約 540,143 件
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/851.html
_ -‐=‐- 、 ,. ― 、__ /i、 /\/', ,ィ \ / . . .;. '´. . . . .`/ _| `" " |_.ヽ (¨´ー‐/_r。 . . . . . ! ゝ 表示価格より, '’ i `>‐{ じ' l ヾ,||〃r,^-ュ==. ` ! { ◎ハ ヽ-' l 三 三,'夂 |=| l  ̄ ノ'ヽ. r!  ̄|| ̄ 回 r元ュ ! __/ .;. . ヽ  ̄| , 、 ,.、 ,、┌┘/ ゝ--/ . . .| | . . \ ´ `' `´ ` / | . . ./ ヽ . . . .',、` ー==‐ '" i / \ . | } ヽ. r―, ソノ L_)_j (_r_ノ'´
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/873.html
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/766.html
「ミィ~ミミィ~♪ミィ~ミミィ~♪」 母親タブンネの子守唄が無邪気にじゃれあう子タブンネ達を優しく包み込む。 「ミッ!ミィ!ミミィ!」落ち着き無くはしゃぐ子タブンネ達も母親に抱き締められ、その暖かい温もりを感じながら夢の中に誘われていく。 「ミピュ~。ミキュゥ~。」 可愛らしい寝息をたてながら楽しい夢を見ているのか顔を綻ばせる子や寝ながら母親の乳房を求めて指をチュパチュパしゃぶる子達を母親タブンネは目を細めて優しく見つめている。 微笑ましい光景だ。 誰もがそう思うだろう。 こんな可愛い天使達を虐待するなどあり得ない。 …そう思っていた。 最近屋根裏からガタガタ物音がするようになり「ミィミィ」と甘ったるい鳴き声が聞こえてくるようになった。 僕は今木造の古いアパートに住んでいる。 古い故にある程度は想定していたが、まさか冒頭述べた光景がうちの屋根裏で展開していようとは。 先程は母親タブンネと称したが声が少し甲高い。恐らく子タブンネが幼いベビンネ達の世話をしているのだろう。 流石に大人のタブンネが忍び込める程の広さの屋根裏ではない。 親を失い野生の世界では生きていけず放浪の果てに辿り着いた安息地がうちの屋根裏だった訳か。 その証拠にタブンネ達の楽しそうなはしゃぎ声が毎日僕の耳まで届き毎日楽しく遊び回っているのが屋根裏からの振動で用意に想像がつく。 そう、毎日だ。 毎日、毎日「ミィミィミィミィミィミィミィミィ。」 屋根裏からの歌声や踊りは騒音となり僕のストレスを膨れ上がらせる元凶となった。 奴等は無駄に知能が高い為に冷蔵庫を漁る事を覚えたり躾などされていない為に部屋の至る場所に糞尿を撒き散らし床一面を泥のハートマークで染め上げる。 部屋は散らかり広範囲に散らばって落ちているピンクの抜け毛がタブンネ達が蹂躙していった事実を物語っていた。 当然僕の怒りは限界だった。しかし正確に奴等の棲みかを把握しておらずタブンネ達も僕を警戒しているのか、なかなか尻尾を掴めない。 そう、尻尾だ。 あのフワフワとした人を小馬鹿にしたようなふざけた形をした尻尾。 時々物陰からフリフリと動く尻尾がチラリと覗くがいつもあと一歩のところで逃げられてしまう。 確かに奴等は憎いが僕も鬼ではない。 捕まえたら逃がして二度と屋根裏に住み着かないようにすればいいだけだ。 平穏な暮らしが戻るなら許してやろう。 …実際にタブンネ達に遭遇するまではそう思っていた。 小雨が降る中、僕は帰路に着く足取りを速める。 今日は残業もない。 こんな早い時間に帰れるのはいつ以来だろうか? …思い出した。タブンネ達が住み着く前だ。 タブンネの事を思い出し少し気が滅入ったが僕の帰る場所はあの古いアパートだ。 決してタブンネの巣なんかではない。 うちのドアの前に立ち僕は気を引き締め逸る気持ちに反するように静かにゆっくりとドアノブに手をかけた。 忍び込むように玄関に潜入した僕は微かに、だが確実に何者かの気配を感じ取った。 そして確信した。 間違いないタブンネだ! 集中して耳を澄ますとガサガサと物音が、それとまだ幼いタブンネの鳴き声が「ミィミィ」と聞こえてくる。 毎日のように聞かされた甘ったるい耳障りな鳴き声だ。 僕はタブンネ達とは逆に物音をたてず慎重に台所へと足を進めた。 だんだんと鳴き声のボリュームが大きくなりクチャクチャと咀嚼する音が真っ暗な台所に響く。 「クチャクチャ、ンミィ。ング。ミップ!」 タブンネ達は食べる事に夢中のようで僕に全く気付いていない。僕はタブンネ達の位置を把握した。 そして逃げられないように間合いを詰めた。 僕は台所の照明を点灯した。 「ミィィ!」 「チチィ!」 突然の事態に驚く四匹の子タブンネ達。予想通り大人はいないみたいだ。 くわえていたハムを口から溢し口をパクパクさせるベビンネ。 眩しさにまだ目が慣れず顔を抑えているベビンネ。 その二匹の手を取り一目散に逃げようとした母親代わりの子タブンネ。(便宜上このタブンネを以後ママンネと呼ぶ事にする。) 僕は逃げ遅れたシュークリームに顔を突っ込んでいるベビンネの首根っこを掴んだ。 顔中クリームまみれのベビンネは状況を理解していなかったが直ぐに危険を察知しミキャア、ミキャアと喚き始めた。 「ミィ!ミィミィ!」 ママンネが何かを訴えている。 大方察しはつく。 だがその要求を呑む気は全くおきない。 それどころか僕は不思議な感情に包まれた。 こいつらをメチャクチャにしてやりたいと。 タブンネ達が知性の欠片も感じさせない獣であれば僕は何も感じなかっただろう。 しかしタブンネは人の言葉を理解出来、そして何より人間の様に感情表現が豊かだ。 恐怖に震えるタブンネの顔が僕に未知の興奮を与えた。 もっと、もっと!こいつらの顔を絶望に染め上げたい! その想いが増すとともに自然と笑みが込み上げてきた。 だがその笑みはタブンネ達の表情から察するにさぞかし悪意のある笑みだったのだろう。 反比例の関係の様に僕とタブンネの表情は変化していく。 「この子を返して欲しかったらお前らの棲みかへ案内しろ。」 ママンネは恐怖にプルプル震えながらも小さくコクッと頭を下げた。 両脇のベビンネ達はママンネの手を力一杯握り締めて瞳に涙を溜めていた。 二匹ともママンネ同様恐怖で震え歯をガチガチ鳴らしていた。 僕に掴まれているベビンネは興奮して暴れていたので一先ずバッグの中に閉じ込めた。 必死に出ようとモゴモゴ動いているが無視しておく。 ママンネは棲みかを案内した。 押入れの奥に屋根裏に繋がる小さな穴があった。 あまり掃除をしてなかったので全然気付かなかった。今後は気を付けねば。 懐中電灯で屋根裏を照らすと無くしたと思っていた複数のタオルが見つかった。毛布代わりに使っていたと見える。他にも沢山の食べかすが散乱していた。 さらに奥に、ふと白い物が見えるとママンネが咄嗟に隠そうとした。余程大事な物らしい。 「今隠そうとした物を見せろ。さっきの子が死ぬことになるぞ?」 その言葉にママンネはミィ・・・と涙声をあげながら白い物を僕に差し出した。 それは尻尾だった。 大きさからして大人のタブンネのもの。 親の形見という訳か。 「これは少し預かる。なに、すぐに返すよ。」 ママンネが両手を伸ばし「返して!」とアピールするが無視。 僕は散らかったままの台所に戻った。 タブンネ達の食べかすの他に糞尿が撒き散らされている。 「綺麗に掃除したら子供を返してやるよ。雑巾はこれを使いな。」 僕はそう言って尻尾をママンネに渡した。 「ミィ・・ミィィ!」 ママンネは首を横にブンブン振った後、僕のズボンをキュッと掴み僕を見上げながら媚びるようにミィミィ鳴き出した。 「・・・まあ大事な形見だしな。悪かったな。」 僕の言葉を聞いたママンネは安堵の表情を浮かべ形見の尻尾をギュッと抱き締めながら目を瞑っている。 「良かった。ずっと一緒だよ、お母さん。」とか思っているのだろうか。 形見の残り香を嗅ぎながらうっとりしているママンネの目の前にミキサーを置いた。 丁度ベビンネ一匹の体がすっぽり入る。 僕は先程バッグに閉じ込めた一匹をミキサーの中に入れる。 「ミチィ!ミッミィ!」 ベビンネがどれだけ足掻こうが脱出する事は不可能だ。 必死な姿とは裏腹に尻尾をフリフリさせ全く緊張感を感じさせないベビンネを見て僕は思わず吹き出してしまう。 そして開けっ放しのミキサーの上からベビンネ目掛けて用意しておいたポットのお湯を一滴かけた。 「ミピャア!」 もう一滴。 「ミヒィィ~!」 熱湯がかかる度に目をカッと見開きピョンピョン跳ねるベビンネ。 青ざめるママンネにボソッと「尻尾で掃除すればこんな事にならなかったのにね。」と耳打ちすると、暫くして涙をボロボロ溢しながらママンネは形見の尻尾を使い糞尿を掃除し始めた。 一通り掃除が終わる頃には尻尾は変色し毛並みはボサボサになり悪臭で残り香どころではなくなった。 それでも大事な物なのか手放そうとしない。 いつまでも汚物まみれの形見を見つめるタブンネ達の姿にも見飽きたので形見にライターで火をつけた。 目の前で大事な物が燃えている。しかし熱くて近寄れず泣く事しか出来ないタブンネ達の絶望的な顔はなかなか見物だったので思わず写メに撮ってしまった。 その後、親との思い出に浸るタブンネ達を現実に引き戻す為にミキサーの中からベビンネを取りだしママンネに見せ付けた。 尻尾を掴まれ宙吊りのベビンネは恐怖と痛みから激しく暴れている。 僕はベビンネの足に鎖を巻き付け床にそっと置いた。自由になったベビンネはママンネの元に一直線に向かうが急に足が引っ張られ先に進む事が出来ない。 バッと後ろを振り返るベビンネの視界には黒い鉄球が。 そして自分の足に巻かれた鎖が目の前の鉄球と繋がっている事を理解したタブンネは涙で顔をクシャクシャにした。 「掃除ご苦労様。もう帰っていいよ。」僕は悪意のこもった一言をタブンネ達に言い放った。 ママンネ達は何とか鎖に繋がれたベビンネを助け出そうと試みるが鉄球が重すぎて動かせず鎖を噛み千切ろうにも歯が立たない。 困り果てたママンネ達はソファーで寛いでいる僕の所まで、とてとてと駆け寄り「ンミィ・・・」と弱々しく鳴いた。 「どうした?もう帰っていいんだぞ?」 僕の言葉に反してママンネは居座り続け囚われのベビンネを指差しミィミィ媚続けている。 両脇の二匹もママンネの手助けをするようにピョンピョン跳ね回る。 「そうか。お前達も繋いで欲しいんだな。」 ママンネ達は必死に「違うよ!」とアピールしているが僕はママンネの脇にいた一匹のベビンネを仰向けに寝かせ股を開かせ片足に鎖を巻いた。 ジタバタ暴れるベビンネの股から妙な熱を感じる。 失禁していた。 僕はイラッとしてベビンネの顔をつねった。 「ミギィ!ミアアアア!」