約 244,183 件
https://w.atwiki.jp/realescape/pages/14.html
モンスター関係 追加mob mob名 解説 配置場所 魔剣士タナトスの怨念 ゲフェニア4のMVPボス ゲフェンD4F 魔剣タナトス ゲフェニア4のMVPボス、魔剣士タナトスの怨念[HPを200K以下にする必要有]のメタモル後 ゲフェンD4F ゲイズ ゲフェニア4のオリジナルmob、三つ目のmob ゲフェンD4F ワールウィンド ゲフェニア4のオリジナルmob ゲフェンD4F アルンカミル ゲフェニア4のオリジナルmob、全身真っ黒のアサシン、髪型はGMさんと一緒? ゲフェンD4F 能力変更mob 一部MVPが強化、強化mobは発光。(例:黄金蟲、エドガ、月夜花、フリオニ、バフォメット)
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/97.html
autolink() P3/S01-01T P3/S01-005 カード名:天田&カーラ・ネミ カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 パワー:7000 ソウル:1 特徴:《魔法》?・《神》? 【自】このカードがプレイされて舞台に置かれたとき、そのターン中、このカードのソウルを+1。 【自】このカードがアタックしたとき、クライマックス置場に「復讐の終わり」があるなら、あなたは相手のキャラを1枚選び、手札に戻してよい。 だから全力を尽くして戦います。復讐じゃなくて、生きる為に。 レアリティ:R illust.- 主人公&タナトスに比べてコストが軽く、このカードをプレイしたターン中はソウルが+1されるので主人公&タナトスと変わらない。 こちらも、主人公&タナトスと同様にクライマックス置場に復讐の終わりがあるときにアタック時にバウンスすることができる。 先ほど述べたように、コストが軽いために主人公&タナトスよりこちらのカードをデッキ採用する人もいる。 ただし、対応するクライマックスの復讐の終わりはソウル+2のクライマックスのため、天田&カーラ・ネミをプレイしたターン中に使用するとソウル4でアタックするために、相手にダメージを与えることができるか厳しいものである。 ・対応クライマックス カード名 トリガー 復讐の終わり 2
https://w.atwiki.jp/rsf-ffxiv/pages/195.html
【中ボス】アトモス概要 ギミック 攻略 【ボス】タナトスギミック 攻略 【中ボス】アトモス 概要 それぞれのアライアンスに分かれ戦う。 アトモスから順次敵が湧いてくるので、それを撃破しつつアトモスのHPを削る。 ギミック 光る床 手前側の光る床に4人以上乗ることで、同じ色のアトモスのバリアが無くなる。 また、どこかの光る床に乗っている人数が0人になるとアトモスから古代の鉄巨人が現れ9999ダメージの範囲WSを放つ。 アトモスから湧く敵 左ルートで戦った面々が湧く。 バルフレー(アナンタボガ)、ディーライ(サキュバス)、グレートデーモン。 攻略 後衛4人を光る床に乗せてタンク1+前衛DPS2でアトモスを殴る。 タンク1がアトモスから湧いてくる敵を前衛と後衛の間でキャッチし、WSが当たらない様に横に向け、後衛でこれを殲滅する。 他のパーティが戦っている場合、戦闘が終わっても足場を降りていいのかどうか注意する。 【ボス】タナトス ギミック アストラル体 一定間隔(?)でマジックポッドが1アライアンス全員を透明化する。 タナトスにダメージを与えられるのはこバフを受けている間だけである。 マジックポッド マジックポッドは味方であり、ランダムに1アライアンス全員に透明化のバフを付与する。 タナトスが召喚するザントマンはこのマジックポッドを狙ってくるのでヒーラーはマジックポッドも回復させる必要がある。 攻略 左A、中B、右C。 ポッドを倒されない様に敵を処理し、ポッドをヒール。 透明化したら雑魚は他のアライアンスに任せてタナトスに全力。
https://w.atwiki.jp/eramegaten/pages/235.html
Ver0.281 LV 1 P3男主人公(chara4532) LV 1 P3男主人公(chara4532) ペルソナLv5 オルフェウス LV35 タナトス LV50 メサイア 解説加入条件 調教面の特徴と育成 戦闘面の特徴と育成 初期ペルソナ オルフェウス Neutral/Neutral HP [29] MP[18] 体力 [1800] 気力[1200] CP [0] EXP[ 0] MAG[ 0] 通常攻撃:打撃 1- 1回 射程1 単体 ステータス 力 4( 3) ** 攻撃 10 知恵 4( 3) ** 命中 7 魔力 4( 3) ** 防御 8 耐力 3( 3) ** 回避 7 速さ 4( 3) ** 魔法威力 17 運 5( 3) *** 魔法効果 18 [剣] EMPTY [銃] EMPTY [頭] EMPTY [胴] EMPTY [腕] EMPTY [足] EMPTY [[[アクセサリ]]] EMPTY 能力 従順 0 欲望 0 技巧 0 C感覚 0 V感覚 0 A感覚 0 B感覚 0 奉仕精神 0 露出癖 0 マゾっ気 0 サドっ気 0 レズっ気 0 料理技能 0 撮影技能 0 歌唱技能 0 自慰中毒 0 精液中毒 0 レズ中毒 0 セックス中毒 0 噴乳中毒 0 BLっ気 0 BL中毒 0 獣姦中毒 0 触手中毒 0 素質(どうでもいいを選んだ場合) 絶壁 オトコ 気丈 自制心 一線越えない 無関心 習得早い 貞操無頓着 献身的 両刀 魅惑 C鈍感 A鈍感 専用口上 ペルソナ使い 頭 目 口 腕 足 経験 なし ペルソナ Lv5 オルフェウス ステータス 力 知恵 魔力 耐力 速さ 運 4 5 4 2 4 6 戦闘相性 剣撃 100% 飛具 100% 打撃 100% 戦技 100% 火炎 100% 氷結 100% 電撃 125% 衝撃 100% 神経 100% 精神 100% 破魔 100% 呪殺 125% 地変 100% 水撃 100% 疾風 100% 重力 100% 核熱 100% 万能 100% 所持スキル 1 アギ 2 突撃 習得スキル LV スキル LV スキル LV スキル LV スキル 9 タル・ンダ 10 高揚の歌 14 アギラオ 16 電光石火 7 ディア - - - 剣撃 飛具 打撃 戦技 火炎 神経 精神 万能 LV35 タナトス ステータス 力 知恵 魔力 耐力 速さ 運 14 14 16 10 7 9 戦闘相性 剣撃 0% 飛具 125% 打撃 50% 戦技 50% 火炎 50% 氷結 50% 電撃 100% 衝撃 125% 神経 100% 精神 100% 破魔 200% 呪殺 0% 地変 100% 水撃 100% 疾風 125% 重力 125% 核熱 100% 万能 100% 所持スキル 1 木っ端微塵斬り 2 マハムドオン 習得スキル LV スキル LV スキル LV スキル LV スキル 38 湿濁の瘴気 45 メギドラ 40 マハンマオン - 剣撃 飛具 打撃 戦技 支援 神経 精神 破魔 呪殺 万能 LV50 メサイア ステータス 力 知恵 魔力 耐力 速さ 運 16 16 16 15 15 15 戦闘相性 剣撃 150% 飛具 200% 打撃 150% 戦技 200% 火炎 0% 氷結 0% 電撃 0% 衝撃 0% 神経 50% 精神 50% 破魔 0% 呪殺 200% 地変 50% 水撃 50% 疾風 50% 重力 50% 核熱 50% 万能 100% 所持スキル 習得スキル LV スキル LV スキル LV スキル LV スキル 56 