約 2,010,904 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2980.html
登録日:2011/05/21(土) 12 26 57 更新日:2024/09/11 Wed 22 01 58NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 「子は親を選べない」の好例 ただ認めて欲しかった ザムザ ダイの大冒険 主人公に勝ったキャラ 哀しき悪役 外道 妖魔士団 妖魔学士 孝行息子 学者 息子 毒親育ち 研究者 親孝行 超魔生物 長年の謎だった母親 長年の謎だった母親 ← 父どころか母まで外道だったよ……。 陶山章央 魔族 魔王軍 我が名はザムザ!!だがその正体は人間ではない!! 魔王軍妖魔士団長ザボエラが一子、妖魔学士ザムザだ!!! 漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場人物。 CV:陶山章央(2020年版) ●目次 【概要】 【人物】 【戦闘能力】装備 【作中での活躍】子として 【研究成果の後継】ハドラーの超魔生物化 超魔ゾンビ 【余談】 【概要】 魔王軍・妖魔士団の幹部であり、その肩書きは『妖魔学士ザムザ』。学部卒? 妖魔士団長である妖魔司教ザボエラの息子でもある。 182歳という年齢は長寿の魔族としてはまだまだ若年で、人間換算では高校生程度。 見た感じは人間でいう青年期あたりである。 ……マユゲが無いせいでやや老け顔っぽいが。 【人物】 歳の差もあって容姿はそれほどでもないものの、性格はやはり父に似て外道。 人間を「モルモット」「ゴミ」と言い切り、使い捨ての道具と見做す考えの持ち主である。 特に悦に入る時の「キ~ッヒッヒッ!!」という笑い声は親譲りというほかない。 また魔道士としての素質も同様に引き継いでおり、多種の攻撃呪文を扱える。 ただし、自身が傷つかないことだけを重んじて他者が犠牲になろうとも一切気にかけないザボエラとは違い、ザムザは自らの肉体を研究の材料にし、戦線に出て危険を冒して戦うことも厭わない。 人間を実験材料にしようとした理由についても、「実験の度に部下を犠牲にするわけにはいかないから」という自軍の仲間への配慮を挙げており、これも平気で手下を身代わりにしたり殺して素材にするザボエラとは全く方向性が違う。 劣勢でも退かず、敗因を素直に認める、死ぬ時も潔く受けいれるなど、「残酷だが自分なりの美意識や節度を持つ悪役」という演出になっている。 生物学に精通し、他の生物の因子を取り込んだ新しい生命体「超魔生物」の研究を進めていた。 これは妖魔士団の多くが呪文の扱いに長ける反面、肉体的に脆弱という弱点を補う目的でザボエラの発案により行われていたもの。 既に理論は大部分が完成し、ザムザ自身の身体をベースに実際の成果が得られつつあるという。 また、この研究の過程で魔物同士を掛け合わせた[[魔改造]]合成モンスターなども造り出している。 【戦闘能力】 妖魔士団長の息子だけあってメラ系やギラ系、イオ系などの多彩な呪文を使いこなす上級魔法使い。 また、切り札として魔族から超魔生物への変身能力を持つ。 既に90%近くまで完成しているが、呪文が使えなくなる欠点を残している。 具体的な他の生物の因子については全身が変身する前から使用している大猿系怪物の柔軟な皮膚以外は不明。 クロコダイン脱退後の百獣魔団を材料にしたんだろうか 変身後は原型をとどめておらず、頭からは四本の角、背中からは鰭か翼のようなものが生え、 左手ははさみ状で足の指は鳥状の数メートルの怪物となる。 呪文が使えなくなった代わりにその攻撃力や防御力及び再生能力を武器とする他、 腹には円形の巨大な口を備え、捕獲や呼吸を行う。口からは閃華裂光拳をも封じる特殊な皮膜粘液を吐き、闘気を操ることも可能。 ただ、チウ程度を相手にいつまでも仕留めきれずにスタミナ切れを起こすなど、戦闘スタイルはほぼ持ち前のパワー頼りで戦闘技術そのものは乏しい。もっとも、元々が研究職であることを考えるとまがりなりにも戦えるぐらいの技術を持っているだけ優秀だろうが。 また、閃華裂光拳の仕組みも即座に気付き、有効な対応策を打つなど、戦闘における判断力・洞察力は十分優れている。 しかし生命活動を異常促進させることで自壊を促す閃華裂光拳(マホイミ)を相手にするとその生命力が仇となる。 致命傷を負うと、肉体は死体すら残らず灰となってしまう。 戦闘中にマァム達から向けられた憤りに応えてかザムザは「生命を弄んだ天罰かも知れない」と語っている。 漫画『勇者アバンと獄炎の魔王』では、超魔生物研究はザムザが始めたものと語られており、その成果の一環として合成魔物が生み出されている。 …が、ザボエラは魔王ハドラーに対して自分の成果と言って自分を高く見せつつ、魔物を売っていた。 ハドラーがザボエラを妖魔師団長に(強引に)任命した際、父親を超える偉業を成し遂げるチャンスと考え、自分の意志でハドラーの部下になることを志願し認められる。 装備 生体牢獄(バイオプリズン) 名前の通り牢獄の部品は生物組織で、柔軟さと強靭さを併せ持つ皮膜は打撃、斬撃、呪文と、あらゆる攻撃を跳ね返してしまう。 また、時間が経つと内部に痺れガスを充満させて、捉えた相手を動けなくする機能もついている。 だが、マァムとゴーストくんには回復魔法を全身に纏う技で痺れガスを防がれ、さらに生物だからこそ有効な『閃華裂光拳(せんかれっこうけん)』を叩き込まれ破壊されてしまった。 覇者(はしゃ)の剣(偽) ロモス王国の国宝である覇者の剣の贋作。恐らくは鎧の魔剣などと同じ金属で出来ていると思われる。 偽物ではあるものの、パプニカのナイフ程度の武器では瞬時に消滅してしまい、鎧の魔剣でさえ、一度使った後、完全に消滅してしまったダイの竜闘気(ドラゴニックオーラ)を用いた攻撃にも、一撃分は持ち堪えたので、かなり良い武器ではあったようだ。 オリハルコンを原材料とした本物の覇者の剣ほどではないものの、十分に名刀といえる一品。 【作中での活躍】 人間達の国であるロモス国に人間に扮して潜入、ロモス王に進言して武術大会を開催させた。 進言の際の名目は「腕自慢を集めて国力増強の助けとする」こと。 しかし実際の目的は、「超魔生物の研究を進める実験の為に、モルモットとなる強い人間を集める」ことである。 この大会の優勝賞品には伝説の金属オリハルコン製の覇者の剣が用意されており、対バラン戦直後、自分の竜の騎士の力に耐える武器を求めたダイもポップと共にエントリー。 ……しようとしたのだが、選手の登録時間は終わっていたので参加は不可。 武闘家に転職後の腕試しとして偶然この大会に参加し、会場でダイ達と合流したマァムに賞品獲得の願いを託すことになる。 ここではマァムの兄弟弟子である「空手ねずみ」のチウも初登場(二足歩行し、しかも喋るねずみ)。 しかし覇者の冠にしろコレにしろ、ロモス王がどこから入手したのかは結構気になるところ。 いつもニコニコしている気さくな雰囲気の裏で、謎の蒐集スキルを持つ王様である。……○ダル王? 大会は順調に進み、ベスト8が決定。 その中には無事勝ち残ったマァムと、謎の着ぐるみ「ゴーストくん」の姿が。 ……チウ?初戦で負けたよ。 そして8人がリングに上がったときに自分の身分と目的を明かし、リングに仕掛けていた生きた檻「生体牢獄(バイオプリズン)」を起動させて彼らをその中に閉じ込めた。 恐らくはそれごと中の人物を連れ去るつもりだったのだろう。 当然ながらダイとポップはそれに立ちふさがる。 が、ザムザは驚きつつもダイの登場に歓喜の声を上げる。 竜魔人と化した竜の騎士こそ、自身の研究する超魔生物の到達点なのだからと。 「おまえはまさに飛んで火に入る夏の虫!」「最高のサンプルなんだ!!」 おまえの親父みたいな… 化け物をつくるためのなああっ!!!! ポップがツッコんだように超魔生物化したザムザの容姿は竜魔人バランよりもよほど化け物じみてはいるが。 普通の魔族や魔物を素材として竜魔人に近いパワーを得るにはここまで肥大化・異形化するほどの改造が必要ということか。 敵対したとはいえ父親を化け物呼ばわりされたダイの怒りのラッシュを受けるが異常なまでの頑丈さを見せ、破れた服の下から異様な肉体を覗かせると、自身をベースに超魔生物は90%近くまで完成していること、大猿系怪物の皮膚と闘気の併用で捌いたことを明かす。 そして、自らの肉体に施した超魔生物への変身機能を開放。 巨大な体躯とパワーでダイを拘束するもハサミを破壊され脱出されてしまうが、直ちに紋章の力が尽きて倒れたダイを腹に備えた巨大な口で飲み込み一度は完勝する。 しかしポップの五指爆炎弾(フィンガーフレア・ボムズ)とチウの決死の窮鼠包包拳を喰らって腹の口を開いてしまい、バイオプリズンを破壊したマァムの奥義・閃華裂光拳により再生能力が失われてしまい圧倒されるが粘液により腕を封じてマァムを逆に追い詰める。 しかし、ポップのメラで粘液を溶かされて再び閃華裂光拳を喰らい、最後は腹から脱出したダイが最後の力で振るう覇者の剣によって敗れ去った。 なおこの覇者の剣は事前に摩り替えられたニセモノで、当然ダイの力に耐えられずボロボロになってしまった。 本物はやがてハドラーの手に収まることとなる。 子として 「自分以外は全て道具」「役に立たないならゴミ」と常々口にするザボエラの子であったザムザは、やはり自身も道具として見られつつ育った。 人間をゴミと呼ぶ姿勢は己の優秀さを自認する為のものであり、それにより父に認めて欲しいという願望の現れでもある。 結局の所、根底の部分ではザムザもまた、人間の青年と何ら変わりはなかったのである。 死に際に自分の研究データをザボエラの下へと送るザムザの献身に、ポップはつい口を出してしまうのだが…。 「バ…バカ野郎!てめえの親父ってのはザボエラだろうが!!!」「あいつがそんなことやって感謝するようなタマかよ!!!」 「…フッ…わかっているさ。そんなこと」「…オレが死んでも涙ひとつ流さないだろう…」 ……だが、あんな父でもオレの父であることに変わりはない…! そう言い遺し、いつか完成した超魔生物がダイ達を倒すことを夢見ながら満足気に死んでいった。 いつか完全なる超魔生物がおまえたちを倒す…!! オレの…オレの戦いはムダじゃなかった… そうさ……。決して……ムダではな……かった……は……ず…… 本作には様々な親子関係が描かれており、これは恐らく作者の掲げたテーマの一つでもある。 互いに反目し、一度は殺し合いながらも互いを想わずにはいられないダイとバラン。 ごく普通の両親を持ちつつ、家に嫌気が差して飛び出しながら両親を想い続けるポップ。 戦火の中を過ごす両親の間に生を受け、それ故に平和に生きることを望まれたマァム。 物心付く前からモンスターに育てられたダイとヒュンケル、また彼らに愛を注いだブラスとバルトスなど…。 そんな中で「敵方の親子」として現れたザムザの最期は、ダイの心に深く、強く刻み込まれるものとなった。 ………わかる… …おれ…なんとなくわかるよ… 戦いが終わり日が落ちかける頃、灰となって消え行くザムザを見ながらダイはそう呟いていた。 そして、傍らには役目を終えたニセ・覇者の剣が、まるでザムザの墓標のように地面に突き立てられ、夕日を浴びて鈍く輝いていたのだった…。 【研究成果の後継】 キーッヒッヒッヒッ! よくやった!まったくよくやったぞザムザよ! お前の人生はわずか200年足らずの短いものだったが実に有意義なものだったわい! あの世で誇るがよい!お前の研究成果が生み出す魔王軍最大最強の魔人のことをな! ハドラーの超魔生物化 ザムザが死の間際に転送した研究データを元に、ザボエラがハドラーに施術。 超魔生物になると呪文を使えなくなる欠陥は、魔族←→超魔生物間の変身機能を残しているために生じるもの。 よってハドラーは自らの決定の下、この変身機能を排除させた。 これはつまるところ、復活が約束された魔族の生を捨てて死ぬまで獣の身であり続ける覚悟に他ならない。 権力に固執するヘタレの終わり、そして1人の武人の始まりである。 超魔ゾンビ ハドラーすら研究途中の産物と見做し、最終的にザボエラがたどり着いた究極の超魔。 予め特殊な細工を施した魔物の遺体をザボエラの魔法で合体させ、巨大なゾンビに造り替えたもの。 死肉の凝縮体であるため生体活動を異常促進させて自壊を促す閃華裂光拳(マホイミ)が通じず、さらにゴムのような弾性と強力な毒素で並大抵の武器は腐食・破損させてしまう。 こちらでは魔法力を攻撃呪文ではなく、ボディ内部からゾンビを意のままに操るために使う。 痛覚のない死体であるため、攻撃を受けてもザボエラ自身は痛くも痒くもない。 総合的な戦闘能力で見ればハドラーの方が明らかに上だが、ザボエラの理想とするヴィジョンに基づいて、単に強くなることよりもいかに自分自身に負担を掛けず、安全に一方的に敵をいたぶることができるかを追求したものとなっている。 そのためザムザやハドラーのように自身の肉体を改造するのではなく、他人の肉体を素材に造り上げたパワードスーツのような代物となった。 ただ竜魔人の能力の再現という超魔生物本来のテーマからは外れている上、同じ魔族をモルモットにしないために人間を捕えたザムザからすると嫌悪感を持たれそうな発想である。 ザムザの死後、超魔生物の研究に課せられた課題は以下の通りだった。 呪文が使えなくなる欠点の克服 竜魔人に匹敵する力を得るための戦闘力の強化 閃華裂光拳のような生体組織にダメージを与える技への対策 寿命を削るほどの肉体への負担の軽減 これらの課題のうち、「呪文の使用可能」「戦闘力の強化」を重視したのが超魔生物ハドラー、「閃華裂光拳への対策」「肉体への負担の軽減」を重視したのが超魔ゾンビと言える。 【余談】 ザムザの母 ザボエラの奥さん、つまりザムザの母親について存在するのかも長年の謎だった。 しかしYouTubeで配信されているダイ好きTVにおいて、作者の三条陸は「夫の命を狙いかねない極悪な美女魔族で、妻はザボエラを殺そうとして返り討ちにあったのかも。ザムザは母の事をほとんど覚えてないだろう」と答えている。 もし両親が揃っていたらザムザはどんな性格に育っていたのやら…。 ザボエラにまともな夫婦関係が築けるとは思えないため、この発言があるまでザムザは試験管ベビーではないかと囁かれていたのは内緒。 親子についての認識 ロモス城でのクロコダイン戦における「子供が絶対に逆らえんもの…それは『親』じゃっ!!」というザボエラの台詞。 単体で聞いても下衆な発言だが、その後ザムザの登場によってザボエラ自身もまた子を持つ親であった事が判明。 にも関わらずこの認識だったという事になるので、ザムザ没後の「お前の人生は実に有意義なものだった」発言も合わさってさらに読者から見たザボエラの株が下がったのは言うまでもないだろう。 フッ・・そうか・・負ける要素は追記・修正を“ゴミ”とあなどった・・オレの心の中にあったのか・・。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 超魔生物の初ボスで、変身すると呪文が使えなくなるのはドラクエ初ラスボスの竜王の特性のオマージュ。 -- 名無しさん (2013-12-07 22 47 07) 母親どんな人だったんだろうか。ザボエラの事だから自分のクローンという可能性もあるけど -- 名無しさん (2013-12-07 23 02 28) ザボエラって人間に換算すると60歳前後でザムザを作った事になるんだよな… ジョジョのジョセフ並のお盛んじじいだ -- 名無しさん (2013-12-08 00 06 31) 名前の元ネタはフランツ・カフカの『変身』の主人公のグレゴール・ザムザ(グレーゴル・ザムザ)かな。こっちのザムザも悲惨極まりない末路だった。 -- 名無しさん (2014-01-26 09 31 27) ブロキーナってゴースト君じゃなくてビーストくんじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2014-01-29 09 09 54) ↑この頃はゴーストくん。後にオバQみたいな頭をフサフサにしてビーストくんに改名した。 -- 名無しさん (2014-01-29 09 37 04) 閃火裂光拳のメカニズムを解明し、対策も即座に打てるなど、研究者キャラとしては珍しく機転が効くと思う -- 名無しさん (2014-01-29 09 38 20) そういえば、二次創作でザムザがエイミとメラゾーマ対決をする小説があったけ -- 名無しさん (2014-02-26 15 32 55) ↑×7 ヒュンケルに対して、薬でマァムをとかゲスいこといってたからな…それをやらかしたんだろうというゲスいことを考えた俺 -- 名無しさん (2014-07-28 01 49 51) 悲しい最期だったな…… -- 名無しさん (2014-12-19 22 36 10) 一応親父に褒めてもらえたから良かったのかな… -- 名無しさん (2014-12-20 21 33 09) ダイを丸呑みにした時のズチュッズチュッって音がエロかった -- 名無しさん (2015-01-01 13 53 22) テストで百点取った時だけ僅かにこっちを見てもらえる とか、そんな環境で育ったんだろうなあ -- 名無しさん (2019-02-03 05 46 21) ザボエラにとって他人はすべて道具なのだから、ザムザの母親も「身のまわりの世話をさせたり自分の欲望を処理させたりするための道具」で息子が生まれたのはたまたまか、でなければ最初から「息子という道具を産ませるための道具」だったかのどちらかじゃないかな -- 名無しさん (2019-02-03 07 47 44) 褒めてもらえても道具として見ていないザボエラ…一度でも良いから「息子」として見ればいいのに。 -- 名無しさん (2019-06-01 11 58 20) 結局のところ超魔生物はダイたちを倒す事は出来なかったけど、最高の武人を生み出したという意味ではザムザの死は確かに無駄ではなかったんだよなぁ… -- 名無しさん (2020-11-07 06 20 51) 機転は効くが、チウをいつまでも仕留められずにしまいにゃ息を切らすあたり、戦闘技術やスタミナには難がある。まあ、元から超一流の達人なハドラーと違って、ベースは研究者だから仕方ないか。 -- 名無しさん (2021-03-05 22 12 20) 実は一度竜の騎士を倒したことがあるという、とんでもない実績の持ち主だったりする -- 名無しさん (2021-05-17 00 33 57) ニセ覇者の剣、仮にもダイの全力のストラッシュにボロボロになりながらも耐えたって事は、鎧の魔剣とかよりもいい金属使ってたって事だよな。案外オリハルコンと二番目の金属の合金なのかも。ニセモノでも修理してヒュンケルやノヴァ辺りに渡ってたら十分に一線級の武器になってただろう。 -- 名無しさん (2021-06-05 17 43 40) 敵を実験材料にすることで味方を犠牲にしない、自分を実験台にできる度胸、研究職なのに自ら戦場に出てくる正々堂々さ、等で評価が上がっているのは笑う -- 名無しさん (2021-06-05 18 24 24) もし1991年版が長続きしてたら声は千葉繁が当ててたのかなあと妄想してる -- 名無しさん (2021-06-21 00 05 09) もしこの時クロコダインが一緒で、ザムザの最期を看取っていたら、ザボエラとの決着の時にどんな思いを抱いただろうか。 -- 名無しさん (2021-06-21 00 19 27) 息子が死んでもその研究成果に喚起して大笑いするだけの毒親…バラン編の直後だったのもあってザボエラの糞親っぷりも顕著なんだよね… -- 名無しさん (2021-06-21 21 45 59) 最近養子だったんじゃないかと思うようになった だって人格があまりにも親父とかけ離れてるし -- 名無しさん (2021-06-21 21 53 49) ↑母親がマシな性格だった…とか? -- 名無しさん (2021-06-24 22 57 12) ↑母親も必要なら夫を殺す悪女系だったそうでザムザもほとんど覚えていないとか。 -- 名無しさん (2021-09-01 19 14 15) 獄炎の魔王の3巻のプロフィールには「ある分野においては天才を自称する父を超えている」とあったけど、これが生物学の分野でザムザの得意分野だったからこそ、ザボエラは超魔生物学をザムザに研究させてたのかな(単純に自分でやるのがめんどくさいからって可能性もあるけども) -- 名無しさん (2021-11-09 14 47 56) あの境遇で歪まずに育ったのは素直に称賛に値する、まあ残酷ではあるがそれはザムザに限った話でもないので・・・ -- 名無しさん (2021-11-09 14 57 47) 子を育てるのは親だけではない。ザボエラの踏み台にされ犠牲になる同胞を幼いころから見ていたからこそ思うところもあったのかもしれない。 -- 名無しさん (2021-11-10 14 25 11) ポップの言った「こいつ、本当は父親に誉めて欲しかったんだろうな・・・。」ががザムザの本音だと思う。 場面変わって一応ザボエラからは「良くやった。」みたいにコメントされてるので一応は誉めてもらってる。(息子よ、良くやったではなく道具として役に立ったって意味だろうけど) -- 名無しさん (2021-11-10 20 00 13) バランやマトリフのような迫害を受けることもなく、王の近くにまで上り詰められたのは、ロモス国王の寛大さなのか、それを見越したザムザの手腕なのか。それとも、入り込む頃には既に平和ボケが始まっていたか? -- 名無しさん (2022-03-09 16 41 28) ザムザは最低最悪な父親であることを理解していて、それでも父親の愛を求めていたなんて… あと生命を弄んだ罰と言ってた分自分のやってきた研究が残虐非道なのは自覚してたんんだな -- 名無しさん (2022-11-08 20 39 39) 「子が決して逆らえんもの、それが親じゃ!」ってそれ単体でもゲスな台詞だけど、さらに仮にも息子を持つ父親が言った事でさらに株が下がるという -- 名無しさん (2022-11-08 21 56 48) ポップの魔法食らってすぐさま評価をただ者じゃないって改めたり、いざと言う時は自分で体張ったりと父親よかは相当マトモな人物 -- 名無しさん (2022-11-11 22 48 49) エブァのシンジに似た部分あるよね -- 名無しさん (2022-11-24 11 07 37) ダイに「…おれ…なんとなくわかるよ…」って言われたけど妻子の為に自分の命を犠牲にするバランの息子にこう言われるのは内心複雑だと思う。まぁダイはダイで父に対して思うところはあるんだろうけどさ -- 名無しさん (2022-11-26 22 31 53) ↑4 それを言われたダイは後に実の親と死闘を演じたけどね。 -- 名無しさん (2022-11-26 22 34 24) 親を想う子の気持ちを「血にアホのエキスが流れている」呼ばわりだもんな。「親を想う子はいつ見てもいいものですね」ぐらい言えんのかこいつは -- 名無しさん (2023-01-14 00 01 53) ↑ザボエラの話ね(分かっていると思うが) -- 名無しさん (2023-01-14 00 03 14) 母親もスゲーな? -- 名無しさん (2023-05-26 21 41 32) ロモスに持ってきたのはザムザだから確かにその通りなんだけど偽覇者の剣がザムザの装備と言われると違和感を禁じ得ないw -- 名無しさん (2023-10-08 18 04 28) 読者からすると忘れがちだけどザボエラは博識かつ莫大な魔力と高度な呪文を身につけた超大物だからな、取り入れようとする野心あふれた女はいくらでもいただろうな -- 名無しさん (2024-05-15 17 35 07) 能力的にも性格的にもザムザが妖魔士団長になっていれば魔王軍も安泰だったかなぁ。 -- 名無しさん (2024-05-26 20 05 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/49646.html
登録日:2021/10/28 Thu 19 21 05 更新日:2024/04/07 Sun 08 18 09 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 0歳 こけし アルビナス オリハルコン クイーン スピードキャラ ダイの大冒険 チェス トランスフォーム ニードルサウザンド ハドラー親衛騎団 リーダー 乙女 変形 女王 愛 漢女 生きている駒 田村ゆかり 禁呪生命体 金属生命体 針千本 魔王軍 私にとってはハドラー様のご存命こそが最大の望み…!! …たとえこの身がどうなろうともあの方の生命だけは守りたい…!! アルビナスとは、漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の登場人物である。 CV 田村ゆかり(2020年版) ●目次 【概要】 【人物】 【戦闘力】技 【来歴】◆決戦 【概要】 ハドラーが禁呪法を使いオリハルコンの駒より生み出したハドラー親衛騎団。 その中でもアルビナスは最強の駒『女王(クイーン)』から創り出された存在である。 厳めしい兜を被ったような頭部とヴェールで体を覆い尽くすようなドレスを纏い、常に手合いを隠している、女王の駒なので精神も女性型。 ハドラー不在の際には親衛騎団のリーダー役を務める。特にヒムとの仲はさながら姉弟のよう。 【人物】 ハドラーに女性が男性に向ける恋慕と呼んでも差し支えのない感情を抱いているが、あくまで自分は駒であるとして“女”と呼ばれることを否定し、忠義のためと言って彼のために戦っている。 男性的な「戦士の誇り」といった価値観をあまり重視しておらず、最優先すべきはハドラーが少しでも長く余生を送れるようにすること。 そのため、時にはハドラーの意に反した行動を取ることもある。 ヒュンケルとバランの決闘に割って入ってでもハドラーの敵を排除しようとする、ハドラーが大魔王バーンに反旗を翻した後でもバーンによる助命に望みをかけ率先してダイ一行を始末しようとするなど独断行動も多い。 しかし、それも全ては愛するハドラーのためであり、ハドラーのプライドを傷つけてでも彼を守ろうとしたからである。 北の勇者ノヴァがヒムとの勝負で明らかに圧されつつも悪あがきしようとした際、「これ以上主賓(ダイ)を待たせるのも失礼」とニードルサウザンドを食らわせた。 ある程度相手の誇りを尊重する他のメンバーと違い、格下に対しては非常にドライである。 彼女が特に賢明だったのはザボエラに対する判断であろう。 ザボエラがハドラーに無断で妖魔士団を率いて出撃したことについてヒム達が幽閉という措置で済ませていた中、アルビナスはただ一人「いずれハドラー様に害を成すに違いないので即刻処刑すべき」とハドラーに進言していた。 これに対しハドラーは「ザボエラも自身の超魔生物化のために尽力したのは事実でそのために息子も失っている」という理由で温情をかけていたのだが、結果的にはそれが仇となった。 成長したハドラーの器の大きさを示すシーンでもあるが、相手はハドラーが思う以上に煮ても焼いても喰えぬ奴だったのだ…。 死の大地ではメドローアの危険性を考慮してか、ヒュンケルはヒムに任せ自身はポップと戦おうとしていた。 もっともこの時はトベルーラで逃げる彼を追いかけていただけで、黒の核晶の爆発という危機もあり大した攻撃をすることもなく戦闘が中断している。 ハドラーがバーンに反逆した際は他の仲間共々ミストバーンとキルバーンに拘束されてしまうが、その状態でも「自分から目を離せばその瞬間に黒焦げにする」とキルバーンを脅しつける不敵さを見せた。 この時、闘気すら込められていない鎌を突き付けられた程度で動きを止める様子について読者から疑問を呈されることがあるが、彼女の思想を鑑みれば当然のことである(*1)。 【戦闘力】 「ヒムは最弱なのか」といった主旨のことを聞かれた際は、「チェスの駒にはあるのは役割の違いで優劣ではない」としていたが、実際は本人も親衛騎団最強の戦士を自負している。 特徴は、ギラ系の呪文を得意とすることと非常に高い機動力が特徴。 屈指の実力者であるヒュンケルでも簡単には攻撃を当てられないほどのスピードを叩き出し、飛行も可能でチェス同様戦場を縦横無尽に移動する。 だが、親衛騎団最速と言えるのは瞬発力に限られ、単純なスピード自体は同僚のシグマやヒムに劣るのが通常の彼女である。。 ただし、普段はドレスで封印している手足を解放して、いざという時の備えである戦闘形態にトランスフォームする。 こうなると魔法とスピードが段違いに強化されて、名実共に親衛騎団最速最強の存在となる。 ちなみにこの戦闘形態、かなりエロい。若干乳首の部分が尖ってるので人間でいえば多分ノーブラ。これはハドラーが実はムッツリスケベだったのかアルビナスの内に宿る「女」がそのような形を取らせたのかもしれない。 技 毒針 小手調べと言わんばかりに劇中初期に使った攻撃。 不意打ちの些細な一撃に見えるが、当たりどころが悪いとすぐに解毒しなければ即死するほどの猛毒が含まれている。 ニードルサウザンド 極大呪文級の威力にまで圧縮した後に棘状にしたギラ系の呪文を拡散せて無数に放つ弾幕攻撃。 直訳すると『針千本』。 魔法に対しては圧倒的な耐性を誇る竜騎将バランですら「攻撃に専念している状態で不意に喰らえばやられていた」と語っていることからして、拡散させる割に高い威力を維持しているらしい。 サウザンドボール 後述のトランスフォーム後に扱うアルビナス最大の必殺技。 ニードルサウザンドを球状に固めたエネルギー球一つ一つがベギラゴン級の威力を誇り、それらを相手目掛け間髪入れずに投げつけ対象を爆砕する。 【来歴】 ◆決戦 バーンパレスではマァムとレオナの二人を相手取る予定だったが、レオナはゴメちゃんの妨害によって連れ出せなかったため、マァムのみとの交戦となる。 ハドラーの事情を知ったマァムは戦いを止めることを提案する。 ……マァム あなたがそういう人で良かった… アルビナスはそんな彼女の優しさに触れて心を開き─── ……私の嫌いな…虫唾の走る良い子ちゃんで良かった…! おかげでためらいも無く殺せます…!! なんてことにはならなかった。 アルビナスは自分の独断でアバンの使徒たちを始末し、その恩赦としてバーンの超魔力でハドラーを救ってもらおうと考えていたのだ。 なおも説得を試みようとするマァムだったが、アルビナスは一切聞く耳を持たず、最終的に戦うことを決意。 その対決では、より速度に優れた戦闘形態を解放、激戦を繰り広げた。 戦闘形態の機動力は実際のクイーンの駒と同様、圧倒的な機動力を誇り、「自分が本気を出せばダイやヒュンケル達だろうと容易く蹂躙してハドラーを守ることが出来る」とすら豪語してのける。 実際、この形態のアルビナスのレベルは58。覚醒を遂げたハドラーや彼と最後の戦いに臨むダイでさえそれぞれレベル61とレベル55なので、かなり高い水準にある。 戦いを決意したマァムが展開したロン・ベルク作の魔甲拳の前では、サウザンドボールですら効かなくなったが、それでも武闘家のマァムが目で追えないほどの圧倒的なスピードでほぼ一方的に痛めつけた。 作中でもこれほどスピードが強調された敵は数少ない。 作中屈指の戦士であるラーハルトですら回避できなかったミストバーンの闘魔滅砕陣から逃れたことを考慮すると、単純なスピードで比べればラーハルトに比肩するか、或いは上回る域に達していると思われる。 しかし、「クイーンは迂闊に動かすな」というチェスの定石通り「速すぎるが故に、万が一カウンターされると大ダメージになりやすい」欠点を持っており、普段手足を封印していたのもこのためであった。 マァムはあえて地面に仰向けに倒れることでアルビナスの攻撃を正面限定にし、鎧の胸部分を砕いて突っ込んできたアルビナスの前に大量の破片を発生させ、彼女の体中に大ダメージを与える。 なおもマァムに襲い掛かるアルビナスだが、マァムに見えるほどに速度が落ちており、圧倒的な破壊力を持つ猛虎破砕拳の直撃を受けてついに核を砕かれ敗北した(*2)。 激闘の末にマァムに敗れ、死せんとするハドラーの事を託し、この世を去った。…いい女である。 後にコンビニコミックスで明らかになったが、ハドラーは「アルビナスが死んだと知った途端に、胸に穴が空いたような気分になった」心境だったようで、ハドラーもアルビナスに対して無自覚ながらも愛情と呼べる感情を抱いていたらしい。 会話の内容から親子愛とも取れなくもないが、彼女のことを想うと相思相愛だったと信じたいものである。 …マキシマムの下につかなくて本当に良かった…。 …私に同情をしてくれるのなら…手間をかけさせずに一瞬で編集して下さいお優しいアニヲタさん…!! この姿になったからには もうあなたに 万に一つも勝ち目はありませんよ!!…なにしろ…この姿の追記・修正は…スピードが違います…!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] よく考えたら禁呪法の設定的にハドラーの中にこんな女性のような一面があったのだろうか?うーむ…… -- 名無しさん (2021-10-28 19 41 42) どこかの地上最強に「女」がある事を知らされたりなんて -- 名無しさん (2021-10-28 20 20 11) 田村ゆかりさんこういう声も出せるんだと驚いた -- 名無しさん (2021-10-28 21 54 04) 戦闘形態がエロいのはハドラーの趣味とかじゃなくて元からそういう仕様なだけだと思うが…じゃないとマキシマム配下の連中がヒム達と姿同じなのおかしくなるし -- 名無しさん (2021-10-28 22 31 37) 女王の駒だけあって実際ほかの親衛隊と比べても別格だったな。魔法が通じないヒュンケルならまだしもポップはもちろん下手すりゃダイでも苦労しそうな相手 -- 名無しさん (2021-10-28 23 49 21) マァムの貴重な勝ち星相手…マァムに限らず親衛騎団は主人公陣の単身での勝ち星稼ぎに大きく貢献してくれたからな(ワニは知らん) -- 名無しさん (2021-10-29 00 22 45) ゆかりん女史だったのか…… -- 名無しさん (2021-10-29 04 17 58) ハドラーの(良い意味での)自己愛と忠誠心が「女王」の駒に影響されて愛情に変わったとか,そんなことを妄想してみる -- 名無しさん (2021-10-29 09 12 14) ハドラーにだってリコッタパンケーキを食べたいみたいな女子な一面があったっていいじゃないか -- 名無しさん (2021-10-29 10 07 11) 女子の人格は元々デフォだったのではないのだろうか(副将格となればマキシマム時代から女王にだけ参謀として人格があった可能性はある)。ハドラー要素はプライドの高さだろうと思う。 -- 名無しさん (2021-10-29 10 11 52) ハドラー「お姫様(女王)は女の子だけの専売特許じゃねぇぜ!!」を証明した存在 -- 名無しさん (2021-10-29 12 16 56) 他の禁呪生命体とは違いハイエンドの一品物だから、マキシマムなんぞに与えるのは勿体ない。(最低二体はいる種類のハズレ枠は悲惨だが) -- 名無しさん (2021-10-29 17 34 26) ハドラーのメスの部分なんやなって…… -- 名無しさん (2021-10-29 21 52 30) ↑2 まぁ、マキシマムが使ったらそのスペックを何一つ発揮できずに棒立ちでヒュンケルに粉砕されてるのが目に見えるしな… -- 名無しさん (2021-10-29 21 59 35) この時期のオリハルコンは景気よく砕かれる存在になってたけど、強度の劣る金属の破片であそこまでボロボロになるのは「自分にルカニ」の効果でもあったとしか思えん -- 名無しさん (2021-10-30 09 41 25) ご時世的にマァムの「あなたはやっぱり 女性だったんだわ」はアニメで改変されそう -- 名無しさん (2021-10-30 11 56 38) ↑2破片は最後の一押しで、超スピード自体が限界ぎりぎりの所行だったんだろう。そういう技を平然と繰り出せるのが禁呪法生命体の強みで、限界を超えてなお戦い続ける闘気みたいな芸当ができないのが弱み。 -- 名無しさん (2021-11-09 21 51 10) まあそこまで考えて設定してるかどうか不明だけど心理学的にはどんな人間も内面に異性の要素を抱えてると言われてる。アニマとかアニムスというやつ。アルビナスはそういう一面だけを抽出した存在なんだろう。子供のころは「いつもいつも真剣勝負に水を差しやがって」って思ってたけど、歳とって読み返すとこの「身勝手な男のロマンなんて知ったことか。対象に嫌われてでも救って見せる」という献身にうるっと来る。 -- 名無しさん (2021-12-13 10 28 45) ↑3 ただの駒なんかではなかったになったね。どっちにしろマァムの優しさが感じられるから良いけど。 -- 名無しさん (2022-03-01 20 06 07) 他の部分はそうでもないけど、マァムの恩情を切って捨てる辺りはかつてのフレイザードと似てなくもない気がする -- 名無しさん (2022-04-18 21 49 08) 女性的な気質は女王の駒の特性だけどマアムを嬲るような戦い方をして逆襲喰らう高慢な部分は魔王軍司令時代のハドラーの気質を強く受け継いでいるように見える -- 名無しさん (2022-04-29 21 59 58) 他だと映画版のメネロくらいしかいないし、魔王軍が全然女っ気ないのは(バトル漫画にありがちなパターンだからというのは抜きにすると)やっぱり力こそ全てな集団だから男尊女卑っぽい空気もあるんだろうか -- 名無しさん (2022-10-30 23 28 06) ↑一応、設定上はザボエラの嫁は夫を殺して地位を奪い取ろうとしたみたいな話があるらしい。 -- 名無しさん (2022-10-30 23 30 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/3022.html
