約 4,199,913 件
https://w.atwiki.jp/jiisan/pages/61.html
免疫のルーツは何かということを考えてみました・・・ 免疫の定義というと難しくなりそうですが、簡単にいうと、多細胞生物が、微生物などの体内への侵入、また体内での繁殖に対抗する手段とかんがえればよさそうです。 そう考えると、この地球にまだ単細胞生物しかいなかった時代には、免疫という概念もなかたようなきがします。 生物が生物を食べるということはなく、細胞膜をとおして栄養分を吸収して生きていました。 そして、チョット大き目の細胞が小さめの細胞を取り込んだか、小さめの細胞が大きめの細胞に侵入したか・・・ いずれにしてもこのようなことがおきて、我々のはるか遠い祖先、真核単細胞生物が生まれたようです。 そしてこれが免疫のルーツではないかと、思っています・・・ よく隕石の激突で絶滅したとか言われていますが、 それ以前にかなりの恐竜の種が絶滅していたと言われています。 私は恐竜が絶滅したのは体が巨大化しすぎて地球の気候変動に対処できなくなったのが原因ではないかと思います。 もちろん新種のウイルスの流行もあったかもしれませんが、ウイルスや細菌でその種がすべて死に絶えることは普通ありません。 なぜなら遺伝子の多様性で、同じ種でもある病原体に抵抗性の強い個体と抵抗性の弱い個体があるからです。 その種の数が極端に減少したところへもってきて、病原体の流行によって絶滅してしまうと言うことはあるでしょう。 病原体に強い個体がすでに死に絶えて残っていない場合などです。 でもたいていの生物においてある一定以上の個体が残っていれば、病原体によって絶滅することはありません。 生物の遺伝子の多様性は病原体に襲われてもすべての個体が絶滅しないためにあるのです。 私の推測では巨大化しすぎた恐竜が地球環境の大きな変化に追いついていけなかったのが絶滅の大きな原因になったと思います。 そのため、恐竜の一部のグループはその後小型化の道を選び、今日鳥類として生き残っているのではないでしょうか。 ところで小鳥のいない恐竜時代の森ってどんな感じだったのでしょうか。 (^^)☆ ウイルス感染細胞はもともとは自分の細胞です。 細菌などの微生物のような、完全な異物ではありません。 へたをすると自分自身の命取りになります。 恐竜にウイルス感染細胞に対する免疫があったと言い切れるのでしょうか? それよりも問題はウイルス側で、全ての恐竜に対しての感染能力があったかと言うことかもしれません。 全ての恐竜の共通点は、孵化した時から肺呼吸をすることで、 おおきな特徴としては、植物を専門に食べる種類が多かったということだと思います。 証拠がないので単なる推理なのですけど・・・ まずウイルスに対する免疫ですが、ウイルスそのものに対する免疫と、ウイルス感染細胞に対する免疫の二通りあります。 ウイルスは生物にとっては異物で、分子量も5000以上あるので、免疫の対象となります。 恐竜も当然ウイルスそのものに対する免疫機構は、持っていたと思います。 現在の魚類や両生類は、どのような免疫機構を持っているのでしょうか?また無脊椎動物や植物についても、教えていただければ幸いに存じます。 生物の進化は大筋として、共存共栄の方向に進むと思います。 その意味で、病原性の強すぎるウイルスが出現しても、結局は絶滅してしまう可能性は強いと思います。 そもそもウイルスはいつ頃この地球に誕生したのでしょうか? 6000万年前頃というのは、あまりにも非常識な考え方でしょうか… 話は戻りますが、免疫のルーツは生物が生物を食べるようになった事にあると思うんです… それまでの生物は、細胞膜をとおして栄養を吸収していました… それが食べる側と食べられる側にわかれ、これが生物の多細胞化の原動力となり、ひいては現在のマクロファージ対細菌に代表される、免疫機構のルーツになったと、思うんです。 ウイルス6000万年…やっぱり非常識ですよね(ToT) それと免疫の話なんですが、正直私のような素人が何度本を読んでも、ほとんど理解できません…そこで素人流に単純に考えてみたんです。 自己と非自己の区別がつけられるようになったのは、単細胞生物だけの時代で、生物が生物を食べるようになった頃だと思うんです。 区別がつかない生物は共食いをし、区別がつけられるようになった生物は、共食いをさけた。 結果区別がつけられるようになった生物が優勢になり、生き残っていったのではないかと…。 自己と非自己を見分ける能力は、多細胞生物の前段階と考えられている、細胞群体の形成に必要だと思うんです。 それがなければ、同種同士で共食いをする可能性も高いし、逆にいろいろな生物が寄り集まる事にもなるような気がします。 ですから自己と非自己を見分ける能力も持つということは、単細胞生物が多細胞生物になるための、必要条件だったのではないでしょうか? 自己と非自己の区別をつける能力が、多細胞生物の時代、古生代への大きな原動力の一つになったと思います。 免疫でいえば、マクロファージに相当すると思います。 そして中生代への生物(特に脊椎動物)の相転位は、植物を食べることにより、細菌との共同生活が必要となり、その手段として免疫の強化、顆粒球の誕生が、大進化を生み出したような気がするんです。 そして新生代への変化は… 新生代へは… 自己の中の非自己細胞。 なんらかの原因で、遺伝子が変異した細胞、ウイルス感染細胞のようなものにも免疫が働くようになった事が、原動力になっているのではないでしょうか。 リンパ球の働きです。 これは非自己に対する免疫機構と較べて、大変複雑なシステムだと思います。 自分の細胞が変化するということは、遺伝子が変化して今までと違うタンパク質が、作られるようになるということのようです… 例えばウイルス感染細胞ですと、ウイルスが持っている遺伝情報に従ってタンパク質が作られます… このウイルスのタンパク質がきっかけとなって、元々は自分の細胞を敵とみなすー免疫が働くようになるのでしょうか? ウイルスは生きている細胞に寄生して、初めて増殖や代謝ができるようになります。 ウイルスの持っている遺伝情報は、数少なく(エイズウイルスはたったの9個?)