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ゼロ 名前 : ゼロ 格闘スタイル : 主に打撃攻撃+カッター攻撃 誕生日 : 10月7日 身長 : 193cm 体重 : 88kg 血液型 : O型 出身地 : 不明 趣味 : 仕事 大切なもの : 変身能力 好きな食べ物 : 寿司・すきやき 嫌いなもの : 裏切り者 得意スポーツ : ゴルフ・野球 左のゼロはクローン -- 名無しさん 忠誠心はビリーとタメ張れる -- 名無しさん 趣味は子育て -- 名無しさん オリジナルの好物はグレープフルーツゼリー -- 名無しさん 技のネタは「北斗の拳」より -- 名無しさん クローンとオリジナルは声も戦闘スタイルも違う -- tonzura-a-homer ここのプロフィールはクローンのものです。 -- HIRO オリジナルはデモ画面になると肩が異様に伸びる -- 名無しさん チョビヒゲクローンの方が見た目・声共にやたら老けている。 -- 名無しさん ↑声優は、世良公則とツイストでドラムを担当していたふとがね金太氏です。 -- C62-シロクニ- また久しぶり! -- 名無しさん 初心者にとっては倒すのにかなり苦労する -- 名無しさん チョビヒゲクローンにはまるで屁のような技がある。なんでこんなモーションの技なんだ・・・ -- 名無しさん クローンはクリザリッド達の面倒見の良い上司。オリジナルはK やクーラ、以下クローン達の育ての親らしい。正直良い人に思える。 -- 名無しさん 実際使って見ると、ゼロの方がイグニスより壊れた性能を持っていたりする。 -- 名無しさん 名前の通り、彼女もゼロ。 -- かめちゃん 2001の公式絵の肩はアリエナイ -- 名無しさん 2000の顔グラフィックのどアップもアリエナイ -- 名無しさん とどめだ、食らえ!白羅滅精!! -- しゃか オリジナルはストライカーを3つ所持している。うち1つがライオンって・・・。 -- 名無しさん 俺はオリジナルと戦ってやっつけた。強いが、イグニス程じゃない -- 名無しさん どうでもいいがジャンプ時に攻撃された時のポーズがルガールのと異様に似ている。声優もルガールと同じ人である。 -- メタロ・ペサンテ クローンゼロはあの隙の多い対空技を見て一発で攻略の仕方がわかった人が多数いたと思われる -- 名無しさん もがく者共よ、その程度か・・・、それもまた良し・・・。 -- メタロ・ペサンテ 出身地はきっと修羅の国 -- 名無しさん マントを使う攻撃系全ての攻撃の終わりにスキがある。 -- 名無しさん オールバック -- 名無しさん 「オレの名はゼロ。ブラック・ソード・ゼロだ!オレを超える者はオレしかいない!」 -- 名無しさん 俺は強いだからおっぱいをもませろ -- 名無しさん 超必から超必はダメだって・・特にボスは -- 名無しさん クリザリッドの上司 -- 名無しさん オリジナルは普通に生きてそう -- 名無しさん 「こういう時間は楽しいものだな…」 -- 名無しさん ゼロは無ではない。何者にも左右されない絶対の存在ということだ。 -- 名無しさん オリジナルのゼロはダンディさがアップ -- 寿司 すきやき じじい -- 名無しさん クローンの方のゼロはキモすぎ。XIのボスでエイリアン顔のマガキよりキモいと思う・・・・ -- 名無しさん クローンのゼロはリストラされた中年オヤジみたいな顔してる。 -- 名無しさん 裏切り者が嫌いなのにクリザリッドをあっさり裏切った。 -- 拉麺 技が北斗流拳のハン。 -- 名無しさん 対人戦で使えばリアルファイト突入は必至 -- . 彼の攻撃のゲージの溜まり方は異常。 -- 名無しさん 小説のクローン0はたしかハイデルンの上司(リング)だった・・気がする・・。で、デルンに殺されてた。 -- ㏍ どーでもいいがゲーニッツと身長体重同じ。(本当どーでもいい。すみません。) -- 名無しさん って言うかチョビヒゲ=ハン -- 神愚羅 オリジナルは開始前のデモでよくわからない言葉をしゃべる -- 名無しさん 殆ど羅将ハン、これで声が戸部公史だったらKOF2000のK9999的存在になっていたかもしれない・・・。 -- 名無しさん クローンゼロが日本食好きなのはネタだと思いたい・・・orz -- クールビズ初心者 不自然だが滑らかに動くマントが素敵。 -- 迷子 オリジナルの笑い方は神 -- 名無しさん ↑まさにその通り。 -- 名無しさん ST3人いる時点でヤバイ -- 名無しさん オリジナルは開始前セリフなんていってんだ?ブローケンジスカポービッ! -- ORIZERO 教科書に載ってるおじさんな感じが好き -- 名無しさん どっちもそれぞれの良さがあると思うので、98UMの後にあるだろう2002リメイクの際は是非両方とも出して欲しいね -- 名無しさん そうだなぁ。一作で終わらせるにはもったいないキャラよな。 -- 名無しさん クローンのほうは目暮警部っぽい声もしているが・・。クローンは対処しやすいのでいけたのですが、あのちょび髭が嫌でオリジナルを作ろうとなったのですが、まさかここまで強いとは・・。オリジナルのせいでラスボスに遭うのが大幅に遅れてしまいました。ストライカー三人は強い上、もともとクリザリッドを上回る力を持つ輩をコンセプトとしているオリジナル、イグニスへの登竜門でしょう。