約 3,721,224 件
https://w.atwiki.jp/mahjlocal/pages/4131.html
読み タイタニック 正式名称 別名 和了り飜 役満(門前のみ) 牌例 二二九九229(2)(2)(9)(9)白白ツモ9 解説 3色の2・9と白からなる七対子。 成分分析 タイタニックの63%は覚悟で出来ています。タイタニックの31%は根性で出来ています。タイタニックの2%は月の光で出来ています。タイタニックの2%は大阪のおいしい水で出来ています。タイタニックの2%はハッタリで出来ています。 下位役 七対子 上位役 複合の制限 採用状況 参照 外部リンク
https://w.atwiki.jp/aastory/pages/19.html
タイタニック モナーとギコの物語 タイタニックの事件簿 事件編 <題名無>
https://w.atwiki.jp/fysl/pages/463.html
タイタニック 日向坂46・清水理央、ブログでの「配慮に欠けた」表現を謝罪「大変申し訳ございません」 日向坂46・清水理央、ブログでの「配慮に欠けた」表現を謝罪「大変申し訳ございません」 日向坂46・清水理央、ブログでの「配慮に欠けた」表現を謝罪「大変申し訳ございません」― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https //www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/04/18/kiji/20240418s00041000660000c.html 清水理央 - エケペディア https //48pedia.org/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E7%90%86%E5%A4%AE 清水 理央 公式ブログ https //www.hinatazaka46.com/s/official/diary/member/list?ima=0000 ct=28 映画メモ 映画炎上メモ 映画タイタニックメモ 映画タイタニック炎上メモ アイドルメモ アイドル炎上メモ 日向坂46メモ 日向坂46炎上メモ 清水理央メモ 清水理央炎上
https://w.atwiki.jp/teletext/pages/1016.html
タイタニック 日本テレビ系放送版 ※「金曜ロードショー」枠 色 出演者 備考 黄色 (声 ) 水色 (声 ) 緑色 (声 ) フジテレビ系放送版 ※「土曜プレミアム」枠 色 出演者 備考 黄色 ジャック・ドーソン(声 松田洋治) 水色 - 緑色 ローズ・デウィット・ブケイター(声 日野由利加)
https://w.atwiki.jp/silencekiss/pages/26.html
Titanic タイタニック [DVD] I m the king of the world! I figure life’s a gift and I don’t intend on wasting it.
https://w.atwiki.jp/creationwords/pages/50.html
タイタニック号 publicdomainq-0024193xiw.jpg イギリスの海運企業が保有していた豪華客船の名称。 概説 イギリスの海運企業であるホワイト・スター・ライン社が同国のキュナード・ライン社のルシタニア号(及びその姉妹船モーリタニア号)に対抗するために造船されたオリンピック級客船の一つ。オリンピック級客船は他にもオリンピック号とブリタニック号が存在する。 1912年4月10日に処女航海に出発し、同14日に氷山と衝突し沈没した。この事故により、少なくとも1000人以上が犠牲となった。 補足 沈没事故について、オリンピック号とすり替えられて沈没させられたのではないかという説があるが、沈没した船体の窓の特徴などから事実とは異なるものであると判明している。 姉妹船のブリタニック号も航海中に機雷による損傷で沈没している。オリンピック号は第一次世界大戦時に徴用され、魚雷の直撃を受けたが運よく不発に終わった。爆発した場合、他二隻と同様に沈没していたと考えられる。
https://w.atwiki.jp/blizzard1327/pages/48.html
タイタニック3DSとは 任天堂が制作している3DSソフトである。 主に、映画タイタニックのパクリである
https://w.atwiki.jp/hca_gccp/pages/24.html
国名:タイタニック 代表名:タイタニック 組織形態:船団 軍事力評価 政治力評価 経済力評価 技術力評価 A C A B 概要 船団がそのまま国家となった海上国家。 リンデスファーン海賊船団とは戦争状態にある。 魔境産物を内陸部へ輸出。またはアトラタン大陸への交易が主な産業。 旗艦タイタニックはその名の通り巨人の如き大艦船であり、 元々はエンリル国王の友人である私掠船団提督ダグラス・モーガンの一番艦だった。 近隣の海域は海賊を狩る彼ら一派が支配権を持っていたが、数年前ダグラスが変死。 その後、船団の生き残り達は当時の副官を中心に二派に分裂。 オルガノン、タイタニックを中心とした船団国家とキャプテン、シャーロックを中心にした海賊国家に分かれる。 現在船団国家はタイタニックを中心に商会組合、傭兵などが寄り合って、情報、資源、兵力をやり取りすることで活動している。 モーガンの財宝、聖印を狙うシャーロック一派と交戦しているが力は足りず、 他地方からの騎士、傭兵、魔術師の派遣を要請するが、状況は芳しくない。 所属NPC “アドミラル”タイタニック 性別:女 クラス:投影体 一人称:私 外見年齢:20台半ば 信念:モーガンの遺産を守る 船齢:30年 改装済み 全長:270m 全幅:30m 全高:55m 機関: カオティックボイラー24基 元素転換式エンジン2基 蒸気タービン1基 乗員:2000名 艦長:“アドミラル”タイタニック 概要: 国家船団を率いるオルガノン。艦船たる本体を常に顕現させながら人間体をブリッジに置いている。 モーガンの相棒であり、二番艦長シャーロックとは喧嘩仲間だった。 冷徹な雰囲気を漂わせる女性の体を保っている。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47836.html
登録日:2021/04/17 Sat 08 03 50 更新日:2024/09/24 Tue 09 45 29NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 イギリス ジャック・フットレル タイタニック タイタニック号沈没事故 事故 大西洋 海難事故 船 豪華客船 都市伝説 タイタニック(RMS Titanic)は、20世紀初頭、1912年に大西洋横断を目的として建造されたイギリスの悲劇の豪華客船。 所有はイギリスの「ホワイト・スター・ライン」。 出港時は「不沈船」と堂々と宣伝されており、船長に優秀且つ経験豊富で絶大な信頼を得ていたエドワード・スミスが就任したことも相俟って、乗客の誰もが安全な船旅を信じ切っていた………。 概要 19世紀末から20世紀初頭にかけて、イギリスとドイツは大西洋最速横断記録(ブルーライン)を巡り熾烈な競争を繰り広げていた。 が、「ノルトドイッツァー・ロイド」(北ドイツロイドとも)、「ハンブルク・アメリカ・ライン」(略してハパックとも)のドイツ海運勢にイギリスは押され気味であった。 そこにアメリカのモルガン財閥が「鉄道の次は海運だ!」と「ホワイト・スター・ライン」買収と「ノルトドイッツァー・ロイド」「ハンブルク・アメリカ・ライン」両社との提携、という形で大西洋航路に乱入する。 イギリスのフラッグキャリアとして名を馳せた「キュナード・ライン」はこの動きに「モルガン財閥が買収したホワイト・スター・ラインも提携したロイドもハパックも潰す!(大西洋最速横断記録はジャガイモ連合に渡すか!)ブルーリボンはイギリスのモノだ!」と政府と海軍の支援を受けて世界最大かつ大西洋最速の客船「ルシタニア級」(*1)を建造する。 「ホワイト・スター・ライン」もこれに負けじと対抗して造ったのが当時世界最大の客船、タイタニックである。 同じ目的で先に建造されたタイタニックと瓜二つの「姉妹船」に「オリンピック(*2)」と「ブリタニック」がある。 因みにキュナードもオリンピック級には危機感を持ったらしく、後に登場した改ルシタニア級であるアキタニア号はオリンピック級に対抗して姉二隻より豪華仕様で仕上がっていた。 ブルーリボン狙いで直結式蒸気タービン(*3)4基4軸の強力な機関を備えたルシタニアと違い、 ホワイトスター社の「乗客が快適に目的地入りし入国審査を済ませられる時間に入港させるのがベスト」というモットーに基づいてタイタニックは快適さと経済性重視。 エンジンも往復動蒸気レシプロ機関2基とレシプロ機関で使い終わった低圧蒸気で駆動する小型の直結蒸気タービン1基の合計3軸という、燃費重視のハイブリッド構成である。 ただし一方では巨大な船体に対して舵面積が小さく、舵効きが悪いという欠点があった。 タイタニックのここがスゴイ! ・大きさがスゴイ 先にもちょっと触れたが、全長269.1m、総トン数(容積単位)46,328トンは、当時の客船として世界最大。 実は先に就航した姉のオリンピックよりも客室が増えた分重くなっているため、僅差ではあるがタイタニックが単独トップの栄光を手にしている。 まあ1年後にはドイツのインペラトール号に抜かれるんだけど 旅客定数もマックスで2500人近くと小さめの町レベルの人口を収容できるが、実はこれは当時の同クラスの客船の中ではやや控えめな方(*4)。 これはつまり乗客1人当たりのスペースが大きいという意味であり、乗客からしてみればタイタニック内部の体感的な「広さ」は船体のサイズ以上に感じられたことだろう。 ・乗り心地がスゴイ 当時のオーシャンライナー(大西洋航路の貨客船)は、効率を重視して速度性能と積載性能を最優先する傾向があったが、これはつまり大出力エンジンの振動や騒音が大きくなるのとイコールだった。 故にオリンピック級ではあえてその方面での勝負を避け、多少速度を犠牲にしても乗客の乗り心地を追求し、それを売り物にしていた。 とはいえ、前述したような燃費効率のよい機関のおかげで最高速度(20ノット強)を安定して出せたため、実際の運航速度にはそれほど大差はなかったようだ。 ・豪華さがスゴイ 内装のスタイルは、ロンドン最高にして最先端のホテルとして知られた「リッツホテル」のそれを参考にした、所謂「帝政様式」を主体としている。 デザイン性の重視はホワイト・スター・ライン社の船の特徴であったが、オリンピック級、特にタイタニックではとりわけその傾向が強かった。 当時の豪華客船の内装といえば、宮殿の内装を移築してきたようなハデハデで重厚なバロック調が主体だったのに対し、オリンピック級はそうした古典的な豪華さを保ちつつも、明るくて開放的な現代的スタイルを取り入れていた。 タイタニック内部のキービジュアルとして多用される「大階段」こと一等客室のエントランスホールは、まさしくその象徴とも言える箇所である。 またデザインだけでなく、客船としては世界初のスイミングプールをはじめ、お湯が出る風呂、レストラン、カフェ、スポーツジム、テニスコート、サウナ、各種応接室に談話室など、乗客用各種設備も充実の一言であり、この面でも間違いなく当時世界最高クラスだった。 ・三等客室もスゴイ またこれもタイタニックというかホワイト・スター・ライン社の特徴だが、お値段最低クラスの部屋、つまり三等客室にもかなり気を使っている。 当時のオーシャンライナーの三等客室と言うのは、主に庶民……というかアメリカへの移民が主な客であり、その扱いと言うのはメチャクチャ大雑把だった。 湿った大部屋で毛布をしいただけのごろ寝は当然、食事も粗末なスープなどで、風呂はもちろんなく、トイレも最低限、…といった感じの「ちょっとマシな奴隷船」みたいなのも珍しくなかったのだが、オリンピック級の三等客室は違っていた。 まず相部屋とはいえ4-8人ごとに清潔な小部屋が用意され、内部にも1人に対して1つのベッド兼個人スペースがちゃんとあった。 また数が少ないとは言え風呂もあったし、ちゃんと給仕がいるレストランで主菜・副菜がそろった食事が日に4回出されており、少なくない乗客にとっては日常よりも豪華な生活だったかもしれない。 ・安全対策がスゴイ(フラグ) 船底は強固な二重構造で、多少の座礁ぐらいではなかなか浸水しない頑強さを誇った。(フラグ) また船内は16(数え方によっては15)の区画に区切られていて、区画同士の隔壁は各階の操作室から機械操作で閉めることもできたし、いざという場合は船橋から直接遠隔操作で閉めることも可能だった。(フラグ) よって仮に1ヶ所の区画が浸水したとしても、水密隔壁で遮れば他の区画に影響は及ばず、また同時に4ヶ所の区画が浸水してもなお沈まないという驚異の浮力も持っていた。(フラグ) 救命ボートも当時の規定を上回る20艘(定員数は1178人、ギリまで詰めれば1400人ぐらいは乗れるとされた)が用意されており、万が一船に何かがあっても、沈む前に救助の船に乗り移るには十分だった。(フラグ) こうした充実した安全対策から、当時の業界紙には「(事実上)不沈艦」と書かれるなど、その安全性には絶対的な信用がおかれていた。(フラグ) 出航 1912年4月10日、乗員乗客合わせおよそ2200人を乗せてイングランド南部のサウサンプトン港から出港。 出港直後には本船のスクリュー渦に巻き込まれて客船ニューヨーク号がタイタニックに誤って接近するトラブルが発生したが、スミス船長の冷静な指揮によって接触事故は回避され、ニューヨークへ向けて優雅な船旅へと出発した。 だが人々は予想だにしなかった。 この船が後に世界を揺るがす悲劇に見舞われることに。 沈没事故 出港から4日後の4月14日午後11時40分頃、ニューファンドランド沖にて当直見張員が進行方向の目の前に巨大な氷山を発見。 ブリッジ指揮を担当していた次席一等航海士ウィリアム・マードックは回避を指示したが、健闘虚しくタイタニックは右舷部が氷山と擦過。 擦過箇所付近の鋼板を繋ぐリベットが弾け飛び、右舷海面下の広範囲に亀裂が発生。水密区画が5区画も浸水するという想像を上回る損傷(*5)を受け、翌15日の午前2時20分頃に沈没。 船に備え付けられていた救命ボートの数は乗客・乗員を全員避難させるには明らかに足りず、避難は女性と子供が優先とされたが、 不慣れな船員の操作ミスなどにより、その数少ない救命ボートも定員に余裕があるのに海に下ろしたことで、さらに被害は拡大。 沈没時は、浸水した前方部から沈み始めたことで後方が長時間高く持ち上げられ、遂に自重により真っ二つに裂けたという。 事故後 この事故で2200人の乗員乗客のうち、1500人余りが犠牲になる史上最悪の海難事故となり、その中にはエドワード・スミス船長やウィリアム・マードック次席一等航海士も含まれていた(*6)。 