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人系MOB [#n627bd52] コメント [#m8d32e58] 人系MOB 種別:六識網? 索敵:視覚? クリスタル:なし 弱点属性:なし? 部位損傷 不明 棲息地域:全地域 海賊【ヒューラン、ルガディン】ストームクライ号の操舵員(剣術士)ストームクライ号の甲板員(斧術士)ストームクライ号の掌砲員(弓術士)ブラッククロウ・スワッシュバックラー(剣術士)ブラッククロウ・クリーパー(斧術士)ブラッククロウ・アーチャー(弓術士)ミストビアド・バッカニア(斧術士)海蛇の爪(剣術士)海蛇の目(弓術士)海蛇の鱗(斧術士) ドロップ品 特定部位損傷で追加されるドロップ品 アラミゴマスタードブラックペッパ−フェアリーアップル海亀の甲羅 なし ポーチャー【ミコッテ】エフトポーチャー(槍術士)ヴァルチャーポーチャー(弓術士)トードポーチャー(格闘士) ドロップ品 特定部位損傷で追加されるドロップ品 バッファローの粗皮バターナツメグチョコボの羽根フェザントの羽根 なし アサシン【ララフェル】ナイトブレード・アサシン(剣術士)デスストローク・アサシン(格闘士)ベノムタン・アサシン(呪術士) ドロップ品 特定部位損傷で追加されるドロップ品 バッファローレザーソーダ水アロエミネラルウォーターブラックスコーピオン なし バンディット【エレゼン】バンディットスピアマン(槍術士)バンディットアーチャー(弓術士)バンディットメイジ(幻術士) ドロップ品 特定部位損傷で追加されるドロップ品 バッファローの粗皮クッキングワインアラミゴマスタードワイルドオニオン なし フットパッド【ヒューラン】プレーン・フットパッド(剣術士)プレーンレイダー(弓術士)プレーン・ハイウェイマン(槍術士)ウェストロード・フットパッド(剣術士)ウェストロード・レイダー(弓術士)ウェストロード・ハイウェイマン(槍術士) ドロップ品 特定部位損傷で追加されるドロップ品 バッファローレザークロウの羽根獣脂蝋燭ロープ なし 帝国兵【ヒューラン】インペリアルホプロマクス(剣術士)インペリアルラティクス(斧術士)インペリアルエティクス(槍術士)インペリアルサジタリウス(弓術士)インペリアルメディクス(幻術士)インペリアルシグニフェル(呪術士) ドロップ品 特定部位損傷で追加されるドロップ品 なし 使用WS クラスに準ずるWS、アビリティを使用 コメント 情報提供・データ報告・修正依頼などこちらへおねがいします 名前
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ローン・マン/Lone Man 北アメリカの神話において、宇宙開闢を行った創造者の1人。 2人の創造者は、アヒルが運んだ原初の海の泥から大地を創り、全ての生き物で満たした。その後ローン・マンは斑点のある鷲の支配からバッファローを解放した。大洪水の際は村を防水柵で囲ってマンダン族を救った。更に、人々を脅かしていたフーリッシュ・ドゥーアを黒い石の墓に閉じ込めた。そして南に去り、そこから自身の心を南風に乗せて送るという。 名は「孤独な男」の意。 参考文献 D.M.ジョーンズ,B.L.モリノー著/蔵持不三也監訳/井関睦美,田里千代訳『ヴィジュアル版 世界の神話百科 アメリカ編 ネイティブ・アメリカン/マヤ・アステカ/インカ』原書房
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警視庁への地底帝国チューブによる襲撃の直前に遡る。 都内にある洒落た喫茶店。ここに二人の女性がいた。 一人は品のいい「おばあちゃん」といった感じの女性。 もう一人は落ち着いた雰囲気の、どこか艶かしい雰囲気の女性である。 「それで…話というのは?」 若いほうの女性…神崎礼子の口から緊張した面持ちで言葉が出る。 「最近物騒な事件が多いわねぇ。怪獣に怪人…警察も軍もお手上げらしいわ」 とぼけた口調で年上の女性…桜内雅子が答える。が、その様子がどこかおかしい。 「お手上げって…警察にはロボット刑事やG3システム…機動刑事があるはずでは?」 「Kは光戦隊と共同戦線を張っているし、G3システムも本庁に移動中、機動刑事は長野へ出向しているの…総監からお願いがあったんだけど…」 「私たちの出番…ですか?」 「…お願いできるかしら?」 「ええ。…そのための『ドールハウス』ですから」 数分後…礼子は店にいた。 洒落た雰囲気のバー…大きな舞台はメンバーのダンスの為である。 「おかえりなさいませ、礼子様」 小太りの男性が神妙な面持ちで出迎える。 「ただいま…あれ?みんなは?」 「あたしたちならここにいるよ」 礼子が振り向くと、6人の女性たちが特殊装備を身に着け、並んでたっている。 「礼子さん…出動ですよね?」 最初に口を開いたのは長身の女性…夏希である。 「そうよ…警視総監直々に、出動命令が出たわ」 「それって…今迄で一番大きな仕事ってことですよね?大丈夫かな…」 弱気な口調で話すのはあゆみ。だが、彼女の心配はもう一人の女性に打ち砕かれた。 「大丈夫だよ♪あたしたちが力をあわせれば…ね、礼子さん?」 あゆみを励ます薫。由香里、リサも続けてうなずく。 「みんなこう言ってるんだ。ダメって言われてもいくぜ?」 少し生意気な調子で話すのはメンバーの最年少、綾小路ミカだ。 「みんな……」 「さ、礼子さん」 「ええ…みんな!!出動よ!!」 「了解!!」 そのころ雅子は独自に警視総監に会っていた。 「そうか…彼女たちも動き出したか…」 「ええ。明日の朝一番でアンチ・バダム同盟と合流する予定よ」 「あと半日か…正直、彼女たちまで戦いに巻き込みたくなかった。 君と暗闇指令、それに鉄山将軍の推薦があるとはいえ…スケバン刑事や少女コマンドーたちの導入が、果たして成功するのだろうか…」 「一つだけいえることがあるわ。 どんなに強い力を持っていても、扱うのは結局人間…彼女たちは生身同然だけど、絶対に足を引っ張ることはないわ」 「そうだな…彼女たちを信じよう…われわれにできることは、それだけだ」 あと半日… たったそれだけの時間が、彼女たちには長く感じた。 ダンスを踊って緊張をほぐす者。明日に備えて十分睡眠を取る者。 そんな中、ミカは公園で誰かを待っていた。 『遅いな…もう30分は待ってるのに…』 「…よっ」 あわてて振り向くミカ。後ろにはコート姿の青年がいた。 「…遅いんだよ、ったく…」 「しょうがないだろ、仕事があったんだから…津川さんもいきなり出かけちゃうし」 コートの青年…佐伯慎二はそう答えると、ミカの隣に座る。 