龍の後の白羅滅精はダメでしょう。強い・・。 -- なし オリジナルは良い人 -- 名無しさん 白羅滅精はあらゆる格ゲーの中でも最高の性能を持ってる・・・と思う。クローンの方の使う疾火煌陣も反則的な性能を持つ。オリジナルの方で無くなってしまったのが残念だ。 -- 名無しさん 龍と同時に白羅滅精してくるがたいしてダメージはない -- 名無しさん 左世界のナベアツ -- 3 ゴルフはイグニスへの接待のためにやっている -- 名無しさん オリジナルは中ボスの癖に前作ボスのクローンゼロより攻撃力が高い -- 名無しさん オリジナルとクローンはどこが共通点だ? -- 名無しさん クローンの担当声優であるふとがね金太氏は何気に好き -- ホーほーき オリジナルはもう一度出して欲しい。悪(?)だけど上品で、思いやりがあってカッコイイ。 -- ホーほーき クローンは大切なものに変身能力を挙げているが、本編ではそれを使用している描写がない(?もしかして体そのものまでリングに化けていた?) -- ホーほーき オリジナルの方が好きです。何かカッコイイので・・・。出来たら違うシリーズで出演して頂きたい。 -- 名無しさん ちなみにオリジナルの声優は、2002以外のルガールや、ハイデルンと同じ。 -- ホーほーき オリジナルが従えてるライオン、グルガンは嫌いなものにバキのローレンス・ブラッドを挙げてる。理由は勿論、イスタスが彼に関節技をかけるシーンがあるため。 -- ホーほーき ↑間違えました・・ローランド・イスタスです・・ローレンス・ブラッドは「餓狼」のクラウザーの部下でした・・ -- ホーほーき ↑×2またまた(スマン) 関節技かけられるのは彼じゃなくてライオン・・・ -- ホーほーき 01でオリジナルが出たのは正体を見せるためと、グラフィックを流用するためだろうな… -- 名無しさん オリジナルが従えてるグルガン(ライオン)が彼のストライカーで登場する、という要素の元は、恐らく初期のルガールの黒豹・ロデムの援護攻撃だと思われる -- ホーほーき 「白羅滅精」時のモーションがオリジナルとクローンとで違う -- ホーほーき イグニス同様、オリジナルゼロも「現在のゲージ所持数」を知ることができないキャラ -- ホーほーき 殆どの必殺技は攻撃力が高い上、無敵時間も備えてる。しかし、どれもハズす、ガードされるとスキだらけに・・・まさに「諸刃の剣」? -- ホーほーき オッサン!!肩!肩ヤバいって!!! -- 名無し ↑吹いた(笑) -- ホーほーき なんかオリジナルゼロが、「フェイト」シリーズのアーチャーに似てると思うのはボクだけだろうか? -- ホーほーき キャラクターを誹謗、中傷する奴らへ………だったら、KOFを辞めてください。機体に近付かないでください。キャラに憎しみを抱く程、嫌なんですよね?だったら、ゲームやらなきゃ全て解決☆さよなら。…ここで悪口書いてる人、頭、大丈夫ですか?? -- 凸(`皿´#) 下手したらゼロも「出場停止」令が出されていたかもしれない・・・理由は勿論、度の過ぎたパロ・・ -- ホーほーき (オリジナルゼロと彼が従えていたストライカーは)結局はイグニスによって完全に捨て駒扱いされた可哀想な人。 -- ホーほーき ワカメ! -- 名無しさん 2001のゼロが最高に怒ったら、あの肩からロッキーのテーマが流れる -- ユニクロ 2002UMに出場するらしい。クローンは「C-ZERO」と表記されるとか。 -- ホーほーき パチスロ版KOF2での肩もすごいよ。上半身が異常(笑 -- いくらなんでもあれはない 2002UMでは、クローンはステージ6の大将を超必で、オリジナルはステージ6の大将をMAX超必で倒すと、次のステージにラスボスとして出現 -- ホーほーき ↑×5 斬風燕破の前方横方向にスカートカッターを伸ばすやつの時の台詞の空耳か -- ホーほーき オリジナルゼロの声の雰囲気が2001と2002UMとで違ってる。ちなみに声優は変わっていないし、同じ声優のハイデルンやルガール(何故か元祖2002の若本氏から元の新居氏に戻ってます)は声の雰囲気が前の作品と変わってない。やはり、2001で声の雰囲気がハイデルンと被ってる感じがあったから、当の声優の新居氏が演じ分けようと思ったのだろうか。 -- ホーほーき オリジナル、クローン共に、2002UMのヒロアキ氏による公式絵がカッコイイ -- ホーほーき それにしても2002UMではボス全員がプレイヤー用に調整されてないのが残念だ -- ホーほーき 改めて見ると結構カッコイイキャラ。正直大好き(クローン、オリジナル共に)。また出して欲しい -- ホーほーき 2002UMでのオリジナルの声が… -- X
