約 1,746,236 件
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1497.html
「で、オメーは何なんだ?」 セッコと名乗った男がまた同じ質問を繰り返してきた。馬鹿にも程があるわ。 「しつこいわね、さっき自己紹介したばっかりじゃない!」 「名前はわかったつってんだよお、その前後が意味不明なんだああ!」 まさか人語を解さないなんて事はないでしょうね。 「だからここはトリステイン魔法学院で、あんたは私の使い魔。」 「それがわかんねえてんだろおおおおおおお!」 どうやったらこの変な奴にうまく説明できるの、後にして休みたいわ。 「後でゆっくり説明してあげるから、わたしについてきなさい。」 「うん。」 セッコは大人しく後をついてきた。案外素直じゃない。 それとも使い魔の印のせいなのかしら? 「ここが私の部屋よ。とりあえず入りなさい。」 「うん、うん。」 ふと、辺りが埃っぽいとうかカビ臭い事に気づいた。 あ、そういえばこいつゴミの山の中から出てきたんだったわね…… 「ちょ、ちょっと待ちなさい!」 「?」 「その前に体を洗ってきなさい、あなたゴミの中から這い出してきたのよ。」 「わかった。」 凄い勢いで行っちゃったけど、水汲み場が何処か判るのかしら? まあいいわ、今日は凄く疲れたし昼寝でもしよう。 あいつは一体何なんだぁ?変な服を着てるし偉そうだし、しかもあいつに命令されると、なんとなく素直に返事をしてしまう。 不快ではない、しかし何が何だかわからねー。 その上自分のことすら名前以外思い出せないときたもんだ。 考えても始まらないし、確かに体はカビ臭い気がするし、洗ってから話を聞こう。 「……どこで洗えばいいんだ?」 そうだ。水がある場所なら、水の音がするんじゃねえか? そう思って耳を澄ますと、何かを洗っているような音が聞こえてきた。 きっとそこには水があるに違いない。 程なくして水場が発見できた。使用人っぽい服を着た女が洗濯をしている。 「この水で体を洗っていいか?」 「きゃあああああ!!」 !? 「あ、す、すみません! ちょっと驚いてしまって…… でも、でもここは貴族様の来る様なところでは、……」 畜生また変な奴か。 「貴族じゃねえ、オレはセッコだ。 で、この水は使っていいか?」 「それは失礼しました。かまいませんよ。 でも、できればお洗濯が済むまで待ってもらえますか。あ、あと私シエスタって言います!」 「わかった。」 初見のオレに水をただで使わせてくれるなんていい奴だ。 だが張り付いた様な黒いおかっぱ頭がどうも気に食わねえ。 ボーっと眺めていると洗濯は終わり、シエスタとかいう使用人は何処かへ行ってしまった。さっさと体を洗って戻ろう、ルイズに聞きたい事が多すぎる。 あ……あー、部屋はどこだっけ? 「ふぁあ……もう夕方かぁ」 ちょっと昼寝のつもりがずいぶんと時間が経っちゃったわ。 あら、そういえば使い魔はどこ? 「うおあ! うおっ月 月があぁ!」 下が騒がしい、窓から身を乗り出し見てみると、 変な服を着た男が騒いでいた。ってセッコじゃないあの馬鹿ああああああ!! 「ちょっと何やってるのよ、早く戻ってきなさい!!!」 「おあ ルイズ! 月 月っ月!!!」 「いいから戻ってこいって言ってるでしょ!」 「うぼあ……あ……わかった。」 ため息をつきつつ窓に背を向ける。 どう考えてもこの使い魔は使えない。涙が出てくる。 ドスッ 「戻った。」 なんか早くない? 「ねえ、どこから入ってきたの?」 「窓。」 「そう。早いのはいいけどできればドアから入って欲しいわ。」 え、窓?!ここ3階だったわよね? 「セッコあなた魔法使えたの?」 「魔法なんか使えるわけねえだろぉ、普通に下からジャンプして上がってきた。」 「そ、そう、あなた結構やるわね。」 前言撤回。こいつ意外と使えるかもしれないわ。 「なぁー聞いてもいいか?」 「何よ。」 「素朴な疑問なんだよぉ……メチャ最高に……」 「言ってみなさいよ。」 「何で月が二つあるんだ?お前は何なんだ?オレは何をすればいい?」 「月が2つあるのは当たり前。私は貴族でメイジのルイズ。セッコは私の使い魔。」 「月とルイズはともかく、いや月はおかしいがこの際どうでもいい、使い魔って何だ?」 「あなた何も知らないのね。」 「自分の事も怪しいのにそんなこと判るかよぉー」 セッコは物凄くしょんぼりした様子で床に座り込んでしまった。ちょっと言い方が悪かったかもしれないわ。とりあえず説明してやることにする。 「まず、使い魔は主人の目となり、耳となる能力を与えられるわ。」 「便利だ。」 「でも無理みたいよ、さっきセッコが下に居た時わからなかったし。」 「ルイズオメー使えねーなぁ」 言われてみれば原因は私かもしれない。でもとりあえず一発殴る。 「使い魔は主人の望むものを見つけてくる、秘薬とか。」 「それは多分できない。」 最初からそれは期待してないわ。 「使い魔は主人を敵から守る存在である。」 「相手による。」 まあ……そりゃそうよね、妥当な答えだわ。平民の癖に。 「あんたって、強いの?」 「わからない。」 「戦ったこととかないの?」 「うう……あるようなないような……」 記憶が戻らないことには戦わせる気にならないわね、強そうなんだけど。 ……いい事を思いついたわ。 「使い魔は主人の身の回りの世話をする。」 「例えば?」 「起こしたりとか服着せたりとか洗濯したりとかよ。」 「できるけどやりたくない。」 「やりなさいよ馬鹿。」 「ご褒美くれるなら。」 「食べ物と寝る場所の世話は私がするのよ?それで十分でしょ?」 「うーあー」 「じゃあ他に何が欲しいのよ。」 「甘いの。」 「飴とかでいいのかしら?」 「うん!うん!」 「気が向いたらあげるわ、でもわたしの命令はちゃんと聞きなさいよ?」 「うん。」 意外と扱いやすいかもしれないわ。けど明らかに教育が必要ね。 「あなたと話してたら疲れたわ、寝るからちゃんと朝起こしなさいよ。」 「オレはどこで寝るんだ。」 「ベッドが一つしかないから床ね。毛布ぐらいあげるわ、おやすみ。」 「わかった。」 やたらと寝るのが早い奴だなあ とセッコは思った。 床に転がって考える。オレは気づいたらここにいた。 ルイズはオレのことを使い魔と呼ぶ。飯と、寝る所と、甘いのをくれるとも言った。 人間として扱われてないような気もするが、同時に何だか懐かしい。 オレはもしかすると元々そういう生活を送ってきたのか?考えたくねえ。 そういえば昼会ったシエスタって奴は親切だった。 だがあの髪だけは許せねえ、いつか毟ってやる。 To be continued…… 戻る< 目次 続く
