約 3,983,128 件
https://w.atwiki.jp/dragonica/pages/59.html
本日 - 人、合計 - 人、昨日 - 人、更新日2010-09-23 育成指南 LV20まで 基本職の育て方 スキルに関して戦士 魔法使い 弓使い 盗賊 金策について ボス攻略狼系竜巻 タックル 盗賊系タックル 斧投げ 回転 その他キャラ作成について プレゼント箱について アイテムの解体 質問等コメント欄 基本職の育て方 チュートリアルは必ず受けること。 LV20まではクエを必ずこなしながらやること。死なずにクエを完了すれば、ちょうどLV20になる。 主な攻撃方法としては 戦士 カットダウン⇒ストームブレイド 魔法使い 仲間にスローヒール 通常攻撃連打 盗賊 エアランチ⇒エアラッシュ 弓使い ライジングアロー⇒アンチエアショット を使用して、雑魚敵を倒していく。 上記のことを行っていれば、大体7,5h以内にはLV20となる。 ※ドラゴニカではLV差が15以上離れると経験値が入らない為、高LVの人と一緒にやっても意味がない。 LV20からは、クエストをこなしつつ、LV24から出る一日クエをこなしているとLV35までは簡単になれる。また、アルビダからはF6(防衛ミッション)がある為、4人PTでこなすと経験値が入りやすい。 ボスの攻略に関しては、下記を参照しながら戦うといい。 スキルに関して 戦士 ブローLV1 カットダウンLV1 ストームブレイドLV5 初心者に関しては、 エアランチLV3~5 ハンマークラッシュLV1~5 フレームハンマーLV1~5 などを覚えると楽に戦える。 戦い方としては、打ち上げてストームブレイドという戦い方と、 ハンマーを振りまわして戦う方法がある。 ハンマーに関しては、1次職から滅多に使用しない為、打ち上げて戦うスタイルに慣れることをお勧めする。 魔法使い コンセントレーションLV5 スローヒールLV5 を覚え、PTメンバーにスローヒールをかけながら、通常攻撃の連打で後方から戦う。 コンセントレーションに関しては、知力が上昇する為、通常攻撃の攻撃力が格段に変わる為、 LV5必須で覚えるのがよい。 弓使い ライジングアローLV1~3 アンチエアショットLV5 ショットダウンLV3 を覚え、主にライジングアローで打ち上げ、その後にアンチエアショットを打って 敵を殲滅する方法がいい。 また、つい先日のスキル調整でショットダウンが強化されている為、ボス戦などでは 接近して全発当てることで、かなりのダメージ元となる。 転職してからもかなり使え、MP消費も低い為、LV3まで習得することをお勧めする。 また、ラピッドステップLV5を覚えることで、ダッシュジャンプほどではないが、かなり歩く速度が変化する。 必要ないと言えば必要はないが、弓使いであれば歩く速度が速いというのはメリットになる為、 覚えておくといいかと。 盗賊 エアランチLV5 エアラッシュLV5 初期職の中で一番大変なのがこの盗賊。 スキルの中でボス戦のダメ―ジ元になるようなスキルがなく、通常攻撃を連打しているのが一番のダメージになる。 雑魚敵を倒す際には、 エアランチ⇒ジャンプ⇒エアラッシュ という形になる。 また、PVPでは役に立つ、ロケットパンチをLV5まで覚えることも良いかと・・・ 金策について 手に入る装備品などを分解してソウルにする、または武器パウダーをOPMKで売るのがいい。相場などに関しては、OPMKの状況を見て判断すること。大体の値がソウルが10~20銀、武器パウダーが10~20金となっている。 課金が出来るようであれば、アバコインを購入し、ルーレットを回すのがいい。ノーマルのアバターに関しては大体300金で売れ、レアのアバターに関しては2000金前後行くこともある。 ※見ず知らずの他人にクレクレ行為をするのは、やめましょう。 そんなことをしてお金を手に入れてもゲームとして楽しくなくなるでしょう。 ボス攻略 狼系 初めて会うボスの狼。 攻撃を見切れば、まったくダメージを食らわずにクリアすることも可能。 特に以下の攻撃に気をつけること。 竜巻 上記の画像のように、予備動作を行った後、遠距離へ竜巻を飛ばしてくる。 上の画像のような動作をしたら、狼の横一列から離れるのがいい。 