生存者が語ったところによると、自身は乗ろうとせずに同伴した女性だけを救命ボートに乗せ、従者と共にタイタニック号と夜会服で海に沈んだ(*7)青年実業家や、女性や子供の避難を出来る限り手助けした上で自分は船に残り、海に投げ出されても助かろうとせずに死んでいった男性建築家、妻とメイドを先に救命ボートに乗せようとしたが、妻は最期まで夫と一緒にいることを望み運命を共にした老夫婦、「乗客が落ち着いて避難できるように」と沈没する瞬間まで演奏を続けた音楽隊、最期まで旧約聖書を読み乗客たちを励ましつづけた牧師などの犠牲者がいたという。 事故の煽りを受け、所有会社であるホワイト・スター・ライン社の業績は当然一気に悪化。 時の社長であったジョセフ・イズメイは乗船していたにもかかわらず我先にと数少ない救命ボートに乗り込んで生還し(*8)、査問の場では責任をあろうことかスミス船長を初めとするクルーたちに擦りつけようとした(*9)。 これには世界中から猛批判を浴び、事故から1年後に社長を解任されその後一人寂しい余生を送ることとなった。 ここまでイズメイを責めるのは酷だが、経費と船の外観を理由に搭載されていた救命ボートを半数以上撤去した他、航路の決定権限は船長といえど、競合に焦るあまり氷山が存在する可能性のある最短海路を指示していたことが明らかとなっているので、言い逃れは出来なかったことは言うまでもない。 事故から14年後の1926年、ライバル企業である「キュナード・ライン」に吸収合併され、「ホワイト・スター・ライン」のブランドは消滅。 この事故の教訓を受けて、1914年に航海の安全意識向上を目的に「SOLAS条約」が締結。 救命ボートを必ず乗船人数よりも多くするなど、安全対策は飛躍的に上昇した(*10)。 乗客には辛くも生還を果たし(*11)、1939年に68歳で天寿を全うした細野正文(*12)という唯一の日本人がいた。 しかし別のアジア系の乗客を誤認し「他の乗客を押し退けて救命ボートに強引に乗り込んだ日本人がいた」と広まった所為で生涯に渡り人々から謂れのない誹謗中傷に晒された(*13)が、その名誉は細野の死から60年近く経った1997年(*14)に漸く回復された。 なお、事故の生存者は、事故の記憶がある最後の生存者リリアン・アスプランド氏(事故当時5歳)は、2006年に99歳で亡くなり(*15)、2009年に乗船当時生後間もなかったミルヴィナ・ディーン氏が97歳で永眠したことで、全員が鬼籍に入られた。 救助活動 スミス船長が乗員乗客の避難、つまり船を捨てる決断をしたのが事故発生から約1時間が経過した4月15日0時ごろだった。 それからまもなく通信士によって周辺の船舶に無線救難信号が発信されたのだが、 カリフォルニアン号(イギリス・レイランドライン社の客船) タイタニックから最も近い距離(諸説あるが、だいたい20~30km程度の距離だったとされる)に、氷山が多い海域の夜間航行を危険と判断して碇泊中だった。 距離が近かったため、タイタニックの打ち上げた救難信号弾すら肉眼で確認されたのだが、当時のあいまいな海上規則や見張り員・当直航海士の不手際、またタイタニック側の混乱もあって事態の把握が致命的に遅れてしまった。 さらに不運極まりないことに、1人しかいない無線通信士が衝突事故の10分前から就寝中だったため、目と鼻の先で発信されていた救難信号に誰も気づかない状態だった。 マウント・テンプル号(カナダ・カナダ太平洋鉄道社の客船/貨物船) カリフォルニアン号に次ぐ近距離(約80km)におり、救難信号にも素早く反応し救助に向かったが、当時の蒸気船としてはかなりの老齢であったのが不幸だった。 全速力でも船足が11ノット(時速21km/h)程度しか出なかった上、タイタニックへの進路上には危険なレベルで氷山が多数浮かんでいたため、何度も船を迂回させたり停止させたりすることになってしまう。 最終的には事故現場の30kmほど手前で完全に立ち往生する形となってしまい、結局到着時刻は(朝6時ごろになってようやく事態を把握した)カリフォルニアン号と大差ない時間となってしまった。 ……といった感じで不幸と不手際がこれでもかと言うほど重なり、救援の初動が致命的に遅れてしまう。 仮にだがカリフォルニアン号が事態に即気づけて迅速な救援航行に向かっていたなら、2時間前後もあればたどり着けたはずであり、低体温症で亡くなった多くの乗客が救えていた可能性は高い。 結局現場に最初にたどり着いたのは、皮肉にもホワイト・スター・ライン社のライバル会社であるイギリス・キュナード社の客船カルパチア号だった。 カルパチア号の位置はタイタニックから約110kmと少し離れてはいたが、15日0時25分に通信を確認した通信士は当直航海士、また船長へと素早く情報を伝達した。 船長も即救援に赴くことを決断し、時速25km程度しか出ないカルパチア号を「全乗員を動員して蒸気機関を全力稼働」「すべての蒸気を推力に回すために、暖房や温水などの乗客向け機能を一時的に停止」などの措置によって、時速30kmの速度を無理やり出しつつ事故現場へと急行する。 だがその速度をもってしても到着したのは船体の沈没から約2時間が経過した15日4時ごろであり、すでに多くの乗客が低体温症で凍死した後となってしまった。 カルパチア号によって救出された乗員・乗客は、全乗員・乗客の約1/3にあたる合計710名に過ぎなかったのだ。 とはいえカルパチア号の取った行動は、現場への移動から救助活動、要救助者への処置やその後の処置なども含めてほぼ完ぺきと言っていいほどであり、彼らの勇敢な活動がなければさらに多くの死者が出ていたことは間違いないだろう。 事故要因 結果論だけ述べれば安全管理の不徹底と劣悪な材料で作られた船体。これの一言に尽きる。 上記のように用意されていた救命ボートは全乗員乗客の半分ちょっと程度が乗れる分しかなかった他、船長は氷山の危険性を把握していながら目的地到着を急いでその航路を通っていたという……とされていたが、後に船長が南寄りに航路を変更したことが確認されている。 また、当時の常識では高速で危険地帯を通り過ぎてしまうのがもっとも安全であるとされていたため、「氷山衝突の危険性を把握していながら、航路を変更するのを怠った」というのは厳密には誤りである。 また事故後の救助に関しても、そもそも近辺に船舶そのものが少なかったうえ、数少ないそれらの船も前述の通りの事情で有効な救助ができなかったのも、被害者を増やした大きな要因となった。 尚、船の形状を見ればわかるが側面の損傷よりも前面・後面の損傷の方が小さく済むため、もし回避ではなく正面で接触、座礁していれば被害の拡大は抑えられた可能性は高い。 更に本船は隔壁で浸水した区画を閉鎖してしまうことで、4区画までなら浸水に耐えられる構造であり、実際、同型船の「オリンピック」も以前に衝突事故を起こしているが、後方から相手の船が船尾に突き刺さるように当たったので2区画の浸水で済み、自力で港に戻っている。 しかし当時は進行方向に障害物があった場合は回避行動をするのが通例であったために、当時の航海士たちにそのような発想をしろというのも無茶な話でもある。 また本船の水密構造というのは、最も安全とされるタイプの「完全水密隔壁」……つまり船底から甲板までを隔壁で完全に仕切り、箱型の密閉空間にしてしまう形式ではなかった。 完全水密タイプにすると安全性は高まる(ライバル会社のキュナードなどは基本こちらの形式をとっている)が、代わりに上層の船室に広い空間を確保するのが難しくなってしまうので、豪華客船としての居住性を重視したタイタニックでは採用されなかったのである。 それでも浸水区域が安全限界(つまり4区画)に収まっていれば問題はないのだが、本船の様にそれを越える浸水が発生した場合、水密壁を乗り越えて海水が隣の区画にどんどん向かってしまうので、浮力が猛スピードで失われてしまうのだ。 もし完全水密タイプであれば、沈むのは沈むにしてももうちょっと緩やかに沈んでいったはずであり、乗員の救命活動のために使える時間が増えて、結果犠牲者を減らすことができた可能性は極めて高い。 他にも、大型船がおよそ2時間半という短時間で沈没するというのは過去に前例がなく、大型船舶は沈没に時間を要するというのが当時の認識であったため、 それを鑑みれば世界最大級の大きさを誇る本船の安全意識が多少なり疎かになるのは当然であった部分はある。 氷山の接触によって大きな亀裂が発生した理由として、残骸発見後に行われた研究の結果、船の外板を接合していた錬鉄製のリベットに強度を上げるために含まれた不純物(スラグ)が多すぎて、逆に強度を下げていたていたことも上げられている。 タイタニック号は建造時に鋼鉄リベットの不足や船体形状の問題で、仕方なく船首と船尾の部分にだけワンランク劣る錬鉄リベットを使用していた。 そして事故当時の氷点下の海水温では鉄が低温下で急激に脆くなる現象(低温脆性)も発生し、非常に脆い状態となっていた錬鉄リベットが氷山接触の衝撃に耐えきれずに弾け飛んで亀裂が生じたというのが、現在有力な説である。 そもそも1910年代の製鉄技術の限界でタイタニックを構成する鉄は不純物だらけであり、低温脆性に弱かった。(*16) また近年の研究では、船に積まれていた石炭の管理が甘かったせいで発火し、火災が起こっていたという説も浮上している。 …というか、火災発生自体は当時の調査委員会でも明かされており、当時は「沈没と関係ない」として埋もれてしまっていただけなのだが、 この火災の熱によってただでさえ低温脆性現象を起こしていた船体が更に脆くなり、氷山に接触した際に大きなダメージとなってしまったという。 この説を裏付ける証拠としては以下のようなものが提示されている。 当時撮影されたタイタニック号の船体に、黒い染みのようなものが写っているのが確認されている。これは内部で火災が起きて、壁が焦げているのではないかと考えられている。 また救出、生還したパン焼き職人のチャールズ・ジョーキン氏を始め、異常な暑さや焦げ臭さを感じたという証言もある。 これに合わせて、作業員が燃える石炭を処分するためにボイラーへ次々と放り込んだことが、不必要なスピードが出てしまった(*17)原因なのではないか、と一部の研究者の間で考えられるようになった。 但しこれらの指摘は現代の視点からの考察による論に過ぎない。 本船、及びその関係者たちの名誉のために擁護すると、これでも当時としては世界最高レベルの安全対策であった。 まず第一に救命ボートの数。上記のように経費と外観を気にしたイズメイによって当初の予定数から半分以上減らされたが、それでも標準以上だったほど。 先述したように当時は大型の船は沈むのに24時間前後を要するのが普通だった(現にこれ以前の事故では24時間以上船が浮いていた)ことから、救命ボートは海上への避難ではなく救助に来た船への移動手段という認識であり、現代では信じ難いことだが救命ボート自体必要ないというのが当たり前だったのである。 当然、沈没に危険に晒された時の対応マニュアルもそれに基づいたものであったのは言うまでもないだろう。 そんな感覚の中で タイタニックの事故発生→沈没までのタイムリミットが3時間未満と言う前代未聞の状況に立たされた のだから乗客も勿論だが船員達も動揺しない方が不思議であり、対応に不手際が目立つのも無理もないだろう。 仮にボートが人数分あったとしても救助出来たかどうかは疑わしく、想定外の状況下において船員達は善戦したと言っても良いであろう。 これらに加え、再三記述するように通常よりも浸水に耐えられる構造になっていたことから、当時の信頼が絶大になるのは言うまでもない。 だからこそ本船の沈没は、それ程にまで衝撃だったのである。 もっと言ってしまえば、これほどの規模の事故が起こるのは本船以外にも普通に有り得たのであり、それがたまたま皮肉なことにタイタニックだったということである。 この他にも、当時は氷山もそれほど危険視されておらず、衝突しても大したことにならないという認識もあった。 そのため、そうした自然の脅威を甘くみていたことも一因であると言える。 総じると、当時の人々の認識と現実に大きなズレがあり、このような大きな沈没事故は航海発展の過程に於いていずれは起きうる事象だったと言えるのかも知れない。 タイタニック号沈没事件以降、戦時中の交戦や通商破壊による撃沈を除外しても、洞爺丸事故(*18)など死者1000人を超す船舶事故は起きている。 人工衛星などによる天候予測の発達などの追い風があるにしても、海難事故の根絶には至っていない。 しかし、こうした事故の経験から、いかに海難事故を起こさず、あるいは起きたとしても被害を最小限に食い止めるか、海運業界は常に模索しているのである。 救命ボート タイタニックと言われると「数少ないボートを奪い合い殺到する人々」や「ボートの最後の1席を譲り合う姿」といったエピソードが有名なため、某推理漫画の描写の如く「あと一人でも乗ったら転覆してしまうほど満杯に人が乗ったボート」を想像する人も多いが、実は少し違う。 タイタニックは折り畳み式の予備ボートを含め20艇の救命ボートが積まれていたが、ボートの定員の合計が1,178人なのに対し、実際の生存者は710人しかいない。 各ボートが着水した時刻は下記の通り。赤の偶数号が左舷側、青の奇数号が右舷側、A~D号は折り畳み式の予備ボート、カッコの内訳は(乗った人数/定員)である。 着水順 着水時間 左舷 右舷 (乗船人数/定員) 責任者/タイタニック号での役職 その他の主な乗船者 ① 0:45 7号 (28/65) G・A・ホッグ/船員 ドロシー・ギブソン ② 0:55 5号 (36/65) ハーバート・ピットマン/3等航海士 ③ 0:55 6号 (24/65) ロバート・ヒッチェンス/操舵手 フレデリック・フリート、マーガレット・ブラウン、アーサー・ゴドフリー・ピューチェン少佐 ④ 1:00 3号 (40/65) G・ムーア/船員 スペドゥン一家 ⑤ 1:10 1号 (12/40) G・シモンズ/船員 ダフ=ゴードン夫妻 ⑥ 1:10 8号 (28/65) トーマス・ジョーンズ/船員 ノエル・レズリー、エレン・バード ⑦ 1:20 9号 (48/65) A・ヘインズ/甲板長 マダム・アウベルト ⑧ 1:20 10号 (35/65) エドワード・J・ビューリー/船員 ミルヴィナ・ディーン、細野正文 ⑨ 1:25 11号 (60/65) シドニー・ハンフリー/操舵手 ⑩ 1:25 12号 (28/65) ジョン・ポインデスター/船員 ⑪ 1:30 14号 (45/65) ハロルド・ロウ/5等航海士 ⑫ 1:35 13号 (62~67/65) フレデリック・バレット/火夫長 レジナルド・リー ⑬ 1:35 15号 (65/65) フランク・ダイヤモンド/火夫 ⑭ 1:35 16号 (40/65) ジョセフ・ベイリー/一等下士官 ⑮ 1:40 C号 (40/47) ジョージ・T・ロウ/操舵手長 ブルース・イズメイ ⑯ 1:45 2号 (18/40) ジョセフ・ボックスホール/4等航海士 ⑰ 1:55 4号 (30/65) W・J・パーキス/操舵手 マデリン・アスター ⑱ 2:05 D号 (24/47) アーサー・ブライト/船員 ナヴラティル兄弟、キャロライン・ブラウン ⑲ ×(漂流) A号 (13/47) ローザ・アボット ⑳ ×(漂流) B号 (27/47) チャールズ・ライトラー2等航海士、アーチボルド・グレーシー4世、チャールズ・ジョーキン、ハロルド・ブライド通信 ※沈没後、ロウ5等航海士は救助に戻るため、10・12・D号ボートを繋いで固定した後14号ボートのメンバーを移動させた他、組み立て途中だったA号ボートや裏返しで漂流していたB号ボート上に居た者達は救助が来る前に別のボートに移動しているため救命ボートのリストは資料によって差異がある。 