約 3,564,979 件
https://w.atwiki.jp/wiki8_destiny/pages/859.html
機体一覧 : コスト|勢力+旧機体枠|勢力前作準拠|勢力DP準拠 【更新履歴(本ページの変更点)】※3行まで。以降消してください。 [2007/10/26]最新の情報へ更新 [2006/09/11]ザクウォーリア(ライブ仕様)の解禁に伴い、Z.A.F.T枠に移動 [2006/09/11]CPU専用機・ザクウォーリア(ライブ仕様)追加 機体一覧(勢力枠+旧機体枠) 機体コスト一覧表 コスト合わせ表 耐久力表 ※討論を重ねずデータ削除に徹する場合は、荒しの一環とみなし復旧対象になります。荒らしは討論のページで対策を考えられている最中です。最悪、アクセス禁止処分も考えられます。 本ページ編集上の注意 本ページの編集方針は、「勢力枠と別に旧機体枠(解禁機体枠)を設ける」となっています。 変更の提案などは、ここのコメントか討論にて議論し、決定してください。 機体コスト一覧表 自軍の総コストは1000です(MS選択画面でコストゲージとともにxxx/1000という表示がされます)。ペアを組むときの目安に。 網掛けの色はそのままゲーム内のMS選択画面で表示されるコマの背景色と一致させてあります。 機体名をクリックするとそれぞれの解説に移ります。 Z.A.F.T. 地球連合軍 オーブ 旧機体 590 デスティニー ストライクフリーダム レジェンド インフィニットジャスティス 560 アカツキ(オオワシ装備) プロヴィデンス フリーダム ジャスティス アカツキ(シラヌイ装備) 450 フォースインパルス カオス ストライクルージュ エールストライク ソードインパルス ガイア ドムトルーパー ソードストライク ブラストインパルス アビス ランチャーストライク セイバー ストライクノワール イージス グフイグナイテッド(ハイネ機) ブリッツ スラッシュザクファントム バスター ブレイズザクファントム デュエルAS ガナーザクウォーリア(ルナマリア機) フォビドゥン カラミティ レイダー 420 グフイグナイテッド ウィンダム(ネオ機) ムラサメ(バルトフェルド機) ストライク(ビームライフル) ガナーザクウォーリア ストライク(バズーカ) ザクウォーリア デュエル シグー ラゴゥ ゲイツ[指揮官用] 280 バクゥ(ミサイルポッド) ウィンダム(ジェットストライカー) ムラサメ ゾノ バクゥ(レールキャノン) ウィンダム(ミサイル) ジン(大型ミサイル) ゲイツR ディン[指揮官用] ジンハイマニューバ2型 270 バビ ダガーL(ジェットストライカー) M1アストレイ ディン ダガーL(キャノン砲) ジン(マシンガン) 長距離強行偵察複座型ジン ダークダガーL ジン(バズーカ) アッシュ ジン(特火重粒子砲) ゲイツ ストライクダガー 200 グーン ジンワスプ ジンオーカー プロトジン ガズウート ザウート ザクウォーリア(ライブ仕様) CPU専用 デストロイ フリーダム(ミーティア装備) ジャスティス(ミーティア装備) ストライクフリーダム(ミーティア装備) インフィニットジャスティス(ミーティア装備) スカイグラスパー(ランチャーストライカー) スカイグラスパー(ソードストライカー) スカイグラスパー(エールストライカー) ミネルバ アークエンジェル ガーティ・ルー コスト合わせ表 機体1 機体2 総消費コスト 590(1落ち) 590(0落ち) 590 590(0落ち) 450(2落ち) 900 590(1落ち) 280(1落ち) 870 590(1落ち) 270(1落ち) 860 590(1落ち) 200(2落ち) 990 560(1落ち) 420(1落ち) 980 450(1落ち) 450(1落ち) 900 450(1落ち) 270(2落ち) 990 420(1落ち) 280(2落ち) 980 420(1落ち) 270(2落ち) 960 280(2落ち) 200(2落ち) 960 耐久力表 ※前作登場機体の耐久力が間違っている箇所がいくつかあります。情報が落ち着いてきたら修正してください。 カラー■:コスト ■:不明 Z.A.F.T. 地球連合軍 オーブ 2000 ■デストロイ 1600 ■ミネルバ ■ガーティ・ルー ■アークエンジェル 1000 ■ストライクフリーダム(ミーティア装備) ■インフィニットジャスティス(ミーティア装備) ■フリーダム(ミーティア装備) ■ジャスティス(ミーティア装備) 720 ■デスティニー 700 ■レジェンド ■インフィニットジャスティス ■ストライクフリーダム 680 ■プロヴィデンス ■フリーダム ■アカツキ(オオワシ装備) ■アカツキ(シラヌイ装備) ■ジャスティス 650 ■ソードインパルス ■ソードストライク 640 ■ゾノ 630 ■グフイグナイテッド(ハイネ機) ■アビス ■ドムトルーパー ■ブラストインパルス ■ストライクノワール ■スラッシュザクファントム ■ガナーザクウォーリア(ルナマリア機) ■ランチャーストライク ■カラミティ ■フォビドゥン ■レイダー 600 ■フォースインパルス ■ガイア ■ストライクルージュ ■ブリッツ ■カオス ■エールストライク 580 ■グフイグナイテッド ■ストライク(ビームライフル) ■ガナーザクウォーリア ■ストライク(バズーカ) ■ザクウォーリア 570 ■デュエル 560 ■ウィンダム(ミサイル) 550 ■セイバー ■ブレイズザクファントム 540 ■ムラサメ(バルトフェルド機) 530 ■ゲイツR ■ジンハイマニューバ2型 500 ■バクゥ(ミサイルポッド) ■ウィンダム(ジェットストライカー) ■ムラサメ ■バクゥ(レールキャノン) ■ストライクダガー 480 ■長距離強行偵察複座型ジン 460 ■アッシュ 450 ■ディン ■ダガーL(キャノン砲) ■ウィンダム(ネオ機) 430 ■バビ ■ダークダガーL ■M1アストレイ ■ガズウート 420 ■ジンオーカー ■ダガーL(ジェットストライカー) ■ザクウォーリア(ライブ仕様) 390 ■グーン 240 ■スカイグラスパー(エールストライカー) ■スカイグラスパー(ソードストライカー) ■スカイグラスパー(ランチャーストライカー)
https://w.atwiki.jp/seed-nige/pages/4.html
機体 コスト表 総コストは1000 MS選択画面でコストゲージとともにxxx/1000という表示がされます。 ペアを組むときの目安に。 網掛けの色はそのままゲーム内のMS選択画面で表示されるコマの背景色と一致させてあります。 機体名をクリックするとそれぞれの解説に移ります。 尚、更新につきましては管理人のみが可能のため最新情報を確認したい方は 本家http //www8.atwiki.jp/destiny/へ 退避http //www11.atwiki.jp/seeddestiny2/へ 機体編集のベースです。 機体ベース 管理人用 お持ち帰り機体ベース 編集→コピーで別サイトでご利用ください データ更新が鈍いため、古いデータや誤まったデータがある恐れがあります。 機体コスト Z.A.F.T. 地球連合軍 オーブ 590 デスティニー インフィニットジャスティス レジェンド ストライクフリーダム 560 プロヴィデンス フリーダム アカツキ(オオワシ装備) ジャスティス アカツキ(シラヌイ装備) 450 フォースインパルス カオス ストライクルージュ ソードインパルス ガイア ドムトルーパー ブラストインパルス アビス セイバー カラミティ グフイグナイテッド(ハイネ機) レイダー スラッシュザクファントム フォビドゥン ブレイズザクファントム エールストライク ガナーザクウォーリア(ルナマリア機) ランチャーストライク イージス ソードストライク ブリッツ ストライクノワール デュエルAS バスター 420 グフイグナイテッド ウィンダム(ネオ機) ムラサメ(バルトフェルド機) ガナーザクウォーリア ストライク(BR) ザクウォーリア ストライク(BZ) デュエル 指揮官用ゲイツ シグー ラゴゥ 280 バクゥ(ミサイルポッド) ウィンダム(ジェットストライカー) ムラサメ バクゥ(レールキャノン) ウィンダム(ミサイル) ゲイツR ジンハイマニューバ2型 ジン(大型ミサイル) 指揮官用ディン ゾノ ミーアザク(ライブ仕様) 270 アッシュ ダガーL(ジェットストライカー) M1アストレイ バビ ダガーL(キャノン砲) ディン ダークダガーL 長距離強行偵察複座型ジン ストライクダガー ジン(マシンガン) ジン(バズーカ) ジン(特火重粒子砲) ゲイツ 200 ジンオーカー グーン ガズウート プロトタイプジン ザウート ジンワスプ CPU専用 デストロイ ストライクフリーダム(ミーティア装備) インフィニットジャスティス(ミーティア装備) フリーダム(ミーティア装備) ジャスティス(ミーティア装備) スカイグラスパー(ランチャーストライカー) ミネルバ アークエンジェル ガーティ・ルー 今回もパスワード解禁で70種類以上に機体が増えるとの事。 最終的には、前作の全ての機体が使用可能になるかと思われる。 コスト合わせ表 機体1 機体2 総消費コスト 590(1落ち) 590(0落ち) 590 590(0落ち) 450(2落ち) 900 590(1落ち) 280(1落ち) 870 590(1落ち) 270(1落ち) 860 590(1落ち) 200(2落ち) 990 560(1落ち) 420(1落ち) 980 450(1落ち) 450(1落ち) 900 450(1落ち) 270(2落ち) 990 420(1落ち) 280(2落ち) 980 420(1落ち) 270(2落ち) 960 280(2落ち) 200(2落ち) 960 耐久力一覧 ※8月21日以降に解禁された機体には『一次解禁』と付いています。 同様に、9/11以降解禁は『二次解禁』、10/2以降解禁は『三次解禁』、 11/13以降解禁は『五次解禁』と付いてます。 コスト:■700 (CPU専用) ■590 ■560 ■450 ■420 ■280 ■270 ■200 2000 ■デストロイ 1000 ■ストライクフリーダム(ミーティア装備) ■インフィニットジャスティス(ミーティア装備) ■フリーダム(ミーティア装備) 二次解禁 ■ジャスティス(ミーティア装備) 二次解禁 720 ■デスティニー 700 ■レジェンド ■ストライクフリーダム ■インフィニットジャスティス 680 ■アカツキ(オオワシ装備) ■フリーダム ■プロヴィデンス 一次解禁 ■ジャスティス 一次解禁 ■アカツキ(シラヌイ装備) 五次解禁 650 ■ソードインパルス ■ソードストライク 一次解禁 640 ■ゾノ 一次解禁 630 ■ブラストインパルス ■グフイグナイテッド(ハイネ機) ■スラッシュザクファントム ■ガナーザクウォーリア(ルナマリア機) ■ドムトルーパー ■アビス ■イージス 一次解禁 ■バスター 一次解禁 ■デュエルAS 一次解禁 ■ランチャーストライク 一次解禁 ■ストライクノワール 一次解禁 ■レイダー 一次解禁 ■カラミティ 一次解禁 ■フォビドゥン 一次解禁 600 ■フォースインパルス ■ストライクルージュ ■カオス ■ガイア ■ブリッツ 一次解禁 ■エールストライク 一次解禁 580 ■グフイグナイテッド ■ザクウォーリア ■ガナーザクウォーリア ■指揮官用ゲイツ 一次解禁 ■シグー 一次解禁 ■ラゴゥ 一次解禁 ■ストライク(BR) 一次解禁 ■ストライク(BZ) 一次解禁 570 ■デュエル 一次解禁 560 ■ウィンダム(ミサイル) 550 ■セイバー ■ブレイズザクファントム 540 ■ムラサメ(バルトフェルド機) 五次解禁 530 ■ゲイツR ■ジンハイマニューバ2型 500 ■バクゥ(ミサイルポッド) ■バクゥ(レールキャノン) ■ムラサメ ■ウィンダム(ジェットストライカー) ■ジン(大型ミサイル) 一次解禁 ■ストライクダガー 一次解禁 490 ■指揮官用ディン 一次解禁 480 ■長距離強行偵察複座型ジン ■ゲイツ 一次解禁 460 ■アッシュ 450 ■ウィンダム(ネオ機) ■ディン ■ダガーL(キャノン砲) ■ジン(マシンガン) 一次解禁 ■ジン(バズーカ) 一次解禁 ■ジン(特火重粒子砲) 一次解禁 430 ■バビ ■ダークダガーL ■ガズウート ■M1アストレイ 一次解禁 ■ザウート 一次解禁 ■プロトジン? 一次解禁 420 ■ダガーL(ジェットストライカー) ■ジンオーカー ■ジンワスプ 一次解禁 ■ミーアザク(ライブ仕様) 三次解禁 390 ■グーン
https://w.atwiki.jp/wiki8_destiny/pages/221.html