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基本情報 配信名 ゼロの~ ジャンル ゲームいろいろ 性別 ♂ 年齢 24歳 マイク 有 配信時間帯 連日夜8時くらいから 配信者ページ http //livetube.cc/%E3%82%BC%E3%83%AD ゼロの避難所 http //jbbs.livedoor.jp/music/20767/ ゼロのブログ http //livetubezero.blog45.fc2.com/ ▼実況作品名 実況パワフルプロ野球(テスト配信) ペルソナ4 実況パワフルプロ野球15 デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王 plus 天空のレストラン 桃太郎電鉄15 真女神転生3ノクターン マニアクスクロニクル ハードモード ファイナルファンタジータクティクス 実況パワフルプロ野球15 栄冠ナイン +栄冠ナイン成績 2030年 4月9日 評判 名門 現在までの成績 地区大会 出場 17回 春の甲子園 出場 11回 優勝 7回 夏の甲子園 出場 17回 優勝 9回 夏春夏春夏春夏春優勝 8連覇中 特徴 友人が見たいと言ったため始めたP4だが日本シリーズ中友人はそっちを見ていた 名前の由来は飼っている犬の名前。決してあれから取られたのではない 川原いくの大ファン よい子なので22時に寝てました。が、最近悪い子、23時が多い 魚と揚げ物(特にから揚げ)とカップめんが好物。 ライドウにでてくるイッポンダタラの声に、笑い声が似ている イチモツレンが好き 好きな漫画はネウロ、トリコ、トラブル いつかライツベの左上に行くのが夢 高校生時代から好きなあの子に告白できないヘタレでもある 電話嫌い。でもメールがこないと寂しい・・・ 趣味は釣り。最近は誘いが来なくてライツベに夢中 とあるトラウマから女性恐怖症である 友人が大好き、友人のハチ&クロは配信に時々出演 テンションが高いと非常によく喋る コメがないと不安がるので何でもいいからコメをすると喜ぶ 24歳にしては達観した性格 精神年齢が高いのか、はたまた中二病なのか・・・ 悪魔や外道・悪人の声には定評がある。 気合でなんとかなると思ってる、実際どうにかなることが多い 血便が出た 行った神プレイ・m9プレイ P4、伊邪那美大神戦にて、世界の終焉→黄泉への誘いのコンボを喰らいゲームオーバー。1時間が無駄になる。のち激昂状態でクリアしましたとさ 実況パワフルプロ野球15の公式戦にて、何度も「転がせ」をやってアウトになっているのにもかかわらず続け、3年目の夏を棒に振るう。 パワプロ15栄光ナインを4年目で甲子園優勝する。升 配信が落ちていないのに番組表から消える。らいつべからはぶられるゼロm9。 ライドウで、魔人ホワイトライダーに対してごり押しで挑むが、案の定ぼこぼこにされる。のち4戦目で弱点を突いてなんとか勝つ。 アリス拷問配信にて、アリスができるまで拷問になると思っていたが、ゼロの思惑とは裏腹に、1回目の合体でアリス誕生!! しかし、その後のマーラ様合体にて拷問が始まる・・・。苦労の末なんとかマーラ様を作り出すが、20時に開始して出来上がったのは0時過ぎだった。 桃鉄でデビル系カードを連続で引き当て、12枚まで増やす。まさにデビルサマナー 真・女神転生Ⅲノクターンマニアクス クロニクルエディション ハードモード クリアタイム 約124時間 総パト数 31 アマラ深海END +最終メンバー 神霊 人修羅(マサカドゥス) LV98 力40魔40体40速さ35運12 雄叫び/気合/食いしばり/真空刃/貫通/地母の晩餐/至高の魔弾/タルカジャ 魔王 ベルゼブブ(蝿) LV96 力35魔29体28速さ29運22 マハジオダイン/ラクカジャ/食いしばり/常世の祈り/貫通/デスカウンター/三文の活泉/電撃高揚 破壊神 シヴァ LV97 力33魔26体37速さ26運15 勝利の雄叫び/八相発破/三分の活泉/食いしばり/貫通/気合/ランダマイザ/デスカウンター 大天使 メタトロン LV95 力32魔34体29速さ24運16 マハンマオン/メギドラオン/タルカジャ/マカカジャ/ランダマイザ/常世の祈り/デスカウンター/三分の活泉 FFT配信にて、汎用キャラ ハチ クロ アイマス狂を作る。貿易都市ドーターまでひたすら突貫!全員見習い戦士で戦った結果ぼっこぼっこm9 ハチ(LV5黒魔道士)がゼグラス砂漠で宝箱になり戦死 特技も継承できず仕方なくビッチ(LV1アイテム士)を作成m9 栄冠ナインで夏の甲子園敗退後、練習試合を組むが今秋の予定を見てしまいフリーズ 泣く泣くリセットで戦力がた落ち しかし何かに吹っ切れたかのように、絶対に勝つを連呼し5連勝 春の甲子園出場までやってしまった その後天才入部や得能が付き捲るというフリーズ効果が現れる その春甲子園を優勝するという快挙を成し遂げる。まさに升! 10名の新人にキャッチャー◎持ちが現れて、ますます強くなるゼロ まさにプロ升!! 金髪モヒカンがパワー255 打率495本塁打48打点111を達成 主のステータス 喋り B コメ返し S ゲームラック F RPGスキル C→B アクションスキル ? 漢字 Y→C 佐藤 GG フラグクラッシュ S 仕事は製造業 A 凝り性 A コメント 川原いくの大ファン -- 名無しさん 俺も俺も -- 名無しさん 豚のような悲鳴をあげろ -- 名無しさん お断りします -- 名無しさん パワプロかライドウ2かマニアクスクロニクルな -- 名無しさん ときメモガールズサイト -- 名無しさん ゼノギアスがいい -- 名無しさん ゼロ・・俺もフリーズしたよ同じタイミングだった。甲子園大会終了直後に予定みちまった。暗黒くるぜ!みんなもきをつけてね -- 名無しさん Ustreamで配信してくれないかなー 最近つべみれなくなっちまった -- 名無しさん ゼロさんは大分の誇りです!これからも配信頑張ってください! -- 大分県民 名前 コメント 今日: - 昨日: - 合計: -