タックル 狼が足で地面を何度か蹴った後、正面に向かってタックルをしてくる。 この動作をしてきたら、即座に狼の横から離れ、上か下へダッシュして逃げるのがいい ※SSが上手く取れませんでした 盗賊系 盗賊系のボスとして、サンカ、クンカの二人がいる。 特にクンカのほうは、ダメージが大きく気をつけないとすぐに死んでしまう。 攻撃前の予備動作をよく見て、安全に攻撃すること。 タックル 上記の画像のように、足踏みをしてから前方へタックルをしてくる。 この行動をしてきたら、即座に上か下へ逃げること。 斧投げ 前方へ斧を投げてくる。 振りかぶってから投げてくる為、相手の行動をよく見てれば当たらない。 回転 盗賊系のボスで一番気をつけるのは、この回転攻撃。 サンカに関してはそこまで強くないが、クンカに関しては回転時間が長く 一度ハマったらそのまま死んでしまった・・・ということも多々ある。 上記の画像のようにボスが予備動作を起こしたら、即座にダッシュジャンプをして逃げること。 万が一、ハマってしまった場合はプレゼント箱から手に入るHPエタニティPOTを使うと 死なないで済む。 その他 キャラ作成について #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (キャラ作成.JPG) 自分の分身となるキャラクターの作成画面となります。 自身が得意とするプレイスタイルから選ぶといいと思います。 接近戦が好き戦士・盗賊 遠距離が好き弓使い・魔法使い プレゼント箱について #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (スタート2.JPG) まず、キャラ作成時にチュートリアルを受けましょう。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (スタート3.JPG) チュートリアル後に、プレゼント箱がもらえます。 このプレゼント箱は、チュートリアル後、LV5、LV10、LV15、LV20と 5回アイテムがもらえます。 このプレゼント箱からは、復活の羽や、テレポカード、1.2倍経験値UPPOTなど、 便利なアイテムが入っています。 アイテムの解体 いらない装備を解体することでソウルにすることが出来る。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (解体.jpg) アイテムの装備欄の左下にアイテム分解というものがあるので、 そこをクリックするとアイコンが変わる。 その状態で霊力のあるアイテムをクリックして壊すことで、ソウルが出来る。 質問等コメント欄 名前 コメント Copyright ©2009-2010 一口茶屋 All Rights Reserved. Copyright c 2009 Barunson Interactive Co., Ltd. All Rights Reserved. Copyright c 2009 NEXON Co., Ltd. All Rights Reserved.
https://w.atwiki.jp/dq_mbr/pages/473.html
ドラゴンゾンビ HP ちから かしこさ みのまもり すばやさ 生息地 回避率 861 91 2 106 11 荒野/山 ★ 属性耐性 つよい 暗黒・打撃・炎・灼熱 よわい 光・風・爆発 状態異常耐性 つよい 精神的行動不能、マヒ、呪い、かわいいおどり、さそうおどり、あまい息、スウィートブレス、マネマネ、バシルーラ、みわくの眼差し よわい ラリホーマ、呪文守備力ダウン、すばやさダウン、マホトーン、モシャス 技名 属性 対象 威力 補足 ホネの雨 打撃 敵単体 ★★★ 物理・会心★ ボーンネイル 打撃/マヒ 敵全体 ★★★★ 物理バトルマスター専用技 いてつく風 暗黒 敵全体 ★★★ ブレス 特徴 HPとちからとみのまもりが高いため扱いやすい。 ドラゴン属性ゆえ秘剣ドラゴン斬りやドラゴンキラーの竜滅拳に弱く、対人戦では注意が必要。 いてつく風は名称で勘違いしやすいが氷属性を持たない。 かしこさがものすごく低いので対呪文戦(きとうし等)にはめっぽう弱い。 しかし、打撃に強いのは頼りになる。
