約 4,225,027 件
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/15957.html
テイルズ オブ エターニア オフィシャルガイドブック +目次 概要 コメント 関連リンク関連項目 被リンクページ 概要 商品名 テイルズ オブ エターニア オフィシャルガイドブック 分類 攻略本 発売日 2001年2月 出版 ナムコ 編集 ファミ通書籍編集部 価格 1540円(税込) 商品画像 コメント ファミ通のエターニアの攻略本。 関連リンク 関連項目 被リンクページ 関連商品:エターニア ▲
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3907.html
テイルズ オブ ファンタジア 【ているず おぶ ふぁんたじあ】 ジャンル ロールプレイングゲーム 高解像度で見る 裏を見る 対応機種 プレイステーション メディア CD-ROM 1枚 発売元 ナムコ 開発元 日本テレネットナムコ 発売日 1998年12月23日 定価 5,800円(税別) プレイ人数 1人(戦闘のみ1~4人) セーブデータ 1ブロック使用(最大15ファイル保存可) 周辺機器 マルチタップ(戦闘のみ) 廉価版 PlayStation the Best 2000年9月28日/2,800円(税別) 判定 良作 テイルズ オブ シリーズ 概要 変更(追加)点・評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『テイルズ オブ ファンタジア』のプレイステーションへのリメイク作品。 大元となったスーパーファミコン版は、王道に倣いつつもただの勧善懲悪に終わらないシナリオやアクションゲームさながらの戦闘システムの採用など、当時としては画期的なシステムを搭載し、内容の方も高いレベルで纏まっている作品ではあったが、同時期に『ドラゴンクエストVI』の発売が被ったため、知る人ぞ知る名作という扱いをされていた。 だが、その後PSで続編となる『テイルズ オブ デスティニー』が発売され好評を得ると、ユーザーからその前作に当たるファンタジアをプレイしてみたいという声が高まり、その声に応えるかのようにSFC版から大幅なリメイクをしてPSへ移植される事が決まった。 変更(追加)点・評価点 PSへのリメイクにあたりさまざまな点が変更されている。 主題歌「夢は終わらない ~こぼれ落ちる時の雫~」をSFC版の吉田由香里氏からよーみ氏に歌い手が変更、大容量のメディアを活かしたアニメーションのオープニングムービーが追加された。 合わせて曲もリメイクされており、雰囲気がSFC版と比べるとがらりと変わったが、曲そのものの評判も良く、SFC版から入っていたプレイヤーからも受け入れられている。 SFC版のオープニングを歌っていた吉田氏はエンディング曲である「星を空に…」を歌っており、こちらもまた好評。 BGMもリメイクに合わせて変更が加えられている。一部の曲は原曲崩壊まで行く程極端ではないが、SFC版と比べて大きく手を加えられており、SFC版ではオルゴール調だったものがピアノ調になっていたり…と言うのもある。 中でも対精霊戦のBGMである、「 FIGHTING OF THE SPIRIT 」はSFC版の方が良かったという意見もあったりする。 フィールド及び戦闘画面では公式イラストに忠実なキャラクターが登場する様になった。SFC版はゲーム制作がある程度進行した後で藤島康介氏にキャラクターデザイン依頼がされたため、ゲーム内グラフィックとイラストで差異が見られた。容姿がPS移植に伴い新たに書き下ろされたサブキャラクターも多い。 新規キャラクター藤林すずの参戦。 すず自体はSFC版でも登場するも、イベントでのサブキャラクターでイベントが終わったらそれっきりの存在だったが、今回のリメイクによりパーティキャラクターとして使えるようになった。性能的には接近戦能力が高く、またクナイ等を投げることで遠距離での攻撃も出来るので、クレス(接近戦特化)とチェスター(弓による遠距離攻撃)を足して2で割ったような立ち位置。 余談だが、PS版以降は「藤林」姓になっているが、SFC版では「服部」姓(つまり「服部すず」という名前)だった。 しかし、シナリオ本編上で仲間に出来る他のメンバーと違い、寄り道をしなければ仲間に出来ず、ぶっちゃけてしまえば仲間にしなくてもクリア出来ると言う扱い。 SFC版でそもそもパーティーメンバーで無かったため、リメイクである本作においても追加要素として用意しこそすれ、強制加入という形を取らなかったのかもしれない。 しかし、後にPSPにフルボイスエディションとして移植された際の予約特典でこの事がすず自身によって自虐ネタにされている。 + すずについて。ネタバレを含むので閲覧注意。 クレス達の時代から約50年後のトレントの森の奥深くにある、忍者の里に住む11歳の少女。 忍者としても一人の戦士としてもその才覚は非凡なものがあり、里の次期頭領として目されている(因みに、作中での現頭領は彼女の祖父である藤林乱蔵(ふじばやし らんぞう) )。 忍びの掟を厳に守っており、忍びとして生きてきたために年齢の割にはクールだが、決して感情が無いという訳では無く、あくまで忍びとして感情を殺すことが当たり前になってしまっていること、そして表に出す方法が解らないだけであり、それだけにあるフェイスチャットでチェスターとアーチェの喧嘩を見て笑うシーンや、エンディングでの一幕は非常に印象に残るものとなっている。 そして旅の中でクレス達や多くの人々と接していく中で今までずっと押し殺し続けてきた人間らしい感情を取り戻していき、それが大切な物であると気付かされていくことになる。 チェスターはすずにアミィの面影を感じるからか、何かと気をかけたりしている。 ダオス討伐のための旅を続けるクレス達の前に現れ、忍者の里にクレス達を案内する。そこで彼女の両親である銅蔵(どうぞう)とおきよが行方を眩ませてしまっており、それを捜し出して欲しいという依頼を現頭領の乱蔵から受けることになる。 その後でユークリッドの闘技場で8連勝すると、イベントが発生してダオス(の部下)に洗脳された2人が出現、そのまま戦闘に突入するが、この戦闘は負けてもゲームオーバーにはならず、勝った場合と負けた場合とで以降の展開が若干変わるものの行き着く結末はすずにとって悲惨なものとなる。 勝った場合は心の奥底で洗脳に抗い続けていた銅蔵とおきよ自身によって2人がお互い刺し違えて死ぬ形となり、負けた場合はクレスにトドメを刺そうとする2人の前にすずが現れ、彼女自身の手で両親を殺すことになり、どちらにしてもこのイベントの結末は両親の死というものになる。 本作以降ではこのイベントをこなすことですずが仲間になるのだが、前述した通り「彼女を仲間にする=彼女の両親を殺す」となってしまうため、仲間にして良いものか悩まされるプレイヤーも多いとか。 また、これによってダオスの暗躍や脅威をより強く感じられるようにもなった一方、故郷を守る為とはいえ人間を手駒のように操り悲惨な末路を辿らせたとして、同情しづらくなったという声もある(*1)。 ちなみにすずを仲間にせず(両親健在のまま)ダオスを倒せば洗脳も解けると思われるが、そのままエンディングになってしまうため結局両親との再会場面は描かれない。 甘党であり、オリーブヴィレッジで本場のカリーを食べた時は、そのあまりの辛さから錯乱してそのまま湖に飛び込んでしまうほど。 すずは料理が得意で大抵の料理は上手にこなし、中でもおにぎりなどの和食に関してはなんとたったの 5回 でマスターしてしまう。そんなすずでも、このイベントに関連してカレーライスだけは非常に苦手となっていて、他のキャラクターよりも多くの回数(20回)料理しないとマスター出来ない。 それでもアーチェよりはカレーライスのマスターが早かったりする。…××料理人の面目躍如ですね、アーチェさん(*2)。 余談として、本作でも所々で見られるが、不都合な問いかけには「忍者ですから…」の一言で場を流してしまうことが多い。 PSP版の予約特典では前述の扱いによる自虐ネタの他、周りを凍り付かせるようなことを言ったりするなどファンタジアの作中では見られない描写がある。 とは言え、フェイスチャットではアーチェに対して「ある人が「(アーチェを見ていると)バカだけど楽しそう」と言っていた」と直球で伝えてしまい、アーチェをそんな風に言うのはチェスターしかいないと言うことで、2人の喧嘩の原因を作ったり等はしているのだが。 更なる余談として、PS版発売後刊行された小説「魔剣忍法帖」では主人公を務め、チェスターとアーチェの息子・ファルケン達と共に「時の剣」を守るため奔走することになる。 本編のドラマCDでも「忍者日記」なる彼女を主役とした小話が各巻に収録されている。 ゲームバランスの調整、キャラクター性能の見直しなど。 全体的な戦闘難易度の低下。SFC版では攻撃を受けると高確率で石化し出会って数秒で全滅余裕でしたと言うのが冗談ではなかった「リザードマン」や、触れただけで即死な「ランドアーチン」など凶悪なモンスターが大量にいた。 だが、PSへの移植に合わせて石化などを付与する攻撃を使う敵は大幅に減り、一部の例外を除いて弱体化を施す調整をされているため、ゲーム初心者がプレイしても十分に渡り合える程度の難易度になっている。 SFC版の難易度を引き上げる一因となっていたぶっ壊れた性能の敵、及び特技が削除されたことも大きい。 ゲーム中一番の難所と言われるミッドガルズでの空中戦に合わせ、グーングニルが強化。「神の槍」と大層な設定があるにもかかわらず、少し先の街に売られている武器よりも弱い上にSFC版ではそれっきりという名前負けな武器であったが、PS版では途中で一部強化され、更には物語を進めると真の力を解放したものが手に入るようになった。因みに、真の力を解放したグーングニルは突き攻撃力が最強となっている。 キャラクター性能も大幅に見直され、チェスターに関しては高性能の特技を使えるようになり、後途のSFCとはまた違った強力なキャラクターになった。 SFC版においてはチェスターは序盤で一時離脱する関係上、再加入時には他のメンバーと大きくレベル差(プレイ方法にも依るが大体30位)を付けられている。更に特技を修得出来なかった(「TP」がずっと0)。