約 1,759,018 件
https://w.atwiki.jp/starprincesswar/pages/29.html
青の大陸 首都「ララーフア」 体力:B 戦闘:A 術式:B 敏捷:A 指揮:B 知性:B 魅力:B 幸運:C 神造兵器「ランデルセス」 種類:杖 ●土地の大半が山山&山という山岳地帯。なのだが木々は日本のように多くはない。 ●金属・宝石を輸出している。食料自給率はかなり低い。 ●龍の縄張り意識の高さのせいもあり、内戦が多い。実力主義なので強い奴ほど広い縄張りを持っている。 龍王姫軍 ルイーシア 龍子姫軍 ルアリウト ケツァルコアトル オルテルド アナンタ エインガナ オウリュウ アポピス ゼウス軍 ゼウス ウロボロス ポセイドン ヴリトラ ティアマト軍 ティアマト マルドゥク ヨルムンガンド ヴァースキ テュポーン軍 テュポーン
https://w.atwiki.jp/summons-board/pages/328.html
サモンズボードモンスター図鑑 No.167 ティアマット imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ティアマト imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。No.167 レア度 4 レベル 1 最大Lv50 スキル カオティックブレス 進化素材・費用 ダークガルム コスト 20 HP 792 2851 ターン(最短) 【初期ターン数】(?) ダイオール 種族 - 攻撃力 58 176 Lスキル 多頭龍の構え プラグリワール 主属性 闇 攻撃回数 2 2 進化元 - カラフリード 副属性 - 合計攻撃力 116 352 進化先 暴竜・ティアマト 編集 能力 飛行 EXP E? max? 入手先 ランバト報酬第一回10位以内 【進化費用】 生息地・入手方法 ダンジョン 進化・合成情報 進化: 同スキルモンスター スキル・Lスキル 備考 コメント コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/ffdqbr3rd/pages/514.html
序章 目が覚めると、暗闇だった。 暗闇の中、複数の息遣いだけが聞こえてくる。直ぐ隣には誰かが倒れていて、その隣にも誰かが倒れていて。それが延々と続いていた。 ――何だ、この状況は? 状況が全く理解できない中、彼は警戒しながら辺りを見渡した。そこにはやはり暗闇だけがあったが…いくつかの気配を感じる。 恐らくは…他にも数人が起きていて、自分と同じように警戒しているのだ。このおかしな状況を。 ――そうだ、着火具…荷物は? と、彼が荷物を探ろうとすると同時、唐突に明かりが付いた。 ただその明かりはとても小さく、蝋燭の様に儚いものだったが。そして。 「ようこそ、選ばれた選手達よ…!」 ―――。 彼、フリオニールの荷物を求めていた手は、硬直して動かなくなっていた。 いや、彼だけではなく、この場にいる殆どの者が呆然とし動けなくなっていた。突然姿を現したそれに恐怖を覚えて。 その存在は、絶対的な力と悪を持っていた。それこそ自分の存在など、一瞬で消されてしまうような。 「今日は貴様等に殺し合いをしてもらう。逆らうことは許されない」 それは、確かな絶望。 ―――何で、どういうことだ。 あまりにも唐突な展開と恐怖に『選手』達は息を飲み沈黙する。しかし、 「…ふざけないでッ!」 一人の女性の怒声が、沈黙を破った。フリオニールはゆっくりと声がした方に首を向ける。 血の繋がらない妹である…マリアが弓を構え立っていた。続けた。 「あなたがどんな人なのか知らないけれど、殺し合いをさせられる覚えはないわ!」 ぱぁんっ! ―――。 フリオニールは、その出来事を理解することが出来なかった。 マリアの放った矢は間違い無く奴の心臓を貫く筈だったのに―――。 何故、マリアが倒れている?何故、マリアの胸に、矢が―――。 マリアは、目を見開いた表情で仰向けに倒れた。心臓に、マリアが放った筈の矢を深々と刺して。 一瞬の出来事だった。 「……ッマリアーーーーーーーーーーッ!!!!」 薄闇の中、女性達の悲鳴と、フリオニールの悲痛な叫びが響いた。 【マリア(FF2) 死亡】 【残り 138名】 「ふざけている? 誰もふざけてなどいない」 冷徹な言葉と共に、声の主は闇の中から姿を見せる。 はっきりと光に照らし出されたその姿に、誰もが再び息を飲んだ。 女だった。奇妙だが豪奢なドレスを身にまとった、細身の女。 だが、全身に膨大な魔力を纏い、目には絶望の色を湛え、美しくも邪悪なその姿は―― 「魔女……アルティミシア」 乾いた声で、誰かが言った。 けれども、当の魔女はそのつぶやきも意に介さぬ様子で、そっと手を振った。 それを合図にしたかのように、広間中で何かが砕け散る音が響く。 「お、俺の剣が!?」 青い帽子をかぶった剣士が驚愕の叫びを上げた。崩れ落ちた剣の残骸を握り締めながら。 いや、彼の剣だけではない。いかなる技か、広間にいる者が持つ武器全てが、今や白い灰と化していた。 魔女は続けて、尖った爪を虚空にかざす。 その先からほとばしる光が広間を埋め尽くし、ほんの一瞬だが全てを白一色に塗りつぶした。 「お呼びでしょうか、アルティミシア様」 光の後に現れたのは、漆黒の鱗で覆われた巨竜であった。 青い皮膜を広げ優雅に宙を舞う姿は、竜王バハムートを思い起こさせる。 アルティミシアの下僕となったG.F.――ティアマトだ。 「この者達にゲームの説明をしてやれ」 魔女はうやうやしく跪いた巨竜に一言だけ残し、闇に消える。 フリオニールはそれでも魔女に追いすがろうとしたが、その願いは叶わなかった。 近くにいた仲間が止めたため、そしてティアマトが彼の行く手を阻むように舞い降りたためだ。 邪悪な竜は、唇をかみ締めるフリオニールを嘲笑いながら話を始めた。 「アルティミシア様が言われたが、貴様らにはこれから殺し合いをしてもらう。 ルールは単純だ。この場にいる全てを蹴落とし、生き残る。それだけだ。 だが、勝つためには全てが許されているというわけでもない。 