約 3,212,191 件
https://w.atwiki.jp/uminomukou/pages/41.html
スペインのラジオ http //tunein.com/radio/Spain-r100416/ スペインのテレビ http //delicast.com/tv/Spain もくじ 入門 会話+文法など 単語 会話 入門 会話+文法など 30日で話せるスペイン語会話 [単行本(ソフトカバー)]アルベルト 松本 (著) 価格:¥ 1,575 http //www.amazon.co.jp/dp/4816346880/ ヘッドフォンラーニング“スペイン語”―聴くだけでわかる! (CDブック) [単行本]ホセ・メンデス ガルシア (著), エステル・ミカ 本多 (著), 伊藤 緑 (著), 小田実紀 (編集), アルベルト酒井 (その他) 価格:¥ 1,575http //www.amazon.co.jp/dp/4877316027/ CDを聞くだけでスペイン語が覚えられる本 [単行本]アルベルト松本 (著), Sonia Del Campo (原著), ソニア デルカンポ 価格:¥ 1,680http //www.amazon.co.jp/dp/4806126721/ ●世界最速でアミーゴができる!スペイン語入門―柔らかくて毛深いスペイン語の本 (CDブック) [単行本] ブルーシャ西村 (著) 価格:¥ 1,890 http //www.amazon.co.jp/dp/4877314970/ 単語 キクタン スペイン語【入門編】 [単行本]吉田 理加 (著) 価格:¥ 2,100 http //www.amazon.co.jp/dp/475742051X/ 会話 男と女のスペイン語会話術―学校では教えてくれない! [単行本]榎本 和以智 (著) 価格:¥ 1,785 http //www.amazon.co.jp/dp/4434133179/ ●旅の指さし会話帳 miniスペイン [スペイン語] (旅の指さし会話帳mini) [単行本] 中西 千夏 (著) 価格:¥ 714 http //www.amazon.co.jp/dp/479584013X/
https://w.atwiki.jp/dvdsquepossuo/pages/81.html
『映画に学ぶスペイン語—台詞のある風景』著・柳原孝敦 で紹介されている西語映画 『映画に学ぶスペイン語—台詞のある風景』 S=所有/N=未入手 S 1 皆殺しの天使 *英語字幕版 S 2 低開発の記憶―メモリアス *英語字幕版 S 3 哀しみのトリスターナ S 4 ミツバチのささやき N 5 カラスの飼育 S 6 エル・スール S 7 マタドール S 8 神経衰弱ぎりぎりの女たち N 9 スール その先は……愛 N 10 ラテンアメリカ 光と影の詩 S 11 苺とチョコレー S 12 情熱の処女―スペインの宝石 S 13 オープン・ユア・アイズ S 14 蝶の舌 S 15 オール・アバウト・マイ・マザー S 16 ゴヤ S 17 夜になるまえに N 18 ブニュエル―ソロモン王の秘宝 S 19 ルシアとSEX S 20 ブエノスアイレスの夜 S 21 トーク・トゥ・ハー S 22 アマロ神父の罪 S 23 キャロルの初恋 S 24 モーターサイクル・ダイアリーズ S 25 海を飛ぶ夢 S 26 そして、ひと粒のひかり N 27 今夜、列車は走る S 28 カルメン S 29 タブロイド S 30 ウィスキー S 31 パンズ・ラビリンス S 32 サルバドールの朝 S 33 チェ28 歳の革命 S 34 チェ39 歳別れの手紙
https://w.atwiki.jp/vn_hayato/pages/16.html
練習番号49 ダンダダダッダッダッダッのところ CD聞きながら楽譜を見て音を確認していく ボーイング無しで弾いて音を確認 右手だけで練習、ボーイングがどこで変わるかをチェックとサルタンドの練習 12小節目に関して ゆっくり音確認→テンポアップ 12小節目+13小節目で練習 11小節目~13小節目で練習 7小節目~13小節目で練習 頭~13小節目で練習 練習番号50 32分音符+付点16分音符の音形は、まずスラーの頭の音だけを確認する(スラーの頭の音が重要なので) スラーの後ろの音もつけて音確認 ゆっくり→テンポアップ 練習番号52 リズムはつけなくて良いので、ゆっくり音程のみを確認 スラー無しでリズムをつけて弾く スラー有りでゆっくり→テンポアップ ※やわらかい音色が欲しいので、弓のスピードを速くして圧力は重くしすぎない。 ※カット後はフォルテッシモになるので圧力を少し重くする。
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/187.html
2012年5月2日 「スペインのミステリ小説」と聞いて多くの人が最初に思い浮かべるのは、最近ではおそらく、カルロス・ルイス・サフォン(1964- )の『風の影』(邦訳2006年)や『天使のゲーム』(邦訳2012年)ということになるだろう。2006年に邦訳された『風の影』は『IN☆POCKET』の文庫翻訳ミステリー・ベスト10で第1位、『週刊文春』のミステリーベスト10で第2位、『このミステリーがすごい!』で第4位と高評価を得た。あるいは、ホセ・カルロス・ソモサ(1959- )の『イデアの洞窟』(邦訳2004年)を思い浮かべる人もいるかもしれない。古代ギリシアでの殺人事件を描いたこの怪作は、『本格ミステリ・ベスト10』で第7位、『週刊文春』のミステリーベスト10で第9位という評価を得た。 このようなヒット作、高評価作もあるとはいえ、スペインミステリの邦訳はあまり多くない。早川書房の“ポケミス”ではフランスやドイツ、イタリア、ロシア(ソ連)の作品、さらにはポーランドや北欧の作品も刊行されているが、スペインの作品が刊行されたことはない。ただ、ポケミスではメキシコの作品が刊行されたことはある。メキシコはいうまでもなく、スペイン語圏の国である。ブラジルを除く中南米のほとんどの国ではスペイン語が公用語になっている、ということもわざわざ説明する必要はないだろう。 スペイン語を公用語とする中南米諸国のミステリでは、ギジェルモ・マルティネス(1962- )の『オックスフォード連続殺人』(邦訳2006年)やパブロ・デ・サンティス(1963- )の『世界名探偵倶楽部』(邦訳2009年)が日本の新本格ミステリを思わせるとして話題になった(たとえば、原書房『2010本格ミステリ・ベスト10』に掲載の「「海外本格」座談会 長編ミステリの曙からアジア・南米の異色〈新本格〉まで」などを参照のこと)。どちらもアルゼンチンの作品で、前者は『本格ミステリ・ベスト10』で第4位にランクインしている。アルゼンチンの作品ではほかに、ホルヘ・ルイス・ボルヘス(1899-1986)とアドルフォ・ビオイ=カサーレス(1914-1999)が合作した古典ミステリ『ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件』(原著1942年/邦訳2000年)も『本格ミステリ・ベスト10』で第1位となっている。 ボルヘスといえば、2008年には扶桑社文庫で『ボルヘスと不死のオランウータン』というミステリが翻訳出版されている。これも中南米のミステリだが、作者はブラジルのルイス・フェルナンド・ヴェリッシモ(1936- )で、つまりスペイン語ではなくポルトガル語で書かれた作品である。ボルヘスを探偵役に据えたこの衒学的ミステリは2008年度『IN☆POCKET』文庫翻訳ミステリー・ベスト10の「翻訳家&評論家が選んだベスト10」で第7位にランクインした。ポルトガル語圏のミステリの邦訳もやはり少ない。ブラジルではほかにJ・ソアレス(1938- )の『シャーロック・ホームズ リオ連続殺人事件』(邦訳1998年)があるが、ポルトガルのミステリの邦訳というと、ルイス・ミゲル・ローシャ(1976- )の『P2』(邦訳2010年)ぐらいしか見当たらない。 注 このページの作成者はスペイン語・ポルトガル語は読めません。 このページは、スペイン語圏およびポルトガル語圏の推理小説について書かれた日本語および英語の文献を元に作成したものです。 邦訳のある作品は『水色』で示しました。 Index (1)スペインミステリ略史スペイン古典探偵小説の時代 戦後スペインのミステリ作家たち 現代スペインのミステリ作家たち (2)スペイン語を公用語とする中南米諸国のミステリアルゼンチン メキシコ キューバ その他 (3)スペイン語圏のミステリの祭典《セマナ・ネグラ》タイボ二世らによる国際推理作家協会の創設 世界中のミステリ小説の年間ベストを決定するハメット賞の構想 ミステリの祭典《セマナ・ネグラ》 (4)ポルトガル語圏のミステリポルトガル ブラジル 参考文献 関連リンク (1)スペインミステリ略史 スペイン古典探偵小説の時代 【この節は2012年9月28日に追加】 19世紀から20世紀前半にかけてのスペインの探偵小説に関する日本語の文献は見当たらない。パトリシア・ハート(Patricia Hart)の"The Spanish Sleuth The Detective in Spanish Fiction"(スペインの探偵 スペインのフィクションにおける探偵物)という本が1987年に出ており、17ページから25ページが"Detective Beginnings in Spain"(スペインの探偵物の始まり)となっているので、まずはそれに従ってスペインミステリの草創期を見てみよう(該当ページはGoogle Booksで閲覧可能)。なお、「G. J. Demko's Landscapes of Crime」という英文サイトでもG・J・デムコ氏がスペインのミステリ事情(Spanish Mysteries)を紹介しているが、明示されてはいないものの、デムコ氏もやはり"The Spanish Sleuth"を参考にしているようである。 "The Spanish Sleuth"によると、スペイン最初のミステリはペドロ・アントニオ・デ・アラルコン(Pedro Antonio de Alarcón、1833-1891、Wikipedia)が1853年に発表した「釘」(原題 El clavo)だとするのが通説だという。ポーの「モルグ街の殺人」が1841年なので、その12年後の作品ということになる。この作品は戦前に邦訳がある。 ペドロ・アントニオ・デ・アラルコン「釘」『世界短篇小説大系 探偵家庭小説篇』近代社、1926年、谷口武訳 博文館 世界探偵小説全集第1巻『古典探偵小説集』、1930年、訳者不明 ← 当サイトで全文公開中 ペドロ・アントニオ・デ・アラルコンはこれ以外にも邦訳が何作品かあるが、その中に探偵小説があるかどうかは未調査。なお、「釘」(英題 The Nail)を表題作とする英訳短編集"The Nail and Other Stories"が1997年に出版されている。 "The Spanish Sleuth"の記述に従って続けると、イギリスで1887年にシャーロック・ホームズが誕生すると、探偵物の人気はスペインにも到達し、オリジナルの探偵物も書かれるようになる。1909年(1914年とも)にはホアキン・ベルダ(Joaquin Belda、1883-1935、スペイン語版Wikipedia)がスペイン最初の長編探偵小説ともいわれる『誰が撃った?』(¿Quién disparó?)を発表。探偵役を務めるのはガピ・ベルムデス(Gapy Bermúdez)で、そのワトソン役たる語り手は作者と同名のベルダ。ベルムデスは相手が煙草を吸わないことを見抜いたりといったホームズ的ふるまいをするそうだ。ただ、この作品は探偵小説そのものというよりは、探偵小説のパロディという側面が強いらしい。 そしてこの時期にスペインで探偵物を書いた作家にはエミリア・パルド・バサン(Emilia Pardo Bazán、1851-1921、スペイン語版Wikipedia)のようなスペインの高名な作家もいた。エミリア・パルド・バサンは1911年に短編(または中編?)の「血の滴」(La gota de sangre)という作品を発表している。これは、探偵小説好きのマドリッドの紳士イグナシオ・セルバ(Ignacio Selva)が、身近で起こった殺人事件での自分の無実を証明するため自ら素人探偵となって事件の捜査をするというストーリー。エミリア・パルド・バサンの作品は『スペイン幻想小説傑作集』(白水社、1992年)と『イワシの埋葬 スペイン短篇選集』(彩流社、1996年)に邦訳があるが、ミステリ作品かどうかは未確認である。 また、"The Spanish Sleuth"によれば、1916年にはエンリケ・ロペス・アラルコン(Enrique López Alarcón)とホセ・イグナシオ・デ・アルベルティ(José Ignacio de Alberti)が脚本を書いた演劇"Sebastián el Bufanda o el robo de la calle de Fortuny"(セバスティアン・エル・ブファンダ、フォルトゥニ通りの泥棒)が上演されている(1918年には出版もされた)。これはセバスティアンという宝石泥棒を主人公にした探偵物である。 その後、1920年代にはエミリオ・カレーレ(Emilio Carrere、1881-1947、スペイン語版Wikipedia)が探偵小説を発表。1930年代にはE・C・デルマル(E.C. Delmar)がバルセロナを舞台にした長編探偵小説を3編発表しており、1930年代から1940年代にかけてはベンセスラオ・フェルナンデス・フローレス(Wenceslao Fernández Flórez、1885-1964、スペイン語版Wikipedia)も探偵小説を発表したようだ。ベンセスラオ・フェルナンデス・フローレスの邦訳状況については、フヂモト・ナオキ氏の「ウィアード・インヴェンション~戦前期海外SF流入小史~050 スペイン編(その一) ベンセスラオ・フェルナンデス・フローレス/永田寛定訳「真夏の海魔」」(SFファングループTHATTA、オンライン・ファンジン『THATTA ONLINE』283号(2011年11月号))が詳しい。『スペイン幻想小説傑作集』(白水社、1992年)などに邦訳があるが、ミステリ作品の邦訳はなさそうである。 戦後スペインのミステリ作家たち ローベール・ドゥルーズ「スペインのミステリー小説」によれば、第二次世界大戦後のスペインで出版されていたミステリは英米作品の翻訳ばかりで、1953年にマリオ・ラクルース(Mario Lacruz、1929-2000、スペイン語版Wikipedia)が『無実』(El inocente)を発表するまで、スペイン国内に特筆すべき作品は生まれなかった。そして1970年代初頭になって、スペインのハードボイルド小説の父とされるマヌエル・バスケス・モンタルバン(Manuel Vázquez Montalbán、1939-2003、Wikipedia)が登場し、スペインのミステリ小説は本当の意味で開花することになったという。モンタルバンの《私立探偵カルバイヨ》シリーズの作品はフランス推理小説大賞(翻訳作品部門)やドイツ・ミステリ大賞(翻訳作品部門)、スウェーデン推理作家協会が優れた翻訳小説に送るマルティン・ベック賞などを受賞しており、スペイン国外でも評価が高い。日本では1980年代に《私立探偵カルバイヨ》シリーズの長編『楽園を求めた男』、『死の谷を歩む男』(以上2点、創元推理文庫)、『中央委員会殺人事件』(西和書林)の3作品が翻訳出版されている。 井上知「世界のミステリ雑誌 各国ミステリ雑誌大紹介 スペイン」によれば、スペインミステリ界の大御所といえば、《私立探偵カルバイヨ》シリーズのマヌエル・バスケス・モンタルバンと、1980年代から《メンデス警視》シリーズを発表しているフランシスコ・ゴンサレス・レデスマ(Francisco González Ledesma、1927-2015、スペイン語版Wikipedia)の二人だという。ゴンサレス・レデスマの作品は邦訳はないようだが、調べてみると2003年のスペイン語ハメット賞を受賞しており、ほかにフランス・ミステリ批評家賞を1993年と2007年の二度受賞していたりと、国境を越えて人気のある作家のようだ。 なお、バスケス・モンタルバンやゴンサレス・レデスマに先駆けてミステリを発表していた作家にガルシア・パボン(García Pavón、1919-1989、スペイン語版Wikipedia)がいる。田舎の警察署の名物署長プリニオを探偵役とするユーモアミステリを執筆した。邦訳のある『雨の七日間』(1984年、西和書林)はプリニオシリーズの1編である。 同時期にはほかにどんなミステリ作家がいたのだろうか。ドゥルーズ「スペインのミステリー小説」では、以下5人の推理作家が紹介されている。 