つまりウイルスにとっての必要最小限の情報しか持っていないと思われます… そのウイルスのタンパク質が細胞外に分泌され、多細胞生物体に害をなすとは、あまり考えられません… ですからウイルスによる多細胞生物体の害とは、ウイルスが細胞内で増殖することにより、細胞が死滅する…それが次々と感染し正常細胞が減少していくことにより、組織や器官の機能低下がおこる…そういうことではないかと思います… ウイルスが感染して、細胞が死滅する原因は、細胞が呼吸欠損をおこすからだそうです。 ということは、ミトコンドリアの機能が低下するということでしょう… ウイルスは細胞内で、どのようなシステムで、増殖、代謝をするのでしょうか? 確かに現在でも、共食いを習性としている生物は、多くいます。 しかしその昔、地球がまだ単細胞生物だけの時代だった頃、自分と同じ遺伝子を持ったもの(極端にいえば、分裂してできた各々)を見分ける能力を得た生物が、そうでない生物よりわずかに優勢になり(共食いをさけようとすればさけられる)その生物が多細胞生物へと進化していったのではないかと、思い付いたんです(すごく分かりにくい言い回しですね(ToT)) 現在共食いをする生物は、進化の過程でその習性を身に付けたと考えればいいと思います… 要は自己と非自己の区別がつけられなければ、自分は共食いをしているのか、他の生物を食べているのかの、見極めも出来ないと思います… …すみません…なんとも分かりにくい文章で… 「恐竜絶滅の謎 その3」へ >
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2218.html
「ゼロのルイズが平民を召喚したぞ!」 「おいおい、あんまり召喚が出来ないもんだから、そこらへんの平民を雇ったんじゃないのか?」 失敗に次ぐ失敗を繰り返すこと24回。 ルイズの召喚魔法で現われたのは、ほっそりした黒髪の美人だった。 「ミスタ・コルベール! やりなおしをさせて下さい!」 あまりの事にやりなおしを要求するルイズだったが、コルベール先生はにべもない。 春の使い魔召喚は神聖な儀式だ、やり直しは認められないの一点張り。 「でもっ、平民が使い魔だなんて聞いたことありません!」 「実は私、平民じゃなくて貴族なんです」 「ええっ!?」 「なんですと!?」 召喚された使い魔の突然の発言に驚くルイズとコルベール先生。 貴族を召喚したとなると、場合によっては国際問題にもなりうる大変な事件だ。 「ほ、本当に貴族なのですか?」 「ええ、嘘です」 困惑しながら聞いたコルベール先生に、しれっとした顔で答える女性。 「本当は私、エルフなんです」 「ええええええ、エルフー!?」 ズサッと音をたてて女性から離れるルイズ。 他の生徒も一様に数歩後ろに下がっている。それほどにエルフは恐れられているのだ。 「どどどどどうせまた嘘なんでしょう? だって耳が長くないじゃない!」 「私の父はエルフだったんですが、人間だった母と恋に落ちて、私が生まれたんです。 でも、二人の仲を認めない周囲の人達によって二人は……そして私もあわや……」 「そんな事があったのですか……おかわいそうに、ミス、えーっと……」 「ひとみです」 「ミス・ヒトミ。それでは本当に、あなたはエルフの血を引いているのですね?」 悲痛な表情で同情したようにコルベール先生が言う。 彼は基本的に平民にも分け隔てなく優しい人物だ。 もちろん、ひとみと名乗った女性が美人だからというのも無関係では無いが。 「ええ、もちろん嘘です」 「なんですかそれはーっ!!」 ガクっとこけるコルベール先生。 周囲の生徒達も一気に脱力してしまう。 その中からいち早く立ち直ったのはルイズだった。 「ミスタ・コルベール! やっぱりこんな嘘つきの使い魔なんて嫌です!! やり直しをさせて下さい!」 「ダメですよミス・ヴァリエール。きちんと契約しないと、進級できませんからね?」 「ううううう……仕方ないわ。こうなったらさっさと契約よ」 「契約……さては私にインチキな商品を売りつけて身包みをはがそうという魂胆ですね?」 「そーゆー契約じゃないわよ!」 「そうですか、安心しました。ではこの契約書にサインをお願いしますね」 「えーっと、ここで良いのかしら……って、ちがーう! 貴方が私と契約するんじゃなくて、私が貴方と契約するのよっ!!」 「まぁまぁ、べつにどっちでも良いじゃないですか」 「良くないわよ! 大体何よこの契約書は! 『私は貴方に全財産を譲渡します』? こんな契約するワケないでしょう!」 「ちっ」 「アンタ今『ちっ』て言ったぁ!!」 「しかたありません。お詫びに貴方と契約をしましょう」 「は、はじめっからそうすれば良いのよ」 「そのかわり、私の身の回りの世話と秘薬の原料を探してくる仕事、それと私の護衛は貴方がやって下さいね」 「逆でしょうがソレっ! って言うかなんでそんなに詳しいのよ!」 「ゼロの使い魔は全巻読んでますから」 「ナニよソレ?」 「もちろん嘘です。これなんてエロゲな小説なんか全然読んでません。 12巻なんか覗きとか百合とか大変な事になってるじゃないですか」 「キッチリ読んでるじゃないのーっ!!」 「タバサの冒険の2巻は今月発売なんですよね? この近くにライトノベルが置いてる本屋さんってありますか?」 「知るかーっ!」 「でもラノベって店員さんにオタクの人が居ないとレーベルの絞りが甘かったり、在庫の揃いが悪くて大変なんですよシャナさん?」 「そーゆーこと言うの禁止! 二重の意味で禁止よっ!」 「うるさい! うるさい! って言ってください。メロンパンあげますから」 「要らないから黙れ!」 「24のひとみ実写ドラマも10月放映なのでお見逃し無く」 「ますます知るかーっ!!」 凄い勢いでボケるひとみと突っ込むルイズ。 「い…いいかげんに……ゼイ……ハァ……そのしょうも……ない発言を、やめ……ハア」 「あら、それじゃあ私は必要ないって事ですよね? では失礼しますねー」 「え!? あ、ちょっと! ハァ、ハァ、ってゆーか、ゼイ、しょうもない発言が、ハァアンタの存在意義なの……?」 ついに息切れしたルイズがゼーハーと息を整え、周囲の誰もがポカーンと呆れているうちに、スタコラと逃げ出してしまった。 