「…で、なんだよ、話って」 「…あのさ…もし…もしもだよ…」 「何だよ急に改まって」 「…もし…お前の好きな女が…なんかの都合でいきなり遠くへ行っちゃったら、どうする?」 「えっ?」 「…」 真剣なまなざしを慎二に向けるミカ。 「そ、そりゃ…心配だよ。できれば一緒にいたい。でも…」 「でも…何だよ?」 「でも…そいつだって辛いのを我慢して、その仕事を優先させてるんだろ? だったら…俺はそいつを信じる。ずっとずっと待ってる」 「…お前…」 「へっ…ちょっと臭かったかな?」 「ありがと…」 「えっ?」 「…そ、その…馬鹿、勘違いするなよ!!あたしはただ…」 「…わかってるって。ま、相手の男を大事にするんだな。何せ一生に一度、あるかないかのチャンスなんだから」 「あ、ああ…」 「じゃあな。俺、戻るわ」 一人公園に残されたミカ。だが、顔はどこか安心した雰囲気だ。 「…あるかないかのチャンス、か…」 翌朝…一台のワゴンが、店を後にした。 「行ってらっしゃいませ…皆さん」 小太りの男…平田が見送る中、後ろから津川と慎二が走ってくる。 「ハア…ハア…だからもっと早く出とけばよかったんですよ」 「お前がぐずぐずしてるからだろ…ハア…ハア…」 「あの…お二人とも…どうなさいましたか?」 「自分たちもしばらくここを離れることになりまして。それで報告しようと思ったんですが…」 「ここを…ですか?どうしてまた…」 「警視庁から緊急辞令です。なんでも、本庁で警護をするようにと…」 「そうだったんですか。わかりました。私が必ずお伝えします」 「ありがとうございます。…ほら、行くぞ!!」 「はっ、はい…」 さて、あちらこちらで、様々な戦いが繰り広げられている最中でも平和で喉かなとある、郊外の公園。 そこに、ドネルケバブを手にした、篠山、加納、荒木の3人のカメラ小僧の姿があった。 「しかし、写真にはビックリしたよなぁ。あっ、鼻血が・・・」 そう言いながら、写真を思い出し、慌てて上を向く篠山 「しかし、なんで風景の写真が七海ちゃんのヌードになってたんだ?鼻血が…」 篠山同様、七海の生まれたままの姿の写真を思い出し、上を向く荒木。 「あーーー、なんにしても、前もって気がついてれば取られる事、無かったのにー」 そう言い、ガックリと下をむく加納 「全くだ--(´・ω・`)」 そう言いながら、二人も肩を落とした。 「まぁ、済んだことを悔やんでも仕方ないし、あそこに座って食べようぜ」 と、加納が目の前にあるベンチを指指し、みんなと座りに行こうとすると、 「よう、美味そうな物持ってるじゃねーか」 3人に声をかける者があった。 「んっ」 3人が、後ろを振り向くと、そこにはデュークオルグ・ヤバイバが立っていた。 「なんですか?」 怪訝そうな顔をして訊ねる荒木。 「なっ、それを、一口食わせてくれね-か?」 ヤバイバは、3人の持っているドネルを指差して言った。 「イヤです」 「自分で買ってください」 「っていうか、いたいけな少年がなけなしの小遣いで買ったものを強請るなんて いい年した大人のやる事ですか?っていうか、人として終わってますよ」 「んだとぉー?人間の分際で、オルグに説教する気か?、オゥオゥ、人が下手に出てれゃあ 付け上がりやがって、いい度胸してるじゃねーか!つべこべ言わず、そいつを食わせろ!!!!」 3人にキッパリと拒絶され、ヤバイバはキレた。 「うわっ、キレちゃったよ。この人!」 「なんていうか、こう言う大人になっちゃダメって言う典型的な例だな」 「反面教師とするために写真撮っとこうぜ」 そう言うと、3人はカメラを取り出し、ヤバイバを撮り始めた。 「クー-、俺を舐めやがって!!オラオラ、痛い目に会いたくなきゃ、さっさとそれを渡しな!」 写真を撮る3人に、さらに怒りを爆発させたヤバイバは凄みを利かせながら、ジリジリと迫っていった。 「うわっ、マジに怒っちゃったぞ」 「すいません、ドネルの味の染み付いた袋を差し上げますから勘弁してもらえませんか?」 「今さら、遅いんだよ!!!」 「シュッ、シュシュトリア~ン、助けて~」 「シュシュトリアンはきやしね-よ」 迫るヤバイバ、絶体絶命の3人。 その時であった。 「そ こ ま で だ ! !」 3人に迫るヤバイバを制する声が響いた 「あーーー、誰だ!?」 そう言い、ヤバイバが声のする方を見ると、ジャングルジムの上に1人の男が立っていた。 「いたいけな少年のドネルケバブを奪おうという悪辣卑劣な行い、例え神が許しても この俺が許さない!!」 男は、ジャングルジムの上からヤバイバを指差し言った。 「あーー、誰だオメー?」 「天が呼ぶ 地が呼ぶ 人が呼ぶ。 悪を倒せと俺を呼ぶ。 俺は正義の戦士仮面ライダー王蛇!!」 そう、彼こそが、ゾルダとの戦いの最中、頭の打ち所を悪くし正義の戦士となった?浅倉威こと、仮面ライダー王蛇だった。 「変身!」 浅倉はカードデッキを装着するとカードを差込み、王蛇に変身すると 「トォォ」 ジャングルジムの上から飛び立ち、颯爽とヤバイバと3人の間に降り立った。 「大丈夫か少年達?」 「はっ、ハイ」 「あっ、ありがとうございます」 「よかったらサインもらえませんか?」 「サインは戦いが終わってからだ。それよりも君達、早く安全な場所に行きなさい」 「はっ、はい」 そう言うと、3人はその場を離れ、草むらに隠れた。 「行くぞ、怪人!」 ポーズを決め、ヤバイバに言う王蛇。 「グーーー、なめやがって!野郎共叩きのめせ!」 「ゲット」「ゲット」「ゲット」「ゲット」「ゲット」 「けっつつ」ヤバイバが叫ぶと、どこからともなく、オルゲッツとダンディ板野が姿を現した。 しかし、王蛇にバッタバッタに倒されるオルゲット達。 「行くぞ!」 『ファイナルベント』 王蛇がカードをベノバイザーに装填するとその無機質な声と共に契約モンスター、ベノスネーカーが王蛇に向かってくる。 「喰らえぇぇぇ!ベノクラッシュぅぅぅ!」 「ゲェェェェツゥゥゥ!」 ダンディ板野が王蛇の必殺技、ベノクラッシュを喰らい後ろの山の先まで吹き飛ばされた。 「こ、こいつはぁヤバイバ!」 ダンディ板野を倒され、そそくさと公園から逃げるヤバイバ。 「逃げられたか…」 ヤバイバが逃げたほうを見ながら変身を解く王蛇。 「わーい、お兄さんありがとう!」 カメラ小僧三人組が浅倉に駆け寄る。 「君達、大丈夫だったかい」 三人を見てほっとする浅倉。 「これからお兄さんはどこへ行くの?」 と、加納が聞く。 「これから、俺は待っている人の所へ向かうんだ、じゃあな!」 と浅倉はこの場を立ち去る。 「さよーならー、ありがとー!」 