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1217.html
階段の上から聞こえてくる、硝子の鈴の様に涼やかな、声。 「わたしはエルフのビダーシャル。 お前達に告ぐ」 細身の体躯、流れる金髪、尖った両耳。 人間達が悪魔の如く恐れるエルフの青年は、そう言って侵入者達を見下ろしていた。 「……!」 姿勢は一見隙だらけ――しかし、目や足の運びは明かに手練のそれ――ゆっくり階段を下りてくるビダーシャルに対し、侵入者達の中から一人の男が前に立ち、手にした大太刀を蜻蛉に構える。 「去れ。我は戦いを好まぬ」 睥睨すらせず、ただゆったりと涼やかな目で一同を眺め下ろすビダーシャル。 「我等とて悪戯な争いは好まぬ。 この城に幽閉されている親子を開放すると言うのであれば、我等はこの場を立ち去ろう」 一人前に進み出た仮面の男がそう答えると、ビダーシャルの細面に微かな歪みが生じた。 あたかもそれが不本意だと言うような、そんな感情を一瞬で覆い隠し、エルフの若者は仮面の男にこう口を開く。 「すまぬがそれは無理だ。 我は、その親子を“ここで守る”と言う約束をしてしまった。 渡す訳には行かぬ」 「ならば立ち会う他あるまい。 我にとて引けぬ訳はある」 そして、エルフが発したそんな答えに、仮面の男はほうと息を吐いた。 その四肢に力が篭もる。 男はすうと息を吸い……裂帛。 「チェェストォーッ!」 その雄叫びに、エルフすら一瞬気圧された。 男は疾風の如き速さで、剣には遠い間合いを文字通り飛び越え、手にした大立ちを、一閃……。 「むぅッ!」 しかし、その神速の一斬は、ビダーシャルの手前で何かに受け止められた。 青年の目の前に張り巡らされた不可視の障壁が、男の剣戟を受け撓む。 そして、止まった男の体を、復元する障壁の反動が、凄まじい勢いで跳ね飛ばした。 その力は不可視にして無音――その反発を察知できなかった男の体は、先の打ち込みに匹敵する速度で弾き飛ばされ、猛速で壁に叩きつけられ、落ちる。 辛うじて受身は取ったようだが、その受けた打撃は相当のものがあっただろう。 「……。 ほう、凄まじいな」 だが、その衝撃にも大太刀を離さず、即座に立ち上がって再び構えを取る仮面の男の姿にビダーシャルはそんな感嘆を漏らした。 目の前の光景を目撃し、そして青年が言葉を放つまでに含まれた間は何を示すものか? 驚きか、呆れか、それ以外の何かか、或いは、その全てか……。 「立ち去れ、蛮人の戦士よ。 お前では、決して我に勝てぬ」 だがエルフの顔にそんな色が浮かんだのはほんの一瞬。 階下の侵入者達にそう続けるビダーシャルに、仮面の男はしかし構えた大太刀を下ろさぬ。 「……人の創りし障壁が、人に斬れぬ道理が何処にあろうか。 我はただ、打と意地を以って打ち貫くのみ!」 そして場に走る、一瞬の沈黙。 「やれやれ、蛮人には物の道理も……」 男の言葉に溢れる静かな気迫にほんの一瞬だけ呑まれ、しかしすぐ、そう息を吐いたエルフの青年。 「黙れッ!」 その言葉を、男の叫びが遮った。 「そして聞けッ!」 ゼロの使い魔掌編――我はウォーダン―― 「我はウォーダンッ! ウォーダン・ユミルッ! 悪を断つ剣なりッ!! 幼子の前に続く道を無粋な壁で鎖さんとする者よッ!! この斬奸刀の一撃を以って、己が所業の愚かさを悟るがいい!! チェェェストォォォォォォォォォッ!!!」 そして、再びの突進。 その構えを脇構えに変え、大太刀の切っ先で地を擦るようにして、ウォーダンは走る。 通常の鋼の刃なら切っ先を傷める愚行だが、ウォーダンの佩刀は『向こう側』のアースクレイドルにて回収されたゼンガーの参式の、操縦席内に残されていたゾルオリハルコニウムの大太刀をマシンセルが取り込んだものだ。 ハルケギニアに来て更に固定化処置を受けたその不撓の刃は、痛むどころか階段に摩擦煙と一筋の溝とを残して、神速でビダーシャルへと直走る。 『……愚かな。 如何に強力な一撃でも、精霊の壁を断つ事等出来はしない』 ビダーシャルがウォーダンを見据えると、塔の壁と言う壁から無数の石の手が生え始めた。 手の発生速度は、ウォーダンの猛進程早くはなく、その動きは仮面の男を捕らえるには至らない……が、そもそもビダーシャルには、突撃を手で押さえる積り等、毛頭無い。 精霊の力で形作られた手は、幾度でも愚行を続けるだろうウォーダンが、障壁に跳ね飛ばされた所で取り押さえる為のものだ。 エルフの不敗を支える反射の壁は、巨大なゴーレムの一撃や、風や火のスクエアメイジの渾身の一撃をすら跳ね返す力を持っている。 それが如何な技量の持ち主とてただの人間の一斬に屈する訳は無かった。 ……そう、一斬なら、それは屈しなかったのだ。 「ウォォォォォォォォォォォォォォーッ!」 雄叫びと共に、剣閃が走る。 地の抵抗から解き放たれたそれは、先程の上段に倍する速度で、ビダーシャルを襲った。 !!! だが、無音。 精霊の壁は、先刻同様ウォーダンの星薙ぎすらをも受け止め、その力を跳ね返す。 しかし、違うのはここからだった。 『……重いッ。 だが、刃馬一体の斬撃の重さは、こんなものではなかったッ!』 両足を大地に踏ん張り、仮面の戦士はその反動を受け止める。 そして、反動をすら利用して刀身を加速し、連斬。 