約 1,352,699 件
https://w.atwiki.jp/aki_sai/pages/36.html
Ch.0 ゴースト事件に休みなし GM: ではでは、いつもの通り、学校の朝礼受けてもらいましょうか。終業式中ですかね? 賽川・秋嗣: どーせ学校来るし補修も受けるんだけどねー(ぼけーっときいてる GM: 夏休みに入りますね。3年生は大変だねぇ。夏期講習に模試に以下略(にこにこ 高瀬・洋恵: そっか、もう夏休みに入るんだったわね。はあ、暑い中校長のありがたいお話。良い拷問ね。 蓬莱寺・凪斗: あっつー、しぬー・・・ 那岐田・京: あっつーい… GM: 教室でクーラーガンガンに効いてますよ!www GM: TV画面ですから 忘れないで!ww 蓬莱寺・凪斗: 気分で熱い 那岐田・京: 高校の教室にクーラーあるとかウソだー!! 賽川・秋嗣: だよね!いつものTV画面でいいんですよね! 高瀬・洋恵: 気分的に暑い2号! GM: まぁ窓の外は気分的にすごく熱そうです 那岐田・京: じゃあ暑い暑いと思いながら雑誌でもパラパラ 蓬莱寺・凪斗: (机にへばって横目でテレビ見つつ) GM: 校長先生の、夏休みはよく遊び、よく学び以下略…というセリフをぶった切り、画面が変わります。 「ハロー、ハロー?暑さでだらけすぎてないでしょうね、能力者さん?」 賽川・秋嗣: 翔が暇そうにしてらー 那岐田・京: (なんか秋嗣、いっつも翔見てるw) 賽川・秋嗣: む、だらけなんて過ぎて溶解人間ですわ! GM: (実はすとーかー…!?/どきどき) 高瀬・洋恵: あら、また校長の変声期? なんちゃって、聞き覚えのある声ですこと。 蓬莱寺・凪斗: だらけてまーす 那岐田・京: ん?(本から顔を上げてTVの校長とのギャップに若干イヤな顔) 賽川・秋嗣: ちがうわぃ!割と仲いい奴で席が前だし<ストーカー GM: 「とりあえず、眠くなるような終業式が終わったら、仁奈森キャンパスの1年B組に来て頂戴。ゴースト事件の運命予報を行うわ」 高瀬・洋恵: やれやれ。終業式が終わっても休ませてくれないのね(でも楽しそう 那岐田・京: 学校が休みになってもゴースト事件は休みなし、か 賽川・秋嗣: やっぱりかー…仁奈森行く道も大体覚えたけど直射日光浴びると霧になるからなぁ私 賽川・秋嗣: まぁ、どうのこうのいっても行くんだけども… 蓬莱寺・凪斗: (・・・まっ、行くか・・・) GM: 「ゴーストには、暑さも時間も関係ないわ。どうかよろしくお願いするわね」と、TV画面は終業式に切り替わりました。 GM: 高校3年生は最後の夏休みですね。 那岐田・京: …………あ、この服かわいー(雑誌に視線を戻した) 賽川・秋嗣: おっしゃるとおりで…退治するほうには関係あるんだけど…まぁしゃーないか 蓬莱寺・凪斗: (また睡眠へ) 賽川・秋嗣: 私は内職ー 高瀬・洋恵: この校長の挨拶倍速モードつけてくんないかしら、ホント。 GM: とまぁ、てきとーに聞くもよし、聞かないもよし、って僕、ここでみんなが真面目に聞いてるところ見たことないよ?w 蓬莱寺・凪斗: そうなのかw GM: 倍速モードか脳みその神秘か、終業式は終了しました GM: 3回目だけど毎回誰も聞いてないよ!w 那岐田・京: いつも雑誌読んでるか寝てるかだった気がするw 蓬莱寺・凪斗: あっ、叩いたらエアコン治った 賽川・秋嗣: 私は常に内職!なんという勉学青年! 賽川・秋嗣: さて、今日はもう学校お終いかな~ 那岐田・京: なんというロシア式修理術…>叩いたら 蓬莱寺・凪斗: 内職って勉学っすか?w GM: 勉学だったら偉いなぁw 高瀬・洋恵: うし、最期の夏休みの感慨にふける暇もなく、バスに乗りますか(颯爽と教室を後に、仁奈森行きバスへ GM: ま、さくさくバスなり徒歩なりで仁奈森に向かってくださいなー 賽川・秋嗣: 無論!英単語とか覚えてるよ~ 高瀬・洋恵: 内職って言ったら前後左右と手紙のやりとりでしょw 那岐田・京: ばいばーいっ(クラスメイトとカラオケの約束などをして、教室を後に) 蓬莱寺・凪斗: 封筒の糊付けとかDM入れを想像してた俺何 賽川・秋嗣: みんなにさよならいってまず購買!かち割り氷のアイス買ってバス停へ向かう~ GM: ホントに内職だwwww<封筒の糊つけ 賽川・秋嗣: そこは張り傘でしょやっぱり! 高瀬・洋恵: あと造花作ったりとか傘張ったりとかw GM: 張り傘は流石に先生にばれると思うんだ(真顔 那岐田・京: フルーツ缶カキ氷!結社【crime-clime】にて絶賛発売中!(宣伝) GM: 宣伝してるwwww 蓬莱寺・凪斗: ほーいおつかれー。また来期なー…おめー焼けすぎんなよー?(っとかるーくバスへGO 賽川・秋嗣: あーんじゃそれ買った事にしようw GM: まぁ、ここはご都合主義でみなさん同じバスに乗り合わせましたよ 蓬莱寺・凪斗: 造花もガチですな 高瀬・洋恵: うあっと、そういえば京ライブ行けなくてごめんorz てことで、見覚えのある面子がおりますこと。 那岐田・京: ふぅー…やっぱ外にちょっとでも出たら暑いなぁ…(とか言いつつバスに乗り込む) 賽川・秋嗣: とっさにアイス全部流し込む!おぼぅぶーべんでづね(おー偶然ですね 那岐田・京: やや、突然の誘いだったし全然気にしないでっ 蓬莱寺・凪斗: お、先輩達じゃねーっすか・・・おいっす(のそっと 那岐田・京: や、皆勢ぞろいなんて珍しいねっ…ってそんなに一気にいったらキーンって GM: (最後の京を乗せ、バスは出発~) 高瀬・洋恵: オホーツクぶーべん?? もの食べ終わってから喋ればいいのに。 蓬莱寺・凪斗: オホーツクブルペン? 賽川・秋嗣: 痛!頭イタっ!!…あら京も…ってなんか私ら璃音に目つけられてない? 那岐田・京: なんか初めて会ったときに「がっちり運命の糸がつながった」って言ってたし、ほんとがっちりなのかもね 賽川・秋嗣: あーそんな北国で投球練習してぇ… GM: 空耳がすごいことにw<オホーツクぶーべん?ブルペン? 高瀬・洋恵: まさしく運命の糸で結ばれてるのかもねー。(さりげなく自分もアイスもぐもぐ 那岐田・京: あ、アイスいいなぁ(キラキラした目で見てみる) GM: ま、そんな話をしてると仁奈森前のバス停に着きましたよ(仁奈森前~仁奈森前~お降りの方は以下略~ 賽川・秋嗣: いとっていうかしめ縄ぐらいで掴まれてる気がする… 蓬莱寺・凪斗: おろ、そんなに受けてんすかー俺あの子初めてだわー 賽川・秋嗣: たぁっ…っちぃぃぃぃーーー(急いで屋内にダッシュ 高瀬・洋恵: そういえば、バスの下車ブザーを全部いっぺんに押すとバスが爆発するって噂が……ああ、着いたのね、降りますか。 賽川・秋嗣: あったあったww<爆発 那岐田・京: えぇっ!?爆発!?…やってみたい…(洋恵について降りつつ) GM: ええ、その噂知らないなぁ。バスあんまり使わないからかな(むむ 蓬莱寺・凪斗: ・・・そんなんあったのかw っとおりまーっす GM: で、ぞろぞろと御一行は校舎内へ 賽川・秋嗣: はやく…早く冷房の聞いた教室へ…(璃音のいる部屋へ向かうリビングデッド一名 GM: やっぱり廊下は暑いですねw 蓬莱寺・凪斗: ・・・コレかついで行くべき? 高瀬・洋恵: 引きずっていくべきね。(← 蓬莱寺・凪斗: ラジャ! 賽川・秋嗣: れいぼーーう 那岐田・京: やー、まだ夏本番ってわけじゃないのにコレじゃあ、来月あたり大変そう…秋嗣、おいてくよ? 蓬莱寺・凪斗: どっせーい! 賽川・秋嗣: ぎゃああぁっぁぁぁーーー(ずるずるずる 那岐田・京: あ、置いてかないでー(高速で視界から消え行く凪斗と荷物を追いかけ) GM: そんなこんなで1-B教室前までずるずるてくてく 痛そうw<ずるずる 賽川・秋嗣: もみじおろしができましたw でも床ひんやりだぁ… 高瀬・洋恵: はっはははは。お待たせー、リオン、いるかしら? GM: ドアを開けると中にはごく普通の中学生が、イスに座って本を読んでいました。 蓬莱寺・凪斗: ちわー荷物の配達きやしたー 那岐田・京: いつも思うけど何読んでるんだろ…こんにちはっ 賽川・秋嗣: こんにちは冷房ー!!と璃音。 賽川・秋嗣: はんこ押される?! GM: 洋恵やみんなの声に反応し、ふと顔を上げます。