約 6,627,671 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3258.html
ストリートファイターII 概要 システム キャラクター 評価点 問題点 総評 その後の展開 余談 家庭用移植版 ストリートファイターII (SFC版) 概要 (SFC) 評価点 (SFC) 賛否両論点 (SFC) 問題点 (SFC) 総評 (SFC) 余談 (SFC) その他の移植版 ストリートファイターII 【すとりーとふぁいたーつー】 ジャンル 対戦格闘アクション 対応機種 アーケード(CPシステム) 販売・開発元 カプコン 稼働開始日 1991年3月 判定 良作 ストリートファイターシリーズ 概要 格闘ゲームの代名詞たる「ストリートファイター」シリーズの第2作。 格闘ゲームブームの火付け役となり、「格ゲー」というジャンルそのものの地位を高めた、ゲーム史に燦然と輝く記念すべき一作。 本作は、感圧式ボタンという特殊デバイスを搭載し対人戦をテーマとして制作された格闘アクションゲーム「ストリートファイター」の続編だが、システム面で大幅な改良を施された結果、対人戦の駆け引きはそのままに前作と大きく異なるゲーム性となった。 レバーと複数のボタンを駆使して戦うという基礎的な部分は既に本作で確立されており、これ以降のシリーズの実質的な初代作品となると共に、格闘ゲームというジャンル全般のスタンダードともなったといえる作品である。 個性豊かな8人のキャラクターから1人を選択し、他の7人とCOM専用キャラクターの四天王を倒すべく戦う。 システム 様々な性能の8人のキャラクターから1人を選択する。キャラクターは体力・攻撃力以外にも通常技の性能や必殺技が異なる(詳細は後述)。 1レバー6ボタン式。ボタンはパンチとキックに分かれており、更にそれらが弱・中・強に分類されている。 レバー前(*1)で前進、上3方向への入力でその方向へジャンプ、下3方向への入力でしゃがむ。レバー真後ろは後退と立ちガード、レバー後方斜め下でしゃがみガード。 ボタンは弱<中<強の順に威力が高くなるが、その分隙も大きくなるので使い分けが必要。 相手の近くでレバーを横に入れながら中・強の攻撃ボタン(*2)で、相手をつかんで投げることができる。 投げはガードができないため、防御を固める相手を崩して攻撃する手段だが、射程が短いため相手に近寄らなければならず、打撃による迎撃に弱い。これにより「打撃・ガード・投げ」による3すくみの読み合いが生まれ、対戦格闘ゲームの黄金律が完成した。 必殺技は、主にレバー入力とボタンの組み合わせで発動する。ボタンの強さに応じて必殺技の威力や性能も変化する。 「波動拳」「昇龍拳」「ボタン連打」「レバー溜め」「レバー1回転」といった入力コマンドは後の数々の対戦格闘ゲームに受け継がれている金字塔。 余談だが、本作の稼働当時は波動拳や昇龍拳コマンドが多くのプレイヤーにとって難しく、ボタン連打やレバー溜めコマンドを持ったキャラクターが初心者向けという扱いだった。 攻撃を受けていると隠しパラメーターの「気絶値」が溜まり、連続で攻撃され続けることで気絶状態となり、しばらくの間よろめいてしまう。この状態では無防備になり、相手の攻撃を食らい放題になるが、レバーを激しく動かす(通称レバガチャ)+ボタン連打によって復帰を速めることが可能。 この気絶要素も数々の対戦格闘ゲームに受け継がれている。 ちなみに、気絶状態になることを「ピヨる」と表現するようになったのも本作からである(*3)。 技の硬直中や技の出ている最中に、他の技の操作入力を行うことにより、硬直や手足の戻りモーションを強制的に終了して(キャンセル、つまり無かったことにして)次の行動を繋げられる。 後に「キャンセル技」と呼ばれ、定着したシステム。開発時におけるバグの産物で意図した動作ではなかった(*4)のだが、面白いと言う事でそのまま仕様として残された。今日では、対戦格闘ゲームには不可欠の要素となっている。 上記のキャンセル等を利用した連続技(コンボ)。 リュウ・ケンの「(裏当て)ジャンプ強キック→立ち強パンチ→キャンセル昇龍(波動)拳」が有名。(裏当て)ジャンプ強キックを低めに当てれば、必殺技まで相手はガードできずに食らう。 本作ではおおむね3段のコンボが中心(*5)。キャンセルではなく前の技モーションが終了した瞬間に次の技を出して繋げる「目押し」コンボも多い。 本作は1発の攻撃力が高く、3段であっても大量に相手の体力をもぎ取ることができる。さらに相手を気絶させる可能性もあり、たとえ短くても必殺技で〆るコンボの習得は大きなアドバンテージを持っていた。 2ラウンド先取で勝利。 ダブルKOやドローの場合は勝利数が付かないまま次のラウンドに移行する。10ラウンド目で決着がつかない場合は強制ゲームオーバー。プレイヤー側が1ラウンド取っていても勝ちにならない。 わざとダブルKOを狙うことでスコアアタックに使えるが、ゲームセンターではプレイ時間を引き延ばす迷惑行為である。カプコンも問題視したのか、移植版からは最大4ラウンドに改められた。 2人対戦プレイが可能。CPU戦をプレイしている最中にプレイしていない側がコインを入れゲームを始めると乱入となり、キャラクターを選んですぐに対戦が始まる。乱入を拒否することはできない。 稼働直後は、1ゲームで終わる恐れもある対戦は敬遠されがちだったが、次第に対戦こそが本作の醍醐味と認識される。 一方、オペレーター側も短い対戦で(負けた)プレイヤーが入れ替わるため、インカム的に優良であり、対戦がなおさら推奨された。 同じキャラクター同士の対戦はできない。リュウ・ケンのみ実質的な同キャラ対戦ができたが、仕様の問題で多少ケンが有利(「キャラクター」の「ケン」の項を参照)。 キャラクター + 8人+4人の登場キャラクターたち リュウ 漢字表記では隆。空手ベースの技(*6)を使う格闘家。袖を破り取ったノースリーブの胴着に赤い鉢巻という出で立ちで、ひたむきに強さを追い求める求道者というキャラクター。 飛び道具の「波動拳」、上昇中無敵の対空技「昇龍拳」、突進技の「竜巻旋風脚」という3種の必殺技を持ち、通常技にもクセがない。 波動拳で相手を飛び込ませて昇龍拳で落とす「波動昇龍」という手堅いセットプレイにより安定した強さを誇っていたが、気絶中の前傾姿勢の時に2倍ダメージを食らうバグが存在し、研究の結果最終的には下位グループに落ち着いた。 本作の大ヒットにより、今や「格ゲー」全体の顔・看板ともなったキャラ。リュウの存在により、「格ゲー主人公は飛び道具・対空・突進技を持つ」という一つの様式が生まれた(*7)。 ケン リュウのライバル。漢字表記では拳(*8)。赤い胴着に金髪(眉毛は黒)で、技や性能はリュウとほぼ同じだが、投げ技の地獄車や隠し設定の弱点がリュウと異なる。 リュウと同じ技を持つため同じ戦法が取れるが、上記のバグやその他の細かい有利(*9)も手伝って、性能面ではわずかにリードしている。 エドモンド本田 歌舞伎の隈取を施した相撲ファイター。番付は1994年頃まで存在した張出大関(*10)。相撲を世界に広める為に戦っている。 力士らしくパンチ攻撃は張り手が多く投げ間合いが広い(ただし投げられ間合いも広いため相対的な投げ間合いでいうと下位)。 必殺技はパンチ連打で前方に攻撃判定を出しつづける「百烈張り手」とタメ突進技の「スーパー頭突き」。弱版のスーパー頭突きは出始めに無敵時間があり、対空技や返し技として使える。 その風貌通り動きが鈍いのが欠点で、飛び道具を連発されると非常に苦しいが、攻撃力が高く、連打とタメコマンド中心のため、初心者にも扱いやすいキャラクター。 春麗(チュンリー) 青い(*11)チャイナドレスに身を包んだ中国の女刑事。格闘スタイルはクンフー。体力も攻撃力も低いが、足が速くジャンプが高い。空中投げや相手を踏み付けて再ジャンプする特殊技の鷹爪脚、画面端で再ジャンプできる三角跳びを持ち、手数とスピード、ジャンプで相手を翻弄する。 必殺技はキック連打で前方に攻撃判定を出し続ける「百裂キック」とタメ突進技の「スピニングバードキック」。ただしこれらよりは判定の強い通常技が主力である(*12)。 空中投げの投げ間合いが非常に広く、大半のジャンプ攻撃の攻撃範囲外から投げてしまえるため、空中戦では絶対的な強さを誇る。 可憐な容貌を持つ紅一点ということもあり、圧倒的なプレイヤー人気を獲得した。格ゲー界を代表するヒロインと言える。 ちなみにしゃがみ強キックの正式名は「元伝暗殺蹴」であり、前作の敵キャラクターである「元」との繋がりを感じさせる。 ブランカ 幼い頃に飛行機事故に遭い、墜落したアマゾンで生き延びた野生児。緑の肌にオレンジの髪、腕の長い猿人のようなプロポーションと、人間離れした容貌を持つ。獣じみた独自の格闘スタイルで戦う。 地上・空中を問わずリーチの長い技が多く、飛び道具を持たない相手には牽制合戦で優位に立てる。地上での移動速度は遅いが、ジャンプが高く速いため、飛び道具を持つ相手にも間合いを測れば勝機はある(*13)。 必殺技はパンチ連打で全身から放電する「エレクトリックサンダー」とタメ突進技の「ローリングアタック」。ローリングは動作中に攻撃されるとカウンターで2倍のダメージを喰らう諸刃の剣でもある。 エンディングでは事故で生き別れた母親と再会し、本名が「ジミー」であることが判明する。 ザンギエフ ソビエト連邦(当時)の元・闇プロレスラー。全身傷だらけの筋肉達磨。やや遅い足・ジャンプ力がない・図体がでかい(喰らい判定が大きい)という三重苦を背負っているが、見た目通りの高い体力と攻撃力、『ファイナルファイト』からの輸入技である「ダブルラリアット」、そして圧倒的な威力とつかみ距離を誇る投げ技「スクリューパイルドライバー」を持つ。 3回決めれば相手をKOできるスクリューが彼の代名詞で、接近してからの投げに勝利を賭ける、いわゆる「投げキャラ」の元祖。スクリュー以外にはほとんど決定打がないが、それだけにスクリューの性能は圧倒的で、数歩離れた位置からでも相手を掴んで投げる様は「吸い込み」と呼ばれた。そして当時は一度スクリューを決めると、起き上がりにスクリューを重ねる事でハメ殺す事が出来た(*14)。 「レバー1回転」というスクリューコマンドは当時としては非常に画期的かつ難度の高いもの(*15)であり、これを実戦でいかに決めるかがザンギ使いの腕の見せ所、かつ醍醐味である。 ガイルやダルシムに対して致命的なレベルで詰んでおり、後に対ガイルのそれはAA(アスキーアート)によるやり取りでネタにされたほど有名。飛び込もうとするザンギエフとしゃがんで待ち構えるガイルの絵面が風物詩と化している。 ガイル 箒を逆さにしたような凄い髪形のアメリカ軍人。格闘スタイルはマーシャルアーツ(アメリカ軍式近接格闘術)(*16)。モチーフは『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するジャン・ピエール・ポルナレフやシュトロハイムとのこと。(*17) 隙の小さい飛び道具「ソニックブーム」やリーチに優れた通常技で相手を牽制し、相手が飛んだら必殺技の「サマーソルトキック」や立強キックを始めとする対空技で迎撃する戦法が基本。 しゃがんで必殺技のタメを作りながら相手の飛び込みを待つ「待ち」が簡単かつ強力で、対戦ではダルシムと並ぶ2強に輝いた。あまりに待ちが強いため、「待ちガイル禁止」のローカルルールを設けるゲーセンもあった。 ソニックの隙の小ささから、弾速の遅い弱ソニックに歩きやジャンプで追い付くことができ、初代では異例の5段コンボや7段コンボを決めることができる(他のキャラクターは多くて4段)。 さらに上記の小パンチ連打だけで気絶から気絶へもっていく凶悪な技もある。 とある操作を行うと、1人で通常投げのポーズを取って距離や相手の状態(*18)に関係なく投げてしまえる「真空投げ」というバグ技が存在する。 ダルシム インドの僧侶でヨガの達人。口から炎を吐き、手足を伸ばして攻撃するという奇想天外なキャラクター。 必殺技は飛び道具の「ヨガファイヤー」と目前に攻撃判定の大きい炎を吐く「ヨガフレイム」。ヨガファイヤーを飛び越えてくる相手を長い手足ではたき落とすのが基本戦術。 全キャラ中最も移動速度が遅く、伸ばした手足にも喰らい判定があるなど非常にクセが強いが、投げ間合いが非常に広く、研究が進むにつれて弱・中技による牽制の圧倒的な強さや特殊技のドリルキック(急降下キック)での急襲戦法が発見され、ガイルと並ぶ2強の座に付いた。 その特徴的な性能から、格闘ゲームにおいて打撃リーチが長く動きが緩慢なタイプのキャラクターを「ダルシム系」と呼ぶことがある。 全国の子供たちに「インド人」というものを勘違いさせた罪多きキャラクター。 以下はCOM専用のキャラクター M・バイソン 四天王(*19)の1人。アメリカの黒人ボクサー。それゆえ足技は持たない。また、本作では投げ技や組み技が無い。 必殺技は突進技の「ダッシュストレート」と「ダッシュアッパー」、一旦背を向けてパワーを溜めパンチを繰り出す「ターンパンチ」。主にダッシュストレート/アッパー連発のゴリ押しで攻めてくる。ラッシュが始まると一方的に削られ続けることも多いが、飛び道具を持つキャラクターならかなり有利に戦える。 前作『ストリートファイター』に似た容姿の「マイク」と言う敵キャラクターが居たが関係は語られなかった。『IV』の発売後に同一人物と設定され、「M」は「マイク」の略だとなっている。だが『ストリートファイターV』の公式サイト「シャドルー格闘家研究所」の「キャラ図鑑」では「マイク」と「M・バイソン」は別人と設定されている。 なお、海外版では下記のバルログ・ベガと共に名前が交換されている(後述)。 バルログ 四天王の一人。スペイン出身で、戦闘スタイルは忍術。美形かつ上半身裸で細身のナルシスト。相手の返り血が付くことを嫌い、仮面と鉤爪を装着して戦う。 全キャラ中最高のスピードを誇り、春麗同様に三角跳びや空中投げを使う。鉤爪を装着しているため攻撃力とリーチにも優れる。 ただし身長が高めなので喰らい判定が大きく、攻撃を一定数上受け続けると鉤爪が外れてリーチと攻撃力が低下する。 必殺技は前転しながらの突進技「ローリングクリスタルフラッシュ」に、背景の金網によじ登って上空から急襲する「フライングバルセロナアタック」と「イズナドロップ」。バルセロナ&イズナの独特の挙動は、多くのプレイヤーの度肝を抜いた。準備動作が長いため慣れてしまえば迎撃のタイミングを取るのは容易いものの、攻撃判定が非常に強くキャラクターによっては対処が困難。 「忍術を使うスペイン人」という設定については、キャラの設定を決める際に「国籍」「戦闘スタイル」の組み合わせで作っていた中で「スペイン」「忍術」が余っていたためできた事が明かされている。 サガット 四天王の一人にして、前作『ストリートファイター』のラスボス。眼帯をつけたムエタイの戦士。 身長が高く当たり判定が大きいが、弾速・火力に優れ上下段に撃ち分けできる「タイガーショット」(*20)と、昇龍拳をモチーフに編み出した「タイガーアッパーカット」を持つ。 通常技の性能が高めな上、高性能の飛び道具と無敵対空技を持っており、どの距離でも油断できない。特に、飛び道具を持たないキャラクターや鈍重なキャラクターでは、タイガーショットの連発に苦しめられる。しゃがんでいても上段タイガーショットを避けられないザンギエフには天敵の一人となっている(*21)。 また、行動パターンが他の四天王に比べてやや単純であることと、タイガーアッパーカット発動中は受けるダメージが2倍になるという弱点もある。さらにバイソン同様に投げ技が無い。 ベガ 四天王の一人にして、本作のラスボス。秘密組織「シャドルー」の総帥で、謎の力「サイコパワー」を操る。赤い軍服を着ており、全身からオーラを放っている。 パワー重視かつ王道的な戦法のサガットとは異なり、全体的に機動力が高くトリッキーな技が多い。しかもバルログと同様に投げ技も使用可能。必殺技にはサイコパワーをまとっての突進攻撃「サイコクラッシャーアタック」、二段ヒットする足技「ダブルニープレス」、相手の頭部を急襲する技「ヘッドプレス」を持つ。 ラスボスに相応しく全能力が高い上、サイコクラッシャーは強烈な削り性能、ヘッドプレスは無敵対空技をも踏む、ダブルニーは連発されると身動きも許されない隙の少なさを誇る上に気絶値も高い。特にヘッドプレスとダブルニープレスは一度食らうとほぼ敗北確定という有様(*22)。 ただしサイコクラッシャーは攻撃発生までが遅く、動作中は2倍ダメージを受けてしまうなどの弱点もある。 評価点 「対戦格闘ゲーム」というジャンルの基礎となった完成度の高いシステム。 レバー+複数のパンチ・キックボタンによる操作系、打撃・ガード・つかみ(投げ)、キャンセル技を組み込んだ連続技(コンボ)、気絶状態等々、現在まで連綿と続く「対戦型格闘ゲーム」の基幹部分が本作で創り上げられた。 「主人公は飛び道具・対空・突進技を持つ」「投げ技が得意なキャラクターは大柄で動きが鈍い」といった対戦格闘ゲームのお約束も本作由来。 人間同士の駆け引きを白熱させる設計。 本作は1発のダメージが大きく、プレイヤー同士の対戦は一瞬の隙からコンボでKOにまで追い込まれる熱いものだった。 前後の移動以外に対戦相手との距離を微調整できる手段がなく、ジリジリとした間合いの取り合い、技の差し合いも本作ならではの駆け引き。 殴り合いの痛快さを存分にフィーチャーした演出。 派手な打撃音、敵を吹き飛ばしてダウンさせる必殺技、強攻撃を喰らうとヘドを吐く演出など、ぶちのめし合う感覚を痛快に刺戟する要素が満載。 様々なプレイスタイルに対応した魅力的なキャラクター 癖が無く技バランスの良いリュウ・ケン・ガイル、攻撃力こそ低いが紅一点かつ扱いやすい春麗、動きは鈍いが打撃戦に秀でており攻撃力の高いエドモンド本田、イロモノ扱いだが性能も個性的なブランカ・ダルシム、意図的にハードルを上げてあるザンギエフなど、多様なプレイヤーの要求を満たすだけのキャラクターが揃っている。 キャラクターの造形も素晴らしく、個性的。どれも主役を張れるビジュアルの持ち主である。特に春麗は様々な女性格闘キャラの原点となった。 似通ったシステムのゲームは以前からあったが、まったく性能が異なりながらも、上位下位といった互換が無く、キャラクターによって様々な戦略を組み立てられるというのは非常に斬新であった。 それまでのゲーム操作は2ボタン式がスタンダードだったが、本作のヒットが後押しする形で、その後の家庭用ゲーム機のコントローラーが6ボタン以上になる、という影響を与えた。 各社のアーケード汎用筐体のコントロールパネル(以下「コンパネ」)にオプションではあるが6ボタン用を用意出来るきっかけになった(*23)。 同年代のゲームに比べて大きなサイズで滑らかにかつ自然に動くキャラクターのアニメーション。 下村陽子氏(*24)による各キャラクターを的確に表現したBGMの数々は評価が非常に高い。 特に本作の看板キャラクターであるリュウのステージBGMは、リュウというキャラクターの、ひいては格闘ゲームが含んでいる求道的なイメージを熱いメロディで表現しきった会心の一曲。 プレーヤーの体力が半分以下に減るとテンポの速いアレンジBGMに切り替わるのも本作の特徴の一つで、対戦に緊張感を持たせることにも一役買っている。 キャラクターボイスは声優ではなく社員が担当しており、複数のキャラクターで共有しているものも多く音質も良いとは言えないのだが、どれもこれも思わず真似をしたくなるような味わい深いものになっている奇跡のような出来映え。 問題点 入力していない動作が突発することがある。 攻撃ボタンを押した際、1/512の確率でレバー操作に関わらず必殺技がランダム発動する仕様がある。必殺技の存在を認識させるために仕組まれたものだが、意図しないタイミングで発動して隙を晒すことがほとんどであった。 同じく1/512の確率で、攻撃を受けた際に強制的にガードポーズに移行する仕様がある。必殺技ほど目立たないが、相打ち稼ぎ狙いのCPU戦や、対戦の大事な場面で邪魔になることも。 不評だったためどちらも『ダッシュ』で削除された。 投げ技が強い。 全体的にダメージが大きく(*25)、発生までの隙が全くない(*26)ので、非常に回避が難しい。その性質を利用し、隙の少ない技を当て、相手のガードが解けた瞬間に投げてしまう戦法(通称「当て投げ」。繰り返すと「投げハメ」)が猛威を振るった。更にガードが解けた側は、一瞬ではあるが投げ返すことの出来ない時間が存在する上、本作ではリバーサルで必殺技を出す事が出来ないので、投げハメを仕掛ける側が完璧なタイミングで投げると投げ間合いの差にかかわらず(前述のとおり、1/512の確率で必殺技が暴発し失敗することがあるものの)完璧なハメになってしまう。プレイヤー同士のトラブルの元でもあったため、ローカルルールとして当て投げ・投げハメ禁止を設定するゲームセンターもあった。 連続技が減りすぎ。 初代は連続技(コンボ)に対するダメージ補正や気絶値補正など存在せず、アッパー昇竜拳のような単純なコンボでさえ全体力のおよそ半分を奪ってしまうほど異常なまでに強い。その上リュウ、ケン、ガイルの3段のような強力なコンボになってくると全体力の3分の2かそれ以上減るうえ確実に気絶し喰らうとほぼ死亡確定であった。さらにガイルの小パンチ連打など小攻撃の連打だけで気絶から気絶へもっていく凶悪技もザラにあった。 ただし本作のコンボで多用される「ジャンプ着地によるモーションキャンセル」「必殺技コマンド成立によるモーションキャンセル」は、これらの仕様を技を繋げるテクニックとして使うことを開発時点では想定していなかった点には留意が必要である。 キャラクターの配色に誤りがあったり、一部に不自然なグラフィックがある。 キャラクター選択時の春麗のチャイナドレスが、青ではなくオレンジがかった黄色となっている。 試合中のドット絵では、本田やダルシムの顔の着色が赤ではなく青くなっている。 バルログの敗北時の顔では、鼻血が青になってしまっており、鼻水にしか見えない。 ザンギエフは試合中のグラフィックと対戦前後時のグラフィックとでは衣装が異なっている。 ケンのエンディングにおけるイライザの駆け寄る姿は言ってしまえば子供の落書きのようであり、一枚絵でケンに寄り添う場面も妙に濃い顔で美人とは言い難いものとなっている(*27)。 ダルシムのエンディングにおける表彰式の写真は、片方がベガのはずが両方ともサガットを思わせるようなパンツ姿でスキンヘッドの男性となってしまっている(*28)。 キャラクターの性能差が激しい。 そもそも対人戦という概念が存在しない時代に作られた作品のため、キャラクターの性能バランスはかなりハチャメチャ。 キャラクターそれぞれに長所短所はあるが、性能を突き詰めていくと前述の通りガイルとダルシムがぶっちぎりの2強で次点は春麗。この3人が強キャラ扱いされる一方で、最弱はザンギエフ、次いでリュウ(ケン)という状況で、プレイヤーの腕よりもキャラクターの性能で勝負が決まってしまうという意見も珍しくなかった。 特にザンギエフがガイルやダルシムに対して勝てる要素がほとんどないというのは有名。 対戦プレイ人気の弊害。 鉄壁とも言えるガイルの「待ち」や、ダルシムやザンギエフを筆頭に大半のキャラクターで可能な「投げハメ・掴みハメ」、特定のキャラが使える「気絶ループ」などの一方的な戦法もあり、当時まだまだ風紀の悪かったゲームセンターでは騒ぎが絶えなかった。 ダルシムはレバーを入れっぱなしでヨガスマッシュが延々と入り続ける通称「折檻ハメ」を持ち、ザンギエフも難易度こそ高いがスクリューパイルドライバーを応用した通称「スクリューハメ」を持つ。 ガイルはただでさえ最強なのに弱パンチ連打で相手を気絶~気絶に持っていけるハメ技、通称「フラッシュピストンマッハパンチ」を持ち、一方で最弱のリュウ・ケンですら小足払い連打で同様のことができる、通称「ダーク」というハメ技を持つ。 また、強いプレイヤーが勝ち続けることで延々と台を占領し続けてしまう事例や、弱いプレイヤーを狙う初心者狩りなども横行し、「100円投入直後乱入→手も足も出ず即ゲームオーバー」という初心者お断りな風土が構築されてしまう土壌もあった。 もちろん、これらは作品そのものというよりプレイヤーのモラルの問題ではあったが。 もっとも「強いプレイヤーが占領する」ことに関しては「上手いプレイヤーに粘られてインカムが1時間100円」と言う事態も発生した他のゲームと違い、「どんなに強いプレイヤーが居ようとも、対戦で負けたプレイヤー側のクレジットで稼げる」本作はオペレーターにとっては嬉しい仕様であり、故に対戦台がドンドンと増えていったのだが、腕の無いプレイヤーにとっては「100円で数分しか遊べないゲーム」という認識も強く残ってしまった。 強の連打系必殺技は連射装置でもなければまともに出せないほどボタン超連打が必要であり、人力で発動できるのは中までが限度。後述の家庭用でも同様である。 総評 前作をはじめ格闘ゲームの存在がなかったわけではなかったが、当時のアーケード界は依然としてシューティングゲームやベルトスクロールアクションが主流のままだった。そのような中において本作が登場したことは、その後の時流を大きく変えてしまうほどの意味をもたらすこととなった。 ストIIの他のジャンルに対する優位点としては、回転率、時間あたりの満足度、初心者の入り易さにおいてであり、特に無機質なゲームが多かったシューティングゲームと比較するとキャラクター性においても優位に立っていた。これらはプレーヤーとオペレーターの双方から歓迎された要素である。 本作の大ヒットにより他のメーカーもこぞって格闘ゲームを製作するようになり、その結果、格闘ゲームはアーケードゲームの主流に一気に躍り出ることとなる。 それほどまでに革命的・革新的な作品であったことは、まさに疑いようのないことである。 その後の展開 本作が大ヒットした結果、ゲームバランスやグラフィックなどを変更した様々なバージョンアップ作品がリリースされた。詳細は以下を参照。 ストリートファイターII (「ダッシュ」~「ターボ」) スーパーストリートファイターII スーパーストリートファイターIIX ハイパーストリートファイターII ウルトラストリートファイターII 余談 格闘ゲームブームを巻き起こした本作は「ストツー」の愛称で親しまれた。 それに伴って上記の通り「 (ストツーダッシュ)」「 ターボ(ストツーターボ)」「X(ストツーエックス)」などマイナーチェンジが多数誕生し「何年にもわたり『II』ばかりが何度も出る」という異例な事態となった。 このため最初の「無印ストツー」が実質「I(ワン)」のような位置付けとなりいつの間にか「ストリートファイターII」=「ストツー」から「ストリートファイター」=「ストツー」のような錯覚も生まれ、実に4年後となる1995年にやっと『II』と付かない『ZERO』、そして6年後の1997年にはやっとナンバリングが進んだ『III』が出たのだが、長年「ストツー」という呼称が定着しすぎたためか巷では「ストツーゼロ」「ストツースリー」などと珍妙な呼称をされたこともあった。 格闘ゲームのストーリーもナンバリングの進行に伴って少しずつ進んでいくものであるが、初期は『II』がメインで展開しており(ストーリー性自体もそこまで重視されていなかった)ことに加え、各タイトル自体が時系列順に進んでいるわけではないためストーリーの展開自体はかなり遅い。 作品間で設定に矛盾があるためあくまで目安だが、時系列は『I』→『ZERO』→『II』 『EX』→『IV』→『V』→『III』→『6』の順。現実と同じ時間軸なのは『I』『II』『III』(それぞれ無印基準で)(*29)。 また『II』のマイナーチェンジ連続登場は1994年まで続いたのだが、あくまでゲーム中の時代設定は無印が登場した1991年のまんまなのでザンギエフは現実でソ連崩壊(1991年12月)後に出た「 」以降も変わらず「ソ連代表」となっている(以後ストーリー上の時間軸で『II』の後になるものでは「ロシア代表」)。 海外版ではシャドルー四天王の名前の入れ替えが行われている。 「M・バイソン」が実在のボクサーであるマイク・タイソンを露骨にモデルにしているため、海外版では肖像権の問題で名前を自粛することになった。 