約 64,445 件
https://w.atwiki.jp/dqmb/pages/1057.html
呪われしゼシカ HP 力 賢さ 身の守り 素早さ 回避率 ? ? 182? 44? ? ? 属性耐性 つよい 炎/氷/灼熱/暗黒 よわい 雷/光 状態異常耐性 つよい ??? よわい ??? 技名 属性 対象 威力 補足 メラゾーマ 炎呪文 敵全体 ? 呪文 マヒャド 氷呪文 敵全体 ? 呪文
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/512.html
未だかつてこれ以上最悪な朝を迎えたことはない。ぐちゃぐちゃのベッドの上、おざなりに脱ぎかけたズボンだけを身につけた自分と、隣には眠る裸の女。ありがちなシチュエーションだが、違うのはオレと女の関係だ。馴染みの女でもなく行きずりの女でもなく、後腐れのない女でもなくセックスに慣れた女でもない。オレが昨夜寝たのは――……旅の仲間であり、それまで冗談でキスくらいしかしたことのない、そして鉄壁の処女である…要するに何があっても手を出してはいけなかった…ゼシカ、だ。しかも、寝たとか抱いたとか言えない。オレは彼女を、犯した。事前交渉なんかあったもんじゃない。同意も何もない。ただ、てめぇの性欲に負けて、ヤった。床に転がる酒の瓶に視線を向ける。あの中に媚薬まがいのものが紛れ込んでいたらしい。でもそんなこと、当然いいわけには通用しない。なぜならオレは、オレ達がそれを飲んだらしいこと、「それがわかっていた」んだから。異常な性欲を感じた時点でゼシカから離れ、いくらでもそれを発散させる方法はあった。もしゼシカを一人置いていけないと思ったとしても、彼女の欲だけを発散させてやることはできたはず。わざわざ犯す必要はなかった。それはあの時あった選択肢の中で、最もサイアクな選択だった。わかっていたのに――ゼシカが自らすがってきた時も、口唇をむさぼった時も、挿れようとするその瞬間にも、頭のどこかでわかっていたんだ。「これは最低最悪で卑劣な行為だ」と。「ゼシカを汚すだけの行為だ」と。そして頭の中でそう反復すればするほど、オレは背徳感に興奮し、我を忘れた―――隣で身動きひとつせず寝息も立てずに眠り続けているゼシカの顔は、まるで紙のように白い。頬に残る幾筋もの涙の跡。首筋や肩、鎖骨をたどって、露わになっている胸のそこかしこに見える大量のキスマーク。ふとんで隠されている下肢なんか、確認するまでもない。どんなひどいことになっているのか、想像もしたくない。何かの惨劇の被害者のように…死んだように横たわる、ゼシカ。心臓が、握りつぶされるように委縮した。 朝日が昇り、鳥の声が聞こえてくる。いつまでもこのままでいるわけにいかない。若干きしむ身体を強引に動かしてベッドから降り、ズボンをしっかり履き直そうとして…自分の下半身もひどい有様なのに気付いた。溜息を吐き出し、濡らしたタオルで全身を拭く。ズボンを履きかえシャツをはおり髪の毛を適当に結んでから、ゼシカを振り返る。…目を覚ませば知ることになる現実だとしても、突き付けるにはあまりに酷な光景だ。オレは彼女の身体を抱き起こし、新しいタオルで全身を拭った。身体を返しても、ゼシカは起きない。わずかに躊躇したが、最も汚されているはずの足も開いて、内股もしっかりきれいにしてやる。人形のようにされるがままに足を開く柔らかい体。自分の欲の証と彼女の欲の証がこべりついている。絡み合っていたのなんかついさっきだ。床でもやって、いつのまにかベッドに移動して、そこでも散々やった。そのうち気絶するみたいに(実際ゼシカは多分気を失ったんだろう)倒れこんでから、おそらくそれほど時間は経ってない。性交のあとはかなり生々しい。今は貞淑に閉ざされているその裂け目にそっと指を入れ、中に残る忌まわしい残骸をかき出す。―――何回出したっけ。その量を見つめながら、ぼんやりと考え、首を振る。