約 2,109,888 件
https://w.atwiki.jp/srwz2nd2/
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 まとめwiki ↑このマークは外部リンクへのマークです、怪しいURLはクリックしないように心がけましょう。 荒らし対策として同ページの編集が同じIPで20回以上になると規制がかかります。編集する方はプレビューで確認しつつ編集するようにしてください。 このサイトは第2次スーパーロボット大戦Zのまとめwikiです。[第2次スパロボZ]編集法をご存じの方は情報の補完にご協力下さい。 編集法が分からないという方は各自サイトをご覧下さい。 項目の乱立や荒らしなどはご遠慮願います。 各項目は公式から発表があり次第随時追加していきます。 PV第1弾はコチラ PV第2弾はコチラ 前作の第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇まとめwikiはコチラ 携帯電話の方はコチラ 公式サイト 当サイトの内容の他サイトへの無断転載はおやめください。 商品情報 タイトル 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 発売 バンダイナムコゲームス ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売日 2012年4月5日発売 定価 7,330円(税込)
https://w.atwiki.jp/k2727324602/pages/1055.html
<no image...> 「人々よ!我らを恐れ、求めるがいい。我らの名は、黒の騎士団! 我々黒の騎士団は、武器を持たない全ての者の味方である。 イレブンだろうと、ブリタニア人であろうと。 日本解放戦線は、卑劣にもブリタニアの民間人を人質にとり、無惨に殺害した。無意味な行為だ。故に、我々が制裁を下した。 クロヴィス前総督も同じだ。武器を持たぬイレブンの虐殺を命じた。このような残虐行為を見過ごすわけにはいかない。故に制裁を加えたのだ。 私は戦いを否定しない。しかし、強い者が弱い者を一方的に殺すことは、断じて許さない!撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ!! 我々は、力ある者が力なき者を襲う時、再び現れるだろう。たとえその敵が、どれだけ大きな力を持っているとしても。 力ある者よ、我を恐れよ!力なき者よ、我を求めよ!世界は、我々黒の騎士団が、裁く!!」 (ゼロ/TVアニメ・第8話) <リンク集> 位置づけとしては「教科書・参考書」。 コードギアス 反逆のルルーシュ 公式サイト:http //www.geass.jp/first/index.html Wikipediaコードギアス 反逆のルルーシュ コードギアスシリーズの登場人物 コードギアスシリーズの機動兵器一覧 <作品概要> <◆基本情報> 本ページの対象作品コードギアス 反逆のルルーシュ(TVアニメ第1期) <◆主要人物> TVアニメ第1期 ルルーシュとその周辺人物ルルーシュ一家ルルーシュ・ランペルージ / ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア / 魔神ゼロ(声:福山潤 / 大原さやか[少年]):主人公。 C.C.[シーツー](声:ゆかな) ナナリー・ランペルージ / ナナリー・ヴィ・ブリタニア(声:名塚佳織):(恐らく)ヒロイン。 篠崎咲世子(声:新井里美) アッシュフォード学園生徒会枢木スザク(声:櫻井孝宏 / 渡辺明乃[少年]):裏主人公。ルルーシュの幼いころの親友。学園転入後、生徒会に入会。 ミレイ・アッシュフォード(声:大原さやか):生徒会会長。 シャーリー・フェネット(声:折笠富美子):生徒会所属・水泳部兼部。秘かにルルに想いを寄せるが… リヴァル・カルデモンド(声:杉山紀彰) ニーナ・アインシュタイン(声:千葉紗子) アーサー(声:-):生徒会に出入りする黒猫。 黒の騎士団旧扇グループ紅月カレン / カレン・シュタットフェルト(声:小清水亜美) 扇要(声:真殿光昭):リーダー。 玉城真一郎(声:田中一成) 南佳高(声:加瀬康之) 杉山賢人(声:杉山紀彰) 井上直美(声:井上喜久子、小清水亜美) 吉田透(声:蓮池龍三) 藤堂一派藤堂鏡志朗(声:高田裕司):通称「奇跡の藤堂」 千葉凪沙(声:千葉紗子):藤堂の部下・「四聖剣」の1人。 朝比奈省悟(声:私市淳):同上。 仙波崚河(声:島香裕):同上。 卜部巧雪(声:二又一成):同上。 日本人以外の参加者ディートハルト・リート(声:中田譲治):情報渉外全般担当。 ラクシャータ・チャウラー(声:倉田雅世):技術担当。 キョウト六家皇神楽耶(声:かないみか):当主。 桐原泰三(声:辻親八):桐原産業創設者。ルルーシュの過去を知る。 神聖ブリタニア帝国皇族シャルル・ジ・ブリタニア(声:若本規夫):神聖ブリタニア帝国第98代皇帝。 シュナイゼル・エル・ブリタニア(声:井上倫宏):第2皇子。 コーネリア・リ・ブリタニア(声:皆川純子):第2皇女。 ユーフェミア・リ・ブリタニア(声:南央美):第3皇女。 クロヴィス・ラ・ブリタニア(声:飛田展男):第3皇子。 オデュッセウス・ウ・ブリタニア(声:山野井仁):第1皇子。 エリア11のブリタニア軍人/役人ジェレミア・ゴットバルト(声:成田剣):辺境伯。ある事件から通称「オレンジ」との蔑称を受ける。 ヴィレッタ・ヌゥ / 千草(声:渡辺明乃): キューエル・ソレイシィ(声:加瀬康之): アンドレアス・ダールトン(声:梁田清之):コーネリアの忠臣1。 ギルバート・G・P・ギルフォード(声:幸野善之):コーネリアの忠臣2。 バトレー・アスプリウス(声:宝亀克寿):禿頭の将軍。後にシュナイゼルの配下となる。 ジョセフ・フェネット(声:成田剣):シャーリーの父。 「特派」(特別派遣嚮導技術部)ロイド・アスプルンド(声:白鳥哲) セシル・クルーミー(声:井上喜久子) その他旧日本軍草壁徐水(声:天田益男):7話、元中佐。日本解放戦線メンバー。 片瀬帯刀(声:小山武宏):10話、元少将。日本解放戦線リーダー。 澤崎敦(声:稲葉実):20話、元官房長官。 中華連邦曹[ツァオ](声:田口昂):20話。澤崎を担いでフクオカ基地を攻撃。 ギアス関係者マオ(声:草尾毅) V.V.(声:冨澤風斗) (故人)枢木ゲンブ(声:-):元日本総理、スザクの父。故人。 マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア(声:-):神聖ブリタニア帝国皇妃、ルルーシュとナナリーの母。故人。 <◆使用楽曲> <TVアニメ第1期> OPテーマ(1):COLORS / FLOW [1-12話] OPテーマ(2):解読不能 / ジン [13-23話] EDテーマ(1):勇侠青春謳 / ALI PROJECT [1-12話] EDテーマ(2):モザイクカケラ / SunSet Swish [13-23話] 劇中歌・挿入歌Stories / Hitomi [5・13・25話] Masquerade / Hitomi [14話] Alone / Hitomi [21話] Innocent Days / Hitomi [22・23話] ビカレスク / 酒井ミキオ [17話] Callin / 酒井ミキオ [20話] <◆シナリオ> イベント時系列表コードギアス 反逆のルルーシュ イベント時系列表(まとめ中)作品全体において重要な出来事を抜粋。ネタバレ注意。 TVアニメ第1期第1話 魔神 が 生まれた 日 第2話 覚醒 の 白き 騎士 第3話 偽り の クラス メイト 第4話 その 名 は ゼロ 第5話 皇女 と 魔女 第6話 奪われた 仮面 第7話 コーネリア を 撃て 第8話 黒 の 騎士団 第9話 リ フ レ イ ン 第10話 紅蓮 舞う 第11話 ナリタ 攻防戦 第12話 キョウト から の 使者 第13話 シャーリー と 銃口 第14話 ギアス 対 ギアス 第15話 喝采 の マオ 第16話 囚われ の ナナリー 第17話 騎 士 第18話 枢木スザク に 命じる 第19話 神 の 島 第20話 キュウシュウ 戦役 第21話 学 園 祭 宣 言 ! 第22話 血染め の ユフィ 第23話 せめて哀しみとともに 第24話 崩落 の ステージ 第25話 ゼ ロ(Fin) <◆参戦済スーパーロボット大戦リスト> 関連ページ:スーパーロボット大戦 No 作品 略称 発売日 ハード 備考 55 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 第2次Z再 2012/4/5 PSP 第1期、R2 ※ スーパーロボット大戦モバイル M 2012/1/24 iモード 第1期、R2 53 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇 第2次Z破 2011/4/14 PSP 第1期 <関連情報、その他雑感> <◆管理人一押しポイント> ◆TVアニメ ・一押しの見どころ 22話~「虐 殺 で す !!」/ルルの業 ・最もお気に入りのキャラクター (男)ルルーシュ・ランペルージ/(次点)ロイド、ディートハルト(女)ユーフェミア・リ・ブリタニア <◆鑑賞記録> 2010年5月以降に鑑賞した分。◆TVアニメ(2012/3視聴完了)
https://w.atwiki.jp/tekiyakusaikyou/pages/2291.html
【作品名】第三次スーパーロボット大戦Z 時獄編(スーパーロボット対戦Zシリーズ) 【ジャンル】ゲーム 【共通設定・世界観】 スーパーロボット大戦Zと第二次スーパーロボット大戦Zの世界観を引き継いでいて、また初代Zと第二次Zは違う多元世界が舞台となっている 多元宇宙迷宮 アンチスパイラルが自身の完全支配する宇宙の中に作り出した、生命体が考え出せる無限の可能性の地獄。 作中で可能性の分岐で都合のいい夢もあれば、悪夢もあると言われ実際に無数の可能性世界が存在していた。 さらに次元の狭間にアンチスパイラルの隔絶宇宙、御使いの住む宇宙であるカオス・コスモス、哀しみのサクリファイが複数の宇宙を融合させて作った世界がある よって世界観は一次多元×3+単一宇宙×3となる。 太極 多元宇宙の全てを司る意思 源理の力(オリジン・ロー)もこれに属する力である。 源理の力(次元力) 世界全てを破壊でき、創造できる力。 以下は原文 点、面、空間、時間、多宇宙、瞬間移動、時間移動、真空、絶対温度、虚数、揺らぎ 全ての次元の制御は、全ての事象の破壊と創造 それが源理の力 森羅万象全てのものに内在する 亜空間:この空間内だとバルディオスの移動速度は無限速になる(設定) なお、テンプレメンバーは亜空間内の戦闘でバルディオス移動に反応できたり攻撃を避けれる奴と同等以上の反応速度 バルディオスは時獄篇及び天獄篇に参加していないが前作までにバルディオスの攻撃に反応してるものも大勢いるため 流用して反応速度を無限速にさせてもらう。 スパロボZシリーズのマス計算は最大ユニットの惑星サイズのゴーマ、一マス12000kmで計算。 【参考テンプレ】 【名前】ジ・エーデル・ベルナルwithカオス・レムレース 【攻撃力】天獄:異次元の扉を開き異界の生物を召喚し、それらを率いて突進して相手を巻き込みそのまままた異次元の扉を開き相手を異界に置き去りにする 【簡易】50mほどの人型ロボット+中の人含めて非存在の存在+(一次多元×3+単一宇宙×3)消滅攻撃及び認識すると自動発動する追放×2 +無限速反応・戦闘速度+宇宙戦闘可能 【名前】エンジェルwithビッグヴィヌス 【属性】太極の使者にして世界をリセットする存在 【大きさ】エンジェルは成人女性並み ビッグヴィヌスはビッグオーと同じなのでLサイズ相当、同じLサイズの真ゲッター1が55mなので50mはあるだろう 【攻撃力】消滅の光:最大180000kmの射程がある謎光線、範囲は12000㎞ほどで速度は無限速反応戦闘速度でも当てることができる 発動時に背景を含めた全てが消滅し、グリッド線の引かれた地平だけが存在している 下記の能力からも単なる演出ではなくこの攻撃そのものに消滅属性があると思われる 消滅(追放):相手を認識すると発動する能力、今いる次元から別次元へ強制追放する 天獄が効かない自軍(アムロ等初代Zから参戦しているキャラやロボット)にも有効であるため追放×2相当 下記の消滅を応用した能力であるため最大範囲は世界観相応 【防御力】世界に存在していない存在、すなわち非存在であると語られている そのため通常の方法では干渉できないがあくまで非存在なだけで視認等は普通に可能 干渉できる攻撃に対しては惑星破壊程度なら余裕で耐えられる オールキャンセラー:自分にとって不利な状態異常(装甲低下や能力低下といった精神攻撃など)を完全に無効に出来る 無効を無効に出来る能力でも突破出来ないため精神攻撃を含む状態異常無効×2 【素早さ】無限速反応・戦闘速度のキリコと互角に戦闘出来るため戦闘及び反応は無限速 移動速度は60000kmまでは無限速で移動しそれより長い距離は大きさ相応、ただし一呼吸置くと再び無限速で移動出来る 【特殊能力】自軍のビッグオーと同じ存在であるため宇宙戦闘可能 消滅:世界をリセットする力、次元力を使った能力である 太極たる至高神ソルの力そのものであり文字通り世界の全てを消滅させることができる そのため範囲は世界観相応の一次多元×3+単一宇宙×3 消滅できるものは物体のみならず空間や時間、虚数といった概念的なものも含まれる 【長所】原作のメタに近いトンデモ能力を再現しようとした結果 【短所】原作と違い常時発動しているか分からない 【備考】終盤にて世界の真実を知ってしまい絶望、自軍と敵対する 【戦法】無限速からの消滅、相手を認識した場合は同時に消滅(追放)も自動発動する 参戦:vol.103 700-701 103スレ目 705格無しさん2019/11/17(日) 23 55 57.50ID BpizpWc8 706 ビッグヴィヌス(スパロボZ)考察 Zシリーズ恒例の無限速反応かつ多元宇宙を超える消滅および追放攻撃を持つ 常時攻撃や0秒行動にはやや脆いが大きいだけ系は普通に勝ち切れる 直下のアンチスパイラル~蛇(タナトス)はオーディン除いて勝てるため多元攻防から確認する 〇 明石大雅 消滅勝ち 〇 MU 消滅勝ち 〇 ジョン=ディー 消滅勝ち 〇 ヨグ=ソトース(デモンベイン小説版) 消滅勝ち 〇 虚無 消滅勝ち × 転輪王 大きさ不利 〇 M 消滅勝ち 〇 姿無きオドン 消滅勝ち 〇 ナイア(スパロボUX) 消滅勝ち 〇 アンチスパイラル(劇場版) 消滅勝ち × 目玉(ぱにぽに) そのうち設定上書き負け × ダークザギ 寿命負け 〇 暗黒神ロソ・ノアレ 追放×2勝ち × シ 緩和剤負け × 将軍withラ=グース細胞 支配空間負け △ 完全生命体イフ 相打ち △ 聖アドヴェント 相打ち 〇 N 消滅勝ち × 無貌の神 そのうち吸収負け × アウアウローラ 時間停止から全能負け 〇 タマネギ 消滅勝ち × SK 不老負け × カリマの衛兵 大きさ不利 ここから連勝は厳しい 目玉(ぱにぽに)>ビッグヴィヌス(スパロボZ)>アンチスパイラル(劇場版)
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4402.html