泣きじゃくるベビンネのヨダレが手についた。 少しお仕置きが必要だな。すでに逃げ出せないベビンネの口を無理矢理こじ開けチューブ式のワサビを思い切り絞った。 「ミガッ!アガッ!ンガァ~!」 ベビンネの口の周りは大量のワサビにヨダレ。鼻水まで流して体液のナイアガラやぁ~! ……興奮して少し調子に乗ってしまった。 目を見開き舌を出したままベビンネはケホケホと咳き込んでいる。 まだチューブの中にワサビが少し残っていたのでベビンネの尻の穴に注入した。「ミピッ!ミピャア!」 手足をばたつかせて苦しむ姿は殺虫剤を撒かれた害虫のようだ。 歯を剥き出しにして力むベビンネの尻から「プップッ」という音とともにワサビが出てくる。 「残したら勿体無いよ。」僕はベビンネの顔を排泄したワサビに擦り付けた。 鼻の辺りを重点的にだ。 ベビンネの鼻と口にワサビが入ったのでガムテープで栓をした。鳴き声が楽しめないがまあいいだろう。 僕がワサビンネで遊んでいると、もう一匹のベビンネが僕の足をペチペチ叩いている。兄弟を助けようとしているのか。生意気な奴だ。 僕はターゲットを切り替える事にした。 紐を使い生意気なベビンネの足をハンガーに縛り付けた。逆さで宙吊りの状態だ。 そして鍋に熱湯の準備をする。 僕はハンガーを持ちベビンネをじわじわ熱湯に近付ける。 恐怖で小刻みに震える姿は素直に可愛いと思える。 そしてあえてギリギリの所で留める。ベビンネが体を丸めれば湯に触れる事はない。 しかし実際には足が縛られているのでベビンネは腹筋を使って体を支えなければならない。 プルプル震える姿が限界が近い事を知らせてくれる。 それから1分もしないうちにベビンネは力尽きモロに熱湯に浸かった。 「ミビャア!ビャァァァ!」 部屋中に甲高い声が響く。 その悲鳴に反応してか僕の腹が鳴った。 そういえば帰ってからまだ何も食べていない。 腹が減ったのでベビンネが入った鍋を使いおでんを作ってみた。 グツグツと煮えたぎる大根、ちくわ、こんにゃく、はんぺん、それらに紛れバシャバシャもがくベビンネ。視覚的にも楽しめ箸が進む。 食後、茹であがりぐったりしているオデンネを取り出した。ピクピクして意識が混濁している 「尻尾を噛み千切れ」 そう言ってママンネの前に差し出す。 当然「出来ない」という態度を示すがそんな事は許さない。 「出来ないなら子供達はみんな死んじゃうよ?」 ママンネはどちらの選択も否定するようにひたすら首を横に振り続けた。 仕方ないので見せしめにまだ無傷の最初に鎖で繋いだ一匹をナイフで少し切りつけた。 浅く、だがしっかりと血が流れ、その悲鳴は目を瞑り現実を逃避するママンネに1つの選択を決断させる。 「チギャアアア!チチチィ~!」 ママンネはオデンネの尻尾に噛みつきがむしゃらに引き千切ろうとしている。 ブチブチと白い毛が抜け落ち尻尾はみすぼらしくなり尻尾に顔を突っ込んでいたママンネの顔はオデンネの糞尿で汚れていた。 「ンギィィィィ~!」 オデンネは歯を食い縛り激痛に耐えようとするが直ぐに絶叫に変わる。 すかさず僕はオデンネの顔を写メで撮影した。 タイトルは「捕食されるベビンネ。」ってとこかな。 「ミフーッ!ミフーッ!」千切った尻尾をくわえながら酷く興奮状態のママンネは「優しいポケモン」からはかけ離れた獣そのものだった。 まあ、それでも元はタブンネなので迫力などない間抜け面なのだが。 「約束通り子供達を返してやるよ。」 僕はベビンネ達を自由の身にした。 早速駆け寄ろうとしたママンネだが何やらベビンネ達の様子がおかしい。 さっきの姿を見てママンネを怖がっているようだ。 「ミ?・・ミィ!ミィィ!」 ベビンネ達に拒絶されショックを受けるママンネ。 何度も「もう大丈夫よ。こっちにいらっしゃい」と催促しても口の周りに尻尾や血が付いたままではベビンネ達を更に震え上がらせるだけだ。 数分後、ママンネは一匹だけで屋根裏に帰っていった。屋根裏からママンネの啜り泣きが聞こえる。 残されたベビンネ三匹は体を寄せ合って部屋の隅で固まっている。 暫く寄り添っていた三匹だがワサビンネの匂いがキツイのか他二匹が鼻を抑えている。 涙目のワサビンネを不憫に思った僕は風呂場に連れていく事にした。 他二匹がミィミィ騒いでうるさいので軽く蹴り飛ばすと直ぐにおとなしくなった。 ワサビンネは恐怖に震えていたが僕は程好い温度のシャワーで丁寧に洗ってあげた。 ワサビンネはシャワーの心地好さとシャンプーの香りに包まれ恍惚の表情を浮かべる。 風呂あがりもタオルで全身を優しく拭きドライヤーでしっかり乾かし毛並みも綺麗に整えてあげた。 すっかり見違えたワサビンネは他二匹に自慢するように整った毛並みやフワフワの尻尾を見せ付けた。 羨ましそうにワサビンネを見つめワサビンネから香るシャンプーに匂いに鼻をクンクンひくつかせる二匹。 ワサビンネは二匹も風呂に入れてあげて欲しいとアピールしてきた。 「いいよ。綺麗にしてあげるね。」 二匹はその言葉に顔をパアッと明るくしてみせた。 ちなみに二匹の傷は再生力により回復しているので風呂にいれても問題ない。 「ミッ!ミィ!ミッミミ~♪」 僕の手の中の二匹は早く綺麗になりたいとはしゃいでいる。 風呂場に入ると僕は二匹を浴槽に叩きつけた。 「ミギャ!ミギュ!」 と呻きながら突然の僕の変貌に驚く二匹。 僕はシャワーの温度を目一杯あげて二匹に浴びせた。 「ミビャアアアアア!」 二匹は狂ったように浴槽の中を走り回る。 そのうち一匹が石鹸を踏み派手に転倒した。 頭を強打して悶絶するベビンネに追い打ちをかけるように容赦なく熱湯を浴びせ続けた。 「アアアアア!」ビクンビクンと壊れた人形のように痙攣するベビンネ。目の焦点が合っておらず流石に可愛らしさは身を潜めた。 シャワーを一旦止めた後、息も絶え絶えの二匹の全身をナイフで切りつけた。 そして傷口にしみわたるようにシャンプーまみれにして最後は再び熱湯で雑に洗い流した。 散々悲鳴をあげ、すっかり声も枯らしてしまった二匹は力無く「チィ・・・」と呟きピクピクしている。 シャワーの後、三匹を再会させる。 二匹の惨状に驚くワサビンネと、ぐったりしながらも目はしっかりとワサビンネを睨み続ける二匹の姿があった。 ベビンネ達の仲に亀裂が生じ始め一晩があけた。 二匹は体を寄せ合い体を暖め合いながら、すやすやと寝息をたてている。 「スゥスゥ、フミィ~。」一匹は時節寝言のようにミィミィ呟くと体をブルブル震わせた。 直後床に熱を帯びた液体がじわじわと広がった。 隣の一匹は夢の中でご馳走を食べる夢でも見ているのかヨダレを垂らしながら眠っている。 そして寝惚けながら床に広がる液体をペロペロ舐めていた。 一方一晩ハブられたワサビンネは冷えきってしまったらしく鼻水を垂らしながらガタガタ震えて時々「ミシュン!」とくしゃみを繰り返した。 起床した僕は朝食の準備を始めた。 こんがり焼けたトーストの香ばしい香りで目を覚ました三匹は直ぐ様香りの元に駆けつけた。 ママンネも釣られて屋根裏から降りてきた。 再会した家族。 だがどこかぎこちなさを感じる。 ギスギスした関係と言ってもいい。 僕はトーストにマーガリンをたっぷり塗り付けタブンネ達に差し出した。 熱々のトーストにがっつくタブンネ達。 ベビンネ達は慌てて食べるので時々「ミピッ!」と熱さに口をハフハフさせている。 それを見たママンネは口でフーフー冷ましたり千切って食べやすい大きさにしてベビンネ達に分け与えた。いつも冷たい食パンを盗み食いしていたので、ふっくらしてモチモチした食感に感動を覚えているタブンネ達。 僕はタブンネ達が喉をつまらせないようにミルクも添えてあげた。 ピチャピチャと舐め喉の渇きを癒すタブンネ達。 オデンネが顔を上げると鼻にミルクやマーガリンがべったり付いていた。 それを見て笑い出すタブンネ達。 どうやらタブンネ達の関係も修復されつつあるようだ。 今日は休みだ。タブンネ達でたっぷり遊ぶとするかな。満足そうに満腹のお腹をさすったりゲップをするタブンネ達を見ながら僕はニヤ付いていた。 10時過ぎになり家族で堂々と居間で寛ぐタブンネ達に僕は声をかけた。 「食後の運動をしようか。」 ベビンネ達は元気よく返事をした。こうも早く僕に懐くとは。単純なやつらだ。 僕はママンネに目隠しをして壁際に縛りつけた。 ベビンネ達が「ミィ!ミ~!」と慌て始めたが「大丈夫、これはゲームだよ。誰が最初に捕らわれのママンネを助けられるか競争だよ。」 話を理解した三匹は鼻息を荒げ張り切っている。 しかしいくらベビンネ達が小さいとはいえ、そのまま走られたら直ぐにママンネの所に辿り着いてしまう。そこでベビンネ達の手足を紐で縛り玄関からハイハイしながらママンネを目指して貰う事にした。 僕を信じきった三匹は僕に縛られても全く恐怖を感じていない。それどころか早く始めて欲しくてウズウズしている。 ああ、そんなに逸らなくても時間をかけてたっぷり楽しませてあげるから大丈夫だよ。 僕が再び悪意のある笑みを浮かべていたのに気付くものは誰もいなかった。 「ミッ!ミッ!ミッ!ミッ!ミッ!ミッ!ミッ!」 スタート地点にうつ伏せの状態でスタンバイするベビンネ達。 「僕が一番にママを助けるんだ!」と息巻いている。僕は空き缶を叩いた。 スタートの合図だ。 一斉に床を勢いよく這い出す三匹。 縛られ手足の自由がきかずなかなか先に進めず芋虫のようにクネクネ這っている。 オデンネがトップだ。昨夜ママンネに食い千切られ怪我こそ治ったものの、みすぼらしいままの尻尾をフリフリさせながら前進する。僕はオデンネを手で押さえ付けた。 「ミィ?ミッ!ミィィィ!」 身動き出来ないオデンネは「邪魔しないで!」と唯一自由に動かせる頭を振りながら憤慨している。 僕はオデンネの耳と触角に画ビョウを刺した。 「チギャアアアア!」 画ビョウが触角を貫通し床にも刺さっているため移動する事が出来ず、暴れるものなら激痛が増すだけなので「ミィ・・・!ミィ・・・・!」と涙を流し痛みに耐えながらじっとしているしかない。 「お~っと!オデンネはここで一回休みか!」 僕の実況を聞いた二匹がトップに躍り出るチャンスとばかりに張り切りだした。兄弟の危機に気付いていないのか? 二番手はワサビンネだ。毛並みが良くオデンネとは対称的に可愛らしい尻尾を振りながらママンネを目指している。 僕は同じくワサビンネを押さえ付けガムテープを全身に貼り付けた。 「ンミィ?ミミィ~!ミッミィ!」 不快そうにガムテープを睨むワサビンネ。 「ごめん、ごめん。直ぐに剥がすよ。」 僕は乱暴にガムテープを剥がすとワサビンネの整った毛並みは一気に乱れ、毛は抜け落ちていった。 「ミビャビャビャァ~!」僕はのたうち回るワサビンネを大きめのビンに突っ込んだ。 キムチが入ったビンだ。 キムチから頭だけ出したワサビンネはヒリヒリ痛む体をキムチに浸けられ悲鳴をあげた。 いや、訂正しよう。キムチンネだ。 キムチンネから昨夜のシャンプーの香りは消え失せ周りにキムチ臭を漂わせた。 