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++第三話 ゼロのルイズ①++ 花京院典明が目覚めて、初めて目にしたものは昨晩ルイズが投げてよこした下着だった。 横に転がっているそれから視線を外し、起き上がる。 隣にあるベッドではルイズが寝気を立てている。子供らしい、あどけない寝顔だ。 「やっぱり夢じゃないのか」 心のどこかで期待していたことに裏切られる。やはり現実だった。 学生服の乱れを直し、花京院はルイズを起こしにかかった。 肩を叩いてみるが、起きない。 今度は枕を取ってみるが、起きない。 毛布をはいだところで、ようやくルイズが目覚めた。 「な、なに! なにごと!」 「朝だ。ルイズ」 「はえ? そ、そう……って誰よあんた!」 ルイズは寝ぼけた声で怒鳴った。顔がふにゃふにゃで、まだ眠そうだ。 「花京院典明。君の使い魔だ」 「使い魔? ああ、使い魔ね。昨日召喚したんだっけ」 ルイズは起き上がると、あくびをした。それから花京院に命じる。 「服」 椅子にかかった制服をルイズの側に置いた。 だるそうに寝巻きを脱ぎ始めるルイズに背中を向ける。 「下着」 「自分で取らないのかい?」 「なんで取る必要があるのよー」 寝起きのせいか間延びした声で反論する。 ここでもめるのも面倒なので、素直に従うことにした。 「そこのー、クローゼットのー、一番下の引き出しに入ってる」 下着を適当に取り出し、後ろに放り投げた。 ごそごそとルイズが着替える音がした後、 「服着せて」 「それも僕が?」 「あたりまえでしょ」 花京院はややうつむき加減で振り向く。 彼も一応思春期の少年である。多少なりともそういう情はある。 さすがに直視するのには抵抗があったのだが……ルイズの身体を見て、すぐに元の表情に戻った。 ルイズの身体はまだまだ未発達だった。いくら下着姿だといっても、女らしい膨らみが全然ないので、焦ることも意識することもない。 着替えを手伝っているうちに、少女の着替えを手伝っているのか、少年の着替えを手伝っているのかさえ曖昧になってきた。 最後にマントの紐を締め、着替えは終了した。 ルイズと部屋を出ると、丁度隣の部屋のドアも開いた。 似たような木のドアが開き、現れたのは燃えるような赤い髪の少女だった。 ルイズより背が高く、花京院より若干低めの身長で、むせるような色気を放っている。 ブラウスのボタンを上から二つ外し、胸元を覗かせている。褐色の肌はいかにも健康そうだった。 身長、肌の色、雰囲気、胸の大きさ……、全てがルイズと対照的だった。 彼女はルイズを見ると、にやっと笑った。 「おはよう。ルイズ」 ルイズは顔をしかめ、嫌そうに挨拶を返した。 「おはよう。キュルケ」 「あなたの使い魔って、それ?」 ルイズがうつむいて黙り込むと、キュルケはそれを肯定と受け取ったようだ。 「あっはっは! 『サモン・サーヴァント』で平民を呼び出すなんてあなたらしいわ。さすがはゼロのルイズ」 ……ゼロ? 花京院がルイズに目をやると、ルイズの白い頬は朱に染まっていた。 「うるさいわね」 「あたしも昨日召喚したのよ。誰かさんと違って一発で成功だったけど」 「あっそ」 「どうせ召喚するならこういうのがいいわよねぇ~。フレイムー」 キュルケがそう声で呼びかけると、キュルケの部屋からのそのそと赤い何かが這い出てきた。 それは巨大なトカゲだった。全身真っ赤で、尻尾の先には小さな炎が灯っている。 むんとした熱気に、花京院は顔の前で手を振った。 「それは……?」 「もしかして、あなた、火トカゲを見るのは初めて?」 「ああ、初めてだ。しかし、鎖につながなくて大丈夫なのかい?」 「平気よ。あたしから命令しない限り襲ったりしないわ」 キュルケは顎に手をそえ、色っぽく首を傾げる。 悔しそうにトカゲを見ていたルイズは聞いた。 「これってサラマンダー?」 ルイズの顔を見て、キュルケは勝ち誇ったような笑みを浮かべた。 「そうよー。火トカゲよー。しかも見てよこの尻尾。ここまで鮮やかで大きい炎の尻尾は、間違いなく火竜山脈のサラマンダー。 とても値段なんかつかないわよ」 「そりゃよかったわね」 「素敵でしょ。あたしの属性にぴったり」 誇らしげに胸を張るキュルケに対抗してルイズも胸を張るが、全く勝負にならない。 ルイズをからかうのに満足したようで、キュルケは花京院に目を向けた。 「あなた、お名前は?」 「花京院典明」 「カキョウイン? 変な名前ね。ふーん」 キュルケは品定めするように花京院を見つめる。 「まあいいわ。じゃあ、お先に失礼」 赤い髪をかきあげ、さっそうとキュルケは歩き去っていった。 キュルケがいなくなると、ルイズは小さな肩を震わせた。 短い付き合いでも花京院はルイズの状態がわかった。 怒っているのだ。 「くやしー! なによあの女! 自分が火竜山脈のサラマンダーを召喚したからって! ああもう! それなのに私はあんただし!」 「気にしなければいいじゃないか」 「そういう問題じゃないの! メイジの実力を見るには使い魔を見ろって言われてるぐらいなのよ! それなのに……ああもう!」 大げさにうなだれるルイズ。 それを呆れながら眺めて、ふと思い出した。 「ところで、『ゼロ』って君のあだなかい?」 ぴくん、とルイズの肩が上がった。 怒りと不安がないまぜになったような表情を浮かべている。 「な、なんであんたがそれを?」 「さっき彼女が言ってたじゃないか」 「ああ、そうだったわね。ゼロはただのあだなよ」 「でも、どうして?」 「あんたが知らなくてもいいことよ」 急に突き放すような口調でルイズは言った。 頭は悪くは無さそうだったので、身長とか胸のことだろうな、と見当をつけた。 怒らせる必要もないので、その話題はそこで終わらせることにする。 「それより、今からどこへ行くんだ?」 「朝食を食べに行くのよ」 マントをなびかせながらルイズは歩き始めた。 To be continued→
