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パロディウスだ! 【ぱろでぃうすだ】 ジャンル 横スクロールシューティング 対応機種 ファミリーコンピュータ 開発・発売元 コナミ 発売日 1990年11月30日 定価 5,800円 判定 なし ポイント FC版グラディウスシリーズの中では最も業務用に忠実その代償として処理落ち・チラツキが頻発ちちびんたリカが無念のリストラ グラディウスシリーズ 概要 システム・変更点など 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 1990年4月25日に稼働した『パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~』のファミコン移植作品。 ファミコンへの移植に伴い『~神話からお笑いへ~』のサブタイトルが削除された『パロディウスだ!』名義での発売となった。 アーケードで好評を得ていたグラディウスシリーズの最新作がファミコンで遊べると聞いて大喜びしたプレイヤーも多かったのだが… システム・変更点など 基本的なシステム自体はほぼAC版と同様なので割愛。FC版での変更点を以下に記す。 ステージ構成 計7面。AC版の10面のうち4つ(4・6・7・9面)をカットし、オリジナル面(遊園地)を3面に追加している。 1 2 3 4 5 6 7 AC1面(海賊) AC2面(ピエロ) 新規(遊園地) AC3面(お菓子) AC5面(モアイ戦艦) AC8面(北極) AC10面(要塞) 3面「速いぜ!ジェットコースター!」:遊園地をモチーフにしたステージ。観覧車やジェットコースター、バイキングといった遊園地の遊具をモチーフにした敵やギミックが多く登場。ちなみに、ステージ内のジェットコースターの敵を倒し空になったジェットコースターに乗る事によって、中ボスまで高速スクロールで進む事が出来る。ボスは便器をモチーフにした「ウーンボットン」。 更に今作ではFCへ移植されるにあたって、7ステージ中4ステージで特定の条件を満たすことにより隠されたステージに行く事が出来る、所謂「エキストラステージ」も追加されている。 1面:ステージ内の天井を破壊する事で侵入。空の上をモチーフにしたエリアで、初代『グラディウス』3面のマザーのパロディの雲形の敵が登場する。 3面:ステージ内の壁を破壊する事で侵入。AC 9面(墓地)をアレンジした物で、同ステージで特徴的だった鬼火の大群や同ステージボス「吉原ダユー」をモチーフにしたボスも待ち構えている。 5面:モアイ戦艦の最初に登場する「よしだ君」の破壊した上で口の中に入る事で侵入。モアイ戦艦の内部を探索するという、MSX『グラディウス2』の戦艦内部を意識した様な作りのステージ。もちろん登場する敵は全てモアイ。 6面:AC版における氷づけのゴーレムがいた場所にある入り口から侵入。AC版4面で特徴的だったグラディウス名物「火山噴火」が待ち構える他、AC版では氷づけにされていたミニゴーレムも登場。 また、各エキストラステージの最後では操作中の自機を別のキャラに変更する事が出来るカプセルを獲得する事が出来る。 難易度選択 本作では自機とパワーアップモードを選択した後にゲームの難易度を選択してからゲームを始める形式。 難易度はEASYからHARDまでの3段階。 難易度が高いほど敵も強くなるのだが、HARDでは1面から打ち返し弾が発生する様になる関係でクリア自体も困難になる。 白ベルの効果変更 白ベルはAC版では台詞で攻撃するメガホン攻撃だったが、FC版では取得すると自機が1upする効果に変更された。 評価点 ファミコン版「グラディウス」シリーズで最も業務用に近い内容であること 「FC版グラディウスII」から更にアーケードに近くなった自機の装備。 「ビックバイパー」はレーザーこそ『沙羅曼蛇 (FC)』と同様のまま(後述)だが、『グラディウスII』で4個装備が実現していたオプションのグラフィックがAC版により近い物に書き直され、バリアもフォースフィールドからシールドに変更。シールドは見た目こそはAC版に似ているが実際は自機の全身を覆うタイプが採用されていたFC版『グラディウス』とは異なり、前方のみを防ぐタイプになっている。レーザーは当たり判定・グラフィック共に『沙羅曼蛇 (FC)』の物と同様だが、レーザーの長さがAC版と同様に変更。 『グラディウスII』の4番装備ことタコのリップルレーザーは、これまでのFC版グラディウスシリーズでは地形などに当たってしまうと消滅してしまう事からAC版から大幅に弱体化してしまい、所謂「罠装備」として扱われていた。だが、本作のリップルはAC同様に地形に当たっても消滅しなくなった他、全体的に敵の耐久力も『グラディウスII』から低下していることも相まって、結果的にAC版同様の性能へと改善された。加えて、バイパー同様に前方シールドも存在している事から、こちらもAC版の装備を再現。 バイパー、タコ以外の2体も大体AC版の装備を再現している他、前2作で採用された2段階方式のパワーアップも廃止されているため、装備内容及び機体間バランスはおおむねAC版と同等と思っても良いだろう。 よりアーケードに近くなったステージ・ボス これまでのファミコン版グラディウスシリーズは『沙羅曼蛇 (FC)』3面ではアーケード版のプロミネンスや火炎弾に加えてファイヤードラゴンが登場していたり『グラディウスII』3面では火山とクリスタル面が統合されていたりと、オリジナル色が強い構成だった。 しかし、今作はよしこのミサイルや2面中ボスといったグラフィックの差し替えこそあるが、基本的にステージの地形や構造、仕掛けに敵配置や背景といった要素の多くがアーケード版をなぞっている。ボスキャラもパターンや動作など基本的に業務用を忠実に再現しているため、これまで以上に業務用に近い内容のステージをファミコンで味わう事が出来る。 特筆なのが『グラディウス』の要塞ステージのパロディである最終ステージ「タコの要塞」。 『グラディウス』がACからファミコンに移植された際の要塞ステージは、当時のロム容量の都合なのか電磁バリアやシャッター前の触手がカットされたりラスボスのゼロスフォースも自爆を待たなければ倒せない仕様に変更されていたりと、お世辞にもAC版とかけ離れていた内容であった。だが本作における「タコの要塞」は、ロム容量の増加や技術力の向上によってファミコン版グラディウスでオミットされていたそれら要素をAC版に忠実に再現されている。要するに「初期の作品で出来なかった事を時を経たうえでリベンジを果たす」という点を主役機のビックバイパー共々このステージで実現していて、結果的にFC版グラディウスシリーズの最後を飾るのに相応しい面と化している。 各ステージ内のBGMはファミコン版『グラディウスII』からの流用や一部楽曲の削除こそ見られるものの、こちらも比較的AC版に近い内容の楽曲を使用している。 本作以前のグラディウスシリーズは家庭用ハードで業務用に近い内容の作品をプレイするにはX68000といった高価なハードを利用しなければならなかった。 だが、安価で購入出来るファミコンに移植された本作の登場によって、業務用に近い内容の作品を家庭用ハードで気軽に楽しめるようになったと言えよう。 その他 隠しステージの追加 FC版グラディウスシリーズはMSX版のように隠しステージを追加する事が無かったが、本作で遂にエキストラステージが実装された。 家庭用版グラディウスシリーズにおけるエキストラステージは、ステージ内のギミックや構造自体はそれぞれ各ステージ固有ではあるのだが、地形の素材や登場する雑魚敵は他のステージと共通の物が流用されていた。だが、それらに対して本作のエキストラステージは、地形や背景の素材に固有の物を使用、雑魚敵もステージ毎に専用の物が登場する点から、非常に個性が豊かになっている。 