ゲロビ 一定時間攻撃判定が持続するタイプのビームを発射し続ける攻撃の事。 初出は「機動戦士ガンダム 連邦vsジオン」に登場するMA「ビグ・ザム」。 この機体の口部ビーム砲がこのタイプの攻撃であり、尚且つ発射位置が口であるため「ゲロを吐いているようなビーム=ゲロビーム」、それが短縮されこのように呼ばれる事になった。 屋外等で「ゲロビ」と言うのが恥ずかしいときは、「照射タイプ」と呼びましょう。 ガナーザクウォーリアのCSやバスターのグゥレイトォ!!等がその例。 フリーダムのCSは特殊で、その見た目の色から虹色怪光線とか、七色ビームと呼ばれていた時期もあった。 一部の人にはレイダーのサブ射撃であるツォーンも 口から発射するためゲロビと認識されることもある。 別に間違いではないのだが上のような用法の方が多く使われるので気をつけよう。 ○ゲロビ持ちの機体一覧 ストライクフリーダム(サブ射) フリーダム(CS) ブラストインパルス(CS) セイバー(CS) ガナーザクウォーリア(ルナマリア機)(CS) ランチャーストライク(CS) イージス(サブ射) バスター(射撃CS) ガナーザクウォーリア(CS) バビ(格闘CS) ジン(特火重粒子砲)(サブ射) ○ゲロビ持ちのCPU専用機体一覧 デストロイ ストライクフリーダム(ミーティア装備) インフィニットジャスティス(ミーティア装備) フリーダム(ミーティア装備) ジャスティス(ミーティア装備) ○番外編 レイダー(サブ射)
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1354.html
前ページ次ページ悠久幻想曲ネタ <宴の夜に 前編> 「……何もなし、か」 くしゃっ、とレジェンドの手の中でメモが握り潰される。 エンフィールドの北、雷鳴山の森の中。そこがダークダガーから渡されたメモに記されていた座標だった。 正確には何もなかったわけではない。明らかに獣ではない足跡や焚火の跡など、しばらくの間何者かがここにいたことを証明するものはわずかにだが残っていた。 だがそこまで。それらのものから何かが分かるわけでもなかった。 そこにいた者が何物なのか、そしてどこへ行ったのか。そういった肝心なことは何も…… 「ちっ」 苛立たしさが舌打ちとなって現れる。ある程度の覚悟はしていたつもりだった。だがここまで何の収穫もないということが屈辱だった。 シンたちを裏切り、ダークダガーに協力をしてまで手に入れたものがこの結果か。 (――落ち着け) 一度大きく深呼吸をする。苛立ちがゆっくりと潮が引くように薄れていった。 今さら後悔をしても仕方ない。今はこの状況から少しでも何か得られるものを探すべきだと自身に言い聞かせる。 「……焚火、か」 発見したときから気になってはいたものだった。 これが自身の追う者が用意したものであることは疑いようがない。ダークダガーの情報ではしばらくここを拠点としていたらしい。ならば不自然ではないのだが、それでも疑念は拭えなかった。 「ん……?」 焚火の近くにある足跡をじっと観察する。 大きい。まず『奴』のものではないことは確かだった。 「これは……人間の?」 足跡だけではほとんど何も分からないが、少なくとも人型の生物のものであることに間違いはない。 つまり、『奴』はここで人間――もしくは亜人――と会っていた、あるいは今も共に行動している可能性があるということになる。 雷鳴山の周りには凶暴なモンスターがかなりの数生息している。こんなところで会うということは余程腕の立つ者か、相当な訳有りということになる。 ここから推察できる可能性は二点。 ひとつは『奴』とこの人物はそれなりに友好的な関係であるということ。そうでなければ共に焚火を囲むようなことはしないはずである。協力者であると考えていいだろう。 そしてもうひとつ、行方をくらましている『奴』は、 「……今、この人物に匿われているかもしれない、というわけか」 夕闇に染まりかける森の中で、レジェンドは謎の人物の足跡を冷たい目で見つめていた。 エンフィールド北側の街外れにはひとつの屋敷がある。 古びた東洋風の佇まいとやや荒れた周囲の様子に気味悪がってか、街の住人は滅多にここに近づくことはない。 誰が住んでいたかは知らないが、空き家となったせいで一層不気味さを増したせいで幽霊が出るとまで言われているほどだ。 ――まぁ、実際には二人の獣人と最近になって増えた二『体』が勝手に住みついているわけなのだが。 「テーレッテー、πを取り戻せ! あれ、なんか違ったか。はて?」 酒瓶を大量に抱え込んだストライクフリーダムが首を傾げる。うろ覚えに口ずさんでいた歌に引っかかりを覚えたらしいが、それに指摘をする者もツッコミを入れる者もその場にはいなかった。 その代わりとでも言うように、そこにメイド服に身を包んだネコミミの少女がやってきた。 「ふみぃ? ちいおねーちゃんどうしたのー?」 「おやメロディ。いやね、乳は揉み捨てるものじゃないってことさ。おーけー?」 「ふみゃあ! ぜんぜんわかりませーん」 「ははは、こやつめ」 尻尾を振りながら笑顔を浮かべる少女の頭にていっと軽くチョップをする。 痛みもないとはいえ、叩かれても嫌な顔ひとつ見せずニコニコと笑っているメロディの背後から、屋敷の今の主が現れた。 「メロディ~? そっちはどう……あらまあ、なかなかいいカンジになってるじゃな~い」 ふさふさの尻尾と狐耳を揺らしながら、獣人の女性――橘由羅は満足げに部屋を見渡す。 いつもは空の酒瓶が床の畳が隠れそうなほど転がっている居間ではあるが、珍しく綺麗に片づけられていた。 中央に置かれたちゃぶ台にはストライクフリーダムが持ってきた酒瓶が置かれているが、そのどれもが未開封のままだった。酒豪二人が住まうこの屋敷に貯えられていたものにしては相当レアなものである。 それもそのはず、特別な日以外には絶対に開けないという暗黙の了解が二人の間にあったからだった。 「結構時間はかかったけどねえ。で、そっちは?」 「う~ん、ちょっと手間取ってるみたいね~。やっぱりまだ慣れてないみたいで」 「あちゃー……ま、いつものことといえばそうなんだけどねー」 「メロディがおてつだいするー?」 「いや、いいや。もう助っ人は呼んでるし。今日はメロディも楽しむ側でな」 「はーい!」 メロディがそう答えたときを見計らったかのように、屋敷の扉がノックされる。由羅の「開けていいわよ~」 という許可の後、ゆっくりと扉が開かれた。 「頼まれたもの持ってきたぞ」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「しない。すぐ帰る」 何やら酷くむかつく顔になった由羅とストライクフリーダムに即答しつつ、シンは両手で抱えていたケースを部屋に置く。並べられた酒瓶がその衝撃で音を奏でた。 「むう、つれないなあ少年」 「相変わらず可愛げってものがないわね~」 「うるさい。お前ら二人が揃うとロクなことにならないってのはもう分かりきってるからな」 ぶーぶーと口々に文句を垂れるストライクフリーダムと由羅にシンはピシャリと言い放つ。 ストライクフリーダムに関わってしまったばかりに牢屋に閉じ込められたこともあるのだからこの拒絶も当然だろう。 「じゃあ追加の依頼だ! 今日の宴のために私らに料理を振る舞ってくれい!」 「人の話聞いてたかっていうか余計に面倒なことになってるだろ!?」 「あ、材料はちゃんとこっちで用意してるから」 「だから人の話を聞け!」 絶対にノゥの姿勢を微塵も変えないシンに溜息を漏らしつつ、ストライクフリーダムはふよふよとシンの目の前まで近付いた。 「どうしてもダメ?」 「駄目だ」 「――引き受けてくれなかったら明日から毎日のよーに朝から晩まで店の前で罵声と卑語を巧みに織り交ぜつ つシンについてあることないこと喚きまくっちゃうぞ? みさくら語に翻訳して」 ――コイツ、なんて恐ろしいことを……!? シンは絶句した。やると言ったらやるという「スゴ味」を湛えたストライクフリーダムの目が一番恐ろしかった。 「ふみゃあ? 「みさくらご」ってなーに?」 「それはねメロディ……」 「よい子は知っちゃいけません!」 メロデイに耳打ちしようとする由羅を強引に引っぺがす。 いろんな意味で危険な臭いが漂ってきた流れに顔を両手で覆いたくなる気分になったシンだが、やがて観念したように首を縦に振った。 「……わかった、やる」 「あ~~~聞こえんなあ?」 耳が悪いと判断したシンは返事の代わりにその頭を叩き落とすことにした。 「ぐ、おお、お……ちょっとしたお茶目に対してなんたる仕打ちを」 「やかましい。そんな世紀末獄長風味なお茶目があるか」 呻くストライクフリーダムを見下ろしながら、引き受けたのを若干後悔していた。もはや後の祭りだが。 「あれ? そういやデス子っちは?」 「ここに来るって聞いただけで部屋に閉じ籠ったよ。絶対にお前には会いたくないってさ」 「馬鹿な!? それでは私はいったい誰のおっπを揉めと!?」 「揉むな。で、俺一人で全員分のを作れって? できなくはないけど時間かかるぞ」 「それについては大丈夫よ~。あの子もいるから」 あの子? と聞こうとしたところで台所から一人の少女が顔を覗かせた。 「おい、助っ人とやらはまだ来ないのか? これでは時間、が……」 「あ」 シンはその姿を見て思わず声をあげる。 ――フリーダム。 かつて自分を殺そうとしたMS。 そんな相手を前にシンが警戒すらしなかったのは、その格好に目を奪われたからだった。 ――メイド。 そうとしか形容する言葉が見つからない。 肩のアーマーを覆うフリル、身体の動きを阻害することなく装備されたスカートやエプロン。頭には当然と言わんばかりにこれまたフリルの付いたカチューシャが乗っていた。 MSの名残のある部分の干渉することなく飾り立てられた衣装は、服と言うよりもパーツに近かった。 だがそれだけで全体の雰囲気が柔らかくなり、剣呑さも薄れむしろ可愛さを主張させている。シンが呆けたように見つめてしまうのも無理もない話だった。 「シン・アスカ……」 それも、 「殺す!」 相手の殺気がなかった場合に限る話だったが。 「うおおっ!?」 反射的に上体を仰け反らせる。首のあった場所にビームの刃が通過したのを目の当たりにして今さらのようにシンの背筋に怖気が走った。 「ちょ、ちょっと待て!」 「誰が待つものか。ここで会ったが運の尽きだ、今すぐこの場で殺ひゅ!?」 逃げ腰のシンにサーベルを振り上げ襲いかかろうとするフリーダムだったが、背後に忍び寄ったストライクフリーダムに口の中に指を突っ込まれ横に広げられたことでその行為を中断させられた。 「にゃ、にゃにをしゅる!?」 「はいはい落ち着けー。今日はそういうのは禁止だぞ、とあんだけ言ったろーに」 ぱっと手を放し、すぐさまフリーダムの足を引っ掛けて転倒させる。一連の鮮やかな流れにシンは思わず感心してしまった。 「くっ……だが相手がこいつなら話は別だ! 私は私のことを優先させてもらう!」 「あーそうかいそうかい。だけど悪いね、その自由は認めさせられんよ」 そう言いながら、ストライクフリーダムは懐からスイッチのようなものを取り出した。 「ってことで、実力行使させてもらうよ」 スッと少女の目から温かみが消え、一切の躊躇もなくスイッチが押し込まれた。 ――直後、 「ひぅっ!?」 ビクンと身体を震わせ、フリーダムが床に落下する。 小刻みに震えながら身体を抱えるようにうずくまるその姿にシンは反射的に駆け寄っていた。 「お、おい!? 大丈夫……」 「ち、近づくな……ひぁっ!? あぁっ!」 頬を上気させ、目尻に涙を浮かべながらも伸ばされた手を払おうとするも再びフリーダムは身体を震わせる。 何が起こったのかさっぱり理解できないシンの背後でストライクフリーダムが黒い笑みを浮かべていた。 「クックックッ、ずいぶんとしおらしくなったじゃあないかマァイシスター」 「き、さま……私の身体に何を……!?」 「すべてはそのメイド服にあり!」 ビシリとフリーダムが身に纏った服を指差し、誇らしげにストライクフリーダムは語り始める。 「入念な検査の結果発覚したマイシスターの全身12個所に存在するウィークポイント――もちろん性的な 意味で――! そこにジャストフィットするようにメイド服にバイb、もとい低周波発生装置を仕込んだのだ!」 「な、何!?」 「そしてこのスイッチで振動の強弱や起動箇所を指定できるのだ! 嗚呼! 我ながらなんという素晴らしい ものを作ったのだろうか! ククク、フハハハハ、フゥーハハハハハハハハァ!!」 ――悪魔だ、悪魔が目の前にいる。 シンは冷めた目でストライクフリーダムを見つめるしかなかった。 だが次の瞬間、高笑いするストライクフリーダムの隙を付いてフリーダムがスイッチを奪い取った。 「ぬぉっ!? しまった!」 奪い返す暇もなく、スイッチはフリーダムの手に握り潰され破壊された。恐ろしい握力だった。 「はぁ、はぁ……これで貴様の思い通りにはなるまい。さぁ、今度こそ覚悟しろシン・アスきゃうっ!?」 再び殺意の籠った視線を向けてきたフリーダムがこれまた再び身体を震わせた。 「ば、馬鹿な……なぜ?」 「あー、しまったしまった。すっかり言うの忘れてたよ、スイッチはひとつじゃないって」 「く、そ……!」 震える手でスイッチを掴もうとするフリーダムから距離を取り、さらに凶悪な笑みを浮かべながらストライクフリーダムはスイッチを操作する。 「さぁ、さっきは4箇所しか起動してなかったが今度はどこを責めようか? ほれほれ~これ以上痴態を晒した くなかったら「シン・アスカには手を出しません」と言うがいい。言わないとじわじわと振動強くしちゃうぞ~?」 「く、あぁっ!? やめ……ああああああっ!!」 息を荒げながら床をのた打ち回るフリーダムの姿に、シンはわずかに顔を赤くしながら目を逸らした。 「おや? 少年の目には毒だったかねーやっぱ」 「……お前、やっぱり悪魔だな」 「多分褒められた!」 「褒めてない」 呆れながらシンはメロディと由羅に視線を移す。あれだけ騒いだというのにいつも通りの二人だった。 「ねぇおねーちゃん、なんでフリーダムちゃんはたおれちゃったのー?」 「それはねメロディ、女の身体にはいろんな秘密があって……」 「よい子は聞いちゃいけません!」 訂正、余計な知識を吹き込もうとする駄目獣人がいた。 ――数分後、蚊の鳴くような声でフリーダムは降参した。 