璃音「いらっしゃい。よくきてくれたわ…ね?(秋嗣の様子に少し驚いてる模様」 高瀬・洋恵: 冷房が先とか酷すぎる(ひんやりした目 蓬莱寺・凪斗: 判子か蹴りコレに御願いします 那岐田・京: (はんこ代わりに親指を秋嗣のおでこに押さえつけつつ)御気になさらずー 高瀬・洋恵: 蹴り!?(笑 蓬莱寺・凪斗: まいどー GM: 「…ええと、じゃあ気にしないわ(さらっと)あら、はじめましての人がいるのね?はじめまして。 中学生運命予報士の桐原・璃音よ。よろしくね。あなたは?」 賽川・秋嗣: うぉぉ心胆寒からしめる!蹴りはやだ! 那岐田・京: なんでそんなにキラキラw>洋恵 GM: 璃音がSキャラになってしまうwww<蹴り 賽川・秋嗣: それはそれで寂しいな<気にしない ま、夏ばてしてないみたいで何より~ 高瀬・洋恵: ←ちょうどいいアイコンがなかった! とりあえず、判子代わりに予報をお願いすべきかしら? GM: 「予報士が倒れたら、誰がゴースト事件を感知するのかしら?つまりはそういうことよ(クスりと誇らしげに笑ってみせ」<夏バテ 蓬莱寺・凪斗: やっ、お初やね。 鹿苑寺キャンパス高2の9組蓬莱寺凪斗っす、まあよろしゅうさ GM: 「凪斗先輩でいいかしら?よろしくね。他の3人と同じように、あなたとも運命の糸が結ばれたみたい。 ちょくちょく呼んだりするから、その時はお願いね」 蓬莱寺・凪斗: おう、よろしくするぜ 那岐田・京: 凪斗もごあんな~い、だね 賽川・秋嗣: 貴方らが夏ばて余裕でできる世界にしたいですねぇ…っと、そのためにも、予報かな GM: 「ハンコ代わりに運命予報…そうね、そうさせてもらうわ(笑)では、そろそろ本題に行くわ(きり、と表情をひきしめて」 蓬莱寺・凪斗: 凪斗様とおよっ、すみません御話しどうぞ GM: 「今回、場所はわかっているのでそこまで苦労しないと思うわ。 見えた場所は神奈川県の廃病院。結構大きいわね。そこに地縛霊が出現するわ」 GM: 「…出現する、というよりは、そこに棲みついているというのが正しいかしら」 GM: 「厚木、っていう文字が見えたから、神奈川県の厚木で間違いないはずよ。」 賽川・秋嗣: おぉぅ今回は大分近場かな…住み着いてるって、そこがGTみたいになってるとか? 高瀬・洋恵: 病院に幽霊か。夏らしいわね。 蓬莱寺・凪斗: 地縛霊か結構やっかいそうかな? GM: 「そうね。中には…リビングデッドと、地縛霊が結構多いわ。あまり強くはないけれど」 那岐田・京: 神奈川ってことは近いね。病院ってやっぱり残留思念もたまりやすいし… GM: 「でも、その運命予報で見た地縛霊は違うわ。結構力は強いと思う」 GM: 「そうね…廃墟になって長いし、古ければ古いほどいろいろたまりやすいと思うわ」 賽川・秋嗣: ふむ、GTでたくさん遭うような有象無象じゃないと GM: 「いわゆるボス級ってやつなのかしら。その地縛霊は、車いすに乗った少年の姿をしていたわ」 那岐田・京: 少年…まだまだこれからって時に亡くなって、残念だっただろうにね… 賽川・秋嗣: だからこそ心が残る、か… GM: 「……そうね。でも、勘違いしないで。その地縛霊は、少年そのものじゃないわ。 少年の思念を吸って、その姿になっただけの、ゴーストよ。…ためらわないでね」 蓬莱寺・凪斗: ん、了解してるさー 賽川・秋嗣: どっちであれ、躊躇いはしないつもりですよ 那岐田・京: もちろん。ゴーストは悲しみしか生まない。 高瀬・洋恵: そこはご心配なく。 GM: 「……なら、安心ね。予報を続けるわ」 GM: 「で、この通り場所はわかってるの。でも困ったことに、その地縛霊の出現条件があるみたいなのよね」 GM: 「普通に行っただけではただ他のゴーストたちに襲われるばかりで、本命には会えないみたい」 那岐田・京: やっぱり特殊空間が生まれてるのかな? 賽川・秋嗣: まぁ地縛霊にはよくある話だな…それについて手がかりは? GM: 「特殊空間は見えなかったわね…でも、そこに身をかくしているのかもしれないわ」 GM: 「ええと…手掛かりというか… 蓬莱寺・凪斗: ほむ? GM: そこ、結構廃墟として有名なの。だから、アベックとかが肝試しがてら不法侵入してしまうのよ。 GM: そのうちの1カップルが襲われるところを見た、わ。たぶん彼らがカギを握ってる」 那岐田・京: あー…肝試しスポットってあるよね…。私も中学校のときとか行ったなぁ… 高瀬・洋恵: あら、前回と違って急ぎになりそうね。 ま、肝試しはあたしもやりたい……もごもご。 賽川・秋嗣: ちょいまち!「カップルが襲われるところ」をみたでいいんですよね? GM: 「襲われるまで待つか、自分たちで条件を探るか。それはあなたたちに任せるわ。でも、彼らの身の安全も、頼むわね…」 賽川・秋嗣: あ、ごめん勘違い。忘れて~ GM: 「カップルが襲われるのは当然夜よ。途中でゴーストには会わなかったようね。あまりおいしくなさそうだったのかしら…」 那岐田・京: カップルが襲われる直前に取った行動とか、そういうのは見えなかったかな? GM: 「うーん…なんだか、病室?みたいなところで、ごそごそしてた…かな(難しい顔をしつつ」 蓬莱寺・凪斗: ・・・ 賽川・秋嗣: えと、殺されたところを見たわけじゃないですよね?まだ助けられるかな? GM: 「ボロボロだったけど、多分病室だと思う。あと、なんか、がしゃんって音がして、そこで映像が切れたわ」 高瀬・洋恵: その病室がわかれば家捜し可能なんだけど……なんか、特徴的なもの見えなかったかしら。 蓬莱寺・凪斗: 番号がわかればなあー GM: 「未来視だから、これから起こるわ」<まだ助けられる 那岐田・京: 病室の窓があったと思うんだけど、そこが1階かそうじゃなかったか、くらいの判断はついたかな? GM: 「窓…大きな窓があったわ。結構高かったから、1階じゃないと思う」 賽川・秋嗣: 了解、リビングデッドがいないってだけで幾分か気楽だ… GM: 「特徴… 多分、どの部屋も同じようなつくりになってると思うからわからないわ…ごめんなさい」 那岐田・京: (色々メモしつつ)ん、その窓から何か特徴的なものとか見えた?例えば遠くの建物とかっ GM: 「…いえ、空しか見えなかったわ。星空」 GM: 「星といえば、少年のパジャマも水色に☆マークがついたものだったわね」 賽川・秋嗣: その、地縛霊に元になった少年っていうのは特定の人物だったりはしないかな?わからなければいいのだけど GM: 「うーん…多分その病院にかかわっていた子だと思うんだけど、特定はできないわね」 那岐田・京: パジャマってことは入院してた子の可能性が高いね。現地でその病院のことに詳しいひとが居ればいいんだけど… GM: 「薄気味の悪い廃墟だし、それに加えてガラの悪い連中がたまってるから、現地の人はあまり近寄らないみたいよ」 賽川・秋嗣: まだ日は高い、ことが起こるまで聞き込むくらいの時間はあるんじゃないですか? 賽川・秋嗣: あらま… GM: 「聞きこんだり、実際に足を踏み入れるのも手じゃないかしら?」 GM: 「昼間の方が閑散としていて、いろいろ探るにはちょうどいいと思うわよ」 高瀬・洋恵: カップルが部屋で何をしたかわかれば手っ取り早いけど……そううまくもいかないわね。聞き込めることは聞き込んでいく? 賽川・秋嗣: ですね…元病院関係者とか見つかればいいんだけど 那岐田・京: 当時の病院関係者って探すのはちょっと大変そうだね GM: 「まぁ、そこはいってみないとわからないわね。あ、これが現地までの地図と、交通費よ(小さな巾着を差し出し」 賽川・秋嗣: それよりはその土地の人にこういう怪現象が、とかいう話を聞いたほうがいいかな 蓬莱寺・凪斗: まあ、何か目的あって入ったんだろーし案外噂、あるかもな 賽川・秋嗣: すっと前に出て当たり前のように巾着を預かる! 高瀬・洋恵: あんがと。なんか年下からお小遣いもらってるみたいで恐縮ね。必ず結果は出すわ。 那岐田・京: そういうところに溜まりそうな人を探して、お化けの噂として聞いたら多少は成果があがるかも、かな? 蓬莱寺・凪斗: ・・・がめついっすよ先輩 賽川・秋嗣: がめつくないの!会計管理なの!! 