第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇/再世篇 【だいにじすーぱーろぼっとたいせんぜっと はかいへん/さいせいへん】 ジャンル シミュレーションRPG 対応機種 プレイステーション・ポータブル メディア UMD 各1枚orダウンロードソフト 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 B.B.スタジオ 発売日 〈破界篇〉UMD版 2011年4月14日 / DL版 2012年3月8日〈再世篇〉UMD/DL版 2012年4月5日 定価 〈破界篇〉通常版 7,329円 / SPECIAL ZII-BOX 7,854円〈再世篇〉7,330円(全て税込) レーティング CERO B(12歳以上対象) 廉価版 PSP the Best 2014年2月20日/各2,880円 判定 良作 スーパーロボット大戦シリーズ 概要 参戦作品について 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 新シリーズ始動と謳われていた『スーパーロボット大戦Z』(以下「前作」)の続編にして、PSP初となる完全新作スパロボ。 略称は、全体を指すときは「第2次Z」または「2Z」「ZII」。個別に指すときは「破界篇」「再世篇」。 『COMPACT2』以来の分割構成の作品であり、またプラットフォームがPSPに移った事や前作の豪華な設計や癖の強さなども相まって、今作にも発売前より注目が集まっていた。 参戦作品について 参戦作品が派生作品を含めて破界篇全34作品・再世篇全40作品という過去最大のボリューム。 + 参戦作品一覧 「★」は新規参戦作品、「破」は破界篇のみ参戦、「再」は再世篇のみ参戦。 参戦作品 詳細 無敵超人ザンボット3 ○ 無敵鋼人ダイターン3 ○ 無敵ロボ トライダーG7 ○ 宇宙大帝ゴッドシグマ ○ 宇宙戦士バルディオス ○ 太陽の使者 鉄人28号 再★ 六神合体ゴッドマーズ ○ 戦闘メカ ザブングル ○ 装甲騎兵ボトムズ ★ 装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー ★ 装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ ★ 装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ ★ 超時空世紀オーガス ○ 機動戦士Ζガンダム ○ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ○ 新機動戦記ガンダムW ○ 機動新世紀ガンダムX ○ ∀ガンダム ○ 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ○ 機動戦士ガンダム00 ★ 超獣機神ダンクーガ ○ 獣装機攻 ダンクーガ ノヴァ ○ マクロス7 再 マクロス ダイナマイト7 再★ マクロスF ○ 劇場版 マクロスF ~イツワリノウタヒメ~ 破★ 劇場版 マクロスF ~サヨナラノツバサ~ 再★ 真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日 ○ 真マジンガー 衝撃! Z編 ★ 地球防衛企業ダイ・ガード ★ THE ビッグオー ○ オーバーマン キングゲイナー ○ 超重神グラヴィオン 再 超重神グラヴィオンツヴァイ ○ 創聖のアクエリオン ○ コードギアス 反逆のルルーシュ ★ コードギアス 反逆のルルーシュ R2 再★ 天元突破グレンラガン ★ 劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇 ★ 劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇 再★ 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい ★ 新規参戦枠として、ほぼ確実視されていた『機動戦士ガンダム00』や『コードギアス 反逆のルルーシュ』、機体の性能的にスパロボ参戦は厳しいと言われていた『地球防衛企業ダイ・ガード』、そして版権的に絶望とまで言われていた『天元突破グレンラガン』、根強いファンを持ちながら同様に版権問題が噂されていた『装甲騎兵ボトムズ』シリーズが参戦し、ファンを歓喜させた。 再世篇では『太陽の使者 鉄人28号』『マクロス ダイナマイト7』が新規参戦している。 また『劇場版マクロスF』も新規参戦しているが、本作の時点ではごく一部の設定や機体が登場するだけでほぼいるだけ参戦。 その他にも、近年は『Endless Waltz』ばかり参戦していた『新機動戦記ガンダムW』が数年ぶりのTV版前期からの参戦、『六神合体ゴッドマーズ』や『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』は初めての声付き参戦となった。また『GC』『XO』以来となる『無敵ロボ トライダーG7』が登場した事で、既存組の『無敵超人 ザンボット3』『無敵鋼人 ダイターン3』と合わせてスパロボ史上初めて「無敵シリーズ」が一堂に揃う事となった。 そして、前作からの続投組は一部を除いてほぼ全作品が参戦。参戦できなかったのは今作の作品(『真マジンガー』や『真ゲッター』、劇場版『エウレカセブン』)との兼ね合いが難しかった『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『UFOロボ グレンダイザー』『ゲッターロボG』『交響詩篇エウレカセブン』のみである。 特徴 マシンスペックに合わせたシステムの簡略化。PSPの操作性や画面サイズに合わせた構成になっている。 前作で採用していた小隊システムとバザーが廃止。 3Dマップを採用していた前作から2Dマップに変更。 会話シーンでのキャラグラフィックもバストアップグラからウィンドウアイコンへ変更となった。 過去のPSP作品である『MXポータブル』や『A PORTABLE』の反省を考慮したのか顔グラフィックの種類が非常に豊富。さらに『破界篇』において顔グラフィックが1つしかなかったキャラも『再世篇』では多くなっている。特定のイベント限定でしか拝めないものも存在し、中には『真マジンガー』のピグマン子爵(本体)のようにキャラクター事典の表情集では確認できないレアなものもある。 サブオーダーシステムの導入。 インターミッションにて、その前のマップで出撃しなかったメンバーに「トレーニング(PP20増加)」「パトロール(撃墜数2増加)」「シミュレーター(経験値500増加)」「資金調達(500×そのパイロットの現在のレベルの資金を入手)」を各項目ごとに5人まで出す事ができる。 これにより、小隊システムが廃止された事によって大幅に増えた2軍メンバーの救済がある程度為されている。 強化パーツの調整。 消費パーツが従来の「一度使うと無くなる」仕様から『NEO』の「1マップに1度しか使えないが、使ってもなくならない」仕様になり、有用性が増した。 特定のエースボーナスや隠し要素など、入手手段も増えた。 エースになる条件に必要な撃墜数が従来の50機から70機に増加。その代わり、従来のエースボーナスに加えOGシリーズと同様にキャラごとに固有のエースボーナスが得られる。 エースボーナスはキャラの長所をより伸ばすものが多いが、中には『マクロスF』のアルトのエースボーナス(移動後に機体の変形が可能になる。人呼んで「早乙女スペシャル」)のようなネタに近いものもある。 一部のキャラは『破界篇』と『再世篇』でエースボーナスの内容が変更・強化されている(アルトの場合、更に「分身」が追加され回避に磨きがかかる)。 『再世篇』では切り払いなどを発動させる特殊技能のブロッキングが廃止され、盾/剣装備機体であれば特殊技能なしで切り払い・シールド防御が発動するようになった。 当然ながら敵にも適用される。そのためブロッキングを持ってないと思ってザコに接近戦を仕掛けたら普通に切り払われるという事態が発生した。踏み込みが足りん!再び。確率は低めだが。 パイロットのレベル上昇による一部特殊技能の成長が廃止。 底力やカウンター、援護などの特殊技能がパイロットごとに最初から一定のレベルに固定され、成長しなくなっている。ただし超能力やニュータイプ、指揮官など上書き不可の先天性技能は従来通りパイロットのレベルに応じて成長する。 なお、これは味方に限ってであり、敵については底力なども従来通りレベルに応じて成長する。 『破界篇』→『再世篇』のデータ引継ぎ 『再世篇』開始時に『破界篇』のクリア状況(周回数、全シナリオをクリア済みか否か)に応じて全パイロットの初期PPと初期撃墜数・部隊の初期資金と所持強化パーツにボーナスが入る。 『破界篇』での育成状況や隠し要素の取得状況などは一切反映されず、また『F』のように『破界篇』からの引継ぎが必要な隠し要素は『再世篇』に存在しない。 評価点 シナリオ関連 前作とは違う多元世界で物語が始まる。日本が占領されているという世界観の都合上、他作品との両立が難しい『コードギアス』の世界観をどう再現するかが注目されたが、本作ではエリア11としての日本と普通の日本を同時に存在させるという荒業で解決した。ちなみに開発上の都合だけでこういう形にしたわけではなく、『再世篇』にてシナリオ上の理由が明かされる。 これ以外の『グレンラガン』や『真ゲッター』、『ボトムズ』といった他作品との両立が難しい参戦作品についても、多元世界ということを最大限に活かした世界観構築によって破綻させることなく原作再現やクロスオーバーを成し遂げている。 前作続投組は『破界篇』中盤まで一切登場せず新規参戦組だけでシナリオが進むため、続編もののジレンマである「前作をやっていないのでストーリーが掴めない」という難点がある程度緩和されている。登場後は新規参戦組とも積極的に絡むため空気にはなっていない。 『ガンダムW』のガンダムパイロットや『ガンダム00』のソレスタルビーイング、『コードギアス』の黒の騎士団といった、原作ではテロリスト扱いされている面々の扱いもどうなるか注目されていたが、彼らはほぼ全編で味方として登場している。更に物語当初は影で暗躍するテロリストとの戦いが展開される事も多いため、「スーパーテロリスト大戦」と揶揄される事も。 『破界篇』中盤でのトリニティ兄弟の暴走やナンバーズ虐殺事件の影響で、終盤で味方部隊がテロリストの協力者と見なされてしまい、その後は世界各地の敵勢力だけでなく、平和を願う者同士である三大国家に属する陣営との戦いも余儀なくされる事態に発展してしまう。味方部隊のメンバー達はテロリスト扱いされている面々の人間性を理解している為、決して彼らに怒りをぶつける事はなかったが、『再世篇』でゼロ=ルルーシュの正体や目的が明かされた時はさすがに動揺を隠せなかった。この場面までに条件を満たしていると、ifルートへの分岐が発生し、ゼロの処遇が大きく変化する。 原作でその不遇っぷりから「GN電池」「ハブラレルヤ」などと呼ばれネタにされた『ガンダム00』のアレルヤ アリオスガンダムだが、『再世篇』のアレルヤは本作主人公であるクロウに辛辣なツッコミを入れたり似た境遇の『ボトムズ』のキリコと絡んだりと出番が多く、もう一つの人格であるハレルヤの完全復活も原作より大幅に前倒しされた。アリオスガンダムも戦闘アニメのクオリティが満場一致で絶賛されている(詳しくは後述)。 その代わりに、アレルヤのパートナーであるソーマ・ピーリス (マリー)の扱いがやや悪くなったのを惜しむ声は多い。例として、味方となった後もパイロットとしては使用できず、乗機のGNアーチャーがアリオスの武装扱いとなってしまった。ブレイク・ピラー事件の後、ピーリスの人格がマリーと入れ替わる期間が原作よりも長めだが、その分ピーリスが精神的に成長する展開となった。 シナリオ自体も前後編ながらそれぞれで話はひとまず纏まりがついている。それでいて後編および続編への期待も持たせる内容であり、評価は高い。 クロスオーバー・if展開も多く、多くのファンが望んだであろう『Z』時代のアムロと『ガンダム00』のリボンズの掛け合い、『ダイ・ガード』 『トライダー』、『ガンダム00』 『ガンダムW』 『コードギアス』による大胆なクロスオーバー、『コードギアス』のif展開(詳しくは後述)など見所は非常に多い。 また、現在では完全にネットスラングとして定着している「黒歴史」という言葉を、自軍キャラクター達が「本来の意味」と「ネットスラングとしての意味」の両方で使う場面が存在する。これもある意味本作ならではの場面だろう。単なるメタ的な話でもなく、この言葉自体が本作の世界に深く関わるものになっている。 スパロボ恒例のギャグシーンも健在。 「人質にされた自軍パイロットの母親を他のメンバーが(生身で)救出する」という至極真面目な展開のシナリオがあるのだが、救出メンバーがあまりにも強すぎたために無双状態になってしまい、シリアスを通り越してギャグになってしまった。敵軍も涙目。ただ過去のスパロボ作品の生身の戦闘力の高さを鑑みるとこれでもまだ優しい方なのであるが…。 『再世篇』では『ザブングル』のティンプ、『ビッグオー』のベック、『ボトムズ』のカン・ユーによる奇跡の悪役お笑いユニットが誕生。彼等のあまりにも違和感の無い遣り取りは密かに人気が高く、特にカン・ユーに対する過剰なまでの弄り具合は逆に彼に対するスタッフからの「愛情」すら感じさせる。 隠し要素も非常に充実している。特に『再世篇』では、『Z』で多大な好評を博した「ifルート」が存在しており、それぞれ異なったストーリーが楽しめる。 ルートの内容も「『コードギアス』で黒の騎士団がルルーシュ(ゼロ)を見限らなかったらどうなるか」という展開が発端となっており、ファン待望の内容となっている。また、シャーリーやロロ、ユーフェミアなどが生き残り、ダブルオーライザーのトランザムバーストによってルルーシュとスザクが真の意味で和解するなど、見どころは多い。 隠し機体に関しても充実しており、『劇場版マクロスF』で新たに追加された主人公機「YF-29デュランダル」が入手可能となっている。 また、原作では余命いくばくもない状態であり『再世篇』ではNPCとなった劇場版『エウレカ』のホランドも、ifルートにおけるクロスオーバーの結果、再び共に戦えるようになる。 オリジナルキャラクター関連 今作のオリジナル主人公であるクロウ・ブルーストは、所謂「王道シリーズ」作品では珍しい完全固定型の主人公。シナリオ中の選択によって後継機が変化する。 莫大な借金を抱えて借金取りに追われている最中、ふとしたことから試作機ブラスタに乗り込む事となり、借金返済のためにブラスタのパイロットとなって戦う…というのが大筋な流れ。そのためか、シナリオの節目ごとにクロウの借金の残高が表示されるという演出がある。あくまで演出なのでクロウの行動で残高が変化したり獲得資金に影響が出たりといったことはない。 戦う理由が借金返済だったりジョジョネタを口走る場面があったりと二枚目半~三枚目な描写が多いが、基本的に仲間想いかつ義理人情に篤い常識人で、なおかつ決めるところではしっかり決める。そのためプレイヤーからのウケは良く、親しみを込めて「さん」付け、または名前をもじって「苦労人」と呼ばれたりしており、登場間もないながらOGシリーズ参戦を望む声も多い。 版権キャラとの絡みも結構多く、特に『ガンダム00』のロックオン兄弟、『ダイ・ガード』の青山、『ガンダムW』のデュオで結成した通称「貧乏クジ同盟」との絡みは好評。その中でも初代ロックオンとは親友と言っても差し支えない関係であり、後継機のある武装使用時のセリフには多くのプレイヤーが感涙に咽んだ。 『再世篇』ではとある事情により「序盤から主人公不在」という歴代シリーズでも珍しい状況で物語が展開するが、満を持して自軍との合流を果たしたクロウが加入ステージ限定で発する戦闘台詞の数々に、彼が辿るその後の運命を予見して爆笑する者、「それでこそクロウさんだ」と妙に納得してしまう者などが続出した。 