画ビョウで刺されたオデンネ。 キムチ漬けにされたワサビンネもといキムチンネ。 最後の一匹は今朝おねしょをしていたベビンネだ。 他二匹の惨状を目の当たりにして、すっかり怯んでしまった。 しかし体は紐で縛りつけられているので逃げるに逃げられない。 「ミィ、ミヒィ・・・」 涙目でプルプル震えるベビンネ。 僕が近寄ると歯をガチガチ鳴らし始めた。 ブッ!ブバババ! ベビンネは派手に放屁したかと思うと勢い良く糞尿を撒き散らした。 僕は呆れながら見下ろすとベビンネは悪びれる様子も無く鼻水まで垂らして泣きじゃくっている。 「床を掃除しないとな」 僕はベビンネを掴みあげ顔を床に擦り付けた。 「ンギュ!ムミギィ~。」嫌がるベビンネを雑巾の様に何度も何度も使用し続けた結果、全身の毛はビチャビチャになり歯の隙間には糞がびっしりこびりついた。 「ミィ!ミィィィ!」 目隠しをされたママンネがベビンネ達の悲鳴を聞き何やら喚いている。 僕はママンネの目隠しを解いた。 「ミヒャア!ミャアア!」ベビンネ達を見てすぐにでも駆け寄りたいが手足を縛られ身動きがとれないママンネ。 僕はママンネの前足・・・じゃなかった、手を自由にしてやり自作のでかいサイコロを渡した。 サイコロの面にはベビンネ達の名前が書いてある。 「このサイコロを振って出た面に書かれたベビンネの所に行っていいよ。」 「ミッ!ミィ!」 ママンネは躊躇無くサイコロを振った。 出た目は「オデンネ」 「ミィィィ!ミィィィ!」「早く足の紐を解いて!」と暴れるママンネ。 「まあ落ち着いて、もう一個のサイコロも振ってよ。」 僕が渡したサイコロをよく見もせず振るママンネ。 出た目は「・・・の尻尾を噛み千切る」 「ミ?ミィィ~?」 不可解そうな顔をするママンネ。 「このサイコロに出た通りの事をしないとベビンネはみんな死んじゃうよ?」 「ミィィ・・・!」 ママンネの顔はわかりやすい程の絶望の色に染まっていた。 っていうかオデンネは2日連続でママンネに尻尾を噛み千切られちゃうのか。 「チギャアアアア!チギャギャア~!」 昨日と同じ光景で同じ絶叫が部屋一杯に響く。 昨日と違うのはオデンネの触角に画ビョウが刺さっている事か。 治りかけの尻尾から白い毛がブチブチと抜け落ちていく。 ママンネも噛み千切る姿が様になってきたな。犬歯を剥き出しにして食らい付く所なんか肉食動物そのものだ。 でも鳴き声は「ミィミィ」なんだよな。ギャップが面白いな。 事が終わり失神寸前のオデンネや他の二匹を自由にしてあげた。 ママンネは「ミヒヒヒ」と笑いながらどこかに行ってしまった。 僕は糞尿を撒き散らしたベビンネを丁寧に風呂場で洗った。昨日のワサビンネと同じだ。 風呂上がりのベビンネにオボンの実を差し出すと鼻をクンクンさせたかと思うと一心不乱にがっつき始めた。 シャクシャクとみずみずしい木の実を頬張る。 ベビンネは「もっと食べたい!もっと頂戴!」と尻尾を振って催促する。僕はベビンネの要求に答えた。 オボンの実をベビンネの前に転がすと礼も言わずクチャクチャと床を汚しながら貪りつく。 どうやら食べる事に夢中のようで周りの事など一切気付いていないようだ。 そのベビンネの姿を見つめ続けるボロボロで空腹の二匹の姿を。 ベビンネは満腹になり体を丸め眠り始めた。 「さて、他の二匹も風呂にいれるか。」 僕は残り二匹を浴槽に入れた。勿論昨日と同じで最初の一匹(今日は先程のベビンネ。)は溺愛し残り二匹は虐待する。 昨日浴槽で丁寧に洗ってやったキムチンネは「早く綺麗にして!」と期待を込めた瞳をしているのに対し、昨日虐待されたオデンネはガタガタ震えている。 対称的で面白いが今日は仲良く虐待コースだ。 僕はオデンネの顔に拳を叩きつけた。 「ミブゥ!」 殴り倒され後頭部を打ったオデンネは鼻血を垂らしている。 キムチンネには腹パンチだ。 「ミグッ!ミガッ!」 殴る度に間抜けな声をあげる。 二匹の悲鳴が浴槽に響き実に心地よい。 二匹をたっぷり痛めつけた後は締めの熱湯シャワーだ。 「ミギャアアア!ミジッ!ミバァ~!」 あれ程対称的だった二匹が今では息ぴったりにデュエットを熱唱している。感慨深いな。 「おい、お前ら二匹で殴り合いをしろ。負けた奴は熱湯シャワー延長タイムだ。」 恐怖にひきつった顔の二匹はお互い顔を見合せてから暫くすると顔をつねったり引っ掻いたりして喧嘩を始めた。 相手を蹴落としてでも助かりたいのだ。 こうしてベビンネ達の弱肉強食の争いが幕をあげた。「ミィッ!ミッピィ!ミィヤァァ!」 最初は子供の喧嘩だったが次第に噛み付いたり首を絞めたりとエスカレートしていく。 「ミギャ!ミギュ!ミビャアアア!」 優劣がはっきりしてきた。オデンネはキムチンネに馬乗りになりタコ殴りだ。 「勝負あったな」 オデンネは泣いてうずくまっているキムチンネに馬鹿にして蔑むような視線を送った後、僕のもとに駆け寄ってきた。 「ミブァ~!」 オデンネは僕に蹴り飛ばされた。 「どうして?」といった顔で僕を見上げるオデンネ。悪く思うな、だって弱肉強食な訳だし。 そういう訳で二匹一緒に熱湯で全身を洗い流した。 浴槽には仲良くデュエットのアンコールが響くのであった。 オデンネ達を風呂から出して先程溺愛したベビンネの所に連れていく。 このベビンネはお漏らしが酷いのでオムツを穿かせる事にした。 個人的にタブンネはオムツが一番似合うポケモンだと思う。 「ミキャ!ミッチィ!」 くすぐったいのか恥ずかしいのかオムツを穿かせる間クネクネ動き回るので思いの外手間がかかった。 「オムツンネ。」 僕が呼ぶと嬉しそうに「ミィッ!」と鳴き返事をする。 名前を付けてもらいオムツンネはピョンピョン跳ね回りながら喜びを表現している。 仕草はとても可愛らしいが名前の由来までは理解していないだろう。 ちなみにオムツンネはオムツを取ると脱糞ネにフォルムチェンジするぞ。 ご機嫌のオムツンネを二匹のベビンネが睨み付けた。「ミフーッ!ミガーッ!」今にもオムツンネに襲いかからんばかりの形相だ。 オムツンネはボロボロの二匹と丁寧に毛繕いされた自分を見比べた。 このままでは二匹に何をされるかわからない。 オムツンネは咄嗟の判断で体を床に必死に擦り付けた。 その結果毛並みが少しだけボサボサになった。どうやら身なりを悪くして二匹に近付く事で怒りの対象から外して貰う魂胆のようだ。 しかし僕が散々虐待した二匹の身なりに近付く事は出来ずオムツンネはシャンプーの香りを周囲に漂わせただけだった。 一生懸命二匹に媚びて機嫌をなおして貰おうとするが口から匂うオボンの実の香りが逆に二匹の逆鱗に触れる事になる。 「ミピャイ!ンミピィ~!」 遂に二匹がオムツンネに暴行を始めた。 触角を引っ張ったり噛み付いたりと弱点を的確に攻めている。 同族だから弱点を把握しているのは当然だが、タブンネにこんな狡猾な一面があるとは意外だ。 オムツンネのオムツはじわじわと黄ばみ始めた。 「ミッ!ミィィィ!」 オムツンネは僕に助けを求めてポテポテと駆け寄ってきた。 僕がバットを持ち出すとオムツンネは二匹を指差しながらミィミィ喚いている。おそらく「早くあいつらをやっつけて!」だろう。 僕はバットを思い切り振り下ろした。 鈍い音と共に一匹のベビンネが倒れ込む。 オムツをしたベビンネだ。 前歯がへし折れ鳴き声は「フィ~。フヒィ~。」に変わったオムツンネ。 突然の事態に全く現状を理解出来ていない。 「可愛がるのも虐待するのも僕の気分次第だ。お前達は一時も気を休めてはいけないんだよ。」 生え揃ったばかりの歯を失い号泣するオムツンネ。 オムツの他に入れ歯も必要になりそうだな。 他二匹は僕に暴行され続けるオムツンネの姿を見て「次は自分かもしれない」という恐怖を味わっていた。 3匹のベビンネはそれぞれ離れた場所で眠りについた。 お互いに疑心暗鬼に陥り一度修復した絆は脆くも崩れ去った。 ママンネも家の中にいない。ベビンネ達を見捨てて出ていったのか? ベビンネ達は毛布をかけてくれて子守唄を歌ってくれたママンネもお互いに体を寄せ合い暖め合う兄弟も側におらず孤独で凍える一夜を過ごす事となる。 寒さでガタガタ震えながら丸まって眠る子や眠りながらグスングスンと涙を流す子、悪夢を見ているのか突然絶叫のような寝言をあげる子。どの子も可愛いな。明日もいっぱい苛めてあげるからね。 さて、今のうちに虐待グッズでも用意してこようかな。 そしてまた日は昇り次の日になった。 ママンネはいつの間にか屋根裏に戻っているらしい。物音が聞こえる。 我が物顔で僕の部屋を出入りするなど腹立たしいな。あとで耳でも削ぎ落とそうかな。 ベビンネ達は自分の腹の鳴る音でそれぞれ目を覚ました。 不安そうな表情で辺りを見回している。 「ミキュ~。」 空腹で座り込んでいるベビンネ達。 昨晩はオムツンネ以外、ろくに何も食べさせていない。流石に限界だろう。 僕は3匹に首輪をつけた。首輪の鎖の先は黒い鉄球。鉄球の重さのせいでベビンネ達の移動出来る範囲は限られる。 「ほら、朝食だよ。」 そう言ってベビンネそれぞれの前にオボンの実を転がした。 ただし鎖で繋がれたベビンネ達の手の届くギリギリ外だ。 ベビンネ達は目を輝かせオボンの実に向かうが鎖のせいで食べる事が出来ない。「ンミィ!ミギィィィ・・・!」 直ぐ目の前に食べ物があるのに、どんなに必死に手を伸ばしても届かない。 ベビンネの口元はヨダレの大洪水だ。 オムツンネには特別に木の実を直に渡す。 「フィ~!フィフィ~!」サファイアの瞳をキラキラ輝かせ木の実をじっくり凝視したあと、かぶり付こうとするが昨晩僕に歯をへし折られたので木の実をかじる事が出来ない。 「フガッ!ファ~!」 サファイアの瞳は充血し真っ赤に染まった。 仕方なくペロペロと木の実を舐め続けているが勿論腹は膨れない。 いじらしく健気で可愛いな。 「朝食の時間は終わり。残したご飯は片付けるよ。」僕が木の実を取り上げた時のベビンネ達の表情は最高だった。 残飯となった木の実をゴミ箱に捨てるとベビンネ達はいつまでもゴミ箱を名残惜しそうに見つめ続けたり、両手を伸ばして悲しそうにミィミィ鳴き続けた。 だが餓死して死なれてもつまらない。 餌はちゃんと与えないとな。 僕は先程捨てた木の実を取り出してベビンネ達の届く所に転がした。 涙目の子や虚ろな目の子達の瞳に再び光が戻ると感極まり「ミィ・・・・!ミミィ・・・・!」 と声を詰まらせながらも木の実を抱き締めた。 ベビンネ達が木の実を食べ始めようとした直前に僕は木の実に大量の力の粉という苦い薬をかけた。 「ンミィ~!ミフーッ!」明らかに不快な顔をするベビンネ達。 しかし今はこれしか食べ物はない。好き嫌いをしている場合ではないのだ。 ベビンネ達はシクシクと泣きながら木の実をかじり始めた。 「ミィィィ・・・・!フミィ~・・!」 あまりに苦いのか一口食べる度に舌を出し苦痛に顔を歪めている。 ベビンネ達は何か飲み物を欲しがるようにアピールを繰り返すが僕は無視した。 