約 2,010,904 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/46647.html
登録日:2020/12/04 Fri 04 27 53 更新日:2024/08/14 Wed 15 10 03 所要時間:約 14 分で読めます ▽タグ一覧 おおねずみ ねずみ ねずみ男←ではない もしかしたらカリスマ コメント欄ログ化項目 ダイの大冒険 チウ ネズミ ネーミングセンスは残念 モンスター 人の心を持った怪物 兄弟子 勇者ダイのパーティー 器は大物 堀江瞬 大ねずみ 意外と厚い部下の信頼 愛すべきバカ 武神流 武闘家 獣人 獣王 獣王遊撃隊 短足 空手ねずみ 窮鼠猫を噛む 隊長 鼠 だ、だまれっ!! …お、おまえにはザコに見えるかもしれないけど… はじめて…はじめてできたぼくの子分なんだ!! 我が隊の隊員たちだっ!!!! ぼくは隊長だぞっ!! 隊長は部下を必死で守るものなのだあ!!! 漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場キャラクター。 CV:堀江瞬(新アニメ版) 目次 【概要】 【人物】 【戦闘能力】技 装備 【来歴】◆過去 ◆ロモス武術大会 ◆仲間として ◆終盤 ◆最終決戦 ◆エンディング 【主な人間関係】獣王遊撃隊 【余談】 【概要】 「空手ねずみ」を自称する大ねずみ。 マァムの武闘家としての師である拳聖ブロキーナの弟子。マァムにとっては一応は『武神流』の兄弟子に当たる。 人間に換算すると10歳程度で、身長は子供と同程度かより低いくらい。 着ている道着の左肩に描かれてるのは、『武神流』の『武』…ではなく、『ぶ』。 …まだまだ未熟者という暗喩だろうか。 初期はドラクエ4コマ劇場の栗本和博氏の4コマ漫画に登場した「怪傑大ねずみ」に似たずんぐりした顔立ちをしていたが、回を重ねるにつれて目が大きく円くなり、前髪も伸びてゆるく可愛くなり、随分と印象が変わった。 ロモス王国主催の武術大会でダイ達と知り合い、武闘家に転職するため一時的にパーティーを離脱していたマァムがパーティーに合流するのと同時に仲間になった。 【人物】 生意気で傲岸不遜。かつ目立ちたがり屋。 やたら自信満々で、変に格好をつけたり、手柄を求めて無茶をすることがある。 だが、態度とは裏腹に実力が全く伴わないことから活躍は少なく、一線で活躍する実力者には遠く及ばない。 しかし、それでも、意地と根性で窮地にも立ち向かう。…弱いけど。 とはいえ、先述の通り、人間換算ではまだ10歳程度なので、人間で言えばかっこいいモノに憧れる全盛期、悪く言えば厨二病になってしまうのも無理はないだろう。 …将来大人になったら自分の黒歴史に頭抱えてそうである。 このように初期はあんまりいい所がない上に実力的にはまだまだといったところであるが、 基本的には心優しく器が非常に大きい人物(鼠物?)。 特にハドラー親衛騎団のフェンブレンとの戦い以降から、その懐の大きさが覚醒。 自信過剰さのトゲが取れ、おおらかな性格に変化していった。 その器量はクロコダインも一目置くほどになった。 初登場時点で彼の精神力は大魔王の支配を越えている事が分かっているので片鱗は元々あったと言えよう。 また、地味に『閃華裂光拳』の危険性を正しく理解しており、武闘家として長じる事ができれば閃華裂光拳の伝授を受けられるかもしれない。後述の欠点があるので使いこなせるかは別にして 物語中盤にはクロコダインから『獣王の笛』というアイテムを譲り受け、それを元手に『獣王遊撃隊』を結成。 持ち前の器の大きさから旅の途中で様々なモンスターを仲間に引き入れ、終にはハドラー親衛騎団のヒムまで隊員にしてしまった。 獣王遊撃隊の面々もチウを尊敬しており、ヒムもなんだかんだで敬意を表するようになっている。 【戦闘能力】 あちゅ~~~っ!!!! 「空手ねずみ」を自称する通り、師匠仕込みの拳法を武器に戦う武闘家。 だが、その実力は… 弱い。 弱い。 ※大事なことなので二回言いました。 人間の「カッコ良い」ところに憧れてばかりで、ろくに修行を積んでいなかったため実力は可哀想になるぐらいしょっぱい。 後輩として入ってきたマァムにも、瞬く間に追い抜かされてしまった。 背丈が低く手足も短いので、相手に攻撃が当たらず、最初はまともに相手と勝負することもままならず、魔法使いのポップにすら勝てなかった。 しかし修行で鍛えた力とタフネスは本物であり、ダイ達との出会いを通じて成長をとげ、自分の身の丈では決して敵わない相手にも、仲間を守るために勇気を持って立ち向かう強さを身につけた。 …とは言っても、チウは人間で言えばまだ10歳の子供に過ぎないので、武闘家としての実力はこれから伸ばせるだろう。 って言うか、(ダイみたいな例外を除いて)10歳の子供で世界最強クラスの実力者と渡り合おうとしてる方がどうかしてる。 また、地味に指揮能力は高く、終盤の魔界のモンスター達を相手に怯える獣王遊撃隊を鼓舞して適切な指示を飛ばし、ノヴァやロン・ベルク、クロコダインにブロキーナビーストくんが大暴れしていたとはいえ、(ゴメちゃんを除く)部下達を誰一人欠く事なく戦い抜いている。 戦闘要員よりも、指揮官向きの人物(鼠物?)と言ったところか。 一応、単独でも魔影軍団のさまようよろいぐらいは倒してるので下手なモブ兵士よりは強いかもしれない。 技 窮鼠文文拳(きゅうそぶんぶんけん) 片腕をブンブン回転させて放つパンチ攻撃で、一応武神流拳法の技(初歩中の初歩だけど)。ドラクルパンチとか言ってはいけない。 当たれば岩をも砕く威力らしいが、手足が短く予備動作も大きいため、動く敵に当てられないという致命的な欠点が武術大会で判明。 以後は使用されていない。 窮鼠包包拳(きゅうそくるくるけん) 助走をつけクルクル回転しながら球状になって敵に体当たりする技。 ザムザ戦にてダイを救出すべく、土壇場で編み出した。 以後、チウの代名詞として何度か使用されている。 頭突き 単純な技だが、力(闘気?)を頭一点に集中する事で鋼のように固くなれる。 さまようよろいの剣を折り、その肉体をも粉砕するほど強力。 また、これは後の闘気技の伏線にもなっている。 ちなみに窮鼠包包拳や頭突きは、リーチの短さに悩むチウにダイから「力はあるんだから、いざとなれば頭突きや体当たりで戦えばいいのでは」とアドバイスされたのがきっかけである。 しかし当初のチウはその提案を「カッコ悪い」と一蹴していたが、ザムザ戦をきっかけに見た目にこだわらない戦い方をするようになった。 装備 ズタズタヌンチャク ロン・ベルク作の伝説の武器…ではなくバダックがチウの為に製作した鋭利な突起を取り付けたヌンチャク。 自分の手がズタズタになると危惧したとおり握り締めた途端に突起がチウの手に刺さってしまう欠陥品だが、心遣いが嬉しかったのか律儀に使用している。 かなり格上と思われる魔界のモンスターを倒している辺り実際攻撃力も高いのかもしれない…が、跳ね返ってきたヌンチャクが自分の頭に直撃して共倒れになっている。 そしておにこぞう達もそれを見てドン引きしていた。 ゲーム的に言うともろはのつるぎみたいなヌンチャクと言える……うっかり呪われた装備を作り出すとか、バダック恐るべしである。 布道着 チウが布袋から自作した道着。 特筆するような防御力はないが、道具の収容量が非常に多くまるでドラえもんの四次元ポケットの如くアイテムを取り出した事がある。 普段から薬草を5つ常備しているのだが、初登場時点では軍隊アリ(*1)に全て使い切ってしまっており、ザムザ戦で大変なことに…。 他には毒消し草や毒草など役に立つものからガラクタまで様々なものを収容している。 涙のどんぐり 雀の涙ほどの体力を回復させるどんぐり。HPで表すなら1~2ポイントといったところだろうか? 普段なら役に立たないであろうアイテムだが、ザムザ戦ではまさかのキーアイテムとなった。 獣王の笛 吹いた音に引かれて出現したモンスターを倒すことで改心させ、自身の部下にできる。 元々クロコダインの持ち物だが、ハドラーの部下として百獣魔団長になってからは不要になり、使わなくなったらしい。 後に激烈掌の特訓を手伝った褒美として、チウに譲られている。 但し、「対象のモンスターは指定できるが、何匹出現するかまでは指定できない」という欠点があり、チウは苦労をすることに…。 魔法の筆 一度文字を書くと簡単に消えない効果を持つ筆。しかもオリハルコンにも書けるという優れもの。 本来はダンジョンなどで味方が迷わないように、正解の道の壁や床に目印を書いたりするものと思われる。 ヒムを獣王遊撃隊に迎え入れた際、エンブレムバッジがなかったため代わりに彼のオリハルコンの胸元に12番のマークを落書きした。 自慢のボディーに勝手に書かれた上に、上記の効果のせいもありヒムがマジギレしたのは言うまでもない 【来歴】 ◆過去 元はただのモンスターであり、ロモス近隣の村で畑を荒らしていた所を拳聖ブロキーナに捕獲され、無理やり弟子入りさせられてしまう。 ブロキーナに心身共に鍛え直された結果、大魔王の意思をはね除けるほどの強靭な精神力を身につけ(*2)、人間の言葉も勉強して会話できるようになった。 ◆ロモス武術大会 力試しにマァムと共にロモス武術大会にエントリーしたものの、敢えなく一回戦敗退、予選落ちする。 ザムザ戦では当初は魔物の集大成である超魔生物へと変身したザムザを見た途端に本能的に怯えてしまい何も出来ないでいたが、恐怖を克服してザムザに立ち向かってゆく。 このチウの根性と「仲間を見捨てるようなヤツはクズ」という言葉にはポップも思わず「耳が痛いぜ」と苦笑しながら過去の自分を省みさせられていた。 ザムザに飲み込まれたダイを助けるため、とっさに編み出した新技・窮鼠包包拳を放つも、調子に乗ってしまいダイを救出する機を逃してしまう。 マァムによってダイが救出された後、彼に『覇者の剣(贋作)』を使わせるため賞品台まで担ぎ上げ、『涙のどんぐり』を使用しダイの体力をわずかに回復させるなどサポート。 ザムザ撃破後、ダイたちがみんなから感謝の言葉を受けているのに対し、自分の活躍に全く触れられないことに不満が爆発しそうになったところをゴースト君に変装したブロキーナ老師に窘められる。 その後、予選で戦ったゴメスらから健闘を称えられた。 「カッコ良い」とは、見てくれだけでは無い。 例え傷つき、泥をすするような思いをしても、決して諦めず、 自分の誇りの為、愛する人を守る為、そして正義の為に戦う姿こそが「カッコ良い」のである。 その事にチウが気付くのは、フェンブレンとの戦いを待つ事になる。(後述) ◆仲間として ザムザ戦の後はマァムについて行くべくブロキーナの下を去り勇者ダイのパーティーに参入した。 ランカークスでロン・ベルクの元へ向かう際は嗅覚を活かして案内しようとしたが、メルルの察知能力に先を越されてしまった。まあメルルの能力は優秀だから仕方ないと誰もが思ったはず。しかも道外れてるし。 物語中盤にはクロコダインから『獣王の笛』というアイテムを譲り受け、それを元手に自らのモンスター軍団『獣王遊撃隊』を少しずつ増やしていく。 功名心に駆られて飛び出してしまう事がしばしばあり、独断で「死の大地」へと潜入するが、それを察知したハドラーの命令を受けたフェンブレンに遭遇。 圧倒的実力差の前に絶体絶命のピンチに陥るがバランに救われた。 その後、治療が間に合った為一命を取り留めたが、やはり怪我が響いたため一時離脱を余儀なくされた。 例え勝てないと分かってても、初めてできた仲間の為に命懸けで戦ったこの時のチウは、文句の付けようのない「カッコ良い」漢であった。 これ以降、チウの性格からは傲慢さが取れ、親しみやすい性格に変化していった。 ◆終盤 ダイ達が「死の大地」に行っている間に回復したチウは、少しでも役に立つように、修行を兼ねて『獣王の笛』で遊撃隊のメンバーを着実に集めていった。 ミナカトール防衛戦では彼ら遊撃隊を指揮しつつ、自らも魔界のモンスター相手に互角以上の戦いを繰り広げる。 遊撃隊メンバーをクロコダインに紹介した際には、勝手にクロコダインを先代獣王扱いし、笑って流されるという一幕も。 また、「正義は必ず勝ぁ~つ!!」と凄んで敵のおにこぞう(*3)二匹を怯ませるなど、勢いにのって無駄な器のデカさを見せつけたりしていた。 ザボエラが超魔ゾンビの材料とするため魔界のモンスター達を殺そうとした時には、敵味方を超えこの2匹を身を挺して救っている。 また戦闘終了後、行く当てのなくなった彼らを獣王遊撃隊にスカウトした。 この器のデカさにはおにこぞう達も感涙し、クロコダインも「いずれ大物になる」と感心していた。 防衛戦後はクロコダインやビーストくんと共にバーンパレスに突入。 完全に戦力外であることを自覚はしているのか本人も直接戦闘はしないものの、再起不能になったヒュンケルを庇うくらいには活躍しており、これにはヒュンケルも「まさかお前に助けられるようになるとは」と苦笑い。 また、その途中でヒムを半ば無理やり遊撃隊員に加えてしまう。 ◆最終決戦 大魔王バーンとの最終決戦では、一応バーンの目前までたいしたダメージもなく辿り着くものの、当然ながらレベル不足で「瞳」に封印されてしまい戦闘には参加できなかった。 またバーンが「カラミティウォール」を放った際には、チウを封じた瞳がたまたま一番近くに転がっていたため、バーンが言う「巻き添えを食って砕け散る可哀想な瞳」(*4)が自分だと気づき、瞳の中で狼狽しているが、 ヒムが割り込んできたために事なきを得て、感涙していた。…多分ヒムはチウだと分かっていなかったとは思うけど そして、初めての殉職者となったゴメちゃんと、自分達をバーンパレスから脱出させるためにグランドクルスを放って砕け散ったヒムを「本物の戦士だった」と涙ながらに見送り、ヒムの獣王遊撃隊12番を永久欠番とするのであった。 そしてポップに救出されていたヒムからは「ひっでぇなぁー」と嘆かれた ◆エンディング クロコダインやヒム、ダイの育ての親ブラス(そして恐らく遊撃隊+おにこぞう)らと、デルムリン島と思われる場所で楽しく暮らしている一コマが描かれている。 新アニメ版ではその詳細が描かれ、遊撃隊の新たな砦を建築していた。 【主な人間関係】 ブロキーナ 師匠。 チウにとっては恩人であり育ての親のような存在。 「窮鼠文文拳」も、体格が小さく手足の短いチウの為に教えてあげたもの。 怒られる事をとても怖がっていたが、成長を褒められた時は泣いて喜んでいた。 マァム 妹弟子。 「武神流」の後輩だが実力はマァムの方が上な為か普段から「さん」付けで呼んでいる。 登場初期はマァムに色目を使っており、尊敬ではなく恋愛感情。 マァムを「清楚の化身」として女神の如く見ている他、ポップやヒュンケルなど、彼女の周りにいる男性陣にはやたらと嫉妬の目を光らせている。 その光景はぶっちゃければ推しのアイドルに(アイドルはトイレ行かないなどと言った)過度な妄想抱いてる厄介ファンのソレ。 なので、覗きなどのセクハラまがいの行為は絶対しない。そしてコメントがだいたい重くて怖い。 ダイ 仲間。 モンスターでありながら人間くさいチウの存在は、当時『普通の人間との違い』に悩んでいたダイにとって一つの救いとなっている。 また前述の通り、ダイの「いざとなれば頭突きや体当たりで~」というアドバイスが、チウにとっては成長のきっかけとなっている。 ポップ 恋敵。 自信過剰な態度が目立つチウだが、ポップに対しては恋敵と言う認識があるためか特にその傾向が強く、やたらと張り合っている。 最初に会った時はポップがマァムにセクハラしていた場面だったので(*5)、なおさら印象が悪い。 愛する女の過去はとやかく言わない、などとのセリフとともに手切れ金として2ゴールドを差し出した事もあるが、当然一蹴された。 だがザムザ戦を経て、互いをいくらかは認め合うようになり、フェンブレンの一件以降は目立って張り合う事は無くなった。 マァムとポップの痴話喧嘩については「あの二人はいつもあんな感じ」と言い切ったりもしている。「そして悪いのはいつもポップ」とか付け加えるあたり、ポップに対しては手厳しい だが、チウの性格は初期のポップまんまであり、一度殺されるような思いをして成長したのも含めて結局は似た者同士である。 ヒュンケル 恋敵? 上記の通りヒュンケルの登場に警戒心を抱いていたが、終盤では再起不能となったヒュンケルの壁役を引き受ける場面もあった。 チウに助けてもらう立場になった事に上記の通りヒュンケルも苦笑いしているが、チウはそうした献身について、気にするなと言わんばかりに笑顔でサムズアップしていた。 つまり、ヒュンケルがそこまで行ってきた、チウが目指すべき「カッコいい」男の姿そのものである。 ゴメス 武術大会の参加者の一人。 チウの一回戦の対戦相手のレスラーで、リーチの長さの問題がありチウに全く勝負をさせなかった。(*6) その縁からか何かとチウと絡むことが多い。 大会後は他の大会メンバー6人と共にレジスタンスに参加。 サババの造船所ではヒムを相手に敗れてしまったシーンが描かれ、最終決戦でもレジスタンスの一員として魔界のモンスター相手に戦った。 ポップとメルルの交信で世界各地に『黒の核晶』が有ると知った時は、他の大会メンバーと共にルーラでロモスに行き、ルーラとヒャドを使える者を探したが結局見つからなかった。 クロコダイン クロコダインにとっては、ダイの仲間になってから初めての異種族の仲間であり、かわいい弟分。 チウの根性や器のデカさを高く買っており、激烈掌の特訓を手伝った褒美として、チウに「獣王の笛」を譲った。 後に獣王の笛で自分の部下にした獣王遊撃隊のメンバーをクロコダインに紹介した際には、勝手にクロコダインを先代獣王扱いしていた。 これにはクロコダインも「やれやれ早くも先代にされてしまったわい」と苦笑していた。 とはいえ「早くも」だったり苦笑だけで済ませていることからしても、クロコダインからも「将来の獣王候補」たり得る存在として買われているようだ。 バラン チウは知らないが、命の恩人。 バランにとってはほとんど気まぐれのようなものだったとの事だが、人間憎しで闇に堕ち、ポップを一度殺した彼が、今度はチウを救い、結果として人間とモンスターの二人(一人と一匹)の少年の成長を後押ししたのだから、皮肉なものである。 獣王遊撃隊 み、みんなをみんなを守るのだああっ!!! し…心配するな… こ…こんなの痛くもかゆくもないぞ!! か…かならず… かならずみんなを助けてやるから安心しろ…!! チウが組織した地上のゆるキャラモンスター達の集団。 正式入隊組のうちヒム・ゴメちゃん・ビーストくん以外は獣王の笛で仲間にしたらしい。 上記の通り皆チウを尊敬しており、チウを必死になってかばったり、魔界の魔物相手にビビりつつもチウの喝で戦意を取り戻すなど隊員として恥ずかしくない働きをしていた。 チウも命がけで彼らを守り、ミナカトール攻防戦では的確な戦闘指揮を行っている。 仲間入りしてからは、親しみを込めて可愛らしい(そしてちょっとセンスが微妙な)ニックネームを付けるのがしきたり。(*7) 隊員が増えてからは、「敵モンスターと間違われやすい」との指摘があったことから、貼り付け式の隊員用のエンブレムバッジを作ってもらった。 つまり、人間の戦士たちからも見分けをつけにくい以外では、モンスターの仲間として信頼されてそしてゆるキャラ的に愛されていたことがうかがえる。 獣王の笛の効果なのか、彼らは邪気が浄化されてるので、性格もデルムリン島のモンスター達のように温厚になっている。 そして、ミナカトールの影響を受けずに戦える。地味に凄い事である。 あと、全体的にゆるキャラチックでかわいい。(*8) チウから武術の指導を受けているコマもあるので、広義では遊撃隊も武神流の使い手……なのかもしれない。メンバーにもよるが体格的に使いこなせるのか、というのは置いといて ちなみにチウは笛を入手する以前にも、ハドラーに敗北したダイを探しに行った際に、偶然出会ったしびれクラゲと交渉して手伝わせた事があったが、 この時は報酬の魚がまだ釣れていなかったために怒らせてしまい、痺れ攻撃を食らわされて帰られてしまった。 以下はメンバーとナンバリング。 パピィ 記念すべき遊撃隊第1号。種族は「バピラス」。(*9) 凶暴化が解けたあとは別キャラのように温厚な表情になった。 仲間になったばかりの時でも、フェンブレンの刃から身を呈してチウを庇う優しい心の持ち主。 力もなかなか強いし、チウを背中に乗せて飛ぶぐらいは全く平気。なにより空中から素早く攻撃・回避を行えるという利点は大きい。 そのためクマチャとならぶ主戦力であり、ミナカトール攻防戦では人間の兵士達と共に大活躍した。 ゴメちゃん 遊撃隊第2号。種族は「ゴールデンメタルスライム」。 パピィを見て自分も加入したくなったため、隊員に入れてもらった。 例によって名前を付けようとしたが考えた名前は「ゴメちゃん」だったので結局何も変わらなかった。 最終決戦では勝手にレオナの方について行っている。 なお、地味にチウはゴメちゃんと会話できる数少ない人物である。 遊撃隊唯一の殉職者。新アニメ版の最終回では建築中の砦にゴメちゃんのレリーフが刻まれていた…。 マリべえ 遊撃隊第3号。種族は「マリンスライム」。 死の大地の海岸で仲間にした。あと何気に手こずった様子。 チウの危機にフェンブレンに噛み付いて戦いを挑むなど、小さいながらも勇敢な性格の持ち主である。 アリババ 遊撃隊第4号。種族は「大アリクイ」。 ドルやす 遊撃隊第5号。種族は「ドロル」。親戚に「えんだか」がいそうな名前である。 ラミた 遊撃隊第6号。種族は「アルミラージ」。 チウに一番懐いているようで、バーンパレスからチウが生きて帰ってきたときは真っ先に飛び付いていた。 ドナドナ 遊撃隊第7号。種族は「ドラキー」。 小柄だが、チウを運んで飛べるぐらいのパワーはある。 クマチャ 遊撃隊第8号。種族は「グリズリー」。 海岸に流れ着いたポップとマァムを発見した。モフモフでかわいい。 クロコダインの『グレイトアックス』を軽々と運べるぐらいパワフルであり、グリズリーの中でも特別力の強い変異種なのかもしれない。よく勝てたもんである。 パピィとならぶ遊撃隊の主戦力。 バタコ 遊撃隊第9号。種族は「ハンターフライ」。 アンパンマンのあの人とは関係ない。♀なのだろうか。 ビーストくんを運んで飛べる。 だいご 遊撃隊第10号。種族は「大王ガマ」。 ビーストくん 遊撃隊第11号。種族は「ゴースト(?)」。 隊長より強い隊員その1。その正体は師匠であるブロキーナ老師。 武術大会で似たような格好で変装していた(ゴーストくんと名乗っていた。この時は頭に毛が3本。明らかに元ネタはオバQ)のでチウにも即正体がバレたのだが、「人知れず弟子たちを助けるところがカッコいい」と頼み込まれてメンバー入りすることに。バレバレだけど。 自分にも隊員バッジを要求するあたり、結構ノリノリである。 なお、老師に頼み込まれた時はチウも困惑していたが、いざ実戦となった際はビーストくんの強さを単に戦力としてだけでなく遊撃隊に勇気を与える手段としても使うなど最大限活用している。 超魔ゾンビ撃破後は、クロコダインと共にチウによって回復要員として選抜隊に選ばれたが、ここで重大な活躍をする事になる。 ヒムちゃん 遊撃隊第12号。種族は「生きている駒(リビングピース)」。 隊長より強い隊員その2。 ヒム初登場時にヒムから声をかけているが、この時はたまたまチウが持っていたダイの剣に興味を示しただけだった。 バーンパレスでヒュンケルたちと合流時、半ば強引にメンバーに加入させられたが、最初はかなり嫌がられていた。 しかし「自らにハドラーの命が宿ったとも思える奇跡を信じたい」と言うヒムに 「悪に奇跡は起こらないが、獣王遊撃隊隊員のヒムちゃんは奇跡が起きていいのだ」と後押ししたあたりから、ヒムもチウに割と素直に敬意を示すようになった。 その後はボケとツッコミの漫才コンビじみた関係に。 ちなみに彼の生存が確認された事で、獣王遊撃隊12番の永久欠番が取り消されたかどうかは不明。 おにこぞうA、B 暫定メンバー。 ミナカトール攻防戦の時に登場した魔界のモンスターだったが、予想外のチウのタフネスに苦戦し、最後は降参。 ザボエラに超魔ゾンビの素体として始末されそうになった所を救われ改心した。 その後は隊員13号、14号として入隊予定。 ヒムちゃんより先にスカウトしたのに。 2020年以降の新アニメ版ではチウとの絡みがカットされ、76話で他のモンスター同様に超魔ゾンビの素体として始末されてしまったため、隊員にはならず。 …と思われたが、78話で遊撃隊のメンバーと共に薬草を食べている姿と、100話でメンバーと共に家を作っている姿が確認されており、超魔ゾンビにされた個体とは別に、原作通りチウに助けられた個体もいたようだ。 【余談】 原作を担当した三条陸氏曰く「バラン編以後みんなが強くなってしまったので、ポップの代わりに『弱さを勇気で乗り越えていくキャラ』が必要だ」 との事で誕生したのがチウであるとの事。 また、「実力や才能はあるのに精神的に脆かったポップ」「精神力に実力が追いついていないチウ」と対比されている。 ちなみにおおねずみを選んだのは、単純に可愛くて好きなモンスターだったからとか。 もしも当初の予定通りに、バラン編からそのままバーンとの最終決戦に突入していたら、誕生していなかったかもしれないキャラであると言える。 大人の事情の打ち切りにより、旧アニメ版では登場は叶わなかったが、2020年以降の新アニメ版には、無事登場することが出来た。(*10) 容姿は後期の姿に統一されている。 ファンからは「もしアニメに出てたら声は山口勝平さんにやってほしかった」とよく言われていたが、 堀江瞬氏の演じたチウは、山口氏に雰囲気が非常によく似ていると評判である。 …ははん、そうかおまえ、マァムさんの記事の投稿者だな!? フフン…ぼくは項目の過去にはこだわらない主義さっ アニヲタたちの間に何があったかは知らんが… 2ゴールドある。これでシッカリ追記・修正してくれたまえ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ どたま金槌を装備させたら似合いそう。本人は絶対嫌がるだろうけど -- 名無しさん (2020-12-10 14 22 47) 確かにどたま金槌でのクルクル拳は強そうだw -- 名無しさん (2020-12-11 13 31 15) ↑5 うーん。だけど、普通のネズミに勉強教えたら人の言葉話せるかって言ったらそれは無理だし……。でも、体が大きければ、それだけ脳も大きいわけだから、ドラクエの大ネズミ族はみんな、勉強すればチウ並みの知性と言語能力を得られるポテンシャルはあるのかな? -- 名無しさん (2020-12-20 09 26 09) これでもさまようよろい程度は普通に倒せる -- 名無しさん (2020-12-24 22 11 39) 「愛すべきバカ」と言うには…えばりんぼ・自己顕示欲の強さ・慇懃無礼な態度が全編通して目立ち、実力が追いついてない。