各エキストラステージはBGMがAC4面ボスの物に変化する他、3面(遊園地)ではACの9面(墓場)が6面(北極)ではACの4面(日本)がそれぞれ再現されていたり、5面はMSX『2』の戦艦内部を彷彿とさせる構成、1面では初代グラディウス3面を彷彿とさせる耐久力の高い雑魚が登場するなど、小ネタも非常に豊富。 各エキストラステージのラストに存在する操作中のキャラクターを他のキャラに変更するカプセルを利用する事によって「ゲーム途中でエキストラステージ内でカプセルを取得し別のキャラクターに変更してから後のステージを攻略」という様に、一風変わった戦略性のプレイも可能に。またこの仕様を利用し特定機でオプションを7個にするバグ技がある。 賛否両論点 配色について 本作は内容自体は上述の通り業務用を再現しているのだが、流石にスペックの劣るファミコンでの発売らしく配色の再現が難しかったようで、AC版から見たら違和感のあるカラーリングに変更されている。 白ベルの効果変更 原作における白ベルを取得すると使える「メガホン攻撃」は使い勝手こそ非常に悪いが表示される台詞が非常におバカな物で構成されている事から、パロディウスにおける象徴的な存在の一つに分類されていた。 だが、ファミコン版で効果が1UPに変更されてしまった事により使い勝手こそ良くなったが、その反面としてお笑い成分も薄れてしまった事は賛否が分かれる。 ファミコンの描画性能を考えれば、横に長いセリフをちらつき無く表示するのはまず不可能であるため、仕方のないことではある。 ステージ3について 本作のステージ3はFC移植に伴い新規で追加されたオリジナルステージで、観覧車状の砲台や接触すると高速スクロールになるジェットコースターといったステージ内のギミックやボスも非常に独特。 なのだが、今作のステージの多くは比較的AC版に忠実な内容が中心であることに対して今作オリジナルのステージ3は浮いて見えてしまいやすく、AC版のプレイヤーから「蛇足」と捉えられがち。 ちなみに、同ステージではルーレットカプセルが多く配置されていて、ジェットコースターも利用すると高速スクロールになるのだが、これら要素がFC版でカットされた6面の代わりとして見るには焼け石に水程度と言わざるを得ない。 EDの内容変更 本作のEDはAC版からOP曲のボーカル版である「パロディウス音頭」が流れる物に差し替えられている。 ED内容自体はパロディウスに相応しい非常に愉快な物だが、AC版に思い入れのあるプレイヤーから「ここは変えて欲しくなかった」と言われてしまう事がある。 問題点 処理落ち・チラツキが多すぎる 本作を少し遊ぶすると大体分かる点だが、ゲームプレイ中に頻繁に処理落ちやスプライト欠けが起こってしまう。これによってゲーム自体も遊びにくいと言わざるを得ない。 何故、本作が処理落ちやチラツキが多すぎるのかというと、その理由はそもそものゲーム内容にある。というのも、これまでのFC版グラディウスシリーズではハード特有の低容量を補うためか、業務用の再現を止めてオリジナル要素を中心の作りに変更しキャラのサイズも縮小化させた事によってスプライトを上手く抑えていた。だが、本作はキャラクターや背景、自機の装備を業務用とほぼ同じ内容で再現してしまったことから、結果的に処理落ちやスプライト欠けが頻繁に発生するようになってしまったという。 ファミコンで無理して業務用を再現しようとせずに、前作同様、オリジナル要素を中心にすれば良かったのに… 使いづらくなったベルパワー AC版『パロディウスだ!』では赤(菊一文字バリア)か青(スーパーボム)のベルパワーを所持している状態でミサイルボタンを押すとベルパワーを発動させる事が出来る事から、「いかにどの場面でベルパワーを使っていくか」という様な戦略性も存在していた。だが、FC版はボタン数の関係でショット及びミサイル発射ボタンが一つに統合されていて、ショットを発射する際にベルパワーも勝手に発動してしまう。これによってAC版から赤と青のベルパワーが使いにくくなってしまった。 ちなみに、本作の後に発売されたGB版でもこの問題は存在。従ってPCE版発売までの間でベルパワー関連が課題になる事に… 2面中ボスについて AC版の2面で中ボスとして登場する「ちちびんたリカ」はその巨大な姿や露出度の高い衣装、元ネタのクラブから受け継がれた腰振りが多くのプレイヤーにインパクトを残した。だが、当時の任天堂ハードに出演するにはあまりにもエロい姿だった事からリストラを喰らってしまい、代役として露出が低くデザインも無難な「ミス・ミシタリーナ」に差し替えられてしまった事はAC版のファンから批判されやすい。 なお名前の由来は「見したりーな(=もっと見せてやれよ)」という意味合いであり、スタッフ側からも変更は苦渋の決断であったことが窺える。 更に同キャラの動き自体もAC版より格段に遅く、登場から撤退まで非常に時間が掛かりやすい。プレイヤーへのストレスも溜まりやすく、人によっては「本作最大の難関」と称されてしまう事も。 結局ミシタリーナの登場はFC版1回限りとなったため、凡庸なデザインも災いしてかFC版の不満点を一身に受ける存在として挙げられやすい不幸なキャラとなってしまった。 総評 ファミコンにおけるグラディウスシリーズは1985年に発売された『グラディウス』から順当な発展を遂げていき、AC版の内容をほぼ忠実に再現した本作が終着駅となった。 このことから本作はハード性能を考慮すると良く出来た「技術力の結晶」ともいうべき作品ではあるのだが、頻繁に起こる処理落ちによってプレイしづらく、総合的な評価も落としてしまった。 とはいえ、本作は内容自体は良かったものの、致命的な欠点で評価を落としてしまった作品。 このため、「もう一工夫」さえあればファミコン版グラディウスシリーズにおける「有終の美」を飾ることが出来たかもしれない、実に「惜しい」一本と言わざるを得ないだろう。 その後の展開 本作発売後の1991年4月5日にゲームボーイに『パロディウスだ!』が移植された。 同作はスペックの劣るゲームボーイながらアーケード版の内容を実によく再現している、かつ本作のような処理落ちやちらつきも上手く抑えられている点も相まって、多くのプレイヤーから好評を得る結果になった。件のちちびんたリカも登場が実現している。 それによって皮肉にも「AC版の忠実移植」を謳っていたFC版の肩身も大幅に狭まってしまう事に……。 また、本作発売の同年12月21日にスーパーファミコンに『グラディウスIII』が移植された。 同作はファミコン版『グラディウスII』の流れを継いだアレンジ色の強い移植なのだが、上位ハードへの移植やアレンジの内容や難易度も絶妙だった事から、本作とは逆に好評を得る結果になった。 同じくスーパーファミコンでは翌年の1992年7月3日に『パロディウスだ! ~神話からお笑いへ~』が再移植されている。 当時の家庭用ゲーム機では最も移植度が高く、SFC版より後から出たPS/SS版に見られるような一部演出の移植漏れもない。 ちちびんたリカもGB版に引き続き登場が許されたものの、諸般の事情で腰振りダンスが削除されることになり、ベルパワー「メガホン」の台詞の1つに「腰振らせてよ!」という自虐ネタが仕込まれている。 また、本作発売後の1991年1月5日にコナミの人気キャラクターを起用したクロスオーバーお祭りゲーム『ワイワイワールド2 SOS!!パセリ城』が発売されており、その中でグラディウスをモチーフとしたステージがあるが、そのコミカルな作風から本作のパロディウスだ!をベースにした作風となっている。 余談 今作は実は後にBEMANIシリーズを立ち上げる人物の一人である「HIRO総長」こと竹安弘氏がコンポーザー参加した事が確認されている最古のコナミ作品だったりする。
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現在Googleフォームのアンケート機能を使って作品を登録する方法を模索しています。 管理人が作成したサンプルを載せておきます。「サンプル」
