約 244,159 件
https://w.atwiki.jp/sousakurobo/pages/1213.html
――数日後。 警視庁内の廊下をアヤカ・コンドウは歩いていた。 いつものような一分の隙も無いブラックスーツ姿で、長い艶やかな黒髪を頭の脇で邪魔にならないようにまとめている。 歩く度に廊下を反響する硬質なヒールの音がよく似合っていた。 片手のタブレット型PCで簡単な作業をしつつ、廊下を曲がり、目的の部屋へ。 その部屋の前には『タルタロス特別対策本部』との貼り紙がしてあった。 「それで、人員確保はどうなったの?」 捜査の進展と方針の修正、それに関連するその他もろもろの事項の情報を捜査員全員で確認するためのちょっとした会議で、アヤカは部下に報告を求めた。 1人の中年男性が立ち上がって答える。 「はい。警備第一課に協力を要請しましたところ、警視庁特殊部隊の隊員を6名ほどこちらに貸していただけるとの返事をいただきました。 これに機動隊の人員を合わせれば、いつでもどんなときでも最低60名の武装警官を動かせます。」 「ふむ。武装の方は?」 「機動隊標準装備のものを使用する予定です。」 「……まあ、屋内だし、十分かしらね。ありがとう。」 頭を下げて、男性は再び腰をおろす。 アヤカは考えていた。 これでタルタロス施設を制圧するための武力も手に入れた。だがすぐに動かすことはできない。 今日の朝、アヤカは上司である課長から捜査方針の転換を提案されたのだ。その理由は「現在のやり方では進歩が見られないから」 というものだったが、もしその申し出を受け入れたらアヤカは別の案件の担当に回されてしまうだろう。 その提案がまだ『命令』でなかったのは幸いだった。奴らはまだ油断している。 警察上部にいる顔も名前もわからない『向こう側の人間』は、タルタロスがやられるわけはない、とたかをくくっている。 そろそろ、最後の詰めに入るころかな。 その人間の他に不安要素といえば―― 「……そうね。」 最後の報告が終わって、礼を述べたあとに、アヤカは言った。 「準備も順調だし、障害を排除する策も整ってきた。」 彼女は立ち上がる。 「決めましょう。2週間以内にすべてを終わらせる、と。」 チャイムが鳴った。 放課後のホームルームが終わって、マコトは帰り支度を始める。 久しぶりに学校へ来たが、何も変わっていなかった。 クラスの奴らは相変わらず下らないテレビ番組などの話題を楽しそうに喋っている。 何も変わっていない。そう、何も。 それは『彼』も同じだった。 「キムラ。」 マコトは彼に声をかける。 帰り支度をしていた彼はマコトを見て「やぁ」と言った。 その明るい表情や物腰からは『ケルベロス』の面影はこれっぽっちも感じられない。いつもの、成績優秀な、学級委員長だ。 「このあと何か用事ある?」 マコトは訊く。キムラは時間を確認し、答える。 「予備校があるけど、少しなら余裕あるよ。何か用事?」 「ちょっと、『ゲーム』のことで訊きたいことが。」 すると彼は意を得てくれたようで頷く。 「……じゃあ、屋上へいこう。あそこなら多分誰もいない。」 「で、何の話だい?」 キムラはフェンスに寄りかかって言った。 屋上には2人の他には誰もいない。柔らかな、乾いた風が吹き抜ける。 学校周りの道路のおかげでそこまで静かなわけでもないが、なぜかそれでも周囲の空間から隔絶されたような感覚が ある。それがいっそう寂しさに拍車をかけていた。 「キムラ、お前はタナトスについてどのくらい知っている?」 「タナトスについて?……ああ、そうか。君はそういえば、そうだったね。」 コラージュあたりから聞いたのだろうな、とマコトは思った。 「彼についてか。」 キムラはフェンスに指をかけ、片方の手でタバコをとりだし、くわえた。 火を点けて、煙を吐く。 「『タルタロス現ランク1位』、『仮面とローブで顔と体型を隠している』、『今のタナトスが現れたのは数年前』 ……そんなとこかな。」 「『今の』タナトス?」 「コラージュとタナトスは、その名前と外見を先代から受け継ぐんだよ。詳しくは知らないけど。」 「へぇ。」 「有益な情報はあった?」 キムラはマコトを見た。その眼差しにあたたかみはない。 「じゃあ、ひとつだけ。」 マコトはその目を見つめ返した。 「彼の『金の眼』については?」 「『金の眼』?」 キムラは一瞬眉をひそめたが、すぐに理解したようだった。 「そういえばタナトスの眼はそうだったね。仮面の奥からあれに睨まれるとちょっと怖いよね。」 「金の目って、金眼事件のテロリストの特徴だろ?」 「まぁ、そうだね。」 キムラは大きく口を開き、煙を押し出した。煙は輪の形を保ったまま、風に吹かれてかき消える。 「まさか君は、タナトスとそのテロリストたちの関連を疑っているのかい?」 「何かの手がかりになれば、とは思ってる。」 すると、キムラはハハと笑う。 「アマギくん、今日は早く家に帰って教科書を見直しな?」 「え?」 キムラはあきれたようにタバコの灰を落とした。 「金眼事件のテロリストたちは、リーダーを除いて全員殺されてるよ。教科書にも、資料集にも書いてある。」 「リーダーって、『ハヤタ・ツカサキ』か。」 「ああそうだよ。」 「じゃあ、タナトスはそのツカサキって奴なのかも。」 「君は頭が悪いのかな?」 「あ?」 「ツカサキはどっかの刑務所だよ。死刑の執行待ちだ。」 「じゃあ、そのテロリストたちの生き残り?」 「荒れ果てた地上からどうやって1人で生還するのさ?それに、仮にそうだったとしても、金眼事件が1年前で、 タナトスが代替わりしたのがその前――時期が合わない。」 マコトは沈黙した。 キムラは肩をすくめ、タバコを地面に落とす。 「僕は、タナトスの目の色は、そういった誤解を誘うための一種のワナだと踏んでるけどね。 結局、瞳の色なんてカラーコンタクトでも、手術でも変えられるんだし――」 「……ああ。」 「――それで、質問は終わりかな?」 キムラは落としたタバコの火を、踏みつけて消す。 マコトは無言で頷いた。 「お礼も無し?……まぁいいけど。」 そうして彼はフェンスから離れて歩きだし、出入口へと消えていった。 しかしマコトの胸にはまた新たな疑念が広がっていた。 それにしても、予想以上に下らない話だった。 キムラは校門を出て、駅への道を歩いていた。 もしかしたら自分が掴んでいない情報を手に入れたのかも、と思ってアマギの話に付き合ったのだが、 無駄な時間だったな。 だがしかし、言われて見ればどこか引っ掛かるものがある。 タナトスは何故、『金』を選んだのか。 瞳の色を変えたいのなら他にいくらでも選択肢はある。青でも赤でも、なんならその日の気分で変えてもいいはずだ。 まさかタナトスがファッションを気にするわけがないし、しかし逆にそんな彼が色を金に固定しているのには 何か理由があるはずだ。 ……もしかしたら、本当に、彼の瞳は金色なのかもしれない。 だとしたら、もしかして―― キムラははっとして、思わず足を止めた。 ――わかってしまったかもしれない。 タナトスの正体が。 ざわざわと体が総毛立つ。興奮のためだ。 いやまて、焦るな。まだ何一つ確証は無いんだ。まずはしっかり証拠を集めて、それから―― 「『ケルベロス』だね?」 ――一気に興奮が冷めた。 キムラは顔をあげる。目の前には大きなサングラスとマスクで顔を隠した男が立っている。 それでもキムラが一瞬でこの男が何者かを覚ることができたのは、その独特の声のためだった。 老人のようにしわがれた声―― 「……あなたがタルタロスの外に出るなんて、珍しいですね。」 「たまにはいいかな、なんてね。」 男はサングラスをずらした。つぎはぎだらけの額がのぞく。 「コラージュ……さん。」 「これから予備校?勉強熱心だね。」 コラージュの目元が歪む。笑っているようだ。 キムラは後退りした。コラージュがわざわざ会いにくるなんて、ろくな用事のはずがない。 「そんな警戒しなくても。」 コラージュは一歩、近づく。 「少し話を聞きたいだけだよ。怖がることはない。」 「じゃあ電話でいいじゃあないですか。」 「いやぁ、ちょっと気になる情報を手に入れてね。」 コラージュは上着の内側に手を入れた。身構えるキムラ。 「君が警察と繋がっているんじゃあないかってね。」 「……誰からそのことを?」 「匿名の投書。」 「ハッ」 キムラはわざとらしく鼻で笑った。 「そんな眉唾物の情報を信じるんですか。見損ないましたよ。」 「もちろん、それだけじゃ信じないよ。だけど――」 コラージュが手を抜く。キムラは思わず体を強ばらせたが、相手の指先に握られていたのは一枚の写真だった。 「――証拠写真が同封されていた。」 コラージュはそれを見せつける。キムラは目を凝らす。 その写真には、キムラが警官と一緒に写っていて、キムラが警官から何か平たいものを受けとる瞬間を とらえたものだった。 「君が警官からもらっているの、これ、グラウンド・ゼロのICカードだよね。」 「……みたい、だね。」 「巧妙な手口だ。」 コラージュは写真をしまう。 「まずは信用を得るために『ケルベロス』としての実績を積み、タルタロスに取り入る。 