と、言いながら三人は浅倉に手を振る。 (北岡、それにライダーのみんなも無事だといいんだけどな。今すぐ向かうから待っていてくれよ) 浅倉は北岡たちの安否を気にしながらアンチバダム同盟へと向かった。 アンチ・バダム同盟へ向かう一台のワゴン…普段ならとうの昔に目的地についているはずだが、一向に進まない… カーナビゲーションにインプットした通路の通りに進んでいるのだが、行けば行くほど深い森の中に進んでいく。 薫「礼子さん…やっぱりこっちじゃありません」 夏希「こっちじゃありませんじゃないわよ!!…貸して、あたしが運転変わるわ」 あゆみ「でも夏希が運転したときもこの道だったよ…」 リサ「…そんな…どういうことなの…」 礼子「とりあえず、降りて周りの様子を見てみましょう。なにか目印になるものを探すわよ」 「無駄だぁ!!」 森の中から声がする。驚いて車から降り、あたりを見回す礼子たち。 由香里「誰…?」 「ホーウホウホウホウ!!」 木の上から鳥が…いや、怪人が舞い降りる。 元ショッカー怪人・現バダム怪人のフクロウ男だ。 ミカ「なっ…なんだよアイツ!」 礼子「なんでもいいわ…そこをどきなさい」 フクロウ男「そうはいかん。お前たちをアンチバダム同盟にあわせるわけにはいかんのでな。 改造殺人レントゲンで、貴様らのカーナビを狂わせてもらったぞ」 あゆみ「何ですって!」 夏希「…どおりでいつまでたっても目的地に着かないわけよね…」 ミカ「礼子さん、こんなやつさっさと倒しちゃおうよ」 礼子「ええ…みんな、スクランブルよ!」 対怪人用特殊装備に身を包んだドールハウス達…その姿を見て、フクロウ男は目を細めた。 フクロウ男「ホウ…仮面ライダーと同じスーツのようだな」 彼女らが桜内から受けとった特殊装備…それは警視庁がG3計画の一端として作り上げた、G3マイルドの改造版… 女性用に改造を加えた戦闘スーツ、「G3’」だった。 由香里「そっくりなのは見た目だけじゃないわ!」 あゆみ、薫、リサ、由香里がGM-01改を構え…一斉にフクロウ男に向かって弾丸を放つ。 爆音とともに煙が立ちこめ、後には何も残っていない。 倒したのか…?四人がそう思っていたときだった。 「ホーウホーホーホー!」 直前に飛び上がり攻撃を避けたフクロウ男が、殺人光線を放つ。 フクロウ男「死ねいっ!!」 リサ「きゃああっ!!」 すんでのところで散るゆかり達。 由香里「くっ…強い…」 フクロウ男「当たり前だ。お前達のデータはすでに入手済みだからな」 リサ「何だって!?」 フクロウ男「とある囚人を警察署に返り咲きさせてな…極秘書類を盗ませたのだ」 夏希「まさか…その囚人って」 ミカ「田崎の野郎だ…あいつ…とうとうそこまで…」 礼子「…許せない…」 一足遅れて礼子のG3マイルドが姿を現す。 警視庁の標準色の青とも、G4の黒とも違う真紅のG3… その瞳には体と同じ真っ赤な闘志が燃えていた。 礼子「夏希、ミカ、いくわよ!!」 夏希「わかりました!」 ミカ「こんなやつギッタギタにしてやろうぜ!」 フクロウ男「フン…所詮は貴様らも姿だけ。殺人光線を食らえっ!」 礼子のG3に向けて光線を放つ体勢に入るフクロウ男…だが、その翼を二発の弾丸が打ち抜いた! ミカ「…フン…同じ手を二度食らうほどあたしらは馬鹿じゃないよ」 夏希「礼子さん、今よ!!」 礼子が銃身から、弾丸を心臓に向けて二度、三度放つ。 落下していくフクロウ男が、その度に一度ずつ羽を散らしていく。 フクロウ男「こ、こんな…馬鹿な…クアアアアアアアアッツ!!」 地面にたたきつけられ、大爆発するフクロウ男。 夏希「…終わりね…」 礼子「まだ終わりじゃないわ…これから先、こんな敵がどんどん現れるのよ…」 ヘルメットをはずした礼子が夏希を見つめる。 その視線に、夏希もミカも言葉を失うのみだった…。 「全く嘆かわしい!!日本の、いや世界の平和を守るべき英雄たるものが、一時の劣情に負け覗きなどという下等な行為に及ぶとは!!」 深水理沙の風呂を覗いたかどで、城戸真司はバットで滅多打ちにされたうえ説教をくっていた。実際には真司に覗きをする気などは勿論なかった。 デルザー軍団との死闘を終えた真司と尾室は、汗ばんだ体をさっぱりさせようと我先にシャワールームに飛び込んだ。 疲労困憊の彼らにシャワールームの使用中表示を確認する余裕などはない。結果、この有様だ。 (ちなみに直撃の真司より巻き添えを食った尾室のほうが重症だったらしく、医務室に運ばれ説教は逃れている) 「大体、市民に安心を与えるべき側の人間が、市民に与えられた平穏に甘んじてこのザマとは何事か!!」 深水がまるで怠け者を罵るかのように真司に詰め寄る。あまりもあまりな言い草だがそれもそのはず 彼女をはじめブラックサタンと戦っていたメンバー、そしてアンチバダム同盟本部内の人間のほとんどは2000ライダーズがデルザー軍団と戦っていたということを知らない。 真っ先に突っ込んでいった光太郎も、あとを追ったメンバーもいらぬ心配をかけまいと誰知らず出撃したのだ。 ならばそのことを説明すべきだろうと人は言うだろう。しかしそれでは自分たちの戦う意味が無い。 『みんなに迫る不安とかをさ、『なかったことにする』のが俺達の使命なんじゃないかな?』 行きがけのGトレーラーで真司が五代に自らの使命とはなにかを問うた時帰ってきた言葉、これを自らの指標と決めていたのだ。 しかし 「…そもそもこの国が外敵からの侵略に対し逃げ腰となったのは今を去ること1917年…」 深水の説教はいつしか彼女自身の憂国論にシフトしていきつつあった。彼女のテンションはどんどん上昇、反比例して真司はどんどん萎えていく。 拷問にも似たかったるい演説を前に、真司は今すぐ信念を捨てようかと考えるのだった…。 (でも話しても聞き入れてもらえないんだろーなー…) 「なーんか騒がしいと思ったら…まったくオマエは何かやらかさないと気が済まないみたいさねえ」 そう真司に皮肉を投げかけつつあらわれたのは、北岡秀一だった。 「おまっ北岡!!いつの間に!!」 突然すぎる北岡の登場に、思わず立ち上がり驚く真司。 「いや、ここを目指してるってゆー親切な家族連れにヒッチハイクさせてもらってさあ…。つーかオマエさあ、覗きはないだろよ。 俺が必死こいてオマエラ追いかけてる最中に、覗きって、なあ…。オマエ俺がここに来るまでどんだけ山あり谷ありの大冒険したかなんて及びもつかないだろ?」 実際は山奥の自販機で万札が使えず空腹でぶっ倒れただけだが。 「って、お前こそ俺たちがあのあとどんだけ苦労したか知らないだろうがよ!!」 「うん、知らない。あ、ゴロちゃんおかわり」 北岡のあまりにも人を食った態度に真司がキレそうになったその時!! 