリ。 ついにチャンピオンとの対戦となる。 そこへ現れたのはフレンだった。フレンがチャンピオンだったのだ。 どうやらラーギィに一杯食わされたらしい。 フレンは騎士団の任務でここにいるという。 戦いつづける二人。茶番はやめないかというフレンだが、ここでやめると大ブーイングになるというユーリ。 そこへ、一人の男が乱入してきた。再びやって来たザギ。 ザギは左腕を魔導器に変え、ユーリを殺すためだけにやって来たのだった。 加勢に入るエステル達。 ザギを退けると、ザギの左腕の魔導器が暴走し、闘技場で見世物として使う魔物の檻を破壊した。 ザギは苦しみながら逃げ出し、ジュディスが追いすがろうとするが、エステルが魔物に攻撃され、倒れた。 ユーリ達はまず魔物を倒すことにした。 482 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 06 19 29 ID HMaogvuy0 魔物を倒し続けるが、その数に疲弊していく一行。 その時、エステルの体が光を放った。 エステルが持っていたあの幽霊船で手に入れた箱のせいらしい。 と、突然やって来たラーギィがエステルから箱を取り、走り去った。 闘技場はフレンと騎士団に任せ、ユーリ達はラーギィを追うことにする。 ジュディスとラピードが先行しているらしい。 闘技場から出たところでジュディス達と合流し、ラーギィが街の外へ逃げたことを聞く。 まだラピードが追っているらしい。 ラーギィがなぜこんなことをしたのか考える一行だったが、ラピードとラーギィを追うことにした。 街の出口近くでラピードと合流。 ラーギィの匂いがついたものを使い、匂いで追うことになる。 ジュディスによれば、西の山脈は旅支度がないまま越えることはできないため、追い詰められそうだという。 準備を整え、ラーギィを追いすがる。 洞窟の前に辿り着いた一行。 カロルによれば、この洞窟は「カドスの喉笛」と呼ばれる危険な場所なのだという。 すぐにラピードが物陰に隠れていたラーギィを発見した。 追い詰めたユーリ達だったが、そこへ『海凶の爪』の戦闘員である赤眼達が現れた。 赤眼達を一掃した時にはすでにラーギィは逃げた後だった。 ユーリ達は逃げたラーギィを追い、カドスの喉笛の奥へ進む。 ようやくラーギィに追いついたが、突然エアルが活性化し、行く手を阻んだ。 どうやらここもエアルクレーネらしい。 逃げ出すラーギィ。 だが、突然洞窟が揺れ、天井から巨大な魔物が現れた。 魔物はおもむろにエアルを食べ始め、食べ終わったときにはユーリ達の体が動かなくなっていた。 ピンチかと思われたが、魔物はそのまま去っていった。同時に金縛りも解けた。 同時に逃げ出したラーギィ。 エアルクレーネが気になるリタを促し、ラーギィを追う。 反対側の出口近くでコウモリの群れに行く手を阻まれていたラーギィからラピードが箱を取り返した。 追い詰められたラーギィは、突然口調が変わり、次の瞬間『海凶の爪』のボス、イエガーとなっていた。 イエガーはラゴウの死体がダングレストの川下で発見されたことを告げ、ああはなりたくないと言う。 イエガーはゴーシュとドロワットを呼び、その場をまかせて逃走した。 483 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 06 20 34 ID HMaogvuy0 イエガーが去ると、ゴーシュとドロワットが相手をしていたコウモリたちが集まり、一匹の巨大な魔物になった。 その魔物、プテロプスを倒し、怪我をした二人をエステルが介抱しようとするが、二人は拒否する。 再び煙幕を張り、二人は逃走した。 煙幕には臭いも含まてあったため、ラピードでも追えなかった。 二人が出て行った出口はコゴール砂漠に繋がっていた。 エステルはフェローに会いに行くという。 護衛を引き受けたからにはほっておけないというカロル。 リタは反対したが、近くにあるオアシスの町で一息つくことで決定した。 ジュディスの言う砂漠の街マンタイクへ到着した一行。 なぜか人が少なく、騎士ばかりが目立つ。 一旦、自由行動をし、それぞれ今後のことを決めることにした一行。 宿屋前で集合するが、突然エステルが仕事の報酬として何かを差し出した。 エステルはここで皆と別れ、一人でフェローに会うことにしたのだという。 ユーリは突然、『凛々の明星』の掟である「義を持って事を成せ。不義には罰を」を口にした。 エステル一人を危険な場所へ行かせるのは不義であると言い、エステルに協力するという。 カロルやジュディス、レイヴンも賛成するが、リタはエステルを行かせるのを反対した。 しかし、エステルの意思が強固であることを知り、結局全員で砂漠へ行くこととなったのだった。 砂漠へ行く準備として宿屋で人数分の水筒を用意してもらうことになった一行は、そのまま宿に泊まることにした。 夜、街の雰囲気について話し合うが、そのまま休んだのだった。 翌朝、宿屋の主人から水筒をもらった一行は、騎士たちについて話を聞く。 あれは街の住民を監視しているのだという。その理由もわからないらしい。 最近、この街にも執政官がやって来たらしい。 何でも、ノードポリカでベリウスを逮捕するため、騎士団が動いているらしい。 主人の話によると、ベリウスは十年前の人魔戦争の裏で糸を引いていたという話だった。 訝しむジュディス。 そこへ騎士がやって来たため、話はそこまでとなった。 484 :TOV◆l1l6Ur354A:2008/10/05(日) 06 21 46 ID HMaogvuy0 オアシスで水を汲んだ一行。 その近くで子供を捕まえている騎士を見かけ、ユーリが飛び出していってしまう。 エステルがやって来たため、なんとかその場を凌ぐことができた。 子供達─アルフとライラと名乗った─に話を聞くと、フェローの調査として連れて行かれた両親を探すため、砂漠に行こうとしていたのだという。 ジュディスが二人の両親を探すと説得した。 子供達は仕事の報酬として、大事にしているガラス玉をくれたのだった。 なぜフェローを探しているのか、街を外出禁止にしているのか、分からなかったが、 まずはコゴール砂漠へ行き、街のことは帰ってから調べることにした一行。 砂漠に入り、暑さでまいってしまうユーリ達。 まず、子供達の両親を探してからフェローを探すことに決まる。 と、その時、フェローの鳴き声が聞こえ、フェローがこの砂漠にいることが確認できた。 砂漠の中間地点まで辿り着いたところで水も少なくなり、へばってしまった。 が、カロルが近くに水場を発見し、一休みすることになる。 休憩が終わり、探索をつづける一行。 砂漠の出口近くで倒れている二人の人間を発見し、エステルの治癒術で治療した。 水をほしがる二人に水筒の水を分け与え、どうやら二人がアルフとライラの両親らしいことを確認する。 二人だけで返すのは危険と判断し、近くにいるらしいフェローの鳴き声を頼りに進むユーリ達。 砂漠の出口へ辿り着くと、突然気味の悪い魔物が襲い掛かってきた。 なんとか勝利をおさめ、エステルはなぜかその場に舞い降りたフェローの羽を手にする。 限界にきていたユーリ達はその場に倒れてしまった。 薄れゆく意識の中、ユーリはカドスの喉笛で出会ったあの魔物の姿を見た… 323 :ゲーム好き名無しさん:2009/01/15(木) 23 57 45 ID VVKOLDDX0 すいません、テイルズ オブ ヴェスペリア途中まで書いた者ですが。 諸般の事情から続きが書けなくなってしまいました。 大変申し訳ないのですが、他の方、お願いいたします。 368 :ゲーム好き名無しさん:2009/12/20(日) 21 47 40 ID R1kIgfh10 テイルズオブヴェスペリア投下します。 物語の1部、2部の途中までは他の方が詳しく記述してくださってるのでその続きから。 意識を失ったユーリ達が目を覚ますとヨームゲンと呼ばれる村にいた。 以前遭遇した幽霊船の船長が目指していた村の名前だと気付き、澄明の刻晶を届ける相手を捜す。 澄明の刻晶の箱を開ける鍵を持った女性ユイファンを発見。だが彼女の話と幽霊船の日記の話が合わない。 (幽霊船の日記は1000年以上も前に書かれたのに対し、ユイファンはその幽霊船の船長が旅に出て3年しか経っていないと言う) 澄明の刻晶を賢人に届けて欲しいと頼まれ、訝しがりつつも賢人のもとへ。賢人の家にいたのはデューク。ひとまず澄明の刻晶を渡す。 彼によると澄明の刻晶は『聖核(アパティア)』と呼ばれるもの。デュークは剣を用いて聖核をエアルに分解してしまう。 事情をよく呑み込めないユーリ達。デュークは説明する気は無いらしい。 ユーリ達は諦めてアルフとライラの両親をマンタイクに送る。するとマンタイクにはキュモール隊がいた。 キュモールはマンタイクの住人や自分の配下を無理矢理砂漠に送り出しフェローの捜索をさせていた。アルフ達の両親もキュモールたに砂漠に放り出されて行き倒れたと言う。 カロルが帝国の馬車をこっそり破壊し出発は延期された。だが時間稼ぎにしかならない事は明白。 宿屋でキュモールの行いについて話し合う一行。レイヴンの「バカは死ななきゃ治らない」という言葉が頭から離れない。 皆が寝静まった後、ユーリは1人行動を開始。キュモールの寝室に侵入する。 部下もおらず(ユーリが予め倒したと思われる)必死に逃げるキュモール。 キュモールは追いつめられ命乞いをする。恐怖のあまり足を踏み外し流砂に呑み込まれてしまい、助けを懇願する。ユーリは冷たく言い放つ。 「お前はその言葉を、今まで何度聞いて来た?」 断末魔をあげて流砂に消えて行くキュモールを見下ろすユーリ。 ユーリは背後から声をかけられる。そこにいたのはフレン。 場所を変え、オアシスの前で話す2人。フレンはユーリがラゴウを暗殺した事に気付いていた。 個人の感情で人を砂漠のは罪人の道だ、悪人は法で裁くべきだと主張するフレン。 ユーリは法で裁けない悪党がいるから自分が手を汚すと主張する。自分が罪を犯す事で救われる命がある。罪人の道を自分をもう選んだと言う。 フレンはユーリが罪人の道を行くのならユーリを止めると仄めかしたその時ソディアが報告に現れる。 フレンが目を反らした間にユーリは姿を消した。 隠れるユーリのもとにエステルが現れる。エステルはフレンとユーリの一連のやり取りを聞いていた。 ユーリが近付くとエステルは思わず一歩引いてしまう。自分が怖いかと問うユーリ。エステルはユーリの手を労るかのように取った。 翌日、フレン隊の到着によち住人迫害を犯していたキュモール隊は捕縛されマンタイクは解放されていた。そしてキュモールは行方不明という扱いになっている。 新月が近いのでノードポリカのベリウスに会いにいくことに。 ノードポリカに戻ろうとするが途中カドスの喉笛が騎士団によって封鎖されていた。洞窟ではフレン隊が魔物を用いて検問をしている(魔物を調教し通行人を脅していた様子) レイヴンが魔物を暴れさせ、騎士団が混乱した隙に乗じて突破。 途中でシュヴァーン隊のルブラン、アデコール、ボッコスが哨戒にあたっていた。レイヴンが「気をつけ!」と声を張り上げるとルブラン達が一斉に気をつけをする。 その隙に突破し、無事カドスの喉笛を抜けることに成功した。 369 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 50 02 ID R1kIgfh10 ノードポリカに到着、丁度約束の新月の夜。ベリウスに会いに行く。 ベリウスの部下ナッツを通してベリウスと面会。統治者ベリウスの正体は狐のような姿をした『始祖の隷長(エンテルケイア)』だった。 エステルはベリウスに満月の子、世界の毒についての話を尋ねる。その時魔狩りの剣が闘技場に潜入。 ベリウスに魔狩りの剣のボス、クリントが挑む。ベリウスは自分は大丈夫だからナッツらを助けて欲しいと頼み、ユーリ達はナッツ救出に向かう。 魔狩りの剣は魔物を倒す事を信条とするギルド。ベリウスを魔物とみなし討伐すると言う。レイヴンは魔狩りの剣と行動してる青年を見つけて驚く。 ナッツを助けると負傷したベリウスとクリントが現れる。 ベリウスを治そうと治癒術をかけるエステル。ジュディスの制止の声も間に合わず、ベリウスに治癒術がかけられる。途端ベリウスが苦しみだす。始祖の隷長にとってエステルの治癒術は猛毒だった。 暴走したベリウスは自分を殺してくれと懇願、彼女を倒すことでようやく暴走は収まった。 愕然とするエステルを慰めるベリウス。自分を癒そうとしてくれたその心を大切に。そう言ってベリウスは息絶えて後には聖核が残った。 聖核を欲する魔狩りの剣と交戦するユーリ達。その中でエステルは自分が殺してしまった、自分が世界の毒、誰も救えない…とショックを受けていた。 ユーリはエステルの目の前で自分の腕を斬りつける。反射的にユーリを癒すエステル。 「ちゃんと救えたじゃねぇか」 ひとまず退散しようとフィエルティア号に引き返すユーリ達。だが途中、フレン達がユーリ達を足止めする。フレンにより、ユーリがラゴウやキュモールを屠った事が皆に明かされてしまう。しかしユーリは怯まず、魔物を使った封鎖など、らしくないフレンの行いを責める。 