メ・ディアラハン 54 アムリタ 60 気功(大) 58 治癒促進(大) 52 不屈の闘志 62 メギドラオン - - 剣撃 飛具 打撃 戦技 回復 支援 氷結 地変 万能 解説 加入条件 タルタロス踏破指令(未作成)において男をもらうことを選ぶ ここで女を選んだ場合、タルタロス内に配置されるので捕獲することで獲得可能 調教面の特徴と育成 初回調教時にどうでもいいを選んだ場合は固定の素質となる キャラメイクを選ぶと、指定されたポイントないである程度自由に素質を組める 固定は序盤にはきつめの素質ではあるが、メイクする場合は当然だが、難度は可変となる 自分の中でのイメージと、実用性と相談して決めるといいだろう 戦闘面の特徴と育成 ペルソナ相性 Light Neutral Dark Law ○ ○ ○ Neutral ○ ☆ ○ Chaos ○ ○ ○ N-Nは☆が一つ、残りが○となる あまり、ペルソナ相性について考えなくていい反面 ◎が存在しないのはデメリット、☆のN-Nを出来る限り意識するといいだろう といっても、P3主人公はP3/4系の成長補正があるのでそこまで気にする必要はないかもしれない 初期ペルソナ 3つの初期ペルソナはそれぞれ、大きく性能が違うので注意 大まかに言って、オルフェウスが万能・タナトスが物理・メサイアが魔法となっている 初期ペルソナは変異させても、ステータスは引き継ぐのでタナトスにあわせて 物理型にした場合はメサイアにはしないほうがいいだろう 逆にメサイアを使っていく事を考える場合、タナトスも魔型で育成していこう 幸い、タナトスに魔法を使わせるのは、メサイアに物理を使わせるより、圧倒的にやりやすい また、あえて弱点の少ないオルフェウスのまま育てると言う手もある 習得スキル・素質 スキルのバリエーションには富んでいるものの、実は攻撃魔法に関してはアギラオ・メギドラ・メギドラオンしかない 魔法型でいく場合はカードで補う必要がある だが、オルフェウスは火炎のみ、タナトスはなしというのもあり、 攻撃魔法を覚える場合は持ち前の成長速度の速さに頼ることとなる その反面、物理系の素質はやたら充実してるうえに、習得でもそこそこ揃うので物理のほうが充実している また、精神・神経に関してはメサイアで失われるので、使うならメサイア前に押さえておいたほうがポイント的には得である 基本的な相性 前述のとおり、3つのペルソナの相性の違いが大きい COOPを呼び込みにくいオルフェウス・物理に強いタナトスは前衛向け 明らかに後衛特化のメサイアは当然後衛向け 当然、前衛をやるほうが後衛より耐が重要となるが、性質上、メサイアの相性で後衛物理が飛んでくると 耐が低いとあっさり落ちるので、メサイアを考慮してもやや耐高めを意識してもいいかもしれない ただなんにしろ、どうとでもなるオルフェウスに比べて、メサイア・タナトスの差は大きすぎるので メサイアを使うなら、条件を満たすまでタナトスにあえてせずオルフェウスで育てる タナトスを使うなら、メサイアにしないなどといった工夫をするといいかもしれない 型について 最終的にメサイアが魔法型向けなので、魔法型優位だが スキル的には物理優遇気味なので、物理で生きて行く手もある また、タナトスでも前に立てる魔法型というのもメリットがあるので、魔法型でもよい 所持ペルソナについて 取得スキルと素質の問題上、スキルカードの必要枚数が多いうえに チェンジを生かしにくい関係で、初期ペルソナを最大限に活かす形にするのが無難だろう なので、初期ペルソナは汎用性重視で組み、雑魚戦重視 所持ペルソナはボスや一部戦闘に特化したものを用意しておき、初期ペルソナをフォロー また、経験値用の低レベルペルソナを持つことで、EXPカードを生産するのもいいだろう P3主人公と旅できるってだけで楽しさが天元突破してるわ・・・ありがとう -- (名無しさん) 2015-06-04 09 20 40 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/lain-server/pages/16.html
オリジナル効果のカード等はすべてc帖から低確率で出ます。ロードオブデスc等はボスから。 例外もあります。 データの見方 アイテム名 詳細 装備と組み合わせる箇所 タナトスの~系 タナトスの絶望 全ての魔法を無効化する(ヒール含)DEF-50% MATK-100% 箇所 盾 タナトスの苦悩 オートスペル ダークサンダーLv5 箇所 武器 タナトスの悲しみ ATK+5 オートスペル 速度減少Lv5,アンクルスネアLv1 箇所 武器 タナトスの憎悪 キャストキャンセルされない(Gv有効) ジェムを消費しない 箇所 靴 魔剣士タナトスの思念体 ATK+30% STR+500 INT-300 箇所 武器 リヒタルゼンMVP系 ロードナイト バーサークLv1使用可能,オートスペル ピアースLv5(全ての武器発動) 箇所 頭 スナイパー 5%の確立で相手に与えたダメージの20%をHPに吸収HP回復率-100% 集中力向上LV30使用可能 箇所 武器 アサシンクロス クローキングLv5,エンチャントポイズンLv5使用可能 箇所 肩 ホワイトスミス 10%の確率で武器破壊,7%の確率で鎧破壊,オーバートラストLv5使用可能 箇所 武器 ハイウィザード INT+3 "一般"モンスターのMDEFを無視キャスティング時間+300% 装備解除時SP-10000 箇所 頭 ハイプリースト アスムプティオLv5使用可能物理攻撃を受けた時5%の確率でセイフティーウォールLv4が発動する, 箇所 アクセサリー オリジナルカード(c帖で手に入れる) タキウス オートスペル ファイアーボルトLv10,コールドボルトLv10 箇所 武器 オリジナルカード(入手方法は…?) パラディン ATK-50% 移動速度-80% 魔法攻撃耐性100% オートガードLv5使用可能 vit+6000 箇所 盾 インプロヴィゼーション AGI+2000 LUK+1000 バードが装備時口笛Lv1取得ダンサーが装備時ランドプロテクターLv3取得 箇所 鎧 チェイサー 移動速度15%増加(ペコペコや猫鈴と重複する) クローンスキルLv5習得 箇所 靴 クリエイター ケミカルウェポン、シールド、アーマーチャージLv5使用可能 箇所 アクセ プロフェッサー DEF+1 モンスター情報Lv1マインドブレイカーLv1使用可能 ウィザードが装備するとLv2になる 箇所 頭 チャンピオン DEX+500 三連撃Lv3使用可能 箇所 武器 ゼフェル MATK+40% 箇所:靴 ニンジャ 死亡時5%の確立で最大HPの10%で復活。短剣の攻撃力+15%忍者が装備時AS影斬りLv3 箇所 アクセ ガンスリンガー 動物系にダメージ+50%,人間系にダメージ+10%ガンスリンガーが装備時に通常攻撃が範囲攻撃になる 箇所 アクセ 注意点 ・ガンスリンガーcの効果のダメージアップは"物理攻撃"のみ適用される。 ・ニンジャカードとガンスリンガーカードのみ、ドロップ品。 オリジナルカード作成NPC 一応伏せます。見たい人は反転で ハガ わからない所(ラヘル) 51.144 ラヘル→@go 22 パラディンc ロードナイトc5枚 インプロヴィゼーションc スナイパーc4枚 チェイサーc アサシンクロスc3枚 クリエイターc ホワイトスミスc3枚 プロフェッサーc ハイウィザードc2枚 チャンピオンc ハイプリーストc1枚 ゼフェルc タキウスc10枚
https://w.atwiki.jp/bakiss/pages/1049.html