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スーパーカセットビジョンソフトの発売日順一覧。 年代順 1984年 1985年 1986年 年代順 1984年 発売日 タイトル ジャンル 判定 備考 不明 ルパン三世 バルセロナ洞穴脱出作戦 ACT なし ネビュラ SHT なし 1985年 発売日 タイトル ジャンル 判定 備考 不明 スタースピーダー RCG 良 1986年 発売日 タイトル ジャンル 判定 備考 不明 マッピー ACT 良
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作者別KAITO曲カタログ集 マイリスト 作者別KAITO曲カタログ収録作者様 作者別KAITO曲カタログ Part1:修正版
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ホッパーロボ 【ほっぱーろぼ】 ジャンル アクション 対応機種 アーケード 発売元 セガ・エンタープライゼス 開発元 オルカ 稼動開始日 1983年9月 判定 良作 概要 システム 評価点 問題点 総評 余談 概要 オルカが開発した最後期のアーケードゲームで、警備のロボをかいくぐり荷物を回収していくゲーム。 システム 自機のホッパーロボを操作し、画面上にある8個の荷物を全部取ればステージクリアとなり、残エネルギーがボーナスとして加算される。 荷物には番号が振ってあり、番号の順番に取っていくと荷物の点数が2倍、3倍...と増えていく。ただし途中でミスをするとリセットされる。 エネルギーが少なくなってくるとロボの色が変わって動きが遅くなる。 最下段はベルトコンベアとなっている。落下しても中央に移動していくだけでミスにはならないが、動きが制約される。 敵は画面最上段にある4つの扉から次々と現れる。 このうちロボットタイプの敵は以下の方法で倒すことができる。 上から踏みつけて倒す(500pts)。 荷物を落として敵ロボットに当てる(1000pts)。 設置してあるシーソーを利用して弾き飛ばす(1500pts)。 敵本体や敵の放つ攻撃に触れるかエネルギーが尽きるとミス。 評価点 とっつきやすくシンプルながら奥の深いゲームデザイン。 操作も1レバー1ボタンとシンプルでとっつきやすい。 高得点を狙うのであれば荷物を順番に取っていく形になるが、これを狙うと時間も余計にかかる上にリスクも増えるというデザインになっているのが面白い。 ステージ中のギミックもなかなか楽し気で攻略の際には特性を把握しながら使っていく側面があるなど飽きさせない工夫もしっかりしている。 世界観を構成するキャラクターもコミカルでとっつきやすい。 自機のホッパーロボもステージクリアやミス時のアクションの時も表情が変わるのが楽しい。動きもコミカルで親しみやすい。 敵も自機と同じサイズのデフォルメされたロボットなので同じく動きがコミカルで親しみやすい。 ゲーム中に流れるBGMはノリがよくゲームの雰囲気にマッチしていて高評価。 問題点 固定画面のアクションとしては敵の出現数が多めなため厳しい。 さらに敵の発生ポイントは上部固定で不変のため、上階の荷物の処理がなかなか追いつかないケースが多々発生する。 総評 シンプルなゲーム性ながら奥の深い作品であり、キャラクターのコミカルさもありとっつきやすく親しみやすい良作。 後述の通り今となっては遊べる環境に乏しいのが残念なところ。 余談 開発元のオルカは本作が稼働した時点で倒産の憂き目にあっているが、幸いな事にリリース前にセガが権利を買い取っているので、現状ではセガが版権を所有している事が判明している。 ただマイナー過ぎたのが災いしたのか現時点では家庭用機への移植は行われていない。 本作の開発にかかわっていた人物の一人である曽木洋一氏は、後にFC版『スノーブラザーズ』や『鈴木爆発』の開発を手掛けるソルを立ち上げることとなる。
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ライズオブザロボット2 【らいずおぶざろぼっとつー】 ジャンル 格闘アクション 対応機種 セガサターンプレイステーション 発売元 アクレイムジャパン 開発元 ミラージュメディア 発売日 【SS】1996年6月28日【PS】1996年9月13日 定価 【SS】5,800円【PS】5,800円(いずれも税抜き) 判定 クソゲー ポイント 飛ばせないロゴ存在意義が不明な特殊攻撃キャラのカラーエディットの幅は広い史上最強のプレイアブルキャラネクロボーグ 概要 問題点 評価点 総評 余談 概要 1994年に作られた『ライズオブザロボット』の続編。前作は多数の格闘ゲームが作られた同年代において、独特なデザインのロボットと質感を持っており小ヒットを飛ばした格闘ゲームでAmigaとPC-DOSを筆頭に複数のプラットフォームで発売された(*1)。日本ではSFC版のみが発売された。 格闘ゲームとしてのシステムは当時としても下位。飛び蹴りを繰り返すだけでクリアできる。 この時点で既に誰が得するのかわからない続編だった本作は、使用可能キャラが18種類と大幅に増強され、相手の必殺技を奪うとどめ技のターミネーション攻撃・ゲージ技のスーパースペシャル・相手のパーツを引き抜いて自分の武器にする切断攻撃・カラーエディット等を引っさげて帰ってきた。 海外版タイトルは『Resurrection:Rise 2』なのだが、北米PS版のみ『Rise 2:Resurrection』となっている。(*2) 問題点 飛ばせない企業ロゴ。ゲームに関するメッセージと開発元のミラージュとアクレイムのマークが順に表示される。それまで約15秒間、微妙にイラっとさせられる。 その後タイトル画面になるのだが、BGMはQueenのギタリストであるBrian Mayの〈Cyborg〉と言う曲(ハードロック)の、最も曲が盛り上がる部分が使われている。今まで無音で、かつこのゲームは他のゲームよりも音量が大きめに設定されているので非常に騒々しい。 キャラクター決定画面でカーソルをキャラクターに合わせて決定キーを押すとカラーエディットが可能になる。 本決定する為には使用したい色に調整したあと一定時間放置する事。さっさと決めさせてくれ。 そして戦闘開始前の15秒近いロード。このロードは対戦相手が変るたびに挟まれる。 倒した相手の必殺技を強奪するターミネーション攻撃の存在価値が薄い。というかほぼ無い。 要するにモータルコンバットのフェイタリティーと同じなのだが、爆発・消滅・溶解の三種類しかない。 更に相手の飛び道具を奪う事が出来るのだが、基本的に全てのキャラが飛び道具を持っているのに飛び道具を奪う利点が全く無い。 飛び道具が独特の軌道を描くならまだしも、全て真横にしか発射されないのなら自分が持っている飛び道具で十分。そもそも奪っても一発しか使う事ができない。 新システム切断攻撃の存在価値も薄い。 「敵の腕をもぎとり、それを武器にして攻撃してきます!」と説明書に書いてあるが、これが実行可能なのは最初に選べるキャラクター「V1-ハイパー」がラスボス「スーパーバイザー」の両腕をもぎ取るだけしか発見されていない。 両腕をもぎ取る技は1試合目にスーパーバイザーの体力が低い時に使用可能。発動すると文字通り両腕をもぎ取り、続く2試合目でも腕をもぎ取ったままなのだが、両腕をもぎ取られたスーパーバイザーは攻撃をする事が出来ない。 上記二種類の特殊技だが、説明書には書いていない。少なくとも日本語版ライズオブザロボット2説明書には各キャラクターの必殺技2種類しか書いてない。 おそらくコマンドが複雑であろう、ゲージ技のスーパースペシャルも書かれていない。 エンディングが一種類しかなく、ラスボスを倒すとそのまま静かにゲームが終了する。 ストーリーが「進入した戦闘プログラムが、反乱をおこそうとしているロボット集団の一体を乗っ取って鎮圧する」なので、複数のキャラクターがいてもエンディングが一種類しかないのは致し方ないことなのかもしれないが。 