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れんそうかくだいちょこれいほりっく【登録タグ れ マチゲリータP 初音ミク 曲 鏡音リン】 作詞:マチゲリータP 作曲:マチゲリータP 編曲:マチゲリータP 唄:初音ミク・鏡音リン 曲紹介 「前夜、星に願いを。恋、届け!」 曲調はかわいいバレンタインロック。 歌詞 恋する乙女達、宣戦布告よ。 あの子に負けないように 元気に行きましょう! 二月十四日、一番のあたしを捧げる。 甘いチョコ。 最高の中毒症状(ホリック)よ! 火花を散らして調理(バトル)が始まる。 一口でとりこにしてみせますわ! 薔薇色に染まった妄想拡大 誰よりも美味しい手作りをあげるの。 ・バレンタイン戦争をこの先生き残るためのコツ・ その1「誰にも負けない気持ちで挑みましょう。」 その2「キュンとする手紙をいれておきましょう。」 その3「時には色仕掛けもアリだとおもいます。」 やるしかないわ…想いよ届け! 神様教えて、あの人の好きなチョコの味! 今日だけでもいい 内気なあたしの味方をしてよ! ずっと好きで小さな胸が苦しくなるの。 可愛くもないし色気もないあたしだけど、 とどくといいな。 神様教えて、あの人の好きなチョコの味! 今日だけでもいい 内気なあたしの味方をして! 前夜、夢の中 「あたしがあの人の好きな子ならいいなあ。」 …なんて思うのよ。 星に願いをかけて。 恋、届け! コメント 早っ… -- 紅 (2010-02-14 03 26 45) 甘可愛い -- 颯 (2010-02-14 08 58 14) この曲大好きです! -- 桜 (2010-02-14 20 12 54) マチゲさんはこれで落とせますか?ww -- 凹部屋 (2010-02-15 13 31 25) 仕事が速いマチゲさん大好き!! -- ◆黒葉◆ (2010-02-15 18 51 43) 可愛いww -- 藍樺 (2010-02-17 01 40 16) 可愛い!可愛すぎるわぁwww -- yukinko (2010-02-27 16 25 06) この曲うちに当てはまり杉ワロタww -- 羅莉 (2010-02-28 00 17 55) ↑素敵やん -- はいむ (2010-04-01 10 37 04) この曲はとっても可愛いらしいですね♪ -- 涼月 (2010-10-18 18 27 28) マチゲさんの歌にしては明るくていいですね♪ -- ミヤ (2010-11-02 10 28 22) OK! -- 何でもできちゃうマチゲさんは、神!!!!! (2010-12-13 21 25 40) バレンタインには支援したくなる曲!!マチゲさん大好き!! -- ★黒葉★ (2011-02-09 20 04 06) 可愛い! のに「とどくといいな」の時「え?ホラー?」ってなった自分がいるorz -- 名無しさん (2011-04-11 18 42 28) バリンタインw -- 名無しさん (2011-08-27 14 59 54) すごくかわいい曲です!!>< -- 白猫 (2011-09-12 21 00 55) リンとミクのデュエットっていいよね♡ 二人ともかわゆすです♡♡♡ -- 愛 (2011-09-12 21 04 00) バレンタインの参考になります!! -- 名無しさん (2011-12-10 20 20 25) 可愛い…wwいいねw -- ぺぱぷ (2012-01-06 20 32 26) 今月はバレンタインだからこの曲聞いてがんばる! -- 恋する乙女 (2012-02-01 20 56 33) 可愛すぎて連続再生止まらんww -- 苺理亜 (2012-02-12 01 07 55) 甘可愛い(^^♪ -- NOAH (2013-02-08 18 48 36) 2人共グット! -- 良太 (2016-01-18 20 37 14) 白ゲ!?バレンタイン彼はこの曲で落とすゼ -- minya (2016-09-13 10 28 50) 名前 コメント
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みんなでチョコラテ・イングレスで遊ぼう!!! このページでは『チョコラテ・イングレス』の遊び方について解説していくよ! 君も京楽やリジェと一緒に遊ぼう! 〇ルール 適正人数 6人~ 場所 公園、広場など(できるだけ広いほうがよい) 鬼が目隠しして「チョコラテイングレス」のかけ声と共に目を開け、動いた人を捕まえる 参加者は鬼に動いてるところを見られたら負け 参加者は鬼に見られる前に鬼に触れば勝ち 公園や広場の中央に半径1歩の円を描く。鬼はその円の中に立ちその外へ出てはいけない 参加者は鬼を中心に360°どこからでもスタートできる。できるだけ離れた位置が好ましい。このとき物陰に隠れてもよい(鬼の掛け声 が聞こえる距離にいること) 鬼に参加者が捕まった場合、捕まった参加者は「何・・・だと・・・」と言う 鬼に参加者が捕まった場合、捕まった参加者以外の参加者は「〇〇の霊圧が・・・消えた・・・?」と言う(〇〇には捕まった参加者の 名前を入れること) 鬼は霊覚で参加者が動いたかを確認してはいけない。目視でのみ認められる。 鬼も参加者も卍解を使ってはならない 鏡花水月の使用も禁止 改良案とう何かありましたらコメントにて意見お待ちしてます。 ※このページに書いてあることはすべて創作です。実在するものや『BLEACH』に掲載されたものとは関係ありません。 なん…だと… -- 名無しさん (2022-09-09 18 51 09) ?かんええてっ使は撫逆 -- 子真子平 (2022-09-16 19 18 06) 名前 コメント
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手作り義理チョコ(FEG版)(てづくりぎりちょこ(えふいぃじぃばん)) 多岐川佑華の手作り。 アーモンド入りのトリュフチョコレート。 このアイテムを受け取った人は、贈った人の感謝の気持ちを感じることが出来る。 このアイテムをバレンタインシーズン以外に贈ると、なんとなく虚しい気持ちになる。 この食べ物を口にするとその日はよく眠れる。 この食べ物を口にすると少しだけ疲れが取れる。 この食べ物を口にすると少しだけ元気になる。 L:手作り義理チョコ(FEG版) = { t:名称 = 手作り義理チョコ(FEG版)(アイテム) t:要点 = チョコレート,いろんなラッピング,小さな箱 t:周辺環境 = チョコを刻んでいる自分 t:評価 = なし t:特殊 = { *手作り義理チョコ(FEG版)のアイテムカテゴリ = ,,,携帯型アイテム。 *手作り義理チョコ(FEG版)の位置づけ = ,,,{消費型アイテム,食物,料理品,ショップアイテム}。 *手作り義理チョコ(FEG版)の取り扱い = ,,,ハニーキッチン。 *手作り義理チョコ(FEG版)の販売価格 = ,,,1マイル。 *手作り義理チョコ(FEG版)の個数 = ,,,1000個。 *手作り義理チョコ(FEG版)の使用回数 = ,,,使用回数(1回)。 *手作り義理チョコ(FEG版)の効果1 = ,,,このアイテムを受け取った人は、贈った人の感謝の気持ちを感じることが出来る。 *手作り義理チョコ(FEG版)の効果2 = ,,,このアイテムをバレンタインシーズン以外に贈ると、なんとなく虚しい気持ちになる。 *手作り義理チョコ(FEG版)の効果3 = ,,,この食べ物を口にするとその日はよく眠れる。 *手作り義理チョコ(FEG版)の効果4 = ,,,この食べ物を口にすると少しだけ疲れが取れる。 *手作り義理チョコ(FEG版)の効果5 = ,,,この食べ物を口にすると少しだけ元気になる。 } t:→次のアイドレス = 感謝の輪(イベント) } 保有国一覧 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 フィールド・エレメンツ・グローリー 10/02/11:2セット(2000個)購入 多岐川佑華 10/03/02:2セット使用 0 参考資料 ハニーキッチン アイドレスWiki:手作り義理チョコ(未掲載) アイドレスWiki:手作り義理チョコ(FEG版)(未掲載) 上へ 戻る 編集履歴:矢上麗華@土場藩国 (2010/03/10) イラスト:多岐川佑華@FEG
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『愛とチョコとお返しと』 41KB 制裁 自業自得 虐殺 家族崩壊 同族殺し 駆除 群れ 野良ゆ ゲス 現代 少し早いがバレンタインはかくも有害なのだ…という話 気ままあき ゆっくりは人間並に……いやもしかしたら人間以上に強欲な生き物である。 特に「ゆっくりできる」ものには非常に貪欲であり、なんでもかんでも自分のものにしたがる。 ゆっくりできるものは脊髄反射的になんでも欲しがるのだ。 ごはん、あまあま、おうち……そして 今日……2月14日は全国のリア充は残らず爆発しろと、非リア充が一勢に呪いの藁人形にクギを打ち付ける日。 その名も聖バレンタインデー。かくいう俺も非リア充のひとりだ。 そんなカワイソーな俺が散歩がてらに公園に寄って、ベンチで一服していたら…… いきなり十数匹ほどの野良ゆっくりがわらわらと湧いて出てきて、俺はあっというまに絡まれた。 「おでがいじまずぅぅぅっ!どうかばりざをたずげでぐだざいぃぃぃぃぃっ!」 「ちぇんはちょこれーとさんがどうじてもいるんだよー!わがっでねぇぇぇぇっ!?」 「みょんからもおねがいするんだみょん!このとおりどげざするみょんっっ!だがらっ!だがらぁぁぁぁっ!」 「ごのどおりでず!ごのどおりでずぅぅぅぅっ!まりざにもちょこれーどざんをくだざぃぃぃぃぃっ!」 どいつもこいつも目を血走らせ、涙をちょちょぎらせて必死に俺にチョコレートをくれと懇願してきやがる。 普通野良ゆに絡まれたら潰してゴミ箱が常道なのだが。 俺は何故かこいつらの様子が気になったので理由を聞いてみることにした。 「なんでチョコレートなんか欲しがるんだお前ら。腹がすいたのか?それともガキが死にかけているのか?」 「ちがいまずぅぅぅぅっ!ばりざのあいっをしめすために、どうしてもちょこれーどざんがひつようなんでずぅぅぅっ!」 「は?あ、愛……?」 「ちょこれーとさんがてにはいらないと、みょんはりこんっのききなんだみょん!」 「あいのためなんだよー!ちょこれーどさんがひつようなんだよぉぉぉぉ!わがれよぉぉぉぉっ!」 「だがらおでがいじまず!ちょこれーどざんをくだざいぃぃぃっ!」 「いますぐでいいがらねー!むしろいまずぐよこじてねー!わがっでねぇぇぇぇぇっ!?」 「じじいぃぃぃっ!はやぐちょごれーどざんをよこせぇぇぇぇっ!はやぐっ!はやぐじろぉぉぉぉぉっ!」 ドンッ! なんかヒステリー気味に騒いでばかりでちっとも話が分からない。 ので俺はわざと勢いよく地面を踏んで大きな音を立てた。思わずビクッと静かになる野良ゆっくりども。 俺はそんな野良連中を冷めた視線でゆっくり見渡すと命令した。 「順序立ててゆっくり説明しろ。俺に分かるようにな」 「……ゆ、ゆっくりりかいしたよ……」 一番大きな声でぎゃーぎゃー騒いでいたまりさの説明によるとこうだ。 数日前この公園の群れの長である自称賢者なぱちゅりーが公園に落ちていた魔道書(スーパーのチラシ) を解読して、ある大変な事実を知ってしまったんだそうだ。 「む、むきゅ……!そ、そういうことだったのね……っ!ぱちゅはたいへんなひみつっをしってしまったわ!」 「ゆゆっ!どういうことなのぱちゅりー!れいむにもわかるようにゆっくりせつめいっしてね!」 「むきゅっよくききなさい。このまどうしょにはこうかかれているわ……もうすぐばれんたいんでーだってね!」 「ゆっ?ばれんたいんさん……て、なに?」 「むきゅきゅ!かしこいけんじゃなぱちゅが、おろかなぐみんのれいむたちにゆっくりせつめいっしてあげるわ! いい?ばれんたいんさんというのはね……」 「「「「「そ……それはゆっくりできるよっっ!」」」」」 こうして長ぱちゅりーがバレンタインチョコ特売のチラシの内容を自慢気に群れのゆっくるどもに話したことで、 迷惑にもバレンタインの話は瞬く間に群れ中に広まったんだそうだ。 かくいうまりさもその日、公園の仕事を終えておうちに帰ってたとたんいきなり番のれいむからこう言われたんだと。 「まりさ!もうすぐばれんたいんさんだよ!だかられいむにちょこれーとさんをちょうだいね!いっぱいでいいよっ!」 「ゆうっ?ち、ちょこれーとさん……?いきなりなんなのぜ?ばれんたいんさんって……」 「おさがおしえてくれたんだよ!ばれんたいんさんっていうのはね、いつもいっしょーけんめーこそだてにかじを しているかわいいれいむに、まりさがかんしゃのしるしとしてちょこれーとさんをあげるひなんだよ!」 「ゆううううっ!?」 本来バレンタインデーとは、女性が意中の男性に親愛の情を込めたチョコレートを贈るという風習だ。 しかしゆっくりは雌雄同体だから男も女もない。男であり同時に女であるが、まあどちらかといえば全ゆんメスである。 メスがメスにチョコレートをたかるというのも変な話であるが……まあ最近は逆チョコというのもあるし。 