その瞬間、天地が鳴動する。大地が揺らぎ、天に黒き雷光が迸る。 「な、なんだ!?」 「―――いかん!」 エレフが飛び起き、天を睨む。 「タナトスは私の中から出ていっただけだ…奴はまだ生きている!」 そして一際激しい雷鳴と共に、漆黒の雷が天を切り裂いて大地に突き立つ。否―――それは雷ではなく、先刻エレフ の身体から脱け出ていった、あの黒い瘴気だ。 それはもぞもぞと不気味に蠢きながら、次第に形を成していく。 細胞が生じ、心臓が脈打ち、血が湧き、骨が組み合わさり、臓物が収まり、肉が覆い、皮膚が張り巡らされ――― 彼が、その真の姿を露わにした。 闇そのものを具現化したような、黒のローブ。そこから覗くのは、枯れ木のように細い木乃伊の如き指先。 その静謐に整った面立ちは、異様なまでの血の気のなさと相まって、さながらよく出来た彫像のようだ。 人間達に死を告げる紫の瞳は、妖しいほどに美しく輝いている。 彼こそが亡者達の王―――冥府の支配者―――死を司る神―――冥王タナトス。 タナトスは肩で息をしながら、信じられないとばかりにただ茫然と呟く。 「バカナ…何故、コンナ事ガ…」 「バカでも何故でもねえよ…当たり前だろうが!」 城之内がタナトスに向けて指を突き出し、吼える。 「兄貴ってのはな―――弟やら妹やらのためなら、なんだって出来るんだよ!」 「その通り!このバカのシスコンっぷりを計算してなかったみてえだなぁ、神様よぉ!」 オリオンも城之内に続けて叫ぶ。エレフはそれを苦々しい顔で横目にしながら呟く。 「誰がシスコンだ…誰が」 「貴様に決まっておろう。しかし、女…」 海馬はエレフの背後に立つミーシャを眺めた。その目には、僅かだが、賞賛の色がある。 「クク…ようやく凡骨レベルというところか」 「…褒めてるのかしら、それ…?」 ミーシャは釈然としなかった。ある意味城之内に対しても失礼である。 「エレフ…」 レオンティウスが、エレフの名を呼ぶ。エレフもレオンティウスを見つめ返した。 「…色々話したいことがある。だが、今は―――」 「分かっている」 エレフは黒い双剣を構え、レオンティウスは雷槍を構えた。そうして二人は、並び立つ。 「全ては、この闘いが終わってからだ…それでいいだろう」 「ああ」 タナトスはそれを見据え、唇を噛み締める。 「エレウセウス…我ガ器ヨ…今一度、我ガ手ニ戻ルガヨィ!」 いつの間にかタナトスの両手には、漆黒の大鎌が握られていた。尋常ではない重さのそれを小枝のように投擲する。 音を置き去りにして迫る二つの大鎌。エレフはそれを軽々と弾き落とす。 「…ェ」 ただそれだけのやり取りだったが、タナトスは明らかに動揺していた。唇が微かに震えている。 「今ノハ…マサカ…」 「?どうしたんだ。何だかびびってやがるぞ」 「…皆。下がっているんだ」 エレフが一歩、前に出る。 「奴とは、私がケリを付ける」 「な…エレフ、あいつを甘く見るな!俺達が全員でかかっても、まるで相手にならなかったんだぜ!?」 「大丈夫だ、オリオン」 エレフは、自信ありげに笑った。 「今まで、私が一番楽をしていたからな…後は、任せておけ」 「けどよ…」 「大丈夫だ」 そう、繰り返した。 「先の一撃で分かった。今の私とタナトスなら、私が勝つ」 言うが早いか地を蹴り、神速と化して狼は死神に迫る。 「ハァッ!」 気合と共に振り下ろされた剣は複雑な軌跡を描き、タナトスの全身を斬り裂く。 「…チッ!」 タナトスは呻きながら飛退き、黒き刃から逃れる。その傷は既に回復を始めているが、明らかに今までよりも遅い。 額から滴り落ちる血を手で拭い、タナトスはその顔を歪める。 「お、おい。エレフの奴、あんなに強かったのかよ…」 「違う」 レオンティウスがその疑問に答えた。 「イリオンで私と闘った時とは、明らかに動きが違う…エレフにあそこまでの力はなかったはずだ」 「…我ノ所為カ」 タナトスは息を乱しながら語る。 「先程マデ、エレフハ其ノ身ニ我ヲ宿シティタ…其ノ影響デ、彼ハ更ニ力ヲ増シタンダ」 「それだけじゃない」 エレフが引き継ぐ。 「自分でも分かっているはずだ。今のお前は、力を殆ど使い切ってしまっている」 「フフ…其ノ通リサ。ォ前ト引キ剥ガサレソゥニナル度、結合ヲ保ツ為ニ相当ノ消耗ヲ強ィラレタカラネ…我ナガラ 情ケナィ限リダ…<顔ガ濡レテ力ガ出ナィ>ソンナ気分ダヨ」 「ならば理解できるはずだ、タナトス」 エレフは切っ先を、タナトスに向けて突き付けた。 「もはやお前に勝ち目はない…ここまでだ」 「…………」 その宣告を、タナトスはどう受け止めたのか。彼は何も語らず俯き、身を震わせていた。 「けっ!どうした、散々いばっといて今更泣き事でも言う気か?それともこの人間風情がーとでも言いたいのかよ! そんなザマで怒ろうがどうしようが、こちとらちっとも怖く―――」 「ハハハ」 城之内の悪態を遮るように、タナトスの唇から響いたのは笑い声。 それも自嘲の笑いだの、苦し紛れの笑いなどではない。 「ァハハハハハハハハハ!」 ただ、楽しいから笑う。愉快だから笑う。 そんな純朴なまでの笑顔で、彼は思うがままに笑っていた。 「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ―――! 最高ダ!ヤハリ我ガ見込ンダ通リ、キミ達ハ本当ニ最高ダッタ!凄ィ、本当ニ凄ィ奴等ダ、キミ達ハ!」 「な、な、な、何だよ、これ…何で褒められてんだよ、オレ達…」 城之内は顔を引き攣らせ、だらだらと冷汗を流す。それは闇遊戯達も同じだった。 「ソゥカ…ヨゥヤク分カッタヨ!バカダ…キミ達ハバカナンダネ!」 タナトスは満面の笑顔と共に、そう言った。 「ソゥ…ソレモ半端デナィ大バカダ…ァァ…素晴ラシィ…ナント図抜ケタバカナノカ…!ダガ其レガィィ!勝算モ打算モ 何一ツ考ェズ、只管ニ己ノ信ズル道ヲ突キ進ミ、遂ニハ我ガ目論見ノ全テヲ打チ砕ィテミセタ!人間デァルキミ達ガ、 神デァル我ニ勝ッタノダ!正シク偉業…奇跡ト呼ンデモ過言デハナィヨ!嗚呼、我ハ今、猛烈ニ感動シティル! 嗚呼―――バカダ、バカバカ…最高ノ大バカ野郎共ダ!我ハキミ達ヲ心カラ尊敬シ、キミ達ノ前ニ跪ク!」 その眼から涙さえ零しながら、タナトスは歓喜に打ち震えていた。 「最高ダ…マサニキミ達コソハ人類バカ代表!我ニ欠ケティタノハ其レダ…本当ニ必要ダッタノハ器デハナク、キミ達 ノヨゥナ大バカダッタノダ!嗚呼、素晴ラシキ<偉大ナル可能性(グランディア)>ヨ!」 「うっ…!」 闇遊戯達は戦慄し、我知らず後ずさる。タナトスが自分達に襲いかかる気配はない。それどころか、彼からは自分達 に対する畏敬の念さえ感じられる。にも関わらず、かつてない程の恐怖が空間を支配していた。 「こいつ、どうかしてやがる…こんなんなら、ブチ切れてくれた方がよっぽどマシだったぜ…!」 城之内が冷汗をかきながら放ったその言葉が、全員の総意だった。 彼は―――<冥王>タナトスは、余りにも危険すぎる。 力や思想、そういった次元ではなく。その存在そのものが、果てなく禁忌。 最も忌まわしく、最も恐るべき神―――故に―――死神! 冥王―――タナトス! 「ヤリ直シダ!我ハ人間ヲ殺メル事デ運命カラ救ゥツモリダッタガ―――何ノ事ハナィ。運命カラ救ィタィノナラ、 話ハモット簡単ダッタノニ―――運命(ミラ)ヲ殺セバ其レデ済ム事ジャナィカ!」 運命を殺す―――そんな途方もない事を、タナトスはあっさりと言い放った。 「ソンナ事ニモ気付カナカッタトハ、自分ガ恥ズカシィ…穴ガァッタラ入リタィヨ!其レニ気付カセテクレタノハ、紛レモ ナクキミ達ダ!キミ達ノバカバカシクモ勇気ニ満チ溢レタ行為ガ、我ノ目ヲ覚マシテクレタンダ!我モキミ達ヲ見習ィ、 バカニナロゥジャナィカ…万物ノ母ナル創造主…運命ノ女神<ミラ>―――我ハ彼女ヲ殺メ、残酷ナ運命ヲ破壊スル」 「運命を壊す…だと?壊してどうすんだよ。テメエが新しい運命の神様になろうってのか?とんだ冥王計画もあった もんだぜ」 城之内の言葉に、タナトスは首肯する。 「フフ…其レモ又良キ哉。