約 222,065 件
https://w.atwiki.jp/kawaii_khalifa/pages/20.html
カリフは法制化(法令制定)において聖法の規則に拘束される カリフは法制化において聖法の規則に拘束され、聖法の典拠から正しい推論によって演繹されたのではない規則を法制化することは禁じられる。カリフは法制化する諸規則において拘束され、課された法的推論の方法によって拘束される。それゆえカリフには以前に法制化した方法論と矛盾する方法論に基づく法規定の法制化は許されず、以前に法制化した法規定に反する命令を出すことも許されない。カリフはこのような二重の拘束に服するのである。 第一の拘束、つまりカリフが法制化において聖法の諸規則に拘束されることの典拠は、第一に、アッラーはカリフであれカリフ以外であれ、全てのムスリムに、行為の全てを聖法の規則に則った行動を課されたということである。 至高なるアッラーは言われる。「いや、汝の主にかけて、彼らの間で生じた諍いの裁定を汝に求めない限り彼らは信仰したことにはならない」(クルアーン4章60節) 聖法の規則に則って行動するためには、立法者の言葉の解釈が分かれた時、つまり聖法の規則が複数生じた場合には、一つの特定の規則の制定が必要となり、複数の規則の中から一つの特定の規則を法制化することがムスリムの義務となるのである。つまりイスラーム法規定を執行しようと望む時には、カリフがその任務を果たす、つまり統治を行う時には、カリフの義務となるのである。 第二に、カリフが忠誠を誓われた基礎になる忠誠誓約の文言が彼にイスラーム法の遵守を課すからである。というのは、それはクルアーンとスンナの実行を条件とする忠誠誓約であるので、カリフにはその双方から逸脱することは許されない。もし確信犯としてそれを逸脱すればそのカリフは不信仰に陥ったのである、確信犯ではなくそれを逸脱しても悪人、不正、罪人なのである。 第三に、カリフは聖法の執行のために擁立されたのであるから、ムスリムに対して執行するのに、聖法以外のものを採用することは許されない。なぜならば聖法はそうした行いを、イスラーム以外に裁定を求めることを信仰の否定の段階に達するとの断定を示す表現で、厳禁しているからである。そしてその意味は、カリフが諸規則の法制化、つまり法令の制定において、聖法の法規定のみに拘束されということであり、またもしそれ以外によって法令を制定するなら、その聖法以外のものを信じてのことなら不信仰に陥っており、信じてはいなかったとしても悪人、不正、罪人だということなのである。 第二の問題、つまりカリフが課された法的推論の方法によって拘束される根拠はカリフが執行する聖法の規則は、彼自身に対しての聖法の規則なのであって、彼以外の者に対しての聖法の規則ではないからである。つまり、それはカリフが自分の行動をそれに基づいて律するために法制化した聖法の規則なのであり、(それ自体が)聖法の規則であるわけではないからである。それゆえカリフが一つの法規定を演繹するか、あるいは他の学者の説に追随して(qallada)ある法規定の採用を採用した場合、その聖法の規則はカリフにとってはアッラーの法規定に他ならないので、他のムスリムたちに法制化するに当たっては、その聖法の規則を制定しなくてはならず、それに反する規則の制定は許されないのである。なぜなら(カリフが自分の判断で聖法の規則だと信じた規則に反する規則は)カリフ自身に関してはアッラーの法規定とはみなされないので、彼にとっては聖法の規則ではなく、それゆえ他のムスリムにとっても聖法の規則ではなくなるからである。そしてまたそれゆえにカリフは臣民に対して発布する命令においても彼が制定したこの聖法の規則に拘束され、彼自身が制定した法規定に反する命令を発することは許されないのである。なぜならもし自分が制定した法規定に反する命令を発したなら、聖法の規則に反する命令を発したのと同じことになるからであり、それゆえカリフには自分が制定した法規定に反する命令を発することはできないのである。 また法規定演繹(istinb)の方法論によって、聖法の規則の理解は異なってくる。それゆえカリフがもし聖法のクルアーンとスンナの明文から引き出されたものであるなら法規定の類推事因(illah)は聖法に適った類推事因であると考える一方、福利(malaah)は聖法に適った類推事因とはみなさず、明文に言及されない福利(malaah mursalah)は聖法上の典拠とみなさないなら、そう考えたことでカリフは独自に特定の法規定演繹の方法論を採用したことになり、その時点でその方法論に拘束される義務が生じ、明文に言及されない福利(malaah mursalah)を典拠とする法規定も、聖法のクルアーンとスンナの明文から引き出されたものでない類推事因(illah)に基づいた類推による法規定も法制化することは許されない。なぜならカリフはその典拠を聖法上の典拠と考えないので、その法規定はカリフ自身にとって聖法に適う法規定とはみなされない。それゆえ彼の見解ではそれは聖法上の法規定ではなく、カリフ自身にとって聖法の法規定とみなされない限り、他のムスリムにとっても聖法の法規定とはみなされないので、それはあたかも聖法の法規定ではない法規定を法制化したのと同様になるため、カリフにはそれが禁じられるのである。 もしカリフが「独自の法判断の出来ない追従者(muqallid)」であるか、「無限定な独自の法判断が出来る学者(mujtahid mulaq)」ではなく、特定問題のみの法判断しかできない学者であるか、法演繹の特定の方法論に拘束される学派の範囲内での選択判断のみができる学者である場合には、法制化にあたっては彼が追随する「独自判断のできる学者(mujtahid)」に従うか、自分の通暁した問題であれば典拠か、それに類するものがあれば、独自の判断を下す。この場合には、カリフにはただ自分が以前に制定した法規定に矛盾する命令を発布しないことのみが義務となるのである。 カリフ国家は世俗(basharyah)国家であり、神性(ilhyah)国家ではない イスラーム国家とはカリフ制である。そしてそれは現世のムスリム全てに対する総合的首長職である。「二人のカリフに忠誠が誓われた場合は、二人のうちの後の方を殺せ」とのハディース(ムスリム)により、ムスリムの土地のいかなる国においてであれ、一人のカリフに正当な忠誠誓約がなされ、一旦カリフ制が樹立されたならば、ムスリムにはこの世の他のあらゆる地域においても他のカリフ制を立てることは禁じられる。 そしてカリフ制は、イスラームのもたらす思想とその定めた規則に基づきイスラーム聖法の諸規則を施行し、世界中の人々にイスラームを知らせ、呼び招くイスラームの宣教を世界中に弘め、アッラーの道において闘うために樹立された。 カリフ(後継者)制はまたイマーム(指導者)制、イマーラ・アル=ムウミニーン(信徒の長)制とも言われる。そしてそれは現世的職務(manab dunyaw)であり、来世的(ukhraw)職務ではない。それはイスラームの教えを人々に施行し、人々の間にそれを広めるために存在するのであり、それは預言者職とは決定的に違っている。 というのは、預言者職は神職(manab ilh)であり、アッラーはそれを御望みの者に授与し給う。その職においては、預言者、あるいは使徒が、啓示を通じて、アッラーから聖法を授かる。一方、カリフ制は人的(bashar)職であり、ムスリムたちが、自分たちが望む者に忠誠を誓い、ムスリムの中で彼らが望むカリフを自分たちの上に擁立するのである。我らの長ムハンマドは、為政者であり、彼がもたらした聖法を施行した。彼は預言者職と使徒職を担うと同時に、イスラームの諸規則の実施のためにムスリムの首長職をも担われたのである。アッラーは彼に宣教を命じられたように、統治をも命じ給うた。「彼らの間をアッラーが啓示されたものによって裁け・・・」(5章49節)また曰く。「我らは汝が人々の間をアッラーが汝に示されたものによって裁くために真理をもって汝に啓典を下した」(4章105節)また彼に命じ給うた。「使徒よ、汝の主から汝に啓示されたものを伝えよ」(5章67節)また曰く「私にこのクルアーンが啓示された。それによって私がお前たちと届いた者に警告するようにと」(6章19節)「包まる者よ、立って警告せよ」(74章2節) このように使徒は(1)預言者職と使徒職、及び(2)彼に啓示されたアッラーの聖法(シャリーア)を執行するための現世におけるムスリムたちの首長職という二重の職務を担われていたの。他方、使徒の逝去後のカリフ制は、預言者ではないただの人間が担い手であり、彼らは人間が犯す過ち、不注意、失念、罪などを犯す。それは彼らが人間であり、預言者でも使徒でもないので、無謬ではないからである。使徒は既にイマーム(カリフ)が過ちを犯すことがあること、そして不正や堕落などによって人々の怒りを買うこともあることを予言されていた。いやそれどころかカリフが明白な不信仰に陥ることもあり、その場合にはそのカリフには服従の義務はなく、むしろ討伐されるべきことまで予言されているのである。ムスリムはアブー・フライラから預言者が「イマームはその背後で戦い、それによって身を守る盾に他ならない。もしイマームが畏くも尊きアッラーを畏れることを命じ正義を行うなら、それによって彼には褒賞があるが、そうしなければそれに対して応報がある。」と言われたと伝えているが、このハディースはイマームが無謬ではなく、敬神以外を命ずることもありうることを意味している。