「……貴様を許したわけではないからな」 「分かってるよ。それより、その、大丈夫か?」 「何がだ?」 「えっと、身体の調子、とか……いろいろと」 「っ、貴様が気にすることか!」 「あー、うん。なんかごめん」 屋敷の台所にて、シンはフリーダムの隣で仕込みをしていた。 ちなみに飲兵衛どもとメロディはすでにどんちゃん騒ぎを始めている。先の騒ぎで鎮静化したとはいえ、火を投げ込めば爆発しそうなほどの空気に満ちた台所との温度差にシンは軽く目眩を覚えた。 「にしてもいきなり「それでは早速おでんを所望する!」とかどんな無茶振りだよあいつ……」 「文句を言う前に手を動かせ」 「はいはい……っと、貯蔵庫はどこだ?」 「床下だ。そこに扉がある」 「えーっと、これか。よっと……おい、なんだこの量は」 貯蔵庫の中を覗き込むと、野菜と燻製された肉、そして桶に入れられた魚が大量に保管されてあった。 「知らん。ストライクフリーダムが勝手に集めてきているとは聞いたが」 「それにしたってこの量は……って鯛!? こんなのまであるのかよ!?」 「貰ってきたと言っていたが」 「どこからだよ!? ここ周りは山と湖しかないぞ!?」 「いいからさっさと必要なものだけを取れ」 「……はい」 素人目に見てもかなり質の良いことが分かる鯛に下手に手を出すのも気が引けたので、適当に大根を取り水でよく洗う。ふと隣を見ると、フリーダムが拙くはあるが丁寧に大根を切っていた。 「包丁使えるんだな」 「ここ拉致されてから無理矢理覚えさせられただけだ……なんだその顔は」 「いや、別に」 眉をしかめながらも真剣に料理をするフリーダムに見えないように小さく笑いながら、シンは大根の皮を剥き始める。 ――しかし、おでんって結構時間かかるんだよなぁ。だしは用意したけど煮込まないといけないし。その間に絶対あいつら文句言うだろうしな……川魚が結構あったし、適当に塩焼きにでもするか。量は足りないだろうか ら他にもいくつか……魚は結構あったし刺身ならすぐできるか。 仕事で培った知識を元にざっと予定を立てながら、シンはするすると解くように大根をかつらむきにして適当な大きさに切り分ける。 串を刺し、だしの中に放り込んだところで、じっとフリーダムが見つめていることに気が付いた。 「どうした?」 「知らん!」 フリーダムは顔を背けると大根を切る作業に戻った。どうやら少し手間取っているらしい。 ――なんなんだいったい。 その態度に首を傾げつつ、シンは卵と竹輪、スジ肉を取り出し仕込みを続けた。 ひとつ仕込みを終わらせる度にフリーダムが睨んでくる理由には最後まで気付くことはなかった。 前ページ次ページ悠久幻想曲ネタ
https://w.atwiki.jp/wiki8_destiny/pages/714.html
Bルート(ザフト陣営) Bルート(ザフト陣営)【CPU戦Bルート】汎用 汎用EX 地上 地上EX 【CPU戦Bルート】 汎用 1 インド洋 地球連合軍前線基地 (OP メイリンorタリア) ソロ時僚機 ゲイツR ソロ時敵機 ダガーL(キャノン)+ダガーL(ジェット)→ムラサメ→カオス→ダガーL(ジェット)→ダガーL(キャノン) 協力時敵機 ダガーL(キャノン)+ダガーL(ジェット)→ムラサメ→ダガーL(キャノン)→カオス→ダガーL(ジェット) ※Aルート1面よりほんの少し難しい程度。カオスもまだ反応が鈍いので簡単に倒せる。 特に苦労する事はない。さっさと片付けよう。 2 小惑星帯 (OP タリア) ソロ時僚機 セイバー ソロ時敵機 ウインダム(ミサイル)+アビス→ガイア→アビス→アビス→ウィンダム(ミサイル) 協力時敵機 ※地味に核が厄介。僚機を「分散」にすると闇討ち核をある程度防げる。 アビス、ガイアといった可変機が大量に出現するため、2面にして難易度が高い。 僚機が性能の高いセイバーなのは不幸中の幸い。 3 東ヨーロッパ 北海沿岸地域 (OP メイリン) ソロ時僚機 バクゥ(レールキャノン) ソロ時敵機 ウインダム(ジェット)+ダガ-L(ジェット)→ストライクルージュ→【フリーダム[キラ]】→ダガーL(ジェット)→以後ダガーLを落とし続けるとダガーL 協力時敵機 ウィンダム(ジェット)+ダガーL(ジェット)→ウィンダム(ジェット)→ダガーL(ジェット)→ウィンダム(ジェット)→ストライクルージュ→【フリーダム[キラ]】→ダガーL(ジェット)→同上 ※覚醒選択 [キラ]ラッシュ ※初期配置のどちらかを残しておきフリーダムが出てくる前にルージュを落とすと楽。 バクゥは移動関連の性能がいいので上手くいけば相手を長時間引きつけられるが、相手が2体こちらに向かってくる可能性もあるので気が抜けない。 フリーダム戦は特に注意なし。対人戦と違ってCSや特格を先出ししてくれるのでそれほど苦戦はしないだろう。ただし油断するとラッシュ覚醒でボコられるのでそこだけ注意。 4 アフリカ砂漠(昼) (OP タリア) ソロ時僚機 ゲイツR ソロ時敵機 ガズウート+ジンHM2型→ガズウート→ジンHM2型→ガズウート→ジンHM2型→ジンHM2型→カオス→ジンHM2型→ガズウート 協力時敵機 ガズウート+ジンHM2型→ガズウート→ジンHM2型→ガズウート→ジンHM2型→ジンHM2型→ジンHM2型→カオス→ジンHM2型→ガズウート ※稀に時間切れパターンで負ける事があるので、格闘を織り交ぜて効率よく敵を叩こう。 ガズウートの装甲は薄いので問題無い。だがジンHMはCPU奥義・超反応カウンターを繰り出してくる可能性があるため、ガズより慎重に処理する事。 5 ガルナハン基地 (OP メイリン) ソロ時僚機 ザクウォーリア ソロ時敵機 ウィンダム(ミサイル)+ストライクルージュ→ガイア→ガイア→アカツキ(オオワシ装備)→ウィンダム(ミサイル)→ガイア 協力時敵機 ストライクルージュ×2→ウィンダム(ミサイル)→ガイア→ガイア→アカツキ(オオワシ装備)→ウィンダム(ミサイル) ※EXに今まで一度も来ていないならば、Bルート最初の難関となる。核は相方に任せてルージュを叩き、常に地形を利用して相手の上にいるようにしよう。 ガイアはなるべく早く倒し、強敵アカツキに備えたい。 6 ヘブンズベース (OP タリア) ソロ時僚機 ゲイツR ソロ時敵機 カオス+ウインダム(紫)→ドムトルーパー→ドムトルーパー→【デストロイ[ステラ]】→ドムトルーパー→カオス→以後ドムトルーパーを落とし続けるとドムトルーパー 協力時敵機 カオス×2→ウィンダム(紫)→ドムトルーパー→ドムトルーパー→【デストロイ[ステラ]】→ドムトルーパー→カオス 覚醒選択 [ステラ]パワー ※デストロイ初登場ステージ。ドムを叩いたらひたすらデストロイに集中しよう。敵は相方に任せておけば問題ない。 自機0落ちCPU1落ち以内でデストロイに50%パワー覚醒格闘を全て当てれば、割と簡単にEXに行けるステージ。 7 ダイダロス基地 (OP タリア) ソロ時僚機 Gザクウォーリア ソロ時敵機 ムラサメ×2→ダークダガーL→ストライクフリーダム→∞ジャスティス→ムラサメ→時間経過→ムラサメ→ダークダガーL 協力時敵機 ムラサメ×2→ムラサメ→ダークダガーL→ダークダガーL→ストライクフリーダム→∞ジャスティス ※敵が多い上に強い。ここからゴリ押しでは勝てなくなってくる。意外とムラサメが反応が良く、下手したら高コストよりも強いことがある。 最初の低コスト機は落ち着いて叩けば問題はない。その後に高コストをゆっくり料理しよう。 自信が無いなら低コスト機を1機残そう。味方の誤射だけには注意。ロックの形を見逃さず、ダブルロックしないようにしよう。(ダブルロックの場合、高確率で誤射されてダウンさせられるので注意) 8 オーブ国防本部 (OP タリア) ソロ時僚機 ジンHM2型 ソロ時敵機 アビス+アビス→ストライクルージュ→カオス→アカツキ(オオワシ装備)→アビス→アビス 協力時敵機 アビス×2→(1機撃破後)ストライクルージュ×2→カオス→アカツキ(オオワシ装備)→アビス ※出現する敵が全てコスト450以上という過酷な面。ルージュよりも他の可変機を優先して落とそう。 ちなみに協力プレイ時はソロプレイと大分難易度が変わる。 というのも、最初の敵を1機墜とした時点で次の2機が一度に登場し、一時的に2on3になるのだ。 合計2機撃墜で通常通り2on2に戻るので、最初のアビス2機を出来る限り同時に墜とすと良い。 ※かと言ってソロの方が楽かと言われるとそうでもない。僚機のジンHM2型が秒速で落ちてきて何も仕事をしないため、自機450であっても1落ちできないステージ。 下手したら開幕10秒程度で撃墜されるほどなので、低コスト以外なら1度も落ちないようにしよう。 FINAL レクイエム内部 (OP タリア) ソロ時僚機 ゲイツR ソロ時敵機 ドムトルーパー×2→フリーダム→ストライクフリーダム→∞ジャスティス(ミーティア装備)[アスラン]→ドムトルーパー→ドムトルーパー 協力時敵機 ドムトルーパー×2→フリーダム→フリーダム+ストライクフリーダム→∞ジャスティス(ミーティア装備)[アスラン]→ドムトルーパー→ドムトルーパー ※覚醒選択 [アスラン]パワー ※最終面だけあって難易度は高い。最初のドムで手傷をもらうと後が苦しくなるので注意。 協力時はフリーダム×2+ストフリ、もしくはドム+フリーダム+ストフリという構成になった時が正念場。 ここでミーティア出現までに2機沈めるようにしないと、ミーティア乱入後の展開が辛くなる。 汎用EX EX2 アーモリーワン 格納庫エリア (OP ) ソロ時僚機 バビ ソロ時敵機 ウィンダム(紫)×2→ウィンダム(紫)→ウィンダム(紫)→ウィンダム(紫)[ネオ]→ウィンダム(紫) 協力時敵機 ウィンダム(紫)×2→ウィンダム(紫)→ウィンダム(紫)→ウィンダム(紫)[ネオ]→ウィンダム(紫) ※覚醒選択 [ネオ]パワー ※ネオンダム山盛り。装甲が低い分楽そうに思えるが、そこはEX、油断すると死ねる。格闘を混ぜて効率よく倒していこう。 EX3 ダーダネルス海峡 (OP ) ソロ時僚機 偵察用ジン ソロ時敵機 ムラサメ×2→全滅→【ストライクルージュ[カガリ]】+アビス[アウル]→ムラサメ 協力時敵機 ムラサメ×2→アビス[アウル]→【ストライクルージュ[カガリ]】+カオス[スティング]→ムラサメ ※覚醒選択 [カガリ]パワー ※後に出てくるカガリとアウルのHPがかなり高めに設定されている。 アビスの攻撃をかわしながらカガリを攻撃しなければいけないので、難しい。初心者~中級者はここでゲームオーバーすることも十分ありうるので焦らず確実に倒していこう。 EX4 オーブ沖 (OP ) ソロ時僚機 ディン ソロ時敵機 ムラサメ[ババ]+ドム[ヒルダ]→∞ジャスティス[ラクス]→デストロイ[ステラ]→ムラサメ→ムラサメ→ムラサメ 協力時敵機 ムラサメ+ムラサメ[ババ]→ドム[ヒルダ]→∞ジャスティス[ラクス]→デストロイ[ステラ]→ムラサメ ※覚醒選択 [ヒルダ]ラッシュ [ラクス]パワー [ステラ]スピード ※デストロイと水中戦というちょっと変な戦いになる。 簡単にクリアしたいのなら、最初のババを残しておけば、戦いやすくなるはずだ。 EX5 ガルナハン基地 (OP メイリン) ソロ時僚機 ジンオーカー ソロ時敵機 カオス+Gザクウォーリア→アッシュ→カオス+Bインパルス→2機撃破→Gザクウォーリア→Bインパルス 協力時敵機 カオス+Gザクウォーリア→アッシュ+カオス→Bインパルス→2機撃破→Gザクウォーリア ※敵を2機撃墜するとBインパルスとカオスが同時に降ってきて3体配備になる。 3体配備になった後に2体撃墜すると2体配備に。 意外とアッシュのカットがウザいため出てきたら早々に殺してしまおう。 EX6 ヘブンズベース (OP タリア) ソロ時僚機 グフイグナイテッド ソロ時敵機 ストライクルージュ×2→ストライクルージュ→全滅後→∞ジャスティス[アスラン]+アカツキ(オオワシ装備)[カガリ]→ストライクルージュ→∞ジャスティス 協力時敵機 ストライクルージュ×2→ストライクルージュ→全滅後→∞ジャスティス[アスラン]+アカツキ(オオワシ装備)[カガリ]→アカツキ(オオワシ装備) ※覚醒選択 [アスラン]スピード [カガリ]ラッシュ ※正直手強い。序盤のストライクルージュでダメージをもらうと後がかなりキツイので堅実に動こう。 僚機のグフは全く当てにならない。 EX7 デブリ帯 (OP タリア) ソロ時僚機 ザクウォーリア ソロ時敵機 ガイア×2+ガーティ・ルー→カオス[スティング]→アビス[アウル]→戦艦撃破→アビス 協力時敵機 ※覚醒選択 [スティング]スピード [アウル]ラッシュ ※一見楽そうだが、戦艦がけっこうサーチの邪魔でウザい。また僚機はすぐ落とされるので信用しないこと。 EX8 レクイエム中継ステーション (OP ) ソロ時僚機 ジンHM2型 ソロ時敵機 ドムトルーパー×2→フリーダム→フリーダム→ストライクフリーダム→ドムトルーパー→フリーダム 協力時敵機 ※初期配置のドム1体を残し、フリーダム・ストフリをタイマンで処理すると楽。 EX FINAL レクイエム内部 (OP タリア) ソロ時僚機 ゲイツR ソロ時敵機 ドムトルーパー×2→(時間経過後増援)→アカツキ(オオワシ装備)[カガリ]→(全滅後)→ストライクフリーダム(ミーティア装備)[キラ]+∞ジャスティス(ミーティア装備)[アスラン]→ドムトルーパー→ドムトルーパー 協力時敵機 ドムトルーパー×2→(全滅後)→ストライクフリーダム(ミーティア装備)[キラ]+∞ジャスティス(ミーティア装備)[アスラン]+アカツキ(オオワシ装備)[カガリ] ※覚醒選択 [キラ]ラッシュ [アスラン]スピード [カガリ]ラッシュ ※ソロ時はドム1機をさっさと落とし、アカツキ増援で2on3にならないようにしたい。 