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前ページ次ページNameless Archives/2ちゃんねる・フェチ板 拘束着や全頭マスク、着ぐるみ等で女の子を完全に包み込むスレッドです。 収録タイトル(4) Nameless Archives/2ちゃんねる・フェチ板/特殊な衣服で全身拘束/無題1 Nameless Archives/2ちゃんねる・フェチ板/特殊な衣服で全身拘束/無題2 Nameless Archives/2ちゃんねる・フェチ板/特殊な衣服で全身拘束/無題3 Nameless Archives/2ちゃんねる・フェチ板/特殊な衣服で全身拘束/無題4 Counter today - ,yesterday - ,summary - . Page created 2007-11-20,last updated 2007-11-20 23 43 36 (Tue),and copyright by 堕落姫乃眸.
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→参照 出典:ウォッチメン アラン・ムーア原作、デイブ・ギボンズ作画によるDCコミック『ウォッチメン』に登場するヒーローの一人。 英語表記は” Rorschach ”.本名は ウォルター・ジョゼフ・コバックス 。 1940年3月21日生まれのアメリカ人で、原作本編の時点で45才。映画版では35歳。 トレンチコートにソフト帽、白地に黒い模様がランダムに流動している全頭マスクを着用。 その独特のデザインや強烈なキャラクター性から同作に登場するヒーローたちの中でも一際人気が高い。 犯罪者を尋問する時は指を折り、悪党を見れば一切の容赦なく制裁を加える処刑人。 極めて独善的かつ暴力的な男ではあるが、ある事情から子供にだけは優しい。 ミサスレでは「ロールシャッハ記○月○日~」という文とともに現れ、 ミサスレの変態達の指を折るためにやってくる。 火炎放射やワイヤーフックなどあらゆるものを駆使して、 悪を制裁しようと活動しており、特にロリコンには容赦しない。 被弾しても決して妥協しようとはしない信念の持ち主である。 ちなみに4桁でチ○コをカットされたことがあるが、それでもやっぱり妥協はしないようだ。
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私の名前は高見真由。大学に通う二十歳。ゲームセンターでアルバイトをしている。 社員とアルバイトの中で私が一番小さい。 そのため土日に客寄せのための着ぐるみを着るのはいつも私の仕事。 小さい方がお子様に威圧感がなくいいというのが理由らしい。 今日は土曜日、更衣室で顔まで覆い肌の露出の全くない黒い全身タイツに着替える。 なぜかというと、着ぐるみの中には、キャラクターの口元が開いており そこから外が見えるようになっているものがあり、 そのとき顔が見えないようにするために、 露出のないマネキンのような全身タイツを使っている。 景品ゲームの在庫がおいてある部屋の片隅にある着ぐるみに着替えて店内へ。 部屋を出たところで引率の店員にファスナーを閉めてもらい、 そのまま引率され店の前へ。 休みで店の前の人通りも多く、小さな子供達の笑顔にはこちらが癒される。 中には蹴ってくるガキんちょもいるが。 もちろん、平日は可愛い店員さんとして活躍している(笑)。 そんなアルバイトも半年を過ぎた頃、土日だけとはいえ使い続けていた ゼンタイが傷み薄くなり破れてしまった。 なんとかしてもらえないか女性社員の桜井瞳さんに相談した。 彼女は裁縫が得意で、店の制服のボタン外れやほころびも瞳さんがみんなの 分を直している。見た目はキツそうに見えるが実は優しい人だ。 相談した翌週には新しいゼンタイを渡された。それも2つ。今までの黒と豹柄のもの。 豹柄の方は体型が誤魔化せると思って作ってくれたそうだ。 更衣室からゼンタイに着替えて着ぐるみの置いてある部屋へ移動するが、 その時男性従業員に見られているような気がしていた。 そんなこともあり、瞳さんは考慮して作ってくれたのだろう。 ある日、新しいキャラクターの着ぐるみが店に入ってきた。 最近人気のあるキノコのキャラクター、見た目はかわいい着ぐるみだが、 中に入ると全然かわいくない。 キノコの傘を取り外し、足から着ぐるみに入っていく。中はクッションが詰まって いてかなり窮屈、それでも中へ身体を入れていき、キノコの下の方に気持ち 程度ついている短い足を入れてキノコの傘でふたをしてもらって完成。 かなり窮屈しかも暑い、おまけに支えてもらわないと歩こうとすると、 すぐに倒れてしまう。 店の外まで支えてもらいながらなんとか出たが、もうすでに汗だくになっていた。 引率者が店の中へ少し戻っている間にバランスを崩して倒れてしまった。 言い忘れていたが、キノコには手がない。 立とうにも短い足ではバタバタするのが精一杯だった。 仰向けに倒れてしまったので、周りで心配そうに覗き込む人はいたが 助けてくれる人はいなかった。 引率者が戻ってきたときは、もう動く元気もなくなっていたが、 それでも決められいてた時間はやりきり、最後は担がれるようにして控室にもどった。 控室でグッタリしている私に瞳さんは心配して飲み物を持ってきてくれた。 その日の帰りに瞳さんから「うちに遊びに来ない。」と誘われた。 明日は学校もなくバイトも休み、特に予定もない。 瞳さんとは一度ゆっくりと話してみたいと思っていたので断る理由はなかった。 瞳の一人暮らしの家に少し緊張しながらもお邪魔することに。 部屋は綺麗に整理されており、隣の部屋にはミシンがあるのが見えた。 お茶を出してもらい、それを頂きながら少し話をした。 瞳さんはゼンタイを作るのが面白くなり色々作ってみたので着てみてくれないかと。 私が答える間もなく、隣の部屋に取りいってしまった。 確かに前にゼンタイを着るのが好きとは社交辞令でいってしまったことはあった。 事実それほど嫌ではない。戻ってきた瞳の手には黒い合皮のブーツが見える。 広げたものはゼンタイというよりは革のスーツしかもブーツがついている。 瞳は嬉しそうに早く着てみてと催促してくる。 服を着たままでは着ることができないのでと断ろうとしたが、 瞳さんはそうだねといって再び隣の部屋へいき黒いゼンタイを持ってきた。 私は断りきれずに着ることになった。 まずはいつものようにゼンタイに姿になってから、革のスーツに足を通していくが、 少しひんやりとする。 ブーツのところはファスナーを開けて履く、 普通のブーツと同じだなぁと思いながら履いていると、 瞳さんが「ブーツと繋げるのが難しかったのよ」といいながら、 私に着せるのを手伝いながら教えてくれた。 さらに一番苦労したのは、ブーツと同じ生地を探すのが大変だったと。 生地を探すためにサイズ違いのブーツも買ったのだとか。 最後に頭を後ろに反るようにして被り、後ろのファスナーを閉めてもらう。 瞳さんが私を採寸して作っただけのことはあり、 すごくピッタリしていて息もできないというより、本当に息ができない。 この中は完全な密閉空間。真っ暗でなにも見えない。 慌てて瞳さんの名前を呼びながら、手探りで探しながら呼吸が できないことを伝えてはいるが返事がない。 半分パニックになりかけたとき、「ゴメン、ゴメン」という瞳さんの声がして、 私の手に彼女の手が触れそのまま抱かれるような体勢になり後ろのファスナー を開けてもらった。 息ができるようになり安心し、瞳さんに抱きつくようにしていつの間にか 彼女の膝の上で眠ってしまっていた。その日は泊めてもらい翌朝家に帰った。 次のバイトで瞳さんに会ったときは、いつもとはぎこちない挨拶になってしまった。 バイトが一緒の時は、瞳さんの家に遊びに行くようになっていた。 遊びに行ったときは決まってあの革のスーツを着せられて愛撫され、 2人で絡みあい朝を迎えることもあった。 もちろん、革のスーツに呼吸穴は開いている。 ある日、バイトに行くと瞳さんがご機嫌だった。 話を聞くとネットオークションにゼンタイを出品したところ、かなり高額で落札された。しかも、連絡を取ったところ相手はゲームソフトを作っている会社の社長。 ぜひとも今回のようなゼンタイで3ヶ月後にある大きなイベント用に 衣裳を作ってもらいたいと依頼があったそうだ。 そして、1ヶ月後にはサンプルをいくつか作ってプレゼンテーション をしてほしいとのこと、イメージは近未来。 報酬は社長さんの満足度にもよるが、最低額は保障するとのことだった。 そして、そのプレゼンテーションのサンプル発表のとき、 私にモデルをやってくれないかと頼んできた。 ほかならぬ、瞳さんのお願いなので引き受けることにした。 サンプルを披露するまで、休みの日は手伝いにいくことが多くなった。 そして約束の1ヶ月少し前にサンプルが完成した。 近未来ということで、生地もエナメル(黒・シルバー)、ウエットスーツに 使われるネオプレーンゴム素材、そして競泳水着などに使われる薄手の生地、 ラバー素材のもの。あとは以前作ってあった革のスーツを含めて6種類。 ここからは私の出番、まずは瞳さんの家で2人だけのファッションショーを。 競泳水着の生地で作られたものを始めに着てみる。生地が薄いので呼吸はしやすく腕や足も動かしやすい。ただ、胸のポッチがハッキリ浮き出て恥ずかしい。 そのまま次のウエットスーツの素材のものを着てみる。 水着生地のものを着ているので、スムーズに着ることができた。問題は視界穴と呼吸穴。 それに全体的に大きくなってしまうので、これが採用されたら細身の女性にきてもらった方がいい。少しの間だけファスナーを閉めて写真撮影した。 続いてラバー素材、これは海外のサイトなどでたまに見かける口とアソコにコンドームがついたものをなにもなくしてシンプルに作ったもの。 着る時は一度すべて脱いで全身にローションを塗りすべりやすくしてから着ていく。 着用してから光沢剤を全身に塗れば今までの中では一番近未来っぽく見える。 人ではなくゴム人間といったイメージとなった。 瞳さんは今までは見ていたり、写真を撮ったりしていたが、 ラバーを着たときは私に触れてきた。そして、身体中を愛撫し始めた。 私も気持ちよくなり瞳さんに身体を預ける。 とりあえず、ファッションショーは一旦休憩ということで。 しばらくしてから再開、革のスーツは普段着ているので省略。 最後は、エナメル生地の色違いは2つとも革のスーツと同じように ブーツがついている瞳一押しのものである。 革のスーツと同じように着てみる。 革のスーツと違うところは、動きがかなり制限され、 動くたびにギシギシと音がすることだ。 私個人として音はともかく異常な拘束感は気に入った。 ただ、まだ呼吸穴も視界穴も開いていないので、 ファスナーを閉められたら5分も着ていることはできない。 黒はマネキンのように見えるが、シルバーもマネキンに見えなくもないが、 どちらかといえばペプシマンに見える。 今日私が着てみた感想と瞳さんがどういうイメージで作ったかを 写真つきの資料を作成して当日を迎える。 最近、立ち上げたゲームソフト会社社長の名前は石田健二。 マンションの5階がオフィスになっている。 部屋に入るとリビングであろう大きめの部屋にパソコンがかなりの数が並んでいた。 健二からは汚いですが、この部屋を使って下さいと8畳ほどの部屋へ私たちは通された。瞳さんは着替え始めておいてと言い残して、健二とリビングの方へ歩いていった。 裸になり競泳水着生地のゼンタイを着たが、恥ずかしいので、 その上からウエットスーツ素材のゼンタイを首まできて瞳さんを待っていた。 ノックがしたので返事をしながら扉を開けると見知らぬ女性が飲み物を持って立っていた。私もビックリしたが、彼女はもっとビックリしただろう。 顔のない黒いのっぺらぼうが部屋から出てきたのだから。 競泳水着生地のゼンタイから頭だけ出して飲み物を頂く。 彼女の名前は石川恵美。社長さんの恋人で、ここで彼の仕事を手伝っているそうだ。 そして今日のプレゼンで決まった衣裳は恵美が着ることになっていることも教えてくれた。彼女から自分が着るので私の着てみた感想をいろいろ聞かれた。 