「貴様ーーー!!まだ話の途中だろうがーーー!!」 理不尽にも先にブチ切れていた深水の往復ビンタが見舞われた。薄れ行く意識の中で、真司は (こんな人と一緒に仕事してる水城さんってすげーなー…)と思った。人は今わの際にはどうでもいいことを思い出すものだ。 「翔一くん…やっぱりついて来ちゃった…」 「真魚ちゃん…」 北岡を乗せてきた風谷一家も当然、アンチバダム同盟本部に着いていた。 翔一は「危険だから」と残してきたはずの真魚が戦いの渦中にあるここにきたことに戸惑いを隠せない。 「翔一くんのいいたいことも分かるし、やっぱり自分でも怖いと思ってる。でも、それでも力になりたいって…」 「だからって!!…こういう言い方もアレだけど、真魚ちゃんくらいの超能力じゃあ…」 翔一が言い終えるかのタイミングで、真魚は背伸びをし彼の頬にそっと手を当てた。フッという暖かな光とともに翔一の頬にあった擦り傷が消えていく。 「…どう?頑張れば今よりももっとすごい力が出せるよ。って言っても、コレ『鏡の中のお姉さん』の受け売りなんだけどね」 「どうやら客人がどんどん増えてきたみたいだな」 奥の部屋から黒ずくめの男が姿をあらわす。サービスステーションでドラスを迎え撃って以降、離れ離れになっていた木野薫だ。 「…! 木野さん!」 すの存在にいち早く気付いた翔一が声を発する。 「ああ、なんとか無事に戻って来られた…といいたいところだが、以前の狼男に痛めつけられた右腕がまだ自由にはならん。 暫くは医者としての俺の腕はあてにならないだろう。だからこそ、彼女の治癒の力はどうしても必要になる。津上、認めてやれ」 嘘である。木野の傷はドラス戦後、失った右足とともに全快している。彼は真魚の気持ちを汲み取ろうとしていた。 「…わかった。でも、危なくなったら治癒とかどうでもいいから無理しないですぐに逃げて。絶対、ぜーーーったいだよ」 「…うん!!」 ぱあっと晴れやかな笑顔で真魚が答える。 この爽やかな会話をいぶかしげな表情で見つめるものが二人いた。一人は秋山蓮。 「『鏡の中のお姉さん』か…やはりこの事態の中心には…優衣…そして、神崎士郎…」 そしてもう一人は薄暗いモニター室でこの部屋の様子を観察していた。全身を覆い隠すような襤褸切れを纏った女性―アンチバダム同盟が「水の巫女」と呼ぶその人であった。 「彼女が、光の巫女…我らが力を授けるべき者…そして、世界の鍵となる少女…」 「覗きとは、またいい趣味だな」 水の巫女がはっとして後ろを振り返ると、そこには葦川涼が闇に紛れ立っていた。 「あの戦いのあとからな、ずっとアンタの動きを張ってたんだよ。予言だの、水を操ったりだの、ちょっと気にかかる力なんでな…」 「…エルの…水のエルロードの力と似ている、ということですか?安心してください。彼らは今は我々に力を貸してくれます。 アギトの側として戦ったあなたにはにわかに信じられない事でしょうが…」 何もかも見透かしたような毅然な態度で水の巫女は答えた。問い詰めている側の葦川が逆にたじろいでしまっている。 「…そこまで知っているのが逆に怪しいんだ!!大体、信じてほしいならまずその格好から…!!」 言葉が止まった。被るフードを剥ぎ取ったあとに見えた少女の顔に、葦川は驚きを隠せないでいた。 「しかし木野さん、ここまでどうやって来られたんですか?バイクも故障していたみたいですし…」 氷川の問いかけに木野が答える。 「ああ、途中まではバイクを押して行ったんだが、途中からこのご老人の車に同乗させてもらってな」 木野が紹介した先にはみすぼらしげな老人が座っていた 「これはどうもありがとうございます。ところでこのご老人のお名前は?」 「ああ、神様だ」 一瞬、空気が凍りついた 「なんか僕ガッカリしましたよ…」 「木野さんがそんなこと言うなんて…」 「木野さんだけは真面目だと思ってたのに…」 翔一、真魚、氷川が遠い目をしながらつぶやく 「いやオマエラ、別にそういう意味じゃなくてな…」 「ふぉふぉふぉ、まあこんなジジイが神様と言うても信じてはもらえないのは当然じゃて。 そもそもこの多重次元世界においては、わしとて世界の数だけ存在する神のうちの一人にすぎん。 それどころか、この世界の中心にいる『光の巫女』をはじめ、神の力すら及びつかぬ存在もようけおるわい」 「神以上の存在!?俺たちそんなのを相手にしなくちゃなんないんすか!?」 神様の発言にはみな一様に衝撃を覚えた。そのなかでも佐野は素直にそのショックを口にした。 「ふぉふぉふぉ、まあそう強張りなさんな。奴等がどうでるかまではワシにもわからん。 今はまだ成り行きに身を任せなされ。ただな・・・ 『空っぽの神』には重々気をつけなされ。アレを悪用されれば大変なことになるゆえのう…」 「さて、わしはこのへんでおいとまさせてもらうかのう。頑張りなされよ、ライダーの諸君…」 神様はそういうと光に包まれながら消えていった。ちなみにちゃんとポルシェも消えていて、佐野はたいそうガッカリしていた。 相変わらずな?真司達の隣で、立花藤兵衛が純子をはじめとする ライダー隊の少年少女達に取り囲まれていた。 純子「藤兵衛さん、よく御無事で…」 藤兵衛の姿をみて涙ぐむ純子。 藤兵衛「純子ちゃん。それに、みんな心配をかけてすまなかった…」 藤兵衛は純子をはじめてする、ライダー隊のみんなに笑顔で応えていた 谷「長官」 海堂「藤兵衛さん」 そこへ、藤兵衛が戻ってきたと知った、谷と海堂博士がやってきた 藤兵衛「おお、谷君!心配をかけてすまなかった」 藤兵衛は谷と力強く手を握りあった。 海堂「藤兵衛さん、よく御無事で」 藤兵衛「海堂博士。すまない、私がいたらないばかりにSR装置の設計図を奴らに 奪われたばかりか、猛達も…」 海堂「大丈夫ですよ藤兵衛さん。SR装置も、ライダー達もなんとかなります! 『水の巫女』の予言通り、彼等がやって来てくれたのですから」 海堂は真司達ミレニアムライダー達を見て言った。 藤兵衛「あぁ、そうだな。そうだとも猛達もきっと助けだせるな」 谷「そうですよ」 谷も力強く頷いてみせた。 ゴハット「みんな、それでは取りあえず席に座ってくれ」 感動の再会や自己紹介を行っているとゴハットがみんなを中央にある大テーブルに呼び集めた。 小沢「何よゴハット。みんなを集めて」 尾室「なんか、言葉遣いが普通ですよ」 ゴハット「さて、アンチバダム同盟に集った人たちが多くなったので、今までの整理や今後の事等も含め、会議を行いたいと思う」 秋山「そうだな。後から来た者達は状況等が分からないから、話をしておいた方がいいな」 小沢「そうね」 海堂「そうですね、藤兵衛さんや早川さんにも色々話を聞きたいですし」 ゴハット「賛同ありがとう。