覚えてるわけねぇよ。罪悪感とおぼしきものが胸をミシミシと締め付けるが、精神はいたって冷静な自分はどうかと思う。冷静に、すごく冷静に、もし妊娠させてたらどうしよう、とか、考えている。でも、思考はそこで停止する。それが心に届かない。…冷静というより、感情の回路が閉じてるんだ。ただゼシカの顔を拭ってやる時だけ、手が震えた。自分がぐちゃぐちゃにした彼女の衣服を身につけさせるわけにもいかず、部屋を漁って備え付けてあった薄手のガウンをはおらせる。一度ソファに彼女を移動させてからシーツも枕もふとんも剝ぎとり、バスルームに放り込んだ。マットレスが剥き出しのベッドにもう一度ゼシカを寝かせ、これも備え付けの毛布をかけてやる。そして床にゴロゴロと放り出されている酒瓶を手早く片付けると、オレは部屋を見渡した。室内は、穏やかな空気を保っている。ついさっきまで行われていた、性欲に支配された男と女の狂乱じみた交わりなど、本気でなにごともなかったかのように。―――このまま、オレが部屋を出て行けば?はたしてどうなるだろう。ゼシカは混乱しつつも、昨晩のことは夢だったのかと信じ込むだろうか。そしてオレだけが、この記憶と罪の意識をこれから先ずっと抱えて秘密にしていけば―――呻くような声と衣擦れの音が聞こえて、ハッとした。振り向くと毛布の中でゼシカがもぞもぞと身体を動かしている。―――――なかったことになんで、できるわけがない。そんな無責任なことはしない。それに、オレの望みは、本当はそんなことじゃない。ゼシカに覚えていてほしい。オレに抱かれたことを。結婚する男に捧げるのだと信じていたモノを、このオレに奪われてしまったということを。この後に及んで奥底から湧きのぼってくる薄汚れた欲望に、激しい嫌悪を覚えた。それでもじっと、ゼシカが覚醒するのを待つ。ここで昨夜オレ達が2人してどれほど淫らな行為に溺れたか、彼女に突きつけるために。
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/8704.html
DQⅨ Ⅸに登場するコスプレ装備の一つ。 DQⅧに登場する【ゼシカ】が身につけている服。 女性のみ、職業を問わず誰でも装備することができる。 その一方で、男性は【旅芸人の証】を装備しても着ることができない。 それほど露出が高いわけではないが、「谷間」ができてしまっては不自然だからという事だろうか? 【ルイーダの服】など、同様に谷間ができるのに旅芸人の証を装備すれば男でも着れる服は他に沢山あるが…
https://w.atwiki.jp/chaos-server/pages/82.html
ドラゴンクエストシリーズより ゼシカ バニーガールスーツ Ver です。 公開予定日:2/17日
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/471.html
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/318.html
ゼシカを抱えて部屋に戻ってきたククールは、腕の中で泣き疲れてぐったりとしている彼女を そっとベッドに乗せ、背もたれにもたれさせるようにしてやった。 うつむいたまま、ゼシカは身動き一つしない。チラリと見えた濡れた目元は、真っ赤に染まり、痛々しい。 ククールは宿屋の主人から氷水とタオルを借りると、ベッドに腰掛け顔をのぞきこんだ。 頬に触れ、顔を上げさせようとすると、ゼシカは子供のように顔をイヤイヤと振った。 「冷やさねぇと腫れるだろ」 それでもしばらくククールの手を拒んで小さく暴れていたが、やがてまた力を失ったように動きを止めた。 顔を上向かせると、ゼシカは眉根を寄せてギュッと耐えるように目をつぶる。 ククールは赤くなった目元を拭き、冷たいタオルをしばらくそこにあてがって熱をとる行動をくり返した。 