登録日:2011/04/29(金) 17 54 20 更新日:2024/09/20 Fri 22 56 45NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 ジャンプ ダイの大冒険 ドラクエ ドラゴン ハドラー親衛騎団 モンスター 三条陸 不死騎団 六大団長 大魔王バーン 妖魔士団 悪の組織 悪役 新生六大将軍 東映 氷炎魔団 玉石混交 百獣魔団 稲田浩二 豪華声優陣 超竜軍団 軍隊 魔影軍団 魔族 魔王 魔王軍 大魔王バーンこそ我が主君にして全知全能の魔神! その軍勢はかつての魔王軍とは比較にならんほど強大だ!! いかにあがこうとももはや貴様ら人間ではたちうちできん…!! 漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」に登場する。 かつて世界を脅かした魔王にして今再び復活した魔軍司令ハドラーと、その上に君臨する大魔王バーン。そして彼らに従う魔族や魔物達。 世界を戦火に包み込んで地上国家に住まう人々を震撼させる、遥か地底の魔界からより現れた侵略者達である。 その暴威はまさに鎧袖一触。 魔王軍にとっては座興のような攻めによって戦線は瞬く間に崩壊し、1ヶ月足らずで壊滅寸前に追い込まれる国家が続出した。 群を抜いて強力な軍事国家は多少善戦出来ても、魔王軍が少々本気を出すとそれらでさえ1週間もあれば同じ運命を辿ってしまう程である。 かつてのハドラーが率いた旧魔王軍の侵攻によって消滅した国もあった(*1)が、本作開始時点で現存していた地上国家はいずれも、勇者不在の苦境にあっても5年もの間陥落せず持ち堪えていた精強な軍を有する国ばかり(*2)。 その実績を鑑みれば、新生魔王軍の桁外れな強大さが窺える。 ●目次 【成り立ち】 【組織構成】◎大魔王バーン 《大魔王直属》○(初代)魔軍司令ハドラー ○死神キルバーン 《六大軍団》■百獣魔団 ■不死騎団 ■氷炎魔団 ■妖魔士団 ■魔影軍団 ■超竜軍団竜騎衆 ■その他戦力 【拠点】鬼岩城 大魔宮バーンパレス 【おまけ】 【成り立ち】 元々は魔界の神とも謳われた大魔王がその遠大な野望を成し遂げるべく潜伏。 真の姿と機能を秘めた居城たる大魔宮の建造する為に数百年を超える歳月を費やしていた。 そうして虎視眈々と計画を進めるうちに、長年に渡り対立した競合勢力が退き、優良な駒になり得るハドラーを手中に収められる好機が訪れ、計画遂行の目途が立った。 勇者に敗れ蘇生したハドラーは休眠を要したが、13年の時を経て復活し、ここから本格的に戦力の編成が始動。 そして大魔王バーンを頂点とし、司令であるハドラーが六つの軍団を統率する組織形態が完成した。 ハドラーを超える実力者のバランや、同じく実力者かつ何千年もの昔からバーンに仕えてきた忠臣ミストバーンをあえてハドラーの下に就かせている等、人事面で疑問符がつく采配もあるが、これはこの新生魔王軍自体が大魔王の余興であることに因る。 そもそも地上を侵略するだけならば、バーンとミストバーンの二人だけでも容易く済む話だったが、我の強い猛者を敢えて一ヶ所に集めて各軍団長を競わせることで、最強の軍団の編成を試みる、という戯れ同然の試み故。 しかし、その軍団長らと切磋琢磨したダイたちが大幅にレベルアップしてしまい、最強の軍団どころか最強の敵を育ててしまうという、戯れが何とも皮肉な結果になる。 後にハドラーが魔王軍を離脱して事実上消滅したかに見えたが、ミストバーンに引き継がれて存続した。とはいえ、六軍団は事実上の解体状態で、主戦力は大魔王に直属する魔界のモンスター達に置き換わっている。 【組織構成】 ※CVは1991年版/2020年版の順。 ◎大魔王バーン (CV 内海賢二/土師孝也) 魔王軍の頂点に立ち、その圧倒的な力から「魔界の神」と呼ばれる魔族の男。 詳細は項目参照。年齢不明。 「天地魔闘の構え」という独自の戦闘スタイルを持つ。 「『1ターン内に強力な攻撃を立て続けに繰り出すボス』というゲーム上の演出を、漫画に落とし込むとどうなるのか」というのが1つのコンセプト。 その結果がどういうものなのかは読者には周知の事実。…そこには絶望が待っている。 なおバーンの本当の目的は、地上の支配ではなく消滅にある。 自身の故郷である魔界は地上にフタをされている状態であり、太陽の恵みが地上にのみもたらされる事実、更にはそのような世界と秩序を創った太古の神々が許せなかったのである。 なお、その目的だけを果たすなら自分1人で戦力は十分で、計画が成った後に後々の世まで魔界を支配するための軍団として魔王軍は結成されていた…というのはミストバーンの言。 《大魔王直属》 ○(初代)魔軍司令ハドラー (CV 青野武/関智一) 配下の六軍団長を引き連れて地上支配を推し進める司令官。357歳。 かつては彼自身の魔王軍を率いて世界を席巻した魔王だったが、勇者に敗れ死の淵にいたところをバーンに救われた。後に彼の部下となって魔軍司令になってからは、どことなく中間管理職的な哀愁を漂わせている。 軍団を持たないが、親衛隊として「ガーゴイル」や「アークデーモン」が部下を務める。 権力に凝り固まって自滅するヘタレであったが、追い詰められた結果、最終的に素晴らしい武人へと変貌。 バーンから離反後は、地上支配などもはや眼中になく、アバンが遺した弟子達の打倒に心魂を捧げる。以降はハドラー親衛騎団に支えられ、彼らともども数々の名場面を演出する。 詳細はそれぞれの項目参照。 《ハドラー親衛騎団》 超魔生物として再起したハドラーの功績を讃えた大魔王バーンによって与えられたオリハルコンでできたチェスの駒に対してフレイザードを作った時の要領で禁呪法を使い、生み出したハドラーの親衛隊。 人数は5名と非常に少ないが、全員が極めて高い実力を持つ精鋭揃い。 ○死神キルバーン (CV 田中秀幸/吉野裕行) 魔王軍の組織系統に属しない人物。年齢不詳。自称死神 使い魔。 道化染みた衣装と言動、さらに顔を覆い隠している仮面のせいで正体が掴めない。 バーンに仇なすものを暗殺するといわれているが…? 《六大軍団》 ハドラーやバーンの指示のもと各地に侵攻している六つの軍団。媒体によっては六大魔軍団などと表記されることもある。 新生魔王軍では特性や系統の近しい魔物に分類して軍団を編成しており、各軍団の統率に適した軍団長が配下を従えて行動を共にする。 軍団長は最低でも一つはハドラーを上回る能力を持つことを条件として厳選された猛者揃い。 クロコダイン・ザボエラ・フレイザードはハドラーに、ヒュンケル・バラン・ミストバーンは大魔王バーンによって軍団長に選ばれている。 編成を効率化した甲斐もあってか、軍団ごとに戦力差はあるものの本腰を入れた時の侵略能力は脅威的である。 クロコダインは忠誠心を、 フレイザードとザボエラは出世欲と智謀を、 ヒュンケルとバランは覇気と人間への憎悪を大魔王に買われて軍団長に迎え入れられた。 ※CVは1991年版/2020年版の順。 ■百獣魔団 魔の森を拠点とする、「リカント」や「ライオンヘッド」といった獣系のモンスターが中心の軍団。 ロモス王国の攻略を担当していた。 しかし、虫や植物、スライム系のモンスターも所属しており、ドラクエシリーズが増えるにつれモンスターが増加したのもあり、他の軍団よりもバリエーションが非常に豊富。 獣系モンスターはその無鉄砲な獰猛さ故に自分より格上の魔物にも襲い掛かるが、例外的に同系統の怪物に対して明敏に実力差を感じ取って従順になる。 この特徴故に軍団長クロコダインは百獣魔団を完璧に統率しているばかりか、軍団が展開するロモス王国傍の魔の森に巣食う獣系モンスターも吸収し、大地を埋め尽くさんばかりの大軍勢に変えることすら容易い。 だが、元々武力に長けた国でも無いロモスは、クロコダインにとって拍子抜けする歯応えの無い相手に過ぎなかった。本気になればロモス王国を一日足らずで飲み込めたが、クロコダインはすっかりやる気を失って、戦いは配下のモンスターに任せきりにしていた。 それでもクロコダインがロモスへの総攻撃を決意した際は、本来の物量と勢いで正面から攻め込んで一気に王都を蹂躙。クロコダイン自身は下記のガルーダに運ばせて上空から王城へ突入して、一気呵成にロモス王国を滅亡寸前に追い込んだ。 しかしロモス城での決戦でクロコダインが敗れた際は、残存していたモンスター達も一斉に逃亡。事実上の離散と相成った。 そんな百獣魔団だが、名有りとの対戦は芳しくない。 実はメタ的に真っ二つに出来ない動物系のモンスターを最初のうちに配置する意図もあったため、魔物達の強そうな見た目に反して、初期のダイ達が遭遇した限りではどのモンスターも比較的すぐに対処できている。油断やビビリ癖のあったポップが手こずっていたぐらいだった。 とはいえ、作中においても手練れは居り、クロコダインの直接の命令しか聞かないモンスターであるガルーダはその内の1匹である。 軍団長になる前は武者修行と並行して「獣王の笛」を使って仲間を集めていたらしいので、その頃からの古参かもしれない。 ○軍団長 獣王クロコダイン (CV 銀河万丈/前野智昭) 種族はリザードマンで、人間に換算して30歳前後。 姿を簡潔に表すと二足歩行の巨大ワニ。豪快で忠義に厚い、地上と魔界において雷名を轟かせた武人だった。 軍団長の中で最初にダイ達と戦って破れ、死の淵から蘇って以降はダイ達に味方する。 頑丈な巨体を持ち、尋常でないタフさとパワーが長所。その防御力はギガブレイクを二発耐える程。 闘気の渦による破壊を生む「獣王痛恨撃」は、仲間になってから「獣王会心撃」に改名された。 ゲームにおけるドラクエの表現 敵からのクリティカル→痛恨の一撃 味方からのクリティカル→会心の一撃 が元ネタと思われる。 「巨体パワーキャラ」の宿命故か、終盤は息切れ気味になる。 ガルーダ 巨大な鳥のモンスター。15年以上になる長い付き合いのようで、クロコダインの命令以外を聞かない相棒に等しい存在。 クロコダインの巨体を運べるほどの力を誇り、度々運搬役として貢献する。 また口から吐くブレスはサタンパピー数体の呪文を一度に相殺し、キルバーンをも怯ませるほどの威力。 ■不死騎団 「がいこつ」や「がいこつけんし」「ミイラおとこ」といったアンデッド系モンスター達の軍団。 魔王ハドラーの居城だった地底魔城を拠点としている。 優れた賢者や神官を多く抱えるパプニカ王国は、軍団として見れば本来は決して相性の良い国ではなかった。 だが、地底魔城という怨念の篭った人間の死体だらけの立地が優位に働いたか、或いは軍団長のヒュンケルがパプニカ王国にとって絶望的な障害だったか。 たった1ヶ月足らずでパプニカ王国に壊滅的な被害をもたらした。 ダイ達と交戦した限りでは、がいこつ達は粉々に砕かない限り前進をやめないが、クロコダインに勝利したダイの相手をするには力不足だったようで大地斬であっさり倒されている。 魔城内部では入り組んだ迷路にがいこつやミイラおとこが大群で現れダイ達を追いかけるが、その役目は彼らをヒュンケルが待つ闘技場へとおびき寄せることだった。 ヒュンケルの敗北後、フレイザードが引き起こした火山の噴火により城ごと壊滅。 ○軍団長 魔剣戦士ヒュンケル (CV 堀秀行/梶裕貴) ダイ達と二番目に戦う軍団長である、人間の青年。21歳。 親の敵に復讐する為の力を欲し、アバンに数年間師事し剣術や光の闘気を教わるが、アバンに挑んで返り討ちに。 その後ミストバーンに拾われ鍛え上げられ、不死騎団長にまで登り詰めた。 バーンに授けられた「鎧の魔剣」は、鞘が呪文攻撃を弾く鎧となる。 かつて「1機でパプニカ王国を陥落せしめる」と評されたキラーマシンですら中級呪文を受ければ仰け反る程度の反応は見せるのだが、鎧の魔剣においては極大呪文ですら涼風同然に耐えてしまうという強大な魔法耐性を備える。 そこにヒュンケル自身が修めた超一流の剣腕も加わり、更には魔王軍への加入後に配下のアンデッドを指揮するべく学んだ暗黒闘気の闘法までも使いこなす。 剣士としても強大無比だが、特に賢者や魔法使いにとっては絶望的なまでの難攻不落な将軍である。 また、『不死身のヒュンケル』の異名は伊達ではなく、ただの人間のはずなのにとにかく死なない。 配下の死霊達なんぞ比較にならない程のタフネスを発揮する。 崖から落ちたり、瀕死でマグマに呑まれたり、腹をぶち抜かれメラゾーマを体内に流し込まれ命を削る技を使っても何故か死なない。 モルグ せめてこのモルグが冥土の案内人となりましょう… (CV 増田有宏/園部啓一) ヒュンケルの執事で、おそらく不死騎団の幹部。 「くさったしたい」がおめかしした身なりで、言葉遣いはいかにも執事。 戦闘力は未知数だが、まともな知能を喪失した個体が多いアンデッド系にあって知性ある振る舞いが出来る彼は貴重だったのだろう。 フレイザードの起こした火山の噴火に巻き込まれ、不死騎団と運命を共にした。 ヒュンケルの冥土の案内役を務めるつもりだが、肝心のヒュンケルが冥土へ行く日は果たしてくるのだろうか……。 なお、ヒュンケルの言いつけ通りクロコダインを手厚く手当てしたため、彼の命の恩人である。それが結果として主であるヒュンケルの命を救うことにもなり、ひいてはダイたちの躍進につながる。 ■氷炎魔団 メガンテで恐れられる「ばくだんいわ」や、「フレイム」「ブリザード」「ようがんまじん」「ひょうがまじん」といった炎・冷気を操る化け物で構成された軍団。 妙に範囲が限定的で、新アニメ版ではこれに該当しない物質系の魔物は魔影軍団に所属しており、逆に氷炎属性でも動物系のひくいどりは百獣魔団に持って行かれてしまっている 侵略を担当した北方の国オーザムは列強カール王国と並んで強力な騎士団を要する国家だったのだが、氷炎魔団はその強力な騎士団をこれまた数週間で殲滅してのけた。 物理主体の騎士達に対して不定形の怪物達は相性が比較的良いのもあったかも知れないが、何より軍団長フレイザードが得意とする必勝の禁呪法「氷炎結界呪法」が圧倒的勝利を支えた模様。 バルジ島での魔王軍総攻撃の際は最初と最後にダイ一行と交戦した。 ただ実はようがんまじんとひょうがまじんは実際の戦闘では出番がないこともあって六大軍団の中ではバリエーションが乏しい。 フレイムはフレイザードの攻撃から逃げるダイ達の気球を追いかけたが、マトリフの呪文で倒されている。 バルジの塔に戻ってきたダイ達を迎撃する際には1匹がばくだんいわに近づいてメガンテを食らってしまうという間抜けな場面も。 自滅したことを棚に上げてダイ達に憤る彼らだが、「よくもフレイムAを!」というリアクションがシュール。 新アニメ版ではばくだんいわの出番が削られたので他の軍団より印象が薄くなってしまったかもしれない。 バルジ島でフレイムとブリザードが全滅し、最終的にフレイザードの戦死によって壊滅。 ○軍団長 氷炎将軍フレイザード (CV 山口健/奈良徹) ハドラーが禁呪法で生み出した岩石生命体。 右半身には冷気、左半身には炎を帯びた岩石が寄り集まって体を形成している。 生まれたばかりの1歳…赤子のように可愛らしいものではないが。 炎の暴力性と、氷の冷徹さが同居した性格。 残虐非道であり、出世欲が強い。 栄光の為には自分の命を削るのもお構い無しで、危険な禁呪を多用するイカレ野郎。 また大魔道士マトリフが後に語るには、そのまま成長を許していればあの呪文に到達していた危険性があったとのこと。 ■妖魔士団 体力は劣るが魔力に長けた魔道士や悪魔系のモンスターで構成された軍団。 ベンガーナ王国攻略を担当しているが、ザボエラが計略にかまけているためか目立った戦果は上げていなかった様子。 そのためか、ベンガーナ王は当初魔王軍を完全に舐め切っていた。何度か超竜軍団にも攻められてるのに 序盤では「きとうし」や「あくましんかん」が主戦力だが、呪文を使う前にパプニカの老剣士バダックにすら倒されモシャスで囮にされたりと悲惨な役回り。 また情報収集や伝令役として「あくまのめだま」が度々登場し、ザボエラをはじめとする魔王軍の面々が戦況を確認するほかマキシマムの脳内にもデータが保存される。 後半では精鋭メンバーとして飛行能力や高位の呪文を備えた「バルログ」や「サタンパピー」を引き連れていた。 大群で挑んでなおクロコダインに圧倒されたが、サタンパピーはメラゾーマを放つことでザボエラの収束呪文マホプラウスに協力し、ダイ達を倒す一歩手前まで追い詰めている。 しかし、ヒムが勝手に出撃したザボエラを連れ戻しに来た際、まとめて蹴散らされてしまった。 他の軍団のように壊滅こそ免れたものの、ザボエラが魔軍司令補佐へ異動したのに伴い実質解散した模様。 ○軍団長 妖魔司教ザボエラ(後に魔軍司令補佐) (CV 龍田直樹/岩田光央) 高い魔法力と智謀を持つ魔族のジジイ。890歳。 体内に多様な毒素を含み、それらを合成して爪から敵に送り込める。 他人に取り入り蜜を吸う、利用できるものは息子でも利用するタイプで、終盤まで生き残るも段々と居場所を失っていく。 常に狡猾で卑劣な悪役であったがクロコダインやハドラーなどの蘇生やら強化など、結果的にはこいつが居なかったら世界が滅びていた可能性が高かったりもする。 要するに魔王軍にとっては戦犯ということだが 妖魔学士ザムザ CV:陶山章央 妖魔士団の幹部にしてザボエラの息子。 自分自身を実験台にして超魔生物を研究しており、彼の研究が後にハドラーを覚醒させる起爆剤となった。一人称は「オレ」。父に似て卑劣かつ高慢な言動をとるが、それでも父と比べれば遥かにまともな面があった。 ■魔影軍団 さまようよろい、ゴースト、ガス生命体など暗黒闘気の影響を受けた魔物で構成された軍団。 2020年代版アニメではうごくせきぞう、ひとくいサーベル、デビルアーマーといった無機物モンスターも魔影軍団所属と判明する。 カール王国攻略を担当するが、ホルキンス率いるカール王国騎士団に苦戦していたらしい。 上述の通りミストバーンは実質的に監督役であり一歩引いた立場故に侵略に本腰を入れていなかったのも一因ではあったろうが、物理耐性がとりわけ高い魔物で編成される魔影軍団に一歩も退かず健闘していた辺り、当代カール王国騎士団の実力は確かだったと見受けられる。 バルジ島の戦いでは「さまようよろい」を主とする軍団でダイとバダックを追い詰めたが、クロコダインには簡単に倒され、それ以降は完全な雑魚扱いに。 ベンガーナ王国でサミットが開催された際はミストバーン自身が鬼眼城を動かす形で侵攻。 さまようよろいに代わる戦力としてフレイザードと同じ魔王軍最強の鎧を得た本作オリジナルモンスターの「デッド・アーマー」が投入された。 魔炎気と化した鎧化フレイザード程ではないにせよ、ポップやクロコダインが警戒するパワーとスピードに絶対的なまでの魔法耐性を備えた難敵……の筈だが、インフレの波に呑み込まれヒュンケルにあっさり一蹴された。 「ガスト」はポップ対策として大群で現れマホトーンを連打したが、フレイザードの技だった「フィンガー・フレア・ボムズ」でまとめて蹴散らされた。 ミストバーンの分身体であるらしい「シャドー」は諜報員として人間側の会議の様子を探ったり、ミストバーンの代わりに鬼岩城を操作する活躍を見せた。 ミストバーンの配下として六大軍団の中では最も長く戦い続けたものの、終盤ではアバンの使徒を除いた地上の人間達を相手するにも力不足となり魔界のモンスター達に取って代わられた。 ちなみにさまようよろいは「斬っても血などが出ずグロくない」「鎧に暗黒闘気を吹き込めば幾らでも生み出せる」というやられ役の雑魚として非常に便利な存在であり、長らく魔王軍の雑兵ポジションとして活躍し続けていた。 ○軍団長 魔影参謀ミストバーン (後に2代目魔軍司令) (CV 難波圭一/子安武人) 全身を衣で覆い隠した、常時無口な男。年齢不詳。 ヒュンケルに暗黒闘気の闘法を教えた師であり、自身も相当の実力を持つ。 その正体は魔王軍の中でも知られていない。 シャドー ミ…ミストバーン様ァ~~~~ッ!!!! ミストバーンの部下で、彼が「我が分身」と呼んでいた。 彼のようなガス状物質は本来自我や意志をまともに持ち合わせていないが、資料集によればミストバーンの残滓同然の存在であるが故に、そうした力を持ち合わせたらしい。 サミット会場に潜入しベンガーナ王の影に隠れて居所を探ったり鬼岩城を操って王たちを襲ったが、その鬼岩城もろとも新しい「ダイの剣」の錆(さび)にされた。 ■超竜軍団 飛竜や地竜といったドラゴン系モンスターで構成され、その実力は六大軍団随一。 ただの竜一匹だけでも家屋一軒ほどの巨体を誇り、生半可な呪文や大砲ではビクともしない姿は戦略兵器そのもの。 堅牢な城塞国家リンガイア王国や最高峰の騎士団を擁するカール王国といった強国を一週間以内という短期間で滅ぼし、他の軍団長等やハドラーを驚愕させた。 世界一豊かなベンガーナ王国も例外ではなく、ヒドラとそれが率いる5匹のドラゴンに襲撃された際には、かつて旧魔王軍を寄せ付けなかった沿岸の砦や無数の大砲もまるで意味をなさずに突破されてしまった。6体の竜をポップとダイが仕留めなければベンガーナ王国もまた大損害を被っていたことだろう。 特にヒドラはとりわけ強力で、それまでの軍団長にも劣らないほどダイを苦戦させたが、このヒドラですら超竜軍団にとっては数居る竜の一匹に過ぎない。 なお、強力無比だが知性は無い竜軍団をバランが完璧に統率出来る理由は定かではない。ポップの重圧呪文攻撃が全く効かなかった際に「竜を束ねる将が竜を仕留める呪文程度で止められるとでも思ったか」と言っており、その圧倒的力で無理やり制してる可能性がある。 ○軍団長 竜騎将バラン (CV 石塚運昇/速水奨) 人間の壮年のような風貌の男。詳細は項目参照。 竜の群れを束ねる将だけあって自身の戦闘能力も高く、地上でバーンに逆らいうる唯一の存在とされる。 ハドラーはいつ魔軍司令の座を奪われるかと内心ビクビクしていたが、ダイとのとある共通点を知ってからはますますバランの動向に気を揉んでいた。 侵攻の際は、体そのものが破城槌に等しい竜の群に一任し、竜を退ける程の強敵が現れた時に出撃してこれを捻じ伏せる、といった戦法を採っているようである。 竜騎衆 バランは魔王軍に属さない個人的な戦力として、一人一人が六大軍団長にも匹敵する実力を持つとされる竜騎衆という陸海空に適応する側近を持つ。 いずれも死亡するが蘇生処置を施され、後にラーハルトのみが生還を果たす。 空戦騎ガルダンディー 鳥のような獣人族の魔物。残忍かつ好虐な性格。真価を発揮すれば空の覇者……らしい、かませその1 海戦騎ボラホーン トドのような獣人族の魔物。勝つためには手段を選ばない卑劣漢。恐らく水中戦では「海の覇者」という自称に恥じない実力であろう、かませその2 陸戦騎ラーハルト 魔族と人間の間に生まれたために迫害を受け、幼少よりバランに育てられた青年。22歳。 ヒュンケルの「鎧の魔剣」と同様の防御特性を持つ「鎧の魔槍」を振るう。 全キャラ中ほぼトップのスピードと槍の腕前を誇り、それを利用した衝撃波「ハーケンディストール」が必殺の奥義。 バラン並びにその息子であるディーノに忠誠を誓い、それ以外には冷徹に対処する自分を「戦闘マシン」と自認。 しかしヒュンケルとの間には戦いを通して友情が芽生え、死す時には己の魔槍を託した。 ■その他戦力 今後の侵攻に向けた最強軍団育成の目的で編成された六大軍団と異なり、後述の大魔宮には別個の戦力を配備している。 バーンパレス護衛兵等 地上よりも強力とされる魔界の魔物ばかりで構成されており、強大な戦力と目される。 ただし、ミストバーンが「数千年に渡り一人で大魔王を守ってきた」と述べていたことと、大魔宮の外周以内への立ち入りを禁じられている者ばかりであることから、近衛と呼べる程には期待されていない。バーンパレスの動力機関「魔力炉」管理者のドラムーンのゴロア、オリハルコンのチェスの駒の本来の統率者である金属生命体系怪物のマキシマムは例外的に外周だけでなく中枢に立ち入れる存在だが、それ以外では、ほぼ同様の扱いである(マキシマムにその自覚は無かったようだが)。 詳細は後述を併せて要参照。 ジャミラス まさかのジャミラス。連載当時では、最新作から魔王が出演というサプライズゲストだった。 大魔宮に控える魔界の魔物枠の一匹らしいが、地上破壊計画の全容を伝えられた上で重要施設の防衛と保全を単独で任せられていた辺り、バーンからの信頼された忠臣だったらしい。本人も任務完了=自身の死亡という事を承知したうえで事にあたっていたのが台詞から窺え、そのバーンへの狂信的な忠誠ぶりは魔王軍でも一、二を争うもの。 登場のタイミングが異なれば相応に強力な難敵として君臨したのだろうが、不意打ち即死技で瞬く間に消されたばかりか、ゲスト出演だからか後年発売の「オフィシャルファンブック」からもハブられてしまった。 【拠点】 初めに六大軍団長達が集結したのは鬼岩城と呼ばれる要塞。 軍団長の大半と鬼岩城が失われた終盤に、拠点は『大魔宮(バーンパレス)』へと移る。 鬼岩城 凶相の顔のようなオブジェが特徴的な城。 玉座の後ろに隠れた鍵穴に「バーンの鍵」を使うことで、 人 型 と な り 歩 く。 岩に覆われた鬼のように見えるその内部には堅牢な城壁や砲塔が隠されており、巨大機動兵器としても運用される。 ちなみに全高は145m。浅瀬は無論のこと海底を歩くことも可能でこれで海を踏破も出来る。出力はと言えば、大型帆船を片手で潰し、放り投げてしまうほど。 加えて、頭部の眼にあたる部位からはレーザー砲を放つ上に、胴体部には炸裂弾を放つ砲塔を92門構えている。この圧倒的火力でもってベンガーナ王国の大砲群も瞬く間に殲滅してしまった。 このように強力な移動要塞として機能する鬼岩城だが、実は本体と呼べる部位は頭部と胴体に限られる。 鬼岩城の両肩と両腿の付け根にあたる部分には魔法動力球と呼ばれる装置が埋め込まれており、これが魔力を物理的動力へと変換してただの岩の塊を四肢に変えることで、この城を難攻不落の巨人足らしめている。 耐久性能もずば抜けており、成長したポップのイオラが直撃しても頭部の極一部が欠けるのみで、地上国家においては突出した技術力のベンガーナ王国が誇る最新鋭大砲群の雨霰を浴びても、表面を覆う外皮に等しい岩が存在するだけ。 ミストバーンの言によれば、作中有数の破壊規模を発揮するこの頃のヒュンケルが繰り出すグランドクルスをもってしても、鬼岩城には大したダメージを与えられないという。 更に、肺の間と呼ばれる居室では、暗黒闘気を供給することで魔影軍団を無尽蔵に生産する機能も備えている。 弱点らしい弱点と言えば、暗黒闘気を供給し鬼岩城を操縦する者は頭部に在る玉座に居る必要があり、コクピットにあたる玉座から離れると鬼岩城全体の機能が停止することくらいだろうか。 なお、参考程度の数値ではあるが、鬼岩城のレベルは50。この数値は超魔生物と化したハドラーの初登場時と同等で、ハドラー親衛騎団も初登場時はレベル48しかない。 その規模と質量を加味すると、人類を殲滅するに十分な戦力であることが窺える。 …が悲しいかな、ダイの手に入れた最強剣の引き立て役に終わり、一刀両断されて崩壊した。 大魔宮バーンパレス 世界の北の果てにある、生物が存在しない「死の大地」。 その地下に長年埋まっていた、バーン本来の居城である。 終盤に遂に解き放たれたそれは巨大な鳥のような形をしており、大空に舞い上がる。 城全体が浮遊する岩石で作られており魔力によって一定の高度で滞空している。 バーンの超魔力によって特殊なバリアも張られていて、大陸を崩壊させる黒の核晶による爆破も防ぎ切る上に、ルーラでの行き来ができない(予め専用の処理を施すか大規模な破邪呪文での無力化が必要となる) ……知らなかったのか?大魔王からは逃げられない…!!! 完全防備の大要塞である。 ここが大冒険の終点、最終決戦の舞台となる。 詳細はバーンパレス(ダイの大冒険)参照。 この二つの城をモチーフにしたモンスターが遊戯王で出ている。 鬼岩城はそのまま、バーンパレスは浮鵺城という名前でどちらもレベル9の大型シンクロモンスター。 高いステータスを持つ鬼岩城がやられたら浮鵺城で復活させるという、原作の流れを意識したコンボが強い。 【おまけ】 劇場版第二作「起ちあがれ!!アバンの使徒」に登場したオリジナルキャラ。 ○幻夢魔道ベルドーサ (CV 平野正人) ザボエラ壱の配下を自称する妖魔士団員(幹部)で、卑劣で狡猾な性格。 普段は漆黒の鎧兜に身を包んでいるが、その正体は髪の毛が蛇になった男版メデューサのような魔物。 頭の蛇を分離させて操り、この蛇を通して相手の夢を覗く事が可能。 得意とする魔法は空飛ぶ巨大岩石蛇を生み出す岩石獣化呪文レゴームで、この大蛇は壊されてもすぐに再生する。また魔法使いでありながら、紋章を発動させたダイと互角に戦うほどの剣の使い手でもある。 メドーサボールの群れや、津波を起こしたり、蛇から炎を吐く巨大メドーサボールを配下としている。 ロモスでクロコダインがダイに倒された後、サボエラが六大将軍招集の際に、軍団長達を出し抜くための刺客としてダイ達のもとに送り込んだ。 ダイ達が泊まっている宿屋に髪の毛の蛇を送り込んでポップとマァムが見ていたアバンの夢を覗き、さらにアバンの印を偽物とすり替えた(だがダイはまだ起きていた上に、ゴメちゃんに蛇を発見されたために手を出せなかった)。 次の夜、ポップとマァムの前に鎧兜姿で現れ、夢を参考にした演技でアバンの振りをして彼らを惑わせ、ダイに兜を割られながらも、鎧の中の外見もアバンに化けていた事でダイを動揺させる。 さらに「自分は大魔王バーンの力で復活した。バーンは醜い心を持つ人間のみを滅ぼし、魔物と清き心を持った人間達が共存する平和な社会を作ろうとしている」と騙るも、ダイに拒絶されたために排除に乗り出し、アバンストラッシュ対決をして相打ちになり、偽のアバンの印を利用してポップとマァムを操るも、ゴメちゃんに偽の印を外されて阻止される。 そして正体を現してダイ達と戦った末に、紋章を発動したダイのアバンストラッシュで岩石蛇ごと斬り倒された。 以下、劇場版第三作「ぶちやぶれ!!新生6大将軍」に登場したオリジナルキャラ。 ○豪魔軍師ガルヴァス (CV 柴田秀勝) 「影の魔軍指令」と呼ばれる狡猾で残忍な策士で、ハドラーの影武者の魔族。ダイ一行の戦いの中で半分に減った六大魔将軍と度重なるハドラーの失態に対し表舞台に参上。 お抱えの「新生六大将軍」を率いて勇者ダイ抹殺のために乗り出す。 暗黒魔術でベルナの森を「命奪う決戦の森」へと変貌させ、デスカールの暗黒闘気・瘴気結界魔術で瘴気に包み、デスカールが奪ったマァムの魂を人質として、ダイ達の下に使いの小悪魔を送ってダイに瘴気除けの神魔水(と見せかけた瘴気の効果を倍増させる薬)を飲ませ一人で来るように仕向けた。 普段は六大魔将軍それぞれに『豪魔六芒星の魔宝玉』を授与しており、それによって臣下の強化を優先している。 しかし、これは本来ガルヴァスの持ち物であり、緊急時には回収して体内に取り込むことで、本来の強力な魔力を取り戻す。 本来のガルヴァスは、ヒュンケルのブラッディースクライドをも素手で受け止めていなすという竜騎将バランでも難しいであろう芸当をこともなげに披露し、『豪魔六芒槍』という魔宝玉で形成した光の槍の投擲で、ダイの仲間達を一蹴してのける。ハドラーが冷や汗を垂らすのも納得の実力者である。 しかし、マァムの魂を受け竜の紋章を解放したダイの敵ではなく、アバンストラッシュの前に『豪魔六芒槍』ごと切り裂かれて敗れ去った。 尺の都合でパワーバランスおかしくなってね?とか言ってはいけない。 ○百獣将軍ザングレイ (CV 郷里大輔) 手斧と槍に分離するザンバーアックスを振りかざす甲冑を身に纏った黒いミノタウロス。 種族は違うが、戦闘スタイルも比較的近く、能力的には唯一まともに影武者をこなせそうな人選である。 クロコダインの影武者的存在だけあってその力はクロコダインとほぼ互角。 槍でクロコダインの腹部を突き刺したものの、『肉を切らせて骨を断つ』の文字のごとく、真空の斧で突き刺されて死亡。 ○妖魔将軍メネロ (CV 川浪葉子) 青髪・青肌にナイスバディ、そしてハイレグ衣装という新生六大魔将軍の紅一点。というか魔王軍でほぼ唯一確認できる女の構成員(*3) ザボエラの影武者的存在だが、劇中でザボエラのように呪文を使った描写はない。 「かわいい子を見るといじめたくなる」という女王様的気質の持ち主で、いばらのむちを武器にダイやポップ、そしてレオナを追い詰めていく。 鞭の繰りや非常に巧みで、力自慢のマァムによるハンマースピア投擲等も軽々いなしてのけたが、妖魔司教ザボエラの影武者にしては魔法のまの字も存在しない。 その妖艶な美貌の下に隠れた植物系モンスターの本性が現れると醜悪なメドゥーサのような怪物へと変貌する。 作中では髪を切られて激昂して本性が現れたスキを突かれて、炎の魔法を帯びたパプニカのナイフを投げつけられ死亡。 ○氷炎将軍ブレーガン (CV 緑川光) 炎と氷を操る三節棍を武器とする武闘派の魔族でフレイザードの影武者的存在。 先端部に魔法を込めることで威力が倍増し、かつての不死騎団長ヒュンケルとの決闘に闘志を燃やす。 火炎魔法を込めた三節棍を駆使して接近戦でヒュンケルを圧倒し追い詰めるも、三節棍の力で火炙りにしても苦悶の声を上げつつも動ける相変わらずのゾンビな彼が繰り出したカウンター気味のゼロ距離アバンストラッシュをモロに喰らい、横一文字に肉体を両断されて死亡。 ○魔影将軍ダブルドーラ (CV 江川央生) 魔影軍団の次期魔影参謀として生み出されたリビングアーマー。 身体を二体に分離し、両肩の盾をブーメランとして飛ばし相手を翻弄する攻防一体の戦闘スタイルだが、陸海空のアバン流刀殺法を習得していたダイの二刀流で繰り出した空裂斬の前に敗れる。 ○不死将軍デスカール (CV 田原アルノ) 不死の秘法に手を染め、アンデッドと化した魔導士。ヒュンケルの影武者的存在。 このデスカールはガルヴァスの副官に相当するらしく、コイツだけ異常なまでに強い。 大魔導士マトリフをして究極の呪法と言わしめる脱魂魔法だけでなく、ベルナ森という広域を自分の暗黒闘気によって浸食する暗黒闘気・瘴気結界魔術も同時に発動してのけた。 三賢者の放つメラミも片手で易々弾き返すのみならず、六大軍団長の技すら行使する。 映画本編ではミストバーンの闘魔傀儡掌等を使い、ガルヴァスも使用可能な暗黒衝撃波は、軍団長の必殺技と同等の威力を誇る。あまつさえ、フレイザードのフィンガー・フレア・ボムズを両手で合計10発放つことすら可能。 これらの描写からしても、新生六大魔将軍の中では最強と思われる。 クロコダインの獣王会心撃とヒュンケルのブラッディースクライドをガルヴァスと共に抑えていたが、ガルヴァスがダイに不意打ちを食らった隙を付かれ直撃を受け絶命した。 ○超竜将軍ベグロム (CV 山口健) 見た目はガーゴイルだが飛竜ワイバーンを駆るドラゴンライダーでもある。バランの影武者的存在…なのだが、新生六大魔将軍の中では最弱。映画の公式パンフレットでわざわざ明言される悲惨な扱いである。 パプニカ王国襲撃の一番槍を務めながら撤退するのをよしとせず大地斬でワイバーンを倒され、撤退命令の無視とワイバーンを倒された事でガルヴァスに電撃でお仕置きされ、アジトで一番先に海破斬を受け袈裟斬りに両断される、といいとこなし。 このまま記事が荒らされれば 間違いなく恐るべき項目へと成長してしまう…!! 追記・修正せねばならん!まだヒヨコのうちに…! 偉大なる我がアニヲタとともに!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] まぁ、ガルヴァスは、うん……お疲れ -- 名無しさん (2014-03-25 16 17 06) ↑「おめーのせいでワイバーン一匹死んじゃったじゃねーか!」ってブチ切れるような人材不足の組織のリーダーだからしょうがないね -- 名無しさん (2014-10-27 02 17 54) ↑一応、新生六大魔将軍についても追記。映画で見て、ベグロム弱っ!デスカール強え!メネロエロいwと思ったのはいい思い出 -- 名無しさん (2014-10-27 14 55 12) デスカール、ザングレイ、ブレーガンの3人はまぁ強いけど他3人は冗談抜きで頑張れば終盤のチウでも倒せるんじゃないかってくらいろくな奴がいない。まともに影武者になり得そうなのがザングレイくらいしかおらんし -- 名無しさん (2014-12-15 00 39 00) 魔界出身ってバーン、キルバーンぐらいで後は地上生まれの魔物なんだろう? -- 名無しさん (2015-02-16 15 16 50) ↑あとミストバーン、ザボエラ親子も。 -- 名無しさん (2015-08-09 00 33 30) 魔王軍の幹部の約半数が裏切者…なんかもう色々と始めから間違っていた根本的にどうしようもない組織、みたいに思えなくもない気がする。 -- 名無しさん (2016-03-27 00 39 33) 同じ作者のデーボス軍もそうだったよね -- 名無しさん (2016-03-27 12 46 44) ↑2決着間際のハドラーの独白通り、ホントは無敵と言っても過言ではない連中なのに、細かい所(主に信頼とか心配りとか)が大失態に繋がっていって崩れていったんだよな。 デーボス軍と共通するのは、「主に管理職が部下を活かしきれなかった」ってトコかな -- 名無しさん (2016-03-27 18 38 19) バーンにとっては暇つぶし程度の軍団だからねぇ -- 名無しさん (2016-05-10 10 31 56) どのキャラも個性や信念があって魅力的で好きだなあ。ハーメルの魔王軍は吐き気を催す邪悪しかいなかったから、嫌悪感しかなかったけど、こっちは悪役も含めてみんな好き。 -- 名無しさん (2016-05-11 12 40 05) ↑ちょっ、妖鳳軍・・・ -- 愛なんかねぇよ (2016-07-16 01 12 46) ミストバーンを除いてリーダーのハドラーも含めて幹部全員が現地採用な辺り、ダイの大冒険に出てきた魔王軍はあくまでも先遣部隊で、魔王軍の主力は魔界でお留守番してるんだろうな -- 名無しさん (2016-11-01 11 01 53) 女性キャラは、アルビナスとメネロだけだったか。 -- 名無しさん (2017-04-02 22 10 34) アニメ談義をするコラやSSはいつ頃から増えてきたのかな -- 名無しさん (2017-10-11 18 34 40) フレイザードの元ネタて妖獣ウエザースか? -- 名無しさん (2018-08-28 14 18 09) 魔族の雑兵は出なかったな。少なくとも妖魔士団には魔族の配下がいたはずなんだが -- 名無しさん (2018-08-28 22 34 41) 十二鬼月からは一人の離反者も出さなかった無惨様って何だかんだ組織づくりはうまかったんだなあ -- 名無しさん (2020-10-07 20 44 26) 新アニメでⅣ以降のモンスターも出ることが決まったけど、それも含めた構成はどうなるんだろうか。 -- 名無しさん (2020-10-08 19 31 59) そら裏切ったら死ぬし 本来なら居場所も察知されるから逃げられない 緑壱とかいうチートのおかげで無惨が弱ってる間に呪縛を切れた珠世さんは例外中の例外 -- 名無しさん (2020-10-20 21 27 49) この軍ってガンダムのジオン軍みたいに“軍人”がいないんだよなぁ。いるのは“武人”かチンピラ、ケダモノだけ。 -- 名無しさん (2020-11-13 15 14 01) あのナリで悪魔の目玉、喋るのか… -- 名無しさん (2020-11-23 00 41 42) もし今の時代に描かれてたらくらやみハーピーが百獣魔団に、ウィッチレディが妖魔士団辺りに配属されそうな気がする -- 名無しさん (2022-04-02 17 39 17) ガルヴァスは勿論、六将軍についても「そりゃこいつらのが優れてるなら、クロコダインやフレイザード押し退けて普通に軍団長になれてるよね」としか -- 名無しさん (2022-04-16 21 46 56) バーン様にとっての本命の軍団は魔界に控えてるから、例え六大軍団を全滅させられても痛くも痒くもない…はずが、それが自分達にとって最強の天敵を育てて地上国家の結束を生んだのは何とも皮肉としか -- 名無しさん (2022-11-04 22 10 16) 地上国家が結束したぐらいでは何にも怖くないが、神々の遺産が厄介だったってところだと思う。ミナカトールでパレスの結界を排除できなければあのまま終わりだった。ダイも倒して完全勝利のはずが、まさかの復活などまあ歴代魔王の理不尽をそのまま体験した結果というか。 -- 名無しさん (2023-07-14 23 29 24) 思えばよりによって「人間への明確な敵対心」なんて一番背きそうにない動機ツートップが揃って離反するとはなんとも因果な -- 名無しさん (2023-08-19 03 08 45) にんげんっていいぞウケる -- 名無しさん (2023-09-29 19 48 04) 初期構想の通りバランがバーン様の前座として六団長編でストーリー畳まれるとしたら、鬼岩城そのものが大魔王バーンだった…みたいな展開になってたのかなと思ったり思わなかったり -- 名無しさん (2023-09-29 19 58 59) にんげんっていいぞ、ハドラー(特にアバンやポップに対して)、バーン(太陽の恩恵受けてる人間っていいな)と歌いだしそうで困る -- 名無しさん (2023-10-02 02 38 47) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/46509.html