感想を話終わったとき、再びノックとともに瞳さんが戻ってきた。 説明資料は渡してあるので、実物を今からみてもらうので3分程で切り上げるので 苦しくなると思うけど我慢してもらうことと、リビングまでは手を引いていくので、 安心してとのことだった。 中のゼンタイを被り、ファスナーを閉めてもらい、続けてウエットスーツ素材 のゼンタイの頭も被り、同様に閉めてもらう。 この時点ですでに息苦しく、手を引かれているときには汗が滴り落ちていくのがわかった。外では瞳が説明している声が聞こえる。 そして、瞳の手で反転させられて、背中を触られて説明しているのがわかった。 続いてラバー素材のゼンタイ。 これは身体にピッタリ張り付きさっきのより息がしにくいし、 身体のラインもしっかり出すぎるのでかなり恥ずかしい。 また、同じように連れていかれ瞳が説明しているが、 その間も呼吸をするたびに顔のところが膨らんだり萎んだりを繰り返していた。 健二が心配してくれて、その場で頭を出させてもらえた。 新鮮な空気が吸えてそのまま次の衣裳の準備へ。 そして、次は呼吸穴がちゃんとついている革のスーツに着替える。 健二はブーツが一体になっていることに注目していた。 革のスーツは瞳の思いつきで作ったが、呼吸穴がなく長くは着られないということで、 呼吸穴を開けたことを説明している。 そして次はいよいよ、今回のために作った瞳の自信作のエナメルブーツ付きのゼンタイ。シルバーは私個人としては身体のラインや凹凸がハッキリとわかるので私は好きではないが、男性目線ではよいかもしれない。これも呼吸できないので、 その場で競泳水着ゼンタイの頭を出させてもらった。 健二からはどんな感じかと質問され、 私はいい感じと思いますが呼吸できないのがちょっとと答えた。 最後に黒のエナメルゼンタイを披露、健二の反応も上々。 健二は瞳に黒のエナメルゼンタイに先ほどのシルバーエナメルゼンタイの生地で、 衣裳が作れないかと尋ねた。 健二にイメージを言ってもらい、瞳はその場でデッサンした。 シルバーのノースリーブワンピースで、タイトな感じでスカートはショート、 さらにワンピースの左側にはゲームのタイトルを入れてもらいたいとのことだった。 瞳にとってそれくらいは容易い、二つ返事で依頼を受けた。 帰りに恵美を採寸し、衣裳を揃えてまた1ヶ月後に再度訪問することになった。 帰り際、健二から「真由ちゃんもイベントで働いてもらえないかなぁ」と聞かれた。 バイトがなければ特に予定はないですが、といいながら瞳さんを見ると、 ウインクしながら、手を合わせてこっちを見ている。 健二にはいいですよと返事をしてその日は帰った。 約束の1ヵ月後がやって来た。本番でも2人で着替えができるように、 私が着替え方を恵美さんに教えて、リビングで待つ2人の前に登場することになっている。自分が途中まで準備してから、恵美に着方を教えようとしたが、 恵美さんは一人でも準備ができていた。 最後に頭を被り、お互いのファスナーを閉めて、最後にワンピースを着て完成。 今回は改良されて視界穴も呼吸穴もある。 かなり小さく開けているので見た目には全く判らないが中からはよく見えるし、 息苦しくもない。 お互いをみると身長や体型も似ているので、まるで鏡を見ているようだった。 お互いギシギシとエナメルの擦れ合う音をさせながら 触りあってみるとすごく気持ちよかった。 2人で変な感じだねと言って、手を繋いで待たせている2人の元へと、 ブーツのコツコツという音を響かせながら向かった。 おしまい
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次女の着替えが終わった頃、プールで冷えた体を温めた三女が浴室から戻ってきた。 少し濡れた髪をお団子にして、三女は主人に言われるまま豹柄のゼンタイを身に 纏い始める。 そして豹柄のゼンタイの頭を被ろうとした時、主人は三女の口になにか装置のような ものを取り付けた。 その後、主人も着せるのを手伝う。 このゼンタイはアソコの部分が、袋状になっておりローターなどを入れることができる ようになっている。今は何もしないが後でこれが生きてくる。 三女の口の部分は少しいびつな形をしているが、ゼンタイを纏ったその姿は姉たちにも 引けをとらないほどの発育ぶりである。 ゼンタイを着るだけで済ませる主人ではない。 主人が三女に用意したものは、豹の着ぐるみとはいってもかわいい着ぐるみではない。 それは本物かと思わせるほど精巧にできている。 そして、一度この着ぐるみを着ると人間の手足の自由を奪ってしまい、内臓となる人間 は自分ではどうすることも出来なくなってしまう。 豹の腹の部分にあるファスナーを開けて三女を入れていく主人。 足は膝を少し曲げて、伸ばすことはできない状態で固定され、爪先立ちのようになる。 腕は足より短い分、着ぐるみの中に腕の足りない分を補う足が備わっている。 そして、足同様、腕の部分も完全に伸ばすことは出来ないようになっている。 手足を曲げた状態で、うまくバランスをとることが出来ない三女はフラフラしている。 そんな三女の体を着ぐるみに固定していく。 この時主人は三女のアソコを豹の着ぐるみの穴の開いている部分お尻の穴に合わせるため、 豹のお尻の穴に指を突っ込み、三女のアソコを探す。 しばらく指を動かしていたが、ようやく見つけたようで指の動きがじょじょに 激しくなっていく。 しかし、三女は我慢しているようで声はださないが、 四つん這いの状態でプルプル震えている。 主人は三女の濡れ始めたアソコに、男性の性器を模したバイブを突き刺す。 これには今まで我慢していた三女もたまらず声を上げる。 しかし、その声は三女のものではなく、まるで獣のような声であった。 ゼンタイを着る前に主人に付けられた装置が三女の声を奪っていた。 バイブが刺さった状態で豹は横にされる。 そして、着ぐるみの中にある複数の固定具で、三女は豹の中へと拘束されていく。 最後に腹の部分のチャックを閉められると、そのチャックも豹の毛で隠されて見た目も 鳴き声も完全に豹にされてしまった三女。 豹の頭の部分は造りもので、じっと立っていると剥製のようにもみえるが、 この中には血の通う女の子が閉じ込められている。 その証拠に豹の首の付け根辺りが、三女が呼吸するたびに動いている。 そんな豹に首輪をつけ、そこから伸びるリードをバニーガールに持たせると。主人は部屋を出て行ってしまった。 主人が出て行っても、豹はフラフラとしながらただ立っていた。 戻ってきた主人の手には鞭が。 猛獣を調教するには、これが必要だろうといって主人は床を鞭でうつ。 その音に過敏に反応する豹であったが、次の瞬間豹に鞭がはいる。 痛みで声を上げるが、その声はやはり獣の鳴き声である。 たまらず、豹は逃げようとするがすばやく逃げることもできず、鞭に打たれる。 鞭に抵抗できず、ついには観念し鞭にただ打たれているだけの豹であったが、 ついには腹を横にして押し殺すような声で鳴きながら倒れてしまった。 それでも豹の腹へ鞭ははいるが、2,3回鞭が打たれて、止まる。 そして、人間椅子に腰を掛けて、豹を見下ろしていた主人であったが、 バニーガールからリードを受け取ると、豹の首輪についているリードを 軽く引っ張る。 豹は全く動こうとはしないが、主人は強引に引っ張り自分の足元まで引き寄せる。 そして、ずっとお尻に刺さったバイブに手をやると、バイブのスイッチを入れた。 痛みから急に快楽へと変わり、豹の鳴き声も変わる。 豹は体を動かし、感じているのが見て取れる。 しばらくすると、イッてしまいそうなのか、それとも痛いのか 豹にされている三女にしかわからないが、必死に届くはずのない前足で お尻に刺さっているバイブを抜こうとするような仕草をみせる。 それを見た主人は、バイブを強へ切替える。 すると、豹は断続的に声を上げ始め、床を掻きむしるがごとく、 激しく手足を動かしていたが、まもなく大きく体を反らすようにし、 今までにない大きな声で鳴いたあと、動きを止め痙攣を起こしたように ピクピクしながら、床に横たわった。 豹のお尻から三女のアソコへと突き刺さったバイブは、 豹の荒い呼吸音だけがする部屋でより大きな音をさせながら動き続けていた。 それを見た主人は、しばらくはおもちゃとして使えないと思ったのであろう。 ラバードールにされた上から麻縄での亀甲縛り、そしてラップでぐるぐる巻きにされ、 完全に自由を奪われた長女を眺める主人。 ラップで拘束された隙間から伸びるローターのスイッチを手にとり、 スイッチを入れた。 いくつものローターが一斉に動き出し、長女のアソコの中ではローター同士が ぶつかりあい、あらゆる方向へと動く。 脇の下のローターも動き、くすぐり始める。 一挙に攻められた長女は、おかしくなりそうな中でも必死に耐えてみせたが、 ついにはコンドームの口が収縮しながら、声を上げる。 そして、耐えきれない様子で体を動かし抵抗を見せ始めるが、 動けば動くほど麻縄が食い込み、余計に声を上げてしまうことに。 この状態が長く持つはずもなく、ギチギチに拘束されている長女のお尻が細かく浮き沈みして、ものの1分ほどでイッてしまったようで大きな声を上げたあと動きが収まった。 しかし、主人はスイッチを切ってくれるはずもなくローターは動き続ける。 再び、激しくコンドームの収縮とともに体を動かし始める長女。 今度はイヤイヤといっているのか、体が左右に揺らしていたが、激しく動きすぎた。 かなりきつく巻いてあったラップが緩んで少し動けるようになり、 勢い余ってテーブルから落下してしまった。 テーブルといってもリビングにある膝上ほどの高さのテーブルであるが、 それでも受身も取れずに落下した長女からは、「うっ!」という、 痛みを訴えるような声がした。 それでも動き続けるローターにまた快楽の声を上げ始め、すぐに先ほどと同じように お尻が細かく上下し始めたかと思うと大きな声を上げてイッてしまった。 そして長女は体を横にして床で、くの字になって動かなくなってしまった。 そんな長女から主人はローターを止めることなく、 リビングの隅へ転がしていき、放置した。 主人が他の事をしているときも、時折長女は1人部屋の片隅で快楽の声を上げることに なるのだった。 主人は部屋の隅で喘いでいる長女の声を聞きながら、人間椅子に近づいきそれを倒した。 そして、人間椅子の拘束を解いていく。 まずは椅子の後ろのファスナーを開けて、椅子を覆っている革を外してやると、 黒いビニールテープで椅子の形に成型された物が現れた。 主人はそのビニールテープを上から順に外していく。 ビニールテープの下もラップで拘束されており、粘着力の強いところはラップも剥がれる。 しかし、ラップは何重にも巻かれているので、表面のラップが破り取られるだけであった。 ビニールテープを外し終わった姿は、ラップが所々破れた状態になり、 汚く垂れ下がっているところもある。 主人は続けてラップを外し始めるが、どこから外していいか分からないようで、 外せそうなところを引っ張っては、カッターでラップを切断していく。 強引に引っ張るので、ラップで拘束されている妻の体は何度も持ち上げられ、 そして床に落とされる。 そして、ラップが取れると、ようやく妻は椅子から解放された。 顔、全身レザーのキャットスーツに身を包み、真っ黒な姿の妻は椅子からは解放されたが、 ずっと拘束されていたので、手足が痺れてうまく立ち上がることができずに、 ゆかに座り込んだままだった。 そんな妻の全頭マスクを外し、続けてキャットスーツを優しく脱がせる主人。 マスクを外された髪は汗で湿っている。 キャットスーツも腰のところまで脱いでいるが、上半身は汗だくでリビングの床に 汗が雫のように落ちている。 ようやく顔を上げることができるようになった妻に、 主人は優しくなにか話しかけると妻は、ゆっくりと立ち上がり浴室へと歩き出した。 妻が戻ってくるまでの間、主人はソファに座り次女の入っている幼顔のリアルドールを 自分の膝の上に乗せてエナメルの衣裳の上から、胸を揉み始めた。 リアルドールは感じているのか、演技かはわからないが上を向いて少し声を漏らす。 主人もそれに応じるように激しく揉み、そしてその手はリアルドールのアソコへ。 