約 1,097,554 件
https://w.atwiki.jp/animalrowa/pages/128.html
【ダイの大冒険】の参加者の支給品の経過と消費 クロコダイン 王者のマント@ドラゴンクエストⅤ トウカの日本刀@うたわれるもの→破壊→C-2南部に放置
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/3023.html
登録日:2011/04/29 Fri 17 41 15 更新日:2024/09/04 Wed 01 30 42NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ガンガディア キギロ ダイの大冒険 デストロール ドラクエ ドラゴンクエスト ハドラー バルトス ヒュンケル ブラス 人格者 勇者アバンと獄炎の魔王 地獄の騎士 壊滅組織項目 悪の組織 旧魔王軍 架空の組織 組織 魔王軍 アバンめ 束の間の平和をせいぜい楽しんでおけ・・ 新生魔王軍が誕生したら・・真っ先に殺してやる・・!! 漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の過去において語られる敵集団。 ●目次 【概要】 【メンバー】魔王ハドラー 幹部『地獄の騎士』バルトス 『鬼面道士』ブラス 『亜人面樹』キギロ 『デストロール』ガンガディア その他戦力巨大マンイーター エビルマージ 悪魔の大目玉 キラーマシン グランナード 【拠点】『地底魔城』 【概要】 かつての魔王ハドラーに率いられ世界を脅かすも、かつての勇者アバンやその仲間達にハドラーが倒されたことで勢力を失った。 時折その戦いが回想などで描かれるが、そのエピソードは断片的なもの。 ちなみに旧魔王軍の侵略が開始されたのは21年前、ハドラーが倒されたのは15年前である。 地上国家は徐々に生存圏を削られながらもどうにか抵抗を続けており、特にカール王国は手強くハドラーにとっては目の上の瘤だったという。 スピンオフ漫画「勇者アバンと獄炎の魔王」にて、組織の構成など詳細が語られている。 後の六大団長よりは格段に劣る戦力である(*1)ことを意識して描写されているが、地上侵略を目論むだけあって、いずれも曲者が揃っている。 またあちらと異なり、幹部同士の関係が比較的良好(*2)。 野心に燃えるハドラーは自分が最強という自負の元、勢力を拡大しつつ世界征服に向けて邁進していた。 地上には他にも地上支配を目論む魔物やその集団が存在したようだが、ハドラー魔王軍の実力と権勢に気圧されており、機を窺う者が大半だったらしい。 後の新生大魔王軍では部下になる者達とも、この時期からの知己である。 ザボエラとは互いに一目置く取引相手という間柄。 クロコダインは名誉に執着せず武者修行の旅を続けており、地上制覇に挑戦するハドラーに敬意を寄せる武芸者だった。 後のハドラーがザボエラの実力には期待と信頼を寄せしつつも人柄は信用せず、クロコダインに全幅の信頼を寄せていたのもこうした事情故であろう。 【メンバー】 魔王ハドラー 魔界の神……か…… 面白い。ならば見ていてもらおうではないか この地上を獄炎に焼き尽くす我が覇道を! 詳細は項目参照。 当時はフードを被る魔道士然とした風貌。 初戦では後のように闘気を使う場面は見られずアバン相手に肉弾戦で梃子摺ったことから、呪文による戦いに長じている印象が強かった。 だが、実際にはアバンとの邂逅時は人間を見くびり過ぎて面食らっていただけのこと。 本編における神の化身や、神を超越すると謳われる超常の存在達。撫でるような手刀で鋼鉄が粉砕するのは当たり前だったり、あまつさえ切断された腕を瞬く間に生やせる彼等と比べれば、魔王ハドラーが見劣りはしてしまうのは否めない。 だが、この当時のハドラーもこの世界において傑出した存在であるのは間違いない。 意図的にその脅威を隠す超常の存在を除けば、その覇気と魔力によって世界中の魔物に影響を与えるのは魔王ハドラーのみ。 闘気の中でも特殊とされる暗黒闘気を無意識ながらも行使することが出来る他、時間さえかければ切断された腕が生えて、深々と刻まれた傷も癒える再生力は魔族の中でも突出している。 この頃から、幹部のガンガディアと並ぶ怪力で卓越した格闘術を振るい、ただの拳の風圧で前方2メートル程の石畳が砕けてしまう。 掌に微弱な爆裂系魔法を纏わせて敵の剣戟を受け止める等、魔法も器用に駆使し、技巧も卓越している。 そして何より、慢心したままなんでも喰らうのではなく、明敏に危機を察知して的確にダメージコントロールを行う。 直感と洞察で致命傷を避けて敵の攻撃を受け流すか回避する戦闘センスと、高い治癒力で多少の傷は闘いながら再生させる体質がもたらすしぶとさが、ハドラーを難攻不落な強豪足らしめている。 「勇者アバンと獄炎の魔王」時代は大魔王バーン・竜の騎士の存在も知らないようで、後の保身や自分より強い部下に怯える中間管理職魔軍司令時代と違い、魔王として威風堂々と振る舞う。 上述の通りダイの大冒険本編に比べるとハドラー自身の実力もまた落ちるものの、自分が最強と信じつつも飽くなき上昇志向を抱き、より強くなることに余念が無い(*3)。 強い部下にしか興味はないと言い放ち、力を失った部下は容赦なく冷遇するが、これもその部下が這い上がって来ることを期待してのこと。 失態を犯せば即座に処断するような短絡さはなく、曲者揃いの部下達に対しても寛容さと器の大きさを見せていた。 皮肉なことに「成長を期待して敢えて冷遇する」という処遇受けて怯える立場に、後年になって自分が陥ることはこの時知る由もない……。 地上国家の中で最も激しく抵抗していたカール王国から希望の芽を摘むべくフローラ姫の拉致を目論み、アバンにそれを阻止されて以降、5年間遅々としながらも進行していた地上侵略が一変した。 アバンのことを有望な玩具と看做していたハドラーだったが、旅を経て力を付けたアバンへの興味を抑えきれずにつまみ食いの為に襲い掛かり、決死の粘りを見せたアバンの手で想定外の重傷を負ってしまう。 その騒動の終着時に、格下の相手に敗北しかねない体験で抱いた産まれて初めての恐怖と、尊崇しつつも実在はしないと諦観していた魔界の神が実在する事実への高揚を同時に抱え込んだ。 以降、その感情を鎮めるか、自身の鍛錬を魔界の神に見せつけるかのように、魔界の神より下賜された石像の前で鍛錬を続けた。 そうして鍛錬を続けて1月以上を経た折に、アバンが挑戦状を突き付けてきた。 気力充溢していたハドラーは当然決闘に応じたが、この決闘はアバンの仕掛けた一世一代の罠だった。 「仲間の未来を守れるならば魔王と心中しても望むところ」と告げるアバンの様子は清々しくすらあり、その態度と未知の呪法を前にしたハドラーは、未知の現象と相手を前にして恐怖と動揺に浸りながら封印されてしまった。 この封印はガンガディアによって1年後に解かれたが、想定外の副作用をハドラーにもたらした。 未知の現象と相手による恐怖と動揺。その感情に浸ったまま1年間凍結し続けたに等しいハドラーが精神に負ったダメージは深く、かつての覇気と自信はすっかり鳴りを潜めてしまった。 その最中に、これが好機と見たアバン一行が地底魔城に強襲を仕掛け、ハドラーは絶不調のまま最終決戦に臨む事態に陥ってしまった。 「たかが人間に言い知れぬ感情を植え付けられた」という現実を受容出来ないことに由来する恐怖心に翻弄されるハドラーだったが、いよいよアバンが迫る段階に至って、 「自分や手下と同じく、アバンも帰属する種族からは隔絶した突然変異の強者。ただの人間ではないから自分が梃子摺るのも当然」と理屈立てることで恐怖心を呑み込むことに成功。 ある程度精神状態を立て直したハドラーは、「自分達同様の突然変異の強者ならば、仲間に加える価値がある」として、「自分の軍門に下るなら世界の半分をやる」と勧誘した。 対するアバンは、自分のことを皆に支えられて成り立つ一介の人間だと自負するが故に、ハドラーとは価値観が相容れないことを確信。 その勧誘を拒絶し、とうとう決戦の火蓋が切って落とされた。 決戦の末アバンに敗れはしたが、死の直前に魔界の神に命を救われて生き長らえている。 それでも力を蓄える為に長年の休眠を必要とし、十数年の後に再び姿を現すまでは世界は平和が保たれた。 幹部 『地獄の騎士』バルトス 我が名は 地獄の騎士バルトス! 魔王ハドラー様の御前である地獄門の番人だ! CV 平野正人(1991年版)、渡辺いっけい(2020年版) ハドラーの禁呪法によって生まれた「地獄の騎士(*4)」で、旧魔王軍最強の騎士。 戦火の中で捨てられていた人間の赤子を拾い、魔界の伝説の剣豪の名である「ヒュンケル」と名づけ、わが子同然に数年間、地底魔城内で大切に育てていた。 アバンに敗れた際にヒュンケルのことを彼に託し地獄門を進ませたが、死の淵から蘇ったハドラーの怒りを受け裏切り者として処刑されてしまう。 しかしヒュンケルは「アバンこそ父の仇」と誤解(*5)し、これが後に新魔王軍不死騎団長ヒュンケル誕生の原因となってしまう。 「勇者アバンと獄炎の魔王」でも登場。 本作ではフード付きのマントを纏い、6本の剣を背中に背負っている。 この時は人間を育てることについてハドラーにも「酔狂をする」と笑って許されていた。 『鬼面道士』ブラス 人間の子供を育てる……か…… いやいや ワシには縁のない話よ CV 田の中勇(1991年版)、緒方賢一(2020年版) 本編開始時点で182歳。 本家ではダイの育ての親として登場し、過去に旧魔王軍に所属していたことが語られていた。 モンスターでありながら個人名があったり、強力なモンスターを封じた「魔法の筒」を魔王から受け取っていたり旧魔王軍でも比較的高い地位にあったのでは?と思われていた。 そして、アバン主役の物語となる「勇者アバンと獄炎の魔王」にて、幹部級の地位でありブラスという名前も幹部に昇進した際に授けられたものと判明。 他の幹部と比べると分見劣りする感も否めないが、破壊衝動に目覚め呑まれていた頃のブラスは、魔法に頼らない空中浮遊能力等の鬼面道士が会得する筈の無い特殊能力を複数備えた稀少な存在だった。 その逸脱した能力がハドラーの興味を引いたらしい。 『亜人面樹』キギロ 力量の低い奴をいたぶっただけでぼろ儲けだ きっと妬まれることだろうなぁ また出世してしまうから スピンオフ漫画「勇者アバンと獄炎の魔王」に登場。 種族は数百年に一度、突然変異で生まれるじんめんじゅの亜種「亜人面樹」。 魔物の棲家となる「魔の森」を徐々に広げており、後に百獣魔団の拠点にもなっている。 樹木の幹に顔が貼りついたような通常の人面樹と違い、頭はハドラーに支配されていた頃のブラス同様に凶悪な顔つきの人面樹だが、その下には胴体や手足があり肩章付の軍服を身に着けた人間のような出で立ちをしている。 この体に見える部位の正体は異常発達した木の根であり、この根こそが亜人面樹の特徴でもある。 通常の人面樹と同等に備わる本来の小さな二本腕は服の中に隠している。 『デストロール』ガンガディア まあ頭脳だけ優れていても勝てんな やはり……『力』がなくては! スピンオフ漫画「勇者アバンと獄炎の魔王」に登場。 当時のハドラーの側近にして旧魔王軍の参謀格。 彼もまたキギロ同様、同族の中から数百年に一度産まれる希少種「デストロール」である。 巨漢だが他のトロルと違い引き締まった体型で、常人の背丈の倍程もある杖のような柄の長い特別仕様の巨大棍棒を持ち、眼鏡をかけ知的な雰囲気を纏っている。 ハドラーから「粗暴なトロル一族の異端児」と評されている。 その他戦力 巨大マンイーター 各地に配したキギロの腹心にあたる存在にして支配の要。 地中の魔力を吸い上げさせて、そこを中心とした魔物の森を生み出す能力を持ち、通信葉を介して部下の人面樹からの情報を得られる。 この独自に構築した情報網によって、侵入者の技能や特徴を観察してから戦法を練るのが、キギロの基本的な立ち回りである。 エビルマージ ガンガディアにとって大切な憩いの場だったヨミカイン遺跡の魔導図書館にて当館の管理を任されていた、彼の腹心にあたる魔物。 エビルマージ当人は館長を自称するが、実際には番人である。 魔王軍幹部の副官という地位は伊達ではなく非常に多芸で戦闘慣れしている。 メラゾーマをはじめゲームでは覚えていない多種多様な魔法も扱えるどころか、10発程のイオを宙空に発生させて降り注がせる魔界の神の真似事も披露し、アバンの剣戟も物理バリアを展開して咄嗟に防いでのける。 とある呪文を求めてヨミカイン魔導図書館を訪問したアバン一行を阻むべく交戦。 ガンガディアに任された蔵書を傷つけないように強力な呪文は使えない縛りプレイを強いられていることを看破したアバンに苦戦を強いられた。 どうにか手下と連携して彼を追い詰めたものの、ロカとレイラの援護によって傷を負い、暴発した魔法によって自ら蔵書を傷つけてしまった。 自尊心を傷つけれた怒りとガンガディアの制裁も恐れから、火炎の息で増幅した巨大メラゾーマで諸共に消滅させようとするが、剣士として覚醒し始めたロカの必殺技・豪破一刀によってメラゾーマごと両断されて散った。 悪魔の大目玉 後述のザボエラからハドラーが購入した魔物。 普段監視カメラよろしく常用する悪魔の目玉に、魔界の魔物として知られる大目玉を合成した超魔生物の試作品。 悪魔の目玉特有の催眠効果のある甘い香りや大目玉の格闘能力が合わさっただけでなく、全能力が大幅に強化されている。 触手を対象の頭部に当てて脳に干渉することで、記憶の読み取りや幻覚を見せて情報を引き出すことも可能。悪魔の目玉特有の広角カメラのような視野も活用し、極めて高い諜報能力を発揮する。 購入したハドラーは、修行の為に世界各地を転々と移動するアバンの所在を掴む為に利用。数日で容易くアバンの所在を掴んでハドラーに報告した後に、サババの港町にしてアバン一行と交戦。 尾行に気付いたレイラを誘い込んで捕縛しあと一歩のところまで追い詰めるも、アバンが駆け付けてレイラの無力化には失敗。 そのまま二人同時に相手取って互角の格闘戦を演じるも、アバンとレイラの巧みな連携によって撃破された。 キラーマシン 勇者抹殺の目的で開発されたとされる、ドラクエシリーズお馴染みの遠隔型の無人殺戮兵器。 基本デザインはシリーズ従来通りだが、本作においては人の4倍はある巨体であり、装備も相応に長大。 モノアイが受信機になっており、そこで魔王ハドラーの邪悪な魔力を受信することで活動する。 静養の為にパプニカ王国に滞在していたレイラとロカを狙って、ようやく完成した1機をガンガディアが派遣した。 キラーマシンの運搬は最早二階建て家屋を移設するに等しい大仕事の筈だが、パプニカ王都の中心にキラーマシンが 襲来した際には、4本足を収納したボール状に形態で空から飛来した。 どうやらキラーマシンを地底魔城から射出する、投石器さながらの設備も開発したらしい。 その性能は「この1機だけでパプニカ王国を攻略せしめる」とガンガディアが太鼓判を押すほど。 まず何より厄介なのが装甲の魔法耐性。 パプニカの賢者達による中級魔法くらいでは、雨霰と撃ち込んでものけぞるだけで傷一つつかない。 そればかりか物理への耐久力もあり、ロカが繰り出す剣戟さえも闘気剣以外は弾き返してしまう。 そして、侵略兵器なので当然ながら攻撃面でも秀でている。 ロカに勝るとも劣らぬ馬力でもって、巨大剣を振るい石畳を踏み砕き、クロスボウからは人より大きな矢を放つ。 頭部モノアイにはレーザー砲まで搭載しており、石造家屋二軒分をレーザーで軽々焼き切る。 最終的には、パプニカ賢者達による魔法の弾幕によって生じた隙をロカとアバンが見逃さず、 二人の繰り出した豪破一刀が頭部を切断。受信器を失ったキラーマシンは沈黙した。 防衛手段を魔法に頼るパプニカ王国にとってこのキラーマシンが今後絶大な脅威になる。 そう確信したパプニカ王は即刻行動に移り、キラーマシンを鹵獲して側近のテムジン大臣を中心とする解析チームを発足した。 当然ながらこの脅威の兵器の弱点を解明することが使命である。 だが、テムジンは魔王の魔力を受信する代りに人の魔法力で稼働させる改造を施した上で悪用することを思いつく。 それが結実してひと騒動起こすのは16年後のことになる。 パプニカ王都襲撃の時は、レイラの妊娠を契機に即刻魔王を封印して無力化するとアバンが決断して、その計画実行の目途が立った直後のこと。 それからほどなくしてアバンはウロド平原にてハドラーとの決戦に臨み、決闘の末にハドラーは封印されてさながら氷像のようになってしまったばかりか、勇者一行によって拉致された。 結果、魔王軍は一年間以上に渡ってハドラーの捜索や封印の解呪方法の研究に忙殺される羽目になった。 仮にこの封印騒動が無かった場合、キラーマシンの大量生産と全世界への大量展開はつつがなく進行したことは疑いの余地が無く、人類の生存圏は一気に削り取られて窮地に陥ったことだろう。 グランナード 地底魔城を形成する花崗岩から禁呪法によって生み出された禁呪生命体。 アバンとの最終決戦の際にハドラーの手により急遽生み出された。 後に生み出されるフレイザードのプロトタイプとも言える存在であり、追い詰められたハドラーの精神状態が反映されている影響か、人間という種族に対して強い敵意と嫌悪感を持っている。 地底魔城を形成する花崗岩から生み出された為、地底魔城を構成する岩と同化し自在に操る事が可能。 生まれて間もない故に戦闘経験はゼロで技術的にも粗削りだが、鋭利な花崗岩の肉体は堅牢で、繰り出す徒手空拳は並の鎧くらいは易々と砕く。 岩を取り込んで肉体を強化するのみならず、岩の中を移動し潜んだり、岩の壁を生やして敵の攻撃を防いだり、戦法も多彩。 地の利の有る地底魔城で門番として戦う限りにおいては、キギロやガンガディアといった幹部たちにも匹敵する実力者である。 【拠点】 『地底魔城』 旧魔王軍の本拠地は地下へと広がる迷宮、地底魔城である。 本編の登場人物の一人であるレオナ姫の母国・パプニカ王国の付近にあるヴィオホルン火山の中に建造されている。 ハドラーが倒されてから15年後には、ヒュンケル率いる不死騎団のアジトになっていた。 なお、本編においては「死火山」と表現されるが、2023年時点ではこの表現が見直されているのを受けてか単に活動停止の火山としている。 地底魔城がこの地にあるのは本編においては周知の事実同然だったが、その16年前時点では死火山に近付く人間が少なかったからか、地上国家は魔王軍の本拠地を突き止めるのに苦労していた。 堂々と屹立する火山なので場所が分かってしまえばすぐにでも向かえそうだが、外観よりも攻略は難しい。 火口周辺には魔法力を持つ人間を阻む結界が設置されており、ルーラは使えずトベルーラを使うと不発に終わるか弾かれるので、魔法を使わず徒歩で一旦結界の内側に入ってから、維持装置を壊す必要がある。 術者の力量で結界を強引に突破可能かは不明だが、大魔導士マトリフでも強行突破は不可能なので、人間の魔法使いには実質不可能と断じるのが妥当であろう強固さ。 加えて、並の鉄の武器は弾く魔のサソリは山肌から地中を掘って現れ、山頂からはドラゴンフライが飛来し魔物の群が駆け下りて来る。 駄目押しとして、元々活火山だったために登山道が整備されていないので、登山が可能なルートは溶岩が流れ落ちた軌跡が形成した一本道に限られる。 こうした行軍が困難な地形と手数を活かした警戒態勢故に、地底魔城を攻略しようにもおのずと少数精鋭での行軍になってしまう。 そして、山頂に到着して結界を無力化しても、地底魔城の本番はそこから。 本編においてはダイとポップは後述の地底魔城深層までスムーズに踏破出来たが、これは彼らの兄弟子にして魔王軍軍団長のヒュンケルが、因縁の弟弟子と決着をつける為に部下達に敢えて誘導するよう命じたからである。 ヴィオホルン火山の頂上から内壁に沿って続く螺旋階段を降りて、迷路構造の地底魔城に入る。 城内は幹部の居室や一部廊下を除くと、如何にも火山を掘って造ったという風な通路が多く、魔物が4、5体並べば通路が塞がってしまう狭さ。螺旋階段も然りである。 地底魔城を攻略せんとする侵入者が現れても、通路一杯に敷き詰められた雑魚魔物の群を延々と相手にし続けながら延々と迷路を生き続ける必要がある。 本来、地底魔城を攻略するのは容易くはない。 火山の中腹の外縁部には、屋外に突き出した闘技場が設置されており、地底魔城をある程度深く降りるとそこに行き着く。 元々は魔王軍の兵士同士が腕を競い合う練兵所だったようだが、ハドラーは闘技場で魔物と捕らえた人間を戦わせる悪趣味な遊びもしていたらしい。 本編においてはヒュンケルが思う存分決着をつけるべくここを決戦の地としたが、この闘技場から更に下に降りると、かつて魔王ハドラーの玉座だった場所へと辿り着く。 追記・修正は希少種を集めてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 禁呪法で生み出した魔法生物が作った者の精神の影響受けるなら…ハドラーにもバルトスみたいな優しい心があったのだろうか? -- 名無しさん (2014-07-28 02 12 28) 作中に出てくるのがただのいい人なバルトスとブラス爺ちゃんだから、あまり魔王軍って感じがしないんだよなぁw -- 名無しさん (2014-12-20 22 04 25) ↑確かにwwwwww -- 名無しさん (2015-01-12 14 58 17) バルトスに手作りペンダントかけてあげるヒュンケルの周りで、他の魔物達もほっこり笑顔だったっけ -- 名無しさん (2017-04-17 02 19 53) バルトスの人格ってハドラー不在で温厚になった他の魔物に近いんだよね。あの人格者ぶりは不自然でもあるし、もしかして魔王による凶悪化が例外的に効いてないんじゃないだろうか。 -- 名無しさん (2019-12-16 18 26 58) 幹部が種族中級(地獄の騎士)、中盤の敵(鬼面道士)。やはり旧魔王軍は小粒ではある。 -- 名無しさん (2019-12-18 18 56 28) ↑2下手したら魔物凶暴化ってハドラー関係無しにバーンの瘴気に当てられたからなんじゃあ… -- 名無しさん (2019-12-18 21 49 01) まあ、バルトスに関しては本来なら殺されていたはずの状況まで戦い抜いたとはいえまだ命があるうちにアバンに道を譲ったのは事実なので、門番の役目を放棄した裏切り行為とみなされても仕方ない面もあるかも -- (2019-12-18 22 00 06) フレイザートも凶暴で残忍ではあるがゲスではないし、何気にハドラーが作る魔物ってまともな奴ばっかだよね。 -- 名無しさん (2019-12-18 22 21 33) ↑フレイザードはゲスではない……か?ミストバーンから鎧もらっておいて後で寝首掻こうとか恩知らずなこと考えたりしてたが……。 -- 名無しさん (2019-12-18 23 21 39) バルトスと一緒にいたオークキングとサイクロプスも気のいい奴らなんだろうな。ヒュンケルを笑顔で見守ってたし。 -- 名無しさん (2020-08-08 12 57 16) 別に本人もハドラー恨んでねえしなぁ。 -- 名無しさん (2020-10-06 10 47 57) バラン「ハドラー? あんな小物放っておくわ」 -- 名無しさん (2020-10-06 12 23 45) ↑バーンと同格のヴェルザーと比べるのはさすがにハドラーがかわいそうだろ -- 名無しさん (2020-10-06 13 41 47) 旧魔王軍はバルトス、ブラス、キラーマシーンの三強体制じゃなかったかな。作者が言及してたはず。 -- 名無しさん (2020-10-06 21 29 14) キラーマシーン幹部だったのか というかあれハドラーが作ったのだとすると意外とメカニックに長けてたんだね -- 名無しさん (2020-10-06 23 31 40) 全盛期バルトスのルックス公開されたがこれは魔王軍最強の男ですわ…じいちゃんもダークだ -- 名無しさん (2020-10-22 16 07 29) ↑あれ、でもなんか一人足りない…… キラーマシーン「ミンナ…ハドラーサマヲ…タノム…!!」 -- 名無しさん (2020-10-22 20 03 12) いくら自軍の最強戦士の頼みとはいえ人間の子供を育てるなんて事を許してる時点で当時からハドラーは魔王にしては寛容だったと思う バルトスを処刑した時もヒュンケルの方は見逃してるし -- 名無しさん (2020-10-22 20 14 00) もしかしたら、ブラスじいちゃんがダイを育てたのってバルトス・ヒュンケル親子に何かしら憧れるところがあったとか、魔王軍壊滅時にヒュンケルも一緒にデルムリン島に連れ出してあげたかったけどできなくて後悔していたとかあったのかもなぁ… -- 名無しさん (2020-10-23 02 09 28) グリニデみたいなインテリデストロールさんと性格悪そうな亜人樹がどんなキャラか気になる -- 名無しさん (2020-10-26 12 30 13) ↑2そういえば本編では会う機会が無かったけど、ヒュンケルとブラスじいちゃんって、互いに顔見知りの可能性があるんだよな -- 名無しさん (2020-11-03 01 58 52) ↑4 バランに「放置しても構わない小物」みたいに思われていたのもその魔王にしては寛容さのせいだったのかも 実力の差も当然あるがヴェルザーの方が支配下にも情け容赦ない危険人物だから始末を優先されたとか -- 名無しさん (2020-11-22 10 07 48) ヴェルザーは地上侵略を咎められただけで、人間くさい奴らしいからそこまででもないんじゃないの。魔界編の予定でも魔界の有力者の最後の一角が問題になって新生竜騎衆が必要になったらしいし、誰かが魔界を治める必要があることを思うと竜王のひ孫ポジションぐらいになりそうな気がする。 -- 名無しさん (2020-11-22 11 57 01) ガンガディア辺りがキラーマシーンの開発してザボエラみたいなポジションになるのかな -- 名無しさん (2020-11-22 12 00 33) 「勇者アバンと獄炎の魔王」の展開次第だが、結束が固い分バーンの魔王軍と総合的な厄介さは大差ないみたいなイメージがある -- 名無しさん (2020-11-22 12 04 06) ブラスがアバンと出会わなかった流れがちゃんと出来てたな。んで本編でハドラーがブラスの事をスルーしたのは単に忘れていた可能性がある。描写からブラスが新入り幹部で直後にデルムリン島に行ってるし、その後全然会わずに居たら色々あったハドラーからしたら忘れててもしょうがないわな。 -- 名無しさん (2020-11-26 09 15 44) ↑そんなどっかの社長みたいなハドラーやだよw -- 名無しさん (2020-11-26 09 23 00) 慧眼を持ったトロル族ヒーローズ2に居たっけな。 -- 名無しさん (2020-12-04 15 43 06) よく考えたらバルトスってヒュンケルの両親殺して戦災孤児にした張本人なんだよね。普通なら恨まれてもおかしくないのに実の親以上に慕われるのはすごいよな -- 名無しさん (2020-12-11 22 32 36) ↑手には掛けてないぞ。滅ぼした街を探索してたら捨てられてたヒュンケル拾ったんだから、場合によったらまだ生きてる可能性も。 -- 名無しさん (2021-01-07 18 43 23) ↑2020年版では明言されずに「哀れな…」とだけで描写されたから、どうとも受け取れる描写になってたね。 -- 名無しさん (2021-01-14 12 34 16) まぁもし捨てられてなかったような描写をいれるとしたら親らしき人間の死体も写っていてもおかしくなかったからね -- 名無しさん (2021-05-17 10 49 11) ↑5ジャック将軍ですね -- 名無しさん (2021-12-31 09 41 55) ハドラー、ヒュンケルと戦ったときに「親子そろってこの俺に盾つきおって!」と言ってたが、バルトスに裏切られたことはかなりショックで引きずってたのではないだろうか。 -- 名無しさん (2022-02-27 00 07 06) 四天王といってもブラスとバルトスは設定上あまり出番を作れないから、キギロとガンガディアが主な敵役となるね -- 名無しさん (2022-05-29 23 43 07) ↑2そりゃあ・・・自分の部屋に通じる門を任せていた一番信用している部下だったからね。怒りを通り越して悲しみを知るレベル -- 名無しさん (2022-05-30 01 53 41) この魔王軍何か皆互いに認め合っててめっちゃ仲いい感じがするわw -- 名無しさん (2022-06-01 10 43 19) 認め合ってるし仲違いはない上にハドラーへの忠誠心もしっかりある故に、バルトス裏切りでのハドラーの対応は本人(恨みなどは一切元々見せてない)含めてせやなっていいそう -- 名無しさん (2022-06-01 11 46 22) 「これだから頭のいい奴は面倒なんだよ」アンタが言うな、アンタだけは言うんじゃない…とツッコミたくなるがガンガディアやべぇ -- 名無しさん (2022-06-02 03 22 19) この何処となく和気藹々とした魔王軍の後だと、ギスギスした六軍団+何を考えてるのか分からない上司の中間管理職やらされたらそりゃ余裕なくすよなと何か納得行った -- 名無しさん (2022-12-01 19 52 01) ブラスは早々に出張、キギロは前半戦で殉職、バルトスはアバンの一件で最終評価がどん底なのは分かるけど、ガンガディアに関しては本当に「良い部下」だと思う。でもハドラー的には親衛騎団をもって「最後にようやく部下に恵まれた」との評価なんだよな…作品跨いでるから仕方ない部分はあるけども -- 名無しさん (2023-04-17 20 24 14) 上も下もギスギスしてる奴らばかりで、自分もいつ切り捨てられてもおかしくない立場。そんな中でようやく裏表のない親衛騎団が出来たら「良い部下に恵まれた」と漏らしたくなるのも無理はない -- 名無しさん (2023-04-17 21 08 55) 幸か不幸か、ハドラーにはバーン様のような「自分一人でなんでもできる絶大な魔力」が無かったのが人格を分けたな -- 名無しさん (2023-04-17 22 04 55) マトリフはガンガディアの実力を認めてるからこそのメドローア -- 名無しさん (2023-05-30 00 35 46) ↑ミス。メドローアは「センスのないヤツには出来ねえ」ってポップに言ったんだろうな。ガンガディアが訓練してもモノに出来なかったから実力だけでは出来ないと思うようになったんだろうね -- 名無しさん (2023-05-30 00 38 08) ガンガディアさん好きすぎる。思わず「さん」をつけずにいられないくらい。 -- 名無しさん (2023-06-21 20 57 24) 本気で殺し合った決着後に爽やかに認め合うのが三条キャラ120%すぎたねガンガディア そして怨念の化身と成り果てるあいつ… -- 名無しさん (2023-06-22 13 46 33) ガンガディアの経験を得て「いいからルーラで機動力確保しろ、足の速さは戦いの強さだ」「魔法使いは勝つためにあらゆる手段を考えろ、そういうやつは本当に強い」とか言いたくなるね -- 名無しさん (2023-07-15 19 30 57) ガンガディアがダイ大本編で語られてないのが不思議なくらい良いキャラしてる -- 名無しさん (2023-07-15 21 35 08) とりあえずガンガディアだけでも分割で個別項目にしても良さそうかも? -- 名無しさん (2023-07-17 08 50 58) ガンがディアが良いキャラすぎた -- 名無しさん (2023-07-19 01 26 15) ハドラー「お前は俺のために死ねるか…?」バルトス「もちろんでございます!(即答)」ハドラー「信じるぞ、お前の忠誠心…」おまっ……バルトスおまっ…… -- 名無しさん (2023-07-23 03 21 14) 単行本派だからようやくマトリフVSガンガディアまで追いついたんだけど、互いの実力を認め合ったライバル同士の死闘って本当に良いな…。今際に自分の切り札を託す(そしてオレには扱えないと遠慮される)展開も相まって原作のポップVSシグマの系譜を感じるのもまたスピンオフとして見事な作劇で良い。大魔導士師弟揃って最高のバトルしやがって… -- 名無しさん (2023-08-06 06 26 39) 「ロクデナシ→世捨て人のマトリフがなんでポップをあれほど的確に指導できたのか?」 -- 名無しさん (2023-08-06 19 15 35) ↑失礼、途中送信されてしまった。答えは「過去にとびっきりの弟子を得た(そして無念な別れ方をした)経験があったから」。なんだそれは! -- 名無しさん (2023-08-06 19 16 46) ↑3 ハドラーからすれば「お前約束したのに裏切りやがって!」になるし、バルトスからすれば「決戦前に再確認されるってひょっとして信用されてなかった?」で不信感覚えるし、悲しいスレ違いが起き始めてたんかな… -- 名無しさん (2023-08-28 23 56 32) これはバルトスが忠誠を保ち切れなかったのも頷ける -- 名無しさん (2023-09-21 21 08 53) あるキャラを登場させるだけでファンサービスとかハドラーとバルトスのすれ違いを示唆しつつ、ハドラーの精神状態が悪くなってるってのをわかりやすく示てる。やっぱり三条さんはこういうの上手。 -- 名無しさん (2023-09-22 10 30 35) 裏切ったバルトスも問題あると思うけど結局のところハドラーはいくら強くても精神が未熟だったんだと思うわ。凍れる時間の秘法でアバンにビビってからダイの大冒険の初期の小心者だった部分が垣間見えてるしガンガディアやバルトスもはっきりと違和感を覚えてる。超魔生物ハドラーのメンタルならバルトスも絶対に裏切らなかったと思う -- 名無しさん (2023-09-30 16 53 24) バルトスさんの翻心について滅茶苦茶的確な処理がなされてて三条脚本の真骨頂を食らってる。 -- 名無しさん (2023-10-05 05 41 09) 最終決戦なのに現れないブラス爺ちゃん…ダイ大との整合性をとるためだがデルムリン島で会ってもハドラーから何の反応もなかったあたりマジで忘れ去られてるのか… -- 名無しさん (2023-10-07 08 28 45) ↑戦力としては期待されていなかったんじゃないかな。 -- 名無しさん (2023-10-07 08 43 30) 処刑の際の「何故…!?」はバルトス的に新魔王軍でも働く気だっのかも。それはそれで勇者に門を通しても死罪にはならないと高を括ってたみたいになるが… -- 名無しさん (2023-10-11 18 51 26) ↑3あの場に居た鬼面道士がブラスと認識していなかったのかも。ブラスはキギロやガルガンティアみたく希少種じゃないし、ぶっちゃけ人相が変わりすぎててブラスと認識できなかったとか -- 名無しさん (2023-10-11 19 36 22) 禁呪法にどのくらい魔力を消費するか分からないけど実はグランナードを生み出したせいで最終決戦時のハドラーは戦う前の時点で魔力をかなり消費していたのかも -- 名無しさん (2023-10-31 17 23 59) 「信じるに値しない者のために仲間は身を投げ出したりしない」というバルトスの台詞が如実に心境を物語っている -- 名無しさん (2023-11-23 17 07 05) ↑ その上で骨のあるファイターであろうとする精神は、ある意味でハドラーの底意地が残った結果と考えると何ともやるせない -- 名無しさん (2023-11-23 17 23 11) なぜ…!?はバルトス内のハドラー像はまだ「酔狂をする」のままだったのかな… -- 名無しさん (2023-12-31 11 21 32) まあ、全盛期のハドラーなら「おまえが許したんならしょうがないよなぁ」って笑って許しそうだし「そういうこというほど弱ってたんですね…」ってなるのもわかる -- 名無しさん (2023-12-31 14 08 44) あと個別項目作るならバルトス・ブラス・グランナードあたりだろうか。 -- 名無しさん (2024-01-12 00 24 32) やはりバルトスは消える事は覚悟していたのね -- 名無しさん (2024-01-20 17 43 45) アバンとの対決に悔いはないに感動しつつも馬鹿―!魂の貝殻の位置ー!!ってなるなった -- 名無しさん (2024-01-20 17 50 58) 困った……覇気に溢れてた魔王知ってれば知ってるほど今のハドラーに「こりゃ駄目だわ…」ってなるわ。 -- 名無しさん (2024-01-20 18 48 42) バルトスにしてみればハドラーが勝っても自分は許してもらえないことを考えないといけないぐらいだな。 -- 名無しさん (2024-02-12 16 43 40) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cfbj/pages/22.html