ハウメ・フステール(Jaume Fuster、1945-1998、スペイン語版Wikipedia) ※スペイン語(カスティーリャ語)ではなくカタルーニャ語で執筆する作家? フアン・マドリード(Juan Madrid、1947- 、スペイン語版Wikipedia) エドゥアルド・メンドサ(Eduardo Mendoza Garriga、1943- 、スペイン語版Wikipedia) アンドレウ・マルティン(Andreu Martín、1949- 、スペイン語版Wikipedia)スペイン語ハメット賞を3度受賞(1989、1993、2001年) フアン・アントニオ・デ・ブラース(Juan Antonio de Blas、1942- 、スペイン語版Wikipedia) このうち、エドゥアルド・メンドサは『奇蹟の都市』(国書刊行会、1996年)が邦訳出版されているが、これはミステリではなさそうである。メンドサの未邦訳の「mad detective」シリーズは、捜査への協力を条件に精神病院から連れ出された名無しの「mad detective」が探偵役を務める、探偵小説とゴシック小説の雰囲気を併せ持ったパロディ的シリーズであるらしい。シリーズ第1作の"El misterio de la cripta embrujada"は1979年発表。その後、1982年に第2作、2001年にシリーズ第3作を発表。最新のシリーズ第4作"El enredo de la bolsa y la vida"は2012年に刊行された。 【2013年4月1日追記】翻訳ミステリー大賞シンジケートに掲載された柳原孝敦氏の連載エッセイ「黒、ただ一面の黒」の「第1回 なんだかおかしな黒:エドゥアルド・メンドサ」(2013/04/01)で、この名無しの探偵シリーズの第4作(2012)が紹介されている。柳原氏はシリーズ名を「名もなき探偵」シリーズとし、第1作のタイトルを『魔の地下納骨堂の謎』、第4作のタイトルを『銀行強盗と人生はややこしい』と訳している。 ドゥルーズ「スペインのミステリー小説」ではほかに、ガルシア、ドミンゲス、レヴェ((ママ))ルテという作家の名も挙げられているが、ファミリーネームしか示されていないので詳細は分からない。 現代スペインのミステリ作家たち 1990年代にはアルトゥーロ・ペレス・レベルテ(1951- )の作品の邦訳が始まった。 アルトゥーロ・ペレス・レベルテのミステリ作品の邦訳原著1990年:『フランドルの呪画(のろいえ)』(1995年、集英社/2001年、集英社文庫) 原著1993年:『呪(のろい)のデュマ倶楽部』(1996年、集英社) - 映画化に合わせて『ナインスゲート』に改題して文庫化(2000年、集英社文庫) 原著1995年:『サンタ・クルスの真珠』(2002年、集英社) 原著2002年:『ジブラルタルの女王』(上下巻)(2007年、二見文庫) 原著2006年:『戦場の画家』(2009年、集英社文庫) ペレス=レベルテはジャーナリスト出身の小説家。上に示した歴史ミステリ小説の邦訳のほか、少年向け歴史小説シリーズ《アラトリステ》の邦訳がある(《アラトリステ》邦訳版公式サイト)。『呪のデュマ倶楽部』は1999年にフィンランド・ミステリ協会賞(外国作家部門)を受賞している。 カルロス・ルイス・サフォン(1964- )が2001年に発表した『風の影』は2006年に集英社文庫で邦訳版が出ると、《『IN☆POCKET』文庫翻訳ミステリー・ベスト10》第1位、《『週刊文春』ミステリーベスト10》第2位、『このミステリーがすごい!』第4位など高い評価を得た。2012年7月には同シリーズの第2弾『天使のゲーム』(集英社文庫)も邦訳されている(2012/07/20加筆)。こちらは《『IN☆POCKET』文庫翻訳ミステリー・ベスト10》で第2位、『このミステリーがすごい!』で第9位、《『週刊文春』ミステリーベスト10》で第10位にランクインした。 ほかに21世紀に入ってからは、ホセ・カルロス・ソモサ(1959- )の『イデアの洞窟』(邦訳2004年、文藝春秋)やフリア・ナバロ(1953- )の『聖骸布血盟』(邦訳2005年、ランダムハウス講談社文庫)、フアン・ボニージャ(1966- )の『パズルの迷宮』(邦訳2005年、朝日出版社)、サンティアーゴ・パハーレス(1979- )の『螺旋』(邦訳2010年、ヴィレッジブックス)、『キャンバス』(邦訳2011年、ヴィレッジブックス)が出ている。ホセ・カルロス・ソモサは別の作品で2002年のスペイン語ハメット賞を受賞している。 また、フランシスコ・アヤラ『仔羊の頭』(邦訳2011年、現代企画室)に収録の短編「言伝(メンサヘ)」はミステリの手法を使った作品だという(参照:逢坂剛による書評「スペイン内戦の悲惨 鋭く描く」朝日新聞2011年5月29日)。 ここ数年、北欧ミステリが日本ミステリ界を席捲している。スペインやポルトガル、イタリア、ギリシャなどの南欧ミステリが日本ミステリ界を席捲する日は来るのだろうか。 未訳の作家たち スペインの最近のミステリ作家にはほかにどんな作家がいるのだろうか。『ミステリマガジン』の洋書案内〈世界篇〉コーナーは非英語圏のミステリを紹介するコーナーで、2008年1月号でコーナーが始まって以来、スペインのミステリ小説が3度紹介されている(「『ミステリマガジン』洋書案内〈世界篇〉で紹介された本とその邦訳状況」参照)。 2009年5月号:スサーナ・フォルテス『クアトロチェント』(2007年) 紹介者:宮崎真紀 2010年9月号:アンヘラ・バルベイ『詩人殺人事件』(2008年) 紹介者:井上知 2011年2月号:ドミンゴ・ビリャール『水の眼』(2006年) 紹介者:井上知 ※スペイン北西部で使用されているガリシア語で執筆する推理作家 この3人の作家のうち、ドミンゴ・ビリャールは別の作品が2011年の英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞の候補になっている。 アメリカのミステリ雑誌『Ellery Queen s Mystery Magazine』には非英語圏の短編ミステリを英訳掲載する「Passport to Crime」コーナーがある(2003年6月号開始、毎号掲載)(日本からは法月綸太郎、光原百合、伊坂幸太郎、横山秀夫、長岡弘樹の作品が掲載されている)。全部は調べていないが、スペインの作家では以下の2人が見つかった(2005年1月号~2008年1月号は確認していない)。 2010年9・10月号:Marc R. Soto(1976- 、スペイン語版Wikipedia) 2012年3・4月号:Teresa Solana ※スペイン東部で使用されているカタルーニャ語で執筆する推理作家2012年3・4月号に掲載されたTeresa Solanaの"Still Life No. 41"は、2013年のアメリカ探偵作家クラブ(MWA)エドガー賞最優秀短編賞にノミネートされた(受賞作の発表は2013年5月2日)。 スペインのミステリ雑誌 井上知「世界のミステリ雑誌 各国ミステリ雑誌大紹介 スペイン」では2002年創刊のミステリ雑誌『PRÓTESIS』が紹介されている。ほぼ年に1回の発行で、2008年までに6冊刊行されているとこの記事では紹介されているが、グーグル検索と機械翻訳に頼って調べてみると今年の3月には7号が出たようで、かろうじて継続中のようである。なお、「こちら」がこの雑誌のWebサイトのようだ。また、同記事では季刊のWebマガジン『Revista .38』が2008年6月に創刊され、第2号まで刊行されていると紹介されている。誌名で検索するとすぐに「サイト」が見つかったが、どうやら2008年12月の第3号が最後になってしまったようである。 スペインの非スペイン語ミステリ ところで、スペインではいわゆる「スペイン語」だけが使用されているわけではない。スペイン語(カスティーリャ語)はスペイン全域の公用語となっているが、それ以外にも、スペイン語によく似た言語であるカタルーニャ語とガリシア語、そしてスペイン語とはまったく系統の異なる言語であるバスク語が地方の公用語となっている。そして今までに何度か言及したが、地方公用語であるカタルーニャ語やガリシア語でもミステリが書かれている(バスク語で書かれたミステリもおそらくあるだろう)。カタルーニャ語版Wikipediaには「カタルーニャの推理小説」(Novel·la detectivesca catalana)というページがあり、カタルーニャ語圏の推理小説の歴史がまとめられている。 カタルーニャ語で書くミステリ作家の作品の邦訳は、マリア・アントニア・オリベール(Maria Antònia Oliver、1946- 、カタルーニャ語版Wikipedia)の短編「どこにいるの、モニカ」(サラ・パレツキー編『ウーマンズ・アイ』下巻、ハヤカワ・ミステリ文庫、1992年)がある。この邦訳書での著者名表記はマリア・アントニア・オリヴァー。 (2)スペイン語を公用語とする中南米諸国のミステリ 中南米の多くの国ではスペイン語が公用語になっている。 早川書房の『ミステリマガジン』では、2012年2月号のアジアミステリ特集が好評だったことを受け、今度は南米やアフリカのミステリの特集を組むことも考えているという(2012年3月号の編集後記参照)。ぜひとも南米ミステリ特集号の実現を期待したいものである。 アルゼンチン アルゼンチンの推理小説への日本での言及は、おそらく『探偵作家クラブ会報』第27号(1949年8月)に掲載の記事、島田一男「世界の四隅」が最初だろう。この記事はアメリカのミステリ雑誌『Ellery Queen s Mystery Magazine』の1948年8月号すなわち《世界のミステリ》特集号の内容を紹介するものである。当時『EQMM』で実施されていた短編ミステリ・コンテストでは応募作品の言語を英語に限定しておらず、第3回のコンテストではヨーロッパや南米、さらには日本や中国、フィリピンなど世界各地から応募原稿が集まった。この1948年8月号は第3回コンテストの入選作5作(オーストラリア、アルゼンチン、南アフリカ共和国、ポルトガル、フィリピン)および、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ベルギー、イタリア、ハンガリー、ソ連、チェコスロバキアの9か国の代表作品、計14作品を掲載している。入選作にはエラリー・クイーンによるその国のミステリ事情の紹介文が添えられており、島田一男はそれを抄訳しつつ、いくつかの国のミステリ事情を紹介している。以下にアルゼンチンについての箇所を引用する。 アルゼンチンでは探偵小説がかなり古い歴史を持っているようである。それは探偵小説というより怪奇小説乃至は幻想小説と称すべきものであるかも知れぬが、アルゼンチン文壇の一つの存在に、謎を中心とした文学が認められていることは事実である。 コンテストの入選者ジョルジ・ボルゲスの如きも、詩人であり評論家であり、更に探偵作家として既に十余年に亘る名声を維持している。彼は終始一貫迷路を題材にした探偵小説を書き、読者の拍手を浴びているということで、処女作は一九三三年の十一月発表した“迷路の神”【注】そしてコンテストに入選したのは“迷路の花園”――流石に十余年の筆は光り、一番面白く読まされた。 ここで名前が出てくるジョルジ・ボルゲスというのが、ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges、1899-1986、Wikipedia)のことであるのはいうまでもないだろう。第3回短編ミステリ・コンテストに入選したボルヘスの作品は、アンソニー・バウチャーの英訳で『EQMM』に掲載された。引用文中では入選作のタイトルは「迷路の花園」とされているが、今日では「八岐(やまた)の園」が一般的な訳である。 「八岐(やまた)の園」(1941)および、ボルヘスの代表的なミステリ作品である「死とコンパス」(1942)、そして推理小説仕立ての「裏切り者と英雄のテーマ」(1944)の3編は岩波文庫の『伝奇集』で読むことができる。ほかに推理小説仕立ての作品としては、「アベンハカーン・エル・ボハリーおのれの迷宮にて死す」、「エンマ・ツンツ」などがある。この2編は『不死の人』(土岐恒二訳、白水社)または『エル・アレフ』(木村榮一訳、平凡社)で読める。『不死の人』と『エル・アレフ』は表題作が違っているが、どちらも短編集"El Aleph"(1949)を訳したものである。 ボルヘスは推理小説の愛読者で、1943年と1952年には友人のアドルフォ・ビオイ=カサーレス(Adolfo Bioy Casares、1914-1999、スペイン語版Wikipedia)とともに『推理小説傑作選』を編んでいる。収録内容は「本棚の中の骸骨:藤原編集室通信」の「ボルヘス&ビオイ=カサーレス編 『傑作探偵小説集』」で紹介されている。 1942年、アルゼンチンで『ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件』(邦訳2000年)という短編ミステリ集が刊行されている。無実の罪で刑務所に捕らえられているドン・イシドロ・パロディを探偵役とする短編を6編収録したもので、著者の名義はH・ブストス=ドメック。当初は秘密にされていたが、これはボルヘスとビオイ=カサーレスの合作ペンネームで、ブストスはボルヘスの曽祖父の名前、ドメックはビオイ=カサーレスの曽祖父の名前だった。日本では長らく邦訳が待望されており、2000年についに邦訳が出ると、『本格ミステリ・ベスト10』で第1位という高い評価を得た。邦訳書の解説によると、ドン・イシドロ・パロディが登場する作品はほかに、二人がB・スアレス=リンチのペンネームで出版した中編小説『死のための計画』(1946年)があるそうだ。この作品も、「一応推理小説という形を取ってはいる」とのこと。二人の合作にはほかに、『ブストス=ドメックのクロニクル』(原著1967年/邦訳1977年、国書刊行会)などがある。 一方でビオイ=カサーレスには、妻のシルビーナ・オカンポ(Silvina Ocampo、1903-1993、スペイン語版Wikipedia)と合作した長編ミステリ『愛するものは憎む』(Los que aman, odian、1946年)などの作品もあるそうだ。この作品は邦訳はないが、『ミステリマガジン』2010年12月号の洋書案内〈世界篇〉で垂野創一郎氏がレビューを書いている。ビオイ=カサーレスの単著の邦訳には、『モレルの発明』や『脱獄計画』などがある。シルビーナ・オカンポも短編が何編か邦訳されている。 ボルヘスの親友であったマヌエル・ペイロウ(Manuel Peyrou、1902-1974、スペイン語版Wikipedia)も探偵物の短編集『眠れる刀』(La espada dormida、1945年)やサスペンス・スリラー『薔薇の雷鳴』(El estruendo de las rosas、1948年)を発表しているようだが、これらの作品の邦訳はない。ペイロウの作品の邦訳には、「ジュリエットと奇術師」(『魔術ミステリ傑作選』創元推理文庫、1979年)と、「わが身にほんとうに起こったこと」(『北村薫の本格ミステリ・ライブラリー』角川文庫、2001年 等)がある。 【注】一般的な邦題は「迷宮の神」。この作品は実在しない。ボルヘスは架空の人物の架空の作品に関する書評「ハーバート・クエインの作品の検討」を発表しているが、「迷宮の神」はその書評で言及されている作品で、ハーバート・クエインが1933年11月に発表したとされている推理小説である。クエインのデビュー作でもある。ボルヘスの処女作が「迷宮の神」だと紹介したのはエラリー・クイーンのジョークだったのだろうか。あるいは、応募短編に付した経歴にボルヘス自身がジョークを交えていたのかもしれない。 ボルヘス、ビオイ=カサーレス以後 ボルヘスやビオイ=カサーレス、ペイロウといったアルゼンチンミステリの草創期の作家たちののち、21世紀になるまでにどのような推理作家がいたのかは分からない。この時期のアルゼンチンのミステリ作品で邦訳されているのは、マルコ・デネービ(Marco Denevi、1922-1998、スペイン語版Wikipedia)が1960年に発表した『秘密の儀式』(Ceremonia secreta)ぐらいだろう。この作品は1968年にイギリスで製作されたスリラー映画『Secret Ceremony』の原作である。邦訳は1985年に西和書林から出ている。 21世紀のアルゼンチンミステリで邦訳のある作品には、ギジェルモ・マルティネス(Guillermo Martínez、1962- 、Wikipedia)の『オックスフォード連続殺人』(原著2003年/邦訳2006年)、『ルシアナ・Bの緩慢なる死』(原著2007年/邦訳2009年)、パブロ・デ・サンティス(Pablo De Santis、1963- 、Wikipedia)の『世界名探偵倶楽部』(原著2007年/邦訳2009年)がある。 最近では、「「アルゼンチン・ノワール」の旗手による異色作」という宣伝文句のカルロス・バルマセーダ(Carlos Balmaceda、1954-)『ブエノスアイレス食堂』(原著2005年/邦訳2011年、白水社)が刊行されている。