リアルドールのアソコは人間そっくり造られており、それは次女のアソコと繋がっている。 気持ちよくなり大きな喘ぎ声を上げる、リアルドール。 激しくいじる主人、リアルドールは体をくねらせて主人の膝から落ちてしまった。 そしてソファにもたれて、うなだれて動かなくなってしまった。 気がついた時には、妻は浴室から戻ってきていた。 主人は妻にベビーパウダーを渡し、全身に塗るように指示をして、 何かの準備のためリビングを出て行った。 しばらくして、戻ってきた主人の手には、 海女さんが着るようなウエットスーツを持っていた。 そのウエットスーツは普通のものとは違い、肌の露出が全くない。 それどころか妙な線やら管やらがついている。 ベビーパウダーを塗って準備はしていたが、妻はそのウエットスーツを躊躇して なかなか着ようとしない。 しかし、主人は強引に着せていく。 そのウエットスーツの股の部分には細い線と太い管が付いている。 細い線は高周波マッサージで、妻の敏感な部分に貼り付ける。 そして太い管は妻の排泄用として妻の体へと挿入していく。 ウエットスーツを着せるために、主人が引き上げると管が妻の体に深く入り 「うっ」と声を洩らし、妻の顔が歪む。 主人はそんなことには気にも留めず、淡々と着せていく。 ウエットスーツの乳首辺りからも細い線が出ている。 主人は妻の乳首を覆うように高周波マッサージを取り付けて着せていく。 手の部分もグローブが一体となっていて、 顔の部分を残して肌の露出が一切なくなってしまった妻。 しかし、これで終わりではない。 最後に口の所には太い管、そして鼻の部分にも細い管が付いたマスクを被せられる。 鼻の細い管は、呼吸用。 太い管はゼリーのような流動食を流し込めるようになっている。 主人はゆっくりと背中のファスナーを上げていく。 妻の美しいボディラインがくっきりと浮き上がるが、 複数出ている線や管がそれを邪魔しているのが残念である。 結婚後、毎年恒例になっていることが今から始まる。 妻ももちろんわかっていたので、このウエットスーツを着ることを嫌がった。 クリスマスに必要なものに妻になってもらうのだ。 それには飾り付けをするので、当分はその必要なものに なりきってもらわなければならない。 そのため、簡単に拘束を解くことができないので、 事前にいろいろな準備が必要なのである。 そのための管である、高周波マッサージは主人が自分の楽しみのために付けたもの。 しかし、妻にとっては苦痛でしかなかった。 妻は主人から逃げたいと思ったところで、ウエットスーツを着せられて肌の露出が まったくなく視界を奪われた今となってはなんの抵抗もできない。 主人に従いされるがままにされるだけ、拘束されている快感に浸ることしかできない。 毎年拘束されることには慣れてはいるが、排泄したものを娘たちに処理されていると 思うと母親としてすごく情けなくなる。 そんな妻の思いなど知る由もない主人は、妻の手をとり部屋の角に置いてある 茶色に塗られた鉄の支柱へと誘導する。 茶色の支柱には柱部分は妻の体が納まるように、上から見ると半球になっている。 上に行くほど細くなっていて、上の部分は木の葉が装飾されている。 主人は妻を支柱にセットすると、業務用ラップで足元から巻き始める。 ゆっくり、そしてギチギチに少し動いたくらいでは緩まないほどに。 管や線が出ている部分は慣れた手つきで、それらを巻き込まないように上と巻いていく。 妻は終始、頭をうな垂れてそれを受け入れている。 胸の辺りまで巻いていくと、今度は片腕ずつを木の枝として 妻の腕を上げた状態で巻いていく。 顔にもラップを巻き、顔よりも少し上にある枝に食事用の管を固定する。 次に主人は脚立に乗り、呼吸用の細い管を木の天辺に固定すると、 その上から星を取り付けた。 そして、今度はラップの上から支柱と同じ茶色のビニールテープを巻き始めた。 これもラップ同様にきれいにそしてギチギチに巻いていく。 クリスマスツリーにした妻の右手にリモコンを取り付ける。 このリモコンは照明の線や高周波マッサージの線を挿して 操作できるように作ってもらった特注品である。 妻の右手の上にリモコンはあるが、拘束された状態では操作をすることはできない。 乳首とアソコにつけた高周波マッサージの線をリモコンへと挿した主人は、 妻の顔近くに顔を近づけ、そして比較的小さな声で 「マッサージのリモコンのテストをするよ。」と呟いた。 すると、主人の後ろ辺りにある管のある枝から、 少し悲しげで懇願するような言葉にならない声が聴こえてきた。 しかし、主人はその声に対して 「そんなに嬉しいか」 と笑みを浮かべながら、スイッチを入れる。 先ほど声が聴こえていた管からは悲鳴のような声が響く。 そして、クリスマスツリーは少し揺れたが、倒れるほどではない。 主人はテープが緩んでいないか確認したあと、枝になっている腕に葉の装飾をしていく。 次に主人はクリスマスツリーの支柱の土台と蝶つがいで繋がっていて、 開いていた鉄板を起こし、ツリーの鉢を作る。 鉢になったところに続いて発泡ウレタンを流し込む。 熱いのか、また枝から声が洩れる。 それでもしばらくすると冷えてきたのか、声も止んだ。 主人は発泡ウレタンの上に茶色の土のような装飾したあと、 バニーガールの次女に 「センスのいい飾り付けを頼む、私は疲れたので休むことにする」 といって、リビングを出て行った。 次女はもともと、主人には不満を抱いていた。 母親を物として扱い、姉を愛人のように扱い、そして自分と妹を奴隷のように扱う主人を。 主人が寝た隙にみんなを解放して、こんな家から逃げ出そうと、まず豹にされている 妹を解放して2人で母と姉を助けようと行動を開始した。 しかし、そんな次女を主人は前々から不審に思っていた。 それで今回あえて次女だけを自由に動けるようにしておいたのであった。 寝るといって、寝室へ行った主人はパソコンを起動する。 あるアイコンをクリックすると、リビング様子をパソコンのモニターに映し出した。 いつでも家の様子を把握できるように、 家の至るところに監視カメラを設置してあったのだ。 次女は言われた飾りつけをせずに、三女の豹のところでなにかしている。 リアルドールの手ではうまく豹のチャックを見つけられない。 主人が戻ってくるまでに、速くという焦りの気持ちで手も上手く動かない。 それでも必死に豹の腹部分を探している。 主人はそれを笑みを浮かべながら見ている。 なぜ、主人がそれほど余裕なのかというと、豹のチャックは閉めたが、 ファスナーは取り外し式になっていて、今主人の手の中にある。 だから、いくら探しても見つからないし、開けることもできない。 豹をあきらめたリアルドールは、長女の拘束を解くため姉の元へ。 そして、音を立てながら必死にラップを引きちぎり始めた。 ラップがもうすぐ外せるというとき、リアルドールの真後ろに主人が近づいていたが、 それに気付くのが遅かった。 主人はすばやくリアルドールの口にハンカチを当てる。 リアルドールは抵抗しようとしたが、抵抗する前に眠らされてしまった。 次女が目を覚ますと、そこは彼女が少し前まで通っていた高校の前であった。 今は三女が通っている、次女が通っている短大の付属高校である。 頭がまだボーっとする。 分かっていることは自分が何かの透明のケースに入れられていること。 暑いのでリアルドールのままなのだろう。 なぜ、こうなったのか思い出してみる。 みんなの拘束を解いて逃げようとしたが、主人に見つかってしまい、 なにか薬品を吸わされて眠くなったところまでは思い出した。 眠らされた後のリアルドールは、主人にアソコにタイマー式のバイブを仕込まれ、 筋弛緩剤を打たれて、リアルドールに閉じ込められている。 リアルドールの背中のファスナーは接着剤で完全に塞がれて容易に開けることが できなくされていた。 その状態でそれほど大きくないアクリルケースに入れられて、高校へと運ばれたのだ。 それはリアルドールだけではなく、三女の豹も一緒だった。 ただ、三女は次女とは違い檻に入れられて次女のリアルドールの横に置かれていた。 次女は必死に動こうとするが、全く体が動かない。 学校は休みに入っていたが、部活動の生徒や一部の教員が出勤してきて、 学校の前に置かれている不審な人形と檻に入った豹を離れて見ていた。 そんな教員の中に次女が好きだった先生が目に入った。 恥ずかしくて逃げ出したいが、体は動かない。 そんなとき、バイブが勢いよく動き始める。 初めゆっくり、そしてじょじょに速くなっていくバイブ。 たまらずに声を上げてしまった。 ケースの向こうでこちらの様子を見ていた人達は驚いている。 おそらく人形と思っていたのだろう。 こんなときに効果が切れなくていいのに、筋弛緩剤の効果が切れ始める。 体は動くがいやらしい動きしかできない、そして生徒や先生の見ている前で 大声を上げてイッてしまった。 それでもバイブは止まってくれない、ヒクヒクしている 次女の横では獣の鳴き声が聴こえる。 少し差はあったが、三女も友人や先生の前でイッてしまったようだ。 そのあとも何度もイッてしまい、2人ともついには気絶して動けなくなってしまった。 一部始終を見終えた主人は家と戻った。 家に戻ると、メイド姿のリアルドールが出迎えてくれる。 リアルドールは主人の朝食を準備したあと、クリスマスツリーの枝にある管に 流動食を少しずつ流し込む。 そして、鉢の横にある排泄物をトイレへと捨てに行く。 リアルドールがリビングへ戻ってきたとき、 主人は満足した表情を浮かべ朝食を食べていた。 警察から電話があり次女と三女を引き取りにいったのは、その翌日のことだった。 戻ってきた次女と三女もこれからいろいろ拘束生活が続く。 おしまい
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タグ一覧(クラウド)-ページ数順- mc cb 洗脳 魔法少女 ファンタジー Author ゴア 牝犬 女怪人 蜂女 二次創作 rb Author 書き捨て 悪堕ち bd 巨大ロボ 肉体操作 拘束 スカイライダー 女戦闘員 アンドロイド ジライヤ plot Author ゴア キャシャーン 肉体操作 バイオマン 牝奴隷 記憶操作 洗脳 cb fd fd →名前順はこちらから タグ検索 and or このwikiで使用しているタグ Author XXXX 同一作者に作品をまとめるタグ。 bd bondage-束縛や規律で女性の自由を奪うモノ。拘束 bdの中で特に、拘束着や全頭マスク、特殊な衣装等で女の子を拘束すること。 cb comic book-コミックなどの二次創作。オリジナル設定のヒーローものを含む。 fd female dominant-女性優位。 mc mind control-マインドコントロールもの。洗脳もの。悪堕ち mcの中で特に、正義のヒロインが悪の奴隷に堕ちるもの。 洗脳 mcの中で特に、自我ありで従属もの。 肉体操作 mcの中で特に、自我ありで行動のみ強制もの。 plot plot-SS(ショートストーリー)までいかない概要やアイデアなど。 rb robots-ロボットもの。またはロボットに改造された女性もの。アンドロイド ロボットものの中で特に、人間サイズのロボットもの。 巨大ロボ ロボットものの中で特に、人間サイズ以上の巨大なロボットもの。 ファンタジー 剣と魔法の世界。 二次創作 二次創作活動の作品、またはパロディ。オリジナル設定は除く。この下に各作品のタグがつきます。 女怪人 悪の秘密結社に改造された女性もの。蜂女 女怪人の中で特に、蜂女に特化したもの。ショッカーの蜂女がモチーフのもの。 女戦闘員 悪の秘密結社に忠誠を誓った女性の構成員。いわゆるザコキャラ。 牝奴隷 人権を奪われた奴隷として扱われるもの。牝犬 牝奴隷の中で特に、人でなく犬として扱われるもの。 魔法少女 魔法少女モノ。主にローティーン。 Counter today - ,yesterday - ,summary - . Page created 2007-10-13,last updated 2008-02-06 19 23 37 (Wed),and copyright by 堕落姫乃眸.