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ゼロ 初期スコア 100スキル発動ツム数 約12ツムスコアのあがり幅 5入手方法 プレミアムBOX ゼロが少しの間姿を消すよ! 効果時間 4秒 効果時間 5.8秒 しばらくのあいだゼロが消える
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ゼロ SSR+/機械/男/戦士 また会おう・・・死ぬなよ・・・エックス。(ゼロ) 契約による強化(個人技によるバフ効果を含める) 契約レベル 先攻 防御 回避 王者 戦力アップ、付加効果 +1 0 0 0 1 戦力+5% +5 0 6 4 2 戦力+25% +7 0 7 8 4 戦力+40%連撃が可能になり連撃率が10%アップ 宝具による強化(宝具:ゼロバスター) 宝具鍛造レベル 先攻 防御 回避 王者 +1 0 1 0 0 +3 0 1 0 3 +4 0 1 1 6 宝具強化レベル 戦力アップ 付加効果 +1 +6% +5 +30% 王者+2 +7 +48% スキル「爆炎陣」発動後敵の防御を6下げる 所持スキル 爆炎陣(個人技) 効果 発動条件 3%の確率で、攻撃後自総戦力の30%を回復。回避不可命中後、敵の発動率が5%以下のスキルを1ターン封印。 ダブルバスター(合体技:エックスが同一陣容にいる) 効果 発動条件 6%の確率で、攻撃後自総戦力の28%を回復。 20ターン未満の時 6%の確率で、150%の純粋ダメージ。防御回避不可 19ターンを超える時 ノヴァストライク(合体技:エックスブレード、エックス、ブラックゼロ、Xアルティメット、ゼロZセイバーが全て同一陣容にいる) 効果 発動条件 8%の確率で敵の総戦力の25%ダメージ。防御回避不可命中後、敵の王者を20下げる。1回発動 エックスブレードのページはこちら エックスのページはこちら ブラックゼロのページはこちら Xアルティメットのページはこちら ゼロZセイバーのページはこちら
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ゼロ パラメータ 初期コマンド 覚える技 ゼロ 出現条件 クラスチェンジ派生 解説 コマンドサンプル(育成重視(コマンド潜在)) 台詞 ゼロ パラメータ 属性 水 HP 81-86 クラス ☆☆ 攻撃 44-47 種族 戦士 素早さ 34-36 EX(ボタン連打) 分身攻撃→分身攻撃・零式 入手方法 戦士タンタ+ウサミコ 戦士タンタ+ウサヌシ 戦士タンタ+魔法使いジヨン 戦士タンタ+ロレル 戦士タンタ+はぐれ勇者クルド 初期コマンド # ★ ★★ 1 ミス こうげき 2 こうげき こうげき 3 こうげき! こうげき 4 こうげき! こうげき! 5 ★→★★ シビレ斬り 6 シビレ斬り シビレ斬り 覚える技 単体選択攻撃 こうげき こうげき! 会心の一撃 シビレ斬り ランダム攻撃 全体攻撃 防御 回復 強化 召喚 召喚★ 異常 EX増減 コマンドパワー増減 ためる ★→★★ 技変化 無効 ミス ゼロ 出現条件 クラスチェンジ派生 ゼロ(Lv10)+備前長船→風魔の零 解説 水属性らしく、ステータスに尖った部分が無く、バランスのとれたモンスター。 コマンドは【ミス】が少ないので確実に攻撃が決まる。 しかし、【こうげき】が多いので、この箇所を潰せるかどうかでダメージが変わってくる。 【シビレ斬り】が多く欲しい所か。 EX技は無属性の全体物理攻撃。 戦士タンタ、アーサー、ラクシャーサ、ジークとは性能が横並びとなっている。ちなみに登場当初は、この中でゼロのみ、次の段階に進化した際にEX技が単体攻撃に変わった。後に戦士タンタも、勇者タンタを経ることで、EXを単体技にすることができるようになった。 2020年3月に【ためる】のモーションがいつの間にか変更されていたと言う情報が報告された。 「忍者の様なポーズをして浮遊しながら『よし!』と掛け声をあげる」と言うものになっていたとの事。 なお、従来のステータスアップ時モーションは「『いい月だ』と呟きながら剣を振り、左手を顔の前で振る」と言うものだった。 また、ステータスアップのモーションが「いい月だ」と言って剣を振り回す従来と同じものである事は2021年5月に確認報告されている。 【ためる】に関しては引き続き要検証。 コマンドサンプル(育成重視(コマンド潜在)) # ★ ★★ 1 ためる こうげき(ミス) 2 ★→★★ こうげき 3 ★→★★ 会心の一撃 4 ★→★★ シビレ斬り 5 ★→★★ シビレ斬り 6 ★→★★ シビレ斬り 初期コマンドを活かしつつ、キャパシティを使い切るとこうなる。 ゼロ系統は2リールのキャパシティがかなり少ないため、最終型を見越すのであれば、この段階で2リールに【ミス】を一つ入れておきたい。 台詞 登場 「俺はゼロ、闇の一族」 ステータス↑ 「いい月だ」 ためる 「よし!」 ミス 「ちっ!」 EX発動 「忍法…」 EX技 「分身の術!」 勝利 「いい月だ」 撃破 「無南三…」 排出 「俺は忍びの世界に生きる影」