登録日:2020/11/13 Fri 05 52 15 更新日:2024/09/16 Mon 01 01 57NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 12 オリハルコン ダイの大冒険 チェス ハドラー ハドラー親衛騎団 パワーファイター ヒム ヒムちゃん ポーン メタルスライム リビング・ピース 三木眞一郎 兵士 勇者ダイのパーティー 復活 忠臣 愛すべきバカ 死んだと思ったら生きてた 永久欠番 獣王遊撃隊 生きている駒 禁呪生命体 親衛隊 金属生命体 銀髪 闘志 顔芸 駒 魔王軍 オレはハドラー様の忠実なる兵士(ポーン)… ヒム!! 漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の登場人物。 CV 三木眞一郎(2020年版) 目次 【概要】 【作中の活躍】◆初登場 ◆サババ戦 ◆死の大地戦 ◆バーンパレス戦 ◆兵士の帰還 ◆光の闘士ヒム ◆エンディング 【人物】 【戦闘能力】必殺技 【主な人間関係】 【概要】 ハドラーの親衛隊であるハドラー親衛騎団の一人。 大魔王バーンから与えられたオリハルコン製のチェスの駒に、かつてフレイザードを生み出した禁呪法を用いて作られた禁呪生命体。頭部と肩が丸みを帯びており、アルビナスと同じく人間に近い顔つきをしている。 『兵士(ポーン)』の駒から創られた戦士で、ハドラーの「闘志」を強く受け継いでいる。 チェスにおけるポーンは最弱の駒だが、ヒム自身は距離を詰めての格闘戦なら団内でも随一という実力者である。 作中では一度も単体の呪文として使用はしてないが、メラ系を得意とする。 必殺技はメラゾーマを拳に宿した技である『ヒートナックル』。 禁呪生命体は術者の性格が顕著に表れるが、ヒムは親衛騎団の中でもハドラーの性格を最も強く受け継ぎ、団内一好戦的な熱血漢。 また、無機物にもかかわらず涙を流す。 それらの特徴・行動はハドラー本人から「自分と似ている」と称され、後にヒムが辿る運命を示すものとなっていた。 禁呪法で生み出された生命体は急所である核(コア)を持っており、ヒム達ハドラー親衛騎団の核(コア)は人間でいうと心臓のある左胸の部分に位置している。 【作中の活躍】 ◆初登場 魔王軍で会議にも一切名前が出ないなどないがしろにされ始めて焦り、手柄を立てるべく先走ってダイを独断で襲撃したザボエラを、「オレ以外の誰にもダイ達に手出しはさせない」とハドラーの命令で力ずくでも連れ戻すべく、戦闘のまっ只中に現れる。 配下のサタンパピーたちの火炎呪文をその身に集め、メラゾーマ十数発分の熱エネルギーに達してダイ達を消し炭にしようと放ったザボエラの集束呪文マホプラウスを、自分の体で体当たりしてあっさりと霧散させる。 その際、巨大なチェスの駒から変形していたが、この演出が見られたのは今回だけ&ヒムだけだったりする。(*1) ザボエラを捕縛し、ザボエラの部下の最上級モンスターであるバルログとサタンパピー達を瞬く間に壊滅させ、ダイの救出にやって来たポップを救うと同時に、オリハルコンの身体由来の圧倒的な戦闘能力を見せつける。 ハドラーの禁呪法でオリハルコンの駒から生み出されたことと4人も仲間がいると明かし、ダイ達を攻撃せず「このクズ(ザボエラ)みたいに不意打ちのような真似で倒しても面白くもなんともないし、誇り高きハドラー様の部下として真っ向から受けて立つ」と語る不敵ながらも正々堂々とした態度は、居合わせたクロコダインをも戦慄させ、新たな強敵達の出現を強く印象づけた。 ザボエラを連れ戻した後、本来独断行動で死刑になるザボエラを、ハドラーの温情で魔牢に幽閉した。 ◆サババ戦 対魔王軍前線基地の港町サババで他の親衛騎団共々襲撃した際には、先陣を切って立ちはだかったノヴァと戦い、額にノーザングランブレードを受けるが、ほとんど無傷で完勝した。 …ほめてやるぞ! 前座試合にしてはなかなか面白かった…!!! ノヴァにとどめを刺そうとするも、遅れてやって来たヒュンケルの一撃を受け額をぶち抜かれる。 アルビナスの指示でダイと戦い、ダイの剣に無意識に依存していたダイを苦戦に追い込むも、これ以降ヒュンケルに対して異様なまでの執着心を抱き、自らの宿敵と見据える。 ◆死の大地戦 続く死の大地での決戦ではダイとバランとの決闘を望むハドラーの命を受けアバンの使徒達の前に立ち塞がるも、『黒の核晶』の爆発によって戦いは水入りに。 この時「立っているのさえつらい」はずのヒュンケルによそ見しながらの裏拳一発で吹っ飛ばされるなどちと扱いが悪い。 その後、ハドラーがダイたちを大魔王バーンから逃がした咎で共に処刑されかかるも、ブロックの尊い犠牲により辛くも一命を取り留めた。 ◆バーンパレス戦 大魔王バーンに反旗を翻したハドラーに従い、魔王軍から離反。 ハドラー親衛騎団と勇者一行の最終決戦では交戦経験豊富で本人も逆襲に燃えているヒュンケルと交戦する。 しかし、パワーアップを果たしたヒュンケルとの戦いは荷が重く、それぞれポップやマァムを苦戦させたシグマやアルビナスとは対照的に戦闘シーンほぼカットで胸をブラッディースクライドでぶち抜かれてバーンパレスから落ちていった……。 かませ犬にもほどがある。 何を迷ってるんだアルビナス!!! このままじゃオレたちはwiki篭りだ!! 項目だって何のために追記・修正したかわからねえっ!!! 大暴れしてやろうぜっ!!アニヲタの鼻をあかしてやろうッ!!! △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- ……やめとけよ ムダな事たぁ…! …そいつを倒すのはこのオレだっ!! 【以下、ネタバレ】 バーンパレスから落下したヒムは、頭も砕け、『核』も失い、『死』を待つだけであった。 だが…薄れゆく意識の中、ヒムは、仲間の、ハドラーの魂の雄叫びを聞いた。 そして悟った。ハドラーの死を。仲間の死を。 暗闇の中でヒムは、強く、強く願った。血の涙を流しながら…!! その瞬間、心の底から思ったのさッ!!! “このまま死にたくねえッ!!! たとえオレが最後の一人になっても、生きて……生きのびて……!! ハドラー様と仲間たちの意地を見せてやらなけりゃならねぇ!! 貴様らにっ……せめて一矢でも報いてやらなきゃあっっ……!!!” 死んでもっ……!! 死にきれねええっ……!!!! ……ってな……! ◆兵士の帰還 そして、ヒムは帰ってきた。 ハドラーの魂を受け継ぎ、ヒュンケルとの決着のみを純粋に願う戦士として。 実は噛ませに見えた先程のヒュンケルとの対決も、この為の「演出」だったのである。 先のヒュンケルとの戦闘で胸に空けられた大穴こそ塞がっているものの、バーンパレスから落ちた際の衝撃で頭には大きなヒビが入り、今にも砕け散りそうなその姿。 あるいは、それは今まさに殻を破り飛び立たんとする、新たな生命の息吹の現れだったのかもしれない。 そんなヒムを、「負け犬ハドラーの手下」と嘲り、攻撃を仕掛ける魔界のモンスター軍団。 ……それがヒムに火を付けた。 …バカどもが! 邪魔さえしなけりゃ生かしといてやったのによ! だが、もうただじゃおけなくなっちまったぜ!!! オレの邪魔をした事もだがそれ以上にっ!!! てめえらみたいなクズ野郎が偉そうにハドラー様を侮辱しやがった事がっ!! 最ッ高に許せねえッ!!!! 親衛騎団としての誇り、戦士としての意地、そして己が敬愛するハドラーを侮辱されたことへの怒り。 それら全てが爆発し、『兵士』(ポーン)は『闘士』(ファイター)へと『昇格』(プロモーション)を遂げる。 砕けた頭部から現れたハドラー譲りの銀の長髪に、全身から発せられる闘気。 チェスの駒から生まれた仮初めの命は、今ここに一個の生命体として生まれ変わったのだ。 魔界のモンスター軍団を一蹴した(*2)ヒムは、ついにヒュンケルとの最後の決闘に挑む。 既にこれまでの戦いで既にグランドクルスを2回も使い満身創痍のヒュンケルと、闘気全開のヒム。 この日3発目のグランドクルスも普段より発動に時間がかかって間に合わず破られたヒュンケルはついに鎧の魔槍を脇に置き、鎧も解除してしまった。 決して勝負を諦めたのではない。 鎧の魔槍で戦っても勝機はない、なまじ強力な武装を持てば覚悟も鈍る。 己の覚悟を鈍らせないために鎧の魔槍を置き、全闘気を込めた拳に全てを賭ける。 失敗すれば無残な屍となるであろう結末に、ヒムはそんな死に方をしてほしくないと懇願するが、どれだけ無様でも惨めでもわずかな勝利の可能性に賭けて戦い抜こうとするヒュンケルの固い意志に応えて、自らも全ての闘気を込めて挑む。 すべて吹き飛ばァすッ!!! このオレの燃える拳でっ!!! あんたの"闘志"もっ 何もかもっ…!!! うけろォッ!!! オォォーラナックルッ!!!!! “闘志”の拳と“執念”の拳のぶつかり合いを制したのは、闘志の男ヒュンケルだった。 死をも恐れず美しく散ることを厭わないヒムと、どれだけ無様で見苦しくても最後まで諦めないヒュンケルの二人。 その明暗を分けたのは、戦士としての覚悟の違いだった。 かつてアバンがハドラーを倒した、あえて武器を置いて自らの闘争心を鎮め、相手の攻撃を受け流してカウンターを狙う奥義、「無刀陣」。 この無刀陣の術理を応用し、ヒムの勢いすら乗せたカウンターこそが、ヒュンケルの策だったのだ。 しかし、ヒムの強烈な一撃の前に、既に満身創痍のヒュンケルには「受け流しても生じる僅かなダメージ」を耐える体力すら残されていない。 つまり、「受け流す」以前に「ぶち当てる」しかない。 それは一歩間違えばヒムの拳によって原形すら残らず吹き飛んでいたかもしれない奇跡のタイミング。 ヒムとしては、ごく普通にヒット&アウェーを繰り返せばヒュンケルに勝つことは訳はなかった。ヒュンケルもそれを理解し、ヒムが勝負に乗ってくれるかは賭けに近かった。 だがヒムは真っ向から挑んでいった。いや、その手があったことに気付いても行うことはなかった。 死んでも勝ちたかったが、そんな勝ち方をするなら死んだ方がマシ。正面から全力で拳で打ちかかったのだ。 かつてダイの必殺技の完成を妨害せずにあえて待ち、生涯最後の一太刀で受けて立ったハドラーのように……。 激闘の末またしても敗れた彼は、その信条故にトドメを刺すよう求めるが… 目を開いた彼が見たものは、敗者である自分に手を差し伸べるヒュンケルの姿だった。 「…立て。ヒム。おまえはこんな所で死ぬべき男じゃない…!」 ヒムの復活には意味があるはずだと考えたヒュンケルはそれを拒否したのである。 「敗者に情けをかけるのか」と怒るヒムだったが、ヒュンケルはこう返す。 「情けではない。これはオレの『命令』だ。」 「!!!?」 「もし、勝者に『敗者の生命を奪う権利』などというものがあるなら… オレはおまえから生命(いのち)ではなく… 死を奪う…!!!」 「……!!」 ヒュンケルは、ヒムに対し、オレと純粋に決着を付けたいと願ったお前はもはや悪ではなくなっていること、生命を奪う相手ではないことを告げる。 「し…、しかし…、オレはっ…!!」 それに何よりも…! おまえの生命(いのち)はもう、お前一人のものではないはずだ!! 「!!!」 そう。ヒムは単に『昇格』(プロモーション)の能力だけで、生命が宿った訳ではない。 ハドラーと、親衛騎団の仲間の生命(いのち)が宿っている。 ヒムには、仲間たちの分まで生きる『義務』があるのだ。 たった一度ぐらいの敗北で、その『義務』から逃げる事は許されない。 それこそ、親衛騎団達の、そしてかつてヒュンケルも憧れたあの偉大なる獄炎の魔王の死が無駄になってしまう。 彼等を本当の意味での「負け犬」にしてしまう事を、ヒュンケルは諭したのである。 「“仲間になれ”とまでは言わん。 だが、この闘いの後で、オレの生命(いのち)がまだ残っていたら、 必ずやおまえとの勝負、再び受けて立つ!!」 「……だから……」 …生きろ、ヒム! オレ達と共に!!! 初めて受けた、「人間」の素晴らしい感情。他人を慈しむ『愛』。 それをヒムは、悔しさ半分、嬉しさ半分の涙を流しながら、渋々ではあるがその言葉を受け入れる。 与えられたこの「命」を、ハドラー達の分まで生き抜く事を決めるのであった。 ……が、そこへ手柄をかすめ取らんと現れたマキシマムによって葬られんとするが、これもヒュンケル最後の奮闘とさらに割って入ってきたラーハルトにより救われる。 そして戦い終えて安らかに燃え尽きたヒュンケルを涙ながらに看取るのであった。まぁ、生きてるんですけどね、ヒュンケル その場に駆け付けたビーストくんの回復魔法でヒュンケル共々治癒されたヒムだったが、 ヒュンケルは二度と戦えないほどにダメージを負ってしまっていた。 それに責任を感じてか、ヒュンケルに代わり、彼が本来戦うべきだった相手を全て倒し、いつの日にか傷を癒した彼ともう一度決着をつける。 その願いを胸に、彼は最終決戦の欠くべからざる仲間として勇者ダイのパーティーに加わるのだった。 ◆光の闘士ヒム 仲間になった後は魔王軍の最高幹部であるミストバーンと対戦。 光の闘気で力押しするヒムは暗黒闘気を主体にするミストバーンに非常に相性がよく、ポップ、マァム、ラーハルトの三人がかりでも有効打を与えられなかったミストバーンをほとんど一方的に押しまくるほどだった。 しかし、ミストバーンが肉体の封印を解いてからは防戦一方に回りオリハルコンの肉体も砕かれてしまった。 最終決戦では、何とか真バーンの『瞳』の選考から外れ、ラーハルトと共に『天地魔闘の構え』攻略の立役者となった。 戦友であるシグマの遺品であり、ポップの天地魔闘破りの要となって砕け散った『シャハルの鏡』を見た時には、好敵手に巡り会えた素晴らしさを改めて想い起こしている。 最終盤では、他のメンバーと共にバーンパレスの心臓部、生体動力路の中に閉じ込められてしまうが、「ここでお前(ヒュンケル)に死なれちゃオレは一生勝てねぇ」と、自分が犠牲になるのを承知の上で、最強闘気技『グランドクルス』を発動する。 …そこで彼は、ヒュンケルに、仲間たちに「本音」を打ち明ける。 「本当…、言うとな……。」 …好きになっちまったんだよな。 おまえら…人間たちを…。 そして、おまえらの仲間たちもな…! ここにいる奴ら全員…オレは好きだぜ。 絆を守るためなら生命(いのち)をも捨てるバカばっかり…! オレの戦友たちとそっくりだ!!! もう誰一人悲しい顔にゃさせたくねぇんだよっ!!! 彼もまた、他人を慈しみ、守りたいと願う『愛』に目覚めていたのである。 …見損なうなって! テメェが不死身なら! …不死身なら!!! オレもまた不死身だぁぁぁーーー!!!!! 『グランドクルス』発動には成功し、皆を脱出させることに成功したヒム。 だが、その身は砕け、未来を照らす光と共に消えていった… …ヒムちゃん…キミは…立派だった…!本物の戦士だったぞ…!! キミの活躍は永久に忘れないっ…!! …本日をもって獣王遊撃隊12番を永久欠番とする…!!! …が、ちゃんと生きてました。 みんなよりも下側に落ちてしまったため、死を早合点されてしまい、チウからは「No.12は永久欠番とする」という名誉(?)を与えられた。 ちっきしょ〜。ひっでぇなぁー。隊長さん… …ちゃんと生きてるよォ… ◆エンディング 最後の戦いの後は、チウとともにデルムリン島に移住。 親衛騎団の腕章は外している。(*3) 【人物】 ハドラー親衛騎団の中でも一番の熱血漢。 禁呪法によって生み出された禁呪生命体は、術者の性格が顕著に表れるとされているため、ハドラー親衛騎団のメンタルは、ダイ達に敗れた結果自分を省みたハドラーの「立て直した精神」がそのまま現れている。 中でもヒムはハドラーの根っこの性格「正面からの力比べの戦いを望む熱血ファイター気質」が最も強く表出しており、常に正々堂々の真っ向勝負を望む。 短気で感情的過ぎるきらいもあり、ハドラーやアルビナスの手を焼かせる事もしばしばだが、忠誠心や仲間意識も人一倍強く、特に主君であり創造主であるハドラーに対しては絶対の忠誠を誓っている。 初対決時にはすでに体が凍結し戦えなくなったノヴァを、粉々に粉砕すべく哄笑を上げながら殺そうとする残酷さを見せているが、これは「戦士は醜く生き残るよりも美しくカッコ良く死ぬべきだ」という考えによるもの。力比べの敗者は結果としてどうされても当然、という価値観を持つ。(*4) 相手の最期を華々しく飾ろうとするのは彼なりの慈悲なのかもしれない…。 また、彼は無生物なのに涙を流す。 これが、後の彼の運命の重大な伏線となっていた。(*5) それらの行動を通して彼はハドラーに「自分と似ている」と言われた。 復活してからはより筋肉質になった身体に銀色のオールバックの長髪など、どことなくその風貌はハドラーを思わせるものになっている。 また、性格も前以上に感情豊かになり、江戸っ子みたいな「べらんめぇ」口調で超魔生物になる前の主君のようにおハナを垂らしながらの変顔もするなど、すっかり愛すべきバカ枠に収まった。 ギャグでは主に今までいそうでいなかった男のツッコミ役。 チウの正直微妙なネーミングセンスにつっこんだり(*6)、ポップのマァムへの恋心を茶化した際は、「なんでお前が知ってんだよ」とテンパるポップに、「(見てりゃモロバレじゃねーか!)」と呆れ顔で心の中でツッコミを入れていた。 そして怒れるマァムの制裁には軽く引いていた。 「…まだ、なんか悪の気が残ってんじゃねーか?あのねーちゃん…」 「いやぁ……いっつもあんな感じだぞ、あの2人は」(悪いのはポップ、というチウの見立てである) 【戦闘能力】 …男ならこっちで来いよ……!!大将!!! 最弱の駒である『兵士(ポーン)』が元であるが、だからといって弱い訳ではなく、距離を詰めての戦闘を大得意とする格闘戦のエキスパートである(*7)。 職業で例えれば、バリバリの武闘家。 武器は持たないが、その拳ですらオリハルコン製なのでかなりの破壊力があるだろう。 ちなみに左利きであり、必殺のパンチは全て左の拳で行っている。(*8) また、親衛騎団全員に共通する特性として、オリハルコン製のボディによる圧倒的な防御力を物理攻撃・呪文の両方に対して備えている。 ダイのパプニカのナイフを避けてその上に立ったり、ザボエラとサタンパピー バルログの大群を一瞬で撃破したり、北の勇者をボコにしたりと戦士としては優秀である。 ただし、生まれてまだ1ヶ月前後である為、「経験」に乏しく、経験豊富な一流のベテラン戦士相手ではやや分が悪い。 技術そのものはまだまだ荒削りとクロコダインにも評されている。 逆に言えば、これからいくらでも伸び代はあるということにもなるが。 また作中では一度も単体の呪文として使用の可否は不明ながら、メラ系属性を持つ それ以外にも、瞬間移動呪文(ルーラ)や飛翔呪文(トベルーラ)(*9)も使用可能。 復活してからのヒムは、『昇格(プロモーション)』により以前よりも強くなっており、 ヒュンケルとの決着のみを純粋に望むがゆえに善悪の区分を越え光の闘気を放つようになり、得意技の『超熱拳(ヒートナックル)』も光の闘気を込めた『闘気拳(オーラナックル)』に強化された。 また復活前とは違い、『生きた駒(リビング・ピース)』という完全な金属生命体になっているため、痛みも感じるようになり、回復呪文で回復できるようになった(*10)。 ちなみに、血も通っており、腕を切られた程度では出血しないが、胴体にダメージを受けると吐血する。体の構造どうなってるのか、是非ともマキシマムにスーパースキャンしてもらいたかったもんである。 ビーストくん曰く「メタルスライムやメタルキングと似たような体質じゃな」。 それを聞いたヒムは「…あいつらとお仲間なのかぁ…」とボヤいていた。 ただし、薬草は効かないらしい(*11)。 必殺技 超熱拳(ヒートナックル) オリハルコンの拳にメラゾーマの高熱を込め真っ赤に赤熱した拳で相手を殴りつける技。 魔法剣ならぬ魔法拳。 超金属オリハルコンの硬度と並みの金属なら瞬く間に溶かしてしまう程の高熱が合わさる為、まともに喰らえば大ダメージは必至。 生まれ変わった後も使えると思われるが、闘気拳をメイン必殺技とするようになったので一度も使っていない。 とは言っても、残る相手がミストバーンと真バーンしかいない状況だったので、活躍の場面はなかっただろう。 闘気拳(オーラナックル) 新たな生命体として生まれ変わったヒムが繰り出す新生必殺技。 生命体となったことで、闘気を拳に集中させて攻撃することが可能となった。 オリハルコンの身体から繰り出されるその攻撃は、ダイの闘気剣に匹敵する威力を誇る。 ヒュンケル曰く、闘気を込めた肉体は鋼鉄より強靭になる…との事なので、オリハルコンの金属生命体であるヒムの、闘気を帯びた拳… 想像するだに恐ろしい。 これを鎧の魔槍抜きの生身で受けようとしたヒュンケルにヒムがやめるよう説得したのも当然で、ヒュンケルはよく勝てたもんである。 ミストバーン戦において憑依されたマァムにもやむを得ず使おうとしたが、流石にヒュンケルからは止められた。(*12) グランドクルス バーンパレス心臓部からの脱出時に、満身創痍で技を構えることすらままならないヒュンケル、技の開発者ではあるが全力で放てばまず間違いなく自爆技となってしまうアバンの両名に代わり使用した。 ヒムの場合は、十字を作る武器やそれに代わる装飾品もないため、両腕で✕の字を描く構えをして発動させており、 オリハルコン製であり、後述のように反動も大きかったものの、自身の肉体を利用してグランドクルスを放ったのはヒムだけである。(*13) その威力は、バーンパレスの心臓部の壁どころか、勢い余ってバーンパレスの残骸の半分以上を吹っ飛ばしてしまった。 ただしその反動も凄まじく、気絶するも五体満足で生還したヒュンケルに比して、ヒムは超硬度の両腕が消し飛んでしまい、会得できてない者が撃てばどうなるか、この技の恐ろしいサンプルにもなった。 なお、将来的に彼が同技を身に付けられる適性があるかは不明。 少なくとも原作終了時点のスペックでは、専用ベホマ要員が必要となるか、一発撃ったらしばらく退場のロマン技となるか…。 昇格(プロモーション) チェスにおいて、ポーンが盤面の一番奥に到達した場合、キングとポーン以外の他の駒に成り代わる事が出来るというルールがある。 ヒムはこのポーンの駒に備わった昇格(プロモーション)の能力と、アバンの使徒たちに一矢報いんとの執念が合わさった結果、金属生命体(リビング・ピース)となって復活できたのである。 なお、チェスの大抵の試合では、駒の中で一番強力だと言われるクイーンに成る事が多い。 ヒムの場合は男性なので、さしずめクイーンのパワーを持ったキングになった、と言ったところだろうか。 【主な人間関係】 ヒュンケル 最大のライバルにして後の親友。 当初はヒムの方から一方的にライバル視していただけだったが、幾度かの闘いを経てヒュンケルからも好敵手と認められた。 「『オレは最強なんだよ』って態度が気に入らねぇ」らしく、常に執拗に狙っていたが、結果として命を救われる。 連戦のダメージでヒュンケルが闘えなくなった後は、いつの日にか傷を癒したヒュンケルともう一度闘う日までヒュンケルの代わりに自分が闘う事を誓った。 彼への漢としてのヒムの思い入れは、ほぼすべての発言が非常に熱暑苦しい(燃え系のいいこと言ってるんだけどね) ハドラー 創造主であり主君。 ダイ達の味方になってからもハドラーへの忠誠心は一切揺らいでおらず、アバンがハドラーとのかつての対決を語った際には微妙そうな様子だった。 アルビナス 親衛騎団のリーダー格で、血気盛んなヒムの姉ブレーキ役。 ただ、アルビナスがヒュンケルとバランの決闘に横槍を入れようとした際には逆に彼女を諌めていた。 マキシマム 本来、主君になるはずだった男。 チェスの駒の総数16個(*14)から、大魔王バーンがハドラーに与えた親衛騎団の分の5個を差し引いた駒からなるオリハルコン軍団を形成している。 だが、過去のデータに頼りっきりなダメダメっぷりと、噛ませのオンパレードの如くやられていく同型の兵士を見て、ヒムからは 「……正真正銘のバカだぜ。あの王(キング)。 ……オレ、ハドラー様の部下に生まれて良かったぁ~…。 …確率8分の1だもんな~…」(*15) …と、辛口のコメントをされた。 ミストバーン 光の闘気を武器に戦うヒムの戦闘スタイルは、ミストバーンにとっては天敵と言え、直接対決した際は一方的にボコボコにした。 魔王軍の中でもハドラーの数少ない理解者だったミストバーンに対して悪感情は無く、敵同士になってしまった事に内心気が引ける思いもあると語っていたが、ミストバーンが全盛期のバーンの身体を使っていたと知るとかなり失望した様子も見せている。 一方、ミストバーンはハドラーへの敬意故にヒムにハドラーの生まれ変わりみたいな姿・言動が我慢ならず、マジギレしている。 ラーハルト マキシマムの部下である兵士は5体まとめてラーハルトに瞬殺されており、ヒムもその延長程度にしか見ていなかったのか、当初は見くびっていた。 が、ヒムがミストバーンを圧倒するのを見て「オレでも危ないかもしれない」と評価を改めた。 尤もヒュンケルによるとスピードタイプのラーハルトはパワータイプのヒムにとって天敵と言える存在であり、まず負ける事はないとのこと。 逆に闘気技のないラーハルトはミストバーンとの相性が悪く、彼らの関係はちょうど三すくみになる。 しかしヒムからは、「ヤキを入れてやる」予定あり フレイザード 同じハドラーの禁呪法によって誕生した、言わば「兄」にあたる存在。 劇中で本人同士の面識はなかったが、武人となる前のハドラーに作られた存在である為、恐らく反りは合わなかっただろう。 ファンの間では、もしもフレイザードが武人となったハドラーによって復活させてもらったら、ヒムのような性格になるのでは、とも言われている。 ブロキーナビーストくん 謎のモンスター(?)。 最初は「何この変なヤツ」的な感じで見ていたが、一応は命の恩人。 そして彼の美しく華麗な技と、ミストバーンにも引けを取らない体術には「格闘技の教科書みてぇな闘い方だ…」と呆然としていた。 彼自身「ヒュンケルに勝つ」という目標を持ち続けるなら、案外、最終決戦の後は彼に弟子入りするかもしれない。 ただでさえ素質に溢れたヒムが武神流を継承したら… 連載が続いていたら計画されていた『魔界編』に於けるエース戦力となっていた可能性も。おっとそんな女格闘家需要を否定するのはそこまでだ チウ 獣王遊撃隊の隊長。 チウからはその男気をひと目で気に入られ、獣王遊撃隊第12号として強制入団させられてしまった。(*16) 遊撃隊内でのニックネームは「ヒムちゃん」。(*17) 最初こそは嫌がったものの、「悪に奇跡は起こらない。でもヒムちゃんは正義の獣王遊撃隊隊員だから、奇跡が起きていい」と言われたことには強く救いを感じており、チウのことも「隊長さん」と呼ぶようになり、尊敬するようになった。 ボケ役のチウとツッコミ役のヒムとの漫才(?)は殺伐とした最終決戦での数少ない清涼剤である。 ちなみに、初登場時もダイの剣をたまたま引きずっていたチウに声をかけていたりする。 実力がいまだ伴わないが、心根の良い器の大きい隊長さんである デカい人ガンガディア 旧魔王軍時代のハドラーの忠臣。 本編時代は既にガンガディアが死んでいるので出会うことはなかったが、『勇者アバンと獄炎の魔王』の特別番外編ではその活躍を見て 「めっちゃ働いてるぞこのデカい人!」とシグマ、ブロックと共に敬意を表し、 ザボエラの振る舞いに「全く憧れない」とキレている姿には「一字一句同感だぜえデカい人!」とシグマ、ブロックと共にその心境に共感していた。 …んじゃあ…!許可をもらうぜ隊長さんよっ! …こいつを追記・修正してもいいかい!!?… …よし!許す! どーも!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 血は流れてないけど、涙と鼻水は出る -- 名無しさん (2020-11-13 05 59 09) 金属生命体で見た目がグロくないのと回復魔法で簡単に治るので簡単に腕を欠損させられる -- 名無しさん (2020-11-13 06 00 41) ↑やりようによってはドリフターズの青銅竜みたく無限にオリハルコンを採取できそうだな -- 名無しさん (2020-11-13 06 35 00) 身体から離れた部分はしばらくして爆発四散するので無理っぽい -- 名無しさん (2020-11-13 07 05 30) 後半のメインキャラなのに今までスレ立てされてなかったのか…サブキャラでも項目が豊富なダイ大のキャラにしては珍しい -- 名無しさん (2020-11-13 08 36 27) ↑↑いや、金属生命体になったヒムなら大丈夫(証拠にラーハルトがミストバーンに捩じ切られたヒムの腕を武器に使った。砕けたけど)。魔界編まで連載が続いてたら、刀鍛冶になったノヴァに「オレの腕使ってくれや」と差し出すシーンあったかもね。 -- 名無しさん (2020-11-13 09 08 35) 仲間になってから、ネタキャラになっちゃったのがw ライバルだった時はあんなに暑くてかっこよかったのになぁ。もしかしたら、ハドラーにもそんな部分があったとか!? まぁ、「お前が不死身なら、俺もまた不死身だぁぁ!!」はかっこよかった。……その後の「ひでぇな隊長、まだ生きてるよぉ」は見なかったことにしといてやろう(苦笑 -- 名無しさん (2020-11-13 09 15 42) ↑ヒュンケルにラーハルトと、クソ真面目枠がすでに2人もいるから、それくらいがちょうどいいよ。クソ真面目な上に暑苦しいみたいな性格の奴が増えすぎてもおもしろくない -- 名無しさん (2020-11-13 14 10 19) この世界のポルナレフ -- 名無しさん (2020-11-13 18 06 14) ハドラーの子とも言える存在なのな -- 名無しさん (2020-11-13 18 36 19) ↑確かにそうとも言えますが、それは他の親衛騎団達にも言える事。一つの「命」として這い上がる時の台詞は、超魔生物改造段階のハドラーとほぼ同じ物だった···やはり「子」と言うよりは転生に近い物でしょう。 -- 名無しさん (2020-11-13 18 49 06) 昇格で女王になってたら外見はアルビナスで中身がヒムって感じになっていたんだろうか? -- 名無しさん (2020-11-14 00 39 41) 藤原啓治さんがご存命だったら、絶対に演じてほしかったキャラ。 -- 名無しさん (2020-11-14 07 53 38) 死の大地での「立っているだけでも辛いらしい状態のヒュンケルによそ見しながらの裏拳で吹っ飛ばされる」のシーンも結構酷い。このあたりから格闘戦の達人→荒削りで技量不足みたいな扱いになったような -- 名無しさん (2020-11-14 09 14 21) 涙を流すヒム ←ハドラー「俺に似てるな(感慨)」 鼻水を流すヒム ←あの世のハドラー「そんなとこまで似なくてええんやで」 -- 名無しさん (2020-11-14 11 13 20) 関智一さんの声で脳内再生していたら関智さんがハドラー様になっていたでござる -- 名無しさん (2020-11-14 18 30 55) 闘気拳って超熱拳に闘気を上乗せしたものだから使い分けじゃなくてバージョンアップじゃね? -- 名無しさん (2020-11-14 21 39 18) 個人的に高木渉さんあたりのイメージ。早くヒムみたいな〜 -- 名無しさん (2020-11-15 16 34 58) ヒムが弱いのでは無く、相手がもうバーン様しかいないので相手が悪い、でも最後の方まで食い付いていけたので間違いなく最強クラス -- 名無しさん (2020-11-15 22 10 27) まあ相性の良さはあれどミストバーンを一方的にボコボコにしてる時点で最低でも六団長クラスの力があるのは確かだしな。真バーンと竜魔人ダイ以外なら誰と闘ってもそこそこ善戦できそう -- 名無しさん (2020-11-16 09 30 22) バルトス→フレイザード→ヒムという禁呪生命体の系譜を見るに魔軍司令時代のハドラーはアバンに敗れた事で自信を喪失して一時的に性格が悪化してたのかも -- 名無しさん (2020-11-17 05 56 07) 上に絶対的な上司、下には自分より権力持ってる部下、上司のお気に入りで反抗的な部下、自分より強い部下に挟まれて保身や政治を覚えてしまったからな… -- 名無しさん (2020-11-17 10 05 17) 初登場時のまだキャラが固まってなくてちょっとお堅い口調だったヒムが懐かしく感じる。終盤のヒムに見せたら「うわー何カッコつけてたんだあの時のオレ…」とかぼやきそう -- 名無しさん (2020-11-17 10 11 07) ヒムとアルビナスはやんちゃな弟と真面目な姉に見えなくもない -- 名無しさん (2020-11-26 02 09 00) 闘気拳が浦飯幽助の霊光弾に似てるし昇格ヒムは魔人幽助に似てるな -- 名無しさん (2020-12-19 22 19 20) 「ヒムとしては、ごく普通にヒット&アウェーを繰り返せばヒュンケルに勝つことは訳はなかった。」とあるが、アルビナスはマァムにそれをやってカウンターを受けた事を考えると、結果はどうあれ正々堂々とした行い終始徹底したのは正しい選択だったと思う。 -- 名無しさん (2021-01-11 12 28 35) メタルスライムの同類ってことは倒した時の経験値も多いんだろうか? -- 名無しさん (2021-01-14 09 41 06) エルミナージュってRPGでチェスの駒軍団に襲われた時に親衛騎団を思い出した。クリア後隠しダンジョンの敵だから強さも自重してないし -- 名無しさん (2021-02-06 10 07 28) ハドラーが関さんだから、小野友樹さん(教え子)かも?と予想してみる。まあ仗助とか、他のジャンプ作品に出てるというのも理由だけど。 -- 名無しさん (2021-04-01 19 31 33) 少なくともメラゾーマは使えるハズだし遠距離攻撃が無いっていうのは違うんじゃないかな? -- 名無しさん (2021-04-27 23 37 03) ↑2 いやいや、血気盛んな性格だから岡本信彦さんだったりしてて -- 名無しさん (2021-06-07 09 42 23) 最終的に仲間になるキャラに対して、事前にハドラーから「お前が俺に1番似てる」って言わせるの上手いよなぁ -- 名無しさん (2021-06-28 19 24 22) 三木さんはバーチャのアキラやスパロボOGのリュウセイを演じているから結構いいキャスティングだと思う -- 名無しさん (2021-07-03 17 50 33) 城之内の高橋広樹さんのイメージだったが、コジロウとは意外だ -- 名無しさん (2021-07-03 17 54 40) そっちのコジロウか。こっちは小次郎を連想した。 -- 名無しさん (2021-07-11 13 00 50) ↑9 そりゃそうだあの世界で上から数えたほうが早いぐらいの強者だぞそもそもこいつ倒せたら莫大な経験値が手に入るのも道理だw -- 名無しさん (2021-07-26 05 24 38) ↑11 アレはアルビナスの超高速が仇になった結果だし、ヒュンケルはあの時のマァムと比較してもボロボロの状態だったから、単純に比較はできないと思うけどな -- 名無しさん (2021-10-09 13 23 26) ↑6 逆に言えば、結局ハドラーは「ポーン」だったってことでもあるんだよなぁ……下っ端って意味じゃなくて、自ら戦うのが性に合ってる。魔王はまだしも、指揮官って色合いが強い魔軍司令は転職失敗事例って意味で。 -- 名無しさん (2021-10-17 09 04 44) ↑人間界の魔王ではなく、自分より強い奴の居る魔界に生まれてたら純粋に己の強さのみを求めるって性格になってたかもね。 -- 名無しさん (2021-10-17 09 33 13) 声優さんは三木さんか……。また『狙い撃つぜ!』っていうんですねわかります(ソンナシーンハアリマセン -- 名無しさん (2022-01-12 13 51 09) ブロキーナ老師のとこのマァムdis要らなくない?ぶっちゃけ不快。 -- 名無しさん (2022-03-01 19 58 39) 闘気とメラ系を併用すればもっと高威力のナックルにできそう -- 名無しさん (2024-07-07 17 35 40) 命を得た後は初期のハドラーみたくギャグシーンで鼻水出たりする。 -- 名無しさん (2024-07-07 18 29 03) 光堕ちした銀髪眉なしの近接戦闘員兼コメディー担当・・・。既視感の正体はポルナレフでした。 -- 名無しさん (2024-08-02 13 39 05) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/54982.html