またクロウと因縁のある部隊「ファイヤバグ」も『再世篇』で本格的に登場する。隊長・隊員共に予想の斜め上を行くような性格の人物ばかりだが、終盤では…? クロウの上司で豪胆な姉御的存在のブラスタ開発者トライア・スコート、『再世篇』では弟子ポジションを担い、序盤にクロウの長期不在をカバーする黒歴史持ち熱血恋愛少女エスター・エルハス、『破界篇』ではモブキャラ扱いだったが、妙に濃い存在感を発揮した事で『再世篇』では正式なキャラクターに昇格した借金取りのゼニトリー・マッセ(*1)と、主人公周辺のサブキャラ達に対する評価も良好。 本作の黒幕(ラスボスではない)とも言えるアイム・ライアードは、「私は嘘つきです」の名前通り発言のほとんどが嘘で味方キャラ(とプレイヤー)の神経を逆撫でしてくる悪役ではあるのだが、最期の描写から現在ではむしろネタキャラ扱いされている。 また、ライバルキャラ(兼ヒロイン)であるマルグリット・ピステールも、スパロボお得意のダイナミックな乳揺れカットインを披露し、且つクールで凛とした女騎士という外見とは裏腹に実は…?というキャラ造型から人気のあるキャラとなっている。 ネタ方面では「虎の威を借る狐」を地で行く小物、シオニー・レジスが歪んだ人気を誇っており、多くのコミュニティで歪んだ形と普通の形との両面で愛されている。『破界篇』においてはいわゆる悪役なのだが、プレイヤーの視点では「敵勢力の陰謀に翻弄された哀しき悪役」という見方もあり、ゲーム内でも『再世篇』と『第3次Z天獄篇』にてフォローがなされている。 『再世篇』では前作の主人公であるランド メールとセツコも登場。排他ではなく、3人とも同時に登場する。 ただしどちらも序盤~中盤で登場して間を置かずに離脱し、終盤にならないと復帰しないため、「もっと使いたかった」という声もある。 元々結構キャラの濃い連中であり、あまり出しゃばるとクロウの存在を食ってしまう危険性があるので仕方なかったのかもしれない。 『再世篇』では版権・オリジナル共に、守るべきものや信念のために敢えて魔道を歩む「偽悪」を信念とするキャラクターが多く(『コードギアス』のゼロなど)、序盤と終盤(もしくは『破界篇』と『再世篇』)で印象がガラリと変わる敵キャラも多い。 『再世篇』でのオリジナル敵勢力の構成員は、最初は頼りない印象(というかぶっちゃけヘタレ)だが仲間の死をきっかけに大きく成長したり、当初は奸臣だったが最後は主君の為にその身を捧げる忠臣に変化したりと好人物揃い。終始敵対関係にあるため、一部キャラに関しては「仲間にしたかった」と残念がる意見も見られる。 システム関連 ゲームテンポの良さ。 データインストールを採用した事により、ディスクメディアとは思えないほどのテンポの良さを誇る。過去のPSP作品である『MXポータブル』や『Aポータブル』と比べると技術力の向上が見て取れる。 ただしデータインストールを利用しないとロードが長い上、演出とセリフがずれる。またインストール容量も1GB前後と多い。 ゲームバランス的にも全体的に高い水準で纏まっており、ボスのHPインフレもそう酷くない。 一部システムの改善。 自軍フェイズに攻撃を仕掛ける際、戦闘前の行動選択画面から精神コマンドを使えるようになった。 戦闘直前にかけ忘れた精神コマンドをかけたり命中率・回避率を見ながら必要な精神コマンドを選べるようになったため、快適性が増している。 『再世篇』から、勝敗条件で最終目的を確認できるようになった。 満たすとマップクリアになる場合、勝利条件が青く表示される。これによってマップクリアが条件に絡むSRポイントを獲得しやすくなったり、精神コマンドを使うタイミングを図りやすくなった。 重大なバグが少ない。 前作では声バグと言う重大なバグを抱えていたが、本作では演出面の軽微なミスが散見されるものの重大なバグはほとんど存在しない。 『破界篇』は終盤にフリーズバグが存在するが、敵を倒す順番などに気をつければ容易に回避が可能。 『再世篇』では資金無限増殖バグが存在するが、ほとんどのプレイヤーがまず気づかない方法である。 新たに追加された2種類の特殊スキル「連続行動」と「ダッシュ」。 「連続行動」は『α外伝』以降廃止された2回行動が限定的に可能になり、「ダッシュ」は移動力を上昇させる(気力の変動により効果が高まる)効果を持つ。 これらのスキルのお陰でゲームをサクサク進める事ができ、MAP兵器を持つユニットならばどのように自軍を移動させるか考える楽しさも生まれた。 気力の確保が問題となるが、出撃時の気力にプラスの補正を得られる「闘争心」の効果が+5から+10となり一気に有用なスキルとなったため、さほど苦労はしない。 さらに『再世篇』では『マクロス ダイナマイト7』の熱気バサラが自軍に参入したため、「闘争心」+マップ兵器版突撃ラブハートで複数のユニットが一挙に気力アップ→「連続行動」発動後の行動で削り、自軍全体の数珠繋ぎで1ターン目から多数の敵を殲滅していくといったことも可能になった。 これらに加えて『再世篇』では、ある強化パーツの追加により味方側の2回行動が復活した為、更に有用性が上がっている。 『再世篇』では特殊技能のスロットが6つから8つに拡張されており、特殊技能の選定に多少余裕が持てるようになった。が、上記の2つに加え、戦闘で敵を撃破するとSPが10回復するスキル「SPゲット」も追加されたため、増加分の枠には大抵これらのスキルが居座ることとなる。 グラフィック・BGM・演出関連 毎度ながら戦闘アニメも高評価。 前作において好評だった「地対空・空対地における攻撃アニメーションの変化」も健在。 ゴッドマーズは止め絵を多用していた原作を尊重し、あえて殆どアニメーションをさせない演出方針をとっており、ファンからは「不動明王」の愛称で呼ばれている。 『再世篇』で追加されたザンボット3・ダイターン3・トライダーG7による合体技「3・3・7拍子」はネタ臭こそ強いが、ゲーム中ではオミットされた分離形態時の各小型メカや変形形態を戦闘アニメに織り込むなど力が入っており、演出的にも見ていて楽しめるものとなっている。 ガンダムシリーズの機体のカットインが、従来のSDではなくリアル頭身で描写されるようになった。これまでのスパロボでガンダムシリーズがカットインでもSD頭身であったのは「著作権料が『SDガンダム』のみで済むから」という理由だとされており、「著作権的に難しい『ボトムズ』等が参戦」「納谷悟朗氏や津嘉山正種氏といった超大物声優もシリーズ初参加」などとあわせて今回の予算がかなり余裕のあるものだと推測されている。 前作で立ち絵が上半身と比べて足が細すぎて変だと叩かれた『逆襲のシャア』のνガンダムは立ち絵を一新され、ファンを安堵させた。戦闘アニメも作り直され、史上最高のνガンダムと言われるほど高クオリティなものになった。原作の作画を再現したカットインは誰もが心躍らせたであろう。特にフィン・ファンネルの演出はファン感涙ものであり、フィニッシュ時にνガンダムが決めるアクションはコアな支持層を唸らせた。 νガンダム以外の前作続投組も、頭でっかちだった『SEED DESTINY』のガンダムの頭部がやや小さくなるなど一部修正されている。 『ガンダム00』のアレルヤの乗機(ガンダムキュリオス・アリオスガンダム)は、持ち味である高機動性を十二分に表現したハイスピード・高クオリティの戦闘アニメでプレイヤーを驚愕させた。 アレルヤが表に出ている時・ハレルヤが表に出ている時で一部武装のアニメーションが変化するなど細かい部分にまで気合が入っている。 特にアリオスは原作での不遇が嘘のような暴れっぷりから「世界一カッコイイ電池」という愛称で呼ばれている。とどめ演出は一切無いものの、その部分を補って余りあると言える。 『再世篇』から運用可能となる『真マジンガー』のボスボロットの召喚攻撃「くろがね五人衆」では、生身の彼等に攻撃を全て委ねボロット自体は何もしないという衝撃(笑劇)的な戦闘アニメが描かれた。このアニメはバンダイナムコライブTV『ゲームWednesday』で先行公開された事もあり、発売前から本作屈指のネタ攻撃としてユーザーに認知されている。なお、同番組にゲスト出演した寺田Pも見所として「何もしないボロット」を挙げている。 戦闘台詞の掛け合いのバリエーションが増加。 もともと増加傾向にある要素だが、『ガンダム』のようなシリーズもの、もしくは原作者が同じという共通点で発生する事が多かった援護時における掛け合いが、本作ではその法則に囚われる事無く大幅に増えている。名指しでキリコのフォローに回る『コードギアス』のカレンや、『グレンラガン』のシモンに檄を飛ばす『真ゲッター』の竜馬など、声優陣の熱演も手伝って戦闘アニメを楽しむ上での魅力のひとつとなっている。 前作で散々な評価だったBGMの質も確実な向上が見られる。また、「創聖のアクエリオン」や「紅ノ牙」といった前作で酷評されたBGMも手直しされている。 新曲の中では『ダイ・ガード』の「路地裏の宇宙少年」や『ボトムズ』系の「炎のさだめ」「鉄のララバイ」、『ガンダム00』の「FIGHT」「TRANS-AM RAISER」のアレンジの評価が高い。オリジナル系のBGMも聴き応えがあるものが多く、中でもクロウのテーマ曲「CLOSE GAME LIFE」「THE UNBREAKABLE」、アイムのテーマ曲「UNTRUE CRYSTAL」、そして、ユーサーのテーマ曲である「王の愛は民のために」は人気が高い。 また『ボトムズ』で使用された通称「レッドショルダーマーチ」は、今作では「戦騎達の行進」というよく似たオリジナル曲で代替するという荒業が披露された。これは原曲がイタリア映画で使用されたBGMゆえに版権の問題から使用できなかったためであり、この辺りの事情を知るユーザーからは概ね仕方のないことと理解されており、特に批判などは起きていない。しかし出来の良い曲であるがゆえに戦闘BGMに設定できない事を残念がるプレイヤーも多い。 『破界篇』では中断セーブからの再開時にデフォルトのMAP曲に戻る使用であったが、『再世篇』では中断前に流れていた曲が再び流れる仕様となりソフトリセットを挟んでも気分が途切れないようになった。 賛否両論点 並行世界に関する設定の扱い方について 本作では「平行世界の同一人物」として、『マジンガー』『ゲッターロボ』『エウレカセブン』のパラレル世界のキャラが登場している。それに対して、前作のキャラ達がどのように反応し、どのようなシナリオが展開されるのかが期待されたのだが、ZEUTHメンバーの意向で「平行世界の同一人物を安易に比べるのはやめたほうがいい」とされ、シナリオではほとんど触れられない。 確かに彼らは顔が同じだけ、あるいは似ているだけの別人ではあるので、そのようなマナーがあってもおかしくない。特に前作女性主人公のセツコは平行世界の同一人物絡みで凄まじい苦難を強いられているため、その仲間であったZEUTHメンバーが配慮するのも自然である。また、同じ顔、同じ名前の人が複数話題に出てしまうと、単純にややこしくなる可能性も否定できないだろう。 「平行世界の同一人物」を明確に話題にしてしまうと、話題にした作品(=参戦していない作品)の版権料が発生するという、所謂「大人の事情」も関係している。『エウレカセブン』は劇場版の作中にTV版設定のキャラが登場するため例外となり、ZEUTHと共に戦ったレントン達の存在をZEXISメンバーも理解している。一方で、ZEXISの世界において『マジンガー』のあるキャラクターが既に死亡しているのを知ったZEUTHメンバーが動揺する場面も見られた。 マップ画面が2Dになった事や、キャラクターの表現がフェイスウィンドウとなった事。 前作は3Dマップ及びバストアップであったため「手抜きで作られている」という声もあれば「こちらのほうが見やすい」という声もある。 おそらくは『Aポータブル』と同様に携帯機に特化した仕様のためと思われる。 次回作である『第3次Z』は据え置き(PS3)と携帯機(PSVITA)のマルチで発売されたが、本作同様2Dマップと顔アイコンのままであるため、本作とは違う意味で賛否両論となった。 『破界篇』においてSRポイントが難易度の変更のみの対応。隠し要素などにも全く影響を及ぼさない。 『再世篇』では取得時に資金ボーナスを入手できるほか、ある強化パーツの取得条件にもなっているため無意味ではなくなっている。 一部の高レベルボスの存在 ステージによって極端にレベルの高いボスが登場することがある。例えば破界篇では、味方のレベルが20台の時にラスボス(レベル60)と戦う場面がある。いかに敵が強大かを知らしめる演出にもなっているのだが…… 敵のレベルが高いという事は得られる経験値も多いという事で、レベル上げのための一種のバランスブレイカーとなってしまっている。上記の場面では、全滅プレイを繰り返すことで簡単に味方の平均レベルを50近くまで上げられるし、そうでなく普通にプレイしたとしても撃破したパイロットだけ一気にレベルが高くなってしまう。 特に再世篇で顕著で、各参戦作品のボスやオリジナルのボスキャラで平均レベルを超えるキャラが多数登場する。特にオリジナルボスに関してはイベントでも「○○(前作ラスボス)と同等の敵だと思え!」という旨の発言があり、上記のように敵の強大さを表すための演出なのだろうが、乱発されるとむしろ前作ラスボスの脅威が薄れてしまうという声がある。 キャラクターの画風 ウインドウ、戦闘デモともに一部のキャラクターが過去に比べて原作からかけ離れて劇画のような濃いタッチ、もしくは逆に単純で薄いタッチで描かれており、好みが分かれる。 『第3次Z』では概ね過去作同様になった。 『破界篇』において原作とほぼ同じ流れで死亡したとされるある版権キャラが実は生きており、ifルートのシナリオ展開で大きな役割を果たす。ただし、展開自体は喜ばれている者の、該当キャラが生存した理由が説明不足でかなり無茶がある。 問題点 前作からの引き続き参戦組の機体の性能が、『破界篇』ではやや悪め。 前作にあった最強武器や合体攻撃がオミットされている。 これは劇中でも「異世界に来た影響で機体が不調な上に新しいパーツが入手できない」と説明されているため、新規参戦機体とのバランスを調整した結果だと思われる。キングゲイナーやソーラーアクエリオンのように新技追加によってフォローされた機体もある。 『再世篇』中盤になると本来の性能を発揮できるようになる。 前作では個別パイロットとして使用できた『∀ガンダム』のソシエや『ザブングル』のブルメ、『Ζガンダム』のアポリーや『キングゲイナー』のペロー等が「〇〇隊総攻撃」などという名の武装(いわゆる「召喚攻撃」)の演出に押し込まれる形となった。 『キングゲイナー』のアデットに至っては「機体がない」という理由で何故かサラの乗るパンサーのサブパイロットになる。 なお、悪いのはあくまで機体の状態などであって、ストーリー面では不遇といえるキャラはいない。パイロットを下されてしまったキャラも基本的にシナリオデモでもきちんとセリフを与えられているため、小隊制の廃止によるユニット・パイロット削減などとの折り合いをつけるための苦肉の策とも取れる。戦闘できる修理・補給ユニットが存在する中で、カプルなどでどれだけ活躍できるかも問題ではある。 オリジナル雑魚である「次元獣」が『破界編』では厄介 最下級の雑魚であるダモン級と例外の1機を除けば全て1500以下無効のバリアを共通能力として持っており、加えて早い段階から底力を習得するので、中級以上の次元獣を中途半端に削るとバリア突破が面倒になる。 素での命中率・回避率もそこそこある為、固い上に避けて当ててウジャウジャ出てくるという面倒な雑魚の要素を全て持っている。 特に槍玉に挙げられるのが次元獣ブルダモン級。 