その間も、されるがままでありながらもゼシカはキツく瞳を閉じたままで、 決して目の前のククールを見ようとはしなかった。 一通りの処置が済むと、ククールは頬に触れた手はそのままに、優しい声音でゼシカ、と名を呼んだ。 ゼシカの身体が震えた。ククールは彼女が反応するまで、何度も何度も呼びかける。 やがて、ゼシカは突然横を向き、頬に触れている手を離し ひじでククールを押しのけた。 そして再びうつむき、右手を胸元で握り、もう片手でシーツを強く掴んだ。 「………。―――どう…して」 あんなこと、と。 ほとんど聞き取れないほどの掠れた声に、ククールは少しだけ黙り、静かな表情のまま答える。 「ホントにわからないか?」 その声がとても穏やかで優しく聞こえて、ゼシカは自分がいけないことを聞いてしまったような気持ちになった。 「………わかる、けど」 でも、と、握る手に力をこめる。 「…どうしてあんなに怒ったのか…わからない」 「今も怒ってるよ」 ゼシカは思わず顔を上げてククールを見た。しかし言葉とは裏腹に、彼の表情は風のない波のように静かで。 「………どうして…?」 混乱しているのは自分ばかりで、ゼシカは彼に置いて行かれたような気がして泣きそうになる。 ククールはそんなゼシカをじっと見つめていた。そして、やがて小さな誓いを立てるように、厳かな声で告げた。 「―――ゼシカが大事だからだ」 あまりにストレートな口説き文句にふいうちをくらい、一瞬の間を置いて、ゼシカの頬がボッと赤くなる。 ククールはそんな幼いゼシカに、小さく苦い笑みをこぼした。 「………お前が大事すぎて、大事すぎて、自分でも戸惑ってる」 まっすぐゼシカの目を見つめながら、ククールはゆっくりと己の胸の内を吐露する。 「こんな感情はじめてだからさ。どうしたらいいのか持て余してる」 今まで女の子に対して、守るだの大切だの好きだのと散々口にしてきたものの、 本気でそう思ったことなど一度もなかった。己の存在が常に倦厭されていたあの修道院の中で、 いつでも心を冷たく低い位置に置いて、感情を荒立てたり表に出すことなど、滅多にしなかった。 こんなに心が振り回され制御すらできなくなるなんて、自分でも信じられないくらいだ。 「ゼシカが薄汚い連中に触れられると思っただけで、簡単に理性なんかふっ飛ぶ」 そう言ったククールの目に、ふいに激しい色が宿り、ゼシカはビクリと身体を強ばらせた。 脳裏に急激に蘇る、今とはまるで別人のように自分を手荒く扱った彼の顔。ついさっきのことだ。 思い出すだけで血の気が引くくらい脅えてしまう。 「………でも」 ゼシカは力無く目を伏せた。 「でも、大事だからって………―――あんなことして、いいの?」 その言葉にククールの動きが止まった。 手元のシーツを色を無くすほどに握っているゼシカの指。全身が細かく震えている。 ククールはすっと目を細めた。こんな彼女を見ても、罪悪感のわかない自分が不思議だった。 「………怖かった?」 「………………こわかった………」 当たり前じゃない、という弱々しい呟きに、ククールは自分が彼女にした酷い行いを思い起こした。 謝ってしまえば、いいのだろう。ごめんごめん、なんか我を忘れちまってさ。なんでもするから許してくれよ。 そんな風にいつも通り、手の早い軽薄な男を演じれば、丸く収まるのはわかっていた。 ゼシカも本当はそれを望んでいた。謝ってくれればそれでいいのに。彼が謝って自分は怒り彼にお仕置きして、 それでいつもの2人に戻れる。元通りの自分達に戻れればいいだけなのに、と。 ―――わかっていてもククールは、謝る気にはならなかった。 「………ゼシカが感じた、恐怖とか。脅えとか。それは、オレがいつもいつも抱えてるものだよ」 「え…?」 「お前がいつ危ない目にあうか、ひどい目にあうか、オレ以外の男にカンタンに触られてないか。 お前がそのかわいい顔で、お色気振りまいて街歩くたびに―――オレは怖くて怖くてたまらねぇんだよ」 それを伝えたかった。