約 4,199,913 件
https://w.atwiki.jp/nicorpg/pages/824.html
背景wwww -- 名無しさん (2008-04-20 20 01 00) 19歳になってんぞw遊戯にタイムマジックしてもらったのか? -- 名無しさん (2008-04-20 20 18 09) なのはさんおそろしす -- 名無しさん (2008-04-20 20 18 48) ディバインセイバー? -- 名無しさん (2008-04-20 20 20 13) 最後のWAw -- 名無しさん (2008-04-20 20 55 43) ディバイン「バスター」ですね。アニメ8話だとクロスファイアシュート・・・だっけ。 -- 名無しさん (2008-04-20 21 04 36) さてはディバインセイバーはテイルズオブと混同したな。なのはさんはディバインバスターだぜ! -- 名無しさん (2008-04-20 21 05 06) 素で間違えました・・・ご指摘感謝です。 -- 間違えた人 (2008-04-20 21 16 22) 目が下手するとアニメよりこええぞwwwwww -- 名無しさん (2008-04-20 21 17 49) 何気に髪の長さが19歳バージョンwwww -- 名無しさん (2008-04-20 21 32 18) 要するに『図に乗るな』、と… -- 名無しさん (2008-04-20 21 36 20) これでこそ俺の嫁だっ!! ...うおぁっ何をする!? -- 名無しさん (2008-04-20 21 40 05) 度重なるセクハラ行為になのはさんもとうとうキレたんですね、分かります -- 名無しさん (2008-04-20 22 01 37) ↑兄貴にスパンキングされ 病魔にアナル零式くらって ピヨシにぶっちゅされ… -- 名無しさん (2008-04-20 22 15 53) なのはセクハラされすぎwww -- 名無しさん (2008-04-20 22 39 39) セクハラ以外では魔王時にピコ麻呂ににぷよぷよ禁止されたり冥王時にピコ麻呂に行動完封されたり、そしてこの白菜戦では頭かち割られそうになったり・・・キレない方がおかしいと言わざるを得ない! -- 名無しさん (2008-04-20 23 09 29) 確かに『バスター』だ。ただ、なのはの場合新魔砲としてセイバーがバリエーションされてても不思議では無い!!w -- 名無しさん (2008-04-20 23 17 40) 一コマ目の白菜で吹いたwww -- 名無しさん (2008-04-21 19 18 55) ひでぶ -- 名無しさん (2008-05-21 17 17 34) SD2さん…早く「魔王変身」が見たいです… -- 名無しさん (2008-05-26 18 19 42) どうなるんだろうな…やっぱ19歳になるのかな? -- 名無しさん (2008-05-26 19 27 03) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4868.html
前ページ次ページアクマがこんにちわ 「おはよーございまーす」 「…ああ、人修羅かあ。今準備するからちょっと待ってくれ」 「はーい」 朝、いつものようにルイズを起こして着替えさせ、身だしなみを整える。 その後すぐ人修羅とルイズの二人は並んで歩き、朝食を食べに行く。 ルイズは食堂へ、人修羅は厨房へ。 いつもの朝、いつもの朝食、いつも気を遣ってくれるシエスタに挨拶される。 ……ところが、今日はシエスタの姿が見えなかった。 「マルトーさん、シエスタが居ないみたいだけど、どうしたの?」 食事を終えた人修羅が、マルトーに質問すると、マルトーは包丁を手入れしつつ答えた。 「いや、ちょっと風邪ひいちまったみたいなんだ」 「風邪?」 「厨房で風邪を流行らせるわけには、いかねえからなあ、しばらくシエスタはお休みだ」 「そうですか…お大事にと伝えてください」 「おう」 勝手口から本塔の外に出たところで、ふと気づく。 「そういえば今日は、みんな元気ないな…後でシエスタのお見舞いにでも行くか」 朝食を終えた人修羅は、用事があるとルイズに言って、学院長室への長い階段を上がっていった。 昨日、ルイズの魔法について少しだけ話をしたが、その時は後日改めて研究をするという事で話がまとまったので、それについて具体的な話を聞こうと思っていたのだ。 「あら?人修羅さん、学院長室に何かご用ですか?」 階段を上る途中で、学院長の秘書ロングビルに声をかけられた。 「あ、ロングビルさん、おはようございます。ちょっとルイズさんの魔法について方針とか聞いていなかったんで、聞きに行こうと思ってたんですよ」 「そうでしたか、実は今日、朝からオールド・オスマンは外出しているんですよ」 「え、そうでしたか…じゃあ仕方ないですね。授業にでも出ることにします」 踵を返し、階段を下りようとしたところで、後ろからロングビルに声をかけられた。 「人修羅さん、折角ですから、少しお話でもしませんか?」 「へ?」 気の抜けた返事をする人修羅を見て、ロングビルはついつい微笑みを漏らした。 ■■■ 人修羅とロングビルはアウストリの広場に移動すると、適当なベンチを見つけてそこに座った。 「人修羅さんはミスタ・コルベールと協力してマジックアイテムを開発していると聞きましたが、トリステインで見かけるアイテムと大きく異なるとか…」 「アイテムっすか…ううん、まあ見て貰った方が早いかな…」 そう言いつつポケットから宝石のようなものを取り出し、ロングビルに渡す、それは透明度の高い水色の結晶体で、大きさは小豆ほどであったが、手にしてみるとその異質さが伝わってきた。 水色の結晶体に触れているだけで、まるで落雷を目の当たりにしたかのような驚きがわき上がってきた。 「こ、これは?」 「ナルカミから生まれた放電体の結晶です。偶然作れただけなんで、威力はそれほどでもないんですけど」 「放電体?」 「カミナリですよ」 「なるほど…これはどうやって使うものなのですか?」 「うーん、昔アギの石は…ああ、アギっていうのは炎の魔法なんですけど、魔法が結晶化したアイテムがあるんです。それを使うときは燃やす範囲を念じて投げつけるだけで発動してました」 「へえ…それはまた凄いですわね。でも、暴発してしまうことは無いんですか?」 「その結晶はマカラカーンといって、魔法を反射する魔法を応用して封じてあるんですよ。敵意とか攻撃意図を鍵にして解放されるんで、暴発はほとんど無いはずです」 「そんな魔法もあるんですか…って、ちょっと待ってください、魔法を反射…って、弾くのとは違うのですか?」 人修羅のさりげない説明にとんでもない言葉が混じっていたのに気づき、ロングビルは額に冷や汗を流しつつ質問した。 「……この世界には無いんですか?魔法とか、物理攻撃の反射って」 ロングビルは手に持った結晶と人修羅の顔を交互に見ると、小声で呟いた。 「風や水で障壁を作ったり、練金で防御壁を作り出すことはありますけど……跳ね返してしまうなんて聞いたこともありませんわ」 人修羅は天を見上げ、そうだったのかーと呟いて顔を手で覆う。 「さっきの話、まだオスマン先生にも言って無いんで、他の人にも言わないで貰えますか……」 「え、ええ。それにしても、人修羅さんのいた国ではとんでもない魔法が使われているんですね」 「一般の人はそんな魔法が存在すること自体知らないですよ。僕ぁたまたま知っちゃっただけですし」 「それでもこういったアイテムを作れるのですから、凄いと思いますよ」 にっこりと笑うロングビルを見て、人修羅はちょっとだけ頬が熱くなる気がした。 ここで大僧正がいたら『煩悩即菩提じゃ』とか言い出すに違いない。 人修羅はふと思い立つと、ポケットの中をまさぐって緑色の結晶体を出し、ロングビルの持っている水色の結晶体と取り替えた。 「これは?」 ロングビルが結晶を見つめながら質問した、結晶はサファイヤのように鈍く透き通っており、陽光に照らされ光を反射している。 「ホントはメディアラハンを入れたかったけど……魔法を付与する技術がまだよく分からないんで効果はディア数回分しか無いと思います。杖の代わりにこの結晶を握って、適当なルーンを唱えると、多少の怪我ならすぐに治りますよ」 「怪我を?治す?……この結晶でですか?」 「ええ。使い切るとただの結晶に戻っちゃいますけどね。片腕を切断したぐらいなら五回は治療できると思いますよ」 さりげなく出てきた”片腕を切断”という言葉に、ロングビルは背筋を震わせた。 人修羅は他人に危害を加えるのをよしとしない、それはここ数日間の監視でなんとなく感じていた事だが、その割にはその能力や、想定している”危機”が危険すぎる気がした。 「…あの、失礼ですが、人修羅さんはいままでどんな生き方を…いえ、どんな戦いをしていたんですか?」 好奇心、怖い物見たさを押さえきれなかったロングビルに、人修羅は困ったような、どこか寂しそうな笑みを返した。 「………数え切れないぐらい戦って、大怪我することもあったけど…。仲魔に助けられてどうにか生きていられたんです」 「仲間ですか」 「ええ、頼もしい連中でしたよ」 そう呟く人修羅の笑みは、どこか寂しそうで、しかし今までで一番のいい笑顔だった。 ロングビルはふと考える、人修羅の力をすべて知っているわけではないが、数々の魔法に、火竜を上回るブレス、そして魔法の反射など、とてもハルケギニアの常識では考えられない能力を持っている。 そんな人修羅に頼りにされる仲間達とはいったいどんな存在なのだろうか。 「シエスタ?」 考え込んでいたロングビルの隣で、人修羅が声を上げた。 ふと顔を上げると、シエスタらしき人物が正門前の馬車に乗り込もうとしていた。 シエスタの服装は魔法学院で見かけるメイド服ではなく、白いシャツに長いスカートの私服姿で、しかも乗り込もうとしている馬車は平民の使うものとは思えない程重厚感のある黒塗りの馬車だった。 ちらりと人修羅の方を見たシエスタは、そのまま顔をうつむかせて、まるで逃げるように馬車の中に入っていった。 「…風邪じゃなかったのかな」 人修羅が呟く。 「風邪?」 「朝、マルトーさんが、シエスタは風邪で休んでるとか言ってたんですけど…あんな馬車に乗って、どうしたんだろう」 「ああ、そういうことですか……そういえばあの馬車の紋章はモット伯のものですわね」 「モット伯?」 「ええ、この間、王宮の勅使として魔法学院に来訪されたのですけど…でも生徒と一緒に授業を受けていたら、ご存じないのも仕方ありませんよね」 「そりゃそうですけど、どうしてシエスタが…?何かあったのかな」 人修羅が腕を組んで考え込んでいると、ロングビルが小声で囁くように、その疑問に答えた。 「…実は、モット伯が来訪されたときに、あのシエスタというメイドが配膳を担当したのですけど…その時、粗相をしてしまったんです」 「粗相って…食器を割ったとか?」 「ええ、その時は気にしないと言っていましたが……その後でモット伯の部下が、メイドにちゃんとした接客を教えるからシエスタ数日差し出すようにと、料理長に言ったそうです」 「…なんだって」 周囲の空気が、一瞬で下がったような気がした。 人修羅の顔を見たロングビルは、その青白い瞳が一瞬だけ金色に見えたような気がしたが、人修羅が馬車の方を向いたので確認はできない。 人修羅とロングビルの目の前で、がらがらがらと音を鳴らして馬車が遠ざかっていく。 ふわりとロングビルの隣で風が動いた、いつの間にか座っていたはずの人修羅の姿が無い。 驚いて周囲を見渡すと、本塔の入り口から中へと入っていく人修羅の姿が見えた。 「いつのまに…!」 ロングビルは躓きそうになりながらも、あわてて人修羅の後を追った。 ■■■ 食堂では、既に昼食の準備が始まっていた、フォーク、ナイフ、スプーン、小皿などがメイドやボーイ達の手で並べられていく。 人修羅は奥の給仕口から厨房の中を見た、厨房ではコック達が昼食の準備に忙しそうだ。 厨房の奥を見ると、ソースの味を確認しているマルトーの姿があった、人修羅は声をかけるべきかどうか迷ったが、マルトーの方が人修羅の姿に気づいたらしく手招きをしてきた。 マルトーは調味料の並ぶ棚の前に移動すると、人修羅を見てただならぬ気配を感じたのか、体をぶるっと震わせた。 「時間を取らせちゃいますけど、いいんですか」 「ああ、俺が確認するところは一応済ませたからな…ところで、どうしたんだ」 「シエスタは、どうしたんですか」 「あ、ああ、シエスタは風邪で…」 「馬車に乗って、出かけていったのに?」 「うっ……」 返答に詰まるマルトーを見て、人修羅は悲しそうに目を細めた。 それだけでマルトーの心に深い罪悪感が生まれる、人修羅に隠し事をしていいはずがないと、心理的な圧迫感を感じた。 「口止め、されてるのか…いや、されてるんですか」 「…すまん、シエスタに頼まれただけじゃない。おまえさんには知られたくなかったんだ」 「いったい、どうして?」 マルトーは観念したのか、シエスタの身に何が起こったのかを小声で喋り始めた。 シエスタが連れて行かれた理由はロングビルの説明と差はなかった、しかしモット伯という人物の評判に話が及ぶと、マルトーは心底から申し訳なさそうに顔に皺を寄せた。 「……それで、モット伯爵ってヤツなんだが、これが、平民の女を囲うのが趣味だって言われててな…」 「囲うって…マルトーさん、そんな所にシエスタを行かせたのか…!?」 「俺だって逆らったさ!だけど俺は平民だ、魔法学院の中だけならオールド・オスマンが便宜を図ってくれる。 でもそれ以外の場所じゃ俺たちの命なんてあって無いようなもんなんだ! それに、シエスタも俺たちに迷惑をかけまいとして、一人でさっさとモット伯の別荘に行くと約束をしちまった。どうしょうもねぇんだ…」 人修羅とマルトーは顔をうつむかせた、マルトーの両手は力強く握りしめられるのでもなく、力なくぶら下がるのでもなく、やり場のない怒りが彼の手を震えさせるのみであった。 「オールド・オスマンは、このことを知ってるのか?」 「知ってる。今日は王宮に呼ばれてるんで、旧知の学者連中に会って、モット伯を小突く算段を取り付けてやるとか言ってくれたが……それが効を奏するには三日はかかるだろうってな……」 「そうか…」 思わず両手に力が入る、人修羅はキッと顔をあげると、無言のまま早足で勝手口から外へと出て行った。 ■■■ 「あら? 人修羅ったら、居ないと思ったらあんな所に…」 午前中の授業を終えたルイズは、一度寮塔に戻って人修羅を呼ぼうとした、しかし寮の中にも居ないので、どこにいったのかしらと首をかしげた。 外に出て本塔に向かうと、魔法学院の正門に立つ人修羅の後ろ姿が見えた、ルイズ早歩きで人修羅の近くに寄ると、少しきつめに声をかけた。 「人修羅! 何やってるのよこんな所で」 「…あ、ああ。ルイズさんか、いや、ちょっとね」 「ちょっと何よ。何か珍しい物でも見つけたの?勉強熱心なのはいいけど、あまり物珍しそうにしないでよね、田舎物だと思われるわよ」 「ああ…ごめん。ちょっと考えることがあってさ。昼食、俺はいいから、先に行ってよ」 いつもと違い、どこか遠くを気にするような人修羅の仕草、それが何かを隠しているのだとルイズには感じられた。 しかし、それを今追求する気にはなれない、ホームシックにでもかかっているのだろうかと無理矢理結論づけて、昼食を食べに本塔へと戻っていった。 しかし人修羅は、ルイズが昼食を食べ終わってもまだ正門の前に立ち、外を見続けていた。 「ねえ、彼はどうしたのよ」 ルイズが昼食を食べ終わり、席を立とうとしたところキュルケに声をかけられた。 離れた席に座っていたはずのキュルケが、わざわざルイズの側に来るなんてロクでもないことに決まっている、そう思いこんで不機嫌な態度のまま返事をした。 「何の事よ、ツェルプストー」 「さっきからフレイムが人修羅の側にいるのよ、学院の正門前よ。他の使い間も集まってるみたいだけど……あんたご飯抜きにでもしたの?」 「へっ? どういうことよ、それ」 「直接見てくればいいじゃない。ずっと正門前にいるわよ」 「………」 ルイズもさすがに何かおかしいと感じ取ったのか、少々乱暴に立ち上がると、そそくさと食堂から出て行った。 「それにしても、人修羅って不思議よねえ、使い魔にまで心配されるなんて」 正門前に走り寄るルイズを迎えたのは、キュルケのフレイムやタバサのシルフィードをはじめとする使い魔達だった。 「なっ、なんなのよこれー!」 驚いたルイズがたまらず声をあげると、使い間達と人修羅が一斉にルイズの方を向いた。 「あれ?ルイズさん、どうしたの?」 「何のんきにしてるのよ!」 「いや別にのんきにしてるわけじゃ…」 人修羅に詰め寄ろうとしたルイズは、おろおろと両手を前に突き出した人修羅を見て、はぁーとため息をついた。 「なんでこんなに沢山使い魔が集まってるのよ」 「あー……なんか心配してくれたみたいで、追い返すのも悪いかなあと思ってさ」 「心配? …やっぱりあんた何か隠してるんじゃないの」 「ううんけっしてぜったいほんとうにそんなことはないよ」 「棒読みよ」 「…」 ルイズは一呼吸置いてから、ぐっと胸を張り人修羅を見上げた。 周囲の使い魔達の視線に負けぬよう体に力を入れ、両手を腰に当てて精一杯体を大きく見せる。 「私はねっ、あなたのご主人様なのよ!