https://w.atwiki.jp/iosdswiki/pages/101.html
クリムゾンドラゴン希少種 属性:火 レベル:1~10 HP:~ 出現場所:全フィールド 弱点: サイエンスブラスト(爆破試験管、アルケミストシリーズの武器スキル) バインドショット(ガンナーのカードスキル) 禁断魔法ギルティ(魔導士のカードスキル) 部位破壊:可能 報酬ゴールド:~ 宝箱(赤): 黄金版各種 宝箱(青): クリムゾンドラゴンの竜石 強化クリスタル(レベル10のみ) クリムゾンドラゴン シルバーベビードラゴン(火) ドラゴンスフィア 小さなメダル バハムート 宝箱(緑): 虹色版各種 特徴: レアドラゴン(制限時間30分) 倒すたび(自発のみ)にレベルが上がる ~を睨んだ→次ターン対象に突進(大ダメージ) 体制を整えた→クリムヒート(大ダメージ&クリムゾンドラゴンの攻撃力アップ)
https://w.atwiki.jp/smithkeion/pages/825.html
セブンスター 概要 入学を皮切りにコロコロ髪色が変わるようになった。 茶色→黄色→ピンクと変わっているので多分サイヤ人 次は水色になるぞ!期待しておこう!! 夜中にバイトからのオールで学校向かってくるヤバい奴 急な無茶振りにも対応してくれるノリのいい子。 話に困ったらとりあえず呼んでみよう
https://w.atwiki.jp/syounennyanngasu/pages/20.html
竜の姿(またはそれに近い姿)をしたモンスター。炎などのブレス系の攻撃を持つものが多く、能力も高いため、頼りになる。 アイスピックル? クローハンズ? オーシャンクロー? いばらドラゴン? 樹氷の竜? ドラゴンブッシュ? ドラゴン? キースドラゴン? ダースドラゴン? ダッシュラン? テラノライナー? ヘルジュラシック? デンデン竜? ドラゴンバゲ-ジ? ボボンガー? メラリザード? ベビーニュート? ドラゴンキッズ? メタルドラゴン? メカバーン?
https://w.atwiki.jp/7thd/pages/6.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/7thd/pages/8.html
動画(youtube) @wikiのwikiモードでは #video(動画のURL) と入力することで、動画を貼り付けることが出来ます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_209_ja.html また動画のURLはYoutubeのURLをご利用ください。 =>http //www.youtube.com/ たとえば、#video(http //youtube.com/watch?v=kTV1CcS53JQ)と入力すると以下のように表示されます。
https://w.atwiki.jp/side3oyajisyoutai/pages/13.html
育成枠とは? 育成枠とは一緒に楽しんでいける厚みのあるTH8以上の中堅層を育てるために考えられたシステムです 育成枠に当たるTH7以下の方は援軍寄付は不要です ただし 援軍をもらう数に1リーグに500以上というノルマが課せられます 攻撃毎に強い援軍を使用してガンガン略奪し 他所のクランに所属している方よりも早く村を育てていきましょう そして育成枠を卒業したら今度は援軍を配る側になってください また 育成を目的としている以上、意思の疎通は絶対条件です 意思の疎通ができないと判断された場合は普通にクレクレ君とみなして粛清の対象となります 育成枠がしっかりと機能することによりクラン対戦のマッチングにも好影響があります ここでは詳しくは割愛しますが 育成枠以外のメンバーにも恩恵があるシステムといえます し -- 具志キヤノン (2015-06-27 17 22 44) ジークジオン -- 具志キヤノン (2015-06-27 17 24 49) ジークジオン! -- キノコ制覇 (2017-03-21 14 53 51) ジークジオン! -- h/k (2020-05-08 19 25 21) 名前 コメント 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: -