ゆっくりの場合まりさやちぇん、みょんが父親役をする場合が多いので どちらかといえば女房役のれいむやありすが旦那役のまりさ等にチョコレートを上げるにが普通なはず。 そこを自分の都合のいいように捻じ曲げて自分がチョコレートを貰うべきとさりげなく捏造しているあたり さすがにでいぶである。汚い、実に汚い。 「ゆゆっ……そんなこといわれても、ちょこれーとさんなんてのらのまりさにはとてもみつけられないのぜ?」 「なにいっでるのぉぉぉぉっ!?にんげんさんのきまりでそうなってるんだよぉぉぉぉぉっ!? だがらまりざはちょこれーとさんをれいぶにあげなきゃだめでしょぉぉぉぉぉっ!?」 「で、でも……」 「ばりざはでいぶをあいしてないっていうのぉぉぉぉぉっ!?」 「ゆ、ゆゆっ!?そ、そんなことないのぜ!でいぶなにをいって…」 「ちょこれーとさんをくれないってことはあいしてないってことでしょぉぉぉっ!ばかなの!しぬのぉぉぉぉっ!?」 「れ、れいぶおちつくのぜ!おちついてゆっくり…」 「あいしているんなら、そのあかしっとしてばれんたいんにちょこれーとさんをちょうだいねぇぇぇぇっ!? くれないってことはばりざがでいぶをあいしていないっでいう、たしかなしょうこっだよっ! それならでいぶにもかんがえがあるよ!りこんっするよ!そのばあいまりさがぜんぶわるいんだから おちびちゃんもおうちもでいぶがいしゃりょうっとしてぜんぶもらうよ!まりさはそくざにでていっでねぇぇぇぇっ!」 「ゆ……ゆゆゆゆゆっっ!??」 野良ゆっくりにとって一生に一度食せるかどうかの至高の美味、チョコレートを調達するのは至難の業である。 同じ野良ゆであるれいむにもその辺りの事情は理解できていそうなものだが、 その思慮はチョコレートが食べられるかも……という強烈な誘惑の前にきれいに消し飛んだ。 さらにでいぶやシングルマザー特有の「相手が全部悪い自分はかわいそう」の悪癖が顔を出して暴論へと向かう。 対するまりさにしてみればたまったもんじゃない。 無理なものはどうやったって無理に決まっている。チョコレートなど野良には金輪際手に入らない。 しかしその無理を愛してないからだ、という屁理屈で批難されると一方的にまりさが悪者にされてしまう。 押しが異常に強いでいぶにそう言いきられたらまりさには反論しようがない。 頭が悪くて具体的な反論が思いつかないというのもあるが、結局は声が大きい方が押し切ってしまうからだ。 まりさはようやく絶望して途方に暮れた。だがそれはまりさの家庭だけの話に止まらなかったのだ。 「わ、わがらないよぉぉぉぉっ!?」 「みょぉぉぉぉぉぉんっ!?」 「どぼじてぞんなごとをいうのぉぉぉぉぉっ!」 群れのあちこちから聞こえる悲痛な叫び声の数々。 番を愛しているのならチョコレートをよこせという暴論は群れ全体に広まっていく。 次の日からまりさ達は群れのどこにいてもまさに針のむしろだった。 「ゆゆ~ん♪ばれんたいんさんまであとみっかだね!まりさ、ちょこれーとさんのじゅんびはできてるよね!?」 「ゆうっ!?も、もちろん……なのぜ」 「まりさはかわいいれいむをもちろんあいしてるよね?」 「もちろん……なのぜ…」 「だったらちょこさんをたくさんっよういしておいてね!やまもりでいいよっ!」 「わかった……のぜ……」 それからというものの毎日毎日、れいむの口から出るのはバレンタインの事とチョコレートの催促だけ。 いやそれは群れのそれぞれの家庭の番もみんな同じであった。 まりさ達にとって生きた心地のしないゆっくりできない日々が続く…… もちろんチョコレートの準備なんかできてるわけない。 まりさ達は狩りをしながら必死にチョコが落ちてないか探してはいるものの成果はもちろんゼロ。 このままではバレンタインデーは、まりさ達にとってゆん生最悪の破滅の日になってしまうだろう。 無能の烙印を押され、罵倒され、暴力を振るわれ、離婚させられて、子供は全部取られる。 いやもしかしたら離婚だけは回避できるかもしれない。 だがその後に待っているのは番に奴隷として死ぬまでこき使われる地獄の日々だ。 自分が奴隷に転落させられる格好の口実をゲス気質な番どもに与えてしまうことになる。 もうここまで追い詰められたら手段を選んでなんかいられない。 追い詰められたまりさ達は人間に物乞いするという、群れの掟を破る暴挙に打って出たのであった。 「……というわけなんでずぅぅぅっ!きょうがそのばれんたいんさんでしょぉぉぉぉっ!? ちょこれーとさんをあげないと、みんなのかていがめちゃくちゃになっちゃうんでずぅぅぅぅうっ!」 「だがらちょこれーどざんをちょうだいねぇぇぇっ!いますぐでいいがらぁぁぁぁっ!」 「ちょごれーどざんがないとちゃんがこまるんだよぉぉぉっ!わがっでね!ゆっぐりじないでわがっでねぇぇぇっ!?」 く…………くっっっだらねえ……!真面目に聞いて損した。 こいつらの言う愛=チョコという物欲的な短絡思考もいい加減アレだが……根本的に思い違いしてねえか? だってそうだろ?なんなんだこいつらは。クリスマスの時も正月の時もそうだったが ゆっくりできそうだと知ったとたん、毎度毎度人間の文化や風習に都合よく便乗しようとしやがる。 考えてもみろ、犬に正月があるか?猫に盆があるか?ネズミに節分がゴキブリにクリスマスという文化があるか? ねえ!これらは全部人間だけの文化でありイベントだ!野良饅頭にバレンタインもへったくれもねえ! それなのに、ゆっくりどもはさも自分も恩恵にあずかれて当然といわんばかりにいつもいつもすり寄ってきやがる。 自分の力でチョコひとつ購入できないくせにいい加減にしろってんだよまったく……! 当然こんな奴らの頼みなど聞いてやる義理はない。 前々からここの野良ゆどもにはうんざりさせられていたからだ。食いモン要求するゲスなんか日常茶飯事だし、 そのたびに善良ぽい野良ゆが出てきて平謝りに謝っていやがったがゲスの数はだんだん増えているようだ。 それでも今まで見逃してやってたがもう限界だ。ならばいっそここで全部潰してやるか………むっ!? 「どうしたのぜぇぇぇ!はやくちょこれーとさんをよこすのぜぇぇぇっ!」 「ちょこれーどざんがほしいってさっぎがらいっでるみょん!さっさとだせみょぉぉぉぉぉんっ!」」 「わがれよぉ!わがれよぉぉぉぉっ!わがっでぐれよぉぉぉぉぉぉっ!ちぇんはごまっでるんだよぉぉぉぉっ!」 「……っ!………っ!!」 その時……圧倒的閃き……! それほどの閃光……光が俺の脳を刺す……っ! 閃く……っ!ゲス殺し……!ゲスゆを殺すゲス的奇手……!奇手……!ゲス的奇手……っ! 「どぼじてだまっでるのぉぉぉぉっ!?ちぇんはちょごれーとさんがひつようっていっでるでしょぉぉぉぉっ!?」 「ゆがああああっ!ごうなっだらせいさいっじでやるぅぅぅぅっ!」 「もういいみょん!みょんのはぐろーげんをぐらえだみょぉぉぉぉぉんっ!!」 「……いいだろう。チョコレートをくれてやるよ……お前たちにな」 「いまざらなにいっでるんだよー!ぞんなのいまざら……ゆゆっ!?」 俺はそう言うなり買い物袋の中からさっき買った、お徳用の一口チョコがたくさん入った袋を取り出した。 だいたい40個ぐらいあるから一匹につき数個づつ渡しても充分足りるだろう。 「ゆゆゆううううっ!あれはちょごれーどさんっ!ちょこれーとざんだぁぁぁぁっ!」 「あばあば!あばあばぁぁぁぁっ!」 「いいか今からあわれなお前らにチョコを恵んでやる。それと耳寄りな情報も教えてやろう」 「な、なんなのぜ!?はやくおしえるんだぜっ!それとあまあまをはやくよこすんだぜっ!」 「まあそうせかすな。いいかお前らはバレンタインというものを少し誤解している」 「ゆっ?ご、ごかい?」 「バレンタインってのはチョコをあげてハイおしまいじゃないんだよ。いいか……」 「「「「「そ……それはゆっくりできるよっっっ!?」」」」」 「ゆっくり理解したか?理解したんなら今から渡すチョコレートを自分達でつまみ食いなんかするんじゃないぞ しっかりと強欲な番に全部渡してやれ……お前らの愛とやらと共にな」 「ゆっくりりかいしたよっっっ!」 「よしじゃあチョコをくれてやるから並べ。一匹4個づつだからな」 「ゆっくりならぶんだぜ!」 「よかったよー!これでちぇんもゆっくりできるよー!」 「はなしのわかるにんげんさんでほんとうによかったみょん!」 そして俺は野良どもに一口チョコを残らずくれてやった。 どうせ特売の一口チョコだ、それほど惜しい物でもない。 野良どもはそれぞれ大事そうに帽子の中や頭の上にチョコを乗せると 上機嫌でそれぞれのおうちがあると思われる方向へと思い思いに跳ねていった。 ちっ、やはり野良は野良か。恵んでやったというのにありがとうという礼のひとつすら言いやしねえ。 まあいい。さて……後は事の成り行きを見守るだけだ…… 「ゆっくりただいまなのぜっ!」 「ゆゆっ!おとーしゃんおきゃえりなしゃい!」 「ゆっくちちていっちぇにぇ!」 「ゆんっまりさおそいよ!こんなおそくまでなにをしていたのっ!」 公園の一角……にあるダンボール箱のおうち。そこは先ほどの野良まりさとその家族の住処である。 上機嫌で帰宅したまりさに子供達はゆっくりとした挨拶で出迎え、番のれいむはゆっくりしてない態度で出迎えた。 普段のまりさだったらそんなれいむの態度に顔をしかめる所であるが今日は違う。 「ゆっ?なににやにやしてるの!きもちわるいからそのかおをやめてね!」 「ゆぷぷ……!そんなことをいっていいのかぜ?れいむ、なにかわすれちゃいないのかぜ?」 「はあ?ずのうめいせきっなれいむがものわすれなんてするわけないでしょ!?ばかなの?しぬの?」 「やっぱりわすれてるのぜ!まりさのれいむのくせにおつむはからきしなのぜ!」 「なんだとぉぉぉぉぉっ!ごのくそばりざぁぁぁっ!もういっぺんいっでみろぉぉぉぉぉっ!」 「ゆゆゆっ?お、おきゃあしゃんゆっくち!ゆっくちちていっちぇにぇ!?」 「ゆふんっ!まあこれくらいにしておくのぜ。きょうはなんのひかぜ?れいむがまりさにさんざんいってたひなのぜ?」 「きょう?きょうはばれんたいんでーさんにきまって………ゆゆっ!?も、もしかして……っ!」 「そのとおりなのぜ!まりさはれいむをあいしているあかしさんをもってきたんだぜっ!」 「ゆううううううっ!?」 「れいむ!はっぴーばれんたいんさん、めりーとぅーゆーなのぜ!」 なんか色々なものが入りまじった変なセリフを吐きながら、 まりさはおさげを使って帽子の中から先ほど乞食をして恵んでもらった一口チョコを取り出した。 チョコを見た瞬間に家族の顔色がすぐさま変わる。世界が変わる。 「ゆゆゆゆぅぅぅぅっ!ちょ、ちょこれーとさんだよぉぉぉぉっ!?」 「ゆわぁぁ~~!あみゃあみゃ!あみゃあみゃぁぁぁぁっ!」 「どうなのぜ?まりさがくろうしててにいれた、れいむへのばれんたいんちょこさんなのぜっ!」 「ゆぅぅぅぅっ!で、でかしたよまりさ!そのちょこさんをちょうだいね!いますぐれいむにぜんぶよこしてね!」 「……そのまえにききたいのぜ。これでまりさがれいむをあいしているとみとめてくれるのぜ?」 「ぞんなごとはどうでもいいでしょぉぉぉぉっ!はやぐあまあまよこせぇぇぇぇっ!」 「こたえるのぜ!こたえなきゃこのちょこさんはれいむにはあげられないのぜ!」 「ゆぐっ!?……み、みどめるよ!まりさはれいぶをあいしてるよ!さすがれいぶのまりさだよ!だがらはやぐぅぅぅっ!」 「……ゆっくりききとどけたのぜ。じゃあれいむ、どうぞおたべなさいなのぜ!」 そう言うとまりさは惜しげもなく一口チョコを全部、番であるれいむの方へとおさげを使って押しやった。 そのれいむはと言うと、もみあげを激しく上下に振りつつ 大量のよだれとうれし涙とうれしーしーを垂れ流して眼前のチョコを前に異常に興奮している。 そんな訳であるからチョコを差し出されたとたん、わき目も振らずすぐさま喰らいついた。 「がーつがーつ!う、うっめ!ちょこれーとさんめっちゃうめっ!これまじぱねえ!」 「ゆんやああああっ!どぼじてあみゃあみゃしゃんをおかあしゃんだけでたべちゃうにょぉぉぉぉっ!?」 「れいみゅも!れいみゅもあみゃあみゃしゃんをむーしゃむーしゃちたいにょにぃぃぃぃっ!」 「やめるんだぜおちびたち!あのちょこさんはれいむへのあいをこめた、まりさのぷれぜんとさんなのぜ! だかられいむがぜんぶたべちゃうのはとうぜんっなんだぜ!」 「で、でみょ!でみょぉぉぉぉっ!」 「ゆえぇぇぇぇん!ゆえぇぇぇぇんっ!」 「むーじゃむーじゃ!れいむしあわせすぎてごめんね!かわいくでごめんねっ!やっべこれめっちゃうめぇ!まじぱねぇ! あばあばっ!あばあばすんげぇうんめぇぇぇぇぇっ!へ、へ、へ………へぶんじょうたいっ!」 汚いケツをもりんもりんしながら一心不乱にチョコを貪り食うれいむ。 その様子を見て泣き叫ぶ子ゆっくり達。もはや母親も糞もあったものではない。 そこにはただ甘い物に貪欲という純粋なるゆっくりの本性だけがあった。 そしてまりさは何を考えているのか、そんな家族の様子を見て不快感を示すわけでもなくゆっくりと微笑んでいる。 「ゆゆっ!これだけじゃたりないよ!まりさもっとちょこれーとざんをもってきてねぇぇぇっ! たくさんっでいいからねぇぇぇぇっ!?」 「ざんねんながらそれでおわりなのぜ。おかわりはないのぜ」 「……ちっ!まったくやくにたたないまりさだよ!でもあまあまをれいむにけんじょうっしたことはほめてあげるよ! このちょうしでこれからもかわいいれいむをゆっくりさせてねっ!」 「はあ?なにをいってるのぜ?こんどはまりさがれいむにゆっくりさせてもらうばんっなのぜ!」 