メイジと使い魔は一心同体なの!だから困ったことがあるなら私に言いなさいよ!……それとも、私が頼りないって言いたいの?」 拗ねたような目で人修羅を見る、すると人修羅は困ったように頭をかいて、ごめん、と頭を下げた。 「ごめん。確かにその通りだ。ルイズさんにはちゃんと話すべきだった。…悩みがあるんだ、聞いてもらえるかい?」 「さ、最初からそう言えばいいのよ。でもここじゃ落ち着かないわね。部屋に戻りましょ」 「午後の授業は?」 「使い魔の世話もメイジの大事な役目よ。だからちょっとぐらい大丈夫……だと思うわ」ルイズは人修羅の手を取って、寮塔へと歩き出した。 人修羅は後ろを振り向いて、自分を気遣ってくれた使い魔達に手を振り、小声でありがとうと礼を言う、すると使い魔達はそれぞれが小さな声で鳴き、いつもの寝床へと戻っていった。 ■■■ 「シエスタって…あのメイドね。彼女がモット伯の別荘に連れて行かれたって言うのね」 「ああ。ルイズさんもモット伯の評判は聞いてるの?」 「それは、少しは聞いてるけど……良い評判なんて無いわよ」 ルイズは、午後の授業を欠席して人修羅の話を聞いていた。 人修羅はマルトーとロングビルから聞いた話をルイズに伝えた、シエスタが粗相をしたのを理由にして 、平民の女を囲うことで有名なモット伯の別荘に連れて行かれてしまったと言ったとことで、ルイズの表情に嫌悪感と悲壮感が浮かんだ。 「ねえ…どうしてそんなにシエスタのことを気にかけるの?」 ルイズは、心のどこかで嫉妬のようなものを感じ、思わずこんな質問をしてしまった。 それに自分で気づいているのか、少し罪悪感めいたものを感じてしまったが、口から言葉が出てしまった以上は覆せない。 しばらくの沈黙の後、人修羅が呟いた。 「…何十年も前に、俺の居た世界で戦争があった。物資の不足は略奪や強姦、奴隷売買も公然のものとされた。そんな中で率先して体を売り、強姦の被害を減らそうとした女達が居たんだ」 「………」 ごくり、とルイズがつばを飲み込んだ。 「ある人はそれを尊いと言い、ある人は彼女らの名誉のため口をつぐんだ。だがある人は汚いと言って女達を蔑んだ。 ……仲魔の一人にシヴァって奴がいた、そいつは破壊を司る司祭でね(ホントは神様だけど)。 体を売らなければ生きられない人、自分の手足を切り落として哀れみを誘い恵みを乞う人にも、この現状を、世界の仕組みを破壊してくれと信仰されていたって聞いたよ」 「またある国では娼婦が格上の男を狙って、魅力や教養を高め、自分の地位を向上させようと躍起になっていた。 その中には慈愛に満ちた人もいれば、権力欲に取り憑かれ毒殺を繰り返す人もいた」 「ある人は自信の誇りにかけて身を犠牲にし、ある人はよいよい生活のために体を道具として使いこなす。 ……以前、ルイズさんは貴族について、魔法が使えるか否かでなく、生き方とかが貴族を現すとか、そんな話をしてくれたよね? シエスタは立派だと思う。ある意味、貴族でなくても貴族を手本にして、立派に生きてる」 ルイズの向かい側に座る人修羅の瞳が、黄金色に輝く。 「ルイズさん、俺は厨房の皆に、特にシエスタにも世話になった。だから俺はシエスタを助け出したい。 ……でも俺は破壊することしかできない、トリスタニアなら5分とかけずに焦土にできると思っている。 モット伯の別荘がどれほどの規模か知らないが、跡形もなく吹き飛ばす自信もある。 またはその力を使ってモット伯を脅迫してもいい。 けれどもそれをしたら、ルイズさんにもシエスタにも、よくしてくれた人達全員に迷惑がかかる!俺はどうしたらいいんだ!? もしかして身を売る事なんてよくあることで、俺の考えていることは場違いなお節介なのか? それとも平民の扱いなんてそういうものだとして、納得すればいいのか!俺は!」 ぶわりと周囲に風が舞う、人修羅の体から放出された魔力が赤黒い風となる。 「きょ、脅迫なんて駄目だけど、人修羅の考えは間違ってないわよ、私だって、そんな横暴は許したくないわよ!」 恐ろしいまでの力に気圧されながらも、ルイズは必死に腹に力を入れて、人修羅に言い返した。 「……すまん。いや、ごめん。八つ当たりになっちまった…」 人修羅はテーブルに肘を突いて、俯かせた顔を両手で隠した。 その様子を見て少し落ち着いたのか、ルイズは自分の心臓がバクバクと大きな音を立てているのに気づいた。 あまりの緊張で忘れていた呼吸を再開し、息を整えると、顔を隠したままじっと動かない人修羅を見つめた。 「ねえ、人修羅。ねえってば」 人修羅は手を下ろし、ルイズの顔を見つめた。 「今からモット伯の別荘に行くわよ。シエスタは私が個人的に雇う約束をしてる、変な手出しをしたら許さないわ」 「え…」 これには人修羅も絶句した、シエスタを雇うなんて話は聞いたこともない、ましてやルイズがそこまでしてシエスタを助ける義理など無いはずだ。 なぜ?という疑問が顔に出たのか、ルイズは驚いている人修羅の顔を見て、ふんと鼻を鳴らし顔を背けた。 「べ、べつにあんたのためじゃないわよ、あんたに執事をやらせるのに、先生が必要でしょ!ああもう、とっとと行くわよ!馬を借りるわ!」 勢いよく立ち上がってそう宣言すると、ルイズは一目散に部屋から飛び出ていった。 人修羅は驚きと、悦びの混じった表情で呆気にとられていたが、すぐに気を取り直し、出遅れた時間を取り戻そうと、窓から飛び降りてルイズの後を追った。 ■■■ ……さてそんな気合いを入れた二人は、番兵から別荘の位置を聞き、馬を走らせ、あれよあれよという間にモット伯の別荘に到着してしまった。 ルイズはモット伯について、いくつかの噂を聞いている。 その中でも特に印象に残ったのが、長女エレオノール姉の結婚相手としてモット伯の名前が出た時のことだ。 母は『みっともない』と言い、父は『……』無言で顔をしかめ、エレオノールは『最低だ』と掃いて捨てた。 魔法学院に来てからも何度か噂を耳にしたが、そのどれもが『女好き』とか『平民に手を出し過ぎる』といった内容だった。 二人がモット伯の別荘にたどり着き、驚くほどすんなりと中に通されると、その噂が的を射ていたと嫌と言うほど納得できた。 別荘の外を警護するのは、無骨なプレートメイルに身を包み、槍を持った衛兵、そして犬型のガーゴイル。 しかし中に入ってみれば、案内役のメイドさんは胸元が大きく開いた服を着ており、スカートもギリギリまで短い。 応接間に通されると、給仕のメイドはレースのタイツをはいて、両脇に大きなスリットの入ったスカートを着用していた。 人修羅はそれを見て「チャ、チャイナドレス…」と言っていたが、ルイズには何のことだかさっぱり分からない。 しばらく待っていると、応接室の扉が開かれ、右手と頭に包帯を巻いたシエスタが姿を現した。 「シエスタ!?どうしたんだ、いや、大丈夫だったのか?」 人修羅が立ち上がり、シエスタに近づく。 「は、はい、私は大丈夫です…あの、お二人とも、どうしてこちらに…?」 「あなたを連れ戻しに来たんだけど……」 「えっ、では、迎えに来てくださったんですか」 「そうなんだけど…」 ルイズがどうしたものかと困っていると、扉からもう一人の人物が応接間へと入ってきた。 「やあこれは公爵家のご息女ではございませんか、わざわざこのような田舎の別荘にまでお越しいただけるとは、幸いですなあ」 微妙に先端がカールした口ひげ、整髪剤で整えられたてかてかの髪、姿を現したのはモット伯その人だった。 「わざわざこのメイドを迎えに来たそうですが…?」 「え、ええ。そのメイドは私が個人的に雇う約束をしておりましたの。それなのに突然モット伯の別荘に向かったと聞いて驚きましたわ」 人修羅はいつもと違うルイズの口調に驚きつつ、シエスタの手を引いてモット伯から距離を取った。 「そうでしたか!いやあこれは大変なことをしました、実は別荘に来るまでの間、馬車が暴れ牛に衝突したようなのです。 その衝撃でこのメイド…ええとシエスタでしたな。 彼女は頭と手を打ち付けてしまいまして。これから魔法学院に送り返すところだったのですよ!」 「はあ」 「いやまったく残念ですが、怪我した少女をいたぶるような趣味はありませんからなあ、それにヴァリエール家で雇われるのでしたら私が手出しするのもちと厄介です」 「はあ…」 ルイズはモット伯の饒舌さに驚き、呆れていた。 一念発起してシエスタを助けに来たのはいいが、なぜか肩すかしを食らった気がする。 そんなルイズを無視して、モット伯は人修羅とシエスタに向き直った。 「おお、ところで…気絶したシエスタが、ヒトシュラとか呼んでいましたが、先ほどから手を繋いでいるのを見ると君がヒトシュラですかな」 「えっ、はい、そうですけど」 指摘され、慌ててシエスタの手を離した人修羅だが、シエスタはどこか残念そうな視線を、ルイズはちょっと不機嫌そうな視線を向けてくるので、微妙に居心地が悪い。 「なんと!魔法学院で変わった使い魔が召還されたと聞きましたが、まさか君がそうなのかね!」 「ええ、まあ一応…」 モット伯のテンションについていけない人修羅は、ほんのちょっと後ずさりつつ答えた。 「なるほど、亜人か東方の人間かと噂になっていたが、ミス・ヴァリエールの従者を務めるとは、これは驚かされた! 友好の証に握手を!」 そう言うとモット伯は手を差し出した、人修羅も仕方なく手を差し出すと、モット伯は人修羅の手を両手でがしっと掴み込む、政治家らしく迫力のある握手の仕方だった。 「何!東方の交易品には私も興味があるのでな、何かおもしろいものがあれば教えてくたまえ!ハハハ!」 モット伯は最後までテンションの高いまま、応接室を出て行った。 後に残された人修羅と、シエスタと、ルイズの三人は交互に顔を見合わせる。 「……帰りましょう」 ルイズが力なく呟いた。 ■■■ モット伯の別荘、その二階の窓からは、魔法学院に帰ろうとする三人の姿が見下ろせた。 シエスタとルイズがそれぞれ馬に乗り、人修羅がシエスタの乗る馬を引く、シエスタの怪我を案じてのことだろう。 時刻はもう夕方にさしかかっており、魔法学院に到着する頃には夜になるだろうが、人修羅という存在が近くにいれば誰も手を出せないはずだ。 モット伯はそれを見届けるとカーテンを閉じ、振り返る、するとそこには王宮に向かったはずのオールド・オスマンがメイドに囲まれてにこにこと微笑んでいた。 そのすぐ隣のソファには、ロングビルがやたら露出度の高い服を着たメイドにお酌をされ、少し戸惑ったような表情を見せている。 「モット君。『水』のトライアングルとして、政治屋としても意見を聞きたい。人修羅君はどうかね」 グラスを片手にオールド・オスマンが呟くと、モット伯はオスマンの向かいの席に座り、メイドからグラスを手渡されつつ返答した。 「握手して水の流れを探ってみましたが、深すぎる。ラグドリアン湖のように透明ですがいかんせん深すぎて全貌を探れません。 ディティクト・マジックを使って探ろうとすれば、かえってその深さに飲み込まれるでしょう。味方なら守護神、敵ならばまさしく悪魔ですな」 きっぱりと言い切るモット伯の眼光は、先程とは違って鋭く、そして獣じみている。 「それほどかね」 「それほどです。政治家としては……そうですな、王宮の者達にしてみれば東方の話題など与太話に過ぎません。 必要最低限の報告をするのみで、後は伏せておきましょう、事が起こってからでは遅すぎると非難する者などいやしませんよ。 あるとすれば、そういったヤジの得意な者達がよけいな事を起こすのです。 こちらから何もしなければ、人修羅君も王宮も特に動こうとはしないでしょう」 オールド・オスマンはひげを撫でつつ、ふむとうなった。 そもそも今回の騒動は、オールド・オスマンがモット伯と共に計画した、自作自演の劇であった。 シエスタが粗相をしたというのも、実は魔法を使っている、その時点からシエスタ誘拐騒動は始まっていたのだ。 途中、馬車を転ばせるというのはやりすぎだと思ったが、シエスタに何の手出しもせず魔法学院に返すのは不自然過ぎる。 そのた、なるべく怪我をしないように転ばせたのだが、その調節にはとても苦労した。 「そうじゃのう。モートソグニルが人修羅君とミス・ヴァリエールの会話を聞いていたが、人修羅君は争いを必要以上に恐れておる。 自分と周囲に危害が及べば、なりふりかまわず動くじゃろうが…その時が来ないとも限らん。 彼に必要なのは友人じゃな、仲間のため、友のため、恩のため。 そういった価値観が彼の大部分を占めておるのじゃろう、ミス・ロングビルや、君の見立てではどうかな」 いきなり話を振られれたロングビルは、え…と困り顔になったが、気を取り直してオスマンに向き直り口を開いた。 「危険はないと思いますわ。料理長のマルトーに詰め寄った時も暴力的ではありませんでしたし、むしろ自分の無力を嘆いているような気がします」 「うむ…ミス・ロングビル。君さえ良ければ、これからも彼らの力になってやってくれんか? 君は貴族の立場を剥奪された、じゃからこそ貴族の傲慢さをよく知っておるじゃろう、彼らを無用の争いに巻き込まぬためにも、悪意のない第三者になってはくれんか」 「…いつまで魔法学院にいられるか分かりませんが、可能な限り助力致しますわ。その代わりセクハラは止めてくださいね」 「つれないのう」 ロングビルとオスマンのやりとりを聞いてたモット伯は、ハハハと笑い出した。 手近な所にいたメイドを抱き寄せると、隣に座らせて髪の毛を撫でる。 「オスマン先生は未だにセクハラ癖が抜けませんか!さすがですな、女は後腐れ無く買うに限ると言っていたのに、その反面スリルを求めてセクハラを止めぬとは、流石は我が恩師!」 ロングビルがハァ?とでも言いたげな顔でオスマンとモット伯を見比べる、どうやらこの二人にはただのコネではなく、深い繋がりがあるらしい。 「オールド・オスマン。どういうことですか?」 「い、いや……ちょっと説明しづらいんじゃが」 「ならば私の口からご説明致しましょう。私もあの頃は魔法学院の、一介の学生に過ぎませんでした。ところがある日私は同級生の手によって悪名をとどろかせる羽目になったのです。 曰く、『寝小便のモット』と!!これには参りました、確かに私は寝小便でハルケギニア全図を書き上げておりましたがが故意ではありません、しかもそれを二つ名にされるなどあまりにも屈辱的! 私は寮塔に引きこもり授業に出ぬ日が続きました……しかし、そこにオールド・オスマンが現れて私にこう助言して下さったのです!『逆に考えるんだ、本気の寝小便などこの程度ではない』と! それを聞いた私の心に、雷のような衝撃が走りました、そして私は決意したのです!『波涛のモット』と名乗ることを! それからは世界が180度変わりました、寝小便で作り上げた水の鞭を操り決闘に挑み、50戦50勝39不戦勝を誇るに至りました!! しかし強すぎる存在は皆から敬遠されるもの……私の周りには女性など誰も近づきませんでした、そこで私はオールド・オスマンに習い、平民も貴族も分け隔て無く、綺麗な女性ならオールオッケーな態度でエロに挑んだのです! その結果私は平民の女を囲っていると噂されましたが、何そんなものは気になりません。私は彼女らの奉仕を受ける代わりに教育を施します、もう何人もが卒業して、ゲルマニアやガリアの商業地域で働いております。 田舎で子供達に文字を教えているという手紙も届きます、それもこれもエロのおかげ!エロはすばらしい!MOTTOMOTTO!」 演説を続けるモット伯から目をそらし、ロングビルはオールド・オスマンを睨み付けた。 「最低…」 「そ、そんな目で見んでくれ。ワシだってモット君がこんなになるなんて予想してなかったんだもん…」 ふと、モット伯の隣にいるメイドを見る、彼女は嬉しそうな笑顔でモット伯に身を寄せている。 後ろに控える猫耳をつけたメイドやウサギ耳をつけたメイドも『また病気が始まりましたわ』とか『いつものことですから』とか、苦笑いを浮かべている。 だが誰一人として嫌そうな気配は無い、モット伯という人物は、方法こそアレだが、ちゃんとメイド達から慕われているらしい。 (…化け物じみたお人好しの使い魔、王宮の勅使は変態。こんなので大丈夫かね、トリステインは) 口から飛び出しそうな呟きを、ロングビルはワインと共に飲み込んだ。 前ページ次ページアクマがこんにちわ
https://w.atwiki.jp/vixi/
vixiの汚点へようこそ Q:vixi繋がらない(重い)んだけど・・・ 管理人からのお知らせ見ろよ http //twitter.com/vixi 朝7時前後はバックアップ中だ待ってろ。 それ以外も静かに待ってろ、それか空でも見上げてろバカ! Q:~がウザイんだけど・・・ 本人に直接言えないチキンはさっさとマイビプ切れバカ! Q:マイビプ切ったのがバレたらいやだ vixiやめろバカ! Q:ネタへのレスに困りました とりあえずちょっとのせいにしとけ Q:ブサイクな香具師が変なメッセ送ってくるんだけど・・・ 仕様だバカ! Q:ながおちょっとにセクハラされたんだけど・・・ ヽ(゜▽、゜)ノ Q:よしきがきもいんだけど・・・ 申し訳ありませんが仕様です
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1679.html