禁止事項を破れば、貴様らのつけている首輪が爆発する」 ティアマトの言葉に全員が首に手を当て、言葉を失う。 いつのまに着けられたのか? 無骨な金属の塊は大した重さも感じさせず、だが、確かに全員の首に巻かれていた。 「もちろん爆発と言っても小さなものだが……貴様らの脆い首を吹き飛ばすには十分だ」 ティアマトは喉を鳴らした。多分、笑ったつもりなのだろう。そして再び言葉を続ける。 「禁止事項は以下の三つ。 一、会場から逃げ出そうとする。 会場に設定された境界線を越えれば爆発するということだ。 二、禁止された魔法や技を使用する。これは場合によって追加されることがある。 なお、最初から禁止されている魔法は「ラナルータ」のみだ。 三、力づくで首輪を外そうとする。以上だ。 そうそう、付け加えておくが二十四時間以内に誰も死ななかった場合は 全員の首輪が爆発するようになっている」 「――つまり、殺しあえば一人だけは生き残れるが 殺しあわなければ誰一人として助からない、そういうことかい?」 会場の片隅で静かに話を聞いていた銀髪の男が、冷めた瞳でティアマトを見上げる。 巨竜は我が意を得たりとばかりに大きくうなずいた。 「そういうことだ。もっとも、今のまま素手で殺しあえとは言わん。 これから一名ずつ名前を呼んでいくから、呼ばれたものは後ろの扉から外に出ろ。 そこで武器や食料などが入った袋を支給してやろう。 もっとも、武器といってもどの袋に何が入っているかはわからんし、全てが有用な武器でもない。 下らない玩具を引いてしまった者は、運が悪かったと諦めるのだな」 そして、ティアマトは最初の名を読み上げた。 ――呪われたゲームに放り出される、最初の生贄の名を。 名を呼ばれたのは、アーヴァイン=キニアスだった。 「僕が一番最初ってことは、まさかアイウエオ順なの?」 「ああ、そうだ」 青年の問いに、ティアマトはあっさりと肯定する。 「ふーん。まあいいや、それじゃあ行ってくるよ」 傭兵としての訓練ゆえか、緊迫感がないだけなのか、あるいは空元気を装っているだけなのか、 いずれにしてもアーヴァインは普段どおりの軽い調子で言った。 「待て」 その態度が不満だったのか、巨竜は少し苛立しげに呼び止める。 「説明が一つ抜けていた」、そう言ってティアマトは心臓に矢を受けたマリアを見やり、唇の端を邪悪に歪めた。 「首輪の威力についてだ」 マリアの傍で肩を震わせていたフリオニールの耳に、それは聞こえてきた。 断続的に流れる、耳障りな電子音。その間隔がだんだん短くなる。 戦士としての勘が、危険だと告げる。音を止めろと警告する。 だが彼にはどうしようもない。やがて音が重なり、ピーーーというアラームへ変化した時…… 思っていたよりも軽い音がした。シャンパンの栓を抜いたような。 けれども宙に舞ったのはコルクではなく人の首で、地に撒かれたのはワインではなく血であった。 狙いすましたかのように足元に落ちた生首に、アーヴァインの顔が青ざめる。 首を失った死体を見て、フリオニールの顔から全ての表情が消える。 悲鳴さえ上がらず、広間に忍び寄る死のような沈黙が落ちる。 ただ一匹、ティアマトだけが満足そうに参加者たちを見下ろしていた。 そして立ちすくむ青年に向かい、短く言い放った。 「行け」、と。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/48838.html
登録日:2021/08/05 Thu 18 59 41 更新日:2024/07/22 Mon 00 52 33 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 アルフレッド・ローザス ウォリス・ウォーリック ジョン・ドリンカー・コープ ジークマイスター ファン・チューリン フレデリック・ジャスパー ブルース・アッシュビー ミヒャールゼン ヴィットリオ・ディ・ベルティーニ 個性派集団 全員元帥 同期 自由惑星同盟 英雄たち 軍閥 銀河英雄伝説 帝国軍に告ぐ お前たちを叩きのめした人物はブルース・アッシュビーだ 次に叩きのめす人物はブルース・アッシュビーだ 忘れずにいてもらおう (宇宙歴742年、ドラゴニア会戦後帝国軍への通信文) 730年マフィアとは、「銀河英雄伝説」に登場する集団の通称。 自由惑星同盟軍が誇る名将たちであった。 本編には登場しないが、外伝「螺旋迷宮」に過去の存在として登場する。 概要 銀英伝本編の50年以上前、宇宙歴730年に同盟軍士官学校を卒業したグループの中でも最も秀でた7名。 ダゴンの英雄リン・パオとユースフ・トパロウルと並んで同盟軍最大の英雄とされるブルース・アッシュビーを中心に、様々な戦いで活躍した。 戦死した一人を除いて全員が生前に大将となったほどの優秀な将官たちであり、同盟軍、帝国軍の双方に大きな影響をもたらした。 ファイアザード星域の会戦という小規模な戦いでの完勝で名をあげたという。 なかでも彼ら全員が揃った最後の戦いであった第二次ティアマト会戦においては、わずか40分の間に帝国軍は名将コーゼル大将(*1)を含む高級士官(将官クラス)が大量に戦死。この被害の再建には数十年の歳月がかかったことから、「軍務省にとって涙すべき40分」と呼称されるに至った。 そしてこの敗戦をきっかけに帝国軍はイゼルローン要塞の建設を決断。 加えて上級貴族のみならず平民や下級貴族出身者でも積極的に高級士官として採用するようになり、数十年後のラインハルトやキルヒアイス、ミッターマイヤーらの登場にも繋がる。 極端な言い方をすれば、この第二次ティアマト会戦の結果は帝国と同盟の両方を滅ぼす遠因の一つとなったのである 内部では毒舌や皮肉の応酬こそあったものの、基本的には良好であり、むしろそういったところから活気が生まれ、勝利への原動力にもなっていた。 しかし、自己主張の激しいアッシュビーを中心とする彼らの軋轢を完全に取り除くことも不可能で、第二次ティアマト会戦の時には内部での対立はかなり深刻なものになっていた。 その活躍ぶりは当時の政治家らに政界進出、ひいては軍閥化を警戒されたほどであったが(*2)、彼らが最後にそろった第二次ティアマト会戦にてリーダーのアッシュビーが戦死すると急激に分裂。 