約 1,435,492 件
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/8240.html
「そうです! ポケモンを じゆうに することです!! そうしてこそ にんげんと ポケモンは はじめて たいとうに なれるのです」 プロフィール 本名(ドイツ語) ゲーツィス・ハルモニア・グロピウス(G-Cis Harmonia Gropius) 英語名 Ghetsis 出身地 イッシュ地方 身長 2m (以上、明大学園祭にて配布された本作の設定資料より。\でけえ/) 『ポケットモンスター ブラック/ホワイト』 及びその続編『~2』の登場人物。 プロフィールにあるように本名は「ゲーツィス」だが、発音しにくいため、「ゲーチス」になったとされている。 アニポケでは 相沢まさき 氏、『ポケモンマスターズ』では 花田光 氏が声を担当している。 余談だが、相沢氏はアニポケではアクア団のボスであるアオギリも演じており、 サカキ及びアカギを演じている三宅健太氏と並んで悪の組織のボスを2人も演じた声優となった。 原作でのキャラクター 作中の組織「プラズマ団」の最上位幹部、七賢人の一人とされているが、 他の幹部からはプラズマ団の王であるNと同程度の地位として扱われており、事実上のプラズマ団の支配者。 様々な町で演説をして言葉巧みに人心を掌握し、 「ポケモンと人間を白黒はっきり分けることによってトレーナー同士の競争も自然消滅し、結果的にポケモンの幸せに結びつく」 という「ポケモン救済論」の思想を広めて、トレーナーに所有するポケモンを解放するように促す。 その一方、裏では部下にトレーナーのポケモンを強奪をさせるなどといった実力行使も駆使しており、 また、自身の息子であるNに英才教育を施し、イッシュ地方の伝説のポケモンのゼクロム / レシラムに英雄として認めさせて、 その力とNのカリスマを用いて全てのトレーナーからポケモンを解き放とうとする。 以上のようにあらゆる手を尽くし、人がポケモンを持たない世界を作ろうとしていた。 + だが… 「ポケモン救済論」は建前に過ぎず、本当の目的は世界中のトレーナーにポケモンを自主解放させ、彼らを無力化した後で、 自分だけがポケモンの力を使うことで世界を独裁支配することにあった。 野心を持つ自分が伝説のポケモンに認められないとは自覚していたため、ポケモンと話す力を持つ息子のNを利用。 彼に歪んだ教育を受けさせて、「ポケモンと人とは共存できない」と信じ込ませることで、 Nが自主的にゼクロム/レシラムと共にトレーナーからポケモンを解放させるという理想を実現するよう誘導していた。 しかし、作中で主人公に感化されたNは、 「もう一方の伝説ポケモンに認められ英雄となった主人公と戦い、勝利して自分の正しさを確かめたい」 と主張し始め、徐々に計画にズレが生じ始める。 自身は立場上部下であったため思うように計画を修正できず、最終的にNは主人公と対峙して敗れたため、ついに本性を現す。 そして、計画の障害である主人公を抹殺しようとするも敗れ、自身の野望を打ち砕かれる。 シリーズ初の悪の組織関係者のラスボスであり、これらの数々の所業からポケモン史上最大の悪人とも呼ばれている。 作中の人物にも指摘されたが、公衆面前での上っ面綺麗な言葉遣いに隠されたその本性は非常に黒く、 息子のNもその野望の「道具」としか見ていない。計画の失敗後に「バケモノ」呼ばわりする始末である。 なお、右目部分にモノクルを付けており、戦闘開始前のカットインでは口の左半分のみ不自然に開いていること、 OP以外では右腕を出していないことから、右半身不随なのではないかと言われている。 + 『BW2』では 『BW2』では露骨に世界征服を推し進め、伝説のポケモンの抜け殻であるキュレムを利用して世界を支配しようとするが、 最後は同作の主人公によって計画を潰される。 ゲーチスは2度に渡り名も知らぬ子供に野望を打ち砕かれたことに憤慨し、 Nの言葉も耳に入らず、錯乱状態のままフェードアウトした。 後に彼の部下が言うには「もうなにもできない」状態になってしまったようだ。 同作にて、Nは実際の息子ではなく、親に捨てられ森に住んでいた彼をゲーチスが引き取ったことが明かされた。 孤児を英雄に祭り上げて、それを支配への手駒にしていたのである。 この様に、間違いなく外道な人物ではあるが、側近のダークトリニティからは、 「自分達を救ってくれた」と忠誠を誓われていたり、利用されていたNですら彼を「父さん」と呼び、見切りをつけずに説得を試みるなど、 少なくとも彼を知る人物にとっては、それなりの人望があったのも事実である。 + 『USUM』では ロケット団を率いていた首領サカキがウルトラホールの存在を利用して他地方かつ平行世界の悪の組織の首魁を集めた、 「レインボーロケット団」の1人として登場。 このゲーチスは他の首領格共々、行いを阻止する主人公に相当する人物が存在せず野望を達成してしまった平行世界から来た存在であり、 どのような手段を用いたのか、英雄と認められなければ使用できないはずのレシラムorゼクロムを手持ちに入れている。 + ポケモンバトルについて 使用ポケモンは切り札となる最大の強敵サザンドラをはじめ、 「どくどく」→「まもる」のコンボをするデスカーンや、ごく一部以外には実質弱点が無いシビルドンなど強力な物ばかりで、 手持ちのタイプのバランスが取れていないと非常に苦戦する。 ちなみにこのサザンドラ、『BW2』ではなつき度が低い程威力が上がる「やつあたり」を最高威力で使用する。 つまり仮にも切り札なのにゲーチスとの信頼関係はゼロということになる (サザンドラが現在の凶暴な性質になったのは、人間からの迫害を受けていた故の疑心暗鬼とされており、それ以前はまだ穏やかさを持っていたらしい)。 だが、最も印象に残るのが彼の戦闘BGM。 荘厳なメロディなのだが途中でいきなり、 「ゲェェェチス ゲェェェチス♪ ゲエエエエエエチス ゲエエエエエエチス♪」 と男性コーラスが挿入され、プレイヤーを色んな意味で驚かせた。 『BW2』でもこのBGMは健在。しかも大幅なアレンジがされており、 冒頭から「ゲェェェチス ゲェェェチス♪ ゲエエエエエエチス ゲエエエエエエチス♪」 と不意打ちかの如くボーカルが入り、プレイヤーを色んな意味で驚かせた。 また、前作と違い非常にリズミカルでハイテンポになっている。通称「ゲーチス音頭」。 + ゲーチスの首 BGMに合わせてゲーチスの頭首を回転させるなど、 ゲーチスの首を使用した様々な二次創作が作成されている。 気になったら「ゲーチスの首シリーズ」でタグ検索してみよう。 元凶 親の回転より見た回転 元凶の作者によるリメイク版 十周年 また、次世代の『X・Y』でボスを務めるフラダリも、そのインパクト抜群な見た目から、 Twitter上で「#フラダリクソコラグランプリ」なるハッシュタグが栄えるに至った。 ……ゲーチスとは微妙に無関係な話かもしれないが、後述のMUGENキャラに搭載されてしまっているため、記しておく。 MUGENにおけるゲーチス ゲーチス名義のキャラは2体ほど確認されている。 + プラズマ団したっぱ氏(pkrs氏)製作 プラズマ団したっぱ氏(pkrs氏)製作 ドットは『BW2』時のもの。 ゲーチス自身は戦わず、代わりにポケモントレーナーとして手持ちのポケモンを繰り出して戦う。 現在は本体のDLリンク先が消されているが、MediaFire上などのファイルはまだ残っているため、DL自体は可能。 また、後述するワカバ氏によって本体が転載されている。 戦闘中は戦闘!ゲーチスが固有BGMとして流れる(OFFにすることは可能)。 原作では6体のポケモンと戦うが、MUGENではデスカーン、ガマゲロゲ、サザンドラの3体のみ。 また、仕様の都合上、技構成が一部変更されている。 1体倒されただけではKOとならず、そのまま次のポケモンが登場する。 3体全てが倒されるとKO、原作通りの展開となる。 なお、2ラウンド目以降にゲーチスが繰り出せるポケモンが無い場合は、自動的に相手の勝利となる。 登場する3体のポケモンは共通して振り向き・しゃがみ・ガードはできないが、ガマゲロゲはジャンプ、デスカーン・サザンドラは空中を自由に移動できる。 初手のデスカーンは原作同様、「どくどく」+「まもる」を用いた持久戦を仕掛ける。「たべのこし」によるHP小回復あり。 次手のガマゲロゲは3種の広範囲技を持ち、波状攻撃で相手にチャンスを与えない戦法。不意に繰り出せる「どくづき」も。 最後のサザンドラは技構成がほぼ『BW』時のガチ構成で、どんな状況にも対応。 「いのちのたま」持ちにより高威力だが、技を繰り出すごとにダメージを受ける。 ポケモンの人操作は可能。 AIは未搭載だが、技の性能が強力なため凶以上の強さはある。 AI対戦だと特に初手のデスカーンが鬼門となる。 ワカバ氏による強化パッチが公開されている。 3体とも本体・技性能の強化が施されており、狂以上でも戦えるようになるようだ。 + あきゆ氏製作 ゲーチスの首 あきゆ氏製作 ゲーチスの首 見たままの通りゲーチスの首が戦う。 