見た通りほんどの救命ボートは定員割れを起こしていたのである。 定員割れの理由 1.乗客がボートに乗りたがらなかった 氷山との衝突から約30分後の0 05の時点で船長は救命ボートへの避難命令を出し、客室係達が乗客の間を回って救命具を付けてデッキに集合するよう伝えて回ったが、乗客たちは寒い船外に出ようとせず船内でゲームやお喋りをしていた。 乗客のパニックを抑えるため当初はタイタニックの被害状況は伏せられていたうえ(*19)、当時は大型船は沈むのに時間がかかり小さな船はすぐ沈むと考えられていたため、タイタニックの中にいた方が安全だと考えたのである。極寒の大海原に手漕ぎボートで放り出されるとなれば不安になるの致し方ないし、実際に救助が来る前にボート上で凍死した者もいるので決して的外れな不安ではない。 船員達が乗客を説得して回り、ようやく最初の救命ボートが着水したのは0 45のことであった。(この時点ですでに沈没まで残り1時間半しかない) ただし、目に見えて船が傾き、沈没まで時間が無いことがわかってくると今度はボートに人が殺到するようになってくる。 2.船員達が定員に関する情報を知らなかった 多くの船員は救命ボートの定員やボートを降ろすクレーン・ワイヤー等の強度に関して知らされておらず、満席になるほど乗せたら転覆してしまう(=空席を残した状態で着水させるべき)と考えていた。 13号、15号ボートの状態を見ても判るとおり定員は余裕をもたせて設定してあり、定員65名のボートには実際は70人は乗れたとされている。クレーンやワイヤー強度の話を別にすればカルパチア号に救助された際の12号ボートには74人も乗っていたが大丈夫だった。(さすがに転覆寸前ではあったが。) 全てのボートにギリギリまで乗ればあと500人は救助できたとも言われている。 なお生き残った船員達は「乗客のスペースと占拠した卑怯者」だとタイタニックの犠牲者の遺族だけでなく、自身の家族や友人からも非難を浴びせられて、多くの船員が家族から勘当された。 3.時間が無かった 氷山との衝突後、処女航海に同行していたタイタニックの設計者トーマス・アンドリューズが被害状況を確認し、沈没までの残り時間を概ね正確に計算しており、航海士らは沈没までの残り時間が2時間も無いことを知らされていた。 そのため救命ボートごと本船が沈没するという事態を避けるため焦って大急ぎで次々と救命ボートを降ろしたという面もある。 とりあえず海上に空きのあるボートがあれば海に投げ出された人をボートが救助することもできるように思えるが、事故海域の夜間の海水温はマイナス2度であり、海に投げ出されれば下手すると心臓麻痺でショック死、長くても10~20分で凍死してしまう。 ボートの責任者だった船員含めこのことを知らない者も多く救命ボートに人が殺到してボートが転覆することを恐れ、結局沈没後救助に戻ったボートは1艇だけだった(*20)。運よくボートの近くに落ちた者や自力でボートまで泳ぐ体力のあった者が数名ボートに引き上げられている。また、船の下層階にある出入り口から直接海上のボートに乗り込む案もあったが扉は既に水没しており、扉に向かった船員は全員溺死して帰ってこなかった。 なおそれだけ急いでも最後の2艇は組み立てが間に合わず波に攫われて海に流されてしまっており(この状況はキャメロン版の映画でも忠実に再現されている)、当時も今も救命ボートの数を減らしてしまったイズメイ社長を批難する声は多いが、仮に人数分の救命ボートがあったとしても被害者の数はたいして変わらなかったとするのが専門家の意見である。 4.「婦女子優先」の精神に則った 当時、海難事故においては女性と子供を先に避難させるべきという「Women and children first(=女子供優先)」と呼ばれる行動規範があり、タイタニックの避難の際にもこの精神に則り航海士たちは女性と子供を優先的にボートに乗せた。 右舷を担当したマードック一等航海士は空きがあれば男も乗せることがあったが(決して賄賂で買収されたわけではない)、左舷担当のライトラー二等航海士やロウ五等航海士は(前述の通りボートの耐久性を誤認していたこともあり)空きがあっても男がボートに乗るのを許さず、時には拳銃で威嚇してボートに乗ろうとする男を引きずり出し空席のままボートを降ろしてしまった。 右舷側の奇数号ボートは沈没近くなってくると定員ギリギリもしくは定員越えをしていたが、左舷の偶数号では相変わらず定員割れをしている(最も多く乗せた14号ですら定員の8割に満たない)のはそのためである。 13歳の少年ですら救命ボートに乗せず実際に威嚇で発砲もしており、前述の唯一の日本人乗船客だった細野氏は生還後「撃たれる覚悟でボートに飛び乗った」と手記に残している(*21)が、決して大げさな話ではなかったのである。 これはスミス船長の避難指示があいまいだったせいでもあるが、事前の避難訓練や避難マニュアルがいい加減だったという船会社の責任でもある。 特に法律上の根拠があるわけではないが、社会的にもこの行動規範は広く知られており、生還した男性が後日バッシングを受けたり、聖職者や高齢者などボートの搭乗を許されたものの辞退した男性もいたことがわかっている。 結果として女性客と子供の生存者が352名に対して男性客の生存者は146名という歪な生存率で、二等船客10代男性は17人中1人のみ生存。 現在 タイタニックはその後、沈没から73年後の1985年に水深約3650m地点で発見された。 千切れた船体の前方部は比較的緩やかに沈んでいったことから内装を含めて殆ど原型を保っている。 一方の後方部は、沈没時に大きく旋回しながら沈み、勢いよく海底に叩き付けられたことから前方部とは対照的に損傷が激しく、原型を殆ど失っている見るも無惨な状態となっている。 船の管理はアメリカ合衆国政府が担っており、特別な許可が降りない限りは調査はされないようになっている。 タイタニックを扱った博物館は、アメリカミズーリ州の「Titanic Branson」とイギリスの北アイルランドベルファストの「Titanic Belfast」の2つがある。 どちらもタイタニックから引き上げられた遺物の展示や犠牲者の紹介と追悼を主としているが、前者は船体前部を再現した外観をし、実際にタイタニックに乗船している擬似体験をすることに重きを置いている。 また後者はタイタニックが建造された地である。 タイタニックが沈んだ海域はバクテリアが生息していることからそれによる侵食が激しく、現代から90年〜100年後には自重により崩壊すると見込まれている。 尚、2010年に船体を喰い荒らしているバクテリアの中に新種が発見されたことから、これに因んでそのバクテリアは「ハロモナス・ティタニカエ(Halomonas titanicae)」と命名された。 タイタニック号を主題とした作品 『Saved From The Titanic』 事故から約1ヶ月後に生存者の一人であったドロシー・ギブソンが自ら主演と脚本を務めて公開された映画。 本作を皮切りに、タイタニック号を題材とした映画作品が数多く今日まで制作された。 『タイタニック』 1997年に公開されたジェームズ・キャメロン監督作の映画。 タイタニック号を題材とした映画作品の中で、最も大ヒットした作品として有名であろう。 2009年に同監督作の『Avatar』に越えられるまで興行収入世界1位を記録し、 米アカデミー賞11部門に輝くなど世界的な名作となり、映画史に名を刻んだのみならず、この世の全ての人にタイタニック号の存在を知らせる程の多大な影響力を残した。 「マードックからの最後の手紙」 日本で作られたタイタニック号を題材とした作品の一つで、樽屋雅徳氏の吹奏楽曲。 一等航海士のマードックが航海中こまめに家族へ手紙を書いていた習慣を元に、彼が綴った手紙になぞらえてタイタニック号の航海を描いた曲である。 キャメロン版映画ではあまり良い人物には描かれていなかったマードック航海士であるが、 作曲者の樽屋氏は『船が沈む最後の瞬間まで勇敢に乗客の救出にあたった、乗組員の一人です。』と紹介しており、 楽譜出版元であるフォスターミュージック社も楽曲紹介ページにおいて 『映画の中で描かれたマードック航海士は(映画の項目にもある劇中の行動の説明)というなんとも悲劇的な最後を遂げていますが、史実は定かではありません。 ただ、勤勉家で家族思いだったとされるマードック氏は、きっと乗客救出のために最後まで懸命に務めたはずだと信じずにはいられません。』と言葉を寄せている。 フォスターミュージック社や演奏団体がYouTubeに公式の動画を上げているので、興味が出た人は聞いてみるといいかも。楽器編成の違いによる3つの版がある。 『愚行』 1898年初版発行のモーガン・ロバートソンの小説。 「豪華客船『タイタン号』が真夜中に氷山と激突して沈没、救命ボートが足りなかったために被害が拡大した」……という内容(*22)で、 この事故との類似が話題となり、事故後に『タイタンの遭難 または 愚行』と改題、「タイタン号」の重量と馬力を増加(*23)する改訂を経ている。 実際の事物を元に作品を書いたり、架空の事物が後に実在してしまう例は数あれど、 先行作品を後から起こった実際の事故に寄せてしまう例は意外と珍しいのではないだろうか。 一歩間違えたらただの不謹慎だもんね。 実際の事故とは相違点も多いので類似点ばかりを書き連ねて予言/預言扱いするのは箇条書きマジックというものだが、 モーガン・ロバートソンは元一等航海士なので、当時の客船の巨大化・高速化傾向やいつか氷山に衝突する可能性、万が一沈没した場合救命ボートが足りない事、巨大だからって奈落に落とされた巨人なんかの名前にちなむセンスぐらいまでは予期していたのかも知れない……。 タイタニック号をモデルとして扱った作品 『ゴーストバスターズ2』 沈没したタイタニック号がゴーストとして、本来の目的であったニューヨークへの入港を果たす。「入港がずいぶん遅れたな」 『銀河鉄道の夜』 作品中に12歳くらいの女の子、6歳くらいの男の子と、その家庭教師が登場する。 「氷山にぶっつかって船が沈みましてね」という台詞から、タイタニック号の事故をモチーフにしたと思われる。 『ルパン三世 燃えよ斬鉄剣』 龍の置物をアメリカに売り込もうとした黒幕の曽祖父が犠牲者、その龍の置物を狙って乗船していたルパンの祖父が生還者という設定。 『黒執事』 「豪華客船編」で主人公たちが乗った豪華客船のモデル。 前半はどことなくバイオハザードを思わせる展開だが、後半の氷山に激突して沈没する展開はまさに事故の内容そのもの。 処女航海の時期も類似している。 『ザ☆ドラえもんズ スペシャル』 「伝説の豪華客船」というエピソードがタイタニック号の沈没を題材とした内容となっている。 都市伝説 実はタイタニック号は沈んでいない 冒頭にあるようにタイタニック号はオリンピック、ブリタニックという姉妹船がある。 実は沈んだのは実は姉のオリンピック号の方で、タイタニック号ではない、という都市伝説。 オリンピック号は経年劣化によってかなりボロボロであり、たとえ沈没したとしても保険金も下りない状態だった。 姉妹船のタイタニック号とオリンピック号は当然外見がそっくりであり、同じドックで修理されたときにこっそり入れ替え、 古いオリンピック号を新しいタイタニック号と偽ってわざと沈めることで保険金をせしめようとしたのではないか…… タイタニック号の出港前に大株主を始めとした関係者が大量に乗船をドタキャンしており、これはタイタニック号が沈むのがわかっていたからだ。 最も、客室を増やす、吹きさらしの通路の一部にガラスをはめ込むなどオリンピックの運用経験を踏まえた設計変更がタイタニックにはされているので、両者は総トン数が違うし見比べればすぐわかる程度に変更点がある。 またオリンピック号もまだ就航してから1年ほどの新型船であった。 そもそも保険金目当ての偽装事故にしても、ドッグ内や停泊中の方が手間や人損の面ではやり易いだろう。 すり替えはあくまで陰謀論めいた見方から生まれた都市伝説である。 タイタニック号はミイラの呪いによって沈んだ タイタニック号には極秘に積み込まれたとある貨物があった。 その貨物はアメン・ラー神の巫女のものであり、関わった人間に次々と不幸を齎すいわくつきのものだった。 タイタニック号はアメリカの博物館にこのミイラを運ぶ途中だったのだが、ミイラの呪いによって沈んでしまったのだという都市伝説。 この噂はテレビ番組でも取り上げられたことがあり、その時はミイラの呪いによって発狂した船長が救難信号を出さなかったことが大惨事につながったと解説されていた。 実際にはタイタニック号にミイラが積み込まれたという事実はない。 また船長も一人でも多くの乗客を救うために尽力したとされている。 余談 「アニポケ無印」でサントアンヌ号が嵐の中で転覆してしまう話があるが、これがTV放送された年は『タイタニック』が公開された年でもある。 海外のホラーコンテンツ『Backrooms』のfandom版wikiに記載されている『Level415』はタイタニックをモチーフとしているレベルである。 オーストラリアの億万長者クライブ・パーマー氏が現代の安全基準に準拠した復元船「タイタニックⅡ」を建造する計画を立てているが、処女航海中に温暖化によって巨大な氷山が崩落した際に発生した津波によって救命ボートを失い、氷山に衝突してしまう映画が 現実で着工するより前に アサイラムによって公開されている。尚、現実の着工は延期が続き、四川省の水上ホテルとしての復元計画「ロマンディシー」の方が先に完成しそうである。 追記・修正は氷山を回避してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] タイタニック以前は「救命ボートが無い様だが」「あんなの飾りです!」が主流だったと聞く -- 名無しさん (2021-04-17 09 07 10) ろくでもない安全性だけどその当時はそれが常識だったのは信じられない。嘘かと疑うレベルでしょ -- 名無しさん (2021-04-17 09 45 55) 「銀河鉄道の夜」にもこの犠牲者が出てくるな -- 名無しさん (2021-04-17 10 06 01) 植民地政策だって、奴隷だって、当たり前だった(今も形を変えて残留してるけど…)そう考えると常識なんて塗り替わるものよ。 -- 名無しさん (2021-04-17 10 08 33) まあ現代から見て、昔の安全性不徹底はよくある事よ。日本でもクソ長刃物(日本刀)を持ってる奴等が腐るほど居たし。 -- 名無しさん (2021-04-17 10 09 11) <事故から約1ヶ月後に公開された『Saved From The Titanic』を皮切りに 実際にあった死者多数なのに映画化早すぎない?