オムツンネは歯がないので木の実を見つめたまま、じっとしている。 「オムツンネ、口を開けて。」 オムツンネは顔を上げて口を大きく開けた。 「ファ~。」と間抜け面で間抜けな声をあげてご馳走を今か、今かと待ちわびている。 僕はオムツンネの口に直に力の粉をふりかけた。 そしてオムツンネが口に異物が侵入してきた事に気付き目をカッと見開いた刹那、オムツンネの口をガムテープで塞いだ。粉を噴き出されては掃除が面倒だからな。 「ングーッ!フーッ!フーッ!」 暴れるオムツンネに一発蹴りをいれ黙らせ、やっと朝食の時間は終了だ。 朝食が済み、3匹のベビンネは未だに口の中に残る力の粉の苦味に顔を歪ませながら僕を警戒している。 僕を睨み付けるオデンネ。僕から隠れようと黒い鉄球で自分の体を隠そうとするキムチンネ。(だが鉄球よりベビンネの体の方が大きいので全然隠れていない。) オムツンネは不安そうにプルプル震えている。 それぞれ首輪で繋がれている為に逃げる事も隠れる事も出来ない。 「ミグルルル・・・!」 唸るオデンネ。 全く迫力は無い。 口の周りが粉まみれで真っ白だ。 僕が手を伸ばすと「ミガァァ!」と噛み付こうとしてくる。僕はセロハンテープでオデンネの鼻を吊り上げた。物真似芸人のように。豚鼻になったオデンネは変わらず威嚇を続けるが僕は我慢出来ず笑ってしまう。笑われたオデンネは恥ずかしさと怒りで体をプルプル震わせ顔を真っ赤に染めている。 涙目なのが一層笑いを誘う。 「フガッ!ミフンガーッ!」 憤慨しているオデンネを仰向けに寝かせ首を絞めながら押さえ付けた。 「カフッ・・!ンミ・・・・ィ!」 大音量のオデンネの怒鳴り声はか細いうめき声にボリュームダウンし、瞳から生気が失われていく。 足をバタバタさせて足の裏のハートマークの肉球をチラつかせるオデンネを見て僕は肉球を滅茶苦茶にしてやりたくなった。 媚びた体のパーツ1つ1つを台無しにしてやったら、どんな表情を見せてくれるだろうか?期待に胸が膨らむ。 「コヒュー。コヒュー。」虫の息で呼吸音がおかしくなっているオデンネの足に画ビョウを刺してみた。 「ンヒャ!ビャァァ!」 プスップスッと画ビョウを黙々と刺し続けると息を吹き返したオデンネは刺される度に体をビクッビクッと痙攣させた。 体の感覚も麻痺しているのか糞尿を垂れ流している。肉球はすっかり血まみれになりハートマークはぐちゃぐちゃになった。 手鏡でオデンネに見せてやると「ミビャアアアア~!」と顔をクシャクシャにして号泣した。余程ショックだったのだろう。ちなみにまだ豚鼻のままだ。 次にナイフでオデンネの尻尾の毛を刈り取った。 フワフワ感は皆無になりみすぼらしく惨めな尻尾は既にホイップクリームとは形容出来ない。 「ミック。ンミッ・・。グスッ。」 泣き疲れ、時々しゃっくりを繰り返すオデンネの顔は憔悴しきっていた。 僕を睨み付ける気力も既に消え失せたようだ。 「ミィミィ!ミィィィ!」キムチンネが「もうやめて!」と訴えている。 昨夜オデンネに酷い目に合わされたというのに庇うつもりなのか。 僕はナイフでオデンネの触角を切りつけた。じっくりじわじわとだ。その間オデンネは声を枯らさんばかりに絶叫し続けた。 そしてあえて切り落とさず、後少しの力で千切れる程度に留めた。 千切るのは僕ではない。 「キムチンネ。オデンネの触角を思い切り引っ張れ。そうすれば、これ以上痛め付けたりしないよ。」 「ミッ?ミィ~・・・!」僕は躊躇うキムチンネの首輪を外しオデンネの側に移動させた。 「ミッ!」意を決したキムチンネはオデンネの触角を引っ張る。 傷ついた触角を引っ張られたオデンネの悲鳴を聞き時々力を緩めるが、それでもキムチンネは触角を引っ張り続けた。 「ンミィィィィ・・・・・!」 「ミギャアウア~!ミヂィィアアア!」 力むキムチンネの鳴き声と尋常ではない痛みからくるオデンネの絶叫のハーモニー。 オムツンネは目を瞑り耳を抑え、ガタガタ震え続けたままオムツの黄ばんでいく面積を広げるだけだ。 ブチッ! ついに触角が千切れた。 オデンネの触角があった場所から血が噴水のように噴き出す。キムチンネは触角をくわえたまま尻餅をついた。 「ミャガガガアアア!アガアウア~!」 オデンネは床を転げ回りながら壊れた機械のように奇声を発している。しつこいようだがオデンネは豚鼻のままだ。 そのうちに激しく痙攣し始め、まるで陸に打ち上げられた魚のようにビチビチ跳ねている。 「ミ・・・・。ミヒィ・・・!」 戦慄して腰を抜かしたまま後退りするキムチンネ。 「あ~あ、キムチンネのせいでオデンネが壊れちゃった。僕はただ触角を引っ張れって言っただけなのに。」 キムチンネは顔を青ざめ口をパクパクさせている。 声を震わせさながらドラマで誤って人を殺してしまったシーンを見ているようだ。 この場合は殺タブ事件か。 「ミッ!ミィヤァァ!」 オデンネを傷付けたキムチンネは僕のズボンの裾を掴み「何とかして!」と懇願してくる。 壊れたオデンネを自分ではどうする事も出来ず僕にすがるしかないのだろう。 「残念だけど僕にはどうする事も出来ないよ。」 万策尽きたキムチンネはその場に座り込みワナワナと震えた後、大声で泣き出した。後悔と自責の念、無力感あらゆる要素がキムチンネを追い詰める。 泣いてどうなる訳でもない。だがそれでもキムチンネは止めどなく溢れる涙を抑える事は出来なかった。 「ミビャアアアア~!ミビャイィィィ!グギィィィ!」 悔しさも混じっていたのだろう。土下座のように頭を垂れたまま激しく歯軋りし両手を強く握り締めている。 オムツンネは先程と変わらず完全に現実逃避モードだ。 オムツは黄ばんで汚ならしい。 僕はオムツンネのオムツを取り替えてやった。歯をガチガチ鳴らしていたが、さほど暴れなかったので労せず取り替え完了。 その後オムツンネの前に飴玉を転がした。 始めは警戒して飴玉に軽く威嚇をしていたが鼻をクンクンひくつかせ匂いを嗅いだ後ペロペロと舐め始めた。 「フィ!フィフィ~!」 飴玉の味を気に入ったようだ。一気に頬張り口の中でコロコロさせている。 甘い香りが口一杯に広がり遊ぶように舌で飴玉を転がしながら味わうオムツンネ。歯の無いオムツンネにはこれ以上ないご馳走だ。 ましてや朝食は苦い薬だったのだから天にも昇る心地だろう。 「フィ・・・!フィィ・・・!」 涙を流し喜ぶオムツンネ。飴玉と同じように床の上でゴロゴロ転がりながら味わっている。 一方キムチンネは突然ハッと何かを思い付いたように顔をあげてポテポテと歩き出した。 屋根裏に向かっている。 ママンネを頼るつもりだ。しかしママンネは昨夜からベビンネ達を放置し夜中勝手に外出し帰ってからも屋根裏にこもったままだ。 到底助けてくれるとは思えない。 キムチンネの後を追ってみると屋根裏からママンネの荒い息づかいが聞こえてきた。 「ミッ!ミッ!フーッ!ミッ!ミッ!フーッ!」 息づかいは次第に荒さを増しボリュームもあがり、やがて絶叫に近くなった。 「ミィアァァァ~!」 今日一番の絶叫が響くとゴロン、ゴロンと何かが転がる音が数回して屋根裏は再び静寂を取り戻した。
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/402.html
最近タブンネ狩りにはまった。ここ数ヶ月はタブンネを狩るために毎日草むらに入っている。 タブンネを見つけては倒し、見つけては倒し……その繰り返しだ。 今日も相棒のカイリキーを連れて草むらに入る。すると、いつものように草むらがガサゴソと揺れた。 ――毎日毎日狩り続けているのにいつも草むらが揺れる。タブンネには学習能力が無いのか?脳味噌が糞になってるのか?―― などと考えながらカイリキーを揺れる草むらに向かわせた。この頃はタブンネがエンカウントする時に見せるあの顔にイライラしてきたので草むらに直接攻撃している。 しかしカイリキーは草むらに入ったまま出てこず、そのうち草むらは揺れるのを止めた。 まさかやられたのでは、と不安になった。サイコキネシスを使う野良タブンネに会ってしまったのかと思いながら動かない草むらに入る。 すると思いがけない光景が目の前に広がった。 「ピュッピュッ♪ピュッピュッ♪」 なんと、耳と手の無いタブンネのようなポケモンがカイリキーの尻に出入りを繰り返していた。カイリキーは気絶している。 『あ!やせいのマランネがとびだしてきた!▼』 これがマランネか……噂は聞いていたが本当にいるとは思わなかった。 このままでは自分も危険だ。カイリキーに夢中になっているマランネにクイックボールを投げる。 『やったー!マランネをつかまえたぞ!▼』 『マランネのデータがポケモンずかんにとうろくされます!▼』 ……実際は図鑑には登録されなかった。都市伝説レベルのポケモンだから当然である。何しろデータ以前に存在が確認されていなかったのだ。 しかし、かといってこいつを研究所に送って研究材料にさせるのも何故か気が引けた。 奇妙だが、狩りを楽しんでいたはずの自分なのにマランネに情を移してしまったようだ。 とりあえずこいつを家で育てることにした。餌や生態が気にかかるところだが……。 『マランネはそのフォルムから、神話の世界においてはアルセウスの性器であるとされ……』 『マランネが初めて発見されたのは17世紀のフィオレ地方と言われています。サマランドの遺跡に……』 『マランネ様の精力をあなたに!今なら限定100名様にマランネ様グッズを……』 ネットで調べたが、マランネ自体はそれなりに知られていても詳しい情報は誰も知らないようだ。 どうにも信憑性に欠けるところが多い。大体フィオレ地方にタブンネがいるわけねーだろ。それに何だマランネグッズって。 「ミッピュッ♪」 「ニタァ……」 「ミ゚ュッピュッ♪」 当のマランネはマッギョの上に乗って無邪気に遊んでいる。見た目はアレだが可愛らしい。 「キェェェェェェァァァァァッ!!!!!!」 「ピュッーーッ!!」 マッギョが放電するとマランネの頭から白濁液が飛び散る。掃除するのが誰かをわかってほしいものだ。 萎びたマランネを尻目に再びマウスのホイールを回すと、興味深いサイトを見つけた。 『マランネに認められるその特異性』 このサイトを見て、マランネに対する疑問や不安が解消した。 『マランネは基本、タブンネと同じように木の実を食する。研究者ミイミイハウスの実験によるとオボンの実に……』 『マランネは陰部に膣を持ち、陰茎は持たない。ただし頭部が陰茎状になっており、交尾の際は……』 『マランネの腕部は肩から消失しており、これは繁殖を助けるための合理的……』 『また耳が耳管ごと消失しているが、これについては皮膚からの振動により音を……』 『脳と海綿体が同化しており、陰茎状頭部の収縮で思考やホルモン分泌を……』 このSSだけの嘘設定なのであまり気にしないで欲しい。 なるほど、マランネは卑猥なこと以外はタブンネと同じような生態というわけか。 気づいたらもうこんな時間だ。