カルロス・バルマセーダは初の長編作品『透視者の祈り』(未訳)で、スペイン語で書かれた新人の長編ミステリの年間最優秀作品に与えられるシルベリオ・カニャーダ記念賞を受賞している。 アメリカのミステリ雑誌『Ellery Queen s Mystery Magazine』の「Passport to Crime」コーナーで最近英訳紹介されたアルゼンチンの作品には、ボルヘスの「死とコンパス」(2008年8月号[再録?])や、その作品へのオマージュであるChristian X. Ferdinandusの「The Center of the Web」(2008年6月号)がある。Christian X. Ferdinandusは、Christian MitelmanとFernando Sorrentino(英語版Wikipedia)が合作する際のペンネームである。また、「Passport to Crime」コーナーの短編を集めたアンソロジー『Passport to Crime』(2007年1月)にはアルゼンチンからはマルコ・デネービとIsaac Aisembergの作品が収録されている。 エドゥアルド・サチェリ(Eduardo Sacheri、1967- 、スペイン語版Wikipedia)の2005年の長編小説"La pregunta de sus ojos"は邦訳はないが、2009年に『瞳の奥の秘密』(El secreto de sus ojos)というタイトルで映画化されており、日本でも公開された。このミステリー映画はアカデミー賞の外国語映画賞を受賞している。 アルゼンチン文学のなかのミステリ 鼓直(つづみ ただし)氏の「今、アルゼンチン文学がおもしろい!」(New Spanish Books JP)によると、メンポ・ヒャルディネジ(Mempo Giardinelli、1947- 、スペイン語版Wikipedia)の『熱い月』(Luna caliente、1983年)やリカルド・ピグリア(Ricardo Piglia、1940- 、スペイン語版Wikipedia)の『現ナマは燃やせ』(Plata quemada、1997年)、マヌエル・プイグ(Manuel Puig、1932-1990、Wikipedia)の『ブエノスアイレス事件』は推理小説に属するといっていい作品だという。このうちリカルド・ピグリアは2011年のスペイン語ハメット賞を受賞している。 メキシコ メキシコのミステリの歴史については、佐藤勘治「メキシコ・ミステリ事情:タイボ二世成功の理由」(『ミステリマガジン』1999年3月号)が詳しい。それによれば、メキシコでは1940年代に欧米のミステリが紹介され、メキシコ人による推理小説も発表されるようになった。ロドルフォ・ウシグリ(Rodolfo Usigli、1905-1979、Wikipedia)の『犯罪のリハーサル』(Ensayo de un Crimen、1944年)はメキシコミステリ黎明期の代表作だという。この小説はルイス・ブニュエルが脚色し、『アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生』として映像化されているようだ。 その後、ラファエル・ベルナル(Rafael Bernal、1915-1972、スペイン語版Wikipedia)がアメリカのハードボイルド小説の影響を受けた作品を発表した。代表作の『モンゴルの陰謀』(El complot mongol、1969年)はメキシコシティの中国人居住区を舞台に、国の要請を受けたメキシコの調査員が中国の関係する国際的陰謀を追う作品だという。 1970年代になると、初めて商業的に成功をおさめるメキシコ人推理作家が現れる。それがパコ・イグナシオ・タイボ二世(Paco Ignacio Taibo II、1949- 、Wikipedia)である。タイボ二世の作品の邦訳は、《探偵ベラスコアラン・シェイン》シリーズの『三つの迷宮』(邦訳1994年、“ポケミス”で刊行された唯一のスペイン語圏ミステリ)と、ノンシリーズ作品の『影のドミノ・ゲーム』(邦訳1995年、創元推理文庫)がある。タイボ二世は国際推理作家協会の創設メンバーの一人で、二代目の会長にもなっている。国際推理作家協会については後述する。タイボ二世はスペイン語ハメット賞を3度受賞している(1988、1991、1994年)。 メキシコの作品では、セルヒオ・ピトル『愛のパレード』(邦訳2011年、現代企画室)の日本での宣伝文句が「ナンセンスな不条理、知的な諧謔に満ちた多声的(ポリフォニック)な、瞠目すべき〈疑似〉推理小説」とされている。 関連ページ(当サイト内)シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(6) ラテンアメリカ編(1)メキシコの怪盗紳士、マキシモ・ロルダン 関連リンク佐藤勘治「メキシコ・ミステリ事情:タイボ二世成功の理由」 「【毎週更新】月替わり翻訳者エッセイ 懐かしきもの(執筆者・田中一江) 第2回」(2012年1月23日、翻訳ミステリー大賞シンジケート) ※『影のドミノ・ゲーム』の翻訳のころを回想したエッセイ キューバ キューバのミステリの主な邦訳ベゴーニャ・ロペス(1923-1989)『死がお待ちかね』(邦訳1989年、文藝春秋) ダニエル・チャヴァリア(1933- )『バイク・ガールと野郎ども』(邦訳2002年、ハヤカワ・ミステリ文庫)この作者は1992年のスペイン語ハメット賞を受賞している。 アルナルド・コレア(1935- ) 『キューバ・コネクション』(邦訳2007年、文春文庫) ※著者が初めて英語で書いた作品 ホセ・ラトゥール(1940- )『追放者』(邦訳2001年、ハヤカワ・ミステリ文庫)、『ハバナ・ミッドナイト』(邦訳2003年、ハヤカワ・ミステリ文庫)『追放者』は著者が初めて英語で書いた作品。『ハバナ・ミッドナイト』も英語で書かれたもの。 『追放者』は1999年に英語で発表されたのち、2002年にスペイン語でも発表されている。このスペイン語版は2003年のスペイン語ハメット賞を受賞した。 レオナルド・パドゥーラ(1955- )『アディオス、ヘミングウェイ』(邦訳2007年、ランダムハウス講談社文庫)『アディオス、ヘミングウェイ』は刑事(元刑事)マリオ・コンデ・シリーズの第5作。このシリーズの第4作と第6作はそれぞれ1998年と2006年のスペイン語ハメット賞を受賞している。 キューバのミステリはある程度邦訳があるようだが、その歴史については分からない。ベゴーニャ・ロペス『死がお待ちかね』は文藝春秋が主催していたサントリーミステリー大賞の第7回の大賞受賞作である。この賞は日本語以外での応募も許可していたらしく、この作品はスペイン語で執筆された作品であるらしい。大賞を受賞し、1989年に邦訳出版された。 アルナルド・コレアは邦訳書『キューバ・コレクション』の巻末解説(北上次郎)によれば、「キューバ犯罪小説を勃興させた三人の作家のうちの一人とみなされている」とのことだが、ほかの二人が誰なのかは書かれていない。 レオナルド・パドゥーラに関しては、未訳のスペイン語作品を紹介するサイト「New Spanish Books」のこちらのページで、2011年発表の未訳作品『蛇の尾』(La cola de la serpiente)の詳細なあらすじ紹介を見ることができる。また、毎日新聞の「新世紀・世界文学ナビ スペイン語圏/16 レオナルド・パドゥーラ」でもこの作家が紹介されている。 アメリカのミステリ雑誌『Ellery Queen s Mystery Magazine』の「Passport to Crime」コーナーで翻訳紹介されたキューバの作家には以下の2人がいる(2005年1月号~2008年1月号は確認していない)。 Luis Adrián Betancourt (2004年3・4月号、2009年3・4月号、2011年6月号) Rodolfo Pérez Valero (2008年3・4月号) このうち、Luis Adrián Betancourtの2004年3・4月号の作品「Guilty」はアンソロジー『Passport to Crime』(2007年1月)に収録された。Rodolfo Pérez Valero(ロドルフォ・ペレス・バレロ、スペイン語版Wikipedia)は国際推理作家協会の創設メンバーの一人である。 その他 ウルグアイの作家で熱烈なレイモンド・チャンドラー愛好家であるイベア・コンテリース(Hiber Conteris)の『マーロウ もう一つの事件』(原著1985年/邦訳1988年)が角川文庫より刊行されている。 また、2003年に邦訳されたコロンビアのホルヘ・フランコ(Jorge Franco、1962- 、スペイン語版Wikipedia)の『ロサリオの鋏』は、2000年のスペイン語ハメット賞受賞作である(邦訳書の著者紹介では「ハムレット国際小説賞」とされている)。この作者の作品の邦訳はほかに、『パライソ・トラベル』がある。 『ミステリマガジン』2011年9月号に、2010年にイギリスで翻訳出版された非英語圏ミステリの一覧が掲載されている(イギリスのミステリ情報サイトeurocrimeが調べたもの)。それによると、2010年にはイギリスでスペインのミステリは1冊も翻訳されていないが、中南米のミステリは4冊が翻訳出版されている(ちなみに、このリストに載っている日本の作品は吉田修一『悪人』のみである)。 アルゼンチン:パブロ・デ・サンティス『Voltaire's Calligrapher』 アルゼンチン:Ernesto Mallo『Needle in a Haystack』 ※2011年英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞候補作 チリ:ロベルト・ボラーニョ『The Skating Rink』 ※『通話』、『野生の探偵たち』、『2666』の邦訳あり ペルー:Santiago Roncagliolo『Red April』 ペルーの作家では、Alonso Cueto(スペイン語版Wikipedia)の作品が米国『EQMM』2010年5月号の「Passport to Crime」コーナーで英訳紹介されている。 (3)スペイン語圏のミステリの祭典《セマナ・ネグラ》 スペイン語圏のミステリの祭典である《セマナ・ネグラ》について説明するには、まず国際推理作家協会の創設に言及する必要がある。 タイボ二世らによる国際推理作家協会の創設 1986年、世界中のミステリ作家の親睦と翻訳出版の促進を目的とする国際推理作家協会が創設された。中心になったのは中南米やソ連のミステリ作家たちである。1987年2月末にメキシコで発足準備会議が開かれ、14か国のミステリ作家が参加。初代会長はソ連のユリアン・セミョーノフ、副会長(3人)はメキシコのパコ・イグナシオ・タイボ二世、アメリカのロジャー・L・サイモン、スペインのマヌエル・バスケス・モンタルバン【注】。主任書記はキューバのロドルフォ・ペレス・バレロ。理事はフランスのジャン=パトリック・マンシェット、イギリスのジュリアン・シモンズら。日本のミステリ作家では、『大いなる幻影』(The Master Key)と『猟人日記』(Lady Killer)の英訳が好評を博していた戸川昌子が協会側から打診を受け、日本代表理事となっている。 1987年6月にヤルタ(当時はソ連、現在はウクライナ)で行われた国際推理作家協会の第1回会議には、北米のアメリカ、カナダ、欧州のイギリス、フランス、イタリア、スペイン、オーストリア、ポーランド、チェコスロバキア、ブルガリア、フィンランド、中南米のメキシコ、キューバ、アルゼンチン、グアテマラ、そして日本と開催国のソ連の計17か国のミステリ作家が集まった。日本代表の戸川昌子は日本推理作家協会の中島河太郎理事長(当時)のメッセージのロシア語訳を読みあげ、たくさんの拍手をもらったという。 国際推理作家協会の年1回の会議は今でも行われている。近年は日本からはミステリ評論家の松坂健氏が毎年参加しており、『ミステリマガジン』誌上にレポートを書いている(2007年12月号、2008年11月号、2009年10月号、2010年9月号、2011年9月号)。2011年の会議についての簡単なレポートは日本推理作家協会会報2011年8月号(リンク)にも掲載されている。2012年2月には東京での国際推理作家協会非公式ミーティングが予定されていたが、原発事故のため延期となった。 【注】木村二郎「国際犯罪作家協会(IACW)発足?」ではこの3人が副会長とされているが、オットー・ペンズラー「Crime Column #67 国際犯罪作家協会、チェス……」では副会長とされているのはタイボ二世とロジャー・L・サイモンの2人で、モンタルバンの名は挙げられていない。 世界中のミステリ小説の年間ベストを決定するハメット賞の構想 国際推理作家協会の創設時には、英語、フランス語、スペイン語、ロシア語およびその他の言語で出版された長編ミステリの中から年間の最優秀作品を選出するダシール・ハメット賞が構想されていた(「その他の言語」の作品は推薦があれば候補にするとされた)。第1回の受賞作は1987年10月のフランクフルト国際ブックフェアで発表されるとされていたが、実際に発表されたのかどうかは分からない。仮にこのような賞を実現させようとしたらその苦労は並大抵のものではないだろう。現在、「ハメット賞」としては国際推理作家協会北米支部が主催するハメット賞が知られているが、これはいってみれば、当初構想されていたハメット賞の地区予選のようなものである。 日本ではハメット賞といえば普通、この国際推理作家協会北米支部のハメット賞のことを指すが、スペイン語作品を対象とするハメット賞も国際推理作家協会の主催で毎年実施されているようである(後述のミステリ大会《セマナ・ネグラ》で受賞作が発表される)。今までにパコ・イグナシオ・タイボ二世やダニエル・チャヴァリア、レオナルド・パドゥーラらが受賞している。国際推理作家協会北欧支部のスカンジナヴィア推理作家協会は、北欧5か国の長編ミステリから年間の最優秀作品を選出する「ガラスの鍵賞」を主催している。賞の名前に『ガラスの鍵』というハメットの作品タイトルが使われているのは、国際推理作家協会がその規定(リンク)で、それぞれの支部の賞はダシール・ハメットに関する名称にすることが望ましいとしているからである。 北米支部のハメット賞、スペイン語圏のハメット賞、北欧支部のガラスの鍵賞などの「地区予選」を勝ち抜いた作品で本選が実施される日が来るのかは分からない。 なお、国際推理作家協会が創設した賞にはハメット賞以外にアレクセイ・トルストイ賞とロドルフォ・ウォルシュ賞がある。アレクセイ・トルストイ(1883-1945、日本語版Wikipedia)はロシアの冒険小説・探偵小説・SF小説作家。その名を冠したアレクセイ・トルストイ賞はミステリの分野での功績を称える功労賞で、1987年6月のヤルタの会議で決定した第1回の受賞者はジョルジュ・シムノンだった。 ロドルフォ・ウォルシュ(Rodolfo Walsh、1927年生、スペイン語版Wikipedia)は全体主義政府の追及を受けて消息を絶ったアルゼンチンのジャーナリストで、ロドルフォ・ウォルシュ賞は調査報告を主眼とするノンフィクションに与えられるとされた。前述のヤルタの会議では候補作としてジョゼフ・ウォンボー『メキシコ国境の影』(邦訳1987年、早川書房)などが挙がったそうだが、その後受賞作が決定したのかは分からない。 ミステリの祭典《セマナ・ネグラ》 スペイン北部のヒホンという町では毎年夏にセマナ・ネグラ(Semana Negra de Gijón、ヒホンの黒週間)というミステリ大会が行われている【注】。このイベントはヒホン出身のメキシコの推理作家、パコ・イグナシオ・タイボ二世の発案により始まったもので、もとは国際推理作家協会の主催するイベントだったようだが、現在どういう位置づけになっているのかはよく分からない。現在はミステリに限らず、さまざまなジャンル小説のファンが集うイベントになっているようだ。10日間の会期にのべ100万人の参加者が集うヨーロッパでも有数のイベントだという。前述のスペイン語圏のミステリを対象とするハメット賞やシルベリオ・カニャーダ記念賞の受賞作の発表はこの大会中に行われる。 第1回大会は1988年6月29日から7月6日にかけて開催され、英語圏のミステリ作家も特別ゲストとして多数参加した。国際推理作家協会の理事会も同時に開催されている。 なお、『ブエノスアイレス食堂』の著者のカルロス・バルマセーダはアルゼンチン・ブエノスアイレス州の都市マル・デル・プラタでセマナ・ネグラの南米版とでもいうべきミステリ大会《黒玉フェスティバル》(Festival Azabache)を主催している。 【注】セマナ・ネグラは日本語では「ヒホン・ノワール週間」という訳語が使われる場合もある。スペイン語のネグラ(黒)はフランス語のノワール(黒)に対応し、ミステリ全般を指す形容詞としても使われる。 