https://w.atwiki.jp/7thd/pages/27.html
スキル一覧 剣マスタリ系 キーンエッジ 敵単体に中ダメージ 剣を鋭く振り敵を切り裂く攻撃スキル ラッシュエッジ 目標敵と左右の敵に中ダメージ 3体の敵に一度に斬りかかる攻撃スキル グランドバスター 敵全体に中ダメージ 大地を駆け敵全体を一戦する攻撃スキル ブラッドブレード 敵単体に小ダメージ+まれに出血 敵の弱点を狙って斬りつける攻撃スキル アタックキル 敵単体に小ダメージ+攻撃力ダウン 敵の武器を狙って切り裂く攻撃スキル ファングブレード オフェンシブ時発動中+まれに麻痺 剣を回転させ敵の神経を狙うスキル エレメントフォロア デフェンシブ時発動 属性ダメージ 味方の攻撃魔法と同時に斬る攻撃スキル ヘキサスパイク 敵単体に特大ダメージ 剣を連続で6回斬る伝説の攻撃スキル 斧マスタリ系 パワークラッシュ 敵単体に大ダメージ 力をためて敵を切りつける攻撃スキル バランスキル 敵単体に小ダメージ+状態異常率アップ 正中線を叩きバランスを崩す攻撃スキル ディフェンドキル 敵単体に小ダメージ+防御力ダウン 敵の防具を狙って叩き壊す攻撃スキル パージ 一定LIFE以下の敵を確実にしとめる 弱った敵を一撃で粉砕する攻撃スキル シールドアクス ディフェンス時発動 自ダメージ軽減 斧を盾のように構え攻撃を受け止める スタンバッシュ 敵単体に中ダメージ+敵の行動を最後に 斧の柄で敵を吹き飛ばす攻撃スキル アローフォロア ディフェンス時発動 単体大ダメージ 味方の矢と同時に斬りかかる攻撃スキル タイダルウェイブ 敵単体に特大ダメージ+まれに技不能 上空から突撃する伝説の攻撃スキル その他系 ベルセルク 攻撃力大アップ+出血 血を吹くほど全身に力を込める体術
https://w.atwiki.jp/nanadorakari/pages/35.html
1. その日はとても月の綺麗な夜でした。 ここはカザン近くの海辺です。 西の海へ傾いていく月を眺めながら私はぼんやりしていました。 さっきまでカザンの酒場で、いつもの通りみんなとお酒を飲んできたところです。 すっかり酔った私は、夜風にでも当たりながらのんびりしたいと思って酒場を抜け出してきたのでした。 今日は少し飲みすぎました。 だんだんと頭がぼんやりしてきて気持ち良いような… だんだんと胃から内容物が逆流してくる感覚が気持ち悪いような…。 今日は月が綺麗なので、もうさっさとその辺りの岩影にでも胃の中身を吐いて、月明かりを浴びながら寝てしまおうと思いました。 思っていた以上に飲んでいたようです。 ぼんやりしているうちに、かなり酔いがまわったようで目がまわります。 私はよろよろと立ち上がり杖で身体を支え、大きな岩の方へ向かいました。 さぁ、吐くぞ〜っ…。 …しかし、胃の内容物は喉の辺りからゆっくりと胃へ戻っていきます。 まわっていた目もすっかり元通り、頭も急にスッキリしました。 それは、私の目の前のもののせいです。 それは一人の少女でした。 その少女は私が吐こうとしてた岩の影で横になっていました。 少女がこんな時間にこんなところで寝ているのも去ることながら、少女はお腹から血を流していました。 少女のお腹の辺りの砂は、すっかり血が染み込んで赤黒く染まっています。 …私は医者です、ヒーラーです。 こんな大怪我してる少女を放っておけませんでした。 「大丈夫っ!?」 私は少女の頬をぺちぺち叩き、服をめくりあげてみます。 ざっくりと切れた少女のお腹「いや、じゃないの。このままじゃ死んじゃうわよ」 私はささっと応急処置をしてあげました。 それから少女を抱えてカザンへ歩き始めました。 2. 私はカザンの診療所に少女を届けました。 それからふらふらとギルドハウスへ戻ります。 「ただいま…」 もう、みんな寝たかな?…と音を立てないように扉を開けます。 返ってきたのは「おかえり〜」という元気な声。 見ればハルカラちゃんがお酒を片手に手をぱたぱた振っています。 その足元にはモモメノちゃんが痙攣を起こしながら倒れていました。 酒場でさんざん飲んで来たのに、また飲み直していたようです。 私はしっぽを振りながら近づいて来たポチをもしゃもしゃ撫でてから、テーブルの上の水差しを取ります。 