ゲーチスの首シリーズの数少ない素材がふんだんに使用されている。 見た目はカンフーヘッドの改変と捉えられそうだが、キャラの状態によって回転速度や方向が変わるといった独自性能のキャラである。 DL先は下記の製作動画説明文に記載。 製作動画 見た目は常にゲーチスの首が回っているだけだが、ガードやしゃがみ、ジャンプ等の基本行動が全て取れる見た目以外は至って普通のキャラ。 見た目が同じため、上段下段攻撃の見分けがつきにくいという強みを持つ。 喰らい判定は首そのものなのでかなり大きい。ただし攻撃時は喰らい判定全てが攻撃判定と重なるため、相手のめくりには強い。 通常攻撃は攻撃範囲が狭いものの、チェーンコンボ持ちのため、ヒットさえすれば次々と攻撃を出すことができる。 波動昇龍持ちの他、髪の毛を飛ばすヘアカッターなど便利な技も多い。 必殺技はバラエティに富んでおり、合わせて首シリーズの豊富な演出もついてくる。 また、画面下部の一撃必殺ゲージが満タンだと全ゲージ消費で一撃必殺技が使用可能に。一度は見てみることをお勧めする。 11P以上は特殊カラー。 様々な強化を受けられる他、相手のフライング時に追加強化が入るようになる。 また、謎ジャムを始め、様々な特殊やられも実装されている。 人操作も可能。 必殺技などが容易に使用できるように攻撃2個(3個)同時押しボタンが割り当てられているので活用しよう。 AIはデフォルトで搭載済み。 通常カラーでogreに、特殊カラーでエルクゥに1ラウンド取れるぐらいの強さとのこと。 + 大会ネタバレ 凶悪キャラオンリー!狂中位タッグサバイバル!には迸る鮮血のコープス(首無しキャラ)とタッグを組んで出場。 一撃必殺技が決まった際に、相方が幻影を放ちながらワープ技を繰り返す挙動を取ったせいで一撃演出の一部と化し、 普段にも増して何とも言い難い絵面を作り出した。こんな宗教儀式は嫌だ 10 36~ 「だれが なにを しようと! ワタクシを とめることは できない!」 出場大会 + 一覧 + ゲーチス 本気ナイト基準狂キャラ広ランクランセレ祭 第1回たぶん強以上ごちゃまぜトーナメント 第2回たぶん強以上ごちゃまぜトーナメント 強以上神未満ごちゃまぜトーナメント + ゲーチスの首 【ゲーチスの首】 シングル ミニ盛りシングルトーナメント 世紀末やきう杯!高野レン主催狂下位ランセレバトル 小規模狂中位大会 タッグ ゲージMAX!!クレイジータッグランセレバトル 集大成!強ランク1R先取即席タッグサバイバル 第3回 カオス山盛りタッグBATTLE チーム トリオ・ザ・クラッシャーズ その他 凶下位~凶最上位付近ランセレタッグ&チームバトル【門番杯】 たぶん永久vs即死トーナメント ろくろ回しトーナメント きっと永久vs即死大会2 クソゲーVS核ゲー 無理ゲー大戦 強ってツインランダムサバイバル 凶悪キャラオンリー!狂中位タッグサバイバル! 超平等!大体10割前後ワンチャン大会2 東西対抗!仲間を集めてワンチャン大会 凍結 狂下位 ランセレコンビマッチ プレイヤー操作 アルで昇華(part206、ゲーチスの首)
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/2377.html
チャーチ・ドラゴン アンコモン 火 3 1000 アーマード・ドラゴン ■このクリーチャーはバトルゾーンに自分のミー・ドラゴンが出ていても、召還できる。 ■このクリーチャーが攻撃する時、自分のミー・ドラゴンを1体破壊してもよい。そうした場合、相手のシールドを1枚選び手札に加えさせる(そのS・トリガーは使えない)。 (F)「ミーよ・・・。教会送りだな・・・」-チャーチ・ドラゴン 作者:バトマー ミー・ドラゴンは3ターン目に出さないと、手札からマナゾーンに置けないのでこのクリーチャーは召還できません^^; 評価
https://w.atwiki.jp/puzzlederby/pages/2013.html