当時批判無かったの? -- 名無しさん (2021-04-17 10 10 42) ↑TVなんかない時代だから、現代の再現ドラマみたいなもの -- 名無しさん (2021-04-17 10 39 26) 鬼灯でしった話だけど、今では常識の病院の消毒も最初に始めた人は笑い飛ばされてたというな -- 名無しさん (2021-04-17 11 07 40) 大丈夫、そのうち俺らも「ろくでもない安全性が~」とお𠮟りを喰らう側になる。いや、それが当たり前か。 -- 名無しさん (2021-04-17 11 11 30) セウォル号も真っ青やなぁ… -- 名無しさん (2021-04-17 11 18 31) 嘘かと疑うレベル→今の常識が未来からそう言われることがある。この項目内で丁寧に繰り返し書かれてるのに、その感想しか持てないのはヤバい。 -- 名無しさん (2021-04-17 11 19 34) ナチスドイツもタイタニック映画作ってたんだよな、独人の乗員乗客を美化しまくって英仏米ユダヤ人を醜悪にこき下ろした典型的プロバカンダ映画だったらしいけど -- 名無しさん (2021-04-17 11 25 15) 詳しい人居たら聞きたいんだけど、逆に現代で氷山が目の前だーってなったら漢らしく正面衝突するん? そもそも航路とかでそういう状況にならないようになってるんだろうけど。 -- 名無しさん (2021-04-17 11 26 41) 普通に頑張って回避する。海上に出てるようなレベルの氷山にぶつかったら破損が洒落にならんし -- 名無しさん (2021-04-17 11 33 32) ↑2 正面から行くと聞いた。船首だけなら潰れたところですぐに沈みはしないししばらくは自航すらできるからその方が安全なんだと。むしろ下手に避けようとして横腹を裂かれるとそれこそタイタニック号の二の舞になりかねないそうな -- 名無しさん (2021-04-17 11 42 32) 事件じゃなくてh安全性以外の説明もほしいな -- 名無しさん (2021-04-17 12 15 38) ミス 事件じゃなくて船の項目安全性以外の説明もほしいな -- 名無しさん (2021-04-17 12 16 02) 事件じゃなくて船の項目なんだから安全性以外の説明もほしいな -- 名無しさん (2021-04-17 12 16 21) 安全性もだけど環境問題なんてこれの繰り返しだよね、大きな犠牲が出てから人々はようやく気付く。 -- 名無しさん (2021-04-17 12 39 21) 保険金詐欺のためのすり替え説はデマ確定なのかな? -- 名無しさん (2021-04-17 13 11 08) ↑デマ確定らしい -- 名無しさん (2021-04-17 13 30 58) ↑2そもそもあんな大惨事じゃ保険金で賄うどころか信用も人命も含めて多大な損失だからまあありえんわな -- 名無しさん (2021-04-17 13 40 01) 細野晴臣の爺さんがタイタニック生還者ってマジか……。なんだか一気に身近な話題に感じるわ。 -- 名無しさん (2021-04-17 13 56 45) ↑当人は乗客誘導を助けたりして空いたボートに「早く乗れ」と言われてギリギリ助かったのに、別のアジア人が他人を押し除けて強引にボートに乗ったせいでそいつと混同されて「日本男児の面汚し」と冤罪かけられてそのまま失意の内に逝去したらしい… -- 名無しさん (2021-04-17 15 39 14) 社長のジョセフ・イズメイは役職辞任後も一応は社会活動を続けていて、父親が設立していた海上保険会社に携わっていたとか。家族もいたが、妻のフローレンスは家族内でタイタニックの話題を禁じていた。プライベートな時間はマス釣りや映画、コンサート等で一人で過ごすことが多かった。晩年の様子は孫娘いわく「死体」。最晩年には糖尿病で右足を切断、翌年脳卒中に倒れ意識が戻らないまま3日後に死んだ。 -- 名無しさん (2021-04-17 16 35 37) 細野正文手記によると、ボートを降ろし始めてしばらくすると指揮船員が人数を数えて「今二人」と叫んだ。その声と共に一男子が飛び込むのを見て、細野も短銃で撃たれる覚悟で数尺下の船に飛び込んだ、という。また同手記によるとボートに乗っていた男子は細野とアルメニア人の二人だけだったという。 -- 名無しさん (2021-04-17 17 01 21) 細野氏の件、誤解が解けたのはなによりだけど「生前バッシングを受けて死後名誉が回復した」ってのは眉唾っぽいよ。普通に55歳まで鉄道院(今の国交省)に務め続けてるし、当時批判された記録みたいなものも何も見つかってない。詳しくは本家wikiを参照。 -- 名無しさん (2021-04-17 19 21 01) 曰く付きのミイラを乗せていて その呪いでは?な説もある -- 名無しさん (2021-04-17 19 37 39) 説じゃなくて妄想というんだそれは -- 名無しさん (2021-04-17 20 09 26) この手の事件で生存者は「自分が生き残ってよかったのだろうか」と言うことで誰に叩かれた訳でもないのに気に病む人もいるようだ。 -- 名無しさん (2021-04-17 22 58 12) usoジャパンだと....積み込んだ荷物の中に「 ツタンカーメンの仮面 」があったらしく、それの呪いのせいだとか...!? -- 名無しさん (2021-04-17 23 54 17) ↑2 サバイバーズ・ギルト (Survivor's guilt)てやつね。災害や事故で起きてしまう心的ダメージの一つ。生き残った故の罪悪感。 -- 名無しさん (2021-04-18 00 04 31) ファミコンのディスクシステムでゲームが出ていた記憶。沈んだタイタニック号を調査して浮上させるとかナントカ -- 名無しさん (2021-04-18 00 09 53) 酒を飲み過ぎた結果寒さを感じなくて生き残ったパン焼き職人の話好き -- 名無しさん (2021-04-18 01 28 52) 窓の数も違うし、廊下もあるから沈んだのはオリンピック号ですよ -- 名無しさん (2021-04-18 03 48 54) ↑8 ソースは稲川淳二だな -- 名無しさん (2021-04-18 04 38 03) タイタニックの生還者には後にブリタニック沈没にも巻き込まれた人がいる -- 名無しさん (2021-04-18 06 34 07) 「極寒の海で沈没する大型船、救命ボートは半数しかない」て状況がそれだけで絶望感あるショッキングな話だからよく救命ボートの数に言及されるけど、そもそも事故から沈没まで3時間もなくて、その半数のボートすら全部降ろす暇無かったんだよね。仮に全員分の救命ボートがあっても時間内に2,200人全員無事に乗り込めたとは思えないんだよな。 -- 名無しさん (2021-04-18 07 32 26) ↑船員の避難訓練が足りなかったのも事故の被害拡大の一因ってことか。 -- 名無しさん (2021-04-18 07 52 00) イスメイといえばセプテントリオンでこの人が元ネタな糞オーナーが出てきましたな・・・ -- 名無しさん (2021-04-18 08 19 54) 当時の人は単に大きいから巨人のティターン(タイタン)から名付けたのかもしれないけど、そもそもギリシャ神話の巨人はタルタロス(冥府)に堕とされるから、不沈艦に相応しい名前かどうか疑問があると思うんだけど・・・ -- 名無しさん (2021-04-18 09 15 40) ↑14 ミイラじゃなく棺の内蓋だった上にタイタニックで運ばれたってのがそもそもデマでちゃんと大英博物館にあるらしい https //en.wikipedia.org/wiki/Unlucky_Mummy -- 名無しさん (2021-04-18 12 05 01) 当時基準なら安全対策してたほうってのは知られるべきかも。歴史というのは現代基準で見てはいけない。 -- 名無しさん (2021-04-18 12 17 52) ↑3ザ・ドラえもんズスペシャルでも「タイタニックという名前の時点で沈む運命だったのかもしれない」的なこと言われてたな -- 名無しさん (2021-04-18 14 08 14) 調べてみると「巨額の負債を抱えており、実は幼い二人の子供共々ユダヤ系に身分詐称して偽名を使ってトンズラを謀ろうとしていたが『親族に子供達を任せられないか尋ねる旨の手紙を送ろうとしていた』『子供達(二人とも生還を果たせた)に「もし生きて帰ることが出来たらお母さんに愛していたと伝えてほしい」という遺言を残した』らしい男性、上級航海士の一人が「二度も沈没するタイタニック号の煙突の網に磔にされるように巻き込まれかけたが煙突から吹き出た空気の勢いのお陰で海面に出て、逆さになった救命ボートの上で他の生存者達とバランスを取りながらなんとか救助が来るまで持ちこたえた」「タイタニック号沈没時は水温零下2度、海水に浸かった状態ではよくて20分で低体温症の限界、悪ければ心臓発作を起こすとされていたにも関わらず2時間も海水に浸かった状態から無事生還を果たせた人物」などいろいろ話が出てきて驚いた -- 名無しさん (2021-04-18 16 25 37) ある小説で言及されていた「ナチス・ドイツが作ったタイタニックの映画(当然ドイツ人主人公が活躍)」というのは実在し、20年ほど前にNHKの衛星放送でも放映されたことがある。小説では「乗客のミニチュアを鰹節で作って蒸気を当てるとウにゃウニャと動いて合成を使わなくても地獄絵を再現できた」とあったがそのシーンは見おぼえないなあ… -- 名無しさん (2021-04-18 16 31 44) 映画作品の項目からパロディ作品を除いた他創作の内容をこちらに移動しました。。 -- 名無しさん (2021-04-18 18 50 31) アニメ映画も二つほどあるが、そのうち1999年の『The Legend of the Titanic』は荒唐無稽すぎるストーリー展開で有名(悪い意味で)。某海外レビュアーの人もキレていた。 -- 名無しさん (2021-04-18 22 49 06) 「タイタニックが史上初のSOSを発信」てただの通説だよ。(SOSを使ったのは本当)世界初は1909年のスラボニア号ないしアラパホ号。どっちかははっきりしてない。 -- 名無しさん (2021-04-19 20 05 37) 妻と幼い子供を逃がそうとしたら子供が一緒が良いと泣いたため家族で亡くなったなんてのもある。本当もうね… -- 名無しさん (2021-04-20 13 14 54) 沈没までの残り時間は被害状況から計算して船員たちは知ってたよ。だから救助が間に合わないとわかってたし、空席だらけでもボートを降ろした。史実の事件の記事で想像で適当なこと書いたらダメだろ。 -- 名無しさん (2021-04-21 12 24 10) 死を覚悟してウイスキーを飲み続けた結果、極寒の海を泳ぎ切って生還した男のエピソード好き。 -- 名無しさん (2021-05-11 21 28 21) 生還した女性客室係ヴァイオレット・ジェソップはその後、救急看護隊の看護婦としてブリタニック号に乗船。またしても沈没事故に遭遇し、今度は乗っていた救命ボートがブリタニック号のスクリューに巻き込まれて重傷を負ったが、辛うじて生存した(同乗していた他の21人はスクリューに巻き込まれた際に死亡)。1970年、82歳になったジェソップの元に「タイタニック号であなたに助けてもらった赤ん坊です」と電話がかかってきた。タイタニック号から脱出する際にマードックから託された赤ん坊で、その後はぐれていた母親の元に無事届けられたという。ジェソップが亡くなる1年前のことだった。 -- 名無しさん (2021-05-20 00 45 09) ↑その客室係、呪われてたんじゃない? -- 名無しさん (2021-05-20 01 18 30) 近年だと -- 名無しさん (2021-10-23 00 27 01) ↑出港時には既に燃料の石炭が貯蔵しているのも燃えてしまい船体が脆くなっていたとか映画のように沈没したのではなく横転して沈んだのでは?な話もある -- 名無しさん (2021-10-23 00 29 51) 救助ボートに空きが一つだけあって、未婚女性が子供が家で待ってる既婚女性に譲ったなんて話もある。 -- 名無しさん (2021-12-17 14 44 12) オリンピック号をタイタニック号に偽装するなんてドムトルーパーをドムに改造する以上に無茶な話 -- 名無しさん (2021-12-17 14 47 36) ↑事故が起きる前まではオリンピック号の方が有名だったから、タイタニックの宣伝や新聞記事にオリンピック号の写真を使ってたせいで生まれた都市伝説らしい。 -- 名無しさん (2021-12-27 10 29 08) 史実を列挙しつつも読みやすい。まさに良項目や! -- 名無しさん (2021-12-28 23 40 49) 今気付いたが沈没した日今日だ。だからなんだって話なんだけと…。 -- 名無しさん (2022-04-15 19 06 07) 現代のタイタニックことKAZU1 -- 名無しさん (2022-05-13 12 55 13) いつの時代も事故が起きないと対策をしないのはどこも同じなんだな。 -- 名無しさん (2022-07-18 13 13 19) YouTubeで船内映像(沈む前)を見たことがあるけど自分がこの当時乗ってたら船内をブラブラした後本読んで飯食って風呂入って寝る位しかやることがないな -- 名無しさん (2022-09-30 12 43 04) 3Dリマスター版を今日観てきて思ったが、仮に救命ボートが全員分あったとしてもとてもじゃないが全員乗せるより先に沈没しそうだよね。その救命ボートだってすぐ転覆しそうだったし… -- 名無しさん (2023-02-14 19 24 09) ↑残り時間が3時間しか無いし定員未満の人数で降ろしてもまだ2台組み立てる前に沈没してるから何十台あろうが無理だよ -- 名無しさん (2023-03-18 23 26 49) 最近では船体が折れたのは洋上ではなく海底への着底時に屈曲するように折れた、というのが定説らしい -- 名無しさん (2023-04-07 23 26 18) 沈んだ船と同じ名前の潜水艇で見に行くとか不吉にもほどがあるだろ。 -- 名無しさん (2023-06-23 09 47 51) 逆説かもしれないけど「なにか事故が起こる、起こりやすい要因のある場所かもしれない」って意味で調べたりはしなかったのかな?とは思う -- 名無しさん (2023-06-23 21 01 03) 海って変化が激しそうだから難しいのかもね -- 名無しさん (2023-06-23 22 03 55) 同じ名前付けるのもそうだし、実質海底の墓標みたいなところだろうに道楽で見に行くとか罰当たりなとしか -- 名無しさん (2023-06-23 22 46 23) 人って死が目の前に差し迫った時本性が現れるよねり他人に責任なすり付けてでも自分だけは助かろうとする者、他人を優先して手助けする者、最後まで自分の仕事に責任を持ち命を落とす者。ちなみにタイタニックには色んな動物も乗っていて助かったのは2匹だけだったらしい -- 名無しさん (2023-10-11 08 02 52) ↑7姉妹船のブリタニックはタイタニックの3分の1の猶予しかなかったのによく35隻のボート降ろせたもんだ -- 名無しさん (2024-02-19 23 04 50) タイタニックは2つに折れた状態で海底に沈んでいるけど昔の映画では2つに折れずにそのままの形で沈んでしまったんだよな -- 名無しさん (2024-07-15 17 00 43) 21世紀まで生きた生存者はたった5人しかいなかったという。そのうち1人が男性で「タイタニックの孤児」として広く知られるようになった人物だという。 -- 名無しさん (2024-08-28 21 15 36) 上記の事故の記憶がある最後の生存者は、なぜそこまで事故のことを話すことや公の場に出ることをしなかったのだろう? -- 名無しさん (2024-08-28 21 21 57) ここまで凄惨な沈没事故が起こったにもかかわらずセウォル号、知床の歓呼船沈没といった運営側の不備による海難事故が無くならないってのがあまりにもやるせないわ -- 名無しさん (2024-09-01 18 10 40) コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2024-09-24 09 45 29) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47819.html