ダイ () No 登場話題名 作者名 ポップ () No 登場話題名 作者名 アバン 1(1) No 登場話題名 作者名 003 闇の時代に狼煙を上げろ ◆F5TvyuXOuQ マトリフ () No 登場話題名 作者名 ヒュンケル () No 登場話題名 作者名 クロコダイン () No 登場話題名 作者名 バラン () No 登場話題名 作者名 ハドラー () No 登場話題名 作者名 ザボエラ () No 登場話題名 作者名 ヒム () No 登場話題名 作者名 チウ 1(1) No 登場話題名 作者名 013 からてねずみポケモン。おおねずみがしんかした ◆F5TvyuXOuQ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/3020.html
登録日:2011/04/27 Wed 18 27 42 更新日:2024/07/20 Sat 16 11 56 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 ずるぼん でろりん へろへろ まぞっほ ダイの大冒険 ドラクエ ニセ勇者 ネタキャラ パチモン ポップが変わるきっかけ ラストは胸熱 主要キャラ←比較的早く登場しているが… 伏線回収 偽物の勇者 偽者 僧侶 勇者 北の果てにいた勇者たち 始まりの敵 小悪党 小物→真の英雄 愛すべきバカ達 愛すべき小者 戦士 肝心な時にしか役に立たなかった一行 魔法使い 魔王が死んでおとなしくなったモンスターをいびり倒してりゃ勝手に勇者とあがめてくれるんだからな こんなにオイシイ商売はないぜ 漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」に登場するキャラクター達である。 初登場は読み切り「デルパ!イルイル!」。 衣服などのキャラクターデザインはドラクエ3の男勇者、女僧侶、男戦士、男魔法使いそのもの。 ただし、ひたすらに胡散臭い。 また素晴らしいほどに小物臭を増していく。 【人物】 以下の四人で構成される。 パーティー内の仲はそんなに悪くない模様。 ○でろりん 声:緑川光(旧)/下野紘(新) 自分よりなるべく弱いモンスターを倒して褒美をもらうとか… ニセ勇者。20歳。ロモス出身。 ドラクエ3の勇者っぽい恰好だが、目つきが悪い。 そこそこ(?)の剣術と、メラ系、ギラ系、イオ系、最終盤ではまぞっほ・ずるぼんと共にヒャド系呪文を使った。 序盤からイオラを使う実力者。……に見えたのはほんの一時。 ただ、ステータス表を見る限り仮に勇者職だとしてもイオラを習得できるほどのレベルではないので、単発のメラで複数のモンスターを攻撃したり、実は魔法使いとしてある程度の経験を積んでいるのかもしれない。 とはいえそれは彼に限ったことではなく、たとえばポップもギラより先にメラゾーマを習得しているなど、この作品では呪文の習得可能レベルはゲーム準拠ではなさそうである。 なので、「まだ〇レベルなのにイオラを習得しているから元魔法使いのはずだ」といったような予想はあまりあてにはならないかもしれない。 そこそこイケメンだが、ずるぼん程ではないものの結構凄まじい顔芸を披露する。 だが素質と才能はある方であり、剣術の腕前はなかなかのもの。 少年時代は純粋に勇者に憧れ、目指していたのだろう。 ダイやノヴァと比べると、やや時代が悪かったというべきか… 旧アニメではクロコダイン編の後、旅先でダイの名を騙っている。 ダイ達の活躍を見て一念発起し、今度こそ真の勇者として歩もうとするも…鬼岩城の襲撃で一目散に逃げてしまった。 彼の判断力は確かだが、勇気は持ってないだろう……と思われたが? 2021年末に発行された『ダイの大冒険オフィシャルファンブック』の三条先生の談によると ずるぼんとは腐れ縁のカップル的な感じとのこと。 「まー他にもっといい女(男)いたら乗り換えるけど、こいつは自分にメロメロだからしょうがないよねー」 と互いに思っているらしい。 二人共同じロモス出身のため長い付き合いのカップルなのかもしれない。 ○ずるぼん 声:江森浩子(旧)/日笠陽子(新) ああ…あぁん 縄がくいこんで痛ぁい~ ニセ僧侶。22歳。ロモス出身(でろりんと同郷)。 効果は低いが回復呪文が使える。 唯一の女性にして、悪知恵が働く一行の仕切り役。 演技が得意でダイ達をだましたりスライムを誘惑(?)して脱走したりした。 魅了できる程度に黙ってれば美人な方なのだが、とにかく顔芸がひどい。 旧アニメではクロコダイン編の後、旅先でマァムの名を騙っている。 最終盤では爆発を防ぐためにヒャド系を、新アニメ版ではバギを使っている。 ○へろへろ 声:堀之紀(旧)/間宮康弘(新) やっぱゴメちゃんはすごいお宝だったんだなアッ!!! ニセ戦士。25歳。リンガイア出身。 ゴリラっぽい顔のスキンヘッド。 金目の物に目がないが、性格は温厚で一行の中では最も常識がある人らしい。 特技?…料理と洗濯だってさ。お人好しな性格で仲間に押しつけられている。 他の仲間に比べるといまいち目立たず、影が薄い。 新アニメ版の戦闘でもゴーレムに圧倒されていただけで特に活躍はなし。 何気に故郷を魔王軍に滅ぼされた上に「柱」を投下されて消滅という悲劇に見舞われているが、彼がどう思っているかは定かではない。 旧アニメではクロコダイン編の後、旅先でゴメちゃんを装っている。ムリだろ。 ○まぞっほ 声:青野武(旧)/岩崎ひろし(新) あ… 兄者っ!!! ニセ魔法使い。68歳。パプニカ出身。 攻撃呪文を一通り使えるが、威力はいまひとつ。水晶玉で遠隔透視ができる。 真面目に修行したこともあるそうだが、強敵に立ち向かう度胸が持てないまま情熱を失い、今の一行に落ち着いた。 旧アニメではクロコダイン編の後、旅先でポップの名を騙っている。 新アニメ版ではヒャドでキラーパンサーや大王イカを凍らせており、意外な強さを示すと同時に後の展開の伏線を張った。 実は彼は…(後述) 【活躍(?)紹介】 ◆序盤 彼らはモンスターを倒して回り、名声を得ていた。 とはいっても勇者アバンが魔王ハドラーを倒して以降の、大人しくなったものを狩っているだけ。そうして報酬を得るのを「オイシイ商売」として続けていたのである。 そんな彼らの初登場は、記念すべき第一話。 世界に一匹しかいない「ゴールデンメタルスライム(以下、ゴメちゃん)」を捕獲するため、主人公のダイが育った孤島・デルムリン島に現れた。 彼らを勇者と信じて疑わないダイに島を案内させ、島中のモンスターを呼び集めさせたところで一網打尽、さらにゴメちゃんを連れ去ってしまう。 ロモス国の王に面会した彼らはゴメちゃんを贈呈してデルムリン島での成果を報告。 褒美を受け取り、勇者として賞賛された。 …がしかし、その夜に城内で開かれた宴会にて、島のモンスターと共に現れたダイの逆襲を受け、罪状も明らかにされた上でお縄になってしまった。 但し、冷静に見ると上記の彼らの行為は一概に大犯罪か、と問われれば疑問もある。 デルムリン島が温厚なモンスター達の生息地なのは事実だが、世間一般にはモンスターの生息地と言う偏見からむしろ危険地帯と言う認識であった。 そもそもこの島は魔王の影響で狂暴化したモンスターたちの中でも実力の高いものを育成する魔王軍の拠点だったのである(スピンオフ『アバンと獄炎の魔王』にて判明)。 未開の地を冒険し、発見した珍しいモンスターを王に献上した行為自体は表面的には非難される謂れはないし、でろりんの様に悪意はなくとも情報不備や偏見で同様の行為に至る者がいてもおかしくはない。 更にロモス王国での戦闘は、自身と王の自衛行動の一環であり、むしろ客観的には王のいるパーティーに、モンスターを従えて襲撃したダイの方が、テロ同然の行為である。 でろりん達の本性が明らかになった事でダイの行為は不問になったが、でろりん一行が短期間で釈放されていたところ、そう言った事情が働いたと思われる。 しかしながら、ニセ勇者一行自身はハドラー亡き後のモンスターを「大人しくなっている」と十分に理解したうえで上記の偏見を利用(むしろ助長)して欲望を満たすために活動しており、弁解の余地はないと言える。虚偽と偏見の中でしか維持できない正当性を盾に、人間に危害を加えていないモンスターを襲撃したことは邪悪さとしては申し分ない。 デルムリン島のモンスターは「人間社会」が保護すべき「人間」ではないから大々的な問題にならなかっただけであり、これを人間に置き換えると卑劣極まりない虐殺と略奪行為として唾棄される行いであることは言うまでもない。 このように相手を人間社会の埒外に置いての暴挙を起こした以上、相手方が人間に対して実力を行使するのは当然と言える(人間自身も同じように魔王の理不尽な侵攻に対抗したのだから)。 ましてや、ダイの行動はさらわれたゴメちゃんを取り戻してニセ勇者一行を懲らしめるという目的のための必要最小限でしかなく、世界が平和になった後に不必要な暴力を奮って私利私欲を満たそうとしたニセ勇者と比べてなんの落ち度も見当たらず、ニセ勇者の行動は人間とモンスターの融和を謳う本作の価値観において死をもって償っても不思議のない大罪だというのが最終的な結論であると言えよう。 無論、作中の社会情勢では人間とモンスターが同じ社会に属しているわけではないため、モンスターを保護する責任のないロモス王国がニセ勇者一行に死罪を申し渡す名分はないのだが、未来の勇者のためにと覇者の冠を下賜したことからも、ニセ勇者一行の「討伐」を義にかなった正当なものと認めていることがうかがえる。 当時のダイは弱く、でろりん達を自分の実力だけで倒したわけでは無い。 しかしその勇敢な姿勢はロモス王に感銘を与え、ダイの方が改めて勇者と認められた。 そしてこの出来事はアバンの耳に伝わり、ダイとアバンの出会いへと繋がっていく。 ちなみに勇者の証としてロモス王からダイに贈られた「覇者の冠」は伝説の金属オリハルコンで出来ており、終盤にて最強武器「ダイの剣」へと生まれ変わることになる。 なお、新アニメではロモス王国に乗り込むのが不自然と判断された為か、ロモス王国の船で、調査の面目でデルムリン島にやって来たという事に変更された。 でろりん達がゴメちゃんを攫った後は、そのまま船上でゴメちゃんを献上。 そこにダイがモンスターの仲間を連れて踏み込んだという流れになっている。 また、ダイとでろりんの直接対決の見せ場や、原作には登場しないモンスターの登場(*1)などの新アニメ独自の要素も追加されている。 船上での戦いにブラスも同行しており、戦闘後にブラスの口からロモス王に事情を説明する場面が追加された事で、ロモス王が事情を理解する流れがより自然になっている。 でろりん達の罰も、ロモス王がずるぼんがゴメちゃんを人質(スライム質?)に取る場面を目撃しており、ロモス王の「『勇者』なら友達を攫うような真似はしない」「彼等の本質を見抜けなかったわし等にも責任がある」として、拘束を解いてやった上でのボートでの置いてけぼりの刑(*2)に変更。 原作版での、読み切り故の違和感がかなり解消された。 そして、ロモス王はそのままパプニカ王国に行き、レオナとダイの出会いのきっかけとなる。 ◆お縄以降 少しの勾留の後に結局解放され、改心したと自認しているらしいニセ勇者達だが、やっていることは以前とさほど変わっていなかったりする。 ダイとの再会は、魔王軍と戦う為にダイとポップが旅に出た後すぐのこと。 またしてもロモス国で出会った彼らは、滅ぼされた国の宝箱を漁ったり、兵士に適当な戦い方を教えて報酬をもらったり…といったことしているのだとダイに白状。 獣王クロコダインが城を襲った際には、火事場に乗じて泥棒を働く姿までも見られた。 しかし仲間を見捨てて逃げ出してしまったポップに対しては、まぞっほが一喝する場面もあった。 「勇者とは勇気ある者ッ!!」 「そして真の勇気とは打算なきものっ!! 相手の強さによって出したりひっこめたりするのは本当の勇気じゃなぁいっ!!!」 「さあ早く行けっ。胸に勇気のかけらがひと粒でも残っているうちに…!」 「…小悪党にゃあ、なりたくなかろう…?」 これにより実力はそれなりにあるものの強敵との対峙時に度々逃げ出す癖のあったポップはギリギリの一線で立ち止まり、ひとかけらの「勇気」を振り絞って戦いの場へ、仲間のもとへ戻ることが出来た。 なお以降の行動はもう少し改善されたのか、地道にレベルアップを目指しつつ旅を続けることで合意が得られていた様子。 …なのだが、出来るだけ安全な道を行こうとする割に、その先々で魔王軍に遭遇する羽目になったりする。 魔王軍の居城である奇岩城を目撃してしまったり、終盤には被害を避けようとした先で爆撃されたりと散々。 後者に関して述べると、まずダイ一行が大魔王バーンと戦い全滅したと聞き、極北の国、オーザムのあった地域に潜伏していた。 これはオーザムは既に滅ぼされた国であり、今更戦火は及ばないだろうという判断による。 寒さに震えながらも、そこで一行は過ごしていた。 しかし、バーンが世界各地に巨大な「柱」を投下して爆撃する際に、ピンポイントでそこが標的に。 爆発に巻き込まれ吹き飛ばされつつ、それでもちゃっかり生き残っていたりする。 また、このことが後述の重大な伏線になっている。 ◆そして… ダイたちのバーンと最終決戦時、投下された六本の「柱」には、それぞれに大陸を消滅させるだけの威力を秘めた爆弾「黒の核晶(コア)」が搭載されていたことが判明する。 しかもその柱の投下地点が描くのは、魔の力を増幅する六芒星。 その威力は地上そのものを消し去ってしまうほど。 氷系の呪文でなら爆弾を凍結させて封印できるが、どれか一つでも爆発すれば他も誘爆する為、六つ全てを処理しなければならない。 しかし、爆発まで残り時間は僅か。 ゴメちゃんの最後の力を借り世界中に協力を呼びかけるが無人のオーザムにはもう誰も間に合わない。 …と思われていたのだが 「……立てよぉっダイ!!」 「届いたぜ!お前の想い!」 「こんな北の果てにもちゃんと勇者サマはいるから安心しろいっ!」 「……ニセ者だけどなぁっ!!」 その場にはでろりん達が居た。 ニセ勇者たちは、真の危機に偽りではない「勇気ある者」として立ち上がったのである。 そして、「柱」に到着するが、そこには護衛役のモンスター・ジャミラスが待ち構えていた。 (ちなみにこのジャミラス、凍結防止の為にいたのだが、話を聞く限りでは自分も巻き添えになる事を承知の上で派遣された事になる。敵ながら見上げた狂信、もとい根性である。……まあ、でろりんらが現れなければ爆発寸前にリリルーラでも使ってバーンパレスへ退避する予定だったのかもしれないが。) 『焼き尽くしてくれようか? それともオレと共に爆発を共にするか?』 ジャミラスの問いに、でろりんは「勇気」を持って答える。 「どっ… どっちもいやだぁ~!!」 その魂の叫びに呼応するように、マトリフが駆け付ける。 「いい事言うぜ…!!」 「時間がねぇんだ! …お前が消えなッ…!!」 メドローアの一閃で、ジャミラスはあっさりと消滅。 だが、メドローアを撃ったことで魔力(もしくは体が弱りきっていたゆえに体力か)を使い切り、膝をついてしまう。 その時…まぞっほの口から、衝撃的な真実が明かされた。 「あ… 兄者っ!!」 実はまぞっほは大魔道士マトリフの弟弟子の一人で、彼とは同門にあたる。 どうも師匠である大賢者バルゴートの修業が厳しくて、修行途中で夜逃げしてしまったらしい。 つまり、まぞっほはニセ魔法使いではなくダメ魔法使いであった。(*3) それと同時に、マトリフが魔法使いとしてはかなり遅咲きである事も判明した。(*4) 爆発まで残り僅か、しかしマトリフはもう氷系呪文を放つための魔力は残っておらず、最後の役目がまぞっほに託される。 久しぶり(*5)に会った兄弟子に尻込みしてしまったのか、「ワシなんかの魔力で…」と自信を無くしかけるも、 「おめえも男なら一生に一度くれぇ本物の英雄になってみせろ!!」 「最後にチョコっと手を出すだけで英雄になれるんだ。こんなボロイ役はねぇ…!!」 という(恐らくは初めての)兄弟子からの激励を受ける。 それとでろりん達の一喝により、まぞっほも「勇気」を奮い立たせる。 かつて自分が「勇気」を蘇らせた、あの少年の様に…。 その時のまぞっほの顔は、兄弟子・マトリフを彷彿させていた…!! …そして。 世界が輝く時―… 「せぇ~のぉ~っ!!!」 「…爆発はっ…」 「爆発はどうしたアァァッ!!」 トラブルはあったものの、無事に「黒の核晶」を封印。 ニセモノの勇者達は、最後の最後で世界を救って見せたのである。 (ちなみに、魔法が使えないへろへろはマトリフの盾になって庇っていた。地味にかっこいい。) 「だから言ったろ? ボロイ役だってな」 ネタキャラクターとしか言えない彼らではあったが、振り返れば制作サイドからはかなり愛されていただろうことが判る。 読者からしても、その扱いの酷さと登場場面の少なさの割に、強く記憶に残っている人も多いだろう。 ポップも彼らと似た末路を辿っていた可能性があるし、その辺りも興味深い。 ◆エンディング 本編がエンディングを迎えた場面においては、一行がマトリフになし崩し的に弟子入りする事になり、授業料替わりに金品を没収されている様子が描かれている。 新アニメ版では、この場面ではマトリフに「まだ持ってんだろ?盗んできたものは全部返してこい」と言われていた。 可哀想というか、それもまた彼ららしいというか。 しかしながら、もしかしたらここでマトリフに鍛え直された事で、その後ダイが帰ってくるまでの間の世界を守る彼らの勇姿が見られる…のかもしれない。 なお公式ガイドブックによると、でろりんたちのレベルはわずか13らしい。 ◆余談 西洋風世界の『ダイの大冒険』の登場人物なのになぜか名前がひらがなだが、これはFC版ドラクエ3でキャラクターの名前にひらがなしか使えなかったことを再現していると思われる。 ただし、実際のFC版ドラクエ3では濁音・半濁音も1字扱いなので、実機ではへろへろ以外は再現不可。 『ダイの大冒険 オフィシャルファンブック』によれば、原作者の三条先生はプレイヤーが実際に入れそうな名前と被らないよう、敢えてゲームでの再現が極力不可能な名前にしたのだとのこと。 リメイク版なら全員再現可能なので、ニセ勇者のパーティーで世界を救ってみるのも一興だろう。 …立てよぉっアニヲタ!!! 届いたぜ!!!お前の項目!! こんなwikiの果てにも ちゃんと追記・修正する編集者サマはいるから安心しろいっ!!! …Wiki籠りだけどなあっ!!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ドラゴンボールのピラフ一味やワンピースのバギー一味が善玉に転向したような感じの奴等 -- 名無しさん (2020-10-13 06 01 07) あの罰は極刑というよりは反省しろ、頭を冷やせ程度のものなんでしょ。勇者の癖に悪党みたいな事をしたっていう道徳面を咎められてるだけだしね。 -- 名無しさん (2020-10-29 11 42 17) 言うほど偽か?本物のユウシャジャネ? -- 名無しさん (2020-10-30 23 56 28) ミスターサタンと飲み友になれそうw -- 名無しさん (2020-11-25 16 55 25) リメイク版3で再現するなら、性格はでろりん→みえっぱり、ずるぽん→ぬけめがない、へろへろ→ひっこみじあん、まぞっほ→いくじなし、あたりがいいだろうか -- 名無しさん (2020-11-25 20 39 39) 小悪党にゃあなりたくなかろうがカットされたのがなぁ…自嘲を込めた悪い笑顔で送り出すから心に響くのに -- 名無しさん (2020-12-21 16 31 13) ダイ記憶喪失やらバラン編の絶望展開真っ只中に、でろりんの大冒険とかいう凝ったエイプリルフールネタブッ込んでくるのやめれ公式 -- いいぞもっとやれ (2021-04-01 12 24 20) 「勇者アバンと極炎の魔王」で、まぞっほとマトリフが実の兄弟ではなく同門の兄弟分であったことが判明。マトリフに「才能はある」と言われる当たり、 -- 名無しさん (2021-10-21 22 36 16) ↑失礼、途中送信してしまった。 素質はあるようなので最終回後に鍛え直されれば本物の勇者一行になれたかもしれない。 -- 名無しさん (2021-10-21 22 38 07) キャラクターの扱い方が上手だよね。最序盤に出て来た小悪党一味が別に劇的にレベルアップするでもなく小悪党のまま、今まで持ってなかった勇気を振り絞った活躍の場を用意するって中々出来ない。直後の大魔王のセリフも含めて大好きだわ。 -- 名無しさん (2021-10-27 23 40 26) まぞっほは魔法使いよりも占い師を目指すべきだった。水晶玉遠視の腕前が本職並みだし -- 名無しさん (2021-11-20 22 48 11) スマブラに3勇者が参戦してるからネタにされそうな予感もするけど、もうされてるな -- 名無しさん (2022-01-20 18 17 10) 柱にいたジャミラスは死も厭わんほどバーンへの忠誠心が高かったのかもしれんが、そもそもバーンから直々に命じられたら、「受け入れて地上とともに死ぬか、拒んで今すぐ処刑されるか」の二択で事実上選択の余地無しだろ -- 名無しさん (2022-01-20 18 24 25) コメント欄が長くなったので、コメント欄をログ化したいと考えています。 -- 名無しさん (2022-02-08 14 57 45) ↑2 まあ、元々その辺突き詰められてるわけでもないですし……忠誠かもしれんし脅されたのかもしれん。直前に脱出の用意があったのかもしれないし、外見は合成獣っぽくもあるからそもそもそういう風に作られた魔法生物なのかもしれない(メガンテを唱えるルーチンだけを持たされたばくだん岩みたいな)。 -- 名無しさん (2022-02-27 15 52 00) 潜在能力高いと思われるから本物の勇者一行になってた世界線もあるかもしれぬ -- 名無しさん (2022-03-03 14 24 51) 『勇者アバン』最新巻で、まぞっほは弟分と判明したな -- 名無しさん (2022-03-04 19 50 26) マトリフに心酔していた弟分だったマトリフ。夜逃げして慕っていた兄弟子とも別れてしまったから、ポップには同門と嫌な別れ方をしそうだったのを見てられなかったのかもな。 -- 名無しさん (2022-03-10 01 51 38) ↑「マトリフに心酔していたまぞっほ」だった。 -- 名無しさん (2022-03-10 01 53 24) 三人がかりとはいえ、黒のコアをほぼ一瞬で凍らせたあたり、まぞっほの魔力は高いと思う(他の者達は凍らせるのに結構時間がかかっていた) -- 名無しさん (2022-03-24 22 09 47) ↑他の面子は激戦直後だったりルーラで飛び回ったりで疲弊してたのもあるかもだし・・・(震え声) -- 名無しさん (2022-05-07 08 22 03) コメント欄をログ化仕様にしました -- (名無しさん) 2022-06-16 12 00 02 まぞっほって20代ばかりのでろりんパーティの中で唯一の60代でかなり歳が離れてたんだな。そんな人生の大先輩が若者達の悪事を咎めるどころか一緒になって働いてたとか人生諦めすぎでしょ…それゆえ最後のアレは本当によかった。 -- (名無しさん) 2022-06-16 18 47 49 俺もずるぼんの足裏にいたずらしたい -- (名無しさん) 2022-07-09 17 12 26 第一話の敵とは言えAmazonプライムのサムネに採用されてたのいくらなんでも攻めすぎてて笑う -- (名無しさん) 2022-09-17 10 38 31 ニセとは言うがでろりん以外はその職業の修行はしてただろう(まぞっほは落ちこぼれながらしていた)からニセ○○というのもなんか違う気がすると大人になってから感じた -- (名無しさん) 2022-09-28 22 50 11 黒の核晶に対して3人がかりでヒャド系魔法かけてるからそれを追加してほしい -- (名無しさん) 2022-10-09 22 19 45 正直マトリフもまぞっほに「修行が辛いのは認めるが、せめてもうちぃとだけでも耐えてたら真っ当な魔法使いになれたろうに……」とかなり惜しんでたんじゃ……。あとマトリフは「今でこそ並ぶ者はないが、実は一人前と認められたのはヘタすりゃ先にお迎えが来てもおかしくないような老境に入ってから」なら、まぞっほもこれからマトリフの下でニセ勇者の仲間達共々真っ当に大成できる希望が残ってるってこと……? -- (名無しさん) 2022-12-04 21 32 26 まぞっほは旧版では中の人がハドラーと兼任だったのか -- (名無しさん) 2023-09-15 06 52 08 初登場時は最近のなろうの追放ものとかに登場する屑勇者そのもの。そういう連中と違って最後は改心できたあたりやっぱり出会いって大事なんだなと思わされる -- (名無しさん) 2024-08-03 17 50 42 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2740.html
