約 3,615,944 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7607.html
スーパーマリオメーカー 2 【すーぱーまりおめーかー つー】 ジャンル 作って、遊ぶ 対応機種 Nintendo Switch 発売・開発元 任天堂 発売日 2019年6月28日 定価 通常版 5,980円+税はじめてのオンラインセット 6,980円+税 プレイ人数 1~4人(コース作成は1~2人) レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 良作 ポイント パーツ・スキンの追加で更にコース作りの幅が広がった対戦・協力などマルチプレイも強化無料アプデの内容も相変わらず豪華 マリオシリーズ・関連作品リンク 概要 新要素・変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『スーパーマリオメーカー』及び『スーパーマリオメーカー for ニンテンドー3DS』の続編。 基本的なシステム周りは前作と同じだが、様々な点が強化されている。 新要素・変更点 パーツの追加 要望が多かった「坂」(*1)を始め、赤青2色のブロックや仕掛けを切り替える「ON・OFFスイッチ」、決められたルートを移動する「スネークブロック」、みんなのトラウマ「太陽」(*2)など、既存作のギミックが追加された。 プレイヤーキャラやアイテム等をつかむことができる「ブランコクレーン」、名前通りの足場である「シーソー」、乗ることで溶岩地帯を進める「カロンこうら」など、原作には無い完全新規のパーツも追加された。 ほとんどのパーツは最初から使用可能だが、一部はストーリーモードをクリアすることでアンロックされる。 「でかキノコ」で変身できる「でかマリオ」(初代スキン限定)は、前作ではドットマリオのamiiboを読み込むと使用できる隠し要素だったが、本作では最初から無条件で使用可能になった。ただし変身時に一部の敵や風景の描写が変化する仕様は廃止された他、性能も一部変更されている。 条件を満たすと初代スキン限定で『スーパーマリオランド』出典の「スーパーボールフラワー」で変身できる「スーパーボールマリオ」が使用できるようになった。 外見は初代スキンの外見をモノクロにしただけだが、スーパーボールの挙動やパワーダウン・ミス・クリア時の効果音は原作準拠。BGMも『スーパーマリオランド』の地上BGMのファミコン風アレンジに変化する。 特定の場所を通ったときに特別な音が鳴るオトアソビも強化されており、効果音はもちろん、各作品のラスボス対決時のテーマ、『スーパーマリオカート』や『スーパーマリオギャラクシー』などのBGMも追加されている。何故か『謎の村雨城』の主人公である鷹丸が出現するものも存在する(*3)。 前作同様、アップデートによる敵キャラやパワーアップなどのパーツの追加が行われた。 シーンスキンの追加 前作にあった「地上」「地下」「水中」「お化けやしき」「飛行船」「城(『3』では砦)」の6つに加え、新たに「砂漠」「雪原」「空」「森」のシーンスキンが追加された。 原作に存在しないシーンや、『ワールド』の森などは新規のBGMが設定されている。作曲は勿論、マリオシリーズの名曲を多数制作している近藤浩治氏(*4)。 森スキンは水面の高さを、城スキンは溶岩の高さを設定できるようになった。高さを自動で上下させる設定も可能。 後述の『3Dワールド』スキン以外で、通常面とは異なる「夜」のコースを作れるようになった。BGMも夜の静けさをイメージしたオルゴール調のアレンジに変化する。これにより、昼夜合わせて計20種類のシーンスキンから選べることになった。 見た目が変わるだけではなく、地上スキンでは「1UPキノコが『くさったキノコ』(*5)になる」、地下スキンでは「コースの上下が反転する(*6)」、空スキンでは「重力が低減されジャンプ力が高くなり落下速度も遅くなる(*7)」、水中やお化け屋敷では「自分と敵の周囲以外が真っ暗になる」といった、シーンスキンによって異なる特殊な挙動が追加される。 新たなゲームスキン「3Dワールド」 既存の4つのゲームスキン『ブラザーズ』『ブラザーズ3』『ワールド』『U』は全て続投しているが、それらとは別枠として『スーパーマリオ 3Dワールド』をベースにした新スキンが登場。 3D画面だった原作とは異なり、横スクロールの2D画面ではあるが、ネコマリオによる壁登り、通常状態でもドッスンに乗れたりパックンを踏める、幅跳びや木登りなど『3Dワールド』のアクションが多く取り入れられており、新たなプレイ感覚となっている。 原作にはない要素として、ハダカガメが車に乗っている「ノコノコカー」等の新規パーツも存在する。また特定の条件を満たすと、ブロックを破壊したりビルダーボックスを生成したりできる新たな変身「ビルダーマリオ」(*8)がこのスキン限定で使用できるようになる。 独自仕様が多すぎるため、他のゲームスキンとの互換性はなく、コース作成中に『3Dワールド』スキンと他のスキンを切り替えるとそれまで配置済みのパーツが一旦全て削除されてしまう。3Dスキンにしか無かったり、逆に3Dスキンでは使えないパーツもかなり多い。 ただし、スキンを切り替える前にきちんと確認が行われるのでその点は安心。間違ってもアンドゥで戻すこともできる。 コース条件 「指定された数のコインを集めてからゴール」「特定の敵を全て倒さないとゴールできない」など、コースにゴールするための条件を付けることが可能になった。 条件を満たしていない場合だとゴール地点が点線になり、ゴールができなくなる。ゴールする条件を満たすとゴールが出現する仕組み。 ただし詰み防止のためか、コース条件の設定と中間ポイントの設置は同時にできない。 その他コース作成の追加・変更点 エリアの端から端まで特定のブロックで繋げることで、その時点でスクロールが止まるように設定できる。小部屋を作る時などに便利。 自動スクロールも止めることが可能。硬いブロックを設置し壊せる手段を使って壊すと、スクロールを再開させることもできる。これを利用して、ブロックを壊すと現れる隠し部屋を作ることも可能。 第2エリアに限り、縦長のコースを作成できるようになった。 自動スクロールの方向や速さを自由に設定できるようになった。 パーツの特徴を変えたい場合、パーツを持ったまま振るのではなくパーツを長押しすることで行える。 後述の「みんなでバトル」「みんなでクリア」の開始エリアに当たるスタート地点の周囲にはパーツを置けなくなった。 コースIDは英数字9文字の構造に変更された。このため前作のコースIDとの互換性は無い。 コース作成の最大数が、貰った「いいね!」の数に影響されなくなった。 発売当初は最大32コースまでだったが、2019年7月の更新で64コース、2020年1月の更新で100コースに増加した。 廃止された仕様 ハエたたきのミニゲームは廃止され、ブラックパックンを振ったり長押ししてもハエは出現しなくなった。 初代スキンで使用できたキャラマリオと細長キノコ(*9)は全て廃止され、amiiboも全て非対応になった。 投稿されたコースをダウンロードして手直しすることはできなくなった。 マルチプレイ 同じコースを複数人で一緒にプレイできる。基本的には『New スーパーマリオブラザーズ』などと同じ仕様で、ローカルプレイ時の画面のスクロールは1P(マリオ)に追従する。 当初はローカルのみで可能なモードだったが、後にアップデートでオンラインを通じてフレンドとの同時プレイが可能になった。 特殊な仕様が付いた複数人のプレイである「みんなでバトル」「みんなでクリア」が実装された。詳細は後述。 また、コース作成を2人で一緒に行えるようになった。 プレイヤーキャラの追加 プレイヤーキャラにお馴染みのマリオに加え、「ルイージ」「キノピオ(*10)」「キノピコ」が使用可能になり、オプションで自由に選択可能になった。 見た目が変わるのみで、スキンに関係なく性能は全員マリオと同じ。Uスキンのキノピコや3Dワールドスキンのルイージ等も性能は全く変わらない。 下記のストーリーモード等の例外を除き、使用できるキャラはいつでも自由に変更可能なので、気分によって使用するキャラを変えることが可能。コースをプレイ中の場合、ミスややり直しをするか次のコースになるまで反映はされない。 基本的にコースを作ったりする際や一人で遊ぶ際に選んだキャラは反映されるが、ストーリーモードではマリオ固定、「世界のコース」の多人数で遊ぶモードでは4人から毎回ランダムで選ばれる。ローカルでの多人数プレイでは、1Pから順にマリオ・ルイージ・キノピオ・キノピコという順で自動的に割り当てられる。 