登録日:2023/10/04 Wed 22 42 32 更新日:2024/09/24 Tue 09 25 59NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 じんめんじゅ キギロ サディスト ダイの大冒険 モンスター 亜人面樹 人面樹 勇者アバンと獄炎の魔王 幹部 慇懃無礼 旧魔王軍 木 植物系モンスター 樹木 突然変異 親の仇 魔の森 魔王軍 力量の低い奴をいたぶっただけでぼろ儲けだ きっと妬まれることだろうなぁ また出世してしまうから キギロは『ダイの大冒険』のスピンオフ漫画『勇者アバンと獄炎の魔王』の登場人物。 目次 【概要】 【人物】 【戦闘能力】◆強化形態=一段階 ◆強化形態=二段階・邪気ver ◆強化形態=最終段階 【作中の活躍】◆最終決戦 【概要】 魔王ハドラーが率いる(旧)魔王軍の幹部の一人。 種族は数百年に一度、突然変異で生まれるじんめんじゅの亜種「亜人面樹」。 樹木の幹に顔が貼りついたような通常の人面樹と違い、頭はハドラーに支配されていた頃のブラス同様に凶悪な顔つきの人面樹だが、その下には胴体や手足があり肩章付の軍服を身に着けた人間のような出で立ちをしている。 この体に見える部位の正体は異常発達した木の根であり、この根こそが亜人面樹の特徴でもある。 通常の人面樹と同等に備わる本来の小さな二本腕は服の中に隠している。 【人物】 普段は「僕には覇気も野心もない」「僕のライフスタイルはしぶとくコソコソ生き残る」と謙遜し、「ハドラーに手傷を負わせるようなアバンには会いたくない」と尻込みする。 常にワイングラスを携えていることと言い、服のセンスと言い、臆病なインテリめいた装いや振る舞いを好む。 だが内心では武勲をあげそうなブラスを気にする様子を見せたり、アバンの接近を知ってこっちから挑みたくないと謙遜しつつ、「また出世してしまう」と呟くなど、自信家にして強い上昇思考・名誉欲を隠しきれていない。 半ばおどけた様子や秘めた自信から察せられる通り、彼の振る舞いは半分本音で半分嘘。 その本性は慇懃無礼なサディスト。 ワインを嗜むことと並んで「弱い者虐め」が趣味であり、相手が自分の力量で確実に仕留められるかを見極めて着実に狩るタイプである。 こうした言動を堂々とハドラーの前で吐いてもハドラーは笑って受け流し、キギロがいざ出撃した折には「アイツらしい」と評していた辺りからしても、キギロはそうやって“結果”は出してきた様子。 一方で同列の幹部として扱われている門番のバルトスや参謀のガンガディアと異なり替えが効かない固有の役職は持っておらず、 「戦場での武功以外に誇れるプライドがない」というコンプレックスを抱えており、大きな戦いに出陣できないと取り乱す場面があった。 同時に幹部に対してはちゃんと頼みごとやお礼を言い合える性質であり、前述のコンプレックスに関してもバルトスに素直に吐露するなど日頃の言動とは裏腹に強者である仲間へのリスペクトは持ちあわせている。 概ね陰謀や邪魔は敵である人間に対して用いられ、内ゲバのような利敵行為を起こす性質でもなかったりと協調性自体はむしろ高い部類。 そのあたりは口を開く度に不興を買うザボエラとの大きな違いと言える。 己のふがいなさに苛立つ面も見られ、嗜虐的な一面に対して根は真面目な様子がうかがえる。 キギロの性根を軽蔑していたアバンですら、ハドラーが負けた幹部達を侮辱した際、キギロも含めて「自らの誇りを掛けて全身全霊で戦う者だった」と反論していた。 【戦闘能力】 戦闘では近中距離戦を主とする。 身体の密度を硬軟自在に変化させて、当人曰く鋼鉄並にまで硬度を引き上げた二本の隠し腕や、軟化して伸縮を可能にした巨大な根を鞭として殴打する。 加えて体内に流れる高温の樹液も特徴の一つ。その樹液は魔力を込めればより超高温に加熱され、ワイングラスを瞬時に融解させるほどの超高熱を体から発することが可能。 この樹液のお陰で火系呪文に対して高い耐性を有しており、超高温化した樹液を硬質化させたうえで発射する「魔力樹液弾」によって遠距離も対応できる。 ただし、一度に硬化出来る範囲は隠し腕等の全身の一部が限度で、それ以外の部位は通常の樹木程度に留まる。 後述の巨大マンイーターを合体して大量の魔力供給を受ければ全身硬化も可能になる。 この状態だと本体は身動きが取れなくなるのが欠点だが、魔力樹液弾の同時使用でカバーするのが序盤におけるキギロ最大の切り札。 しかし最大の特徴は、「ライフスタイルはしぶとくコソコソ生き残る」という当人の言の通り、種子を残すことで再生出来る生存能力の高さにある。 まず、幹に相当する顔面を断ち割られる重傷を負っても周囲の植物を吸収すれば再生出来る。 それだけでなく、種子さえ残っていればそこからまた発育によって復活することも可能。 十分な栄養のある土地に運んで貰い定期的な水の供給を受ける、植物として育成して貰う他力本願な前提条件付ではあるが、条件さえ整えば強化再生さえ望める特性を持つ。 ただし、フレイムやゴースト系等の不定形な生命体の例に漏れず、コアを損傷すると形を保てなくなり一気に崩壊が始まる。 空裂斬は天敵に等しい技である。 ◆強化形態=一段階 牡鹿のように雄々しく巨大になった角が目立つが、何より根に強力な魔力が宿っている。 手足に見立てた根がよりマッシブになった見た目通りに格闘能力が向上しただけでなく、柔軟さにも磨きがかかった。限界まで肉体を柔らかくして衝撃を逃がし、かつて自身を一刀両断した大地斬を受け流す繊細な制御も自由自在。 だが、それもおまけに過ぎない。 この形態のキギロは根を大地に広げて大陸全土の植物を支配下に置き、悪魔の目玉による索敵や監視と同様の芸当が可能になった。 それに加えて、小型分身体を無数に生成出来る。 これらはキギロの極々一部を分与に過ぎないので人間の幼児程度の矮躯で戦闘力も脆弱なものの、倒されてもキギロ本体にダメージが逆流することはない。その癖、キギロとリアルタイムで意識共有しているので、細かい工作活動に対応する上に情報収集に長けている。 かつて頼っていた巨大マンイーターの能力を自身に集約した上でより進化させつつ、戦闘能力も底上げした。純粋な上位互換形態となった。 ◆強化形態=二段階・邪気ver 上記の強化形態によって、修験者が集う秘境ギュータの中でも最も危険な地、魔界に通じると謳われる洞窟「逢魔窟」で修行中だったアバンを強襲した。 過酷な修行でアバンが消耗していたこともあって進化した力で圧倒していたが、海破斬には対応しきれず手傷を負わされたため、駄目押しとしてこの形態になった。 これは「逢魔窟」に満ちる暗黒闘気を根から徹底的に吸収したもので、下半身は甲殻を纏った蜘蛛のように変貌し、二本の触手のような暗黒闘気を纏う禍々しい姿をしている。 海波斬すら回避出来るまでにスピードが増しただけでなく、この形態は攻防一体。 周囲を漂う暗黒闘気を操って鋼の剣をへし折る物理攻撃も繰り出し、呪文も生半可なものは弾いてしまう。 洞窟が崩落すれば生き埋めになるので、極大呪文や重圧呪文(ベタン)のような有効であろう呪文は使えず。 地の利は完全にキギロにあり、アバンとロカ、マトリフの三人をも圧倒してのけた。 とは言え、この形態も完全無欠ではない。 キギロ当人が自ら修練で体得したものでなくあくまで外付けの力であり、闘気に関する知識や技の練度に乏しいためか、光の闘気に極端に弱い。 アバンが放った空裂斬によって纏っていた暗黒闘気が一瞬にしてかき消されてしまい、そこへマトリフらの攻撃を受けて、這々の体でどうにか逃げ出した。 しかし、先のアバンの一撃は彼の生命のコアをも掠めていたために体がどんどんと崩れていき、再生もできなくなり、結局これが致命傷になって退場することとなった。 しかし… …やはり……生きていたのか………! 「やはり」だって? ……言い方ァ! ◆強化形態=最終段階 空裂斬がコアに掠って致命傷を負いながらも、アバン達への憎悪と怨念によって命を繋ぎとめた姿である。 最早自慢の根や樹液は見る影もなく消え失せて、ドラクエシリーズの「おばけかれき」を更にみすぼらしくしたような姿に成り果てており、強化一段階の小型分身体と同程度のサイズしかない。 朽ち腐ったようにしか見えない全身には亀裂が走り、枯れ枝のような腕は何もせずともぼろぼろ落ちる。当然、剣で斬り付ければあっさり両断されて本体も倒れる始末。 だが、死に損なったまま、なかなか死なない。内側から溢れ出る邪悪なオーラが落ちた腕を繋ぎ直し、倒れてもほどなくして立ち上がる。 この状態に至ったキギロの命は風前の灯ではある。しかし、その邪悪な魔力はガンガディアら幹部達を凌ぎ、魔王ハドラーにすら比肩し得る程となった。 見た目に反して、膂力は強化形態に勝るとも劣らず。魔王ハドラーのように素手で鉄製の鎧兜を砕ける。 腕を振るうと破片がボロボロと体から離れるが、これが尽きることないどころか、散弾のように敵めがけて飛んでいく。その手数と威力はかつての魔力樹液弾を超えており、矢のように一般的な鎧を穿ち皮膚に喰いこむ。 そして何より脅威なのが、暗黒闘気の一種であろう周囲一帯を侵す呪詛めいた瘴気である。 旧アニメ映画に登場した「暗黒闘気・瘴気結界魔術」に近い効果で、上記の破片が体に喰い込んだ相手は、邪気が体を侵されてどんどん力を失い弱体化していく。 逢魔窟の時のようなスピードはないが、相手を弱体化させる効果によって、キギロと相対する敵はまるでキギロが加速度的にスピードを上げているかのような錯覚に陥る。 加えてキギロから溢れる邪気はフィールドを侵食し続けて、半径数十メートルの範囲がキギロの領域と化してしまう。 この領域内では地底魔城の魔物ですら瘴気にあてられて昏倒してしまい、身に喰い込んだ破片の呪詛効果も増幅させる。 これらの重複効果によって破片を喰らった者はみるみるうちに衰弱してしまい、更に勝機を失っていく。 この段階のキギロに対抗するには、破片の散弾やキギロの打撃をものともしない防御力か、この暗黒闘気による結界めいた力に対抗出来る強力な闘気の力が必要になる。 【作中の活躍】 ロモス王国及びラインリバー大陸の攻略を担当しており魔物の棲家となる「魔の森」を拠点に支配領域を徐々に広げている。(*1) ロモスにおいては、大地斬を開眼したアバンによって敗れたものの、上記の特性によってキギロは辛うじて生還した。 しかし、懲罰と反骨心をバネにした更なる成長の両方を狙ったハドラーによって、敢えて不毛な地底魔城入り口傍にキギロは植えられてしまった。その所為で思うような成長を遂げられず、地底魔城で広がるアバン躍進の噂を耳にする度に焦りばかりが募っていた。 なお水がないと生きていけないらしく、かといって顔に水をかけられるのも不快なため、水やり担当のおばけキノコに怒鳴り散らしていた(が、おばけキノコには改善するほどの知能もなかった)ところ、ガンガディアの采配で地底魔城にいて暇をしており知能がそれなりにある者が水やり担当になった模様。 そんな折、デルムリン島が芳醇な地であることを思い出したキギロは、大急ぎでキメラに乗って海を渡りブラスに頼った。キギロの閃きは見事的中し、短期間で劇的な強化再生を果たした。 ◆最終決戦 最終形態となったキギロはアバン一行への復讐の為だけに地底魔城に帰還。魔王の間を目指す一行の前に立ち塞がり、ロカがキギロの足止めを申し出て飛びかかった。 魔王の封印から1年間に修業を重ねたロカの実力はキギロも素直に称賛する水準に至っていたが、それでも怨念によって強化されたキギロは手に余る相手だった。 キギロは斬りつけられようと事もなげに立ち上がり、破片の散弾と瘴気のコンボでロカの体力をじわじわ削ぎ落としつつロカを圧倒。自然に千切れ落ちそうな見た目からは想像出来ない剛腕で嬲り倒して、頑丈が取り柄のロカも耐え切れずに倒れた。 キギロがアバンに追い付いてハドラーやその護衛と共に挟み撃ちにすれば、必殺剣を修めたアバンと言えど確実に狩れる。 キギロの復讐成就は目前かと思われたその時、息も絶え絶えのロカが立ち上がり、キギロの前に立ちはだかって最期の奥の手を敢行した。 武鋒円。 自分を中心として手にした武器が届く狭い範囲にのみ全身全霊の闘気を張り巡らせる。そうすることで、武器に強力な闘気を纏わせられる状態を維持したまま敵の攻撃を待ち構えてカウンターのみを狙う。カール騎士団剣術の背水の陣を体現した最終奥義である。 この奥義を発動したロカの剣速はそれまでの比ではなく、破片の散弾は全て剣で叩き落し、暗黒闘気の触手でで無理やり魔物を嗾けても、尽く切り払ってしまう。 真正面から捻じ伏せるのは容易ではない相手となった。 尤も、武鋒円の攻略自体は別段難しくない。猛烈な勢いで生命力を全て注ぎ込む技であることは見抜いていたので、そのまま放置して眺めているだけでロカは勝手に死ぬ。かつてのキギロならそうしていただろう。 しかし、執念めいた願いの為に命を賭ける心境を理解して今の姿に到達したキギロは、今のロカの決死の姿に共感を覚えていた。故に、姑息に勝利を拾う選択肢は有り得なかった。 キギロは広間に広げていた瘴気を全て己が身にかき集めて暗黒闘気を収束。ロカに渾身の一撃を叩き込んで正面突破する選択をした。 そして迎えた最終局面、キギロは全身全霊の一撃を叩き込むべくロカに突撃。その際、ロカの周囲から闘気が完全に消失していることに違和感を覚えはしたものの、敵の闘気が消えたならむしろ好機と勢い任せの攻撃を繰り出した。 だが、これが致命的な判断ミスだった。武鋒円の本質は、最後の最後の決定的局面で、周囲に張り巡らせた闘気を剣に一転集中して爆発的に剣の速度と威力を上げることにあった。 それを見極めきれなかったキギロは、ロカの強烈無比な最期のカウンターを成す術なく浴びてしまった。 邪悪なオーラが体を繋ぎ直せない程に粉微塵にされたキギロは流石に修復出来ず、敗北が確定。 だが、キギロ同様に生命力の全てを絞り尽した上に、キギロの強力な呪いを受けてしまったロカもまた共倒れに。 キギロが死んだ後もその呪いは残り、ロカの余命は幾場も無い状態となったことで少なからず溜飲が下がった…… と思われたがロカ自身はこの結末に絶望することはなく、アバンを無事に先に送り出せた事、マァムという新しい命を未来に託せた事に満足していた。 他人のためにここまで命を投げ出せるという人間の本質を理解した時…キギロは初めから自分に勝ち目がなかったことを悟りながら消滅していくのであった…。 本編の内容を読み込んで編集しただけでランキング入りだ きっと妬まれることだろうなぁ また\ポチッと/されてしまうから △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 割と外道キャラではあるのだが、なんか嫌いじゃないんだよな。良くも悪くも人間味があるというか。最終形態も復讐にとらわれていながらむしろ他者を理解して敬意を示すようにすらなっているし。 -- 名無しさん (2023-10-04 23 49 19) 最終形態では「あるいはアバンストラッシュでも倒しきれないかも」ってレベルらしい。巨大マンイーターの力を借りてなお大地斬習得直後のアバンに完敗した頃から、大きく成長したものだ。「見る目のなかった自分自身が憎い」って考え方ができるのは、向上心のある証拠よな。 -- 名無しさん (2023-10-05 00 19 36) 暗黒闘気を集束して叩き込む最後の一撃は、闘魔最終掌的な技かな -- 名無しさん (2023-10-05 00 21 02) ロカの悲劇を招いた元凶。でも本人も悲壮感強いからそこまでヘイト買ってない感じ。 -- 名無しさん (2023-10-05 00 40 23) ビィトのガロニュートっぽい -- 名無しさん (2023-10-05 06 41 35) ハドラーの彼の記憶から、フェンブレンが形作られたんだろうか -- 名無しさん (2023-10-05 08 48 48) ガロニュートは徹頭徹尾クズで相手を舐め切ってたけど、ギギロは最低限のリスペクトはあったし本気でぶつかって来たからちょっと方向は違うかなぁ。こっちの方がずいぶんマシに見える -- 名無しさん (2023-10-05 08 50 13) 旧魔王軍は敵だとしても清々しいやつらばっかりだな、ロカの死因である外道キャラのギギロでさえそこまで嫌いになれない -- 名無しさん (2023-10-05 09 25 55) 他の幹部もハドラーもロカを殺すような憎まれ役はさせられないから、重要な役どころだったな。 -- 名無しさん (2023-10-05 22 55 49) 「やはり生きていたか」→「やはり?生きていて当然みたいな言い方するなぁぁぁ!!」…そこは「勝手に殺すな」みたいな言い方されるかと思いきやまさかの返答だったわw -- 名無しさん (2023-10-06 18 34 59) 旧魔王軍の幹部の人格を統合すると最終ハドラーができる感じがする。逆か、最終ハドラーを分割して幹部ができてのかな -- 名無しさん (2023-10-07 00 18 21) こういう姑息なサディストだったやつが矜持を得て真っ向から戦うことを選び、破れてなお納得して散る展開嫌いなやつおる????? -- 名無しさん (2024-01-21 11 10 52) アバンからしてもグランナードより確実に評価は上になった -- 名無しさん (2024-01-22 22 13 46) 敵幹部によく居る謀略練る卑怯者なんだが、他幹部とも仲良くてちゃんとお礼もするし、最期も誉れを浜に捨てる様な戦法じゃなく正面からぶつかって行ったから良い悪役だと思う -- 名無しさん (2024-07-22 18 14 51) ザボエラと比べると協調性のあるなしの差はとても大きいと言わざるを得ないなぁ・・・ -- 名無しさん (2024-08-31 10 45 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2841.html
登録日:2011/04/25(月) 20 20 05 更新日:2024/08/04 Sun 11 37 42 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ギガブレイク ダイ ダイの大冒険 バラン 化物 双竜紋 呪文 変身 必殺技 戦闘生物 生物兵器 神の使い 神の子 神罰 竜の紋章 竜の騎士 竜闘気 竜魔人 粛清装置 紋章 血塗られた戦鬼 軍団長 竜(ドラゴン)の騎士(きし)とは、漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場する特定の人物を指す。 【概要】 太古の時代、世界の覇権を狙って争い続ける3種族を疎ましく感じた人間の神・魔族の神・竜の神が話し合い、「この世界を粛清する者が必要である」と結論付けて生み出された存在。 神がデザインしただけあって、 人間の心と姿 魔族の持つ強大な魔力 竜の持つ戦闘力と頑強さ を備えた究極の戦士であり、額に竜の紋章が輝く時、人智を超える戦闘能力を発揮し、その力を用いてたびたび世界の秩序を守ってきた。 単行本解説によれば神に匹敵する力を備えており、「いずれかの種族が野心を抱き、世界の秩序を乱した際に乱した存在を滅ぼし天罰を与えること」を使命とする。(*1) つまりは世界の均衡を保つために送り込まれる神の使い(勇者)であり、天罰の神意を擬人化した最終兵器とも言える神造生物。 そのため人間界の一部地域では神の使いとして崇められており、「竜の騎士さまに滅ぼされてしまったとしたらそれは人間が悪い」と自罰的に考える者もいる。 竜の騎士は聖母竜(マザードラゴン)から生まれ、ランダムな土地に産み落とされた竜の騎士は「神の子」として人間に崇められながら育ち、親の顔も子の顔も見ずに生涯の殆どを戦いに明け暮れて過ごすのが常。 寿命こそ人より若干長いものの、天寿を全うできる者は多くない。 そして死後はマザーが骸を天に還して竜の紋章を引き継ぐと、マザーは次なる竜の騎士を生むというサイクルを繰り返してきた。 つまり一代に一人限りの彼らには血縁者は無く、まして二人以上の竜の騎士が存在することなどあり得ない。 …そう、あり得ないはずだった。 【作中の該当人物】 主人公である勇者ダイ 並びに魔王軍に属する竜騎将バラン の2人がこれに該当。 ダイは人間から生まれた初のイレギュラーで、バランはマザーから生まれた純正の騎士。 両者の関係についてはバランの項目を参照。 なお、かつて魔王ハドラーが世を乱していた時代には、バランは魔界の冥竜王ヴェルザーとの戦いで地上を留守にしていた。 この時期が被らなければ勇者アバンの名は生まれることはなく、以降の物語は全く異なる顛末を迎えていたのかもしれない。 【武装】 真魔剛竜剣 竜の騎士に与えられる正式な武器。柄の部分に竜の頭部を模した装飾がついている片刃の曲刀。 オリハルコンでできているため、竜闘気を全開にしても耐えられる。 また、真っ二つに折れても放っておけば自然修復するメンテナンスフリーな武器。 神が作った武器であり、元々世界には存在しない。 最終局面での登場の仕方を見るに、おそらく竜の騎士が戦いに臨む際に神から授かるのだと思われる。 竜の牙(ドラゴンファング) バランが左目に着けている刺々しい飾り。 片眼鏡のような形をしているが目を覆うフレームの外周部は刃のように鋭くなっており、 これを握りしめて手を傷つけ、天に掲げて雷を受けることで竜魔人に変身する。 また翼のような部分にもそれぞれ刃がついているため、突き刺すことで隠し武器としても使用することができる。 かつて竜の騎士が儀式の際に身に着けていた小刀が変遷したものだと言われる。 【能力・技・呪文】 ★は原作のドラクエシリーズにも登場。 ☆は漫画オリジナル(ゲーム版に逆輸入されたものも含む)。 ☆竜闘気(ドラゴニックオーラ) 竜の紋章が額に輝く時に纏う、竜の騎士の基礎にして真価と言える力。 闘気は生命エネルギーが力に転化された物を指すが、竜闘気はその中でも別格。 大抵の呪文攻撃を防ぎ、素手で金属を握り潰す程の肉体耐久力・破壊力を発揮できる。 なお竜闘気を全開にした状態で武器を振るうと、伝説の金属「オリハルコン」製のもの以外はその力に堪えられず自壊してしまう。 即ち強い闘気とそれに見合う武器があって初めて竜闘気に対抗することができ、ドラゴンキラー程度では竜の騎士には通用しない。 暗黒闘気とは人から逸脱した魔に近い闘気という点では類似性がある。 後述のドルオーラを連発するような過剰な竜闘気を行使すると、回復呪文の効用が現れるのが遅れる等の弊害が生じることが稀にあるという。 ☆紋章閃 収束した竜闘気を紋章からレーザーのように放つ。 貫通性・威力共に高い攻撃。 バランの弁によれば、全力で放てば山をも砕く威力が出るという。新アニメでは実際に弾かれた紋章閃が山を破壊していた。 弱点…というわけではないが、浮かび上がった紋章から竜闘気を放つため、貫通された痕も竜の紋章の形になるので、竜の騎士の関与を隠したい場合の使用には向いていない。 結果的にバランはこれをホルキンスに使ったがためにヒュンケルにダイとの関係を察知されてしまい、彼の救援を招くことになった。 ☆魔法剣 剣に呪文を纏わせて攻撃力を増大させる技術。 通常の呪文攻撃では弾かれる装甲に対しても通用する。 剣に闘気を纏わせる「闘気剣」は使用者が他にも見られる(例:アバンストラッシュ)が、魔法剣は竜の騎士にのみ可能。 なお、読者から「ドルオーラの魔法剣は無いのか」という質問が来た事があるが、竜闘気を扱うようになってからは常に竜闘気を剣に纏わせて戦っているため、強いて言うならばこの闘気剣がドルオーラの魔法剣に該当する、と作者は説明している。 ★電撃呪文 勇者の証として認知されることが多い、天候を支配して雷を発生させる呪文。 ダイはライデイン、バランは上級のギガデインまでを扱える。 これらを併用した魔法剣が両者の切り札。 ★ギガブレイク バランの使う、竜の騎士秘伝の魔法剣。 剣にギガデインの雷撃を落としてその魔力を剣先に圧縮、 敵に向かって突進し渾身の力で思い切り振りかぶって相手に叩きつけ頭から縦一文字に斬り捨てる。 魔法力の残量の問題でギガデインが使えない場合はライデインで代替することが可能だが、当然威力は落ちる。 ダイは後に一度この技を使うが、先に同系統の技であるライデインストラッシュを編み出している。 全開の竜闘気との併用になるため必然的にオリハルコンの刀剣を使用することになり、その分威力は絶大。 バランの弁によれば竜魔人形態でのギガブレイクは威力のみを比較すればドルオーラをも凌駕する、歴代竜の騎士にとって最強の技である。 ☆竜闘気砲呪文(ドルオーラ) 竜の騎士最大の大技。 竜の口を模して開いた両手から、極限に圧縮した竜闘気を解き放つ。 単純な破壊力と攻撃範囲は作中の呪文・技の中でトップクラスで、一国を一瞬にして消滅させると呪文解説されている通り、実際に国と半島を文字通り完全に消し去った程。 ただし使用者の常態キャパシティを超えるので、竜魔人化しなければ使用できない。 闘気の収束に魔法力を消費する仕様上、種別としては一応呪文に分類される。 しかし実質的に闘気の攻撃である故か、大魔王バーンがこれを受けたときには呪文を反射できるはずのマホカンタでは対応していない。 この呪文は人間の姿では反動に耐え切れないため竜魔人化しなければ使用できない。そしてダイは竜魔人になる事ができなかったので、竜の騎士の力に目覚めてもしばらくはこの呪文も使えなかったが、後にバランの紋章を受け継ぎ通常を遥かに超える量の竜闘気を身につけた事で、人間の姿のままで撃てるようになった。 なお消費魔法力も半端無く大きいらしく、ダイの魔法力では2連発が限度。 ☆竜魔人 竜の騎士の最強戦闘形態(マックスバトルフォーム)。 血の色が赤から青に変わり、背びれや翼、鱗などを持つ獣じみた姿に変貌する。 身体面の向上だけでなく精神面もより攻撃的に変化し、姿同様に殺戮に飢えた獣と化して敵を完全に殲滅する。 竜魔人に匹敵する力を魔族が得るために妖魔士団が研究していたのが超魔生物への変身技術である。 後述の闘いの遺伝子や竜闘気特有の技は再現出来ていないが、様々な魔物の長所を盛り込むことで身体スペックにおいて竜魔人の再現を目指している。 だが、寿命や暗黒闘気による蘇生を切り捨ててまで能力を高めた超魔ハドラーでも、単なる獣としてでなく、死に物狂いで子を守る父として再び竜魔人となったバランには力負けしてしまった。 「最強戦闘形態(マックスバトルフォーム)」の力強すぎるルビが読者からしばしばネタにされるが、 新アニメでは残念ながら素直に「さいきょうせんとうけいたい」読みされている。 ☆「闘いの遺伝子」 能力に名前は無いので、バーンがつけた名前で表記する。 竜の紋章は、歴代の竜の騎士が経験した戦いを記憶している。そして紋章の継承者は、それらの経験を自分の物として参照する事が出来る。本のページを読んで考えるようなものではなく、自分の体験であるかのようにそれらの経験を参照し、とっさの判断に活かす事が出来るのだ(*2)。 竜の騎士は、過去数千年の戦闘を体で覚えている、戦闘の超ベテランと言ってよい。大魔王バーンが最も警戒していた能力がこれであった。 ちなみに、ダイが生来持っていた紋章にはこの記憶がなかった。マザードラゴン経由での継承でなければ引き継がれないらしい。(*3) ☆双竜紋(そうりゅうもん) 歴代の竜の騎士の中でダイだけが扱えるもの。 かつてダイはバランと戦った際、バランの精神支配から逃れる為に自身の紋章を額から右拳の甲に移していた。 物語終盤、バランが死ぬときにその紋章はダイに継承され、やがてダイの中で目覚めたときには左手に輝きだした。 これにより単純な力が増大しただけでなく、歴代の騎士たちの戦闘経験の結晶「戦いの遺伝子」もダイの中で芽生えていく。 双拳に輝く竜の紋章、その脅威を前にバーンは双竜紋と命名。 この時点でダイは竜魔人と同等以上の能力を持ち、ドルオーラも人の姿のまま使用可能になっている。 なお、最終的に双竜紋はダイが竜魔人化した際に額に戻ったが、竜魔人化が解除された後はこのまま額に戻ったままなのか、また両腕に移動しているのかは不明。(*4) さらなる竜魔人、そして最終局面 ダイは双竜紋の覚醒の後、戦いの中で自分の能力を冷静に計量していた。 ふたつの紋章の力でかつての竜魔人化同様の「完全解放」を行えば、 大魔王バーンをはるかに上回る怪物になれるであろう事を察していた。 だが、竜の紋章は地上に本来1つだけ。2つの紋章の存在は異常事態である。 それらを同時に起動すれば、以前ダイが記憶障害を起こしたのと同じように共鳴による精神干渉が起きる。 その果てに生まれるのは竜魔人以上の破壊魔、誰も守ろうとはしない殺戮の生き物であるだろう。 それでは、バーンを打ち倒すことはできても地上と愛する人々を守ることはできない。 だから、ダイはそれを実行しなかった。ダイは叩いて潰して壊す力ではなく、悲劇から守る力を望んだからだ(*5)。 だが、ダイ達の思いが知り合う人々に届き、バーンの地上破壊計画が一時的にとはいえ頓挫した、後はバーンを潰すだけでいいとなった時… もはや、ためらう必要はなくなった。 今までの自分をかなぐり捨ててまでダイが竜魔人化を起動したとき、両手の紋章は一つになり再び額に宿った。 その結果、姿こそ人間のものとさほど変わらないが紋章は異常に肥大化。 生前のバランが秘めていた殺気を伴い野獣のように咆哮する姿、そして溢れ出る絶大な力は、バーンを以てして驚愕させ化け物と言わしめた。 「“力が正義”……!!」 「常にそう言っていたな……バーン!!」 「これがッ!!!」 「これがッ!!!」 「これが正義かっ!!?」 「より強い力でぶちのめされればおまえは満足なのかッ!!?」 「こんなものがっ…!!!」 「こんなものが正義であってたまるかっ!!!!」 これは変貌して戦うダイが泣きながら語った言葉である。 アニメではこの姿になったダイが流した血が赤色として描かれている。 どれだけ強大な力を得ようとも、化け物の姿になろうとも、ダイが人の心を失っていないという証明なのかもしれない… 余談だが、新アニメ版のダイの大冒険ではBGMとして『竜の騎士』がある。 主に強敵との戦いが大詰めの場面で流れるため、処刑用BGMと呼ばれることも。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 下世話な話になるけど一世代に一人がキャッチコピー?の割には生殖機能あるんだよなあ・・・?ツッコんだらマズいとこでもあるんだろうけども。 -- 名無しさん (2014-01-25 19 04 59) 戦死することが多かったんだろうけど、バラン以外子供作らなかった騎士がいなかったって言うのは無理があるわな -- 名無しさん (2014-01-25 19 25 57) 生殖能力がなかったんじゃない?または子作りが上手くいっても紋章がないとか、力に目覚める機会がないまま一生を終えたとか -- 名無しさん (2014-01-25 20 30 32) 竜の騎士が必要になるような巨悪が数十年スパンで連続して現れること自体、相当にまれだろうしね -- 名無しさん (2014-01-25 20 34 50) バラン自体長い竜の騎士の歴史には女性を不幸にしてきたこともあるみたいなこと言ってたし他にもバランみたいなエピソードもあったんじゃね -- 名無しさん (2014-01-25 20 44 52) ソアラもレオナもハッピーエンドしてないからな。 -- 名無しさん (2014-01-26 13 35 26) ただひたすらに世界にとって都合のいい存在という、いわゆる「勇者」の悪辣なパロディに見える -- 名無しさん (2014-01-26 17 10 56) ↑最近じゃまおゆうも「勇者」の欺瞞性をピッタリ指摘されてたね -- 名無しさん (2014-01-26 18 27 53) バランはおとなになった!! -- 名無しさん (2014-01-26 19 15 38) 元ネタはやっぱりスーパーサイヤ人? -- 名無しさん (2014-03-28 13 40 58) ↑こっちのが先だぞ。それに全く別々の作品で元ネタとか無粋すぎ -- 名無しさん (2014-10-29 22 26 36) 紋章が竜の騎士の本体で、マザードラゴンがやってるのは容器の再生って感じか。それなら戦いの遺伝子の説明も付くし。 -- 名無しさん (2015-04-29 22 45 59) こんなものが正義であってたまるかって言葉 本人が人間の力で勝てないと踏んでの流れだから強烈よなあ… -- 名無しさん (2016-06-24 08 43 26) 竜の騎士はことごとくホモであり、ソアラにであったバランだけがバイセクシャルに目覚め息子を残せたのだ -- 名無しさん (2016-07-15 23 38 19) そもそも竜の騎士が誕生する時の姿形も不明だよね。