既に息が切れて追いかける体力も無いルイズ。 この後当然、クラスメイトから「召喚した使い魔に逃げられた」と馬鹿にされてしまうのだった。 こうしてルイズの春の使い魔召喚儀式は失敗。 失意に崩れ落ちそうな少女は、追い討ちのように学院長室へ呼び出しを受けてしまう。 「ああ、きっと留年を通告されるんだわ……お父さまやお母様やお姉さまになんて言おう……」 思い足取りで階段を登り、いっそこのまま何処か知らない国に出奔してしまった方が楽かと思い悩みながら、 ルイズは学院長室の立派で大きなドアをノックした。 「どうぞ、入って下さい」 中から女性の声が聞こえる。 しかし、それは秘書のミス・ロングビルの声ではなかった。 ついにセクハラに耐えかねて新しい秘書に代わったかと思いながらドアノブに手をかける。 「鍵はかかってますから。あと開けると爆発するトラップが」 「そんなワケあるかー! 見つけたわよ私の嘘つき使い魔!」 蹴破るぐらいの勢いで扉を開け、学院長室へ転がり込むルイズ。 「はい、嘘です」 「なんでこんな所に居るかは聞かないわヒトミ! とにかく私の進級のために契約しなさい!!」 「ダメですよルイズさん。先生をヒトミなんて呼び捨てにしちゃあ」 「誰が先生よ! もうアンタの嘘はお腹一杯なの!」 「いや、ミス・ヴァリエール。それは本当じゃ」 「え?」 ギギギと音がするような動きで首をめぐらせた先に居たのは、学院長のオールド・オスマン。 「ミス・ヒトミは今日から我が学院の教師になった。 それに伴い、ミス・ヴァリエールの進級は特例として認められたので、安心なさい」 優しく言葉をかけてくれる学院長。 しかし、ルイズにとってはもっと気になる部分があった。 「ヒトミ、先生?」 「はい」 あまりの理不尽な展開に目の前が暗くなる。 どうせオールド・オスマンは美人だからとかそんな理由で教師にしてしまったに違いない。 トリステイン魔法学院オワタ。 そう思いながら、ルイズの意識は暗転していった。 「ってお話が冒頭から全部嘘なんですけどね」 そんな声を遠くに聞きながら。 終わり 週間少年チャンピオン連載の「24のひとみ」から 嘘つき美人教師ひとみ先生召喚でした。
https://w.atwiki.jp/1h4d/pages/120.html
小林善ニ郎が考案した「汝は人狼なりや?」の別バージョン。 「人狼=人妻、村人=童貞」という基本概念を生み出した。この村では村人(童貞)が童貞を守るために人妻を吊り、人妻は童貞を奪うために一晩づつ一人の村人の童貞を奪っていく。 その後の2011年2月12日の深夜3時頃、有志のボーイズと、この日の人狼に参加された「82k3(はにかみ)さん」により熱い議論がかわされ、各職業の役職名が決定(暫定)された。 村人→童貞 人狼→人妻 狂人→熟女狂い 共有→兄弟 霊能→ネクロフィリア 占い→痴漢 狩人→ネ申 妖狐→男の娘 アオーン!→ああん♥ 第一犠牲者→第一犠性者 〇〇さんは無残な姿で発見されました・・・→〇〇さんは卒業しました・・・ 村人陣営 童貞 能力はありません 痴漢 痴漢行為により、村民のひとりを「童貞」か「人妻」か調べることができます。 男の娘を調べると、男の娘は恥ずかしくて死んでしまいます。 ネクロフィリア 昼に処刑で殺害された村民が、「童貞」か「人妻」か知ることができます。 ネ申 夜に村民のひとりにzipを渡し、人妻の脱童貞から守ることができます。 兄弟 もう一人の兄弟が誰かを知ることができます。 夜の間に兄弟間で会話をすることができます。(兄弟会話ルール有りの場合) 人妻陣営 人妻 自分以外の人妻が誰かを知ることができ、相談して夜に村民のひとりを脱童貞させることができます。 ただし、男の娘を指定した場合、ネ申によりzipを渡された村民を指定した場合は脱童貞させることができません。 熟女狂い 人妻陣営ですが、痴漢とネクロフィリア結果は「童貞」判定になります。 男の娘陣営 男の娘 人妻から襲われても死ぬことはありません(人妻に襲われても立たないため)。ただし、痴漢にセクハラされた場合、恥ずかしくて死んでしまいます。 ネクロフィリアには「童貞」判定となります。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/16530.html
ニンニクハラミツボサツ(忍辱波羅蜜菩薩) 仏教の菩薩の一尊。 ジュウハラミツボサツ(十波羅蜜菩薩)の一。 胎蔵曼荼羅虚空蔵院に描かれる。 別名: クシャーンティパーラミター テイリコンゴウ(2) (帝利金剛)
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/1049.html
381 名前: NPCさん 2005/05/18(水) 22 02 42 ID ??? 創作で思い出した。 サークルの女子から「セクハラされた」とか言われて、俺の友人が追い出された事があった。 もっとも、そんな事実は全く無かったらしいが。 気に入らなかったとかの理由なんだろうな、姫といわれるタイプの女子だったんだろうなと思った。 382 名前: NPCさん 2005/05/18(水) 22 13 35 ID ??? 381 よくある“自分はセクハラしてないつもりだっただけ”というオチじゃあるまいな? 384 名前: NPCさん 2005/05/18(水) 22 25 20 ID ??? 382 いや、2次元の方が3次元より良いと(仲が良い奴同士で)公言してのける奴だったし、それは無いと思う。 友人主観だがそういうことはやらん奴だと思ってたからなあ。 仲間内で推測した時は、そいつがエロゲやってるってのをどっかの情報で拾って、 それが理由で追い出されたんじゃないかって話になったが。 (エロゲオタ嫌いの腐女子だったらしい) スレ66
https://w.atwiki.jp/dai_zero/pages/173.html