しかし、面倒見が良くて、部下にも何だかんだで慕われていて、そこだけには普段は白い目でみている先輩達も一目おく…このキャラ像どこかでみたことあると思ったら、「紅殻のパンドラ」のブリなんとかさんを髣髴とさせられた。 -- 名無しさん (2021-01-13 14 45 06) ↑2 あれさまようよろいなの?カラーページじゃないからわからんけど、せめてじごくのよろいじゃいかんかったのか…… 仮にも決戦前なのに -- 名無しさん (2021-01-13 22 47 33) ポップと違って改心までの期間が長いから苦手なんだよな。アニメは良改変多いからチウもウザさをマイルドにしてくれると良いんだけど -- 名無しさん (2021-01-16 05 47 41) 正直DQMJ3Pではもっと他に出すべき奴がいただろうと思わざるを得ない -- 名無しさん (2021-01-16 11 39 21) ここじゃやたら低評価なんだな・・・命懸けで戦ったりしてるしそこまでウザさは感じないけど -- 名無しさん (2021-03-06 13 22 37) 「言うなれば運命共同体。互いに頼り、互いに庇い合い、互いに助け合う。15人が1人のために、1人が15人のために。だからこそ戦場で生き延びられる。遊撃隊は兄弟、遊撃隊は家族」嘘は言っていない。 -- 名無しさん (2021-06-27 19 06 12) ↑ホントの事さ。 -- 名無しさん (2021-06-27 19 29 52) 新アニメだとドルやす、バタコ、だいご辺りは別のモンスターに変わってそう、最近の子には元ネタのモンスターわからんだろうし -- 名無しさん (2021-06-30 17 05 18) 誰だ、ねずみ男のタグ付けたのw -- 名無しさん (2021-07-06 03 05 08) ランカークスの時でも予知で怯えるメルル心配したりしてるし改心までが長いってのもズレてると思うが -- 名無しさん (2021-08-22 13 44 49) 回復系呪文覚えられないから閃華烈光拳は絶対習得できないよ -- 名無しさん (2021-08-22 14 03 08) 中の人を調べたらMマスのピエールの人なんだ。 -- 名無しさん (2021-08-31 07 48 23) 改心っていうのはなんか違和感、最初は世間知らずで高望みしがちなガキではあったけど根っこの性格はずっと同じで正義感とか他人への気遣いそのものはちゃんとしてたしそんな悪い印象なかったけどな。戦いを通して成長して、更に伸びしろを感じるいいキャラだと思うけど -- 名無しさん (2021-09-08 11 54 32) 山口勝平氏にやって欲しかったって声が多いのは、ラットルのイメージから? -- 名無しさん (2021-09-23 16 00 11) ダイの大冒険がモンストとパズドラでコラボしたけど、このネズミが登場出来たのは後者の方なんだよね。前者には代わりというかブラスがいる -- 名無しさん (2021-09-23 18 09 32) チウ=初期ポップのソースはどこ? オフィシャルファンブックだと、強くヘタレじゃなくなったポップの代わりに弱さを勇気で乗り越えていくキャラで、実力はあるのにヘタレだったのがポップで精神力に実力が追いついてないのがチウとあるから真逆じゃない? -- 名無しさん (2022-01-30 04 05 40) ブラスじいちゃんでもどうにもできない魔王の瘴気に、影響を受けない正義の心は実はすごい精神力の高さ。 -- 名無しさん (2022-02-03 21 04 24) ↑、遊撃隊員はボコって服従させられてるから、おとなしくさせるのは思ったほど難しくないのかもしれない、と最近思い始めました。ブラスじいちゃんは魔王に近しい地位にいたから影響を受けやすいのかも、とも。 -- 名無しさん (2022-02-03 23 46 55) コメント欄が長くなったので、コメント欄をログ化したいと考えています。 -- 名無しさん (2022-02-08 14 59 32) 大ねずみというモンスターはすごく逃げやすい。逃げ癖のある種族があれだけの根性者に育った意味でも彼の精神力の高さがうかがわれる。 -- 名無しさん (2022-02-24 00 00 02) コメント欄をログ化仕様にしました -- (名無しさん) 2022-03-29 02 49 13 ロロイの谷でのインプ達とのやり取りアニメでは何でカットされたんだろ?敵であるインプ達を理不尽な死から守ったり敵だった過去を水に流し遊撃隊に受け入れたりチウの器のでかさを表現させてくれたキャラなのに。 -- (名無しさん) 2022-09-14 18 47 20 ↑シンプルに尺の都合じゃないかな。チウだけじゃなくロンベルクとジャンクの会話とかも多少カットされてるし -- (名無しさん) 2022-12-29 20 42 51 獄炎の魔王に同種でもいいからちらっとでて欲しいな(無理そうだけど) -- (名無しさん) 2023-07-29 09 49 22 ブロキーナな師事してた数年間で全然強くなれなかったのに、作中の多分一か月くらいの期間でグリズリーや鎧系モンスターを倒せるようになった辺り、実戦で一気に伸びるタイプのようだ -- (名無しさん) 2024-02-10 19 06 50 ↑武術が(主に手足の長さのせいで)身につかなかっただけで下地は出来てたんやろ。 -- (名無しさん) 2024-04-07 21 29 36 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/9461.html
ここでは【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する王女フローラについて解説します。 DQⅤに登場するパーティメンバー、及びPS版Ⅳの移民については【フローラ】をご覧ください。 概要 カール王国の女王にして【レオナ】の憧れの人。 誰もが認める美人で、かつて一人で城を抜け出してモンスターに襲われていた所をアバンに助けて貰った事がきっかけで彼に思いを寄せており、アバンにとっても特別な存在の大人の女性。 自身が戦闘をする際は【チェーンクロス】を用いて戦う。 アバン不在時は彼女が【ダイ】のリーダー的存在として彼らを導いていた。 最終話にて「少々嫌がっていてもしっかりと捕まえとかないとダメよ。勇者なんてものは事が終われば姿を消してしまうんだから…!」 と自分をほっといて一人サッサと旅に出たアバンを指し、 嫌味を兼ねてさり気なくレオナに同じ『勇者』に恋する先輩としてさり気なくアドバイスをするなど、 大人の魅力溢れる良い女性。 年齢は29歳。 ちなみに回想シーンなどで登場する10代のころの彼女を見る限り、容姿はレオナそっくり。 尤も、性格は彼女同様に気丈ではあるが、レオナのように無茶苦茶お転婆という訳でもなく、 ごく親しい間柄の人物の前では弱音を吐くこともあり、むしろ淑やかで控え目であったようである。 なお、アバンの性格を熟知していた彼女は彼の死を過去の行動から推察してなんら疑っていなかったようで、 実は生きていたアバンと物語最終盤でばったり再会した時は卒倒してしまうシーンがある(アバンも罪な男である)。 そして最終決戦後、めでたく2人は無事に(?)ゴールインしたようだ。 略歴 10代のころ【ハドラー】が地上を蹂躙していた際、病床に臥せていた父に代わりカール騎士団を率いてこれに対抗していた (このことがレオナの勇猛果敢な部分の根幹になったと思われる)。 ハドラーが倒された後、王位を継承し女王となる。 そして本篇開始時、王国が【竜の騎士】でありダイの父親でもあった竜騎将【バラン】率いる『超竜軍団』に攻め入られ滅ぼさせた際に行方不明となるが、 密かに生き延びておりレジスタンスを結成、魔王軍への反撃の機会を窺っていた。 そこへダイやレオナたち等の世界の有志が加わり、【バーン】率いる魔王軍との最終決戦へと繰り広げることとなる。 余談 【ポップ】が「アバン先生の恋人」と露骨な表現を用い彼女の年齢を詮索しようとする大変失礼な行為に対し、 激怒したレオナとマァムから「失礼な事を言うな!」という怒号と共に二発同時の鉄拳を喰らい 打たれた杭の如く地面にめり込む場面がある。
https://w.atwiki.jp/shosensyojodokusen/pages/294.html
642 :名無しさん [↓] :2020/10/03(土) 20 18 51 ID awKBnFsU 有名所だがダイの大冒険 主人公のダイとフラグあるのはメインヒロインのレオナだけ マァムはポップとヒュンケルの間で揺れ動く 占い師のメルルがポップのこと好きで 三賢者のエイミがヒュンケルのことが好き アバンとフローラも最後くっつく マァム以外はそこまで出てこないけど サブカプは多い
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2790.html
登録日:2012/07/01 Sun 12 54 16 更新日:2024/09/04 Wed 01 36 33NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 12歳 アバンの使徒 オリハルコン製武器所持 ジャンプ作品主人公 ダイ ダイの大冒険 ダイ君 ディーノ ハーフ 主人公 勇者 勇者ダイのパーティー 勇者一行 双竜紋 声優の本気 太陽 小さな勇者 強き竜 数奇な運命を背負った男 本当の名前はディーノ 混血児 王子様 王孫 種﨑敦美 竜の紋章 竜の騎士 竜魔人 純真 苦悩の連続 藤田淑子 野生児 黄金の精神 漫画『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』の登場人物。 CV:藤田淑子(1991年版)/種﨑敦美(2020年版) 目次 【概要】 【人物】 【戦闘能力】武器 防具 道具 呪文 使用技 特殊能力 【来歴】 【余談】 【概要】 おれはダイ! この島でたったひとりの人間だっ!! 本作の主人公。モンスター達の住まうデルムリン島に住む少年。 赤ん坊の頃にデルムリン島に流れ着き、鬼面道士のブラスに拾われた。 島のモンスターはみんな友達であり、育ての親であるブラスを「じいちゃん」と呼んで慕っている。 ブラスからは魔法使いとしての修行を受けていたが、本人は勇者に憧れていた。 後にレオナとの出会いから不思議な力に目覚め、更に魔軍司令ハドラーを退けたことから魔王軍に危険視される。 本当の名前は「ディーノ」。アルキード王国の古語で「強き竜」という意味の言葉。 ダイの名は、デルムリン島に流れ着いた際、ゆりかごのネームプレートの「D」の文字だけが辛うじて削れずに残っていたのを見たブラスが、最初の一文字だけでも実の親が名づけた名と同じになる様に慮った事から付けられた。 なお、メタ的な意味での名前の由来は「ダイナソー(恐竜)」から。 【人物】 たとえ世界中の人があきらめたって…… おれはあきらめないっ…!! 絶対にあきらめないぞっ!!! モンスターに育てられたという経歴から差別意識を持たず、好奇心旺盛で非常に優しい正義感に厚い人物。 一見ポップから「勇気の塊」と評される程の勇敢な人物のようだが、魂の本質は「勇気」ではなく「純粋」であるとされる。 その性質はポップといった仲間は元よりバラン、ヒュンケル、クロコダインなどにも強い影響を与えており、特にポップとはお互いが最高の相棒と称している。 アバンの修行が中断した為に当初は心身ともに未熟な面があったものの、内に秘めた力と強い精神力により急速に成長していく。 ただある時点から、強くなりすぎた力が「敵ではなく、守るべき人間に恐れられた」事で苦悩し始める。 その上に『普通の人間ではない』己の出自や、人間がこれまで行ってきた異端への迫害を知り更なる葛藤を抱え込む。 しかし仲間に支えられ、また初めは敵として出会った生き別れの父・バランに背中を押されてそれらを乗り越えていく。 純粋な人間ではないという事による苦悩や様々な人物との出会いによって成長した彼が大魔王との会話、そして「余の配下になれ」という問いに対して出す答えは必見。 ブラスから一通り教育は受けているため、絶海の孤島に暮らしていた割には知識面ではさほど不足はないので島外に出ても一般常識にカルチャーショックを受けるような場面はなく、ブラスが流暢に人語を話せた事もあって言葉が不自由という事もなく、島外の人間とのコミュニケーションにも困っていない。(*1) とはいえ、勉強そのものはあまり得意ではない様子で、文字の読み書きは積極的に取り組んでこなかったようで、アバンの書の解読も早々に諦めて読んでもらっている。(*2) この手の主人公にしては珍しく色恋沙汰に鈍感な面は見られず、ポップとマァムの仲を察したりしている。 その一方で、人間関係のこじれを嫌って関係の変化を先送りにしようとしており、そういった事柄から逃げている面もある。 ヒロインであるレオナとは相思相愛で、周囲からも半ば公認されているが、最後まで互いに明確な告白をする事がなく関係が進展しなかった。 【戦闘能力】 物語最序盤で受けていた教育は実は魔法使いの物。 これは物語に憧れてかダイは勇者になりたがっていたものの、ブラスは勇者になるのは無理だと考え、ならばせめて勇者を支える魔法使いになって欲しいという願いから。 但しあくまでも本人は勇者になりたがっており、魔法の修業は嫌々やっていた。どっかの盗賊適性勇者様とは対照的な境遇である。 尤も、あくまで魔法使いになるのが嫌だったというだけで魔法そのものを忌避していたわけではなく、デルムリン島を出てからは必要性を感じてメラの訓練を行ったり、紋章なしでライデインを使う必要が生じた際にはポップの指導を受けて特訓したり、マトリフに呪文の伝授を頼んだ事もある(断られたが)。 アバンによる教育で、次第にその資質を開花させていく事になる。 本来竜の騎士は成人になってから完成するのだが、まだ子供であるダイは、人間の血を強く受け継いでいることもあって竜の騎士の戦闘形態たる竜魔人化は使いこなせない。 紋章の力を発現している最中は高位の呪文も使っているものの、専ら剣技や闘気で戦ったり特別魔法力が高い訳ではない為、各系統の極大呪文はバギクロス以外は使用していない。 また、若くて未熟だからかギガデインは使えないままだった。 逆に言うと成人になってから完成する竜の騎士の力を不十分だとしても使えていたというだけでも十分驚愕に値するようで、 バランはまだダイが完全に竜の紋章の力を使いこなせていなかった初戦の時点でも「その年齢では竜の騎士の力をここまで使えるとは良き師、良き戦いに恵まれた」と感嘆している。 武器 パプニカのナイフ ダイの最初期の武装でレオナから貰ったもの。 「太陽・海・風」というパプニカ王国の象徴たる宝玉が誂られた、本来はパプニカ王族のみが帯剣を許される秘宝である。そのため、フレイザード編ではダイとレオナの関係を示す身分証明としても使われた。 これでクロコダイン等と戦っていたがはがねのつるぎを手に入れたのを機にセカンドウェポンとなり、バランとの二戦目では唯一手元にあった武器として使われたものの覚醒したダイの力に耐えきれず消滅した。 後に王家に残っていた最後の一振りである「風」を譲り受ける。 最終局面までセカンドウェポンとしてダイの腰にあったが、バーンとの戦いでは流石に使い所が無いという事で、レオナに返却された。 後にこのナイフがバーンの弱点を暴き出す事になる。 ナイフとは言っても、作中デザインに忠実であることを売りにした実寸大グッズが全長約45cmなので、短刀の域は超えている。 単行本解説のステータス表によれば、『太陽』と『風』の攻撃力はそれぞれ24と20で、同じナイフながら個体差があるらしく、ナイフと言う名称相応の低い攻撃力である。 ただし、パプニカのナイフは魔のさそりの硬い甲殻であろうと易々と切り裂けたのだが、「てつのやり」(*3)では掠り傷一つつけられなかった。 パプニカのナイフの攻撃力が低めに設定されているのは、チウのように(*4)ナイフ故のリーチの短さを加味した結果と考えられる。 はがねのつるぎ クロコダインのロモス侵攻を食い止めた際、ロモス王シナナから贈られた物で、魔力も持っておらず材質も平凡な只の剣。 序盤のダイの主武装であり、ヒュンケル戦、フレイザード戦と目立たないが地味に貢献度は大きい。 しかし、フレイザード戦後は刃こぼれが目立つようになり、超竜軍団がベンガーナ王国を襲撃した際に金属疲労で折れてしまった。 その後レオナがベンガーナで二本目を購入してバランとの初戦で使っているが、二戦目では手元になかったため使われず、覚醒したダイの力に耐えきれないためかそのままリストラされた。 どたまかなづち(想像) 本家『ドラクエ』には出てこないオリジナルアイテム。 その名の通り頭にハンマーがくっついている兜。 攻撃力はパプニカの武器屋で最強だが、戦闘中の姿はかっこ悪い。 また、ダイ達にこれを薦めた武器屋のおやじもウケ狙いだったらしく単なるジョークグッズの可能性もある。 後にチウを励ました時に「頭突きや体当たり専門の武闘家なんてカッコいいと思うのか」と逆に問い返されて言葉に詰まったことからも、 ダイは序盤は結構使っていたけど頭突きをあまりカッコいいとは思っていないようだ。 ドラゴンキラー 装備新調のため訪れたベンガーナ王国のデパートにて偶然入荷していたが、一品限りということで通常の商品ではなく、オークション形式で出品されていた。 レオナも競りに参加するが予算オーバーで落札に失敗。 結局ゴッポルという商人が18000Gで競り落としたが、直後に魔王軍の超竜軍団が襲来。 逃げる時にゴッポルが落としたものをダイが装備し超竜軍団を撃退するという活躍を見せた。 しかし、その直後に現れたキルバーンに投げつけたことで、キルバーンの体内を流れる高温強酸の血液によって跡形もなく融解してしまった。 ただDQのドラゴンキラーはこの当時(*5)は刃と手甲が一体化した通常の剣とは全く異なる形状だったので、正式に手に入れたとしてもダイのこれまでの戦闘スタイルとは噛み合わなかった可能性もあり得る。 具体的にはアバンストラッシュの独特な逆手持ちとかは一切できないので撃てはしても絵面がシンプルになる。ゲームでは気にしなくてもよかったこういう点も即リストラになったメタ的な理由と思われる 覇者(はしゃ)の剣(偽) ロモス王国の国宝である覇者の剣の贋作。対ザムザ戦で使用。恐らくは鎧の魔剣などと同じ金属で出来ていると思われる。 偽物ではあるものの、パプニカのナイフ程度の武器では瞬時に消滅してしまい、鎧の魔剣でさえ一度使った後完全に消滅してしまったダイの竜闘気(ドラゴニックオーラ)を用いた攻撃にも一撃分は持ち堪えたので、かなり良い武器ではあったようだ。 オリハルコンを原材料とした本物の覇者の剣ほどではないものの、十分に名刀といえる一品。 ダイの剣(つるぎ) …こいつはダイのために生まれたこの世でたった一本の剣だ… したがってその名前は… “ダイの剣”以外に考えられない…!!! 竜の騎士に完全覚醒した後、普通の武器ではダイの力に耐えられないという弊害が発覚した為に魔界の名工ロン・ベルクによってオリハルコンで作られたダイ専用の剣。 一種のインテリジェンスソードであり、独自の判断で行動する。ラスボスである大魔王バーンとの戦いの最後の最後で、これが決定打の一角を担った。 この剣自体が強力過ぎる為、ダイの剣が自らの意志で自身を封印しており、『この剣が必要な場面』まで抜く事が出来ない仕方ないとはいえ微妙に困った剣。 そして知らず知らずの内に剣の力に頼っていたダイは、当初は中々自由に抜く事は出来なかった。後半はそんなこと言ってられない相手ばかりだったので普通に抜いているが 威力は折り紙付きで、初披露の際は一振りで鬼岩城の腕を肩からバターを切るように斬り落とし、竜闘気を込めた一撃は鬼岩城を縦に真っ二つぶった斬って崩壊させる程。 バーンとの初戦で一度折られたが、剣自体をこれ以上強化する事は不可能だった為、剣の修復に伴い鞘の方が強化された。 これにより魔法剣にしたこの剣を鞘に納刀し10秒間チャージする事で、その魔法を最大のものに強化するという特性を持つようになる(*6)。 ゲーム的パラメータ上での攻撃力は+150。各シリーズの最強装備と比較しても引けを取らない。 …というよりもゲーム上でこれより強力な武器はルビスの剣、9版ロトの剣、流星の剣とその強化版二本の5つしか無い、DQシリーズ屈指の強武器である。 しいて言えば、ダイの剣そのものは特殊能力のない本当にただ単純に硬くて切れ味のいいだけの剣というのが劣るところだが、作中氷河に閉じ込められたダイを守ったりしているのでフバーハを発動させるような特殊能力があるのかも。 なお、材料のオリハルコンは、読み切り版でロモス王から下賜された「覇者の冠」(後述)を鋳つぶして得たもの。 この「覇者の冠」に比べて、剣の方は分量がかなり多い様に見える為、ファンからはしばしばネタにされる。 最終話では、主たるダイが行方不明でも生きて輝いたまま大地に突き立っており、ダイがどこかで生きていることの「生き証人」になっている。 真魔剛竜剣(しんまごうりゅうけん) 柄尻に竜の頭を模した意匠が施された竜の騎士専用の剣。 代々の竜の騎士が受け継いできたオリハルコン製の刃を持つ片刃の大剣で、伝説の刀匠ロン・ベルク曰く「神が作ったといわれる地上最強の剣」。 バランの死後、大魔王バーンとの最終決戦で現れるも鬼眼王バーンの肉体に耐え切れず砕け散った。 尤も自己修復能力があるので、おそらく本編後のダイはこれを所持していると思われる。 防具 布の服 デルムリン島からロモス城でのクロコダイン戦まで使用していた青色の衣服。 明確に何を装備していたかとは言われていないが、バランとの二戦目では騎士の鎧がなかったので実質布の服だけでバランに挑んでいる事になる。 くさりかたびら 地底魔城に乗り込む前にバダックから貰ったもの。 使い古しだったため、夜なべして直して装備した。 鋼のプロテクター ロモス王から貰った装備の一つ。 ヒュンケルとの二度にわたる激戦でボロボロになるも、バダックによって新品同然に修理してもらい、騎士の鎧にバトンタッチするまで使用された。 騎士の鎧 ベンガーナで購入した鎧。ダイが装備した防具の中で唯一の全身を覆う鎧。 防御力は高くなったが、子供であるダイの体格には合っていなかった事もあり、階段を降りるのにも苦労するほど動きづらく持ち前の身体能力を活かせなくなったため、分解してパーツのみを纏う事で軽量化した。 しかしバランとの初戦で損傷してからはダイが記憶喪失になっていた事もあり使われず、そのままお役御免になるなど使用期間は短かった。 魔法の闘衣 バラン戦後にレオナから贈られた、パプニカ謹製の魔法耐性が高い布を法術を込めて編んだ闘衣。パプニカが復興中で用意できなかっただけと思われるので、そんなのがあるならベンガーナに買い物に行く必要あったのか?とか言ってはいけない バトル漫画の宿命で下半身がすっぽんぽんになりはしないが、全開の竜闘気の余波にも耐えられる衣装及び武装をダイに与えるべく生み出された。 攻撃魔法などのダメージを和らげる効果があり、激戦の中でも目立った損壊が見られない耐久性を発揮して、ダイも最終決戦まで使用した。 騎士の鎧の際に生じた下手な重装備はダイの身体能力を殺してしまうという問題点の反省からか、これまでのダイの防具と比べて金属部は肩当てくらいしかなく非常に軽装。 そもそも竜闘気があるなら重装備は不要であり、特に竜闘気が集中する腕部を下手に覆っても竜闘気によって燃え尽きてしまう、という判断もあったのかもしれない。 道具 魔法の筒 誘拐されたゴメを助けるためにブラスから授かったもの。 「イルイル」の呪文で対象を筒の中に入れられて、「デルパ」の呪文で対象を筒から出すことができる。 対象は魔物だけではなく人間を入れることも可能。(*7) 覇者の冠 ロモス王から授かったロモス王国の秘宝。 本来防具扱いすべきだが、ダイはこれを装備する場面がなかった。 ダイが天狗にならないようにブラスが隠してしまい、以後ダイがデルムリン島を出立する時も存在を忘れ去られた置き去りにされてしまった哀しい防具。 これがオリハルコンで出来ている事が後付けされた発覚した事で再びスポットライトが当たり、ロモス王の快諾の上でダイの剣の材料に使われる事になった。 アバンのしるし アバンが教え子たちに卒業の証として贈る青く透き通った涙滴形のペンダント。 『輝聖石』という貴重な石を磨き上げて呪法で凝縮したものであり、その製法はアバンしか知らない。 完成させるには時間がかかるが、呪文の効果を増幅させる「輝石」と、魔法力を蓄積する「聖石」の特性を併せ持ち、聖なる力を高めて邪を退け、敵から受けるダメージをある程度減らし、持ち主の力を高める効果がある超一級品のアイテム。 ヒュンケルがグランドクルス発動の触媒にしていたりとチェーン部分も含めて地味に耐久性も高い。 涙のどんぐり チウから貰った回復アイテム。雀の涙ほどの回復効果を持つ木の実。 夢見の実 メルルから貰った木の実。 短時間で睡眠に就くことができ、疲労回復ができる効果を持っている。 「美しい心を持つ者なら、自分が一番見たい夢を見ることができる」という言い伝えがある。 ダイはこの実を食べた後、記憶にほとんど残っていない母ソアラの夢を見ており、その夢の中でソアラは、戦場に向かうダイをバランと共に見送っている。 この描写は後の双竜紋の覚醒の伏線となっている。 ネタバレ注意 神の涙 ゴメちゃんの正体。 手にした者の願いを叶えるとされる道具。 地上の無力な生き物の苦しみを嘆いた神々が地上に落とした涙から生まれたと云われいる。 限定的ながら神の力を宿しており、神の涙の力によって天地魔界のバランスは幾度となく崩された。 余りにも強力な力を持つため、邪悪な願い事を叶えないよう神々から心を与えられた言わば「生きた道具(アイテム)」。 呪文 上述の通り魔法使いの教育を受けていた為、粗方契約は済ませているらしい。 しかし魔法の扱いが下手だったのと勇者になりたかった事から、熱心さが足りなかったのかコツが掴めなかったのかは不明だが、最初は紋章発現時しかロクに呪文は使えなかった。 見れば分かる様に竜の騎士なだけあって、呪文の才能自体はある。そもそも才能がなければ粗方契約すらできないので当然っちゃ当然ではある。 必要性を認識してからは積極的に覚えようとしていくが、それでも結局は使える呪文はあまり増えなかった。 本作においては、基本的に必要に迫られて必死に求めた結果として呪文に目覚めたり、その呪文専用の訓練を経て習得することが多い。 