ストーリーモード 任天堂作成の100以上のコースをプレイできるモード。コースのプレイ中やクリアによって得られるコインを支払うことで、アンドゥ犬がリセットしてしまったピーチ城を少しずつ再建していくという設定。実際のコース作成ではリセットしてもアンドゥが可能だが、それは突っ込んではいけない。 各コースは様々なキャラクターが作成したり依頼先で訪れたコースが依頼として出されているという設定。依頼人の名前はニックネーム形式ではっきりしないが、マリオシリーズだけでなく『スプラトゥーン』など、任天堂の他作品から来たと思しきキャラも。 コース構成は公式が作成しているだけに本家シリーズ並みのクオリティはあるが、全体的に本作のギミックや各スキンの仕様を理解するためのチュートリアル・サンプルコースとしての側面が強いうえ、さらにこのモードの特定コースをクリアしない限り使用できないコース用パーツまである。今までの公式作品から本作への橋渡し的な存在でもある。 コース毎に残機が5の状態でスタートし、ゴール時はボーナスに応じてコインが追加される。ミスすると持っているコインが半減される。1UP制限自体はないが、残機が無くなるとクリア失敗となり、コインをすべて失った上でコースの最初からやり直しになる。 同じコースで2回ミスする(「スタートからやりなおす」も含む)と、ルイージが登場し「お助けパーツ」が使用可能となる。コースを作る際と同じように、硬いブロックやパワーアップアイテムを設置することで、コースの難易度を下げることができる。 それでもクリアできずにゲームオーバーになった場合は、ルイージにお願いしてそのコースをスキップすることができる。お助けパーツやスキップを使用した場合のクリアマークは、自分でクリアしたものとは区別される。 全ての公式コースをルイージに頼らず自分でクリア出来たら達成時に「マリオで全てのコースクリア」と表示される。これを解禁条件とするパーツは存在しない。 ヤマムラ道場 『for 3DS』でも存在した「ヤマムラレッスン」と同じように、前作にも登場した鳩の「ヤマムラ」と新パートナーの「ニナ」のやり取りを見ながら、コース作りの基本を学べるモード。 マリオの基本操作も確認でき、各スキンに固有で存在するパワーアップについては映像による解説も用意されている。 前作におけるヤマムラのパートナーである「ましこ」は残念ながら登場しない。 コース職人 オンラインでは、プレイヤーは「コース職人」としてアバターとなるMiiを登録する。 投稿したコースのプレイ数や「いいね!」数に基づき「職人ポイント」が上昇していく。 コース作成や各モードをプレイしていくことで、Miiに着せる服装がアンロックされていく。 コースの評価機能 遊んだコースに対して、「いいね!」だけでなく「ダメ!」というバッド評価をつけることができるようになった。「いいね!」と「ダメ!」はどちらか一方しか選択できず、一度どちらかを選ぶと取り消せない。 「ダメ!」を押されたコースは作成者の職人ポイントが少し下がるだけで、「オンラインで選択されにくくなる」などの効果は無い。また「ダメ!」を押された数や誰が「ダメ!」を付けたかはゲーム内では確認できない。 前作におけるMiiverseの代わりとして、ゲーム内でコメントやスタンプを残すことができるようになった。不適切なコメントは通報も可能。コース中のものは設定で非表示にできる。 どこまでマリオチャレンジ 前作の「100人マリオチャレンジ」のリニューアル版。規定の残機数でオンラインに投稿されたコースをプレイしていき、ゲームオーバーになるまでにクリアしたコース数を競う。 難易度は「やさしい」「ふつう」「むずかしい」「とてもむずかしい」の4段階で、高難易度になるほど初期の残機が増える。 「コース内の1UPは最大3つまで、かつゴール時に反映」「コースは自由にパスできる」など、基本的なシステムは「100人マリオチャレンジ」と同じ。 みんなでバトル オンラインに投稿されたコースをランダムにマッチングした4人で同時にプレイして、最初にゴールしたプレイヤーが勝利となる対戦モード。マリオシリーズ本編で、オンラインによるリアルタイム対戦が実装されるのはこれが初となる。 画面のスクロールはプレイヤーごとに個別となっている。強制スクロール有りのコースでミスした場合もプレイヤーの復活位置からスクロールが再開する。 カギ・ゴール条件の旗(*11)の奪い合いができることをはじめとして、他のプレイヤーを踏みつけることで高くジャンプしたり、初代スキン以外はライバルを持ち上げて投げ飛ばすといった相互干渉が可能。 『スプラトゥーン』シリーズのようなレーティング制度が導入されている。最初にゴールしたプレイヤーのみレートが上昇し、レートが一定値以上になるとランクが上がる。 2番手以降は問答無用でレートが下がるが、遅れてでもゴールすればレートの減少量は少なくなる。ただしゴール手前の橋を落とされる城スキン(3Dワールド除く)やゴールマークが消えてしまう『3』『ワールド』スキンのように、仕様上一人しかゴールできない場合もある。 時間内に誰もゴールできなかった場合は引き分け扱いとなり、レートは変動しない。 途中でギブアップすることも可能だが、その後は他のプレイヤーがゴールするまで観戦することになる。引き分けになった場合はレートは下がらないが、途中で観戦をやめるか誰かがゴールした場合はレートが下がる。 途中で回線を切断した場合は大きくレートが下がってしまう。HOMEボタンを押しただけで回線切断扱いになるため、Proコントローラーなどでは押し間違いに注意。 定型文を送ることで簡易的なチャットもできる。定型文はオプションで変更可能。相手が海外の人でも定型文は自動翻訳されるため意思疎通が可能。 通常プレイと違い、一部の敵や各種ギミックは一定時間で復活するようになっている。しかしそれでも進行不可能な状況になってしまった場合は「みんなでやりなおしませんか?」を全員が選ぶことにより、残り時間はそのままでコースをリセットして再開できる。 土管やドアで移動した直後や復活した直後は僅かの間無敵状態になる。 みんなでクリア みんなでバトルと似た仕様での協力プレイも可能。こちらにはレートが無く、誰かがゴールすれば全員そのコースをクリアした扱いとなる。 基本的に、誰かがゴールするか全員がギブアップするまでゲームは続く。タイムアップになった場合は最初からやり直しとなる。 ミスした際はスタートや中間地点だけでなく、他のプレイヤーがいる場所からも復活可能。 「コインを一定数集めてゴール」等プレイヤー全員に共通するゴール条件の旗は、誰かが条件を満たした時点で全員が取得した状態になる。そのため奪い合いをする必要はなく、誰かがあらかじめゴール前で待機していれば即クリアできる。 「特定のパワーアップ状態のままゴール」など個人に依存するものは、みんなでバトルと同様に個人で条件を満たす必要がある。 Ver.1.1.0では「みんなでやりなおしませんか?」で最初からやり直す場合、残り時間も初期状態にリセットされるようになった。 途中でギブアップしたり回線落ちしても、こちらの場合は特にデメリットは無い。 上記以外はみんなでバトルと同じ仕様。 ハックンタイムアタック Ver.2.0.0で追加されたタイムアタックモード。公式側が作成したコースをなるべく早いタイムでクリアする。 一旦プレイした後は、さながらマリオカートシリーズのように、コース中には他のプレイヤーの操作記録(ゴースト)が大量のハックンとして登場する。オプションで非表示にすることも可能。 ハックン達のゴーストは現在のベストタイムに依存し、それに近いプレイヤー帯のものから選ばれる。そのためハックン達から大きく引き離されるということもなく、実力に近い相手の動きを参考にすることができる。この仕様のため、当然タイムを突き詰めるほどライバルのハックン達の動きも上級者ゾーンとなりガチになってくる。 成績にかかわらずコースを1回クリアすることでスタンプが得られる。このスタンプを貯めるとこのモード限定の服装を貰える。 各コースは配信直後から特定の期間中に好成績を収めると、成績に応じた数と色の星がプレイヤーのMiiの周りを一定期間回る特典があった。 2021年4月14日配信の第20回をもって一旦最終回となったが、過去の配信コースのバックナンバーも遡ってプレイ可能でスタンプを集めることができる。 さらに最終回を迎えた後も、2021年11月12日には特別編として『ゲーム&ウオッチ ゼルダの伝説』発売記念でリンクにちなんだ特別コースが追加配信された。 ワールドをつくる Ver.3.0.0で追加された機能。