またムスリムはアブドゥッラー・ブン・マスウードから、アッラーの使徒が「私の後に専制、お前たちが嫌悪するいろいろなことが起きるだろう」と言われ、人々が「そういう時代に私たちがめぐり合わせた場合、どうするようにと貴方は命じられますか」と尋ねると、「お前たちに課された義務を果たし、お前たちに権利があることに関してはアッラーに求め祈りなさい」と答えられた、と伝えている。 「私たちは病気のウバーダ・ブン・アル=サーミトを見舞い、『アッラーが貴方を治してくださいますように。そして貴方が預言者から聞いた役に立つハディースを話してください。』と尋ねた。するとウバーダは答えました。『預言者が私たちを呼び、私たちは彼に忠誠を誓いました。彼は私たちに対して、私たちの好むことでも嫌うことでも、苦しい時も楽な時も、私たちに対する専制に対しても、権威を権威ある者から奪わないことで私たちが忠誠を誓うように言われました。そして、アッラーの許からの明証があなたがたにある明らかな不信仰をその者に見出さない限りは、と付け加えられました。』」(ハディース) 「出来る限り、ムスリムたちには法定刑の執行を回避せよ。もし抜け道があるなら彼に道を開いてやれ。イマーム(カリフ)が誤って赦免する方が誤って罰を下すよりも良い。」(ハディース) これらのハディースはカリフ(イマーム)が過り、忘れ、罪を犯しうることを明言している、にもかかわらずアッラーの使徒はカリフがイスラームに則って統治しており、明白な不信仰が顕わにならない限り、アッラーに背くことの命令を除き、服従を守ることを命じられたのである。それゆえアッラーの使徒の後のカリフたちは間違うこともあれば正しいこともあり、無謬ではなく、預言者でもないので、カリフ制は神的国家である、などとは言えない。そうではなくて、それは、イスラームの聖法の諸規則の施行のために、ムスリムがカリフに忠誠誓約を行う人的国家に過ぎないのである。 カリフの任期 カリフには特定の任期はない。聖法を護持し、その法規定を施行し、国事を行い、カリフの職責を果たす能力を保持している限り、カリフはその地位に留まる。なぜならばハディースに述べられた忠誠誓約の文言は無限定であり、特定の任期による制限がないからである。 「たとえお前たちの上に顔の潰れたエチオピア人の奴隷が総督に任命されようとも、聞き従え」(ハディース) また正統カリフたちは皆、(期間の)限定のない忠誠誓約を受けており、それはハディースに述べられている忠誠誓約であり、彼らには任期の限定はなかった。彼らは皆、忠誠誓約を受けてから死ぬまでカリフの任務を担っていたのであり、それはカリフには任期はなく、(期間)無限定であり、一旦忠誠誓約がなされたなら、シムまでカリフの位に留まることに対する預言者の直弟子たちのコンセンサスとなったのである。 但しカリフに解任事項か、罷免を義務付ける事態が生じた場合には、その時点で彼の任期は終了し罷免されるが、それはカリフ制における任期の特定ではなく、カリフの資格条件の欠格の発生なのである。忠誠誓約の文言はクルアーン、スンナ、と預言者の直弟子たちの間で確定しており、カリフ制を任期はないが、クルアーンとスンナ忠誠を誓ったもの、それはクルアーンとスンナの実践、その諸規則の施行の義務を負っており、もし聖法を護持しないか、それを施行しないならば、その罷免が義務となるのである。 カリフの罷免 カリフがその就位資格条件の一つでも失うと、イスラーム法上、カリフ位に留まることは許されず、罷免されねばならないが、その罷免の決定権を有するのは行政不正裁判所(makamah malim)のみであり、この行政不正裁判所だけがカリフがその就位資格条件を喪失したか否かを判定することが出来る。なぜならばカリフが罷免され、解任に値する事項とは、除去されるべき行政上の不正(malimah)であり、また裁判による事実認定を要する事件でもあるので、裁判官の前での認定が必要となるのである。行政不正裁判所こそ、行政上の不正を裁くために設立された法廷であり、その裁判官には行政上の不正を認定し裁く権限が付与されているのである。それゆえカリフが就位資格条件を喪失したかどうかを認定し罷免を決定するのは行政不正裁判所となるのである。但し、カリフには就位資格条件を失った場合、彼が自ら辞任すれば、それで問題は解決する。 ムスリムたちがカリフが就位資格条件の一つを失い罷免されねばならないと考え、カリフがそれに抵抗した場合は、「もし汝らが何事であれ相争うなら、それをアッラーと使徒の許に持ち込め」(4章59節)との至高者の御言葉により、その解決は裁判に委ねられる。このケースは、「汝らと権力者」つまり、権力者と人民(ウンマ)が争った場合であり、それを「アッラーと使徒の下に持ち込め」とは、裁判、つまり「行政不正裁判所」に訴えよ、との意味になるからである。 ムスリムが新カリフを擁立するまでの猶予期間 ムスリムが新カリフを擁立するまでに猶予される期間は、3昼夜であり、ムスリムは忠誠誓約なしに3夜を過ごすことは許されない。最長で3夜なのである。前任カリフが死ぬか罷免された時点から、新カリフの擁立が義務となるが、そのために専念しているという条件で、擁立が3昼夜までは遅れることが許される。もし3夜を超えてもカリフを擁立できなかった場合は、更に待たれる。ムスリムたちがカリフの擁立に専念し、それでも自分たちで克服することの出来ない圧倒的な障害があって3夜の間にそれを実現できなかった場合には、義務の履行のために力を尽くしたにもかかわらず自分たちにはどうしようもない事情によって遅れるにいたったことを無念に思っているなら、彼らの罪は免ぜられる。 「アッラーは我がウンマ(共同体)から加護、忘却、強制されたことを免責された」(ハディース) それゆえもしムスリムたちがカリフ擁立の義務の履行に従事していなかったならば、カリフが擁立されて彼らの義務が履行され消滅するまで、全員が罪に陥っているのである。カリフ擁立を怠ったことによって犯した罪に関しては、消えることはなく(最後の審判で)アッラーによる応報の罰を蒙るまで残り続ける。それは義務の履行を怠ることで、ムスリムが犯した他のあらゆる罪が罰されるのと同じことなのである。 カリフが空位になった場合に直ぐに忠誠誓約の手続に従事しなければならない典拠は使徒の直弟子たちが、使徒が逝去されたその日のうちからその埋葬よりも前に、サーイダ族の屋敷に集まりそれに取り掛かったことによる。アブー・バクルのカリフ就位の忠誠誓約はその当日に完了し、翌日には人々が預言者モスクに集まり、アブー・バクルと忠誠の誓いを交わしたのである。 カリフ擁立のためにムスリムに与えられる最長の猶予期間が3昼夜である根拠はウマルの例である。刺し傷が元で死ぬことが明らかになった時点で、ウマルは評議員を任命し、3日と期限を決め、その3日のうちに新カリフの合意が成立しなければ反対者、不同意者は預言者の高弟であり、評議員であってもを処刑せよ、と遺言し、その執行のために50人を任命した。この件は預言者の直弟子たちが見聞きしている場で行われたが、彼らの誰もそれを非難せず、異を唱えなかったので、ムスリムがカリフを空位のままで3昼夜以上放任することが許されないことは、預言者の直弟子たちのコンセンサスとなった。預言者の直弟子たちのコンセンサスはクルアーンとスンナと同じく聖法上の典拠なのである。アル=ブハーリーはアル=ミスワル・ブン・マフラマが「私が眠りについた時、アブドッラフマーンが扉を叩いて私を起こし『あなたは眠っていたようだが私はこの3日間(つまり3夜)、殆ど眠っていない』と言った」と伝えている。そして人々が夜明け前の礼拝を済ませた時、ウスマーンの忠誠誓約が完了したのである。 それゆえムスリムにはカリフ制の中央の空位に際しては新カリフの忠誠誓約に専心し、5日のうちにそれを完了させなければならない。カリフへの忠誠誓約に専念せず、カリフ制が滅びるままに黙殺した者は、カリフ制の消滅と黙認の時点から罪人となるのである。それが今日の状況でもあり、ムスリムは1342年ラジャブ月28日(西暦1924年3月3日)の(オスマン朝)カリフ制の廃止以来、その再興の日まで、カリフ制を再興していないことにより、有罪なのである。免責されるのは、誠実で献身的な組織と共にそのために真剣に献身している者だけであり、それによってのみ罪から救われるのである。そしてそれは「忠誠誓約をせずに死んだ者は(イスラーム到来以前の)無明時代の死に方をしたことになる」とのアッラーの使徒のハディースがその罪の深さを示している通り、大罪なのである。 『カリフ国家の諸制度 ― 統治と行政』④
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/4344.html