では、まず一番はじめに決めておきたいのだが、今晩の夕食は何を食べたいか…」 尾室「はい!焼肉は飽きたので、ジンギスカン…かべらっちゃ!!」 尾室は全てを言い終わらぬ内に小沢の放ったブローで沈黙した。 小沢「ちょっとゴハット、大事な会議の議題が夕食の事なの!」 ゴハット「では、夕食は城戸真司君が差し入れとして持って来た餃子になります」 小沢「「では」って何よ?「では」って?」 深海「人の話を全く聞いて無いな」 秋山「っていうか、餃子持って来てたのか?」 憮然とした表情で真司の方を向いて言った。 真司「いやぁ。どうせなら、みんなにも食べてもらおうと思って」 秋山「お前なぁ…」 吾郎「夕食でも、また、あの餃子を食べれるなんて」 ゴロちゃんは、また真司の餃子を食べれると知り、満面の笑みを浮かべた。 純子「城戸さんの作った餃子って、そんなに美味しいんですか?」 吾郎「最高ッスよ。あれを食べたら他の餃子は食べられなくなるッス」 純子「わぁ、それは楽しみね」 吾郎「期待していいッスよ」 北岡「ちょっと、待ってよ。朝に餃子食ったのに、どうして夜も 餃子食べなきゃなんないのよ!?」 餃子と聞いて、北岡は抗議の声を上げた。 真司「っていうか、さっき食ってたのに、また食うのかよ!?」 北岡「当たり前でしょ。あれは夕食までのつなぎなんだから。とにかく、人生の楽しみの一つである食事を俺は大切にしてるの。 生きている間に限られている貴重な食事を1日のうちに、2回も同じ物を食べるだなんて絶対嫌だからね」 佐野「北岡さんは、真のグルメなんですね」 北岡の演説に佐野は感心して言った。 葦原「単に食い意地がはってるだけだろ」 小沢「あんた達、いい加減しなさいよ!それにゴハット!!」 ゴハット「まぁ、小沢さん落ち着きなさい。これは、会議に参加する必要のある者達、待つための間の場つなぎなんですから」 小沢「会議に参加する必要がある者たち?まだ誰か来るの?」 ゴハット「そう、僕の闇生物としての予知能力がそう告げてるんだな。と、そうこうしているうちに、どうやら来たみたいですよ」 ゴハットが言う通り、アンチバダム本部こと立花レーシングの前にドールハウスのメンバーを乗せた車が到着した。 少し離れた距離から、黒いワゴン車のドアがゆっくりと開く… 尾室「あれがドールハウス…どんな人達なんでしょう?」 一条「警視庁でもその名前を知ってるのはごく一部…だから人数も装備も分からないとしかいいようがないな」 小沢「いずれにしても戦闘のプロ達よ。氷川君に尾室君、貴方達も見習う点が多そうね」 深海「あっ…来たわ」 中からは6人が次々に出て来る。 北岡「うわあ…こりゃ驚いたなぁ…こんな美女達にお会い出来るなんて」 吾郎「先生…あんな遠くからでも分かるんですか?」 北岡「もちろん♪美女ってのはオーラで分かるんだよ」 佐野「へぇ…さすが北岡さん。憧れちゃうなぁ…」 蓮「お前等…はしゃぐな!」 一方、ドールハウス達も… リサ「あは♪見て見て…みんなかなりかっこいいかも」 由香里「うんうん…アンチバダム同盟って女の子と年寄りばかりって聞いてたから不安だったけど、来て良かったね」 薫「ねぇねぇあゆみ、あゆみは誰が好み?」 あゆみ「私はあのカウボーイみたいな人かな…」 夏希「ちょっとみんな!遊びに来たんじゃないのよ」 ミカ「夏希の言うとおりだよ。あたしらは戦闘のプロって見られてるんだから、なめられないようにしないと…あああああっ!」 薫「ど、どうしたのミカ?」 ミカが翔一の姿を見つけ、慌てて駆け寄る。 ミカ「お前…何やってんだよこんな所で!」 翔一「えっ?…えっ?」 ミカ「若葉署にいたんじゃないのかよ!」 真司「津上さん…知り合いですか?」 佐野「いいなぁ津上さんモテモテで…憧れちゃうなぁ♪」 太一「あ~あ、真魚姉ちゃんに言ってやろ」 ミカ「おい、誰だよ真魚って!」 翔一「真魚ちゃんは関係ないだろ…」 薫「あっ…ミカずるぅい♪」 由香里「私達もアタックしちゃお」 リサ「ほらほらあゆみも早く♪」 あゆみ「えっ…う、うん…」 夏希「ちょっとみんな!待ちなさい!」 真司「うわっ…ちょ、ちょっと…」 もみくちゃにされるミレニアムライダー達。その様子を見て慌てて礼子が出てくる。 礼子「止めなさい、みんな何してるの!」 数分後…横一列に正座させられ、アンチバダム同盟のメンバーの前で礼子に説教されるドールハウスのメンバー達。 礼子「全く、着任そうそうなんて事をしてくれたの!」 あゆみ「すいません…」 真司「あ、あの…俺ら、気にしてないんで」 北岡「そうそう。こんな美女達に相手してもらうなんて、迷惑どころか大歓迎ですよ♪」 尾室「小沢さん…もしかして俺達が見習うのって…」 小沢「アレなわけないでしょ?全く…とんだ役立たず達が来たわね」 ミカ「何だと!」 小沢につかみかかろうとするミカ。だが薫とリサに制される。 薫「止めなよミカ…元はといえばこっちが悪いんだから」 蓮「まあ、小沢の言う事にも一理あるな」 真司「蓮…お前、どういう意味だよ!」 蓮「戦いは遊びじゃない。こんなミーハーな女達が来ても邪魔なだけだ」 リョウ「俺も同感だ…戦場でも気を緩めていると、命の保証は出来ない」 真司「リョウさんまで…」 藤兵衛「おい、みんなどうした…何の騒ぎだ?」 テントから藤兵衛が姿を見せる。 雪子「実は…」 藤兵衛「フム…役立たずは確かに酷いな」 ミカ「だろ?」 藤兵衛「だが…秋山やリョウの言う事も分からなくはない」 蓮「…当然だ」 夏希「んもう…どっちなのよ!」 藤兵衛「まあまあ…ここは一つ実力比べと行こうじゃないか」 礼子「実力比べ…ですか?」 藤兵衛「ああ。二手に分かれて先鋒、次峰、中堅、副将、大将で戦えば、どっちの言い分が正しいか分かるだろ」 ゴハット「なるほど!味方同士の熱き戦いに生まれる優勝…いいなぁ…」 リサ「でも、私達のG3 は複数での戦いが基本だから…」 由香里「一対一だと不利かも…」 深海「では仕方ないですね…本当はG4用に開発してたんですが」 深海里沙が、何やらアタッシュケースを用意する。 小沢「ちょっと…それまだ試作品…」 ミカ「何だっていいじゃん。貸してくれるんだろ?」 深海「いいえ、丸ごと差し上げますわ」 夏希「やった!何だろこれ…」 さらに数分後… ゴハット「大将戦出場者…入場っ!」 闇生物ゴハットが、まるで格闘漫画のように大げさな声をはり上げる。 しかも解説席には、何故か深海里沙が座っていた。 ゴハット「まずは、ミレニアムライダーチーム先鋒、氷川誠変身…カァメンルルルァイダァー…ジィーースリィイイイイ…エエックス!」 