自分で作成したコースを一つの「ワールド」にまとめて遊んでもらえるようになった。全8ワールド・40コースまで作成することが可能。 従来のマリオシリーズと同様にコースクリア後の残機を持ち越せ、「どこまでマリオチャレンジ」のような1UP回数の制限も無い。初期の残機はワールド作成時に決められる。 『ブラザーズ3』にあった絵合わせゲームなど、残機を増やすためのミニゲームを遊べるキノピオの家を設置することもできる。 評価点 新パーツとシーンスキンの追加などにより、コース作りの自由度が更に広がった 前作で要望の多かったパーツだけでなく、個性的なパーツが多数追加されたことで、前作以上にアイデア溢れるコースが作れるようになった。 加えて発売後のアップデートにより「サンボ」「凍ったコイン」「呪われた鍵&カメーン」「クッパ7人衆」など様々な新パーツが追加され、コース作成の幅も広がっている。 シーンスキンも見た目の選択肢が増えただけでなく、特に夜にした場合は奇想天外なギミックが多く、作り手も遊ぶ側も新鮮な気持ちで楽しめる。 ゴール条件の追加もコースのバリエーションの増加に一役買っている。 ほとんどのパーツが最初から解放されているため、前作をプレイした人ならばすぐにコース作りに取り掛かれる。 もちろん、本作のストーリーモードは経験者でも十分楽しめる内容になっている。 アップデートによる特殊な変身アイテムの追加 アップデートによって初代スキン限定で追加された本作独自の変身アイテム「マスターソード」「マリオUSAのキノコ」は、通常のマリオには出来ないユニークなアクションを多数持っており、コース制作の幅が広がった。 「マスターソード」は取ると『ゼルダの伝説』の主人公・リンクの姿に変身する。前作のキャラマリオと違い、剣や弓矢で攻撃したり、バクダンでブロックを壊したりなどのアクションが可能。 いずれもギミック操作に使えるアクションが多く、これを前提とした複雑な謎解きコースを作成可能で、コース検索でも専用の「リンク」というタグが設けられている。 遊ぶ側から見ると、「マリオのジャンプ力」と「リンクの剣・盾・バクダン・弓矢」が組み合わさったパズルアクションコースを楽しめるため、過去のどのマリオシリーズともゼルダシリーズとも異なる独自のプレイ体験が得られるようになっている。 「マリオUSAのキノコ」は取ると『スーパーマリオUSA』の外見・性能を模したマリオに変身。クリボーやキラーなどの敵の頭の上に踏まずに乗って移動したり、そのまま持ち上げて投げ飛ばす、しゃがみ溜めでハイジャンプなどの原作さながらのアクションが楽しめる。 特に『USA』は海外でナンバリングの『マリオ2』として発売されていたこともあり、海外勢からはついに『2』も再現可能になったと歓迎された。 ワールドスキンに追加された「Pバルーン」で変身できるバルーンマリオは原作と仕様が異なり、正式な変身マリオの一種となった(*12)ため時間制限なく被弾するまで飛べるほか、方向も縦横無尽に飛び回れるようになっている。これを利用してクラウン系パーツを使うよりスピーディなレースコース等を作れるようになった。 3スキンに追加された「カエルマリオ」は原作同様の水中を自在に泳げる能力を活かせる他、物を持ったままの状態なら水の上を落ちずに走れるようになった。 Uスキンでは同作の目玉アイテムであった「ムササビマリオ」がついに追加。原作同様の操作性で、同じく飛行能力である従来のプロペラマリオとは異なる使い方ができる。 3Dスキンでは「ブーメランマリオ」の追加に加え、各種かぶりものボックスが登場。大砲を打つ「ほうだいボックス」や敵の目を欺ける「ハリボテクリボー」など5種類ものバリエーションが存在し、様々な使い方ができる。 前作で不足していたチュートリアル要素の実装 前作はマリオの操作に慣れていない人にとって不親切な部分もあったが、本作ではストーリーモードやヤマムラ道場で操作方法やギミックなどを分かりやすく解説している。 特にストーリーモードはボリュームがそれなりにあり、チュートリアル要素だけでなく単品の公式マリオ作品と見ても遜色ない出来で楽しむことが可能。 救済処置である「お助けパーツ」も難易度を下げるだけではなく、実際にコース内にパーツを自由に配置させることでコース作りに慣れさせるように設計されている。 このモードをやらないと入手できない要素もあるが、前作3DS版の一人用モード「スーパーマリオチャレンジ」はオールクリアまでの難易度がかなり高い上にパーツ解禁に大きく絡んでいたため不評の声があったのに対し、こちらは救済措置もあるためクリア自体はさほど難しくない。 マルチプレイの強化 「みんなでバトル」は単に急いでクリアするだけでなく、他のプレイヤーの妨害や、コース構造の先読みなど、様々なテクニックや判断を瞬時に要求される。「高レート・最高ランクを目指す」という目標もあり、熱中するプレイヤーも多い。 「みんなでクリア」はバトルと違い気軽にプレイできるほか、定型文のメッセージを駆使して意図を伝えるなど、多人数での協力プレイならではの面白さがある。 「プレイヤー同士で踏みつけジャンプを行い非常に高い場所に到達する」「普通は届かないような遠い場所にジャンプしてから投げ飛ばしてもらう」「他のプレイヤーの位置からリレー形式で復活し、無敵時間を利用してトゲ地帯などを強引に突破する」など、うまく協力できれば製作者が意図しないショートカットができることも。 オンラインでは協力プレイであることを無視して「他のプレイヤーを不必要に奈落や敵などに投げ飛ばす」「進行に必要なカギを奪ってひたすら逃げ続ける」「先にゴールしてメッセージの『がんばりましょう』で煽ってくる」などの迷惑行動をとるプレイヤーもたまに出没するが、バトルと違いギブアップしてもデメリットが無いため、迷惑プレイヤーに構わず即座にマッチから抜けることをお勧めする。 いずれの場合も、誰かがゴールするとその時点で終了となる仕様故にコースの全景を確認できない場合があるが、「プレイしたコース」から再プレイが行えるので後からじっくり攻略することが可能。 オフラインにおいても、二人で協力してコースを作ることも可能なため、奇想天外な配置を設計して遊ぶという遊び方もできる。 上記のコースのマルチプレイも可能なため、作ったコースやダウンロードしたコースを複数人で一緒に楽しむということもできる。 賛否両論点 移動・ワープ先で通せんぼできる仕様 土管やドアの移動先にブロックなどが配置されている場合、出口で詰まって出られずに移動元に戻ってくる仕様になっている。みんなでバトルではこの仕様を利用して、土管やドアの前にPOWブロックやジャンプ台などを配置して他プレイヤーの足止めを行うことができる。バトルに慣れた人からは戦術の一つとして認知されているが、先に進んだ方が一方的に有利になるため不満の声もある。 一応、設置者が遠くに離れたりミスすれば妨害用アイテムの位置もリセットされる仕様があるのだが、当然ながら大きく差をつけられてしまうことになる。 Ver.1.1.0ではビルダーマリオが出せるビルダーボックスに限り、通せんぼができなくなった(他のプレイヤーが通行した際に壊れる)。 タイトル画面でのルイージの扱い タイトル画面のアニメーションパターンの大半が『ワールド』のグラフィックを使用したものになっているのだが、その内の2つ(片方はアップデートで追加)は ルイージが他の3人に除け者にされる という内容。 ルイージのこうした扱いは過去のシリーズでも散見されるが、中にはイジリを通り越していじめに近いものもあり、そうした扱いを嫌う層からは不評。 ただし初期から存在する方は単純にルイージが出遅れているだけであるし、アップデートで追加された方は「みんなでバトル」でのあるあるネタでもあるため、ネタとして割り切る人もいる。 問題点 「みんなでバトル」の荒削りな仕様(一部は「みんなでクリア」も同様) バトルで選ばれるコースは基本的にランダムなので、バトル向きでないコースが選出されることも多い。 一度ミスした後はキラキラ光る演出が1~2秒入った後にコースに復活するのだが、この時溶岩や毒沼等がせり上がり続ける仕様だと「 光る演出が始まった瞬間からせり上がる 」ため、復活位置とせり上がる速度次第では事実上の詰みになってしまう。 「みんなでバトル」という、文字通りバトル向きのタグをコースに付けることはできるが、このタグが付いていなくてもバトルで選出されることは多いため、一人プレイを前提としたコースだとバランスが崩れやすい。 コース制作側から見ても、バトルモードを前提としたテストプレイ機能がないため、バトル用コースの調整が難しい。その結果、一人用前提で作ったコースをバトルに不向きだから「ダメ!」