人間と同じように赤ん坊として生まれるのか最初から青年とかある程度成長した状態で生まれるのか。 -- 名無しさん (2016-10-04 19 50 12) マザードラゴンの元で幼少期を過ごすってのもあり得るか。 -- 名無しさん (2016-10-04 19 51 13) 100年どころか20年程度でヴェルザー・ハドラー・バーンと連続で人類滅亡の危機が起こることが異常で、他の世代の竜の騎士は数世代後は普通の人間と変わらない程度に退化したのでは? -- 名無しさん (2016-10-04 20 15 18) 多分セックス自体はできても子供を作る能力は本来なかったんじゃないかな? マザーがダイの存在に相当驚いてたし。 -- 名無しさん (2016-11-20 18 23 40) 強大な力を自在に力を使えるようになった直後からそれ前提のボスばかり登場する・・・漫画、ゲームあるあるよな -- 名無しさん (2019-01-05 11 30 50) ↑ダイの場合は、生来の才能に加えて、アバン先生の指導や強敵との死闘で、竜の紋章の力を使いこなせるようになったのはバランも認めてるけどね。 -- 名無しさん (2019-01-27 03 26 55) 竜闘気で受けたダメージは回復呪文では治らないという事だがバーンとの最初の戦いの時アバンストラッシュを受けた直後すぐバーンベホマで復活していたがあれはどういう事だ? -- 名無しさん (2019-05-04 18 29 43) 腕切られた後のバーンも剣さえ引っこ抜けば再生できるって感じだったからそもそも素の回復力が人間とは桁違いなんじゃ? 超魔ハドラーも普通に自力回復した後ピロロに回復魔法掛けてもらってたし -- 名無しさん (2019-05-04 21 26 39) バーン様は心臓ぶっ刺したあとも抜いたら再生するからそのままだったしなぁ -- 名無しさん (2019-05-04 23 42 00) バーン様のレベルになると、ヴェルザーや双龍紋くらいの闘気量でむしばまないと回復を許してしまうって事なのかもな -- 名無しさん (2020-01-04 00 19 42) 正義の味方だからこそあの台詞重く輝く悲しい -- 名無しさん (2020-06-04 20 17 53) こんなものが正義であってたまるかってセリフはダイの優しさと悲しさを凄い感じる -- 名無しさん (2020-06-26 15 34 26) ドラクエシリーズ屈指の名台詞だと思う -- 名無しさん (2020-07-24 19 11 48) 涙ながらにバーンを殴る所は本当に名シーン。力は正義じゃないと学んだのに結局力に頼らざるを得ないダイの無念や怒りが伝わってくる -- 名無しさん (2020-09-12 00 08 42) そして、竜魔人ダイが使った最初の必殺技が、他ならぬバーンのカラミティエンドという皮肉…!! -- 名無しさん (2020-09-12 00 18 01) 天地人の仲裁者=三界を力で黙らせる事が可能な破壊者ってことでもあるから、アバンのような知恵と勇気の人になりたいダイからすれば歓迎できないよね… -- 名無しさん (2020-10-03 16 37 34) 竜闘気による傷は回復呪文を阻害するという設定のせいでクロコダインのおっさんはベホマが効かない状態でギガブレイク2発に耐えたのではないかというとんでもない説がネタにされることも -- 名無しさん (2020-11-20 21 59 45) ↑まぁ、最終盤の後付けだからな、あれ……。後付けである、というのを除外すればある程度以上強い竜闘気で回復呪文を阻害するようになるとかじゃないかな。 -- 名無しさん (2020-11-20 22 59 17) 「人間との間に純正の竜の騎士と同様の力を持った子供を作ることができる」、本編よりもっと早い段階でザボエラのような「究極生命の創造を望む者」に知られていたら「記憶の継承以外の能力は神の力なくしても生まれ得る」といいサンプルに狙われるマズいことになってたのでは…… -- 名無しさん (2021-05-30 16 42 50) 判断含めて完全に委任された神の裁きを具現化した存在だから別に人間の味方ではないが劇中それを指摘したのは少数なのでバラン編とかそりゃ人間主観の描写になってしまう -- 名無しさん (2021-08-10 10 28 03) 物心ついた頃からダイが最初に出会った人間が偽勇者一行だったのはある意味幸いと言える。あれのおかげで人間は必ずしも良い奴とは限らないって学べたからな -- 名無しさん (2021-08-10 10 51 26) バラン曰く「子供の頃は普通の人間と大差はない」と言ってた辺り彼含めた竜の騎士にも幼少期というのはあったと思われる。当然長い歴史の中でバランとソアラみたいに恋をする事だってそう珍しくもないとか。 -- 名無しさん (2021-10-13 02 54 57) 紋章が一つに統合された状態での全力竜闘気はオリハルコンでも耐えられずに消滅するんだろうな -- 名無しさん (2022-05-20 20 04 07) ギガブレイクって漫画オリジナルじゃないの? -- 名無しさん (2022-05-21 04 10 39) その存在のあり方から別に人間は勿論全ての生物に対して考慮など一切する必要がないのにいい意味でも悪い意味でもしてしまったのがバランとダイの親子は似るもんだと言われるのが納得の所業 -- 名無しさん (2022-06-28 18 04 02) 泣きながらバーンと殴り合うシーンは五代VSダグバの元ネタなんかな -- 名無しさん (2022-07-16 15 26 44) 神が凄まじい力と使命を与えた存在が竜の「騎士」で、「勇者」は人々の魂を奮い立たせるけど特殊な力があるわけではないってのが作品テーマが出てて好き -- 名無しさん (2024-01-06 21 54 36) スピンオフでアバン先生みたいに竜の騎士のスピンオフが見てみたい -- 名無しさん (2024-06-24 08 20 38) 他のアニメに例えるとドルオーラの威力ってスレイヤーズのドラグ・スレイブぐらいだろうか -- 名無しさん (2024-08-04 11 37 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/55595.html
登録日:2024/01/21 Sun 12 41 31 更新日:2024/09/06 Fri 22 37 35NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 6本腕 じごくのきし アンデッド サンテレビ ダイの大冒険 バルトス モンスター 六刀流 剣士 剣豪 勇者アバンと獄炎の魔王 地獄の騎士 平野正人 幹部 旧魔王軍 武人 渡辺いっけい 番人 禁呪生命体 義父 育ての親 門番 騎士 骸骨 ヒュンケル…想い出を…あ…り…が…と…う…… バルトスとは漫画『ダイの大冒険』に登場するキャラクター。 CV 平野正人(1991年版)、渡辺いっけい(2020年版) 目次 【概要】 【人物】 【その最期】◆死の真相 【勇者アバンと獄炎の魔王】 【戦闘能力】技 【余談】 【概要】 魔王ハドラーが禁呪法で創った禁呪生命体(*1)。 地獄の騎士(*2)という6本腕の骸骨のモンスターで、(旧)魔王軍の幹部の一人。別名サンテレビ(*3) 判明している中ではハドラーが最も早く生み出した禁呪生命体。 魔王軍一の剣士で魔王の間へと繋がる地獄門の番人。 部下は多数の骸骨剣士、ギガンテス(アニメではボストロールに変更)、オーク達で構成されている。 新生魔王軍の六団長の一人であり、後に勇者ダイの仲間となるヒュンケルの養父。 戦場で赤ん坊のヒュンケルが捨てられているのを見つけ哀れに思い、彼を地底魔城内で育て始める。 人間を育てるなどという酔狂をハドラーから許されていたのも、バルトスが魔王軍の重鎮であるがゆえ。 【人物】 上述の肩書きに似合わず彼の気性は穏やかで優しいもの。 戦火の中で捨てられていた人間の赤子を拾い、魔界の伝説の剣豪の名である「ヒュンケル」と名づけ、わが子同然に数年間、地底魔城内で大切に育てていた。 ある時ヒュンケルが作ってくれた紙製の首飾りは、彼が肌身離さなかった宝物。 【その最期】 暖かな日々が破局を迎えるのは、ついに勇者アバン一行が地底魔城を攻略する段になってのこと。 ヒュンケルを隠れさせ、彼は地獄門を守るため決死の覚悟でアバンと対峙するも敗北。 アバンが魔王ハドラーを倒した後、ヒュンケルが駆け寄った際には頭の半分が砕けた無残な姿であり、ヒュンケルに最後の言葉を残した後、その場で灰となった。 ヒュンケルは、バルトスはアバンに殺されたのだと思った。 (禁呪生命体であるバルトスは創造主であるハドラーが死ぬと同時に死ぬが、核を破壊されても死ぬ。頭が砕けたことが致命傷になった様である) ◆死の真相 だが、その死はアバンによるものではなかった。 アバンとの戦いで敗北したバルトスだったが、アバンはバルトスの首に下げられた飾りを見て、彼に「大切な誰か」が居ることを知り、止めを刺さなかった。 だが禁呪生命体であるバルトスは、ハドラーが倒されその魔力が断たれれば結局死んでしまう。そう説明し、後に一人残されるヒュンケルの世話を頼んだ上でアバンを進ませた。 やがてハドラーとアバンの決着が付くものの、彼の最期は魔力切れによるものではなかった。 戦いに敗れたとは言え最後まで戦ったり妨害せずアバンを通したことから、彼に激昂しながら現れたハドラーによって殺されたのである。 ハドラーが休眠に入るために姿を消した直後、隠れていた場所から出てきたヒュンケルは崩れゆくバルトスを発見。しかし彼はアバンに後を委ねた旨を伝えられず、力尽きて死んでいった。 ヒュンケルは、愛する父親はアバンに殺されたのだと誤解。 そしてこの恨みが後に魔王軍六大団長の一人、不死騎団長ヒュンケルを誕生させる。 なお、バルトスの魂は地底魔城の隠し部屋に安置された宝物に宿っている。(*4)いつかヒュンケルがその声を聞き、アバンへの間違った憎しみが氷解することを願って。 ぶっちゃけこれの場所をアバンに教えていれば、ヒュンケルとアバンの関係がこじれなかった 一方、バルトスを破壊したハドラーは憤慨するあまり「次の魔王軍にはお前のようなヤツは作らん!」と言っていたものの、本人がバルトス同様の武人になったのはある意味皮肉と言えなくもない。あるいは、彼も同じ禁呪生命体であるフレイザードや親衛騎団同様、ハドラーの奥底に眠っていた武人としての心を受け継いでいたのかもしれない。 なお、彼の死はハドラーの八つ当たりと称されることもあるが、ハドラー視点では裏切り行為に間違いないので、怒りのあまりの制裁ではあるが、たとえハドラーがアバンを倒したとしてもバルトスが処刑される結末は変わらなかったと思われる。 後述するそれまでのハドラーとバルトスの信頼関係を考えればなおさらである。 「ハドラーがバーンに命を救われた時点でバルトスは非常に危険な存在になっていた(*5)ので後顧の憂いを絶つという意味でもこの処刑はやむを得なかったのでは」という指摘も。 バルトス自身も最後までアバンに感謝しつつ、ハドラーに対しても敬称は使わずとも恨み言は一切言わなかった。 …実のところ、ハドラーに処刑宣告されて「なぜ…!?」と驚いたり、失態を指摘されても「そ…そんな…!」と言ってたりと恨み言を言ってないだけで、自分のやらかしを理解してなかったようにも見えるが。 アニメ新版ではやはり制作陣もおかしいと思ったのか、処刑宣告された際に「ワ、ワシを?」、執行された際には「ぐわーっ」と違和感を無くしている。 【勇者アバンと獄炎の魔王】 我が名は 地獄の騎士バルトス! 魔王ハドラー様の御前である地獄門の番人だ! 本作ではフード付きのマントを纏い、6本の剣を背中に背負っている。 アバンがハドラーと初対決した時点で既にヒュンケルを育てている。(*6) 新参者のブラスを出口まで案内したり、体の治っていないキギロが無理に出撃しようとした時に引き留めるなど紳士的な人格者。 門番ということでキギロやガンガディアのように前線に赴くことはなく、戦闘シーンは地底魔城でのアバンとの戦いのみ。 同僚であるブラスも人間の子供を育てている事を恥じるバルトスに対して素直に敬意を示しており、バルトスとヒュンケルの関係を羨ましがっていた模様。 その後のブラスの人生を考えれば、次代の勇者誕生に間接的に関わっていたと言える。 上述の通り地底魔城最強の剣士なこともあり、人間であるヒュンケルを育てることについてもハドラーから「酔狂をする」と笑って許されていた。 後にバルトスにブチ切れた時の発言からわかるように、元々ハドラーは人間の情愛や騎士道精神といったものを好ましく思っていなかった。 ましてや魔王軍幹部たる立場の彼が人間の子供を育てるなどやったら下の者に示しがつくはずもなく、本来は厳しく咎められて当然と言える。 しかし、そんな逸脱した行為さえ笑って許すほどハドラーはバルトスに全幅の信頼を置いており、同時に当時のハドラーは自信に溢れ豪胆であった。 本作の終盤では、ハドラーから魔王としての自信が失われ、そんな彼に対してバルトスの忠誠心も揺らいでいく過程が描かれている。 アバン一行との決戦時のハドラーは、人間であるアバンに一度ならず二度までも敗れた上に、凍れる時間の秘法で約1年も封印されたことで心が恐怖心に強く捕らわれてしまった。そして魔界の神の助けがなければどうにもならなかった事実からメンタルがガタガタになっていた。 バルトスがアバン達に近い正義感や騎士道精神を持っていること、ヒュンケルがアバンに似た“強い意志を秘めた目”をしていたこと等から嫌な予感がしていたのか、バルトスに「お前は俺のために死ねるか?」と忠誠心を疑うような問いかけをしている。 バルトスは当然その問いかけに対し、「無論でございます」「あなた様のために捨てることになんのためらいがございましょう?」と命を懸ける気でいた。 だが、バルトスだけに守りを任せておけなかったハドラーが禁呪法でグランナードという新たな魔物を生み出したことが、バルトスに自分が信頼されていないことを確信させてしまう。(*7) またグランナードの下劣で品がなく凶暴な物言いに対しても、禁呪生命体には創造主の人格が反映されるため、かつて自分を創った主がこんな魔物を生み出したことが信じられないといった様子だった。 その後はダイ大で語られていた通りアバンと対決。 他の仲間はアバンを先に進ませるためにそれぞれ魔王軍の幹部を相手にしていたため、やはり地獄門に辿り着いたのはアバン一人だった。 一度はハドラーとの戦いに備え体力を温存するために空裂斬でバルトスを倒そうと考えたアバンだが、首飾りを見て彼の帰りを持つ家族(ヒュンケル)がいることを悟り命を奪わずに無力化することを決断。 激闘の末、大地斬で勝利を収める。 アバンが自分の命を取らなかった理由を知ってバルトスはアバンの高潔さに感服。 人間達と魔物の精神力の差を痛感し、薄々ハドラーが敗れることを予感した上でアバンにヒュンケルのことを託す。 ハドラーが倒れれば自分も死んでしまい、それを防ぐ手立てを持っていない事をアバンは謝るが、ヒュンケルを人間の世界に帰してやれるのであれば悔いはないとしてアバンを見送った。 息子さえ人間の世界に帰れるのならばもはや一片の悔いはないそう……悔いはないとも そして、アバンと対峙したハドラーはバルトスのみならずハドラーのために命を懸けて戦ってきた幹部全員を「我が配下に相応しい奴らではなかった」と言い捨てるのであった。 なお、ハドラーはアバンとバルトスの対決の途中からバルトスに失望して観戦をやめており、バルトスが自分から道を開けた事を知らなかった。 【戦闘能力】 本作における地獄の騎士とは、一つの戦場において最強の剣士の亡骸をベースとし、その他の有力な剣士達の亡骸から腕をかき集める、邪悪な呪法によって生み出された存在と設定されている。 元々の腕の持ち主である剣の達人達が鍛え上げた、突き・力・斬り・払い……と系統の異なる剣術を巧みに操り、六刀流の波状攻撃を仕掛けてくる。 「まるで6人の達人を同時に相手取るかの如し」と例えられる変幻自在な太刀筋のみならず、そこにバルトス自身の研鑽も積み重ねられたことで、鋼鉄のような皮膚を持つドラゴンの首や海の波さえ切り裂く高速の剛剣をも体得している。 アバンとの戦闘では、後のヒュンケルの必殺技「ブラッディースクライド」の原型のような技も披露した。 当初は翻弄されたかに見えたアバンだが戦いの中でバルトスの太刀筋を見切り始め、バルトスに「腕が6本では足りん」と言わしめるほどに押し返していく。 そのためバルトスは長期戦になると倒し切る前に全ての腕の戦術を見切られ尽くした末に自分が押し負けると察して、戦法を変え下記の迎撃の構えを取った。 技 不動・地獄剣 剣を3本に絞り(それぞれ両手で構え)、一撃の威力を増した三段構えの型。 一撃で相手の剣を弾き、二、三撃目を食らわせるという若干天地魔闘の構えを思わせる戦法を取る。 しかしアバンが「二、三撃目を放つ事が出来ない程の超威力」で放った大地斬には備えていた全ての剣を防御に費やさねばならず、 一瞬動きが止まった所で間髪入れずに放たれた海波斬により所持していた剣を全て払われて突破されてしまう。 【余談】 「不動・地獄剣」と「天地魔闘の構え」 どちらも相手の必殺技を受け止め、その上でカウンターするという点は同じ。 アバンは「不動・地獄剣」のガードを力づくで突破するという方法で攻略したが、これは「天地魔闘の構え」の突破方法の一つでもある。 「天地魔闘の構え」は、基本的にフェニックスウィング等で敵の攻撃を受け止める・勢いを止めることを大前提としているため、フェニックスウィング等で攻撃を止められないような恐ろしく強い相手(ふつうはまずいないが)では意味がない。 そのため、真バーンも「両腕があっても(天地魔闘の構えがあっても)、竜魔人ダイには勝てない」と判断していた。 バルトスの変心 地底魔城での最終決戦直前、ハドラーの「お前は俺のために死ねるか?」という問いかけに対し、バルトスが「無論でございます」「あなた様のために捨てることになんのためらいがございましょう?」なんて即答するもんだから、この後の結末を知る読者からの評価が急転直下して底地を割ってしまった。 しかしそこからアバンと対峙するまでの間、ハドラーの言葉とグランナードの誕生によるハドラーに対する不信感をおぼえる姿、アバンの優しさと強さに感服し自分の死を覚悟してでもヒュンケルが生きることを望んだバルトスの心の内が更に詳しく描かれることになった。 詳細な死の真相 そして「勇者アバンと獄炎の魔王」で描かれた問題の最期のシーンは「本家で描かれたハドラーによる処刑シーンの会話は大幅に簡略化されていたものであった」ということになり、補完となるセリフが多数追加された。 そして、それによって処刑宣告をされた際にバルトスが自分のやらかしを理解してなかったように見える発言はその意味を一変させることとなる。 まずハドラーの処刑宣告に驚いていたバルトスの反応については、「ハドラーが眠りにつけば魔力の供給は途絶え間もなく自分は死ぬ(*8)のに何故わざわざ手を下すのか」という意味だったと判明。 つまり早々に眠ってしまえばそれだけでバルトスは始末できるし、ハドラーの生存がバレる心配もない。 そしてハドラーの動機はそういった実利的な面ではなく単純にバルトスの裏切りを許せなかったことと、魔軍司令として再起した暁には彼のような失敗作は創らないという決意表明だった。 バルトスはハドラーの怒りと処刑を受け入れつつも、自分が生きているのは正々堂々勇者と戦い敗れた結果であり勇者の徳によるものであること、自分のそうした騎士道精神は紛れもなくハドラーから受け継いだものであることを告げる。 かつての気高き心を取り戻して欲しいという部下であり己の半身であり息子でもあったバルトスの訴えにハドラーの心も揺れ動いたようだったが、もはや大魔王に傅くことを決め引き返せないということもあってか(*9)最終的には彼の言葉を拒絶し、原作通りに手を下した。 その時の涙を流しているかのようなハドラーの表情からも複雑な感情がうかがえる。 なお、この回のタイトルは既に前回でハドラーがアバンに倒されているにもかかわらず、「ハドラー堕つ」となっており、バルトスを抹殺したこの瞬間に本当の意味で魔王ハドラーは死に、大魔王の使い魔へと堕ちてしまった事が示されている。 原作への布石 なおこの「勇者アバンと獄炎の魔王」においては他キャラ達のやり取りでもしばしばある事だが、このバルトス最期の場面もダイの大冒険本編への布石となる描写が多い。 その数々 ハドラーに処刑を宣告されて潔く覚悟を決めるバルトス→ハドラーもバーンから最後通牒を果たせずに面会する際には潔く処刑される覚悟を決めた バルトスの「あなたはあなたらしさを見失ったから負けたのです」という言葉→アバンはアバンの書に「自分らしさを失った時の事を敗北というのです」と書き残している ハドラーの「その身を粉となっても何故オレを守らん!?」という激怒→その身を犠牲にしてでもハドラーを守り切ったブロック、そして灰になった後もアバンを守り切ったハドラー 死の間際、涙を流すバルトス→涙を流すヒム バーンの手で肉体と魂を分離して魂を邪神像に入れられるハドラー→魂の貝殻に魂を移したバルトス おまえをアニヲタと名付けよう かつて項目を追記・修正したという伝説のヲタクの名前だ… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 遂に旧魔王軍の幹部全員のページが出来たか。この当時から部下に恵まれていた事に気づけなかったハドラー… -- 名無しさん (2024-01-21 16 18 06) ザボエラに「まったく憧れない」とキレるガンガディアにめっちゃ頷くシーン大好き -- 名無しさん (2024-01-21 16 41 28) 突き技がブラッディースクライドっぽくなってるのはとてもいい補完だと思う こういうのは原作完結後の前日譚ならではというか醍醐味よね -- 名無しさん (2024-01-21 18 40 13) 彼の項目ができたから、エイミの項目が出来る可能性は十分にある -- 名無しさん (2024-01-21 19 50 37) ここで言うことか? -- 名無しさん (2024-01-21 20 21 00) バルトスからしたらバトラーへの忠誠も確かなものだけどそれ以上にヒュンケルの未来が最優先事項になったのだろうな。 -- 名無しさん (2024-01-21 20 22 38) ↑ハドラー -- 名無しさん (2024-01-21 20 57 18) なんのアナウンスもなく突然渡辺いっけいが声当ててびっくりした -- 名無しさん (2024-01-21 21 41 30) 同じく。今思えばどういう経緯でのキャスティングだったのか。 -- 名無しさん (2024-01-21 22 02 43) 突如無言でブラッディスクライド撃つのは怖すぎんよ -- 名無しさん (2024-01-21 22 09 53) もし、ロン・ベルクと出会ったら手抜きしながらも剣作ってもらえるかも -- 名無しさん (2024-01-21 22 29 31) 本編ではバルジ島でヒュンケルがハドラーに言及した以降はまるで語られることがなかったりする。いやダイの親の関係にちょっと口をはさむときとか、同じく親代わりであるミストバーンと対峙するときとか、もうちょい話に上がってもいいはずなんだけどな・・・ -- 名無しさん (2024-01-21 22 32 40) ↑4 おしりたんていで東映とコネあったとか? -- 名無しさん (2024-01-22 04 00 36) ↑2一番話のネタになりそうだったアバン先生との再開時に会話しなかったのが痛い。 -- 名無しさん (2024-01-22 10 55 18) ↑い、一応バランが死んだ時にバルトスの事を思い出してるから…(震え声) -- 名無しさん (2024-01-22 10 59 23) ↑同じくハドラーの子であるヒムと戦友になるのも境遇を考えれば納得なんだが・・・やはりバルトス自身は語られることはない! ヒュンケルの副官であったモルグと同様に彼は犠牲になったのだ・・・ 六大団長時代のヒュンケルのやらかしを読者に忘れさせるために・・・な -- 名無しさん (2024-01-22 12 28 13) ↑6 組み合わせることで1本から6本まで好きな形にできる合体剣とかになりそうね -- 名無しさん (2024-01-22 12 52 21) ↑2 バルトスの存在含めて黒歴史みたな言い方されるの嫌なんだけど。 -- 名無しさん (2024-01-22 13 00 53) こいつ作った時期は終盤に近いマジで威厳の有ったハドラーなんだよな……獄炎本編でメンタルぼっこぼこにされて弟君とかフレイザードみたいな下劣さになるんだけど……でもどっちも兄貴リスペクトとかコンプレックスを抱えて外道だけど勝利への執念は本物だったり底値ではあっても底は割らない塩梅 -- 名無しさん (2024-01-22 16 24 57) ↑原作終盤の武人とはまた一味違うギラギラした魔王だったんだろう -- 名無しさん (2024-01-22 19 42 55) ↑5終盤でハドラーに親父のこと持ち出したら恨み言に他ならないだろ。親衛騎団と方向性が近い存在なんだから。さすがにそんなことしたらバルトスに泥塗るのと同じだろう。 -- 名無しさん (2024-02-12 17 37 09) 獄炎で最期をどう描写されるのか辛いけど楽しみでもある。 -- 名無しさん (2024-03-24 18 30 25) ついに最期が描かれた。バルトスだからこそあの言葉が出たと思った。 -- 名無しさん (2024-04-19 00 17 53) 「そ……そんなっ!」の意味がこんな形で補完されるとは -- 名無しさん (2024-04-19 00 33 22) やはりと言うべきだけど補完があって良かった。殺されることは当然承知の上でありその上で心が腑抜けてしまったハドラーに言いたかったことを全部言ってくれてスッキリした終わり方だった.....ハドラーの心中の詳細も描かれたしバルトスの忠言も長い年月を経て届いてくれたんだな..... -- 名無しさん (2024-04-19 04 47 05) 「手なんて下さなくても自分は勝手に死ぬ」、「殺されること自体は受け入れる」、「そもそも騎士道精神はあなたから受け継いだんだからそれをくだらないなんて言うから負けて当然になった」、「最後の忠言としてもう一度気高くあってほしい」。いやここまできれいにフォローするの流石だわ。 -- 名無しさん (2024-04-19 13 17 56) これ地味にハドラーが超魔生物になった直後の「もしかするとその場でオレは処刑されるかもしれぬ」って台詞が「処刑される事自体は受け入れる」というバルトスと同じ精神にまで回復した事を示してるんだな… -- 名無しさん (2024-04-19 20 24 18) 自分を見失ったから負けたは、後々の魔軍司令ハドラーの常々に敗因だから、良い指摘をしたわ -- 名無しさん (2024-04-20 06 38 23) ↑ バルトス「あなたはあなたらしさを失ったから負けたのです!」アバンの書「敗北とは傷つき倒れることではありません そうした時に自分を見失った時のことを言うのです」あぁ…… -- 名無しさん (2024-04-20 07 04 22) 「寝る前にお前を処刑する」「ワシを? なぜ?」の違和感が完全に消えたねぇ。 -- 名無しさん (2024-04-20 10 25 10) 補完されたバルトスの描写かなり良かったな。彼なりに最期まで臣下として振舞ってた。本家と全然印象が違う。 -- 名無しさん (2024-04-20 10 48 18) ハドラーが死ななかろうとハドラーに処刑されなかろうとどの道バルトスに生存の道は無いのが辛いな.....ハドラーに殺されなければヒュンケルやアバン先生と話す時間くらいは出来たかもしれないけど..... -- 名無しさん (2024-04-20 10 55 46) ハドラーに粛清されたから死んだ…としても粛清理由はアバンに負けたからなんだからヒュンケルにとっての仇はやっぱりアバンになる気がする(そもそもハドラーが侵略を始めたから戦わざるえなかったわけだが…) -- 名無しさん (2024-04-20 11 32 34) まぁ、ぶっちゃけハドラーが殺したってのは後から分かった結果論でアバン本人も自分が殺した認識だったろうにマァムが横から「先生悪くない!先生恨むのはおかしい!」と騒ぎ立ててる感あるしね -- 名無しさん (2024-04-20 13 40 33) しいて言えば、アバンがハドラーと戦っている間にヒュンケルに事情を話に行く時間は多分あったから、それはバルトスの落ち度だけど、それやると多分ヒュンケルもハドラーに殺されるんよな…… -- 名無しさん (2024-04-20 14 00 37) ダイの大冒険の時の回想って大分省略されてたんだなって -- 名無しさん (2024-04-20 17 26 38) Xで「ハドラーは肉体から魂を像に入れられたのはバルトスが魂を貝殻に入れたオマージュでは」って意見見てうわマジだ…ってなるなった。親子かよこいつら…親子だったわ… -- 名無しさん (2024-04-20 20 35 35) 最近のオタクって行間読めねえよな…いや読めるわけねえだろ補完上手すぎるよ三条先生 -- 名無しさん (2024-04-24 12 53 16) 本編連載当時は獄炎の魔王なんて企画すらなかっただろうから後付けなんだろうけど、その後付けが全く違和感がなく本編に馴染んでるのがすごいよね。 -- 名無しさん (2024-04-24 13 00 42) ↑4バルトスのハドラーへの忠言の下りはヒュンケルに話す理由がないからな 主の名誉のために黙ったと考えるのが自然 -- 名無しさん (2024-04-27 12 46 29) ↑でも何故か本編側の方がハドラーも情けなく見える。不思議! -- 名無しさん (2024-04-27 12 52 45) 別に本編でも裏切りの制裁を加えに来たこと自体はおかしくも何ともないけどな。魔力が途絶えて~って、それと裏切りの制裁とは別やし。正々堂々と戦うことと門を通らせたことは別問題で、結局はヒュンケルを託すという願いがあったからこそ門を通したんだろというのがある。何のかんの言いながらヒュンケルのことがなければ刀折れ矢尽きるとも絶命するまで戦ったろうからな。最期の忠言は良いが、それを門を通したことの言い訳にするのはアカン気がする。それはそれとして罪を受け入れて、辞世の言葉として今のあなたはおかしいってことを伝えるべきだが、そこが難しかったんだろうな。 あれほど熱血系で持ち上げていたミストの最期がヒュンケルを道具扱いするクズと決着させちゃったぐらいに、表現の仕方が難しかったんだと思う。ミストにヒュンケルを鍛えて彼が成長する日々を見守るのも存外悪くはなかった、とバルトスみたいなことを言わせたら直後のアバンに何と言わせればいいかセリフが浮かばないからな。 二度も魔物に鍛えられたヒュンケルの人生にも何とも言い難いものがあるものよ。 -- 名無しさん (2024-04-27 15 58 39) ↑別に門を通して処刑は誰も否定してないぞ。バルトスもそれは正しいから処刑されることは認めてる。昔のハドラーだったら門を通したことを認めてたよね、わざわざこんな無駄なことしに来ないよね、そうじゃなくなったから負けたんだよねって話につなげただけ。 -- 名無しさん (2024-04-27 16 10 08) ↑あなたが与えた命だからあなたが奪うのも自由だって主張であって、門を通した責任を認めてるわけではない気がするけど。つーか、よくよくハドラーの主張を見れば、情愛にうつつを抜かすなど部下を甘やかしすぎたって言ってるわけだからな。昔のおまえなら許しただろって、それこそがアカンと言ってるわけですから。まあ自分らしさを失ったから負けたという主張は正しいんだが、甘やかしすぎたって主張に昔のあなたなら許してたって。なーんかな。あんまり反省してる感を感じないんだが。 -- 名無しさん (2024-04-27 20 23 00) ハドラーって最初から決闘みたいに始めたならともかく、軍勢同士の戦いで役割放棄した奴を許すようなやつじゃないよね。なんかバルトスは悪くないんだよって無理に擁護している感がでていやだったなぁ -- 名無しさん (2024-04-27 21 42 52) バルトスが最期に忠言を呈して、ハドラーがバルトスを処刑したのは本当のところその忠言が図星を突いていたがため、というのは後のゲスいハドラーになっちゃうことを示すにはいい展開で、バルトスの処刑が以前のハドラーが死んだ本当の瞬間って描写なんだろうが。なかなかページ数とかそういう事情もあると大変だよね。 -- 名無しさん (2024-04-27 22 01 26) どう表現したって出てくるんだよな、こういう重箱の隅をつつくようにネチネチ言ってきて事実を認めようとしない奴ら。十分理に適った補完だろ。バルトスのハドラーに対する反応・行動も十分理に適ってるのにそんなに粗探しして公式からの答えを叩き潰すのが楽しいか? -- 名無しさん (2024-04-27 23 36 07) ↑いや事実も何も・・・後付けやけどな、実際。無理矢理つなげずに忠言は忠言で切り離して告げるべきだったんとちゃうかってだけでしょ。ハッキリここがこうだという意見に対して、叩き潰すのが楽しいか?ってそんな反応はないでしょ。それと重複分の送信ミスは直しておいた -- 名無しさん (2024-04-28 01 02 51) この手の指摘をする人は大体作中で描かれてるキャラの心情やら感情を無視して正論ぶつけた気になってる 神視点ってのは厄介なもんやね -- 名無しさん (2024-05-02 07 44 29) 矢尽き、刀折れようとも、それこそ素手で羽交い絞めにしてでもアバンを止めるのが役目だからね。そこを放棄したっていうのは擁護しようがないんだよ。でもそれをする気にもなれないほどにハドラーのほうが裏切ってるわけで、以前の、バルトスを作った時のハドラーであれば多分そこまでやったんだ。 -- 名無しさん (2024-05-02 07 59 43) バルトスのハドラーに対する忠誠心が揺らぎつつあることが、グランナードというキャラクターを通して表現されている。バルトスの不義理にもそうやって根拠が作られているのだが、そこは無視しているのだろうか……。 -- 名無しさん (2024-05-22 18 26 01) 処刑シーンの会話は後付けでしかないんだろうけど、本編でもアバンとバルトスの会話が終わった所でヒュンケルが愕然とし、メッセージが終わったら我に返ったような絵だから単なる省略じゃなくて「余りに衝撃を受けたヒュンケルが上の空になってしまい、途中からしっかり聞けていなかった」とも見えるなぁ。 -- 名無しさん (2024-08-08 22 30 35) バルトスさんも今際の際に全部話す余力なかったから大体の流れがわかるくらいまで端折ったんじゃないかね -- 名無しさん (2024-09-03 18 09 50) 「親子揃って楯突おって…」忠言が効いてた事が伺えるなあ… -- 名無しさん (2024-09-04 16 25 46) ↑そしてハドラー自身も後に…… -- 名無しさん (2024-09-06 22 37 35) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2813.html