FINAL PLUS (OP タリア) ソロ時僚機 無し ソロ時敵機 ウィンダム(ミサイル)→(開幕増援)→ウィンダム(ネオ機)×2+ウィンダム(ミサイル)→(4機になるようにウィンダム(ミサイル)とウィンダム(ネオ機)が交互に補完) 協力時敵機 ウィンダム(ミサイル)→)→(開幕増援)→ウィンダム(ネオ機)+ウィンダム(ミサイル)→(3機になるようにウィンダム(ミサイル)とウィンダム(ネオ機)が交互に補完) ※ソロ時は1対4という、前代未聞の戦いを強要される。ある意味ではCルートより苦しい。 この窮状を打破する鍵は、敵機であるウィンダム(ミサイル)が握っている。 ウィンダム(ミサイル)の核の爆風に敵を巻き込めば、複数の敵の動きを封じられるので楽になる上、 動きが鈍く硬直も大きいので真っ向勝負なら手早く落とすことができる。 最初はネオ機から優先して撃破し、4機とも核ダムになったら一気に落とすといい。 協力プレイでは僚機がいるため3機に減る。 名前有りがいないので覚醒を使われないのも少し助かるかも。 覚醒ゲージがかなりたまりやすいので、溜まったら積極的に使おう。 地上 1 インド洋 地球連合軍前線基地 (OP メイリン) ソロ時僚機 ゲイツR ソロ時敵機 ダガーL(キャノン)+ダガーL(ジェット)→ムラサメ→カオス→ 協力時敵機 2 オーブ沖 (OP タリア) ソロ時僚機 アッシュ ソロ時敵機 ウィンダム(ミサイル)+ウィンダム(紫)→アビス→ガイア→ウィンダム(紫)→ウィンダム(紫) 3 東ヨーロッパ 北海沿岸地域 (OP メイリン) ソロ時僚機 バクゥ(レールキャノン) ソロ時敵機 ダガーL(ジェット)+ウィンダム(ジェット)→ストライクルージュ→【フリーダム[キラ]】→ダガーL(ジェット) 協力時敵機 ダガーL(ジェット)+ウィンダム(ジェット)→ダガーL(ジェット)→ウィンダム(ジェット)→ストライクルージュ→【フリーダム[キラ]】 4 アフリカ砂漠(昼) (OP タリア) ソロ時僚機 ゲイツR ソロ時敵機 ガズウート+ジンHM2型→ガズウート→ジンHM2型→ガズウート→ガズウート→ジンHM2型→ジンHM2型→カオス→ジンHM2型 協力時敵機 ガズウート+ジンHM2型→ガズウート→ジンHM2型→ガズウート→ジンHM2型→?→カオス→ 5 ガルナハン基地 (OP タリア) ソロ時僚機 ザクウォーリア ソロ時敵機 ウィンダム(ミサイル)+ストライクルージュ→ガイア→ガイア→アカツキ(オオワシ装備)→ウィンダム(ミサイル) 協力時敵機 ウィンダム(ミサイル)×2→ストライクルージュ→ストライクルージュ→ガイア→アカツキ(オオワシ装備)→ウィンダム(ミサイル) 6 ヘブンズベース (OP メイリン) ソロ時僚機 ゲイツR ソロ時敵機 カオス+ウィンダム(紫)→ドムトルーパー→【デストロイ[ステラ]】→ドムトルーパー 協力時敵機 カオス×2→ウィンダム(紫)→ドムトルーパー→ドムトルーパー→【デストロイ[ステラ]】→ドムトルーパー 7 アフリカ砂漠(夜) (OP タリア) ソロ時僚機 ザクウォーリア ソロ時敵機 ムラサメ×2→ダークダガーL→ストライクフリーダム→∞ジャスティス→ムラサメ 協力時敵機 ムラサメ×2→(時間差で出現)→ムラサメ→ダークダガーL→ダークダガーL→ストライクフリーダム 8 オーブ国防本部 (OP タリア) ソロ時僚機 ジンHM2型 ソロ時敵機 アビス+アビス→ストライクルージュ→カオス→アカツキ(オオワシ装備)[カガリ]→アビス 協力時敵機 FINAL レクイエム内部 (OP タリア) ソロ時僚機 ゲイツR ソロ時敵機 ドムトルーパー×2→フリーダム→ストライクフリーダム→∞ジャスティス(ミーティア装備)[アスラン]→ドムトルーパー ソロ時敵機 協力時敵機 地上EX ※EX7・EX8ステージが違うのみで、後はFAINAL PLUS以外汎用EXと一緒。 EX7 アーモリーワン 工廠エリア EX8 ベルリン市街 FINAL PLUS インド洋 地球連合軍前線基地 (OP メイリン) ソロ時僚機 グーン ソロ時敵機 ストライクルージュ×3→ジンHM2型(サトー)→ジンHM2型 協力時敵機 ストライクルージュ×3→(1機撃破後)→ジンHM2型→(1機撃破後)→ジンHM2型→(1機撃破後)→ジンHM2型[サトー]→(2機撃破後)→ジンHM2型 ※覚醒選択 [サトー]
https://w.atwiki.jp/wiki17_seed/pages/4.html
機体(コスト表) 総コストは1000 MS選択画面でコストゲージとともにxxx/1000という表示がされます。ペアを組むときの目安に。 網掛けの色はそのままゲーム内のMS選択画面で表示されるコマの背景色と一致させてあります。 機体名をクリックするとそれぞれの解説に移ります Z.A.F.T. 地球連合軍 オーブ 590 デスティニー? ストライクフリーダム? レジェンド? インフィニットジャスティス? 560 アカツキ(オオワシ装備)? フリーダム? 450 フォースインパルス? カオス? ドムトルーパー? ソードインパルス? アビス? ストライクルージュ? ブラストインパルス? ガイア? セイバー? グフイグナイテッド(ハイネ機)? スラッシュザクファントム? ブレイズザクファントム? ガナーザクウォーリア(ルナマリア機)? 420 グフイグナイテッド? ウィンダム(ネオ機)? ガナーザクウォーリア? ザクウォーリア? 280 バクゥ(ミサイルポッド)? ウィンダム(ジェットストライカー)? ムラサメ? バクゥ(レールキャノン)? ウィンダム(ミサイル)? ゲイツR? ジンハイマニューバ2型? 270 バビ? ダガーL(ジェットストライカー)? ディン? ダガーL(キャノン砲)? 長距離強行偵察複座型ジン? ダークダガーL? アッシュ? 200 ジンオーカー? グーン? ガズウート? CPU専用 デストロイ? ストライクフリーダム(ミーティア装備)? インフィニットジャスティス(ミーティア装備)? アークエンジェル? ミネルバ? ガーティ・ルー? スカイグラスパー(ランチャーストライカー)? コスト合わせ表 {機体1} {機体2} (総合消費コスト} 590(1落ち) 590(0落ち) 590 590(0落ち) 450(2落ち) 900 590(1落ち) 280(1落ち) 870 590(1落ち) 200(2落ち) 990 560(1落ち) 420(1落ち) 980 560(1落ち) 200(2落ち) 960 450(1落ち) 450(1落ち) 900 450(1落ち) 270(2落ち) 990 420(1落ち) 280(2落ち) 980 280(2落ち) 200(2落ち) 960 耐久力別機体表 Z.A.F.T. 地球連合軍 オーブ 720 デスティニー? 700 レジェンド? ストライクフリーダム? インフィニットジャスティス? 680 フリーダム? アカツキ(オオワシ装備)? 650 ソードインパルス? 630 ブラストインパルス? アビス? ドムトルーパー? スラッシュザクファントム? グフイグナイテッド(ハイネ機)? ガナーザクウォーリア(ルナマリア機)? 600 フォースインパルス? カオス? ストライクルージュ? ガイア? 580 ザクウォーリア? ガナーザクウォーリア? グフイグナイテッド? 560 ウィンダム(ミサイル)? 550 セイバー? ブレイズザクファントム? 530 ゲイツR? ジンハイマニューバ2型? 500 バクゥ(レールキャノン)? ウィンダム(ジェットストライカー)? ムラサメ? バクゥ(ミサイルポッド)? 480 長距離強行偵察複座型ジン? 460 アッシュ? 450 ディン? ウィンダム(ネオ機)? ダガーL(キャノン砲)? 430 バビ? ダークダガーL? ガズウート? 420 ジンオーカー? ダガーL(ジェットストライカー)? 390 グーン? 情報によると、今回もパスワード解禁で合計70種類以上の機体が使えるようになるとの事。 最終的には、前作の全ての機体が使用可能になるかと思われる。 ソース元 http //www.rs2006.co.jp/j_shows/060209capcom/index.html
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/1360.html
前ページ次ページ悠久幻想曲ネタ <宴の夜に 後編> 「お、おお……これは!」 いつの間にか居間に戻っていたストライクフリーダムがシンの持つ皿を見て驚愕の声を上げた。 ふんわりと開いた花を思わせるように並べられた縞目の美しい切り身。引き締まった身と適度な脂が乗り、淡く光沢を放つ薄造りに皆一様に目を奪われていた。 「ふみゃあ……きれいだねー」 「慣れてないからちょっと雑になったけどな。一応気は遣ったんでこれで勘弁してくれ」 「いやいや、これで雑ってどうなのさ?」 「さくら亭の仕事で何度かやったことがあるって程度だからな。さすがにあそこの親父さんやパティと比べれば見劣りするさ」 おっと、と何かを思い出したように再びシンは台所に引っ込む。戻ってきたとき両手に抱えられた鍋の中身を見て、今度は由羅が声をあげる。 「これって……あら汁?」 「捨てるにはもったいなかったし、思い切って鯛尽くしにしてみた。ご飯とお茶もあるから刺身乗せて鯛茶漬けもできるぞ」 「おちゃづけ? メロディそれたべるー!」 「わかったわかった。フリーダム、メロディの分を頼む」 「あ、あぁ」 三度台所へと向かったシンが戻ったときには、ストライクフリーダムと由羅が同時に目を剥いた。 その手の中には、焦げ目のついた鯛のヒレが二枚。つまり、 「「ヒレ酒!?」」 「結構大きめだったから半分に分けてみた」 二つのぐい飲みにヒレを入れ、そこに温めた酒を注ぐ。ふんわりと香ばしい匂いが居間に漂ってくる。 知識としてはあったのだが、初めて作るヒレ酒の香りにシンは小さく安堵の息をついた。 「よし、できたぞ。さっさと飲め」 「僥倖っ……! なんという僥倖っ……!」 ボロボロと涙を流しながらストライフクリーダムは「ははー」と頭を下げて大げさにぐい飲みを受け取る。 だが、もう一つのぐい飲みを受け取った由羅の表情は硬かった。 「由羅? どうかしたか?」 何か失敗しただろうかと不安に思い聞くと、由羅は小さく口を開いた。 「――ねぇ、シンくん。ひょっとしてあたしのこと……」 マズイ、とシンの中で焦りが生まれる。 あの話を聞いたことを悟られてしまえば、この宴の意義が失われてしまう。 先ほどまで狂喜していたストライクフリーダムの顔にも動揺が浮かんでいた。 「ひょっとしてあたしのこと……好きになっちゃったとか?」 「――――は?」 予想だにしなかった言葉にシンはポカンと口を開ける。だがそんな少年の反応を余所に由羅は顔を赤く染めながら――酒によるものかは判別がつかないが――惚気た口調でさらに続ける。 「そりゃあたしが綺麗なのは確かだけどね~。いきなりでちょっとびっくりしちゃったわ~」 「……あのな、」 「ん~、でもねぇ……5年とまでは言わないけどせめてあと2、3年早く会えてればね~」 「ちょっと黙ろうかこのショタコン」 精神的なストレスにより発生した頭痛にシンは頭を抱える。 何故だろう、自分で望んでやったことなのに若干後悔をしてしまっている気がした。 「うわ美味っ! 美っ味! とろける様な脂の旨味と絶妙な弾力のハーモニーがマジたまらん! ヒレ酒の甘みとも相性良くて感動の倍プッシュだわ!」 「って何勝手に一人で食ってんだお前!?」 いつの間にか刺身の皿を片手に持ったストライクフリーダムがバクバクと食い漁っていた。 「返せよこの! 俺だってつまみたかったのを我慢してたってのにそんなに食う奴がいるか!」 「いいや限界だッ! 食うね! ヒャッハー! 次はあら汁だぁ!」 取り分けた椀には目もくれず今度はあら汁の鍋に手を伸ばすが、すんでのところでシンが鍋を遠ざける。 「させるかよ! もうこっちも我慢するもんか! 食われる前に食ってやる!」 「なにおぅ!? そうはさせるか!」 「ふふっ、ホント仲がいいわね~二人とも」 「そりゃ将来のお嫁さんですから! 少年が!」 「またそれか! いい加減しつこいぞ!」 「お付き合いを前提に結婚してこれからもいいお友達でいてください!」 「時系列くらいちゃんと統一しろ! っていうか振ってるだろそれ!?」 「私とサイクロンジョーカーしてタトバコンボしてジョーカーエクストリームしてください!」 「意味が分からん! というか物理的に別れてるぞおい!?」 「いつもながらイケメンなのにいいツッコミね、嫌いじゃないわ!」 「誰のせいで突っ込んでると思ってんだお前ぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「まったく……メロディ、危ないから離れてろ」 「はーい!」 言い争いながらもしっかりと全員分の刺身やあら汁を確保するシンとストライクフリーダム、 騒ぎに巻き込まれないよう距離を置くフリーダムとメロディ、 そして、そんな様子を見て大笑いしながら、そっと目尻に浮かんだ涙を拭う由羅。 それぞれの思いすらも巻き込んで、宴は新たな盛り上がりを見せていた。 「これでラストぉぉぉぉぉ!!」 「させるもんかぁぁぁぁぁ!!」 卓に並んだ鯛がほとんどその姿を消した頃、残った一枚の刺身を狙いストライクフリーダムとシンの箸が皿へと伸びる。 