ホースデータ 降臨馬 ガチャ馬 ドロップ馬 イベント限定 マーチス(オス) 属性 副属性 タイプ 副タイプ レアリティ コスト 火 天 スタミナ 芝 SL★8 82 レベル スピード スタミナ 根性 適性(芝/ダート/重) 距離/ベスト 1 1680 1887 295 〇/×/◎ 1,000m~2,000m/2,000m 99 6721 9434 884 スキル ファイヤーマーチススカイ(全てのブロックを火と天属性ブロックに変化 ) Lスキル 【極】昭和情熱プライド【効果1】火属性・スタミナタイプの全能力が5.5倍になる【効果2】火ブロックを6個つなげてアタックするとチーム全体のスピードが3倍【効果3】毎ラウンド火以外のブロックを6個火に変換する。 ★6進化素材 皐月賞 皐月賞 皐月賞 レジェンドホース像 レジェンドホース像 ★7進化素材 レジェンドホース像 レジェンドホース像 レジェンドホース像 超レジェンドホース像 超レジェンドホース像 ★8進化素材 超レジェンドホース像 進化の蹄鉄(火) 進化の蹄鉄(天) 超進化の蹄鉄 超進化の蹄鉄 入手方法 サマーバイプレイヤーガチャなど マーチス(オス) 属性 副属性 タイプ 副タイプ レアリティ コスト 火 天 スタミナ 芝 SL+★8 95 レベル スピード スタミナ 根性 適性(芝/ダート/重) 距離/ベスト 1 1940 2070 323 〇/×/◎ 1,000m~2,000m/2,000m 99 7762 10349 970 スキル ファイヤーマーチススカイ(全てのブロックを火と天属性ブロックに変化 ) Lスキル 【極+】昭和情熱プライド【効果1】火属性・スタミナタイプの全能力が6倍になる【効果2】火ブロックを4個つなげてアタックするとチーム全体のスピードが3倍【効果3】毎ラウンド火以外のブロックを7個火に変換する。 ★8+進化素材 超進化の蹄鉄 超進化の蹄鉄 極進化の蹄鉄 極進化の蹄鉄 極進化の蹄鉄 入手方法 サマーバイプレイヤーガチャなど
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/11329.html
泪の橋 チャーチル P 光文明 (10) クリーチャー:レインボー・ファントム 13500 進化‐自分のレインボー・ファントム1体の上に置く。 ■シンパシー:レインボー・ファントム ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の手札とマナゾーンから、光以外の呪文をすべて捨てさせる。 ■誰も光以外の呪文を唱えることはできない。 ■T・ブレイカー 作者:テーメノン フレーバーテキスト 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/seikou/pages/21.html
「成功とは、意欲を失わずに失敗に次ぐ失敗を繰り返すことである。」 "Success is the ability to go from one failure to another with no loss of enthusiasm." ─ ウィンストン・チャーチル
https://w.atwiki.jp/duelsum/pages/13.html
最大レベルについて コモン20、コモン+30、レア40、レア+50、スーパーレア60、スーパーレア+70 但し、キングキャットとキングキャット+はそれぞれ20、30。 最大攻撃、防御について Cの最大攻撃、防御の1.25倍がC+の最大攻撃、防御になる。RやSRも同様。 正確に1.25倍にならないクリーチャーも多数存在する。 最大売値について 180×コスト×レベル×0.1になる。但し、レベル10までは売値に変動なし。 但し、キングキャットとキングキャット+の売値は例外。(初期値が異なるため。) 聖 聖コモン,聖コモン+,聖レア,聖レア+,聖スーパーレア,聖スーパーレア+ 魔 魔コモン,魔コモン+,魔レア,魔レア+,魔スーパーレア,魔スーパーレア+ 神 神コモン,神コモン+,神レア,神レア+,神スーパーレア,神スーパーレア+
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/43132.html
登録日:2019/10/31(日) 15 10 00 更新日:2024/06/20 Thu 20 03 35 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 イギリス 戦車 第二次世界大戦 紅茶で動くエンジン 英国面 軍事 チャーチル歩兵戦車は、第二次世界大戦のイギリスで開発、運用された歩兵戦車である。 当時のイギリス戦車の中では最も活躍した戦車の1つであり、名前を聞いた事がある人も多いのではないだろうか。 ◇開発経緯 この戦車の起源は「A20」という試作戦車にまで遡る。 1939年に第二次世界大戦が勃発すると、イギリスは再び大規模な塹壕戦が起こると予想してそれに備えた戦車の開発をスタートさせた。 