動作は前作と同じで時代相応ではない。立ちモーションから一瞬で転倒する等、作りは非常に適当。 文字通り無敵の最強キャラ・ネクロボーグ レバー後ろ+パンチ連打で出るサンダーという技が入力から動作完了まで完全無敵。ゲージ消費なども無いので開幕から連打し続ければタイムアップまで無敵のままでいることができる。 評価点 1キャラクター256パターンのカラーエディットは驚異。 上位下位互換のコンパチキャラがいても、基礎となるキャラクターが18種類もいる。最初に選択できるキャラクターに似たデザインはあっても同じデザインが無い。 と言っても、実際に256パターンあるわけではなく、カラーバーを調節して好きな色合いにする際、256色選択できると言うだけなのだが。 カラーバーはなんと慣性の法則にしたがって多少ずれる。狙いの色合いにするのは困難。 独特の質感とロボットデザインは前作そのままに継承されている。現在になってもそのロボットデザインはなかなか奇抜。 Brian Mayの〈Cyborg〉がOPと中ボス戦で流れる。CDとして再生するとサントラとしても機能する上、フルコーラス入っているので中古10円で手に入れようものなら相当なお得感が味わえる。 攻撃ヒット時の効果音はロボット同士のぶつかり合いを表現していて高い評価を受けている。 ゲームとしては古い格闘ゲーム・高難易度で最初から殺しにくる点を除けばそれなりに遊ぶ事が出来る。但し、それは必殺技コマンドが解っていればの話だが・・・ そもそも、このゲームのキャラクターバランスが判明するほどやりこんでいる人がいるかどうかが不明である。 総評 全体的に漂うテイストはクソゲーのソレである。挙句BGMもBrian Mayの曲以外印象深い物は無い始末。頼みの綱であり、格闘ゲームのキモであるキャラクターバランスが判明すれば、システム周りがおしい微妙ゲーになれるか、はたまた結局クソゲーに落ち着くかと言う曖昧な位置にいる。現状では本Wikiの意向により、クソゲー判定に指定されている。 余談 アメリカでも「クソゲー」の烙印を押されている。アメリカ版では日本版で使用できるキャラの一部が隠しキャラになっており、それらの性能が他のキャラの性能より優れているかららしい。 国内版でも4体の隠しキャラがおり、その4体は普通に使えるキャラよりも性能が良い傾向にある。(ラスボス含む二体はオリジナル性能だが、他二体は使用キャラの上位互換) 北米・欧州ではCS版よりもPC版が先に発売された。こちらは後に『Rise 2 Resurrection Director s Cut』というアップデート版が1996年の9月に発売され、2体の隠しキャラ追加(SheepmanとBunnyrabbit)、CD内のコンテンツには追加楽曲や小説、メイキングの資料等といったおまけが入っている。 尚、デベロッパーのMirage Media(*3)は本作を発売した翌年に廃業している。
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軽く荒らされたので非ログイン者は編集できないようにしました カウンター 今日 - 昨日 - 合計 - スーパーロボット大戦α外伝 完 結 次wikiは↓です。 http //www35.atwiki.jp/minnadesuparobo3/ スーパーロボット大戦α外伝を実況します。 出撃する機体は住人の安価によって決まります。その為、住人の力が不可欠です。 縛りを付けてプレイします。縛りは以下の通りです。 各機体合計で33段階までは改造可(例:武器10・HP7・EN6・装甲10段階改造) 精神は各パイロット3種類まで使用可(ステージ毎の安価によって種類は変化) ※コンバトラーなどの複数のパイロットがいる機体はパイロット毎に精神指定可 ※精神を3つ以内指定くれないと精神使用不可(例:ごひトーラス精神自由) 出撃機体はレスの先着順で決定されます。 出撃希望の機体・パイロットを書き込んでください。(例:トーラス・ごひ) ※乗換え可の機体・パイロットの場合は、両方明記されていないと不採用になります。 また、精神を3種類まで指定できます。未指定の場合は精神使用不可と同義になります。 ※注意 一度の書き込みでいくつもの機体・キャラを希望することは禁止 書き込みを分けて希望する場合は同じIDの人が希望することは可能 「もしくは」禁止(例:カツ ZZガンダム(もしくは、カツ 百式) 誤字・脱字等による実況主が理解不能な安価は不採用(実況主のわかる範囲なら⊂(^ω^)⊃ セフセフ!!) 実況主が安心してしまうネタバレも極力控えること(例:このステージは増援がない・****だから大丈夫だよ) 1000スレ目は無茶な安価でなければ1ステージのみ実効される(例:1000なら修理技能使用不可) 次スレは 950が建て、その際は一言レスする(無理なら誰かに頼むこと) 視聴率第一主義!視聴率が上がるなら多少の無理は!! 実況主はみんなと一丸となってクリアすることを望んでいます。 どんどんレスをして主を応援しよう! 配信URL→http //kittyomu.ddo.jp 8888 2用 安価用テンプレ 機体 : パイロット: 精神 : ※乗換え可の機体・パイロットの場合は、両方明記されていないと不採用になります。 ※精神を3種類まで指定できます。未指定の場合は精神使用不可と同義になります。 http //61.89.9.184 8080/ @50~100 不 安 定 @wiki みんなでスパロボ実況 http //www30.atwiki.jp/minnadesuparobo/pages/1.html みんなでスパロボα外伝実況 http //www33.atwiki.jp/minnadesuparobo2/pages/11.html 主からのお知らせ ↓ちゃんと見ろ。 (主以外書き込んじゃ駄目だろ常識的に考えて・・・。メニューの掲示板使うべき・・。) 6/18~6/22の配信は17 30~22 00の予定です(急変有) -- 実況主 (2007-06-18 00 06 02) ウンチ上司からの残業命令…19 30に変更します。 -- 実況主 (2007-06-18 17 31 11) 長くなってるので不必要となっているものを消しときました -- wiki管理人 (2007-06-19 17 21 49) 本日の配信は仕事の都合により、休ませていただきます。本当に申し訳ありません。 -- 実況主 (2007-06-21 17 41 49) うんちんちん上司からの残業命(ry 19 30に変更します。ごめんよぉぉ! -- 実況主 (2007-06-22 17 42 55) 6/23の配信は19:00から連ザ→バイオ4という流れで配信します。 -- 実況主 (2007-06-23 02 02 29) 本日は配信出来そうにありません。土曜日にOGsでお会いしましょう! -- 実況主 (2007-06-24 17 00 02) 。 -- 名無しさん (2010-11-12 07 21 36) 名前 コメント