「途中でいなくなっちゃって、どこに行ってたのかにゃ?」 ホッケをつつきながらハルカちゃんが言います。 私は水をぐっと一飲み。 お水美味しい。 「海まで、夜風に当たりに行ってたの」 「にゃい。戻って来ないから心配してたんだよ、にゃい」 「ごめんね」 ホッケをつつきながらハルカちゃんが言いました。 そっか、心配してくれてたんだ…。 勝手に出てきて悪いことしたなぁ。 「ところで」 ハルカちゃんがホッケを置きました。 「誰か抱えて街に入って来たけど、あれは一体だれなのかにゃ? にゃい」 いつの間にか見られていたようです。 ハルカちゃんのルシェ耳はよく聞こえるそうなので、私の足音がギルドハウスを通りすぎて行くのに気づいたのでしょう。 ハルカちゃんは私の答えを待たずに、再びホッケをはもはもし始めました。 「海の方で女の子が大怪我をしていたの。診療所まで運んでから帰って来たのよ」 「そうだったんだ、にゃい。もっちゃんは良い子だねぇ、にゃい」 ハルカちゃんはにゃはははとご機嫌に笑いました。 私は「おやすみなさい」と言って寝室へ向かいます。 モモちゃんはまだ痙攣中です。 「にゃい。もう寝るのかにゃ? 話し相手になってよー…にゃい」 ハルカちゃんが少し寂しそうでしたが、私はもう寝ます。 ニアラを討伐、そして裏ダンジョン攻略…。 …あれから一年半。 しばらくの間は英雄だとちやほやしてもらっていましたが、さすがに今では平和過ぎてかえって暇なのでした。 世界各地のダンジョンも全て回り尽くしたおかげで、新しい冒険はありません。 おかげで私達は毎日、酒場に入り浸る日々を過ごしていました。 4. 朝です。 私がお茶を沸かしていると、みどりさん(ナイト)が帰ってきました。 剣や盾を置いて、ガチャガチャと鎧を脱いでいます。 真面目なみどりさんはドラゴンがいなくなった後も、毎日早朝特訓を欠かしません。 「ドラゴンがいなくなったからって、みんな怠けすぎよ」 みどりさんが言いました。 「みどりさんはいつも頑張りますね」 「それはそうよ。私は姫を守らなきゃならないんだから…。…ああ、姫、姫っ! ああ〜…可愛い…姫、可愛いなぁ…」 みどりさんはモモちゃんが大好きです。 その守るべき主人であるモモちゃんは、昨夜と同じ場所で痙攣していますが。 私は卵をフライパンに落としながら言います。 「とりあえず、朝ごはんにしますね。ハルカちゃんを起こしてきてもらえますか?」 「わかったわ。ところで姫はどこに行ったんだろう?」 足元で痙攣しているモモちゃんに気付かないまま、みどりさんは寝室へ入って行きました。 やがて、寝巻のままのハルカちゃんが目をこすりながら「にゃい、おはよう…」と顔を出しました。 椅子に座って「にゃわわゎゎ…」と眠そうにあくびをしています。 そんなハルカちゃんの前に目玉焼きを置きます。 ハルカちゃんは眠い目をこすりながら、いつものように目玉焼きを指でつまみます。 そのまま口に持っていって、とろける黄身と固まりかけた黄身の合わさる味覚に「ふにゃ〜…」と至福の一時を味わうのです。 …まあ、今日は残念ながら途中で黄身が潰れてしまい、少し涙目でみゃうみゃう泣いていますが。 「姫っ、いつまでも痙攣していないで。朝食ですよ」 みどりさんがモモちゃんを椅子に座らせました。 モモちゃんはテーブルに突っ伏し、「気持ち悪いよぅ、頭が痛いよぅ…」と元気がありません。 ハルカちゃんに相当飲まされたようです。 「そうだ。朝食が済んだら私、出掛けてくるね」 私は言いました。 みんなが「どこへ行くの?」と言っていますが、内緒です。 やっぱり、関わってしまったからには気になるんです。 昨夜の女の子はどうしただろう。 6. 眩しい朝日の中、私はわっせわっせと診療所へ向かって歩いています。 にぎやかなカザンの大通りですが、やっぱり朝だと人もまばらです。 酔ったまま道で寝ていた人も目を覚まし、街の出口へゆっくり歩いて行きます。 宿屋の前では数人集まって本日の行動を確認しているギルドの姿。 どうやら新人ギルドのようで初々しいです。 そんなみんなが朝日に負けないくらい眩しく輝いて見えたのでした。 …今の酒場に入り浸りの私達とはえらい違いです。 それはさておき、私は診療所までやって来ました。 コンコンと扉を叩いて中へ入ります。 「おはようございます」 「あら、モルさん。