運命ノ白キ糸―――其ノ新タナル紡ギ手トシテ、人間達ニ不幸ト涙デナク、幸福ト笑顔ヲ 与ェ続ケル。願ッタ事全テガ叶ゥ、優シィ世界ヲ創ルノサ。嗚呼、素晴ラシィジャナィカ」 「ふざけるな」 海馬がそう言い放つ。 「不幸がなければ幸福もあるものか。涙なくして、笑顔などあるものか。願いが全て叶う世界など、何一つ叶わない 不毛の世界と同じだ。妄言もここに極まったな」 「妄言デモ妄想デモナィサ。キミ達ガ協力シテクレルナラ、不可能ナド無ィ」 そして死の神は人間達を見つめ、手を伸ばしながら微笑みかける。 「ソゥ…我ニハキミ達ノ力ガ必要ダ。我ト友達ニナロゥ。ソシテ我ト共ニ―――運命(ミラ)ヲ殺ソゥ」 伸ばした手。その指先がぱっくりと裂け、血が滴り落ちる。 カラン、カラン、カラン――― その雫はタナトスの魔力によって固められ、真紅の宝石と化した。地面を転がりながら、紅の輝石は一同の足元へと 意志を持つかのように引き寄せられていく。 「サァ、受ケ取リ給ェ。ドレダケノ人間ガ求メタダロゥ―――紛ゥ事ナキ、神ノ血ダ」 「神の血…だと?」 「ソゥ。其レヲ手ニセント、或ル者ハ巨万ノ富ヲ捧ゲ、或ル者ハ己ノ命スラ賭シテ―――結局ハ誰モ、手ニスル事ハ 叶ワナカッタ神ノ力…」 タナトスは悲しむような、憐れむような声で語る。 「我ガ血ヲ口ニスレバ、其レガキミ達ノ物ダ」 「要するに…こいつを飲めば、強くなれるってのか?レオンやエレフみてーに…」 「ソンナ次元デハナィ。彼等ノ力モ確カニ神ノ血ヲ引クガ故ノ恩恵ダガ、残念ナガラ其ノ血ハ悠久ノ時ヲ経テ薄マリ、 弱クナッテシマッティル。純粋ナ神ニハ、トテモ及バナィ―――神ノ力トハ、斯クモ遥カ高ミニァル」 だからこそ、数多の人間が追い求めた神の力。それは例えば、あの赤髪の蠍のように。 其れを、惜しげもなく与えよう。だから。 「サァ…今此ノ時ヨリ、我々ハ友達ダ」 「―――バカめ」 海馬はそう言い捨てて、足を上げ―――神の血を、躊躇も忌憚もなく踏み付けた。 「貴様の血なんぞ、誰が飲むか」 「へっ…初めて意見が合ったな、海馬」 続いて、城之内が神の血を踏み砕く。 「俺は俺だ。神様なんて柄じゃないね」 と、オリオンも神の血を蹴り飛ばす。 「私に流れる血は雷神の血だ。それを混ぜ返すわけにはいかんな」 レオンティウスは丁重に神の血を手にしたかと思えば、あっさり投げ捨てた。 「ごめんなさい。私も、遠慮するわ」 ミーシャは足で砂をかけ、神の血を埋めた。 「もうこの身を、貴様の好きにさせてなるものか」 エレフは剣を振るい、神の血を粉々に斬り刻んだ。 「そういうわけだ…タナトス。こんなものは、オレ達には必要ない」 闇遊戯はもはや、神の血には目もくれなかった。 彼らは揃いも揃って―――神を容赦なく、冒涜した。そして、タナトスは。 「ソゥ、ソゥダロゥネ…キミ達ナラバソゥスルト、我ハ解ッティタヨ」 果たして彼は、まるで気分を害した様子もなく微笑みを絶やさなかった。 「ダケド我ハ我儘ナンダ…欲スルナラバ、力尽クデモ奪ィ取ル」 タナトスの指先が、複雑な印を結ぶ。膨大な魔力が迸り、邪気が噴き出す。 「な…何だ!?」 「来タレ…永遠ノ魔術師ガ記セシ<否定接続詞デ綴ジタ書物><黒キ女神ヲ宿ス禁書>―――」 黒い風が吹き抜けた。空中に亀裂が走り、そこから何かが飛び出してくる。 「…本?」 「其レハ存在シテハナラナィ書物。全二十四巻カラ成ル黒ィ表紙ノ予言書。或ル種ノ整合性ヲ持ツ歴然トシタ年代記。 有史以来ノ全テヲ網羅シタ記述ハ遥カ未来ニマデ及ビ、地平線(セカイ)ヲ余ス事ナク支配スル。 何時ノ頃カラカ、其レハコゥ呼バレル事ト為ッタ―――」 「黒キ予言書―――<ブラック・クロニクル>ト!」 合計二十四冊に及ぶ黒い書物はふわふわと宙に浮かび、不気味に佇んでいる。それを見つめる者達の脳裏に向け、 鮮烈なイメージが叩き付けられた。 それは少女。 黒い服と黒い髪、身震いするほどに美しい少女だ。彼女は艶然と微笑む。小さき者達を憐れむように、嘲るように。 「天地ノ開闢カラ終焉マデヲ網羅シタ年代記。其ノ最後ハ、黒キ獣ガ世界ヲ蹂躙シ、歴史ハ闇ヘト葬ラレル」 そしてタナトスは、朗々と謳い上げる。 「我等ハ書ニ拠リテ祝福ヲ約サレシ者―――我等ハ書ニ拠リテ断罪ヲ約サレシ者――― 数多ノ記憶―――歴史ヲ呑ミ込ンデ―――猶、書ノ魔獣ハ止マラナィ――― 其レ即チ―――光ヲモ逃ガサヌ暗黒ノ超重力―――其レ即チ―――時ノ歩ミヲモ赦サヌ暗黒ノ反重力! <唯一神(クロニカ)>ヨ―――今キミガ望ムナラ、歴史ノ地平マデ逝コゥ!」 其れは地平線を奔る奔る―――其れは際限なく猛る猛る―――其れは全てを屠る屠る! 暴風のような狂気が黒き書物―――<ブラック・クロニクル>から迸り、タナトスに力を与える。 黒き書が一斉に開き、ぱらぱらと頁が風に舞って散らばっていく。 視界を埋め尽くすのはただ、黒い文字で記された記述――― ―――気付けば闇遊戯達は、暗闇の中にいた。否。そうではなかった。 それはただ、黒。 闇ですらない、純潔にして純血なる黒。 あらゆる存在を呑み込む黒。 万物を己の色へと塗り潰す黒。 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒黒 クロが全てを呑み込み、支配する! 「何だよこりゃあ…タナトス、何処にいやがるんだ!」 「此処サ」 その声は極めて近く、且つ限りなく遠くから聴こえてくる。 「全テヲ喰ラゥ絶対ナル<黒>コソガ<ブラック・クロニクル>ダ。其レト融合シタ我モ又、黒―――ソゥ。キミ達ヲ包ム 黒、全テガ我ダ。数多ノ世界ト歴史ヲ呑ミ込ンダ<魔獣>ト、我ハ一ツニ為ッタ」 「よく分かんねえけど…要するに、これがテメエの奥の手ってわけか!」 「ソゥ。今度コソ最後ノ勝負ダ、死セル者達ヨ。キミ達ガ勝テバ、我ハ計画ノ全テヲ諦メヨゥ…但シ」 我ガ勝ッタナラ。 「其ノ時ハォメデトゥ…晴レテキミ達ハ、我ノ友達ダ」
https://w.atwiki.jp/nemoserver/pages/19.html
オリジナル効果のカード等はすべてc帖から低確率で出ます。ロードオブデスc等はボスから。 例外もあります。 データの見方 アイテム名 詳細 装備と組み合わせる箇所 タナトスの~系 タナトスの絶望 全ての魔法を無効化する(ヒール含)DEF-50% MATK-100% 箇所 盾 タナトスの苦悩 オートスペル ダークサンダーLv5 箇所 武器 タナトスの悲しみ ATK+5 オートスペル 速度減少Lv5,アンクルスネアLv1 箇所 武器 タナトスの憎悪 キャストキャンセルされない(Gv有効) ジェムを消費しない 箇所 靴 魔剣士タナトスの思念体 ATK+30% STR+500 INT-300 箇所 武器 リヒタルゼンMVP系 ロードナイト バーサークLv1使用可能,オートスペル ピアースLv5(全ての武器発動) 箇所 頭 スナイパー 5%の確立で相手に与えたダメージの20%をHPに吸収,HP回復率-100% 集中力向上LV30使用可能 箇所 武器 アサシンクロス クローキングLv5,エンチャントポイズンLv5使用可能 箇所 肩 ホワイトスミス 10%の確率で武器破壊,7%の確率で鎧破壊,オーバートラストLv5使用可能 箇所 武器 ハイウィザード INT+3 "一般"モンスターのMDEFを無視 キャスティング時間+300% 装備解除時SP-10000 箇所 頭 ハイプリースト 物理攻撃を受けた時 5%の確率でセイフティーウォールLv4が発動する,アスムプティオLv5使用可能 箇所 アクセサリー オリジナルカード(c帖で手に入れる) タキウス オートスペル ファイアーボルトLv10,コールドボルトLv10 箇所 武器 オリジナルカード(入手方法は…?) パラディン ATK-50% 移動速度-80% 魔法攻撃耐性100% オートガードLv5使用可能 vit+6000 箇所 盾 インプロヴィゼーション AGI+2000 LUK+1000 バードが装備時口笛Lv1取得 ダンサーが装備時ランドプロテクターLv3取得 箇所 鎧 チェイサー 移動速度15%増加(ペコペコや月夜花カード等と重複する) クローンスキルLv5習得 箇所 靴 クリエイター ケミカルウェポン、シールド、アーマーチャージLv5使用可能 箇所 アクセ プロフェッサー DEF+1 モンスター情報Lv1,マインドブレイカーLv1使用可能 ウィザード系が装備するとLv2になる 箇所 頭 チャンピオン DEX+500 三連撃Lv3使用可能 箇所 武器 ゼフェル MATK+40% 箇所:靴 ニンジャ 死亡時5%の確立で最大HPの10%で復活。