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「おーい、新入り連れてきたぞー。」 プロシュートがそう言って入ると、そこには銀色の髪に、奇妙な黒い瞳の青年がいた。 「・・・・・新入部員か?」 「いや、『チーム』の方だ。」 そう言うと、その青年はペッシを見た。 「自己紹介が遅れた、俺はリゾット。『チーム』のリーダー兼漫画研究部の部長だ。 といっても、漫画はよく解らないから、もっぱら編集しかしないがな。」 よろしく、といってペッシに右手を差し出した。 「あ・・・、よろしくお願いします。」 そう言ってペッシはリゾットと握手をした。 プロシュートは既に、イスに座ってくつろぎ始めている。 (良かった・・・・、意外といい人っぽいぞ・・・。この調子なら他の人も・・・・。) ペッシが安堵していると・・・・・。 「リゾット!!大変だ!!」 刈上げ頭の生徒が、突然奥のコーナーから飛び出してきた。 「どうした、ホルマジオ。」 「ギアッチョの奴がまたキレちまってよぉー・・、ペン先が全部だめになっちまった。 仗助のやつ、ずっとゲームやってて直してくんねぇんだよ。」 そう言って、籠いっぱいの駄目になったペン先をリゾットに見せる。 「解った、直す。」 リゾットがペン先の入った籠に手をかざすと、一瞬のうちにひん曲がったペン先が、元の形に戻った。 「おう!ありがとよ!」 そう言って、ホルマジオは奥にある机に向かっていった。 次にペッシが気になったのは、壁に掛かっている巨大な鏡だった。 「・・・・・?何で漫画研究部の部室に鏡が・・・?」 「あぁ、コスプレする奴がいるからな、だが、それ以外に・・・・・・。」 次の瞬間、突然鏡から、にゅーっと腕が出てきた。 そして、鏡に映る自分の前に現れた、髪の長い男の姿。 ペッシは、気を失って倒れた。 「あれ?こいつ誰?」 鏡の中から、巨大な紙袋を持って、長い髪の男がずずっとその半身を出した。 「イルーゾォ!また鏡の中で授業をサボったのか!!」 「げっ!!部長!!」 リゾットが、鏡の中から出てきた少年を、イルーゾォと呼ぶ。 「ち・・・違うって・・!!どうしてもいる資料があって・・・・・すぐ買いに行きたかったんだよ!!」 「ほう・・・・、その資料とは?」 「ホラ見て!ガオファイ○ーの限定の金ピカバージョン!香霖堂で偶然売ってるの見つけてさー!!」 「メタリカ。」 イルーゾォの背中に、何処ぞのキャスターのごとく大量にメスが刺さりまくった。 「すいません、部長。今日もう自分帰るッス。」 そう言って、部室の奥から鞄をもった仗助が出てきた。 「どうした、仗助?さっきまでF-MEGAやってたじゃないか?」 「それが、今日美術部の方で露伴の野郎と喧嘩でもしたのか、花京院先輩がきちゃったんスよ。 窓から入ってきたんで、多分ヘブンズドアー喰らう前に、大慌てで逃げてきたんでしょうね。」 それでテレンス先輩と勝負始めちゃって、散々ッスよ、と仗助は愚痴る。 彼は元々、豊富なゲーム目当てで漫画研究部に入ったのだ。 ちなみに露伴は高校政兼プロ漫画家なので、漫研には入っていない。 「そうか、残念だな。」 「多分、億康の奴がフーゴ先生に居残りで怒られてると思うんで⑨組寄って一緒に帰ります。」 それじゃあお疲れッス、といって仗助は外に出て行った。 「リゾット、俺もバイトあるから帰るわ。」 そう言って、奥からさらにギアッチョも出てきた。 「そうか。・・・・ギアッチョ。」 「何だよ?」 リゾットに呼び止められて、ギアッチョは不思議そうに答える。 「義理の姉であるレティさんに迷惑をかけたくないのは解るが、勉強がおろそかになるほど働くな。 成績が下がっていた事を心配していたぞ。」 「げっ?!誰だよ!そんな事レティに話した奴!!」 「・・・・チルノに決まってるだろう。お前の義妹(いもうと)の。」 「あんっの馬鹿・・・・・・・。」 妹に余計な事を言われた怒りに、ギアッチョは拳を振るわせた。 「まぁいい。後でぶん殴ればいい話だ・・・・。じゃあな!」 そう言ってギアッチョは乱暴に扉を開けて、出て行った。 そして、リゾットは奥にある畳のスペースに向かう。 「何だ、ソルベとジェラートは寝ているのか。」 畳のスペースでは、花京院VSテレンスの激しい攻防が、画面の中で行われていたがそれ以外はまぁだらけたものである。 ソルベとジェラートが、座布団を枕にしてやけに密着して寝ている。 部屋の隅では、アリスがドール(スーパー○ルフィーと○ーリップ)の服を縫っているし、メローネはノートPCにヘッドホンをつけてゲームをやっている。 多分如何わしいゲームだろうが、誰も気にしない。 魔理沙は寝転がり、パチュリーから借りた漫画を読んでおり、パチュリーはソルベとジェラートの寝ている様子を取ろうと写真部から借りてきたであろう高そうなカメラを構えていた。 「パチュリー、盗撮は犯罪だからやめろ。」 「腐女子のいるところで絡む野郎が悪いのよ。」 リゾットがパチュリーを止めようとするが、腐女子は自重しない。 「やめないと、そのカメラ、メタリカで壊すぞ。」 流石に借り物のカメラを壊されては困るので、パチュリーはしぶしぶカメラを閉まった。 「合併して、ようやく男子生徒、それもイケメンぞろいで・・・・せっかく天国に行けたと思ったのに。」 「それ、プッチ先生の前で言うなよ?」 二人がそんなやりとりをしていると、小悪魔が部室に入ってきた。 「パチュリー先輩!借りてた本返しに着ました。」 そう言って、小悪魔はパチュリーに何冊かの文庫本を渡す。 「あら、わざわざ来てくれたの?今日図書当番だったでしょうに・・・。」 「あ、大丈夫です。今日はいい天気のせいか利用者が少ないんで。」 ようするに、抜け出してきたらしい。 「そう!あと先輩に教えてもらったあのサイトのドリーム!すっごく良かったです!!