登録日:2009/07/20 Mon 19 53 35 更新日:2024/09/18 Wed 21 43 09NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 イオナズン オリハルコン製武器所持 キメラ キング ゲス野郎→漢 コメント欄ログ化項目 ダイの大冒険 ドラクエ ドラゴンクエスト ハドラー ヘタレ ヘタレ→漢 ベギラゴン ベギラマ メガモンスター 三流魔王 不死身 中間管理職 保身 元魔王 勇者アバンと獄炎の魔王 名勝負製造機 名悪役 声優の本気 大魔王の使い魔 好敵手 宿敵 建て主の愛溢れる項目 強敵(とも) 意外な救世主 成長する悪役 成長する魔王 旧魔王軍 正々堂々 武人 死んだと思ったら生きてた 涙腺崩壊 演者の怪演 漢 炎の中の希望 炎を統べる悪鬼 獄炎の魔王 男が惚れる漢 緑のゴブリン 覇者の剣 親の仇 超魔爆炎覇 超魔生物 閃光のように 関智一 関智一の本気 青野武 魔族 魔獣 魔王 魔王軍 魔軍司令 鼻水 オレの望みはいまやただひとつ!!我が生涯の宿敵アバンが残したおまえたちを打ち倒すことだけだっ!!!! ハドラーは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場するキャラクター。 CV 青野武(1991年版)/関智一(2020年版) 目次 【概要】 【人物】 【戦闘能力】超魔生物ハドラー 呪文 技 装備 【来歴】○勇者アバンと獄炎の魔王 ○大魔王軍魔軍司令 ○超魔生物化 ○ハドラー親衛騎団を結成 ○VSバラン・ダイ ○VS大魔王バーン ○真 竜 の 闘 い ○獄炎の底で―炎の中の希望― ○宿敵(とも)との再会―魔王ハドラーと復活の大勇者― 【主な登場キャラクターとの関係】 【他作品への出演】 【余談】 【概要】 かつて旧魔王軍を率いて世界を征服しようとした魔王。年齢は357歳。(*1) 勇者アバンに野望を阻まれ倒されたが、大魔王バーンの暗黒闘気により強化されて復活した。 以降、死んでもバーンの暗黒闘気により強くなって復活する体を与えられ、六つの魔王の軍団の元帥たる魔王軍総司令官「魔軍司令」となる。 物語当初は自身の地位に汲々とする小物としての描写が目立ったが、やがてダイの打倒に全てを懸ける恐るべきライバルとして覚醒していった。 【人物】 アバンの生命を奪ったのはオレではないその優しさとかいう低次元なサルにも劣る感情なのだッ!!! 性格は魔王らしく傲慢にして残虐非道。 バーンに復活させられてからは魔軍司令となるが、同時に地位への固執から自己保身の面が強く見られるようになった。 ダイがバラン同様に竜の騎士であることを知るも、それにより魔軍司令の座をバランに奪われることを恐れ、上司であるバーンにさえ報告しようとしなかった。 また魔軍司令とは言うものの、一介の軍団長であるはずのミストバーンがバーンに最も信頼される臣下であり自分の権力を超えた存在であることは薄々感じていたようだ。 というかハドラーのことを呼び捨てかつタメ口利いているので、「薄々」どころじゃない気がする。(*2)(*3) 初期は直属の部下としてアークデーモンやガーゴイルを率いたが、自分の身を守るための盾にしたり殴ったりと扱いは酷い。 宿敵アバンからは「残虐にして卑劣。武人の風上にも置けない男」と称されている。 戦闘面でも意外なほど劣勢や負けの描写が多く、アバン、ヒュンケル、ダイ、マトリフに敗れる度に自尊心と体を傷つけていった。 本人の落ち度というわけではないが、「魔王ハドラーなど冥竜王ヴェルザーと比べれば黙殺しても仕方ない小物に過ぎなかった(ので悪堕ち前のバランと戦うことはなかった)(*4)」と言われたり、バーンはハドラーより先にロン・ベルクを魔軍司令に迎えたがっていたことが判明する等、登場していない場面でも何かと下げられていた。 当時の地上のレベルを考えると比べる相手が悪すぎるが。 とはいえ、卑怯な手段は良しとしない「魔王の威厳」も持ち合わせており、戦いでは真っ向勝負を好む。この点は上記の評を下したアバンにも「卑劣な手を使う事はあっても、自分が最前線に立っていた」と認められており、アバンを倒した際も、魔力を使い果たした彼に合わせて呪文を使わなかったり、直前にダイ達に『アバンのしるし』を渡す「卒業式」を待ってやる情けを見せていた。また、無意識状態においても最後の闘気を失わずに反撃を決めたヒュンケルに対しては、「み…見事だヒュンケル…貴様こそ…真の…戦士…」と事切れつつ賞賛を贈った。そのことが後述の成長にも繋がることになる。 一方、この「自分が最前線に立つ」という性格のためRPGのタブーである「勇者が弱い内は弱い敵しか出してこない」を平然と破り、序盤の内から自ら勇者を始末しに来る。 バルジ島の決戦に至っては超竜軍団以外の軍団と軍団長を投入するという暴挙に出ている。クロコダインとヒュンケルの加勢がなかったら間違いなくダイ達は全滅していただろう。 また魔王軍の会議シーンでは新たな肉体を得て強くなったハドラーに軍団長らが(バランですら)一目置き、いつの間にか着席していたミストバーンにもフレイザードより先に気づくなど、それなりに大物感があった。 『獄炎の魔王』の魔王時代は冷酷ながらも威風堂々とした生粋の武闘派として描写。 港町サババでのロカとの戦いでは、彼の剛力と勇者の捨て石になる覚悟を認めて名前を聞こうとし、剣を折られた彼が素手で挑んできた根性に免じて楽に魔法で仕留めず同じ拳で止めを刺そうとした。 当時から強烈な邪気や魔力を放っており、それらは凍れる時間の秘法で時間を止められ、マトリフによって厳重に封印されている状態でも完全には封じ込められないほど。(*5) 初めて存在を知った大魔王バーンの存在に対しても、臆さず己の力を誇示して見せるなどかなり気骨のある人物であり、自身に手傷を負わせたアバンの存在をライバル視して強くなったアバンを倒すことを目論み自己鍛錬を怠らない武人としての気質を見せていた。 同時に、その覇気は「自分こそ魔王にふさわしい最強」という自負からくるものであり、絶対に勝てない格上の存在や決定的な敗北を知らないゆえのもの。 2度目のアバンとの戦いで油断していなかった自分が吹き飛ばされて撤退を強いられた際には、初めて思わず身震いしてしまい、恐怖の感情を覚えていた。 さらに凍れる時間の秘法での予想外の副作用も影響し、最終決戦時にはより悪化している。 この恐怖心は後の魔軍司令時代に強く見られるようになる。 【戦闘能力】 俺の高熱地獄で身をこがされながら…死よりもつらい苦しみを味わうがいい…!! 武闘家の格闘能力と魔法使いの魔力を持つ万能型。 心臓を二つ持ち、ギラ系・イオ系を中心とする強力な呪文を併用して戦う。魔軍司令となってからは両腕に仕込まれた「地獄の爪(ヘルズクロー)」を得た。 更に、魔軍司令時代は死亡しても魔族としての肉体と大魔王バーンの暗黒闘気により、強くなって復活する特性を持っており、その実力は勇者アバンと戦った魔王時代の比ではない。 バーンやミストバーンが口にした「最強の肉体を与えた」という言葉は冗談の類ではない。 魔王時代ですら、拳聖ブロキーナの閃華裂光拳を一度喰らっただけでその特性のおおよそ見抜き即座に受けた部分を抉り落とす洞察力を発揮し、さらに技に若干のタメが必要なことから撃たせる隙を与えないようにと、持前の格闘術を発揮して膠着状態に持ち込んでいた。 魔軍司令になった後には、呪文を封じ込まれ気おくれしつつもロン・ベルク級の剣の腕前のヒュンケルを相手にしても地獄の爪だけでほぼ互角に渡り合っている。 更には、全知全能の大魔王バーンを除けば最高峰の魔法使いであろう大魔道士マトリフに圧されつつも張り合える魔法力まで備える。 おまけに、メガンテとグランドクルスはいずれも作中で五指に入る威力を持つ極めて近似した技だが、デルムリン島当時のアバン(レベル36)のメガンテをまともに喰らって耐え切っている。 まだアバンを超えたかは怪しい魔王軍離脱直後のヒュンケル(レベル30)のグランドクルスは部下を盾にして凌いだが、仮に直撃したとしても耐えられる見込みが十分にあるということでもあり、耐久力も驚異的。 親の仇という恨みがあるとはいえ当初は舐めてかかったヒュンケルも、「…だてに魔軍司令は名乗ってないな…たいした強さだ!」と評価を改める程。 神の化身とされる竜の騎士には及ばずとも大きくは見劣りしないであろう超戦士 ……だった。カタログスペック的には。 しかし、自分が最強だと自負していた魔王時代の誇りが砕け散った影響か、不安定な精神力が足を引っ張り、 雑魚と思って舐めてかかる→予想外の反撃に動揺する→その隙を突かれて敗北する という悪循環に常に陥っていた。 先述のマトリフとの魔法の撃ち合いにしても、仲間の加勢やマトリフの体調悪化によって自身の優位を確信して安心出来た途端に、ハドラー自身の魔法の出力が一気に増して駄目押しで圧倒し始める始末。 ヒュンケルと激闘を繰り広げていた際も、肉体は本来の格闘能力を発揮してその剣戟をいなしていたが、当人は完全に臆して目を瞑るという醜態を晒してすらいた。 かつての覇気と胆力は見る影もなく衰えており、ハドラー自身の力を出し切っていれば勝てていた勝負を、己の精神的な脆さと手落ちで取りこぼしてきた。 バーンやミストバーンはこのハドラーの欠点を完全に見抜いており、余興ついでに発破をかけながら、ハドラーが精神的に一皮剥けることが出来るか観察していた。 また最初にダイに敗北した時はアバンのメガンテを受け傷つき魔法力も消耗していたハンデがあったものの、その後はより強い肉体を得て大勢の部下を率いていたにもかかわらずヒュンケルに負ける。 焦った挙句、ザボエラの甘言に乗って闇討ちを仕掛けるもマトリフに得意の呪文対決で負けて闇討ち自体も失敗するなど、より悲惨な負け方になっており元・魔王としてのプライドも一層ズタズタになっていたと思われる。 ハドラーを超える実力を持つ竜騎将バランが相手でも、必死に食い下がってバランも敬意を払うようになるくらいの戦いは出来ただろう。 しかし実情としては、野心と保身に囚われているせいでお飾り上司に過ぎないヘタレとして完全に舐められており、この印象が強かったせいでバランは後に超魔生物になった後のハドラー相手に舐めプしそうになった。 超魔生物ハドラー …それでこそ!アバンの使徒よ!! 度重なる敗北の末に「アバンの使徒の打倒」以外の一切の野望や我欲を捨てたハドラーが、自分自身を超魔生物へと改造した姿。 超魔生物とはザボエラとその息子のザムザが研究していた「様々な生物の長所を移植手術したした、人工的に竜魔人の戦闘力を再現した生物」だが、ザムザが自身の肉体で実験していた方式では超魔生物になると「呪文が一切使えなくなる」という欠点があった。 しかしこの欠点の解消方法は同時に発見済みであり、「魔族と超魔生物の形態を切り替える機能を排除すれば良い」というもの。 超魔生物はその異形ゆえ、肉体への負担が大きく、寿命はかなり短い。ザボエラ自身も後に「他人ならともかく自分はなりたくない」と述べている。 …勝ちたい! この生命にかえても!! いや知りたいのだすべてを捨ててまで最大限にふりしぼった時の己の強さはどれほどなのかを…!! しかしハドラーはこれを選んだ。 魔族としての長い寿命とその余生、そしてバーンに与えられた「バーンの暗黒闘気でより強く蘇る」という特性を持った肉体を捨て、一時の強さを得た。 以前のような油断慢心も消え去り武人としての精神性に覚醒しただけでなく、超魔生物が持つ極めて強靭な肉体と高速再生能力が元々のハドラーの肉体に上乗せ。 結果としてバランや数多の死闘を潜り抜けレベルアップしたダイと同等以上の力を得た。 いわば戦い以外の全てを捨てた強化形態である。 呪文 メラ 火炎呪文。 ハドラーの扱うメラは「相手を焼き尽くすまで消えない地獄の炎」と自ら豪語する程の威力を持つ。これが使えるというだけでポップから驚かれた メラゾーマ 火炎系最大呪文。 対ヒュンケル戦にて相手に地獄の爪を突き刺し、体内に直接メラゾーマの熱量を流し込むえげつない使い方をした。 イオ 爆裂系呪文。 ダイ・バラン戦では放つ前の光球を潰して目くらましに使用。 イオラ 爆裂系呪文。 両手で放てる事もあり、連続エネルギー弾の如く連発していた。 極大爆裂呪文(イオナズン) もはや生かしておかん!!弟子の見ている前で…灰にしてやる!! 魔王時代のハドラーの必殺技。爆裂系最大呪文。魔軍司令になってからも切り札の1つとして操る。 超魔生物と化してからはダイのアバンストラッシュBを僅かに上回る威力に。 極大呪文は高い呪文耐性を発揮する竜魔人ですら警戒して封じにかかる程の呪文だが、両腕がまともな状態でなければ発動出来ない欠点がある。 極大閃熱呪文(ベギラゴン) だが 今すぐ貴様は思い知るだろう…上には上がいるということをな!! 魔軍司令時代のハドラーの必殺技。閃熱系最大呪文。アバンをデルムリン島で抹殺した功により、大魔王バーンにより呪文を授けられたことで習得した。 蘇生後にパワーアップした後の戦いでは、マトリフのベギラゴンと互角に撃ち合っている。 ダイ・バラン戦でも使用し竜闘気でガードされたが、裏を返せば、竜の騎士でさえ全力で防御に専念する必要がある驚異的な呪文であることを意味する。 ヒャダルコ 作中では「魔法力」とだけ言われており、明確にこれだとは言われていないが、ダイヤの9から脱出するためにメドローアを撃とうとするポップに代ってダイヤの9の炎を抑えるために使用。 完全に超魔生物化していたからこそ行えた行動であり、もしハドラーが超魔生物から魔族に戻る機能を残していた場合、アバンが来る前にダイ達は死んでいたかもしれない。 禁呪法 あまりに卑怯なために使うのを禁じられており、使うと魔法使いの間で仲間外れにされるとされる禁断の呪法。ハドラーは物質に意思と人の形を与えていた。 バルトスやフレイザード、ハドラー親衛騎団を生み出したのもこの技。 技 暗黒闘気 獄炎の魔王時代に見られた力。 ハドラー自身が意識的に扱えていなかったが、振るう拳には僅かながらも暗黒闘気が篭り、その拳打を受けた人間に対して回復阻害効果をもたらした。 ただし、魔軍司令時代には大魔王バーンやミストバーンによってより膨大な暗黒闘気を注ぎ込まれてより強化されている筈だが、使える気配は微塵も無かった。 これは、闘気の行使には身命を賭す覚悟が多少なりとも必要になるのに対して、アバンによって自信と覇気をへし折られて内心及び腰になっていたのが原因と思われる。 魔炎気 超魔生物になってから身に着けた暗黒闘気の一種で、その名の通り炎の如き高熱を発する灼熱の闘気。 元々生命力を削る闘気の中でもとりわけ大きな代償を強いられ、怨念めいた執念によって凄まじい力を発揮する代りに自らの肉体を文字通り身を削る。 超魔生物と化したハドラーの場合は細胞も魔炎気に適応した状態に置き換わっているらしく、彼の肉体そのものが尋常ならざる耐火性能を備えるに至った。 作者曰く、ハイリスクハイリターンであるが故に、暗黒闘気の大家たる大魔王バーンやミストバーンも使用を避ける力である。 肉体を消耗しても再生出来る超魔生物の肉体とは一見相性が良いように見えるが、これは同時に再生能力が身を削り失う覚悟を鈍らせることにも繋がる。 肉体の再生能力に無意識であれ依存するうちは、真に身命を賭す覚悟を決めてこそ真価を発揮する魔炎気の力を存分に活かし切れないことも意味する。 超魔爆炎覇(ちょうまばくえんは) だが容赦はせん!!!いかなる状況にも慢心せず戦いぬくことがおまえたちへの礼儀というもの…!!!うけよっダイ!!! 覇者の剣をあやつったこのハドラーの一撃を!!! 超魔ハドラー最大の必殺技。 魔炎気を右手の覇者の剣と身体に纏わせ敵に突進し叩き込む大技。 ハドラー流魔法剣と呼べる技。(*6) 初使用時には相手を魔炎気の渦に閉じ込める事で痛めつけながら動きを封じ、そのまま突撃して切り倒すという極悪コンボを披露した。 その威力はライデインストラッシュをも大きく上回り、ハドラー版ギガブレイクとも称されるが、実際バランのギガブレイクとの威力比較に関しては、単行本の解説ページにて「威力は互角か?」と疑問符付で解説されており、少なくとも超魔生物化した直後においては威力が同等かは微妙な扱いをされている。(大差がないのは間違いないが。) ただし、剣に竜闘気(ドラゴニックオーラ)を集中させる分だけ防御が疎かになりがちな竜の騎士達の必殺技と比べて、全身にも闘気を纏って突進するため攻守どちらにおいても隙が少ない。 生命の剣 闘気の代わりに生命力を込めた剣。 命ある限り決して折れることはないが、無尽蔵に生命エネルギーを消耗してしまうため、連続で使用した場合、使用者が死亡してしまう事もある。ノヴァが使った際はみるみるうちに痩せこけていたが、ハドラーは致命傷を負った身でこれを全開で解放しても衰える様子を全く見せない。 生命の剣は作中この二人しか使わなかったが、さすがにこれはハドラーが規格外過ぎると見るべきだろう。 装備 地獄の爪(ヘルズ・クロー) 「貫けぬものなどない」と豪語する両拳から表出する4本の鉤爪。 ハドラー自身の骨を魔力で硬化させることで、魔炎気を纏わせずに鎧の魔剣の装甲や竜闘気をも貫く程に強度を上げている。 格闘戦を行う時に使用するが、これを媒体に呪文で直接攻撃することもできる。 超魔生物となっても使用され、超魔生物の再生力により破損してもすぐ再生可能。 覇者の剣すら使用不可となった後も最後の最後まで使われたハドラーの代名詞。 実は元々持っていた能力ではなく『獄炎の魔王』では未使用。魔軍司令になってから得た能力の様子。 地獄の鎖(ヘルズ・チェーン) 超魔生物になってからの新装備であり、地獄の爪同様ハドラーの骨から出来ている。 形状は鋭利な小型の刃が連なってできた凶悪な鎖。 左手首から射出し相手を拘束、呪文の命中率を上げる補助的役割を果たすが、並の防具ではズタズタに切り裂かれてしまう切れ味を持つ。 覇者の剣(つるぎ) …いいだろう 次の一撃で決着をつけようこのオレの右腕に宿る力とおまえの剣とどちらが上かをな!!! 伝説の武器の一振りであり、ロモス王国の武術大会で優勝賞品として出品されていたもの。 竜闘気に耐えられる武器を探していたダイが獲得しようと武術大会に参加したが、 実際は賞品として出されていたのはレプリカの偽物で、本物は大会前に既にザムザによってすり替えられており、本物はハドラーに献上されていた。 ちなみにレプリカの方は伝説の金属ではなく一般金属だったようだが、砕け散るまで偽物だと誰も気づいていなかった事、 最終的に砕けたとは言え竜闘気を使った攻撃に一撃は耐えた事など、レプリカと言えど相当な業物ではあった。 ロン・ベルク製の武器ではなく、神々が人間に与えたごくわずかなオリハルコンのうち、元から武器の形をしていたもの。 対になる装備として「覇者の冠」が存在し、こちらはロン・ベルクの手によってダイの剣へと生まれ変わっている。 つまりダイとの対決は、生涯の宿敵として見定めたアバンの使徒との勝負であると同時に、対になるオリハルコンの武具を持った者同士の対決でもある。 超魔生物になってからのメインウエポンで、超魔生物の強大な力に耐え、「ダイの剣」と真っ向からの剣術による戦闘を繰り広げられるほどの強度を持つ。 右前腕部の側面内部に収納されており、必要に応じて刀身部分を外部に出して使う。 これは魔法で亜空間に収納していたりする訳ではなく物理的に腕の中にオリハルコンの刀身を収納しているため、 腕で直接相手の攻撃を受け止める盾のような使い方もできる。 伝説の武器だけあって竜の騎士と超魔生物の超常的な戦いにもしっかり耐えていたが、アバンストラッシュXを受けた際についに折れてしまった。 それでも柄側が生命の剣の媒体として使われ、そして最後の見せ場は地獄の爪に譲りつつハドラーと共に灰へと還っていった。 結果的に本作のオリハルコン製の武具の中で唯一完全消滅している。 なお、ドラクエゲーム本編によく似た名前の武器があるが、ゲームにあるのは「はじゃのつるぎ(破邪の剣)」。 こちらは「はしゃのつるぎ(覇者の剣)」。 ネタバレ注意 黒の核晶(コア) 悪名高い伝説の超爆弾。 魔界の奥地に存在する黒魔晶(こくましょう)という魔力を無尽蔵に吸収する石を呪術で加工して作られた爆弾で、あまりの破壊力に禁呪法を平気で使う悪人すら恐れて使わない程の代物。 実際禁呪法を平気で使うハドラーも黒の核晶については「忌まわしい破壊爆弾」と恐怖している。 大魔王バーンがハドラーを復活させた際、万が一にと仕掛けていた物で、当然ハドラー本人には知らされておらず、それを知った事がハドラーの魔王軍離反のきっかけとなった。 爆発の威力は溜め込んだ魔力の量に比例するが、ハドラーの体内に仕掛けられた物は超魔生物と化したハドラーの魔力を限界まで吸収した上にいつ爆発してもおかしくない状態となり、爆発した際はバランが全竜闘気で抑え込んだにもかかわらず、死の大地が完全に消し飛んだ。 また、超魔生物化したハドラーの生命を大きく蝕んでおり、ハドラー自身は突然の吐血を「無理な超魔生物化の反動」と見ていたが実際は黒の核晶が爆発寸前になっている反動だった。 さらには既にハドラーの血肉の一部となっていた黒の核晶をバランが無理矢理抜き出したことでハドラーは余命いくばくもなくなってしまう事に…。 【来歴】 ○勇者アバンと獄炎の魔王 若かりし頃は魔界を「腐った世界」と嫌気がさした事から、地上に出る方法を探しながら(*7)、共に地上に攻め込む強者を探していた そんなハドラーに従おうとする者は中々おらず、逆にそんな者達を蹴散らしながら、いつか地上の魔王として君臨する事を決意する。 本編から15年前、遂に地上へと進出する事に成功したハドラーは魔王として魔王軍を率いて世界を恐怖に陥れる。 しかし自らカール王国の王城に攻め込んだ際に対峙したアバンに敗北を喫した事で彼を好敵手と見なすようになる。 その後も配下の部下達を率いて幾度となくアバンとその仲間達と戦いを繰り広げるが、最終的には地底魔城での決戦でアバンに討ち取られ、世界に平和が訪れる事になる。 スピンオフ漫画『勇者アバンと獄炎の魔王』では、アバンを主人公としてハドラーとの戦いが描かれている。 ハドラーの侵攻後、地上にいた魔族は迫害され、人間と魔族のハーフであるラーハルトは人間の母を失う、バランは魔族と勘違いされて義父が疑心暗鬼になったりするなどその影響は大きかった。 本来ならばハドラーの侵攻は竜の騎士による討伐案件であり(その時の竜の騎士はヴェルザーと戦っていた(*8))、ハドラーに竜の騎士を警戒したり魔界の存在である大魔王バーン・ヴェルザーを意識することなく地上征服に邁進しているため、竜の騎士や魔界の大魔王達のことを知らないか伝説程度に思っていた模様。 そのため悪く言えば「井の中の蛙」だが、後々のしがらみが全くない時代ということもあり、自分より強い存在に怯えたり警戒したりせずアバンの出現すら当初はそれも一興と捉えている。 最も自信に溢れていた全盛期とも言える頃だけあり、物凄く生き生きと楽しそうにしている。魔王としての悪辣さがあり威風堂々としている。 「オレはな、強者にしか興味がないんだよ!」と敗北した部下を冷遇し嘲笑う後の自分にブーメランがぶっ刺さるような場面も。青いなあ昔のオレ… アバンとの2度目の戦いを経て、はじめて恐怖の感情を覚えることとなる。 『勇者アバンと獄炎の魔王』16話ではじめて「魔界の神」を自称するバーンから接触を受け、挨拶がわりに自分の傷を治癒されてその存在を知ることになった。 そしてウロド荒野の戦いにて、アバンから凍れる時間の秘法を受けることとなり、自分を犠牲にしても仲間の未来を守ることができたことに笑いながら共に凍りついていくアバンを理解できず、強い恐怖の感情と共に1年間凍結。 大魔王バーンの入れ知恵により参謀ガンガディアの手で復活するも、その恐怖の感情が体に染みついてしまい、以前の覇気や前線に赴く姿が無くなってしまう。 ○大魔王軍魔軍司令 今のオレはバーン様の全軍を束ねる総司令官…!!魔軍司令ハドラーだ!! アバンにより敗死したハドラーであったが、魔界屈指の実力者である大魔王バーンの力で復活し、15年の休眠の後に魔軍司令となる。 世界征服の障害と成るであろうアバンを抹殺すべくデルムリン島を訪れアバンと再会。 アバンに対し「世界の半分をやるから部下になれ」と誘うが、当然のように拒否された上、「大魔王の使い魔」という痛烈な皮肉に逆上してしまう。 激戦の末にアバンの自己犠牲呪文(メガンテ)をまともに受けて重傷を負うがアバンの抹殺に成功(*9)。 当初はダイとポップは見逃すつもりだった(*10)ようだが、ダイから受けた一太刀が自分に傷をつけた事を警戒し、ダイ達もここで葬り去ろうとするが、竜の騎士の力を発動したダイのアバンストラッシュを受けるなど思いがけない反撃に遭い撤退した。 アバン以上の潜在能力を持つダイを危険視し、ダイが未熟な内に叩こうとしたのは良いが、その対応を任せたクロコダインはザボエラの横槍のせいで敗北してロモスを奪還され、それを受けて全軍を以て叩こうとした際にはヒュンケルが単独でのアバンの使徒打倒をバーンに願い出て許可を得たため手を出せず、ヒュンケルも敗北してしまい、結果クロコダインとヒュンケルの離脱を招く。 さらに野心と保身が災いし、わざわざ全軍での総攻撃のために呼び戻していたバランと超竜軍団を別任務に回してバルジ島での総力戦でハブるという愚策に出てしまう。 とはいえ、実際超竜軍団以外の全軍を以てしてもダイ達を全滅させる事は可能だったのだが、そこで離脱したクロコダインとヒュンケルが加勢した事で戦力差が覆されてしまいフレイザードが戦死し、パプニカも奪還されてしまう。 上記の不手際に加えて、ここでバーンとバランにダイの正体を隠していた事がとうとう露見。 結果としてバランの離脱に繋がったことで、バーンから「次に余の前に現れるまでにダイ達を倒さなければ処刑する」と最後通牒を言い渡されてしまう(*11)。 このままでは地位どころか命さえも危ういと焦ったハドラーは、ザボエラと組んでバランとの戦いで疲れ果てたダイたちを闇討ちするというプライドもクソもない卑怯な作戦を取って(*12)かつてはヘタレの代表だったポップにまで見限られてしまう。 み……見そこなったぜ……ハドラー! なっ……なにッ!!? てめえは残酷だったけど卑怯じゃなかった。今までも何度か戦ったがそん時にゃまだ魔王の威厳みたいなのがあったぜ!それが……こんな妖怪ジジイのきたねえだましうちに頼るとはよ……!とうとう落ちるところまで落ちたな! だっ……だまれエッ!もはやオレには失敗は許されんのだッ!手段を選んでいる余裕はないッ!! クロコダインのおっさんも以前おんなじようなことを言ってたぜ。だが最後にはわかってくれたさ。男の戦いには……勝ち負けよりも大事なものがあるんだってことをな……! しかし、この出来事を境に、彼は読者誰もが認める漢へ化ける。 なお、何かと失態が目立つこの時代だが、司令官としてはそこそこ適切な判断は下しており、ダイを危険視して即座にクロコダインを派遣する、クロコダインを破ったダイを残りの軍団長を総動員して潰しにかかるなど、やってることそのものはそこまで間違いではない。 クロコダインとヒュンケルの離反は確かにあったが、ぶっちゃけこれに関してはザボエラの独断専行とハドラーの頭の上から指示を出したバーンの責任であり、ハドラー本人にはあまり責任はない(ザボエラを監督しきれていなかったのは失態と言えなくもない)。 ただし、保身を気にして最初は残りの軍団長を動員にするつもりだったのにバランをハブる方針にしたこととダイが竜の騎士であることを隠匿し続けたことに関しては擁護しようがない完全な失態である。結果的にダイを倒せるチャンスを逃したのとバーンも警戒してなんとか懐柔できていたバランの離反と敵対を招いてしまったのはこの後々まで響く致命的なミスだったと言える(*13)。 ○超魔生物化 オレに最後のチャンスをくれるなら…たとえ相手が神でも悪魔でもかまわん…!!! 闇討ちという卑怯な戦術に頼り、ダイのパーティーの大半を無力化に成功した状態に持ち込んでまで、ハドラーは負けてしまった。 バーンからもらった強靭な肉体ですら、アバンの使徒の成長速度に追いつかない。 遂に「このままでは勝てない」と悟ったハドラーは富・名誉・命すらも含む自らの全てを捨ててでもアバンの使徒を倒す事を決意。 竜の騎士として成長し、既に自身を凌ぐ力を身に付けたダイに対抗すべく、ザボエラが息子を犠牲にして生み出した超魔生物への改造技術(あらゆるモンスターの長所を魔族の肉体に融合させる)を自分の体へ施す。 この時、不死身の体を失い、魔族ですらなくなってしまうことを示唆されたが、既にそれすら捨て去る覚悟を決めており構わず施行した。 この時何より大きかったのは、保身的な心と不純な野望を不死身の体と共に捨て去る事で、最大の欠点であった動揺と慢心を消し去ることにも成功した点である。 こうして、心身共に変貌を遂げたハドラーは、魔王軍最高の戦士へと生まれ変わった。 武人としてのハドラーが生まれた瞬間である。 前述の通りこの超魔生物としての肉体では、強力な『魔炎気』を扱うことが出来るが、これは暗黒闘気の中でもとりわけ負荷の強い、文字通り自分の身を削り細胞を燃やす覚悟を決めてこそ真価を発揮する能力である。 仮に肉体だけを超魔生物化して精神面に何ら変化が無かった場合には、この能力を碌すっぽ扱えず、改造しようと以前と何ら変わらず敗退を繰り返し、以前にも増して醜態を晒していただろう。 かつてハドラーが禁呪法によって生み出した魔物にはバルトスとフレイザードが居るが、この二名はそれぞれ、「武人の精神」と「自らの身命を賭してでも勝利をもぎ取る執念」という、当時のハドラーからは見受けられない性質を持っていた。 しかし、この禁呪法は術者の内面を反映した魔物を生み出すものであり、昔からハドラーには精神の奥底に武人としての気質が眠っていたことが窺える。 超魔生物と化し、前の自分を捨て去ったハドラーはここで一変。 最初期は失策をやらかして愛嬌すら感じられるような表情で慌てることもあったが、これ以降絵柄も変わり、顔立ちが引き締まり、より精悍な表情になった。目つきもかなり鋭くなっている(特に瞳)。 超魔生物としてのダイとの初めての戦いは従来の『地獄の爪』、呪文に『魔炎気』、ダイの剣同様にオリハルコンで出来た『覇者の剣』等の新ギミックを活かしダイを圧倒した。 だが、超魔生物と化したハドラーは知らなかった。 彼の体内に眠る存在に…… ○ハドラー親衛騎団を結成 その後、大魔王バーンに功績を認められて、最後通牒も取り消された。 そして、オリハルコンでできたチェスの駒、『ポーン』、『ルーク』、『ナイト』、『ビショップ』、『クイーン』を与えられ、かつてフレイザードを創るために使用した禁呪法を使いハドラー親衛騎団を結成する。(ハドラー親衛騎団の項参照) ○VSバラン・ダイ ……さあ、早く始めよう。オレには時間がないのだ アバンの使徒をハドラー親衛騎団に任せダイとバラン、竜の騎士親子に一人で立ち向かうという無謀な作戦に打って出る。 ミストバーンからは「幾らパワーアップしたとはいえ、竜の騎士二人を同時に相手にするなど無謀」と称していたが バーンは「敢えて自らを追い込める事で限界以上の力を引き出すつもりなのだろう」と語っていた。 当初はかつてのハドラーの情けない姿を知るバランからは完全に見くびられていたが、ダイとハドラーが見せる戦いに驚いており、ハドラーを「恐るべき男になった」と評価を改めている。 ハドラーの肉体は無茶な超魔生物への改造が祟ってこの対決の少し前から吐血するようになっており、最早余命幾ばくも無い状態になった……と少なくとも本人は思い込んでいた。 実際はかつてバーンの手で蘇生された際に『黒の核晶』と呼ばれる超爆弾が埋め込まれており、 あくまで万が一の保険のために埋め込んでいた黒の核晶が超魔生物への改造をきっかけにいつ爆発してもおかしくない状態になった反動によるものだったのだが、 そんなことは露知らぬハドラーは無茶な超魔生物化の反動だと勘違いしていたのだ。 戦闘中にバランがハドラーの体内に黒の核晶が存在する事に気付き、ダイはハドラーにそのことを伝えようとするが、黒の核晶は造った者の魔法力でいつでも爆発させることができる上にダイ達はともかく地上にいる仲間が死ぬため、誘爆の恐れがある呪文や魔法剣での応戦ができなくなるというハンデを負うことになってしまう。 この状況を打破しようとしたバランの決死の一撃に殺されかけたが、彼の真魔剛竜剣についたキルバーンの血に助けられてしまい、バランに反撃をするが割って入ったダイが負傷する。 その後、ダイを傷つけられ竜魔人と化したバランと一騎討ちをするも、元々格上の存在である正当な竜の騎士の、全力戦闘形態である竜魔人。しかもそれが我が子を傷つけられて牙をむいた状態であり、手も足も出ずあっさりと敗れた。 そして、バランの口から自身の体内に黒の核晶がある事、それを仕込んだのは他ならぬバーンである事を告げられ、自分が望んでいたバラン・ダイ親子との全力の戦いを、自分自身が阻んでいた事に絶望し、涙した。 死するハドラー、黒の核晶を取り除こうとするバラン。 しかし、二人の前にミストバーンが現れ取り付けた大魔王にしか発動させることができない黒の核晶を作動。 死の大地もろとも核晶の炎につつまれた。 ○VS大魔王バーン 奇跡的に死の淵から蘇ったハドラーは自分の獲物であるダイを大魔王バーンに殺されはさせまいとカラミティウォールをぶち破り乱入。 理由はどうあれダイを救った。 だが、ハドラーの血肉と化していた黒の核晶を抜いた事で余命は僅かだとバーンに告げられる。 また目の前で獲物を逃がされた責を問われ処刑を宣言される。 光魔の杖で斬りつけられそうになるも受け止めて反抗。 …あなたに2度殺されるのはご免こうむる!!どうしても私の命奪うというなら……この場であなたを倒すのみだっ!!! ───オレを舐めるなァッ!!! 大魔王ォッ!!!! 実は超魔生物化によって捨て去った筈の死す度に強くなる肉体の能力は健在で、自力で死の淵から這い上がった。 更に超魔生物としての持前の再生力さえもが欠落したことで、結果的に極限まで自身を追い込み我武者羅に戦いに邁進する精神性を確立。 ハドラーの力は更に上昇していたのである(*14)。 さらにこのときバーンはハドラーと闘う前にダイ達と長時間闘い続けたことによって、魔法力を大きく消耗していた。 対して、今や自らの死期を悟ったハドラーの力は燃え尽きる寸前に輝く彗星の如く膨れ上がるばかり。 戦況は逆転していたのある。 最大の勝機と見込んだハドラーは雄叫びと共にバーンに襲い掛かる。 バーン!! 死ぬのはあなたの方だ!! 魔力を消耗した大魔王バーンに優勢を見せるハドラー。 しかし必殺・超魔爆炎覇により決めに掛かるもザボエラの邪魔により阻まれ、一転窮地に追い込られる。 その時親衛騎団の一人『ブロック』が犠牲になり、ハドラーを救う。 尤も、本当にバーンの窮地であったなら、光の闘気以外全て無視出来るミストバーンが割って入っていたはずだがその様子も無く静観していたことと、 加えて後のダイとバーンの戦いの様子からしてもバーンが長期連載的都合もあって本領を隠していたことは間違いないことから、ザボエラの横槍が無かったとしてもどの道巻き返されてハドラーが窮地に陥った可能性が高いと思われる。 ○真 竜 の 闘 い オレは最後の戦う相手を… 勇者と決めた!! ハドラーを語るにはこれは欠かせない。 ダイとハドラーの最終決戦。 二人の闘気が混じり合い、ぶつかり溢れた余剰闘気が灼熱と化して両者を球状に囲い、余人の介入を阻む地獄のバトルフィールドと化す。 極めてハイレベルで、かつ拮抗した実力の者達の決闘以外では発生しない(*15)。 長い時を魔界で生きたバーンですら、下記の際に一度見聞きしたくらいで、まず起こりえないと言って良い現象。 真竜の闘いとはかつて魔界で竜族の覇権を懸けて行われた冥竜ヴェルザーと雷竜ボリクスの闘いの事。 負けた者に戦場を囲う灼熱の闘気が襲いかかるという至極危険な闘いであった。 オレのとるべき道はひとつしかない! 最もオレの心を沸かせてくれる者と戦って自らの生きた証を見せることだ!! 最早ハドラーはバーンの為に戦う気は完全に萎えていた。そもそも明確な反逆行為を犯した以上、魔王軍に居場所などない。 さりとてアバンを殺してしまった自分がダイたちの仲間になるなど有り得ようもない…ならばせめて、最も自分の心を湧かせてくれる者と戦い、自らの生きた証を残す。それがハドラーの最後の願いだった。 その相手に選ばれたのが、ダイであった。 ダイもまた、ハドラーとの決着をつけることを快諾した。 レオナは最初こそはバーンが控えている今、合理的には無意味な戦いをさせられないと反対するが、ダイ達の真剣さを見て理屈抜きの「男の戦い」を理解したのか、それ以上は何も言わず見届けることに決めた。 この挑戦を受けなきゃ…なんだか男でいられないような気がするんだ!!!……ゴメンね。後でいっぱいおれを怒ってもいいよ…!! ……!!(……もう。)(いつの間にこんな、大人っぽい顔するようになったのよ!)(コイツったら…!!) 後に余計な横やりを入れようとしたポップを逆に諫めている。 …あいつは甘いんだよ!!