短剣の攻撃力+15%忍者が装備時AS影斬りLv3 箇所 アクセ ガンスリンガー 動物系にダメージ+50%,人間系にダメージ+10%ガンスリンガーが装備時に通常攻撃が範囲攻撃になる 箇所 アクセ 注意点 ・ガンスリンガーcの効果のダメージアップは"物理攻撃"のみ適用される。 ・ニンジャカードとガンスリンガーカードのみ、ドロップ品。 オリジナルカード作成NPC 一応伏せます。見たい人は反転で ハガ わからない所(ラヘル) 51.144 ラヘル→@go 22 パラディンc ロードナイトc5枚 インプロヴィゼーションc スナイパーc4枚 チェイサーc アサシンクロスc3枚 クリエイターc ホワイトスミスc3枚 プロフェッサーc ハイウィザードc2枚 チャンピオンc ハイプリーストc1枚 ゼフェルc タキウスc10枚
https://w.atwiki.jp/tsvip/pages/1055.html
647 名前: まおっこ9 投稿日: 2007/09/10(月) 00 44 08.14 ID ERvJKwvo0 お前に足りないのはッ!情熱思想理想思考気品優雅さ勤勉さ! そして何より―― あ ら す じ が 足 り な い ! あらすじ 女体化の際、魔力喪失という呪いにかかってしまった魔王ジーク。 勇者のエルに正体を隠したまま、呪いを解く為嘆きの森へと向かうことになった。 魔界最恐のダンジョン、嘆きの森。そしてその森の主、魔女のリリージョ。 これから彼らを待ち受けるものとは一体――。 648 名前: まおっこ9 投稿日: 2007/09/10(月) 00 45 21.70 ID ERvJKwvo0 「承太郎ッ! 君の意見を聞こうッ!」 「……あらすじをして今までをおさらい。そしてキャラ紹介もしておく……。 挟み撃ちのかたちになるな……」 キャラ紹介: 【ジークフリード】 魔王。女体化。エルには自分のことを魔王に囚われた姫だと嘘をつく。 銀髪。肌真っ白。全体的に白。でも下着は黒。 【エル・カインズ】 勇者。剣と魔法の使い手。人間の限界を越えた強さを持つ。生い立ちは不明。 金髪。性格は単純。まおっこ4ではジークの尻を触った。むしろ揉んだ。 649 名前: まおっこ9 投稿日: 2007/09/10(月) 00 46 42.90 ID ERvJKwvo0 【パラディン】 魔王軍参謀。ジークの付き人でもある。いつもローブを着ている。 フードで顔を隠し、素顔はジークしか知らない。長髪。髪の色は赤。まさかの赤。 【タナトス】 魔王軍最強を誇る騎兵隊「クロノス」の総括。大柄。むきむき。顔いかつい。 性格は単純。人間が嫌い。特にエルが嫌い。でもトマトが何よりも嫌い。 【リリージョ】 禁呪法を使った罪により、嘆きの森へ流罪となる。しかしそこで生き続け、森の主となる。 呪いに精通しており、自らに呪いをかけ不老の体となっている。不死じゃあないんだコレが。 ――まおっこ9 651 名前: まおっこ9 投稿日: 2007/09/10(月) 00 50 03.87 ID ERvJKwvo0 嘆きの森の前で、パラディンは最終確認をしていた。 「いいですか。かたまって進みます。決してはぐれないで下さい。 はぐれた者は死んだと見なします。ツヨースの警戒信号を聞き逃さないように。 何か気付いた時はすぐ私に知らせて下さい」 パラディンの言葉に、隊の者たちが頷く。 タナトスだけは頷くこともせず、腕組みをしてじっと森を見つめていた。 嘆きの森は魔界の魔力が集まる、不思議な場所である。 巨大な樹木が立ち並び、昼間でも中は暗い。中忍試験二次会場を想像して頂ければ(ry 中の生態系はカオスの域に達していて、他では見たこともないような動植物を見ることが出来る。 食肉植物は魔族でさえ喰らうし、凶悪なモンスターがうろうろしている場所だ。 653 名前: まおっこ9 投稿日: 2007/09/10(月) 00 52 07.77 ID ERvJKwvo0 「行きましょう皆さん。ジーク姫を常に隊の真ん中にして、先頭をタナトスにします。 後方は私と勇者殿がつきます。では、出発です」 ジークを入れて総勢二十一名の隊は、ぞろぞろと森の中へと入っていった。 三時間ほど進んだだろうか。出発したのは朝だったが、今はもう太陽が真上にきている。 先頭を歩くタナトスは道を知っているらしく、迷うことなくずんずん進んでいた。 隊列の一番後方にいるエルは、いつモンスターが襲ってきても対処できるよう身構えて進んでいた。 しかし三時間も中にいるのに、モンスターは影もかたちもない。 今ではエルは再び遠足気分で、のんびり歩いている。 654 名前: まおっこ9 投稿日: 2007/09/10(月) 00 54 10.41 ID ERvJKwvo0 時間を持て余していたエルは、横を歩くパラディンに嘆きの森のことを尋ねた。 「ああ、そうですね。貴方は人間ですから、この森のことはよく知らないでしょう。 では簡単に説明します」 「頼む。それと一つ気になったんだが、お前誰に対しても敬語を使うよな?」 「ええ、そうですけど……」 「前回の話で、お前敬語使って無かったけど」 「え? そうでしたっけ?」 「……まあいいや。教えてくれ、この森のこと」 パラディンがエルに説明している間、ナレーションのわたくしが皆さんに説明しておこう。 嘆きの森とは……。 「……という感じです」 「なるほど」 早っ! もう説明終わったのか……ま、まあいいけど別に、そんな重要な設定じゃないし。 655 名前: まおっこ9 投稿日: 2007/09/10(月) 00 56 15.80 ID ERvJKwvo0 釈然としないナレーションのわたくしをよそに、パラディンは話を続けた。 「最も気をつけなければならないのは、やはりモンスターですね」 「やっぱり強いのか?」 「ええ。個々の戦闘能力はさることながら、嘆きの森のモンスターは知性も高いです。 集団で襲ったり、罠をしかけてきたりする場合があります。 まあ最も脅威なのはツヨースの存在ですね」 ツヨース、という聞き慣れない言葉に、エルは首をかしげた。 パラディンはエルの為にツヨースの説明を始めた。 「ツヨースは魔界で最も凶暴なモンスターの種族で、中でもテラツヨースは魔界最強です。 他にもギガツヨースとメガツヨースという種類がいます」 「へえ……!!!!」 エルの足が、止まった。 656 名前: まおっこ9 投稿日: 2007/09/10(月) 00 59 28.67 ID ERvJKwvo0 「どうしたんですか? はぐれると危険ですよ」 パラディンはそう行ったが、よく見ると先頭のタナトスも歩くのをやめていた。 他の隊員たちは何が起こっているかわからないというように、周りをきょろきょろしている。 「タナトス! どうしたんですか!」 パラディンは大声で先頭にいるタナトスに呼びかけたが、タナトスは上をぼんやり見上げているだけで、パラディンに返事はしなかった。 もう一度呼びかけようとパラディンが口の前に手を持ってきた時、エルが呟くように言った。 