だからあんなことをした。100回言うより、一度体験した方が身に沁みてわかるだろう、と。 ゼシカが大きく目を見開く。今にも泣きそうに見えて、ククールはそっと目を逸らした。 非道いことを言ったのはわかっている。しかし敢えてそう告げたのは、それが本心に違いないからだ。あの時 月光の下で暴走した自分の心情は今となってはよくわからないが、多分心の底で確かにそう考えたのだ。 他の男の手でわからせるくらいならオレが―――と。 「………嫌ってほどわかっただろ?男と女の力の差が。自分がどれだけ過信してたのか」 ゼシカは歯をくいしばり、俯いた。 ククールは無言で彼女に手を伸ばす。あからさまにビクッと反応し、反射的に引いた身体を許さず、 未だ握りしめられている彼女の手を強引に掴んだ。 袖をまくると、細い手首にうっすらと残る、自分の遺した跡。そこにそっと触れ、慈しむように撫でる。 そこからゼシカの体温が急激に上がったのがわかった。そして、当然のようにククールはその跡に口づけ、 「………『ホイミ』」 肌の上に唇を滑らせながら呪文を唱えると、ほのかな光が拡散し、痛々しい痣が消えていった。 ゼシカは真っ赤な顔でそれを見つめている。 どうしようもなく戸惑っている眼差し。怒るべきなのか、どうすればいいのか、わからないのだろう。 ククールは静かに立ち上がった。ゼシカがハッと見上げる。じゃあな、と告げる背中に、ゼシカは思わず叫んでいた。 「ヤだ…ッ、………ククール!!」 こんなに混乱しているのに、一人にしないで。ゼシカの心は不安と心細さで一杯だった。 しかし、ククールはとても切なそうな微笑を浮かべて彼女を振り返る。 ベッドの上で、自分にすがるような目を向けるゼシカ。 このオレに。―――君に乱暴した、この男に、だ。 あり得ねぇよゼシカ。ククールは心の中で、諦めたように笑いをこぼす。 「………ゼシカをこれ以上傷つけたくないんだよ」 ゼシカは何か言いたそうに口唇を開いたが、ククールは再び背を向け、部屋を出ていった。 取り残されたゼシカは、そっと手首に触れた。今自分が彼に何を言おうとしたのか、自分でもわからない。 ククールに噛まれた首筋がチクリと痛み、瞳を歪めた。
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/6601.html
ゼシカ・ウォン〔ぜしか・うぉん〕 作品名:アクエリオンEVOL 作者名:スパロボあき 投稿日:2012年7月7日 画像情報:640×480px サイズ:103,613 byte ジャンル:[[]] キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2012年7月7日 アクエリオンEVOL スパロボあき 個別せ
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/6431.html
ゼシカ・ウォン〔ぜしか・うぉん〕 作品名:アクエリオンEVOL 作者名:スパロボあき 投稿日:2012年1月19日 画像情報:640×480px サイズ:108,945 byte ジャンル:[[]] キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2012年1月19日 アクエリオンEVOL スパロボあき 個別せ
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/452.html
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/508.html