とは言っても、かつて第一次世界大戦でイギリスが開発した世界初の戦車である菱形戦車も元々は塹壕戦対策で生まれた兵器である。 20年程の戦間期を経た程度で紅茶好きな紳士達の考えは大きく変わるはずもなく、塹壕戦に適応する戦車を作るとまた菱形戦車モドキが出来上がってしまった。 実際、試作されたA20戦車は菱形戦車にそのまま砲塔を載せたような見た目でお世辞にもカッコイイとは言えない。 さすがに「なんでまた菱形戦車なんて作ってんだよ古すぎるだろ!」と苦情が内部から起こったらしく、この戦車の計画は試作を制作したところで中止となってしまった。 …はずだったが、状況がどう転ぶのか分からないのが戦争。この戦車に大きな転機が訪れる。 1940年5月に起きたダンケルク撤退戦である。 ドイツ軍に負けに負けたイギリス軍はフランスのダンケルクから大慌てで撤退する羽目になり、大量の兵器、武器を置き去りにしてしまった。 その中にはもちろん戦車も含まれており、イギリス軍は深刻な武器不足に陥ることになってしまう。 いつドイツ軍が攻勢に出てくるか分からない状況をただ見ている訳にもいかず、とにかく軍の再武装化がイギリスの急務となった。 そんな中白羽の矢がたったのが、一旦開発が中止されたA20だったのだ。 「いや古臭いとか言ってたのに結局使うのかよ」というツッコミが聞こえてきそうだが、使えようが使えまいが試作車両作れる程計画が進んでいるという事で優先される程当時は切羽詰まった状況だったのだ。 だって「槍でもいいから武器作れ!」って役人の言葉をそ の ま ま解釈して水道管とナイフでホントに槍作っちまうくらいだし。 とは言ってもさすがに元の設計のままだと役に立たないので設計に手を加えられて名称もA22へと改称。 そして計画書を見たイギリス首相のチャーチルがこの戦車を気に入って最優先で量産するよう指示。 このことからこの戦車はチャーチルと愛称を付けられた。 ◇車体構造 初期のマークIは砲塔に同じ2ポンド砲を載せ、車体には3インチ榴弾砲を装備し、とりあえずマチルダⅡのように歩兵戦車なのに榴弾撃てなくて味方の援護が出来ない!なんてことは無くなった。 後に砲塔に榴弾も撃てる75ミリ砲を装備するようになると車体の砲は撤去された。 他にも砲塔に76.2ミリ榴弾砲、車体に2ポンド砲載せたり、歩兵支援用に砲塔に95ミリ榴弾砲を搭載したりと様々なモデルが作られている。 防御力は歩兵戦車らしくかなりの重装甲で、初期のマークIで最大101ミリ、マークVIIでは152ミリとドイツ軍重戦車に迫る装甲厚を獲得している。 機動力については菱形戦車モドキ計画の頃からあんまり考慮されておらず、初期型でも25km/h、装甲や武装の強化が行われた後期型については20km/hくらいしか出せなかった。 まあ歩兵の駆け足よりちょい早いくらいのスピードが出ればそれで充分というのが歩兵戦車なので、特に問題視はされてなかったようだが。 この戦車最大の長所は人間が行ける場所にはどこにでも行けると言われた高い不整地の走破性である。 チャーチルは前後に大きくはみ出した履帯という車体構造故に段差や溝を乗り越える能力が非常に高く、スピードは低く、馬力も車体の重量からすれば決して高くなかったが、低速ギアにトルクがありかなりの急斜面でも登ることができた。 超堤能力は120センチ、超壕能力は370センチもあり不整地走破能力は突出して高く急斜面や湿地、森林といった悪路での機動力が高かった。 そしてこの時代の戦車には滅多に無かった超信地旋回が可能だったのも特徴の1つ。 ◇初陣 チャーチルは1942年8月のフランス奇襲作戦の「ディエップの戦い」に投入され、ここで初陣を飾ることになる。英国首相の名を冠する戦車、華々しい戦果を残すかと思えば 1両も還っては来ませんでした。 なんでかって?まずはこの作戦の背景から知る必要があるだろう。 ・奇襲上陸して6時間で撤退するという意味の分からない作戦目的 ・「民間人を巻き添えにする」 ・「奇襲攻撃の意味がなくなる」 ・「駆逐艦以上の大型艦艇は喪失リスクがあるので作戦に参加させない」 ・「天候不良で空挺部隊による沿岸砲の事前制圧は不可能」 等々の言いがかりレベルな理由でほとんど準備攻撃がなされなかったのだ。 オマケにギリギリまでドイツには内緒だったのに作戦決行2日前にイギリス将校がパーティで作戦内容を公言しやがったのだ。 もちろんあっという間にこの作戦はドイツ軍に知れ渡り、イギリス兵士たちは上陸したはいいが準備万端で待ち受けるドイツ軍の陸と空からの総攻撃を受ける羽目になった訳で。 