目的はタルタロスと他の組織との繋がりを弱めるためかな――トラブルが続けば、見限るとこも出てくるだろうから。」 キムラはまた一歩、下がる。 「サーバーへの、外部からのクラッキングの形跡は偽装だね?タナトスが、あの勝負の直前にパソコンで偽装工作を する君を見ているよ。」 コラージュが一歩近づく。 「アマギくんを助けたのは、今後も続く予定であるトラブルのスケープゴートになってもらうため――タルタロスに 恨みを持つ人間――適役だ。勝負前の妨害も、あれは自分をタルタロスがわの人間だとアピールするためだろう? 君が本気で妨害をしたなら、あの程度の怪我で済むわけがない。」 「ずいぶんと妄想たくましいね。」 「そう――妄想だ。今の時点ではね。だから君に話を聞きたい。一緒に来てもらおうか。」 「そんな合成写真に騙されるなんて、タルタロスのトップはとんだ間抜けだ。」 「合成でないことはタナトスが証明してくれている」 その言葉の直後、ついにキムラは踵を返し、反対方向へと走り出した。 コラージュは愉快そうに笑いながら、その背を見送っていた。 そして彼は街から消えた。 呼び鈴を鳴らした。 なんとなく周囲を気にしながらマコトはインターホンの呼び掛けに応える。 玄関の向こうからの小さな足音が聞こえ、扉は開いた。 「突然ごめん。」 マコトはそう彼女に言った。 ミコト・イナバはマグカップの紅茶を両手に持って「いえいえお気にナサラズ」と言った。 マグカップが1つ、マコトの前に置かれる。 礼を述べて一口すすると、それだけでも全身が温まるような気がした。 「それで」 ミコトは部屋着だろうか、だぼだぼのスウェットのポケットに手を入れて、リビングのソファーに腰かける。 「『知りたいこと』って?」 マコトは頷いた。 マコトが彼女に会いにきたのは、それがあるためだった。 「『タナトス』の正体について。」 「……そーいうこと。」 ミコトはマコトの目を見た。茶色の大きな瞳は普段とは違う光を奥に秘めていた。 「ごめんだけど」 紅茶を一口。 「それは無理。」 「……難しい、か。」 「いや、難しい、じゃなくて、無理。」 「タルタロスを敵にまわしたくない?」 「そうじゃなくて――」 彼女は困ったように腕を組んだ。 「タナトスの正体なんて、私だって知りたいよ。つまりはそういうこと。」 「……わかりました。」 やっぱり無理か。マコトはそう思った。 だけど予想はしてた。他にも知りたいことはある。 「じゃあ、『アヤカ・コンドウ』について。」 そう言葉を発した瞬間、イナバはぴくりと反応を見せた。 「――クライアントに、ついて?」 「はい。」 「理由は?」 「彼女の目的は知って?」 「『タルタロス壊滅』」 「『タナトスへの復讐』。」 「……へぇー」 「知らなかった?」 「……うん。けど、嘘といえる程度じゃないからいいや。」 イナバはまた、紅茶をすする。 「……お願いします。」 マコトは頭を下げた。 イナバはそんなマコトを一瞥し、しばらく無言でカップから立ち上る湯気を眺めていたが、にわかに口を開いた。 「……私はアマギくんの手助けをするように言われている」 彼女の口調は落ち着いていた。 「契約だから可能な限りその通りにするつもりだけど、それはコンドウさんからの指示の下でのサポートをする、 という意味での契約だよ。」 マコトはゆっくりと顔をあげた。 「君の指示に従うことは契約に含まれていないし、クライアントに無断でクライアントの情報を探ることは信義則に 反する。」 ダメか。 「……だけど、理由によっては、そのタブーは破ることもできるよ。」 沈黙。 「聞かせて。君は彼女の何を知りたいの?」 息を吸う。 「『コンドウさんと金眼事件の関係について』。彼女とタナトスを結ぶのは、その線くらいしかない。」 「……私はタナトスに直接会ったことは無いんだけど、なぜ『金眼事件』が彼らを結ぶと?」 「タナトスは『金眼』です。」 「じゃあ、なぜ彼女が金眼事件に関係があると?」 「コンドウさんは金眼事件の話題をあからさまに避けようとしています。」 「なるほど……」 イナバはそして紅茶を飲み干す。 「……たしかに、それは気になるね。」 立ち上がるイナバ。彼女は口の端をつり上げた。 「わかった。この『サイクロプス』、力になるよ。お代はサービスしてあげる。」 「ありがとうございます。」 また深く頭を下げると、イナバに軽くこづかれる。 「だから、敬語は禁止だって。」 長い階段を一段下りる度に、確実に冷たくなっていく空気にマコトは身を震わせた。 イナバの自宅の、物置部屋の奥の壁にある隠し扉を抜けた先には長い地下への階段があった。 イナバによると、サイクロプスの仕事場はこの階段を下りた先にあるらしい。 企業秘密だからあまり見せたくないのだけれど、と彼女は言っていたが、単純な好奇心からお願いしてみると、 案外すんなり彼女は折れてくれた。 そんなわけでマコトは彼女と共に階段を下りることになったのだが、周囲の空気が下に行くにつれて確実に寒く なっていくのがどうにも不可解だった。 「なんでこんなに寒いんだ……」 白い息を吐きながら思わず毒づくと、先を進むイナバの声が聞こえる。 「仕方ないんだよ、だって――」 階段の一番下にある扉の前で、彼女はマコトを待っていた。 マコトがたどり着くと、彼女は指紋認証の扉を開ける。 「――こんなものがあるんだから。」 開かれた扉から暖かい空気と、地響きのような下腹に響く音が飛び出してきた。 目を凝らして部屋の中を覗きこむと、大きなわけのわからない機械が並んでいる。 イナバは部屋の中心、巨大なディスプレイの前に置かれた椅子の背に手をかけ、マコトを振り向いた。 「スーパーコンピューター『ヘカトンケイル』。私の相棒だよ。」 「スパコン……?」 圧倒されかけるマコト。 うなずくミコト。 「すごいでしょ。私が作ったんだよ。」 「え、自作!?」 驚き、改めてヘカトンケイルを眺める。大きな地下室の天井近くまで敷き詰められたわけのわからない機械たちは 無機物でありながらどこか有機的な印象の外見をしている。 各所に輝く色とりどりのランプは怪物の目玉を連想させるし、飛び出た太いパイプは逞しい腕、 表面を這う配線は血管、冷却ファンとおぼしきものが出す音はこの怪物の息づかい、 それをかきけす発電機の轟音は心臓の鼓動だ。 この部屋周りの異常な寒さは、この怪物の体温を抑えるためなのだな、とマコトは直感で理解した。 と同時に今まで曖昧だったサイクロプスという存在が、少し解ったような気もする。そんなサイクロプスが 太刀打ちできないタナトスという存在のことも。 「あ、ちなみにこの部屋の機械には指一本触れないでね。末代まで破産するよ。」 冗談か本気かわからない。 「これで、いつも仕事を?」 「うん。プログラミングとかクラッキングとか、趣味にも使うけどね。」 「趣味?」 「これでYouTubeとか見ると快適なんだよ。」 「ハイスペックの無駄遣い!」 彼女は笑う。そして座席に腰かけた。 マコトは彼女の椅子のそばに立ち、ディスプレイを横から覗く。ヘカトンケイルはちょうど目覚めたところで、 画面が明るくなった。 イナバは慣れた手つきで変形キーボードをいじる。 それからヘッドセットマイクを身につけた。 「……さて、今から集中するからちょっとしばらく話しかけないでね。」 その言葉への返事すら、すでに彼女の耳には入っていないようだった。 そこからは一瞬だった。 画面に見慣れないウィンドウが開いたかと思うと、表示された文字もまるで読み取れない速度で次々と画面が 切り替わり、処理を行っていく。 イナバの指は精密機械のような正確さとスピードでキーボードを叩き続け、それに加えて彼女はマイクに向かって 音声で指示も出していた。 ……これが、天才。 マコトは圧倒され、同時にどこか悔しさを覚えた。 凡人には到底たどり着けないであろう境地……。 イナバの作業はしばらく続いていたが、やがて唐突に終わる。 キーボードを叩く最後の音がして、イナバはマイクに向かって最後の指示を出した。 「――全行程終了。ウイルスチェックのちトラップ等の確認。安全確保完了のちに使用回線の修復。 接続記録のコピー並び偽装のち無作為拡散が終了したら速やかに再起動のちスリープモードにて待機。 おつかれさま。」 そしてイナバは脱力する。ヘッドセットを置いた。 彼女は後ろを振り向き、マコトを見ると一瞬驚いたような反応を見せたが、すぐに納得して軽くうなずいた。 「……どうかしました?」 訊くと、ミコトは恥ずかしそうに苦笑いした。 「いや、ごめん、わすれてたよ。」 「それだけ集中してたんだ。」 「いけないよねー、こんなんじゃ。」 イナバはまた苦笑し、指のストレッチをする。 「大切にしてるんだな。」 マコトは言った。 「え?」 「普通、パソコンに『おつかれさま』なんて言わない。」 「ああ、それ?」 彼女はそ、とキーボードを撫でた。ディスプレイは丁度役割を終え、暗転する。 「……ヘカトンケイルは『私』だからね。」 「サイクロプスでもあり、ヘカトンケイルでもあるのか?」 彼女は笑う。 