登録日:2021/04/14 Wed 23 40 02 更新日:2024/09/01 Sun 21 17 18NEW! 所要時間:約 35 分で読めます ▽タグ一覧 1997年 20世紀フォックス My Heart Will Go On ケイト・ウィンスレット コメント欄ログ化項目 ジェームズ・キャメロン セリーヌ・ディオン タイタニック タイタニック号沈没事故 ネタバレ項目 パチンコ化 パニック映画 パラマウント映画 ポセイドン・アドベンチャー モノローグロマンス ラブロマンス レオナルド・ディカプリオ ロマンス 不朽の名作 事実を元にしたフィクション 事故 何故かなかなか立たなかった項目 傑作 史実 大西洋 所要時間30分以上の項目 映画 氷山 沈没 洋画 涙腺崩壊 涙腺崩壊兵器多数 純愛 興行収入200億円突破 該当日に建てられた項目 豪華客船 (運命の恋。) Nothing on earth (誰もそれを裂くことはできない。) could come between them. 『タイタニック』とは、1997年に公開された、レオナルド・ディカプリオ主演のアメリカ映画。 監督は『エイリアン2』や『ターミネーター』等を手掛けたジェームズ・キャメロン。 ●目次 【概要】 【あらすじ】 【登場人物】《タイタニック号の乗客》〔主要人物〕 〔名もなきモブ…ではなく史実の乗客たち〕 《タイタニック号乗務員》 《現代》 【パロディ作品】 【余談】 【概要】 1912年4月14日から15日に掛けて発生したタイタニック号沈没事故を元に、ラブロマンスを描く。 貧しい青年と裕福なお嬢様が恋に落ちる恋愛ものとして有名だが、沈没する豪華客船と生き延びるために右往左往する乗客たちの描写も多く、パニック映画としての側面も持ち合わせている。シリアスな笑いが度々出てくるのもポイント。 世界全体での興行収入は少なくとも20億ドルを越え、当時の世界興行収入1位であった「ジュラシック・パーク」を追い抜いてトップの座についた。2022年4月現在歴代3位(*1)を記録している。 日本国内でも同様に大ヒットし、興行収入は少なくとも260億円を突破。国内で公開された映画の歴代興行収入ランキングでは『もののけ姫』を追い越して歴代1位となり、現在は3位(*2)となっている。 洋画での国内興行収入としては依然歴代1位であり、公開から20年以上が経った現在でも破られていない。 ジャックを演じたディカプリオは当時23歳であり、端正な顔立ちから人気が爆発。日本でも「レオ様」と呼ばれてブームが起きるなど、一躍スターダムに躍り出た。 ヒット作故に作品の知名度は高く、カナダ人歌手のセリーヌ・ディオンが歌った主題歌「My Heart Will Go On」や、船の先端に腕を広げて立ち、「空を飛んでいる」あのポーズは余りにも有名。 本作を見たことは無いが、この曲やあのシーンだけは知っているという人も多いだろう。 歌詞的にもそれっぽいけど「えんだあああああ」ではないぞ なお上映時間は194分(3時間14分)と非常に長く、気楽には通しで見られない尺の長さである。 何度かテレビ放送されているがこの長尺のお陰で大抵分割され、2夜もしくは2週に渡る前後編構成で放送される。(*3) ビデオ版も、当時はVHSテープが主流だったため「2本組」での販売だった。 元々はタイタニックの史実を忠実に映画化する企画だったが、予算が下りなかったのでフィクションのロミジュリ要素を追加しラブロマンス映画になった経緯があり、キャメロンのこだわりが細部に至るまで徹底的に突き詰められている。 中でも実際のタイタニックと同スケールのレプリカを作ってそれを巨大なプールに浮かべ、ついには実際に沈めてしまったエピソードは有名。 また、印象に残るモブも多いがそのほとんどは実在の人物や証言に基づいており、ジャックとローズの関係者以外はほぼ全員が史実と言ってもいいレベルである。 2012年に沈没から100年の節目に3D版が再上映された。 2023年には公開25周年記念として、3Dリマスター版が2月10日~2月23日の期間限定で再上映。 IMAXやドルビーシネマなどより進歩した映像技術でタイタニックを楽しめるようになった。 満席の劇場が続出した為、二週目から上映する劇場や回数を増やすなどの措置が取られた。 公式サイトで公開延長を告知するも誤報だったと撤回されるなど、予想以上の人気を受けて配給側もてんてこまいだった模様。 愛知県の劇場、イオンシネマ岡崎では「タイタニック」を「炊いた肉」と誤植したツイートを投稿して大きな話題を呼んだ。 新宿バルト9では公開最終日に深夜0時30分スタート、終了時間が朝4時(カルパチア号がタイタニックの乗客を救助に駆け付けた時間)の特別枠を用意するという粋な計らいを行った。 【以下ネタバレ注意】 【あらすじ】 時は1996年。トレジャーハンターのロベットはタイタニック号と共に沈んだ「青き海の心」(*4)と呼ばれた宝石を求めて、潜水艇での調査を行っていた。 マスコミも呼び、大々的に調査を行った結果、一等客室から一つの金庫を回収することができた。 テレビカメラの前で期待を膨らませながら金庫を開けたロベット達だったが、中から出てきたのはドロドロになった札束の残骸と、泥まみれのスケッチブックのようなものだけであった。 落胆する一行だったがスケッチブックに挟まれていた一枚の画用紙の汚れを丁寧に落とすと、美しい女性の裸婦画であることが判明した。その絵は沈没の前日に書かれた物であり、書かれていた女性には例のダイヤモンドが身に着けられていた。 集まっていたマスコミは、タイタニック号からこの絵を回収したことを報じた。 この報道を偶然テレビで見ていた一人の老婆は彼らに電話を掛ける。そう、この老婆こそ裸婦画のモデルであるローズ本人だったのである。 彼女は付き添いの孫娘と共にヘリコプターで調査船を訪れ、裸婦画を発見した経緯を聞く。 そしてローズは潜水艇が映し出す映像で84年ぶりにタイタニック号と再会する。 タイタニック号の姿をその目にしたローズは、自身の体験を彼らに話し始める。 ~~~~~~~~~~~~~~~ 時は1912年。世界一の豪華客船タイタニック号はニューヨークへの処女航海へと出発するため、準備が進められている最中であった。 サウサンプトン港には大勢の人がごった返し、乗船する者や見送る者の興奮と歓声で溢れかえっていた。 出航の5分前、貧しい絵描きの青年ジャックは酒場のポーカーに勝ったことでタイタニック号のチケットを手に入れ、友人のファブリッツィオと共にタイタニック号へと乗り込む。 そしてジャックは偶然か、それとも運命に導かれたのか、ただ運良く乗ることができたタイタニック号で、ローズという美しい女性と運命的な出会いを果たす。 身分の違いや家の事情など多くの障壁が立ちはだかるが、それでも次第に惹かれ合う二人。 だが、その瞬間は刻一刻と近づいていた… 【登場人物】 ★がついているのは実在の人物。 吹替キャストはソフト版/テレビ版(一部のキャストはフジ2001年版・日テレ版・フジ2004年版の順)/機内上映版の順で表記する。 《タイタニック号の乗客》 〔主要人物〕 ジャック・ドーソン 演:レオナルド・ディカプリオ (吹替:松田洋治/妻夫木聡・石田彰・内田夕夜/草尾毅) 画家を志す貧しい青年。生まれはアメリカだが、15歳のときに両親が他界し、それ以降はヨーロッパに渡って根無し草のような生活をしていた。 酒場でのポーカーで勝ったことでタイタニック号の乗船チケットを獲得し、友人のファブリッツィオと共にアメリカを目指す。 船上でのある夜、偶々デッキのベンチで煙草を吸っていたときに海へ飛び込もうとしているローズを発見し、間一髪のところで説得して救助した。 そのお礼として豪華なパーティーに招待されたり、「下々の連中」のもとで本物のパーティーに参加したりと、ローズとの距離を縮めていく。 ◆ネタバレ 船が氷山にぶつかった後、キャルとラブジョイの策略によってローズが所有していた宝石を盗んだという濡れ衣を着せられ、下層の部屋に監禁されてしまう。(*5) だが、アンドリュースに監禁場所を聞いたローズが救出に来たことでなんとか脱出し、ファブリッツィオ達と合流。甲板まで抜け出すことに成功。 ローズを救命ボートに乗せて避難させるが、彼女はジャックと共に海へ飛び込むことを選び、再びタイタニック号へと戻ってくる。 目の前でイチャつく二人を見てマジギレしたキャルに追いかけ回されて下層に追い込まれるが、何とか撒いて再び甲板へ戻る。 しかし救命ボートは全て出てしまったので船尾へと避難し、海へ入るタイミングを計る。 タイタニック号が完全に海に沈んでからは大きな壁の残骸にローズを乗せて救命ボートを待つ。 しかしボートは一艘も戻って来ず、四月の北大西洋の水温は生身の人間が長く耐えられるものではなかった。 絶対に諦めず生き延びることをローズに約束させるも、救命ボートが来た時には自身は海に長く浸かり過ぎた為に既に力尽きていた。 それを目にしたローズは一時は悲しみに暮れるも、彼との約束を果たすべく生きていくことを誓い、彼の遺体はその場で水葬に付され、暗く冷たい海へと沈んでいった。 なお戸板のプロップが大きすぎて「二人で乗れた」と有志に検証・指摘されてしまっており、キャメロンも「もっと小さくしとくんだった」とコメントしている。(*6) 一方で、25周年記念企画として行われた同条件での再現実験では「二人共乗れるは乗れるが、そうすると戸板はより深く沈み、二人共海水に浸かる」という結果となり、 また別のインタビューでの「生き残る事ができたのはどちらか一人だけだった」とのキャメロン監督の発言と相俟って、 「ジャックは『ローズを確実に生かす』と『一緒に生き延びるか一緒に死ぬかの賭け』の前者を選んだ」とも解釈できる。 だがラストシーンでは… ローズ・デウィット・ブケイター 演:ケイト・ウィンスレット (吹替:日野由利加/竹内結子・冬馬由美・岡寛恵/藤貴子) 名家であるブケイター家の一人娘。絵画が好きで、タイタニック号にもピカソとかいう無名の画家の絵をたくさん持ち込んでいた。(ただし購入したのはキャルの金である) 談話室でイズメイらタイタニックの関係者が未曾有の大型船の建設を褒め称えるとフロイトが唱えた「男性が何故サイズにこだわるか」という学説を持ち出す。 同じ顔ぶれを相手に空しいお喋りをする毎日に絶望を感じ、精神的に追い詰められていた。 船尾から身を投げようとしていたところ、ジャックに説得されて一命と取り留めた。 絶望しか感じられなかった日々に埋もれていた自分を見つけてくれたジャックを愛するようになり、生死を共にすることを決意する。 ◆ネタバレ 救命ボートに乗れない者が大勢いるにもかかわらず、傲慢な態度を取る母と絶縁し、ジャックの元へ向かうのを止めようとしたキャルにも唾を吐くなど、完全に過去と決別した。 タイタニック号沈没後は大きな残骸に乗って救助を待ったが、救命ボートが来た頃には既にジャックは凍死しており、自身も衰弱して声が出なくなっていた。 ジャックの死と通り過ぎて行くボートに絶望しかかるも、絶対に生き延びる、最後まで諦めないというジャックとの約束を思い出して奮起。 近くに浮かんでいた乗務員の死体から笛を借り、笛を鳴らすことで救命ボートを呼び戻す。 戻ってきた救命ボートに拾われて奇跡的に生還し、その後駆けつけたカルパチア号に救助された。 カルパチア号ではローズを探し回っているキャルの姿を見かけたが、彼の前に姿を現すことはなかった。 そして事故から生還して以降は"ローズ・ドーソン"としての人生を歩んでいく。 現代でルイスが「ローズ・ブケイターはタイタニック号沈没時に死んでいる」と話していたのはこの為と思われる。 キャルドン・ホックリー 演:ビリー・ゼイン (吹替:山寺宏一/江原正士/堀之紀) アメリカの鉄鋼王の息子で、ローズの婚約者。作中ではキャルと呼ばれる。 実在していれば天文学的な価格であろう「青き海の心」を婚約者のために購入したり、婚約披露パーティーのための船旅に一等客室の中でも最上ランクの個室を用意したり、当時の上流階級の絢爛豪華な生活を体現したようなキャラクター。 貧乏人のジャックが自分の婚約者であるローズと仲良くしていることを快く思っておらず、彼に対しては常に見下した態度で接する。(*7) それを抜きにしても、元から性根の曲がったヤなヤツで、ローズは彼に対してあまり愛を感じていなかった そしてジャックに惹かれていくローズに対して怒りを向けるようになっていく。 ◆ネタバレ ジャックを嵌めてローズから引き離そうとするが、彼女自身がジャックを救出したことで失敗に終わる。 そして船の沈没が始まり、ローズを救命ボートに乗せて脱出させるが、生き延びることよりもジャックと死ぬことを選んだ彼女を見てついに怒りに駆られラブジョイの懐から拳銃をひったくり二人を追いかけまわすが、迫りくる海水を見てローズを捨てて脱出することを決意。 マードックを買収し救命ボートの座席を確保しようとしたが失敗。 その直後素性も分からぬ子供を抱え、「私には子供がいる、この子に私以外の身寄りはいない」と偽り救命ボートに乗り込んだ。 その後は、救命ボートに乗り込もうとする人々をオールで振り払うなど身勝手なシーンが見られたが、倒れた煙突の下敷きになる人々を見て我に返る。 最終的にタイタニック号から脱出する。 救助に来た船でローズを探すも、彼女がそばにいるに関わらず通り過ぎてしまう。 後にローズとは別の女性と結婚した。しかし1929年の世界恐慌の波に呑まれて大暴落を被り、拳銃自殺した事がローズの口により語られる。 ルース・デウィット・ブケイター 演:フランシス・フィッシャー (吹替:小沢寿美恵/鈴木弘子/不明) ローズの母。亡き夫が残した多額の借金によって破産寸前のブケイター家を立て直すために、ローズをキャルと結婚させようと画策した。 救命ボートに乗るときにも座席の等級にこだわり混み合うのは嫌だとワガママを言うなど、当時の階級社会をリアルに反映した典型的な傲慢金持ちキャラとして描かれている。 