関連リンクセマナ・ネグラ公式サイト Semana Negra de Gijón - Wikipedia - セマナ・ネグラのスペイン語版Wikipedia記事 Premio Hammett - Wikipedia - セマナ・ネグラで受賞作が発表されるハメット賞のスペイン語版Wikipedia記事 シルベリオ・カニャーダ記念賞(Premio Memorial Silverio Cañada) ※この表は2013年3月16日に追加 年 受賞者 作品 国 2002 Sergio Álvarez La lectora コロンビア 2003 カルロス・バルマセーダ La plegaria del vidente アルゼンチン 2004 Juan Aparicio Belmonte Mala suerte スペイン 2005 Francisco Pérez Gandul Celda 211 スペイン 2006 Bernardo Fernández Tiempo de Alacranes メキシコ 2007 Ernesto Mallo La aguja en el pajar アルゼンチン 2008 Carlos Salem Camino de Ida アルゼンチン 2009 Rogelio Guedea Conducir un tráiler メキシコ Willy Uribe Sé que mi padre decía スペイン 2010 Gregorio Casamayor La sopa de Dios スペイン 2011 Javier Calvo Corona de flores スペイン 2012 Enrique Ferrari Que de lejos parecen moscas アルゼンチン ペペ・カルバイヨ賞(Premi Pepe Carvalho)※スペイン語ではなくカタルーニャ語表記 ※この賞については2013年5月10日に追加 マヌエル・バスケス・モンタルバンが生んだ私立探偵ペペ・カルバイヨの名を冠した賞。推理作家の生涯の業績に対して贈られる賞で、バルセロナのミステリ祭《BCNegra》で2006年より授与されている。《BCNegra》が始まったのは2005年。毎年2月開催。 第1回(2006年) Francisco González Ledesma (フランシスコ・ゴンサレス・レデスマ) スペイン 第2回(2007年) ヘニング・マンケル(Henning Mankell) スウェーデン 第3回(2008年) P・D・ジェイムズ(P. D. James) 英国 第4回(2009年) マイクル・コナリー(Michael Connelly) 米国 第5回(2010年) イアン・ランキン(Ian Rankin) 英国 第6回(2011年) Andreu Martín (アンドレウ・マルティン) スペイン 第7回(2012年) Petros Markaris (ペトロス・マルカリス) ギリシャ 第8回(2013年) マイ・シューヴァル(Maj Sjöwall) スウェーデン (年は贈呈の年を示す。受賞者の発表はその前年) 《BCNegra》公式サイト 2012年のプログラム ガルシア・パボン賞 ※この賞については2013年5月10日に追加 Premio de Narrativa Francisco García Pavón Premio de Novela Negra Francisco García Pavón Premio de Novela Francisco García Pavón de Tomelloso スペインのミステリ創作の先駆者であるガルシア・パボンの名を冠した長編ミステリの公募賞。ガルシア・パボンの出身地であるトメジョーソ市(Tomelloso)が主催。受賞作は出版される。賞金7500ユーロ(第16回)。毎年7月に受賞作が発表され、10月に発売される。第10回(2007年)からRey Learが出版。 第6回(2003年) José Luis Muñoz Lluvia de níquel 第7回(2004年) Raúl Argemí Patagonia Chu Chu 第8回(2005年) José Javier Abasolo Antes de que todo se derrumbe 第9回(2006年) Francisco Balbuena El oráculo de la tortuga 第10回(2007年) Paco Piquer Vento El caso del cadáver sonriente (出版社) 第11回(2008年) Robert Lozinski La ruleta chechena (出版社) 第12回(2009年) Mariano Sánchez Soler Nuestra propia sangre (出版社) 第13回(2010年) Manuel Nonídez Frío de muerte (出版社) 第14回(2011年) Alejandro M. Gallo Asesinato en el Kremlin (出版社) 第15回(2012年) 受賞作なし (4)ポルトガル語圏のミステリ このページのタイトルは「スペイン語圏・ポルトガル語圏推理小説略史」としたが、ポルトガル語圏のミステリに関する日本語文献はあまり見当たらない。 ポルトガル 島田一男「世界の四隅」(『探偵作家クラブ会報』第27号、1949年8月)は前述のとおり、島田一男がアメリカのミステリ雑誌『Ellery Queen s Mystery Magazine』の1948年8月号すなわち《世界のミステリ》特集号の内容を紹介する記事である。この記事ではポルトガルのミステリ事情にも言及がある。 ポルトガルでは、ドロッシー・セイヤーズ、E・C・ベントレー、H・C・ベイリー、アンソニー・バークレイ、ディクソン・カー、オースチン・フリーマン、スタンレー・ガードナー、ダシエル・ハメットの名は全く知られていない。リスボンの或る出版業者が曽つて探偵小説の廉価選書を出版したが、これによって始((ママ))めてクイーンの“変装の家”、クリスチーの“メソポタミヤの殺人”、バン・ダインの“僧正殺人事件”が紹介された。 ところで、このポルトガルからコンテストの入選者が出た。ビクター・マニュエル・ポーラ・カルモという二十六才の美術家で、装飾美術で生計を営むかたわら、探偵小説に熱中し、この探偵小説不振の国で“短篇探偵小説の歴史”という評論集を出版している。もちろん売れる筈はなく、ポーラー((ママ))の言葉によれば“探偵小説では飯が食えない”そうである。八月号に掲載された彼の作品は“金槌と剣ととがった矢”というカー張りの密室物であるが、鏡を利用したトリックで非常に程度が低い。 EQMMに「金槌と剣ととがった矢」(The Maul, the Sword, and the Sharp Arrow)を投稿したポルトガルの青年ビクター・マニュエル・ポーラ・カルモがその後どうなったのか気になったのでネット上を適当に検索してみたが、おそらくはポルトガル語版Wikipediaに項目のあるVictor Palla(1922-2006)と同一人物だろう。機械翻訳で読んでみると、どうやらその後、美術界の大物になったようである。 日本版『エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン』の創刊号(1956年7月号)によれば、当時『EQMM』は本国アメリカ版以外に、イギリス版、カナダ版、オーストラリア版、フランス版、イタリア版、スウェーデン版、そしてポルトガル版も出版されていたという。 ◆ポルトガル・ミステリ史 (この節、2013年6月17日追加) 探偵小説の黄金時代(the Golden Age of Detection)についての英文ファンサイトで、ポルトガルの本格ミステリの歴史についての記事「Portuguese GAD」を見つけたので、それに完全に依拠する形で、ポルトガルのミステリ史を紹介する。 それによれば、ポルトガルのミステリの歴史は19世紀半ば、フランスの新聞小説の大家ウージェーヌ・シュー(Eugène Sue、1804-1857)やそのフォロワーの強い影響下に始まった。19世紀のポルトガルが生んだ偉大な作家の一人であるカミーロ・カステーロ・ブランコ(Camilo Castelo Branco、1825-1890)もその影響を受けた作家の一人で、彼の作品は「探偵小説」とはいえないが、犯罪とその解決がよく扱われている。 (カミーロ・カステーロ・ブランコの作品の邦訳には『破滅の恋 ある家族の記憶』(小川尚克訳、彩流社、2011年10月)があるが、あらすじを読む限りではミステリの要素は見当たらない。) 19世紀の最後の30年にはポーやガボリオの作品がよく読まれたが、ポルトガル人による創作探偵小説は探偵小説のパロディの形を取ることが多かった。その最初期のものとしては、エッサ・デ・ケイロース(Eça de Queirós、1845-1900)が1870年に友人の作家でガボリオファンのラマーリョ・オルティガン(Ramalho Ortigão、1836-1915)との共著で新聞連載した『シントラ通りの謎』(O Mistério da Estrada de Sintra)がある。奇怪な殺人事件の顛末をつづった新聞編集者あての書簡を掲載する、という体(てい)で連載されたもので、最終回ですべてフィクションだったと明かされるまで読者はみな現実の事件を扱ったものだと信じていたという。 (エッサ・デ・ケイロースの邦訳単行本は『縛り首の丘』(中編2編収録)、『アマーロ神父の罪』、『逝く夏 プリモ・バジリオ』があるが、これらにはミステリ要素はなさそうである。なおボルヘスは随筆で、探偵小説の発展に寄与した作家としてウィルキー・コリンズやディケンズと並べてエッサ・デ・ケイロースを挙げている。) その後、ホームズシリーズの影響がポルトガルにも波及し、マリア・オネイル(Maria O Neill、1873-1932)がSilvestre子爵シリーズ、ロシャ・マルティンス(Rocha Martins、1879-1952)がChief Jacobシリーズを書いた。また1911年にスウェーデン系ポルトガル人のGustaf Bergströmがシャーロック・ホームズのパスティーシュを収録した本を出版している。 1920年代~30年代のポルトガルの「黄金時代」探偵小説は英米仏の模倣でほとんどはつまらないものだったが、レイナルド・フェレイラ(Reinaldo Ferreira、筆名Repórter X、1897-1935)だけは例外で、くだらない作品も書いたが、魅力的な不可能犯罪物や安楽椅子探偵物も残した。フェレイラの作品はどれも型破りで、コナン・ドイルとエドガー・ウォーレス、黄金期の探偵作家、そして史上最低のミステリ作家といわれるハリー・スティーヴン・キーラーを混ぜ合わせたような作風だという(もっとも、フェレイラは彼らの作品をほとんど読んでいないらしい)。 その後ポルトガルには、José da Natividade Gaspar(1904- ??)、Fernando Luso Soares(1924-2004、ポルトガル語版Wikipedia)、Artur Varatojo(1926-2006、ポルトガル語版Wikipedia)ら、まっとうな「黄金時代」探偵作家も生まれた。1950年に翻訳物を装って出版されたJames A. Marcus『Um crime branco』(White Murder)はエラリー・クイーン風の推理が展開される本格ミステリの傑作であるらしい。Marcusはその後さらに長編3作と短編集1冊を発表しているが、それらは第1作にはおよばないという。Marcusは80年代~90年代まで、イギリスの作家だと信じられていた。 ◆ポルトガル・ミステリの邦訳 2010年には新潮文庫より、ルイス・ミゲル・ローシャ(1976- 、ポルトガル語版Wikipedia)の『P2』が刊行されている。「『ダ・ヴィンチ・コード』をも凌ぐ迫力。ヴァチカン、そしてフリーメーソンを侵蝕する闇の勢力。世界が震撼した歴史的大事件の真実を暴く!」(新潮社公式サイトより)という作品である。『ミステリマガジン』2011年9月号には前述のとおり、2010年にイギリスで翻訳出版された非英語圏ミステリの一覧が掲載されている。ポルトガルの作品では、ルイス・ミゲル・ローシャの『The Holy Assassin』(別題 The Holy Bullet)がリストに載っている。 ブラジル ブラジルは南米で唯一、ポルトガル語を公用語とする国である。 ブラジルのミステリでは、J・ソアレス(1938- 、ポルトガル語版Wikipedia)の『シャーロック・ホームズ リオ連続殺人事件』(講談社、1998年)が邦訳出版されている。シャーロック・ホームズが19世紀末のリオデジャネイロに赴き、難事件に挑むというパロディ作品である。邦訳書の訳者あとがきによれば、J・ソアレスは俳優、コメディアン、脚本家、コラムニストなどの多数の肩書を持つ、ブラジルでは知らない人はいないほどの著名人であるという。この作品はソアレスが初めて書いた小説だが、1995年にブラジルで出版されると大反響を呼び、ヨーロッパ諸国でも大ベストセラーになった。日本ブラジル中央協会の会報『ブラジル特報』2012年1月号に掲載された岸和田仁「ジョー・ソアレスのベストセラー小説と1930年代のリオ」によれば、寡作ながらもその後もミステリを書き続けているようである。 ブラジルのミステリはほかに、ルイス・フェルナンド・ヴェリッシモ(1936- )の『ボルヘスと不死のオランウータン』(邦訳2008年、扶桑社)がある。 国安真奈「懐疑主義の罠 R・フォンセーカのノワール」では、ブラジルの作家フーベン・フォンセッカ(Rubem Fonseca、1925- 、ポルトガル語版Wikipedia)が紹介されている(検索してみると、「フーベン・フォンセーカ」、「フーベン・フォンセカ」、「ルーベン・フォンセカ」といった表記も使われている)。フォンセッカは1963年デビュー。この記事によればブラジルでは1964年の軍事クーデター以来、厳しい言論弾圧が20年間続いたが、フォンセッカはその弾圧下で「都会の暴力的な人間関係を文字にし続けてきた、おそらく唯一の作家」だという。『Ellery Queen s Mystery Magazine』の「Passport to Crime」コーナーではフーベン・フォンセッカの作品は少なくとも4回(2003年8月号、2004年8月号、2008年11月号、2012年1月号)英訳掲載されている。そのうち、2004年8月号に掲載された「Winning the Game」はアンソロジー『Passport to Crime』(2007年1月)に収録された。 フォンセッカ以外のブラジルの作家では、少なくとも以下の3人が「Passport to Crime」コーナーで英訳紹介されている。 Macéias Nunes(2009年5月号) Patrícia Melo(2011年3・4月号)(ポルトガル語版Wikipedia) Luís Martins(2011年12月号) ポルトガル語圏のミステリが日本に本格的に紹介される日は来るのだろうか。 関連ページ(当サイト内)シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(6) ラテンアメリカ編(2)ホームズ風の特徴を多数持っているというブラジルのドクター・レイテ 関連リンク在日本国ポルトガル大使館>日本語に訳されたポルトガル文学 駐日ブラジル大使館>文学と書籍紹介 - 「翻訳された主なブラジル文学」のリストが見られる 参考文献 スペイン語圏Patricia Hart "The Spanish Sleuth The Detective in Spanish Fiction"(1987年) ローベール・ドゥルーズ「スペインのミステリー小説」(ローベール・ドゥルーズ『世界ミステリー百科』JICC(ジック)出版局、1992年10月、pp.243-244) 井上知「世界のミステリ雑誌 各国ミステリ雑誌大紹介 スペイン」(『ハヤカワミステリマガジン』2009年1月号、pp.32-33) 島田一男「世界の四隅」(『探偵作家クラブ会報』第27号、1949年8月、pp.2-3) ※アルゼンチン 野谷文昭「[国別・地域別/未訳ミステリ紹介]ラテンアメリカ 虚構の上に構築された知的ゲームを楽しむ」(『翻訳の世界』1991年7月号、p.55) ※アルゼンチン 佐藤勘治「メキシコ・ミステリ事情:タイボ二世成功の理由」(『ミステリマガジン』1999年3月号【特集:世界のミステリ】、pp.42-43) ポルトガル語圏島田一男「世界の四隅」(『探偵作家クラブ会報』第27号、1949年8月、pp.2-3) ※ポルトガル 国安真奈「懐疑主義の罠 R・フォンセーカのノワール」(『ユリイカ』2000年12月臨時増刊号、pp.166-167、[コラム 世界のノワール ブラジル]) 国際推理作家協会および《セマナ・ネグラ》について木村二郎「国際犯罪作家協会(IACW)発足?」『ミステリマガジン』1987年6月号、p.108 インタビュー「戸川昌子氏に聞く ヤルタの国際犯罪作家会議に招かれて」(聴き手=ミステリマガジン)『ミステリマガジン』1987年9月号、pp.170-171 オットー・ペンズラー「Crime Column #67 国際犯罪作家協会、チェス……」『ミステリマガジン』1987年11月号、pp.104-106 戸川昌子「I・A・C・W(国際犯罪小説作家協会)のこと」『日本推理作家協会会報』1987年11月号 オットー・ペンズラー「Crime Column #78 ミステリ祭「黒い週間」」『ミステリマガジン』1988年10月号、pp.104-105 - 「セマナ・ネグラ(黒い週間)」について 関連リンク G. J. Demko s Landscapes of Crime Mysteries in Foreign Lands英文だが、スペイン、アルゼンチン、メキシコ、キューバ、ブラジルのミステリおよび「スペイン語圏のミステリ」についての解説がある。 スペイン語が読める方はセルバンテス文化センター本家ウェブサイトの「Novela policiaca」もご覧ください。 関連記事 南欧ミステリ邦訳一覧 スペイン語・ポルトガル語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ 『ラテンアメリカ・ミステリ作家ガイド』で扱われている54人の作家の一覧 年間ミステリランキング 非英語圏作品一覧 ソ連/ロシア推理小説略史 オランダ推理小説略史 イタリア推理小説略史 チェコ推理小説略史 インド推理小説探求・受容史