ハドラーの言い分なんて無視しちまえばいいんだ!! …それができないから…ダイ君は"私達のダイ君"なんじゃないの…? かくして地上に「真竜の戦い」が顕現したのである。 激戦の末、一度はダイの新必殺技・アバンストラッシュX(クロス)の前に倒れるハドラーだが、執念で再び立ち上がる。 折れた覇者の剣から、自らの命と引き換えに発する生命(いのち)の剣を携えながら。 …全員…敗れたか…! 親衛騎団!!ヒム! アルビナス! シグマ! よくやってくれた!!オレも、今すぐにお前たちの下に行くぞ…!!…思えば、魔王軍六大団長は、最強のメンバーだった。だが、ダイたちに勝つことはできなかった……指揮官であるオレの心に、野望と保身以外の感情がなかったからだ…!!おまえたちが、一致団結して生命をかけてくれた事が、このオレを高みに立てた何よりの証に思えてならん最後の最後で…オレは部下に恵まれた…!!さぁいくぞっ!!! お前たちの忠誠に… この一太刀で応える!!!! そして… ……ギガストラッシュ…! み…見事だっ!!! ハドラーは戦中にダイの編み出した究極の必殺技・ギガストラッシュの前に敗れる。 その時、ハドラーの目にはダイがギガブレイクを放つバラン、そしてアバンストラッシュを放つアバンの姿が被って見えたのであった… 思わずゲェッ!!という魔族時代みたいな悲鳴を上げてしまったのは見なかった事に 我が全身全霊ッ!!! 敗れたりっ!!! 死力を尽くしても遂にダイに敵う事はなかったハドラー。 だが彼はこの結果を誰よりも納得していた。 アバンとバラン、ある時はハドラーを脅かし、そしてある時はハドラーが生涯をかけてでも超えるべき目標とした偉大な宿敵達の技と力の前に敗れ去ったのだから… アバンの技に…バランの力か… フフッ…あれには勝てぬわ… ○獄炎の底で―炎の中の希望― 真竜の闘い直後、卑劣なキルバーンのダイヤの9による灼熱の罠の中、絶望に陥ったダイとポップ。 ……オレが生命を賭けてまで倒そうとしたアバンの使徒!それは不屈の魂を持った希望の戦士だっ!最後の最後まで絶望しない強い心こそがアバンの使徒の最大の武器ではなかったのかっ!! ハドラーはアバンの使徒の何たるかをダイとポップに怒号・叱咤する。 二人が易々と絶望する体たらくでは、自分はアバンの使徒のまがい物を倒すためだけに全てを捨てた道化になってしまう。 敗北は納得しても、ダイとポップがアバンの使徒としてまがい物であることだけは我慢がならなかったのである。 う…うるせえっ…せ…先生の…先生の仇のくせにっ………まるで先生みてえなこと言いやがって……! ダイとポップはこのハドラーの喝によって精神を立て直した。 更にようやく脱出方法を見出した際にポップを支えるべく、灰になろうとする体を酷使して助けた。 急げ…ポップ! 骸が動いたのだ…儲けものと思え!! だがポップはそんな彼に感化されて救出を試みた結果、ダイだけを逃がして自分は逃げ遅れてしまう。流石のポップももう魔力切れであり、打つ手がない。 ハドラーは炎の中でも、ポップの上に覆いかぶさり、庇い続けた。仮に救出された所で余命は幾ばくも無い自分を相手に、何故こんな馬鹿な事をしたのだと尋ねる。 ポップの答えは、意外なものだった。 …悪りィ… あんたに…見とれちまった… 仲間と共に、互いを支え合い、必死に努力しているハドラー達の姿が、どうしても他人のように思えなかった。 …どうしても、見捨てられなかった…。 ……敵をつい助けようとして死んじまうなんて…あの世でアバン先生に会ったら…怒られっかな……いや、怒らねぇや…。きっとおれの気持ちを…わかってくれるさ………涙もすぐ蒸発しちまうような色気のねえ死に場所だけどよ……一緒に逝こうぜ… アバン先生のいるあの世へさ…… このポップの言葉にハドラーは感動し、同時にポップを死へ追いやってしまった事にただただ後悔の涙を流しながら『人間の神』へ咆哮をあげた。 神よ……!! 人間の神よ!!!魔族のオレが…初めて祈る…!!!もし、本当に…おまえに人命を司る力があるのなら、こいつを… この素晴らしい男だけは生かしてくれっ!!! オレのような悪魔のためにこいつを死なせないでくれっ!!!…神よっ!!! そして、キルバーンの「死の罠」がフィナーレを迎えようとした瞬間…! …困りますよポップ。勝手に"あの世"なんかに行かれちゃ… …そんなところに行っても…私はいません…! ○宿敵(とも)との再会―魔王ハドラーと復活の大勇者― 灼熱の炎が消え、ハドラーは目を疑った。罠が消滅した事にではない。 目の前に、死んだはずの彼の宿敵……アバンが悠然と立っていたのだ。 アバンは自分の敵であるハドラーの傍らに腰を降ろし、崩れ逝く体を支え、かつてとは桁違いのその精神を称える。 …だが。 「…甘いッ!!相も変わらず甘い男よッ!!!ヘドが出るわぁッ!!!」 強力な地獄の爪を伴う右の鉄拳がアバンに向けて繰り出される。 …が、アバンを殺そうとしたと見えた鉄拳はアバンの横を通過していった。 ハドラーの目的はアバンではなく、背後から姿を消してアバンを殺そうとしたキルバーン。地獄の爪の直撃を食らったキルバーンは倒れた。もちろんこれだけでは死にはしなかったが この最期の一撃で右腕が崩れ落ち、今度こそ力尽きたハドラーはアバンの腕の中にその身を委ねた。 彼は崩れ逝く体と意識の中、「大魔王バーンは恐ろしい男だ! 情けは捨てろ! 冷徹になれ…!!」と彼なりの言葉でダイ達にエールを贈り(後にこのアドバイスは完璧に的確であったことが証明されている)、かつての宿敵に「お前の弟子はオレの人生を変えてしまうほどに素晴らしかった」と称賛した。 …そして、最期に新たな“友”となったポップに話しかける。 ……ポップよ…おまえたち人間の神というのも…中々粋なやつのようだぞ… …えっ!? …オレの…生命とひきかえに……オレがかつて奪った、大切な者を…おまえたちに返してくれた…… そのうえ……… オレの死に場所を…この男の腕の中にしてくれるとは… な…! かつての宿敵であった、偉大なる勇者の腕の中で、最後の後悔を晴らした獄炎の魔王は安らかに逝った。 自らの人生を全うした微笑みを浮かべながら… ――そして、一時の炎が如く、『武人』…否『武神』として激しく燃えて生き抜いた漢の逝った跡には、灰だけが残された。 このポップ、そしてアバンとの最期のやり取りは、名シーン揃いの今作でもベストに掲げるファンも多い。 そして、ポップもこの賛辞の言葉を送った。 …ハドラー… 最後の瞬間のあんたは…まぎれもねぇ…! 仲間…だったぜ… おれたちの…な…!! 口にこそ出さなかったものの、ダイも含めその場にいた全員が同じ思いを抱いていた事だろう。 このあまりの漢っぷりに読者は心を打たれ、人気投票で初のトップ10入りを果たす偉業を成し遂げる。(*16) 原作者の三条陸曰く「まさかハドラーがここまで武人になるとは思わなかった」。 【主な登場キャラクターとの関係】 アバン …おまえの力で…ダイたちを勝利へ導いてやってくれ…!それがオレへの唯一の礼だと思え!! 宿敵であり、生涯を懸けて超えるべき最大の目標。 自分の野望を挫いた男である事からその実力は認めており(*17)、かつての戦いの時と再戦時の二度「世界の半分をやるから部下になれ」と勧誘している。 また超魔生物になった後のハドラーにとって宿敵アバンの存在は超えるべき対象であった。 「俺はアバンを倒したが勝ったわけではなかった」「このままアバンに負けっぱなしなのは我慢ならない」と苦笑を浮かべながら部下達に語り、戦いの際には「己の立場を可愛がる男に真の勝利などない。これはお前達の師がオレにも遺してくれた教訓だ」と吼えた。 アバンの存在が敵であれハドラーにとっても非常に大きなものになっていたことが分かる。 そしてバーンと敵対する事になってなおダイ達と共闘できない理由にアバンの死を挙げており、アバンを殺した事への後悔もあった模様。 それだけに、最後の最後にアバンが再び現れた時、ハドラーはなぜアバンが生きていたか、またアバンからすればなぜハドラーがポップ達を助けたのか、お互い疑問符だらけの中それを確認する時間はなかったものの、ハドラーはアバンの生還に誰よりも安堵、過去の罪を清算したハドラーはアバンの腕の中で安らかに逝く事となった。 後に、アバンがキルバーンの罠・必殺技に窮地に陥った際、ハドラーは死んで灰となっても二度も彼を救っている。 バーニング・クリメイションの際にアバンの前に幻影となって現れた彼は、 かつて人間を苦しめた魔王とは思えない、優しい微笑みを浮かべていたのだった…。 アバンは「ハドラーがこんな奇跡を起こしてまで私を助けるとは」と発言しているが、 チウがヒムの復活を「悪に奇跡は起こらない!」と評した事と合わせると、このハドラーが起こした奇跡はハドラーがもう悪ではなくなっていたという何よりの証左と言えるだろう。 そして、バーンとの最終決戦の際にアバンが真・バーンの『カイザーフェニックス』を受けても戦闘不能になっただけで済んだのは、この時もハドラーの遺灰が護ってくれた可能性が高い。 長年の好敵手で在り続けたアバンとハドラー。 この二人の間にあったものは憎しみではなく、紛れも無い「友情」であった。 ダイ …悔いはない…むしろ感謝しているぞ おまえたちの手で地に堕ちてからが…オレの本当の人生だった 短い間だったが確かな手ごたえがあった…… 宿敵である勇者アバンの弟子。 ダイとの最後の戦いに於いては、彼の新必殺技である「アバンストラッシュX」に加え、実戦の中で究極の技「ギガストラッシュ」を習得させるという間接的アシストをやってのけている。 ある意味では、ダイにとってはもう一人の師匠といっても過言ではないだろう。 ポップ バカ者ッ!!! …うぬらそれでもアバンの使徒かっ!!? 宿敵である勇者アバンの弟子。 当初はポップのことは「アバンの周りをウロチョロしていた小僧」程度にしか認識していなかったが、加速度的に進歩する彼に何度も苦杯を飲まされる。 物語の中盤でザボエラと組んでの夜襲に踏み切った時は逆に「見損なった」と評され、これが切っ掛けで、保身第一の態度を改め、誇り高き武人として生まれ変わることになる。 キルバーンの罠によってポップを道連れにしてしまいそうになった際は後悔の涙を流し、「俺のような悪魔のためにこの素晴らしい男を死なせないでくれ」と魔族でありながら人間の神に祈るほどにポップを認めていた。 なお、後にポップが「人間の生き方」としてバーンへと啖呵を切る事になる「閃光のように」発言だが、ハドラーの生き様もまんまこれが当てはまる。 バーン バーン!!! 死ぬのはあなたの方だ!!!! 主君。 勇者アバンに敗れ死亡した際にハドラーを蘇生し、魔軍司令の地位を与えた。 しかしバーンからは最初から捨て駒も同然の扱いをされていた事を知り反旗を翻した。 キルバーン ある意味ハドラーにとって最大の怨敵。 ヘタレてた頃は彼が自分を始末するための刺客ではないかと内心ビビっており、武人となった後も人格的は信用していなかったようだが、 幾度となくダイ達との決闘に横槍を入れられ、ダイとポップが危うく死にかける事態にまでなった事に激怒。 自身の死に際にまで不意打ちを仕掛けようとしたキルバーンに「そう何度もつまらん邪魔は入れさせんぞ」とその人生最期の一撃を叩き込む。 キルバーンとの決着はハドラーの死を見届けたアバンが引き継ぐ形となり、ハドラーもまた死してなおキルバーンへの義憤故に幾度となくアバンを助力し続け、彼の勝利に貢献した。 クロコダイン 部下。 武勇と忠誠心を評価しており、クロコダインもハドラーの為なら死んでも良いと敬意を払っていた。 当時のハドラーは焦燥から嫌な奴になり始めていたこともあるが、この時のハドラーの部下は基本的にバーンから借りてるだけに過ぎないので、当時の彼に忠誠心を示したのは実は作中ではクロコダインくらいのもの。 実際クロコダインが寝返った際は「ヒュンケルはともかくクロコダインまでがダイたちに寝返るとは!!」と驚愕を露にしている。 ヒュンケル 部下。 直属の上司と部下の関係ではあるが、お世辞にも良好な関係とは言えない。 ハドラーはヒュンケルが人間であり、宿敵であるアバンの弟子であった事から、ヒュンケルの六団長就任には最後まで反対しており、ヒュンケルがバーンの寵愛を盾に度々独断専行する事を苦々しく思っていた。 ヒュンケルの方も幼少期はハドラーを家族を守ってくれる存在と慕っていたのだが、ハドラーがアバンに敗れた事で養父であるバルトスが死亡したため「お前がしっかりしていれば父さん(バルトス)は死ななかった」と、 ハドラーの事を軽蔑するようになっていた。昔憧れたヒーローが落ちぶれた様を見て幻滅したと言えば合ってるかも 実は養父であるバルトスの真の仇でもあるが、ヒュンケルはダイ達との戦いまでその事を知らなかった。 真実を知ってからはそれを理由にハドラーに決闘を挑むなどハドラーに対する憎しみもあったが、一度殺害したことで気が済んだのか、それともハドラーが武人となって魔王時代を超える精神性を見せるようになった事に思うところもあったのか、 以降はハドラーへの憎しみは一切見せず、人格的にも一目置くようになり、最終的にはヒュンケルの「家族を守って」散ったハドラーの忘れ形見となったヒムの助命のために命を懸けるようにすらなる。 ザボエラ 部下。 ハドラーが魔王として活動していた頃からの知己であり、その絶大な魔力と多種多様な研究物や収集品にハドラーは一目置いており、互いに上得意先だった。 魔王軍の創設の際にハドラーに狡猾さと出世欲を買われて軍団長にスカウトされた…と言えば聞こえはいいが、『勇者アバンと獄炎の魔王』で明かされたその経緯は大魔王の力を盾にした恐喝であった。 ハドラーからは「魔王軍で最も狡猾で残酷な頭脳の持ち主」「油断も隙もない男」と評されている。 ザボエラの方も(あんなスカウトをされては当然ではあるが)ハドラーに対する忠誠心は無理矢理サラサラなくハドラーが死んだと思った際は「マヌケなハドラー」と吐き捨てるが、 直後に生きていたハドラーから「オレとお前は最早一蓮托生。切り捨てるなら命はない」と脅しつけられ、ハドラーの命令でハドラーを超魔生物に改造した。 ハドラーを超魔生物に改造した際、体内に埋め込まれていた黒の核晶の存在にも気づいていたが、摘出したりせずそのままにしている。 これはハドラーの肉体に仕掛けができる存在=バーンしかいないと考えて手出しを恐れた可能性もあるが、ハドラーのためにそこまでしてやる義理が無いという忠誠心の低さでもあったと思われる。 超魔生物改造後は、独断でダイを襲撃したことがハドラーの逆鱗に触れ、魔牢に幽閉されてしまう。 その際アルビナスは「いずれ彼はハドラー様に災いをもたらします。一刻も早く処刑するべきです」とハドラーに進言したが、ハドラーは先の戦いで自分の為にザボエラが息子のザムザを喪っていることを汲み取り、魔牢に閉じ込めておくに留めた。 このアルビナスの進言は後に的中してしまい、バーンへの反乱を決断したハドラーは、決着まであと一歩という所でザボエラに妨害され、ブロックを喪う原因になった。 フレイザード 部下。 魔軍司令ハドラーが禁呪法で生み出した岩石生命体。 ハドラーがバルトスを処刑する際に「次の魔王軍ではお前のようなヤツは作らん」と宣言した通り、彼や親衛騎団と違い残虐非道で勝利のためには手段を選ばない性格。 「自分の存在には歴史がなく、手柄を挙げることでしか存在価値を示せない」との思いを抱いている。 魔軍司令となったハドラーは人間に敗北し大魔王の使い魔となった事実、軍団長を掌握し切れないどころか自分の地位を脅かしかねない者まで存在するなどの状況から魔王時代の自信を失っていた。 そういった状況下で追い詰められていたハドラーの心理が、フレイザードの虚栄心と形振り構わない残虐さという形で反映されたとも考えられる。 ミストバーン 部下。 物語序盤のへたれハドラーにはさほど思い入れもなかったが、中盤で漢となったハドラーには態度が一変。 命すら顧みず、バーンから与えられた最強の肉体を自ら捨てた(*18)ハドラーの覚悟に感嘆し、さらにバーンからの最後通牒を果たせなかったために処断される覚悟だったハドラーに 「六団長で一番誠意を示してくれたのはお前だったかもしれん」「その沈黙の仮面の下にある熱い魂を感じずにはいられん」 とこれまでの忠義と人間性を大絶賛された事に感動した節もあり、以降はハドラーの安否を気にかけるなど、良き同僚の関係になった。 超魔生物に改造される際も、ハドラーは自分が動けない間の魔王軍についてミストバーンに頼んでおり、ミストバーンもそれを承諾している。 最終的にはバーンの意向によってハドラーを切り捨てる事になるが、その後もザボエラがハドラーを嘲笑しただけでブチギレるなどハドラーへの敬意や情をみせるシーンがあり、バーンの為とはいえハドラーを切り捨てたのはミストバーンも本心では不本意だった模様。 それだけにハドラーもバーンの命令により信頼していたミストバーンから切り捨てられた時はショックを受けていた(ミストバーンの信条は知っているので「それがお前の答えか…」と納得もしているが)。 ヒム 超魔生物ハドラーが禁呪法で生み出した親衛隊であるハドラー親衛騎団の一人。 死したハドラーの魂はポーンであるヒムに受け継がれたと見られる。 この親衛騎団は禁呪法という概念から武人と化したハドラーの一心同体の分身ともいえる存在である。 そのためハドラーとその運命を供にするはずであったが、ハドラーの死以降も生きていた点、そして特徴的なハドラーの髪型が受け継がれた点、 またヒムについては「俺によく似ている」とハドラー自身が評したこともあるためそういっても過言ではないと考えられる。 後にヒムもまた「仲間」となったポップ達を救うべくハドラーのように命を懸けて血路を切り拓く事になるが、そんなヒムをポップは今度こそ取りこぼすことなく救出し、脱出に成功したのであった。 アルビナス ハドラーの親衛隊であるハドラー親衛騎団の一人で、団の中で唯一の女性型。 彼女からは主君としての忠誠だけではなく異性としての好意も持たれていた。 アルビナスに対しては特別な感情を持っていたようで、コンビニコミックスでは「オレには愛などという事はよくわからんが、アルビナスの死を知った時、オレの心は空虚になった」と言っていた。 それは「父親」としてのものだったのか、それとも… バルトス 旧魔王軍時代の部下でヒュンケルの養父。 魔王ハドラーが禁呪法を用いて作り出した禁呪生命体。 ハドラーの部屋へ通じる地獄門の番人を任せる程信頼を寄せており、バルトスが人間の子供(ヒュンケル)を育てていることにも「酔狂をする」と笑って許していた。 アバンとの一騎打ちの末に敗北し死を覚悟したものの、とどめを刺すところを彼の首に掛けられたヒュンケルから貰った手作りのペンダントを見て子供の存在に気づき剣を納めたアバンの器の大きさに感銘を受け、剣だけでなく心においても敗北したことを認め地獄門を通らせた。 しかし、この事がハドラーの逆鱗に触れ処刑された。 この件に関しては、本編での回想内ではハドラーがあまりにも小物感全開の八つ当たりを行ったように見えてしまう事やバルトスが優しさと武人としての矜持を持った魔物だったため同情を禁じ得ないが、 ハドラーの視点で評価すればただの臆した裏切り者の臣下でしかなく、人間の子供を育てるのを笑って許すほど信頼していた部下に裏切られたと考えればあれほどハドラーがキレたのも当然と言える。 バルトス自身も、ハドラーの八つ当たり気味の対応に動揺してはいるが、そのことに関しては恨み言一つ言ってはいない。 また、バルトスがこのような行動に出たきっかけとして決戦の最中にハドラーが新たな禁呪法による魔物を生み出した(しかも性格が下劣)事が判明して、ハドラーから信用されていない事を実感したためという納得できる流れが追加された。 それまでは直前にガンガディアが忠義を尽くした上で壮絶な最期を迎えたために、ハドラーに「俺のために死ねるか?」と言われて「勿論でございます」と即答して忠義を示しただけで読者一同からの株が爆下がりしており、 その後のこの展開で読者一同も「そりゃこんな事されたらアバンにヒュンケル託すよな」と掌返した そして、バルトスの処刑については行間が一気に追加された事により、バルトスも最初から処刑を覚悟していたが、八つ当たりのような形で無意味に行う事は想定していなかった(*19)事が描かれた。 処刑時にハドラーは、バルトスに向かって「くだらん正義感や騎士道精神を持ち合わせ、人間のような情愛にうつつを抜かす! あげくには敵に地獄門を通らせる大失態とは」となじったが、これは全て親衛騎団の面々に当てはまってたりする(*20)。 禁呪法を用いて作った命は、創造主の影響を受けるという設定を考えると、ハドラーの根っこは昔から変わってなかったのだろう。もし原作者が狙ってやった演出なのだとしたら、ハドラーにとって痛烈な皮肉である。 事実、処刑を行う際にバルトスから「自分のこの騎士道精神はあなたから受け継いだもののはず」「あなたはあなたらしさを失ったから負けた」「気高き精神を取り戻していただきたい」と忠言された際には心が揺れ動いている。 処刑後は過去の気高き自分を殺した事に涙を流しているかのような様子を見せており、この瞬間に本当の意味でハドラーは堕ちた(*21)のであった。 ブラス 旧魔王軍の幹部の一人で、勇者ダイの養父。 当時はバルトス等と共に四天王的な立ち位置だった。 その割には本編中ブラス個人に対してはまるで初対面であったかのように無視を決め込んでいた。 新アニメ本編でもフォローは特になかったが、アニメとの連動企画で新規連載された番外編「勇者アバンと獄炎の魔王」においては、 幹部として登用されたばかりの新参であったこと、配下となるモンスターの育成のために魔王軍本隊と別行動の上でデルムリン島に赴いていたため、 顔を覚えられていなかった、という形でフォローされている。 ロカ 勇者アバンのパーティーの一人で、アバンと初対峙したときから面識がある。 しかし当初は不意打ちとはいえ自分の腕を斬り落としたものの、「大した相手ではない」と評していた。 だが、2度目の対決時にはアバンを守り、命を懸けて立ち向かう姿に敬意を表し、結局ロカが名乗るのを拒否したが、名前を問うほどに認めるようになった。 【他作品への出演】 クロスブレイド アーケードカードバトルゲームで、原作漫画の連載開始以来31年目にして初のゲーム。 物語当初から登場するハドラーは第1弾からすぐに登場している。 多くがベギラゴンなどを使用するレアリティがドラゴンレア又はギガレアのカードだが、 第1、6弾にはシークレット(*22)、第4、5弾にはスーパーレアで登場するものもある。 ドラゴンクエストウォーク 2020年11月から2021年1月まで実施されたダイの大冒険コラボで登場。 イベントストーリー2章から登場し、同時にレイドバトルに相当するメガモンスターとして登場。 従来のドラクエのルールに沿ってハドラーと戦えるのはこれが初。HPは11万程度。 呪文による攻撃が主体で、メラゾーマやイオナズンなどを使用。 物理攻撃も2連続攻撃で呪文耐性を下げるヘルズクローを使うほか、痛恨の一撃が出ることも。 さらに4ターン目の終わりに「いま楽にしてやる…!」というセリフを挟み、次のターンでベギラゴンを使う。 ベギラゴンは耐性無して全体に400近くの大ダメージを与える強力な攻撃になっている。 幸い、通常は2回攻撃のところベギラゴンを使うターンのみ1回攻撃なので、防御かミラーシールドでやり過ごせる。 なお、ベギラゴンには「極大閃熱呪文」、イオナズンには「極大爆裂呪文」と、原作通りの漢字表記が当てられている。 こころは紫色でコストは92。 MPが高めで、高グレードのものはギラ系とイオ系の呪文ダメージを上げ、イオ系に耐性がつく。 特に、イベント終了直後におあつらえ向きに登場したギラ系呪文グランドインフェルノの強化に役立つ。 魂の絆 本編をなぞった「竜の軌跡」でボスとして何回か登場。 魔軍司令の姿では3列に火球(メラミ?)を放ったり、前方にイオラを撃ってきたりする。 超魔生物の姿では全ての列にイオラを連発してきて避け辛い。また、奥義の超魔爆炎覇もかなり強力。 そして2022年1月1日のイベントで、魔軍司令時代のハドラーが味方として実装された。 ミラドシアに現れたハドラーは、バーンの影響のない世界に戸惑いつつも、ゼバロと戦うダイ達と出会う。 ゼバロのモンスターたちと戦い疲弊したダイたちを襲うという考えをよぎったものの、ザボエラの口出しも無かったこともあって魔王としての誇りを優先し、一時共闘。 モンスターの討伐が済み、改めて戦いを挑んだ。 決着がついた後は、絆の勇者の説得を受けて改めて一行の仲間(共闘の継続というべきか)となった。 戦闘スタイルは炎属性と闇属性を扱う魔法使いタイプ。 奥義は広範囲に連続ヒットを狙える炎属性のベギラゴン、同じく広範囲にヒットする闇属性のオリジナル技・暗黒絶衝波が実装された。 闇属性は使い手が少なく弱点を突きにくいため、かなり貴重。 【余談】 名前の由来はギリシャ神話の怪物「ハイドラ」。 作中では鼻水を垂らすシーンなどはあるもののギャグシーンにまで参加することはなかったが、旧作アニメ時代に発売されたソーセージのCMでは、ダイとそれはそれは楽しそうにメンコで遊ぶシーンがあり、当時のファンに大いに笑いを提供してくれた。ハドラーファンは必見である。 ビックリマンチョコとのコラボ『ダイの大冒険マンチョコ』で、パッケージにも描かれていたハドラーを遠目で見たマフィア梶田氏は、作品に関する記憶が薄れていたのとデフォルメされた絵柄から、「その緑のゴブリン何ですか?」と共演者である声優の中村悠一氏に訊ね、中村氏はあんまりの言い様に衝撃を受けたことを当人たちのYouTubeチャンネルにおける上述商品の開封動画にて明かしている(*23)。 劇場版第一作目では設定が大きく異なり、15年前に勇者に倒された際に、デルムリン島に隠されていた6本腕の赤い邪神像に意志とエネルギーを封印しており、15年目の満月の夜に復活を遂げ、デルムリン等のモンスター達を暴れさせてダイとレオナ(*24)を襲わせる。だがダイが紋章の力を発動してモンスター達を弾き飛ばしたため、邪神像の姿のまま自ら動き出してダイに襲い掛かる。そして戦闘の末に弱点である額の目をパプニカのナイフで貫かれて倒された。 ま…まさか…完全に全ネタを使いはたしていたはずなのに… む…無意識状態においても…項目の追記・修正をするとは…! み…見事だ アニヲタ… 貴様こそ…真の…オタク… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 前半の中間管理職に落ちぶれてた時代のハドラーは半端じゃない気苦労だっただろうな。ミストバーン→「俺の部下なはずだけど…バーン社長のお気に入りで、実質俺より立場上じゃねぇ?」フレイザード→「禁呪で作った俺の子供みたいなもんだけど、明らかに俺を嘗めてる…隙あらば下剋上もやってきておかしくない」ヒュンケル→「ミストが連れて来た人間の若造だけど、明らかに俺を嘗めてんだよなあこいつ…」ザボエラ→「内心で俺の事を小馬鹿にしてるよね、分が悪くなったら別の奴に派閥代えるぞこいつ…」バラン→「バーン社長が連れて来たけど俺より遥かに強い…しかも俺の事を思いっきり軽んじてる…、つーか部下の一人も(ラーハルト)俺より強くね…?」クロコダイン→「こいつだけは裏表なく働いてくれる…裏切ってダイ側に着きおった!」 -- (名無しさん) 2022-02-24 23 10 58 73話最高過ぎた・・・アニメスタッフの方々には感謝しかない -- (名無しさん) 2022-04-18 09 54 35 あの時、アバン先生が駆けつけるのがタイミング良すぎるだろ、と僅かに思ってたけど、アニオリで挿入されたシーンで納得いった。ゴメちゃんが連れてきてくれたんだよ。ハドラーの「ポップを助けてやってほしい」という願いを叶えてくれたんだよ。きっと…! -- (名無しさん) 2022-04-18 18 38 43 獄炎の魔王で子供を庇って大けがしたアバンに対し「つまらんゴミを守るために早死にするのがお前の未来」と言うのが十数年後の自分の未来だったのがハドラー最大の皮肉にして成長だったな -- (名無しさん) 2022-06-23 16 10 01 ダイ大本編の回想だとクソ野郎なのにスピンオフでかっこよくなるのはズルいのに納得できるのがやっぱりズルい -- (名無しさん) 2022-07-04 23 50 39 最後がアバンの腕の中で…というのが、最高にイカしたシーンだと思う。もし他のキャラの腕の中だったら、ここまで感動的なシーンにはならなかっただろう(他のキャラの魅力がないのではなくて、因縁的に)。 -- (名無しさん) 2022-09-08 10 58 29 獄炎の魔王ハドラーが思った以上に強い -- (名無しさん) 2022-09-22 01 05 18 個人的に面白いと思うのが、バルトスを処刑した後もヒュンケルとのやり取り的に「バルトスとヒュンケルは親子」っていう、魔族と人間の共存関係みたいな点をごく自然に受け入れてる所。 -- (名無しさん) 2022-09-22 02 10 46 2021-10-16 17 45 59 バランならヒャド系を使えていてもおかしくないし(デイン系をメインに使っていた物の、設定上は竜の騎士はあらゆる呪文を扱えることになっている)、ヒャド系で黒の核晶を一時的に止められることを知っていてもおかしくない。しかしバーンが直接魔法力を送って起動させれば意味がないし、それ以前にハドラーの魔炎気でかき消されてしまう(キルバーンの頭部に仕掛けられた黒の核晶と同様)と判断し、使おうとしなかったのかも。 -- (名無しさん) 2022-09-22 02 52 47 アニメ版だとちゃっかりバラン黒の結晶凍らせた上で竜闘気で抑え込んでたな -- (名無しさん) 2022-10-09 18 26 03 懐かしいなあ -- (名無しさん) 2022-10-25 11 42 36 敗れ死んでしまった者は勝者の思い出の中でしか生きられない。というハドラーの戦いの美学は好きだな。敗者は勝者に名前を憶えてもらうのも名誉。 -- (名無しさん) 2022-11-09 00 14 26 よく考えたらヴェルザーが地上侵攻を企てなければ、アバンより先にバランに倒されてただろうし、仮にその戦いでヴェルザーが勝ってたら結局覇権は取れなかっただろうしで、昔から割と全方位詰んでる感あるの酷い -- (名無しさん) 2022-11-12 23 31 03 ヒュンケルにしてみれば、ハドラーは会社潰して、父さんやみんなを路頭に迷わせたくせに「何が魔軍司令だ。自分だけ職にありつきやがって」という気持ちだったのか -- (名無しさん) 2023-03-21 22 21 07 ↑2 バランがハドラーに狙いを定めていたのは獄炎の魔王でハッキリと描かれていたな。 -- (名無しさん) 2023-03-22 13 46 28 記事読むだけでシーンがありありと思い浮かんでしまうし泣いてしまうわこんなん… -- (名無しさん) 2023-06-25 13 34 32 もし、ハドラーがマァムがロカとレイラの娘と知ったらどう思うかな -- (名無しさん) 2023-07-02 19 54 07 カリスマ溢れる魔王だったのがどんどん我々のよく知る魔軍司令殿に近づいて行ってる -- (名無しさん) 2023-09-26 00 49 29 ちゃんと祈りの間で魔界の神を拝んでたり無頼漢のくせに妙なところで信心深い -- (名無しさん) 2023-12-15 14 59 43 こう言っちゃなんだけど獄炎の魔王はハドラーのメンタルがどんどん不安定になっていく過程を描いてるようなもんだからなぁ。レイラですら「前に会った時は残酷だけど威厳みたいなものはあった。少なくともグランナードみたいな下劣な奴じゃなかった」って認めてるし。そう考えると本編で超魔生物になってからの武人としての性格は成長したというよりは原点回帰したって感じなのかもしれない -- (名無しさん) 2024-01-21 13 19 06 配下の引きはダイやバーンにも決して負けないのに本人が崩れると恐ろしいほどに機能不全を起こすのがね。メンタルの上下が魅力だけど最初から本人が安定してたらガチで隙がないな。 -- (名無しさん) 2024-01-21 20 47 38 ↑2言ってしまえばSTAR WARS EP1~3のアナキンが、如何にダースベイダーになったのかってのと構図は一緒 -- (名無しさん) 2024-01-22 18 21 31 まさか令和の時代になってハドラーの若かりし頃が判明するとは! 一時的とは言えども、最終決戦時にはちゃんとメンタルリセット!してたのね -- (名無しさん) 2024-02-21 00 47 33 そういや今更だけど、シレっとハドラーが魔界出身である事が明確化されたんだよね。…こんなギラギラしながら一緒に地上攻め込もうぜって言いまわってるヤツが存在気付かないとかやっぱバーン様雌伏し過ぎなんじゃ -- (名無しさん) 2024-03-24 19 05 04 純血の竜の騎士や大魔王さまとまた違うカッコ良さと魅力があるのよね「超魔ハドラー」(魔軍司令の方は愛嬌がある) -- (名無しさん) 2024-05-06 06 55 14 ハドラー(の部下)とアバンで育てた勇者たちが大魔王倒したんだなあ、これが運命ってやつか? -- (名無しさん) 2024-05-08 18 58 49 魔王時代のハドラーも魔界の同胞たちの為に戦ってたからそこまで悪魔と違うかと。少なくとも地上に住んでる何千万という魔族やモンスターごと地上を吹き飛ばそうとした大魔王様よりわな。 -- (名無しさん) 2024-06-20 16 40 41 ゆーて魔界を見限ったハドラーとそれでも魔界にこそ太陽を欲したバーンの違いよ。何がそこまで魔界という土地へバーンを縛り付けるのやら。続編でもあればそこも明かされるのだろうか -- (名無しさん) 2024-07-07 16 48 13 ↑地元好きなタイプの人だったんじゃない? -- (名無しさん) 2024-08-18 17 50 17 ザボエラ部下にするシーン、よくよく見たらバーン様の威光振りかざしてる時点で「大魔王の使い魔」扱いを自ら肯定しちゃってるんだよね。そりゃ(本編開始当初の)ヒュンケルもミストバーンも軽蔑するわ -- (名無しさん) 2024-09-15 14 07 07 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2742.html