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ガーディアンズ/電神魔傀2 【がーでぃあんず/でんじんまかいつー】 ジャンル ベルトスクロールアクション 対応機種 アーケード 発売元 バンプレスト 開発元 ウィンキーソフト 稼動開始日 1995年 判定 なし ポイント 主人公リストラキャラクターがしゃべらないコンボシステムがアツいストーリー意味不明販売元の方針転換による被害を受けた本作 概要 システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 同社のベルトスクロールアクション『電神魔傀』の続編。『電神魔傀』のアレンジ移植版『ゴーストチェイサー電精』を含めるとシリーズ第3作となる。 本作の正式なタイトルは『ガーディアンズ』だが、基板の設定でタイトルを『電神魔傀2』に変更することが可能。(後述の通り、電神魔傀の続編で制作されていたものを、急に「また別のオリジナル作品」とする方針転換のせいである) 見た目はよくあるベルトスクロールアクションだが、非常に爽快感がある作品となっている。 前作の主人公「魔傀 元聖」とヒロイン「衣世」がリストラされ(*1)、代わりに前作ラスボスのギルリアン(*2)を含む4人を追加した計8名のキャラクターを使用可。 前作からの続投である「ゼル・ティア」は前作の化け物じみた姿から、(羽の生えた)美女の姿に変わっているが、これは前作からある設定である(*3)。 システム 前作からのシステムとしてゲージ消費の必殺技が全キャラクターに4つ以上+超必殺技が搭載されており、POWゲージを消費することによって必殺技を繰り出せる。 POWを貯めるにはレバーニュートラルか敵を攻撃、アイテム収得などで貯まる。ただしPOWがない状態で必殺技を使用すると他のベルトアクション同様HPを消費する。またHPとPOWがない状態で必殺技を使用すると強制的にPOW貯めモーションになる。 得意武器 本作では前作に存在した合体攻撃がなくなったが、代わりに各キャラクターに「武器相性」の概念が追加された。 ステージ道中には剣・棒・手榴弾が落ちているが、キャラ毎に設定されている得意武器を拾うと固有のグラフィックで攻撃する事になる。 例えば剣の場合、ギルリアンが拾うと『電神魔傀』でのラスボス第1形態後半で披露したフェンシング攻撃を行う一方、黒騎士の方は『ファイナルファイト』のコーディーの如くナイフで突き刺す攻撃に変化する。 ちなみに得意武器以外を拾ったら点数となる。 コンボシステム 前作の空中コンボは敵単体へのダメージソースの一つとしての役割を持っていたが、本作ではスコアを稼ぐ用途に変化した。 空中でコンボを繋げていくと攻撃力に補正が掛かっていき、最終的にはベルスクにしては破格の100以上のもコンボ叩き出す事が可能に。 ステージクリア時にはMAX Hitに応じてボーナス点を獲得出来る。本作で全国スコアを目指すのならコンボをマスターするのが鍵になるだろう。 コンボシステムの強化に伴い、敵に連続攻撃を与えた際にHit数も表示される様になった。 その他 完全ライフ制を採用していた前作までとは異なり、ライフ+残機制を採用。 前作に存在したガン系の武器は無くなっているが、飛び道具自体は必殺技の一つとして残っている。 評価点 「地味」の払底 ゲーム内のグラフィックは同期発売のゲームの中でも書き込まれている部類。 加えて、特有のコンボシステムの存在共々、シリーズ全体で指摘されていた「地味さ」は完全に払底されたと言っても過言では無いだろう。 体力ゲージ周りの改善 前作では「残機設定の無い完全体力制でスコアを稼ぐと体力の最大値が上昇する」という、独特な体力ゲージ仕様が特徴だったが、本作では「ライフ+残機制」かつ「体力の最大値は変動無し」という、大抵のベルトアクションで採用されている非常にありふれた仕様に変更された事で、ゲーム自体へは非常に取っつきやすくなったと言える。 なお、本作のスコア稼ぎについてはコンボボーナス(後述)に受け継がれた為、前作の「体力がゼロに近い程高得点を獲得が出来る」システムは廃止になった。 比較的手頃な難易度 回復が多く、必殺技も高性能な技が多いのでベルトアクションの中ではそこそこ簡単な部類。 が、一旦ハイスコア狙いのプレイを始めると一転して難易度が急上昇し、逆にクリアが困難になる。 豊富な必殺技類に加えて、ガード・起き上がり攻撃・起き上がりライン移動・広範囲攻撃等のプレイヤー救済システムも多く、プレイヤーが高性能。 プレイヤーは数は8名と、当時のベルトスクロールアクションでは非常に多い。 賛否両論点 覚え要素が多い。 プレイヤーが高性能な分、前作以上に覚える要素が多い。 キャラクターを自由自在に動かす為の各種操作の方法や必殺技のコマンド、ベルトアクションに付きものな敵のパターンにステージのルート分岐(後述)と、クリアを目指す為にも把握するべき要素が多すぎるのは否めない。 また、ハイスコアを目指すには各種コンボルートも把握しなければならず、更に覚え要素が増えてしまう。 せっかく追加された新要素の一端である『得意武器』だが、ボス戦の直前のフロアで必ず武器を廃棄する仕様になっているため、残念ながら蛇足感が否めない。 問題点 前作の面影が殆ど無い…? 本作の前作から引き継いでいる要素はプレイヤーくらいで、前作以上に書き込まれたグラフィックの存在も相まって、シリーズを知っているプレイヤー程ほぼ別ゲームと思われがち。 だからといって「電神魔傀とは全く違う作品」と割り切るには、あまりに「前作」の面影が濃く残っている。なぜそうなったのかは後述。 コンボシステムについて このゲームの肝であるコンボシステムは非常に爽快だが、一定数以上(基板の難易度設定次第だが大よそ6~8HIT)HIT数を叩き出すと難易度が上がる。 クリア重視ならHIT数を稼ぐのが難しいパワー系キャラクター(スカルビュレとタルクス)なら簡単。 が、逆に攻撃力が低く、どうしても手数が多めになってしまう黒騎士とゼル=ディアはクリアが難しい。特に稼ぎ目的で60HIT以上のHIT数を挙げると更にクリアが困難になる。 しかし、体力をギリギリの状態までキープしなければならない前作の稼ぎと比較して、わざわざ体力を減らさなくても良いのが救いか。 つまり、本作はスコアを捨ててクリアだけを目指すクリアラーと、ハイスコアを目指すスコアラーの区別が比較的明瞭な作品と言える。 ちなみにコンボ稼ぎが熱い本作は、既にゲーメストの集計ではタルクスとギルリアンと刃零の3名がカンストされている。 敵キャラクターはどれも名称が不明。 一応、ボスの一人の忍者は前作の紫電(前作の高速道路面のボス)と思われる描写がある。 ちょうど、データ内部には「Shiden Kai」という名前が入っていて、二面の忍者ボスが紫電と関係があることを裏付けている。(詳細は後述) 使用する武器こそ違うが、分身の術を扱いトリッキーに舞う戦術に加えて、前述の黒騎士・ギルリアンの設定を踏まえると紫電本人の可能性が高い。 内部データ上では8人のプレイヤーキャラの名前と共に、ボスの名前らしい5つの謎の名称が入っている。(外部リンクの画像参照) 「SHIDEN KAI」という、忍者ボスらしき名前が確認できる。残りの名前も「S.GEIM」→1面の長身筋肉女性、「BOTOMS」→3面の赤い大型戦闘ロボット、「SALAMANDER」→4面の亀みたいな怪生命体、「NAGASAWA」→5面の黒幕らしき男…と類推することができ、もし本作が「無事に完成」していればこれらの名が正式名称となるはずだったと予想できるが… 詳細は後述。 その他 前作ではかけ声程度であったがボイスがあったが、本作では全てのキャラクターのボイスがカット。 ザコ敵の体力が表示されなくなった。 ちなみにボス敵の体力は表示される。 また、エンディングはキャラクターが味方の飛行船で勝ちポーズをとる場面が映し出されるのみ。 敵の正体は何なのか、今回のストーリーは何なのか、そして各キャラクターのその後は何なのか、そういった事は一切語られない。 本来はこのためのセリフ、演出が豊富に用意されていたであろうが、全てカットされてしまった。詳細は後述。 総評 とにかく前2作の主役とヒロインは削除されたものの、『電神魔傀』の続編がアーケードで出たことは奇跡と言える。そして、前2作のシステムの欠点を補正した点は評価していい。 ゲーム内情報が少なすぎる関係でキャラクター設定やストーリーについて把握が難しい面こそあるが、 ゲームシステム及び難易度も悪く無く、稼働しているところを見かけたら是非プレイしてみて欲しい。 余談 前々作同様国内では出荷数は極めて少なく、ネット上で検索してもなかなか情報が見つからない。 