それに加えて、「ベガ」はこと座で最も明るい恒星の名前で世界的にも女性的なイメージの強い星である(*30)こと、「バルログ」も『指輪物語』の屈強な魔神の名前であることから、欧米圏ではイメージに合わないと判断され、既に『ストI』に出ていたサガットを除く3人の名前がシャッフルされることになった。 その結果、黒人のボクサーが「バイソン」→屈強なイメージの「バルログ」、スペイン人の仮面の忍者が「バルログ」→女性的な「ベガ」、そしてシャドルー総帥が「ベガ」→突進するイメージから野牛の「バイソン」に割り当てられた。 非常にややこしいため、国際的に言及する際には「Boxer(ボクサー)」「Claw(爪)」「Dictator(独裁者)」と各人の特徴で呼ばれることもある。 なお、後の『ヴァンパイア』のように名前自体を変更するのではなくシャッフルとなったのは、名前部分がグラフィック素材であったため、基板のコストの関係でデータを直接書き換えるよりはプログラムのみを小手先で弄って内部的に入れ替えるのみに留めたためとされている。 大ヒットゲームということもあってか、アニメや映画といったメディアミックスも多く展開されている。 ジャン・クロード・ヴァンダム演じるガイルを主人公にしたハリウッド版映画が有名で、こちらの映画をベースにゲーム化も2度(ACとCS機)されている。 ジャッキー・チェン主演の香港映画「シティーハンター(同名の日本漫画の香港映画版)」にゲームコーナーで乱闘中、ゲーム筺体を破壊して登場人物がストIIキャラに変身して乱闘するというシーンも存在。春麗のコスプレをしたジャッキーのシーンはあまりにも有名。似合うのが恐ろしい。 94年に劇場アニメが公開された他、翌95年にはTVアニメ『ストリートファイターII V』が放送。ただし劇場版とは異なりキャラクター設定が異なるなど、アニメオリジナル要素が色濃い。後者はの読みは「ストリートファイターツーブイ」なのだが初見などで「ストリートファイターツーファイブ」と誤読されたこともある。 同年のアメリカではガイルを主人公としたアニメシリーズも放送されている。長らく日本国内では未公開だったが、2019年からAmazonプライムビデオなどの動画配信サイトで字幕版が配信している。海外制作だけあってキャラデザが実にメリケンチックで濃いものと評判 また、俳優や芸人など、多くの著名人が本作のコスプレをしたりゲーム内容をネタにするなどしていた。 キャッチコピーの「俺より強い奴に会いに行く」は有名だが、このゲームの乱入対戦普及にて、当時の中高生男子の心を鷲掴みにした名文句でもある。 しかし、乱入対戦で負けるとコンパネを乱暴に叩く・筐体を蹴る等のストイックとは言い難い態度を取る男性プレイヤーも多かったため、「俺より弱い奴に会いに行く」等とも皮肉られていた。 「対戦台を背中合わせに作る」というのでブレイクスルーとなったが色々エピソードもある。 2台繋いでの対戦台を作る為の2P用ハーネスは当時、店舗や各社の技術部門や従業員のハンドメイドで作られた。ボタンとレバーだけでなく音声やモニター、GND…JAMMA規格のあの複雑な端子からのコードひとつひとつを分配して…とかなり大変な工作だったという。 名作故にBGM楽曲も後々リスペクト作品などが取り上げられることが多く、特にケンステージをモチーフにした作品が多い。 2019年にはシンセバンド「ザ・リーサルウェポンズ」がケンステージのアレンジにストIIあるあるを歌詞にして歌った「昇竜拳が出ない」のMVがYouTubeで公開された。 当時は無許可でやっていたらしく、8月頃に自粛の意味を込めて作詞・作曲担当のアイキッド氏に非公開にされたものの、11月頃にカプコン・下村陽子氏双方にしっかり許可を得て、歌詞とMVを一部変更した「昇龍拳が出ない」が公開。こちらはミニアルバムにも収録されている。 この後もリーサルウェポンズはカプコン公認のコラボ企画等も開催している。 海外では、クソゲーレビュー動画で有名なAVGNことジェームス・ロルフ氏が仲間とともに「Mighty Wings and Hadoukens」というMVを公開。 こちらは「映画トップガンのテーマ曲『Mighty Wings』とケンステージのBGMの最初が似ている」という小ネタから派生したマッシュアップ楽曲となっている。 一方で下村氏本人はスクウェア移籍直後に担当したRPG『ライブ・ア・ライブ』の格ゲーモチーフのシナリオ「現代編」の戦闘曲として露骨に『ストII』風を意識した楽曲「KNOCK YOU DOWN!」を作曲したり、音楽ゲーム『pop n music 13 カーニバル』にて作品テーマの1つである「ゲーム音楽」というお題に沿って、ジャンル名「格ゲー」としてケンステージ風の楽曲「Majestic Fire」を提供したりしている。 「ヒャダイン」こと前山田健一氏もアマチュア時代に今作をイメージした楽曲を投稿しており、こちらは楽曲のアレンジではなくSFC版の効果音やボイスをサンプリングしたイメージソングとなっている。 岡本吉起(*31)chにて語られた逸話に「ザンギエフが弱いのはロケテストの時にザンギエフで86連勝されたから」というものがある。 SNKがロケテストで連勝している人にこっそり出向いて挑んで連勝ストップさせるというのは有名だったが、カプコンも同じ事をやっていた。それでも止められなかった故の調整となった。「おかげでザンギエフはマニアックなキャラクターとして確立出来た」と結果的に良かった旨を語っている。 人気タイトルの常として、本作にパチンコ・パチスロ版もリリースされた。 SANKYOからパチンコがCR機で『CRフィーバースト2』(スペック)、現金機で『フィーバースト2』がとして2001年にホール導入。 2005年にアリストクラートテクノロジーズから『ストリートファイター2A』がホール導入された。 カプコン系のパチスロ販社エンターライズから同社パチスロ第1号『春麗にまかせチャイナ』が2008年にホール導入。 本来の主役であるリュウやケンを押し退けて春麗を主役に抜擢しており、彼女の人気の高さがうかがえる。 家庭用移植版 ストリートファイターII (SFC版) ジャンル 対戦格闘アクション 高解像度で見る裏を見る 対応機種 スーパーファミコン メディア 16MbitROMカートリッジ 販売・開発元 カプコン 発売日 1992年6月10日 定価 9,800円 セーブデータ なし レーティング 【VC】CERO B(12歳以上対象) 配信 バーチャルコンソール【Wii】2006年12月2日/800Wiiポイント(税5%込)【WiiU】2014年6月25日/823円(税8%込) 判定 良作 概要 (SFC) 容量の都合でいろいろ削っている部分はあるが、スーパーファミコンという性能では大幅に劣る機体に対しての移植としては非常に高い移植度であり、アーケード版の人気もあって爆発的な売り上げ(288万本でハード別ランキング歴代5位)を記録。その知名度はAC版以上とも言える。 格ゲーの元祖、極初期の作品であるため、ゲームモードは「アーケードモード」と「VSモード」の2種のみというシンプルなものだった。 評価点 (SFC) 概要で述べたとおり、移植度が非常に高い。 グラフィックパターンの省略やBGMのテンポチェンジの省略等の変更点はあるが、それ以外はほぼ忠実にAC版を再現している。 上述のように当時のゲームセンターは風紀の悪さがあり小中学生などにとってはおいそれとは行きづらい面があったが、そういったゲームセンターに行きづらい層にも家庭で気軽にプレイできる環境を提供できたという点でも意義が大きい。 スペックの劣るSFCでの発売ということで、発売前に一部のキャラクターが削られるのではとの憶測が流れたものの、蓋を開けてみればそんな事はなく無事AC版の全キャラクターが登場している。 裏技でAC版では不可能だった「同キャラ対戦」が可能。2Pカラーはすでに稼働していた『ダッシュ』に準拠したものというサービスぶり。 また、この裏技を有効にするとCPUが2Pカラーに変化する。 BGMは全曲アレンジ、SEも大半が別物に変わっているがどれも良質。SFC版のサウンドの方が耳に残っているという人も多いのでは。 BGMに関しては、SFCではACの金属音のような音を出すことは不可能であったための措置であるが、その分、SFCで得意とされる生楽器によるアコースティックな音色の表現を惜しみなく活用し、原作と同等の「そのキャラクターらしさ」の表現に成功している。 楽曲のフレーズ自体はAC版の物をほぼそのまま踏襲しているが、サガットステージのBGMは後半に新規フレーズが追加され、1ループ辺りの演奏時間が長くなっている。この追加パートは後に『スーパー』よりAC版シリーズにも逆輸入された。 ピンチ時にテンポが速くなるBGMについてはAC版では異なるアレンジが施されているが、こちらは単純に原曲のテンポを上げただけになっている(そのため、通常時から通しで演奏される)。 技の強弱によって声の高さが変化するというAC版にない要素がある。 ED曲はAC版ではコンティニューの流用だったが、SFC版では当時稼働していた『ダッシュ』のED曲に差し替えられている。 賛否両論点 (SFC) 本作は初移植作かつ移植先がスペックの限られたSFCということもあり、AC版のグラフィックやサウンドに忠実な移植がされていない部分が所々で見受けられる。 各ステージの背景はダルシムステージの象が左右1頭ずつ足りない、ブランカステージやガイルステージの背景にいるキャラクター人数が少ない、バイソンステージの女性の衣装が異なるなど、移植の際に変更・簡略化された要素が多い(*32)。 キャラクター選択時のグラフィックでは春麗の服の色がオレンジ色から青に修正された。ベガは赤一色だった服の色が修正され、帽子の星の徽章が後にシャドルーのシンボルとなる「ドクロと翼」に変更された。 「You Win」などのアナウンスやダルシムステージの象の鳴き声など、ボイスやSEは削除や変更されたものが多い。打撃のヒット音やダウン時のSEなどはAC版より派手になっているが、ガード時のSEは軽くなってしまった。 AC版におけるボーナスステージは車→樽→ドラム缶の順番で登場していたが、SFC版ではドラム缶と樽がカットされた代わりに新たにレンガが追加された。 差し替えとして登場したボーナスステージのレンガの内容は制限時間以内に積み上げられたレンガの山を全て破壊することだが、やっている事が車とほとんど一緒なのでAC版のファンから批判されてしまった。 ボーナスステージのレンガは同ハードにおける『TURBO』以降のバージョンでも引き続き採用されていたどころか、『スーパー』ではSFCというハードを飛び出してメガドライブ版にも実装されている事から、ある意味では当時の家庭用移植作品の象徴ともいうべき存在として位置づけられている様子。その一方で、本作でカットされたボーナスステージのうちドラム缶は当時リリースされていたハードの多くにも収録されず、結局PC機器以外のハードでドラム缶が実装されるのはプレイステーションやセガサターンといった32ビットハードの時代まで待たなければならなかった。 各キャラクターの個別EDは内容こそAC版とほぼ同一だが、いずれのEDもグラフィックがAC版から差し替えられてしまった。 この点に関してはAC版のファンからは忠実度に欠けるなど批判されているが、『TURBO』以降のバージョンの移植では基本的にアーケードの物を忠実に再現した内容に変化している事から本作独自の味が出ていると評される事がある。 もっとも、AC版の問題点の項にある通り、AC版のEDのグラフィックには雑な部分が見受けられていた事から、移植の際にEDを描き直す事は必然的だったと言える(*33)。 AC版とゲーム性が異なる部分もある。 一部の通常技や特殊技が削除された。また一部の技はグラフィックを他の技のもので代用しているが、リュウ・ケンの垂直J弱Kのように当たり判定が変わったものもある。 吹き飛びの距離が長くなり、起き攻めでめくることが若干やりにくくなった(*34)。 リュウ・ケンの近強Kが全キャラに2ヒットする。 ブランカのしゃがみ弱・中Kがキャンセル可能になった。 ザンギエフの通常投げの間合いが狭くなったほか、垂直J中Pと強Pの性能が入れ替わっている。 問題点 (SFC) スーパーファミコンのコントローラーの都合上、どうしてもボタン同時押しとレバー1回転コマンドが出しにくい。このためザンギエフはますます使いにくいキャラクターになってしまった(*35)。 ただし、逆に波動拳や昇龍拳は出しやすいので一長一短とも。 ボタン3つ同時押しコマンドはボタン2つ同時押しでも出せるように変更された。この仕様は後のシリーズの家庭用移植版でも採用されている。 しかし出しにくさの原因は同時押しコマンドの猶予の無さ(1フレームでもずれると成立しない)にもあるため、根本的な改善には至っていない。 総評 (SFC) アーケードよりもはるかにスペックの劣るハードながら、ほぼ遜色ない忠実な移植を実現し、家で練習してACで実践という流れを生み出したことでアーケード版の活況に献身し、またゲームセンターに行きづらい層にも家でプレイできる環境を提供したことでストIIそれ自体の大衆化にも貢献した良タイトルである。 余談 (SFC) 1992年には全国大会がこのSFC版を用いて両国国技館で開催された。翌年にはターボ、その翌年にはスーパーの大会も開催された。 ゲーム中にスタートボタンを押してポーズしたときの謎の掛け声(ゲーム中の投げボイスなどを組み合わせたもの)が非常に個性的。その後SFC版『TURBO』など、いくつかの移植作でも似たようなものが採用された。 例えば本作のものは、文字に書き下ろすと「ファッファッファッ フゥーン↑フゥーン↓フゥーン!!」といった感じ。ポーズ解除時は試合開始と同じく「FIGHT!」のボイスが入る。 ベガに敗れた際に表示されることがあるセリフの一部に誤植があり、「あかごのほうがはごたえあるわ! ちからなきものはみるのもけがわらしい!!」となっている(「ら」と「わ」が入れ替わってしまっている。これは開発スタッフによる失策であろう)。 このSFC版『ストII』のみの仕様であり、AC版や『ダッシュ』『ターボ』等では「けがらわしい(汚らわしい)」と正しく表記されている。 取扱説明書の12ページに載っている「ゲームルール」項目の表記の一部に誤植があり、「5ラウンド目を最終ラウンドして…」となっている。 実際のルールでは「4ラウンド目」が最終ラウンドであり、この説明書の表記は後に修正された。 徳間書店の「ファミマガ」こと『ファミリーコンピュータMagazine』におけるゲームの5段階評価を付けて集計する「ゲーム通信簿」では30点満点中26.70点の高評価で同年9月に発売された大作RPG『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』の26.29点を上回り1992年度1位に輝いた(*36)。 実は1986~1991年度までの6年中では1989年度ゲームボーイ部門の『対戦型テトリス』(*37)を除いて、すべてトップはRPGに占められており(1986年度グランプリの『ゼルダの伝説』はアクション要素はあるが徳間の区分ではRPGに分類されている)純粋なアクションゲームが年度のトップに輝いたのは本作が初だった。 その他の移植版 ゲームボーイに移植されていたのだが、ほぼ公式の黒歴史と化している。 そちらはストリートファイターII (GB)を参照。 その他、当時から考えてもとんでもない程無茶をしている移植が多い。こちらを見れば、如何にSFC版が優秀であったかがお分かりであろう。 その移植のほとんどが、カプコンではなくU.S. Goldおよびその下請け会社によって行われたという事情もあるにはあるが。 2018年にSwitch/PS4/One/Winで配信された『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション』にAC版が収録。前述のバージョンアップ版のほとんども収録されている。 2021年にSwitch/PS4/One/Winで配信された『カプコンアーケードスタジアム』にAC版が収録。こちらは『TURBO』『スパIIX』も収録されている。 + 動画 http //www.nicovideo.jp/watch/sm10470587 SS・PSでは1998年に『カプコンジェネレーション~第5集 格闘家たち~』に『ストリートファイターII 』『ストリートファイターII ターボ』と共に収録されて移植された。 初代に関してはほぼ完全移植であり、新たに追加された「ス-パーバーサス」にてAC版では不可能だった同キャラクター対戦も可能となっている。またガイルの「真空投げ」が再現されている唯一の移植作でもある。 PS版はゲームアーカイブスで2016年に配信されている。
https://w.atwiki.jp/kashiwooo/pages/791.html
俺より強い奴に会いに行く ストリートファイターⅤとは、言わずと知れた格闘ゲームの金字塔「ストリートファイター」シリーズの最新作。 歴代「ストリートファイター」シリーズの持つじりじりとした攻防と読み合いの奥深さはそのままに、コンボのお手軽さや逆転要素を盛り込んだ格闘ゲーム初心者にも強くお勧めできるゲームである。 Steam版とPlayStation4版が存在し、クロスプラットフォームでの対戦が可能なのでどちらのプレイヤーとも平等に対戦することができる。 結構処理が重いゲームでもあるので、自分のPCで動作するか不安なファンズは公式が用意しているベンチマークを試してから購入を検討すると良いだろう。 そうして購入ページまで飛んだ諸君! 「なんか色々バージョン売ってない・・・?」と思ったことだろう! ストⅤには初めに発売されたバージョンである 「StreetFighterV」 そしてシーズン4までの追加キャラクター(合計24体)やステージ、コスチューム等、合計2,000以上のコンテンツを収録した 「StreetFighterV ChampionEdition」 さらに!上記の内容を全て含み、シーズン5からの追加キャラクター(5体)や新規ステージ、BGM、既存キャラのコスチュームを含んだ最終版 「StreetFighterV ChampionEdition+Season5 Premium Pass bundle」 この3つのバージョンが存在する。 追加キャラクターはゲーム内マネーでも購入が可能だが、効率がいいとはとても言えないため、いろいろなキャラクターを触ってみたい人にはぜひチャンピオンエディションの購入をオススメする! シーズン5から新しく追加される要素も含めて全て楽しみたいあなたは、ぜひプレミアムパスのついたバンドルを購入して楽しんでいただきたい! もちろん、昔のバージョンを手に入れた後でも別売りでアップグレード用のDLCとして各種バージョンを購入することもできるから、自分がこれからストⅤに捧げることのできるお金、時間、指をよく考えて選んでくれよな! 公式サイト Steam ベンチマーク いやそんなんええからスト6やれ!!! 2022年3月29日最終アップデート実施!! + 詳細 パッチノート 2022年3月29日 ストリートファイターⅤの最終(予定)アップデートが実施された。 全キャラクターに調整が施され、あまり使われていないVスキル、Vトリガーが選ばれるようなできることが増えるアッパー調整が入った。 その内容は上記のパッチノートにある通りだが、新技追加や新コンボも見て取れることからかなり気合が入っている。 格闘ゲームに限らず、アクションゲームは操作の爽快感、できることの多さがダイレクトに面白さにつながる。 ストⅤ最終版は現代の格闘ゲームの解答に限りなく近づいたことだろう。 初期の不具合などが頻発していたバージョンから考えるととても感慨深い・・・ そんなんどうでもいいからみんなで早く遊びて~!!!!! 2021年2月22日システム追加アップデート + 詳細 2/12の午前2時・・・公式からのアップデート告知配信が行われた。それが・・・ ウィンターアップデート である。 今後配信予定の新キャラクターである「ダン」の詳細な紹介映像、「ローズ」の3Dモデルとモーションや搭載されている技、そして「オロ」の技「天狗石」(ストⅢの頃の技名)がお披露目された。 他にもコラボ情報や期間限定PS4版ストⅤの無料トライアルの告知も行われた。 そして、既存キャラの大幅な調整予告もあった。 例えば今まで唯一の永続VトリガーだったネカリのVトリⅠが時間制になり、その時発動できる技の性能が全く違うものに変わっていたりする。 ジュリの強風破連脚からCAが中央で繋がるようになるなどの細かい調整も動画から確認できる。 そしてこれにより、様々な戦法の変化が起こり、さらに動かすのが楽しいゲームになるよう調整する方向と明言されている! 自分のキャラがどう変化するか・・・マジで楽しみだね。 なによりも!Vシステムに新たな要素が追加されることとなったのだ!! Vシフト・Vシフトブレイク 「Vシフト」はVゲージを1本消費して行う新しい防御システム。 Vリバーサルと違い、いつでも使用できる。 発動直後から投げに対して無敵、打撃と飛び道具に対しては画面がスローになる演出と共に受け流す性能のバックステップという性能である。 受け流し成功時に全体にスロー演出がかかり、硬直終了まで無敵状態になる。そこから様々な攻撃で反撃することができる。 さらに、受け流しが成功したタイミングでVゲージが0.5本分回復するのでしっかり見極めて出すことでVゲージ運用を効率よく行うことができる。 飛び道具やリーチの長い攻撃の先端を受け流した場合、スローになるが遠くて反撃ができない・・・という時に便利なシステムがVシフトブレイクである。 キャラごとに特有のモーションでリーチの長い反撃を行う、Vシフト受け流し成功時のみ発動可能な攻撃で、攻撃判定が出るまで無敵判定の安定反撃行動である。 このシステム追加で、不利な状況から逃れる選択肢が増えるので、脱出困難な固めや、見えないめくりの選択肢を拒否することができるため、読み合いがさらに加速する。 ただし、受け流しできなかった場合は硬直が発生することが予想される。つまり画面端を背負った状態では安易な発動はできないだろう。 あ~あ!早くアプデ来ないかな~!!! 2/22 アプデ来ました。いろいろ変わったよ~!! システム + ストⅤ特有のシステムから用語まで思いついたやつを解説。リクエスト求む。 コマンドについて 波動拳を出せたなら、君は初心者卒業だ!! コマンドが出せない、という声を初心者の方からよく聞く。 確かに、格ゲーといえばコマンド入力で出す必殺技だ!醍醐味だ! ここではコマンドの仕組みと出しやすい操作方法について書かせていただく。 まず、必殺技を出す操作は2種類存在する。 コマンドと溜めコマンドである。 まずは色んな人が最初に連想するコマンドから解説しよう。 (前提として、コマンド表記はキャラクターが右を向いているときのものです。左を向いたときのコマンドはそっくりそのまま反転してね!) 基礎の基礎 とっても簡単な世界一有名な波動拳コマンド! これを分解して考えてみよう。 まず、どのタイミングで必殺技が発動するのか、それはが入力された瞬間である。 どれだけレバーを動かしても攻撃ボタンを押さなければ技は出ないのである! そして、実はそんなに早く入力しなくていいのだ!! ガチャチャッ!と入力して技を出すと思っている方も多いだろう。実は大体1秒くらいかけて入力しても技は出る。 焦らずゆっくりを入力してからを押そう! 慣れてくると、この最後の2つは同時に押してもいいぞ! コマンドの成立 でもこんなにしっかり落ち着いて入力できないよ・・・というあなた! 別にしっかり入力しなくてもいいっすよ? どういうことかって? コマンドの前や途中に違う入力が入っても、その中にコマンドがあれば成立するんです! この説明じゃ分かんないよね。 も こんなのだって波動拳が出ちゃうんだ!(まあ逆にむずい入力例だけどね) だから初心者のみんなには自分を信じて入力してほしい!きっと君の入力は成立するから!! 簡易コマンド いや、んなこと言われても昇竜拳とか出ないわ、ムッズw というあなた、朗報です。 このゲームは、きちんとコマンド入力する必要がないのです! 実は簡易コマンドというシステムで、似たような入力で技が出るようになっているのです! 以下、対応したコマンドと簡易コマンドを載せる。 昇竜拳コマンド これは これで出ちゃうんだ!! 真空波動拳コマンドが暴発するあなたもこれで安心だね!しゃがみながらも出せることがわかるね! 半回転コマンド こいつなんて はい、こんなもんで出ます。 びっくりするくらい簡単でしょ? こんなに簡単にコマンドが入力できるんだ! 他にも自分の使っているキャラのコマンドとかも確認してみてくれよな! フレームの概念と有利・不利 フレーム 格闘ゲームをやっていると様々なところで目にするこの単語、実は1秒、1分などと同じ時間の単位である。 このゲームは60FPSで描画され、入力を受け付けている。 そもそもFPSとは「Frames per Second」の略であり、60FPSは1秒間に60フレームの意味。 つまり1フレームは1/60秒ということ。 攻撃の発生フレームが20フレームという記述があったなら、その攻撃は20/60秒の早さで攻撃発生が出るという意味です。 有利・不利 ガードさせたら2フレーム有利(+2フレーム)というのは、攻撃を繰り出したキャラが相手より2フレーム先に操作受付時間になるという意味。 ガードさせたら2フレーム不利(-2フレーム)というのは、攻撃を繰り出したキャラが相手より2フレーム後に操作受付時間になるという意味。 ちなみにストⅤにおける最速の攻撃発生速度は3フレーム この概念が理解できると、理論的な攻防の組み立てが可能になる。 例えばトレーニングモードの機能やフレーム表を参照して、ヒットさせたら4フレームの有利がある技を当てると、発生が4フレーム以下の技をコンボで繋ぐことができるということがわかる。 そしてこれが一番大事な話。 ガードさせたら2フレーム有利の技がある。 その後間髪入れずに5フレームの投げを入力すると・・・。 まず3フレーム技の無いキャラは、投げ無敵以外の行動をとった場合即投げられる。 そして3フレーム技を撃った場合、投げられるまでに技が発生はするのだが、投げは打撃に打ち勝つので一方的に投げられてしまう。 そうなると、相手はジャンプか投げ抜けのために投げを入力してくるんだよね。 ジャンプは4フレーム目まで地上判定、つまりこの状態だと2+4で6フレームまで。 投げに打ち勝つには発生5フレームなのでそれより早い技を当てなければならない。つまりこの状況だと2+5-1で6フレーム。 つまり攻撃側は発生6フレーム以下の打撃ならコンボに行けるってこと!いい加減気づけよ! これが読み合いの基本なんだよ! 2フレーム有利の状況はめちゃくちゃ強い! 投げ・ガード・ジャンプ・無敵技ぶっ放すという行動を相手に強制できるの! 読み負けたらコンボでごっそり体力持っていけるってやーばいでしょ。 パンドラの箱、開いちゃってるんだよね。 実際の光景は以下のgif画像をご覧ください。 状況はリュウの弱パンチをガードさせて作りだした2フレーム有利状況です。 相手が最速攻撃(3フレーム)をしてきた場合 5フレーム攻撃重ね この場合、同じフレームで攻撃がカチ合うが、3F技は弱攻撃しかないため、システム的に打ち勝つことができる。 投げ重ね 相手が投げをしてきた場合 5フレーム攻撃重ね 投げ重ね 相手がジャンプをしてきた場合 5フレーム攻撃重ね 投げ重ね 相手が無敵技をしてきた場合 5フレーム攻撃重ね 投げ重ね Vシステム EXゲージの上にある赤いゲージがVゲージであり、Vシステムに関連するゲージである。 各キャラの選択した各Vトリガーによって最大値が2~3本で異なる。 基本的には体力が減ると同時に溜まっていく。 ・Vスキル 各キャラに2つ用意されている。発動するには中パンチ・中キックを同時押し。 そのキャラの設定に合った技がでる。 そして、Vスキルが成立したときにVゲージが増えていく。 