パソコンの電源を切り、マッギョの上で寝ているマランネの頭を拭いてやる。 そして湯冷ましを飲み干してからソファの上で本を読んでいるといつの間にか寝息を立ててしまった。 続く。 朝が来た。タブンネを狩りに草むらに行こう。 草むらの中にはいつものようにガサガサと揺れているところがあった。 今日は珍しく、ポケモンを出さずに揺れる草むらへ向かった。 いつもならすぐに攻撃するのだが、もしかするとマランネの仲間がいるかもしれないと思うと気が進まなかったからだ。 「ミッミッ!」 『あ!タブンネがとびだしてきた!▼』 なんだタブンネか、遠慮なく狩ってやろう。 『いけっ!カイリキー!▼』 目の前の1メートル弱ほどのタブンネにカイリキーが突っ込んでいく。そして真っ直ぐに爆裂パンチを喰らわせるのだ、いつもなら。 タブンネの体が青白い光を纏った瞬間、カイリキーは大きく吹き飛ばされていた。 『タブンネのサイコキネシス!きゅうしょにあたった!こうかはばつぐんだ!▼』 『カイリキーはたおれた!▼』 よく見るとタブンネの左耳に「タブちゃん」と書かれた汚いタグが付いていた。タブンネはそれ以上に汚い笑みを浮かべながら得意気にしている。 「ミッミッミィ♪」 そういえば『やせいのタブンネ』と表示されていなかった。こいつは野良タブンネだ。 大方、飼い主の手に余るようになって捨てられたのだろう。醜い脂肪が醜い顔をさらに醜く歪ませている。 妖精・天使・純心などというタブンネらしさはこいつには最早微塵も見られなかった。 カイリキーを回収し、新しくキリキザンを出す。鋼の体と悪の刃には猪口才なエスパー技など通用しない。 キリキザンは獲物を前に嬉しそうに抱き締めるようなポーズを取った。スライスしてやるつもりらしい。 タブンネは「ミィィィッ!!」と叫びながら突っ込んできた。 キリキザンは、マヌケめ……とでも言いそうな顔でタブンネを待ち構える。 しかし、捨て身タックルをしてくるという読みは外れた。 タブンネが突っ込んできたのはタックルするためではない。至近距離から確実に「獲物」を仕留めるためだった。 『タブンネのかえんほうしゃ!きゅうしょにあたった!こうかはばつぐんだ!▼』 『キリキザンはたおれた!▼』 「ミッミッ!フミィィィン!!」 想像してほしい。 タブンネに手持ちのポケモンを2体も倒されたのだ。 そいつは金切り声のような勝利の雄叫びを上げながら持っている木の実をグジャグジャと貪っている。 こんなカスみたいな奴に手持ちのポケモンが2体も倒されたのだ。 こんなことをされて頭に来ないトレーナーなど、果たしているだろうか? 何としてもこのゲスを八つ裂きにしてやりたいが、悔しいことに手持ちで今戦力になりえるポケモンはもういなかった。 タブンネは――お前なんかいつでも殺せるんだぜ――とばかりに「ミヒヒッミッ」といやらしく笑いながら近付いてきた。 そして反撃のチャンスを与えない無慈悲なタブンネの私刑が始まった。 短い腕だが急所を正確に狙ってくる。鳩尾を打たれて立てない人間に容赦無く攻撃をするタブンネは邪悪そのもの。何度も何度も殴り付けてきた。 強力なサイコキネシスで地面にめり込まされ動けない。すると周りの草むらや木の影から夥しい数のタブンネの群れが現れた。 「ミッミッ!」 「ミッミッ!」 「ミッミッ!」 殺せ!殺せ!殺せ!……と言っているようだった。その声に更に増長したゲスタブンネは手に赤い光を集める……。 目の前が真っ暗に……。 「ピュッピュッ!」 「ミィッ!?」 目を開けると、そこにはマランネが立ち塞がっていた。まだレベルは低かったが、その勇姿は伝説のポケモンのように気高く、雄々しく、そして剛直だった。 「ミブィヒヒヒヒヒィィィ!!」 タブンネ達はマランネに嘲笑を浴びせた。ゲスはニヤリと口角を上げ、マランネに迷わず火炎放射を浴びせた。 マランネの体が炎に包まれた。ゴオゴオと燃え盛るマランネを見てタブンネ達は勝利を確信した。 しかしマランネは依然として倒れることは無く、その姿は崇高ですらあった。 マランネは火の矢の如くゲスに一直線に飛び出し、なんと性器へ頭を突き刺した。 「ブギギャアアアアアアアッ!!」 一瞬にしてゲスは炎上した。マランネのピストン運動に合わせて性器がビヂビヂと音を立てながら裂ける。ちなみにゲスタブンネはオスである。 そして、マランネが「ピュッ!」と小さく鳴くとゲスは急に静かになった。 歯を食い縛り目の焦点が合っていない顔がベゴンと歪むと頭頂部から大量の白濁液を噴き上げた。周りのタブンネ達が凍り付く。 降ってきた白い雨を浴びるとマランネを包んでいた炎が消えた。マランネは余り皮が少し煤けただけで無傷だった。 タブンネの「さいせいりょく」と「だっぴ」のような治癒効果を併せ持つマランネだけの特性、「じかはつでん」。マランネは射精する度にどんなダメージも回復してしまうのだ。 タブンネ達はパニックに陥り逃げ出そうとしたが、ゲスの放った火が草むらを囲むように燃え移り、既に逃げ場を無くしていた。 「ピュッピュッピュ---ッ!!」 マランネは怒りに満ちていた。かつて自分を迫害したタブンネへの怒り。そして初めて自分を必要としてくれた人を傷つけられたことへの致命的な怒りだった。 マランネは一匹のタブンネに頭を突っ込み射精した。するとタブンネの体がみるみる膨らみ水風船のようになった。 放たれた風船タブンネは破裂するまでに大勢の仲間を滅茶苦茶に叩き伏せ、仲間もろとも生臭いミンチになった。 残りのタブンネ達にマランネが襲いかかり、一匹一匹に死の極太注射をする。 最後の一匹に風呂釜一杯分ほど射精して大爆発させるとマランネはすっきりしたようで頭が萎びてきた。 草むらも全焼、近隣のタブンネは皆殺しだ。 「守ってくれてありがとう。これからもよろしく、マランネ」 「ピュッピュッ♪」 ヌルヌルする頭を撫でて笑いかけたが、カイリキーとキリキザンのことを思い出したのですぐにイカ臭い焼け跡を後にしてポケモンセンターへと向かった。 こうして人間とマランネに友情が生まれた。彼らはこれからも仲良くタブンネを狩り続けるだろう。 「ピュッピュッ♪」 「ミギャャアアアアアアッッ!!」 おわり
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/938.html
後日会長の技術によりこの肉体の持ち主の記憶と精神を手に入れることができた。 さらにあの女性を連れにいくと言うのだが・・・ 俺「へぇ・・つまり俺の肉体の持ち主はジュスト・ベルモンドって事ね、よおし、あのカワイイ娘をもってくぞぉ!」 煩悩丸出しである システム「転送まで3、2、1、」 ???「うわぁっ!?」 システム「転送!」ヴヴヴヴン 俺「さてと、あの娘を探さないと・・ってなにやってんすか会長!?」 会長はサキュバスとあんなことやこんなことをしていたのですぐさま逃げ出した 俺「ハァハァ・・・会長め・・ってえ?」 ???「う~ん・・・パパ?ママ?」 そこにいたのは、紛れもなくあの女性ではあるが、どこか違和感が・・・その理由はすぐにわかった。 ???「あ!トウヤ!最近突然体が変わっちゃったんだって!?大変だったね~」 あ~こりゃ・・・ベルの奴だな・・・あらかたドジって装置に突っ込んだんだろう。記憶の共有はオンにしてるから・・・・ 俺「まあそうだけど・・・それより自分の体よく見てみろ」 ベル「え、何突z・・・あ!?」 やっと気付いたのかよ!!にしても可愛いなぁ。 ベル「いま変な事考えなかった?」 俺「そんな訳ないだろうがwそれより、ちょっとついてきて」 俺は会長の下へ連れて行った。 そういえばベルは愛護派だったからなぁ。 いつもタブンネをいぢめる度にやめたげてよお!って言って来たなぁ。まぁあの愛護共とは違って動物虐待が許せないみたいだけど。 う~ん・・・愛護に虐待派の記憶と精神いれるとどうなるのかねぇ 取りあえず俺は会長に事情を話した。 会長「へぇ、よりにもよって愛護の方が被害に遭ったと」 ベル「いや・・それが・・・なんだかタブンネだけは虐待、駆逐するべきって思うようになったの。」 なるほどそうきたか、あの女性の意志の方が強かったって訳ね。 取りあえず元の世界に帰るがベルをどうしようか。 ベル「どうしよう・・・」 俺「元々金髪だからごまかせるんじゃないのか?」 ベル「でも、トウヤみたいにはいかないような・・・取りあえず愛護退会してくる」 そんなことして大丈夫なのか?と思いつつ見送る。 あ~これで会長がチェレンだったらなぁ・・・ ほざきながらベルを待つ 待ってる内にタブンネで遊ぼう ママンネパパンネ、ベビンネ、孵化前卵のタブンネ一家を用意してまずはママンネに短剣を手足に4本投げて貼り付けにする。パパンネの立ってギリギリ届かない高さだ。 手足に短剣の痛みと自分の体重がかかり苦しむママンネ 当然パパンネは助けようとするが手が届かない。そこでパパンネはジャンプするがそこに蹴りを入れる。転送事件のお陰でガタイが良くなっていてその威力は凄まじい。 パパンネは転んで立ち上がろうとするが貼り付けのママンネが更に強い悲鳴をあげる。 そりゃそうだ。パパンネが落ちたのが卵の上だもんwwww いい感じに割れた卵から未熟ベビンネが出てきてピイピイ泣きわめく。くそっうるせぇ。そこで俺は例の聖水を取り出すが少し使い方を変える。聖水のコルクを抜いて未熟ンネに近づく。タブンネ達は抗議するが無視していく。 そして未熟ンネのケツに聖水を流しこんでコルクをブチ込んで栓をする。 ミギャアアアアアアアアアアアア! 未熟ンネの口から火が吹き出る。やったね!火炎放射を覚えられたね! 当然炎はタブンネしか燃やさない。栓をしたケツから火は漏れない。 そうこうしている内に服装を戻したベルが来た。 ベル「・・・どうなってるの!?」 魔法使ってんだからそりゃ当然の反応である。タブンネ達はベルに助けを求める。まあ愛護だもんな。たったいま辞めたが。 ベル「やめたげ・・・ないよお?」 踵落としが炸裂。俺も是非・・・ハッ!? あ~あ、タブンネちゃんの頭がへこんでる。やっぱ踏まれるだけでいいや 炎がタブンネに燃え移る。 ミギャアアアアアアアアアアア! 未熟ンネが火炎放射してて火ダルマンネが転がってて火事になっていないというなんともカオスな事態にギャラリーが集まる。 とっとと本題に移したいしタブンネ放置で本題に移す。 会長の部屋に着いたはいいがそこで会長が玉座に座ってミィアドレナリンたっぷりのタブンネ血液ワインの入ったワイングラスを片手に待っていた。どうみてもドr(ry 会長「よければお二人さんm」 二人「まだ未成年ですから!」 会長「勿論普通のジュースですよ、それはそうと、愛護側も遂に我々に攻撃を始めたそうです。襲われないように気を付けてくださいね。」 俺「愛護も遂に狂ったか。ってことは裏切り者としてベルは真っ先に狙われるんじゃないのか!?」 そこで会長の計らいで監視がついたがプライベートに関わるのはアレだから警報式のセンサーにした。