闘気技が使えるようになったり、ロンベルクから前述したダイの剣専用の鞘を授かって、高等呪文を代替する手段を複数得たことが原因と考えられる。 メラ 彼が最初にまともな威力を持って発動出来た呪文。 手の平から上手く飛ばす事が出来なかった為、炎を出した直後にそれをバレーのレシーブのよろしく叩く事によって相手にぶつけていた。 ヒャド アバンとの特訓時に波を凍らせるために使用したが、小さな氷しか出なかった。 しかし、新アニメ版では海波斬習得の特訓で負傷したアバンの鼻を冷やすという意外な使い道が描かれた。 ライデイン 紋章が発現した時は当初から無条件で使えていた。 ヒュンケルとの初戦で叩きのめされた後に、ポップの補助やアドバイス等を受けつつ修行して習得した。 その後は要領を掴めたのかポップの補助や紋章無しでも使用出来る様になった。 トベルーラ 空を飛ぶ飛翔呪文で、当初は竜の紋章の力で使用していたが、紋章無しでも使用出来る様になる。 ライデインもそうだが本作では難度の高い呪文らしく、ここから呪文の才能そのものはあることが分かる。 ルーラ トベルーラの派生元である瞬間移動呪文。バランのドルオーラを寸前で回避するために使用された。 作中で本格的な移動手段としては運用されておらず、そこまで遠距離への移動はできない可能性がある。 バギクロス バギ系の最大呪文。 腕を頭上で交差させ、そのまま下へ振り下ろし、真空の刃を発生させる。 デルムリン島でのキラーマシーンとの戦闘の際、竜の騎士に覚醒して使用し、周囲を驚かせた。 キラーマシンを吹き飛ばしたが、装甲にダメージを与える事はできなかった。 ヒャダイン ヒャド系の中位呪文。 ヒャダルコやマヒャドが単純に吹雪を吹きつけるのに対し、ヒャダインは連続した魔法力の輪でより冷気を圧縮しているような演出となっている。 ハドラーの放ったメラゾーマにこの呪文をぶつけて相殺した。 旧アニメ版ではベンガーナでのヒドラ戦でも使用。ヒドラの首二つを氷漬けにし、蹴り飛ばした。 ベギラマ ギラ系の中位呪文。 デルムリン島でのキラーマシーンとの戦闘の際に使用し、キラーマシンへのとどめの一撃となった。 またフレイザード戦後、凍ったレオナを救うべく魔弾銃の弾丸に詰め使用した。 イオラ イオ系の中級呪文。 ベンガーナで竜2匹を仕留める際に使用。ポップによる重圧呪文(ベタン)やダイによる徒手空拳で予め竜達弱らせたのを考慮しても、一発でまとめて仕留める強烈な威力を発揮した。 竜闘気砲呪文(ドルオーラ) 竜の騎士最強の呪文で竜闘気を魔法力で圧縮して放つ。国一つを消し去る程の威力を有する。 これは魔法力を放つものではないのでマホカンタでも反射出来ず、光魔の杖で圧倒的な力を持つ老バーンですらこれの連発(レオナのシルバーフェザーによるサポート有り)で沈めた。 但し消耗も激しく、ダイ及びバランも二発が限界だった上に、連発したダイは回復が遅れる等の症状が出ている。 使用技 大地斬、海波斬、空烈斬 アバン流刀殺法の技。 因みに名前こそ変わるものの、アバンは武器を問わず使用可能な模様。 大地斬は無駄のない動きで強烈な一撃を与える「力」の一撃で、中盤では鬼岩城を一撃で破壊する程のパワーを持った。 海波斬は素早い斬撃で火炎等を切り裂いて攻撃するもので、一振りで海を割る程の斬撃を放つ。 空烈斬は敵の核や魔法等を心眼で捉え、光の闘気で打ち抜く技。形無き物を倒す事にも向いているが、作中では岬をぶち抜ける位の威力もある。 しかし一番難しい技で、アバンの教えを受けたヒュンケルもコツは知っていたが、当初はアバンへの憎しみの心が強かったため習得までには至っていなかった。 魔法剣 剣に魔法を纏わせて攻撃する。本作においては竜の騎士のみの特権。 劇中ではメラ、ライデイン、ギガデインを纏わせていてどれも強力な一撃となっている。 アバンストラッシュ アバン流究極奥義にして、ダイやこの作品を代表する技。 上述の3つが使える様になって初めて真の威力を発揮し中盤までは強力だったが、実はこの技単体では終盤戦でハドラーから酷評される不遇の技だったりもする。 もっとも、バランも「人間が使う技としては強力」と一定の評価を下しており、 独特の構えこそ要するが、形態の使い分けや派生の余地、条件を整えればちゃんと強敵にも通用するポテンシャルと、確かに優れた技ではあるだろう。 遠距離の「A(アロー)」、短距離の「B(ブレイク)」の2パターンがある。 ライデインストラッシュ 魔法剣とアバンストラッシュの複合技。 アバンストラッシュを放つ前に刀身にライデインを落とし、威力を高める。 ヒュンケルの鎧の魔剣に対抗するために編み出された。 ダイの得意技を複合した技であり中盤までのダイの最強技と言える代物だが、実際に活躍したのはヒュンケル戦とバラン戦くらいであった。 ギガブレイク ライデインを使った不完全版を、超魔生物となったハドラーからの撤退戦で一度だけ使用している。 ハドラーに追い詰められた時、「一瞬で闘気と魔力を爆発させられる技を」と必死に考えた結果、咄嗟に繰り出した。 反目していれど、ダイにとって父バランはやはり大きな存在であることを認識させた技。 アバンストラッシュX(クロス) バーン戦の後に考案した技で、ストラッシュの進化系。 アローとブレイクを絶妙のタイミングで被せることで五倍以上の威力が発揮される。 威力は絶大だが、敵も自分も激しく動き回る戦闘において、タイミングを合わせるのは至難の業。 ヒュンケルをして不可能と謂わしめる程の難度で、実質竜の騎士の戦闘センスと実力がなければ、実戦で使うのは不可能。 ハドラーに真竜の闘いで大ダメージを与え、バーン戦でも反撃のキッカケとなった技。 ダイの自己評価からして、ギガストラッシュと比べると威力は落ちる様だが、低威力のアローと見せかけて相手の油断を誘うフェイントとしても有効。 ギガストラッシュ ギガデインを纏わせた剣を「ギガブレイク」と「アバンストラッシュ」の長所を複合して相手に食らわせるダイ最後の大技。 バーンパレスにおけるハドラー戦の決着の一撃となったが、真の姿になったバーンの天地魔闘の構えには通用しなかった。 ダイ曰く自身にとって最強の技だが、ギガデインを使えないので魔法強化のチャージが必要になり、即座に使えないという欠点がある。 その点ではタイミングを合わせる難度はあれど発動に時間がかからないアバンストラッシュXと特性が真逆と言え、終盤であちらに活躍を譲ったのも致し方ないところではある。 後に本編にも勇者専用の技「ギガスラッシュ」として登場している。 特殊能力 竜の紋章 竜の騎士たる所以で、紋章発動時は強力な闘気「竜闘気(ドラゴニックオーラ)」が使用可能になる。 当初はピンチの時に無意識下で発動していたがバラン戦をキッカケに自分の意志で使用可能になった。 バラン戦にて、紋章の共鳴による精神攻撃から逃れる為に右拳に紋章を移す。これは唯一人間との混血であるダイが起こした奇跡であるとされる。 同時に、右拳にパワーが集中することで右手の攻撃がバランに対抗出来る程に強力になったが、パワーが強すぎて通常の武器は耐えきれずに本気の一発で朽ちていくという弊害をもたらすことになった。 ダイのステータスは各ゲームの勇者にも引けをとらないが、この竜闘気を利用すればそれが更に倍化し、恐ろしいまでの戦闘力を発揮する。 後述の双竜紋共々、最終的に紋章は額に戻っているが、その後は額と拳のどちらで紋章が発動するのかは不明。まぁ、紋章を移動したきっかけからしてわざわざ拳に移す必要はないのかもしれないが。 双竜紋 死んだバランの力を受け継いだ事によって左手に発現した第二の竜の紋章。 本来竜の紋章は竜の騎士が戦いの果てに代替わりする度に受け継がれていく能力だが、バランが人間の女性と結婚し子供を授かってしまい、その子に新たな竜の紋章が宿るという現象から生じた規格外の副産物。つまりはゲームのバグのような現象。 これによって更に肉体の強化が進み、竜魔人にしか打てないドルオーラを生身の状態で放つ事が可能になり、戦闘力は通常の竜魔人にも勝る。 気絶していたレオナは見ていなかったが、魔力炉と同質かつ大規模な心臓部とそれを取り巻く外郭の隔壁というバーンパレス基部を、双竜紋を得た後のダイは大地斬ですらないただの斬撃一太刀で易々と両断せしめている。 更に、後述する闘いの遺伝子も受け継ぎ持前の戦闘センスに上乗せされた為、戦局の対応力も増している。 その領域はバーン曰く「神々すらも予想だにしていなかったであろう超戦闘能力」「天を左右できる力」。 大魔王と正面から互角に渡り合える力を得た反面、この能力が覚醒したことでダイは完全に人類の範疇からも逸脱したイレギュラーと化してしまう。 闘いの遺伝子 歴代竜の騎士の技術や経験を、我がことのように認識し扱える能力。 本人は初めて使う(見る)技であっても、歴代竜の騎士の誰かが経験していれば、そこから最適な対処法を弾き出すことができ、身に着けるのに長い鍛錬が必要な技でも、歴代の誰かがマスターしていれば、最初からたやすく操ることができる。 分かりやすく言えば過去の先人達の技術の完璧なラーニング。 ダイの紋章は新たに生まれたもの故にこの機能を持たなかったようで、バランから正式な紋章を受け継いだことで獲得したのだが、 よくよく考えるとダイは序盤の頃から紋章の力を発動させたときに強力な呪文を使ったり、ヒュンケル戦で無意識に魔法剣を編み出したりしているので闘いの遺伝子の片鱗は当初からあったのかもしれない。 竜魔人 竜の騎士の最強戦闘形態。混血であるダイにはこれが不可能だったが、双竜紋を額で一つにする事で発動した。 単なる紋章二つ分のエネルギーが加算するだけでなく、本来同時には存在し得ない二つの紋章が一つに融合する、その共鳴によって前人未到の現象を引き起こした。 本来肉体が竜に近付き異形と化すのだが、双竜紋を一つにする異例の変身である事に加えて、混血である彼は額の紋章が巨大化している程度で人間の形とある程度の理性を保っている。 竜魔人化による身体スペックの向上だけでなく、ダイの中で押さえ込まれていた凶暴な魔獣性(殺意)までもが覚醒し、劇中ではあのバーンが完全無欠とまで表する程の強さを見せている。 双竜紋が覚醒した時点でこの変身は可能になっていたが、二つの紋章をフルパワーで使いこなすのは難しい上、竜魔人は唯一の肉親と殺し合った忌むべき姿。 そのためダイはギリギリまでこの変身を行おうとせず、レオナやポップ達にも見られまいと苦悩していた。 いざバーンとの戦闘になっても、理不尽で暴力的なその力を振るいつつダイは涙ながらに叫ぶしかなかった。 「こんなものが正義であってたまるかっ!!」 【来歴】 竜の騎士バランとアルキード王国の王女ソアラの間に生まれた混血児であり、本来の名前は「ディーノ」。 しかし、その誕生は周囲に喜ばれる事は無く、バランがテラン国内でアルキード軍に降伏した際に、実の祖父であるアルキード王によって幼くして流刑されるという残酷な決断が下される。 ところがその航海の最中に船が難破、デルムリン島に流れ着き、そこに住んでいた魔物達と人間の言葉が喋れる鬼面道士ブラスによって育てられた。 パプニカ王国の王女であるレオナ達が島にやってきた事から彼の大冒険は始まる。 レオナを救った事が縁となって師匠アバンと、親友ポップと出会い、後に最大のライバルとなるハドラーとの戦闘を経て、魔王軍を倒す為の旅に出ることになる。 マァムやクロコダイン、ヒュンケルといった仲間達と出会い、順調に旅をしていたが、魔王軍の将軍バランと遭遇。 自身が一世に一代しか現れない竜の騎士と人間の王女との混血であること、バランこそがその竜の騎士であるという事を知る。 その後、バランの策によって強制的に記憶を消されてしまうが、ポップの命懸けのメガンテによって復活。 竜の紋章によってバランを撤退に追い込んだ。 この頃から圧倒的な強さで魔物を倒す様は他の人間達から恐れられる事となり、苦悩していく。 その後は刀鍛冶ロン・ベルクや北の勇者ノヴァとの出会い、そして最大の敵である大魔王バーンとの戦闘で一度死に掛け、マザードラゴンに導かれかけるもバランの魂による叱咤もあり復活する。 バーンパレスでは、最強レベルかつ実力が本当に拮抗した者同士の戦いでしか現れない「真竜の戦い」をハドラーと繰り広げ、大魔王バーンとの決戦では心が折れかけるもポップの勇気で再び立ち上がり、今までの旅路の中で築いた絆が奇跡を起こす事になる。 【余談】 因みに彼は12歳という設定だが、それは島に流れ着いた日が元になっている上、デルムリン島には暦が無い為、『だいたい春頃』が誕生日といういい加減な決め方をされている。 実父であるバランは、おそらく彼の正確な生年月日を知っていたと思われるが、作中で判明する事は無かった。 …おれが…本当にログインできない時…本当にあきらめてログアウトしそうな時… いつも項目の追記をしてくれた奴… ネタを修正してくれた奴… 最高の友達…アニヲタ…!! 君に出会えて…良かった!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最高だな -- 名無しさん (2013-06-18 00 36 02) ああ -- 名無しさん (2013-10-19 16 52 04) ダイの台詞をそのまま使ってダイのようでなければならないって言った人を見た時はドン引きしたがな・・・ -- 名無しさん (2013-10-19 17 00 16) 今はどうしているんだろう?真の敵を倒してデルムリン島で平和に暮らすというのが理想だったんですけどね。 -- 名無しさん (2013-10-19 17 08 40) 彼やポップのようなキャラを考えられるから三条先生はキョウリュジャーみたいな面白い特撮を描けるんだと思う。 -- 名無しさん (2013-10-19 17 22 26) 今は冥界か天界のどちらかにいるらしいが皆がいてくれたからがんばれたのに冥界で一人ぼっちだとは思いたくない。せめて天界でお母さんに出会って励まされてみんなと一緒にヴェルザーを倒すという内容だったらいいなぁ・・・。(後はレオナと結婚とか) -- 名無しさん (2013-10-28 09 22 55) 私の名は男爵ディーノ|人は私を地獄の魔術師と呼びます -- 名無しさん (2014-01-26 09 39 20) アルキード王が馬鹿なことをせずに国が存続していれば、王子として一点物のトケ鞭の棘殺怒流鞭と相棒の鷹・死穿鳥をシルクハットに隠し戦う王子様になっているんだろう。 -- 名無しさん (2014-01-26 09 47 57) メルルがポップを好きなことに関しては「これ以上話をややこしくしないで!」・・・気持ちは分からんでもないが部外者扱いって酷いよな。レオナと一緒にいること多いし、レオナがゴシップで盛り上がっているのでその辺色々聞いてて面倒くさく思うのも無理はないんだが。 -- 名無しさん (2014-01-26 20 18 57) 意外とうわばみなくせに飲むのは白ワインのシャンピニオン・スペチアーレの白・15年ものしか飲まないこだわりさんなんだな。 -- 名無しさん (2014-01-26 21 56 25) ↑2出生の件から本能的に恋愛関係のゴタゴタに忌避感が強いのかも知れない。 -- 名無しさん (2014-02-09 00 35 33) 竜魔人になって泣きながらバーンをフルボッコにするシーンが好き -- 名無しさん (2014-02-09 00 47 57) 威力だけならアバンストラッシュXが最強ってマジ? -- 名無しさん (2014-02-26 11 16 16) 自分もギガストラッシュが最強技だと思ってました。 -- 名無しさん (2014-02-27 00 16 37) 威力だけならXが上ってどこで語られたの?最強の技と書かれて、ダイ自身も最高の技はギガストラッシュと言ってるし 気になるんだが… もしかして個人の考察? -- 名無しさん (2014-03-02 17 22 51) どこかのファンのSSでは滅びゆく魔界から魔族の人達を地上に避難させたり、ヴェルザーと和解してたりしてたなぁ。ゴメちゃんと初めて会った時の言葉で… どこのサイトかは思い出せないけどあれは見事だった -- 名無しさん (2014-03-02 18 08 55) ↑×2 ストラッシュの5倍を優に超える威力、という辺りじゃないの。というか、ポップと連携しての天地魔闘の構え破りの時もギガストラッシュが威力でも上なら、Xじゃなくてライデインチャージしてそっちやれよ。って話になるしな -- 名無しさん (2014-03-02 22 49 06) 終盤でポップに言った「お前は昔から天才だよ」にはマジで泣けた。彼が読者にも担当編集にも絵師の稲田先生にすらも見放されてた初期の頃から、ずっとポップを信じてたんだな…… -- 名無しさん (2014-03-25 09 35 54) 自力で出せる最強技がXなんだろう。ギガストラッシュは単体だと鞘とタメが必要なので実用的でないし -- 名無しさん (2014-05-26 14 33 19) 天地魔闘の構えにギガストラッシュ撃つときに「これが今の俺の最強の技」って言ってるからギガストラッシュが最強だと思ってたが・・・否定するソースとかどっかにあるのか -- 名無しさん (2014-07-21 23 40 46) ちなみにさりげなくバーンのカラミティエンドもできている(バーンの角を折った時の手刀がそれ) -- 名無しさん (2014-07-21 23 43 59) ↑まあバランの紋章が3割から4割だったのを10割にしたんだからな。闘気が強ければよほどの相手じゃ無い限り手刀でOKなんだろうな -- 名無しさん (2014-07-21 23 58 41) バーンのセリフを見る限りギガストラッシュはある程度体力が残ってないと撃てないっぽいな。反動でもあるのかね -- 名無しさん (2014-07-27 23 46 09) ゴメちゃんの力で世界中の人々と心が1つになった時に、ベンガーナでダイを傷付けた少女が再登場して、あの時の事を謝る展開が欲しかった -- 名無しさん (2014-09-26 12 55 53) ダイは純真だけど、ある意味で不自然すぎる純真だと思える。ある意味気持ちが悪い。忍野メメが羽川さんを気持ち悪いと言ったような。 -- 名無しさん (2015-10-14 16 49 03) これが正義かっ!!? より強い力でぶちのめされればおまえは満足なのかッ!!? こんなものがっ…!!! こんなものが正義であってたまるかっ!!!!この台詞好き -- 名無しさん (2015-12-11 16 41 37) うろ覚えだが、平和になって人類が勇者を迫害しだしたら、自分から地上を去る。みたいな台詞は泣けた。 -- 名無しさん (2015-12-11 16 59 02) バーンのもっともらしいように見えて実は矛盾だらけな勧誘を断る理由なんていくらでもあったけど、その中でダイは一番カッコいい断り方をした。 -- 名無しさん (2016-01-10 01 38 53) 部下に爆弾を植え付けるような、部下を道具扱いする奴の部下になるか?平和になったら迫害してくる奴らのために戦うか?究極の選択だな -- 名無しさん (2016-01-22 23 23 31) 「お前を倒して……!この地上も頂く……!」どっかで見たネタ -- 名無しさん (2016-02-02 20 37 26) バランだって地上を壊滅すること知ってたら、勧誘にNOと答えていた。実際、反旗を翻した理由はそれだし。 -- 名無しさん (2016-02-04 01 03 25) 古き良き少年漫画の主人公キャラ -- 名無しさん (2016-02-04 01 12 33) ダイの不自然なほどの純粋さって、人の心を持った竜の騎士である事やモンスターに育てられた事とか色々要因があると思うわ。そして、そんなダイだからこそ初めからポップを信じ、大魔王にだが断るを突き付け、みんなの太陽になった訳で。 -- 名無しさん (2016-02-11 02 43 10) ごめん、竜の騎士との混血児、な。 -- 名無しさん (2016-02-11 02 44 13) ただ純粋だからこそ、バーンへの返答はダイに対する外部の畏怖の感情も理解して受け入れたからこその返答だから少し物悲しい 一辺倒に皆が自分を好きでいてくれるわけではないという綺麗事には収めてないのは良い塩梅なんだけども -- 名無しさん (2016-10-02 05 29 33) 大衆にとって、都合のいい英雄である事を宣言したときは、少し悲しかった。 -- 名無しさん (2016-10-21 17 03 15) だからこそ、正直な話ダイが消息不明になるというあのエンドはハッピーエンドではなくてもベターなエンドに思えてしまうんだよな -- 名無しさん (2016-10-21 18 22 15) 作者も意識して書いた最後だと思うけど、最後の最後で勇者(英雄)にしてしまったという事だよな。バーンの誘いの時にレオナが、誰の為でもない自分自身のために勝ってと願ってたし、周りはダイをそういう存在にさせたくなかったのが伺えるし。バーンとの戦いの時も皆の力で勝ちたかったというダイの言葉を考えるとなぁ… -- 名無しさん (2016-10-22 06 48 33) ダイの剣の光で生存明言されてる辺りが、首の皮一枚で本当の「英雄」にするのを防いでいるとも言えるのかも。これで皆を守って死んでいたら、文字通りの英雄になってしまうからな。英雄と友達の境目にギリギリで留まっているところに作者の采配の妙を感じる -- 名無しさん (2016-10-22 07 59 21) 言われてみれば英雄の死を受け入れてない終わりだわな。今読むとダイ関連の方がいろいろ話すのに思うところ多いな -- 名無しさん (2016-10-22 08 22 54) 下手すればケロロ軍曹の作者が書いていたドラクエモンスターズのII主人公みたいになってしまうんだろうな。 -- 名無しさん (2016-11-05 19 27 34) ↑モンスターズの続編のDQII主人公のことね。破壊神を破壊した男って言われて恐れられた。 -- 名無しさん (2016-11-05 19 30 28) ベンガーナ戦の時にダイも周りから恐れられる体験を経験してはいたからな -- 名無しさん (2016-11-19 00 34 59) 最終戦のダイは完成された戦闘生物=勇者としての強さと年相応の子供らしい弱さ純粋さの落差がキツくて物悲しい。戦乱の時代でさえなければ・・・ -- 名無しさん (2016-11-20 18 33 12) ポップが人間的成長の物語としての主人公なら、ダイは出生とか種族間とか勇者という名に対する姿勢とか、もうちょい広めの成長を担ってた主人公かな -- 名無しさん (2016-12-03 03 15 18) チウが仲間になった時に人間だとかそうじゃないって悩んでた事への吐露は、ダイ本人にとってはちょっとした気持ちの整理にはなってたろうな -- 名無しさん (2016-12-26 06 43 23) ↑↑ バーンとの敗戦のあと、ポップに勇気付けられる流れは感慨深いものがあったな。バラン戦もだが、このコンビほんと好きだわ。 -- 名無しさん (2017-01-22 02 16 09) ダイに共感出来るのは終盤の黒の核で折れるところだな 主人公なら目の前の実情に折れてしまわないんだが、ダイは悟って -- 名無しさん (2017-02-12 05 01 20) 自分は勇者だから自分が頑張らないと悟ってたのを全部へし折られた話だからなあそこ 英雄だけでも身内だけでどうにもならんぞという話が逆手になったイベントだった -- 名無しさん (2017-05-31 09 18 55) 現時点でこれだから、成人して竜の騎士として完成したら手が付けられんなぁ…。 -- 名無しさん (2017-05-31 10 06 11) ダイの人間は良い面ばかりじゃないが悪い面ばかりじゃないって言葉は、竜の騎士がどうこうよりお前はお前と言ってくれたポップとか、会った時から一貫して「ダイ君」という存在で受け止めてるレオナとか、出会った数がどうとより人間だって魔物だっていろいろいるという経験の影響とも思うな -- 名無しさん (2017-08-23 09 22 36) ついにダイを自分で操作できるゲームが出るとは -- 名無しさん (2019-01-28 12 35 27) ↑え、既に出てるファンメイドのフリーゲームとは別の? -- 名無しさん (2019-01-28 13 25 44) ↑「ジャンプフォース」でググってみ -- 名無しさん (2019-01-28 14 02 23) 声がイメージそのままだな こなれてない幼さがいい -- 名無しさん (2019-01-29 13 31 16) 終始矛盾と戦ってたキャラだと思う。剣心なんかとはまた違う方向で -- 名無しさん (2019-09-13 06 10 52) 新作の声が「とある科学の超電磁砲」の操歯涼子と同じ声 -- 名無しさん (2020-07-25 22 18 58) 「とある科学の超電磁砲」の操歯涼子と同じ声 -- 名無しさん (2020-08-15 22 22 05) ダイの剣の部分の「完全なインテリジェンスソード(意識と知性ある剣)」の部分に違和感があるのは私だけ?ロン・ベルクも「意思がある」とは語ってるし、自分から強化を求める部分もあるけど、それが意識や知性かというと・・・。どちらかというと、動物のような本能レベルのものだと思ってた -- 名無しさん (2020-10-13 10 44 42) ↑ TODのソーディアンやゼロ魔のデルフリンガーみたいに会話が出来るレベルではないしな。 -- 名無しさん (2020-10-13 14 55 45) 続編の魔界編の事とか考えると最終回の後は魔界に居るんじゃないかな -- 名無しさん (2020-10-13 15 51 04) ダイの剣が長く見えるのはオリハルコン以外の金属も混ぜたからじゃないの。日本刀とかでもやる手法だし… -- 名無しさん (2020-10-13 16 49 20) 週に一回レベルで魔王軍の幹部と戦ってたという、禁書の上条並にヤバいスケジュールの冒険をしてたんだよなあ・・・・・・ -- 名無しさん (2020-10-13 17 21 09) ↑ 一週間で勇者になるコースとかよくよく考えたら無茶もいいとこだしな。いくら素地があったとはいえ -- 名無しさん (2020-10-15 23 37 01) 大魔王バーンの死によって群雄割拠になった魔界をダイが統一して新たな魔界の王になる話とか読んでみたいな -- 名無しさん (2020-11-13 22 23 12) ↑統一まではいけるかもだけど、その後が続かないやろ……ダイのメンタルが危険で危なくなるから -- 名無しさん (2021-03-07 19 36 57) 出自自体は王子様(亡国のはつくが)なんだよな。レオナやノヴァとは形を変えて出逢っていたかもしれないよなあ…。 -- 名無しさん (2021-03-07 19 43 21) 人間ではなくて、それでも地上に住まう命を守るべく剣を振るって、泣きながらバーンと戦って、最後はみんなを守るべく何処かへ行ってしまって…。悲壮感漂うヒーローって感じ。 -- 名無しさん (2021-03-08 20 33 14) ブラス視点で勇者は無理だという面もあるにせよ魔法が粗方契約出来たらそりゃ魔法使いの教育するのはしょうがない。竜の騎士用の教育なんて誰もできんし -- 名無しさん (2021-07-08 15 48 16) しかし魔法使いという将来を押し付けてばかりいたのはまずかったな。せめて「呪文の1つも使えないようじゃ、勇者にだってなれんぞ」とでも言っていればやる気を出しただろうに -- 名無しさん (2021-08-06 16 10 36) 全く別のゲームでダイナソーという名前のキャラがディーノと言う愛称で呼ばれるのはダイが元ネタだったのかな… -- 名無しさん (2021-11-11 07 38 25) 作中に登場した竜の騎士は二人とも男性だったけど、女性の騎士はいなかったんだろうか。 -- 名無しさん (2021-11-11 08 33 51) 子は親に似るというハドラーの言葉通り父母に似て大切な存在の為に命を投げ出す生き方しかできなかった。いつか戻ってくるかもしれんがそのシーンがないので -- 名無しさん (2022-06-30 21 40 56) ポップも好きだけどポップが真の主人公みたいなこと言われるとムカっくる。主人公であるべきダイがそれを果たしたからこそ作品が素晴らしいんだと -- 名無しさん (2022-07-16 04 20 45) 竜魔人化してバーンを泣きながらボコったのは剣士でありながら得意でない拳で圧倒したのがプライドに反したのってのもあるかな…そもそも竜の紋章×2なんて才能頼みのドーピングで世界平和の建前がなきゃ正々堂々主義のダイは絶対使いそうにないし。 -- 名無しさん (2022-10-08 19 32 28) ダイは正々堂々という心情よりかは自分の信じる正義を信じたいが行動原理だったかと。だからある意味で凄い暴力の体現みたいな竜魔人になってしまったわけだし -- 名無しさん (2022-11-14 05 10 56) バーンの「力こそ正義」を否定したいのに自分もバーンを力でボコッて結果的にバーンの「力こそ正義」を証明してしまっているのが悔しくて泣いてしまったんじゃないかな -- 名無しさん (2023-10-06 05 54 25) パぷにかのないふは 太陽 風の順では? -- 名無しさん (2024-03-27 10 59 27) 大人のダイはダイの剣と真魔剛竜剣の二刀流で戦うんだろうか。 -- 名無しさん (2024-05-03 15 31 18) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/51086.html