ただ、チェスターに関しては「見直された」というより、スーパーファミコンの容量の制約的にも技やボイスを専用で用意できなかったことが、PSというハードに移行したおかげで実現できるようになった、といったほうが正しいだろう。 また、SFC版ではレベル差を埋める手段も無かった(*3)ために再加入した途端に2軍要員にされぎみだが、実際はその弱点を補うかのように武器攻撃力は圧倒的に高く設定されており、クレスの最強武器の攻撃力が斬り突き共に1390であるのに対し、チェスターは1820もある上に更に矢を2連射出来るので、育てればかなりの戦力になる(*4)。 過去編到着時に手に入るチェスターの「壊れた弓」を未来編でエルフの集落の武器屋に持っていくと「エルヴンボウ」に作り変えてくれるイベントはSFC版からあったが、以後のリメイクでは特定の条件を満たすとエルヴンボウがさらに強化され、名実共に最強の武器になるイベントも追加されるようになった。 SFC版では戦闘に参加させていないキャラクターは経験値が全く獲得出来ず、勿論戦闘に参加しても終了時に戦闘不能になっていれば経験値は得られなかったが、本作では戦闘に参加させていなくても経験値を満額(*5)獲得出来るので、2軍に回しているキャラクターも安全に育成出来るようになった。 SFC版ではタイトル画面から使用する裏技扱いでデスティニーでは削除されていた戦闘難易度の変更も復活しオプションでいつでも変更出来るようになった他、ハードでは満足出来ないプレイヤーの為に新たな難易度として「マニア」が追加され、初心者から上級者までフォローする間口の広さを獲得。 エンカウント率が大幅に減少し、更にSFC版にあった「ダンジョンをダッシュ移動している間はエンカウント率アップ」という仕様も削除されたため、プレイヤーが受けるストレスはかなり軽減されている。 小さな変更だが、序盤ユークリッドの都で捕らえられる際、SFC版では武器が奪われてそのまま消滅したが、PS版では武器が奪われても地下水路から脱出すると奪われた武器も戻ってくるようになった。 SFC版ではうっかりとユークリッドの都に行く前に手に入れてしまうと奪われるため、地下水路クリア後の回収がベターとされた「ナイツサーベル」も、安心してユークリッドに向かう前に取ることができる。 フードサックから料理システムへの変更、キャラクター別の称号システム、フェイスチャットシステムの追加など後のテイルズシリーズにつながるシステムも多く見られた。 フェイスチャットは以降のシリーズではスキットなど呼び名は変わるが、基本的な所はパーティメンバー同士のやりとりを見られると言う物で、基本的には次に行うべき行動のヒントを提示するが、条件を満たす事でキャラクター同士の雑談も見られるので、そのキャラクターの意外な一面も見られたりとバラエティに富んでいる。 ただし、フィールド上でキャラクター同士の雑談などが聞けるシステム自体はPS版デスティニーの段階で実装されていたが、デスティニーでは専用ウインドウを表示させていた上でフィールド上で一定時間操作をしないで放置しておかなければ雑談が始まらないなどの難点もあり、シリーズに以降受け継がれていくスキット等の原型としてはこちらが近いと言うものである。 ラスボス・ダオスとの戦闘がSFC版では第2形態までの2連戦だったが、PS版以降では更にもう1形態追加されて3連戦となった。 また、この第3形態との戦闘BGMである「 I MISS YOU... 」はパッと聞くととても戦闘用の曲ではなく、設定ミスを疑いたくなるレベルだが、本作におけるダオスの置かれた状況(背景)を考えると非常にマッチしたものとなっており、評価が高い。 因みにGBA版では「THE STREAM OF TIME」に変更されているが、こちらもこちらで物語として見ると意味が通じる所もあり、評価されている。 …もっとも、GBA版はそもそもの音質に相当問題があるのだが。 ちなみに、ダオス最終形態は白タイツ形態と半分ネタの意味も込めて呼ばれている。この形態はHPこそ多いものの術詠唱も動きも単調であるので端に追い詰めて容易にハメ殺しに出来てしまい、第1、第2形態の方が余程苦戦するばかりか、作中に登場するボスでもトップクラスの弱さである。 ただし術詠唱を妨害できなかった場合、ものすごい威力の魔法を喰らってしまい壊滅状態になる。レベル不足だと全員即死することも。 CVの変更と容量アップによる声優の追加。 例を挙げると、ミントがこおろぎさとみ氏から岩男潤子氏に(*6)、チェスターが草尾毅氏(クレスとの二役)から伊藤健太郎氏に、キーキャラクターであるモリスンが井上和彦氏(クラースとの二役)から石塚運昇氏に、等といった具合。 一部人名変更 アーチェの母親の名前がルーティからルーチェに変更、同じくエドワード・D・モリスンの妻の名前がリリスからシフに変更された。 それぞれ『デスティニー』に登場するヒロインのルーティ・カトレットおよび主人公・スタンの妹であるリリス・エルロンとの競合によるものと思われる。 ちなみに、一部で「なんでサブキャラクターとは言え『ファンタジア』で出てきたキャラクターの名前を『デスティニー』で使ったんだ」といった指摘も上がっている。 ミニゲーム アーチェが主人公のシューティングゲーム「Groovyアーチェ」を後半になるとプレイできる。 賛否両論点 物語のテキストが大幅に変更されていたりと人によっては改悪と見る変更もいくつか見受けられる。 中でもSFC版の冒頭のエドワード・D・モリスンが発したとされる「この世に悪があるとすれば、それは人の心だ」と言う言葉が実はダオスが言っていたものを伝聞しただけ、とも取れるような改変をされている点などを不満点に上げる声も少なからずある。 ラスボス戦でのダオスの「敬意を表して、伝説の勇者とでも呼ばせてもらおうか」という台詞の頭に「貴様らの暴挙に」が追加されていたり「なぜ私が、弁解せねばならぬのだ?」「貴様らこそ、私に対する非礼をわびよ!」といった台詞が追加されている等、SFC版と比べて傲慢な印象になっている。 主にスキットで追加されたクレスのダジャレにも少なからず反発の声がある。元々は何とない発言がダジャレになっていた程度のものだったが、意図してダジャレを連発していると思わしき場面も見受けられる。 「僕は絶対にダオスをだおす!」と、仮にも自身の故郷を滅ぼし両親を殺めさせた怨敵を笑いのネタにするようなものもあり、不謹慎などの声が一部挙がっている。もっともこれに関しては公式のみならず、ファンの間でもクレスのダジャレの代名詞として扱われてはいるが…。 前述で上げた通り、難易度の低下によって多くのプレイヤーを受け入れられるだけの間口の広さを得たが、その反面でSFC版のデッドオアアライブと言っても言いすぎではない難易度に慣れているプレイヤーからは物足りないという意見も出た。 ただし、今作では戦闘ランクという物で難易度調整が出来るようになっており、そちらのランクを上げる事で敵の強さにも手応えが出るようになるのでそちらのプレイヤーに対してのフォローもある程度は出来ていた。 と言うよりも、SFC版の難易度は全部が全部ではないとは言え、バランス調整をしているのかが疑問符である所も少なからずあったのでPS版で適切な難易度になり、更にランクによって選択肢が広がったと見る向きもある。 問題点 ゲーム進行が運に大きく左右される場面が一部存在する。 シナリオの中で上に名を上げたエドワードに会う為に「バジリスクうろこ」と言うアイテムが5個必要な場面があるのだが、そのアイテムを落とす敵(バジリスク)自体がフィールドマップ上のランダムエンカウントで、PS版では出現率もそう高くはない上に、倒しても確実に入手出来る訳ではない。そのため一部のプレイヤーからは「プレイする上でリアルラックを要求される」として非難の対象にされることもある(とことん運が悪いとそこで数時間単位で詰まることもあり得る)。 因みに、SFC版だとPS版よりはバジリスクの出現率が高く、倒せば確実に入手出来たのでPS版程やり玉に挙げられることはなかった。と言うよりもPS版の変更で「鱗はバジリスクを倒せば手に入れられる」というパーティメンバーの発言に矛盾が生じてしまったとも言え、蛇足の変更と言えよう。 SFC版の段階で不評の声が大きかった「超古代都市トール」の鍵つき扉のフロアの仕様も据え置き。詳細はSFC版のページを参照。 リンクする宝箱の存在 下のように置かれた二つの宝箱(Aと表記)があるとする。 A-1 A-2 この際、宝箱のうちの左側(A-1)だけを取って別マップに切り替えると、取っていない右側(A-2)までなぜか消えてしまう(*7)と言うリンクされた宝箱の概念が追加された点に対する不満の声が多い。 絶対数としては多くはないのだが、実際のリンクする宝箱の片割れは非常に気付きにくい所にあることが多く(*8)、しかもその中身が大抵の場合はかなり有用な武具だったりアイテムだったりすることが多いために不満の声に繋がっていると言える。 クリア直前で入れるダンジョンである「トレントの森深部」のダンジョンは全ての宝箱がこのリンクする宝箱になっており、しかも片方の宝箱はかなり見えにくいところに配置されていることが多く、その中身もかなりの貴重品であったりするため、ただでさえ時間を掛けられない状況(*9)にあっていたずらに時間を食わされることになるために、ことさら不満の意見が強い。 ごく僅かではあるが「過去の時代で取らなければ、未来の時代でより良い物が得られる」というケースも存在する。 ジャンプ攻撃(マニュアル操作)が強すぎる。 本編中で手に入るマニュアル操作を可能にする装飾品である「テクニカルリング」を装備してマニュアルモードにすると敵との間合い調節やガードなどが全て手動になる。また、通常だと敵との間合いを取っていないと出来ないジャンプがその場で十字キーの上で出来るようになるのだが、このジャンプ中の攻撃はダメージが通常よりも増加する上に、ほとんどの敵がジャンプ中の攻撃に対応出来ないため、ひたすらジャンプ攻撃の連発という、格ゲーで言う所の「バッタ」に近い戦い方が非常に強力になってしまっている。 この影響か、GBA版ではラスボス直前までテクニカルリングが入手出来なくなってしまっているが、やっぱり入手してしまえば前述のバッタ戦法が猛威を振う。 発展途上なシステム群 本作で導入されたシステムのいくつかは、初出作故にまだ作り込みが浅かった物も多い。 