俺もなるべくいっしょにいることにした。 マランネちゃんからのおしらせ(必ず読むピュウ!) 一部下のマランネ的な表現が混じっているので苦手な方は見ない事をおすすめするピュウ! 数日後 会員から緊急連絡が届いた。 今日の早朝にベルが何故かヤグルマの森であられもない姿で見つかったという。現在も生きてはいるが相当ヤバいらしい。 警察は愛護側なので丸投げだというが、状態は大量の切り傷に肋骨を2本、強姦もされたそうだ。体液は人の物とタブンネの物のようで、これは確実に愛護の仕業だ。この事態に対して会長は既に愛護に殴り込みしてるそうだ。 って冷静にまとめてる場合じゃない! 怒りが込み上げてくる。 気が付いたら俺は既に手持ち、いや、厳選あまりや育成の終わったポケモンや旅パなど要は全軍出して全会員と共に突撃していた。数で言えば虐待愛好会員は全体の0.1%で残りは愛護だが、愛護の教育により虐待愛好会員に人権は無いとされているようで、それで今回の事件が起こった。いいだろう。世直しだ!質ではこちらが勝っている! 1億のタブンネが押し寄せてくるが 全員に月桂樹の葉を使っている。あっちの攻撃など全く効かない。 全く効かないので困惑して、ましてや逃げ出したり媚びだす輩もいた。 数日の間にベルはすっかり愛好会の花になっていたから、全員事件にブチ切れ、愛護のろくに鍛えられてない貧弱な豚を血祭りに上げた。 血を抜きとって殺したり、毒殺、締殺など苦しむ死に方にされた。 辺り一帯のタブンネを殲滅したが、最後に出てきたのは・・・ 会長「あ・・・・あいつは・・・・」 そう、後に分かった事だが最後に出てきたのは進化タブンネで、とある所でミュウツーの遺伝子を取り込み進化したタブンネだそうだ。まだ会長が若い頃にとある青年と二人で始末したと言われているが、その青年はその戦いの重傷が元で死亡したらしい。 「ふん・・・あの頃の奴か・・・随分と変わったじゃないか」 喋った!? それに会長を姿形までもが違うのに同一人物と判断しやがった!こいつ・・・ 会長「こんな物を保管しやがって・・・愛護会長の野郎はどこだ!」 「愛護会長?我だが?」 あいつの口から語られたのは衝撃の事実だった。人間並の知能があればそれも不可能ではないようだがな。 彼が腕を振ると、三色の衝撃波が起こった。それに当たった者は燃えたり凍ったり痺れたりしている。トライアタックか! 会員「しゃおらあ!」 会員の一人が突っ込むが全く効かず、はじかれた。 「弱すぎる・・・」 進化ンネは右手を掲げて巨大なエネルギーを作りだした!あれじゃあ間違いなくイッシュが吹っ飛ぶ! どうしようもないのか・・・と思った瞬間、 ???「あいつの弱点は頭部だ!頭部を狙え!」 謎の声が聞こえる。どうやら全員に聞こえるようだ。 会長「この声は・・・コウキさん!?」 コウキ「ああ、まさかあいつが生きてるとはな。そんな事もあろうかと、俺のサマヨールに居候させてもらってたぜっていいから早く!」 全員「全軍突撃!」 全員の攻撃が頭部を直撃した。これで・・・!? たしかに頭部からミュウツーの部分が切り離され、タブンネは原形を留められなくなった。 「ち しょ ・・・・・ちくしょおおおおおお!」 まだ微妙に残っていたミュウツー細胞が異常分裂を始め、タブンネを醜い肉の塊にし、 あの良く見る媚面が無数に現れミィミィ鳴き始めた。意思はそれぞれ別にあるようで、とても奇妙だ。それを見た愛護は強い吐き気に襲われていた。 「タブンネがこんなのだったなんて・・・」 「タブンネなんて大嫌い!」 「ヴボオオオオオオエエエエエエエエ・・・」 中にはショック死する者もいた。 その様子を見たタブンネとも呼べるのか分からない物体は一斉に ミギャアアアアアアアアアアアア!と泣き叫んだ。 会員達は恐る恐る回収しようとするが、所詮はタブヘッドの塊なのでなんの抵抗もできずに持ってかれた。 戦死ンネの亡骸は毒抜きされ美味しいお肉になった。 当然いくらタブンネを殺し愛護を殲滅したとしてもベルの気持ちが晴れる日は二度と来ないだろうが、この悲劇を起こしたタブンネを許せない愛好会はタブンネの駆逐、虐待に更に積極的になった。 数年後 あれから数日したあとにタブヘッドの塊は増殖し続けて保管先が無くなったので仕方なく転送装置の応用により宇宙の遥かかなたに飛ばされたが最近、太陽系にそれが増殖し続けた結果タブ星が誕生したとの報告がきた。もういっそのこと太陽に飛ばせばよかったんじゃないのかな・・・ 彼の手記はここで途絶えている おしまい 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/997.html
ハチミツというものがある。 ハチミツには大きく2種類あり、ミツハニーが集めた花の蜜を巣の中で熟成させたものと、 スピアーが集めた花の蜜と花粉に木の実をブレンドしたものがある。 あるとき、一人の科学者がこんなことを思いついた。 花の蜜を他のものとブレンドさせて熟成させればさらにおいしいハチミツができるのではないか、と。 1匹のタブンネが天井から吊るされている。 両手をロープで縛られており、タブンネ自身の重みでロープがぎっちりと食い込んでいる。 涙を延々と流し続け、半開きの口からは「ヒィ…ヒィ…」と弱々しい息が吐き出される。 タブンネの頭には太めのチューブが刺さっており、その中をさらさらとした花の蜜が流れている。 このチューブの先はタブンネの皮の下を通るように刺さっており、蜜がタブンネの皮膚の下を流れるようになっている。 流れ出した蜜は足元の方に向かって流れていき、やがて、タブンネの足元の方に貯まっていく。 そのため、タブンネの下半身はだんだんと膨らんでいくのだ。 蜜を体に貯めはじめてから3日。 大量の蜜を貯めこんだタブンネの下半身はパンパンに膨らんでいた。 その足先に切り込みが入れられる。 このとき、肉まで切ってしまうと蜜に血液が混じり、売り物にならなくなってしまう。 最新の注意を払って皮だけを切らなくてはならないため、職人の腕が要求される。 切り開かれた皮からはポタポタと黄金色に輝く蜜が流れ出してくる。 それをビンに貯め、滅菌処理を施せばとてもおいしいタブ蜜の完成だ。 その味は非常に甘く、なめるたびに味が変わると言われるほど深い味わいを持っている。 なぜ、そのような味になるのか。 これは、花の蜜がタブンネの体を通過する際、皮下組織の表面から分泌されるミィアドレナリンと混ざり合い、 体内に貯まっている間に熟成が進むことでそのような味になると考えられている。 また、このタブ蜜にはミィアドレナリンのほかに大量のコラーゲンが含まれており、美容効果も高い。 甘くて美容にもいいタブ蜜はいまや、女性の間で爆発的な人気を誇っている。 タブ蜜のすごいところは蜜を作るだけでは終わらないところだ。 タブ蜜をつくるために使用したタブンネの体には蜜が染み込み、甘くて柔らかいタブ肉ができている。 このタブ蜜肉は、一般家庭から高級レストランまで多くの場所で使用される肉となった。 さらに、乾燥させることで新たな風味がうまれ、子どものおやつや酒のつまみになるタブ蜜ジャーキーへと姿を変える。 現在ではイッシュ全体で圧倒的な人気を誇るまでになったタブ蜜。 その裏にはそこそこの数のタブンネの犠牲がある。 まあ、犠牲になったタブンネのことなど気にせずにおいしく食べる。 それがタブンネたちへの供養であり礼儀であろう。 たぶんね。 (おわり)
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/592.html
私、タブンネ、まだちっちゃな子供のタブンネさんなの。 今日はママと一緒にお散歩してたんだけどね、チョウチョウさんをおいかけてたらはぐれて迷子になっちゃったの… ぐすん…もういっぱい歩いてあんよが痛いのにちっともママが見つからないよぅ… ハートの肉球もズキズキ痛むよぅ… あっ、向こうの方から何か近付いてくる!きっとママだ!ママはお耳がいいからタブンネのことを見つけてくれたんだ! ママー、タブンネはここだよーっ ガサガサッ きゃあぁ!なにこれっ! タブンネが草を揺らしていばしょを教えようとしたらいきなり頭の上から網が落ちてきたの! びっくりして逃げようとしたんだけど網がからまって抜けられないよぅ… タブンネがもがいてたら今度は大きな手が入ってきてタブンネのことをつかんだの、助けてくれるのかな? …えっ、もしかしてタブンネのことつかんでるのって…人間さん? 大変!人間さんはタブンネ達のことをいじめるこわい生物だってママが言ってた!すぐに逃げなくちゃ! でも人間さんはがっちりタブンネのことつかんでて、どんなに暴れてもはなしてくれないの… しかも人間さん、タブンネの大切な触角をつまんで引っ張るの! いたいっ!やめてよぉ!触角はタブンネにとって気持ちを読み取る大切なところなんだよ! ぐす…引っ張られた触角を押さえて泣いてたら人間さん、タブンネのことを小さな箱の中に入れたんだ。 壁が全部透明の狭い箱…タブンネ、すっごく不安な気持ちになったの… それで泣きながら人間さんに何度もここから出してよぅってお願いしたんだけど、人間さんは全然聞いてくれないの。 タブンネ、これからどうなっちゃうの…?ママ、早く助けにきてよぅ! …うぐぅ…いたいよぅ…人間さんがタブンネの入った箱を持ったまま乱暴に走ったからいっぱい頭をぶつけちゃった… タブンネの頭にまるでダグトリオさんみたいなコブがたくさんできてる… ママにいやしのはどうしてもらいたいよぅ…ぐすん やっと人間さんが止まってくれたと思ったら、そこは大きなお家の中だったの、この人間さんの住んでるお家みたい… お家の奥で女の人が忙しそうにしてる、あれがきっと人間さんのママね。 人間さんのママを見たらね、タブンネ、ひらめいたんだ! いくら恐い人間さんでも、ママなら優しいはずだってね!だってタブンネのママもすっごく優しいもん。 きっとこの人間さんにタブンネのことを出してくれるように言ってくれるはず! そう思って、タブンネは人間さんのママに向かってかわいく鳴いて助けを求めたの。 …でも、人間さんのママは見向きもしてくれなかったの… そのうえタブンネのことを「虫」って言ったの…ひどいよっ!タブンネは虫なんかじゃないよ! 人間さんは一旦タブンネを入れた箱を外に置いてお家の中に戻っていったの。 そのあいだにここから出ようと思って透明な壁をひっかいてみたけど、カリカリ音が鳴るばっかり… 同じ透明な氷ならすぐに割れるのにどうしてぇ… そうしてる間にも人間さんが戻ってきちゃった… 戻ってきた人間さんは何か本みたいのを読んでるの、何の本だろう? そんなことを考えてたらタブンネのお腹が急にキュルキュルって鳴ったんだ。 そういえばお腹がすいたな…朝木の実を食べてそれっきりで何も食べてないもんなぁ… ねぇねぇ人間さん、お腹がすいたよぅ、なにかタブンネにたべものちょうだいよぉ! タブンネ、人間さんにもわかるようにお腹を押さえて訴えたんだ。