https://w.atwiki.jp/kmpnote/pages/519.html
imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 まだ行ったことのない国を旅行する際、いきなりガイドブックのたぐいを見てしまうと、細かく配置されたイメージの洪水へお腹いっぱいになってしまう。自分はむしろ活字から入ることで、記憶に残っているイメージを頼りに膨らませていくほうが自然なようだ。 映画はイメージの洪水にはならない。スペイン、ポルトガルには素晴らしい映画がたくさんある。けれどまとめて見るにはそれなりのテンションを必要とするものばかりだ。映画や文学はラテンアメリカのそれと切り離せないのも特徴だ。そこには両者の関係の複雑さが象徴されている。 もっとも、まず現地へ行き興味を持つことで、その後調べたりする。何度も気軽に行ける生活を手に入れていればそれでもよいのだけど・・。そんな貧乏根性を頼りに意識がそこへ向かっている内に手にした情報をメモして行く。 「ヴァンダの部屋」にでてくるような、リズボンのスラム街。以前見た南米のスラムが舞台の「シティ・オブ・ゴッド」。前者の方が大きくて深刻だと言うのだから、想像を絶する。 グッゲンハイム美術館には建築の変換点が象徴されている。けれどここはスペイン北部バスク地方。バスクと言えばテロリズム。ピカソの「ゲルニカ」以上に、テロ組織・ETA(祖国と自由)の存在が気になる。2006年3月23日、無期限停戦を宣言、同24日発効のようだけど。 そんな暗い話題ばかりが目に付く。建築を飾る状況と政治・社会の明暗の差には、切り離せない関係がある。その事実に驚くばかりだ。2006-06-10/k.m スペインうたたね旅行 出版社:文芸春秋 著者:中丸 明 とても軽い読み物で、出だしには良かった。けれど「闘牛は三幕一場からなる宗教劇」という解説は、他の本では得られないエピソードだった。サグラダ・ファミリアの経緯も面白い。大工ヨセフのような微妙な立ち位置から、あの壮大な建築が生まれてしまったのだから。 スペイン5つの旅 出版社:文芸春秋 著者:中丸 明 「スペインうたたね旅行」と同じ中丸明の著作だが、よりガイドブックじみていて、かえってつまらなかった。けれど、こういったエピソードなんかが、生きたガイドなんだろうけど。 スペイン巡礼史 「地の果ての聖地」を辿る 出版社:講談社現代新書 著者:関 哲行 スペイン関連情報を求めていたら、この著作ではいきなり秩父霊場を回った作者の思い出からはいっていた。それがサンティアゴ巡礼へとつながり、スペイン巡礼史へと至る。あまりの路線変更に戸惑いながら、奥の深さへ恐れ入った。というか余り入り込めなかった。ただ、その後幾つか先を進むに至って、また興味がもてるようにもなってきた。 ところで、レコンキスタ(失地回復運動)のとき、スペイン側は「サンティアゴ(聖ヤコブ)!」と叫んで団結したようだ。けれどこれはキリスト教からみた回復であって、イスラムから見たら奪われたことになる。イスラム支配下のトレドでは、キリスト、ユダヤが共存して文化を成熟させた時代もあったようだ。 ポルトガルを知るための50章 出版社 明石書店 著者:村上 義和 このシリーズは結構重宝していて、広く浅くしかも今の姿をうつしているという意味で実践的だ。レコンキスタからサラザール独裁体制、移民事情から教育問題、イスラムの影響などかなり広範囲にわたっている。特に興味深い章は、サウダーデの国というタイトルで、日本で言う無常感のような奥行きを感じた。 白い街へ―リスボン、路の果てるところ 出版社 彩流社 著者:杉田 敦 この本に出合えたことは既に旅行の収穫かもしれない(まだ行ってないけれど)。ペソア、タブッキ、ヴェンダース、ベンヤミンなど数多くのアーティストを惹きつけ、クリエイティヴィティを刺激し続ける白い街、リスボン。そんな視点で語られたエッセイ。杉田敦さんはart&river bankという川沿いのこじんまりしたギャラリーを夫婦で企画されている。写真会議という興味深い企画もあって一度参加したいと思っている。 スペインを知るための60章 野々山 真輝帆 ポルトガル版よりもはるかに政治話題が多いのは、スペインの特徴なのだろうか。独裁政権という同じような閉鎖性を経験した2国は、地味な近代化を遂げて、いま世界の多様化・自由化と共に揺れ動いている。そんな印象だ。ただこの本では国民党への希望的観測が多いが、既に2004年3月11日、マドリッドの列車爆破テロを契機として当時のアスナール政権に対する国民の不満が募り、国民党から社労党へと政権交代がなされているので、情報としては古くなっている。 コメントをぜひ 名前 コメント カテゴリー-社会、建築、映画、旅行
https://w.atwiki.jp/ifheta2ch/pages/1066.html
 ̄/ /\ ο ─┬┘ ● │ _人_ / \ │ __ノ 、__ . . . . . .-‐-〟 > ` ̄` 、 ── _  ̄/ / ヽ. ____ __l_  ̄ ̄ _人_ ノ /. ヽ. '⌒7 i /ヽ /l ! ヽ { /y' { /´ `y ソ} ゝ ノヽ__ ∧_ l /二≧ 二二、 } } ⊂´ _`) ヘ !イiヽハ ′ru、 ヽ i リ` / ヽ. }从 辷.ノ├l 辷.リ li /`ヽ / / ・ ・ i {o` ̄ ヽ ー─-‐〇 リ 乙 } l l 、  ̄ } ハ_/ \ . . ノ ` 、 _______ _/ ー――‐ ― ヾ. __ / |/(__)\/\ ┌ー‐─‐ー、 / ヽ 「う しl │ ヽ ハ | │ ! スペイン }  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ スペインニュース > ─..、 ∧_∧ 丿 ソ ⊂´ ⊃ 'イ士'レハ∠ } ./ ・ ・ ヽ 'l(旦)-(旦)ソ3 〈 . . 〉 ヽ._ ワ ''ィ ー─── ___ / ∨ \ ____ / \| う し .| | 介 | | スペイン|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,r;! ふ そ そ そそ ! ! や お 元 ┼ ,、 ノ ヾ | | ぁ ま 気 ┼ ヽ( ン´ ̄`ヽ、 | | | じ が ┼ ,、 ,、 t 'イrラlノiヽ ハ、 | | な 出 ┼ ラ`i Y`'ー--=.,,.-'!=, =`ト'⌒i゙i; ! い る ┼ '^ー'^ー-≧k-、_ゞ ヽヮ_ノ {( =ラ_ ┼ r'´ ̄`ヽ_ン  ̄`ー、''キ , テヾ、_  ̄ ̄フ/ l ∥!ノ! ┼ ト, ニ'"ノ !L ヾ从伊ノ ┼ フ< - _,r'´゙i ´ ̄ニ`v-、 ┼ /`ー-‐''" { / λ / `フ┐ ! / Yソ | f! ノ l ,! -‐-, ー-.., l | ,. く 、 ∠_ `フ _ | | ′ ' (_  ̄( < > .,,_ 、 | | や お 元 ` `' て ノ (、 ヾヽ | | |_ ノ(_ `ー ,,r''" ̄``''ー-..、 l l ぁ ま 気 _|__  ̄| T' ( _,,ノ \ `i | | ⌒`' 彳 ,. r、 r- | | │ じ が | -┼ ー''ノ ,、,/イ)ノ__l∠ ゝ | | -┼- _(\r 、 | l∧l-='' __ | ,.ヘ | ,.、l l な 出 ! ゝー-,`i `i^'^ヽー-- ...,,__┼ l ヘ ,.= "'''' !イ ノ´<y'=i ! i | `''フ ,、` | 、 ー..、  ̄"、'T'"´^ー'λ l. ノラ i '/´l `ー\ い る | ー' `ー'^r `''ー- ..,,\ `ー._ \ ー┐ /ノ l i !l ´_\ -┼ ´ ̄`''ー-ー--‐r⌒ヽ、_ ヽ、ヽ `T''フヾiへ/ 、ヽlゝ`ゝ 、 ∠__ i ,.r''"  ̄`ヾ、 `ー' ! "^ー^v、 ∨ ''キ;; ラ-‐`=-..>ー' ``ー--─'' -┼ / ゝ、_,../ `ー!.._, "キ, Ti |ヾ\_ ,ノ|、_ i 'i. | \ ,/ l l yヽヽ( | .r ノ! | ノ ー┼ !_ -‐''"´,,-''ノ | ノ_ ゝ ! i /,.r''ラ'!ノ| -┼  ̄| { ‐''"´ ! フ ヽ i' l // /ノl | イT`v-‐''"´ _ ,,.-''"ヽ lノl!イノ/ソ/ノ l i'! ``ー-.._,,. / ! ┌‐ナ'´ '  ̄ヽ、 -┼- -┼/ `i_ _/ l 〉 ,,..-‐=''"´ ̄ ∨=- ..、 ! ノ  ̄`ー-テ''" l /ー''" λ / ー--,-、__,,.. フ / ノi / / `i `i i′ i /,. i ゝ / │ { i , | | // i < / | ソ ,イ !ヽ |!|'' i、 /' ,,.-‐''"´ゝ 'i l / | l | l|! ノ {ヾ / / ゝ ノ、 _ _,. ' `  ̄` ー..、 _,..- ' r `ヽ. ⌒7 、__; -' i ヽ. / , `ーァ' ! } ヽ ノ ノ ! ノ / / ;! { | ゙;、 ー'⌒7 ;ノ / / / 八 | ヘ,ノ ;ゝ { i / ∠! / / r'i_ハ_ ヽ 〈 | { {/⌒ヾY′ ' ィrァ、ヾ | i !;r`ー ヘ ヽ ! __- 弋Vリ i /;ハ ト〈 }ハ! { "⌒`  ̄ 'ヘ/ 7ヽ } _ノ个` ′ , 人__ノ _人_ ヽ. ー ' _. ' `Y¨ ` . __ . - ' ― ., __ l | __ - ‐ '" / " | |\.O ' | -┴ / ヽ , ,,,,,, 、. _ ,;;';;";;;;;;;;;;;;;;;;;;;" ̄;;`;;;.、  ̄フ;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ ./;;;/;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;l;;;l;;;;;;、;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、 /;;;/;;;;;/;;;;;;/;;;;/|;;|;;;|_;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;ヽ\ |;;/;;;;;;;|;;;;;/;/ リレ"_"|/|;;;;;|;;;;;;| . ノ 弋|;;;|;/ ヽ ' '"c'、ヽ`|;ノ|/`'i /|;;;;| __. 弋ソ ". ' ノ ' \| ./ ' _, 〃 ノ`-" r-、rヽ | 〃  ̄/ ./ | /. ` ‐------‐ '" ` '" ,_ __=V"└ィ ,,イ"゙ ̄ そ,w--"'`-+、_ / \, / ハ | ゙| | ゙| | | 弋 | ゙、 / `\ / ソ"`-=、,___ nm, _,,、/ 〆/ / ,イ| ゙ ̄'「 フ" ≦/ /|/リ"∨| / /ミ, 〉Y /-"` `ー| /三]ミ ζヘ > , < リ|/ ̄^/ 廴(〃 ┌┐〃| / : 'λ`-、,__",,/゙ミ ヨ ゛, ゙\ レl><l-ゥトT" ; ヘ | | ト-゚┤||゙'| ' ζリ L|_/ ||ノ (゙"-┬===-"i i` ̄⌒.フ-、--弋 ;, ゙-=*「 i _ 〕 \ゝ //" ’ ゙ 十 r`゙'、 `'≠"゙ ゙̄`'r'"゙`;;';;‐--z |=ミ,| /,、;;-'"゙ ̄;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙`'y、--ri、 | //;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{ "゙'i| /;;;;;;;;;;;;;;;Y;;;;;;;;;'i;;;;;;;'i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ,. ノ ,/;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;|;;;;;i;;;;;`t、;;;;\、;;;;;;;;;;;;;、;;;`'''、'"| "フ;;;;/;;;;;i;;;;|;;;;入;;λ;;\`;;‐-‐"、;;;;;;;;|;;;;;;;;、'x| |;;;|;;;;;;|;;;;;l;;;;| \|\;;ヽ`、;;;;i;;;;;;;i;;;;;;;|;;;;;;;i;ヾ 'イ|;;;;;;;|;;-A;|-、, ` `'弋 \|ヽ,;;|;;;;;|;;;;;;;;|;}| `|;;;i;;;;、;;| ',_゙`ミ r+'`"゙|;;|;;;;;;;i;;;;;;;| |ソ{;;;;;;|`,+`o-、`', ,、+=-yソ;;;;;|;;;;;| `'|'、,;`、,,{*"'} {*"} | ハ;|、/ ゝz T ゙'``' '=-" ノ丿|レ| ゙`'‐i 彡.リ ' 彡ノ"イノ| | 'つ ゙'‐-‐ ノ゙cE`'i ,、゙i*-‐‐-、---‐≪'" Εミ .} r' \\,`' 、゙`ll\∠ ̄`i.|"|.〈 /゙ ミ `i `'ゝ,>"'`‐、 | .| |、, /=-、 Y ┌〈",ンi ハ、-| | }| | ノ} /i, ヘノl ト+"フ / | |-| / ノ.|`"゙ ノ / Y`、,__,/ ゝ L|〈 / L,|-Kイ .|=-‐', / \ ヘ | " ゙__ | \| 〈 ヘ / i \ `'i 〕=二二l二ニl、ノζ'| } '} 〈 \ソ 」 } ┌'。"l 〈 <±| | .」 _ | >- `‐t-'゙ /Tl"」 ゙`+、, `"|、 ,j'" ̄  ̄`'i | ( `二-‐'"l"l>゙ヘ./ `-'" ∠ \」、  ̄ ̄""―、 〉‐‐‐"゙ イニ |----┬--┬、,__ } `‐'"} /,-| .|, ./ | L_ ゙丶 / / {、,_.| | '---" | } ノ 〈、____r" } }、 ./ // {ニニ/ {,---) .} ./ " | ミ / | ニ | } ./ ト--| |ニ | / / {==} {==}| ゚ ./ `"゙ ゙"" "" ,、。,_,_ 、,_ _,、+・'`";;;;;;;;;;;*-"゚゙"`'・+、, -=",;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙\, r"/;;;;;;;;;,;;;;;;;;ヽ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙i、 ノ;;/;;;;;;;;;;;;;/;;;;;ハ;;;ハ;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\, "゙ ゚7;;;;/;;;;;;;ハ,ノ゙ };,;l ゙l,;;ハ,;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;\ |;;;;l;|l゙"' /ノ、,_ リ゙ ヘ,゙l;;;;l;;;;;;;;;;;;;;ヘ,゙` I゙|,|;;l,;;{/゙、,゙  ̄^゙`i|;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;_,i、 ゙ |゙l、ハ| ゙ __ ノ|;;ハ;; i;;;;;;;;;ハ ハ「゙` =ニ -― リ |;;/-‐、i^" ゙ ゙} ハw、 `_ "ハリヽ jノ } { ゙l 、 、,__ ノ ゙+、_ _ 、.