前ページ次ページゼロの剣士 #1 「起きなさいヒュンケル! すぐに出かけるわよ!」 その日の朝は、ルイズのそんな言葉から始まった。 まだ眠っていたヒュンケルが気だるげに目を開けると、ルイズはとっくに制服を着こんで彼を見下ろしていた。 部屋はまだ薄暗い。 宵っ張りで朝に弱いルイズにしては異常な早起きである。 「どうした? 今日は休みではなかったのか?」 今日は虚無の日――ハルケギニアの休日のはずだった。 額に手を当てながらヒュンケルが聞くと、ルイズはひっくりかえりそうなほどふんぞり返って答えた。 「休みだから出かけるのよ! さあ準備して!」 ルイズは、早くしないとキュルケが云々とぶつぶつ言っているが、 殆ど身一つで召喚されたヒュンケルにはさほど用意することもなかった。 軽く身づくろいをし、「では行くか」と言って部屋を出て行こうとすると、ルイズに慌てた声で呼び止められた。 「忘れ物よ」と言ってルイズは、ヒュンケルに楽器のケースのようなものを渡してくる。 「この中にアンタの剣が入ってるわ。しっかり護衛してよね!」 そう言うとルイズはヒュンケルの背を押して、早く早くと急き立てた。 #2 トリステイン魔法学院には大きな厩舎がある。 王都トリスタニアに行くのに徒歩で二日はかかるここでは、移動に馬の存在が不可欠なのだ。 そんなわけで何処かに出かける段にあっては、同じ目的でここに来た者と遭遇することはそう珍しいことではない。 今朝も例のごとく、厩舎に近づくルイズ達に向かって先客が手を上げた。 「御機嫌よう。君もお出かけかね?ミス・ヴァリエール」 「おはようございます。オールド・オスマン」 厩舎の前にいたのはこの学院の長、オールド・オスマンだった。 傍らには緑髪の美人秘書、ミス・ロングビルも立っている。 オスマンは馬車の御者に少し待つよう命じると、いそいそと二人のところにやってきた。 「そちらが噂の使い魔君かな、ミス・ヴァリエール?」 オスマンはちらりとヒュンケルを見ると、ルイズに聞いた。 ヒュンケルの目にはオスマンの瞳が、不思議な親密さを漂わせているような気がした。 「ええ、こちらが使い魔のヒュンケルです。オールド・オスマンもこんなに早くにお出かけですか?」 ルイズはまだ太陽も昇りきっていない空を見上げて言った。 先に述べたように厩舎で人と会うこと自体は珍しくないが、この場合は時と相手がいささか特殊だ。 ルイズが言うのもなんだが、学院長がこんなに早く出かけるとは火急の用かといぶかしむ。 しかしオスマンは、眉をハの字にして子供のような表情を作ると、少年が友人にするような調子で愚痴った。 「それがのう、『土くれのフーケ』対策がどうので王宮の連中に呼び出されちまったんじゃよ。 あいつら忙しいとかなんとか言って昼前には来いとか言ってきおった。おかげでこんな早起きする羽目に……」 そこまで言ってオスマンはオヨヨと泣くと、ミス・ロングビルの胸に抱きついた。 そのままオスマンは「かわいそうなワシ……」などと泣き真似をして頬をスリスリしている。 ルイズはおそるおそるロングビルの顔を見上げたが、 かの辣腕秘書はピクリとも眉を動かさずにオスマンを張り手で一蹴すると、眼鏡を掛け直して通告するように言った。 「オールド・オスマン。駄々をこねてないで早く行ってください。遅刻しますよ」 どうやらロングビルの方は王宮に行かず、学院に残るらしい。 彼女は害虫を追い払うように手を振って急かしたが、オスマンがいなくなるのが嬉しいのか、その口元はほころんでいた。 まあ、あんなセクハラされてりゃそうなるわよねとルイズも内心同情する。 片頬を腫らしたオスマンは「つれないのう」と嘆きながら馬車に乗りかけたが、思いついたようにぴたりと足を止めた。 「そうじゃ、ミス・ヴァリエール。もしや君も王都に行くのかね?」 「え、ええ。そのつもりですけど?」 なんだか悪い予感を感じつつルイズが答えると、オスマンはにやりと笑って言った。 「それならせっかくじゃから、ワシと一緒に行かない?」 #3 馬車で街へ向かう道中、ルイズはどうにも落ち着かずにモジモジしていた。 ――オールド・オスマン。 齢三百とも言われるこの老メイジは、ある意味貴族の位階などを超越した偉大なメイジだ。 オスマンは気さくなエロジジイとしても有名であるが、重々しい肩書きと裏腹のそんな振る舞いがルイズにとってはまた妙な緊張を強いた。 オスマンは今、ルイズの隣で両の頬を赤く腫らして使い魔のネズミを撫でていた。 馬車に乗りこむ際に、使い魔の目を通してロングビルの下着を覗いていたのがバレたのだ。 ロングビルの必殺の張り手を二発も食らったオスマンはそれでもさほど堪えた様子も見せず、 ネズミ――モートソグニルに「白かあ。黒の方が似合うのにのう」などと呟いている。 ちなみにこの馬車は一つの席に二人ずつ乗れる四人乗りなのだが、 オスマンの希望でルイズとオスマンが隣同士、ヒュンケルは一人で座っていた。 ルイズにとってなんとなく気に入らない配置だったが、 学院長に異議を唱えるもはばかられ、ルイズはそわそわと膝を動かしていた。 「ところでオールド・オスマン。『土くれのフーケ』とは?」 意外なことに、最初に話題を出したのはヒュンケルだった。 土くれのフーケ。 それはオスマンが王都に行く理由として挙げた人物だ。 どうやらヒュンケルが学院長の相手をしてくれそうだと安堵の吐息をつくルイズの横で、オスマンがその白眉を持ち上げた。 「フーケといえば有名な盗賊よ。巨大なゴーレムを操り、強力な防御魔法がかけられた壁をも錬金して 土くれに変えてしまうことからその二つ名が来ておる。なんじゃ、君は新聞を読まんのか?」 長い顎鬚を揉みながらからかうように笑うオスマンに、ヒュンケルは文字が読めぬことを伝えた。 ヒュンケルは不思議なことにこの世界の言葉は使えたが、文字の読み書きまではできなかった。 当然新聞も読めず、この世界にきて日が浅いこともあってまだまだ世事には疎い。 そしてそんなヒュンケルを、オスマンは珍獣でも眺めるようにまじまじと見つめた。 「学がなさそうな顔でもないがのう。一体、君はどこから召喚されてきたんじゃ?」 「……遠いところです」 ヒュンケルは未だ誰にも、自分が異世界から召喚されたことを告げていなかった。 言って信じてもらえるか疑わしかったこともあるが、本心のところは自分でも分からない。 あるいはまだ、自分の過去と向き合う覚悟ができていないからだとも思う。 それきり沈黙したヒュンケルの様子をどう感じたか、オスマンは話題を変えるように明るく言った。 「そういえば君は、ミスタ・グラモンを剣で一蹴したそうじゃな。 