斬撃の速さと強さに全てを注ぎ込む示現流とは全く異なる、むしろ中国武術の苗刀に近い動きで二撃目の太刀が障壁へと迫る。 三撃目、四撃目、五撃目、六撃目……剣閃と反動の速さ鋭さは回を重ねるほど迅く、鋭く。 『……速いッ。 だが、虎龍王の乱撃の速さ鋭さは、こんな物では無かったッ!!』 繰り広げられるそれは、まさに、竜巻の如き斬撃の、怒涛! しかも恐るべき事に、ウォーダンの連斬は全て、寸分違わずただの一点を斬り付けていた。 ウォーダンの強い怒りと、鋼の意思と、宿敵達の記憶とを受けて、その左手のルーンが眩く輝く。 仮面の男が嵌めている手袋越しにすら認識できるその輝きは、その刃にかけられた『固定』を侵食しながら大太刀へと侵入し、それに呼応するかのようにその柄と刀身とが微かな光を発し脈動を始める……が、ウォーダンがそれに気付く事は無かった。 『打と意地を以って打ち貫く』 ――担い手はただ、そう一身に念じて剣を振るうのみ。 「愚か者がッ!」 そして、無心に剣を振るうウォーダンをただ呆然と眺めていたビダーシャルは、目の前の光景を振り払うように、そう叫んだ――否、そう叫ばずにはいられなかった。 「何度斬り付けた所で、結果は同じだ!」 叫びの内容とは裏腹に、今迄動きを見せなかった無数の手が、ウォーダンの背後に迫る。 だが、それがウォーダンの元に到達する事はついに無かった。 幾十か、幾百か……重なる斬撃の中、ウォーダンの手に伝わる感触が微妙に変化する。 「!?」 そしてビダーシャルは、驚きと共に張り巡らされた石の手を消した。 『精霊達が、戸惑い、驚いているッ!?』 剣を振るうウォーダン以外の、誰が気付いただろう。 それが、精霊の処理速度を、鍛え鍛えし武人の技が凌駕した、その瞬間だという事に……。 そう、弥増すウォーダンの斬撃の速さは、既に『反射壁』の反応速度を越え初め、跳ね返そうと力を発している瞬間の硬壁に、真っ向から斬り付け始めていたのだ。 精霊の反射壁は、相手の攻撃を受け止め、跳ね返すもの。 受け止めた相手が、跳ね返される前に再度の攻撃を放ち、しかも、その攻撃が、壁の反射の力を発しようとしている部分に正確に叩き込まれ続ける等は、流石に想定外であった。 『クッ、目の前の男を侮ったか!』 だが、そういった理由までは看破できず、しかし、このままでは反射壁を維持できないと気付いたビダーシャルは、大半の精霊達から手を離すと、ただ目の前の、反射壁の維持のみに専心する。 それは、ウォーダンも、ビダーシャルも、どちらもそれを続けるしかない、文字通りの千日手……だが、ウォーダンも、ビダーシャルも、そのどちらも現状を、悲観してはいなかった。 ウォーダンは、自らのただの一念が、精霊の壁を切り裂けると信ずるが故に。 ビダーシャルは、自らより先に、運動量が多いウォーダンが力尽きると計算するが故に。 二人の卓越した戦士は、ただ自らの技量を信じ、目の前の敵を陵駕せんと心血を注ぐ。 そして、そんな時が更にどれだけ続いたのか? いつしか、左手に宿った輝きは、精神感応液体金属たるゾルオリハルコニウムの刀身を満たし、主の要望をルーンを介して受け取ったマシンセルの柄は、己が計算力の粋を生かし設計した新たな結晶核を輝きに乗せて刀身内に送り込む……そして全ての準備は整った。 『この斬撃の嵐の勢いをそのままに乗せて、最強最高の一撃を叩きつけろ』 ルーンが伝えてきたマシンセルの応えに、仮面の男の口元に獰猛な笑みが浮かぶ。 「刮目せよッ!」 ひたすらに続く剣戟の風音に、ただ満たされていた空間をウォーダンの叫びが走った。 回転する斬撃の動作を続けながら、ウォーダンの姿勢と刀身の軌跡が変わる。 流れを留めない様滑らかに、しかし確実に斬撃が描き出す軌跡は、横一文字から縦へと変わっていった。 そう、奥義『星薙ぎの太刀』からの円を描く横薙ぎの連撃が、加速を続け連撃を維持しながらも、最大の位置エネルギーを斬撃に注ぎ込める上段――示現流の魂とも言える蜻蛉へと、徐々に変化していく。 そして、刃の軌跡が蜻蛉に重なるその瞬間、ウォーダンの手の中で大太刀の柄が伸び、鍔が開いた。 「斬ッ!」 まるで、巨大な斬馬刀を思わせる形に変形した柄の先、不撓の刃が液体の様に流れ、薄く、広く広がっていく。 それをルーンから伝わる心の奮え――即ち魔力――が満たし、刀身は膨張していった。 「艦ッ!」 ウォーダンの、構えが蜻蛉に至った時、そこにあったのは薄緑色の刀身を持つ、刃渡りだけで2メイル以上はあろうかと言う巨大な豪刀! 「刀ッ!」 それは、あらゆる武器を支配するガンダルーヴのルーンと、優れた計算能力を持つ成長する金属細胞マシンセル、精神感応液体金属ゾル・オリハルコニウムに、希代の担い手たるウォーダン・ユミルが折り合って生まれた、一種の奇跡であった。 かつて、元の世界で敵対していたSRXチームの駆る特機、SRX――その最強の武装の一つであるZOソードの、人間版とも言うべきその巨大な刀が、ウォーダンの掌の中で雲耀にも満たぬ瞬間だけ、天に向かって直立する そして、現れた斬艦刀の威容にビダーシャルが目を見開く暇も与えず、ヴォータンは神速で一歩、踏み込んだ。 それは、今までのように加速を前提とした連撃の為の円斬とは異なる、そこで全ての威力を爆発させる為の直線の一撃。 雪崩落ちるように振り下ろされる刃は、天井も何も触れる全てがバターどころか空気か何かの如くに通り抜け、不壊の反射壁へと接触……ウォーダンの心が形作ったその刃は、エルフの不敗を支える精霊の壁にすら、さくと食い込む。 「なっ!?」 ビダーシャルが驚きの声を上げ、慌て自分の右手で左手を握り締めようとする……が、それは少しばかり遅きに過ぎた。 一瞬の抵抗だけを残し、斬艦刀はいとも容易く反射壁を両断する。 そして、その常識外れに長すぎる刀身は、背後に離れ立つビダーシャルの位置にまで到達し、左手を掴もうとしていた彼の右手の、手首から先を寸断した。 「我が斬艦刀に、絶てぬ物なしッ!」 終われッ!