帝国を変えようと騎士になった。それなにのお前がやってる事は自分達が嫌いだった帝国のやってることそのものだ。ユーリの言葉に立ち尽くすフレンを他所に船に引き上げる。 出航しようとするとレイヴンが魔狩りの剣と行動していた青年ハリーを連れてやってくる。 彼はドンの孫であり天を射る弓の一員だが、偽の情報を掴まされベリウスに攻撃を仕掛けさせてしまったらしい。 ユーリがラゴウ達を暗殺した事に対し複雑な心境のカロル。さらに、ジュディスが突然フェエルティア号の動力である魔導器を破壊してしまう。 各地で魔導器を破壊していた竜使いがジュディスだと悟り驚愕するリタ。ジュディスは一方的に別れを切り出し、相棒の竜バウルに乗ってどこかへ飛んで行く。 幸い予備の魔導器があったため再出発。凛々の明星の今後に一抹の不安を覚えるユーリ。 聖核をベリウスの盟友のドンに渡すためダングレストを訪れるとベリウスのギルド『戦士の殿堂(パレストラーレ)』が押し掛けていた。 ドンが『海凶(リヴァイアサン)の爪』のアジトに向かったと聞いて背徳の館へ。館の奥でイエガーと対峙するドンを発見。 ノードポリカで魔狩りの剣とハリーがベリウスを襲った騒動の裏には海凶の爪が関係してると見抜いたドンは単身イエガーに対決を挑むがイエガーには逃げられてしまう。 ドンに聖核を見せるユーリ達。ドンはベリウスがこんな姿になってしまったと悔やむ。聖核について尋ねようとするが、ドンはもう時間が無いと言う。 襲ってくる海凶の爪。レイヴンがドンのために時間稼ぎしてくれと頼む。ユーリ達が海凶の爪の相手をしてる間にドンはダングレストに戻る。 ユーリ達がダングレストに戻ると一騒動が起きていた。 戦士の殿堂のボス、ベリウスが天を射る弓のハリーが原因で死んだ。それにより戦士の殿堂の報復が始まろうとしていた。それを防ぐには天を射る弓が相応の代償を払わねばならない。つまり、ドンの首を差し出すことに。 悲しむカロルを諭し、広場で自決をしようとするドン。ドンは全員にに「これからはてめぇの足で歩け」と言い放つ。 ハリーが自分の責任だから自分も自害すると駆け寄るが、レイヴンが「バカ野郎が!」と殴って止めた。 ドンが介錯を頼むが介錯人は現れず、ユーリが名乗り出る。ドンはユーリを損な役回りと言い、お前のこれからを見たかったと呟いた。ユーリはあんたの覚悟を忘れない、と告げる。ドンは自分の腹に刃を向けた…。 370 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 51 52 ID R1kIgfh10 ドンの死によって戦士の殿堂とユニオンの衝突は避けられたが、ダングレストは大きな支柱を失う。 ドンに認めてもらいたかった、ドンが憧れだったというカロルはギルドに対する意欲を失っていた。ユーリはお前の夢だったギルドはそんなものかと強くカロルを説得する。 カロルがいなくても凛々の明星は止まらない、ユーリは1人でも凛々の明星を続ける事を告げる。ユーリが去った後、カロルは1人咽び泣いた。 ユーリはギルドの掟の重さを痛感し、ジュディスの処遇について考える。 ジュディスの行き先の情報を掴んだユーリ達はテムザ山に行くことに。だが、カロルが姿を見せない。心配するエステルとリタ。 ユーリはカロルなら大丈夫と船に向かう。船を出航させようと言うところでカロルが乗り込んでくる。 カロルはボスと胸を張って言えるようになるまで自分をボスと呼ぶのはやめて欲しいと頼む(今までユーリがカロルをたまにボスと呼んでいた) レイヴンによるとテムザ山は10年前、『人魔戦争』と呼ばれる大きな戦が起こった戦場跡(レイヴンは戦争の当事者らしい)。 人魔戦争とは人と魔物が戦った戦争。人の勝利に終わったが生存者はほとんどおらず、帝国が情報操作している為に真相を知るものは少ないらしい。 道中、魔狩りの剣を叩きのめしているジュディスを発見。うちのギルドのメンバーに手を出すなと脅し魔狩りの剣を撤退させるユーリ。 ギルドを裏切る形で別れたジュディスへのけじめをつけに来たユーリ。ジュディスは理由を話すからついてきて欲しいと言う。 ジュディスすら場合によっては許さないと言うユーリに、カロルは何かを思う。 山頂で自らの行いについて語るジュディス。 ヘルメス式魔導器と呼ばれる魔導器を開発したヘルメスという科学者がいた。 ヘルメス式魔導器は通常の魔導器よりも高出力で技術の革新になるはずだったが、同時にエアルを大量に消費した。結果、各地のエアルクレーネは消費されたエアルを補う為に異常にエアルを放出するようになる。 始祖の隷長は脅威に気付き、ヘルメス式魔導を壊し始めた。人がそれに抵抗し、戦に発展した。それが人魔戦争だった。 ジュディスは始祖の隷長に代わりヘルメス式魔導器を壊してきた。 リタは何故今まで言わなかったのか、1人で世界を救ってるつもりかととジュディスを責める。 そこに魔狩りの剣のティソンとナンが現れる。 近くにジュディスの相棒バウルがいると踏んだ彼らはバウルを始末しようとテムザ山に現れたらしい。 カロルの制止も虚しく2人と戦う事に。2人を気絶させた後バウルのもとに向かう一行。 バウルは若い始祖の隷長であり、成長のために数日動けなかった。始祖の隷長にとってエステルの治癒術は毒。苦しむバウルを癒せぬことを歯痒く感じるエステル。 やがてバウルが成長し、巨大な鯨の姿になる。バウルに乗ってテムザ山を後にする一行。 疲労で眠りにつくジュディスの回復を待つ。世界のためとはいえギルドを裏切ったジュディスについて考えるユーリとカロル。 翌日ジュディスが目覚めた後、話し合いが再開される。 魔導器は大気中のエアルに干渉して世界を乱す原因だが、ある程度までは始祖の隷長が体内に蓄積することで世界のエアルを調整できる。 しかし始祖の隷長の聖核を手に入れようと人間が始祖の隷長を狙うようになり、今では役目を果たすのも難しくなっている。 (始祖の隷長が死ぬと聖核ができるので、高密度エネルギーである聖核を欲しがる人物はたくさんいる) また、以前ジュディスがヘリオードでエステルを狙ったのはエステルの治癒術がヘルメス式魔導器と同じくエアルの乱れの原因になるからだった。 ジュディスはフェローと約束した。人間であるエステルを見極める時間が欲しい。もし害のある存在ならば、エステルを殺す、と。 それを知っても尚エステルは自分のことを知るためにフェローに会いたいと言う。 371 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 53 05 ID R1kIgfh10 バウルに乗ってフェローのもとへ。リタは執拗に止めるがエステルの覚悟は揺るがない。 エステルはフェローに自分の力、満月の子のこと、世界の毒とは何かを教えて欲しいと訴える。もし自分が生きる事が許されない存在なら死んだっていい、でも何故死ななければならないのか理由が知りたい。 フェローは語り始める。満月の子の力はどんな魔導器よりも大量のエアルを消費し、エアルクレーネを刺激する。 リタはエステルの力が世界に及ぼす影響に勘付いていた。自分の仮説が間違ってて欲しかったと悔やむリタ。 世界を救おうとするフェローのとエステルを救おうとするユーリの主張が食い違うが、ジュディスが仲裁。 エアルを抑制する方法を捜させて欲しい、その前に世界が限界に来るようならジュディスがエステルを殺すという約束でフェローは納得する。 ユーリはエステルの「死んだっていい」という発言に苛立っていた。二度と言わないよう忠告する。 魔導器は古代に創られたもの。ならば昔も同じようにエアル関連で問題が生じたはずだと、その手がかりを求めフェローの言っていた「罪を受け継ぐ者」を捜す。罪を受け継ぐ者とは魔導器を創りだしたクリティア族と結論づけ、クリティアの街ミョルゾを目指す。 アスピオにいるクリティア族がミョルゾを知っている可能性があるとリタが言う。ユーリ達はアスピオを目指す。 カロルはジュディスがギルドの掟を破ったけじめについて、みんなで罰を受けようと提案する。 ジュディスが1人で世界のために行動していた、知らなかったとはいえカロルは仲間であるジュディスを助けなかった。仲間に協力しなかったことは一人はみんなのために、みんなは一人のためにという掟に反する。 そしてユーリも自分の道だからと仲間に話さないことがあった、それは仲間のためにならない。だから皆、罰を受ける必要がある。 正しいことをしてるのに掟をやぶったから罰を受けるべきかカロルはずっと悩んでいた。だから皆で罰を受けてやり直そうと提案する。 カロルの提案を皆が受け入れる。罰の内容は休まずクリティア族を捜すこと。 クリティア族のトートに出会い、ミョルゾへの行き方を教わる。 ミョルゾへ行くためにエゴソーの森へ。ミョルゾへ行く交換条件として、クリティアの聖地であるエゴソーに入り浸る集団を排除して欲しいと言われる。 エゴソーの森を守る騎士達は騎士団長直属の部隊だった。突然襲いかかってくる。 山頂に設置された兵装魔導器で狙撃されるがエステルの力をで事無きを得る。だが、エステルの力は感情に反応して無意識に発動するようになってきている。 兵装魔導器を止めようと山頂をめざす。兵装魔導器の技師を捕らえ機能停止させようとするがもう1台の魔導器に狙われる。その隙に技師に逃げられるが、リタが機能を停止させる。 文字通り死ぬ気で頑張るリタに感嘆するレイヴン。レイヴンも人魔戦争で死にかけたのだろうと言うユーリ。 「死ぬ気で頑張るのは生きてる奴の特権だわな。死人にゃ信念も覚悟も……」言った後茶化すレイヴン。 リタが2台目の兵装魔導器を停止させる間に騎士達と応戦するユーリ達。魔導器停止には時間がかかり、皆の疲労の色が濃くなっていく。 ならばいっそ魔導器を壊そうとするリタだがエステル達が止める。仲間に支えられ、リタが魔導器の機能停止に成功。騎士団が引き上げていく。 トートから受け取った鐘を鳴らすとミョルゾが出現。 ミョルゾは始祖の隷長に包まれた空を浮遊する空中都市だった。バウルに乗ってミョルゾへ。 372 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 54 55 ID R1kIgfh10 ミョルゾで長老に会う。クリティア族は魔導器を創った一族だが、大昔に捨てたらしい。 長老によると魔導器に使われる魔核は聖核を砕いたものだという。 さらにミョルゾの伝承を調べると、大昔に魔導器がエアルを乱し災厄を招いたという伝えがあった。 乱れた大量のエアルは星喰み(ほしはみ)となり世界を包む。その後、始祖の隷長と人間が力をあわせて星喰みを鎮めた。満月の子の犠牲を以て。 クリティア族はそれ以降、魔導器を捨てた…。 ショックを受け、姿を消すエステル。エステル不在のまま話をまとめるユーリ達。全ての魔導器は星喰み出現の危険をはらむものであり、ヘルメス式魔導器も満月の子も危険の一部に過ぎない。 全ての魔導器が危険の原因だが人は簡単に魔導器を捨てられない。 魔導器を使ってもエアルを消費しなければいい…リタがハッとする。リタ達魔導士が求める究極の到達地点「リゾマータの公式」 確立されればエアルの制御が容易になり、エステルも世界も無事になるかもしれない。 レイヴンはリゾマータの公式に辿り着くことこそが夢物語だと言って部屋を出ていってしまった。 ユーリ達は危険分子であるヘルメス式魔導器をつくり出している黒幕を捜すことに。聖核を狙ってる連中を追っていけば見つかる。話がまとまったその時、どこかで転送装置が作動する。 レイヴンとエステルが同時に姿を消した。訝しがる一行。 ユーリの脳裏にエゴソーの森でのレイヴンの発言がよみがえる。 『死ぬ気で頑張るのは生きてる奴の特権だわな。死人にゃ信念も覚悟も…』 初めて会った帝都の地下、騎士団長アレクセイが直々に迎えに来て釈放されたレイヴンの姿。なんでこんな時に思い出す、ユーリは苦々しげに呟く。 エアルの流れを辿ってエステル達の行方がヨームゲンの辺りに向かったと判明、ユーリ達はバウルに乗って砂漠へ。 ヨームゲンは廃墟となっていた。不思議がるユーリ達はデュークを見かける。デュークはカドスの喉笛で見た魔物と一緒にいた。同時にアレクセイが登場。 そこでユーリ達が遭遇してきた数々の事件。バルボス、ラゴウ、全ての黒幕が元を辿るとアレクセイによるもの判明する。 フレン隊が到着。フレンはアレクセイが謀反を起こした事が信じられない様子。 イエガーが登場し、アレクセイは去って行く。アレクセイにユーリ達を始末するよう言い渡されたイエガーだが、彼はエステルはバクティオン神殿にいると言って去っていった。 ユーリはアレクセイにまんまと利用されたフレンを責める。フレンの口からアレクセイの暴挙が明かされる。 ヘリオード、マンタイク、キュモールの行動、ヘルメス式魔導器の開発、聖核の回収、全てアレクセイの命令だったという。 ヨーデルの護衛に向かったフレンと別れ、ユーリ達はエステル救出にバクティオン宮殿へ。 373 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 56 13 ID R1kIgfh10 バクティオン神殿に向かうとそこではヘラクレスが始祖の隷長アスタルを攻撃していた。