せっちゃんが可愛くて・・・。 でもロク刹小説も、刹マリ小説も面白くて・・・・・・・・。」 「でしょう?!あそこはBLにノーマルにドリームとあらゆる種類の萌えが詰まってるのよ!」 「特に学園パロが・・・・・・・・・・・・。」 女子同士で盛り上がってるのか、リゾットは顔をそらした。 決して、直視できなかったわけではない。 部員分類編 <ガチオタク> 花京院 テレンス メローネ <ロボ好き> イルーゾォ <動物漫画好き> ホルマジオ <ドールマニア> アリス テレンス <腐女子> パチュリー(BL好き) 小悪魔(ドリーム小説好き) <単純な漫画・ゲーム好き> 魔理沙 ギアッチョ プロシュート 仗助 <ゲーム音楽好き> ジェラート <暗殺チームだから強制的に> ペッシ リゾット ソルベ でも何だかんだ言って部員は全員一般人より遥かにオタク系知識が多くなるのである。 前へ 目次へ 次へ
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【鏡の裏側に潜む者 イルーゾォ】 逆符「イルーゾォ・イン・ザ・ミラー」 画面の真ん中に横に線(鏡、当たり判定あり)が引かれ、イルーゾォが弾幕を撃ってくる。 弾幕がその真ん中の線を過ぎると左右反対になって出てくる。 もちろんイルーゾォが実際にいるのも反対であり、大体の憶測をつけて何もない場所を攻撃しなければならない。 裏符「アナザー・パート・オブ・ミー」 まず、自機が強制的に画面の中心に移動させられる。 そして自機を挟むようにイルーゾォの反対側にマン・イン・ザ・ミラーの姿が。 イルーゾォは素早い弾幕を、マン・イン・ザ・ミラーは遅い弾幕を放ってくる。 反符「リフレクト・オブ・ザ・ミラー」 イルーゾォがレーザーを横に向かって放つ。 するとそれは画面横に当たった瞬間跳ね返る。 画面端に当たると次々にレーザーは跳ね返っていく。 レーザーの本数はどんどん増えていったり、難易度が上がると弾を撃って来る。 銀符「ダーティ・ディアナ」 銀色の丸い月のような鏡(大玉弾)を放つ。 それが途中でガシャーンと言う音で割れ、細かい弾幕に拡散する。 鏡符「マン・イン・ザ・ミラー」 画面が上下逆転して、イルーゾォが弾幕を撃って来る。 弾幕自体は意外と普通だが慣れるのが難しい。 【射抜く老化の瞳 プロシュート】 眼符「悩ましき邪眼」 プロシュートの周囲にいくつもの目があらわれ、そこから煙が噴出す。 その煙の中では動きが鈍くなる。 プロシュートはあちこち動き回りながら弾幕を撃って来る。兄貴はフリーダム。 眼符「フレンド・オブ・ザ・デビル」 四隅に瞳が現れ、そこから弾幕と煙が噴出す。 もちろん、うごきは遅くなる。 ただ、兄貴はうごかない。 蹴符「覚悟を決めぬ者への罰」 兄貴が行き成りこっちに体当たりしてきます。 そして拡散する弾幕を連続で放つ。めーりんのあれ。 移動しても次から次へと襲ってくるのでぼさっとしてるマンモーニはやられます。 老符「デス・ドント・ハヴ・ノー・マーシー」 まず、煙が充満する。 そして時間が経過するにつれてプレイヤーキャラの動きが鈍くなってくる。 ある一定時間内にプロシュートを倒さないと、最終的には身動きが取れなくなり被弾する。 やばかったらボムを使うしかない、ひどいや兄貴。 衰符「ザ・グレイトフル・デッド」 目が自分を取り囲むように現れる。 目は回転しながら自分の周囲を離れたり近づいたりする。 それによって、自機のスピードが変わる。 その状態で弾幕を避ける。 【小鬼の足音 ホルマジオ】 小符「ゴブリン・ダンス」 回転するようなホルマジオの周囲に展開する弾幕、それは一旦拡散するが、 その後大きさが小さくなったり大きくなったりしてホルマジオの周囲を回転する。 悪戯「キャット・イン・ボトル」 まず、プレイヤーキャラを囲むように瓶の形を模した弾幕が現れる。 そしてそれが歪んだり、ひしゃげたりするのを弾幕のスキマを避ける。 難易度が高くなると、クルクルクルと回る、当たり判定のある猫が現れる。 大符「ロケット・イン・マイ・ポケット」 ポケットの中に入っていたペン類を大きくして、敵に攻撃する。 太さ、長さの違うレーザーがたくさん襲い掛かってくる。 縮符「スネークス・オン・エヴリシング」 まず、ホルマジオがレーザーを放つ。 すると、それはへにょりへにょり曲がりながらこちらに向かってくる。 しかも、途中で大きさが変わる。 小鬼「リトル・フィート」 まず、ホルマジオの姿が小さくなる(当たり判定も小さくなる。) そして、自分の当たり判定が大きくなる、 その状態で、弾幕を避ける。 【愛無き交わりの果実 メローネ】 交符「カーマストラ」 横に二列 縦に二十四列の地点、合計48の地点に小弾が固定される。 その状態でメローネの発射する弾幕(放射型の、白いナイフ)を避ける。 淫符「素女経」 横に三列、縦に十六の地点にピンクと青の弾、それがくるくるとお互いを追いかけるように回る。 その状態でメローネの放つ弾(クナイ型、白、量は多い) 達符「江戸四十八手」 横に2列。縦に二十四列 の地点に大玉が配置される。 そして周囲からその大玉めがけて四方八方から白い弾幕が放たれる。 セクハラスペルカードだなぁ・・・、全部。 愛符「イッツ ノー クライム」 遅いレーザーと、早いレーザーを交互に放つ。 途中でくにゃりと曲がって、ハートマークの軌跡を描くロマンチック仕様だが、避けにくい。 どこでハートマークになるかはランダム。 愛符「テンダー ラヴァー」 まず、レーザーで巨大なハートマークが書かれる。 すると、それが弾けて無数の弾幕が降り注ぐ。 そして大玉くらいのレーザーハートマークがあちこちに現れて、弾けて弾幕を発射する。 