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2890.html
前ページ次ページゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~ 「きゅい。クザク、鼻血はもうだいじょうぶ?」 「我を心配する暇があるのならその間に服を着てくれ…………」 「りょうかいなのね」 叢の向こうで自分の貸し与えたマントと上着を着ているであろうシルフィードに声をかけ、 九朔は深い溜息をついた。 さてもさても情けない話である。素っ裸の女をみたぐらいで鼻血を出し、あまつさえ その女に介抱されるとは。 しかもそれが人に化けたシルフィードだというのだから尚情けない。 木にもたれ、シルフィードがどこからか持ってきたてぬぐいを鼻に突っ込み止血している様 など到底人に見せられるものではない。 はっきりいってこれはかなり、恥ずかしい。 「うー、クザクの上着とマント借りたけどこれでいい?」 「ようやく着たか。まったく汝のおかげで我………は………」 「きゅい?」 視線の先にあるシルフィードを一瞥し、九朔は言葉を失った/時が止まった。 シルフィードはちゃんと服を着ていた、何も問題はない。言ったとおりだ。 しぶしぶだったが言う事を聞いてくれたのだ、何も問題はない。 だが、なんというか、まあ、かなり、非常に、とんでもなく、うん、際どい。 素肌の上から直に男物の上着を羽織ってあるわけだからそれはつまり二つのふくらみ分の ゆとりが胸部分にたりないわけで双つの果実はしっかり押し込められて寄せられて ぼんきゅっぼーんでああこれは選択をしくじったと思うや下に視線を移せば女性らしさを 強調する引き締まった臀部は紅の外套を腰に巻いたお陰でよりラインが強調され はちきれんばかりの太もも。 なんつーか、いただいちゃって良いっすかね? ほら、こうやって色々やってると溜まるものもあるわけですから? 暴走する若さとか思春期ちゃんを、おーいえす、おーやっはーしたいわけで? いや、一応毎日ブチマケはしてるわけですけど、ほら? ブチマケばかりじゃなくて給水塔の上でストロベリたい年頃ですし? 毎日同じものを食べていると飽きるからたまには別のものも食べたいなぁ、とか 思わなかったり思ったりするわけで。 いや、好きですよ? 好・き・だ・け・ど! 食べたいものは選り好みしちゃいけないってパパもママも昔から言ってます! だからね、僕ちゃんモラルというそんな道理をぶっ飛ばして天井突き破ってたまには こうやってこの無垢な身体をこの心の中のドロドロとした欲望ちゃんの解放の ためにその鍵穴にスピンオンしたいんどぅえす! 神だって演じたいからアダムとイヴのカルネヴァァァァァレッッッ!! 二次創作だからできる別ルートのジャングォォォォォッッ!! いざいかん、めぇるひぇんの世界! 文字だけの禁断のヘ・ヴ・ンっっっ!! え? 目が充血してるって? あはは嫌だなぁ、オッドアイですから! 血走ってるって? だからオッドアイですからぁ! 「きゅい? どうしたのねクザク、ボーっとしちゃって」 「――っ! な、なんでもない!」 一瞬別世界からの電波を受信していたようだ。我に返り、九朔は邪念を振り払うように 頭を大きく横に振り顔を両手で引っぱたいた。 なんだか酷く懐かしい感覚の電波ではあったが、すさまじくおぞましい何かでもあったような 気がする。 何故だろうか、嫌悪と郷愁が同時に襲い掛かって複雑な心境である。 だがしかしだ、ああそうだ、破廉恥は良くない、よろしくない。 騎士たる者淫らな思考に惑わされてはいけない。 ああ、まったくだ。 「顔がまっかなのね」 「大丈夫だ、何も問題はない」 「う~ん………まあ、そう言うのならそれで良いのね!」 よっこいしょと九朔の眼の前に腰を下ろし、ニコニコ笑顔でシルフィードはこちらに 視線を送ってくる。 「なんだ?」 「えへへ~」 心底嬉しそうな笑顔でこちらを見てくるのを見ると、果たして20そこらの容姿が10代前半の 少女のものに見えるから不思議だ。 いやいやそういう事ではない。何故、こんなところに連れて来たのか理由を聞かねば。 「汝、とにかくだ。どうして我を――」 「なかまね! うん、やっぱりクザクとシルフィは一緒!」 「は?」 さて、またも話が見えなくなった。というより先ほどから言葉を遮られてばかりのような 気もするがそれは仕方ないとして。 「仲間、とは?」 「きゅいきゅい! まー、またまた冗談ばっかり言ってクザクったらひどいのね! こうしてわたしもおんなじ姿になったんだから隠す必要なんてないのに!」 もうやだだわ、と自信満々に肩を叩いてくるのは良いが話が見えない。 いや、そもそも最初から互いの理解が食い違っているような。 「済まぬがシルフィード、汝が人に化けることは理解したがそれが我と如何なる関係が あるというのだ?」 「んもう。だから冗談はやめてほしいと言ってるのね。シルフィは韻竜だから 変化の魔法がつかえます。クザクもギーシュさまと戦ったときにすっごい先住魔法を 使ったのね、だからなかまとシルフィはわかったのです!」 ああ、なるほど。ようやく九朔も理解した。 そして同時にシルフィードに対してすまなく思う。 「シルフィード」 「で、で、でで? クザクはいったいどちらの方なのかしら?! 変化も使えて あんな遍在みたいなのからびゅーんってすぅ~~っごい風を巻き起こして そしたらすっごいパンチ! ねえねえ、クザクはどちら様!?」 「いやな……」 「だいじょーぶだいじょーぶ。シルフィってばクザクがどんなにす~~~っごい 先住の生き物でも驚いたりしないのね。シルフィは長生きです、えらいのです、 かしこいのです! だってお父様やお母様、あとあとお姉さまにも色々教えてもらってるから!」 「だから……」 「あ、そうね! 今度はお姉さまも呼んで一緒に行くのね! うんうん! そしたら お姉さまもシルフィがおしゃべりするお許しをちょ~っとはゆるめてくれると思うのね。 やった、やった! シルフィだいばんざい!」 一人ハイテンションで突っ切るシルフィード、この後を思うとより一層すまない 気持ちになってきた。 「シルフィード」 万歳を繰り返すシルフィードの肩にクザクはゆっくり手を置いた。 「ん? クザクってばどうしたの? あ、正体教えてくれるのね!」 ああ、その屈託のないキラキラと輝く瞳が痛い。 「で、で!? クザクはいったいどこの――」 「シルフィード、落ち着いて聞け。我は幻獣ではない、人だ」 「きゅいきゅい! 何を言うかとおもえばまたまたごじょうだんを、なのね。 さっきもだけど、そんなのではわたしは騙せません!」 先ほどと同じように、んもう、と肩をぽんっと押すシルフィードだが、 「いや、冗談ではない。本当だ」 九朔の真剣な顔を見てようやく嘘ではないと気づいたようで、すーっと顔を、竜の姿の時と 同じ程度か、いやそれ以上に青ざめた。 ああ、悪くないのに締め付けるような痛みが胸を襲う。 「じょじょじょ、じょーだんなのねっ。クザクは冗談がおじょうずなのね! にんげんの姿になったのにだますのはひどいのです!」 あははと青ざめた顔で笑いながら、九朔の顔を指差すシルフィードに首を振って否と 答える九朔。 「う、うう、うううそね。うんうん、シルフィが間違えるとかなーい、なーい、ないなーい。 そんなの絶対ありえなーい」 「……済まぬとは思うがな、現実から逃げてもどうしようもないぞ?」 青ざめたままシルフィードが硬直した。 なんというか酷く申し訳ない気分になる、まったく悪くないのだが。 