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フェラが終わった後、主人はリアルドールを脱がせ始める。 ゴム製のリアルドールから出てきたのは長女の裸体ではなく、 真っ黒なラバーのゼンタイ。 見た目には、光沢のある黒い人型の物体。 肌の露出が全くない、それどころか目や呼吸穴も見当たらない。 全身黒いが口のところはコンドームのようになっていて、苦しいのか コンドームは収縮を繰り返している。 コンドームの先からは主人の精液の残りが垂れている。 そんなラバードールの長女の体に光沢を出すため、 潤滑剤のようなものを全身に塗り始める。 顔から塗り始めたが、首の辺りを触られると感じるのかビクンと長女は反応した。 それ以外にも胸やお尻、内モモを塗るたびに感じて反応していた。 全身が妖しい光沢を放っている長女を主人は麻縄で縛り始める。 首から縄をかけ始め、亀甲縛りし手足も縛っていく。 身動きができなくなった妖しく光るラバードールの大きな胸は縛られたことで、 さらに強調されている。 その胸を主人はゆっくりといじり始める。 ラバードールは感じているのか、体をくねらせている。 次第に主人は激しく揉み始めると、呼吸が荒くなったラバードールのコンドームの口は それに併せて激しく収縮を始めた。 それだけでは押さえられなくなったのか主人は、口と同じようにコンドーム状になって いるアソコの部分の縄を避けて指を突っ込みいじり始めた。 さらに気持ちよくなったラバードールは体を上下に動かし感じている。 口のコンドームの収縮が快楽の声と共に激しくなる。 手足の縄も動くことで、食い込んでいく。 ついに絶頂に達したのか、大きく反ったあと動かなくなってしまった。 それを見た主人はどこかへ行ってしまった。 戻ってきた主人の手には業務用ラップが。 まだ、呼吸が整っていない縛られたラバードールと化した 長女をゆっくりと立たせ、足元からラップを巻き始める。 きつく巻いているせいで、両足を縄でがっちり縛られている長女は何度もバランスを 崩すが、そのたびに主人に支えられ、しっかりと立てといわんばかりに尻を叩かれる。 ラップは次第に上に巻かれていく。 もはやバランスなど取れるはずの無い長女の尻に主人の平手が入る。 そのたびに長女の体は前後にふらつく。 足の先から頭の先まできれいにラップ巻きされたその体はものにしか見えない。 ただ、口のコンドーム部分と縛られて強調された胸だけはラバーが剥き出しになっている。 一見、物のように見えるが呼吸のたびに口のコンドームが収縮している。 それは物ではなく、自分が人であることを主張しているようであった。 その物と化しているラバードールを今度はリビングのテーブルの上に乗せる。 その横ではソファの上で、ダッチワイフ落ち着いたのか静かに横になっていた。 しかし、そんなダッチワイフをそのままにしない主人。 ソファから下ろしカーペットの上にうつ伏せに寝かせると、 「起き上がることができたらご褒美をあげよう。できなかったら押し置きを」 とダッチワイフの耳元で小さく囁くと、テーブルに置かれたラバードールの元へ。 うつ伏せ状態にされたダッチワイフの次女は、立ち上がろうとするが、 空気で膨らんだ腕や足が邪魔をして間接を曲げることができない。 おまけに丸くなったビニールの手や足では、カーペットの上を滑るだけで立つどころか 支えることすらできない。 そんなことにはお構いなく主人はテーブル上のラップで巻かれたラバードール のアソコの部分だけ穴を開け作業を始める。 ローションで滑りをよくしたローターを1つ、また1つとラバードールのアソコへ 挿入していく、そのたびにラップでほとんど身動きはずのラバードールが少し動く。 いくつ挿入したのだろうか、分からないほど大量のローターをぶち込まれた ラバードールは小刻みに震えているようにも見える。 ローターが飛び出さないように、またラップを巻きつけていく主人。 それで終わると思っていたが、まだ続く。 ラップが巻かれていない胸のところから今度は脇へローターを入れていく。 それだけでも反応しているラバードール、ローターが動き出したらどうなるのだろうか。 脇のところへもローターの設置が完了したラバードール。 胸の部分も体を持ち上げながらラップを巻いていく主人。 そして、わざとラバードールに聞こえるように耳元で、 「スイッチを入れてみるから」 と伝える。 それを聞いたラバードールは、口のコンドームを収縮させながら、 嫌であることを声にならない声で訴えるが、主人がそれを聞き入れてくれることはなく 無常にも一斉に電源が入る。 悲痛とも快楽ともとれるラバードールの声。 ラップでギチギチに拘束されて動くことなどほとんど出来ないはずであるにも、 かかわらずテーブルから落ちそうな勢いで体を揺らし始めた。 それを主人は少し見ていたが、すぐに電源を切った。 他にもやることがあるので、あとのお楽しみといったところだろうか。 数秒であったが、ラバードールの口のコンドームは激しくそして速く収縮を 繰り返していて、多数のローターによる衝撃を物語っていた。 これを続けられると確実に長女は、気絶してしまうだろう。 主人はカーペットの上で、必死に立とうとしているダッチワイフを見下ろしていた。 曲がらない腕、滑る先の丸くなったビニールの手。 少し体が持ち上がったかと思うと、滑って胸を打っている。 そんなダッチワイフの両脇を抱えて、ソファへ座らせるように置くが、 座ることはできずただ立てかけられた状態になるダッチワイフ。 それをひっくり返し背中にあるファスナーを下ろす。 出てきたのは青いメタリックのゼンタイを纏った女、もちろん次女である。 立とうと必死にがんばったので暑かったのだろう、あちらこちら色が変わっている。 顔のところも汗をかいているので、色が変わり呼吸が満足にできない状態になっていた。 呼吸をするたびに、ゼンタイののっぺらぼうの顔が膨らんだり萎んだりしている。 ただ、立っているだけがやっとのような次女のゼンタイを脱がすべく、 青いメタリックのゼンタイのファスナーを下ろしてやると、 次に出てきたのは豹柄のゼンタイ。 次女の表情は豹柄の上から伺うことはできないが、苦しそうに呼吸している。 さらに脱がせるが出てきたのは黒いゼンタイ。 一体、何枚重ね着させているのか。 クリスマス前で寒いとはいえ、家の中は暖房も効いていて暖かい。 黒いゼンタイを脱がせると、ストッキングのような薄いボディスーツのようなゼンタイ。 次女の顔がはっきりと見ることができるが、その顔は幾重にもゼンタイを重ね着し、 最後のボディスーツを着てから上に引っ張り上げられたのだろう。 鼻が豚鼻になって、目も釣りあがり顔全体が潰されたようになっている。 次女はその状態で主人の命令で浴室へむかった。 主人は庭の照明を点けて、庭へ出てきた。 泥棒は慌てて身を隠す。 主人は庭に放り出されて、全く動いていなかった三女の はいったワニを掴み冬の冷たいプールへと放り込んだ。 三女は冷たさと水が入ってくる恐怖で暴れるが、 暴れれば暴れるほど水は入ってくる。 ワニの短い手足を必死に動かしているが、どうすることもできない。 ワニの口からはどんどん水が入って、ついにはプールの底へ沈んでしまった。 プールの底へ沈んでもなお手足を動かしているが、 プールの底を掻くだけで浮かぶことはできない。 プールの底でじょじょに動きが遅くなっていくワニ。 そして、ついには動かなくなってしまった。 それを見て主人はプールサイドにあったフック付きの棒を使ってワニを水面まで 引き上げ、最後に口のところを掴んで力一杯引き上げた。 引き上げられたワニの口からは始め勢いよく水が流れ出た。 ワニは初め、体を上下させて咳き込んでいたがやがて、 寒かったのだろう、小刻みに震えだした。 その姿を見ても主人は三女をワニからは出さず、ワニの尻尾を掴み逆さにし、 さらに水を吐き出させた。 逆さにされ、ビックリしたのであろう、ワニは短い手足をバタつかせていた。 ようやく水が抜けたところでワニの口の鍵が開けられた。 三女はようやくワニから解放されて家の中へ、予め用意されていたバスタオルで 身体を拭いて浴室へと向かう。 その時には汗を流した次女がリビングへ戻ってきていた。 体がまだ少し濡れている次女にラバー製のゼンタイを着るように主人は命ずる。 次女は逆らうことなく、それを着始めた。 濡れていて滑りが悪いのかなかなか上手く着ることができない。 ラバーを引っ張っては自分の体にピチピチと当てる音がしている。 それでもようやく着ることができた次女に、 長女のものとは違う少し幼く見えるリアルドールを手渡す主人。 次女の顔は完全にラバーで覆われて見えなくなっているが、 次女は見えているようでリアルドールを主人から受け取ると、 自分から背中のファスナーを開けてリアルドールに足を通し始める。 長女の時もそうであったが、ラバー製のゼンタイもリアルドールもそれぞれに合わせて 造られているので、完全に着るとシワが全くなく本当に人形のようになってしまう。 その完璧なまでに人形にされた次女に今度は、 ウイッグをつけバニーガールの格好をさせる、もはやおもちゃ。 網タイツを履かせて、エナメルのハイレグ水着を着せ、頭に耳、お尻に尻尾をつけて完成。 ハイレグ水着がピッタリしすぎて、水着の上からでも網の柄がうかがえる。 これからバニーガールは主人の身の回りのことをすべて命令されるまま動く、 顔色一つ変えることもなく。 玩具(後編)
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プレゼンタイムに発表していただいた内容の、サポートページです。 発表資料とか置いたりします。
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この話はとある私立のK総合大学の図書館から始まる。 図書館に常設されたパソコンを使ってチャットをする男。 男の名は岳田アキラ 芸術学部4年。 チャットは着ぐるみについてのもの。 卒業作品のネタを収集するため、何気に検索していてこのチャットの巡り合った。 チャットの参加者は女性限定となっていたが、アキラは女性になりすまし、チャットに参加していた、HNは”あき”。 チャットの中では、着ぐるみのバイトの話や見た目の可愛いさについて話しあわれていた。 たわいもない会話が続いている。 そんなアキラと1つ席を挟んで、衝立で仕切られたパソコンでチャットをしている陽野アサミ。 アサミはこの大学の経済学部の3年。 いつもならバイトに明けくれているのだが、試験前ということもあり図書館で勉強していたが、勉強は長く続かずチャットにハマってた。 それは着ぐるみのチャット、HNは”みさ”。 勉強もソコソコにチャットにハマっているアサミの前には海山ノリコがいた。 ノリコは同大学理工学部2年。 分厚いレンズを通して、パソコンと向き合っている。 普段から研究レポートの作成や資料探しで図書館にいることが多いが、今はあるチャットにはまり込んでいる。 そのチャットはいうまでもないだろう。 HNは”りこ”。 そんなノリコの隣りで並んでパソコンに向かっているのは畑田ミナコ。 同大学法学部4年 ミナコもまた図書館の常連である。 そして彼女もパソコンに集中している。 それはチャット、HNは”なみ”。 そしてその並びの一番端に陣取り、少し怠そうにパソコンを見ている人物が、同大学芸術学部4年の湯村サオリ。 卒業作品のネタ探しに来たものの、気分が乗らないのでボンヤリとチャットを眺めてはたまにキツめのコメントをする。 HNは”りさ”。 十数人がチャットに参加していたが、内5人は同じ場所ですぐ近くに相手がいることも知らずにチャットをしていた。 まさか同じ場所で向い合わせまたは隣り合わせでチャットしているとはつゆ知らず、それを繰り返していた。 同じ場所での奇妙なチャットは、それからしばらく続いた。 当初、なんとなくだったアキラだったが、突然アキラの関心を引く話題になった。 それは本物そっくりなリアルな着ぐるみを着てみたいと言い出した娘が出てきた。 それまではゆるキャラ的な可愛いものが主だった。 言い出したのは”りさ”。 アキラは過去に課題で造った恐竜の頭から体まで創り上げ、着ぐるみにしてしまったのだ。 それを人に、それも女の子に着せてみたいという思いがあり、俄然チャットへの喰いつきがよくなった。 そしていつしか場は盛り上がり、着ぐるみを着てオフ会をしようということになった。 ただ、やり取りしている中で恥ずかしいのでお互い顔を見られたくないという意見も出たが、そこはアキラが顔まで覆ってしまう全身タイツ、ゼンタイを着てみてはということに一同が賛同。 