☆☆☆最初に気づいたのはゼシカ。何か変、何か変、身体が熱い、何これ、意味がわからない、どうしよう、やだ、助けて、やだ、やだ、やだ自分で自分をぎゅうっと力の限りに抱きしめながら、縋るように見上げたそこには。「…ゼシカ?」床に座り込んで足を投げ出して酒を飲んでいたククールは、それまでこれはオイシイこれはニガイと少量ずつ飲み比べをしていたゼシカが、急に黙り込んだのでふと振り向いてみた。そこには。今まで見たことのない表情をしたゼシカが信じられないくらい熱っぽい瞳で自分を見上げていて。その瞬間、つま先から頭まで、凄まじい勢いで血が駆け巡った感覚に襲われた。心臓が ド ク ン と動き、そして…止まった。「……オ、イ?」平静を装って声を出してみたものの、舌が上手く動かない。ゼシカの濡れた瞳、濡れた口唇、薔薇色の頬、絶対的に視界に入りこんでくる胸の深い谷間。気づくと細い白い指が、自分のシャツの裾を震えながら掴んでいた。「…ッ、ク、ク、なに、これ、やだ、ねぇ、…ッたすけ…」どこか舌っ足らずな口調。舌が回らないのは彼女も同じ。その顔を凝視するククールの目は、ゼシカの果実のように可憐で小さな口唇の合間からチラチラと覗き見える、濡れた舌に釘付けになった。「ねぇ…っ!!ククール…!!」固まっているククールに焦れ、ゼシカはさらに身体を彼に近寄せた。投げ出されている長い脚に手をおいて、身を乗り出すように顔を覗き込む。「なんかへんなの…っ!!なに、これ…!?ねぇ、たすけ、クク、わたし、どう…」赤い舌。濡れて、オレを誘っている。その小さく花弁のような口唇の中に隠された、柔らかく蠢くエロティックな粘膜。誘っている。確実に誘っている。頭の中がむちゃくちゃになる。―――待て!そんなわけはない、何を考えているんだ。ゼシカの様子がおかしい、そうだ、ちゃんと答えてやらなければ。何をする気だったんだ、キスの経験もろくにないゼシカに、処女のゼシカに、何をオレは―――その時。ゼシカが小さな手の平には到底収まりきらないボリュームの自分の胸に手を当て、指と指の間に先端を挟みながらわずかに揉みあげ、ぎごちなく蠢かせているのがククールの目に飛び込んだ。―――――-嘘だろ。頭の中でもう一人の自分が驚愕する。呼吸も荒く何かおかしくなっているゼシカは、おそらく自分が何をしているのかの自覚はないのだろう。どうしたらいいのかわからない、ただ身体が勝手に動くけれど、自分が何をしたいのかはわかっていない。だがククールにははっきりとわかった。ゼシカを襲っている凄まじい感覚の正体。本人の意思を凌駕した、強烈な性欲。じゃなきゃ説明がつかない、ゼシカが自分で自分を慰めようとしているなんて――― 脳内でそう言葉にした瞬間、その事実をはっきりと認識して再びドクンと心臓が跳ねた。頭に血が昇る。だめだ、ふざけんなやめろ。何も考えるな、馬鹿な真似はするななぜこんなことになっているのか、ちゃんと確かめないと――このままではゼシカが…ゼシカはオレに、助けを求めて…突然沸き起こった未知の欲望に怯え、その扱いがわからないでいる―――――ここでオレまでがその欲に飲み込まれれば、どんなことになるのか目に見えてるだろう?もう一人の自分がほくそ笑む。頭の中が真っ黒になる。ククールは額に手を当てて苦しげに嘆息した。そうだ、だから、流されてはいけない。オレにはわかる、この欲望を解消する方法が。だからこそ。だから こそ…「…ッはぁ、ねぇ、ククー…ル…たす、けて、おねがい、どうにか、して…」―――完全に無意識の行動だったのだろう。自分がとったその行為の意味が、何を意味するのか…どんな事態を招くのか、全くわからないままに。ゼシカは、ククールの手を取って、自分の大きな胸に押し付けのだ。常にそこにあって、しかし触れたことなど一度もなかった、最高の造形美と感触を誇る彼女の胸。あまりにも柔らかく指に吸いつく、罪深いその感覚がククールの最後の理性をぶち壊した。わかっていた 本当はオレも とっくにおかしくなってる――ククールは己の性を誘惑してやまない強張った彼女の舌を誘い出し、奪い取らんとするかのように吸い上げ、自らの舌で彼女の中を好き放題にかき回した。