その後の彼らは活躍はしたが、全盛期のそれと比べればはるかに地味な物であり、しかも大半が不遇の晩年を送ることとなった。 彼らの結束と活躍はアッシュビーというカリスマ的人物の元成り立っていたため、彼に成り代わる人物はついに現れなかった。 宇宙歴788年(本編開始の6年前)時点でアルフレッド・ローザスのみが存命。 後に魔術師と呼ばれる天才戦術家ヤン・ウェンリーがまだ若い士官のときにある疑惑の調査の一環としてローザスの元を訪れ、回想として彼らの活躍が語られる。 構成人物 CVは石黒OVA版の配役 ブルース・アッシュビー CV 風間杜夫 730年マフィアのリーダーであり、同盟軍最大の英雄の一人。彼の戦死した日は同盟の休日となっているほど。 「少尉の身で大佐より偉く見えた」と称される長身の美丈夫であり、自信と覇気に満ちた人物であった。その性格ゆえか周囲との対立も絶えなかったが。 「自分には不可能なことがないとでもいうつもりか」 「無論、私にも不可能なことがあります。貴方以上の失敗をすることです」 (少佐時代、上官に対しての発言) 士官学校を首席で卒業後に活躍を重ね、国民の英雄に。 当時はまだ最年少の一兵卒だったバーナビー・コステア大佐によれば、兵士たちからすれば神様のような存在であり、批判や批評といったものの対象になる人物ではなかったという。 後に英雄(自称)ことウィレム・ホーランド中将(第三次ティアマト会戦時の第11艦隊司令官)も自らを「アッシュビーの再来」と呼んでいた。 天才的な戦術家で、参謀長だったローザス曰く「戦機を見計らう天才」とのこと。ごくわずかな情報から相手の策を見抜き、常識破りの策で打ち破ることを得意とした。 第二次ティアマト星域会戦においては、「戦闘中に各艦隊から割いた兵力を混乱なく統合して新規に主力になりうる部隊を編成する」という常識を逸脱した作戦を成功させている。 また、戦闘で敵軍を打ち負かすと、必ず敵軍を煽る通信を送っていた。これは本人の自己顕示欲を満たすだけではなく、帝国軍の冷静さをそぐための策でもあった。 当時病床にあった軍務尚書・ケルトリング元帥(*3)が、「アッシュビーを倒せ」と叫んで死んだという逸話が語り継がれている。 人生最後の戦いとなった宇宙暦745年12月の第二次ティアマト星域会戦では同盟軍大将・宇宙艦隊司令長官で、同盟軍側の総司令官となったが、いつになく高圧的な態度を取り、同僚たちの反発を招いていた。 帝国軍を壊滅せしめたものの、本人は不幸にも旗艦への流れ弾によって飛んできた破片が直撃したことで瀕死の重傷を負い、そのまま出血性ショックによって戦死した。享年36歳。 退役後は政界進出を目指していたと言われるが、結局は幻に終わった。そして彼の死と同時に、730年マフィアは実質的に終焉を迎えた。 なお、この際の乗艦の名は「ハードラック(不幸)」。 実は活躍を始めたころから、帝国から亡命した上級将校(帝国軍大将→同盟軍中将待遇)であり、同盟の中で彼に希望を見出したマルティン・オットー・フォン・ジークマイスターと、彼と協力して帝国軍内部に密かにスパイ網を作っていたクリストフ・フォン・ミヒャールゼン帝国軍中将から多数の情報を得ており、これが敵の動きを完全に読んでいるような完璧な采配に繋がっていたことが、事実こそ不明ながらほぼ確実視されている。 が、その情報も玉石混淆よりましといったものが多いもの。加えて情報伝達後に状況が変化することも十分にありうる。その点を考えると、それらの情報を使いこなし、そこから巧みな策を立てて勝利を重ねたアッシュビーの才覚は本物だったと言える。 彼の死後このスパイ組織は弱体化し、ジークマイスターの失意の病死とミヒャールゼンの謎の暗殺をもって幕を閉じる。 戦略家としての才覚もあったようで、帝国軍より前にイゼルローン回廊への要塞の建設を構想し、簡単な設計図を作ったこともある。 が、本人は艦隊決戦を好んだため、予算は艦隊編成に使われることとなってお流れになってしまった。 結局イゼルローン回廊への要塞建設は帝国軍が成し遂げたが、もし同盟軍がこれを実現していれば、歴史の方向性は大きく変わっていただろう。 私生活も軍歴に負けず劣らず華々しいものであり、2度の結婚、そしてわずかな期間での2度の離婚を経験。どうにも家庭というものになじめなかったようだ。 愛人、情人も多数いたと推測される。 魅力的な人物だったようで、離婚という形で別れたはずの元妻は彼の死後もなお彼からのラブレターを自分宛てに送るということまでしているそうだ。 フレデリック・ジャスパー CV 藤原啓治 精悍でダイナミズムに富んだ戦術家。 中途半端ということはなく、勝つときも負けるときも派手と言われ、彼の戦いは圧勝か惨敗のどちらしかなかったと言われる。 そのことから付いた異名が「行進曲(マーチ)ジャスパー」。 また、「2回連続で勝つと次は負ける」という妙なジンクス(*4)があり、 負ける順番にいた兵士たちは遺言書を書いたり、ひどいときは脱走を計画するものまでいたという。それでも愛嬌ある人物ゆえ、兵士には愛された。 730年マフィアの名を知らしめたファイアザード星域会戦では巧みな指揮で敵軍を翻弄、アッシュビーとともに完全勝利を収めている。 ただ、活躍の一方で、この戦いの主役をアッシュビーに掻っ攫われたことは不満だったようで、のちに酒の席で、酔った勢いで不満を叫んだこともある。 第二次ティアマト会戦には中将・第4艦隊司令官として参加した。 会戦後は大将に昇進した後、ウォーリックの後任として宇宙艦隊司令長官に就任。史上最長の17年にわたって在任し、そのうち6年は統合作戦本部長となったチューリンとコンビを組んだ他、在任中の764年に元帥号を授与された。 司令長官就任前のバランティア会戦では救援艦隊を指揮し、コープの戦死には間に合わなかったものの敵軍を攻撃して戦果を挙げたが、「功績を独占しようとしてコープを見殺しにした」という心ない噂が立ち、コープ夫人に責められるという一幕もあったという。 統合作戦本部長を務めたのちに退役し、730年マフィアの中では最も軍に長く在籍した。退役直後の宇宙暦771年に妻と旧婚旅行に出かけたが、その際の宇宙船の事故で不慮の死を遂げた。享年61歳。 