堕交「ベイビィ・フェイス」 始め、メローネが横一列にナイフ弾幕を発射する、それをグレイズしてしまうと血液が出たことになる(どう考えてもグレイズせざるをえない狭さ) そして次の瞬間、メローネが接近する(血液採取) 次の瞬間、画面が暗転、ベイビィフェイスの息子が現れている。 メローネと息子は別々に動き、弾幕を撃って来るが誘導弾は全て息子にあたり、ボムを使うと息子はメローネを庇う。 うざい。 【雪崩れだす静止世界 ギアッチョ】 滑符「スケーティング・オン・ザ・ヴェネツィア」 まず、弾(橙とかが使う鱗っぽい奴)を網の目に張り巡らせる。 ギアッチョがその上をを滑走しつつ、弾幕を放つ。 止符「アブソリュート・ゼロ」 自分が放った弾幕がギアッチョに着弾した瞬間停止する。 そのままギアッチョが動くので、その軌跡には止まった自分の弾幕が固定され、その状態で弾幕を避ける。 冬符「レティ・マイ・ディア」 レティがスタンドのごとく登場、フラワーウェザラウェイの強化版みたいな弾幕を放つ。 悲符「サッドネス・イズ・ア・コールド・ガン」 ギアッチョの腕から氷の塊が発射され、それが固定される。 次々くる弾を邪魔にならないように誘導しながら避ける。 停止「ホワイト・アルバム・ジェントリー・ウィープス」 まず、ギアッチョの前にギュンギュンと言う音と共に氷の壁が現れる。 それを一転集中で攻撃して、穴を開けないとギアッチョに攻撃は辿りつかない。 その状態で、弾幕を避ける。 ボムは効かない。 ソルベとそのスタンド 075304a4d1fe0ae3.jpg BUTTERFLY 「バタフライ」 遠距離、群体 特殊用途型 無数の青白い幽霊のような蝶々の姿をしたスタンド。 力はせいぜい携帯電話を持つ程度であり、スピードも普通の蝶々と変わらない。 ありとあらゆる物体を通り抜ける能力を持つ。 出す蝶々の数が増えると、持続時間が短くなる。 また、その蝶々が触れているものも同じように壁などを透過できるようになる。 だが、その物体は本物なのでスタンド使いでない人でも見える。 このスタンドによりメローネやジェラートの為に血液を取ってくるなどしている。 ハーヴェストとは違い、攻撃力はまったくない。 また、操作は全てソルベが行っており、大量のバタフライを出す場合、彼はその操作に集中するため動けなくなる。 バタフライの見る風景、音声は全てソルベに伝わる。 外観はロボットのような蝶々、羽のみ青白く発光している。 破壊力 E スピードD 持続力A 精密動作性A 成長性 E 射程距離数キロメートル ジェラート 子供のような性格をしている、いわゆる無邪気な殺人鬼タイプだが、あんまり頭は良くない。 正しく言うと、学がないだけであり、本人もそれを気にしているがいかんせん学校には通えないので独学である。 特殊なスタンドで暗殺のサポートをするが、彼の真価で人間をはるかに超えた身体能力である。 十年前にソルベが雇われて壊滅させた南米のネオナチ施設の何もない部屋に実験生物として生きていた。 そのため、言葉も喋れず、動物同然だった。そこをソルベが拾い、育て上げた。ショタ光源氏?しゃかりきコロンブス。 そのせいか、二本足で歩くと今でも何もない転ぶ時がある。本気で戦うときは獣のように四肢を動かして戦う。 その正体はナチスドイツの残党が、『ドレス』の情報を元に作り上げた、『バオーツヴァイ』。 そして彼はバオーに対する適正と殺人欲求を遺伝子単位で操作されたデザインベイビーである。 十年前まで獣同然だったため精神年齢は子供そのもの。 殺人欲求を持つように作られたため、定期的に人型の生物を殺さないとストレスでおかしくなってしまう。 デザインベイビーなので、外見はいい。日本人で言うとジャニーズ系らしい。 ソルべ ヴェネツィア出身のヴァンパイアハンター兼暗殺者、人も化け物も殺すのは変わらない。 傭兵的なこともやるので、サバイバルにも慣れている。 波紋の効果で年齢は見かけの倍以上である、その為、経験も知識も豊富。 元々北部のフランス国境あたりの出身ででローマのカトリック系孤児院にいたが、アラブ系の養父に引き取られ「波紋」の修行をさせられる。 が、すでに年だった養父は彼が十二歳のとき、あっさり死ぬ。 その後、孤児院のつてでカトリックの対吸血鬼部隊に入ったり、堅苦しいのが嫌で逃げ出して命狙われたり、傭兵したり暗殺したりして生きてた。 波乱万丈な人生を送った為、色々と『常識』が狂っている。 彼は無意識に波紋の呼吸をしているがジョセフやシーザーほどの才能はない。 だが、それを補うための射撃技術、さらに昔のつてで手に入れる対吸血鬼用儀礼済み弾などを使う。 もちろん、普段使うのは普通の弾丸である。ストッピングパワーより貫通力を重視する傾向にある。 その後、スタンドに興味を持ちパッショーネに入る。 元々暗殺者としてそれなりに知られていたため、暗殺チームに入る。 ボスの正体を調べ始めたのは、チームの待遇に憤っていたの以外に自信の好奇心もあったらしい。 それに巻き込んでジェラートを殺してしまった事を、彼は非常に悔やんでおり、生前以上にジェラートに過保護である。 性格は冷静沈着で余裕のある大人だが、キレてる犯罪者の名の通り、ゲーム感覚で人が殺せる。 もっとも、無駄な殺しはしないが。特に遠距離からライフルで頭を打ち抜くのが好き。 外見はなんかやくざっぽいイメージ。悪徳商会的な。 目次へ