470 :名無しの心子知らず:2009/11/06(金) 00 05 45 ID qMO0ZWG9 規制が解けたので記念にプチ話ですが投下します。 文章下手ですがお許し下さい。 先日、実家に帰ったら、 実家の畑にある栗の木に泥ママが湧いていました。 わたしの実家は、山の中の小さな集落にあります。 名字も○軒しかなく、いわるゆる元を質せば全員親戚?と顔見知りばかりの ド田舎と思ってください。 ある日、わたしの祖父が畑に農作業をしに行ったところ そろそろ収穫期に入った栗の木の下で、見知らぬ母子が栗を拾っていました。 祖父が、 「あんたら誰や」と声をかけたところ 「ここの畑の知り合いに許可をもらって栗を拾っている」と返事 「ここ、ウチの畑なんやけど。おまえさん、何処の嫁かね。 聞いた畑の場所、間違ってないかね」と祖父 祖父の言葉を聞いた途端、泥ママ人相が豹変し、 「栗を拾ったらいけないと書いてない」 「子どもに、栗がどんな風になっているのか勉強させたかった」 「子どもに勉強させることが、どうして悪いのか」等 結局、拾っていた栗は「こんな物、要らない」と投げ捨てて 車で逃げて行ったそうです。 祖父曰く、よくわからんこと言ったなあ。。。と 実家で栗のぼたもちをみんなで食べながら、 世間話をするように普通にこの話しを教えてくれた母ですが、 最後の「言ってくれたら、あげたのにね~」には 餌付けスンナ!と言ってしまったわたしでした。 472 :名無しの心子知らず:2009/11/06(金) 00 18 01 ID RKbt5t3X 栗のぼたもちって初めて知った。 うまそうだなー。 次のお話→485
https://w.atwiki.jp/vermili/pages/771.html
CV:和央 きりか “星をみつめる瞳” 『虚空のバロック』のヒロイン。パキスタン人の少女。愛称はナーラ。 廃墟と化した市街で直によって保護されて以来、懐いて離れなくなる。 性格は年相応のあどけなさを見せるが、一方であらゆる事象に対し大きく取り乱したりせず、淡々と受け止める不思議な器の大きさを発揮する。 こうした彼女の性質は対人関係にも現れ、あらゆる人間を平等で博愛的な視線で見つめる。 どこか女神のような俗世離れしたところを持つ不思議な少女。 「ナオは、いつでも私のお手本なんだから。ナオの行くところなら、私はどこにでもついていくわ」 初っぱなからエグいシーンが約束された子 -- 名無しさん (2017-08-26 00 17 57) モブによる陵辱シーンがあることよりもキャラ説明から不穏さを感じてしまった人はlightゲーのやりすぎである -- 名無しさん (2017-08-26 00 31 55) 自ら進んで陵辱されたんじゃ…… -- 名無しさん (2017-08-26 00 33 09) ↑その論に賛成。精液を体内に含む事で異能の力を発揮出来るタイプかもしれん。その証拠に、今にも覚醒しそうに肌の色が変わってる。 -- 名無しさん (2017-08-26 22 44 21) 実は黒幕側の存在説 -- 名無しさん (2017-08-26 22 45 45) 何気にlight初の非処女ヒロイン? -- 名無しさん (2017-08-27 07 24 40) ↑ゼロインですでにいます。似た色合いのヒロインが -- 名無しさん (2017-08-27 08 34 36) つかほぼ一緒じゃね? -- 名無しさん (2017-08-27 16 02 03) 豊満かロリか -- 名無しさん (2017-09-02 05 38 21) 「あらゆる事象に対し大きく取り乱したりせず、淡々と受け止める」←この部分がどっかの仏陀系主人公を思い出すな -- 名無しさん (2017-09-03 16 15 02) 絶対厄ネタだって -- 名無しさん (2017-09-03 17 16 12) 眼が宇宙になってたシーンで色々察した -- 名無しさん (2017-11-17 22 56 35) 外宇宙生命体のようなものから電波をキャッチできる巫女的な存在? -- 名無しさん (2017-11-18 15 16 16) 体験版からして人間ではなさそう -- 名無しさん (2017-11-18 15 16 35) こいつを指す臭い”少女たち”に”神々”ってルビが振られてたけど、まさか・・・ -- 名無しさん (2017-12-03 23 11 40) ヘリオスさんならこの子の中身が来ても「まだだ」で追い返すことを確信できた。 -- 名無しさん (2018-01-27 15 01 01) しっかし、ニナの境遇といい、昏式はこういう設定好きなのかね。 -- 名無しさん (2018-01-27 15 02 25) やってることは「神代直ならできたぞ? 神代直ならできたぞ? 神代直ならできたぞ?」だった件について -- 名無しさん (2018-01-28 18 58 59) ただし本人の実像とはズレてるし、本人がそのズレと格闘することでドラマを生むっていう構造はオリジナルな使い方なんだから別にいいんじゃない? -- 名無しさん (2018-01-28 20 35 38) え? レズと格闘する?(難聴) -- 名無しさん (2018-01-28 21 32 57) ↑女神の手にした右手の剣。冷たく鋭い鋼の刃よ、お前は心を持ち得ない -- ??? (2018-01-29 18 26 22) つまり、「(私の見た)神代直ならできたぞ? (私の見た)神代直ならできたぞ?(私の見た)神代直ならできたぞ?」ってことだな -- 名無しさん (2018-02-13 18 29 29) 同じ悪意なき何とかならできたぞ?なのに受ける印象けっこう違うね、まあナーラが特殊すぎる気もするけど -- 名無しさん (2018-02-13 18 33 52) 2人目子供生まれた後、下の子に構ってばかりだと上の子がお母さんお父さんを取られたと思ってナーラみたいな性格になるとかならないとか。 -- 名無しさん (2018-02-13 20 00 30) ナーラさんそんなお手軽人格形成じゃなかっただろw -- 名無しさん (2018-02-13 21 23 35) ナーラかわいい -- 名無しさん (2020-05-22 01 55 25) ↑5 そして当人がいやそんなん無理やし…って空気を読んだ答えをしたことでバグった -- 名無しさん (2020-07-10 15 49 01) ジャハーナーラー・ベーグム(1614年4月2日 - 1681年9月16日)は、北インド、ムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンの次女(長女としても扱われる)。母はムムターズ・マハル。ムガル帝国皇女。イスラーム教スンナ派。うっわまじかよ… -- 名無しさん (2020-07-21 15 00 21) 長女兼次女も訳分からんが親がスンナ派だとなんかまずいのか? -- 名無しさん (2020-09-20 23 11 59) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anepare/pages/387.html
▼下へジャンプ 【ニンチン】姉の下着盗んでたのがバレた避難所【いうな】 46 木刀 ◆cBxG/wiwhs 06/09/26 23 29 27 ID tAEwnv9k すまんな 結局昨日まとめらんなかった 今、帰宅中だしな 63 木刀 ◆cBxG/wiwhs 06/09/27 00 43 16 ID lxEOtiC9 壁】ω・) 64 童貞神 ◆Sypt/noxY6 06/09/27 00 44 02 ID y9puad32 62 気にスンナwwww 63 出てこいww 65 木刀 ◆cBxG/wiwhs 06/09/27 00 47 44 ID lxEOtiC9 64 で、何かあった? 66 童貞神 ◆Sypt/noxY6 06/09/27 00 51 11 ID y9puad32 65 俺は別に何も無いぜ? そっちこそ何かあった? 67 木刀 ◆cBxG/wiwhs 06/09/27 00 57 35 ID lxEOtiC9 66 イマジネーションの神が降りてこなくて、仕事が進まないくらいだな 後はいちゃつく位しかやってない 68 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 06/09/27 01 04 02 ID PTWGoNMN 67 いちゃつきがほしいな。 724 茄子王 ◆wx0E3mcGM6 06/09/29 18 37 54 ID 0x8LzWKb さて、仕事終了 帰宅落ち ノシ 727 木刀 ◆cBxG/wiwhs 06/09/29 18 47 41 ID tPVEwjIa 724 乙 ノシ 今日は一人ぼっちだぜ 728 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/09/29 18 51 07 ID KU19zo9G 727 たまにはいいんじゃないか?w 730 木刀 ◆cBxG/wiwhs 06/09/29 18 53 17 ID tPVEwjIa 728 今週は仕事しまくり 実に俺らしくないwwww 729 なんか面白い事やって INDEX 木刀-インデックス PREV 木刀-034 NEXT 木刀-036 ▲上へジャンプ
https://w.atwiki.jp/at223/pages/27.html