アスタルはバクティオン神殿の中に逃げ込む。 神殿に乗り込んだユーリ達の前にアレクセイが現れる。捕らえたエステルの力を強制的に引き出して攻撃。ユーリ達は倒れて意識を失ってしまう。 そこにソディア率いるフレン隊が駆けつけ救われる。フレンがユーリを助けるよう寄越したらしい。 ソディアがユーリを敵視する。何故ユーリのような人物がフレンの友人なのだとあたる。ユーリの存在はフレンのためにならない。ソディア達はその後すぐにフレンの合流すべく引き返して行った。 神殿の奥には結界が設置されて通れない。そこにエステルを殺しにきたデュークが現れる。 エステルを何としても助けるというユーリに、デュークは自分の剣を渡す。剣は『宙の戒典(デインノモス)』と呼ばれるもの。宙の戒典があれば結界を解けるらしい。 アレクセイとエステルの元にたどりつく。アレクセイはエステルの力を使いアステルを殺して聖核を入手した。 続けてエステルの力を使ってユーリ達に攻撃を仕掛けるが、宙の戒典の力で中和する。 アレクセイはもともと宙の戒典を欲していたが入手できなかったためエステルで代用しているらしい。 自分の力で皆を傷つけてしまうことにエステルが絶望する。 そんな中アレクセイの部下である親衛隊が現れる。その中からシュヴァーンが登場。ラピードが激しく吠える。 「……やはり犬の鼻はごまかせんか」 シュヴァーンの声はユーリ達のよく知る男の声のものだった。 天を射る弓の幹部であり、エステルをさらいアレクセイに引き渡したレイヴン。彼の正体は騎士団ナンバー2シュヴァーンだった。 ユーリ達に剣を向けるシュヴァーン。交戦の最中、シュヴァーンはわざと攻撃を受け、倒れる。 斬られた部分、はだけた胸に魔導器が埋め込まれていた。シュヴァーンは10年前の人魔戦争で一度死んでいた。アレクセイが心臓代わりに魔導器を埋め込んだことで蘇生させられたと言う。 突然神殿が崩れ、閉じ込められた。アレクセイはユーリ達をシュヴァーンと一緒に生き埋めにするつもりらしい。 ようやく訪れた死、と動こうとしないレイヴンをユーリは叱咤する。レイヴンは観念したようで脱出路を作るがその時天井が崩れる。 身を賭してユーリ達を逃がすレイヴン。アレクセイが帝都に向かったと告げる。ユーリ達が脱出した後、シュヴァーンの支えていた天井が崩れる…。 レイヴンの死を悼む仲間達に檄をとばすユーリ。 神殿の入り口でルブラン達と遭遇。彼らはシュヴァーンを捜していた。生き埋めになったことを告げるユーリ。呆然とするルブラン達をよそに帝都へ。 バウルで帝都に向かう途中ヘラクレスを発見。ヘラクレスにアレクセイがいると踏んで侵入を決意。砲撃が薄い左後方側から侵入する。 侵入するとそこにはルブラン隊がいた。そこにレイヴンが颯爽と登場、驚くユーリ達。 レイヴンは部下のルブラン達にアレクセイの部下を片付けるよう命じ、ユーリ達と同行を希望。駄目ならこの場でユーリ達に殺されても構わないと。 ユーリはギルドのケジメとしてレイヴンの命を預かった、勝手に死なさないと宣言。1人1人がケジメとしてレイヴンに鉄拳制裁を与えた。 アレクセイがいると思われた制御室に到着すると、ザギが急襲。ヘラクレスは囮でアレクセイはここには居ないらしい。 ザギを倒しヘラクレスを停止させるが、ザギが復活してヘラクレスの装置を破壊。ヘラクレスが誤作動を起こす。 その時イエガー達が突然現れてユーリを救出、ザギを倒す。イエガーはアレクセイが帝都にいると告げて去って行った。 ヘラクレスの動力を断つため動力室へ。動力室では聖核とエアルが暴走し、エネルギー主砲に集まっていた。主砲が放たれれば帝都ザーフィアスが粉々になる。 宙の戒典でエアルの暴走を止めることに成功するが、既にエネルギーが集まってしまい主砲が発射されてしまう。その時フレンの指揮により騎士団の船がヘラクレスに体当たりし、軌道を変え、ザーフィアスは難を逃れた。 ヘラクレスを発ちザーフィアスを目指すユーリ達。バウルに乗って帝都に行くとザーフィアスの結界が解けていた。 アレクセイによってエステルの力が暴走。エステルは苦しみ、嘆く。 ユーリはエステルの手を取ろうと手を伸ばす。エステルもまたユーリの手を取ろうとするが、手が届く前にユーリは吹き飛ばされてしまった。 「これ以上…誰かを傷つける前に… お願い 殺して」 エステルの悲痛な叫びが聞こえる。ユーリ達はバウルごと吹き飛ばされてしまう。 374 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 57 17 ID R1kIgfh10 カプワ・ノールの近くに不時着し、重傷を負う。身体を休める為にカプワ・ノールへ向かった。バウルは傷つき、しばらくユーリ達を運べそうにない。 ノール港では上空にエアルが溜まって赤くなり住人がパニックを起こしていた。 そこでティグルと再会、医者を紹介してもらい休憩する。 情報収集するユーリ。ヘラクレスの主砲によりエフミドの丘付近が道が消滅していて通れなくなり、ノール港は孤立してしまった。 ザーフィアスへの迂回路を探るが、船は騎士団が全て持って行ってしまい船も出せない。 八方ふさがりのユーリ達にティグルが提案する。海岸から続くゾフェル氷刃海では流氷が道になり、遠回りだが帝都に行けるという。 ゾフェル氷刃海、足場となる氷のあちこちに武器が刺さってた。冷たい海を巨大な魔物が泳いでいる。 途中で活動停止したエアルクレーネを発見。その時魔物が急襲、魔物の攻撃によりエアルクレーネが活性化する。 とっさにユーリがカロルを突き飛ばしカロルは難を逃れるが、濃いエアルによりカロル以外は身動きが取れなくなる。 カロルに逃げろと叫ぶユーリ。カロルは仲間が魔物に襲われようとしている所を目の当たりにする。 「ボクがやらなきゃ……今やらなきゃ… 今やらなくていつやるんだぁ!!」 勇気を奮い立たせ魔物に挑むが手も足も出ない。何度も何度も吹っ飛ばされ、その度に起き上がる。 ついに武器がはじかれ丸腰になってしまうカロル。頼むから逃げてくれと叫ぶ仲間達。 カロルはみんながいるから、後ろにみんながいるから大丈夫とあくまで魔物に立ち向かった。 カロルは遠くに大剣が氷に刺さっているのに気付き、魔物に向かって駆け出した。カロルの姿ユーリ達の死角に消えて、打ちのめされた音がした。 次の瞬間、空高くふっ飛ばされたカロルがユーリ達の目に映る。その手には大剣が握られていた。 「ボクの勝ちだ!」 上空からのカロルの急襲に魔物が怯み、エアルクレーネが制止。その隙に全員抜け出す。皆の力を合わせて魔物を倒す。 戦闘後、気が緩んで意識を失うカロルを気遣うユーリ達。眠るカロルにユーリが「ありがとうな、首領(ボス)」 しばらくして目を覚ましたカロルはドンの言葉を思い出す。「仲間を守ってみろ、そうすれば応えてくれる」その意味が分かった気がすると言う。 それがお前の見つけた答えならきっと正解だ、と励ますユーリ。一方、リタは先のエアルクレーネがエアルの乱れの制御の手がかりにならないかと考ええていた。 帝都の前にハルルを訪れる。カロルが熱を出し、休む場所を捜す。 ハルルは帝都から逃げて来た人の避難先となっていた。だが、避難した人が貴族ばかりなのを気にするユーリ。 ヨーデルと遭遇。ハルルに避難民を受け入れるようはからったのは彼だった。 帝都はエアルが暴走し人が住めない場所になってしまった。そんな場所に下町の人間が取り残されてしまったという。 宿屋に戻るユーリ達。帝都を包み込む程のエアルの暴走、全てアレクセイがエステルに負担をかけているらしい。エステルはもう無事では済んでいないのかもしれないと不安がるリタ。 ユーリは風に当たると言って宿屋を後にする。ついてくるラピード。 ユーリはヨーデルと遭遇する。ヨーデルはエステルの身を心配していた。 エステルは強い力を持っていたため評議会に担ぎだされた。そしてその力は世界の災いとなる。事によっては騎士団はアレクセイだけでなくエステルを討つこともあるかもしれない。 ユーリは帝都に向かう途中エステルのことを思い出す。少し休憩するとラピードに言って、眠りにつく。 目を覚ますとカロル達から攻撃される。勝手に1人で帝都を目指したユーリを責める仲間達。 ラピードがカロル達を連れて来たらしく、カロル達はユーリ1人で帝都に行かせないという。全員で最後まで行こうと決め、再出発した。 最悪の場合エステルを討つことになる、討たねばならないかもしれない。その決断を決めあぐねる仲間達。ユーリは1人覚悟を決める。 375 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 58 37 ID R1kIgfh10 帝都は異常に成長した植物が蔓延り、下町は覆いつくされていた。 だが城内はエアルが充満しておらず、人が普通に行動できる環境。アレクセイがエステルの力を使ってそう仕向けたらしい。 城の奥には下町の人間が避難していた。ルブラン達が下町の人間を救ったらしい。安堵するユーリ。 ルブラン達はアレクセイ親衛隊が『御剣の階梯(みつるぎのきざはし)』について話していたのを聞いていた。そこにアレクセイがいる。 御剣の階梯の頂上でアレクセイ、エステルと対面する。 アレクセイはエステルを返すと言う。だがエステルは操られていた。ユーリに刃を向ける。 エステルの力は本人の意思では制御できない暴走した状態だった。エステルが襲いかかる。 アレクセイがエステルを術式で拘束し、エステルが苦しむ。アレクセイはエステルの力を使い封印を解くという。海から巨大な建物が浮かび上がる。 その建物こそがミョルゾの伝承にある、世界の災厄を打ち砕いたという究極の魔導器、ザウデ不落宮なのだとアレクセイが高笑いする。 アレクセイはエステルをユーリ達を倒すよう仕向ける。 エステルが我に還った時自分の手で仲間を殺したと知った時の姫のことを思うと心が痛む、と嘲笑して消えた。 ユーリに再度剣を向けるエステル。 「これ以上…誰かを傷つける前に……お願い 殺して」 「今……楽にしてやる」 静かに言い放つユーリに全員が息を呑む。 エステルとユーリが一騎打ちとなる。 「帰って来い エステル!」 道具として死ぬつもりかと説得するユーリに、エステルが剣を落とす。 「わたしは… わたしはまだ人として生きていたい!!」 エステルが叫び、暴走がおさまる。空のエアルの乱れが消え去る。しかし、再度苦しみだすエステル。 リタがエステルを解放しようと解析するが、聖核の役割を果たしていたアレクセイの剣が無いため解放できない。 ユーリは宙の戒典を使うことを提案。皆に逃げるよう言うエステル。だがユーリが必ず助けると説得。エステルは笑顔を見せる。 解放に成功し、エステルの無事を喜ぶ皆。エステルはユーリの腕の中に落ちる。 「……おかえり」 「……ただいま」 ユーリはフレンの部屋でザウデ、アレクセイのことについて話す。ユーリはアレクセイ打倒のため明日ザウデ不落宮に挑むという。 ソディアの報告によりヨーデルに帝国の全権が委ねられる決定が下されたこと、フレンが団長代行と昇格が伝えられる。 ユーリはフレンを祝う。フレンはエステリーゼ救出はユーリのおかげと言うがユーリは細かいことはいい、と部屋を後にする。 それぞれ休んでいる仲間達と話すユーリ。 ジュディスはフェローにザウデについて訊いていた。 ヘルメス式魔導器を壊していた時は色々あることを考えないで済んでいたとユーリに打ち明ける。アレクセイ打倒を誓う。 ラピードが見つけて来た下町の住人の道具の修理を請け負っていたカロル。カロルは自分でもやれることをやっておきたいと言う。 エステルの身体の術式を解析しようと悩むリタ。エステルは帝都から出るとエアルが乱れてしまうらしい。エステルを自由にする方法を模索していた。 城の地下牢でくつろぐレイヴン。1人考え事をしていたらしい。今まで考えずにいた、だから考え直す、エステルからケジメを受けたことを話す。 翌日、フレンと別れ皆と合流する。 リタから宙の戒典を渡される。エステルの制御は上手くいったらしい。また、ジュディスはフェローからの警告を告げる。ザウデに触れてはいけない、と。 だが、エステルの姿はない。リタはエステルはもう戦えないという。エステルの力を抑えるため、レイヴンと同じく生命力を動力にした。 生活する分には問題無い。しかし術技を使えば生命力が削られてしまう。 そこにエステルが現れる。自分も連れて行って欲しいと。 最初はこれで普通に暮らせると思った、しかし皆が世界のために命懸けで戦おうとしてるのに自分だけ何もしないわけにはいかない。一緒に連れて行ってほしい。 ユーリ達はエステルの意志を尊重し、受け入れる。リタは1人で無理しないことを条件に甘受する。 バウルの怪我も癒えたのでバウルに乗ってザウデを目指す。 376 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/12/20(日) 21 59 26 ID R1kIgfh10 ザウデの警備は厳重だった。侵入経路を考える一行。そこにフェローが現れて囮となってくれる。フェローの力をもってしてもザウデには手も足も出なかった。その隙に低空から到着。 通風路からザウデ内部に侵入し、途中アレクセイの親衛隊を倒しながら進む。