「なあ……パラディン。あの上にいるやつが、テラツヨースか……?」 パラディンは、ゆっくり、ゆっくりと上を見上げた。 657 名前: まおっこ9 投稿日: 2007/09/10(月) 01 02 04.04 ID ERvJKwvo0 『グルル……グル……』 巨大な蜘蛛のような怪物が、木々の間からこちらを見ていた。 頭には無数の目があり、足の指一本で牛を三匹は踏みつぶせそうだ。 「……いや……これはギガツヨースですよ……逃げろおおおお!!!!」 パラディンの声で彼らは脱兎のごとく逃げ出し始めた。 逃げ遅れた者はギガツヨースの爪の餌食となり、体ごと飲み込まれていった。 「こうなったらばらけるしかねえぜパラディンさんよお!」 いつの間にか後方のパラディンの横に、先頭を走っているはずのタナトスがいた。 「……わかりました! ではジーク姫とタナトス、私と勇者殿で隊を二つにばらつかせましょう!」 後ろから木々をなぎ倒し、猛スピードで迫るギガツヨス。 660 名前: まおっこ9 投稿日: 2007/09/10(月) 01 04 19.46 ID ERvJKwvo0 この切迫した状況で、タナトスは静かに言った。 「……囮になる気かよパラディン」 「……」 タナトスはため息をつき、小さく「わかった」と言った。 「おいお前ら! 今からばらけるぞ! 俺とジーク姫につくもの! パラディンにつくものに分かれろ! 分かれたらこの先の湖で落ち合う! いいな! ……死んだら承知しねえぞ」 「……はい、わかっています」 タナトスがジークの隣に行くと、次第に前方と後方で隊が二つにまとまってきた。 前方がタナトスたちの隊で、後方がパラディンの、囮の隊ということになる。 661 名前: まおっこ9 投稿日: 2007/09/10(月) 01 05 57.95 ID ERvJKwvo0 パラディンは周りに集まって走っている者たちに言った。 「皆さん、申し訳ありません。わかっていると思いますが、私たちは囮です」 申し訳なさそうにうなだれるパラディンに、隊の者たちは口々に叫んだ。 「何言ってるんですかパラディン様!」 「そうですよ! パラディン様は悪くありません!」 「俺たち、腐っても魔王軍です! いつでも死ぬ覚悟は出来ています!」 「……ありがとう」 エルはそのやりとりを見て、感動して言葉が出ない様子だった。 「……タナトス! ここで一端お別れです! 先に湖へ行っておいて下さい!」 「おう!」 パラディンが徐々に走る速度を落とし、ついには立ち止まった。 他の者たちもパラディンに合わせて立ち止まる。 「タナトスたちに逃げる時間を与えなければなりません。ここでギガを食い止めます」 663 名前: まおっこ9 投稿日: 2007/09/10(月) 01 09 38.16 ID ERvJKwvo0 エルたちはしっかりと頷き、それぞれの武器を持って、戦えるよう身構えた。 ギガツヨースの姿こそ見えないが、巨大な物体が移動する音が、どんどんこちらに迫ってくるのは聞こえていた。 バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキバキメシャッ 『グルル……タァベェモォノォ……』 大木を真っ二つにし、ギガツヨースは圧倒的な恐怖と共に、パラディンたちの前に姿を現した。 「来ます……!」 嘆きの森、一日目。パラディン隊 VS ギガツヨース。戦闘、開始。 ~to be continued...if they can survive~
https://w.atwiki.jp/bakiss/pages/1039.html
―――止まない雨が降りしきる荒野。 「…はっ…はっ…ぜぇっ…」 <狗遣い>の名を与えられた少女は爪先から脳天までズタボロになりながらも、かろうじて立っていた。その足元に 小さな黒い犬。プルー(百八世)―――狗遣いとしての魔力はもはや枯渇し、全力を振り絞ってさえただの仔犬程度 の存在しか産み出せなくなっていた。 「フン…しぶとさだけは褒めてやるが、もう飽きた」 対して海馬は、傷一つ負っていない。彼に寄り添う三体の白龍もまた、疲れた様子も見せずに翼を広げている。 まさに完封―――海馬は完全に、狗遣いを圧倒した。 「オレも先を急ぐのでな。貴様はここで終わりだ」 海馬が一歩踏み出す―――その時、足首に痛みが走った。僅かに顔をしかめ、それを見下ろす。 「…駄犬が」 今や地獄の番犬どころか、ただの番犬の役目さえ務まりそうもない小さな体躯と弱々しい爪牙。そんな脆弱な武器で、 プルーは必死に、海馬に噛みついていた。 ただ、主たる少女を守るために。 「…プルー…もう…よしなさい…」 狗遣いは最後の力で、言葉を絞り出した。 「私が…死んだら…タナトス様の…いうことをよく…きいて…可愛がって…もらう…のよ…」 「…………ちっ」 海馬は鬱陶しげにプルーを蹴り飛ばし、苦々しい顔で少女の脇を通り過ぎる。 「後は勝手にしろ。馬鹿馬鹿しい」 「…わ…私を…殺さないの…?」 勘違いするな。海馬は無愛想にそう言った。 「よくよく考えれば、わざわざ止めを刺す理由もない…貴様らなど、オレが手を下す価値もないということだ」 「…この…嘘吐き」 「フン。ならば最後に大嘘を吐いてやる―――オレはこれでも女子供には優しい男だ。女の上に子供でよかったな。 そしてその駄犬の、主人を守ろうとした心意気に免じて、命だけは助けてやる―――こう言えば満足か?」 「はっ…キザったらしいこと…言ってんじゃねーですわ…惚れますわよ、この…児童愛好者…」 海馬は返事もせず、歩み続ける。その後姿を見送る少女と仔犬にも、もう目も向けない。 この荒野の出来事は彼にとって、今でもう過去の遺物(もの)。 彼の目指すは、未来に待ち受ける闘いと、その先にある勝利のみ。 それを手にする時まで―――その歩みは、止まらない。 海馬瀬人―――完全勝利。 ―――そこはつい先程まで、木々が茂り、花が咲き乱れる一面の緑だった。 だが今は、草木一本生えない―――否。そんな次元でなく、全てが根こそぎ消え失せていた。 現存するのは、男と女が一人ずつ。 男は全身傷だらけで、肩で息をしながらも両の足で立ち。 女は刃の砕けた鎌を握り締めたまま、倒れ伏していた。 「…全く、我ながらよく勝てたもんだぜ。どうやって闘ったのか、如何にして勝ったのか、まるで記憶にねえ」 オリオンは嘆息しながら、懐から何かを取り出す。 「一つだけ覚えてるのは…こいつのおかげで助かったことだけだな」 それは遊戯から貰い受けた、一枚のカード。ビリビリに破れて原型を留めていない、単なる紙屑にしか見えないその たった一枚のカードが、まさにオリオンの命を救ったのだ。 「…そんな…」 収穫者の名を持つ彼女は、愕然と呟く。 「そんな紙切れで…私の鎌を防いだというの…?どうやって…」 「いや、どうやったのかは俺も覚えちゃいないから説明できねえけど…ま、あれだ。俺の勝因はただ一つ―――」 親指を立てて、不敵に笑う。 「友情パワーさ、お姉さん」 「ゆう…じょう…」 「陳腐だけどな―――だからこそ、悪かねえ」 「そんなもの…これが小説なら…最低の精神論だと酷評されるわよ…」 「だって、勝たなきゃ仲間を助けられねえんだからな」 オリオンは、最高に明るい笑顔で答える。 「最低呼ばわり、それも結構だ―――じゃあな」 颯爽と、オリオンは歩き出す。 数々の死亡フラグをへし折り、未来へと続く道を見出した彼に、もはや畏れはない。 彼もまた、最後の闘いが待ち受ける場所へと――― オリオン―――勝利。 ―――冥王神殿入口前。 二人の男が大の字になって寝そべっていた。全裸で。 「ふっ…レオンティウス。貴様の雷槍、凄まじい一撃だった」 「ああ。二度と血便以外のものが出ないようにしてやるくらいのつもりだったよ」 大の男が二人、全裸で何の話をしているのか、分からない人は分からないままの方が幸せである。 