本作で使用されているキャラクターのフェイスイラストは導入したて故に解像度が低めで粗く、フェイスチャット時も字幕が表示されない為か、少音量や滑舌の悪いキャラクターの場合は台詞の詳細を聞き取れなくなる事もある。加えてチャットの出現情報も画面に表示されない上にチャット発生条件もフィールド限定な為か分かりづらく、称号獲得可能なチャットのタイミングを見逃してしまうと、その周では称号コンプリートを達成出来なくなる。 料理は戦闘終了後に全員のHP・TP・状態異常を回復できるのだが、実行には一度メニューを経由しなければならず、ゲームテンポを阻害されやすい。また、総じて少ない回復量と食材の要求数が釣り合っていないため、ミントがナース(全体回復)やリカバー(毒・マヒ・石化回復)を覚えると一気に出番が減り、最終的には称号コンプリートのための作業と化してしまう。 周回プレーで引き継がれる要素は図鑑内容のみで、称号や料理熟練度は引き継がれない。特にマスターまでの料理回数が他と比べて非常に多いアーチェに関しては、周回プレーで称号を失ってしまうのはかなり痛い。また、モンスター図鑑に関しては、実は シナリオの最後で戦うラスボスも図鑑の対象であり、ラスボス撃破するとそのままEDになってしまうため、称号を獲得できない。 よって、モンスター図鑑を完成させた称号が得られるのは2周目以降となる。 本項で挙げた要素のフェイスイラストの解像度や料理システム周りのテンポは次作『エターニア』で改善される事になるが、フェイスチャット仕様と周回プレーの引き継ぎの改善に関しては関しては更なる次作の『デスティニー2』まで待つ事になる。 総評 一部SFC版をプレイしていると改悪ともとれる微妙な改変点や粗が見受けられるものの、全体として見ればハードの進化に合わせた順当な進化や改善が多くなされており、良リメイクの見本と言える作品に仕上がっている。 スマッシュヒットしたSFC版発売当時から一定数の熱烈なファンがいた本作ではあるがはこのリメイクによってさらに大きく知名度を上げ、この発売を期にドラマCDや小説版などといったメディア展開も盛んに行われ、OVA化までされた事実を見ると、「ファンタジア」のリメイクとしては大きな成功を収めたといえる。 テイルズオブデスティニーをプレイし、開発スタッフ変更による微妙な作風の変化、クオリティの低下を感じ取り、本リメイクのクオリティをも案ずるファンも当時少なくなかったが、その不安の声を見事に吹き飛ばした(元の題材が素晴らしいということもあるが)リメイク作品となった。 1つの作品としても十二分に高い完成度を誇っている作品であり、テイルズ オブ シリーズにおいてこの作品が一番好きだというファンも多く見られる。 余談 これ以降、SFC版をベースに本作の要素や独自の追加要素を加えたGBA版、PS版をベースに本編をほぼフルボイス化してGBA版の要素を一部加えたPSP版(フルボイスエディション)が発売されている。 それに加えて、携帯電話のアプリ(GBA版ベース)や『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』に同時収録されているクロスエディション(フルボイスエディションをベースに戦闘などを変更)、更にはフルボイスエディションベースのiOS版アプリと本作を含めて都合6度も移植されている。 それぞれの詳細な内容はモバイル版以外は各ページを参照してもらうとして、移植・リメイクが行われた回数自体の多さに対しても賛否両論分かれている。 のちのちのリメイクはインターフェースやシナリオ面において劣化とされる部分が目立つため、今もなお『ファンタジア』はこのPS版が一番良い出来だとしている者もいる。 SFC版ではサウンドトラックが出ていなかったが、本作はビクターエンタテインメントより『テイルズ オブ ファンタジア オリジナルサウンドトラック コンプリートバージョン』としてサウンドトラックが発売されている。 しかし、オリジナルサウンドトラックを銘打っておきながらゲーム音源のそれは全く収録されておらず、アレンジされた物を収録しており、しかもそのアレンジの質も良くないためにPS版のそれを期待したファンの落胆は相当のものであった。 そのため、今でもなお「質の悪いサントラ」の話題になればまず間違いなく挙がってくる程の存在となってしまっている。 一応、ボーナストラックとして収録された精霊戦のBGM「FIGHTING OF THE SPIRIT」のアレンジやアーチェのテーマである「ARCHE」をアレンジしてアーチェ役のかないみかが歌う「Happy! Happy!」等、評価されているものもあるにはあるのだが。 その後、2015年8月に『テイルズ オブ ファンタジア』の発売20周年を記念して『テイルズ オブ ファンタジア 20th ANNIVERSARY SOUND BOX』としてSFC版・PS版・GBA版およびPSP版のエンディング曲のゲームオリジナル音源を収録したサウンドトラックが発売され、ボーナストラックとして主題歌もフルコーラスで収録されている。結果として、本作は長い月日が経ってようやくゲーム音源に忠実なサウンドトラックが発売されたことになり、大いにファンを沸かせた。 現在はSFC/PS/GBA版それぞれのサウンドトラックが各種配信サイトで配信・販売されている。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8760.html
テイルズ オブ アライズ 【ているず おぶ あらいず】 ジャンル ロールプレイングゲーム(シリーズ内ジャンル名 心の黎明を告げるRPG) 対応機種 プレイステーション5プレイステーション4Xbox Series X/SXbox OneWindows(Steam/Microsoft Store) 発売元 バンダイナムコエンターテインメント 開発元 バンダイナムコスタジオ 発売日 【PS5/XSX/PS4/One】2021年9月9日【Win(Steam)】2021年9月10日【Win(MS Store)】2024年2月20日 定価(PKG(*1)) 通常版 7,980円アソビストアコレクターズエディション 19,800円アソビストアフィギュアエディション 15,980円プレミアムエディション 11,800円 定価(DL) 通常版 7,980円【PS5/XSX/PS4/One】デラックスサウンドエディション 9,800円デラックスコスチュームエディション 11,500円アルティメットエディション 13,000円【Steam】デラックスエディション 11,000円アルティメットエディション 12,500円(全て税抜) レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 良作 ポイント 令和になって初めてのテイルズオブシリーズアクション寄りとなったモダンな戦闘システムシリーズ25周年記念を飾るにふさわしい完成度 テイルズ オブ シリーズ 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 概要 『テイルズ オブ ベルセリア』から実に5年ぶりとなるオリジナルタイトルで、シリーズ25周年記念作品。 タイトルの「アライズ」や独自ジャンル名の「黎明」には「夜明け」という意味があり、新たな時代へシリーズを繋いでいくための「継承と進化」そして「新生」をテーマに開発された(*2)。 グラフィック、システムなどに大幅な刷新が図られ、歴代シリーズからあえて外す事で新規層も入りやすくなっている一方、シリーズの持つ魅力も継承されている。 ストーリー 「ダナ」と呼ばれる世界は、かつては平和であった。空には巨大な惑星「レナ」が浮かび、死者が住まうという迷信が語られていた。 しかし、300年前のある日、突如としてレナはダナへの侵攻を開始した。 圧倒的な科学力と「星霊術」を駆使するレナに対し、ダナはあまりにも無力だった。 瞬く間にレナに支配されたダナは五つの国に分割され、それぞれを「領将(スルド)」と呼ばれるレナ人が支配し、人々は長きに渡る隷属の日々を送っていた。 ある日、頭をすっぽり覆う仮面を付けた記憶と痛覚を失った男が、ダナの国のひとつオルブス・カラグリアに現れた。 彼は人々から「鉄仮面」と呼ばれ、共に奴隷として働いていたが、現状を憂い、虐げられる人々を庇っていた。 彼は輸送列車に乗せらせていた同胞から追われる謎のレナ人の女シオンと出会い、彼女の胸から現れた「主霊石(マスターコア)」から己の身すら焼く「炎の剣」を引き抜いた。 レナに反抗する抵抗組織に助けられた鉄仮面は、領将を倒すというシオンと共闘することを決め、その戦いの中で仮面が割れて「アルフェン」という名前を思い出す。 アルフェンとシオン、二人の出会いは世界を変える始まりであった。 特徴 ※多機種で発売されているため、ボタン表記はPS4版をベースに記載する。 バトルシステム 今作では『リニアモーションバトル』という名称を使用しておらず、歴代作品のシステムを一部踏襲しつつ3Dアクションに特化したシステムとなっている。 移動 前作に引き続き、ライン移動はなく常時フリーランとなる。右スティックでカメラ操作ができる点も同様。 攻撃アクション R1が通常攻撃、△、□、○ボタンの3つが術技、残る×ボタンがジャンプとなっている新たなボタン配置(*3)を採用。 基本的にはこれまでと同様、通常攻撃は3連続まで繋げられ、術技を先行入力してコンボを繋げられる。通常攻撃の連携数はスキルを習得すると4連続以上に伸ばせる他、地上と空中で別計算となっているため地上コンボから空中コンボに繋げることで初期状態でも単独5連携以上を叩きこめるようになった。 技は地上専用と空中専用に分かれており、地上3種、空中3種で最大6種類の術技を一度にセット可能。ゲームが進めば12種類までセット可能になり、L2ボタンとの同時押しで術技を切り替えられるようになる。 術技の使用には「アーツゲージ(AG)」というゲージを消費する。システム的には『リメD』以降おなじみのチェインキャパなどと同じだが、通常攻撃では消費されなくなった。 なお、今作では4連携以内に同じ技を使用すると貫通力やのけ反り力などが低下するコンボ補正がかかる。 ジャスト回避(ジャストガード) / カウンターレイド お馴染みのステップは廃止され、左スティックとR2ボタンで前転などの回避アクションを行える。