「なんの、もらった!」 「また皿を!? 待てこのっ……とっ!?」 そこで事件は起こった。 皿を抱えて逃げようとしたストライクフリーダムを捕まえようと立ち上がったシンが、バランスを崩して転んだのだ。 「へっ? ってうおっ!? マイシスタ!」 「むっ……!」 ストライクフリーダムは皿をフリーダムへと放り、シンを受け止めようとする。 が、あまりにも身体の大きさが違いすぎたせいかそのまま一緒に倒れ込んでしまった。 「ちょっ、二人とも大丈夫!?」 「シンちゃん!? ちいおねーちゃん!?」 「遠慮も知らず騒ぐから……!」 それを見た三人は慌てて二人の元へ集まる。 そして、固まった。 「ったた……って、大丈夫かS・え、ふ……?」 下敷きになったストライフクリーダムの無事を確かめようとしたシンの動きが止まる。 いつもの――そう、うっかり忘れてしまっていたがいつものパターンで、 右手が、胸を掴んでいた。 「――貴様」 「ま、待て! これは事故だ! 決してわざとなんかじゃない」 「怪しいわね~」 「由羅まで!? あぁもう! おいS・F、お前からも何か言って……」 冷たい殺気を放つフリーダムとジト目になる由羅から助けを求めて振り返ったシンの目に意外な光景が映った。 ストライクフリーダムが、顔を真赤にして胸を隠すように両手で覆っていたのだ。 「……あの、S・Fさん?」 「――き、」 「き?」 「記憶を失えーーーーーーーーー!!」 「ぐぼっ!?」 口の中に酒瓶を突っ込まれ、シンは無理矢理酒を飲まされる。 その中身が半分ほどになった頃、ようやく解放されたシンはそのまま仰向けになって倒れ込んだ。 ――朦朧とする意識の中、「貴様もじゃー!」と同じようにフリーダムが酒を飲ませられているのが見えた。 「う……?」 気がつけば、部屋の中は真っ暗になっていた。 鈍痛を訴える頭を手で抑えながら辺りを見渡す。 由羅、メロディ、フリーダムが静かに寝息を立てていた。どうやらあの騒ぎの後疲れて眠ったらしい。フリーダムはシンと同じく「眠らされた」と言った方が正しいのかもしれないが。 そして、皆薄い毛布がかけられていた。身体を起こすまで気付かなかったが、シンの上にも同じようなものがかけられていた。 「――お、起きたかい」 声に振り返ると、ストライクフリーダムが顔を窺うように屈んでいた。 その顔に疲労はない。先ほどまであれだけ騒ぎ、酒を飲んでいたとは思えないほどに。 「S、F……?」 「あーあー、そんな無理しない。ずっと働きっぱなしだったんだからまだ寝てなって」 起き上がろうとするシンをやんわりと抑え、そっと寝かせる。 ――何かおかしい。 そう思ったシンだったがそれ以上うまく頭が働かなかった。 「……今日はありがとう。本当に感謝してるよ。ま、ちっとアクシデントもあったがさ」 照れたように頬をかきながらも、少女は柔らかく微笑んだ。 「あとは私の仕事さ。だからゆっくり朝まで休んでな」 そう言ってストライクフリーダムは立ち上がり、玄関へと向かう。 どこへ、そう聞こうとしてもシンの身体は起き上がらず声も出ない。すでに半分意識が落ちかかっていた。 だがその様子に気付いたのか、ストライクフリーダムが振り返りフッと笑った。 「心配しなくていいさ。朝までには帰ってくるから」 じゃ、と軽く手を振り少女は外へと出ていく。 ――シンが確認できたのはそれまでだった。 意識が沈んでいく中、少女が去り際に浮かべた儚げな笑顔が頭から離れずにいた。 ――由羅の屋敷から数百mほど離れた丘の上に、『彼ら』はいた。 5人組の男たち。服装から顔を覆うマスクまで夜闇に紛れるように真っ黒に染まっている。 双眼鏡で屋敷を確認しながら、一人の男が口を開いた。 「リーダー、例のライシアンがいるって屋敷は本当にあれなんですかい?」 「あぁ、あの街で得た情報だ。間違いない」 「確かに人の出入りはあるみたいだが……いくらなんでも街に近すぎる。ライシアンってのは人間嫌いだった はずじゃ?」 その言葉に、リーダーと呼ばれた男はマスクの内側で皮肉げな笑みを浮かべた。 「そう言われてるが、連中はどうも寂しがりらしいからな。離れたくても離れられんのだろうさ。俺たちにとっ ちゃ助かる話だ」 「ちげぇねぇや」 下卑た笑いが静かに広がる。そこに同情や憐みなど一切なかった。 ――ライシアンハンター。彼らはそう呼ばれている。 今や希少種族となったライシアンだが、それ故にその価値はすさまじいほどに高まっている。また法的にも 所有物として扱うことも可能なことから、彼らを欲しがる者は後を絶たない。 だが、所有物とするにも手順が存在する。要するに自らを所有物とすることに対しての同意を得なければなら ないのだが、そんなことを進んで行うライシアンなど皆無である。 つまり、行き倒れたライシアンを拾いでもしない限り同意『させる』ために攫うことが前提となるのだ。 だがライシアンに対しても人間と同じように誘拐や拉致に準ずる行為は認められていない。よって彼らのよう なハンターに依頼が舞い込んでくるのだ。 「しかしもったいない話だ。ライシアンってのはみんなとんでもなく美人だってのに金持ちどもがこぞって欲し がるもんだから俺らは捕まえても一切手を出せない、生殺しもいいとこだ」 「ボヤくなよ。その代わりたんまりと報酬が出るんだからそれで我慢しろ」 「けどよぉ」 「……まぁ、抵抗しちまったら仕方ねぇって言い訳も立つがな。ちゃんと攫えば文句も出ないだろ」 含みを持たせたリーダーの言葉の意味を察し、4人の部下は火がついたように笑い出す。 要は生きて連れ帰ればいいと、ならばある程度手を出すこともできるというお墨付きを得て彼らはドス黒い 欲望をたぎらせていた。 「――おー、ゲスいゲスい。さすがの私もドン引きだわ」 「誰だ!?」 突如降ってきた声に5人は互いの死角を補うように円になる。腰に下げた艶消しを施された剣を引き抜き辺りの気配を窺う。 ……が、何もいない。声の届く範囲には隠れられるような場所はなく、ハンターたちの間に動揺が広がった。 「せっかくこんなに空が綺麗だってのに、下がこんなんじゃ酒も不味くなるねぇ。いやはや、清濁を併せ持ってこそとは言うが、やっぱあんたらみたいな人間はどう考えてもアウトだわ」 「っ、上だ!」 リーダーの声に全員空を見上げる。 ――月を背にして、無機質の羽を持つ少女が酒瓶を片手に宙で胡坐をかいていた。 意外な声の主にさらにハンターたちは混乱する。ただ一人、リーダーだけが敵意を隠さず声を張り上げる。 「なんだてめえは!?」 「なんだとは不躾だね。まぁいいや、答えてあげようか。別になんてことはない、月明かりに誘われて外へフラフラやってきた酔っ払いだよ」 それを証明するかのように手にした酒瓶を一気に煽る。瞬く間に中身がなくなり、少女は空になった瓶を放り捨てた。 「まぁ、今宵この刻に限って言うなら、」 声のトーンを落とした少女の気配が変わる。翼を広げ、腰に下げた銃らしきものを手にした瞬間にハンターたちは未だかつて味わったことのない寒気に襲われた。 「――あんたらの上に落っこちた、とびきり最悪な『不幸』だよ」 そして彼女の翼から、光の尾を引く羽根が一斉に飛び出した。 ――翌朝、自警団は住民の通報を受けエンフィールド郊外にある丘へと急行した。 さながら局地的に魔法の絨毯爆撃を受けたような惨状の中心で、5人の男が意識を失った状態で発見された。 命に別状はなかったものの全員怪我をしており、意識が戻った後事情を聞こうとしても全員極度の錯乱状態に陥っていたためほとんど情報を得ることはできなかった。 後に彼らがライシアン狩りを生業にしたグループであることが発覚したため、余罪の追及を含め北方へと護送されることとなった。 彼らが何者かに襲われたのは確かだったが、目撃者もおらず、調査の結果から特殊な魔法を使う者であるということ以外には何も分からなかった。 現場に残っていた何かすさまじい熱量をもつものに撃ち抜かれたような剣を見た自警団第一部隊に所属する∞ジャスティスとセイバーが心当たりがあるとの報告をしたものの、被害者の護送が決定したことにより調査は中断、真相は闇の中へと葬られた…… ――昼下がりのジョートショップに、それは前触れもなく現れた。 「ちーっす! 元気にしてっかい少年!」 ――ジャキンッ! 「……ヘイ、デス子っち。お客様にいきなり剣構えるのはどうかと思うんだけど」 「お客じゃない人に対する礼儀なんか持ってないです」 「あー、剣下ろしてやれデス子。っていうか店の中で武器出すな」 「……はいです」 渋々ながらデスティニーは鼻先に突きつけていたアロンダイトを引く。両手を上げて無抵抗を示していたストライクフリーダムはわざとらしくほっと息をついた。 「いやはやびっくりした。で、大丈夫……じゃなさそうだねどう見ても」 「おかげさまでな。ったく、あんなに酒飲ませるとかどうかしてるぞ……」 「あはは、まだまだ子供だねぇ」 二日酔いによる頭痛でぐったりとカウンターに突っ伏しているシンを見てストライクフリーダムは悪びれもせずからからと笑う。こっちは昨夜の記憶がところどころ曖昧になってる程なのだから少しは反省しろと思わないでもないシンだったが今はそんな気力もなかった。 「で? 今日は何しに来たんだ? 悪いけどお前の相手できるようなテンションじゃないぞ」 「あぁ、そのことなんだけど……まぁ、なんだ、改めて言うとなるとちと恥ずかしいが」 「なんだよ」 「あるがとう、な」 そう言って深々と頭を下げるストライクフリーダムを見て、シンとデスティニーは思わず互いの顔を見合わせる。 「この世界で初めて会って、私が存在する理由を作ってくれた恩人なんだ。だから、なんとか助けたいって思った」 「……それで人間の俺をあの場に呼んだのか」 「ありゃ、バレてたか」 一晩経ったこともあり、シンはストライクフリーダムがなぜ自分を呼んだのかをおおよそ考えることができた。 ライシアンの人間に対する潜在的な恐怖心。それを払拭させるには彼女が受け入れる人間の手助けが必要だった。 彼女の住む屋敷で、彼女のために宴に尽くしてくれるような人間が。 「回りくどいことを……最初からそう頼めばいいんだよ。わざわざ自分が勝手に呼んでワガママ言ったみたいな悪者になろうとする必要なんかなかっただろ」 「少年……」 「ジャスティスが伝えたかどうか知らないけどな、もう一回言うぞ。人の手が欲しけりゃ素直に言え。必要ないものまで背負い込もうとするな」 ぐったりとしながらではあったが、シンははっきりとそう言った。 口に出したことで二日酔いとは別に昨晩から燻ってた苛立ちがいくらかなくなるのを感じていた。 「……これからは、なるべくそうするよ」 「あぁ、そうしろ」 「それで昨夜の報酬なんだけど、お詫びの意も込めてこれを」 「詫びなんかいいって。っていうかいったい何、を……」 ポンと手渡されたものを見てシンの動きが止まる。 見覚えのあるものだった。というか昨日見たものだった・ ――例のスイッチだった。 「おいいいいいいいいいいいいいいいい!? 何渡してんの!? っていうか何持ってきてんの!?」 「私にはこんなものしかあげられないから……あ、こっからでも操作できるように改造したから安心して」 「できるか! っていうか間接的に自分の姉妹売るんじゃない!」 「不束者なマイシスタだけどどうか今後ともよろしくお願い……」 「不束なのはお前だ! 返す!」 スイッチをストライクフリーダムに突き返そうとするシンだったが、すぐに手ごと押し返された。 「そんな! 私の感謝の気持ちを受け取れないと!?」 「感謝の皮を被った悪意の塊なんかいるか!」 「わかった! じゃあ気持ち以外を受け取って!」 「一番大事なもの放りだして変なもの押しつけるなぁぁぁぁぁぁ!!」 押しては引いての繰り返しでスイッチが二人の手を交互に渡っていたが、タイミングがズレたのかぽーんと飛び出してしまった。 その落下地点には、デスティニー。反射的にキャッチしてしまったスイッチをしげしげと眺めて頭上に疑問符を浮かべていた。 「なんですかこれ?」 「デス子!? いいか、それを絶対押すなよ!?」 「え? あ、はい(カチッ)」 「ってだから押すなああああああああああああああ!!」 迷わずスイッチを押し込んだデス子がシンの絶叫を聞いてビクッと身体を震わせた。 「え? でもそう言われたらやるなって言われたことをやれって教えられて……」 「どこの誰だそんな余計なこと言ったのは!」 「それも私だ」 「お前かよ!? 森羅万象お前のせいなのかよ!?」 「ちなみに嘘だ」 「これ以上話をややこしくするな頼むから! とにかくデス子! もう絶対に押すなよ!? 絶対にだ!」 「は、はい(カチッ)。あ、ちがっ!?(カチッ)じゃなくて!(カチッ)ってあぁもう!(カチッ) とりあえずもう一回(カチッ)」 「おいィィィィィィィィィィィ!? 何やってんの!? 何やってくれてんのお前!? しかも最後明らかにわざと押したろ!?」 スイッチを連打するデスティニーにシンは頭痛も忘れて叫びまくる。その様子に、ストライクフリーダムは達観したような目でぽつりと言った。 「あーあ、5回連続で押しちゃったかー」 「何!? 何が起こるんだ!?」 「しばらく全部のスイッチがONになったままロックされます。数十分くらい」 「なんでそんな機能を!?」 「面白そうだったからつい」 「面白くねぇよ俺は! あいつここに来ないだろうな!?」 「あ、出る前にここに来るって言っちゃった。てへ」 「終わったあああああああああああああああああ!!」 ――シンの予想通り、というかそれよりも早くフリーダムもジョートショップにやってきた。 だがそのあまりにも壮絶な有様にシンとデスティニーは口を半開きにしたまま目が点になり、ストライクフリーダムはそのまま放っておけば笑い死にするんじゃないかと思うほど床を転がりながら爆笑していた。 ……そのまま何もせず帰っていくフリーダムの背にシンは同情の念を抱かざるを得なかった。 ある昼下がりの日、エンフィールドはいつものように平和だった。 前ページ次ページ悠久幻想曲ネタ