凍りついたまま身動き一つしないシルフィードをさてどうやって慰めるべきかと 考える九朔であったが、そう考えた時には既にシルフィードに押し倒されていた。 「どうしようどうしようどうしようどうしよう!? わわわわたし喋っちゃった! おこられちゃう! ごはんたべれなくなっちゃう! 大ピンチなのね!!」 マウントポジションで九朔の胸元を掴み振り回すシルフィード。 丸く大きな瞳から滝の如く涙を流してうろたえるその様はまるでカートゥーンの キャラクターのようだが、本人にとっては切実極まりない話なのに違いない。 押し倒されているというのにやたらめったら冷静に観察していた九朔ではあったがその 危機的状況の理解までにかかった時間は一瞬であった。 半裸の女性(穿いてない、地肌に上着一枚)が胸元はだけた己の腰あたりに跨っている。 うむ、これは激しくまずい。 傍から見ればもう、これは逃れようもないほどに確実にどこまでもまるっと最悪の想像しか 出来ない光景である。 こんなの人に見られた日には何を言われたものか分かったものではないのだが、 だがしかし悲劇とは得てしてそんなときに起こるものである。 「ねえタバサ、本当にここでよかったの―――って、あらま」 「…………ん」 「わっぷ! ちょ、何いきなり立ち止まってんのよツェプルス……ト………」 林を掻き分けて現れる3つの影。 そして同時それが魔法学院の生徒且つうち二人がルイズとタバサであることに 気づき最悪の状況到来を実感。 「なんかお取り込み中のようでしたわね、おほほ」 「………」 「なっ……ななな……なななななななあぁぁ!?」 一人は嬉々と、一人は無言で、一人は呆気に取られと三者三様の反応。 脳内に浮かぶ三択の選択が全て『現実は非情である』しかないというのは これ如何に。 「こ、このぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 そして振上げられる杖の向こうにルイズの憤怒相を視認し、思う。 「きゅ、きゅい! お姉様これは――――あいたー!」 主人を見て逃走を図るシルフィードにお仕置きとばかりに杖を叩き付けるタバサを見て思う。 「え? ちょ、ちょっと二人とも!?」 同時行動した二人に驚く褐色の少女を見て思う。 そして、閃光と共に衝撃抱えて遥か空高く舞い上がり、一瞬の浮遊感の後超速で ニュートンの法則に従い落ちていく最中に、思う。 ――――これからが本当の地獄だ 前ページ次ページゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~
https://w.atwiki.jp/cloud9science/pages/93.html
2008-09-22 動画をご覧ください。 ジャイロ円盤ゴマ つくり方 参考サイト ジャイロ円盤ゴマ 以前にも紹介しましたが、再びジャイロ円盤ゴマを作ってみました。ジャイロ効果で倒れないコマです。普通のコマは垂直軸周りに回転するのですが、このコマは水平軸周りに回転します。携帯電話用の振動モーターとボタン電池を使用しています。小学校のm田先生に教えていただいたものを参考にしています。m田先生の作品はこちらで。 つくり方 振動モーターは大須の電気街で、1個105円で購入しました。モーターの偏心重りを取り外すのが大変です。重りなしのモーターはどこかで入手できないのでしょうか? ミニルーターにダイヤモンドビットをつけたもので、少しずつ削って外しました。ボタン電池ホルダの電極に、モーターのコードの1本をハンダ付けしてあります。もう1本のコードはスイッチ代わりにします。ボタン電池ホルダの裏側を平らにして、両面テープで固定してあります。本体と回転体は、どちらも1mm厚のイラストボードをサークルカッターで切り抜いたものです。 参考サイト 岐阜物理サークル>例会の記録>第239回サークル例会 YouTube>ジャイロ円盤ゴマ 名前 コメント Copyleft2005-2008, yu-kubo.cloud9 all rights reversed
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2309.html
『ジオンの残光』 サモン・サーヴァントを行ったルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、この上なく困惑していた。 数度の爆発を経て召喚に成功したものの、現れた物は、この世界にある物とはかけ離れた物だったからだ。 「なに…?これ」 目の前に現れたのは80メイルはあろうかという巨大な緑色の物体。 だが、その巨体の半分以上を焼け焦がせ異臭を放ち、所々からは火花が巻き上がっている。 「これ…ゴーレム?」 脚は付いていない。ならば飛ぶのかとも思ったが、全く動く気配は無い。 初めはその巨体に驚いていた他の生徒達も、動かない物を召喚したルイズを笑い始めた。 「さすが『ゼロ』だな!壊れたゴーレムを召喚するなんて!」 「ミスタ・コルベール…あの!もう一度召喚させてください!」 「それはダメだ。ミス・ヴァリエール。春の使い魔召喚の儀式は神聖なものだ。好む好まざるに関わらず、これを使い魔にするしかないのだよ」 そうは言うが、コルベールの気は重い。 不名誉極まりない『ゼロ』という二つ名を持つ彼女が数度の爆発を経て召喚に成功したのだが、物が物だけに困っていた。 個人的には再召喚させてもいいという心情だったが、公平を期すためにはそれはできない。 「これは伝統なんだ。ミス・ヴァリエール…例外は認められない。これは…」 そう言って、その物体を指差すが、改めて息を呑む。 表面をかなりの高熱で焼かれたらしく、気泡が現れている部分もある。 こんな大質量の金属をどうやって焼いたのだろうかと、興味を持ったが、すぐに目の前の落ち込んでいる少女の事を考えて自己嫌悪に陥りかけた。 「…今は動かないかもしれないが、呼び出された以上、君の使い魔にならなくてはならない」 「そんなぁ…」 がっくりと肩を落としたルイズが『それ』に近付いたが、契約するにもどこにやればいいのかサッパリ分からない。 これが動いてくれれば、文句無しに喜んで契約するとこなのだが… とりあえず、『フライ』を使ったコルベールに掴まり、頭らしき方に近付いたのだが その時、沈黙していた頭部から一条の光が放たれた。 「あれは…目か?どうやらまだ動くようだね」 一つ目という特異な目だったが、動く事にほんの少し安堵した。 だが、安堵したのも束の間、頭部が後退し、すぐ下の部分が様々な動きを見せ内部が開け放たれた。 「…ミスタ・コルベール。あそこにいるのは一体…」 「私にもよく分からん…だが、怪我をしているようだ」 中に居たのは、妙なスーツで全身を覆った人。 だが、腹部から血を流していた。 (いいか…一人でも突破し…アクシズ艦隊へたどり着くのだ!) 周囲に浮かぶ、様々な巨人に向け言葉を放ち続ける男が一人。 (我々の真実の戦いを、後の世に伝えるために!) その言葉を合図として、周りの巨人が加速し一直線に突き進む。 ただ、ひたすらに、居並ぶ敵艦隊の向こうに存在するはずのアクシズ艦隊を目指して。 (我々が尽きようとも、いつの日か、貴様らに牙を剥くものが現れる!それを忘れるな!!) 壁というべき艦隊と突き抜け、周囲を見渡すが、すでに周りには自分しか存在していなかった。 (最後の…一人か…) そう思うと、声にならない叫びをあげ目の前の艦へと突き進む。 迷いなどあろうはずもない。成すべき事を成し、後に続く者が現れる事を信じて機を推し進めた。 