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「あれ・・・?兄貴いないなぁ?」 「本当だねぇ、ここであってるのかい?」 2人は、紅魔館が傍に立つ湖まで飛んで来ていた。 プロシュートが指定した場所は、紅魔館の真向かいの岸、と言う事だった。 秋のせいか少し枯れかけた植物がぼうぼうと生えており、木々は少し色づいていた。 「兄貴ー?」 「プロシュートー?」 そう言って2人はプロシュートの姿を探す。 ガサガサと音を立てて2人は草むらを進む。 「こっちかな・・・・。」 そう言ってペッシが森の方に向かった瞬間。 「うひゃぁっ?!」 突然、首筋にひやっとしたものを2人は感じる。 そして、ペッシはビーチボーイを、小町は大鎌を出現させ、構える。 だが、2人とも涙目であるのが情けない。 「落ち着いて!私よ私!」 落ち着いた感じの声が、2人を諫める。 そこには、何やら木の葉で身を隠したレティがいた。 「・・・・・レティ?何やってんだよ?」 「いいから静かに!伏せて!」 何やら慌てた様子で、レティは2人に伏せるよう促す。 レティの必死な様子に、2人は伏せる。 「そのままよ・・・・出来るだけ音を立てないで・・・・。」 そして、レティは2人を誘導する。 2人は、森の中に通された。 「・・・・・来たか。」 「兄貴?!どこですかい?!」 突然聞こえた声に、ペッシは辺りを見渡すが、プロシュートの姿はない。 「ここだここ。」 そう言うと、突然地面が盛り上がった。 「うわぁっ?!」 驚くペッシだが、すぐにそれの正体は解る。 「俺だ、俺。」 そう言ってプロシュートは色のあせた繊維の大量についた袋を被ったプロシュートだった。 「兄貴!!」 「いやー、紫の奴・・面倒な事しやがってよぉ・・・・。」 ぶつぶついいながら、服についた繊維をプロシュートは払う。 「・・・なんだい、それ?」 「あぁ、これはギリースーツって言う、本当ならスナイパーとかが使う潜伏用の道具だ。 少し一人じゃきつくてソルベに手伝ってくれって頼んだらこれを持ってきた。 ついでにここの近くにいたギアッチョにも手伝わせたが・・・相当きつかったな。」 まぁ、これのおかげで随分楽だったが、と言ってため息をつく。 「あんた、一体何を頼まれたんだい?紫って言ってたけど映姫さまからの任務なんじゃないのかい?」 小町がプロシュートの言葉を不思議に思ったのか、尋ねる。 「いや、映姫の奴経由で頼まれたんだけどよ、博麗の巫女にばれるとあとが面倒だから貸し一個でそっちで処理してくれだと。」 「そりゃまた何で?」 「・・・・相当理由がくだらないからだよ。」 そう言って、プロシュートはガサゴソと森の奥まで進む。 森が、少しひらける。 「おーい、ペッシきたぞー。」 ペッシと小町は思わず硬直した。 「おーきたかー。」 そう言うジェラートは血まみれで、何か巨大な物を縛り上げている。 血まみれのジェラートは、まぁ、いい。 ペッシも小町も、ジェラートとソルベの危なさは知っているので、それは別に驚く事ではない。 問題は、血まみれになってジェラートが縛り上げているモノである。 ピンク色の、何やら大きなくちばしの、鳥のような、だけど何か辺りの木くらい大きさがあって、鱗で肌は覆われている。 「・・・・先生や。」 「先生、先生じゃないか・・・・・・。」 思わず小町は江戸っ子口調が関西弁に、ペッシはネットスラングになる。 そう、それは某ハンターゲームで、誰もが始めにつむ、ピンク色のダチョウチックなドラゴンだった。 ペッシは無言でそれを指差しながら、プロシュートの方を振り向く。 「あぁ・・・・、それには・・深い深いわけがあるんだぜ・・・・。」 遠い目をしてプロシュートは、紫の姿を思い出した。 『カピバ○さんってキャラクター知ってる?かわいいわよねー、私、大好きなの。 最近はぬいぐるみにモフモフしながらお昼ねしてるんだけど・・・・・。 え?何よその目は。いいじゃない。女ってのはいくつになってもかわいいものが好きなの! ほら、男の子がロボット見るといくつになっても興奮するのと同じよ。 それでね、どうせなら本物呼んじゃおうっかなーって思って、自分の能力フル活用して。 二次元と三次元の境界弄ったら・・・・うっかりモンハン入れっぱなしだったPSPの境界も弄っちゃって♪ 何体かモンスターがこっちに来ちゃったから退治してくれる?ちょっと力使いすぎて疲れちゃって私は無理なのよー。 藍も橙も今日は用があるから呼ばないでください、って前もって言われてるし、お願いするわね。 あ、もちろん報酬ならきちんと上げるから安心して。 え?死んだらどうする?大丈夫でしょ、ゲームだし。 ふぁぁ眠くなっちゃった・・・、それじゃあ私は寝るからよろしくねー。』 「・・・・・・・だってよ。」 何ともいえない表情で語るプロシュートに、ペッシも小町もコメントできない。 「とりあえず、ソルベを無理やりかりだして、近くにいたギアッチョも連れ出してこれでようやく三匹目だ。」 「ちなみに、今までのは?」 「あぁ、とりあえず倒してから、この紫特性の結界縄で縛れば元に戻るってよ・・・・。 いやあ、リアルでまさかドラゴンと連続で戦うとは思わなかったぜ・・・・。」 ゲームの中だったら連続狩猟なんてあの程度楽勝なんだけどなぁ、と疲れきった顔でプロシュートは言う。 「もうモンハンも幻想入りかねぇ・・・・・。」 「あぁ、次はマジアカDSだ・・・。」 2人は遠い目をして、現実逃避を試みる、が、現実は変わらない。 「まぁ、ペッシ。後一匹だ、・・・・・一体何なのかは、解るよな?」 「え・・・・・?」 突然、後ろの草むらでガサッと物音がする。 小町とペッシが後ろを振り向くと、そこにはホワイト・アルバムを装着したギアッチョがいた。 後ろに、何やら氷のような羽根の生えた少女を乗せて。 「おかえりなさい、ギアッチョ、チルノ。かえるはいっぱい見つかった?」 レティはそう言ってギアッチョとチルノの元へ飛んでいく. 「うん!あたいいっぱい見つけたんだから!!」 そう言ってチルノは氷の檻に閉じ込めたかえるをレティに差し出した。 「・・ったく、ガキのおもりはもうこりごりだ・・・。」 子供となんぞ滅多に触れ合わないギアッチョは、チルノの相手に相当憔悴したらしい。 深くため息をついてスタンドを解除する。 そして、プロシュートのところにいく。 「ペッシ呼べたのか。」 「あぁ。」 ギアッチョの言葉に、プロシュートは頷いた。 「後はあれだけだな。」 