登録日:2011/07/07(木) 17 51 56 更新日:2024/09/18 Wed 15 06 32NEW! 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 16歳 おっぱい お尻 お色気担当 アバンの使徒 アバン流口殺法 ガンナー ゴメちゃん俺と代われ! ダイの大冒険 ドラゴンクエスト パーティーのおふくろさん ヒロイン ピンク髪 マァム ママ レオタード 僧侶 僧侶戦士 冨永みーな 力なき正義は無力なり 勇者ダイのパーティー 勇者一行 勝利の女神 夫婦共演 姉弟子 小松未可子 巨乳 悪堕ち 慈愛 武神流 武闘家 美脚 聖母 虫唾の走るよい子ちゃん 触手プレイ体験済 魔弾銃 魔甲拳 魔銃士 黒ストッキング 詰めが甘いね…魔法使いクン! 漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の登場人物。 CV 冨永みーな(1991年版)/小松未可子(2020年版) 目次 【概要】 【人物】 【戦闘能力】装備 呪文 武術 【作中での活躍】 【劇場版での活躍】 【人間関係】 【余談】 【概要】 物語の序盤から勇者ダイのパーティーに加わる少女。年齢は16歳。 勇者アバンのパーティーのメンバーであった僧侶レイラと戦士ロカの間に生まれた一人娘。 両親の素質を継いだ「僧侶戦士」で、後に「武闘家」に転職した。 過去にアバンの下の修行で武術・呪文を修めた『アバンの使徒』の一人でもあり、その時に『アバンのしるし』と後述の魔弾銃を受け取っている。 本人が望むわけではないが、作中ではレオナと並んでお色気担当を務める。 B88W59H90というプロポーションも相まって、随所のサービスシーンには読者の多くが心躍らせたはず。 あとこのサイズはあくまでポップの目測だが、常日頃の観察でほぼ確信に至っているらしい。 「マァムの胸やケツに関しちゃ、ちょっとおれはうるさいからね」 ファンブックでは原作者からのツッコミも入っておらず、逆にレオナのサイズまで発表されてしまうくらいなので、これが公式と思われる。 ポップよくやっt……自重しろ。 言ってしまえば、昭和育ち三条氏が若い盛りに書いた話であるための犠牲になったのだ 【人物】 バカにしないでよ 女だって生命をかけるわ…正義のための戦いなら…!! 男勝りではっきりした性格のため、ポップのようにうじうじしたりふざけた相手に厳しい。 しかし内面は包容力と慈愛に満ちており、本当は戦うことはおろか敵ですら傷つけることを忌避している。 その優しさは味方はもちろん、敵となった相手にさえ向けられる程。(*1) どちらかというと戦闘より精神面での影響力が強く、彼女への想いがヘタレなポップの成長を強く促し、彼女の優しさに触れたことがヒュンケルが改心する大きな切っ掛けとなった。 ただし、ミストバーン戦ではミストバーンに情けをかけてしまった結果、あわやパーティ全滅の危機に瀕してしまうという、その優しさが完全に裏目に出てしまう結果となってしまった。 …と言うより、彼女の性格上、冷徹になるなんて絶対に無理な話である。その優しさは悪く言えば甘さであり、アルビナスからは「虫酸の走る良い子ちゃん」と言われた。 普段強気な中で時折見せる脆さや儚さは、マァムの少女らしい魅力をより彩る要素だろう。 ただ本人にはそういった魅力への自覚が無く、他人からの好意にも超がつくほどに鈍感。というか、周囲の恋愛関係についても鈍感でエイミがヒュンケルに惚れている事に本人が口にするまで気付いていなかった。 また、優しさの裏返しとも言えるが、大切な人々を奪われた際に頭に血が上って冷静さを失う事も多く、 アバンの仇であるハドラーとのバルジ島での戦闘や、ポップとブロキーナの仇であるミストバーンとの戦闘ではそれによって窮地に陥っている。そしてアバンもポップもブロキーナも全員生きていた 他にもレオナがベホマを使えるのを見て僧侶としての自分に見切りを付けて武道家への転職を決断したが、 立場上レオナは恒常的なパーティーメンバーになり難い(*2)事を考慮していないこの行動のためにダイ達は後述の問題を抱えたりしている。 人間的な情愛が豊富な反面、敵味方を数値的に切り分ける戦術眼に乏しいと言える。 なおその慈愛に満ちた高潔な精神性から直感的に相手の心にあるコンプレックスを見抜く資質があるのか、度々弁舌で相手の心の闇を暴き精神的な動揺を引き出すことが多かった。 非道な手段を使う相手への罵倒のキレには目を見張るものがあり、そういった弁舌による戦いの技能は師のアバンを彷彿とさせる。 別名「アバン流口殺法」。 ただし上述の通り罵倒のキレが裏目に出たこともあり、典型例はアルビナスである。 また、ヒュンケルへの説得は彼の心を動かすきっかけになったものの、ヒュンケルが家族(*3)をアバンたちに殺された立場である事を考えれば 思わずヒュンケルが手を上げるほど逆上してしまったのは当然としか言いようがなく、ヒュンケルの気持ちに向き合えていたかというと怪しい部分もある。 それこそ都合よくハドラーがバルトスを殺してたから悪いのは全部ハドラーという方向に持って行ったが、ここまで拗れたのは間違いなくアバンのせいでもあるし 罵倒及び説得例 「クロコダイン!あなたそれでも戦士なの!?誇りだのなんだのと言ってたからもう少し正々堂々とした男だと思ってたのに…!なにが“獣王”よ笑わせないでよ!!」「そうだそうだ こんな少年相手に人質まがいの手で来るとは…!」「武人の風上にもおけぬヤツよ!!」「恥を知れ恥を…!!」 「目を覚ましてヒュンケル!あなたはもっと強い人のはずよ悲しみをこらえきれずに他人にあたりちらすような弱虫じゃないわ…!!」 「…なんて…哀れな人…戦い以外に自分の存在を証明できるものがないなんて」 「生命にゴミ同然のもんなんて…一つもない!たとえどんな生物でも…!!それがわからないとしたら…あんたこそ本当のゴミよっ!!!」 「ここにはあなたより力がないのにあなたより必死に戦ったけが人がいっぱいいるんですからね!立てるんだったらせめて自力でお城まで帰ってくれない?…それとも私が運んであげましょうか?」 【戦闘能力】 当初の職業は「僧侶戦士」。 前衛後衛の複合職なのだが、魔法の素養がない父親の血筋の影響なのか、それとも性格的な問題からか、母は使えていた攻撃呪文を習得することが出来ず、攻撃呪文はアバンから授けられた『魔弾銃』で補っていた。 また、「戦士」としての前衛戦闘では大きな活躍はなく、雑魚戦には十分だが強敵相手の戦力にはならない程度。 ダイやポップが持つような攻めの決め手に欠けていた事から、戦闘での役割は回復・補助呪文などのサポート寄り。 当初はその弱点を幾分かは魔弾銃で補っていたが、フレイザード戦後に魔弾銃が破損。 レオナの合流により回復役としての役割も失い、新たな力を求めて武道家に転職した。しかし前述の通りレオナがすぐ離脱してしまい、結局レオナが復帰・ポップが覚醒する終盤まで回復役はマァムの仕事だった。 ベホイミ要員一人だけでラスボス戦一回目に突っ込んだ地獄 武闘家に転向した後は生来の力の強さに加えて達人級の身のこなし(*4)や強力な武技を会得し、最初のバーン戦ではぎりぎりで掠めた『閃華裂光拳』で彼の左腕を破壊した。 終盤では新装備の魔甲拳を得たことで肉体の強度を超える敵とも渡り合えるようになった。 しかし、一度転職したことからパーティーの中では一番レベルが低く、物語終盤ではクロコダインと共に事実上は戦力外となってしまった。 ただ、肉体を乗っ取ったミストの見立てによると「戦う相手すら気遣ってか、普段使ってない力がかなりある」らしく、 乗っ取られた状態では(加えて、肉体が限界を超えて傷つくのを厭わなかったためもあるが)ヒムとラーハルトを圧倒するほどの力を発揮していた。 装備 マァムの衣装は、初期衣装 → 旅人の服 → 道着 → 武道着 →鎧化(武道着+魔甲拳)、と物語が進むにつれ変遷していった。 動きやすさを重視した服装を好む為か、作中でも比較的露出度の高い服装をする事が多く、「お色気担当」となっている節がある。 初期衣装はタイツ着用で露出度は低かったが、二番目のコスチュームであるロモス王から貰った旅人の服はミニスカート、三番目のコスチュームの武道着はスカート部分の両脇に深いスリットが入っており、 最終的に鎧化した状態では武道着の前垂れを魔甲拳が自動的に縛る事でパンツが丸見えの状態まで行き着く。 このようにレベルアップの度に露出度が高くなっていく、この仕様は作画担当の稲田浩司氏曰く「ぼくの仕業(笑)。」 マァム自身男勝りな性格な事もあってか他者に下着を見られても余り気にしないようである。 例:序盤ダイやポップと宿屋で宿泊する時は下着姿で就寝していた、ミナカトール会得の為『破邪の洞窟』へ向かう前に用意されたカールの法衣を着用した際ヒラヒラして動きにくいので躊躇なくスカートの裾をたくし上げ下着が丸出しになった(*5)、武道着を脱ぎTシャツとパンツだけで滝の前で修行を行うなど。 ちなみにレイラも『勇者アバンと獄炎の魔王』でロカに「ハレンチな恰好」と言われるようなボディスーツくのいち的な衣装を堂々と着ており、脱ぎ捨てた僧侶服をロカに「拾っといて」とか言う始末なので、服装に無頓着なのは多分母親似。なお娘はほぼ春麗、母はほぼ『ソウルキャリバー』シリーズのタキである ハンマースピア その名の通りハンマーと槍が合わさった武器で、打撃武器としても刺突武器としても使用が可能となっている。 が、ロモス(というかこの世界全体に言えることだと思われるが)では僧侶は刃物を武器として使用することを禁じられており、母親のレイラが使用しているものは槍の先端部分が刃になっていない。そのためかマァムは打撃武器としてのみこれを使用していた。 本来、重量があるため僧侶では装備できない武器であるが、両親の力を併せ持っているマァムはこれを軽々と振っている。 魔弾銃(まだんガン) 攻撃手段に欠けるマァムの為にアバンが作った、世界に一つしかない「呪文を弾として撃ち出す」銃。 弾丸には一発につき一つずつ呪文を封じておける。これを銃に装填して引き金を引くことで、実弾ではなく中の呪文が発射される、という仕組み。装弾数は1発ずつ、弾丸の数は全部で10ほど。 空の弾丸は再び呪文を込めて何度も利用でき、回復呪文を込めれば離れた仲間の治療にも使えて便利。 ちなみにこれを渡された当時、幼かったマァムは『人を殺傷する』形を体現するそれが怖くて泣いてしまっている。 (アバンが書物で間接的に見聞したことしかなかった銃というものをなぜ一目で殺傷する武器と気づいたのかは不明だが) アバンの修行に求めたのは誰かを守る力であり、誰かを傷つける力ではなかったからでもある。 しかし、アバンはその優しさを大切なものと認めながらも、「正義なき力は無力、力なき正義もまた無力」と諭す。 何かを守るにも時に戦うことが求められ、マァムにこそその為に力が必要なのだから。 マァムの心に強く響いたその言葉は、後のアルビナス戦では挫けかけていた戦意を奮い起こすきっかけにもなった。 終盤まで残っていればメドローアを発射することも可能だったかもしれないが、 本編ではギラとベギラマを同時に込めた弾を撃っただけで壊れているところからして、異なる呪文の重ね掛けには耐えられないようなので 恐らくは無理だったと思われる。 アバンのしるし アバンが教え子たちに卒業の証として贈る青く透き通った涙滴形のペンダント。 『輝聖石』という貴重な石を磨き上げて呪法で凝縮したものであり、その製法はアバンしか知らない。 完成させるには時間がかかるが、呪文の効果を増幅させる「輝石」と、魔法力を蓄積する「聖石」の特性を併せ持ち、聖なる力を高めて邪を退け、敵から受けるダメージをある程度減らし、持ち主の力を高める効果がある超一級品のアイテム。 ヒュンケルがグランドクルス発動の触媒にしていたりとチェーン部分も含めて地味に耐久性も高い。 魔甲拳(まこうけん) ロン・ベルクが最終決戦用に用意した、鎧化の機能を持った手甲型武具。 性能の詳細はリンク参照。 これを手にするまでマァムはずっと素手で戦っており、その状態でも「さまようよろい」をぶち抜くほど。 オリハルコンの身体を持つハドラー親衛騎団の登場後、彼等を仮想敵と定めた修行では滝の飛沫一滴一滴を拳で撃ち抜いたり、訓練用の罠に引っかかったポップを助けるため足で岩を砕くなど、 武道家に転職した彼女の肉体は凶器と変わりなく、彼女の肉体をみて鼻を伸ばしてばかりだったポップを戦慄させることになった…。 呪文 武闘家になっても使用可。ただし新しい呪文は覚えられず、最大MPも転職前の90どまり。 終盤では回復係としてレオナが同行した事や、大魔道士(賢者)となったポップに回復呪文でも追い越され、そちら方面での活躍は減ってしまった。 べホイミ 中級ホイミ系呪文。上級のベホマ習得には至らなかった。 アルビナス戦では猛攻を凌ぐため焼け石に水と言われながらも使用し、彼女の体力を温存させた。 キアリー 毒消し呪文。 キアリク 麻痺治療呪文。 マヌーサ 敵に自分の分身を見せ、攻撃を逸らす。 ザメハ 睡眠状態から覚醒させる。 単行本に掲載されたステータス画面風のイラストに使用可能な呪文として掲載されていたが使用機会無し。 武術 「武術の神様」と謳われる拳聖ブロキーナ直伝。 マァムが披露したのは以下の2つだが、技は他にもある。 パワー自体相当なもので、クロコダインも口笛を吹いて感嘆するほどの威力とキレを持った打撃を放つ。具体的にはさまようよろい程度なら打撃で引き裂くことが可能。 閃華裂光拳(せんかれっこうけん) ……なら教えてあげるわ! 生命(いのち)の痛みを…!!! 武神流最大の秘奥義。 拳撃から送り込む過剰な回復エネルギーで敵の体組織を致命的なまでに破壊する技。 今では使い手が失われた過剰回復呪文(マホイミ)の効果を打撃と回復呪文の併用によって効率的に再現し、命中部位を中心に敵の身体を崩壊させ、かつ再生不能にする。 マァムの資質にも合致した技ではあるが、非常に強力にして残酷な技であるため、これをブロキーナが伝授してもいいと判断した相手はマァムが初めて。 それはアバンが魔弾銃を与えた時のように、ブロキーナもマァムになら正しく力を振るえると信じたからである。 親衛騎団などの呪法生命体には効き目が無く、ゾンビ類やあの敵(ネタバレ注意)などの“生命活動が停止した”敵にも無効。 だがそれ以外の敵にとっては等しく脅威。実際指先にかすっただけでバーンに傷を負わせた。 ただし魔族であるバーンには手首ごと自切⇒種族特性による再生というコンボでやりすごされており、さすがにこのレベルの相手では急所に当てないとトドメにはなり得ない。 猛虎破砕拳(もうこはさいけん) これが…最後の一撃!!! 武神流第二の奥義。 全身の力と闘気を乗せて放つ、ひたすら物理的破壊力に特化した渾身の一撃。 武神流の技では最大の物理的破壊力を有する。 対生物限定かつ防御無視(?)の裂光拳とはある意味で対照的。 反動により自身にも大きなダメージが生じるため、使用時は鎧化した魔甲拳の防御力が不可欠。 アルビナスとの戦いで葛藤を乗り越えて使用、勝利を収める決め手となった。 【作中での活躍】 勇者アバンの仲間であった父ロカは既に亡くなっており、現在は母レイラと共にロモス王国付近のネイル村で静かに暮らしている。 しかしつい最近になってモンスターが凶暴化してからはその力で村を守っていた。 そしてある日、付近の森に迷い込んだ村の子供を捜すなかでロモス王国に行く道中で迷っていたダイ達に出会った。 女と分からず胸をつついたポップの顔面に両手で強烈なビンタをぶちかまし喧嘩になるという妙な出会いだったものの、直後のクロコダインとの初戦闘を挟み、ダイ達を自分の村へ案内。 その時にアバンの死を知り、アバンの仇を討つ為、また兄弟弟子と共に戦う為、村の皆に送り出されてパーティーに加わった。 ロモス城に百獣魔団が総攻撃をかけた際には、臆病風に吹かれたポップに激怒し、ポップを殴り飛ばしてダイの援護に向かう。 その後、勇気を振り絞ってクロコダインに立ち向かっていったポップを少しは見直したようで、ダイを援護しようと這って進もうとしたポップに初めてホイミをかけている。 ヒュンケル編においては、初対戦時は「女とは戦わない」としたヒュンケルに反発するも、アバンへの復讐心から闇堕ちした彼に対して何度も説得を試み、再戦の際はヒュンケルに養父であるバルトスの死の真相を伝えた。 そんな彼女の母性に触れた事で、ヒュンケルの憎しみは氷解をはじめ、最終的には改心し、火山噴火によりマグマの海となりつつあった地底魔城からダイ達を逃がした。 フレイザード編に於いては、形勢不利と見たマァムが全滅を危惧し冷静さを失っていたダイを殴り倒して気絶させた上で撤退に持ち込んだり、アバンを罵倒したハドラーに対し逆上して飛び出すなど意外な一面も見せている。 フレイザード戦後、フレイザードを倒したものの、レオナの生命力が尽きかけていた為に氷の戒めが解けきっておらず、火炎系呪文で何とか氷を溶かそうとするが間に合いそうにない。そこでマァムは、ギラが込められている魔法の弾丸にベギラマを更に込めて発射する事を提案。 レオナの救出には成功したものの、その代償として魔弾銃が破損し修理不能となる。 ごめんなさい魔弾銃… でもいいでしょう? あなたのおかげで一人の人間の生命を救えたんだもの… 長い間…ありがとう…! 魔弾銃を失った事と、自分以上の回復呪文の使い手であるレオナの存在を見た事で、戦力としての自分自身を見つめ直す機会が訪れ、今の自分の立場を考えるようになる。 マトリフの痴漢行為に鉄拳制裁を加えた際に「父親譲りの馬鹿力」と言われたことがきっかけで、持ち前の力を生かそうと武闘家への転職を決意。 武闘家となるためパーティーを一時期離脱したためバラン戦では不在だった(*6)(*7)。 暫くして武闘家としての修行を終え、その成果を試すためにチウも一緒に参加したロモス王国の武術大会にてダイ、ポップと合流。 超魔生物と化して立ちはだかったザボエラの息子ザムザとの戦いにおいて、奥義『閃華裂光拳』で圧倒する姿を通じ、竜の騎士の力の扱いに不慣れでスタミナ切れを起こしがちだったダイに「攻撃の瞬間にだけ力を全開にする」という戦い方のコツを示した。 以降はダイ達と同行。 さまざまな戦いを経て迎えた最終決戦の日には、一対一でハドラー親衛隊最強の“女王(クイーン)”アルビナスと戦うことに。 マァム あなたがそういう人で良かった… 私の嫌いな…虫酸(むしず)の走る良い子ちゃんで良かった…! おかげでためらいも無く殺せます…!! アルビナス!!あなたを倒すわ!! 守らなければいけない大切な人がいるのは… あなただけじゃない…!!! ハドラーに尽くすアルビナスへの同情から戦意を抱けず、拳を振るえないでいた。しかし、昔アバンから託された言葉を思い出して戦うことを決意。魔甲拳を纏い、激闘の末勝利する。 続くミストバーン戦では、攻撃の効かないミストバーンの体質にポップ共々大苦戦するが、ラーハルトとヒムの参戦で辛勝。 しかし、ヒムに倒されたミストバーンに情けをかけてしまい、トドメを刺さなかった事が裏目に出てしまい、「闇の衣」を取り払ったミストバーンのケタ外れな力により、あわや全滅の危機に瀕してしまう。 ミストバーンが分離した後は、その正体であるミストに身体と意識を乗っ取られる。 そしてミストによって潜在能力を解放され、アバンやヒム、ラーハルトを圧倒するほどの力を発揮するが、肉体への負担を考えない戦い方をされた事で、自身も流血するほどに肉体を痛めてしまう。 それに加えて、ミストを追い出すためのアバンの虚空閃による仕方無しの攻撃により、幾らかのダメージを受ける。 大魔王バーンとの最終決戦では前述のダメージや疲労も重なって“戦うまでもない”と見なされてしまい『瞳』に閉じ込められ、戦闘には残念ながら不参加となった。 しかしながら最終回では、正体を表したキルバーンことピロロに対し、アバンとの連携で閃華裂光拳を叩き込んで葬り、遅まきながらも面目躍如となった。 エンディングでは真新しい武道着に身を包んだ彼女とポップ、メルルが共に旅をする様子が描かれ、そこでは道に迷って地図と睨めっこするポップを叱り飛ばしている(メルルはその状況にハラハラしている)。 【劇場版での活躍】 劇場版「ぶちやぶれ!!新生6大将軍」ではレオナ、三賢者と共に妖魔将軍メネロと不死将軍デスカールと交戦する。 しかしメネロの鞭からレオナを庇ったマァムは気絶し、その間にデスカールの「奪魂(だっこん)の呪法」により魂を奪い取られてしまう。 その後、ベルナの森にてダイ、ヒュンケル、クロコダインの活躍で6大将軍を次々と撃破。しかし森を覆う瘴気に蝕まれたダイは戦闘不能となり、ヒュンケルたちも6大将軍の命を得て強化されたガルヴァスには及ばず窮地に立たされる。 だがマァムの魂もまたダイに力を貸して立ち上がらせ、ダイが放ったアバンストラッシュによってガルヴァスを消滅させた。 【人間関係】 ロカ 父親。 元はカール王国騎士団の団長で、勇者アバンのパーティーの第1号となった人物。本編の時代には既に故人。 無骨な人柄で「おれは女の子を一生好きにならない」などと公言していたが、結局レイラと恋仲になっている。 初登場は13巻に掲載された読み切り短編「勇者アバン」。また、33巻にもブロキーナ老師の回想シーンとして少しだけ登場している。 レイラ 母親。 元勇者アバンのパーティーの一人。 経緯については不明であるがロカと恋仲にあり、アバンが凍れる時の秘法でハドラーを封印する事を提案した時には、既にマァムを身篭っている状態だった。 それを察したアバンはパーティーを一時解散しており、アバンとハドラーが共に時間凍結している間にマァムを出産した。 ハドラー撃破後は現役を引退しており、夫の死後は女手一つでマァムを育て上げた。 + 『アバンと獄炎の魔王』のネタバレ注意! 実は彼女は魔の森に近づく村人を追い返す『影女』というもう一つの顔を持っており、戦闘スタイルも暗殺者のような身軽さで翻弄する動きに変化する。 先述の通りけしからんコスチュームを身に纏い、マトリフが持ってきた「あぶない水着」にも躊躇なく着替えるなど、 武闘家となったマァムの身のこなしや露出への抵抗の無さは母親譲りだったようだ…。 なお、30年後の作品ゆえのコンプライアンス差により、彼女は生々しいセクハラ演出を回避できている。 アバン 師匠。 「ちょっととぼけてるけど。強くて優しくて…ホントにすてきな先生だった」と強く慕っていた。 アバンの元を卒業する際に「正義無き力が無力であるのと同時に力なき正義もまた無力」の教えを受け、「愛や優しさだけでは他人を守れない」と自らの教訓としている。 ダイ 弟弟子。 末弟ポジション、頑張る優等生タイプ同士仲間として良好な関係を保つ。彼女周りの複雑な恋愛模様には逐一気付いていた聡い少年。 ただ、ダイに課せられた宿命という点で大きな転機となるバラン戦前後で不在だったことは、物語後半この二人の間にわずかに距離を作った……かもしれない。まあレオナが仲間入りしてダイ⇔レオナの絡みが多くなった分絡みが減ったという話でもあるが。 ポップ 弟弟子。 ポップから異性としての好意を抱かれているが、セクハラ展開のあまりの多さもあり、マァムの方はポップから向けられていた好意には気づかず、マァムの為に必死の努力で強くなっていくポップの姿にも、好意ではなく仲間としての絆が心中の大部分を占めていた。 一方、気球から降りてきたエイミや、お姫様であるレオナにデレデレしたポップに対し、焼きもち(少年漫画におけるレギュラー女子キャラの定番リアクションであるが)的な表情を見せるシーンもあった。 最終決戦の日にポップからの告白を受けて激しく動揺するが、ヒュンケルに背中を押されてポップと向き合うに至る。 …ポップが私のことを好きだって知って… 最初はとまどったけど今はうれしいと思っているわ… でも…今の私には答えが返せない… 最終話ではポップ、メルルと三人でダイ捜索の旅に出る。 ヒュンケル 兄弟子。 闇落ちしていた自分を救ってくれたマァムのことを心の中で聖母や天使と形容し、彼女のことを大切に思っている。しかし、ポップとの三角関係では「オレではおまえを幸福にできない」としてポップへの気持ちを確かめるよううながした。ミストバーンらとできてしまっていた、強い「闇の絆」ゆえかもしれない。 マァムの方も恋愛感情か慈愛の念かは判断できないが、初めは敵として出会ったヒュンケルに好意を抱いている。 復讐の念に突き動かされながらもどこか寂しそうな姿に惹かれたからであり、その想いはずっと消えることは無く、衆目のある場でヒュンケルへの愛を語ったエイミには激しく動揺した。 ちなみにそれ以前にポップがエイミが「惚れた相手のためについてきている」事をマァムに言っているのだが、マァムは全く意味を理解していなかった。鈍感過ぎない? 終盤戦闘不能になったヒュンケルを庇い続けている…というかヒュンケルの味方入り後は一緒にいる時はずっとイチャイチャしてるみたいに見えるけど、そこは仕様である。取り合えず、距離感は間違いなくバグった関係 そして、彼女にお姫様抱っこされてしまった不死身・最強クラスの長兄 まぁ、マァムもヒュンケルにお姫様抱っこされてイチャついた事あるのでお互い様…か?というかこれで恋人とかではない…?(*8) マトリフ 元勇者アバンのパーティーの一人。 赤ん坊の頃からの知り合いで、マァムにとっては親戚のオジサンみたいな立ち位置。 胸を全く理由もなく唐突にニタニタ顔で握られたりしていた。 ここからの反撃でマトリフから「父親譲りの馬鹿力」と言われたことがきっかけで、持ち前の力を生かそうと武道家への転職を決意した。 ブロキーナ マァムの第2の師匠となった人物。 「武術の神様」「拳聖」と呼ばれる高名な武道家であり武神流の開祖。 武闘家への転職を目指すマァムが訪ねてきたことで彼女を弟子にした。 マァムからは「老師」と呼ばれている。 チウ ブロキーナの下で修行を積んでいる大ねずみ。マァムにとっては一応「武神流」の兄弟子。 登場初期はマァムに色目を使っていたが、終盤はそんな描写もなくなる。三条氏インタビューによれば、ポップが成長していったので、初期ポップ的な存在として配置されたウザくも根は誠実なキャラ。言っていることが痛々しくマセているだけで、セクハラは一切しない。 ノヴァ リンガイア王国出身の通称「北の勇者」。 マァムとの接点は、サババの造船所に於けるハドラー親衛騎団戦後の1シーンのみだが、「こんな情けない勇者なんかいるもんか」と意地を張っていたノヴァに対して手首を軽く捻って無理矢理立たせ、嫌味交じりの説教を行うという彼女らしいやり方で根性を叩きなおしている。 それ以降は、自己中心的だった性格が矯正され協力的になり、最終的には正真正銘の「北の勇者」に相応しい人物へと成長している。 メルル 恋敵? 彼女からは「優しくて暖かくてすごく包容力のある人…ポップさんが好きになるわけよね…」と評されている。 ザボエラが化けた偽マァムにいちはやく嫌なものを感じるも、「きっと自分の嫉妬心のせいだろう」と自重してしまった健気な子でもある。正解だったのに! ポップの覚醒以降はテレパシーでつながる関係になった。 【余談】 名前の由来は英語の「mam(ママ)」。 原作者によれば「パーティーのおふくろさん」だから。 武闘家と僧侶の経験を積むと、本家シリーズの6・7では「パラディン」という上級職に転職できる。 マァムの経歴が元ネタになっている…のかは不明だが、一般のファンタジーではパラディンと言えば戦士+僧侶の重武装型がポピュラーなのに、本シリーズではわざわざ軽武装の武闘家型なのはマァムの影響もあるかもしれない。 ちなみに6・7のパラディンは「相手の急所を突いて即死させる」という閃華裂光拳を意識したようなしていないような特殊能力がある。 2020年版のアニメではお色気要素がどうなるのかと不安視されたが、視聴者の懸念通り格闘家時代の素足にパンツというのはまずかったようで、黒いタイツをはかされる事となってしまった。 …が、そのおかげで股間のドアップ等際どいアングルが問題なくなったようで、「よくやった」「これはこれで」「むしろ原作よりエロイ」等、好評な改変となった。 挙げ句の果て、ハドラーの最期となる73話でも数分ごとに尻と鼠径部を視聴者に見せつける始末。もはやノリはパンツの見える深夜アニメである。 しかし見方を変えれば、そんなスケベ演出に全部を持っていかれなかったハドラーの成長ぶりが際立っていたとも言える。 どうしたの?ボ~~ッとしちゃって ん? いや… がんばって…項目を編集するっていうのも悪くねえなって… さ ポップ …今日の記事… ちょっぴり カッコイイわよ…! イエ~イッ! 追記・修正あっりがと~~~っ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 反対意見も無かったのでリセットしました -- 名無しさん (2019-04-14 09 34 46) パンツ要因 -- 名無しさん (2019-05-18 20 52 11) もしも、マァムとエイミの立場が入れ替わったらどうなるかな -- 名無しさん (2020-01-17 22 12 31) マァムのヒュンケルに対する感情って恋愛感情というより母性愛のような気がする -- 名無しさん (2020-06-27 19 29 08) ゲーム的に見るなら、パーティ内の僧侶が上位の回復呪文(ベホマ、ザオラル、フバーハあたり)習得しないまま前衛に転職ってかなりの悪手だよな -- 名無しさん (2020-06-28 11 50 42) ↑理由となったレオナが早々にパーティ離脱したのが痛すぎる。 -- 名無しさん (2020-06-28 13 23 08) 相談所に報告のあった、集英社に権利のある画像を削除しました。 -- 名無しさん (2020-06-28 23 03 14) ただの面食いという評価もある。あと上から目線。 -- 名無しさん (2020-07-14 23 12 34) アバン及びアバンの使徒の中で唯一大魔王様に一度も名前で呼ばれなかったキャラ -- 名無しさん (2020-08-29 13 16 02) あの時代の勝気王道ヒロインの典型タイプなんで、今見るとイラっとする人がいるのは仕方ないなと思う。ツンデレ属性も多少持ってるし、いい子なんだけどポカもしてるし。 -- 名無しさん (2020-11-07 11 52 59) ポップやダイと違って卒業しているんだよなあ……でも卒業するに相応しい実力のヒュンケルと比べると、なんで卒業できたのかが長年不思議だった。 -- 名無しさん (2020-11-07 14 28 45) ↑ミナカトールに必要な5つの心を持つに相応しい生徒を探していたというのは……。↑2 確かに90年代はそういう女子キャラが多い印象がある(ヒロインというよりも仲間な存在)。 -- 名無しさん (2020-11-08 16 29 55) 概ねアバンの使徒四人は評価が固定されてるけど、マァムに関しては人によって異なる感じ(歯に絹着せねとアルビナスみたいな)本人に悪気は無いけど、悪手になったり他人を振り回したり…。しかしポップを作中最高クラスに成長した起爆剤なのは間違いないけど -- 名無しさん (2020-11-08 17 26 44) 父親のロカがカール王国出身なのにロモス王国に住んでいたのは母親のレイラの故郷がネイル村だったからかな? -- 名無しさん (2020-11-08 18 23 11) 魔法が効かないヒュンケルにマヌーサの弾丸で対抗したり、フレイザード初戦でダイを殴り付けてでも撤退させたり、逃げるときに魔法入りの銃弾投げつけて足止めしたりと序盤は割と冷静で的確な判断が出来てる節があったんだが、中盤以降は仲間も増えてその手の役はマァムの担当ではなくなったのか -- 名無しさん (2020-11-08 23 24 29) そう考えると実力的な面では優しさが目立って成長が伸び悩むけど -- 名無しさん (2020-11-09 00 21 11) 未熟な分伸び代があったダイとポップに比べて初登場の時点で能力的にある程度完成していたせいで伸び悩んだって部分はあるかもな。まあ正直この二人と比べるのが間違いの気がするけど -- 名無しさん (2020-11-09 02 19 03) ヒュンケルやポップと比べて意外とダイとの個人的な絡みは少ないんだよね -- 名無しさん (2020-11-10 02 07 51) アイキャッチ見て改めて大きいんだなあと思いました -- 名無しさん (2020-11-20 00 27 22) 成長を続けるポップに上から目線をやめなかったせいで、ポップ贔屓の読者から印象悪かったかもしれない -- 名無しさん (2020-11-20 00 31 01) あまりふれられないが、『強度の劣る武器でオリハルコンを砕く』というダイと同じことをやってるんだよね(むしろ竜の騎士じゃない分ある意味こっちのがすごいかも) -- 名無しさん (2020-11-23 02 24 06) 回復役としては上位互換がいてじゃあ物理面はというとダイやヒュンケルやクロコダインが既にいると戦闘面では中々活躍しにくい立ち位置ではあったよね。 -- 名無しさん (2020-11-23 02 57 33) 終盤辺りは何というかマァムを作劇上どう扱おうか持て余してる感じは受けたねー -- 名無しさん (2020-11-23 21 09 15) ヒュンケルやアルビナスへの説得の仕方を見るに、どうも相手の都合を無視して自分のもっともらしい理想論を押し付けがちではある。初期ポップや親衛騎団戦後のノヴァみたいに精神的にヘタレる相手なら相性いいけど、自分はすべきことをやってる!ってタイプ相手にそれをやっちゃうと侮辱になって神経逆撫でしてしまうし、フレイザードやバーンみたいに「それはお前の理屈であってこっちにはこっちの理屈があるんだよ」って切り返されるとどうにもならないんだよな。 -- 名無しさん (2020-12-07 04 31 28) この子があまり好きじゃな、苦手な人にとってはやはり作者が辛すぎるから外したというメタ的な理由があるバラン戦にいなかったのは大きいと思う、 -- 名無しさん (2020-12-09 23 11 10) 魔弾銃の弾丸にダイの剣の鞘の技術を加えて、弾丸に入れた呪文を極大呪文に増幅して発射する魔弾銃なんて作れないかな。そういえば、極大呪文って両手が無いと使えないけど、魔弾銃の弾丸に極大呪文を詰める時って、やっぱり両手で弾丸を握らなきゃいけないのかな -- 名無しさん (2020-12-10 14 18 10) 物理攻撃はダイやヒュンケル、耐久はクロコダイン、攻撃魔法はポップ、回復はレオナにそれぞれ劣るから正直中途半端感を強く感じてしまう… -- 名無しさん (2020-12-10 18 29 20) ロトの紋章の幻魔剣も回復呪文で治らない傷を与える技だったけど傷口ごと切除でやり過ごされていたな。当たれば勝ち確定な技は何だかんだで不遇 -- 名無しさん (2020-12-11 00 26 13) ↑ 即死系の技や魔法はバランス調整が難しいねぇ。ゲームでも物語でも。 -- 名無しさん (2020-12-11 09 12 14) おっさんやチウと違って、最終決戦に参加できなかったのはミストに肉体的にも精神(魂?)的にも結構なダメージもらってたってのはあると思うけど。まあ、十全な状態でも瞳にされてたかは微妙なラインだが -- 名無しさん (2020-12-11 09 56 20) ↑5ロン・ベルクに頼めば魔弾銃も修理できただろうし、そういう強化も可能かもな。 -- 名無しさん (2020-12-15 18 03 04) ↑×8クロコダインとの第一戦のころから3人の根本は「ダイ→掃除当番を押し付けられても嫌がらずに行う優等生」「ポップ→要領のいい世渡り上手な悪友」「マァム→良くも悪くもお堅い学級委員」な気質は終始崩れなかった感はある。 -- 名無しさん (2020-12-21 22 43 10) マァムの怪力は父親譲りって言われてるけど、母親も相当みたいだね…村の強者全員ぶっ倒してアバンたちと同行したわけだし。 -- 名無しさん (2020-12-24 20 49 08) ダイの大冒険が全部で約三ヶ月だから武闘家としての修行期間は長くても一ヶ月位かな? -- 名無しさん (2021-01-11 10 21 40) ポップを終盤まで頼りない臆病者としか認識してなかったって書いてあるけど、普通に頼りにしてるし評価もしてるだろう。ただそれでも心配だってだけで… -- 名無しさん (2021-01-11 14 50 10) 回復呪文は覚醒ポップ&ビーストくん、スピードはラーハルト、格闘技はヒム&ビーストくんと、終盤は得意分野を新規加入キャラにことごとく取られちまった感じだな -- 名無しさん (2021-02-01 16 30 15) あらためて考えるとまぐれでもバーンの腕を奪った(すぐ回復されたけど)って偉業だと思う。ダイ以外のメンバーの攻撃(真に対しても含む)は弾かれたり防がれたりばっかだったし -- 名無しさん (2021-03-03 22 17 26) バラン編にいたらきっと空気が変わってたな。いい方向かはわからんが -- 名無しさん (2021-08-04 23 27 58) 早い段階でバランブチ切れさせて事態悪化させる気がする -- 名無しさん (2021-08-09 10 54 05) マァムって説得する相手の境遇は基本無視してド正論叩きつけてくるからね… -- 名無しさん (2021-08-09 13 37 54) 何というか…間違った事は言ってないのかもしれんが、自分の信じる正論が相手にも理解してもらえるって思ってるというか……うまく言えんがちと苦手なキャラだったな……いや、初期ポップとかにも問題あるのは分かるんだが… -- 名無しさん (2021-08-21 20 57 01) 性格や物言いは田舎娘感あって余り気にならんかったな。むしろ経験が物を言う格闘家でスタメン並の強さが有るような評価のほうが違和感あった。・・・母親も物理戦闘型だと知った今は「血筋と英才教育」ですべて納得できちゃってるけどw -- 名無しさん (2021-09-04 10 51 21) バランは死んでも友を見捨てず魔法撃ったポップや無刀陣で危機を救ったヒュンケルのような「あいつは口だけの綺麗事じゃ無かった。あいつは本気で・・・」と気持ちを体現することで認めるタイプだからなあ。 -- 名無しさん (2021-11-03 01 28 57) ポップとかヒュンケルみたいな強化イベント一切ないんだよね。 -- 名無しさん (2021-11-20 19 40 35) ↑ミス、武闘家になってからポップとかヒュンケルみたいな強化イベント一切ないんだよね。そんでもってヒュンケルがなんか素手でオリハルコン割り始めたりビーストくんが出てきたりで武闘家の一流に及ばない感が強い -- 名無しさん (2021-11-20 19 45 42) 肝心の必殺技が全然通用してないし明らかに三条センセが持て余してたね -- 名無しさん (2022-02-23 10 23 16) ちょっとしたことでも遠慮なくグーパンぶち込んでくるのは時代だからしゃーないにしても正直母性やら男勝りやら恋する乙女やら芯が強いやらの定番のヒロイン観をいろいろ詰め込みすぎてる感じがある -- 名無しさん (2022-05-11 09 38 41) 遠慮のなさが悪い方に出ている -- 名無しさん (2022-06-30 21 17 14) 母親が色んな意味で強者だったのに対して、良くも悪くもスルースキルやドッシリ感はないよな。年相応に初心で可愛いのに詰め込みすぎた属性が相殺しちゃってる。 -- 名無しさん (2022-07-11 17 07 37) 上から目線でものを言う割には具体的な状況打開策を出さない、という作劇上の問題ではある。 -- 名無しさん (2022-09-13 03 34 50) 万全の状態でも瞳化を免れるのは厳しいか?(ヒュンケルはミストにズタボロにされてなければいけたかもしれない)) -- 名無しさん (2022-09-28 11 17 50) 実力面でも精神面でも成長が中途半端なまんま放り出されちゃった感がある -- 名無しさん (2023-06-02 17 21 01) 勇者アバンと獄炎の魔王を読んでるとマァムって完全に母親似だな。ロカの遺伝子って髪の色位だろ -- 名無しさん (2023-10-24 20 43 43) ↑×8 ロト紋の幻魔剣しかり、生体に致命のダメージを与える技は敵が使うと脅威になるけど味方が使うとヌルゲーになるのでメタ的に効かない敵が出てくる。 -- 名無しさん (2023-10-24 21 19 45) ダーマ神殿で僧侶→武道家に転職して「戦う素早いヒーラー」作るのはたしか3の説明書で推奨されてたっけ。 -- 名無しさん (2024-04-23 08 43 42) 一々否定的に書きたがる輩がいて鬱陶しいな -- 名無しさん (2024-06-27 11 33 02) レオナにさん付けで呼ばれるの嫌がっている様子だったがメルル辺りはさん付けで呼んでいるが気にしていないのだろうか -- 名無しさん (2024-09-18 15 06 32) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kattenisrc/pages/2185.html