を押されるというコース製作者にとって理不尽なことも起こりやすい。 みんなでバトル・みんなでクリアはアイテムや仕掛けなどの挙動に関して通常プレイと一部仕様が異なるため、通常の一人プレイではクリアできても、みんなでバトル・みんなでクリアでは絶対にクリアできないコースも存在する(*13)。「みんなでやりなおしませんか?」でリセットしても意味が無いためギブアップするしかなくなる。 タイムが極端に少ないスピードランコースが選択される場合もある。みんなでバトルでは少しでも足の引っ張り合いが起こるだけでクリア不可能になるし、みんなでクリアでも協力どころではなくなってしまう。「タイムアタック」タグが設定されていたり、長さ・パーツ量に対して極端にタイムが少ないものは候補から外すようにするなどゲーム側で対策できそうなものだが…。一応Ver.3.0.0では「シングルプレイ」タグが追加され、このタグが付いたコースはみんなでバトル・みんなでクリアでは選ばれないようになっている。スピードランコースには優先して付けておくべきだろう。しかし一方で、付けられるタグの選択肢が狭まってしまうという問題もあり、「タグとは独立した設定項目にすべきだったのでは」という意見もある。 通信環境にもよるが、ラグが発生することがあり、酷い場合はまともな操作が不可能なレベルになる。このゲームに限ったことではないが、オンラインはなるべく有線接続で遊んだ方がいいだろう。 Ver.1.1.0では通信状況が不安定の場合はゲームを開始しないように変更された。 基本的に1位を取らないとレートが下がるなど、2位以下はたとえゴールに辿り着いていても問答無用で 負け扱いなことは特にモチベーションの低下につながりやすい。 ただし、2位以下でもゴールさえしていれば単なる敗北よりもレートの下がり幅が小さくなるという仕様がある。この仕様を理解している人は、1位でゴールまで辿り着いても他のプレイヤーのためにゴールの近くで待つことがあり、猶予時間中に他の人もゴールさせて自分が勝利しつつ相手のレートの減少も極力抑えることができる。煽りに見えるかもしれないが、実際は対戦相手のことを極力考えたプレイ方針であり、俗に「ゴール待ち」と呼ばれている。 しかし1位がゴールした時点で、その猶予時間中にはドアや土管に一切入れなくなる仕様があるため、土管やドアの先が直接ゴールに繋がっているいわゆる「ダイレクトゴール」の場合はゴール待ちが不可能。そのため「ゴールの猶予時間中にも土管やドアに入れるようにしてほしい」と言う意見がある。 さらに、ゴールが旗ではない城スキン(3Dワールド除く)、『マリオ3』および『ワールド』のスキンではゴール可能者が先着1人に制限されているため、そもそもゴール待ち自体が不可となっている。そのためこれらのスキンでわざわざゴール前で待つのは煽り扱いされるので控えよう。 選択されたコースは後で「プレイしたコース」から確認することが可能だが、回線落ちやエラーで開始できなかったり中断された場合は「プレイしたコース」に記録されず、どんなコースだったのか確認できなくなってしまう。 一部廃止された要素について 特にキャラマリオは3DS版から引き続き、廃止されている。一応、ゲーム中の演出としては存在しており、「どこまでマリオチャレンジ」でマリオ・ピーチ・キノピオのものが使用されている程度。 権利面などで仕方のない要素ではあるが、原作再現コースを作る際などには残念な点。 おそらく多人数プレイ時にプレイヤーの見分けがつかなくなるのも原因の一つではないかと考えられる。それを示すように、今作で追加されたリンクマリオ等はマルチプレイで4色になる等の配慮がされている。 前作における「スーパーマリオメーカーブックマーク」のようなコース検索用の公式サイトなどが用意されていないため、コースの検索や予約ができなくなっている。 ダウンロードしたコースやストーリーモードのコースの手直しができなくなった。 それらのコースを他のスキンで楽しんだり、攻略できない部分の攻略法(隠しブロックの場所など)を調査したりすることもできなくなってしまった。 ストーリーモードのコースの場合、後述する通りプレイヤー側が設定できないコース条件やパーツがあることが原因の一つであると思われる。 また、前作では他人のコースを完コピパクリで再投稿していいねを稼ぐ等の迷惑行為が一部で横行していたため、それを防ぐ意図もあると思われる(*14)。それでもダウンロードしたコースを投稿できなくすればいいだけの話だが…。 一部のコース条件について ストーリーモードの一部コースに存在する特定のコース条件(*15)や、それに付随する限定パーツ(*16)を、プレイヤーがコースを作る際に指定することができない。 個性的で面白いものが多いだけにアップデートでの追加が期待されていたが、最終アップデートでも対応されなかった。 「1回地面からはなれたら着地しないでゴール」など、一度条件から外れてしまった時点で失敗となる条件が課せられている場合、条件に失敗しても自動でミスにはならない。続行しても当然ゴール自体が不可能になるため、自滅するか「スタートからやりなおす」を選択してやり直すしかない。 ミスにならないのを逆に利用して、再挑戦する前に一度コースの全景を確認しておくのも一つの手である。 ちなみに「みんなでクリア」の場合、条件にかまわずゴール前までたどり着ける人がいれば、その人の位置から復活するだけでクリアできることが多いためかなり難易度が下がる。 コース条件は1つだけしか付けられないことや、特定の敵を倒す条件は1種類のみしか指定できない、何より中間ポイントと併用できないなど、やや不便な点もある。 ストーリーモードのルイージのヘルプについて 1コースで初めて2回連続でミスする度にヘルプが必要か聞いてくるため、人によっては鬱陶しく感じることがある。なおこの催促を非表示にする設定はできない。 「ヤセタクテ 夏」など残り人数が増えまくるコースでも関係なく2回ミスするだけで出現してしまう。一度でも登場させてそのコースの「お助けパーツ」の使用を解禁させれば、そのコースに限りゲームオーバーになるまでルイージは登場しない。 Ver.1.1.0のアップデートで、ルイージのヘルプの質問の演出は軽減された。 自動的にクリアになる機能についても、画面が暗転したまま裏でルイージがゴールするだけになってしまい、従来の「おてほんプレイ」のようなクリアに参考になる要素がない。 一部変身の詳細な解説がない 初代スキン限定の「でかマリオ」は「叩いたブロックの中身を出さずに壊す(透明ブロックの場合は壊れず中身が出せる)」、「ジャンプ中と着地地点にあるブロックを壊してしまう」などの特徴があるのだが、それらの性能についてはゲーム中では解説されない。 一応、ストーリーモードではでかマリオを利用しないとクリアできない「51 クッパクラウンでコイン集め(*17)」というコースがあるが、説明文でも特徴については一切解説されない。 また、隠し要素の「スーパーボールマリオ」「ビルダーマリオ」も映像による解説は用意されていない。ただしこれらについては以下の通り補足されている。 スーパーボールマリオは任天堂の公式で仕様を紹介するための動画が公開されている。 ビルダーマリオは完全新規ということもあり、解禁と同時にストーリーモードでプレイできる「レッツゴー!ビルダーマリオ」のコースが実質的なチュートリアルとなっている。 起動時のアニメーションがスキップできない どのボタンを押してもスキップをすることができず、少しの間だが待たされてしまう。 クリボンやクッパが登場するパターンは比較的短いのだが、賛否両論点で取り上げている「みんなでバトル」のあるあるネタに関してはそこそこ長い。 ワールドの名前が自由に付けられず、検索機能が乏しい アップデートで追加されたワールド作成機能によって多数のワールドが投稿されているが、テーマや難易度を絞って検索する機能が無い。 ワールドの名前も全て「SUPER 【ユーザー名】 WORLD」というものに固定されるため、中身にどんなコースが収録されているのか、実際に遊んでみるまで全く判断が付かない。 総評 「誰でも簡単にマリオのコースを作って遊べる」という前作のコンセプトをそのままに、パーツやスキンなどを増量し、更にボリュームを増した続編。 新たに追加された「みんなでバトル」は、システム的に荒削りな面こそ多いものの、「スーパーマリオの競争」という新たな楽しみも確固たるものにした。 ストーリーモードもコース数が多く、「作る」人だけでなく「遊ぶ」人にとっても十分なボリュームを持った作品となっている。 