選択肢 投票 賛成? (14) 反対! (100002) 帰れ!!!!!! (10008) どぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおーーーーーーーーだぁぁぁぁぁー -- アツキ (2010-02-18 19 16 23) まじでつくったのか^^; -- ac11 (2010-02-19 16 21 41) なにが賛成、反対なんだよww -- ac11 (2010-02-19 16 22 24) あれ、ゆ〇〇君の作らないの? -- ac11 (2010-02-19 18 35 43) http //www29.atwiki.jp/ac11/ ←このホムペの投票所やばい -- ac11 (2010-02-19 18 37 29) ↑やべえww -- ff13 (2010-02-19 20 48 08) ↑2 ここより圧倒的に票数多い^^ -- もりのいよかん (2010-02-19 20 50 34) ↑3 どんどん増えてく -- ac15 (2010-02-19 22 12 51) ↑4 すげえ -- 爆音 (2010-02-20 10 33 52) ぎゃははwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- アツキ (2010-02-20 14 36 20) もうかえれはもうおさないでね はんタイも -- アツキ (2010-02-20 14 40 27) 反対ともうかえれ押したら変なくなった?なんでだろ? -- なにコレ (2010-02-20 16 22 13) ↑7 文字数制限とか最強じゃん -- 嘘だろ・・・ (2010-02-20 16 26 07) ↑8のホムペ投票所ってどこ? -- 名無しさん (2010-05-06 15 59 52) ↑もうなくなったよ -- 名無し (2010-05-06 16 00 43) 帰れとか俺の印象悪くスンナw -- ac11 (2010-06-28 01 55 17) ac11に統一しましたが何か(o・ω・o)? -- ac11 (2010-07-25 00 04 56) 名前 コメント -
https://w.atwiki.jp/kawaii_khalifa/pages/18.html
『カリフ国家の諸制度―統治と行政』 発行:解放党(増補版)2005/1426年 P.O.Box 135190 Dr al-Ummah, Beirut, Lebanon 目次 増補版前書き 序文 カリフ国家の諸制度 ― 統治と行政 第1章:カリフ 称号 カリフの資格条件 就位の資格条件 カリフ任命手続 カリフ任命と忠誠誓約の具体的手順 カリフ臨時代行 候補者の絞込み 忠誠誓約の形態 カリフの唯一性 カリフの権限 カリフ立法のイスラーム法による制限 カリフ国家 非神政人治国家 カリフの任期 カリフの罷免 カリフ制樹立猶予期間 第2章:カリフ補佐(全権大臣) 全権補佐の資格条件 全権補佐の職務 全権補佐の任命と罷免 第3章:執行大臣 第4章:地方総督 カリフの地方総督監督義務 第5章:ジハード司令 - 軍部(軍隊) ジハード (1)軍隊 (2)国内治安 (3)軍需産業 (4)国際関係 軍隊の分類 軍司令官としてのカリフ 第6章:国内治安 治安部門の任務 第7章:外交 第8章:工業 第9章:司法 裁判官の分類 裁判官の資格条件 裁判官の任命 裁判官の給与 法廷の構成 風紀監督官 風紀監督官の権限 行政不正裁判官 行政不正裁判官御任命と罷免 カリフ国家樹立以前の契約、社会行為、裁判 第10章:行政機関(福祉) 非統治的行政機構 福祉政策 行政機構官吏資格者 第11章:国庫 第12章:情宣 情報メディアの許認可 情宣国家政策 第13章:国民議会(協議と査問) 協議の権利 査問の義務 国民議会議員選挙 国民議会選挙の方法 国民議会の議員資格 国民議会の議員任期 国民議会議員の権限 自由な発言、発議権 付録 旗章、旗印 国歌 増補版 前書き アッラーに称えあれ。アッラーフの使徒ムハンマドとその御家族、御一統、そして彼に従う者に祝福と平安あれ。 「アッラーは、汝らの中で信仰し、善行を為す者たちに、約束し給うた。彼ら以前の者たちに継がせ給うたように、彼らに大地を継がせ給い、また彼らのために嘉し給う宗教を彼らに堅固なものとし給い、恐怖の後で、代わりに安心を授け給う、と。彼らは我(アッラー)を崇め、我に何物も並置しない。しかしその後に不信仰に陥る者は、不義の輩である。」(クルアーン24章55節) またアッラーの使徒は言われた。 「おまえたちの中に預言者制はアッラーが望まれる間は続くが、彼は望まれる時にそれを取り上げられる。次いで尚武の王制が現れる。それはアッラーが望まれる間は続くが、彼は望まれる時にそれを取り上げられる。次いで専制王制が現れる。それはアッラーが望まれる間は続くが、彼は望まれる時にそれを取り上げられる。そして預言者職に倣うカリフ制が現れる。」こう語り終えてアッラーの使徒は黙された。(アフマド・ブン・ハンバル が収録するハディースより) 我々、解放党は、アッラーの御約束とアッラーの使徒ムハンマドの吉報の予言を信じ、ウンマ(ムスリム共同体)と協働し、カリフ制の再興のために献身する。 我々は、カリフの兵士となりその旗を掲げ、勝利を重ね、カリフ制の樹立に成功するようにと、その実現を確信しつつ、アッラーに祈る。アッラーにはそれはいとも容易いこと。 我々は本書では、明瞭で分かり易く実践的な表現で、カリフ国家の統治と行政の制度について、なによりも心から納得できて胸に響くような厳密な論証を行うようにと心がけた。 我々が本書を書くに至ったのは、今日のイスラーム世界に存在する多くの政治体制が、形式においても実質においても、本来のイスラームの統治制度とかけ離れていることによる。 実質については、現行の政治体制は全て、クルアーンとその使徒のスンナ(言行)に基礎をおかず、それを指針としておらず、むしろイスラーム的統治とは真逆の政体であることは、ムスリムたちの誰の目にも明らかである。それ誰にも異議がない明々白々たる事実である。但し、イスラームの統治体制が、制度面においては現行の(西欧の国民国家の)統治制度と大差なく、現在の人定法の統治制度と同様な構成と権限を有する内閣や省庁といったものがあっても構わない、と考える誤解の余地はあるかもしれない。 そこで我々は、カリフ国家の統治制度について、アッラーの御心により将来その実現を見る前に、その統治機構の姿を脳裏に思い描くことが出来るようにと、それを詳述することにした。またカリフ国家の旗章、旗印、将来発布するカリフ選挙法、忠誠誓約の形式、カリフが捕虜になった際の解放が見込まれる場合とそうでない場合の臨時代行の権限、地方警察の執行と行政の組織、治安部門の女性警官の任命、地方議会、国民議会の選挙法、国歌など、原著になかった必要事項を該当箇所に書き加えた。 アッラーが我々の勝利を早められ、我々の共同体が人類最善の共同体となり、カリフ国家が、世界最高の国家となり、世界の隅々にまで善と正義を広めることができるよう、我々に恩寵を垂れ、栄光と恵みを授け給いますように。そしてその時、信仰者はアッラーの神佑を喜び、アッラーは信ずる民の心を癒し給うでしょう。最後に我々は祈る。万世の主アッラーにこそ賞賛あれ。 序. カリフ国家の機構の詳細について論ずる前に、以下の点を先ず明らかにしておく必要がある。 (1)万世の主アッラーが義務として課されたイスラームの統治制度はカリフ制である。 この制度においては、アッラーの啓示に則る統治を行うために、アッラーの啓典クルアーンとその使徒ムハンマドのスンナ(言行)への忠誠の誓いに基づき、カリフが擁立されるのである。クルアーンとスンナと預言者ムハンマドの直弟子たちのコンセンサスの中に、それを示す典拠は無数に存在する。 クルアーンでは、至高なるアッラーは預言者ムハンマドに訓戒し以下のように述べられている。 「アッラーが啓示されたものによって彼らの間を治めよ。彼らの欲望に従い、汝のもとに齎された真理から逸れてはならない。」(クルアーン5章48節) 「アッラーが啓示されたものによって彼らの間を治め、彼らの欲望に従ってはならない。アッラーがお前に啓示されたものの一部から逸らせるように彼らが汝を誘惑することを警戒せよ。」(クルアーン5章49節) 彼らの間をアッラーの啓示に則って治めよ、との使徒ムハンマドへの訓戒は、彼のムスリム共同体への訓戒であり、それは、使徒ムハンマドの逝去後にアッラーの啓示に則って治める為政者を擁立せよ、との意味なのである。ここでの訓告の主題は義務を課すことであり、訓告の命令法は法理学の教える通り、厳命を示す文脈であるから、それは厳命を意味するのである。そしてこの「使徒ムハンマドの逝去後にアッラーの啓示に則って治める為政者」がカリフであり、このような統治制度がカリフ制なのである。他方、法定刑などの全ての法規の執行は義務であるが、為政者が存在しなければその執行が不可能である。そして義務の遂行に不可欠な行為はそれ自体もまた義務である。つまりイスラーム法を施行する為政者の擁立もまた義務なのである。そしてこのような為政者がカリフであり、この統治制度がカリフ制度なのである。 スンナについては、預言者の孫弟子のナーフィウは預言者の直弟子アブドッラー・ブン・ウマルが彼に以下のように語ったと伝えている。「私はアッラーの使徒が『服従から手を引いた者は、最後の審判の日にアッラーにまみえるが、彼には弁明の余地はない。忠誠誓約をせずに死んだ者は(イスラーム到来以前の)無明時代の死に方をしたことになる』と言われるのを聞いた」(ムスリム が収録するハディース) 預言者は全てのムスリムに忠誠誓約を立てるように命じ、忠誠誓約をせずに死んだ者を無明時代の死に方をしたのだと言われたが、アッラーの使徒の逝去後には、忠誠誓約は、カリフ以外の誰にも与えられることはない。