「そうじゃないよ。ヘカトンケイルの中には、私の思考を再現したサポートAIが2人分搭載されてるんだ。」 「へぇ」 「50の頭と100の腕を持つヘカトンケイルは3人いるんだ。そして、皆タルタロスに幽閉されている……」 「どういう意味だ?」 「ただの神話。意味は無いよ。」 イナバは顔をそらし、プリンターからそばに吐き出された紙たばを手にとった。 「はい、アヤカ・コンドウの略歴。……結構、ヤバいよ。」 差し出されたそれをマコトは受けとる。 「ヤバい?」 「想像以上に危険なとこまで潜らなきゃいけなかった。代金サービスなんてしなきゃよかったよ。」 不満げなイナバ。 マコトは肩をすくめた。 「ああ、そうだ。」 イナバは思い出して声をあげる。 「ICカード貸して」 マコトは何の、と訊いた。 「『グラウンド・ゼロ』のだよ。ついでに君に作ってあげるよ。専用のチート。」 事も無げにそう言い放ったイナバに、マコトは強い不快感を覚えた。 「俺にチートはいらない。」 「なんで?」 「そんなことしたら、俺はケルベロスや、他の奴らと同じになる。」 「……ん、立派。」 マコトの言葉にうなずくイナバ。 「でも君は勘違いしてる。チートを使うことは卑怯でもなんでもないよ。」 彼女はまたディスプレイに向かい、ヘカトンケイルを立ち上げた。 「前にも言ったけれど、命を賭けた勝負なんだから、プレイヤーが勝つために全力を尽くすのは当然だし、 その努力を怠ったために負けるなんて、ごめんだけど、『バカ』としか言いようがないよ。」 「だけど」 「悪いけど、これもコンドウさんとの契約内容に含まれてるの。破るわけにはいかない。」 揺るがない彼女の態度にマコトは折れ、しぶしぶ財布からICカードを取り出して、渡す。 イナバは満足げにうなずいて、「安心して、君にぴったりなのにするから」と言った。 少し時間がかかるから、とイナバに言われ、マコトはひとりリビングに戻った。 椅子に腰かけ、手渡されたアヤカ・コンドウに関する資料を眺める。 そこにはマコトの想像以上のことが書かれていた。
https://w.atwiki.jp/persona01/pages/126.html
01ジャヒー 02トラソルテオトル 03サキュバス 04インキュバス 05ヒノエンマ 06パリカー 07リリム 08ナイトメア 09ナハトコボルト 0aガネーシャ 0bシウテクトリ 0cテング 0dキューピッド 0eジン 0fハオカー 10ガンダルヴァ 11アガシオン 12オベロン 13ティターニア 14スミゾメ 15ポリスーン 16ダークエルフ 17ルサ-ルカ 18ジャックランタン 19ジャックフロスト 1aピクシー 1bケルプ 1cソロネ 1dドミニオン 1eヴァーチャー 1fパワー 20プリンシパリティ 21アークエンジェル 22エンジェル 23アドラメルク 24ペイモン 25バルバトス 26ペリス 27アラストール 28エリゴール 29マルファス 2aニスロク 2bウコバク 2cウロボロス 2dクエレプレ 2eオトヒメ 2fミズチ 30ナーガ 31ノズチ 32ヤトノカミ 33ファヴニール 34クロウクルーワッハ 35ムシュフシュ 36キヨヒメ 37フンババ 38ワイバーン 39コカトライズ 3aルフ 3bアエロー 3cケライノー 3dオキュペテー 3eタクヒ 3fバー 40フレスベルグ 41アレクト 42ティシポネー 43メガイラ 44モーショボー 45ドゥン 46セルケト 47オルトロス 48ゲンクロウ 49ネコマタ 4aカーシー 4bケットシー 4cフェンリル 4dマンガド 4eカトブレパス 4fスキュラ 50ブラックウィドウ 51キャスパルク 52ヌエ 53アーヴァンク 54ランダ 55ダーキニー 56サロメ 57アルケニー 58イワテ 59セイレーン 5aヨモツシコメ 5bヤクシャ 5cプルシキ 5dヤクシニー 5eピコリュス 5fトケビ 60ハンニャ 61イヒカ 62ウベルリ 63カワンチャ 64ドヴェルガー 65コボルト 66レプラホーン 67ノッカー 68ヘカトンケイル 69ギリメカラ 6aラクシャーサ 6bオセロット 6cサラシナヒメ 6dオーガ 6eグレムリン 6fミヤスドコロ 70ヴェータラ 71ドゥルジ 72ヤカー 73キャリー 74エンク 75フジムスメ 76ガキ 77レギオン 78くちさけ 79はなこさん 7aブキミちゃん 7bドリブラー 7cゴースト 7dクイックシルバー 7eポルターガイスト 7fゾンビペインター 80ザップ 81テケテケ 82ゾンビコップ 83ゾンビナース 84ゾンビちゃん 85ゾンビくん 86ゾンビさん 87グリーミーズ 88シャドウ 89ドッペルゲンガー 8aアナトミー 8bこっくりさん 8cヤクザ 8dちんぴら 8eスライム 8fアラガンス 90レイジネス 91ベリカシティ 92ジェラシー 93グリード 94オブスィーン 95ブラックマン 96エージェント 97シークレットサービス 98アリス 99ハリティー 9aタナトス 9bタナトス 9cニャルラトホテプ 9dネメシス 9eネメシス 9fネメシス 100ネメシス 101ネメシス 102ネメシス 103ヨグソトスJr 104ヒュプノス 105ヒュプノス 106ヒュプノス 107ヒュプノス 108サルワ 109パンドラ 10aパンドラ 10bパンドラ 10cアシュラじょおう 10dアシュラじょおう 10eアシュラじょおう 10fレディスノー 110シキジロウ 111テッソ 112テディベア 113レディマスカレード 114よこうちくん 115タケダ 116ハーレムクイーン 117ハーレムクイーン 118カンドリ 119ゴッドカンドリ 11aエージェント 11bタナトス 11cタナトス 11dしょくしゅ 11eしょくしゅ 11fしょくしゅ 120しょくしゅ 121カンドリ 122カンドリ
https://w.atwiki.jp/legions/pages/16.html
改造ダンジョン 海底神殿/地獄/おもちゃ1F/アビスレイク/生体研+実験鉱山 海底神殿(イズD1~5F) 雑貨屋に売っているフロアチケットでのみ進入可能。 Mapにちらばった宝箱を壊しながら各フロアのボスを倒して最下層を目指そう。 ※宝箱はMapに複数あります。 配置Mob一覧 1F カナトウス マルス マルク ソードフィッシュ フェン 宝箱(ハズレ)(複数配置/即沸き) 宝箱(ハズレ)(複数配置/即沸き) 宝箱(当り)(複数配置3h沸き) 宝箱(当り)(複数配置3h沸き) MVP カニ HP8M 3h沸き/小型/魚介/Lv4水属性 Drop フロアチケット*7 2F アイスタイタン ハイドラランサー ヴァルキリー 宝箱(ハズレ)(複数配置/即沸き) 宝箱(ハズレ)(複数配置/即沸き) 宝箱(当り)(複数配置/3h沸き) 宝箱(当り)(複数配置/3h沸き) MVP お化け貝 HP8M 3h沸き/小型/魚介/Lv4水属性 Drop フロアチケット*7 3F タナトスの憎悪 タナトスの絶望 タナトスの悲しみ タナトスの苦悩 宝箱(当り)(複数配置/4h沸き) 宝箱(当り)(複数配置/4h沸き) MVP ヒトデ HP8M 4h沸き/小型/魚介/Lv4水属性 Drop フロアチケット*7 4F ハワード=アルトアイゼン セイレン=ウィンザー エレメス=ガイル 宝箱(当り)(複数配置/4h沸き) 宝箱(当り)(複数配置/4h沸き) MVP ゲートキーパー HP8M 4h沸き/大型/悪魔/Lv4念 Drop ヴァルハラの花*7 5F 宝箱(当り)(複数配置/4h沸き) 宝箱(当り)(複数配置/4h沸き) 宝箱(当り)(複数配置/4h沸き) 宝箱(当り)(複数配置/4h沸き) 宝箱(当り)(複数配置/4h沸き) 宝箱(当り)(複数配置/4h沸き) MVP 剣の神殿の守護者 HP7M 4h沸き/中型/人間/Lv4闇 Drop ガーディアン MVP 剣の神殿の騎士 HP7M 4h沸き/中型/人間/Lv4闇 Drop ナイトソード MVP 剣の神殿の王 HP9M 4h沸き/中型/人間/Lv4闇 Drop 剣の王の翼 地獄 ノーグロード2層。 各MVPが複数2h沸きで存在しています。 こことは別にデフォルトの位置にもボスはちゃんと沸きます。 配置Mob エドガ オシリス バフォメット ドッペルゲンガー ミストレス 黄金蟲 オークヒーロー マヤー 月夜花 ファラオ フリオニ オークロード ストームナイト ハティー ダークロード タートルジェネラル ロードオブデス ドラキュラ 黒蛇王 怨霊武士 アモンラー ペクソジン タオグンカ RSX-0806 ヴェスパー 魔剣士タナトスの思念体 データルザウルス キエルD-01 アトラス オーラポリン(4h沸き) おもちゃD1F Lv上げMap、青、紫、プレ箱収集Mapとなっております。 1Fに本来いるMobは2Fへ引越ししています。 配置Mob クリスタル アビスレイク 1Fと2Fが収集系Mapになっております。 1Fがファーマシーに必要な宝玉Map 2Fが毒瓶作成に必要な材料Mapとなっております。 生体研+実験鉱山 3箇所のWPからそれぞれ違うフロアに行くことができます。 生体研1F配置Mob イグゼニム=セニア ヒュッケバイン=トリス アルマイア=デュンゼ カヴァク=イカルス イレンド=エベシ ラウレル=ヴィンダー イグゼニム=セニア(MVP) 生体研2F 1F左WP クロス(MVP) ブリズ(MVP) デモン(MVP) フォグ(MVP) ドゥーン(MVP) ビスフォ(MVP) シュラ(MVP) 風魔(MVP) スペラ(MVP) 生体研3F 1F中央真下WP セイレン=ウィンザー エレメス=ガイル ハワード=アルトアイゼン マーガレッタ=ソリン カトリーヌ=ケイロン セシル=ディモン セイレン=ウィンザー(MVP) エレメス=ガイル(MVP) ハワード=アルトアイゼン(MVP) マーガレッタ=ソリン(MVP) カトリーヌ=ケイロン(MVP) セシル=ディモン(MVP) 実験鉱山 1F右WP バイオゴーレム RSX-0001-FM(MVP) ストーンガルム(MVP) アイアンブレイズ(MVP) マッドアングラー(MVP) ゴールドドラゴン(MVP)