おはようございます」 「あのー、昨夜の女の子は…?」 お医者さんはにっこり笑い「大丈夫ですよ」と言いました。 「今はよく眠ってるから、お話したいのでしたらお昼過ぎが良いわね」 「いえ、大丈夫かなぁ…って気になってただけですので。大丈夫なら安心しました。彼女によろしくお伝えください。ではー」 私はぺこりんとお辞儀をしてから診療所を後にしました。 7. 診療所からの帰り道。 ふらふらとした足取りで歩いていたモモちゃんを見つけました。 どこへ行くのか聞いてみると「ウサちゃんの足が取れちゃった…」と、白い糸を買いに行く途中とのこと。 私も一緒について行き、糸を買うついでに雑貨屋さんを見てまわったり、露店で売っているお菓子を買ったりしながらギルドハウスへ帰りました。 ハルカちゃんは自分の剣をふーふーしながら磨いています。 そして私達を見るなり、ふんかふんかと鼻を鳴らします。 「あー、ずるいっ。二人して何か美味しいもの食べてきたでしょ。にゃい」 「鼻が良いわね」 「僕もついて行けば良かったな。にゃい」 「わかったわ、お昼の用意するから」 私は台所に向かいます。 何もない、いつも通りの日。 …私は思っていたことをポツリと言いました。 「ねぇ、ハルカちゃんとモモちゃん」 「にゃい。何かな? にゃい」 「たまには何か依頼でも受けて来ない? 毎日ご飯食べて、お酒飲んで、寝るだけじゃ…さすがに堕落するだけだと思うの」 ハルカちゃんは「にゃはは」と笑いました。 「良いよ良いよ。たまには身体動かさなくちゃね、にゃい」 「…うう、私は家にいたい…」 8. 午後。 私達はクエストオフィスで一件依頼をもらいました。 もう暗くなり始めていたので、その足でギルドハウスとは反対の方へ足を進めます。 私達はいつもの酒場、六花亭へやって来ました。 これからお酒を飲みながら久しぶりの依頼達成の為の会議です。 お酒を飲みながら、というのが、いかにもだれてますけど。 「いらっしゃい、ゆっくりしていってね!」 ウェイトレスのかりゆさんが、いつもの席へ案内してくれます。 私達はワイワイと席につき、ビールとエビフライを二皿注文しました。 「あとホッケ」 ハルカちゃん、ホッケ好きだなぁ。 先にビールが運ばれてきたので、みんなで乾杯をしてから依頼書に目を通します。 『最近、バロリオン大森林に凶暴なモンスターが出るので退治してほしい』 これはミロスよりの公式な依頼…というよりミッションでした。 ハルカちゃんは「にゃい。楽勝楽勝、にゃい」と余裕です。 モモちゃんは「…おうちかえりたい…」と涙ぽろぽろ。 …そこへエビフライが運ばれてきました。 二皿とも数本ずつエビフライが減っていますが…まぁ、いつものことです。 私が至高のエビフライを一本つまみ、口に入れようした時でした。 9. 「モルさん、いますか?」 声のする方を見てみれば、診療所のお医者さんが階段のところでキョロキョロしていました。 私はエビフライをさっくりと一口かじってからパタパタと手を振ります。 お医者さんは私を見つけて近寄ってきました。 「ごめんね、せっかく楽しんでいるところを」 「いえ、まだ飲み始めたばかりですから。ところで、わざわざ私を探しに来るなんて何の用です?」 ホッケが運ばれてきました。 ハルカちゃんは「にゃいにゃい!」と嬉しそうに騒いでいます。 それを横目に見ながらお医者さんが言いました。 「昨夜、貴女が運んできた女の子なんだけど」 「…何かあったんですか? 急に容態が悪くなったとか?」 「大丈夫、回復に向かっているから。その彼女がね、どうしても貴女に会いたいって言うの」 「私に?」 …さぁ、どうしよう。 私は放っておけなくて助けただけだし、回復に向かっているなら安心して元通りの他人同士になろうかと思っていたのに。 ハルカちゃんはホッケをはもはもしながら「行っておいでよ、にゃい」とニコニコ。 モモちゃんはお酒を煽りながら涙をぽろぽろ流していて、たぶん話なんか聞いてなかったでしょう。 10. 夜になって、カザンは昼よりもにぎわっていました。 その日の手柄を自慢し合う人達、遠くから初めてカザンにやって来て目を輝かせている新人冒険者…。 そんな人達でにぎわう大通りから外れて診療所の前までやって来ました。 お医者さんが扉を開けて、私を中へ促します。 