そこでイエガーが登場。 イエガーは単身勝負を挑んで来た。ドンの仇を取るというレイヴン。イエガーの胸にもレイヴンと同じく魔導器が埋め込まれていた。イエガーは息を引き取った。 その様子をイエガーの側近ゴーシュとドロワットが見、去って行った。後味の悪さを抱きつつアレクセイを目指す。 途中フレンと合流。相変わらずソディアから敵視されるがここは協力した方がいいと、フレン隊と一緒に行動。アレクセイのもとへ。 アレクセイは元は騎士の鏡とも言える存在だったのに何が貴方を変えたのかと問うフレン.アレクセイは何も変わっていない、やり方を変えただけとせせら笑う。 今の帝国の在り方に不満を持ったアレクセイはザウデという絶対的な力を使い世界を1つにしようとしていた。エアルも始祖の隷長も関係ないアレクセイが覇権を担う世界を創ると。 全員が反発し、勝負を挑むがアレクセイの攻撃がユーリを狙う。フレンがユーリを庇うがフレンが膝をつき、ソディアがユーリを睨む。 アレクセイの足元が動きだし、上昇する。アレクセイのいる足場に飛び乗るユーリ達一行。 ザウデの頂上にてアレクセイとの戦闘に勝利する。そこには巨大な魔核があった。アレクセイが傷つきながらもザウデを発動させてしまう。 空の巨大な何かの塊が出現。それはミョルゾの神話に伝えられていた災厄、星喰みだった。 ザウデとは災厄を打ち砕いたのではなく、封じていた魔導器だった。自分自身の手で世界の破滅を呼び寄せてしまったと狂い笑い、絶望するアレクセイ。 アレクセイはもう駄目だと笑い続ける。もっとも愚かな道化が自分だとは、と自嘲する。その時巨大な魔核が降ってくる。涙を流してアレクセイは魔核に押しつぶされた。 ユーリはかろうじて逃げるが魔核を隔てて皆と別れてしまう。星喰みを眺めるユーリのもとに駆け寄る音。 フレンかと思って振り返った瞬間ユーリは腹を刃で貫かれた。眼前にはソディアの姿。 ユーリはザウデから転落し、海に落ちた。 377 :ゲーム好き名無しさん:2009/12/20(日) 22 01 43 ID R1kIgfh10 以上で2部終了です。 3部は後日投下します。 ミスして368のタイトルを入れ忘れてしまいました、申し訳ないです 369 :TOV:2010/06/10(木) 23 24 41 ID nlvPqiav0 埋めついでにTOV。 2009年12月20日の分の続きから。 ユーリは目覚めたら帝都の自分の部屋にいた。デュークが助けてくれたらしい。 貸していた宙の戒典を回収するために助けたらしく、剣を回収してデュークは素っ気なく立ち去った。 その後を追おうとしたユーリの前にラピードとエステルが現れる。ラピードはユーリがいるとわかっていたらしい。 そのままみんなと再合流すると、リタがエアルを制御する方法を思いついたと言いだした。 そのためにドンが持っていたベリウスの聖核が必要だったのだが、ハリーが盗まれたという名目で貸してくれた。 それを持ってゾフェル氷刃海に行くと、エアルの変換器を作るつもりが、それ以上のものができた。 聖核を経て始祖の隷長が転生した存在、精霊ウンディーネを生み出して、さらにエステルの力も制御してくれた。 精霊はエアルを制御する存在だから、精霊がいれば星喰みをどうにかできるのでは?と新たな希望が生まれた。 ザウデの魔核が本格的に壊れて星喰みが世界中の空を覆うなか、最低限必要な四属性の精霊を生み出す。 ウンディーネの他にフェローがイフリート、グシオスがノーム、クロームがシルフに転生する。 デュークのことを前から知っていたクロームの話によると、デュークが人間嫌いになったのは人魔戦争時に 彼の友であった始祖の隷長エルシフルを帝国が裏切って殺したためであるらしい。 それで人間を信じられなくなったデュークは、人間すべての命を使ってでも星喰みを倒すつもりのようだ。 四属性の精霊が揃ったので、精霊の力を収束する機械を作るためにカプワ・ノールへ行く。 宿屋に泊ったところで大きな振動があり、慌てて外に出てみればアスピオのあたりから変な建造物が現れた。 精霊たちはそれをタルカロンの塔と呼んでいた。デュークはタルカロンの塔で人間の生命力を吸収し、 それをもって星喰みを倒すつもりなのだ。 さらに、そこへユーリを探してソディアたちがやってきた。 フレンがヒピオニア大陸で危ない、という話を聞いてフレンを助けるために向かうことになる。 魔物のあまりな量の多さに、リタが作ったばかりの精霊の力を収束する機械を使わせてもらうことにする。 なんとかリタが作った機械のおかげで魔物を撃退することはできたものの、星喰みに使うにはとても出力が足らなかった。 四属性の精霊だけではなく、世界各地に無数にある魔導器の魔核を精霊にして数で補うしかない。 魔導器がすべて使えなくなるのだから、帝国やギルドの人間に話してこうするしかないと理解を得ることに成功する。 リタが世界中の魔導器の魔核を精霊に転生させるシステムを組んでいる一方、ユーリはフレンと話す。 自分の功績とされていることのほとんどはユーリのやったことだとフレンはいうものの、ユーリはそんなつもりはない。 言葉で上手く伝わらないのでいっちょ戦い、自分たちはお互いに手の届かないところがあり、それを補い合っているのだと 再確認した。 タルカロンに向かい、途中にいたザギを倒し、最上階にいたデュークと対決する。 精霊の力で星喰みを倒せるのだとしても、それは人間に都合のいいように世界を造り変えているわけで、 デュークはそれを何たる傲慢かと非難して結局相いれずに戦うことになる。 なんとかデュークを倒し、精霊の力を星喰みにぶつけたもののあと少し足りない。 エルシフルの望んだものは生きとし生けるものすべての安寧――そのために人は変わっていけるのか、と ユーリたちの行動を見ていたデュークが星喰みを倒すために宙の戒典で助けてくれた。 彼の助力でなんとか星喰みを倒すことができたのだった。おしまい。 10 :ゲーム好き名無しさん:2009/02/05(木) 22 08 11 ID 7PikbEU+0 一月にテイルズオブヴェスペリアの執筆予告をしたものです 途中かけのがあるようですが、初めから投下します 前の人すみません 11 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/05(木) 22 18 11 ID 7PikbEU+0 登場人物のあたりは前回の人と同じでいいと思います 第一部から ある日帝都の下町の水道魔導器(アクエ・ブラスティア)が故障してしまう ボロい魔導器しか与えられていない下町だ、毎度のことかと様子を見に行くと 魔導器の魔核が盗まれていた。魔導器は魔核がなければ動かないというのに… ユーリは情報を元に貴族街の「モルディオ」邸へ行くが、不法侵入に家捜し、騎士団との衝突と無茶が祟って捕まってしまう。 生活に必要不可欠な水道魔導器を壊れたままにはしておけない。 隣の牢のうさんくさいおっさんから「モルディオ」は学術閉鎖都市の天才魔導師だという情報を聞き出すと彼は脱獄し、城の外を目指す。 城から街へ抜ける途中、身なりのよい女性が騎士に追われているのに出会った。 ユーリが彼女を助け事情を聞くと、彼女はユーリの親友でもある「フレン」に会いたいと懇願してきた しかしフレンは既に城にはおらず、ユーリをフレンと勘違いをした赤眼の暗殺者に襲われる始末。 確かに異常事態なのは間違いないようだ。 「お願いします!助けてください!今の私にはフレン以外に頼れる人がいないんです。せめてお城の外まででも…」 エステリーゼと名乗るこの女性はどうしてもフレンに直接会って伝えなければならないことがあるという。 ユーリは相棒のラピード(犬)と合流しモルディオを追って学術都市へ、エステルはフレンに会うためハルルの街へ、 方角が同じため彼らは協力し、城を抜けて共に旅をすることになった。 呪いの噂があるという怪しいクオイの森を抜け、もう少しでエステルの目的地ハルルの街に着こうというところで一人の少年が飛び出してきた。 カロル・カペル。魔物討伐を専門にするギルド「魔狩りの剣」に所属する少年。 自称、魔狩りのエースであるカロルは森の出口である魔物を狙っていた。 目的地ハルルの街の結界魔導器は、巨大な樹と絡み合って複雑な構成をしている。 ところがこの街の名物にもなっているこの巨大樹が枯れてしまい、結界魔導器の力が失われて街は魔物に襲われていた。 フレン率いる騎士団が魔物を撃退したが、彼は魔導器の不調を調べるため発った後だった。 カロルはこの樹を治す除毒薬を作るため、素材に必要な魔物を刈ろうとしていた。 ユーリ達がこの方法について探っているとカロルが意外そうに驚いた 「信じてくれるの・・・?」今までの失敗から気を取り直して素材になる魔物を狩り、 薬を完成させて樹の根元に撒くカロル。しかし樹は反応は見せるものの回復しない。 街中が失意に飲まれる中、エステルは花が咲くよう祈る。すると光が発し樹は花を咲かせ結界が回復してしまった。 この力が何なのか、本人すらもわからずただ感激する中で城で襲ってきた赤眼の暗殺者たちを目にする 街の人に迷惑はかけられない。その上フレンは既にこの街にはいない。 強がっては見せるものの一人が嫌らしいカロルを加え、学術都市へと向かう。 12 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/05(木) 22 30 59 ID 7PikbEU+0 学術都市は帝国直属の魔導研究機関。許可がないものは立ち入り禁止だった。 犯罪まがいの手口で忍び込み、ようやく会ったリタ・モルディオは魔核泥棒の件はいいがかりだ、自分は無実だと主張する。 彼女にとって魔導器は何よりも大切なもの。自分が魔導器にそんな扱いをするなんてありえない。 論より証拠、と彼女は身の潔白を証明するため窃盗団のいる遺跡へ同行することを提案する。 遺跡に同行すると魔核泥棒の一味を追い詰めることに成功した。下町を襲った泥棒ではなかったが情報を得ることができた。 「港町にいる隻眼の大男が魔核を集めている。下町の魔核もおそらくそこにある。」 泥棒の件で疑ったことをリタに謝罪し、ハルルへ戻ろうとする一向 だが共に戦ううちにリタはエステルが不思議な力を使うことに気付いていた。 (エステルの力は自分の研究の手がかりになるに違いない…) 彼女はエステルの力が治したという大樹を見るという口実をつけ同行を申し出る。 「私、同年代の友達初めてなんです!よろしくお願いします!」 表裏なく喜ぶエステルに戸惑いながらもリタが一緒にいくことに。 ハルルへ戻ると少し前にフレン達が戻ってきて港町へ発ったという。 またしてものすれ違いに、ハルルの村長はフレンからの言付けを渡す。 それは「僕はノール港へ行く。早く追いついて来い」という挑発とユーリの手配書だった… 暗殺者と騎士団というふたつの厄介に追われ、ユーリ達は港町へ。 現時点での目的 ユーリ:魔核泥棒を捕まえるため港へ エステル:フレンに会うため港へ カロル:先に行った魔狩の剣のメンバーに追いつくため港へ ラピード:飼い犬 リタ:エステルの力に興味を持ち同行 丘を越えて港へ行こうとすると、丘では問題が起きていた。 旅人の安全のため設置された結界魔導器を竜に乗った槍使いが壊して飛び去ったという。 仕方なく丘を海の見える迂回路を通ることに。帝国一般人は街から出ることが滅多にないこの世界。 広大な海に感動すると同時に、ユーリ達はそれぞれ自分達のいた世界の狭さを自覚することとなる。 「早く追いついて来い、ね。簡単にいってくれる…。」 13 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/05(木) 22 53 06 ID 7PikbEU+0 辿り着いた港では執政官が圧制をしいていて重い雰囲気だった。降り続く雨に船も出ていない。 子供を人質にとられた両親が、税のため魔物を狩りに行こうと躍起になるような場面にまで出会う。 兎にも角にもフレンに会い、エステルはようやく用事を伝えることが出来た。 しかしフレン達は帝国騎士。ユーリが罪を犯したことに対して憤っている様子だった。 加えてフレンの部下ソディアはユーリの罪状について追求する。 ユーリは自分の罪に対し魔核泥棒を捕まえるまで待って欲しいと猶予をもらい、街の事情を調べることに。 どうやらここの執政官「ラゴウ」は重税を課し、住人をいたぶって遊んでいるという。 船を出せないような降り続く雨も執政官の天候を操る魔導器のせいという話しだ。 天候を操る魔導器などありえない。リタは調査したいというが、執政官の屋敷には騎士さえ入れないらしい。 有事特権があれば強制捜査ができるというフレン達 「なるほど、執政官の屋敷に泥棒でも入ってボヤ騒ぎでも起こればいいんだな」 ユーリは屋敷に忍び込むことに決める 屋敷前でユーリが城の牢で会ったうさんくさいおっさん「レイヴン」に出会い、屋敷潜入の協力を持ちかけられる。 協力といいながら彼はユーリ達を囮にして屋敷の中へ、ユーリ達は屋敷の地下へ入れられてしまう。 屋敷の地下には魔物が巣食い、攫われた人間も同じ場所にいれられていた。