登録日:2022/05/11 Wed 03 42 41 更新日:2024/09/18 Wed 22 50 52NEW! 所要時間:約11分で読めます ▽タグ一覧 カール王国 ダイの大冒険 ロカ 三宅健太 全裸 勇者アバンと獄炎の魔王 勇者アバンのパーティー 勇者一行 団長 好漢 怪力 戦士 故人 父親 親友 騎士 騎士団長 おまえだけを犠牲にして勝つなんてまっぴらごめんだっ!!! ロカは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場人物。 CV:三宅健太(2020年版) 【概要】 【人物】 【戦闘能力】技 【来歴】 【余談】 【概要】 勇者アバンのパーティーの第1号となった人物で、職業は「戦士」。 本編の15年前にアバンと共に魔王ハドラー率いる(旧)魔王軍を相手に戦い世界に平和を齎した。 勇者ダイのパーティーのメンバーであるマァムの父親で、同じく勇者アバンのパーティーのメンバーである僧侶レイラと結婚した。 本編開始時点では既に亡くなっている人物だが、その時期と死因は作中で説明されずじまいだった。 とりあえず地底魔城での最終決戦に参加した事実は確認されている(その時18歳)。 ん?ということはロカは16歳くらいの時にレイラを妊娠さs 本編の時点では既に故人であるため回想シーンのみの登場だったが、後に彼らの冒険譚を描いた『勇者アバンと獄炎の魔王』にて詳細が明らかとなった。 【人物】 若干短気ながらも明るく裏表のない好漢。 単純素直な性格で、嘘をつくときに唇を歪ませる癖があったりと近くにいる人からも考えが見えやすい(その割に「思ってもない事を口に出す」のが好もしい所)。 戦闘特性が脳筋な事もあり、本人は「自分は頭が悪い」とよく口にする。隠された物事を見抜く事・物事を隠す事に異常に優れたアバンとつるんでいるせいもあるだろう。 だが他者の気持ちを感じ取って間を取り持つ人付き合いのセンスがあり、状況変化を素早く認めて「ありがとう」と「ごめん」を正直に言える真人間。 クロコダインに近いタイプの人物と言える。 そのお人好しかつ鷹揚にして寛容な人を集める器量は、アバンも「人が集まるのは彼の元にだ」と認めるほどで、 捻くれ者のマトリフも初対面の際に見ず知らずの他人のために身を張る危なっかしさに「早死にするなよ」と皮肉を交えながらも評価していた。残念ながら、後にその言葉通りになってしまったのだが。 女性の扱いが苦手で興味も無いと「絶対女なんか好きにならない、そんな事があったら国中裸で走り回ってやる」と日頃から公言していたが、冒険の旅の中で仲間のレイラと惹かれ合い恋仲になる。 【戦闘能力】 地底魔城の決戦時点では剣の腕はアバン以上とされているロカもばっちり凄いヤツではあるが、そんな彼にも苦悩の時期があった。 と言うのも、冒険に出た当初の彼は当代の騎士団随一であっても、アバンや歴代騎士団長と比べて明らかに拙い剣技しか持ち合わせていなかったである。 ロカの特徴は何といっても人間離れした怪力。 人間の背丈を超える大岩ですら軽々投飛ばし、バーサーカーが装備する簡素な鉄の盾くらいなら素手で殴り砕く程で、ハドラーとタイマン勝負した時はハドラーもその怪力を認めるレベル。 ただし、その異常なまでの怪力の所為で、雑に振るうだけでも大概の相手から勝利をもぎとってしまい、技術を磨く機会も逃していた。そして「剣を使うよりステゴロで戦った方が強い」という事実は、当初は割と本人もコンプレックスに感じていたりする。 また怪力とはいってもハドラーやガンガディアのパワーには歯が立たない。 とは言え、裏を返せば、伸びしろが多分にあり磨けば光る原石でもある。 前任の騎士団長だったコバルトも、ロカの人柄と共に、その秘めた才能を見込んで「騎士団長の後任はロカ以外に居ない」と心底惚れこんでいた。 また、レイラの想いに全く気付かないニブチンな恋愛面とは裏腹に、 戦闘では即興で仲間の意図をくみ取って連携したり、わずかな手がかりから敵の特性を瞬時に見抜いたりするなど頭が回り、ただの脳筋ではない。 修練の聖地ギュータで剣の修行を経た後には剣腕が大いに成長。 カール騎士団正統の型もしっかり扱えるようになり、これに限定した剣技であればアバンすら上回る域に至った。 アバンがハドラー諸共封印された折には、己の未熟さを痛感して、娘マァムを育てる傍らで更なる修練を重ねた。 そうして遂にカール騎士団の奥義・武鋒円を会得。 騎士団において少なくとも数代前に遡っても修めた者が居らず、伝説としてのみ伝えられるこの技を会得したロカ。彼は最早、カール騎士団において歴代最強とさえ目される剣士になった。 技 豪破一刀 カール騎士団正統の型の初撃。 海波斬の原型となった技でもあるが、人間離れしたスピードで切り裂く海波斬とは性質が異なる。 豪破一刀の本質はカウンターであり、敢えて剣の切っ先を地面に突き刺して柄に寄りかかるような姿勢で、泰然と構えて冷静に相手の技の弱点や動静を見極める姿勢にこそ真髄がある。 冒険に出たばかりのロカでは自力でこの技を振るえるだけの力量が備わっていないが、レイラにピオラをかけてもらい、肉体の所作の速さと動体視力を上げて貰うことで可能になる。 この状態になれば、アバンでも相殺出来ない巨大なメラゾーマであろうが、切り裂きやすい炎の渦の筋を見極めて、持前のパワーとスピードが合わさった斬撃でもって真っ二つにしてのけた。 そして旅を経てレイラの助けを借りずに独力でこの技を放てるようになった。 キラーマシンの強固な装甲にもダメージが通り、一撃で頭部を両断して機能停止に追い込むまでに至っている。 なお、アバンもこの技を使うことができるが、カール騎士団時代は料理作りなどに時間を費やしてあまり訓練を受けていなかったせいか、ロカほどには精度が良くないらしい。 武鋒円 カール騎士団正統の真髄にして最終奥義の前段階となる技。 アバンが凍れる時間の秘法によって封印された一年間、己の無力を痛感して徹底的に修行し直した末に開眼した。 手にした武器が届く間合いを円で表したものをカール騎士団では武鋒円と称し、決死の覚悟と共に、己の生命エネルギーたる闘気全てをこの武鋒円内に張り詰めながら相手を観察し待ち構えることが、正統の構えの真髄とされる。 柱のように立ち上る膨大な闘気がもたらす視覚的威圧感に反して、身体の防御力強化の効果は望めない技であり(*1)、足元に膨大な闘気を溜める副次効果によって敵の闘気の侵食を阻むに留まる。 ただし、攻撃においては非常に強力で、堅固さではなくカウンター攻撃によって攻防鉄壁の陣を成す。 あらゆる攻撃を防いで捉えた敵の隙を突く反撃が可能と謳われる奥義であり、矢の雨のような飛び道具が迫り来ようと、10体そこらの魔物が一斉に襲い掛かろうと、まとめて一瞬にして迎撃してのける。 通常、瞬間的に闘気を練り収斂するのは非常に高等な技術であり、ましてや敵を落ち着いて観察しつつ反撃の期を窺う行為と両立させるのは困難を極める。 しかし、この武鋒円の内を常に闘気で漲らせた状態を保つことで、魔王軍幹部のような鉄兜を殴り砕く強豪の目にも留まらぬ超速の剣と、正統の構えによる泰然とした洞察を両立させている。 だが当然ながら、猛烈な勢いで生命エネルギーを消耗するので、命に関わる危険極まりない技でもある。 その背に守るべき民が居り、この場を退いたら最後という局面くらいでしか扱えない背水の陣を具現化している。 武鋒・豪破一刀 ここぞという終局に繰り出す最終奥義。 武鋒円に張り詰めていた全闘気を己の手にする武器に込めて、目の前の敵を豪破一刀で迎え撃つ。 敵を切り払った後の余波が何十メートルにも渡る衝撃波と化す強烈な一撃で敵を確実に撃ち払う。 全身全霊で絞り尽くした己の命を込めて放つ、文字通り最期の一撃。 【来歴】 元はカール王国騎士団の団長で、アバンとは母国であるカール王国の騎士団時代からの親友だった。 14歳という若さで騎士団長に任命されるが、これは本人の実力以外に、既に年長の騎士が全滅していたことにも起因する。既に10年以上も続いていた戦いは、やはり凄惨だったことがうかがえる。 フローラ姫が抜擢したアバンに対しては「きっと凄い素質を秘めているのだろうから引き出そう」と積極的に構い続けて、人間不信から昼行燈に徹していた彼から全幅の信頼を得るに至った。 結局アバンの本領を引き出せなかったものの、アバンのサボり癖に呆れながらも、ロカもまたアバンのことを腐れ縁の親友と思うようになっていた。 やがて、魔王ハドラーが城を襲った際に初めてアバンの隠された実力を知り、また咄嗟に放たれた一撃(後のアバンストラッシュの原型)に希望を見た。 その確信に従い、先の一戦を終えて魔王打倒の旅に出るアバンに同行。これがパーティーの原型となる。 旅の途中で後に妻となる僧侶レイラと出会い密かに恋仲となり、戦いの日々のなかで彼女との間にマァムを授かった。だが鈍感なため、レイラが隠していたのもあり彼女の妊娠には気付かなかった。 アバンに妊娠の事実を知らされた際、動揺した隙を突かれて気絶させられ、そのままレイラ共々凍れる時間の秘法を用いる決戦には置いてけぼりを喰らった。 長い付き合いにより、そうでもしなければロカは付いてきてしまうことをアバンは知っていたから。 不完全さにより秘法が約1年後に解けるなどとは知らない当時。 ハドラーと向かい合う姿勢のまま瞬きひとつせず、いつ解放されるかすら分からない時間の檻に囚われたアバンを見せてはロカの精神が持たないと判断したマトリフの配慮により、アバンの身に起きた顛末は口頭で伝えられるに留められていた。 実際、目覚めたロカはこの事実を知り大きな無念と後悔に捕らわれ、魔王軍の勢力が大きく衰弱して情勢が改善に向かい、レイラと結婚できた後も、その幸せは友の犠牲の下に成り立っているものだと事あるごとに意識しては苦悩に苛まれていた。 しかし彼が残した平穏を享受できないのはそれこそアバンに対する不義理だと自分に言い聞かせてごまかしていると複雑な心境をマトリフに吐露していた。 その心中を晴らすかのように、来るべきアバンの復活と魔王打倒に備えて、ロカは妻レイラと愛娘マァムと穏やかに暮らす傍らで、懸命に修練を続けた。 そんな折に、アバンが遂に復活との一報を受けて彼と合流。 魔王討伐の為に本拠地である地底魔城に奇襲を仕掛ける電撃作戦が結構される運びとなった。 腕を上げたロカはパーティの先鋒としての役割を果たし、地底魔城にひしめく怒涛の様な魔物を次々蹴散らしながら進撃。 とうとうハドラーが控える玉座に近付いたその時、怨念でもって復活したキギロと遭遇する。 呪詛めいた力で禍々しく強化したのは見て取れるが、実態は未知数のキギロ。そんな相手にはアバンの必殺剣でも楽に倒せるか怪しく、まともに相手にすればハドラーの下に辿り着く前にパーティの消耗は必定だった。 ロカは殿を申し出て、アバンとレイラに魔王打倒を優先させて送り出し、独りでキギロに立ち向かった。 予感は悪い方向に的中し、邪悪な力でロカは蝕まれ圧倒されてしまう。 追い込まれたロカは、限界まで生命力を振り絞る最期の奥義・武鋒円で対抗し、辛くもキギロを撃破した。 しかしキギロとの戦いで呪いが込められた攻撃を受け続けたため、それにより体を蝕まれ翌年死去することとなる。 【余談】 仲間のレイラを妊娠させ、戦線離脱した事を読者から「魔王討伐の中、仲間に手を出して回復役共々一時戦線離脱してしまうなんて仕方のない奴だ」とネタにされることもあったのだが、レイラの実態が超肉食系&情熱的と明らかになったことにより、読者に「あんなのがパーティメンバーにいたんじゃあ仕方ない」と納得され、微妙な名誉回復をしてしまった。 また、マァムがどうやらロカの故郷でもあるカール王国で過ごした事は(最低でも物心ついてからは)一度もない(*2)辺り、ロカはアバンと共に旅立ってから一度もカール王国に帰還していないのでは?という声もあったが… 「勇者アバンと獄炎の魔王」によると、マァム誕生後にカールに帰還してはいた。 だが、その理由は「絶対女なんか好きにならない、そんな事があったら国中裸で走り回ってやる」という親友アバンと交わした約束を果たすためであった。 それはロカの今の自分の幸せがアバンの犠牲の下に成り立っているということへの罪悪感ゆえの贖罪の意味もあったが、何よりもアバンが戻ってくることへの願いとアバンへの感謝を表す行いであった。 カール王国の側からは事情を配慮されお咎めはなかったようだが、全裸で国中走り回った後じゃそりゃ戻れないよね…と読者に妙な納得感を与えることになった。でもしばらくの間はカールに滞在して騎士団の奥義を得る修行をしてたようだが。 それにしてもレイラとの一件といいカール未帰還疑惑といい「勇者アバンと獄炎の魔王」で一々ブッ飛んだフォローを受け続けてる感もある おれは おまえのあの追記・修正に希望を見た! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 生きてたらポップの「俺に娘さんを下さい!」の言葉にどう応えていたかな? -- 名無しさん (2022-05-11 04 33 22) ↑ 『理知的』ではなさそうなので、とりあえずぶん殴られるに一票 -- 名無しさん (2022-05-11 06 02 36) 妻がああなので「女性に免疫少なそうだし、好きになったらあんな魅惑の女に手を出さないわけがない」と納得されてしまうあたり… -- 名無しさん (2022-05-11 08 04 08) ↑2 ポップがまた死んじゃう -- 名無しさん (2022-05-11 09 32 33) 16歳でって言う話だけど、獄炎が始まる前からでもレイラの方から行ったんやろなぁっていうのは何となくわかるよね。 -- 名無しさん (2022-05-11 09 58 36) 獄炎の最終話で死ぬんかな。気になる反面見るのが怖い -- 名無しさん (2022-05-11 11 28 30) アニメの回想では三宅健太さんが声を当てているけど記事の内容的には勇者アバンと獄炎の魔王がメインっぽいし追記しないほうがいいんだろうか -- 名無しさん (2022-05-11 13 53 10) ↑4 つベホマ -- 名無しさん (2022-05-11 16 34 05) ↑2 とはいえ回想にも登場していたし…ということで追記しておいた -- 名無しさん (2022-05-11 16 50 03) もし、本編でも存命だったらポップの精神面の師匠になりそう -- 名無しさん (2022-05-11 19 29 02) 死因1:ハドラー魔王軍との戦い(の後遺症)で 死因2:ハドラー魔王軍との戦い後にバーンの手先(キルバーン?)の手で暗殺 死因3:普通に病死or事故死 死因4:腹上死 さぁどれだろうか… -- 名無しさん (2022-05-11 21 45 38) 呪文の使えない戦士の為の技で、扱いを間違えると自爆するグランドクルスをアバンが何故か知ってる。だからロカは闘気を放出し過ぎたグランドクルスで死んだんじゃないかと言う考察も何処かで見たな -- 名無しさん (2022-05-11 22 01 27) 彼の爽快な気質が、獄炎の魔王の読み味を気持ち良いものにしている。 -- 名無しさん (2022-05-11 22 30 23) 行方不明で死んだと思われていたが実は魔界に落ちていて魔界編で登場する・・・という展開を予想 -- 名無しさん (2022-05-11 22 49 59) グランドクルスはロカの技説はあるけどそれならアバンがこれは私の親友の技でって説明もしそうなんだよね -- 名無しさん (2022-05-12 10 43 16) 本人は「自分は頭が悪いから」とよく口にするが、「ありがとう」が素直に言えて、理がある提案は素直に聞き入れる人間の事を「頭が悪い」とは言わないと思う。 -- 名無しさん (2022-05-13 21 43 41) ↑アバンが身近にいるのでロカとしては頭の使うのはアバンの仕事くらいに思っているんだろう -- 名無しさん (2022-05-14 18 35 06) ↑ そもそもアバンをすぐ側で見ていたら自分の事を「頭が良い」なんて口が裂けても言わないだろうしね。クロコダインのオッサンと同じタイプなんだろう -- 名無しさん (2022-05-15 18 11 31) ↑ 納得。「物わかりのよいファイター」というわけね。アバンやポップのような騙し合い・謎の解明に優れた「頭の良さ」とは意味が違うわけですな。 -- 名無しさん (2022-05-25 18 55 42) そういえばこの頃のクロコダインはロカと似ていたのかな。獣王もまだ若かったろうしカリスマ性で周りの魔物を引き寄せてるって考えるとロカと似た雰囲気をしていそうな気がする。 -- 名無しさん (2022-05-25 19 45 51) ↑6と9 もしそうだとして「親友を死に追いやった技」だなんて口が裂けても言えないだろうと思う。親友の直接の死因になった技を弟子に教えるか?という疑問も大きい…魔弾銃とかとは危険の方向性も違いすぎるし -- 名無しさん (2022-06-24 11 48 56) 「獄炎の魔王」でロカの魅力が深堀りされる度に彼が故人であるという事実が重く圧し掛かるな。ご都合主義でも良いから何かしらの生存フラグは期待したい所だ。 -- 名無しさん (2022-09-04 13 37 41) ↑12 死因4は外してあげなさい。 -- 名無しさん (2022-09-04 13 51 48) ↑なんで!?一番ありそうなのにwwwまあ冗談はともかく、2はアバン以外の人間を軽んじるバーン様の性格からその線はないんじゃないかなあ。キルバーンが独断専行したとも考えにくいし。 -- 名無しさん (2022-10-15 18 32 48) あ、あいつやりやがった!マジでやりやがった!・・・そりゃもう帰れませんわね・・・ -- 名無しさん (2022-10-23 00 38 55) ↑この手の約束ガチで守った奴初めて見たわ… -- 名無しさん (2022-10-23 13 51 59) ↑ 約束ガチで守って実行しちゃう辺り、まことにこの漢らしいというか何というか。 -- 名無しさん (2022-10-23 17 23 42) ↑果たして復活したアバンはこの約束(…というよりはロカの一方的な宣言)を守ったと聞いてどんな反応をしたのやら…。少なくとも良識人の彼はロカが本当にこんな約束を守ることを望んでいなかったと思うが…。 -- 名無しさん (2022-10-23 19 58 41) レイラのみならずカール王国民みんなが見ちゃったんだな -- 名無しさん (2022-10-23 20 26 57) 誰もが知るカールの剛剣 -- 名無しさん (2022-11-05 12 29 06) レイラの「この人は、誰かのため何かのためにすぐにでも命を使い果たしてしまう」という見立ては正しい。が、「だから今すぐしぼり取る、でないと間に合わない」という判断は斜め上すぎる(なお間違ってない)。 -- 名無しさん (2022-11-29 19 44 53) ↑20 グランドクルスで死んだ説は自分も思った。アバンが「本来は小さく放つのがコツ」と言ったのも、それが原因なら頷ける。バーンパレスでのヒュンケルのように最終決戦で殿を勤めて帰らぬ人になった可能性もある。 -- 名無しさん (2022-12-28 23 15 51) とりあえず最終決戦で死んだというのははっきり否定されていて、最終決戦決着後1年くらいは生きていたことが分かってるよ -- 名無しさん (2023-05-20 01 08 33) 家族の話とかしないけど結婚するまでは天涯孤独だったのかな? -- 名無しさん (2023-07-16 21 48 22) そもそもドラクエは中世っぽい世界観だから16歳で成人だった可能性もある ドラクエⅢの勇者が旅立ったのも16歳だし -- 名無しさん (2023-07-30 08 08 37) ↑まあ、日本も昔は15歳で成人だったしな -- 名無しさん (2023-07-30 15 49 02) ノヴァは生命の剣握って短時間で頬がこけてやつれたのに対し、ロカは武峰円でかなりの時間全身から生命エネルギー噴き出しても持ちこたえてる。早死にの原因も技による消耗ではなくキギロの呪いみたいだし、ヒュンケルほどではなくても尋常ならぬ生命力の持ち主と言えるんじゃないかな -- 名無しさん (2023-10-05 23 01 18) ロカの語る事こそが人間の強さだと言うのなら、ダイやバラン以前の竜の騎士は人間の強さに対してリミッターがかけられていたのかもしれない -- 名無しさん (2023-10-05 23 35 28) ↑2 サイラオーグの兄貴みたいに、術は身にならないけど生命力が爆発してる系統なのかもしれぬ。 -- 名無しさん (2023-10-18 00 49 02) マトリフを慮って共に号泣し、その泣き顔を見ないようにとアバンとレイラを連れ出す心遣いを見てると、あのマトリフが「いいやつだった」と述懐する意味も分かろうものよ…ガチの人たらしと言われるわけだわ -- 名無しさん (2024-04-16 18 32 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/49277.html