更に自由度が向上したコース作りで自分好みにコースを作るも良し、ストーリーモードや公式職人・ハックンタイムアタックの公式コースを片っ端から攻略していくも良し、 世界一のコース職人を目指すも良し、世界中のコースを沢山プレイするも良し、世界中のライバルとレースに勤しむのも良し。 多種多様な遊び方で、千差万別のスーパーマリオに触れられる一品である。 余談 「はじめてのオンラインセット」には、Nintendo Switch Onlineの利用券(1年)が付属していた(*18)。 早期購入特典として、Switchやスマートフォンなどで使用できるタッチペンが付属していた。 『ワールド』スキンのルイージのグラフィックは、原作(マリオの色違い)、『スーパーマリオコレクション』海外収録版、GBAリメイク『スーパーマリオアドバンス2』のいずれとも異なる本作独自のグラフィックが使用されている。 頭部のみ海外マリコレ版、胴体は従来のマリオに似ており、SFC2作の折衷案といったところ。(比較画像) 前作に登場した細長い「ガリガリマリオ」は今作で変身形態としては削除されているが、コース制作中にドアを配置して手でドアをノックすると色んなガリガリマリオが出てくるギミックは残されている。 今作からの細かい仕様変更が多いこともあってか、前作『1』や『for3DS』で作成したコースを直接本作に取り込むことはできない。 前作で作ったコースを移植しようとした場合も、マリオや敵の挙動、置けるパーツの仕様が変わっており再現できないものもいくつかあるため注意。 アップデートで修正されたバグも、それ以前に投稿されていた作品では(重篤な物を除き)そのまま再現されるようになった。 最終アップデート段階でも依然残っているバグもあるが、「通常使えないパーツを使う」などの致命的なバグを意図して利用したコースの投稿は前作に引き続いて原則禁止になっており、最悪BANされる可能性もある。ローカルで個人的に楽しむのみに留めておこう。 制作自由度の高い本作の登場により、新しい2Dマリオ本編の開発は難しいのではないかと囁かれることもしばしばあった。 しかし、それから4年後の2023年10月20日に、同じくSwitchで2Dマリオ本編としては約11年ぶりとなる完全新作『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』が発売。本作では制作不可能と言える斬新な新しいギミックが搭載され、その懸念は払拭された。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4116.html
New スーパーマリオブラザーズ 【にゅー すーぱーまりおぶらざーず】 ジャンル アクション 対応機種 ニンテンドーDS 発売・開発元 任天堂 発売日 2006年5月25日 定価 4,571円(税別) プレイ人数 【DS】1~4人【WiiU】1人 セーブデータ 3個 レーティング CERO A(全年齢対象) 配信 バーチャルコンソール【WiiU】2015年4月2日/950円(税8%込) 判定 良作 ポイント 14年ぶりの2Dマリオ国内外ともにDSソフト売上1位続編・派生等々の作品が多数生まれた マリオシリーズ 概要 ものがたり 特徴・システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 マリオ生誕25周年記念作。マリオシリーズでは1992年発売の『スーパーマリオランド2 6つの金貨』以来となる2D形式の横スクロールアクションの完全新作。(*1) グラフィック自体はポリゴンだが、カメラ位置は横向き固定で、旧来の2Dシリーズと遜色ないゲーム性(いわゆる2.5D)になっている。 ストーリーは「クッパJr.にさらわれたピーチ姫を助けるため、マリオが冒険する」という説明不要のシリーズ定番のもの。 ものがたり 事件発生!!マリオとピクニックに出かけたピーチ姫が、誰かにさらわれてしまった。マリオが一緒にいながら、どうしてこんなことに・・・マリオが言うには、キノコ城から立ち昇るケムリに驚いて、急いで戻ろうとしていたら、ピーチ姫がいなくなったそうだ。一体誰がピーチ姫を連れ去ったのか?お城をおそったのは誰?二つの事件につながりはあるだろうか?クッパjr.はピーチ姫を母親のように慕っていたが・・・巨大キノコの力をかりて、マリオの冒険の始まりです。 (取扱説明書・公式サイトより引用) 特徴・システム 基本アクションは、Bでダッシュ、Aでジャンプというこれ以上なく「いつもの2Dマリオ」。 しかし「三段跳び(助走をつけてタイミングよく三回ジャンプすることで大きく跳ぶことができる)」「壁キック(空中で壁についている時に反対側にジャンプできる)」「ヒップドロップ(尻で下の敵やブロックを押しつぶす)」といった3Dマリオで取り入れられたアクションも追加されている。 三段跳びでゴールポールの頂点を狙ったり、穴に落ちそうになった時に壁キックで復帰するなど、これまでの2Dマリオにはなかったアクションが可能。変身に比べると地味ではあるが、使いこなせればかなり有効なアクションである。 『スーパーマリオワールド』のようにパワーアップアイテムを1つストックし、下画面をタッチすることで出せる。 地上ステージの土管の中など、一部のエリアでは上下画面が反転する場合があり、この時はストックを使用できない。 コースとマップ コースは右に進んでゴールポールにたどり着くとクリアという、初代『スーパーマリオブラザーズ』とまったく同じ形式。 ただし初代と違い、ポールを通常手段で越えることが出来なくなった代わりに、ポールの頂点につかまると1UPする仕様が導入された。 各コースには3枚ずつ「スターコイン」が存在している。 スターコインはわかりにくい場所に隠されていたり、取るには高度なアクションが要求されることが多く、コースをクリアするだけでは物足りないプレイヤーに対するやりこみ要素になっている。 マップは『スーパーマリオブラザーズ3』に近く、マスを移動して好きなコースを選択することができる。 マップにはコースの他にキノピオの家とワープ用の大砲コースが存在し、さらに赤いパタブロックとハンマーブロスがうろついている。 スターコインを集めることでマップ上で道を塞いでいる看板を除去でき、新たなコースに行けるようになる。時にはショートカットが開通する事も。 新たな変身 おなじみ「スーパーマリオ」「ファイアマリオ」の他に新変身として「巨大マリオ」「コウラマリオ」「マメマリオ」が登場する。 これらのアイテムを利用してでしか入れない場所などもある。 その他 敵がBGMに反応して微妙に動く様になった。クリボーのように飛び跳ねるだけのものもいれば、ノコノコのように立ち止まって踊るものもいる。 僅かな動きではあるが、タイミングをズラされて思わぬミスに繋がることもあるので音楽にも気を配りたいところ。 ストーリー本編とは別に対戦型アクションの「マリオVSルイージ」(後述)と、対戦用と一人用に分かれた多数のミニゲームも収録されている。 一本のソフトと、人数分のDS本体があれば、ダウンロードプレイによるマルチプレイが可能。 一人用ミニゲームの大半は『スーパーマリオ64DS』の流用。本作初登場のものも幾つかは存在している。 一部のミニゲームは2~4人で通信しなければプレイ不可能。 「マリオVSルイージ」モード 二人でそれぞれマリオとルイージを操作し、対戦するモード。 勝利条件は、マップ上に出現するビッグスターを先に規定数集める、または相手の残機数をなくすこと。 回収したビッグスターは、ダメージを受ける、相手に踏まれる、相手にぶつかられる等で放出してしまう。 コインも存在し、8枚集めるたびにアイテムを取得できる。なお、このモードではアイテムを取った時などの硬直時間が発生しない。 マップ上の施設 + 詳細 キノピオの家 アイテムをストックに加えられるもの(アイテムは目押し可能なスロットで決定)と、くじ引き形式で1UPキノコを入手できるもの、巨大キノコをストックできるものが存在する。 一度利用すると消えて二度と行けなくなるが、特定の条件を満たせば復活し、以後何度でも使用できる。 特定の条件を満たしてコースをクリアすると、各ワールドのスタート地点に現れる。これは初期配置と違い、一度使うと必ず消えて再び出現させる必要がある。 大砲 入ると他のワールドへワープできる。すべて隠しゴールの先にあるため、隠しゴールを見つけなければ利用不可能。 これは過去作同様、移動先までのコースを全てパスして他のワールドに進むために設けられた制限と言える。 赤いパタブロック コースのあるマスを移動していて、滞在しているコースに入るとすぐに見つかる(中間ポイントからのリスタートも含む)。叩くとアイテムを入手可能。 