タイミングよく入力すればジャスト回避となり、一時的にスローになる。 ジャスト回避時に通常攻撃を入力すると瞬時に敵に近づいて反撃する「カウンターレイド」が発動する。 後述のスキルでジャスト回避の受付時間やカウンターレイドの威力を上昇させることも出来る。 なお、仲間の一人キサラだけは回避アクションの代わりにガードが可能で、ジャストガード時のみダメージを受けずに回避する。 ブーストアタック / ブーストストライク 時間経過や攻撃を当てることで上昇していく「ブーストゲージ(BG)」が最大の時に方向パッドを入力すると発動するサポートアタック。使用すると敵をダウンさせ、一時的に無防備にさせると同時にAGが回復する。 方向パッドのそれぞれがキャラに対応しており、L2ボタンを押しながらで非戦闘メンバーのブーストアタックも使用できる。 操作していないキャラのブーストアタックを発動した際は、そのキャラが瞬間移動してプレイヤーがターゲットしている敵に対して発動する。 後述のようにキャラクターごとに特性が設定されており、特定の敵に対して妨害効果を発揮できる。 ボス戦ではボスが特定の行動を取った際にボタンが表示され、入力すると専用演出が入るQTE「特殊なブーストアタック」が発動する。 敵には菱形のゲージが表示されており、コンボを当てて最大まで溜めると「STRIKE」と表示され、この時に方向パッドを入力するとトドメ技の「ブーストストライク」が発動する。 簡単に言えば『TOV』のフェイタルストライクのようなもので、仲間と共にド派手な演出でトドメを刺せ、ボスやギガントモンスターの場合は大ダメージを与えられる。ブーストストライクに巻き込んでゲージを溜めれば連続でブーストストライクを発動することも可能。 「2人で繰り出すトドメ専用技」という意味では、『TOR』の秘奥義にも近い。 ゲージは初期状態では全く溜まらないが、ダウンさせたり瀕死にさせることで溜まりやすくなる。ただし、コンボが途切れると瞬時にゲージもゼロになってしまうので畳みかける必要がある。 キュアポイント(CP) 今作で新しく採用されたポイントで、回復・補助術を使用した際に消費されるポイント。パーティ全員で共有されており、CPがなくなると術での回復が出来なくなる。攻撃術では消費しない。 宿屋や野営、おなじみのオレンジグミやパイングミで回復できる。ダンジョンにはHPとCPを全回復する回復ポイントが用意されていることもある。回復ポイントは1度使うと消滅するが、マップを移動すれば復活する。 キャラクターごとの特性 今作ではステータスや術技以外にも、前述のブーストアタックのようにキャラクターごとに異なるアクション、得意な敵が設定されている。 アルフェン 技使用時にボタンを長押しすると炎の剣を使用した焔撃技に派生できる。焔撃はいずれもHPを消費する。スキルを習得するとチャージが可能になり、より多くのHPを消費するが「瀕死時攻撃・属性攻撃アップ」と組み合わせることで威力が跳ね上がっていく。ブーストアタックではHPを消費する代わりに周囲を巻き込み、あらゆる敵をダウンさせる可能性がある。 シオン 爆弾を使用する技を使用する際にボタン長押しで爆弾を直接撃ち抜いて効果を変化させることが出来る。ブーストアタックは空中の敵を叩き落してダウンさせる。 リンウェル 呪文詠唱時にボタン長押しすると術をすぐに発動せず、好きなタイミングで解き放つ「マジックチャージ」が使える。マジックチャージ中に同じ術を再度詠唱すると上位術へ派生する。ブーストアタックは全ての敵の詠唱を妨害することができる。 ロウ ダメージを受けずに攻撃を当て続けることでステータスがアップする覚醒能力「アウェイクニング」を持つ。スキルによって強化される。ブーストアタックは防御する敵のガードを破壊してダウンさせる。 キサラ ガード中に技を出せる「ガードイグニッション」を持つ。スキルによって強化される。ブーストアタックは敵の突進を止めてダウンさせる。 テュオハリム ジャスト回避すると一定時間武器が伸長し、性能と攻撃範囲が広がる「ロッドエクステンション」を持つ。スキルによって強化される。ブーストアタックは的確に回避してくる敵の足を封じ、回避できなくさせる。 連戦ボーナス その名の通り、連続で戦闘をこなすことで獲得経験値や獲得SPが増加するボーナスが用意されている。 一度に出現した敵の数が多いほどボーナスが溜まりやすいが、時間経過で徐々にゲージが減っていき、ゲージがなくなるとボーナスも途切れてしまう。 育成システム スキルパネル 称号を獲得することで解放されていく育成システム。各称号に5つずつスキルが用意されており、スキルポイント(SP)を消費して習得できる。スキルは術技を覚えるものやジャスト回避の強化、状態異常攻撃の強化、AGの最大値増加など様々なものが用意されている。 同じパネルのスキル5つ全てを習得するとコンプリートボーナスでさらに特定のステータスが強化される。 SPは戦闘に勝利した際やサブクエストを達成した際に獲得できる。 武器作成 街にある鍛冶屋で敵から獲得した素材を消費して武器を作成可能。作成した武器は上位の武器の素材となることもある。 一度入手した武器のスキンは自動登録され、コスチュームなどと同様にビジュアルで好きなものをセット可能になった。 アクセサリ作成 / 強化 / 合成 彫金屋に行くことでフィールド上で入手した鉱石からアクセサリを作成可能になる。作成できるアクセサリは鉱石の種類によって異なる。 鉱石にはレアリティと固有スキルが設定されており、作成したアクセサリに引き継がれる。レアリティが高いほどセットされているスキルの数とスロットが増える。 作成した直後は固有スキルの効果は発動しないが、鉱石やアクセサリを消費して強化することで発動可能になるソーシャルゲーム的なシステムになっている。 最大まで強化したアクセサリは、他のアクセサリを合成することで素材となったアクセサリのスキルを1つだけ受け継ぐことが出来る。なお、スキルは好きなスロットにセット可能。 その他システム 料理 今作の料理は宿や野営で休憩した際に作成し、一定時間効果が持続するシステムになった。作成できる料理の種類は各地の宝箱やイベントでレシピを入手することで増えていく。 料理ごとに得意とするキャラクターが設定されており、そのキャラクターに作成させると素材を多く消費する代わりに料理効果が強化されたり、新たな効果を得られる。 なお、効果が持続中に新しい料理を食べると効果は上書きされる。 今作では食材は店で買える他、フィールド上に生えているものを採取して集めることで入手できる。ある程度ゲームが進むと牧場を利用可能になり、好きな家畜を育てて食材にできるようになる。 野営 今作ではフィールドの各地にたき火跡があり、調べることで野営することが出来る。宿屋同様にHPとCPを全快出来、料理作成も行える。 野営では料理の他、過去に出現したスキットやムービーを見返したり、仲間と会話して関係を深めることが出来る。仲間との絆を最大まで上げると……。 アーティファクト 特定のイベントやサブクエストで入手できる珍しいアイテム。入手するとゲームに影響を与え、術技のセット数増加や敵味方の被ダメージを1にするなど、様々な効果が得られる。 入手したアーティファクトの効果はオプションからオンオフが可能。 セーブポイントは廃止され、メニューからいつでもセーブが可能になった。 1度行った場所はファストトラベルで高速移動できるようになった。実際にその場所に行き、ファストトラベルポイントが解放されることで利用可能になる。ただし、一部のイベント中などファストトラベルが封じられる場面もある。 評価点 明快ながら丁寧な王道シナリオ 記憶喪失の主人公がヒロインと運命的に出会い、世界を支配する存在に戦いを挑んでいく。そして、仲間たちと出会っていき、やがて世界の真実・黒幕の存在へと辿り着くという王道展開で、万人受けしやすいシナリオとなっている。 基本的にヒロイックな物語ではあるが、「善良な非支配層と邪悪な支配層」という単純な二元論にも陥っておらず、誰もが奪われる側から奪う側になりうる危険性等も描かれている。 ややご都合主義な部分もあるもののそのための理由付けや伏線は概ね用意されており、大筋はよくまとまっている。 また、今作ではシリーズでは珍しく挿入歌が採用されており、MY LITTLE LOVERの名曲『Hello, Again 〜昔からある場所〜』を今作のグランドテーマを歌う絢香がカバーしたものが流れる演出も好評。 この場面から怒涛の伏線回収が始まり、エンディングへと繋がっていく。さらにOPムービーも同曲が流れる第2オープニングへと変化する仕掛けが用意されており、こちらも好評を得た。 なお、原曲は奇しくもシリーズ第1作目『テイルズ オブ ファンタジア』と同じ1995年発売であり、明らかに意識して採用されたことが窺える。 + エンディングに関するネタバレ注意 直近のシリーズ作品の多くで「誰かが犠牲になることで世界を救う」という展開・エンディングが採用されてきた(*4)が、今作では明確に犠牲を否定していく(*5)。エンディングではその後を描いた一枚絵が次々に流れていく方式になっており、それぞれの幸せを掴んでいく姿は感慨もひとしお。 シリーズの売りであるメインキャラクター達の豊かな描写 前半は仲間達がそれぞれの抱える過去に向き合っていき、後半からは主人公とヒロインに秘められた秘密が明かされていく。敵として立ちはだかる領将たちも、実際に戦う時は人々を虐げるただの敵であるが、終盤では彼らの意外な一面が明らかになるイベントもある。 メインシナリオ以外ではそれぞれの別の一面が描かれていくお約束も踏襲。武器マニアでお節介焼きのアルフェンや大食いキャラなシオン、イジられ役のロウといったギャグ描写もあり、キャラに愛着が湧きやすい。 仲間達は過去作に比べると年齢層や抱える過去等のため基本的には落ち着いた雰囲気でもあり、万人受けするパーティと言える。 また、序盤のサポートキャラとして加入する反抗組織のリーダー・ジルファもその聡明な人柄や含蓄ある発言の数々から人気が高く、「普通にパーティキャラとして使いたかった」という声も多い。 近作でお馴染みとなったショートチャットも搭載されているが、この種類が非常に膨大でちょっとした事にも仲間たちとが反応を返してくれるため賑やかな道中となっている。 水の中に入るたびに「炎の剣は無事か!?」