登録日:2021/09/12 Sun 01 34 00 更新日:2024/09/24 Tue 21 16 10NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 0歳 オリハルコン サイコガン シグマ シャハルの鏡 スピードキャラ ダイの大冒険 チェス ナイト ハドラー親衛騎団 マホカンタ ランサー 人身馬頭 冷静沈着 小林親弘 慢心しない強敵の恐ろしさ 槍使い 正々堂々 生きている駒 疾風の騎士 禁呪生命体 紳士 金属生命体 馬 馬面 駒 騎士 騎士道精神 魔法反射 魔王軍 私は戦場を駆ける疾風の騎士(ナイト)・シグマ! ……以後お見知り置きを…!! シグマとは、漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の登場人物である。 CV 小林親弘 ●目次 概要 人物像 戦闘能力技 装備 劇中での活躍VSノヴァ・勇者ダイのパーティー VSポップ 概要 ハドラーの新たな親衛隊であるハドラー親衛騎団の一人。 大魔王バーンから与えられたオリハルコン製のチェスの駒に、かつてフレイザードを生み出した禁呪法を用いて作られた禁呪生命体。 その駒の内『騎士(ナイト)』から創られた戦士で、馬の頭部と脚を持つ人身馬頭の騎士の姿をしている。 人物像 ハドラーの「騎士道精神」を強く受け継いでいる。 そのためどんな相手でも油断せず、常に全力で正々堂々と戦う紳士的でクールな性格。 根が血気盛んな者や内心格下を見下し侮りがちな者がいる親衛騎団の中でも特に冷静沈着であり、いかなる相手も過大評価も過小評価もせず大局的に客観視できる考え方こそがシグマの最大の特徴。 実際当初からアバンの使徒PTの存在を客観的に見た上で「パラメータで勝っていても油断できない相手」と評価しており、相手が誰であれ見下すような素振りは見せなかった。 それが転じて相手が強者であれば誰であろうと正確に評価する一面を持ち、特に対戦相手となったポップのことは「好敵手」と呼び、亡骸を弔わずに立ち去る非礼を詫びるなど最大限の高評価を与えていた。 魔王軍の中ではキルバーンと並んでポップを終始侮らず、最大限に警戒していた数少ない人物である。 また禁呪生命体ながら魂の存在にも肯定的。 「魂には肉体以上の強さを与える力がある」という持論からハドラーから魂を与えられたと考え、その事実を何よりの誇りとする親衛騎団らしい忠義の騎士である。 ちなみに大魔王バーンは魂の力の強さを否定しており、そういう点ではシグマとは対照的ともいえる。 しかしその冷静沈着さから思考回路が若干常識人寄りであり、ポップの魔法使いらしからぬスペック以上のタフネスに困惑し、 「ゾンビか何かじゃないのか」と若干引き気味の反応もしていたりする。(*1) 戦闘能力 人間でここまでの力とスピードを身に着けるとは見上げた努力よ…!! しかし! 跳躍と速度でこのシグマに勝つのは天馬とて無理な事…!!! 親衛騎団全員に共通する特性として、オリハルコン製のボディによる圧倒的な防御力を物理攻撃・呪文の両方に対して備えている。 イオ系の呪文を得意とするが戦闘でほとんど呪文は使わず(*2)、代わりに『ナイト』の名の通りオリハルコン製のランス「疾風の槍」を装備。更にマァムをも上回る圧倒的な機動力で戦場を駆け巡りながら槍術で圧倒するファイトスタイルを得意とする。 また胸部には伝説のアイテム「シャハルの鏡」を格納し、いざという時には自分自身が呪文の盾となる事で呪文を一方的に弾き返してしまう。 だが何より一番厄介なのは他者を決して侮らないその性格と冷静な思考回路であり、所謂アバン先生のように、ダイ世界で時折出てくるカタログスペック以上に存在が脅威となるタイプのキャラクターの1人である。 冷静な頭脳を持つが故に感情を荒げることもなく、心理的な駆け引きも得意な巧者でもあり、それ故にポップの潜在能力をいち早く看破し最大限の評価を下して明確な脅威として認識。 劇中では一切慢心も油断も過小評価もしなかったことで「今までの中で最高にやりにくい相手」と対戦相手のポップは愚痴っていた。 技 イオ(初級爆裂呪文) 口から放つ。 ライトニングバスター シグマの必殺技。 右手首に内蔵された銃口を直に当て、超至近距離からイオナズン級の衝撃を与える奇襲の一撃。アニメでは時間差で衝撃が発生する演出がなされた。 端的に言えばサイコガン、あるいは魔法寸勁(マジカルワンインチパンチ)。 偶然ながら、使用時には右手が外れるという特性により拘束回避手段としても役立った。使用後は右拳が外れっぱなしになっていたため、自分で回収しないといけない模様。 装備 疾風の槍 オリハルコン製の馬上槍に似た騎士槍。 特筆すべき機能などはないものの、単にオリハルコン製の大型武器であるというだけで十分な脅威と言える。 必要なら投擲も行い、作中ではゴメちゃんに向けてブン投げたりもした。 シャハルの鏡 ハドラーから与えられた伝説の武具。材質は明言されていないが、おそらくオリハルコン製と思われる。 普段は胸に格納されているが、胸部から取り外して腕に装備もできる。(*3) マホカンタと同等の効果(*4)を有しており、魔法使いの天敵とも言える凶悪な性能を持つ。 これにより対オリハルコンの切札であるメドローアをも封じ、勇者達を苦しめた。 おまけに「究極の盾」とシグマ自身も自負したように純粋な防具としても最上級の強度を誇り、マァムでさえ「あの盾を砕くのは無理」と判断するほどであった。 余談だが、ドラゴンクエストのゲームシリーズに「マホカンタが常時オンライン」という防具は存在しない(精々が中確率での発動)。 「隠し玉にしておけば、メドローアの反射をもっと楽に狙えたのに気楽に出し過ぎじゃない?」と突っ込まれることもあるが、そもそも親衛騎団員は全員通常呪文が通じないオリハルコンボディで、さらに当時はメドローアの存在を知らなかった。 つまり元よりシグマ当人にはこれ以上呪文に対する防御力を高める理由などないのだ。 それにも関わらずこれを装備していたのは、通常呪文が通用するハドラーなどと連携する際、機動力の高いシグマが相手の呪文攻撃に割り込んで反射する攻撃的な運用を想定していたものと思われるので、そこまで出し惜しみする理由もなかったのだろう。 また結果論ではあるが、シャハルの鏡を先んじて出したことで、ポップの方にも気楽なメドローアを出しにくくする心理的効果はあり、牽制としては十分役立っている。 余談だが、結果的にシャハルの鏡がメドローアを反射することは1度もなかった。 また作中強大な呪文を複数反射したことで砕けてしまったため、反射容量にもある程度の限界があるようである。 そのため、メドローアが本当に跳ね返せたか、あるいは跳ね返せたとしても複数回の反射は難しかったのではないかという意見もある。 しかし、呪文を編み出した当人がマホカンタが天敵と言っている以上反射される可能性は高いだろう。 この盾を砕いたのは老体の時点で魔法が効かないはずのヒュンケルの鎧を物理的に砕いた実績がある大魔王の必殺呪文のさらに全盛期版という規格外も規格外。原理はともかく込められた魔力はメドローアでも比較にはならないのだ。 劇中での活躍 VSノヴァ・勇者ダイのパーティー カール王国のサババにて各国の猛者たちを圧倒していたが、途中から現れたノヴァ及びダイのパーティーと対峙。 当初は持ち前のスピードでマァムを翻弄。更にシャハルの鏡によってポップが迂闊にメドローアを打てない状況を作り出した。 しかしクロコダインの新技『獣王激烈掌』によって左腕ごとシャハルの鏡を失ってしまい、ポップがその隙をついてメドローアを発動。 だがブロックが巨体を活かし仲間たちを地中に押し込めていたため全滅は免れた。 その後シャハルの鏡を回収し、他のメンバーと共に撤退した。この時点でポップを最重要ターゲットとして認識し、「次のメドローアは意地でもキミにお返しするぞ」と宣言。知性と警戒心の塊のような漢が意地に懸けた宣言はポップを震え上がらせた。 死の大地ではクロコダインと再戦し、互角に戦っている。 …というかシグマはどの相手でもそつなく渡り合っているので、クロコダインのタイマンでの貴重な活躍と言った方が正しいか。 VSポップ …君は本当に人間なのか? ゾンビか何かでないとその不死身…説明がつかん… …よしてくれよ…おれはれっきとした人間だぜ… 臆病で弱っちい…ただの人間さ…!! …そういう事を言う奴が最も危険だ 私は決して手を緩めない…!! 大魔宮での最終決戦ではポップと対決。 その冷静沈着な性格でポップを最大限に評価しながらも、メドローア以外の決め手がないことを即座に看破して苦しめていった。 一度は隠し持っていたブラックロッドによってシャハルの鏡を弾かれて右腕を拘束されるが、右手を外してライトニングバスターのカウンターを直撃させる。 …骨が砕ける音がした もはや助かるまい… 弔いもせずに次の戦いへ行くが悪く思わんでくれよ…我が好敵手‼︎ だがポップが立ち上がりベホマを使う場面を目撃。その不死身ぶりに納得しつつ、ある可能性に行きつく。 きっ…君は…まさかっ…賢者‼︎? …いや 違うね…! …おれは…賢者じゃねえ…‼︎ ‼︎? ………大魔道士‼ ……なにっ‼︎? …そう‼︎ おれを呼ぶなら大魔道士とでも呼んでくれっ!!! 直前に大魔道士へ覚醒したポップの経緯と魂の力を認めつつ、ハドラーから与えられた自身の魂の誇りにかけてポップの足止めを狙うシグマ。 だがポップは唯一シグマを討ち取れるメドローアの一発勝負を申し込んだ。 ……シグマ…あんたは けっこう尊敬できる相手だ だから 見習うぜ その使命感をよ‼︎ …おれは一刻も早くダイの所へ行く‼︎ そのために…あんたを倒すっ!!! …… 時間をかせぐことはできる だが! 私も君に いたく感心した… 勝負だっ!!! 大魔道士!!! メドローアの発射態勢を維持して駆け回り隙を伺うポップだったが、機動力の高いシグマには追いつけず、牽制のイオで態勢を崩してしまう。 その隙を見逃さずシグマは地を蹴った。 どうやら 勝利の女神は 君には微笑まなかったようだっ‼︎ …へっ あたりめえよっ‼︎ おれの女神は微笑んでなんかくれねえっ‼︎ !? 横っ面を…ひっぱたくんだよおっ!!! 遂に発射されたメドローアだったがシグマはこれを軽く回避。 甘いっ!!! …甘いのはそっちだ! てめえの武器であの世へ行きなっ‼︎ ポップが狙っていたのは素早いシグマではなく、その後ろのシャハルの鏡へ当てて反射させること。 だがシグマには読まれており、ポップの背後を取ると羽交い締めにして射線上へ向かわされた。 …さっきのセリフ…そのまま返そう‼︎ 自分の呪文であの世へ行けっ!!! そこへようやく駆けつけたマァムの見たものは、自らの呪文の直撃を浴びて炎に包まれるポップの姿だった… …仲間か! 一足遅かったな! 今 彼は燃え尽きる…‼︎ !!! な 何っ‼︎? …燃え尽きっ…‼︎? …化かしあいは… おれの勝ちだっ!!! メドローア!!!!! 消滅するはずのメドローアを受けたはずなのに「燃え尽きる」という表現をしたことへの自身の違和感に気付くも時すでに遅し。 「メドローアに見せかけたベギラマ」というフェイントに引っ掛かって最後の最後で手を緩めてしまい、防御も回避も間に合わず本物のメドローアの直撃でコアが胴体ごと消失。 頭部と自由に動かせない四肢だけという姿になって己の敗北と死を悟り、ポップと最後の言葉を交わす。 満足のいく勝負だった ハドラー様も決して私を責めまい 君の名は忘れないぞ…ポップ! …おれもさ…騎士(ナイト)…シグマ! …横っ面をはたくという君の勝利の女神にも… よろ…し…く ポップを称賛し、お互いを認め合った瞬間頭部が爆散しその命を全うした。 敗れてなお相手を素直に讃える潔さ、そして死の間際に見せたポップの発言に対するウイットも評価が高く、「味方になれていたらポップとは馴染んだ」というより敵である間から馴染んでいたようにすら見える。 満足のいく追記だった 建て主も決して私を責めまい 君の修正は忘れないぞ…アニヲタ! …おれもさ…編集者…wiki篭もり! …荒らしをはたくという冥殿にも… よろ…し…く ま…待ちたまえ………… あの…シャハルの鏡………… 持っていってはくれないか…? 死ぬ前にシグマはポップへシャハルの鏡を送っていた。 ただ魔法使いのポップには装備出来ず、胸当てとして持っている事に。 こ…こりゃ重すぎらあ おれの腕にゃちょっと合わねぇよ 防具代わりに胸にでも仕込んでおけばいい 私が死んでもその鏡は砕けない その鏡に君の行く末を見届けてもらいたいのだよ… 私の代わりに…… ………シグマ ……きっと何かの役に立つ ………持って行ってくれ……! そして大魔王バーンの必殺奥義天地魔闘の構えを破る切り札になるも、ポップの魔法とバーンのカイザーフェニックスを同時に反射してしまったせいか、砕け散ってしまった。 ………何かの…どころの騒ぎじゃねえ…! 最後の決め手になってくれたぜ… ありがとうよ… シグマ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] そういえば親衛騎団で武器使ってたのってシグマだけだったような… -- 名無しさん (2021-09-12 02 31 27) 全身武器状態のフェンブレンを素手とみなすならそうだな -- 名無しさん (2021-09-12 02 35 26) 倒された後にすら見せ場があったイケメン -- 名無しさん (2021-09-12 07 38 05) 横っ面を〜の後に待ちたまえしてからあれを渡すやり取りが入ったと考えると結構余力あるなお前…ってなる -- 名無しさん (2021-09-12 07 45 22) ポップとの一騎打ちの際に牽制としてイオを放ってるんだよな。ライトニングバスターが直接触れなきゃ発動しないってだけで単純なイオ系呪文なら遠距離攻撃として普通に使えそう -- 名無しさん (2021-09-12 10 23 17) ノヴァにシャハルの鏡使ったのはちょっとした失策だった。やばかったから使ったという訳ではなさそうだし。 -- 名無しさん (2021-09-12 11 15 38) 初陣のくせに「戦場を駆ける疾風の騎士」とか二つ名めいたこと自分で言っちゃうお茶目さん。 -- 名無しさん (2021-09-12 12 13 09) 疾風の槍って名前だけ聞くと、序盤~中盤あたりで手に入って使うとバギの効果のある微妙な魔法武器ってイメージがあるな… -- 名無しさん (2021-09-12 14 13 11) 武人となったハドラーの高潔さをより純粋にしたようなキャラだけど、小細工する小物を経て武人となったハドラーと違って最初から高潔だったが故にポップとの騙し合いにはかなわなかった -- 名無しさん (2021-09-12 15 02 11) ↑4もともと魔法利かないオリハルコンだし、隠し通さなきゃいけない奥の手って訳でもない、初見殺しでちょっとアド稼げれば十分って感じなんだろう。結果的にはポップに情報与える形にはなったが、逆にポップの行動を牽制することにもなるから、パーティ戦におけるプラマイは微妙。 -- 名無しさん (2021-09-12 15 30 00) 実際ノヴァのマヒャドは効かずとも動きは止められてただろうから跳ね返したのも変な選択ではないと思うよ -- 名無しさん (2021-09-12 15 40 19) タイマン勝負だったら、ダイvsハドラーの次に、ポップvsシグマが好きだったな。 -- 名無しさん (2021-09-12 20 16 41) 最後のポップとの決闘で「時間を稼ぐことはできる」と言った通り、そのまま時間稼ぎに徹してもいいところを敢えて勝負に乗っちゃうあたり、やっぱりハドラーの分身なんだなと -- 名無しさん (2021-09-12 20 59 57) あのマヒャド、ダイの動きすら封じたから、マヒャドで止めて闘気で砕くという戦法自体は実際有効だったと思われる -- 名無しさん (2021-09-12 21 37 31) 互いに尊敬しあう者同士のだまし合い合戦、という構図は実に熱い。 -- 名無しさん (2021-09-12 22 16 04) 人身馬頭のロボ(っぽい)キャラって、今でこそ仮面ライダーの怪人とかでちょくちょく出てるけど、あの当時ではすごい斬新かつ今でも通用するカッコ良さだよね。 -- 名無しさん (2021-09-13 00 22 05) 牛頭馬頭とか馬頭観音とか、デザインそのものはむしろ伝統的だけどな -- 名無しさん (2021-09-13 05 25 30) ↑3 そういう意味ではまさにチェスの対局っぽい所があった。囲碁でも将棋でもチェスでも、盤を離れれば普通に友人だが対局となれば誰が相手でも鬼になるのが強豪プレイヤー。 -- 名無しさん (2021-09-13 08 47 43) ウマ顔だからこそ小林親弘ボイスの紳士ぶりが際立つ。アニメ化でようやく声がついたが「これ原作の声だろ」と見事なハマりぶりにびっくりした -- 名無しさん (2021-09-13 08 52 37) ↑9 あの時点でメドローアの事知らないから人間の呪文で警戒するものないし、むしろマヒャドで凍った所を剣で砕かれる方が厄介だからはね返す方が上策だと思う。 -- 名無しさん (2021-09-14 00 30 11) 最後のポップVSシグマはダイ大の中でもベストバウトだと思う 虚々実々の化かし合いから始まって「横っ面をはたく女神」の存在で意識が逸れて気づきが遅れたのが決め手になったり、それを恥じる事なくウィットの富んだ返しをしつつ好敵手を激励する姿がカッコいい 後々ちゃんと活きてくる部分でもあるしね -- 名無しさん (2021-09-14 03 41 18) シャハルの鏡は「一定量以下の魔法力を跳ね返せる」もので、バーン様の魔法が桁外れだっただけだと思ってる。まあ「跳ね返されるかもしれない」とチラつかせるだけでポップからすれば十分なプレッシャーだけども。 -- 名無しさん (2021-09-16 20 33 54) ↑2 同意。ポップの戦歴でもあの勝負が一番好きだ。本当にどうやって倒すのか想像つかんかったもん。 -- 名無しさん (2021-09-29 00 09 33) 今更だが、声はバランやってる速水さんでも良かったと思う -- 名無しさん (2021-09-29 00 44 17) 一応、アルビナスはメドローアのやばさを初見一発で見抜いたし、対オリハルコン用の呪文自体は魔界にもあるんだろう。まさか人間が使ってくるとは思ってもなかっただろうが。 <鏡装備の意味 -- 名無しさん (2021-10-14 19 14 11) うまぴょい -- 名無しさん (2021-10-27 17 13 43) アニメで早く見たい… -- 名無しさん (2021-11-04 09 42 09) 騎士道要素を抽出してるせいか骨太な一方でポエミーな一面が強い気がする。誇り、紳士、諧謔の利いた言い回しとまさに絵物語のロマンチックな騎士様って感じ。 -- 名無しさん (2021-12-13 14 04 16) シャハルの鏡が砕けてしまったのはカイザーフェニックスの威力が高すぎるからなのか、それともイオラとカイザーフェニックスの2つの呪文を反射した事によるキャパオーバーなのか -- 名無しさん (2022-09-17 00 39 56) ポップに終始敬意を払うし、不遇なクロコダインにも見せ場をつくってくれたいい奴 -- 名無しさん (2022-09-17 01 05 36) 砕けた鏡にポップとシグマが交互に映る演出が神 -- 名無しさん (2022-10-27 12 25 47) あの世で絶対ガンガディアと意気投合している人。「大魔導士いいよね…」「いい……」 -- 名無しさん (2023-09-10 23 07 44) たぶんポップがメドローアで倒した数少ないネームドの一人 -- 名無しさん (2024-05-07 06 26 56) 「Bring On,Grand Sorcerer!」(勝負だ、大魔道士!) 英訳の方もよう理解っとる。 -- 名無しさん (2024-08-09 00 20 31) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/3025.html
登録日:2011/06/26 Sun 14 20 34 更新日:2024/08/31 Sat 10 07 27 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 1989年 20年秋アニメ 90年代テレビアニメ 91年秋アニメ DRAGON QUEST -ダイの大冒険- RGB TBS すぎやまこういち アニメ アバン インフレ←ある意味原作再現 スタッフの本気 ダイ ダイの大冒険 テレビ東京 ドラクエ ドラゴンクエスト ファンタジー ポップ 三条陸 三条陸の本気 不朽の名作 剣と魔法の世界 千葉克彦 名言・名シーンのオンパレード 唐澤和也 戦う姫 東映 東映の本気 東映アニメーション 東映アニメーションの本気 東映動画 林ゆうき 武上純希 涙腺崩壊兵器 漫画 王道 秀逸な伏線回収 稲田浩司 竜 衝撃のラスト 西沢信孝 豪華声優陣 逆輸入多し 週刊少年ジャンプ 隅沢克之 集英社 魔族 ドラゴンクエスト ダイの大冒険とは、1989年から1996年にかけて週刊少年ジャンプに掲載された漫画。全37巻。 監修:堀井雄二 原作:三条陸 漫画:稲田浩司 + 目次 【概要】 【作風】 【あらすじ】 【登場人物】◆勇者ダイとその仲間 ◆大魔王バーンの軍団バーンと側近 魔王軍六大軍団 竜騎衆 ハドラー親衛騎団 ◆勇者アバンのパーティー ◆その他の人物・魔族 【単行本のオマケ】 【幻の魔界編】 【逆輸入、コラボレーション】 【テレビアニメ】1991年版 2020年版 【概要】 正確な表記は『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』。 RPGドラゴンクエストシリーズのメディアミックス作品であり、モンスターや魔法などの設定をゲームと共有する一方、キャラクターや世界観は本作オリジナルとなっている。 そもそもの発端は、ドラクエの産みの親である堀井に「ドラクエ原作の漫画を作りたい」とジャンプ編集部が持ちかけた事。 対する「既存のシナリオをコミカライズするのではなく、一からの新作を」という堀井の意向で、呪文等の世界観だけを借りた本作が誕生。 そして当初は読みきりで終わる予定が思わぬ人気から連載へと移行し、やがてジャンプ有数の名作と評される作品となった。 「世界中を飛び回る冒険」「ラスボスは大魔王」等のRPG的な『お約束』を踏襲する一方で、 「“勇者”とは何なのか」「大魔王から『部下になれ』と誘いを受ける時、主人公はどう答えるのか」 といった事を改めて問う姿勢から、何処か懐かしくも新鮮な気持ちで楽しめる作りとなっている。 なお、作中(読み切りを含まない、連載第1話から最終盤まで)で流れた時間は約3か月(デルムリン島でのハドラー戦から、バーンパレスでのアバン合流まで)。 作中でアバン自身が「ダイたちが旅立ってから3か月の間、更なる力を求めて破邪の洞窟に籠っていたが、上層でミナカトールが発動したのを感じて最終決戦が近いことを悟った」と明確に発言している。 1991年にテレビアニメ化。2020年には再アニメ化された(後述)。 魔界編の構想もあったが、作画担当の稲田氏の体調もあり断念。 のちに三条陸&稲田浩司のタッグでファンタジーバトル漫画冒険王ビィトを(休載を挟みながら)連載中。 2020年には先代勇者アバンのパーティー対魔王ハドラーと配下の軍団の戦いを描く前日譚「勇者アバンと獄炎の魔王」がVジャンプで連載開始。作画は芝田優作氏。 【作風】 大魔王を倒すための勇者の冒険、本作はそんな王道中の王道を行くストーリーとなっている。 全体的にストレートで分かり易い表現やセリフが多い 友情・努力・勝利の要素が満載 熱いバトル展開の連続 主人公とヒロインたちの、甘酸っぱい恋愛模様 といった特徴からも典型的な少年向け漫画と言える。 ただ読めば分かるだろうが、本当にスイスイと読み進めて行ける割には、内容を振り返ると異常なほどに濃く、深い。 これは表に出る描写を可能な限りシンプルに纏めつつ、その裏でこれ以上なく丁寧に、また丹念に物語を練り上げているから。 作中で扱われる 善とは、悪とは 悪からの改悛とその償い 種族間の争いと、異端への迫害 親子の愛と、師弟の絆 弱者の成長と、小さき者の真の力 自己犠牲 誰かのために成すということ 友情の力と、愛の尊さ 絶望しても絶対にあきらめない 等の普遍的(かつ、一部は非常に重い)なテーマもその要因。 それらにより、少年だけでなく歳を重ねた大人でも感動を得られる味わい深い作品に仕上がった。 勿論、ストーリーの為の主人公ご都合補正も多いが、不思議とそれにあざとさを感じない。 チウの「悪に奇跡は起こらない」という言葉は、ある意味ではメタ的だが、世界観をも現す名言だろう。作品の執筆には苦労が伴っただろうが、そのぶん読者には作者の並々ならぬ拘りを感じる事が出来る。 「ダイの大冒険」に端役(はやく)なし 敵味方を問わず、いい加減に作られては消える「捨てキャラ」がいない事もそういった拘りの現れだろう。登場機会の少ない脇役ですら誰も彼もが個性的、かつしっかりと物語の中で意味を持っているのである。 また、そのキャラたちが発するセリフの数々も素晴らしい。あまりにも有名な名言 「正義なき力が無力であるのと同時に 力なき正義もまた無力なのですよ」(byアバン)のほか 「勇者とは勇気ある者ッ!! そして真の勇気とは 打算なきものっ!! 相手の強さによって出したりひっこめたりするのは本当の勇気じゃなあいっ!」(byまぞっほ) 「名声は後からやってくる。最初から求めてはいけない…」(byブロキーナ) 「断じて逃げるわけにはいかんのじゃ…戦うのじゃ!最後の最後まで希望を捨てずに…!神は逃げ出した者に奇蹟を与えはせんぞ!」(byロモス王) 等々 上記以外にも読者諸氏の心に残った至言・箴言は多いことだろう。 物語が完結してから既に久しいが、高い完成度やテーマ性、魅力的なキャラクターから時代や読者の年代を選ばず今でも十二分に楽しめる。 こういう作品をこそ、不朽の名作と呼ぶのだろう。 未読なら良ければ一読を、と。 既読ならぜひもう一読を、とそんな風にお勧めしたい。 また、ジャンプ作品の中では珍しく、半端な打ち切りも無理な引き伸ばしも、おかしな路線変更もなく、一貫したストーリーを描いてきれいに完結しており、この点でも評価が高い。 とはいえ、実は引き延ばしが全くなかったわけではなく、本来はバラン戦の後にすぐラスボスに挑む予定であったという。 人気のために引き伸ばしを要求され、超魔生物やハドラー親衛騎団といった設定は、この引き伸ばしの産物。 また、実現はしなかったが、ラスボスを倒した後も、魔界に乗り込んで第三の敵と戦うという構想があったことが明かされている。(後述) 引き伸ばしや打ち切りを指示されても、物語を破綻させないよう、余裕を持たせたストーリー作りを心掛けていたのであろう。三条陸氏の脚本家としての技量の高さがうかがえる。 加えて、作画の稲田浩司氏の、原作を大きく飛躍させる画力も忘れてはならない。 【あらすじ】 時は魔王が勇者に倒されて十数年が経った頃。 モンスターばかりの孤島、デルムリン島で育った少年『ダイ』はある日島中の仲間が凶暴化する事態に遭遇する。 育ての親であるブラスまでもが正気を失いかけた時、『勇者の家庭教師』を名乗るアバンとその弟子ポップが現れた。 巨大な結界「マホカトール」を張って島の邪気を払った後、アバンが語ったのは2つの事実。 再び魔王が現れ、世界中が危険に見舞われている事。 アバンはレオナ姫の依頼により、ダイを勇者にする為にやってきたという事。 知人であるロモスの王様やレオナを助ける為にダイは弟子入りを即決し、修行の日々の中で才能を開花させていく。 しかし修行が終わるより早く、嘗ての魔王である『ハドラー』がダイ達の前に現われる。 ハドラーの言葉からアバンがハドラーを倒した勇者である事、ハドラーを超える大魔王と、更に大魔王の下に集う魔王軍の存在が明かされる。 驚愕するアバンを、以前より強力になったハドラーは圧倒する。 最早勝ち目は無いと悟ったアバンは、ダイとポップを救う為に自己犠牲呪文「メガンテ」を唱えて命を散らす。 それにも耐えて生き延びたハドラーはダイ達も殺そうとするのだが、怒りに震えたダイは謎の力を発揮、一人でハドラーを退けてしまった。 翌日、ダイはポップと共に戦いの旅に出る。 アバンの遺志を継ぎ、ハドラーとその後ろに待つ大魔王を倒す為に。 【登場人物】 ※キャストは1991年版/2020年版 ◆勇者ダイとその仲間 ◇ダイ CV.藤田淑子/種﨑敦美 主人公。12歳。活発で純粋な心根を持つ“勇者”。魔物だけの島、デルムリン島で育った。 島のモンスターはみんな友達であり、育ての親である鬼面道士のブラスを「じいちゃん」と呼んで慕っている。勇者になるのが夢。 後にレオナとの出会いから不思議な力に目覚め、更にハドラーを退けたことから魔王軍に危険視される。 