その反面、前作と同様にアジア圏を中心に海外ではかなりの大ヒットを飛ばしており、相当数のコピー基板が作られる程の需要があった為か、その数少ない国内版の基板も海外に流出してしまい、更にレア化してしまっている。 国内外のオークション等で当作品が出品された際に基板の種類が複数存在するのは上記の通りコピー基板が相当数出回っているからである。更には『超加強版』と称する手を加えられたコピー基板も作られている。 このように長年謎が続いた本作だったが、全く意外にも韓国のネット掲示板からその謎を明かそうとする動きがあった。 あるユーザーが、2021年あたりまで本作に関する情報を集めていた。参考記事(朝鮮語) 「中世ゲーム掲示板民のガーディアンズ追跡年代記」1部 2部 3部 4部 5部 エピローグ そのユーザーが(本作のキャラデザイン担当である山岸望とコンタクトして証言を得るなど)執念深く(?)本作に関する情報を捜し回った結果は以下の通りだ。 確かに本来は、初めから『電神魔傀2』として企画され、そのまま順調に制作される予定だった…が、 販売元のバンプレストによる急な方針転換の犠牲になった作品 である。バンプレストがいきなり「本作を『電神魔傀』の続編でなく、 全くオリジナルの作品とする 」方針を打ち出した。それで急な対応を強いられたスタッフたちは、急いで電神魔傀隠しに走った… けど、ギリギリな予算と締切の都合で前作の色を全部隠す事ができず、いたる所に電神魔傀の要素を消しそこねてそのまま残してしまった。 前作『電神魔傀』の販売不振が、このような方針転換の原因だったと思われる。「(スパロボのような版権物でない)せっかくのオリジナル作品『電神魔傀』が、興行成績が全く振るわなかった」→「もしここで一度失敗した作品の続編を出せば、前作の販売不振をそのまま引きずってしまうのではないか」→「だから今作っている『電神魔傀2』(仮)は、(電神魔傀2ではない)また違う作品にしよう」…とバンプレストの上層部が判断した結果がこのありさまである。 しかも本作は極めてスケールの大きい作品になる予定だったらしく膨大な量の要素をいっぱい詰め込んでいた。(中には、ゼルディアの音声データも大量に残っている)…だが、やはり予算と締切のせいで(そして電神魔傀隠しのあおりも重なって)全カット。本作に状況説明もセリフも何も出ないのは、このためである。 バンプレストの理不尽な方針転換のせいで本作は中身がぐちゃぐちゃにされたまま1994年中頃に一応納品された。しかし事実上未完成品な状態で長く放置されたあと、1995年12月になってようやく売り出されるようになった。 いずれにせよ、本作は最終的に 電神魔傀とは無関係な ソフトで、単に『ガーディアンズ』とだけ呼ばれるはずだった。でも、やはり色濃く残る 電神魔傀の続編らしさ は隠しきれなかった。加えて、特定条件下では 『電神魔傀2』のタイトルロゴ が出現する。これが、本作が 『ガーディアンズ:電神魔傀2』 としてユーザーたちの間で知られた決定的な理由である。 アジア圏の誰かが(海賊版コピー業者と推定)本作の内部データをいじって『電神魔傀2』と書かれたタイトル画面を出現させてしまった。この『電神魔傀2』タイトルの正体は、消し忘れた没データか、あるいはコピー業者が電神魔傀のアセットを無断で流用してでっち上げた物と考えられる。 何れにせよ「公式的には電神魔傀と無関係」である本作だが、これを「事実上の続編」として扱うかどうかはプレイヤー皆さんの判断次第である。(むしろ、ファンから全力で存在を否定された某ゾルゲなサンダーフォース公式続編とは間逆に、こちらは(公式の認定が無くても)れっきとした電神魔傀の続編として認めてやっても良さそうだ) + 参考動画 http //www.nicovideo.jp/watch/sm12375179http //www.nicovideo.jp/watch/sm12375998
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SIMPLE2000シリーズ Vol.2 THE パーティーゲーム 【しんぷるにせんしりーず ぼりゅーむに ざ ぱーてぃーげーむ】 ジャンル ミニゲーム集 対応機種 プレイステーション2 発売元 D3パブリッシャー 開発元 ヒューネックス 発売日 2001年11月18日 定価 2,000円(税別) プレイ人数 1~4人(3人以上はマルチタップ必須) 判定 なし ポイント SIMPLEシリーズ初のミニゲーム集一人プレイでのスコアアタックも可能一通り遊べるが、パーティゲームとしては至ってシンプル『THE 地球防衛軍』2作よりも売れた SIMPLE2000シリーズ 概要 特徴 収録ゲーム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 D3パブリッシャーによる廉価版ゲームシリーズ『SIMPLE2000シリーズ』の1作で、最初期の作品。 40個のミニゲームを収録した、多人数向けのパーティー用ゲームである。 特徴 基本的には1~2人用ゲームだが、マルチタップを用意することで最大4人まで遊ぶことができる。 逆に言えば、マルチタップがないと同時に2人までしか遊ぶことができない。 また、いくつかDUALSHOCK2のボタンを押す強さを認識する機能を利用したゲームや、アナログコントローラのスティックを使ったゲームも存在する。このためPS1初期のコントローラは基本的に使えない。 PartyモードとFreeモードの2種類がある。Partyモードは2人以上専用。 Partyモードはいくつかのゲームを連続してプレイし、最終的な順位を競う。 Freeモードはすべてのゲーム(+罰ゲーム)を自由に選んでプレイできる。 プレイヤーは名前(4文字)のほか、自分のアバターとしてネコ・ハムスター・柴犬・ウサギの4キャラからいずれかを選ぶ。すでに選ばれているキャラクターは選択できない。 このキャラクターはゲームの要所要所で喋る(鳴く?)。「にゃ~」「ハムぅ」「わん!」「うさー」 1人でプレイする場合はFreeモードのみ選べ、対戦専用となっている13個のゲームは遊べなくなる。 なお、本作にはCPUとプレイする機能は存在しない。 1人プレイでも遊べるゲームはハイスコアが記録される(5位まで)。 収録ゲーム + ゲーム一覧 1. THE 神経衰弱 1人プレイ不可。 フィールドにある40枚のカードの中から、同じ絵柄の動物を探す。合っていた場合は続けてカードをめくることができる。 2. THE スライド絵合わせ 4x4に区切られ、バラバラになったイラストを元に戻すスライドパズル。制限時間60秒。 3. THE チンチロリン 1人プレイ不可。 3つのサイコロを振り、出た役を競う。器を使わないため、器からあふれたことによる失格(ションベン)はない。10本行い、勝った本数が最も多い人が勝ち。 4. THE ペンギン叩き 出てくるペンギンをひたすら叩く。偽ペンギンを叩くと3秒ほど操作できなくなる。制限時間60秒。 5. THE シリトリ 1人プレイ不可。 ○×△□を組み合わせたものを単語としたしりとりをする。すでに出たものを出すとライフを1つ失う。初期ライフは3つで、最後まで残った人の勝ち。 6. THE 風船割り 順番にボタンを押して風船を割る。SELECT・START・L3・R3以外の全ボタンを使用し、間違えるとその風船の最初から入力し直し。制限時間60秒。 7. THE 砲丸投げ アナログコントローラ専用。 左スティックを回してパワーを溜め、□ボタン押しっぱなしで砲丸を投げる角度を決定する。3回挑戦できる。 8. THE 100m競走 ○ボタンと×ボタンを交互に連打して走る。DUALSHOCK2であればボタンを強く押すことでスピードをより速められる。 9. THE 幅跳び ○ボタンと×ボタンを交互に連打して走り、□ボタン押しっぱなしで飛ぶ角度を決定する。ラインを超えるとファウル。 10. THE 槍投げ ○ボタンと×ボタンを交互に連打して走り、□ボタン押しっぱなしで槍を投げる角度を決定する。