手に入るのは1UPキノコ・ファイアフラワー・青コウラ・マメキノコ・巨大キノコのどれか。 ハンマーブロス 『マリオ3』とは異なり、滞在しているコースに移動しただけでは戦闘にならないが、コースに入ると赤いパタブロックと同様にスタート地点近辺にいる。 倒せば赤いパタブロックと同様にアイテムが手に入る。 一部のコースには『ワールド』でもおなじみの隠しゴールが存在し、ルート分岐が起こる場合がある。隠しゴールに到達した場合は赤旗になっている。 隠しゴールによる分岐先は、マップのショートカット・キノピオの家・大砲につながるルートがほとんど。 全部で8ワールドではあるものの、ワールド4とワールド7は隠しワールド扱い。(*2) クリアするだけなら6ワールド分を攻略すればOKで、この2ワールドは丸々無視できる。 そのためか、この2ワールドは攻略上二者択一となるワールド3・ワールド6それぞれと比べ、全体的に難易度が高め。 新たなパワーアップ + 詳細 巨大マリオ 巨大キノコを取ると変身。一定時間巨大化して無敵になり、触れるだけで敵を倒せたり土管などの通常では壊せない障害物を破壊したりと非常にダイナミックで爽快な進行が可能。 1-1で変身でき、CMにも登場するなど本作の目玉的要素の1つである。ただしその性質から入手機会は限られている。 ゴールポールを壊すことも可能だが、即ゴール扱いとなるので問題ない(ただし残りタイムに応じたスコアは入らない)。変身終了後は取得時点でのパワーアップ状態に関係なくスーパーマリオとなり、倒した敵や壊した障害物の量に応じて最大5つの1UPキノコが出るというオマケ付き。 ボスすら1回踏むだけで倒せるため、ボスに勝てない人のための救済処置ともなる。なんとラスボスすら一撃。 ただし、体が大きいため狭い所は通れないという弱点も。ストックを利用して狭い場所で変身しようとした場合は変身せずにアイテムがストックに戻る。 余談だが、今作の対戦では力関係が巨大マリオ スターとなっており、相手がスター状態であっても巨大マリオならば逆に倒せる。 後に巨大キノコがゲスト出演した『マリオカートWii』では逆になっている(スター 巨大状態)。 コウラマリオ 青コウラを取ると変身。ダッシュするとマリオがコウラに入り、ノコノコなどの甲羅と同じように敵を体当たりで倒せる他、レンガブロックを横から壊すことも可能。ダメージを受けるとスーパーマリオに戻る。 踏みつけやファイアボールでは倒せないテレサやカロンなども一撃KOできるのがメリットだが、隠しアイテム扱いでコース上の配置が殆ど無い上、制御が難しくなるのでうかつに走ると穴に落ちるという欠点もある。 また体当たり中は無敵ではなく、ハンマーブロスのハンマーなど、大抵の飛び道具に弱い事にも注意。 ちなみにしゃがむとスーパーマリオブラザーズ3のハンマースーツと同じく甲羅にこもる。この場合、ザコ敵の攻撃はおろか、ドッスンの押し潰しやトゲ棍棒等の強力な攻撃も防げる。「危ない!」と思ったらとっさにしゃがんでやりすごそう。 ウミガメという設定のためなのか、地味に水中面では速く動けるという特徴もある。 レンガ・ブロックを横から壊せるということで一部隠しゴール等に必要な場合がある。 マメマリオ マメキノコを取ると変身。クリボーの半分ほどの大きさになる。ジャンプ力が上がるほか、水上を走れ、狭い場所や細い土管にも入れる。 ただしその分パワーは貧弱になり、ヒップドロップでないと敵を倒せなくなり、一回ダメージを受けるだけで死んでしまう。パワー「アップ」と言ってもいいのか。 コウラマリオと同様、この状態でなければ進むことが出来ない隠し面も存在する。 評価点 マリオらしい万人向けな安定の出来 2Dアクションの代名詞的存在であるマリオシリーズだけあって、非常に安定した内容になっている。 基本操作のダッシュとジャンプだけで大半のコースはクリア可能。3Dアクションはハードルが高いと尻込みしている初心者やライトユーザーにも非常に優しい。 一方でコースの仕掛けは豊富で、傾くキノコの足場やトランポリンを乗り継ぐコースや、巨大キノコでも倒せない程に巨大なハナチャンの背を進むコースなど多彩で飽きさせない。 難易度も程よい程度であり、どんなプレイヤーでも楽しみながらクリアまでたどり着ける。 ただ、後のインタビュー企画「社長が訊く」において開発者の宮本茂は「簡単過ぎた」と本作を振り返っている。 ファンサービス要素 過去のマリオシリーズに登場した敵やトラップも多く、経験者ならば懐かしさを感じるような要素もバッチリ抑えている。 W1から「本物のクッパ」(*3)がボスとして登場するが、「後ろにあるスイッチを押して橋を崩しクッパを落とす」という、初代を思い出させる手段で倒すことが可能。 『ワールド』で多くのプレイヤーを苦しめたであろうスネークブロックがまさかの再登場。とあるワールドの城と塔でマリオを待ち受ける。 『スーパーマリオサンシャイン』での初登場以降、妙な存在感を発揮しているボスパックンも登場。「またお前か!」となったファンも多いのでは? 階段を降りてくるノコノコを使った懐かしの無限1UPもしっかり実装している。 『マリオ64』以降の3Dアクション版に登場したキャラも多数登場する。「赤コイン」などの3Dマリオに登場したギミックも2Dアクションにうまく落とし込まれている。 ゲームを彩る効果音も、過去の2Dシリーズを意識したような懐かしいものになっている。 いくつかの効果音は本作以前に出た携帯機リメイク群『スーパーマリオアドバンス』シリーズで実際に使われていたもの(*4)である。 隠し要素・やりこみ要素 スターコイン集めや隠しゴール探しなど、やりこみ要素も十分。 隠しコマンドを入力すればルイージでプレイ可能。コマンドはエンディングの最後をよく見てみると分かる筈。 ちなみにコマンドさえ知っていれば初起動直後の状態でも使用可能。 またゲームクリア後、ワールドマップのポーズ画面であるコマンドを入力すると…? 音楽 ポップな地上面とアスレチック面、穏やかな水中面、不気味なお化け屋敷と塔、荘厳なお城のテーマとBGMもマリオが冒険するコースの雰囲気にあわせた曲調となっており好評である。 ワープゾーンの復活 原点回帰ということでヨッシーアイランド以降から廃止されていたワープゾーンが復活した。 「マリオVSルイージ」の高い競技性 おまけとして片づけてはいけないほどに奥が深い。 例えば相手を踏む、突き上げることで相手のビッグスターを奪うなど。やることはシンプルながら、かなり駆け引きがあり面白い。 発売から15年以上経った2022年現在もYouTubeに投稿された対戦動画が数万回再生されている。さらには一部のファンがオンライン対戦にも対応した再現版を作ってしまった。それほどまでに人気のあるゲームモードなのだ。 賛否両論点 新変身となる「コウラマリオ」と「マメマリオ」。 これらはスターコイン集めや隠しゴール探しに使うばかりで、アクションの幅を広げているとは言いづらい。コウラはダッシュ時の制御が難しいため落下の危険が付きまとうし、マメは事実上のパワーダウンアイテムである。 しかもこのコウラかマメでしか行けない隠しゴールや取れないスターコインがやたら多く、ワンパターンに感じる。隠しワールドに至っては2つともマメマリオでしか解禁できない。 さらに、それらが必要なコースの大半にはそれらのアイテムが用意されておらず、使うたびに他のコースに取りに行く必要があり、面倒。 「Wii」以降では、スターコイン等にマメマリオが必要な場合は必ずコース内にマメキノコが用意されるようになっている。 マメキノコは1-4で確実に入手可能。コウラはキノピオの家・ルーレット・赤パタブロックのいずれかでしか入手できないが、ワールド3の大砲コース右端にルーレットブロックが存在しており、ここを開放できれば大分入手が楽になる。 但しワールド3の大砲コースでコウラを入手した後は、大砲に入ってワープしないとパワーアップが保存されないので注意。 ただ、コウラは使いこなせば強力な攻撃手段として活用できるし、マメは本作の難易度が低めであると感じた上級者が縛りプレイで難易度を上げて楽しむ手段として利用する、といったことはできる。またコウラダッシュだけでゴールできるコースもいくつかあるため、コウラダッシュだけでコースクリアを目指すのも一興。 問題点 隠しワールドであるワールド4とワールド7に行く方法が面倒。 これらのワールドに行くにはワールド4ならワールド2、ワールド7ならワールド5のボスをマメマリオ状態で倒す必要がある。前述の通り、マメマリオはヒップドロップでないと攻撃できないなど普通のマリオより貧弱であるため、一種の縛りプレイに近いものがある。 