注意。至上最低な父親が登場。やや下ネタ有り。あと真面目に読むと疲れる ゆっくりが生息する現代社会 閑静な住宅街に住まう一般中流家庭の話 「息子よ話がある。少しいいかな?」 呼ばれて、彼はこの声がした応接間へと向かう 応接間では彼の父が真剣な面持ちでソファに座っていた 「まあ、なんだ・・・座りなさい」 父の手に促されて机を挟んで向かいのソファに座る 「どうしたの改まって?」 普段は陽気な性格の父がここまで真面目な顔をしているため、よほど大事なことなのだと感じた 咳払いを一つして、父は本題を告げた 「これからお前の母さんについて話そうと思う」 「 !? ] 彼の体に小さな衝撃が走った、目を大きく開き、肩を小さく振るわせる この家は父と子の二人、いわゆる父子家庭だった これまでこの親子の間で母親の話はタブーとなっていた 「お前は年齢的にはまだ子供と大人の中間だ、しかしモノのブンベツくらいは一人でつけられるほど大きくなったと思う」 父は懐から一枚の写真を取り出し、息子に差し出す 「母さんの写真だ、いつも財布の中に入れているものだ」 「この人が僕の母さん・・・・?」 彼は皺だらけになった写真を受け取る 綺麗な肌、スリムなボディライン・・・・ニヒルな口元、ほんのり漂う鬱陶しさ、下膨れの頬・・・・・下膨れ? 「あの・・・・これ、きめぇ丸。僕は詳しく知らないけど、確かゆっくりっていう奴じゃなかったっけ?」 「彼女がお前の母さんだ。今まで黙っていたがお前は人間とゆっくりの『ハーフ』だ」 応接間の空気が一瞬だけ凍る。掛け時計の秒針を刻む音だけがはっきりと響く 「えっと・・・・・・・・・what?」 「もう一度言う。お前は人間とゆっくりの『ハーフ』だ」 「pardon?(もう一回言って)」 「驚くのも無理はない。だが何度でも言おう、お前は人間とゆっくりの『ハーフ』だ」 「そういえば今日は旧暦で4月1日だったっけ・・・・・・」 ちらりとカレンダーを見るが日付が違った 「お前は・・・」 「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。流石に無いだろそれは。僕人間だし」 彼は学校での成績はそれなりで、運動神経もそこそこ。身長や体重もその年齢の基準値を満たしていた 顔だって格好が良いというわけではないが、悪くも無い。やや語弊ある言い方だが普通の顔をしている、決して下膨れではない どこからどう見ても人間だった 「お前の体の細胞には人間のモノとは別に、ゆっくりの餡子や生地と同じ成分を持っていることが確認されている」 「んなわけないだろ、馬鹿馬鹿しい」 「有名な大学の研究施設で調べたんだぞ、間違いない。言っとくがお前が生まれて一番驚いたの父さんだからな」 「ドッキリの看板はいつ出てくるの?」 一向に信じようとしない息子に父は呆れたようにため息を吐き、手を組んで両肘を膝の上の乗せる 眼光が微妙に険しくなる 「これからいくつか質問をする。全部正直に答えろ」 「え? ああ、うん。わかった」 父による質問が始まった 「転んで膝を擦り剥いた時、血と一緒に餡子が出たことがなかったか?」 「えっと・・・たまに・・」 怪我をすると保健室で自分だけ小麦粉で溶いた水を傷口に塗られていたのを思い出す 「火傷したらその部分から良い匂いがしただろ?」 「うん、この前料理してた時に・・・」 過去に調理実習の際に同級生の何人かが隣でヨダレを垂らしていたのを思い出す 「泳ぎがあまり得意じゃないだろ?」 「確かに水の中だと体が少し膨らむけど・・・」 水から上がると体重が一時的にだが微妙に増えているのを思い出す 「鳥によく突かれるだろ?」 「結構あった・・・最近は無くなったけど」 幼い時、公園で大量のハトに餌も持ってないのに群がられたのを思い出す。ちなみに父はそれを見て爆笑していたのも覚えている 「全部ゆっくりの特徴に当てはまらないか?」 「・・・・」 それらを全て否定することが出来なかった ちなみに小学生の時の尿検査で、規則正しい生活をしていたにも関わらず糖尿病と診断されたこともある 「これがお前の細胞から得られた研究データだ、有名な大学の教授のサインもちゃんと入っている」 机にカルテの入った茶封筒を置く 恐る恐るそれに目を通す 背中に油汗が滲む 「う、嘘だろ・・・・・・なんだよこれ・・・」 人とまったく同じ姿をしていながら、正真正銘、彼の体は人間とゆっくりの細胞が混ざりあったモノで出来ていた。 「というかそこまで自分の体がおかしいと普通気づくだろ? お前学校の成績は割りと良いくせにそういう抜けてるところがゆっくりにそっくりだな」 脳も少しだけゆっくり分が含まれているらしい 「もう最悪だよ・・・・なんだよ『ハーフ』って・・・・・」 「そう落ち込むな。“プレデリアン”や“デイ・ウォーカー”みたいでかっこいいだろ? 友達に自慢できるぞ」 「自慢して誰が得するんだよ・・・・・・・ああ畜生・・・」 がっくりとうな垂れる息子を見て、父はなんと声をかけて良いのかと迷う 「えっと・・・だがまあ、その・・・なんだ・・・・・お前のそのゆっくり分を見ていると母さんがいたころを思い出すぞ! うん!」 「母さんのことを?」 母とを聞いて顔を上げた 「母さんはどんな人(ゆっくり)だったの?」 自身のことは深刻な問題だが、母親についても知っておきたいと彼は思った 「普段はおしとやかだが、ベッドの上では・・・」 「なんでよりにもよって猥談をチョイスするんだよ、空気読めよ。そこは二人の馴れ初めだろ」 「あの頃は二人とも若かったからな、暇さえあればヤっていた。思い出といえばそればっかりだ」 「聞きたくないよ親のそんな話・・・・しかも人間とゆっくりだろ」 両手を耳にやり音を遮断しようと試みるも、周りの音量がやや下がるだけだった 「ゆっくりは体の表面全てが聴覚器官だからな。耳塞いでもあんまり意味無いぞ?」 「マジで!?」 次々と明らかになる新事実 「・・・母さんは立ちバックが好きだった。毎晩そのソファに手を付いて手加減なしのハードピストンでよがり狂う淫乱な雌だった」 「頼むから黙って」 身内に殺意が沸いたのは初めてだった 「てかなんでゆっくりと結婚(?)したんだよ」 その顔と今の年収なら人間の妻ぐらい普通に娶れただろうと彼は思った 「今でこそ落ち着いているが、実は父さんはかつてゆっくりレイパーと呼ばれていたんだよ」 「知ってるよ。それが原因で僕中学いじめられたよ。何回転校したいと思ったか」 彼の父はゆっくりと名の付くものなら全て犯した。穴という穴にナニを突っ込んだ ゆっくりれいむを、まりさを、ありすを、ぱちゅりーを、みょんを、ちぇんを、ゆうかを、かぐやを、えーりんを、てゐを、さくやを、 ゆゆこを、めーりんを、れてぃを、れみりゃを、うーぱっくを、ふらんを、きめぇまるを、りぐるを、もこうを、えーきを、ゆかりを、 子供、中型、成体、ドス、希少種、亜種、胴付き、胴なしを問わずレイプした 奇形だって手を出した猛者だった 「当時、年間300匹以上のゆっくりをレイプしたのはこの町内でも父さんぐらいなもんさ」 「地球規模で競っても絶対父さんだけだよ・・・ギネスの本で父さんの写真見たときは開いた口が塞がらなかったよ」 「ははは、父さんをおだてても何も出ないぞ?」 気恥ずかしく頭を掻く父とは逆に、息子は手を顔に当てて呆れる 「その頃の私は荒んでいた。肉食獣のようなギラついた目で、視界に入ったゆっくりを悉く犯し回っていた。そんな時さ、母さんに出会ったのは」 「その話絶対に長くなるでしょ? 頼むから掻い摘んで話してよ。レイプの話はいらないから」 「あれは雪の降る三月の・・・」 「聞けよ、クソ親父」 ≪ゆっくりレイパー物語≫ 『あるところにゆっくりレイパーがいました』 「それ思いっきり父さんのことだろ」 『彼は見つけたゆっくりを毎日レイプしていました。きめぇ丸(後の母)もゆっくりレイパーがレイプしたゆっくりの中の一匹でした』 「最悪の出会いだね」 『次の日、きめぇ丸は昨日と同じ場所に居たため、ゆっくりレイパーに見つかりまたレイプされました』 「学習しようよ、同じ場所が危険なことくらいわかるでしょ」 『次の日も、また次の日もきめぇ丸はその場所から逃げようとせず。その度にゆっくりレイパーにレイプされました。毎日毎日・・・・』 「なんで逃げないの?」 『さすがに気になりゆっくりレイパーは尋ねました“なぜ犯されるとわかっていて毎日同じ場所にいる? お前は変態か?”と』 「父さんこそが真の変態じゃないか」 『すると彼女はこう言いました“あなたに一目惚れしたのです。どうか傍に置いてください”と』 「父さんの何処に惚れる要素があるんだよ・・・母さんも変態かよ」 『最初ゆっくりレイパーは彼女をテイの良い性欲処理の饅頭便器としか見ていませんでした』 「本当に最低だな。てかなんだよ饅頭便器って、肉便器って言いたいの?」 『ゆっくりレイパーにどんなプレイを要求されても彼女は拒みませんでした。苦痛に耐えながらもすべての欲望を受け止めました 公園、路地裏、駅のトイレ、満員電車の中、自宅のベランダ、デパートの屋上、漫喫の個室、大学の廊下、色々な場所で迫られ 巫女装束、婦警、看護婦、法衣、メイド、道場着、浴衣、スチュワーデス、ボンデージ、ボディコン様々な衣装を着せられて バイブ、ローター、縄、鞭、赤蝋燭、ピアス、浣腸、露出、アクメ自転車、アナル責め、イマラチオ、その体はどんどん開発されていきました』 「どんだけマニアックなんだよ。最低にも限度があるだろ」 【中略】 『そして彼女の愛情が届いたのか、ゆっくりレイパーは彼女のことを徐々に大切にし始めました』 「・・・・・・・・」←あまりの超展開で言葉にならない 『彼は彼女だけを愛し、ゆっくりレイパーを引退することを決意しました」 「それ以前に、人間とっくに引退してるだろ父さんは」 『その日、ゆっくりレイパーは初めて愛情を持って彼女を抱きました。そしてなんと子を授かったのです、愛が種を超えた瞬間でした』 ≪ゆっくりレイパー物語・終わり≫ 「そしてお前が生まれた」 「なんで両親のセックスまで聞かされなきゃならないんだよ・・・・・・・・・最初の馴れ初めだけで十分だろ。肉々しい話題は省けよ」 「餡子まみれで生まれたお前は軽くグロ画像だったぞ」 「余計なこと言わなくていいよ」 だが、ここで父の表情が若干暗くなる 「・・・生まれてすぐのお前をどうすべきか父さんは迷ったよ」 異種間同士の交配は極めて近い種同士でも非常に難しい。ラバやライガーなどがその例である 人間とゆっくりというかけ離れた存在の間で子が生まれるなど、生物史が全てひっくり返る事態だった ましてや人間を性交以外の方法で作りだすなど、社会的倫理に大きく反していた 「まあ確かに人間とゆっくりの『ハーフ』なんてのが明るみに出たら世界中大騒ぎだもんな・・・・」 なんとなくではあるが、父の苦悩を察することはできた 「養育費とか馬鹿にならんだろ・・・常識的に考えて・・・まさか孕むとは、避妊しとけばよかった」 「そっちかよ」 彼は真剣に家出のプランを立て始めた 「その後、生物研究施設に連絡を取りお前の体の解明を急いだ」 「よく取り合ったってくれたね」 「『ゆっくりの新種です、人間に極めて近い姿をしています』って電話越しに言ったらすぐに偉い人が迎えに来て父さん驚いたぞ」 「この野郎・・・」 気づいたら拳がわなわなと震えていた 「まあいろいろあったが、お前は父さんと母さんの愛の結晶だ。お前の誕生は神様が与えて下さった奇跡だと思っているよ」 「父さん・・・」 父の目は穏やかで優しく、自分が幼い頃に父と過ごした日々が脳裏に蘇る その目にはうっすらと涙が浮かび、父は慌ててそれを拭う。彼もそれに感化され、僅かに目が潤む 「お前にもゆっくりレイパーの血が脈々と流れていると思うと嬉しくて嬉しくて」 「それは無い」 ぴしゃりと言い切る。感動した自分が馬鹿だったと後悔する 「ところでお前、彼女いるだろ?」 「いるけど、今その話題は関係ないだろ」 現在彼には交際中の子がいた。告白して来たのは彼女の方からだった 彼も以前から彼女のことは気になっており。その場ですぐ返答してカップルが成立した 同じ学校ではないから平日に会うことは出来ないが、毎週土日は彼女と同じ時間を過ごしている 彼女の好物はゆっくりで、よく狩に行こうと誘われる 「そのことについてお前に言っておきたいことがあるんだ」 「なんだよ、僕だっていつまでも子供じゃないんだ、彼女くらい居たって別に良いだろ?」 「いや、別にそういうことじゃないんだ。えっとなぁ、その・・・」 父は一瞬すごく言い辛そうな顔をしたが、意を決して言うことにした 「あの子ってゆっくりじゃないか?」 「はい? 何言ってんだよ、どこからどう見てもにんげ・・・」 携帯の待ち受けに登録してある彼女の姿を確認する 薄黄色の綺麗な髪、透き通る白い肌、ガラス細工のように澄んだ瞳、赤を基調としたお洒落な洋服、独特の形をした翼、キュートな下膨れの顔・・・・下膨れ? 「お前の彼女、ゆっくりふらんじゃないか? しかも野生の」 「うわぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!」 頭を抱える。彼の中で様々なものが音を立てて崩れていった 「いや・・・確かに頻繁に『しね!』とか連呼してたけど、よく野生のおいしいゆっくりを僕にくれたりとかして・・・・・・・ええー」 「なんで気づかないんだ? 父さんそっちの方がビックリなんだが」 自身に流れる人間の血とゆっくりの餡子、そしてレイパーの系譜が本能的に人間とゆっくりの胴付きを同一視させてしまっていた 「この前、父さんが出張のときにあの子を家に連れ込んでレイプしただろ? 痕跡でわかるぞ」 左手で丸をつくりそこに右手の人差し指を出し入れする父 「やめろよその動作・・・・あと、あの子とはちゃんと合意の上でやったから。和姦であって断じてレイプじゃないから」 自分自身かなりズレたことを言っているがそこは微妙に餡子脳なので気づかない 「頼むぞ二代目ゆっくりレイパー、立派な跡取りが出来て父さん嬉しいぞ。(ゆっくりで童貞卒業)おめでとう」 「うるせえよ!」 余談であるが、彼が幼い頃に『全国和菓子名店100撰』という本を見て、それにものすごく興味示していたことを父は知っている 「認めるんだ。お前も饅頭に欲情する変態だということを、父と共にアウトローに堕ちなさい」 「それ以上しゃべるな。それにアウトローじゃなくてダークサイドの間違いだろ」 ここで聞いておきたいことがあったのを思い出した 「そういえば、父さんはどうしてあの子のこと知ってるんだ? 会ったこと無いだろ?」 先ほど先送りにした質問をする 「この前、お前の留守中に家に訪ねて来たんだよ。両手に半殺しにしたゆっくりれいむとまりさを持って」 「そうだったんだ」 「他のゆっくりよりも知能が高くて、言葉のボキャブラリーも多いから関心したよ・・・・それでな父さん昔を思い出してその・・・・」 父がすまなさそうな顔をして頬を掻いた 「押し倒しちゃった・・・・・ごめん」 苦笑いしながら、人差し指と中指の間に親指を挟む動作をする父と、握りこぶしを作り鬼の形相で立ち上がる息子 「殴っていい?」 「すっごく可愛かったから(ゆっくりレイパー基準で)どうしても我慢できなくて、つい」 両手の指をバキバキと鳴らす 「ねぇ殴るよ?」 「流石にお前の彼女だからまずいと思ったんだ」 拳に息を吐きつける 「殴るからね?」 「待て、触っただけ、ちょっと触っただけだから! すっきりさせようと揺すっただけだから!!」 ピッチャーの投球モーションのように振りかぶる 「殴らせろ」 「あの子すぐに泣き出しちゃって、それでやめ・・・・・・ごふっ!」 ソファから派手に転げ落ちた父はそのままピクピクと体を痙攣させた 人間が持つ筋繊維にゆっくり特有の弾力性を兼ね備えた腕から繰り出された一撃は、通常の1、3倍の威力を持つ。だが本人がこのことに気づくことは一生ない 「母さんだけ愛すんじゃなかったのか!? ゆっくりレイパー引退したんじゃないのか!?」 テーブルに手を付き、辛うじて起き上がる父に言葉を浴びせる 「誤解だ、 断じてあの子のパパ(援交的な意味で)になろうだなんて思ってないから」 「ゆっくり専門の援交オヤジとかなおタチ悪いわ!!」 手ごろな調度品を手の取る 家出プランが抹殺プランに切り替わった瞬間だった 「わかったからその花瓶を下ろせ! 父さんが悪かった! そんなに過敏になるな! あ、今父さん上手いこと言った!」 「ゆっくり死ねえええええええええええええええええええええええ・・・・・・・・・・ん?」 振り下ろした手が止まる 家のインターホンが鳴っていることに気づいた 「あ、あの子じゃないのか? ほ、ほらっ、父さんここの片付けしてるから見てきなさい」 「チッ・・・・・わかったよ」 呪われた血筋を断つ絶好の機会を逃し、渋々花瓶を置いて玄関に向かう 「どちらさまで・・・・・ああ君か、いらっしゃい」 ゆっくりふらんではないが、知っている子だった 最近、私立図書館で知り合った子で、病弱で物覚えは些か悪いが本の好きな良い子だった よく字の読み方を教えていた 家の中に迎え入れる 「むきゅ、すごくべんきょーになるごほんをみつけたの、よかったらいっしょによみましょう!」 その手にはボロボロの雑誌。大方どこかで拾ったのだろう 「・・・・・・・・・・・」 彼はその子の顔を目を凝らしてよく見る 「むきゅーん。そんなにみつめられると、とってもてれるわ!」 思い切って訊いてみることにした 「間違ってたらごめんね、君ってゆっくりぱちゅりぃ(胴付き)?」 「むきゅ、そうよ」 ちなみに「いっしょによみましょう!」