と心配したり、とある滝壺に落下した際はロウの背をテュオハリムが押すというギャグ展開もあったりと、面白い内容も多く、色々と試してみたくなる。 本作の主人公であるアルフェンに関する描写 どのメインキャラクター達の描写も好評だが、(*6)特にアルフェンに対するプレイヤー達の評価はとてつもなく高い。 前向きで一本気な性格で、常に仲間たちをリードし、困難に立ち向かっていく姿。やがて明らかになる自身の過去と向き合い、ダナとレナの平和のため、そしてシオンのために戦う王道主人公として描かれている。 過去作の主人公同様に重い過去を背負っており、記憶を取り戻した直後はザコ相手にすら苦戦するほど動揺するなど、ゲーム的な面でも彼の心情を表現する場面は多い。 前述のようにお人好しでとぼけた面もあり、作中きっての好漢となっている。また、新しい衣装に着替えたヒロインに見惚れてしまうなど、アニメやゲームの主人公にありがちな天然鈍感キャラではない事もプレイヤーが感情移入しやすい理由の1つとなっている。 歴代最高のグラフィック 『TOS』以降の3D作品はトゥーンシェーディングを使う方式で統一されていたが、今作では独自に開発した「アトモスシェーダー」を採用。2D風を採用しつつも、その趣を大幅に変更して美しく世界を描き出している。 油絵のように繊細でリアリティのある色彩を表現しており、遠くの景色は色が薄く、手前に行くほど濃く描画することで空気感を表現している。 物語はダナの国を次々と回りながら解放していく形で進むが、それぞれの国も特徴的でプレイヤーを飽きさせない。特に中盤で訪れるエリデ・メナンシアは文字通り豊穣の国と言える美しい場所となっており、プレイヤーを感嘆させた。また、空には常にレナの姿が浮かんで見えるのだが、終盤で明かされるその真の姿も驚くべきものとなっている。設定と描写が上手く噛み合った好例と言えよう。 キャラクターモデルも作りこまれており、大半のイベントシーンやスキットも3Dキャラで進行する。 アルフェンとシオンは物語が進展するに従い、衣装が変化していく要素が採用された。それぞれの衣装の作り込みも良好で、特に終盤で登場する衣装は人気が高い。 スキットや一部のイベントは漫画のようにコマが次々と表示されていく方式を採用した。特にスキットでは、これまでは描かれなかった会話しているキャラ達以外の背景も描くことで状況を分かりやすく見せることに成功している。 爽快感の高いバトル 術技やブーストストライク、秘奥義などの演出が全体的にスピーディーで、特にブーストストライクは上手く決まれば連続発動して一気に決着をつけることが出来、非常に爽快感がある。 ボスや大型モンスターはHPを削り切ると無条件でブーストストライクの発動が可能となり、「強敵に大技で決着をつける」という高揚感を常に味わえるようになっている。 前述のように地上技と空中技があるだけでなく、敵を打ち上げつつ自分も飛び上がる上昇技や、逆に敵を叩き落して地上戦に持ち込む落下技も用意されているため、慣れれば地上と空中を自在に行き来してコンボを叩き込むことも可能。 スキルを習得していけばBGも溜まりやすくなるので、仲間のブーストアタックを駆使してAGを回復し、途切れることなく怒涛の連続攻撃を叩きこめる。これが本当に爽快で楽しい。 カウンターレイドは発動すれば距離関係なく一気に敵の懐に飛び込んでいくことができるため、回避行動からシームレスに攻撃に移ることができる。また複数戦では敵を撃破した直後にこのカウンターレイドと同等の攻撃を発生することができ、手動でターゲットの元へ移動する必要なくそのまま次の敵へと攻撃を仕掛けられ、コンボを繋げながら多くの敵を次々と撃破していく楽しさが味わえる。 歴代シリーズの多くで敵側の秘奥義は一方的にダメージを受けるしかなかったが、今作では発動演出の後は通常操作が可能になるため、能動的に攻撃を回避することが可能になっている。 秘奥義の攻撃判定が発生する場所にはマーキングが表示されるので、注意していれば回避しやすく、演出とアクション性を両立している。 ミニゲーム「釣り」 中盤から遊べるようになるミニゲーム。各地にある釣り場で遊ぶことが出来る。 釣りの醍醐味と言えば魚との格闘であるが、本作の釣りの醍醐味は「狙った魚を釣り上げること」にある。 ボタン操作でルアーを操って魚のアイコンを引き寄せるシステムになっているが、操り方が三通り存在し、ルアーとの組み合わせで反応する魚が変化する。しかし狙った魚以外も反応してしまう事も多く、狙った魚だけを引き寄せるには、引き寄せ幅を上手く調整していく必要があり中々に熱い駆け引きが楽しめる。 その他 前述のように一度入手した武器のスキンが登録されるようになり、どの武器を装備していても好きなスキンで遊べるようになった。 過去作からの小ネタなども勿論継承されており、隠しボスとして『ゼスティリア』と『ベルセリア』からアイゼン エドナ兄妹が登場したり、過去シリーズのマスコットキャラがルアーになっていたりする。 アーティファクトはナムコネタだらけなのも継承されている。 取り返しのつかない要素がほぼない。 過去作ではストーリーを進めることで発生しなくなるスキットやサブイベントなどがあったが、今作では聞き逃したものを含め発生したスキットは野営ですべて確認可能であり、期間限定のサブイベントも存在しない。 一部のザコ(各領将の配下など)はストーリーを進めることで戦えなくなるが、こうした敵とは道中で強制的に戦闘が発生するためエネミーリストへの登録を逃すといったこともない。 そのため特にトロコンを意識せずにストーリーを先にクリアしても、クリア後の要素を楽しみながら1周目でトロコンを目指すといったことが容易となった。 賛否両論点 ゲームバランス ザコはさほど強くない(強いものもいる、大抵はギガントの色違いなど)一方、ボス戦の難易度は全体的に高め。(*7) ザコ戦では突っ込んでいって攻撃を繰り返すだけでも問題なく戦えるのに対し、ボス戦では一転して攻撃を回避しつづけて隙をうかがうというヒットアンドアウェイ戦法が有用になっているため、戦い方を切り替える必要がある。最初のボスからこのバランスなので、ザコと同じ感覚で戦うと容易く戦闘不能にされ、回復のためにCPも枯渇しやすい。 システムの紹介でも触れたとおり、今作はキサラを除きガードができないため「とりあえずガードして様子見」という戦術が取れず、敵の攻撃を見極め的確に回避しなければならない。過去作以上にアクション性に重きが置かれていると言え、うまく立ち回れるようになった際の爽快感は相当なものだが、馴染めないプレイヤーも多かった。 CP回復アイテムの最低ランクであるオレンジグミからして3000ガルドという高値に設定されているため、金策方法が限られる前半では使用を戸惑いがちになり、ジリ貧になりやすい。それを見越してかフィールド上に落ちていたり、宝箱からもよく入手できるようにはなっているが。 加えて、主人公ということで多くのプレイヤーが使用するであろう アルフェンの専用システムである焔撃がHP消費制 のため、(*8)回復のためにCPが枯渇しやすい要因になっている。アルフェンはAIに任せるのもひとつの手。 アップデートによって当初の最低難易度より低めの「イージエスト」が追加されており、難しいとする声が多かったことが窺える。 ただ、その分歯ごたえはシリーズでも随一で、ジャスト回避やブーストアタックを総動員して勝利した時の快感は高い。 ストーリー上で相対していく領将たちはそれぞれに属性を持っているため、耐性のあるアクセサリを装備するだけでも戦いやすくなる。今作のアクセサリはどれも強力で、属性耐性やステータス強化の他、ヘイトを集めたりすることも出来るので、相性のよいスキルを合成して装備させれば戦闘を有利に運べる。 前述のアップデート時には、シリーズお馴染みの最高難易度「アンノウン」も追加されたため、戦闘を楽しみたいプレイヤーへの配慮も行われている。 秘奥義の扱い テイルズオブシリーズの目玉の1つとも言える秘奥義だが今回は全体的に不遇。単純に威力が低く、発動後は敵との位置関係がリセットされコンボが切れてしまい詠唱中・発動中の術もキャンセルされてしまうため「出さないほうがマシ」とCPUにすら自動で使わない設定にさせたほうがいいことが多い。 また敵キャラクターの秘奥義も前述のように必中ではない避けられるものに変更されたが、これも「演出面が弱くなった」「避けられるようになったが逆に言うと避けないといけなくなった(CPUは避けずに即死することがある)」と賛否の声がある。 戦闘勝利後のリザルト画面の廃止 シリーズの伝統であった戦闘終了時にパーティが横並びして台詞を発するリザルト画面がなくなった。勝利台詞や複数キャラによる掛け合いは残っているものの、戦闘終了後の移動中にショートチャットで行われる形となった。 台詞に合わせてキャラが決めポーズを取ったり、動きまで含めた掛け合いが無くなってしまったため、「テンポが良くなった」「同じ掛け合いはどうせ見飽きる」と評価される一方で、やはりシリーズお馴染みとなっていたために寂しいという声も多い。 恋愛要素の多さ 無理矢理カップルを成立させようとするシナリオライターの思惑に否定的な声もあった。 『TOS-R』や『TOG/TOGf』でも良くあった展開だが、結ばれる結末にしたせいで今まで無反応だったキャラが突然恋愛に目覚めるようなシーンが今作には多く見受けられた。 テイルズオブシリーズにしては珍しく、主人公とヒロインが結ばれる。だが、その結末にするため、アルフェンが双世界よりもシオンを救う選択をしており、プレイヤーに寄り添ったストーリーだと感じられない声もあった。 問題点 ストーリー関連 一部の描写不足 特にシオン関連については300年の間に茨を持つネウィリを始めとした先祖がどう子孫を残しどう茨が継承されて来たのか不明であったり、シオンがダナに来た方法などもまともな描写はなく、設定と照らし合わせた場合に説明不足な点が多く目立つ。 ただ、『TOS-R』の頃から良くあったテイルズシリーズ全体における共通の問題点でもあるのだが。 過去の王に関する末路についてもあっさりしすぎている。印象が弱く、衝撃に欠ける。 2部について ストーリーが全体的に駆け足気味になり、説明が増え、ダンジョンが減った結果、テキストゲーになってしまっている。 とはいえ全体的なバラシが複雑であるため、説明偏重になるのは致し方なしか。