登録日:2011/05/05(木) 06 16 17 更新日:2024/09/04 Wed 01 37 15NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 ダイの大冒険 ツンデレ ドラクエ ドラゴンクエスト ロン・ベルク ・x・ 刀工 剣士 十字傷 星皇剣 東地宏樹 武器職人 漢 石頭 職人 職人の意地とこだわり 達人 魔族 ダイたちに出会ってからのこの数週間・・短いが本当に充実した日々だった オレは多少なりとも気に入ったこいつらと命を共にするさ・・!! 漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の登場人物。275歳。 CV:東地宏樹(2020年版) ●目次 【概要】 【人物】職人として 【作中での活躍】 【戦闘能力】技 【概要】 魔界生まれの魔族。見ための年齢は人間にして30代くらい? ヒュンケルの「鎧の魔剣」、ラーハルトの「鎧の魔槍」、そして大魔王バーンの「光魔の杖」を作り上げた、魔界では最高の名工として知られる男。 原作者によれば名前は「ロン」で、「ベルク」は魔界の鍛冶の流派などを示す称号らしい。 魔族には姓に当たる呼び名を持つ文化は少ないそうだ。 【人物】 生命かけるだけで勝てると思うなよ ムダ死にするぞ… 無愛想で気難しく、強い武器を作ることにのみ関心と情熱を持つ気質。 しかし肝心の担い手が無能ばかりの近況に失望、アホらしくなって武器作りを止めてしまう。 そして現在までポップの故郷であるランカークス村、その付近の森に隠れ住んでいた。 人付き合いの相手は、最近知り合い意気投合したポップの父・ジャンクくらいのもの。 ときたま「居眠りしながら作ったような」手抜きの武器をジャンクの武器屋に卸していた(それでもかなり強力な部類に入る)。 「王宮一の腕利き鍛冶屋だったのに気に入らない大臣を殴って引退した」という過去を持つジャンクは、ロンからすれば「他人に思えない」とのこと。 酒飲みであり、ジャンクと知り合ってからは彼によく差し入れてもらっているらしい。 どういうツテがあるかは不明だが、オリハルコンの次に硬い金属ならば平然と保有しており、彼の制作した武具は基本的に強力。 ダイの力に耐えられる武器を用意出来なかったとは言え、ジャンクの腕前も悪くはないはずだが、魔族ならではの年季の違いに加えてその違いも大きいだろう。 お断りだ たとえ魔界最強の実力者・大魔王バーンの言葉といえども オレの自由は束縛させない 過去、魔界に居た時期には大魔王バーン配下の鍛冶職人として、光魔の杖や鎧の魔剣など多くの武具を献上している。(*1) バーンもハドラーにもなかなか見せなかったその素顔を最初から見せ、直接宮廷での宴でもてなすほどに歓待していた。 だが、温い生活に自分が腐っていくことに耐えかねたロンはバーンの元を去ることを決意。「俺は腐りたくない」と離脱を宣言する。 一流の鍛冶であり優れた戦士でもあるロンはバーンにとっても惜しい人材であり直々に「最高の軍団の指揮を任せてもよい」と引き留めにかかるが、この提案を給仕の女魔族やミストバーンの前で「腐る」呼ばわりしたのだから、バーンとしてはある意味面目丸つぶれである。 バーンも尊大ながらもロンに対して無礼な態度は取っていなかったのであるから、ロンも断るにしても仮病なり謙遜なりで婉曲に断るべきものであった。 流石にこの態度があまりにも大人げなく、バーンの顔に泥を塗ってしまったことはロンも自覚があった。 それでもバーンは「あいつは余に刃向かえば敵わないことを知りながら己の命をかけてここを去ろうとしている」「死なすのももったいないし魔族の寿命は長いから気が変わるかもしれない」と気長に構え出奔を許したものの、バーンに対して絶対の忠誠を誓うミストバーンは激怒。 一人でいる所を襲われるが、バーンに対する詫びを込めて刃を避けず、顔に現在も大きく残る斜め十字傷を宿す。 …オレはバーンの顔に泥を塗った だからこの最初の攻撃だけはあえて受けた この傷はいわばオレの落としまえだ…!! …だが!!もしこれ以上を望むなら… オレも黙ってはいないっ…!!! 以降、ミストバーンとは互いに因縁の相手となっている。 人嫌いではあるが、魔族についても寿命が長いせいか人生の密度が薄くなりがちといった旨を述べており、自身も魔族でしかも元々は魔界に居て名声もあったのに、今は人間の近くで無名の鍛冶師として活動していることについてはこの持論が関係していると思われる。 職人として 武具を本気で作る際は、使い手となる者の手を本気で眺める・一方で武具の性能に慢心し頼ってその力を引き出せない者には怒るなど、「武具と使い手がひとつとなりその性能を最大限引き出す」ことを重視している。 剣の達人であるヒュンケルが「友の形見」という理由で慣れない槍に己の命を預け使っていた際にはその覚悟を褒めて大層気に入っていた。 バーンに対しては、バーンが真の姿では武具を必要としておらず(*2)自分の命を守ってくれた武具を無碍に扱うなど、人の性根を武具を介して見るのが得意なロンにとって武具を大切に思っていないバーンはロンと相性最悪。ロンがバーンの元を去るのも必然だったと言える。 【作中での活躍】 初登場はダイがバランとの戦いを終え、竜の騎士の力を自力で扱えるようになった物語中盤ごろ。ダイの武器作りを依頼されるも、前述の理由でだるそうに即却下。 しかしその直後、ダイがバランの「真魔剛竜剣」を折ったと知ったことで大興奮。自身が求める最高の剣に格下の「鎧の魔剣」で対抗し、尚且つ折って見せたと聞いたのだから当然ではある。 ダイの潜在能力に魅せられて依頼を快諾、全精力を注いで「ダイの剣」を作り上げた。 剣の材料に必要な金属オリハルコンには、かつてダイがロモス王から贈呈された「覇者の冠」を鋳潰したものを使っている(ニセ勇者のパーティー(ダイの大冒険)参照)。 これ以降は度々損傷する武具の修繕の他に、自ら剣を取ってダイとヒュンケルを鍛える場面も見られる。実の所、剣士としての実力も折り紙付きで、1人でミストバーンと互角に渡り合えるほど。 ちなみにヒュンケルも、剣を使うのであれば同レベルの達人。そうでありながらラーハルトの形見「鎧の魔槍」の使用にこだわる姿に、実に満足そうな笑みを浮かべている。 しかし、ダイが覇者の剣を手にしたハドラーに敗れてダイの剣の修理に来た時は「同じ材質だからといってどこぞのナマクラに負けて帰ってきた」と露骨に不機嫌な表情も見せて指南役を買っている。 ちなみにジャンクには「自分が剣を使える」ことを明かしていなかったらしく、ダイとヒュンケルの二人を相手に稽古をつける姿を陰から覗いていたジャンクは、「す、すげぇ…!ロンの奴…どうやら俺は、とんでもない男と友人になっちまったようだ…!」と驚愕し呟いている。 ダイ達に武器を届けに来てそのまま最終決戦にも参加。理由は「こちらの方が面白そうだから」「(光魔の杖に対して)武器が凄いのではなくバーンが桁違いに強い」「極端な話、バーンはナイフ一本持っても強い。武器屋にとってこんな白けた客はいるか」といったもの。地上でミナカトール(破邪呪文参照)の魔法陣を守るべくミストバーン相手に奮戦した。 この時に後述の星皇剣を使用する羽目になっている。その結果……。 なお最後まで人間側に付くスタンスを崩さず、地上が消滅するという間際にバーンから「助けてやろう」と誘いを受けるも、やはりこれを断っている。 なお本作がエンディングを迎えた場面では両腕の傷を癒しながら、戦いを通して弟子となった青年・ノヴァの面倒を見ている彼の様子が描かれている。 【戦闘能力】 武器職人としても超一流の名工であるが、実は剣技の腕も卓越した超一流の剣士でもある。 その技巧は専用武器がないとはいえダイとヒュンケル2人を一度に相手取り稽古を付けてしまえるほど優秀。 そもそも彼が武器作りにこだわったのは、自身の剣技に耐える武器が欲しかったから。 この話の際に自身が魔界最強の剣士だったということを明かしており、実際バーンからも魔軍司令の座を与えようと考えていたほどの実力を持っていた。 魔界に生まれて10年も経たないうちに最強の剣技を極めたはいいものの、その最強剣技「星皇十字剣」の反動には武器も耐えられず、武器ごと両腕が崩壊。 70年ほど経ってようやく両腕が完治した後、武器の未熟さゆえに腕を壊した経験から己の最強剣技にも耐えられる武具を作ろうと鍛治師の道を選んだ。 ダイに協力したのは、武器が実力に着いてこない歯がゆさに共感したからでもあったとのこと。 技 星皇十字剣(せいおうじゅうじけん) …あの世でせいぜい自慢しろ オレがくれてやった…その十字の餞別をな…! ロン・ベルク流剣術最強奥義。 ロンが放つ最大の技で、最大まで力を溜めた剣によって敵を十文字に斬り捨てる豪快な一撃。作中では後述の「星皇剣」を持って放った。 その威力はザボエラの操る超魔ゾンビを文字通り十字に分断するほど。 技の特性として大きな反動が使用者を襲うらしく、星皇剣はおろかロン・ベルクの両腕の機能までもことごとく破壊した。 製作武具については、専用項目があるのでそちらを参照。 いずれの武器も高品質である上、多くはダイのパーティーにとって不可欠な役割を果たした。 やれやれ おまえにはまず項目の追記・修正のしかたを教えなきゃならんようだな…! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 武器の性能を引き出してくれる使い手ってのは重要だけど引き出し過ぎる使い手までいっちゃうとダメなんだな -- 名無しさん (2013-12-05 23 12 18) 星皇剣の材料って何だろう? オリハルコン? 魔剣の金属? -- 名無しさん (2014-02-09 22 42 25) ↑多分オリハルコン。まだ未完成だって言ってたから材料不足だったんじゃないかな? -- 名無しさん (2014-02-09 23 13 09) ↑いや魔剣の金属だろ。オリハルコンだったら砕けないだろうしそもそも簡単に手に入らないだろ -- 名無しさん (2014-02-10 00 02 55) ヒムの腕「だよな。」 -- 名無しさん (2014-02-10 00 53 16) 雑魚駒 「せやな」 -- 名無しさん (2014-08-04 15 46 51) バーン様の場合、それほど本気出さずに作ったものを最高傑作みたいに扱われたから、阿呆らしくなるのも無理ないな -- 名無しさん (2014-12-13 10 50 19) その光魔の杖すらもバーンに取っては護身用 自身の肉体があらゆる武器に勝ると認識してるからな ロンベルクに取ってはつまらなくても可笑しくないか -- 名無しさん (2014-12-17 15 43 15) 最近なんでダイ大っていろんなトコで持ち上げられてんだろ? -- 名無しさん (2014-12-17 16 33 46) ↑3ドラクエ辞典wikiに有ったけど、あれバーン様とすこぶる相性良かっただけで、実態はリミッターなしの理力の杖でしかないからね -- 名無しさん (2015-02-25 09 38 41) ブラックロッドみたいな光魔の上位互換をダイたちがバーンに敗れてからすぐに作れちゃうぐらいだしね、それを最高傑作言われたらそりゃね -- 名無しさん (2015-03-22 22 30 12) 初めて名前が出た時は、ザボエラの親戚みたいな妖怪じじいの姿を連想したっけ。というか存命してたとも思ってなかったから本編に初登場したときはビックリしたっけなあ。 -- 名無しさん (2015-04-02 11 34 25) ↑2 冗談ってか試行錯誤段階の悪ふざけみたいなもんだしな、そりゃ超天才に合わせたピーキー作るのも腕だが、万人が最高って言える傑作作るのも物作りの腕ってもんだぞ -- 名無しさん (2015-11-20 21 03 04) バーンは剣士としての彼を求めたが、言ってみれば作家としての自分に命をかけてる人物が、小説の方はさっぱり見てもらえずに、副業のピアニストの腕だけ褒められたようなもんなのかもな。それでいくら待遇がよくても、そこにいたら自分は潰されてしまうと感じたんだな -- 名無しさん (2015-12-02 23 41 17) ナイフ一本もっても強くなる、は例えとして正しいのか。バーン本人が強すぎるから自分の武器もその辺のナイフも誤差程度にしかならんという意味か。 -- 名無しさん (2016-05-01 16 45 33) そんなところだろうね、こんな職人肌が「雑貨屋でなんとなく買った包丁が、よくきれた」みたいな応対されればそりゃ怒るわ -- 名無しさん (2016-05-01 17 48 58) ドラクエの魔法武器は、基本的に一つの武器に対して一つの呪文なのに、一つの斧に三つの呪文を持たせるグレイトアックスを作ってしまうロン・ベルクさんすげー! -- 名無しさん (2016-05-25 11 07 43) 一流の芸術家が作りかけの作品を高値で買うと言われて作りかけだと断ったら即座に完成させられて、しかも予定より出来の良い作品を作られて、「ほら。金をだした甲斐があった。」とか言われたようなもの -- 名無しさん (2016-05-26 03 59 58) 真魔剛竜剣を折ったと聞いた時のはしゃぎようや、ハドラーの覇者の剣に負けてきたダイに対するキレッぷりがなんかかわいい。 -- 名無しさん (2016-07-18 22 38 35) ↑×3 クロコダインの技や武器は実際のゲームだったら漫画以上に重宝すると思う -- 名無しさん (2016-08-27 21 25 21) 唸れ轟火真空爆音!って言ったらロト紋みたいな合体魔法になったんだろうかw -- 名無しさん (2016-09-08 09 45 26) サモンナイト クラフトソード物語ってゲームやっていてこの方を思い出した。登場人物が戦士兼鍛冶屋な所が似ている。 -- 名無しさん (2016-11-22 02 01 32) 伝説の名 エロン・ベルク -- 名無しさん (2016-11-22 03 35 22) 光魔の杖に纏わるエピソードに関して、バーン様の凄さとか、ロンベルクのある種の絶望とか、正にこれぞロマン武器な感じとかがわかりやすく伝わってきて凄く好き。 -- 名無しさん (2017-01-20 18 11 10) 真魔剛竜剣ってこの人が目標にするほどすごい剣かな?どの戦いでも肝心な時に役に立たないのに -- 名無しさん (2017-04-05 00 45 19) ↑使い手である竜の騎士の竜闘気に耐えられる数すくない剣だから、全力で使える武器が無かったロンからすればそんな剣を作りたいという目標になったんじゃないかな?想像でしかないけど。 -- 名無しさん (2017-05-17 03 13 11) 剛竜剣はメタルキングの剣みたいなもんだろ。特殊能力ゼロだけど、シンプルに攻撃力だけは高い。 -- 名無しさん (2017-05-17 04 05 35) ハドラーに負けた時のダイは、鬼岩城との戦いで消耗してたんだけどね…まあ全快状態だったとしても、当時のダイでは勝てなかっただろうけど。もし覇者の剣じゃなくて真魔剛竜剣に負けたとしても、同じように怒ったのかな -- 名無しさん (2017-06-16 18 38 06) ↑むしろ真魔剛竜剣に負けたらもっとキレてる気がするw -- 名無しさん (2017-06-27 00 41 27) 光魔の杖はロンとしては凡作もいいとこなんだろうが、作中では相当活躍してんだよな。この人がもうちょいいい加減な人ならダイたちももっと楽に勝てたろうに。 -- 名無しさん (2017-09-02 03 04 23) 魔剣の金属って、名前は無いのかな。名付けるとしたら、魔鎧鋼と書いてアムドメタルとか? -- 名無しさん (2017-12-08 18 35 26) ↑2光魔の杖なかったらバーンとの初対決時にハドラーが殺されて連載終了だったんだけどな -- 名無しさん (2017-12-08 18 48 04) 光魔の杖が無かったらダイの剣も多分折られなかったしその過程は色々乱暴やな -- 名無しさん (2018-01-11 23 48 04) バーンのとこにいたころにオリハルコン貰おうとか考えなかったのかな 簡単に手に入れて来てくれそうなイメージあるけど -- 名無しさん (2018-02-03 01 01 02) 「部下になったらオリハルコンくれるってマジ?」「マジだぞ」「だが断る」 こんな流れだったんじゃない? -- 名無しさん (2018-02-03 02 06 10) 光魔の杖の光刃が出るギミックってバーンでもなけりゃ数秒でガス欠になりそうなものなのに、ロンはなに考えて献上品にしたんだろう? -- 名無しさん (2018-04-02 15 13 33) ↑ そりゃ、数合わせで他の武器を取ると思ってたんだろ -- 名無しさん (2018-04-02 16 08 59) 「教えてどうする?杖を手にした大魔王は完全無欠だから気をつけろとでも言えってか?」いやいや使用中は魔力を膨大に消耗するから長期戦に持ち込めば勝機が出るとか言えるでしょ... -- 名無しさん (2018-06-02 11 21 05) 酒飲んで腐ってる暇があったら星皇剣を完成させるのに時間を割くべきでは…というツッコミは野暮か。多分後付だし。 -- 名無しさん (2018-06-02 13 05 09) ↑いろいろやなことあって腐っていったから完成させる気も起きなかったわけで、順序が逆ではないか -- 名無しさん (2018-06-02 13 25 05) 完成しなかった理由を「ダイ達の武器作ってたから」って言ってる辺り、割と完成手前までは酒浸りの時点で手を付けてたようにも見えるんだよね -- 名無しさん (2018-06-02 13 30 28) ↑4素手の状態でも守りきるのは無理とポップが判断するくらいだし杖ありで長期戦に持ち込む方が無理ゲーだと思う。 -- 名無しさん (2018-09-01 00 05 46) 多分常人の魔法使いが光魔の杖使ったら、一回使っただけでMPすっからかんになっちゃうのかな。 -- 名無しさん (2018-09-01 08 53 51) 常人だったら威力低くなる分それ相応の消耗ペースになるのでは。バーンの要求出力が大きいからどんどん吸い上げていっただけで。うんと振り絞れば常人でも光刃が作れるのかはわからんが -- 名無しさん (2018-09-01 22 25 15) ↑そもそもリミッターっていうのは使い手の魔力を食いつぶして自滅を防ぐための安全装置なんだから、常人が使ったらあっという間に魔力が枯渇してミイラでしょ -- 名無しさん (2018-09-01 22 56 43) バーン専用武器として作られた訳ではないのだから、開幕即ミイラなんて欠陥にもほどがある武器だとは思えないが -- 名無しさん (2018-09-01 23 42 57) ある程度調整出来たとしてもバーンの様子を見るにうっかりするとすぐミイラになりそうではある -- 名無しさん (2018-09-02 00 00 50) 真魔剛竜剣に勝つために作ってよく出来た剣が過去の自分の凡作に簡単におられたらそりゃやる気なくすわな。 -- 名無しさん (2018-09-02 00 41 11) ↑まちがえた。よく出来た剣さえも凡作で簡単に越えられる相手なんてそりゃやる気無くすわな。ある意味光魔の杖で真魔剛竜剣超えてるぞって言われてるようなもんだし。 -- 名無しさん (2018-09-02 00 48 26) 光魔の杖は元々、たいした強くもない理力の杖に毛が生えた程度のものとして作られたんだから莫大な魔法力がなくとも扱うこと自体はできるのは明白。光刃形態はロンが言ったようにバーンが手にして最悪の武器に「変わる」結果で、本来想定された力を逸脱した状態だから莫大な魔法力がなければ扱えないのだろう -- 名無しさん (2018-09-02 22 30 57) アニメに出てたら声優は誰になっていただろう。 -- 名無しさん (2019-04-24 19 57 50) グレイトアックスの呪文が3種類に増えたのは幼心に「え?そんだけ?」ってなったw まあ攻撃力とかもちゃんとアップしてんだろうけど -- 名無しさん (2019-06-09 04 16 03) ↑2 青二系の声優さん多いし、役柄やキャスト被り避けて行くと戸谷公次さんが合ってたかもね -- 名無しさん (2019-06-09 06 20 27) ダイ大のキャラの由来は単純なことが多いから、これも鍛冶屋ということで「炉」と「くべる」から? -- 名無しさん (2019-06-12 14 35 06) まあ職人としては不満は大きいだろうけど、あれだけ相性が良ければ使い手たるバーンからすれば「最高傑作」と言いたくなるのは分かる。老人体である彼にとっては剣やら槍やら斧やらは扱いにくかったのかもしれん。(メタなことを言えば絵面のイメージの問題もあるけど) -- 名無しさん (2019-06-12 19 54 28) ミストとロンの、お互いの意地をかけた男くさいやり取りが最高に好きだ -- 名無しさん (2019-06-12 20 59 30) 武器の性能も凄いが、何よりヤバいのは「ダイの剣と鎧の魔槍の修復補助」「鎧の魔槍の性能強化」「ダイの剣用の鞘作成」「魔甲拳とブラックロッドとグレイトアックスを作成」を同時に数日でやっちまった事のような気がする… -- 名無しさん (2019-08-01 09 38 13) 光魔の杖の本来の使い方は「触手部分で敵を拘束・魔法封じをしてから叩く武器」説をあげてみる。この使い方なら相手が強力な魔力の持ち主であるほど有効だし、バーン本人にとっても厄介だから自分で確保したとも考えられる。 -- 名無しさん (2019-08-20 11 36 40) 居眠りしながら作った券でもドラゴンキラーより強そうなのが、ダイ大のドラゴンキラーがDQ2水準で攻撃力50だとするなら鎧も魔槍が85→90なので居眠り剣の攻撃力は60程度かな? -- 名無しさん (2020-11-24 16 54 45) 70年ほど再生に時間がかかるという事はノヴァの生涯をかけて作られた真・星皇剣で星皇十字剣を放って耐えたのを老齢のノヴァの最期に見せるのだろうな -- 名無しさん (2021-02-07 22 01 14) ジャンクの店にある手抜きの剣とロンが装備してる剣は結構違う、ロンが特訓や最終決戦の時に装備してたのは90年前に装備してた剣が同じだね -- 名無しさん (2021-04-27 00 16 02) オリハルコンの次に強力な金属ってなんだろう?ファンタジーだとミスリルとかかな? -- 名無しさん (2021-05-25 17 46 49) 声優は内田直哉さんがいいな。 -- 名無しさん (2021-06-01 14 58 22) ロン・ベルク級の腕前って作中の強さ指標として正直具体的なイメージ掴み辛い、剣の腕前はロン・ベルクに並ぶと言われたヒュンケルがラーハルトに圧倒されたりしたからだろうか…あれはラーハルトも単純に超達人の域とも言えるだろうけど -- 名無しさん (2021-06-01 15 30 54) ↑3 魔界にある金属つながりでアイテム物語に出たエビルメタルとか? -- 名無しさん (2021-06-01 16 18 10) 名前が「・」(中黒)が入ってるのは何故かって話、「ベルク流のロン」というイメージだったそうな(ダイ好きTVより) まあ↑の「くべる」「炉」に理屈をつけただけかもだが -- 名無しさん (2021-10-29 07 03 13) 「覇者の剣ごときに〜」ってセリフ、今見ると半分は嫉妬の気持ちもあるのかなと思ったな。少なくともかつては、人間にも覇者の○○シリーズを作った、自分に匹敵しうる職人がいたんだから。そして、もうこの世にいないことも… -- 名無しさん (2021-11-21 00 55 06) 態度こそぶっきらぼうだが認めた相手には親身に接してくれる。 -- 名無しさん (2021-12-21 18 21 30) ↑12 ブラックロッドは光磨の杖の改良(最高傑作言われてムキになって作った)、魔甲拳は星皇剣最終形試作品の打ち直し(ロン・ベルクが必要としてる能力と方向性としては同じ)なんじゃないかな。補修改修は武器自体にもある程度その機能がついてそうだし、完全新作はグレイトアックスだけ。だから割とコンセプトが雑(適当に呪文つけただけ。いや、十分強いんだけど)に見える。 -- 名無しさん (2022-01-09 16 45 33) ただブラックロッドって光魔の杖みたいにカラミティウォールやドルオーラの防御みたいな使い方できるのかな? -- 名無しさん (2022-03-28 00 47 06) ↑ポップが天地魔闘の構えを崩すときに、全残りの魔力込めたらエネルギー放ってたから、同じ機能は持ってるんじゃないかな -- 名無しさん (2022-05-12 12 25 56) オリハルコンの次に強力な金属 おそらくロトの鎧の素材であるブルーメタル。でもゲームだとロトの鎧の錬金にオリハルコンが使われるんだ・・・。 -- 名無しさん (2024-05-02 10 27 09) ブラック・ロッドなど一気に製作したことがネタになるけど、さすがに試作品があってそれを改良して持ってきたんじゃないかな。さすがのロンで数日で1から複数個の武器を作るのは無理だろうし。ただ技術系特有のスイッチが入って数日徹夜でも平気だった可能性も否定できないが・・・。 -- 名無しさん (2024-05-02 10 30 38) いつ頃地上に来てたんだと思ってたけど……アバンvsハドラー時代にはいたっぽい? -- 名無しさん (2024-06-21 16 05 23) 確かに獄炎のあのシルエットはロンっぽいが、まだ確定じゃないからなあ。もしかしたらラーハルトの親父だったりとか、ついでにラーの親父とロンは実は血縁でしたとかの設定が出てくる可能性も、無いとは言えんからなあ -- 名無しさん (2024-06-29 08 12 02) ↑ そして読者全員「だ、誰だお前!?」になったという -- 名無しさん (2024-07-28 00 05 05) あのメンツの武器がロン制作のもので、全員負けてさらにやる気なくしてポップの親父さんの村付近に行くとかかな -- 名無しさん (2024-07-28 00 09 53) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47088.html
登録日:2021/01/25 Mon 02 26 18 更新日:2024/02/06 Tue 09 47 34 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 ダイの大冒険 ダンジョン バーン バーンパレス フェニックス ラストダンジョン 不死鳥 城 大魔宮 大魔王からは逃げられない 大魔王バーン 宮殿 悪の巣窟 死の大地 王宮 移動要塞 空中要塞 要塞 魔王城 魔王軍 …行くぞ…皆の者よ… 世界に破滅をもたらすために… 漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場する空中要塞。 「大魔宮」と書いて「バーンパレス」と読む。 ●目次 【データ】 【概要】死の大地 【構造】 【主な施設】魔宮の門 前部ドーム 攻撃基地 中央部 白い宮庭(ホワイトガーデン) 天魔の塔魔力炉 主城 心臓部 【兵装】 【乗組員】 【余談】 【データ】 全長:3150m 横幅:3150m 高低:550m 武装:ピラァ・オブ・バーン×6 【概要】 大魔王バーン様が「死の大地」の地下に建造した自身の居城にして魔王軍の総本部。 正門である「魔宮の門」が数百年開かれていないと言及されている事から、本編の数百年前には建造されていたと思われる。 地上界消滅作戦の要となる空中要塞だが、外観は「地上の強敵を一蹴したときに天翔ける不死鳥」をイメージした優雅なものとなっている。 当初は「死の大地」の地下に存在していたが、「黒の核晶(コア)」の爆発によって地表部が消滅し姿を現した。 バーンパレス全体の材質には、金属と岩石を合成して作り出した「魔鉱岩」が用いられている。 これは、合成元となった物質の中間の性質を持ち、バーン様の魔力を受けて浮力を発揮する特殊な鉱石である。(*1) この仕様上、バーン様が常に魔力を供給し続けることでバーンパレスの浮力が保たれている。 作中においては各所が戦闘によって壮絶に破壊されているのだが、バーン様の超魔力が健在である限りは左程時を置かずに修復する(*2)。 死の大地 地図上で北西にある岩山と岩だけしか存在しない荒れた島。 「世界の果て」や「最後の秘境」と言われ、動植物が存在しない不毛の大地。 この大陸に入った人間はまともに帰ってこれないという曰くつきの島だが、実は大地の真下には魔王軍の真の本拠地である「バーンパレス」が秘匿されていた。 【構造】 宮廷の下部にある心臓部には「生体魔力炉」があり、バーン様の魔力を受けて常に一定の高度で空中を舞う。 全体構造として、 入口となる「魔宮の門」を擁するドーム状の機首 最上階にバーン様の宮殿を戴く中枢部 5箇所の攻撃基地 と計7つの区画で分かれており、各区画を骨格のような連絡通路で繋ぐことで形を成す。 中心部には屈強な魔界の魔物達が、そして大魔宮内各所にはキルバーンが仕掛けた数々の悪辣な罠「殺しの罠(キル・トラップ)」が存在する。(*3) 加えて大魔宮全体をバーン様の魔力から成る強力な結界で覆っており、特殊な呪法をかけられた者は透過できるが、それ以外の者は通過できないため不用意に入ると脱出不可能になってしまう。 なおこの結界は空気が薄まっているであろう空の上でも地上と変わらずに呼吸できる他、『黒の核晶』の爆発も防御できる優れ物。 「大破邪呪文」(ミナカトール)発動後はバーンパレスの機能停止と同時にこの結界は消失しており、空を飛んでの侵入は可能となったが、結界が消えたとしてもバーン様を始めとしてハドラー親衛騎団や大量のモンスターまでいるので普通の人間では近づくことすら難しい。(*4) レオナは「大魔王の本拠地だからゲトゲトに気持ち悪いのを想像していた」と発言しているが、荘厳で美しい外観通り内装も優美で美しく、超一流の宮廷そのもの。 この事から、バーン様の美的センスは人間のそれとほとんど変わらないようである。(*5) 同時に、レオナの台詞からうかがえる人間の魔族への先入観。 内部はその優美さを誇る目的と敵に侵入された時の対策として、敢えてゴチャゴチャした迷宮にせず、ほぼ基本の通路一本道のみで構成されている。(*6) 普通、RPGのラスボスのダンジョンは何層にも分かれた迷宮がセオリーなだけに、この点も異質と言える。 作者の描く手間を省く優しい仕様 施設面でも充実しており、側近の各部屋や各モンスターの控え室や居住区、食事の際の広間、「白の宮庭(ホワイトガーデン)」という美しい噴水のある広場等のレクリエーション施設もあるなど、人間が住んでも意外と住み心地が良さそう。(*7) 恐らくは食糧や水を貯めたり、自力で作れたりする施設もあるのだろう。(*8) 胴体部分に備わっている巨大な塔「天魔の塔」の上にある城の内部がバーン様の私室と謁見室になっているが、魔力炉の暴走の際にダイの「ドルオーラ」によって(半分不可抗力で)ドームから上を吹っ飛ばされてしまった。 これには流石のバーン様も「見事に余の主城とアニメコレクションを吹き飛ばしてくれたな」とキレかけていた。その為ダイに勝ったとしても、バーン様は家を失った訳で…。ちょっとカワイソス。 そんなバーンパレスだったが、最終決戦の際の竜魔人化したダイと全盛期の力を取り戻したバーン様の戦いの衝撃には耐えられず大破。 バーンパレス全域への魔力供給を維持することもままならない程の深手をバーン様が負ってしまったことで、破壊された部位から次々に崩落し始めた。 