ラインを超えるとファウル。3回挑戦できる。 11. THE 障害物競走 DUALSHOCK2専用。 ○ボタンと×ボタンを交互に連打して走る。障害物は□ボタンでジャンプして回避するが、□ボタンを押す強さによってジャンプの高さと距離が変わる。障害物にぶつかると一定時間倒れてしまう。 12. THE ハンマー パワーゲージを見てタイミングよくハンマーを叩く。一番上は100点で、到達するとくす玉が割れる。3回挑戦し、獲得点数の合計を競う。 13. THE 玉入れ DUALSHOCK2専用。 ○ボタン連打で玉を投げるが、ボタンを押す強さで投げる高さが変わる。制限時間30秒。 14. THE のぼり棒 R1→L1→△ボタンの順に押して棒を登る。2人以上のプレイだと妨害要素があり、相手に岩を落とすことができる(×ボタンで回避)。制限時間60秒。 15. THE 射的 方向キーまたは左スティックで照準を動かし、○ボタンで弾を撃つ。連発はできない。弾を当てた景品が小さいほど、また遠くにあるほど点が高い。後ろをUFOが飛んでいるが、2回撃たないと得点にならない。制限時間60秒。 16. THE 金魚すくい 方向キーまたは左スティックでポイを動かし、○ボタンでポイを水槽に沈める。○ボタン押しっぱなしでポイを水槽に沈めたまま移動できるが、ポイが破れやすくなる。またポイは時間経過で乾く。制限時間は90秒だが、ポイが破れた時点で時間にかかわらず失格。 17. THE リバーシ 8x8マスの普通のリバーシ。3人以上でプレイすると多色リバーシとなる。 18. THE ピカッてポン 電球が光った瞬間に○ボタンを押す反射神経ゲー。5回挑戦し、ボタンを押すまでにかかった時間の合計が短い人が勝利。電球が光る前に押すとお手つきで3秒プラスされてしまう。ゲーム性ゆえ、このゲームのみBGMが鳴らない。 19. THE 芋虫移し DUALSHOCK2専用。 芋虫を○ボタンでつかみ、左の箱から右の箱に移す。ただし○ボタンを押す力が強いと芋虫が潰れてしまい、弱いと芋虫を掴めない。制限時間60秒。 20. THE 一攫千金 1人プレイ不可。 ○ボタンを連打して地面を掘り宝箱を発掘する。場所によって宝箱に入っている金の量が違い、掘っても何も出ないこともある。金の量が最も多い人が勝利。制限時間60秒。 21. THE タマゴつかみ DUALSHOCK2専用。 ニワトリから投げられる卵を、画面下の手を左右に動かし○ボタンでキャッチする。ただし○ボタンを押す力が強いと卵が割れてしまい、弱いと卵を取り損ねる。また卵にはサイズがあり、サイズによって割れる力の閾値が異なる。制限時間30秒。 22. THE 読心術 1人プレイ不可。 ○×△□ボタンのいずれかを全員一斉に押す。親と同じボタンを押した人は失格。親は1P→2P→…と順番に交代していく。最後まで残った人の勝利。 23. THE わんこそば アナログコントローラ専用。 左スティックを回してわんこそばを食べる。食べ終わったら○ボタンを押しておかわりを貰う。制限時間60秒。 24. THE 旗あげ アナログコントローラ専用。 左右のスティックを上下に動かし、指示通りに旗を上げ下げする。行動を間違えたり間に合わないとライフを1つ失う。 25. THE しのび足 DUALSHOCK2専用。 巡回する警備員に見つからないように画面下まで移動する。○ボタンを一回押すと一歩動く。強く押すほど早く移動するが、警備員の動きも早くなってしまう。制限時間60秒、全3ラウンド。 26. THE さらまわし アナログコントローラ専用。 左スティックを左回り、右スティックを右回りに回して皿を回す。速く回せばポイントが多く入るが、正確に回さないと皿が落ちてしまう。時間制限はなく、片側でも皿が落ちた時点で失格。 27. THE 漢字博士 4択の漢字の読み問題を20問回答する。選択肢は○×△□ボタンのいずれかを押すことで選択する。1問につき回答時間は5秒で、1回しかボタンを押せない。早めに正解するほどポイントが高い。 28. THE 戦車 1人プレイ不可、 アナログコントローラ専用。 戦車を操作して他プレイヤーの戦車を撃墜する。左スティックで左キャタピラ、右スティックで右キャタピラを操作し、L1・R1ボタンで弾を発射する。制限時間90秒。 29. THE バランス アナログコントローラ専用。 両手に持った棒を倒さないように、左スティックで左の手、右スティックで右の手を動かす(*1)。2人以上のプレイだと妨害要素があり、L1+L2+R1+R2同時押しで他の人のコントローラを振動させることができる。時間制限はなく、片側でも棒が倒れた時点で失格。 30. THE 半丁 コインを賭け、2つのサイコロの出目合計が奇数(半)か偶数(丁)かを予想する。当てた場合は賭けたコインの2倍が返ってくる。初期コインは10枚で、0枚になると失格。全5ラウンド。 31. THE 4つ前 1人プレイ不可。 ランダムで選ばれたプレイヤーが○×△□ボタンのいずれかを押す。この時4つ前の人が押したボタンと同じものを押してしまうと失格。最後まで残った人の勝利。 32. THE 閉店 1人プレイ不可。 ボタンを連打して他の人のシャッターを下げる。○が1P、×が2P、□が3P、△が4Pで、自分に対応したボタンを押すと下がったシャッターを上げられる。最後までシャッターが開いていた人の勝利。 33. THE 隕石破壊 落ちてくる隕石に書かれた通りにボタンを順番に押す。隕石が下まで落ちるか、ボタンを押し間違えるとゲージが減り、なくなると終了。時間制限が厳しい「6. THE 風船割り」といったところ。 34. THE 記憶術 1人プレイ不可。 押すボタンが順番に表示され、表示が消えた後に左から順番にボタンを押していく。最初はボタン3つから始まり、正解するごとに次の人のボタンの数が増えていく。正解し続ける限り記憶するべきボタンの順番は変わらないが、間違えると次の人からボタン3つに戻り記憶するべきボタンの順番も変わる。3回間違えると失格。 35. THE 成仏 十字キーまたは左スティックで照準を動かし、幽霊に「オフダ光線」を当てて成仏させる。○ボタンで光線を発射し、押しっぱなしで連射するが幽霊が逃げやすい。連続で成仏させるとコンボになるが、幽霊は照準自体からも逃げる習性があるため狙うのは難しい。制限時間90秒。 36. THE へそくり探し 1人プレイ不可。 カーソルを動かし、○ボタンでへそくりを探す。なかった場合はへそくりがあるマスまでの縦・横・斜めのうち最短距離が表示される。探せる回数は9回まで。制限時間60秒。 37. THE スイカ割り ナビゲートを頼りにスイカを探して割る。方向キーの上で前進、下で後退、左で左回転、右で右回転、○ボタンで棒を振り下ろす。△ボタンでナビゲート(もっと左、前など)が聞けるが、一回押すごとに3秒マイナスされる。制限時間60秒。 38. THE 不器用 アナログコントローラ専用。 左右のスティックを使って画面上の図形をなぞる。左スティックで左の図形、右スティックで右の図形をなぞるが、カーソルは片方だけでは動かず、両方のカーソルの向きが合っていないと動かない。 39. THE 叩いて守って 1人プレイ不可。 ○(グー)、×(チョキ)、□(パー)でじゃんけんをし、勝ったほうは攻撃、負けたほうは防御をする。方向キーの上で攻撃、下で防御。体力がなくなったほうの負け。 40. THE 四目並べ 1人プレイ不可。 自分の色の碁石を縦・横・斜めのいずれかに4つ連続して並べると勝ち。2人プレイ時は五目並べとなる。マス目は15x15。 罰ゲーム 罰ゲームが書かれたルーレットが回り、○ボタンでルーレットを止める。内容は「服を一枚脱ぐ」「暴露話をする」「一発ギャグ」などパーティ向け。 + 各ゲームの制限 「1人プレイ」…1人プレイのときでも遊ぶことができるゲーム。×印は2人以上でないと遊べない。 「アナコン専用」…アナログコントローラ専用ゲーム。