リュウのVスキルⅠなら相手の攻撃を1発受け止める技。受け止めた時にVゲージが上昇する。 アレックスのVスキルⅠなら腕をぐるぐる回して次の技を強化する。Vスキルを発動した瞬間にVゲージが溜まる。 ・Vトリガー 今作の目玉システム。発動するには強パンチ・強キックを同時押し。 Vゲージがマックスの時だけ発動できる。 強力な技を発動できたり、身体強化、技性能が一定時間アップするなど様々な効果がある。 リュウのVトリガーⅠなら効果中、「波動拳」が「電刃波動拳」に変化して弾速がアップしヒットするとダウンを取れる。溜め打ちも可能となり最大溜めをガードさせるとガードブレイクを起こす。 ユリアンのVトリガーⅠなら、「エイジスリフレクター」を2枚まで張ることができる。 ・Vリバーサル ガード状態からキャンセルして出すことができる。発動するにはガード中にパンチ3つ同時押しまたはガード中にキック3つ同時押し パンチかキックかはキャラによって変わる。 発動した瞬間にスタン値を減少させる。スタンしそうな時に出すと安心できるね。 Vリバーサルは2タイプある。 発動した瞬間相手に打撃技を放ち、攻めの継続を阻止するタイプ。ダウンさせるかどうかはキャラクターによる。 発動した瞬間相手の裏側に回り込むタイプ。 どちらも打撃、飛び道具に対して無敵になるのだが、投げには無力である点に注意。 読まれてタイミングよく投げを繰り出すようなVリバ狩り行動も存在する。 以下、2/22アップデート以降追記 ・Vシフト、Vシフトブレイク 発動するにはレバー入力をせずに強パンチ・中キックを同時押し。 そしてVゲージを1本消費する。 発動した瞬間に青いオーラを纏いながらバックステップする。 発動すると投げに対して完全に無敵状態になり、打撃、飛び道具に対して特殊な受け流しを行う状態になる。 硬直も短めで使いやすい防御手段だが、読まれて前歩きなどされるとさすがに結構なダメージを入れられるだろう。 さて、気になっているであろう受け流しについて述べよう。 Vシフト発動中に打撃技と飛び道具に当たると、画面全体がスロー演出になってそのまま硬直終了まで無敵状態になる。 受け流し成功時は消費したVゲージの半分を回復しながら反撃を行える。 もちろん隙の少ない技にVシフトを成立させた場合は反撃が限られるのだが、大きな隙をさらす攻撃に発動した場合はそこから大きなダメージを取ることができる。 遠目で受け流してしまった場合は全キャラに用意されているVシフトブレイクを使おう。 Vシフト成立中にもう一度強パンチと中キックを同時押しすることで発動できる。 大きく前進して遠目の隙に反撃する技を繰り出す。 このとき与えるダメージはリカバリアブルダメージである。 ちなみにリカバリアブルダメージとは、時間経過で回復する白色で表現されるダメージである。次に攻撃を当てると通常のダメージに加えてその白い部分もダメージとして与えられる。 Vシフトブレイクはガードされても反撃されないので、Vシフト成立中に何を出せばわからない時はとりあえず出しておくといい。 2/22アップデート対応! カウンター 相手の特定の動作中にこちらの攻撃を当てると、画面上に「COUNTER」の表示が出る状態をカウンターヒットと言う。 効果としては、相手ののけぞり時間が増える。つまり普段繋がらない攻撃がコンボになる。上級者はカウンターヒット確認で技をつなぐ。ありえん。 カウンターヒットが起こる相手の動作は以下の通り。覚えよう。 攻撃判定が出ている動作中。通常技や必殺技を出した時に定められた数フレーム中に攻撃を当てるとカウンターヒット成立。 無敵技の硬直。攻撃判定が出終わっても無敵を持つ技の代償として設定されている。昇竜をガードしたらカウンターヒット! バックステップ中。バックステップは投げ無敵があり、3フレーム目から空中判定という強い状態だがカウンターヒットになる状態である。 小技を当てられても地上コンボが繋がらないが強攻撃を当てると後述するクラッシュカウンターが発生して手痛いお仕置きを与えられる。 ・クラッシュカウンター 今作の目玉システムの1つ。 上述したカウンターヒットのタイミングで、各キャラの対応した強攻撃を当てると、画面上に「CRASH COUNTER」の表示と一瞬画面が停止する演出と共に相手キャラが大きくのけぞる状態。 強攻撃からさらに様々な攻撃を当てられるので普段はできないコンボ始動になる。 さらに、発生した瞬間に自身のVゲージが溜まるので、Vトリガー発動までの時間が短縮できる。 しかし、普通の攻撃よりも多く連続技による威力低下補正が入るので、必ずしも最大ダメージを取れるというわけではない点に注意。 起き攻めと受け身 初心者が一番ダメージを取られて負けてしまう原因が被起き攻め時である。 ・起き攻め 起き攻めってなーに?という方もいるだろう。簡単な解説をさせていただく。 投げやしゃがみ強キック、昇竜拳などのヒットさせたときに相手がダウン状態になり、起き上がるまで操作不能の無敵状態になる。 その動けない状態の相手に様々な技をあらかじめ用意して攻めを継続する行動が起き攻めである。 無敵状態が切れるタイミングで技をちょうど当てると、起き攻めを受ける側が無敵技以外はガード、もしくは投げ読みの行動を取るしかない。 なので起き攻めは強いのでダウンを取れる技は重宝されるのだ。 ・受け身 「起き攻め強すぎ!一生こかされてループするやん!!」 試合で起き攻めされすぎてこう考えてる人も居るかもしれない。 しかし、絶対ではないが起き攻めを回避する手段がある。 それが受け身である。 ストⅤの受け身には2種類ある。 その場で素早く起き上がるその場受け身。 ダウンした瞬間にパンチ2つ以上同時押し、また真下方向に入力を入れると成立する。 後ろに移動してから起き上がる後ろ受け身。 ダウンした瞬間にキック2つ以上同時押し、また後ろ方向に入力を入れると成立する。 この2つの受け身は起き上がる場所、タイミングが違う。 つまり起き攻めのタイミングを揺さぶることができる。 もしダウンからドンドンダメージを持っていかれるのであれば、この2つを使い分けよう! 技によっては受け身不可だったり、その場受け身不可の技もあったりするのでそれだけは注意! 受け身を取らない選択はほとんど見てから何でも技を出されてしまうので目的がない場合はなるべく避けよう! 参戦キャラクター紹介 + 初期キャラ リュウ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 初心者向け 言わずと知れた主人公!ミスター格闘ゲーム! 波動拳、昇竜拳、竜巻旋風脚という格ゲー3種の神器はこれからも後世に語り継がれていくだろう。 基本の技を全部持っており、格闘ゲームの基本を覚えるのに最適のキャラです。 このキャラをうまく動かせるようになったら他のキャラでも絶対に上達できます! 飛び道具の性能が良く、ダッシュの速度も早いのでストレスフリーに使えるでしょう。 半面、突出した強みや崩しの手段に乏しいので勝ち上がるには相当な鍛錬が必要。 ケン imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ リュウのライバルでありマスターズ財団の御曹司。 ストⅤになってからリュウとの差別化が大きく図られた。 飛び道具の性能はそこまで高くないものの、Vスキルや竜巻旋風脚を利用した攻めの押し付けと継続が魅力的。 ジャンプ攻撃が強いというのも勝つために重要なパーツです。 攻めっ気が多くなる分細かい状況判断が必要ですがやりがいのあるキャラです! ナッシュ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ ガイルの親友であり、今作のストーリーの裏主人公。 飛び道具の速度が遅いため盾にしながら攻めを展開できる。 さらに、その発生は遅いのだがその分隙が短いため飛んで避ける相手を刈り取ることも比較的簡単にできる。 しかし、無敵対空がゲージを払わなければ存在しないので、距離を見て技を使い分ける必要がある。 Vトリガーで相手に奇襲したり、画面端からの脱出もできる。この技の使い方次第でナッシュの勝ち筋は膨大に広がっていくだろう。 歩き速度が遅い代わりにダッシュが早いのだが、その分相手の置き技に注意! ベガ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 今作では髪が白くなり、渋さが増してかっこよくなったベガ様。 全部の技が強いと言っていいほど強技揃い。 足がめっちゃくちゃ遅いが、リーチが長いので当てて近寄っているといつの間にか追いつめている。 EX技がとことん強いので無理やり防御をこじ開けることができる。 前ダッシュで一瞬姿を消すが裏回って移動はできない。 だがVトリガーⅠの効果中であればそれが可能なため、一気に近寄ってガード方向を揺さぶる攻めができる。 うまくガードされても攻めのターンは継続しているため、相手は苦しい時間を相当強いられる。 春麗 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 全キャラ中1番コスチュームが多い!という面で初心者にもオススメ! 自分の個性を出したいという時に豊富なコスはとてもうれしい。 性能としてはイメージ通り長い足技をふんだんに使って攻めを組み立てる。 っていうか手を使った技も長い。 相手のレンジの外から無理やり攻撃してコンボに持ち込むことができれば起き攻めで相手をいたぶれる。 地上戦も飛び込みも強いが、対空が距離によって回答が変わり難しいので、距離ごとの最適解を体に染みつかせよう! キャミィ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 安定した強さとお手軽なコンボで勝ちに近づきやすいキャラ。 近距離でラッシュをかけるキャラであるため、まずは近づかなければならないが、空中で軌道を変化させる強力な技を持っており、それによって対空されづらいという長所がある。 さらには飛び道具をすり抜ける技もあるので、相手に近づくのは比較的容易である。 ダウンを取れる技が多く、起き攻めも強いので一生こかせ続けることも場合によっては可能。 先述の通りコンボも簡単なのでダメージを安定供給しやすい。 機動力キャラの中では相当初心者にオススメの部類である。 ただ1つ、空中変化技を低空で出すのが難しいため、練習を重ねなければならない。 かりん imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 初心者にはオススメできない 神月家のお嬢様。 ギャグレベルの財力を持っているので話の展開もさせやすい便利キャラ。 性能としては本当に難しい。 高火力、豊富な攻め手、強い判定、優秀な起き攻めを持つ。 しかし、コンボが死ぬほど難しい。必須テクである「刹歩」最速キャンセル「天狐」というものがあるのだがそれが安定して出せなければ高火力が生かせないし、起き攻めに行くこともできない。 もし使用する場合は色々な攻略記事を読んで安定した操作を身に付けよう! 自分には無理っす!!! バーディー imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 初心者向け ドーナツ大好きなかわいいキャラ。 でも汚いよな。 飛び道具こそVスキルの特殊な物しかもっていないものの、優秀な対空技、リーチの長い小技、どの距離からでも安定してコンボに持ち込める突進技など勝つためのパーツを多数所持している。 さらには強力な投げ技を持っており、EXで出した場合はほとんどの人類が反応できない速度で移動してから投げをお見舞いする。 通常技のリーチが長いためボタンを押すだけでも強かったりする。 コンボも簡単で見た目もかわいいので初心者には本当におすすめのキャラだ。 レインボー・ミカ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ ザンギエフに憧れてプロレスの世界に飛び込んだ女の子。Vトリガーで同期のナデシコを呼び出すけど卑怯とは言うまいな? モーションの出来がものすごくいい。 ザンギエフに憧れるだけあって投げ技が豊富で威力も高い! 前入れ中パンチから画面端へ投げつけ、プロレスさながらのロープによるリバウンドで相手に追撃できる。 立ち強キックを溜めることができる。溜め版は長い距離を飛ぶドロップキックだが、それがとても強力。 ヒットした場合はコンボ。ガードされた場合は有利状況を取れるためさらに攻めが継続できる。 迎撃される以外はいい結果しか起こらない超絶強技である。 しゃがみ強キックやVスキルなど飛び道具対策になる技も複数あるので、うまく相手の癖を見ながら組み立てよう。 ザンギエフ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ ロシアの赤きサイクロン 今作では文字通りザンギエフ自身が赤くなる Vスキルを使ったり、「ダブルラリアット」で飛び道具をいなしながらジリジリと近づいて高威力のコマンド投げと打撃技の択を迫る。 そうしてダウンさせたらあとは図々しい起き攻めのターン! 打撃を振ればガードを固めるから投げが通る! 投げ続ければジャンプをするから打撃が通る! 表裏一体の攻撃を使っていかに相手を思い通りに動かせるかがカギになる! もちろん相手は死ぬほど嫌がって逃げ続けるけど頑張って追いかけましょう。 バルログ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 美しいスペイン忍者。 今作のバルログは溜めキャラではないのだ!軽やかな動きと長いリーチでチクチク攻める。 爪を付けているおかげでリーチも判定も強いのだが、一定回数ガードをすると爪が壊れて次のラウンドまで使えなくなってしまう。 爪を取り外しす技で使える技を切り替えつつ、爪の負担を減らそう。 強パンチ 爪外し 強パンチ といったような強力なコンボルート、隙消しルートもあるのでうまく使っていこう。 Vトリガーも独特でしかもかっこいい。 全ての動きが美しいので文字通り華のある戦いができるぞ。 ダルシム imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ インド人は火を噴いたり手足伸ばしたりテレポートしないらしいぜ・・・。 手足を伸ばして超リーチの通常技でチクチクと削っていく。 しかしその手足にも当たり判定があるので飛び道具や判定の強い技に逆に狩られてしまうこともある。 コンボも難しいものがそろっているが、飛び道具が山なり軌道でゆっくりと飛んでいくためそれを警戒させて有利な位置取りを展開することもできる。 「ヨガテレポート」は相手の後ろに急に現れることもできるので、先述したゆっくりの飛び道具と合わせて使うと遠距離から表裏のガード揺さぶりができる。 ゆったりとしたペースだが確実に職人キャラである。 ラシード imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 初心者向け ラァァァァァァァァシィィィィィィィィドォォォォォォォォ~~~~~~~~ 曲がかっこいい。アラブ系爽やかイケメン。実はストⅤの主人公。 全キャラで唯一ステップではないランタイプのダッシュができる。 機動力が高く、さらに空中を飛び回ることができる。まさに荒ぶる風のラシードといったところか。 飛び道具が独特で、少し前方に進んでから斜め上方向に飛んでいくので飛び込みで避けられにくい。 さらに強みとして、とりあえず振っていい技がある。 中距離では強パンチをとりあえず振っていい。判定が強いしクラッシュカウンター対応技なのでコンボ始動の技にもなる。 ただ対空の使い分けが難しいので、対空技をどの距離で振っていくかを何度も研鑽して慣れていかなければならない。 ララ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ ストリートファイターⅢシリーズに参戦しているショーンのお姉さん。 え!?電撃出せるのってブラジル人だからってわけじゃないの!? 機動力+投げ+択のキャラ。 Vスキルやダッシュで颯爽と動き、投げや打撃技で有利なダウン状況を作り出す。 持続時間が長く弾速が極端に遅い電撃の飛び道具を使うことでガードを強制する・・・と見せかけて投げたりと、噛み合うとやりたい放題できるキャラ。 長い通常技も相まって様々な状況から相手に近づいて戦いを仕掛けることができる。 小技をガードさせてからの遅らせコマンド投げとかまじで見えない。きつい。 対になる選択肢の下段技とかも厄介。運ゲーじゃねこれ? とはいえ荒らし性能が高いキャラは逆に荒らされるのに弱いのが鉄則。ガンガン前に出られるとつらいものがあるぞ! ネカリ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ どう見ても萌えキャラ。初心者向け 殺意の波動の関係者とか、古代のアステカの戦士だとか設定が盛られているが何も回収されることはなかった。 ゼネラルストーリーでは格下狩りのスライムである。ヘリを使えば追ってこられないぞ! 全キャラ中唯一発動したら永続で効果を発揮し続けるVトリガーを持っている。 その間は機動力、攻撃力共に大きく上昇するため非常に強くなる。 欠点としては、Vゲージを使ったVリバーサルが発動できなくなってしまうため、削り目的のCAを回避する手段を失うという点がある。 Vスキルが2つとも特殊な飛道具であり、慣れるまでは対処が難しい。 立ち回りで振る強キックなどの判定が強いため、うかつに手を出すと痛い目を見る。 ファン imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ F.A.N.G 超超トリッキーキャラ。 山なり軌道で2つ飛んでいく飛び道具や、長い手足による通常技が厄介。 そして何より特徴的なのが「毒」システムである。 VスキルⅠを当てると、ガードの上からでもお構いなしに時間と共にダメージが蓄積されていく。 これにより相手を焦らせて強制的に動かすことができる・・・かもしれない。 飛び道具を抜ける移動技もあるが、そこからが中距離近距離の読み合いになるため熟練度の差が出てくるところになるだろう。 + シーズン1追加キャラ 2/22以降更新あり ガイルの軽い起き攻め紹介あり アレックス imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ あっ!MUGENで見た人だ! ストリートファイターⅢシリーズの主人公であるアレックス。 であるのだが、リュウが偉大過ぎたため、彼が主人公であるという事実を知る者は少ない・・・。 強いところと弱いところがハッキリしているパワーファイター。 当てたい技、ガードされてもいい技のレバー前入れ強パンチで出せる「ラリアット」が非常に強力。 そこからコンボに行ったり、択をかけて相手を揺さぶっていこう。 しかし、小技や下段技からのコンボが貧弱であったりそもそも無かったりするのでコンスタントにダメージが取りづらい。 コマンド投げも攻めの継続が難しいので単発火力で終わってしまいがち。 防御面に関してもまとわりついてくる相手に切り返す手段がないので非常に苦しい時間を強いられる。 その分高火力技を叩き込んだ瞬間がとても気持ちいいので癖になるキャラでもある。 一言で言ってしまうと、弱いキャラであるのだが、戦い方次第でガンガン相手を沈めることができるだろう。 ガイル 2/22アップデート対応 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 我等がカシヲさんの使用キャラ!溜めキャラの代表格!!サマーソルトとソニックブームで相手をコントロールしろ!!! ついでにレジェンドプロゲーマーのウメハラさんの使用キャラでもあるよ。 皆さんご存じのガイル。 特徴的な髪型もさることながら、必殺技が「サマーソルトキック」と「ソニックブーム」のみという非常に渋いキャラ。 しかし、その2つの技は非常に安定した強いシナジーを持っている。 隙が短く、強度によって極端に違う弾速でうかつな行動を許さない飛び道具「ソニックブーム」 非常に広い範囲で、対空でもヒットからCAに繋ぐことのできる完全対空技「サマーソルトキック」 初心者相手ならこの2つだけで勝つことも可能なほどのポテンシャルを秘めている。 だからと言って遠距離チクチク飛んだらサマソ・・・だけではないのが恐ろしいところ。 弱ソニックを盾に相手に近寄り、手が出せないのをいいことに投げや下段で揺さぶっていくことができる。 さらに下段や投げを躱しながら撃てる前入れ強キックや、リーチの長い前入れ強パンチなど攻めの選択肢も豊富。 守りに徹した相手の崩し方を習得していくことが勝利に繋がっていくだろう。 2/22アップデート以降追記 ソニックの有利フレームが弱くなったりした。 でも中Pが強くなった。 全体的に弱体化らしいけどそれでも強キャラに名を連ねる。 プロが苦しんでそうなのでオススメの起き攻め載せていきます!! 色んなダウンを取る手段があるけれどプロは主にサマソからダウンを取るから、そこからのレシピを載せます。 (もちろんこの起き攻めたちは全部無敵技に負けます) gifにする予定だったから声入ってる場合もありますが許して その場受け身狩り 前ステディレイ投げ サマソでコンボを締めた後、その場受け身を取った相手を投げるレシピ。 サマソの硬直中の終わり際に前ステを入力しておくと最速で出るよ。連打しすぎで2回前ステを出さないように! 前ステの後最速で投げると相手のダウン復帰の投げ無敵にカチ合ってしまうので一瞬だけ遅らせよう。結構猶予が長いので落ち着いて慣らしていきましょう。 この起き攻めは相手が投げを入力していた場合投げ抜けされてしまいますが、打撃・ガードには一方的に勝てます。 前ステ中P 前ステ大P サマソでコンボを締めた後、その場受け身を取った相手に打撃を重ねるレシピ。 サマソ後に最速前ステ、最速中P・大Pでいい。全部最速なのでラク。 大Pで重ねるとサマソにまで繋がってもう一度起き攻めができる。中Pで重ねるとソニックに繋げることになるので、ガードされているときに出し切っても低リスク。 この起き攻めはガードをされると防がれますが、相手が暴れていた場合に成立します。 弱ソニック前大P 一番低リスク。とりあえずガードさせて有利フレームを取りながら近づくのもいい。体力リードのままタイムアップが狙えるならこれで距離を離すのもいい。 その場受け身の場合、弱ソニックがヒットしていた場合にgifの通り何かしらが繋がる。 弱ソニックをそのまま追いかけてガードさせた後に投げ、中Pなども面白い。 何もしないより5万倍いいからとりあえず起き攻めはしようね。 この起き攻めは相当低リスクですが、相手がリーチの長いCAなどで暴れていた時に反撃を受ける場合アリ。 後ろ受け身狩り 前ステ微歩き投げ サマソでコンボを締めた後、後ろ受け身を取った相手を投げるレシピ。 基本その場受け身の物と一緒だが、投げを入力するタイミングがちょっとだけ遅い。 その場受け身用の起き攻めの後からこちらに切り替えることは不可能なので、後ろ受け身を狩る場合は割り切って入力を遅らせよう。 何度も起き攻めして癖を読んで狙いを絞れるといいね! 前ステ前中Kコパサマソ サマソでコンボを締めた後、後ろ受け身を取った相手に打撃を重ねるレシピ。 これは全て最速入力でいいので楽。 注意することは、カウンターヒットでなければ前中Kからコパが繋がらない。まあ大体起き攻めでヒットするときは相手が暴れているときなので心配はいらない。 それよりも前中K コパ サマソが溜め時間がシビアで難しいので、前中Kを入力した後は発動を見ずにすぐにレバーを下に入れよう。失敗してもしゃがみガードになるだけなので恐れずに挑戦しよう。 投げ一点読みで前中Kを前大Kにしてもいい。その場合サマソまで繋がるがリスクが高い。 中ソニック前ステ前大P 中ソニック前ステ大足 その場受け身の時とは違い、中ソニックでしっかり重なる。 ヒットしていた場合は前ステからコンボが繋がるが、ヒットを見てから前ステでは間に合わない。どうせガードさせてもこちらが有利なので前ステを入れ込んでしまってもいい。 弱ソニックの場合は重ならないがもちろん追いかけて択を迫れる。 低リスクなので接近が恐い時は積極的に使っていこう。 プロが苦しんでそうなのでオススメのVトリガー発動載せていきます!! 大足キャンセル 大足キャンセルVトリガー発動でガードの場合でも大幅な有利フレームを取ることができる。有利な読み合いの機会が1回増えるので勝ちをもぎ取るための武器になる。 ヒットしていた場合は大幅な有利フレームからどんな攻撃でも重ねられる起き攻めに行ける。相手キャラが起き上がりモーションを始めたのを見てから中Pや投げを重ねるといい。 大足VT微歩き投げ 即投げると有利フレームが多すぎてスカってしまうので、いい感じに待ってから投げる。慣れと相手のガードバックをよく見ることが大事。 大足VTしゃがみ中P もちろん立ち中Pを打ってもいい。起き攻めと同じくうまく重ねると全てを刈り取ってコンボに繋がる。 大足VT前大K投げ読み 大足VT前大K失敗 これは強欲な手段。 投げ読みで打つ太い択。当たったら超強い。 ソニックブームキャンセル ソニックの根本を当てるとVトリガーでキャンセルできる。 基本的に大足キャンセルと同じですね。 ソニックVT前大K投げ読み ソニックVT前大K失敗 こんな感じになります! もちろん中Pや投げを重ねてもいいですよ! 2つを組み合わせた読み合いからのコンボの例 大足VTからの起き攻め 強いでしょ?頑張ってトレモから慣れていこう! いぶき imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 相手を翻弄するJK忍者。 素早いダッシュ技や裏周り技で相手を崩し、一度ダウンさせたら見づらい起き攻めで一気に体力を削るキャラ。 ダウンさせずともVトリガーを利用してガード方向が定まらない攻撃を仕掛けることができる。 その分ジリジリとした攻防は苦手なので、どこかで思い切りのいい行動をとることが必要である。 バイソン imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 超重量級パワーボクサー。 今作の個別ストーリーモードのバイソン編とエド編は必見である。粗暴な印象だった彼とエドの不器用な絆がうまく描かれている。バイソンが好きになること間違いなし。 ストⅤ屈指のかっこよさのCAを持ち、衣装も非常に似合っている。さらに超パワーファイター、超突進型でとても華がある。 コンボやVスキルが難しいが、相手にターンを譲らない闘いをするためにはぜひ習得したい。 圧倒的な勢いで圧倒的に相手を圧倒するので勝利の喜びも圧倒的。 ジュリ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 左目に埋めこまれた義眼が「風水エンジン」と呼ばれる特殊なユニットであり、そこから超常的な力を得ている。 波動拳コマンド+キックで蹴り上げる攻撃を行う。もう一度同じコマンドで、各強度で別の技が出る。 一手遅れる要素ではあるのだが、いずれも強力なジュリの立ち回りに欠かせない技である。 さらにそれらの技は互いにキャンセルができる関係であるため、1つ引っかかるとどんどん距離を詰めてコンボに移行できる。 火力は意外と高いので丁寧な立ち回りを心掛け、Vトリガーの爆発力でガンガン攻めよう。 ユリアン imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ プロ(プロゲーマーの意)も認める強キャラ。 長い手足から繰り出される優秀な牽制。 当たれば減るコンボ。 横押しが強い飛び道具。 対空からコンボに繋ぐことができるしゃがみ強パンチ。 さらに何と言っても、発動するだけで相手がうかつに動けない、最強の起き攻め、投げを通すと唯一CAにコンボでつながるVトリガーⅠが非常に強力! こんなん弱体化必至やろ・・・。 しかし、勝つためには攻めの選択肢を有利状況とはいえいくつも通す必要があるので、読み負けが続くと意外とあっさり負けてしまう。 