時折 口唇を放す合間に、ゼシカが自分の名を途切れ途切れに呼ぶのに耐えきれないほど興奮した。今すぐ抱きたい、ゼシカの中に突き入れたい、狂うほどに喘がせて、何回でも出したい。己を咎める声はもうほとんど聞き取れなかった。何かがおかしいのだ、わかってる、でも、抱きたい。抗うことなんか最初から無理だったんだ。これはオレの奥底にずっとあった、汚れた望み。ゼシカを、オレのものにしてしまいたい。美しく真っ白なゼシカを、最初にオレが汚してしまいたい。隠されていたやましい切望はいまやなんの罪悪感もなく行動を促し、取りつかれたような激しいキスを続けながら、手は服とビスチェを強引にずり下げ、露わになった彼女の胸を荒々しく揉んだ。「あっ、あっ、あっ!クク、わたし、アッ、…ッン、クク…ねぇ、おねが…イ…ッ」ゼシカは、今自分を襲っている凄まじい感覚が性感だということを理解していない。ただ口の中を蹂躙される心地と、弄られている胸からこみあげる、泣き出したくなるような全身を駆け抜ける刺激こそ、今の自分が狂おしいほどに求めているものだと朧げにわかるだけだ。ククールは蛇のようなゼシカの舌の誘惑から逃れると、待ち焦がれていたかのように張りつめ震えている、彼女の胸の頂きに躊躇なく噛みついた。 ゼシカが声にならない悲鳴をあげる。全身が跳ね、硬直する。口と指先と手の平全体で両方の乳房をまんべんなく捏ねまわしながら、ククールは片方の手をもう一つの目的のために動かしていく。コルセットの紐をほどき、緩んだスカートを徐々に、そして大胆に剝ぎとり、エロチシズムを感じさせる黒いタイツも抜き取って、ゼシカがまるで気付かないうちに、彼女の下半身を下着だけにしてしまった。未だいじめられ続けている胸への責めに、ゼシカは意味をなさない喘ぎをこぼし続けている。そしてのしかかるククールの足の下で、しきりに両腿をこすりあわせているのを視界の端に見て、ククールはニヤリと笑った。「…ゼシカ…。気持ちいい…か?」「は…あ、や、ン…な、に…?ッ、ヤだ、ククール…やめな、いで…ッ」「ずっと、ココだけ弄られてたい?」ギュッと先端を掴まれて高い悲鳴があがる。「ココだけでいい?他に触ってほしいとこ…あるだろ?」「や、なに、わか、んな…」ククールはピッタリと閉じ合わされたゼシカの膝を左右に強引に割った。ゼシカが混乱しつつも羞恥におののくのがわかる。何もかもが隠すことを許されず剥き出しで、男の視界に晒される。性感を得るのもはじめてなはずなのに、異常とも言えるほど濡れそぼっている身体の中心。ゼシカは足を広げられ、はじめてそれを実感させられた。卑猥な音すらさせて蠢くソコが、なぜこんなに濡れているのか理解できない。―――ただ、晒されたこの場所を意識した瞬間、欲望の根源をそこにはっきりと感じた。「―――ッッ!!!!ククール…ッッ!!!!」悲痛で切ない叫び声と同時に。待てなくなったククールが、再び口唇を激しく奪いながら、下着を剥ぎそこに指を突きいれる。「――――ッッアァ……ッッ!!!!」はじめて異物の侵入を許したその場所は、もはやなんの痛みも伴わずに十分すぎる潤いを保ちながら、ククールの増えていく長い指をどんどん飲み込んだ。そしてゼシカの汚れを知らないその場所がククールの凶器によって犯されるまで、時間はかからなかった。お互いの病的な息遣いと、呼び合う名前と、水音以外に、もう何も聞こえない。予期せぬ事態により身体の性感を極限まで高められてしまった2人は、今や達しても達しても泉のように湧きあがってくる性欲を発散させるだけの生き物となっていた。―――それでも。少なくとも男にはわかっていた。これがどんなに罪深い行為なのかということが。罪は深ければ深いほど、蛇の誘惑は狡猾で、楽園の林檎は甘い。罪と知っていても。のちにどれほど後悔することになろうとも。2人はお互いを抱いたその腕を、最後まで解こうとはしなかった。