各自がネットで、着ぐるみとゼンタイを購入してオフ会をすることが決まった。 着ぐるみは同じモノにならないように事前打ち合わせをした。 男であることを思い出しアキラは少し焦ったが、普段から声が高く細身で女性に間違えられることもあったことから、顔が見えなければゼンタイの中に胸の膨らみがあれば、十分乗り切れると考えた。 アキラはチャットの中で、自分と同じなりすましではと思っていた男どもは案の定、不参加であった。 まぁ実のところ真相は分からないのだが。 参加は”あき” ”みさ” ”りこ” ”なみ” ”りさ”の5人。 そしてこのオフ会は自ら手を挙げアキラが仕切ることになった。 元々裕福な家庭のアキラは親の別荘での開催を5人に提案した。 それに対して彼女たちの反応もよく全員一致で開催の運びとなった。 ネットでも簡単に着ぐるみが買える時代になり各自、着ぐるみを持ち寄りアキラの別荘に集まることになった。 アキラは願望を実行に移すべく、リアルな恐竜の着ぐるみも用意していた。 この恐竜は肉食で、同じ学部の同学年の女子、湯村サオリをイメージして造った。 ただし、サオリは気が強くドSと呼ぶに相応しい人物。 アキラは何度かお願いしてみたが、思い通りにこの恐竜の着ぐるみを着てくれることはなかった。 別荘に5人が集まったが、皆恥ずかしいという思いから顔が分からない様に帽子を深く被ったり、サングラスをしたり、バイクで来てヘルメットを被ったままの者もいた。 彼女たちを出迎えるアキラも”あき”になりきり、ゼンタイの下に女性の体になれる女体の生皮を着る。 女体の生皮は両腕と首から上以外を完全にワンピースのシリコンの皮で覆ってしまい、表面上女体にしてしまおうというもの。 女性らしい胸の膨らみが出た上に黒のゼンタイを着る。 黒いゼンタイで全身を覆ってしまうことで、外観のシルエットでしか人を判断できなくなった。 さらに、イベントなどでよく見かけるゴリラの着ぐるみを着る。 出迎える時は、着ぐるみを着ているという理由から声を出すことを少しでも回避できる。 ”あき”がゴリラの着ぐるみを着て、準備できた時、別荘のチャイムが鳴った。 ゴリラの頭を被り、スケッチブックを持って玄関へ向かう。 そして予め書いてあった”オフ会にようこそ!”のページを開き、玄関の戸を内側から開く。 そこに立っていたのは、小柄な女性。 ニット帽を深く被り、茶髪の長い髪が揺れていた。 サングラスをしているので、表情まではハッキリと分からないが、ゴリラの着ぐるみに少し驚いたものの、スケッチブックの文字を見て「”みさ”です。よろしくお願いします」と挨拶した。 ゴリラは何も話さずに、少女のように小柄な”みさ”を別荘へと招き入れ、部屋と案内する。 ”みさ”は大きくお辞儀すると部屋へと入っていった。 50畳はあろかという大きなリビングにソファとテーブルが置いてある。 そのソファにゴリラは腰を下ろした。 ”みさ”は中々可愛いのではないかと、想像を膨らませる。 次に誰か来る気配もないまま、”みさ”が入った部屋の扉が開いた。 中から出て来たのは、リス。 着ぐるみが大きいのか、かなりダボダボであった。 ヒョコッと可愛い仕草で動くリスは、ゴリラの前に来て会釈しようとして、頭が半分取れそうになった。 頭が取れそうになった着ぐるみの隙間からは、ピンクの中身が見えた。 その時、再びチャイムが鳴った。 ソファから立ち上がり、スケッチブックを持って玄関へ向かうゴリラ。 扉を開けると、そこにはヘルメットを被り、黒い革のライダースーツに身を包んだ女が立っていた。 「わ!ビックリさせんなよ!」 驚きビクついたが、すぐにスケッチブックをみてそう返してきた。 ライダースーツの女は「えーと、”りさ”でーす」とフルフェイスのヘルメットのシールドを上げて自己紹介した。 アキラはどこかで聞いたような声のような気はしたが、ゼンタイと着ぐるみを着た状態での声なので、それほど気にせずに”りさ”を部屋へと案内した。 続けてチャイムが鳴る。 ソファに目をやると、大きなソファに小さなリスが大人しく座っていた。 再びスケッチブックを持って玄関へと走る。 扉を開けると、そこには黒髪のツインテールにマスクをしメガネを掛けた女の子が下を向いて立っていた。 恥ずかしいのか顔を上げないので、肩を叩くとこちらを見て、ビックリし「ヒャあ」と声を上げたが、すぐにスケッチブックに気付いてくれた。 ツインテールのメガネっ娘は、小さな声で「”りこ”です。今日はよろしくお願いします」と挨拶をした。 そして、ライダースーツの女が着替えている隣りの部屋へと案内した。 ライダースーツの女は、トラの着ぐるみを着て部屋から出てきた。 着ぐるみを着ているにもかかわらず、ソファのリスに話しかけている。 そうこうしているうちに、メガネっ娘もピンクのウサギの着ぐるみを着て出てきた。 すぐにトラに絡まれている。 再び、チャイムが鳴った。 最後だから”なみ”、スケッチブックには予め”なみ”さん、いらっしゃいませ!と書いておいた。 扉を開けると、やはりのリアクション。 ゴリラに驚き、スケッチブックで安堵して、会釈し「”なみ”です」と言ってお辞儀をした。 顔を隠そうともせず、普通にメガネをかけてやって来たようだった。 部屋の奥で、リス、ウサギがトラに絡まれているのを見ると、「すいません、遅くなりまして」と言い続けて、「どこで着替えてたら、いいですか?」と尋ねてきた。 そんな”なみ”はなんとなく楽しそうな表情をしていた。 部屋へ案内し、彼女の着替えを待つ。 しばらくして出てきたのは、ゆるキャラの要素がほぼない、なんともリアルな熊。 さすがのゴリラも少しビビったが、大きさ的には小さいので子熊のようであった。 全員がリビングのテーブルへと集まる。 着ぐるみ達がテーブルを囲み、ぺこりと挨拶する。 さて、話そうとするが着ぐるみが邪魔をして上手く話せない上、話す声が聞こえない。 そこでゴリラがスケッチブックに「話したい人から挙手で着ぐるみの頭を外そうと」書いて周りに見せる。 他の着ぐるみたちも大きく頷く。 まず始めに手を挙げたのはトラ。 着ぐるみの頭を外すと、現れたのは豹柄ののっぺらぼう。 そして、「”りさ”です。よろしく!」と挨拶したが、聞こえていないようで周りの着ぐるみ達の反応がない。 大きな頭を傾げている面々を見て、”りさ”は立ち上がり、全員の着ぐるみの頭を外して回った。 テーブルを囲んでいる光景はなんとも奇妙なものになった。 着ぐるみを着て、頭はゼンタイののっぺらぼうの集団が集結しているのだから。 体はゴリラ、頭は真っ黒ののっぺらぼう、”あき”が声色を変えて「”あき”です。今日は集まってくれて、ありがとう」と挨拶をした。 「じゃあ、自己紹介しましょうか!」トラの体に豹柄頭の”りさ”が仕切りだす。 「じゃあ、私から」 「私は”りさ”、どちらかと言えば気が強いかなぁ」 「それじゃあ、次は 」といって、見回す。 「そこのメガネしてる赤い貴女!」といって指を指す。 どうやら、”りさ”には色がしっかりと見えているようだった。 赤い色ゼンタイの上からメガネをかけ、ウサギを着ている彼女。 突然の指名に立ち上がり緊張気味に「”りこ”です。K大学理工学部に通ってます」と。 「え!私もK大!」と思わず声を挙げたのは、ピンクのゼンタイにリスを着ている小柄な”みさ”。 「私も!」と続く茶色のゼンタイに子熊の着ぐるみの”なみ”。 「え!同じ大学なの?」 「どこかで出会ったりしてるのかなぁ?」 と3人は盛り上がり始めた。 ”あき”と”りさ”も同じ大学であったが、会話に乗り遅れたこともあり言い出せずじまいになってしまった。 全員の自己紹介も終わり、雑談が始まるが明らかな3人の結束に浮いてしまっている2人。 会話に入れない”りさ”が切り出す。 「リアルな着ぐるみは?」と”あき”に向かって強めの口調。 彼女たちの会話を楽しんでいたアキラは、不意を突かれ、地声が出そうになったが、慌てて声色を変え「あ!そうね、持ってくるね」 そう言って席を立った。 アキラも正直驚きだった。 3人が全員同じ大学の学生だったことに。 そして、不機嫌な”りさ”は若い娘たちに嫉妬したおばさんではないかと、疑い始めた。 自作の肉食恐竜の着ぐるみを持って4人が待つリビングへと戻る。 全員、ゼンタイ越しでもよく見えているようで、口々に「凄い!」「リアル!」「怖っ!」等の感想。 着てみたい人を募ると1人が手を挙げた、それは”りさ”。 浮いてしまって、注目もされていないことから手を挙げたことは明らかだった。 トラの着ぐるみを脱ぎ捨てゼンタイ姿になると、均整の取れた体に大きな胸と引き締まったお尻が目を引く。 女性から見ても素晴らしいプロポーションなので、周りからも声が上がった。 おばさんかもと思ったアキラは心の中で、少し申し訳ない気持ちになっていた。 恐竜の着ぐるみのファスナーは脚の股の所にあり、それを開き頭から入っていく。 恐竜の着ぐるみの中は詰め物があるため、”りさ”の大きな胸がつかえて中々入っていかないが、”あき”が手伝い、なんとか恐竜の中へと収まった。 恐竜から突き出た豹柄の足を、恐竜の脚へと入れていく。 股のファスナーを左脚から右脚にかけて閉めていき完成。 ファスナーは恐竜の皮膚に、隠れて見えなくなった。 ”あき”は恐竜の首の付け根辺りに顔を近づけ、何か呟くと恐竜から離れた。 じっとしていた恐竜だったが、頭を大きく振ると、大きく口が開き鳴き声を挙げた。 実は恐竜の着ぐるみには仕掛けがあり、恐竜の短い左の前脚を動かすと口が開き、右の前脚を動かすと鳴き声を出すことができるようになっていたのだ。 威嚇しながら3人に襲いかかる恐竜。 座っいた3人もキャーキャーいいながら、立ち上がりリビングを逃げ惑う。 ”りさ”は恐竜になりきり、塊で逃げる3人を鳴き声を挙げ、頭を振りながら追っていく。 しかし、恐竜を後ろから見ていると恐竜の怖さはなく、中身が女性であることが判るような歩き方をしていた。 その内、逃げ回っていたリスが滑って転倒、恐竜に捕まってしまった。 リスは着ぐるみの頭を被せられて、恐竜の尖った歯の並ぶ口に挟まれた。 それを逃げ回っていた他の2人が、自分の携帯のカメラに収める。 リスを離し、「私も外から見て見たい!」そう言って体を揺らす肉食恐竜。 「捕まった人が次は恐竜、よろしく!」と言って、脱がせてと”あき”に迫る。 あまりの迫力に”あき”は恐竜を脱がせた。 ファスナーを開けると、少しの時間ではあったが、3人を追いかけ走り回ったせいで、中からは湿った熱気が噴き出してきた。 1人では着ることも脱ぐことも難しいこの恐竜の着ぐるみを脚から脱がせるのを”あき”は手伝った。 中から出てきた豹柄のゼンタイは、所々汗が滲んでいた。 そして、タイツ越しではあったが、豹柄でわかりにくくはあったが、”りさ”の乳首はくっきりと勃起し恐竜の着ぐるみの中で、彼女が興奮状態であることを想像させた。 次に恐竜の着ぐるみを着るのは、捕まったリス。 リスの着ぐるみをみんなに剥がされ、ピンクのゼンタイ姿にされた”みさ”。 140cmほどの小柄で幼児体形かと思いきや、出るとこは出て締まるところは締まった女性らしい体型をしていた。 そして周りからの無言の圧力に屈したのか、それとも自らで進んでかは、ゼンタイを着ているので表情は分からないが、”みさ”は恐竜の着ぐるみへと頭を入れていく。 中まで完全に入ってしまうと、身長の低い”みさ”は足までも恐竜の胴体の中へと収まってしまった。 ”あき”は恐竜の脚を着ぐるみの中へと強引に押し込み、ファスナーを閉めた。 ”みさ”は抵抗する間も無くファスナーを閉められたことで両脚の自由を奪われた。 それだけでなく、恐竜の短い腕では既に両腕の自由も奪わている。 そんな恐竜の着ぐるみでも、なんとか立ち上がろうとして前脚を必死に動かしたことで、鳴き声を挙げ、口を大きく開けた。 しかし、ほぼ身動きが取れず床を這い回る肉食恐竜から恐怖を感じることはなかった。 それどころか、見た目に反して可愛らしい動きしかできないことに”りさ”のS心を燻ってしまった。 床で這いずり蠢いている恐竜を放置したまま、他の3人に提案を始める”りさ”。 「こんなのはどうかしら?普段やっているチャットでゲームをやるの。人狼ゲーム!」 「今日、帰りにくじ引きをして、狼を決めるの」 「チャットで色々情報を引き出しながら、次回集まった時、狼と思う娘を指名して1番票が多かった人が着ぐるみを着て、この娘みたいにみんなに弄られるの」と言って、床を這い回る恐竜の体を触り始めた。 他の2人も一緒になり、触り始める。 くすぐったいのか恐竜は激しく抵抗したが、手足が使えない状態では、その抵抗もたかが知れていた。 気後れし参加が遅れた”あき”も一緒に恐竜を弄る。 かなり執拗に攻めたため、恐竜からは激しい息遣いが聞こえてきた。 攻めていた2人は「いいね!」