後述するが、ラストダンジョンのシンプルさがこの印象に拍車をかけているのは否めない。 1部の目的を達成したと思ったら新たな謎を提示され、オープニングが変わり2部に突入、という非常に期待が高まる演出がなされるため、その反動もあるだろう。2部突入時点で全体のストーリーの7~8割は終わっており、明かされる内容自体に驚きはあるものの、「ここまででまだ半分」と思い新たな舞台を期待していた人は些か落差を感じてしまう。 ヴォルラーンについて ヴォルラーンは領将の一人でストーリーに大きく関わってくる本作のラスボス。作中では何度も相対し、その思想は設定などはアルフェンと酷似しながらも対極に位置している。アルフェンたちもヴォルラーンのことは大きく意識しており、正しくアルフェンの宿敵といえる存在。荘厳な物言いや尋常でないヤバさを感じさせるムービーや戦闘スタイル、シオンを誘拐してからの展開など「インパクトのあるイケメン狂人キャラ」とストーリーに絡む中枢人物として大きく推されていた。 …はずなのだが肝心のキャラの掘り下げが不足気味で最終的に明かされた設定も「 黒幕に与えられた地位で使命感や理想など何もなくただただ他人をいたぶるだけの領主 」「 アルフェン達にしつこく絡んできたのも簡単に言えば嫉妬 」と率直に言って、小物としか言えない悪役であった。 上記の様にいまいち魅力に乏しいヴォルラーンが長期に渡り登場しては執拗に物語に絡み、アルフェン側もまるで宿命の敵のように扱うため「ヴォルラーンは物語上ここまで長く引っ張るほどのキャラだったのか?」とイマイチ話に入り込めず、温度差に辟易するプレイヤーも多かった。 しかし、こういった虐げられ奪われ続けた反動により形成された空虚な人物像だからこそ、アルフェンの主人公としてのキャラクターとの対比、一貫性がより強く伝わる側面もある。 最終盤でのあまりに不自然な展開、雑な元気玉と揶揄される解決法 + 物語の根幹に関わるネタバレがあります 世界を救うためにアルフェンは、レネギスによって作られた星霊力の道を使い、ダナの人々にシオン、ダナ、レナを救いたいと協力を呼びかける。すると炎の剣にダナの人々の意志の力が収束。剣を介してそれをレナの星霊に送り届けたことによって、二つの星はあるべき姿へと戻り、シオンの命、ダナ、レナ、その全てを救う…という結末だが、その前の話の運び方に大きな不自然さが生じている。 その最大の理由としては、世界とシオンを救うために元々使う予定であったキーアイテム・『レナス=アルマ』を不可解な行動で失い、窮地に陥ってしまう最悪な展開を礎としているためである。 当初の世界を救う方法は根源悪をシオンごと焼き払うというものであり、この方法なら全ての問題を確実に解決出来る最善案である事が物語中で語られる。しかしアルフェンは猛反発し、『レナス=アルマ』を用いた方法でシオンが生存した形での世界救済を望む。この案はアルフェンの決死の説得によって勝ち取ったものであった。 ところが、ヴォルラーンとの最終戦後、すぐにレナス=アルマを回収し、囚われた彼女を解放しなければいけないにもかかわらず、アルフェンは何を思ったのか、レナス=アルマも、あれほど救う救うと言っていたシオンも放置し、何故か悠長にもヴォルラーンとの対話を優先。そして野晒しのレナス=アルマをヴォルラーンに破壊され、シオンの命を救う手立てを失うという大失態を演じてしまった。 レナ人とダナ人の300年もの間の遺恨のリアリティと、それを根気強い対話によって解決する姿勢はアライズのよい部分ではある反面、この緊迫した場面で対話を優先することには非常に強い不自然さ、最後の解決法にも度を越したご都合感を覚えさせる要因となってしまっている。 この問題の解決法は唐突にアルフェンが思いついたようにも見えるが、メインでもそれなりに小さな伏線が敷かれており、あるサブクエでは明確に現象として起こっている。しかしながらそれでも、最後の描写に違和感をもたらすレナ人とダナ人の根深い確執を払いのけ、受け手を無理なく納得させる要素としては残念ながら力が不足していると言わざるを得ない。 バトル関連 ブーストストライクの兼ね合いからか、敵側のほとんどがスーパーアーマー持ちで硬めな傾向にある点は不評。 特に後半のダンジョンになるほど今までのボスの色違いがアーマーそのままで出てくるため非常に面倒くさい。 序盤から後半まで同じ種類のモンスターばかりが登場する。 どの国に行ってもウルフ系、ボア系、ビー系、アルマジロ系、バーサーカー系は必ずと言っていいほど出現するため、色違いばかりという感想になりやすい。これに加えて領将配下のレナ装甲兵も同じような見た目で種類が多い。 モンスターの総数も前作と比べると100種類以上減っている。また、これらの雑魚敵は同種だけで群れている場合が多く、数種類の敵と同時に戦う機会が少ないため雑魚戦の印象が変わり映えせず、中弛みにつながっている。 一応、ボスモンスターやギガントモンスターの色違い系も交えてはいる。しかし、ラストダンジョンでも色違いは出てくる。 ダンジョンについて 全体的に短めかつギミックは鍵系のみと、単純な構成となっている。 サクサク進められるので一概に欠点とは言えない。ただし、上記モンスターの問題もあるため、ゲーム要素としてのボリュームには欠ける。ダンジョンかモンスターのどちらかは充実させるべきだっただろう。 ラストダンジョンの構成が歴代に比べシンプル過ぎる 歴代のラストダンジョンは複雑なギミックや構成、隠し要素の一部が存在するなど、探検する楽しみが大きかった。しかしながら今回はほぼ一本道で、後半は前半部分を上下に反転しただけとなっており、正直手抜き感は否めない。 過去作にあったシステムの廃止 新しい『テイルズ オブ』を目指したゆえ、取捨選択で廃止されるシステムがあるのは仕方ないが、プレイ面で便利だった要素まで廃止されてしまった。 ショートカットが廃止されたため、仲間の術技を任意のタイミングで発動してコンボを伸ばすことが出来なくなった。 作戦がパーティ全員に対する設定しか出来ず、個別に行動方針を変えることが出来なくなった。 このため前衛を突撃させて術担当に距離をとらせるといった基本的な設定が出来ない。今作のボス戦の難易度を考えれば、全員で距離をとる作戦でも問題はないが…。 一応、特定の術技の使用タイミングのみ設定可能。 グレードショップが廃止され、周回引継ぎはアーティファクトを入手することで引き継ぎ要素が充実していく方式になった。 レベルや装備などのほとんどを引き継ぐことが可能で、獲得経験値増加などの効果も得られるが、経験値半減などの要素はなくなっている。 また今作では一周目のクリア後データでほぼ全ての要素を回収でき、トロフィーも全て揃えられる。二周目以降でのみ得られる要素は、開始直後に手に入るビジュアル装備のみ。これは二周目をやる手間がなくなったとも言えるし、「二周目以降が本番」とされた従来のシリーズからやり応えが減ったとも言え、賛否ある。 劇中アニメーションのクオリティ テイルズオブシリーズといえば時折挿入される美麗なアニメがウリであり、多くの過去作にあった要素をカットした本作でも残されている。しかし本作のアニメのクオリティは前作『TOB』と比べて明らかに低い。 3Dモデルが大きく進化したこともあってか、アニメシーンになるとかなりの落差がある。総合Pによると本作のアニメシーンは歴代で最も多いらしいが、これなら本作の劇中アニメは要らなかった、むしろ全部3DCGで見せてほしかったという声も多い。 一応製作は前作までと変わらずufotableだが、某鬼アニメの方に人員を割いた結果なのかもしれない。 総評 システムの多くを刷新しつつ、シリーズの伝統も受け継ぎ、新時代のテイルズを感じさせてくれる。 新規層でも入りやすいキャラクターやシナリオ、爽快な戦闘システムも好評で、後述のような賞を獲得したことからも、その評価の高さが窺えるだろう。 アルフェンの言葉を借りれば「壁を壊す」ことに成功し、見事にプレイヤーの期待に応えてみせた良作である。 余談 本作は元々2020年内に発売予定だったがコロナ禍の流行により開発環境に支障があって発売が延期にされたが、延期に伴ってか本来は開発予定のなかったPS5版も同時販売される事になった。 2021年12月に発表された「The Game Awards 2021」にてBest Role Playingを受賞するシリーズ初の快挙を成し遂げた。 Amazonの長期利用者等に体験版が配布されたが、配布の方法が「PS4のパッケージを送付、BDトレイ部にダウンロードコードが書かれたディスク形状の紙が入っている」という形だったため、この紙をBDドライブに直接入れて詰まらせるというトラブルが散見された。 2022年1月発売のファミ通に本作の「ファンアンケート結果発表」が掲載された。アンケートは本作発売から約3ヶ月後となる2021年12月7日~12日にファミ通.comで実施されたもの。 総回答数963人。性別は男性47%、女性46%、未回答7%。年齢層は10代以下2%、20代46%、30代42%、40代6%、50~60代1%、未回答3%であった。 『SCARLET NEXUS』とのコラボレーションが無料DLCで行われている。 アルフェンの装備として同作の主人公・ユイトの初期装備「妙法村正・レプリカ」が、アタッチメントとしてもう一人の主人公・カサネが身に着けている髪飾りが登場。通常戦闘曲を同作のBGMに変更することもできる。 「妙法村正・レプリカ」はアルフェンの初期装備より頭一つ強い性能となっており、ゲーム開始後すぐに受け取れるため最序盤の攻略に役立つレベルの性能となっている。 同作と本作のバンドル販売もなされている。 ファミ通のインタビューでPVに映っている人物を指して「彼女はヒロインなのでしょうか?」とわざわざ尋ねるシーンがあり、プロデューサーがしっかりと「ヒロインです」と回答する珍事が発生している。過去作品による爪痕の深さを感じられる。 その後の展開 2023年9月15日に本編の終了から1年後を描いた大型ストーリーDLC「ビヨンドザドーン」が発表され、11月9日に配信された。価格は4000円。 本編の終了から1年後とあるがラスボス戦後からエンディングまでの空白期間を描いたもので、新キャラのナザミルを中心としたメインシナリオと、新規サブクエスト、復興クエスト、新ダンジョンが主な内容。戦闘面での追加要素はない。