随分な名剣だぞうじゃが、ちょっとワシにも見せてくれんか?」 無邪気に両手で拝んでみせるオスマンに、ヒュンケルはルイズの様子を窺った。 安心したら今度は退屈になったのか、ルイズは心なしか苛々している様子だった。 自分の愛剣を見世物のように扱うのは気が引けたが、ルイズの手前、学院長の頼みを断るのも角が立つ。 ヒュンケルは魔剣を入れていたケースを開けると、オスマンにそれを差し出した。 「ほうほう、コレがその剣か。見たことのない、珍しい金属で出来ているのう。 それに土メイジの魔法とも違う、不思議な力を感じるが?」 土系統のメイジは物の材質の見極めに秀でている。 卓越した土のスクウェアであるオスマンは、魔剣を少し触っただけでその特異性を言い当てた。 心なしかこちらを見つめる目にも鋭いものを感じて、ヒュンケルはその身を引き締めた。 オスマンが言う不思議な力、それは魔剣に潜む能力「鎧化」の力に他ならないだろう。 さて、なんと答えたものかとヒュンケルは頭を悩ませたが、なにを考えたかオスマンはまたネズミの方に耳を傾けた。 「なんじゃモートソグニル。ん、ピンク? いやいや、見るのはバスト80サント以上に限ると言ったじゃろうに」 つい先ほど閃かせた眼光はどこへやら、オスマンは再びただの好々爺に戻っていた。 一体、この小さな使い魔は何を見たのか? ささやかな謎はすぐに暴かれる。 こいつめーなどと言ってネズミをツンツンつつくオスマンの隣で、何かがぶちりと切れる音が聞こえたから――。 「こ、こ、こ、このエロジジイ~~っ!!!」 沈黙を守っていたルイズが、顔を真っ赤にしてぶちぎれた。 初めこそ緊張で忘れていたが、ルイズからしてみれば今日は使い魔との初めてのお出かけ。 絶対口に出したりはしない――というより、 彼女自身そう思う自分を目いっぱい否定していたが、ルイズは今日という日を楽しみにしていたのだ。 乗っていく馬も事前にチェックし、道中の会話もシミュレーションし、 ルイズの手綱さばきに感心するヒュンケルの声まで脳内で再生されていたのに、 オスマンはそれを初っ端から邪魔したばかりかルイズのNGワード「お乳」を見事に踏みつけた。 ――この恨み、晴らさでおくべきか。 もはやルイズは、立場も場所も失念していた。 馬車の中、誤解じゃ~と喚く声と同時に、爆発音がヒュンケルの耳をつんざいた。 #3 どこかから愉快な音が聞こえた気がして、キュルケは髪をいじっていた手を止めた。 少しメイクに力を入れすぎて、予定より遅い時間になってしまった。 そろそろ寝ぼすけのルイズも起きてしまうかもしれない。 キュルケはマントを羽織ると使い魔のフレイムを撫で、「今日はお留守番よ」と言いつけた。 忠実な使い魔は少し寂しげな声をあげたが、結局またのそのそと寝床に戻って二度寝を始めた。 キュルケは部屋から出ると、慣れた手つきで隣室に解錠の魔法をかけた。 鍵が開いたのを確かめ、ルイズを起こさぬよう静かにドアを開ける。 「ヒュンケル~? 起きてる~?」 ドアから顔だけ出したキュルケは、そのままの姿勢で固まった。 阿修羅のごとく怒り狂うルイズが待ち伏せしていたならまだマシだったが――部屋はもぬけの殻になっていた。 ルイズもヒュンケルもおらず、壁にかかっていた剣もない。 まさかと思いつつ部屋に入ったキュルケは、テーブルの上に自分宛ての置き手紙を見つけた。 震える手で取って読んでみるとそこには、 「や~いや~いバ~カ!ヒュンケルはわたしのものよお!」といった趣旨のことがルイズ独特の高慢ちきさで書いてあった。 キュルケは手紙をグシャッと潰してついでに焼き払うと、猛ダッシュで外へ駆けだした。 前ページ次ページゼロの剣士
https://w.atwiki.jp/supergirl121/pages/165.html
日が暮れてひっそりと静まり返った教室は、恐い。妖怪や幽霊が出るという、他愛も無い話に子供の頃、震えた物だ。 だが、校長はそんな物は迷信だと知っていたし…いや、てか、そんなものにビビる校長とかそれだけで気持ち悪いよ。 まぁともかく、校長はドアを開ける。そこには少女が立っていた。 分厚い眼鏡のレンズの向こうで、子犬のように潤んだ目が、少ない光を浴びてさらに潤んで見える。 「来てくれたんだね。」 少女が熱の籠もった声で言う。 「こんな時間にどうしたんだね、膿に何か、相談でもあるのかね?」 校長は少女にゆっくりと歩み寄り、声をかけた。クラスでも目立たない少女が、校長を呼んだ理由。虐め、だろうか? 「何か、悩みでもあるのかね?」 「違うよ。」 少女は校長に歩み寄る。息がかかるほどの距離に。 「違うって、じゃあ何…」 戸惑う校長。 「ボクと、しよ?」 少女は小さな手を校長のイチモツに這わせる。 「何の冗談だ!?」 からかっているのか?校長は怪訝な表情で怒りの籠もった声を上げた。 この少女に親身になろうとしていた自分が、間抜けのようではないか。 「したいの、オトナの人と…」 少女が眼鏡を外すと、ふいに風が起きた。 すると、少女の姿が変わった。漆黒の髪は輝くブロンドに変わり、どこかへと消し飛ぶ。 代わりに現れたのは、ボディラインをくっきりと浮かび上がらせる真っ青なレオタードと、胸元に刻まれたSマーク、 赤いマントに筋肉質な脚を強調する赤いミニスカート。 「き、君はまさか…」 声を震わせる校長。 「そうだよ、ボク、スーパーガールだよ♪」 「なぜ君がこんな…」 「エッチ、したいの。でも普通の人間じゃ駄目だから、こうして来てもらったんだ。校長先生、学校で一番偉いオトナでしょ?」 可憐な顔にニッ、と笑みが浮かぶ。校長は生命の危機を感じ、教室を飛び出そうとした。 その瞬間、たくさんの机が吹き飛び、校長は床に押し倒される。 「ガッ…!!」 見上げるとスーパーガールが圧し掛かっている。筋肉質な太腿にがっちりと身体を締め付けられ、動けない。 「んくっ、大丈夫、痛くしないよ。」 怪力で校長のベルトを引き千切り、パンツごとズボンを剥ぎ取るスーパーガール。だが… 「あれ?」 訝しげに、可愛らしい顔をしかめて校長のイチモツを見下ろす。 「ちっちゃいね?」 スーパーガールは校長のみすぼらしいナニを指でぷに、と挟む。その万力のような力に、校長は悲鳴を上げる。 