視界が赤く染まり、全ての音が途切れる。 だが、その赤く染まっていた視界が再び開かれ、ぼやけた視界に入った物は…緑色の長い髪だった。 ミス・ロングビル。オールド・オスマンによって採用された秘書であり、理知的で物静かな姿勢から一部生徒達からも人気がある人だ。 もっぱらの悩みの種は、そのオスマンによるセクハラであるのだが 『ゼロ』の二つ名を持つルイズが召喚した大破したゴーレムの中の人の様子を見るようにとオスマンに言われて医務室にやってきている。 「まったく…こんな事する暇があるなら、宝物庫の事でも調べときたいんだけどね」 秘書にあるまじき言葉ではあるが、本職が秘書でないのだから仕方ない。 とりあえずは異常なしとして、戻る事にしたのだが、背後から恐ろしいまでの殺意と咆哮を受け固まった。 「シーマ!?貴様ァーーーーーーーーーー!!!閣下を殺害しておきながら、よく私の前にその姿を晒せたなッ!!」 なに?シーマ?誰?てか何で!? そう思うまもなく一気に組み伏せられる。早い。杖を抜く暇すら無かった。 「お、落ち着いてください!ここはトリステイン魔法学校で…」 必死こいて後ろへと顔を向ける。 長く纏められた銀髪が印象的だったが、おっそろしい程に怒り猛っている。 しばらく視線が交錯したが、手の力が少し緩んだ。 目覚めたてで、思考が鈍っており、そこに仇敵であるシーマ・ガラハウを彷彿とさせる緑の長い髪が目に入ったからなのだが よくよく考えてみれば、サラミスに特攻したはずの自分を、シーマが拾うはずもないと思い、とりあえず状況を掴む事にした。 あの状況で命があったとすれば、十中八九ここは連邦の艦だからだ。 「シーマではないようだが…捕虜というわけか?」 捕虜であるにしろ、このまま黙っているわけにはいかない。 このまま事が進めは、宇宙の晒し者になる事は確実なのだ。 最悪、目の前の女を人質にMSなり戦闘機なりを強奪する気でいた。 「一先ず、話を聞いてください。ここはトリステイン魔法学校で、あなたは捕虜などではありませんから」 「トリステイン…?艦の名か…?いや待て、学校だと。という事はコロニーか?だが、サイド3にもサイド6にもそのようなコロニーは無かったはずだが」 サイド1.2.4.5の修復されたコロニーのどれかとも思ったが、少なくとも、そんな名のコロニーは無い。 それ以前に『魔法』という単語も聞こえたのだが、あえて無視する。 もちろん、状況が掴めない以上は、離す気は無い。 連邦の勢力下だとして、星の屑の中心人物である『ソロモンの悪夢』を、そう簡単に逃がすはずは無いと判断した。 そうしていると、扉が開いて、明らかに軍人ではないような桃色の髪の少女が入ってきた。 「……この…!ミス・ロングビルになにやってんのよ!バカーーーーーー!!」 叫びと共に放たれる蹴り。 だが、間合いも遠い上に、素人の蹴りだ。 不意を付かれでもしない限り本職の軍人が食らうようなものではない。 軽くいなすと支えている脚を払い転倒させた。 「…ロングビルと言ったな。一つだけ聞こう。ここは連邦の勢力下か?」 「連邦…?少なくともトリステインは王国ですが」 「王国だと?ふざけた事を」 そう思うのも無理は無い。 地球の全域は、アフリカなどが影響が弱いぐらいで、全てが連邦の勢力下だ。 宇宙にしても、サイド3のジオン共和国。月のフォン・ブラウンとグラナダ。中立であるサイド6のリーア。そして遠く離れたアクシズ。 少なくとも王国などというものは一切無い。 「とにかく…離していただかない事には話もできませんので…できれば」 倒れて目を回している少女とロングビルと呼ばれる女を一瞥する。 少なくとも、軍関係の者ではないようなので、一先ず離す事にした。 そこで自分の状態に気付く。 無いのだ。ノーマルスーツの上半身部分が。 バイザーが砕けかかったヘルメットは側にあったが、上半身部分が綺麗に切り取られたかのように無くなっている。 そして、銃創と破片によって受けた傷も無い。 「怪我をされていて、着ていたものが脱がせず治療できないとのことでしたので、切り取らせていただきました」 訝しげにしていた様子に気付いたのか、ロングビルが答えるが、切り取ったというとこに納得がいかない。 宇宙にしろ地球にしろ、少なくとも医療関係者がノーマルスーツの着脱法を知らないはずが無い。 さすがに、妙だと思っていると、目を回していた少女が目を覚まし、起きるや否や叫んだ。 「へ、平民が…使い魔が…主人にいきなりなにすんのよ!!」 平民?使い魔?そんな疑問が浮かんだが、状況がサッパリ掴めない。 「名前は!?平民でも名前ぐらいあるんでしょ?」 そう聞かれたが、この規律の塊とも言うべき男からすれば、まず第一に口の利き方がなってない。 「人に名を聞くときは、聞くほうが先に名乗るべきだが」 ぐぅ!と言葉に詰まる。相手は平民だが正論だ。おまけに妙に威圧感がある。 「…ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ」 「アナベル・ガトーだ」 「アナベル?女みたいな名前」 アナベルが男の名前でなにが悪いんだ!俺は男だよ!! 最も信頼する部下の声でそんな言葉が聞こえたが多分幻聴か何かだろう。 少なくとも、名前関係で人と揉め事を起こした事は無い。 一応の自己紹介が済んだが、最も大事な事に気付いた。 「…ノイエ・ジールはどうなった」 どうも今一、記憶がハッキリしない。アクシズ艦隊目指し、追撃艦隊に突入したところまでは覚えているのだが。 「ノイエ・ジール?緑色の大っきいやつ?それなら、草原に転がってるけど、なんなのよあれ」 「馬鹿な!宙間戦闘用MAが転がっているだと!?」 草原というからには、ここが艦ではないという事は分かった。 ならば、コロニーという事になるのだが、転がっているというのは理解しがたい事だ。 漂流したのならば、少なくともノイエ・ジールはコロニーの外にあるのだから。 ルイズに案内され外に出たが、ここがコロニーではないという事を目にする。 コロニーにあるべき物が全く無いからである。 上空に見える地面も無ければ、河も無い。 そして、草原に転がっている半壊状態のノイエ・ジール。 さらに、その上を浮いている人。 「なん…だと!?」 さすがの、ソロモンの悪夢も、その光景には言葉が出ない。 まだ05が飛んでいるといった方が信じられるだろう。重力に囚われたような環境で人が飛ぶなどとは。 「おお、気が付いたのかね。三日も意識が無かったから、どうしたものかと思っていたのだが、無事なようでよかった」 上空から声がかけられたが、返事ができない。 「一体これは、なんなのかね!表面を見た事も無い金属で覆っている!実に興味深い!」 「…まずは、それから離れてもらおう」 ノイエ・ジールはアクシズから寄与された試作MAである。軍事機密の塊と言ってもいい。 ノーマルスーツの腰に付けられている拳銃を抜くと、その銃口を向けた。 だが、拳銃を向けても離れようとはしない。これが武器であるかとも分からないかのように。 一発、上空に向けトリガーを引く。威嚇だが、これで次は無い。 「うわ!な、なんの音だ!」 「次は無いと思え」 「銃…なのかね?それは」 至近距離で銃声を聞いた、ルイズが耳を押さえているが。関係無い。 不承不承の体でコルベールが降りてきたが、それに銃口を向ける。 「私を回収してくれた事には一応感謝しておく。だが…どういうわけだ?」 「きみは、そこのミス・ヴァリエールの使い魔として召喚されたのだよ。手に使い魔のルーンが刻まれているだろう?」 左手を見るが、確かになにやら文字のようなものが刻まれている。 