「……ゆっ?」 そうれいむに言い放つと、まりさはいまだに泣きじゃくっている子ゆっくりの方を向いて話し始めた。 「れいむ、そしておちびもよーくきくのぜ。きょうまりさはにんげんさんからきいたのぜ! ばれんたいんさんはこれでおわりじゃないのぜ!いっかげつごにほわいとでーさんというものがあるんだぜ!」 「ゆ……?ほ、ほわいとでーしゃん……ってにゃに?」 「ばれんたいんでちょこをもらったゆっくりが、ちょこをあげたゆっくりにあまあまをおかえしするひなのぜ!」 「ゆっ……!?」 「しかも!ほわいとでーさんでおかえしするそうばは、ばれんたいんさんであげたちょこのさんばいっなのぜ!」 「おちょうしゃん、しょれって……」 「そうなのぜ!れいむおかあさんが、ほわいとでーさんにまりさがいまあげたちょこの さんばいのあまあまさんをおかえししてくれるのぜ!」 「おかえしちたられいみゅもあみゃあみゃたべれりゅ?」 「もちろんだぜ!い~っぱいのあまあまをかぞくみんなでむーしゃむーしゃしてゆっくりするんだぜ!」 「ゆわああああ!しょれはゆっくちできるんだじぇぇぇぇっ!」 まりさはそう子ゆっくりらに説明すると、あまりの急展開にフリーズしたままのれいむに向かって振り向いた。 そして満面の笑顔でれいむに要求する。かつてれいむがまりさにそうしたように。 「れいむ、ほわいとでーさんをたのしみにしているのぜ!たくさんのあまあまをゆっくりおかえししてね!」 「まりちゃにあみゃあみゃをたべしゃせてにぇ!」 「ゆっくちしゃせてにぇ!おきゃあしゃんっ!」 「な、な、な、な…………なにぞれぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」 それからというものの公園の群れは来るべきホワイトデーへの話題で持ちきりになった。 バレンタインで番から「愛しているのならばチョコをよこせ」と無理難題を追いつけられたゆっくりの数は相当なもの。 一匹二匹が言ってることならば数の暴力で黙らせたり、しらをきることもできようが…… 群れの約半数がことある事にホワイトデーの話題を口にするものだから言論封殺なんてとてもできる状態ではなかった。 「ゆゆ~~ん!ほわいとでーさんがまちどおしいよ!」 「ほわいとちょこさん、ましゅまろさん、くっきーさん、きゃんでぃさん……どのあまあまで おかえしされるかとてもたのしみなんだねー!」 「みょんはつがいのぱちゅりーにあいをしめしたんだから、さんばいがえしっはとうぜんっだみょん!」 「そうなのぜ!こんどはまりさたちがゆっくりさせてもらうばんなのぜ!」 そしてそんなホワイトデーに浮かれる群れのゆっくり達を心底嫌そうな目で見ている連中もいる。 言うまでもなくバレンタインで番にチョコを要求して、見事せしめたはいいが三倍返しを要求された番どもである。 その内訳は長を含めたぱちゅりー種とありす種……しかしその大部分はやはりれいむ種だ。 「ゆううう……さんばいがえしなんて、とてもむりだよぉ……」 「とかいはなあいにみかえりをもとめるなんてゆっくりしてないわ……」 「おさっ!ほわいとでーさんなんてほんとうにあるの?あんなのまりさたちのうそなんじゃないのっ!?」 「そうだよ!うそにきまってるよ!」 「ほわいとでーさんなんて、いかにもいなかものがおもいつきそうなへたなうそだわ!」 「むきゅぅぅぅ……ほわいとでーさんなんて、ぱちゅがかいどくっしたまどうしょにはかいてなかったわ。 でもまりさたちは、ちょこれーとさんをもらったにんげんさんからきいたというし…… もしかしたら……そのにんげんさんがうそをついてて、まりさたちはだまされているのかもしれないわ」 「ゆゆっ!それじゃやっぱりほわいとでーさんなんてうそだったんだね!」 「でも、もしかしたらほんとうかもしれないわ」 「ゆうううううっ!どっちなのぉぉぉぉっ!?」 「そうね……ならべつのにんげんさんにきいてたしかめてみましょう!そうすればはっきりするはずだわ!」 幸いこの公園には野良ゆっくりに敵意を持たない人間もよく来る。 怒らせないように頭を下げればホワイトデーの存在が本当か嘘かぐらいは教えてくれるはずだ。 長ぱちゅりーはそう思って公園に来た人間たちを観察して慎重に吟味していく…… やがてぱちゅりーはベンチに座って携帯をいじっているOL風の女性に目を付けた。 いかにも無害そうで質問に答えてくれるはずだと判断した長ぱちゅりーは慎重に話しかけてみることにした。 「え、ホワイトデー?もちろんお返し貰ったわよ。去年あげたのはたかが数百円の義理チョコだったんだけどねー なーんか私に気があるのか異様に喜ばれちゃってねえー。 やっすいホワイトチョコあたりでお返しかと思ってたんだけど……見えるこの腕時計。ロレックスの特注品なの! 去年のホワイトデーはこんなすごい物もらっちゃった!あいつ私に気があるのかしら? 嬉しかったけどこれって三倍返しどころか万倍返しはされたんじゃないかしらねー。 ホワイトデーってほんと便利でいいわー……て、どうしたのあなた。なんか知らないけど顔がまっ青よ?」 目論見どおり確かにその女性はホワイトデーについて教えてくれた。 だが上機嫌で腕時計を見せびらかして自分語りをするOLと裏腹に、 長ぱちゅりーの顔はどんどん青ざめていく。ホワイトデーは確かに実在した。それも想像を遥かに越える代物であった。 「……ほわいとでーさんはほんとうにあるらしいわ。さんばいがえしっいじょうがふつうだって……むきゅ」 「ぞんなあああああああああっ!」 「ゆっぐじでぎないぃぃぃぃぃっ!」 「とかいばじゃないわぁぁぁぁっ!?」 「どぼじでぞんなごというのぉぉぉぉぉっ!?」 「うぞをいうぱちゅりーはゆっぐじじねぇぇぇぇぇっ!」 「ゆっぐりでぎないぃぃぃっ!ゆっくじざぜでぇぇぇぇぇっ!」 「ゆあ~~~~~んっ!なぁ~~にがゆっくりできないのぜぇぇぇぇぇっ!?」 「「「「「ゆうううううっ!?」」」」」 ホワイトデーは実在する!その相場は三倍から無限大と聞かされて嘆き喚くチョコを貰った組。 その泣き声を聞きつけてやってきたのは、チョコを要求された組のまりさ達である。 みんなどことなく人相がゲスっぽく歪んで見えるのは気のせいだろうか…… 「なにがゆっくりできないのぜっ?まりさたちはすでにれいむたちをゆっくりさせてあげたのぜぇぇぇぇっ!?」 「そうだよー!さきにあいしてるならちょこれーとさんをよこせなんて、むちゃいいだしたのはそっちなんだよー!」 「ちょこさんをもらったいじょうは、そのおかえしするのがとうぜんっだみょん!」 「で、でぼ……!でぼごんなのやりすぎ…」 「ゆふん!ならべつにむりにおかえししてくれなくてもいいのぜ?」 「ゆっ!おかえししなくていいんだね!れいむがかわいいからゆるしてくれたんだよね!れいむかわいくてご」 「おかえししないってことは、まりさたちをあいしてないっていうたしかなしょうこなのぜ! それならまりさにもかんがえがあるのぜ!りこんっだぜ!そのばあいれいむたちががぜんぶわるいんだから、 おちびもおうちも、まりさたちがいしゃりょうっとしてぜんぶもらうのぜ! れいぶたちはそくざにでていくんだぜぇぇぇっ!」 「な、なにぞれぇぇぇぇっ!?」 「ぞれとごれとはかんげいないでしょぉぉぉぉぉっ!?」 「はああああああああっ!?おまえたちがさいしょにまりさたちにいったことばなのぜぇぇぇぇっ!? まりさたちにあいのあかしとしてちょこれーとさんをようきゅうっしたくせに、 じぶんのばんになったらはいやだなんで、それこそふざけるんじゃないのぜぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」 「ゆ、ゆぐぅぅぅぅっ!」 そう返されるとさすがに押しの強さに定評があるでいぶといえど反論できない。 もともと自分達が言い出したことなのだ。人間の決まりなんだから愛してるならチョコレートをよこせと。 ホワイトデーにお返しできなければ愛がないと見なされゲス扱いされて強制離婚、すべてを失ってしまう。 そんな事は自分を少しでもよく見せたいゲスどもにとって、とても耐えられない事だ。 「ゆ……ゆっ!れいむいいことをおもいついたよ!ほわいとでーさんのおかえしは、れいむのゆっくりできるおうたを きかせてあげることでおかえしするよ!れいむあたまよくてごめんね!」 「そ、それならありすはとかいはなあい…いえこーでぃねーとでおかえしするわ!」 「むきゅ、ぱちゅはけんじゃなちえをぐみんのあなたたちにさずけることで…」 「ゆっくりぜんぶおことわりするみょん」 「そんなのみとめるわけないでしょー!ばかなのー?しぬのー?」 「「「「「どぼじでぞんなごというのぉぉぉぉぉっ!?」」」」」 「ばれんたいんさんのときに、まりさたちはおなじことをいったのぜ!ちょこれーとさんはむりだから せめてなまごみさんでかんべんしてくれって!でもれいむたちはだんこきょひっしたのぜ!」 「ちょこれーとさんじゃなきゃぜったいにいやだっていったんだねー!おもいだしてねー!」 「みょんのおちびちゃんたちもほわいとでーさんのあまあまをたのしみにしているみょん! だからおかえしはあまあまいがいみとめないみょん!」 「「「「「ぞ、ぞんなぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」」」 長ぱちゅりーにありす、そしてでいぶ達はようやく絶望した。 そして嫌でも思い知らされた……自分達がいつのまにか追い詰められ詰み状態に陥っている事に。 そしてそれ以来、公園の群れの話題は完全にホワイトデーの話だけになった。 と、同時にお返しを迫られている番どもにとって群れは針のむしろ状態になった。 それは、もっともゆっくりできる地であるはずのおうちにいる時であっても変わらないのだ。 「おとうしゃん!ほわいとでーしゃんたのしみだにぇ!」 「まりちゃね!ましゅまろしゃんやほわいとちょこしゃんを、おなかぽんぽんになるまで い~~ぴゃいむーしゃむーしゃしゅるのじぇ!」 「ゆふふっ……あんしんっするのぜ!ぼせいあふれるれいむおかあさんが、まりさにい~ぱいおかえししてくれるのぜ! おかえしをもらったらもちろんおちびたちにも、い~っぱいわけてあげるのぜ!」 「ゆわーい!ゆっくりできりゅにぇえ!」 「おきゃあしゃん、はやくおかえしちてね!いっぱいでいいよ!」 「ゆ、ゆぎぎぎぎぎぎぎぎぃぃぃぃぃぃ………!」 まりさは別に狙って番にいやがらせしてるわけではないだろう。 ゲスな番と違って夫役の連中はほとんどが家族思いのゆっくりなのだ。 それに子供にもあまあまを分けてあげると言えば、子供は当然そっちになびく。 子供にチョコを分け与えるなどまったく考えずに貪り食ったツケが回ってきたといえようか。 おうちの中ですらもはやゆっくりできる状況ではなくなっていった。 「れいむ、おかえしのじゅんびはできてるのぜ?ほわいとでーさんはもうすぐなのぜ?」 「おきゃあしゃん、はやくあみゃあみゃをとっちぇきてにぇ!」 「まりしゃもうまちきれないのじぇ!あみゃあみゃ!あみゃあみゃ!」 「うるざぁぁぁぁぁいっ!しんぱいじなぐでもあまあまはちゃんとどっでぐるよ! まいにちまいにちさいそくじないでよね!がわいいれいぶがゆっぐじでぎないでしょぉぉぉぉぉぉっ!?」 「おおっこわいこわい。でもきたいしているのぜ!かわいいれいむはあいするまりさたちをゆっくりさせてね!」 「させちぇにぇえ!(×2)」 「ゆ、ゆ、ゆがあああああああああああああああっっっっ!」 ゲスの思考回路は「自分だけがゆっくりできればそれでいい」である。 番も子供も所詮は自分がゆっくりする為の道具にすぎない。ゆえに当然そこに愛などない。 愛などチョコレートという極上のあまあまを番に献上させる為の方便程度の認識しかないのだ。 夫や子供にゆっくりさせてね!と当然のことを言われただけでキレかかっているいのがいい証拠といえる。 だがれいむ種は(自称)母性愛にあふれるゆっくりである。そしてその無駄に高いプライドが今試されている。 本当にそこに愛があるのならホワイトデーで沢山お返しできるはず……と 愛している(つもり)の番に突きつけられている。 だからもうここまできたら意地の問題だ。 どんな手段を使ってでも大量のあまあまを手に入れて己の愛情を示さなくてはならない。 あんなチンケな量のチョコレートよりも、もっと大量のあまあまを持ってきて愛を示せば…… ホワイトデーさえ乗り切りればまた立場が逆転するはずだという打算もある。 大量のあまあまを突きつけてお返しすれば逆にそれを事あるごとに使って恩を着せられる。 まりさに子供たちは以後、完全にれいむの奴隷となり死ぬまでこき使える……という意地汚い打算。 だが世の中はそうそうゲスの思い通りにはならない。 野良ゆっくりにホワイトチョコレートだの、マシュマロだの、クッキーだのを入手する手段など基本的にないのだ。 となれば自然とそれらを手に入れる為には、かつてのまりさ達のように手段など選んでいられないわけで…… ホワイトデーが近付くにつれ、チョコを貰った番どもは次第に発狂していった。 「ちょござん!ぐっぎーざん!ゆっぐりじないででてきでねぇぇぇぇっ!?」 「どぼじでどごにもあばあばがないのぉぉぉぉぉっ!?ごんなのとかいばじゃないわぁぁぁぁっ!」 「さかなのほねさんじゃだめなのよぉぉぉぉっ!おでがいだからあまあまざんでてきてちょうだいぃぃぃぃっ!」 必死こいて公園のゴミ箱やゴミ集積所を漁る者…… 「おいぐそじじいぃぃぃぃっ!あまあまもっでるだろぉぉぉぉっ!