いかにして相手が嫌がる状況を作り出すかが勝利のカギになる。 + シーズン2追加キャラ 豪鬼 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ ミスター裏ボス。殺意の波動。 今作の豪鬼も今までのシリーズと同じように攻めが特に強い。 通常の飛び込みと織り交ぜるように空中で波動拳を撃ちながら飛んでこられるとタイミングが計れず非常に対空しづらい。 通常技の判定も強く、中キックはこのゲーム最強とも名高く「膝」と呼ばれて恐れられている。 灼熱波動拳で横押しも強く、奇襲技も豊富で起き攻めもセットで付いてくることから総合力が非常に高い。 その反面、体力が非常に少ないので、無敵技や読み負けから一気に負ける可能性も十分ある。 強い対空も持っているので相手の動きをよく見て、攻めの選択肢を少しでも多く習得していくのが勝ち続けるための一歩となる。 コーリン imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 氷の力を操る。悲惨な過去があることが示唆されている。 使いやすい強キックとVトリガーを持つ。 さらに扱いやすい突進技を持ち、そこから下段技でコンボに入ることもできる。 唯一通常状態でカウンター技を持っているため、カウンターマニアにはたまらないキャラ。 離れたところで発生する飛び道具も持っており、特殊な攻め方ができる。 よく使うEX技が弱中強のボタンの組み合わせで性能が変わるため、専用のキーコンフィグが必要な場合もある。 エド imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 初心者向け ボタンを2個押すだけで必殺技が出せる!! コマンドが難しいという初心者の声を受けて誕生した格闘ゲームの歴史を塗り替えたキャラ。 パンチ2個押し、キック2個押しでそれぞれ技が出る。 初見での扱いやすさは全キャラ1位だろう。 しかし、その反面勝つためのパーツがしっかりそろっているとは言いづらく、中段攻撃がないため一生しゃがみガードされると辛い。 有利フレームを取れる強い行動がいくつかあるため、それを当てながら相手の行動を読み切り、最適な行動をとる必要がある。 なんだかんだ言ってもとてもお手軽なキャラなので1度は触ってみるのもいいだろう。 アビゲイル imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ かわいい。初心者向け 『ファイナルファイト』の敵キャラがストⅤ参戦。 歴代最大サイズのキャラである。 最高レベルの体力を持つため非常にタフ。 実は投げキャラではない! アーマー付きの突進や、長い通常技を相手のリーチの外から当てて高火力コンボもできる! このでかい図体だと飛び道具が避けづらい・・・のだが、飛び道具を打ち消したり跳ね返す技も持っているため意外と万能に戦うことができる。 Vトリガーも相当な爆発力を持っており超豪快な対戦が実現できる。 異質なキャラではあるのだが、楽しいストⅤライフを送れること間違いなし! メナト imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 上級者向け 見た目も声も非常にかわいいのでとても人気がある。 ただし、死ぬほど難易度が高い。 まず波動拳コマンドで手に持った水晶を飛ばして空中に設置ができる。 その状態で水晶とメナトで相手を挟むと、あらゆる攻撃が水晶を引き戻す攻撃でキャンセルできるので非常に強い。 しかし、もちろんその強さは水晶との距離にもよるので、挟んでから壁際まで押されてしまうと手元に水晶がないことが逆に不利な状況になることもある。 しかも水晶を持っているときと持っていない時で通常技の性能が違う。 そして何より難しいとされるのがVトリガーⅠである。 周囲に6つの小さめの水晶を浮かばせるの。それらは各種攻撃ボタンに対応しているのでどの水晶が何ボタンに対応しているかをまずしっかり覚える必要がある。 発射方法は各ボタンをちょっと長めに押して指を離す、もしくはパパッと連打するとなんかとんでってくれる~。 隙の大きい攻撃の後にいい感じに飛ばしたら隙を消すことができる。 飛びながら出したら表か裏か分からずガード方向を揺さぶれる。 当てると長いコンボを展開もできる。 でもこれがむずいんだなあ。 こんなむずいキャラまじで使えへんで。 トライアルもマジできつかったわ。 是空 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 基本形態は老人状態だが、コマンド入力で若返る。 老状態は遠距離から飛び道具を打ち消しながら出せる謎理論超リーチキックで相手の動きを抑制しながら、ジャンプは対空技で落としながらじっくり攻める。 若状態は近距離に詰めていく技が豊富で、突進から距離を詰めて択を迫っていく。 2つのスタイルをうまく使い分けるので相手は戦いづらいことこの上ない。 若状態では防御面が弱いなどのスタイルごとの弱点を押し付けられると年齢を変える隙がないので根性でガードを徹底しよう。 + シーズン3追加キャラ さくら imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 見様見真似で波動拳を出す女の子(公式設定) 全キャラ中1番歩き速度が速い。 そのため思わぬ距離から前歩きで投げ間合いに接近し、通常投げを繰り出すことができる。 波動拳や昇竜拳、竜巻旋風脚のような基本技も持っている。 が、波動拳は硬直が長いのでガードされて反撃を受ける距離では撃ちづらい。 溜めるとガードされても有利のため、隙を見てしゃがみ中キックキャンセルなどから図々しく溜め波動を撃とう。 昇竜拳にあたる咲桜拳だが、これは対空にはあまり向かない。 弱は一応真上ぎみの飛びに早出しで対空出来る。EXは無敵があるが、前進するので使いづらい。 なので対空はしゃがみ強パンチなどの通常技などで対空するのがいいだろう。 竜巻旋風脚にあたる春風脚は、コンボに使うとダウンは取れないのだがその後に攻めを継続できる。 弱と強とEXはガードされても確定で反撃は受けないため、攻めの起点にもできる。 ブランカ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ ブラジル人って電撃出せない上に緑色にもならないの!? 溜めキャラであるがとてもアクティブに動き回るキャラ。 コマンド投げ、下段判定で弾の下をくぐれるスライディング、相手の裏に回る特殊なダッシュ技など様々な行動で相手を翻弄する。 Vトリガーではローリングの姿勢のまま空中を飛び回るのでさらに相手を混乱に陥れられる。 反撃のしづらい技も多数あり、空中からの強襲も非常に強い。 しかし、地上戦は弱めに設定されているので相手に対空や無敵技での切り返しをを意識されると非常に厳しい。 何としても相手の防御を貫く姿勢が勝利を呼び込むキャラである。 ファルケ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ エドと同じくパンチ2つ以上同時押し、キック2つ以上同時押しでそれぞれ技が出る。 それに加えて、パンチボタン長押しで力を溜めて、立ち状態、しゃがみ状態、ジャンプ状態でそれぞれ異なる飛び道具を出せる。 棒を使って戦うため、リーチが非常に長い。 その分発生が遅かったり隙が長いので、相手の攻撃を出したいタイミングを読んで合わせていくことが必要となる。 強い要素は持つものの、接近戦が非常に弱く、飛び道具もコンボに使うか単発で終わってしまうような性能であるため痒い所に絶妙に手が届かない。 とはいえビジュアルが非常にいいので人気はある。 最弱候補だけど頑張れ!!いつか超強化来るさ!! コーディー imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 皆さんご存じ、『ファイナルファイト』の主人公のうちの一人。 ハガー市長、ガイと共にメトロシティをマッドギアの脅威から救った英雄。 なのだが、ストリートファイターzeroでまさかの囚人となって参戦し、以後のストリートファイターシリーズでもおなじみのキャラとなった。 今作ではメトロシティの市長をハガーから受け継いでいる。・・・なんで? それにより、武器の仕様や石を投げつけるといったアウトローなスタイルは身を潜めている。 ところが!Vトリガーを発動したときは例外であり、鉄パイプやナイフをどこからともなく取り出して非常に楽しそうに闘う姿を見ることができる。 性能としては、当たれば追撃可能でガードされても確定反撃の無い突進技を持つ。 さらに、体力を消費して撃てる無敵技のVスキルⅠや、弱パンチ連打で出るコンボなど、ファイナルファイトを再現した技も特徴的だ。 Vトリガー中の固めが強力なので、無理やりリーチの長い技や突進技でこじ開けて体力をもぎ取ろう。 G imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 諸君、私が世界大統領である。 とか言いながらストリートファイトを動画にとって公開するYoutuber。 全てが謎。設定も謎。 ストⅢのキャラ「Q」との関わりがあるとも噂されている。 性能としては、専用の技レベルという概念を持ち、そのレベルを上げることで3段階で必殺技が変化する。 非常に強力な技がそろっており崩しの択も多いため、無理やり相手の防御をこじ開けて勝ちをもぎ取る、さながらブルドーザーのような戦い方ができる。 レベル次第でコンボにもつながるコマンド投げや、遠距離から下段判定で突進してVトリガーキャンセルで大ダメージを狙ったり、飛び道具無敵で見てから繰り出せるキックなど崩せる要素は様々。 だが、コンボが比較的難しかったり、レベル管理も必要なので意外と気を回すところが多いので使いこなすには相当な場数が必要となる。 サガット imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 涅槃仏の存在を初めて知ったのはストⅡのサガットステージでした。 リュウのもう一人のライバルであるサガットがストⅤに参戦! 対戦前演出で虎を連れているぞ!愚地独歩か? 過去作から一貫した特徴である波動拳コマンド+パンチで出せる、しゃがみで避けられる上弾と波動拳コマンド+キックで出せる地面スレスレを這う下弾を使い分けて相手を揺さぶる。 上弾はジャンプで避けづらく、下弾はジャンプをしなければ低姿勢技でもくぐれないので確実にヒットかガードを迫ることができる。 相手が飛んできたところを対空技の「タイガーアッパーカット」で刈り取ったときは非常に気持ちがよく、所謂「飛ばせて落とす」という飛び道具キャラの神髄を味わえるキャラ。 しかし、ストⅤは飛び道具無敵技が豊富で強い傾向にあるのでサガットにとっては向かい風。 遠距離から相手を思い通りに動かせたときはとても優越感に浸れるので遠距離好きにはオススメです。 そして、サガットを語る上で欠かせないテクニックが存在する。 それがステハイキャンセルである。 レバー前入れ強キックでステップハイキックという特殊技を出すことができる。 クラッシュカウンター対応技であり、前に踏み込んでからハイキックを繰り出すので遠目の対空としてそのままでも使える技ではあるのだが・・・。 この技の前に踏み込む部分、攻撃判定が出る前のステップは必殺技でキャンセルできる。 これにより、ステップハイキック キャンセルEXタイガーアッパーカット と繰り出すことでEXアパカの前進も合わさり相当遠くから高火力対空ができる。 それだけでなく、遠目の位置で打ち上げる攻撃が当たった場合にステハイキャンセルで追いかけながら技を叩き込みコンボを成立させられる。 テクニックが必要だが面白い動きができるのでやり込み甲斐は抜群だ!! え?ステハイキャンセルありきでコンボが設定されてるだろって・・・? 君のような勘のいいガキは嫌いだよ。 + シーズン4追加キャラ 影ナル者 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 通称「カゲ」 前作までの殺意の波動に飲まれたリュウのポジションだが、今作のリュウは殺意の波動の破壊衝動を克服しているのでこのような形式での参戦となった。 コンボを伸ばす技のコマンドが後ろからの半回転なので慣れるまで対人で使うのは少し難しい。 攻撃力が高く、固めも優秀なので自分のペースを維持できれば一気に勝利に近づくことができる。 波動拳が全く飛んでいかないので、飛道具としては発生の遅い灼熱波動拳を使用する必要がある。 また、体がリュウなので足が短い。リーチが足りずに前に出たところを技を置かれていて大ダメージというのはよく見る光景。 何とか相手の行動を抑制してこっちに有利な状況を作り出そう。 ポイズン imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ カプコンの悪乗りで性別がわけわかんないことになっているキャラ。 このキャラも『ファイナルファイト』出身。 鞭を使う関係でリーチがとても長い。 飛道具は持たないがそのリーチの長さで実質飛道具と同じように鞭を振ることができる。 構え状態になる技があるので、強攻撃を構え状態になることでキャンセルし、さらに構え状態をすぐキャンセルすることでコンボを伸ばすことができる。 これはガードされたときの隙消しとしても有効な手段であり、冷静に状況を見極めて使っていくと相手をいつの間にか画面端に追い込むことができるだろう。 対空も非常に優秀なのでうまいこと行けば画面端に相手を幽閉できる。 EX必殺技で下段中段と択をかけられるのでこちらに分がある読み合い勝負に持ち込め! ルシア imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 関西弁+金髪の正義感あふれる女性警官。 初出は『ファイナルファイト タフ』 ダルシムと同じように山なりの軌道を描く飛び道具を所持している。 着弾するまでの間、相手はうかつに手を出せないので様々な技に派生する突進技の「ガンスモーク」で距離を詰めて有利な読み合いを仕掛けよう。 逆に接近をしないと攻めきれないほどリーチが短いので、近づく手段を豊富に用意する必要がある。 エドモンド本田 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 初心者殺し最強キャラ こいつの百貫落としで初心者や対策不足、めくり苦手な人は死滅する。生きていけない。 スーパー頭突きも非常に厄介で、高速で突進してくる癖にガードしてもろくに反撃を受けない。ずるい。 Vトリガーも非常に強力。急に和風の効果音と共に画面端へ連行する投げを発動し、起き攻めまでついてくる。 とはいえ、対策をされると技をぶっ放すだけではもちろん勝てない。 距離限定のコンボや独特な軌道を描く垂直ジャンプ強パンチなどもあり、やり込み要素も結構多い。 相手に積極的に嫌な思いをさせる攻め攻めのキャラなので、太い選択肢を取れる人が使うととても強いキャラになるだろう。 ギル imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ ストリートファイターⅢシリーズのラスボスがストⅤに参戦! 炎の力と氷の力を自在に操る秘密結社の神。 全キャラ中唯一「クラッシュカウンター」を発生させることができないという特徴がある。 そのかわり、EX必殺技やVトリガーをヒットさせた時、相手を炎または氷やられ状態にする事が出来る。 その状態で逆の属性の技を当てると【反属性】という効果が発生する。 大きく空中に吹き飛んだり、通常より長くのけぞったり、威力が上がるなどの効果があり様々なコンボに繋ぐことができるのでとてもやりがいがあるキャラだ! セス 2/22アップデート対応 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ ストリートファイターⅣシリーズのラスボスが女性型になってストⅤに参戦!(CV:大塚明夫) 圧倒的な手数と火力で相手を圧倒するキャラ。 体力とスタン値が相当低いので、殺られる前に殺るのが鉄則。 人造人間的な設定で、ストⅣの頃は他の参戦キャラの技をコピーして自分の技として使っていたが、ストⅤではなんとカプコンの他格闘ゲームシリーズの技をコピーしているのだ! 例を1つ挙げると、「ヘカトンケイル」という技はカプコンが昔作ったジョジョの奇妙な冒険第3部の格ゲーからDIOのムダムダラッシュをコピーしている。 なんでもアリかよこいつ・・・。 実は通常技の1つ1つにも元ネタがあったりする非常に愛されているキャラクターなのだ!! ちなみに相当強い。 2/22アップデート以降追記 手足もがれました。 + シーズン5追加キャラ ダン imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 復讐に生きる拳士 かつてムエタイ王者サガットに挑み命を落とした父親の仇を討つべく、リュウやケンの師匠である剛拳に師事した。 しかし、ダンの中に眠る復讐の炎を見抜いた師匠は彼を破門にする。 それでも自己流ながらに鍛錬を進め、ついには自身で編み出した流派「サイキョー流」の道場を開くまでに至った。 彼はまだまだ発展途上であり、必殺技も伸びしろが多いが「断空脚」という技だけは別格に強い。 なぜなら彼の父親がサガットの右目を奪い、後に「タイガーニー」として使われるほどの技だからだ。 父の魂と熱く燃える心を宿した悲しき復讐者、それがダンなのだ。 上記はすべて本当の設定です。 こんなシリアスな背景を持っておいて実際は挑発大好きな公式最弱設定のへっぽこファイター。 挑発だけの超必殺技を毎回持っていたり、そもそも存在自体が他社の格ゲーキャラのオマージュだったり、全く飛ばない飛び道具やダッサいフォームの対空技、フレーム状況もリーチも悪い通常技、いったん失敗して投げなおす投げ技などネタに事欠かない。 今作では様々な動きができるものの、やっぱりいまいちパッとしない性能なので間違っても強キャラにはなれないであろう。 だが上記の通り「断空脚」の性能はガチなので、うまく使いこなせばちゃんと戦うことができる。ただの弱キャラではないのだ。 なんだかんだ愛されているキャラである。 ちなみにショップの声はダンの妹の百合子。これも他社パロディ。 ローズ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ ソウルパワーを操る気高き戦士 実装されて間もないうちにこの文章を書いています。初心者はこのキャラに丸裸にされるでしょう。初心者殺しの塊です。用心してください。 見えない表裏、優秀な弾抜け、高速Vゲージ貯め、設置技など初心者が苦手とする要素がこれでもかと詰まっている。そりゃないぜカプコンさん。 ちゃんと性能を解説すると、セットプレイと通常技が優秀だが、通常時の火力はそこまでなく、ジャンプのふんわりで落とされやすいのでいかに強い行動を取れるかの頭脳戦の側面がある。 押し切られたり攻め手が少ないと負けてしまうのでキャラの動かし方に慣れる必要がある。 慣れるととても自由度の高いキャラなのでとても楽しく遊べるおもちゃになるぞ!トレモサイコー!! ちなみに設定的な話で言うと メナトの師匠であり、ベガを封印するという使命を持ったソウルパワーの使い手。 マフラーにソウルパワーを伝導させて闘う姿はまるでリサリサ(ジョジョ2部) ちなみに本来なら前作までのコスチュームが用意されるはずのノスタルジックコスで着ているのはリサリサ初登場の仮面付けた船頭衣装(ジョジョ2部) ぶっちゃけ見た目とか風呂好きとかよくわからない力使うとかⅣの頃の超必殺技とかまんまリサリサ(ジョジョ2部) というような特徴があるぞ! オロ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 最強おじいちゃん ストリートファイターⅢシリーズに登場したオロがストⅤに参戦! 過去作では強すぎる故にハンデとして服の中に腕を入れて片腕で闘っていたが、今作では片手に亀を持っているため片腕で闘うことになる。 なんで? 性能としては他のキャラと違う部分が多く、まず二段ジャンプ可能という大きすぎる特徴がある。 他にも、ストⅤでは中攻撃から中攻撃に繋ぐコンボが基本であるが中パンチが相手を空中にカチ上げる性能のため、コンボレシピが独特である。 飛び道具や対空技も持っているため、立ち回りはそれなりにこなせるがコンボに持ち込むための技が軒並み発生が遅いのが難点。 しかしVトリガーの爆発力が凄まじく、ロマンが溢れている。 具体的には、全ゲージを使用するものの中段下段択から、600ダメージ越えを叩き出す。おじいちゃん加減して。 ダルシム以上に仙人然とした姿、飄々とした振る舞い、常軌を逸した技の数々・・・ファンが多いのも頷けるキャラである。 あきら imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 功夫ライダー あの「ジャスティス学園」からあきらが参戦! え?ジャスティス学園知らない?・・・ほらあれだよ、カプコンが昔出した3Dの・・・愛と友情のツープラトンの・・・ ぶっちゃけ俺もよく知らん! あきらはスタンダード寄りの使いやすいキャラです! 突進技や無敵対空もあるので色々な状況に対処しやすい。 Vトリガーで兄の「醍醐」を呼んで立ち回りを強化したりとVシステムとの相性も良さげ。 そして何より、VスキルⅡでエリアルコンボができるのだ! VスキルⅡを相手に当てると上空にカチ上がっていく。そこでジャンプを入力するとその高さまで追いつき、通常技を何発も打ち込むことができる。 感覚的にはギルティギアシリーズのダストアタックに近い。 技の使いどころがハッキリしていて、さらに面白いシステムまで持っているので初心者にもおすすめできるキャラになっている。 気になったら是非使ってみてね! ルーク imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 公式紹介ページ 初心者にもオススメ 新世代の挑戦者 ストリートファイターⅥの主人公と噂されているが実際のところはマジで不明。 チャラそうな見た目とは裏腹に根はまじめで、強さとは何か、その先にあるものは何かを追い続けている。歴代主人公のようなストイックさが上記の噂の信憑性を高めるね。 ルークの必殺技は使いやすいものが多く、弾速の速い飛び道具、立ち回りでガードさせていい突進技、対空性能の高い昇龍など、欲しいものを多く持っている。 通常技も3F技持ちであり、癖があるが差し合いで使いやすい前進する立ちパンチ技を取り揃えている。 反面、コンボ難易度が高く、しっかりダメージを取りたい場面ではタイミングの難しいボタン長押し技の成功を要求される。 もちろんそのコンボを使わずとも十分戦えるのだが、ある程度ルークに慣れてきたのなら必要となってくるので、いずれ習得したい技術である。 ルークの最大の特徴はそのVトリガーにある。 ルークのVトリガーは発動後、なんと制限時間タイマーが自動で回復するのだ! さらに技を当てても回復する。ルークがVトリガー専用技を使うか、攻撃を受けた場合にタイマーが減少するのだが、 そのために相手を無理矢理攻め込ませるという駆け引き材料が生まれる。 もちろんVトリガー技の性能はとても高いので、相手は早々に対処しなければならない。 今までにない使用感で新しい対戦になること間違いなし! コメント 自由にコメント、編集してください! プロがいつまでも格ゲーにはまってくれるように作りました。圧です。 して欲しい解説などありましたらコメントください 解説ページ感謝です! コマ投げの一回転コマンドについても説明があるといいかもしれません フレームの概念のところの相手が~してきた場合の別窓がおかしなリンクになってる気がします。 ほんまや・・・後日直しますね・・・ろだしんだかな・・・ とりあえずリンクなおしました! コメント 更新履歴 + 更新履歴 2024/02/20 スト6やれ 2022/04/02 微調整。 2022/03/28 最終アップデートについてを追加。はじめと比べると本当にいいゲームになったなあ。 2022/01/27 遅ればせながら最後の追加キャラクター「ルーク」の項目追加。あとは最終調整を待つのみ。 2021/08/17 新キャラの「オロ」「あきら」の項目追加。オロ楽しすぎ。 2021/04/20 シーズン5追加キャラの項目を増やしました。ローズ楽しいね。 2021/04/10 9日にやった奴の続き。「システム」の「フレームについて」にyoutubeの動画を埋め込みました。 2021/04/09 gif画像がまた見れなくなってたので動画を埋め込む形で更新しました。フレームの動画だけ後日載せます。 2021/03/22 「システム」の「フレームについて」でgif画像へのリンクが変なサイトに飛ぶようになってしまっていたのを修正しました。ご迷惑をおかけいたしました。さらにガイルの起き攻めなどのテクニックを更新しました。 2021/02/23 「システム」の「Vシステム」に「Vシフト、Vシフトブレイク」についてを追記。セスのかわいそうな事実を追記。 2021/02/22 ストⅤの購入できるバージョンをシーズン5に対応。 2021/02/21 アプデの日付間違えてたわwごめんな!w あと、「システム」の「コマンドについて」を追加。プロ、誕生日おめでとう。 2021/02/12 ウィンターアップデートについてを追加。 2021/02/09 gif画像を別窓表示に。システムに「起き攻めと受け身」追加。 2021/02/08 諸々完成
https://w.atwiki.jp/nintendo_vc/pages/554.html
ストリートファイターII TURBO ストリートファイターII TURBOデータ 概要 他作品との関連 データ カプコン 2007年08月10日配信 カプコン 1993年07月11日発売 ジャンル:ACT プレイ人数:1~2人 コントローラ:GC・クラコン 使用ブロック数:47 攻略ページhttp 紹介ページVC公式 概要 対戦格闘ゲームで、アーケード作品「ストリートファイターII TURBO」の移植に相当する。「 TURBO」でなく「TURBO」なのは版権の都合だとか何とか。 アーケード版はもともと海賊版(レインボー等)の対策として作られた作品。「II 」をベースに・一部キャラに必殺技を追加・ゲームスピードの高速化・技性能のバランス調整を行った。当時はストII独り勝ち状態が終わり「餓狼伝説スペシャル」等ライバル作品の知名度が増してきていた時期でもある。結局ストIIシリーズはこの後フルリニューアルした「スーパーストリートファイターII」をリリースする事になる。 本作はもちろんアーケード版の移植なのだが、それ以上に「前作でやれなかった事のリベンジ」でもある。例えば…・同キャラ対戦および四天王の使用が可能に・勝利時の「YOU WIN!」等ボイス関連の増加・前作で収録できなかった樽ボーナスステージの追加 「ストII 」準拠のノーマルモードと「ストII TURBO」準拠のターボモードを選択する事ができる。タイトル画面も各作品を彷彿とさせるカラーに変化するのが芸コマ。 他作品との関連 VCで配信されているソフトストリートファイターII(SFC) スーパーストリートファイターII(SFC) ストリートファイターII (PCE) ストリートファイターII PLUS(MD) スーパーストリートファイターII(メガドライブ版)(MD)メガドライブ版はオンライン対戦に対応。 ファイティング・ストリート(PCE)初代「ストリートファイター」の移植。 ファイナルファイト(SFC)当初はストリートファイターの続編として開発されていた。 VC配信が期待されるソフトストリートファイターZERO2(SFC) 関連するアーケード作品ストリートファイター(AC) ストリートファイター(6ボタン版)(AC) ストリートファイターII(AC) ストリートファイターII (AC) ストリートファイターII TURBO(AC) スーパーストリートファイターII(AC) スーパーストリートファイターIIX(AC) ストリートファイターZERO(AC) ストリートファイターZERO2(AC) ストリートファイターZERO2ALPHA(AC) ストリートファイターZERO3(AC)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/9206.html