スティックを使用する必要があるゲームで、スティックがないPS1初期のコントローラでは遊べない。 「DS2専用」…DUALSHOCK2専用ゲーム。ボタンを押す強さを検出する機能を使用するゲームで、DUALSHOCK2以外のコントローラでは遊べない。 ゲーム名 1人プレイ アナコン専用 DS2専用 1 THE 神経衰弱 × 2 THE スライド絵合わせ ○ 3 THE チンチロリン × 4 THE ペンギン叩き ○ 5 THE シリトリ × 6 THE 風船割り ○ 7 THE 砲丸投げ ○ ○ 8 THE 100m競走 ○ 9 THE 幅跳び ○ 10 THE 槍投げ ○ 11 THE 障害物競走 ○ ○ 12 THE ハンマー ○ 13 THE 玉入れ ○ ○ 14 THE のぼり棒 ○ 15 THE 射的 ○ 16 THE 金魚すくい ○ 17 THE リバーシ × 18 THE ピカッてポン ○ 19 THE 芋虫移し ○ ○ 20 THE 一攫千金 × 21 THE タマゴつかみ ○ ○ 22 THE 読心術 × 23 THE わんこそば ○ ○ 24 THE 旗あげ ○ ○ 25 THE しのび足 ○ ○ 26 THE さらまわし ○ ○ 27 THE 漢字博士 ○ 28 THE 戦車 × ○ 29 THE バランス ○ ○ 30 THE 半丁 ○ 31 THE 4つ前 × 32 THE 閉店 × 33 THE 隕石破壊 ○ 34 THE 記憶術 × 35 THE 成仏 ○ 36 THE へそくり探し × 37 THE スイカ割り ○ 38 THE 不器用 ○ ○ 39 THE 叩いて守って × 40 THE 四目並べ × 評価点 パーティゲームとしては無難な出来。 2人以上のプレイだと、各ゲーム終了時に順位が表示される。順位を競ったり、協力してハイスコアをたたき出すといった遊び方もできる。なお、同率順位の場合はプレイヤー順に順位が決定される。 また罰ゲームも搭載されているため、余興に活用できなくもない。 罰ゲームについては、Partyモードで最後に罰ゲームを行うかどうかオプションで決められる。ゲーム側でも「罰ゲームを行うかどうかはプレイヤーに委ねており、このゲームは罰ゲームを強制するものではない」と表示される。 1人プレイでもゲームの数は減るが、ハイスコアが記録されるので記録更新を狙った遊び方をすることも可能。 数が減るとはいえ約3/4が遊べる。ランキングを塗り替えていく作業は地味にハマるものがある。 一つのゲームは1~2分で終わり、終了後に続けて遊ぶこともできるため、やり直しも容易。 賛否両論点 PS2のゲームではあるが、グラフィックはPS1並み。 本作はSIMPLE2000シリーズ初期の作品であり、SIMPLEシリーズの一作と考えるとやや妥当と言えるか。 PS2発売から1年半が経過したあたりでの発売だったが、当時はまだPS2の良作が出揃う前の段階でPS1向けに開発を行っていた会社も多く、開発元のヒューネックスも本作と並行してSIMPLE1500シリーズ用のソフトも開発・販売していたことも留意する必要がある。 連打系のゲームやスティックを回すゲームなど、コントローラを酷使するゲームが多い。 DUALSHOCK2の機能を利用しボタンを強く押す必要があるゲームもあるため、やりすぎるとコントローラを壊す恐れもある。 「19. THE 芋虫移し」は題材が謎。 手で芋虫を掴んだり、強く握る(強めにボタンを押す)と芋虫が潰れたりと人を選ぶ要素が強い。おまけに芋虫のウネウネと動くSEが鳴るため、芋虫が増えると非常にうるさい。 問題点 制限付きのゲームが多い。 1人プレイでは27個のゲームしか遊べず、残りの13個は対戦専用になっている。が、「20. THE 一攫千金」「36. THE へそくり探し」のように、わざわざ対戦専用にしなくてもよさそうなものも含まれている。 アナログコントローラ専用ゲームも、「24. THE 旗あげ」など、わざわざスティックを使う操作にしなくてもよさそうなゲームが散見される。 デフォルトで記録されているハイスコアの中には、超えることが非常に難しいか、非現実的なものも含まれている。 「15. THE 射的」の200点、「25. THE しのび足」の7.50秒、「35. THE 成仏」の1200点(*2)などが特に顕著。スタッフはこれらの点数に到達することを想定していたのだろうか? 「35. THE 成仏」は2位に600点、3位に300点が記録されている。つまり1位の1200点はダブルスコアのダブルスコアとなる。なお、1人プレイでは200点程度が精々。 「18. THE ピカッてポン」では1位に0.80秒が記録されている。前述の通り、このゲームは5回プレイした合計秒数が記録されるため、この記録は各回平均0.16秒で押している計算となる。人間の反応速度ギリギリである。 UIも少々不親切。 Freeモードでは各ゲームが終わると、同じゲームを続けて遊ぶかゲーム一覧に戻るか選択できるが、STARTボタンで同じゲームを続けて遊び、△ボタンでゲーム一覧に戻る。それ以外のボタンを押すとなんとタイトル画面にまで戻されてしまう。当然ながらキャラクターや名前は入力し直しとなる。 またFreeモードは「人数選択→キャラクター選択→名前入力→ゲーム一覧」という順番になっており、ゲーム一覧画面で×ボタンを押すと名前入力画面に戻される。このとき直前までプレイしていた時の名前は消去されてしまうため、再びゲーム一覧に戻るには名前を再入力しなければならない。 一応、名前は無記名でも遊べる。 罰ゲームを選んだ後も問答無用でタイトル画面に戻されてしまう。 「3. THE チンチロリン」は演出が簡素過ぎてサイコロを投げているという感覚がない。 役なしの場合は3回まで振り直しになるが、大抵役ができる。出目も勝手に決まり、勝敗も自動的に決められるので、まるでスロットの出目を競っているかのよう。 ヒフミやシゴロ(確率各1/36)はおろか、ピンゾロ( 確率1/216 )すらもそこそこの確率で出現する。サイコロ3個丸ごと出目が決まっており、そこから乱数で選んでいるのだろうか? 「24. THE 旗あげ」の判定に不可解な部分がある。 ゲームが進むにつれ判定時間が短くなり、「赤上げない!」「白下げない!」といった引っ掛けも出てくるが、「上げない/下げない」で旗を動かしていないにもかかわらず誤答と判定されたり、正しく操作しているのに誤答扱いになったり不可解な判定が目立つ。 仕様とは考えづらく、バグと思われる。これ以外に目立ったバグは存在しない。 総評 SIMPLEシリーズの名の如くシンプルなミニゲームが多数収められている。 友達とワイワイ遊ぶもよし、1人の場合はちょっとした空き時間や息抜きに遊ぶもよし。 難点もあり良作とまでは行かないが、興味があれば手に取っていただきたい一本である。 その後の展開 2005年11月10日に同じくヒューネックス開発の『SIMPLE2000シリーズ Vol.89 THEパーティーゲーム2』が発売。こちらもミニゲームを40個収録している。 その約2週間後となる2005年11月23日には『SIMPLE DSシリーズ Vol.6 THEパーティーゲーム』も発売されている。 余談 発売後約4年で23.6万本を売り上げており、SIMPLE2000シリーズでは『Vol.1 THE テーブルゲーム』に続き、2番目に出荷本数の多いソフトである。(参考記事) あの『THE 地球防衛軍』や『THE 地球防衛軍2』よりも売れた と言うと今では信じられない人が多数だと思われるが、それだけ当時(初期~中初期)のSIMPLEシリーズは、今と異なり「ゲーム」というものに興味を持ち始めたライト層がターゲットであったことが窺える。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/2650.html
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