+"゙ ゙"`イ"~゙゚ \ ,、.-―"+、,._ 、 l r-" ゙"`+、ノ゙ ゙} ,/ (゙_,.ノゝ-.| _,、+"゙゚ \ /、+・、____ l "゙ し・" ゙"`'T+=,_ _,、+"゙ ゙-・"゙゚ ̄`+uヘ_、,_。/゙ /;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;_,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヘ、 _/、/゙;;;;;;/;;;;;;;;;;/;;;;;;;l;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`{゙¨` _、+"=/;;;;;;;;;/;;;;;;;/;;;;;;/ナ;;;;;ハ;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| イ;;;;;;;;;l゙;;;;;;;/;;;;/ /;;;;ノ ゙};;ヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ノ;;;;;;;|゙;;;;、-=イゝ /,ノ"z=+N、,ム;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l\,_ 丿;;;;;;;;;|;;;;イ| ¨゙'、 " ,、 _,_ ^l;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 、+"ソ、+.、_l;;;;f゙レ ゙ *゙ ,oミ、.゙i;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;} ,,._,、--v・'"`ゾ };;;;| _,,、=、 l$% } ゙|;;;;;丿/"`+、k { / | /゙ /⊂' ノ/゙;;;;;l | ゙¨" ソ;;ノ|;;/゙ l;;ヘ、 /゙ λ ゙l / +- ゙ |\,_ミ彡ソハ " 彡ハルノ リ ⌒l } (, _ノ^'} | 丿{ '+{ ,| ゙l, ゙ ヽ, " +゙ .ノ ゙ブ ゙'-"_゙+-i ゙| | _____,、 入_,、+"゙ { +" ゙ ノ "i ゙ ノ /l;;ノ"ミ_ i ゙ ノ ゙\ ノ" ノ";;レ゙ \ ゙`i・- __ /―-+、,___/゙'\, ,,、+" } \_ ,/ -- =*=ミx__. /" |へ+=・+`" ,| \"*、 ゙ /" _,/ |;;;; | \__ /゙ _/ /`i 'x ノ i―-、,("`・-+ /゙| ̄"`"+'^"゙ ゙Z 'i_ / ノ゙ / | | "┐*、 *"゙/" / | l /゙ "\_ 「゙ /゙/ / リ{  ̄"゙ミ\ゝニ| ノ゙ノ゙ /, テ / _,、-・+""``''Tイ ノ゙ /"i | | /゙ _,、-・+",i" i ゙`'+,_ / \_ | /*・-、_ ゙*・"゙ ̄ /゙ / | }゙+_ 'i _,、--、.,、--z, ,.、;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ, ,.、='゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ /;;;;;;//゙l;;;;//ハ;;;;;l;;;;;;;;;;;;;`=+- "゙l;;;;;l./ l゙/ ' ,___Vl;;;;l;;;;;;;;;゙l ,ノl;;;;Al"´` l;;゙リ;;イ;ヘ,ヽ レ ハ == == l;/ ´`;' ( |彡 ′ 彡 ⊃丿 l  ゙̄l /`"゙ `-、____,、-'リ、. 、-'"’ ゙`-、_ _.r"~、 ノ" ^゙ヽ, ,l ` ̄ ̄ ̄´´ ゙l, ,l 、 i l i -┼__ 〃 i j | l │、__ | ゙、 ,l | 士 | `、 l │ d‐、 _」_, ゙| ヘ, l | __ /|"゙i l 〉 ∠, | |玉| 干 ´ ’ " 。 ゙-z、,__/゙ Tz_|  ̄  ̄ ゜ ゙l | | 〉 '| l ,、/レ'^ ‐- 、 / ゝ ノ ハノナノヽメヽ ゝ ´!刈 ≡ ≡リル' . (^' "" _'_"",ノ `ゝ_ `´イ i^^^^iー、/`,ヘ/!´ヽri^^^^i /l_!,!,!」\`ー - ‐ 'ノ l_!,!,!ノ、 . i | ヽ、 ` ‐ - ‐ ' ノ ! | 〈 / l┌ | . ! . / ,' | だ ま れ ! . l `// l ! ┘|,' . | . /ん、ノ | 国 王 . .! 」 . 〈 ` __」 ! ̄´ 〉 ヽ_ノ/ . lヽ__/ ,' . ! . | . i . ', . | . | . | ' , .. ! `i  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄´i . | | 、 ヽ、._ .____ _, ,、 ;;;; ̄";;;;;;;;;;;;;;;;;゙`丶、 , .'" ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ ./ , -" , /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヘ ./ / , `‐=∠,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;ヽ;;;;;;ヽ;;;;;;;\ ./ / / /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/|;ハ;|;、;;;;;;;;ヽ;;;;;;l;;;;;;;`、ア'" / / /" /"'|;;;;;;;;;;;;;/;;;/ .リ .|;|`'),ヽ、;|;;;;ノ;;;;r‐‐、 ./ / /" / " |;;;;;;;;;;;/|;/ / ノ.,/__. |;;;;;/;;;/r | / / /l/ / .|;;;;;;;;;;;|、|ー.、ヽ " '"{o')`|;/|;;/ ζ ./ ./ ,/ /ll/ / /ハ;;;|;;;;;|,、'(o'l丶  ̄ リ .レ| , ."ノ / { /lll/ / " .|;|ヽ;ヘ. `" l 彡リハ /`'"リ/ ̄ ̄"`'ゝ/ / /lllll| ./ l `、彡リノ 、 / ξ ._ ./ ┌" /lllllll| ./ ヘ、 _、-‐'ノ,r‐-"フ, ./" . ゙̄` 、/ .| /llllllll| / \, ( ζ o o o o / | /lllllllll| ./ ,/`.'.‐-/ /=-‐'`""゙'`‐-=./ ┌-" /llllllllll| | ⊂| ̄ ̄`// 〃υ^ __ .l ζ /lll/|lllll| | , -‐ζ、 ̄/.//λイソ"‐--‐ヽ | / /lll/ |llll| | / /ι〈 /| .|==//;;;;;;;;;;;;;;;;;| ./ | ./" |lll/ .|llll| .| ./ / ζ.〉' ハ.|=.//;;;;;;;;ヽ;;;;;;/"。∥ .| / |ll/ .|llll| | / / l;;;;;;;;/ / /.|' .| |;;;;;;;;;;;;;;ヽ/ 。 ∥ | | |l/ / |lllll| | __/ / /;;;;;/ / |.|==|.|⊃;;;;;;;;;;;;`フ" ̄;;;;| | |/ ./,ソ|lllllll| .| ヘ / /;;;;;/ / |.|;;;;ヽ ヽ;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;| ヽ / ././llllllllllll| | ,-― \ \;;;;/ / | |==ヽヽ⊃;;ノ;;;;;;;;;;/;;| / /./llllllllllllllll| | / /" _,,/ ヽ /;;;/ / | .|;;;;;;;;ヽ\;;;;;;;;//;;;;| ζ / /llllllllllllllllllll| .|`/| | ( " //ヽ/;;;;;;| | / ヽヽ=二ヽ.\//;;;;;;;;;;;| | | |llllllllllllllllllllllllヽ〉 | | .// /;;;;;;/;;| | 〉 //-‐ ヽ.ヽ;;;;;;;\/;;;;;;;;;/;;;;;;;| .| | |lllll/ヽllllllllllllllll〉 / .l 弋_ i |./;;;;;;/l;;;| |〈 "/,, | \.\/;;;;;;;/;;;;;;;;;;;| | | /llll/;;;;;;\lllllllll/ / .//`‐- / | |;;;;;;//=| | 〉" ̄ | | ,〉";;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| | | .|llll|;;;;;;;;;|;;;;;;ヽ/ / .// / | .| .|;;;;//;;;;| .|/ .| |o /;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ.l| |llll|;;;;;;;;;|;;;;;;;/.| " /ll .|l |;/./;;;;;| .| | | /;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽヽ|lll|;;;;;;;;;〉;/. ` 、, ___.ノlllll .ハヽ| |二.| | ∥/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ.|ll|;;;;;;;;;/ /ヽ、 |l ヽ/ ノ ヽヽ|;;;;;;;| | /\;;;;/二二二二ミ`' 、;;;;;;;;;;;;;;;ヽ|;;;;;/ /;;;;;;;;;;;ヽ /.ノ 〈 \;;;;;;| | //,/" `'' 、`\;;;;;;;;;;;;;;/ /;;;;;;;;;;;/,, ヽz、、 ,,r=‐'' _、-‐'` ゙゙̄;;;;";;;" ̄`'‐-、_ ,、/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ -‐ン;;;;;;;;;;;;;;;;;_,、-‐'";/;;;ン;;;;;;;;;;;;;;;;;;;へ、 /;;;;;;;;;;;;;;;;;";;;;;;;;;;;;;彡,-‐";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\゙` //;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;};;;;;、;;;;;;;;;;ヽ;;;;} /ソ;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;/ソ;;;ノ;;;;;;;/;;;;;;ハ;;;;;;};;;;;;;;;;;;l;;;ハ " /;/;;;;|;;;;;;;;;;;;//ソ;;;;/ノ/ .};;;;ハ;;;;;;i;;;;|;;;;ヘ |∥;;;;|;;;;;;;;;/、,_". "" /" _};;/-l;;;;;|;;;;|;;;ヘ` l'.||;;;;;;l;;;;;;l{ ``ヽ、ヽ 'v〃"_ソ };;ノ;;;;;;|;i;;;l ハ;;;;;ヘ;;;{` - 、 ヽ =O"ヘヽ"};;;;;;;/;;ハ| `{ .r、;ト、'" ̄` {゙'U'゙} /;;;;イリ' ,.r* "'ヽ, ゝ、`ヘ ' `‐-"ノイフ.ノ イ ノ `l ハ彡リ ――‐i. ル彡ノ l" .'、 / 丶、 .ノ ,,./  ̄ ヽヽr.、 ,--‐‐K"‐‐∧∧‐‐"X‐‐--、 γ‐y' { | | ̄ ̄`V ;;;0;;; V" ̄ ̄/ } ( ノ ノζリ,----K;/|.|K;;; .---、ξ=ヽ、 `I {ミ、 ト┬゚┬/;;;/| |キヘ┬゚┬|| `、 | ヘハ | .| | T" .| | "T | ||.|、_ / ̄"} .{ 丿/|__.」 .| | |__」 ζ三二_) `-"'" ζ 、_ | | _ ,, .ソ./ ./ `、--、,,,__l===l.,、---ソ/ / / ̄"""""""""゙ ̄ヘ _/ ヾ..,, | ヾ,_,, ゞ__, | 話ロ俺わ { ノ)/)ノナノ_ハ },. | しマもか ) ) \ / ) ル | 合│う っ ´¨(;( 保 守 ~l/)ノ | っノ一た ,‐'"~´`゙、 ({~~ ! ~~ ;.ノ ))| てと度わ/ 原鈍絶│⌒) ヽ、´ ̄ノ ノヽ | み !l 因感対│⌒) ̄「 ヽ- /"ヽ ̄ヽ.| るl だがお│⌒)/゙'"~´`゙゛`ヽ__,へゝ ∠ !l よ 前│) ̄く"/'")~´`゙ヽーヽヾゝゞ、 ̄ノ ̄ ̄ ̄ ̄l ゚ の| / ~ / (_ヽ┘”ヾー..__ ゛ゝノ)l l/´ u } ..;.. `ヽ u \゛ヽ\ /ン/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i;;ヽ;;、;;;;;;};;;;i;l;;;ヽ;;;;;;ヽ " './;;;;;;;;;;;;;;;;;;,-'";;;;;;;/;;i;;};;;ヽノ;;;ソリ;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ /;;;;;;/;;;;;;/;;;;;;,、-ン;;/;;ハ;;;;;;|丶;ソ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、\ , {;;;;/;;;;;/;;;;/" /ソ"/ };;;;;};;ヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}` ̄ _/{;;{;;;/'ィ/、 ,zv-、, |;;ソ;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| .ソハ;;{"゙5ミ、 -z,,,_ `}/|;;;;;;;;};|;;;;;;;;;;;;;;;|;;;} /"};;;|`. {u'} " .roミ、.ノ;;;;;;/l;l;;;;;;;;;;;;;;;|、{ 「=''ヘ `"} 弋'ソ"};;/ソ;/__;;;;;;;;;/ `' .| `|.彡 / 彡ソ /"/;/"/l;;;/ |. |. 丶 "/". .")丿}"` .|. ハ 、__ ,ハ ゝ‐'/ |. | ヽ 、. ノ /. . |""ヽ |. |. ` 、 , ‐". . ,. . . }リ `, ,| ,. -‐ ' " `' -‐ ". . . . . . /. . . . . }l. ヘ ,、-" }. . . . . . . . . . /. . . / | 、_ \ ,、-'"ノ. . . . . . . . / ノ .| '、;\ l"; ;|` 、_ ,、-'" /. . . . . . / / .| .|;;;;;;`、 /" ; ; ;| .ζ /. . . . . ,____,/ | .|;;;;;;;;;;;`'=-、_ √ ; ; ; ; ; ;| ゙ハ {. `‐" / | .| ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /"゙ ; ; ; ; ; ; ; ; | | ;ヘ、 | ,/ __ /、 | ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; / ; ; ; ; ; ; ; ; ;i ; ;| .| ; ; |;| |ヽ } /,、-'" \ ./;/\ | ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /`-" ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;| ; |_ .| ; ; |;;| |. }.|. . //∥ /' "/ ; ; ; ;\ / ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; / ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ,、-‐'" ̄`'‐- 、|;;;| | .l.|/" .∥ 、-"/;/ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; / ; ; ; .,、-" ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/ -.