そこかしこに魔物に食われた骨が散らばる… 地下をさ迷うと巨大な魔導器を見つかった。いくつもの魔導器をつぎはぎにして、確かに天候を操っている。 魔導器の妙な使い方に魔導器を愛するリタが憤慨していると、丘で話しに聞いた竜使いが現れ魔導器を壊して飛び去ってしまう。 強制調査権限を使って乗り込んできたフレン達に後を任せ、逃げたラゴウ執政官を追って船着場から船に飛び乗ると そこにはギルド「紅の絆傭兵団(ブラッド・アライアンス)」が雇われて活動していた。 どうやらこの男が遺跡で聞いた魔核泥棒の親玉である隻眼の大男、紅の絆傭兵団のボス「バルボス」のようだ ここまでユーリを追ってきた赤眼暗殺者の一人、ザギを相手にしている内にラゴウとバルボスは逃亡 沈みゆく船の船室からは少年の声が聞こえてきた 14 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/05(木) 23 21 59 ID 7PikbEU+0 少年を助けて隣の港街でフレンとエステルから話を聞くと、彼は次期皇帝候補の1人ヨーデル殿下であるとのこと。 なぜそんな人が…と話しているとそこへラゴウが現れた 街で圧制を敷き国家重要人物まで誘拐していたにも関わらず、ラゴウは堂々と登場し白を切り通す。 結局ラゴウは証拠不十分と権力行使により不問となってしまう。 権力の力はここまで大きいのか。 目の前で死に行く国民も守らず上層でいざこざを起す帝国にユーリが苦言を呈するとフレンと言い合いになってしまった 「そうやって帝国から背を向けて、何か変わったか?」 「何も変わってないのは俺だってわかってるよ…!」 帝国全体を変えないといけないというフレン、目の前の人間を見捨てられないユーリ やり切れない思いを抱えて街を歩いていると、再びうさんくさいおっさんレイヴンに会い「紅の絆傭兵団らしき集団が北の廃都へ行った」と聞く ラゴウの屋敷で騙されたばかりで怪しむものの、他に手がかりもなく、 向かった廃都にいたのは「紅の絆傭兵団」ではなく「魔狩の剣」だった。 カロルはようやく仲間に追いつけたと喜ぶが、魔狩の剣の少女ナンに ハルルから出る際ついてこなかったのは逃げ出したからだと勘違いされ、クビを言い渡されてしまう。 気にかけてた女の子から、「むかしっからいつもそう!臆病者ですぐに逃げ出してどこのギルドも追い出されて…」 と痛いところつかれた上でのクビ宣言 カロルはショックをうけ行き場をなくしてユーリ達についてくる。 廃都の地下にはエアルが充満していて、みるからに凶暴そうな魔物が暴れているという非常事態だった 魔狩の剣が逆結界で魔物を捕らえていたが、またしても竜使いが現れこの結界魔導器を破壊してしまう 暴れる魔物に苦戦していたが、この魔物は落ち着きを取り戻すとエステルをじっと見つめ、立ち去っていった。 街へ戻ろうとすると貴族で編成された騎士隊、キュモール隊が待っていた。 彼らは実は帝国の姫であるエステルを乱暴に取り戻し、賞金首であるユーリを下民扱いし殺すよう命令する。 そこへここまでユーリ達を追っていた騎士隊、シュヴァーン隊が現れて牽制し ユーリ達を捕えエステルを保護したことでその場は収まった 15 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/05(木) 23 33 50 ID 7PikbEU+0 連行された先の新興都市ヘリオードで取調べを受けていると騎士団長アレクセイが現れる。 ヨーデルとエステルという二人の皇帝候補の取り計らい、 彼らの救助と護衛という名目でユーリの罪が白紙に戻された。 皇族であるエステルはユーリ達と別れ帝都へ帰るということだ。 この日ヨーデルから聞いた話しでは、今帝国ではエステルとヨーデルどちらを時期皇帝にするかが問題になっている。 エステルは評議会の、ヨーデルは騎士団の後ろ盾を受け、騎士団と評議会がもめている状態だそうだ。 翌日、激しい振動とともに街の結界魔導器が異状を起こし、大量のエアルを発生。 リタが修理を行い魔導器を治すが、高濃度のエアルにやられリタは倒れてしまう。 騒ぎの後カロルが無力な自分に落ち込んでいた。 大人にだってできないことはあるとのユーリの励ましに、カロルは一緒に新しいギルドを作らないかと持ちかける。 「ギルドか…考えておくよ」ギルドというのは下町でくすぶっていた自分では思いつかなかった新しい可能性だった。 部屋ではリタが目を覚ましていた。 自分を看病し続けてつかれて眠っているエステルを見て、自分はエステルにどう思われているか?とユーリに問う 今まで魔導器ばかりで他人など気にしてこなかったリタも、この旅で人との関係というものを学んでいた。 ほどなくエステルが起きだしリタに治癒術を使うと彼女はこう告げる 「もう大丈夫よ、それと治癒術を使うのに魔導器を使うフリはやめていいわ」 エステルの力とは魔導器なしでも治癒術が使える力。 魔導器なしでは術技の使えない世界では相当特異なものだが、リタとユーリはこれを見抜いていた。 そこへ竜使いが現れ一方的に攻撃を仕掛け、去っていく。話はうやむやに流れてしまう。 ユーリたちはこのままギルドの街ダングレストへ行き、紅の絆傭兵団の情報を集めることになった。 帝都へ戻るエステルに挨拶をしていると騎士団長アレクセイが現れ 帝国直属の研究機関の魔導師であるリタに、先日の魔導器の暴走についての調査を依頼する。 似たような異状が起きている大森林に行って貰いたいというのだ。 エステルが自分の力も役にたつはず、同行を嘆願する。まだ旅をしていたいという彼女の密かなわがままでもあった。 騎士団長アレクセイはユーリに護衛を任せることでそれを許可した。 一行はまず、大森林への通り道でもあるギルドの街ダングレストを目指す。 16 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/06(金) 00 39 00 ID TKyKA+sA0 ダングレストはギルドの巣窟。帝都に次ぐ規模であり、五大ギルドが総括する「ユニオン」の街。 今はギルド「天を射る矢(アルトスク)」のボス、ホワイトホースが統領(ドン)である。 そして、紅の絆傭兵団も五大ギルドのひとつであった。 情報を得ようとユニオン本部へ向かう途中、魔物の襲来を告げる警鐘が鳴り響いた。 そして突然、結果が消失してしまった。地鳴りのするほどの大量の魔物が直接街に襲いかかる。 応戦していると大柄の屈強な老人が現れ魔物をなぎ倒していった。 この男こそ天を射る矢のボス、この街の元首であるドンだった。 フレン達騎士団も現れ手を貸そうとするが、ドンは「帝国の世話にはならない、自分達の街は自分達で守る」と突っぱねた。 ここは彼に任せ、魔導器のスペシャリスト、リタとともに結界魔導器へ急ぐと赤眼の暗殺者が魔導器の修復を阻止しようと襲ってきた。 彼らを倒し結界魔導器は修理したが、魔物の襲来、暗殺者と不審続きである。 事情を聞こうにもドンは魔物の群れを追っていき、落ち着きを取り戻した街にはいないことがわかる。 この間に帝国から依頼された調査を終わらせるため、大森林へ行くことにした。 そんな彼らの会話をレイヴンが密かに聞いていた。 ケーブ・モック大森林へ付くと確かに新興都市ヘリードと似たようなエアルの異状が起きていた。 そこへレイヴンが現れ同行を願う。 本当の目的を言わない明らかに胡散臭いレイヴンにユーリ達は警戒しつつも、共に奥地へ。 大森林の奥では大量のエアルが放出され、魔物が暴走していた。四方を囲まれ窮地に立たされる一行の前に、白髪の男が現れる。 彼が持っていた剣を掲げると、エアルの異状はおさまり魔物の動きも落ち着きを取り戻した。 レイヴンは彼を知っているようで「デューク」と呼んだ デュークは「エアルクレーネには近づくな」と謎の警告をして去っていく。 エアルクレーネとは世界に点在するエアルの源泉であり、この大森林のエアルの異状もそこから起こっていたものだった。 リタはエアルを鎮めたあの剣の力こそが、自分が研究して捜し求めている「リゾマータの公式」ではないかと推測する リゾマータの公式とは、 エアルの仕組みに自由に干渉することが可能にする世界中の魔導士が追い求めている現代魔導学の頂点 これまで消費する一方だったエアルを、使用し、形を変え、また還元することができるという未知の理論 リタはこの現代魔導学の頂点を追い求めていた。 エステルの力がヒントになるかもしれないとついてきたのもこの公式のためだったのだ 17 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/06(金) 00 45 19 ID TKyKA+sA0 大森林の入り口では魔物を追ってきていたドン・ホワイトホースに会った ドンに声を掛けられるレイヴンはどうやら天を射る矢の一員らしかった。 ドンは急用が入り街へ戻るという。ユーリ達の用件もダングレストで聞いてもらえるということで話がついた。 ダングレスト、ユニオン本部へ行くとフレンが来ていた。ドンの急用とは騎士団からの話だったのだ。 フレン達騎士団の用件は、ユニオンと紅の絆傭兵団の盟約破棄、および討伐の協力を仰ぐというもの。 近頃行き過ぎた行動の目立つ紅の絆傭兵団への処置を考えていたドンはこれに乗り気であり、話はうまくまとまりそうに見えた。 しかし、フレンが持ってきたヨーデル殿下からの密書には 「ドン・ホワイトホースの首を差し出せば、(紅の絆傭兵団)バルボスの件に関しユニオンの責任は不問とする」 との記述。 ヨーデル殿下がこんな密書を出すはずがないと訴えるフレンだが、 ドンは憤った様子でフレンを牢へ入れ、帝国との前面戦争を宣言した。 ユーリが1人地下牢へ忍び込みフレンにこの件について聞くと 道中あの赤眼達に襲われ、その時に書状をすりかえられたのではないかという。 騎士団とギルドの衝突を狙う例の執政官ラゴウが仕組んだことだろう。 そこまでわかっているならさっさと取り返して来い、とユーリはフレンの身代わりに牢へ入った。 実はドンも書状が偽者であるということ、黒幕がいるということに気付いていた。 黒幕をおびき出すため、血気盛んなギルドの連中を納得させるため、わざと戦争などと煽ったのだった。 牢へ来たドンはユーリに責任をとって黒幕を探し出せと言い、さらに状況を煽りにいった。 外へでるとエステル達が紅の絆傭兵団を見かけた駆け寄ってくる。 彼らが潜む建物に突入すると、紅の絆傭兵団のバルボスとあの港町の執政官ラゴウがいた。 ユーリ達が踏み込むも外では帝国とギルドの争いの音が聞こえる。 このままでは騎士団とギルドが衝突し、双方が壊滅的な打撃を受けるだろう。 騎士団が壊滅すれば評議会が帝国を支配できる。ドンが死んで主力ギルドが弱体化すれば、紅の絆傭兵団がギルドを支配できる… ラゴウとバルボスはこういった利害関係の内に手を結んでいたのだった。 一発触発の睨み合い続く草原に、フレンが書状を取り戻して駆け馳せた。 魔導器を使い逃げるバルボスを例の魔導器破壊の竜使いが現れ追おうとする。 ユーリは竜使いに足になってくれるよう頼み、仲間をおいてバルボスを追っていった。 18 :テイルズ オブ ヴェスペリア ◇l1l6Ur354A:2009/02/06(金) 02 11 43 ID TKyKA+sA0 ユーリと竜使いはバルボスを追って怪しげな塔につく。 巨大な魔導器で構成されたこの塔、竜使いは一部しか壊すことができず二人は囚われてしまった。 牢の中で改めて竜使いの姿を見ると、彼女はクリティア族の女性だった。 ジュディスと名乗る彼女に魔導器を壊す理由を尋ねると「壊したいから壊しているだけよ」とはぐらかされてしまう 意気投合した二人が一芝居打ち、牢からの脱出すると街からは仲間達がかけつけていた。 共に塔を上りバルボスと戦いに向かう。ただし、リタを含む仲間にはジュディスが魔導器壊しの竜使いだとは隠したまま。 リタにとって魔導器は特別な存在。それを壊すジュディスのことを告げて、今わざわざ事を荒立てる必要はないのだ。 屋上では見たこともない強力な武器を使うバルボス。彼の武器にはユーリが探していた下町の水道魔導器が使われていた。 そこへ急に大森林で会ったデュークが現れバルボスの魔導器を破壊して去っていく。 バルボスと戦い決着をつけたユーリは、ようやく水道魔導器の魔核を取り返すことができた。 自分の負けを悟ったバルボスはユーリは若いころのドンに似ていると話し始める いつか大きな敵を作り世界に食いつぶされる存在だと。 「悔やみ、嘆き、絶望した貴様がやってくるのを先に地獄で待つとしよう…」 言い終えるとバルボスは塔の上から身を投げ暗闇に消えていった。 目的をはたしたジュディスと別れ、ダングレストへ戻るとラゴウが糾弾され、騎士団に連行されていた。 これで帝国も安定し城の中にも安全になる。エステルは迷いながらも今度こそ帝都に帰ると告げる。 しかしその夜、今回もラゴウは評議会の立場を利用し、大した罪には問われなくなったことがわかる。 ラゴウは帝国を混乱に陥れた。人を人とも思わず蹂躙し、大勢の人間を好奇によって殺してきた。 にも関わらずラゴウを法で裁けない帝国の現状。 ユーリがフレンに話を聞きにいくと、フレンは隊長に昇格していた。 隊長になっても蹂躙される人々を助けられないと悔しがるフレンに、ユーリはそのまま上に行けと告げる 「俺も俺のやり方でやるさ…」 そしてユーリは再び悪事を企て密談していたラゴウの元へ行き、一閃の元に殺害した。 19 :テイルズ オブ ヴェスペリア◆l1l6Ur354A:2009/02/06(金) 02 15 19 ID TKyKA+sA0 次の日、リタは各地のエアルクレーネの調査のためにダングレストを去った。 エステルも街を出ようと挨拶をしていると、巨大な魔物が現れ街を襲う。 魔物はエステルに向き合うとこう告げる「忌マワシキ 世界ノ毒ハ 消ス」 騎士団が強力な兵器を持ち出し応戦し、町中は混乱に陥った 魔物を見上げていたジュディスも引っ張るように混乱の街から逃げる一向。 そんな中エステルは帝都へ戻らずにユーリ達と旅を続けたいと言う。自分にはまだ、知らなければならない世界がある。 ユーリもカロルとギルドを作るため帝都にはまだ戻らないと決心。 崩れた橋の向こうで立ち竦むフレンに彼らは一方的に別れを告げ、下町の水道魔導器の魔核を託してダングレストを後にした。 その上空を、巨大な魔物も何故か攻撃を止め、飛び去っていく…。 20 :テイルズ オブ ヴェスペリア:2009/02/06(金) 02 20 53 ID TKyKA+sA0 第一部終了です。今日はここまで。 大きくまとめて三部までで相当長い話ですが、なるべく綺麗に簡潔にまとめるよう努力します 途中でなんですが、語句等疑問があったら補足しますのでどうぞ