https://w.atwiki.jp/seed-destiny-rvsz2/pages/247.html
イニンフィニットジャスティス(ミーティア装備) 正式名称:ZGMF-X19A INFINITE JUSTICE(M) 通称: コスト:? 耐久力:? 盾:× 変形:× 名称 弾数 威力 備考 射撃 高エネルギー収束火線砲 CS フルバースト - サブ射撃 艦対艦ミサイル(エリナケウス) 通常格闘 ビームソード - 横格闘 - 前格闘 - 特殊格闘 - 解説 インフィニットジャスティスに巨大補助兵装“ミーティア”を装備させた機体。 レクイエム中継ステーション破壊作戦に投入され、中継ステーションをストライクフリーダム(ミーティア装備)と共にビームソードで両断した。 ミーティア本体の機体番号は、7(=ストライクフリーダム)、8(=インフィニットジャスティス) となっており、前作SEEDのミーティア機体番号がそれぞれ「1」「2」であった事を踏まえると 3~6番で欠番が生じており、この部分で別のミーティアが存在していた可能性もある。
https://w.atwiki.jp/gundamexvsforce/pages/71.html
正式名称:ZGMF-X20A STRIKE FREEDOM パイロット:キラ・ヤマト(C.E.73) コスト:3000 耐久力:600 変形:× 換装:× 射撃 名称 弾数 威力 備考 射撃 ビームライフル 12 75 弾数が多い CS 連結ロングライフル - 130 弾速・誘導に優れる単発ダウン武装 特殊攻撃1 ハイマットフルバースト 1 181 高性能だが細いゲロビ 特2展開中特殊攻撃1 ドラグーンフルバースト 攻撃範囲が非常に広い高性能ゲロビ 特殊攻撃2 スーパードラグーン【展開】/【一斉射出】 16 128(24/1hit) レバー入れで射出 レバーNで展開 格闘 名称 入力 威力 備考 通常格闘 ビームサーベル NNNN 201 3000としては平均以下の性能の4段 派生 斬り抜け NN前NNN前 169201 派生 踵落とし NN後NNN後 175205 前格闘 キック 前 75 横格闘 斬り払い→回転斬り 横N 137 回り込む初段から回転斬り 派生 斬り抜け 横前 129 派生動作はN同様 派生 踵落とし 横後 137 同上 後格闘 斬り上げ 後 76 斬り上げ BD格闘 回転斬り抜け BD中前 104 発生、追従性能、補正に優れる回転斬り抜け 解説 射撃武器【メイン射撃】 高エネルギービームライフル 【CS】 連結ロングライフル 【特殊攻撃1】ハイマットフルバースト/ドラグーンフルバースト 【特殊攻撃2】スーパードラグーン【展開】/【一斉射出】 格闘【通常格闘】ビームサーベル 【前格闘】キック 【横格闘】斬り払い→回転斬り 【後格闘】斬り上げ 【BD格闘】回転斬り抜け コンボ 戦術 解説 低耐久/高機動で強力な射撃武装を多く持つ機体。 高機動とはいうものの、単純にBD性能だけみるとやや癖のある仕様である。 トップクラスのBD速度(初速・持続共に)と旋回性能に加えて上昇性能が高い反面、BD量が少なく(BD7-回)、落下が遅い。 上記特性から慣性をかけた滞空能力は非常に高く、一回のブーストで移動できる距離は他の機体の追従を許さない。 が、同時に着地や緩慢な落下が取られやすいため、前作と同じく低空旋回移動を基本とする。 また、ステップが他の機体に比べて移動距離が短いが連続で出せるという特徴がある。 こまめに誘導を切れるという反面、見方を変えればステップ1回あたりの移動距離が稼げずより多くのブーストが必要ということでもある。 射撃武装は高弾速で誘導の良いCS、発生と銃口補正の優秀な特1、 そして近距離での自衛や押し付けが強い停滞ドラグーンや弾数消費が激しいものの優秀な包囲ドラグーンと優秀なものが揃っている。 メインの弾数が12発と他の機体と比べても非常に多い点もあり、中距離での射撃戦が非常に得意。 ただしキャンセルルートが乏しいため、外した際のフォローやダウン取りに融通が利きにくい。一発一発を大事に撃つ必要がある。 一方で火力は全体的に少し乏しく低耐久と相まってダメージレースで負けやすい。 格闘性能は悪くないがCS〆やBD格を組み込まない場合は火力が乏しく、そこそこのリターンに終わりがち。 (逆にこれらを組み込むとブースト消費の多さや足が止まることと引き換えに相応の火力を割と手早く出せる。) 勝利ポーズは2種類。 通常時はNEXTに似たくるっと一回転して連結ロングライフルを構えるもの。 スーパードラグーン展開時に勝利を収めると前作同様スーパードラグーン展開となる。 敗北時は片膝を付いて俯く。 フォースでの変更点 マルチCS 削除 宙返り 削除(それに伴い格闘派生も削除) メイン リロード速度向上(3→2秒) 特1 リロード速度大幅向上(20→15秒) リンクスキル リンクレベル 効果 2 格闘攻撃力20%アップ 3 全攻撃力20%アップ 4 ブーストゲージ20%アップ 5 ブーストキャンセル消費量25%減少 MAX 全攻撃力15%アップ 射撃武器 【メイン射撃】 高エネルギービームライフル [常時リロード][リロード 2秒/1発][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 2][補正率 -30%] 豊富な弾数のBR。特2にキャンセルできる。 キャンセルで追撃できる武装が乏しく、唯一足を止めない武装であるので、装弾数は全機体でもトップであるがBRへの依存度は高い。 リロードが2秒になり甘えられるようになったとはいえ、CSゲージを調節してセカインで補っていきたい。 【CS】 連結ロングライフル [チャージ時間 2秒][属性 ビーム][ダウン][ダウン値 5][補正率 -20%] 2丁のライフルを連結し、ロングライフルとして撃つ。 弾速・誘導・銃口補正(特に上下方向)が優秀な射撃戦の主力。 νなどの単発CSに比べて弾速が速く、威力も高め。 しかし、慣性移動を受け継がずキャンセルルートも無いため、完全に足が止まるので注意して使いたい。 硬直取りはもちろん、牽制やカット、コンボの〆など用途は幅広い。 高弾速・高誘導なことから軸合わせを狙うと効果が高い。 【特殊攻撃1】ハイマットフルバースト/ドラグーンフルバースト [撃ち切りリロード][リロード 15秒/1発][属性 照射ビーム][ダウン][ダウン値 カリドゥス0.2×10、他0.15×10][補正率 -10%×10] ダメージの内訳は、カリドゥス 24、クスィフィアス3 18×2、ビームライフル 12×2、ドラグーン 17×8 非常に細い照射ビーム。発射中はブーストを消費し続ける。 攻撃範囲こそ狭いが照射ビームの中でも優れた発生や銃口補正を備え、 また視点変更もないため赤ロック内なら遠距離の着地でも十分に狙える性能を誇る。 着地取り、カット、迎撃など用途は広く、特にBRなどでは取れない硬直を狙えるのも強み。 リロードは照射武器の中でも非常に長いため当たる見込みのない場面でぶっ放すのは避けよう。 ドラグーン停滞中はそこからも照射され、左右におよそ1機体ほど攻撃範囲が広がる。 停滞照射のみでは威力は安いがダウンが奪いやすくカット性能も向上する。 単純な当て性能だけでなく相手に意識させることで動きを制限させることを意識して用いよう。 範囲の広さから置き射撃にも使えるがリロードの長さからあまり向かない。 【特殊攻撃2】スーパードラグーン【展開】/【一斉射出】 [常時リロード][リロード 3秒/1発][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 0.7×8][補正率 (1hit)-10%] 一度に8基を一斉射出するタイプのドラグーン。 レバーNで"展開"し自機周囲に停滞させる。レバー入れで"一斉射出"され相手の包囲に向かう。 動作時間が長くブースト消費も多いが、即座にBDCしてもキチンと射出されるので実質的な隙は小さい。 弾数は多いものの1度に8発使うため、連続使用すると簡単に弾切れする。 残弾が無くなると近距離戦闘能力が著しく低下するので弾数管理には気を付けたい。 また弾数が足りなくても必ず8基射出するが、残弾数分しかビームは発射されない。 それでも射出自体はいつでもできるためハッタリにはなる。 ドラグーンは発射後、自機スタンorダウン、特2入力後およそ8秒経過といった条件で自動的に回収される。 展開 ストフリにとっての近距離戦での要。 ドラグーンを自機周囲に展開し停滞させ、展開後再度特2入力で射撃する。 一点を中心として8方向から順次に撃つ。発生と銃口補正が良く、展開同様即座にBDCしても発射される。 停滞ドラは自機のBD硬直中も発射できるのでBRから即座にキャンセルできる。 この性質は非常に強力で、ズンダや格闘よりも短い時間差で攻撃できる。 また、メインヒット時は短時間でダウンを奪える上にブースト効率が非常に良い。 この武装は自衛手段としても非常に優秀であるが、ストフリ唯一の押し付け武装と成りえる。 弾数が消えたときに本機は攻め、守りどちらの能力も著しく低下するので弾数管理はしっかりとしたい。 一方でどれだけ弾数を攻めに転化し、チャンスメイキングをすることができるかが鍵である。 その他の特徴として、収納時間ギリギリに発射すると全ドラグーンから8発のビームが同時発射される(威力156~164)。 また発射中にサーチを変えて特2を押すとサーチを変えた方にビームを撃つ。 展開中に特1を撃つと前記したドラグーンフルバーストになり、撃ち終わると収納される。 一斉射出 射出したドラグーンが敵機を囲むように取り付いた後、順次発射される。 一般的な呼称は包囲やレバー入れ特2など。 ドラグーンの飛行速度自体は速いが、包囲→発射まで少し時間がかかる。 停滞の強力さに隠れているが、こちらも優秀な武装。 ヒット数にもよるが、CSで追撃できれば200以上の火力も見込める。 ただし、ドラグーンが包囲した位置から相手が出てしまうと、有効性がガタ落ちする。 よって相手を逃がさないよう、上手く発射地点や自機の位置取りに気を配る事で信頼性が上がる。 また自動で攻撃する点から、他のファンネル等と同じく盾と組み合わせて使うのも良い。 格闘 判定に優れる横格闘と追従性能と補正に優れるBD格闘が主力。 抜刀動作があるため、困ることはほとんどないが緑ロックで格闘を振りたい時には注意。 優秀な格闘を持っているが、耐久の低さを考慮すると、積極的な格闘戦はリスクが高く好ましくない。 射撃始動や着地取りの他、機動力や特格を駆使して距離を離すか、射撃での迎撃など格闘を使わない選択辺りが主な方針になる。 しかし全く格闘を振らないと分かると、かえって相手の攻撃に引っ掛かりやすくなったり懐に潜り込まれやすくなるため、時に思い切って振ることも必要。 N・横共通で前後派生があり、前派生から追撃する場合は前後ステップでキャンセルを。 【通常格闘】ビームサーベル 全体的に並程度の性能で攻撃時間は長く、カット耐性に乏しい。初段性能すら実際のところ横に劣る。 補正がかなり悪いが、威力とダウン値のバランスだけは良いのである程度のダメージを取るだけなら得意。 前派生でカット耐性を上げられるので積極的に活用しよう。 逆に後派生は隙がやや大きい上に叩きつけダウンなので後の状況も悪く、しかも火力重視ならCSなどのより有力な選択があるのでほぼ封印安定。 あえて使うとすればCSが溜まらない時か、とにかく早く相手を復帰させてなるべく早く補正をリセットしたい時くらいだろう。 コンボ時間の長さに加えて、ブッパなら横や後、距離を放したいなら前、火力重視のコンボならBD格と揃っているためあまり使われることはない。 ブーストをあまり使わずダメージを稼げる点と、オバヒで相手の着地を格闘で狩るならこれが一番ダメージを稼げるという点で差別化を図れるかどうか。 通常格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 袈裟斬り 65(80%) 65(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 袈裟斬り 121(60%) 70(-20%) 2.0 0.3 よろけ ┣前派生 斬り抜け 160(40%) 80(-20%) 2.5 0.5 ダウン ┣後派生 踵落とし 175(40%) 90(-20%) 4.0 2.0 叩きつけ ┗3段目 回転斬り 169(40%) 80(-20%) 2.3 0.3 よろけ ┣前派生 斬り抜け 201(20%) 80(-20%) 2.8 0.5 ダウン ┣後派生 踵落とし 205(20%) 90(-20%) 4.3 2.0 叩きつけ ┗4段目 斬り上げ 201(20%) 80(-20%) 4.3 2.0 ダウン 【前格闘】キック キラキック。ヒットすると宙返りをする。 後格にほとんどお株を取られている性能だが、攻撃モーションの突進距離は短いが速度はあるので不意打ち用途にはそこそこ。(緑ロックで確認すると分かりやすい) ヒットした敵が直線的な軌道で吹っ飛ぶので壁際でもない限り格闘での追撃は不可能。CSなら追撃は可能。 最速前フワBRも繋がるが、ちょっと遅れただけで繋がらなくなるので無いものと扱った方が無難。 使い道がないわけではなく、相手を素早く大きく吹っ飛ばしたいときに使える。