G3-X「ハア…あんまり自信ないなぁ」 ゴハット「おっと、G3-X早くも戦意が見られないぞ!」 深海「性能ではG3-Xの方が上のはず…でも相手の出方次第では不利になるかもしれません」 ゴハット「なるほど。続いて次峰…佐野満変身…カァメンルルルァイダァー…インペラアアアアアー!」 インペラー「ま、見てて下さいって、俺強いっすから」 深海「インペラーは武装が少ないのが難点…得意のスピードでどれだけカバーできるかが鍵になっています」 ゴハット「中堅…秋山蓮変身…カァメンルルルァイダァー…ナイトォ!」 ナイト「フン…」 深海「これはなかなか強敵ですね…相手はトリックベントを使われると厄介です」 ゴハット「さあ、ミレニアムライダーチームも残すところ副将と大将のみ…深海さん、一体誰が来るのでしょうか?」 深海「ミレニアムライダーズはG4を始め様々な戦力がいますから…誰が来てもおかしくないですね」 ゴハット「さて…おっと次は、ライダーではありません」 深海「?誰?」 ゴハット「元ジャマール傭兵軍団団長…ジェーラーッ!!」 その声に、観客席からブーイングが出る。 太一「なんだよ!ジェラはライダーじゃないじゃん」 ゴハット「この件をコミッショナーの立花藤兵衛さんにおうかがいしましょう。立花さん!」 立花藤兵衛「えっ…わ、ワシか… まあいいんじゃないか?あくまで『ミレニアムライダーチーム』っていうのはチーム名なんだし」 ゴハット「コミッショナーからOKサインが出ました!ありがとうございます!」 深海「大将は?やっぱりG4?」 ゴハット「いえ…大将はもっと強いですよ!リョウが変身…人造人間…ハァカイダァアアアアアアアアアアアアア!」 人造人間ハカイダー「…俺が大将か…ならば容赦はしない」 その声に、セコンドのカオルが冷や汗を かく。 カオル「リョウ…頼むから本気出すなよ…」 ゴハット「ミレニアムライダーチームは以上の五人!それでは、続いてドールハウスチーム…入場っ!」 先鋒役は薫のG3 。深海に渡されたマリンブルーの特殊装備は、フクロウ男との戦いよりも強そうに見える。 深海「薫さんの装備は、水面用パーツ。主に海での戦いを想定したものよ」 ゴハット「なるほど…というと装備は?」 深海「熱に反応し、相手を追跡するトーピードガンに、捕獲用の電磁ネット。脚部には水上でも動けるスラスター付きよ」 続いては次峰、あゆみ専用G3 。こちらは灰色のボディが印象的だ。 ゴハット「これは…?」 深海「電子戦用パーツ(試作型)。スキャニング機能とジャミング機能がついてるわ」 あゆみ「す、スキャ…何ですかそれ?」 深海「敵の様子をサーチしたり、実弾式のミサイルの進路を変えたりできるわ」 ゴハット「ほう…弱点は?」 深海「あえて言うなら…弾丸以外の攻撃に弱いわね」 三番手、夏希専用緑のG3 。 深海「夏希さんのパーツは『対Gシリーズ用重火器装備(試作型)』よ」 ゴハット「おおっ…何だかG4を彷彿とさせますなぁ」 深海「G4の装備を量産化するために新たに開発したの。肩口に取り付けられた二門の実弾式キャノンがギガントの代わり。背中からのスラスター式によるビーム式キャノンはケルベロスの役割を担ってるの」 G3-X「ちょ、ちょっと!何すかそれ!厨設定過ぎませんか?」 深海「大丈夫よ、試作型だからギガントやケルベロスよりも火力は劣るわ」 ゴハット「まだまだ続くぜ!」 ゴハット「副将と大将は…?深海さん」 深海「副将のミカちゃん専用G3 は、奇襲用。もっと言うと、切り込み隊長用ね」 ミカ「切り込み隊長?」 深海「両手には収納式のクロー、腰にはダガー。なんか昔の暗殺者みたいでしょ?」 深海の言うとおり、フォルムがどこか忍者をイメージさせるような細さである。 どぎついショッキングピンクの色が、なおさらまがまがしさを際だたせている。 ミカ「へぇ…気に入ったよ」 深海「フフッ…ありがとう♪最後は大将の礼子さんね」 深紅のG3スーツに身を包んだ礼子が、ゆっくり入って来る。 まるでその姿は、紅の女神のようだ。 ゴハット「レフェリー…早川!健!」 ゴハットの紹介に、キザに投げキスをする早川。 藤兵衛の一言と、ゴハットの悪のりで始まったこの対決…はたして勝負の行方は? 所変わり、ここは屋久島。悠久の時を過ごしてきた木々生い茂る森の中を奇妙な五人組が歩いていた。 大男が2人、森を散策するにはあまりにも不釣合いな格好をした三人―スーツの男、黒ずくめのライダースーツの男、忍者装束のような着物の女―特にスーツの男などは森をなめているとしか思いようがない。 しかもそのスーツたるや相当なブランドもののようであり、まさに「上の上」の高級品である。 「さあ目的地はもうすぐですよ皆さん。気張っていきましょう」 皆相当歩かされて不満そうな顔をしている中、スーツの男がのんきな声を上げる。その物言いが気に障ったらしくライダースーツの男が不機嫌に問いかけ返した。 「おい、本当にここに大首領が必要とする『空虚なる神の器』があるんだろうな?」 「何度も言わせないでくださいよ三影さん。世界を形作る際に神崎がここに隠したのを見たっていっているでしょう」 「さあてどうだかな。お前は元は俺たちの組織の者じゃない。それどころかスマートブレイン社の長、そして『王』の復活のときまで オルフェノクを率いる長でもあったはずだが。一体何を企んでいる、村上峡児…」 「全く、そのことに関しても何度も言ったはずですよ。スマートブレインもオルフェノクどもも『王』もロナウド桐原とかいうどこぞの馬の骨にくれてやりますと。 そもそも今は人類とかオルフェノクとかの種がどうこう言えるような状況ではない。 いち個人が生き残るのがやっとですから。私は自分が生き残れるであろう側についただけのことです。まあ、あなたがどう思おうが大首領は私のことを信用してくれているみたいですがね。 なにせあなた方のような上の上の親衛隊―ニューラッキークローバー―を与えてくれたのですから」 スーツ男―村上はまたもやのんきに答えた。その様子はライダースーツの男―三影をさらに苛立たせる。 「(親衛隊じゃなくて監視だ、ボケが)」 ふと、何かに気付いたらしく、村上の表情がきりっと戻った。 「今正に大首領の半身が失われたようです。急ぎましょう」 そう、そのとき丁度ダイアモンド・アイと10人ライダーとの戦いの最中だった…。 村上の言う目的地には、巨大な屋久杉がそびえていた。樹齢千年どころではきかないような巨大さと神秘性にあふれた樹である。 「ここです。この樹の中に『空虚なる神の器』が眠っています」 「成程、これを切り倒せばいいのだな」 忍者装束の女が右手に鉄の爪を装着し構えたが、大男のひとりがそれを止めた。 