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「ふんふんふーん♪」 食堂で食後の紅茶を楽しむ少女、ゼロのルイズはご機嫌だった。 今日のデザートは彼女の好きなクックベリーパイなのだ! なにやら食堂の一角が騒がしくなっている気もするが、彼女にとって今は誰にも 邪魔されたくない至高の時間なのである。 使い魔がそっちの方に行ったような気もしたが、当然無視した。 「まったく、あの馬鹿ったら…」 食堂で食後の紅茶を楽しむ少女、香水のモンモランシーは先日の事を思い出して 不機嫌になっていた。 「ギーシュ、ポケットから壜が落ちたぞ」 「おお!その香水はモンモランシーのものじゃないか!」 「つまりギーシュ、お前はモンモランシーと付き合っている。そうだな?」 「ち、違う!彼女の名誉の為に…ケ、ケティこれはその… ヒィ!も、モンモランシー!?違う、違うんだ!」 「ヘイ!ケティ、マスク狩りの時間だ!」 「OKモンモランシー!」 「クロス!」「ボンバー!」 「ウギャー!キン○マ―ン!」 「すまないギーシュ!僕が壜を拾わなければ…」 「いいんだ…それより、誰か僕の顔を見て笑っていやしないか?」 「誰にも…誰にも笑わせはしない…」 「ありがとう…マルコメミソ」 「マリコルヌ!風上のマリコルヌだよ!?」 つまりは、付き合ってる男に二股かけられたのである。 気位の高い彼女には、とてもとても許容しがたい出来事であった。 気位が高くなくても許容できない話だと思うが。 それでも謝られると許したくなってくるのが、余計に腹が立ってくるというかなんというか。 「どうぞ」 そんなことを考えていると、メイドがデザートを机に持ってくる。 当然貴族である彼女が『ありがとう』等と、平民に一々礼を言うわけも無く、 配った彼女を見ようともしないでクックベリーパイを口に運ぶ。 「…ちょっと、そこの貴方」 「え、私ですか?」 ケーキを配ったメイドが、貴族に呼び止められた事に当惑して立ち止まる。 「これ…どういう事?」 シエスタはこれ以上ないというぐらい脅えていた。 目の前の貴族、学生といえど魔法を操り、平民である自分にとって絶対的な存在が 自分に怒りをぶつけているのである。 「申し訳ございません!どうか、どうかお許しください!」 体の震えが止まらない。 「お許しください、ですって? 貴族である私の口に、平民である貴方の髪の毛を入れておいてお許しください?」 「お願いします、どうかお許しを!」 涙が溢れてくる。 平民の自分が貴族に粗相をして唯ですむはずが無い。 周りを見ても、他のメイドは見てみぬフリをし、貴族は何事かと一度は見るものの、 平民が貴族から罰を受けているとわかれば、あとは特に関心をしめさない。 助けなど望むべくも無いのだ。 シエスタにとって不幸だったのは、モンモランシーの機嫌が悪かった事だ。 そうでなければ怒りこそすれ、基本的に野蛮な事を嫌う彼女が『お仕置き』を する事もなかっただろう。 「覚悟はいいかしら?」 魔法の杖を取り出し、残酷に告げる。 「どうか…」 脅えるメイドに、嗜虐心をそそられたモンモランシーが杖を振ると、 メイドの頭上から水が降り注いだ。 「あら、似合ってるじゃない?」 ずぶ濡れになった姿を見て、にっこりと微笑むモンモランシーの姿に、 シエスタは更なる恐怖を覚える。この程度で済むはずが無いのだ。 「あぁ……ぁ……」 「さあ、次は…」 魔法を繰り出そうと杖を振り上げた瞬間、誰かがその腕を掴んだ。 「やめないか!」 育郎が食堂での騒ぎに気付き、駆け寄って見た物は、杖を振り上げる女生徒の前で、 先日世話になったシエスタがずぶ濡れになって震える姿だった。 「な、何よ貴方!?平民が気安く貴族にさわらないでよ!」 女性が抗議の声をあげるが、無視して育郎が尋ねる。 「君は何をやっているんだ!?」 「ハァ?この子の持ってきたデザートにね、髪の毛が入ってたのよ。 粗相をしたメイドにお仕置きして何が悪いのよ?」 「な!?そんな事で…」 「さっさと離しなさいよ!」 モンモランシーが、呆然とする育郎の腕を振り払おうとするが、 掴まれた腕はまったく動かない。 「彼女に謝るんだ」 静かに、だが強い意志を持って育郎の口から出た言葉を、モンモランシーは 鼻で笑って拒否する。 「謝る?何で貴族の私が平民に謝らなきゃいけないの? それに悪いのはこの子の方じゃない」 「君が怒るのもわからないわけじゃない…でもこれはやりすぎだ!」 「な、なによ…」 なんだなんだと、周りの生徒が2人のやり取りに気付く。 「おい、平民が何やってるんだ!」 「あれは…ゼロのルイズの使い魔じゃないか?」 「主人が主人なら使い魔も使い魔だな…」 周りの生徒が騒ぎ出した事により、少し弱気になったモンモランシーが勢いを取り戻す。 「さあ、早く手をはなしなさい!」 