、 .丿|;;| | '/o ∥ ,、" ,、-"/ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/ ; ; ; ; ; ___ ; ;,、-"=/ 、,_ ゙.〉 ; |;;| ;| ,、-"、-",、-" ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; / ; / ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; / /;;/". 、 .`〉 ; ; ヽヘ、",、-",、-" ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; / ; / ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;/l .|;;;{". . `'〈, ; ; ; ; ; ヽ;;,、-" ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; | ; / ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;{;;{ |;;;;|. . . . . ,,、, / ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;| ;| ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; |;;| |;;;;|. . . ./`--―,'l"゙ .|、_/ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; | l ; i ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;ヽヽ ヽ;ヘ. /彡"|" ̄| .|_ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ` ; ;| ; ; ; ; ; ; ; ; _--―  ̄ ̄ ̄ 二ヽ / ̄) /二-- ‐―  ̄ ̄  ̄ `\ヾζn ̄) / / ζ3ソ )ヽ// (__ ,フ \\ j丿 ヽヽ ヽ ヽ _ -----、- _ / ̄ /;;;;;;;{;;;ヘ;;;;;;;;;ヽ;;;;;;、`,,、 /、 /;;;;;;;;;;;;;、k{ \、;;;;ハト、;} ヽ;`、z、 \ /;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;{` ,二"ン、リソ フ_"l;;;;;;ハ、 ` ;;;;;;;;;;;_;|;;;;;;;;;;{. "c*リ'ヽ βi`};;、ノ ` イヘ/"__`リ、;;;ヽ `=' ゚‐' ノソヽ、 " } Z ヽト` ≡ { 彡イ "; ̄/\_ノ、 ` u 、 ノ \/l;;;;/リノ. . . . \ `― ./ -= ̄ ̄ ̄二丶、 _ / ヽ"@》》》§¢c=/ ̄‐、_ \,-‐=>= ̄ ̄〈三]ヘ 丶、 /. 彡" ヽヽ ヘヘ二\ ` 、_ `r`"' ̄ ̄`、\丶ム └、 / ヽヘヽ } / / \ミ ζ { | // \"V" | ソ"/ /_ \ 〉-、 / \ ∥ \ \_ ∥二‐ヽ └、\ ∥ 彡|ヽ ) } ∥=― '/ / 、 | _---― 、、 ,-、 ,、 ,.xr ....、 ≠二――``‐-`ミζ3) , ‐-l^冫======ミ____,.====ミ ヾx-、 // ァソ ノ) /´__,フy~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.ヾ、( ミヽ. "ア ヽヽ }‐/7ソ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾi liヽヽ _ ____ " ムゝ.イ"rヒ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,.、 -、-、‐- .;;;;;;;;;;;;;ll|| l) ハ /;;;;|;ヘ;;;\;;ヽ 、_ /.'^(/, 、;;;;;;;;;;;;;;;/ |丶 |\lン `ヾ;;;;;《ハ)ヽ ヽ /;;;;;;;;;;ス、_>リノ、yヘ弋 ∥llハ\;;;;;;;, 人 ハ |彡__\ヽ ヾヽリ| l| |リk;;;;=、;;;;;;{.'て)` ,ケ'|;ソ`" ^ソ ヽ ヾ l トミミ、ヽ´' ヒア Vハゝノ ノ ノ ノ."`{ -ハミ` = 、彡|ヘ | 从r弋)` 〃〃 /ir' '`レソ  ̄人._フ、` u 、_ ' ノ ノ リヽゝ〃 ' ノ 「 ̄¨ `イ--┴-\ / ゙ゝ、 ` /レ彡/ス二¨^ヽ、ヾ≧≠==`l、"、, __7 ヾ/ 彡゙/.| メ ̄`ヽ 彡"ヘヽ ̄`ミト `、‐-、 rvlニ"《_ 〉rヘ / ・/ / ヽ ン‐-ミ、ミ‐- ζ / l / /|〈 ハ \ソ / ―、 〉 / , ヽ、 ξ | l / | | ヽ , 〈∠二__ 丿 | / // `、^~ ノ ハ| r ! L_,ノヘ f / 〉∥/ ヽ 人丶l| フ-^ー'Y ,、ノノ/ノ / ∥\ ヽ-、 ヽ 、i (_ !リ _ソイ _,..-―-、 アl `∥‐=`, `ス、 / ` >{ `i^-'||=.レ'z \ー‐、 ノll ∥" ̄∥`、 } ー‐1 || r" 〈 | ∥ ∥, 〉、 r', -‐ 、 f´ ,.-――Yt,. Y´ 、ヽ ∠ll r,〈 ‐∥´/ `i-v""ン{.―'、ノ、 /二二X´ ヽ ヽ  ̄ ´ |リ ヽ|f'' 《 ||...〈/ `x `、 j// r"ヽ、 ヽ ヽ 冫 ノゝ 彡 ヽl || ||....ヽ/メ / イ∧ i 、 / / r-┴ヽ ヽ x V__/、 / 《 ヽ || ||......}〉'ひ" 'てノ「リ };;} 〈 レ--"f__彡 ヽ ^゙´_,... | ヽ oヽ ヾ 丶 | ヘ....`、" lコ " リ∠,ノ r"/, f_, Z i l ヽ oヽ ヾ ヽ | ト......|mnr、r-"__ノフ {_l / ,ィ ィ___/ハ ヽ i 〉 丶 ヽ ヽ i | | | /|ヽ ア ) /ヽ二___ l / ハ | \ .ヽ....ヽ ヾ /, / , / / ノ'´ / ハ / l ヽ ヽ ヽ 、ヽ /.イ | / / /l l / / y | メ | | ヽ | ヽム ー " ´ { l | / /l / |ハ /// ' V ハ | | ヽ l ヾ\ | | | | / |/ .{ ヽ { '´ _」-| .|| | l | k ハ` 、 |ハ | k |`メ=、_`. ヽ| ≠シ"'´_ `N . |.レ ソ l | | | リヽ ノ|ハ ト ミ、{ _ ` 、 ` ≠"゙cミヽ、`}/ イ l }リ-、ノル } ,ノ´ | 从ヽK|`=‐-`ミ. 弋_'ソ " {/{ l 从/' }ア ' | ノ ヽl }` ´ Yレ∥アヽ ノ/ 、 `}ハ .彡 ノ 彡リ |/(_ 〉 /" 、 人ハ ヽ ' ト、__/l .、 `、 ./ ヾリ N / ` ヽ ー- ― ' / ヽ|リ` / \ ,/ N.)刀 .' \ ,.....' ,-―" /、 nn .` -=〃'´〃 , --―' ノ, \ V 、-‐' "´ |彡" /"ヾ , '´ , '二ム、 .} | || }" ///l || , ' , イ< `、_ ,-―|;ヽヾ ノ //" ヽヾ /, ヘヽ ゚ \\ ` .、 / /"|;;;|ヘヽ 「 /// `彡"イ \\ >`´ ̄ ̄`` 、 / / ./;;;| | V__//"シ// ` 、ミメ´ \ / / └-| 「´ ―‐ ン" / .//" 、 | | |_ _|_ -‐ ´ / .// / ヽ | l ―  ̄ ̄ K"´ | .// ヽ r~"~ `ヾ、 `~ w v u、_ソ" ノ ζ ,yソw v m_、 `ミ 、|`、 / | _,r‐、 ィ=彡' // , "トr、 | `― ' .| ( ' ζ/ // // ノリl "`、 | ./, ,-ゝ_ ('ソ, ,// /./ /ンノリ }z { l ̄ ̄ | | /" | |ハメ`ヘ、'" ,ノ'" ハ /ノ "、 | | |  ̄ } | | | l "`'''ソ/ノ} } "、 、_,, | | ノ"{ | { =‐ミ __/'" } } ヽ | | lゞト彡, /  ̄"`'/ソ ノ 〉 `-=、_ λ | ヽ| " l .彡ン// // | || | .| ――, ",//|/ | } | | __. ヽ 丿 "// | ' | |, ,/" ミ、. ヽζ\ mn、イメ {;;;; | ノ、 ノ|, '" /ン ζ~ ヽ―‐ζ | |;;;;; | / "y \ / / ε `~γ" .|;;|;;;;;;;;;;;;;| 丿 ζ \ ,- " / ζ /;;;;|;;;;;;;;;;;;;| /ヘλ" / { , | | ~5 /`|;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;| /,-―" | | | | ru`mμz ,μ"~ ̄ .|;;;;;;;;;;;`__;; /l | | | | ζ" ヘ ~ | |;;;ヽ;;;∥;;;;;;;;-// | | | | λ k | |;;;;;;;∥--;; / ヽ || ~t、//〃ソ l `;;;;;;;;;;; / ――`| ~"^ ゙ _ / " `Y^┐ } _ __., `= ' ´ `´ ´..、 ./〇。 } 。○ヽ / /゚ リ ;;;;;;;ム `.フ;;;;;;;;イ;/.};;ノリ\;;;;;;;;;;;;;ヘ, {;;;;;;;{-=ノ " ' `-、;;;;;;;;トム .};;;;;ト. _ _リl;;;;;;} ル|  ̄ .  ̄ .レN 、彡 -‐z 彡ノ" .,>―,( `∩" , へンl_\W' 、, ' 、 r ' ´ `".|二l .l二|,_.) `- '^ ' .|____| ト‐┴┴‐.イ `T― n―T´ {_.} {_.} | | | | 〉_k .〉_.{ (二ソ .(二'')  ̄  ̄ 、__ >;;;;;;;`´ ̄ヽ、_ /;;;‐=;;;;;;;;;;;o〇ヽ -=二〇o};;;;;i;}ヽ、;ト;;;;;;;;;;;l /;;;;;/ノ∠リ ,」-ム;;;;;;;;\_ };;;;;;{"´__ ,--、};};;;;;ム" /ヘ;、;ト´ l'j {リ リ|´) '"、ム " ' " ノ´――‐、 `、 ‐' ./|\ n n.\ / ̄| ̄、 」―‐`l V / { レ´ X ζっス | X ` `" ヽ ) ヽ
https://w.atwiki.jp/archimedes/pages/11.html
コメントプラグイン @wikiのwikiモードでは #comment() と入力することでコメントフォームを簡単に作成することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_60_ja.html たとえば、#comment() と入力すると以下のように表示されます。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/zairin/pages/45.html
名 前:イスペイル様 (Master Ispeille) 通 称:イスペイル様(いすぺいる) 仇 名:(いすぺいるちゃん)(ルイス) 年 齢:不明(中身の外見年齢は10歳程度の少女・黒髪ロング) 登場作品:スーパーロボット大戦K 趣 味:実験・研究・発明 好きな物:実験・研究・発明 搭乗機体:エンダーク イスペイル様の研究・発明品まとめ 備 考 スーツ着用時 このスレの良心1。みんなのおかん。 様付けはデフォ 部下(友達)想いのいい人であり、現在は同居人多数を養うため「メイド喫茶いんでぃくす☆」を経営中。 仮面の中身は謎(一応) 研究や実験が大好き。 最近(10スレ以降)ルージに本を貸したりと仲がよく、ザイリンの怒りを買っている… スーツ非着用時 ルイスを参照。
https://w.atwiki.jp/aoe3de/pages/80.html
スペインの文明特徴であるカード搬送回転率の良さを活かして一気の3入りを目指し、TCを割ること一本に集中した勝つか負けるか一発勝負の単純なオーダー。 ※※こんな人におすすめ※※ 何か一つ、とにかく勝てる戦術を身につけておきたい人。 ※※長所※※ 操作量の負担が極めて少ない。 資源配置、財宝配置、マップ(交易)の影響を受けない安定したオーダー精度を実現。 殆どの試合が10分以内に終わるのでランクマッチ回しが高速。 ※※短所※※ こちらの戦術を受け切られた場合は負けてしまう。 後述する理由により、フランス、オスマンには相性が悪い ※※オーダー手順※※ 1の時代 資源箱を回収したら農民生産を連打し、全員で肉を採る。以後、生産農民も2入り直後の1人目を除いて肉を採る。 ↓ 人口枠が詰まらないうちに家を一軒建てる ↓ 3入りまでに必要な資源として、肉以外では金を100自力で用意する必要があるため財宝探索は金を優先して行う。(価値としては金>>肉>経験値) カード一枚目 農民3 カード搬送農民3を合わせて人口が15になった時点で農民生産予約を止め、肉800が貯まった時点で前哨金200進化 進化中にやること 金100が確保できていない場合は農民2~3人で金を100採っておく 農民生産キューを2人入れておく(人口を17にしておく) 探索者及びワンちゃんで敵TC手前に建てる前哨の位置を探っておく 2の時代 カード2枚目 金700→このカード搬送開始時間が3入り時間に直結するため2の時代に入ったら最優先で行うこと。 ↓ 敵TC手前目一杯、建築禁止の警告が消えるぎりぎりのラインを狙って進化ボーナスでもらった前哨を建てる。金200も回収しておく。 ↓ 進化中にキューに入れておいた農民1人目を前哨に向かわせ、探索者とワンちゃんも前哨前で待機させる ↓ TCに出てきた搬送金700を大きい箱を農民5、小さい箱を農民1人ずつ(計7人)で回収し槍8進化 カード3枚目 木700 3入り進化中に行うこと ここ3入り中に行う準備がこの戦術の一番大事な部分かつ操作の的確性が要求される。 資源収集バランスを金5、残りを肉に調整 探索者からワンちゃんを上限一杯(5体)まで生産 カード木材で前哨直下に戦士小屋(2の時代に派遣した農民で)、残りでTC回りに家を建築 カード木材到着後カード搬送地点を前哨に設定する。非常に忘れやすい。 戦士小屋ができ次第ゲーム終了までマスケ生産 3入り後 カード4枚目 ファルコ2 この時点で資源収集バランスは金5木0残り肉、軍は探索者、犬5、マスケ10前後、槍8になっているはず。ファルコ到着と同時に相手TCに直行し一瞬で爆破してやろう。農民生産については好みだが筆者は切っている。 カード5枚目 槍12 勝ちを確信している場合はハサー5で残農民狩り ※※このオーダーを成功させるコツ※※ 相手は概ねファルコを割ろうと無理に動いてくる。戦場を冷静に俯瞰してファルコに近づいてくるユニットをワンちゃんで追っ払ってやろう。ワンちゃんはTC割りには参加できないため敵ユニットに真っ先に噛みつく素晴らしい特性を持っている。 探索者は最速で軍事ユニット=犬を生産できる重要な役割を担っているので倒されないよう戦場の少し後ろに陣取り、犬が倒され次第随時生産キューを入れるようにしておく。 オスマンには軍事ユニットを揃えられるスピードで分が悪く、フランスはクルールが壁及びファルコ割りとして力を発揮するためこれら文明を相手にする場合は他の戦術も検討。 文責:kouteiseros
https://w.atwiki.jp/childrights/pages/221.html