「おいおい鷹爪よ。この馬鹿でかい樹をそんな爪でちまちま削っていく気かよ。それこそラチがあかねえや。ここは俺に任せとけや」 そう言うと大男のアメフト選手もかくやという広い両肩からにょっきりと二門の大砲が現れた。 「吹き飛べ!!」 肩の大砲が火を噴いた。弾丸は屋久杉に命中、大爆風を巻き起こし回りを火の海にしてしまった。 しかし肝心の屋久杉は皮一枚が焦げた程度だった。 「あーあ、天然記念物の森が…これは重罪ですよー。見つかったら懲役じゃあすまないかも」 「悪の秘密結社がそんなもん気にすんなや。つーか一体どういうことだよこれは…」 村上の相変わらずの調子に苛立ちながら三影が尋ねる。 「神崎士郎の結界でしょう。『空虚なる神の器』が何らかの形で利用されないように封じている。 それだけここの隠されたものが重大だってことは分かってもらえましたか?」 「チッ!おい牛島!どうやら本気出さないときけないらしいぜ!富良野!鷹爪!お前らもだ!!」 「分かった」 「…(頷く)」 そう言うと五人の体が怪人としての真の姿をあらわした。 三影の腰と背中に計5門の大砲が現れ、虎の姿へと変化していく―タイガーロイド 忍者装束の女・鷹爪の姿が真紅の鷹と化す―サタンホーク アメフト男・牛島が、肩の大砲をそうのままに、鋼の猛牛の姿へと変わる―ダイホウバッファロー もうひとりの大男・富良野の顔がさらにゴツゴツしたものになり、脇から手先にかけて翼が生える―コウモリフランケン そして村上がバラの花弁に包まれながら、灰色の悪魔となる―ローズオルフェノク タイガーロイドの5門、タイホウバッファローの2門、そしてコウモリフランケンの背中の巨砲1門の計8門が火を噴いた。 さらにローズオルフェノクの手から衝撃波、サタンホークの口から火炎も一斉に屋久杉に放たれた。 島全体を揺るがす衝撃が走る。さしもの結界もこの衝撃の前にはなすすべもなかったらしく、かつて巨大な屋久杉が あった場所には切り株だけが残されていた。 「おいおい何もねえぞ。まさかお宝ごとふっとばしちまったんじゃねえだろうな?」 「いえ、そんなことは無いようですよ」 ローズオルフェノクの指先から薔薇の蔦のような触手が伸び、切り株から頭半分出ている銀色の何かに絡みつく。 しかしまだまだ深く埋まっているらしく持ち上げることはできない。見かねてサタンホークがその爪でザクッと 一瞬で削りだした。十字をくみあわせたような幾何学的な銀のオブジェが姿を現す。 「すみませんね鷹爪さん」 「いや、そんなことよりそれは何だ?大首領に必要なものとは聞いていたが」 「ああ、まだちゃんとした説明をしてませんでしたね。この中にはある重要なDNAのモデルが入っています。 それをもとに『ある肉体』を作り出します。もっとも、それだけではそれこそ只の肉にすぎませんが」 「相変わらず回りくどい野郎だなあ。結局それをどうすりゃいいんだよ。」 「ああすみません三影さん。ようはとある事情で別の肉体に寄生している大首領の魂を、こちらに呼び返すというだけの話です」 「んなもんなら科学班に頼みゃいくらでもできるだろうが。バダムの科学力を舐めてるわけじゃねえだろうな?」 「いえ、コレは本当に特別製ですから。その出来は上の上、まさに『神懸かって』ますから。フフフフ…」 悪の手により神々の島屋久島は失われた。そしてそれは邪神の胎動、悪魔の復活を意味していた…。
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あ行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 当てさせて mid1F# hiA エレファント lowG hiC ヘルマンネッケの『天国と地獄』が原曲。実際はhiCには届いておらず、hiBとhiCの中間程度。 お前じゃないさ mid1D mid2G 俺なんでもいいし mid1F# mid2D# か行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 カバ lowG mid2F キャメル lowG hiC 『エレファント』と同一音域。 さ行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 シマウマ lowG mid2F 心配性 mid1G# mid2G# ジャララ mid1F# mid2G# セリフ部分は対象外。 自由 mid1D# mid2C セリフ部分対象外。曲中の8割セリフ。 ジラフ lowG mid2F ヘルマンネッケの『天国と地獄』が原曲。『バッファロー』と同一音域。 すれ違い mid1A mid2G 男性パートの最高音はmid2F#。 た行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 デジタル時代 mid1A hiB 男性パートの最高音はmid2F。 トイレこの先左なの mid1F mid2G な行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 ネガティブハート mid2B hiB hiA11連発+hiBの高音域曲。 は行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 ひつじ lowG mid2F ふたり mid1A hiB 男性パートの最高音はmid2B、女性パートの最低音はmid2E。 バッファロー lowG mid2F ま行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 待ちわびて mid1C mid2F セリフは対象外。 や行 タイトル 地低 地高 裏低 裏高 備考 夜の夜霧 mid1G mid2F
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ギリシャ インド アフリカ キュノケファロス(Cynocephalus) ギリシャに伝わる異種族。インドのアンダマン諸島やアフリカ北部に住むとされた。 参考文献 トニー・アラン/上原ゆうこ『ヴィジュアル版 世界幻想動物百科』110頁 野宮麻未『世界の本当に怖い妖怪・モンスター 下巻』73頁
https://w.atwiki.jp/saintsrowselfmade/pages/80.html