一方で財産を失って上流階級から転落することを恐れており、女性に道は選べないとローズを諭す場面もある。ローズのような出会いや機会に恵まれず、決められた道を進むことしか出来なかったが故の苦悩も垣間見せている。 スパイサー・ラブジョイ 演:デビット・ワーナー (吹替:青森伸/稲垣隆史/島香裕) キャルの命令に忠実に従う冷酷な執事。前職についてはローズが「元刑事(探偵)かも」と言及していた。 常に冷静沈着で、頭に血が昇ることが多いキャルのストッパーにもなっている。 懐にはシルバーの装飾が施されたコルトガバメントを隠し持っている。 ◆ネタバレ 終盤では脱出のチャンスを捨ててでもローズに執着するキャルに対し、半ば呆れたような反応を見せるようになる。 キャルが懐の拳銃をひったくり、ジャック ローズを追いかけ回した後は完全に彼とは別行動となり、何処かへと姿を消す。 その後はタイタニック号が真っ二つに裂けるシーンで手すりにしがみつく様子が見られるが、十中八九海に投げ出されて死亡したと思われる。 未公開シーンではキャルに別れる際にローズのコートにあるダイヤを「取り返したらくれてやる」と銃を返され、2人の後を追いローズを追い詰める。 しかしジャックに報復にされ(*8)ダイヤの件でジャックを捕まえた際にやった「ホックリー家流の挨拶」と言った腹殴りをそのまま「ドーソン家流の挨拶」という形で仕返しされることとなった。 その後も頭から血を流しながら2人を追うが、ジャックに心理を逆手に取られたことで2人を見失うこととなった。(*9) マーガレット(モリー)・ブラウン ★ 演:キャシー・ベイツ (吹替:谷育子/小林幸子・一城みゆ希・小林幸子/鳳芳野) 一等客室の乗客。主人が西部で金鉱を掘り当てた、所謂新興成金と呼ばれた人々の一人。上流階級のおば様方からは下品な女と陰口を叩かれて見下されているが、本人は平然と受け流している。 一等客用レストランの豪華なパーティーに招待されたジャックに息子用の夜会服を貸してあげたり、海に投げ出された人々を救助しようと提案するなど人格者。未公開シーンではボートを漕いだこともない船員に代わって自らボートを漕ぐという豪胆な場面もあった。 救難ボートに乗っていたことで事故から生還し、後に「不沈のモリー・ブラウン」と呼ばれるようになった。史実では「モリー」は後世のあだ名で、生前は「マギー」と呼ばれていたが本作では乗船時から既にモリーと呼ばれている(スタッフクレジットでも「モリー」表記)。 本作の配役は主役級以外は中堅クラスのギャラで固める方針だったが、キャシー・ベイツは過去にアカデミー主演女優賞を受賞している大物クラスである。 にもかかわらずキャスティングされた理由は「本人に似てるから」。ギャラの一部はキャメロンが自腹を切っている。 ファブリッツィオ・デ・ロッシ 演:ダニー・ヌッチ (吹替:檀臣幸/鳥海勝美/成田剣) ジャックの友人でイタリア出身。ジャックがポーカーでフルハウスを揃えたことでタイタニックの乗船チケットを手に入れた。(*10) ジャックがローズに会いに行くようになってからは空気となるが、事故が発生してからは再び活躍する。 彼もノルウェー人のヘルガと互いに惹かれ合っていた。 ◆ネタバレ 事故発生後にジャックと合流。三等客の流出を抑えるため、乗務員が封鎖していた柵をジャックたちと協力して強行突破して甲板へと急ぐ。 なんとか甲板へ脱出したが、一等客と女子供を優先的に救命ボートに乗せていたため、沈没するタイタニック号から避難することはできなかった。 その後は死亡したトミーの着ていた救命胴衣を着け、船から離れられずにいるボートの縄を持っていたナイフで切断し離脱に協力する、 結局そのボートには乗れず海に投げ出され、危うく船内に吸い込まれかけても耐え抜き諦めずに泳ぎ続けて頑張っていたが、最終的にタイタニック号の折れた煙突が直撃して死亡する。 トーマス・“トミー”・ライアン 演:ジェイソン・バリー (吹替:吉田孝/石野竜三/檀臣幸) ジャック&ファブリッツィオがタイタニック号で出会い、仲良くなった新たな友人。アイルランド出身で皮肉屋。 ファブリッツィオと同様に一旦フェードアウトするが、事故発生後に活躍する。 ◆ネタバレ 事故発生後にジャック達と合流し、船の甲板まで強行突破する。 たが甲板もパニックになった人々で溢れかえっており、すぐに救命ボートに乗って船外に脱出することは不可能であった。 パニックになった乗客を拳銃で牽制していたマードック航海士に直談判するが当然拒否される。 そして後ろの人混みに押され、マードック航海士の前に飛び出てしまったことで、焦っていた彼に拳銃で胸を撃たれてしまう。 胸を貫いた銃弾が致命傷となり、そのまま絶命した。 ヘルガ・ダール 演:カミラ・O・ローズ ジャックとファブリッツィオがタイタニック号で親しくなったノルウェー人の女性。 家族と共に乗船しており、ファブリッツィオと惹かれ合っていく。 キャメロンは三等号室の乗客が多くの犠牲者が出た原因の背景を描く為に、ファブリッツィオと彼女とのロマンスを作家として描き込んだが、映画としてはジャックとローズを追うべきだとのことでほとんど省かれた。 その為、彼女の本編での出番は本当のパーティーシーン・沈没直前で何度もローズと目を合わすシーン・ラストシーンと数少なく、未公開シーンでの出演が多い。 ◆ネタバレ 未公開シーンでジャックとローズがファブリッツィオとトミーと再会した際に、ファブリッツィオに「一緒に行こう」と手を引かれるが、家族を見捨てられないとのことで拒否をし、最後は彼とキスをして別れることになる。 その後彼女も甲板まで脱出し、船尾が真上を向いた時も柵に掴まっていたが、手の限界で柵を放してしまい落下死した。 トーマス・アンドリュース ★ 演:ヴィクター・ガーバー (吹替:納谷六朗/小川真司/後藤哲夫) タイタニック号を造り上げた設計士の一人。劇中ではローズ達にタイタニック号の案内をしていた。 彼曰く、デッキが狭くなる(見映えが悪くなる)という意見を唱える者がいたので、搭載する救命ボートの数を減らしたとのこと。 実際はイズメイが経費削減のため減らしたのだが、VIP客に予算不足の内情を話すのを憚ったかイズメイに忖度したのだろうか。 事故が発生した際には、スミス船長らにタイタニック号の沈没は避けられないことや、沈没までの猶予を説明した。 談話室でローズの(当時としては)過激な言動を目にしてもにこやかに受けとめ、始終ローズには好意的で早い段階で船が沈没する運命であることやジャックの監禁場所を教えてくれた。 最期は「もっと頑丈な船を作るべきだった」と後悔の念に駆られつつ自分用の救命胴衣をローズに渡し、沈み行く船内で広間に置かれた時計の時間をそっと合わせて、タイタニックと運命を共にした。 元々は彼の会社の社長が乗る予定だったが、体調が優れずに彼が代理で乗船することになった。 史実でも最後に目撃されたのは一等船室の中だった。 一人でも多くの人が助かるよう危機感の無い乗客達を救命ボートへの乗るよう説得して回ったり、救命胴衣を着るよう説明して回った他、浮き具替わりになるデッキチェアやイスを必死に海に投げ込んでいたという。 「君も救命胴衣を着て、皆の手本になるんだ」という発言は生還した客室係の証言によるもの。 ブルース・イズメイ ★ 演:ジョナサン・ハイド (吹替:土師孝也/羽佐間道夫/小島敏彦) タイタニック号を建造したホワイトスターラインの社長。 タイタニック号のスピードを世界に宣伝するため、スミス船長に高速での航行を提案したが船長には断られている。 作中(及び事故後の裁判)では言外に圧力をかけたかのような表現になっているが真相は不明。(*11) 「タイタニック号は絶対に沈まない」ことを信じきっており、事故が発生した際にもタイタニック号が沈没することを受け止めきれない様子を見せた。 事故発生後は、船員に混じって救命ボートの昇降を手伝っていたがあまり役に立たずむしろ邪魔に思われていた模様。 結局救命ボートがラスト1艇を残す段階になると、自分も救命ボートに乗り込みタイタニック号から避難した。 救命ボートを勝手にロープから外そうとして航海士に怒られたり、カルパチア号に救助された際に生存者達から冷たい目線で睨み付けられる未公開シーンが存在する。 史実では、事故後のイズメイは「責任は船長、自分は乗客」という態度を取って世間の猛バッシングを浴びた。 これはイズメイをスケープ・ゴートにしたがった船会社の意向もあったとされるが結局職を辞して隠遁生活を送る事となった。 ちなみに「フロイトって?乗客か?」という台詞はイズメイ役のジョナサン・ハイドの発案によるもの。 〔名もなきモブ…ではなく史実の乗客たち〕 イジドー・ストラウス ★ アイダ・ストラウス ★ 演:ルー・ポルター 演:エルザ・レイブン メイシーズ百貨店(*12)を経営し下院議員も務めたイジドー・ストラウスと、その妻アイダのストラウス夫婦。 社交界ではよく知られた仲良し夫婦であったという。 イジドーは高齢かつファーストクラス乗客ということで救命ボートへの搭乗を許可されたが「女性と子供が優先だ」と辞退し、 妻のアイダもまた夫を残して救命ボートに乗ることを拒否したため二人で船に残った。 このやりとりは映画製作中に撮影されており、未公開シーンで見ることができる。 作中ではタイタニック号が沈没していくなか、二人で一緒に部屋のベッドで抱きしめ合いながらそのときが来るのを待っていた。 史実の目撃証言では、甲板に二人で寄り添い被さってきた波にさらわれたとの事。その瞬間まで腕を組んでいたとも言われている。 なお、同行していたストラウス家の家政婦エレン・バードは夫婦の合意のもとで救命ボートに乗せられて無事生還し、 ストラウス夫婦の親族の元に遺品を持って挨拶に向かった。史実に興味を持った方は「ストラウス夫婦」で検索されたし。 後世になってこの夫妻の子孫の旦那がタイタニック絡みで起きた大事故の当事者となるのだが、それはまた別の話である。 ベンジャミン・グッゲンハイム ★ 演:マイケル・エンサイン (吹替:不明/岩田安生/不明) アメリカの実業家。船が沈没すると知るとわざわざ最高級の夜会服に着替え、救命胴衣を勧められても断り「紳士らしく正装で死ぬことにする」と答えた。 この発言は着替えを手伝った客室係が生還後証言しており、史実の発言とされている。船旅の多い時代で海難事故が今より身近であったとはいえある意味粋な紳士であることを全うしたとも言える。 沈没の瞬間は秘書と共に最高級のブランデーを手にしたまま波に飲まれた。 史実でも最後に目撃された時は秘書を伴い椅子に座りながらブランデー片手に葉巻を吸っていたという。 同行していたのは愛人のマダム・アウベルトだが、当時は富裕層の愛人は側室や妾同様公式の存在だったので現代のような不倫旅行というわけではない。晩餐会に普通に同伴しているのもそのためである(なおマダム・アウベルトはメイドと共に生還している)。 アーチボルド・グレイシー大佐 ★ 演:バーナード・フォックス (吹替:佐々木梅治/富田耕生/不明) アメリカの資産家で一等船客。ジャックとローズが出会った自殺未遂の騒ぎの際に居合わせ、ジャックに礼をするようキャルに提案したり、晩餐会で根無し草の人生を謳歌しているというジャックの演説を称賛するなど好人物として描かれている。 史実ではタイタニックの沈没後裏返った救命ボートに流れ着き生還することができた(未公開シーンのカルパチア号の船上シーンでも一瞬映っている)が、長時間冷水に浸かっていた後遺症のため結局事故から1年も経たずに逝去している。 なお、終盤デッキに逃げ延びたジャックとローズに救命ボートが船首に残っていることを教えてくれるが、この時左右に連れている2名の女性は妻子ではなく(設定上)キャロライン・ブラウンとエディス・エヴァンズと思われる。 当時の船旅では男性の同伴者がいない女性客は乗り合わせた男性客が護衛を申し出ててエスコートする習慣があり、グレイシー大佐もこの習慣に則り数名の女性を救命ボートまで案内してあげたらしい。 ジョン・ジェイコブ・アスター4世 ★ マデリン・アスター ★ 演:エリック・ブレーデン(吹替:不明/仲野裕/不明) 演:シャルロット・シャットン 毛皮貿易と不動産業で莫大な財産を築いたアスター家の一員。ローズ曰く「船で一番の金持ち」。モリーとは船に乗る前からの友人で、モリーからジャックを紹介され堂々と「ウィスコンシンのドーソン家」と名乗るジャックの雰囲気に上流階級の人物と納得していた。 妻のマデリンは19歳とローズと変わらない年代かつ妊娠中であることをローズが意味ありげに囁いているが(ジェイコブ自身は47歳)マデリンは後妻で、3年前に愛人だったマデリンと再婚するために先妻と離婚したことは大スキャンダルとして扱われた。(*13) 未公開シーンでは沈没間近の船内で同乗していた犬を探している最中すれ違ったグッゲンハイムと別れの挨拶を交わしている。 映画では大階段の柱にしがみ付いているところを波に飲まれたが史実では遺体が発見されており損傷の状態から(劇中のファブリツィオのように)倒れてきた煙突に押し潰されたとされている。 マデリンは4号ボートで生還しており、ボートの中から犬を甲板に逃がす夫を見たと証言している。 ちなみにジャックとトミーが出会うシーンで散歩させられている犬のうち1匹がそのアスターの犬エアデイル(テリア種)の「キティー」である。 コズモ・ダフ=ゴードン ★ ルーシー・ダフ=ゴードン ★ 演:マーティン・ジャーヴィス 演:ロザリンド・アイレス ジャックが招待された一等船客室の晩餐会に同席していた準男爵夫妻。 ローズは「ファッションデザイナー」と紹介していたが正確には上流階級向けファッションサロンのオーナーで通称「マダム・ルシール」。 史実では1号ボートに夫婦で搭乗し生還したが、比較的早い段階で降ろされたため定員40人のボートに12人しか乗船していなかったにもかかわらず、救助に戻ることに反対したうえカルパチア号の上で笑顔で記念撮影をやらかしたため事故後バッシングに晒されたややKYな夫婦。 ノエル・レズリー ★ 演:ロシェル・ローズ (吹替:北條文栄/不明/不明) スコットランド貴族ロシズ伯爵夫人。ジャックが招待された一等船客室の晩餐会に同席していた他、ブケイター夫人と親しいらしく、お茶をしたり連れだって散歩するシーンがある。 史実では8号ボートで生還。パニックに陥ることなくボートの舵取りを担当したり周囲の女性を励まし続けたことを水夫に称えられ救命ボートの舷縁に取り付けられていた「8」の数字を記念品として贈呈されている。 同時代を舞台にしたイギリスのドラマ「ダウントン・アビー」にも名前が登場する。 トーマス・バイルズ神父 ★ 演:ジェームズ・ランカスター 船が沈む際に船尾に居合わせた乗客たちに向かって聖書の暗唱を行っていた人物。周りの人々もすがるように祈りを捧げていた。 史実ではアメリカで行われる弟の結婚式へと向かうために乗船し、事件に巻き込まれた。 生存者の証言によると、ボートが全て出払ってしまい絶望する乗客たちの傍らで沈没する直前まで懺悔を聞き届け、赦しを与えていたという。 スロバキア人の親子 演:マーティン・ハブ(父親)、セス・アドキンズ(子) キャルに追いかけ回され、下層に追い込まれたジャック ローズが見かけた親子。 