「そうだな、あれだけだな。」 そう言って、二人はうなづく。 「じゃあ、ソルベー。指定してた位置で待機しててくれー。」 「あいよー。」 そう言うとソルベはスナイパーライフルを担いで森の中へ入っていった。 「後は・・・、メローネが来るのを待つだけだな。」 そして、メローネが来た。 彼も急いで来てくれとしか言われてないのか、その手にはベイビィ・フェイスの親機しか持っていない。 「まったく・・・何なんだアンタら。」 そう言って眠そうにあくびをする、どうやらどこかで昼寝でもしていたらしい。 「ギアッチョ。」 「おうよ。」 プロシュートに言われて、ギアッチョはメローネを縛り上げる。 「え?何?」 「拘束プレイ?とかお約束な事聞くんじゃねーぞ。お前はカエルに続く第二のエサなんだからな。」 そう言ってプロシュートはメローネを何処からか持ってきた台車の上に乗せた。 「よし・・・、これで準備はOKだ・・・。ペッシ!小町!お前らもこい!!」 「チルノ、レティ、行くぞ。」 プロシュートとギアッチョは、ガラガラとメローネを引きずりながら湖の方向へと歩いていく。 その様子を見て、チルノはポンッと手を叩いた。 「あたいああ言うのなんていうか知ってるわ!」 「・・・・一応聞こうかねぇ、なんて言うんだい?」 小町は期待せずに、チルノにその答えを聞いてみる。 「ドナドナ!!」 目を輝かせながら言うチルノに、まぁ、間違ってはないなぁ、と小町とレティ、それにペッシが考えた。 前へ 目次へ 次へ
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さ:シャネル/シュウ ウエムラ/スウィーツスウィーツ/草花木果/ た:ちふれ/ は:ブルーム/ブルジョワ/ヘビーローテーション/ヘレナ ルビンスタイン/ボビィ ブラウン/ ■シャネル ―CHANEL アクアルミエール グロス65―「赤グロス」(冬ビビ) 73ボンボン―「便利な色、ベージュよりピンク」(夏スモ) レーヴル サンティヤント 19ブリザール―「赤みベージュにシルバーパール、プラチナがかったローズベージュ」(夏スモ) 25ヴォラージュ△、 119ワイルドローズ―「こっくりとしたモーブローズ。程よい発色なので、単色使いもOK。自然に上品に顔色がよく見える」(夏スモ) クリスタルグロス 13トゥッティ フルッティ、15ソルベ(スイカ赤)、17ピンク キャンディ △ ■シュウ ウエムラ ―SHU UEMURA グロスアンリミテッド PK335S ―「紫,ローズ,ピンク,どれともいえないような色、ラメはシルバーと寒色系の微細ラメ」(夏) △ ■スウィーツスウィーツ ―SWEETS SWEETS/スイーツ/スィーツ [セザンヌ] モイスチャーグロスMG8(パール入り白ピンク) △ ■草花木果 ―SOKAMOCKA 露紅(グロスタイプ) 01紅花 △ ■ちふれ ―CHIFURE リップジェル115 ピンク系―「軽くティッシュオフしてテカリを抑えて使うと、程よいコーラルリップに。ブルー・シルバーパール入り」(冬ダーク)「つけたては普通のピンクベージュ。しばらく経つとコーラルピンクに」(冬クリ冬ダーク) △ ■ブルーム ―BLOOM リップグロス (キッサブル) メロン―「赤みピンク」(夏スモ・夏クリ) △ ■ブルジョワ ―BOURJOIS/ブルジョア エフェスリーディN 16ベージュテオリック(冬ダーク) △ ■ヘビーローテーション ―HEAVY ROTATION /ヘビロテ [キスミー] セクシーエナメルグロス 02ホワイティピンク×―「物凄い死人顔」(夏) △ ■ヘレナ ルビンスタイン ―HELENA RUBINSTEIN ウォンテッド グロス23スターカメリア(夏クリ) 31ホワイトタイ「白っぽいベースにピンクとホログラムっぽいラメ入り。ヌードメイクの時に使ってる。黄味肌だと浮くかな?白肌の人におすすめ」(冬クリ) △ ■ボビィ ブラウン ―BOBBI BROWN/ボビーブラウン リップグロス04バフ(ベージュピンク)「ベージュ系、顔色が少し悪く、ピンク系のリップライナーで輪郭をとれば平気」(夏クリ) △
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ふわっと妖怪の山に粉雪が降りる。 それは風に乗って人里や紅魔館まで流れきた。 風花、と呼ばれる現象である。 その粉雪を見て、湖の妖精は大いにはしゃいだ。 帰ってきた、彼女が帰ってきたと。 そして、妖怪の山のすぐ隣の山にある洋館。 死神の館、と言うのには少々賑やか過ぎる屋敷である。 そんな館の扉の前にふわりっと降り立つ少女が一人。 「さぁ、帰ってきたわよ我が家に。」 嬉しそうに、少女は微笑む。 スカートのポケットから銀色に輝く鍵を取り出し、鍵穴に差込み、回す。 カチャリ、と音がしてドアが開いた。 「ただいまー!」 彼女は大きな声を上げて、家の中へと入った。 すると。 「馬鹿野郎っ!だから拳銃抜くならタイミング考えろつってんだろ! ただでさえスタンドが使えねえんだぞ!てめぇのは!! あとお前!能力に頼りすぎだ!!せっかく剣術が使えるんだからもっとそれを利用しろ!!」 玄関ホールに入るなり、レティの耳に怒号が入ってくる。 しかし、この家ではいつもの事なので驚くことではない。 この声はソルベだ、きっとイルーゾォかぎアッチョあたりを怒っているのだろう。 そう思ってホールの奥へと目を向けると・・・・。 「あら?」 以外にも、ソルベに足蹴にされていたのは暗殺チームの面子ではなかった。 「・・っておぉ、レティじゃねえか!帰ってきたのか。」 レティに気がついたソルベは、笑顔を浮かべて抱きついてきた。 レティもそれを、笑みを持って受け入れる。 彼らはこの国の人間ではない、これくらいのスキンシップは日常茶飯事だ。 