那岐田・京: さすが会計(笑 蓬莱寺・凪斗: ・・・了解(苦笑 GM: 「巾着、手作りなんだから…なくさないで持って帰ってきてね。じゃあ、よろしくお願いするわね」 ここでGMが今回の場所の元ネタを参考までに公開。 高瀬・洋恵: あれ、出ない…… 賽川・秋嗣: :が全角 那岐田・京: 「:」を半角にしたら出るよー GM: 失礼しました!<: 高瀬・洋恵: いや、いった先の絵が出ない(笑 GM: あくまで雰囲気・所在地・外観・内装のみです。噂話とかは準拠しませんw 賽川・秋嗣: む、任務が一つ増えましたね(巾着を大事そうに胸ポケットへ GM: だめか。http://home.f01.itscom.net/spiral/ の恵心病院です GM: また:が全角だっ(くわっ 那岐田・京: メガドラの仕様っぽいねw GM: ですねー 見れたかな? 蓬莱寺・凪斗: みれてるー 那岐田・京: ん、見れるよー GM: ま、そんな感じの場所です。把握できたら手札5枚引いてスタンバイしてくださいな。 高瀬・洋恵: おー、おっけーおっけー。 賽川・秋嗣: 私も見れてます~っと、五枚五枚 高瀬・洋恵: orz 那岐田・京: 気はいったいどこへ… 高瀬・洋恵: こっちにあるよ!……数値1のやつだけ>気魄 GM: 今回、場所特定は運命予報でどうにかなったので、学園でのパートは任意で。やりたければやってもいいけど、現地直行を推奨気味です。 賽川・秋嗣: 後一枚くらい青欲しかったなぁ…気ならここに二枚ほど~(ひらひら~ GM: 凪斗君準備どうですか?よければ手札5枚お願いしますねー 蓬莱寺・凪斗: 失礼 GM: ありがとうございますw 賽川・秋嗣: と、天の声が聞こえた気がするけど…どうしようか? 高瀬・洋恵: そうねぇ……細かいことは行きながら、行ってから考えるのはどう?必要なら向こうにネカフェもあんべw 那岐田・京: ん、ここで得られる情報もなさそうだし、あとは現地かな? 蓬莱寺・凪斗: ですなあ 蓬莱寺・凪斗: GO!ですな >>Ch.1 VSおヤンキー
https://w.atwiki.jp/lolitamovie/pages/106.html
214 名前:名無シネマさん:02/05/25 00 04 ID LHsYGAWP スワロウて伊藤歩が乳首見えるの? あの子つい最近の映画リリイシュシュのすべてに出てた 基本的に岩井監督のて暗くて悲しいのが多いよね でもリリィで中学生役はないっしょて思った
https://w.atwiki.jp/hiroba/pages/231.html
映画 邦画 邦画ラ行 リリイ・シュシュのすべて 2001 監督: 岩井俊二 製作: 脚本: 岩井俊二 音楽: 小林武史 出演: 市原隼人/忍成修吾/伊藤歩/蒼井優/勝地涼/五十畑迅人/細山田隆人/吉岡麻由子/大沢たかお/稲森いずみ/市川実和子/杉本哲太 (備考) リリィ・シュシュのすべて Lily Chou-Chou
https://w.atwiki.jp/gyakusai/pages/22.html
シリーズすべて>殺人方法 1話 2話 3話 4話 5話 その他 逆転裁判(蘇る逆転) 撲殺 撲殺 刺殺 銃殺 刺殺 DL6:銃殺SL9:刺殺 逆転裁判2 墜殺 銃殺 撲殺 絞殺 逆転裁判3 電殺 撲殺 毒殺 刺殺 刺殺 狂言:転落神乃木:毒殺未遂 逆転裁判4 撲殺 銃殺 銃殺 毒殺 天斎:銃殺 逆転裁判5 撲殺 刺殺 刺殺 刺殺 刺殺 UR-1:刺殺特別編:墜死(事故) 逆転裁判6 撲殺 刺殺 マルメル:自殺オガム:刺殺 窒殺 博士:撲殺インガ:刺殺 ドゥルク:銃殺王泥喜奏介:撲殺特別編:撲殺 逆転検事 銃殺 墜殺 銃殺 一条:刺殺真刈:銃殺 マニィ:刺殺赤石:撲殺 KG-8:刺殺第2のKG-8:銃殺 逆転検事2 銃殺 刺殺 撲殺 撲殺 圧殺 風見:毒殺未遂SS-5:刺殺(王)、撲殺(亀井) 大逆転裁判 毒殺 頭部強打 刺殺 死亡せず 射殺 大逆転裁判2 毒殺 ペテンシー:毒殺未遂ダンカンロス:中毒死 刺殺 銃殺 クリムト:刺殺亜双義玄真:射殺 銃殺‥11件 刺殺‥12件 撲殺‥10件 毒殺‥3件 墜殺‥3件 絞殺‥1件 電殺‥1件 圧殺‥1件 シリーズすべて>事件発覚時の状況および犯行の容疑 1話 2話 3話 4話 5話 特別編 逆転裁判(蘇る逆転) 矢張が恋人を殺害 真宵が千尋を殺害成歩堂が千尋を殺害 トノサマンがアクダイカーンを殺害 御剣が生倉を殺害御剣が父親を殺害 巴が多田敷を殺害原灰が多田敷を殺害茜が罪門直人を殺害 逆転裁判2 マコが警察官を殺害 真宵が医師を殺害 マックスが団長を殺害 王都楼が藤身野を殺害霧緒が藤身野を殺し屋を雇い殺害 逆転裁判3 成歩堂が呑田を殺害 仮面マスクがツボを窃盗天杉が社長を殺害 マコがプログラマーを殺害 尾並田が婦人警官を殺害 あやめがエリスを殺害 逆転裁判4 成歩堂が客を殺害 滝太が医師を殺害 マキがマネージャーを殺害 まことが父を殺害 逆転裁判5 しのぶが法廷を爆破 天馬市長が村長を殺害 しのぶが道葉正世を殺害 星成が葵を殺害 希月心音が葵を殺害 エール(シャチ)が館長を殺害翔子が館長を殺害 逆転裁判6 ボクトが警備員を殺害 みぬきがMr.メンヨーを殺害 真宵がマルメルを殺害真宵がオガムを殺害 内舘が獏風を殺害 ダッツが博士を殺害ドゥルクがインガを殺害ドゥルクが奏介を殺害 放火ナユタがインガを殺害 雫が米倉を殺害来人が米倉を殺害 逆転検事 糸鋸が刑事を殺害マコが刑事を殺害 御剣が乗客を殺害木之路が乗客を殺害 原灰が執事を殺害姫子が執事を殺害 検事と被告人が相討ち糸鋸が検事・被告人を殺害 美雲が秘書を殺害矢張が泥棒を殺害冥が秘書・泥棒を殺害 逆転検事2 田中が大統領を殺害速水がボディガードを殺害 猿代が内藤を殺害 天海が氷堂を殺害矢張が風見を殺害未遂デリシーが風見を殺害未遂 美雲が籠目を殺害 水鏡が大統領を殺害相沢が大統領を殺害 大逆転裁判 成歩堂がワトソンを射殺 成歩堂が亜双義を殺害 メグンダルがモルターを殺害 夏目がグリーンを刺す ジーナがハッチを殺害 成歩堂がらみ‥5件 綾里がらみ‥4件 矢張がらみ‥5件 トノサマンがらみ‥3件 シリーズすべて>変装ネタ 1話 2話 3話 4話 5話 逆転裁判(蘇る逆転) 荷星と見せかける為にトノサマンを着る衣袋 生倉弁護士のフリをして御剣に会う灰根 多田敷のフリをしてコートを着る罪門 逆転裁判2 真宵に罪を着せるために「霊媒中の真宵」に見せかける未実 マックスの衣装を着込む団長 王都楼と見せかける為にトノサマン丙を着る霧緒 逆転裁判3 仮面マスクに扮する哀牙 高夫、マコに扮するゼニトラ、うらみ成歩堂になりすまして弁護をするゼニトラ 勇希のフリをして尾並田に会うちなみ あやめになりきるちなみ 逆転裁判4 逆転裁判5 グレート九尾のマスクを着る市長、市長になりすます美葉院天魔太郎の衣装を着る熊兵衛 希月真理に成り済ます亡霊 逆転裁判6 鳥姫様に扮するオガム バアヤを演じるアマラガランになりすますアマラドゥルクになりすますガラン 逆転検事 逆転検事2 籠目のフリをする武藤 ▲ページ上へ▲
https://w.atwiki.jp/infinityclock/pages/293.html