と笑顔。 そのうちの1人は「ちょっと着ぐるみの中へ入りたいかも!?」と言って床に転がっている恐竜を見た。 こうして、恐竜の中で苦しそうにしている”みさ”を差し置いて、次回のオフ会での人狼ゲームの開催が決定した。 その後、恐竜の着ぐるみから出された”みさ”も含め、狼のくじ引きをした後、解散となった。 ウサギの着ぐるみ”りこ”と子熊の着ぐるみの”なみ”は早々と帰ってしまった。 次に企画立案した”りさ”がトラの着ぐるみから、ライダースーツ姿で別荘を後にした。 最後に恐竜の着ぐるみに閉じ込められていた”みさ”はふらふらした足取りで家路についた。 心配になって声をかけたが、本人は嫌な顔一つせず、むしろ嬉しそうな口調で「次のオフ会楽しみにしてます」と言葉を残して帰っていった。 みんなが帰り、着ぐるみもゼンタイも脱いでアキラに戻り後片付けをして別荘を出たところで声をかけられた。 「アキラ!」 振り返るとライダースーツに身を包み、ヘルメットをとった湯村サオリが立っていた。 「どうした?こんなところで!」少し動揺したが、平静を装い答える。 自分が女性を装い、女の子たちと着ぐるみオフ会をしていたことは知られたくない。 「何してるの?あんたこそこんなところで」 少し嫌味混じりに質問してくるサオリ。 「ああ、ここ俺んちの別荘なんだ」 「知ってるわよ!あんた気づかないの?」 少し間が空く。 アキラにはサオリの言っている意味がさっぱり分からなかった。 しびれを切らせたサオリが「この格好どう?」 「どう?っていわれても」 気を使い「格好いいよ!」と答えた。 だいぶ、鈍いアキラにしびれを切らせたサオリがヘルメットを被り、シールドを上げ「”りさ”でーす」と。 「あ!」と言って固まるアキラ。 「え!なんで?」 「もしかして?」と言って言葉に詰まるアキラに、「何かしら”あき”さん!」 シールドの中の目はアキラを見てにやけていた。 今思えば大学の図書館でチャットが終わって帰る時、話しかけることはなかったが、サオリにはよく見かけていた。 「どうして?」といいかけたアキラの言葉を遮って、サオリが話し始める。 「声よ!声!始めは分からなかったけど、なんか変だなぁと思って。動きを見ていると、男っぽい一面があちらこちらに出ていたし」 「それにトドメはあの恐竜の着ぐるみ!私も協力したからね」と笑みを浮かべるサオリ。 「もしかして、私に恐竜の着ぐるみを着て欲しいなら、直接言えばいいのに」と。 おそらく、断わられると思い、サオリにお願いすることはなかった。 「もう一度、着てあげようか、今から」 サオリの言葉に生唾を飲み込み、頷くアキラ。 そして、2人は別荘へと戻った。 「どうする?オフ会で着ていた豹柄のゼンタイを着て、恐竜の着ぐるみを着たらいい?」 サオリの質問に、モジモジしながら箱を出してきたアキラ。 「これを着てみてくれないか?」 「いいわよ!」軽く引き受けるサオリ。 アキラから箱を受け取り、別荘の一室へと消えるサオリ。 しばらくして、箱を開けたのだろう、部屋から顔を出してアキラに訪ねてきた。 「これ着るの?」 顔だけ出しているサオリの肩が見えるが、肌が見えていることから今は裸のようだ。 少し間をおいて「ダメなら別にいい!」ちょっと冷たく返す。 最近はサオリの扱いにも慣れ、冷たく言いすてるように言うと、こちらの要望が通ることが分かっていた。 「これって裸で着るの?」 いつも強気なサオリの声に少し弱気な感じになっていた。 「できれば」また冷たく返す。 「分かった」扉が閉まる。 かなりの時間が経過して、再び扉が開く。 「これって、これでいいの?」 アキラがサオリに渡したものは、ネックエントリータイプのラバースーツ、それもマスクもついていて、装着すると肌の露出が一切なくなってしまうもの。 ある程度まで着ていたので、最後の仕上げまで手伝った。 マスクで顔が隠れてしまう時は、いつも強気で可愛げのないサオリの見せる不安げな表情が可愛く見えた。 マスクを被せたサオリの視界は奪われ、外界と接することができるのは、呼吸用の鼻の穴だけになってしまった。 「これじゃあ、見えないよ!」と弱気なサオリに、「大丈夫、手伝うから」と声をかける。 そして恐竜の着ぐるみを準備し、先ほどと同じ様に着せていくが、ラバースーツの滑りが悪く中々着せることができなかった。 アキラは恐竜の着ぐるみの詰め物に仕掛けを施していた。 それは空気を抜いたり入れたりして、膨らませたり萎ませたりできる仕掛け。 一旦、空気を抜いてからサオリを恐竜の着ぐるみ中へと押し込んでいく。 恐竜の中に収まってから、詰め物を膨らませる。 そしてファスナーを閉めて完成。 周りは見えないが、オフ会の時の様に、腕を動かし鳴き声と口を広げて、リビングを歩く。 今は自分の希望を叶えてくれたサオリに感謝の意を込め、アキラはハグをし、恐竜の首元の覗き穴に向けて「ありがとう!サオリ」と呟いた。 サオリも何か言葉を返したが、ハッキリとは聞き取れなかったが、アキラには「好き」と言ったように聞こえた。 そしてそれを確認しようと思った。 視界が奪われたまま、恐竜の着ぐるみで動き回るサオリをリビングに置いて、アキラは別荘の一室へと消えていった。 その後まもなく、アキラを求めて動き回っていた恐竜はリビングのテーブルにつまづいて転倒し、自力では起き上がることができず、寝っ転がっていた。 アキラはしばらくして部屋から出てきた、その姿は着ぐるみの中のサオリと同じ全身肌の露出の全くないラバースーツを纏っていた。 ただ、違うのは目のところに細かい穴が開いており視界が確保できている点。 リビングのテーブルの横で寝っ転がっている恐竜を見つけると近づいて、股の部分のファスナーを開ける。 サオリを解放し、アキラが代わりに着ぐるみに入るのかと思わせたが、次にとった行動は恐竜の手首をビニールテープで拘束し始めた。 続いて詰め物の空気を抜く。 詰め物は萎んだが、手が拘束され着ぐるみから抜け出せないサオリ。 その背後に別の詰め物が入ってきた。 それはアキラ、詰め物がなくなったことでこの恐竜の着ぐるみには2人で入ることができる。 アキラは手を伸ばし、股のファスナーを内側から閉める。 背中側に入ってきた温かい詰め物に動揺したサオリだったが、すぐにアキラであることを理解し、それを受け入れた。 そして、アキラの手がサオリの胸へと伸びる。 抵抗しようとしたが、サオリの両手は恐竜の着ぐるみにシッカリと拘束されていて動かすことができない。 それにラバーに覆われた体をなぞる指の気持ち良さも手伝って体はそれを受け入れた。 アキラの指が、サオリの大きな乳房の先端まで伸びてきて、軽くその先端をなぞる。 固く勃起した先端から、サオリの全身に衝撃が走り、体がビクつく。 2度、3度と繰り返す、衝撃。 サオリの体は抵抗することなく、アキラに体を預け声が漏れ始めていた。 左手は大きな乳房を揉み乳首を摘む。 同時に右手は股へと伸びていき、ラバースーツ越しでも分かるほどハッキリと線が入っていた。 その股の線をなぞりながら、力を加えていく。 線の割れ目はゆっくりとアキラの指を受け入れて中へと飲み込んでいく。 そして、抑えようとしているがサオリの喘ぎ声は大きくなっていった。 着ぐるみの中で密着している2人。 アキラのペニスもサオリの喘ぐ声で興奮を掻き立てられ、大きくなる。 恐竜の着ぐるみ越しにサオリの手を拘束してあったはずであったが、右手だけがいつの間にか外れて、背後のアキラのペニスに。 アキラの手の動きに合わせて、サオリの手の動きも早くなる。 そして、ほぼ同時に2人とも逝ってしまった。 最後は着ぐるみの中で大きく声を挙げたサオリ。 そのサオリを優しく愛撫するアキラ。 2人は呼吸のし難い着ぐるみから、出ようとはせず抱きつくアキラにサオリは身を任せていた。 しかし、さすがに苦しくなってきたのか、アキラはファスナーを開け外へ。 そして、着ぐるみ越しに拘束したサオリの拘束を解いた。 だが、逝ってしまいぐったりしてしまったサオリは自力では着ぐるみから出られず、アキラが出してやった。 アキラはサオリに声をかける。 「先にシャワー浴びてこいよ」 しかし、マスクで視界を奪われたサオリは上体を起こし手探りで何か、いやアキラを探しているようだった。 その手がアキラを見つけると、ギュッと抱きついてきた。 いつもは気の強いサオリを愛おしく感じたアキラは、全身黒いゴムに覆われたサオリをお姫様抱っこし、ベッドへと連れていった。 その後、2人はラバースーツを脱ぎ捨て、生まれたままの姿で交わった、何度も、何度も。 人狼ゲーム2
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ネットでニュースが随時更新される今、新聞なんて滅多にみなくなったが、ふと営業の合間に立ち寄った理髪店で面白いチラシを見つけた。 それは中古車販売店で、中古車の横にマネキンが置いてあり、まるでキャンペーンガールのようにポーズをとっている。 マネキンといっても顔はマネキン、体は全身タイツで覆われており、どうみても中に人が入っている。 よく話題になる新車発表会などのキャンペーンガールは顔も美しくスタイルも美しいが、こちらはマネキンなので特別顔が美しくもなく、 素肌が出ているわけではないので実際どんな人が入っているかもわからない。そして写真を見ると日中撮っているようなので、 行けばもしかしたら撮影に出くわすかもしれない。理髪店で前の人の髪を切り終わるのを待ちながら妄想は広がる一方だ。 髪を切り終わった後、床屋のおばちゃんに断って中古車販売店のチラシをもらい今度の休日行ってみることにした。 休日、チラシに書いてある住所を頼りに行くと、国道にそこそこ派手な看板があり、その道を曲がり少し山道を進むと山を切り開いた広場に中古車が並んでいた。 お客様駐車場に車を停め何気なく車を眺めると営業と思われる若い男性がやってきた。 「どのような車をお探しですか?」 「いえ、国道から車みえなかったんでどんなの置いてるのかな?と思って。ほら、よくマネキンが紹介してるじゃないですか。」 「なるほど、最近チラシで紹介した車ですとこちらのハ〇ラーなんか人気ですよ。」 そんな営業のやり取りが数回続き、軽く流した後マネキンのことを聞いてみることに 「チラシのマネキンの発想、面白いですね。」 「えぇ、うちの社長がキャンペーンガールを広告に載せたいとか言い出しまして、 ただモデル事務所からキャンペーンガールを派遣して載せてしまうと車より彼女たちの方が目立つし、ここは事務所以外ひなたばかりだから日焼けもしやすい。 そこでイベント派遣事務所に頼んで週1でマネキンの格好をした人を派遣してもらっています。その面白さも手伝って少し売り上げも上がりました。 事務所が狭くて着替える場所がないんで彼女はマネキンは着たままワゴンでやってきて、撮影が終わったらワゴンに乗って帰っていきます。 話してもうなずくかダメのしぐさしかしないんでボクも演じてくれてる人はどんな人かわかんないんです。」 「へぇ、そうなんだ。うちの会社でもやってみようかな。今度撮影見学してもいい?」 「あぁ、わかりました。今度の水曜日午前に撮影入ってるはずなんでまた遊びに来てください。そういえばお客様の車のタイヤの減りそろそろ危なくないですか」 (商談。。) 「タイヤの件は考えとくよ。じゃ水曜の午前にまた来ます。」 待ちに待った水曜日、会社にはクライアントに行くと伝え早速"仕事"で中古車販売店へ 前回同様、お客様駐車場に行くとそこには撮影に使うと思われる車が並んでいた。 少しするとこの間の若い営業の男性が来て「いらっしゃいませ、今日は視察でしたね。もう少ししたら来ますんで。」とのこと さて、どんな感じで来るんだろうと待っていると、一台の軽ワゴンがやってきた。 運転席から降りてきたのはいかにもアクション俳優という感じの金髪の中年男性。事務所から社長と思わしき中年男性も出てきて「今日もよろしく」とか言っている。 営業の男性が駆け寄り、社長とアクション俳優らしき男性に「今日は会社でマネキンを利用したいというお客様があちらにいらしてまして。」と私のことを紹介してくれた。 「おはようございます。邪魔にならないように見学させていただいてよろしいでしょうか?」と私が2人に聞くとアクション俳優らしき男性は 「ありがとう。とりあえず見学してみて、話はそのあとだね。」と親しく接してくれた。 社長と思われる男性も「申し訳ないが時間が限られてるんで早速撮影に移るけど、参考になればいいな。」との回答 カーテンで仕切られた後部座席から撮影クルーらしき男性2人も降りてきて、準備が整えばいよいよマネキン着ぐるみモデルと対面となる。 カメラや光線などを調整していよいよマネキンの撮影、撮影クルー2人が後部座席に戻り、持ってきたのは大きな黒いボストンバック。 