それゆえ全てのムスリムにカリフに忠誠誓約をすることを義務付けるこのハディース(預言者ムハンマドの言行録)は、つまりその前提として全てのムスリムの忠誠誓約を受けるに相応しいカリフの存在をも義務付けているのである。 またムスリムが伝えるところでは、 アブー・ハーズィムは「私はアブー・フライラに5年間仕えたが彼はいつも預言者が以下のように言われた」と語っていた。「イスラエルの民は預言者によって統治されてきた。それで、一人の預言者が亡くなると次の預言者が跡を継いだ。だが私の後に預言者はもはやいないが、カリフ(後継者)が現れ、それは多数となろう。私の後に預言者はもはやいないが、カリフ(後継者)が現れ、それは多数となろう。一人一人順に忠誠を尽くし、アッラーが彼らに授けられた権限に従え。まことにアッラーは、彼が彼らに何をしたのか、彼らに尋ね給うであろう。」 これらのハディースには、ムスリムを統治する者がカリフであるとの言明があるが、預言者がカリフへの服従と、カリフ位に異を唱える者たちの討伐を命じられている以上、その言明はカリフ擁立を求めている、つまりカリフ擁立の命令であり、カリフへの反逆者の討伐によるカリフの守護の命令なのである。 またムスリムは預言者が「イマーム(カリフ)に忠誠を誓い、按手し信義を捧げた者は可能な限り服従し、彼に背く者が現れれば、その反逆者の首を刎ねよ。」と言われたと伝えている。カリフへの服従の命令は、カリフ擁立の命令を含意し、カリフに背く者の討伐の命令は、カリフは常に唯独りでなくてはならないとの厳命を文脈的に示しているのである。 また預言者ムハンマドの直弟子たちのコンセンサスについては、彼らはアッラーの逝去後にカリフを擁立する必要があることに合意し、先ずアブー・バクル(初代カリフ在位632-634年)を、次いでウマル(第2代カリフ在位634-644年)、次いでウスマーン(第3代カリフ在位644-656年)を、それぞれの死後にカリフとして擁立することで合意した。そして死体は死後直ぐに埋葬することが義務であるにもかかわらず、預言者が亡くなった後、直弟子たちが彼のカリフ(後継者)擁立に専心し、彼の埋葬を遅らせたことも、カリフ擁立についての彼らのコンセンサスを裏付けている。 また預言者の直弟子たちは、彼らの生涯にわたって、カリフの擁立が義務であることでは合意していた。彼らは誰がカリフに選ばれるべきかについては意見が対立していたが、アッラーの逝去に際しても、正統カリフのどの一人の死に際しても、カリフの擁立義務自体に関しては誰も反対する者はいなかった。預言者の直弟子たちのコンセンサスは、カリフ擁立の義務の明白かつ強力な証拠なのである。 (2)イスラームの統治制度(カリフ制)は、知られている世界のどの統治制度とも異なっている。 それは立脚する原理についても、諸事を処理する指針となる思想、概念、基準によっても、施行し適用する憲法や法律によっても、またイスラーム国家が成り立ち、世界の全ての統治体制と相違するその体制の形態においても、異なっているのである。 それは王制ではない。 イスラームは王制を認めず、カリフ制は王制に似てもいない。なぜなら王制では、王子が世襲によって王になり、ウンマ(国民)はそれに関与しないからである。他方、カリフ制においては、世襲はなく、ウンマの忠誠誓約が、カリフ就位の手順なのである。また王制は、王にのみ、彼以外の臣下の誰にもない大権、特権を認めている。また一部の王制では、王を法律の上に置き、ウンマ(国民)の象徴としており、王は君臨するが統治はしない。また別の王制では、王は自らの欲望のままに土地と臣民を処分し、君臨し、統治し、自分がいかなる悪行、不正を行おうとも、裁かれることを拒否する。 他方、カリフ制は、王制のような臣民の上に立ついかなる特権もカリフに認めず、裁判においても国民の一人と異なるような特権を与えない。またカリフは、王制のような意味において、国民の象徴であるわけでもない。カリフは、ウンマ(国民)に対してアッラーの聖法を施行するために、ウンマ(国民)が自ら選び忠誠を誓った統治と権力におけるウンマ(国民)の代行者に過ぎず、その全ての行為、裁定、国民の諸事、福利の処理において、イスラームの法規定によって束縛されているのである。 またカリフ制は帝国制でもない。 帝国制はイスラームと異なること甚だしい。イスラームが治める遠隔地方は、いかにその民族が多様で違っていようとも、唯一の中心に帰一するからである。イスラームは諸遠隔地方を帝国制によって統治するのではなく、逆に帝国制の反対の原理によって治めるのである。なぜならば帝国制は、帝国の遠隔諸地方における異なる民族を平等に扱わず、統治、富、経済において帝国の中心に特権を付与するからである。 イスラームの統治の仕方は、国家のどこにあっても被統治者たちを平等に扱い、民族主義を否定し、市民権を有する非ムスリムにも、イスラーム法に則って、臣民の権利と義務を与える。非ムスリムもムスリムが享有するのと同じく権利において公正に扱われ、またムスリムに課されるのと同じく義務においても公正に裁かれる。更に言うならば、裁判においてイスラームは、属する宗教・宗派が何であるかにかかわらず、たとえムスリムであっても、市民の誰にも他の者と違う特権を認めない。この平等性においてカリフ制は帝国制と異なり、遠隔諸地方を植民地化せず、搾取の場、中央だけに収益をもたらす財源とはしないのである。カリフ制は、いかに中央からの距離が離れていようとも、また住民の民族構成が多様であろうとも、地域の全体を単一の一体、全ての地域をカリフ国家の一部とみなし、全地域の住民に、中央と他の地域の住民と同じ権利を与え、全ての地域において、統治権、統治制度、立法権が等しく行き渡るようにするのである。 またカリフ制は連邦制でもない。 連邦制では、外交など共通の政策のみにおいて統一されている他は、諸地域が政治的自治権を有するが、カリフ制はあくまでも一体である。もしイスラーム国家の首都がエジプトのファイユーム地方であればカイロであるように、東部であれば中央アジアのホラサーン、西部であればモロッコのマラケシュとなるが、どの地域に対しても、国家財政、予算は単一で、地域にかかわりなくカリフ国家全域の住民全ての福利を考慮して支出される。たとえばある地域が資源と生産が需要の倍あったとしても、その地域には資源と生産高に応じてではなく需要に応じて財政支出される。つまりある地域の資源と生産が需要に追いつかなくても、それを考える必要はなく、その地域の資源と生産が需要をカヴァーするかしないかにかかわらず、国家の一般会計からその需要は賄われるのである。 またカリフ制は共和制でもない。 共和制は、そもそも王制の暴政に対する反動として、つまり王が自分の意のままに恣意的に土地と人を支配し、自分の望み通りに法を制定する主権、権力を有する暴政に対する反動として成立した。共和制の諸政体が生まれると、民主制と呼ばれるものでは、主権と権力は臣民に移管され、法律を定め、許可し、禁じ、善と悪を決めるのは臣民となる。統治権は、大統領(共和)制においては大統領とその大臣たちの手中に、議院内閣(共和)制では議会の手中にある。(王が統治権を剥奪され「君臨するが統治しない」立憲君主制においても同様に統治権は議会にある) 他方、イスラームにおいては、立法権は臣民には属さない。立法権はただアッラーのみに属し、アッラーを差し置いては誰にも何かを許し、禁ずる権利はない。人間に立法権を認めることは、イスラームにおいては重大な犯罪なのである。 「彼らはアッラーを差し置いて、彼らの中の律法学者や修道士たちを主と崇める」(9章31節)の聖句が啓示された時、アッラーの使徒は、この句を釈義して「彼ら(ユダヤ教徒、キリスト教徒)は人々に掟を定め、許されたもの、禁じられたものを決め、人々は彼らに服従していたのである」と説明された。 使徒が明らかにされた通り、これが「律法学者や修道士を主と崇めること」の聖句の意味であり、それはアッラーを差し置いて、許されたこと、禁じられたことを人間が定めることの罪の深さを示している。 またイスラームの統治行政は内閣を通じて行われるわけではない。カリフ制では人々の公益が集権化された単一の行政機構によって処理されるので、内閣制のように各大臣に他の大臣と区別された固有の職務、職権、予算があって、公益に関する一つの問題に関わる多くの官庁の管轄事項が重複し、煩雑を極め時間のかかる手続を経なくてはある省から別の省への権限、予算の移行ができず、人々の福祉の実現に困難をきたすようなことはない。 共和制においては、統治行政は各官庁に分権されており、集団体制で統治行政権を有する内閣がそれを集約する。他方、イスラームにおいては、(民主制の形態で)集合体として統治行政権を有する内閣は存在せず、カリフこそが、アッラーの啓典クルアーンと使徒のスンナ(言行)に則って国民(ウンマ)を治めるという条件で国民(ウンマ)が忠誠を誓った為政者であり、そのカリフが自分を助けてその様々な職務を分担する補佐(全権全権補佐)を任命する。これが語源的な意味での大臣(wuzar)、つまり、カリフが自分のために任命したカリフの補佐役(muwin)なのである。 イスラームにおける統治制度は、「臣民が立法権を有し、許可し、禁じ、善と悪を決め、自由の名の下にイスラーム法の規定に拘束されない」という民主制の真の意味においては、民主制ではない。ムスリムがこの真の意味での民主制を決して受け入れないことを不信仰の徒たちは理解している。それゆえ植民地主義の不信仰の国々(今日では特にアメリカが)は、民主制が為政者の選挙の手段であるかのごとくにムスリムたちを欺き、ムスリムの国々に民主制を輸出しようと謀っている。