とは彼にこの本を読み聞かせしてほしいという意味である それと、このゆっくりぱちゅりぃは野生のゆっくりで、ことあるごとに図書館に入りこんではその度に摘み出されている 人だと思っていた子がゆっくりだとわかり、がっくりと肩を落とす。これほど自分の目が信用できないと思うのは初めてである 「もうやだ・・・・・」 廊下で膝をつき、四つんばいの姿勢になる 「ねえ、どーしたの?」 フリーズして動かなくなった彼を見て首をかしげるぱちゅりぃ ちょうどその時、応接間の片付けを終えた父が出てきた 「おや、初めて見る子だね、こんにちは。息子が起き上がるまで、先に上がって待っててくれないかな?」 「むきゅう、おじゃましますー」 動かなくなった息子をまたがせて、ぱちゅりぃを応接間に招く 「すぐにお茶とお菓子を持ってくるから待っててね」 「むきゅーん♪ ついでにごほんもおねがいするわ!」 上機嫌な来客を先ほどまで自分が座っていたソファに待たせて部屋を出る 廊下では相変わらず絶望に打ちひしがれて放心中の彼がいた 「僕は一体・・・・」 「心配するな、ゆっくりと人間の区別がつきにくいだけで、容姿や知能とか他は全部人間と変わらないみたいだから」 「それって結構致命的じゃないか?」 「それくらい抜けてたほうが愛嬌があって世渡りしやすいんだぞ」 「フォローになってないよ・・・」 とりあえず手を貸して、起こす 「しかしなんだ、お前ゆっくりに好かれるフェロモンでも出てるのか? 明らかに好感持たれてるぞ」 他にもフラグを立てている胴付きのゆっくりがいるかもしれない 「全っ然うれしくないんだけど・・・考えただけでも恐ろしいよ」 もしかしたら自分の周りの女の子はみんなゆっくりなんじゃないかと思うと、気が気でなかった 「ところで今付き合ってるゆっくりふらんはどうするんだ? 別れるのか?」 「えっと・・・・それは・・・」 あの子を好きな気持ちは本物だった。彼女がゆっくりだとわかってもその気持ちは消えなかった だからこそ父に対して本気で怒った しかし今後自分があの子とどう付き合っていけば良いのかという答えは、すぐに答えは出てきそうに無い 迷う息子を見て父はしたり顔で笑う 「あの子に対して悩むということは応接間にいるお嬢さんは、父さんが頂いてしまっても良いということか?」 「なんでそうなるんだよ、てか何する気だよ」 「心配するな。母さんをメロメロにしたこのフィンガーテクで、あのお嬢さんをヒィヒィ言わせるだけだ」 そう言って小走りでキッチンへと父は消えていった 「レイプ自体が最低な行為だってことに気づけないのか・・・」 キッチンに消えたと思ったらすぐに父は戻ってきた その手にはティーカップとお菓子の盛り付けられた皿が乗った盆。そしてもう片方の手にはなぞの液体の入った小瓶があった、それを内ポケットにしまう 「なんだよその小瓶?」 「お前がもっと大人になったら教えてやる。ふふふ、一度でいいから『おじ様』と呼ばれてみたかったんだ」 「本っっ当に最低だな親父」 父は不敵な笑みを一瞬だけ浮かべて、ドアを開ける 「むきゅう? かれは?」 「息子は少し、手がはなせないみたいでね。その間おじさんと遊ぼうか? とっても癖になる遊びなんだけど・・・」 「むきゅうううん! あなたどこさわって・・・・・・・むきゅーーーーー!」 ドア越しにそんな声が聞こえてきた 「・・・・・さて荷物まとめよ」 彼は身作りの準備と電車の時刻表の確認をするために自室に戻った 「むきゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!」 しばらくしてぱちゅりぃの嬌声が聞こえてきた ご近所にもよく聞こえる声だった 「よし、行くか」 もうこんな家にはいられない 家出道具を一式ザックに詰めて靴履く 行く宛の無い旅の第一歩を踏み出すためにドアに手を伸ばす するとドアが勝手に開いた 「ただいま」 現れたのはきめぇ丸だった 「か、あさん?」 ゆっくりの餡子が流れる彼には、彼女があの写真で見たきめぇ丸だとわかった 「おや? 随分と大きくなりましたね」 「生きてたの?」 てっきり自分を生んですぐに死んだとばかり思っていた。ゆっくりの寿命が意外と長いことに驚く 「あの人が浮気してからずっと別居していたのです」 「そうなの?」 父が息子に母の話を伏せていた理由をようやく理解した 「確かに節操なしだよね親父」 なにせ人の彼女や知り合いにまで手を出した生粋の変態兼外道である その言葉に同意するようにブブンブブンと首を振るきめぇ丸、もとい母 「私のことを知っているということは、全て聞いたのですね」 「うん。ついさっき」 「家を出るのですか?」 彼のいでたちを見て、大体のことを察する 「僕はまだ学生だから2~3日したら戻るよ」 「おお、青春青春」 首の速度がさらに上がり、風を切る音が野太くなる 「あなたにもレイパーの血が流れています。そして常人よりゆっくりとコミュニケーションの取れるあなたはこの先多くの壁にぶつかるでしょう」 「わかってる。だからこそ一度この家を離れて、一人になってじっくりと考えてみたいんだ」 「あなたはまだ若い。存分にモラトリアムなさい。あなただけの道が見つかるはずです」 「ありがとう、行ってく・・・」 「むきゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!」 再びぱちゅりぃの嬌声が聞こえ、彼の言葉はその音にかき消された 家の前で近所のおばちゃんたちがヒソヒソと何か話している 「だれかは知りませんが、相当気に入られたようですね。愛人決定ですね」 「・・・・・・・とりあえず、親父をぶん殴ってから出て行こうと思う」 「コテンパンにしてきてください。私からもお願いします」 「わかった」 肩をぐるぐると回してアップしながら応接間へと向かう 「おお、DV、DV」 口元をニヒルに歪め、そう一人ごちるきめぇ丸 怒りとも憎しみとも悲しみとも判別のつかない様々な感情を胸に応接間のドアを開ける 拳は堅く結ばれており、何時でも打ち込める用意はできていた 彼が手を血に染めて玄関から出てきたのはそれから数分のことだった 玄関で待っていた母とハイタッチしてそのまま通り過ぎ、今度こそドアノブに手をかける 「最後に一つ」 「 ? 」 母が何か大事なことを言おうとしたので振り返る 「あの人と同じレイパー道を進むのも、案外良いかもしれませんよ」 ぱちゅりぃの声に当てられたのか、母の顔は熱を帯びてどこか艶っぽい。服もいやらしく着崩れていた 「そういえば母さんもド変態だったね・・・」 このゆっくりこそ、あの父に一目惚れして調教開発されていた雌豚だということを忘れていた 「もうやだ、この家」 半泣き状態でドアを開ける。夕日が目にしみた 将来に対して大き過ぎる不安を感じつつ、彼は家を出た 至上最低のゆっくりレイパーの父とド変態ゆっくりから生まれた少年の苦悩はまだ始まったばかりだった fin present by ゆっくりレイパー
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1774.html
注意。至上最低な父親が登場。やや下ネタ有り。あと真面目に読むと疲れる ゆっくりが生息する現代社会 閑静な住宅街に住まう一般中流家庭の話 「息子よ話がある。少しいいかな?」 呼ばれて、彼はこの声がした応接間へと向かう 応接間では彼の父が真剣な面持ちでソファに座っていた 「まあ、なんだ・・・座りなさい」 父の手に促されて机を挟んで向かいのソファに座る 「どうしたの改まって?」 普段は陽気な性格の父がここまで真面目な顔をしているため、よほど大事なことなのだと感じた 咳払いを一つして、父は本題を告げた 「これからお前の母さんについて話そうと思う」 「 !? ] 彼の体に小さな衝撃が走った、目を大きく開き、肩を小さく振るわせる この家は父と子の二人、いわゆる父子家庭だった これまでこの親子の間で母親の話はタブーとなっていた 「お前は年齢的にはまだ子供と大人の中間だ、しかしモノのブンベツくらいは一人でつけられるほど大きくなったと思う」 父は懐から一枚の写真を取り出し、息子に差し出す 「母さんの写真だ、いつも財布の中に入れているものだ」 「この人が僕の母さん・・・・?」 彼は皺だらけになった写真を受け取る 綺麗な肌、スリムなボディライン・・・・ニヒルな口元、ほんのり漂う鬱陶しさ、下膨れの頬・・・・・下膨れ? 「あの・・・・これ、きめぇ丸。僕は詳しく知らないけど、確かゆっくりっていう奴じゃなかったっけ?」 「彼女がお前の母さんだ。今まで黙っていたがお前は人間とゆっくりの『ハーフ』だ」 応接間の空気が一瞬だけ凍る。掛け時計の秒針を刻む音だけがはっきりと響く 「えっと・・・・・・・・・what?」 「もう一度言う。お前は人間とゆっくりの『ハーフ』だ」 「pardon?(もう一回言って)」 「驚くのも無理はない。だが何度でも言おう、お前は人間とゆっくりの『ハーフ』だ」 「そういえば今日は旧暦で4月1日だったっけ・・・・・・」 ちらりとカレンダーを見るが日付が違った 「お前は・・・」 「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。流石に無いだろそれは。僕人間だし」 彼は学校での成績はそれなりで、運動神経もそこそこ。身長や体重もその年齢の基準値を満たしていた 顔だって格好が良いというわけではないが、悪くも無い。やや語弊ある言い方だが普通の顔をしている、決して下膨れではない どこからどう見ても人間だった 「お前の体の細胞には人間のモノとは別に、ゆっくりの餡子や生地と同じ成分を持っていることが確認されている」 「んなわけないだろ、馬鹿馬鹿しい」 「有名な大学の研究施設で調べたんだぞ、間違いない。言っとくがお前が生まれて一番驚いたの父さんだからな」 「ドッキリの看板はいつ出てくるの?」 一向に信じようとしない息子に父は呆れたようにため息を吐き、手を組んで両肘を膝の上の乗せる 眼光が微妙に険しくなる 「これからいくつか質問をする。全部正直に答えろ」 「え? ああ、うん。わかった」 父による質問が始まった 「転んで膝を擦り剥いた時、血と一緒に餡子が出たことがなかったか?」 「えっと・・・たまに・・」 怪我をすると保健室で自分だけ小麦粉で溶いた水を傷口に塗られていたのを思い出す 「火傷したらその部分から良い匂いがしただろ?」 「うん、この前料理してた時に・・・」 過去に調理実習の際に同級生の何人かが隣でヨダレを垂らしていたのを思い出す 「泳ぎがあまり得意じゃないだろ?」 「確かに水の中だと体が少し膨らむけど・・・」 水から上がると体重が一時的にだが微妙に増えているのを思い出す 「鳥によく突かれるだろ?」 「結構あった・・・最近は無くなったけど」 幼い時、公園で大量のハトに餌も持ってないのに群がられたのを思い出す。ちなみに父はそれを見て爆笑していたのも覚えている 「全部ゆっくりの特徴に当てはまらないか?」 「・・・・」 それらを全て否定することが出来なかった ちなみに小学生の時の尿検査で、規則正しい生活をしていたにも関わらず糖尿病と診断されたこともある 「これがお前の細胞から得られた研究データだ、有名な大学の教授のサインもちゃんと入っている」 机にカルテの入った茶封筒を置く 恐る恐るそれに目を通す 背中に油汗が滲む 「う、嘘だろ・・・・・・なんだよこれ・・・」 人とまったく同じ姿をしていながら、正真正銘、彼の体は人間とゆっくりの細胞が混ざりあったモノで出来ていた。 「というかそこまで自分の体がおかしいと普通気づくだろ? お前学校の成績は割りと良いくせにそういう抜けてるところがゆっくりにそっくりだな」 脳も少しだけゆっくり分が含まれているらしい 「もう最悪だよ・・・・なんだよ『ハーフ』って・・・・・」 「そう落ち込むな。“プレデリアン”や“デイ・ウォーカー”みたいでかっこいいだろ? 友達に自慢できるぞ」 「自慢して誰が得するんだよ・・・・・・・ああ畜生・・・」 がっくりとうな垂れる息子を見て、父はなんと声をかけて良いのかと迷う 「えっと・・・だがまあ、その・・・なんだ・・・・・お前のそのゆっくり分を見ていると母さんがいたころを思い出すぞ! うん!」 「母さんのことを?」 母とを聞いて顔を上げた 「母さんはどんな人(ゆっくり)だったの?」 自身のことは深刻な問題だが、母親についても知っておきたいと彼は思った 「普段はおしとやかだが、ベッドの上では・・・」 「なんでよりにもよって猥談をチョイスするんだよ、空気読めよ。そこは二人の馴れ初めだろ」 「あの頃は二人とも若かったからな、暇さえあればヤっていた。思い出といえばそればっかりだ」 「聞きたくないよ親のそんな話・・・・しかも人間とゆっくりだろ」 両手を耳にやり音を遮断しようと試みるも、周りの音量がやや下がるだけだった 「ゆっくりは体の表面全てが聴覚器官だからな。耳塞いでもあんまり意味無いぞ?」 「マジで!?」 次々と明らかになる新事実 「・・・母さんは立ちバックが好きだった。毎晩そのソファに手を付いて手加減なしのハードピストンでよがり狂う淫乱な雌だった」 「頼むから黙って」 身内に殺意が沸いたのは初めてだった 「てかなんでゆっくりと結婚(?)したんだよ」 その顔と今の年収なら人間の妻ぐらい普通に娶れただろうと彼は思った 「今でこそ落ち着いているが、実は父さんはかつてゆっくりレイパーと呼ばれていたんだよ」 「知ってるよ。それが原因で僕中学いじめられたよ。何回転校したいと思ったか」 彼の父はゆっくりと名の付くものなら全て犯した。穴という穴にナニを突っ込んだ ゆっくりれいむを、まりさを、ありすを、ぱちゅりーを、みょんを、ちぇんを、ゆうかを、かぐやを、えーりんを、てゐを、さくやを、 ゆゆこを、めーりんを、れてぃを、れみりゃを、うーぱっくを、ふらんを、きめぇまるを、りぐるを、もこうを、えーきを、ゆかりを、 子供、中型、成体、ドス、希少種、亜種、胴付き、胴なしを問わずレイプした 奇形だって手を出した猛者だった 「当時、年間300匹以上のゆっくりをレイプしたのはこの町内でも父さんぐらいなもんさ」 「地球規模で競っても絶対父さんだけだよ・・・ギネスの本で父さんの写真見たときは開いた口が塞がらなかったよ」 「ははは、父さんをおだてても何も出ないぞ?」 気恥ずかしく頭を掻く父とは逆に、息子は手を顔に当てて呆れる 「その頃の私は荒んでいた。肉食獣のようなギラついた目で、視界に入ったゆっくりを悉く犯し回っていた。そんな時さ、母さんに出会ったのは」 「その話絶対に長くなるでしょ? 頼むから掻い摘んで話してよ。レイプの話はいらないから」 「あれは雪の降る三月の・・・」 「聞けよ、クソ親父」 ≪ゆっくりレイパー物語≫ 『あるところにゆっくりレイパーがいました』 「それ思いっきり父さんのことだろ」 『彼は見つけたゆっくりを毎日レイプしていました。きめぇ丸(後の母)もゆっくりレイパーがレイプしたゆっくりの中の一匹でした』 「最悪の出会いだね」 『次の日、きめぇ丸は昨日と同じ場所に居たため、ゆっくりレイパーに見つかりまたレイプされました』 「学習しようよ、同じ場所が危険なことくらいわかるでしょ」 『次の日も、また次の日もきめぇ丸はその場所から逃げようとせず。その度にゆっくりレイパーにレイプされました。毎日毎日・・・・』 「なんで逃げないの?」 『さすがに気になりゆっくりレイパーは尋ねました“なぜ犯されるとわかっていて毎日同じ場所にいる? お前は変態か?”と』 「父さんこそが真の変態じゃないか」 『すると彼女はこう言いました“あなたに一目惚れしたのです。どうか傍に置いてください”と』 「父さんの何処に惚れる要素があるんだよ・・・母さんも変態かよ」 『最初ゆっくりレイパーは彼女をテイの良い性欲処理の饅頭便器としか見ていませんでした』 「本当に最低だな。てかなんだよ饅頭便器って、肉便器って言いたいの?」 『ゆっくりレイパーにどんなプレイを要求されても彼女は拒みませんでした。苦痛に耐えながらもすべての欲望を受け止めました 公園、路地裏、駅のトイレ、満員電車の中、自宅のベランダ、デパートの屋上、漫喫の個室、大学の廊下、色々な場所で迫られ 巫女装束、婦警、看護婦、法衣、メイド、道場着、浴衣、スチュワーデス、ボンデージ、ボディコン様々な衣装を着せられて バイブ、ローター、縄、鞭、赤蝋燭、ピアス、浣腸、露出、アクメ自転車、アナル責め、イマラチオ、その体はどんどん開発されていきました』 「どんだけマニアックなんだよ。最低にも限度があるだろ」 【中略】 『そして彼女の愛情が届いたのか、ゆっくりレイパーは彼女のことを徐々に大切にし始めました』 「・・・・・・・・」←あまりの超展開で言葉にならない 『彼は彼女だけを愛し、ゆっくりレイパーを引退することを決意しました」 「それ以前に、人間とっくに引退してるだろ父さんは」 『その日、ゆっくりレイパーは初めて愛情を持って彼女を抱きました。そしてなんと子を授かったのです、愛が種を超えた瞬間でした』 ≪ゆっくりレイパー物語・終わり≫ 「そしてお前が生まれた」 「なんで両親のセックスまで聞かされなきゃならないんだよ・・・・・・・・・最初の馴れ初めだけで十分だろ。