「よ、よく聞くんだ。確かに私は校長だが、そういう意味で地位が上なのではない…!」 「でも人間社会は強い者が上に立つ、ジャクニクキョウショクなんでしょ?」 「ああ、それはそうだが、強さは力だけではないぞ。」 何という事だ、我が校にこんなアホの娘がいたとは!校長は激痛に喘ぎながら、落胆を隠しきれなかった。 「ふぅん…」 スーパーガールは呟くと、更に強くくりくりとペニスを弄り出した。 「あがあああああ!!!!!!」 「痛い?」 「や、やめ…」 「これ、ボクの方が強いって事だね?」 「そ、そそそうだ、だからもうやめ…」 「じゃあ、ボクが上だね!」 そう言ってスーパーガールは校長の顔面に秘所を押し付けた。 「うぶっ…!」 何という事だ、スーパーガールはあのけしからん短さのスカートの下に何も…!! 校長がそんな事を考えたときには、すでにスーパーガールは彼の顔の上で腰を動かしていた。 「下がダメなら、舌で尽くして?弱いものは、強いものにご奉仕するんだよ?」 スーパーガールは艶かしい声で命じる。 「うっ…ぶふっ…!」 「どうしたの?気持ちいくして?さもないと…」 スーパーガールは校長のイチモツをそっと撫でながら、尻の方へ指を這わして言う。 「この穴、ブチ犯すよ?」 校長はスーパーガールのアソコに顔面を嬲られながら、徐に舌を突き出した。ねっとりとした液体が溢れ、顔にかかる。 「んっ…」 スーパーガールが初めて快楽に喘ぎ声を上げた。 腰の動きが徐々にダイナミックになり、溢れ出た蜜が校長の口を塞いだ。 校長が口で息をすると、老人の枯れそうな吐息が彼女のひだを揺らす。 「んんっ…!」 スーパーガールは全身の筋肉を硬くして快感を表した。 「ごめんね先生、ボクもう我慢できない…!」 そう言うとスーパーガールは尻の下に敷いた校長の頭を乱暴に掴み、膣の中へと押し込んだ。 小さな裂け目がめきめきと押し広げられ、ずぷずぷと音を立てながら成人男性の頭が見る見ると花弁の向こうへ消えてゆく。 「むううう!!!!!!」 校長は悲鳴を上げたが、その声はもう呻き声にしか聞こえない。 超人少女の膣の中は、強靭な筋肉がまるで別のいきもののように躍動し哀れな老人の頭部を嬲った。 やがて ぱきょッッ!! と音を立て、校長の頭蓋骨が、圧倒的な力で締め付けていた膣の筋肉によって潰され砕けた。 「あ…」 股間からどす黒い血がぽたぽたと垂れ、深紅のスカートを濡らすのを見下ろしながらスーパーガールは呟いた。 彼女が立ち上がると、僅かに毛の生えた潰れたトマトのような、原型を留めない程破壊された校長の頭部が彼女からずるりと抜け落ちた。 ひくひくと痙攣する以外に動きを失った校長の身体を横目に、スーパーガールは残念そうに呟いた。 「あーあ…脆いなあ。もっと強い人、探さなきゃ…」
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3216.html
前ページ次ページWizardry Scenario 4.0 ○月○日 今日はサモン・サーヴァントの儀式が行われた。 キュルケは火竜山脈のサラマンダーを、タバサはとても大きい風竜を召喚した。 そしていよいよ私の番。35回に及ぶ失敗の末に呼び出したのは……司教冠を被ったオールド・オスマンみたいなお爺さんだった。しかも手には杖。いうまでもなくとんでもない魔力を放っている。下手したらトライアングル以上? こんな事は今までなかったらしく、呼び出されたお爺さんは事情聴取の為学院長室に連れて行かれた。無論コントラクト・サーヴァントの儀式は行っていない。 これで留年は決定、いや最悪の場合ヴァリエール家にまで迷惑がかかる事も。 あぁ~どうしよう! ○月○日 院長室に呼ばれた。 何でも昨日私が召喚してしまったお爺さん(ワードナさんと名乗っていた)は異世界のメイジ、それも宮廷仕えまで経験したような大物らしい。 俄かには信じられなかったけど、彼の見せた魔法の腕と、彼が次から次へと出してきた数々のマジックアイテムを見て信じざるを得なくなった。魔法大系は違うから単純な比較は出来ないらしいけど、トライアングルなんてレベルじゃない。にもかかわらずオールド・オスマンさえもその名を知らないとしたら、異世界から来た人と考えるのが妥当だろう。 ワードナさんは見かけによらず結構お茶目で、近付くと微かながら良い香りがする。昔はかなりの悪党だったと言っていたけど、今の好々爺然とした姿からはとても想像できない。 それはさておき、彼は今回の件について怒っていないどころかむしろ状況を楽しんでいるみたいで、私が望むなら使い魔になっても構わないと言ってきた。何でもやる事全てを片付けたところだったので、やり甲斐のあるパズルに飢えていたとか何とか。 留年しなくても済むと思って受け入れたんだけど……異世界出身とはいえ自分よりも遙かに実力のあるメイジを使い魔にするというのは実にやりづらい。 契約の後が本番だというけど、これからどうすればいいんだろう。今後はお互い同格と言う事で敬称をつけず名前で呼び合う事になったが、まだまだ慣れない。 後悔していても仕方がない。この出会いを少しでも良い結果に変える為にも、前向きに考えていこう。 ※シナリオ4の属性変更プールに飛び込んだ為、EVILからGOODになっています。良い香り云々はその時の名残。 ○月○日 ワードナの恐ろしさを実感した。 事の発端はギーシュの八つ当たりだった。二股がバレた事に逆切れして、その怒りの矛先を罪のないメイドに向けたのがそもそもの間違い。 それに我慢が出来なくなった私が止めに入ろうとしたんだけど、それを制してワードナが皮肉たっぷりに挑発。よせばいいのに決闘だと宣言したからさぁ大変。 不安になったので「殺したり不具にしたりするのだけはやめて」とお願いしたら「大丈夫、加減はする」と笑ってみせてくれた。 決闘場となったのはヴェストリの広場。ワードナはギーシュに対して魔法なしで戦うと宣言したらまぁギーシュの怒ったこと怒ったこと。開始早々気障ったらしい仕草で戦乙女を模したゴーレムを出現させた。 対するワードナは感心したような表情で見上げたまま動かない。それを見たギーシュは彼が臆したと勘違いしたのか、ゴーレムを突進させる。 