「えぇ、今年は少し暖かったから、戻ってくるのが遅くなっちゃたの。 普段なら11月の後半には起きるのだけれど、結局もう12月中盤ね・・・。」 「何、寝不足は美容の天敵だ。少しくらい美人は寝すぎても問題ないだろ。」 「相変わらずねぇ、ジェラートが聞いていたらまた怒られるわよ?で・・・・。」 そして、レティはソルベの背後に折り重なって倒れる、二人の人物を見る。 「なんで天人と・・・・普通の人間の子があなたの指導を受けているのかしら?」 そう言うレティの視線の先には、ボロボロになって倒れているフーゴと天人の姿があった。 『すみませんが、そう・・、あなたはあまりに天人と言うには罪を重ねすぎた。』 そう言って、映姫は捕まえた天子に説教をする。 『このままだと、あなたは天界にはいられなくなるでしょう・・・・。 ゆえにあなたには、天界を離れ地上で私の部下としてしばらく働いて貰います。 あぁ、拒否権はありませんよ?抵抗しようものなら一族郎党全て地獄行きです。』 天子が感じたこの無いような殺気を漂わせながら、にっこりと映姫は笑った。 『大丈夫ですよ、リゾットの頼みであなたと精神年齢が同じくらいの人間の子があなたと共に働く事になります。 それに、彼らは元々紳士的ですし。あなたが彼らを襲わない限りは手を出さないでしょう。』 そしてその天子の隣にいる、さとりに目を向けた。 『そしてあなたもあなたです。さとり。 人間の子供が迷い込んできたならそうと言えばいいのに、あなたはそれを隠した。 どんな理由かは・・・まぁ私の鏡に映っていましたから、大体は分かります。 あの子を外の世界に帰したくなかったのでしょう、彼に懐き、心を開き始めた妹の為に。 だからあなたはひどく傷ついた彼を保護し、守り、外の世界に帰りたがらないようにした。』 そう言って、映姫は厳しい目つきでさとりを睨む。 彼女の心からは、さとりを責める声が響いてきた。 『なので彼は私の身柄預かりとし、私の部下が再教育します。 元々、同じ組織に身をおいていたようなのでちょうどいいでしょう。 死人か生きているかの違いはありますし、殺しあった仲ですがそれもいい勉強です。 あなたとその周りの妖怪達が、今後彼に一切関与、接触する事はもちろん禁止します。 そうしたら、彼は間違いなく甘えてしまいますからね。』 「・・・なるほど、この子達がここにいるのね。」 ダイニングに座って、久々のアイスコーヒーを楽しみながら、レティはリゾットから訳を聞いていた。 「そう言うわけだ。この二人とも保護者の鍛え方が足りないようだったからな、俺たちで鍛えているんだ。 数ヶ月立って、大分マシになったが・・・。」 「マシって?」 「無駄に歯向かわなくなってきた、と言う意味でだがな。」 そう言って、リゾットははぁ、とため息をつく。 「だが、問題は山積みだ。」 自分のエスプレッソにグラッパを入れながら、リゾットはため息をついた。 「フーゴがここにいるのを気に入らないらしくて、かれこれ数ヶ月、イルーゾォの奴はここにもどって来ていない。 女の家・・・、まぁアリスと魔理沙なんだが、その二人の家の家事を手伝いながら言ったり来たりしているようだ。 仕事はきちんとこなしているから文句はないんだが・・・・。 さらに、フーゴ自身、俺達の命を隙あらば狙ってくる有様だ。 まぁ、あいつ自身の能力は自分も危機に晒すからな、スタンドが使えなければそこら辺のチンピラ以下だ、あいつは。 そのおかげでソルベの訓練を真面目に受けるようになったから構わんが。」 はぁ、とリゾットはさらにため息をつく。 どうやら、ますます苦労を重ねているようだ、心なしか最後にあった時よりさらにふけているような気がする。 「例の天人は?私も噂では聞いたけれど・・・・・。」 「天子は、始めこそ暴れていたが最近はそれほどでもないな。 元々、地上に憧れていたらしいしそこで暮らせる事が楽しくてしょうがないと言う感じだ。 時々龍宮の使いが様子を見に来たり、魔理沙達にちょっかいを出しに行くので、むしろ生活を楽しんでいるようだ。 フーゴとの関係も、それほど悪くないしな。ただ、時折何かを気にしている様子が見て取れるな。」 リゾットの冷静な分析に、レティはふむふむ、と頷く。 「でも、それらの問題に対して数ヶ月、あなたは何もしなかったの?」 「・・・・忙しかったんだ。どこぞのスキマ妖怪が月へ侵略しようとしたせいで、冥界の主が何処かへ行ってしまったんだ。庭師ごと。 ここ一ヶ月はその事に関する処理があったし、それ以前はお盆後の処理、さらに通常業務、咥えてあの二人の面倒で色々とな・・・。」 そう言って遠い目してから、リゾットはハッとする。 「あぁ・・、そうだ。悪かったな、ギアッチョはまだ仕事から帰っていないんだ。 今日はプロシュートは映姫様の手伝いで、ペッシはいつもどおり小町と仕事。 メローネとジェラートは外での仕事で、ギアッチョはイルーゾォ、ホルマジオと一緒に魔法の森の廃屋の幽霊を狩りに行っている。 地獄は資金不足だからな・・・、相変わらず。」 リゾットはそう言って、立ち上がる。 「この間、いいジェラートを買ってきたんだが食べるか?イチゴ味なんだが。」 「あら、いいわね。リゾット達と暮らすようになってから春の食べ物も食べられて幸せ。」 そう言ってゆったりとした時間を過ごす二人だが。 「おらぁ!てんこぉ!!そっち回れ!!俺のスタンドが動かす敵の人形だからいいがこれが本物だったらお前三回は死んでるぞ! あと牛乳プリン!お前はビビるな!そこで突っ込めば周りの被害が抑えられる!お前は自分の保身ばっかり考えすぎだ!」 「きゃぁぁぁぁぁぁあ!!」 「ひっ・・・ひいぃぃ・・・・!!」 下の階からは、ソルベの怒鳴り声と、天子とフーゴの悲鳴が聞こえてくる。 「んー♪美味しいわー♪」 「そうか、実はそれはギアッチョが君が好きそうだと言って買ってきてな・・・・。」 