おまけに、なにやら光っている。 さすがにこれは反応せざるを得ない。 「貴様…!私に何をした!」 改めて銃口を向け、手に力を込める。 MSで敵を撃破するか。生身で人を撃つか。形に違いはあれど失われる命に違いは無い。 この男が敵であり、なにか妙な事を施したとでもいうのであれば、トリガーを引くのに躊躇はしないだろう。 コルベールもそれに気付いたのか、幾分か緊張した面持ちになる。 メイジではないが、雰囲気から、この使い魔がどこかの国の軍人であると判断した。 平民が軍人になれる国…それは隣国『ゲルマニア』しかない。 基本的に、実力主義で戦果さえ挙げれば一平卒でも将官への昇進が連邦よりも容易なジオン公国軍。 実力と才能で稼いだ金で地位を買う事のできるゲルマニア。 まぁ似たようなとこはある。 「とりあえず、銃を降ろしたまえ。我々はきみの敵というわけではないよ」 なるべく穏やかに言ったが、ガトーは鋭い目をコルベールに向けたままだが、ゆっくりと銃をホルスターに仕舞った。 「まず、話をしよう。ここはトリステインだ。きみはどこから来たのか聞かせて欲しい」 そう問われたが、ぶっちゃけあまり聞いていない。 「ジオン公国」 短く答えたが、考えが纏まらない。 コロニーで無いなら、ここはどこになるという事だが、常識で考えれば地球しかない。 だが、それなら、ノイエ・ジールがこんなとこに転がっているはずもない。 八方塞というやつだ。 「ジオン公国…聞いた事が無いな」 ジオン公国を聞いた事が無い。 そんなはずはない。U.C0083に生きる人間にとって、ジオン公国は前大戦の主役の片割れを担っていたと言ってもいい存在だ。 ジャブローの原住民でも、ジオン公国という名前ぐらいは知っているはずだ。 埒があかないので、こちらから質問してみる事にした。 「先程、飛んでいたが…どういう技術だ?」 「『フライ』かね?魔法だが…知らないはずはないだろう?」 『魔法』その単語を聞いて、少し頭が痛くなったが、現実だ。 「…魔法学院とか言っていたな」 「そのとおりだ。ここは、貴族が魔法を学ぶための施設で、君はミス・ヴァリエールの使い魔となったのだ」 「使い魔?どういう事かは知らぬが、私は、そのようなものになった覚えは無い」 「そのルーンが何よりの証拠だ。コントラクト・サーヴァントは君が気を失っている間に済ませてしまったようだが」 話は変わるが、基本的にジオン軍人は、軍人より武人に近いと言われている。 宇宙攻撃軍だけにしても猛将と揶揄されるドズル・ザビ中将を筆頭に、白狼『シン・マツナガ』といった武人気質の人間が非常に多い。 もちろん、そのドズル中将麾下の302哨戒中隊を率いていたガトーも例外では無い。 そんな人間に、気を失っている間に契約しておいたから、使い魔になれ。と、一方的な事を言えばどうなるか。 ただでさえ、多大な圧力を掛けてくる地球連邦に反発し1/30以下の国力がありながら独立戦争を仕掛けたのだ。 当然、次の瞬間には銃を抜いていた。 「動くな。動けば即座に撃つ」 「な、何を…!」 「確か…ルイズと言ったな…私を元居た場所に戻してもらおう」 会話に付いていけず、半ば呆然としていたが、コルベールに銃を突きつけ、そう言ってきた事でやっと我に返った。 「へ…?ああ、無理ね。『サモン・サーヴァント』は呼び出すだけ。使い魔を元に戻す呪文なんて存在しないわ」 「っく…!ふざけるな!」 「わたしだって、あんたみたいな平民が使い魔なんてイヤよ!大体、大怪我してて、治癒の魔法の秘薬の代金だってわたしが出したんだから!」 「ぬう…」 先にも言ったが、アナベル・ガトーは武人気質の人間で、行動理念の大半は義だ。 確かに、コウ・ウラキに撃たれた傷は塞がっている。 つまりは、命を拾われたという事になるのだが…どうもいま一つ納得しがたい。 「確かめたい事がある。どういう理屈か知らんが、私をノイエ・ジールのコクピットまで運んでもらおうか」 「それは…構わないが、銃をだね…」 指示をしつつ、ノイエ・ジールのコクピットに運んで貰う。 ルイズも付いてきたので中に三人入る事になった。いかに巨大MAノイエ・ジールとはいえ狭い。 おまけに、倒れているため、非常に操作し辛い。これが宇宙なら関係無いのだが。 各部チェックを行うが、武装関係はほぼ全滅でIフィールドも働いていない。 ジェネレーター出力も辛うじて作動していると言っていいLvだ。 それでも、システムを動かすだけなら何とかなる範囲。 ハッチを閉じると、モノアイを通して外の風景が映し出される。 「なにこれ!閉まってるのに外が見える!」 「戦闘記録データ…U.C0083.11/13/00・34・38…このあたりか」 コンソールを動かし操作するとモニターが外の風景から漆黒の宇宙へと切り替わる。 そこに移るのは、大きく輝く地球と周りに浮かぶ、06.09.21などのMSだ。 何かを合図としたかのように、それが艦隊へと向け突き進んだが、映し出されるのは、ミサイルや機銃。護衛のジムの攻撃により次々と脱落していく姿。 しばらくすると、一隻の艦がモニターに映し出され、それが大きくなると、爆発に巻き込まれ画像が途絶えた。 コルベールは黙って見ていたが、ルイズはビームやミサイルがかすめる度に大声を上げている。 そして、ハッチを開け放つと核融合炉を停止させた。 地上である以上役には立たないし、この損傷だ。暴走して爆発でもしたら洒落にもならない。 ガトーが無言でノイエ・ジールの装甲の上に立つ。 「生き恥を晒したというわけではないだろうが…お前に拾われた命だ。好きにするがいい」 「君はいったい…どこから、いや、あれは一体…」 その問いには答えない。というより答える余裕が無い。 日が沈みかけ、ハルケギニアにソロモンの悪夢が降り立ってからの三日目が終わろうとしていた。
https://w.atwiki.jp/zerolibrary/pages/30.html
【種別】メイジ 【所属】トリステイン(?) 【解説】 年齢は15。タバサは偽名。本名は『シャルロット・エレーヌ・オルレアン』 ガリア王国の王族で、謀殺されたオルレアン公の娘。その際、母親も毒で心を狂わされている。 トリステイン学園でルイズの同級生。 二つ名は「雪風」。風・風・水のトライアングルで、氷雪系の魔法を得意とする。 キュルケの親友だが、非常に無口で自分のこともあまり語らない。 ガリアの北花壇騎士団に所属し、年の割には戦闘経験が豊富で、シュヴァリエの称号を持っていた。 そのため、戦闘の際作戦を立てることも多い。使い魔はシルフィード。 青い髪と瞳を持つ。身長は142サントとかなり小柄で、スリーサイズもB68/W49/H67と細身。 体躯の関係上、大抵の人の目には本当の年齢より数歳幼く映る。好物ははしばみ草のサラダだが、出された料理は大抵ペロリと平らげる。 趣味は読書、放っておくと一日中読み続けるほど。 人付き合いを好まず、親しい人でなければ話しかけられても大抵は無視する上、読書の邪魔をする者には魔法の行使をも辞さない。 特技はサイコロ博打。嫌いなものは幽霊。 入学以来無愛想を通し、早々決闘を仕掛けられながら強力無比な実力を見せたこともあって、他の誰からも距離を置かれていた。 進んで友人を名乗ったのはキュルケただ一人だけで、彼女が困り事を持ち込む時には、力を貸したり冷静に突っ込んだりする。 だが小説外伝1話では、村人のヨシアと翼人のアイーシャの仲を取り持つ為の寸劇をノリノリで演じるという一面も見せていた。 この事から、幼少時からの性格は根本的に変わっていないと見られる。 