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/495.html
テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2 【ているず おぶ ざ わーるど れでぃあんと まいそろじーつー】 ジャンル ロールプレイングゲーム(シリーズ固有ジャンル名 君のためのRPG) 対応機種 プレイステーション・ポータブル メディア UMD 1枚 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 アルファ・システム 発売日 2009年1月29日 定価 5,200円 プレイ人数 1人 レーティング CERO A(全年齢対象) 廉価版 PSP the Best 2010年9月30日/2,800円 配信 【PSP/PSV】2013年11月28日/1,800円 判定 なし ポイント 戦闘バランスの悪さキャラ人選にやや難ありシステム面に特に不具合はなしティアとジェイドの贔屓が酷いユーザーによっては支持の声もあり テイルズ オブ シリーズ関連作品リンク 概要 問題点 システム・バトル面 キャラクター・ストーリー面 賛否両論点 「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」について 評価点 総評 その後 余談 概要 『テイルズ オブ』シリーズのキャラクターが共演する作品。前作『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー』の続編だが、世界観に若干つながりがある程度でまったく別の物語であるため、前作をプレイしていなくても遊べる。 自分で作成した主人公が、歴代シリーズのキャラ(全員ではない)と冒険するRPG。舞台的にはパラレルワールドのようなもので、ギルドを拠点としてクエストをこなしながらストーリーを進行させていく。 ダンジョンと戦闘シーンは『テイルズ オブ ジ アビス』に似た3D表示。 キャラメイキングにより主人公の顔つきや色、声などをかなり自由に選べる。装備によって主人公のグラフィックも変化する。主人公にデフォルトのキャラクターが設定されている他のシリーズと比べ、固有ジャンル名「君のためのRPG」が示すとおり、主人公=プレイヤーの分身であることが色濃く打ち出された外伝作品である。 問題点 システム・バトル面 クエストは「アイテムを一定数集める」「特定の敵を必要数倒す」という単純なもので、黙々と数をこなすことが必要になる。基本的に作業ゲーが嫌いな人にこのゲームは向かない。 料理をつくって納品するクエストで、ポトフ納品クエストの発生条件が怪しい。公式攻略本に書かれた条件を満たしても発生する場合しない場合に分かれる。公式発表では「発生条件は間違っていない」ということになっているが…。 職業や武器のステータスのバランスが悪く、強さに差がある。 クリティカル率や詠唱時間短縮などの戦闘スキルは、キャラ個人にではなく装備品への付加スキルとして与えられている。このため、職業の設定で装備可能アイテムが異なると、それがそのままキャラの強弱に反映されやすい。また、難易度が上がれば上がるほど、いかに強い装備品を手に入れられるかが明暗を分けてしまう。 大剣士の攻撃力が他と比べて突出しすぎている。その一方、腕に直接武器をつける設定ゆえに腕防具が装備できず防御が低くなりがちな格闘家やモンク、「一撃のダメージの少なさを手数で補う」と言われるが手数が多いほど威力の低下するゲームの仕様で悲しい攻撃力の双剣士はかなり不利である。 歴代シリーズキャラもそれぞれ戦闘スタイルや装備可能品が異なるため、彼らの強さの差についても同じ事が言える。大好きなあのキャラを使いたいのに、装備品のバランスや与ダメージの仕様がいまいちで二軍行き、というのはお祭りゲーとして悲しい話である。 「コチハン」という技には石化(=戦闘不能)効果があるのだがその発生確率が非常に高い。そのためこの技を覚える『エターニア』のチャットと『シンフォニア』のコレットはマニアモードのレベル上げに必須とも言われている。 原作の仕様上、複数の種類の武器を装備できるキャラが居るが、武器の種類による補正が一切存在しないため、単純に攻撃力の高い武器を選択することになる。これにより同系統の剣士でも斧を装備した剣士(戦闘画面では剣装備)の方が技性能は変わらないのにダメージは数段上という格差が生じている。 一周目終了くらいまではどの職業でも支障はなく、好みの問題でいける。だがチリも積もれば何とやら、周回してレベルを上げるに従って、わずかな開きだったステータス値はどんどん間をあけ、職業の格差は広がっていく。 難易度最高ランクの特別ダンジョン「世界樹の洞」にいたっては、大剣装備キャラや一部の術キャラ・秘奥義が優秀なキャラ以外はほとんどダメージが通らない。必然的に連れて行ける職業や歴代キャラは決まってしまうという状態に。 『ファンタジア』『エターニア』『リバース』『レジェンディア』から参戦した歴代キャラのなかには、秘奥義の存在しない原作を再現という理由で秘奥義無しのキャラクターがいる。が、一方で同じく秘奥義がない『テンペスト』のキャラクターに新しく秘奥義が追加されている。「秘奥義が無い=カットインが存在しない」という事も含めて原作再現という名の手抜きではと見る向きがある。 詳しく言うと『ファンタジア』『エターニア』『レジェンディア』は原作でそれらしい必殺技を持たないこと、『リバース』は「原作では二人一組で秘奥義を使うため一人では使えない」という理由で秘奥義がカットされた。無理に全員に秘奥義をつくってファンから捏造扱いされる恐れを考えたのかもしれないが、やはりないのは寂しいという声も否めない。ちなみに、後発のお祭りゲーである『バーサス』では登場キャラ全員が秘奥義が使えるようになっている。 因みに海外版『アビス』ではゲスト参戦のミントに「タイムストップ」という秘奥義が、本作と同時期に開発していた『ヴェスペリア』では隠しボスのダオスに、海外版『アビス』の使いまわしとはいえ「スーパーダオスレーザー」という秘奥義が新たに作られている(*1)。 また『シンフォニア』のプレセアや『アビス』のアニスは演出が目立つ隠し秘奥義や二周目からの追加秘奥義などを使用するのに対して、『エターニア』のリッドは代名詞ともいえる「極光壁→極光剣」に繋がらないなどと「ファンサービスとかじゃなくてスタッフが優遇したいから優遇してる」「スタッフはロリコン」などときつい意見も多々出てしまっている。 リッドの秘奥義に関しては『アビス』の頃から極光壁単体である。これはかなり前から「極光壁→極光剣」にしてほしいと言われていた事だった。またプレセアはともかくアニスが二周目以降限定でしかない「殺劇舞荒拳→十六夜天舞」というリッド同様のコンボ秘奥義を使っている事から不満の声が大きくなった面がある。なおリッドの極光剣は、2012年発売の『テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ』にて実現した。 秘奥義演出が微妙なものも少なくない。特に『イノセンス』の主人公ルカは不自然なモーションのせいで、秘奥義台詞「天を統べる覇者の証」をもじり「天を滑る覇者の証」と言われてしまっている。これに関しては『マイソロ3』でも修正されていない。 また、フィリアとエステルの「セイクリッドブレイム」が原作だとそれぞれ違う演出なのにエステルはフィリアに合わせられてしまっている。これに関しては『マイソロ3』で修正がかけられた。 『テンペスト』は該当ページを見てわかるとおりシリーズ屈指の不遇作品なので、救済サービスと考えられなくもない。他にもスキット用の顔グラフィックが作られたり戦闘以外のイベントでボイスが付いたりと、他作品では当たり前だった要素が本作で初めて叶えられている。 容量の関係かキャラクター一人につき使用可能な術技の上限数が20程に抑えられており、原作で技が多かったキャラは割を食っている。 『デスティニー』の主人公スタンなど、『マイソロ1』でほとんどの技を持っていたキャラも、技の数が減少している。 ちなみに『ヴェスペリア』の主人公であるユーリの技はたった7つである。スキット登場数も、彼とヒロインのエステルは他キャラの半分以下。本作の開発時期が『ヴェスペリア』と被っており、ゲスト参戦扱いのため。(ただし、エステルの方は術のエフェクトを他キャラと同様に流用していることもあり技数は普通並み)『マイソロ3』では他キャラと同様技数が20になった。 ストーリーに関するクエストを受けると、ストーリー上必要なキャラが1,2人強制的にパーティインすることがある。歴代キャラの加入レベルは一律Lv10(初期からのメンバーはLV1)のため、このときに強制加入キャラを育てていないと厳しい戦いになりがち。 実際、仲間になったばかりのLv10キャラをつれてLv40近くの敵がいるマップに行くクエストがある。ルカとアニーが強制加入する「ガレット村の精霊を求めて」というクエストがそれにあたる。強制加入メンバーが複数いるクエストは多いが、アニーはこのクエストの依頼を受けて初めて使用可能になるため、あらかじめ育てておく事ができない。したがって、依頼を受けてから地道にダンジョンでアニーのレベルを上げるか、諦めて強行するかという面倒くさい感じになる。 ただし、この点においては『マイソロジー3』で改善されている(待機しているメンバーもレベルは上がる)。 また一回も強制任務に参加しないキャラクターもいれば、作品オリジナルヒロインのカノンノよりも多く参加するキャラクターも存在する。 キャラクター・ストーリー面 シナリオ上でのキャラの出番の差が結構ある。重要シーンでは学者キャラしかろくに登場しない。 話の都合上、専門的な部分を解説してくれる学者キャラが必要ではあるが、それ以外のシーンでは他のキャラクターに活躍の余地を与えても良かったのではないだろうか。 また、学者は学者でも学生であるキールや、学者ではないものの天才的な頭脳を持つジーニアスなどは上記の扱いをほとんどされない。キールに至っては頭が固く、ほかの天才キャラに自分の意見を論破される役どころが多い。 学者以外で出番が多いのはヒロインのカノンノと船長という立場にいるチャットぐらいである。チャットは原作での影の薄さもあり「原作よりボイスつきの台詞が多くないか?」という意見までも見られるほど。 原作と比べて、キャラクターの性格の特徴に誇張傾向がある。 例えば『ファンタジア』の主人公クレスは情報収集のためにギルドを一時離脱し、有益な情報を入手するのだが、後に語られる情報収集の方法が「相手にダジャレを言って和ませ、聞き込みをしやすい雰囲気にする」というもの。 原作(特にSFC版)でもクレスがダジャレを言うシーンがない訳ではないが、なんとない発言が偶然ダジャレになってしまった程度のもので、今作のようにダジャレに自信があるそぶりは見せていない。 ちなみにクレスのダジャレキャラ化は本作特有ではなく、お祭りゲーや予約特典DVD(『アビス』やPSP版『ファンタジア』など)でも同様の誇張がある。 元々、PSへのリメイクの際にフェイスチャット(スキット)で追加された「僕は絶対にダオスをだおす(倒す)!」「カレーはかれぇ(辛ぇ)」が非常に有名になり、一人歩きしてしまった影響だろう。因みにPS版が出た段階でこのダジャレには批判の意見が結構な量で上がっていたりする。