「もう、あの子ったら・・・・・。」 そんな阿鼻叫喚のBGMを背景に、リゾットとレティは平和な午後のコーヒーブレイクを過ごしていた。 「ねぇ、イルーゾォ・・・。」 「・・・・何だよ?」 「帰らないの・・・・・?」 「誰が帰るか、あんな危険人物のいる場所に。」 「帰れよ・・・帰りなさいよ・・・・!!魔理沙の家からぁぁぁぁぁあ!!」 そう言って、アリスは近くのソファに寝転がっていたイルーゾォに思いっきりクッションを放り投げた。 「まぁいいじゃないか。私は構わないぜ?飯も作ってくれるし、お陰で部屋が綺麗だぜ。」 魔理沙も何やら近くの椅子に座りながら、気取ったポーズで紅茶を飲んでいた。 ガラクタやら魔導書やらが綺麗に整頓された部屋は、以前の雑多とした部屋とはえらい違いである。 これは全て、イルーゾォとアリスがしたものである。 きっかけは数ヶ月前、家出したイルーゾォがアリスの家に泊まっていた時。 『いつまでいる気なのよ・・!!いい加減でてけぇぇぇぇ!!』 と、アリスの家を追い出されたイルーゾォ。 魔法の森で放置されて、困ったイルーゾォが次に頼ったのは、魔理沙だった。 魔理沙はそもそも男女をそれほど気にしないタイプだし、何より戦い始めたら間違いなく彼女が勝つ。 何よりイルーゾォは友人の彼氏、と言う認識だったので、家事を引き換えにあっさりと泊まる事を了承したのだ。 そしてそれを知ったアリスが黙っているわけもなく。 魔理沙の身が心配だと言い張って彼女も魔理沙の家に泊まり、となると寝泊りするスペースがなくて。 ならこの際、徹底的に掃除するわよ!とアリスが言い出したのが運のつき。 人形、スタンド、魔法を駆使して全員で魔理沙宅の掃除に取り掛かったのだ。 まず魔理沙の家周辺だけは必ず晴れる魔法をかけ、ガラクタを全部外に出す。 その後マンインザミラーで埃を鏡の世界へほうり、イルーゾォがその中で掃除している隙に魔理沙とアリスがいるものいらないものを分ける。 ついでに、魔導書を回収したりし、パチュリーの元へ返しに行ったりして。 ゴミを捨て、処理し、ゴキブリなどを鏡の世界に閉じ込めてその中で魔理沙特性殺虫剤を散布する。 そしてすっかり綺麗になった家に魔理沙が機嫌をよくし、なおかつ家事もやってくれると言うことで、「もうずっといてくれ!」と言ってしまったのだ。 それを聞いて憤慨するのがアリスである。 『ななななな・・・何考えてんのよぉぉぉぉ!!馬鹿魔理沙!こいつがいるってんなら私もここに泊まるわ!』 『おう!構わないぜ!アリスの作る飯はうまいし!研究もいろいろはかどりそうだしな!』 と言ういきさつで、三人の奇妙な同居生活が始まったのであった。 「だいたい、あんたデリカシーがないのよ!私の家にも平気で泊まるし!!いやあんた一回も手を出したことがないから信用してるけど!!」 アリスはイルーゾォのおかげで魔理沙と同居できて、嬉しいのだが魔理沙にイルーゾォが気に入られているが嫌らしく、時々こうやって癇癪を起すのだ。 何だか良く分からないツンデレを付け加えながら。 だが、そんなアリスをよそに。 「イルーゾォー、今日の晩飯は何なのぜ?」 「ん、カレー。トマトたっぷりのイタリアンカレーだ。」 「やった!肉は鶏肉がいいぜ!」 何だか家族の会話のような事を、イルーゾォと魔理沙は話していた。 「オーケー、じゃあちょっと人里の方まで買い物に行って来るか。」 「あ、人参も無かったわよ、確か。」 イルーゾォの言葉に、昨日の食事当番だったアリスが、思わず口出ししてしまった。 「マジでか、じゃあ買いに言って、帰りに香霖堂でも寄るか?その前に甘味でも食べて。」 「「さんせーい。」」 「おし、じゃあ出かけるぞー。」 まるで両親が居ないときのお兄ちゃんと妹達のような会話を繰り広げながら、三人は家の外へと出て行った。
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SH/P07 PR アイス大好きメルティ&ソルベエ/魔女と使い魔 男性・女性 パートナー アイス大好きメルティ&ソルベエ/魔女と使い魔 男性・女性 レベル 2 攻撃力 3000 防御力 4500 【わたしに気に入られたかったら、もっと相応しい男になりなさい……いいわね!】《ココロ》《氷》 【起】〔リング〕[あなたの1番上の山札を控え室に置く]→ この技は、1ターンにつき1回まで使える。控え室に置いたカードが、《魔法》か《氷》か《黒》なら、あなたは相手のベンチの♂を1枚選び、相手の控え室に置く。 作品 『シャイニング・ハーツ』 Vスパーク&サンデーVSマガジン 5月ショップ大会 参加賞 PRカード
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64ページ ソルベ・クリス 初期値 攻撃力 980 防御力 970 奥義 千切り 進化 なし ショコラ・ミズキ 初期値 攻撃力 134 防御力 1310 ニッコロ・ユミエ 初期値 攻撃力 780 防御力 770 奥義 千切り 進化 なし ピルスナー・セイカ 初期値 攻撃力 640 防御力 670 奥義 なし 進化 なし 65ページ ハルカゼ・チハル 初期値 攻撃力 830 防御力 830 奥義 なし 進化 なし ブルーム・チグサ 初期値 攻撃力 1040 防御力 1040 奥義 千切り 進化 なし コージー・ニコル 初期値 攻撃力 1060 防御力 1030 奥義 千切り 進化 なし 68ページ ノホホン・カズミ 初期値 攻撃力 570 防御力 550 奥義 疾風の千切り 進化 なし 69ページ ベビーアース・ジンジャー 初期値 攻撃力 1 防御力 1 奥義 なし 進化 なし 74ページ ドランク・ジョウ 初期値 攻撃力 830 防御力 820 奥義 なし 進化 なし 80ページ ホース・エミリ 初期値 攻撃力 860 防御力 880 奥義 なし 進化 なし