ウォリス・ウォーリック CV 小山力也 キザかつ芝居がかった言動から「男爵(バロン)」というあだ名で知られ、本人もこれを好んでいた。 突出こそしていないが指揮能力は確かなもので、アッシュビーの作戦には不可欠の人物であったという。 紅茶色の髪と瞳を持った伊達男で、女性に好かれ、彼自身も女性を好んだ。 手品や占い、ダンス、音楽、スキーなどをたしなむ多趣味な人物であったが、同僚のローザスは「何をやっても一流の寸前まで行けた」と評していた。 もっともこの評は裏を返せば「何をやっても超一流にはなれなかった」ということであり、男爵というあだ名に「公爵や伯爵にはなれない」という揶揄が見え隠れすることからも窺える。 これらの点は本人にも自覚はあったが、最高責任者ではなく、あくまでアッシュビーの下でいいと考えていた。 士官学校時代、いつもアッシュビーに次ぐ二番手であったことが影響しているのだろう。 第二次ティアマト会戦では中将・同盟軍第5艦隊司令官として参加(*5)。敵の攻撃で危機的状況に陥り、戦力を分割させたアッシュビーに激昂する場面もあった。 会戦後は749年に大将に昇進した後、751年に宇宙艦隊司令長官に就任。在任中は特に大きな会戦はなく、43歳という若い内に軍を退役し、大学の学長や出身惑星の知事を務めた後に中央政界に進出。760年には国防委員長にまで登り詰め、同時に元帥号を授与された。 順風満帆な人生を送り社交界の名士としても知られたがしばしばスキャンダルで騒がれた上、国防委員長在任中に国防委員会事務局の汚職事件が発覚。 特にこれに関与していなかったものの責任を取って委員長職の辞任を余儀なくされた上、その後も愛人の麻薬中毒死をはじめとするいくつかの事件によって名声は失墜。 失意の中政界・社交界からも退いてハイネセンの小都市に隠居し、宇宙暦766年に心臓発作で急死した。享年56歳。 かつて彼の従卒を務めたこともあるチャン・タオ一等兵によれば、少々気障なところはあったが人間としては立派な人物だったとのこと。 ただし、彼本人はともかく彼の周囲には時々ろくでもない人間もいたとも語っている。 ジョン・ドリンカー・コープ CV 佐古正人 実直な戦術家で、追撃戦を得意とした。 「ドリンカー」というのは渾名ではなく正真正銘の本名であり、別に飲兵衛というわけではない…というかむしろ実は銀英伝でも珍しい下戸。しかもその理由はアルコールアレルギーによるものであった。 その体質のため勝利の祝杯をあげるときもアルコールではなくアップルジュースを飲んでいたが、ある時ウォーリックがふざけてシャンパンにすり替えたときは蕁麻疹が全身に発生して騒ぎになったんだとか。 なお、ウォーリックは同盟軍史上唯一となる蕁麻疹が原因で始末書を書かされた提督となった。 寡黙な人物であったが、アッシュビーに対して思うところも多かったらしく、中将・同盟軍第11艦隊司令官として参加した第二次ティアマト会戦の時には、いつになく高圧的な彼に対し明確に不満を言い、緊張状態になっている。 戦後は宇宙暦750年に大将に昇進して宇宙艦隊副司令長官に就任するが、翌751年のパランティア会戦において指揮を執るもいつにないほど精彩を欠いて同盟軍は大敗、自身も戦死した。 戦死後、元帥号を授与されている。享年41歳。 ファン・チューリン CV 菅生隆之 アジア系の人物で「ファン」が姓。手堅い作戦を得意とする。大いに崩れるということがなく、彼の戦線の維持から逆転につながった戦いも多いという。 大変な堅物かつ気難しい人物で、他人から聞いた笑い話を同僚に伝えたが、それに大笑いする同僚たちをしり目に「一体何が面白かったのか」と真剣に質問したというエピソードも。人気こそなかったが、アッシュビーからは信頼されていたようだ。 第二次ティアマト会戦では中将・第8艦隊司令官として参加。アッシュビーに兵力の一部を要求されたことから彼と口論になったが、最終的に提供し、大勝利に繋げている。 戦後は宇宙暦750年に大将に昇進して宇宙艦隊総参謀長を務めた後、755年に統合作戦本部長に就任。宇宙艦隊司令長官となったジャスパーとコンビを組む。 本部長在任中は優れた実務能力と温かみに欠けるが筋の通った人事により高く評価されたが、一方で妻とは離婚、息子には先立たれるなど、家庭的には恵まれなかった。 退役後はいくつかの名誉職を務めつつ、公園の鳩に餌をやる毎日を送っていたが、肺塞栓症のため死去。 その死も極めて冷静かつ事務的なものであった。享年63歳。 ヴィットリオ・ディ・ベルティーニ CV 乃村健次 勇猛な指揮官で、献身的な戦いぶりを見せ、その破壊力はアッシュビーに勝った。ビッテンフェルトのような人物だったのだろう。 立派な体躯と荒々しい髭で、「粗野な猛将」といったイメージの人物であったが、実際は気の優しい人物で、「クマとリスの結婚」とからかわれるような小柄な女性と結婚し、熱帯魚を飼う趣味があったという。 その熱帯魚に同僚の名前を付けていたという噂があるが、真偽のほどは不明。 第二次ティアマト会戦では中将・同盟軍第9艦隊司令官として参加。会戦前、水槽の管理を誤って熱帯魚を死なせてしまった妻を難詰してしまい、どう和解するべきか後悔していた。勇猛な大男のいつにない沈黙は兵士の不安を誘ったという。 その後「軍務省にとって涙すべき40分」と言われた混戦の中、被弾した味方艦艇の爆発に巻き込まれて戦死。享年36歳。 死後は2階級特進で元帥になるはずだったが、同じく同会戦で戦死したアッシュビーの名声を高めるための政治的配慮が原因で大将への昇進でしばらく据え置きにされ、死後6年たってようやく元帥に昇進した。 アルフレッド・ローザス CV 瑳川哲朗(老年期)、井上倫宏(青年期) 指揮官としては並よりややマシ程度だったが、幕僚たちの間の調整や緩衝において優れた才能を発揮。個性的な730年マフィアの面々を巧みに調整し、彼らの総合的な力量をさらに引き上げていた。アッシュビーの司令部の重鎮として10年にわたって活躍した。 第二次ティアマト会戦時は宇宙艦隊総参謀長を務めている。 沈着かつ公正で信頼され、アッシュビーの一回目の離婚の仲介人をさせられたことも。 大将で退役。出版した回想録は後世まで高い評価を受けたという。 