受け身可能ダウンなのが玉に瑕なので注意。 前格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 キック 75(80%) 75(-20%) 1.7 1.7 ダウン 【横格闘】斬り払い→回転斬り 横薙ぎから3ヒットの回転斬りを見舞う2段4ヒット格闘。 密着に近いとやや弱いが、多少距離が離れるとかなり強い。 よく回り込むためCSやサブの軸合わせ、停滞を用いたセットプレイにも扱える。 2段目は視点変更あり。しかも1~2hitは相手を浮かせることなくそのまま落ちていくため壁際でなくとも落とす可能性が割と高い。 高低差があるとこぼしやすいので注意。特に低い場所に居る敵を狙うとこぼしやすい。 初段の攻撃範囲が広いのでステップを狩ることも有る。 二段目も同様で前に進みつつ横回転切りするので振り切ることさえできれば不思議な当たり方をすることがある。 これらの特徴を生かせば出し切り火力こそ低いものの近距離では頼りになる。 横前派生の動作時間の短さや追撃のしやすさも長所で総合的にはバランスが良い。 格闘コンボしたいのに二段目を出してしまった場合、高度さえあればBD格に繋げることでどのhitからでも繋がりやすい。 横格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 斬り払い 65(80%) 65(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┣2段目1hit 回転斬り 89(70%) 30(-10%) 2.0 0.3 ダウン ┃┗2段目2hit 回転斬り 110(60%) 30(-10%) 2.5 0.5 ダウン ┃ ┗2段目3hit 回転斬り 137(50%) 45(-10%) 3.5 1.0 ダウン ┣前派生 斬り抜け 129(60%) 80(-20%) 2.2 0.5 ダウン ┗後派生 踵落とし 137(60%) 90(-20%) 3.7 2.0 叩き付け 【後格闘】斬り上げ サーベル2刀で斬り上げる1段2ヒット格闘。 この機体の格闘の中でかち合いに最も強く、密着でなければマス横と相打ちになる程度の強さ。 しかし追従性能は並程度で、攻撃範囲も狭いため始動としては扱いにくい。 例えば相手が並程度の強さの横格を振ってくることを読んで上手くかち合わせるなど、格闘迎撃の択の一つとして覚えておきたい。 コンボ面では補正は良いのだが威力も低いため癖がやや強い。 1ヒット目のダウン値が安く、ヒット後は打ち上げダウンになるので追撃を入れやすい。 浮きが浅いので後格始動且つコンボを伸ばさなければ高高度ダウンにはもっていきづらい。 後格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1hit目 斬り上げ 30(92%) 30(-8%) 1.0 1.0 よろけ ┗2hit目 斬り上げ 76(82%) 50(-10%) 1.7 0.7 ダウン 【BD格闘】回転斬り抜け 威力と補正値のバランスが非常に良く、しかもほぼ一瞬で終わる1段2ヒットの斬り抜け。 フリーダムのBD格と同等の性能だが、かち合いに関してはこちらの方がやや強い。 密着時の発生は非常に速く、伸びと突進速度も優秀。 しかし距離が離れたとたんにかち合いにおいて本機最弱の格闘となることもあり、お見合い状態からぶっぱすることはまずない。 突進しながら機体周囲に広い攻撃判定を出すので思わぬ巻き込みをみせる時はあるが、かち合いの弱さと相まって期待するようなものではない。 基本的に着地取り・闇討ち・コンボパーツという扱い。 始動ではハイリターンが見込めるがこの機体のコンセプトや耐久の低さ、他にもブーストを使う必要があるため、状況などを考えてよく考えて扱うこと。 BD格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1hit目 斬り抜け 50(90%) 50(-10%) 1.5 1.5 ダウン ┗2hit目 斬り抜け 104(80%) 60(-10%) 1.8 0.3 ダウン コンボ ( はステップ、≫はブーストダッシュ、→はそのままキャンセル) 威力 備考 射撃始動 BR≫BR≫BR 158 ズンダ BR→CS 166 セカイン BDを挟んでもダメは同じ BR≫BR→CS 180 ズンダ+セカイン BR≫特1 177 特1は黄色ロックまで、特1が少々勿体無いが確定間合いが広い BR→N特2 137 BR≫NNN前 BR 196 CS〆201 BR≫横 BR 159 CS〆186 BR≫横前 BR 184 CS〆200 BR≫横前≫後(2hit目のみ)→CS 202 BR≫横後 166 BR≫BD格→CS 211 BR〆184 BR≫BD格 後(1hit)→CS 215 BR〆192 N格始動 NN前≫BD格→CS 233 NNNN BR 216 最速前ステ安定 ↓でいい CS〆227。補正の関係で3段目でもCSCしても威力は大差ない NNN前 BR 216 非強制ダウン CS〆227 NNN前 NN後 230 NNN前 (N)NN前 (N)N前 CS 259 かっこいいだけのすかしコン、繋ぎは左ステ 前格始動 前→CS 179 ダウン追い打ち101 前 特1 197 要高度 横格始動 横→CS 169 基本 横 特1 196 MIDDLE 横 NNN前→CS 220 横 前→CS 203 ダウン追い打ち145 横 横 BR 162 横 横N 168 横 横前 BR 195 虹ステ合戦時主力 CS〆217 横 横後 171 横 後→CS 206 横≫BD格→CS 225 横≫BD格 後(1Hit)→CS 232 横N→CS 202 要高度。ダウン追い打ち164、BR〆は175 横N≫BD格(2HIT目のみ)→CS 219 要高度。早めの入力で1HIT目が自然にスカる 横前 BR≫BR 197 CS〆213 横前→CS 207 後虹で安定 横前≫後(2hit目のみ)≫BD格→CS 244 BR〆230 横前≫BD格→CS 241 横前 (N)NN≫前 CS 231 繋ぎは左ステ 横前 前→CS 226 繋ぎは横フワステなどで。横に大きく吹っ飛ばしたいときに 後格始動 後(1HIT)≫BD格≫BD格→CS 265 BR〆237 後 NNN前→CS 239 後 横前→CS 235 BR〆212 後≫BD格→CS 242 BD格始動 BD格≫特1 231 BD格≫前→CS 242 素早く大きく吹っ飛ばしつつダメージも大きめだがブースト消費が激しい BD格≫BD格→CS 264 BR〆231 BD格≫BD格≫後(1hit)→CS 271 BR〆243 戦術 高い機動力で動き回りつつ、射撃が有効に機能する位置取りを模索し続けるのが基本戦術。 発生・弾速の良好な射撃を有するもののキャンセルに乏しい。一発一発を丁寧に狙う事、味方との連携射撃や セカインを絡めた立ち回りの習得は必須と言えるだろう。 回避力・自衛性能はトップクラスのため前線での生存力は良い方。 一方で低火力・低耐久によりワンミスが大きく響きやすく、繊細な立ち回りを求められる。 また、移動速度が速く、更に慣性も非常に乗るせいで相方を置いてけぼりにしやすく、通常の機体よりも位置調整をとても気を付ける必要がある。 レバーN特2は射角や攻撃タイミングをかなり自由に指定でき、攻防の要としての重要度が高い。 特に良好な銃口補正と弾幕密度により近距離戦、格闘戦への牽制力が高い。 近距離では食われやすい攻撃の隙などをフォローできる一方で、角度によってはBDですり抜けられることも多く過信は禁物。 擬似的な移動撃ち照射ビームの様にも使用できる。型に嵌めず色々と試してみよう。 近距離だから停滞、中距離だから包囲とアバウトに判断するのではなく目的に沿って使い分けたい。
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8971.html
99オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/03/08(月) 00 59 17.65ID qPEaUKn00 AM 06:46 アクシズ外縁 正気に戻ったキオとキラの兄弟タッグと ナイチンゲールに乗り換えたシャア・アズナブルとの戦いは、 場所を再びアクシズ外縁部に移して続いていた。 キオ「シャアさん! もうやめましょうよ! こんな戦い……」 シャア「ふっ、君たちから仕掛けておいて今更よくいう!」 キラ「それを言われるとこっちとしても弱いなあ……」 ボヤキつつもキラはビームライフルとレールガンで弾幕を張った。 だがナイチンゲールは、重MSの見た目にそぐわない敏捷性で、猛然と二人に迫ってくる。 シャア「こちらはアムロを待たせているのでな、早々に終わらせてもらう!」 ビームサーベルとビームアックスを抜き放ち、二刀流で襲い掛かるナイチンゲール。 二人もまた、ビームサーベルでそれを受け止めた。 キオ「話を聞いてくださいシャアさん! アクシズは今、日登町に向かって落ちていってるんですよ!?」 シャア「日登町……」 キオ「そうです! 僕たちが住む日登町ですよ! このままじゃワームホールを通って町に落ちるんです!」 シャア「それがどうした! 地球上に残った人類などは地上のノミにすぎん!」 キオ「本気で言ってるんですか!? 日登町にはネオジオン社やナナイさんたちだっているんですよ!」 シャア「ネオジオン社? 知らないな、私はネオ・ジオン軍の総帥シャア・アズナブルだ!」 そう言い切ったシャアは一気に二人を押し切った。 そして体制が崩れたところへマイクロミサイルを発射する。 キラ「まずい……ドラグーン!」 キオ「Cファンネル!」 AGE-FXとストライクフリーダムは咄嗟にビットを展開、なんとかミサイルを撃ち落とした。 キラ「シャアさん、完全にCCAのシャア・アズナブルになりきって……!」 キオ「こんな戦いすぐやめてアクシズをどうにかしなきゃならないのに! 本当に僕らのこと忘れちゃったんですか!」 キラ「もう無駄だよキオ。今はともかく、全力でナイチンゲールを落とす!」 シャア「落とせるかな、君たちに? ファンネル!」 可動式バーニアバインダーにマウントされた10基のファンネルが一斉に展開した。 言い知れぬプレッシャーの前に、キラの背筋に冷たいものが流れる。 100オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/03/08(月) 00 59 49.05ID qPEaUKn00 キオ「ファンネルが来るよ、キラ兄ちゃん!」 ナイチンゲールのファンネルは、既にドラグーンを半数失ったストライクフリーダムへ集中的に襲い掛かる! キラ「僕のことはいいから! キオは自分を守ることだけ考えて!」 キオ「でも!」 キラ「いいから!」 シャア「美しい兄弟愛だな。だが甘い!」 容赦なくストライクフリーダムに襲い掛かるいくつものファンネル。 キラは持ち前の反応速度でなんとか回避するも、 先ほどのメガ粒子砲で受けた損傷に加え オールレンジ攻撃をすべて避けきれるわけがなく、徐々に被弾していく。 キラ「やめ、てよね……! こう見えて僕、本編じゃまるで被弾しないことで有名だったんだから……!」 シャア「その減らず口がどこまで続くか見ものだな」 抵抗を続けるキラにシャアがダメ押しの攻撃を与えようとした、その時だった。 キオ「キラ兄ちゃんを……いじめるなああ!!」 シャア「突貫!? 横から?」 キラ「あれは……FXバーストモード!」 全身に青い光を纏ったAGE-FXがナイチンゲールに突撃を仕掛ける! 狙うはただ一つ、コクピットのある首のみ! キオ「うおおおおおお!」 シャア「いい気迫だ。だがまだやられる訳にはいかん!」 キラ「!」 だが、AGE-FXの攻撃は寸前で回避され、肩のスラスターを破壊するだけに終わった。 キオ「まだまだあぁ!」 さらに最大限に高まった機動力で連続攻撃を仕掛けるも、 シャアはそのすべての攻撃を、紙一重で回避していく。 キオ「ウソでしょ……なんで、なんで全然当たんないんだよ!」 キラ「もういいキオ! どいて、次は僕がやる!」 兄に言われ、キオは咄嗟にナイチンゲールから離れた。 ガラ空きになったシャアの視界の先には――フルバーストモードのストライクフリーダム! キラ「ターゲット、マルチロック! いけっ!!」 シャア「ちいっ!!」 連携攻撃を受け、爆発するナイチンゲール。 今度こそやった、キオはそう思った。 だが、爆炎が晴れて現れたのは……まだほとんど損傷の無いナイチンゲールの姿だった。 101オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/03/08(月) 01 01 32.40ID qPEaUKn00 キオ「どういうこと!? 今確かに爆発したのに!」 キラ「違うよキオ。爆発したのは腰のプロペラントタンク。ナイチンゲール本体はまるでダメージを受けてない。 当たる寸前で全て避けたんだ」 キラは確かに見ていた。着弾の瞬間、ナイチンゲールが機体をわずかにズラし、直撃を避けたのを。 キオ「当たる寸前で全て避けるって……そんなのチートじゃない! ウチのアムロ兄ちゃんやカミーユ兄ちゃんだってそんなことできないよ!」 キラ「そうだよね、チートだよね。普通そんなこと、ニュータイプだろうがXラウンダーだろうができやしない。だけど……」 そこでキラは、再びアクシズを背後に立つナイチンゲールを見た。 シャア「今のは……少々肝を冷やしたぞ。