しかし育郎は手をはなそうとはせず、モンモランシーを見据える。 「彼女に謝るんだ…」 な…なんなのこいつ!? 生徒達に囲まれても、まったく物怖じせずに自分を見る育郎に、モンモランシーは 恐怖とまではいかないが、言いようのない不安を感じていた。その時、 「君!今すぐその汚い手を、僕の愛するモンモランシーからはなすんだ! さもなくば、このギーシュ・ド・グラモンが相手になってやろう!」 ギーシュは先日の事を謝る為に、愛するモンモランシーを探していた。 ポケットには今月の小遣いの大半をはたいて買った指輪が入っている。 「これを精一杯の愛の言葉と共に渡せば、彼女もきっと許してくれるに違いないさ」 彼は女の子が好きで、特にかわいい女の子が好きで、さらに女好きの家系という 環境で育ち、あとちょっと頭が弱かったりするため、つい二股なんてしてしまったが、 それでもなんのかんの言って、モンモランシーが一番好きなのである。 「モンモランシーならまだ食堂にいたわよ」 彼女の友人の言葉に従って食堂に行って見れば、なんとモンモランシーが平民、 ゼロのルイズが呼び出した使い魔に凄まれているではないか! 当然の如く、彼は愛するモンモランシーを助ける、というよりは相手が平民なので、 どちらかというと彼女にいい格好を見せる為に、前に出たのであった。 「ああ、ギーシュ!」 そんな思惑も見事に的中したようで、不安になっていた彼女が元気を取り戻す。 「聞こえなかったのか?手をはなすんだ…」 彼なりの凄みを効かせて育郎に薔薇の形をした杖を向ける。 「ほ、ほら早くはなしなさいよ。痛いじゃないのよ!」 「あ、すまない」 やっと手をはなした育郎を見て、モンモランシーは先程の不安を思い出し、怒りに震えた。 この平民にどんな罰を与えてやろうか? 平民が貴族に向かって生意気な目を向けてきたのだ… そうだ!ギーシュのゴーレムを使って痛めつけてやろう! 「まったく、貴方にも躾が必要なようね、ギーシュ!」 「ああ、任せてくれたまえ、モンモランシー…」 「とにかく、シエスタさんに謝るんだ」 「そう、このメイドにあやまって」 「ふっ、何がなんだかよくわかんないけど…すまないね、君」 「は、はぁ…」 「………って違うわよ!ギーシュ、貴方も何言うとおりにしてるの!?」 「え、でも君が謝れって?」 「貴族の僕たちが、何故平民なんかに頭を下げなきゃいけないんだ?」 事の経緯を聞いたギーシュがやれやれと首を振る。 「そうよ!大体平民の貴方が私に気安く触れるなんて…」 「そうだ、僕の愛しいモンモランシーになんてことをするんだ? だいたい、そのメイドが悪いんだろう?」 「…だからと言って、ここまでする事は無いだろう」 育郎が呆然とするシエスタを快方する。 うーん、なんだか変なことになってきたぞ? ギーシュの予定では、今頃は格好よく現れた自分がこの平民を叩きのめし、 モンモランシーからお礼のキスでも貰っているはずなのである。 それがこの平民と来たら訳のわからない事を言って、予定とは違う方向に 話が向かっている。 そういえば何で僕がメイドに頭を下げてるんだ?思い出したら腹が立ってきた。 モンモランシーも機嫌が悪くなってるし…よし、ここで一つ良いとこを見せよう! 「モンモランシー…彼の言うとおり謝ってあげてもいいんじゃないか?」 「な、何を言ってるのよギーシュ!」 先日の一撃で頭のどこかが壊れてしまったのかと、驚きながらギーシュを見る。 「ただし、僕に勝ったらだ………『決闘』だよ!!」 オオーッ!と周りから歓声が上がる。 「『決闘』?」 「そうだよ、正々堂々戦い、負けたほうが勝った方のいう事を聞く。どうだい?」 「そんな!?」 おどろく育郎を、脅えているととったギーシュは、調子に乗ってさらに続けた 「貴族から『決闘』を申し込まれたんだ、まさか断るは言わないよな? いや、所詮『ゼロのルイズ』の使い魔…主人同様出来損ないなら、 臆病風に吹かれてもしかたあるまい…」 その言葉に周りの生徒達から笑いが起こる。 「…わかった、受けよう」 「そんな!?育郎さん駄目です!」 育郎が女生徒を止めた時、シエスタの目には彼がおとぎ話の勇者の如く映った。 物語のなかから出てきた英雄が自分を救いにきてくれたのかと。 しかし、時が立つにつれ怖くなってきた。育郎はただの平民なのだ、 それが貴族と『決闘』だなんて…自分のせいで育郎が殺されてしまうかも知れない、 そう思うと先程より強い恐怖が襲ってくる。 「イクローさん、相手はメイジなんですよ!?殺されちゃいます!」 「殺される…だって!?」 驚いた育郎の顔を見ると胸の中が罪悪感でいっぱいになる。 もっとも、育郎が驚いたのは、生命の危険を感じたからではないのだが。 「僕はヴェストリの広場で待っている…逃げるなよ?」 ギーシュがそう言ってモンモランシーと一緒に去っていく。 「私が…私が悪いんです…だからイクローさんがこんな事を…」 ついには泣き出してしまうシエスタ。 「いいんだ…大丈夫だから」 「何が大丈夫なのよ!」 いつの間にか現れたルイズが育郎を怒鳴りつける。 「あんたどういうつもりなのよ、貴族と『決闘』だなんて!? ちょっと馬鹿力だからって調子に乗らないでよ…ほら、一緒に謝ってあげるから」 「それは出来ない…」 「なんでよ!?いい、メイジに平民は絶対に勝てないの! 心配しなくても、誰もあんたを臆病者なんて言わないわよ…」 「…違う」 「な、何が違うのよ…」 育郎にとって臆病者と呼ばれることなど、どうという事は無かった。 