肉々しい話題は省けよ」 「餡子まみれで生まれたお前は軽くグロ画像だったぞ」 「余計なこと言わなくていいよ」 だが、ここで父の表情が若干暗くなる 「・・・生まれてすぐのお前をどうすべきか父さんは迷ったよ」 異種間同士の交配は極めて近い種同士でも非常に難しい。ラバやライガーなどがその例である 人間とゆっくりというかけ離れた存在の間で子が生まれるなど、生物史が全てひっくり返る事態だった ましてや人間を性交以外の方法で作りだすなど、社会的倫理に大きく反していた 「まあ確かに人間とゆっくりの『ハーフ』なんてのが明るみに出たら世界中大騒ぎだもんな・・・・」 なんとなくではあるが、父の苦悩を察することはできた 「養育費とか馬鹿にならんだろ・・・常識的に考えて・・・まさか孕むとは、避妊しとけばよかった」 「そっちかよ」 彼は真剣に家出のプランを立て始めた 「その後、生物研究施設に連絡を取りお前の体の解明を急いだ」 「よく取り合ったってくれたね」 「『ゆっくりの新種です、人間に極めて近い姿をしています』って電話越しに言ったらすぐに偉い人が迎えに来て父さん驚いたぞ」 「この野郎・・・」 気づいたら拳がわなわなと震えていた 「まあいろいろあったが、お前は父さんと母さんの愛の結晶だ。お前の誕生は神様が与えて下さった奇跡だと思っているよ」 「父さん・・・」 父の目は穏やかで優しく、自分が幼い頃に父と過ごした日々が脳裏に蘇る その目にはうっすらと涙が浮かび、父は慌ててそれを拭う。彼もそれに感化され、僅かに目が潤む 「お前にもゆっくりレイパーの血が脈々と流れていると思うと嬉しくて嬉しくて」 「それは無い」 ぴしゃりと言い切る。感動した自分が馬鹿だったと後悔する 「ところでお前、彼女いるだろ?」 「いるけど、今その話題は関係ないだろ」 現在彼には交際中の子がいた。告白して来たのは彼女の方からだった 彼も以前から彼女のことは気になっており。その場ですぐ返答してカップルが成立した 同じ学校ではないから平日に会うことは出来ないが、毎週土日は彼女と同じ時間を過ごしている 彼女の好物はゆっくりで、よく狩に行こうと誘われる 「そのことについてお前に言っておきたいことがあるんだ」 「なんだよ、僕だっていつまでも子供じゃないんだ、彼女くらい居たって別に良いだろ?」 「いや、別にそういうことじゃないんだ。えっとなぁ、その・・・」 父は一瞬すごく言い辛そうな顔をしたが、意を決して言うことにした 「あの子ってゆっくりじゃないか?」 「はい? 何言ってんだよ、どこからどう見てもにんげ・・・」 携帯の待ち受けに登録してある彼女の姿を確認する 薄黄色の綺麗な髪、透き通る白い肌、ガラス細工のように澄んだ瞳、赤を基調としたお洒落な洋服、独特の形をした翼、キュートな下膨れの顔・・・・下膨れ? 「お前の彼女、ゆっくりふらんじゃないか? しかも野生の」 「うわぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!」 頭を抱える。彼の中で様々なものが音を立てて崩れていった 「いや・・・確かに頻繁に『しね!』とか連呼してたけど、よく野生のおいしいゆっくりを僕にくれたりとかして・・・・・・・ええー」 「なんで気づかないんだ? 父さんそっちの方がビックリなんだが」 自身に流れる人間の血とゆっくりの餡子、そしてレイパーの系譜が本能的に人間とゆっくりの胴付きを同一視させてしまっていた 「この前、父さんが出張のときにあの子を家に連れ込んでレイプしただろ? 痕跡でわかるぞ」 左手で丸をつくりそこに右手の人差し指を出し入れする父 「やめろよその動作・・・・あと、あの子とはちゃんと合意の上でやったから。和姦であって断じてレイプじゃないから」 自分自身かなりズレたことを言っているがそこは微妙に餡子脳なので気づかない 「頼むぞ二代目ゆっくりレイパー、立派な跡取りが出来て父さん嬉しいぞ。(ゆっくりで童貞卒業)おめでとう」 「うるせえよ!」 余談であるが、彼が幼い頃に『全国和菓子名店100撰』という本を見て、それにものすごく興味示していたことを父は知っている 「認めるんだ。お前も饅頭に欲情する変態だということを、父と共にアウトローに堕ちなさい」 「それ以上しゃべるな。それにアウトローじゃなくてダークサイドの間違いだろ」 ここで聞いておきたいことがあったのを思い出した 「そういえば、父さんはどうしてあの子のこと知ってるんだ? 会ったこと無いだろ?」 先ほど先送りにした質問をする 「この前、お前の留守中に家に訪ねて来たんだよ。両手に半殺しにしたゆっくりれいむとまりさを持って」 「そうだったんだ」 「他のゆっくりよりも知能が高くて、言葉のボキャブラリーも多いから関心したよ・・・・それでな父さん昔を思い出してその・・・・」 父がすまなさそうな顔をして頬を掻いた 「押し倒しちゃった・・・・・ごめん」 苦笑いしながら、人差し指と中指の間に親指を挟む動作をする父と、握りこぶしを作り鬼の形相で立ち上がる息子 「殴っていい?」 「すっごく可愛かったから(ゆっくりレイパー基準で)どうしても我慢できなくて、つい」 両手の指をバキバキと鳴らす 「ねぇ殴るよ?」 「流石にお前の彼女だからまずいと思ったんだ」 拳に息を吐きつける 「殴るからね?」 「待て、触っただけ、ちょっと触っただけだから! すっきりさせようと揺すっただけだから!!」 ピッチャーの投球モーションのように振りかぶる 「殴らせろ」 「あの子すぐに泣き出しちゃって、それでやめ・・・・・・ごふっ!」 ソファから派手に転げ落ちた父はそのままピクピクと体を痙攣させた 人間が持つ筋繊維にゆっくり特有の弾力性を兼ね備えた腕から繰り出された一撃は、通常の1、3倍の威力を持つ。だが本人がこのことに気づくことは一生ない 「母さんだけ愛すんじゃなかったのか!? ゆっくりレイパー引退したんじゃないのか!?」 テーブルに手を付き、辛うじて起き上がる父に言葉を浴びせる 「誤解だ、 断じてあの子のパパ(援交的な意味で)になろうだなんて思ってないから」 「ゆっくり専門の援交オヤジとかなおタチ悪いわ!!」 手ごろな調度品を手の取る 家出プランが抹殺プランに切り替わった瞬間だった 「わかったからその花瓶を下ろせ! 父さんが悪かった! そんなに過敏になるな! あ、今父さん上手いこと言った!」 「ゆっくり死ねえええええええええええええええええええええええ・・・・・・・・・・ん?」 振り下ろした手が止まる 家のインターホンが鳴っていることに気づいた 「あ、あの子じゃないのか? ほ、ほらっ、父さんここの片付けしてるから見てきなさい」 「チッ・・・・・わかったよ」 呪われた血筋を断つ絶好の機会を逃し、渋々花瓶を置いて玄関に向かう 「どちらさまで・・・・・ああ君か、いらっしゃい」 ゆっくりふらんではないが、知っている子だった 最近、私立図書館で知り合った子で、病弱で物覚えは些か悪いが本の好きな良い子だった よく字の読み方を教えていた 家の中に迎え入れる 「むきゅ、すごくべんきょーになるごほんをみつけたの、よかったらいっしょによみましょう!」 その手にはボロボロの雑誌。大方どこかで拾ったのだろう 「・・・・・・・・・・・」 彼はその子の顔を目を凝らしてよく見る 「むきゅーん。そんなにみつめられると、とってもてれるわ!」 思い切って訊いてみることにした 「間違ってたらごめんね、君ってゆっくりぱちゅりぃ(胴付き)?」 「むきゅ、そうよ」 ちなみに「いっしょによみましょう!」とは彼にこの本を読み聞かせしてほしいという意味である それと、このゆっくりぱちゅりぃは野生のゆっくりで、ことあるごとに図書館に入りこんではその度に摘み出されている 人だと思っていた子がゆっくりだとわかり、がっくりと肩を落とす。これほど自分の目が信用できないと思うのは初めてである 「もうやだ・・・・・」 廊下で膝をつき、四つんばいの姿勢になる 「ねえ、どーしたの?」 フリーズして動かなくなった彼を見て首をかしげるぱちゅりぃ ちょうどその時、応接間の片付けを終えた父が出てきた 「おや、初めて見る子だね、こんにちは。息子が起き上がるまで、先に上がって待っててくれないかな?」 「むきゅう、おじゃましますー」 動かなくなった息子をまたがせて、ぱちゅりぃを応接間に招く 「すぐにお茶とお菓子を持ってくるから待っててね」 「むきゅーん♪ ついでにごほんもおねがいするわ!」 上機嫌な来客を先ほどまで自分が座っていたソファに待たせて部屋を出る 廊下では相変わらず絶望に打ちひしがれて放心中の彼がいた 「僕は一体・・・・」 「心配するな、ゆっくりと人間の区別がつきにくいだけで、容姿や知能とか他は全部人間と変わらないみたいだから」 「それって結構致命的じゃないか?」 「それくらい抜けてたほうが愛嬌があって世渡りしやすいんだぞ」 「フォローになってないよ・・・」 とりあえず手を貸して、起こす 「しかしなんだ、お前ゆっくりに好かれるフェロモンでも出てるのか? 明らかに好感持たれてるぞ」 他にもフラグを立てている胴付きのゆっくりがいるかもしれない 「全っ然うれしくないんだけど・・・考えただけでも恐ろしいよ」 もしかしたら自分の周りの女の子はみんなゆっくりなんじゃないかと思うと、気が気でなかった 「ところで今付き合ってるゆっくりふらんはどうするんだ? 別れるのか?」 「えっと・・・・それは・・・」 あの子を好きな気持ちは本物だった。彼女がゆっくりだとわかってもその気持ちは消えなかった だからこそ父に対して本気で怒った しかし今後自分があの子とどう付き合っていけば良いのかという答えは、すぐに答えは出てきそうに無い 迷う息子を見て父はしたり顔で笑う 「あの子に対して悩むということは応接間にいるお嬢さんは、父さんが頂いてしまっても良いということか?」 「なんでそうなるんだよ、てか何する気だよ」 「心配するな。母さんをメロメロにしたこのフィンガーテクで、あのお嬢さんをヒィヒィ言わせるだけだ」 そう言って小走りでキッチンへと父は消えていった 「レイプ自体が最低な行為だってことに気づけないのか・・・」 キッチンに消えたと思ったらすぐに父は戻ってきた その手にはティーカップとお菓子の盛り付けられた皿が乗った盆。そしてもう片方の手にはなぞの液体の入った小瓶があった、それを内ポケットにしまう 「なんだよその小瓶?」 「お前がもっと大人になったら教えてやる。ふふふ、一度でいいから『おじ様』と呼ばれてみたかったんだ」 「本っっ当に最低だな親父」 父は不敵な笑みを一瞬だけ浮かべて、ドアを開ける 「むきゅう? かれは?」 「息子は少し、手がはなせないみたいでね。その間おじさんと遊ぼうか? とっても癖になる遊びなんだけど・・・」 「むきゅうううん! あなたどこさわって・・・・・・・むきゅーーーーー!」 ドア越しにそんな声が聞こえてきた 「・・・・・さて荷物まとめよ」 彼は身作りの準備と電車の時刻表の確認をするために自室に戻った 「むきゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!」 しばらくしてぱちゅりぃの嬌声が聞こえてきた ご近所にもよく聞こえる声だった 「よし、行くか」 もうこんな家にはいられない 家出道具を一式ザックに詰めて靴履く 行く宛の無い旅の第一歩を踏み出すためにドアに手を伸ばす するとドアが勝手に開いた 「ただいま」 現れたのはきめぇ丸だった 「か、あさん?」 ゆっくりの餡子が流れる彼には、彼女があの写真で見たきめぇ丸だとわかった 「おや? 随分と大きくなりましたね」 「生きてたの?」 てっきり自分を生んですぐに死んだとばかり思っていた。ゆっくりの寿命が意外と長いことに驚く 「あの人が浮気してからずっと別居していたのです」 「そうなの?」 父が息子に母の話を伏せていた理由をようやく理解した 「確かに節操なしだよね親父」 なにせ人の彼女や知り合いにまで手を出した生粋の変態兼外道である その言葉に同意するようにブブンブブンと首を振るきめぇ丸、もとい母 「私のことを知っているということは、全て聞いたのですね」 「うん。ついさっき」 「家を出るのですか?」 彼のいでたちを見て、大体のことを察する 「僕はまだ学生だから2~3日したら戻るよ」 「おお、青春青春」 首の速度がさらに上がり、風を切る音が野太くなる 「あなたにもレイパーの血が流れています。そして常人よりゆっくりとコミュニケーションの取れるあなたはこの先多くの壁にぶつかるでしょう」 「わかってる。だからこそ一度この家を離れて、一人になってじっくりと考えてみたいんだ」 「あなたはまだ若い。存分にモラトリアムなさい。あなただけの道が見つかるはずです」 「ありがとう、行ってく・・・」 「むきゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!」 再びぱちゅりぃの嬌声が聞こえ、彼の言葉はその音にかき消された 家の前で近所のおばちゃんたちがヒソヒソと何か話している 「だれかは知りませんが、相当気に入られたようですね。愛人決定ですね」 「・・・・・・・とりあえず、親父をぶん殴ってから出て行こうと思う」 「コテンパンにしてきてください。私からもお願いします」 「わかった」 肩をぐるぐると回してアップしながら応接間へと向かう 「おお、DV、DV」 口元をニヒルに歪め、そう一人ごちるきめぇ丸 怒りとも憎しみとも悲しみとも判別のつかない様々な感情を胸に応接間のドアを開ける 拳は堅く結ばれており、何時でも打ち込める用意はできていた 彼が手を血に染めて玄関から出てきたのはそれから数分のことだった 玄関で待っていた母とハイタッチしてそのまま通り過ぎ、今度こそドアノブに手をかける 「最後に一つ」 「 ? 」 母が何か大事なことを言おうとしたので振り返る 「あの人と同じレイパー道を進むのも、案外良いかもしれませんよ」 ぱちゅりぃの声に当てられたのか、母の顔は熱を帯びてどこか艶っぽい。服もいやらしく着崩れていた 「そういえば母さんもド変態だったね・・・」 このゆっくりこそ、あの父に一目惚れして調教開発されていた雌豚だということを忘れていた 「もうやだ、この家」 半泣き状態でドアを開ける。夕日が目にしみた 将来に対して大き過ぎる不安を感じつつ、彼は家を出た 至上最低のゆっくりレイパーの父とド変態ゆっくりから生まれた少年の苦悩はまだ始まったばかりだった fin present by ゆっくりレイパー
https://w.atwiki.jp/chine_miku/pages/256.html
- はい…遅れました…すみません。 もはや予定日より遅れるのがデフォルトになりつつある俺の新作。 かといっていざ遅れると言っておいたときは逆に早まったりと、 まるで視聴して下さる方々をかく乱するような、実に意地の悪い仕様。 わざとじゃないんです、信じてください。 しかし… とうとう出来ました! かつては「流星群の替え歌を作る」という一大決心をし、 見事に頓挫し、しかしながら超組曲の登場により ふたたび制作意欲を取り戻し、トータルで 実に半年以上もの期間をかけて少しずつ作り上げていった 無意味な努力の結晶です。 今までにも増して、今までで最大級の蔑視の目で この作品と向き合ってくだされば幸いです。 最後に、ほんとうに毎度毎度作品の発表が遅れてしまうことを かさねて深くお詫び申し上げます。 けど、約束します。遅れたらその分作品の精度を磨いて より素晴らしい、よりえげつない作品にして皆さんにお届けします。 期待しないで待っていてください…。 そういや、今年も連休中にちょっと遠出してきました。 近いうちにまたその写真でも公開しようかと思います。 もうGalleryコーナーを「旅の思い出コーナー」に書き換えてしまおうか… 戻る コメント お疲れ様です!!!嵐の替え歌の方もがんばってください!!! -- 名無しさん (2012-05-07 21 21 50) お疲れ様です! -- (^ω^≡^ω^) (2012-05-08 21 14 06) 「長門との思い出コーナー」じゃなくて? -- 名無しさん (2012-05-09 00 59 16) 「クラス★ボッチ十代」フル作ってほしいです。一番気に入りました -- 名無しさん (2012-05-15 23 41 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/283.html