老後は孫娘のミリアムとともに暮らしており、アッシュビーに関して調査していたヤンのインタビューにも応じた。 その数日後、多量の睡眠薬を摂取し死去。死んでも死ななくてもよい、という心境だったようだ。享年78歳。不幸な末路を迎えることが多かった面々の中では長寿であった。 死後元帥号を贈られ、730年マフィアは全員が元帥となった。 その死は、一つの時代の終わりの象徴でもあった。 余談 彼らのグループ名がマフィアとなっているが、特に犯罪を行っていたというわけではない。 Mafiaという単語には犯罪組織のマフィアの他にも非合法とは限らない秘密結社や単純に結束の固い集団という意味もある(*6)。 ただ、リーダー的存在であったアッシュビーには周囲には不可解なほどの読みがあり、その点を不審に思われてのもの(上述したように帝国にスパイがいた可能性が高いとされている)、 あるいは上の人間にも煽るような自己主張をした気性の強さ、当時の政治家からは政界進出を警戒されていた点など、 圧倒的な実力実績に加えて疑惑・警戒・反感等も含まれた総合的な評価として「マフィア」と呼ばれるようになったのだろう。 「項目を作成した人物は、ブルース・アッシュビーだ。次に追記・修正をする人物はブルース・アッシュビーだ。忘れずにいてもらおう」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 作中明言はされてないけど、読者の間ではコープのボロ敗けはアッシュビーを失ったスパイ組織がアッシュビーの後釜を作るためにコープに接触した結果、って疑惑があるんだっけか -- 名無しさん (2021-08-05 19 05 42) 確かにコープじゃアッシュビーみたいな情報の有効活用はできなさそう。 -- 名無しさん (2021-08-05 19 07 36) 同盟が帝国に勝利出来ていたかもしれない最後の時代かな これ以降はイゼルローンの完成と同盟の腐敗の進行で無理だっただろうね -- 名無しさん (2021-08-05 20 17 10) マーチ・ジャスパーの異名は入れといたほうがいいんじゃない?さすがに。 -- 名無しさん (2021-08-05 21 30 33) アッシュビーが本当に政界進出してたらどうなっただろうかね 同盟版イゼルローン建設を進めたりしたのかな -- 名無しさん (2021-08-05 22 22 58) ローザスに加えてチューリンも本人としては納得の生涯だったんじゃないかなあ。堅物すぎて人が寄らないタイプで最期が少し寂しいけど、統合作戦本部長を任期満了までやりきったことは能力の高さと運も十分なことをうかがわせる。 -- 名無しさん (2021-08-05 23 08 29) 時の女神に愛された男 -- 名無しさん (2021-08-06 01 08 22) 銀英伝未読者なんだけどなんでこんな物騒な名前なの -- 名無しさん (2021-08-06 08 16 18) 注釈2、グレゴリーになってますがグレゴールですよ(´・ω・`) -- 名無しさん (2021-08-06 08 49 18) ↑5アッシュビーの気質からしてそれはないと思う。自己顕示欲を優先させたがる以上、要塞による迎撃は地味で目立たないから、艦隊同士の直接対決の方が派手で宣伝させやすいから、結局はそちらを選ぶだろう。 -- 名無しさん (2021-08-06 13 46 49) 時系列上は逆ですが、同盟版ローエングラム元帥府を思わせます。リーダーのカリスマで周囲を引っ張るという意味でアッシュビーとラインハルトは似ています。上の方に「同盟が帝国に勝てたかもしれない最後の時代」とありますが、環境のそうですがアッシュビーのような求心力が表れなかったということも大きいでしょうね。ヤンは作者からも「舞台の中心で目立つよりは、隅でブツブツいうタイプ」と評価されていました。 -- 名無しさん (2021-08-06 19 17 27) 鏡面シールドが付いてたり機動力を生かした戦闘がブームだったのか機関ブロックが奇形的なまでに肥大化してたりと、ダゴン時代と本伝時代の間を繋ぐ時代なのに単なる中間デザインにならずやけに個性が濃い艦艇デザインも面白い -- 名無しさん (2021-08-07 02 38 55) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kwskp3/pages/589.html
きんぐー 神話 またはキングウとも呼ばれる。 シュメールの神話における竜神で、原始の創造神・ティアマトの息子にして、二番目の夫。 天神マルドゥークを始めとした若き神々との戦の折に、ティアマトより権威の象徴である「天の石版」与えられ、怪物の軍勢の指揮権を賜る。 しかしマルドゥークには全く歯が立たず敗れ、捕縛された後エアによって処刑され、その血より人間が創られる。 性能 初期Lv.46 メディラマ(初期) 真・火炎見切り(初期) ウィルスブレス(習得Lv.48) 毒防御(習得Lv.49) ヒートウェイブ(習得Lv.50) 食いしばり(習得Lv.52) 火炎弱点 電撃耐性 闇耐性
https://w.atwiki.jp/deserteref/pages/837.html
シリトー(宇宙暦?年頃 - )は自由惑星同盟の政治家。オリジナルキャラクターである。 略歴 宇宙歴799年、国防委員長として軍人一〇〇〇万人を解雇し、主戦派の怒りを買った。(109話)おそらく、レベロ政権における国防委員長と思われる。エリヤ・フィリップス少将、マルコム・ワイドボーン少将らを予備役に編入した人物である可能性が高い。 トリューニヒト政権下で非難を避け、イゼルローン要塞に移住したようである。 宇宙歴802年10月第九次イゼルローン要塞攻防戦においても、ティアマト星系への避難を拒否してイゼルローン要塞に残留した。(109話)右翼の牙城であるティアマト星系で迫害を受けることを恐れた様子である。
https://w.atwiki.jp/deserteref/pages/336.html