戦乙女ゴーレムの突き出した槍が彼を貫くかと見えた正にその時、動きを止めたかと思うと3~4つほどのパーツに分割されて地面に転がった。いつの間にかワードナさんの手にはうねうねと曲がりくねった短刀が握られていたけど、どうやって反撃したのか全く見えない。 自信満々の先制攻撃を潰されたギーシュは一気に6体もゴーレムを作って襲わせたけど、結果は同じ。今度は何とか影ぐらいは見えたけど、垂直に10メンテぐらいを一っ跳びしていたのが分かってただただ絶句。兎やバッタじゃあるまいに。 攻撃手段を失ったギーシュはその場にへたり込んで降伏。ワードナがメイドに詫びを入れさせてその場は収まった。 ひょっとして私はとんでもない人を呼び込んでしまったんじゃないだろうか。 ○月○日 ワードナに私の魔法が何故失敗するかを調べてもらった。 彼によれば本当に才能がなければ爆発自体起こらない(現に彼が私達の術式を真似ても何も起こらなかった)、才能がないのではなく発揮させる方法が誤っているだけではないかとの事。 加えて魔法無効化の効果があるマジックアイテムを装備していても爆発が結界を貫通したらしい。確率的なものだから絶対効果があるものではないらしいが、十中七程の効果があるものに対して10回行い、その全て無効化されなかったというのは明らかに変だ。偶然で片付けるには無理がありすぎる。 彼は「虚無」に着目しているけれど、あいにく「虚無」は禁忌の存在だから参考文献が乏しい。王室の最高機密文書にも記述があるかどうか怪しいというレベルだ。 もっとも彼の方はやる気満々。山は険しいからこそ征服する甲斐があるだの、卒業までには立派なメイジにしてみせるだのと自信たっぷり。 とはいえ彼の自信に満ちた言動に触れていると、ひょっとしたら「ゼロ」卒業ができるかもしれないという気分になってくるから不思議。 使い魔と主はお互いを必要とするから引き合うというオールド・オスマンの言葉が、信じられるようになってきた。 ○月○日 地下室に行ったらこんな看板がかかっていた。 「元・邪悪なる魔術師ワードナの事務所 * * 営業時間 午前9時~午後3時 * * 只今 ワードナは在室」 何でも彼が悪のメイジだった頃、立てこもっていた地下迷宮の自室のドアにかけていたものをトリステインの言葉で書き直したらしい。お茶目にも程がある。 それはさておき、読み書きの指導が完了。会話は問題なかったとはいえ10日でマスターするとは信じられない。 図書室に行って物凄い勢いで蔵書を読み漁っていたけど、あれで頭に入るんだろうか。 ……入るんだろうな、きっと。 ○月○日 授業はなかったが、ワードナに道案内を頼まれたので町に出る。何でも研究の為に必要な素材や文献などを買いたいらしい。 いつものように瞬間移動で行けないのか聞いてみたら、最低一度はその場所に行って場のイメージをつかんでいないとうまくいかないらしい。最悪の場合岩石みたいな固体の中に実体化して即死!ということさえあるそうだ。行き先に人間みたいな生き物がいれば磁石の同極みたいにはじけるんだけど、無生物ではそれができない、とも。それってどういう理屈? 彼のいた世界にあるリルガミンという町はもっと大きいようだが、造りは大体似ているらしい。世界は違えど人間の営みには大差がないということだろうか。看板等に書いてある文字などを読んで学習の成果を確認しながら歩いて回った。 彼の為に買ったのはマントと古本を3冊、それと剣。剣は買う予定がなかったのだが、もう一件冷やかしと立ち寄った店がまずかった。殆どがワードナのお眼鏡にかなうはずもないまがい物ばかりだったけど、店の片隅に置かれていた錆が浮いているような駄剣がインテリジェンスソードだった為急遽予定を変更、出費が増してしまった。 インテリジェンスソード(デルフリンガーというらしい)はワードナの世界でも極めて珍しい物のようで、それこそ子供みたいに目を輝かせていたから仕方ないだろう。 帰ろうとしたらツェルプストーとタバサに遭遇。ツェルプストーったらワードナにまで色目を使って、節操がないったらありゃしない。棺桶に両足突っ込んでるようなおじいさんを捕まえて「ダーリン」はないだろう、常識的に考えて。 ○月○日 未明 昨日、学院宝物庫に賊が入ったらしい。入ったのはあの「土くれ」のフーケ。例によって巨大ゴーレムで堅固な壁を粉砕して「破壊の杖」を持っていった。例のふざけた領収証つきで、まったくもって腹が立つ。 当直のミセス・シュヴルーズはさぼって寝ていたみたいだけど、それまでも当直はあってなきが如くだったようだ。堅固な結界があるからと思って警戒心が緩んでいたんだろうけど。 オールド・オスマンの秘書ミス・ロングビルがフーケの潜伏先を掴んでいたのだが、先生連中は衛士隊に頼もうだの何だのと理屈を付けて捕縛に向かおうとしない。ノーブレス・オブリージュはどこに行ってしまったんだろう? 腹が立ったので私が杖を掲げたら、ツェルプストーややタバサも追従した。ワードナはいつものように飄々と「主が立ったのならば仕方ありませんな」と言いながら立ち上がる。 これを書いたら早速出発。いつもだったらもう就寝時間だが、眠気なんて吹っ飛んでいる。私が、いや私達がフーケを捕らえるのだ。 ○月○日 昼過ぎ まさかミス・ロングビルが土くれのフーケだったとは! 彼女が言っていた「男」という言葉に縛られすぎていた。ワードナは以前から目を付けていたみたいだけど、私達にとっては全く予想外だった。 フーケが動かしているゴーレムに気を取られ、4人がかりで何とか破壊したと思ったら後ろを取られていた。幸い直前に別行動を取っていたワードナが眠らせてくれたから何とかなったものの、危機一髪とはまさにこのこと。彼がいなかったら今頃私達は……。 それにしても腹が立つのはオールド・オスマンだ。居酒屋でセクハラしたのをきっかけにミス・ロングビルに化けていたフーケを秘書にしたらしいけど、それで各種機密情報を垂れ流しにしているんだから世話がない。身分照会ぐらいやらないのだろうか、あのセクハラボケ老人は。 まぁそれはさておき、フーケは衛士隊に引き渡された。私とキュルケはシュヴァリエの称号の授与、元からシュヴァリエだったタバサには精霊勲章の叙勲が決定した。 最大の功労者だったワードナは私の使い魔であり持ち物同然の扱いということで何もないのが不満。