in避難所(作品投下スレ) あの作品のキャラがルイズに召喚されましたin避難所 2スレ目 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part235 in避難所 2ch本スレ あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part328 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part327 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part326 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part325 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part324 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part323 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part322 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part321 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part320 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part319 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part318 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part317 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part316 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part315 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part314 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part313 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part312 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part311 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part310 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part309 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part308 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part307 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part306 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part305 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part304 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part303 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part302 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part301 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part300 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part299 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part298 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part297 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part296 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part295 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part294 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part293 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part292 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part291 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part290 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part289 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part288 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part287 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part286 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part286(実質285) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part285(実質284) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part283 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part283(実質282) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part282(実質281) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part281(実質280) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part279 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part278 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part277 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part276 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part275 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part274 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part273 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part272 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part271 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part270 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part269 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part268 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part267 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part266 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part265 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part264 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part262(実質263) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part262 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part261 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part260 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part259 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part258 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part257 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part256 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part255 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part254 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part253 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part252 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part251 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part250 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part249 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part248 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part247 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part246 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part244(実質245) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part244 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part243 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part242 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part241 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part240 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part239 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part238 *Part235(実質236)~237嵐スレのため欠番 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part235 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part233(実質234) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part233 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part232 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part231 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part230 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part229 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part228 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part227 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part226 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part225 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part224 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part223 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part222 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part221 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part220 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part219 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part218 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part216(実質217) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part215(実質216) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part215 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part214 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part213 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part212 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part211 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part210 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part209 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part208 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part207 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part206 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part205 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part204 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part201(実質203) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part202 