僧侶戦士マァム(ダイの大冒険) 主人公パーティーの初期の紅一点。肩書の通りいわゆる「神官戦士」枠なのだが、師であるアバンから貰った 魔弾銃により、ある程度の攻撃呪文も使用できる。 移動力4に(習得は遅めだが)SP加速を駆使して戦場を駆け回り、各種の回復呪文で仲間を治していくのが 主な役目。早い段階でSPひためきも習得するので、ある程度ならば前線に出てもやっていけるのが嬉しい。 また、上述の魔弾銃で各2発ずつだが遠距離攻撃も可能なため、戦闘への参加も不可能ではない。 攻撃面ではENを一切消費しないため、回復の回数への影響がないのも地味ながら評価できるだろう。 が、問題となるのは彼女の能力値。格闘>射撃(魔力)であり、明らかに前衛向きなのである。 原作通りに魔弾銃が壊れなかった場合は、マヌーサやヒャド系呪文を駆使したデバフ役としての 運用は不可能ではないが、原作通りに進行するのなら、早めに武闘家への転職が行われるのを期待したいところ。 アイテムによる強化は、攻撃を重視するならば射程延長や弾数増加、回復役としての役割を求めるならENや移動力強化、 といったところだろうか。生存力を高める意味で、余った装甲系アイテムを付けておくのも良いかもしれない。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2832.html
登録日:2009/07/23 Thu 17 13 48 更新日:2024/09/01 Sun 12 43 20NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 アバンのif オリハルコン製武器所持 ギガブレイク ダイの大冒険 ディーノ バラン パパス≒バラン 不器用 主人公の親 人間嫌い 人間社会に溶け込めなかった怪物 先代勇者 六大団長 勇者ダイのパーティー 名勝負製造機 名悪役 君の名前を呼ぶことがありとあらゆる魔法より難しくて 哀しき悪役 団長 地上最強の親子喧嘩 声優の本気 大人になったら意味がわかる項目 幹部 悲しき過去 悲劇のヒーロー 悲劇の男 戦闘生物 最強の父 殺し愛 涙腺崩壊 演者の怪演 漢 父親 真魔剛竜剣 石塚運昇 竜の牙 竜の騎士 竜闘気 竜騎将 竜魔人 親子対決 超竜軍団 軍団長 速水奨 速水奨の本気 闇堕ち 駆け落ち 魔王軍 黒い集英社 …ひとつだけ…聞いていいかな… ……なんだ? …おれの…おれの母さんってどんな人だったの…? !! …母…ソアラか… …美しい娘だった そして優しい女(ひと)だった… ただそこにいるだけで皆が温かい気持ちになれる… そんな不思議な輝きにあふれていた… あれほど深く人を愛することは もうあるまい… バランは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場人物。 CV:石塚運昇(1991年版)/速水奨(2020年版) 目次 【概要】 【人物】 【戦闘能力】◆装備 ◆呪文 ◆技 ◆固有能力 ◆竜魔人 【経歴】◆幼少期 ◆激闘、冥竜王! ◆ソアラとの出会い ◆魔王軍時代 ◆父として ◆死後 【主な人間関係】◆竜騎衆 【余談】 【概要】 魔王軍の幹部である六大団長の一人で肩書は『竜騎将』。 ドラゴン系モンスターを中心とした『超竜軍団』の軍団長で、魔王軍においては軍団共々最強と言われていた。 ドラゴンの群れに襲われるだけでも壊滅的な被害だが、これを倒せるほどの強者もバランには敵わないため、事実上人間側でこの軍団に対抗できる国家勢力は存在しない。 また超竜軍団とは別に、直属の配下として陸戦騎ラーハルト、海戦騎ボラホーン、空戦騎ガルダンディーの三名がおり、彼らはバランに絶対の忠誠を誓っている。 実は最後の純血なる『竜の騎士』にして、主人公である勇者ダイの父親でもある。 外見上は人間と変わらず、壮年から中年期の男性のような風貌をしているが、物語中では竜の騎士である事が公になる以前から人間として扱われていなかった。 【人物】 誇り高く厳格な性格だが、それ故に頑固な面がある。 また、竜の騎士と言う群れを持たずに強者として生まれたが故の、気高く自死も辞さない精神性は、逆を言えば群れのために個を棄てて生きる弱者の価値観に疎く、無自覚な傲慢性も持っていると言える。 一方で、赤子だったダイを寝付かせるのが苦手だったりするなど父親らしい一面も持つ。 悲しい過去故に人を徹底的に憎み、邪魔立てする者には容赦はないが、一方で敵に対しては警告を優先し、邪魔立てしなければ無用な殺戮をすることはないし、女子供に手荒なマネをすることも避けている。 かつてソアラと出会った時も荒立てることを好まず、自ら死を覚悟で縄に着いたことから人間らしい優しさの心を持ち合わせていたこともうかがわせている。 それだけに、守るべき人間に愛する者の命を目の前で奪われ、しかもその死を侮辱されたことによる怒りと悲しみ、そして憎悪が強かったのだろう。 ポップは自分の父と比較して「理知的」と評しているが、共闘する機会が得るまでの間のダイは理知的という評価には懐疑的で、むしろ竜魔人の凶暴さそのままの父という印象であった。 後述の通り戦闘能力は非常に高いのだが、その実力に裏付けされた竜の騎士としてのプライドの高さが災いして相手を見くびって舐めプしてしまう悪癖がある。 指揮官としてはダイの奪還のためにあえて竜騎衆を呼び寄せる細心さも見せているが、単体戦になるとこれが顕著に出てしまう(自分のそういう癖まで踏まえて指揮をしているのかもしれないが)。 単体戦中心となった味方入りしてからの戦闘は全て最初は舐めプしており、フェンブレン戦ではそのためにうっかり死にかかり、ハドラー戦ではダイと口論になってダイが単独でハドラーと戦う事で認識を改めさせている。 そして実際に戦闘しなかったが、ミストバーンが黒の核晶を爆破しに来た際も実際に黒の核晶を爆破させるまでは完全に舐めていた。 しかし同時に敵と認識した相手に対するとにかく容赦のないファイトスタイルも顕著で、部位破壊や唐突に戦法を切り替えて致命傷を狙いに行くのは常。 後述のキルバーンが暗殺しに来た際は死神の笛による罠を看破した上に、「まだ体と剣の傷が癒えていない 可能性が高い 」という読みをあえて否定せず、暗殺者の虚を付いていきなり全力の剣撃で小細工をさせずに速攻でぶった斬るという当時判明しているキルバーンの性質を踏まえれば最適な倒し方をしている。 その殺意にあふれた戦い方と闘争心からか『殺気だけは誰にも真似できない』『魔獣のような殺気』と大魔王バーンすらもバランのメンタリティに関して異常極まる殺気の恐ろしさを特筆して評している。 言ってしまえば舐めプくらいはしてくれないとあまりにも付け入る隙がないところは間違いなくある。 良くも悪くも「強者」というところであろうか。 【戦闘能力】 …竜の群れを束ねる軍団長がドラゴンより弱いとでも思ったか…? 柄に竜の意匠が施された専用の剣『真魔剛竜剣(しんまごうりゅうけん)』を武器として使用する。 左目には『竜の牙(ドラゴンファング)』という飾りを付けており、これを使用して竜の騎士の真の姿である『竜魔人』に姿を変えることができる。 竜の騎士としての力は本物で、その力量は大魔王バーンすらも警戒し「地上で唯一、余にさからいうる力を持っている」と評価していた正真正銘の剣の達人であり超人。 戦闘スタイルは魔法と剣技を使いこなすオーソドックスな勇者そのもの。 だが生粋の竜の騎士として歴代竜の騎士の戦闘経験値を有し、格闘技、剣技、魔法、竜闘気も自在に使いこなす文字通りの怪物。 ダイがそれまでの強敵を倒してきた時以上の技、竜の紋章の力を込めた完全版ライデインストラッシュですら全く通用しないほど(*1)。 クロコダインですら対峙した恐怖感だけで身震いさせ、実際に戦えばクロコダインの攻撃を真っ向から撥ね退け、彼の圧倒的な怪力と防御力を純粋な体術のみで完膚なきまでに捻じ伏せてみせる。 またキルバーンが死神の笛を振るって発する、相手の全身の感覚を麻痺させる超音波も全く通用しなかった。 それでもバーンは「竜魔人になったとしても自分が敗れる相手とは到底思えない」と評しているが、一方で予測不能な戦法を使う危険があるという点がバーンを警戒させたようだ。 つまり、『竜』としては最大で冥竜王ヴェルザーと同じレベルでも同格、『魔』としては自分を越えるとは考えられないが、『人』としては未知数でありそのすべてを兼ね備えるバランの実力を測りかねていたということである。実際にバランはバーンも直接対決を避けたヴェルザーを封印まで追い込んでいる。 ダイ大に何人かいる、ステータス数値では計算できないメンタルと発想と戦闘経験を戦力とする曲者タイプの最右翼である。 ◆装備 真魔剛竜剣(しんまごうりゅうけん) これこそ竜闘気(ドラゴニックオーラ)に耐えうる地上ただ一つの剣なのだッ!!! 柄に竜の意匠が施された竜の騎士専用の剣。 神が作り、代々の竜の騎士が受け継いできたオリハルコン製の刃を持つ片刃の大剣で、自己修復能力を兼ね備える伝説の武具。 伝説の刀匠ロン・ベルク曰く「神が作ったといわれる地上最強の剣」。 ロン・ベルクが憧れる武器であり、この剣に匹敵する武器を作ることが彼の最大の目標でもあった。 バランの技量と竜の騎士のフルパワーに完璧に対応できる凄まじい強度と切れ味に加え、竜闘気を込めれば更に威力が増す。 そして搭載された自己修復機能により刃毀れは愚か刀身がへし折れても時間さえあれば完全な状態に復元できるメンテナンスフリーな性質を持つ。 ただし自己修復にはある程度時間がかかるので完全無敵というわけではない。 なお武器としての特性は「めっちゃ固い」「すごく切れる」「切れ味が落ちない」だけであり、実は他に特にこれといった特殊能力の類はなかったりする。(*2) 要は竜の騎士の規格外の身体スペックと剣技に耐えることのみに特化した武器設計。 「誰が持っても強い剣」ではなく「竜の騎士のたぐいまれな身体能力と受け継がれ続けた剣技・魔法力が相まって初めて真価を発揮する剣」と言えようか。 正しくシンプルイズベストを体現する一振り。その威力はただの一振りで大地を真っ二つにに斬り開き、亀裂の規模が確認ができない程。 竜の牙(ドラゴン・ファング) バランの左目に取り付けられた装飾品。 竜の横顔のような形の片眼鏡といったデザインで、上下には翼状に鋭い飾りが伸びる鋭利な形状。 単なる身分の象徴ではなく竜の騎士が竜魔人に変身するためのキーアイテムとして機能する。 一応尖った部分を相手に向け、投げナイフのように投げつけて攻撃することもできるが、あくまでも儀礼用のアイテムとしての使い方が主目的。 変身に当たって握り潰してしまうが、後に復活していることから予備があるか、砕かれても再生できるものと思われる。 ◆呪文 ライデイン 電撃呪文。 バランは上級呪文であるギガデインが使用可能のため、ライデインをメインの攻撃手段として使う事は無いが、牽制などの目的ではこの呪文を割と使っている。 ギガデイン 電撃系最大呪文。 周囲一帯の天候を支配して瞬時に雷雲を呼び寄せ、強力な雷撃を広範囲にぶつける呪文。 単純な魔法攻撃としても強力無比だが、真価は後述のギガブレイクへの派生といっても過言ではない(と言うか、作中ではギガブレイクへの派生以外の使い方をしていない)。 ダイたちとの二度目の戦闘の際には仲間の捨て身の援護によりMPが足りず、ライデインを使う羽目になった。 バギ 真空呪文。 レオナに対して使用した。 回復呪文 回復呪文。 ハドラーとの戦いの際にバランを庇ってダイが怪我をしたため、その治療のために使用した。 オリジナルファンブックによれば「ホイミ」であり、それ以上の回復呪文は習得していないらしい。 ラリホーマ 眠りを誘う呪文。 竜魔人となった姿をダイに見せないために使用した。 レベル50に達したダイ等、バランに近い域に達した強者相手には基本的に通用しない。 竜闘気砲呪文(ドルオーラ) 一瞬でこの世から消してやる…!! この形態(フォーム)でしか使えぬ竜の騎士の秘呪文…ドルオーラでな!!! 魔力で超圧縮した竜闘気を破壊光線のように放つ、竜の騎士最大の呪文攻撃。 竜魔人となって初めて使用可能となる奥の手で、呪文の名を冠しているが魔力による技ではないためマホカンタでも反射できないトンデモ奥義。 劇中ではアルキードの国の人々を国を大地ごと消滅させた。地図からアルキードが存在した陸地が完全に消える程の威力を持つ。 竜魔人となったバランが撃つ際には拳が竜の口を思わせるフォームとなるのが特徴。 欠点は魔力消耗が激しくバランでも3発は撃てないことと、肉体への反動が激しく竜魔人の姿でなければ自爆技になりかねないこと。 ◆技 紋章閃 竜の紋章に力を集中しビームのようにして相手に撃つ技。 全開で放てば山をも吹き飛ばすほどの威力を持つ。 新アニメ版ではダイに弾かれた紋章閃の一撃が流れていった結果、実際に山を吹き飛ばしたシーンが明確に描写された。 ギガブレイク その闘気と勇気に免じて…見せてやろう! 真の竜の騎士が天をあやつった時の力がどれほどすさまじいかをなっ!!! 竜魔人や竜闘気砲呪文に並ぶバランの切り札にして代名詞たる竜の騎士秘伝の魔法剣。 真魔剛竜剣にギガデインの雷撃を落としてその魔力を剣先に圧縮。その後敵に向かって突進し渾身の力で思い切り振りかぶって相手に叩きつけ斬り捨てる。 魔法力の残量の問題でギガデインが使えない場合はライデインで代替することが可能だが、当然威力は落ちる。また、その場合でも特に技名はギガブレイクから変わらないようだ。 このライデインで代用した言うなればギガブレイクもどきですら、竜魔人形態においては威力だけなら竜闘気砲呪文を優に超える。 新アニメ版では「本来全体攻撃であるギガデインの全エネルギーを真魔剛竜剣に収束させて放つ」という形で演出されている。 ◆固有能力 竜闘気(ドラゴニックオーラ) これぞ竜の騎士最強の秘密…竜闘気(ドラゴニックオーラ)!!! 竜の騎士の基本にして最大の能力。 紋章が光り輝くことで発動し、バランの全身は光り輝く生命エネルギーの気流に覆われる。 そもそも闘気とは生命エネルギーが力に転化された物を指すが、或いは魔に近いと評される人間の領域を逸脱した竜闘気はその中でも別格。 呪文・闘気技・物理攻撃問わず殆どあらゆる攻撃をはじき返す防御力と、素手で金属を握りつぶすほどの桁違いのパワーを発揮する。 闘気の一種なのでもちろんこれ自体をエネルギーとして外部に放出する事も可能。 バランは「全開にした竜闘気(ドラゴニックオーラ)の威力をもって戦えば地上のいかなる生物もたちうちできん」豪語する。 なお竜闘気を全開にした状態で武器を振るうと、伝説の金属「オリハルコン」製の武具以外はその力に堪えられず自壊してしまう。 防御面でもメガンテ以外のあらゆる呪文を受け付けず、作中屈指のパワーを誇るクロコダイン(*3)の伝説の武具の真空の斧による首筋を狙った渾身の一撃さえ棒立ちで防ぐ、どころか斧そのものが破損してしまう鉄壁の防御力を誇る。 ただし防御力に関しては無条件で無敵という訳では無く、竜闘気の防御力を上回る力で攻撃されるとダメージを負ってしまう。 作中ではポップが全生命力を指先に込めたメガンテの指で貫かれてこめかみに指を刺されている上、メガンテの発動前に振り払う事ができたものの至近距離すぎたためにダメージを負っている。 また、竜闘気抜きの防御力や体力には特筆すべきものはなく、人間の通常呪文でも死ねるだろうという程度。このためアルビナスの不意打ち乱入時はかなり危なかったようである。 攻撃面でも闘気を強めていない時は鍔迫り合いでクロコダインにやや押され気味だった。 更には、後述のドルオーラを連発するような過剰な竜闘気を使用すると、一時的に回復呪文を受け付けなくさせる効果も現れる。 尤も、これはメリットとも言えない。 敵の再生や回復を阻む嫌らしくも有用な副次効果を狙えるかは不明で、むしろこれを高めた状態では自分にかけられた回復呪文が機能遅延してしまうことが明らかになっている。 その他、作中においてアストロンを強制解除した描写からして、呪文を跳ね除ける効果は回復魔法や補助魔法等の自分にプラスに働く呪文にすら適用されて、竜闘気を全開にして闘う間はそれらの恩恵に預かれない恐れがある。 そのためか、作中においてはダイが回復呪文を受けているのは非戦闘時や衰弱した一時戦線離脱時のみ。強敵相手に竜闘気を振り回している状態では呪文による即時回復が見込めないらしい。 新アニメ版では大幅に演出も作画も強化された結果、竜闘気を発動させた際はさながらドラゴンボールZの如き超高速格闘戦で描写された。 闘いの遺伝子 歴代竜の騎士の経験を、我がことのように認識し扱える能力。 本人は初めて見る技であっても、歴代竜の騎士の誰かが経験していれば、そこから最適な対処法を瞬時に弾き出すことができ、身に着けるのに長い鍛錬が必要な技でも、歴代の誰かがマスターしていれば最初からたやすく操ることができる。 つまり、正統の竜の騎士は生まれながらにして百戦錬磨の経験を持つ超ベテランの戦士といえる。 よほど奇抜な技でもなければ初見殺しも通用せず、自らは初見殺し、搦め手を含めたあらゆる戦術を駆使できるのだから厄介極まりない。 「戦いの中で何をしでかすか分からない」という点で、バーンが最も警戒していたのは竜魔人でも魔法剣でもなくこの能力であった。 竜の血 自らの血を死者に分け与えることで蘇生させ、なおかつパワーアップまでさせることができる。 ただし、誰にでも有効なわけではなく、強靭な精神力を持った者だけに限られる。 作中でこの恩恵に与れたのは、ポップとラーハルトの二人のみ。 更に精神力やその他要素によって蘇生完了時間は変わってくるようで、ポップは血がかかって即座に心臓が動いて蘇生したのに対し、ラーハルトは蘇生にそれなりの時間を要している。 ボラホーンとガルダンディーにも同様の措置を行ったが彼らは復活できなかった。 また竜の血を使えばソアラを蘇生できたのではないかと指摘される事もあるが、試して失敗した可能性はあるので詮無きことであろう(*4)。 ちなみにダイは、自分の血で仲間を強化できないかと考えたが、彼は人間の血の方が強いために不可能とされている。 ◆竜魔人 …ならば…捨てよう! この人の心と…身体を…!!! バランの奥の手にして竜の騎士の最強戦闘形態(マックスバトルフォーム)。 外見は背中に竜の翼を備え体表も赤い竜のように変質した竜人。加えて変身すると血が青く変色する。 ただでさえ強大だったバランの力は飛躍的に増大し、竜の力と魔族の魔力を備えた圧倒的な戦闘能力を獲得する正に切り札。 ただし竜の騎士の中の3つの力の内、『竜の力』と『魔族の力』が強く作用するため、魔族を思わせる残忍な性格へと変貌してしまう。 その為これまで残されていた良識や誇りある武人としての側面も鳴りを潜め、逃げる怪我人であろうと背後から容赦無く攻撃する冷酷な戦闘生物と化してしまう。 冷酷残忍で攻撃性が高いものの知性まで失っている訳ではなく、熟練の戦闘経験に基づいた戦術の組み立ては行える恐ろしさもある。 だが「この姿になると一度攻撃を受けただけでも目の前のものの動きが止まるまで八つ裂きにし続ける」と当人が言うように、破壊と殺戮の衝動に流され易く、本来の戦士としての判断力や理性が極端に損なわれ易くなる欠点もある(*5)(*6)。 メタ的に言えばシナリオボスの第二形態。 【経歴】 ◆幼少期 聖母竜マザードラゴンにより竜の騎士の証、竜の紋章を授かりこの世に降臨した。 誕生した地は恐らくは竜の騎士の伝説があるテラン。 歴代竜の騎士の例に漏れず、神子として崇められながらこの世界における成人と呼べる年齢まで育てられたと考えられる。 ◆激闘、冥竜王! 当時の魔王、ハドラーが人間の世界を席巻していた時代。 バランは魔王ハドラーと、魔界にて大魔王バーンと勢力を二分しつつ地上の支配も目論みそのために動き出していた冥竜王ヴェルザーのどちらへの対処を優先するか検討していた。 当時のハドラーはヴェルザーに比べれば全くの小物ではあり、ヴェルザーの地上侵攻の準備が完了する前に仕掛けた方が得策である。さりとて今現在地上を脅かす脅威はハドラーであり、看過する訳にもいかなかった。 そんな折に、勇者アバンがハドラーの封印に成功したのを認め、地上戦力でも魔王に十分対応出来ることを見届けた後に、ヴェルザー討伐を優先すると決断。 そうして何年もの歳月を費してヴェルザー一族との死闘を繰り広げた。 ヴェルザーが黒の核晶(コア)を使用して自爆し魔界の大陸を一つ消滅させるといった紆余曲折を経て、天界の聖霊達の助力を得たバランは、死闘の果て辛くもヴェルザーに勝利するが、バランも致命傷を負ってしまう。 やがて彼は竜の騎士に代々伝わる回復の泉に向かうが、その目前にて意識を失った。 ◆ソアラとの出会い たまたまお出かけしていたアルキード王国の王女、ソアラに助けられそのままお互い恋に落ちた。 ソアラの紹介で当初は国王にも快く受け入れられたが、見ず知らずの男に王座を奪われる事を危惧した家臣達の「バランは人間ではないらしい、魔王軍の残党かも知れない」という流言により追放されてしまう(*7)。 改めて自分は竜の騎士という血塗られた獣と自覚して王国を後にするバラン。 しかしそこにソアラが駆け落ちの形でついてきて、自分が新しい命を身籠っている事を告白。 ソアラとの新婚生活ではディーノ(ダイ)の欲求が読めず、子守りに失敗しては彼女に叱られていた。 日常生活での子育てでは彼も人間の父親同様に「苦戦」していたようだ。 戦うことを運命付けられた「竜の騎士」も、家庭を持ち戦いから離れれば1人の「父親」であり、「夫」であった。 なお、「竜の騎士」は死期が迫れば聖母竜が宿す次代の騎士に竜の紋章を託し、生まれたその子は人間に育てられるという特殊な世代交代手段であったため、 経験の継承はされる竜の騎士と言えども、我が子を育てる経験そのものが代々遡っても皆無に等しかったとみられる。 しかし、幸せな生活もつかの間、「魔物に王女を取られたとあっては国の名折れ」と怒ったアルキード国王率いる軍勢に家を包囲されてしまう。 本気で戦えば妻子を連れて逃亡することは可能だったが、バランはあくまでも冷静を保ち、ソアラとディーノの安全を条件に投降した。 処刑される事となったバランは妻と子の安全と幸せを祈り、呪文を唱える兵士達を見据えた。 「放てっ……!」 王の命令で轟音をあげ数多の火球がバランを殺さんと牙を向いた。 竜闘気さえ使わなければあの程度で死ねるだろう。 彼が目を閉じ、死に甘んじようとしたその時……。 ソアラ……!? ……何故だ!何故私を庇った! 抱きしめるも、肌に感じる冷たくなる彼女の体。バランは知らぬがうちに叫んでいた。 父上達が…これ以上ひどいことをするのを…見ていられなかったの…でも…人間をうらまないで…。みんなおくびょうなだけなのよ…。おねがい…ディーノをさがして…二人で…平和に…… 親とは言え、愛する者を殺そうとし、そして自分を殺すこととなった人間を庇うソアラ。 しかし、処刑場に冷徹な父の言葉が響いた。 「お…愚か者めが…。魔物をかばって死ぬとは…恥をさらしおって…!!」 アルキードの口から出てきたのは悲しみの言葉などではなく娘を侮辱する言葉だった。 バランは今ここで初めて知った。 ───人間の醜さを。 ───この様な邪悪で醜悪な存在の為に自分は戦っていたことを。 …恥さらしだと…!!? き…貴様ら…いったい… 何様のつもりだあぁ~ッ!!!! 人間がこのような自分勝手な生き物だと分かっていたのなら─── 人間が、こんなクズどもだと知っておれば… 守ってやったりはしなかった…!!! ソアラの願いも虚しく、憤怒に燃えるバランはアルキード王国を壊滅…どころかこの世から消滅させた。 ◆魔王軍時代 ソアラの遺言に従いディーノを連れ戻そうとしたが、ディーノを乗せた船が難破した事で妻に続いて息子をも失ったと思い込み絶望に落ち込んでいた。 そんな時、大魔王バーンの「人間を共に滅ぼさないか?」という誘いが来たため、人間を滅ぼす為に魔王軍に属することを決意。 強力なドラゴンを多数擁し、六大魔王軍でも最強と目される超竜軍団を率いる竜騎将となる。 上司となったハドラーに対しても顔を立てており地位に殊更異議を述べたりはしていないものの、魔王軍での覇権にも一定の関心はあったようだ。 魔王軍の地上侵攻作戦では北方の大国であり城塞王国と呼ばれたリンガイア王国を担当。 リンガイア王国の主力が同盟国だったオーザム王国の救援に向かい不在だった事もあり、リンガイア王国を極めて短期間で滅ぼした。 ダイたち勇者一行を抹殺すべくバルジ島に魔王軍の残る全勢力が結集した際には、ハドラーの命令でカール王国を攻撃。 カール王国の騎士団長であるホルキンスとの一騎打ちに勝利し、カールを僅か五日で滅ぼす。 バルジ島での戦いの結末をザボエラから聞いたバランは、勇者ダイの力に尋常ならざるものを感じるが、 次にザボエラから「ダイの額に竜の紋章が浮かび上がり、強大な力を発揮した」と聞かされて、 勇者ダイこそが生き別れた実の息子・ディーノであることを知る。ハドラーがダイを自分と鉢合わせないようにしていることに気付いたバランはテランに向かう。 バーンさまは世界の平和のために人間を滅ぼそうとなさっておられるのだ 悪いのは人間だっ!! おまえも一刻も早く竜の騎士本来の使命に目覚め バーンさまにお力ぞえをするがいい!! そして勇者ダイと遭遇。自分の部下になれと誘う。 当然拒否されるも、衝撃の事実を告げる… その子は私の息子だ…名は…ディーノ!! 抵抗するダイの力に脅威を感じ、また敵として倒すのではなく自分の子供としてやり直すためにも、竜の紋章の共鳴によりダイの記憶を無理やり消して一時退散した(*8)。 その後、自身の直属の部下である竜騎衆を引き連れテランを目指す。 道中、単身自分達を迎え撃つべく現れたポップに配下の多くをやられるも、後のことは3人に任せダイの元へ向かった。 クロコダイン達の時間稼ぎに遭い、そして竜騎衆を撃破したポップとヒュンケルとも対峙。 バランの過去竜騎衆の一人ラーハルトに聞いたヒュンケルに「お前も人間をかつて愛していた筈、人間の最も美しい部分と最も醜い部分を同時に見てしまったために、その矛盾に耐えきれず、人間全てを目の前から消そうと思った」と指摘される。 そしてヒュンケルの発言に対してバランは…… ならば捨てよう!この人の心と…身体を…!! 自身の心の傷に触れられた怒りから竜の騎士の最強戦闘形態「竜魔人」に変身。 圧倒的な力でポップたちを蹂躙。そして紋章の力に引き寄せられたダイを連れ去ろうとするも、ポップがメガンテを放ったことがきっかけでダイの記憶がよみがえったため失敗に終わる。 そして再びダイの記憶を消去しようとするものの、紋章の支配から脱するために額から右手に無理やり紋章を移し(人の心によって成し得た奇跡)、ダイと地上最大の戦いを展開。 竜魔人と言えども相手が息子ということで当初は手加減をしていた。だがダイの猛攻によって闘争本能により、愛する息子が相手故に精神の均衡がとれない状態であるものの加減を解いた。 だが紋章を右手に移したダイはその状態のバランに対抗できるほどの力を発揮、最後のぶつかり合いの時に死んでいる筈のポップの不意打ちに動揺。 その一瞬の隙を突いたダイの力とアバンの技にヒュンケルの剣、ポップの心が一つとなった全てを込めた一撃に敗北。 そして、死して尚ダイを助けようとしたポップの友を想う心に驚嘆。 皮肉な話だ。竜のパワーと魔族の魔力と人の心。竜の騎士に与えられた3つの力のうち、最もくだらぬと思って捨てた"人の心"にこれほど強くうちのめされようとはな 竜の血の力でポップを蘇生させ、以後魔王軍とは袂を分かつ。 ◆父として …こうまで醜いものだとはな。強者が弱者をいたぶる光景というものが… 他人がしているのを見てはじめて、判る… 以降はダイとの戦いで折れた真魔剛竜剣が再生するまで身を隠していたが、 自分を暗殺するために来た死神キルバーンから、大魔王バーンが人間だけでなく地上そのものを滅ぼそうとしている事を聞かされ、 竜の騎士の使命に従い、バーンを討つべく単独で行動を開始。 キルバーンを一刀の元に切り伏せ、フェンブレンがチウを嬲っていたところを気紛れで助けた時にパーティと再会。 ヒュンケルの決死の行動もあり、ダイ達と行動を共にする。 リベンジに燃えるフェンブレンを撃破し魔宮の門をダイと共に破壊した後は、バーンパレスに侵入し超魔生物と化したハドラーと相対する。 かつてはさしてたる脅威でなかったためにハドラーを軽視していたが、今では心身ともに大幅に強化した難敵であることを目の当たりにして認識をすぐさま改めた。 ハドラーの体内に魔界の超兵器、黒の核晶が埋め込まれていた事に気付き、全力を出せないまま劣勢を強いられ、バランを庇い重傷を負ったダイに体力回復を口実にしてラリホーマで眠らせる。 かつてあやそうとした我が子に泣かれたことを思い出しながら… …子供がどう願っても、親とは常にこうしてしまうものなのだ。 おまえも大人になればいつかきっと判る…。 “ダイ” …とてもいい名前だ。 だが私とソアラがつけた名前も心の片隅で憶えておいてくれ…。 “ディーノ” アルキード王国の言葉で「強き竜」という意味があるらしい…。 相変わらず寝かしつけるのが下手だな…… そして、かつてダイと骨肉の死闘を演じた竜魔人に変身。 ハドラーの強化は竜魔人を目標としてなされたもの。得物もお互いにオリハルコン製の剣である。 数千年に渡る交戦経験を積んできたミストバーンの見立てでも、本来ならばその実力にそこまでの差はないはずであった。 だが、バランの腹部に突き立てられた必殺武器の地獄の爪がバランの皮膚さえ破ることができず、ハドラーは一方的にダメージを受け続ける。 かつて息子相手に精神が不安定なまま暴れた時と異なり、我が子を守ろうとする愛情と、子に深手を負わせた相手に対する怒りをそのまま反映した為、バランの戦闘力は遥かに増していたのである。 バランはハドラーの体内に拳の一撃を入れて黒の核晶を取り出し、無力化を試みる。 少々とはいえバーンの送った魔力すら弾き、その試みは成功するかに思われた。 が、真の姿を見せたミストバーンが魔力を打ち込んだことにより黒の核晶が爆発。 その衝撃からダイ達を守るために全竜闘気(ドラゴニックオーラ)を使い果たして爆発を抑えこみ、死亡した…。 …泣くな…ダイ… 強く……強く… 生……き……ろ…… ダイが初めて大きな声で「父さあああぁぁんっ!!!」と呼べたのは、バランが事切れた直後のことであった…。 ◆死後 死亡した後もブラス、アバンと共にダイの心の支えとして残り続ける。 そして物語終盤、代々受け継がれていく竜の紋章が闘いの遺伝子と共に継承される。竜の騎士最大の必殺技、竜闘気砲呪文(ドルオーラ)と共に… 我々はもう離れることはない…つねにひとつだ!! その存在感から死した後でも度々彼の名が出され、息子の内の中で彼を支え続けた。 そして、バーンとの最終決戦。 ダイの窮地に太陽の光と共に現れたのはバランの愛刀、真魔剛竜剣だった。 竜の騎士の正統たる武器! 今こそおまえがこの剣を手にする時が来たのだ! おまえの母、ソアラは太陽のような女性だった…!! 今こそおまえも 太陽になるのだ! 仲間たちを、地上を輝き照らす太陽に…!! ダイは父の剣に自身の全てをこめて、父の魂と共にバーンとの最後の勝負に臨むのだった。 【主な人間関係】 聖母竜マザードラゴン 母親。 竜の騎士が寿命を終えようとした時に降臨し、身に宿した新たな命に竜の紋章を引き継ぎ、次の時代の騎士を生み落とす母なる竜。 バランの死を感知し、ダイがバーンとの初戦で倒された時に現われる。 ダイに「いいえ あなたは 死にました」と語りかけつつ、自身も邪悪な力によって蝕まれ、新たな竜の騎士を生みだす力が残っていない事を告げる。 さらに、バーンの力は神をも上回るとし、覇を唱えるものを征伐する「神々の使い」として作られた竜の騎士のシステムこそが悪の力を増大させたと考え、竜の騎士の歴史を終わらせようとしていた。 しかし、バランがダイならバーンを倒せると説得したことで、自分の生命力をダイに受け渡し姿を消した。 ソアラ アルキード王国の王女でバランの妻。ダイを出産した当時は19歳。 瀕死の状態だったバランを救った事が縁で、彼をアルキード王国へと招きいれた張本人。 後にバランの子を宿し、彼と共に駆け落ちしている。テラン国内でダイを出産して、親子水入らずで穏やかに暮らしていたが、家臣による進言もあって実父であるアルキード王に夫と子供が捕縛され、家族は離れ離れになってしまう。 王女誘拐の罪で(*9)バランは処刑される事になったが、バランが王に提示した降伏条件を呑む事で彼女は捕縛されなかった。 バランは妻子のために死ぬつもりで抵抗しなかったが、処刑の直前にソアラが割って入り、放たれた呪文をまともに受けた事で命を落としている。 バランは「いるだけで皆が温かい気持ちになれる、そんな不思議な輝きにあふれている、太陽のような女性だった」と彼女を形容しており、バランが生涯唯一愛した女性でもあった。なお、育児は彼女の方が上手だったようである。 一人の女性としての生き方を貫いたとも言えるが、王女としては問題行為が多く、彼女が王女だった事が話をこじらせる原因となり、前述の悲劇を引き起こす結果となった。(*10) メタ的な名の由来は太陽(solar)。「太陽のような女性」というバランの評に相応しい名前である。 アルキード王 ソアラの父親でバランにとっては義父に当たるが、バランが人を強く憎む引き金となり、魔王軍に身を落とした元凶になった人物。 とはいえハドラー率いる旧魔王軍の地上侵略から数年しか経っていない当時の情勢で、素性不明の誰とも知れない男を警戒し、そんな男と駆け落ちした王女を連れ戻すのは、父親としても国王としても当然の行動と言える(*11)。 ダイの処遇に関しては「魔物の子とはいえ自分の孫である」として国外追放に止めている。 バランやソアラに余計な抵抗をされるよりは、要求を呑んで大人しく処刑されてもらった方が無難と判断した面もあると思われるが、ダイを隠した上で始末するという対策を取らず曲がりなりにも船で国外に出している(*12)ことから、最低限の憐憫の情はあったと思われる。 だが彼の失言が、結果として王国の消滅を招いてしまった。 ディーノ(ダイ) 私は真の騎士ではない……力も…魔力もあったが…心が無かった…おまえにはそれがある 息子。ダイの意志を尊重して普段は「ダイ」と呼んでいるが、ダイが瀕死になった時には思わず「ディーノ」と呼んでいる。 また、二度と竜魔人化を行わない気でいた事からも、竜魔人化してダイを殺そうとした事を強く悔いていた事がわかる。 敵対していた時は殺そうとしたこともあったが共闘時はこれでもかというほどの父親振りを発揮しており、言葉には出さなかったが、自分に残された人生の全てをダイの為に使うという覚悟が行動に現れている。 なお、ラーハルトに残した遺言状によれば、バランはダイに討たれるか、ダイの為に戦って死ぬ事を望んでいた模様。 ブラス 息子であるディーノ(ダイ)の養父。 作中では顔を会わせることは無かったが、バランは 「おまえをここまで育ててくれた怪物(ブラス)というのは、わたしなどよりも遥かに正しい…人の心を持っていたのだろうな…」 「わたしの死などで泣くことは無い…おまえにとってはそのお方こそが本当の父親なのだ…」 とブラスが正しい心を以って息子を育ててくれた事に心から感謝していた。 