バーン様はダイを除く勇者一行をバーンパレス中枢奥深くの心臓部に閉じ込めていたが、彼らもバーンパレス諸共墜落して道連れとなる運命にあった。 しかし、墜落するまさに寸前になって、ヒムの「グランドクルス」によって中枢部に風穴が空き、ダイを除く勇者一行はバーンパレスから脱出。 彼らがルーラで外界に着地するのと全く同時に、バーンパレスは墜落し、大炎上を始めた。 ちょうど、炎から生まれ、炎に還っていくフェニックスのように…。 【主な施設】 魔宮の門 「死の大地」から侵入するために通らなければならない門。 海中にあるので発見自体が困難。大魔宮の構造的には艦首側に設置されている。 魔王軍はルーラで自由に出入りできるため問題ないが、普通に入ろうとすると魔宮の門を開かなければならない。 だが、その魔宮の門も数百年開かれたこともなく、「竜の騎士」の力でも開かないとされている。 竜の騎士は本来一つの時代に1人しかいないためそう言えたはずなのだが、作中ではダイとバランという2人の竜の騎士がイレギュラーな形で同時に存在していたため、この2名の力によって砕かれた。 前部ドーム 魔宮の門に入った先に存在する大きな部屋。 フェニックスの頭部分に相当する。 本来は大軍を出撃させる時に兵士たちが待機する場所として作られた多目的ホール。 ハドラーがダイとバランを待ち構えていた場所であり、ダイ達がバーン様との初対戦時に戦った場所。 攻撃基地 バーンパレスの五か所に設置された基地。 それぞれフェニックスの左右の翼部分・三本の尾羽の先端部分に設置されている。 五か所すべてに「ピラァ・オブ・バーン」が搭載されており、眼下への攻撃が可能。 ハドラー親衛騎団が決戦を邪魔させない様にそれぞれ別の攻撃基地付近にダイとレオナを除くアバンの使徒を移動させ、戦闘の舞台になった。 中央部 バーンパレスの中央に存在する巨大な施設。 バーン様の居城本体であり、中には魔力炉、天魔の塔、主城など、バーンパレスの主要施設が存在する。 魔宮の門と同じ様な門があり、それ以上の封印が予想されたが、アバンの「破邪の秘法」で強化したアバカムで開かれた。 心臓部は魔力炉と同じ生命体をベースにした機械だが生きており、あらゆる魔力を吸収する性質を持ちポップ達を閉じ込めた。 また、攻撃基地と同様に「ピラァ・オブ・バーン」が搭載されている。 白い宮庭(ホワイトガーデン) 中央部の入り口から長い廊下を抜けた先にある空間。 この空間でダイたちは休憩を取り、休憩終了と同時にミストバーンとの戦闘になった。 ミストバーンが言うには、ここはバーンパレスの中で最も美しい場所のひとつだとされている。 なお、ここを抜けた先には天魔の塔がある。 門からここまでは脇道の無い一直線の道であり、侵入者を撃退しやすい造りになっている。 天魔の塔 バーン様の主城へ向かう途中にある巨大な塔。 階段は螺旋状になっており、最上階がバーン様の居城となっている。 居城の真下は大きなドームになっており、劇中では半壊状態の為詳細は不明だが、恐らくは来賓を招いての舞踏会のような催しや、コロッセオのように決闘場として使う多目的ホールのようなものだったのかもしれない。 途中には通気口があり、その先には魔力炉が存在する。 魔力炉 バーン様の魔力が供給されることでバーンパレスを稼動させる装置。 上述の通りバーン様はバーンパレス全体に常時魔力を送り込んで浮遊させているが、魔力炉が高度の維持といったバーンパレスの制御を担っている。 この魔力炉が完全に機能停止すると、どこぞのラピュタよろしく天へと舞い上がり続けたり(*9)とバーンパレスの運用に支障を来す。 魔力炉は心臓部と同様に生きており、自分の意思で動くことができる。 ミナカトールの力でバーン様からの魔力の供給が絶たれた影響で強い飢餓感から暴走した。 普段はドラムーンのゴロアが管理人として管理しているが、魔力炉が本気で暴れ出すと、竜の騎士でさえ指一つまともに動かせなくなる超高重力をもってしても制御不能になってしまう。 主城 天魔の塔の最上階にあるバーン様が普段滞在している城。 戦艦で言えば艦橋に位置する部分。 玉座のある頂上の主城部分が「ドルオーラ」によって崩壊し、そのひとつ手前の部分が決戦場となった。 心臓部 最終決戦でダイを除くパーティーの仲間の全員がバーン様によって落とされた場所。 内部の壁は魔力炉と同じく魔力を吸収する材質で出来ているのだが、その吸収力はザムザの「生体牢獄(バイオプリズン)」など比較にならないレベルで、「メドローア」はおろか生物の天敵であるはずの「閃華裂光拳」すら吸収してしまった。 魔力を使わない物理、闘気技なら傷はつくが、異常な回復力も持ち合わせているため「ドルオーラ」並みのパワーでなければ完全に破ることはできない。 最終的にヒムの「グランドクルス」によって貫かれ、その瞬間にポップとアバンがルーラを使うことで全員が脱出に成功した。 【兵装】 ピラァ・オブ・バーン …チェスでもそうだが…真の勝者は最後の一手を決して悟られないように駒を動かすものだ 地上に実力者を残しておいては万に一つでもあの柱の秘密に気付かれる恐れがある だからこそこの決戦を挑ませたのだ 最初からラストポイントを決戦場に指定してな バーンパレス唯一の攻撃兵装。 左翼、右翼、尾翼、後方左翼、後方右翼、中心部、計6門装備されている。 その実態は天空高くから巨大な柱を猛スピードで落とす質量兵器。 性質上単発しか撃てないが、それでも着弾すれば一国の王都をも灰にし、何もないクレーターに変えてしまうほどの威力を持つ。 この兵装の真価は頂部に装備された巨大な『黒の核晶』。 最後の柱の投下後に爆破指令が入り、約6分で全てが爆発する仕組みになっている地上破壊計画の中核を成す武装。 バーン様はこれを世界の6箇所に撃ち込んで魔の象徴・六芒星(*10)を世界規模で描き、核晶の破壊力を増大させてより確実に地上を消滅させようと目論んでいた。 【乗組員】 基本的に戦闘はキルバーンやミストバーン、バーン様御本人が担うからか、純粋な戦闘要員としての乗員は少ない。 なお、旋回・攻撃などの操作もバーン様の意思ひとつで自在に行える為、操舵手や航海士、オペレーターなどと言った航行の為の乗組員も基本必要としない。 マキシマム …ミストバーンたちだけにはまかせてはおれませんわ そろそろ大魔宮(バーンパレス)最強の守護神である自分にお声がけの時…かと…! 自称「大魔宮(バーンパレス)最大最強の守護神」。 配下のオリハルコン軍団を率いて侵入者の迎撃と排除を担う。 詳細は項目を参照。 ゴロア 魔力路があの子を食べてる間 勇者のおまえを殺ってしまえば大手柄…!! 出世のチャンスだム~ン!!! CV 高戸靖広 バーンパレスの動力源である魔力炉の管理人。語尾に「ム〜ン」と付ける癖がある。 上半身は鬼のような姿で下半身が丸型の太鼓になっており、この太鼓を叩くことで重力場を発生させる。 元々は小さな太鼓型のモンスターである一介の雑魚モンスター「ドラムーン」だったが、魔力炉の管理者とするため大魔王バーン様の力で進化させられた。 天から降ってきたような超魔力によって力だけが肥大化したためか、根は小心者な割に野心家で、日陰者の船底暮らしにうんざりしていた。 ジャンプ連載当時、読者がデザイン案を投稿する参加型企画によって生み出されたモンスターという出自もあってか、その能力たるや凄まじいものがある。 少なくともダイ以外が手にすると極めて重い(*11)ダイの剣を片手で軽々持てる程パワーもあるが、所詮戦闘面に於いてはズブの素人。戦場における思考力も鈍く、あとは重力波以外にはこれと言った決定打を持たない。 ただし、その超重力が尋常でなく強力。 重力波で押さえつければ、竜の騎士であるダイでさえ、紋章の力を限界まで引き上げても身動きひとつ取れなくなってしまう。 この一芸においては六大軍団長をも優に凌ぐと言ってもよい。 極めて高い魔法耐性と身体能力を持つダイですらこの有様なので、ダイの仲間達がゴロアと遭遇していた場合には壊滅状態に追い込まれかねない、とんだ伏兵であった。 大破邪呪文ミナカトールの影響で暴走した魔力炉がレオナを捕らえた際には、最初は重力場で魔力炉の暴走を押し止めようとした。だが、 「魔力炉の暴走を止めたところで、怨敵たる勇者ダイが仲間を助けようとするのを手助けするに等しく意味が無い」 と遅まきながら気づき、ダイを倒せば一気に出世できると思い立って、重力場でダイを拘束。 ここで強烈な重力場にも耐えるダイの肉体を傷つける手段をゴロアは持ち合わせておらず膠着状態に陥りかけたが、 「自分の剣で倒されてしまった魔界の剣豪」の昔話(*12)を思い出した事で、ダイの剣を用いてとどめを刺しかけて、ダイを限界まで追い詰めた。 しかし、それが逆にダイの逆鱗に触れて双竜紋を覚醒させてしまい、反撃を受けて気絶。(*13) 目覚めた頃には魔力炉は真っ二つに両断されてしまっていた。 追い詰められたゴロアは最後の手段に魔力炉と融合。バーン様の制止も聞かずダイを襲うが、ダイが新たに身に付けたドルオーラによって魔力炉ごと吹き飛ばされてしまう。 何とか生き残ったものの、魔力を失ったせいか元の姿に戻ってしまい、ダイたちから逃げて行った。 護衛兵 侵入者の撃退を命じられた、バーンパレスを守護する何百何千という魔界出身モンスターの軍勢。 本作においてはDQⅣ以降に登場するモンスターは強力な魔界のものとされているが、バーンパレスに守護するのは、グレンデルやてっきゅうまじん、ライオネック等、後半に登場するとりわけ強力な雑魚モンスターを主とした構成である。 尤も、信の篤い精鋭部隊を自称していたが、中央部への立ち入りを禁じられた門前の警備員達に過ぎず。覚醒を遂げたヒュンケル一人にほとんど蹴散らされ、最終的に覚醒したヒムにより壊滅してしまった……。 とは言え、新アニメでは戦闘シーンが追加されており、オリハルコンの肉体を光の闘気で包み込んだヒムにはダメージにこそならずとも、幾度か拘束し鉄球や火炎の攻撃を浴びせて曲りなりに奮戦していた。これがヒムより機動力と耐久力で劣るヒュンケルであれば、多少なりとも手傷を負わせていたと考えられる。 そして何より、この時のバーンパレスが邪なる力を大きく減じるミナカトールの影響下にあったことを考慮する必要はあるだろう。護衛兵がミナカトールの影響下に無ければ、本来はより強力な防壁として役目を果たし、勇者一行に小さくない損害を与えたのは想像に難くない。 【余談】 データの欄でも分かるように、バーンパレスはデカい。とにかくデカい。 3150mという大きさは、あの『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』のフォートレスマキシマス(全長3000m)とほぼ同じ大きさである。 現実の船や軍艦を比較対象にしてみると、2021年現在最大の軍艦は、アメリカの空母『ジェラルド・R・フォード』の全長333m。 並びに、豪華客船ならば『シンフォニー・オブ・ザ・シーズ』の全長362m。 バーンパレスは単純計算でもジェラルド艦の約10倍の大きさという事になり、戦艦と言うよりは、ほぼ小さな都市国家並と言える。 架空の戦艦でも、有名どころではヤマトが最新のデータで全長333m、マクロス艦が全長1210mなのだから、 そのケタ外れさがお分かり頂けるだろう。 こんなのが空を飛んで来るんだから、間近に見た人達の絶望感(と、ちょっぴりの羨望)は半端ではなかっただろう。 そしてトラップ回避の為とは言え、いきなり約10km全力マラソンしろと言ったアバン先生ェ… 死に体だったとは言え、ポップが走ってヘトヘトになるのも無理ないかもしれない…。 バーンパレス自体がとんでもなくデカくて広い故か、移動は基本的に合流呪文(リリルーラ)で行っている。バーンパレスの中を歩くだけでも運動不足にはならないかもしれない。 また、その形状からバーンパレスで最も高い部分、低い部分がある中央部を巡るには550mの上下移動を必要とすることになる。 現実世界の感覚で考えれば東京タワーの約1.5倍前後である。 天魔の塔単体でもその高さは約200mは確実にあるため、居城のみに限定しても相当の高層建築物と言えるだろう。 リリルーラやトベルーラが使えなければ完全にエレベーターが欲しくなる高さである。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] バーン様の性格からして内装も自分であれこれ考えて手配したんだろうな。来客を招く予定も無かったのに拘るあたり暇つぶしでもあったんだろうけど -- 名無しさん (2021-01-25 11 43 53) 魔宮の門が数百年開かれてなかったらしいから建造から少なくとも数百年は経っているはず -- 名無しさん (2021-01-25 12 11 11) 初期位置的に魔界で運用していたのを地上で使おうと天井を削岩する形で死の大地地下に持ってきていたりして -- 名無しさん (2021-01-25 12 58 34) 魔宮の門は硬いが天井はそうでもない様子。ギガデインで穴空いてるし。 -- 名無しさん (2021-01-25 14 25 37) ちなみにマクロスが1200m, -- 名無しさん (2021-01-25 14 37 27) しかし、アバンとラーハルトは一体どうやってここまで来たんだろうw -- 名無しさん (2021-01-25 20 04 58) ↑アバンはリリルーラで合流したらしい。ラーハルトは元魔王軍のメンバーだからルーラで入れたか、もしくは飛竜とかに乗って侵入したんじゃない? -- 名無しさん (2021-01-25 23 01 28) ベルサイユ宮殿が全長550mらしいからマジで宮殿というか小さな都市だな -- 名無しさん (2021-01-26 09 22 55) ミナカトール効いてれば普通に空中から入れるんじゃない?後から合流するおっさん達がそんな話をしてたような。 -- 名無しさん (2021-01-26 13 19 34) 死の大地の地下にいつからあったんだろう。建造したとすればミストバーンがヒュンケル拾った頃には開始してただろうか。まさか魔界からこの地下に持ってきたなんてことは・・・ -- 名無しさん (2021-01-26 13 24 04) ピラァ・オブ・バーンや、それ等に設置された黒の核晶もだけど、バーンが倒された後はどうなったのだろうか。もし続編が実現していたら、これらも何かの伏線に・・・? -- 名無しさん (2021-01-26 22 40 29) ↑黒の核晶は上手く使えば新しいエネルギー資源として利用できるかもだが、とりあえずは立ち入り禁止にして封印するしかないだろう。魔界編まで連載が続く事が決まってたら、本編のように全壊にならずに修復されて、人間・モンスター・魔族の連合軍の旗艦として活躍するなんて胸熱な展開が見れたかもしれないな。 -- 名無しさん (2021-01-27 00 30 03) レオナの大魔王の本拠地云々は、地底魔城の事思い出してかな。自分とこの国にあった元魔王の本拠地なんだし。でもあそこもそんなに悪趣味ではなかったかな -- 名無しさん (2021-01-27 23 34 53) バーン様は魔界にも城を持っているけどそれらも名前はバーンパレスなんだろうか? -- 名無しさん (2021-01-28 01 43 24) レオナ姫の印象に残る魔王軍。故郷を滅ぼした不死騎士団(ゾンビ・骨)、自分をとらえた氷炎魔団(美的センス不明の無機物)。その親玉の城が気持ち悪いものと思うのも残当 -- 名無しさん (2021-04-26 12 13 32) いくらでっかいとはいえ、自分の本拠地で核爆弾起爆するのはアホでしょ。しかも搭載している本命に誘爆しかねないのに -- 名無しさん (2022-02-04 22 32 55) ってことはピラァ・オブ・バーン投下は、中身がぎっしり詰まった少し小さい東京タワーが降ってきたようなものなのか? いや、もっと小さいかな? -- 名無しさん (2022-05-08 01 03 06) 材質について、バーンの魔力と関係なく構成する物質それ自体が浮力を持ってる、という記述があります。 -- 名無しさん (2022-07-31 13 14 16) ラピュタに似てる -- 名無しさん (2022-08-12 22 41 34) 天魔の塔が死の大地からはみ出してなかったということは、親子竜はどんだけ深海まで潜ったんだ… -- 名無しさん (2022-10-11 00 58 52) しかも天井は落雷で穴が空くし -- 名無しさん (2022-10-11 00 59 44) 最初から天井部分に穴を空けて侵入すれば良かったんや -- 名無しさん (2022-10-11 01 00 53) ↑3 ハドラーの剣と同じく明らかにサイズがあってないんで、空間圧縮したり入り口以外は異次元にある、もしくは(魔界から翔び上がってくるイメージで)垂直方向に埋まってるんだがゴロアの重力操作で「下方向」を錯覚させてるのかもしれない。 -- 名無しさん (2022-10-11 06 04 35) 死のトラップや守護神wの存在があるあたり、意外と敵に攻められることを考えてるな。 -- 名無しさん (2022-10-23 19 27 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2998.html
登録日:2011/06/26 Sat 21 54 42 更新日:2024/07/24 Wed 21 59 25 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 1/2クロコダイン いいか!画像検索するなよ! かませトド かませ犬 ちょっと強いトドマン ガメゴンロード クロコダインもどき ダイの大冒険 トド トドゼルガ トドマン パワータイプ ボラホーン 何故か定期的に上がる項目 冷気属性 天下無双(笑) 怪力 杉村憲司 海の王者 海戦騎 獣人 竜騎衆 超竜軍団 錨 風評被害 海の王者、海戦騎ボラホーン! 参りました!! 漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場するキャラクター。 ●目次 【プロフィール】 【概要】 【人物】 【戦闘能力】◆装備 ◆使用技 【作中の動向】 【プロフィール】 種族:トドマン 年齢:人間換算で30歳前後 異名:海戦騎 CV 杉村憲司(2020年版) 【概要】 魔王軍の超竜軍団長・竜騎将バランの直属の配下である『竜騎衆』の一人で、『海戦騎』の異名を持つ。 トドマンと呼ばれる獣人系の種族で、外見はまんま人型のセイウチ。トドなのかセイウチなのか…… 相方としてガメゴンロードを従えている。 【人物】 竜騎衆は魔王軍の所属ではなく『竜の騎士』であるバランのためだけに存在する部隊であり、ボラホーンもバランに不滅の忠誠を誓っている。 また軽口を叩くガルダンディーを諌めたり、抵抗できない相手を嬲り殺す行為に嫌悪感を示すなど戦士として一定のプライドはある様子。 しかし、本性は傲慢かつ卑怯であり、勝利の為なら背後からの不意打ちや人質をとるなどの行為も平気で行うなど、真の戦士には程遠い。 相棒として海竜ガメゴンロードを従えるが、相棒との絆は特に無かったようで、倒されてもだらしないと一蹴したのみで、 残忍ながらも相棒に対する愛情は強かったガルダンディーと違い、相方のガメゴンロードに対しても辛辣。 さらには上司の顔に泥を塗ってでも勝とうとするなど、あまり救いようがなかった。 またガルダンディーの仇であるポップの命についてどうでも良いと断言し、自分に重傷を負わせたヒュンケルを始末することに執着している事から、(*1)ガルダンディーが倒されたことに憤ってはいたものの、実際は仲間の死よりも自分のプライドを傷つけられたことの方が許せなかったようだ。 初見で武人タイプ・外道タイプなどはっきり分かりやすい本作においては、一見正統派の戦士のようで意外と卑劣という点では珍しい存在。 とは言え敵を倒そうとしたことには変わりないし真面目に仕事はしていたのに同僚に後ろから殺されるというひどい目にあった彼に対して同情の声もある。 ただ主のバランも部下に対して甘いところがある一方で、正々堂々や誇りを尊ぶ武人でもあった(*2)ので一概にラーハルトが間違っていたとも言い難い。 そもそもバランは人間を薄汚い存在と思いこむことで人間と戦っていたのだから、やり返しているだけとも取れるが自分たちが薄汚い真似をしていたら元も子もない。 【戦闘能力】 獣王クロコダインと似た典型的なパワーファイターで、ドラゴン数匹を圧殺するポップのベタンにも無傷という圧倒的な防御力が自慢。 またクロコダインとはブラッディースクライドで腹をブチ抜かれたり人質を取ったり(後述)、共通点が多い。 しかし防御力はさておき、自慢の腕力はヒュンケルに余裕で拳を受け止められる程度。 アークデーモン達に鎖で捕縛されても全く苦にしない化け物が相手なので仕方ないのかもしれないが…。 また、この時ヒュンケルは自分の仲間にこの倍は腕力のある奴がいるとも述べており、おそらくクロコダインを指していると思われる。 たまにネタでマァムのことだとも言われる(*3) ちなみに終盤で公開されたクロコダインの力が158なので、ヒュンケルの言葉通りだとするとボラホーンの力はどう高く見積もっても80未満となる。(*4) もっともヒュンケル以下であることは間違いないが、この件は言葉通りではない可能性も高い。 なお、後年発表された前日譚において、海の実力者として一目置かれる魔物オトギリ姫が登場した。 その彼女は電撃を帯びた毛髪等多芸な魔物であり、その奥の手としてボラホーンと同じく凍てつく息を放てるのだが、その威力は精々ヒャド止まり。 この描写からして、気軽に強烈な凍てつく息を放てるボラホーンは、口先だけのトドマンではなく海の王者を名乗るに足る実力者ではあったのだろう。 ◆装備 鋼鉄(はがね)の錨 鎖付きの巨大な錨。 ドラクエ本編には登場しない本作のオリジナル武器。 形状としては鎖鎌やモーニングスターに近く、ボラホーンは鎖分銅のように扱っている。 ◆使用技 ブン回し→叩きつけ 「この程度の力量で我ら竜騎衆と本気で戦おうとは…笑わせるにもほどがあるぞォッ!!!」 相手に絡みつけた鋼鉄(はがね)の錨を振り回し、地面に叩きつける技。ルーラで飛翔しようとしたポップを捕らえて放った。 ボラホーンの怪力も相俟ってその破壊力はポップを一撃でダウンさせるほど。 え?魔法使いで旅人の服しか装備してない紙装甲のポップをダウンさせる程度? パンチ(右ストレート) 「よくも、このワシの自慢の牙を!!! 粉みじんにしてくれるぞ…!」 「悪あがきならさっさとしろ。先を急ぐんでな」 ガメゴンロードを軽々と持ち上げるほどの怪力を用いたパンチ。 天下無双と謳われるパワーを誇るものの、ヒュンケルには通用しなかった。 「これで天下無双の力とは笑わせる。オレの仲間には、おまえの倍は腕力の強いやつがいるぞ」 竜騎衆、クロコダインも参戦すると知ってビビるくらいの実力者だったはずなんだが 凍てつく息(コールドブレス) 「プハァッ!!!」 「…フッ!そいつは…これからよ!」 マヒャド級の威力を持ち、ポップのメラゾーマをも一瞬で粉雪に変える吹雪を吐く。 その威力は、ラーハルトをして「これで決まりだろう」と思わせる程。 怒りの旋風(アンカーブロウ)/粉砕コールドブレス 凍てつく息(コールドブレス)によってガチガチに相手を凍結させ、 その後も油断せず息を吐き続けながら鋼鉄(はがね)の錨を投げつけ粉砕する、ボラホーンの必勝戦法。 尚、劇中では名称はない(前者はソシャゲの『星のドラゴンクエスト』、後者はアーケードゲーム『クロスブレイド』で命名)。 かなり理に適った戦法でこれに関しては自信を持つのも分かる話で、上記の通りラーハルトもブレスが決まった段階で勝利と予想していた。 しかし鎧の魔剣の前にはブレス系も通用しないらしく、意にも介さず平然と鋼鉄(はがね)の錨を受け止められぶん投げられた。 逆に言うと鎧の魔剣がなかったら油断したヒュンケルは粉みじんにされていたに違い…うん、違いな…………ヒュンケルの事だからピンピンしていそうと思った君の気持ちも分かる。 ヒュンケルが鎧化(アムド)を使ったのはこれを喰らっている最中である…ただし、実際は喰らう直前に鎧化(アムド)したと思われる。 【作中の動向】 初戦で息子であるダイの記憶を消去したバランは、確実にダイを奪い取るために竜騎衆全員を呼び出した。 その後、万全の布陣でバランと共に進軍する道中、単身現れたポップと交戦。 「身のほどをわきまえぬガキめ!! 貴様なんぞがバランさまに手を出そうなどとは百年早いわ!!」 足止めを喰うものの、重圧呪文(ベタン)をものともせずポップを瞬殺しかけるボラホーン…しかし止めを刺す寸前にガルダンディーに横取りされる。 ガルダンディーは弟分だった相棒を殺したポップに怒り心頭になっており、獲物を譲る形になった。 その後はガルダンディーがポップを嬲り物にするのを冷ややかに見ていたのだが、突如襲来したヒュンケルの助太刀とポップの一撃によりガルダンディーは殺されてしまう。 『おっ…おのれいッ! よくもガルダンディーを…ただではすまさんぞ!!』 同僚ガルダンディーの死に怒ったボラホーンはそのままヒュンケルと戦闘。 奮戦するが一方的に牙をヘシ折られ殴り飛ばされ、止めにブラッディースクライドで腹を刔られたことで敗北。 かませ犬同然に死亡した……かに見えたのだが……! 『ポップ!!!』 『さぁ武器を捨てろ。さもないとこの小僧の頭を握りつぶすぞ!』 『おのれ…卑怯な…!』 流石はクロコダインの系譜、なんと腹から湯水の如く血を垂れ流しながらもタフネスで生き残っていた(*5)。 そして動けないポップを人質にとり、再びヒュンケルと対峙する(*6)。 『グフフフッ…いい心がまえだ!動くなよ!』 ポップを盾にされ手も足も出せなくなり、ポップの命と引き換えに死を受け入れるヒュンケル。 そして勝利を確信したボラホーンが止めの一撃を振り降ろそうとした…その時…… ドガッ 口から喉へ貫通した槍、飛び散る鮮血……人質という竜騎衆の名を汚す戦法を取ったボラホーンはなんとラーハルトの放った槍によって絶命、倒れてしまう。 まさか同僚に殺されるとは夢にも思わなかったに違いない(*7)。 その後、遺体はバランによって森に運ばれ、バランの生き血を与えられていたことが判明。 竜の騎士の血は強靭な精神力を持つ生物を蘇生する効果を持つのだが、残念ながらボラホーンが生き返ることはなかった。 ってか、バランにも「ラーハルト以外は無理だろう」と思われていた。うん、お前は泣いていい。 なお、ボラホーンの人質作戦は後にマキシマムによって再利用されたが、結果は…。 アニヲタがあッ!どこまでも項目をなめおって!! 天下無双とうたわれたこの海戦騎ボラホーンさまの追記・修正!!うけてみるがいいわあッ!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ボラホーンとクロコダインのホモ本を見たときは絶句した。無駄に絵が上手かったし。 -- 名無しさん (2013-10-31 09 28 52) ↑やーめーろーよー -- 名無しさん (2013-10-31 09 37 39) ワロタww どこに需要があんだよ -- 名無しさん (2013-10-31 09 49 43) 泣いていいも何も追い詰められたら人質とるような精神じゃ無理に決まってるやん。 -- 名無しさん (2013-10-31 10 36 52) ああ、俺も見たわ…やっぱり男がいれば腐女子って食いつくんだな… -- 名無しさん (2014-01-22 21 52 55) ぶっちゃけパンチの威力は技術の比重が強いから、単純に腕力が半分とは言えない。 -- 名無しさん (2014-01-22 22 08 30) 腐じゃないだろ…作者もホモだよ -- 名無しさん (2014-01-25 11 54 16) くろこだいいいいいいいいん! -- 名無しさん (2014-01-25 12 18 09) 見た目の割にやってることセコイ -- 名無しさん (2014-03-02 19 27 33) ていうか何故項目作ったwww -- 名無しさん (2014-04-03 00 25 52) 実際生き返ってたらどうするつもりだったのか。自分を殺したのはラーハルトだし、主には「どうせ生き返らない」って言われてるし。 -- 名無し (2014-04-03 07 58 39) ↑バランは情深いから自分の直属の部下には情けはかけるだろ、鳥と違ってボラホーンは勤務態度は真面目だったようだし -- 名無し (2014-04-03 11 51 58) 「 -- 名無しさん (2014-12-14 20 21 22) 「抵抗できない相手を嬲り殺す行為に嫌悪感を示す」……ほんとに? -- 名無しさん (2014-12-14 20 21 46) 改心して最後に復活してれば黒のコア凍結作戦に参加できたのに。「ガチガチに凍りついたところを攻撃すればどんな相手でも粉々・・・!これがワシの必勝戦法よ!」→その瞬間、世界が輝いた! -- 名無しさん (2014-12-14 20 41 19) ↑折角凍らせた爆弾を叩くなww -- 名無しさん (2015-02-20 17 30 05) まあ、仮に生き返ってもクロコダインとキャラ被るし、噛ませ犬にしかならないだろうから仕方ないよね… -- 名無しさん (2016-05-11 16 40 40) 瀕死の重傷を負いながら己のプライドを捨ててでも主のために敵を倒そうとした漢 -- 名無しさん (2016-09-28 19 37 48) ↑2 クロコがヒュンケル以上に頑丈だったのが良くなかったな。 -- 名無しさん (2016-09-28 22 25 29) 生き返ったボラホーンとクロコのおっさんコンビが盾となってダイたちを守る展開も悪くない -- 名無しさん (2016-10-14 20 38 12) トドマンがレベルどんくらい上げたらこうなれるんだろうか -- 名無しさん (2016-10-14 20 57 24) ボラホーンとクロコダインの -- 名無しさん (2016-12-23 12 28 55) 薄い本は意外と絵がきれいで純愛だったりするから見てどうぞ -- 名無しさん (2016-12-23 12 29 48) ボラホーンでググッたら画像の上のほうに例のクロコダインとの同人誌の画像が出てきた。起訴 -- 名無しさん (2017-01-07 19 52 28) アシベのゴマちゃん風のAAがあった。 -- 名無しさん (2017-05-06 10 22 12) お前の倍は~でクロコダインじゃない人が思い浮かんだ奴は俺だけじゃあるまい -- 名無しさん (2017-05-24 17 37 03) 小物臭いけど、普通に龍騎衆で一番真面目な人だと思う。言っちゃ悪いがラーハルトの行動は利敵行為だし -- 名無しさん (2019-02-10 12 45 10) 2chの連載中スレでフェンブレンと一緒にマスコットになってたのを思い出す -- 名無しさん (2019-02-22 19 08 57) クロコダインの焼けつく息(ヒートブレス)とついをなす凍てつく息(コールドブレス)。これはラーハルトの代わりに生き返っていたらクロコダインと口内メドローアを放って敵を消滅させていた可能性 -- 名無しさん (2019-11-22 17 10 06) 再アニメ化に関連して、コメ一発目の件がまた話題になってて草 -- 名無しさん (2019-12-23 00 12 35) 再アニメ化でクロコダインと一切接点がないのがバレそうな男 -- 名無しさん (2019-12-23 00 20 44) メンタルではひよっこからようやく脱皮しかかっていた頃のポップ以下なのねこいつと鳥 -- 名無しさん (2019-12-23 00 45 02) いやぁポップはあの頃相当にメンタル強いでしょ。憎まれ役を引き受けられる上、死ぬのが怖くて仕方ないはずなのにメガンテ敢行、ゴメちゃんが語り掛けたのもあるだろうが死にながら呪文を放つとメンタル面はくそやばい -- 名無しさん (2019-12-30 15 11 18) ↑2 ボラホーンの敗北にメンタル云々は関係ない。私情で利敵行為に走ったラーハルトが悪い -- 名無しさん (2019-12-30 17 53 15) ↑バランの血で復活できなかったことに関してでしょ -- 名無しさん (2019-12-30 18 17 18) 六大団長相手だと、ザボエラになら小細工なしの正面対決では勝てるかもってくらいか。 -- 名無しさん (2020-04-18 09 30 35) 最初例の画像を見たときは「なんでよりによってこんなドマイナーなキャラで薄い本書いたんだ…」って思ったけど改めて見ると筋肉質でありながら程よく柔らかそうな野太いおっさん(獣人)ってそっち方向にウケる要素てんこ盛りなんだなこいつ・・・ -- 名無しさん (2020-04-18 09 50 53) たとえ復活しても人間側のダイには付かなかったと思う。ガルダンディーに至っては兄弟分の仇(ポップ)がいるし。 -- 名無しさん (2020-04-18 12 01 08) 自分のプライドや評価を全て捨ててバランの勝利のためだけに人質作戦するような男だったら復活できたかも。