ぞれをれいぶによごぜぇぇぇぇぇっ!」 「けんじゃなぱちゅがこまってるのよぉぉぉぉっ!あまあまをけんじょうっじなざいぃぃぃっ!」 「がわいいでいぶがごまっでるんだぞぉぉぉっ!はやぐじろぉぉぉぉぉっ!」 公園に来た人間を恐喝する者…… 「ゆっぐりのひー!まっだりのひー!おうだをうだっであげだんだからあばあばおいてっでねぇぇぇぇぇっ!?」 「ゆがあああっ!ただぎきはゆるざないぃぃぃぃぃっ!せいさいっずるよぉぉぉぉぉっ!」 おうたを歌ってあまあまを貰おうとする者…… 「ね、ねえみんな……にんげんさんにちかづくのはむれのおきてできんじられてるのよ?だ、だからそれいいじょうは…」 「うるざいよ!やくにだだないおさはだまっででねぇぇぇぇっ!」 「ありずはいまりこんっのききなのよ!おきでがいまざらなんだっでいうのぉぉぉぉっ!?」 「だいたいおざがばれんだいんざんなんて、へんなごとをれいぶたちにおしえたがら こんなごとになっだんだろぉぉぉぉっ!」 「やぐにだだないおさはひっごんでろぉぉぉぉっ!」 「ゆがあああああっ!あばあばっ!あばあばはどごにあるんだぁぁぁぁぁっ!?」 「む、むきゅぅぅぅぅぅ……」 トチ狂った群れのゲスどもにはもう掟などなんの抑止力にもならない。 掟破りを制裁しようにも現在群れがまっ二つに割れてしまい、とても制裁できる人員が確保できないのだ。 片方はあまあま探しに狂い、片方はお返しに胸膨らませつつ静観している。 どちらも長ぱちゅりーの言うことなど聞きそうにない。 しかもそもそもの原因は長ぱちゅりーが得意げになって群れのゆっくり達に余計な知恵をつけたからだ。 この流れを作ったのは他でもない長ぱちゅりーである。ならば何も言えない。言う資格はない。 群れにおける長の発言力は完全に地に落ちた。 「うわっ……なんなんだこいつら?」 「この公園の野良ゆっくりは人間に迷惑をかけないって聞いたのに……幻滅」 「ちっ、これじゃおちおち昼飯も食えやしねえな。もういいや他所で食おっと」 「もう公園に子供を連れて遊びにこれないわね……ふう」 「までぇぇぇぇぇっ!くそにんげんにげるなぁぁぁっ!あばあばおいでいげぇぇぇぇぇっ!」 「ゆっぐじざぜろっていっでるでしょぉぉぉぉぉぉっ!?ばかなのっ!じぬのぉぉぉぉぉっ!?」 「ゆっぐじ!ゆっぐじぃぃぃぃぃっ!」 そして公園は野良ゆっくりによる無法地帯と化す。 群れの掟で禁忌となっているゴミ箱や公園を荒らさない、人間に物乞いしない、おうたを歌わない等はすべて破られた。 お返しを待ってる連中は止めるどころかそんな番どもの必死な姿を見てニヤニヤしている。 善良ぶっていてもそこはやはりゆっくり。他者を見下してゆっくりするという行為に優越感を感じているのだろう。 刻々と迫るホワイトデー。かつて自分達がやられたように露骨にお返しのあまあまをせびる夫役連中。 自分の安いプライドを守らんが為に、必死にお返しのあまあまを調達しようとするその番連中。 群れが大変な事になっているというのに何もできずに唖然と見守るだけの長ぱちゅりー。 次第に公園に訪れる人間は激減していった。 そして……遂に3月14日。ホワイトデーがやってきた。 「きょうはたいぼうっのほわいとでーさんなのぜっ!」 「あまあまをい~っぱいむーしゃむーしゃできるんだねー!わかるよー!」 「れいみゅもむーちゃむーちゃしゅるよ!」 「おきゃあしゃん!はやくおかえしちてにぇ!はやきゅ!はやきゅぅぅぅ!」 「もうまちきれないんだみょん!そろそろあまあまぱーてぃーをはじめようみょん!」 「「「「「ゆ、ゆぅぅぅぅ……」」」」」 この日、群れの広場にこの群れのゆっくりすべてが集合していた。 いっそ群れ全ゆんで盛大にホワイトデーに、あまあまパーティーをやろうと誰かが言い出した為にこうなった。 現在この広場にいる野良ゆっくりは大きく分けて二種類いる。 ホワイトデーのお返しに浮かれまくってるゆっくり達……に対して顔色が優れないゆっくり達。 そしてもはやすべてを諦めて状況を見守っている長ぱちゅりー。 もはや明白だ。この番連中の顔色を見ればもうこれは…… あまあまの用意ができたのかなど、もう議論の余地などなく明白。 タイムアウト……!猶予の時は過ぎ去った。後は好む好まざるにかかわらず……審判の時……! 「さあ!いよいよおたのしみっのおかえしたいむなのぜ!さっそくおかえしのあまあまをちょうだいね!なのぜ!」 「ちょうだいにぇえ!」 「おかえしはほわいとちょこさんかなー?くっきーさんなのかなー?」 「はやくだすみょん!すぐでいいんだみょん!」 「あみゃあみゃ!あみゃあみゃ!」 待ってましたとばかりにあまあまの催促を始めるまりさ達。 お返しのおこぼれを期待している子ゆっくり達もすかさず便乗して母親に催促する。 しかし番連中はその催促に答えない。動くこともない。 しばらく不気味な沈黙を守り……やがて… 「ゆゆ~~っ?なんのおはなし?ほわいとでーさんってなんのこと?」 「……ゆっ?」 「おかえしってなんのことかしら?とかいはなありすにはさっぱりわからないわっ?」 「いきなりわけのわからないことをいうなんて、まりさたちはほんとゆっくりしてないね!」 「さっさときょうのおしごとにいきなさいよ!」 「お、おちびちゃんもへんなこといってちゃだめよ!りっぱなけんじゃになれないわ!むきゅっ」 「…………なっ!?」 なんと、れいむ達はお返しのあまあまを渡すわけではなく。 かといって懸命の謝罪をするわけでもなく。 ホワイトデーなど知らないと完全にすっとぼけてシラをきる作戦にうって出た。 いかにも現実から目を背けるのが得意なゆっくりらしい作戦ではある。 が……やはりそんな事で都合よくとぼけて済ませられるほど現実は甘くはない。 れいむ達のすっとぼけに最初まりさ達は頭がまっ白になり唖然となった。 だが時間の経過とともにだんだん思考が追いついてくる。 ある感情とともに……誠意なき態度に覚えるのは激しい怒りだけである。 まりさ達の怒りはすぐに爆発した。 「はあああああああああっ!?ふ、ふざけるんじゃないのぜぇぇぇぇっ!」 「いまさら、しらないふりなんてつうじるわけないだろぉぉぉぉっ!わがらないよぉぉぉぉぉっ!」 「ゆ、ゆゆっ?な、なにをそんなにこうふんっしてるの?いきなりおこりだすなんてまりさはばかなの?し…」 「ゆがああああああっ!おばえがじねぇぇぇぇぇっ!」 「ゆべしっ!?」 激高したまりさが、あくまでもすっとぼけようとしたれいむに向かって体当たりをした。ふっとぶれいむ。 食い物の恨みは恐ろしい。それもさんざん期待させられた末に裏切られたとなればその恨みは倍増どころではない。 だが……それでも。それでももしれいむ達が誠実に平謝りに謝ればまだ許してもらえたかもしれない。 その可能性は確かにあった。だが不誠実にすっとぼけて済まそうとした時点でその芽も完全に消えた。 ならば後に残されたのはもう制裁しかない。制裁という名の暴力の嵐しかない。 「ふざげるなっ!ふざげるなぁぁぁぁっ!」 「ゆべっ!や、やべ……やべでぇぇぇぇっ!たいあたりざんはゆっぐじでぎないぃぃぃぃぃっ!」 「きょうはほわいどでーさんだろぉぉぉっ!あばあばのをおかえしずるひだろぉぉぉぉっ!? すっとぼけるんじゃないんだぜぇぇぇぇっ!」 「じ、じらない!ほわいとでーざんなんでれいぶじらっ!じらないよぉぉぉぉっ!」 「ゆがああああっ!まだいうがぁぁぁぁぁっ!ごのぐぞでいぶがぁぁぁぁぁっ!」 「や、やめなさいこのいなかものっ!せいさいっなんてとかいはじゃないわっ!」 「だっだらおかえしをよこすみょん!あまあま!あまあまをいますぐよこすんだみょぉぉぉんっ!」 「そ、そんなこといわれても……」 「だっだらせいさいっじでやるよぉぉぉぉっ!くいもののうらみだよぉぉぉぉっ!わがれよぉぉぉぉぉっ!」 「ゆぼぉぉぉっ!?……ぞ、ぞんなごといわれだっで!あばあばなんてどごにもながったんだよぉぉぉっ!」 「おかえしじたぐでもできないんだがら、じがたないでじょぉぉぉぉっ!?」 「ふざげるなよぉぉぉっ!いまざらそんないいわけでゆるせるわげないだろぉぉぉぉっ!」 「せいさいっだぁぁぁぁっ!ごのげすどもがぁぁぁぁぁっ!みんなえいえんにゆっぐりざぜてやるぅぅぅぅぅぅっ!!」 案の定たちまち広場は盛大な処刑場と化した。 食い物の恨みによる怒りはまりさ達に勢いと力を与える。 いくら押しの強いでいぶやありすといえどさすがにその勢いには勝てないだろう。 その証拠にそこらかしこで次々とれいむやありす、ぱちゅりーがなんの抵抗もできずに潰されていく。 そうだ、本当はまりさ達だってバレンタインの時にチョコレートを食べたかったのだ。 それをゆっくりにとしては驚異的なほどの忍耐……我慢をして番にチョコを全部あげたのは、 ホワイトデーまで耐えさすればもっともっとたくさんのあまあまを食べれるという慰めと希望があればこそ。 ゆえにその反動からくる怒りは恐ろしい。食い物の恨みは本当に恐ろしい。 「じねっ!じねっ!じねぇぇぇぇぇっ!」 「あ、あばあばなんかあげなぐっだって、れいぶのあいはうみよりもふかいんだよぉぉぉっ!? どぼじでそれがわがらないのぉぉぉぉっ!?」 「うるざぁぁぁぁぁいっ!あいじでるならちょこれーどさんをよこせといったおばえが、 どうじていまさらぞんなごとをいえるんだぁぁぁぁっ!」 「ぞ、ぞれは……!う、うるざいよぉぉぉっ!ごちゃごちゃいわずにまりざはれいぶをゆっくじざぜ……ゆべえっ!?」 「じねっ!ごろずっ!ごろずっ!ごろずぅぅぅぅぅっ!」 「や、やべ……ゆぶぅぅぅっ!れいぶのうえで……ぴょんぴょんじな……ゆびぃっ!?も、もっとゆっぐじ…」 「ちね!ちねぇぇぇっ!」 「きゃわいいれいみゅにあみゃあみゃをくれにゃい、くずおかあしゃんはいますぐちんでにぇえ!」 「や、やべでぇぇぇ……おがあざんはちぇんにやられで、もううごげないんだよぉぉぉ……?」 「うるさいよくず!きゃわいいまりちゃがゆっくちせいさいっちてやるから、かんしゃしゅるんだじぇ!」 「おまえがちんだらそのかおにれいみゅのうんうんをかけてあげるよ!ゆっくちかんしゃちてにぇえ!」 「「げらげらげらっ!」」 「ど、どぼじてぇぇぇ……?どぼじてごんなごとにぃぃぃぃぃ………!」 大人のゆっくりに既に制裁され、虫の息のれいむが自分の子供達に体当たりされている。 子ゆっくりとて食い物の恨みは変わらない。その恨みは殺意に変わり実の母親といえど容赦はない。 このれいむは我が子にトドメを刺されて死んだ。いかにもゲスらしい最後である。 「む、むきゅぅぅぅぅ……な、なんなのこれ?なんなのこれ………!?」 長ぱちゅりーは目の前で起きている地獄絵図をガタガタ震えて見てるだけしかできなかった。 止めに入るなどとてもできない。もしそんな事をしたら長ぱちゅりーも制裁の対象にされてすぐに殺されるだろう。 だが止めに入らなくても制裁されるのは早いか遅いかの問題でしかない。 気がつけば怒りにまかせたまりさ達は番どもをすべて殺し終わっていたからだ。 そのまりさ達の目が一勢に最後に残った長ぱちゅりーに向けられる。そうまだ制裁は終わっていない。 こうなったすべての元凶がまだ残っているではないか…… 「おさぁぁぁ……あとはおばえだけなのぜぇぇぇぇっ!」 「む、むきゅぅぅぅぅぅっ!?」 「わがるよー……おささえよけいなごとをいわなければ、こんなことにはならながっだんだねー!」 「ゆひひひひっ!でいぶも!れいぱーも!もりけんも!みんなみんなまりざたちがせいさいっじだのぜぇぇぇっ! つぎのおさはまりざがなってやるからあんしんっしてじんでねぇぇぇぇっ!」 「むきゅぅぅぅ……!エ、エレエレエレ……」 もはやみんな狂っていた。何が正しかったのか何が間違っていたのかなどもはやどうでもいい。 期待、失望、怒り、悲しみ、ありとあらゆる負の感情に焼かれた群れのゆっくり達は もはや完全に正常な判断を失っていた。あるのはやり場のない憤り……狂気しかなかった。 あまりの恐怖に思わず生クリームを吐いてしまう長ぱちゅりー。 そしてそんな死にかけ長ぱちゅりーを制裁せんとまりさが飛びかった。と、その時…… 「げすぱちゅりーはゆっくりじねぇぇぇぇ!……ゆべろぉ!?」 「はいはい。ゆっくりゆっくり」 「む、むぎゅぅぅぅぅぅっ!?」 狂ったまりさがあっさりと潰された。 後ろから人間の足で。全力で踏み潰された。それはあまりにもあっけない最後であった。 長ぱちゅりーと残りのゆっくり達は、思いもかけない事態に思わず声がした方向を振り向く。 そして見た。何人もの人間がそこにいることを……その人間達は普段よく見かける公園利用者などではない。 彼らは野良ゆっくり達がよく知っている種類の人間だった。 そしてできる事なら一生関わり合いになりたくない人間だった。 そう……この作業着を着た人間たち、それはつまり…… 「「「「「か、かこうじょだぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」」」」」 「おい残りはここにいる奴らだけのようだ。さっさと全部潰して片付けるぞー」 「ういーす」 「ど、どぼじてぇぇぇっ!?どぼじてがごうじょがごごにいるのぉぉぉぉぉっ!」 「どうしてってお前……そりゃ一勢駆除だからここにいるに決まってるだろ」 「ゆ、ゆげえええええええっ!?」 「あまり無駄な時間はかけたくないんだ。だからさっさと死んでくれ、な?」 「ゆぶべぇっ!?」 またしても長ぱちゅりーの前で虐殺が行われていた。 まったく抵抗できない残った群れのゆっくり達をいとも簡単に潰し、死体をゴミ袋に入れていく。 