アバンの修行が中断した為に当初は未熟な面があったものの、内に秘めた力と強い精神力により急速に成長していく。 ただある時点から、強くなりすぎた力が「敵ではなく、守るべき人間に恐れられた」事で苦悩し始める。 その上に『普通の人間ではない』己の出自や、人間がこれまで行ってきた異端への迫害を知り更なる葛藤を抱え込む。 しかし仲間に支えられ、また初めは敵として出会った生き別れの父・バランに背中を押されてそれらを乗り越えていく。 そうして迎えた最終決戦時、大魔王からの誘いに対してダイが出す答えは必見。 ◇ポップ CV.難波圭一/豊永利行 15歳。冒険を通じてダイの一番の相棒&親友となる魔法使いの少年。ランカークス村の武器商人の一人息子。 アバンの弟子であり、ダイの兄弟子に当たる。気弱で臆病だが明るくお調子者、熱くなりやすくスケベ。 また仲間内で一番涙もろく、ついでに読者もしょっちゅう泣かせたニクい奴でもある。 特別な血統と過去を持つダイとは対照に、ポップは徹底して血筋も育ちもごく普通の人間として描かれている。 それはダイの強さを読者と同じ視点で見届けさせる他に、「そんな人間でも立派に戦える強さを持てる」という作者のメッセージを代弁させる意図もあった。 弱さを露呈しつつも必死に足掻いて強さを身に付けるポップは、言うなれば後天的な勇者。 その為当初はどうしようもないへタレ(これは作者がわざとそう描いた)だったが、いつしかダイすら挫ける苦難にも立ち向かう漢となっていた。(*1) 得意呪文はメラ系で、登場時すでにメラゾーマを習得していたほど。逆にヒャド系は苦手で、これが後々の修行に響いてくる事になる。 大魔導士マトリフに出会い師事を受け、賢者としての素質を発揮し大魔導士となった。今でも屈指の名キャラとして根強い人気を誇る。 ◇マァム CV.冨永みーな/小松未可子 ヒロインの一人。16歳。かつてのアバンのパーティーを両親に持ち、その素質を継いだ僧侶戦士の少女。ネイルの村出身。 強気な中に女性的な内面と優しさを持つ。アバンの弟子であり、上記の二人と違って卒業しているが、アバン流武術の心得はない。 卒業の際にアバンから弾丸に呪文を詰めて魔法を撃ち出す「魔弾銃(まだんガン)」を貰っており、序盤は主にこれを武器に戦う。 この他、スレッジ型ハンマースピアを振り回して戦うなど、見た目に反してかなりパワーがある。逆に回復魔法は中級レベルでMPも低い。 ダイとポップが旅に出た直後に仲間となるが、回復呪文に長けたレオナが加入したことで武闘家へと転向するために一時期離脱することになる。 武神流の師範であるブロキーナに弟子入りし、通常なら何年もかかるところ僅か数日間で武闘家としての極意を習得。後に再びダイ達の仲間になった。 ◇レオナ CV.久川綾/早見沙織 ヒロインの一人。14歳。パプニカ王国の王女。 アバン以前にダイと出会い、その勇者としての資質を見出した。 奔放かつ快活な性格をしており、初対面の相手に対しても物怖じしない。 賢者の資質もあり、回復呪文が得意。 ◇アバン CV.田中秀幸/櫻井孝宏 本名アバン=デ=ジニュアール3世、31歳。作中ではもっぱら「アバン先生」と呼ばれる。 15年前に仲間と共に魔王ハドラーを倒し、世界に平和をもたらした嘗ての勇者。中世貴族の横カールのような特徴的な髪型をしている。 メガネを掛けているが伊達メガネ。また、カールした髪が濡れたりなどしてストレートになると、30過ぎとは思えぬ美男子となる。 優しく温厚な性格の紳士だが、ギャグが好きでよくふざけたりひょうきんに振る舞う昼行燈。ただ優しすぎて厳しく鍛えられないのがたまにきず。 学者家系の出でありながら、本人曰く武芸百般、ダイ達が使うアバン流殺法の元祖。剣・槍・斧・弓・鞭・爪の六種を極めた恐るべき達人。 当時の少年達みんなが真似したであろうダイの必殺技の代名詞、『アバンストラッシュ』の開祖でもある。 パワーアップして復活したハドラーとの戦いでダイとポップを守って命を落とすが、彼の教えは死後も弟子達を支えている。 彼の弟子である4人の『アバンの使徒』は全員、『アバンのしるし』という特殊な石を彼から受け取っている。(ただし卒業していない2人は仮免許) 科学・技術にも能力を見せ、マァムに贈った魔弾銃も噂と書物を元に彼が独自で造り上げたもの。他にも多彩なアイテムを作成している。 ◇ゴメちゃん CV.冬馬由美(劇場版第1作のみ國府田マリ子)/降幡愛 羽の生えた金色のスライムで、「ゴールデンメタルスライム」の略。 ダイの仲間として付き従うが、実は… ◇クロコダイン CV.銀河万丈/前野智昭 元魔王軍百獣魔団軍団長。一癖二癖あったり腹黒い者が多い魔王軍の中で、その実直な性格や実力からバランやヒュンケル達から高く評価されていた。ダイやポップの勇気に心打たれてパーティーに加わる。 ◇ヒュンケル CV.堀秀行/梶裕貴 元魔王軍不死騎団軍団長。人間でありながら魔王軍に与した男。達人級の剣腕に加えて、あらゆる攻撃呪文を弾く鎧を持つ。のちにマアムのやさしさに触れ、改心する。 ◇チウ CV.堀江瞬(2020年版) 「空手ねずみ」を自称するおおねずみ。 悪さをしていたところをブロキーナに鍛え直されて魔王の支配下を脱し、自らの意思でマァム達と共に戦う。 ◆大魔王バーンの軍団 バーンと側近 ◇大魔王バーン CV.内海賢二/土師孝也 序盤から名前が明かされた本作のラスボス。魔王をも統べる魔界の王。要塞バーンパレスから指揮を取る。 多くの名言を残しており、その強さと徹底した『悪』としての有り様に多くの読者が衝撃を受けた。 その幾重にも張られた伏線と謎が、彼の真の強さを巧妙に隠しているのも特徴。 ◇キルバーン CV.田中秀幸/吉野裕行 大魔王直属の殺し屋と謳われる仮面の男。 ◇ピロロ CV.江森浩子/???? ◇マキシマム バーンパレスを守護する。 魔王軍六大軍団 ◇魔軍司令ハドラー CV.青野武/関智一 嘗て地獄の騎士バルトスや鬼面道士ブラスら自らの軍勢を率いて地上を侵略し、15年前にアバンに倒された魔王。 357歳。青緑色の皮膚に、上に尖った耳と逆立った毛が特徴。 大魔王の魔力によってパワーアップして復活し、アバンが命を捨てても倒す事が出来なかったが、覚醒したダイに深手を負わされる。 これによりダイを始めとしたアバンの使徒を危険視し、その抹殺を目論む。バーンより六大軍団の司令官・魔軍司令の座を与えられられた。 初登場時の風貌は竜王に似た魔導士風のローブ姿で、主に攻撃魔法を得意としていたが、ドラゴンを素手で殴り殺せるなど屈強な肉体を誇る。得意呪文はギラ系。 性格はアバン曰く「残虐にして卑劣、武人の風上にもおけない男」と言われ、追い詰められると失態を晒すなど小物臭がすごく、六大軍団長には軽く見られがち。 一方でポップやクロコダインは「残酷だが卑怯じゃない」「ほめられた人格ではないが酷い策謀家でもない」と評しており、正々堂々と戦う点では一定の評価を受けている。 アバンも魔王時代の彼を「戦士としての誇りがあり、最低限の戦いのルールは遵守していた」と評価している。 後に瀕死の重傷を負い半身を失うが、ザボエラの研究していた超魔生物の肉体を得て復活。作中屈指の武人となる。 ◇クロコダイン 百獣魔団軍団長。 ◇ヒュンケル 不死騎団軍団長。 ◇フレイザード CV.山口健/奈良徹 氷炎魔団軍団長。炎と氷で創られた体を持ち、精神も肉体を反映するかのような凶暴性と冷徹さを兼ね備える。 ◇バラン CV.石塚運昇/速水奨 超竜軍団軍団長。姿こそ人間だが、その正体は神が地上に遣わす最強の戦闘生物『竜の騎士』。 ◇ミストバーン CV.難波圭一/子安武人 魔影軍団軍団長。常にフードで顔を隠し、一度口を閉じれば数十年は沈黙を保つという謎の男。 ◇ザボエラ CV.龍田直樹/岩田光央 妖魔士団軍団長。保身と出世にしか興味がなく、同僚はおろか肉親さえ踏み台としか考えない品性下劣な妖怪爺。 ◇妖魔学士ザムザ CV:陶山章央(2020年版) ザボエラの息子。魔力は高いがパワーと生命力に欠けた妖魔士団が強大な肉体を得るべく、自らをあらゆるモンスターの長所を詰め込んだ超魔生物へと改造する。 竜騎衆 竜の騎士バランに忠誠を誓った、魔族・獣人族から選りすぐられた3人のドラゴンライダー。ドラゴンに乗ればその力は軍団長に匹敵すると謳われる。 バランの個人的な部下なので、魔王軍に対する帰属意識はほぼない。 バラン以外の軍団長のことは基本侮っている。 ◇陸戦騎ラーハルト CV:石田彰(2020年版) 鎧の魔槍を纏う神速の男。元軍団長ヒュンケルを圧倒するなど、当時のハドラー以上の実力者。 ◇空戦騎ガルダンディー CV:木村昴(2020年版) 鳥人の姿をしている。ドラゴンへの愛情は深いが、人間を下等と見下す。 ◇海戦騎ボラホーン CV:杉村憲司(2020年版) セイウチのような姿の男。冷気のブレスで敵を凍らせて鎖つき斧で砕くのが必勝戦術。わりと真面目だが、追い詰められたり怒ったりすると卑怯な手段も辞さない。 ハドラー親衛騎団 超魔生物となったハドラーが禁呪法で生み出した部下。 ◇ヒム CV.三木眞一郎(2020年版) ◇フェンブレン CV.遊佐浩二(2020年版) ◇シグマ CV.小林親弘(2020年版) ◇ブロック CV.川島得愛(2020年版) ◇アルビナス CV.田村ゆかり(2020年版) ◆勇者アバンのパーティー 旧魔王軍と激闘を行なった。現在はバーン率いる魔王軍と戦うダイたちを支え導く。 ◇アバン ◇ロカ CV.武虎(2020年版) ◇レイラ CV.上村典子/折笠愛 ◇マトリフ CV.青森伸/山路和弘 大魔道士。老いてなお、パワーアップしたハドラー相手に極大閃熱呪文(ベギラゴン)を互角に撃ち合ったり、メドローアを習得したりしている実力者。 ◇ブロキーナ CV.水島裕(2020年版) ◆その他の人物・魔族 サブキャラ(ダイの大冒険)も参照。 ◇ブラス CV.田の中勇(劇場版第1作:滝口順平)/緒方賢一 ダイの育ての親でもあるモンスター「きめんどうし」。ハドラーの支配を逃れた後は穏やかな性格となった。 ◇ニセ勇者のパーティー(でろりん、ずるぼん、へろへろ、まぞっほ) CV.でろりん:緑川光/下野紘、ずるぼん:江森浩子/日笠陽子、へろへろ:堀之紀/間宮康弘、まぞっほ:青野武/岩崎ひろし 勇者のふりをして美味しい思いをしようとしている一行。モンスターを退治したりとそこそこの実力はある。 ◇ロン・ベルク CV.東地宏樹(2020年版) 魔界の名刀匠。剣の達人でもあり、バーンの元で厚遇されたが、武具を大切にしないバーンの存在や恵まれた環境で自分が腐っていくのを感じてバーンの元を離れた。 ◇ノヴァ CV.岡本信彦(2020年版) 北の勇者。実力はあるがプライドが高い。 ◇バダック CV.田原アルノ/多田野曜平 ◇パプニカ3賢者(アポロ、マリン、エイミ) CV.アポロ:緑川光/阪口周平、マリン:江森浩子/安野希世乃、エイミ:冬馬由美/石川由依 ◇メルル CV.南場千絵子/小原好美 ◇フローラ CV.高橋李依(2020年版) 【単行本のオマケ】 各話の合間にできた空きページには登場人物のプロフィールのほか、ダイ達の折々でのレベルとパラメータが挿入されることがある(表記は当然ドラクエ風)。 因みにステータスの数値は、原作担当・三条がDQVをプレイしたデータを参考にしたもの。 大魔王挑戦時には裏ボスにも勝てる程にパーティのパラメータは高い。 が、ダイの場合はそのパラメータが更に紋章の力で云倍化する為、異常なまでのインフレ世界に飛び込んでいる事が窺える。 稀に作画担当・稲田の執筆エピソードが4コマ形式で描かれた事もあったが、『モンスターの大軍』とだけ書かれたシーンの作画を迫られて呆気に取られた事があった等、苦労が垣間見える話が多い。 2020年新アニメ放送に合わせて、物語の節目ごとに巻を区切った新装彩録版が発行されている。 こちらは呪文大全やキャラクタープロフィールに加えて、雑誌掲載時のカラーページの再現・表紙やJCカバー背イラスト等イラストレーションギャラリーが巻末に載っている。 【幻の魔界編】 単行本ではないが、コンビニ専売の分厚い書籍にて、『魔界編』の構想が書かれていた。 『魔界編』の主な構想 最終回からの続きで、ダイは魔界におり、そこで魔界の悲惨な実情を知る。(バーンが太陽を手に入れようと躍起になっていた真意がコレだった。) そして最終回から五年後、天界・人間界・魔界の三界を滅ぼそうと目論む、バーン・ヴェルザーをも凌ぐ『第三の敵(仮称)』がいる(なお、この存在に関しては、劇中で聖母竜が「ある存在」の事を語っていたが、それこそがこの『第三の敵(仮称)』であった。)ことを知った17歳になったダイは、父・バランの跡を継いで新竜騎衆を率いた、新竜騎将として『第三の敵(仮称)』に立ち向かうという話。 陸戦騎はラーハルトが続投、新海戦騎はクロコダイン、そして新空戦騎は『魔界編』の主人公の新キャラだという熱い設定だったらしい。 なお、ポップやレオナ等の人間キャラについては、明確に出てはいなかった。 これらは結果的に実現できなかったが、いくつかの要素を取り込んで作られたのが「冒険王ビィト」なのだとか。 【逆輸入、コラボレーション】 当初は本作に登場したオリジナル呪文、特技は主にDQMシリーズ等の外伝作品に登場していたが、DQXでベタンが登場してからはナンバリング作品にも登場し始めた。 『星のドラゴンクエスト』で本作のキャラクターが登場したのを皮切りに、DQMシリーズやモンパレにキャラクターが続々登場を果たしている。 また、2021年7月15日には『モンスターストライク』、同年8月30日には『パズル&ドラゴンズ』とコラボした。 昨今のDQのボス敵に見られる『肩書+名前』のはしりでもある。…かもしれない。 【テレビアニメ】 1991年版 1991年にTBS系列にて放送。制作は当時ジャンプアニメご用達の東映動画(後の東映アニメーション)。 劇中BGMはドラクエ1~4で使われたのをアレンジしたものが多く、それらのプレイヤーをニヤリとさせられる出来になっている。 やはり連載中の作品故にあらすじが少し長かったり、途中に回想シーンが挟まれるのがやたら多かったりするのが特徴。漫画に追いつかない為の措置だろう(それでもアニメ1話分で漫画の約1話半~3話程が使われている)。 しかし、放送局の番組枠編成の都合によりストーリーが極めて中途半端なまま終了してしまった(アニメ化されたのは原作の3分の1未満、単行本で言えば10巻の途中+11巻の一部分)。 バーンなどはカーテン越しの影しか出ていない始末。 視聴率もスポンサーのタカラが出したダイコロの売り上げは上々で、映画も3本公開される等人気は高く、放送延長も考えられていた(*2)。 2年目を念頭に置いていたのか、ラーハルトの設定画まで作られていた模様。 + 終了の理由 フジテレビのバラエティ番組に対抗するべく当時のTBS社長たる磯崎洋三氏が月曜日から木曜日の19時台に日替わりのバラエティ番組枠「ムーブ」(後期は「ザッツ」)を立ち上げた。 TBSは前年12月に開局40周年を迎えたものの、一部番組の低迷が顕著だったため、同年に入って磯崎が大改革を掲げた鶴の一声を発した影響から、春改編より一部番組の終了やリニューアルが実施されていた。この春の時点で立ち上げた番組の中には『さんまのSUPERからくりTV』と『ダウトをさがせ!』があった。 そして1992年秋の改編。 「アニメがこれだけ視聴率を取れるから、バラエティ番組でも子供も含めた幅広い年齢層もテレビにくぎ付けになるだろう」 という上層部の横暴極まりない志向から、高を括ってバランとの戦いを強引に終了させ、アニメを打ち切らせてしまった。 この他 「クイズ100人に聞きました」 「わくわく動物ランド」 「クイズダービー」 「KATO KENテレビバスターズ」(*3) など、1970年代から1980年代にスタートした従来の人気番組の多くも、視聴率の良し悪しや地域差などを無視して一斉に終了させているので(*4)、このアニメだけを狙い撃ちにした訳ではない。 当時はアニメをゴールデンタイムに放送する事が一般的であり、どうしてもバラエティ番組との競合になってしまうこと、さらに現在では当たり前になってしまっている。 「アニメを深夜に放送し、基本的には録画して観て貰う」 「地上波とネットの同時配信、あるいはネット配信限定とする」 という概念も無かった為に起きた悲劇だと言えるだろう。 また、東映も報復としてTBS系列への東映アニメと特撮の新規配給を当面の間禁止することを決定した。 こうして鳴り物入りで始まった「ムーブ」だったのだが、結局は本作を含めた人気番組を強引に打ち切った事が、視聴者の怒りを買ってしまった影響からなのか視聴率が伸び悩み、僅か1年で打ち切りとなってしまった(*5)。そうした失敗や1996年に発覚した「TBSビデオ問題」(*6)が引き金となりTBSは近年まで長い暗黒の道を辿る事になってしまった。 2020年版 2019年12月になって再アニメ化が発表され、2020年10月から2022年10月まで放送。全100話。 放送局はTBSからテレビ東京に移り、制作は1991年版同様東映アニメーション。 スポンサーも1991年版同様タカラ(現:タカラトミー)となっており、アーケードやスマートフォンアプリ用のゲームの他、玩具展開、『Vジャンプ』『最強ジャンプ』でのスピンオフ漫画の連載など、低年齢層も視野に入れた大規模なメディアミックスも行われた。 基本的に原作に忠実だが、ところどころ場面を省略したり、逆に原作にはないエピソードを追加したりしている(ロモス王とダイの味方になった後のクロコダインとの対面や、マトリフがポップに魔法使いになることを選んだ理由を尋ねるシーン、ハドラー親衛騎団全員の変形バンクなど)。 当初は「4クールで消化できるのか?」「大幅カットされてしまうのでは?」「所々ダイジェストになってしまうのでは…?」とファンから不安視されていたが、全日帯に枠を多数持ちテレビアニメに寛容的なテレビ東京である事、時間帯的にも裏番組と呼べるものがほとんどなかった事、先番組がウルトラマンシリーズである事などが功を奏し、安定した視聴率を誇り、オールドファンのみならず、メインターゲットである子供からの評判も上々。 その結果、近年のアニメとしては非常に珍しく、4クールどころか全100話という凄まじいボリュームで原作の完結まで描かれる事となり、 1991年版では叶わなかった原作全エピソードのアニメ化が実現される運びとなった。 なお、2022年3月には東映アニメーションへの不正アクセスによって放送が大幅延期する事態が発生、それに伴い一部施策などで一部ネタバレが発生してしまった(特にアプリゲーム『魂の絆』は完全なネタバレ。もちろん悪いのは魂の絆スタッフではなく不正アクセスした人である)。 その影響からか、クライマックスを迎えた同年10月には東映アニメーションがスポンサー枠に追加された。 集い時代の見果てぬあのタグ 今でもオタクに 好かれ続けてる いま 投稿用テンプレを見上げて しきりにこのネタ 笑わせる 荒らされ続けてきた項目と 同じだけの編集 時には見失って 追記して やがて 修正 このwiki わが記事 果てしなく投稿 ログインとログアウトを くり返しながら いま スレを熱く燃えたぎらせ オタクへ オタクへ 歩き出す♪ (※註:「この道わが旅」のメロディーと一緒にどうぞ) △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これ ジャンプで唯一のゲーム原作作品か -- 松永さん (2013-08-09 12 31 51) ↑ブルードラゴン・・・ -- 名無しさん (2013-08-09 12 44 25) 再アニメ化を切に希望したい…!! -- 名無しさん (2013-08-09 12 55 42) 王道だけど、緻密に練られた伏線も凄いんだよな。「もう直らない」とか、偽勇者一行の足取りとか、ミストバーンの正体と名前の意味とか・・・ -- 名無しさん (2013-08-09 14 56 59) 本家でもここから必殺技が逆輸入されてるんだよなぁ。モンスターズ2からだっけ -- 名無しさん (2013-08-09 15 11 53) ヒュンケルの不死身ぶりは子供心に色々とおかしいと思ったなあ。 -- 名無しさん (2013-08-09 15 36 25) ↑地底魔城でマグマの中に立ってるのみて「ありえん」と思ったけど、アニメで足場に乗ってるのは物足りなかったりする -- 名無しさん (2013-10-22 01 02 32) ↑闘気の防御壁とかで体をガード出来る技術が使えるにでもしてれば無意識にやっててクロコダインに助けられるまで死なずに済んでたの説明にはなるかもしれないと当時思ってた。 -- 名無し (2013-10-22 20 49 12) 「力のインフレは程々に」という軽~い不文律みたいなものがあるのは、この作品のそれが凄まじかったのが原因じゃないかと思う… -- 名無しさん (2013-10-25 14 03 59) なんでヤラセ大好き&ジャリ番嫌いのTBSでアニメ流したのか… -- 名無しさん (2014-01-13 14 41 12) 下手すると今のドラクエよりも呪文が輝いてる作品。大魔王の必殺技ですらマホカンタで跳ね返るし、凶悪即死トラップも秘宝使用とはいえトラマナで無力化される -- 名無しさん (2014-01-25 17 18 25) ↑謎解きに行き詰まった時の救済役のアバカムに効果以上に重要な出番があったりな -- 名無しさん (2014-02-07 20 29 23) 昨今不遇の魔法使いが一番目立つからな。最終的に魔法 闘気だからな -- 名無しさん (2014-02-07 21 49 15) 名作だけど当時は同時期にDBやスラムダンク、幽遊白書あたりがあったせいでせいぜい中堅筆頭ぐらいの評価だったり、最終回もこち亀1000回達成にブッキングしちゃった影でひっそり終わったり、結構不遇だったイメージがある。 -- 名無しさん (2014-02-08 21 10 59) ↑ぶっちゃけ、だからこそ無理矢理か引き伸ばしとか(そこまで)無く綺麗に終われたと思ってる。 -- 名無しさん (2014-02-08 22 30 32) TBSはアニメ不評みたいだったけどOPは好きだったしダイの記憶が消されなかったのがほっとした。 -- 名無しさん (2014-02-08 22 44 15) アニメが途中で終わったのは宜しくない・・・ -- 名無しさん (2014-02-26 11 39 11) もし仮にDBキャラに当てはめたらどうなるかな?とりあえず思いついたのは、ダイ=悟空、ポップ=クリリン、マァム=チチ?、レオナ=ブルマ、アバン=亀仙人、ハドラー=ピッコロ大魔王、偽勇者=ピラフ一味、魔王軍=レッドリボン軍? -- 名無しさん (2014-03-24 23 57 26) ↑その当てはめ何の意味があるんだよ……そして全然ハマってないし -- 名無しさん (2014-03-25 09 42 24) ↑×3竜騎衆とかの絵の設定は出来てたそうだから、せめてテランでのバランとの死闘が終わって最終回にして欲しかった。 -- 名無し (2014-03-25 14 32 52) 最終回はダイが可哀想だったのでもう少し何とかならなかったのかな? -- 名無しさん (2014-05-08 22 10 41) 版権の都合でクロスオーバーに参加できないなんて悲しすぎる……アイテムだけでもいいから出してくれないかな…… -- 名無しさん (2014-05-25 15 15 52) ↑×2 ドラクエ主人公ってヒロインとの結婚か失踪がエンディングの定石だから仕方無くね?3主人公とかみたいに -- 名無しさん (2014-05-25 15 32 45) ラジオで水樹奈々さんが唯一全巻集めた漫画だと語ってたな -- ナナジン (2014-06-01 13 04 26) ↑×3 まぁ、ダイの場合平常時のステータスは他の勇者と引けを取らないのに、それが紋章の力で云倍になるという酷いバグった性能だから、万一原作再現するとアレなことに -- 名無しさん (2014-06-01 13 11 56) 実はバーンと冥界 -- 名無しさん (2014-09-10 21 44 47) ↑実はバーン様と神々への復讐を誓ったのがもう一体いてそいつが魔界編のラスボスとかネットで聞いて驚いたな -- 名無しさん (2014-09-10 21 49 49) ↑冥王ヴェルザー? -- 名無しさん (2014-09-10 22 08 15) ヴェルザーは精霊に魂を封印されているけど解ければ復活できる。キルバーンみたいな部下もいたからダイ一行が封印を解こうとする敵と戦う展開もあったかもしれない。 -- 名無しさん (2014-10-20 02 02 39) 連載当時、少なくとも俺の周りでは「つまんない」という評価ばかりだった。王道的といえば聞こえは良いけど、歯の浮いたクサイ台詞の連発や、主張のやり取りにやたらと時間を割いて、話がだらだらと長くなる辺りが不評だったのかも。俺は好きだったけど -- 名無しさん (2014-10-20 22 14 41) ↑連載当時読んでるってことは30歳、超えてるのか・・・? -- 名無しさん (2014-10-27 02 03 20) 切り札的存在の紋章が、それ以上の紋章パワーを持つバラン登場、それが終わって紋章の力を操作できるようになったら紋章パワー前提の敵のオンパレードという。少年漫画的にしょうがないんだけどな -- 名無しさん (2014-11-03 21 22 00) DQXの片手剣の新技ギガブレイクのモーションがまんまバランのギガブレイクでかなり嬉しかったわ -- 名無しさん (2014-11-25 12 16 11) ↑×2ドラクエらしくていいじゃない! -- 名無しさん (2014-11-28 00 46 32) バトルロードの描写とか見てると言うほどドラクエ本編キャラもこっちに見劣りしない強さなんだけどね。むしろこの漫画を意識したのかもしれんけど -- 名無しさん (2014-11-28 01 24 41) 作者もういないから魔界編も構想どまりで終わってるよな。ロト紋の方が続いてるとは当時考えもしなかった -- 名無しさん (2015-02-27 18 28 52) 無双化したら絶対、面白いってのに出さないよね。 -- 名無しさん (2015-02-27 22 23 39) ジャンプ漫画兼ドラクエ漫画だから、版権関係が面倒なのかな。ジャンプ作品オールスター系のゲームにも未だに参戦してないし -- 名無しさん (2015-02-27 23 01 30) やはりこの漫画こそ「名作」と呼ぶに相応しい。