https://w.atwiki.jp/jewelheaven/pages/65.html
【実施期間】2013/12/26(木)14 00 〜 2013/12/31(火)23 59 【概要】 エリア詳細 フロア名 スタミナ 階層 宝箱 ボス オーバーキル オーバーキル報酬 備考 1 奈落の神タルタロス 30 5 タルタロス ×? 2 眠りの女神ヒュプノス 35 7 ヒュプノス ×? 3 死の女神タナトス 40 8 タナトス ×? 4 断罪の女神ネメシス 45 9 ネメシス ×? Final 幽冥の神エレボス 50 10 エレボス ×? エリアボス モンスター 撃破報酬 経験地 入手コイン 備考 ニュクス ニュクス【P】 50,000 100,000 コメント エリア6 -- ニコル (2014-07-11 23 00 16) から進めない -- 名無しさん (2014-07-11 23 00 32) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kinringo/pages/17.html
コンロン3F オーディン3F オーディン2F モスコビア3F 混雑回避用マップジュノーフィールド05 ジュノーフィールド10 アインブロックフィールド01・02 その他 コンロン3F 天邪仙人 の沸き数を増加 オーディン3F スケゴルトの沸き数増加 オーディン2F プルスをスコグルの沸き数増加 モスコビア3F ババガヤの沸き数増加 混雑回避用マップ ジュノーフィールド05 崑崙3FのMOBに変更 ジュノーフィールド10 次元の狭間03のMOBに変更 アインブロックフィールド01・02 オーディン神殿03のMOBに変更 その他 ニーズヘッグの影 イグドラシル中心部1に配置 生体MVP 3Fに全て配置 魔剣士タナトスの思念体 タナトス最上階に配置 クトルラナックス 氷3Fに配置 ロードオブデス ニブルヘイムに配置
https://w.atwiki.jp/25438/pages/1050.html
唯「出して! 出してよぉっ!!」 発狂気味に叫びながら彼女は叫び続ける。 殴打し続けた扉は大きく陥没してはいるものの開く気配は無い。 赤子のように泣き喚いても差し伸ばされる手は無い。 やがて泣き疲れたのか、唯はベッドに顔を埋めて押し黙った。 時折聞こえる嗚咽を漏らす音は虚しく響く。 唯「うぅ……。ギー太ぁ……」 シーツに埋めた顔を起こすとスタンドに立て掛けられたギターが目に入った。 買った当初より少しネックが反ってしまっただろうか、適切なメンテナンスは殆ど施されてないので若干古ぼけてしまっている。 唯は何かに取り憑かれたようにふらふらとギターに手を伸ばし、それを弾くわけでもなくただそっと抱き締めた。 唯「誰か、誰か助けてよ……」 ぼそりと呟いたその時、それは起きた。 唯「ひっ──!?」 床、天井、壁。あらゆる場所から白い蒸気のようなものが噴出される。 たちまち煙に覆われてゆく部屋の外から放送の音が聞こえてきた。 「披験体をエデンシステム内に搬送します。関係しているクルーは速やかに持ち場に待機、該当しないクルーは収容区域から速やかに退出してください」 放送の直後に外が急に慌ただしくなった。 唯「うっ……ごほっ、ごほっ」 催眠ガスの類のものなのだろう。 ぼんやりと滲んでゆく意識の中で唯は思考する。 披験体。 エデンシステム。 搬送。 収容区域。 それらの単語から辿り着く答えは……。 唯「私……。死んじゃうのかな……?」 これからどれ程の苦汁を飲まされるのだろうか。 もしかしたら全身を捌かれて中を掻き乱されるのかもしれない。 或いは全身の血を一滴残らず搾り取られるのかもしれない。 絶望のヴィジョンだけが頭を過ぎる。 唯「いやだ、よ……。死にたくないよ……」 唯の意識はフェードアウトしていった。 斎藤「……催眠効果が作用したようですね」 いちご「まだ安心は出来ないわ。後三十分放出を続けて」 慌ただしく駆け回るクルー達がいちごの一声で更に動きを早める。 斎藤「しかしよろしいのでしょうか。プランを早めるとエデンシステムは正確に起動しない恐れが……」 いちご「背に腹は代えられないの。今は時間が無いからね」 事態がますます深刻化してゆく事にいちごはひたすら憤っていた。 しずかの潜入はそれほどの被害を及ぼしていたのだ。 いちご「こっちにはタナトスもあるし、最悪あちら側に対抗出来る力さえ出来ればそれで良いわ」 ひたすら後手に回り続ける。 それはいちごが今まで経験した事の無い状況だ。 桜高でトップランカーに登り詰めるまでに彼女は一度も敵に傷を負わされたことはない。 それは彼女の闘いが相手の千手先を読んで事前に策を仕掛ける計算ずくの詰め将棋だったからだ。 いちご「大丈夫……。大丈夫だから」 うわ言のように呟く彼女の額にはうっすらと汗が滲んでいた。 何から何までイレギュラーばかりだ。 自分の居場所がこれほど早く特定されるとは思わなかった。 しずかが単身でここへ乗り込んでくるとは思わなかった。 だがそれも仕方ないと言ってしまえばそれまでだ。 彼女は澪がかつての憂と同等のレベルまで昇華している事も知らなかった。 それでは主君に絶対的な忠誠を誓う従者衆が一人、伊藤が恐怖のあまり自白してしまう事も予測出来ない。 そこまで観察する為の労力は全て憂に牽制をかける事によって使い果たしていたのだから。 いちご「…………」 唾を飲み込んでいちごは立ち上がった。 先程まで狼狽していた頼りない表情は影を潜めている。 いちご「あの子から抽出するエネルギーの内の五パーセントをタナトスに回して」 斎藤「……はい」 いちご「そして四十五パーセントをエデンシステムに投入」 斎藤「…………」 斎藤は顔にこそ出さなかったものの、その数字に疑問を覚えた。 残りの半分を温存する意味は何なのだろうか。 その考えは直後に放たれたいちごの言葉によって払拭された。 いちご「残りの半分はエデンシステムを介して私が貰うから」 その言葉の意味を斎藤は直ぐに理解した。 そして同時にいちごの強靱なる精神を触れる。 唯から抽出する『龍』の闘気の内の半分を身体に宿すという事は人外の者へと堕落してしまうという事だ。 その決断をこうも容易く下してしまうという事は自分の命を軽く見ている事と同義。 普通ならば褒められたものではないが斎藤は違った。 むしろあらゆる犠牲を払ってでも目的を成さんとするいちごに畏敬の念すら覚える。 いちご「何してるの? 早くして」 斎藤「は、はい……」 この少女ならば或いは……。 制御すら困難な『龍』の力すら涼しい顔で手駒としてしまうかもしれない。 斎藤は少し遅れて、堂々と歩むいちごの背後を恐縮するようにおずおずと着いて行った。 一昨日しずかが通った軌道と同じ空を一台のジェットが走る。 機内に不快な揺れは無く、各々が迫る戦いの時に備えて集中力を高めていた。 律「なぁ澪」 澪「うん?」 不意な呼び掛けに澪は刀を手入れする手を止めた。 律「仮にさ、あちらさんの中に『絶対の彼方』を越えた人間が百人居たとする。お前ならその内何人倒せる自信がある?」 澪は口を噤んで質問の意図を探ってみたが、今まで律が深い考えを以て何かを言った事があっただろうかと考えると馬鹿らしくなり、率直に答える。 澪「百人居るなら百人倒せるだろうな。多分五百人でも千人でもそれは変わらないよ」 律「そっか……。そりゃ頼もしいな」 律の曖昧な返事に澪は違和感を覚えた。 だがそれはそこまでの話で、澪はその違和感を胸にしまったまま再び刀の手入れへと戻る。 再び静寂が機内に満ちた。 中にはタオルケットを被って眠りについている者もいるのでそれは当然なのだろう。 離陸してからどれくらい時間が経っただろうか。 かつてしずかがこの機内でそう感じたように、律と澪もそんな事をぼんやりと考えていた。 