Buffalo(バッファロー) 車名ロゴ 概要 シグネーチャーアビリティ メーカー ドア 駆動 最高速度 加速 ギア 2枚 カテゴリ モデル 日本語発音 日本語訳 キャンピングカー ウィネベーゴ・チーフテン 1990Fleetwood Bounder バッファロー 水牛 解説 RVやモーターホームとも呼称されるタイプの大型キャンピングカー。 実は『2』にもキャンピングカーとして登場しており、当時はフォード・Eシリーズをベースにしたキャンピングカーをモデルにしていた。 今作ではRVの代名詞的存在であり、業界で最も有名なメーカー、ウィネベーゴのクラスAと呼ばれるタイプの大型のキャンピングカーをモデルにしている。 当然ながら性能は低め。大型車故に取り回しも悪い。のんびりとドライブするのに最適と言えるだろう。 車体後部にステッカーを貼り付けることが可能だが、これは『2』に登場した同車にも見られた特徴で、北米ではよく車体後部にステッカーを貼り付ける事が多い。 入手場所 バッドランズやロジャス砂漠等で出現。モンテ・ビスタのサント・イレソの文字看板近くの駐車場に固定出現。 特別仕様 画像
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【名前】 マグナギガ 【読み方】 まぐなぎが 【登場作品】 仮面ライダー龍騎 【分類】 サポート 【詳細】 仮面ライダーゾルダと契約したバッファロー型ミラーモンスター。 アドベントのカードで召喚される。 全身が重火器の塊(額と両膝にビーム砲、右腕に大砲、左腕に機関砲とマイクロミサイル、胴体に大量のミサイルが格納)で、設定ではバッファロー型ではあるものの、ほとんどロボットの域であった。 ストライクベント、シュートベントなど砲撃系カードが多い。 その巨体からほとんど置物同然で、上半身以外を動かしたことはない。 ファイナルベントでは契約ライダーを補佐、攻撃を行う。
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キャラクターの特徴 飛び道具はないが性能の高い各種ジャンプ攻撃、そして突出した性能の近距離Cを中心にしたプレイが協力。 連続技がどれも減る上、起き攻めのループ性も高い。間違いなく02における中心となるキャラといえる。 目次 キム・カッファン プロフィール キム・カッファン キャラボイス(未作成) キム・カッファン 各種データ キム・カッファン 技表 キム・カッファン 10分でわかる使い方 キム・カッファン よくある質問 キム・カッファン 技性能解析 キム・カッファン 連続技 キム・カッファン 立ち回り(未作成) キム・カッファン 空対地(飛び込み) キム・カッファン 空対空(空中戦) キム・カッファン 地対空(対空) キム・カッファン 地上引き込み対空(低姿勢対空) キム・カッファン ジャンプ防止 キム・カッファン 崩し(未作成) キム・カッファン めくり キム・カッファン 下段 キム・カッファン 中段 キム・カッファン 投げ キム・カッファン ガードクラッシュ狙い キム・カッファン ガードキャンセルふっとばし攻撃無効化関係 キム・カッファン 確定反撃 キム・カッファン キャラ対策 立ち回りメモ http //blog.livedoor.jp/mot6123bc/archives/30427578.html 攻略サイト 攻略(書き手:MOT) http //comesonobravo.hp.infoseek.co.jp/02kim.htm 主要技の屈みへのヒット可否 http //comesonobravo.hp.infoseek.co.jp/02kim-hanntei.html 勝利メッセージ 対エディットチーム どうです? テコンドーはあなたならすぐに上達できますよ 対エディットチーム 負ける要素はない! 対エディットチーム ふぅ……余裕でしたよ 対メイ専用 うん……かなりの上達ぶり よく頑張りましたね 対チャン&チョイ専用 まだまだだな……来年に向けて帰って特訓だ! 対悪人専用 本当に懲りない人達ですね さぁ、おしおきの時間です!
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ムワッファク イスラム教指導者の系譜に登場する人物。 関連: ムタワッキル (父) ディラール (妾) ムウタディド (息子) 別名: タルハ
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bet.jpg?c=a0 1936年4月3日~1961年7月6日 今現在においてなお彼の名を轟かせる要因は、ビル=エヴァンストリオにおける演奏であろう。 ジャズベースというものは1小節に4つの4分音符を弾く4ビート、いわゆるウォーキングベースが主体である。 ラファロの演奏は、そのようなウォーキングベースにとらわれない…エヴァンスのピアノに対して 自由に絡んでいくという、ピアノトリオにおける新しいベースのあり方を提示した点において革新的であり 後のジャズベーシストに大きな影響を与えた。 そのように、ピアノ、ベース、さらにドラムが自由にインプロヴァイズしていく様をしばしば「インタープレイ」と呼ぶが、 このようなスタイルはこのトリオだから成立したのだろう。 事実、エヴァンストリオ以外ではオーソドックスなラインを聴くことができる。 演奏 エヴァンストリオにおいては、上記の通り、ウォーキングベースにとらわれないアプローチを見せた。 まるでソロのようなバッキングが味わえる。 ただ、4ビートのウォーキングラインは意外と素直な音使いだったりする。 メロディアスなソロにはピアノやテナーサックスの経験が生かされているのだろうか? 饒舌なソロを堪能できる。 早すぎる死 1961年7月6日。 交通事故によりその生涯を閉じてしまう。 これはジャズ史に燦然と輝く名盤、Waltz for Debbyが録音されたヴィレッジバンガードでのライブの 僅か10日後の出来事であった。 その短いキャリアの中で、後世に残したものは計り知れない。 wikipedia Scott LaFaro solo bass …これしかないのだろうか? cherry このベーシストへのいざない Waltz for Debby Portrait in Jazz 最高のベーシストでしたね -- 段模 太郎 (2012-02-04 10 39 57) この人の影響下にないジャズマンはいないんじゃなかろうか -- 名無しさん (2012-06-24 09 52 55) ↑間違いないです。 -- 名無しさん (2012-06-25 22 37 27) トーンも素晴らしいよね -- 名無しさん (2013-06-20 22 13 23) 名前 コメント