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/617.html
称号:リバース ヴェイグ・リュングベル クレア・ベネット マオ ユージーン・ガラルド アニー・バース ティトレイ・クロウ ヒルダ・ランブリング アガーテ・リンドブロム
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/552.html
台詞:リバース 味方 敵 聖獣 その他 味方 ヴェイグ・リュングベル クレア・ベネットあなたがおいしいと感じる心に……種族はありますか? マオ ユージーン・ガラルド質問に質問で返すのは感心せんな アニー・バース ティトレイ・クロウ ヒルダ・ランブリング アガーテ・リンドブルム 敵 ジルバ・マディガン ミルハウスト・セルカーク サレクレアクレアクレアクレア…馬鹿みたい♪ ほう…グミなら僕も持ってるよ? トーマ このトーマ、あまり気の長い方ではない ワルトゥ ミリッツァ 漆黒の翼 ユリス 聖獣 聖獣王ゲオルギアス シャオルーン その他 ドクター・バース命に色はない
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/1794.html
テイルズオブバーサス概要 テイルズ オブ バーサス テイルズ オブ バーサス 対応機種:PSP 発売日:2009年8月6日 固有ジャンル:アクション 主題歌/歌手:Be your wings/GIRL NEXT DOOR メインキャラクタデザイン:いのまたむつみ、奥村大悟、中澤一登、藤島康介 開発:マトリックス、テイルズスタジオ 初回予約特典:ドラマチックDVD 〜ダークヒーロー篇〜 + PS3版『ヴェスペリア』のオリジナルスキット解放のプロダクトコード
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/15626.html
ナムコ公式ガイドブック テイルズ オブ ファンタジア(上・下巻) + 目次 概要 コメント 関連リンク関連項目 被リンクページ 概要 商品名 ナムコ公式ガイドブック テイルズ オブ ファンタジア 上巻 メインストーリー編 分類 攻略本 発売日 1998年12月23日 販売/出版 価格 1200円(税別) 商品画像 商品名 ナムコ公式ガイドブック テイルズ オブ ファンタジア 下巻 サブクエスト データ編 分類 攻略本 発売日 1999年1月28日 販売/出版 価格 1000円(税別) 商品画像 上巻は、操作法・戦闘法などの基本システムをはじめ、「現在編」から「未来編」までのメインストーリー部分の攻略を、余す事なく網羅。なんと!これ一冊で最後まで辿り着ける優れモノ。下巻は「モーリア坑道最下層」「海賊アイフリードの宝」「忍者の里」などなどサブクエストの数々を一挙大公開。さらに、必殺技やアイテムなどのデータ集も満載。キャラクターデザインの藤島康介氏インタビューも入って、ファンタジアファン垂涎モノの一冊。 コメント 関連リンク 関連項目 被リンクページ 関連商品:ファンタジア ▲
https://w.atwiki.jp/gdgdtales2/pages/121.html
目次 公式サイト 開催概要 出演者情報 グッズ 公式サイト テイルズチャンネル+ 開催概要 •日時 2010年6月5日(土)~6日(日) •開催時間 5日公演 :開場13:00 開演14:00 6日昼公演 :開場12:00 開演13:00 6日夜公演 :開場16:30 開演17:30 •開催場所 パシフィコ横浜 国立大ホール 『テイルズ オブ』シリーズの人気声優陣による豪華スキット トークショー、シリーズ最新情報コーナー、 キャラクター人気ランキングコーナー(5日のみ予定)、 「テイルズ オブ ゴールデンビクトリー」コーナー(6日のみ予定)、 その他コーナー、グッズ販売など 出演者情報 ■声優 小野坂 昌也(ゼロス・ワイルダー役/テイルズ オブ シンフォニア) 中原 麻衣(エステル役/テイルズ オブ ヴェスペリア) 緑川 光(リオン・マグナス役/テイルズ オブ デスティニー) ※5日のみ 小西 克幸(ロイド・アーヴィング役/テイルズ オブ シンフォニア) 水樹 奈々(コレット・ブルーネル役/テイルズ オブ シンフォニア)※6日夜のみ 檜山 修之(ヴェイグ・リュングベル役/テイルズ オブ リバース) ※6日のみ 鈴村 健一(セネル・クーリッジ役/テイルズ オブ レジェンディア) ※6日のみ 鈴木 千尋(ルーク・フォン・ファブレ役/テイルズ オブ ジ アビス) 子安 武人(ジェイド・カーティス役/テイルズ オブ ジ アビス) ※6日のみ 鳥海 浩輔(ユーリ・ローウェル役/テイルズ オブ ヴェスペリア) 森永 理科(リタ役/テイルズ オブ ヴェスペリア) 櫻井 孝宏(アスベル・ラント役/テイルズ オブ グレイセス) 河原木 志穂(シェリア・バーンズ役/テイルズ オブ グレイセス) ※6日のみ 斎賀 みつき(ディオ役/テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX) ※5日のみ 阿澄 佳奈(メル役/テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX) ※5日のみ ■アーティスト 5日公演 misono(テイルズ オブ シンフォニア、テイルズ オブ ザ テンペスト、テイルズ オブ シンフォニア-ラタトスクの騎士-) 奥 華子(テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX) 6日昼公演 Every Little Thing(テイルズ オブ リバース) 榎本 くるみ(TVアニメ 「テイルズ オブ ジ アビス」) 6日夜公演 水樹 奈々(OVA 「テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION テセアラ編」) 奥 華子(テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX) グッズ パンフレット、サインライト、チケットホルダー、ぬいぐるみ、 マフラータオル、ポスター、ストラップ、ドレスステッカー、 Tシャツ、トートバッグ、土産菓子、アクセサリー、 ポートレートセット、各書籍、レトルトカレー、 イベントDVD、PS3およびPSP専用ゲームソフト 詳細はこちら(公式HP)
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/15570.html
廉価版ドラマCD BOX 「テイルズ オブ ファンタジア」 +目次 概要 内容 コメント 関連リンク関連項目 被リンクページ 概要 商品名 廉価版ドラマCD BOX 「テイルズ オブ ファンタジア」 発売日 2006年3月10日 販売/出版 株式会社フロンティアワークス 価格 7,140円(税込) 商品画像 内容 音源はドラマCD テイルズ オブ ファンタジア(Chapter.1~3)と同じ。 豪華特製BOX(松竹徳幸氏描き下ろし)、ピクチャーレーベル、ジャケットサイズカード1枚が付属 コメント 関連リンク 関連項目 関連商品:ドラマCD テイルズ オブ ファンタジア 被リンクページ 関連商品:ドラマCD テイルズ オブ ファンタジア 関連商品:ファンタジア ▲
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/9486.html
登録日:2010/02/27(土) 08 12 23 更新日:2024/05/30 Thu 03 20 52 所要時間:約 5 分で読めるパン ▽タグ一覧 2005年 PS2 TOL 「ステラァァァァ!」 ふっはっくらえ ゲーム テイルズ テイルズオブシリーズ ナムコ バンダイナムコ パン パンのある項目 ヒョオオオオオ レジェンディア 一人用 不遇の名作 任せてくれ 愛のある項目 涙腺崩壊 絆 豪華声優陣 鉄拳スタッフ製作 この項目は小生が独断と偏見で解説させていただくパン。 読みにくい、分かりづらい等の意見は受け付けないパン。 概要 ストーリー 登場人物パーティメンバー その他のキャラクター 特徴・評価 余談 概要 テイルズ オブ レジェンディアは、2005年8月25日にナムコから発売されたPS2用RPGだパン。 ジャンルは「絆が伝説を紡ぐRPG」、キャッチコピーは「信じる思いを力に変えて」だパン。 開発は従来のナムコ・テイルズスタジオではなく、ナムコが新設したチーム・メルフェスが担当していて、キャラクターデザインや作曲家を一新したテイルズオブシリーズの異色作パン。 キャラクターデザインは中澤一登氏、BGMは椎名豪氏が担当しているパン。 主題歌はDo As Infinityの『TAO』、オープニングを始めアニメパートは従来通りProduction I.G制作だパン。 ストーリー 世界の大半は、 荒れ狂う海に覆われていたパン 爪術(そうじゅつ)と呼ばれる特殊な技を使いこなす少年セネル・クーリッジとその妹のシャーリィ・フェンネスは2人で小型船に乗り、霧の立ちこめる海上を漂流していたパン。 食料は尽き、体力も限界に達しかけたとき、突如として霧の中から島が姿を現すパン。 しかもそれは鸞くべき速度で接近し、小型船は荒波にのみ込まれてしまうパン。 そして2人が目覚めた場所はさきほどの島パン。 それは土壌に覆われて植物が茂り、島のような外観になってはいるが足元に広がる大地は紛れもなく、人工的に造られた巨大な「船」だったパン。 古代文明の遺産である「遺跡船」パン。 そこで待ちうけていたのは、シャーリィを狙う者達パン。 彼女を「メルネス」と呼ぶ彼らが企むこととはパン……? セネルとシャーリィは、多くの仲間たちと出会いながら幾多の出来事を乗り越え、やがて世界や人類の真理をも巻き込む大きな問題へと導かれていくパン。 登場人物 パーティメンバー ◎セネル・クーリッジ CV.鈴村健一 本作の主人公。妹を守るため拳で戦う熱いお兄ちゃんパン。 ハッキリ言って最初はかなりDQNな印象を受けるキャラだパン。 けれどそれは妹を心配するお兄ちゃんゆえの暴走パン、本当は結構気さくな兄貴パン。 倒れた敵は取りあえずぶん投げるパン。 