総括所見:スペイン(OPSC・2007年) 第1回(1994年)/第2回(2002年)/第3回・第4回(2010年)OPAC(2007年) CRC総括所見日本語訳(国別)/CRC総括所見日本語訳(会期順) CRC/C/OPSC/ESP/CO/1(2007年10月17日) 原文:英語(平野裕二仮訳) 原文は国連人権高等弁務官事務所のサイト(国別情報のページまたはCRC会期一覧ページ)を参照。 1.委員会は、2007年10月1日に開かれた第1277回会合(CRC/C/SR.1277参照)においてスペインの第1回報告書(CRC/C/OPSC/ESP/1)を検討し、2007年10月5日に開かれた第1284回会合において以下の総括所見を採択した。 序 2.委員会は、締約国の第1回報告書の提出を歓迎するものの、提出の遅れについては遺憾に思う。委員会は、ハイレベルなかつ多部門型の代表団との間に持たれた建設的対話を評価するものである。 3.委員会は、締約国に対し、この総括所見は、締約国の第2回定期報告書に関して2002年6月4日に採択された以前の総括所見(CRC/C/15/Add.185)および武力紛争への子どもの関与に関する選択議定書に基づく第1回報告書に関して2007年10月5日に採択された総括所見(CRC/C/OPAC/ESP/CO/1)とあわせて読まれるべきであることを想起するよう求める。 I.一般的指針 A.積極的側面 4.委員会は、以下のことに評価の意とともに留意する。 (a) 国際人権条約が国内法の一部となり、かつ国内裁判所によって執行可能であること。 (b) 児童ポルノの禁止に関する禁止を含む刑法改正が2004年に行なわれたこと。 (c) 子どもの商業的性的搾取に反対する国家行動計画(2001~2005年)が採択され、かつ、第2次国家行動計画(2006~2009年)の採択によって第1次計画を延長する決定が行なわれたこと。 5.委員会はさらに、締約国が、選択議定書に関連する国際文書(以下のものを含む)に加入し、またはこれを批准したことを称賛する。 (d)〔ママ〕 最悪の形態の児童労働に関するILO条約(1999年、第182号)(2001年4月2日)。 (e)〔ママ〕 国際的な組織犯罪の防止に関する国連条約を補足する、人(とくに女性および子ども)の取引を防止し、抑止しおよび処罰するための議定書(2002年3月1日)。 (f)〔ママ〕 武力紛争への子どもの関与に関する子どもの権利条約の選択議定書(2002年3月8日)。 B.子どもの権利条約の一般原則(第2条、第3条、第6条および第12条) 6.委員会は、子どもの売買、児童買春および児童ポルノに関する子どもの権利条約の選択議定書に基づいて締約国がとった措置の立案および実施において、子どもの権利条約の一般原則が十分に考慮されていないことを懸念する。委員会は、保護者のいない外国籍の子どもであって人身取引の被害を受けた者に対する差別の禁止が正当に考慮されていないことを、とりわけ懸念するものである。 7.委員会は、子どもの権利条約の一般原則、とくに差別の禁止に対する子どもの権利が、子どもの売買、児童買春および児童ポルノに関する選択議定書の規定を実施するために締約国がとるすべての措置(司法上または行政上の手続を含む)に包摂されるべきことを勧告する。 II.データ 8.委員会は、締約国が、選択議定書で対象とされた人権侵害を記録するための中央データベースを設置しようとしていることに留意する。しかしながら委員会は、子どもの売買および取引、児童買春ならびに児童ポルノの蔓延状況に関する、年齢、性別、マイノリティ集団および出身の別に細分化されたデータが現時点で存在しないことを懸念するものである。 9.委員会は、締約国が、人権侵害を登録するための中央データベースを設置するとともに、選択議定書が対象とする分野に関連する、年齢、性別、マイノリティ集団および出身の別に細分化されたデータが体系的に収集されかつ分析されることを確保するよう、勧告する。このようなデータは政策の実施状況を数値によって評価するために必要不可欠な手段だからである。 III.実施に関する一般的措置 選択議定書の実施の調整および評価 10.委員会は、国および自治州の当局ならびにNGOの双方から構成される、政策調整のための部門横断型「子どもの権利監視機関」が設置されたことを歓迎する。しかしながら委員会は、中央行政機関と自治州との間の協力が依然として不十分であることに留意するものである。 11.委員会は、締約国に対し、「子どもの権利監視機関」の活動を継続しかつ強化するとともに、すべての自治州が選択議定書を全面的に遵守することを確保するため、中央行政機関と自治州との協力を向上させるよう、奨励する。 国家的行動計画 12.委員会は、〔子どもの〕商業的性的搾取に反対する第1次国家行動計画が策定されかつその評価が実施されたこと、および、第2次国家行動計画(2006~2009年)が採択されたことを歓迎する。しかしながら委員会は、当該計画が選択議定書のすべての分野を網羅しておらず、実施のための十分な資源を欠いており、かつ、自治州の地方当局ならびに子どもとともにおよび子どものために働く専門家のような関係者の間で十分に普及されていないことを、懸念するものである。 13.委員会は、締約国が、選択議定書のすべての分野に対応し、十分な資源を確保し、かつ、計画の活動およびその評価に市民社会および子どもたちが高度に参加することを確保することにより、子どもの商業的性的搾取に反対する第2次国家行動計画の実施を強化するよう、勧告する。委員会はさらに、締約国が、関係者、とくに自治州の地方当局ならびに子どもとともにおよび子どものために働く専門家の間で計画を普及するための努力を改善しかつ拡大するよう、勧告するものである。 普及および研修 14.委員会は、締約国が、選択議定書の規定に関わる研修活動および意識啓発活動をNGOと連携しながら行なってきたことに評価の意とともに留意するものの、子どもの商業的性的搾取の発生件数の増加により、防止を目的としたさらなる意識啓発および専門家の十分な研修の必要性が明らかとなっていることを懸念する。 15.委員会は、締約国が、選択議定書が対象とする虐待の被害を受けた子どもとともに働くすべての専門家集団を対象として、選択議定書の規定に関する、体系的なかつジェンダーに配慮した教育および研修を継続しかつ強化するよう、勧告する。 16.委員会はさらに、締約国が以下の措置をとるよう勧告するものである。 (a) とくに学校カリキュラムおよび長期的な意識啓発キャンペーンを通じて、選択議定書の規定を、とりわけ子ども、その親およびコミュニティに対して広く周知すること。 (b) 選択議定書第9条2項にしたがい、あらゆる適当な手段による広報、教育および研修を通じて、防止措置および選択議定書に掲げられた犯罪の有害な影響に関する公衆一般(子どもを含む)の意識を促進すること。そのための手段には、このような広報、教育および研修のためのプログラムへの、コミュニティならびにとくに子どもおよび被害を受けた子どもの参加を奨励することも含まれる。 (c) NGO、市民社会組織およびメディアとの協力を継続し、選択議定書に関わる問題に関してこれらの組織が行なっている意識啓発活動および研修活動を支援すること。 資源配分 17.委員会は、子どもの商業的性的搾取に反対する国家行動計画の実施、ならびに、被害者のための法的援助ならびに身体的および心理的回復の措置に対して配分されている資源が不十分であることを、懸念する。 18.委員会は、締約国に対し、選択議定書の規定に関するプログラムの実施、とくに子どもの商業的性的搾取に反対する国家行動計画のための人的資源および財源を使途指定の形で提供する等の手段により、調整、防止、促進、保護、ケア、選択議定書で対象とされている行為の捜査および抑止に対して十分な予算配分を行なうための努力を強化するよう、奨励する。さらに委員会は、締約国が、法的援助ならびに被害者の身体的および心理的回復のための十分な資源を、関連の公的機関に対してならびにNGOおよび市民社会組織を通じて配分するよう、勧告するものである。 IV.子どもの売買、児童買春および児童ポルノの防止(第9条1項および2項) 選択議定書に掲げられた犯罪を防止するためにとられた措置 19.委員会は、インタネット上の児童ポルノを通報するための措置の導入のような防止活動のための取り組みを歓迎するものの、買春およびポルノを含む子どもの性的搾取の根本的原因、性質および規模に関する資料および調査研究が不足していることを遺憾に思う。 20.委員会は、締約国が、ユニセフ、ILO/IPEC〔国際労働機関/児童労働撤廃国際計画〕、NGOおよび市民社会組織と連携して実行される防止措置のために、使途が指定された予算資源を配分するよう勧告する。さらに委員会は、締約国に対し、根本的原因、問題の規模および防止措置を明らかにする目的で、子どもの商業的性的搾取の性質および規模に関する追加的な資料の集積およびいっそうジェンダーに配慮した調査研究を行なうよう、奨励するものである。 21.委員会は、旅行および観光における性的搾取からの子どもの保護に関して世界観光機関が作成した行動規範を公的に承認したことを含め、セックスツーリズムを防止するために締約国が行なっている相当の取り組みを歓迎する。しかしながら委員会は、観光業界および一般公衆の間でこの問題に関する意識をいっそう高める必要があることに留意するものである。 22.委員会は、締約国が、とくに政府観光局に対してこの目的のための追加的資金を使途指定の形で提供することにより、セックスツーリズムを防止するためのさらなる措置をとるよう、勧告する。締約国はまた、観光業界の従業員の間で前掲行動規範を普及することおよび観光客をとくに対象とした意識啓発キャンペーンを行なうことにより責任ある観光を促進する目的で、関連の公的機関を通じ、観光業界、NGOおよび市民社会組織との協力も強化するべきである。 23.委員会は、性的同意年齢が相対的に低い(13歳)ことにより、子どもが性的搾取をいっそう受けやすくなるおそれがあることを懸念する。 24.委員会は、締約国が、選択議定書で対象とされている犯罪からの保護を強化するために性的同意年齢の引き上げを検討するよう、勧告する。 V.子どもの売買、児童買春および児童ポルノならびに関連する事項の禁止(第3条、第4条2項および3項、第5条、第6条ならびに第7条) 現行刑事法令 25.委員会は、児童ポルノの禁止(そのような資料の所持を含む)に関する禁止を含んだ刑法改正が2004年に行なわれたことを歓迎する。委員会は、議定書第3条の一部の規定が、とくに子どもの取引および売買ならびに児童ポルノの定義との関連で、まだ刑法に包括的に編入されていないことを遺憾に思うものである。委員会は、代表団から提供された、包括的な法改正のための法案が議会による承認待ちである旨の情報に留意する。 26.委員会は、締約国が、法改正のための法案を速やかに成立させるとともに、刑法を、選択議定書第2条および第3条(報酬および不適切な形で引き出された同意に関する規定(第2条(a)および第3条1項(a)(ii))を含む)に全面的に一致させるよう、勧告する。さらに委員会は、締約国が、国際的な組織犯罪の防止に関する国連条約を補足する、人(とくに女性および子ども)の取引を防止し、抑止しおよび処罰するための議定書にしたがい、人身取引を十分な形で定義しかつ犯罪化するために必要な措置をとるよう、勧告するものである。最後に委員会は、締約国が、欧州評議会・人身取引と闘う行動に関する条約(2005年)およびサイバー犯罪に関する条約(2001年)への加入を検討するよう、勧告する。 訴追 27.委員会は、締約国における児童ポルノ犯罪の事件を捜査し、かつ当該犯罪を行なった者を訴追するために行なわれている努力には留意するものの、児童買春および子どもの売買の捜査に充てられる資源が不十分であることを懸念する。 28.委員会は、スペインにおける児童ポルノの発生件数の多さにかんがみ、締約国が、このような犯罪の捜査および訴追のための努力をさらに進めるとともに、児童買春および子どもの売買の犯罪の摘発および捜査に対していっそうの資源を配分するよう、勧告する。 裁判権 29.委員会は、選択議定書で対象とされている犯罪は域外裁判権および普遍的正義の原則に服し、かつ、とくに、加害者がスペイン人もしくはスペイン在留者であるかまたは当該行為が行為地国で犯罪とされているかは訴追の条件とされない旨、締約国がはっきり宣言したことを歓迎する。しかしながら委員会は、締約国が裁判権を設定した事件についての情報がないことを遺憾に思うものである。 30.委員会は、締約国が、選択議定書第4条にしたがって犯罪についての裁判権を効果的に設定するため、あらゆる必要な実務上の措置をとるよう勧告する。 犯罪人引渡し 31.委員会は、犯罪人引渡しについて、行為が双方の国で犯罪とされていることが要件となっていることを遺憾に思う。 32.委員会は、締約国が、犯罪人引渡しおよび(または)国外で行なわれた犯罪の訴追について国内法で双方可罰性が要件とされないことを確保するよう、勧告する。 VI.被害を受けた子どもの権利の保護(第8条ならびに第9条3項および4項) 選択議定書で禁じられた犯罪の被害を受けた子どもの権利および利益を保護するためにとられた措置 33.委員会は、選択議定書上の犯罪が摘発されず、かつ被害者が特定されないままになっていることを懸念する。委員会はさらに、被害を受けた子どもの社会的再統合ならびに身体的および心理社会的回復のための分野横断的措置が不十分であることを、遺憾に思うものである。 34.委員会は、締約国が以下の措置をとるよう勧告する。 (a) 選択議定書第8条にしたがい、選択議定書上のいずれかの犯罪の被害を受けた子どもおよび当該犯罪の証人が、刑事司法手続のすべての段階で保護されることを確保するためにあらゆる必要な措置をとること。 (b) 被害を受けた子どもの法的代理を向上させるため、権限のある公的機関に対して十分な財源および人的資源を配分すること。 (c) 子どもがアクセスしやすい無償の電話ヘルプラインに対して支援を提供すること。 (d) 選択議定書第9条4項にしたがい、選択議定書に掲げられた犯罪の被害を受けたすべての子どもが、法的に責任のある者に対して差別なく被害賠償を求める十分な手続にアクセスできることを保障すること。 (e) とくに被害者である子どもに対して分野横断的援助を提供することにより、選択議定書第9条3項にしたがって社会的再統合ならびに身体的および心理社会的回復のための措置を強化する目的で、使途指定をともなう資源の配分が行なわれることを確保すること。 (f) 性的搾取の被害を受けた若年者について、疑いがあるときは成人ではなく子どもと推定すること。 (g) 子どもの最善の利益が、第一次的に考慮され、かつ子どもを送還する決定が行なわれる場合にも考慮されることを確保すること。 35.委員会は、司法手続において子どもの証人の権利を保護するために締約国が行なっている努力を歓迎する。 36.委員会は、締約国に対し、子どもの犯罪被害者および証人が関わる事案における司法についての指針(経済社会理事会決議2005/20)を指針とするとともに、とくに以下の措置をとるよう促す。 (g)〔ママ〕 被害者である子どもの個人的利益に影響がある手続において、当該子どもの意見、ニーズおよび関心事が提示されかつ考慮されることを可能にすること。 (h)〔ママ〕 裁判手続中の困難から子どもを保護するため、とくに、子ども向けに設計された特別事情聴取室および子どもに配慮した事情聴取法を用いることならびに事情聴取、陳述および聴聞の回数を減らすことによって、子どもに配慮した手続を適用すること。 37.最後に委員会は、締約国に対し、2002年の総括所見で委員会が行なった勧告(CRC/C/15/Add.185、パラ46)、出身国外にあって保護者のいない子どもおよび養育者から分離された子どもの取扱いに関する委員会の一般的意見6号(2005年)、とくにパラ50~53、および、女性差別撤廃委員会が2004年に行なった勧告(A/59/38、パラ337)を考慮するよう、促す。 VII.国際的な援助および協力 国際的援助 38.委員会は、選択議定書の実施に関わって多くの国で行なわれている国際協力プロジェクトへの締約国の支援を歓迎するとともに、締約国に対し、この点に関する努力をさらに進めるよう、促す。 法執行 39.委員会は、選択議定書第3条1項に定められた犯罪に関する刑事手続のあらゆる段階で、すなわち摘発、捜査、訴追、処罰および犯罪人引渡しの手続において締約国が行なっている援助および協力について、不十分な情報しか提供されていないことに留意する。 40.委員会は、締約国に対し、この点に関するいっそう詳しい情報を次回の報告書で提供するよう、奨励する。 VIII.フォローアップおよび普及 フォローアップ 41.委員会は、締約国が、とくにこれらの勧告を関連の政府省庁、議会ならびに自治州の県当局および地方当局に送付して適切な検討およびさらなる行動を求めることにより、これらの勧告が全面的に実施されることを確保するためにあらゆる適切な措置をとるよう勧告する。 普及 42.委員会は、条約〔ママ〕、その実施および監視に関する議論および意識を喚起する目的で、締約国が提出した報告書および文書回答ならびに採択された関連の勧告(総括所見)を、インターネット等を通じ(ただしこれに限るものではない)、公衆一般、市民社会組織、メディア、若者グループおよび専門家グループが広く入手できるようにすることを勧告する。さらに委員会は、締約国が、とくに学校カリキュラムおよび人権教育を通じて、選択議定書を子どもおよびその親に対して広く周知するよう勧告するものである。 IX.次回報告書 43.第12条2項にしたがい、委員会は、締約国に対し、選択議定書の実施に関するさらなる情報を、子どもの権利条約条約第44条にしたがって提出される、条約に基づく次回の定期報告書に記載するよう要請する。 更新履歴:ページ作成(2012年11月26日)。