「惜しむらくは、俺の奥義<緋色の風車>を貴様に味わわせてやれなかったことだな…」 「ほう…ならそれは次の楽しみとして取っておこう」 「言ってくれる。その時には入れようと思えば大根でも入るのだという事実を教えてやろう」 「残念だったな。もう試したことがある」 「そうか…流石だな、レオンティウス。感想は?」 「もう二度と便秘に悩まされることはないだろうな、と思った」 二人は顔を見合わせ、にっと太い笑みを浮かべた。そしてレオンティウスは立ち上がる。全裸で。 「行くのか」 「ああ…友と、弟が待っている」 「そうか」 寝転がったまま、緋色の騎士は親指を立てる。 「またいつか、や ら な い か」 レオンティウスもまた、親指を立てる。 「ああ、や ろ う」 こうして、二人の漢(おとこ)の闘いはくそみそな結果に終わったのだった。 ―――冥王神殿・内部。 「なんつーか…その…なんつったらいいのかな…」 城之内は、なんとも微妙な顔だった。ちなみに、無傷である。 眼前には、倒れ伏す黒の双子。二人とも涙目で、グズグズと啜り泣きの声だけが響く。 「なんなんだ…勝ったってのに、この肩透かしというか、ガッカリ感は…」 結論から言うと、この二人、とんでもなく弱かった。可哀想になるくらい、弱かったのである。最後の方はカードを使う ことすら申し訳なくなって素手でやってみたが、それでもこの有様だ。 敵と闘っているというより、児童虐待をしている気分ですらあった。 「し…仕方ないだろうが。我々は闘いよりも、タナトス様の身の回りの世話の方が専門なんだ…」 「し…仕方ないだろうが。我々は闘いよりも、タナトス様の身の回りの世話の方が専門なんだ…」 「具体的には料理とか掃除とか、あと、タナトス様が退屈なされた時には骸骨と一緒に踊ったりとか」 「具体的には料理とか掃除とか、あと、タナトス様が退屈なされた時には骸骨と一緒に踊ったりとか」 「骸骨Aなんて、物凄いノリノリなんだぞ…」 「骸骨Bだって、物凄いノリノリなんだぞ…」 「見たくねえな、それ。しかし、だったら番人まで兼任すんなよ…」 「貴様に何が分かる」 「貴様に何が分かる」 黒い兄妹は、涙目のまま城之内を睨み付けた。 「我々はタナトス様の僕(しもべ)だ…主のために死ぬ覚悟で敵と闘うことの、何が悪い」 「我々はタナトス様の僕(しもべ)だ…主のために死ぬ覚悟で敵と闘うことの、何が悪い」 「…あー、その、なんだ。オレが言うこっちゃねーだろうけどよ…」 城之内は頭をポリポリしながら苦笑する。 「そこまでして、忠義を尽くしてくれる相手がいるってのはよ…タナトスの野郎にしても、幸せだとは思うぜ」 「…本当に、そう思うか?」 「…本当に、そう思うか?」 「ああ。だから、まあ…気を落とすなよ」 「…………」 「…………」 「あばよ。オレは行くぜ」 「…待て。最後に一つだけ、言いたいことがある」 「…待て。最後に一つだけ、言いたいことがある」 「何だよ」 「お前達にしてみれば、タナトス様は只の敵なんだろう…あの方はそれだけのことをしたんだろう。それでも」 「お前達にしてみれば、タナトス様は只の敵なんだろう…あの方はそれだけのことをしたんだろう。それでも」 「あの方を、好きになれとまでは言わない。でも、どうか嫌わないでくれ。憎まないでくれ」 「あの方を、好きになれとまでは言わない。でも、どうか嫌わないでくれ。憎まないでくれ」 「…………」 「タナトス様は、人間を本当に愛しておられる…その愛する対象に憎まれるということが、どれだけ辛いか」 「タナトス様は、人間を本当に愛しておられる…その愛する対象に憎まれるということが、どれだけ辛いか」 「どうか、分かってくれ…人間」 「どうか、分かってくれ…人間」 「…ったく。てめーらみたいなガキに、ここまで気を遣わせやがって」 城之内は二人に背を向け、歩き出す。 「あいつには、落とし前はきっちりつけさせる。オレの態度はその時に決めさせてもらうぜ」 城之内克也―――彼も今、最終決戦へ。 ―――そして。冥王・タナトス。 荒れ果て、腐り落ちた大地と真っ赤に染まった空の元で、永遠たる神と死すべき運命を背負う人間は向い合う。 「用件ハ…訊クマデモナィネ」 タナトスは指を一つ立てる。 「エレフヲ取リ戻ス事―――先モ言ッタ通リ、其レハ出来ナィ」 もう一つ、指を立てた。 「二ツ目。遊戯…キミノ片割レ」 タナトスが空いた方の手で宙に手を翳すと、ドス黒い光が渦巻きながら世界を暗く照らし出す。やがて黒き光は集束 し、球体を成した。人の頭ほどの大きさの、黒く輝く水晶―――その中に、それは存在していた。 千年パズル―――闇より産まれし禁断の祭器にして、もう一人の遊戯が宿る墓標。 黒水晶はふわふわ漂いながら、ゆっくりと遊戯の元へやって来る。反射的に手を伸ばした遊戯はそれに触れた瞬間、 全身に無数の針を突き立てられたかのような苦痛に苛まれ、呻きながら手を離してしまう。 「其レハ我ガ封印サセテモラッタ…最早触レル事モ叶ワナィ」 「くっ…!」 「三ツ目」 指を、もう一つ――― 「地上ノ人間達ヲ殺メル事ヲ、止メニ来タ…シカシ、其レモ却下ダ」 どこまでも穏やかな声で、死神は全てを否定した。 「どうして…」 ミーシャは、声を震わせてタナトスを見つめる。 「どうしてこんなことをするの…タナトス!あなたは…そんなにも人間が憎いの!?」 その言葉に、タナトスは目を大きく開いた。何を言われているのか分からない―――そんな様子だった。 「女神ガ人間ヲ愛デルヨゥニ、我モ人間ヲ愛シティル。憎ムナド、トンデモナィ」 「なら、何故…人間の命を奪うの!?」 「其レコソガ我ノ愛ダヨ、星女神ノ巫女・アルテミシア」 タナトスは物思いに耽るように、そっと目を閉じた。 「儚キ命ヲ紡グ仔等―――聖女モ娼婦モ賢者モ愚者モ勇者モ弱者モ、生ケトシ生ケル全テ、我ハ愛スル。ケレド、 生キルトハ、辛ク悲シキコト…」 タナトスは、切なげに表情を曇らせる。 「何ガキミノ幸セ?何ヲシテ喜ブ?何ノ為ニ産マレタ?何ヲシテ生キルノカ?何モ分カラズ、何モ答ェラレズニ、唯 キミ達ハ運命ニ弄バレル。夢ヲ忘レ、涙ヲ零スバカリデ何処ニモ往ケナィ。時ハ無慈悲ニモ早ク過ギ去リ、光ル星 モ消ェ逝クガ運命(サダメ)。ソンナノハ嫌ダロ?」 遊戯とミーシャは、言葉もない。タナトスの語るそれは極論ではあったものの、確かに真実を言い当てていたのだ。 逃れようのない、残酷な真実を。 「サレド女神ハ奪ィ続ケル。例ェバ母カラ赤子ヲ。騎士カラ片腕ヲ。妹カラ兄ヲ。少女カラ光ヲ。少年カラ初恋ヲ。 彫刻家カラ妻ヲ。姉カラ弟ヲ。令嬢カラ愛ヲ――― 其ノ悲劇ハ、如何ナル賢者モ止メラレナィ。母ガドレダケ仔ノ幸セヲ願ォゥトモ、女神ハ其レヲ叶ェハシナィ――― 嗚呼、ナラバ生マレテ来ル前ニ死ンデ逝ク仔等ハ、ドンナニ幸セナ事ダロゥネ…」 「…………」 死の神は語り続ける。血に塗れ、死に塗れ、それでいて救いに塗れた幸福論を。 「嗚呼、悲シキ哉、人生。死シタ方ガ救ィトナル者達ノ、ナント多キコトカ。ナラバコソ我ハ、其ノ苦シミカラ救ゥタメニ 仔等ヲ殺メ続ケヨゥ…」 「そうか…つまり、死にたがっている人間を、あなたが自ら殺すことで救う…そういうことか」 カストルの話では、変死した者達は皆、何故か安らかな死に顔だったという。 その理由が、これで分かった。 彼らは望む通りに死ねたから、救われたから――― 「其ノタメニハ、我ノ器トナル者ガ必要ダッタ。器ナクテハ、我ハ現世ニ直接干渉シテ人ヲ殺メルコトハ出来ヌ。 ダガ肉ノ器ヲ得レバ、我ガ直接現世ニ顕現シ、多クノ苦シム仔等ヲ救ェルノダ」 「其レダケガ、我ガ―――<冥王>タナトスガ人間ニ与ェル事ガ出来ル、唯一ツノ救ィ」 「違う…」 遊戯はタナトスを睨み付けた。 「そんな救いなんて―――本当の救いじゃない!辛くとも…人は、生きていくべきなんだ!」 「遊戯。