雑魚としてはやや高めのHP、高い攻撃力、気力低下の状態異常効果、他の雑魚に比べ異常に早い技量上昇、と厄介極まりない。 これが序盤から出てくる上に、後半は雑魚として大量に出てくる。 特に割を食っているのが1人乗りのリアル系ロボット。次元獣の底力が発動してしまうと生半可な攻撃ではバリアを破れなくなり、相手からの攻撃もバンバン被弾するようになってしまう。雑魚敵を撃破出来ないということは気力が上がりにくいということであり、強い武器がなかなか使えるようにならないという悪循環に陥ってしまう。 次元獣はインベーダー(真ゲッターロボ 世界最後の日)やバジュラ(マクロスF)などと同じく人語を介さない怪物系の敵であり、『破界編』においては「喋らない上に性能的にも厄介な敵との対峙が多くて飽きてくる」という声も上がった。 『再世篇』に出てくる雑魚次元獣は設定の関係でバリアを持っておらず、『マクロス7』のバサラの歌も効くようになったため大分マシになっている。またオリジナル雑魚にアークセイバー団員も増えたため、喋らない敵との対峙は相対的に減少した。 本作の音声収録は新規参戦作品及びZシリーズ初登場作品が中心であるため、続投組を中心とする参戦済み作品の新録音声が非常に少なめとなっている。そのため原作再現が終了した作品を中心に、特殊台詞が殆ど設定されていないキャラクターも多い。これもUMDの容量の影響によるものではという意見も少なくない。 アムロ、『ガンダムSEED』のキラ、『ゴッドシグマ』の闘志也、『グラヴィオン』の斗牙のように、担当声優が本作の新規キャラも同時に演じている場合は概ね新録がされている。 新たな作品が登場するごとに新規収録の機会が比較的多いガンダムシリーズの主人公達も例外ではなく、『Ζガンダム』のカミーユやクワトロ、『ガンダムSEED』のシンといった面々に新録がされなかった事で、本作の中心作品である『ガンダムW』や『ガンダム00』のキャラクターに対する掛け合いが無い事態となった。 但し、その逆である新規参戦組から続投組に対する特殊台詞は多い(『ザンボット3』の勝平に対する『トライダーG7』のワッ太や、ガンダムシリーズの主人公達に対するリボンズなど)。 『第3次α』以降の恒例となっていた、オリジナルキャラを版権キャラが名指しで呼ぶ台詞も大幅に少なくなっており、ラスボスに対しては僅か数人となっている。代わりという事なのか、ラスボスに対する特殊台詞自体は多く、ラスボスのキャラクター性に沿った本作独自の台詞となっている。 BGMの音質と、一部ボーカル部分のアレンジが悪い 参戦作品の多さとUMD容量の都合上、BGMデータが高圧縮されて収録されており、音質の劣化が目立ってしまっている。本作では『破界篇』・『再世篇』共にオリジナルサウンドトラックは発売されていないため、圧縮前の音源を聴く事は現状不可能となっている。 前作『Z』で良好なアレンジだった、「キングゲイナー・オーバー!」「漂流~スカイハリケーン」「ターンAターン」「ヴェスティージ」などのボーカル部分は、今作ではギターの単調な重低音に置き換えられ、原曲とかけ離れてしまっている。 SRポイントの取得条件がターン数制限のあるものに偏っている。 そのため、SRポイントを狙う場合は早解きを強いられることになる。SRポイント自体は隠し要素などにも全く影響を及ぼさず無理に取る必要がないものではあるが…… 前述の「闘争心」+「連続行動」との相性は良いが、一方でサテライトシステムと早解きとの相性が悪いガンダムダブルエックスなどは割りを食っている。 シナリオデモでのセリフが少ないキャラの存在。 ZEXISは本作から参戦したメンバーに前作からの引き続き参戦組、さらに『再世篇』での追加メンバーと相当な大所帯である。 そのため賑やかではあるが、中にはほぼセリフがないキャラが出てしまっている。 特にZEUTH組に多く、『キングゲイナー』のペローや『Ζガンダム』のアポリーとロベルト、『∀ガンダム』のメシェー、『ザブングル』の脇役組などは合流時に自己紹介する程度になってしまっている。『ゴッドシグマ』の闘志也などは主役であるにもかかわらず、同じような扱いである。 とにかく人数が多すぎるため仕方ないと言えば仕方ないのだが…… 前作同様、テキストのオートモードのスピードを調節できるが、テキストが次に切り替わるまでのタイミングが表示されなくなった。前作の仕様に慣れていると少々不便。 総評 新規参戦作品はいずれも人気作で、それ故に本作も発売前から大きく注目されていた。また、前作である『Z』は独特で人を選ぶ側面も持っており、さらなる改善も期待されていた。 携帯機への移行に際する細かな難点こそ見受けられたものの、親しみやすいオリジナルキャラ、程よいゲームバランス、クロスオーバー・if要素の多いシナリオなど全体的に高いレベルでまとまっており、より万人受けしやすい作品となった。 分割作品ではあるが、単体でも従来のスパロボに匹敵するボリュームを備えているため、遊びごたえも十分である。 余談 『破界篇』の限定版「SPECIAL ZII-BOX」には両篇が収納できるボックスと、前作のダイジェストと本作のキャラ設定を収録した冊子が付属していた。 デベロッパーのB.B.スタジオは、バンプレストの子会社でゲーム開発部門だったバンプレソフトと、バンダイグループの1社でバンダイレーベルのゲームソフト開発を受け持っていたベックが合併し、本作発売と同じ2011年に設立された会社。同時に本作は合併後最初の作品でもある。 本作でνガンダム・ガンダムキュリオス・アリオスガンダムのアニメーションを担当したスタッフは、名前こそ明かされていないものの、スパロボシリーズ最高峰のアニメーションデザインで有名になり、後に「アリオスの人」と呼称され高い人気を集めている。 具体的な評価と、担当したと思われる機体についてはニコニコ大百科の記事が詳しいのでそちらを参照。 本作のバンプレストオリジナルキャラクターデザインで河野さち子氏が手がけたキャラはクロウ・エスター・トライア(および続投組のアサキム・ランド・メール・セツコ)ぐらいで、他のキャラは全て『スパロボL』でオリジナルキャラデザインを手がけたChiyoko氏によるものとなっている。これは『魔装機神II』及び『第2次OG』と並行して開発を進めていた事による影響だと思われる。 本作初登場となるダイ・ガードは原作序盤の「トタンよりマシな装甲」という設定を反映して、初戦闘時は戦闘機ですら800以上はある装甲の初期値が、200しかないという漢らしい仕様になっている。これについて原作を手掛けた水島精二監督は自身のTwitter上で大絶賛していた。 『装甲騎兵ボトムズ』に登場する双子のキャラクター、アロンとグランの顔グラフィックが逆であることが、発売から約5年後に明らかになった。
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/2174.html
「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ」 深夜アニメの一期から日曜五時の二期にまで出世し、(色々な意味で)一世を風靡した、 サンライズ製作のSFロボットアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』の主人公。担当声優は 福山潤 氏。 本名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。作品内の他キャラ及びファンからの愛称は「ルル」。 ファンからは「ルル山」、またはそのどこか詰めの甘い部分から「ヌルーシュ」なんて呼ばれる事も。 本名の示す通り、作中の世界の3分の1を軍事支配し、 日本も制圧して日本人を奴隷のように扱う神聖ブリタニア帝国の皇子の1人だったが、 本編開始時はランペルージという姓を名乗って素性を隠し、妹であるナナリーと共に占領下の日本で学生(17歳)として生活している。 性格は冷静沈着で頭脳明晰、チェスのようなテーブルゲームにおいては天才的な腕前を誇る。 ルックスに加えて人当たりも良く、学園の生徒会では同級生や先輩にも同性異性関係なく好かれている。 ただし運動能力はそれなりにあるがスタミナが低く、ちょっと走っただけですぐ息切れしてしまうほど。 どれぐらい体力がないかと言うと、とある理由からサバイバル生活をしなければならなくなった事があり、 彼は動物用の罠を設置……しようとしたが道具がなかったとはいえ穴掘り途中でバテて日が暮れてしまったのである。 おまけに一緒にいた女性が同情して果物を分けてくれたというオチまで付いている。彼とだけは絶対に遭難したくないものである (この為、凄まじい運動オンチと言われる事が多いが、実際にはスタミナが無さすぎるだけで運動神経と体術自体は優秀)。 ふとした事から出会った謎のピザ女美少女C.C.(シーツー)より、 左眼で見つめた相手に一度だけ自分の命令を絶対に従わせる超能力(=ギアス)を与えられる。 これを契機として、ブリタニアに激しい恨みを持つ彼は、仮面を被って自らを正体不明の反逆者「ゼロ」と偽称し、 虐げられる日本人たちを扇動して結成したテロリスト組織「黒の騎士団」を率いて、 ギアス能力と自らの頭脳で巨大国家への反逆を開始する。 その能力の都合上、腕力による直接的な戦闘よりも奇策や謀略・スピーチや演技を得意技とする、 アニメの主人公としては珍しいダークヒーロー系統のキャラクター。 じゃあただの陰険な策略家なのかというとそうでもなく、「まずキングが動かなければ、下は付いてこない」という信念を持ち、 謀略を巡らせる際にも必ず自らを矢面に立て、どんな激戦であろうと最前線に出て指揮を執る律儀な所もあり、 士気高揚の役割も兼ねている。 日本人の枢木スザクとは幼馴染で、学生時代からの良きライバル兼親友であったが、 スザクの穏健な理想主義とルルーシュの強硬な現実主義はたびたび衝突し決して相容れる事が無く、 のちにブリタニア軍人へ志願した「ナイトオブラウンズのスザク」と、「黒の騎士団のゼロ」として殺し合いへと発展していく事となる。 明晰な頭脳を持つが故に、その周到な予想を超えてしまった事態に弱く、 その度にパニックに陥り冷静さを失う(ひどい時は顔芸する位に)のがルルーシュの弱点であり、 そういう意味でも「戦術で戦略を覆す」という突き抜けたポテンシャルを秘めたスザクとその搭乗機ランスロットはルルーシュの天敵となった。 また、いちいち変なポーズをキメるのも彼の特徴。 公衆の面前だろうと誰も見ていないコクピット内だろうと所構わずビシバシやる。 変態ポーズに関しては父親(=ブリタニア皇帝)もよくやっていたので遺伝したのだろう……血は争えない。 + 以下、キャラ詳細や本編ネタバレ ファンからの評価では極度のシスコンと同時にマザコンでもあるとされている。 実際家族への愛情は偏執的ともいえるが、 ブリタニア皇室での異常な環境や、父であるブリタニア皇帝から愛を受けられなかった事*1、 同じくブリタニア皇帝の下の者を顧みないやり方や家族の死すら「下らん」と一笑に付すその態度を見て育ったため、 自分は自分の身内を愛し絶対に裏切らないと誓っているためである。 母親であるマリアンヌの死と妹の障害も身内を失う事へのトラウマとなっているようだ。 また、日本へと事実上ナナリー共々追放されたせいか、上記の理由も相まってブリタニア皇帝を激しく憎悪・嫌悪している。*2 その他、立場や身分をカサに来た言動を嫌っているため、 子供の頃に出会った日本の皇族である神楽耶(かぐや)に辛辣な発言をして本人の自立心を促したりしている。 その後、彼女は最終的に黒の騎士団、シュナイゼル勢力、超合集国側で唯一ルルーシュの真意を察するほどの理解者となっている。 記憶を書き換えられたR2(2期)の序盤では監視役兼ナナリーの替え玉として送りこまれたロロを最愛の弟として溺愛し、 ブラコンになっていた。その後、記憶が蘇りロロがナナリーの替え玉であると理解した際の、 「散々使い倒して、ボロ雑巾のように捨ててやる!」の台詞はファンに非常に人気であり、 ルルーシュの本心の黒さが窺える(それこそ「ロロ雑巾」なんて単語が生まれたぐらい)。 ただこれは上記したように身内への深い愛を持つが故の怒りであり、ロロの境遇を考えた上での頭脳派ルルーシュの最大の復讐だった。 ただしそのロロにも、目的を失い心が折れていた自分を命と引き換えに救ってくれた後には墓を建てて弔い、 偽物の関係だったにも拘らず「お前は俺の弟だった」という言葉を贈り、 その遺志に報いるために全てを失った状況からでも起死回生の行動を起こしている。 敵に見せる冷酷さと身内に見せる情とのギャップや、 関わりを持ってしまった人間には非情になり切れない「甘い」所もまた魅力と言えるかもしれない。 また、魅力といえるかは疑問であるが物凄い天然くんである。頭脳明晰、読心術、人心掌握、カリスマ性にも優れている彼であるが、 朴念仁でどこか抜けており、作中人物や視聴者からツッコまれる事多数である。 例えば中華連邦戦後、中華の長たる天子の扱いを決めかねている時に「玉城(作中屈指の小者おバカキャラ)と政略結婚させるか」などと真面目に考えたり、 それを読まれて女性陣に総スカンを食らい、挙句世界情勢が崩れかねないその判断を例え話にしてクラスメイトに仰いでいた。 まあその返答を間違った方向で解釈し、結果的に和平が成立するあたりがまた視聴者の笑いを誘う要因となっているのだが。 他にも猫にゼロの仮面を奪われる、器用な寝方、手とり足とりの意味を誤解、影武者に留守を任せたらハーレムが形成されていた等ネタには事欠かない。 基本的に身内には優しいが敵には容赦無いタイプと言える。 この他にも記事冒頭の「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ!」というキメ台詞も度々口にして争いを生む存在を憎んでおり、 終盤この言葉を自らに言い聞かせるようにして多くの敵を葬り去った。 なお、この台詞の元ネタはレイモンド・チャンドラーと言う作家の生み出した探偵、フィリップ・マーロウの台詞。 ……実際の所使い方が間違っているのだが (マーロウはヒロインに対し「銃は玩具じゃないぞ」的な意味で使ったのに対し、 ルルは自分や敵に対し「覚悟はいいか?オレはできてる」的な意味で使っている)。 尤も『コードギアス』世界は、神聖ブリタニア帝国が存在する代わりにアメリカ合衆国が存在しないので (「アメリカ合衆国がブリタニア帝国に滅ぼされた」とかではなく、「独立運動をブリタニア公爵(当時)に叩き潰された」事により最初から存在しない)、 アメリカ人・チャンドラーもハードボイルド小説家になっていない可能性が高いから気にするな! + 彼の闘争の結末… 1期では、上述の黒の騎士団を率いて苦戦しつつも戦闘を継続、 やがて異母妹にして初恋(同士)であった皇女ユーフェミアを通じ、これまでの強硬路線から転じて、 日本とブリタニア帝国を和解させる平和解決を目指す決心をするが、ルルーシュ自らがギアス能力を誤作動させる大失敗 (あろう事かユーフェミアにギアスの存在を暴露。説明中に能力が暴走し、物の例えで言った「日本人を殺せ」が、 ギアスによって命令としてユーフェミアに刷り込まれてしまった)を犯してしまい、 その結果和解のきっかけになるはずだった「行政特区日本」発表の場で大虐殺が発生し、両国の憎み合いは更に悪化。 混乱の最中、事態収拾のために断腸の思いでユーフェミアを殺害し、 彼女に想いを寄せていたスザクとの亀裂も益々深まる結果に終わる。 もはや完全敵対する以外に道は無く、東京を舞台に後日「ブラックリベリオン」と呼ばれる一大決戦を挑むが、 戦闘中に最愛の妹ナナリーが行方不明になった事を知るとルルーシュは正気を失い、全てを投げ出して捜索・救出に走った。 結局、最高指揮官を突然に失った黒の騎士団は総崩れし、日本はブリタニアに二度目の敗北を喫する。 