中へ入ってみると、ベッドの上に昨夜の女の子がちょこんと座っていました。 私は笑顔で近づきます。 「こんばんは。もう起き上がって大丈夫なの?」 女の子はにっこりして頷きます。 それから「ありがとう」と言いました。 「どういたしまして。あんな大怪我して、一体何があったの?」 女の子は何も言いません。 言いたくないのを無理に言わせるのも可哀想です。 私は話題を変えました。 「あなた、お名前は?」 「…」 「お名前…」 「…」 …名乗ってくれません。 名前も教えてくれないなんて。 すると女の子はもぞもぞと言いました。 「…名前なんて無いの」 「名前が無いの…?」 「うん…」 さぁ、困った。 よほど複雑な事情の子を拾ってしまったようです。 「ずっとこんな感じなんですよ。名前も無いって言うし、どこから来たのかもわからないって…」 11. 「それで悪いんだけどね…しばらくこの子を預かってもらえないかしら?」 「えっ!?」 「貴女達のところなら安心だし、なによりこの子が貴女になついてるみたいだから」 いつの間にか女の子は私のスカートをつかんでいました。 ぎゅっと握りしめていて離してくれません。 「…仕方ないかぁ。これも何かの縁ね」 私はしばらく、この女の子を預かることにしました。 …さすがにこの子を連れて六花亭へ戻るわけにもいかないし、ギルドハウスへ帰ろうかしら。 するとそこへ、ちょうど日々の野外鍛練から戻ってきたみどりさんとすれ違いました。 「あ、みどりさん。おかえりなさい」 「ただいま…あれあれ、どうしたの? 可愛い子を連れて…」 12. 「にゃい、かりゆさん。この子にジュースとホッケね。にゃい」 …結局、この子が一緒に行きたいと言うので六花亭まで戻ってきてしまいました。 ハルカちゃんはずいぶん気に入ったらしく、さっきから女の子を離しません。 みんな、この子をしばらく預かることを快諾してくれました。 今日は帰ったらお布団用意しないとなぁ。 「ほらほら、ホッケばかりじゃ飽きるわよ。はい、エビフライ。美味しいよ」 かりゆさんが女の子の前にエビフライの皿を置きました。 ついでに一本つまんで去って行きます…。 「それにしても、この子は何て呼べば良いの?」 みどりさんが言います。 …確かに、名前が無いと不便です。 「にゃい。じゃあホッケちゃんにしよう。にゃい」 「モルさんになついてるんだからミニモルさんにしよう」 「え」 ハルカちゃんが出してた案を華麗にスルーして、みどりさんが勝手に決めてしまいました。 何だかミニモルだと恥ずかしいので、せめてミニモちゃんと呼ぶことにしました。 「にゃい。モモちゃん、遠慮してないでホッケどうぞ。にゃい」 「うう…もうホッケは飽きたよぅ…」 ハルカちゃんは今日もモモちゃんを潰す気です。 13. 深夜のギルドハウス。 今日はお酒をほどほどにしておいた私は、みどりさんと一緒にハルカちゃんとモモちゃんを運んできました。 「にゃい。まだのめるよ…にゃい」 「ダメ。自分で歩けないくらい酔ってるんだからダメ」 「にゃい。ホッケ…」 「うぅ…もうやだ…鬱…」 「姫もさっさと寝てくださいっ!」 私達は二人を寝かしつけ、ソファーに腰かけます。 ミニモちゃんは私の横にちょこんと座りました。 「あなたももう寝なきゃ」 「ううん、眠くない」 ミニモちゃんはにっこりと笑いました。 私とみどりさんは「やれやれ」と笑い合い、「眠くなったら、私のベッドに来なさい」と言っておきました。 「ところでモルさん。この子は昨日、すごい怪我してたんでしょう? こんなに連れ回して良かったの?」 「うん、私も最初はおとなしくさせようとしたんだけど…。お腹の傷が広がらないか、見てみたの。そうしたら…」 「そうしたら?」 「…お腹の傷が、綺麗に無くなっていたの。跡すら無くて、まるで最初から怪我なんかしていなかったように…」 もちろん驚きました。 きっとお医者さんも「この子はただの女の子じゃない…」と知り、私に預けたのかもしれません。 14. 朝。 私がもぞもぞと目を覚ますと、横にはミニモちゃんが寝ていました。 昨夜は私とみどりさんが寝ようとしてた時でも「眠くない」と言ってた起きていたので心配でしたが。 私がリビングへ行くと、あんなに酔い潰れていたハルカちゃんがピンピンしています。 剣の整備をしていました。 「にゃい。もっちゃん、おはよう。