彼自身は「肩書きなんて堅苦しいだけ」と呵呵大笑していた。本人はいいかもしれないが、でもやはり釈然としない。功があった者を正当に評価しないというのは、学院や国家として間違っているのではないだろうか? そうそう、ワードナとの契約時、左手に刻印されたルーンがかなり特異なものらしい。伝説の使い魔「ガンダールヴ」の印であり、全ての武器を使いこなして主を護るのだとか。それを聞いたワードナ本人は「私は戦士ではなく魔法使いが本職なのだがな」と苦笑していた。 ○月○日 今日はフリッグの舞踏会。サモン・サーヴァントの日から決闘騒ぎやフーケ騒動やらで大変だったが、無事片付いて良かった。 ワードナはツェルプストーやタバサだけでなくギーシュとも話し込んでいた。何でも前の決闘から尊敬されるようになったそうで、いろいろアドバイスに乗ってやっているらしい。あいつ、割と素直なのだろうか?ひねくれて闇討ちにでも走るかと心配していたが、どうやら大丈夫のようだ。 たまにはワードナの専門外のところを衝いてやろうと踊りに誘ったら、多少おぼつかない点はあったものの無難に合わせてきた。図書室の本に書いてあったそうだが、やはり実践はちょっと違ったらしい。やっとこさワードナをやり込めることができてちょっと満足。 前ページ次ページWizardry Scenario 4.0
https://w.atwiki.jp/antiqrm/pages/220.html
*【[[ラジオの国のアリス、問い合わせ]]】のその後 ・トランプコーナー終了、代わりにお茶紹介 関連:【[[ラジオの国のアリス]]】【[[ラジオの国のアリス、問い合わせ]]】 ---- 「ゴールデンウィークと言えば○○」の言葉から始まった第21回は、 お馴染みの杉山紀彰さんと最上嗣生さんをゲストにお送りしていきます! そして「ラジオの国のアリス」も遂に21回目。 今まで行っていたトランプは終了して、今回からリスナーさんオススメのお茶をご紹介するお茶会の時間をお送りします。 今回のお茶は初めての中国茶です! 果たしてどんなまったりトークが聴けるのでしょうか~?! ---- 乙女@QuinRose(クインロゼ) アンチスレ65 #blockquote(){423 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2008/05/07(水) 12 31 56 ID ??? ラジオまともになってるのかね。 トランプは終了して、オススメのお茶を紹介するコーナーに変更。} #blockquote(){424 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2008/05/07(水) 12 32 28 ID ??? ロゼラジオ、今日からトランプ無しだな ゲストは相変わらずかわらないが ↓コピペですまん↓ ≫「ゴールデンウィークと言えば○○」の言葉から始まった第21回は、 ≫お馴染みの杉山紀彰さんと最上嗣生さんをゲストにお送りしていきます! ≫そして「ラジオの国のアリス」も遂に21回目。 ≫今まで行っていたトランプは終了して、今回からリスナーさんオススメのお茶をご紹介するお茶会の時間をお送りします。 ≫今回のお茶は初めての中国茶です! 果たしてどんなまったりトークが聴けるのでしょうか~?!} #blockquote(){425 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2008/05/07(水) 12 34 39 ID ??? なんでお茶?って思ったけど一応ゲームでお茶会するからなのか 盛り上がらなそうなコーナーだなぁw} #blockquote(){426 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2008/05/07(水) 12 39 00 ID ??? 視覚ネタで声優実況なのは変わらないなw カップの底に指令文字が書いてあるんですね、わかります} #blockquote(){449 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2008/05/07(水) 14 32 17 ID ??? ≫424 ちゃんとトランプ終わったのか 聞いてないから改善してんのか知らんがよかったよかった} #blockquote(){451 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2008/05/07(水) 14 36 09 ID ??? 中国茶って作品に関係あるのか? スタートくらい作品に関連したもの使わね? にんじん茶とかにすればまだ…} #blockquote(){454 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2008/05/07(水) 14 43 57 ID ??? ≫451 人参のペーストが入った紅茶とかも、あるよ 人参の砂糖を入れる紅茶とかもある キャラメルとかチョコとかフレーバーティもいろいろとある 紅茶は奥深いんだよね} #blockquote(){453 名前:名無しって呼んでいいか?[sage] 投稿日:2008/05/07(水) 14 37 16 ID ??? wikipeからコピペしたあの虫が齧った自然の神秘な紅茶にすればいいのに}
https://w.atwiki.jp/ras10fam/pages/25.html
今まで私はチークをあまりした事がありませんでした。 この前、化粧品を買いに行ったとき、スタッフの人から チークをした方が良いとアドバイスされました。 今まで使った事がないので、何だかちょっと照れましたが 確かにつけてみると、つけたほうがいいなと感じたのです。 選んでもらったのはオレンジが中心となる色味です。 確かにこれなら、甘くなりすぎないし、私にぴったりだなと納得。 チークについているハケも大きめで頬につけやすいので、 慣れない私でも失敗しにくいから便利です。 私は肌が人よりも白いらしいので、少し元気っぽい感じになれたかな? 高麗美人 効果