その時── 澪「っ!」 けたたましい警報音が機内に鳴り響いた。 その音に遅れて仮眠を取っていた者も次々に飛び起きる。 和「皆落ち着いて。飛び降りるのは警報が鳴り止んでからだか──」 和はそう言いかけて言葉を止めた。 ぞわりと首筋を這う感覚が和の思考を一瞬だけ掻き乱す。 澪「飛べ!」 喉が張り裂けんばかりに叫び、澪は鞘で機内の壁を突いて。 動作の見た目とは裏腹に、機体に大きな風穴が空く。 紬「えっ!? なんなの──」 律と紬だけが事態を把握していなかった。 痺れを切らした純が二人の首を掴み、躊躇いなく外へ飛ぶ。 律「のおおおおおおおっ!?」 律の叫び声が空に響いた。 続けて三花、梓、姫子、、和の順に飛び降りる。 最後に澪が飛び降りようとしたその時、それは起きた。 澪「くっ……!」 機体が外からひしゃげてゆき、黒い何かが突き出て来る。 機体の外に出る事を諦めた澪は咄嗟に身を屈めて刀を床に突き立てた。 機体はみるみるうちに崩壊し、飛散してただの鉄屑となり、今の状況が露になる。 澪を囲むように突き出した何かは黒い牙で、鉄屑が流れ込む先には深い闇が広がっていた。 澪「食べられる一歩手前ってとこか……」 このまま停滞を続けていればいつか牙にその身を砕かれる。 だがこの闇の中に身を投じても無事で済まないのは同じ事だろう。 律「な……」 律は目の前の光景に息を飲む。 今までの自分の人生も普通とは言い難かったが、これはあまりにも現実離れし過ぎだ。 律「なんじゃこりゃああああああああっ!?」 律の眼前には鉄の竜がジェット機を食い荒らす光景が広がっていた。 全長一キロはあろうか、最早その漆黒の身体の全貌を視界に収める事など出来はしない。 瞳を象った水晶体は赤くてらてらと輝いている。 純「ちょっと大人しくして下さいって!」 この巨竜を相手にする前に乗り越えるべき壁がある。 遥か上空から飛び降りた純達は必然、このままだと地上に叩き付けられてしまうのだ。 どうしたものかと純はちらりと姫子の方を見た。 姫子「しっかり掴まっててね」 三花「はーい」 姫子は三花を腰から抱き抱え、螺旋を描くように落下している。 吹き荒れる風を上手く制御して滑空しているのだろう。 表情に焦りの色は一切無い。 純「なるほど……」 純もそれに倣って闘気を緑に切り替え、二人を抱えたまま滑空する。 始めは不安定だったものの、風の制御を繰り返しているうちにその軌道は安定してきた。 梓「どうするんですか!? このままだと私達死んじゃいますよ!!」 和「うろたえないの。これくらい今の澪と比べれば大した問題じゃないわ」 和は涼しい顔で刀を鞘から抜き、地上に向けた。 凍土から吸い寄せられるように光が集ってゆき、巨大な剣を形成する。 和「しっかり掴まってなさい。まぁ肩の脱臼は避けられないだろうけど、それくらいなら我慢出来るわよね?」 和の言葉で梓はこれから彼女が何をしようとしているかを悟った。 無謀過ぎるとは思ったものの他にこの状況を打破出来る策は無い。 梓「…………」 無言で頷き、差し出された和の手を取ると、温もりが梓の手を覆った。 刃が風を裂き、雪を切り、落下の速度が段違いに上がる。 地表に激突する直前でも、梓は目を逸らさなかった。 和「うぐっ───」 光の刃が雪に突き刺さり、とてつもない衝撃が走る。 鈍く嫌な音が二人の肩から聞こえた。 高度五十メートル、およそ学校の校舎ほどの高さだろうか。 一度だらりと刀の柄にぶらさがると二人はそこから飛び降りた。 梓「大丈夫ですか……?」 和「わりと平気ね。ちょっと待ってて、直ぐに肩入れてあげるから」 むくりと立ち上がり、和はだらしなく垂れた右腕を無理矢理矯正する。 その様子をひとしきり眺めると、梓は空を覆う黒い影に視線を移した。 梓「澪先輩……」 澪を助けたい想いと自分ではどうにもならないと思う理性が梓の中で葛藤していた。 不気味な呻き声を上げて空を泳ぐ巨影の名はタナトス。 ただそこに在る命を情緒も無く、配慮も無く、躊躇も無く刈り取る。ただそれだけの為に造られた兵器だ。 長い胴とは裏腹に歪に膨れ上がった腹部は鯨のようにも見える。 和「大丈夫よ」 いつの間にか肩の矯正を終えた和が梓に呼び掛けた。 和「あれがどういったものなのかは分からない。けど澪の方が怖いもの」 梓「怖い……?」 顔に疑問の色を張り付けて梓は復唱した。 和はふっ、と微笑むと梓の首元に手をかける。 和「怖い、という表現がそれであってるのかも分からないわ。そうね……あなたは憂を一言で表現する時、どんな言葉を使う?」 投げ掛けられた質問に対する明確な答えを、梓は持ち合わせていなかった。 梓「……それは」 和「怖い、黒い、歪、醜い。私ですらそう揶揄される事があったわ。けど今の澪はそんな私さえも遥かに凌駕してるの」 究極の更に奥。 人知を越えた力を人が目の当たりにした時、その口から紡がれる言葉は讃辞や尊敬の言葉ではない。 酷いほどに冷たく、悲しいほどに黒い言葉だ。 梓「つっ……」 肩に鈍い音が走り、思案に更けていた梓の意識は引き戻される。 和「あの黒いのには私から一言、怖いという言葉を送れるわ。でも澪は……」 和はそこで言葉を区切り、歩き始めた。 和「行くわよ。他の皆とも合流しなきゃ」 指を弾くと雪原に突き刺さっていた光の刃が散り、刀だけが吸い寄せられるように和の手元に舞い込んだ。 梓「…………」 また一瞬だけ空を見上げ、梓は和がつけた足跡を辿ってゆく。 その途中で一際大きな爆発音が鳴り響いたが、それでも梓は振り返らない。 今はただ自分に出来る、やるべき事を成し遂げよう。 せめて今自分の側にいてくれる和の足を引っ張らないように。 梓はそんな想いを抱き、歩き続ける。 澪「なんて力だ……!」 澪はタナトスの口内で必死に耐えていた。 上顎と下顎の圧力は鋼鉄さえも一瞬で砕く威力を持っている。 そんな過酷な状況下を刀のつっかえ棒のみで耐えている澪の力もまた言うまでもないだろう。 澪「……っ!」 喉の奥から不気味な呻き声が鳴り響き、何かがせり上がってくる。 それが砲台だと気付いた澪は瞬時の判断で刀を引き、視覚不可能の速度で後退した。 澪「うわっ──!?」 空へと身を投げ出される直前で下顎の装甲の節目に指を引っ掛けると、手元に強烈な熱が伝わってきた。 爆発音を轟かせながら射出されたそれは極太のレーザーだ。 雲を、雪を焼き払い、地平線の彼方まで突き進むとそれは消えた。 澪「レーザー……なんてちゃちなものじゃなさそうだな。となると……」 自分の目でさえ射出の瞬間を見切れなかった。 となるとこの光線は限り無く光速に近い速度で放たれている。 澪「荷電粒子砲か……。まさか実物を生きてるうちに見られるなんてね」 それは再現可能な理論はあってもそれを起動する為の電力が膨大である為、実用化されなかった架空兵器だ。 タナトスは澪を嘲笑うように不気味な呻き声を漏らしている。 策士の知略、財閥の科学力を総結集して造られた究極の兵器が澪に牙を剥いた。 澪「この……! 暴れるなったら!」 澪はタナトスの腹の部分にしがみつき、振り落とされないよう必死に耐えていた。 タナトスは耳を劈く咆哮を発しながら空中を縦横無尽に旋回している。 澪「まずいな……」 先程から掌を介して冷気を送り続けているのだが一切手応えが無かった。 この過酷な状況下で自由に飛行しているのだ。過度の冷気に対する何らかの防御法は持ち合わせているのだろう。 それだけならまだ良かった。 水氷、冷気を操る力だけが澪の強さではない。 圧倒的な身体能力から放たれる鉄を穿ち、大地を裂く斬撃。 その他にも勝負出来るカードは幾らでもあった。 澪は刀を握る左手に力を込め、装甲の節目の部分を突いた。 澪「やっぱり駄目か……」 まるで暖簾を突いたような不快な手応えが腕に伝わる。 試しに刀をしまい、素手で殴り付けてもそれは同じだった。 澪「うわっ──!?」 タナトスの巨体が急激に揺れ始める。 ドリルのような激しい回転で澪を弾き飛ばそうとしているようだ。 最初の数回転は何とか耐えていた澪だが、片手の、しかも人指し指と中指だけでしがみついていた身体は呆気なく空に投げ出された。 澪「…………」 狼狽することなく意識を研ぎ澄まし、両腕を横に広げる。 すると澪の身体を受け止めるように地上からわき出た水の柱が澪を守った。 水の柱は緩やかに噴出を抑え、澪を地上へと送り届ける。 タナトスは残虐な意志が込められた赤い瞳でその様子を見つめていた。 澪「…………」 向こうに追撃の意志が無いことを悟ると澪は即座にその思考をフルスロットルで回転させる。 敵の全長は一キロメートル強。 その装甲には何らかの防御システム、所謂不可視のバリアのようなものが張られており、こちらの攻撃は完全に防がれる。 攻撃用兵器には荷電粒子砲。或いはそれ以上の兵器が搭載されているかもしれない。 澪「……不透明な点が多過ぎるな」 勝負出来るカードは今のところ一枚も無い。 決着を急ぐのはまだ早計だと判断した澪は暫く見の姿勢を取ることにした。 斎藤「完全自律型駆動兵器タナトス。想像以上の猛威を振るっていますね」 いちご「秋山 澪があそこまでの力を手にしているのも想定外だけどね。