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part201 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part200 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part199 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part198 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part197 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part195(実質196) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part195 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part194 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part193 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part192 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part190(実質191) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part190 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part189 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part188 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part187 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part186 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part185 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part184 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part183 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part182 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part181 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part180 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part179 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part178 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part177 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part175(実質176) あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part175 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part174 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part173 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part172 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part171 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part170 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part169 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part168 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part167 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part166 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part165 あの作品のキャラがルイズに召喚されました Part164 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part163 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part162 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part161 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part160 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part159 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part158 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part157 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part156 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part155 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part154 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part153 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part152 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part151 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part150 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part149 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part148 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part147 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part146 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part145 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part144 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part143 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part142 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part141 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part140 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part139 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part138 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part137 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part136 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part135 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part134 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part133 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part131(実質132) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part131 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part130 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part129 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part128 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part127 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part126 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part125 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part124 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part123 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part122 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part120(実質121) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part120 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part119 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part118 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part117 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part116 あの作品のキャラがルイズに召喚されましたpart115 あの作品のキャラがルイズに召喚されましたpart114 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part113 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part112 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part111 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part110 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part109 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part108 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part107 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part106 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part105 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part104 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part103 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part102 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part101 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part100 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part99 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part98 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part97 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part96 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part95 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part94 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part93 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part92 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part91 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part90 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part89 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part88 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part87 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part86 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part85 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part84 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part83 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part82 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part81 