登録日:2010/07/15(木) 18 37 25 更新日:2024/08/30 Fri 16 26 55NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 1987年 CAPCOM カプコン ゲーム シリーズ項目 ストZERO ストⅡ ストⅢ ストⅣ ストⅤ ストリートファイター スパⅡ 伝説 元祖 対戦格闘ゲーム 格ゲー 格闘ゲーム 道端のならず者 開祖 「俺より強い奴に会いに行く」 カプコンを代表するゲームの一つ。 略称はSF、ストファイ、スト○(番号)など。 90年代の格ゲーブームを牽引し、ブームが過ぎた現在でも「国産格ゲー」の代名詞として扱われる、世界的に高い人気と知名度を誇る(シリーズ総売上は海外限定ゲーに抜かれたが)。 基本的なシステムは2D対戦型格闘ゲームを参照。 ストーリー上の大まかな時系列ではI FF(同時期)→ZERO→II EX(同時期)→IV→V→III→6。 ただし長いシリーズを重ねているため後付設定が多く、 それぞれの作品間で設定が矛盾していることも多いのであくまでも目安である。 作品間で矛盾点がある場合は基本的に最新作での設定が上書き優先されている。 【歴史】 1987年 初代『ストリートファイター』が稼働。 1991年 『II』稼働 1995年 『ZERO』及び『ザ・ムービー』稼働 1996年 『EX』稼働 1997年 『III』稼働 2008年 『IV』稼働 2016年 『V』発売 2023年 『6』発売 【歴史】 【ストリートファイター】《初登場キャラ》 【ストリートファイターⅡ】シリーズ《初導入システム》◎パワーゲージ、スーパーコンボ ◎投げ受け身 ◎空中コンボ 《派生作品》 《初登場キャラ》 【ストリートファイターZERO】シリーズ《初導入システム》◎空中ガード ◎ZEROカウンター ◎ZEROコンボ(ZEROのみ) ◎オリジナルコンボ ◎イズムセレクト(ZERO3のみ) 《初登場キャラ》 【ストリートファイターIII】《初導入システム》◎ブロッキング ◎スーパーアーツセレクト ◎EX必殺技 ◎リープアタック ◎スタン値(気絶値)の可視化 《初登場キャラ》 【ストリートファイターⅣ】《初導入システム》◎セービングアタック ◎ウルトラコンボ、リベンジゲージ 《初登場キャラ》 【ストリートファイターV】《固有システム》◎クラッシュカウンター ◎Vスキル ◎Vゲージ 《初登場キャラ》 【ストリートファイター6】《ワールドツアー》 《バトルハブ》 《システム》《ドライブシステム》 《ファイティンググラウンド参戦キャラ》 独立した作品【ストリートファイターEX】 【ポケットファイター】 【その他】 【中平漫画】 【他メディアのストリートファイター】 【ストリートファイター】 シリーズ最初の作品。 テーブル筐体とアップライト筐体の両方が発売された。 格ゲーでアップライト筐体というのは業界史上、最初で最後(多分)。 サイズの大きなレバー&ラバー製のボタンなど今やると非常にやりにくい。 特にテーブル筐体の場合、大きな特徴として技の強弱を判定するのに圧力センサーボタンを使っていたこと。 要はボタンはパンチとキックの二つだけで、そのボタンをぶっ叩く力の強さ/押下時間でパンチやキックの強弱が変わる。 この圧力センサーは割と固く、強弱の叩き分けが難しいうえにすぐに手が痛くなってくる。不評だったのか後に通常基板6ボタン筐体で出荷。 またこの作品は「2D格闘ゲーム」というジャンルが確立する前の作品であるため、開発側としては「各国の腕自慢と戦う アクションゲームの一種 」という認識だったようだ。 そのため一旦『ファイナルファイト(仮題・ストリートファイター'89)』というベルトスクロールアクションに進化した。 ちなみに、1990年に「2010 ストリートファイター(*1)」というファミコンゲームが発売されているが、本作のシリーズとは無関係である。 《初登場キャラ》 リュウ ケン 元 バーディー アドン サガット イーグル:イギリス代表の棒術使い 烈(レツ):日本代表の破戒僧 激(ゲキ):日本代表の忍者 ジョー:アメリカ代表のマーシャルアーツ使い マイク:アメリカ代表の黒人ボクサー 李(リー):中国代表の拳法使い など 【ストリートファイターⅡ】シリーズ 当時はまだ年代設定を稼働・発売年に合わせていたため、1991年~1994年が舞台。 上記の通り、営業サイドの意見で『ファイナルファイト』のタイトルは「ストリートファイター’89」になる予定だった。 しかしカプコンUSAが望んでいたのはあくまで「 対戦格闘ゲーム 」だったようで、このタイトルが発表されると 「これは『ストリートファイター』ではない」といった意見が国内外から寄せられたらしく、 「ストリートファイター」の名前は、次の対戦格闘ゲームに取っておくことになり、 「それならば最初から『ストリートファイター』の続編を作ろう」ということで立ち上がった企画がこれだ。 元祖対戦型格闘ゲームであり、後の格ゲーに多くのシステム・概念が引き継がれた。 原点らしいシンプルさと荒削り故の奥深さが魅力。 『ストリートファイター』といえば最も有名な作品がコレである。 それ故か、派生バージョンもシリーズ最多。どんどん増える+αに対し「いつになったらストⅢになるんだ」とよくつっこまれた 《初導入システム》 ◎パワーゲージ、スーパーコンボ 『スーパーストリートファイターII X』において初実装された、いわゆる超必殺技。 行動によりゲージが増し、満タンになった状態で特定のコマンドで非常に高威力で隙のない技を放てる。 超必殺技自体は『龍虎の拳』の方が先で、SNKのものは不利な状態からでも形勢逆転が狙えるド派手な大技というコンセプトで一貫していたが、 こちらは自分が攻撃をヒットさせたり、必殺技を使用することでゲージが増えるようになっている・必殺技を発展させたスーパーコンボが多いなど、設計思想から違う。 豪鬼の圧倒的強さを演出する為にも一役買っている。 ◎投げ受け身 同じく『スパⅡX』で実装されたシステム。 投げられた際の特定のタイミングで同じ投げ入力を行う事で、受け身を取ってダウンせずに体制を立て直す。 強力な起き攻めを拒否できるのが利点だがタイミングはシビア。また、本来の投げのダメージの半分はそのまま食らうので投げを成立させた側も一応ダメージは取れる。 掴み投げに対しては発動できないので、投げ受け身を見越して一定ダメージの投げと連打で総合威力を上乗せできる掴み投げを使い分ける選択肢も生まれた。 以後のナンバリングでは掴み投げが廃止され、相手の通常投げを直接振りほどいて無効化する 投げ抜け に変更。 投げ抜け周りのテクニックが「〇〇グラップ」と呼ばれるのは『ウルIV』まで『グラップディフェンス』と言う名前だった名残。 ◎空中コンボ 同じく『スパⅡX』では、特定のキャラに定められた特定の攻撃に限り、空中で仰け反って吹き飛び状態の相手に続けてヒットさせることが可能に。 リュウとベガのジャンプ中Pや、多くのキャラのスーパーコンボが該当。この時期はスト2シリーズの集大成として試験的に取り入れたものという側面が大きい。 以後のシリーズでは標準的な仕様となり、『空中追撃でダウンさせる技は起き攻め/吹き飛ばして復帰させる技は着地攻め』といった知識も問われる様になっていく。 『ダッシュ』ではダルシムに対して掴み投げ後の空中吹き飛び状態に食らい判定があり追撃できるのだが、こちらは調整ミスなので本来想定した挙動ではない。 《派生作品》 IIシリーズ派生バージョン一覧 II-The World Warrior- 最初のバージョン。いわゆる『ストⅡ』と言えばこれを指す。ハイパーでの略称は主にN。 プレイヤーの使用可能キャラは8人だけで同キャラ戦も不可。シャドルー四天王もまだCPU専用だった。 II’-CHAMPION EDITION- 通称『ダッシュ』。対戦バランスの調整を主眼に置いて開発されたバージョン。ハイパーでの略称は主にD。 無印『Ⅱ』では使えなかったシャドルー四天王のプレイアブル化、及び同キャラ対戦の実装がメイン。 また対戦中にダブルKOや体力同点のタイムオーバーが1ラウンド発生した際、双方同点で突入する第4ラウンドがファイナルラウンド扱いとなった。 このファイナルラウンドでは一切のスコアが加算されない上に、そこでも同点だった場合は両者ともにゲームオーバーとなる。(*2) 本作はプロテクトが脆弱だったのか、この『ダッシュ』をベースにレインボーを始めとした改造・海賊版が多く出回ったことも有名。 II’TURBO-HYPER FIGHTING- ↑の海賊版を一掃するためにリリースされたバージョンとも言われている。通称『ターボ』。ハイパーでの略称は主にT。 ゲームスピードが全体的に引き上げられ、一部のキャラに新必殺技が追加された。 追加技で有名なのが「ザンギュラのスーパーウリアッ上」…ではなく、ザンギエフのハイスピードダブルラリアット。 他にも気功拳やヨガテレポートなど距離対策が設けられ、ハメ殺しになりにくいようになった。 他にも対戦バランスの調整が行われ、『ダッシュ』までの異常な火力は本作以降落とされていった。 海賊版一掃を謳っていた通り、プロテクトも強化されている。 SUPER II-The New Challengers- 新キャラ4人を追加したバージョン。通称『スパⅡ』。ハイパーでの略称は主にS。 対戦バランスの更なる調整はもちろん、本作よりコンボやリバーサル成立時に加算されるスコア「テクニカルボーナス」が導入された。 加えて、Tまでは共通だった男性キャラのボイスが個別化された。 ゲームスピードがターボ以前のダッシュ時代と同じ仕様でリリースされたため、ターボのスピードに慣れたプレイヤーからは不評だった。 これは『スーパー』の開発がターボ以前から始まっており、ターボは海賊版対策の面で急遽リリースされたために『ターボ側が』ゲームスピードを差別化したという側面が大きい。 SUPER IIX-Grand Master Challenge- 『スパⅡ』から半年と経たずにリリースされたバージョン。通称『スパⅡX』。ハイパーでの略称は主にX。 パワーゲージとスーパーコンボが追加。 細かい点でも、ほぼ全キャラに新技が追加、一部の技に空中で複数回ヒットさせられる空中コンボ属性の追加がある。 また、豪鬼が初登場したのもこのバージョン。 対戦バランスもカプコンのデバッグチームがテストプレイをしまくったのが功を奏し、ハイパーがリリースされた後も現役で稼働しているゲーセンがまだ存在するほど。 HYPER II-The Anniversary Edition- アニバーサリーエディションの副題通り、ストリートファイターシリーズ15周年記念タイトル。2003年発売。 通称は『ハパII』。 Xをベースとしているが、歴代の全バージョンのキャラを使用可能。 細かいバージョンとしては初期版、AC版、カプコレ版の3種類。 アーケードスタジアム2ndに入っているのはAC版で、ファイティングコレクションに入っているのはカプコレ版準拠だが、Nキャラでの同キャラ対決が出来る決定版。 《初登場キャラ》 春麗 E.本田 ガイル ザンギエフ ダルシム ブランカ M.バイソン バルログ ベガ再登板キャラ:『Ⅰ』→リュウ、ケン、サガット ≪スパⅡ追加キャラ≫ キャミィ フェイロン T.ホーク ディージェイ ≪スパⅡX追加キャラ≫ 豪鬼 【ストリートファイターZERO】シリーズ 『ZERO』『ZERO2』『ZERO3』があり、派生作品に『ZERO2 ALPHA』『ZERO3↑(アッパー)』『ZERO3↑↑(ダブルアッパー)』がある。 時系列は『ZERO』『ZERO2』では『I』から数ヶ月後、『ZERO3』は『I』から1年後。 従来シリーズのグラデーションを駆使したリアル志向のドット絵とは一転し、アニメチックな絵になっている。 『ファイナルファイト』からの参戦キャラクターが多いのも特徴。 スーパーコンボゲージが3段階に分けられ、スーパーコンボも弱中強で使い分けできるようになった。 スーパーコンボが1キャラに複数用意されているのもZEROシリーズ特有の特徴だったりする。 《初導入システム》 ◎空中ガード その名の通り、ジャンプ中にガードできるようになった。 時間は限られているが上中段を防げ、下段は当たらない優秀な行動であったためか、 以降のナンバリングには存在せず、マヴカプなどのクロスオーバー系作品にのみ採用されている。 ◎ZEROカウンター ガード中にコマンド入力することですぐさま反撃するカウンター技、いわゆるガードキャンセル攻撃。 スーパーコンボゲージを1本消費する。 ケンやナッシュなどのリーチが非常に長いZEROカウンターを持つキャラの待ちプレイに拍車をかけるためか、 ZERO2ALPHAのみ消費量が1.5本となり回転率を悪くする調整を施された。 ◎ZEROコンボ(ZEROのみ) タイミング良くボタンを押すと通常技から別の通常技へと派生させられるというもの。 元は『ヴァンパイア』シリーズのチェーンコンボから。 ◎オリジナルコンボ ZEROコンボに変わって『ZERO2』から登場。ゲージを消費し、一定時間あらゆる行動をキャンセルできるようになる。 これによりプレイヤー独自でコンボを組み立てるという新たなやりこみが生まれ、そして『ZERO3』のV-ISMや『CVS2』のAグル、あとはユンの幻影陣などとして 実装された作品の全てで 猛威を奮った。 ZERO2&2ALPHA、3で仕様が大きく異なるため、同じシステム名にあって要求される知識は別モノ。 以下に各作品での仕様を記す。 ZERO2 発動時の入力はPとKを組み合わせたボタン3つ同時押し。性質は以下。 スーパーコンボレベルに応じて3段階まで発動時間が変化する 発動後に自動的に高速前進する(=後退できないので必然的にガードも不可) 空中追撃が無制限になる 必殺技と一部の空中通常技に対してコンボ補正が掛からない 発動時、密着状態でガードしていない相手を地上仰け反り状態にする これらの仕様を組み合わせてお手軽に高火力コンボを叩き込める半面、発動時の入力が統一されていることから発動時の消費ゲージの使い分けができず、 回避された場合は膨大な隙を晒した挙句にスーパーコンボゲージを最低5割~最大で全て失うという非常にピーキーなシステムであり、総じてハイリスクハイリターンであった。 コンボとしては必然的に大方のキャラで『しゃがみ強Kで浮かせて同種の必殺技で追撃しまくる』というレシピに落ち着くことになる。 ZERO2ALPHA 発動時の入力は強P強K同時押し。この変更により、スーパーコンボを3つ所持するキャラはオートモードを選んだ際に簡易発動に割り振られていたスーパーコンボの1つが入力の重複で発動できなくなった。 一部の必殺技が空中追撃に対応しなくなり、コンボ補正も掛けられるといった風に無印版で悪さをした大半の仕様が下方修正気味。 春麗やロレントはともかく、ダンにとって数少ない高火力を出せる技の断空脚がオリコン中のみコンボ補正を掛けられたのは意図的なものなので黙って受け入れるべし。 ZERO3 発動時の入力は同じ強さのPK同時押し。性質は以下の様に変更。 発動後は本体の動きをトレースする残像が出現する 発動時に入力したボタンの強弱により残像の攻撃の発生タイミングが異なる 自動前進せずに動きを制御可能 自動的にゲージ段階を上乗せする形なので消費ゲージの使い分けができないことと、ガード不可なのは据え置き。 自動前進しなくなったことでコンボをミスした場合もフォローを効かせやすくなり、また簡単入力で長い無敵時間を持った割り込みが可能ということもあって導入のバリエーションが大幅に増加。 空中発動した場合に何も入力しなければ着地まで無敵が続くという仕様から、対空技を確定で無効化して攻めに移行できるのは特筆に値する。 残像の時間差攻撃に伴う画面端ループコンボや中段/下段/めくりの同時重ねといった凶悪連携が可能になった他、着地キャンセルによる空中受け身封印による半永久的な空中追撃でのゲージ回収など 大本の根幹となる基本システムの調整ミスを悪用したやり込みによって凄まじいまでのポテンシャルが明るみに出て、上級者との格差を押し広げることとなってしまった。 以降オリジナルコンボというシステムの是非をめぐる対立が横行するなど荒れに荒れた時期もあり、 差別化を施してカプエス2やカプジャムで採用されたことはあれど、近年ではほぼ採用されることはなくなっている。 ◎イズムセレクト(ZERO3のみ) スパIIXに近づけた高火力・パワーゲージ1段階制のX-ISM、 オリジナルコンボ以外はZERO2までのゲージ3段階制を引き継いだZ-ISM、 オリジナルコンボが使えるV-ISMのどれかを選べる。 CAPCOM vs. SNKの「グルーヴセレクト」の元ネタ。 《初登場キャラ》 ガイ(ファイナルファイト) ナッシュ ローズ ソドム(ファイナルファイト) ダン再登板キャラ:『Ⅰ』→リュウ、ケン、サガット、バーディ、アドン 『Ⅱ』→春麗、ベガ 『スパⅡX』→豪鬼 ≪『ZERO2』追加キャラ≫ さくら ロレント(ファイナルファイト) 殺意の波動に目覚めたリュウ 真・豪鬼再登板追加キャラ:『Ⅰ』→元 『Ⅱ』→ダルシム、ザンギエフ 『スパⅡ』→キャミィ ≪『ZERO3』追加キャラ≫ コーディー(ファイナルファイト) かりん レインボーミカ ユーリ ユーニ再登板追加キャラ:『Ⅱ』→ブランカ、エドモンド本田、バイソン、バルログ ≪PS版『ZERO3』追加キャラ≫ 再登板追加キャラ:『Ⅱ』→ガイル 『スパⅡ』→フェイロン、T.ホーク、ディージェイ ≪GBA版『ZERO3↑(アッパー)』追加キャラ≫ マキ(ファイナルファイト) ユン(*3)再登板追加キャラ:『Ⅰ』→イーグル ≪『ZERO3↑↑(ダブルアッパー)』追加キャラ≫ イングリッド(ZERO3↑↑(ダブルアッパー)のみ) など 【ストリートファイターIII】 年代設定は1997年~200X年の間。初代『ストII』を基準とするならその6年以上、『スパIIX』なら3年以上後。 バージョンアップ版の『2nd IMPACT』、大幅なテコ入れが図られた『3rd STRIKE』もあり、『3rd』は『2nd』までの1年後が舞台。 後述の『6』が発売されるまで、時系列的に最も後の時代を描いたものとなっていた。 キャラクターを一新。従来シリーズのキャラクターはほとんど出ないが、似た性能のキャラクターはいる。 日本国内で格闘ゲーム人気が落ちてきた頃に作られたせいか、海外受けを狙ったキャラクターデザインとなっている。 『ZERO』シリーズを基盤としたアニメ調デザインをブラッシュアップした、重厚ながら洗練された立ち絵が特徴。 しゃがみ状態と飛び道具を不利にし、立ちでの打撃技主体を意識した作りになっている。 また、独自のシステムを多数採用。後の作品の新システムの原案になったものも多い。 その複雑なシステムから難易度が高く、初心者から敬遠され格ゲー離れを促進した。 しかし上級者達の間では人気・評価共に高く、現在でも多くの大会が開かれている。 梅原大吾の背水の逆転劇が有名。 《初導入システム》 ◎ブロッキング 直前ガードの一種。 相手の攻撃が当たる直前に、上・中段攻撃には前方向に、下段攻撃には下方向、空中では前か下のどちらかにレバーを入力すると、相手の攻撃を捌いて完全無効化できる。(削りを受けずゲージも増える) 成功時に大きな有利時間が発生するため、反撃も容易にできるが、ガードとは入力方向が違うのでタイミングをミスると確実に攻撃を喰らってしまう。 3rdからはガード状態からブロッキングができる「ガードブロッキング(通称赤ブロ)」が追加。(この影響で3rdには連続ガードがない) タイミングがとんでもなくシビアだが、通常版よりも有利時間が長く、ターゲットコンボ等の通常では割り込めない連携にも割り込みが出来るため、リターンがさらに大きい。 ◎スーパーアーツセレクト これまでのスーパーコンボに相当する「スーパーアーツ」を全キャラ共通で3種所持しており、キャラセレクト時にどれか1つを選択して試合を行う。 ZEROにあったスーパーコンボレベルの打ち分けはなくなった。 選択したアーツによってゲージの長さやストック出来る本数が異なる。 また2nd以降はゲージが長いor多いほどEX必殺技の使用回数が増えるため、それらも踏まえてアーツを選択する必要がある。 「高威力のスーパーアーツほどゲージが長くてストック数が少ない」「悪さの出来そうな特殊なスーパーアーツはゲージは短いが1ストック」と言う傾向がある。 リュウの真・昇竜拳あたりがゲージ長・ストック少の代表格。 豪鬼だけ、どのSAを選んでも共通で、ゲージ2ストックを全消費するスーパーアーツを持っている。 ある開発者のツイートでは、そのプレイで選んだスーパーアーツは「そのキャラがその技を極めた世界線でのストーリー」として考えているとのこと。 選ばなかった他のスーパーアーツはその世界線では生み出していないのか、理由あって封印したのか捨てたのかといった想像も捗る…とは言い過ぎだろうか。 ◎EX必殺技 『2nd』以降で実装。同カプコンの『ヴァンパイア』シリーズにおけるES必殺技が元ネタ。 スーパーアーツゲージを一定量消費し、通常の必殺技を強化した技を放つ。 その汎用性と戦略性の高さから、その後もシリーズ伝統として採用されている。 豪鬼には実装されていないが、その分通常の必殺技が高性能になっている。 ◎リープアタック 低いジャンプからキャラ毎の空中攻撃を繰り出す、全キャラ共通の地上中段技。 このシステムの導入により、各キャラに最低でも1つの崩し手段が設けられた事で択一攻めの格差は解消された。 差別化の意味合いが薄れたとも言う。 ちなみに同様の共通中段攻撃となるサブシステムはSNKの『サムライスピリッツ』シリーズや『風雲スーパータッグバトル』が先行して取り入れており、ストⅢが起源ではない。 ◎スタン値(気絶値)の可視化 それまでは内部パラメータとして目に見えなかった気絶値が、Ⅲシリーズではゲージとして表示される様になった。 これにより単発攻撃、ひいては一連のコンボに至るまでスタンするまでの目安が把握可能になり、 攻めと迎撃に関与して『総合威力を取るかスタン値を取るか』という取捨選択に一石を投じることに繋がった。 《初登場キャラ》 アレックス ショーン いぶき ダッドリー エレナ ネクロ オロ ユン ヤン ギル再登板キャラ:『Ⅰ』→リュウ、ケン ≪『2nd』追加キャラ≫ ユリアン ヒューゴー再登板追加キャラ:『スパⅡX』→豪鬼 『ZERO2』→真・豪鬼 ≪『3rd』追加キャラ≫ まこと Q レミー トゥエルヴ再登板追加キャラ:『Ⅱ』→春麗 など 【ストリートファイターⅣ】 時系列は『II』と『III』の間。ケンの妻が身篭っており、『III』時点で息子が3歳なので、『III』の3年前にあたる。 EX以来の3Dグラフィックだが、システムはしっかり2D。 シリーズの人気キャラクターの多くが登場するオールスター的なゲーム。 IIシリーズのキャラクターはシリーズが進むにつれて全員登場となった。 IIへの原点回帰をコンセプトとし、グラフィックやモーション、システムなどがIIに近く作ってある。 バージョンアップ版として「スーパーストリートファイターIV(スパIV)」と「ウルトラストリートファイターIV(ウルIV)」が稼働・発売。 パワーゲージは共通で4マスに区切られたものに変更。1/4でEX必殺技、4マス全てでスーパーコンボを使用できる。 ゲージの都合上、本作でスーパーコンボを実践導入するには他のすべてのゲージ消費システムを切り捨てる必要がある。 この仕様はⅣ無印の時点で大きな問題として多くの不満意見があったものの、開発側としてはウルトラコンボに比重を置いているのもあってか結局最終調整バージョンまで変更されることはなかった。 《初導入システム》 ◎セービングアタック 略称はセビ。 溜め中に一発分だけ攻撃を受け止められる溜め攻撃。溜め段階は3レベルあり、Lv2以上でヒット時に相手を崩れ状態にする。 最大まで溜めるとガード不可。ただし、溜め中でも二発分、またはアーマーブレイク属性を持つ技を受けると潰されてしまう。 溜めで攻撃を防ぐとその分のダメージはヴァイタルソースとして残り、リベンジゲージ(↓で解説)も溜まる。 ただし、受け止めてヴァイタルソースになった分の白体力は回復しきる前に攻撃を受けた瞬間消えてしまい、実ダメージとして確定してしまう。 溜め中・ヒット時に前後ダッシュでキャンセルできる。 発動時にゲージを2マス消費し、対応した地上判定の技をセービングでキャンセルできる「EXセービング」も可能。 ウルIVではゲージを2マス消費してアーマーブレイク属性を除く多段攻撃を受け止められる強化版の「レッドセービング」が追加。 通常のセービングと違って、威力1.5倍・攻撃を受け止めた際のリベンジゲージ蓄積量が2倍などになっている。 レッドでEXセービングをやるとゲージを3マスも消費する代わりに、溜めがLv1でも崩れを誘発するようになる。 ◎ウルトラコンボ、リベンジゲージ 略称はウルコン。 攻撃を受ける・セービングで攻撃を受け止めるとリベンジゲージが溜まり、半分以上溜まると全消費してウルトラコンボを発動可能。 ウルトラコンボは直撃すると3Dを生かして派手な特殊演出に突入。リベンジゲージが溜まっているほど威力が大きく上がる。 無印では各キャラ1個だったが、スーパーで全キャラに2個目のウルコンが追加された。 ウルトラではさらに威力や効果時間が落ちるものの、ウルコンを2つとも保持できるウルトラコンボダブルが選択できるように。 そのため、スーパー以降はIIIのスーパーアーツセレクトに相当するウルトラコンボセレクトの要素が加わった。 Ⅲシリーズのスーパーアーツセレクトといい、本シリーズのウルトラコンボダブルの下降補正/スーパーコンボの冷遇といい、 この当時のカプコンはどうにも性能が大幅に異なる大技が同時に使えるというのは邪道というスタンスだった模様。 (よって、超必殺技を複数持っているストファイ正式作はZEROシリーズ・EXシリーズとスト6のみ) リベンジゲージの仕様上、1ラウンドに必ず一度は発動できるようになっているので一発逆転も狙えるが、~ 演出が長い技が多い、また基本受けでしかたまらないリベンジゲージの仕様もあって賛否両論。 《初登場キャラ》 アベル ルーファス C.ヴァイパー エル・フォルテ ハカン ジュリ 剛拳 狂オシキ鬼 セス ポイズン(ファイナルファイト) など 再登板キャラ:『Ⅰ』→リュウ、ケン、サガット、アドン、元 『Ⅱ』→春麗、ブランカ、ザンギエフ、ガイル、エドモンド・本田、ダルシム、M・バイソン、バルログ、ベガ 『スパⅡX』→豪鬼、キャミィ、フェイロン、T.ホーク、ディージェイ 『ZERO』→ガイ、ローズ、ダン 『ZERO2』→さくら、ロレント 『ZERO3』→コーディー 『Ⅲ』→ユン、ヤン、ダッドリー、エレナ、いぶき、まこと、ヒューゴー 【ストリートファイターV】 時系列は『IV』と『III』の間。『III』と同様にいぶきが高校生なので、『III』の数ヶ月~1年前、『IV』の2~3年後にあたる。 初期では家庭用(PS4・Win)のみ発売されていたが、後にアーケード版の「タイプアーケード」も稼働した。 前作ではハードごとにコミュニティが分断されており、それが大会を開くときのデメリットとなっていた。 これによって持ち上がった「コミュニティの統合」という課題に対し、コンソールとPCのクロスプラットフォーム対戦に対応でき、協力もできるという答えをSCEが出したことで実現。 本作も前作同様にバージョンアップ版として、先述したアーケード版の稼働に合わせた「アーケードエディション」「チャンピオンエディション」が稼働・発売。 タイプアーケードはあくまで業務用としての稼働のため、家庭用のストーリーモードと異なりオールクリアしてもエンディングはない。 