バーミンダ・シン(宇宙暦?年 - )は自由惑星同盟の軍人。オリジナルキャラクターである。 略歴 宇宙暦795年、前任の第一一艦隊司令官、マッシモ・ファルツォーネ中将の幕僚チームから横滑りする形で新任の第一一艦隊司令官クレメンス・ドーソン中将の幕僚チームに加わった。第一一艦隊人事部長であり、階級は大佐であった。(31話)その後の記述はないが、同年4月の第三次ティアマト会戦に参加し、6月に他の非ドーソン派の幕僚たちとともに転出したものと推測される。(35話)その後の動向は不明。 座乗艦 第一一艦隊旗艦「ヴァントーズ」(大佐:第一一艦隊人事部長として乗艦) 第三次ティアマト会戦(第32話 - 33話)
https://w.atwiki.jp/mm2wiki/pages/13.html
土属性 土属性は**です。 土属性オーガ ボティス ティアマト アースジャイアント オーガロード ボティスナイト ティアマトクィーン アースドラゴン オーガ Lv 制限 CON HP 大きさ 移動力 飛翔 通常 透明 通常 素早さ 回避 防御力 魔法回避 (魔法回避) 炎耐性 氷耐性 根性 //根性 攻撃1 攻撃2 memo ボティス Lv 制限 CON HP 大きさ 移動力 飛翔 通常 透明 通常 素早さ 回避 防御力 魔法回避 (魔法回避) 炎耐性 氷耐性 根性 //根性 攻撃1 攻撃2 memo ティアマト Lv 制限 CON HP 大きさ 移動力 飛翔 通常 透明 通常 素早さ 回避 防御力 魔法回避 (魔法回避) 炎耐性 氷耐性 根性 //根性 攻撃1 攻撃2 memo アースジャイアント Lv 制限 CON HP 大きさ 移動力 飛翔 通常 透明 通常 素早さ 回避 防御力 魔法回避 (魔法回避) 炎耐性 氷耐性 根性 //根性 攻撃1 攻撃2 memo オーガロード Lv 制限 CON HP 大きさ 移動力 飛翔 通常 透明 通常 素早さ 回避 防御力 魔法回避 (魔法回避) 炎耐性 氷耐性 根性 //根性 攻撃1 攻撃2 memo ボティスナイト Lv 制限 CON HP 大きさ 移動力 飛翔 通常 透明 通常 素早さ 回避 防御力 魔法回避 (魔法回避) 炎耐性 氷耐性 根性 //根性 攻撃1 攻撃2 memo ティアマトクィーン Lv 制限 CON HP 大きさ 移動力 飛翔 通常 透明 通常 素早さ 回避 防御力 魔法回避 (魔法回避) 炎耐性 氷耐性 根性 //根性 攻撃1 攻撃2 memo アースドラゴン Lv 制限 CON HP 大きさ 移動力 飛翔 通常 透明 通常 素早さ 回避 防御力 魔法回避 (魔法回避) 炎耐性 氷耐性 根性 //根性 攻撃1 攻撃2 memo Copyright (c) 2005 hi-fi-Nethi-fi-Net. All Rights Reserved.
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/7347.html
772: 635 :2021/09/24(金) 22 39 51 HOST 119-171-250-56.rev.home.ne.jp 銀河連合日本×神崎島ネタSS ネタ ゲートの先は神崎島もヤルバーンも無いようですその五十六 映像に映る古きメソポタミアの母神ティアマト、その顎が開くと漆黒の輝きが放たれ、黒い津波が引き起こされる。 『超重力砲にケイオスタイドデスカ!?』 「ケイオスタイド!」 かつてメソポタミアで見た光景を思い出しヤルバーンのブリッジで映像の中のフェルに重なる様にマシュが叫ぶ。 そして同様にそれらを知る者、地球の電子の海やテレビで映像見る者達も同様な反応をする。 ヴェルデオはマシュに質問する。 「あの黒い光は多分重力子兵器でしょう。しかしケラーマシュ、ケイオスタイドというのは?」 「侵食海洋とも呼ばれる全てを飲み込む原初の混沌、生命の海。ティアマト神が持つ権能、能力です。 アレに囚われたが最後英霊ですらティアマト神の眷属、人類の敵と成り果てます。」 英霊すら人類の敵となるその言葉にヴェルデオ達はざわつく。 ヤルバーンではマシュからの情報により英霊をヒトの持つ因果の防衛システムではないかとと推測している。それが汚染されるとは…。 そして画面の中では伊耶那美命が空間に穴、ワームホールを開き黒い光と津波を別の空間へと流す。 「そんな…ケイオスタイドを無効化するなんて…。」 自分達が守ろうとしながら手から零れ落ちていく様を生み出した第二の獣の生み出す黒い海としか見えないもの。 それをマシュの視点から見れば容易く無効化する様に呆然とする。 『ウヒャ――――――!?』 『のおおおお!?落ちる!?落ちる!?』 「アア!ワタシが落下して!?」 「クッ!フェルガ落チテイクゾ!!誰カ助ケロ!!」 ヤルバーンのフェルさんとシエさんは最早映像、劇化された並行人類文学作品を鑑賞している気分だ。 ワームホールが黒い光と波を飲み込み閉じると衝撃波が画面の中のフェル達が乗る船、空母大鳳を襲いその衝撃でフェル達は落下する。 しかしその落下するフェルと柏木は誰かに掴まれ戦艦大和の甲板へと引き上げられる。 二人を引き上げたのは画面に映る青いセーラー服に銀髪の少女と白いワンピースの青い髪の女性。 『えっと、まさか霧の…?』 『青のセーラーと白いワンピース…!TVアニメ版のお二人デス!?』 『アニメがどうとか分からないけど、私はイオナ、こっちはタカオ。』 『雑な紹介のしかたね…まあいいわ。私はタカオ、霧の重巡洋艦よ。』 『やはり霧の艦隊の…でも何故ここに?』 『呼ばれたから。大和の危機だから助けて欲しいって。』 「…フェル知人カ?」 「イエ、私のハルマ人サンの友達はマシュサンだけデス。」 773: 635 :2021/09/24(金) 22 40 26 HOST 119-171-250-56.rev.home.ne.jp 画面の中の霧の二隻と柏木夫妻の会話を聞きそんなことを話すフェルとシエ。 そんな二人を他所にヴェルデオとマシュは話し合う。 「霧の重巡洋艦、霧の艦隊…ケラーマシュなにかご存知ですか?」 「いえ…英霊や神霊の類ではなさそうですが…。」 マシュらの疑問への返答、そらは画面の中のアナスタシアが答えていた。 『霧の艦隊とは私達の宇宙から見て並行宇宙の地球において海洋を人類より奪った存在です。 