やはり着ぐるみと言えどマネキン扱いなのだ。この中にいるだろうマネキンの中の人は窮屈なバックに詰められ肌のすべてを覆われ物扱いされる自分をどう思っているのだろうと勝手な妄想がまた爆発する。 バックが置かれチャックが開くと中には中古車販売店の店名が大きく書かれたチアガール衣装のいかにもモデルという体型をしたマネキンが入っている。 その肌は全身タイツで覆われ、顔はフィメールマスクマスクだろうか表情を変えないセミロングの美女が横たわっている。 そのマネキンを男性2人で手分けしてバックから取り出し、立たせるとスイッチが入ったようにマネキンが操り人形のようにゆっくり動き出す。 中古車販売店の社長の指示で撮影したいシチュエーションを決め、男性2人がマネキンに無線でポーズの指示を出しマネキンがそれに応えるように無言で車の前や横でポーズを素早くとっていく。 1台につき3分程度だろうか、ポーズを5パターンくらい連続で撮影して次の車へ。本当にモデル慣れしたマネキンだ。たぶん中の人も経験者なんだろう。 そしてモデルをやるくらいなんだから美しい人なんだろう。なぜこんな過酷な仕事に。。 そんなことを考えながら見学しているとあっという間に今日撮影する分はすべて終わってしまった。 社長がアクション俳優の男性に「今日はこれで終わり、また頼むよ。」というとアクション俳優は男性2人に「撤収!」を声かけ。機材を片付け始める。立っていたマネキンも無線の指示でゆっくり歩きだしバックの中に横たわってチャックが閉められるのを待っている。しばらくするとチャックが閉められ車の中に運ばれていった。本当に最後までマネキンだった。一応撮影の様子は会社のデジカメで撮影したのであとでじっくり見てみよう。 帰り際にアクション俳優の男性が「暑くて大変だったでしょ。気に入ってもらえたらまた連絡くださいな。これ名刺だし。」と名刺をくれた。こちらも名刺を渡し「また検討して連絡します。」と伝えた。 中古車販売店の2人にもお礼をいい、営業の男性に「タイヤの方考えていただけました?」と相変わらずセールトーク全開に攻められながら会社への帰路に就いた。 会社に戻り課長に「今日の取引先うまくいきそうなのか?」と睨まれた。そういえばどんな会社なのか話していなかった。というか興味本位で見学お願いしていたのでクライアントという意味合いではないのだが(汗 「もう少し煮詰めてみたらイケそうです。ところで課長、帰り際にこんなものを見つけたんですが。」とさっき撮った画像をいかにも仕事ついでに見つけましたと言わんばかりに見せつける。 「ほぉ、これはなんだね?マネキン??」 「えぇ、動くマネキンです。この近くにある会社で導入しているそうで、これを広告に使ったことで収益も上がっているそうです。」 「なるほど、面白いな。うちの商品で使えるものはあるだろうか?」 言うのが遅くなったが、うちの会社は業務用のイスを扱っている。病院用の長椅子やバーカウンターのイスなど多岐にわたる。 「カタログのカテゴリーの表紙に使用時のシチュエーションとしてこの動くマネキンに座ってもらってイメージを顧客にもってもらうというのはいかがでしょうか? モデルがマネキンということでどの顧客にも平均的な印象をもってもらえると思います。」 「そうか。で、どれくらいの予算でできるんだ?」 「まだ撮影だけさせてもらった段階なのでこれから派遣先にアポを取りたいと思います。この話を進めてもよろしいですか?」 「あぁ、ちょっと試してみようか」 やった!話が進められる。 数日後、アクション俳優の男性に連絡をとり撮影の打ち合わせをする。 「暑いのによく来たねぇ、まぁまぁお茶でも」と俳優は庶務のお姉さんが持ってきた麦茶を差し出す。 「で、どんな撮影?おぉ、カタログのモデルってやつね。これは適任かもな。」 「はい、女性目線でモデルの方とも話しあって進めていきたいのでよかったらモデルの方も呼んでいただければと思いますが、いかがでしょうか?」 すると俳優は「う~ん、そのモデルなんだけどね、、今ココにはいないのよ。」という なるほど、委託かパートとかなのかな。と想像しながら 「そうでしたか、じゃ~そのあたりは後日にして時間とか価格設定の打合せの方を進めていきましょうか?」と切り返す。 時間は着ぐるみ1人とスタッフなど含めて約1時間で15000円ほど、高いような安いような設定だ。 着ぐるみという特殊な環境上マネキンはこれ以上時間が延ばせないのだという。 1時間あれば数パターンは撮れるだろうし、失敗しても会社の損益としては大した額ではない、試しにやってみるとかということで契約した。 撮影の希望を聞かれたので来週の火曜日にうちの会社に来てもらうことにした。中の人の更衣室なども準備すると話したが「時間も限られてるし早く撮影かけたいでしょ?」ってことであちらから断ってきた。 どこまで大きなお友達への管理も徹底してるんだか。とはいいながらも、一応準備だけしておきますということで部屋は準備することとした。(相手にはナイショだが隠しカメラ付きの) 予定通り火曜日になり、例の軽ワゴンが会社にやってきた。 相変わらずアクション俳優とスタッフ二人が黒いボストンバックを持ってやってくる。 「こちらも準備があるんで少々部屋でお待ちください。」と隠しカメラがある部屋で待ってもらうことに 10分くらい待たせて撮影開始、相変わらずモデルのポーズは早く、リクエストにも的確に応じる。 いつもカタログを撮影するために来てくれる外注のカメラマンも「すごいモデルさん見つけたね。外見も中身も」 と驚いていた。予定通り1時間ほどで終了。相変わらずマネキンはボストンバックの中に入って帰っていく。 帰った後、部屋の隠しカメラを取り外し再生してみる。すると、、 部屋には男性3人とボストンバックが運ばれてきた。鍵を閉め早速3人はタバコを吸いだし、世間話を始める。そして中国語?らしき言葉を話すと、ボストンバックの中にいるだろうマネキンの女性が中国語?で返してくる。なるほどマネキンの中の人は中国人なのか?するとスタッフの男性がバックを開けマネキンの顔だけを出してマスクを外してあげる。思わずこのマネキンの中の人はどんな顔をしているんだろうと思って固唾を飲んだが、マスクの中は顔の部分がくり抜かれていないのっぺらぼうだった。ただ口の部分はチャックがあり中の人はゼンタイを着ながらでも食事などはできるようだ。どれだけ長い時間ゼンタイに入っているんだろうか。そんな感じで10分近くが経過し、俺が呼びに行くとマネキンは自分でマスクを着けバックの中にまた入っていった。 このマネキンカタログは営業先でも若干ではあるがウケて続編を作ることになった。 また俳優にアポを取り、今回は着ぐるみのままでいいのでモデルとして彼女使って打合せしたいと伝えた。 俳優に「わかりました。あと、大きなお友達やるの疲れたっしょ?実は隠しカメラあることは出る前に気付いたんだけど、 まぁあの10分間は雑談くらいのもんだったしね。興味あるなら撮影後にこのマネキンのこと話しますよ。ただし盗撮の罰金+特別授業料5000円な!(笑」 気付かれてたか!と思いながらも5000円でマネキンのこといろいろ知れるならいいかというかんじで、「わかりました。」と伝えた。 次の打合せ、そこにはロングドレスを着たマネキンがいた。ほぼ動くこともなく打合せが終わるのを待っている。 打合せが終わるとついに待ちに待った時間だ。 しかし、打合せが終わったと同時にマネキンはまたバックにしまわれてしまう。 あれ?予定が違ったか??と思ったが、俳優から「ここじゃなくて別の場所で次の打合せするか。」と言い出してきたので 場所を変えるだけか。と少し安心する。 マネキンが向かった先はアクション事務所の地下にある部屋。部屋に入るとそこは一面白く、そして窓や家具などもないあるのは部屋を照らす蛍光灯と温度調節のため取り付けられたエアコンだけ。 何なんだこの部屋は。。驚きを隠せない顔を見た俳優は 「ここがマネキンの格納場所。まぁ言い直せば住居かな」 スタッフがボストンバックからマネキンを出して声をかけると、マネキンはいつものゆっくりとした動きではなく人間らしい動きで起き上がり、バックの中から出てきて横に体育座り(三角座り)した。 「さて、ここからは特別授業だ。とりあえずマスク外すか?」と俳優 生唾を飲みながら「いいんですか?」というと「大きなお友達にはサービスせな!」というのでお願いすることに。 マネキンはスタッフの指示でうなずき、自分でマスクを外した。 すると案の定マスクの下は口だけがチャックで切り取られたのっぺらぼうだった。後ろにお団子頭があるので女性だというのは想像つく 「ヒーローショーのようにすぐに顔が出てくるわけではないんですね。」と俺が言うと 「おう、彼女の場合はな。普通は顔がくり抜かれているんだがこの子は特別だ。」 次にマネキンは立って着ていたロングドレスを脱ぎだす、ドレスの下はもちろん素肌の露出が一切ない全身タイツで覆われている。 そしてその中はどうやら全裸のようで胸が膨らみ2つのお豆さんや、女性器の形も出ている。 全身タイツだけになったマネキンはまた座りだし次の指示を待っている。 彼女の全身タイツは股の部分と口はチャックがついているがそれ以外は完全にくるまれている。え?どうやって入ったの??という疑問が湧いてくる。 「これってどうやって入るんですか?」と聞くと「縫うんだよ。」ともっともらしい回答 つまり彼女は自分では脱ぐことのできない縫われた全身タイツを着た女性。なのでほどいてもらえない間は食事は口のチャックを開けて食べ、排便は股間のチャックを開けて行う。 縫われるって、この女性はどんなに全身タイツが好きで変態なんだろう。そしてただでさえ全身タイツで呼吸が制御されているのにマスクも被ってと思うと股間も熱くなってくる。 結構長く着てるんですか?ときくと、「彼女の場合は1週間ローテだな。明日車屋行かないといけないし今日交換するわ。」との回答 1週間全身タイツのまま過ごすとはフェチの域を超えている。そしてこの後全身タイツから彼女を出すとはこの子の素顔が見てみたい。心からそう思った。 その願いもむなしく、俳優からは「ごめん、今日はこれでおしまい!5000円はツケにしとくわ」と終了宣言が出されてしまった。結局今日は彼女の素顔は見れなかった。 しかし、諦めきれない。帰りの車の中でふと思った。彼女はゼンタイから出てもずっと部屋の中にいるんだろうか?中の人の性格や年齢はわからないがなにしろモデル体型を維持している女性だ。買物や美容、体型維持に興味がないわけはない、もしかしたら外に出て買物くらいはするのかもしれない。そう思ったと同時に車を引き返し事務所の前のコンビニで雑誌を読みながら張り込みすることにした。 1時間ほどたっただろうか。事務所の電気が消えて俳優など事務所の従業員は帰って行った。特に怪しい人はいない。 彼女はさっきの話だとこの事務所に住んでいるようなので、もう脱いで今頃部屋でくつろいでいるころなんだろうか それとももう縫われているんだろうか?そんな事を考えながらみているとパーカーをかぶりレギンスを履いた長身の女性が出てきた。ん?この人か?よくよくみると手は素肌が出ている。この人だったらゼンタイは今は脱いでいることになる。頼むこの人であってくれ!そう思った。 すると彼女は道路を渡り俺のいるコンビニにやってきた。どんな顔をしているんだろうか?ますます見たくなってくる。 しかし彼女は口にマスクをしサングラスをかけている。しかもよくよくみると顔は人の肌じゃない。ペールオレンジ(肌色)のゴム?とてつもなく怪しい人に見えるが店員は大丈夫なのだろうか。 彼女はそのまま一通り買物をし、レジで精算を済ませ帰っていく。少し経って俺も周りに客がいないことを見計らってレジに行き、どことなく店員さんに聞いてみる。 「さっきの女性、すごく怪しくなかったですか?」 すると店員はこういう 「ハイ、ココだけの話。彼女は元有名モデルなんですが、いろいろあって隣の事務所に来ましてね。事務所にはお世話になってるんで彼女の顔隠しは容認してるんです。 ちなみにサングラスとマスクの下はゴムで覆われていて顔がないんです。あれつけてなかったらもっと恐怖ですよ。」と笑いながら答えてくれた。 某有名モデル?長身で、最近見ない人か。いろいろ想像はしてみたものの手掛かりはつかめたので商品の会計を済ませ家に戻った。 コンビニで買った弁当を食べ、早速この内容で調べてみる。「長身 モデル 干される 引退」と検索を行い、某サイトの質問カテゴリーでも募ってみた。 すると彼女のことが少しづつわかってきた。 彼女と思われるモデルは鈴木ひかり、地方で発掘されたモデルでその美貌とスタイルの良さからグラビアやファッション雑誌を飾ったが、裏ではマネージャー・スタッフへの暴言が目立つ不良娘だった。 