にゃい」 「おはよう…早いんだねぇ…」 「にゃい。今日からミロスへ出発だからね、武器も整えておかないと。にゃい」 私はいつものようにお茶を沸かして、フライパンに卵を落とします。 ずっと続いてきた、何も変わらない朝の光景は今日から数日間お別れです。 私達は昨日受けた依頼を片付けに、早速久しぶりの旅に出るんです。 「カザンから離れるのなんて、いつ以来だろうね」 「にゃ~に。さっさと用を済ませて帰ってきて、かりゆさんとこでお酒とホッケ。にゃい」 「ずいぶん余裕ねぇ」 そうしているうちにみどりさんが早朝訓練から帰り、モモちゃんも「行きたくない…手首切りたい…」と起きてきました。 行きたくない割にはしっかり荷物をまとめて準備万端なのが可愛いです。 「さぁて…ご飯だし、ミニモちゃんも起こさないと…」 15. 「むにゃむにゃ…」 ミニモちゃんを起こして来たのは良いんですが、かなり眠そうです。 だから早く寝なさい、って言ったのに。 「眠くなかったの…」 「眠くなくても寝なきゃダメよ」 みどりさんがミニモちゃんをわっしゃわっしゃと撫でて言います。 「お布団に入って羊さんを数えていれば自然と眠くなるわ」 「にゃい。羊かぁー…食べたいなぁ、にゃい」 「ちゃんと朝食は食べようね。目が覚めないわよ」 ここでミニモちゃんが目玉焼きをわし掴みにして、みどりさんに「ハルカラさんのマネしないで、フォークを使いなさい」と注意されています。 フォークを持たされるものの、手付きがぎこちない…。 そういえば昨日もエビフライやホッケを手づかみで食べてたなぁ…。 もしかしたらフォークとか使ったことがないのかもしれません。 「ミニモちゃん。私達、今日から数日間留守にするから、その間は自由にこの家を使ってね。帰ってきたらフォークの使い方を練習しましょう」 私は言いました。 するとミニモちゃんはふるふると頭を横に振ります。 「わ、わたしも一緒に行くよ…」 「ダメよ、危ないもん」 「でもー…」 …困ったなぁ、どうしよう。 16. 昼過ぎ。 私達はカザンとミロスをつなぐ橋を渡っていました。 「これなら夕方には到着するわね」 モモちゃんと手をつないだみどりさんが言いました。 モモちゃんはみどりさんから離れようとしません。 仲が良くて微笑ましいです。 「にゃい。もっちゃん、お昼だね。お腹空いたよ、にゃい」 「それじゃあ、お昼にしましょうか…」 ちょうど良い木陰を見つけ、そこにみんな腰を降ろします。 私はカバンからサンドイッチを出してみんなに配りました。 「にゃい。ホッケが良かったなぁ…にゃい」 「このホッケねこ!」 いつものようにワイワイしながら食べます。 私達を眺めながらミニモちゃんも「おいしい」とサンドイッチを食べていました。 …そう、結局は連れてきてしまいました。 「一緒に行きたい…」とスカートを離してくれなかったので。 「本当は心配だったんでしょ? 母性本能だわね」 「にゃい」 みどりさんやハルカちゃんがニマニマ微笑んでいます。 …まぁいいか。 日頃から何かと鬱なモモちゃんも、ミニモちゃんと一緒にいると和むようです。 「…ぅぅ、ミニモちゃんの前では手首切らないよ…」 それは良かった。 お昼を済ませ、すぐ出発しました。 久しぶりの遠出ということもあり、みんな少しはしゃいでいるようでした。 ミロスに到着し、宿を取ります。 みどりさんとモモちゃんで一部屋、私とハルカちゃんとミニモちゃんで一部屋を取りました。 その30分後、夕飯に行く約束をしといたので、私はみどりさんとモモちゃんを呼びに行きました。 「みどりさーん」 「ぅぅ、ミニモちゃんと一緒の部屋が良かったよぅ…ぅぅ…(さくさくさくさく)」 「姫っ……ぁあ…っ! ひめっ……ひめぇっっ! …んっ…んんぅっ(くちゅくちゅ)」 部屋を開けてみればモモちゃんがリストカット、みどりさんがそれを見ながら自慰にふけっていました。 私の後ろからそれを見たミニモちゃんは恥ずかしそうに目を伏せました。 すでに見慣れている私は二人に「ご飯に行くから早く準備して」と言って扉を閉めました。 素晴らしい騎士と姫の主従関係です。 …ただ、普段は真面目なみどりさんだけに、ミニモちゃんが受けた精神的ショックは意外と大きかったでしょうね。 そして夕飯を済ませた私達は、さすがに今日は飲み過ぎず、おとなしくベッドに入りました。