完結編となる2期では、当初は帝国に心身を囚われ記憶を抹消されて、一学生としての生活を監視される身であったが、 その一流の知謀を駆使しゼロとして復活、黒の騎士団を再結成し反攻を始める。 今度は日本のみならず周辺諸国をも巻き込んだ世界規模の巨大な動乱へと発展させてゆくが、 ストーリー終盤にて遂にギアス能力の秘密や「ゼロの正体=ブリタニア皇族の学生ルルーシュ」の事実を、 皇族である兄シュナイゼルによって暴かれてしまい信頼は失墜、一転して味方から追われる身へと成り下がる 更にその過程で恋仲となっていた(彼女もまた記憶を失って尚、二回もルルーシュを好きになった)。 同級生の少女シャーリィが前述のロロによって殺され、そのロロもルルーシュを守るために無理をし過ぎて殉死。 スザクとも和解しかけるが、これもシュナイゼルの妨害で台無し。 もはや戦いの結果はどうあれ、「平穏な生活」へは二度と戻れない状況にまで追い込まれてしまう。 しかし、忠臣ジェレミアを引き連れて、父ブリタニア皇帝ことシャルルとの決戦に捨て身で挑み、その際にスザクとも再会。 シャルルとの直接対決でマリアンヌの死の真相や二人の悲願、父の愛情を知るが、同時に母の醜い本性も知ってしまう。 今までの経緯と積年の怒りと憎しみと怨念、加えてマリアンヌへの失望もあってか両親の理想を全否定し、 実は別人に憑依して現世に留まっていたマリアンヌの意識及びその理想諸共、シャルルを葬り去った。 その後は、ギアスの影響があったとはいえ過程を重視した思想と行動の果てに大惨事を引き起こしてしまい、 (ルルーシュがよかれと思ってかけた『生きろ』というギアスのせいとはいえ 放射能汚染の危険性は全くない代わり二次・三次被害が凄まじく甚大な核兵器・フレイヤを市街地で発射してしまった)、 絶望に打ちひしがれた末に「大事なのは結果」という結論にようやくたどり着いたスザクと、Cの世界で対話を重ね、 しこりを残しつつも和解、共犯者C.C.と忠臣・ジェレミアと共に巻き返しに打って出る。 結果、なんと策略とギアスを駆使して次代の皇帝に即して、歴代皇帝達が築いてきた帝国の体制を内から破壊する。 全エリア開放を始めとする各種政策から、一時期は正義の皇帝と占領エリアの民衆から絶大な支持を集め、 すぐに歴史に名を残した。 更にブリタニアの超合集国への参加を表明、ブリタニア参加に対する審議をする会議場にて捕縛されかかるも、 超合集国側の対応を読んでいたためコレを逆用し、皇帝救出の名目でスザク達が会議場にスザクや護衛の兵士達が突入、 逆に各国首脳陣を人質として確保する。 その後、もう一人の怨敵であるシュナイゼルとの決戦時には対フレイヤ用新兵器でフレイヤを封じて敵本拠地に侵入し、 更にはシュナイゼルの命を懸けた策を容易く見抜き (これはシュナイゼルの作戦に穴があったと言うより、極端に自分の命に無頓着なほど虚無的故に、 ある意味非常に抜けた面があったから見破られてしまったと言った方が正しい)、 今までの仕返しも兼ねてか「ギアスでゼロの意のままに動くロボット」にするという、作中でも屈指の屈辱的な末路を味わわせて勝利。 フレイヤの発射を制御するスイッチもナナリーにギアスをかけて奪い取る。 世界最強の軍事力に加え、フレイヤを手に入れたルルーシュに逆らえる者がいるはずもなく、 武力と恐怖と民主主義による世界征服を成し遂げる。 その後、スザクを次なる救世主ゼロに仕立て上げると、世界中が自らへの憎悪で一つに纏まった頃合を見計らい、 衆目の前で自らを暗殺させ世界を牛耳る悪の独裁者ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの最期による 平和の始まりを演出し、この世を去った。享年18。 ルルーシュの目論み通り、世界は彼の死と優しい嘘によって平和になり、 真相を知る者と知らされた者たちだけがそっと彼の死を悲しみ、涙した…。 余談だがその時の地位は「ブリタニア皇帝」、「超合集国超合集国最高評議会議長」「黒の騎士団C.E.O」である。 + ……が、 ……が、最後にC.C.と共に旅をしている御者が彼だったのではないか……と思われる描写も存在する。 アニメ版は谷口悟朗監督が「ラストはご想像にお任せする」という発言をしているが、 小説版では細身だが馬の扱いが上手いと書かれ、C.C.の最後の言葉に微笑みで答えるというほぼ確定のような描写が為されている。 結末がどちらであったにせよ、彼が知る(彼が愛した)人々の前から永遠に姿を消した事に変わりはなく、 それか彼の得た力と、それによって得た物の代償だったのだろう。 また、ある者を「友殺し」の罪悪感で生涯に亘り苦しめ、またある者を「愛する人を裏切った」罪悪感でこれまた生涯に亘り苦しめるなど、 その代償はルルーシュが知り、ルルーシュが愛した人々にも降りかかる格好となった。 ちなみに彼が悪逆皇帝になり自らの悪名を広めるのにはユーフェミアの悪名「虐殺皇女」を薄れさせるという狙いもあったようだ。 + パラレルワールド『ナイトメア・オブ・ナナリー』でのルルーシュ ナナリーを主人公としたパラレルワールド作品『ナイトメア・オブ・ナナリー』では、 C.C.とのファーストコンタクトはほぼ原作と同じだが、ミサイルの爆発で負傷し、C.C.と融合して魔人ゼロとなっている。 この作品でのゼロは黒の騎士団を立ち上げてそのトップにいる点は原作と同じだが C.C.と融合しているせいで不死身な上、徒手空拳でKMFに立ち向かい、 スザクですらランスロットに乗らないと太刀打ち出来ない正真正銘の怪物となっている。 身なりこそ原作とあまり変わらないが、服自体はアメコミみたいなピチピチ全身スーツで、 体格もアメコミヒーローよろしく筋骨隆々の長身巨躯なマッチョマンに変更された。 ちなみに表に出ている人格を交代する事で、ルルーシュモード(男性体)とC.C.モード(女性体)にメタモルフォーゼ出来る。 全てが終わり(本作で両親の理想を否定し、未然に食い止めたのはナナリーである)、C.C.を見送った後でナナリーとようやく再会。 第99代皇帝に即位したユーフェミアが禍根を浄化しようと奔走する世界に混沌を撒き、 活性化させる役割をC.C.から引き継いでいたため、ナナリーに別れを告げて姿を消す。 そしてゼロという名前だけでなく本名すら捨てて、代わりとばかりにC.C.の名を受け継いだ……。 ルルーシュと離れ離れの日々、というの名のナナリーの悪夢は、絶対に終わらない…………。 エデンバイタルの停滞した意識エネルギーは、やがて死を迎える。そう、宇宙が均一化し冷えて死滅していくように…。だが、均一化されるはずの宇宙には星々が、命が、溢れている。これらは果たして死への過程における揺らぎに過ぎないのか?エデンバイタルにおける意識エネルギーもまたギアスという混沌無しで死を回避しうるのか? 其を見届ける物、すなわち、我、魔王C.C.なり + 劇場版では 三部作の総集編という事もあり、ストーリーの大きな流れはTV版と大差ないが、 一部の人物の運命が大きく変わっており、この影響か最後の最後にて、ある変化が生じている。 そしてこの総集編三部作の続編という位置づけにあたる映画『復活のルルーシュ』において、死んだはずのルルーシュが蘇る事となる。 + 『復活のルルーシュ』ネタバレ 前作での一件にて、父シャルルから不老不死となりギアス能力を与える事が出来る力「コード」を密かに受け継いでいた事が判明。 この事を気にかけたC.C.はとある協力者の手により運び出された遺体を回収し、ルルーシュの肉体を蘇生する。 しかし、Cの世界の意識集合体へギアスをかけた事が影響してコードを半端な形で受け継いでおり、 魂までは呼び戻す事が出来ず映画序盤は抜け殻のような有様となっていた。 ルルーシュを完全な形で復活させるため、Cの世界へと繋がる各地の遺跡を巡っていたC.C.は、 ジルクスタン王国へと訪れた際に拉致されたナナリーを救出すべく潜入していたカレン達一行と再会。 紆余曲折を経て、ジルクスタンの地下に隠されていた遺跡からCの世界へ通じルルーシュの復活に成功する。 その後は一時的に「ゼロ」の姿へ戻りナナリー奪還作戦に協力。 ジルクスタン側の策略により戦況を尽く覆されるも、最後の最後で遂に逆転し、ナナリーを助け出した。 全てが終わった後は一人旅立とうとするC.C.を呼び止め、二人で新たな旅に出る。 「名前か…じゃあ、ルルーシュ・ランペルージからとって、『L.L.』というのはどうだ?」 + 以下、搭乗ロボについての補足設定 KMF(ナイトメアフレーム) ブリタニア軍による日本侵攻の際、本土決戦に於いて実戦初投入を果たした人型自在戦闘装甲騎。 全高約5mと小柄に出来ており、主に市街地戦闘向けの機能が盛り込まれている。 綴りは悪夢を意味する“Nightmare”では無く、「騎士の馬」たる“KnightMare”と、 「機体」たる“Frame”を掛け合わせたもので、頭文字からの略称は“KFM”“KMF”。 発音する際も「ナイト(↓)メア(↑)」と表現されている。 劇中では単に「ナイトメア」とも呼ばれる。 設計の始点は「局地的状況における生命保持を主眼に置いたサバイバルコックピット機構」というものであり、 後にナイトメアフレームという「戦闘用ロボット」として終着するこの概念は、 系統の異なる2つの技術をベースに開発が開始された。1つは軍用二足歩行兵器「ナイトメア」であり、 もう1つはアッシュフォード財団の後援で福祉用途に開発された民生用機「フレーム」である。 その2つを統合した結果、「ナイトメアフレーム」の名称が誕生した。 ブリタニア製ナイトメアフレームには開発段階に応じて世代が区分されており、 第九世代まで開発されたが、第二世代以前や第六世代・第八世代と確認されるKMFは登場していない。 + ルルーシュのナイトメアフレーム ルルーシュのナイトメアフレーム 序盤は、ギアスを使いヴィレッタから奪ったブリタニア軍量産型KMFであるサザーランドを操縦していた。 元々、アッシュフォード学園の学園祭でガニメデを操縦し直径2mのピザ生地を作っていたので、 その操縦はそれほど難しいものではなかったのだろう。 また、母親が凄腕のナイトメアパイロットだった事も容易に操縦出来た理由の一つであると考えられる。 黒の騎士団の結成後は、初期型KMFグラスゴーを日本が改造した無頼に鬼の角のような兜を付けて戦っていたが、 あくまで旧式のKMFのコピー品に飾りの兜を付けただけ(ツノがついて速度が三倍になるような事は無かった)であり、 撃墜や破損は日常茶飯事だった。 特にスザクの乗るランスロットには会うたびにバラバラにされており、 視聴者にルルーシュ=ロボットアニメの主人公なのに弱い、というイメージを印象付けた。 (実際は最新鋭機ランスロットとの機体性能とマシンガンを避けられる身体能力を持つスザクとの腕の差がありすぎただけであり 確かに達人と比べればやや劣るが、設定ではルルーシュの操縦能力は一般兵クラスに比べれば遥かに上となっている)、 そもそもこの作品にはエースパイロットと呼ばれてもおかしくない面子がウヨウヨいる事とルルーシュ自身の身体能力の低さも災いし、 「ルルーシュ=弱い」のイメージが付けられてしまったと思われる。 一期の中盤から終盤では、ブリタニア帝国の試作機であるKMFガウェインを強奪し搭乗していた。 基本操縦はC.Cでルルーシュは火器管制担当の二人乗りKMFであるが、一人でも操縦出来る。 試作機でありながらそのスペックは高く、当時は最新技術だったフロートユニットや荷粒子砲「ハドロン砲」(まだ強奪時には未完成だった)に、 腕部に10基のスラッシュハーケンの強力な武装を誇り、武器以外にも、索敵にも役立つ最新の演算処理システム「ドルイド・システム」や、 改良の過程で偶然得た能力だがステルス能力などの便利な機能を多数持ち、 最終決戦でもブリタニア帝国の飛行部隊を一方的に殲滅し制空権を確保するなど戦略レベルで多くの戦果を上げたが、 突如暴走状態で復活したジェレミア・ゴットバルトのジークフリートとの交戦でC.Cが操縦し、 仕方なく相打ちと言う形でジェレミアと共に海底に沈んだ。 R2初期においては、記憶を取り戻した直後に見回りに来たパイロットのサザーランドを奪った。 その後、すぐに無頼ゼロ専用機に乗り換えたが戦闘で片腕が破損した為にサザーランドの腕を使用していた。 その後のギルフォードとの決闘の際には、「武器は一つだけ」との条件の下、暴徒鎮圧用のKMF用の盾で挑み、 得意の策略とギアスでその場の混乱を起こし、傾いた足場を利用し盾をスノーボードのようにして滑り、 そのまま脱出するなど操縦能力の高さをアピールするような節も。 その後、ガウェインを元にした新型KMF「蜃気楼」を専用機とし、再び反逆を開始する。 なお、この蜃気楼というKMF、超強力な防御システム「絶対守護領域」と圧倒的な広域殲滅力を誇る「拡散構造相転移砲」 (「適当に動いても大丈夫なバリア」と「適当に撃っても当たるマップ兵器」……と思われがちだが、実際はかなり高い演算、指揮、判断能力が必要で、 ルルーシュ以外に扱えそうなのは作中だと同等の頭脳と指揮能力を持つシュナイゼルか星刻ぐらいなものである) などを搭載し、操縦にキーボードを用いるという特性も相まって頭脳派指揮官のルルーシュにぴったりな機体となっている。 中華連邦編では乱戦地帯に乱反射したビームを打ち込み、敵のみを迎撃するという離れ業までやってのけた。 他にも水中に潜れたり、日本から中国まで数時間で飛んでいけるなど、 ゼロと学生の二つの顔を使い分けないといけないルルーシュの愉快な学園生活隠密行動に大いに役立つ細かい機能が付いている。 ちなみにガウェインとは違い単座型。 + しかし、その蜃気楼の最期は 描写的に見せ場のあったガウェインの最期とは大きく異なり、 拡散構造相転移砲は避けられるばかりであまり役に立たず、 バリアも「絶対守護領域を破った!?」という噛ませ的な演出ばかりで、あまり活躍している印象は無く (バリアのおかげで助かったり、水中に潜る機能で逃亡出来たり、ちゃんと特有の機能が各所で役立ってはいるのだが)、 挙句の果てには最終話まで現存する事も出来ず、その手前の話で敵KMFの投げ付けた剣が後ろから刺さって破壊されるという、 おおよそ主人公機とは思えぬ惨めな最後であった(ルルーシュはきちんと機体から脱出している)。 一応フォローしておくと、敵KMFはその直後にスザクの駆るランスロットにあっさりと破壊された。 …名誉のために言えば、蜃気楼を破壊した敵KMFもエース級の相手ではあり、 スザクは腕も愛機のランスロットも、頭一つ飛び抜けたポテンシャルを持っていたのだが…。 + 外部出演 公式ギャルゲー兼BLゲームである『LOST COLORS』においてはもちろん攻略対象として登場。 さすがは原作主人公というべきか、攻略ルートが4つもある大盤振る舞いとなっている。 ナナリーを攻略しているとギアスをかけてきたり、学園祭で女装させられてしかも似合っていたりとネタにも事欠かない。 また、ルート次第ではスザクと共にランスロット二機でルルーシュの無頼を叩きのめす展開もある。 ……そう、ガウェインではなく無頼である。そして自機はランスロットのバリエーション機、相棒はスザクが乗ったランスロット。 ランスロット二機によるいじめの実態 性能差もパイロットの実力も悲しいくらい開いているのだが、よくルルーシュは生き残ったもんである。 ちなみにこの作品の主人公、実はルルーシュ達ブリタニア王族の遠い親戚にあたる。 + 『スパロボ』では + 『Z』シリーズ 『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』から『R1』設定で参戦。 シナリオ面では意外な事に『天元突破グレンラガン』のカミナと仲良くなり、 「グレン団新米団員」という肩書きを贈られ(ルルーシュは「黒の騎士団特別団員」の肩書きを贈っている)、 後の『再世篇』でも彼の事を思い返している。 