一応最後のトドメさえマメマリオで出来ればよいので、事前にマメマリオをストックしてボス戦に突入し、あと一回の攻撃で倒せる段階まで通常のマリオでダメージを与えた後にマメマリオでトドメというやり方でもOKではある。 ただし、前述通りこれらを通らなくてもゲームクリア自体は出来る点、エリア自体の難易度も通常ルートであるワールド3とワールド6よりも難しい点などから、あくまでも上級者に向けた挑戦状と取ることも出来るため、辿り着く条件自体が縛りプレイというのも納得できるものではある。なおワールド4にある大砲はワールド7へ直接ワープするため、解放さえすればワールド5のボスをマメマリオで倒す必要はなくなる。 隠しワールドの名称もナンバリングになっていることから、普通にプレイすると番号を飛ばしてしまうことになりスッキリしないという点も槍玉に挙げられやすいといえるかもしれない(*5)。 一部のスターコインが非常に取りづらい。 6-塔の3枚目はボス直前で隠し扉に入り、トゲ柱の合間をくぐっていかなければならない。 8-8では常に火山弾が降ってくる上、このコースの2枚目のスターコイン取得のためにはマメマリオになる事を強制される。 こうした一部スターコイン収集に関する著しい制限の他、足止め系のギミックの多さがアクションゲームの爽快感を殺してしまっている部分があるのは否定できない。 隠しゴールの有無がマップ画面ではわからない。 『スーパーマリオワールド』ではルート分岐の有無が事前にマップ上で確認できたが、本作ではそのようなものはない。マップの構造やコース構成から予想するしかなく、攻略本等を見ずに自力で攻略したい場合は隠しゴールを探す上で不便。 セーブ手段とタイミングが限られる。 ゲームクリアするまでにセーブするための手段が「スターコインで扉を開ける」「塔・城を初クリアする」「新しいワールドに入る」のどれかしかなく、自由にセーブできない。 看板除去は任意なので、いざという時セーブに利用するために残しておくという手もある。そのためにもスターコインは集めておくと有利。 一度ラスボスを倒してクリアすれば以後はいつでもセーブできるようになるので、まずはクリアを優先した方がいい。 バグがやや多い。 1面から「レンガブロックにふさがれた土管にマメマリオでヒップドロップすると入れる」バグが出てくる。しかもまだほんの序の口。 コースを進めていくと「時間が尽きるまで延々とスコアが増え続ける」「水中の足場にマリオの体が刺さる」など、多種多様なバグが目白押し。 狙って条件を満たそうとしない限りは発生しないバグが大半であり、実害も特に無いものが多いため、プレイの邪魔にはならないのが救い。 細かい問題点 やや癖がある操作性 横移動に働く慣性が強く、慣れないと地上・空中ともに制御が難しい。慣性が働くこと自体はマリオシリーズの伝統でもあるが、過去作に比べて今作はその強さが顕著。 具体的には過去作でのルイージ並に滑る。特に大ジャンプ後の着地や水中で底に足を付けた時。 続編の『New スーパーマリオブラザーズ』シリーズも今作を引き継いでか横の慣性が強く調整されている。 また、足場の端にちょうど着地した際に、角の部分に突っかかるような硬直時間が少しだけあり、着地したと思ってボタンを離すと足場から落ちる…というシーンもしばしば。 ルイージの扱い 隠しコマンドでマリオの代わりにルイージを使用できるが、見た目と声が変わるだけで性能はマリオと変わらない。果たして隠し要素にする必要はあったのか若干の疑問が残る。 また、先述のように隠しコマンドは非常にわかりづらく、人によってはただの模様にも見える。かといってストーリークリアしないと使えない訳でもなく、ますます微妙な立ち位置になってしまっている。 マップ上におけるパタブロック・ハンマーブロスの仕様について コースでミスしてワールドマップに戻される際、パタブロックかハンマーブロスがマップ上に存在すると、それらが移動するアニメーションが挿入されるためにリトライの際のテンポが悪くなる。 総評 久方ぶりの2Dマリオとなった本作は、かの名作『スーパーマリオブラザーズ』の名前を背負うに足る安定の出来であった。 ジャンプとダッシュで突き進む原点の面白さを思い起こさせると同時に、現代らしいアレンジもしっかり施された作品となっている。 ニンテンドーDSが旧世代機となった今でも、その面白さは決して最新の作品に見劣りしない。 余談 国内では約640万本、全世界では約3000万本と、共にDSソフトとしては1位の売上を記録している。 初代『スーパーマリオブラザーズ』の国内売上681万本に匹敵する記録的なセールスと言える。ゲームの出来ももちろん、『脳トレ』ブームでDSが普及していた状況で、ヘビーユーザー・ライトユーザー両方に向けた知名度の高いタイトルだったことが大きい。 本作はニンテンドーDS発売前の2004年6月頃に開催された「E3 2004」の時点でその存在と開発中であることが明らかにされていた。 開発中のスクリーンショットやムービーでは、製品版とは違うグラフィックやロゴマークの他、後述する事情からか『64DS』に登場する敵やブロックが存在していた。 更に2004年の時点ではコインを取った時の効果音が高かった他、クリボー等の敵がやられるボイスもあった。 2005年の時点ではマリオとルイージの2人同時プレイができる予定だった他、ストックアイテムを3つまで保持可能だった。 W1でクッパを退けた際の演出が、人によっては結構グロく見える。 もっとも近年のマリオでも類を見ない大胆な手法であり、斬新性は高い。この演出は後々出てくるボスの伏線だったりする。 発売前の任天堂が配布したフリーペーパーの開発中リストには『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』や『DS版FFIII』などと共にその名前がラインナップされていたものの、当初は2004年12月に発売された『スーパーマリオ64DS』の続編扱いであったようだ。 マリオなどのボイスや巨大化するシステム、ウツボやガマグチクンなどのキャラクターやミニゲームなどにも『64DS』の続編だった頃の名残が見て取れる。 一方、開発スタッフによると本作は『スーパーマリオアドバンス5』の位置付けに当たる作品でもあるとのこと。 本作の好評を受け、後に『New スーパーマリオブラザーズ』シリーズとして様々な機種で続編が発売されていくこととなった。 据置機向け続編としてWiiで『New スーパーマリオブラザーズ Wii』、WiiUで『New スーパーマリオブラザーズ U』が、携帯機向け続編として3DSで『New スーパーマリオブラザーズ 2』が発売されている。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1616.html
ペーパーマリオRPG 23-649 649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/07/27(木) 13 47 18 ID wuD+OPbP マリオストーリーはあるんで、続編のペーパーマリオRPGを書きます。 早速ゴロツキタウンにやってきたマリオだが、絡まれているクリボーの女の子「クリスチーヌ」を助け、 彼女つながりで、考古学者「フランクリ」と知り合い、マリオは宝の地図はこの地に眠る伝説の秘宝だと知る。 宝はゴロツキタウン地下で厳重な扉に閉ざされ、その封印をとくには、 7つのスターストーンが必要だと知らされるマリオ。 同じく宝を探るため、マリオはスターストーンを探すことを決意する。 マリオの仲間となるのは、 助けてもらった恩返しと真実の追究のためマリオの仲間となる「クリスチーヌ」 魔獣に父を喰われ、マリオと共に魔獣退治に向かう気弱な「ノコタロウ」 田舎に引っ込んでいたが、冒険の刺激に誘われマリオに付いてくる「マダム・クラウダ」 卵の時、調理されるところをマリオに救われ、恩義を返そうとする熱血漢の「チビヨッシー」 敵側であったがマリオに助けられ、その人柄に惚れてマリオ側についたゴースト「ビビアン」 妻を亡くしたショックで船から下り、くすぶっていた元船長「バレル」 平凡な店主と、華麗なる怪盗、二つの顔を持つ「チュチュリーナ」 対して、同じくスターストーンを狙う敵、 機械と魔法を使い分ける「バツガルフ」を首領とする「メガバッテン軍団」 今回は脇役っぽいが、所々で障害となる「クッパ」 平原、大樹、闘技場、暗村、孤島、豪華列車、 様々な冒険、幾多の戦いの中、マリオは最後のスターストーンが眠る月へ向かった。 遥かなる地でメガバッテン軍団と最後の激闘が繰り広げられる。 メガバッテン軍団は倒したものの、バツガルフを逃がしてしまう。 その後、ゴロツキタウン地下の封印が解かれていると知ったマリオは、二人を追いかけ、扉の封印を解く。 しかし、それは罠だった。マリオに封印を解かせ、先回りして秘宝を奪おうとするバツガルフ。 間一髪マリオはそれを阻止するも、突然のクッパの襲来にあい、バツガルフは秘宝の間へと辿りついてしまう。 しかし、秘宝の間へたどり着いたマリオが見た物は、圧倒的な力でバツガルフを屠るピーチの姿だった。 かつてこの地を一夜で沈めた闇の化身「カゲの女王」だったのだ。 ピーチの身体を乗っ取ったカゲの女王に、手も足も出ないマリオ。 しかし、その時、今まで出会った全ての人の想いがマリオに届く。 想いの力はカゲの女王を怯ませ、マリオに闇を破る力を与えた。 こうしてカゲの女王はピーチと共に倒れ、仲間に別れを告げたマリオはゴロツキタウンを後にするのであった。