それだけではない、他の加工所職員の手によって群れのおうちも壊され次々と破棄されていく。 ある日、なんの前触れもなく、無慈悲に、群れのゆっくり全ゆんの命と財産が残らず奪われていく…… これが一勢駆除。野良ゆっくりがもっとも恐れる最悪の事態である。 「ど、どぼじで!?どぼじでみょんたちがくじょっされなければいげないんだみょんっっっ!?」 「わがらないっ!わがらないよぉぉぉぉぉっ!ちぇんたちはしずがにぐらじでいただげなのにぃぃぃぃっ!」 「れいみゅ、にゃにもわるいことちてにゃいよぉぉぉぉぉっ!」 「む、むきゅ……に、にんげんざん?どうして……どうしてごんなことひどいごとずるの……?」 理不尽。一方的に殺され奪われていく野良ゆっくり達にとってはあまりに理不尽すぎるこの仕打ち。 せめて死にゆく理由ぐらいは知りたい。なんで殺されるか分からないまま死ぬなんてゆっくりできない。 そういう思いがつい口からでた「どうして」。 しかしこんな野良ゆっくりの質問など職員は普通は答えない。 普通は無視するのが当たり前だが……駆除班のリーダーらしき男が珍しくその問いに答えた。 「どうしてって?静かに暮らしていただけ?……平気で嘘つくなよ。公園に来た人間にさんざん迷惑かけてきたくせに」 「ゆううううっ!?」 「公園利用者から苦情が山ほどきているんだよ。人間に対して乞食をする、暴言を吐く、ゴミを漁る、 これだけさんざんやっといてなにも悪いことしてないなんてよく言えるな」 「ち……ちがうっ!ぞれはでいぶたちがかってにやったごとなんだぜ!まりさたちは…」 「止める義務があるだろ。群れのゆっくりが人間の対してバカやらかそうとしたら群れ全員で止める義務がよ」 「あ……あああああっ!」 番の連中が人間に対して迷惑をかけている事はもちろんみんな知っていた。 だがまりさ達にその行為を止めようという気は毛頭なかった。 おうちで普段偉そうにしているでいぶ達があまあまを手に入れようと必死こいてる姿を見るのはゆっくりできたからだ。 そのゆっくりが、その優越感が群れの掟を今の今まで完全に忘れてさせてた。 それにかつて自分達もチョコレートを手に入れる為に掟破りの乞食をした事もあったので、 それで自分達にお返しする為のあまあまが手に入るんならいいじゃないかと、なおさら止める気が起こらなかった。 「人間に迷惑をかける野良ゆの群れはこの公園に必要ない。人間に迷惑さえかけずにきちんと仕事をしていれば ここに住むことを黙認してやるという約束だっただろ」 「ゆ……ゆあ、ああああ……ご、ごべんなざいぃぃぃ……ゆっくじ!ゆっぐじはんせいっじまじだぁぁぁぁ」 「もうにんげんざんにめいわくがげまぜん!おきてもまもりまず!だがらっ!だがらくじょっ!くじょだげはっ!」 「ダメだね。この公園に住みたいという野良は他にも沢山いるんだ、ゲスばかりで掟も守れない群れはここで消えてもらう」 「ぞ、ぞんなあああああああああっ!」 「これでとりあえず説明責任は果したからな。じゃあお前ら面倒がないように潔く死んでくれ」 「や、やだっ!じにだぐないっ!じにだぐないよぉぉぉぉっ!」 「ゆんやああああっ!どぼじでごんなごとにぃぃぃぃぃぃっ!?」 「もっどゆっぐりじだがっだぁぁぁぁぁぁっ!」 「あばあばっ!あばあばっ!あばあばぁぁぁぁぁぁっ!」 「ごんなのっでないよぉぉぉぉぉっ!おがえじでゆっぐりでぎるはずだったのにぃぃぃぃぃっ!」 「む、むきゅぅぅぅぅっ!エレエレエレ………!も、もっど……ゆっくり…」 その後は坦々と作業である。 加工所職員はゆっくりどもの言葉にもう耳を傾けなかった。 ただ潰して捨てる、それだけである。30分後にはその公園にゆっくりが住んでいたという痕跡はすべて消えた。 「うーし、んじゃ徹収すんぞー」 「それにしても先輩、今回は楽に終わってよかったっスね」 「まったくだ。駆除しようとしたらいきなり群れ全体で盛大な同士討ちを始めたからなあ」 「しばらく様子を見て生き残った連中だけを潰せばよかったですしね」 「だな。しかしこの群れもなにをトチ狂ったのか……お返しとかわけのわからん事をほざいてたが」 「ゆっくりの言うことに意味なんて求めちゃダメっスよ。どうせたいした意味なんてないんだから」 「……そうだな」 加工所駆除班はあっという間にすべての作業を終えて帰っていく。 こうして公園の群れはあっけなく完全に消滅した…… だがそのうちどこからか野良ゆっくりが現れて、住みつき、また群れを作るだろう。 それでまた元通りだ何も問題はない。 ……とまあこのように人間の文化であるバレンタインもホワイトデーも野良ゆっくりには過ぎた代物である。 この群れのゆっくり達は最後までそれが分からなかった。 だから滅んだ……自業自得としか言いようのないあまあま狂想曲の果てに。 ゆえに野良ゆっくりは長生きがしたければバレンタインなど知る必要はない。 身分不相応にチョコレートなど欲しがってはいけないのである。 そうバレンタインなどというロクでもないイベントはこのようにかくも有害なのだ。 いっそ滅びてしまえばばいいのに……
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2012年ホワイトデーイベント [#q7b4496e] 新規アイテム [#p2c61b66] 大きなキャンディ [#n81c70be] NPCチョコレート [#t2628885] コメントフォーム [#pe2818b7] 2012年ホワイトデーイベント 3月8日 アップデートのお知らせ http //heroes.nexon.co.jp/notice/update.aspx?no=219 期間:2012年3月8日 〜 2012月3月21日 新規アイテム 装備 ハードキャンディ 消費 ビックドロップ スイートキャンディ 大きなキャンディ ストーリー リエルが甘いものが欲しいと訴えている。 しかも持ってきたら良い物をくれるという。 何が欲しいのか?まずは弟子のブリンに聞いてみよう。 集めるアイテムは各戦闘のボスモンスターよりドロップ。(黄色い追加コアから入手) ボスモンスターから2種類のアイテムを入手できる ※ストーリー進行以外に消費アイテムとしても使用可能 最初にリエルからビッグドロップを3個要求される。3個渡すと装備「ハートキャンディ」がリエルから貰える。 イベントクエストは反復できます。 2回目以降はビッグドロップ要求数と報酬が異なり、5個渡すと消費アイテム「女神の羽根(贈答)」が貰える。 NPCチョコレート チョコレートボックスを右クリックで開封すると、中からコレンのNPCの似顔絵が描いてあるNPCチョコレートが獲得できます。 獲得したNPCチョコレートは戦闘に持っていくことが可能で、使用すると各種様々な効果を得ることができます。 attachref アイテム説明 ビックドロップ 使用効果 14秒間スタミナ、生命力少量回復 attachref アイテム説明 スイートキャンディ 使用効果 14秒間スタミナ、生命力少量回復 コメントフォーム 大抵の人は気づいてると思うが黄色コア系のこれみたいなイベントアイテムはボスラリー系に行くと大量に手に入る。 但し入るなとは言わないが、ボスラに適正(表記)Lvで入ると初見はかなり厳しいので注意が必要。 -- コメント
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#weblog [フランクフルト 7日 ロイター] ドイツ・マインツの男性がチョコレートバーを食べて いたところ、中から人間の指が---。 ショックを受けた男性は、かかりつけの医者を訪ね、 異物が指であると確認された後、チョコレートバーを 警察に持って行った。 マインツの警察によると、チョコレートバーに混入 されていたのはつめの付いた指先で、「ナッツ入りの チョコレートバーだったため、混入した指がわかりづ らかったのでは」と話している。 警察当局は、チョコレートバーの銘柄を公表していない。 いやいや・・・わかりづらかった・・・とかの問題じゃ なくて・・・。 なんで指が入るの? 指なんで???切断されたんでしょ? 大丈夫なの??? 怖すぎ・・・><
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登録日:2012/01/18(水) 21 08 54 更新日:2024/06/23 Sun 19 47 33NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 お菓子 アイス アイスクリーム アメリカ チョコ チョコミント チョコミン党 チョコレート フレーバー ミント 嗜好品 夏 歯みがき粉 歯みがき粉 ← 好みに合わないのは仕方ないが他人の好物を食べ物ですらないかのように言うのはよくない 氷菓子 爽快感のある項目 菓子 賛否両論 食べ物 チョコミントとは、アイスクリームや飲料等のフレーバーのひとつ。 一般的にチョコミントと言えばアイスクリームのフレーバーを指すことが多い。この項目では主にアイスクリームのフレーバーについて扱う。ミントについては該当項目参照。 好き嫌いがわかれやすいフレーバーの一つでもある。しかしその爽やかな味に惹かれた者達による『チョコミン党』なるものも存在する。 君もなろうよチョコミン党、みんなでなろうよチョコミン党。 【特徴】 商品にもよるが、一般的にはミントアイスの中にチョコチップが混ぜられたものが多い。 エメラルドブルーのミントアイスの中に茶色や黒のチョコチップが散りばめられたそれは非常に美しい。 味はともかく美しさで言えば間違いなくアイスクリーム界でもトップレベルだろう。 (ただしあのミントアイス色は着色されたもので、近年は無着色の白いミントアイスも増えている) 【味】 もちろん美しさだけではない。 口に含めばミントの爽やかさとチョコのほどよい甘さが広がり、口を動かせばチョコチップがパリパリサクサクと音を立て心地よい食感を与えてくれる。 ※サクサクとした食感←ここ重要な しかしミントの爽快さを『まるで歯みがき粉を食べているようだ』と嫌う人も多い。(*1)その為『歯みがき粉w』と馬鹿にされることも……。 この発言は『カレーを食べて、○んこを食べているようだ』というのと同じ、チョコミントに対する侮辱と考える人もいる。 ※ただ好みは人それぞれなのだからムキにならないように。 【季節】 こんな好き嫌いがわかれやすいチョコミント。スーパーやコンビニでは販売に季節性があり、見かけることが少ない。 基本的に初夏にしか販売されていないのだ。 それも5~6月辺りの暑くなり始めたばかりの季節が多く、最もアイスクリームが合うような夏の盛りの季節にはもうチョコミント味が店頭から姿を消していることも珍しくない。 もしどうしても食べたかったら『セブンティーン』や『サーティワンアイスクリーム』等で購入を。 【一般的に見られる商品】 ・明治エッセルスーパーカップ 明治乳業から販売されているメジャーなカップアイス。ミントの香りはちょっと強めでチョコチップも沢山。100円前後で買えるのでお手頃。 ・チョコバリ クランチタイプのチョコミントアイス。ミントアイスをクランチチョコで包んだタイプ。かなり甘い為甘党の方にオススメ。 ・ワッフルコーン チョコミントクッキー チョコチップの代わりにクッキーが入ったソフトクリームタイプ。美味しいがチョコチップのようなサクサク感はあまりない。 ・CRUNKY ロッテから出ているチョコミントアイス。チョコバリと同じでクランチタイプ。しかしチョコが強いためミントの感じはあまりしない。 ・チョコミントバー セブンプレミアム ・セブンティーン アイスの自動販売機 ※追記願います。 【チョコミント関連キャラ】 ・軌川十助(ブギーポップシリーズ『ペパーミントの魔術師』) アイスクリーム作りが得意な青年で、チョコミントアイスをしばしば作る。 ……だが実は、緑色の肌とミントアイス色の血の持ち主で、本編開始時まで育ての親の元で隔離されて育った(どうも合成人間の失敗作だったらしい)。 ・十条姫和 (刀使ノ巫女 第2話) \歯みがき粉って言うなー!/ 琴葉 葵(VOICEROID) 音声合成ソフトのテーマキャラで、性格とか嗜好とかの公式設定は本来ほとんど存在しない……が、ファンの間でチョコミント好きという認識が定着しつつある。 なお彼女の双子の姉はエビフライ好きとされ、似てもいなけりゃ逆でもない。 栗村アイリ(ブルーアーカイブ) トリニティ総合学園の1年生。 チョコミントアイスが好物で、チョコミント味のカップラーメンなる劇物すら食べられる。 スキルを使用すると指定した円形範囲内にアイスをぶちまけ、小ダメージを与えつつデバフを撒き散らすことができる。 マンタロー(スプラトゥーン3) エ”イ!!「でも、チョコミントは歯磨き粉じゃないから! ひんやり!さわやかな!完成されたスイーツだから!!」 すりみ連合のメンバーのひとり。ゲーム内イベントの『フェス』の第7回のお題『アイスといえば? バニラvsストロベリーvsチョコミント』において、チョコミントの陣営を担当。 当の本人もチョコミントが好きらしく、チョコミン党に決起を呼びかけたが……? 彼の詳細やフェスの結果はすりみ連合の項も参照されたし。 