「ステラァァー!」は偶然パン。 ◎シャーリィ・フェンネス CV.広橋涼 本作のヒロイン。本編の彼女はずっと強制縛りプレイなため正義感が空回りする鬼畜仕様パン。 交わした約束はどんな手を使っても守ろうとするやたら律儀な奴だパン。 監禁生活15年、ずっと友達がいなかったらしいパン。 「わたしはだいじょうぶだから」 ◎ウィル・レイナード CV.千葉進歩 博物学者でメガネな筋肉のおっさんだパン。 みんなのまとめ役パン。 かなりの魔物マニアで珍しい魔物が関わると変人になるパン。 この鍛えられた腹筋とハンマーが武器なのにキャラ性能は魔法使いだパン。 ◎クロエ・ヴァレンス CV.浅野真澄 主人公っぽい技を使うクーデレ女剣士パン。 本作の裏ヒロインで、セネルもシャーリィも彼女を特に気に掛けているパン。 イイ奴だけど、わりと後先考えず行動する無鉄砲女パン。 「言ったはずだ。覚悟がなければ、死ぬと……」 ◎ノーマ・ビアッティ CV.水橋かおり 自称トレジャーハンターの家出娘パン。 パーティのムードメーカーとトラブルメーカーを兼任しているパン。 KYなキャラクターに見えるけれども、実際は空気をかなり読んでるみたいだパン。 他人に変なあだ名をつける癖があるパン。 セネル → 『セネセネ』 シャーリィ → 『リッちゃん』 クロエ → 『クー』 モーゼス → 『モーすけ』 ジェイ → 『ジェージェー』 グリューネ → 『グー姉さん』 ウィル → 『ウィルっち』もしくは『おやじ』 ちなみに小生のあだ名は『ワンパン』(*1)だパン。誰も呼んでないパン。 挙げ句の果てには滄我(そうが)と呼ばれる大いなる存在すら『滄我ちん』(*2)だの『滄我ぽん』(*3)だの呼び始めるパン。 「だーもー」 ◎モーゼス・シャンドル CV.中井和哉 魔獣使いで裸族な山賊パン。 仲間想いの熱い漢で、セネルとはかなり波長が合ってるパン。 だけどコイツがシャーリィを誘拐したせいで物語がイロイロとこじれたパン。 「ヒョオオオオオオ!」 ◎ジェイ CV.白石涼子 情報屋をしている小僧だパン。女の子でないパン。 皮肉を言ったりイヤミを言ったり、なかなか意地の悪い性格をしているパン。 敵には非情になれるクールなヤツだけど、仲間やモフモフ族には甘い所も有るんだパン。 「モーゼスさーん 死んじゃって下さーい」 ◎グリューネ CV.川澄綾子 天然パン。 多分本作で一番ツッコミ所が多いキャラパン。 何をやらせても必ず皆とズレる最強の天然パン。 記憶喪失を差し引いてもヒドすぎると思うパン。 称号で唯一TP消費半減ができるなど優遇されてるパン。 あとパンツはけパン。ノーノーパンパン。 「あらあら、それは大変ねぇ」 その他のキャラクター ◎ヴァーツラフ・ボラド CV.小杉十郎太 どっかの国の王子様パン。 本作の諸悪の根源みたいなヤツだパン。 かなりの極悪人なので、力の限り、消し飛ばすつもりでぶん殴るのが正解パン。 ◎ステラ・テルメス CV.園崎未恵 セネルにとってのヒロインパン。 シャーリィの姉でもあり、かなり不幸体質パン。 ◎フェニモール・ゼルヘス CV.小清水亜美 シャーリィのヒロインパン。 そして初めての友達だったらしいパン。 ◎テューラ・ウェルツェス CV.小清水亜美 シャーリィのもう1人のヒロインパン。 フェニモールの双子の妹だパン。 ◎マウリッツ・ウェルネス CV.大友龍三郎 水の民のジジイパン。 コイツも遠慮せずぶん殴るパン。 ◎ワルター・デルクェス CV.櫻井孝宏 水の民のイケメンパン。 コイツも遠慮せずぶん殴るパン。 セネル大嫌いなストーカーみたいなヤツパン。 通称過労死パン。 ◎ミミー・ブレッド CV.神田朱未 新主人公で真ヒロインの超絶美女だパン。 何を隠そう小生の事だパン。 ワンダーパン職人流パン術を世界に伝えるため遺跡船で大暴れするパン。 もしも小生と熱いデュエルがしたいなら闘技場で待ってるパン。 小生のことをパンの耳とか言うヤツには「魔神パン」だパン。 ちなみにPS2版テイルズオブデスティニーにも出てやってるパン。 レディアントマイソロジー3にも登場決定パン。えっへんパン。 特徴・評価 本作はシリーズ内でもシナリオやBGMの評価が高い一方で、肝心の戦闘システムの評価が微妙な作品となっているパン。 本作のシナリオは大きく2部に分かれていて、前編がセネルとシャーリィを中心とした「メインシナリオ」、後編がパーティメンバーそれぞれの物語が展開される「キャラクタークエスト」と呼ばれるパン。 前編は正直、よくある普通のRPG的なシナリオだパン。 ただ、後編のキャラクエはかなり好評で、各キャラの個人的な事情や心情に深く切り込んでいくドラマティックなシナリオになっているパン。 『絆』がテーマの本作らしい、感動的で泣けるエピソードも多いパン。 ただ、前編でも後編でも物語の舞台は遺跡船のままで、しかも後編では前編で攻略済みのダンジョンを使い回すので、その点は不評だパン。 それからBGMの評価はめちゃめちゃ高いパン。 フィールド曲の『鳥は鳴き、僕は歌う』を筆頭に、ボーカルコーラス付きの曲とかもあって、メロディアスで壮大な楽曲が多いパン。 日本のゲーム音楽の祭典『PRESS START』(*4)では、マリオだのペルソナだのといった音楽的に評価の高いゲーム作品と並んで、本作の楽曲が選ばれているパン。 戦闘システムはちょっと独特で、なんとシリーズ恒例の秘奥義が存在しないパン。 もともとは入れる予定だったらしいのに、大人の事情で没になったらしいパン。 だけどレディアントマイソロジーとかの外伝作に本作キャラが登場するときには秘奥義が設定されているパン。小生も欲しいパン…。殺劇舞荒パンとかがいいパン。 戦闘システムの独自要素として、ダウンした敵をつかめる『投げ技』(セネル限定)、敵全体の動きを止めて一定時間フルボッコにできる『クライマックスモード』というシステムがあるパン。 ただ、敵が硬すぎるとか、投げ技が微妙とか、エフェクトが地味で爽快感がないとかの意見も多くて、戦闘に関する評価はあんまり良くないパン…。 余談 本作発売の一ヶ月前に、『テイルズ オブ ジアビス』のタイトルが発表されたパン。 レジェンディアが制作チームを一新した異色作で、従来ファンから反発する声があったのに対し、ジアビスはいつものテイルズスタジオ制作で、しかもシリーズ10周年記念作品だったのもあって、レジェンディアは発売直前というタイミングで完全に話題をジアビスに持っていかれてしまったパン…。 とはいえ本作にも根強いファンはいるので、シリーズファンなら異色作と敬遠せずに手を出してみてほしいパン。 追記、修正お願いするパン。 タッタッタッ…ドテッ 「…いだいだパン…」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 後の真選組である -- 名無しさん (2013-09-01 13 31 46) ノーマとハリエットが後の魔法少女 -- 名無しさん (2013-12-31 13 46 38) ↑その前にノーマは魔法少女一応やってるがな、ハリエットはもっと前に魔法少女です -- 名無しさん (2014-05-16 01 04 58) キャラクターデザインが異色だった。 -- 名無しさん (2014-05-16 11 38 44) 戦闘が地味ってのはともかくダンジョンを徒歩で2回往復させられるのが苦痛だったわ… -- 名無しさん (2014-05-16 13 21 34) 詠唱が他作品と違うんだよなたしか -- 名無しさん (2014-05-26 23 18 35) 周りに一番勧められるテイルズ。なんとなくキャラデザが苦手で、まだプレイしてないんだが。 -- 名無しさん (2014-10-15 21 16 14) パーティの家族っぽい感じが好きだった -- 名無しさん (2014-10-26 23 43 58) 一番上↑偶然なのか狙ったのか -- 名無しさん (2014-10-27 00 00 08) これをやらずにテイルズを語ってはイケナイ -- 名無しさん (2014-10-27 08 49 32) 漫画かいてくれた藤村あゆみ先生はアンソロでアビスも描いてたね -- 名無しさん (2015-08-24 21 07 24) キャラクエの他に大陸編みたいな続きがあったみたいだけど容量の問題で泣く泣く削ったとか それでも今のバンナムとは大違いで大満足な量だったからこういうのならDLCも悪くはないんだよなぁ… -- 名無しさん (2015-08-24 21 36 03) ワルター使ってみたいんだけどな。中の人がアスベルやってるしもうプレイアブルキャラにはなれそうにないか -- 名無しさん (2015-08-24 22 24 43) リメイク希望。多分俺の中で一番リメイク欲高い。 -- 名無しさん (2015-10-29 13 15 19) ↑一番上 最近はワルターの人も登場したな。 -- 名無しさん (2015-12-09 13 06 07) この作品のパーティは銀魂だと幕府関係者だな。 -- 名無しさん (2015-12-18 16 57 05) シャーリィはそよ姫、ジェイは盛盛様。 偶然って凄いね。 -- 名無しさん (2015-12-18 17 49 14) ここまでくると実は向こうが狙ったんじゃないかとすら勘ぐってしまうな。 -- 名無しさん (2015-12-18 18 18 05) リメイク希望したい。幻の大陸編本当にプレイしたいわ -- 名無しさん (2016-02-03 05 29 17) 容量の都合であれ以上マップ用意出来なかったんだろうけどただでさえ移動スピードも遅くエンカウント率も高くて無駄に広いだけのダンジョンをキャラクエでもう一度全部マラソンさせられるという地獄の苦行。 -- 名無しさん (2017-03-29 03 42 55) セイバーとイクスが グリューネだったとは 外道丸 -- 名無しさん (2017-07-18 19 51 16) 未だにPS2実機でしかプレイできないのか・・・アビスもシンフォニアも移植あったのに -- 名無しさん (2019-07-23 13 50 31) 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-07-25 20 01 35) Wikipediaでは秀逸な記事だったのか。 -- 名無しさん (2019-09-04 13 00 08) 名前 コメント