キミノ意見ハ否定シナィヨ―――ダガ、其レヲ参考ニスル心算(ツモリ)ハナィ」 ソシテ。 「キミ達ノ力デハ、我ヲ止メル事ハ出来ナィ。其レモ解ッティル筈ダヨ」 「…………」 「敢ェテ可能性ヲ挙ゲルナラ、キミノ片割レデァル古ノ王(ファラオ)ダロゥガ…彼ハ今ヤ我ガ封印ニヨリ、永劫ノ 眠リニ付ィタ。我ヲ倒ス事ハ、最早誰ニモ出来ナィ」 「…今…もう一人のボクなら可能性はあるって…そう、言ったね」 「零デハナィヨ。其レハ認メヨゥ。ソゥ高ィ可能性デモナィダロゥケドネ」 「そうか。だったら―――やっぱりここは、もう一人のボクに頼るしかないか」 遊戯はそう言うが早いか、黒水晶に再び手を触れる。今度の苦痛は、全身を焼かれるような熱さだった。遊戯は 悲鳴を上げて、弾かれるように倒れ込む。 「…っ!」 咳込みながら立ち上がり、更に手を伸ばした。 「うあああああっ!」 巨大な万力で全身を押し潰されるような感覚が襲いかかり、その場に崩れ落ちる。 「遊戯!もうやめて…このままじゃ、あなたが…」 「…大丈夫、だよ。このくらい…まるで、痛くない」 駆け寄ろうとするミーシャを手で制して、遊戯は再び立ち上がった。そして、また繰り返される地獄の苦痛。 「…無駄ナ事ダ。止メハシナィガ、其レ以上ヤレバ、本当ニ死ヌゾ」 「それでも…構わない」 遊戯は崩れ落ちかけた身体に鞭打ち、歯を食いしばる。 「その人のために死ねないのなら―――ボクはそれを、友達なんて呼ばない」 「美シィネ。ダケド正シクハナィ。ソンナ乱暴ナ意見ヲ受ケ入レテクレル者ナド、数ェル程モィナィト思ゥヨ」 「正しくなんてなくていい…美しくすらなくてもいい。だけどボクは…それが友達なんだって、思うんだ」 「…分カラナィ。何故キミハ其処マデ出来ルンダ?モゥ一人ノ自分トハ言ゥガ、彼ハキミトハ違ゥ存在ダ」 現代に生きる少年―――武藤遊戯。そして、古き世界に生きていた王――― 「彼モマタ、我ト違ワナィ。我ハエレフノ肉体ヲ借リテ、古ノ王ハキミノ肉体ヲ借リティル。本来、其レダケノ関係デハ ナィノカ?彼ニ対シテ、其処マデノ義理ハナィト思ゥガ」 「同じじゃない…もう一人のボクと、あなたは…まるで違うよ」 「…?」 「彼がいたから…一人ぼっちのボクに、たくさんの友達が出来た。彼がいてくれたから―――どうしようもない弱虫 だったボクは、少しだけ強くなれたんだ。彼がいなかったら…今のボクは、何処にもいない」 「…ケレド、彼ノ居場所ハ現世ニハナィ。彼ハ本来、既ニ失ワレタ存在ダ。其ノ魂ガ眠ルベキハ、冥府ニシカナィ」 「居場所なら、あるさ」 千年パズルを鎖す黒水晶を、遊戯は両手でしっかりと掴んだ。先程までに倍する痛みと苦しみに、正直な話死ぬ かと思った。しかし、遊戯は手を離さない。 「…呑気に寝てる場合じゃ、ないだろ…もう一人のボク…」 遊戯は息も絶え絶えに語りかける。 「今ここで<待ってましたっ!>って登場するなら…どう考えたってキミ以外いないじゃないか…!」 言葉に出来ないほどの闘いを共に駆け抜けてきた、誰でもない、もう一人の自分。 どんなピンチも、どんな窮地も、彼は鮮やかに切り抜けてみせた。 自分なんかより―――もっと、ずっと、主人公気質を備えた男だ。 「そのキミが…最後の最後で出てこないなんて、誰だって…ボクだって納得しない…!だから…」 「―――いつまでそんな所にいるんだ!キミの居場所なら、ちゃんとあるじゃないか!城之内くんや杏子、本田 くんや獏良くんに御伽くんにジイちゃんや…そうだ、舞さんや静香ちゃんだっている!海馬くんだって!それに、 オリオンやミーシャさんやレオンさんも!そして…ボクがいる!皆の隣が―――今、キミがいるべき場所だ!」 ピシッ――― 「何…!?」 タナトスが、彼に珍しく狼狽する。その眼前で、黒水晶に亀裂が走っていく。 「バカナ…我ノ封印ヲ破ロゥトシティルノカ!」 パキッ―――パキッ――― 「ソンナ、奇跡ガ…!」 「奇跡じゃない」 ミーシャは、タナトスの言葉を一蹴した。 「奇跡じゃないわ…友情よ」 「リ…理屈ニモ答ェニモナッティナィジャナィカ…!」 パリン――― 黒水晶が砕け散り、欠片が煌きながら風に流されていく。そして遊戯は両の手で、しっかりと握り締めていた。 千年パズルを。掛け替えのない友を。取り零すことなく、その手に。 「理屈も答えもいらないさ、タナトス。ただ、あいつの声が、オレを覚醒(めざ)めさせてくれたんだ」 「…………!」 偉大なる神々の一柱に相対するには余りにも不敵な笑みで。 死そのものたる存在に相対するには余りにも不遜な態度で。 彼はその鋭い眼光でタナトスを射抜いた。 ―――闇遊戯、復活。
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/2982.html
なるほど、タナトスを食わせるとスキルウップか -- 2013-04-30 11 39 07 ゼウス攻略でも使えるスキルですか? -- 2013-05-01 16 55 49 ノマダンゼウスには使える 威圧→結界→威嚇で12ターン無敵 -- 2013-05-01 19 55 39 最終Lv70 HP1666.攻撃943,回復188 -- 2013-05-02 10 05 33 スキルマへの道は長そうだな。威嚇→威圧で無限出来ないかな。 -- 2013-05-02 13 23 10 タナトスより安いし、かわいいから、こいつにタナトス食わすのも有りだな -- 2013-05-03 14 13 13 よく見ると頭のチリ毛になんか居るw -- 2013-05-04 01 31 44 ↑ ノミくんですw -- 2013-05-08 14 58 38 .←ここにいる -- 2013-05-10 01 30 25 ほんとだ。ノミくん?可愛い。 -- 2013-05-10 12 43 29 なんで頭に陰毛乗ってんの? -- 2013-05-18 15 52 38 。 こんにちは!僕 毛じらみ♪) -- 2013-05-27 18 39 55 こいつ取っておけばよかったな -- 2013-06-08 13 23 57 精霊系もそうだがこいつらって3体スキルマ、もしくは4体組み込むと結界ループいけるんだな。もう遅いがやってみたいなぁ -- 2013-06-21 08 52 24 あ、3ターン結界か。5体スキルマが必要ですね。失礼 -- 2013-06-21 08 55 17 Fサクヤで12.5倍、無課金の方にお勧めです。 -- 2013-07-10 16 38 31 ↑?? Fハクで8.75倍でしょ。 -- 2013-07-18 17 55 26 ↑サクヤフレンドなら12.25倍であってるとおもうが5色消さないといけないな -- 2013-07-28 04 59 47 ヘラウルズで強化、ハクで8.75 -- 2013-08-07 17 36 27 ステ的にも必要経験値的にもタナトスが劣化にしか見えないな -- 2013-10-21 22 08 55 ブーンブーンwwwwwwww -- 2013-12-17 08 57 25 プンプンだと思ってた・・・。リーゼントで不良キャラだからキレてるのかと。ブンブンだったのか。。。 -- 2013-12-18 03 50 53 ↑2 両方持ってれば言うことない。制限用にこいつ、他は究極まで上げたタナトス。 -- 2014-05-07 18 02 16 備考の予断だがの字が違う。正しくは余談。 -- 2014-12-09 16 41 11 タナトス無いんだけどサンダルフォンこれで行ける?デスマスクの方がいい? -- 2015-03-14 12 23 06 間違えてアヌビスに食わせてた(´д`) -- 2015-03-15 15 48 29 ↑2副属性付きでステも良いそっちのほうがいいな、リーダーで使うなら圧倒的にこっち -- 2015-03-22 18 15 49