チョコミン党の方もそうでない方も追記修正よろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 姉がクソまずい二度と食べないと言ってた チョコミントを人生初めて食べた めちゃ美味しかったんだけど -- 7 (2013-08-05 01 08 09) バニラやチョコしか食べなかったあの頃・・・大学堂のチョコミントを食べてからハマった。 -- 名無しさん (2013-08-05 01 40 57) あああぁあ…暫く食ってないぃ…チョコミントおおおおお おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお おおおおおおおおおお -- 名無しさん (2014-01-11 20 37 23) 昔ハワイのハーゲンダッツの店で食べたチョコミントが無茶苦茶美味かった…ミントがキツすぎない所がよかったからもう一度食べたい -- 名無しさん (2014-01-11 22 26 40) サーティーワンのオレオミントはオレオの味が濃くてちょっとキツかった -- 名無しさん (2014-01-11 23 49 09) セブンイレブンのはなんか水っぽい気がする。最近コーン付きのも売ってるけど。 -- 名無しさん (2014-01-12 12 04 00) 30円で買えるココアシガレットに味が似てて速攻 -- 名無しさん (2014-01-12 12 34 12) ↑チョコミント味にハマったわ -- 名無しさん (2014-01-12 12 34 54) 悪くないとは思うんだが変な後味がする… -- 名無しさん (2014-05-09 10 53 43) だんだんくせになるあじ -- 名無しさん (2014-09-13 20 12 47) ハーゲンダッツのチョコミントアイス旨かった。 -- 堀勝 (2014-09-15 16 24 17) ハーゲンダッツのショコラミント味を買ったら色が水色じゃなくてこれじゃない感があった。味は美味しかったけど。 -- 名無しさん (2014-10-10 13 29 50) 多分ミントが大丈夫かどうかが分かれ道。大人になってミントが大丈夫になったら食えるようになった -- 名無しさん (2014-10-10 13 38 11) 大人の味 -- 名無しさん (2014-10-10 13 44 33) 勿論サーティワンではダブルチョコミント -- 名無しさん (2014-12-15 17 34 25) 歯磨き粉って言われたら否定するチョコミン党が多いと思うんだけど、むしろ歯磨き粉自体が好きだったチョコミン党がここに -- 名無しさん (2015-03-25 15 02 41) 普通に旨いのに嫌いだと言う人もいるのか...。歯磨き粉なんて一度も思った事ないわ。 -- 名無しさん (2015-03-25 15 33 36) 歯磨き粉味のチョコミントアイスを食べるかチョコミントアイス味の歯磨き粉を食べるか、究極の選択 -- 名無しさん (2015-06-24 09 28 39) スイミングスクールが終わった時、毎回母にセブンティーンのやつを買ってもらった思い出 -- 名無しさん (2015-06-24 09 56 25) ↑2 普通に前者じゃないか。後者はただの歯磨き粉だし。究極でもなんでもないぞ。 -- 名無しさん (2015-06-24 10 29 40) おいしい -- 名無しさん (2016-08-20 16 34 32) カレー味のうんこ、うんこ味のカレーみたいなもんだな -- 名無しさん (2016-08-20 16 56 29) 好きだけど、その自分でも歯磨き粉の味わいだと思っている。そういやミントリキュールいれた酒も好きだな…ミントフレーバーが好きなだけか。 -- 名無しさん (2016-10-06 00 33 31) 食わず嫌いではチョコミントが嫌いな芸能人が多い。わたしは好きだけどね。 -- スイーツ最高 (2017-12-24 09 35 22) ついにガリガリ君に登場! -- 名無しさん (2018-05-18 22 59 30) スペアミントの香りを歯磨き粉としか思えない人はハーブとかスパイスとか使わない環境なんだろう、同様にカルダモンの香りを湿布としか思えない人とかも -- 名無しさん (2018-06-13 13 51 35) チョコミントが歯磨き粉の味じゃないんだよ、歯磨き粉がミントなだけだ -- 名無しさん (2018-06-13 14 15 15) ファミマの「ぎっしりチョコミント」もあるけど、違いが分からないから追記出来ない・・・。どなたか追記お願いします!! -- 名無しさん (2018-08-27 11 29 53) 実際歯磨き粉である(食べ終えた人なりの感想) -- 名無しさん (2018-10-04 21 45 10) 炒飯の材料にも… -- 名無しさん (2019-05-18 18 20 20) ハーゲンダッツのチョコミントは普通のチョコミントアイスとは別物って感じだよな。ミント感はあるから好みは分かれるだろうけどまろやかで高級感があって、チョコミント苦手でも食べられる人いるかも。 -- 名無しさん (2019-05-31 14 58 00) グリコのぎっしり満足チョコミントが最高やと思うわ -- 名無しさん (2020-01-17 22 16 52) チョコミント食べれないのになんでか『ハチミツとクローバー』に出てきたカボミント(中をくり抜いて柔らかくしたカボチャにチョコミントを入れたもの)を見た時なんとなく興味をそそられた思い出がある。 -- 名無しさん (2020-01-17 23 26 59) 味は好き嫌い別れるのは仕方ないけど、段アイスやカップにした時の色合のアクセント(他がイチゴやバニラだった時)にはもってこい -- 名無しさん (2020-02-28 18 48 15) 純粋なミント味のアイスって中々お目にかかる機会が無いな。チョコとの組み合わせが旨いのであって、ミントオンリーだと喰えたもんじゃないんだろうか -- 名無しさん (2020-02-28 18 51 53) 迷ったらチョコミント。迷わずともチョコミント -- 名無しさん (2020-02-28 19 25 34) あおいー -- 名無しさん (2020-02-28 19 43 25) 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2020-04-20 21 31 18) ↑4 バニラアイスにミントを添えることはあるでしょう。ミント味って青くて草っぽい感じですし、乾燥させた場合は枯れ葉っぽくなるので、単体ではあまり大衆受けしないと思います。ミント入りペットボトル紅茶などもよくレモンティーにされていますし。 -- 名無しさん (2020-10-14 18 47 58) わざわざ色を付けなくても…と思うんだけど、見た目でわかるほうが色々と都合がいいのも事実なのよな… -- 名無しさん (2021-03-01 17 56 53) スーパーカップのチョコミントが販売終了になるそう… -- 名無しさん (2022-08-30 18 09 04) セブンティーンのチョコミント食べてみたら意外と美味くて好きになったわ -- 名無しさん (2022-08-30 18 25 10) チョコミントアイスは好きだけどそれ以外のチョコミント味のお菓子はあんまり…というタイプは自分以外にもいるんだろうか -- 名無しさん (2022-08-30 21 33 57) 絶対にチョコミントを食べるアオイチャン -- 名無しさん (2024-03-12 20 47 17) ポッキーとかコロンとかルックチョコとかのフレーバーにあったらとりあえず買って帰るくらいに好き -- 名無しさん (2024-05-21 07 39 33) 子供の頃からずっと好きな味 -- 名無しさん (2024-05-22 12 44 25) 「チョコミントは歯磨き粉ではない。」という名前のヨーヨーがマジである。タイトル通りのことを布教する為に夏季限定販売という謎の拘りがあるとか -- 名無しさん (2024-06-09 23 24 20) アイスに限らずチョコミントフレーバー好き。夏限定とか言わず通年販売してほしいもの色々あって困る -- 名無しさん (2024-06-16 11 39 04) 見た目が不味そう、不味い -- 名無しさん (2024-06-16 11 40 08) 名前 コメント
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後輩とトラソルテオトルと焔のチョコ ※ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 料理部からのお知らせ 20XX/2/1 【恋する乙女】やもり先生と☆手作り☆バレンタインチョコ教室【集まれー!!】 もうすぐ2月14日、そう、“バレンタインデー”! 「今年こそは、ずっと気になってたカレに本命チョコを渡して、誰もが羨むラブラブスクールライフを実現しち ゃうんだ~っ!」 ……な~んてベッドの中で都合のいい未来を妄想しながら胸を熱くしている、恋するおんなのこの諸君! せ っかくのバレンタインチョコ、手作りだったらもっと想いが伝わると思わない!? 「でもどうやって……? アタシお料理なんてできないし……いじいじ」 そんなイマイチ自信の持てないあなたに朗報アリ! なんと、あの伝説のラブウォリアー“白壁やもり先生”が、手作りバレンタインチョコの作り方、ばっちり教 えてくれちゃいます! 料理部特別企画! 名づけて、 『やもり先生と☆手作り☆バレンタインチョコ教室』っ!! 合言葉は“ラブ(愛)”! みんなも女子力最大のラブラブチョコをくり出して、気になるカレの心のガード を粉砕しちゃお! 日 時・場所:参加申込時にお教えします 講 師:白壁やもり先生 参加申込方法:料理部員または白壁やもり先生に連絡してください。参加費は無料です 持ってくる物(必須):チョコレートと相性のよい食品(応相談)/エプロン、三角巾 持ってくるとよい物 :トッピング食品/型抜き/ラッピング用品(いずれも応相談) 調理用のチョコレートはこちらで充分な量を用意しているから安心してね。おまけに失敗したときの代用品に 10円チョコも山盛り!(文責:料理部部長) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ――以上が。 時季も如月に入るや否や、学園内の至る所の掲示板・伝言板に貼られた、一枚のチラシの全貌である。 部活動勧誘やイベント告知のポスターその他を情け容赦なく隅っこに追いやり、我が物顔でコルクボードのド 真ん中に陣取る、侵略的外来掲示物。 誰にもそれを阻むことはできなかった。今日というこの日、“Xデー”が過ぎ去るまでは。 桃色の色画用紙に染みこんだ甘いチョコレート菓子の香りに惹かれて、危険な奴らが集まってくる! どこに。 ――清潔な流し台。 ――ガスコンロに電子レンジ。 ――大型の冷蔵庫。 ――棚や引き出しに収まる食器に調理器具のあれこれ。 私立仁科学園にも、当然ながら、そういう設備によって規定される特別教室が存在する。 一般的には“家庭科室”という呼び名が罷り通っているが、それはあくまで併設する被服実習室や作法室を全 てひっくるめての総称だった。そのあたりについては漠然とした了解があって、移動教室などに際しても連絡に 混乱を来すようなことは、実際にはそうはない。 ないのだが、被服実習室でも作法室でもないこの“第三の教室”を明確に区別しようと思うなら、もちろんち ゃんと正式な名前があったりする。 すなわち。 調理実習室。 二月十三日。放課後の仁科学園調理実習室は、謎のエプロンたちの占領下にあった。いずれも、女。幾人かは 鬼気迫る形相で周囲を睥睨し、教室は異様な雰囲気に包まれていた。 “香り”というには些かきつい、むせかえるようなカカオと砂糖の匂い――。 明日(みょうにち)のバレンタイン・デイ、恋の勝率を一厘でも上げるためには手段を選ばぬという、海千山 千の肉食系ども、総勢二十余名がそこには集結していた。 「はーい、みなさーん注目注目ちゅーうーもーく」 そして、もう一頭、狼の群れを率いる狼の王。 よほど根性のねじ曲がった癖っ毛を、今は純白の三角巾にくるんだ女だ。爬虫綱有鱗目トカゲ亜目ヤモリ科の 小動物ちっくな名前も、ドメスティックな(家事に関する、家庭的な)手を蝕むドラスティックな(過激な、思 い切った、深刻な)肌荒れも、全てひっくるめて自分を愛してくれるような誰かを密かに待ち焦がれる、夢見が ちな二十代後半独身。 白壁やもり高等部家庭科教諭。 彼女こそが、この料理部発案のバレンタイン・デイ特別企画イベント『手作り☆バレンタインチョコ教室』の 特別講師として招かれた、“エプロンの親玉”とでもいうべき存在なのである! 「今から班決めするよー。クジ引いてってー?」 今ひとつ通りのよろしくない声で、白壁やもり教諭が厚紙の箱を揺する。クジの擦れるガサガサ音。 調理台の十台に対して、参加人数は二十人と少し。調理台をフル活用するなら、ひと班あたり二、三名に分か れることになる。 ここでの班分けは完全に運任せらしい。 気の置けない友だちと和気藹々と料理するつもりでいた一部の女子からわずかなどよめきが漏れるが、結局表 立った反対はなかった。バレンタインチョコの手作りがなれ合い無用の孤独な戦いであるという、特別講師(二 十代後半独身)の信条を汲んだからなのかもしれない。 