彼等は遥かな地、天の果てより舞い降りる。 天主と憤怒の兵器が、地上を一掃するため軍勢を率いて来られるのだ。 泣き叫べ。 裁定と断罪の日、全能なる者から滅びが遣わされるのだ。 そして全ては脆く、その心は溶けて無くなる。 ────────────────────────────イザヤ書13章より ◆ ────これは大波がK市へ迫る前のことである。 「■■■■■■」 飛行するヘドラは数時間前の出来事を思い出していた。 敵はあらゆる索敵方法に引っ掛かることなく、この環境下で活動し、光の一撃で我が艦隊に大きく損耗を与えた。 知っている。識っている。判っている。あの敵を自分は記録している。 先ほど我々が討伐……主要攻略目標に設定された者とあの敵が現れたのは全くの無関係ではないだろう。 あれは艦娘。あれは旗艦。かつて、あの海で侵略してきた敵の主要戦力だ。それがここに、この場所にいる。ならば、やるべき事は唯一つ。 「ク………ハハ………」 波の音に紛れて何かの音、いや声がした。もしかすると空母ヲ級は笑ったのだろうか。 宿敵との邂逅。復讐の機会。それは確かに人間であれば暗い笑みを浮かべるかもしれない。だが、彼女は深海棲艦であり呪われた公害生命体だ。笑うことなどあり得ない。 どちらにせよ意味のないだろう。その表情を見たものはいないのだから。 ◆ 「ルーラー。永劫休眠状態(ルルイエ・モード)実行。 領域支配(ドメイン)内にいる全てのNPCをスリープさせてくれ」 「いいけど、一部のマスターに不利にならない?」 「神秘の秘匿が最優先だ」 ルーラーはあっそと素っ気ない返事をして虚空に手を翳す。 途端、アナウンスが流れてきた。 【領域支配(ドメイン)を強化します】 【永劫休眠状態へ移行します】 【■■への負荷はありません】 【人形は、現実を認識できない】 【この6時間のみ、K市が眠ります】 【この6時間のみ、世界が目を瞑ります】 ◆ 【D-8 上空】 K市より沖合い60キロメートルにある島。O上島と呼ばれる島の上空に空母ヲ級の姿はあった。 頭部から伸びた機翼により飛行している空母ヲ級は下界の惨状を無感情で眺める。 既に地上で動いている者は何もない。人ひとり……いや、ゴキブリ一匹すら残らず中毒で死んでいた。 崩れていく建物。液状化する地面。腐りゆく空気。島全体が溶解する。 「……………………」 空母ヲ級が死の島と化した上島に降り立つとまるで原形生物のようにヘドロ達が足元へ集う。 大量のヘドロがヲ級に繋がり、島そのものがヲ級になる。そして一塊となって起き上がったソレはヲ級へと話しかけた。 『出撃シマス』 空母ヲ級の頷きと共にソレらは本島に向かって出撃を開始した。 しかし、今までの進撃とは明らかに異なる様相を呈している。大きいのだ。全てが。 『──────!!』 言語化不能な大咆哮と共に下ろされる巨腕。右腕が海面に沈む前に左腕を。左腕が沈む前に右腕をと出し、ソレは犬掻きの要領で海面上を走っていた。 全長60メートルの巨体の正体はO芝上島だったヘドロ塊。いや、自律意思すら手に入れたこれはもはや公害怪獣『ヘドラ』だ。 より正確に言うとヘドラそのものが空母ヲ級の足から生えて水上を走行しているのだ。 「…………」 空母ヲ級はヘドラの頭頂部でただ一人そこにいた。 硫酸ミストに冒された潮風を受けながらもその精神は無我。 最大船速による強襲と最高効率の殲滅を行うだけに特化された精神の持ち主であり、それ故目の前の〝人災〟に一切感じ入るものが無い。 既にヘドラが生み出した莫大な運動エネルギーは海に歪んだ波紋を生み出し記録的な大津波となってK市に迫っているのだ。 もはやK市沿岸の人間に未来はないだろう。波はあまりにも広く、高く、そしてその海水に含まれた致死性は第一次世界大戦に使用された全ての生物兵器を凌駕する。 今までいくつの聖杯戦争が起きたか不明であるが、それでもここまで盛大に破壊し、殺戮を行おうという主従など数える程度にしかおるまい。 そして、そんな非道に愉悦や達成感、罪悪感を感じ入る思考回路は空母ヲ級に無い。 なぜなら彼女こそが新生した深海棲艦、その母体であり母艦。霊長を滅殺するシステムである。人間を殺すことに躊躇いなど無いし、そもそも同型の生物とすら認識していないため忌避感など生まれない。 しかし、それとは逆に融合したサーヴァント『ヘドラ』にはどす黒い思念が巨体を駆け巡っていた。 お前らは望んだのだろう繁栄を。願ったのだろう幸福を。 その為に山を焼き、海を汚し、空を曇らせ、今度はそれを荒廃だと、汚らわしいと罵る。 なんたる自作自演。なんたる自慰行為。 お前らのような者達が蔓延る文明こそが汚らわしい。 墜ちろ。沈め。誰一人、何一つ残さない。 元より私(ヘドラ)は接触した物質と結合して体組織を組み換えるだけの地球外生命体である。 それが汚染された海で成長し、陸に上がった姿を見た人間が嫌悪し、あまつさえ水爆で被爆した怪物に倒させて公害の象徴などとぬかす。 笑わせるな霊長よ。全ては因果応報であり、この身は貴様達が産み出した黙示録の騎士である。 それを悪と呼ぶのなら────貴様等の悪性こそが『この世、全ての濁』に相応しい。 『「─────ォォオ%@オヲヲ$ヲ!!」』 ヘドラとヲ級の叫ぶが天に木霊する。 これぞ文明の産み落とした癌細胞。 無限に増殖し、霊長の世を阻む大災害。其は文明より生まれ文明を食らうもの──親元を喰い殺す自滅因子(アポトーシス)の一種に他ならない。 彼女達のやるべき事は唯一つ。一方的に殺戮し、一方的に沈める。ただそれだけであり、それを可能とするだけの力がここにある。 海に怪獣、空には蝗害の如く万の艦載機。 兵力は十分。物資は無尽蔵。士気は至高。練度は極限。 戦場において勝つため必要なあらゆる要素が最高潮の今、負ける要素が微塵も無い。 汚泥の波が地上に届こうとしたその時、K市沿岸の空に光が差した。 ◆ 迫る汚泥の津波を打ち払うべく、神代の狩人アタランテは宝具を発動させることを決意した。 大気の汚染によって海岸はおろかその近辺にまで人間はいないものの遠くから覗いているマスターは何人かいるだろう。 これだけおおっぴらに宝具を解放すればまず間違いなく真名は露呈する。アルテミスとアポロンに縁のある弓使いなどオリオンとパリスを除けば自分ぐらいしかおるまい。真名の露呈は間違いなく、これからの戦いに不利なると分かっている。 だが、この津波が陸へと届けば被害は甚大だろう。無論、マスターのいる山中にもだ。 故にアタランテはこの事態を看過できなかった。 何故なら彼女の願いは子供達を救うことだから。 『我が弓と矢を以て太陽神と月女神の加護を願い奉る』 文を携えた矢を番え、天に向けて射る。 猛毒の津波が迫る刻、アタランテの全力(いのり)が今、天上よりもたらされようとしていた。 『災厄を捧がん──』 女神の祝福を受けた弓で天へと放たれた矢文。 矢文の内容は請願。月女神と太陽神の二柱へ加護を求める内容が書かれている。 天穹の弓(タウロボス)によって加護を求める矢文は上へ、雲を越えて天へ昇った。空に吸い込まれるようにして見えなくなった矢文の座標に光が溢れ、道を譲るようにして雲が退く。 その神々しき光景とは裏腹にこれより始まるは神なる災い。神罰という名の虐殺。カタストロフ級の破滅に他ならない。 アタランテの請願に応えて大気が鳴動する。そして──── 「────『訴状の矢文』(ボイボス・カタストロフェ)!」 弾ける神災の波動と共に原始の神が、地上へと殺戮の光(や)を降らせ始めた。それも一本や二本ではない。見渡す限り一面を光の矢が埋め尽くしている。 雨霰と降り注ぐ神気の矢が津波を削る。いや、津波だけではない。上空では制空権を確保するべく硫酸ミスト内を飛んでいた爆撃機が次々と射抜かれ、既に数千機が爆発四散していた。 対軍どころか都市丸ごと破壊できてもおかしくない規模と威力である。だが…… 「駄目か……私の宝具だけでは足りぬか」 それでも大津波は削りきれなかった。 こちらもまた最大最悪の破滅。神威の矢をもってしてもあの大質量を削りきることはできなかったのだ。 歯噛みするアタランテ。しかし、ここにいるのはアタランテだけではない。もう一騎、ここにいる。 アタランテの400メートルほど後ろにセイバー『ベアトリス・ヴァルトルート・フォン・キルヒアイゼン』が立っていた。 創造 「───Briah───」 戦姫変生 ・ 雷速剣舞 「Donner Totentanz ———Walküre」 蒼雷が舞う。雷鳴が響く。 雷が真横に流れるという自然現象にあるまじき軌道で放射状に広がり、津波を蒸発もしくは爆散させ一つ残らず消し飛ばした。 蒸気と僅かな雷電のみ以外、津波のあとは微塵もない。 そして──── 「────────────!!」 ここからが本当の戦いである。 津波が消え去り、神光と月光と雷光で怪物の皮膚に張り付いた油膜がてかてかと照らし、その大きさと形状を明らかにした。 あれこそが討伐対象──ヘドラ! 「見るも悍ましい姿だな」 誰かが呟いた。 それはヘドロの塊に手足を付けたような格好であり、英雄とも魔獣とも呼び難い。少なくとも流動する汚泥に敬意を払う人間などいないだろう。 だがそれ故に英霊としての能力は未知数だ。あらゆる常識が通じない存在だと断言できる。 海岸付近にいたサーヴァント全員が巨体を視認したその時、ヘドラの顔にあたる頭部の一部がばっくりと割れ、黄金の虹彩を持つ赤い物体が出現した。 