彼らは為政者の選挙に話を絞り、民主制の基礎は為政者の選挙であるかのような誤解を招く偽りのイメージをムスリムたちに抱かせ、ムスリムたちの民主制に対する認識を誤らせようとしている。なぜならムスリムの国々は、暴虐、不正、言論弾圧、抑圧(そして独裁)に苦しめられており、それはそれらの政権が王制を名乗っていようと共和制を名乗っていようと変わらないからである。ムスリムの国々はこうした不正と弾圧にあまりにも苦しめられているので、(独裁者から解放され、選挙で自分たちの支配者を選ぶことさえできるなら、どんな政体にでも飛びつくようになっているので)不信仰者たちは、為政者の選挙だということで民主制をムスリムの国々密輸するのは容易なのである。その際、彼らは民主制の本質であるところの「立法、許可、禁止が人間の主であるアッラーではなく、人間の権利となる」という事実を隠蔽しており、そのため、一部の者たちは(イスラーム主義者、そればかりか彼らの中の伝統的イスラーム学者までが)善意から、あるいは知っていながら確信犯として、この欺瞞の民主制を受け入れているのである。 もし彼らに「民主制とは何か」と尋ねれば、彼らは、「民主主義は為政者の選挙である」と考えて、「それではイスラームでも許されている」と答えるであろう。悪意の確信犯たちは、民主制の創始者たちが意図した真の意味を故意に隠蔽して話を逸らす。つまり、民主制とは人民主権であり。人民が多数決で望みのままに法を定め、許可し、禁じ、善と悪を定めることであり、個人は自分自身の行為については「自由」であり、民主主義と自由の名の下に、酒を飲もうと、姦通を犯そうと、背教しようと、聖なるものを誹謗中傷しようと、望みのままに振舞ってよいということなのである。これが民主制であり、これがその真相、意味するところ、本質なのである。イスラームを信ずるムスリムが、「民主制は許される」、あるいは「民主制はイスラームに属する」などとどうして言うことができようか? 国民(ウンマ)による為政者の選任、つまりカリフの選任について言えば、それはクルアーンとスンナの明文が定めていることなのである。イスラームにおいて主権は聖法(shar)に属するが、人々によるカリフに対する忠誠誓約が、カリフ就位の前提条件なのであり、かつて世界が独裁者の暗黒と王の専制の下に暮らしていた時代に、イスラームにおいてはカリフの選挙が実践されていたのである。 アブー・バクル、ウマル、ウスマーン、アリー(第4代カリフ在位656-666年)の正統カリフの選任の方法について研究した者は、「解き結ぶ者(有力者たち)」とムスリムの代表者たちのうちの一人がムスリムたちに服従が義務となるカリフになるために、彼らによる正統カリフたちに対する忠誠誓約がどのように締結されたかを明瞭に知ることが出来る。ムスリムの代表たち(それは首都マディーナの住民である)の見解を調べることを任されたアブドッラフマーン・ブン・アウフは、彼らの間を回り、あの家、この家と訪ね、誰彼となく聞き回り、男性にも女性にも、カリフの候補者の中から誰を選ぶかを質問した結果、最終的に人々の意見はウスマーンをカリフに選ぶことに落ち着き、彼に対して忠誠の誓いが締結されたのであった。 要約すると、民主制は不信仰の政体であるが、それは為政者が選挙で選ばれるからではない。それは本質的な問題ではないのである。そうではなく民主制の本質は立法権を万世の主アッラーから奪い人間に与えることなのである。アッラーは言われる。 「統治権はアッラーにのみ属する」(クルアーン12章40節、67節) また言われる。 「いや、汝(預言者ムハンマド)の主にかけて、彼らは自分たちの間で生じた紛争において汝を調停者とし、汝の裁定に対して心中に不満を抱かず、全てを委ねるのでない限り、信仰したことにはならない」(クルアーン4章65節) 立法権がアッラーのみに属することを示す典拠は数多く知られている。このことは、民主制が認めるところ「個人の自由」を別にしての話である。民主制の「個人の自由」により、男と女は、イスラーム法上許されているか禁じられているかを問題とすることなく、好きなことができるのである。またいかなる束縛もない背教と改宗の宗教的自由も同様である。そして更に様々な手段による強者による弱者の搾取を許す所有権の自由があり、富める者はますます豊かになり、貧しい者はますます困窮していくのである。思想の自由も同様で、それは真理の言葉についてではなく、ウンマ(ムスリム共同体)が神聖とみなすものに敵対する言論の自由でしかない。彼らは思想の自由の名によってイスラームを侮辱する者を優れた思想家とみなし、多くの賞を授けさえするのである。 それゆえ上述の通りで、イスラームの統治制度(カリフ制)は、王制でもなく、帝国制でもなく、連邦制でもなく、共和制でもなく、民主制でもないのである。 (3)カリフ国家の制度は、外見上、一面的には類似点があるとしても、現在知られている他のいかなる政治体制とも異なっている。 カリフ国家の制度は、アッラーの使徒がマディーナに移住し、そこにイスラーム国家を樹立した後で立ち上げられ、彼の逝去後、正統カリフたちが、それを踏襲した制度を引き継いでいる。 それについて書かれたクルアーンとスンナの明文を詳細に検討すれば、カリフ国家の統治と行政の機構は、およそ以下のようなものであることが分かる。 カリフ - 補佐(全権大臣) - 執行大臣 - 地方総督 - ジハード司令官 - 国内治安 - 外交 - 工業 - 司法 - 行政機構(福祉) - 国庫 - 情宣 国民議会(協議と査問) 次章以下では、アッラーが我々を勝利せしめ、正統カリフ制の再興を成功させ、イスラームとムスリムに栄光を授け、不信仰と不信仰の徒を卑しめ、全世界に善が広まるように、祈りつつ、これらのカリフ国家の制度の詳細と、その典拠について述べていきたい。 「アッラーは彼の命令を貫徹し給う。アッラーは万物に一定の分を定められた。」(クルアーン65章3節) アッラーこそ援けを求められるべき御方であらせられます。彼にのみこの身をお任せいたします。 1425年ズルヒッジャ月14日/2005年1月24日 カリフ国家の諸制度(統治と行政) 第1章:カリフ カリフは統治と権力、イスラーム聖法の諸法規の執行におけるウンマ(ムスリム共同体)の代行者である。というのは、イスラームは統治と権力をウンマのものとし、アッラーはウンマに聖法の法規の全てを執行することを義務付けられたが、ウンマの代理としてそれを代行する者が、ウンマの代わりを務めるからである。 そしてムスリムがカリフを擁立するのであるから、実際には、カリフは、統治と権力、イスラーム聖法の諸法規の執行におけるウンマの代行者なのである。カリフはウンマが忠誠を誓うことによってしかカリフになることはできないので、彼のカリフ位に対するその忠誠誓約がカリフをウンマの代行者とし、この忠誠誓約によるカリフ位の締結がカリフに権力を付与し、ウンマにカリフへの服従を義務付けるのである。 ムスリムの諸事を司る者は、ウンマの中の有力者たち「解き結ぶ者」が、カリフ就位後にイスラーム聖法を執行するとの条件で、カリフの資格を満たす者を納得して選んだ上でその者とカリフ位締結の忠誠誓約を交わすことによって初めてカリフとなるのである。 称号 彼を指す称号は、カリフ(アラビア語の原音では「ハリーファ(khalfa)」)、イマーム、あるいはアミール・アル=ムウミニーン(信徒の司令)であり、これらの称号は、真正なハディースや預言者ムハンマドの直弟子たちのコンセンサスの中で用いられており、正統カリフたちはこれらの称号で呼ばれたのである。 以下の預言者のハディースに、イスラームにおいて聖法を執行する為政者の称号が述べられているが、それがカリフ、あるいはイマームなのである。 「二人のカリフに忠誠が誓われた場合は、二人のうちの後の方を殺せ」 「イマームに忠誠を誓い、按手し信義を捧げた者は彼に服従せよ」 「お前たちのイマームで最善の者とは、お前たちがその者を愛し、またその者もお前たちを愛し、お前たちがその者に祝福を祈り、その者もお前たちのために祝福を祈るようなイマームである」 アミール・アル=ムウミニーン(信徒の司令官)の称号については、最も信頼できるのは、以下の伝承である。 ウマル・ブン・アブドルアズィーズ(ウマイヤ朝第8代カリフ在位717-720年)がアブー・バクル・スライマーン・ブン・アビー・ハスマに「初代カリフアブー・バクルの治世には、『アッラーの使徒のカリフ(後継者)より・・・』と書簡には書かれており、次いでウマルは初めは『アブー・バクルのカリフ・・・』と書いていた。それでは誰が最初に『アミール・アル=ムウミニーン(信徒の司令官)』と書いたのか?」と尋ねた。そこでアブー・バクル・スライマーン・ブン・アビー・ハスマは答えた。「最初のマッカから亡命した女性信徒の一人であったアル=シファーゥ が私に語ったところでは、第2代カリフウマル・ブン・アル=ハッターブがイラク総督に自分の許にイラクとその住民について尋ねたいので二人の強健な使者を送るようにとの書簡を送った。そこでイラク総督はラビード・ブン・ラビーアとアディー・ブン・ハーティムを送った。二人がマディーナに到着すると二人はラクダをモスクの中庭に停めてモスクに入ったが、そこでアムル・ブン・アル=アースに出会ったので、『アムルよ、アミール・アル=ムウミニーン(信徒の司令官)に取り次いでください』と言った。