ルルーシュ固有の能力として、一定範囲内の自軍キャラクターの能力を高める事が出来る「戦術指揮」がある。 過去シリーズで『マクロス7』の熱気バサラなどが、同じような事が出来る「歌」システムを持っていたが、 戦術指揮は使用しても経験値を手に入れられない仕様の為、こればかり使っていると肝心のルルーシュの成長が遅れてしまうので注意。 破界篇ではエースボーナスにより射程が+2され、より使い勝手がよくなる。 上記の通りパイロットとしての能力は決して低くない設定からか、ステータスも決して悪くないモノを持っているし、 中盤からの乗機であるガウェインも十分前線で活躍出来るスペックである。C.C.との二人乗りで精神コマンドも充実。 ……まぁ少し手を加えれば速効・低燃費・高火力で無双出来る紅蓮弐式や、 そのほぼ上位互換であるランスロットほどの爆発力は無いが、後者は中盤数マップのみのスポット参戦であるし、 そもそも二人とは根本的に運用方法が異なる機体なので仕方ない。 なお、ガウェインがC.C.との2人乗りであるため、 「後編では蜃気楼に乗ったらC.C.が外れて弱体化するんじゃないか」とプレイヤーに恐れられていた。 更に『再世篇』ではルルーシュが斑鳩の艦長も務める事ができ、 (蜃気楼も登場し、こちらに乗ると斑鳩の艦長が扇(ルルーシュ搭乗時はサブパイロット)になるという扱い)、 わざわざルルーシュをぼっちにしてまで蜃気楼を出撃させるのに強制出撃以外でどれほどの意味があるのかは怪しい所。 しかし実際の再世篇での能力は、 A.T.フィールド並の耐久度を誇る絶対守護領域と鬼畜性能のMAP兵器で、 ウイングゼロと共にダブル「ゼロ」でツートップを飾れる紛れもない強ユニットであり、見事に前評判を返上した。 具体的には、射程が長い上に範囲も広く蜃気楼の移動力も高いので大体好きな場所に狙い撃てる。 更に敵を撃破すれば連続行動で再び動く事が出来る上に、ヒット&アウェイも使えるという化け物ぶりである。 ちなみに、斑鳩の艦長は南という初期からの人物(扇は黒の騎士団副司令)なのだが見事にサブパイロット枠からハブられた。 ダンバインの戦艦やエターナルのように本来の艦長がサブパイロットになる例は数あれど、完全にハブられたのは彼くらいのものである。 なお、副司令の扇(ゼロが蜃気楼に乗ってる時はメインになる)はさておき、 他のサブパイロットはラクシャータ(技術開発担当)と玉城(主にKMFパイロット)と、 これまた前代未聞のブリッジクルーですらない面子であった。南は泣いていい。 なお、前作の『Z』では敵側のオリジナルキャラクターに「黒のカリスマ」という、 「黒い仮面」「根っからの黒幕体質」「厨二病気味」とゼロと属性が被りまくったキャラが登場しており、 『Z』の発売日が『R2』の最終回放送の時期が重なっていた影響、 また黒のカリスマの正体の人物の性格がとんでもない事もあってよくネタにされていた。 実際に製作スタッフがこのネタに影響されたか不明だが、このせいでゼロは当初、 前作に参戦したメンバーに異常なまでに疑われるという版権主人公としては異例の事態が発生した (一応初参戦作品のキャラからも疑われてはいる)。 …まあ、ルルーシュはルルーシュで「いざとなればギアスを使ってこいつらを…」などと考えていたので自業自得とも言える。 なお、黒のカリスマについては『Z』作中でもゼロと同じ声のキャラが「今日こそその正体を暴かせてもらう!」 と言ってたりするので、最初から公式でネタにされていたと言えなくもない。 なお、この件に関してはキングゲイナーのアナ姫に「彼と違って真面目な方」と評価されている。 アレと比べれば大抵の人間は真面目な方に分類されるというツッコミはさておき 『第2次Z再世篇』においては、ルルーシュの運命を大きく左右するルートが存在する。 一つは原作通り、ZEXIS(『第2次Z』におけるプレイヤー部隊)から追放され、 その後皇帝ルルーシュとして敵対する「ゼロレクイエムルート」と、 もう一つは原作と異なり、追放されずに最後までZEXISと共に闘う「黒の騎士団ルート」がある。 ちなみに、エースボーナスが前作から変更されており「気力150以上の時に自軍フェイズ開始時に奇跡が起こる」という冗談のような文言である。 効果は「14種類(推定)の精神コマンドの中から現在かかってない精神コマンドが発動する」というもの。 前もって「閃き」「幸運」「努力」をかけて発動する精神を絞込み、運が良ければ「覚醒」「かく乱」「魂」がノーコストで使える。 なお、重要な点として、再世篇のルルーシュは中盤でゼロシステムにより、 ゼロレクイエムした未来を垣間見たヒイロから一時的に命を狙われ、自分が将来世界の敵となる運命にある事を知ってしまった。 そして、「どのような運命であれ、それを受け入れるかどうかを決めるのは俺だ」と、 独りその運命に抗う事を決意するのだが……。 + 運命を受け入れる 原作通り、ギアス能力の秘密や自身の正体を暴かれてしまい、黒の騎士団からの信頼は失なわれ、 ZEXISから追われてしまう身となり、自身を助けたロロもギアスの酷使により死亡。 もはやZEXISへと戻る事が出来ないと判断したルルーシュは、ラグナレクの接続を発動させようとしたブリタニア皇帝を消滅させる。 その後皇帝となったルルーシュはシュナイゼル一派とZEXISの3つ巴の戦いを繰り広げる (黒の騎士団は原作とは違い、ZEXISの面々との関わりもあって土壇場で冷静な判断力が付いたらしく、 シュナイゼル一派と手を組んだりはしない)。 その後、全世界を掌握したルルーシュは二つある月の内の一つ「陰月」が地球上に落下するにも拘らず、 「地球外への脱出禁止、場合によっては「粛清も厭わない」「起動エレベータを全て閉鎖、宇宙港も軍が支配する」 と言う措置を取り、世界の怒りと憎しみを一身に集めつつ、 地球治安部隊「アロウズ」とそれを背後から操る「イノベイター」を倒すべくZEXISと一時的に共闘する。 そして計画が整ったルルーシュら一派はZEXISと熾烈な戦いを繰り広げ、そして蜃気楼が破壊されて逃走した所、 皇帝ルルーシュは救世主ゼロに扮したスザクに討たれる。 ゼロレクイエムの全容をようやく知ったZEXISの面々は困惑しつつも、 「仲間だったルルーシュを自分達のせいで死なせてしまった」事に悲しみに暮れるしかなかった…。 なお、この皇帝の時のルルーシュは戦術指揮の代わりに天才技能を持ち、 その上底力、ガード、精神耐性、気力限界突破とダモクレス要塞を鬼のように硬くする。 兄のシュナイゼルが再攻撃やカウンターなど攻撃型なのに対し防御型の特殊技能ラインナップとなっている。 更に難易度ハードでは前述の奇跡を起こすエースボーナスにより精神コマンドも使ってくる。 闘争心と戦意高揚によって放っておいても気力が上がるためかなり厄介。 + … しかし、ソレスタルビーイングの高度な医療技術によって蘇生。 仲間達に論されたルルーシュは、犯した罪を償うべく、「ゼロ」としてZEXISと共に世界の平和を守る事を決意するのであった。 ……尤も、ルルーシュは作中でヒイロから「お前を殺す」と言われており(しかも、一度ではなく何度も)、 これによりルルーシュの生存を確信したプレイヤーも結構いたのだが (ただし、長いスパロボの歴史において、 ヒイロの「お前を殺す」が他作品キャラの生存フラグとして作用したのは『再世篇』が初めて)。 + その後のちょっとしたエピソード こうして「ルルーシュ」としての自分を捨て、完全に「ゼロ」として生きていくという覚悟を決めた彼だが、 その後に「ゼロ」である事を貫き通そうとするあまり食堂での飲食時にも仮面を外そうとせず、 仮面を被ったまま目元のシャッターからストローでアイスティーを啜る姿を茶化されて盛大にむせ、 「おぼ…おぼ…覚えていろ、魔女! そして、ZEXISめ!」と捨て台詞を叫ぶという微笑ましいエピソードがあったりする。 「黒の騎士団ルート」でも同じようなエピソードがあるが、上記の捨て台詞は「ゼロ・レクイエム」ルートのみ。 なお、ZEXISとの最終決戦の際にルルーシュは各参戦作品の主人公キャラ全員と戦闘前会話がある。 ある者はかつて交わした約束通り、ルルーシュを討つ事を宣言し、 ある者はルルーシュの真意を悟りつつも、そのやり方を認めず、 ある者はルルーシュの行動を額面通り受け取って激怒し、 ある者はただ己の信念を貫くためにルルーシュを討つ事を決意し、 ある者は最後の最後までルルーシュの変心は何か意味があるはずと信じ続けた。 ルルーシュもその一人一人に独裁者としてのポーズと、内心での仲間達への謝罪の言葉をかける。 ちなみに、「キセキの誕生日」のピクチャードラマでも友人達に似たようなメッセージを送っている。 (それが俺の選んだ道だ。だが、感謝しよう…。俺を信じてくれようとした事に…) + 運命に抗い続ける ギアス能力の秘密や自身の正体を暴かれてしまう所までは原作(及びゼロレクイエムルート)と同じだが、 扇がゼロを「信じる」選択を選んだ。 原作ではゼロを裏切った彼が、自らの感情に耐えて「ゼロを最初に信じた者」の務めとして、 これまで通りゼロを信じ続ける道を選んだ際の決意表明は名台詞である。 是非とも実際にプレイして、その目で確認して欲しい。 + ただし厳密には原作通りではなく このルートに進む事が出来るようになる条件が満たされると、幾つかの展開が追加される。 最も大きいのは、本来ロロに殺されるはずだったシャーリーが、ダイターン3の破嵐万丈とビッグオーのロジャー・スミスの介入によって生き残る事だろう。 その際、以前から独自に調査を進めていたロジャーが、 独力でゼロの正体とユーフェミアの豹変の真相(ルルのうっかりも含めて)に辿り着くという展開になっている。 また、その後ゼロがボトムズのキリコ・キュービィーのATの調整を手伝うシーンがあるのだが、 この時に友情を示すために自らゼロの仮面を外しキリコに対して素顔を晒すという描写が追加される (ヒイロとロジャーは自力でゼロの正体に辿りついたが、キリコは逆にルルーシュが自ら素顔を明かした唯一の他作品キャラである)。 そしてキリコもまたルルーシュの信頼に応え、ゼロの素顔については誰一人にも語らず、 ゼロが正体を暴かれた際は真っ先に弁護に回っている。そもそも素顔は知っていても名前は知らなかったりするのだが ちなみにキリコは「たとえ神にだって従わない」というルルーシュのギアスの真逆の人間性を持つ人物であり、 ルルーシュも当初は彼を危険視していた。 が、それを貫き通し、本当に神すら打倒した事にはルルーシュも感服したようで、 「運命を受け入れた」場合は、キリコに対して「俺もお前の様に生きたかった…」と内心で敬意を表している。 これによりゼロはシュナイゼルに引き渡される……つまりZEXISから追放される事は無かったが、 どちらにしろ正体を明かされてしまった彼は、ギアス及び自分のせいで引き起こしてしまった、 行政特区日本での虐殺事件の真相を仲間達に打ち明ける。 当然、事件の真相を明らかにしなかった事に怒りを露わにした者もいれば、 事件当時、真相を隠した事で黒の騎士団の崩壊を起こさずに済んだという評価の声もあった。 そしてルルーシュは最愛の妹ナナリーを失った事によるショックもあってか、 自分が死ぬ事で贖罪を遂げる道を選んだ……が、そんな彼に紅月カレンは「ゼロ」の仮面を被せ、 次の瞬間、仮面にヒビが入る程の鉄拳を叩き付ける。 カレンは「撃ってもいいのは撃たれる覚悟がある奴だけだ」の台詞の意味を、「撃ちながら自分の心を撃っている」と確信し叱咤。 この一撃はルルーシュと、その彼に付いてきたカレン自身への一撃だった。 「偽り」の弟であり、深い悲しみに包まれた時に酷く当たり散らしてしまったロロ・ランぺルージ、 一度は自身の手で破滅の一途を辿り、人ならざる身となったジェレミア・ゴッドバルト、 そして、ブリタニアを倒すために利用した黒の騎士団、ZEXIS、ZEUTHのメンバーはルルーシュを信じていた。 策謀もギアスも使えない状況でZEXISの一員であるという矜持を持ち、大切なもののために立ち上がる姿を見られていたというのも大きいが。 うっかり『破界篇』でZEUTHにギアスを使おうものならそこでフラグが折れていたに違いない そんなルルーシュが出した答えは一つ。罪を犯した自分に「ルルーシュと言う名の人間」をやめ、 「ゼロと言う名の記号」として、世界を支配者から救い、侵略者から守り抜くと…。 {え? 戦闘台詞で出てくる悪役じみた笑い方はそのまま?気にするな! その後、エリア11においてブリタニア皇帝率いる地球連邦の軍と雌雄を決し、ルルーシュはブリタニア皇帝をギアスで消滅させた。 なお、スザクは先の決戦で「生きろ」のギアスによって租界を吹き飛ばした事で自暴自棄となり、捕虜となったが、 すぐに解放され「何もない騎士」つまり「ナイト・オブ・ゼロ」としてルルーシュ、ZEXISと共に闘う事になるが、ここでは割愛。 とうとう富士山においてシュナイゼル一派と彼の手引きによって脱出したナナリー、 途中から割り込んだ聖インサラウム王国と決戦を繰り広げ、 一派の要塞にしてトウキョウ租界に大規模な被害と死者を齎した戦略弾頭「フレイヤ」を搭載した要塞ダモクレスを沈黙させる。 内部に突入したルルーシュはシュナイゼルとナナリーを人質に取ったディートハルトと対峙。 ここでルルーシュが取った行動はナナリーに躊躇なく発砲し、次に自身を目標にダモクレスをZEXISに攻撃を促し、 分断されたはずのスザク達との連携でダモクレスを完全に制圧。 ルルーシュはギアスを使わず、自身の策略でシュナイゼルを下す事に成功した。 これにより、シュナイゼルは潔く負けを認めて改心(改心してからは完全とはいかなかったが虚無的な面もかなり改善された模様)。 その後ルルーシュはブリタニア皇帝のギアスを自ら解除したナナリーと対峙、 ナナリーは人類が明るい明日を迎えるように、ダモクレスを人類の憎しみを集めた事を兄に打ち明ける。 そんな中、その場を収集を付けるべく現れたのは第2皇女コーネリアと、 ルルーシュの手で死亡したはずの第3皇女ユーフェミアの姿があった。 前作で完全死亡扱いだったユーフェミアが伏線皆無の状態で唐突に生還した事は賛否両論 姉と初恋の人の助けを経て何とか事を収める事に成功したルルーシュは、ロロのギアスにより、 ナナリーに「最愛の兄」としてもう二度と会う事のない別れを告げる。 この際、スザクもユーフェミアの苦渋の決断により、ユーフェミアの騎士を解任・ブリタニアから追放という処分を受け、 ルルーシュ、スザク、ナナリー、ユーフェミアのいずれもが「愛する者と別離を強いられる」という罰を受ける事になってしまった……。 「さらばだ、3人の皇女殿下! 我が名はゼロ! この世界を変える男だ!」 その後もZEXISの指導者としてインベーダーやアンチスパイラルなど、地球に襲いかかる未曽有の危機から世界に救い、 インペリウム王国やガイオウとの最終決戦を制して平和という奇跡をもたらす (その過程で刹那の協力により溝が残っていたスザクとも無事に完全和解出来た)。 平和になった世界でも、「ルルーシュ」に戻る事を望まず、 元の生活に戻ったカレンら黒の騎士団メンバーやオレンジ畑を耕す事になったジェレミアと別れ、 スザクやC.C.、ロロと共に新たな世界の危機に備え、姿を消した。 結果、ナナリーやユーフェミアだけでなく、恋仲になったシャーリーの前からも一方的に姿を消す事になってしまったのだが、 「彼女はいつか俺を忘れてくれるはず」と相変わらずの鈍感発言をしていたりする。 何度生まれ変わってもルルーシュを好きになると断言するシャーリーがルルーシュを忘れてくれるかはお察し 余談だが再世篇ではランペルージ姓一期版、R2版、ブリタニア姓、ゼロ一期版、R2版、と 人物事典に五種類名前が載るという快挙を成し遂げている。 そして『第3次Z時獄篇』にて『R2』のみ参戦。 