と読み返して思った -- 名無しさん (2015-04-19 20 23 26) 昔の漫画やアニメ化したりリメイク化が多い今、この漫画も再アニメかするかもしれない。版権の都合がネックだけど当時だって版権の問題をクリアしてアニメ化したんだし。 -- 名無しさん (2016-04-16 22 34 46) ↑是非してほしい。DB何回もリメイクするくらいならこっちのほうをだな・・・ -- 名無しさん (2016-05-11 16 46 12) ↑ただ、今の時代、2クール以上のアニメはそう簡単に作れないからなぁ。分割4クールとかは人気が出て初めて成り立つものだし。 -- 名無しさん (2016-08-29 04 04 40) 作者いない訳じゃないよ。書けなかっただけで。 -- 名無しさん (2016-08-29 08 07 13) バランと北の大地で再会する時「あの少年が私の顔を見たら腰を抜かすかもしれん。帰して正解だ」→後でポップがバランの顔見てホントに腰抜かす。アバンがキルバーンに後ろから鎌突きつけられて「髭を剃るのなら結構ですよ。ちゃんと手入れしてきましたから」・・・アバンの破邪の洞窟回想シーンでヒゲはやしてる顔描かれる・・・こういうとこ上手いんだよなあ。 -- 名無しさん (2016-09-07 22 37 00) OVAでバラン編の所から本来の原作ストーリーに沿った形で作ってほしいんだけどな… -- 名無しさん (2016-10-14 00 52 28) もしくは新生竜騎将結成で魔界で戦うとか -- 名無しさん (2016-10-14 00 55 23) 友情・努力・勝利の少年ジャンプの、三本柱を兼ね備えた素晴らしい名作 -- 名無しさん (2017-04-02 12 18 24) アニメ化の前に稲田さん書き下ろし表紙の完全版が読みたい。 -- 名無しさん (2017-05-10 20 20 19) 同じジャンプ漫画で鳥山さんつながりでフジでやってたならな… -- 名無しさん (2018-06-30 01 59 54) ソーセージのオマケに小さいメンコがついてたなぁ。クラスでも集めてる奴多かった。 -- 名無しさん (2018-07-11 22 36 51) ウルトラマンジード見て思ったが、魔界編の主人公(新空戦騎)は「バーンの息子」だったらいいなぁ、と思った -- 名無しさん (2018-07-12 23 17 51) ミナカトールより強力な破邪呪文はないと言っていたが、じゃあ破邪の洞窟でミナカトールのあった地下25階からアバンが入った150階までどんな呪文があったんだ?50階以降は呪文はなくなったと言っていたので49階までは何らかの呪文があったのてはないか? -- 名無しさん (2019-03-25 18 41 05) 食えない小物も偉大な大ボスもひっくるめて敵側がすごく魅力的 -- 名無しさん (2019-05-10 12 51 00) アニメ版が唐突に終わったのって酷い裏事情があったのか…知らなかった… -- 名無しさん (2019-06-25 07 40 25) 面白いんだけどドラクエじゃなくてもいいよねって場面もあるんだよな。 -- 名無しさん (2019-06-25 08 08 55) ↑5 そうだとしたら最初は敵討ちしようとして近づいてきたがダイの人柄・気持ちを知り和解するってシーンがありそうだな。 -- 名無しさん (2019-07-04 20 58 04) 無理だとわかっているが、ソウラとの共演が見てみたい -- 名無しさん (2019-07-04 21 13 16) 最初のデルパ!イルイルに出てきた魔界の魔物達はどうなったのだろう?あの後のデルムリン島の場面でもそれらしい魔物はいなかったが -- 名無しさん (2019-09-16 10 15 39) アニメ復活&ゲーム化と言ってもこのご時世じゃ素直に喜べないな… -- 名無しさん (2019-12-21 15 47 29) ダイとハドラーの声優さんは、もう亡くなってるんだよなあ。 -- 名無しさん (2019-12-21 15 56 02) まあその辺りはしゃーない部分もあるだろう。できれば難波さんも出演して欲しいが最近は裏方メインぽいのがなー。 -- 名無しさん (2019-12-21 16 42 03) ダイ、ハドラー、バーン、バラン、みんな中の人が鬼籍… -- 名無しさん (2019-12-21 16 55 13) ダイは田村睦心さん、ハドラーは乃村健二さん、バーンは麦人さん、バランは大塚明夫さんぐらいがいいなぁ・・・。アバン先生の田中秀幸さんは鉄板で! -- 名無しさん (2019-12-21 17 35 33) ダイ大みたいなFC時代のドラクエの系譜から生まれた作品は、今の深夜枠のファンタジーみたいに緻密すぎる作画で描写されるとかえって興ざめになる気がするな -- 名無しさん (2019-12-21 17 49 37) ダイ役の藤田さん、ブラス役の田の中さん、ハドラー役の青野さん、バラン役の石塚さん、バーン役の内海さん・・・アニメ新作の企画が通ったのは素直に嬉しいけど遅きに失した感も拭いきれない。特に青野さんと石塚さんにはハドラーとバランの生涯を最後まで演じ切って欲しかった・・・ -- 名無しさん (2019-12-21 20 54 24) ↑×2制作側もそれを自覚しているからこそ、その手の拘った描写に定評があるMAPPA・キネマシトラス辺りではなくて、外連味・タイミング重視の東映を選んだのかも知れない。ていうかまだ「その時代の空気だからこそ出来ただろう展開が今の時代にそのまま表現できるのか・していいのか」という別の不安がある。 -- 名無しさん (2019-12-21 21 05 21) というか東映だと結構長いスパンでアニメ放送するからそれ目当てじゃね? -- 名無しさん (2019-12-22 09 23 25) 「あの作品がアニメ化、嬉しい!」ではなく「出来はどうなるのか」「当時の表現を再現できるのか」「旅立ちから鬼眼王まで12話で済ますんじゃ」みたいな心配が先に来るってのは自分は歳を取ったってことなんだろうなあ -- 名無しさん (2019-12-22 10 10 02) ↑年取ったからではなく、これまでの古い作品のアニメ化がことごとく問題を抱えてたからではないかと… ちゃんと尺がもらえてガッツリ原作再現できてた作品がほとんどだったら今回のアニメ化も普通に喜ばれたハズ -- 名無しさん (2019-12-22 11 00 49) 声優さん亡くなってる事への愚痴はわかるが、正直ご存命でも続投したとは思えんのよなー… -- 名無しさん (2019-12-22 12 37 16) 悲報:担当プロデューサーはユア・ストーリーのP -- 名無しさん (2019-12-22 15 33 55) ↑2もう20数年前のアニメだからなぁ。存命・現役であっても続投しなくて当たり前の案件よね -- 名無しさん (2019-12-25 16 10 20) ↑2イッチーは7以降のドラクエ大体関わってるゲームプロデューサーやで -- 名無しさん (2019-12-25 22 48 03) コロナの影響でプロジェクトが頓挫しなければいいが。 -- 名無しさん (2020-04-28 02 25 50) ↑2あれで日本人監督の中でも1、2を争う興行収入を挙げている監督なんよ、悲しいことだが。 -- 名無しさん (2020-04-28 05 07 50) 誹謗中傷コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2020-04-29 23 31 40) テレ東、タカラトミー、キッズ受けも狙って力を入れてるっぽいというと放送枠は、最早、心象最悪な石田純一のゴルフ番組は終わらせて、テレ東日朝キッズアニメの大取に据えるか、ボルトとポケモン前の17時に枠を作るとかするのかな? -- 名無しさん (2020-06-06 16 11 54) 「バーンが指摘した人間側の異種族に対する忌避の問題は結局有耶無耶なまま」と指摘する考察サイトみたときはそういえばと思った。竜魔人のダイは行方不明という形で退場、戦いに貢献した仲間の中でクロコダイン、ヒム、チウはデルムリン島行きという描写。まあ作者も特に意識せずに描いたんだろうけど -- 名無しさん (2020-08-20 14 14 06) ↑「ゴメちゃんへの最後の願い」のシーケンスで祈っていたのが人間達だけで、モンスター側には目立った動き・変化がないのが「あれ、あそこ流石におかしくね?色々あったけど、モンスター全員が一枚岩なわけじゃなかったんでしょ?」と思った。今だと「作者の配慮が足りなかった」様に見えてしまう。 -- 名無しさん (2020-08-20 22 12 07) ↑↑ いや、あそこは一朝一夕で解決できる問題ではないので、これから地上の人間たちが解決していくって流れにしたんだよ。ダイが退場になった理由はむしろそっちがでかくて、勇者が世界を救い残された人たちがその世界を良くしていくっていう、ダイ大らしい課題を残しつつ非常にポジティブな終わり方だと思う -- 名無しさん (2020-08-20 22 19 33) ↑×17つっても荒削りな少年漫画画風という意味では鬼滅の刃も近いからと思うから、ダイ大もあのくらい頑張って欲しいな -- 名無しさん (2020-08-23 17 25 11) 頼むから封神みたいなリメイクはやめてくれよ…… -- 名無しさん (2020-09-12 00 36 35) 土曜朝だから、少なくともダイジェストみたいなのは無い…と思いたい。4クールかけてキッチリと完結させてくれれば -- 名無しさん (2020-09-12 00 47 10) 4クールでラストまで行くとなると1クールラスト(12~3週)でバラン編開始(9巻)くらいまでいかないとならないんだが、ちょっと忙しくないか? -- 名無しさん (2020-09-25 19 44 03) 作画の方の人が、いつかその後も描きたいなーとは言ってはいたんだが・・・。現状無理だわなあ。 -- 名無しさん (2020-10-04 08 26 47) うしとらが3クールだったからそれよりマシだが、それでもたった48話で37巻分もやるのか… -- 名無しさん (2020-10-04 09 15 14) モンスター側から見れば魔界の覇者であったバーンを失ったことで魔界は大混乱だからな。それを正すために魔界編でダイが新たな竜騎衆を率いて出向く予定だったんだけど -- 名無しさん (2020-10-04 11 48 00) 北陸は放映してなかったわ… -- 名無しさん (2020-10-04 14 21 20) 343話を48回で全部しようとすると7話消費とか鬼のようなスケジュールになるしなぁ。色々短縮されてもかなり早足になるんかねぇ -- 名無しさん (2020-10-04 16 30 28) Vジャンプでのアバン時代編は、新装版単行本か新アニメ完結後にヴェルザー編を改めて連載できるかのテストケースではないかと見たがどうだろう -- 名無しさん (2020-10-04 20 14 47) ヴェルザー編の前にビィトの方を完結させんと -- 名無しさん (2020-10-04 20 37 02) 何にしても作画の人の体調次第だな。まあ続編は別の人に作画を交代するって手もあるけど -- 名無しさん (2020-10-06 10 20 45) よく味方陣営で死人がほぼいないマンガと言われてるが、その一方で名無しのモブキャラ達はかなり死にまくってる。何ヵ国かは魔王軍の進撃でほぼ全滅してるし -- 名無しさん (2020-10-10 14 06 33) 連載終了より後に登場したドラクエモンスターもいたりするのかな -- 名無しさん (2020-10-31 09 56 19) ↑2何気に主人公の父親が三カ国も滅ぼしてる -- 名無しさん (2020-10-31 10 24 28) うしとらは原作者の要望があったから3クールで完結まで詰め込んだのであって普通はそんな無茶しないわ 4クールで鬼岩城をぶっ壊すあたりまでやって、最後までやるかはそこまでの原作や玩具の売り上げや配信人気しだいって感じだろ -- 名無しさん (2020-10-31 10 38 40) 展開自体は今のところ駆け足と言う感じではないけど、台詞詰めてると感じる部分があるなあ。今回のフレイザードの場合だと、旧アニメではクロコダインの傷を見て一瞬絶句してたのが無くなってすぐに「この傷をつけたのが~」って切り出してるような -- 名無しさん (2020-12-07 02 22 58) アニメお子様人気は悪く無い様子。王道冒険譚って子供好きだもんな。 -- 名無しさん (2020-12-07 02 30 02) 前からたまにこの記事見てたんだけど、最後の -- 名無しさん (2020-12-08 00 01 36) ↑送信しちゃった 「右手に追記、左手に修正。二つ合わせて____記事・完成。」ってダイ大関係あるっけ?逆にあんま知らんのだけどロト紋じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2020-12-08 00 03 18) ↑メドローアが元ネタじゃない? -- 名無しさん (2021-01-11 21 00 13) ステータスが見えるファンタジー物をハイファンタジーとか言うらしいが、その先駆けだろうな -- 名無しさん (2021-02-27 02 37 21) 竜騎衆、28年半の時を経てついにテレビアニメに襲来!!まさかこの時代になって動いて喋るラーハルトが見られるとは…石田さんの声もいい!! -- 名無しさん (2021-03-27 21 25 27) フェミ発狂アニメ このままフェミと幼女共に女としての現実を植え付けてやって欲しい -- 名無しさん (2021-03-31 01 42 46) やっぱ1年でラストまでは無謀かも バラン編終わったら20話くらいしか残らないぞ -- 名無しさん (2021-04-01 22 20 48) スマホゲームも面白そうだけど、はよ始めんとアニメが終わるぞ。 -- 名無しさん (2021-06-09 19 52 01) どうやら2年目ほぼ確定らしいよ -- 名無しさん (2021-07-12 16 12 26) プリキュアシリーズで~の下りは一体どういう意図で描かれているの?プリキュアだってシリーズ長いんだからモブとか端役まで含めたらそりゃ誰かに当たるでしょ -- 名無しさん (2021-09-08 21 55 17) ↑作品として全く無関係だし、場違い感が甚だしい記述だよなあ。労力割いて書いてくれた人には申し訳ないが消した方が良いと思う -- 名無しさん (2021-09-12 14 27 22) アニメの黒のコアが爆発するシーンで地球みたいな青い星が映ったな…作中でこの世界は4つの大陸と7つの国から成り立ってるとか言われてたけど未開拓の地域がかなりあるのかも(そうでなきゃ黒のコア6つ程度じゃあの星は破壊し尽くせない) -- 名無しさん (2021-10-30 12 07 33) コメント欄が長くなったので、コメント欄をログ化したいと考えています。 -- 名無しさん (2022-02-27 05 31 39) よりにもよってこのタイミングで放送延期かあ…もう30年はさすがに待てない -- 名無しさん (2022-03-20 21 26 21) 【朗報】4/16より放送再開! -- 名無しさん (2022-04-06 12 09 42) その内主題歌をJAM projectあたりが歌ってくんないかな。もう無理だろうか… -- 名無しさん (2022-05-11 08 52 39) 91年版の打ち切りの理由とかの話は打ち切りの方の記事に詳しく変えてあるんだからここで長々書かなくていいんじゃないの?というか注釈が長すぎ。 -- 名無しさん (2022-05-27 12 17 27) 令和アニメ公式側から全100話完結と明言された。不正アクセスにも負けずに、分割なしで8クールのマラソンを駆け抜けるスタッフこそ真の勇者。「まっすぐで強がりなそんな僕らが始めた物語」もいよいよ完結が見えてきた -- 名無しさん (2022-07-26 21 41 20) 2022年10月から、不正ハッキングで延期された4枠をなんと東映アニメーション自らスポンサー枠買って放送してくれてるらしい。終盤は配信か深夜特番で!みたいな事態にならず、やっぱり番組に相当な思い入れがあったことが窺える。本当に閃光のように輝こうとしたのはアニメスタッフだったのかもしれない。あんたら真の英雄や! -- 名無しさん (2022-10-03 08 17 14) いよいよ後2回、果たしてこのまま最終回かそれとも…? -- 名無しさん (2022-10-08 12 00 11) インフィニティストラッシュのグラは開発スタッフからしてこれ駄目だろって思ってて、批判を契機にクォリティ上げたのだろうかと邪推してしまう。それでも批判を受けて発表されたゲームのグラフィックを根本的なレベルに改善するなんて中々あることではないので、この事実はダイに対する関係各位の意気込みを物語ってるようだ -- 名無しさん (2022-10-08 12 34 19) 全100話無事完走し、新生ダイ大を作り無事コンテンツとして役割を果たして良かった。ありがとう -- 名無しさん (2022-10-22 10 01 48) 感無量でした…ありがとうスタッフ! -- 名無しさん (2022-10-22 10 07 23) まさに圧巻のアニメ化だったねぇ。スタッフお疲れ様でした。ダイ役の種崎敦美さんのツイートが泣けた -- 名無しさん (2022-10-22 14 23 31) 素晴らしい完全版アニメだった。令和の時代に30年前の作品があれだけのハイクオリティで完結まで放送されたのは奇跡に等しい。制作陣・関係者の皆さん本当にありがとう! -- 名無しさん (2022-10-23 11 50 42) 初見の方はアニメ二周目にチャレンジしてみよう。序盤と同じようなシチュが終盤で繰り返されていたり、再発見の宝庫である。再読性が極めて高いのもあって、再放送や配信で細く長く愛されていく作品になるのかもしれない。打ち切りで終わった平成アニメが30年引き合いに出されているなら、令和アニメももう30年語られないはずがないだろう -- 名無しさん (2022-10-24 20 42 17) 後々原作者が仮面ライダーに関わる人ってのを分かってるし時代も違うけどやっぱりダイとクウガを被らせてしまうテーマ性はあるね -- 名無しさん (2022-11-26 07 40 32) ↑個人的には平成一期前半味があるとは思ったかな -- 名無しさん (2023-02-17 16 54 13) 令和アニメ100話の地味な楽しみが毎回のアイキャッチ絵であった。スタッフ一筆入魂の気迫が乗っている一枚絵は、そこだけ切り出しても余裕で商用利用に耐えるクオリティを誇る(大部分は横田守氏が原画を手掛けたそうな)。特に最終話の全員集合アイキャッチ絵は圧巻。 -- 名無しさん (2023-02-24 18 13 10) ダイの平成ライダー初期っぽさは当時のジャンプ主人公に対する作風の転換が起こってたのもあると思うんだけど、三条がウルトラマン1期・2期の世代でアニメのザ・ウルトラマンを通ってる世代だから、なんとなくクウガのPにも繋がるオタ臭さの共通点がある感じ -- 名無しさん (2023-05-27 07 44 21) 「魔王軍を追い払った勇者に報償を断られるなんて…」漫画配信サイトの広告に掛かると、こういう往年の名作もクソつまらなさそうに見えるんだなってちょっと興味深い。もしかしたら食わず嫌いさせてる漫画も他にあるかもね -- 名無しさん (2023-06-28 19 42 16) まさかの「人間っていいな」で宣伝とは。 -- 名無しさん (2023-10-07 13 46 06) ↑2 宣伝広告がカスで逆に読む気が失せるって、何のための広告なんだろうな。広告費用も無料じゃないのにな -- 名無しさん (2023-10-12 15 38 45) インフィニティストラッシュの値崩れが激しいとは聞いていたが「ダイの大冒険が値下げされてついに2,000円切りましたね」がミーム化してる -- 名無しさん (2023-11-08 20 57 56) 作中の時間が約三ヶ月って知ってジョジョの第5部並みに衝撃を受けた。最低でも一年以上旅をしてたと思ってたので。 -- 名無しさん (2023-11-08 21 02 17) 自分が生まれる前に始まり、終わった作品だけど、本当にどれだけ励まされたか分からないほど、よく出来ていて、希望と肯定に満ちた作品だと思う。この作品が大好きです。 -- 名無しさん (2024-06-20 16 26 50) 坂本弁護士事件と並んでTBSが許せん理由の作品 -- 名無しさん (2024-06-20 16 46 41) アニメリメイクで最後までやってくれて感無量だった。 -- 名無しさん (2024-07-15 20 51 30) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jcbr/pages/560.html
ダイの大冒険からの支給品 アバンの書 アバン流の武術や、呪文や呪法といった魔法の知識を記した本。 武術の「地の章」、魔法関連の「海の章」、心に関する「空の書」の三部に分かれる。 アバンのしるし 勇者アバンが生徒の卒業証書代わりに贈るペンダント。 「輝聖石」と呼ばれる貴重な石で出来ている。 跡部景吾とリサリサに一つずつ支給。 キメラの翼 たけしに支給。 一度行ったことのある場所へワープできるアイテム。 ドラクエシリーズでは(キメラが登場しなくても)必ず登場する。 黒の核晶(極小) スヴェン・ボルフィードに支給。 魔界の奥地で採れる魔力を無尽蔵に蓄積する金属から作られた爆弾。 手のひらサイズの小型のものでも大陸一つを破壊するほどの威力を持つ。 支給されたものの爆破範囲は当然制限されている。 ゴールドフェザー&シルバーフェザー うずまきナルトに支給。 勇者アバンが破邪の洞窟で作ったアイテム ゴールドフェザーは呪文の威力を高め、敵に刺すことで一時的に動きを止める(ロボットにも有効)。 シルバーフェザーは魔力を蓄積し、MPを補給する事が可能。 5本ずつ支給。 シャハルの鏡 黒崎一護に支給。 魔法を跳ね返す効果を持つオリハルコン製の特殊な盾。 一定以上の威力がある魔法を跳ね返すと壊れてしまう。 真空の斧 ゆきめに支給。 真空系呪文の力を持つ斧。 風を発生させることでメラゾーマを防ぐことも可能。 ダイの剣 津村斗貴子に支給。 ロン・ベルクが作成したオリハルコン製の強力な剣。 ダイ以外の者が使用しても本来の威力は発揮できない。 毒牙の鎖 リンに支給。 一かすりしただけでも死に至る猛毒が回るアクセサリー型武器。 ドラゴンキラー 武藤カズキに支給。 竜の顔の意匠が施されたジャマダハル型の剣で、ドラゴンに対し高い威力を発揮する。 ドラクエではお馴染みの武器。 魔甲拳 武藤遊戯に支給。 魔族随一の剣士にして鍛冶屋のロン・ベルクが作成した手甲。 「鎧化(アムド)」の掛け声により胴と左半身を覆う鎧になる。 魔弾銃 サガに支給。 アバンが作った弾に込めた魔法を撃ち出す銃。 メラミ、ヒャダルコ、イオラ、キアリー、ベホイミの弾が2つずつ付属。 鎧の魔槍 沖田総悟に支給。 ロン・ベルクが作成した槍。 「鎧化(アムド)」の掛け声により巨大な鞘が鎧となる。 原作ではバランの部下ラーハルトが所持していたが、自分を倒したヒュンケルに渡し ヒュンケルが戦闘不能に陥った時、復活したラーハルトが再び装備した。 手甲には剣が仕込まれてる。
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/17938.html
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 (1991) Blu-ray BOX 発売日:7月3日 かつて魔王ハドラー率いる魔王軍の侵略で世界は危機を迎えたが、正義の剣士“勇者”がこれを打ち倒し、 人々は平和な暮らしを取り戻した。それから15年後のある日、 南海の孤島デルムリン島のモンスターたちに異変が起きた。 魔王が復活し邪悪な意志が再びモンスターたちを支配しはじめた。 この島唯一の人間で鬼面道士のブラス爺さんに育てられたダイは、打倒魔王軍を誓い旅立った…。 TVアニメ全46話と劇場3作品を完全収録! 1992年3月公開。DRAGON QUEST ダイの大冒険の劇場第2作。第3作に~ぶちやぶれ!!新生6大将軍がある。 http //www.toei-anim.co.jp/lineup/tv/dai_daiboken/ 監督 芝田浩樹 監修 西沢信孝 原作 三条陸、稲田浩司 脚本 武上純希 キャラクターデザイン 長岡康史 作画監督 新城真 美術監督 坂本信人 色指定 白戸勝彦 撮影監督 沖野雅英 特殊効果 山本公 編集 花井正明 ネガ編集 後藤正浩 録音 今関種吉 音響効果 今野康之 録音助手 小林剛 音楽 すぎやまこういち 編曲 松尾早人 助監督 岡本晴久 アニメーション制作 東映動画 ■関連タイトル VHS ドラゴンクエスト・ダイの大冒険~起ちあがれ!! アバンの使徒 Kindle版原作コミック DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 1 DRAGON QUEST~ダイの大冒険 音楽集 ドラゴンクエスト-ダイの大冒険- 全22巻 完結コミックセット
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2824.html