該当世界の地球人類を大きく離した技術力により人類は海洋より駆逐され分断されることとなりました。』 「「「「並行宇宙のさらに並行宇宙…?」」」」 アナスタシアの言葉に固まるマシュやヴェルデオ、まあ並行宇宙からさらに並行宇宙な存在が来るとか普通思わんだろう。 まあその霧の艦隊も地球外知的生命体の持ってき某月のフォトニック純結晶体みたいのの端末だったりするのだが。 「霧の艦隊って…オーちゃん!」 「本物だ。」 こちら側の八王子の柏木家の居間で柏木は大見へと疑問をぶつければ肯定の返事が返って来る。 先程から画面の中の自分は自分の知らない地球人類ではない妻なる者と艦これやりながら冠位指定やってやがる。 なお頭の中にはティアマト登場時に某怪獣王のテーマが流れ、大和復活時には某宇宙戦艦が流れていたり。 ギリっと歯を食いしばる。 自分は平凡な会社員である。 妻と結婚し子供もすくすくと育ち、仕事と父親の両立であたふたしている一般人だ。 それに不満などはない。 ないがあの自分は国会議員をやりながら宇宙を股にかけ、空想上でしかなかったキャラクター達と物語を紡いでいる。 エラくなり、好きなキャラクターと大冒険をするという子供の頃夢の様な現実、羨ましくないと言えば嘘になる。 「柏木止めておけ。あいつみたいにはなるな。」 「オーちゃん…。」 「あいつはあいつ。お前はお前だ。」 柏木に羨むなと言う大見はどこからかフリップを取り出す。 というか一部自衛官に支給されてるPVMCGで造成していたり。 「それにこうなりたくないだろう?」 「ブッ!?なんだよそれ!?」 「ブフォ!?」 「アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \。何それ!?」 その場にいる者全員が吹き出す。 大見が見せたフリップには…。 「クハハ…何だ。そのエラく爽やかな笑顔浮かべた真人は!?」 柏木父が指摘するのように爽やかな笑顔の柏木が写っていたり。 しかもエラい仕立ての良いスーツ姿だ。 「向こうの柏木の選挙ポスターだ。こういうのせにゃならんぞ?後、下手すりゃ向こうの柏木に対抗して野党に担ぎ出されたり…。」 「あー…うん。止めとくわ…。」 「後な。あの柏木のこれまでの人生聞くと命がいくつあっても足りん。」 「…そんなに?」 「ああ、今回の含めて艦これとグランドオーダーとその他合体したようなの何回か生き延びる必要がある。しかも、自分からそれに飛び込んで…。」 「ええ…。」 「更に天皇陛下やイギリスの女王陛下、ローマ教皇等各国要人との会談。 神様や妖精とかリシュリューを女神と崇めるフランス国民への対応とか求められ、自分も祀り上げられたり…。」 「俺、一般人でいいです…。」 大見の話にげんなりとした表情する柏木。 その頃画面の中ではティアマトが絶対魔獣戦線以上の不死性持ってる話を伊耶那美命withフェルさん達がし始めてネットもヤルバーンも阿鼻叫喚に包まれていた。 774: 635 :2021/09/24(金) 22 41 06 HOST 119-171-250-56.rev.home.ne.jp 名前:名無しの憂鬱なぐだ夫&ぐだ子 投稿日:~ 死の概念付加出来ないとかどんだけー? 名前:名無しの憂鬱なぐだ夫&ぐだ子 投稿日:~ 冥界に落としても殺しきれないとか向こうの日本これどうしたんだよ… 名前:名無しの憂鬱なぐだ夫&ぐだ子 投稿日:~ 原作よりやばくなってるとかどういうことなの… 名前:名無しの憂鬱なぐだ夫&ぐだ子 投稿日:~ そもそもイザナミがじいじが冠位賭けた死の概念付加出来ることに驚こうぜ 名前:名無しの憂鬱なぐだ夫&ぐだ子 投稿日:~ いやそのイザナミって死の国の女神やんか そんなネットの困惑を他所に画面の柏木は伊耶那美命と話し合い、どうにかなるという話に各所が工エエェェ(´д`)ェェエエ工となった。 ヤルバーンの方も似たような状況であった。 「ティアマト神を鎮める…そんなことが出来るの…?」 『伊耶那美様…。』 『覚悟は決まりましたか…?』 ゼルモニターを見るマシュ。 その視線の先では伊耶那美命からの覚悟の問いに柏木が応え、周囲の仲間たちもそれに同調する。 それらの姿は今は遥か遠き故郷の天文台の情景をマシュに思い出させる。 『はいはぁーい。伊耶那美様から頼まれてたダーリン連れてきたわよ。』 『ちょ!?おま!?降ろせ―!!』 「…オリオンさん…?」 そしてアルテミスがクマのぬいぐるみことオリオンを伊耶那美命の手へと降ろす。 伊耶那美命はオリオンに力を借りたいと言う。 『そこは大丈夫です。取り敢えず貴方の星座のトライスターに当たる住吉三神と習合させて全盛期に近い姿にしますので。』 『マテや!?習合ってどういうこった!?』 『私と同じで日本の神と融合?みたいなことするってことよ!これでおそろよっ!!』 「日本の神さまと習合ッ!?」 色んなこと経験してるマシュですら驚いた、だから誰だって驚く。 『今ならアルテミスと夫婦神扱いでの日本国内への祀り込みとこの話を加えた改訂現代ギリシャ神話の本年度最新版も付け加えましょう!』 『あら、お得…ってそうじゃねえ!!』 『夫婦神!そういうのもあるのか!!』 『アルテミスも反応するなぁ!?』 で。 『で、俺は何をすればいいんだ?』 筋肉モリモリマッチョマン降臨。 目の前で別神話同士の珍妙奇天烈な融合をさっくりとやってのける様見せ付けられマシュの顎が落ちた。 ついでに何だ改訂現代ギリシャ神話の本年度最新版って? さらにその後の展開でマシュの感情はジェットコースターの如く揺さぶられることとなる。 775: 635 :2021/09/24(金) 22 42 27 HOST 119-171-250-56.rev.home.ne.jp 神造の弓、主の御使い(サーヴァント)の転じた矢、そして至高の狩人(オリオン)。 思い出すのは彼が神を撃ち落とした日、かつてとは逆に恋人を射ち堕とした日。 打ち捨てられた異なる歴史であった、無かったことにされた悲劇。 だけど彼女は、機械の躯体を持つ彼女は画面の中で恋人共にそこにあって。 本来の姿、機神の真体をその背に浮かべながらもふんわりとした本物の笑顔を恋人に向ける。 『私達が貴方が弓を射るお膳立てをするわ。』 