正面から戦って瞬殺された強者を無抵抗にして殺す喜びに震えながら人質取るようなゲスな性根じゃムリムリ -- 名無しさん (2020-10-04 19 17 08) 名前が出る度に例の同人誌ネタが語られるという地獄絵図 -- 名無しさん (2020-10-04 19 40 18) メラゾーマを相殺した凍てつく息だけは評価されていいと思う 他は、うん、まあ・・・・・・ -- 名無しさん (2020-10-20 19 27 42) 種族:トドマン(人型のセイウチ?) とか書いてあるけど、DQにトドマンってそのものズバリなモンスターが居るからそれだろう -- 名無しさん (2020-10-22 07 01 22) グフフ・・・ -- 名無しさん (2020-11-20 10 28 22) サジェスト汚染というのかミーム汚染というのか知らんがボラボーンで検索すると後ろにクロコダインが付くだけで吹いてしまう -- 名無しさん (2020-11-20 16 29 52) ↑何事かと思いググっちまったよ…でも画力高いなあの漫画 -- 名無しさん (2021-02-14 11 29 11) デストドマン -- 名無しさん (2021-02-26 20 37 26) 竜騎衆で1人だけ声優がよく知らない人だった -- 名無しさん (2021-02-27 14 13 04) ツイッターとか見てると完全にクロコダインとセット扱いになってるな… -- 名無しさん (2021-03-27 12 55 42) 面構えが凶悪度増し増しで愛されてるなあとなった ダイ大世界のマヒャドは対策技無かったら行動不能になっちゃうし割と強いかもしれない… -- 名無しさん (2021-04-04 08 07 10) 生き延びたとしても上司に顔向け出来なくなる覚悟の上でも敵を始末しようとした忠臣…ではなかったね、残念ながら -- 名無しさん (2021-04-08 22 07 38) 令和アニメではガルダンディーの亡骸を抱きかかえるアニオリ描写が追加、さり気ない友情が描かれた……がAパートで早々に始末されるちょっぱや展開で、小物感に拍車がさらにかかってしまった -- 名無しさん (2021-04-11 20 49 11) アニメを見る限りガルダンディーよりは強い感じはした、メラゾーマ消し飛ばすし -- 名無しさん (2021-04-15 11 41 03) ↑攻撃力が取りざたされるけどベタンに耐えてブラッディスクライドでも即死しない耐久力も強いなあ、それとがるだんでぃーは魔法メタと飛行能力もあるから一概にどっちが上と言いがたいとも思う -- 名無しさん (2021-04-22 12 48 25) アニメ見たら何故か元気に復活しとるし、ポップ殺そうと思えば殺せたし、 卑怯な敵にありがちって感じで言うほど噛ませじゃないな、むしろ同士討ちしたラーハルトがはぁ?だった こいつが裏切らなかったらヒュンケル殺した後ポップも始末していただろう、 イオで死んだっきりの焼鳥よりは明らかに格上 -- 名無しさん (2021-04-26 22 21 27) ↑むしろそうなるって分かってたからラーハルトが倒れたタイミングでポップを人質に取ったんだと思うのでまぁ、運がなかったですねとしか。あと焼鳥との比較は何のフォローにもならないと思うの -- 名無しさん (2021-05-03 19 26 20) せっかくの即死コンボはメタ装備で無効化されるわ同僚に謀反されるわ…悲惨すぎる -- 名無しさん (2021-05-17 15 06 32) 「ボラホーン」で検索しようとするだけで「ボラホーン クロコダイン」のサジェストがすぐに出るのはまぁわからんでもない。「クロコダイン」で検索しようとしても「クロコダイン ボラホーン」のサジェストがすぐに出るのは流石に笑ってしまう -- 名無しさん (2021-07-07 14 47 09) 何故か定期的に上がってくる項目 -- 名無しさん (2021-07-08 14 46 10) ラーハルトの利敵行為が取りざたされて擁護されてるけどこいつもガルダンディーに任せず、特に人質に取った時なんかペッシ的に絶望目当てでポップの頭を砕いておくべき。どうせヒュンケルじゃバランには勝てんしな -- 名無しさん (2021-07-22 18 14 20) 原作者いわく「この人はとにかくヒュンケルに爽快にやられてほしかったキャラ」 -- 名無しさん (2021-08-20 15 04 01) 「抵抗できない相手をなぶり殺す行為に嫌悪感を示す」焼き鳥に捕まる前のポップのことなら歯ごたえがなさすぎるからだろ。ラーハルトの方が優しく殺してやろうというつもりがある。 -- 名無しさん (2022-05-01 01 49 33) アニメで幼少期から一緒に居たのに容赦なく串刺しにしたラーハルトさんクズじゃね -- 名無しさん (2022-07-10 11 52 31) ↑×9 はぁ? も何も、そういう信念で動いてんだから当然だろwラーハルトがいなくても、そんな卑劣な手段で勝ったと知ったらバランに始末されてるわ。お前はザボエラでも見てろ -- 名無しさん (2022-07-14 17 23 12) 上司が私情で動くタイプだと理解していないとは思えないし、バランの部下じゃなければもう少し活躍してそう -- 名無しさん (2022-07-23 19 44 34) 味方を助けたら味方に殺されたお方 -- 名無しさん (2022-08-20 23 07 40) ラーハルトと一緒に復活していたら最後で黒の核晶をガチガチに固めてダイを守る必勝戦法で役に立ったのに -- 名無しさん (2022-11-12 01 01 48) ↑必勝戦法に一手足らなくないか? -- 名無しさん (2023-05-29 12 09 16) 『クロコダイン!好きだ!!大好きだ!!!』 -- 名無しさん (2024-07-24 21 38 41) インフィニティストラッシュのコイツは明らかに時期に見合わぬ弱さだった。攻撃がテレフォンパンチしかないんだもの -- 名無しさん (2024-07-24 21 59 25) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/valedge55555/pages/43.html
イラスト 朽ち逝く魔王と白銀の女王 自分絵で描いたら色んな意味で大惨事に。ハドラーとアルビナス大好きです。 獣王クロコダイン ある意味AKINONAの嗜好というか属性を決定させてしまった最愛の御仁。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/27692.html
登録日:2014/02/25 (火) 23 59 10 更新日:2024/09/20 Fri 22 49 16NEW! 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 こんな奴でも既婚者 クズ コウモリ ザボエラ ジジイ ダイの大冒険 ダニ テクニシャン ドブネズミ 全く!憧れない…! 六大団長 卑怯 卑怯者 団長 外道 妖怪 妖魔司教 妖魔司教→魔軍司令補佐 妖魔士団 姦計 嫌われ者 岩田光央 幹部 意外な救世主 戦犯 戦略派 毒 毒親 油断も隙もない男 煮ても焼いても食えぬ奴 科学者 老人 自業自得 超魔ゾンビ 超魔生物 軍団長 顔芸 魔族 魔法使い 魔王軍 魔王軍で最も狡猾で残酷な頭脳の持ち主 魔軍司令補佐 鼻水 龍田直樹 キィ~~~~~ッヒヒヒ!! しっかしこいつら人間もちょろいのぉ… 殺されるとわかっとるのにくだらん愛などにこだわってなすがままとは… こいつらの赤い血にもマヌケのエキスかなんかが入っとるんじゃないのか? ザボエラとは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場キャラクター。 CV.龍田直樹(1991年版)/岩田光央(2020年版) 【もくじ】 【概要】 【人物】 【戦闘能力】装備 呪文 特技など 【科学者としてのザボエラ】超魔生物 超魔ゾンビ 【作中での活躍】 【評価】 【勇者アバンと獄炎の魔王】 【主な人間関係】 【余談】 【概要】 魔王軍の幹部である六大団長の一人。 魔法使い系や悪魔系から構成される『妖魔士団』の軍団長で、肩書は『妖魔司教』。 チビな体躯の890歳の魔族の妖怪ジジイ。 【人物】 魔王軍の中では珍しく自分の保身を何より第一に考える卑劣漢の狸爺。 智謀と出世欲を買われて六大団長に選ばれたらしく、強大な魔法力と陰湿な策謀を使って相手を追い詰め、自分の功績と出世を狙っていく合理的で狡猾な人物。 劇中では ダイとクロコダインの再戦時には前もってブラスを誘拐し魔法の筒に封じておき、人質として使うようにクロコダインに渡した(*1)。 バランの離反による失態で追い詰められていたハドラーに助力し、戦いで疲れ切ったダイたち一行を魔香で眠らせ色仕掛けまで使って彼らを無力化した(ハドラーも承知の上である)。 超魔生物となった後初のハドラーとダイとの戦いの後、超魔生物ハドラーはべた褒めされるが彼を改造したザボエラのことに上司が誰も触れずスルーされた焦りから弱ったダイを探して倒し功績を立てようとする。 といった策謀を巡らせていた。 しかし、敵を陥れるだけならまだしも、味方を非常に軽視していることも特徴。 上記のクロコダインへの策については友情などではなく、ハドラーに仮にまぐれだとしても手傷を負わせた相手なので保身を第一に考え、危険な役はクロコダインに任せて自身は策略で役に立ったとアピールする腹積もりだった バルジ島決戦では部下をザボエラの姿にモシャスして影武者にし、クロコダインの斧に殺させている ハドラーとともにダイたちを闇討ちして失敗した際には見捨てて逃走し、そしてハドラーが死んだと思った際に「役立たず」と零す(*2) 超魔ゾンビを作り出すため、大魔宮最終決戦では部下たちの体に本人たちには秘密で細工をし、瀕死の部下はわざわざ自分でとどめを刺す。 加えて他人に取り入る事ばかり考えている割に相手の心情や場の空気を読み取る能力が致命的に欠けており、機嫌を取ろうとして余計な事を言っては相手を怒らせる事もしばしば。 こんな性格なので人望も壊滅的で、同じ軍団長でも半数名は彼を毛嫌いしている。 比較的問題なく付き合えていた連中も戦死したり魔王軍から離脱したり性格が変わったりで、終盤はほぼ孤立していた。 またハドラー及び他の軍団長に取り入ることや勇者一行を倒して手っ取り早く手柄を挙げることを優先したため、本来の任務であるベンガーナ王国侵攻を疎かにしていたようだ。 恐らく配下の妖魔士団も小競り合い程度の戦闘はしたようだが、戦車隊にあっさり撃退される程度であり、超竜軍団や魔影軍団の方が遥かに被害を与えていただろう。 そのせいかベンガーナ王は魔王軍を舐めプしており、結果的に世界サミットでベンガーナが協調路線を取るのを遅らせたと言えなくもない。 まぁ、直後にミストバーンの大暴れとダイの活躍で考えを改めたので全体からすれば秒の差だろうけど 死の大地の近くの小島に魔王軍にも秘密のアジトがあり、そこで息子のザムザと共に超魔生物の研究を行っていた。 もっとも、ハドラーやミストバーンには情報が筒抜けだったようだ。 【戦闘能力】 老体かつ小柄な肉体相応に身体能力はとても低いようで、魔法・魔力や体内に流れる毒素を使って戦う。 近接戦ではノヴァの剣を躱すのが精一杯で反撃もおぼつかない姿を見ても、後衛や暗殺者向けの能力だろう。 クロコダイン曰く「かつて六団長が集結した際には絶大な魔力で一目置かれていた」とのこと。 しかし、後述のように他人の力を利用することで成り上がろうとする場面のほうが多い。 初登場ではアバンの残したマホカトールに音も立てず、ダメージを受けずに自在に出入りするという離れ業を披露した。 地味ではあるが、このマホカトール、ハドラーでさえ通るために苦心した代物である。 魔力に関しては少なくとも初期ハドラー以上のようだが、極大呪文に関しては作中で披露していないため習得しているかは不明。 肉体への負担を嫌って使っていないのかもしれない。 装備 妖魔の杖 ザボエラが常に持っている杖。先端にクモの意匠が施されている。 一応他の魔法使いキャラ同様、魔法の媒介として用いることができる模様。 もっとも、ザボエラ自身前線に立つタイプではなかったので、使われたのは後述のマホプラウスが唯一。 本人がジジイということもあり、本来の杖として用いられていることの方が多い。 脱獄後はなぜか所持していなかったので、収監された際没収されたか、脱獄の際に失ったものと思われるが、それで別に困っている様子もなかった。 魔法の球 モンスターを収納して自在に出し入れできるアイテム。 魔法の筒の改良型で、一度に何十匹ものモンスターを詰め込むことができ、「デルパ」の号令で球が破裂し大量のモンスターが飛び出て来る。 使い捨てかつ手持ちサイズで繰り返し使える魔法の筒と比べると運用には手間のかかる装置であるが、部隊を組める数の魔物を小スペースで移動、潜伏させられるため軍事的な輸送装置やトラップとして見るとかなり有効。 作中でも処刑場の周囲に多数隠していたこの球の中から魔界のモンスターを大量に解き放ち、伏兵とすることでダイ達を奇襲した。 毒牙の鎖 ……こいつでくたばってもらおうかのォ… このワシの…洋々たる未来のためにな…!!! ザボエラの魔力と数百種類の毒素を染み込ませた禍々しい刃が備わったペンダント型アイテム。 これを雁殺しのように振り回したあと目標に向かって投げつけると、光弾となって対象に襲い掛かる。 毒の威力は凄まじく、掠っただけでも相手は死に至るほど。 呪文 ザラキ 死の言葉。 パプニカの老剣士バダックに対して使用。 ただこの漫画のザラキは「相手を死に誘う不気味な声が聞こえ、その声に負けた時に絶命する」という遅効性のものらしく、即死系呪文ではない。 即死でなくとも耳を塞いで耐えている間も相手を無力化できるので、使う状況次第では恐らく戦士系であるクロコダインやヒュンケルなどにかなり有効だったと思われるが、結局バダック爺さん以外に使うことはなく殺すことも出来なかったためパッとしない結果に終わった。 ぶっちゃけバダック程度ならベギラマ一発撃ってれば瞬殺だったろうに モシャス 変身呪文。 自分だけでなく他人も変身させられるようで、バルジ島の戦いでは祈祷師を自分の姿に化けさせてクロコダインの攻撃から逃れるための身代わりにした。 テラン王国ではマァムに化け、ポップを騙す際に使用。 ポップも修行を唐突に切り上げて帰ってきたマァムの態度を彼女らしくないと怪しんだものの、未熟さと惚れた弱みでまんまと騙されてしまう。 これにより後述の毒素を注入され動けなくなってしまった。 ザボエラらしい卑怯なやり方とも言えるが、この作戦の立案にはハドラーも関わっている可能性が高い。(*3) ベギラマ 閃熱中位呪文。 マトリフとベギラゴンを撃ち合っていたハドラーに加勢すべく使用した。 ベギラゴンを習得しているのかは不明だが、作中のベギラゴンとイオナズンは両手でなければ使えないためにどのみち使うことはできなかった。 メラゾーマ マホプラウスを使用する時に「ワシとサタンパピー全員分のメラゾーマ」と発言している。 そもそもこの作品のメラゾーマはある程度実力のある魔法使いにとっては常識レベルの呪文なので、仮にも妖魔士団長のザボエラが使えないということはないと思われる。 明言はしていないが、ヒムに捕まった時に抵抗して放った呪文もこれであろう。 イオ 爆裂系呪文。 ロロイの谷に隠していた魔法の球を岩肌から露出させるために使用。原作では一度に8発ほど放っていたが、アニメ版では地道に1発ずつ放った。 マホプラウス 集束呪文。 敵味方の呪文を受け、それを自らの力として取り込み、自分の魔力と合わせて放つ大技で、彼の使用する技としては最強のものらしい。 作中ではメラゾーマ十数発をぶっ放そうとしていたが、割って入ったヒムのオリハルコンのボディには当然の如くノーダメ―ジ。そしてこれ1回だけの出番だったので凄さがあまり伝わらなかった。バルジ島の戦いあたりで使ってたら有効だっただろうに。 魔法の威力はほぼ手下の雑魚モンスターのメラゾーマによるものとは言え数が数だけに、メドローアすら弾く伝説の武器『シャハルの鏡』を一撃で粉砕したカイザーフェニックスを除けば本作最強のメラ系呪文に値する威力があったはずである。 ポップもこれを見て禁呪と戒められているフィンガーフレア・ボムズを撃ったとしてもハドラー親衛騎団に効かないと確信し、メドローア習得の切っ掛けとなる。 前述の威力を誇示したものの、ほとんど他人任せだというのにさも自分自身の大技であるかのような形に仕立てるためか単行本の必殺技辞典では卑怯な技扱い。 発想自体は勇者の呪文であるミナデインに似ている(*4)が、MPだけを供給する(デイン系呪文を使える必要はない)ミナデインと異なり、 協力者自身が攻撃呪文を使えるのだから「マホプラウスで集めなくても集団で攻撃呪文の弾幕を張ればよくね?」という別案が通るのが問題。 特に本編の局面だと、ヒム1体では面制圧射撃には対処しきれなかっただろうし、後に大魔王バーンもこの通りに「質より量」の戦術転換を行っている。 そして、ドラクエの世界だと武器攻撃は「攻撃力を上げて敵の守備力を超える」必要があるが、呪文攻撃は守備力を無視するのでマホプラウスで単発の威力を上げること自体意味が薄い。 意味があるとすれば、爆弾岩のような一撃で仕留めきれなかった敵からの反撃が怖い時くらいのものである。 また、取り込める呪文は術者自身が使えるものに限られるが、性質上敵からの呪文であっても吸収して打ち返すことが出来たと思われる。 しかしその場合、「メドローアに見せかけたベギラマ」などというものを作れる世界なので、例えば「見た目はメラゾーマそっくりの不安定な魔力の塊」を作って取り込ませ、 異物混入で制御不能に陥り、メラゾーマ十数発分の盛大な自爆という策士策に溺れる末路をザボエラが迎えていた可能性もある。最後の相手がクロコダインでなくマトリフあたりだったらそういう形で出番を得ていたかもしれない。 拡散魔法弾(名称不明) 瀕死の部下のモンスターを超魔ゾンビの部品とするためにこの技で皆殺しにした。爆裂系呪文とは違うようだが、ノヴァが呪文と口にしていたことから呪文の一種のようである(既に瀕死とはいえ数百匹のモンスターに狙い撃ちできるのは地味にすごかったりする) 特技など 光の環(名称不明) ハドラーが大魔王バーンを追い詰めた際、ザボエラが乱入してハドラーをこの技で縛り付けた。 このときのハドラーは、死の淵から甦って(舐めプしてたらしいとはいえ)あのバーンさえも追いつめるほどの強さだったが、その彼の力をもってしてもすぐには外せず、ブロックが隠された力を発動させて救出しなければ成すすべなくそのままバーンに倒されていた。 新アニメ版でも正式名称は不明のままだったが、「自分も動けないが相手も動けない」という味方のサポート専用の能力だと明らかになった。 体内を流れる毒素 体に数百種に及ぶ多種多様な毒素が流れており、それを体内で調合。混乱や麻痺、催眠、即死など、様々な効果を持つ毒薬を作り出して爪から注入する。 この毒は大魔道士が扱うキアリー(解毒呪文)でもなかなか治癒できなかった。 そして彼の扱う最上級の毒ともなると、ザオリク級のエネルギーで回復を行わないと解毒出来ない。 上述のようにポップを行動不能にしたほか、最終盤ではクロコダインを操るために用いようとしたが…。 魔香気 ザボエラが体内に持っている毒素から作り出した瘴気。 バランとの戦いで疲弊しているダイ達に眠りの魔香気を放ち、より深い眠りに落とした。 効力は高く、ベギラゴンのぶつかり合いによって大地が抉れる程の大きな物音が生じても起きる事がないほどだが、竜の血の影響で強い耐性を得ていたポップには効き目が薄かった為、上述のようにモシャスでマァムに化け爪から直接体内に毒素を注入した。 アニメではなぜかアイキャッチとして採用、ザボエラ(及びザムザ)の活動しているシーンでは最初から最後まで登場し印象に残る。 超魔合成 超魔ゾンビの生成に使用。 大量のモンスターの死体を宙に浮かせ、ザボエラのもとに結集。そこから粘土をこねるように超魔ゾンビを作り上げていく様は中々グロい。 【科学者としてのザボエラ】 超魔生物となったハドラーがダイたち一行にとってどれほど脅威になったかは、ハドラーの項目を参照して頂こう。 超魔ゾンビも、ロン・ベルクの必殺技がなければ止めることはほぼ不可能だったと言ってよく(後述)、科学者としての彼の頭脳は、最終決戦付近に至るまで存在感のあるものだったのだ。 前回の課題をすべてクリアして初めて“改良”と言う…!! という彼の言葉、およびその行動から明白な彼の価値観から推して、科学者としては基礎理論研究よりは実利的・実用的な面を重んじるタイプの人物のようである。 また、科学技術に関しては妙な秘匿癖のようなものを持っていて、あまり自分からは明かしたがらない。 超魔生物や超魔ゾンビの研究では、ハドラーやミストバーンに対し隠れて独自研究しているのにそれが当のハドラー等には見抜かれていて出せと脅されうろたえると言う形になっていて、 これは言うなれば軍団長の職務と合わせると「仕事をせずプライベートで学術的に意味のあるテーマを執筆し、当人はそれを隠せているつもりだったが上官に筒抜けで見透かされている軍人」のようなものである。 そりゃいくら研究が凄くても組織の気風や性質に関係なくその姿勢は評価されないだろう。 研究者としては凄いのに研究職ではなく表舞台の策謀家としての評価を望むザボエラの能力と技術と願望のズレが起こした事態とも。 他作品のマッドサイエンティストキャラは、「自分の研究さえ邪魔されなければ他はどうでもいい」「良好な研究環境を与えてくれる組織には感謝するが、別に出世欲はない」というキャラクター設定であることが多いことを考えると、「マッドサイエンティストなのに出世欲の塊」というザボエラはなかなか異色なキャラであると言えなくもない。 その辺の「妙な人間臭さ」も悪役でありながら一種の魅力に繋がっているのかもしれない。 超魔生物 「魔力の扱いには長けるが、代わりに肉体面が貧弱」という妖魔士団全体の悩みと欠点を克服すべく考案された技術。 本編で初めて超魔生物として登場したのはザボエラの息子ザムザ。 魔族の体に様々なモンスターの長所のみを取り入れ、移植することで作るある種のキメラで、ザボエラの研究の集大成である。 作品が違うが、ドラゴンボールのセルが近いだろうか。 ザムザ曰く、その最終目標は竜魔人に変身したバランにも匹敵する力を得ること。 戦闘中に受けた傷が高速再生したり、防御力、攻撃力も変身前とは比較にならないほど上昇する。 欠点は「超魔生物化すると呪文が使えないこと」と「生命力を著しく消費し、寿命を縮めること」の2つ。 だが、ザボエラは変身能力として一時的に超魔生物化するのではなく、 体そのものを完全に超魔生物にすれば、魔族に戻れなくなるものの超魔生物になりながら呪文を使用できることを発見し、魔族であることを捨てる覚悟をしたハドラーを強化することに成功した。 2020年版アニメではダイと超魔生物ハドラーの初対決を悪魔の目玉を通して見ているアニオリシーンが追加。その際、神が作った竜の騎士を自分が改造した超魔生物が超えた=ワシ自身が神を超えた=ワシこそが神!! …という発言をしている。何言ってんだコイツ ちなみにその戦いの後、ハドラーが大魔王バーンにお目通りに行く際、アニメでは原作と違いザボエラが後ろからついて来るが、自分が入る前に部屋の扉を閉められたため外からバーンとの会話を盗み聞きするシーンに変更されている(なお水晶玉は懐から出して原作通り八つ当たりで破壊された。「解せぬ。」) 超魔ゾンビ 超魔!! 合成〜〜ッ!!! ザボエラが部下の魔物達の死体を魔法で合体させて作り上げた怪物。 屍肉の集合体故に超魔ゾンビ自体には自我はなく、ザボエラ自身がゾンビ内に入って操作する一種のパワードスーツである。 ザボエラ曰く「究極のパワーアップ」。 超魔生物への改造は、ザムザやハドラーの例を見ても分かる通り寿命を削るほど凄まじい肉体への負荷を伴う上、閃華裂光拳などの有効な攻撃方法が存在している。 しかし、閃華裂光拳は回復呪文を攻撃に転用する技。それなら「既に死んでいるゆえに生体活動が存在せず回復魔法を受け付けない死体を自分が操るならば通じない」と言う逆転の発想から生まれた。 また、超魔生物の強さこそ認めるものの「他人を改造するならともかく自分がなりたくはない!!」と考えていたのも開発の動機に含まれている。 操作はあくまでも(武術的に素人な)ザボエラ本人が行うため、ロン・ベルクのような達人の動きにはついていけず機動力や反応性に劣り、また呪文も使えず武器のボーンスキュルも星皇剣に斬り付ければ折れてしまうなど、火力も高いとは言えない。 そのため、防御面はいざ知らず総合力で見れば明らかに超魔生物には劣るが、「自身は武術の達人ではないが、それでも強い肉体を得たい」「自分の体に負担をかけたり寿命を縮めたり、危険を冒したりはしたくない」というザボエラ本人の理想にはより適合したものだと言える。 そのスペックは腕力勝負でもクロコダインを圧倒しており、並大抵の呪文も効かない。 数百体のモンスターの屍肉が固まったことで脅威的な物理耐久力を持つのが大きな特徴。 痛覚を持たずあらゆる衝撃を吸収するゴムのような弾力ある肉質。 屍肉の毒素が凝縮した結果武器の刃が肉体に食い込むと武器が腐食し、ゾンビに食い込むだけで打ち抜く事ができず、そればかりか武器が抜けなくなって手放さざるを得なくなる。 という二重の防御によって桁違いのタフさを発揮する。 更に作中実際に作った超魔ゾンビの体積が大きく、ノヴァの生命の剣のような、多少はダメージを与えられる武器でもそうそうザボエラ本体までは攻撃が届かないという極悪仕様。 ただ、超魔ゾンビの体に邪魔されるからか操作に忙しいからか、呪文を使えないという超魔生物の問題点が復活している。 仮に呪文の使用も可能だったとしても、超魔ゾンビ破壊後にはザボエラですらルーラも使えない程に衰弱していたので、まだまだ改良の余地があった模様。 もっともミストバーンに見捨てられたため、事態を打開するためにやむを得ず見切り発車的に使った感が強かったので、弱点そのものは分かっていた可能性がある。 それに、魔法が使えないという欠点を補って余りある猛威を振るっていた。 死肉でできているため再生能力はなく、武器が食い込んだり貫通したりしている描写もあるため、時間をかけてダメージを蓄積させれば倒せそうだが、作中ではミナカトールの魔法陣を守らねばならないためにそのような持久戦に持ち込む余裕はなかった。 「あの古狸め 叩かれてやっと手の内をみせおったわ」 超魔ゾンビはザボエラの理想である「自分の肉体は一切傷つかずに思い通り動かせてなおかつ一方的に敵をいたぶれる能力」を体現したもので、ノヴァは「最低の発想(*5)」と戦慄している。 雑魚を数だけ集めても勇者の必殺技や呪文などでまとめてなぎ倒されるような世界なので合理的ではある(*6)が、 そのために自分の部下に細工をした上に部下が全滅するか、生きている部下を皆殺しにして盾にして使いつぶすことが大前提であるため、ノヴァの言った通り下衆の所業でしかない。ノヴァが批判したのはこの欠点であろう。 仮に超魔ゾンビで勝てたとしても、ザボエラは部下たちの信用も失ってしまった可能性が高い。 さらに言えば、超魔ゾンビを作れるほど程の死体がある=自軍が実質壊滅している状況でないと発動出来ないという事でもあるので、窮地を打開する切り札とも言い難い。 この点は敵兵の死体でも再利用できる不死騎団のアンデッド軍団のほうが汎用性に勝るか。 ……ぶっちゃけ「閃華裂光拳対策に全振りしすぎじゃね?」とも評価されがち。 状況が状況だったので猛威を振るったが、仮にポップかマトリフ、あるいはヒュンケルがいたら鈍重な肉鎧などメドローアやグランドクルスの格好の的なので一瞬で消し飛んでいただろう。 まぁ状況を読んで的確な手札を切るのも策略のうちと言えばその通りであるし、上記の通り単にまだ試作段階で完成していなかった可能性も有り得る。 まぁ、グランドクルスはともかくメドローアはザボエラ幽閉後に初めて使われ、バーンとの初戦で使ったのを目撃されたかも不明なので対策できてないとしてもやむを得ない点はある 【作中での活躍】 初登場時はハドラーすら凄まじい衝撃と共に打ち破ったデルムリン島の光の魔法結界を音も立てずに通り抜けるというなかなかのインパクトを見せた。 デルムリン島へ侵入後、ダイの養父であるブラスを攫い、初戦でダイに撃退されたクロコダインに対して「このままでは魔王軍に居場所がなくなるぞ」と脅しつけ、誘拐したブラスを人質にする作戦に協力させる等、序盤から下劣な策を取った。 表舞台に立つのはクロコダインだが、策を授けたのは自分であるため地位の向上に繋がると部下と共に笑っていた。 しかし、彼は戦士としての誇りに迷いを生じた末に敗北。密かにその遺体を回収し、復活させるために蘇生液に浸からせたが、再び見に来た時にその姿はなくなっていた。 ……後にヒュンケルも指摘しているが、もしクロコダインが迷いも何もなく正面きってダイ達との再戦に挑んでいたとしたら、間違いなくクロコダインが勝っていた。 結果論で言えば、ザボエラの策がダイ達の成長とクロコダインの離反を招いてしまったのだ。 ハドラーと共に地底魔城を訪れた際は、「ヒュンケルがバーン様に気に入られている」という話を聞き、取り入ろうと目論む。 手始めに捕虜としていたマァムを弄べるようにする事をほのめかすが、かえってヒュンケルの逆鱗に触れ「六団長の恥」と一蹴され逃げ帰る。 この時点から「他人に取り入ろうとする癖に他人の心情を推し測ろうとしない」性格が端的に示唆されていた。 バルジ島の戦いではミストバーンと共に自ら出撃し、初めてダイと対面。バダックにザラキを放って苦しめる。 しかしダイに合流したクロコダインの加勢により劣勢を覆される。 クロコダインから卑劣者として殺意を向けられるが、部下の妖術師をモシャスで自分の姿そっくりに変身させ身代わりにして逃げ去った。 その後、ダイの額に謎の紋章が浮き出たことについてバランに話したため、バランにダイの正体を気づかせる要因となった。 そのバランがダイたちに撃退された後、休息中のダイ一行をハドラーと共に襲撃。 マァムに化けてポップに近づくと不意打ちで戦闘不能にした。 ポップにトドメを刺そうとするが、駆けつけたマトリフによって片腕を切断されて阻止される(*7)。 マトリフと戦うハドラーに加勢して優位に立つも、ダイによって呪文を跳ね返され撃退される。 ハドラーが死んだと思って「力添えを続けてきたのに役立たずが!」と吐き捨て、今度はミストバーン辺りに取り入ろうとするが、直後に生きていたハドラーから「オレとお前は最早一蓮托生。切り捨てるなら命はない」「超魔生物の研究をオレのために使え」と脅しつけられる。 以降は「魔王軍の科学者」というポジションが強調されるようになる。 しかし、自らが超魔生物へと改造・強化したハドラーがバーンへの謁見を許された場面で、誰一人改造を行ったザボエラ及び妖魔師団の功績について一言も触れなかったことに焦り、自らの手で直接ダイを仕留めて功績を立てようとする。 元同僚であったクロコダインにも居場所がなくなったのだろうと看破されるも、優位に立ちダイを仕留めようとして放った魔法がヒムに止められて失敗。許可なく独断で軍を動かしたということで処罰されてしまう。 それでも、ハドラーは自身を超魔生物に改造した功績と、そのために息子を亡くしたことを踏まえ、頭が冷えるまでの幽閉処分にとどめている。 一皮剥けたハドラーにとってもはやザボエラは重要な存在ではなくなったが、超魔生物改造前に「もはやおまえとオレは一蓮托生」と言っただけあり、温情をかけられている。 ハドラーとバーンの戦いの際、バーンを一瞬追いつめたハドラーを背後から魔法で拘束し、(*8) バーンを救出するという特進ものの功績を挙げ、「魔軍司令補佐」の肩書を得てミストバーンの部下になった(*9)。 しかし、その後でさえ、「どうせ捨て石にされてくたばる奴」とハドラーを貶したことが原因で当のミストバーンにマジギレの末罵倒されている。 バーンを何より優先するミストバーンが、曲がりなりにもバーンの命の恩人を、バーンに逆らったハドラーを貶したという理由でマジギレするのだから、ミストバーンのザボエラに対する評価はこの時点でマイナスに振りきれていた可能性が高い。 まあそれまでの所業が、自身の保身ばかり考え、行動についても敵どころか味方すらも食いものにするものばかりだったので、その評価も当然と言えるだろう(*10)。 そして最終決戦。 ミナカトールを発動しようとするポップに猛毒の鎖を打ち込もうとするが、メルルの妨害を受け、ポップ覚醒のきっかけを作ってしまった。 更に、その後地上に集まったアバンの使徒抜きの軍団に魔王軍の強力な魔物たちが大苦戦してしまう。 旗色が悪くなったと見たザボエラは「バーンパレスに戻ってバーン様をお守りする」とミストバーンをぶつけて自分だけ逃げようとする。 