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part80 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part79 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part78 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part77 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part76 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part75 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part74 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part73 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part72 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part71 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part69(実質70) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part68(実質69) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part67(実質68) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part67 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part66 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part65 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part64 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part63 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part62 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part61 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part60 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part59 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part58 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part57 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part56 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part55 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part54 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part53 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part52 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part51 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part50 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part49 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part48 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part47 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part46 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part45 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part44 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part43 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part42 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part41 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part40 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part39 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part38 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part37 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part36 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part35 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part34 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part33 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part31(実質32) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part30(実質31) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part30 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part29 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part28 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part27 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part26 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part25 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part24 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part23 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part21(実質22) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part21 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part20 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part19 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part18 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part17 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part16 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part15 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part14 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part13 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part12 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part11 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part10 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part9 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part7(実質8) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part7 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part6 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part5 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part4 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part3 あの作品のキャラがルイズに召還されました part2 あの作品のキャラがルイズに召還されました
https://w.atwiki.jp/llss/pages/1982.html
元スレURL 海未「……意表をつかれました」 概要 各々の朝の風景と 意表を突かれる放課後 タグ ^μ’s ^ほのぼの ^群像劇 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/okura/pages/447.html
803 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2008/05/26(月) 20 48 05 ID YWvsFcIQ0 日輪に認められた毛利軍の兵は優秀ですね 日輪に認められた…って元就様さりげなく凄く褒めてると思うんだ いつき戦とかで気安く日輪を語るな!と激昂したりエンディングあれだったり どんだけ日輪オタクなんだってくらい日輪に心酔している元就様が その日輪に認められた駒だと自慢げに敵に言うんだぜ? 804 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2008/05/26(月) 21 46 49 ID Y56fxj1KO 803 (*'。') ……… (*'Д'*) 805 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2008/05/26(月) 22 55 44 ID Ur2WWmicO 804 州゚д゚) 州*゚Д゚*州<そのような目で我を見るな! 806 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2008/05/26(月) 23 02 36 ID ZqT/YaBMO (*゚。゚*) 807 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2008/05/26(月) 23 13 46 ID x+9Y5aHFO 州*゚‥゚) 808 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2008/05/26(月) 23 33 16 ID MlAYh6tE0 州゚。゚) 809 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2008/05/26(月) 23 41 21 ID 1wHU+0nd0 州゙つ 810 :名無したんはエロカワイイ[]:2008/05/26(月) 23 46 24 ID d/R+Y5tyO 州#゚д゚)<我を真似て遊ぶでない! 807-809をういりあむてるの的にしておけ。 811 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2008/05/26(月) 23 46 52 ID iis233PJ0 もう何がなんだかwwwwwww 812 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2008/05/27(火) 00 02 24 ID SUl5W/nnO へひゃひゃひゃ (*゚。゚)つ ∴凸∴ 813 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2008/05/27(火) 00 34 10 ID SXUfSGlHO 807-809を偽就様として次の陽動作戦に使いましょう元就様。 814 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2008/05/27(火) 01 55 52 ID hd37UqqxO 3で新ステージ・厳島影武者戦が追加されるんですね、わかります。 816 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2008/05/27(火) 16 48 01 ID uGA5WkA9O 814 つまり望めば元就様公認でお揃いの甲冑や兜を身に付けて良いと言うことですね 817 :名無したんはエロカワイイ[sage]:2008/05/27(火) 18 00 06 ID XZyY11SfO (*'。')ノ<他の駒や元就様を危険に晒すわけにはいきません! どうか、どうか拙者にお任せ下されぇぇぇぇえッ!!!
https://w.atwiki.jp/siomura/pages/46.html
【国内】塩村文夏氏、「妊娠したと嘘をつき1500万円の慰謝料をもらった」というデマが2ちゃんまとめサイトなどで広まる[7/7]★2 http //peace.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1404733301/38 コピペ用 【『週刊ポスト』7月11日号・要旨】 ・6月20日に塩村都議が都議会議長に提出した「処分要求書」ではセクハラ野次を「把握した」としていたのに、 24日の記者会見では女性蔑視としか思えない発言がいくつか耳にも入ってきたような「気もする」に変化 ・「産めないのか」の野次については、「自らが把握した」から「TVのテロップで確認した」に変化 ・みん党は音声データについて専門家に分析を依頼することを検討としていたが、未だに行われず ・自民党にも独自調査をする動きはない ・名乗り出た鈴木都議の事務所に大量の卵が投げられたことを厳しく批判したマスコミはない ・野次発言の事実確認をせずにツイートし、海外メディアに「女性議員は働きにくい。男性がスタンダード」などと日本社会批判を展開したため、 飛躍した「日本の女性蔑視論」につながった責任が(塩村に)問われる ・「女を武器にしてきた過去の発言をみても、彼女が女性の代表として主張しているのに違和感がある」(女性タレント) ・「完全なウソではないが誇張がすぎる。ネタ会議でも独身女性の代弁者のように『女性目線』を強調していた」(『恋のから騒ぎ』で塩村と一緒に働いていた放送作家) ・グラビア(p22)に塩村のグラドル時代の画像が掲載されている(モノクロ)