アムルは『お前たちは、彼の名称を正しく呼んだ。まさに彼は<司令官(アミール)>で、我々は<信徒(ムウミヌーン)>だ。』と言い、ウマルの許に駆けつけ、『貴方に平安あれ、アミール・アル=ムウミニーン(信徒の司令官)よ』と呼びかけた。そこでウマルは尋ねた『イブン・アル=アースよ、その名前は何か?我が主にかけて、お前の言ったことを説明せよ』アムルは答えた。「ラビード・ブン・ラビーアとアディー・ブン・ハーティムがマディーナにやって来てはラクダをモスクの中庭に停めて私のところにやって来て、『アムルよ、アミール・アル=ムウミニーン(信徒の司令官)に取り次いでください』と私に頼んだのです。アッラーにかけて、彼らは、あなたの名称を正しく呼びました。まさに私たちは信徒『(ムウミヌーン)』であなたは『私たちの司令官(アミール)』ですから。(アブー・バクル・スライマーン・ブン・アビー・ハスマは)続けて言った。「その時から彼は書簡にそう署名するようになりました。」 こうして預言者の直弟子たちの時代、およびその後も、カリフをその称号「アミール・アル=ムウミニーン(信徒の司令官)」で呼ぶことが定着したのである。 カリフの資格条件 カリフの有資格者となり、カリフ就位の忠誠誓約が締結されるためには、カリフは7項の資格条件を満たしていなくてはならない。この7項の資格条件は就位締結のための条件であり、そのうちの一項でも欠けていればカリフ位は成立しない。 就位締結条件 第1項:ムスリムであること 不信仰者には、カリフ位は無条件に無効であり、服従は義務ではない。なぜなら至高なるアッラーが「アッラーは不信仰者にムスリムの上に決して道を設け給わない」(4章141節)と言われているが、統治こそ、統治者が被統治者の上に立つ最も強い『道』であり、また未完了否定詞『決して・・・ない』という表現は、カリフであれ、それ以下の官職であれ、不信仰者がムスリムを支配し治めることは将来に亘って決してないとの決定的な禁止を示しているのである。不信仰者にムスリムの上に道をつけることをアッラーが禁じ給うた、ということは、ムスリムに対して、ムスリムが不信仰者を彼らムスリムの統治者に任ずることを禁じ給うた、ということを意味しているのである。 またカリフは「権威(wal al-amr)」であるが、アッラーは「信仰する者よ、アッラーに従い、使徒と汝らのうちの権威者に従え」(4章59節)「安全、あるいは危険な事柄が彼らにもたらされた時には彼らはそれを言いふらした。もし彼らがそれを使徒と彼らの中の権威者の許に持ち込んでいたならば」(4章83節)、ムスリムの権威がムスリムであることを条件クルアーンの中では「権威(ul al-amr)」の語は、彼らがムスリムであるような文脈でしか用いられない。それは「権威」はムスリムであることが条件であることを示しているのである。そしてカリフは彼自身が「権威」であり、補佐、官吏、総督などの権威者の任命者でもある以上、ムスリムであることが条件となるのである。 第2項:男性であること カリフが女性であることは許されない、つまりカリフは男でなければならず、「ペルシャ人がホスローの娘を女王に選んだとの報を聞いたアッラーの使徒は『女性に自分たちの政治を任せる民は栄えることはない』と言われた」とのハディース により、女性のカリフ位は有効ではない。女性による統治の政務、とはカリフとその下の統治にかかわる公職のことを指している。なぜならこのハディースのテーマはホスローの娘の女王就位であるが、それはホスロー(ホスロー2世、在位591-628年)の娘の就位のケースだけに限られた話ではなく、ハディースが述べる統治を特に扱ったテーマであり、万事に当てはまる一般論でもなく、統治のテーマの他には適用されないが、それは裁判、諮問議会、行政監査、為政者の選挙は含んでいない。これらは全て女性にも参与が明白に許されているのである。 第3項:成人であること アッラーの使徒は「3種の者からは筆が上げられる。(悪行が火獄行きの帳簿に記されない)すなわち、子供は成人するまで、眠っている者は目覚めるまで、痴呆の者は癒えるまで。」と言われているからである 。また別のヴァージョンの文言では「3種の者からは筆が上げられる。理性を失った狂人は正気に返るまで。眠っている者は目覚めるまで、子供は精通があるまで。」となっている。「筆が上げられる者」とは、イスラーム法上、責任能力者でなく、自分自身の問題を自分で処理しても有効とならないため、カリフ、あるいはそれより下の統治の役務に就いても有効ではないのである。なぜなら彼には行為能力がないからである。 またアル=ブハーリーの伝えるハディース「ザイナブ・ビント・フマイドが、『アッラーの使徒よ、息子と忠誠誓約を交わしてください』と頼んだが、預言者は『彼はまだ子供だ』と言われ、彼の頭を撫で、彼のために祈られた」 もまた子供がカリフとなることが許されないことの典拠となる。なぜなら子供の忠誠誓約が有効とみなされず、他人に対してカリフの忠誠誓約ができないなら、なおさら自分自身がカリフになることは許されないからである。 第4項:理性を備えていること 「3種の者からは筆が上げられる。・・・理性を失った狂人は正気に返るまで。」とのアッラーの使徒の言葉により、狂人のカリフ位は有効ではない。「筆が上げられた者」は責任能力者でない。なぜなら理性こそ義務付加の事由、法律行為の有効性の条件だからである。ところがカリフは統治の法律行為を行い、イスラーム聖法上の諸義務を果たさなければならない以上、狂人では務まらないのである。なぜなら狂人は自分自身の事柄においてすら法律行為を有効に行うことができない以上、人々の諸事に対する彼の法律行為はなおさら有効でないのである。 第5項:公正であること 悪人(のカリフ位)は有効ではない。正義は、カリフ位締結と継続の必要資格条件である。なぜならアッラーは「汝らの中の2人の義人を証人に立てよ」(65章2節)と言われ、証人に義人であることを条件として課されているが、カリフは証人よりも重要であるので、正義が証人の条件となるなら、カリフには尚更の条件として課されるのである。 第6項:自由人であること なぜなら奴隷は主人の所有物であり、自分自身のための法律行為を行うことができない以上、他人のために法律行為を行うこと、人々の上に立つ権威を持つことはなおさら出来ないからである。 第7項:有能であること カリフの職責を果たしうる能力の持ち主であること。なぜならそれは忠誠誓約が要請するところだからである。とういうのは、無能であれば、忠誠を誓ったクルアーンとスンナに則って公務を処理することができないからである。有能な人材の中から能力ある者がカリフとなるように、行政不正裁判所(makamah al-Malim)が無能力の審査を行わなければならない。 オプショナル条件 上記が、カリフ位締結の資格条件であった。この7条件以外の条件は、たとえクルアーンとスンナの明文の典拠が真正であったとしてもオプショナル条件であるか、あるいは真正な明文の定める規定となるだけであり、どれもカリフ位締結の必要条件ではない。なぜならカリフ位締結の必要条件であるためには、それが必要条件であることを示す典拠が、文脈的に義務であることを明示する決定的要請命令を含意していなければならないからである。そうした決定的要請命令を示す典拠がなければ、その条件はオプショナル条件であり、カリフ位締結の必要条件ではないが、上記の7条件以外には、決定的要請命令を示す典拠は存在しないため、この7条件のみが、締結の必要条件なのである。クライシュ族の出自や、独自裁量の許されるイスラーム学識や、武器の操作などの要請決定的でない典拠しかないそれ以外の条件は、言うならばオプショナル条件に過ぎないのである。 カリフ擁立の手続き イスラーム聖法がウンマ(ムスリム共同体)にカリフの擁立を義務付けた時、同時にカリフの擁立において採るべき手続きも定めている。その手続きはクルアーンとスンナと預言者の直弟子たちのコンセンサスで確定しているのであり、それは忠誠誓約なのである。カリフの擁立は、クルアーンとアッラーの使徒のスンナに則って、ムスリムたちが彼に対して忠誠を誓うことで成立する。「ムスリムたち」とは、カリフ制が存在している場合には先代のカリフの治めた民であり、カリフ制が不在である場合にはカリフ制が樹立される地の住人である。 統治者擁立手続きが忠誠誓約であることは、ムスリムの使徒に対する忠誠誓約と、イマームに対する忠誠誓約を使徒が我々に命じられたことによって定められている。ムスリムの使徒に対する忠誠誓約は、預言者としての使徒に対する忠誠誓約ではなく、あくまでも彼の統治に対する忠誠誓約であった。つまりそれは行為に関する忠誠誓約であり、信仰における忠誠誓約ではなかったのである。彼は統治者として、忠誠を誓われたのであり、預言者、使徒としてではない。なぜなら彼が預言者であること、使徒であることを認めるのは、信仰であり、忠誠誓約ではないからである。忠誠誓約は、国家元首としての彼に対して以外にはありえない。 忠誠誓約はクルアーンとスンナの中で述べられている。至高なるアッラーは言われた。 「預言者よ、おまえの許に信仰する女が来て、アッラーになにものをも同位とせず、盗みをせず、姦通をせず、子供たちを殺さず、手と足の間で捏造した虚偽をもたらさず、善においておまえたちが背かないことをおまえに誓約したなら、彼女らと誓約せよ・・・」(60章12節)また言われた。