代わりになるわけでもないが、ストリートファイターシリーズの業務用としては初のトレーニングモードを搭載している。 パワーゲージは3マスのEXゲージになった。1/3で使えるEX必殺技の中には、かつてはスーパーコンボだった技もちらほら。 最大時の超必殺技は「クリティカルアーツ」という名前になっている。 本作は時代に合わせた様々な要素が積み重なり、非常に難産であったことで知られる。 過去作から続投・復活したキャラの大幅なデザイン変更による既存プレイヤーの違和感は言わずもがな、リリース前段階で急遽ゲーム内ショップ要素のゼニーを廃止する措置が取られ、 リリース初期はアーケードモードすら未実装、装飾が無くチープな印象を受けるUI&やたらと小さい勝利メッセージのフォント、 サブシステムとしての工夫を放棄したと取られてもやむなしなVスキル&トリガーの仕様、そしてなによりシーズン制の導入で 『数キャラ分の追加実装時期が早い段階でアナウンスされること』による『全体に性能調整が入ることでキャラ研究の知識がシーズン毎に改訂されて最初から覚え直す必要があるのが確定していること』が 多くのプレイヤーの拒否反応へと繋がり、初動に関してはストシリーズ随一と言っても過言ではない程の悪印象に満ちており、ネガキャンも多々見られた。 特にVスキル&Vトリガーは後に1つずつ追加され、1キャラでさえ4つの組み合わせから選択しなければならないのもあって覚える事がそれまでとは比較にならないほど多く、 それが前もって『次のシーズンで各技の細部の知識は一旦リセットしてもらいます』と事前告知されるのはプレイヤーのモチベーションを削ぎ落すには十分であった。 リリースに関しては決算に間に合わせるために強行したという説が出回っているが、真相は不明。UIは後のアプデで豪華になったが。 シーズン制の採用による『研究のリセット』は現在でも批判意見はあるものの、他メーカーも追従することで業界のスタンダードとなり、それなりに受け入れられて現在に至る。 《固有システム》 ◎クラッシュカウンター 特定の強攻撃で相手の技の出掛かりにカウンターヒットを取ると、通常よりものけぞり時間が延びたり追撃可能な状態で浮かせる…といった特殊なやられを誘発する。 ◎Vスキル キャラ固有の特殊動作。コマンドは中P+中K 後述するVトリガーに続いて、CEからは新たにVスキルIIが追加され、試合開始前にVトリガーと共にどちらを使うか選択できる。 ※例 リュウは攻撃をブロッキングする「心眼」 ケンは前方へのダッシュ及びそこから攻撃を繰り出す「奮迅脚」 ◎Vゲージ IVのリベンジゲージの代わりに登場したゲージ。 消費することで以下の行動が可能。ゲージは先述のクラッシュカウンター成功時やVスキル成功時を除けば、基本被ダメージでしかたまらない点は同じ。 ゲージの長さはキャラごとに異なり、数ブロック単位で決められている。 ○Vリバーサル ZEROシリーズのZEROカウンター以来の実装となったガードキャンセル。 全キャラ共通で1ブロック分消費。 ほとんどのキャラは反撃で白ダメージを与えるふっ飛ばし攻撃タイプだが、一部は反撃せずに移動のみのキャラもいる。 ○Vシフト 1ブロック消費し完全無敵の状態でバックステップする技。シーズン5から追加。 相手の打撃・弾に合わせてタイミングよく使うとスロー演出が入り、Vシフトブレイクと言う白ダメージを与える攻撃に派生可能。(*4) ○Vトリガー ゲージがMAXまで溜まると発動可能。コマンドは強P+強K 時間制限があるが、キャラ固有の特殊効果を得られる。時間ゲージの長さはVゲージに関わらず共通。 中には時間ゲージを大きく消費して特殊な攻撃を繰り出すようになるタイプも。 通常は必殺技でキャンセルできない通常攻撃をキャンセルして始動可能。 IVのウルコン同様にAEからは2個目のVトリガーが追加され、Vトリガーセレクトの要素が加わった。 ※例 リュウは波動拳や昇竜拳といった拳を用いた技が電撃を帯びるようになる「電刃練気」 ケンは各種必殺技を炎で強化する「ヒートラッシュ」 削りダメージについて Vでは必殺技だけでなく、中・強の通常攻撃をガードしても削りダメージが発生するようになっている。 ただし、通常攻撃による削りはIVのセービングで受け止めたダメージ同様に白く表示され、直撃ダメージを受けて消えない限り時間経過で回復する。 加えて、Vでは削りKOがクリティカルアーツでしかできなくなっている。 つまり、体力がドット残りの状態でもガードを崩されない限りは基本大丈夫(ただしゲージ最大の超必を重ねられたらジ・エンド)。 《初登場キャラ》 ●初期から登場 ネカリ ララ ラシード ファン 再登板キャラ:『Ⅰ』→リュウ、ケン、バーディー 『Ⅱ』→春麗、ザンギエフ、ダルシム、バルログ、ベガ 『スパⅡX』→キャミィ 『ZERO』→ナッシュ 『ZERO3』→かりん、レインボーミカ ●DLC追加 コーリン エド アビゲイル メナト 是空 ファルケ G 影ナル者(*5) ルシア ギル(*6) ルーク イレヴン あきら(ジャス学) 再登板キャラ:『Ⅰ』→サガット 『Ⅱ』→ブランカ、ガイル、エドモンド・本田、M・バイソン 『スパⅡX』→豪鬼 『ZERO』→ローズ、ダン 『ZERO2』→さくら 『ZERO3』→コーディー 『Ⅲ』→アレックス、いぶき、オロ、ユリアン、ギル、コーリン(ギルの秘書) 『Ⅳ』→ジュリ、ポイズン、セス(*7) シーズン制に関するよもやま話 Ⅴシリーズで取り入れられ、その後は界隈で標準仕様となったシーズン制に対する評判に対してさらに付け加えると、 前作Ⅳシリーズの集大成となる『ウルトラ』までは調整版毎に独立したパッケージ版が発売されており、 最新版の調整が不満であれば(家庭用のオフラインモード限定という制限はあれど)以前の性能のキャラに留まることができたため、『変わらないことを選ぶ自由』が残されていた。 他にも『ハイパーストリートファイターⅡ』や家庭用『ヴァンパイアセイヴァー』『クロニクル』、家庭用『ウルⅣ』のバージョンセレクトやΩエディションなど、 一部のシリーズでは『過去バージョンを一堂に会して互いに異なるバージョン+追加のオリジナル性能で遊べる』という豪華な仕様を搭載していたため、 追加パッチによる完全アップデートを施すやり方ではそうした確かな需要を完全に切り捨てることで 『二度と以前のバージョンを遊べなくなる』という実情があり、それもシーズン制という要素の大きな弊害となっている。 現在でも『Ⅱダッシュ』や『ZERO2無印』などの調整版以前のタイトルの大会が首都圏のゲームセンターで開かれることがあり、多少歪なバランスでも返ってそれが盛り上がる要因だったりするが、 ストⅤに至っては無印版の対戦会を開こう!といった希望は叶わないし、無印/アーケードエディション/チャンピオンエディションの性能を一堂に会したハイパーストⅤなんて夢のまた夢。 ストⅤの名誉のために補足すると、調整版毎にパッケージ版をリリースするのも取扱説明書で同じ様な内容を再度作成することになり、ディスクの再生産などでも大きなコストが掛かる。 データそのものの更新の方がコスト面で大幅に負担が軽くなるし、パッケージ版を買いに行く手間が省けるという利点もある。 家庭用ウルⅣ発売当時では大きな新システムが複数追加されたこと(上記のバージョンセレクト/Ωエディションも含め)で大幅アップデートによるデータの一本化は シーズン制という認識が全く流通していない当時は混乱を招く恐れがあったが、技術的には黎明期の家庭用コンソールの時点で普通にできた事だった。 事実、『スパⅣアーケードエディション Ver.2012』は前バージョンの所持者は無料アップデートという形で強制的に移行させられており、ストⅤのシーズン制の弊害はすでに前例があったのである。 また、2011年の『アルティメットマーヴルVS.カプコン3』が本来は無印版にDLCとしてキャラを追加していく予定だったものが東日本大震災とPSNのシステム障害の影響により計画が頓挫し、 わずか9か月で調整版を出す方向に舵を切らざるを得なくなったことに対して開発側が少なからず批判を受けたのを覚えているWiki籠りも多いことだろう。 こちらの件は無印版が未だ手元で遊べるという意味では利点があると言えるが、過去を振り返らないユーザーにとってはそうでないのも事実である。 過去のバージョンを遊びたいユーザーにとって、『強制アップデートが施されない=知識を改めなくてもよい』パッケージ版の利点は非常に大きいものなのだ。 シーズン5をもってストⅤシリーズは終着点に達し、知識のリセットを必要としなくなった。 結果的にシーズン制という方針がストⅤシリーズで手放しで受け入れられたとは言い難いが、それは今後の『6』でも方針は変わらない。 開発サイドとしては過去に留まって新作に移行しないユーザーにかまけてもいられないし、常に新しい要素に貪欲になる必要がある仕事である。 完成とは進化を終えたとも言い表せる。時代の移り変わりと共に、ユーザーもそれを受け入れる配慮が求められていくだろう。 それを受け入れられないにしても、最終手段として『それをプレイしない自由』は常に残されているわけだし。 【ストリートファイター6】 IIIの後が舞台。ちなみに 本作のナンバリングはアラビア数字表記になった (*8)。 今回はユーザー離れ対策を意識して、3ボタン+必殺技やコンボを簡単に出せる「 モダンタイプ 」や一人用の大規模ゲーム「 ワールドツアー 」プレイヤー同士の交流を中心とした「 バトルハブ 」の追加といった間口拡大の試みがなされている。 《ワールドツアー》 格ゲー方式のバトルで経験を積んで成長していくのは『ZERO3』家庭版の同名モードに似ているが、 今回はプレイヤーのアバターキャラでストリートファイターの世界を冒険できるストーリー仕立てとなっている。 前日譚漫画とアーケードモードに続く事実上のメインストーリーでもあり、最大のバカゲー成分由来でもある(ストリートファイト合法の治安事情、殺人掃除機/ドローン/冷蔵庫、弟子の学習能力、突進技で川や崖を飛び越えるなど)。 従来のモード「 ファイティンググラウンド 」に登場するキャラが師匠として登場し、プレイヤーは彼らに弟子入りして技を習得していくことができる。 最初はルークの「スタイル(基本的な性能と技のセット)」と必殺技から。ゲームが進めば複数のファイターの「スタイル(通常・特殊技の分割は不可)」と、それぞれの必殺技の組み合わせができるようになる。 DLCキャラクターは使用権を買っていなくても登場し、追加ストーリーと弟子入りが可能。 新規層に向けたこのモードには格ゲーの基礎を学んだり練習するのに向いたクエスト、敵の行動パターンやミニゲームが多く用意されている。 また初代や『ファイナルファイト』を含む各シリーズの小ネタも… 《バトルハブ》 プレイヤー同士の交流をメインとしたオンラインビジュアルロビー。 プレイヤーはワールドツアーで鍛えたアバターを操作し、近未来的なゲームセンターを移動しながら他プレイヤーとのチャットなどを楽しむことができる。 施設内に設置された対戦台にアクセスすれば、任意参加の「 ファイティンググラウンド 」式対戦が可能。気軽に乱入したりされたりすることが出来、対戦の様子を鑑賞することも可能と気分はまさにゲーセンそのもの。 さらにはロビー中央で鍛えたアバター同士での対戦ができたり、ロビー隅にはカプコンが過去に発売したレトロアーケードゲームを遊べる台やDJプレイが楽しめるブースが用意されていたりと息抜き要素が満載。カメラ撮影も可能。 アバターの着せ替えアイテムなどをよく配布しているあたり公式はバトルハブを前面に推している模様で、これまでのシリーズとは一線を画したオンラインモードだ。 なお、「 ファイティンググラウンド 」でのオンライン要素としてはランダム対戦であるランクマッチ・カジュアルマッチや、身内などと集まって一緒に遊べるルームマッチが実装されているが、これらはバトルハブにいながらマッチング待ち・ルーム入室が可能。 《システム》 操作タイプ 従来の「クラシックタイプ」に加え、新たに「 モダンタイプ 」が追加。 必殺技やスーパーアーツを方向キーコマンドなしで出せるSPボタンおよび、アシストボタンを押しながら攻撃ボタン連打で特定のコンボを出してくれるアシストコンボで、練習必須な操作の難しさを軽減しながら駆け引きを楽しめる。 SPボタンを使うと威力がちょっと低かったり、通常技に使うボタンが3つに減ったことで出せない技や、コマンドまたはSPボタンでしか出せない必殺技もあり、簡単になった分ちょっとしたデメリットはある。 あとさすがに溜めなしサマーとかはできない また一部の必殺技はクラシックと同様の通常のコマンド入力に対応しており、SPボタンを使わずコマンド入力すれば威力低下が無くなり強弱使い分けも可能になる。 この手の簡単操作としては極めて完成度が高く、新規参入が大きく増えて本作を人気にした要素の一つ。 格ゲー初心者はもちろんのこと、上級者にもコマンド入力の分のタイムラグを省いて対空やコマ投げなどが出せるということで注目されており、 モダン向けの立ち回りが研究されてプロシーンでも使用されることがあるなど、今までオマケ扱いが常であった簡単操作タイプとは一味違う注目を得ている。 実際に公式のコマンドリストもクラシックタイプとモダンタイプ両方が用意されており、明確に「クラシックと対になるもう一つの操作タイプ」として扱われている。 ただ、過去作でのオートモードの仕様を観てきたプレイヤーからは『クラシックはクラシック、モダンはモダンで明確に住み分けしてほしい』という意見も極一部で根強い。 コマンド入力精度そのものをゲーム内要素として考えるプレイヤーにとっては『確実に技が出るかどうか』も駆け引きのいち要素なので、 威力の下方修正があったところでそうした入力制度を度外視した動きができるのは面白さを損なう不公平で邪道な選択であるという感覚は簡単には拭えないだろう。 それがゲームセンターでワンプレイ毎にお金を費やしていた世代であれば、なおのこと譲れないものがあるというのは知ってしかるべきことである。 とは言えあくまで『住み分け』を望むのであって、モダンを無くせといった意見がほぼ皆無なのは留意されたし。 またこの手の初心者参入のハードルを高めるような意見が格ゲーを衰退させてきたと反論するユーザもいる。 なおカプコンは「モダンが強いと思うならモダンを使えばいい」という旨の発言を行っており、明らかに格ゲーはクラシック操作だけのものではないと宣言している。これを「対立構造を煽ってる」と解釈するユーザもいる辺りが揉めやすい原因か。 ちなみにオフラインの対戦専用だが本当の初心者向けとしてボタンを連打するだけでAIが自動操作で技を出す「ダイナミックタイプ」もある。 スーパーアーツ 今回の超必殺技用パワーゲージは完全に他の用途がないSAゲージになり、キャラごとに1・2・3本消費のものがそれぞれ1つずつ用意されている。 カプジャムのイングリッドのゲージシステムに少し手を加えたと言えば大体あってる。 3本消費のものは、体力1/4以下で「クリティカルアーツ」として強化される。 何気にZEROシリーズ以来、本当に久々に複数のスーパーアーツが標準搭載された仕様となった。 とはいえ、リュウの真空竜巻旋風脚やケンの昇龍裂波など元スーパーコンボのOD必殺技というケースが極稀に残っている。 ヒットさせると相手のドライブゲージを減らす効果もある。 カウンター、パニッシュカウンター 相手の技の攻撃前のスキに攻撃を当てると、「カウンター」となりダメージが1.2倍になりごくわずかに相手がのけぞるヒット硬直時間が延びる。 加えて今回は、技の攻撃後のスキ(いわゆる硬直)を殴ると「パニッシュカウンター」となり、さらに相手の硬直時間が増え、相手のドライブゲージを減らすようになった。 前作と違い、当てる技は何でも良い。ただし 通常投げで相手のパニッシュカウンターを取るとダメージ1.7倍+SAゲージ獲得量2倍になったり、他にも当てる技によっては追撃可能な状態で浮かせたりなどの効果は健在。 《ドライブシステム》 本作特有の共通行動は全てドライブゲージを使用する。 これは試合開始から最大6マスあり、時間経過や攻撃を当てることで増え、ガードやパニッシュカウンターや一部の技を食らったりすると減る性質を持つ。 ゲージが完全に無くなると全快するまで バーンアウト 状態になり、以下のドライブ技が使えなくなるのは当然として、その間はガードも弱体化する。 ドライブ技は過去作の固有アクションを意識したものが多いが、ドライブゲージの「最初から使える」「時間と攻撃で回復する」「通常ガードでドライブから削られる」という点が前作までと打って変わってスト6を攻め重視のゲームにしている。 オーバードライブ必殺技 過去作のEX必殺技のような強化必殺技。「OD」と略される。EXではない。 今回はドライブ2マス消費で出すことができ、OD必殺技→スーパーアーツLv2以上のキャンセルができる。 ドライブインパクト 「IV」のセービングアタックのような、2発分攻撃を受け止められるアーマー付きのアクション。ドライブ1マス消費。クラシックタイプでは強P+強Kで出る。 ヒットすると相手のドライブゲージを1マス減らす。 これで攻撃を受け止めてからor相手の技後の硬直にヒットさせると特殊演出が入り、相手は1.5マスのドライブを失った上で崩れ落ちるような特有のダウンとなってコンボチャンスとなる。 ガードされても相手をドライブ0.5マス削りつつ、大きくノックバックさせる効果があり、これで画面端の壁に叩きつけるとヒット時と同じようにコンボのチャンスが生まれる。 決めればリターンの高い大技だが、相手も後出しでインパクトを出し返すことも可能。この場合はスローモーション演出後に後出し側が勝つため下手に振っていると後出しインパクトで大ピンチになる。 この仕様は初代『私立ジャスティス学園』のシステム『愛と友情のツープラトン』が『発動時の無敵によって後出しツープラトンが一方的に勝つ』という欠陥(*9)をそのまま採用したとも取れる。 後出しインパクトによる反撃はスロー演出も入って盛り上がる展開をもたらすが、プレイヤー層によっては賛否が分かれる話題に上がることもしばしば。 また3発以上は受け止めきれず、ほとんどのスーパーアーツ、またはあるキャラが持っているアーマーブレイク属性の攻撃にも無力となっている。 ちなみにこれを含むアーマーで攻撃を受けた場合、その分のダメージは白く表示され、例によって直撃を食らうまで時間で回復する。 残り体力が足りないと普通にKOなので注意。 逆に相手の体力が残りわずかであれば後出しインパクトが不可能になる(インパクトで返されても削りダメージでそのままKOとなる)のでドライブインパクトの圧力が大きく上がる。 ドライブパリィ 空中・中段もめくりもインパクトも全部対応してくれる特殊ガード。クラシックタイプでは中P+中K。 ドライブ消費は発動時に0.5マス、押しっぱなし時間で更に消費だが、パリィに成功すればドライブゲージは回復する。 「III」のブロッキングのようなアクションだが、タイミングよく押す必要はなくボタン押しっぱなしでパリィの構えを続けている限り、 中段だろうが下段だろうがめくり飛びによる裏側からだろうが打撃・飛び道具はすべて受け止めることが出来るのが大きな特徴。 その代わり投げられるとパニッシュカウンターとなり大ダメージを受けたり、ガード直後に離さないと解除時に結構大きな隙(被パニッシュカウンター判定でガードしかできない)をさらす、といった弱点もある。 またジャストタイミング(入力から2Fまで(*10))で打撃へのパリィが成立すると「ジャストパリィ」となり、「V」のVシフトのようなスローモーション演出が入り、大きな有利時間を得られる。 猶予時間がかなり短いため上級者でも狙って出すのは難しく、ジャストパリィからのコンボは威力が半減する重い補正もあるが、大抵の攻撃には反撃できるため、確実に相手のターンを終わらせることが出来る。 インパクトをパリィすると画面端や体力がないときでもでも安全にやり過ごせる。 普通に出していると解除の隙が意外と大きく、見てから投げに行かれやすいので、上級者は飛び道具相手に使ったり(*11)ジャストパリィ狙いでちょい出しすることが多い。 またジャストパリィは硬直差で大幅有利だが、通常パリィの防御硬直は実は普通のガードと同じであり、パリィを取ったほうが必ず有利になるというわけではない。 ドライブラッシュ ドライブパリィ、または一部の通常技から、必殺技キャンセルの要領で前方にダッシュするアクション。 ドライブ消費はパリィから出した場合は合計1マス消費、通常技から出した場合は3マスも消費する。 最大の特徴が「ラッシュ中に出した技は相手のヒット・ガード硬直時間が4/60秒増える」などの微強化がされること。要するに緑に光った技は基本ガード後に無敵技でしか暴れられなくなるというわけ。 立ち回りの各場面・奇襲・起き攻めからコンボまで、中上級者の攻めの要となる。 ドライブリバーサル 「ZERO」のZEROカウンター、「V」のVリバーサルのようなガードキャンセルふっとばし攻撃。ドライブ2マス消費、インパクトなどのアーマー無効。 これによるダメージは白表示で回復するという点はVリバーサルと同じだが、ガードされると反撃確定になるぐらいには後隙が増えた。 他のドライブ技に比べると影が薄いが、ガードでもパリィでもインパクトですらもろくに反撃が見えない突進技や状況なりを強引に押し返すのに使うことがある。 バーンアウトとガード 今回は必殺技をガードしても削りダメージを受けないようになっているが、代わりにどの技をガードしてもドライブゲージが削られるという仕様になっている。 そしてドライブゲージが尽きたバーンアウト状態ではガード硬直が少し不利になって固められやすくなるだけでなく、 画面端でドライブインパクトをヒット・ガードさせられて壁に叩きつけられるとピヨってしまうなど、こと受けに関しては結構な弱体化をもらう。 またドライブ切れの間は必殺技・SAやドライブインパクトで削りダメージを受けるようになり、そのまま削りKOされることもある。 特にSAは消費本数によってほぼ一律で0.5~1割と削りダメージが比較的大きめになっており、「初段をガードして不発にさせたと思ったら死んでいた」ということもバーンアウト+体力ミリの際にはあり得る。 《ファイティンググラウンド参戦キャラ》 ●初期から登場 ジェイミー キンバリー リリー マノン マリーザ JP 再登板キャラ:『Ⅰ』→リュウ、ケン 『Ⅱ』→ブランカ、ガイル、エドモンド・本田、春麗、ザンギエフ、ダルシム 『スパⅡ』→キャミィ、ディージェイ 『Ⅳ』→ジュリ 『V』→ルーク ●DLC追加 A.K.I 再登板キャラ:『Ⅱ』→ベガ 『スパⅡX』→豪鬼 『Ⅲ』→エレナ 『V』→ラシード、エド ゲストキャラ:『餓狼伝説シリーズ』→テリー、不知火舞 独立した作品 【ストリートファイターEX】 シリーズ初の3D。舞台はIIと同時期あるいは少し前後した時期。 システムやモーションが他作品とは大きく異なる。 開発がアリカのため、EXオリジナルキャラクターの版権はカプコンではなくアリカが所有している。 このため初登場キャラは他のストリートファイターシリーズに登場していない。 外伝のような位置づけで扱われることも多かったが、設定そのものはVで正式に本編の世界観に組み込まれている。 《特有のシステム》《初登場キャラ》は個別項目を参照。 【ポケットファイター】 カプコンの人気キャラクターがチビキャラとなって対戦する。一部の必殺技でコスプレをする。 「カプコンキャラクターが登場するパラレルワールド」が舞台と明言されており、本編とは異なるお祭り作品である。 【その他】 カプコンを代表するシリーズのため、カプコンの他の格闘ゲームだけでなく、 MARVEL、SNK、タツノコ、鉄拳などとのクロスオーバー作品も多数存在する。 【中平漫画】 『ストリートファイターZERO』 『さくらがんばる』 『RYU FINAL』 中平正彦のストリートファイターコミカライズ作品。 殺意の波動に関する設定など、漫画内で描かれた設定が数多くゲームに逆輸入された。 火引弾・春日野さくら・ブランカの関係は「さくらがんばる」から。 漫画オリジナルキャラだったさくらのライバル「神月かりん」も『ZERO3』で逆輸入。 後に『RYU FINAL』の劇中の出来事がほとんど正史扱いとなった。 確かみてみろ! 【他メディアのストリートファイター】 人気の高さ故に何度となく映画化やコミック化、アニメをされてきた。 その大半はアメリカ製であるせいか、主人公はアメリカ軍人のガイルが務めることが多い。 その場合本来の主人公であるリュウはほとんど登場しないか、登場しても小物キャラに変更されている。 日本製の物は基本的にリュウが主人公だが、登場キャラの性格や設定や関係性が変更されている場合が多い。 アニメ映画版はストリートファイタースタッフと有名格闘家の指導元で作られたおかげか、映像化作品の中では最も評価が高い。 ジャッキー・チェン主演の実写版『シティーハンター』のワンシーンでも実写化された。 このシーンは実写版ストリートファイターとしては最も再現度が高いと言われるほど評価が高い。 ストⅡ好きなら一見の価値有り。ただしガイル役がガリガリのおじいちゃんなのは気にしてはいけない。 ちなみにジャッキーは春麗役。意外によく似合っている。 一方でシティーハンターの実写版としての出来は悪く、始めからストリートファイターの映画にするべきだったという声が大きい。 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] いまだにリュウの記事が出来てないのは不思議 -- 名無しさん (2014-04-26 04 57 12) ↑2004年8月にようやくリュウの記事が出来た。今度はアドンの記事に期待。 -- 名無しさん (2015-03-06 06 47 24) 最近「ジョーカー~ギャングロード~」というソシャゲともコラボした模様。 -- 名無しさん (2015-06-08 02 50 42) 初代のはKOした時のSEが妙に可愛かったの覚えてる -- 名無しさん (2016-02-08 13 33 31) スト5のどうしてこうなった感は異常 -- 名無しさん (2016-06-10 00 42 24) 小さい頃に友達の家でやった「リアルバトルオンフィルム」は設定が色々変わっててビックリした。ガイルが主人公だったり、リュウとケンが詐欺師だったり、シャドルーのメンバー(ベガ、バルログ、バイソン)の名前が入れ替わってたりと、中々のカオスっぷり。 -- 名無しさん (2016-10-26 14 10 31) 2010は? -- 名無しさん (2016-10-26 14 12 02) ストリートファイター世界の未来もかなり不穏。初代ではリュウがサガットに勝ったおかげで数十年以内での滅亡こそ免れたが・・・ 同一世界観のファイナルファイトの未来の時間軸であるキャプテンコマンドーでは犯罪超人という悪がのさばっていたり、スト5では是空がストライダーズの創始者になるっぽい描写があるし、ストライダー飛竜の世界がハード極まりないことを考えると・・・ -- 名無しさん (2021-05-17 13 17 01) ↑1 サイバーボッツも、豪鬼の圧倒的な強さに感銘を受けた科学者が零豪鬼を作り上げたとあるから未来世界にあたるのだろう…というよりストリートファイター以後の時間軸が不穏極まりない程ブッ飛んでいる。 -- 名無しさん (2021-05-29 13 10 42) このシリーズもギル率いる秘密結社との戦いでストーリーに一つのピリオドを打たれそうだな。 -- 名無しさん (2022-08-19 12 50 36) エレナが好きなんだが、いまいちマイナーなんだよな。春麗・キャミィ・さくらが三強すぎてほかの女性キャラが隠れてしまっている。 -- 名無しさん (2023-04-14 09 20 44) ストファイって横スクロールステージでならず者たちを倒していくステージありますか?なんか子供のころSCFでやったころあるような、ないような… -- 名無しさん (2023-06-02 20 31 57) ↑それストリートファイターじゃなくてファイナルファイトじゃ……? -- 名無しさん (2023-06-03 04 56 21) 想像だにしなかった…霊長類最強の吉田沙保里さんが参戦するなんて!いや、マジ凄すぎる。 -- 名無しさん (2023-06-04 21 46 44) ↑ごめん書き忘れ、アバターレシピとかetcとはいえ色々凄い(笑) -- 名無しさん (2023-06-04 21 51 03) 6の内容で「バーンアウト時にドライブインパクトで壁に叩きつけるとスタンさせる」という話は入れていただければ幸甚です。 -- 名無しさん (2023-06-28 16 39 51) 3が97年の出来事でそこから数年後の2000年代と思われる6でスマートフォンが普及していたりと現実世界に比べると科学技術なんかはかなり進んでいるっぽいよねあの世界 -- 名無しさん (2023-08-14 15 12 46) 今でも考えるときがある。後続作品のキャラを追加した『ストⅡ』をやってみたい。 -- 名無しさん (2023-08-14 15 25 52) スト6に烈がしれっといるって聞いたんだけどマジ?未プレイだからわからない -- 名無しさん (2023-09-16 09 02 37) ↑しれっと居るどころか、主人公と何度も交流して道を示す美味しい立ち位置だよ -- 名無しさん (2023-12-31 00 37 11) ポッキーエディションに狩野英孝がEIKO名義で参戦していたな… -- 名無しさん (2024-05-07 11 45 42) テリーと舞が参戦決定!! -- 名無しさん (2024-06-08 12 43 45) 6のシステム見てるとウメハラ氏が5辺りの頃「攻めが強くないゲームはおもんないのに3作ってた奴らが今でも似たようなの作ってる。面白いと思ってるのお前等だけだからな?」と言ってキレてる雑談動画有ったがその辺反映してるんかなあ…と思ってしまう。攻めやすいし見てて派手だもの -- 名無しさん (2024-06-12 16 04 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/2591.html