しかしとっくに愛想を尽かしていたミストバーンにそんな詭弁が通じるはずもなく、逆に「この場の人間どもにすら敵わないお前が今バーンパレスにいるダイ達相手に何が出来る」と言い負かされてしまう。 言葉に詰まるザボエラに、ミストバーンは淡々と「人生のツケというヤツは自分にとって最も苦しい時に必ず回ってくるものらしい」と告げる。つまり今がその「最も苦しい時」なのだと。 上にも下にも絶対に勝てない相手がいて、そして味方の筈のミストバーンは自分を全く信用していないというこの状況さえザボエラは理解できていなかった。 「自分のために他人を利用してきたザボエラだったが、既に逃げられる場所などない上に魔王軍の中でもっとも自分を信用していない味方」を利用しようとして逆に魂胆を見破られたザボエラは何も言い返せない。 それでも情けない声で自分を呼び止めるザボエラにミストバーンは …たまには自分の手足を動かせ…! とこれまで楽をして出世することしか考えなかったザボエラの性根への侮蔑をこの上ない正論で論破。「何の成果も無いまま逃げ帰れば処刑されるだけだ」と冷笑と共に突き放される。 そして言うに事欠いて「共に戦ってきた仲間を見捨てるのか!」などという、全く以て似合わない「正義の使徒どもの金看板」のような台詞まで持ち出して縋るが… 仲間か…それほど付き合いの長い「仲間」ならば…こういう時に私が何と答えるのかも十分承知している筈だが…? !!!…だっ…「大魔王様のお言葉は」っ… …そう、「全てに優先する」のだ…! 今度こそ完全に論破され、ダイ達迎撃のためにバーンパレスに戻ったミストバーンに戦場に置き去りにされた。 これまで他者を踏み台にしては保身ばかり図って来た男が、自分の所業が巡り巡った形となって最後の最後で切り捨てられる側となったのだ。 しかも、ハドラーを侮辱した後のミストバーンからの死刑宣告も「強者とは強い奴ではなく、最後まで戦いの場に残っていた奴」と内心で軽んじていたザボエラだが、「今、自分が置かれている状況はまさに持論が最も最悪の形で覆された」瞬間でもあった。 たった一人になったかつての同僚を流石に憐れむクロコダインは、ザボエラに降伏するよう勧告。 ザボエラ、こうなればもう他に手はない。降伏しろ このままバーンパレスに帰っても処刑される。かといってこの人数を相手に勝てると思うほどお前もバカではあるまい …バカ?バカか……くっ…くくくっ……クヒャ~ッハッハッハッ!!! 笑わせおる!笑わせおるわ!よりによってバカの代表みたいなお前に、このワシがバカ呼ばわりされるとはなぁ!! しかしザボエラはそんなクロコダインの最後の情けを哄笑ともに一蹴。その場に倒れていたモンスター達の死骸を、自身の奥の手たる超魔ゾンビへと超魔合成する。 そのパワーと毒素で暴れ回る超魔ゾンビであったが、ロン・ベルクの捨て身の一撃の前に超魔ゾンビも敗れ去った。 一応、ミストバーンと互角に渡り合うロンを戦力として使えなくしたこと自体は、かなりの戦果ともいえるのだが…それでも切り札を潰されたという意味では精々相討ちも良いところ。 尚もギリギリ生き残っていたザボエラだったが、もはや逃げる魔力も策もなく這って逃げるのが精一杯。そんな彼を見つけたのはかつての同僚クロコダイン。 ザボエラはまだ策があると揺さぶるが、クロコダインは「何があろうとも保身だけは欠かさない筈のお前がここに居る時点で、もう万策尽きている」と、ハッタリだとあっさり見抜く。 バカの代表にハッタリを見破られながらも、ザボエラはまだ諦めていなかった。自分が知恵比べで負けるはずがないと考え、ついに惨めな命乞いをする。 流石のクロコダインも、戦う力のないザボエラには手を差し伸べ許すことにした… (クロコダイン!やっぱりおまえは底なしの愚か者よっ!!) (ウドの大木!!いやっ…ワシの人生の踏み台を作るための…材木じゃああっ!!) ザボエラの体内には何百種類もの毒素が流れている。 カスっただけでもクロコダインの意識を奪い意のままに操る猛毒を爪に入れ、ザボエラは最後の反撃を狙っていたのだった。 勝利を確信したザボエラは本性を露わにしてクロコダインに襲いかかった! そおらああっ!!!! しかし、クロコダインには読まれていた!! さっと手を引かれてザボエラの手はあえなく空を切り、更には上に準備してあった斧の柄を腕の上からドシンと落とされ、身動きもとれなくなった。 そして… 頭の悪いオレだがだまされ続けたおかげで、一つ物を知った… それは……! この世には、本当に煮ても焼いても喰えぬヤツがいる! …という事だ!! まっ…待ってくれェッ!!!クロコダイッ… 演技ではない本気の命乞いも最早通じず。 闘気弾を食らい、ザボエラは服を残して煙を出しながら溶けて消えてしまったのだった。おそらくは体内の大量の毒素が術者の死で暴走し、自分自身が溶けてしまったのだと思われる。 自身が手掛けた超魔生物と同様、死体さえ残らない末路をたどったのである。 材木は材木でも、「踏み台」ではなく自らの「処刑台」を作ってしまったと言えよう。 正に、ミストバーンが言ったように「己のために他人を利用してきたザボエラの人生のツケが一番バカにしていた相手に逆にだまし合いで負けて殺されるという形で回ってきた」瞬間であった。 六大軍団長に選ばれる実力を備え、その頭脳で敵はおろか味方さえも翻弄し続けたザボエラ。 だがその最期は散々侮り利用し続けた「頭の悪い」相手(*11)に得意の謀略で負けるという哀れなもので、最初にハッタリが見破られた時点で既に負けていたことさえ分からない有様だった。 クロコダインは彼を正真正銘のクズと評し、一度は甘言に乗せられた自身のことを顧みつつも、 かつては魔王軍内で一目置かれるほどの強大な魔力を持ちながら、こうして堕落に至ったことには憐れみさえ感じたのであった。 【評価】 作中でも卑怯なキャラとして味方の魔王軍から「ダニ」「煮ても焼いても喰えぬ奴」「ドブネズミ」などなど軽蔑的な扱いをされていたのが目立ち、いい扱いは全くされていない。 魔王軍における卑怯者と言えば、ザボエラの他にフレイザードやキルバーンも当てはまるが、 フレイザードは出世欲のために自らの命を削る事も厭わなかったし、出世とは無縁で目的も異なるキルバーンは基本的に裏方に徹していて魔王軍の邪魔をすることはなかった。 それに対しザボエラは、自らが傷ついてでも結果を出そうとする覚悟を持たず、出世欲から裏方に徹するということもなかった。 その中途半端さも、彼の評価を貶めた要因と言える。 ただ、あまりにも作中での評価が低かったせいか、一部の読者で評価しようという声もなくもない。 ザボエラの能力は、先述した通り決して低くなかった。 特に超魔生物や超魔ゾンビを作り出した科学力は、序盤どころか終盤に至るまで脅威であった。 「自分の肉体は一切傷つかずに思い通り動かせ、なおかつ一方的に敵をいたぶれる能力」という彼の理想はその工程と相まってノヴァから最低の発想だと誹りを受けたが、長所だけ見れば兵器開発のコンセプトとしては至極真っ当かつ王道的なものであり、更にザボエラは明らかに体力などに劣るということもあり、最低だが合理的な発想ではある。 他人を利用することを重視しすぎたあまり前線で戦う機会が無かったせいか、実戦における勘が欠落している節が垣間見え、呪文が得意なことは間違いないが実戦は得意ではない様子がうかがえる。 いかんせん肉体が貧弱すぎるのは確かだが、その呪文能力をもっと真っ当に活用する意識を持って努めていれば、もう少し実戦でも活躍できていそうな感はある。 また、魔王軍が結成された当初はその強大な魔力で一目置かれていたとクロコダインも述べている。 ハドラーもダイとの決戦時に「思えば魔王軍六大団長は最強のメンバーだった」とザボエラを含めて省みて、その敗北の原因を「指揮官であるオレの心に野望と保身以外の感情がなかったからだ」と分析している。 何かが違えばその末路は違ったかもしれないと思わせるだけの能力はあったのだろう。 散々ザボエラを罵倒したミストバーンでさえ、超魔ゾンビを出したザボエラを見て「これで地上は何とかなる」と言っていた点からしても、能力面についての信頼だけは最後まで持っていた節がある。 ザボエラは数少ない、離反しなかった軍団長と言う点は評価はしても良いだろう。 最後にクロコダインに見つかった時にも、本気で降伏しようとは全く考えていなかった。 人格面を評価されたキャラは信念に基づいた決断とは言え、基本的に魔王軍を裏切っている。 …とは言え、どう見ても裏切らなかったのは忠義などではなく、保身を第一に考えていただけ(*12)なので、強いて評価すべき点とまでは言い難い。 そもそもザボエラが徹底的に不遇な感じに陥ったのは、前述の通り、あらゆる点で、周囲を利用して自分だけ甘い汁を吸おうとしたという精神性が周囲にバレバレであったことが最大の原因であり、 多少見るべきところがあったとしても、敵も味方も彼を軽蔑するのは当然の話である。 また結果だけ見るとザボエラの策略はハドラーを強化したことでバーンを危機に陥らせたり、メルルを傷つけたことでポップの覚醒を促すなど裏目に出てしまったことが殆ど。 特にクロコダインに卑怯な人質作戦を実行させた結果、それを悔いてダイ側につくきっかけを与えてしまったのが致命的である。 クロコダインがザボエラの策に頼らず正々堂々と戦えば勝っていた、というのはヒュンケルのみならず作者も認めている設定だったりする。 ただし、彼にとって不幸だったと言える出来事もいくつかある。 最も意気投合出来そうで、連携も取れそうなフレイザードをはじめ、取り入ろうとした軍団長などが次々離反・戦死し、取り入り先を乗り換えることが必要になってしまった。乗り換えが不要ならば、ザボエラの性格もここまで露呈しなかった可能性はある。 そもそもフレイザード以外の軍団長は武人系の人物ばかりだったので策を受け入れてもらえなかった。さらに知らなかったとはいえ、よりにもよって魔王軍の事実上のNo2であるミストバーンのコンプレックスを土足で踏み躙っていた。 策そのものは感情面を配慮しなかったり、味方のことを気にしなければいずれも効果的ではあったが、いずれも想定以上の実力を相手が発揮して失敗してしまい、それどころか怒りを煽った結果、敵の強化や味方の裏切りに繋がった。 功を焦った独断専行とは言え、ハドラーと戦って消耗したダイを襲ったことを、ハドラーの武人としての拘りから軍規違反ということで握りつぶされた(*13) 常に保身を考えていて既に評価は落ちる所まで落ちていた状態だったため、マホプラウスが評価されなかった。 ……同情できる点もあるものの、ここらもよくよく考えれば大体は味方のことを気にしないゲスいことばかり考えたことが巡り巡った自業自得と言える。 信頼を損なうのは簡単だが、取り戻すのは難しいのである。 成功していれば、結果オーライでザボエラが評価された可能性もあっただろうが、不成功に終わってしまえば、例えその原因が不運であろうと「人間関係が破壊される」という最大級のリスクを負わなければならないのがこの手の策謀なのだ。 優れた科学力・魔法力・智謀があったことは確実であるし、周囲の力を借りるという基本戦略も方法によっては十分有りだろう。 例えば力を借りた相手に感謝の念を持って立てることを忘れず、魔王軍のために尽くす姿勢を見せていれば、同じ策を使って失敗しても評価はだいぶ変わっていたはずである。 ザボエラは他者に感謝をしないどころか、味方の神経を逆撫でする言動で味方を怒らせることすらしょっちゅう。 作戦のためやむを得ず他人を怒らせても仕方ない…というのならばともかく、明らかに作戦に関係のない言動でも他人を怒らせまくっており、場の空気が致命的に読めない。 ミストバーンに黒の核晶について問い詰められた時など、「ハドラーに埋めたのはバーン様と思ったので、自分の一存で取り外すことはできない」とでも言えばバーンへの忠誠第一のミストバーンのこと、ザボエラを軽蔑したくてもできなかったはずである。 せめて表面だけでも出世欲を抑えて自身だけでなく味方のことも考えていけばもっとまともな過程・結末を迎えていたことは想像に難しくない。 内部のごたごたが原因で敵が十分に力を発揮できず自滅というのは少年向け作品の王道というか勝利補正として不可欠な存在でもあるのだが というか、実際の所、自分の立場を本当に把握できていたか怪しい部分がある。 ハドラーと戦って消耗したダイを襲った時の事を思い返してもらいたい。この時ザボエラは自分の居場所がなくなっていると思って独断専行に出たが、 そもそもダイを追い詰めるほどハドラーをパワーアップさせたのは誰だっただろうか?ザボエラである。 そう、この時点でザボエラは魔王軍の最高幹部のパワーアップに貢献したという立派な功績があるのである。 ハドラーもその事をしっかり評価していたし、ザボエラ嫌いのミストバーンにしても、この時点ではハドラーの体内の黒の核晶を知らない為、ザボエラの功績を否定する理由が何もない。 つまりその点をきちんと主張すればここで功を焦る必要などなかったはずである。(*14) 何故いつもは甘い汁を吸おうとするのにこういう時だけそれをしないのか… また、最終決戦の際に魔軍司令補佐に出世した事を自慢する一幕があるのだが 前述の通りハドラーや他の軍団長が居なくなったことによる単なる繰上り 魔軍司令補佐という事は魔軍司令のすぐ下な訳で以前の軍団長時代とほぼ同じ(*15) 同格だった筈のミストバーンが上司になったので相対的にはむしろ降格 と、何だか単に肩書に誤魔化されているようにも見える。それとも最終的に生き残っていればもうどうでもいいのだろうか…。 また、後述のスピンオフにおける描写を見る限り、そもそも魔王軍に所属する前は単なる在野の科学者であり、軍人として人を使った経験も人に使われた経験も致命的に不足していた疑いすらある(*16)。 基本的な頭は良いので、恐らく書物などから戦略などは学んでいたのだろうが、それは現場での体験が伴っていないまさしく「机上の空論」でしかなかった… と考えると、割と辻褄が合う部分が多い。 ザボエラの策略は軍事的には妥当だったり効果的な部分は多いのだが、それはあくまで「敵も味方も全てが事前の計算通りに動いた場合」にしか有効ではない。「こう動いてくれれば勝てる」とだけ押し付けても、現実に存在する人材はチェスの駒と違ってその通りには動いてくれない。 言うなれば、「駒の動かし方」はわかっていたが、「人の動かし方」がわかっていなかったことがザボエラの策略家としての大きな欠陥だったのかもしれない。 しかし出世欲が強いとは言え、自分自身が魔王になるくらいの野心もないのに何故?という感じがしないでもない。 クロコダインに命乞いした時の ……でも… 怖かったんじゃよワシは! 他の六大団長に比べ、ワシだけがあまりにも非力! こうして、策を弄する事以外に、ワシが生きていく道などなかったんじゃっ…!!! という言葉も、まるっきりの嘘という訳でもなく、本音も混じっていたのかもしれない。 超魔ゾンビの巨体でクロコダインを圧倒した時には「きっと以前のワシはお前から見るとこんな風に見えたんじゃろう」「いい気分じゃぞいっ!巨人の気分というのはなァッ!!」とも発言している。 正統派の戦士たちを「マヌケ」「頭が悪い」と見下すような態度はコンプレックスの裏返しだったのかもしれない。 後に電ファミの記事でも作者から「深層心理的に自分に自信がないため、息子すら手駒にするような自己中心的な生き方をしてしまう」と明言された。 とはいえ、肉体的には非力でもザボエラほどの多才ぶりなら他の面で仲間や軍のために貢献する道はいくらでもあったのだし、他人を踏み台としか考えていない時点で同情の余地はないが。 ミストバーンによるとバーンからはフレイザードと共に出世欲と智謀を評価されて六大団長として選ばれたとのことで、その点については最後までブレることはなかった。 しかしこれは魔王軍の目的である「最強の軍団を作るというバーンの戯れ」のために「強い軍団を作るにはこうした様々な個性が揉み合うことが必要不可欠だったから」であり、要するに切磋琢磨を目的とするものであった。 そのコンセプトを見誤り、自分以外の個性を軽んじ利用し、最後まで生き残ればいいと考えてしまったのがザボエラの最大の過ちなのかもしれない。 もっとも彼がどうしようもなく小物で、とんでもない下劣で非道な敵だったために、 ダイの大冒険が上手く回った部分も多いので(クロコダインの蘇生などもしかり)、悪役としては彼も重要なキャラだったと言えるだろう。 【勇者アバンと獄炎の魔王】 この頃はザムザと人間界の辺境で暮らしていたらしく、当時は在野の研究者だった。 ハドラー率いる旧魔王軍に自らが作り出したモンスターを提供しており、ハドラーから『俺の部下になれば、世界の四分の一を与えてやる』と勧誘を受けていたが、「自分は隠居がお似合い」と何度も断っており、魔力で威圧されてもより強い魔力で跳ねのける気骨も見せた。 こうした過去を踏まえると、やはり「魔力ではなく策謀を頼りにするようになったのは他の六大団長の強さに気圧されたから」というのは事実かもしれない。 しかし下劣な性格はこの時から健在で、何度も断ったのも「後々安く見られないよう自分の価値を釣り上げる」為の根回しだとザムザに嘯き、息子の研究成果も平然と自分の物にしているという相も変わらずのダニっぷり。 しかもこの時ザムザの額にグラスを投げつけており、この頃からすでに毒親だったようだ。 ハドラーが凍れる時間の秘法によって封印されてからしばらくして、サババに隠匿されているのを発見、魔力を封じる結界が張られていた為、クロコダインに依頼して特に被害も出さずにハドラーを奪還する活躍を見せた。 …と、そこまでは見事な知略で良かったのだが、 協力を要請し引き受けてくれたクロコダインを乏す発言 ハドラーを助けたのは自分だと恩着せがましく主張する ハドラーにかけられた呪法について、「解き方がわからなければいつでも頼りに来い」と上から目線(*17) と、わずかな期間で旧魔王軍に(旧魔王軍をけなしていないにもかかわらず)悪印象をこれでもかというほどにまき散らす。 これには仲間内には温和なバルトスも不快な顔を隠せず、知性を何よりも貴んでいたガンガディアに至っては ……全く!憧れない…………! と酷評した。 強いてプラスな点を言うならば、ガンガディアに「知力が高ければ良いというものでもない」ということを反面教師として学ばせることが出来たことくらいか。 ハドラーがアバンに敗れたと知ったときは「自分の野望の為の踏み台になってくれると期待していたのに」と失望しつつ、邪魔者が消えてくれたので「地上最高の魔族は自分に絞られた」と気持ちを切り替えようとしたが… ……死んだらそこまで! 最後まで生きている者だけが勝者と呼ばれるんじゃからなあ! あの世にいるハドラーの阿呆にもそれを言い聞かせてやりたいわい! ……『死んだらそこまで』 いいことを言うじゃあないか ……ザボエラ! 彼の背後には大魔王バーンの手によって霊体となった後、新生魔王軍を結成すべく暗躍するハドラーがいた。 「バーンのために妖魔師団長になれ」「応じなければ大魔王への反逆として処刑する」という命令を受け入れるしかないザボエラ。 ……わ………わかった…ハドラーどの …いや…わかっとらんな 『ハドラーどの……か』 普通主をなんと呼ぶ? ………わ わかりました ………ハドラー様 こうしてザボエラは大魔王バーンの部下となった。 【主な人間関係】 ザムザ 息子。 実の息子であるが親としての愛情は持ち合わせておらず道具としか見ていない。 ザムザからも「オレが死んでも涙も流さないだろう」と断言されている。 しかし、能力に関しては認めており、切り札である超魔生物の研究を任せていた。 ザボエラの奥さん、つまりザムザの母親についてはそもそも存在するのかどうかも怪しいと読者に色々な可能性を予想されていた長年の謎だったが、YouTubeで配信されているダイ好きTVにおいて、作者の三条陸は夫の命を狙いかねない極悪な美女魔族で、ザムザは母の事をほとんど覚えてないだろうと答えている。 やっぱり真っ当な関係性では無かったが、夫婦仲はともかく、一応ザボエラがちゃんと結婚して子どもを作ってた事に安堵した者もいるだろう。「絶対試験管ベビーだろお前」とか思ってすまない、ザムザ…。 ザボエラがブラスを人質として使う作戦を思いついたのも「ダイがブラスの身を案じて攻撃できないだろうから」よりも「子は親に逆らえないから」という理由が先に来ている。 ザボエラは「親子」そのものについて「強固な主従関係」といった解釈をしているのかもしれない。 ハドラー 上司。 物語中では太鼓持ちの如く持ち上げる姿がよく見られたが、それは彼の歓心を買って手っ取り早く出世したいからであって忠誠心はサラサラない。 ハドラー本人からは智謀と技術を高く評価されている一方で、「魔王軍で最も狡猾で残酷な頭脳の持ち主」「油断も隙もない男」と称されている。つまり上司にすら信用されていない。 なお軍団長への登用はハドラーから脅しつけられたことによる強制徴用だったことが『勇者アバンと獄炎の魔王』で判明した。 そしてハドラーが死んだと思った際は「役立たず」と吐き捨てるが、直後に生きていたハドラーから「オレとお前は最早一蓮托生。切り捨てるなら命はない」と脅しつけられ、彼の命令でハドラーを超魔生物に改造した。 ザボエラの命令無視等の勝手な行動に対して処刑ではなく魔牢への一時幽閉に留めてくれたが、ザボエラは逆恨みした上に彼を裏切っている。 クロコダイン 同僚。 上述の通り、凍れる時間の秘法で封じられたハドラーの救出を依頼された時に一度会っている。 謀略や卑劣な行いを好むザボエラとは反りが合わなかったものの、その魔力と智謀には一目置いていた。 後にザボエラを討ち果たした際も敵も味方も含めてただ一人その死を惜しんでいた。 クロコダイン自身は特に頭が悪いわけではない(ポップ等には及ばないという描写が時々ある程度)のだが、 ザボエラが唆した卑劣な手段にクロコダインが乗ったことがあるのが余程印象に残ったのか、以降もザボエラは一貫してクロコダインの頭は悪いものとして侮っている。 ミストバーン 同僚。後に上司。 当初はこれといった絡みはなかったが、物語後半でミストバーンがハドラーの後任として魔軍司令になると様相は一変。 「自分の成り上がりだけを目指してうろつくドブネズミ」「私はお前のような奴を絶対に信じない」とボロクソに扱き下ろされ、その後も溝は埋まらないまま最終決戦でとうとう実質的に見捨てられるに至った。 前述のハドラーの件が決定的にザボエラへの不信と嫌悪に繋がったのは間違いないだろうが、例えそうでなくとも自力で強くなれないなりに戦闘センスを磨き続けて来たミストバーンにとって、強大な魔力と高い頭脳を持つにも拘らず他人に取り入って功績を掠め取る事ばかり考えているザボエラの態度は正しく地雷ド真ん中だったと思われる しかしザボエラもザボエラで、いくら自分より上の地位に出世したとはいえ元同格の同僚によくあそこまで媚び諂えるものだ。 ただ、尻に火がついたザボエラが超魔ゾンビを引っ張り出した際には「これで地上はなんとかなる」と安堵した様子も見せていたので、人格評価は別として戦力としては一定の評価はしていた模様。 【余談】 息子のザムザが生まれた約200年前は人間に換算すれば60歳前後。 別作品のじじい並みのお盛んじじいである。 この時はハドラーもまだ人間でいえば10代の小僧っ子。バーンの地上支配計画も準備段階で、科学者としてならば比較的穏やかな日々を過ごせていた筈である。 そこから約200年後、魔族とはいえ老い先短い身で、若い五人に囲まれた中いきなり六大団長に抜擢されたのだから、焦る気持ちも分からなくはない。 ……まぁ息子のザムザからすらも「オレが死んでも涙も流さないだろう」と断言されていて実際その通りっぽいので、ザムザが生まれる前からああいう性格だった可能性の方が高い。 肩書きの「妖魔司教」の立ち位置は作中では全く説明されなかったので、どういう意味合いなのかは不明。 少なくとも作中での振る舞いは科学者・魔道士・策謀家としての側面がほとんどで、宗教家らしい面は皆無である。 ひょっとすると、魔王軍にスカウトされる前に所属していた組織での役職名をそのまま引っ張ってきているのかもしれない。 あるいはもっと単純に「悪魔神官」の上司だから「妖魔司教」ぐらいのあまり深い意味合いのない肩書きなのかもしれないが。 そもそも「一度口を閉じれば数十年は喋らない」とされていたミストバーンが「魔影参謀」なくらいだし 一応、(科学技術的な手法だが)味方の蘇生を担当してはいるので、ドラクエ的な意味での「神父」に近い立ち位置ではある。ザオリクとかは使えないが、まぁ本作では失われた古代呪文なので致し方なし。 2020年版を演じる岩田氏は『動物戦隊ジュウオウジャー』にてクバルを演じているが一応の目的(出世)を果たし、敵に傷跡を残せたザボエラとは違いあちらは目的は愚か敵に傷跡を残すことが出来ず一人惨めに散るというザボエラ以上に悲惨な末路を辿った。 ただ破滅を導いた一番の理由はザボエラと同様自身の目的の為に他者を踏みにじって来たことだろう。 えらくあの記事が気になっとるようじゃが、ええっ? …なんだったらワシの呪文で追記・修正してやろうか? アニヲタどのは腕は立つが 項目編集にはまるっきり奥手じゃからのぉ… ギェッヘッヘッヘッ…!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 人間のマトリフが使うことにハドラーも驚いた極大呪文は当然負担も強そうだから、マスターしてるかどうかも疑問 -- (名無しさん) 2022-05-07 20 06 02 ザボエラも魔力の潜在力は高かったんだから、呪文の習得を頑張れば良かったんだろうけど頭が良すぎるから自身の才能を早々に見限っちゃったんだろうな……息子ザムザは努力家だったっぽいが -- (名無しさん) 2022-05-19 18 36 34 才能を見限ったというか、前線に出て命を張る気が全く無い性格だから。攻撃呪文を覚えるよりは、できるだけ自分の身が安全なまま敵をいたぶる方法を模索しただけかと -- (名無しさん) 2022-05-26 20 49 53 何というかアバン先生の外伝で珍しく更に株が下がったキャラだわw合成魔獣とか合作ですら無くて息子の成果奪ってただけかよw -- (名無しさん) 2022-06-04 20 53 58 他人にかけるモシャス、上で出てるバダックにかけるみたいな活用をしてたら、レブレサックの神父みたいなことになってたかも。作中変身させられた味方が完全に不本意だったところを見るに、おそらく同意のない敵に対して発動できるはずだし… -- (名無しさん) 2022-10-22 07 40 12 「自分は傷つかず一方的に敵を甚振れる能力」ってそれ自体は兵器開発のコンセプトとして間違ってないんだけど、ザボエラの最大の問題点って「自分が傷つかなければ味方がどれだけ犠牲になっても構わない」って思考そのもの(加えてそれが周囲にバレバレ)だから結局孤立を深める結果にしかなってないっていう。策謀家も科学者も結構だけど、せめて自軍の被害を減らす方向に舵を取ってたらマシだったろうに -- (名無しさん) 2022-10-26 18 20 31 努力家の代表だったクロコダインが最終的に戦力外になってしまった事実を考えると、周りがすごい奴ばかりで真面目に頑張る気が失せてしまったザボエラの気持ちもわからなくはない。だからといって味方を踏み台にするのはあれだが。 -- (名無しさん) 2022-10-26 18 45 07 クロコダインって努力家かね? 明確に修行してたのは激烈掌習得時だけのような気がするけど。いやもちろん怠け者ではないだろうけど、他の面子と比べて特別努力家って印象でもないような。修行するのはアバンもダイもポップもみんなやってることだし、ザボエラにしても自分の体を鍛えてはいないけど、超魔生物研究とかで努力はしてるだろ。 -- (名無しさん) 2022-11-03 00 49 42 敵の死体をゾンビに再利用出来るなら…と思ったけどそれは不死騎団で既にやってた -- (名無しさん) 2022-11-21 19 00 32 獄炎の魔王でクロコダインのおっさんがザボエラの手引きで凍ったハドラーを救出していたことが発覚。結界内のハドラーの位置把握と、呪文を使わない=探知されない救助法(ブレスで床を溶かす)をやる辺り、手口をそろえさせれば本気で有能なんだよな。 -- (名無しさん) 2022-11-26 22 52 07 でも全く憧れない -- (名無しさん) 2022-11-28 01 28 07 考えてみれば上官にすら「油断も隙も無い奴」と見られてる時点でね…前日譚での言動見るとそれも納得行ってしまうという -- (名無しさん) 2022-11-28 19 03 07 敵対者に残酷だったり卑怯だったりするのは軍として間違ってないけど、仲間さえも利用する道具という考え方がこいつの破滅を招いた部分だな。 -- (名無しさん) 2022-12-18 02 16 12 何とか評価しようとしても結局性格で全部台無し、に戻るループ -- (名無しさん) 2023-01-11 19 03 08 仮にザボエラが大人しくしていたら勝てなかったという意味ではダイたちの勝因の一つではあるか…? -- (名無しさん) 2023-04-26 17 10 07 フレイザードにしても卑劣な点を責めることはなくても、危険を冒さずに手柄を掻っ攫うというやり方はめちゃくちゃ嫌ってそうではある。 -- (名無しさん) 2023-05-28 15 56 23 ↑×3 息子の遺言が殆ど負け惜しみに終わってしまった原因もその1点に尽きるんだよなぁ…。 -- (名無しさん) 2023-09-18 22 52 38 超魔ゾンビ、炎耐性はあるっぽいけどニフラムは材質的に効きそうだよね。偶々使い手いなかった(ルーラ未収得の例とか鑑みるとニフラム未収得もあり得そう)けど、ザボエラの性格的に盲点になってる可能性も無きにしも非ずなのが。ボスに効く呪文でもないけど。 -- (名無しさん) 2023-09-19 05 03 56 ハリケンジャーのサンダールみたいに仲間を自分が成り上がる・野望を達成するための道具としか見てない系の悪役は他作品にもいるけど、ザボエラの場合そういう本心を隠そうともしないのが大きな特徴になってるよね。普通はもっと愛想良くする -- (名無しさん) 2023-10-05 20 07 22 原作の三条陸はザボエラは敵として倒されるために嫌われるよう逆算して作ったそうだが、「実際ある程度実力はあったが、深層心理的に自分に自信がなく、ああいうふうに生きるしかなかったのではないか」とも評している。 -- (名無しさん) 2023-10-16 19 40 03 ザボエラの嫁って相当な悪女で、しかもかなり歳をとってから結婚&子供を作ったんだよな ……ちょっと思ったんだけど、捻くれたのって嫁の影響だったりしたら面白いな、性格の割に技術開発とか魔力とか長年の積み重ねが必要なブツを相当なレベルで習得してるし -- (名無しさん) 2023-10-17 10 03 02 超魔生物の研究がザムザのものだったってのは、むしろ勘違いしてた奴が多いのが驚きだわ。最初からザボエラ発案で研究してたのはザムザって明確に言われてるし。むしろ息子の研究を即座に理解して超魔ゾンビとか即作れるのが化け物なんだろうに -- (名無しさん) 2023-10-22 13 49 42 ザボエラ自身の魔力からしてどう考えてもベギラゴンが使える、ってあるけど呪文契約の設定があるから無理な可能性普通にあると思う -- (名無しさん) 2023-12-03 08 00 31 ↑↑↑↑魅力的な敵組織を作るうえで徹底して嫌われるキャラに造形するのはよくあることだけど、深層心理部分とか実力とかの部分って、連載初期に危うく編集さんに殺されそうになったポップと同じじゃないか。それでこの落差も上手いが、魔族と人間じゃ寿命も価値観も違うからこれだけ差がついたって点でも説得力あるしやっぱ上手いなぁ三条先生 -- (名無しさん) 2023-12-03 20 01 32 能力はあるけど性格で自分の首締めてるんだよな -- (名無しさん) 2024-04-30 06 17 04 悲報:ザボエラ、まさかの強制徴用。でも本編でもハドラーとの関係って大体こんな感じだったな… -- (名無しさん) 2024-05-21 02 08 29 龍雅時貞の配下だったらよかったのかな -- (名無しさん) 2024-05-27 08 30 19 キギロとは一回も会ってないけど、まあ嫌われただろうなってのは想像出来るw同じ出世欲の塊だけど味方に対するリスペクトの無さにキレそう -- (名無しさん) 2024-07-22 23 19 09 ハーメルンの方の魔族だったら出世してそう。つかギータが「前線に出るザボエラ」みたいな奴だった -- (名無しさん) 2024-09-11 22 03 43 ハドラーから「様」付けを強要されたのに、クロコダインは「ハドラー殿」「魔軍司令殿」で特に何も言われてなかったという。もうこの辺で既に人徳の差が窺える -- (名無しさん) 2024-09-15 14 04 56 名前 コメント すべてのコメントを見る