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クエスト・3章の情報 通常イベントセレファイスを狙え マロン大臣の食欲 忌むべき呪い モデル募集 超自信作 更なる高みへ 無限の境界 オークを見た少年 剣士の約定 長距離便2 珍種ハンター ミッション 通常イベント セレファイスを狙え 時期 :第3章 依頼主 :マリーマリー 内容 :エルルリア冒険者協会支部長マリーマリーから、 :彼女の憧れの君セレファイスの愛用品を貰ってくるように頼まれる 詳細 : 報酬 :タオルの場合・・・5000G 備考 : マロン大臣の食欲 時期 :第3章 依頼主 :メロン 内容 :王獣天幕メイドのメロンから、最近ストレスで食欲のないマロン大臣が :食べたくなるような美味しそうな食材を探して欲しいと頼まれる 詳細 : 報酬 :翡翠の眼帯 備考 : 忌むべき呪い 時期 :第3章 依頼主 :アメショー 内容 :エルルリアの街で、商人であるアメショーからキュベルの森にいる :カボチャのモンスターを倒して欲しいと頼まれる 詳細 :パンプキンデビル・キュベルの森(南)の右上 :プチデーモン・ロッカの荒野(南)の右下 報酬 :2000G 備考 : モデル募集 時期 :第3章・傭兵を雇っていない状態のみ発生 依頼主 :マイセン 内容 :ユラニュス城の王宮画家マイセンから絵のモデルを依頼されるが、 :見栄えに欠けるとの理由で他の冒険者も連れて来る様に頼まれる 詳細 : 報酬 :300G 備考 :職業によって連れてくる相手の職業も変わる 超自信作 時期 :第3章 依頼主 :ベング 内容 :ソルベ村に住みスランプ中の新米鍛冶屋ベングから、 :バージョンアップした『超絶ベングソード』の試し切りを頼まれる 詳細 :ケストの森(南)に2体・ケストの森(北)に1体のモモーダがいる 報酬 :ソルベの剣 備考 : 更なる高みへ 時期 :第3章 依頼主 :キース 内容 :更なる高みを目指すなら、 :謎の伝承の詩の続きを知るものを知る者を捜し出し、 :謎を解くように言われる 詳細 :報酬・サポートスキル 無限の境界 時期 :第3章 依頼主 :マリベル・神官フラガ 内容 :年中お城を抜け出しているフーレリア王女をおいかけていくと :のんびり山でたくさんのモンスターに襲われて… 詳細 :ロッカの荒野にいるフーレリア王女に話しかけると発生 オークを見た少年 時期 : 第3章 依頼主 : コウール 内容 : タルト村を狙うオークを見たと言う少年コウールから、 : 枯れ草の洞窟に潜むオーク退治を頼まれる 詳細 : 発生条件は、闘賊であること。報酬・3000G 剣士の約定 時期 : 第3章 依頼主 : ロク 内容 : コトランに住む老人ロクからファーダインに住むダンと言う : 男に手紙を渡して欲しいと頼まれる 詳細 : 最初の手紙は、酒場の左隣の家にいる「マーメイ」に渡す。 長距離便2 時期 : 第3章 依頼主 : ポランスキ 内容 : ホウライに住むポランスキからファーダインに住むクミンへ届け物をして欲しいと頼まれる 詳細 : 珍種ハンター 時期 :第3章 依頼主 :スキーニー 内容 :コトランン冒険者協会支部長スキーニーから、 :大森林に時々現れる早飛びネコウモリ狩りを頼まれる 詳細 : 報酬 : 備考 : ミッション
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基本情報 物質名:銀 化学式:Ag 最大ステータス HP SP 攻撃力 防御力 魔法力 魔防力 素早さ 1977 674 433 960 807 607 548 属性耐性 炎:得意、25%軽減 水:- 電気:得意、25%軽減 特性 金属 入手 捕集 出現:ソルベ雪山後半(Lv18個体) 合成 塩化銀(ハロゲン化銀)の光分解。 塩化銀→銀+塩素(紫外線の素) [2AgCl→2Ag+Cl₂] 他には硝酸銀の熱分解などがある。 捕集できるため合成で入手する必要性は低い。 技の習得 捕集時 重金属攻撃 エレケン 自由電子 レベルアップ Lv3 重金属攻撃 Lv6 エレケン Lv10 自由電子 Lv17 陽イオン化 Lv24 テトラエレケン Lv32 テトラヒーレン Lv40 テトラヒーリン ※捕集時にすでにLv18であるにもかかわらず陽イオン化を覚えていないため、習得させたい場合は合成で一度Lv1まで下げる必要がある。(触媒によるレベル戻しも参照)
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フロートの履歴書フォルダー ※ ☆はプロフの内容が登録されているキャラ マスター + ロリポップ7姉妹 メローナ・ロリポップ フロート・ロリポップ アイベリー・ロリポップ シトロン・ロリポップ マーマレード・ロリポップ プラム・ロリポップ ピオーネ・ロリポップ ミンティア・ロリポップ のじゃロリ猫 だよロリ犬 アンコ チョコ マリネッタ フルーチェ・フォン・スノーヴェール 淡雪 ジュジィ/逆吊り様 ガネッタ くゆり マロロン ピネ・ブルース ろくばん-慶光院 六- シンミャオ + リビングスマイルチーム ミドリビイル ファリビイル ブラックリビイル ビジネリビイル ナゴミリビイル スイートリビイル ミルキーリビイル ラヴィリウリエル カリー・パドーラ 双葉 マツリ・マクドル チョコラ・メルシー 桃井ちー子 ソルベ 木屋羅メル 木屋羅キララ 海野ルナ 物ノ怪たたる ゆーま + 透明感情シスターズ トウコ メイ カンナ ジョウ キョウ レム ノン スイート フルーグ 神凪椛 鏡目ミラ マーロン ミルティロ ロッカちゃん キビナ Almondβ ブレッド・グラインダー チー 小鳥遊七美