シリーズ概要 ストリートファイターZERO概要 キャラクター システム ドラマチックバトル ストリートファイターZERO2ZERO2の概要 ZERO2のキャラクター ZERO2のシステム ストリートファイターZERO2 ALPHA ストリートファイターZERO2´(PS・SS) ストリートファイターZERO3ZERO3の概要 ZERO3のキャラクター ZERO3のシステムISMセレクト 変更点 ストリートファイターZERO3(PS、SS) ストリートファイターZERO3 サイキョー流道場(DC) ストリートファイターZERO3↑(AC) ストリートファイターZERO3↑(GBA) ストリートファイターZERO3↑↑(PSP) ストリートファイターZERO Fighter's Generation(PS2) MUGENにおけるZEROシリーズ シリーズ概要 『ストリートファイターZERO』とは、1995年にカプコンがリリースしたAC向け対戦格闘ゲームおよびそのシリーズ。 北米版のタイトルは『Street Fighter ALPHA』。これはゼロという言葉のイメージが日本と北米で大きく異なるためである。 ただしアジア圏では日本と同じZEROになっている。 名前はZEROだが、時代背景は『ストリートファイター』と『ストリートファイターII』の間という設定であり、 使用可能キャラクターはシリーズを通して初代『ストリートファイター』、『II』、『ファイナルファイト』からの参戦組が大半を占める。 大ヒット作となった『II』の後継作である『ストリートファイターIII』の開発が進まなかった事で 急遽発案された企画が『ZERO』であり、限られた期間でどこまで開発できるかというコンセプトでもあったという。 このような事情から、後継作でありながら『III』ではなく外伝的な意味で『ZERO』と名付けられたのだが、 これが初心者から上級者まで幅広く受けたヒット作となり、『ZERO』シリーズへと繋がっていった。 なお、前年1994年にリリースされた『スーパーストリートファイターIIX』も同様に『III』への繋ぎで開発されたという経緯がある。 またこれを境として、カプコンの2D対戦格闘ゲームのドット絵のフォーマットがこの『ZERO』シリーズをベースとして制作される事が多くなり、 後の『マーヴルVS.』シリーズ、『CAPCOM VS. SNK』シリーズや『カプコンファイティングジャム』等の対戦格闘ゲームでも、 『ZERO』シリーズからのドット流用や、『ZERO』のドットの雰囲気をベースとして新規制作されたりする等、 カプコン2D格闘での『III』とはまた違った方向のドット造形の転換にも繋がったシリーズでもある。 ストリートファイターZERO 『ストリートファイターZERO』(Street Fighter ZERO)とは、1995年6月27日にカプコンからリリースされた対戦格闘ゲーム。 カプコンの自社基板CPシステムII基板を使用。 北米版のタイトルは『Street Fighter ALPHA』。 家庭用移植版はプレイステーション(1995年12月22日)とセガサターン(1996年1月26日)で発売された。 またもう一つの家庭用として、CPシステム基板の補修部品で作られた「CPSチェンジャー」という、カプコン版NEOGEOのようなマシンでもリリースされている (なお、これが最終タイトル)。 なお、後に開発者が語った話によると本来はCPシステム基板の在庫処分を目的に同基板で稼働させる前提で開発が進んでいたが、 無断でCPシステムII仕様にコンバートされてしまったとの事。 そのため、CPシステム基板の最終作は『ロックマン・ザ・パワーバトル』に譲っている。 概要 『ストリートファイターII』の後継作としてリリースされた2D対戦格闘ゲーム。主人公は『II』と同じくリュウ。 ストーリーの時間軸は初代『ストリートファイター』と『II』の間であり、重複するキャラクターもそれに合わせた設定になっている。 また、元々初代の次回作として企画された経緯のある『ファイナルファイト』からの参戦もあり、世界観が繋がっている事が示された (※時間軸は『I』『FF』(同時期)→『ZERO』→『II』→『IV』→『V』→『III』である)。 グラフィックはアニメのようなセル塗り風の色彩になり、キャラクターの体格も強調気味のデフォルメがなされている。 特にベガはマンガ的強調が著しく、筋肉で風船のように膨らんだ巨漢になっている。 『II』からの世界観の広がりも『ZERO』の大きな特徴で、 新規キャラクターとしてガイルの設定上の存在だった親友のナッシュが登場したり、 イントロ等で人間関係の分かる会話や、『II』へ続く事を示唆する各キャラクターのエンディング、 ストーリー重視で最終ボスが一定ではなくキャラクター毎の因縁の相手になっている等、 ゲーム要素を越えてファンを喜ばせる部分が多かった。 そして元祖最弱キャラのダンが初登場したのも第一作『ZERO』である。 その他の隠し要素として、2対1で特殊なCPU戦を戦う「ドラマチックバトル」がある。 これは当時公開されていたアニメ映画『ストリートファイターII MOVIE』のタイアップ的内容で、 リュウとケンの2人対ベガが戦うラストバトルを再現したもの。 このモードのみ、BGMが変更される(後述)。 ドラマチックバトルは続編の『ZERO2』で一旦消えるものの、『ZERO2 ALPHA』以降では2対1の独立したゲームモードになった。 家庭用移植版では、PSとSSの他、GBカラー版(2001年3月)やiモード版(2006年)などが出ている。 GBカラー版はタイトルが『ストリートファイターALPHA』で、一部キャラクターの名前が北米準拠になっている。 また2ボタンしかないため、ボタン押す長さで技の威力が変化する仕様。 キャラクター 外見の特徴として、リュウは髪の色が初代『ストリートファイター』に近くなっている。 春麗は衣装がチャイナドレスではなく中華風体操服のようなピッタリした衣装である。 ベガは春麗など一部キャラクターの最終ボスを勤める他、隠しキャラクターとして使用可能である。 ダンは特定の条件を満たすと登場する乱入キャラクターで、やはり隠しキャラクターとして使用可能。 豪鬼は最終ボスに代わって登場する真ボス。隠しキャラクターとして使用する事も可能だが、 この場合はプレイヤーキャラクター用にバランス調整された性能となる。 『II』から参戦 リュウ、ケン、春麗、サガット、ベガ(隠しキャラクター)、豪鬼(隠しキャラクター) 初代から参戦 アドン、バーディー 『ファイナルファイト』から参戦 ガイ、ソドム 本作で初登場 ナッシュ、ローズ、ダン(隠しキャラクター) + トリビア? 電波新聞社から発行された『オール・アバウト・ストリートファイターZERO』という本によると、 没キャラとして『キン肉マン』の読者ページに掲載された読者考案超人「スキーマン」がいるらしい (知る人ぞ知る、超人強度7億パワーを誇るカナダの超人)。 システム 操作系はレバー+6ボタン。『II』と同じく弱・中・強パンチ、弱・中・強キックの6種類に対応している。 それ以外にはスタートボタンでラウンド毎に一度だけ挑発ができる。 システム面で多くの要素が追加されており、スーパーコンボゲージ(パワーゲージ)を消費する超必殺技、 空中ガード、ZEROカウンター(ガードキャンセル)など、『II』の次の世代の格ゲーとして多くの要素が盛り込まれている。 CPU戦は8人と対戦するが、使用キャラクター毎に対戦テーブル(登場するCPU)が決まっており、最終戦はキャラクターによって異なる。 スーパーコンボゲージ 所謂パワーゲージで、『スパIIX』から継承されたシステム。 『ZERO』ではレベル3までストック可能で、消費レベル数に応じてスーパーコンボが強化される様になった。 スーパーコンボ 所謂超必殺技、通称スパコン。名称は『スパIIX』から。キャラクターごとに2~4種と複数用意されている。 性能が3レベル(段階)あり、1レベル毎にゲージを1本消費する。 殆どは高レベルになる程威力や攻撃判定、無敵時間等が強化される。 発動時にコマンド+同時に押したボタン数でレベルを選択できる。 また、瞬獄殺などLV3専用技となっているスパコンも存在する。 ZEROカウンター ガード確定時に可能なカウンター技。ガードキャンセルに近い。 全キャラクター共通のコマンドで発動でき、スーパーコンボゲージを1レベル消費する。 ブロッキングなどと違い、ガード時点で使用できる上に無敵時間が長いため、 待ちからのカウンターが圧倒的に有利というゲームバランスを生んだシステムである。 そのためシリーズが進む毎に弱体化していった。 ZEROコンボ 『ヴァンパイア』シリーズのチェーンコンボに似たシステム。 『II』の特徴でもあった読み合いや差し合いからコンボ重視とも言える作風に変化した事、 その結果としての攻撃選択のワンパターン化などに対する批判の声もあったため、 『ZERO2』以降は廃止され、一部キャラクターの技として残されるに留まった。 ダウン回避 ダウン属性の技を受けた直後に前転しながら起き上がる事ができる。 起き攻めや画面端でのダウンから逃れる事ができるが、無敵時間は存在しない。 オートモード 初心者補助システム。スーパーコンボの長いコマンドを簡略化したり、非硬直時に回数制限付きで自動ガードしたりする。 ゲージが最大レベル1までしか溜められない、簡易コマンドを使用すると通常技からキャンセルできなくなるといった制限がある。 ドラマチックバトル 隠し要素の一つ。2プレイ専用の対CPU戦モードで、リュウとケンのみ対応している。 1994年8月6日公開のアニメ映画『ストリートファイターII MOVIE』の最終バトルを再現したもので、 リュウとケンを使用して2対1でボス仕様のベガと戦う事ができる。 二人同時に場に出て戦えるため前後で挟んでしまえば余裕で勝ててしまうが、 体力ゲージは共用のため、攻撃を二人まとめて食らうと事実上2倍のダメージを受けるデメリットもある。 日本のアーケード版限定でこのモードのみ、映画の主題歌「恋しさと せつなさと 心強さと」をインストアレンジしたショートバージョンが流れる。 ただし、海外版やCPSチェンジャー版、家庭用版(『ZERO FG』『アニコレ』『アーケード2ndスタジアム』収録版を除く)ではベガのBGMになっている。 CPSチェンジャー版では、起動時に2P側のレバー下+弱K+強Kを入れていると「シャキーン」というSEと共にタイトル画面が赤色になり、 好きなキャラを選んでドラマチックバトルができる裏モードをプレイできる様になっている。 その他にも、練習モードやサウンドテスト、キーコンフィグ、隠しキャラのフルオープン(コマンド不要でキャラセレ最下段が5人に)、 CPU戦のルート選択(中には同キャラとの連戦ルートも)等ができる豪華仕様になっていた。 PS2版『ZERO FG』ではAC版仕様のドラマチックバトルだけでなく、新たに独立モードとしてドラマチックモードを搭載。 こちらも好きなキャラを選べる上に『ZERO2 ALPHA』のようにボス4人と戦える他、隠しコマンドで13人と連戦するドラマチックサバイバルも可能。 ストリートファイターZERO2 『ストリートファイターZERO2』(Street Fighter ZERO 2)とは、1996年3月25日にカプコンからリリースされた対戦格闘ゲーム。 CPシステムII基板を使用。 北米版のタイトルは『Street Fighter ALPHA 2』。 家庭用ではPS版、SS版の他、同年12月20日にはなんとSFC版が発売されている。 Wii U並びにニンテンドー3DSのバーチャルコンソールでもSFC版『ZERO2』が配信されている。 ただし、後者はマイナーチェンジ版のnew3DS/LL、並びに廉価版のnew2DS LL専用である点に注意。 ZERO2の概要 初代『ZERO』の予想以上のヒットを受けて作られたアッパーバージョン。 バランス調整や一部システムの見直しが計られた他、 前作のキャラクターに加えて『II』と『ファイナルファイト』からの参戦キャラクターが追加された。 また、ストイックなイメージの強かった『ストリートファイター』シリーズに、 今までに無かった斬新なキャラクターとして当時論議を巻き起こした春日野さくらの初出作でもある。 シリーズ全体としては、同時期に雑誌『ゲーメスト』で連載されていた中平正彦作の漫画『ストリートファイターZERO』がヒットし、 その独自設定が公式に逆輸入され、「殺意の波動」など現在知られる多くの設定を形成した。 少し後にリリースされた北米版『ZERO2』こと『Street Fighter ALPHA 2』では、 日本版からのバランス調整と共に殺意の波動に目覚めたリュウ(Evil Ryu)が隠しキャラクターに含まれ話題となった。 この北米版が殺意リュウの初出である。 家庭用移植はAC版と同じ1996年にPS、SSと言った次世代ハードで発売された。 また、どういうわけかSFCにも移植されている。これはモーション数の削減、BGMや音声のクオリティダウンや一部削除、 背景の簡略化や大瀑布ステージの削除などはあるものの、意外としっかりと移植されている。真・豪鬼も使える。 ちなみにSFC版は元々『スーパーストリートファイターZERO』として発表されており、 当初は『ZERO』をベースに『ZERO2』要素を一部加えたアレンジ移植になる予定だったが、 開発初期に無理だと思われていたオリジナルコンボがSFC上でも実現できてしまったため、 急遽『ZERO2』の本格的な移植計画に切り替わったという経緯がある。 その他、1997年には『ストリートファイターコレクション』のタイトルで『スパII』『スパIIX』と共に、 『ZERO2'』というマイナーチェンジ版が同梱されたソフトがPSとSSで発売されている。 この『ZERO2'』では、隠しキャラクターとしてシャドルー所属時代のキャミィが一部のモード限定で使用できる。 ZERO2のキャラクター 隠しキャラクターとして『II』衣装の春麗が登場している。気功拳のコマンド以外はオリジナルと同性能である。 真・豪鬼は、通常時を遥かに上回る強さを誇る豪鬼で、特定の条件を満たすと最終ボス戦の手前で登場する乱入キャラクター。 家庭用版のみ使用可能である。 『II』から参戦 リュウ、ケン、春麗、サガット、ベガ、豪鬼 ダルシム、ザンギエフ、『II』衣装春麗(隠しキャラクター) 初代から参戦 アドン、バーディー 元 『ファイナルファイト』から参戦 ガイ、ソドム ロレント 『ZERO』シリーズから登場 ナッシュ、ローズ、ダン 春日野さくら、真・豪鬼(乱入キャラクター) 他バージョンで登場 殺意の波動に目覚めたリュウ(北米版『ALPHA2』、SS版『ZERO2』、『ZERO2 ALPHA』の隠しキャラクター) キャミィ(家庭用『ZERO2'』の隠しキャラクター) ZERO2のシステム 基本部分は『ZERO』と大体同じ。 主な変更点は、ZEROカウンターの無敵時間の減少とZEROコンボ(チェーンコンボ)の削除。ガイと元の技、そして後述するオリコンに名残があるのみである。 新要素としては『ZERO』シリーズの最大の特徴とも言えるシステム、「オリジナルコンボ」が実装された。 なお、ドラマチックバトルは削除されている。 オリジナルコンボ 通称オリコン。全キャラに共通する超必殺技。 スーパーコンボゲージを全て消費し、一定時間全ての攻撃を攻撃でキャンセルできるようになる。 制限時間は消費ゲージ量に比例する。 『ZERO2』では必殺技を含む全ての地上攻撃を使用できるが、発動中は移動操作ができず自動的に高速前進し続ける。 また一部の例外を除き、仕様上ジャンプおよびジャンプ攻撃ができない。 北米版では「custom combo」という名称に変更されている。 オートモード 前作より仕様が変更され、オートガードの回数制限が撤廃されたが、 相手の通常技でも削られる、ゲージが最大レベル1までしか溜められない上増加量が悪い(通常の半分以下)、 簡易コマンドを使用すると通常技からキャンセル不可、超必殺技の暗転による相手の硬直が発生しないなどのデメリットが付く。 ストリートファイターZERO2 ALPHA 1996年8月22日にリリースされたAC向け対戦格闘ゲーム。 『ZERO2』の調整版と、北米版『ZERO2』のローカライズ版を兼ねたやや複雑な経緯のあるバージョン。 北米版で追加されていた『II'』風仕様のEXTRAキャラクターが7名に増加し(ダルシム、ザンギエフ + リュウ、ケン、春麗、サガット、ベガ)、 さらに色違いのさくらが使用可能。 また、日本版としては殺意の波動に目覚めたリュウの初出作でもある。 ドラマチックバトル 初代『ZERO』にあった映画再現の隠し要素が2対1の特殊CPU戦モードとしてリニューアルして復活。 キャラクターを自由に選択できる様になり、2P協力だけでなく1P+CPU相方でもプレイ可能になった。 対戦相手はアドン、サガット、ベガ、真・豪鬼の順で固定。真・豪鬼を倒せばエンディングとなる。 このモード限定でスーパーコンボゲージが常時MAXのLV3で固定され、スパコン、オリコンが使い放題になっている。 映画と関係無いためかBGMの「恋しさと せつなさと 心強さと」はカットされ、代わりに各CPUキャラクターのテーマが流れる。 ストリートファイターZERO2´(PS・SS) 1997年10月23日にPS・SSで発売された『ストリートファイターコレクション』に収録されている『ZERO2 ALPHA』の実質的な移植作品。 ドラマチックバトルができない代わりに、一部のモード限定でキャミィが使用可能になっている(後述する『Fighters Generation』では全モードで使用可能)。 後に単品版がベスト(廉価版)で発売された。 PLAYSTATION NetworkにてPS3向けに配信され、PS3経由でPSP・PS Vitaへの転送も可能なゲームアーカイブスでは、 『ZERO2'』準拠で配信されているもののスパII・スパIIXのPS移植版も同梱された形になっている。誰得とか言うな ストリートファイターZERO3 『ストリートファイターZERO3』(Street Fighter ZERO 3)とは、1998年7月にカプコンからリリースされたAC向け対戦格闘ゲーム。 CPシステムII基板を使用。 北米版タイトルは『Street Fighter ALPHA 3』。AC向けによる『ZERO』シリーズの最終ナンバーである。 なお、1997年2月には既に『ストリートファイターIII』がリリースされている。 家庭用では1998年12月23日にプレイステーション版が、1999年8月5日にセガサターン版が発売された。 後者の方が移植度が高い。 ZERO3の概要 『ZERO』シリーズの最終ナンバーであり、同時に多くの新システムが追加されている。 特に『CVS』の「グルーヴ」の先駆けとも言える「ISMセレクト」は非常に特徴的であり、 そのため『ZERO』シリーズの集大成というよりは、『II』と『スパIIX』の関係に近い。 キャラクターも旧作からの参戦キャラ、新規キャラ共に増加しており、家庭版からは『スパII』の全キャラが『ZERO』シリーズに出揃う事となった。 ゲームも前作までと比較してBGMや雰囲気ががらりと変わり、演出や画面デザインが同社の『VS』系シリーズを意識した、 所謂「お祭りゲーム」的な方針に変更されている。 リュウや春麗などの古参キャラもBGMが一新されたのは賛否が分かれたが、テクノ的なメリハリが付いた音楽は全体的に質が高く、 この作品ならではの特色として高い評価を受けている。 「ISMセレクト」以外に、シリーズ初の意欲的なシステムが盛り込まれ、 ガードし続けると不利になるガードクラッシュと、連続ガードの危機感を煽るガードクラッシュ値の完全可視化ガードクラッシュ値を全部削られてガークラするごとに、そのラウンド中はガークラ値の上限が一定数削られていく。加速度的にガークラしやすくなるので、初回のガークラをいかに未然に防ぐかが非常に重要。 また、後述するようにZEROカウンター発動時にもガークラ上限値が削れるため、かなりリスクを伴う切り返し手段になった。安易な発動は自らの首を絞める事になる。 強攻撃など一部攻撃のカウンターヒット時の空中浮き化・浮いた相手への空中追撃の明確化・それを回避する空中受け身の概念これらを複合させた浮かせた後の読み合いの攻防 飛び道具は画面上に一定時間存在した後大きく攻撃力が減少していく などが、プレイしていてすぐに気付く過去作との相違点である。 総じて「待ち」の姿勢に対してデメリットを課す開発姿勢が散見され、 「相手から引いて対応的な戦術を取る」「遠距離で飛び道具主体で牽制し焦らしていく」といった戦い方がアドバンテージに繋がり辛く、 自分から積極的に接近して、ガード上からでも攻めを継続すると言ったインファイトで主導権を取りに行く方が明確に有利になりやすい。 こういった作品特性から、本来は所謂「待ちガイル」戦法が有利とされてきたナッシュや、 前後への優れた機動性でのらりくらりしながら隙を見て時折踏み込んでいくスタイルがメインだったベガですら、 本作では相手が少しでも怯んだと見るや否や、リスクを取ってでも近距離での攻勢を仕掛けていく光景がよく見られ、 実際にそれが大きな戦果に繋がっていく事が多かった。 上記のような作品の戦術傾向の大幅な方針変更、当時としては多数の参戦キャラを擁しながらも、 お祭りゲームに留まらず「対戦格闘ツール」としての作り込みに熱意が感じられ、 対戦バランスも同シリーズでは比較的高いものに仕上がっていると、稼働当初はかなり好評だった。 ただ、V-ISMで使える「オリジナルコンボ」が、同作で有利な点(特に発動時に無敵時間が長く、対空オリコンや安全飛び込みオリコンが猛威を振るった)が多く、 また発動後の行動自由度も高過ぎたため、研究が進む中で次第にV-ISM一強という評価が定着。 一応、V-ISMは単発攻撃力が低く抑えられているデメリットこそ背負っていたが、 Z-ISMよりゲージ増加量が多い=オリコン発動機会が多くなる事から、1試合全体からするとさほど不利な要素にはなり得なかった。 その結果として、例えばキャラ本体の性能は高いと言われた元・ベガ・ロレントあたりが、 有用性の高いオリコンに恵まれなかったというただ一点のせいでV-ISMも含めたダイヤグラムでは大きく評価を落としてしまうなど、 最終的に「ZERO3はオリコンゲー」と言われるようになってしまい、ISMセレクトの多様性を打ち消してしまった点を惜しむ声は根強い。 それでも作品としては破綻しておらず、現在も現役で稼働しているゲーセンも少なくなく、定期的な大会も開かれている程でもある。 先述のオリコンゲーとしての難点も、大会においてはX-ISMorZ-ISMのみの選択を可能としたルールで対応されたりもしており、 それで対戦環境がしっかり成立しているのも、同作の基礎となったシステムが全体的に優秀であった証拠と言えるだろう。 後に『III 3rd』『ハパII』共々NESiCAxLiveで配信された事からも、プレイヤー層からの人気の高さが窺える。 オリコンの調整がしっかりしていれば不動の神ゲーとなった事だろう。……たぶん。 なお、基本的に『ZERO』シリーズは、時系列的に初代『ストリートファイター』と『ストリートファイターII』の間に入る時間軸とされるが、 正史は『ZERO2』の世界観が後の本家ストリートファイターシリーズに繋がる物語とされている。 『ZERO3』はそれまでのストリートファイター作品と違い、全員にキャラ選択時にナレーションデモ・中間ボス・ラスボスで会話デモが挿入されるなど、 個々の物語をクローズアップした作りになっている一方で、 ほぼ全てのキャラEDでベガが死亡(消滅)する展開を迎える他、ナッシュが生存する、豪鬼が死合いの末に命を落とす(!)など、 各キャラのストーリーモードでそれぞれ独立した内容、違った物語結末で結ばれている部分も多いため、 作品系列としては最後期作ではあるものの、カプコン側としてもパラレルワールド的位置付けとなっているようである。 ただし完全に別の世界線に立つ作品というわけではなく、ベガが代替ボディを研究・延命のため更新し続けている、 コーディーの投獄、さくら・ダン・ブランカの交流、かりんの神月財閥とシャドルーとの確執など、 ストーリーの土台となった重要設定には後の作品に受け継がれていったものも多いため、 『ストIV』以降の展開は『ZERO2』の歴史をベースに、『ZERO3』の追加設定で物語に肉付けを行ったという受け止め方でいいのではないだろうか。 ZERO3のキャラクター 神月かりんの初出は中平正彦作の漫画『さくらがんばる!』で、元々は同作品のオリジナルキャラクターである。 ファイナルベガはボス仕様の強化されたベガで、一部の技の仕様など異なる点が多い。 一部のキャラクターでは中ボスとしてユーリとユーニが同時に登場し、1対2で戦う通称「逆ドラマチックバトル」がある。 『II』から参戦 リュウ(ベガ使用時の最終ボス)、ケン、春麗(『ZERO』衣装、『II』衣装)、ダルシム、ザンギエフ、サガット、ベガ、豪鬼 キャミィ、ブランカ、エドモンド本田、M・バイソン、バルログ ※M・バイソンはAC版では隠しコマンドで使用可能。家庭用移植版では通常選択可能だが性能が調整されている 初代から参戦 アドン、バーディー、元 『ファイナルファイト』から参戦 ガイ、ソドム、ロレント コーディー 『ZERO』シリーズから登場 ナッシュ、ローズ、春日野さくら、ダン 神月かりん、レインボー・ミカ、ユーリ、ユーニ、ファイナルベガ(一部の家庭用版のみ使用可能。最終ボス) ※ユーリとユーニはAC版では隠しコマンドで使用可能。家庭用移植版では通常選択可能 家庭用『ZERO3』の追加キャラクター フェイロン、ディージェイ、サンダー・ホーク、ガイル(隠しキャラクター)、EXバイソン(隠しキャラクター。AC版準拠の性能) 殺意の波動に目覚めたリュウ(隠しキャラクター)、真・豪鬼(隠しキャラクター。