まぁそれを踏まえても中々の出来でしょ」 若王子機関本部の中枢。生命の実がなる禁断の樹の元。 そこに斎藤といちごが居た。 十メートル足らずほどの高さの樹の上部には鉄の杭で胸を穿たれた唯がはりつけられている。 その根元で蔦に絡まっているいちごは外の様子を映像化しているモニターを見てくすりと笑った。 いちご「まぁ三十分持てば良い方かな」 斎藤「では標的を殲滅し次第タナトスをこちらに戻しますか?」 いちご「いや……」 いちごは言葉を区切り、身体を捩らせた。 頬をうっすらと赤く色付いており、はだけた衣服の間から見える柔肌には汗が伝っている。 いちご「タナトスじゃああの子は食い止められないよ。多分あのアンチエネルギーフィールドの穴も見破られるだろうし」 斎藤「し、しかし……。あれの穴を看破したところで破る手段など……」 いちご「成るように成るんじゃない? どの道あれは試作品だし、大した愛着も無いよ」 狼狽する斎藤に対していちごはぴしゃりと言い放った。 肩を震わせながら甘い吐息を漏らし、糸が切れた人形のように頭を下げた。 いちご「分かったら……席を外して貰える? 持ち場は、んっ……第五研究室で良いから」 いちごは苦しそうではあるもののどこか恍惚とした表情を浮かべている。 斎藤「しかしエネルギーの抽出が終わるまでは此所ががら空きに……」 いちご「良いから」 有無を言わせぬきつい目付きに斎藤は思わずたじろいだ。 斎藤「…………」 いちご「早く行って。恥ずかしいよ……」 絡まる蔦が身体を這い、その度に甘い声を漏らすその姿は、いたいけな少女が凌辱されているようにも見える。 後藤がこの場に居ればきっと目を細めて下卑た笑みを浮かべるだろう。 そんな事を考えながら斎藤は部屋を後にした。 いちご「んっ……」 眉を顰め、襲い来る快楽の並に耐えていたいちごだが斎藤が去った事によってその理性は崩壊した。 全身から汗がどっと吹き出て、漏れる嬌声の音も大きくなる。 いちご「やっ……あんっ……そこは……っ」 身体を締め付ける蔦の力が強くなり、一層激しく動く蔦は遂にはいちごの秘部に潜り込もうとしていた。 膝ががくがく震え、下腹部がじんわり熱くなる。 いちご「駄目……だよ……おかしくなっちゃう……っ!」 歪に歪んでゆくいちごの頭上で唯は安らかに眠っていた。 いちごの太股を伝って零れた愛液に、穿たれた唯の胸から滴り落ちた血が交ざり合う。 和と梓はひたすら駆けていた。 後ろを振り返ることなく、ただ眼前に迫る敵の本拠地に向かって。 和「多分皆もあそこに向かってる筈よ。先に入口を突破して中を掻き乱すわよ」 梓「はい!」 走りながら制服の袖口、首から下を覆う耐寒スーツの下から銃器の部品を取り出し、即座に組み立ててゆく。 その一連の動作に一切の無駄は無い。 その道を知る者ならばそれを見てただ溜め息をつくだろう。 和はそれを横目で捉えて薄く微笑むと、桜花を勢い良く鞘から抜いた。 桜花に光が収束し、巨大な剣を形成する。 目標は数十歩先の反り立つ塀。 和は渾身の力を込めて光の刃を塀に叩き付けた。 梓「凄い……!」 梓は感嘆し、頬を弛める。 ほんの一瞬だけ気を緩めた梓の首を和が掴みあげた。 和「油断しないの!」 そのまま大きく跳躍し、瓦礫と化した塀を飛び越える。 目まぐるしく動く視界の中で梓が見たのは、つい先程まで自分達が居た場所に放たれた一筋の炎だった。 炎は一瞬で雪を溶かし、熱風を撒き散らして辺りの風を食い荒らす。 「つーかよぉ……」 やけに間延びした声が和達の前方から聞こえた。 粉塵と雪が入り交じって視界が混濁しているが、何かが来ている事は分かる。 「もうすぐ一生働かずに旅する資金が貯まるってのに、どうしてこうも面倒事が多いかね?」 粉塵の先の男が腕を振るうと、熱風が粉塵を吹き飛ばした。 和「後藤……?」 和は今対峙している男が先日画像で見た男とその容姿が一致している事に気付く。 後藤「気安く呼び捨てにしてんじゃねーぞ。後藤『様』だ、豚が」 後藤が翳した掌に赤い光が収束してゆく。 何か来る。 それを肌で感じた和は梓を突き飛ばして自分も大きく転がった。 そのすぐ隣を真紅の炎が駆け抜けてゆく。 後藤「へぇ。そっちのロリな嬢ちゃんはぼんくらだが、お前は中々楽しめそうじゃん?」 後藤は無言の怒りを込めて放たれた梓の弾丸をまるでピーナッツでもキャッチするかのように掴み取る。 和「……女帝の前で道化となって媚びるのは誰なのかしらね」 後藤「おー怖いねぇ……。媚びたところで一切容赦しねーのが女王様なんだろ?」 目を細め、下卑た笑みを浮かべる後藤。 対峙する敵をゴミ屑のように見下す和。 そしてその和に寄り添い、明確な意志を胸に抱いた梓。 たった今、一つの戦いの火蓋は切られた。 例えば同じ力同士がぶつかりあったとする。 責めぎ合う二つの力の優劣を決めるのは、均衡を崩すのは一体何だろうか。 相殺することもなく責めぎ合う二つの力が完全に同じものだとしても、その均衡は永遠に続く筈も無い。 澪「はぁ……はぁっ……」 雪原で暴れ回るタナトスの体躯を擦り抜けるように、澪はひたすら駆け回っていた。 どんな技や力を以てしても傷一つつけられないタナトスの防御力に、澪は成す術がなかった。 澪「きゃっ──」 雪に足を取られて盛大に転ぶ。 幸いタナトスがその隙を突くことは無かったが、自分の体力が確実に削られてきていることが澪を焦燥感に駆らせた。 澪の攻撃がタナトスに通用しないのと同じように、タナトスの攻撃も澪には通用しない。 大き過ぎる身体から繰り出される攻撃は範囲こそ広いが動作が緩慢だ。 最悪被弾したところで闘気を纏っておけば死にはしない。 唯一殺傷能力があるのは荷電粒子砲だが、それもエネルギーの収束を察知すれば容易く躱せる。 澪「…………」 しかしそれはあくまで澪が健全な状態を保つ事が出来ればの話だ。 どれだけ鍛えたところで人間の身体は永劫機関ではない。 ましてや足に纏わりつく雪、視界を遮る吹雪。 この場は体力の減少を促す条件に満ち溢れた環境なのだ。 再びタナトスの口内から砲台がせり上がり、光が集束してゆく。 澪は咄嗟にタナトスの顎の下へと潜り込み、荷電粒子砲の攻撃範囲外へ身を潜めた。 澪「う……ぐぅ……!」 大気中を流れる水分を一点に集めて瞬時に凝固させるが、砲台のほぼ真下という位置に襲い来る余波は尋常なものではない。 氷の壁が音を立てて崩れると同時に、澪は衝撃を殺す意味も兼ねて大仰に飛び退いた。 澪「……?」 何かがおかしい。 地球の磁場の影響を受けて軌道を曲げてゆく粒子砲を眺めながら、澪は思った。 何もおかしくなどない筈なのに、そもそも自分が今こうして苦戦している事すら何かおかしく思える。 澪「はっ!」 下半身に力を込め、身体全体を上手く利用した一閃を宙に放つ。 するとその直後、その剣撃に呼応したかのように降り積もった大量の雪が舞い上がり、雪崩と化してタナトスを飲み込んでゆく。 全長一キロメートル強、その気になれば空母ですら易々と食い尽くしてしまうであろう巨体が自然の猛威に飲み込まれていった。 澪「一点集中型の荷電粒子砲……。全身を覆う不可視のバリア……」 雪崩がタナトスを覆い、雪山を作り上げた。 山の内部に閉じ込められたタナトスはぴくりとも動かない。 吹き荒れる吹雪の音だけが響く清閑としたその場所の中央で、澪はうわ言のように何かを呟いていた。 澪「……こいつ。私を殺す気が無いのか?」 得体も知れない猜疑心は澪の思考を本来ならば辿り着かないような答へと導いた。 殺す気が無い、という表現には語弊がある。 ただ荷電粒子砲という空想科学兵器を現実のものとしたその攻撃力を持ちながら、何故この竜には他にもっと手っ取り早い、例えば広範囲を巻き込む爆弾の類のものを搭載していないのか。 そんな疑問が殺す気が無いという判断を暫定的に下させたのだ。 澪「……っ!」 澪が思案に更けている間に雪原が大きく揺れ始めた。 まだ終わりではない。 黒い夢、タナトスは標的を殲滅するまではその純然たる殺意を絶やしたりはしないのだ。 耳を劈く咆哮と共に大気が震える。 殺戮の権化は大量の雪と純然たる殺意を撒き散らした。 澪「……確率は五分五分。もう一つくらい確証が欲しいところだな」 その殺意に物怖じすることなく悠然と立ち向かうのは水氷の女王。 澪は見の姿勢を取り続けて洞察したタナトスの動向から、その鉄壁の致命的な穴を見出したのだ。 澪「他にそれらしいところ……。尚且つ私が斬ってないところは……」 大きく後ろに跳躍し、タナトスの全体を見渡す。 そして該当する箇所を瞬時に把握した澪は、刀の柄を握る力を強めた。 読みが外れていれば十中八九即死だろう。 それでも澪は、見出した一縷の活路を強く見据えた。 22
https://w.atwiki.jp/megido72pvp/pages/54.html