(特にダオス)それでも当時は今に至るまで誇張されるとは思いもしなかった為、賛否こそあれど微笑ましいレベルで済んでいたのだが…。 また、ダジャレとは別に原作ではその兆候すらなかった妙にホモ臭さを匂わせる一部の言動(*2)もこのダジャレキャラとの相乗効果で強く批判されることがある。 学者たちのスキットでジェイドの「中性子爆弾は綺麗な爆弾」発言には「不謹慎だ」という批判意見が多くみられた。 『レジェンディア』の主人公セネルの髪型がなぜかパーマに(顔グラも3Dモデルも)。『マイソロ1』では普通だったのに…。 『D2』のカイルの髪型も 「ドリアン」 と揶揄さえるような3Dモデルになってしまっている。 アビスキャラの持ち上げが異常。特にティア、ジェイドが顕著。 ジェイドはストーリーでかなり目立ち、下記の「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー(以下、本文中はGV)」が大きな問題となっている。ティアも持ち上げや見下しが多い。 よく挙げられるのは「デスティニー」のリオンを「ティア持ち上げのため猪突猛進な性格に改悪」した挙句リオンを「軍人として無能」呼ばわりしたり、素直になれないリオンの様子を疑問に思うルカに対して「他人の顔色を伺ってるルカじゃ理解できない」など。 誤解の無いように付け足すが、リオンはリメイク版含めて入隊した経緯やその真意はともあれ、自分の実力でそれなりの地位にまで上りつめ、与えられた任をしっかりとこなしており、軍人としては非常に優秀である。むしろ、「アビス」本編や「ファンダム2」の設定や描写を見る限り、逆にティアの方がよっぽど軍人として無能と批判を浴びることも。 そもそも、ティアは本作のように一々他人をこき下ろすような性格ではない。この傾向は『バーサス』でも見られたが『マイソロ3』では大分大人しくなった。 エスコートタイトルではあまり参戦する機会のないキャラクターが登場したのでそれらのファンは喜んでいたのだが…。 氷の精霊であるセルシウスが『エターニア』枠のキャラクターとして登場し仲間になるのだが、原作と全く違う性格なためほぼ別キャラと化している。寧ろその雰囲気と担当声優から『シンフォニア』でのセルシウスを元にしているのではないかとも考えられるが、それならそれでなぜ外見を『エターニア』版にしたのか。そもそも操作キャラとなるのは『なりきりダンジョン2』と『3』でのコスチューム着用時のみである。 作品によって参戦するキャラクターの数が偏っている。キャラ扱いのほうに度を越したといえるほどの贔屓は無いといえ、お祭りゲーの宿命とでも言うべきなのだろうか…。 『アビス』からは6名。『ファンタジア』『エターニア』からは5名。キャラ総数の多い『デスティニー』『シンフォニア』からは7名など、全体的に各作品のキャラの出演数が多いのが特徴。 逆に『テンペスト』『レジェンディア』、そして緊急参戦の『ヴェスペリア』からは僅か2名のみ。『ヴェスペリア』は開発時期が本作と重なっていることを考えると妥協出来なくもないが、他2作の扱いは純粋に不当である。 他作品から2名以上追加メンバーがある中、『レジェンディア』からは1名しか追加されなかったことは波紋を呼んだ。また、他作品は主人公とヒロインは全員参戦したため、『レジェンディア』からヒロインのシャーリィでなく人気の高い女性キャラであるクロエが参戦したことが物議を醸した。ただ、シャーリィは原作での行動が(裏で複雑な事情があったとはいえ)問題視されがちでファンから批判されやすい為、それを考慮したのかもしれない。 シリーズのお祭りゲーでは初となる作中ムービー・EDムービーが挿入されたが、もの凄く微妙なクオリティ。 絵自体は恒例のプロダクションI.G.による美しい絵だが、まったく動かない。時折キャラの台詞があてられるたびに微妙に口元が動く程度……の連続。「紙芝居」を想像していただければ大体合っている。 その一方で、(続編の『3』以上に)これでもかと歴代キャラを詰め込み、映像と良い感じにシンクロしたボーカル曲が流れるオープニングアニメは好評。 ストーリーについても手放しに評価出来るとは言い難い。 大筋は一口に言えば「自分の中の負を越える」。マイナスの感情が暴走して魔物化した人々を止めてその心を救い、最終的にはラスボスまで浄化するというもの。それ自体は悪くないのだが、極端にいえば気の持ちようひとつという内面的なテーマのため、敵陣営の各々がそれなりに目的を抱いて主人公に向かってきた前作と比べると若干地味な感じは否めない。 負を乗り越える、という事で歴代キャラクターから3人が負の感情に取り付かれ、2人は原作再現とも言える形で取り付かれ、理由も「故郷を滅ぼした」「両親の仇」とかなり重い。だが、その中の一人である『アビス』のアニスだけ理由が「両親に甘えられなかった」と何故か妙に軽い。 確かにアニスはそうそう両親に甘えられる立場ではなかったが、「アビス」本編で特にそれがクローズアップされていた訳ではなく、もっと重いエピソードがあった。他の歴代キャラクターにも重い設定を持つキャラクターが多くいる中、何故アニスのみこの的外れ感が否めない設定が採用されたのか。 ラスボス「ゲーデ」のキャラクター性は実に賛否両論。いうなれば 「邪気眼」「厨二」 という表現がぴったりくるキャラクターであり、その台詞も「痛い…痛い…」「寒いよ…心が寒いんだよ…」などと、人によっては嫌悪感を示す事も少なくない。 「世界にある負の感情の具現化」という設定を考えればこれらの言動ももっともではあるのだが、設定そのものが抽象的な上、シリーズキャラクターとの敵対動機や人物背景が希薄であり、訴える叫びが激しいわりにプレイヤーがそれを実感しにくく、「見ているこっちがサムいんだよ…」と言われかねない難儀なボスとなってしまった。 賛否両論点 「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」について GVとは、本編ストーリーをクリア後に「周回プレイ」ではなく「継続プレイ」を選択すると遊べるようになる、いわゆるおまけクエスト(全4回)。『シンフォニア』のゼロスを演じている小野坂氏が別作品の特典DVD内で出した提案を、スタッフがアイデアをふくらませる形で実現したもの。 このクエストにおいて、キャラ崩壊はもはや通過儀礼。シリーズネタ・楽屋ネタ・中の人ネタ・パロディ・ネタバレ当たり前のやりたい放題なクエストとなっており、純粋にストーリーだけを楽しむタイプのファンにはややハードルが高い、というか"原作のイメージを根底から打ち壊す"ようなシーンも盛りだくさんで、受け入れられない層からは蛇蝎の如く忌み嫌われている。キャラの声優の演技も(特にジェイドの小安氏、ゼロスの小野坂氏など)、場面によっては完全に「中の人」のノリとなっている。 そもそも元ネタがDVD特典での小話であるため、それを知っている一部のファン以外には元ネタやノリが伝わらず、完全に置いてけぼりになってしまう。 あくまで一部ファン向けのオマケ要素であるため、「キャラ崩壊が嫌な人はやらないでください」という公式警告文が出されている。そしてネタをネタとして割り切れるプレイヤーならばそれなりに楽しめる内容であり、特典DVDネタが生かされている点は概ね好評であった。コレに関しては、非難一辺倒というよりは賛否両論が正しい。 特典DVDネタが分からない人は、無理してクエストを受けなければいいのではないかという考えもある。しかし、問題はそこではなく、クエストを受ける「条件」である。 このクエスト4編は、特定の条件を満たすとそれぞれイベントが発生し、受諾可能な状態になるのだが、クエストを受ける受けないに関わらず、イベントが発生した時点で各クエストに出演するキャラクター数名がギルドを離脱してしまう。という問題がある。 再びそのキャラクターを使いたければクリアしなければならない。たとえキャラ崩壊や過激な声優ネタ、シリーズネタを見たくないとしてもうっかり発生条件を満たしたが最後、クエストに呼べる仲間が減ってしまう。仲間を全員揃えておくためには、結局クエストをクリアせざるを得ないのだ。 ちなみに条件は、継続プレイを開始してから「ギルド内の全キャラに話しかける」「クエストを数回受ける」「次のクエストで離脱するキャラがパーティにいない」……何も知らないでプレイしていたら100%引っかかるというのは、流石に如何なものか。 継続プレイは「本編クリア後、ギルドを去っていた主人公が戻って皆の歓待を受ける」という設定で始まる。全キャラボイス付きで祝ってくれるので、まあ普通に考えれば「あのキャラに出迎えて貰える」と全員に話しかけてみるのが人情であろう。 「クエストを数回受ける」条件のハードルの低さは言うまでもない。ていうか条件なのかコレは 最終的に書悪の根源であるジェイドとゼロスを戦闘で成敗し(*3)、本クエストを全て終了すると継続プレイは自動的に終了し、周回へと引き継がれる。継続プレイはストーリーをすべて消化している設定上、通行可能ダンジョンや採取可能アイテムが全て開放されており、普通の周回よりも断然やりこみプレイに向いている。なのに上記のメンバー強制離脱も含めてこうした「GVありきな仕様」でプレイが縛られてしまっているのも、GV苦手派の不満を増加させている一因になっている。 評価点 主人公のキャラクターメイキング要素が前作から大幅に増加。せいぜい3パターンずつしかなかった声や顔パーツのバリエーションが増えて、自由度が上がった。 また、前作では主人公の性別が変わっても扱いが変化せず、女性主人公を選ぶと不自然な会話に聞こえるシーンがあったが、今作では性別に合わせてキャラの会話の端々が適宜変わるようになった(外見の評価が「凛々しい」→「かわいい」になるなど)。 ガイやゼロスなどは、そのキャラ設定(*4)から主人公への対応自体が性別によって異なる(*5)。 前作の不満点の多くが改善された。 攻撃中の軸ずれが今作で解消され、コンボ中に技が空振りする事が減った。技のTP消費量も前作の約半分ほどに軽減。モッサリ感もある程度改善された。 演出面も強化された。歴代キャラの秘奥義には描き下ろしのカットインがつき、効果音や術技のエフェクトなども一新され前作で感じられた手抜き感はほぼなくなった。 前作ではNPC扱いだったヒロインのカノンノが戦闘参加するようになった。 前作では歴代キャラクターが19人しか登場せず、しかも内5人は戦闘に参加しなかったが、今作では大幅に増えて約2.5倍の50名が登場。もともと原作から非戦闘員だった『リバース』のクレアを除く全員が戦闘に参加する(内2名は仲間にはならず敵として対戦のみ)。 前作で不評だったクエストごとのパーティ解散がなくなった。また、パーティを組むときに好感度によって加入をことわられることもなくなり、いつでも好きなキャラで自由にパーティを組めるようになった(ストーリークエストの特定キャラの強制参加は除く)。 戦闘BGMのクオリティの大幅向上。PSPの内蔵音源で演奏されたためSFC並みの音質だった前作とは異なり、ストリーミング再生によって原曲の迫力を損なわない仕上がりとなった(↓下記の音楽の評価の項目も参照)。 術技にスロット制を採用。戦闘中の操作キャラの術技ショートカットは十字キー+×ボタンの組み合わせによる4種類が基本だが、Lボタンを押すことで最大3つのスロットに設定された術技を瞬時に切り替えられる。わざわざメニューを開かずとも、4種類×3スロットで一度に12もの技を使用可能。 スキットは488本と多く、この手のお祭りゲーに求められる登場人物たちのキャラ描写を大いにフォローしている。作品の垣根をこえて同じような悩みをかかえたキャラ同士が仲良くなったり、意外な相性のよさが見られたり、原作のワンシーンを再現したやりとりなど、ギャグもシリアスも両立。実際に原作をプレイしていないとわからないマイナーな小ネタも随所に仕込まれている。シリーズのファンには嬉しいスキットが多数。 音楽の評価が高い。 ED曲はOPの「flyaway」と同じくBACK-ONの曲だが、周回するプレイヤーへのサービスとして1周目「Where is the future?」、2周目以降「Re start」と曲が異なる。 本作オリジナルの戦闘BGMはこれまでテイルズ歴代作品の音楽を担当した桜庭統・椎名豪・中村和宏の3人が作曲。通常戦・ボス戦など数種のシチュエーションに応じてそれぞれ3人全員が曲をつくり、プレイ中に一定条件を満たすと好みの作曲家の曲をセレクトできるようになる。また、主人公が専用装備を手に入れる「レディアント戦」は前作では中ボス戦の戦闘曲があてがわれていたが、今作では桜庭が専用の曲「Radiant Battle」を書きおろしている。 歴代作品からの曲は中村和宏がアレンジ(『レジェンディア』に関しては作曲者の椎名豪がセルフアレンジ。こちらも原作同様、オーケストラの音を使用したアレンジとなっている)。 これら戦闘曲はサウンドトラックのDISC3・4に収録されている。総数50曲近い大ボリュームとなっており、聴き応えもある。 総評 本作はテイルズ オブ シリーズから派生したいわゆる「お祭りゲー」である。