なんとか生き残った兵士の1人は「石壁に卵を投げ付けるような戦い。その卵が俺たちだ」とこの作戦を酷評している。 因みに作戦内容を口外したイギリス将校は高級貴族で交友が広いと言うこれまた意味わからん理由でお咎めナシで済んだらしい。ソ連なら銃殺コース待ったナシだったろうに。 唯一救われた点と言えば、投入されたチャーチル37両の内砲撃で撃破されたのは2両のみで、とりあえず防御力の高さは証明できた点であろうか。 ◇その後 先に結論を言うと、 チャーチルはイギリス戦車の中では1、2を争う程の活躍をして見せた。 初陣こそトラウマレベルだったチャーチルだが、その後も改良を加えられながら様々な戦場に顔を出した。 拡張性も悪くなかった故にノルマンディー上陸作戦では部隊の上陸を支援する為に戦車専門家パーシー・ホバート少将指揮のもと戦闘工兵部隊が創設され、280ミリ臼砲を搭載したり、車体を流用した架橋戦車や不整地にカーペットを敷いて即席の道を作るボビン等様々な工兵車両が制作され連合軍の上陸成功に一役買うことになる。 この部隊は奇っ怪な見た目の車両ばかり揃えていたため、「ホバーツ・ファニーズ(ホバートの面白いヤツら)」「ザ・ズー(動物園)」とか呼ばれていたそうな。 この頃になると戦況は連合軍に有利となり、制空権も連合軍が掌握しドイツ軍に大規模な電撃戦を展開する余力は無くなっており、あとはドイツを追い詰めて行く追撃戦に移っていった。 その中で鈍足な歩兵戦車というジャンルは時代遅れになりつつあったが、それでもチャーチルの走破性と重装甲が重宝される場面は多く、歩兵戦車として常にイギリス兵達の傍にあり続け、時に露払いとして重要な役目を果たした。 普通の戦車なら通行不能な岩だらけの山を踏破して防衛側が予想していなかったルートから奇襲して防衛戦をつき崩す、なんてことがしばしばあったという。 また相当数がソ連にレンドリースされ、1943年1月にはスターリングラード奪回のために、第48独立親衛突破重戦車連隊に配備された21輌が実戦投入された。 操縦が楽で真っ直ぐで平らなデザインがタンクデサントと抜群の相性を誇り居住性に優れるためソ連軍での評価は高かったが、車両の名前の由来であるチャーチル英首相が反共主義者だったため、チャーチル戦車による戦果は対外的にはソ連製の別の戦車によるものとすり替えられたことが冷戦後に明らかになっている。 例えば、クルスク戦時にドイツ軍のティーガーを体当たりで撃破したとされるスクリプキン少佐率いる戦車隊の装備車両は、史実ではチャーチルであったがソ連史ではKV-1だったことにされてしまっている、等々。 やがてドイツが降伏し、第三帝国の滅亡を見届けたチャーチルは朝鮮戦争にも参加し、その後も予備戦力として現役に留まり続け最後のチャーチル歩兵戦車が退役したのは1965年のことであった。 工兵車両型のチャーチルはさらに後年まで使われ続け、その中でも架橋戦車タイプは、その任務上戦闘能力は要求されない事もあってか、1970年代までイギリス軍の装備として現役であった。 WW2のイギリスを代表する戦車の1つであると同時に合わせて5600両という数が生産されたからか今でもボービントン戦車博物館では動態保存されている。気になる人はニコニコ等で見てみよう。 履帯特有のキュルキュルカタカタ…という音が好きな人は特に。 ◇バリエーション この戦車は設計に余裕があり、非常に多くのバリエーションが制作されている。 ・Mk.I 出典 Wikimedia Commons『 File Churchill Mk I (A22) front-right 2017 Bovington.jpg 』(2023年2月13日閲覧) 6ポンド砲が間に合わず、威力不足とは分かっていながら主砲を2ポンド砲にした初期型。副砲として車体前部に3インチ榴弾砲が取り付けられた。マチルダ2にもあればがハルファヤの戦いで一方的に撃破されなかっただろうに ダンケルクから僅か半年後に試作車両が完成し、更に半年後には量産にこぎつけた。 しかしこの戦車を開発した会社は本来自動車会社で戦車は初めてで、そのためか故障が続出したという。まあ一応こいつ急造兵器だから仕方ないんだけどね。 ・Mk.II 砲塔の搭載砲を3インチ榴弾砲、車体砲を2ポンド砲と搭載位置を入れ換え、近接支援能力向上を図った型。数両が製作されたのみで採用はされなかった。 ・Mk.III 出典 Wikimedia Commons『 File A22C Churchill MkIII* -T31831- (49041494793).jpg 』(2023年2月13日閲覧) ようやく、6ポンド砲が量産開始され、6ポンド主砲と砲塔・車体前部に機関銃装備という、最初の計画に沿った型。 しかしやっぱりこの砲も榴弾を撃てない故に苦戦を強いられた。ソ連にも程貸与されている。 ・MK.IV Mk.IIIの溶接式砲塔を鋳造式にした型。武装はMk.IIIと変わらず。 因みにイギリス戦車兵も榴弾を撃てない事には悩んでいたらしく、一部の車両は主砲を北アフリカ戦線で撃破されたM4中戦車から取り外した75mm戦車砲を天地逆さまにして現地で強引に換装するという力技で解決した。 チャーチルの車体はシャーマンより大きかったので安定性が増して射程が伸びたりと突貫工事の割には結果は良好だったと言う。 75mmの貫通力は6ポンド砲より劣っていたのだが、イギリス戦車兵がどれほど榴弾を撃ちたがっていたかよくわかる話である。 ・Mk.VI 出典 Wikimedia Commons『 File A22 Churchill Mk.VI ‘T251952 D’ “Fording Height” (30337717787).jpg 』(2023年2月13日閲覧) 6ポンド砲の砲架を使い米軍の供与する砲弾を使用できるオードナンスQF75mm砲が開発され、これを搭載した型。 ここに来てようやく徹甲弾と榴弾の両方が一つの砲で使用できるようになった。 ・Mk.VII 車体設計が大幅に変更された後期型でチャーチルの決定版。 それまでの12.7mm厚の装甲板を溶接して車体を組み、内側からリベットで増加装甲を留めるという手間のかかる作り方を改め、全面的に溶接組みを取り入れた。今更かよ。 砲塔前面装甲が152mm、車体側面も95mmの一枚板に強化され、A22Fという新たなナンバーが与えられた。 しかしその分重量が増えたため、最大速度は20km/hに落ちてしまった。 ◇派生型 ・A22D 1941年9月に対戦車戦闘能力の高い大口径砲を搭載することが計画され、固定戦闘室に3インチ高射砲を搭載した駆逐戦車型。通称は「チャーチルガンキャリア」。 期待されて生まれた急造兵器であったが、42年に17ポンド砲が完成しこの新型砲を搭載した戦車の開発が決まったため、40両しか生産されず実戦投入されることも無かった。 その17ポンド砲を巡ってイギリス内でグダグダが起きるのはご存知の通り。 ・ブラックプリンス ティーガーやパンターの登場で6ポンド砲では太刀打ちできなくなり、新たに17ポンド砲を搭載して車体と履帯の幅を増した発展型で、「スーパーチャーチル」の別名もある。 チャーチルの拡張性をもってしても17ポンド砲の搭載は容易ではなく、全長はチャーチルの7.44mに対してブラックプリンスが8.81m、全幅2.74mに対して3.44mと、一回り拡大されてやっと搭載可能に。 全高は低く抑えられ2.7mであったが、重量は10トン増加して約50トンになり、それに合わせて履帯幅も広くなった。 ところが最大速度は17.7km/hと更に遅くなり、しかもこの頃には攻、防、走のバランスが取れたセンチュリオンの量産も決定した事でじゃあ鈍足なこいついらね、となり6両の試作で終わった。 この車両が不採用に終わったことで歩兵戦車というジャンルも終わりを告げたのだった。 ・チャーチル・クロコダイル チャーチルの派生型では一際異彩を放つ車両。Mk.VIIの車体機関銃をとっぱらって代わりに火炎放射器を乗せ、後ろに火炎放射用燃料を積んだ2輪トレーラーを引いている。 主砲も搭載しており普通の戦車としても使える。 トレーラータンクも非常時には車内から切り離し可能と安全対策もバッチリ。 火炎放射器の最大射程は100mを超え、この戦車のえげつない対人攻撃能力はドイツ軍を震え上がらせ、クロコダイルを投入すると投降する部隊が続出した。 同時にその残虐性からドイツ軍のクロコダイルに対する相当な恨みや憎しみを買ってしまい、擱座したりスタックして移動不能になったクロコダイルから搭乗員が引きずり出されリンチの末殺害されるという事態が多発した。 そのためイギリス軍もクロコダイルに乗るのを嫌がったという曰く付きの車両である。 我々は追記、修正する!陛下と祖国の為に! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 欠陥品でもいじって使えるようにできたのはイギリスの工業力の優秀さゆえだなあ。 -- 名無しさん (2019-10-31 17 49 15) ↑L85「せやね」 -- 名無しさん (2019-10-31 18 21 56) よその国もネタにもならないガラクタよく作ってるのにネタになるからって虐められるイギリスさん -- 名無しさん (2019-10-31 21 20 53) デビューが大惨事過ぎてまぁよくぞここまで頑張って -- 名無しさん (2019-11-01 10 47 26) 某戦車アニメでは難敵として主人公たちの前に立ちはだかる。 -- 名無しさん (2019-11-01 18 34 24) R.U.S.E.だと何故かプロトタイプ扱いでコスト、性能、生産時間全てが酷過ぎて使い物にならんかったなあ... -- 名無しさん (2019-11-01 19 23 16) ディエップの戦いの英軍カワイソス -- 名無しさん (2019-11-03 18 44 53) ドイツの山岳陣地に山を登って現れ「敵戦車が攻めてきたので空軍の支援を要請する」「バカを言うな、そんなところに戦車が来るわけがないだろ!」なんて話もあったとか -- 名無しさん (2019-11-03 18 47 33) 現場の創意工夫に頼りっぱなしなんだよ…なんで榴弾は別にする!て思想なのやら 歩兵からしたらいやに広い車体とどこでも来れるだけの足まわりだから頼もしいんだろうな -- 名無しさん (2020-09-03 11 23 11) ↑WWII前のイギリスは、「弾頭重量400g以下の榴弾の対人使用を禁止したサンクト・ペテルブルグ宣言」を、毒ガス兵器の使用禁止なんかと同様に「列強がちゃんと守るタイプのルール」だと思ってたけど、実際は(当のイギリス軍含めて)「列強が見なかったことにするタイプのルール」だったので…… -- 名無しさん (2024-06-20 20 03 35) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gods/pages/6817.html
ピシャーチャ インド神話に登場する吸血鬼、または食人鬼の一団。 カシュヤパの子孫ともされる。 関連: ビシャシャ (毘舎遮、同一視) 別名: ピカーク ピサチャー ピシャチャ ピシャーシャ ピシャーチー ピチャーチュ
https://w.atwiki.jp/1942_fhsw/pages/409.html
名称 歩兵戦車.IV チャーチル 略称 弱点 背面、上面 ランダムAPDS △ 座席 1番席 OQF MarkV 43口径57mm戦車砲、Besa MarkI 7.92mm機銃 (装甲貫徹力) AP / APDS → 85.4mm / 177.2mm 2番席 煙幕展開, 砲撃要請 3番席 Besa MarkI 7.92mm機銃 4番席 デサント席 5番席 デサント席 関連 歩兵戦車.IV チャーチル歩兵戦車.IV チャーチル (増加装甲付) チャーチルV CSチャーチル NA75チャーチル NA75 (増加装甲付) チャーチルAVREチャーチルAVRE (増加装甲付)チャーチル・カンガルーチャーチルARV 歩兵戦車A43 ブラックプリンス 概要 イギリス軍の歩兵戦車。装甲はとにかく硬いが、その分スピードは遅い。 火力は6ポンド砲なのでそれなりである。 コメント 硬い遅い火力微妙、の歩兵戦車を見事に体現している。登場時期から6pd砲は重戦車にやや非力であり、単独での撃破は困難。硬さを活かしてあえて目立つ囮として展開するなど、仲間との連携で活きる車両と言える。 -- 名無しさん (2013-05-10 16 16 29) 極端に硬く敵に回すと非常に厄介だが、実は場合により50mm級でも抜ける場合があるので過信は禁物。危なくなってからでは逃げる足も無いので、事前に優位な状況を整えておく必要がある。また同様に相手による限界も明確なので、その場合特に無為な突出は避けるべき。 -- 名無しさん (2013-08-16 13 18 02) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wrtb/pages/3002.html
チャーチ・マウス 名前:Sexton Mouse デビュー:『ロビン・フッド』(1973年) 概要 タック神父の協会で働くネズミの男性。マザー・マウスの夫。 協会への寄付金を強奪に来たノッティンガムのシェリフに怒りを見せるが、シェリフに立ち向かったタック神父が反逆罪で逮捕されてしまうと、悲しむ。 登場作品 1970年代 1973年 ロビン・フッド 声 ジョン・フィドラー(1973年) 二又一成(1974年) 牛山茂(1980年代)