子供が一人で泣きじゃくっており、ジャックが救助しようとした。 しかしパニックになった父親が現れ、ジャックから子供を引き剥がし、出口とは逆方向へと走って行ってしまった。 その直後流れ込んできた海水に押し潰され、どこかへと流されていった。 タイタニックは豪華客船であると同時に移民船の側面もあり、3等船客は英語の解らない移民も多かった。 彼らのように英語の案内図や船員の指示が解らずデッキに出ることすらできなかった者も多かったとされている(生存者は英語のわかるアイルランド系移民の割合が多い)。 フレデリック・スペドゥン(父) ★ ダグラス・スペドゥン(息子) ★ ジャックがローズに会うためファーストデッキに忍び込んだ際、コマで遊んでいた親子。 タイタニックの船上で実際に撮影された写真が残っており、ノンクレジットだがフレデリックを演じているのは時代考証に携わっている歴史学者。 母親や同行していたメイド含め全員3号ボートで生還しているが、フレデリックは「男にもかかわらず救命ボートに乗った(*14)」ことで後日バッシングに晒された。 避難の際ダグラスが持ってきたテディベアを無くしてしまったが、船員が拾ってくれたおかげでカルパチア号の上で再会することができたエピソードを母親が童話にし、後年出版されたのが有名な「ポーラー・ベアの物語」である。 とはいえダグラスくん(事故時6歳)はせっかく生還したのも束の間、3年後に自動車事故で亡くなってしまう。 《タイタニック号乗務員》 ジョン・エドワード・スミス★ 演:バーナード・ヒル (吹替:大木民夫/久米明/有本欽隆) タイタニック号の船長。作中ではこの航海を最後に引退する予定であったとされているが、実際は別に引退航海ではない。 通信士を通して近隣の船から氷山の警告を受けていたがイズメイに速度を上げるよう指示されていたこともあり「よくある事」と船を最高速度に近いスピードで航行させた。 後年ローズからこの話を聞いたロベットらトレジャーハンターは「氷山を発見してからも避けられると考えた、長年の経験が裏目に出た」と推測していたが真相は不明。(実際は警告を受けて航路を南寄りに変更しており、出していたスピードも当時としては平均的な速度である。) 事故発生後は救命胴衣の着用を乗客に促す、救難信号を送信する、女子供を優先的に救命ボートに乗せるようにするなどの沈没に対する備えを乗務員に指示した。 船が沈む直前ではどこか茫然自失とした様子で話しかけられてもまともに対応せず、 最期はタイタニック号が沈没する際に操舵室へと一人籠り、タイタニック号と運命を共にした。 操舵室のガラスを割って大量の水が流れ込むシーンは演じているのはスタントだが、カメラはダイビングスーツを着用したキャメロン自ら操作して撮影に臨んだ。監督曰く「二度とやりたくない」。 史実ではスミス船長の最期はよく解っていない。 映画のように操舵室に向かったという説もあれば、船内のホール、沈没後の海上で見たという説、カルパチア号で見かけたという生存説まである。 ウィリアム・マードック ★ 演:イワン・スチュワート (吹替:田原アルノ/原康義/水内清光) タイタニック号の一等航海士。本人・演者共にスコットランド人。 船長が席を外した夜間に船の指揮を執っていたが、氷山の回避が間に合わず船体を掠めてしまった。 事故発生後は右舷で乗客に避難の指示をする。 ◆ネタバレ キャルに席を確保するように賄賂の札束を渡され一度は受け取るが、金なんか持っていても何の役に立たないと突き返し拒否。 そしてパニックになった乗客を抑え込むために所持していた拳銃を発砲する。牽制のつもりだったが、意図せず前に飛び出してしまったトミーに向けて反射的に銃を撃ってしまい、彼を射殺してしまった。 その責任として敬礼しながら自身の頭に銃口を向けて発砲、自殺すると共に海へと落ちて行った。 この映画ではあまり良い人物として描かれていないが、生還した他の航海士たちは船が沈没する寸前まで乗客や乗務員の避難誘導で活躍し多くの命を救ったと証言しており、地元では英雄と称えられる人物であったため映画公開後に抗議を受け、キャメロンもメイキングにおいて「配慮が足りなかった」とコメントし後に20世紀フォックスの副社長が遺族に謝罪している。 一方で自殺説の証言もあり、この説を採用したタイタニック作品もある。 ヘンリー・ワイルド ★ 演:マーク・リンゼイ・チャップマン (吹替:石塚運昇/内田直哉/堀川仁) タイタニック号の航海士長。 事故後は乗客らの避難誘導をしつつマードックの暴走を止めようとしたりボートの切り離しを指示したりしていた。 ◆ネタバレ タイタニック号沈没後は海に投げ出され、ジャック・ローズの近くで海面に浮かぶ椅子にしがみつき、ホイッスルを吹きながらボートを呼び戻そうとした。 だが、次第に力尽き、椅子に掴まった姿のまま凍死した。 しかし彼が持っていたホイッスルがローズの命を救う事になる。 史実では目撃証言が少なく、最期はおろか事故後は何をしていたかすらよく分かっていない。 航海士長は船長の側近の立場であるため、船長の指示を各部署に伝えて回る伝令的な役割をしていた事で救命ボートに乗った人にはあまり印象に残らなかったためと考えられている。 チャールズ・ライトラー ★ 演:ジョニー・フィリップス (吹替:諸角憲一/家中宏/不明) タイタニック号の二等航海士。 事故発生後はマードックとは反対側の左舷救命艇を担当した。制服ではなくセーター姿なのは事故当時非番だったから。 アンドリュースに空席だらけの救命艇を降ろしているのを叱られるが「満杯に乗せたら沈んでしまうかもしれない」と目を剥いて言い返している。 避難訓練や救命艇に関する周知がいかに杜撰だったかを表す台詞である。 彼は婦女子優先を厳守して空席があっても男を救命艇に乗せなかったため、キャルは上述の通り反対側のマードックを買収して席を確保する。 史実では沈没後転覆していた救命艇にたどり着き、一晩中逆さまのボートの上でバランスを取り続けて生還した。映画の中でも裏返ったボートにしがみ付いている姿が一瞬映っている。 実はタイタニック以外にも帆船で難破するわマラリアに罹るわゴールドラッシュですっからかんになるわと散々死にかけては生還し、二度の世界大戦に従軍してそれも乗り越えた人。 ハロルド・ロウ ★ 演:ヨアン・グリフィズ (吹替:後藤敦/森田順平/不明) タイタニック号の五等航海士。本人・演者共にウェールズ人。 ライトラー同様に婦女子優先を厳守して救命ボートに群がる男に拳銃を突きつけて下がらせている。 14号ボートの責任者として搭乗したが、タイタニック号の沈没後海上でボート同士を繋ぎ合わせて固定したうえで14号ボートの乗客を他のボートに移動させ沈没現場に救助に戻った。 ただし準備に時間がかかりすぎ(意図的に静かになるまで待ったとも言われている)ジャックをはじめ海に投げ出された人々は凍死した後だった。諦めて戻ろうとした瞬間、ローズの鳴らすホイッスルの音が響く。 史実では口が悪く気性の荒い船乗り気質の男でボートに移動するのを怖がる女性に怒鳴りつけたり、男性客が女物のショールを被ってボートに乗り込んでいたのに気付くと突き飛ばしたりしている他、作中のローズ同様木のドアの上で生存していた中国人を発見したが非白人であることを理由に素通りしようとしたとされている(*15)。 航海士の中で一番のイケメンだったらしく演じているのは後のMr.ファンタスティック。 先輩の上級航海士達を差し置いて、唯一タイタニックのプリクラに登場した。マードックは泣いていい。 フレデリック・フリート ★ レジナルド・リー ★ 演:スコット・G・アンダーソン(吹替:柳沢栄治/不明/不明) 演:マーティン・イースト(吹替:星野充昭/不明/不明) 氷山衝突時に見張り台に居た二人組の船員。見張り台の右舷側にいるのがフリート、左舷側がリー。 フリートは「氷山が近付けば匂いで分かる」と豪語していたが、抱き合うジャックとローズに見とれていた隙に氷山が近付き、大慌てで鐘を鳴らすと共にブリッジに氷山接近を伝えた。 この時のムーディ航海士とのやり取り(*16)は概ね史実通りの様である。 劇中では描かれていないが、フリートは事故後も生還している。とはいえその晩年は、事故の影響からかうつ病に苦しみ、妻に先立たれ、妻の兄弟に家を追い出され、義兄弟の家に住むも自ら命を絶つというあまりにも悲劇的な最期をむかえることになる。 ジャック・フィリップス ★ ハロルド・ブライド ★ 演:グレゴリー・コック 演:クレイグ・ケリー(吹替:不明/桐本琢也/不明) 無線会社から派遣されて乗船していたタイタニックの通信士たち。フィリップスが上級無線通信士、ブライドがアシスタントの下級無線通信士である。 船客の電報に忙殺されつつも近隣の船から氷山の警告を受けて船長に報告している(当時の無線は航行のための設備ではなく乗客のためのサービス設備であり、電報の方がメインの業務だった)。 氷山の衝突後、船長からCQD(遭難信号)を打つよう指示され事態を把握し蒼白となる(*17)。カルパチア号から応答があったが最速でも到着まで4時間かかるという連絡であった。 未公開シーンでは通信で手の塞がっているフィリップスにブライドが救命胴衣を着せる場面がある。 史実ではスミス船長から任を解かれ避難許可が出た後も電力の供給が途切れるギリギリまで救信号を打ち続けた。 海に投げ出された後は運よく転覆したボートに辿り着きブライドは生還しているが、フィリップスは力尽きて救助が来る前に凍死している。 なお、有名な「タイタニックが史上初のSOSを発信した」というエピソードはガセ。 ブライドが事故後のインタビューで「”新しい”信号SOSを発信した」と語ったのが”史上初”と誤って広まった模様。 当時導入されたばかりの新規格という意味で史上初ではない。前述の未公開シーンでもSOS(・・・---・・・)を打っているのが聞こえる。 ジョセフ・ベル ★ 演:テリー・フォレスタル (吹替:塚田正昭/斎藤志郎/不明) タイタニック号機関士長。 出港時に機関士達に号令を出すシーンなどで登場。職務の性質上、登場シーンは専ら機関室であった。 氷山衝突時にもブリッジからの指示に従い、機関操作を部下に迅速に命じた他、自ら機関を操作する場面も見られた。 史実ではタイタニック号が沈没濃厚となった時には部下に脱出を許可したが、彼含めほぼ誰も持ち場を離れる事無く機関を維持し続けたという。 劇中でも斜めに傾斜した機関室で部下と共に懸命に電力供給を続ける場面がある。 船体が真っ二つになるまで電気が点いていたのは文字通り彼等の決死の努力によるもので、やはり史実でも沈没寸前まで電力は維持されていた。 フレデリック・バレット ★ 演:デレク・リー (吹替:北川勝博/小島敏彦/不明) タイタニック号の火夫長。ボイラー室に逃げ込んだジャックとローズに怒っていた。 氷山との衝突後13号ボートの責任者として乗り込んでいたがほぼ同時に降ろされた15号ボートが真上に来てしまい大慌てでロープを切っている(史実のエピソードである)。カルパチア号でキャルがローズを探し回っている際にも一瞬後ろに映っている。 チャールズ・ジョーキン ★ 演:リアム・タオイー タイタニック号の乗客に食事を提供する料理人の一人で、パン焼きの職人。 タイタニック号沈没寸前の場面で登場し、転んだローズが起き上がるのを助けた他、ジャック・ローズが船尾に逃げた時もローズや他数名の乗客をフェンスの上に引き上げるのを手伝っていた。 スキットルを常に携行して酒を飲んでいるがこれは死の恐怖を紛らわせるためで、要はやけになって飲んだくれていただけである。 海に投げ出された人々の中でも生還できた数少ない人物。(*18) 生き延びた彼はタイタニック号沈没事故に関して多くの証言を残しており、本作の製作にも大きな影響を与えたという。 このことから、バラエティ番組等でタイタニック号のことが取り扱われる際に名前が出てくることも多い。 最終盤、ボートに乗るキャルにスキットルの酒を分けてやる人物も彼と紹介される事があるが、 救命胴衣を着ていない事や服装・髪型・髪色が異なるためそちらとはおそらく別人である。 ウォレス・ハートリーほか音楽隊 ★ 演:ジョナサン・エヴァンス=ジョーンズ (吹替:伊藤和晃/納谷六朗/不明) 一等客向けのレストランなどで演奏を行う音楽隊(*19)。 食事のときも、船が沈没するときにも誰も彼らの演奏を聴いていなかった。 ???「溺れるときにも音楽が聴けるのか、贅沢だな!」 一通り演奏し終え、もう船が限界を迎えたところで避難を開始して解散した…と思いきや再び集結し、最期の一仕事を全うする。 『主よ御許に近づかん』を演奏する場面は沈みゆく船内での人々の様子と相まって涙なしでは見られない名シーン。(*20) 多数の証言によれば最後の最後まで演奏を続けていたという。演奏のせいで乗客達が危機感を持たずに避難が遅くなったという批判もあれば、演奏のおかげでパニックを防いだという意見もある。 余談だがバンドマスターでバイオリン奏者のウォレス・ハートリーの使っていたバイオリンは本人の遺体と共に発見されて現存しており、 オークションにかけられた際は90万ポンド(約1億4200万円)という高額で取り引きされた。 オラフとスウェン 厳密には乗客でも乗員でもなく史実の人物でもないが便宜上ここに記載。 酒場でポーカーをしていた二人組。ジャックのフルハウスによって敗北して有り金とナイフ(*21)とタイタニックの乗船券を奪われる。 結果的には命拾いした形になる。同室の人物がスウェンのことを知っていたので友人を失った可能性も高いが…。 名前は後にアナと雪の女王でそのまま引用されている。 《現代》 ブロック・ロベット 演:ビル・パクストン (吹替:石塚運昇/堀内賢雄/井上倫宏) 三年間タイタニック号に眠る宝石「青き海の心」を探し求めていたトレジャーハンター。 沈没したタイタニック号から美しい女性の裸婦画を発掘したことで、当事者であるローズと出会う。演じているのはキャメロン作品ではお馴染みの俳優であり、エイリアン2のハドソンやトゥルーライズのスケコマシ男サイモンで有名。 ローズの話を聞き、タイタニックのことを何もわかっていなかったとして「青き海の心」を諦めた。そして「青き海の心」を見つけたときに吸おうとしていた、とっておきの葉巻をタイタニック号に捧げた。 ルイス・ボーディーン 演:ルイス・アバナシー (吹替:池田勝/岩崎ひろし/江川央生) ロベットの相棒のトレジャーハンター。 被災者本人を前にして沈没の過程を嬉しそうに語る無神経なデブメガネだが遠隔ロボットの操作の腕はピカイチ。当初ローズの事を世間の注目を浴びたい婆さんとしか見ていなかったが、徐々にローズの話に引き込まれて行く。 キャメロンが友人のタイタニック研究者をモデルに描いた人物で演じているのは本人である。 リジー・カルバート 演:スージー・エイミス (吹替:山像かおり) ローズの孫娘で、彼女の身の回りの世話をしている。 祖母のタイタニックの出来事をロベット達と共に聞き、その悲しい結末に涙を流す。 最後は葉巻を海に捧げたロベットと共にタイタニックが沈んでいる夜の海に目をやる。 ローズ・カルバート 演:グロリア・スチュアート (吹替:佐々木すみ江/京田尚子/山口奈々) 101歳となったローズ。事故後はアメリカで女優をしていたらしい。 