したがって歴代のキャラが一堂に会するオールスター作品である。同時に、主人公を自分の手で作れる、クリア後解放されるダンジョンや難易度チョイスなど周回プレイに配慮している、web連動で他のプレイヤーが育てた主人公を仲間にできる等の要素から、シリーズを離れたやり込みゲーとしても楽しめるつくりとなっている。 前者の点から見たとき、特定の作品贔屓や度をこした冷遇、キャラを壊しかねないスタッフのお遊びなど、近年のテイルズ オブ シリーズに散見される問題はこの作品でも例外ではない。後者の点では、周回を想定した点が見られるにかかわらず、周回を重ねる(レベルを上げる)ほどにゲームバランスが怪しくなりがちなのは問題。愛情でカバーしきれるかというほどキャラの強さに差が出るのは、お祭りゲーとしてどうかというところであろう。 その一方、格段に自由度の上がったキャラメイキングやゲーム性、お祭りゲーの醍醐味であるファンサービス要素、また前作で改善要望の挙がった点の多くに対して工夫が凝らされたという事実そのものについてなど、評価されるべき点も決して少なくはない。(その成果は個々のユーザーに評価を委ねるとしても、少なくともユーザーの声の一部に何らかの回答がなされたことは事実)。キャラ贔屓に関しても、傾向はあるが他の作品に比べればそこまで極端でもないという意見もある。 ガッカリという人もいれば、良作の範疇だという人もいる。プレイヤーによってかなり評価の左右される作品である。 その後 今作と『テイルズ オブ バーサス』でシリーズの作品のファンの対立がより一層激しくなってしまった。 しかし今作はお祭りゲーとしてはまだ良いほうで、問題は、今作の時点で一部キャラ贔屓・優遇不遇作品の存在・原作を軽視した描写・キャラ崩壊などがあると感じているファンが一定以上いたにもかかわらず、その問題点を無視してさらに悪化させたことである。『バーサス』で上記の問題がなくなっていれば、今作もそこまで取りざたされなかったかもしれない。 一応この作品単体でみるとシリーズ間の優遇問題はあるものの前作と比べると登場人物が格段に増え、人数が少ないシリーズもそのぶんストーリー上でいい立場にあるなど確実に問題は改善されてはいた。そのため不快に感じるファンだけでなく、次回作へ期待するファンも多かったのだが…。 そんな中、バンナムは2010年7月に次回作『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3』を発表。 新職業の追加、装備品から装備品へのスキル添付、控えキャラも経験値取得などの新要素が存在するが、本作とはまた別な意味でキャラ贔屓などが発生していたり、細かな問題点も残っており、総合的には「現状維持」の域を出ない作品となっている。 余談 川上とも子氏演じるナナリーの最終作 上記、『テイルズ オブ バーサス』の際には川上とも子氏が病気療養中だった為にかかずゆみ氏が代役としてナナリーを演じた。病気療養中にも一部の作品には復帰していたのだが、テイルズシリーズについては再び演じる機会がないまま亡くなってしまい、以降はそのままかかずゆみ氏がナナリー役を引き継いでいる。
https://w.atwiki.jp/comic8/pages/1588.html
テイルズ オブ エターニアをお気に入りに追加 情報1課 <テイルズ オブ エターニア> #bf 外部リンク課 <テイルズ オブ エターニア> ウィキペディア(Wikipedia) - テイルズ オブ エターニア Amazon.co.jp ウィジェット 保存課 <テイルズ オブ エターニア> 使い方 サイト名 URL 情報2課 <テイルズ オブ エターニア> #blogsearch2 成分解析課 <テイルズ オブ エターニア> テイルズ オブ エターニアの34%は成功の鍵で出来ています。テイルズ オブ エターニアの33%は媚びで出来ています。テイルズ オブ エターニアの31%は電波で出来ています。テイルズ オブ エターニアの2%は怨念で出来ています。 報道課 <テイルズ オブ エターニア> 『テイルズ オブ アライズ』ダナとレナの2人だから描かれた物語や爽快な戦闘が好み【綾那のゲームに夢中】 - 電撃オンライン 『テイルズ オブ エターニア』が発売された日。インフェリアとセレスティアでの壮大な冒険に心が躍る【今日は何の日?】 - ファミ通.com 「アライズ」の舞台化も発表された,テイルズ オブ フェスティバル 2021の1日目レポート。ステージと一体になった派手な演出にも注目 - 4Gamer.net 情報3課 <テイルズ オブ エターニア> #technorati マンガとは マンガの33%は厳しさで出来ています。マンガの30%はカルシウムで出来ています。マンガの25%は元気玉で出来ています。マンガの9%は毒物で出来ています。マンガの1%は月の光で出来ています。マンガの1%は毒電波で出来ています。マンガの1%は魂の炎で出来ています。 28589.jpg?_ex=300x300 s=2 r=1 ヨスガノソラ 春日野 穹 -すくみず 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 ページ先頭へ テイルズ オブ エターニア このサイトについて 当サイトは漫画のタイトル毎にインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ページをブックマークしておけば、ほぼ毎日その漫画のタイトルに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/7763.html
Theme song of Tales -25th Anniversary Opening movie Collection– Blu-ray 発売日:12月15日 全世界累計販売本数2,000万本を突破した人気作『テイルズ オブ』シリーズから オープニング映像を収録したスペシャルなBlu-rayが発売決定!! 25周年を迎える『テイルズ オブ』シリーズの歴史を ハイクオリティな映像と共に振り返る!! 2004年11月OVA発売開始。2011年11月23日にCD7枚を収録したBD-BOXが発売。 同テイルズシリーズにテイルズ オブ エターニア THE ANIMATION、テイルズ オブ ジ アビスがある。 http //www.starchild.co.jp/special/tales/ 監督 冨永タクオ(~3話)、茂木信二郎(4話) 脚本 金月龍之介 キャラクター原案 藤島康介 キャラクターデザイン 松竹徳幸 キーアニメーター 茂木信二郎 魔科学機械デザイン 高倉武史 魔方陣デザイン 福島秀機 サブデザイン 初見浩一 美術監督 吉原俊一郎(~2話)、岡部順(3話)、小濱俊裕(4話) 美術設定 平澤晃弘、藤瀬智康、塩澤良憲 美術監修 竹田悠介(~2話) 色彩設計 原田幸子 撮影監督 佐藤正人 編集 田熊純 編集助手 中川綾子、椎至大 音響監督 平光琢也 音響効果 庄司雅弘 音響調整 小原吉男 アフレコ演出 三ツ矢雄二(3話) アシスタント 鈴木裕幸 音楽 埜邑紀見男 アニメーション制作 アクタス 脚本 金月龍之介 絵コンテ 冨永タクオ 竹内一義 茂木信二郎 演出 冨永タクオ 江上潔 林直孝 茂木信二郎 作画監督 松竹徳幸 茂木信二郎 山下将仁 島澤範子 江原康之 津田崇 ■関連タイトル 廉価版OVA テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION スペシャルプライス Blu-ray Disc Blu-ray Theme song of Tales -25th Anniversary Opening movie Collection– Blu-ray テイルズ オブ ファンタジア THE ANIMATION Blu-ray BOX エターナル・エディション〈完全限定生産商品〉 テイルズ オブ カード エボルブ ビジュアルカードブック ねんどろいどぷち 『テイルズ オブ』シリーズ BOX テイルズ オブ フェスティバル 2011 OVA「TALES OF PHANTASIA THE ANIMATION」ORIGINAL SOUNDTRACK 廉価版アンソロジードラマCD-BOX テイルズ・オブ・ファンタジア 初回限定生産 小説 結城聖・松竹徳幸/テイルズ オブ ファンダム ~旅の終わり~ 原作ゲーム版 テイルズオブファンタジアオフィシャルガイドブック 「テイルズ・オブ」シリーズ バトルアレンジトラックス TALES いのまたむつみ画集 フィギュア・ホビー:テイルズ オブ ファンタジア 原作ゲーム PSP the Best テイルズ オブ ファンタジア -フルボイスエディション- 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/12917.html
登録日:2010/12/19(日) 11 22 25 更新日:2021/04/20 Tue 01 00 20 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 TOP TOP-NX ←安定の矛盾設定 かわいい なりきりダンジョン ぷにぷにぽよぽよ もう一人の主人公 クルックックルー! クルール クルールー! クルール! スターロードグレート タンスとは違う テイルズ リストラ未遂 GBCソフト『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン』と、そのリメイクであるPSPソフト『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』に登場するパーティーキャラ。 全身が緑のまるっこい体で、お腹の周りが白い。 鳴き声は「クルール」 声優および身長等の詳細は不明。 【GBC版】 ディオが山から拾ってきた ふしぎふしぎ な生き物。 その時ディオは「スターロードグレート」という、時代が時代ならどっかのウィンドル国の虎祭兄貴を感じる素晴らしい名前を考えたが、全力否定された。 ちなみにその後プレイヤーが名前を決める事になるが、最大四文字までなので「スターロードグレート」は打てない。 そして決めた名前によって鳴き声も変わる。 なので、適当に「ああああ」なんて付けると ああああ! ああああ! などと、可愛く回りながらも、いったいこれは何事か、天変地異の前触れかと思うような事になる。 ○戦闘 ディオとメルの性格の影響を受けて戦闘時の姿が変わる。 性格に応じた3系統と、レベルに応じた8段階の変化により、合計24の姿を持つ。 姿によって使う技や術も変化していくので、変な時に姿が変わってしまって敵に対応出来なくなった、などという事態は当時ではざらな話。 特に終盤ではうまく調整しなければまったく役に立たなくなったりするので、注意が必要。 【PSP版】 物語の初めに、ディオとメルが向かったヴァルハラ町で魔物に襲われているところを助け、その少し後に仲間になる。 GBC版では「うきゅ?」等も話したが、PSP版だと「クルール」一筋でいく。 本当に「クルール」としかしゃべらないが、エトスはクルールが何を話しているのか分かるらしい。 ○戦闘 基本前衛型でスキル書などで技を覚えたりする。 秘奥義は「森羅万象ヒップ」 コマンドからリニアモーションになるなど、かなりの仕様の変化もあって以前のように姿を変えたりはしなくなったが、 ある程度シナリオが進行した頃に手に入る特定のアイテムで使えるようになる「チェインパートナー」という技により、一定時間の間ディオかメルに変身して、全く同じ動きをしてくれる。 以下ネタバレ CV 伊藤美紀 クルールの正体は、物語の導き手であるノルン。 物語の最後でクルールに宿っていたノルン様が姿を現し、最後の試練として2人の前に立ちはだかった。 「やりっやりっやりますね!」 PSP版では二連戦になり、一戦目はクルールが離脱するが、二戦目の前にクルールがノルン様から飛び出し自らの意思を持ったという事で加わる。 いかにリメイク版のスタッフがシナリオを理解していないかよく分かる瞬間でry なお、すずはクルールの中に眠るノルンの存在に気付いていたようである。 流石すずちゃん マジ忍者。 クルール「クルール!クルッルルルクルール!クルール!」 エトス「追記・編集お願いいたします……っていってるよ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 理解してないも何ももともとリメイクとオリジナルで正体が微妙に違わなかったけ?リメイクの方はノルンの分身的な設定だった気がする -- 名無しさん (2013-09-12 01 15 58) ウキュクルールかわいいな。 -- 名無しさん (2014-12-27 10 20 50) 何でXのほうではこの子の活躍が減らされてタンスみたいな廃材がでしゃばっていたんだ? -- 名無しさん (2014-12-27 10 49 00) 名前 コメント