そしたら何とか人間さんにも伝わったみたい! あれっ、人間さん、草をぬいてどうするの? …えっ、どうして中に入れるの? うぐっ、ペッ!ペッ!おめめに根っこについた土が入っていたいよぉぉ…お口の中にも入っちゃった… ぺっ、ぺっ!変な味… えっ、もしかしてこれを食べろっていうの…!?だってこれ草だよ?こんなの食べられないよ! ママが草なんか食べたらお腹を壊しちゃうって言ってたもん! あ…人間さん、またお家に戻っちゃった… しかたないからタブンネ、のどもカラカラだったから人間さんが草と一緒に入れてくれたお水を飲むことにしたんだ。 でもお水の入った入れ物を覗いてびっくり!土がまざってて茶色ににごってるの! タブンネ、いつもきれいな川のお水を飲んでるからこんな汚いお水飲めないよぉ… シャク、シャク… タブンネが困ってたらきき覚えのある音がきこえたの、タブンネのお耳はママと同じで小さな音でもとってもよくきこえるんだ。 それで音のする方を見てみたら、人間さんが木の実を食べてたの。 あれはタブンネの大好物のオボンの実、人間さんはとってもおいしそうに食べてるの! 人間さん、タブンネそれが食べたい!オボン、タブンネにちょうだいよぉ! あ~っ、何で全部食べちゃうの!?ひどいよぅ! 木の実を食べ終わった人間さんが戻ってきたからタブンネ、諦めないでオボンをちょうだいってお願いしたんだけど、 人間さんは全然わかってくれないの。 それどころか草を持って無理やりタブンネに食べさせようとするの! いやだっ、草なんか食べたくないよっ、やめてぇ! いたいっ!草がおめめに当たっちゃった…おめめが痛……エッ!?いやっ…エグッ!?草をお口に入れないで!! うっ、うぇぇぇぇぇっ!おぇぇぇぇっ! うぅ、吐いちゃった… うわぁ! 人間さんはタブンネのことをタブンネが出しちゃったものの上に落としたの… 朝にママがせっかくととのえてくれた毛並みがベトベトになっちゃった… うわぁ…すっごくすっぱくて臭いよう…この臭いいやだよぅぅ… でも人間さんが手を放した今なら逃げられるかも! そう思って走ろうとしたけど、すべって転んじゃった…ぐすっ また人間さんに捕まってバケツの中に放り込まれちゃった。 人間さんはタブンネのことを洗ってくれるって言ってるけど、何だかすごく不安だよぅ。 つめたいっ! 人間さんがバケツを地面に置いたと思ったら上から雨みたいにお水が降ってきたの! お水はどんどんたまっていくよ、このままじゃおぼれちゃうよ! タブンネ、バケツから出るために一生懸命ジャンプしたけど、どうしてもとどかない… そうしてる間にもお水がたまっていって、ジャンプもできなくなっちゃった。 ガッ!ガバッゴボッ苦しいよぉ!プハッ、助けてぇぇ!! あんよがバケツの底につかなくなって、タブンネ、お魚さんみたいにうまく泳げないから必死になって人間さんに助けを求めたんだけど、人間さんはじっと見てるだけなの。 見てないで助けてっ!ゴボゴボ…!パッ! あんよに力を込めてせっかくお水の上に出てもすぐに沈んじゃう、 大声で鳴いたらお口の中にお水がガバガバはいってくるよぅ… もうダメ、死んじゃう!って思ったらやっと人間さんが助けてくれたの… いっぱいお水を飲んじゃってタブンネのお腹からたぷたぷ音がするよ… タブンネ、息が苦しくてそのまま動けなくなっちゃった… …ぅう、あついよぉ… しばらく横になってたらやっと動けるようになったけど、さっきまで雲に隠れてたおひさまが顔を出してすっごく暑いの。 風も全然こなくって周りの空気もあつくなってきたよう… いつもならママが大きな葉っぱを使ってタブンネのことをあおいでくれるのに… 汗がいっぱい出てきて何だかまたのどがかわいてきちゃった。 お水はさっきたくさん飲んだのにな…お水飲みたいけどここには汚いお水しかないし… 人間さん、あついよぅ!のどがかわいたよぅ!って壁をたたいて鳴いたけど、やっぱり人間さんは気付いてくれない… 人間さんは涼しそうにしてぐっすり眠ってる…あのお部屋の中は涼しいのかな? タブンネはこんなに暑い思いをしてるのに… 仕方がないから人間さんの入れてくれた葉っぱの下に入ったの、ここならおひさまが隠れるから少しでも涼しくなるかなって思って。 でも、それでもムンムンするよぅ…ママ早く助けにきて… 二日目 朝がきたみたい…、でもタブンネ、夜ほとんど眠れなかったよ… だっていつもはフカフカの干し草でできたベッドで寝てるんだもん、 こんな固い床の上でなんか眠れないよ…早くここから出たいよぅ… キュルル…キュルル… あ、お腹が鳴ってる…お腹がすいたよぅ…おいしい木の実が食べたいよぅ… しばらくして、人間さんが起きてお家から出てきたの。人間さんはまだタブンネが草を食べると思ってるみたい。 人間さん!タブンネは虫ポケモンさんみたいに草なんか食べられないの!オボンをちょうだいよぅ! 昨日から何度も何度も言ってもわかってもらえなかったけど、今度はタブンネの必死な思いが伝わったのか人間さんもわかってくれたみたい! タブンネの食べ物をさがしてくれるって言ってくれたんだ! さっそく人間さんはタブンネの入った箱を持って草むらの中を歩いて食べ物をさがしてるの。 はやく木の実を見つけてほしいな。 少ししたら大きな道に出たの、人間さんはそこを渡ろうとしたんだけど、何でか足を止めたんだ。 どうしたんだろう?って思ってタブンネも人間さんと同じ方を見てみたら、おせんべいみたいにペシャンコになって潰れてるフシデさんが目に入ったの。 タブンネ思わず目をおおっちゃった、だってすごく気持ち悪かったんだもん… でも人間さんはずっとフシデさんのことを見てるの、タブンネ、何だかいやな予感がしたから触角を壁に当ててみたんだ。 触角を通して人間さんの考えてることが頭の中に流れてくる。 『コイツ、もしかしてこれ食べるかな…』 タブンネ、頭の中がパニックになっちゃった。 人間さん、草の次はフシデさんをタブンネに食べさせようとしてる! タブンネそんなのたべられないよぅ!いやだぁ!! …あれっ?人間さん、おててを押さえてどうしたの?何だかすごく痛そうにしてる… あっ、そうか、人間さんはフシデさんの毒の棘でけがをしちゃったんだ。 きっとタブンネにひどいいじわるばっかりしたからバチが当たったんだね。 ママもわるいことをしたらバチが当たるって言ってたもん! これでフシデさんを食べさせられずに済みそう! パァァ… そう思ったんだけど、タブンネのいやしのこころが人間さんの毒を治しちゃったの… 人間さん、また元気になっちゃった… 人間さんはタブンネに毒を治したのはお前なのか?って訊いてきたよ。 もしかしてお礼にここから出してくれるかも!って思ってタブンネ、うんってうなずいたの。 そしたら人間さん、すごいってタブンネのことほめてくれたけど、箱からは出してくれなかったんだ… それどころか、フシデさんの一部を千切って箱の中に入れたの! 信じられないよ…タブンネは人間さんのことを助けてあげたのに… どうしてこんなことばっかりするの…? タブンネがフシデさんを食べるかどうか人間さんずっと見てる… タブンネ、フシデさんなんて食べられないのに… フシデさんに触るとさっきの人間さんみたいに毒の棘でおけがをしちゃうもん。 …そういえば、前に一度フシデさんの棘でおけがをしちゃったことがあったっけ… その時はママがいやしのこころでタブンネの毒を治してくれたな…ママ… 夜 ママが助けにきてくれるまでの辛抱だって、ずっとがまんしてきたけど… もうお腹ペコペコでげんかいだよぅ…のどもカラカラでお口の中がカピカピする… このままじゃ、タブンネ死んじゃうよぉ… でも…ここにあるのは汚いお水と葉っぱとフシデさんの一部だけ… どれもお口に入れたくないものばかりだよぉ… でも…でももう、がまんできない! タブンネ、生まれて初めて汚れたお水を飲んだんだ。 うぅ…まずい…じゃりじゃりしててはぐきのすきまにいっぱい細かい砂が入ってくるよ… まるで水たまりを飲んでるみたい… でも、のどがカラカラだから、飲むのが止まらなっくていっぱい飲んじゃった。 それで今度は草も食べたの、これしか食べるものがなかったから勇気を出してお口に入れたんだ。 タブンネ、すごくみじめで悲しくて、まずくて…ポロポロ涙の粒を落として泣いちゃった… こんなまずい草じゃなくて甘くておいしい木の実が食べたいのに… 三日目 朝になってね、タブンネ、お腹が痛くて目が覚めたの。 い、いたい…まるでお腹を冷やされたみたい…! あぁっ…何だかうんちが出そう! うんちをもらしちゃうなんて恥ずかしかったから一生懸命頑張ったんだけど、泥みたいなうんちがいっぱい出ちゃった… ぶりゅぶりゅっていやな音がしてお尻に生温かい触感がして気持ち悪かったけど、それよりお腹が痛くっていたくって… やっぱりママの言った通り草は食べちゃダメだったんだ… 何でタブンネがいつもこんな目にあうの…? 人間さんはいつタブンネを解放してくれるの…? そんなことを考えてたらまた人間さんの手がタブンネをつかんで箱から出したんだ。 今日は何をするのかな…?タブンネ、こわくて震えが止まらなかったの… でも、人間さんはタブンネのうんちで汚れちゃったお尻と尻尾をちょっと乱暴だけどきれいに拭いてくれたんだ。 もしかしたら解放してくれるのかな? タブンネが期待してたら人間さん、昨日のあれで熱を治してってタブンネに言ったの えっ、昨日のあれってなんのこと?ねつってなぁに…? あれ、人間さんはタブンネをお部屋の中に入れたよ? お部屋の中はまるで冬がきたみたいに涼しくて気持ちよかったの、タブンネこんなのはじめて! お外はジトジト暑いのに中はヒンヤリしてるなんて不思議! プゴッ!? 人間さんはいきなりタブンネのことを白くてモフモフした何かに入れたの! 目の前がまっ暗になってタブンネ、びっくりしてすぐに出ようとしたんだけど、人間さんの手が押さえつけるの! モゴモゴ…あつくていきもできくってくるしいよ… この白いのいや!出たいよぅ!人間さんやめ……うっ、またお腹が痛くなってきちゃったよ… またうんちが出そうだよぉ… そしたら人間さん、今度は、汚すなよ!ってタブンネのお尻の穴に何かを詰めたの! 汚してほしくないなら何でタブンネを入れるの!? お尻に何か詰まってるなんて気持ち悪いよぉ…とってよぉ! うんしょ、うんしょ…おててを伸ばしても全然とどかなくってとれないよぉ… うぁ…お腹の中で何か暴れてるみたいにいたい…! もうもらしちゃってもいいからお尻の中のものをとらなくちゃ! でも、やっぱりおててが届かないし、白いモフモフが邪魔をしてとれないよぅ… それに…なんだか…頭が…クラクラしてきた…よ… タブンネ、そのまま気を失っちゃった。 目が覚めたら、夜になってて、いつのまにか箱の中に戻されてたの… もうタブンネの邪魔をするモフモフはなくなってたから、何とか体を丸めてお尻の穴につまったものをとったんだ。 