だが君たちの曲芸も、ここらで打ち止めのようだな」 シャアはニヤリと笑った。 シャア「もう力の差はわかっただろう。黙ってここから立ち去ってくれれば後は追わない。いい加減、子供の遊びに付き合うのはうんざりだ」 キラ「そうだよね、うんざりだよね。でも、それは僕たちもおんなじなんですよ、シャアさん」 シャア「どういうことだ?」 キラ「とぼけないでよ。こっちはもうわかってるんですよ。あなたが僕たちのことを覚えてないフリをしてるだけだってことをね」 シャア「!!?」 キオ「ど、どういうこと? シャアさんは、ヅダエールの影響で逆シャア版のシャアになっちゃったんじゃなかったの?」 キラ「違うよキオ。目の前にいるのは、正真正銘僕たちがよく知る日登町のシャア・アズナブルその人だ」 キラは迷いなくそう言い切った。 シャア「……証拠は? 証拠はあるのかね?」 キラ「ええ、もちろん。この戦いであなたは僕のハイマットフルバーストを二回、キオのバーストモードの突撃を殆ど無傷で回避した。 自慢じゃないけどそんなこと、アムロ兄さんをはじめ日登町の誰にもできるはずがないんだ」 シャア「随分な自信だな」 キラ「あくまで事実を言ってるだけですよ」 キラは悪びれることなく答えると、さらに推理を続ける。 キラ「では、なぜあなたが僕らの攻撃を回避できたのか。それはあなたが僕らのことを知っていたからに他ならない」 キオ「僕らのことを知っていたから避けられた……?」 キラ「そう、兄弟の中で僕たち二人だけ、攻撃の仕方に特徴があるんだよね。 僕だったらハイマットの時、少しだけ照準をずらして相手の急所を避ける。逆にキオは常に首を最短距離で狙ってくる、みたいにね。 一度でも僕らと戦ったことのある相手なら、みんな知ってることだよ」 キオ「あ!」 キラ「それは当然、シャアさんもそうだ。だからどこを狙ってくるかもあらかじめ予想できた。 それが、あなたが僕たちの攻撃を回避できた理由ですよ」 102オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/03/08(月) 01 02 40.83ID qPEaUKn00 シャア「…………」 キラ「どうなんですか? 僕の言ってること、どこか間違ってますか? ちゃんと答えてくださいよ!」 シャア「……さすがはキラ・ヤマトくん。スーパーコーディネーターは伊達ではないという訳か」 キオ「認めた? てことは……!」 シャア「そうだ。私は記憶を失ってなどいない。私は日登町で暮らすネオジオン社の社長、シャア・アズナブルだ。君たちのご存知の通りな」 その告白に、キラは小さく安堵の声を漏らした。 だがすぐに次の疑問も湧いてくる。 キラ「でもなんで? どうしてわざわざCCAのシャアの真似なんてしてたんですか?」 シャア「仕方ないだろう! ヅダエールの影響でアムロがCCA版のアムロになりきってしまったんだ! ならば私も話を合わせるためにCCA版のシャア・アズナブルになりきるしかない!」 キラ「あ、この逆ギレ、完全にいつもシャアさんだね」 キオ「でも、これでもう僕たちが戦う理由はないですよね。アクシズを止めるために僕らに協力を……」 シャア「……そうはいかん」 キオ「え?」 シャア「私はここで、まだアムロと戦いたいのだ。そのためにも、君たちはここで排除しなければならない」 キラ「なんだって?」 キオ「このままだとアクシズは日登町に落ちるんですよ! それをわかってるんですか!?」 シャア「わかっている! だがそれでも! 私はアムロと戦いたいのだ!」 キラ「この周りを顧みないエゴ……やっぱりこの人もまだヅダエールの影響下にあるのか!?」 キオ「どうして、どうしてそんなにアムロ兄さんにこだわるんですか!」 シャア「それは……アムロ・レイは」 103オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/03/08(月) 01 04 01.51ID qPEaUKn00 シャア「アムロ・レイは、私のズッ友になってくれるかもしれなかった男だからだ!!」 キラ・キオ「「ええ~~……?」」 シャア「だが今までの私は、ライバルとしてのプライドが勝ってしまい、 彼の前では素直になることができなかった……(´・ω・`) 本当はヤツに会いに来たのに、ついロランくんのためだとか、そういうことを言ってしまうのだ」 キラ「何そのツンデレ属性!?」 シャア「本当は私だってアムロと一緒にタピ活したりパンケースを食べに行ったり……」 キラ「ギャルなの?」 シャア「アムロと一緒に撮った映える写真をSNSにあげてみんなから『いいね!』を貰ったりしたかった……!」 キラ「付き合いたてのカップルなの?」 キオ「ていうかなんでそんなにアムロ兄さんにこだわるんですか? 友達ならガルマさんだっているでしょ!」 シャア「え、だ、だってガルマは若かりし頃謀ミンチしてから、今も会うとちょっとギクシャクするし……(モジモジ」 キオ「自業自得!」 シャア「だがそれも今日までだ! この戦いで私はアムロと友情を深め、 “ふっ、お前も中々やるな”“お前こそ。やはり私とここまで戦えるのは貴様だけだよ” “シャア……これからも俺とずっと友達でいてくれるか?” “ふっ……当然だろう” みたいな感じでズッ友になるのだ!!」 キラ「なにその昭和の不良が夕方の河川敷で殴り合うみたいなノリ!?」 キオ「そういえば昨日、マークさんと実写シャアも似たような流れで友達になってたね」 シャア「だからどけ! 私とアムロの友情のために! そのためなら……日登町がどうなろうと知ったことか!」 キラ「やめてよね! そんなしょうもない理由で僕らの町を壊そうとするのは!」 キオ「こんな戦い、これ以上長引かせない! やっぱりあなたは、ここで僕たちが倒します!」 シャア「ふっ! 止められるかな? 先ほどまで私に手も足も出なかった君たちが!」 シャアは再びファンネルを展開した。そしてやってくるオールレンジ攻撃。 だがそれを、キラとキオの二人は難なく回避した。 シャア「なにっ!?」 キラ「CCAのシャア・アズナブルならともかく、いつもの日登町のシャアさんなら僕たちだって対応できる!」 キオ「シャアさんの戦い方は、近くでずっと見てきてるもんね。 いったい何度、僕らがアムロ兄ちゃんとシャアさんのケンカを止めてきたと思ってるのさ!」 シャア「お互い、手の内はもうバレているというわけか」 キラ「そういうこと!」 ビームサーベルを抜いて斬りかかるストライクフリーダム。 それをナイチンゲールは隠し腕に装備したサーベルで受け止めた。 シャア「ならば、勝敗は何で決まると思う?」 キラ「え?」 シャア「パイロットの経験値? MSの性能? 違うな」 不敵な笑みを浮かべつつシャアは大型メガ・ビーム・ライフルを構えた。 キラは咄嗟にビームシールドを展開しようとしたが キラ「シールドが……開かない!?」 シャア「勝敗を分けるのは、これまでに受けたダメージの差だ!」 キラ「まずい……!」 104オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/03/08(月) 01 05 20.08ID qPEaUKn00 至近距離からビーム・ライフルの攻撃をモロに受け、ボロボロになるストライクフリーダム。 左腕と右の腿から先、それに腹部のカリドゥスを失い、全身からバチバチと火花をあげている。 キラ「ぐ、ぐうううう……」 シャア「ほう、まだ動くか。思ったよりも頑丈だな」 キオ「キラ兄ちゃん!」 シャア「私の正体に気づいたまではよかったが、そのために少々攻撃を受けすぎたな。 もはや数の有利もない。このまま一機ずつ、確実に仕留めればいい」 キオ「大丈夫? 生きてるキラ兄ちゃん!?」 キラ「まあ……ね、ぐう……衝撃で、全身無茶苦茶痛いけどまだミンチにはなってないよ」 キオ「ああ、僕のせいだ。僕が暴走した時にサザビーの攻撃から庇ったせいで……」 今まで見たことのないボロボロの兄を見て、キオは涙を流した。 キオ「もういいよ、後は僕がやる。キラ兄ちゃんはどこか安全なところで休んでて」 キラ「それはダメだよ、キオ。そうやって僕とキオを分断させる。それがシャアさんの狙いなんだ」 キオ「でも……!」 キラ「かなりズタボロだけど、フリーダムはまだやれる。僕たちがシャアさんに勝つには、二人で力を合わせるしかないんだ」 そう言ってキラは、ナイチンゲールの攻撃から我が身を庇おうとしたAGE-FXを押しのけ、再び前に立った。 キラ「ねえキオ。バーストモードだけど、もう一回できる?」 キオ「FXバーストモード? う、うん。さっき使っちゃったからフルパワーは無理だけど、短時間ならなんとかなると思う」 キラ「そっか、わかった」 シャア「ほう、あれだけやられてまだ立つか。自分たちの状況を正確に理解しているようだな」 今や絶対的優位に立ったシャア。だが慢心することなく、冷静に敵を見据える。 どんな攻撃を仕掛けてきても全て捌き切る。そういう自信の表れだった。 キラ「キオ、一個だけお願いがあるんだけど」 キオ「なに?」 キラ「僕、これから『らしくない』ことをするけど……絶対に他の兄弟には言わないでね。特にシンには」 キオ「え……?」 キラ「絶対にからかわれるの目に見てるからさ。……じゃ、頼んだよ」 キオ「ちょっと待ってキラ兄ちゃん! 一体何を……」 キオの問いかけにも答えず、キラは飛び出した。 ストライクフリーダムはナイチンゲールに向けて、わき目もふらずに突き進む! 105オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/03/08(月) 01 06 56.51ID qPEaUKn00 シャア「ほう、一人で来たか。意図はわからないがまあいい。ファンネル!」 ナイチンゲールから飛び出す10基のファンネル。 ストライクフリーダムも残り2基のドラグーンを出して対抗するも、数の差は覆せない。 瞬く間にドラグーンは撃ち落とされた。だが キラ「これで……いい!」 シャア「速さが一段階、上がっただと!」 ドラグーンを全て射出したストライクフリーダムは、背中のウイングから光の翼を展開、 フル出力でナイチンゲールに突貫する! シャアは急いでファンネルを呼び戻そうとするが間に合わない。 キラ「うおおおおおおお!」 シャア「ちいい!」 ビームサーベルを振りかぶって襲い掛かるストライクフリーダム。 シャアは手持ちのビームライフルを投げ捨て、同じくビームサーベルで迎撃する。 シャア「無駄なことを! 先ほど同じ攻撃でやられたのをもう忘れたか!」 キラ「忘れちゃ……いないさ!」 そう言ってキラは鍔迫り合いをやめ、何を思ったかビームサーベルを投げ捨てた。 そして宙を切る敵のサーベルを避けつつ、しっかりと相手に抱き着く。 シャア「何を……」 キラ「もう少しだけもってくれよ、フリーダム!」 そしてスラスターを噴かし、ストライクフリーダムはナイチンゲールを抱えたまま前進した。 そのまま二機は、背後にあるアクシズの壁面に激突する。 キラ「今だキオ! バーストモードで、僕ごとシャアさんを倒して!」 シャア「なんだと!」 キオ「そ、そんな! できるわけないよ! いくらなんでも、キラ兄ちゃんごとシャアさんを撃つなんて……」 キラ「いいからやるんだ! シャアさんが動けないうちに……僕のフリーダムごと、ナイチンゲールの首を狩れ!!」 キオ「え……」 106オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/03/08(月) 01 07 53.96ID qPEaUKn00 __,... .....,,__ , < `ヽ / .... ∧. / ∧ . r‐──────‐、 .. i l 「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ∨ i. | l |⊂二] {二ニ⊃ l | | | !.| l | | | | l |\___/l l | | | l | . / ヽ\ |「マ ジ で !?」 レ'∧ ヽ __ / / \\__ ] └'/∧  ̄  ̄ /│ `ーr'. r‐ / ∧ / j |  ̄ ̄] l ∧ ; ' / |←キオ | | ̄ ̄\ ̄ ̄ ̄ / 一瞬で妖怪首おいてけと化したになったキオはバーストモードを発動。 とてつもない速さでナイチンゲールに向かって突貫する!! シャア「正気か貴様! 弟に自分ごと首を狩らせるとは……ええい、離せ!」 キラ「離すもんか! 約束したんだからね、絶対にシャアさんとアムロ兄さんを連れて帰るって!」 シャア「ちいっ!!」 シャアは苦し紛れに機体を殴りつけるも、ストライクフリーダムを殴りつけるもびくりとも動かない。 ならばと目標をAGE-FXに変え、展開していたファンネルでオールレンジ攻撃を仕掛けるが…… キオ「邪魔だあアアアアアア!!」 キオもまた、全方位にCファンネルを展開。一気に10基すべてのファンネルを撃墜する! シャア「馬鹿な!」 キオ「置いてけ! 大将首、置いてけ! チェエエエエエエエエストォーーーー!!」 青く光りながら突撃するAGE-FX。 ストライクフリーダムガンダムとナイチンゲール、二機の首は一瞬で切り落とされ、勝負は決まった。 アクシズ外縁部での戦闘結果 ストライクフリーダムガンダム……AGE-FXにより頭部を切断され撃墜 ガンダムAGE-FX……中破。パイロットのキオ・アスノは首狩り欠乏症を克服 ナイチンゲール……AGE-FXにより頭部を切断。戦闘不能 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