この時点で嫌な予感がしたファンもいたかもしれないが、ゼロは「悪逆皇帝ルルーシュを倒したテロリスト」として知られており、 『第2次Z』正史はゼロ・レクイエムルート準拠となった (無印を出さないという事はユーフェミアの出番は無いという事である。 ……まぁ、別にユーフェミアを出さなくても黒の騎士団ルートの再現は事るし、 TV版がリストラされて生存が危ぶまれたけど、それとなく生きてる事が語られた人物もいたのだが)。 余談だが、本作も素顔でキリコ・キュービィーのATの調整を手伝うシーンがある。 その際にキリコに「以前にもこんな事があった」と言われており、 黒の騎士団ルートのフラグが立ったのに、ゼロ・レクイエムルートに行ってしまったのが正史となったようである。なんとも… (逆に言えば、ルルーシュが素顔でキリコを手伝ったという事は、シャーリーは生きているとも言える)。 というか、他の再世篇からの生存キャラから察するに、黒の騎士団ルートに行くのに一番不利なルートを通ったが、フラグは全部集めた事になる。2周目正史の可能性もなくはないが ちなみにキャラクター事典ではルルーシュの方にはキャスト表記は無く、ゼロの方にキャスト表記がなされている。 中断メッセージだとルルーシュの方で喋ってるけど エースボーナスは前作の「奇跡を起こす」から変更され(当該ボーナスは『トップをねらえ!』のノリコに譲っている)、 「戦術指揮を行うと1チームに付きPP+3獲得」になっており、ターン数を気にしなければ無限にPPを獲得しルルーシュを強化し放題となる。 『第3次Z天獄篇』では暴徒と化したトウキョウの住民全員にやむなくギアスを使用・鎮静化させていた他、 最終局面でオリジナル敵・御使いに対し命と引き換えにギアスを発動するも……。 + 余談だが タイトル画面で放置していると流れる戦闘デモではとかく扱いが悪く、 初参戦の破界篇では、なんと主人公でありながらランスロットに撃墜されるというオチを付けた。 これは流石に、前代未聞の快挙(?)である。 そして『再世篇』でもルルーシュが艦長を務める斑鳩がミサイルでランスロットに攻撃するのだが例によって避けられる。 非常に心当たりのあるパターンだが、流石に斑鳩は戦艦なので落とされなかった。 そしてそして『第3次Z時獄篇』では、 PVからしてスザクやカレンは出てるのにルルーシュの姿が一切登場しない辺りから嫌な予感がしたファンも居たかもしれないが、 遂に戦闘デモからリストラされてランスロットが味方側として登場していた。 ルルーシュは泣いても良い。 だが、『天獄篇』の戦闘デモではしっかりゼロと蜃気楼が登場した。 + その他の『スパロボ』での活躍 『OperationExtend』や『Card Chronicle』にも登場。 後者では原作と異なり、日本がブリタニアに完全に占領されてはおらず、現在進行形で侵略を迎え撃つ形になるため、 後に日本に対する全ての侵略に対抗する意思を示した事から、原作に比べて黒の騎士団の正統性が格段に向上している感もある。 イベント「舞い降りる剣」ではオーブ代表首長ウズミが連合を始めとする勢力から自軍部隊であるアークエンジェル隊をオーブに匿い、 同時に己を犠牲にして道を切り開く決断をした事に対して感銘を受けるシーンがある。 「彼には撃たれる覚悟があった…。 そして撃たない覚悟も…」 「俺だってわかってるさ。 託されたモノの重さは…」 イベント「聖バレンタインの騒乱」では、男性が女性にチョコをプレゼントをするというものになっているのか、 ナナリーにチョコをプレゼントをしようと考えた所を、カレンとC.C.に「誰に本命のチョコを貰うのか」と問い詰められてしまい、 同じく女性達に追われたアルトと浩一と一緒に逃走を図るという笑えるシーンがある。 この場にシャーリーやカグヤがいたらもっとヤバかったのかもしれない (クソ、強欲な魔女め! 俺のチョコを作らせ…自分は高みの見物か…! この場はすぐに撤退せねば!) 「…助太刀するぞ! 早瀬浩一!」 イベント「復讐鬼の誕生」では、ミア達をバンカーの兵器としか見ていないギルに激怒するシーンも。 「人の尊厳を踏みにじり、意のままに操ろうとは… その様な非道、見過ごすわけにはいかない!」 まあ、上記の台詞はゼロへのブーメランでもあるため、C.C.に「大した役者だよ」と皮肉を言われてしまう。 2015年には『スーパーロボット大戦X-Ω』にも参戦、外伝である『双貌のオズ』や『亡国のアキト』との初共演を果たした。 『スーパーロボット大戦X』では原作終了後の設定で登場。 原作同様にゼロレクイエムを完遂して命を落としたのだが、本作の舞台である異世界「アル・ワース」に転移。 そこで世捨て人のように過ごしていたが、紆余曲折を経て復活。 自軍部隊に参入後は一時は世界に覇を唱えた皇帝としての手腕を活かし、 作戦指揮から暗躍や交渉と多岐に渡る働きを見せる参謀役として活躍する。 シナリオでの出番も多く、オリジナルのDVEまで用意されている等優遇されている。 一方性能の方は基本的に『第3次Z』準拠だが、スキル関係がPP制から部隊共通のTacp制に変わった事で、 エースボーナスが「戦術指揮を移動後に出来る」と『第3次Z』のボーナス取得前と同じに格下げされ、 更に戦艦専用のEXオーダーに戦術指揮に近しいものがあるため、 わざわざ蜃気楼の攻撃を潰して経験値獲得を捨ててまで使う理由が無くなってしまった。 だが今回、本作から新登場した精神コマンド「決意」を習得するようになった。 これは移動力上昇やENや弾数を無消費で攻撃可能なコマンド「エクストラアクション」の専用リソースを任意で上昇できる貴重な精神コマンドであり、 エクストラアクションの中には「次の戦闘で敵機を撃墜すると行動回数が+1される」というものも存在。 つまり敵を撃墜できるのならSPが尽きない限りずっとルルーシュのターン、なんてことも可能。 戦術指揮の弱体化をフォローして余りある運用ができるようになり、戦術の幅を大いに広げた。 シリーズ30周年の記念作品『スーパーロボット大戦30』では『復活』設定で参戦。 監督繋がりで『ガン×ソード』と深くクロスオーバーされている他、 「『アクシズショック』と『ゼロ・レクイエム』が同時期に起こり、有史以来初めて地球上に戦争が存在しない『奇跡の一年』を迎えた」 ……という『30』世界の歴史における重要人物となっており、その関係でシャアと二人で会話するシーンも用意されている。 能力的には『X』の「決意」も健在で、さらにサブパイロットに補助系精神コマンドを多数揃えるC.C.もいるため『X』以上に戦術的に重要な存在に。 『復活』設定なので乗機は勿論「月虹影」……ではなく、なんと設定だけの存在だった完全体「月虹影帥」が描き下ろしデザインで参戦。 移動後に使用可能な武器が格闘武器「CLソード」だけという難点こそあるものの、 強力な専用行動「戦術指揮」や豊富な遠距離武器などそれ以外は至れり尽くせりの使いやすいユニットになっている。 最大攻撃力が主人公の最終搭乗機で一番貧弱なのは気にするな! 2019年には『スーパーロボット大戦DD』にも序章ワールド3の構成作品として参戦。 地味にシナリオが劇場版基準のものになっている他、こちらもシナリオの更新に伴い『双貌のオズ』や『亡国のアキト』と共演している。 また、『スパロボ』参戦に先駆けて『Another Century's Episode:R』にも『R2』設定で登場している。 本作には『OG』の設定で参戦しているオリジナルキャラが複数存在するため、 いつか「黒のカリスマ」が『OG』に参戦する際は似たような光景が繰り広げられるのだろう……多分。 唯一正体バレした本作の主人公であるオータム・フォーが参戦すればまた別だろうが。 2019年には『グランブルーファンタジー』にスザク、カレン、C.C.らと共に登場。 同作ではスザクやカレン共々KMFに乗って戦う。ゼロが生身で戦ったらナイトメア・オブ・ナナリーになっちまう イベントではグラブルサイドは生身でKMFと戦うという、いつぞやのスパロボで見たような光景が見られた。 シナリオはサンライズ完全監修で、上記以外にもナナリーやオレンジなどの原作キャラの他、 なんとコードギアスサイドのオリジナルキャラも登場するなどグラブル歴代コラボの中でも特に気合の入ったものに。 また、イベント自体は期間限定だったが、翌2020年にはいつでもプレイ可能なサイドストーリーとして復刻された。 なお、実は情報初公開時は衣装が『R2』デザインだったのだが、後に無印デザインに変更されている(袖口と上着が違う)。 これは恐らく物語が無印から分岐する展開となった都合。 また、分岐した状態のままエンディングを迎えるため、本編とは両立し得ない、所謂if展開のストーリーとなっている。 しかし、分岐点より後の本編で彼らを待ち受ける出来事の数々を考えると、 「彼らにとってはこれはこれである意味ハッピーエンドなのでは?」と考えるファンも少なくなかった模様。 ゲーム上の性能はリーダーらしくバランス型。 攻守ともに強く、デバフ、バフもできて上述のとおり常設になったことで、 加入が容易なSSRなのもあいまって長らくお世話になる性能。 特に第三アビリティの防御アップは全体バフとしてはかなり高い上に希少で、 キャラがある程度増えても採用できるスペック。 また同年には同じサイゲームスが運営する『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』ともまさかのコラボが実現。 アプリ起動時にいきなり出現し、プロデューサーに「Let's Rhythmだ!」とノリノリでギアスをかけてくる演出でP達の度肝を抜いた。 更にはコラボCMにも福山氏が顔出しで登場し、山下真治氏に「熱血デレステ先生になれ!」というギアスを発動する役所を演じた。 な…何を言ってるのかわからねーと思うが(ry パロディ系の外部出演では、『ハヤテのごとく!』のアニメ版1期33話にて、痩身に黒マントを纏い仮面を被ってロボに乗り、 左目で見つめた相手を超能力で操る「あやつり執事」なる敵キャラが登場、同じ執事の主人公ハヤテに執事バトルを挑んだ。 当然CVは福山氏で喋り方もルルーシュそのまんまであった。ちなみに外見は声優繋がりで『XXXHOLiC』の四月一日君尋である。 + 一体何者なんだ… ニコニコ動画での扱い ニコニコ動画上ではアニメ終盤で披露した、ゼロ変装時に両手を掲げてマントを広げ、 「合衆国日本」の樹立を宣言するシーン(通称\(●)/)が、ずっと眺めていると妙にシュールに見えてくる人が続出した為、 そのシーンを使用したギャグMADが一時期に、本編放映中から大量に投稿された。 アニメ本編映像を使ったモノは当然の如く削除されまくったが、その度に手を換え品を変えうpされ続けるほどの人気を博す。 「合衆国ニッポンポン!」と叫びながら猛烈に腰をカクカク振って乱れ踊るゼロ(=ルルーシュ)の姿は、 今日もニコニコ視聴者兼コードギアスファンに笑いと元気を与え続け、ついでに我が国の国威発揚にも貢献している、はず。 + こんな物も… MUGENにおけるルルーシュ・ランペルージ + minoo氏製作 minoo氏製作 ドット素体は恐らく遠野志貴ベースと思われる。 主に銃火器を扱い、それによる遠距離攻撃や設置攻撃が特徴的。 逆に言うと遠距離と設置系の技しか無く、運動能力が無いという設定を反映して移動スピードが遅い為、 常に相手の2手3手先を読む頭脳戦になる。ある意味原作再現。黒の騎士団による人間弾幕は圧巻。 原作のボイスや演出などもふんだんに盛り込まれており、ステキな仕上がりになっている。 ガード不能技として「ギアス」も標準装備。勘違いされやすいが一撃必殺ではない。 蓬莱氏による外部AIも存在し、現在はhamer氏によって本体同梱で代理公開されている。 + 大会ネタバレ ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】にて、 ランダムセレクトの結果サンドマンとタッグを組む事になる。 サンドマンの味方殺し技に巻き込まれ、中々噛み合わずラウンド1ではボロ負けする。 が、ラウンド2から両者は何かを理解したのだろうか、絶妙にゲージ技を使い出し、好連携を披露する。 シニスターシックス*黒の騎士団による猛攻 第二回戦ではレミリア・スカーレット&暴走アルクェイドの吸血鬼タッグと対決し、 引き続きゲジマユならではの人間弾幕により善戦するが、 ストライカー達を巧みに掻い潜り的確に本体を狙い、得意のコンボを繰り出した二人に惜敗。 テロ組織とヴィラン六人に怯みもしない吸血レディース + Seravy氏製 改変版 Seravy氏製作 改変版 MUGEN1.0以降専用。 minoo氏製のルルーシュを改変したもので、こちらはギアスが本当に一撃必殺になっている。 Seravy氏の他のキャラ同様、弾幕バー(霊力ゲージ)とグレイズを搭載し、空中ダッシュが可能でさらに金カラーでは弾幕バーが無制限になる。 プレイヤー操作(7 50~) 某ニュースサイトでも紹介されているのだが、その記事の画像が同日に更新された父上の中の人のセーラー服姿だったり、 コメントが書き込めた頃はみんな画像に対する突っ込みばかりでルルーシュの公開には誰も触れていなかった。 ニコニコMUGEN動画ではライバルが見た目と声優ネタで強烈な存在感を残すため、こちらでも影が薄い。 どうもニコニコMUGEN内では原作でもそうだが彼もケンシロウや空条承太郎、愛乃はぁと等の、 「決して主人公らしくない訳じゃないが、他のキャラクターが濃い連中ばかりなせいでイマイチ目立てない」タイプの主人公(笑)のようだ。 ストーリー動画の方ではそれなりに活躍?はしている。 騎士団の資金調達のためだろうか、こんな所でバイトもせざるを得ない。 曜日によってはこんなシフトも。 出場大会 + 一覧 シングル ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 電波的な彼女彼氏他のトーナメント 弾幕グランプリHARD 超・新生弾幕グランプリ 最強国家元首決定戦 101人の男たちの戦い 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント タッグ Anime&Comic VS. タッグトーナメント ゲージMAXタッグトーナメント【ゲジマユ2】 ノリと勢いではじめた男女タッグトーナメント タタリフェスティバルッ!! 毛利元就の名タッグ決定トーナメント[毛利杯] mugenオールスター?タッグファイト 友情の属性タッグトーナメント2 その他 アンノーン主催第2回混成バトルロワイアル 主人公連合vsボス連合ランセレ勝ち抜き戦 大番長勢力属性別全国制覇タッグ戦 版権キャラ VS オリジナル・アレンジ連合 勝ち抜き戦 禍雨心傘vsケシェト 仲間を集めて狂上位大会 name四大勢力対抗狂上位~最上位大会 北斗四兄弟前後!!世紀末!!最狂チームトーナメント 更新停止中 【最強から】主人公番付バトル【最弱まで】 凍結 Mr.Kの挑戦状Dynamite 削除済み 新生男女タッグトーナメントII【ババァ】 国内 VS 国外 アニメチームバトル 力が・・・勝手に・・・&ゲジマユ【春だよっ!】 クラス対抗!学級崩壊バトル 非表示 男女で良タッグ発掘トーナメント 出演ストーリー + 一覧 Lucid Dream(C.C.とカレンも出演) MUGENの星 SOS団と3人の姫君(C.C.とナナリーも出演) Transfer Avengers 踊るKY捜査線(ネゴシエーター) 仮面ライダーMIOMEGA コードリリー 妄想のルルーシュ ブランドー一家 無限カオス戦記(笑) 幻想の郷より愛を込めて プレイヤー操作 水没&逆流withとっつき娘(mission16、Seravy氏製) *1 …と本人は思っていた。 『R2』にて、皇帝本人は本当はルルーシュとナナリーの事は愛していたのだが、 それを決して表に出さなかったのが災いして長く誤解され続けていた事が明かされた。 ちなみにブリタニア皇帝は隠し事ですら嘘と見なす程の極端な嘘嫌いであるが上記の点を考えると、 皮肉にもルルーシュとナナリーに対して「本心を隠す」という嘘を吐き続けていた事になる。 *2 日本へと追いやったのは、本当は「マリアンヌを殺した者達から二人を守るため」という、 ブリタニア皇帝の不器用な愛情表現なのだが、その直前の舌禍のせいで恨まれる結果となった。 正に口は災いの元、である。言葉選びは重要です。 …それが生み出した悲劇や被害を考えると、「不器用な愛情」などと言っていられないのだが。 そもそもマリアンヌを殺した者達から2人を守るために人質として送った日本に戦争ふっかけてる時点でアレだし。 この件は真実を知ったルルーシュからも「俺達が死んだとしてもどうでもよかったんだ」と罵られる結果になっている。 しかし、口は災いの元という点ではルルーシュにも同じ事が言える辺り、やはり血は争えない。 なお、ナナリーも日本へ追いやられた件は根に持っていたらしく、パラレル作品ではあるが、 『ナイトメア・オブ・ナナリー』でブリタニア皇帝に直接恨み辛みをぶちまけていた。