「アルテミスさん…。」 違う世界の出来事で自己満足かもしれない。でもマシュにとってはその笑顔こそが救いだった。 そして始まった。 ヤルバーンが見る日本の公共放送の電波はスタッフの手違いで何を間違ったか、ささき某の歌うテーマを大和の突撃開始と共に流し始め、 ネットではもっとやれと拍手喝采だ。 伊耶那美命は英霊達ですら突破は不可能とも思える重力と空間の波を突破。 ティアマトへと肉薄しその全力を叩きつけ、直ぐにワームホールを開き短距離の空間転移を行う。 宇宙な戦艦大和の様な展開とSFに付き物の解説の博士(ニーラ教授inふそう)に世のテレビの前の子供だった世のお父さんはワクワクしっぱなし。 『星間狙撃砲起動!神核接続、神核励起。『汝、星を穿つ黄金(シューティングスター・オルテュギュアー)』!!…ダーリン!!』 『おうよ!!』 大和の空間転移と同時に軌道上の機神アルテミスが最大出力の砲撃を叩き込み、アルテミスの言葉にオリオンが応じ黄金の輝きを纏い矢を天へと放つ。 実写化はおろかアニメよりも先に現実となった一矢。 それはあの時の如くアルテミスへと向かうがその狙いはティアマト。 アルテミスはディルフィルドゲートを開きその矢を地上へと向かわせる。 無双の狩人と月女神の輪舞曲、弓の英雄と弓の機神により放たれた矢、故に必中。 夢想の魔法を見ているが如く矢を構成するオーリブの枝葉はティアマトに突き刺さるとその腕を伸ばし拘束する。 これが現実にあったことと誰もが信じられない。 マシュやバビロニアを駆け抜けた先輩達は知っているティアマトを繋ぎ止める、それがどれ程困難な事であったか。 あの時、英雄の王の友がその身を神造兵器としその全てを賭けて繋ぎ止めた。それでも一刻が限度、ではどうするのか…。 空が割れる、空間を裂き。戦艦大和、彼女が再び姿を現した。 青い青い輝きを帯びるその艦首をティアマトに向ける。 こちらの柏木家ではそれ見てた柏木は驚いてたり。 「波動砲!?」 「いや。亜空間次元反転縮退砲というある種のエネルギー波動を放つを向こうの日本なんかが保有する宇宙戦艦なんかの決戦兵器だ。 威力は…あの形態の大和のだと最大出力で惑星だか恒星だか吹き飛ばせるんじゃないかとか…。」 「やっぱ波動砲じゃん!?…ティアマト消滅するんじゃ?」 「でもなあ…耐えきるんだよなあ…。」 えっ?と柏木が大見の声に反応し画面を見るとディルフィルドゲート砲に耐えきるティアマトの姿があった。 所代わり冥王星のともづるの艦橋。 ナヨ様は映像を懐かしそうに見て、ゾルダートもといキリシュタリアやマカリオスはあいも変わらず防御力やべえなという顔をしている。 「しかしディルフィルドゲート砲を防ぐ様を見ると何度見てもティアマト神の防御力は凄まじいものと感じますね。」 「確かに…恐らくは防御に全力を回せば対星級宝具すら弾くだろう。」 「まあ流石にアトランティスに封印されてるゼウスの対星系級のは無理だと思うけどな…。」 「アレは流石に比較にならないかと…「はーい注目!!」。」 話の最中に夕張が声を上げる。 「多川司令から命令、私達、人型可変機動艇千鳥とともづるはこっちの日本へ移動しろとの仰せよ。」 「分かりました。理由はヤルバーンの痕跡が確認されたからですか?」 「いいえ、観測機器が既に到着してるの確認したわ。」 「!!、了解です!!」 776: 635 :2021/09/24(金) 22 43 02 HOST 119-171-250-56.rev.home.ne.jp 「さてそろそろ私もハワイに移動をしますわ。」 「ん?ああもうそんな時間かい?」 銀河連合日本総理官邸のゼルルーム、マリヘイルはそこに仮想造成された椅子より立ち上がる。 「ええそれに、ヤルバーンが確認されたそうなので…。」 「確かに早めにゲートの向こうに渡った方が良いですね…。そういえば向こうへの移動は?」 「霧のケラータカオに乗せて頂くことになってますわ。」 「霧ん足なら十時間足らずで到着出来っでね。」 二藤部はマリヘイルに移動手段を問い、マリヘイルの霧のタカオとの答えに東郷はその方が良いと言う。 「マリヘイル。」 「何かしらサイヴァル?」 「向こうのフリンゼや私に会えたら伝えてくれないか?妻と元気にやってると…ね。」 「…ええ分かったわ。」 日本国総理官邸、記者会見場。 日本国内閣総理大臣と在日本ティ連全権大使のアナスタシアが演壇に立っている。 そして記者会見場に造成されたゼルモニターにはディルフィルドゲート砲を弾かれた戦艦大和の姿が映る。 記者たちは攻撃が防がれどうするのかと思った。 アナスタシアの説明ではディルフィルドゲート砲は決戦兵器、それが通用しないとなればどうするのか。 「ディルフィルドゲート砲は最後の守り、竜の甲殻と皮に防がれました。 しかし戦艦大和自身、その質量と硬度を武器にティアマト神の身体を貫き縫い止め、ようやく動きを止めました。 そして柏木氏らはティアマト神の身体に上陸、頭部を目指します。」 ティアマトの身体の上の柏木らの目の前、その全てを覆わんとばかりの怨霊が画面を埋め尽くす。 777: 635 :2021/09/24(金) 22 46 09 HOST 119-171-250-56.rev.home.ne.jp 以上になります。転載はご自由にどうぞ。 やっと次回、会見終了。 ヤルバーン接触、対州要塞姫の代打による会見場の記者の許されよ許されよまで行けるかどうか…。
https://w.atwiki.jp/trpgken/pages/701.html
キャンペーンが終了してしばらくたってしまいましたが、キャンペーンの振り返りとして気になったことなどを書いていきます。できればまとめたいかも。 アーカイブ作成のための準備段階として、仮設的に作ってみたページです。 なかなか、アーカイブづくりが進まずに申し訳ありません。お詫びと言ってはあれですが、今更ながら、本編、最後に登場したアスペクト・オブ・ティアマトの、使用したデータを参考までに載せてみました。ちなみに、もしPCたちがあの場から一旦退避して準備を整えて再戦に臨もうとした場合、さらに強化された状態になる見込みでした。具体的にはサイズがもう1段階あがったりとか。 アスペクト・オブ・ティアマトのデータ