「あれは……目か?」 爬虫類のようにギョロりと周囲を見回し────赤い目玉が発光し始める。 ◆ ────索敵完了。 ────敵ナラビニ主要攻略都市ヲ確認。 ────主砲装填。 体内のヘドリュームが崩壊し、混じり 、合わさり、融合を開始する。 高温・高圧の反応炉は次第に熱量を上げていき、黄金瞳が光を吐き出し始め、それを浴びた周囲の海水が水蒸気爆発を起こすと同時に黒い粘液へと変容する。さらに発生した気流により硫酸ミストがヘドラの周囲に渦巻いた。 正に死や終末を予感させる光景だった。 まるで地獄の太陽。光によって生命を育むのではなく、触れればあらゆる命を消し去る死の塊。 致死レベルの熱が表面上でも起こり、あらゆる命を蒸発させる魔の恒星。 臨界点に達したソレが今! 核兵器に匹敵する破壊力が今!! 「砲雷撃戦、開始」 ヲ級の号令と共に発射された。 ◆ 発射の衝撃波で周囲のヘドロは消し飛び、まだ溶解していない海底の岩ですら粉微塵に粉砕する。 光線の通った後は蒸発と熔解が起きてモーゼの如く溶岩の海割りが出来上がる。 (あれは無理だ) アタランテは理性と本能で理解する。兵器としての出力が違いすぎる。盾、城、結界、幻獣、魔獣、神獣、いかなるものでも防げぬ絶対値をあの光線は有している。 現状、アタランテの力でアレを防げるものはない。 嵐を思わせる轟風が海岸の砂塵を根こそぎ巻き上げる。 ヘドリューム光線は海岸にいたアタランテに向けられたものではないが、発射された余波に吹き飛ばされないように踏みとどまるだけで精一杯だった。 彼女がそうしている間にも破滅の光は延びていく。市街に命中すればどれほど凄惨な光景が広げられるか考えるまでもないだろう。そしてそれを止める力はアタランテにない。 よって、アタランテは相方に任せることにした。 ◆ 時間を数十秒ほど巻き戻す。 ランサー、ヘクトールは海岸を見渡せる位置からヘドラの巨体を目にしていた。突如として輝き出したあの黄金瞳は大英雄に戦慄を促すに十分だった。 ヘクトールは理解する。あの目から這い出ようとしている光は間違いなく街を完全破壊すると。 「ヤベェなこれは」 軽い口調で言うも表情はこれまでにないほど真面目だ。 “アレ”は神々がもたらす災厄と同じで、意思のある災厄はある程度の目測を立てられる。 殺意の方向、大きさ、深度。そういったことからあの怪獣は人間のいるところを標的に定めると予測できたのだ。 「要は皆殺しってわけか」 鏖殺。滅尽。滅相。根絶。 あらゆる生命を滅殺せんとする死の現象が光となって目から溢れ出している。 今からでは発射前に目を潰すことなど不可能だ。仮にできたとしても行き場を無くした破壊力は爆発し、海岸にいるアタランテは助からないだろう。それは勝利ではない。 かといってあれを防ぐ盾も城もここには存在しない。ならば市街地に届く前に相殺するしかない。 そしてそれが可能なのは無論、宝具をおいて他にない。槍を投げる構えへと変える。 「標的確認、方位角固定」 魔力を受けて黄金の光が極槍の穂先より溢れ出す。 ヘクトールの貴重な全力全霊。それが今、ここで発揮されようとしている。 刮目せよ。これがトロイア最高の戦士の一撃である。 「不毀の極槍(ドゥリンダナ)!」 筋が千切れんほどの力を込めて放たれた槍は地上の、世界の、この世のあらゆるもの貫くとされた貫通力を有する。 そして投擲と同時に怪物の目からも死の光が発射された。 激突する神話の一撃。 衝突の衝撃で周囲の建物は粉砕して瓦礫が弾けとんだ。 音もまた世界から瞬消滅し、次の瞬間には悲鳴の如き金切り音が発生する。 衝突点から死の光がまるで霧状スプレーのように拡散し、その大半が空中で消え失せていった。 対照的に槍は核熱を浴びても溶けることなく原形を保ち続けている。 それもそのはず。穂先は後に不滅不壊で名を馳せる絶世剣デュランダル。数多の伝説に名を残し、キリスト教世界を代表する聖剣のひとつだ。聖遺物が埋め込まれていない状態であっても神秘の薄い一撃で壊せる道理はない。だが、槍の完全性が高くとも勢いは光線の方にあった。いくら補助出力があろうと人力ではこの光線を止めるほどの勢いがない。よって止まったのは数秒で、必殺の投槍は弾かれてヘクトールのいる市街へと落下する。 「ちっ、やっぱ無理か。 俺にもアイアスやアキレウスみたいな盾があればなぁ」 元より彼の宝具は全て攻撃の逸話で生み出されたものだ。防ぐことには向いていない。 なので僅か数秒しか止められない。 しかし、その数秒で次の者が間に合った。 ◆ 雷光と共に巨大な人形が出現した。 白銀と黄金。そして雷電で構築されたそれは『電気騎士(ナイトオブサンダー)』。 セイヴァーのマスター、ニコラ・テスラの切り札にして最終形態である。 弾かれた不毀の極槍と交替する形で出現した彼は即座に盾を展開した。 『────白銀の盾(アーガートラム)!!』 白銀の盾4つが光線を遮るべく重なり合う。 『如何なる質量も。如何なる熱量も。我が盾を通すこと能わず』 その宣告を証明するようにヘドリューム光線は最初の一枚が受け止めていた。 雷電の防御膜を纏い、あらゆる幻想、あらゆる物理を防ぐ最高の盾。 かつては世界法則すら書き換え、万象を引き裂く魔手すら防いだこの盾を突破できるはずも無い────相手がヘドラでなければ。 『む?』 盾に雷電が通らない。 次第に電流の伝導率に狂いが生じ、遂にただの鋼鉄の盾と化した一枚目が砕かれた。 これは元来ありえぬ事象だった。電気騎士と白銀の盾を通る雷電はニコラ・テスラそのもので、彼にとっては服の袖に手足を通すくらい簡単なことだ。それが急にできなくなるのは一体どういう不条理か。 そうこうしているうちに二枚目が砕かれ、三枚目が冒され始めている。 核熱の脅威に気を取られている者が多いが忘れてはならない。この光線は触れれば公害に汚染されるヘドラの攻撃であるのだ。ヘドリュームから生まれ、放たれた以上、これに触ることはヘドラに接触することを意味する。 ヘクトールの槍と違い、白銀の盾は神秘が薄く、マスターの装備であるため霊位も低い。ニコラ・テスラ自体が神秘の塊であるが、彼自身ではない。そのため徐々に侵食が進む。 ならば白銀の盾にいかなる汚染が加わったのか。碩学である彼は一つの答えに行き着く。 『────放射線か』 テスラの推測は正鵠を射ていた。 放射線。放射能汚染。 世界最新で最悪の公害。原子力という巨大な力に付随する形で現代に現れた災厄である。 人体が冒されれば遺伝子を始めとする数多の機能が崩壊し、物体であれば分子構造が破壊される。あらゆるものが劣化し、役に立たなくなるのだ。 ましてやヘドラの魔業が加わればどれほど強固な分子結合を行っていようが破壊される。万物を貫くといってもいい。 故に白銀の盾に核熱自体を防ぐ能力があっても構成物質自体を異次元の法則で換えていかれては流石にどうしようもない。 しかし、まだ手はある。 ────電気騎士。最大出力。 『輝光なりし帝の一閃(ギガ・ユピテル・バスター)!!』 K市の夜空が昼と間違うほど光りに溢れる。電気騎士から生じた雷神の光柱に暴力を匂わせるものは一切なく、まるで抱擁の如くヘドラの光線を更なる光で塗り潰す。 そして、光柱が消えた時、白雪のごとく降る光の粒子を残して放射能も核熱も雷電も電熱も、そして電気騎士も残らず消滅していた。 ◆ 山頂の廃屋で間桐桜とルアハ・クラインは趨勢を見守っていた。 彼女ら二人にはそれしかできない。何が起きているかもわからず、自分のサーヴァントが宝具を使う時だけが唯一繋がりを感じる瞬間だ。 「人形さん」 「はい。なんでしょうか桜様」 「アーチャーさんは無事かな」 「いいえ。はい。私には分かりません。ですが、あなたの令呪が消えない限り、彼女達が消えた、ということはあり得ないでしょう」 「そうだね。うん、アーチャーさんはまだ大丈夫」 ルアハは少女を見る。 山小屋に貯えられていた毛布に身を包んだ少女を。 夜の高山地帯は大変冷える。ルアハの硝子細工の目は、少女が毛布から露出している寝間着の温度が低いことを検知する。 逆に熱を発しているのは魔術回路だ。本日既に宝具が二度使用されている。 「桜様。小屋へ戻りましょう。外よりいくらか温かいはずです」 「嫌。ここで見てる」 「いいえ。貴女の健康を見るようにとランサー様から命令を入力されています。