「おっ。静奈、閑花、何班ー?」 調理実習室の隅、普通科一年の上原梢の声に、彼女と三人揃って参加した河内静奈と後鬼閑花が掴んだばかり のクジを持ち寄る。 「あたしはねー」 明るい茶髪のツインテールは三角巾で後ろに流されて普段より窮屈そうだったが、人懐こい笑顔はいつもの通 り。プレゼントのリボンをほどくような調子で、真っ先にクジを開いてみせる。 そこで上原梢は、一転して困惑の表情を浮かべた。 「……“キューピッド”? 何これどういうこと。そっちは何て書かれてた?」 「わたしのは、“愛染明王”?……でいいのかな?」 河内静奈が、自信なさげに漢字を読みながら、梢によく見える高さまで紙片を摘み上げる。 四つ折りにされた紙切れの中に記されていたのは、クジ定番の数字などではなく、意味不明の名詞だった。い や、キューピッドくらいは当然知っているし、明王というからにはたぶん仏様のひとりなんだろうと想像もつく けど、何でまた? どこからか、仔犬系演劇部員の「お客様ー! お客様の中に、“アフロディーテ”のクジを引かれた方はいら っしゃいませんかー!?」という深刻なんだかネタなんだか分からない悲鳴が聞こえてくるにいたって、河内静 奈はどうにかその意味を理解した。 「……たぶん、班の名前を愛の神様にしてるんじゃないかな? あっちのほうで“アフロディーテ”とか“トラ ソルテオトル”とか聞こえたから」 「なんかよく分からないけどマヤ系!? マイナーすぎるよ!」 「マヤではなくアステカの女神さまですね」 後鬼閑花が知った顔で訂正するが、そもそもマヤとアステカってどこがどう違うのだっけ、そこから既に分か らない。 「やもり先生も謎なことを。……そういう閑花は?」 「私はエロスです」 「知ってる」 思わず真顔で即答してしまってから、上原梢は聞き直した。 「……ごめん。じゃなくて。何て?」 「だから“エロス”ですよ。エロス班」 「あ、ああ。エロスってそういう?」 「ぴったりでしょ?」 後鬼閑花はふふんと胸を張った。 同じく二年の“先輩”先崎俊輔に執着的な愛情を抱くハイテンションな“後輩”、それがしばしば学園の話題 に上る彼女の立ち位置だった。当たって砕けて復活してはまた当たりに行く、失恋を知らぬ女。エロスというよ りは、現在進行形で言動が下品な方向にエスカレートしているといったほうが妥当かもしれない。 ところで、そんな後鬼閑花の服装は、仲間たちの中で明らかに浮いていた。 いやってほどたっぷりとフリルをあしらった実用性度外視のエプロンドレスにカチューシャ。上履きまでエナ メルのストラップシューズに替えるという念の入れよう。 デザインだけ見ればそこそこ清楚なのだが、闇の接客業で人気を博しているコスプレ給仕服と言われればそん な気もしてくる。 さすがにここまで常軌を逸した格好をしている者は他にいなかった。 (メイド服を着た可愛い後輩が溶かして固めたバレンタインチョコ……。これで先輩がこの閑花ちゃんを襲わず にはいられなくなるであろうことは、たぶん間違いないと推測される!) 「フリルはドリルより強し」――秋月京(コスプレ部部長)の言葉である。 何か間違った気合に、周囲の女生徒たちも気持ち一歩引きながら、じんわりと生温い視線を送っていた。 「……それにしても、三人ともバラバラになっちゃったね」 河内静奈が、班分けの結果にしょんぼりと呟いた。 彼女は、同級生の牧村拓人に手作りチョコを渡すためにこのイベントに参加した。チラシを見掛けた当初は、 生来の引っこみ思案が顔を出してしばらく悩んでいたが、ふたりに背中を押されるかたちで、“手作りチョコを 贈る”ところまでは決意を固めることができたのだった。……渡し方はともかく。 やはり少し、心細くはある。 「まー、いいじゃない。そうだ、後で見せ合いっこしようよ!」 「いいですね。なんだか燃えてきました」 上原梢の前向きな提案に、後鬼閑花も乗っかる。 バレンタインチョコ作りが終わって、完成した自信作を手にみんなでお喋りする、そんな素敵な未来に期待す ることにしようと。それなら、きっと、寂しくない。 「……うんっ」 河内静奈ははにかむように微笑んだ時、ちょうど白壁やもり教諭が調理台の指定に入った。 「では」 「うん」 「ぐっどらっく」 「がんばろうね」 言葉を掛け合い、こうして三人は袂を分かった。 それぞれの戦いを始めるために。 (さぁ、やりますか――) 場違いな給仕服で颯爽と、後鬼閑花は最奥の調理台に赴く。 歩みの先で彼女を待ち受けるのは、もうひとりのエロス。……いや、同じくギリシア神話の恋愛神エロスの名 を刻まれたクジを引き当てた少女だ。 「――あなたもエロスなが?」 聞き覚えのある訛りに、後鬼閑花はわずかに硬直した。 チームメイトは、ただならぬ存在感をもって後輩となる少女を出迎えた。 ――それはタイフーンガール。 古杣(ふるそま)の斧音妖しくこだまする四国の深山を越えてやって来たという、噂のタイフーンガール。 土佐の女傑“はちきん”の豪快さとやりたい放題な気性で、全てを台無しにするというタイフーンガール。 普段は謎めく創作部でひとり陶芸活動に没頭し、たまに騒音公害をも引き起こす土佐弁少女。仁科学園普通科 二年、浅野士乃とは彼女のこと! 「……よろしくお願いします」 「ヨロシク」 “エロス”と、“エロス”。もったいぶった動作で、クジを見せつけ合うふたり。正体不明の緊張感に、嵐の 匂いがわずかに混じる。 ここから、何か(ろくでもないこと)が始まろうとしていた――!! ※ 誰だっけ? 見覚えはあるんだけど。 後鬼閑花は表情をぴくりともさせずに考えた。 部活動見学の折に見た顔だった。確か“創作部”とかいう仲良し四人組の一員。ひとりひとりと自己紹介を交 わした記憶もなく、当然、名前など知らない。もっとも、もしその時に名前を聴いていたとしても、後鬼閑花は 覚えていないだろう。根本的に他人に興味が薄い人間とはそういうものだ。 「……誰やったっけ?」 こちらは単純にその時に話を聞いていなかったために思い出しようもない浅野士乃。知らないものは当然知る わけないと胸を張る。 「その節はどうも、先輩」 「ん? あ、どーもどーも」 自分の名前を忌避してさらりと問い掛けをスルーする閑花と、まあいいかと生来の大雑把さを発揮する士乃。 結果、その場しのぎのテキトーな挨拶が飛び交う。 「そろそろいいですか?」 班員同士の交流がひと段落したタイミングを見計らって、白壁やもり教諭が声を上げる。 「では、まずは、必要なものが机の上に揃っているか確認してください」 そのまま手元のメモを読み上げていく。 鍋、温度計、包丁、まな板、ボウル(大)、ボウル(中)、ボウル(小)、ゴムベラ、チョコレート型、板チ ョコ、デコレーションのための食品……。もちろんこれは最低限のもので、世界にひとつだけのバレンタインチ ョコを作るためにと、あれこれと家庭から持参している者も多い。 「OK。これもある、OK。OK……っと。温度計とか使うんだね」 「お菓子作りは分量と温度が大事なんですよー」 「まさか理科室からってことはないよね、やもり先生」 「ちゃんと調理用ですぅー」 白壁やもり教諭は粗忽なことで有名だ。準備に何らかの手落ちがあってもおかしくはない。 配布資料に首っぴきで指差し確認する者から、「そもそもやもり先生のメモからして完璧かどうか分かんなく ね?」と一から手順をシミュレートする者まで、少女たちは本気と書いて真剣だった。 「全部ありますか?」 「あるがやない?」 そのへんの事情をまだいまいち分かっていないエロス班のふたりは、はたから聞く者を不安にさせる会話を交 わし合っていた。 「大丈夫です!」 「やもりん先生にしては珍しく揃っています!」 「先生!」 「先生ッ」 不備なしとのめでたい報告が続々と上がっていき、可愛い教え子たちのまばゆい笑顔が、白壁やもり教諭(教 師歴四年目)を取り巻く。誰からともなく拍手が沸き起こった。 謎の感動に包まれる調理実習室。 「ま、まーね……」 教師冥利に尽きるような光景だったが、当の白壁やもり教諭は口の端を引き攣らせていた。 実は今朝になって慌てて“先輩”に調理器具のチェックを手伝ってもらったなどと、真実を口にできる雰囲気 ではなかった。 それでも、生徒はいっしょうけんめいに手をたたいた。白壁やもり教諭がどうしてもこれまで完璧にできなか ったことを、みんなが知っていたので。 「こほん。ではさっそくお料理を始めましょう」 わざとらしくも咳払いをひとつ。 彼女とて社会人の端くれ、気を引き締めるにはそれで充分。 「まず、包丁とまな板がよく乾いていることを確かめてから、板チョコを細かく刻みます。キャベツの千切りの ようなイメージでしょうか。刻んだチョコはボウル(小)へ」 これはチョコレートをお湯の熱さで手早く溶かすために小さく砕いておくのですだらだらと熱に晒していると チョコレートの味が変わってしまいますからね云々と続く長ったらしい説明をざっと聞き流し、浅野士乃と後鬼 閑花、ふたりの魔女は刃物をぎらつかせてチョコレートの塊に跳び掛かった。その形相はちょっと、エンカウン トしたら死ぬ系のモンスターっぽかった。 「だりゃあああっ!! 悪は滅びや!!」 「原子の塵に変えてやる……!」 まな板の中でみるみるココアパウダーと化していくチョコレート。これ一番ちっこくしたヤツが優勝な!的な ものでもあるまいし、何もそこまでせんでもという気もするが、この時他人に構っている余裕は誰にも(教諭に も)なかった。 「お鍋でお湯を沸かしましょう。二人分ってことを忘れないでくださいね。 湯煎で使うお湯の温度はだいたい五〇度から六〇度、温度計で計ってください。ちなみに摂氏温度です。お菓 子だけど、摂氏なのです」 摂氏温度にして二度は体感気温の下がる発言だったが、視線を向ける者すらここにはいなかった。 「……いかん、刻みゆうときに前もってお湯の用意しちょったら早かったに」 「すぐに沸きますよ」 それなりに料理を経験した者ならば、そういう同時進行も可能だろうが。ややこしい手順にテンパっては、テ ンパリング(チョコを溶かして固める時にする調温やら何やら)などできっこないという講師の深い考えあって のことだった。 「ボウル(大)にお湯、ボウル(中)に氷水を入れましたね? ボウル(大)のお湯に、チョコの入ったボウル (小)のお船を浮かべます。ボウル越しにお湯の熱が伝わってチョコが溶けだすので、ゴムベラで滑らかになる まで混ぜましょう。 間違っても、ボウル(大)にボウル(小)の中身をぶちまけてはいけませんよ」 熱湯と氷水を駆使するテンパリングの温度管理は複雑だった。 ふたりで悪戦苦闘しながらダマのない状態に持っていくエロスの戦士。 「うう……。ただ溶かして固めればいいってものではないのですね……。甘く見ていました」 「よっしゃ! ジャスト32度ッ!」 温度計と睨めっこしていた士乃から、勝鬨にも似た歓声。 「やりましたね。型、使いますか――」 リトライのためにチョコの温度を氷水で28度まで下げている最中の閑花が視線だけで促すと、士乃はふるふ ると首を振って否定。 カッ!!と目を見開き、自らが持ってきた手提げ袋に手を伸ばす。 その中から、何か。 巨大なものが―― 現れる―― 「すまんけんど、あたしのチョコは、型に嵌るようなもんやないがやきッ!!」 創作部の嵐を呼ぶ女、浅野士乃が、ついに牙を剥く!! ※ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ コラム 『料理部が選んだ“チョコレートと相性のよいもの”!』 「持ってくる物(必須):チョコレートと相性のよい食品って言われてもぉ、○○○(←あなたの名前を入れ てね!)困っちゃぁう!」と、チラシを前にカマトトぶってるそこのあなた! そう、あなた! ご安心くださ い! 我々料理部が厳選した、オススメの食べ物をこっそりばっちり教えてあげちゃいます! まさに至れり尽 くせりなずな御形はこべら仏の座ッ! 【フルーツ】 オススメ度★★★★★ 「定番中の定番ですね。バナナ、イチゴ、ミカンなど。風味が強く、あまり水っぽくならないものがよいでしょ う。カンヅメも◎」 【ナッツ】 オススメ度★★★★★ 「ナッツに限りませんが、お菓子屋さんもやっている組み合わせなら大概はイケます」 【どんぐり】 オススメ度★☆☆☆☆ 「ナッツといっても、原則、どんぐりは止めておきましょう。野性味や縄文人っぽさをアピールするのは、何も 今でなくたってよいハズ! ゾウムシさんの幼虫とかもいるかも!」 【スナック菓子】 オススメ度★★★★☆ 「美味しさ、チョコレートとの相性、バリエーションの豊富さ、いずれも最強ランク。ただしあまりにも特徴的 な味のものと組み合わせてしまうと、恋する乙女としてのキラキラ感や、手作りのありがたみが薄れてしまう諸 刃の剣。……砕いて使うなど、うまく工夫して!」 【キャラメル、マショマロ、ジェリー等の砂糖菓子】 オススメ度★★★★★ 「既製品でありながら、スナック菓子ほどはそれを感じさせない優れモノ。もっとも、アメちゃんなど単体で口 の中に残るものは避けたほうが無難です。変に海苔だけ堅いお寿司みたいになってしまいますよ!」 【酢昆布】 オススメ度★☆☆☆☆ 「合いません」 いかがでしたでしょうか? みんなもこれを参考に、女子力にいっそう磨きを掛けてくださいね! 最後に、白壁やもり先生から、ありがたいお言葉をいただいています! 「これは闇鍋でも、魔女のサバトでも、陶芸でも、ましてや化学テロの下準備でもありません! 