登録日:2012/03/16(金) 08 09 41 更新日:2024/08/30 Fri 13 26 53NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 おっぱい お姫様 お色気担当 アバンの使徒 カリスマ ゴメちゃん俺と代われ! ダイの大冒険 ダイの嫁 パプニカ ヒロイン ライオン レオナ 久川綾 勇者ダイのパーティー 天然 女傑 妹弟子 意外にボケる 愛すべきバカ 戦う姫 指導者 早見沙織 正義 獅子姫 王女 美乳 美少女 美尻 触手プレイ体験済 賢者 賢者の卵 “姫”じゃなくて“レオナ”って呼んでちょうだい! 今度からそんな他人行儀な呼び方したら口きかないわよ! 漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場人物。 CV:久川綾(旧アニメ)、早見沙織(新アニメ) 【もくじ】 【概要】 【人物】 【戦闘能力】使用呪文 装備 【作中の活躍】 【主な人間関係】 【余談】 【概要】 マァムとともに本作のヒロインを務める少女。 強力な金属、防御性能の高い特殊繊維の技術などで有名なパプニカ王国の王女。 “ダイに最も長く連れ添った相棒”であるポップに対し、“最も早くにダイと出会い、その資質を見出した”と言える人物。 彼女がダイに出会わず、彼女の父であるパプニカ王がアバンにダイの修行を依頼しなければ物語が始まりを告げることは無かった。 そうした意味で物語の根幹たる部分に携わり、以降も度々行動を共にしつつダイの成長を見守り続けていく。 重要な役割としてもう一つ忘れてはならないのが、マアムに並び立つお色気担当である点。 弱冠14歳にして備えるB83W53H85というプロポーション、そこから齎される数々のサービスシーンは多くの読者をハッスルさせた。 特に後半はマァムが武闘家として半ば堂々とパンチラするため、あくまでさせられる形で発露するレオナのポロリに余計に心奮わせた人もいるかも知れない。 【人物】 あたしたち自身が自分の欲のために他人を傷つけたりしてどうするの!? それじゃ魔王軍と変わらないじゃない! 魔物と同じ道を歩むくらいなら…人間として飢えて死にましょう…!! 性格は奔放かつ快活そのもので、何に対しても物怖じせず、初対面の相手とも直ぐに馴染める強引さと親しみやすさを持つ。 時には姫らしかぬ行動で周囲を呆れさせることもあるが、王族や指導者として振る舞うべき時はしっかり弁えており、公の場では「私」、ダイ達の前では「あたし」と一人称も使い分けている。 また、ここぞという時には強いカリスマ性を発揮し、他人を引っ張る指導者としての面も備えている他、故郷を滅ぼし父を死に追いやったヒュンケルを謗ることなく赦し、生涯をアバンの使途として生きるよう諭すなど、高潔にして寛大な心と度量の広さも併せ持っている。 これを見たマトリフは「あの姫様ならこの国も大丈夫だろう」とその素質を認めている。 その克己心は凄まじく、救援も望み薄な状況で空腹に耐えかね残り少ない食料を求めて争う兵士を見た際は、問答無用で争いの原因となる食料を地に叩き落とし、「いくら大事なものでも争いのタネにしかならないのならいらない」という理屈の元上記の説得により争いを諫める芯の強さも持つ。 逆に火に油を注いで反乱が起きそうなシチュエーションであるが、この時は自分自身もロクに食料を食べず我欲に負けていなかったことが逆に求心力とカリスマ性を高める一因となっていた。 …急展開ね…燃えるわ…! 別にいいじゃない 恋愛は自由だし 基本的に遠慮というものを知らないタイプで、他人の恋愛話に干渉してはwktkし、何かしら悩んでいる相手にはズバズバと容赦無い言葉を突きつける。 とはいえこれらは「悩むより行動しろ」「相手の成長を期待する」といった信条に基づくものらしく、実際に相手にいい影響を与えることが多い。 ……恋愛云々は単に「見ていて楽しい」というのもあるのだが。 その割にはバーンからも指摘されるくらいバレバレなのにダイとの恋愛関係は本編中殆ど進展がなかった。 あと、さすがにエイミがヒュンケルを想うあまり鎧の魔槍を隠すという暴挙に出た際にはエイミのヒュンケルへの理解のなさに苦言を呈している。 ちなみに遠慮のない性格は物欲にも出ており、買い物では衝動買いをし、ダンジョンで宝箱を見るとついつい開けに行ってしまうタイプ。 破邪の洞窟でも何回か開けに行ってミミックを引き当てたりしていた(そして収穫はひのきのぼう×2と216ゴールドというショボさ)。 そもそも仲間の処刑が近づいてて時間がない状況でそんな寄り道してちゃマズいでしょ… 【戦闘能力】 戦闘面で見ると、攻防両方の呪文を扱える『賢者』の資質を持つのが大きな特徴。 特に回復呪文に関しては優秀で、最大の効果をもつ『ベホマ』を使用可能。 この事実は後に、僧侶としてもアタッカーとしても中途半端だったマァムに武闘家への転向を促す要因となった。そしてレオナも早々にパーティーを離脱してしまったため、終盤までダイ一行はマァムのベホイミに頼る羽目に。 尤も、『賢者の卵』と呼ばれるように賢者としてはまだ未熟なためか、レオナのベホマは怪我か体力の片方しか回復できないと本人が言っている。ザオラルも使った事はあるが失敗した。(*1) また攻撃役として見ると、本人の身のこなしの悪さもあって役に立たないことのほうが多い。そもそもバラン戦~最終決戦までの長きに渡ってパーティーを離脱して指導者としての活動に専念していたので 当然その戦いが激化していた間に全くレベルアップしなかったわけであり、特に終盤ではポップが大魔道士(≒賢者)として覚醒したこともあってほとんど戦力外となっている。(*2) しかしながら、そのリーダーシップと強い意志で精神的な支柱となる様は終止一貫しており、あの大魔王バーンでさえ認めた程である。 使用呪文 ギラ 閃熱系呪文。ギラ系の初歩呪文。 魔のサソリに対して使用したが、はじかれてしまった。 旧アニメ版では城に進行して来たアークデーモンに対して放っていたが、こちらもはじかれてしまった。 新アニメ版ではパプニカ大礼拝堂に侵入したガストに対して使用し、倒している。 ヒャド 氷系呪文。ヒャド系の初歩呪文。 作中ではヒドラの炎に焼かれたダイを鎮火、救出する際に使用した。 作中のギャグパート以外でヒャドが使用された数少ないシーンの一つでもある。 ちなみに、氷の呪文はバロンが伝授したとの事。 ヒャダルコ ヒャド系の中級呪文。攻撃よりは、火に煽られた人間の救助に用いた場面が目立った。 保有魔法力の差により、終盤のポップと比べると威力が格段に劣る。 ベホマ ホイミ系の上位呪文。 大火傷を跡すら残さず治癒するほどの効果を持つが、彼女の錬度では、体力と怪我のうち片方しか即座には対処できないらしい。 ザオラル メガンテが不発に終わったポップに対して試行。 肉体が残っている者にしか使用出来ない模様。 この作品では熟練の僧侶でも成功率は五分五分といったところで高いとは言えず、彼女のそれも失敗した。 ミナカトール 漫画オリジナル、破邪呪文の最高峰。効果範囲内における邪気を払い、魔の力を大きく減退させる。 最大の効果を得るには五人組で発動しなければならない。 詳細は項目参照。 装備 パプニカのナイフ 柄の部分に美しい宝玉が填め込まれたナイフ。 パプニカ王国で産出される特別な金属で造られた武器で『太陽』、『海』、『風』の三振りが存在している。 『太陽のナイフ』は彼女がデルムリン島に訪れた時にダイにプレゼントしたが、バランとの戦闘で消失。 『海のナイフ』はレオナの父親であるパプニカ王国の国王が所有していだが、不死騎団によるパプニカ王国侵攻の際に国王と共に行方不明に。 『風のナイフ』は王宮で保管されていたが、『魔法の闘衣』等と共にダイに贈られ後にバーンパレスでの最終決戦時に護身用にとダイから返却された。 大魔王バーンとの最終決戦ではカラミティウォールにより天魔の塔から落下しそうになったレオナの命綱になったり、真バーンに傷を負わせたりと重要な局面で役に立っている。 パプニカのドレス レオナが6巻~9巻で着用していたドレス。 どこか神話を髣髴とさせるデザインとなっており、レオナの気品を引き立てる一品となっている。 後にダイの武器探しの資金調達の為に売却しており、その時の値段は2~3万Gだったらしい。 踊り子の服 ベンガーナ王国のデパートでレオナが試着した服。 作中最も露出度が高い服で、ポップは見た途端に鼻血を噴出し、「こんなカッコした賢者がどこにおるかっ!! もっと地味なのにしろっ!」と怒鳴り散らした。 その後、旅人の服に決定した。 旧アニメでは踊り子の服の後、天使のローブを試着したところ、ダイとゴメちゃんは笑顔だったが、ポップは首を傾げ、次に試着した危ない水着は、ダイとゴメちゃんはやや驚いた表情で、ポップはやや赤面で顔をしかめ、その次の派手な服は、ダイとゴメちゃんは呆気に取られ、ポップは怒りで拳を振るわせ、そのまた次のぬいぐるみは、ダイとゴメちゃんはゲラゲラ笑っていたが、ポップは呆れており、最後の旅人の服で、ダイとゴメちゃんは笑顔で、ポップも納得の表情で頷いた。 天使のローブは別におかしな格好ではないような… ちなみにこのシーンのBGMはDQ4の「おてんば姫の行進」である。 新アニメでは踊り子の服が天使のレオタードに差し替えられており、ポップの突っ込みも「こんなカッコした賢者がどこにいるんだよ」という冷静なものになっている。 その後は絹のエプロン、DQ3の女商人のコスプレ、DQ3の男遊び人のコスプレ、ネコのきぐるみ&かぶりものを次々と試着するも、ポップから「もっと真面目なものにしろよ!」と怒鳴られ、「意外と守備力高いのに」と愚痴りつつ、旅人の服に決定した。 旅人の服 ベンガーナ王国のデパートでレオナが購入した服。 ミニスカートとマントが特徴で、バラン編終了まで着用していた。 ワイズ・パーム 中指部分に魔法石が付与された指輪が付けられている手袋。 手袋というよりは手甲といった方が妥当なデザインで、魔法の杖代わりに用いる女性用装備となっている。 王家の服 中盤以降にレオナが着用していた服。 法術で編まれた布を用いており、ダイの魔法の闘衣やポップの魔法の法衣と同等の防御力を持っている。 また、外交にも用いられるようにしたのか装飾品を多く備えるなど全体的に華美なデザインとなっている。 カールの法衣 ミナカトールを会得するため、破邪の洞窟へ向かう際に着用した服。 見た目は普通のワンピースだが、邪気を払う力がある。 服自体が極薄になっており、最初に装備していた姿を見てポップは思わず生唾を飲み込んだ。 アバンのしるし アバンが教え子たちに卒業の証として贈る青く透き通った涙滴形のペンダント。 『輝聖石』という貴重な石を磨き上げて呪法で凝縮したものであり、その製法はアバンしか知らない。 完成させるには時間がかかるが、呪文の効果を増幅させる「輝石」と、魔法力を蓄積する「聖石」の特性を併せ持ち、聖なる力を高めて邪を退け、敵から受けるダメージをある程度減らし、持ち主の力を高める効果がある超一級品のアイテム。 レオナの物は元はフローラが所有していた物で、レオナを第五のアバンの使徒に指名するにあたりフローラから譲られ、後にアバン本人も追認している。 ゴールドフェザー アバンから受け取った破邪の力を増幅させる能力を持つ「輝石」を用いている羽根。 アバンはこの羽根を用いて「破邪の秘法」を使用するが、レオナの場合はミストバーンに戦いを挑もうとするダイを制止する時だけこの羽根を使用した。 シルバーフェザー アバンから受け取った魔法力を蓄積させる能力を持つ「聖石」を用いている羽根。 刺した者の魔法力を回復する効果があり、作中ではダイのドルオーラ連発の合間にこの羽根を投げ渡してサポートしている。 【作中の活躍】 あなたが…勇者ダイ!? やっだぁ~~っ!こぉ~んなチビなのおっ!? カッコ悪~いっ!! 先述したとおり、初登場はポップやアバンよりも先(ニセ勇者達よりは後)。 賢者になるための儀式を行うのにちょうどいいということで、賢者の青年や大臣と共に船でデルムリン島にやってきた。 島ではダイに案内されながら、「勇者を目指す」と言いつつ呪文一つ使えない様をバカにしつつ彼と親しくなっていく。 直後、自身の暗殺を企む大臣達により危機に晒されてしまうが、これがダイを初めて竜の騎士の力に目覚めさせるきっかけとなり、また命を救われる。 将来 立派な勇者になったらパプニカにいらっしゃい あたしのボディガードかなにかで使ってあげるから 大臣らの撃退後は無事に儀式を済ませ、『パプニカのナイフ』をダイにプレゼントして島を去った。 魔王軍が現れて不死騎団に祖国が滅ぼされると、残った戦力を率いてバルジ島に潜伏。 そこをフレイザードに襲われ一度は氷付けにされるも、駆けつけたダイ達によって救われる。 この際、ダイの仲間となりつつもパプニカを滅ぼした張本人であるヒュンケルに対しては、その命を奪わずアバンの使徒として生き続けることを命じている。 ヒュンケルが真の意味で仲間となった瞬間であった。 以降は武闘家としての修行のため離脱するマァムに代わり、ダイ、ポップと共と同行(ヒュンケルとクロコダインは魔王軍への偵察のため同じく離脱)。 そしてバラン戦までを共にした後はダイ達と別れ、“王女として、指導者としてできる事”を模索しながら各国の勢力を纏め上げるべく奔走していく。 最終決戦間近となると、カール王国の生き残りであるフローラ女王から『アバンのしるし』を渡され、五人目の『アバンの使徒』としてミナカトールを習得。 決戦の日にはミナカトールを使用し、大魔王バーンの居城である大魔宮の結界を解除。ダイ、ポップ、ヒュンケル、マァムと共にそこへと乗り込んだ。 大魔宮ではポップ達がミストバーンと対峙し、また密かに生存・合流したアバンがキルバーンを引き付ける中でダイと共にバーンの下へ向かう。 しかしその最中、ミナカトールの影響で魔力供給を断たれた“生きた動力炉”である『魔力炉』が暴走。その触手に捕まり、魔法力目当てに魔力炉に飲み込まれてしまう。 あはや消化される……というところだったが、魔力炉の番人であるドラムーンに動きを封じられていたダイが双竜紋に覚醒。その新たな力で助け出された。 この状況は、奇しくも二人が初めて出会った時の再現となった。 ダイとバーンの決戦では、“異端を排除せずにはいられない人間の弱さ”と“異端でありながら人間に味方することの愚かさ”を説いてダイを味方に引き入れようとしたバーンに反論する。「私達はそんなことをしない」と。 しかし、その言葉の根拠であるダイへの好意を指摘され、「たった一人の感情では、"国"などという得体の知れないものはどうしようもない事は公事にたずさわるそなたならよくわかろう…?」と冷たく言い放たれる。 同様の状況にあったダイの両親――バランとその妻ソアラ――が悲しい末路を辿ったことを思い、それ以上の言葉を失ってしまう。 しかし、ダイはそれらを理解した上でなお、バーンに「No」を突きつける。 その姿を見て、「人や世界のためでなく、ただ自分自身のために勝って欲しい」と涙を流した。 エンディングにおいては、行方不明になったダイの生存と帰還を信じて待ち続ける姿が描かれている。 【主な人間関係】 ダイ …もう…!! いつの間にこんな大人っぽい顔するようになったのよ!コイツったら…!! 想い人。 ダイとは相思相愛で、周囲からも半ば公認されている。まさにドラクエⅠの勇者とローラ姫のような関係だが、ダイが色恋沙汰を苦手にしているであろうこともあってか、互いに面と向かって想いを打ち明けることはなく、友達以上恋人未満位の関係に終始した。 当初は出会い頭に「チビ」「カッコ悪い」呼ばわりして全力で馬鹿にしたため、ダイも「あいつ性格悪そうだから案内したくない」と互いに第一印象はかなり悪かったが、王国の実権を握ろうと目論むテムジンとバロンの陰謀から命を救われた一件でダイに好感を持つようになる。 また、アバンにデルムリン島へ赴く様に依頼した事でダイとアバンが出会う切っ掛けを与えている。 アポロ パプニカの三賢者の一人で、三賢者のリーダー格。 終盤ではバルジ島に投下された柱の「黒の核晶」を凍結させ地上破壊を阻止した。 マリン パプニカの三賢者の一人でエイミの姉。 フレイザードから顔に火傷を負わされたが、後にレオナのベホマにより治療されている。 他にも魔法の聖水を貰うべく焦っていたポップにスカートをずり下ろされた事があるなど、ろくな目に遭っていない。 終盤ではパプニカ西部のベルナの森に投下された柱の「黒の核晶」を凍結させ地上破壊を阻止した。 エイミ パプニカの三賢者の一人でマリンの妹。 作中最も早く登場した三賢者で、老人とばかり思っていたポップを驚かせた。 ヒュンケルに好意を抱いており、彼を死の大地へ行かせまいと鎧の魔槍を隠した。 ヒュンケルに告白したが断られており、それでも諦め切れなかったのかエンディングでは彼にこっそり付いて行く彼女の姿が描かれている。 バダック 昔からパプニカ王国に仕えている老騎士。 レオナのお目付け役の一人でレオナからも信頼されている。 ヒュンケル 不死騎団によるパプニカ侵攻の際にパプニカ王国の国王は行方不明になっており、恐らくは死亡したと考えられている事から、レオナにとってヒュンケルこそが父親の仇と言える。 パプニカ奪還後には、ヒュンケル自身は国を滅ぼした責任を負って処刑される覚悟であったが、レオナから「一生をかけてアバンの使徒として戦え」と言い渡された上で赦された。 フローラ カール王国の女王でレオナの憧れの女性。 魔王侵攻の中で父を失い、若くして国の指導者となり戦いに身を投じる境遇は、図らずもフローラの少女時代と重なっている。 ミナカトールを習得するため破邪の洞窟に潜入した際には、チェーンクロスでスライム達を撃退するフローラ女王の姿を見たマァムの「さすが女王様」という称賛に、どこで仕入れた知識か別の方面の「女王サマ」を想像していた。 最終話では、「少々嫌がっていてもしっかりと捕まえとかないとダメよ。勇者なんてものは事が終われば姿を消してしまうんだから…!」 と、アバンへの嫌味を兼ねつつ、レオナに同じ『勇者』に恋する先輩としてさり気なくアドバイスをしていた。 【余談】 名前の由来は「ライオン(Leo)」から。 本来は「竜」のダイに掛けて「虎」の由来にしたかったが、「かわいい名前が思いつかなかった」との事でライオンとなったらしい。 ちなみにRPGでの「竜」「虎」の主人公とヒロインの名前は別作品にて実現することになる。 地上の正義と…!偉大なる管理人“冥殿”の名の下に…!! 今こそ皆にこの王女レオナが命じます!! “すべての項目を追記・修正せよ…!!!” △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 腐女子とは違うだろ・・・ -- 名無しさん (2013-12-06 11 25 23) ダイと一緒のEDが見たかったな・・・。 -- 名無しさん (2013-12-06 12 59 48) ショタコンじゃないだろ。2歳差は普通レベルだぞ。 -- 名無しさん (2014-01-26 09 36 27) 有能なお姫様なんだけど、パーティ内の恋バナでストレス解消してるあたりが年相応だよなあ。まあ連中がもどかしいのもあるんだろうけど。 -- 名無しさん (2014-01-26 21 49 01) レオナの使徒入りは唐突だったな。しかもこれにより、それまでのダイ、ポップ、マァム、ヒュンケル、クロコダインのパーティからクロコダインが抜ける事に… -- 名無しさん (2014-02-08 23 04 04) なんとなくダイがアルキードのディーノ王子として生きていたら、絶対にディーノ王子に終始強気に接していじめてそうで怖い。 -- 名無しさん (2014-03-12 22 31 04) ノヴァと同じく天才なんだが、パーティーメンバーがどいつもこいつも超天才だから目立たないんだよなぁw -- 名無しさん (2014-05-09 11 37 30) フローラを「女王様」といってしまうなど意外と俗世には詳しいwwww。 -- 名無しさん (2014-05-09 11 39 09) バストサイズ表記がまだインフレしてない頃なんだよね…巨乳だけど今となっては数値は控え目 -- 名無しさん (2014-05-09 12 11 46) ブロキーナの水着姿では大変具足がお世話になりました -- 名無しさん (2014-06-11 21 20 36) ↑の人 「ブロキーナ」はマアムの武道の師匠のジイさんですよ。 -- 名無しさん (2014-06-11 21 35 23) 追加。「ベンガーナのデパートでの水着姿」とチガイマスか? -- 名無しさん (2014-06-11 21 37 16) ↑すまん、ベンガーナだ。なんでブロキーナになったんだw -- 名無しさん (2014-06-11 21 46 20) ブロキーです… -- 名無しさん (2014-06-11 21 52 41) 最終決戦で、ハドラーと戦うなと言った辺りはうっとおしかったな。邪魔だからひっこんでろ馬鹿と突っ込んでた。 -- 名無しさん (2014-07-08 07 55 38) ↑バーンと戦う前に消耗するからハドラーと戦うなって考えただけだろ。現実で考えたら至極当然なんだけどな -- 名無しさん (2014-07-13 10 31 21) ↑至極正論だよな。ハドラーは放っておいても死ぬし、言ってしまえばムダな戦いだしな。最悪後ろから攻撃される可能性も・・・ないか。 -- 名無しさん (2014-07-13 13 22 23) ↑それでも「男の戦い」の心情をすんなり理解できた辺り、14にしては出来た女だよ。もう一人のオカン的存在と違って… -- 名無しさん (2014-07-13 13 32 27) ↑当時少年だったけど、初見の時点で「下ではもうみんな戦争状態なのに、私情に走りやがって…」と誰にも共感出来なかった私は異端でしょうか? -- 名無しさん (2014-07-22 15 14 13) ↑その通りだけど「少年漫画では良くあること」と最初から投げてた。 -- 名無しさん (2014-07-22 16 32 16) マァムとメルルとで「トリプルヒロイン」なんだよね。 -- 名無しさん (2014-09-24 11 16 48) 最終決戦のポロリについて記述がないのが意外 -- 名無しさん (2015-02-13 12 10 13) 自分の国を滅ぼした軍団長であったヒュンケルに初対面で粋な裁きをできるからたいしたもんだよ。彼女は政治家としてならマトリフも認めた大物。 -- 名無しさん (2015-10-08 19 13 07) 水着姿には息子が大変お世話になりました -- 名無しさん (2015-10-31 03 31 24) レオナは終始ダイへの好意を隠したり否定したりしなかったのが好印象。進んで言う事も無かったけど、ダイ自身も序盤からレオナへの好意は変わってないし、何か安心感があったよ。 -- 名無しさん (2016-02-11 09 46 33) ベンガーナでのサービスシーンは水着じゃなくて踊り子の服(ファンブック)だよ。まあアニメではあぶないみずぎも着てるけど -- 名無しさん (2016-02-11 09 57 37) あれって踊り子の服だったのか…魔法のビキニかと思った -- 名無しさん (2016-02-11 13 00 10) ↑13それを言ったら横からメドローアで乱入してハドラーを消そうとしたポップはどうなるんだよ。 -- 名無しさん (2016-03-03 01 54 33) テラン王との会話やミナカトール習得時の受け答えは、ダイ達が戦うまさに「正義」を端的に語っていて、重要なシーンだよね -- 名無しさん (2016-03-06 18 25 47) 何気に作中で貴重な(確定の)キスシーン描かれた登場人物なのはさすがのヒロインだよなあ・・・。 -- 名無しさん (2016-09-16 11 58 32) 名前の由来はleo(ライオン)から。ダイが(恐)竜が由来なので、虎にひっかけた名前にするつもりだったらしいが、しっくり来なかったためレオから取ったとか。 -- 名無しさん (2016-11-29 19 58 53) 踊り子の服で平然と顔を出すレオナと「そんな恰好した賢者がいるかっ!」とツッコむポップの対比が面白かったけど、それより息子が大変お世話になりました -- 名無しさん (2017-04-19 03 28 16) ↑あなたが「賢者」でしたか。 -- 名無しさん (2018-05-08 18 31 46) ↑15後にレオナも言ってるけど、ダイのあの純粋さが敵すら味方してきたし、ポップの覚醒も私情であるマァムへの想いが端を発してるし、アバンの使徒にとって私情も重要な要素なんだよ -- 名無しさん (2020-10-29 19 05 10) あの時点のハドラーって先生の仇でもあるけど、精神的には尊敬すべき敵だからなあ。ハドラーの最期の頼みじゃなかったら、ダイも提案を呑まなかっただろうし難しい -- 名無しさん (2020-11-23 01 57 32) 王族としての教育を受けているせいか意外と公と私を分けて考えられるタイプだしなレオナは -- 名無しさん (2020-11-23 05 52 37) 恋愛関係に関しては最終回時点でダイが12歳か13歳でレオナが14歳か15歳だからある意味健全と言える。というか二人とも現実だと中学生位の年齢だし余り進展し過ぎたらそれはそれでヤバい気がする -- 名無しさん (2020-12-06 09 19 33) 元はバロンも含めて四賢者だったのか。バロンの代わりに誰かが新しく入ったのか、どっちだろう? -- 名無しさん (2020-12-26 02 16 03) 新アニメではフレイザード戦後の宴での飲酒シーンは当然のごとくなし。旧アニメでは原作通りワインをグビグビ飲んでたけど時代の流れで未成年の飲酒なんてやれるわけないからね。「マァム“さん”って呼ぶわよ」発言もしらすのまま言う(当人の性格からしてそんなに不自然でもないが…) -- 名無しさん (2021-02-21 19 23 33) ベンガーナのサービスシーンはカットされそう -- 名無しさん (2021-02-21 19 41 51) ↑改変されますた でも原作ゲームに出た防具のコスプレを見れてそれなり満足 -- 名無しさん (2021-03-07 09 49 36) 父親の国王が死亡でなくあくまで行方不明なのは実はどこかで生きてたみたいな展開の構想でもあったんだろうか? -- 名無しさん (2021-09-17 19 38 46) ↑それにヒュンケルを「ヒロインの父親の仇」にしないための措置って部分もあったかもな -- 名無しさん (2021-10-13 20 29 23) 魔界編で、変わり果てた国王に気付かずこうげきしようとするが -- 名無しさん (2022-10-26 22 10 42) ↑書きこんじゃった…、攻撃するが、パプニカのナイフを使ってこられて国王だと察する、みたいな展開でも考えてたんじゃないかと…新アニメで死亡宣告されてたみたいで残念 -- 名無しさん (2022-10-26 22 13 08) 14時間後にはダイと義理の親子関係に…(中の人的な意味で) -- 名無しさん (2022-10-31 18 52 50) 魂の絆だとイオナズン使えるという。魔王ハドラーの切り札だったほどの呪文をレオナが使えるのは違和感あるが。 -- 名無しさん (2023-10-09 22 34 51) 特殊な場面とはいえ自分から○○する(肝心のダイには記憶がなかったが)など恋愛には積極的。 -- 名無しさん (2023-11-10 19 10 52) 名前 コメント