ドピュ、ピババババ… たまってたうんちが滝みたいにたくさん出ちゃった… タブンネのピンクの体…もうドロドロでボロボロ… 体を葉っぱで拭こうとしたけど…もう…うごくこともできないよぅ… 体が…熱くなってきて…目の前がぐるぐるする… タブンネ…もう死んじゃうのかな…?最後に…ママに会いたかったよぅ… 「ミィ!」 …あれっ、何だかなつかしい声がきこえたよ… この声…とってもあたたかい気持ちになるやさしい鳴き声…もしかして… タブンネ、声のした方を見てみたんだ。 ママ! おめめがよく見えなかったけど、見まちがえるはずのない、ママの優しいお顔が見えたの…! ママ…助けにきてくれたんだね、タブンネ、ずっと信じてたよ。 ママのお顔を見たら嬉しくって、タブンネ少し元気が出たよ! ママはすぐにタブンネを箱から出して、ペロペロなめて体の汚れを落としてくれたんだ。 それでいやしのはどうもしてくれたの。 ママの魔法の波動でタブンネ、すごく楽になったよ。 ママはもうぜったいタブンネのことをはなさないからねって抱きしめてくれたの。 ふわふわであったかいママの匂いがするよ。キャハハ、何だかくすぐったいな♪ タブンネもママのことをはなさないよってギュッとママのことを抱きしめたの。 そのあとママにだっこしてもらってタブンネ、ひさしぶりにタブンネのお家に帰ったんだ。 お家にはママの集めた木の実がいっぱい!やっとおいしい木の実が食べられる♪ タブンネがママに木の実を食べさせてもらおうとしてたら、お外で何かズシ、ズシ、って足音みたいのがきこえたの。 何の足音だろうって思ってたら、とつぜんお家の中に大きなポケモンさんが入ってきたの! あれはたしかペンドラーさん!何でペンドラーさんがタブンネのお家に!? ママはタブンネを後ろにしてペンドラーさんを威嚇してる…タブンネ、恐くってママの尻尾にお顔をうめてぶるぶる震えてたの。 「ミビャァァァアア!!!」 そしたら急にママの体が持ち上がったの!よく見たらペンドラーさんの角がママに突き刺さってる! そんな、ママ!どうして!?ママぁ!! ママはペンドラーさんの角に串刺しになってぐったりしてるよぉ! タブンネがママに向かって泣いてたら、ペンドラーさんが恐い目で睨みつけながら言ったの。 「あなたね…うちの子供を踏み潰して殺したのは…」 えっ…なんのこと?ぜんぜんわからないよ… 「とぼけないで…じゃあ何であなたから私の子供の匂いがするの…?」 え…もしかして、ペンドラーさん、あのフシデさんのママなの…? ち、ちがうよ、フシデさんは最初から潰れてたんだよ!匂いがついてたのは人間さんがタブンネと一緒の箱にフシデさんの一部を… きゃ、やめてっ!助け…きゃあああああああっ!!!!! おわり
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/587.html
今イッシュ地方で話題騒然のガチャポンがある それはこの「ガチャンネ」だ! 一回300円と少し高めではあるが、中からなんと本物タブンネがでてくるのだ 一匹500円のコイキングより安く手に入れられるともっぱら評判である 今回はタブンネ虐待愛好会から発売されてるこのガチャンネを紹介していこうと思う まずはネタをしいれるところからだ、あくまで商品として売るタブンネをキズものにしてはいけないと開発広報担当は語る 「そうですね、まず仕入れる際には私が持ってるドーブルに頑張ってもらうんですよ」 そう言って担当は近くにいたドーブルの頭をなでた 3匹のドーブルは気持ちよさそうに担当の膝の上で寝転んでいる その姿に犬ポケ好きの私もメロメロだ 「触ってみますか?この子たちは良い環境で育てられてるので人懐っこいですし、人に危害を加えるようなこともしません 言った仕事はしっかりとしてくれる良い子達ですよ(笑)」 その言葉に甘えて少し触らせていただくことに 私の膝の上で寝転がり目を細めるドーブル、すごくかわいいです 話が逸れてしまいましたので本題に戻しましょう、どうやってタブンネを仕入れているのですか? 「まずはこのドーブル達に傷ついたタブンネ親子に変身してもらい、そしてタブンネの巣の近くで倒れてもらうのです これについてはVTRを見てもらった方が早いでしょう」 そう言って担当はモニターを用意し、VTRを流した 3匹のドーブル達がきょろきょろと辺りを見回し、そして同時にスケッチブックに絵を描きはじめました どうやらメタモンの絵を描いたようですね、その瞬間ぐにゃりとドーブル達がゆがみ、あっという間に親タブンネと子タブンネ二匹が出来上がりました 傷ついた親タブンネはその場にヤムチャポーズで倒れこみましたね、そしてミィミィと親タブンネを心配してるように子タブンネが鳴き始めました 媚びた鳴き声の真似も上手ですねー その鳴き声に気づいたいくつかのタブンネがよって来ていやしのはどうを始めましたね 本当は怪我してないからいやしのはどうで治らなくて不審に思わないんですかね? 「ちゃんと部分的に変身する技術も身につけさせてあります この子たちは優秀ですからね」 そう言って担当はうれしそうにドーブル達をなでていた この人相当な親ばかなのであろう、実に微笑ましい姿だ VTRでは元気になった振りをしたドーブルンネがタブンネ達と相談し合い集落に入れてもらえるようになったのだ 「ここからは固定カメラになりますね、一応こう言ったVTRはほかのドーブルにお手本を見せるために逐一撮ってあるのです 一番いい奴しか教育用には使いませんのでテープの無駄遣いになることが多いんですが、それでも教育のためですから」 そして固定カメラへと移る、どうやら子タブンネに変身したドーブルがばれないように設置したようだ タブンネの集落の情景が映し出される ピンクの媚豚が惰性に過ごしているその映像は思わず火を放ちたくなるほどだ しかし優秀なドーブル達がこの中に紛れ込んでるとなるとそうもいかない、しかし優秀と呼ばれるだけある、さっぱりわからん そんなこんなで彼らがタブンネに交わり2週間ほど過ごす映像がダイジェストで放映された 文化も姿勢も媚豚と合わせられる彼らに私は尊敬の念を感じざるを得ない 2週間たったある日、集落の中央にドーブルンネ達が集まる そしてタブンネ達の目の前でドーブルへと戻ったのだ その姿に集落中のタブンネがパニックになる そうこうしてると一匹のドーブルが怪しげなオーラを発し始めた、これは封印だ! そして再びタブンネに変身する ♂連中が集まり応戦しようとするも技がでない、だせなくて焦っているようだ 再び混乱の渦に巻き込まれるタブンネ達 そんなタブンネ達をドーブルはキノコの胞子を振りまき眠らせた そして虐待愛好会の方々が集まりタブンネ達をモンスターボールに閉じ込めていったのだった この映像はここで終わっている 「お次は加工の様子ですね、こちらもVTRがありますので是非どうぞ」 そう言って担当は再び映像を流し始めた 窓もなく殺風景な大部屋に大勢のタブンネ達が放置されているところから映像は始まった 天井には巨大なスピーカーが備え付けられてある そのスピーカーから音が割れるような巨大なタブンネの鳴き声が聞こえてくるのと同時に放置されていたタブンネ達が飛び起きた ここはどこだと言わんばかりにきょろきょろと周りを見渡している 親子と思われる者、友人同士と思われる者同士まずは無事を確かめあっている そしてとりあえず安堵したその時だった、部屋の壁が開きカイリキーが数匹表れた カイリキーは手当たり次第にタブンネに暴行を加え始めた ただひたすらにその体を傷つけられていくタブンネ達、阿鼻叫喚である 先ほどの友人同士無事を確認しあってたタブンネの片割れはあろうことか友人をこかせてカイリキーの囮にさせたのだ タブンネはすべて瀕死になるまで攻撃されると言うのに馬鹿な豚である 囮になったタブンネは顔がはれるまでボコボコにされて、囮にしたタブンネは四肢をへし折られた そしてボロボロにされたタブンネ達はカイリキーに引き摺られてどこかに連れ去られた 場面は移り手術室のような部屋が映る その中央の手術台にはタブンネが貼り付けられていて、その周りを白衣をきた人物が数名が取り囲んでいる状態だ スポットライトがまぶしかったのか目覚めたタブンネはすぐに目を細めた それを確認した白衣の人物達は手元にあったドリルを起動し頭部にそれをあてがった ドリルが頭部を削る音がする 「ミギャアアアアアアアアア!!」と泣き叫びタブンネは暴れるが手術台にがっちり固定されているので頭をぐりぐりと動かすことしかできない それすらも結局タブンネの激痛を長くするだけだ そしてドリルで頭部に穴をあけて、マイクロSDのような小さいチップを脳みそに差し込む 頭部を再び閉じて軽く縫合 これでガチャガチャ専用タブンネ、通称ガチャンネの完成である 担当さん、このチップは一体なんなのでしょうか? 「このチップはタブンネの脳細胞に刺激を与える特殊なチップなのです これを脳に組み込むことによって強制的に再生力にしたり体毛の色を変えたり また常にミィアドレナリンを出し続けさせたりすること等が可能です 一週間ほどで死にますけど食事を取らなくて済むのでモツの下処理なんかもしなくていいですし 食用や玩具など幅広く使えるタブンネをテーマに考えました」 なんだかお金がかかってそうなんですが(笑)それでも300円なんですか? 「ほんとはこれチップがひとつ200円くらいするのですが人件費はポケモンたちが頑張ってくれてるのでぎりぎり黒字なんですよ(笑) 結果さえ出せていれば続けられますしね、あと虐待愛好会本部にいらなくなったタブンネを連れて来てもらえると処分ついでに加工して差し上げることも可能です 300円いただきますが、さらに何百円か追加料金をいただきますとオーダーメイドでお作りさせていただきますのでもしよければ立ち寄ってください」 それはお得な情報ですね、これからも御贔屓にさせていただきます 取材終了後私はふとガチャンネ専用のポケモンスタジアムに寄った そこには先ほど裏切りあっていたタブンネが必死の形相で殴り合いしている姿があった そこには醜く肥え太った媚豚ではなく互いに殺し合いをする愚かな操り人形の姿があった
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/945.html
タブンネちゃん格闘ポケモンたちのやくにたてて良かったね♪ -- (名無しさん) 2012-04-27 22 12 53 これで少しは痩せられそうwww -- (名無しさん) 2016-06-12 23 34 33
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/921.html
どっちに転んでも全滅ENDw -- (ヒビキ) 2012-03-27 03 19 45