シエスタの事もあったが、逃げればルイズも馬鹿にされてしまう、 それが彼に『決闘』を受ける決心をさせたのだ。 「シエスタさん、彼の言っていた広場はどこですか?」 「駄目!?駄目です!」 涙を流しながら必死で止めようとするシエスタをなだめながら、 育郎は近くにいた生徒に広場の場所を聞く。 「何やってるのよ!?やめなさいって言ってるでしょ、ご主人様の命令なのよ!?」 「…それはできない」 「………もう知らない!ギーシュの馬鹿にボコボコにされればいいのよ!!」 走り去るルイズの後姿を見送り、シエスタを他のメイドに任せてから、 育郎は広場に向かった。 果たして、僕はあの力を使わずにすむのか? そう考えながら… 「何か俺忘れられてねーか?いらない子認定されてね!?」 そのころデルフリンガーは言いようの無い不安を感じ、思考がネガティブになっていた。
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よみがな:ぐらうんどぜろ 分類:ボツ設定 説明文 ロックマンゼロ4のエリアゼロのボツ名称。 意味は「ゼロ地点」「爆撃地点」「爆心地」。 2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件以降はテロによって倒壊した世界貿易センタービル跡地を指してグラウンドゼロと呼ばれることが少なくない。それに配慮してこの名称はボツになったのかもしれない。 ロックマンゼロ4公式サイトの設定資料集などでこの名残りが見られる。
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ゼロ 名前:Zero デビュー:『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993年) 概要 ハロウィンタウンのリーダー、ジャック・スケリントンの飼っている忠実な亡霊犬。ふわふわと浮遊しており、鼻の先端は赤鼻のトナカイのように、光るかぼちゃのデザインとなっている。普段は犬小屋代わりの墓地に暮らしている。 映画では、毎年決まりきったクリスマスへの不満を口にしながらゼロと歩いていたジャックがクリスマスタウンに迷い込むところから物語は幕を開ける。 エピソード ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 今年のハロウィン*も盛況のうちに終わると、ゼロは飼い主のジャック・スケリントンから呼び出される。ゼロが元気のないジャックと散歩をしていると、不思議な森に辿り着く。ジャックは木に描かれたクリスマスツリーの形をした不思議なドアからクリスマスタウンへ吸い込まれてしまう。その後、無事ハロウィンタウンに戻ってきた。ジャックは町民にクリスマス*をやると宣言し、ゼロの傍らで研究に没頭する。 クリスマス当日、ジャックはサンタクロース*の代わりに人間界でプレゼントを配ろうとするが、広場は霧が立ちこめていた。ゼロは自分の鼻が赤鼻のトナカイのように輝いていることに気付き、先導役を買って出る。ジャック扮するサンタが奇妙なプレゼントを配り始めると、警察や軍隊が出動する事態となり、ジャックは偽サンタとして撃墜されてしまう。意気消沈するジャックとゼロだが、今ならまだ元に戻せると思い、ハロウィンタウンの嫌われ者ウギー・ブギーに誘拐されたサンタを助けに向かう。 フィナーレでは、ジャックが自分を想い案じてくれたサリーの気持ちに気づき、スパイラルヒルの上で愛を語る。ゼロは二人の様子を見守ると、町のほうへ飛び立っていく。 KH キングダム ハーツ ハロウィンタウンに登場。カボチャの大王ことジャック・スケリントンは、町に出没したハートレスを操りハロウィン*の催しに活用しようと実験を重ねていた。フィンケルスタイン博士や町を訪れたソラ、ドナルドダック、グーフィーとともにハートレスに反応する人工の心を製作するが、ウギー・ブギーの子分ロック、ショック、バレルに奪われてしまう。優れた嗅覚を持つゼロはジャックに呼ばれて子分たちの足跡を追うことに貢献した。 登場作品 1990年代 1993年 ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 2000年代 2001年 ホーンテッドマンション・ホリデー ※ディズニーランド 2002年 キングダム ハーツ 2004年 ホーンテッドマンション “ホリデーナイトメアー” ※東京ディズニーランド ナイトメアー・ビフォア・クリスマス ブギーの逆襲* 2005年 ナイトメアー・ビフォア・クリスマス パンプキン・キング* キングダム ハーツII 2009年 キングダム ハーツ 358/2 Days 2010年代 2013年 キングダム ハーツ キー(カードのみ) ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ LINE ディズニー ツムツム(ツム) 2015年 キングダム ハーツ ユニオン クロス(メダルのみ) 2016年 Disney クロッシーロード ディズニー マジックキングダムズ ※ver1.5.1:2016年10月追加 2020年代 2020年 ディズニー ソーサラー・アリーナ