殺意リュウ使用時の最終ボス) 他バージョンで登場 ユン、マキ、イーグル(GBA版『↑』、『↑↑』の追加キャラクター) イングリッド(『↑↑』の追加キャラクター) ZERO3のシステム 基本部分は前作までと同じだが、変更点も多い。 特にキャラ性能をシステムごと変更する「ISM」、ガードクラッシュ、空中での攻防等前作までと大きく異なる点が多い。 攻撃力は全体的に下げられ、飛び道具は画面上に出現した後一定時間を過ぎると大幅に攻撃力が下がる仕様になった (=画面端同士だと、通常飛び道具がヒットしても1~2ドット分しか減らない)。 CPU戦は全10戦になり、5戦目と9戦目で使用キャラと因縁のある相手が出現する。 『ZERO3』の最終ボスはベガ、ユーリ、ユーニ、バイソン、殺意リュウを除いて(家庭用版ではベガ、殺意リュウのみ)ファイナルベガで固定。 なお、殺意リュウの最終ボスは真・豪鬼であり、真・豪鬼が乱入キャラや隠しボスとしてではなく通常ボスとして出てくる初の事例でもある。 この作品では最終ステージで負けてしまった場合、AC版ではコンティニューする事ができずバッドエンディングになってしまう。 ほとんどの家庭用ではコンティニュー可能だが、しなかった場合はバッドエンディングが流れる。 このバッドエンディングはベガEDの一部を差し替えた内容となっているが、何故か最終ボスが真・豪鬼である殺意リュウ使用時も同じ。 なお、ベガ(AC版ではユーリ、ユーニ、バイソンも含む)使用時に最終ステージで負けた場合はリュウEDになる。 ドラマチックバトルは2対1の特殊CPU戦モードになっており、自由にキャラクターを選べるだけでなく1人+CPU相方でもプレイできる。 なお、ドラマチックバトルとサバイバルモードでは個別エンディングはなく、スタッフロールのみ流れる。 ISMセレクト イズムセレクト。キャラクター選択時に3種のISMから選び、自分のキャラの全体的なシステムをカスタマイズできる。 『CvS』の「グルーヴ」の先駆け的なシステム。 上級者同士の戦いではV-ISMのオリコンの精度が勝敗を分ける事もあり、他のISMはあまり見かけない。 Z-ISM:これまでの『ZERO』シリーズのシステムとほぼ同じ。初心者向け。海外ではA-ISM(ZERO→Z、ALPHA→Aの意味) X-ISM:余計なシステムを除外する代わりに攻撃力が増加する。中~上級者向け。名前の通り『スパIIX』に近い V-ISM:スーパーコンボが使用できず、代わりにオリジナルコンボが使用できる S-ISM:ファイナルベガなど、ボスキャラ専用のISM。「シャドルーISM」とも。X-ISMに近いスーパーコンボゲージとZ-ISMに近い技性能を併せ持つ また、ISMセレクトとは別に隠しモードも選択可能になっている。クラシカル以外はISMと併用可能。 サイキョー:全能力がガタ落ちし連打キャンセル以外のキャンセルが使用不能になる。CPU戦なら獲得スコアが2倍になる効果もある。また、バルログやかりんの特定の技の威力がおかしくなる。 本気(マジ):攻撃力と被ダメージが大幅に増加し設定関係無しに1Rでも取られると敗北になる。ダン以外は挑発も使用不能になる。 クラシカル:X-ISMから更に『ZERO3』の本来のシステムも削除したもの。『II』から『スパII』のシステムに近い。 変更点 スーパーコンボ X-ISMではスパIIXの様に、各キャラを象徴する技(例:リュウは真空波動拳、豪鬼は瞬獄殺など)1種類Lv3に固定される。 Z-ISMでは数種使い分ける事ができ、各レベル入力も前作と違いボタン数ではなく押したボタンの強度によって決定される。 オリジナルコンボ V-ISM専用。前作から仕様が変わり、本体の後を付いてくる残像に攻撃判定を持たせ時間差攻撃を行うタイプに変更。 以前は発動時に自動前進・ジャンプ不可だったが、自由に行動できる様になった。 なお残像は発動したボタンの強さによって付いて来る位置が変わり、追撃のタイミングが変わるため、 プレイヤーが予定するコンボ内容に応じて始動ボタンをも使い分ける必要がある。 ZEROカウンター コマンドが簡略化され咄嗟に出す事ができるようになった。 ガード確定時にゲージ消費し、ガードキャンセルでカウンター攻撃を出すのは同じだが、 無敵時間の削除、攻撃力の低下、ガードゲージの最大値の減少とデメリットが大きくなった。 なお、一部のISMでは使用できない。 ガードゲージ 本作から追加。相手の攻撃をガードすると減少し、ゼロになるとガードクラッシュする。 X-ISMを選んだ場合、Z/Vよりも1目盛分多い。 通常技 それまでの『ZERO』シリーズでは近・遠距離による技の区別はされず、距離に関係無く同じ技が出たが、 『ZERO3』では『II』シリーズ同様相手の距離によって通常技が変わるようになった。 ただしV-ISMだけは距離を問わず遠距離のものが出る様になり、近距離の通常技を出す場合レバーを後ろに入れる必要がある。 投げ技 本作から通常投げ、必殺技投げ共に掴みモーションが発生する。掴み時に相手が間合いにいれば投げが決まる。 相手がいない、判定がない場合はすかりモーションになり隙ができるが、その代わりゲージは多めに増加する。 通常投げは掴みから投げに入る瞬間に同じ投げコマンドを入力する事で、受け身が成立してダメージを軽減できる。 なお、前作までは一部のキャラクターしか持たなかった空中での投げ技が、『ZERO3』では全キャラクターに標準装備されている。 また初代『ZERO』からある仕様で、相手のジャンプをくぐる等で背後を取っても背後からの投げ技は一切成立しない。 相手が気絶中等も同じで、投げる時は必ず相手に向かって正面以外は全く受け付けてくれない。 これは通常投げに限らず必殺投げ(スクリュー等)や超必投げ(瞬獄殺等)も同様である。 過去に『II』シリーズで“ジャンプからのくぐり投げ”をよく多用していたプレイヤーが『ZERO』をプレイして、 (『II』シリーズと)同じ感覚で投げを仕掛けた際に投げられなかった事に「なんで投げれねえんだ!?」とものの見事に引っかかってくれた要素である。 『III』シリーズではこの仕様は搭載されていないが、代わりにアレックスの様に背後から決める事で投げ技が変化するキャラクターがいる。 空中コンボ 本作から追加。空中で吹き飛んだ時も判定が残り、空中の相手を追撃できるようになった。 空中受け身 本作から追加。前作までとのゲーム性と一線を画す要素。空中で吹き飛んだ時、ダウン復帰して地上に着地できる。 レバー方向でホバリングする位置を調整でき、使用時に一瞬だけ無敵時間がある。 オートモード 所謂初心者補助モードだが、『ZERO3』では削除され、一部機種の移植でドラマチックバトルを1人でプレイする場合のみ使用できる。 ストリートファイターZERO3(PS、SS) 『ZERO3』の内容に新キャラクターと「ワールドツアーモード」というキャラ育成モードが追加されている。 追加参戦キャラクターはフェイロン、ディージェイ、サンダー・ホーク、ガイル(隠しキャラクター)の4人で、 更に一定条件で殺意の波動に目覚めたリュウ、真・豪鬼も使用できる。 SS版ではCPU専用だったファイナルベガも使用可能。 ストリートファイターZERO3 サイキョー流道場(DC) 1999年7月8日に発売された『ZERO3』のドリームキャスト版。 基本的にPS版やSS版と同じだが、ワールドツアーモードの仕様のみ異なる。 また、ビジュアルメモリを介してワールドツアーでカスタマイズしたキャラクターはアーケード版『ZERO3↑』で使用できる。 2001年にはネット対戦可能な『サイキョー流道場 for Matching Service』も発売された(ネット対戦サービスは2003年9月1日に終了済み)。 オレ-ISM DC版のワールドツアーモードでカスタマイズできる独自ISM。 ビジュアルメモリを介してAC版『ZERO3↑』でも使用できるが、オレ-ISMで対戦を仕掛けた場合のみ相手が対戦拒否できる。 ストリートファイターZERO3↑(AC) 『ストリートファイターZERO3↑』(Street Fighter ZERO 3↑)とは、2001年2月にカプコンからリリースされたAC向け対戦格闘ゲーム。 セガの汎用アーケード基板「NAOMI」を使用。 「↑」の読み方はアッパー。『ZERO』シリーズ・AC向け最終作に当たる。内容は家庭用の追加要素を逆輸入した以外は大差ない。 しかし、元々がネット通信対戦を想定したドリームキャスト版をベースにしているため、操作感覚もそれを考慮したものであり、 「DCのネット対戦ユーザーがやりやすいように」という意味で、プログラム単位でラグを発生させる仕様となっていた。 ディップスイッチでこのラグをカットしオリジナルの『ZERO3』に近い設定にはできるものの、デフォルト設定がDCベースモードであったため、 『ZERO3』と比べて違和感や些細な受付遅延を感じるものとなっており、 操作感の不満や、真・豪鬼とファイナルベガが普通に使用可能である事によるバランス崩壊などの原因であまり市場には出回らなかった。 実際、現在でも現役で稼動しているものは殆どが『ZERO3』である。 ドリームキャスト版と連動しており、セーブ用のビジュアルメモリを筐体の専用コネクトに差し込む事で、 家庭用専用のワールドツアーモードでカスタマイズしたキャラクターをアーケードでも使用できる。 ストリートファイターZERO3↑(GBA) 2002年9月27日に発売された『ZERO3↑』の家庭用移植版。ただし容量の関係上、音声や背景などで使い回しや省略が多い。 追加要素として『CAPCOM VS. SNK 2』仕様のユン、マキ、イーグルが使用できる。 ただし個別エンディングは無し。 ストリートファイターZERO3↑↑(PSP) 2006年1月19日に発売されたPSP用対戦格闘ゲーム。『ZERO3↑』のアッパーバージョンで、「↑↑」の読み方はダブルアッパー。 ユン、マキ、イーグルに個別エンディングが付いた他、イングリッドが使用可能になっている。 これまでの家庭用の要素はワールドツアーモードも含めて殆ど実装されており、 更に交代制2人チーム対戦の「ヴァリアブルバトル」、1対2の特殊チーム対戦の「リバースドラマチックバトル」、 CPU100人と連続して戦う「VS100KUMITE」など新モードも追加されている。 携帯機ながら『ZERO3』の集大成と言えるソフトである。 ただし、最初期に発売された事もあり4G以上の大容量メモリースティックを認識出来ないバグも存在するので注意。 ちなみに、海外でのみ販売されているダウンロード版ではバグも修正されている。 ストリートファイターZERO Fighter's Generation(PS2) 2006年5月25日発売。AC版の『ZERO』『ZERO2』『ZERO2 ALPHA』『ZERO3』に『ポケットファイター』を加えた5作を集めたソフト。 アーケード版をほぼ忠実に再現しており、移植度はとても高い。 他にも『ALPHA2(北米版『ZERO2』)』『ZERO2'』『ZERO3↑』が隠しタイトルとして収録されおり、それぞれの仕様でプレイできる。 更に隠しタイトル『ハイパーストリートファイターZERO』を収録。 これは『ハパII』のように各バージョンの垣根を越えて対戦できる上に本作専用の他作品を元ネタにしたISMも使用可能になっている。 ただしあくまでもアーケード版の移植なので、GBA版以降で追加されたキャラクターは使用できない。使いたいなら隠しタイトル『ZERO3↑』を解放しよう。 実は『30th Anniversary Collection』『カプコンアーケード2ndスタジアム』同様純然たるAC版『ZERO3』がプレイ可能な数少ない作品でもある。 他にも基板の細かいバージョン違いを再現する事も可能になっている。 MUGENにおけるZEROシリーズ 実の所、『ZERO』シリーズキャラというよりも、『CAPCOM VS. SNK』シリーズとしての移植が目立つ。 というのも冒頭の概要でも書かれている通り、『CVS』でのドットは殆どが『ZERO』シリーズからの流用、もしくは造形のベースとなっているため、 イメージ的にも違和感が無い上、システム面でも『CVS』のグルーヴが操作するにも楽しい事もあり、 『ZERO』シリーズにしか登場しないキャラクターも『CVS』のシステムに合わせて移植される事が多く、 純粋に『ZERO』のシステムのみで作られる事は少ない。 そのため、『ZERO』の枠組みとして探すよりも、『CVS』の枠組みで探す方が意外と製作されていて引っかかりやすい、というのが現状である。
https://w.atwiki.jp/gamekoryaku/pages/395.html
SUPER STREET FIGHTER IV(スーパーストリートファイター4)の攻略 SUPER STREET FIGHTER IV(スーパーストリートファイター4)の攻略ゲーム関連作品 攻略本・サウンドトラックなど 攻略サイト その他 ゲーム パッケージ メーカー公式HP 価格 発売日 備考 カプコン 公式HP PLAYSTATION 3 Xbox 360 関連作品 ストリートファイターIV 攻略本・サウンドトラックなど 表紙 タイトル 出版 価格 発売日 備考 攻略サイト サイト名をクリックで攻略サイトへ移動します。 サイト名 感想 その他 戻る
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/12086.html
今日 - 合計 - タグ 格闘ゲーム ハイパーストリートファイターII アニバーサリーエディションの攻略ページ 基本情報 ストーリー 攻略情報 Tips プチ情報 シリーズ情報 関連動画 参考文献、参考サイト 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] メーカー カプコン ハード プレイステーション2 発売日 通常版:2003年12月18日カプコレ版:2007年1月25日 価格 通常版:3,800円(税別)カプコレ版:1,980円(税別) ジャンル 格闘ゲーム プレイ人数 1~2人 セーブデータ 無し 公式情報 https //web.archive.org/web/20070126094855/http //www.capcom.co.jp/hyper_sf2/ 『ストリートファイターIIシリーズ』の集大成的なソフト。 もともとアーケードゲームとして始まったシリーズだが、本作はまずプレイステーション2用ソフトとして発売されて後からアーケードへ移植された。 ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] シリーズ情報 + 一覧を開く 一覧を閉じる このwikiで扱う機種で発売されたシリーズ作品は以下の表(発売日順)の通り。 発売日 機種 価格 タイトル ジャンル 備考 1988年12月4日 PCエンジン 5,980円(税別) ファイティングストリート 格闘ゲーム SF1。 1992年6月10日 スーパーファミコン 9,980円(税別) ストリートファイターII 格闘ゲーム SF2シリーズ。 1993年6月12日 PCエンジン 9,800円(税別) ストリートファイターⅡダッシュ 格闘ゲーム SF2シリーズ。 1993年7月11日 スーパーファミコン 9,980円(税別) ストリートファイターIIターボ 格闘ゲーム SF2シリーズ。 1993年9月28日 メガドライブ 9,800円(税別) ストリートファイターIIダッシュプラス 格闘ゲーム SF2シリーズ。 1994年6月25日 スーパーファミコン 10,900円(税別) スーパーストリートファイターII 格闘ゲーム SF2シリーズ。 1994年6月25日 メガドライブ 10,900円(税別) スーパーストリートファイターII 格闘ゲーム SF2シリーズ。 1995年8月11日 ゲームボーイ 4,800円(税別) ストリートファイターII 格闘ゲーム SF2シリーズ。 1995年8月11日 セガサターン 5,800円(税別) ストリートファイター リアルバトル オン フィルム 格闘ゲーム 実写映画のゲーム化作品。 1995年8月12日 プレイステーション 5,800円(税別) ストリートファイター リアルバトル オン フィルム 格闘ゲーム 実写映画のゲーム化作品。 1995年12月15日 プレイステーション 6,800円(税別) ストリートファイターII ムービー 育成・アドベンチャー アニメ映画のゲーム化作品。 1995年12月22日 プレイステーション 5,800円(税別) ストリートファイターZERO 格闘ゲーム SFZEROシリーズ。 1996年1月26日 セガサターン 5,800円(税別) ストリートファイターZERO 格闘ゲーム SFZEROシリーズ。 1996年3月15日 セガサターン 6,800円(税別) ストリートファイターII ムービー 育成・アドベンチャー アニメ映画のゲーム化作品。 1996年8月9日 プレイステーション 5,800円(税別) ストリートファイターZERO2 格闘ゲーム SFZEROシリーズ。 1996年9月14日 セガサターン 5,800円(税別) ストリートファイターZERO2 格闘ゲーム SFZEROシリーズ。 1996年12月20日 スーパーファミコン 7,800円(税別) ストリートファイターZERO2 格闘ゲーム SFZEROシリーズ。 1997年7月17日 プレイステーション 5,800円(税別) ストリートファイターEX plus α 格闘ゲーム SFEXシリーズ。 1997年9月18日 セガサターン 5,800円(税別) ストリートファイターコレクション 格闘ゲーム SF2シリーズ+SFZEROシリーズ。 1998年10月23日 プレイステーション 5,800円(税別) ストリートファイターコレクション 格闘ゲーム SF2シリーズ+SFZEROシリーズ。 1998年12月3日 プレイステーション 5,800円(税別) カプコンジェネレーション第5集 格闘家たち 格闘ゲーム SF2シリーズ。 1998年12月3日 セガサターン 5,800円(税別) カプコンジェネレーション第5集 格闘家たち 格闘ゲーム SF2シリーズ。 1998年12月23日 プレイステーション 5,800円(税別) ストリートファイターZERO3 格闘ゲーム SFZEROシリーズ。 1999年7月8日 ドリームキャスト 5,800円(税別) ストリートファイターZERO3 サイキョー流道場 格闘ゲーム SFZEROシリーズ。 1999年8月5日 セガサターン 通常版5,800円(税別)4MB拡張RAM同梱版7,800円(税別) ストリートファイターZERO3 格闘ゲーム SFZEROシリーズ。 1999年12月16日 ドリームキャスト 6,800円(税別) ストリートファイターIII ダブルインパクト 格闘ゲーム SF3シリーズ。 1999年12月24日 プレイステーション 5,800円(税別) ストリートファイターEX2 PLUS 格闘ゲーム SFEXシリーズ。 2000年3月4日 プレイステーション2 6,800円(税別) ストリートファイターEX3 格闘ゲーム SFEXシリーズ。 2000年6月29日 ドリームキャスト 5,800円(税別) ストリートファイターIII 3rd STRIKE Fight for the Future 格闘ゲーム SF3シリーズ。 2000年12月22日 ドリームキャスト 4,800円(税別) スーパーストリートファイターII X for Matching Service 格闘ゲーム SF2シリーズ。 2001年2月15日 ドリームキャスト 3,800円(税別) ストリートファイターZERO3 サイキョー流道場 for Matching Service 格闘ゲーム SFZEROシリーズ。 2001年3月30日 ゲームボーイ 4,300円(税別) ストリートファイターALPHA 格闘ゲーム SFZEROシリーズ。 2001年7月13日 ゲームボーイアドバンス 4,800円(税別) スーパーストリートファイターII X リバイバル 格闘ゲーム SF2シリーズ。 2002年9月27日 ゲームボーイアドバンス 4,800円(税別) ストリートファイターZERO3↑ 格闘ゲーム SFZEROシリーズ。 2003年12月18日 プレイステーション2 3,800円(税別) ハイパーストリートファイターII アニバーサリーエディション 格闘ゲーム SF2シリーズ。 2004年7月22日 プレイステーション2 通常版3,800円(税別)THE LIMITED EDITION7,800円(税別) ストリートファイターIII 3rd STRIKE -Fight for the Future- 格闘ゲーム SF3シリーズ。 2004年10月28日 XBOX 4,800円(税別) ストリートファイターアニバーサリーコレクション 格闘ゲーム SF2シリーズ+SF3シリーズ。 2006年5月25日 プレイステーション2 4,800円(税別) ストリートファイターZERO ファイターズ ジェネレーション 格闘ゲーム SFZEROシリーズ。 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (1) 2024年08月29日 (木) 18時42分54秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/battle-operation/pages/1364.html
アップデートなどの最新情報について知りたい わからないことがあるので質問したい MSやカスタマイズパーツなどの情報を収集したい Wikiの内容を修正してほしい・ページが変なんだけど? Wiki内で暴言を吐かれた! 初めて本攻略Wikiを訪れた方のために,攻略Wikiの使い方について説明致します. アップデートなどの最新情報について知りたい Hot Topics右メニューのHot Topics欄に「新規追加機体」「上位レベル解放機体」「性能調整機体」などが都度表示されます 掲示板(雑談)掲示板(雑談)の コメント欄上部 にも都度連絡事項が表示されます. 「PSNメンテナンス情報」や「攻略Wikiの不具合情報」など. アップデート/最新情報収集左メニューの【アップデート】-【最新アプデ情報収集】にて最新情報を収集しています. 公式ページ左メニューの【公式】欄から, 公式アップデート情報ページ へ飛ぶことが出来ます. わからないことがあるので質問したい まずは左メニューの【データ・解説】欄をご覧ください.ここを見てもわからないことがあれば各種掲示板で質問しましょう. よくある質問 バグ小ネタ 用語集 テクニック集 検証・データ 質問したいことがあれば左メニューの【コミュニティ】-【問題解決】にある各種【掲示板】をご利用下さい 気軽に話題を振りたい場合掲示板(雑談) 質問したいことがある掲示板(質問) 立ち回りとか運用とか開発などのアドバイスを受けたい掲示板(アドバイス) 徹底的に議論したい掲示板(議論) MSやカスタマイズパーツなどの情報を収集したい 左メニューの↓の方にMSやカスタマイズパーツの項目があります. 左メニュー上にある, ▼MS一覧へ強タックル▼というボタンを押すと該当部分までジャンプします. Wikiの内容を修正してほしい・ページが変なんだけど? 右メニューのWiki編集(編集)まで御連絡ください Wiki内で暴言を吐かれた! 右メニューのWiki編集(荒らし報告)まで御連絡ください ゲームプレイ中の荒らし報告は受け付けておりません
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/13649.html
SFC スーパーストリートファイター2 (ソフトのみ) 【中古】 スーパーファミコン スーファミ 価格 1,180円 (2023/2/1 06 42時点) 感想(0件)
https://w.atwiki.jp/yaruoperformer/pages/2808.html
,.....-―..........----........―…=ミ / /⌒ ー―-=====…'"⌒ヽ `ー'⌒ヽ / / \ } { { ト、_)ト、 \ `¨¨¨´ \ \ )`ーミ\`ヾ\)\ ヽ }三ニミヽ ∨,}/'/{/(, __} -==ニミ、\,∨' / // ___ / ⇒ミ、 `\ 》/ 'ノ'/}/ー‐z==_ } { ( ̄}ト、 -=ミ)厶イ彡/ 〔_ノ (_, `¨¨¨\ ヽ. \ =「 圦 ;ィ勹∧\ ∨{ \j _  ̄入{ 茂ァrt=ャ苡゙ }ノ、 }i l } ` ', _/ ヽ__///∧ ⌒〉{⌒¨¨ー} }/'/ノ' 、_, / └ 'T..{ r ∨/∧ ト`ニ゙ィ ノ f升'´_,......、 〈. └ ⌒Vノ゙└ '~~)∨,Α`こ フ/'"´ __,...、 \ , 厂_〕__ ヽ'"(jノ`ア¨´ ̄`¨¨¨´ ヽ ヽ ,. └' ` ー ー ゚ ミー=厶__,/⌒〉 _,..,_ \ , _ ∩ n n n ミi i i i i i /, ア'"⌒`ー=ミ〉 ' ,. ∧ { ‘┘'┘ ' ト ノ } 三i i iア / / く_ノ` ト、 '; . { \_⌒゙ x‐‐‐=ミ 彡i / / ' ) /} } ' { \7 /////∧彡i { { , / ミ、∨ } 'ハ {/ ̄ ̄\} 彡}..,人,... _彡' ノ )うj ' ' } { / ̄ ̄ヽj ア ... ,) 7「 ノ/ / / / ∨ ,' ' ,∨ . ,. '"} ム辷彡'/ ;/ / ; )′ , ' / /厂 ̄ , /{、 __ { , . .. ,/ .. ' ,ノ / _ノ∧ヽ ヽ \ '. '" /{ ... ∠=-ァ' / 厂/ / } ノ }ヽ ,ノ..... , く ∠__彡'/ ' '゙ \.. .. _,rf厂}{\__/¨¨¨¨¨´ / / `二´_/_ノ \  ̄\ ` ー――― / { / / \ \ /⌒ ∨厂 \ \ ノ ー‐ 、 {/ ̄ ̄` \ \ /. }__ /′ \__ \____У.. ,ノ ヽ , _,. - ⌒¨ X ´ ̄ ̄ ̄〔 / j `¨ ー _ /~ / _,..........,.ノ {/ ヽ ,__ 〔 _,.' `¨¨¨¨ / } \_ _/ / ′ 、_ / \ `¨¨ /-、 `ー { \_ , { )7⌒⌒ _ノ } l} / 、 \ ,ノ / =-‐ ' iレ′ \___/ rf__彡' . / { \__/{__ (__,. .,_ /´ \ ノ `¨¨ ´ }\ \_(__ { ヽ ー\ \ ′ \ ′ ヽ \ 名前:リュウ/隆(りゅう) 性別:男 原作:ストリートファイターシリーズ 一人称:オレ/俺 二人称:お前/君(女性に時たま) 口調:武道家 AA:ストリートファイター/リュウ.mlt 「ストリートファイターシリーズ」の主人公。 シリーズ常連キャラで「真の格闘家」を追い求めている求道者。 好きなものは水ようかんで、嫌いなものは蜘蛛。特技はどこでも寝られることとヒッチハイク。 定住しない流浪の男と思われがちだが、『6』で当人が語ったように定住所や資産はキチンとある模様。 その資産はケンの伝手と管理の下とはいえブラックカードを作れるほどで、 曰く『今の使い方のままだと一生かかってもなくならない』とか。 彼も各メディアでキャラ造形に相違がある。 図鑑 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia MUGENWiki 格ゲーCOM アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 モーさんとアイクはアベルドルン大陸で暴れ回るようです デルフィニア ウォル役でアイクと併用 主 まとめ やらないのか夫がエルツとレナスを救うようです レナスII 封印の使徒 白十字教団の一員 脇 まとめ やる夫Wiki 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考