ちなみにダイという名前は揺り籠に付いていた名札から読み取れる部分が「D」だけだったため、ブラスが『せめて頭文字だけでも同じように…』と名付けたもの。 これは原作ではバランには知る由もないことだったが、新アニメではこのくだりについてラリホーマをかけたダイとの会話で話す形にアレンジされ、バランもブラスの心遣いを知ることとなった。 冥竜王ヴェルザー 大魔王バーンと魔界を二分する竜族の王。 地上をも我が物にせんと地上侵攻に着手するも、バランに敗れた。 不死身の魂を持っており、肉体は滅びても時が経てば以前よりも強靭な肉体を持って復活する特異な体質を有していたが、魂が抜け出たところを天界の精霊達にすかさず封印され、現在は魔界で石像と化している。 ヴェルザーも自分を打ち倒した男としてバランには思う所があるようで、フヌけたダイを見た際には「父には遠く及ばぬわ」と評している。 バーンとしてはこの時点のダイの強さは既にバランを遥かに凌いでいるとし、ヴェルザーの負け惜しみにしか感じられなかったが、敵に対する殺気という点においてはヴェルザーの言うとおりだと認めている。 なお、ヴェルザーは後にバーンが鬼眼の力を解放しようとしている事を知った際に「それほどの相手なのか」とダイへの評価を改めている。 ホルキンス カール王国騎士団の騎士団長。マァムの父である戦士ロカの何代か後の後任に当たる。 超竜軍団がカール王国に攻め入った際にバランと一騎打ちを演じるも、ホルキンスを手強いと見たバランは竜の紋章を発動。額から放たれた紋章閃に心臓を貫かれ敗れた。 死後、ホルキンスの弟の願いを聞いたヒュンケルによって葬られるが、その鎧には竜の紋章の形の跡が残っており、ヒュンケルがダイとバランの関係に気づく切っ掛けとなった。 カール王国最強の剣士であり、大魔王バーンを除けば、当時は世界最強と言っても過言ではないバランと剣だけとはいえ互角の勝負を繰り広げた事からも、相当な剣豪であったのは間違いない。 またこのエピソードとカール王国が滅亡した時の映写から、二つの強国を短時間で滅ぼしたバランの戦術が「ドラゴンを撃退できる人材を自身と竜騎衆で早期にピンポイントで仕留め、抵抗力を失った国をそのまま制圧力の高いドラゴンに任せて壊滅させる」というものであった事が推測される。 読者からは「バランは本気ではなかったのでは」との見方が強かったが、原作者によると「ホルキンスはかなり強く、バランはホルキンスの剣技を認めたため紋章閃で攻撃した」のは事実とのこと。 結果としてホルキンスがバランに紋章閃を出させるほどの実力者だった事がカールを訪れたヒュンケルにバランとダイの関係を察知させる(*13)事になり、 その事からヒュンケルはダイ達の窮地を察して急遽引き返す事を決断、竜騎衆に追い詰められたポップの救援に間に合ったので、ダイ達を間接的にサポートして後に繋げたと言えるだろう。 獣王クロコダイン 魔王軍時代の同僚。 実直かつ武人肌なところを気に入っていたのか、バランは軍団長の中で彼のことを一番買っていたらしい(*14)。 憎むべき人間の味方となってからは実力差で容赦なく圧倒するが、魔王軍を裏切ったことに対しては軽蔑よりもむしろダイがクロコダインほどの男の心を動かしたことに驚いていた様子。 作中では何かとやられ役・引き立て役になる事の多いクロコダインはバラン戦でも同様に攻撃を受けて耐えてやられる役ではあったが、 ギガブレイク2発を耐えるシーンはクロコダイン屈指の見せ場であり、この粘りが後にダイの助けとなった。 ギガブレイクはバーンパレスでのハドラーとの戦いで言及されたように、超魔生物したハドラーでさえも「オレの首ごときを撥ねられん訳が無い」と断言し、この時までは 2発食らって生きていた者はいない とバランが驚く程の威力。 それを、(レオナのベホマの支援を受けながらとは言え)2発も直撃してもまだ立ち続けて喋るだけの生命力を残している。 バランはこのベホマ戦法に気付いた時点でレオナに対して「動いたら殺す」と脅迫して回復を止めさせようとしており、 非力な女性かつ直接バランを攻撃しようとしないレオナを殺すことは不本意だったらしいのだが、 前述の通り竜闘気を使った攻撃は 回復呪文を阻害する のでそちらに切り替えればよかったのだが頭に血が上っていたのだろうか。メタな事を言えば後付けだから仕方ないが… 魔剣戦士ヒュンケル 魔王軍時代の同僚。 クロコダインと共にバランに評価されていた軍団長。 魔王軍時代は自分と同じく人間を憎んでいる部分を気に入っていたらしい。 だが、お互いが魔王軍を離れてからは再び関係性が変化。 魔王軍との無謀な戦いに向かうバランに対し、ダイに自分と同じ父を失う哀しみを味わわせないため捨て身のカウンター戦法による足止めを試みる。 突如二人を強襲したアルビナスに標的を変更したためバランの攻撃を無防備で受け重傷を負ってしまったが、その覚悟にバランは深く感銘を受けた。 氷炎将軍フレイザード 魔王軍時代の同僚。 情動の激しい彼をバランがいなしたり横目で冷静に観察する描写が多く、引き立て役っぽい。 実際フレイザードは魔王軍の切り込み隊長と言われながらも、人格の歴史が浅く功を焦っていた。 魔王軍の最大戦力と言われる男とは風格や余裕の差があっても無理はないだろう。 妖魔司教ザボエラ 魔王軍時代の同僚。 強者に取り入る性格ゆえか、同僚でありながらバランに敬語で接している。 とはいえバランと超竜軍団が強すぎた故か、いつもの悪辣な策謀を献策することもないままバランは魔王軍を去ったため、さほど深い関係はない。 会話自体はあるのだがバランがザボエラ個人に対して特にコメントや印象を語ったことも皆無で、なんというかお互い人格的な接点その物が薄い。 ただ、ハドラーが失態続きで落ち目になってきた頃、超竜軍団のカール王国侵攻に同行し、そこでバランにダイの紋章の情報を漏らしている(*15)。 このことがハドラーをさらに追い詰め、魔王軍の存亡をも大きく左右することになった。 ちなみに彼が研究していた超魔生物の最終目標は、竜魔人にも匹敵する力を得る事とされている。 魔影参謀ミストバーン 魔王軍時代の同僚。 影の男と言われてきただけあって他の軍団長よりも関わりが希薄だったが、最終的には彼が黒の核晶を起爆したことで引導を渡される。 そのことからミストバーンの正体に気付いたようであった(*16)が、爆発を抑え込むために闘気を使い果たし、間もなく最期が訪れたため誰にも伝えることができなかった。 魔軍司令ハドラー 魔王軍時代の上司。 上司として一応顔を立てているが、実力差や当時のハドラーが保身中心の思考であったため内心軽く見ており、影では呼び捨てにしている。 ハドラーの方も実力的には遙か上をいくバランを、自分の地位を脅かす者として警戒していたようである。 超魔ハドラー戦でも当初はプライドもあって2対1で戦うというダイの提案に反対したが、その力の片鱗を見てからは「恐るべき男になった」とすぐに認識を改めている。 死神キルバーン ミストバーンと共にバーンの側近を務める仮面の男。 超竜軍団の戦力を借りてベンガーナの街を襲撃した際、強すぎる力ゆえ人間からの疎外感を感じ始めたダイの不安をより煽り、暗に魔王軍へ寝返るよう誘導した。 この時のバランにとっては願ってもない話(と同時にハドラーにとっては悪夢のような状況)だっただろう。 バランが魔王軍から離反した後はバーンの指示で暗殺に赴くも、圧倒的な実力差で胴切りにされる。 しかしこの状態でもキルバーンは死んでおらず、彼のマグマの血で剣の切れ味が落ちたことが超魔ハドラー戦で響くことになる。 なお、よく見るとこの時キルバーンは言う必要のないバーンの真の目的を漏れなくバランに語っており、彼の正体を考えるとバランとバーンがぶつかるのを狙っていた可能性もある。 大魔王バーン 魔王軍時代の主君。 戦力バランスを揺るがしかねないバランを自ら軍団長としてスカウトした過去を持つ。 バランがダイを味方に引き入れようとした際には、もし成功したらバランを魔軍司令にすると宣言し、ハドラーを動揺させた。 退屈凌ぎの余興を好み、超魔ハドラーすらどこか軽く見ていたバーンが直接戦闘を避け、いざとなると黒の核晶で抹殺しにかかるほど警戒していた。 これによりダイ一行とバーンとの決戦にバランが生きて同行することは叶わず、あまつさえ遺体をメラで火葬されてしまった。 ちなみにバーンが六大団長の忠誠心を試すため「暴魔のメダル」を炎の中にかざした際、原作と旧アニメ版ではバランですら炎の勢いに怯んだが、新アニメ版ではミストバーン共々内心興味なさげに手をかざしている(*17)。 彼の場合、その気になれば竜闘気であの程度の炎は防御できると思われることと、実質別格扱いに近い立場上そこまで忠誠心を示す必要がなさそうな点を考慮されたのかもしれない。 勇者アバン 直接の面識はないが、バランとアバンはある意味対となる存在である。 同時期に片やハドラー、片やヴェルザーと人間を脅かす巨大な存在を倒しており、力の差はあれど両者とも勇者と呼ばれるにふさわしい人物であった。 両者とも次世代であるダイを守るために動きを封じ、その命を投げ出している(*18)。 しかし両者の大きな違いは本人の知名度と、国を出奔した際の対応である。 アバンは魔王を倒した勇者として広く知れ渡っており、さらに処世術を弁えていたために自らおどけて振舞い、愛するフローラの立場も考えて一切手を出さずに彼女の了承を得た上で国を去り勇者の家庭教師となったが、 人知れず活動していたバランは魔物という誤解を受けた上に、処世術を持たず一線を越えてしまいソアラを伴って出奔してしまったために最悪の結末へと向かってしまった。 ちなみに『勇者アバンと獄炎の魔王』では、ヴェルザーと戦う前のバランが登場しており、前述の通り面識は無かったものの、アバンがハドラーを封印した事を察知して「なかなかやるな、人間の勇者も」と感心していた。 ◆竜騎衆 集え!!!三界の覇者たちよ!! 今こそ超竜軍団決戦の時…!! バランの親衛隊である三人の屈強な竜使い(ドラゴンライダー)。 特定の場所から三色の篝火を点らせると馳せ参じる。 各々が魔族、獣人族の中から選りすぐった一騎当千の実力者であり、ドラゴンの力が加われば、軍団長に匹敵すると言われている。 だがドラゴンと連携しての戦いを見せたのはガルダンディーのみ。 三人とも実力者ではあるがバランが強すぎる余り表立って目立つことは少なく、3人が同時に集まること自体余りない。 バランが魔王軍に所属していた事から、作中では魔王軍の一部隊として行動しているものの、竜騎衆は飽くまでも「竜の騎士に忠誠を誓う者たち」である為、厳密には魔王軍ではない。 クロコダインは彼らのことを知っていたが、ヒュンケルは「どこのどいつかは知らんが」と、全く知らなかった様子。 因みにソアラと出会ったときバランは一人だった事や、作中に登場した龍騎衆が人間を憎むor見下す者達だった事から、当代の龍騎衆はバランが人間を憎むようになってから結成されたものであり、ヴェルザーとはバラン一人で戦っていたか、もしくはヴェルザーとの戦いで先代の竜騎衆は全滅したと思われる。 陸戦騎ラーハルト 竜騎衆筆頭格。 魔族と人間の混血児で、その生い立ちから人間から迫害されてきた過去を持つ。 そのまま迫害によって母親と死別した後にバランと出会い拾われた過去からバランに良くも悪くも絶対の忠誠を誓っている。 通常のドラゴンにまたがる。 バランの方も人間から理不尽な迫害を受けたという境遇の一致から心を許しており、後にラーハルトに残した遺書の中で「もう一人の息子」と綴るなど親子に近い関係だった模様。 空戦騎ガルダンディー 鳥人族系のモンスターで、空中戦やスカイドラゴン・ルードと連携した戦闘が得意。 竜騎衆の中でも一際残忍かつ好戦的な性格。 相棒のルードを親友とする一方で人間を「ドブくせぇ生き物」と見下し、バランの待機命令を無視して遊び感覚でベンガーナを火の海にし虐殺を実行する問題児。 しかし、バラン自身も「開戦の狼煙にはちょうど良いかもしれん」で済ませたことから彼の人間に対する憎悪と冷酷さが分かる。 また、バランは蘇生した場合の遺書をちゃんとガルダンディーにも用意はしていたらしい。 海戦騎ボラホーン 巨大な牙が特徴のトドマンで、「海の王者」らしいが後のバランのような水中戦をする場面はない。 またがるのはガメゴンロード。 天下無双の怪力が武器と豪語するが、その怪力は人間のヒュンケルに負ける程度。 そしてそのヒュンケルから「お前の倍は強い奴がいる(クロコダインのこと)」と酷評された。 実際は単純な力押しよりも慎重な戦い方が持ち味。 不意打ちや人質など手段を選ばないなど卑怯ではあるが、同僚の2人よりも仕事に関してはちゃんとやってた。 また、バランは蘇生した場合の遺書をちゃんとボラホーンにも用意はしていたらしい。 【余談】 コンビニ用に再編されたコミック本巻末にて、「このバラン戦の後はそのまま大魔王バーン戦に突入するのが当初の予定で、その前哨戦となる予定だった。しかし人気により連載が延長されることになった」という事情が述べられている。バラン戦では後のダイに見られるスタミナ切れの問題が全く無かったのもそうした大人の事情に原因がある模様。 前述の通り真魔剛竜剣に宿ってダイと共に戦うのだが、激戦の最中に割とすぐに剣はバラバラになってしまいその場面では驚愕した表情のバランが描かれている。神々の作り上げた真魔剛竜剣には勝てた(そして全ての力と想いが乗ったダイの剣には勝てなかった)という表現でなおかつ親子の力を合わせてもなお敵わないバーンという強敵を表したシーンであるのだが、余りにも迫真過ぎる表情のせいかシリアスな笑いシーンとなっている。(*19) 作中でバランが消滅させたアルキード王国だが、一国が壊滅するほどの大事件が起きたに関わらずこの事件の存在は世界には殆ど知られていないのか、ラーハルトの口から説明されるまで本編では全く触れられていなかった。アルキード王国がどこにあるのかは不明だが、瀕死の時にテランの湖に向かっていたバランをお忍びで遊びにきていたソアラが発見し連れ帰っている事から、テランの近くではあると思われる。テランならば「竜の騎士のしたこと」ならば受け入れて外部に喧伝しない可能性は高いが、作中で何度か登場している世界地図ではテランはベンガーナ王国の割とすぐ近くなので、アルキードもベンガーナに近いという事になる。ベンガーナが気づけば噂にならないはずもない。ただ、ダイの年齢からしてアルキード王国が消えたのは12年以上前なので、一般人も知っていても切っ掛けが無ければ話題にならなかっただけなのかも知れない。もしくは余りにも壮絶ゆえに、実際に一国が滅ぶ様を見てしまった者のトラウマやタブーになっており、話題にしにくいのかもしれない。 「竜騎将」であり多数の龍を従えている「人間」故に見た目は弱そうに見えながらも「竜の群れを束ねる軍団長がドラゴンより弱いとでも思ったか」と言い放つのは衝撃的であり、この事から「見た目は弱そうな群れのリーダーだが実はカリスマ性だけでなく実力も最強」な事を「竜騎将バラン理論」と呼ぶ。…かは不明だが、似たようなシチュエーションは多いので「竜騎将バラン理論」といいだけで意味が通じるのも彼の強さ故であろう。 (例外が唯一あるとすればそれはおそらく…お前だ… ダイ…) △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- キャラクターや制作者に対する攻撃的なコメント、口論などはやめましょう。 ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄をリセットしました。 -- 名無しさん (2021-05-30 14 14 20) 「立ち会う相手を敵か味方か判別するのに時間をかけるが、『敵判定』したら殺気全開で総攻撃にかかる…という人物像は、セイバー(Fate)の原型かもしれない。 -- 名無しさん (2021-06-18 19 18 11) アバンみたく外伝でバランの魔界での冒険も読んでみたい -- 名無しさん (2021-06-28 11 13 42) さらっと黒の核晶の精製方法述べたりと禁呪系知識バッチリなので凍れる時間の秘法見破れて対処される可能性大なためミストの正体は絶対に知られるわけにはいかなかったから爆発されるのにバーンはミストでなく自分が行こうとした。結局その前にミストが行ったけど危ない場面である -- 名無しさん (2021-08-17 15 22 11) 死の瞬間までダイから「父さん」と呼ばれたことないんだよね。ずっと「あの人」で通してた。 -- 名無しさん (2021-10-05 10 30 50) アルキード王や家臣、危機感を持つとしても余りにも遅すぎたよな。これがザムザみたいな悪人だったらとっくに国は瓦解していた -- 名無しさん (2021-10-13 02 49 48) ↑赤ん坊のダイは船で国外に追放するだけで許してるし、アルキード王は基本的にはお人好しで寛大な王だったんだと思うよ ハドラーの起こした大戦の直後だったのがマズかった -- 名無しさん (2021-10-13 20 22 22) バランも似たようなものだよな。妻を失い我が子も見つからず、人間に対して失望していたところをバーンに唆されて滅ぼす事を決意したし -- 名無しさん (2021-10-13 21 40 23) ↑3 男の王族が自分一人しかいないのでどうしても世継ぎが必要だった王側の事情が目を曇らせた可能性 -- 名無しさん (2021-10-26 18 32 17) 竜魔人としてダイと戦った時はその前にポップのメガンテによってダメージを受けていた為強さは五分五分になってた。死の大陸でヒュンケルを斬った時はその前にキルバーンを斬った為剣の威力が落ちてた。どちらも万全の状態だったら2人とも死んでただろうな… -- 名無しさん (2021-11-01 11 41 49) ダイの大冒険で一番好きなキャラ。味方になってから常にダイを気にかけつづけてるところや、我が子を案じて催眠呪文をかけた時の「子どもがどう思っても親とは常にこうしてしまうものなのだ、お前も父親になればきっと分かる。」が大人になってから痛いほど理解できる。 -- 名無しさん (2021-11-01 12 25 18) ↑4何の関係もないアルキード一般市民全員を私情だけで虐殺したからあんま似てないと思う -- 名無しさん (2021-11-01 17 54 45) 正直あの親子関係はたまたまダイが作中随一の聖人だからうまくいった感 -- 名無しさん (2021-11-01 17 58 54) ↑×2 今置かれた状況からの甘言から最悪の一手を取ってしまうと言う点では同じ -- 名無しさん (2021-11-02 01 58 02) バーンのは甘言だけど大臣のは甘言でもなんでもないし最悪の手でもなくね。バランが王に向いてるとは全く思えんし -- 名無しさん (2021-11-02 07 18 00) どんな理由があろうとも一度王にすると約束するほど信頼を寄せた相手を裏切る行為は最悪の一手 -- 名無しさん (2021-11-02 11 09 13) ぶっちゃけバランって権力に興味なさそうだし、ソアラと結婚さえできれば王位は他に譲った可能性あったと思う -- 名無しさん (2021-11-02 12 01 43) ↑2 家臣の噂じゃん…そんなセリフ本編に一度もないぞ -- 名無しさん (2021-11-02 16 04 52) ↑2 興味ないからって王の座を赤の他人にホイホイ渡すって相当ヤバいし、そこまで国への忠誠がない男だと王が知ったらそれこそ追放じゃないかね -- 名無しさん (2021-11-02 16 34 53) ↑なんでホイホイ渡せることになってるんだ。義理の父が健在であろうからそっちの意見に従うってことでしょう。この場合バランが王位につかないで子供(ディーノ)に継がせるとかそういう話と思うが -- 名無しさん (2021-11-02 23 12 36) あぁ、歴史上でも幼帝みたいなのはゴロゴロいるしアルキード王が例え健在でなくても一応なんとかなりそうだな。てか親2人より成人したディーノの方が上手くやりそうだし -- 名無しさん (2021-11-03 01 03 11) 今やってるアニメ版のED、完璧にバランの心情を描いているよね -- 名無しさん (2021-12-14 22 55 39) ソアラの行動に賛否両論みたいな事が書かれているが我が身可愛さ故に愛してたはずの夫を見殺しにしてしまう、そんな弱く醜い人間として彼女も描くべきだったと言いたいのかな? -- 名無しさん (2021-12-23 03 38 46) ↑まぁ子供の頃とかは普通に受け入れていた描写が大人になって冷静に読むとちょっと待てと思う要素がある…程度かと -- 名無しさん (2021-12-23 04 39 34) ↑程度……そういう声ってやっぱごく少数な印象しかないか。でなければ今頃ダイ大その事でめっちゃ叩かれてるだろうし -- 名無しさん (2021-12-23 11 27 42) まとめとか見てもごく少数ではないな。見殺しの逆で大人になったら王族の行動としてはおかしいことばかりだと分かったからだろ -- 名無しさん (2021-12-23 11 34 35) 駆け落ちした時点で彼女も王族としての身分を捨てる覚悟でいただろう。ソアラに限らずダイ大の味方サイドのキャラってそういうタイプが殆どだし -- 名無しさん (2021-12-23 11 45 58) 国滅ぼしてまで2人の愛を優先するなんてのは覚悟ではなく我儘だと思うよ -- 名無しさん (2021-12-23 12 30 49) バランって作中で一度も万全の状態での戦闘はしていないんだよな… -- 名無しさん (2022-01-03 23 01 31) まぁソアラとバランが上手い事王様と話し合って王位を放棄なり継承なりどうにかしてたら物語は成立してないんですけどね! -- 名無しさん (2022-01-03 23 28 52) 自分を殺してでも他人に尽くす生き方しかできない男。当人の言うように「生き方を変えられない」 -- 名無しさん (2022-02-03 21 01 12) 何となくRWBYのシンダーに近いよな -- 名無しさん (2022-04-06 15 34 50) 人類の敵を倒す事をインプットして誕生した生粋の戦闘マシーン。一歩間違えれば人類に憎悪を向ける、良くも悪くも純粋すぎる超危険人物。ってのをあの王族達が誰かに分からせられたら………… -- 名無しさん (2022-05-26 20 59 58) 連れ戻すべき娘の安全を確保しようともせず、あべこべに「妻子の命が惜しければ降伏しろ」と脅迫じみた取引()を持ちかける。これのどこが「国王として父親として当然の行動」なんだよ。これで家に火をつけられ一家心中をされたら本末転倒やん。相手が得体の知れない男なら尚更そういう凶行が来ないように警戒しないといけないし。 -- 名無しさん (2022-06-28 02 38 47) 利き手だと強すぎるためか幼いラーハルト訓練時、左手で相手していた。アバンでさえダイやヒュンケルはしっかり利き手であったのとは違って相手の力量に近づけての訓練をするためか逆手にするぐらい器用さを見せる。ただ左手で相手するのはホルキンスクラスの手加減であるが -- 名無しさん (2022-06-28 09 38 17) ↑↑そういったところ含めて人間の醜い部分の表現だから・・・まあそれはそれとしても、当時のバラン目線の回想なので脚色が入ってる可能性もある -- 名無しさん (2022-06-28 09 47 05) バランの性格上ラーハルトの同情を誘うためについた嘘とは考えられないし、誤解だとしたらアルキード側にも何かしらのフォローがされるだろうから現状は人間の醜く弱い部分の何物でもない -- 名無しさん (2022-06-28 11 22 59) 正直色々な人と関わって成長したダイが年のわりに成熟してて、バランって成体になるまで他人と全然関わらなかったのかなあ…と思ってしまう -- 名無しさん (2022-06-28 20 30 21) ↑2だからといってアルキード王国の国民を皆殺しにして良い訳ないだろう -- 名無しさん (2022-06-28 20 50 09) ↑国王が家臣と総意の下で軍を差し向けて来てる状態の国家、国民に責任なしは現実見えてない空論でしかないだろ。それ基づくなら1人でも殺したら悪だから悪国家との一切の戦争も否定しなきゃいけない -- 名無しさん (2022-06-30 12 30 55) 王様とその場の兵士殺して逃げてたら、魔物討伐や復讐名目で何度でも襲ってくるだけだろう。他国を呼び込む可能性も高く、一国で済んで良かったかもしれん。バーンが言ってダイも否定しなかったように敵がいなければ人外が上にいるのが気に食わんが源泉だからな。 -- 名無しさん (2022-06-30 13 56 13) 竜の騎士の観点で言えばこれまで何千何万の敵を殺しているからね。何を殺すかは竜の騎士に裁量権がある以上、滅ぼすか否かは竜の騎士が判断する。同一線上で考えるからいけないんだよな。竜の騎士の戦闘力なら人間なんて蟻を踏みつぶすように殺せるんだから、譲歩してくれている相手をいざ怒らせたその代償が国ごと消されちゃったってことだ。あの世界は脆弱な人間が竜の騎士によって生かされているって現実も忘れてるしな。 -- 名無しさん (2022-06-30 14 59 07) ↑2ダイはもちろん良い子だけど、あそこは父の件を念頭に人間の悪性を認めてるんだよね。だからこそ「お前を倒して地上を去る」が感涙ものなんだ -- 名無しさん (2022-07-01 00 33 49) 要は大魔王バーンも言っていた通り力こそ正義ってことかな。弱い奴が強い奴に逆らったんだから皆殺しにされても仕方がない。 -- 名無しさん (2022-07-01 01 28 13) ↑弱い奴らが群がって迫害に挑んで来たが正確だからな。被害者面はいかんよ -- 名無しさん (2022-07-01 01 53 59) ヴェルザーから地上を救って貰った恩をどうして忘れたんだろうか。王を諌める人間が誰もいない時点で国が腐ってた。 -- 名無しさん (2022-07-01 02 04 24) ↑それについては普通に知られていないだけかと。 -- 名無しさん (2022-07-01 02 06 44) ある意味太古から続く神の慈悲の一つを人間は勇者伝説(酷い言い方になるが人間がやったことにして手柄を奪っていった)みたいな形で残ってるとはいえ本質を忘れてしまった無知による罪である -- 名無しさん (2022-07-01 13 36 15) ダイがアルキード王国のソアラの息子というのは、ダイの仲間達は知ってるけど人間にとっても良い話ではないのでレオナは各国の王には言ってないらしい -- 名無しさん (2022-07-01 13 42 56) そんな話あったっけ? -- 名無しさん (2022-07-01 17 09 51) 人間の悪性を目にして絶望するってのは、ある意味では息子のダイよりもスレてなかったのかもしれない -- 名無しさん (2022-07-01 17 31 23) ↑2 オフィシャルファンブックの教えて三条先生で言及してるよ -- 名無しさん (2022-07-01 18 12 13) 現実で例えるなら災害レベルにも匹敵するほどの惨劇が起きたにも関わらず劇中でも話題にすらなってないところからすると相当嫌われているみたいだね、アルキード王国。 -- 名無しさん (2022-07-02 22 20 08) ↑バランに喧嘩売って滅ぼされたことを愚行として黒歴史扱いにされたんじゃないかな。語ると魔物騎士を放おっておけるかと探して討とうする国も出かねんし -- 名無しさん (2022-07-03 01 40 28) ↑3緊急事態だからとかいいながら竜の騎士に関する伝説や諸々を結局人間に都合のいいようにするのを長い歴史で散々繰り返していたんだろうな。 -- 名無しさん (2022-07-03 12 47 23) 国王が家臣と総意の下で軍を差し向けて来てる状態の国家、国民に責任なしは現実見えてない空論でしかないだろ。>多分中学生くらいになったら民主主義国家について学ぶから、それからもう一度考えた方が良さそう。 -- 名無しさん (2022-07-23 19 41 06) ↑要はロシアも北朝鮮も中国も民主主義国家じゃないから国民は関係ないってことかな。国民が困窮する制裁なんて一切しちゃいけないし、譲歩や支援するのも必要になる。 -- 名無しさん (2022-07-24 00 56 22) 純血の竜の騎士、天地魔界のバランスを崩す者と戦うことを宿命づけられてるだけに本人が言う通りダイに比べると心が純粋過ぎた。 -- 名無しさん (2022-08-21 08 08 53) ↑2その喩えで言うとバランのやったことって北京やモスクワに核ミサイル撃ち込んだっていうレベルだけど -- 名無しさん (2022-09-09 01 05 27) ハドラー戦は完全に竜魔人形態制御してるよな。やはり愛の力が最強か -- 名無しさん (2022-10-09 17 33 15) 奇跡の泉に辿り着く前に気絶してないし、記憶を封印された状態のダイに「父さん」って呼ばれてるよね -- 名無しさん (2022-10-19 23 32 41) てゆーか竜の騎士の逆鱗に触れて国一つ吹っ飛んだ真相を知る人がラーハルトが語るまで人外しかいなかった状態かもよ -- 名無しさん (2022-10-20 00 15 21) 自分が死ねば都合よく進むなら躊躇無く命を捨てる…紋章の経験値を次の奴に託せる孤独な竜の騎士なら兎も角、他者と関わりを持った一人の男としては凄まじい欠陥だよなあ… -- 名無しさん (2022-10-21 00 43 49) 実はバーンのバラン評ってガバガバなんだよね -- 名無しさん (2022-12-30 01 29 20) 育った環境の違いこそあるが息子は親友や仲間たちがいたので辛い経験をしても大魔王からの勧誘さえはねのけたのが純粋な竜の騎士との対比になってて感慨深い。ダイと関わってからはバランも魅力的なパパになったしやっぱりダイの大冒険で一番好き。(次点で勇者ダイ) -- 名無しさん (2022-12-30 06 51 06) 「子が超えねばならない立ちはだかる壁」と「偉大な父の背中」の両方の側面で描かれている -- 名無しさん (2023-01-14 00 05 23) ダイを命賭けて救って、融合による肉体的強化だけじゃなく精神的にもヘタれかけた時は叱咤入れて、結果的にバーンからも人類を救ったのは、ヴェルザー含めて二度も人類を救った大英雄の功績であり、もっと評価されていい -- 名無しさん (2023-03-02 11 41 38) 「実の父親が娘に対してあんな暴言を吐くはずがない。これはきっとヴェルザーの手下が化けた偽物だ」っていう擁護派を見かけたけど仮にそうだとしても「あと一歩のところで邪魔しおって」と怒れど「恥さらし」なんてなおさら言わんだろうに -- 名無しさん (2023-07-06 11 51 03) ↑あんたログ見る限り注意書き無視して毎回素っ頓狂な批判コメントばっかり残しすぎ。規制されても文句言えないよ -- 名無しさん (2023-07-06 13 05 08) 「俺にのみ打ち明けてくれたバラン様の悲しい過去だ。」って言ってたのでバランももう一人の息子であるラーハルトには心を許していたのだろう。 -- 名無しさん (2023-08-30 19 17 56) アルキード王の失策は対話すらせずに、家臣の讒言聞いて殺しちゃえーって頭おかしい決断したことだからな。そこらの野良魔族ならともかく、バランは見た目は人間なんだし。 -- 名無しさん (2023-09-17 22 12 33) ↑いや、最初はあくまで追放しただけだから。問題なのはバランが王女と駆け落ちしたこと。王制の国でこれをやったら正直殺されても文句は言えないレベル。特に作中の描写的にソアラに兄弟とかいなさそうだし。 -- 名無しさん (2023-09-18 00 55 04) こいつの八つ当たり&とばっちりで殺されたアルキードの民が不憫。まあバランはもともと粛清の権利と力を持った存在だからなんとも思ってないんだろうけど -- 名無しさん (2023-10-14 13 53 59) 「おとなしく投降すれば妻子の命は見逃す(逆に言えば刃向かえば殺す)」これが実の娘であり王女に対する発言か? -- 名無しさん (2024-01-08 07 08 24) ↑自分の娘だから見逃すってのも国王としてはどうかと思うが -- 名無しさん (2024-03-29 21 38 05) 黒の核晶の爆発の時、ダイを連れて逃げなかったのはまさか逃げるのは竜の騎士としてのプライドがゆるさなかったとか?もしそうならプライドと自分と息子の命のどっちが大事なんだと言いたくなるがた -- 名無しさん (2024-06-28 19 00 27) どう見ても逃げる余裕なんてなかったでしょアレ。中途半端に逃げても直撃喰らうだけよ -- 名無しさん (2024-06-28 19 04 34) 勢力を二分してたらしいけど冥竜王よりバーン様のが普通に強そうに見える。本人が竜魔人相手でも自分が負けるとは思えんと言及してるし。 -- 名無しさん (2024-06-28 19 19 02) ↑まぁでも、ヴェルザーは今でこそ封印されて石になってるけど本来は死んでもパワーアップして復活できるチート特性があるからな。バーンにしてみれば単に力で潰せばいいわけじゃないから厄介な相手よ。魔王軍は神々と違ってヴェルザーを封印する手段がないかもしれないし。 -- 名無しさん (2024-06-28 19 24 13) 竜闘気による回復阻害だけど、バーンはベホマで回復しているし、回復阻害されるって判明した時も双竜紋のときだから、竜魔人クラスになって初めて発揮されるのではないだろうか? -- 名無しさん (2024-06-28 22 09 36) サボエラやフレイザードはバランが短期間でリンガイアやカールを滅ぼした事を驚いていたがバランはアルキードの時のようにその気になれば一瞬で国一つ滅ぼせるんだよな。と言うことはリンガイアやカールもかなり手を抜いていたのだろう -- 名無しさん (2024-06-28 23 24 43) アルキードの時は激怒してたから竜魔人の力を使ったんであって、コントロールの難しい竜魔人を、むやみには使いたくないだろうからな -- 名無しさん (2024-06-28 23 46 59) 竜魔人になる時は大体キレる理由がある時だからな。ある種逆鱗に触れたという感じかもな -- 名無しさん (2024-07-01 04 34 06) 「バ」「ラ」ン、「ギ」「ガ」「ブ」「レ」イク…と濁点とラ行を惜しげもなく使う名前、「真」「魔」「剛」「竜」「剣」とかっこよくない文字が無い武器、それを携える「竜の騎士」、小学生の俺はもうイチコロだ -- 名無しさん (2024-07-05 12 28 48) ルーラを使っても駄目だったのだろうか -- 名無しさん (2024-07-08 20 02 26) 正直ギガストラッシュよりギガブレイクのが好き -- 名無しさん (2024-07-08 20 12 36) バランの強さが作中描写的に結構ブレて見えるについて度々話題になるけど、個人的にはこのブレは人の心の部分のせいな気がしてる。特に竜魔人状態については、バランは人の心と体を捨てた状態とか言ってたけど実際には人の要素である「心の力で強くなる的な要素」がブーストされているんじゃないかと思う(じゃないと最強形態なのに要素を一つ捨てるっておかしいし)。「心の力で強くなる的な要素」がブーストされているからこそ、ダイ相手には結局そんなに力が出なかったし、超魔ハドラー相手には無双できたし、ヴェルザーも倒せたんじゃないかなって。 -- 名無しさん (2024-07-10 09 10 25) 真竜の闘いが起こる時点で復活後の超魔ハドラー級の実力があり、さらにその超魔ハドラーが老バーンのフェニックスを握り潰して勝利目前となったのだからヴェルザーの実力は充分にバーンに匹敵すると言えるよ。双竜紋を得たダイの実力はすでに竜魔人バランも超えてるし、老バーンとヴェルザーと竜魔人バランで三者の実力は横並びだと思う。しいて言うなら老バーンだけは光魔の杖が無ければ竜魔人バランに劣る初戦のダイにも負ける勢いだから、バーンがバランに勝てるというのは光魔の杖あってこそだろうな -- 名無しさん (2024-07-27 14 36 15) ヴェルザー戦のバランは精霊王やらの加護があったというから本編バランよりも強かった可能性もある。加えてその時に先代竜騎衆が全滅しているというから、彼らが真バーン戦のように命を賭して隙を作ったからこそ勝てたとすれば、ヴェルザーと真バーンの実力がほぼ互角と考えられなくもないかもと言えるかな。 -- 名無しさん (2024-07-27 19 57 37) 純血の竜の騎士だと竜魔人になったら半人半魔の外見になったけど、ダイや子孫の混血児だと人間の見た目を保ったままなのかしら。 -- 名無しさん (2024-07-28 19 34 43) 名前 コメント