ルイスの話によると、「ローズ・デイヴィッド・ブケイター」としてはタイタニック号沈没に際して死亡した扱いとなっている様子。 夫と死別した後、現在はシーダーラピッズで一人の孫娘と一緒に暮らしている。 裸婦画が発掘されたことからロベット達と連絡を取り、彼らに過去の出来事を話す。 ◆ネタバレ 実はロベット達が探し求めていた「青き海の心」は彼女がずっと持っていた。 宝石はキャルが彼女に着せた上着のポケットに入れっぱなしで、カルパチア号に救助された後に気づいたのであった。 今回タイタニック号と再会したことで、「青き海の心」を海へと沈めた。 青き海の心を捨てた後に眠りにつき、タイタニック号の船内と思われる大階段を白いウェディングドレスを着た若い頃のローズが、 2時20分(=タイタニック号が沈没した時刻)を指して止まっている時計の前でかつてのように待っていた当時のジャックの元に行き、 その周囲を事故で亡くなった当時の乗員や乗客達(*22)が祝福の拍手をしているシーンで終幕となる。 これは、「この後ローズが亡くなりジャック達がいる天国で84年越しに結ばれた(*23)」「眠ったローズが見ている幸せな夢(*24)という二つの説(*25)があり、 DVDチャプター名は英語版で「A Promise Kept(約束は果たされた)」日本語版では「かなえられた夢」となっており、メイキングやDVDのオーディオコメンタリーでキャメロン監督は「観た人それぞれで解釈してほしい」としている。 【パロディ作品】 本作のパロディ作品として、親指に服を着せ、顔をCG合成したキャラクターで進行する親指タイタニック(原題「Thumbtanic(サムタニック)」)が作られている(*26)。 このテの作品にはよくある事だが内容は全体的にお下品かつブラックジョーク満載である。 その他にも本作のヒットに便乗し公開後にタイタニック沈没をテーマにしたアニメーション映画が2作品公開されているが、内容は……。 2010年には「タイタニック2012」という、 タイタニック号沈没事故から100年後となる2012年にタイタニック2世号と名付けられた豪華客船がまたも氷山と衝突事故を起こすという映画が作られている。 原題はそのものズバリTitanic IIだが、本作とは一切関係無い。内容もロマンス要素は無く純然たるパニック映画である。 なおこのTitanic IIを製作したアサイラム社は数々のパロディB級映画やシャークネードシリーズで有名である。 また、吉本興業が運営に関与しているCSの「大阪チャンネル」では友近とロバート秋山によるパロディコント「船と氷山」を制作・配信している。 パロディとはいえ完成度は非常に高く、現在はYouTubeで無料配信されているので見てみることをお勧めする。 屋形船がどうやって東京湾に沈むのかと小一時間(ry 勿論エロパロもあり、だいたい「パイパニック」なるタイトルが付けられているのがお約束。 【余談】 後半が修羅場だらけでキャスト陣も負傷した映画の撮影現場でディカプリオとゼインは場の雰囲気を和らげるムードメーカーとして活躍していた。 ジャックは架空の人物ではあるが、偶然にも事故に巻き込まれた人物にイニシャルが同じ「ジョセフ・ドーソン」氏が実在しており、映画を見たファンが氏の墓所を訪れる事もあった様子。 ディカプリオとウィンスレットはこの作品をきっかけに親友になっている。映画と同じくウィンスレットは違う男性と結婚したが、公開から20年以上経った今でも2人の友情は続いており映画同様、2人は深く固い絆で結ばれている。 ローズの裸婦画を描くシーンを描いているのはキャメロン監督の手である。キャメロンとジャック(ディカプリオ)は利き手が逆なため映像は左右反転している。また当該シーンで服を脱いだローズにジャックがうっかり「ソファーに」と間違えて「ベッドに横たわって」と口走ってしまったのはアドリブ……というよりディカプリオの素。本来ならミスだったのだが、キャメロン監督が「この方が『らしい』」と判断した事でそのまま採用されたという。 キャルが終盤乗り込んだ右舷側最後の1艇(A号ボート)は予備の組み立て式だったが、完成する前に映画の通り波に流されてしまったため縁と海面がギリギリの状態だった。海水が流れ込み膝まで冷水に浸かってる有様で、ボートの中にいた人は夜の間に半分以上凍死してしまい、生存者は夜が明けた後ロウが指揮する14号ボートに移動したらしい。ということはキャルとローズはカルパチア号が救助に来るまで同じ14号ボートの上にいたことになるが…はて? 本作のラブロマンスという作風はアクション系を主とする監督の作品としては異質と思われがちだが、男女の運命的な出逢いと交流、逆境に立ち向かう姿勢といったシナリオは出世作である『ターミネーター』と重なっていることから、実は原点回帰の作品ともいえる。 本作が世界的ヒット作になった事で今日の日本で「映画タイタニック」と言えば特に断りが無い限り専ら本作を指すが、「タイタニック」というタイトルのタイタニック号沈没事故を描いた映画は本作以前にも複数存在する。タイタニック号沈没事故をモチーフにした映画自体は更に多く、中には1912年5月14日封切作品(タイタニック号沈没の一ヶ月後!)というものも(*27)。本項目の作品を敢えて呼び分けるならば「1997年版タイタニック」「キャメロン版タイタニック」となるか。 映画『アルマゲドン』は本作のヒットの影響を受けて感動路線に変更、ラストの展開が当初の予定から修正されたとの逸話がある。 日本の地上波では2001年にフジテレビが初放送。超話題作のテレビ初放送ということで大規模な宣伝が行われ、視聴率も映画番組では異例となる35%を獲得したが、ジャックとローズの両主演の吹き替えキャストが案の定というべきか滑舌が悪いなどで評判が悪く、タレント吹き替えの悪例の一つとして今なお引き合いに出される事が多い。そして当のフジテレビも2004年に主演の吹き替えを差し替えたバージョンを制作している(*28)。 日本語吹替で一番評判が高いのが日テレ版で、同局の「金曜ロードショー」ではリクエスト企画でも放送された。この放送についてはジャック役の石田彰も放送に際して感謝のツイートを述べている。また、シャア・アズナブル等でお馴染みの池田秀一がモブとして複数役を演じている。あくまで地上波向けということでソフト化に恵まれなかったが、2024年に発売された4K UHD Blu-rayで日テレ版吹き替えが初収録された。 吹替のキャストに「機内上映版」とあるように、本作には旅客機の機内でのみ上映された吹替え版が存在する。何とこれは劇場公開より前に上映されたとされ、ジャックの声を吹き替えた草尾毅も、「あのタイタニックを日本で初めて吹き替えたのは僕だ」と自負しているという。しかしこの版は現状ソフト化されておらず(*29)、吹替を行った草尾ですら未だに観られていない幻のバージョンとなっている。本人も何とか観たいと熱望している。 史実におけるタイタニック号乗客のうち、最後の生存者となったミルヴィナ・ディーン氏は、当時なんと生後二ヶ月。晩年は困窮し、老人ホームの費用にも事欠く状態であったが、本作の主演二人が援助を申し出たことで無事入居を続けることができたという。そのわずか一ヶ月後、2009年5月31日に逝去。これによりタイタニック号乗客の全員が鬼籍に入ることになった。 貴方はここにいる 恐れるものは何も無い 私の心は貴方と共にあると確信している 私たちはずっとこの道を共に歩む 貴方はいつまでも私の心の中に 私の心は貴方と共に生き続ける 追記・修正は毎晩夢の中で出会える大切な人と共にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ しくじり先生で、ラブストーリーであると同時にキャルの失恋(婚約者を奪われる)物語と紹介してた。間違いではないが… -- 名無しさん (2021-12-17 14 30 19) キャルは基本的に悪くないのだと思うのだけれどね、ローズにたいする態度は誠実で彼女が生き残ったのか探しにきてたし(未来的には破滅するが) -- 名無しさん (2022-01-22 20 06 54) キャルの視点からするとローズのほうが「えっ?なんで??」だというのがね、いや差別意識はあるのだろうけれど -- 名無しさん (2022-01-22 20 08 14) ↑一等客室の料金が600万で三等の料金が2万円って考えると一等客が優先的に救助されるっていうのも少しは納得が行く 当時の価値観からすればローズがおかしいし、モリーの言動も少し不自然に思えなくもない -- 名無しさん (2022-03-17 22 51 16) この映画が公開されたころ、テレビで1940年代~50年代に作られたタイタニック映画が二本放映されたが、その中でも露骨なのが、ある人の小説でも言及されていた「ナチスドイツが作ったタイタニック映画」で、ヒーローは完全にドイツ人乗客で、英国人船員や軍人が如何に無責任だったかをこれでもかとばかりに描写していたのだった…(小説版で言及されていた「鰹節で人形を作って蒸気を当てると、ユラユラと動いていかにも乗客たちがパニックを起こしているように見える」件は記憶にないなあ…ひたすらドイツ魂ハイル!が強烈だったからか?) -- 名無しさん (2022-03-17 23 05 18) これだけの大作に出ると役のイメージがつきすぎて俳優として一発屋に終わってもおかしくなかったが、主演の2人はその後も順調にキャリアを上げていった。ジャック役のディカプリオが念願のアカデミー賞獲得した時、ローズ役のウィンスレットが嬉し泣きしていた場面は良かった -- 名無しさん (2022-03-22 00 45 57) ローズ達が救命ボートについて説明を受けているシーンでキャルが「沈まない船にはムダだよ」と言ってたときに「いや、沈むから要るんだよ」と心の中で思ってしまった -- 名無しさん (2022-09-30 12 39 06) ローズは生還後に女優をやってたとあるがそんだけ有名人になってたとしたらどこかで母親のルースが生存を知っててもおかしくないのに本編中ではそれに触れられていない。まあルースにしてみりゃローズは勘当同然の扱いだから仮に生存を知ってたとしても「会いたくない」と思ってたのかもしれないが -- 名無しさん (2022-10-01 12 38 32) 「知らないのかね?」「ケイト・ウィンスレットがでかかったばかりにデカプリオが板の上に上がれず凍え死んだことくらい知ってますよ」「何の話をしてるんだね?」 -- 名無しさん (2022-10-01 17 19 49) 20狐「恋愛映画でヒットなんてとれるか!!予算泥棒!!!」監督「ほんなら恋愛だけやなくて青いダイヤのミステリ要素に沈むときにはパニックものもかくやにすればええんとちゃう?」 -- 名無しさん (2022-10-16 00 29 48) ↑3 女優言うてもTVはないしラジオも遠くまで届かないから当初は舞台か映画だろう。しかも映画は白黒で画質も悪くサイレント、それらを広めるメディアも少ない。TVに出られる頃には母親の方が亡くなってそう -- 名無しさん (2022-10-16 00 58 24) 事故から84年もたってる上に101歳というボケててもおかしくない年齢なのに当時の事をしっかりと覚えてるローズ婆さんの記憶力に驚いた -- 名無しさん (2022-10-23 11 07 30) どうやら最近Disney+での本作の配信は終了されたようです。ちょっと残念。 -- 名無しさん (2023-01-18 17 45 56) ↑今はリマスター版が劇場公開されているから、それが終わったらまた配信すると思うよ …と思ったら新仕様の円盤が発売されるからしばらく配信は復活しなさそう -- 名無しさん (2023-02-19 22 03 21) コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2023-02-20 23 32 08) ↑6 そんなちゃんぽんにしたら食い合わせが悪そうだが、きっちり名作に仕上げてるのはスゴイ -- 名無しさん (2023-03-12 15 58 11) ログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-03-26 18 41 49 ごく最近、Disney+での配信が再開されたよ。 -- (名無しさん) 2023-03-26 18 47 06 明日の映画は普通にやる模様。タイミングが悪いとも思うが、ほぼ人災だしな -- (名無しさん) 2023-06-23 09 39 24 同じくディカプリオ主演の「ロミオ+ジュリエット」は主人公もヒロインも救われないオチ。……作品の都合上そうするしかないとはいえ -- (名無しさん) 2023-06-23 19 15 26 ↑2 正直これで不謹慎云々言ってたら戦争映画とか永遠に流せないし。 -- (名無しさん) 2023-06-24 08 46 52 なおこれも公開当初は評論家に「安っぽい恋愛映画、観る価値なし」と言われていた。 -- (名無しさん) 2023-07-01 21 36 16 ↑マリオも公開当初は大方👎だったけど結局大成功だっり逆に実写リトルマーメイドは👍だったけど興行成績はマリオより振るってないから向こうの国の評論家ってマジで当てにならないのかも -- (名無しさん) 2023-07-01 23 54 34 視聴した自分自身の気持ちに正直になるんだ リマスターを劇場で視聴したけど本当に泣きそうになったし、すすり泣きもかすかに聞こえてきた 沈む直前でみんなが傾く中必死で逃げるシーンとか特に -- (名無しさん) 2023-07-02 00 06 13 グロリア・スチュアートはキャメロンに「私は息を止めればいいのか、息をすればいいのか、はっきりとお答えください」と問い詰め、キャメロンは少しの間をおいた上で「止めてください」と答えた。つまりラストシーンはそういう事だね -- (名無しさん) 2023-07-02 01 08 08 アナ雪のオラフたちの名前が此処から取られてたとは知らなかったわ。 -- (名無しさん) 2023-07-04 08 35 08 これ昔は夏休み最終日と前日に2夜に分けて放送してたのよ。懐かしい、いつからかやらなくなった。因みにこれアルティメットエディションにもう1つのエンディングと45分ほどの未公開シーンが収録されている。拘りまくってるから見たい人は是非。(30万セット限定だから今あるかは分からんが) -- (名無しさん) 2023-07-04 09 52 37 ↑3 呼吸してたら動きでなんだ寝てるだけじゃんになるから、あえて止めさせたとも考えられるっしょ -- (名無しさん) 2023-09-23 17 48 12 キャルがカルパチア号でローズを見つけた描写ないよね。未公開シーンの描写と混同してないか -- (名無しさん) 2024-03-07 20 09 22 グロリア・スチュアートは上記の史実の事故の最後の生存者となったミルヴィナ・ディーンが逝去した翌年に100歳で逝去したのだが、まさに映画のとおりになった...のだろうか。 -- (名無しさん) 2024-08-25 18 03 02 名前 コメント すべてのコメントを見る