「まことにお前に忠誠を誓った者たちは、アッラーに忠誠を誓ったのに他ならない。アッラーの御手は彼らの上にある」(48章10節) またアル=ブハーリーはウバーダ・ブン・アル=サーミトが「我々はアッラーの使徒に対して、好むと好まざるとに関わらぬ聴従、権威者の命令に背かないこと、どこにいようとも真理を行い、語ること、アッラーに関して謗る者の非難を恐れぬことで、忠誠を誓った」と言ったと伝えている。 またムスリムは以下のハディースを伝えている。 「イマームに忠誠を誓い、按手し信義を捧げた者は彼に服従せよ。」 「二人のカリフに忠誠が誓われた場合は、二人のうちの後の方を殺せ。」 「イスラエルの民は預言者によって統治されてきた。それで、一人の預言者が亡くなると次の預言者が跡を継いだ。だが私の後に預言者はもはやいないが、カリフ(後継者)が現れ、それは多数となろう。私の後に預言者はもはやいないが、カリフ(後継者)が現れ、それは多数となろう。一人一人順に忠誠を尽くし、アッラーが彼らに授けられた権限に従え。まことにアッラーは、彼が彼らに何をしたのか、彼らに尋ね給う。」 クルアーンとスンナの明文は、カリフ擁立の手続きが忠誠誓約であることを明示している。預言者の直弟子たちはそれを理解し、それに倣った。正統カリフの忠誠誓約がその証しなのである。 『カリフ国家の諸制度 ― 統治と行政』①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪
https://w.atwiki.jp/nicorpg/pages/1963.html
今度はキン肉マン(二世)から。間違えて敵の喉を掻き毟る! -- 鳴門の人 (2008-05-28 19 41 19) 34「……惨劇の場を『血の雨が降る』と申しますけど、貴方は本当に、血の雨を降らすのですね」 -- 名無しさん (2008-05-28 19 42 57) 運命の歯車が々…狂々と… -- 名無しさん (2008-05-28 19 53 12) koreha -- 名無しさん (2008-05-28 19 59 07) ↑初歩中の初歩ミスしまた ごめんなさい -- 名無しさん (2008-05-28 20 00 32) そして腕を切られて新技「ブラザーズの帰還」を覚えるわけですねw -- イボンコ (2008-05-28 20 11 36) 時報!トミタケドン!逝きます!! -- 名無しさん (2008-05-28 20 43 46) グオゴゴゴ -- 名無しさん (2008-05-28 20 56 49) ブロッケン●J●涙目……。 -- 名無しさん (2008-05-28 21 10 51) クリボーの時はどうしてるんだろう?あのキノコ、喉とか無いはずだし -- 名無しさん (2008-05-28 23 07 03) どうだッ!この血のしぶきはッ!勝った、死ねィ!! -- 名無しさん (2008-05-28 23 25 13) なんというジェイドwww -- 名無しさん (2008-05-28 23 25 49) 東方の黒い霧(雨魔理沙) -- 名無しさん (2008-05-28 23 29 02) ↑4 気にスンナ、WIZだってどう見ても首のない奴の首を刎ねる 「○○はデュハランのくびをはねた!」 -- 名無しさん (2008-05-29 12 11 52) ↑特殊効果って凄いなwww -- 名無しさん (2008-05-30 11 42 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dragongardians/pages/713.html
#blognavi 接線でしたが負けちゃいましたぬ。 今日は成果より反省点をあげるべきですな。 資源の無駄遣い 後半火力面・防御面でもきついものがでてくる。 最初に心臓とか青ポとか使っちゃう。 あともっとBISさんのソバに居続ける我慢強さが必要だ。 そして赤ポを後半でもあまるようにしなければキツイorz 陣形のカケラもない コレネー。 難しいのよね・・・ どんなときでもBISさんのソバにいるのは基本ですが・・・ アチャなのにバカみたいに相手を追ってしまうorz いかんいかん。 状況に応じた手段をとっていない 勝ってるのに 「敵を殲滅するぞおおぉおお!!」 とアホのように攻めにいってしまいましたorz ここで 「ふぉっふぉっふぉ。来るなら来なさいベジータさん」 みたいな冷静さを身につけなきゃなーと思った。 総合的にみると・・・ 「もっと落ち着きたまえ少年。」 って感じでしたね。ハイ。 一回死んでもうてごめんなさい。 カテゴリ [桃] - trackback- 2006年08月27日 22 25 25 べジータ・・・ふふふ・・・ドラゴンボール語り始めたら止まりませんw 陣形維持するのは大事だねぇ。 -- ルプ (2006-08-27 22 48 35) クリリンのことかーー!!!!ΣU゚∀゚;Uワカル?w -- アブ子 (2006-08-27 22 59 25) ギャルのパンティーをおくれーーー!!! これ知らない人が見たらマジ変態だww -- もも (2006-08-27 23 01 07) ももー 接線⇒接戦じゃないのか?(1行目) -- でー (2006-08-27 23 33 07) なんか俺の日記間違いさがしみたいだなw まあ気にスンナ~ `,、 `,、( ∀`) `,、 `,、 -- もも (2006-08-27 23 44 49) #blognavi
https://w.atwiki.jp/teamifk/pages/482.html
#blognavi なんか忘れてると思ったよ。 大会結果報告ねw G1再昇格を決めた大会は ちゅらB INソニアスタ限定ラフで失格大会でした。 ソニアのスタはJIでもブレてラフ直行ということがあるほどコントロールに難があるので ぶれても死んでたまるか、これでもかとラフをよけてラウンドしていたら いつの間にか参加者の半分くらいが失格しておりました。 まぁ上位はほとんど失格することもなく厳しい戦いではあったわけですが^^; んで最終ホールまでノーミスでいき2位に1打差ではあったものの ptで負けていたので◎必須な状況に追い込まれたわけです。 そのせいかは知らないけれど 2打目に日和って(誤用だけど気にスンナ なにげにけっこう暗黙の了解的なものになってるし) グリーンにオンすらしない11yくらいのチップを残してしまいました。 そこまで難しいチップではなかったのですが そこはコントロールCを誇るソニア様。 ブレんなよコラと思いながらブレを小さくできるTP(トップスピン)で攻めたら ちゃんと入ってくれました。 おかげで優勝 → 昇格、と。 それだけw でわでわ^^/ カテゴリ [みんなのGOLF5] - trackback- 2007年12月09日 23 40 42 続41は?w -- mitti (2007-12-06 22 14 49) 続41に修正しときました。変更大変なのでもう間違えないでねw -- taxol (2007-12-09 23 47 13) 自分のコメント、日本語が間違ってましたねw何事もなかったように修正 -- taxol (2007-12-09 23 56 14) ども~乙ですwしかしページ名変更が何のためにあるのやら…ブツブツ -- chemist (2007-12-10 01 40 06) 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/761.html
848 名前: NPCさん 04/11/30 17 19 36 ID ??? プチ報告。被るね。 先日、ゲヘナのGMやりました。 ゲヘナでは闘技という技が1ラウンドに1~2回ほど使える強力な技だと思ってくれ。 また、敵の回避値は基本的に固定。 命中判定でそれを上回れば攻撃が命中し、連続攻撃ができるシステムだ。 闘技の中には命中判定の成功数をあげるものがあり、重要なんだが… PL「攻撃は4成功!」 GM「それは外れ。闘技使えば、命中にできるよ」 PL「…使わん。」 GM「大ダメージいきます、致死ダメージだね PL「…」 GM「闘技使えば、死なずにすむけど? PL「やめとく」 GM「…死ぬけど?」 PL「俺の自由だろ?(逆切れ)」 他のPLからも使えば?とアドバイスを貰うんだが、 人の指図を受けるのが嫌いだ、俺に指示スンナ!と。 854 名前: 848 04/11/30 17 35 56 ID ??? 849 正確には、ムッとした顔で「人の指図を受けるのが嫌いだ、俺に指示しないでくれ」だけど。 881 名前: NPCさん 04/11/30 18 44 52 ID ??? 848 シャドウランでカルマ・プールもコンバット・プールも使わないような感じか。 そんなPCゲームから切り捨てろ。 他の参加者に迷惑だ。 908 名前: NPCさん 04/11/30 20 41 32 ID ??? 892 俺的にシャドウランっぽく翻訳すると、 アサルトライフルがあって、十分撃てる状況なのに 「俺のPCはリボルバーに誇りを持ってるんだよ!」 と主張して周囲に(戦闘力面で)迷惑かける香具師かな。 …実在したがw 909 名前: NPCさん 04/11/30 20 43 46 ID ??? N◎VAで特技を取らないor神業の欄に勝手に「封印中」と書く香具師だな。 で、勿論実在したw 死ね老害先輩w スレ43