https://w.atwiki.jp/tasuketehosii/pages/22.html
スーパーマリオRPG(SFC) プレイヤー名=はいかんこう やる夫うぜぇ
https://w.atwiki.jp/sippomario/pages/43.html
スーパーマリオブラザーズの敵一覧 クリボー ノコノコ パタパタ メット トゲゾー ジュゲム キラー プクプク ゲッソー パックンフラワー バブル クッパ
https://w.atwiki.jp/game_review/pages/18.html
Wii あ行 アークライズファンタジア Wii Sports Wii Sports Resort Wii Fit Wii Music エキサイトトラック SDガンダムG GENERATION WORLD 大神 王だぁ! おどるメイド イン ワリオ か行 Gradius ReBirth さ行 スーパーペーパーマリオ スーパーマリオギャラクシー スーパーマリオギャラクシー2 た行 大乱闘スマッシュブラザーズX 珍道中!!ポールの大冒険 ドンキーコングリターンズ な行 New スーパーマリオブラザーズ Wii
https://w.atwiki.jp/pokeguide2/pages/584.html
開設日:2012年05月31日(6/4にプレオープンの後8/1完成) 閉鎖日: 代表住民: New スーパーマリオブラザーズ2 攻略ガイドとは? 「New スーパーマリオブラザーズ2 攻略ガイド」に関するリンク 「New スーパーマリオブラザーズ2 攻略ガイド」に関する情報/コメント New スーパーマリオブラザーズ2 攻略ガイドとは? 四つ目のマリオガイド系列 サイトカラーは 黒色 掲示板は一つしかなく人も殆ど居ない廃墟 2016年3月28日、掲示板が閉鎖される 「New スーパーマリオブラザーズ2 攻略ガイド」に関するリンク New スーパーマリオブラザーズ2 攻略ガイド 「New スーパーマリオブラザーズ2 攻略ガイド」に関する情報/コメント 名前 コメント New スーパーマリオブラザーズ 2 - 3DS
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/10910.html
『超おどる』で彼が食べた木の実、青い実で小さくなり、赤い実で大きくなるのは『スーパーペーパーマリオ』のスカイロードの木の実と共通している。 - 名無しさん (2023-11-20 07 37 10)
https://w.atwiki.jp/kurokage136/pages/285.html
▽タグ一覧 スマブラ戦記 任天堂 ヤッフー!ハッハー! マリオとは版権作品【スーパーマリオ】に登場するキャラクターである 最早知らない人はいないスーパーヒーロー。 Mのイニシャルが入った赤い帽子と青いオーバーオール、大きな鼻に整ったヒゲが特徴。 また、数多くのキノコやアイテムを使用することで多彩な姿や能力を使用することが出来る。 職業は配管工と玩具会社【マリオトイカンパニー】社長、その他にも様々な作品でゲスト出演している(*1) 弟にルイージがおり、キノコ王国の姫ピーチとクッパは赤子の頃からの幼馴染。 特にクッパとは度々悪事を起こす彼とは互いにライバル関係にあるが、なんだかんだで仲がいい一面も。 と、かなりのゲームに出演している彼だが、基本的にしゃべらない主人公の為性格面では不明な部分も多い。 カービィ同様メディアミックスによって性格が大きく異なっており、何ならゲームごとに異なっているようにも。 原作におけるマリオ 最早説明不要か。 小説カキコにおけるマリオ スマブラが人気なこともあり採用率はダンチ。 上記の通り性格が不明なので作者ごとに大きく異なっている 人によっては裸族のような扱いが酷いものも…… メイドウィン小説におけるマリオ 旧版でも弟同様よく扱われたがほぼ空気 新総合版の本格的な登場は【D-7】となった。
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/3133.html
ポイズンパックン とは、【マリオストーリー】のキャラクター。 プロフィール 作品別 説明文 BGM 元ネタ推測 関連キャラクター コメント プロフィール ポイズンパックン 他言語 Putrid Piranha (英語) 種族 【パックンフラワー】 初登場 【マリオストーリー】 毒を持つ【パックンフラワー】の一種。 作品別 【マリオストーリー】 HP 攻撃 防御 12 3 0 ジャンボル島のジャングル、グツグツ火山に登場。グツグツ火山には【ファイアパックン】に【マリオ】が来た事を伝える個体もいる。 外見は【スーパーマリオ ヨッシーアイランド】のパックンフラワーのように、口が横向きになっただけで殆ど変わらない。フィールドでは先制攻撃してくる事もある。 噛み付きの他に、毒のブレス(威力 2)を吐いてくる。HPが高くてタフ。今作のみ、横向きなので普通に踏める。 派生種に【アイスパックン】がいる。 ジャンボル島では中ボスとして登場するが、いずれも先制攻撃が可能で、【カメキ】かピンキーで先制攻撃して戦闘に入るとBGMが「やいやい、やい!」ではなく「ラッキーマリオ、いってみよ~(先制攻撃成功導入版)」になり逃げることが可能になる。 【ペーパーマリオRPG】 HP 攻撃 防御 リスト 8 3 0 57 トロピコアイランドに登場。オレンジ色の下地に赤い斑点と毒々しい色に変わった。 相変わらず毒状態にするブレスを吐く。 HPは少なくなったが、パックンフラワーと同じように、上を向くようになったため踏めなくなった。 【スーパーペーパーマリオ】 HP 攻撃 防御 スコア 5 2 0 500 ステージ5に登場。従来のパックンフラワー通りに土管から出てくる。倒すと必ず植物系アイテムを落とす。 本作では噛み付いてこない。毒の息を吐いている間は、普通に踏み付ける事も出来る。 カードナンバーは58。 【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】 パックンフラワーの横必殺ワザ「ポイズンブレス」で『ペーパーマリオRPG』の姿に変わる。まさかの採用に驚きの声が多く見られていた。 説明文 ポイズンパックンだ さいだいHPは『12』で こうげき力は『3』 ぼうぎょ力は『0』だ かみついてくることも あるけど こわいのは どくのいきだ いきの こうげき力は『2』だけど どくを うけると マリオの HPが だんだん へってっちゃうからね どくを うけたら はやめに かいふくしたいね 『マリオストーリー』でのクリオの「ものしり」より。 『ポイズンパックン』 えものを めがけて ドクのいきを はく パックンフラワー… HPは『5』 こうげき力は『2』 ドクを あびると しばらく ダメージを うけつづけてしまうので ちゅういして… ドクは HPが かいふくするアイテムを 使用すると いっしょに カラダから きえる パックンフラワーが このように なったのは せいそくする かんきょうが あっかしたからだと いわれているわ… 『スーパーペーパーマリオ』でのアンナや【ジャスミン2世】のサーチより。 HP『5』 こうげき力『2』 ドクを はくことを おぼえて いやらしさが ました パックンフラワー キレイな 花には トゲが ある 黄色の パックンには ドクがある 『スーパーペーパーマリオ』でのカード説明文。 BGM やいやい、やい!『マリオストーリー』のジャンボル島のジャングルで、先制攻撃せず中ボスとして戦う個体の戦闘曲。他の中ボスと共有されている。 元ネタ推測 Poison+パックンフラワー 関連キャラクター 【パックンフラワー】 【アイスパックン】 【どくパックン】 コメント 名前 全てのコメントを見る?