貴重なタンパ ク源や危険物、その他わけのわからない物を持ちこまないでください。食べられない雑草や小石、ガンプラ、素 焼きの陶器、自分のハダカなどをウケ狙いでチョイスするのも絶対にやめましょう!(過去いました)。食べら れる雑草ならギリOK!」 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ※ 浅野士乃が取り出した物。 それは、 「ろ、ろくろ……?」 轆轤(ろくろ)であった。 すなわち、回転可能な円型の台。主に陶芸などに利用されるものであるが。 浅野士乃という女ときたら一切の躊躇なく、そのド真ん中にいい感じに粘性の上がったチョコレート塊をでん と乗せた。 (えええええええええええー?) 閑花困惑。 それも当然である。この場にいる誰かひとりでも、この展開、果たして予想できたか。 「フンンンンンンンン……!!」 呼吸によって充実していく気力。 少女の細指が、軟体生物の触手のように蠢いて―― 創造が始まる。 創作が始まる。 最初の人間を轆轤の上でかたち作ったという、エジプト神話のクヌム神を後鬼閑花は想う。 (チョ……チョコで陶芸してる――!?) 回転台の上で、チョコレートは黒い竜巻となって伸び上がり、大きく歪んで、やがて滑らかにその姿を変えて いった。 唇を引き結んで一心に土を捏ねる人間国宝の陶工のようなツラで、浅野士乃は思うがままにカカオ菓子を成形 していく。作品に命を吹きこむひとりの創作者として、また未来への限界に挑むひとりの女子として、どこまで も真摯に、しかしどこまでも自由に! (ふざけているのかと思ったけど……) 我が事の合い間、歳に似合わぬ職人芸をちらと横目で窺いながら、後鬼閑花は感嘆を禁じ得なかった。 (すっごい真剣……!) そして、およそ数分という時間が経過し、 「凝ッ固ッ!!」 今、浅野士乃の熱い想いがかたちとなる。 それは、“湯呑み”だ。黒々としたチョコレートでできた、湯呑み。素っ気ない味わいの、ジャパニーズ・ワ ビ・サビの体現といえるか。 「いつもごくろーさまの気持ちをこめて、あったかいものをあげるが! どう? このチョコ、熱湯を注げば内 側が溶け出してココアになるがでっ!!」 (かちかち山の泥舟みたいになりそう……) と白壁やもり教諭は思ったが、口には出さない。 「あっ。チョコがいい塩梅になったらぁ、型に流しこんで、固めましょうっ! 固まりきる前にアラザンやスラ イスナッツなどをトッピングすれば、手作りらしい素朴さを演出しながら味も手堅く仕上げることができます。 ……とはいえ、飾りつけの工夫は無限大! 今こそみんなの愛とセンスを見せつける時かも!?」 何と言葉を掛けたものか少し悩み、取り敢えず全体指導に戻っていく。 殊更に大声を発するのは、心の痛みを鈍らせるためだ。 「そ、それから、ひとくちサイズの果物やお菓子を持って来ている人もいるかと思います。爪楊枝や箸を使って チョコにつけてみましょう。くるくる回してみると、きっといい感じにくるまれるはず!」 ――白壁やもり、教師として苦い敗北であった。 ビターチョコレートのように苦い敗北であった。 「その相手の男性を思いやる気持ち! 閑花ちゃん感激です!」 教諭(もうすぐ三十歳)がヘタレている一方で、戦友の狂気が感染したように、もうひとりの魔女、後鬼閑花 は両の拳をぐっと握り締めていた。 「私だって――」 巾着から取り出しましたるは、事前に厳選に厳選を重ねて準備していた食品。 黄金色に輝く、“飴玉”であった。 「アメ? あんまりオススメせんって言いよったで?」 浅野士乃はチラシのコラムを思い出していた。 「飴は飴でも、これ、中は空洞で脆いので」 「あー、吹いて膨らませたやつ?」 何でそんなものを? そういう疑問形のニュアンスを感じ取ったのか、後鬼閑花は憂いを帯びた表情で語り出した。 「……以前、私の■の■や■■をエッセンスにしたお菓子は、気持ち悪がられて食べてもらえませんでした」 「お、おう……」 「――でも、“吐息”なら?」 !? 「一見ただの食感重視の儚い口どけ! しかし、実は知らず吐息を舌で味わっているというエロティックでロマ ンチックな甘い罠! お口の中が閑花ちゃん!」 (……何言いゆうが? この子) 士乃困惑。 それも当然である。この場にいる誰かひとりでも、この変態、果たして予想できたか。 「はああああああああ……!!」 呼吸によって充実していく気力。 悪質な工作が始まる。 極めて悪質な工作が始まる。 「あれが女子力なんだ……! わ、わたしも見習わないと……!」 「やめときなさい」 遠く、河内静奈が何やら悪影響を受けそうになっていたが、そちらは上原梢がしっかり止めた。「閑花ちゃん のほうは止めなくていいの?」 ひそひそと尋ねた知人に、上原は気の毒げに目を伏せて答えたという。「もう 手遅れっぽい」 「――完ッ成ッ!!」 ――明日はバレンタイン・デイ。 恋する少女たちの愛と勇気と何かいろいろな物がどこへゆくのか。 それは、神のみぞ知るっちゅうこっちゃ。 おわり 前:]] 次:[[
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レアリティ:☆4⇒☆5 属性:青 アクセサリ:なし メンバー名 パフォーマンス(初期) パフォーマンス(最大) メンタル(初期) メンタル(最大) スキル 松井 珠理奈 12572 24991 100 440 忍耐の心 松井 珠理奈 25340 55987 100 510 堅忍の心 渡辺 美優紀 12264 24493 100 440 熱気の交響 渡辺 美優紀 25392 54857 100 500 熱烈の交響 大場 美奈 12329 24655 100 430 熱気の瞬間 大場 美奈 25852 56008 100 510 熱烈の瞬間 佐藤 すみれ 12267 25145 100 440 熱気の瞬き 佐藤 すみれ 25452 55055 100 510 熱烈の瞬き 山内 鈴蘭 12224 24708 100 440 忍耐の夢 山内 鈴蘭 26132 54842 100 500 堅忍の夢 古畑 奈和 12617 24470 100 400 熱意の交響 古畑 奈和 25531 54244 100 500 熱気の交響 松井 玲奈 12256 25253 100 440 熱気の刻 松井 玲奈 25752 54583 100 510 熱烈の刻 須田 亜香里 12462 24550 100 430 堅忍の命 須田 亜香里 25378 54744 100 500 不屈の命 宮澤 佐江 12164 24612 100 410 平静の刻 宮澤 佐江 26147 54582 100 520 冷静の刻 柴田 阿弥 12330 24435 100 430 熱気の刹那 柴田 阿弥 25458 56036 100 500 熱烈の刹那 山田 菜々 12444 24444 100 410 平静の命 山田 菜々 25755 54926 100 520 冷静の命 大矢 真那 12490 24418 100 420 堅忍の心 大矢 真那 26046 55643 100 520 不屈の心 高柳 明音 12565 25121 100 400 冷静の瞬間 高柳 明音 25379 54871 100 500 安静の瞬間 二村 春香 12563 24512 100 430 堅忍の魂 二村 春香 25438 54410 100 510 不屈の魂 古川 愛李 12400 24483 100 420 復活の命 古川 愛李 25731 54640 100 510 治癒の命 磯原 杏華 12459 25066 100 430 堅忍の夢 磯原 杏華 25596 55932 100 520 不屈の夢 岩永 亞美 12593 24324 100 420 回復の魂 岩永 亞美 25567 55507 100 500 復活の魂 木本 花音 12522 24800 100 420 熱気の鼓動 木本 花音 25889 54984 100 520 熱烈の鼓動 梅本 まどか 12543 25080 100 430 忍耐の命 梅本 まどか 25854 54306 100 510 堅忍の命 矢方 美紀 12164 25062 100 430 熱意の一時 矢方 美紀 26003 55871 100 520 熱気の一時 阿比留 李帆 12495 24382 100 400 熱気の音 阿比留 李帆 25851 55305 100 520 熱烈の音 斉藤 真木子 12342 24815 100 410 復活の心 斉藤 真木子 25609 54010 100 520 治癒の心 小林 亜実 12466 25246 100 410 復活の夢 小林 亜実 25799 54176 100 500 治癒の夢 東 李苑 12575 24427 100 420 熱意の瞬間 東 李苑 26152 55791 100 520 熱気の瞬間 犬塚 あさな 12389 24957 100 420 堅忍の志 犬塚 あさな 25490 54753 100 500 不屈の志 北川 綾巴 12175 24632 100 440 熱意の鼓動 北川 綾巴 25692 54553 100 500 熱気の鼓動 後藤 理沙子 12456 24952 100 400 安らぎの瞬間 後藤 理沙子 25852 55591 100 500 平静の瞬間 佐藤 実絵子 12386 24874 100 430 回復の命 佐藤 実絵子 25609 55853 100 500 復活の命 竹内 舞 12175 24857 100 440 熱気の歌声 竹内 舞 25496 54973 100 500 熱烈の歌声 田中菜津美 12274 25267 100 400 熱気の一時 田中菜津美 25698 55532 100 500 熱烈の一時 都築 里佳 12291 25255 100 430 熱気の瞬間 都築 里佳 25463 54879 100 510 熱烈の瞬間 中西 優香 12537 24780 100 410 熱気の刹那 中西 優香 26077 54146 100 510 熱烈の刹那 野口 由芽 12480 25028 100 420 熱気の瞬間 野口 由芽 25742 54869 100 510 熱烈の瞬間 松本 慈子 12340 25242 100 420 熱意の歌声 松本 慈子 25941 55878 100 520 熱気の歌声 宮前 杏実 12461 24352 100 400 回復の夢 宮前 杏実 26008 55635 100 510 復活の夢 荒井 優希 12502 24744 100 400 堅忍の魂 荒井 優希 25893 55150 100 510 不屈の魂 石田 安奈 12220 24924 100 420 熱気の旋律 石田 安奈 25415 55119 100 500 熱烈の旋律 内山 命 12632 24459 100 400 忍耐の魂 内山 命 25515 54459 100 520 堅忍の魂 江籠 裕奈 12628 24430 100 400 熱気の歌声 江籠 裕奈 26071 54828 100 510 熱烈の歌声 北野 瑠華 12236 24778 100 420 熱意の瞬き 北野 瑠華 25854 56149 100 510 熱気の瞬き 神門 沙樹 12189 24954 100 410 安らぎの一時 神門 沙樹 25978 54940 100 520 平静の一時 惣田 紗莉渚 12282 24954 100 400 熱気の瞬き 惣田 紗莉渚 25663 56065 100 500 熱烈の瞬き 高木 由麻奈 12361 24827 100 430 平静の瞬間 高木 由麻奈 26140 54822 100 510 冷静の瞬間 髙塚 夏生 12350 25294 100 400 熱意の瞬き 髙塚 夏生 25844 54300 100 510 熱気の瞬き 日高 優月 12320 24889 100 400 熱意の刹那 日高 優月 25393 55538 100 500 熱気の刹那 山下 ゆかり 12306 24398 100 430 回復の志 山下 ゆかり 25506 55393 100 520 復活の志 市野 成美 12637 25011 100 400 安らぎの一時 市野 成美 25843 54271 100 510 平静の一時 加藤 るみ 12389 24698 100 400 安らぎの命 加藤 るみ 25829 55249 100 520 平静の命 熊崎 晴香 12173 25023 100 440 復活の志 熊崎 晴香 25793 54566 100 510 治癒の志 小石 公美子 12202 25311 100 430 熱気の旋律 小石 公美子 25883 54311 100 500 熱烈の旋律 酒井 萌衣 12391 24731 100 400 安らぎの夢 酒井 萌衣 25837 55616 100 510 平静の夢 髙寺 沙菜 12203 25193 100 420 熱意の交響 髙寺 沙菜 25836 54699 100 500 熱気の交響 谷 真理佳 12488 25238 100 440 熱意の刹那 谷 真理佳 25368 55134 100 520 熱気の刹那 福士 奈央 12239 25024 100 400 安らぎの心 福士 奈央 25843 55758 100 520 平静の心