その申し出にはお受けできません」 「じゃあ貴方が温めて」 「了解しました」 そういうとルアハは桜を抱きしめた。 機関の体からほんのりと伝わる熱が桜を温めていく。 少女達の境遇は似て非なるものだ。 愛されていた故に全身が機械と化した少女と、ただ道具として全身の肉を苗床とされた少女。 それでも二人に共通点があるとすれば それは、二人ともそうしなければ死んでいたという事だろう。 ◆ 電は戦場へと向かわなかった。臆病風に吹かれたのではない。彼女とて艦娘である。戦場に行くこともそこで果てることも覚悟している。 彼女がここにいるのはランサー、アレクサンドルの判断だ。 今回の討伐令により海岸とその近辺にサーヴァントが集中するのは明らかだ。そんな所にノコノコ行くのは死にに行くようなものだと彼は諭した。 だが、それでも彼女は同行を申し出た。マスターとしての責任感か、あるいは深海棲艦を倒すという艦娘の使命感か。 「マスター。お前はここに残れ」 「────いいえ。電もあなたと行きたいのです」 「聞いていなかったのか?」 「聞いていました。でも……」 出かけた言葉がランサーに頭を撫でられたことにより驚愕で止まってしまう。 失礼ながらランサーはこのようなスキンシップをする人柄には見えなかったのだ。 「お前のすべきことは戦いではない。それに行っても役に立たん」 「それは……」 「そして私の宝具は無差別だ。守護には向かない。マスターと守護に向かないサーヴァントが一緒にいたところで死ぬだけだ」 「はい……」 「ならばお前は、お前のすべき事は待つ事だ。そして、もしも私が破れた時は子ども達を守ってほしい」 「ランサーさんが破れるなんて、そんな」 「忘れるなマスター。『英雄などどこにもいない』 都合よく物語に登場し、都合よく人々へ幸福をもたらす存在など現実にはいないのだ」 独白のように彼は言い、先に発った。 ◆ 震える。怖くて、怖くて、怖くて仕方ない。 越谷小鞠は歯の根が合わず、ガチガチと震えていた。 戦場の凶気が、戦乱の狂気が、戦士の戦意が渦巻いているのを肌で感じる。 大津波が迫り、光の雨が陸と海を破壊し、大音響と稲妻がそれらを地盤ごと攪拌して、死の光が応酬され、終いには夜が昼になる────文字通りの天外魔境だ。 一つでも自分に向けられていたら死んでしまったに違いない。そう思うと怖くてたまらない。もはや夕方誓った覚悟は折れていた。 何が同盟だ。何が協力だ。私はマスターのフリをしていただけの子供だ。 越谷小鞠は中学生だ。ただの、ちょっと都会から離れたところに住んでいた女子だ。 戦時中であれば疎開先に選ばれてもおかしくないほどのどかな場所に住んでいた彼女に神威魔業の交わる魔戦に適応できるはずがなく、故に泣いて逃げ出しそうなほど怯えていた。 彼女にとって美徳であり悲劇であったのはセイバーという、ヘドラをなんとかできるかもしれない力を連れている責任感があったことだろう。 午前の中学校襲撃時といい、今回といい、聖杯戦争参加者として被害を減らそうという想いが彼女の中にある一方で全く荒事に向いていない。 仮に生存競争に慣れた者ならば中学校襲撃時に一般人に紛れて逃げるだろうし、ヘドラ討伐を無視して他のマスターを討つことを考えただろう。 彼女の在り方は善人、王道といえば聞こえはいいだろうが生存競走において愚者であることに違いはない。 しかし、いやだからこそ。彼女に呼応したのは花の騎士姫。後に騎士王と謳われる少女だった。 ◆ 花の少女騎士。クラスはセイバー。名をアルトリア・ペンドラゴン。愛称はリリィさん。 越谷小鞠のサーヴァントである彼女はマスターを護衛しつつ戦場へと近付いていた。 「リリィさん、ごめん。ごめん。わたし……」 「いいんですよ。マスター」 修羅場の空気に酔ったマスターの背を撫でる。 この年でこんな場所に慣れている方が異常なのだ。 混沌が渦巻き始め、夜の帳すら拭い去られ、リリィですら戦慄せざるをえないこの戦場。誰も彼女を責める者などいないだろう。いたら自分が許さない。 戦場が近づくにつれて大気の汚染濃度が上昇し、人間のマスターではどのみちこれ以上の接近は無理だろう。 どこか適当な建物にマスターをどこかで休ませよう……とを考えた刹那、セイバーに虫の知らせのような危機感がよぎる。 この場に居るのはマズイ、と。 「マスター。少し失礼します」 「うわ、リリィさん!」 少女にお姫様だっこされた越谷小鞠は絵的にも立場的にも慌てるが、それはセイバーも同じ。 脱兎の如くその場を脱した。その直後────怪人が通った。 ◆ 「新しい我が主」 「なんだ」 「ひとつ、お願いがあります」 神妙な顔でアサシンはマスターへと請う。 「私に、この街を守るため出陣せよとお申し付け下さい」 本日三度目の戦闘。優秀な魔術師でも疲労極まる行為を彼に請う。 確かにマスター替えを行った直後に忠義もへったくれもないが、それでも兵と将の上下関係は絶対である。 「何故だ?」 「それは……」 言えなかった。令呪の効果はおそ松が死亡した時点で強制力をほとんど失っている。 もしおそ松邸を襲ったり、彼の家族を害しようとすれば令呪が発動するのかもしれないが、少なくとも放置している分はさほど問題ない。 しかし、この街そのものを破壊しようとする存在がいる以上、彼等を見捨てることはできない。 これは感情論ではない。兵士として生み出された人造魔法少女シャッフリンとして命令が遂行できないことは存在理由の否定を意味する。 故になんとかしてこの願いを聞き届けなければならない。 今は亡き前の主の遺命であるからでございます。 と言えばおそらく、反対されるだろう。敗退せずに自分と契約した以上、自害はさせられないだろうが令呪で何らかの制約はつけられるかもしれない。 代替案を提示しなければならない。 既にシャッフリンの脳内にはヘドラ討伐に参加するメリットをいくつも考えておき、説得材料を何種類も用意していた。 しかし、それも無意味になった。 「まあいい。僕も奴を倒そうかと考えていたところだ」 「え?」 予想外の反応に間抜けな声が出る。まさか何も提示せずに許されるとは思っていなかったからだ。 「奴はこの被写体(まち)を汚そうとしている。それだけで────いや、違うな」 美しくないものは消すべきだった。 不完全なものは破壊すべきだった。 アカネは美しくも完全でもない。だが、消えてほしくなど無かった。 それは何故か。分からない。感情の変調に思考が追い付かない。 頭をスッキリするために暴れたかった。いつもの元山ではあり得ない蛮脳であるが、他に思いつかなかったのも事実である。 元山はスイッチを押していた。 変身後の元山は右手に剣、左手には女性の顔を模した盾。筋肉は隆々と化し、顔は鮫のような形をしていた。 窓から飛び出し、路上に着地して怪人の走力で海岸へと駆け抜けた。 (まだ分からないんだ……自分がどうしたいか) ◆ 「貴女もヘドラの討伐参加者ですか?」 「そういう汝も同業者のようだな」 雷光を纏った戦姫と神話の狩人が油断無い気配で応対する。互いに体はヘドラへ向けたままだが、武器を構えていつ相手が襲ってきても後れを取らぬように隙が無い。 主目標はヘドラだとしても漁夫の利を狙う輩の可能性は決して低くなく、またいつか殺し合う関係とあらばこの当たりが妥当な対応だろう。 アタランテは横目で雷女の服装から真名を探り当てようとする。 聖杯より得た知識でこの国の先の大戦における同盟国であるドイツ……俗に言うナチスの着ていたSS制服だと分かる。つまり少なくとも100年は経っていない英霊だということで、神秘のほどはアタランテの足元にも及ぶまい。 しかし、それだけに気になるのは先ほどの汚泥を吹き飛ばした雷撃だ。雷神の血縁……いや、雷神の直系でも無いと説明のつかない出力だった。 ナチスは神秘の品を集めていたとされる。この女の宝具も十中八九ソレと思われるが、その場合ここで問題が一つ起きる。この女の宝具は一体どこの、どんな宝具なのか分からないということだ。 雷神、天空神の存在する神話は世界各国に存在し、そのほとんどが戦神だ。つまるところ『雷神関係の剣と思わしき宝具』では真名解放でもしない限り分からないし、直接の所有者ではない英霊の真名など輪をかけて分かるまい。 そして逆にアタランテの真名は露呈したと思ってよい。 「先ほどの稲妻、見事だった。