https://w.atwiki.jp/codegeasslc/pages/94.html
基本ルルーシュストーキング 生徒会室で発生するイベント(複数キャラの顔表示)でルルがいればそれも必須 生徒会の買い出しイベントは必ずルルーシュを選択。いない時はなるべく信頼度の低いキャラを選択。 (学園篇2週目以降)温泉旅行イベントでルルーシュと温泉に入れればかなり信頼度は上がってる。ここでスザクが来ると厳しい 温泉から帰って学園編に戻ったらまたストーキング なるべくミレイの信頼度は上げない ミレイの相談は「わかりました」で進行させずに終わらせる
https://w.atwiki.jp/codegeasslc/pages/104.html
基本はルルーシュをストーキング 選択肢は全てルルーシュ寄りのものを選ぶ ルートフラグキャラがC.C.なので、彼女の信頼度を上げすぎないようにギアス篇に 入ったら話しかけない 序盤からルルーシュを見つけたら話しかけておく ナナリーのイベントは手作りおにぎりまでなら発生していても構わない 念のため途中の選択肢で選択肢を一度外しておくと安全かもしれない ルルーシュEDが確定していると、途中でルルーシュがチェスをしているCGを入手 (学園篇でも入手可能) モノローグのみでEDCGはない
https://w.atwiki.jp/srwz_3rd/pages/159.html
「コードギアス 反逆のルルーシュR2」 登場人物 ゼロ(ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア) 黒の騎士団総帥。仮面に真意と素顔を隠し祖国と戦ったブリタニアの皇子。C.C.との契約により手に入れた「絶対遵守のギアス」と持ち前の戦略眼・頭脳を武器に反逆を進める。 原作終了後参戦。ちなみに再世篇の正史はゼロ・レクイエムルートらしい。キリコがフィアナ奪還のためマーティアルへの強襲準備を進める際、仮面を外してミッションディスクを調整する場面がある。このときルルーシュは「前にもこんなことがあった」と言っているが、つまり再世篇ではせっかくフラグが立ったのにZRルートに行ってしまったことになる。フラグが立ったということは、一応シャーリーの生存は確定だが。おかげで扇への風当たりがさらに強くなったとか。自業自得といえばそれまでだが……。 ヤシマ作戦やオペレーション・メテオの際にも裏で活動。本作参戦は中盤になる。アーカーシャの剣で「集合無意識=神の存在」に触れており、今作では「神の存在の継承者」と呼ばれている。それによって世界観の根幹に関わる知識(多分黒の英知)を得ており、ミケーネ神や宇宙魔王には厳しい目を向けている。ちなみに前作黒の騎士団ルートではルルーシュは黒の英知に触れていない。ZRルートが正史になったのはこの事も関係しているのかもしれない 今回は正体がギアスのことまで含めて公となっているが、「皇帝ルルーシュ」は世間的にはゼロ・レクイエムで死んだことになっているため追求されることはないらしい。 エースボーナスが鬼。味方を強化するだけでPPがたまるため、時間さえかければいきなり全パラカンスト、という芸当も可能。奇跡を起こすボーナスは某努力と根性の人が持っていきました。自分でも起こしたければ奇跡の欠片をどうぞ。実際、MAPWの都合上相性は最高クラスである。 ADWでは結構な有名人。「平和の敵あるところにゼロあり」。正体がバレているためかスズネ先生からは「ゼロ君」と呼ばれることも。年齢的にはヒビキや宗介と同世代なので当然か。 何やら「使命」を背負っている模様。シャルルの試みた「人類の意思統一」を引き継ぐようだが……。 素顔の方はNPC扱い。当然といえば当然か。初対面の時点でシンジを「選ばれた子」と評している。補完計画と神の存在に何かしら関わりがあることを示す一幕。 C.C. 「コード」を持つ不老不死の魔女。ルルーシュの相方その1。 世界観の真相に近い人物の一人。 ギアス勢では真っ先に参戦。エースボーナスが優秀なので早めにエースにしておくといい。 前作から引き続き「ボトムズ」と関わることが多い。シャッコからは相変わらず警戒されている。テイタニアとの戦いなどから「マーティアルの神」の正体に真っ先に感づく。 紅月カレン 黒の騎士団エース。キリコの相方その1。 前作とほぼ変わらないスペックで序盤から参戦。一部他作品の主人公が特殊能力を封印されていたりする中、そもそも特殊能力なんてない「普通に優秀なエースパイロット」なので、最初からフルスロットルで暴れ回る。おまけにまさかのMAP兵器もついた。その分燃費も悪化したが。 自分がそういうことと無縁になってしまった反動か、他人の恋愛事の面倒を見るシーンが多い。 前作クメンルートでのバニーカットインは有名だが、どうも根に持っていた模様。 枢木スザク 平和の敵に敵する者の騎士・ナイトオブゼロ。ルルーシュの相方その2。 行き違いからルルーシュとは一時本気で敵対したが、最終的にはゼロ・レクイエム決行のため同志に。色々と吹っ切れたのか、今回は割りと穏やかな顔グラが多く物腰も原作序盤のそれに近い。デフォは破界篇序盤のものと同じ。 能力は据え置きだがエースボーナスも据え置き。もう少し何とかならなかったものか。 ゼロと同じ理由でADWでは有名人。ゼロ・レクイエムの贖罪のために生きているためか、日常を生きる学生メンバーには思いいれがある様子。特に宗介に対しては「僕の夢」と評している。 DLCではなぜか天然キャラに変貌。吹っ切れすぎである。 扇要 元黒の騎士団副団長。「コードギアス」でもっとも人気のないといわれる人。視聴者どころか声優の真殿氏からも評価が芳しくない。この理由は、ヴィレッタに入れ込みすぎたのが原因で、私情を交える形でゼロを追放したのが大きい。ただし扇だけが原因かというとそうでもなく、ゼロの方はカレンなど一部を除き、黒の騎士団に対してはあくまで「目的を果たすためのコマ」との見方が強く、またブラックリベリオンの一件などで、騎士団全体がゼロに対する不信感を持ち、それが最後まで修復されなかった。R2での追放劇はこのひずみが最悪の形で露呈した結果であり、矢面に立った扇に批判が集中している形である。 登場人物、とくに第三者から見ると、行政特区日本の虐殺事件ではゼロがユーフェミアを操って虐殺事件を起こしたようにしか見えず、日本人を虐殺させた人物が日本解放組織の頂点にいる、という問題も出てくる。 尤も、本作に限ってはヒイロやキリコによる弁護や、ロジャーの「ルルーシュの言い分も聞かずに一方的に追放するのはフェアではない」という説得も聞かずに追放した事になる。扇ェ… 今回は陣代高校でスクールカウンセラーを務めている。再世戦争での一件には色々と思うところもあったらしい。 ジェレミア・ゴットパルト 皇帝ルルーシュの元左腕。NPC。 元はブリタニアの軍人で、皇族への高い忠誠心を持っていた。アリエス宮の事件でマリアンヌを守れなかったことを悔いており、純血派の結成もその延長。今回はオレンジ農園の経営者。メリダ島ルートで顔出しするほかDLCでも何気に活躍。 代名詞が「オレンジ」なのは有名な話。元は「枢木スザク強奪事件」でゼロがかましたハッタリ。 アーニャ・アールストレイム 元ナイトオブシックス。現在はジェレミアの助手。 マリアンヌの「精神憑依のギアス」とシャルルの「記憶改竄のギアス」双方の影響を受けており、本編中は記憶が穴だらけだった。おかげでかなりの精神不安定。 ジノ・ヴァインベルグ 元ナイトオブスリー。現在はナナリーのSP。なのだが、ガドライトのおかげでそのナナリーをマリーメイア軍に引き渡してしまうことに。 ラクシャータ・チャウラー 篠崎咲世子 ナナリー・ヴィ・ブリタニア ブリタニア行政府代表。ルルーシュの実妹であり戦う理由。 シャルルの「記憶改竄のギアス」により視覚を失っていたが、原作終盤で自力で破り、後にジェレミアによって完全に解除されている。何かと攫われることの多い人。今回もDLCを入れれば二度ほど攫われている。 多元宇宙迷宮ではもはや別人と化している。誰だお前。現在の大人しい性格は過去の壮絶な体験が理由。なので、ブリタニアの侵攻が起きなかったら多分あんな感じに育ったのだろう……か? 黎星刻 中華連邦最強のKMF乗り。通称中華連邦の虎。 原作再現か、前作EDに登場しなかったが、案の定生きていた。しかし、病状が悪化しておりもはや戦えない体になっている。トドメ演出の度に血を吐いてたしな… 今回は迷ってばかりの五飛にハッパをかける。 機体 蜃気楼 黒の騎士団のフラグシップ機でゼロ専用機。ガウェインのドルイドシステムを流用し優れた演算能力を持つ。ゼロ追放後はブリタニアで皇帝専用機として運用。後世では、「なぜ皇帝ルルーシュがゼロの機体に?」と歴史の謎になっているらしい。 MAP兵器による殲滅要員その2。今作では再動が無いのでポジション取りに工夫が要る。 絶対守護領域も健在だが消費ENも据え置き。基本は戦術指揮で味方を強化しつつ、集まってきた敵をMAP兵器で一網打尽、という運用がベター。 ランスロット・アルビオン スザクの搭乗するランスロット最終形態。ナイトオブゼロ専用機。 エナジーウイングによる超スピードとギアスの呪いによる攻撃効率により、世界最強の戦闘力を誇る。 全体P武器、長射程の射撃武器、高威力の格闘武器にMAP兵器、と各種取り揃えた優良ユニット。 聖天八極式を元に一から開発された機体であり、それまでスザクが乗っていたランスロットの改造機ではない。元々のランスロットは第2次トウキョウ決戦で中破し、乗り捨てられている。 聖天八極式共々ランドスピナーは飾り状態。ダモクレスではこれで壁を登ったことも。 ルルーシュの行いゆえにこの機体は戦後も評判が悪く、最終的にはシリーズごと開発史から消え去る事態に。 ランスロット・フロンティア ランスロットの予備パーツを元に組み上げたC.C.専用機。見た目はピンクのエアキャヴァルリー。 原作ではパーシヴァルのミサイルシールドを装備していたが、再世篇に続いてまたもや再現されていない。シールド防御自体は可能。ブレイズ・ルミナスが軽減バリアに、補給装置が修理装置に変更された為かなり頑丈。 長射程の単体武器もあるため、援護攻撃、援護防御どちらもこなせるのが強み。 地味に演出が変更されており、今回はランドスピナーの出番はない。 紅蓮聖天八極式 カレンの登場する第八世代KMF。紅蓮可翔式の改造機。 鹵獲されてブリタニアに運ばれた際、セシルとロイドが趣味全開で改造した結果、性能は上がったが扱えるデヴァイサーがいなくなったという問題機。結局、脱出時にカレンが奪回し、以後彼女の搭乗機となる。 ダモクレスでの決戦では相打ちに近い形でアルビオンを撃破。サンライズのリアルロボットもので、赤が白に勝った名場面である。 今回は14話と早い段階で参戦。MAP兵器が追加されたが射程に癖があり、少々扱いづらい。そして燃費の悪さにも拍車がかかった。弾数制の武器が少ないのもネックであり、Eセーブ程度ではとても間に合わない。強化パーツとの両面でフォローしたい。 破壊力は据え置きながら、今回輻射波動機構のモーションがちょっと変わった。ロケットパンチは初登場時にヴァルキリエ隊を撃破した攻撃で、輻射波動は使っていなかった。で、ルキアーノを蒸し焼きにした際は普通に掴んでいたのである意味原作再現。 カレンのエースボーナスが優秀なので、特性の似ているアルビオンと組めば大暴れできる。 過去参戦作 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇 スーパーロボット大戦Operation Extend
https://w.atwiki.jp/srwzsrwz/pages/2.html
攻略メニュー トップページ ストーリー攻略 精神コマンド 特殊技能 FAQ スパロボZ攻略データ 強化パーツ パイロットデータ +味方パイロットデータ キングゲイナー系(P) 無敵系(P) 合体攻撃 隠し機体 裏技 改造コード チートコード スパロボZ攻略 更新履歴 取得中です。 ここを編集 スパロボZの攻略 スパロボZまとめ
https://w.atwiki.jp/srwz2nd2/pages/18.html
編集ガイドライン(以下に違反する内容は削除の対象になる可能性があります。) 原作の裏話、公式の裏設定などは可 再世篇でのストーリー上重要な内容についてのネタバレは禁止 動画サイトなどでの二次ネタは禁止 以上のことを守って記述、編集をお願いします 【参戦作品】 ★はスパロボ初参戦 ☆は携帯機初参戦 ◎は機体のみ参戦 △はZシリーズ復帰及び初参戦 無敵超人ザンボット3 無敵鋼人ダイターン3 無敵ロボ トライダーG7 宇宙大帝ゴッドシグマ 宇宙戦士バルディオス ★太陽の使者 鉄人28号 六神合体ゴッドマーズ 戦闘メカ ザブングル 装甲騎兵ボトムズ 装甲騎兵ボトムズ ザ・ラスト・レッドショルダー 装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ 装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 超時空世紀オーガス 機動戦士Ζガンダム ◎機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 新機動戦記ガンダムW 機動新世紀ガンダムX ∀ガンダム 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ★機動戦士ガンダム00 超獣機神ダンクーガ 獣装機攻ダンクーガノヴァ △マクロス7 ★マクロスダイナマイト7 マクロスF ★◎劇場版マクロスF ~サヨナラノツバサ~ 真(チェンジ!!)ゲッターロボ~世界最後の日 真マジンガー 衝撃!Z編 地球防衛企業ダイ・ガード THEビッグオー OVERMAN キングゲイナー ☆△超重神グラヴィオン 超重神グラヴィオンツヴァイ 創聖のアクエリオン コードギアス 反逆のルルーシュ ★コードギアス 反逆のルルーシュR2 天元突破グレンラガン 劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇 ★劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい オリジナル ※『機動戦士ガンダム00』は『2ndSeason』が新規参戦です。 ※『劇場版マクロスF ~サヨナラノツバサ~』、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は機体のみの参戦です。