ネクロ対策 入門編 序文 コロシアム初期より、オロバスの道連れ攻撃は脅威であった。勝つためには味方メギドの犠牲をもいとわぬPvPにおいて、戦闘不能を利用した攻撃は実に理にかなっていたと言える。それでも、この戦術はあくまで異色とみられていた。その後ネクロが導入されたことで、戦闘不能を組み込んだ戦術はより複雑に、そしてより強力なものとなっている。いまや道連れ攻撃はPvPの王道である。 ネクロに関わるメギドは多く、今後もその数は増えていくはずだ。多彩なデスギフトやレイズギフトの効果を把握しきれていないソロモン王も多いだろう。ネクロという不吉な言葉が示すように、得体の知れないネクロパーティと対面したときの絶望感は相当なものである。しかし、実際のところ、ネクロパーティを指揮する側のソロモン王も、ネクロをきちんと理解できているのかは怪しい。そう、俺たちは雰囲気でネクロをやっている。 ネクロを倒すためにネクロのすべてを理解する必要はない。PvPで多用されるネクロ編成の主軸をみれば、それほど大きな違いはなく、十分に対策可能なものである。このページでは入門編として、ネクロ対策の上で最低限押さえておきたいポイントを解説する。 ネクロの脅威点 範囲攻撃に対する天敵である 道連れ攻撃のある編成には迂闊な範囲攻撃ができない。リーダーを単体攻撃で倒し、時には完殺を入れるなど、順番を見極める必要がある。 強化解除が効かない デスギフトとレイズギフトは強化解除されない。Cキマリスの覚醒スキルなどの、致命的なギフトは発動自体を阻止したい。 長期戦に強い 戦闘が長引くほどにネクロ側が有利になる。 ネクロトランスの効果としてソウル数×3%が常にダメージ軽減されるので、火力で押そうにも軽減のせいで押し切れないことすら発生しうる。 特にエンジェリルの使用可能になる4ターン目までには倒したい。 優先的に倒したいメギド 道連れMEのリーダー タナトス、オロバス、サタナキアが該当する。可能な限り単体攻撃で削り、他のメギドよりも先に倒すことが重要。タナトスリーダーの場合は、完殺を入れるより倒すことを優先する。 (オロバスとサタナキアMEについては別ページで解説する予定) タナトス リーダーでない場合であっても特性と貫通を合わせると前列ターゲットですら割とシャレにならないダメージを手軽に叩き込んでくる。 Cオロバスリーダーだとスキル強化が入ることでより危険度が増すことになる。 優先的に倒すとマスティマ、Cビフロンス、Cキマリスの技の性能が跳ね上がるし、タナトスを後回しにするとタナトスのスキルレベルが上がり危険度が増すこともあるなど、ネクロ主体の相手だとどう足掻いても厄介。 こちらのパーティや相手の狙いを推測しながら優先的に倒してしまいたい。 Cキマリス 覚醒スキルを発動されると相手のエンジェリルが蘇生と攻撃を同時に行う強烈なオーブに変貌する。 それ抜きでもタナトスMEと合わさると迂闊に手出しができない状況にされたまま、タナトススキルで一方的に攻撃されると勝ち目がなくなる。 できれば覚醒スキルが起動する前に倒してしまいたい。 ベレト 奥義による全体蘇生が非常に厄介。 特性によるアタック追加のせいで想定よりも早く奥義を構えられることもある。 専用オーブのアシュトレトで全体凍結による妨害攻撃を行うこともあれば、ベローナで低めの耐久を補いつつオーブ特性の自動回復で安定して奥義を狙いやすくすることもある。 アシュトレト装備なら2ターン目に倒すことを目標にしたい。 動きに注意したいメギド ネルガル リーダーでなければエンジェリル役として配置されていることが多い。4ターン目まで生き残っていると危険である。 リヴァイアサン 奥義による全体蘇生とアーマーが付いたらひっくり返すのは絶望的になる。 奥義を防いだとしても、覚醒スキルでダメージ20%軽減と毎ターン終了時HP30%回復効果を持つ海魔の加護地形を使われると詰めきれない可能性が一気に高まる。 専用オーブのファロオースの使用タイミングによっては、こちらのスムドゥスなどによる完殺を簡単にいなされてしまうことも十分にあり得る。 6ゲージでリーダー以外だと覚醒ゲージを溜めるの手数と時間がとられるのがまだ救いか。 バーストスナイパー 簡単な蘇生手段であるメイジマーマン役として置かれている。 Rジズ 言わずもがな、暴魔である。 ネクロに有効な手段 地龍帝スムドゥス 完殺があるだけでネクロへの勝率は跳ね上がる。相手がネクロパーティでなくても強化解除の汎用性は高く、PvPにおいて価値の高いオーブのひとつである。 サルガタナス 専用オーブのジャガーノートはほぼ必須になるが、非常に手軽に相手全体に完殺と攻撃力15%も下げられる。 リーダー時は確定チェインも有するので、ファロオースなどの完殺対策を一時的に無視しながらベインチェイサーなどで確実に頭数を減らしていける。 総じて自爆ME相手にも強いが、どうやってサルガタナスを3ターン目まで生存させられるかが鍵となる。 単体攻撃 範囲攻撃を主体とした編成でも、強力な単体攻撃に切り替えられる手段があれば、道連れを最小限に抑え込める。 暗闇 確実にダメージを防ぐことはできないが、道連れ攻撃をするメギドを暗闇にすることで、道連れダメージが当たらない場合がある。 氷結地形 オロバスのような道連れ系相手にはかなり有効な対策。 氷結地形の効果による攻撃力25%ダウンのおかげで、ネクロ補正込みの爆発でも割と耐えられる可能性が生まれる。 ネズミ化 行動を大きく制限しながら全ステータスを20%下げられるので爆発MEを見据えたものとしても有効。 オーブの使用も制限できるので致命的な攻撃オーブなどもかわせるのは強力ながら、ネズミ化はオリアススキルの50%かアクィエル奥義のランダム抽選70%ぐらいしか狙いようがないのが欠点。
https://w.atwiki.jp/teaonline/pages/108.html
その他 通常Mob収集品 あ行==================== 赤い羽毛タナトスの絶望 赤いスカーフディスガイズ 赤い魔力石・赤色の宝玉タナトスの絶望 青い魔力石・青色の宝玉神罰の守護者 青い羽毛ヴァンジー 熱い毛カホ、裏火山サラマンダー 穴が開いている赤い靴下アンソニー 歌う草ボーカル、輝く草 エンペリウムミミック オーク勇者の証ハイオーク、オークヒーロー、オークロード か行==================== 輝く鱗イシス 硬い枝ジビット 家畜の血カーリッツバーグ・スチールチョンチョン かにニッパバドン 火薬コンスタント(?)、インプ(裏火山) 皮袋ウータンシューターorウータンファイター(?) 黄色い魔力石・黄色の宝玉安息?(タナ上層天使っぽいの 華麗な皮ブリライト きれいな小石ゲイズティ 金の小銭(追加アクセサリー交換材料)ぽりん系Mob 金の鈴ソヒー・黄金蟲 黒い魔力石タナトスの憎悪 慧眼マルス 血管マリンスフィアー 賢者の石(ホム進化用アイテム)ダークイリュージョン 幻想の花輝く草 氷のバラハティーベベ、ハティー 黒刀の刃深淵の騎士 古代魚の歯デビアス さ行==================== さそりにっぱスコーピオン 錆びたねじメタリン、ヴェナート サボテンの針ムカー しおれないバラマンドラゴラ 縛られた鎖ディスガイズ・ヘルプードル 執行人の手袋アヌビス・フェンダーク・リビオ? シルクの敷物シロマ 神官の手袋マルドゥーク、アヌビス 神聖な糸巻きハイローゾイスト 扇子ブリーズ 底なし皮袋ウータンシューターorウータンファイター(?) た行==================== 偽天使の羽フェイクエンジェル 血に染まった刃エクスキューショナー チョコレートドリンク(飲むと穴明けポイント+1)生体ダンジョン3FMob 追憶のしおりデスワード、ライドワード 透明な布ウィスパー・巨大ウィスパー 動力装置アポカリプス・ヴェナート 土竜のひげガイアス どんぐりコーコー とんぼの羽ドラゴンフライ な行==================== ネジBSにて作成 呪われた印タナトスの苦悩 は行==================== ハンサムな青年ミミズピッキ 風車ブリーズ 不思議なメダル(追加アクセサリー交換材料)生体ダンジョン3FMob 太っているミミズピッキ 古い柄オーガトゥース 古いつるはしピットマン 古い魔方陣エルダー 古いポートレートムナック系 へこんだやかんジャックポット 返魂のお札ムナック・ボンゴン・ヒェグン・天下大将軍 墨汁マルス 星の砂バースリー 星のかけらBSにて作成 ホワイトスリムポーションジェミニ-S58(でも材料集めてケミで作成のほうが楽デスヨ) ま行==================== マッチチェペット、フレイムスカル 緑の魔力石・緑色の宝玉タナトスの苦悩 めちゃ硬い角ホルン 猛毒草マリナ や行==================== 闇のルーンタナトスの憎悪 破れた魔法書エルダー 闇に沈んだ刃深淵の騎士 柔らかい羽毛オウルデューク、酒天狗 有毒ガスジャイアントスパイダー 四葉のクローバーレッドエクリプス・ブルーエクリプス ら行==================== 雷管マリンスフィア ロキのささやきミスリルテイン ~の心 (追加オリジナル装備品作成材料) 強化古城2F 突撃の心 オーガトゥース 守護の心 彷徨う者 協同の心 レイドリック 水族館 調和の心 デビアス 前進の心 ペノメナ 信頼の心 カナトゥス 結束の心 マルク 植物園 和合の心 Les 協力の心 Mavka 団結の心 Wood_gobrin 昆虫館 友情の心 ジャイアントスパイダー 平和の心 クリーミーフィア 根性の心 ドラゴンテイル 名誉の心 キラーマンティス ジュピロス廃墟 奉仕の心 アーク 光栄の心 ヴェナート 勝利の心 ディミック ボス収集品 壊れた錫杖ファラオ 聖痕オシリス ハティーの牙ハティ 輝く槍の穂先LOD 属性石・鉱石、宝石とか 白雲、めのう、トルコ石等のレアメタルミネラル 銀鉱石スケルワーカー 金鉱石スケルワーカー、ジャックポット 白金鉱石スケルワーカー、ピットマン レッドブラッドスコーピオンetc ウィンドオブヴェルデュールスチールチョンチョンetc クリスタルブルーマルクetc イエローライブアンドレetc 宝石類(ダイヤ、ガーネット、オパール、アクアマリン・・など 原石を広場のNPCで精製。