さぞ名のある英霊と見受ける」 「貴女こそ先ほどの光の雨、見事でした。こういった状況でなければ正々堂々とやり合いたいのですが……今は状況が状況です。手を組みませんか?」 「残念ながらこの場での約定など無意味だ。汝のマスターも私のマスターもここにいない以上、いつ裏切るかもしれん同盟など組めん」 「そう言って騙し討ちをする機会を捨ててるだけで充分信頼できますよ。 これでも外道の見分け方には自信がありますので」 「ならば好きにするがいい。ただし私の邪魔をするな」 「それはこちらの台詞です。巻き込まれて死んでも文句言わないで下さいね」 二人の言葉には棘がこもり、口調は冷淡であるものの事実上の共同戦線だった。 アタランテの言った通り約定は無いが、向かっている方向性は同じである。そして相手(ヘドラ)の強さは見ての通り規格外。少なくともヘドラ討伐まで騙し討ちをするだけのメリットは互いに存在しないのだ。今ここでやり合う必要は無い。 二人の会話が切れるのを待っていたかのようにヘドラの全身が震えだし、次の戦術を展開し出す。 ヘドラの巨体がバラけ、ヘドラの総体が7:1:1:1の割合で分かれる。小さな汚物の山はそれ自体が意思を持つスライムのようにうねりながら三手に分かれて海岸に上陸した。 そして次の瞬間。空母ヲ級の口からポツリと平坦かつ無機質に、だが絶対の開戦宣言が為される。 「────全艦、抜錨」 先ほどの核熱光線すら序の口に過ぎなかったと誰もが理解した。 ◆ 「何……だと……」 アタランテは驚愕する。 ◆ 「これは……!」 ベアトリス・キルヒアイゼンは目を細め、櫻井戒は眉を顰めた。 ◆ 「こいつは……」 ギリシャ神話の大英雄ヘクトールからは飄々とした態度が失われ険しい表情を見せる。 近くで倒れているニコラ・テスラも、その付近にいたセイヴァーも、何が起きたかを知覚して海を見る。 ◆ 「……」 アレクサンドルはいつもの無表情のままだが、それでも視点を海に向けたまま。 ◆ 「クソ!」 急停車した電車の中で岡部倫太郎は悪態をつく。 NPCが眠った今、運転する者はいない。 停車することなく駅まで特攻するような事態にならなかったのは幸運といえるのだが、今の状況で電車に閉じ込められるのはどう考えてもマズイ。 「ライダー! 斬り破れ!」 「了解」 電車のドアがカトラスによって斬り裂かれバラバラと地面へ転がった。 岡部はそこから踊り出し、地面の感触を足の裏で感じる。 足に衝撃が走り、痺れる。衝撃を堪え、それでも何とか足を踏み出そうとした。 その時、だ。 「何ですの!?」 アンが困惑の声を上げた。 ◆ 「おやおや」 合流したマスターが隣で絶句しているのを横目に、ヴァレリア・トリファは呆れた声を出した。 ◆ ────カエセ。 ────返せ。還せ。帰せ。反せ。 ────カエセ。カエセ。カエセ。カエセ。カエセ。カエセ。カエセ。カエセ。カエセ。 本体から分かれた腐毒の肉。母艦の号令に呼応してそれらの細胞が深海棲艦として変貌し、奈落から這い出る亡者の如く次々と塊から唸り声を上げて這い出てくる。 この時、この戦場に戯画めいた兵力が現出した。 その総数、数万。 ほとんどが駆逐艦イ級であったが中には軽巡洋艦、潜水艦、補給艦、練習艦、軽空母がいて、それらは塊のまま陸へと進軍を開始した。 本聖杯戦争最初にして最大の大戦争が今、火蓋を切ったのだ。 突然現れたサーヴァントステータスのあまりに情報量にマスター達は軽く吐き気を催した。そして、次に展開された悪夢のような光景に実際吐いた者もいた。 本体より分かれた小さな山は総数の十分の一程度に過ぎないが、それでも数千を越える深海棲艦が存在する。無論、彼女たちは陸で速度を出すどころかまともな前進すままならない。 だが、魔業を負った彼女らはそれを可能とする。同胞を踏み潰し、飛び散ったオイルや溶解した肉片が大河となり、その上を進み始めたのだ。 自分等こそが人類を滅ぼすモノであると自負するように踏み潰されるモノも、踏み潰すモノも汚泥を爆発させ、一心不乱に街へと迫ってくる。 彼女らのオイルや遺骸、排煙(こきゅう)すら腐毒の塊であるゆえ地上のものは溶解し、硫黄や水銀混じりの汚汁となったそれらが深海棲艦の屍山血河と混ざって溢れ出す。 ──────地獄だった。 比喩ではない。この世に存在した如何なる戦場よりも毒気と悪意に溢れている。 潰れた深海棲艦が積まれた賽の河原。魔毒に満ちた三途の毒河。塩基性の悪臭が立ち込め、亜硫酸ガスが空気を塗りたくる。 此処こそが現界した公害地獄そのものである。 ヘドラから伸びる三つの河の進出を止めるべくいくつかの主従が動いているが、相手は数千。移動だけで数百から二千以上を消費し、また一山いくらの雑魚の群れで構成されているとはいえ、それでも質を凌駕する数だった。 だが、魔艦隊の勢いそれだけに留まらない。 奮戦する英霊(にんげん)達を嘲笑うかのように中央本体の大塊からそれぞれの塊に一体ずつ、完全人型の深海棲艦が投入された。 汚泥の大河を滑り、或いは同胞を踏み砕きながら移動するそれらは深海棲艦最高戦力であり魔艦隊の大隊長。 蒼騎士(ペイルライダー)の前に存在する白(アルベド)、赤(ルベド)、黒(ニグレド)の騎士である。 BACK TOP NEXT - 【1日目】 第一戦局点 永孤軍拡要塞 レッドライダー
https://w.atwiki.jp/echizen/pages/619.html
になし藩国で発生したテロ事件に関する声明 越前藩国藩王 セントラル越前、ここに記す。 聯合国であるになし藩国にて、忌むべきテロ事件が発生した。 我が、そして我らが越前藩国は、このようなことを引き起こす者を許すわけには行かない。 だがまずは被害に遭われた方の救助、救済が先決である。 既にになし藩近隣国にて救急搬送受け入れの声明が発表されているが、越前藩国においてもこの活動に協調するものである。 一、EAIシステムを提供し、救急搬送の意思疎通・連携支援を行う。 一、医療品工場にて治療薬を生産し、提供する。 一、これにかかる費用は全額、越前藩国が負担するものである。 一、輸送・生産においては警備を強化し、逆にこの機会に越前を狙おうとする犯罪者の跳梁跋扈を阻止する。 以上。
https://w.atwiki.jp/emhigashi/pages/54.html
東山連合帝国の法制度(Law of The United States Empire of Higashiyama)では、東山連合帝国の法制度の概要について論じる。大陸法の制度であり、その基礎を東山連合帝国憲法に置いている。 歴史 前史 東山帝国において行政機関とは別個の司法機関が設けられたのは、甲午改革(1894年)及び乙未改革(1895年)によるものが最初であった。その後、東山併合及び光復(東山連合帝国からの独立)を経ることとなる。 東山連合帝国における歴史 光復後、東山連合帝国においては、第一次連合帝国憲法の導入と独立国家としての東山連合帝国の組織化に至った。東山連合帝国が存在している間に、憲法は何度か修正され、あるいは改正された。直近の改正は1987年の第六次連合帝国創始時になされたものである。法院組織法は、1949年9月26日に国会を通過し、東山連合帝国における3層の独立した司法制度を正式に創設した。1987年の憲法改正は、判事が弾劾、犯罪行為又は無能を除くいかなる理由であれ免職されることはない旨を保証した。これに加えて、1987年憲法は正式に司法の独立を条文化した。同条は、「判事は、その良心に従い、憲法及び法に適合した判断を独立して行う。」と規定している。司法の独立を新たに保証したことに加えて、1987年憲法は、憲法裁判所を設立し、東山連合帝国は初めて合憲性審査のための活動組織を得ることになった。 司法制度 東山連合帝国の司法制度は最高法院、憲法裁判所、8か所の高等法院、60か所の地方法院、並びに家庭法院及び行政法院のような専門的管轄を有するいくつかの法院からなる。これに加えて、地方法院の支院や、これと同様に市郡法院を設立することができる。東山連合帝国の法院は東山連合帝国憲法において組織され、授権されている。東山連合帝国の司法制度には、陪審の制度は存在せず、あらゆる事実認定及び法律問題(法解釈)は、職業裁判官である法官が決する。