騎士団として王家の命令に黙々と従い任務をこなす胸の内には、ジョゼフを初め王家への強い復讐心が秘められている。 やがて、友情を培ってきた才人達を裏切って戦うことを命じられるが、彼に大切な気持ちを気付かされたこともあって、遂に反旗を翻す。 その際(巻の九)シュヴァリエの称号を剥奪されることになった。 ラグドリアン湖近く、自身の母親が事実上幽閉されていた屋敷を捜索中に、エルフのビダーシャルと会敵する。 その際怒りによってスクウェアにも匹敵する強力な魔法を放つが、ビダーシャルの先住魔法の反射(カウンター)によって跳ね返され、敗退。 その後、エルフとガリアの国境地帯にあるアーハンブラ城に幽閉される。 母親と同じくエルフが作った薬によって心を消される直前、才人達によって救出された。 以降、今までよりはよく喋るようになり、才人にも字の読み書きを自分から教えるなど積極的にもなった。 実は、よくある「勇者に助けられる囚われのお姫様」になってみたいという夢を幼いころから密かに抱いており、自分を助けてくれた才人を勇者として崇拝している。 それが恋愛感情に発展するかどうかは、現時点では判然としていない。 以上、Wikipediaより抜粋。
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/346.html
【チップ名】 ジャイロマン 【読み方】 じゃいろまん 【該当チップ】 ジャイロマン、ジャイロマンSP、ジャイロマンDS 【種類】 メガクラス 【属性】 無属性 【入手方法】 ジャイロマンを倒す 【派生チップ】 Gエアフォース 【PA】 なし 【登場作品】 「5」 【英語名】 ジャイロマン:GyroManジャイロマンSP:GyroMnSP(GyroManSP)ジャイロマンDS:GyroMnDS(GyroManDS) 【詳細】 使用すると暗転し、出現したジャイロマンがジャイロモードに変形して敵エリア上空を飛行しつつ敵の頭上に爆弾を投下して攻撃する。 L+Rボタン同時押しで一番近い相手の頭上で固定して爆弾を複数投下する。 この場合は相手エリアの横列の数だけ爆弾を落とす。 相手エリアが広いほど火力が上がるので、カラーポイント系との相性がいい。 SPはジャイロマンSPを倒したデリートタイムで、DSはのけぞった回数だけ攻撃力が変化する。 爆弾散布ではないが、「飛行機の銃撃モチーフ」ならば『6』でエアレイド系が出た。 データライブラリNo. 作品 前のチップ ← No. → 次のチップ 「5」 メガNo.24 ブルースDS ← メガ25 ジャイロマン メガ26 ジャイロマンSP メガ27 ジャイロマンDS → メガNo.28 サーチマン
https://w.atwiki.jp/jojobr3rd/pages/105.html
ジャイロ・ツェペリ Gyro Zeppeli = Julius Caesar Zeppeli もらえるものは 病気以外ならなんでもイタダくぜ …………タイム・ボーナスはとくにな~~~~ ニョホ 原作登場部分:SBR1~21巻 一人称:オレ 種族:人間(ネアポリス人・男性) 特殊能力:鉄球の回転技術、スタンド使い? スタンド?:『スキャン』『ボール・ブレイカー』 鉄球の回転技術 鉄球の『スキャン』 スタンド?『ボール・ブレイカー』 +ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意) ジョジョロワ3rdでの動向 参戦時期: 初期ランダム支給品:
https://w.atwiki.jp/dcd10/pages/467.html
【種別】 ライダーマシン 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー555(平成第4作) 【名前】 ジャイロアタッカー 【よみがな】 じゃいろあたっかー 【搭乗者】 仮面ライダーファイズ 【9つの世界】 555の世界 【555登場話】 劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト 【登場話】 第1話 【特徴】 スマートブレイン社製。「SB-RTV」。オートバジン ビークルモード(モトクロスタイプの2輪車両)を参考に開発された量産型である。スマートブレイン社員で構成されたSWATチームのライオトルーパーが使用する。ハンドル部は、ハンドルブレード「アクセレイガン」(SB-RTH)になる。なお、オートバジンにあった変形能力は量産型のためか持っていない。 【ディケイドの物語】 光夏海が見た予知夢の中に登場。大部隊で攻め込むライダー部隊の一つで陸上から歩兵部隊と共に攻撃に加わる。 【オリジナルの555の物語】 「劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」においてライオトルーパーの乗用マシンとして登場。 【ベースマシン】 ベースマシンはHONDAの、モトクロスタイプ『XR250』空冷・4ストローク・OHC・単気筒249ccエンジンの中型自動2輪。 【関連するページ】 オートバジン ビークルモード ライオトルーパー ライダーマシン
https://w.atwiki.jp/quo_vadis/pages/526.html
【ゼロの使い魔~三美姫の輪舞~】【ラノベ】【ファンタジー】【萌え】【アニメ】【2008】【9】 公式 wiki any6 タバサの行方を探し、彼女の実家付近で情報を集めるルイズ達一行は、タバサが病気の母と共にガリア東端のアーハンブラ城に連行されたことを知る。なんとか城までたどり着いた一行だが、城は多数の兵士が守りを固めており、正面突破でタバサを救出するのは難しい。そこでキュルケが一計を案じることに!? 隊長のミスコールと交渉し、何とか城への潜入に成功した一行。しかし隊長がルイズを気に入り、自分の部屋で酒の相手をさせようとする。少しでも皆に協力したいと思うルイズは、意を決して隊長の元に赴くのであったが・・・。 ガリア側の爪甘すぎワロタ。 仮にも王族の一人を拉致監禁してるというのに、緘口令をしかないどころか、下っ端にやらせるのか。 今更サービスいらねーっていうか、ゼロの巨乳はむき出しでも全くエロスがないな……。 ティファニア級になるとむしろ下品、つまりモンモンこそ至高ということ(確定 虚無の力隠してなかったってことに吹いた。 あれだけ女王の側近として二期ではやりたい放題したじゃないの! ナイチチサービスいらねー(二度目 もう佳境だってのにルイズは何してるのさ~。 男が我慢出来るわけないじゃないのさ。 一応汚名返上の1シーン。 良かった、最後までダメなアニエスはいないんだ……。 ただもうちょっと騎士として、中二入ってるセリフを言わせても良いと思った。 しかし、今更これ以上の臭いセリフ吐かせても、時既に時間切れか……。 お約束展開だよ~。 来週最終回なのに、おっぱい振ってるよ~。 人の姿でいるのが疲れるなら、戻って寝ろよと突っ込むのは正しい反応です。 ナイチチ好きか……、僕も好きですよ……。 ただシチュエーションは選びますけどね……。 ヴィダンシャルはもういいです。 大してキャラ付けが分からないので頭悪い子にしか見えないから。 oh, tera assari! 最近あっさりあっさりばっか書いてて語彙能力の低下が自分でも分かるから困る。 って言ってもつまんねー!庇いようがないほどつまんねー! タバサの一人語りと、アニエスの心境を30分やった方が良かったぜ! これならあんまり絵動かなくて済むんだしな! 名前 コメント