そして某サイトの質問カテゴリーの回答によるとどうやら違法薬物に手を染めていたらしく、事務所は発覚を恐れ早々に解雇し存在を消したのだという。過去のグラビアなどを見るとスタイルはたしかに彼女に通じるものがあった。 この子で間違いなさそうだ。 数日して第二回目の撮影を行う。相変わらず撮影は早々に終わり事務所の人たちは帰って行こうとする。 そこでこの間のコンビニでの話を偶然を装って俳優に言ってみる。 「マネキンの中の人、元モデルの鈴木ひかりなんですってね。」 すると俳優は「なぜわかった?」と驚きの顔をみせながらこう言った。 「あぁそうだ。彼女は公にはならなかったが覚せい剤にのめり込んでいた。それでモデル事務所を解雇され伝でココに来たんだ。そして周囲の目に触れないように存在を消した。それだけだ。」 「そしていま彼女は時折幻覚症状に陥り自分を見失っている。華やかなモデルに嫌気がさし、そしてこれからの自分の姿をも想像できないんだろうな。だから住居が真っ白なんだ。変な幻覚をもって取り乱されても困るしな。今は常に禅の道を模索してるよ。」 そうだったのか。。と納得していると最後に俳優は 「オマエから彼女にアドバイスしてやったらどーだ?うちの事務所汗臭いヤツ多いし外部の清楚な男性は新鮮だったみたいだぞ。」 といいだす。 彼女に話しかけていいのか?そんな驚きを隠せぬまま二人で日程を調整し鈴木ひかりという名のマネキンに後日会うことになった。 約束の日の前夜、俺は何を言うべきなのか考えた。過去のモデルのことなのだろうか、今の仕事のこと?スタイルのこと??性格。モデルと話すなんて高嶺の花だと思ってたから切り口がわからない。とりあえず感触を見よう。そんなことを考えていたら夜が明けそうになっていた。完璧に寝れなかった。日中は仕事なのに。 当然仕事にも身が入らない。事務作業をダラダラ続け、課長に「今日はおかしくないか?いやいつもおかしいか!」といじられた。 夕方になり事務所に向かう。俳優が相変わらず迎えてくれて、地下の例の部屋に案内してくれる。そしてドアを開けると前回と変わらず彼女がゼンタイ一枚に包まれたままそこに体育座り(三角座り)している。俳優は「二人っきりで話しな。俺は上で待ってるからなんかあったら電話しろ」といい俺と彼女を残しドアを閉める。白一面の部屋には俺と彼女しかいなくなった。 とりあえず話しかけてみる。 「寒くないか?服着ろよ。見ていて恥ずかしいじゃないか。」とカバンからトレパンを出し彼女の前に置く。 彼女は少し顔をあげて考えた後、トレパンを着始めた。そしてささやくように「アリガトウ、、」と言った。 次はどうしたらいいのだろうか?言葉に迷いながらしどろもどろしていると彼女から切り出してきた。 「ワカラナイ、、」 ??こちらも意味が分からない 「ん?何がわからないの??」と聞くと彼女は何も話さなくなった。失敗か?? 「ボクも君のことがわからない。ボクから見た君は人間の女性の形をした人形にしかみえないんだ。顔も性格も。だからもっと教えて」 言葉に詰まってしまうが言うことは言った。すると彼女は答えた。 「私、モデルだったの、田舎にいたときスカウトされてね。東京に行ったの、厳しい世界だったけどみんなやさしかった。そしてみんなが私のことみてくれた。田舎にいたときは目立たない存在だったけど、みんなが私のことステキ、美人っていってた。そしてみんな私のワガママを聞いてくれた、お金、服、お酒や車まで何不自由なく与えてもらった。ただその間に失っていたものがあった。。ワカラナイ」 すると彼女は発作なのか頭を抱え唸りだす、少ししたら俳優が来て「大丈夫だ。あんまりパニくらせるな。」と言う。 少ししたら収まったのか彼女は気が抜けたように無造作に大の字で倒れている。そして気が付いたのか起き上がり話し始める。 「ワタシハドコ?」 意味が分からないが答えてみる。 「キミはココにはいないよ。ココにいるのは僕と人形だけ。」 すると彼女は 「ワタシカエルバショナイカナ」 帰る場所か、彼女の帰る場所・・どこだろうか。。 彼女はづつけて 「カエリタイ」という どこに帰そうか・・ 悩みながら咄嗟に出た言葉はこれしかない 「ボクはキミのこと知らないけど帰ってきていいよ。おかえり、ひかりちゃん」 すると彼女のゼンタイの目の位置から水がにじみ始めた。泣き出したようだ。 「おかしいな。人形が泣きだしたぞ」 冗談交じりで彼女に言うと彼女は 「私人形じゃないもん、鈴木ひかりだもん。」 そしてその声は大きくなり 「コワかった。もう先に進むしかなかった。でも進むにつれて答えがわからなかった。でも知り合いがいい薬あるよ。楽になるよと言われて飲んだら楽になったけど、薬が危ないものだってわかった頃には遅かった。事務所には解雇されるし、こんな何もない部屋で怯えながら姿を隠して生活するのは嫌だった。でも自動車屋さんやイス屋さんはこんな私でもやさしくて、モデルとして雇ってくれて喜んでくれた。コンビニの店員さんも危ない人扱いしなくて笑顔でいてくれた。それでねそれでね!!!もう、私マネキンになりたくないの、あなたのこと会ううちに気になってしかたないんだもん。鈴木ひかりにも戻りたくない。私の本当の名前は藤島加奈、田舎臭いって言われるかもしれないけど私の本当のこと知ってほしいの。」 まさかの告白だった。しかも相手は元有名モデルだ。月日はたったかもしれないが絶対ファンもいるだろう。 涙でグシャグシャににんだゼンタイ。顔の表情はうっすらとみてとれたがまだ鮮明にはわからない。 やさしく言ってみた。 「そっか、人形でも鈴木ひかりでもなかったんだね。おいで加奈、脱げる?」 加奈はうなずきながらも頭の縫製をなんとか取ろうとするが取れない。しかたなくカバンからカッターを出し彼女の頭の裁縫をほどいていく やっとマネキンの中の人の顔が出てきた。それはスッピンのはずなのに本当に美しさが際立つ田舎出身の女性「藤島加奈」だった。 「やっと帰ってきたって感じだね。おかえり加奈♪」 「ただいま♪」 ずっと泣いていた彼女に笑顔がこぼれた。 その後俳優に事情を話した。俳優は「困ったな。」と言いながらもこういった。 「マネキンの仕事はもう車屋だけだし事情を話して辞めることはできる。ただ当分はマスコミは避けないといけないだろうしクスリの禁断症状もあるしな。」というと俺は俳優に伝える。 「彼女の田舎に引っ越そうと思います。そして彼女と人間どうしとして付き合いたいと思います。それが彼女の禁断症状防止にもなると思うんです。熱中するものができたんですから。」 俳優は、俺の肩を叩き「そうだな。」と笑う。そして「マネキン事業の廃止と所属モデル鈴木ひかりを当事務所の任務から解任する」と宣言する。俺と俳優と顔だけ出したマネキン、もとい加奈は面白おかしくて笑う。そしていったん部屋を出て彼女はゼンタイから着替え普通の女性に戻った。 後日俺は会社に移動届を出した。残念ながらうちの会社は彼女の田舎に営業所はなかったが、子会社に採用された。 キューピット役になった俳優から聞いた話では、あの中古自動車販売店はその後俳優の紹介で生身のモデルを採用したらしい。すると売り上げは今まで以上に伸びて営業の若い男性は後悔したんだとか。鈴木ひかりの話はすっかり過去の話になっておりその後何もなかった。 加奈とはその後も順調に愛を育み結婚することとなった。でも彼女には事務所を出てからもひとつ抜けない癖があった。それはゼンタイを着て俺の撮影する写真に写ること。彼女はゼンタイを着ている間イキイキしていた。それはゼンタイの外は歳を取らない。愛する人が撮る写真にモデルとして写れる。そして布一枚越しでヌードの自分が写ることで自分のプロポーションを保ち女性として美しく生きたい。そんな強い想いが彼女にあったからだ。 今日も彼女はゼンタイを着てカメラの前に立つ。 「加奈、イイネ。そのまんまそのまんま。」 彼女がゼンタイ越しに笑う、ずっとゼンタイの表情は見えないものだと思っていたが見えるものなんだと最近感じた。 撮影が終わったら彼女は物になるところも相変わらずかわらない、ただバックに入れるのではない。彼女をお姫様抱っこして車に運ぶ 人間だとわかっているとは思うが周りの人もマネキンとして扱ってくれる。 車に積んだマネキンはその後ホテルに運ばれマネキンから人間に戻る儀式を行う。 上から人間に戻していき、最後はお互い生まれたままの姿になることで彼女は人間の女性となり、新たな生命を宿す準備をすることで儀式は終わる。 結婚式が近づいたある日、人間に戻った彼女は言った、「今度はいつマネキンに戻してくれるの。」 戻せるものか「ごめーん、さっきマネキンに戻れない魔法かけちゃったもんね。」 彼女はクスっと笑い「そっか、もうマネキンに戻れないのか、そっちの方がイイや。」と言った。 加奈は俺の魔法により完全に人間に戻ってきた。それ以来彼女はマネキンにはならなくなった。 自分の意思でゼンタイは相変わらず着ている。でもそれは彼女にとっては普段着としてである。 今日も顔が見えない妻が料理を作り、仕事を終え帰ってきた俺の夕飯を食べる姿を興味深そうに見ている。 「おわり」 中古車販売店あとがき
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ガスマスクの歴史(近代) 前回のガスマスクの歴史についてまとめたページはこちら。 前回の更新から時間が経ちました。。。 時代はペスト医師の頃から100年ほど経ち、中世から近代に移り変わりつつあるとき、ようやくガスマスクらしいガスマスクの原型といえるものが出てくるようになりました。 その近代における一番最初のガスマスクといってよさそうなのがこれ アレクサンダー・フォン・フンボルトのマスク 得体のしれないおっさんにチューブが付いていて、その先にスーパーの袋詰めのところにおいてあるビニール袋みたいなのにつながってる絵が見えると思います。 アレクサンダー・フォン・フンボルトっていう、当時鉱山管理人をやっていた、良家の出のなにやらえらい人(プロイセンの貴族の家出身のドイツの博物学者兼探検家、地理学者で、トーチャンは国王の侍従、兄貴はプロイセンの教育相とか内相やってたとかいうすごい人。そしてなによりも特筆すべき(?)はフンボルトペンギンたんの名前の由来の人物。)が、鉱山で働く坑夫が粉塵から身を守れるように作ってあげたのがこのマスクだそうです。 生憎昔過ぎ その当時マイナー過ぎて詳細は分かりませんが、イラストを見る限り外にチューブがつながってて外の新鮮な空気を取り入れようと試みたのではないでしょうか。 ルイス・ハスレットのガスマスク Lewis Haslettの写真。 調べたところ、アメリカのケンタッキー州に住んでた発明家らしく、肺にダメージを与えるような粉塵物の吸引を防ぐためのフィルター吸入器という事で1849年に特許を取っており、コンセプトからしてまさしく現代のガスマスクの思想を掲げたマスクの開発者といえます。 これが特許書類に載っていた図。 要するに、鼻口を覆うようなものに、吸う空気を浄化するための電球状のフィルター(多孔質のものが使われていた)が付いていて、掃いた空気を排出するための弁が付いていたんだそうな。 ガスマスク史上割と大きなブツのはずだが、どうやらあまり知られていないようだ。。 その後 ジョン・ステンハウスというスコットランド人の化学者が1854年に今の普通のマスクの強化版(炭をフィルターにしていた)みたいなものを作ったり、ジョン・ティンダルというアイルランド人の物理学者(チンダル現象を発見した人。高校のときやったよね?)が1870年代にそのような現代的ガスマスク思考にのっとったマスク(木炭、生石灰をグリセリンに混ぜたものをフィルターに塗布していて実に現代的)を開発した。 そして防煙グッズとしてガスマスクは開発が続けられ(似たようなものばかりなので割愛(汗))、そうした中でガスマスク史は1900年代へと突入していく。 ジョンティンダルのマスク↓ そして1900年代前半といえば、そう。 二つの世界大戦が起こった時代であります。 そう、今まで紹介してきたマスクはどれも防塵だとか防煙用のあくめで、民間人による民間人のためのマスクだけでした。 しかし第一次世界大戦を機に、ガスマスクは軍事用のものとしての役割があまりに大きくなっていくのです。 というわけで今回で、近代ガスマスク史の概要説明は終了。 つぎから本番。第一次世界大戦編、第二次世界大戦編へと続いていきます。 そこから飛躍的にガスマスクというのは種類も、システム等も膨大な数に膨れ上がっていきます。(うわあまとめるの大変だこりゃ・・・ウボァ・・・) ということでこのwikiをみている、そこのアナタもぜひ!執筆協力よろしくお願いします。