司法制度の階層としては、三審制を採用している。審級管轄は、民事事件及び刑事事件のうち、単独事件については地方法院単独判事→地方法院合議部(控訴部)→最高法院の順であり、合議事件については地方法院合議部→高等法院→大法院の順である。行政事件については、行政法院→高等法院→最高法院の順である。特許審判院の審決等に対する不服事件については、特許法院→大法院の順である。軍事事件については、普通軍事法院→高等軍事法院→大法院の順である。 市民権 東山連合帝国市民は、憲法によっていくつかの権利を保障されている。これらの権利には、以下のものが含まれる(これらに限られるものではない。)。 言論、宗教、集会、及び出版の自由 投票、公職就任、及び請願の権利 二重の危険、非任意的労働、事後法、及び令状によらない住居の捜索からの保護 教育、勤労、結婚、及び健康の権利 同憲法において保障されている権利に加えて、2つの義務が東山連合帝国市民に課されている。租税を納める義務及び兵役の義務がそれである。これに加えて、「市民の自由及び権利は、国家の安全、法及び秩序の維持、又は公共の福祉のために必要があるときにのみ、法律によって制限され得る。」と規定している。東山連合帝国において市民権に課される限界の一つが、国家保安法であり、これは「反政府活動」を制限するものである。特に、国家保安法は、反政府イデオロギー(特に共産主義)の助勢又は反政府組織への参加といった活動を犯罪としている。 刑事法 東山連合帝国における刑事法は、大部分が刑法典として法典化されている。刑法典は、まず1953年に制定され、その後小さな修正を経ている。刑法典に加えて、刑法典には見当たらない犯罪を創設するか、そうでなければ刑法典にも見当たる犯罪の刑罰を修正するべく、いくつかの「特別法」が制定されている。特別法の条項が刑法典と抵触するように見えるときは、通常は、特別法が優先する。 適正手続 憲法にも、刑法典にも、「事後法」及び適正手続違反を禁止する条項がある。これに加えて、憲法は、逮捕、勾留、捜索及び差押えについて、犯罪被疑者が「現行犯」で逮捕されるとき、又は十分に重大な犯罪の被疑者が逃亡し、若しくは証拠を隠滅する危険があるとき(これらの場合には、事後的令状が発せられる。)を除いては、法官の令状を要求している。これに加えて、いかなる犯罪被疑者も、自らの意思に反して自白するよう拷問され、あるいは強制されることはない。憲法も、犯罪により逮捕された者は、(その選任又は指定に係る)弁護人の援助が与えられ、その者に対する嫌疑及び弁護人を選任する権利が告知されなければならず、かつ裁判所に人身保護令状を求める申立権を有する旨を要求している。犯罪により逮捕された者は、家族又はその他の近親者に迅速にその理由、日時、及び勾留の場所を知らせる権利も有する。
https://w.atwiki.jp/magichappy/pages/1081.html
▼● Atop the Highest Mountains 依頼者: マート(Maat) / ル・ルデの庭・大公私邸前 依頼内容: 北の地にいくつかあるという 魔物の棲む洞窟の奥にて現れる 3つの氷石を持ってくれば 次の限界を突破できるらしい。 ル・ルデの庭 / 大公私邸前 Maat ふむ、その後どうじゃ? まだまだ上があることを知ったじゃろ。 じゃがな、真の限界はこんなもんではないぞ。 これからが始まりと言えるかもしれん。 Maat まぁ、そうあわてるでない。 前の課題は、ワシのところへ志願者が殺到してな、 大変じゃったかもしれん。まぁ若い頃は苦労した方が いいじゃろうから、あれも経験と思ってくれ。 Maat ……で、お前さんは 新たな限界に挑んでみる気はあるのかの? いやならやめてもいいんじゃぞ。別に他の道が ないわけじゃなかろう。 選択肢:挑戦しようか? 今はやめておく Maat まぁ、それもまた お前さんの人生じゃ。好きにするがいい。 する! Maat ……いい返事じゃ。 ワシもお前さんのような門下生を持って 鼻が高いわ! さて、肝心の課題じゃが、よぉく 聞いて、よぉく考えるんじゃぞ。 Maat 北の地に、姿を隠しても見つけてしまう 魔物の棲む洞窟がいくつかあるんじゃが……、 その奥に現れる3つの氷石を持ってくるがいい。 Maat ええか、今度のはオツムも 試されるんじゃ。突破者には知性も必要と されるからな。じゃ、健闘を祈っとる。3つの氷石を 集めたらまた来るがいい。 Maat 北の地に、姿を隠しても見つけてしまう 魔物の棲む洞窟がいくつかあるんじゃが……、 その奥に現れる3つの氷石を持ってくるがいい。 それにてお前さんは次の限界を突破するじゃろう。 ザルカバード [Your Name]は、Boreal Tigerを倒した。 氷石の転がる音が洞窟の奥から聞こえた……。 (???を調べる) だいじなもの 丸い氷石を手にいれた! 丸い氷石 ザルカバードの日の当たらぬ洞窟で 見つかると言われる氷石。 [Your Name]は、Boreal Coeurlを倒した。 氷石の転がる音が洞窟の奥から聞こえた……。 (???を調べる) だいじなもの 四角い氷石を手にいれた! 四角い氷石 ザルカバードの日の当たらぬ洞窟で 見つかると言われる氷石。 [Your Name]は、Boreal Houndを倒した。 氷石の転がる音が洞窟の奥から聞こえた……。 (???を調べる) だいじなもの 六角形の氷石を手にいれた! 六角形の氷石 ザルカバードの日の当たらぬ洞窟で 見つかると言われる氷石。 ル・ルデの庭 / 大公私邸前 Maat ウム、これじゃこれじゃ。 よし、これでお前さんはまた1つ限界を超えたな。 もっとも、これはプロローグなんじゃがな、 フォッフォッフォッ! レベルの上限が60になった! 称号:山の頂に立つ者 Maat 真の限界はまだまだ遠い。 じゃが悲観することはない。日々の積み重ねこそが 大事なのじゃ。 ▲ 限界への挑戦 すべての高い山に登れ 風の行方は ■関連項目 ル・ルデの庭 , 限界突破クエスト Copyright (C) 2002-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/3061.html
1 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 03/01/01 11 09 ID YL/dipv6 ロラン4男「みなさん、ご飯ですよーーー」 コウ78男「う(夕飯にニンジンが入ってる…。)」 シロー3男「コウ、ちゃんとニンジンくらい食べろよ」 ガロード10男「あれ、ドモンの兄貴どこいくの」 ドモン次男「うるさい!修行に行ってくる!」 カミーユ5男「おまえはいつもそうやって勝手なことばかり言って!」 アムロ長男「や、やめろカミーユ!みんなカミーユを押さえるんだ!」 ジュドー6男「カミーユ兄さん落ち着いてください!」 アル13男「カミーーーーユーーーーーー!!!」 ウッソ12男「アルまで飛び出すことないんだよ!」 シーブック7男「ああー、麦茶こぼれたーーーー!」 キラ9男「ちょ、台ふきどこですか!ロラン兄さん!」 ヒイロ10男「………(飯くらい静かに食べたい)」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ ガンダム一家 食事ネタ
https://w.atwiki.jp/sangokudelta/pages/15.html
方天画戟 青龙偃月刀 长八蛇矛 七星宝刀 青釭剑 龙胆 麒麟弓 古锭刀 朱雀羽扇 陨铁双戟 火云刃 倚天剑 三尖两刃刀 虎头湛金枪 开山鏖金斧 天决剑 铁蒺藜骨朵 铁骨蛇矛 凤嘴刀 点钢枪 寒冰剑 开山斧 流星锤 火云扇 锯齿刀 混铁枪 大斧 铜锤 仁王盾 白银狮子 凤凰羽衣 漆黑道服 唐猊铠 无双战甲 古藤甲 兽面连环铠 白虎斗袍 亮银铠 神武披风 流水披风 连环铠 雁翎甲 披风 青龙战袍 儒士袍 步人甲 马铠 青环甲 锦绣袍 纶巾 孟德新书 兵法二十四篇 孙子兵法 遁甲天书 青囊书 鬼谷子 赤兔 的卢 爪黄飞电 照夜玉狮子 乌云踏雪 绝影 太平要术 六韬 三略 孙膑兵法 惊帆 乌孙 沙里飞 紫骍 吕氏春秋 汉书 山海经 奔雷 白鹤 黑云