半分くらいが石になりますwww 1カラット原石スケルワーカー 2カラット原石三葉虫、メガリス 3カラット原石ピットマン、ジャックポット キューペット装備 道士の剣ボンゴン シルクリボンエクリプス全色,ルナティック全色(?) 斜体の部分は実際のドロップ確認が取れていません。 アイテムドロップを確認した方はコメントまたは編集をお願いします 必要ないかな?と思いつつも色々ドロップ変わってるの多いから一応・・・(´・ω|壁| -- み (2008-02-18 22 18 49) だいぶ・・足して並べ替えたお・・(´ω`) 間違ってたらごめんなさい -- ぷりん (2008-02-21 19 00 35) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/lyrical_yaruo/pages/187.html
サダメトカオスニモテアソバレシモノ 運命《さだめ》とジャーギオスマンに弄ばれしモノを司るもの 因果ノ規律とニャルラトホテップ状態に弄ばれし者 カオスを飲み込む清冽のスコアとカオスに弄ばれし者の唯一の生き残り、 暗黒波動生命ウン=メインとカオスに弄ばれし虚空(ソラ)からの帰還者モノ クリスタルをめぐる熾烈な戦争に投入された 若き戦士たちの物語。 一陣道を行きしは死を刈るものタナトス 二陣空を駆けうち焦がすものヘル 三陣海を滑り全てを混濁へ引きずり込みし者デミ 四陣全てを割り破戒せしめしはノルン …… 誰かが操る人形、紐の先は、確立操作の悪意の右手、心理の奥底見えざる左手へとつながる 安価スレの 1 就活が内定していたけど「ごっめーん、今年いろいろあったから無理っぽい!てへ♪」って言われた人 一陣道を行きしは死を刈るものタナトス 二陣空を駆けうち焦がすものヘル 三陣海を滑り全てを混濁へ引きずり込みし者デミ 四陣全てを割り破戒せしめしはノルン 五陣彼の者達と相対せしもの囲炉裏 相対せしもの囲炉裏 虚方の谷にて吠えたりかくしてこの世に生満ちる そこに現れたる者死を刈るものタナトス彼の者生を刈りたる炎を放ちたりかくしてこの世に死が覆わん 相対せしもの囲炉裏の憎しみに呼応せし空を駆けうち焦がすものヘル 満ちたる死を憎しみにて染めあげん それに誘われしは全てを混濁へ引きずり込みし者デミ 死を撹拌し新たな種子を創造す そこに現れるは全てを割り破戒せしめしノルン 種子を死にて砕き呪われた生を生み出したり 相対せしもの囲炉裏 呪いに引きずられ呪いの核とならん かくして囲炉裏は途絶えたり されどこの世に生満ちる 生満ちる 部下のミスの尻拭い 安価を裁ききれなくてエタった作者 やらない夫 キ ン ニ ク 予約したのに入荷未定状態
https://w.atwiki.jp/teaonline/pages/72.html
その他 通常Mob収集品 あ行==================== 赤い羽毛タナトスの絶望 赤いスカーフディスガイズ 赤い魔力石・赤色の宝玉タナトスの絶望 青い魔力石・青色の宝玉神罰の守護者 青い羽毛ヴァンジー 熱い毛カホ、裏火山サラマンダー 穴が開いている赤い靴下アンソニー 歌う草ボーカル、輝く草 エンペリウムミミック オーク勇者の証ハイオーク、オークヒーロー、オークロード か行==================== 輝く鱗イシス 硬い枝ジビット 家畜の血カーリッツバーグ・スチールチョンチョン かにニッパバドン 火薬コンスタント(?)、インプ(裏火山) 皮袋ウータンシューターorウータンファイター(?) 黄色い魔力石・黄色の宝玉安息?(タナ上層天使っぽいの 華麗な皮ブリライト きれいな小石ゲイズティ 金の小銭(追加アクセサリー交換材料)ぽりん系Mob 金の鈴ソヒー・黄金蟲 黒い魔力石タナトスの憎悪 慧眼マルス 血管マリンスフィアー 賢者の石(ホム進化用アイテム)ダークイリュージョン 幻想の花輝く草 氷のバラハティーベベ、ハティー 黒刀の刃深淵の騎士 古代魚の歯デビアス さ行==================== さそりにっぱスコーピオン 錆びたねじメタリン、ヴェナート サボテンの針ムカー しおれないバラマンドラゴラ 縛られた鎖ディスガイズ・ヘルプードル 執行人の手袋アヌビス・フェンダーク・リビオ? シルクの敷物シロマ 神官の手袋マルドゥーク、アヌビス 神聖な糸巻きハイローゾイスト 扇子ブリーズ 底なし皮袋ウータンシューターorウータンファイター(?) た行==================== 偽天使の羽フェイクエンジェル 血に染まった刃エクスキューショナー チョコレートドリンク(飲むと穴明けポイント+1)生体ダンジョン3FMob 追憶のしおりデスワード、ライドワード 透明な布ウィスパー・巨大ウィスパー 動力装置アポカリプス・ヴェナート 土竜のひげガイアス どんぐりコーコー とんぼの羽ドラゴンフライ な行==================== ネジBSにて作成 呪われた印タナトスの苦悩 は行==================== ハンサムな青年ミミズピッキ 風車ブリーズ 不思議なメダル(追加アクセサリー交換材料)生体ダンジョン3FMob 太っているミミズピッキ 古い柄オーガトゥース 古いつるはしピットマン 古い魔方陣エルダー 古いポートレートムナック系 へこんだやかんジャックポット 返魂のお札ムナック・ボンゴン・ヒェグン・天下大将軍 墨汁マルス 星の砂バースリー 星のかけらBSにて作成 ホワイトスリムポーションジェミニ-S58(でも材料集めてケミで作成のほうが楽デスヨ) ま行==================== マッチチェペット、フレイムスカル 緑の魔力石・緑色の宝玉タナトスの苦悩 めちゃ硬い角ホルン 猛毒草マリナ や行==================== 闇のルーンタナトスの憎悪 破れた魔法書エルダー 闇に沈んだ刃深淵の騎士 柔らかい羽毛オウルデューク、酒天狗 有毒ガスジャイアントスパイダー 四葉のクローバーレッドエクリプス・ブルーエクリプス ら行==================== 雷管マリンスフィア ロキのささやきミスリルテイン ~の心 (追加オリジナル装備品作成材料) 強化古城2F 突撃の心 オーガトゥース 守護の心 彷徨う者 協同の心 レイドリック 水族館 調和の心 デビアス 前進の心 ペノメナ 信頼の心 カナトゥス 結束の心 マルク 植物園 和合の心 Les 協力の心 Mavka 団結の心 Wood_gobrin 昆虫館 友情の心 ジャイアントスパイダー 平和の心 クリーミーフィア 根性の心 ドラゴンテイル 名誉の心 キラーマンティス ジュピロス廃墟 奉仕の心 アーク 光栄の心 ヴェナート 勝利の心 ディミック ボス収集品 壊れた錫杖ファラオ 聖痕オシリス ハティーの牙ハティ 輝く槍の穂先LOD 属性石・鉱石、宝石とか 白雲、めのう、トルコ石等のレアメタルミネラル 銀鉱石スケルワーカー 金鉱石スケルワーカー、ジャックポット 白金鉱石スケルワーカー、ピットマン レッドブラッドスコーピオンetc ウィンドオブヴェルデュールスチールチョンチョンetc クリスタルブルーマルクetc イエローライブアンドレetc 宝石類(ダイヤ、ガーネット、オパール、アクアマリン・・など 原石を広場のNPCで精製。半分くらいが石になりますwww 1カラット原石スケルワーカー 2カラット原石三葉虫、メガリス 3カラット原石ピットマン、ジャックポット キューペット装備 道士の剣ボンゴン シルクリボンエクリプス全色,ルナティック全色(?) 斜体の部分は実際のドロップ確認が取れていません。 アイテムドロップを確認した方はコメントまたは編集をお願いします 必要ないかな?と思いつつも色々ドロップ変わってるの多いから一応・・・(´・ω|壁| -- み (2008-02-18 22 18 49) だいぶ・・足して並べ替えたお・・(´ω`) 間違ってたらごめんなさい -- ぷりん (2008-02-21 19 00 35) 名前 コメント